古河市議会 2024-02-28
02月28日-議案上程・説明・質疑-01号
令和 6年 3月 定例会(第1回) 令和6年第1回
古河市議会定例会会議録 第1号令和6年2月28日(水曜日)午前10時 零分開会
○議長(赤坂育男君) 開会に当たり、一言申し上げます。 1月1日に発生しました能登半島地震で亡くなられた方々の御冥福と、被災されました方々に心よりお見舞いを申し上げ、被災地の一日も早い復興をお祈りいたします。 議員の皆様方には何かとお忙しい中、令和6年第1回定例会に御出席を賜りまして、誠にありがとうございます。慎重審議の上、議会運営が円滑にできますことをお願い申し上げまして、簡単ではございますが、開会前の挨拶に代えさせていただきます。 開会に先立ちまして、針谷市長より発言を求められておりますので、これを許します。 針谷市長。
◎市長(針谷力君) 皆さん、おはようございます。令和6年第1回
古河市議会定例会の開会に当たり、御挨拶を申し上げます。 議員の皆様には日頃より市政に対しまして御理解、御協力を賜り、厚く御礼を申し上げます。今回の定例会では諮問2件、認定3件、報告2件、議案52件の合計59件について御審議をお願いするものでございます。議案等の内容につきましては、提案理由の中でそれぞれ御説明したいと存じます。よろしくお願い申し上げます。 議 事 日 程 第1号 令和6年2月28日(水曜日)午前10時開議第 1 開 会 第 2 開 議 第 3
会議録署名議員の指名 第 4 会期の決定 第 5 諸般の報告 第 6 令和5年陳情第10号 観光案内図の設置方法の見直しについて (
常任委員会委員長報告、質疑、討論、採決) 第 7 請願付託の件 第 8 施政方針 第 9 諮問第 1号 人権擁護委員の候補者推薦につき意見を求めることについて 諮問第 2号 人権擁護委員の候補者推薦につき意見を求めることについて (提案理由説明、質疑、
常任委員会付託・討論省略、採決) 第10 認定第 1号 令和5年度古河市
一般会計補正予算(第7号)の専決処分の報告及び承認を 求めることについて (提案理由説明、質疑、
常任委員会付託省略、討論、採決) 第11 認定第 2号 控訴の提起についての専決処分の報告及び承認を求めることについて (提案理由説明、質疑、
常任委員会付託省略、討論、採決) 第12 認定第 3号 令和5年度古河市
一般会計補正予算(第8号)の専決処分の報告及び承認を 求めることについて (提案理由説明、質疑、
常任委員会付託省略、討論、採決) 第13 報告第 1号 和解及び損害賠償の額の決定についての専決処分の報告について 報告第 2号 和解及び損害賠償の額の決定についての専決処分の報告について (説明、質疑) 第14 議案第18号 古河市手数料条例の一部改正について (提案理由説明、質疑、
常任委員会付託、
常任委員会委員長報告、質疑、討論、採決)第15 議案第10号 地方自治法等の一部改正に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について 議案第11号 古河市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する 法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部改 正について 議案第12号 古河市行政手続等における情報通信の技術の利用に関する条例の一部改正に ついて 議案第13号 古河市職員の勤務時間、休暇等に関する条例等の一部改正について 議案第14号
古河市議会議員報酬等条例の一部改正について 議案第15号 古河市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部改正に ついて 議案第16号 古河市
公共用地先行取得特別会計条例の廃止について 議案第17号 古河市
国民健康保険税条例の一部改正について 議案第19号 古河市
自治振興基金条例の廃止について 議案第20号 古河市
コミュニティセンターの設置及び管理に関する条例の一部改正につい て 議案第21号 古河市福祉、保健及び医療に関する施設の設置及び管理に関する条例の一部 改正について 議案第22号 古河市
医療福祉費支給に関する条例の一部改正について 議案第23号 古河市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の 一部改正について 議案第24号 古河市
こども未来応援会議条例の制定について 議案第25号 古河市介護保険条例の一部改正について 議案第26号 古河市
指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を 定める条例の一部改正について 議案第27号 古河市
指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに
指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方 法に関する基準を定める条例の一部改正について 議案第28号 古河市
指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに
指定介護予防支援等 に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一 部改正について 議案第29号 古河市
指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例 の一部改正について 議案第30号 古河市斎場の設置及び管理に関する条例の一部改正について 議案第31号 古河市道の
駅地域振興施設の設置及び管理に関する条例の一部改正について 議案第32号 古河市地区計画区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正につい て 議案第33号 古河市建築基準条例及び古河市開発行為、建築等に関する手数料条例の一部 改正について 議案第34号 古河市
文化財保護条例の一部改正について 議案第35号 古河市
水道事業給水条例及び古河市
布設工事監督者の配置基準及び資格基準 並びに
水道技術管理者の資格基準に関する条例の一部改正について 議案第36号 古河市
斎場火葬棟改築工事(建築工事)
変更請負契約締結について 議案第37号 古河市
斎場火葬棟改築工事(電気設備工事)
変更請負契約締結について 議案第38号 財産の取得について 議案第39号 財産の取得について 議案第40号 財産の取得について 議案第41号 財産の取得について (提案理由説明) 第16 議案第42号 令和5年度古河市
一般会計補正予算(第9号) 議案第43号 令和5年度古河市
国民健康保険特別会計(事業勘定)補正予算(第3号) 議案第44号 令和5年度古河市古河福祉の
森診療所特別会計補正予算(第3号) 議案第45号 令和5年度古河市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号) 議案第46号 令和5年度古河市
介護保険特別会計(保険事業勘定)補正予算(第3号) 議案第47号 令和5年度古河市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号) 議案第48号 令和5年度古河市
ゴルフ場事業特別会計補正予算(第2号) 議案第49号 令和5年度古河市古河駅
東部土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号) 議案第50号 令和5年度古河市
公共用地先行取得特別会計補正予算(第1号) 議案第51号 令和5年度古河市
水道事業会計補正予算(第3号) 議案第52号 令和5年度古河市
下水道事業会計補正予算(第3号) (提案理由説明) 第17 議案第 1号 令和6年度古河市一般会計予算 議案第 2号 令和6年度古河市
国民健康保険特別会計(事業勘定)予算 議案第 3号 令和6年度古河市古河福祉の
森診療所特別会計予算 議案第 4号 令和6年度古河市
後期高齢者医療特別会計予算 議案第 5号 令和6年度古河市
介護保険特別会計(保険事業勘定)予算 議案第 6号 令和6年度古河市
ゴルフ場事業特別会計予算 議案第 7号 令和6年度古河市古河駅
東部土地区画整理事業特別会計予算 議案第 8号 令和6年度古河市
水道事業会計予算 議案第 9号 令和6年度古河市
下水道事業会計予算 (提案理由説明) 第18 散 会 本日の会議に付した事件日程第 1 開 会 日程第 2 開 議 日程第 3
会議録署名議員の指名 日程第 4 会期の決定 日程第 5 諸般の報告 日程第 6 令和5年陳情第10号 観光案内図の設置方法の見直しについて 日程第 7 請願付託の件 日程第 8 施政方針 日程第 9 諮問第 1号 人権擁護委員の候補者推薦につき意見を求めることについて 諮問第 2号 人権擁護委員の候補者推薦につき意見を求めることについて 日程第10 認定第 1号 令和5年度古河市
一般会計補正予算(第7号)の専決処分の報告及び承 認を求めることについて 日程第11 認定第 2号 控訴の提起についての専決処分の報告及び承認を求めることについて 日程第12 認定第 3号 令和5年度古河市
一般会計補正予算(第8号)の専決処分の報告及び承 認を求めることについて 日程第13 報告第 1号 和解及び損害賠償の額の決定についての専決処分の報告について 報告第 2号 和解及び損害賠償の額の決定についての専決処分の報告について 日程第14 議案第18号 古河市手数料条例の一部改正について 日程第15 議案第10号 地方自治法等の一部改正に伴う関係条例の整理に関する条例の制定につ いて 議案第11号 古河市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関 する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例 の一部改正について 議案第12号 古河市行政手続等における情報通信の技術の利用に関する条例の一部改 正について 議案第13号 古河市職員の勤務時間、休暇等に関する条例等の一部改正について 議案第14号
古河市議会議員報酬等条例の一部改正について 議案第15号 古河市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部改 正について 議案第16号 古河市
公共用地先行取得特別会計条例の廃止について 議案第17号 古河市
国民健康保険税条例の一部改正について 議案第19号 古河市
自治振興基金条例の廃止について 議案第20号 古河市
コミュニティセンターの設置及び管理に関する条例の一部改正に ついて 議案第21号 古河市福祉、保健及び医療に関する施設の設置及び管理に関する条例の 一部改正について 議案第22号 古河市
医療福祉費支給に関する条例の一部改正について 議案第23号 古河市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条 例の一部改正について 議案第24号 古河市
こども未来応援会議条例の制定について 議案第25号 古河市介護保険条例の一部改正について 議案第26号 古河市
指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基 準を定める条例の一部改正について 議案第27号 古河市
指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並
びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な 支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正について 議案第28号 古河市
指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支 援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める 条例の一部改正について 議案第29号 古河市
指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める 条例の一部改正について 議案第30号 古河市斎場の設置及び管理に関する条例の一部改正について 議案第31号 古河市道の
駅地域振興施設の設置及び管理に関する条例の一部改正につ いて 議案第32号 古河市地区計画区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正に ついて 議案第33号 古河市建築基準条例及び古河市開発行為、建築等に関する手数料条例の 一部改正について 議案第34号 古河市
文化財保護条例の一部改正について 議案第35号 古河市
水道事業給水条例及び古河市
布設工事監督者の配置基準及び資格 基準並びに
水道技術管理者の資格基準に関する条例の一部改正について 議案第36号 古河市
斎場火葬棟改築工事(建築工事)
変更請負契約締結について 議案第37号 古河市
斎場火葬棟改築工事(電気設備工事)
変更請負契約締結について 議案第38号 財産の取得について 議案第39号 財産の取得について 議案第40号 財産の取得について 議案第41号 財産の取得について 日程第16 議案第42号 令和5年度古河市
一般会計補正予算(第9号) 議案第43号 令和5年度古河市
国民健康保険特別会計(事業勘定)補正予算(第3 号) 議案第44号 令和5年度古河市古河福祉の
森診療所特別会計補正予算(第3号) 議案第45号 令和5年度古河市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号) 議案第46号 令和5年度古河市
介護保険特別会計(保険事業勘定)補正予算(第3 号) 議案第47号 令和5年度古河市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号) 議案第48号 令和5年度古河市
ゴルフ場事業特別会計補正予算(第2号) 議案第49号 令和5年度古河市古河駅
東部土地区画整理事業特別会計補正予算(第3 号) 議案第50号 令和5年度古河市
公共用地先行取得特別会計補正予算(第1号) 議案第51号 令和5年度古河市
水道事業会計補正予算(第3号) 議案第52号 令和5年度古河市
下水道事業会計補正予算(第3号) 日程第17 議案第 1号 令和6年度古河市一般会計予算 議案第 2号 令和6年度古河市
国民健康保険特別会計(事業勘定)予算 議案第 3号 令和6年度古河市古河福祉の
森診療所特別会計予算 議案第 4号 令和6年度古河市
後期高齢者医療特別会計予算 議案第 5号 令和6年度古河市
介護保険特別会計(保険事業勘定)予算 議案第 6号 令和6年度古河市
ゴルフ場事業特別会計予算 議案第 7号 令和6年度古河市古河駅
東部土地区画整理事業特別会計予算 議案第 8号 令和6年度古河市
水道事業会計予算 議案第 9号 令和6年度古河市
下水道事業会計予算 日程第18 散 会 出 席 議 員 議 長 赤 坂 育 男 君 │ 12番 靏 見 久美子 君 副議長 落 合 康 之 君 │ 13番 秋 庭 繁 君 1番 印 出 慎 也 君 │ 14番 高 橋 秀 彰 君 2番 立 川 徹 君 │ 15番 佐 藤 稔 君 3番 小 林 登美子 君 │ 16番 佐 藤 泉 君 4番 佐々木 英 徳 君 │ 18番 青 木 和 夫 君 6番 関 口 和 男 君 │ 19番 鈴 木 隆 君 7番 小森谷 博 之 君 │ 20番 園 部 増 治 君 8番 古 川 一 美 君 │ 22番 増 田 悟 君 9番 鈴 木 務 君 │ 23番 渡 邊 澄 夫 君 10番 阿久津 佳 子 君 │ 24番 黒 川 輝 男 君 11番 稲 葉 貴 大 君
│ 説明のため出席した者 市 長 針 谷 力 君
│ 総務部長 長谷川 進 君 │ 兼 危 機 │ 管 理 監 副 市 長 近 藤 かおる 君
│ 財政部長 倉 持 豊 君 副 市 長 原 徹 君
│ 市民部長 山 根 修 君 企画政策 野 沢 好 正 君
│ 福祉部長 安 田 隆 行 君 部 長
│ 健康推進 笠 島 幸 子 君
│ 上下水道 小 木 久 君 部 長 │ 部 長 産業部長 栃 木 匡 君 │ 教 育 吉 田 浩 康 君 │ 委 員 会 │ 教 育 長 都市建設 大 垣 幸 一 君 │ 教 育 島 村 光 昭 君 部 長 │ 委 員 会 │ 教育部長 議会事務局職員出席者 事務局長 小 林 史 典 君 │ 次長補佐 川 田 英 樹 君 │ 兼 総 務 │ 係 長 │ 次 長 石 川 憲 一 君 │ 議事調査 椿 智 文 君 │ 係 長 │ 次長補佐 鹿久保 智 代 君 │ 書 記 須 永 ふ み 君 次長補佐 梅 本 俊 明 君 │ 書 記 鈴 木 歩 未 君 令和6年2月28日(水曜日)午前10時 零分開議 〔議長赤坂育男議員、議長席に着く〕
△日程第1 開会の宣告
○議長(赤坂育男君) ただいまの出席議員は23名であり、定足数に達しておりますので、これより令和6年第1回
古河市議会定例会を開会いたします。
△日程第2 開議の宣告
○議長(赤坂育男君) 直ちに本日の会議を開きます。
△日程第3
会議録署名議員の指名
○議長(赤坂育男君) 日程第3、本日の
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において秋庭 繁議員、高橋秀彰議員、佐藤 稔議員、以上3名を指名いたします。
△日程第4 会期の決定
○議長(赤坂育男君) 次に、日程第4、会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から3月15日までの17日間といたしたいと存じます。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(赤坂育男君) 御異議なしと認めます。よって、今期定例会の会期は、本日から3月15日までの17日間と決しました。 なお、会期中の日程につきましては、お手元の令和6年第1回
古河市議会定例会会期予定表により、あらかじめ御承知おき願います。
△日程第5 諸般の報告
○議長(赤坂育男君) 次に、日程第5、諸般の報告をいたします。 地方自治法第121条の規定により、説明のため市長、副市長、教育長ほか各主管部長等の出席を求めてありますので、御承知おき願います。 次に、さきの令和5年第4回定例会以降、今期定例会に至る各種議長会等への出席状況につきましては、お手元の議員派遣一覧表・報告のとおりでありますので、御覧おき願います。 次に、監査委員から報告のありました令和5年12月分から令和6年1月分の例月出納検査結果につきましては、お手元の例月出納検査結果報告書のとおりでありますので、御覧おき願います。 以上、報告といたします。
△日程第6 令和5年陳情第10号 観光案内図の設置方法の見直しについて
○議長(赤坂育男君) 次に、日程第6、令和5年陳情第10号 観光案内図の設置方法の見直しについてを議題といたします。 令和6年2月28日古河市議会議長 赤 坂 育 男 殿 産業建設常任委員会委員長 靏 見 久美子 陳 情 審 査 報 告 書 本委員会に付託された陳情は、審査の結果下記のとおり決定したので、会議規則第144条の規定により報告します。 記 ┌──────┬─────────────────┬────────┬─────────┐│ 受理番号 │ 件 名 │ 審査結果 │ 意 見 │├──────┼─────────────────┼────────┼─────────┤│令和5年 │観光案内図の設置方法の見直しについ│趣旨採択すべきも│ ││陳情第10号│て │のと決定 │ │└──────┴─────────────────┴────────┴─────────┘
○議長(赤坂育男君) 本件に関し、委員長の報告を求めます。 産業建設常任委員会委員長靏見久美子議員。 〔産業建設常任委員会委員長靏見久美子議員登壇〕
◆産業建設常任委員会委員長(靏見久美子君) ただいまから、産業建設常任委員会に付託されました令和5年陳情第10号についての審査の経過と結果についてを御報告いたします。 令和5年陳情第10号につきましては、昨年12月5日の本会議において付託され、継続審査となっておりましたが、2月20日に慎重審査をいたしました結果、趣旨採択すべきものと決定いたしました。 以上、産業建設常任委員会の審査の経過と結果について申し上げまして、報告を終わります。
○議長(赤坂育男君) 以上で、委員長による報告は終了いたしました。 これより質疑に入ります。 質疑を希望する議員の挙手を求めます。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(赤坂育男君) 質疑なしと認め、以上で質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論を希望する議員の挙手を求めます。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(赤坂育男君) 討論なしと認め、これにて討論を終結いたします。 これより採決に入ります。 令和5年陳情第10号を採決いたします。 お諮りいたします。本件に対する委員長の報告は趣旨採択であります。本件は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(赤坂育男君) 御異議なしと認め、よって本件は委員長の報告のとおり決しました。
△日程第7 請願付託の件
○議長(赤坂育男君) 次に、日程第7、請願付託の件であります。 今期定例会において受理いたしました請願は、お手元の請願付託表のとおり所管の常任委員会に付託いたします。
△日程第8 施政方針
○議長(赤坂育男君) 次に、日程第8、施政方針であります。 この際、針谷市長より発言の申し出がありますので、これを許します。 針谷市長。 〔市長針谷 力君登壇〕
◎市長(針谷力君) 令和6年第1回
古河市議会定例会の開催に当たり、予算及び議案等の提案に先立ち、令和6年度市政運営の基本方針及び主要施策等の概要について、御説明申し上げます。 初めに、1月1日に最大震度7の令和6年能登半島地震が発生し、甚大な被害が生じています。犠牲になられた方々に深く哀悼の意を表するとともに、被災された皆様に心よりお見舞いを申し上げます。市としては、速やかにふるさと納税の災害支援代理寄附の受付を開始するとともに、災害対応に必要な職員を派遣しました。今後も現地のニーズに応じて必要な支援を行ってまいります。 令和6年は、私が市長に就任してから8年目となる2期目の区切りであります。就任以来、私たちを取り巻く環境が目まぐるしく変化し続ける中、多くの市民の皆様からの負託に応えるべく、市民誰もがふるさと古河を誇りに思い、希望を持って暮らせるまちにすることを目指して、市政に邁進してきました。 いつの時代も未来を切り開くのは人です。気候変動や少子高齢化などが深刻化する不確かな時代において、市民目線に立った政策に重点を置き、未来を切り開く事業を全力で推し進めてまいります。誰もが生き生きと輝く、明るい未来に向けて、職員とともに、創造性を発揮した古河市の進化を確かなものにしてまいります。 市政運営の基本方針。 令和6年度は、第2次古河市総合計画の基本理念で掲げる「華のある都市(まち)古河」を目指して、今後4年間にわたる市政運営の指針となる第Ⅲ期基本計画が新たにスタートします。社会課題の解決と持続可能な未来を創造するため、基本目標に応じた重点施策について、限られた財源を有効に活用しながら、発展的かつ持続的な事業を展開していきます。 5つの重点施策。 1つ目は「地域の特性を活かした、仕事をつくる」です。 世界的にも自然環境と都市機能の調和が重要視される中、大きな転換点を迎えているのがまちづくりであります。歴史ある文化や豊かな自然など、多様な顔を持つ古河市のポテンシャルを引き出すため、地域未来投資促進法を活用した官民連携による新たな産業基盤の整備により、地域経済の好循環と新たな雇用の創出を目指します。 2つ目は「移住と定住を促し、新しい人の流れをつくる」です。 14万人の市民一人一人が、次なる時代のゲームメイクを担う存在です。100年先も豊かさにあふれる持続可能なまちを目指し、定住に目を向けた新たな住宅支援策を始めます。愛着や誇りであるシビックプライドを向上させるブランド戦略により、「こがでくらすと」の言葉に続く、まちの魅力をみんなで共有することで、まちをアップデートしていきます。 3つ目は「若い世代の結婚・出産・子育ての希望をかなえる」です。 今日の子育て環境において、子育て世帯は将来への不安など、様々な課題を抱えています。小中学校の学校給食費の無償化や、中学生の悩みや不安を可視化するツールを導入し、子供が健やかに成長し、安心して学べる環境づくりを目指します。切れ目のない子育て支援の手を緩めることなく、子育て世帯を全力でサポートしていきます。 4つ目は「安心な暮らしを守り、魅力的な地域をつくる」です。 災害時の市民一人一人の防災意識を高めるため、効果的な施策を推進するとともに、消防団活動に不可欠な資機材の充実を図り、地域の防災力の向上につなげます。また、秋頃には古河駅東部土地区画整理事業地内に民間の商業施設が開業予定で、新たなにぎわいが創出されますので、スピード感を持って周辺環境の整備を進めます。 5つ目は「GX・DXの加速」です。 循環型社会の実現に向けて、環境基本計画で掲げる「人と自然が共生し、豊かな環境・歴史を未来につなぐまち」を目指して、省エネ診断を行う中小企業の脱炭素経営を支援し、産業全体のCO2削減につなげます。また、DXは単なる業務の効率化にとどまるものではありません。窓口のキャッシュレス化やチャットGPTの活用など、デジタルでサービスの質の向上を実感できるよう、デジタルトランスフォーメーションを加速します。 以上、令和6年度の重点施策を申し上げましたが、効率的で効果的な執行体制の強化を図るため、組織機構の一部見直しを行います。 子育て支援を一層強化するため、子供目線の政策を総合的に推進する「こども政策課」と、保育全般に関する体制を強化する「保育課」を設置します。また、古河の歴史と文化芸術の価値をより高め、さらに育んでいくため「文化振興課」を設置して、豊かな市民生活のための政策を推進していきます。 それでは、以下、令和6年度の主要な施策及び事業の概要について、第2次古河市総合計画の施策体系に沿って御説明いたします。1 市民協働「地域のみんなで古河(まち)をつくる」 自治組織運営事業及びコミュニティ推進事業については、各地域で各種イベントが少しずつ再開され、地域のつながりやにぎわいが戻りつつあります。しかしながら、再開に至っていない活動もあることから、引き続き、補助金や助成金の拡充を継続し、自助共助にもつながる地域活動の支援に力を入れていきます。 一人一人が自分らしく輝き、心豊かに生活できる男女共同参画社会の実現に向けて、「第3次古河市男女共同参画プラン」を策定します。また、ワーク・ライフ・バランスを推進するため、新たにガイドブックを作成し啓発するとともに、より多様性かつ包摂性を備えた施策を展開していきます。2 健康福祉「互いに支え合う古河(まち)をつくる」 子供が主役の社会をつくり上げていくために、「古河市こども計画」を策定します。保護者からの意見のほか、施策の対象である子供からの意見に耳を傾けていきます。また、計画策定と並行し、官民協働の新たな手法による「こどもの居場所づくり」の事業体制を構築し、子育て支援の底上げを行います。 近年発症者が増加している帯状疱疹については、重症化により後遺症が残る危険性があることから、発症の予防効果が期待できるワクチン接種を推進します。発症率が高くなる50歳以上の市民を対象に、新たにワクチン接種にかかる費用の一部を助成することで、生涯にわたる市民の健康をサポートしていきます。 妊婦が風疹に罹患すると、胎児が先天性風疹症候群を発症することがあるため、県が実施する風疹抗体検査で抗体価が低い人を対象に、市ではワクチン接種にかかる費用の一部を助成してきました。新たに妊娠後の妊婦健康診査等で抗体価が低いと診断された人も対象にすることで、安心して妊娠・出産・子育てができるよう支援を拡充します。 不妊治療については、令和4年度から保険適用になりましたが、先進医療など一部保険適用外の治療があり、自己負担額が高額になる場合があります。不妊治療に取り組む夫婦を支援するため、市独自に保険適用外の治療費に対して助成を行います。 事業者などが障害者の社会的障壁を解消する取組として、コミュニケーションツール等の合理的な配慮に要する費用を助成します。この取組が浸透することで、障害者の社会参加を促進するとともに、「障がいのある人もない人も、ともに心豊かに安心して暮らせるまち」の実現を目指します。 多様な保育ニーズに対応するため、民間保育施設等が行う要支援児保育の実施にかかる費用の補助額を拡充します。これにより、保護者が子供を預けることができる環境を整えます。 第三保育所の長寿命化改修工事については、保育所内を3工区3期に分けて行っており、現在2期目の工事に入るところです。日常保育を行いながらの工事となるため、令和7年1月の完成を目指して安全に配慮しながら工事を進めます。 新型コロナウイルス感染症の発生時には、感染症対策用物品が不足し一時的に確保困難な状況が発生しました。これらの教訓を踏まえ、真に必要なときの備えとして、物品の計画的な調達や管理をすることで、新型インフルエンザ等の新たな感染症の発生や蔓延から市民の生命と健康を守る備えを行います。3 教育文化「人が育ち文化の息づく古河(まち)をつくる」 物価高騰による子育て世帯の経済的負担を軽減するため、令和6年度は、市内の小中学校に通う児童生徒の学校給食費を無償化します。また、食物アレルギーのために給食の提供を受けられない児童生徒の保護者に対しては、別に支援を検討していきます。 全国的に中学生の自殺者数が増加傾向にあることから、見過ごされがちな自殺リスクや精神不調を可視化するRAMPSというツールを導入します。これにより、悩みや不安を抱える生徒の心身の状態を知ることで、学校でのサポートの必要性を早期に判断し、様々な問題行動の予防につながることを期待しています。 部活動の地域移行については、将来にわたり子供達がスポーツや文化芸術活動を継続して親しむことができる機会を確保するとともに、学校の働き方改革を推進するために実施しています。引き続き、部活動指導員の配置に加えて、国の財政支援制度を活用した地域スポーツクラブの実証事業を進めていきます。 増加傾向にある在住外国人等の児童生徒については、日本語指導及び教科指導等の補助を行っています。日本語指導サポーターの指導時数を増やし、生活面・学習面で日本の教育に適応できるようサポート体制を強化していきます。 小中学校の体育館の改修については、古河第一中学校の長寿命化改良工事と、小学校4校及び中学校1校の照明LED化工事を実施します。さらに、指定避難所になっている小学校15校及び中学校6校の体育館へ空調設備を設置するための実施設計を行います。 下辺見小学校の放課後児童クラブ施設については、児童数の増加に伴い既存スペースでの運営が困難になることから、新たな施設の建設に向けて実施設計等を進めます。施設定員を拡大することにより、放課後児童クラブの利用希望者を受け入れ、児童が安心して過ごせる場を確保していきます。 総和地域交流センターの整備については、2月に実施設計が完了し、新築工事の発注準備を進めています。令和7年12月の開館を目指して着実に業務を進めていきます。 (仮称)古河市新公会堂の基本構想及び基本計画については、令和5年度に作成した基本調査報告書を基に整備内容を具体的に示すため、市民の皆様に求められている役割や機能を整理し、市民委員会において議論した上で計画に反映していきます。4 産業労働「活力と賑わいのある古河(まち)をつくる」 「大堤地区」における未来産業用地開発事業については、同地区の開発に向けた課題と対応策を検討するための基礎調査を実施します。今後も、市内外から多くの人が集まる環境づくりと、古河市の魅力向上を目指し、新たなまちづくりの拠点整備に取り組みます。 「東山田・谷貝地区」における未来産業用地開発事業については、企業の造成開始に合わせて周辺環境を整備するため、同地区の道路や水路の整備を進めます。立地企業4社の一日も早い稼働に向けて、様々な支援を行います。 新たにハローワーク古河と連携して市内事業所のPR動画を作成し、市公式ユーチューブチャンネルでの配信を開始します。また、継続して配信することで市内外の若い世代を中心に幅広く情報を伝え、雇用対策とキャリア教育の推進に併せて、産業PRにつなげていきます。 観光イベント事業については、一般社団法人古河市観光協会と連携して季節ごとのイベントを開催していきます。8月3日には、5年ぶりに夏の風物詩である古河花火大会を盛大に開催します。各種イベントの開催に当たっては、安全に配慮して関係機関と調整を進め、観光客の市内回遊につなげることで地域の活性化を図ります。 道の駅「まくらがの里こが」については、来場者の増加や滞在時間の増加を目指し、大型遊具やウッドデッキの整備を進めています。また、市の地場産品等を活用した新たな商品の開発も進めています。道の駅に付加価値を加えることで、さらなる来場者の増加につながることを期待しています。5 生活環境「安全で快適な古河(まち)をつくる」 いつ発生するかわからない災害への備えとして、災害時における備蓄品の適切な管理とスムーズな輸送を目的に、民間事業者が管理する倉庫での保管を始めます。また、水害を想定した地域防災訓練については、浸水想定の深い区域の住民を対象に、バスや自家用車での避難訓練のほか、避難所開設訓練などを実施し、水害からの逃げ遅れ「ゼロ」を目指します。 防災行政無線については、耐用年数の経過のためシステム更新を実施します。更新に伴い、放送と同時に防災防犯メールやSNSなどで、内容の一斉配信を可能にすることで、災害時等における情報伝達力を強化します。 カーボンニュートラルの推進に向けて、中学校9校で行っている「押しかけ講座」を、小学校23校へ拡大して実施します。若い世代に向けた啓発を小学校に拡大し機会を増やすことで、カーボンニュートラルを身近なこととして取り組める人材を育成していきます。 産業部門のCO2削減の取組として、中小企業者等の製造業に限定していた省エネ診断補助金を、全ての業種へ拡大します。これにより、配電盤茨城団地で行っているグリーン化のモデル事業を、地域全体の取組として推進します。 空き家を活用した住宅政策の可能性を探るため、空き家リフォーム住宅のサブリース賃貸を、市外の若者世帯を対象にモデルケースとして実施します。空き家の利活用や若者世帯の移住定住の効果を検証した上で、新たな住宅政策の展開を目指します。6 都市基盤「魅力的で利便性の高い古河(まち)をつくる」 古河駅東部土地区画整理事業については、大街区北側135街区の秋頃の商業施設開業に合わせて、周辺の造成工事等を進めます。また、事業区域内の西牛谷辺見線については、順次整備を進めており、旭町今泉線から十間通りまでの区間を3月に供用開始します。 桜町上辺見線古河工区整備事業については、国道4号西側の未整備区間を整備するため、道路予備設計等に着手します。また、下大野線整備事業については、柳橋下大野線の西側に延伸する区間を整備するため、引き続き、用地測量や道路詳細設計を進めます。 市の観光拠点となる公園づくりを目指して、令和5年度より公園の再整備に着手しています。サンワ設計ネーブルパークについては、サウナの設置やキャビンリノベーションなどを行い、来場者の増加を目指します。また、古河公方公園については、カキツバタ園の拡張整備を行い、さらなる魅力向上に努めます。 地域公共交通計画の基本理念で掲げる「安全かつ持続可能な交通環境により、魅力的で利便性の高い古河(まち)をつくる」を目指して、13項目の事業を展開し、将来にわたり持続可能な公共交通網を構築していきます。また、市内循環バス「ぐるりん号」については、利便性向上のためにダイヤ及びルートの一部を見直し、3月より運行開始します。7 行財政「古河(まち)づくりを支える行政経営」 ブランド戦略「こがくらす」については、市民参加型のワ―クショップを開催して、動画制作やSNSの効果的な活用方法を紹介し、参加者を巻き込んで市の発信力を高めていきます。また、特設ウェブサイトでは、市外からの視点を取り入れた記事や、市内企業と連携した記事を新たに追加し、さらに内容の充実を図ります。 ふるさと納税の推進については、寄附募集サイトの掲載情報をさらに充実させるとともに、返礼品提供事業者との対話を大切にしながら制度の適正な運用に努めます。返礼品の充実と効果的なPRにより、寄附額の増加や、地元産業の活性化を図り、市の知名度向上につなげます。 39歳以下の若者世帯や15歳以下の子供を養育する子育て世帯の市内定住を促進するため、若者・子育て世帯まちなか住宅取得奨励金を新設します。これまで転入者を対象に実施していた事業の一部を見直し、古河市に長く住んでいる市民も活用可能にしたことから、定住者が増加することを期待しています。 自治体システム標準化については、全ての自治体で令和7年度末までに国の標準仕様書にのっとったシステムへの移行が必須となっています。市では現行システムをアップデートすることで標準化に対応していき、令和7年8月に標準化システムへ切り替えることを目標に準備を進めます。 デジタルで市民の利便性向上を図るため、市役所の主な窓口やオンライン申請時のキャッシュレス決済機能を導入します。また、チャットGPTの活用については、庁内の調査研究チームによる調査の結果、業務の効率化などに一定の効果が確認できたことから活用していきます。 市民総合窓口業務の委託化については、6月から官民が連携した窓口運営体制に移行します。窓口利用者満足度の向上及び持続可能な行政サービス提供体制の確保に向け、窓口の発券機導入などにも取り組みながら、市民と行政の接点であるフロントヤード改革を進めます。 以上、令和6年度市政運営の基本方針及びそれに基づく主要施策等の概要について、御説明を申し上げました。 本定例会には、過去最高の一般会計総額約545億円となる予算案を提案いたしました。これまで以上にめり張りを利かせ、BPOを活用した窓口改善や、グリーンやデジタルの分野に投資を行う一方、事業の見直しを一層強化することで、将来にわたる財政対応力にも注力しています。 「華のある都市(まち)古河」を目指し、持続可能な都市へと変革させるために、全庁一丸となって、その成果を早期に形あるものとし、希望ある未来を導いてまいります。 つきましては、市政運営に対し、議員各位をはじめ市民の皆様の御理解と御協力を心よりお願いするものです。 以上、令和6年度施政方針といたします。 令和6年2月28日、古河市長、針谷 力。
○議長(赤坂育男君) 以上で、施政方針を終了いたします。
△日程第9 諮問第1号 人権擁護委員の候補者推薦につき意見を求めることについて 諮問第2号 人権擁護委員の候補者推薦につき意見を求めることについて
○議長(赤坂育男君) 次に、日程第9、諮問第1号及び諮問第2号 人権擁護委員の候補者推薦につき意見を求めることについて、以上2件を一括して議題といたします。 〔諮問は本会議録末尾に掲載〕
○議長(赤坂育男君) この際、提案理由の説明を求めます。 針谷市長。 〔市長針谷 力君登壇〕
◎市長(針谷力君) 諮問第1号及び諮問第2号 人権擁護委員の候補者推薦につき意見を求めることについて提案理由を申し上げます。 人権擁護委員中村浩子氏、大島 徹氏につきましては、令和6年6月30日をもって任期満了となりますので、新たに和野美香氏、小林裕美氏を適任と認め、人権擁護委員候補者として法務大臣に推薦したく、議会の意見を求めるものであります。 参考資料として両氏の履歴を添付しておりますので、御参照いただきたいと思います。
○議長(赤坂育男君) 以上で、提案理由の説明は終了いたしました。 これより質疑に入ります。 質疑の通告はありませんでした。 質疑を希望する議員の挙手を求めます。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(赤坂育男君) 質疑なしと認め、以上で質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件は人事案件でありますので、慣例に従い
常任委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決することにいたしたいと存じます。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(赤坂育男君) 御異議なしと認め、よって本件は
常任委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決することに決しました。 これより採決に入ります。 初めに、諮問第1号を採決いたします。 お諮りいたします。本件は同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(赤坂育男君) 御異議なしと認め、よって本件は同意することに決しました。 次に、諮問第2号を採決いたします。 お諮りいたします。本件は同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(赤坂育男君) 御異議なしと認め、よって本件は同意することに決しました。
△日程第10 認定第1号 令和5年度古河市
一般会計補正予算(第7号)の専決処分の報告及び承認を求めることについて
○議長(赤坂育男君) 次に、日程第10、認定第1号 令和5年度古河市
一般会計補正予算(第7号)の専決処分の報告及び承認を求めることについてを議題といたします。 〔認定は本会議録末尾に掲載〕
○議長(赤坂育男君) この際、提案理由の説明を求めます。 針谷市長。 〔市長針谷 力君登壇〕
◎市長(針谷力君) 認定第1号 令和5年度古河市
一般会計補正予算(第7号)の専決処分の報告及び承認を求めることについて提案理由を申し上げます。 本件は、政府による経済対策の一環として実施される住民税均等割のみ課税世帯臨時特別給付金及び低所得の子育て世帯に対するこども加算臨時特別給付金の支給に要する経費について所要の措置を講ずるほか、令和6年能登半島地震の被害を受けた石川県へのふるさと納税の代理受付による寄附金の送付に要する経費等について補正予算を定める必要が生じましたが、議会を招集する時間的余裕がなかったため、地方自治法第179条第1項の規定に基づき専決処分により補正予算を定めましたので、同条第3項の規定により報告し、承認を求めるものであります。
○議長(赤坂育男君) 以上で、提案理由の説明は終了いたしました。 これより質疑に入ります。 質疑の通告はありませんでした。 質疑を希望する議員の挙手を求めます。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(赤坂育男君) 質疑なしと認め、以上で質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております認定第1号につきましては、会議規則第37条第3項の規定により
常任委員会付託を省略したいと存じます。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(赤坂育男君) 御異議なしと認めます。よって、本件は
常任委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 討論を希望する議員の挙手を求めます。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(赤坂育男君) 討論なしと認め、以上で討論を終結いたします。 これより認定第1号を採決いたします。 お諮りいたします。本件は承認することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(赤坂育男君) 御異議なしと認めます。よって、本件は承認することに決しました。
△日程第11 認定第2号 控訴の提起についての専決処分の報告及び承認を求めることについて
○議長(赤坂育男君) 次に、日程第11、認定第2号 控訴の提起についての専決処分の報告及び承認を求めることについてを議題といたします。 〔認定は本会議録末尾に掲載〕
○議長(赤坂育男君) この際、提案理由の説明を求めます。 針谷市長。 〔市長針谷 力君登壇〕
◎市長(針谷力君) 認定第2号 控訴の提起についての専決処分の報告及び承認を求めることについて提案理由を申し上げます。 本件は、令和6年2月14日に言渡しになりました水戸地方裁判所下妻支部令和2年(ワ)第176号損害賠償請求事件の判決を不服として控訴するに当たり、議会を招集する時間的余裕がなかったため、地方自治法第179条第1項の規定に基づき専決処分により控訴の提起をしたものでございます。 なお、提訴の趣旨といたしましては、原判決中、控訴人敗訴の部分を取り消す、被控訴人の控訴人に対する請求を棄却する、訴訟費用は第1、第2審を通じ被控訴人の負担とするとの判決を求めて行ったものです。
○議長(赤坂育男君) 以上で、提案理由の説明は終了いたしました。 これより質疑に入ります。 質疑の通告がありますので、これを許します。 13番秋庭 繁議員。
◆13番(秋庭繁君) おはようございます。今議会初めて質疑をさせていただきますので、その前に、先ほど議長、市長からもありましたように、能登半島沖での地震で亡くなられた方に対する御冥福と、被災者に対してお悔やみを申し上げさせていただきます。また、ようやく復興への拠点もつくられて、復興が始まるということですので、私たちも全力で応援をしていく決意も改めて申し上げさせていただきたいと思います。 さて、先ほど針谷市長から説明がありました認定第2号 控訴の提起についてですが、これについても自死に至った教員に対して御冥福と、そして御遺族にお悔やみを申し上げさせていただきます。 私のほうから何点か質疑をさせていただきたいのですが、この間、訴訟の具体的な内容を私たちは存じ上げていません。そういう点で、遺族側からの訴訟内容及び、先ほど針谷市長のほうで控訴に当たっての市側の考え方は述べられましたが、この間、市側が主張してきた内容、それと地方裁判所の判決内容についてお聞かせをいただきたい。 それから、できればこの当時の中学校の教師の労働時間数、公立の義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置法でひっくるめて換算をされていましたが、それぞれ小中学校の時間外労働については市としてつかんでいると思うので、その時間数についてどのような状況だったのかお聞かせをいただきたい。 それから、残念ながら自死に至ったこの教諭の部活動の指導があったわけですが、それに加えて新任教師のフォローもしていたというふうに新聞でも報道されています。その辺についてどのような状況だったのか、分かれば教えていただきたい。 それから、もう一つは、古河市の市内9つの中学校の吹奏楽部のレベルといいますか、それぞれが競っていると思うのですけれども、前に総和中学校などは全国大会で優秀賞などをいただいたこともあると古河市の広報でも紹介されていましたが、市内中学校の吹奏楽部の皆さんのレベルがどの辺なのか、分かればお聞かせいただきたい。 それから、もう一点は、小中学校の教師の働き方改革。今、公立の義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置法の問題がまた改めて問題になってきています。亡くなられた先生、あの当時一番教師の労働時間の問題が大変、日本国内というか、世界でも問題になったということがあるわけですけれども、この公立の義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置法の内容についてお聞かせをいただきたい。 それから、先ほど針谷市長のほうから控訴の理由についてありましたけれども、この辺について、以上6点について伺って、1回目とします。
○議長(赤坂育男君) 執行部の答弁を求めます。 島村教育部長。
◎教育部長(島村光昭君) 秋庭 繁議員の御質疑に対しましてお答えを申し上げます。多岐にわたっておりますので、一つ一つお答えをさせていただきます。 まず、訴訟の内容でございます。原告からの訴えといたしまして、原告の夫である古河市立中学校の元教諭が長時間労働と心理的負担により鬱病を発病し、自殺したのは学校設置者である市に原因があるとして、損害賠償請求の訴えを起こしたものでございます。 次に、これまでの市の主張でございますが、これにつきましては、今後の控訴審で主張していくため、詳細について答弁は差し控えをさせていただきます。 次に、当時の亡くなられた中学校教師の時間外労働時間の時間数につきましても、ここは裁判での争点ともなっております。控訴審に影響が出る可能性がありますので、答弁は差し控えをさせていただきます。 次に、部活動の指導に加えて他の教諭のフォロー等のお話でございますが、部活動の指導体制につきましては、これまでも顧問の教員が一人で見ることのないよう、複数の顧問により指導する体制となっています。 次に、総和中学校の吹奏楽部の全国的なレベルはということでございますが、過去10年間調査をいたしましたが、平成27年度に総和中学校が全国大会で銀賞を取った経験が1度ございます。これは全体演奏ではなく、アンサンブルコンテストということです。 次に、働き方改革ということでございますが、学校における働き方改革につきましては、国の中央教育審議会が平成31年1月に答申をしたことで国もガイドラインを作成し、本格的に取り組むこととなりました。それに伴いまして、本市におきましても令和3年度に教育委員会内に働き方改革の検討組織等を立ち上げまして、保護者への制度周知や本市としてのガイドラインの策定などを行い、現在もこれに基づき対応しているところでございます。 なお、公立の義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置法のお話が出ました。公立の義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置法につきましては、昭和46年に制定されたものでございまして、公立学校の教職員の給与や労働条件を定めた法律であり、教育職員には原則的に時間外勤務手当や休日勤務を支給しない代わりに、給料月額の4%に相当する額を教職調整額として支給をすることが定められております。 なお、議員も御存知かと思いますが、この公立の義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置法については国でも現在改正等の議論がなされているところでございます。 控訴の理由につきましては、市の主張やこれまでの裁判過程等、この内容につきましては、関係者も数多くおりますので、控訴審に影響が出る可能性があるため、答弁につきましては、差し控えをさせていただきます。 以上、答弁といたします。
○議長(赤坂育男君) 答弁は終わりました。 秋庭 繁議員の2回目の質疑を許します。
◆13番(秋庭繁君) 今、島村教育部長のほうからお聞かせをいただきました。控訴審に関わるものとして大事なところが聞けなかったわけですけれども、実は私は、新聞報道で見る限りですけれども、新聞報道によると、当時男性教諭が自死したのは長時間労働などが原因ということがここに明記されたと。そういう点で、裁判長が判決理由で、長時間の時間外労働により鬱病を発症した。労働時間や休日取得について定めた労働基準法に違反する状態が続いていたと。ここが一番明確にされていることではないかと思うのですが、これを指摘して、そういう点では学校長の安全配慮義務違反、ここも認めたということになっています。 新聞報道で、市側は、男性が顧問を務める吹奏楽部で自主的に高い目標を設定していたことが長時間労働の要因だというふうに主張していると言っていますが、やはりそれぞれの部活動を担当する教師にとっては、それなりの目標を持つことは当然だと思うのです。それは高いか低いかは別にして、私の出身の古河第二中学校もそういう点では古河市の中では吹奏楽部が優秀というか、それなりに大会に出て活躍をされていると資料で見させていただきました。それぞれの中学校がそれぞれの立場で競い合うと。そして、支部や、あるいは関東大会や全国大会へと皆さん思っているし、先生方もそのために一生懸命になって指導してくださっていると思うのです。やはり日曜日、祝日もなしに生徒と一緒に、時間が取れれば練習をすると。甲子園へ行く球児たちも同じだと思うのです。そういう点からすると、市側の、吹奏楽部で自主的に高い目標を設定していたというのは当たらないのではないかと思うのですが。 最後に、裁判長は、指導は業務の一環で、校長も容認していたというふうに判決で述べているということであれば、やはり学校全体として、吹奏楽部だけに限らず、様々な部活動の中で顧問の先生と生徒たちが一緒になって努力をしていくということは必ずしも悪いことではないし、そのことについて裁判所側もきちんと認めたということではないかと思います。そういう点では、働き過ぎのないように管理責任が問われるというのは当然だと思います。 先ほど公立の義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置法の問題もお話をさせていただきましたけれども、ちょうど先生が亡くなられた2017年というのは先生方の働き方問題が全国的に問題になって、様々な取組がされてきたというか、何とかしなければという状況だったと思うのです。そこのところを古河市としては踏まえた上で、そういう状況の中であったということを踏まえた上で控訴に至ったのかどうか。改めて、控訴で争うに当たって、市としてこのことで争わなければならない内容だったのかどうか、その辺についてもう一度お聞かせをいただきたい。針谷市長からも考え方があれば、先ほど言った点について今後どうしていくのかお聞かせをいただきたい。
○議長(赤坂育男君) 執行部の答弁を求めます。 針谷市長。
◎市長(針谷力君) 一審として下妻裁判所の結論が出たという状況であると思います。過去にも古河市、裁判で争う事例がございました。古河市は古河市の主張を再度控訴審で主張していくということに変わりはありません。最終的には日本国の場合には3審制を取っております。そういう中で、こちらとして納得ができない内容のものについては争うということが原則であろうと、こんなふうに思っているところであります。以上を答弁とさせていただきます。
○議長(赤坂育男君) 答弁は終わりました。 秋庭 繁議員の3回目の質疑を許します。
◆13番(秋庭繁君) 今回の古河市の判決が出る前に、昨年富山県の滑川市でもちょうど同じような時期に教員過労死で亡くなって、同じようにテニス部の顧問が、土日もなく、そして進路指導なども併せて行ったという点で、市立中学校の遺族が訴えた裁判では、部活動指導は自主的活動ではないということで教諭の過労死を認めたわけです。滑川市と県が相手だったものですから、市と県は控訴をせず、これは受諾したということになっています。判決では、倒れる直前の1か月間の教諭の時間外勤務は、過労死ラインとされる80時間を大きく上回る約120時間に上り、発症前の53日間に休みが1日しかないなど長時間の時間外勤務があったと認めたというふうに出されています。確定した後、滑川市の市長と教育長は遺族の元を訪れて弔問をしたという、後の記事も出ています。 やはりここでも働き方改革の問題だったと思うのです。ちょうど同じ2016年、2017年の残念な事態だったと思うのですが、こういう判決が確定をしているということになると、それを乗り越える判断というか、基準があるのかどうか。もう一度その辺お話しできれば、聞かせていただきたい。
○議長(赤坂育男君) 執行部の答弁を求めます。 島村教育部長。
◎教育部長(島村光昭君) 秋庭 繁議員の3回目の質疑にお答えいたします。 今御紹介がありました富山県での裁判についてですが、これは時間外勤務による過労死であったと承知をいたしております。今回の古河市に関わる裁判につきましては、先ほど御紹介したとおり、判決理由と市の考えに大きく乖離があったために控訴をするということになったものでございますので、それ以上の内容につきましては、控訴審に影響が出るため、答弁は差し控えをさせていただきたいと思います。御理解のほどよろしくお願いいたします。
○議長(赤坂育男君) 答弁は終わりました。 以上で、秋庭 繁議員の質疑は終了いたしました。 以上で、通告による質疑は終了いたしました。 ほかに質疑を希望する議員の挙手を求めます。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(赤坂育男君) 質疑なしと認め、以上で質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております認定第2号については、会議規則第37条第3項の規定により
常任委員会付託を省略したいと存じます。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(赤坂育男君) 御異議なしと認めます。よって、本件は
常任委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 討論を希望する議員の挙手を求めます。 〔討論希望議員挙手〕
○議長(赤坂育男君) 1名と確認いたします。 13番秋庭 繁議員の討論を許します。 〔13番秋庭 繁議員登壇〕
◆13番(秋庭繁君) 13番、日本共産党の秋庭 繁です。通告に従いまして、認定第2号 控訴の提起についての専決処分の報告について及び承認を求めることについて反対の立場で討論を行います。 質疑の前に御冥福とお悔やみを申し上げさせていただきましたが、生徒のために一生懸命尽くされたことが原因で病気になり、自死に追い込まれたことについて言葉で表すことができません。御遺族にとっても突然のことで、無念でならないことではないでしょうか。私はその立場に代わることができませんが、今回の控訴ということに若干の憤りを禁じ得ません。 先ほど質疑の中で、中学校教師の時間外労働について伺いました。具体的な数字は聞くことができませんでしたが、裁判の重要な争点である長時間労働について記録がないということではないと思います。これで記録がないということになると、実証ができないということになるのではないでしょうか。 この討論を書くに当たって昨夜いろいろ見ていましたら、2017年は教職員にとってどんな年だったのかというのを思い起こしました。私も議員になって、当時の教育部長に時間外労働についてお伺いしたこともありました。そのときを思い起こしてもいました。インターネットで見たのですが、一番先に出てきたのが、教育界でも働き方改革が問われた2017年、「なぜ、日本の先生は忙しいのか」と題する、妹尾昌俊さんという方が調査した学校の実態報告。随分数字を挙げて、様々な角度から先生たちの学校の教室や職員室の状況まで紹介をされていました。この妹尾さんは、教育研究家とありました。野村総合研究所を経て、2016年から独立して、全国各地で学校や教育委員会向けの研修や講演、コンサルティングなどを手がけている。5人の子育てをしながら、学校業務改善アドバイザー、これは文部科学省から委嘱されていたそうです。中央教育審議会からは、学校における働き方改革特別部会委員、スポーツ省、文化庁の部活動ガイドライン作成検討会議委員、文部科学省、校務の情報化の在り方に関する専門家会議委員等を歴任と書かれていました。著書には、「変わる学校、変わらない学校」、「教師崩壊」、「教師と学校の失敗学―なぜ変化に対応できないのか」、また「こうすれば、学校は変わる!「忙しいのは当たり前」への挑戦」、「学校をおもしろくする思考方法」など。この題名を読んだだけで、私も読んでみなければいけないなと感じたところでした。先生方にもぜひ読んでいただけたらよろしいのではないかと思っています。 結論に入りますが、判決は、古河市側の男性が顧問を務める吹奏楽部で自主的に高い目標を設定していたことが長時間労働の要因だと、こういう主張に対して裁判長は、指導は業務の一環で、校長も容認していたと退けました。また、判決理由で、男性は長時間の時間外労働による鬱病を発病したとして、労働時間や休日取得について定めた労働基準法にも違反する状態が続いていたと判決は指摘をしています。 妹尾さんの報告に今年、2017年ほど学校に働き方改革の必要性が叫ばれた年はないとの一文がありました。続いて、文部科学省や教育委員会等の調査結果が相次いで公表されたことで、日本の小中学校の多くがブラックな職場であることが明らかになったとも記されていました。また、文部科学省教員勤務実態調査は、2016年の実施で、小学校教員の33.5%、中学校教員57.7%は週60時間以上勤務。つまり、月80時間以上の過労死ラインを超える時間外労働をしている。これは既に報道されているとおり。しかし、ほとんど報道をされていないのが、このデータは自宅残業を含んでいない数字である。調査結果によると、小中学校とも先生たちは平均して週四、五時間程度自宅で残業している。通知表の点数つけなどを含めて、自宅へ持ち帰って、なくして問題になったということも新聞報道であったことです。これを加えたラフな計算をすると、過労死ラインを超える人の割合は小学校教諭の57.8%、中学校教諭の74.1%に跳ね上がると、妹尾さんはこの文書の中でも指摘をしていました。自宅残業を含むと中学校教諭の4人に3人が過労死ラインの異常な職場であることが浮き彫りになった。 このような状況下の中で起きたことへの認識が問われるのではないでしょうか。先ほども申し上げましたが、昨年7月に富山県の滑川市の中学校の先生の遺族が起こした過労死裁判の判決がありました。部活動は自主活動ではないとして、校長の安全配慮義務を認めたものです。市と県は控訴をせず、判決は確定をしました。古河市の場合もちょうど同じような状況下で起きたのではないでしょうか。しかし、判決を受けた市側の対応に違いがあり、控訴していたずらに引き延ばすのは御遺族に対しても計り知れない悲しみと負担をかけることになります。冷たい仕打ちと言わなければなりません。以上の理由から、控訴という専決処分に反対をいたします。 以上、討論とします。
○議長(赤坂育男君) 以上で、挙手による通告の討論は終了いたしました。 ほかに討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(赤坂育男君) 討論なしと認め、これにて討論を終結いたします。 これより認定第2号を採決いたします。 なお、この採決は電子採決をもって行います。 お諮りいたします。本件は承認することに賛成の議員は、賛成ボタンを押してください。 〔賛成者ボタンを押す〕
○議長(赤坂育男君) ボタンの押し忘れはありませんか。賛成の方は、お手元のマイクボタンが赤く点灯しているか御確認ください。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(赤坂育男君) 押し忘れがないものと認め、採決を確定します。 賛成多数と認めます。よって、本件は承認することに決しました。
△日程第12 認定第3号 令和5年度古河市
一般会計補正予算(第8号)の専決処分の報告及び承認を求めることについて
○議長(赤坂育男君) 次に、日程第12、認定第3号 令和5年度古河市
一般会計補正予算(第8号)の専決処分の報告及び承認を求めることについてを議題といたします。 〔認定は本会議録末尾に掲載〕
○議長(赤坂育男君) この際、提案理由の説明を求めます。 針谷市長。 〔市長針谷 力君登壇〕
◎市長(針谷力君) 認定第3号 令和5年度古河市
一般会計補正予算(第8号)の専決処分の報告及び承認を求めることについて提案理由を申し上げます。 本件は、新型コロナウイルスワクチン接種における健康被害に対する予防接種健康被害救済制度に基づく給付金の支給に要する経費について所要の措置を講ずるほか、損害賠償請求事件の判決に対する控訴の提起等に要する経費について補正予算を定める必要が生じましたが、議会を招集する時間的余裕がなかったため、地方自治法第179条第1項の規定に基づき専決処分により補正予算を定めましたので、同条第3項の規定により報告し、承認を求めるものであります。
○議長(赤坂育男君) 以上で、提案理由の説明は終了いたしました。 これより質疑に入ります。 質疑の通告がありますので、これを許します。 8番古川一美議員。
◆8番(古川一美君) おはようございます。古川でございます。よろしくお願いいたします。 私からは、新型コロナウイルスの予防接種健康被害の給付金について確認をさせていただきたいと思います。この給付の件数と内容について、それからこれまで古河市での申請件数、それから給付の件数は何件あったのかお聞かせください。 それから、2点目は、厚生労働省が発表しています全国の健康被害の申請件数と認定件数をお聞かせください。 それから、3番目が、市民へのワクチンのデメリットの周知の内容についてなのですけれども、一般質問でも何度か確認をさせてもらったのですけれども、初回接種のときからその周知の内容は変わっているのか、同じなのか、この点について確認をさせていただきたいと思います。お願いいたします。
○議長(赤坂育男君) 執行部の答弁を求めます。 笠島健康推進部長。
◎健康推進部長(笠島幸子君) 古川一美議員の御質疑にお答えいたします。 今回の新型コロナウイルス予防接種健康被害給付費につきましては、先日国から認定がありました死亡事例1件の給付を計上しております。 新型コロナウイルスワクチンによる予防接種健康被害につきましては、現在のところ14件を国に進達しており、このうちこれまで給付した件数は10件となっております。給付の詳細な内容につきましては、個人の特定につながるおそれがあることから、お答えを控えさせていただきます。 続きまして、2点目の厚生労働省が発表している全国の健康被害の申請件数、認定件数についてですが、2月26日付の疾病・障害認定審査会(感染症・予防接種審査分科会新型コロナウイルス感染症予防接種健康被害審査第三部会)審査結果の資料によりますと、進達受理件数は1万345件、認定件数は6,344件となっております。このうち死亡事案は、進達件数は1,206件、認定件数は493件となっております。 続きまして、市民へのワクチンのデメリットの周知内容につきましてですが、個別に通知しております接種券に国で示す新型コロナウイルスワクチン予防接種についての説明書や市からのお知らせを同封しており、副反応や予防接種健康被害救済制度について掲載しております。また、市ホームページにおきましても、副反応の相談先や健康被害救済制度の申請方法などについて掲載しております。周知内容につきましては、初回接種のときから大きな変更はございませんが、取り扱うワクチンにより副反応の症状や発現割合が若干変わる場合がありますので、市ホームページでは最新の情報に更新して掲載し、新型コロナウイルスワクチンの正しい情報につきまして市民へ周知に努めているところでございます。 以上、答弁とさせていただきます。
○議長(赤坂育男君) 答弁は終わりました。 古川一美議員の2回目の質疑を許します。
◆8番(古川一美君) ありがとうございます。かなりの件数で、非常にこれは問題があるのかなとは思っているのですけれども、健康被害を訴える方の対応について、県のほうでと御案内をしているということなのですが、申請の手続もかなり複雑だと聞きますし、長く副反応で苦しんでいらっしゃる方もいらっしゃると思うのですけれども、その対応についてはどのようにされているのかお聞かせいただきたいと思います。
○議長(赤坂育男君) 執行部の答弁を求めます。 笠島健康推進部長。
◎健康推進部長(笠島幸子君) 申請までの流れについてでございますが、ケースによって異なりますが、基本的には御本人や御家族からの副反応についての御相談を市でお受けしまして、相談内容につきまして受診を勧めたり、あるいは既に受診をしていらっしゃいまして、医師から新型コロナウイルスワクチンの副反応の疑いがあると指摘されたケースにつきましては、制度についての説明を行っております。申請の意向がある方につきましては、提出書類一式をお渡しするかお送りなどしており、書類がそろった段階で申請する流れになっております。申請は郵送での提出も受け付けておりますが、個々のケースで提出書類に記入する内容等も変わってまいりますので、ケースごとに窓口での受付対応を実施しております。 以上、答弁とさせていただきます。
○議長(赤坂育男君) 答弁は終わりました。 古川一美議員の3回目の質疑を許します。
◆8番(古川一美君) ありがとうございます。公費での接種はこの3月で終わるということではあるのですけれども、今後この周知の内容については今までどおりなのか、内容が変わっていくのか、最後に確認させてください。
○議長(赤坂育男君) 執行部の答弁を求めます。 笠島健康推進部長。
◎健康推進部長(笠島幸子君) 古川一美議員の3回目の御質疑にお答えいたします。 おっしゃるとおり、今年度末で臨時接種のほうは終了いたしまして、令和6年度からの接種方法につきましては、ただいま詳細につきまして国のほうから案内が来次第、市民の方にお知らせするということになっております。健康被害に関してのお知らせにつきましては従来のように接種券をお送りすることが恐らくなくなると思いますので、個別に通知するという方法ではなく、医療機関の窓口でのお知らせをするとか、あるいは市ホームページ、広報等を使ってお知らせするというような方法を考えております。 以上、答弁とさせていただきます。
○議長(赤坂育男君) 答弁は終わりました。 以上で、古川一美議員の質疑は終了いたしました。 以上で、通告による質疑は終了いたしました。 ほかに質疑を希望する議員の挙手を求めます。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(赤坂育男君) 質疑なしと認め、以上で質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております認定第3号については、会議規則第37条第3項の規定により
常任委員会付託を省略いたしたいと存じます。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(赤坂育男君) 御異議なしと認め、よって本件は
常任委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 討論を希望する議員の挙手を求めます。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(赤坂育男君) 討論なしと認め、以上で討論を終結いたします。 これより認定第3号を採決いたします。 お諮りいたします。本件は承認することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(赤坂育男君) 御異議なしと認めます。よって、本件は承認することに決しました。
△日程第13 報告第1号 和解及び損害賠償の額の決定についての専決処分の報告について 報告第2号 和解及び損害賠償の額の決定についての専決処分の報告について
○議長(赤坂育男君) 次に、日程第13、報告第1号及び報告第2号 和解及び損害賠償の額の決定についての専決処分の報告について、以上2件を一括して議題といたします。 〔報告は本会議録末尾に掲載〕
○議長(赤坂育男君) この際、説明を求めます。 針谷市長。 〔市長針谷 力君登壇〕
◎市長(針谷力君) 報告第1号及び報告第2号 和解及び損害賠償の額の決定についての専決処分の報告について御説明申し上げます。 報告第1号につきましては、公用車が市道から民有地へ左折したところ、相手方所有地内のフェンスに接触し、フェンスが損傷したもので、交通事故による損害賠償について、修繕費の10割を市の損害賠償の額とすることで相手方と示談したものであります。 報告第2号につきましては、公用車が銀行駐車場から精算機を通り出庫しようとした際に精算機に接触し、車両右前方と精算機が損傷したもので、交通事故による損害賠償について、修繕費の10割を市の損害賠償の額とすることで相手方と示談したものであります。
○議長(赤坂育男君) 以上で説明は終了いたしました。 これより質疑に入ります。 質疑の通告はありませんでした。 質疑を希望する議員の挙手を求めます。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(赤坂育男君) 質疑なしと認め、以上で質疑を終結いたします。 報告第1号及び報告第2号は地方自治法第180条第2項の規定に基づく専決処分の報告でありますので、御承知おき願います。
△日程第14 議案第18号 古河市手数料条例の一部改正について
○議長(赤坂育男君) 次に、日程第14、議案第18号 古河市手数料条例の一部改正についてを議題といたします。 〔議案は本会議録末尾に掲載〕
○議長(赤坂育男君) この際、提案理由の説明を求めます。 針谷市長。 〔市長針谷 力君登壇〕
◎市長(針谷力君) 議案第18号 古河市手数料条例の一部改正について提案理由を申し上げます。 本案は、戸籍法の一部改正に伴い、戸籍・除籍電子証明書提供用識別符号の発行等に係る事務に関する手数料の額を定めるため所要の改正を行い、令和6年3月1日から施行するものであります。
○議長(赤坂育男君) 以上で、提案理由の説明は終了いたしました。 これより質疑に入ります。 質疑の通告はありませんでした。 質疑を希望する議員の挙手を求めます。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(赤坂育男君) 質疑なしと認め、以上で質疑を終結いたします。 議長より申し上げます。ただいま議題となっております議案第18号は、直ちに所管である文教厚生常任委員会に付託し、委員長報告、質疑及び討論の後、採決することにいたしたいと存じます。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(赤坂育男君) 御異議なしと認めます。 本件は直ちに文教厚生常任委員会に付託いたします。 ここで、文教厚生常任委員会開催のため暫時休憩いたします。 午前11時28分休憩 午後 1時10分開議
○議長(赤坂育男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 令和6年2月28日古河市議会議長 赤 坂 育 男 殿 文教厚生常任委員会委員長 鈴 木 務 委 員 会 審 査 報 告 書 本委員会に付託された事件は、審査の結果下記のとおり決定したので、会議規則第110条の規定により報告します。 記 ┌──────┬─────────────────┬────────┬─────────┐│ 議案番号 │ 件 名 │ 審査結果 │ 意 見 │├──────┼─────────────────┼────────┼─────────┤│ │ │原案のとおり可決│ ││議案第18号│古河市手数料条例の一部改正について│ │ ││ │ │すべきものと決定│ │└──────┴─────────────────┴────────┴─────────┘
○議長(赤坂育男君) この際、文教厚生常任委員会委員長の報告を求めます。 文教厚生常任委員会委員長鈴木 務議員。 〔文教厚生常任委員会委員長鈴木 務議員登壇〕
◆文教厚生常任委員会委員長(鈴木務君) ただいまから、文教厚生常任委員会に付託されました議案第18号 古河市手数料条例の一部改正についての審査の経過と結果についてを御報告いたします。 本議案につきましては、本日の本会議において付託され、慎重審査をいたしました結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、文教厚生常任委員会の審査の経過と結果について申し上げまして、報告を終わります。
○議長(赤坂育男君) 以上で、文教厚生常任委員会委員長による報告は終了いたしました。 これより委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(赤坂育男君) 質疑なしと認め、これにて委員長報告に対する質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論を希望する議員の挙手を求めます。 〔討論希望議員挙手〕
○議長(赤坂育男君) 13番秋庭 繁議員の討論を許します。 〔13番秋庭 繁議員登壇〕
◆13番(秋庭繁君) 13番、日本共産党の秋庭 繁です。通告に従いまして、議案第18号 古河市手数料条例の一部改正に反対の立場で討論を行います。以下、その理由について述べます。 この条例改正は、法務省の戸籍副本データ管理システムを活用、新システムを構築し、データの提供を可能とし、証明書の発行事務について定めるものです。主な内容は、戸籍証明書の広域交付、戸籍電子証明書提供用識別符号の交付、届出情報等内容証明書の交付及び閲覧となっています。戸籍には、婚姻、離婚、親子、養子など身分関係や出自に関する情報が含まれています。法務省は戸籍データを一元管理し、全ての市町村からその戸籍データにアクセスし、情報のやり取りを可能にしたものです。これは情報漏えい、悪用の危険を高めたものと言わざるを得ません。マイナンバーと戸籍関係情報がコンピューターネットワークで関連づけられることになり、プライバシー侵害の危険性がより一層高くなります。 先ほどの文教厚生常任委員会での説明によれば、行政手続における戸籍抄本添付の省略、マイナンバー制度への参加です。2つ目には、戸籍の届出における戸籍抄本の添付省略、3つ目には、本籍地外での戸籍抄本の発行ができるとなっています。このことによってマイナンバーを利用することで、窓口機関において親子関係や婚姻関係などを確認することができることから、戸籍抄本の添付が省略できるとしています。また、本籍地以外の行政機関で戸籍情報にアクセスすることができることから、戸籍関係情報等の保護措置が必要になり、システム設計等の秘密保持義務と、義務違反に対する罰則と、さらに戸籍事務に従事する者が戸籍に関する事項を不正に提供した場合の罰則も設けたとしています。 情報は集積されれば利用価値が高まり、狙われやすくなり、情報漏えいを防ぐことは不可能です。昨年12月6日、個人情報保護委員会が宮崎県、長崎県、高知県、静岡県の4県と鳥取市に対し、障害者手帳の情報を扱う際の組織体制に不備があり、個人情報が漏えいしたことについて行政指導したと発表しました。その漏えい件数は、宮崎県が2,344件、長崎県が1,989件、高知県114件、静岡県100件、鳥取市は485件でした。いずれも障害者手帳の情報を別人のマイナンバーにひもづけたため、マイナンバーポータルなどで本人以外が情報を閲覧できる状態になったと報道されています。さらに、本年2月5日、外交に関する秘密情報を含む公益のやり取りをする外務省のシステムが2020年中国から攻撃を受けて情報漏えいが起きたことが明らかになりました。これもアメリカから指摘をされて日本が分かる、こんな状態が報告をされています。 戸籍法の改正でマイナンバー制度へ組み込み、マイナンバーの利用をさらに広げることは問題です。マイナンバー制度は徴税強化と社会保障給付抑制を目的に、国が国民の情報を掌握することを狙ったものです。個人情報がマイナンバー制度によって一元的に管理されることは行政にとって効率的ですが、個人情報保護という人権に関わる情報が漏洩する懸念から、マイナンバー制度に反対をしてきました。以上の理由から、議案第18号に反対をいたします。 以上です。
○議長(赤坂育男君) 以上で、挙手による通告の討論は終了いたしました。 ほかに討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(赤坂育男君) 討論なしと認め、これにて討論を終結いたします。 これより採決に入ります。 議案第18号を採決いたします。 この採決は電子採決をもって行います。 お諮りいたします。本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員は、賛成ボタンを押してください。 〔賛成者ボタンを押す〕
○議長(赤坂育男君) ボタンの押し忘れはありませんか。賛成の方は、お手元のマイクボタンが赤く点灯しているか御確認ください。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(赤坂育男君) 押し忘れがないものと認め、採決を確定します。 賛成多数と認めます。よって、本件は委員長の報告のとおり決しました。
△日程第15 議案第10号 地方自治法等の一部改正に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について 議案第11号 古河市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部改正について 議案第12号 古河市行政手続等における情報通信の技術の利用に関する条例の一部改正について 議案第13号 古河市職員の勤務時間、休暇等に関する条例等の一部改正について 議案第14号
古河市議会議員報酬等条例の一部改正について 議案第15号 古河市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部改正について 議案第16号 古河市
公共用地先行取得特別会計条例の廃止について 議案第17号 古河市
国民健康保険税条例の一部改正について 議案第19号 古河市
自治振興基金条例の廃止について 議案第20号 古河市
コミュニティセンターの設置及び管理に関する条例の一部改正について 議案第21号 古河市福祉、保健及び医療に関する施設の設置及び管理に関する条例の一部改正について 議案第22号 古河市
医療福祉費支給に関する条例の一部改正について 議案第23号 古河市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について 議案第24号 古河市
こども未来応援会議条例の制定について 議案第25号 古河市介護保険条例の一部改正について 議案第26号 古河市
指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について 議案第27号 古河市
指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並
びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正について 議案第28号 古河市
指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに
指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正について 議案第29号 古河市
指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について 議案第30号 古河市斎場の設置及び管理に関する条例の一部改正について 議案第31号 古河市道の
駅地域振興施設の設置及び管理に関する条例の一部改正について 議案第32号 古河市地区計画区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正について 議案第33号 古河市建築基準条例及び古河市開発行為、建築等に関する手数料条例の一部改正について 議案第34号 古河市
文化財保護条例の一部改正について 議案第35号 古河市
水道事業給水条例及び古河市
布設工事監督者の配置基準及び資格基準並びに
水道技術管理者の資格基準に関する条例の一部改正について 議案第36号 古河市
斎場火葬棟改築工事(建築工事)
変更請負契約締結について 議案第37号 古河市
斎場火葬棟改築工事(電気設備工事)
変更請負契約締結について 議案第38号 財産の取得について 議案第39号 財産の取得について 議案第40号 財産の取得について 議案第41号 財産の取得について
○議長(赤坂育男君) 次に、日程第15、議案第10号 地方自治法等の一部改正に伴う関係条例の整理に関する条例の制定についてないし議案第17号 古河市
国民健康保険税条例の一部改正について、議案第19号 古河市
自治振興基金条例の廃止についてないし議案第41号 財産の取得について、以上31件を一括して議題といたします。 〔議案は本会議録末尾に掲載〕
○議長(赤坂育男君) この際、提案理由の説明を求めます。 針谷市長。 〔市長針谷 力君登壇〕
◎市長(針谷力君) 議案第10号 地方自治法等の一部改正に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について提案理由を申し上げます。本案は、地方自治法等の一部改正に伴い、関係条例において引用する条項を整理する改正を行い、令和6年4月1日から施行するものであります。 議案第11号 古河市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部改正について提案理由を申し上げます。本案は、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の一部改正に伴い、文言を改めるなど所要の改正を行い、附則で定める日から施行するものであります。 議案第12号 古河市行政手続等における情報通信の技術の利用に関する条例の一部改正について提案理由を申し上げます。本案は、行政手続等における情報通信の技術の利用に関する法律の一部改正に伴い、電子申請における手数料納付等のキャッシュレス決済に対応するなど所要の改正を行い、令和6年4月1日から施行するものであります。 議案第13号 古河市職員の勤務時間、休暇等に関する条例等の一部改正について提案理由を申し上げます。本案は、人事院勧告等に準じ、職員の給与の改定、勤務時間の改定など所要の改正を行い、附則で定める日から施行するものであります。 議案第14号
古河市議会議員報酬等条例の一部改正について提案理由を申し上げます。本案は、人事院勧告による一般職員の期末勤勉手当の支給割合引上げに準じ、議会議員の期末手当支給割合を改定し、附則で定める日から施行するものであります。 議案第15号 古河市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部改正について提案理由を申し上げます。本案は、人事院勧告による一般職員の期末勤勉手当の支給割合引上げに準じ、特別職の期末手当支給割合を改定し、附則で定める日から施行するものであります。 議案第16号 古河市
公共用地先行取得特別会計条例の廃止について提案理由を申し上げます。本案は、古河市公共用地先行取得事業が完了するため、関係する条例を廃止するものであります。 議案第17号 古河市
国民健康保険税条例の一部改正について提案理由を申し上げます。本案は、将来的な保険料水準統一を見据え、被保険者の税負担が急激な増額とならないよう、国民健康保険税の税率について所要の改正を行い、令和6年4月1日から施行するものであります。 議案第19号 古河市
自治振興基金条例の廃止について提案理由を申し上げます。本案は、古河市自治振興基金について、令和5年度事業に充当することでその活用が終了することに伴い、条例を廃止するものであります。 議案第20号 古河市
コミュニティセンターの設置及び管理に関する条例の一部改正について提案理由を申し上げます。本案は、
コミュニティセンター出城及び
コミュニティセンターなかよこを廃止する改正を行い、令和6年4月1日から施行するものであります。 議案第21号 古河市福祉、保健及び医療に関する施設の設置及び管理に関する条例の一部改正について提案理由を申し上げます。本案は、老人福祉センター運営ビジョン基本方針に基づき、古河市古河老人福祉センター及び古河市総和老人福祉センターを廃止するため所要の改正を行い、令和6年4月1日から施行するものであります。 議案第22号 古河市
医療福祉費支給に関する条例の一部改正について提案理由を申し上げます。本案は、
医療福祉費支給制度の対象者を拡充するため、資格要件を追加するなど所要の改正を行い、附則で定める日から施行するものであります。 議案第23号 古河市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について提案理由を申し上げます。本案は、国で定める
放課後児童健全育成事業実施要綱の一部改正に伴い、放課後児童支援員の認定基準を追加するため所要の改正を行い、令和6年4月1日から施行するものであります。 議案第24号 古河市
こども未来応援会議条例の制定について提案理由を申し上げます。本案は、こども基本法に基づき、古河市こども計画を策定するに当たり、子供施策に関して必要な事項を協議及び審議する会議を設置するため新たに条例を制定し、令和6年4月1日から施行するものであります。 議案第25号 古河市介護保険条例の一部改正について提案理由を申し上げます。本案は、介護保険法施行令の一部改正に伴い、保険料率の区分を13段階に改めるほか所要の補正を行い、公布の日から施行するものであります。 議案第26号 古河市
指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてから議案第29号 古河市
指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてまで一括して提案理由を申し上げます。本案は、指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等の一部を改正する省令の公布に合わせて必要な見直しをするなど所要の改正を行い、令和6年4月1日から施行するものであります。 議案第30号 古河市斎場の設置及び管理に関する条例の一部改正について提案理由を申し上げます。本案は、古河市
斎場火葬棟改築工事竣工に伴い、施設利用料金を見直すなど所要の改正を行い、令和6年6月1日から施行するものであります。 議案第31号 古河市道の
駅地域振興施設の設置及び管理に関する条例の一部改正について提案理由を申し上げます。本案は、道の
駅地域振興施設内の電気自動車用急速充電器の利用を有料化することに伴い、利用料金を定めるなど所要の改正を行い、令和6年4月1日から施行するものであります。 議案第32号 古河市地区計画区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正について提案理由を申し上げます。本案は、東山田・谷貝地区を本条例の適用区域に位置づけ、建築物の用途制限の対象にするほか、既存の区域に係る制限について所要の改正を行い、令和6年4月1日から施行するものであります。 議案第33号 古河市建築基準条例及び古河市開発行為、建築等に関する手数料条例の一部改正について提案理由を申し上げます。本案は、脱炭素社会の実現に資するための建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律等の一部を改正する法律の施行に伴う建築基準法等の一部改正により、耐火建築物に係る主要構造部規制の合理化、手数料の新設等所要の改正を行い、令和6年4月1日から施行するものであります。 議案第34号 古河市
文化財保護条例の一部改正について提案理由を申し上げます。本案は、所有者以外の者が市指定文化財を公開する際に教育委員会への届出を義務づけるなど所要の改正を行い、令和6年4月1日から施行するものであります。 議案第35号 古河市
水道事業給水条例及び古河市
布設工事監督者の配置基準及び資格基準並びに
水道技術管理者の資格基準に関する条例の一部改正について提案理由を申し上げます。本案は、水道法の一部改正に伴う所管省庁の変更に対応するなど所要の改正を行い、令和6年4月1日から施行するものであります。 議案第36号 古河市
斎場火葬棟改築工事(建築工事)
変更請負契約締結について提案理由を申し上げます。本案は、令和3年第3回
古河市議会定例会の議決を経て締結した古河市
斎場火葬棟改築工事(建築工事)の請負契約の変更契約を締結したく、地方自治法第96条第1項第5号の規定により提案するものであります。 議案第37号 古河市
斎場火葬棟改築工事(電気設備工事)
変更請負契約締結について提案理由を申し上げます。本案は、令和3年第3回
古河市議会定例会の議決を経て締結した古河市斎場火災棟改築工事(電気設備工事)の請負契約の変更契約を締結したく、地方自治法第96条第1項第5号の規定により提案するものであります。 議案第38号から議案第41号までの財産の取得について提案理由を申し上げます。 議案第38号につきましては、職員が使用する情報系端末を更新するため、地方自治法第96条第1項第8号の規定により提案するものであります。 議案第39号につきましては、学校におけるICT環境の整備推進により、教職員が使用する校務用端末を更新するため、地方自治法第96条第1項第8号の規定により提案するものであります。 議案第40号につきましては、学校におけるICT環境の整備推進により、児童が使用する教育用端末を更新するため、地方自治法第96条第1項第8号の規定により提案するものであります。 議案第41号につきましては、古河城主土井利位が愛用した雪華文の佩刀大小2振り及び刀装具一式について所有者から古河市へ譲渡する意向があり、当該物件を取得するため、地方自治法第96条第1項第8号の規定により提案するものであります。 以上、議案第18号を除き、議案第10号から議案第41号までの提案理由とさせていただきます。
○議長(赤坂育男君) 以上で、提案理由の説明は終了いたしました。
△日程第16 議案第42号 令和5年度古河市
一般会計補正予算(第9号) 議案第43号 令和5年度古河市
国民健康保険特別会計(事業勘定)補正予算(第3号) 議案第44号 令和5年度古河市古河福祉の
森診療所特別会計補正予算(第3号) 議案第45号 令和5年度古河市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号) 議案第46号 令和5年度古河市
介護保険特別会計(保険事業勘定)補正予算(第3号) 議案第47号 令和5年度古河市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号) 議案第48号 令和5年度古河市
ゴルフ場事業特別会計補正予算(第2号) 議案第49号 令和5年度古河市古河駅
東部土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号) 議案第50号 令和5年度古河市
公共用地先行取得特別会計補正予算(第1号) 議案第51号 令和5年度古河市
水道事業会計補正予算(第3号) 議案第52号 令和5年度古河市
下水道事業会計補正予算(第3号)
○議長(赤坂育男君) 次に、日程第16、議案第42号 令和5年度古河市
一般会計補正予算(第9号)ないし議案第52号 令和5年度古河市
下水道事業会計補正予算(第3号)、以上11件を一括して議題といたします。 〔議案は本会議録末尾に掲載〕
○議長(赤坂育男君) この際、提案理由の説明を求めます。 針谷市長。 〔市長針谷 力君登壇〕
◎市長(針谷力君) 議案第42号 令和5年度古河市
一般会計補正予算(第9号)から議案第52号令和5年度古河市
下水道事業会計補正予算(第3号)まで一括して提案理由を申し上げます。 まず、議案第42号 令和5年度古河市
一般会計補正予算(第9号)につきましては、既定の予算総額から歳入歳出それぞれ1億8,910万円を減額し、予算総額をそれぞれ593億4,290万円とするものであります。 歳入予算の主な補正内容につきましては、地方交付税などの確定見込みに伴い、予算額の増減措置を講ずるとともに、歳出では公共用地先行取得特別会計の繰上償還に要する経費を計上するほか、各事業費の確定見込みに伴い、所要の措置を講ずるものであります。 「第2表継続費補正」につきましては、事業費の確定などにより変更を行うものであります。 「第3表繰越明許費補正」につきましては、年度内での完了が困難な事業について設定するものであります。 「第4表地方債補正」につきましては、対象事業費等の変更により、限度額の変更及び廃止を行うものであります。 次に、議案第43号から議案第50号までの8議案につきましては、いずれも令和5年度特別会計の補正予算で、総額2億9,250万5,000円を増額するものであります。 議案第43号 令和5年度古河市
国民健康保険特別会計(事業勘定)補正予算(第3号)につきましては、出産育児費の増額等に伴い所要の補正を行うほか、債務負担行為の設定を行うものであります。 議案第44号 令和5年度古河市古河福祉の
森診療所特別会計補正予算(第3号)につきましては、医業費の確定見込みにより、減額補正するものであります。 議案第45号 令和5年度古河市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)につきましては、事業費の精算に伴い、増額補正するものであります。 議案第46号 令和5年度古河市
介護保険特別会計(保険事業勘定)補正予算(第3号)につきましては、保険給付費の確定見込みにより、減額補正するものであります。 議案第47号 令和5年度古河市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)につきましては、事業費の確定見込みにより、減額補正するものであります。また、農業集落排水維持管理事業において年度内での完了が困難なため繰越明許費を設定するほか、地方債の補正を行うものであります。 議案第48号 令和5年度古河市
ゴルフ場事業特別会計補正予算(第2号)につきましては、予算の組替えに伴う補正を行うものであります。 議案第49号 令和5年度古河市古河駅
東部土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号)につきましては、事業費の確定見込みにより、増額補正するものであります。また、古河駅東部街路事業等において年度内での完了が困難なため繰越明許費を設定するほか、地方債の補正を行うものであります。 議案第50号 令和5年度古河市
公共用地先行取得特別会計補正予算(第1号)につきましては、繰上償還に要する経費について所要の補正を行うものであります。 議案第51号 令和5年度古河市
水道事業会計補正予算(第3号)につきましては、まず収益的収入及び支出でありますが、収入では既決予定額から886万円を減額し、26億8,956万7,000円とするもので、主に支出の減額補正に伴う思川浄水場維持管理負担金の減額補正であります。 支出では、既決予定額から9,227万7,000円を減額し、25億6,272万2,000円とするもので、契約差金等の減額補正及び人件費の増額補正であります。 次に、資本的収入及び支出でありますが、収入では既決予定額に5億9,872万円を増額し、14億3,384万5,000円とするもので、主に令和5年度国補正予算に伴う国庫補助金及び企業債の増額補正であります。 支出では、支出の既決予定額に4億8,797万3,000円を増額し、24億1,270万1,000円とするもので、主に令和5年度国補正予算に伴う配水管布設替え工事の増額補正及び人件費の増額補正であります。 議案第52号 令和5年度古河市
下水道事業会計補正予算(第3号)につきましては、まず収益的収入及び支出でありますが、収入の既決予定額から9,309万1,000円を減額し、33億4,572万9,000円とするもので、事業費の確定見込みにより、所要の補正を行うものであります。 支出は、既決予定額から8,756万9,000円を減額し、33億4,572万9,000円とするもので、事業費の確定見込みにより、所要の補正を行うものであります。 次に、資本的収入及び支出でありますが、収入の既決予定額から4億2,696万9,000円を減額し、14億8,492万4,000円とするもので、事業費の確定見込みにより所要の補正を行うものであります。 支出は、既決予定額から4億3,739万6,000円を減額し、24億3,931万9,000円とするもので、事業費の確定見込みにより、所要の補正を行うものであります。
○議長(赤坂育男君) 以上で、提案理由の説明は終了いたしました。
△日程第17 議案第1号 令和6年度古河市一般会計予算 議案第2号 令和6年度古河市
国民健康保険特別会計(事業勘定)予算 議案第3号 令和6年度古河市古河福祉の
森診療所特別会計予算 議案第4号 令和6年度古河市
後期高齢者医療特別会計予算 議案第5号 令和6年度古河市
介護保険特別会計(保険事業勘定)予算 議案第6号 令和6年度古河市
ゴルフ場事業特別会計予算 議案第7号 令和6年度古河市古河駅
東部土地区画整理事業特別会計予算 議案第8号 令和6年度古河市
水道事業会計予算 議案第9号 令和6年度古河市
下水道事業会計予算
○議長(赤坂育男君) 次に、日程第17、議案第1号 令和6年度古河市一般会計予算ないし議案第9号 令和6年度古河市
下水道事業会計予算、以上9件を一括して議題といたします。 〔議案は本会議録末尾に掲載〕
○議長(赤坂育男君) この際、提案理由の説明を求めます。 針谷市長。 〔市長針谷 力君登壇〕
◎市長(針谷力君) 議案第1号 令和6年度古河市一般会計予算から議案第9号 令和6年度古河市
下水道事業会計予算まで一括して提案理由を申し上げます。 議案第1号 令和6年度古河市一般会計予算につきましては、予算総額544億5,000万円となり、令和5年度当初予算額と比較しますと25億5,000万円、4.9%の増となります。 第2表継続費につきましては、固定資産評価事業を継続費として設定するものです。 第3表債務負担行為につきましては、官民連携窓口運営事業等の2つの事業を債務負担行為として設定するものです。 第4表地方債につきましては、32億5,870万円を計上するものであり、前年度比7億7,470万円、31.2%の増となります。このうち合併特例債は13億3,950万円、臨時財政対策債は1億5,000万円を計上しております。 それでは、歳出から順次御説明いたします。 1款議会費につきましては、2億9,155万9,000円を計上しております。 2款総務費につきましては、52億8,261万円を計上しております。主な事業としましては、市民総合窓口業務の民間委託に要する経費を計上するほか、地域未来投資促進法を活用した事業として、大堤地区における開発に向けた基礎調査に要する経費や、東山田・谷貝地区における企業の造成開始に合わせた周辺環境の整備に要する経費を計上しております。このほか、窓口キャッシュレスシステム及びチャットGPTの導入に要する経費などを計上しております。 3款民生費につきましては、244億9,380万9,000円を計上しております。主な事業としましては、こども計画の策定に要する経費を計上するほか、要支援児保育を行う民間保育施設への助成に要する経費や、下辺見小学校児童クラブ施設の整備に要する経費を計上しております。このほか、障害者等への支援や生活保護に要する経費などを計上しております。 4款衛生費につきましては、38億7,978万1,000円を計上しております。主な事業としましては、帯状疱疹ワクチン任意接種費用の助成に要する経費を計上するほか、保険適用外の不妊治療費の助成に要する経費を計上しております。このほか、引き続きカーボンニュートラルの推進に要する経費及び古河市斎場の大規模改修に要する経費などを計上しております。 5款労働費につきましては、1,890万1,000円を計上しております。 6款農林水産業費につきましては、11億5,297万2,000円を計上しております。主な事業としましては、堆肥を活用した土づくりへの支援に要する経費を計上するほか、土地改良事業に要する経費を計上しております。 7款商工費につきましては、3億9,472万円を計上しております。主な事業としましては、桃まつりや花火大会の拡充に要する経費を計上するほか、道の駅における地場産品等を活用した新たな商品の開発に要する経費を計上しております。 8款土木費につきましては、47億3,443万7,000円を計上しております。主な事業としましては、生活道路の新設改良や補修に要する経費を計上するほか、桜町上辺見線古河工区の整備に要する経費を計上しております。 9款消防費につきましては、20億5,291万9,000円を計上しております。主な事業としましては、消防団員用装備の更新に要する経費を計上するほか、地域防災訓練の実施に要する経費や防災行政無線システムの機能強化に要する経費を計上しております。 10款教育費につきましては、66億8,185万3,000円を計上しております。主な事業としましては、小中学校給食費の無償化を実施するほか、生徒の精神不調を可視化するITツールの導入に要する経費や、古河第一中学校の長寿命化対策工事に要する経費を計上しております。このほか、引き続き総和地域交流センターの建設に要する経費などを計上しております。 12款公債費につきましては、50億7,356万6,000円を計上しております。 13款諸支出金につきましては、3億2,287万円を計上しております。 次に、これら歳出予算の財源となる主な歳入予算について御説明いたします。 1款市税につきましては、定額減税の影響により、個人市民税の減額が見込まれるため、前年度比2億3,000万円減の209億2,000万円を見込んでおります。 11款地方特例交付金につきましては、定額減税による減収分が補填されることから、前年度比6億2,000万円増の7億7,000万1,000円を見込んでおります。 12款地方交付税につきましては、前年度比5億円増の73億円を見込んでおります。 16款国庫支出金につきましては、96億5,994万8,000円を見込んでおります。このうち、小中学校給食費の無償化を実施するための財源として、物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金2億5,288万8,000円を見込んでおります。 17款県支出金につきましては、45億6,680万8,000円を見込んでおります。 20款繰入金につきましては、11億574万8,000円を見込んでおります。このうち財政調整基金から4億円、ふるさと振興基金から3億円、公共施設整備基金から2億5,000万円の繰入れを見込んでおります。 次に、議案第2号 令和6年度古河市
国民健康保険特別会計(事業勘定)予算につきましては、予算総額139億1,860万円を計上するものであり、前年度比2億3,040万円、1.6%の減となります。主な要因としましては、被保険者等の減少に伴う保険給付費等の減によるものです。 次に、議案第3号 令和6年度古河市古河福祉の
森診療所特別会計予算につきましては、予算総額1億2,040万円を計上するものであり、前年度比2,210万円、15.5%の減となります。 次に、議案第4号 令和6年度古河市
後期高齢者医療特別会計予算につきましては、予算総額21億5,830万円を計上するものであり、前年度比3億2,120万円、17.5%の増となります。主な要因としましては、被保険者の増加に伴う後期高齢者医療広域連合への負担金の増によるものです。 次に、議案第5号 令和6年度古河市
介護保険特別会計(保険事業勘定)予算につきましては、予算総額114億4,000万円を計上するものであり、前年度比1億3,780万円、1.2%の増となります。主な要因としましては、被保険者の増加に伴う保険給付費の増によるものです。 次に、議案第6号 令和6年度古河市
ゴルフ場事業特別会計予算につきましては、予算総額9,100万円で、前年同額の予算を計上するものであります。 次に、議案第7号 令和6年度古河市古河駅
東部土地区画整理事業特別会計予算につきましては、予算総額13億4,070万円を計上するものであり、前年度比3億9,570万円、41.9%の増となります。第2表地方債につきましては、3億7,250万円を計上しております。 次に、議案第8号 令和6年度古河市
水道事業会計予算につきましては、まず収益的収入及び支出でありますが、収入は26億7,155万9,000円で、前年度比1.1%、2,845万4,000円の減となります。収入の主なものとして、給水収益24億2,000万円を計上しております。 支出は25億1,329万3,000円で、前年度比5.5%、1億4,528万3,000円の減となります。支出の主なものとして、原水及び浄水費3億5,156万4,000円、思川浄水場費5億2,266万4,000円、配水及び給水費2億5,607万6,000円、減価償却費8億8,954万3,000円を計上しております。 次に、資本的収入及び支出でありますが、収入は9億3,712万6,000円で、前年度比12.2%、1億200万1,000円の増となります。収入の主なものとして、企業債7億9,190万円、負担金1億4,522万6,000円を計上しております。 支出は18億9,009万6,000円で、前年度比1.7%、3,337万1,000円の減となります。支出の主なものとして、思川浄水場建設改良費7億7,883万3,000円、配水施設拡張費1億2,859万7,000円、水源開発費1億9,774万9,000円、企業債償還金5億7,715万1,000円を計上しております。 次に、議案第9号 令和6年度古河市
下水道事業会計予算につきましては、令和6年度から農業集落排水事業に地方公営企業法の財務規定等を適用し、従来の古河市農業集落排水事業特別会計を下水道事業会計に統合して予算計上しております。 まず、収益的収入及び支出でありますが、収入は41億4,163万3,000円で、前年度比6億9,223万円、20.1%の増となります。収入の主なものとして、公共下水道事業では下水道使用料14億2,285万円、他会計負担金6,245万4,000円、国庫補助金4,140万円、他会計補助金9億5,859万3,000円、長期前受金戻入9億8,463万3,000円を計上しております。農業集落排水事業では、下水道使用料1億5,369万円、他会計補助金2億7,336万6,000円、長期前受金戻入2億4,029万9,000円を計上しております。 支出は41億3,987万4,000円で、前年度比6億9,598万6,000円、20.2%の増となります。支出の主なものとして、公共下水道事業では管渠費1億9,520万6,000円、ポンプ場及び処理場費8億1,950万8,000円、流域下水道費1億1,124万8,000円、雨水施設費5,755万9,000円、減価償却費18億3,545万8,000円、支払利息1億6,849万円を計上しております。農業集落排水事業では、管渠費5,613万3,000円、処理場費1億5,495万5,000円、減価償却費3億7,787万3,000円、支払利息5,305万円を計上しております。 次に、資本的収入及び支出でありますが、収入は14億7,030万8,000円で、前年度比4億4,158万5,000円、23.1%の減となります。収入の主なものとして、公共下水道事業では企業債7億1,820万円、他会計補助金1億6,212万6,000円、国庫補助金3億4,705万円を計上しております。農業集落排水事業では、企業債8,000万円、他会計補助金6,901万9,000円を計上しております。 支出は24億7,052万7,000円で、前年度比4億557万5,000円、14.1%の減となります。支出の主なものとして、公共下水道事業では管渠建設改良費5億5,144万4,000円、ポンプ場及び処理場建設改良費4億5,939万8,000円、企業債償還金10億9,850万5,000円を計上しております。農業集落排水事業では、企業債償還金2億7,829万9,000円を計上しております。 以上、議案第1号 令和6年度古河市一般会計予算から議案第9号 令和6年度古河市
下水道事業会計予算までの提案理由とさせていただきます。
○議長(赤坂育男君) 以上で、提案理由の説明は終了いたしました。
△日程第18 散会の宣告
○議長(赤坂育男君) 以上で、本日の日程は全部終了いたしました。 本日は、これにて散会いたします。 午後 1時58分散会...