○石坂太 委員長 以上で説明は終了いたしました。
質疑がございましたらお願いいたします。
関谷副委員長。
◆
関谷暢之 副委員長
補正予算についてお伺いします。本来は国体・
障害者スポーツ大会局のほうに伺う話かもしれませんが、
PCR検査体制はどのタイミングで行っていくのか、あるいは競技日程によっては何回実施するなどあると思いますので、その辺りについてもう少しお知らせください。
○石坂太 委員長
大牧スポーツ振興課長。
◎大牧
スポーツ振興課長 今回の
PCR検査については、他県の選手については来県120時間前までに検査をすることが指定されております。本県の選手については、
試合会場入り前まで120時間となっておりますが、その選手たちに今後委託する業者から
検査キットが送られて、
検査キットを各選手が
個人情報登録をし、検体を取り、業者に事前に送付をし、業者で検査をした後、その結果がその検体を送った選手の手元にメール等で届くという仕組みになっております。
今回の要求分ですが、大会前の検査について要求をするもので、大会後にもし必要という選手がおりましたら、それは各競技団体の強化費の中から出していただくということで進めているところです。
以上です。
○石坂太 委員長 関谷副委員長。
◆
関谷暢之 副委員長 よく分かりました。来県前、あるいは本県の選手団については
競技大会に臨む120時間前ということで、事後の部分についてはそれぞれということでよく分かりました。
アスリート、関係者の皆さん、当然のことながらそれだけの意識を持って臨んでいただける方々だと思いますので、その検査後の
自己管理といいますか、その分については申し上げるまでもない皆さんだとは思いますが、その辺りについてもしっかり啓発していただいて、安全な
大会運営をよろしくお願いしたいと思います。
以上です。
○石坂太 委員長
佐藤委員。
◆佐藤良 委員 関連して、これも
教育委員会に要望するような話ではないかもしれませんが、今年1月に日光市で開催された
冬季大会のときに、私も来賓の立場で
PCR検査を受けさせていただいて、やはりキットが送られてきて検査をして当日臨んだわけですが、かなり期間が短くて、当日でさえ結果が出ていない来賓の人もいて、会場に入れないという事案がありました。こちらは選手や派遣団に対する
PCR検査なのかもしれませんが、しっかり検査をするのであれば、期間もしっかり設けてやらないと、当日までに結果が間に合わないという事案が出てきてしまうと本当にやる意味もなくなってしまいますので、その辺りは
冬季大会の反省を生かして、しっかり体制を整えていただければと思います。よろしくお願いします。
○石坂太 委員長
大牧スポーツ振興課長。
◎大牧
スポーツ振興課長 今の
佐藤委員の要望に関連してですが、
冬季大会の際には72時間という少し短い時間の設定で、今回は、その反省を踏まえて120時間ということで、少し期間も余裕を持って取っておりますので、全選手が参加できるように配慮をしているところです。
○石坂太 委員長 ほかにございませんか。
山田委員。
◆
山田みやこ 委員 第7号議案の
使用料条例の一部改正なのですが、来年度から5年間の次期の
指定管理委託ということで、新たな制度の導入ということなのですが、今年も
駐車料金は発生しているかと思うのですが。新たに
指定管理を受けた方の裁量で
料金設定と
先ほど説明がありましたが、今年度とあまり変わらない
料金設定という想定をされているのでしょうか。
○石坂太 委員長
大牧スポーツ振興課長。
◎大牧
スポーツ振興課長 我々のほうで所管しておりますのは施設の使用料の部分で、先ほど申し上げましたが、現在の料金から0.5を乗じた額あるいは1.5を乗じた額の範囲の中で
指定管理者が自由に設定できることになっておりますので、それほど大きな差は生じないかと思っております。
以上です。
○石坂太 委員長
山田委員。
◆
山田みやこ 委員 金額的に幾らくらいになるのか、ある程度の幅を言っていただけると。0.5とか1.5を乗じてというと金額が幾らなのか想像できないのですが、幾らから幾らの間かというのは分かりますか。
○石坂太 委員長
大牧スポーツ振興課長。
◎大牧
スポーツ振興課長 今、各施設の料金表が手元にございませんので、後ほど報告させていただきます。
○石坂太 委員長
中谷教育次長。
◎中谷
教育次長〔
管理担当〕 ちなみに、駐車場のほうは都市公園の条例で規定しており、今回の第7号議案はあくまで施設のほうの
スタジアムや会議室の使用料、あるいは機材の使用料ですとか、そのようなものについての条例であり、駐車場のほうは、
県土整備部の
都市整備課のほうで規定しております。
○石坂太 委員長
山田委員。
◆
山田みやこ 委員 分かりました。そうはいっても、その場所に行くと
駐車料金はかかるので、県民の方は気になるかなと思いましたので、この条例の一部改正に当たっては、ある程度全体の金額が分かるとよろしいかなと思います。では後でお知らせいただくように
県土整備部のほうにお願いしたいと思います。
○石坂太 委員長
大牧スポーツ振興課長。
◎大牧
スポーツ振興課長 失礼いたしました。一例になりますが、
カンセキスタジアムの
陸上競技場の使用料で申し上げますと、通常の今設定をしている午前中の専用利用の料金が2万1,100円です。それに0.5から1.5を乗じますので、1万千円程度から3万1,650円の額の範囲の中で設定されるということです。
○石坂太 委員長 よろしいですか。それでは、詳しい資料等を後ほど
山田委員にお届けいただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
ほかにございませんか。
(「ありません」と呼ぶ声あり)
○石坂太 委員長 それでは、以上で質疑を終了いたします。
これより
付託議案の採決を行います。
第1号議案第1条歳出中
所管関係予算及び第7号議案について、一括して採決することにご異議ございませんか。
(「なし」と呼ぶ声あり)
○石坂太 委員長 それでは、ご異議がないと認め、一括して採決することといたします。
本案はそれぞれ原案のとおり決定することにご賛成の委員の挙手を求めます。
(
賛成者挙手)
○石坂太 委員長
挙手全員であります。
したがって、本案はそれぞれ原案のとおり可決されました。
次に、その他として
教育委員会事務局所管事項で何かございましたらお願いいたします。
山田委員。
◆
山田みやこ 委員
那須特別支援学校のことについて、前年度の
文教警察委員会でも
民主市民クラブの委員がお尋ねしたと思うのですが、3月29日と5月20日に説明会があり、当事者でない方や地域の方も出られたということです。また、那須塩原市では不採択にはなりましたが、那須町や矢板市、大田原市から誠意ある対応をということで意見書が出ておりまして、5月20日の説明会に参加された方からも
意見交換という形での開催であってほしかったという意見を聞きました。
昨年の7月に口頭で保護者の方に連絡があって、来年の3月には閉舎ということで非常に短い期間での閉舎に相当な驚きがあるということなのですね。そのことに対しての丁寧な説明が欠けていたのではないかという意見を聞きました。
5月20日の説明会で資料がなくて、スライドだけの説明であったとのことですが、そのことに対して、どうしてそういう説明だったのかということと、
学校教育法の第78条に設置義務の記載があるのですが、遠距離ということだけではなくて
教育的入舎というのが非常に効果があるということで、適度な距離感を子供と持ちながら、
社会自立に向けて効果があるとの評価を保護者の方はされておりまして、高等部に行けば行くほど
社会自立が近くなりますので、その思いは保護者の方には大きくなっていると聞きました。
それを考えると、もう少し丁寧な説明をしていただきたいと思うのですが、その点についてお願いします。
○石坂太 委員長
玉田特別支援教育室長。
◎玉田
特別支援教育室長 5月20日に説明会を開かせていただきました。その際、資料を配付せず、スライドで説明させていただいたのですが、説明会の後、スライドは、個人情報をカットしたものを参加してくださった方に配付いたしました。また、5月20日の説明を受けて、保護者の方々がどのように受け止めているのか、出席できなかった方もおりましたので、その方々の受け止めなども確認したいとは考えております。
那須特別支援学校については、引き続き丁寧な説明が必要と考えておりまして、次回の説明会の持ち方や開催時期を検討しているところです。
以上です。
○石坂太 委員長
山田委員。
◆
山田みやこ 委員 本当に丁寧な
意見交換、その場での思いがしっかりと伝わるような開催の仕方をしないと、やはり閉舎というのは非常に大きな問題だと思います。ただ全国的に閉舎が進んでいるのは分かるのですが、
利用人数が少なくなったとか、遠距離の児童生徒が少ないということが理由に挙げられているようなのですが、
新型コロナウイルス感染症のために1部屋1人ということで、
利用人数が10人だということを聞きました。26人の定員であっても10人だと。それでローテーションで寄宿舎が使えないときにはお休みする児童もいるということで、常時10人でやっているということなので、決して人数が少なくなったわけでもないし、
教育的入舎という効果は非常に大きいのではないかなと。それをもう少し全面的に考慮した上で、もう一度立ち止まって、閉舎が適当なのかどうか。また、
那須特別支援学校だけではなくて、
栃木特別支援学校についても、どのような意見があってどうなっているのかということも公表しながら、納得いく進め方をしていくのが教育的な立場にある
教育委員会のやることではないかなと思うのですが、そのようなところについてご意見をお願いしたいと思います。
○石坂太 委員長
阿久澤教育長。
◎阿久澤 教育長 この件については、どう進めていくかということも含めて、
教育委員会としても非常に重要に受け止めておりますので、これからも丁寧な説明をして参ります。実際に学校に入られている方、それから既に卒業されたOBの方、いろいろな立場があると思います。また
栃木特別支援学校の話もあります。
那須特別支援学校の話もあります。そういったことも含めて、様々なご意見をよく伺いながら進めていきたいと思います。
○石坂太 委員長
山田委員。
◆
山田みやこ 委員 分かりました。ただ、閉舎式の日にちまで書いている資料を見たという方もいらっしゃるのですね。ですから、もう少し立ち止まって、閉舎が必要なのかどうかというのは真剣に考えていただきたいと思いますし、地域の方で今は入っていなくても、例えば小中学校は地元の学校に入れても高等部になったら入れようかなという方もいらっしゃるかもしれませんし、いろいろな方がいらっしゃるので、当事者だけではなく地域の方も
特別支援学校の寄宿舎を広く検討するメンバーに入れていただきたいと思っています。
それと女子のお風呂が壊れていて本当に困っていると保護者の方がおっしゃっていましたので、早急にできるところはやっていただきたいと思います。重度の方は一つ何をやるにしても大変だと思います。そのようなところでの配慮を
教育的立場から最大限に生かしてやっていっていただきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
○石坂太 委員長 貴重なご意見でありますので、ぜひご検討ください。
保母委員。
◆
保母欽一郎 委員 関連で、私からも申し上げますが、今、
山田委員からもありましたが、大事なことは、説明を丁寧にするということだと思うのです。もう一つは、寄り添うという言葉がありますが、要はそのことをやることにおいて、どういう課題があって、どういう
マイナス点があるのだと。では、そこのところをどう補うのだと。ただやりますよという単純なことではなくて、民間と連携しながら、全て同じような形にできなくても、民間の力を借りて、いろいろ知恵を挙げれば、マイナスをできるだけ少なくできるのだと思います。そういうことが寄り添うということであり、特に大事なことだと思いますので、できるだけマイナスがないようなことで考えていただくことを私からも要望させていただきます。よろしくお願いいたします。
○石坂太 委員長
岡部委員。
◆
岡部光子 委員 それに関連して、5月20日の説明会ですが、何名ぐらいの保護者の方が出席なさったのでしょうか。
○石坂太 委員長
玉田特別支援教育室長。
◎玉田
特別支援教育室長 79名の参加がございました。
在校生保護者、また卒業生の保護者、関係者の方々になります。
在校生保護者が37名、卒業生の保護者が14名、そのほかということで、全体で79名です。
○石坂太 委員長
岡部委員。
◆
岡部光子 委員 今までに何回ほどこの説明会は行ってきたのでしょうか。
○石坂太 委員長
玉田特別支援教育室長。
◎玉田
特別支援教育室長 保護者等への説明会については、3月と5月と、今まで2回行っております。
○石坂太 委員長
岡部委員。
◆
岡部光子 委員
山田委員や
保母委員のご意見もございましたが、私は気になっている点がありまして、説明会の内容までは深く知ることはできませんが、OBやOGの方々のご意見がかなり強くて、実際に今、入舎している方の保護者の方のご意見が少なかったということをお聞きしていますので、そういったところを公平にお話を聞く上でも、OBやOGの方ではなくて、今困っている方々のお話に寄り添うということで、この次、もし機会がございましたら進めていっていただければ思います。要望です。
○石坂太 委員長 ほかにご意見ございますか。
(「なし」と呼ぶ声あり)
○石坂太 委員長 それでは、ないようでありますので
教育委員会事務局の議事を終了いたします。
次に、その他の所管事項について何かございましたらお願いいたします。
(「ありません」と呼ぶ声あり)
○石坂太 委員長 それでは、以上で所管事項について終了いたします。
以上で本日の日程は終了いたしました。
次回の
文教警察委員会は、7月19日火曜日に県内調査を実施いたします。
これをもちまして
文教警察委員会を閉会いたします。
午前10時28分 閉会...