• "冷風機等"(1/1)
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  1. 石岡市議会 2020-08-04
    令和2年第2回臨時会(第1日目) 本文 開催日:2020-08-04


    取得元: 石岡市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-06
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                 令和2年8月4日(火曜日)                   午前10時00分開会 ◯議長(池田正文君) おはようございます。ただいまの出席議員数は21名です。定足数に達しておりますので、ただいまから令和2年第2回石岡市議会臨時会を開会いたします。  これより本日の会議を開きます。  地方自治法第121条の規定により、議長において今臨時会に出席を求めた者の職氏名は、    市    長    谷 島 君      経済部長     額 賀 君    市長公室長     加 藤 君      都市建設部長   鶴 井 君    総務部長      越 渡 君      都市建設部理事                         兼駅周辺整備担当 宮 澤 君    財務部長      門 脇 君                         教 育 長    児 島 君    生活環境部長    鈴 木 君                         教育部長     豊 崎 君    保健福祉部長    金 井 君                         消 防 長    岡 野 君  以上であります。  次に、本日の議事日程は、お手元に配付いたしました議事日程表のとおりであります。  なお、新型コロナウイルス感染症の対策として、質疑や答弁などの発言の際、マスクを着用をしてこれを行うことを許可いたします。また、会議室の窓及び扉を開放して会議を行いますので、ご承知おき願います。
     これより議事日程に入ります。            ───────────────────────  日程第1 会期の決定 2 ◯議長(池田正文君) 日程第1、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。今臨時会の会期は、お手元に配付いたしました会期予定表案に示すとおり、本日1日といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 3 ◯議長(池田正文君) ご異議なしと認め、さよう決しました。            ───────────────────────  日程第2 会議録署名議員の指名 4 ◯議長(池田正文君) 次に、日程第2、会議録署名議員の指名を行います。  今臨時会の会議録署名議員は、会議規則第83条の規定により、   15番 関 口 忠 男 君   16番 櫻 井 信 幸 君 の両名を指名いたします。            ───────────────────────  日程第3 議案第63号 5 ◯議長(池田正文君) 次に、日程第3、議案第63号・令和2年度石岡市一般会計補正予算(第6号)を議題といたします。  直ちに提出者から提案理由の説明を求めます。  市長・谷島君。                  〔市長・谷島洋司君登壇〕 6 ◯市長(谷島洋司君) 本日ここに提案いたしました議案につきまして、概要をご説明申し上げます。  議案第63号・令和2年度石岡市一般会計補正予算(第6号)、今回の補正予算は、新型コロナウイルス感染症対策に要する経費を基本的な考え方として、予算の計上をいたしたものでございます。歳入歳出予算の総額にそれぞれ6億1,811万3,000円を追加しまして、補正後の歳入歳出予算総額をそれぞれ431億6,115万2,000円とするものでございます。財源といたしましては、国庫支出金を増額し、繰入金、諸収入を減額するものでございます。  補正予算の概要につきましては、第1表の歳入歳出予算補正のとおりでございます。  補正事項の主な内容を申し上げます。  最初に、総務費のシステム導入・推進経費932万9,000円でございます。こちらは、市職員が在宅勤務や分散勤務を行う際に必要となるシステムを整備するための経費を計上するものでございます。  次に、民生費の保育支援関係経費2,450万円でございます。国の事業として、市内の民間保育園等のマスクや消毒液の購入費用、新型コロナウイルス対策のための施設職員の時間外勤務手当等について補助を行う新型コロナウイルス感染症緊急包括支援補助金を計上するものでございます。  なお、公立保育所においても、同様の経費を計上いたしております。  次に、ひとり親世帯臨時特別給付金給付事業7,219万1,000円でございます。国の事業として、新型コロナウイルス感染症の影響による負担の増加や収入の減少を支援するため、収入の少ない独り親世帯の方に対する臨時特別給付金を給付する経費を計上するものでございます。  次に、新生児特別定額給付金給付事業4,549万円でございます。国の特別定額給付金の基準日である令和2年4月27日より後に生まれた新生児の保護者に対し、新生児1人当たり10万円を給付するための経費を計上するものでございます。  次に、農林水産業費農政企画経費1億900万円でございます。地域を支える農業者や農業者団体等感染防止対策とともに経営継続に向けた取組を支援するため、農業継続応援給付金及び農業団体等経営継続補助金を給付するための経費を計上するものでございます。  次に、商工費の商工振興事業1億4,830万1,000円でございます。セーフティーネット保証等の公的融資を受けた中小企業者等に対し、新型コロナウイルス関連融資応援給付金を支給するための経費及び国の家賃支援給付金の給付を受けた事業者を対象とした上乗せ給付を行うための経費を計上するものでございます。  次に、観光対策経費6,271万円でございます。石岡市への誘客促進と地域経済支援のため、観光協会加盟店等で利用できるクーポン券を発行するための経費や、ウェブ会議システム等を通じて行うオンラインツアーを実施するための経費、また、市の観光施設における感染症予防対策と利用者への安全なサービス提供のためのパーティション等を設置するための経費を計上するものでございます。  次に、消防費の防災行政無線整備事業3,931万円でございます。防災ラジオの各戸配布に当たり、配送業者による配布に変更するため、委託料等の経費を計上するものでございます。  次に、教育費の小学校費における学習保障等支援事業2,015万円でございます。市内各小学校の水洗レバーハンドルの改修や冷風機等の購入などの経費を計上するものでございます。  なお、次の中学校費におきましても同様の経費を計上し、あわせて、修学旅行等キャンセル料を助成するための補助金を計上してございます。  次に、放課後児童健全育成事業1,800万円でございます。国の事業として、市内の民間児童クラブのマスクや消毒液の購入費用等に対し補助する新型コロナウイルス感染症緊急包括支援補助金を計上するものでございます。また、公立の児童クラブにおいて、空気清浄機やマスク等を購入するための経費を計上するものでございます。  以上が今臨時会に提案いたしました議案の概要でございます。ご審議の上、議決を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明を終わります。 7 ◯議長(池田正文君) 以上で提案理由の説明は終わりました。  これより質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。  なお、質疑を行う議員におかれましては、質疑の前に一括方式と一問一答方式のいずれを選択するかあらかじめ発言願います。  質疑はございませんか。  12番・小松豊正君。                 〔12番・小松豊正君登壇〕 8 ◯12番(小松豊正君) おはようございます。12番・日本共産党小松豊正です。  議案第63号・令和2年度石岡市一般会計補正予算(第6号)について、一問一答方式で議案質疑を行ってまいります。  まず、歳出から始めたいと思います。一応、概略的な説明はございましたけれども、細部についてなど、順次質問をしてまいります。  最初の総務費のシステム導入・推進経費932万9,000円ですけれども、要するに、これは石岡においてもオンラインといいますか、コロナに対応した、そういうオンラインのやっぱり執務体制をつくることの内容というふうにお伺いしましたけれども、もう少し詳しく説明をお願いいたします。 9 ◯議長(池田正文君) 総務部長・越渡君。 10 ◯総務部長(越渡康弘君) お答え申し上げます。今般、新型コロナウイルス感染症が拡大傾向にあるという中で、いまだ終息が見えない中で、第3波、第4波に備えまして、テレワーク環境というものを整備するというものでございまして、職員が職場へ出勤が困難な状況というのが出てくるかと思いますが、そういった際に庁外にいても、タブレットですとか、パソコンなどから庁内システムにアクセス可能とすることで、事業継続性の確保を図るというものでございます。  以上でございます。 11 ◯議長(池田正文君) 12番・小松豊正君。                 〔12番・小松豊正君登壇〕 12 ◯12番(小松豊正君) それでは、次に、民生費のことですけれども、新型コロナウイルス感染症緊急包括支援補助金、これも説明がございましたけれども、これは公立保育園も含むということなんですけれども、多分、この限度があって、それに施設を掛けたものだと思いますけれども、積算根拠を説明してください。 13 ◯議長(池田正文君) 保健福祉部長・金井君。 14 ◯保健福祉部長(金井 悟君) お答えいたします。新型コロナウイルス感染症緊急包括支援補助金2,450万につきましては、民間の保育関連施設、保育園、幼保連携型認定こども園小規模保育事業所認可外保育施設20施設及び対象4事業を実施する15施設29事業分に対しまして、新型コロナウイルス感染防止のための備品、衛生用品等の購入費用及び施設職員による消毒作業の時間外勤務手当等の費用として、1施設または1事業当たり最大50万円を補助するものでございます。  なお、この費用は、国庫補助、新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金が10分の10充てられることになってございます。  以上でございます。 15 ◯議長(池田正文君) 12番・小松豊正君。                 〔12番・小松豊正君登壇〕 16 ◯12番(小松豊正君) 1つの施設を50万円を限度に、つまり49施設だと思います。掛ける49でこうなりますので。これは公立も、民間の今言われた非常に様々な保育関係の施設が対象となると。  時間外手当というのは、どのように見積もって計算していますか。 17 ◯議長(池田正文君) 保健福祉部長・金井君。 18 ◯保健福祉部長(金井 悟君) こちらにつきましては、時間外手当については、こちら、対象4事業、一時預かり事業、延長保育事業地域子育て支援拠点事業、病後児保育事業という4事業に対しまして、職員の消毒等の対応に対する経費ということで、実績に応じて最終的に精算して、支給するような形になると考えております。  以上でございます。 19 ◯議長(池田正文君) 12番・小松豊正君。                 〔12番・小松豊正君登壇〕 20 ◯12番(小松豊正君) そうすると、これはコロナ関係で、つまり時間外というのは、保育の時間外によってというのではなくて、それが終わった後のコロナ関係の消毒などの、そういういつもやっていない仕事をやらなきゃならないので、その時間外という意味で考えているという意味ですか。 21 ◯議長(池田正文君) 保健福祉部長・金井君。 22 ◯保健福祉部長(金井 悟君) この事業に対する補助対象経費でございますが、議員ご指摘のとおり、職員が勤務時間外に消毒、清掃等を行った場合の超過勤務手当、それに加えまして、非常勤職員を雇用した場合の賃金等が加わってございます。  以上でございます。 23 ◯議長(池田正文君) 12番・小松豊正君。                 〔12番・小松豊正君登壇〕 24 ◯12番(小松豊正君) 次に、ひとり親世帯臨時特別給付金給付事業7,219万1,000円についてでございますけれども、これは子どもが1人の場合は5万円給付すると、2人以上、3万円給付するという内容と理解しますけど、それで間違いないですか。 25 ◯議長(池田正文君) 保健福祉部長・金井君。 26 ◯保健福祉部長(金井 悟君) 給付金額ですけれども、議員ご指摘のとおり、基本給付といたしましては1世帯当たり5万円、第2子以降、1人につき3万円ということになっています。それに加えまして、追加給付といたしまして、こちら、1世帯当たり5万円。これは、所得の減少状況に応じまして給付する予定となってございます。  以上でございます。 27 ◯議長(池田正文君) 12番・小松豊正君。                 〔12番・小松豊正君登壇〕 28 ◯12番(小松豊正君) 基本的に、子ども1人の場合は5万円と、2人以上は3万円ということだと思いますけれども、この3万円というのは、1人が増えるごとにこの3万円が増えていくということですか。つまり、子どもがそれ以上増えれば、掛ける3万円ということで増えるという計算になるんですか。 29 ◯議長(池田正文君) 保健福祉部長・金井君。 30 ◯保健福祉部長(金井 悟君) 第2子以降、1人につき3万円を加算するということになってございます。  以上でございます。 31 ◯議長(池田正文君) 12番・小松豊正君。                 〔12番・小松豊正君登壇〕 32 ◯12番(小松豊正君) これは、対象世帯数はどのように見込んでいるのか、お伺いします。 33 ◯議長(池田正文君) 保健福祉部長・金井君。 34 ◯保健福祉部長(金井 悟君) お答えいたします。対象世帯数でございますけれども、令和2年6月分の児童扶養手当受給世帯ということで、支給実績656世帯でございますが、これに加えまして、現在未認定部分の10世帯と修正申告等の手続により新たに対象となる世帯を12世帯と見込み、678世帯を想定しております。  以上でございます。 35 ◯議長(池田正文君) 12番・小松豊正君。                 〔12番・小松豊正君登壇〕 36 ◯12番(小松豊正君) 678世帯ということですね。  次に、農林水産事業ですけれども、農業継続応援給付金3,400万についてですけれども、これは、いわゆる商業とか何かの場合は事業継続交付金ということで、国もありますし、石岡市独自でもつくられてよかったと思いますけれども、農業の場合はどうなのかということについては、農業も持続化給付金は使えるということにはなるわけですけれども、石岡市が農業継続応援給付金というふうに提案されているわけですけれども、3,400万、これはどういう農業がどういう場合にこの対象になるのかお伺いいたします。どういう農業として。どうぞお願いいたします。 37 ◯議長(池田正文君) 経済部長・額賀君。 38 ◯経済部長(額賀 均君) お答えします。新型コロナウイルス感染症の影響を受けまして、克服することを目的として、国の経営継続補助金等の交付を受けた経営体に対しまして、市のほうで上乗せ、20万円を限度として支給するものでございます。農業を主に取り組んでいる方が対象となると考えております。  以上です。 39 ◯議長(池田正文君) 12番・小松豊正君。                 〔12番・小松豊正君登壇〕 40 ◯12番(小松豊正君) そうしますと、国の交付対象になるのにやっぱり市独自でやるということなんですけれども、これは国の交付対象にならない農業もあるわけでしょう。かなり規模が小さいとか。全くそれは関知外ですか。何とかそれはしたほうがいいと思うんだけど、いかがですか。 41 ◯議長(池田正文君) 経済部長・額賀君。 42 ◯経済部長(額賀 均君) あくまでも今回の農業継続応援給付金につきましては、農業を継続する、新型コロナウイルス感染症の影響を受けても農業を維持していく、そういった取組の方に対して、国のほうで経営継続補助金を創設してございます。それを受けまして、市のほうもそういった農業経営体に対しまして上乗せを補助するということでございますので、この国の制度に対象にならない方については、今回の事業の対象外ということになります。
     以上でございます。 43 ◯議長(池田正文君) 12番・小松豊正君。                 〔12番・小松豊正君登壇〕 44 ◯12番(小松豊正君) ですから、経済部としてですね、国の農業のこの応援給付金に対象になる場合と、対象にならない場合と。多分、対象にならない場合も、農業をやっている方は、つまり、それだけ専門にやっているか、あるいはまたそうでない場合もあると思うんですけれども、農業というふうに、角度から見れば、かなり国のそういう対象にならないのも多いと思うんですけれども、それはどのように、どんな世帯、どのような数があるというふうにお考えですか。これが国から漏れる場合ですね。 45 ◯議長(池田正文君) 経済部長・額賀君。 46 ◯経済部長(額賀 均君) お答えします。先ほどもご答弁申し上げましたが、国の制度にのっとった形で、市のほうで上乗せをするという形でございます。  市のほうで、どの方、どういった農業者が該当するのかということでございますが、主に農業で生計を立てている、例えば認定農業者、こういった方が対象になると思われます。今回、その認定農業者の数で申し上げますと、238ございます。そのうちの約70%で、170件を見込んでの積算をしてございます。これ以外でも、認定農業者以外でも、農業をしている方が国のほうにこの制度を活用して申し込むといった場合には、該当になるものでございます。  以上でございます。 47 ◯議長(池田正文君) 12番・小松豊正君。                 〔12番・小松豊正君登壇〕 48 ◯12番(小松豊正君) 認定農家、238を一応考えていると。認定の場合、かなり大きいですよね。いわゆる専業でやっている方だと思うんですけれども。それ以外の方についてはどうなのかも、私は一応検討はしてもらいたいと思います。それは希望として述べておきたいと思います。  次に、この農業団体等経営継続補助金7,500万円ですけれども、農業団体等、「等」というと、いろんな団体がありますけれども、具体的にはどういうところを指すんですか。対象についてですね。 49 ◯議長(池田正文君) 経済部長・額賀君。 50 ◯経済部長(額賀 均君) お答えいたします。先ほど農業継続応援給付金、こちらについては国の制度で申し上げますと、20名以下の農業法人、または個人という形になってございます。  今回の農業団体等経営継続補助金、これは市単独でございます。20人を超える農業法人を対象にしてございます。市内では、約15団体程度と見込んでございます。  以上でございます。 51 ◯議長(池田正文君) 12番・小松豊正君。                 〔12番・小松豊正君登壇〕 52 ◯12番(小松豊正君) これはこの補正予算が決まれば、具体的に申請が始まりますけれども、申請の方法は、これは経済部にどういう方法で申し込むことになるんですか。どのようにお考えでしょうか。 53 ◯議長(池田正文君) 経済部長・額賀君。 54 ◯経済部長(額賀 均君) こちらに関しては、今回、その予算が成立した後には、市役所の農政課が窓口になります。そういった周知の方法については、市のホームページ、または農協さん等を通して、広く農業者に対して周知をしていきたいというふうに考えてございます。  以上でございます。 55 ◯議長(池田正文君) 12番・小松豊正君。                 〔12番・小松豊正君登壇〕 56 ◯12番(小松豊正君) 商工費に移ります。新型コロナウイルス関連融資応援給付金7,600万についてでございますけれども、先ほど概略説明がありましたけれども、この7,600万円といった場合のどういう計算を、算出基礎は、算出根拠はどういうふうに考えているんですか。 57 ◯議長(池田正文君) 経済部長・額賀君。 58 ◯経済部長(額賀 均君) お答えします。新型コロナウイルス関連融資応援給付金の積算根拠でございますが、これまで市のセーフティーネット(4号)、(5号)、危機関連保証の認定件数と政府系金融機関の融資数、また、今後の融資見込みの数を足して、760件を給付件数と見込んでおります。  以上でございます。 59 ◯議長(池田正文君) 12番・小松豊正君。                 〔12番・小松豊正君登壇〕 60 ◯12番(小松豊正君) 計算上、760件で10万円ですね。10万円の計算になります。  次に、この中小企業家賃支援給付金7,200万円ですけれども、私は6月議会でも質問いたしまして、市長に対して石岡市独自でも家賃支給を考えてくれ、検討しますというご答弁だったんですけど、それが今回の補正予算に具体化されて、非常によかったなというふうに考えているんですけれども、ただ、この国の家賃補助の場合は、ご案内のように、これは先ほど、いわゆる1事業者20万円を360件で7,200万円という計算になると思うんですけど。ただ、国の対象は、5月以降になっているんですよね。実際に、石岡の家賃を借りて営業している方は、2、3、4とこの辺もやっぱり非常に大きな収入がないのに家賃が発生して、困り果てているわけですけれども。  国の対策は、世論に押されて一応決まったんですけれども、非常に遅れまして、ご案内のように、5月以降、1か月で5割売上げ減が連続した場合、3か月で売上げ3割減となった場合が対象ですけれども。しかし、実際には、3月以降の売上げ減で苦しんでいる業者も多いんですね。ですから、国の基準は、私は非常に不十分だと考えているんですけれども。  そういう点で、3月期以降の問題だとか、それから、国の基準はこういうふうに5割とか、3か月、3割とかと、こういう基準があるんですけど、これに漏れた業者はどうするのか、どのようにお考えでしょうか。 61 ◯議長(池田正文君) 経済部長・額賀君。 62 ◯経済部長(額賀 均君) ご答弁いたします。今回の中小企業等緊急家賃支援給付金につきましては、国の制度にのっとった形で、市のほうで上乗せを給付をするということでございますものですから、あくまでも国の制度にのっとった形という形になります。  以上でございます。 63 ◯議長(池田正文君) 12番・小松豊正君。                 〔12番・小松豊正君登壇〕 64 ◯12番(小松豊正君) ですから、私の質問に対する答弁としては、不十分だと思うんですけれども。国の対象は、先ほど私が言ったことで、もう始まっているわけですけれども。だから、5月からとなっていますので、5月前の。  それから、こんなに5割売上げ減とかならない、そういう場合にも、持続化給付金の場合は、石岡市でつくったでしょう、3割から5割まで。石岡市独自で、国の基準、国の持続化給付に漏れた人を救う手だてを取りましたよね。これは非常によかったと思うんですけれども。  そういう点で、家賃の問題についても、そういう態度、対策を取って、できるだけ多くの家賃補助を求めている方に温かい手を差し伸べるべきじゃないかと思うんですけど、いかがでしょうか。 65 ◯議長(池田正文君) 経済部長・額賀君。 66 ◯経済部長(額賀 均君) お答えします。国の給付金の対象外ということでございますけれども、現時点におきましては、国の給付金の対象とならない方への給付支援はございませんが、事業者にとって、地代や家賃など固定費の負担は、事業を継続する上で非常に大きな負担となっていると思われます。  今回、6月補正にて予算化をいたしました、先ほど議員ご指摘のとおり、売上高50%未満の方が該当いたします、石岡市中小企業等事業継続給付金事業の内容などを引き続き行うとともに、新たな支援についても検討してまいりたいというふうに考えてございます。 67 ◯議長(池田正文君) 12番・小松豊正君。                 〔12番・小松豊正君登壇〕 68 ◯12番(小松豊正君) 家賃については、やっぱり一定の大きな問題でありまして、特に石岡の場合は、ご存じのように、石岡市周辺はかなり一定の方が持っておられまして、ほとんどの方が借りてやらざるを得ないと、商売は。ですから、この家賃補助というのは非常に、今後、店を続けられるかどうかを左右するような、大きな問題になっているわけです。  それで、私がいろいろ調べたらば、県内でも笠間市などでは、先ほど言った国の家賃補助に漏れるところも、具体的にやっぱりそれを救う対策を取っているんですね。ですから、ぜひよく調査もしていただいて、9月議会の補正予算に組まれるように努力をしていただくようにお願いしたいと思いますけれども、市長、いかがでしょうか。市長の見解をこの点でお願いしたいと思いますけど。 69 ◯議長(池田正文君) 市長・谷島君。                  〔市長・谷島洋司君登壇〕 70 ◯市長(谷島洋司君) お答えいたします。新型コロナウイルス感染症が続く中、市民の皆さんの命と暮らしを守りながら、市内事業者の事業継続を市として支えていかなければならないと認識しております。そのため、今後も国、県等の動向を踏まえ、状況を見据えながら、市独自の経済支援対策につきまして引き続き検討し、取り組んでまいりたいと考えております。 71 ◯議長(池田正文君) 12番・小松豊正君。                 〔12番・小松豊正君登壇〕 72 ◯12番(小松豊正君) 市長の答弁もございましたので、ぜひ経済部などにおかれましては、実際の生の、やっぱりそういう家賃を払いながら商売を続けている人がどういうふうな声を上げているのか具体的に調べてもらって、その生の声を聞いてもらって、それで、ほかの自治体でもやっている、国の家賃補助から漏れた方をできるだけ。やはり国の第2次補正予算もあるわけですから使って、9月議会に向けて具体化をしていただくようにお願いしたいと思います。  次に、消防費の問題で、防災ラジオの申請受付業務委託料918万9,000円についてでございます。これ、私の認識としては、申請を受け付ける、つまり、防災ラジオが全戸にやはり配布していくと、来年の2月、3月には届くと、4月1日に運用開始となるというのは、委員会でも私が個別に聞いたところでも、そのような担当部のご答弁でございました。  そこでお伺いしたいんですけれども、防災ラジオの財源ですね。財源は、私が見るところはやっぱりコロナ対策の国の補正予算を使うというふうに理解できるんですけれども、これは、本来はどういう財源でやろうとしていたのか、今回はこの財源については、どういうふうに替えられたのかといいますか、考えておられるのか、地方創生臨時交付金を充てるのかどうなのか、このことをお伺いしたいと思います。 73 ◯議長(池田正文君) 総務部長・越渡君。 74 ◯総務部長(越渡康弘君) お答え申し上げます。ご質問でございますが、防災ラジオの業務委託関係につきまして、議員ご指摘のとおり、当初予算におきましては、シルバー人材センターを活用しまして、そこから各区長さんなどが取りまとめを行うために申請書を各戸に配っていただきまして、それで、その後、申請を受けまして、その申請に基づいて、区で区長さんが配布するというような方式を取ってございまして、防災無線の2年間の継続費の中での国からの財源を充てまして、実施する予定でございました。  今般、先ほどもございましたように、この新型コロナウイルス感染症の状況を受けまして、なるべく密を避けるという意味と、委員会からもございましたように、区長さん方への負担をなるべく軽減してくれというようなご要望も頂きました。そういった中で、一括に電算によりまして申請書を打ち出しまして、そこから今度は各戸へ申請書のほうを送付させていただきまして、また、郵送で折り返しこちらに申請を頂くと。その後、申請に基づきまして、運送会社さんのほうに一括して各戸へ配布をしていっていただくという方式に、今般切り替えたところでございます。  財源でございますが、今回、議員さんご指摘のとおり、地方臨時交付金ですか、地方創生としての臨時交付金、それを活用するということでございます。  以上でございます。 75 ◯議長(池田正文君) 12番・小松豊正君。                 〔12番・小松豊正君登壇〕 76 ◯12番(小松豊正君) 一応、分かりました。  次に、この教育費の問題ですね。小学校も中学校もあるわけですけれども、学校施設改修工事というふうに書いてございますけれども、学校施設の何をどのように改修工事するのか、具体的な内容について説明をお願いします。 77 ◯議長(池田正文君) 教育部長・豊崎君。 78 ◯教育部長(豊崎康弘君) 学校再開に伴う感染症対策としまして、小学校の水道の蛇口、これを731か所、中学校におきましては236か所、回す方式からレバー方式、これに取り替えるというものでございます。  以上です。 79 ◯議長(池田正文君) 12番・小松豊正君。                 〔12番・小松豊正君登壇〕 80 ◯12番(小松豊正君) 今の内容の中に、私がちょっと耳に挟んだのは、大型冷風機というのは入っていないんですか。 81 ◯議長(池田正文君) 教育部長・豊崎君。 82 ◯教育部長(豊崎康弘君) その下にあります教育用備品、小学校、中学校それぞれございますが、そこに大型冷風機が入ってございます。  以上です。 83 ◯議長(池田正文君) 12番・小松豊正君。                 〔12番・小松豊正君登壇〕 84 ◯12番(小松豊正君) 大型冷風機が教育用備品として入るということなんだけど、よく分かるように説明してもらいたいんだけど。これは1つの学校にどういうところにつけるのか、それをちょっと、具体的な内容をお伺いしたいと思います。 85 ◯議長(池田正文君) 教育部長・豊崎君。 86 ◯教育部長(豊崎康弘君) お答えいたします。各小学校におきましては、体育館を想定しておりますので、各2台ずつ、合計38台となります。また、中学校におきましては、体育館、武道館を含めまして、各学校3台ずつ、合計15台ということになります。  以上です。 87 ◯議長(池田正文君) 12番・小松豊正君。                 〔12番・小松豊正君登壇〕 88 ◯12番(小松豊正君) 要するに、そういう体育施設、講堂は、クーラーをつけるわけにはいかないといいますか、財政的にも。だから、大型冷風機で対応すると、暑さそのもの、そういうお考えですよね。 89 ◯議長(池田正文君) 教育部長・豊崎君。 90 ◯教育部長(豊崎康弘君) 議員ご指摘のとおりでございます。  以上です。 91 ◯議長(池田正文君) 12番・小松豊正君。                 〔12番・小松豊正君登壇〕 92 ◯12番(小松豊正君) それじゃ、歳入に移りたいと思います。  歳入につきましては、国庫支出金8億5,219万2,000円というふうになっているわけです。  質問は、石岡市の地方創生臨時交付金の限度額は、第1次が2億7,586万6,000円と、第2次の地方創生臨時交付金の限度額が6億8,555万3,000円、合わせて9億6,141万9,000円となるわけでございます。ですから、これだけの枠がある中で、これに対してこの8月に、今やっている臨時議会までに具体化された総額は幾らになりますか。 93 ◯議長(池田正文君) 市長公室長・加藤君。 94 ◯市長公室長(加藤乃利明君) お答えいたします。1次申請分として2億7,743万2,000円、2次申請分として4億4,013万9,000円ということで、合計7億1,757万1,000円ということで、残額に関しては今後の補正予算で計上させていただきたいと考えております。  以上です。 95 ◯議長(池田正文君) 12番・小松豊正君。                 〔12番・小松豊正君登壇〕 96 ◯12番(小松豊正君) まだかなりこの限度額の残があるというご答弁でしたけれども、これはどのようにこれから具体化して、見通しを立てていくのか。いつまでに具体化しなければならない、どのようにやっていくのか、その見通しについてお伺いしたいと思います。 97 ◯議長(池田正文君) 市長公室長・加藤君。 98 ◯市長公室長(加藤乃利明君) お答えいたします。2次補正分の締切りが、以前にもお話ししましたけれども、9月30日になっております。そこが1つの期限と申しますか、そこに向けて各庁内の担当部局の提案を整理いたしまして、予算要求していきたいと考えております。
     以上です。 99 ◯議長(池田正文君) 12番・小松豊正君。                 〔12番・小松豊正君登壇〕 100 ◯12番(小松豊正君) 分かりました。  それから、繰入金ですね。これは減額になっているわけですけれども、1億7,459万2,000円ですね。これはその理由と内容、これについて説明をお願いします。 101 ◯議長(池田正文君) 財務部長・門脇君。 102 ◯財務部長(門脇 孝君) ご答弁申し上げます。今回の補正予算におきまして、国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を7億1,757万1,000円予算計上してございます。この中には、これまでの補正予算の中で一般財源を活用しました、一般財源でございますが、具体的には、前年度からの繰越金となってございます。こちらの繰越金を活用いたしまして予算化をいたしました1次申請分の交付金に係る事業分として、1億8,500万円余りにつきましても含まれてございます。今回の補正予算で交付金を充当したことにより一般財源を減額することとなり、交付金事業以外の国の負担金や補助金などを含めて財源調整をいたしました結果、財政調整基金繰入金を減額したものでございます。  以上でございます。 103 ◯議長(池田正文君) 12番・小松豊正君。                 〔12番・小松豊正君登壇〕 104 ◯12番(小松豊正君) 市の財政当局としては、やはり石岡市の独自財源、財政調整基金などは誰も面倒を見てくれないから、国から来たときには国からのそういう臨時交付金をできるだけ合理的に活用していくという考えは分かるんですけれども、こういう本当に重大な経済危機でございますので、そういうことも当然考えなければならないでしょうけれども、そういうことも含めてもっと大胆に国の臨時交付金も活用するし、石岡市でやっぱり長い間ため込まれている財政調整基金も適切に活用すべきじゃないかというふうに私は考えているわけでございまして、そういうことも含めてご検討頂いて、積極的な補正予算案を9月議会に向けてつくっていただくように要請したいと思います。  次に、諸収入の減額5,948万7,000円について、その具体的内容はどういうことになっているのか、お伺いします。 105 ◯議長(池田正文君) 教育部長・豊崎君。 106 ◯教育部長(豊崎康弘君) 予算書の8ページ、9ページにあるように、雑入の中の、まず、学校給食費でございます。学校の一斉休校等を踏まえまして、急激に変化した家庭経済的負担軽減を図る観点から緊急的な措置として、市立小中学校の給食費の免除を行うものでございます。一斉休校により家庭への負担をかけたのは3月から5月までの3か月となったことを考慮しまして、免除する期間を3か月といたしました。実質上は、6月分、7月分、9月分ということになります。  小学生3,250人、3,800円を3か月で3,705万円、中学生につきましては4,400円、1,700人の3か月ということで2,244万円、合わせて5,949万円の減ということにさせてもらっております。その分、国のほうに、今回のその原資は、財源は、地方創生臨時交付金を充てるということになってございます。  以上です。 107 ◯議長(池田正文君) 12番・小松豊正君。                 〔12番・小松豊正君登壇〕 108 ◯12番(小松豊正君) 分かりました。今回のご努力頂きました補正予算の内容については、いろいろ答弁していただきました。  今回の補正予算に間に合わなかった追加施策、引き続き具体化して、市民の期待に応えていただくよう強く要望いたしまして、私の議案質疑を終わります。 109 ◯議長(池田正文君) ほかに質疑はございませんか。  19番・岡野孝男君。                 〔19番・岡野孝男君登壇〕 110 ◯19番(岡野孝男君) 令和2年第2回の臨時会の補正予算、一問一答方式で質問をいたします。今、同僚議員が事細かに質問されましたので、重複を避けまして質問をいたします。教育費の中の修学旅行等キャンセル料助成補助金263万6,000円ですけど、この修学旅行は中止となったということですか。 111 ◯議長(池田正文君) 教育部長・豊崎君。 112 ◯教育部長(豊崎康弘君) 市内5校とも5月に、まず、行く予定になっていましたが、それをコロナウイルスの状況を見まして、10月から11月へ延期したということでございます。今回は、そのキャンセル料でございます。  ただ、その10月、11月につきましても、今、学校と教育委員会と調整しまして、実施するのか。新聞紙上でも各市で中止という方向が打ち出されております。状況も踏まえまして、今後、延期で実施するのか、中止するのかを検討していきたいというふうに思っております。  以上です。 113 ◯議長(池田正文君) 19番・岡野孝男君。                 〔19番・岡野孝男君登壇〕 114 ◯19番(岡野孝男君) 修学旅行を実施するのか、行うのかというのは、いつ頃、大体決まる予定ですか。 115 ◯議長(池田正文君) 教育部長・豊崎君。 116 ◯教育部長(豊崎康弘君) 生徒のことも含めましてなるべく早く、今月中ぐらいには決定したいと思っております。 117 ◯議長(池田正文君) 19番・岡野孝男君。                 〔19番・岡野孝男君登壇〕 118 ◯19番(岡野孝男君) キャンセル料ですけれども、修学旅行ばかりではなくて、例えば宿泊学習なんかも、中学校あるいは小学校なんかでも計画をされていると思うんですけど、それについてキャンセル料が発生するのか、あるいは発生するとすれば、そのキャンセル料はどういうふうにするのかお尋ねいたします。 119 ◯議長(池田正文君) 教育部長・豊崎君。 120 ◯教育部長(豊崎康弘君) 小学校の宿泊学習等につきましても、各学校におきまして実施準備を進めておりましたが、現在の状況を踏まえまして、学校単位で中止、あるいは中止の検討をしているところでございますが、それにつきましてのキャンセル料という部分については把握してございません。 121 ◯議長(池田正文君) 19番・岡野孝男君。                 〔19番・岡野孝男君登壇〕 122 ◯19番(岡野孝男君) キャンセル料補助金の補助率は幾らになるのかお尋ねいたします。 123 ◯議長(池田正文君) 教育部長・豊崎君。 124 ◯教育部長(豊崎康弘君) 補助率というのは、臨時創生地域交付金のほうの10分の10が財源になってございます。 125 ◯議長(池田正文君) 19番・岡野孝男君。                 〔19番・岡野孝男君登壇〕 126 ◯19番(岡野孝男君) 要するに、保護者のキャンセル料に対する負担金はかからないということでよろしいんですか。 127 ◯議長(池田正文君) 教育部長・豊崎君。 128 ◯教育部長(豊崎康弘君) 議員ご指摘のとおり、本来であれば保護者が負担する部分を、今回の補正予算によりましてカバーするということになります。  以上です。 129 ◯議長(池田正文君) 19番・岡野孝男君。                 〔19番・岡野孝男君登壇〕 130 ◯19番(岡野孝男君) 各それぞれの宿泊学習について、各学校によってよく分からないというような答弁でしたが、宿泊学習についても、もしそれが中止になり、そしてキャンセル料等が発生した場合には、やはり保護者負担金は取るべきではないと。コロナ禍が原因で宿泊学習を中止になったとすれば、それは修学旅行と同じように、やっぱり保護者負担金は取るべきではないというふうに思うんですけれども、その点についてどういうふうに考えているかお尋ねをいたします。 131 ◯議長(池田正文君) 教育部長・豊崎君。 132 ◯教育部長(豊崎康弘君) 修学旅行におきましては、もう半年前とか1年前から行程を作って、宿泊施設を押さえているところから、キャンセル料、企画料等が発生しているのかなと思います。宿泊学習につきましては、バスを使って県内の宿泊施設が多いもので、そこにキャンセル料がかかるかどうかというのは分からないところですが、仮にかかるというようなことがあれば、議員ご指摘のように、前向きに検討していきたいと、同じように、保護者の負担がかからないようにしていきたいと思っております。  以上です。 133 ◯議長(池田正文君) 19番・岡野孝男君。                 〔19番・岡野孝男君登壇〕 134 ◯19番(岡野孝男君) 今、前の同僚の方から答弁がありました学校施設改修工事とか、教育用備品について、いろいろレバー方式に取り替えるとか、あるいは大型冷風機を備えるということですが、ただ、この予算を編成する、あるいは今後編成する際に、教育現場の意見を聴取しているのかお伺いいたします。 135 ◯議長(池田正文君) 教育部長・豊崎君。 136 ◯教育部長(豊崎康弘君) 先ほどの学校施設改修工事の蛇口のレバー化ですが、これにつきましては学校へアンケートを取りまして、それに基づいて修繕する箇所を決定してございます。  以上です。 137 ◯議長(池田正文君) 19番・岡野孝男君。                 〔19番・岡野孝男君登壇〕 138 ◯19番(岡野孝男君) これは今後、夏休みを短縮してコロナ禍と熱中症が懸念される中で、教育現場、例えば校長会などの声を予算に反映すべきではないかというふうに私は考えるんですけれども、教育長の見解をお尋ねいたします。 139 ◯議長(池田正文君) 教育長・児島君。 140 ◯教育長(児島裕治君) 現在のコロナウイルス感染が拡大している状況を鑑みますと、学校現場のやはり校長会、校長と、学校経営上、どういった対応が必要なのか、今後、感染症対策の徹底に努めるためには感染源を断つことであるとか、あるいは感染経路を断つこと、また、抵抗力を高めること、また、熱中症対策等も含めながら、本当に前向きに取り組んでいかなければならない事案でございますので、校長会等の意見も十分に参考にしながら、今後十分に取り組んでまいりたいと、そのように考えてございます。  以上でございます。 141 ◯議長(池田正文君) 19番・岡野孝男君。                 〔19番・岡野孝男君登壇〕 142 ◯19番(岡野孝男君) よろしくお願いをしたいと。例えば学校の子どもたちが感染をすると、それが家庭に入ると。例えば既往症とか高齢者が重症化しやすいというような新型コロナウイルスの傾向のようですので、その辺のところについては十分に注意をしていただきたいというふうに思います。  次に、民生費の保育所の関係ですけれども、内容は分かったんですけれども、例えば、現在、公立保育所は6時半まで子どもさんを預かっていると。実際に、5時から6時半につきましては、かなりぎゅうぎゅう詰めで保育をしているという傾向が公立保育所の中では見受けられます。これは保育士さんが少ないせいなのか、3密を避けてということには程遠いと私は思っているんですけど、それについて今後どういうふうに対応していくのかお尋ねをいたします。 143 ◯議長(池田正文君) 保健福祉部長・金井君。 144 ◯保健福祉部長(金井 悟君) お答えいたします。当市の保育所運営につきましては、当然、コロナウイルス感染症拡大防止のためにマスク着用、消毒等、手洗い等、徹底しているところでございますけれども、そういった中で、職員のほうは、一定の職員を適切に配置している状況でございますけれども、今後、また感染拡大も県内で増加傾向等もありますので、再度、マスク、アルコール消毒等の衛生備品等が今回、事業で購入する予定もありますので、そういった中で職員のほうの感染防止対策も徹底して、安心安全な保育所運営に努めていきたいと考えております。  以上でございます。 145 ◯議長(池田正文君) 19番・岡野孝男君。                 〔19番・岡野孝男君登壇〕 146 ◯19番(岡野孝男君) 幼児にはマスクは苦しそうなので、これはつけるのが正しいか正しくないか、私は分かりません。  ただ、今は時間外勤務手当の増という話でちょっと期待をしていたんですけど、保育士の増ではないんですよね。消毒作業のためというようなことなので。これ、5時で大体帰るんですけど、6時半まで見ているときに保育士さんが少なくなっていくと。その都合で子どもたちを、幼児を一部屋に集めて、そこで保育をすると、そういうことがあるので、非常にぎゅうぎゅう詰めになっているという状況が見受けられるんですよ。  だから、コロナウイルスの感染症の拡大防止、どうもこれも怪しいなと。公立保育所しか私、分かりませんけど、そういうことは避けるべきではないかと。毎日、石岡の防災無線で流されているのと保育所の実態は違うよというふうに私は思っています。これについては今後調査をして、十分に感染防止策を練っていただきたいと。  多分、私は保育士さんの数が少ないのかなと思っているんですよ。その辺もやっぱり十分に手当てをしていただきたいというふうに思います。  以上で私の質問を終わりにします。 147 ◯議長(池田正文君) ほかに質疑はございませんか。  14番・村上泰道君。                 〔14番・村上泰道君登壇〕 148 ◯14番(村上泰道君) 村上でございます。先ほど先輩、同僚議員から詳細な質疑がありましたので、その補完というわけではありませんが、聞き漏らした点も含めて、数点、一問一答方式でお伺いしたいと思います。  まず、1点目でございます。先般、全協でも配付されました交付金の資料も併せて、今回の補正予算のほうを見せていただいておるんですが、まず、感染予防拡大の実施要項の中にスクールバス、公用バス等の感染予防ということで、機器の導入ということで1,285万9,000円と書かれてございます。中身の補正予算を見ますと、総務費や民生費に公用車用備品、また、教育費に車両用備品というふうに詳細、分かれておりまして、その合計額がこの1,285万9,000円になっておるんですけれども、それぞれどういった予防機器を導入されるのか。同じであれば、同じものをということで答弁頂ければと思うんですが、その中身についてお伺いしたいと思います。 149 ◯議長(池田正文君) 財務部長・門脇君。 150 ◯財務部長(門脇 孝君) ご答弁申し上げます。総務費の公用車維持管理経費の公用車用備品でございますが、こちらの内容についてご答弁申し上げます。この公用車用備品につきましては、新型コロナウイルス感染症予防対策のため、公用バスに使用するものでございます。  まず1つ目は、オゾンガスの除染装置でございます。こちらにつきましては、オゾンガスを発生させることにより、人体に影響を与えず、ウイルスや細菌を除菌させることができるという可動式の装置でございます。  2つ目に、運転席の座席の後ろに取り付ける飛沫感染防止用のアクリル板でございます。  3つ目につきましては、手指消毒用のボトルの設置金具でございます。  以上でございます。 151 ◯議長(池田正文君) 教育部長・豊崎君。 152 ◯教育部長(豊崎康弘君) 教育委員会からは、小学校、中学校における、やはり通学バスについてでございます。今、財務部長からありましたように、運転席と後ろにアクリル板、それから消毒用のボトル設置の金具の購入費用となってございます。  バスについては、小学校の位置づけは6台、中学校については8台を予定してございます。  以上です。 153 ◯議長(池田正文君) 保健福祉部長・金井君。 154 ◯保健福祉部長(金井 悟君) 保健福祉部の所管のほうでお答えいたします。保健福祉部については、民生費、社会福祉費、社会福祉総務費のほうで、福祉バス維持管理経費のほうで、公用車用備品といたしまして、先ほど説明のありましたオゾンガス式除染装置のほう、こちら、福祉バス2台分を計上させていただいております。  また、その2段下の障害者福祉費のほうで、在宅心身障害者福祉作業所運営経費のほうの公用車用備品で、こちらにつきましては、福祉作業所に配備されている送迎バス、こちらについても同じように、オゾンガス式除菌装置とか、感染防止アクリル板、手指消毒用ボトル等を同様に設置する予定でございます。  以上でございます。
    155 ◯議長(池田正文君) 14番・村上泰道君。                 〔14番・村上泰道君登壇〕 156 ◯14番(村上泰道君) 先ほど総務費並びに民生費のバスについては、除菌装置とアクリル板とボトルの設置用ということでございましたが、教育費に関しては、アクリル板とボトルの設置という説明であったんですが、こちらは除菌の装置は設置しないということなんでしょうか。 157 ◯議長(池田正文君) 教育部長・豊崎君。 158 ◯教育部長(豊崎康弘君) 議員ご指摘のとおりでございます。 159 ◯議長(池田正文君) 14番・村上泰道君。                 〔14番・村上泰道君登壇〕 160 ◯14番(村上泰道君) それはなぜでしょうか。 161 ◯議長(池田正文君) 教育部長・豊崎君。 162 ◯教育部長(豊崎康弘君) まずはアクリル板と消毒用の金具、この設置で対応していきたいというように思ってございます。  以上です。 163 ◯議長(池田正文君) 14番・村上泰道君。                 〔14番・村上泰道君登壇〕 164 ◯14番(村上泰道君) 先ほど財務部長と福祉部長が公用車についての対応の必要性の中で、それぞれ感染拡大の予防について、必要な備品を取りそろえるということで説明があったわけですが、教育委員会所管のバスにはそれの必要性について検討されたのか。ただ、予算が足りないということはないと思うんですが、先ほど来、説明があって、今後、また予算計上していくということでありますけれど、なぜ設置しなくていいというふうになったのか、その辺はどうなんですか。今から、今回は補正予算ですので、間に合わないところもありますが、追加していく方向性なのか、いや、要らないというふうに考えているのか、そのあたりはいかがですか。 165 ◯議長(池田正文君) 教育部長・豊崎君。 166 ◯教育部長(豊崎康弘君) その件につきましてはちょっと今後、検討していきたいと思っております。  以上です。 167 ◯議長(池田正文君) 14番・村上泰道君。                 〔14番・村上泰道君登壇〕 168 ◯14番(村上泰道君) やはりやっておけばよかったなでは、取り返しがつかないと思っていますので。9月の補正が上がってくるのももう1か月後になってしまいますけれども、実際、9月から2学期が始まるわけですので、2学期が始まるのがお盆明けですね。もう2週間後でありますから、このあたりの危機感の持ちようがちょっと執行部内で分かれているということに大変残念に思っております。  続きまして、2点目です。保育支援関係で先ほど、保育所また学童について補助金等を準備するということで、マスク消毒等、また、時間外の手当ということで説明がありましたが、これらのマスク消毒関係の学校教育関係については、それぞれの事務用品の中に含まれているという理解で、まず、よろしいのか、確認をしたいと思います。 169 ◯議長(池田正文君) 教育部長・豊崎君。 170 ◯教育部長(豊崎康弘君) 議員ご指摘のとおりでございます。 171 ◯議長(池田正文君) 14番・村上泰道君。                 〔14番・村上泰道君登壇〕 172 ◯14番(村上泰道君) これ、今回は子ども福祉、教育福祉の範疇の中で、マスク備品、消毒液等ということでございました。これら、管轄がどこなのかというところもあるんですが、例えばなんですが、今、各全国的に教育現場や、いろんな福祉現場もそうですけど、集団感染が発生したときの、例えば防護服とか、そういった備品というのは、それぞれマスクと消毒液では対応できないと思うんですが、そういうものはもう十分在庫として行政のほうは確保しているのか、また、今後、こういう予算の中の備品の中にそういうのも含まれているのか、そのあたりについてちょっと確認したいんですが。これは福祉と教育ですので、それぞれお答え頂ければと思います。 173 ◯議長(池田正文君) 保健福祉部長・金井君。 174 ◯保健福祉部長(金井 悟君) お答えいたします。当市の感染予防のほうの備品でございますけれども、防護服、マスク、消毒等ですけれども、こちらは備蓄用として、前回の臨時会でも費用のほうを計上させていただいています。そういった中で、目標数字を決めまして、ある程度の数量は確保している状況でございます。  以上でございます。 175 ◯議長(池田正文君) 教育部長・豊崎君。 176 ◯教育部長(豊崎康弘君) 教育委員会独自としては、防護服はございません。先ほど保健福祉部長からあったように、市全体として備蓄しているというように認識してございます。  以上です。 177 ◯議長(池田正文君) 14番・村上泰道君。                 〔14番・村上泰道君登壇〕 178 ◯14番(村上泰道君) それは防護用の各備品、マスクや防護服、消毒液等が一時期的には比べれば、まだ手に入りやすくなってはおりますが、価格が上昇していたり、全国的な需要の関係で、やはり手に入りにくいということもありますので、行政として、消毒液については期限がございますけれども、そういう防疫関係の備品は、基本的には長年備蓄できるものについては早い段階で、目標値に達しているのでというわけでありませんけれども、多ければ多いほど、例えば市民に開放することもできますので、備品の拡充に向けた予算措置を今後図っていただきたいというふうに思います。  最後、3点目でございます。土木費にあります公共交通事業者緊急支援事業の160万について、内容をお尋ねしたいと思います。 179 ◯議長(池田正文君) 都市建設部長・鶴井君。 180 ◯都市建設部長(鶴井重則君) それでは、公共交通事業者緊急支援金160万円の内容についてご答弁申し上げます。新型コロナウイルスの影響によりまして、利用者が大きく減少した市内の公共交通事業者に支援を行いまして、現状の移動手段を確保するとともに、持続可能な公共交通を維持していただくための支援金となってございます。  こちらにおきましては、国の持続化給付金を受けられず、令和2年1月から6月のいずれか1か月における売上高が前年同月と比較いたしまして50%未満、減少している、市内に営業所のある路線バス事業者の公共交通事業者に負担するものでございます。内容としましては、基本額が30万円、保有車両1台につき2万円となっております。  以上でございます。 181 ◯議長(池田正文君) 14番・村上泰道君。                 〔14番・村上泰道君登壇〕 182 ◯14番(村上泰道君) 路線バスの市内の事業者、バスということでありましたので、対象事業者は1事業者ということでよろしいんでしょうか。 183 ◯議長(池田正文君) 都市建設部長・鶴井君。 184 ◯都市建設部長(鶴井重則君) ご答弁申し上げます。市内の該当する事業者は1社でございます。  以上でございます。 185 ◯議長(池田正文君) 14番・村上泰道君。                 〔14番・村上泰道君登壇〕 186 ◯14番(村上泰道君) 詳細、伺ってまいりました。内容については理解いたしましたが、今回、緊急的な補正ということ、あったということではありますが、それでも内容についてやはり不十分と感じている箇所もございます。これは一回発生してしまっては取り返せませんので、各部署においてできる範囲の予算措置できるよう、また9月の定例会の補正についても、しっかりと検討していただきたいというふうに思います。  以上で終わります。 187 ◯議長(池田正文君) ほかに質疑はございませんか。  7番・石橋保卓君。                  〔7番・石橋保卓君登壇〕 188 ◯7番(石橋保卓君) 大分時間も経過をしておるわけですけれども、簡潔にお伺いをいたしたいと思います。一問一答方式でお伺いをいたしますので、よろしくお願いいたします。  これまで3人の先輩議員の方々から詳細な質疑があったわけであります。そういう意味を踏まえまして、本当に必要なところだけ数点、お伺いをしていきたいというふうに思います。  まず、今回の補正予算が示されたときに、ちょっと私、違和感を感じまして、そういう部分がちょっと動機がありまして、今回、質疑をさせていただくわけです。  先ほど歳入の件で先輩議員のほうからも、繰入金、それから諸収入の部分の減額補正ということで質疑がありました。そういった意味の部分については、説明の中で了解をしたところであるわけですけれども、今回お示し頂きました補正予算を一読したときにちょっと違和感というようなお話を先ほどさせていただいたかと思いますけれども、今回、臨時交付金、当然、国のほうが想定をしている、用意をしているメニューの中での補正予算というような形になっているのかなというのがまず第一印象です。  石岡市独自としてのコロナ対策という部分がどこに載っているのかなというふうにざっと見てみたんですけれども、見当たらなかったと。国からの臨時交付金を今回、8億5,210万2,000円計上しております。その部分、諸収入の給食費ですか、この部分については減額は仕方がないのかなと思いますけれども、繰入金1億7,459万2,000円減額をしております。  真剣にコロナ対策という部分で、皆さん方が石岡市ではこういうこともやっていかなくちゃならない、ああいうこともやっていかなくちゃならないというようなお考えがあるんだとすれば、ここでこの一般財源、繰入金を減額するのではなく、国の交付金が該当しないところ、そういったところへ一般財源を投入して、ほかの自治体とは多少違った対応、石岡市はこういうことまでやっているんだと、そういうふうな内容の補正予算が今回上がってくるのかなと思いますけれども、そういう意味ではちょっとがっかりをしたというところです。  具体的に何点かお伺いをしていきますけれども、お答えを頂きたいと思います。  まず、13ページの新生児に対する特別定額給付金ですね。これ、今回、国の臨時交付金の中で該当しますよというメニューに後から加えられたので、当市においても提案をされてきたんでしょうけれども、全国的に見ますと、ほかの自治体では早い段階から独自の財源でもって、新生児に対する定額給付金を支給していたところがあったと、そういうところがあったというのが1つお伝えをしておきたいというところなんですけれども、今回、石岡市で考えている新生児に対する特別定額給付金、この該当するケース、どういった新生児に対して対処をしているのか、まず、お伺いをいたします。 189 ◯議長(池田正文君) 保健福祉部長・金井君。 190 ◯保健福祉部長(金井 悟君) お答えいたします。石岡市新生児特別定額給付金の給付対象者でございますが、令和2年4月28日から令和3年4月1日までにお生まれの方対象に、その親である父また母に対して給付したいと考えております。  給付条件といたしましては、期間内にお生まれになった乳児の最初の住民登録が石岡であること、当給付金の申請者となる父また母が乳児と同一の世帯であること、乳児の出生日から当給付金の申請まで引き続き石岡に住民登録があること、こちらを条件としてございます。  以上でございます。 191 ◯議長(池田正文君) 7番・石橋保卓君。                  〔7番・石橋保卓君登壇〕 192 ◯7番(石橋保卓君) そうしたところ、特別定額給付金、4月27日が基準日ということで運用が始まったわけです。今、部長がおっしゃられましたように、今年度、来年の4月1日までにお生まれになった赤ちゃんで、なおかつ、石岡市で最初に住民登録がされた赤ちゃんということが対象になってくるのかと思いますけれども、制度上、どうしても致し方ない部分であるのかなとは思うんですけれども、では、1日違いで来年の4月2日に生まれた赤ちゃんに対しては、当然出ないということになるわけですよね。  ただ、お母さん方がやっぱり臨月までおなかの中へお子さんを抱えて、コロナに対して細心の注意を払いながら出産を迎える。お母さんの体調によっては、早産になったり、お生まれになるのが遅くなってしまったりと、それぞれのケースがあるとは思うんですよ。そういう部分をどのようにフォローしていくのか、お考えになっているのか。もしそういうふうな対応を何かお考えでしたら、お伺いをしたいと思います。 193 ◯議長(池田正文君) 保健福祉部長・金井君。 194 ◯保健福祉部長(金井 悟君) 今回の新生児特別定額給付金でございますけれども、こちら、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用するということで行うことになっておりますけれども、こちらにつきましては、先ほど申し上げた対象者については、令和2年4月28日から令和3年4月1日に生まれた方ということで、当市としては国の特別定額給付金、今回実施していますこちらを補う側面という形で考えておりますので、こちらの点を考慮しまして、現時点ではこちらの給付金の延長は考えていないところでございます。  以上でございます。 195 ◯議長(池田正文君) 7番・石橋保卓君。                  〔7番・石橋保卓君登壇〕 196 ◯7番(石橋保卓君) 分かりました。想定されたお答えなのかなと思います。とはいいながらも、この新生児に対する特別定額給付金については、当初は国のほうも想定をしていなかった部分でありますよね。とは言いながらも、独自財源をもって、新生児に対して給付していきますよと、その地域の皆様方からの要望や不安を解消するために、早々と支給を決定した自治体も多数あります。その自治体の先行した制度を国のほうが後から追認したというような形が今現状ではないのかなと思うわけですよ。  やはり国の財源を当てにした制度設計をすると、今、部長がおっしゃられたようなお答えになってしまうのかなと。私が先ほどから言っているのは、その部分はその部分として、国の制度のほうから漏れた部分を石岡市はどういうふうに対応していくのか。これが今日ここにおいでの皆さん方に与えられた1つの課題ではないかなというふうに考えております。  議案質疑ではなくて、一般質問の範疇に入ってしまいそうなので、抑えながら進めたいと思います。あまり逸脱するようであれば、議長のほうで注意をしていただきたいと思いますけれども。  そういった部分、今後、そういったところの整備の拡大といいますか、市独自の救済策、対応策の拡大というものをお考えになっているのかどうか、市長のお考えをお伺いしたいと思います。 197 ◯議長(池田正文君) 市長・谷島君。                  〔市長・谷島洋司君登壇〕 198 ◯市長(谷島洋司君) 議員より様々なご提案も頂きました。周辺市町村と競争ではありませんので、しっかりと制度上、いいものを吸収しながら、石岡市独自の検討を進めてまいりたいと思っております。 199 ◯議長(池田正文君) 7番・石橋保卓君。                  〔7番・石橋保卓君登壇〕 200 ◯7番(石橋保卓君) 私は競争というふうには考えてはいないんですけれども。  1つの例として、先ほど先輩議員のほうから、宿泊学習の負担金に対する質疑がございました。私、今ちょっとお伺いしたかったんですけれども、今年度の成人式ですね。成人式のほうについては実施をするか中止にするかというふうなお考えがまだまとまっていないというのはちょっとお伺いしておりますけれども。ご父兄の方々が一番心配なさっているのは、ぎりぎりで中止が決定をすると、晴れ着のレンタル料、この部分が全額負担を強いられると。細かい話ですけれども、そういうふうな心配をなさっているご父兄の方もいらっしゃるわけですね。  それから、今日の新聞で確認してまいりましたけれども、感染者が飼育をしていたペット、犬が2頭、そこからコロナウイルスが検出されたと。まだ人から犬への感染なのか、たまたま飼い主から飛んだ飛沫が犬の口腔内に入って、それで反応してしまったのか、今後、抗体検査をした上でないと何とも言えないというような新聞内容でしたけれども。  最初にコロナウイルスが話題になったときに、たしかWHOだったと思うんですけど、まだ人・人感染は確認されていないというような話題があったかと思います。そういった話が出た途端、途端に一気に人から人への感染が爆発的に広がりまして、現状があるのかなというふうな部分ですね。そういう意味で、やはり小さい記事ではありましたけれども、ペットの犬が2頭感染をした。感染といいますか、コロナウイルスが検出された。私としてはちょっとかなり衝撃的な内容だったわけです。  そういう部分も踏まえて、いかなるどんな想定外の事態がこれから発生するか分かりません。そういう意味で、もう一度、原点に立ち返って、いかなる事態にも対応できるように。ましてや、国が認めていないから石岡ではできないんだよとか、そういうことではなく、いち早く市民の安心安全を確保するためには、そういうときにこそ一般財源を投入して、他市の範というわけでありませんけれども、市民の安全を確保する必要があるのではないかなというふうに思います。  ごめんなさい、一般質問になっていますので。先ほどの成人式の部分、教育委員会のほうで、現在どういうふうなお考えをお持ちなのか、お伺いいたします。 201 ◯議長(池田正文君) 教育部長・豊崎君。 202 ◯教育部長(豊崎康弘君) 例年、成人式は市民会館でやっていたところですが、使用中止、休館となりましたので、今回につきましては石岡運動公園で予定しているところでございます。石岡運動公園、面積が広くもございますし、2階席もあるということですので、ある程度のソーシャルディスタンスというか、距離は取れるのかなと思ってございます。  ただ、成人者が東京、関東周辺の大学とか、専門学校、あるいは働いている人もいるかもしれないということで、そういう感染者が多い地域に行っている方々が多いのかなということも考慮しているところでございます。  また、先ほども言ったように、決定はしていないというのが正直なところでございます。ただ、できる限り、そういった検温とか、消毒体制、距離のことも含めまして、やれる方向で考えていきたいというように思っているところでございます。  以上です。 203 ◯議長(池田正文君) 7番・石橋保卓君。                  〔7番・石橋保卓君登壇〕 204 ◯7番(石橋保卓君) すみません。教育部長のほうには想定外の質問だったかなと思いますので、その点については、陳謝をいたしたいと思いますけれども、冒頭、私が言いましたように、国の財源、臨時交付金がこれだけ来るよと。じゃ、これまで予定していた事業で、その中で、それで賄えるもの、そこへ充当していた一般財源は今回、全部削りましょうというのが今回の示された補正予算の概要なのかなというのは私なりに考えたわけです。  先ほどの繰り返しになりますけれども、やはり単純に全部国から出るお金で賄えるからいいや、自分たちの財布を出さなくてもいいんだという考えではなく、であれば、それに上乗せをして、国の制度で漏れてしまっている皆さん方をどうやって救済できるだろうと、そういうところに思いが至るのが皆様方の知恵の出しどころではないかなというふうに思います。  そういう意味で、かなり質疑としては逸脱してしまったかと思いますけれども、そういうところで、市民の皆さん方の安心安全を多少なりとも確保できるのであれば、ぜひやっていただきたいと。今日の補正予算にはもう間に合いませんけれども、9月の補正予算には本当に市独自の、隅から隅までというわけにはいかないと思いますけれども、市民の要望、市民の困ったところ、かゆいところに手が届くような、そういった市の施策が示されることを期待して、私の議案質疑、終了します。ありがとうございました。 205 ◯議長(池田正文君) ほかに質疑はございませんか。
                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 206 ◯議長(池田正文君) ないようですので、以上で質疑を終結いたします。  この際、お諮りいたします。本案については、会議規則第35条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 207 ◯議長(池田正文君) ご異議なしと認め、さよう決しました。  これより討論に入ります。討論は挙手によりこれを許します。  なお、討論は原案に反対の討論から始め、賛成討論、反対討論と交互に行います。  初めに、反対の討論はございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 208 ◯議長(池田正文君) 次に、賛成の討論はございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 209 ◯議長(池田正文君) ないようですので、以上で討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  議案第63号・令和2年度石岡市一般会計補正予算(第6号)を採決いたします。  お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 210 ◯議長(池田正文君) ご異議なしと認め、さよう決しました。  暫時休憩いたします。10分程度といたします。                   午前11時34分休憩            ───────────────────────                   午前11時47分再開 211 ◯議長(池田正文君) 休憩前に引き続き会議を開きます。            ───────────────────────  日程第4 意見書案第2号 212 ◯議長(池田正文君) 次に、日程第4、意見書案第2号・自治体への新型コロナウイルス感染症患者に係る情報提供に関する意見書を議題といたします。  直ちに提出者から提案理由の説明を求めます。  4番・大和田寛樹君。                 〔4番・大和田寛樹君登壇〕 213 ◯4番(大和田寛樹君) 4番・大和田寛樹ございます。  意見書案第2号・自治体への新型コロナウイルス感染症患者に係る情報提供に関する意見書を、石岡市議会会議規則第13条第2項の規定により提出いたします。  提出者、私、大和田寛樹、賛成者、石岡市議会議員、谷田川 泰、山本 進、村上泰道、石橋保卓、岡野孝雄、以上6名であります。  本案の朗読をもって提案理由の説明とさせていただきます。  貴職には、昨今の新型コロナウイルス感染症対策をはじめ、日々、県民の生命・身体・財産の保護に尽力をしておられることに、心から敬意を表します。  さて、本県内の新型コロナウイルス感染症の患者数はいまだに増加しており、収束の見通しが立たない状況下にあります。当石岡市内においても、発表されている患者数は現在3名、これに関連して臨時休業した教育施設も出ています。  そのような中で、当市が行う住民への情報提供は、県からの内容的、時間的な制約を受けつつも、その情報及び指示等に基づき、可能な範囲で最大限の努力をしてきたと認識をしております。しかしながら、市から住民に提供される情報は、結果的に極めて断片的で具体性を失し、時間的にも迅速性を欠いた状態と判断され、市内には県・市行政への不信感を抱く住民も多くなりつつあります。  これは当市に限った課題ではなく、県が改定版「茨城版コロナNext」の基本方針「一律の行動制限の回避」に関して触れた「県民自らの判断で自分の身を守る」上で、いずれの自治体においても住民に対する情報提供は、必要な内容の確保と迅速性が求められていることは論を待ちません。  このような状況に鑑み、当市議会は、以下の各項目を実現されるよう強く求めます。  1、新型コロナウイルス感染症患者に係る発表内容について、県民の安全で安心な暮らしの確保と個人のプライバシーの保護の両立に関する県の方針等を自治体に的確な説明を行うとともに、県民の理解が得られるよう広報に努めること。  2、新型コロナウイルス感染症患者に係る情報の発表に際しては、患者当人又は家族の意向に沿ったプライバシーの保護に十分配慮しつつ、自治体を通じて、住民が自らの判断で身を守る行動をとる上で必要な内容を確保し、その迅速な提供に努めること。  3、新型コロナウイルス感染症患者に係る情報は、報道機関への情報提供に先立って患者が居住する自治体へ通知し、当該自治体内の対応が支障なく行えるよう配慮すること。  以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。  令和2年8月4日、茨城県石岡市議会議長。  以上が本案の内容でございます。議員各位におかれましては趣旨をご理解頂き、本意見書案にご賛同賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明を終わります。よろしくお願いいたします。 214 ◯議長(池田正文君) 以上で提案理由の説明は終わりました。  これより質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。  なお、質疑を行う議員におかれましては、質疑の前に一括方式と一問一答方式のいずれを選択するかあらかじめ発言願います。  質疑はございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 215 ◯議長(池田正文君) ないようですので、以上で質疑を終結いたします。  この際、お諮りいたします。本案については、会議規則第35条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 216 ◯議長(池田正文君) ご異議なしと認め、さよう決しました。  これより討論に入ります。討論は挙手によりこれを許します。  なお、討論は原案に反対の討論から始め、賛成討論、反対討論と交互に行います。  初めに、反対の討論はございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 217 ◯議長(池田正文君) 次に、賛成の討論はございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 218 ◯議長(池田正文君) ないようですので、以上で討論を終結いたします。  これより採決に入ります。意見書案第2号・自治体への新型コロナウイルス感染症患者に係る情報提供に関する意見書を採決いたします。  お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 219 ◯議長(池田正文君) ご異議なしと認め、さよう決しました。  さらにお諮りいたします。ただいま可決いたしました意見書については、議長において関係行政庁へ提出いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 220 ◯議長(池田正文君) ご異議なしと認め、さよう決しました。                〔「議長、動議」と呼ぶ者あり〕 221 ◯議長(池田正文君) 7番・石橋保卓君。                  〔7番・石橋保卓君登壇〕 222 ◯7番(石橋保卓君) 谷島洋司石岡市長の危機管理意識に関する問責決議。  上記の決議案を、石岡市議会会議規則第13条第2項の規定により、別紙のとおり提出をいたします。  提出者、私、石橋保卓、賛成者、高野 要議員、鈴木行雄議員、徳増千尋議員、岡野孝雄議員、岡野孝男議員、山本 進議員、川井幸一議員、勝村孝行議員、鈴木康仁議員、以上であります。  今回提出をいたします谷島洋司市長の危機管理意識に関する問責決議が問題にしておりますのは、市長の危機管理意識であります。皆さんご承知のとおり、危機はいつ訪れるか分かりません。今回の決議案は、万が一危機が訪れてしまったときへの備えとして、市長には6月15日の行動の責任を問うとともに、その行動を真摯に振り返っていただき、今後は市民のために危機管理意識を改めていただきたいという趣旨でございます。  特に現在、新型コロナウイルス感染症が全国で患者数を増やしており、茨城県、そして当石岡市も危機感を持って臨まなければならない事態となっております。そのような事態に対処していく上で、市長の危機管理意識というものは今後市民の生命、身体、財産を守っていく上で大変に重要な問題でございます。  したがいまして、今回の決議案は、新型コロナウイルス対応をはじめとする様々な危機への備えとして機を逸してはならず、つまり、緊急的に議決をすべき事案であるというふうに考えております。  以上であります。 223 ◯議長(池田正文君) 暫時休憩いたします。                   午前11時56分休憩            ───────────────────────                   午後 0時07分再開 224 ◯議長(池田正文君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  ただいま7番・石橋保卓君から谷島洋司市長の危機管理意識に関する問責決議に係る動議が提出されました。  本動議については所定の賛成者がありますので、成立いたしております。よって、本動議を急施事件と認め、日程に追加いたし、直ちに議題とすることについて採決いたします。  この採決は、電子採決により行います。  本動議を急施事件と認め、日程に追加いたし、直ちに議題とすることに賛成の諸君は賛成ボタンを、反対の諸君は反対ボタンを押してください。                    〔ボタン押下〕 225 ◯議長(池田正文君) ボタンの押し忘れはございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 226 ◯議長(池田正文君) 押し忘れなしと認め、これをもって採決を確定いたします。  賛成多数であります。よって、本動議を急施事件と認め、日程に追加し、直ちに議題とすることは可決されました。            ───────────────────────  追加日程 谷島洋司市長の危機管理意識に関する問責決議 227 ◯議長(池田正文君) 谷島洋司市長の危機管理意識に関する問責決議を議題といたします。  これより提出者から提案理由の説明を求めます。  7番・石橋保卓君。                  〔7番・石橋保卓君登壇〕 228 ◯7番(石橋保卓君) 7番・石橋保卓です。  私のほうから、ただいまお示しをいたしました谷島洋司市長の危機管理意識に関する問責決議について提案理由を述べさせていただきたいと思います。  令和2年第2回定例会会期中の6月15日月曜日の午後2時と指定された当市役所に対する爆破予告は、石岡市民の平穏な生活を脅かす、当市にとって未曽有の事件であった。  この爆破予告に対し、市がとった対応を振り返れば、予告が明らかになった6月11日木曜日以降、市は茨城県警、石岡警察署に通報の上、共に対応に当たり、翌12日金曜日午後5時30分には緊急対策本部とも呼べる「爆破予告に関する部長級会議」を開催、爆破予告日の15日月曜日午後の市本庁舎及び八郷総合支所庁舎の閉庁を決定したところである。当日午前10時開会の当市議会総務委員会も審査を必要最小限にとどめて午前中のうちに閉会、正午をもって市庁舎及び八郷総合支所庁舎から市民・職員・議員全員が退庁した。その日の午後は、事情を知らずに訪れた市民にご迷惑をかけることとはなったが、予告時刻に爆発は起こらず、最悪の事態は回避することができたところである。同日午後4時、本庁舎において2回目の「爆破予告に対する部長級会議」が開かれ、翌日の通常どおりの勤務を決定した。
     このように、全般的に見た市の対応は、爆破予告に対しておおむね適切と評価できるが、唯一看過できない問題は、爆破当日の午前、つまり実質的な対策本部「爆破予告に関する部長級会議」が置かれ、担当部局が懸命に対応している中、最高責任者である市長が市役所を離れて葬儀に出席した事実である。  言うまでもなく、地方自治法第147条により、市長は「当該普通公共団体を統轄し、これを代表する」と定められている。それにも関わらず市長は、当市未曽有の非常事態が惹起している当日、その日の午後は市役所の行政機能を停止しようとしている中、市長は、石岡市長として果たすべき最優先の職務に「葬儀への参列」を選択した。  市長自身は、過日の全員協議会において「市庁舎から5分で行ける」、「緊急の時にはすぐ戻れる」、さらには本来そのような名を出すべきではない関係機関の長に「ご報告をして、指示を仰いで出席をしてまいりました」と説明をした。その行動には、危機管理意識の低さ、また、危機的状況に際して真っ先に感ずるべき市長としての責任感の欠如が如実に現れている。  そしてその行動は、7万5,000余市民の生命・身体・財産を守るとともに、市民から今後4年間弱のまちづくりを託された市長として軽率極まるものと断じざるを得ず、今後万が一の緊急事態が起きた際の対応、さらには行財政運営全般への懸念さえ抱かざるを得ないことは、当市議会として遺憾の極みである。  よって当市議会は、市長の危機管理意識の低さに起因する今般の軽率極まる行動の責任を問うとともに、強く猛省を促すものである。  以上、決議するでありますけれども、多少私自身として補足をさせていただきたいというふうに思います。  これまで石岡市長候補者として立候補する直前、市長選挙運動期間中、市長就任後の言動を見聞きするに当たり大変危惧するところがあったわけです。それゆえに今年6月の定例会、私の一般質問冒頭において、公人としての発言、行動に対して強く注意喚起を行ってきたわけであります。  にもかかわらず、爆破予告当日の行動を説明する全員協議会での発言、軽々に警備に当たる関係機関の長の職名を出し、自分の行動を正当化させようとの発言、これはまさに責任感の欠如を表した言動であり、警備に当たっていた関係機関との信頼を著しく損なうものであるとも考えます。  今後4年間、市政運営に当たっていくに当たり、再び同じ行動、同じ言動を繰り返さないためにも、市長においてはここで一度立ち止まっていただき、認識を改めていただいて深い反省をしていただき、そういう思いで今回の決議案を提出いたしました。  どうか議員諸氏におかれましては、この趣旨をご理解を頂き、決議案に賛成頂きますようお願いを申し上げまして、私の提案理由とさせていただきます。ありがとうございました。 229 ◯議長(池田正文君) 以上で提案理由の説明は終了いたしました。  これより質疑を行います。質疑は、挙手によりこれを許します。  質疑はございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 230 ◯議長(池田正文君) ないようですので、以上で質疑を終結いたします。  この際、お諮りいたします。本案については、会議規則第35条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 231 ◯議長(池田正文君) ご異議なしと認め、さよう決しました。  これより討論に入ります。討論は、挙手によりこれを許します。  なお、討論は、原案に反対の討論から始め、賛成討論、反対討論と交互に行います。  初めに、反対の討論はございませんか。  12番・小松豊正君。                 〔12番・小松豊正君登壇〕 232 ◯12番(小松豊正君) 12番・日本共産党小松豊正です。  私は、決議案第3号・谷島洋司市長の危機管理意識に関する問責決議につきまして反対討論を行います。  6月15日の午後の市庁舎爆破予告の時間帯に葬儀に出席したことについて、全員協議会でも議論をされました。市長は、自分の判断で葬儀に行ったという趣旨の発言は訂正して議会に明確に謝罪いたしました。これは当時の茨城新聞にもはっきり書いてあることであり、市民も承知してることです。  市長は、市民の安全安心に責任を負う公人としての自らの行動の不十分さ、至らなさ、自らの非を認めて謝罪をしているわけです。決して谷島市長は社会的道義に反することをしたわけではありません。良識の府の石岡市議会としては、この市長の謝罪をし、深く反省すると、そういう意思を多とし、今後市民のために市長としての重責を果たしていくことを市議会としては強く求めるということが大切なのではないでしょうか。  市長就任3か月の現時点において、このような理由で問責決議案を提出されたことに私は非常に違和感を持つものです。このようなこういう問責決議案を提出すること自体が市民の多数の理解を得られるものではありません。  私は、このような理由から、決議第3号・谷島洋司市長の危機管理意識に関する問責決議に反対するものであります。  以上、議員各位の賛同をお願いして、この問責決議案に反対する討論といたします。 233 ◯議長(池田正文君) 次に、賛成の討論はございませんか。  1番・鈴木康仁君。                  〔1番・鈴木康仁君登壇〕 234 ◯1番(鈴木康仁君) 1番・鈴木康仁です。  谷島洋司市長の危機管理意識に関する問責決議に賛成の立場から討論いたします。  問責決議にもあったとおり、過日の爆破予告は石岡市にとって前代未聞の重大な事件だったわけであります。しかし、その後の全員協議会におきまして、石岡市のトップである市長が爆破予告の数時間前に市庁舎を離れて葬儀に参列していた事実を知り、私は非常に情けない気持ちになりました。  仮に自分の家や会社が同じように爆破予告があった場合、その数時間前に家や会社を空ける長がいるでしょうか。警察の方が家や会社の中を調べたり、周りを警戒してくれていたとしても、その事件の当事者は誰でもない自分であります。普通であれば警察の方に協力して、自分ができることをしようとするのが当たり前であります。  さらに谷島市長におかれましては、葬儀に参列した行為を全員協議会の場で、石岡警察署に報告をし、指示を仰いで出席したと説明いたしました。市長は後日、先ほど先輩議員が説明したとおり、言葉足らずで誤解を与えたと述べて訂正いたしましたが、私には到底言葉が足らなかったなどと、そういう説明では納得いかない発言であったと思います。  悪意を持って申し上げるものではございませんが、石岡警察署の名前を出すことで市長は議会を言いくるめられる、もっとはっきり言えばだませる、安易にそう考えたのではないでしょうか。もしそうだとすれば、これはいやしくも市民の代表である議会を愚弄する行為であり、議会制民主主義の否定であります。  一体議会は誰の言葉を信じて審議を進めればよいのか、今回私はそこまで踏み込んで市長の問責を問うことはございませんが、今回の問責決議における市長の危機管理意識については、これから立ち向かう新型コロナ、地域医療問題など、石岡が抱える様々な問題への今後の懸念を拭い去るためにも、議会の意思として、市長に伝えるべきことは伝えるという姿勢を示す上でも、毅然として決議するべきだと私は考える次第であります。  議員各位におかれましては、ご賛同のほどお願いしまして、私の賛成討論といたします。よろしくお願いいたします。 235 ◯議長(池田正文君) ほかに討論ございませんか。  21番・高野 要君。                 〔21番・高野 要君登壇〕 236 ◯21番(高野 要君) 21番・高野 要でございます。  私は、決議案第3号に対して賛成の立場から討論を行います。  提出された決議案、そして先ほどの鈴木康仁同僚議員の賛成討論を伺っておりまして、私はいずれももっともであると感じております。全くあきれた話でございます。  まず最初に私が申し上げたいことは、市長はこの問題について今まで一度も真剣に我々の疑問に答えてはおりません。答弁の内容も議会を軽視したものであります。その内容は、警察署長に報告し、指示を仰いで出席したとか、5分で戻れる場所だったとか言い訳を述べるだけで、石岡市のトップとして自分の危機管理意識が欠如していることについて何の反省もしてございません。これは市民に対しての冒涜行為であります。  自らの行動をきちっと振り返り、人の意見を聞いて、改めるべき点があれば改めるというのが人の上に立つ者の技量というものではありませんか。いや、また角度を変えて、私は改める気がないというのであればそれはそれで結構ですが、そうなのであれば石岡警察署の署長の指示を仰いだなどという虚偽の説明をしないで、正々堂々と市長の考えを主張していただきたい、こう私は思うわけであります。首長としてやはり説明責任を果たすべきなのであります。  今、虚偽の説明という厳しい言葉を使いましたが、市長はこの石岡警察署の署長の指示という部分について後日訂正をしております。その最初は、言葉が足りなかったとそうおっしゃいました。何が足りなかったのですか。私には何も見えません。意味不明であります。  また、葬儀の出席に関しては、石岡警察署の署長に報告して指示を仰いで出席したという市長の発言にどんな言葉を足すと市長が訂正したような内容、ここはよく聞いてください。市長が訂正した内容、葬儀への出席は自分で判断したが、そのほかの対応については警察と協議していたというふうに理解できますか。私にはさっぱり分かりません。この訂正も訂正を装っているだけで、虚偽を重ねただけの答弁であるかと思っております。  やはり市長、市長は自分の発言の重みというものを、先ほども就任以来何か月ということがありますけれども、もう市長は当選したときからプロであります。何もかにもとは言いませんが、よしあしの判断ぐらいはしなくてはいけないわけであります。まだ十分理解しておられない部分はあるかと思いますが、こういった人の名を語る、そういったことは絶対に許される行為ではありません。  私は、ここで市長をやり込めようとか、そういうことを意図して討論しているわけではありません。私は、市長には本当に石岡の誇れる人物になってほしいわけであります。市長には今後市のトップとしての自覚、そして十分な危機管理意識を持っていただくと同時に、発言の重みというものを自覚するべきであります。安易に発言する言葉はこの行政の中では全て残るわけであります。公文書であります。そういったこともしっかりと自覚をしていただきたい。  また、これからの市政運営、議会への答弁もしかりであります。市長は石岡市7万余市民の代表であることを自覚し、地方自治法を遵守して市政に当たっていただきたいと、かように思うわけであります。  以上が私の賛成討論でございます。よろしくご賛同をお願いいたします。 237 ◯議長(池田正文君) ほかに討論はございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 238 ◯議長(池田正文君) ないようですので、以上で討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  谷島洋司市長の危機管理意識に関する問責決議を採決いたします。  本案の採決は、電子採決により行います。  本案に賛成の諸君は賛成ボタンを、反対の諸君は反対ボタンを押してください。                    〔ボタン押下〕 239 ◯議長(池田正文君) ボタンの押し忘れはございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 240 ◯議長(池田正文君) 押し忘れなしと認め、これをもって採決を確定いたします。  賛成多数であります。よって、本案は可決されました。  以上で今臨時会に付議されました案件は全て議了いたしましたので、これをもって令和2年第2回石岡市議会臨時会を閉会いたします。  お疲れさまでございました。                   午後 0時32分閉会            ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━            地方自治法第123条第2項の規定により署名する。              議   長       池 田 正 文              署名議員        関 口 忠 男              署名議員        櫻 井 信 幸 Copyright (c) ISHIOKA CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved. ページの先頭へ...