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06月07日-議案上程・説明・質疑-01号

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  1. 古河市議会 2022-06-07
    06月07日-議案上程・説明・質疑-01号


    取得元: 古河市議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-10
    令和 4年  6月 定例会(第2回)         令和4年第2回古河市議会定例会会議録 第1号令和4年6月7日(火曜日)午前10時 零分開会 ○議長(鈴木隆君) 開会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。 議員の皆様方には何かと御多用の中、令和4年第2回定例会に御出席を賜りまして、誠にありがとうございます。 今定例会からケーブルテレビによる生放送が開始となります。議会の様子を市民の皆様にお届けし、身近で開かれた議会を進めてまいります。 ここで、今定例会に飾っております花を御紹介いたします。ロシアのウクライナへの侵攻が開始されてからはや3か月以上がたちます。ヒマワリはウクライナの国花でもあります。一日も早くこの戦火が終結し、ウクライナの人々に笑顔が戻ることを願って議場に飾っておりますので、御紹介をさせていただきます。 なお、今定例会におきましても、引き続き感染拡大防止対策を行いながら開催をいたしますので、御承知おき願います。 それでは、定例会に当たり、皆様には慎重審議の上、議会運営が円滑にできますことをお願い申し上げまして、簡単ではありますが、開会前の挨拶に代えさせていただきます。 開会に先立ちまして、針谷市長より発言を求められておりますので、これを許します。 針谷市長。 ◎市長(針谷力君) 皆さん、おはようございます。令和4年第2回古河市議会定例会の開会に当たり、御挨拶を申し上げます。 議員の皆様には日頃より市政に対しまして御理解、御協力を賜り、厚く御礼を申し上げます。 今回の定例会では認定5件、報告11件、議案9件の合計25件について御審議をお願いするものでございます。議案等の内容につきましては、提案理由の中でそれぞれ御説明をしたいと存じます。よろしくお願い申し上げます。                                     議 事 日 程 第1号  令和4年6月7日(火曜日)午前10時開議第 1 開  会                                     第 2 開  議                                     第 3 会議録署名議員の指名                               第 4 会期の決定                                    第 5 諸般の報告                                    第 6 請願・陳情付託の件                                第 7 市長報告                                     第 8 認定第 3号 古河市税条例の一部を改正する条例の制定についての専決処分の報告及び承           認を求めることについて                             (提案理由説明、質疑、常任委員会付託省略、討論、採決)            第 9 認定第 4号 古河市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定についての専決処分の報           告及び承認を求めることについて                         (提案理由説明、質疑、常任委員会付託省略、討論、採決)            第10 認定第 5号 古河市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定についての専決処分           の報告及び承認を求めることについて                       (提案理由説明、質疑、常任委員会付託省略、討論、採決)            第11 認定第 6号 令和4年度古河市一般会計補正予算(第1号)の専決処分の報告及び承認を           求めることについて                               (提案理由説明、質疑、常任委員会付託省略、討論、採決)            第12 認定第 7号 令和4年度古河市一般会計補正予算(第2号)の専決処分の報告及び承認を           求めることについて                               (提案理由説明、質疑、常任委員会付託省略、討論、採決)            第13 報告第 1号 令和3年度古河市一般会計繰越明許費の繰越しの報告について          報告第 2号 令和3年度古河市農業集落排水事業特別会計繰越明許費の繰越しの報告につ           いて                                    報告第 3号 令和3年度古河市古河駅東部土地区画整理事業特別会計繰越明許費の繰越し           の報告について                               報告第 4号 令和3年度古河市一般会計継続費の繰越しの報告について            報告第 5号 令和3年度古河市古河駅東部土地区画整理事業特別会計事故繰越しの報告に           ついて                                   報告第 6号 令和3年度古河市水道事業会計予算の繰越しの報告について           報告第 7号 令和3年度古河市水道事業会計継続費の繰越しの報告について          報告第 8号 令和3年度古河市下水道事業会計予算の繰越しの報告について          報告第 9号 和解及び損害賠償の額の決定についての専決処分の報告について         報告第10号 和解及び損害賠償の額の決定についての専決処分の報告について         報告第11号 損害賠償の額の決定についての専決処分の報告について               (説明、質疑)                                第14 議案第43号 古河市議会議員及び古河市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条           例の一部改正について                            議案第44号 古河市税条例等の一部改正について                      議案第45号 古河市国民健康保険税条例の一部改正について                 議案第46号 財産の取得について                             議案第47号 財産の取得について                             議案第48号 市道の路線廃止について                           議案第49号 市道の路線認定について                           議案第50号 令和4年度古河市一般会計補正予算(第3号)                 議案第51号 令和4年度古河市介護保険特別会計(保険事業勘定)補正予算(第1号)       (提案理由説明)                               第15 散  会                                                                          本日の会議に付した事件日程第 1 開  会                                   日程第 2 開  議                                   日程第 3 会議録署名議員の指名                             日程第 4 会期の決定                                  日程第 5 諸般の報告                                  日程第 6 請願・陳情付託の件                              日程第 7 市長報告                                   日程第 8 認定第 3号 古河市税条例の一部を改正する条例の制定についての専決処分の報告及             び承認を求めることについて                   日程第 9 認定第 4号 古河市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定についての専決処分             の報告及び承認を求めることについて               日程第10 認定第 5号 古河市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定についての専決             処分の報告及び承認を求めることについて             日程第11 認定第 6号 令和4年度古河市一般会計補正予算(第1号)の専決処分の報告及び承             認を求めることについて                     日程第12 認定第 7号 令和4年度古河市一般会計補正予算(第2号)の専決処分の報告及び承             認を求めることについて                     日程第13 報告第 1号 令和3年度古河市一般会計繰越明許費の繰越しの報告について          報告第 2号 令和3年度古河市農業集落排水事業特別会計繰越明許費の繰越しの報告             について                                  報告第 3号 令和3年度古河市古河駅東部土地区画整理事業特別会計繰越明許費の繰             越しの報告について                             報告第 4号 令和3年度古河市一般会計継続費の繰越しの報告について            報告第 5号 令和3年度古河市古河駅東部土地区画整理事業特別会計事故繰越しの報             告について                                 報告第 6号 令和3年度古河市水道事業会計予算の繰越しの報告について           報告第 7号 令和3年度古河市水道事業会計継続費の繰越しの報告について          報告第 8号 令和3年度古河市下水道事業会計予算の繰越しの報告について          報告第 9号 和解及び損害賠償の額の決定についての専決処分の報告について         報告第10号 和解及び損害賠償の額の決定についての専決処分の報告について         報告第11号 損害賠償の額の決定についての専決処分の報告について       日程第14 議案第43号 古河市議会議員及び古河市長の選挙における選挙運動の公費負担に関す             る条例の一部改正について                          議案第44号 古河市税条例等の一部改正について                      議案第45号 古河市国民健康保険税条例の一部改正について                 議案第46号 財産の取得について                             議案第47号 財産の取得について                             議案第48号 市道の路線廃止について                           議案第49号 市道の路線認定について                           議案第50号 令和4年度古河市一般会計補正予算(第3号)                 議案第51号 令和4年度古河市介護保険特別会計(保険事業勘定)補正予算(第1             号)                              日程第15 散  会                                                                        出 席 議 員    議 長   鈴 木   隆 君   │     8番   大 島 信 夫 君    副議長   赤 坂 育 男 君   │     9番   秋 庭   繁 君     1番   小 山 高 正 君   │    10番   高 橋 秀 彰 君     2番   小森谷 博 之 君   │    11番   佐 藤   稔 君     3番   古 川 一 美 君   │    12番   生 沼   繁 君     4番   鈴 木   務 君   │    13番   佐 藤   泉 君     5番   阿久津 佳 子 君   │    14番   落 合 康 之 君     6番   稲 葉 貴 大 君   │    15番   渡 辺 松 男 君     7番   靏 見 久美子 君   │    16番   青 木 和 夫 君    18番   園 部 増 治 君   │    23番   渡 邊 澄 夫 君    19番   長 浜 音 一 君   │    24番   黒 川 輝 男 君    21番   増 田   悟 君   │                                                        欠 席 議 員    22番   倉 持 健 一 君   │                                                        説明のため出席した者   市  長   針 谷   力 君   │   健康推進   笠 島 幸 子 君                      │   部  長                                  │                      副 市 長   近 藤 かおる 君   │   産業部長   西 岡   聡 君                      │                      副 市 長   原     徹 君   │   都市建設   武 井 孝 雄 君                      │   部  長                                  │                      企画政策   野 沢 好 正 君   │   上下水道   小 木   久 君   部  長               │   部  長                                  │                      総務部長   長谷川   進 君   │   教  育   吉 田 浩 康 君   兼 危 機               │   委 員 会               管 理 監               │   教 育 長                                  │                      財政部長   小 林 政 光 君   │   教  育   田 中 秀 明 君                      │   委 員 会                                  │   教育部長                                  │                      市民部長   山 根   修 君   │   選挙管理   北 野   環 君                      │   委 員 会                                  │   書 記 長                                  │                      福祉部長   安 田 隆 行 君   │                                                        議会事務局職員出席者   事務局長   福 田   猛 君   │   総務係長   梅 本 俊 明 君                      │                      次  長   倉 持   豊 君   │   議事調査   椿   智 文 君                      │   係  長                                  │                      次長補佐   鹿久保 智 代 君   │   書  記   新 江 和 貴 君   次長補佐   竹 内 鉄 夫 君   │   書  記   野 村 仁 美 君                                     令和4年6月7日(火曜日)午前10時 零分開議          〔議長鈴木 隆議員、議長席に着く〕 △日程第1 開会の宣告 ○議長(鈴木隆君) ただいまの出席議員は23名であり、定足数に達しておりますので、これより令和4年第2回古河市議会定例会を開会いたします。 △日程第2 開議の宣告 ○議長(鈴木隆君) 直ちに本日の会議を開きます。 △日程第3 会議録署名議員の指名 ○議長(鈴木隆君) 日程第3、本日の会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において佐藤 稔議員、生沼 繁議員、佐藤 泉議員、以上3名を指名いたします。 △日程第4 会期の決定 ○議長(鈴木隆君) 次に、日程第4、会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から6月17日までの11日間といたしたいと存じます。これに御異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木隆君) 御異議なしと認めます。よって、今期定例会の会期は、本日から6月17日までの11日間と決しました。 なお、会期中の日程につきましては、お手元の令和4年第2回古河市議会定例会会期予定表により、あらかじめ御承知おき願います。 △日程第5 諸般の報告 ○議長(鈴木隆君) 次に、日程第5、諸般の報告をいたします。 地方自治法第121条の規定により、説明のため市長、副市長、教育長ほか各主管部課長の出席を求めてありますので、御了承願います。 次に、さきの第1回定例会以降、今期定例会に至る各種議長会等への出席状況につきましては、お手元の議員派遣一覧表・報告のとおりでありますので、御覧おき願います。 次に、監査委員から報告のありました令和4年2月分から令和4年4月分の例月出納検査結果につきましては、お手元の例月出納検査結果報告書のとおりでありますので、御覧おき願います。 以上、報告いたします。 △日程第6 請願・陳情付託の件 ○議長(鈴木隆君) 次に、日程第6、請願・陳情付託の件であります。 今期定例会において受理いたしました請願・陳情は、お手元の請願付託表及び陳情付託表のとおり所管の常任委員会に付託いたします。 △日程第7 市長報告 ○議長(鈴木隆君) 次に、日程第7、市長報告であります。 この際、針谷市長より発言の申し出がありますので、これを許します。 針谷市長。          〔市長針谷 力君登壇〕 ◎市長(針谷力君) 令和4年第2回古河市議会定例会の開催に当たり、古河市の主要な施策及び事業の執行状況等について、御報告をいたします。 まず、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻により、平和な美しい国で罪のない多くの市民が犠牲となり、改めて戦争の悲惨さと平和の大切さを痛感しております。こうしたロシアによる非道な行為は断じて許されません。 市では、ウクライナに対する人道的支援として、4月に避難民の受入れを表明させていただきました。多方面からの御協力をいただきながら、避難してきた方々が安心して住める環境の支援をしてまいります。 次に、新型コロナ対策についてです。国は、社会全体が日常の生活へと移行ができるよう、最大限の警戒をしながら対策をしています。3年ぶりに迎えた行動制限のないゴールデンウイークでは、様々なイベントが再開されるなど、徐々に日常の生活が戻りつつあります。 また、4回目のワクチン接種は重症化予防を目的として、60歳以上と基礎疾患がある18歳以上の方などを対象に始まります。引き続き、市内医療機関の御協力をいただきながら、安心して接種できる体制の確保に努めてまいります。市民の皆様には、基本的な感染対策の継続と、ワクチン接種の更なる促進に御協力をお願い申し上げます。 新年度を迎え、4月に原副市長と吉田教育長が就任し、職員の定期異動と併せて新たな体制でのスタートとなりました。特別職と職員が一体となり、引き続き、コロナ禍における市民の暮らしを守る対策と、市の将来を見据えた事業に取り組んでまいります。 それでは、以下、第2次古河市総合計画の施策体系に沿って、主要な施策等の実施状況及び進捗状況について、御報告させていただきます。1 市民協働について 市政の発展に寄与され、その功績が特に顕著な市政功労者や、公益のために金品などを市に御寄附いただいた方に対し、3月30日にユーセンターKI防水において表彰を行いました。新型コロナの影響で新春のつどいを開催することはできませんでしたが、市政功労者19人、寄附者14人に対する表彰式を2年ぶりに開催しました。 市のプロモーションを強化するため、4月からWebマガジン「koga note.」の運用を開始しました。市内外のライターが、魅力のあるヒト・トコロ・タベモノなどのローカル情報を発信することで、古河のファンの増加とシビックプライドの醸成を図ります。 自治会長や行政区長への認証書交付式につきましては、4月22日にコスモスプラザにおいて3年ぶりに開催しました。対象者が223人となることから、新型コロナ対策として密集を避けるため、午前と午後の2部制にして行いました。 一般財団法人自治総合センター一般コミュニティ助成金につきましては、末広町自治会及び七軒町自治会が交付決定を受けたため、補正予算案を本定例会に上程しています。この助成金は、自治会・行政区におけるコミュティ活動に直接必要な備品等の整備に係る費用に対して補助するもので、当該自治会にそれぞれ250万円を交付します。2 健康福祉について 新型コロナワクチンの個別接種につきましては、5月16日時点で12歳以上の市民の約7割の方が3回目の接種を終えています。特に、若年層の接種や5歳から11歳の小児接種を促進するため、御協力いただける市内医療機関に対し、市独自の協力金を交付する補正予算案を本定例会に上程しています。 新型コロナの自宅療養者に対する食料品等の無償提供につきましては、昨年度は963世帯、3,598人に対して支援を行いました。今年度も、5月20日時点で441世帯、1,659人の方に支援しています。引き続き、感染状況を注視しながらサポートを継続するための補正予算案を本定例会に上程しています。 40歳と50歳の方を対象に、6月から市内50の医療機関で新たに歯周病検診を開始しました。歯周病及び生活習慣病の発症や重症化を予防し、働き盛りの世代の健康づくりを推進します。 上辺見保育所の西側隣接地に、民間の資金やノウハウを生かした官民連携による子育て拠点施設を整備します。事業を円滑に行うためのアドバイザリー契約を1月に締結し、市場調査を行うなど再募集の準備を進めてきました。6月から募集を開始し、今年度中に優先交渉事業者を選定する予定です。 重層的支援体制整備事業のうち多機関協働の分野につきましては、これまで16件のケースを取り扱ってきました。また、引きこもり者等の社会参加を目指した相談窓口と個別のプログラムの提供につきましては、現在11人を支援しています。今後も、庁内外の様々な機関が制度や分野の垣根を超えて、引き続き、互いに連携・協働して取り組みます。3 教育文化について 令和7年に供用開始予定となる総和地域交流センター建設のため、測量や設計に着手します。基本計画で策定した3つの基本理念「生きがいづくり・にぎわいづくり・地域づくり」の下、市民に愛される施設整備を進めます。 古河第三小学校及び古河第五小学校の給食室につきましては、学校給食センターへの統合を進めています。現在、学校配置の配膳員の募集や配送車等の準備をしており、9月からセンター方式へと切り替えて運営する予定です。今後も、児童生徒への安全安心な給食の供給に努めます。 3地区ごとで開催していた市民運動会につきましては、参加する自治会・行政区の減少などの課題を抱えていたため、運営手法の見直しを行いました。今後は自由参加型のスポーツイベントを新たに開催し、幅広い競技の体験を通じてスポーツに親しみを持っていただき、市民の皆様の健康増進を図ります。4 産業労働について 未来産業用地開発事業につきましては、東山田・谷貝地区を開発候補地とした基本計画を4月に国へ提出しました。5月には、開発候補地の地権者の皆様を対象に事業概要の説明会を実施しました。引き続き、基本計画の7月の同意を目指して国と協議を進め、新たな産業用地の創出に取り組みます。 コロナ禍における地域経済の活性化と原油価格・物価高騰への生活者支援を目的として、プレミアムエール商品券を発行します。発行総額は20%のプレミアム分を含め6億円、発行数は5万冊を予定しています。 市が主催する第17回古河花火大会につきましては、メイン会場の堤防が復旧工事中であるため、8月6日の午後8時から市内3か所で同時に打ち上げます。なお、会場周辺の混雑を防止するため、場所は非公開で開催します。 市内企業等による合同企業説明会が、4月16日に中央公民館で開催されました。高校・大学等の卒業予定者や既卒3年以内の求職者を対象に、優秀な人材確保と若年層の定住促進を目指しています。当日会場には47人が来場し、地元企業30社と特別出展4団体が出展しました。 市ではイノシシやアライグマによる農作物への被害が見受けられることから、県の鳥獣被害対策モデル地区の指定を受けて被害対策を行っています。特に、アライグマによる農作物被害の報告が増加しているため、箱わなを設置しアライグマの捕獲を強化しています。5 生活環境について 直下型地震が休日夜間に発生した場合を想定して、5月25日に三和庁舎において、古河市災害対策本部の図上訓練を行いました。災害時における本部体制の対応能力を向上させるため、実践形式の訓練により初動活動や関係機関との連携について確認しました。 古河市斎場につきましては、5月1日に仮設火葬棟の運用及び既存火葬棟の解体工事を開始しました。本工事は施設を運営しながら実施しますので、利用者の安全に十分配慮しながら、令和6年5月の完成を目指して引き続き、工事を進めてまいります。 市内の防犯カメラにつきましては、令和4年4月時点で205基の設置が完了しており、今年度も7基の新規設置と、耐用年数を過ぎた20基の更新を行います。5月24日に古河警察署と「街頭防犯カメラ設置及び管理運用に関する覚書」を締結しましたので、今後も適切な管理運用に努めます。 安定的な水道事業の継続を目指すため、令和4年度から13年度までの中長期的な経営の基本計画として古河市水道事業経営戦略を策定しました。本戦略の基本方針である「安全・強靭・持続」を実現するため、広域連携や適切な料金の検討等、経営基盤強化に取り組みます。 古河市下水道事業経営戦略につきましては、策定から5年が経過したことから中間評価を行い、改築更新事業や耐震化対策事業等、今後予想される投資計画及び財源計画の見直しを行いました。下水道事業では、今後も本計画に基づき、計画的かつ効率的な運営に努めます。6 都市基盤について 野木町と共同で整備を進めている新4号アクセス道路につきましては、3月25日に上大野・上片田地内の約200メートルの区間について、一部供用を開始しました。今年度は道路改良工事230メートルを予定しており、令和7年度の事業完了を目指します。 古河駅東部土地区画整理事業につきましては、大街区の135街区を対象に商業的利用を目的としてプロポーザル方式による再公募を9月まで実施しているところです。また、事業地内の向堀川河川改修工事に伴い、鹿養上橋の架設工事が完了し、4月7日に供用開始となりました。引き続き、良好な市街地の形成を目指します。 住宅・建築物耐震改修促進事業につきましては、ブロック塀等の倒壊による被害を未然に防ぐため、通学路等に面する危険なブロック塀等の撤去費用の一部を補助します。8月31日まで募集を行い、所有者に点検を促すとともに通学路等の安全対策を図ります。 古河生活べんりマップにつきましては、4月より公開したところです。窓口でしか確認できなかった都市計画の決定状況や道路台帳図、下水道台帳図などの地図情報をインターネット上で確認できるようになりました。さらに、洪水ハザードマップについてもGoogleマップと連動して公開しており、事業者と市民の利便性向上を図ります。7 行財政について 全国全ての自治体が令和7年度までに法令で定められた20業務について、標準化に適合したシステムへの移行が求められています。全庁体制で推進するため、近藤副市長を本部長とする古河市デジタル・トランスフォーメーション推進本部を設置し、5月に第1回本部会議を開催したところです。 またDXの推進及び業務効率化の観点から、各課にタブレット端末を配置しました。窓口での活用だけでなくオンライン説明会への出席など、効果的に活用し持続可能な行政の実現に役立てたいと考えております。 マイナンバーカード普及促進キャンペーンの一環として、市内商業施設において、総務省による出張申請サポートが4月に、4日間開催され、多くの来場者に対してサポートが行われました。市としても、デジタル社会の基盤となるマイナンバーカードの交付促進のため、様々な施策を展開します。 市税等の口座振替申込みにつきましては、4月から新たに2種類の申込方法を導入しました。自宅にいながらパソコンやスマートフォンを利用して口座振替手続が可能となり、5月20日時点で591件の利用がありました。利用者の利便性が向上されたことにより、今後も市税等の口座振替納付を推進します。 東京圏から古河市に移住した方を対象に、中小企業への就職等を促進し移住につなげる、「わくわく茨城生活実現事業」を実施しています。昨年度はテレワーク要件を加えたことにより、5世帯へ500万円の支給を行いました。若者・子育て世帯定住促進奨励金と併せて、多様化する就労形態を好機と捉え、さらなる移住定住促進策を実施します。 コミュニティ型コワーキングスペース 「&FREAK.(アンドフリーク)」が4月15日に誕生しました。「夢中になれる人生をシェアしよう」をコンセプトにした空間は、仕事の拠点としてだけでなく、様々な分野に羽ばたく若者たちの出会いの場となることを期待しています。 以上、現在実施している事業等について、御報告させていただきました。 新型コロナの感染対策が始まってから、私たちは幾度となく感染のピークを経験し現在まで至っています。度重なる行動制限の中で、これまで社会生活を継続するために様々な対策を実施してまいりました。そのような中、市の観光イベント等につきましても、感染状況を注視しながら再開するなど、明るい兆しが見えてきています。 基本的な感染対策を継続することが、新型コロナの蔓延防止と社会経済活動との両立を図るために重要です。引き続き、国や県等と連携し、必要な財政支援を図りながら、ワクチン接種体制のさらなる確保など追加の対策を実施してまいります。 議員各位をはじめ、市民の皆様のより一層の御理解と御協力をお願い申し上げ、市長報告とさせていただきます。 令和4年6月7日、古河市長、針谷 力。 ○議長(鈴木隆君) 以上で、市長報告を終了いたします。 議長より申し上げます。今定例会より認定、報告、議案に関する質疑につきましては、事前通告制となります。通告外の質疑の内容については、事前通告のあった質疑の事件とは別のものに限るといたしますので、御承知おき願います。
    △日程第8 認定第3号 古河市税条例の一部を改正する条例の制定についての専決処分の報告及び承認を求めることについて ○議長(鈴木隆君) 日程第8、認定第3号 古河市税条例の一部を改正する条例の制定についての専決処分の報告及び承認を求めることについてを議題といたします。                                               〔認定は本会議録末尾に掲載〕 ○議長(鈴木隆君) この際、提案理由の説明を求めます。 針谷市長。          〔市長針谷 力君登壇〕 ◎市長(針谷力君) 認定第3号 古河市税条例の一部を改正する条例の制定についての専決処分の報告及び承認を求めることについて提案理由を申し上げます。 本件は、「地方税法等の一部を改正する法律」が令和4年3月31日に公布され、古河市税条例の一部を改正する必要が生じましたが、議会を招集する時間的余裕がなかったため、地方自治法第179条第1項の規定に基づき専決処分により条例を改正しましたので、同条第3項の規定により報告し、承認を求めるものであります。 改正内容につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響からの景気回復に万全を期すため、土地に係る固定資産税の負担調整措置について、令和4年度に限り、商業地等に係る課税標準額の上昇幅を抑制するなど、所要の改正を行うものであります。 ○議長(鈴木隆君) 以上で、提案理由の説明は終了いたしました。 これより質疑に入ります。 質疑の通告はありませんでした。 ほかに質疑を希望する議員の挙手を求めます。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木隆君) 質疑なしと認め、以上で質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております認定第3号については、会議規則第37条第3項の規定により常任委員会付託を省略いたしたいと存じます。これに御異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木隆君) 御異議なしと認めます。よって、本件は常任委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 討論を希望する議員の挙手を求めます。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木隆君) 討論なしと認め、以上で討論を終結いたします。 これより認定第3号を採決いたします。 お諮りいたします。本件は承認することに御異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木隆君) 御異議なしと認めます。よって、本件は承認することに決しました。 △日程第9 認定第4号 古河市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定についての専決処分の報告及び承認を求めることについて ○議長(鈴木隆君) 次に、日程第9、認定第4号 古河市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定についての専決処分の報告及び承認を求めることについてを議題といたします。                                               〔認定は本会議録末尾に掲載〕 ○議長(鈴木隆君) この際、提案理由の説明を求めます。 針谷市長。          〔市長針谷 力君登壇〕 ◎市長(針谷力君) 認定第4号 古河市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定についての専決処分の報告及び承認を求めることについて提案理由を申し上げます。 本件は、「地方税法等の一部を改正する法律」が令和4年3月31日に公布され、古河市都市計画税条例の一部を改正する必要が生じましたが、議会を招集する時間的余裕がなかったため、地方自治法第179条第1項の規定に基づき専決処分により条例を改正しましたので、同条第3項の規定により報告し、承認を求めるものであります。 改正内容については、新型コロナウイルス感染症の影響からの景気回復に万全を期すため、土地に係る都市計画税の負担調整措置について、令和4年度に限り、商業地等に係る課税標準額の上昇幅を抑制するなど、所要の改正を行うものであります。 ○議長(鈴木隆君) 以上で、提案理由の説明は終了いたしました。 これより質疑に入ります。 質疑の通告はありませんでした。 ほかに質疑を希望する議員の挙手を求めます。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木隆君) 質疑なしと認め、以上で質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております認定第4号については、会議規則第37条第3項の規定により常任委員会付託を省略いたしたいと存じます。これに御異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木隆君) 御異議なしと認めます。よって、本件は常任委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 討論を希望する議員の挙手を求めます。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木隆君) 討論なしと認め、以上で討論を終結いたします。 これより認定第4号を採決いたします。 お諮りいたします。本件は承認することに御異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木隆君) 御異議なしと認めます。よって、本件は承認することに決しました。 △日程第10 認定第5号 古河市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定についての専決処分の報告及び承認を求めることについて ○議長(鈴木隆君) 次に、日程第10、認定第5号 古河市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定についての専決処分の報告及び承認を求めることについてを議題といたします。                                               〔認定は本会議録末尾に掲載〕 ○議長(鈴木隆君) この際、提案理由の説明を求めます。 針谷市長。          〔市長針谷 力君登壇〕 ◎市長(針谷力君) 認定第5号 古河市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定についての専決処分の報告及び承認を求めることについて提案理由を申し上げます。 本件は、「地方税法施行令等の一部を改正する政令(令和4年政令第133号)」が令和4年3月31日に公布され、古河市国民健康保険税条例の一部を改正する必要が生じましたが、議会を招集する時間的余裕がなかったため、地方自治法第179条第1項の規定に基づき専決処分により条例を改正しましたので、同条第3項の規定により報告し、承認を求めるものであります。 改正内容については、国民健康保険税の課税限度額の見直しを行うなど、所要の改正を行うものであります。 ○議長(鈴木隆君) 以上で、提案理由の説明は終了いたしました。 これより質疑に入ります。 質疑の通告がありますので、これを許します。 9番秋庭 繁議員。 ◆9番(秋庭繁君) 9番、日本共産党の秋庭 繁です。それでは、通告により5点ほど質疑をさせていただきます。 先ほど針谷市長からも説明がありましたが、既にホームページでも4月1日にこの限度額引上げの表も市民に公表されています。総額では102万円に引上げがされています。議案書の8ページ、参考資料12ページにあるわけですけれども、1つ目は限度額引上げの目的、それから2つ目は、限度額引上げにより、どのぐらい税収が増えたのか。3つ目は、引上げによる影響世帯です。効果を受けるのは、あるいはそれぞれ影響を受ける世帯としては何世帯ぐらいあるのか。それから、平成24年頃からずっと毎年引き上げられてきているわけですが、過去10年間の引上げ回数と額が今幾らになっているのか。それから、これは最後で結構ですが、針谷市長から、全国知事会あるいは国へ市議会が国民健康保険財政支援拡充で要望している、市長会も同じですが、それについて引き続きその立場を取ってもらえるのかどうか、その辺についても針谷市長に最後にお伺いしておきたい。まず最初に、1から4について御説明をお願いしたい。 ○議長(鈴木隆君) 執行部の答弁を求めます。 笠島健康推進部長。 ◎健康推進部長(笠島幸子君) 秋庭 繁議員の質疑にお答えいたします。 まず、1点目の課税限度額引上げの目的でございますが、賦課限度額の引上げは、高所得者層に応分の負担を求めることで、負担感が重いと言われる中間所得層の方々の保険税負担をできる限り緩和することを目的としております。 続きまして、2番目の限度額引上げによる税の収納額ということでございます。あくまでも本算定前の試算でございますが、限度額が99万円であった場合の試算では30億7,894万1,300円でございましたが、限度額102万円で試算いたしますと30億8,564万5,200円となりまして、670万3,900円の増額となっております。 3つ目の引上げによる影響世帯数でございます。こちらも試算ではございますが、限度額が99万円であった場合、影響を受ける世帯数は271となりました。この限度額が102万円になったことによって影響を受ける世帯数は250世帯となりましたので、数の上では21世帯減となっております。 続きまして、4番目の過去10年間の引上げ回数と額ということでございます。国民健康保険税につきましては、内容的には医療保険分、後期高齢者支援分、そして介護納付金と3つの要素がございますので、この3つを合わせた数字で申し上げます。平成25年では限度額が77万円でございました。平成26年には81万円ということで、4万円上がりました。平成27年は85万円ということで、同じく4万円の増となっております。平成28年には89万円、平成29年は据置きになりましたので、89万円のままでございました。平成30年は93万円、令和元年度は96万円、令和2年度は99万円、令和3年度も据置きがございまして、本年度令和4年度で102万円ということで3万円の増加となっております。 以上、答弁とさせていただきます。 ○議長(鈴木隆君) 次に、針谷市長。 ◎市長(針谷力君) 私のほうから⑤全国知事会が国へ国民健康保険財政支援拡充の要望をしていることについての御質疑にお答えをさせていただきます。 都道府県では、平成30年度国民健康保険制度改革における財政運営を都道府県が引き受ける前提条件として、平成28年に全国知事会を通して国に対し、国民健康保険への財政支援拡充の確実な実行を求める要請をしており、3,400億円の財政支援の拡充が実現をしたところであります。しかし、将来にわたって持続可能な医療保険制度の安定的運営を図るためは、国によるさらなる財政支援の拡充は当然必要と認識をしております。私といたしましても、全国知事から引き続き国に対し財政支援の拡充について要望していただけるように、茨城県市長会等の機会を捉えまして県への要望に努めてまいりたいと考えております。 ○議長(鈴木隆君) 答弁は終わりました。 秋庭 繁議員の2回目の質疑を許します。 ◆9番(秋庭繁君) 経過について笠島健康推進部長から、針谷市長としては引き続き今後国民健康保険の問題をどうしていくのかという考え方を聞かせていただきました。 今回、先ほど答弁にありましたように、結果的に中間所得層世帯の負担の軽減を図るという目的でずっと、昨年コロナ禍を除いて限度額の引上げが繰り返し行われていると。これは結果的に国民健康保険の加入者の中だけで繰り返し限度額の引上げで対応しているという点では、さらに高齢者が増えて年金受給者あるいは無年金者が増えていくという中では、底をついてしまうというか、行き詰まってしまうあり方だと思うのです。そこで、やはり全国市長会あるいは知事会はこの構造的欠陥を改善するために、きちんと国がもっと……先ほど針谷市長から、3,400億円というのは約束だから、きちんと今回それが補填はされていますが、これでは足りないということが出されていると思うのです。そういう点では、先ほどのお話でありましたように、結果的に古河市としては670万円増えただけと。それも中でやりくりをしているという状態だと思うのです。そういう点では基本的な解決にはならないと思うのですが、今回国のこういう146回の社会保障審議会医療部会から出された資料と、それに基づいて市としては行われたわけですが、ここをやはり改善をしていく上で古河市として、市長、国に申し上げると同時に、市として、今回制度改正がされた中で、一般会計から3億2,000万円ぐらいと。前、針谷市長就任の当時8億円とか10億円とかあった部分が大幅に減ったわけですけれども、そういう点から見ると、昨年度財政調整基金1億円以上積み立てた経緯もあるわけですから、そういう部分の活用など含めて、もう少し全体的に引き下げる、あるいは安定化へ向けた内容というのを検討ができないものかどうか、その辺についてちょっとお考えを聞かせていただきたい。 ○議長(鈴木隆君) 執行部の答弁を求めます。 針谷市長。 ◎市長(針谷力君) 秋庭 繁議員の質疑にお答えをさせていただきたいと思います。 財政調整基金との兼ね合いもというふうなお話がございました。財政調整基金そのものが古河市として果たして今現在の規模ということでどうなのかということについての議論も必要かと思います。国としてというか、地方自治体の一つの基準として財政調整基金、単純に一般会計規模の1割程度は必要であろう。そのぐらいの貯金が手元にないと、万々が一何かあったときに対応ができないのではないか、そういうような見方もございます。いろいろな検討をしながら今後も対応をしてまいりたい、こんなふうに考えているところであります。 ○議長(鈴木隆君) 答弁は終わりました。 秋庭 繁議員の3回目の質疑を許します。 ◆9番(秋庭繁君) 執行部、特に財政部の方と財政調整基金のあり方について基本的な議論はしたことはありません。しかし、今針谷市長が言われたように、予算規模の1割程度が必要だというのは、それは執行部としては、あるいは針谷市長としてもそれは、それぐらいあったら古河市の財政運営が安心してできるという考え方だと思うのです。私たちは労働組合を運営していたときも、予備費としては大体そのぐらい確保した経緯があります。しかし、今回新型コロナウイルス感染症を、大変な災害を経験してみて、やはり地方自治体として本当に大変なときどうかと考えたら、大きな災害を受けたとき、国の地方創生資金などが、それなりに国からの手が打たれて、結果として見ると、そこの部分がそれなりの形で繰り出されて、古河市で事前に出した財政調整基金もまた戻すことができたということも一つの今回の経験だと思うのです。ですから、そういう点では財政調整基金がどのぐらいかというのはそれぞれのその時代、その時代の判断であろうかと思うのですが、やはり国民健康保険の問題というのは、高過ぎる国民健康保険をもう少し安定的に、安心して運営ができる、そのための施策というのを考えていく必要があるのではないか。 何回も厚生労働省の保険局でも、今後の対応についてという、これは平成24年の資料ですけれども、提起はしているけれども、具体的な案というか、踏み切っていないわけですね。しかし、今回地方に移管するに当たって、やはり国が3,400億円繰入れ、そうして支えなかったら、やはり国民健康保険の基盤そのものが失われてしまうというのは国も危機感を持ったと思うので、先ほど針谷市長が言われたように、やはり国からきちんと元に戻して、老人保健法があった当時のように戻して、さらにやはりこの国民健康保険制度をどう守るかという点では真剣に考えていくべき課題かなと思っています。そういう点では、国への要望と、市としてのきちんとした方針というか、そういうものも立てていく必要があろうかと思うので、その辺についてお聞かせいただきたい。 ○議長(鈴木隆君) 執行部の答弁を求めます。 針谷市長。 ◎市長(針谷力君) 足りない分について法定外の繰入れを一般会計から補填をしなければならない現実がございます。そういう中で法定外の繰り入れというものをこれまでもずっと続けて、その年によって金額は大きく違いますけれども、それに対する是正措置というものも実は求められているところでもあります。国に対しては、今後も引き続きその必要な財政措置について市長会を通じ、また知事のほうに、国に要請をしていただくように働きかけもしてまいりたいと思っておりますが、法定外の繰り入れそのものを財政調整基金を取り崩して、さらにより多くということについては、これはまた別の議論だと思われますので、いろいろなやはり検討が必要であろう、こんなふうに考えているところであります。 以上、答弁とさせていただきます。 ○議長(鈴木隆君) 以上で、通告による質疑は終了いたしました。 ほかに質疑を希望する議員の挙手を求めます。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木隆君) 質疑なしと認め、以上で質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております認定第5号については、会議規則第37条第3項の規定により常任委員会付託を省略いたしたいと存じます。これに御異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木隆君) 御異議なしと認めます。よって、本件は常任委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 討論の通告がありますので、これを許します。 9番秋庭 繁議員。          〔9番秋庭 繁議員登壇〕 ◆9番(秋庭繁君) 9番、日本共産党の秋庭 繁です。通告に従いまして討論を行います。 認定第5号 古河市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について意見を述べます。先ほど課税限度額引上げの目的、それから税収は昨年と比べると670万円余の増額と。それから、影響世帯250世帯と伺いました。課税限度額の引上げは、新型コロナウイルス感染症の蔓延で生活が大変だった昨年を除いて、この間毎年引き上げられています。今回介護分は据え置かれたものの、医療保険分、後期高齢者支援分、介護給付金で31万円の引上げ。平成18年には62万円でした。現在102万円。6割以上上がっている経過になります。課税限度額の引上げにより、全体の税率を抑えて中間所得世帯の負担の抑制を図るという答弁でありましたが、その効果は1世帯当たり僅かな額にとどまっています。 低所得者対策として保険税減税は、都道府県単位下による国民健康保険運営方針においても、一般会計からの繰入れは可能とされています。加入者の中でやりくりして穴埋めをするのではなく、一般会計からの繰入れや、コロナ禍でも多額な積立てを行った財政調整基金の活用など、国民健康保険加入者の負担を軽減することは十分可能ではないでしょうか。全国知事会や市長会も求めている1兆円規模の公費の投入を国が行うこと、そして制度の基盤をきちんと図る、このことと併せて、針谷市長がぜひ国民健康保険行政を市条例による減免制度の拡充を図りつつ、全国知事会が要望した法改正と財政支援を国に要望するとともに、一般会計からの繰入れ引下げを求めて討論とします。以上で今回のこの措置については賛成することができません。 以上です。 ○議長(鈴木隆君) 以上で、通告による討論は終了いたしました。 ほかに討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木隆君) 討論なしと認め、これにて討論を終結いたします。 これより認定第5号を採決いたします。 なお、この採決は電子採決をもって行います。 お諮りいたします。本件は承認することに賛成の議員は、賛成ボタンを押してください。          〔賛成者ボタンを押す〕 ○議長(鈴木隆君) ボタンの押し忘れはありませんか。賛成の方は、お手元のマイクボタンが赤く点灯しているか御確認ください。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木隆君) 押し忘れがないものと認め、採決を確定します。 賛成多数と認めます。よって、本件は承認することに決しました。 △日程第11 認定第6号 令和4年度古河市一般会計補正予算(第1号)の専決処分の報告及び承認を求めることについて ○議長(鈴木隆君) 次に、日程第11、認定第6号 令和4年度古河市一般会計補正予算(第1号)の専決処分の報告及び承認を求めることについてを議題といたします。                                               〔認定は本会議録末尾に掲載〕 ○議長(鈴木隆君) この際、提案理由の説明を求めます。 針谷市長。          〔市長針谷 力君登壇〕 ◎市長(針谷力君) 認定第6号 令和4年度古河市一般会計補正予算(第1号)の専決処分の報告及び承認を求めることについて提案理由を申し上げます。 本件は、新型コロナウイルスに感染し、自宅療養を指示された方等への食料品の支援に要する経費について補正予算を定める必要が生じましたが、議会を招集する時間的余裕がなかったため、地方自治法第179条第1項の規定に基づき専決処分により補正予算を定めましたので、同条第3項の規定により報告し、承認を求めるものであります。 ○議長(鈴木隆君) 以上で、提案理由の説明は終了いたしました。 これより質疑に入ります。 質疑の通告がありますので、これを許します。 9番秋庭 繁議員。 ◆9番(秋庭繁君) 私から2点。 1つは議案書18ページの需用費、一般財源から1,800万円となっていますけれども、そのうちの需用費460万円、これは先ほど針谷市長のほうからも、5月20日現在で報告ありましたが、何名、何日分なのか。それから、委託料1,340万円となっていますが、どこにどんな形で委託をしたのか、その辺についてお伺いします。 それから、2つ目は、自宅療養者の緊急の場合、あるいは日曜日、祝日などの体制はどうなっているのか、その辺について分かればお話をいただきたい。 ○議長(鈴木隆君) 執行部の答弁を求めます。 安田福祉部長。 ◎福祉部長(安田隆行君) 秋庭 繁議員の質疑にお答えいたします。 需用費の460万円につきましては、800名分で4週間分を計上しております。 それから、1,340万円の委託料につきましては、食料品の調達から配達までを一括して市内の宅配業者に委託するための費用を計上したものでございます。 自宅療養者への日曜日、祝日の支援については、現在は行っておりません。 以上、答弁とさせていただきます。 ○議長(鈴木隆君) 答弁は終わりました。 秋庭 繁議員の2回目の質疑を許します。 ◆9番(秋庭繁君) 数字は分かりました。 実は、2番でお伺いしたかったのは、本来一般質問でも取り上げたほうがいい課題かなと思うのですが、やはり昨年8月に前総理大臣の菅首相が、新型コロナウイルス感染症にかかった場合は即入院という表明をしました。しかし、その後急速に患者、重症者が増えて、中等症の方まで自宅療養というのが全国的に増えたわけですね。そういう点では、不安の中で自宅で療養せざるを得ない。そういう方々へ市としてこういう取組をしたことについては、評価をしたいと思うのですが、一番やはり自宅療養者の不安というのは、急に高熱を発したり、いろいろな症状が出てくるというときにどうするかと。従来はなかなか、県の保健所が一括管理をしていて、市は関われないということで大変だったわけですけれども、県の開示によって、どこで、どういう患者の方がいらっしゃるということが分かったわけです。先ほど安田福祉部長から、宅配業者に委託をしているということですが、そこにやはりメッセージというか、市長から、あるいは担当課から、お困り事はございませんかと、あるいは何かの要望はさらにありますかという、業者に託してでもきちんと、市民の方とつながれる、そういう仕組みが必要なのではないかと思うのですが、その辺について考えたことがあるのか、あるいは今後そういうことも必要だと思うのですが、どのような考えでいるかお聞かせいただきたい。 ○議長(鈴木隆君) 執行部の答弁を求めます。 針谷市長。 ◎市長(針谷力君) そういった試みをしたいという思いもありました。私の名前を使ってということについては、実はマスクを配付したりしたときなどに、現実に栃木県の足利市等々では公職選挙法違反だと、そういうふうに指摘をされてしまったといった事例もございました。いろいろなことを検討する中で、より市民との一体感というものをこれからもつなげてまいりたい、こんなふうには考えているところでありますが、今言った、ほかの法令との兼ね合い等もございますので、担当課としてということであれば可能かと思います。十分こちらについては検討してまいりたい、こんなふうに考えているところです。 ○議長(鈴木隆君) 答弁は終わりました。 秋庭 繁議員の3回目の質疑を許します。 ◆9番(秋庭繁君) 失礼しました。針谷市長ではなくて、古河市としての。 ですから、ほかの市町村というか、ところでは、やはり宅配業者というか、この取組を担当課と、それから健康づくり課というか健康推進部、一緒になって取組をして、それで医師会とも連絡を取り合って、緊急の場合の対応をどうするかという、自宅療養者に対する取組をしているというところもあるわけですね。ぜひそういう点では、やはり健康づくり課あるいは担当課がそういう配慮を今度はしていくべきでないかと。何か味気ないですよね。食料品だけが毎日、2週間届くというだけでなくて、やはり古河市として、患者の皆さんとの接し方というか、そこも必要かなと思うので、ぜひその辺については検討していただきたい。 以上です。 ○議長(鈴木隆君) 執行部の答弁を求めます。 笠島健康推進部長。 ◎健康推進部長(笠島幸子君) 秋庭 繁議員の質疑にお答えいたします。 現在古河市では食料品等の物資支援の中には健康についてのメッセージは入れておりませんが、古河保健所では、自宅療養者になった方には全ての方に、緊急の場合、24時間の連絡先をお渡しして備えておりますので、現在のところはそういったことで対応させていただいております。 以上、答弁とさせていただきます。 ○議長(鈴木隆君) 以上で、通告による質疑は終了いたしました。 ほかに質疑を希望する議員の挙手を求めます。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木隆君) 質疑なしと認め、以上で質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております認定第6号については、会議規則第37条第3項の規定により常任委員会付託を省略いたしたいと存じます。これに御異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木隆君) 御異議なしと認めます。よって、本件は常任委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 討論を希望する議員の挙手を求めます。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木隆君) 討論なしと認め、以上で討論を終結いたします。 これより認定第6号を採決いたします。 お諮りいたします。本件は承認することに御異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木隆君) 御異議なしと認めます。よって、本件は承認することに決しました。 ここで暫時休憩といたします。          午前11時 5分休憩                                               午前11時15分開議 ○議長(鈴木隆君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 △日程第12 認定第7号 令和4年度古河市一般会計補正予算(第2号)の専決処分の報告及び承認を求めることについて ○議長(鈴木隆君) 次に、日程第12、認定第7号 令和4年度古河市一般会計補正予算(第2号)の専決処分の報告及び承認を求めることについてを議題といたします。                                               〔認定は本会議録末尾に掲載〕 ○議長(鈴木隆君) この際、提案理由の説明を求めます。 針谷市長。          〔市長針谷 力君登壇〕 ◎市長(針谷力君) 認定第7号 令和4年度古河市一般会計補正予算(第2号)の専決処分の報告及び承認を求めることについて提案理由を申し上げます。 本件は、ウクライナからの避難民の受入れ等の支援に要する経費について所要の措置を講ずるほか、プレミアム付商品券を発行する経費及び新型コロナウイルスに感染し、自宅療養を指示された方等への食料品の支援に要する経費について補正予算を定める必要が生じましたが、議会を招集する時間的余裕がなかったため、地方自治法第179条第1項の規定に基づき専決処分により補正予算を定めましたので、同条第3項の規定により報告し、承認を求めるものであります。 ○議長(鈴木隆君) 以上で、提案理由の説明は終了いたしました。 これより質疑に入ります。 質疑の通告がありますので、これを許します。 9番秋庭 繁議員。 ◆9番(秋庭繁君) 私から3点あるのですが、分かる範囲でお答えいただきたいと思います。 認定第7号議案書19ページ、後ろのほうの26ページに国際交流のまちづくり推進協議会補助金として500万円が出て、それがそこに当たるのかなと思うのですが、市長報告の中で、針谷市長も人道的支援で受入れを決めたということになるわけですが、避難民の受入れ施設、受入れだけではなくて、就労をどうするのか、あるいは小中学生などがいた場合、それをどうするのか。その辺をきちんと態勢を取っているのかどうか。 それから、当面は市の財源でやるのですが、結局入国管理局や国の要請ということになると国から来ると思うのですが、その辺について分かる範囲でお聞かせをいただきたい。 ○議長(鈴木隆君) 執行部の答弁を求めます。 野沢企画政策部長。 ◎企画政策部長(野沢好正君) 私から秋庭 繁議員の御質疑にお答えしたいと存じます。順に答弁をさせていただきたいと思います。 まず、今回の補正でございますが、受入れをする避難民の方が単身でいらっしゃるのか、御家族なのか、あとは高齢者の方がいらっしゃるのか、お子さんがいらっしゃるのか、全く見当のつかない中、予算の計上をさせていただいたところです。ですので、今回の補正につきましては、2人暮らしの2世帯を想定した、住居や生活必需品の提供に係る予算を計上させていただいているところでございます。 それから、就労支援についてお尋ねでしたが、4月に出入国在留管理庁、入管庁でございますが、入管庁のほうからの事務連絡で、就労支援については、地域のハローワークにおいてウクライナ避難民の方々のニーズを踏まえた職業紹介をすることとしております。こういったことから、就労支援につきましては、民間等の協力を得ながら進めてまいりたいと考えております。 続きまして、教育支援についてのお尋ねですが、同じく入管庁から、教育委員会に積極的な受入れや、就学や学校での指導等についての留意事項について事務連絡がございました。古河市としても、もし小中学生が避難されてきた場合には積極的に受入れをしてまいりたいと思います。 最後に、財源についてでございますが、今回の補正につきましては一般財源、財政調整基金を充当すべく計上させていただいたところでございますが、現在避難民受入れの費用に充てることを目的としたふるさと納税も実施しておりまして、寄附金をお願いしています。実際に避難民の方がおいでになった場合は、これも財源として使っていきたいと考えております。 以上、答弁とさせていただきます。 ○議長(鈴木隆君) 答弁は終わりました。 秋庭 繁議員の2回目の質疑を許します。 ◆9番(秋庭繁君) 大体内容的には分かりました。ただ、心配なのは、就労支援にしても、学校の場合はいいです、教師の皆さん、大体外国語の体制は整っているから大丈夫かと思うのですが、ハローワークで職業を紹介した場合の日本語をどうするのかということだと思うのです。古河市の国際交流協会なんかの方にもちょっとそういう点で伺ったのですが、外国人と接する国際交流協会の人たちも新型コロナウイルス感染症で非常に不安で、ただ宗教上の理由からワクチンを接種しない人もいるということもあったりして、この間会合が開かれていないと。次回は9月とか10月頃とお話をされていました。市としても国際交流協会の方々とも連絡を取りながらしていく、日本語教育というか、教えていただいたりなんかする、あるいは日本の習慣、そういうものを知っていただく上でも大事かと思うので、ぜひその辺のつなぎも必要かなと思うのですが、その辺についてお聞かせいただきたい。 ○議長(鈴木隆君) 執行部の答弁を求めます。 野沢企画政策部長。 ◎企画政策部長(野沢好正君) ただいまの御質疑にお答えしたいと存じます。 秋庭 繁議員がおっしゃるとおり、言葉の壁につきましては、受け入れる準備をしている中でも一番大きな問題、課題として捉えております。そういったところを解消するために、新聞報道等でも御承知のことと思いますが、市内に在勤されているウクライナ人のヤマガタ・ナタリアさん等と連携のお約束をさせていただきまして、生活のサポート等もしていただけるということで準備をしております。 それから、包括連携協定を締結しております晃陽学園、そちらでも日本語教室を行っていまして、そこでも協力をしてくださるということでお約束をしています。 それから、今おっしゃった市の国際交流協会につきましても、受入れの準備に当たりまして協力要請のほうをさせていただきまして、生活支援等十分に対応できますというお言葉もいただいていますので、言葉の壁について、できるだけ機械だけに頼らず、対面的に対応できるような形、準備を整えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(鈴木隆君) 答弁は終わりました。 よろしいですか。 以上で、通告による質疑は終了いたしました。 ほかに質疑を希望する議員の挙手を求めます。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木隆君) 質疑なしと認め、以上で質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております認定第7号については、会議規則第37条第3項の規定により常任委員会付託を省略いたしたいと存じます。これに御異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木隆君) 御異議なしと認めます。よって、本件は常任委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 討論を希望する議員の挙手を求めます。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木隆君) 討論なしと認め、以上で討論を終結いたします。 これより認定第7号を採決いたします。 お諮りいたします。本件は承認することに御異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木隆君) 御異議なしと認めます。よって、本件は承認することに決しました。 △日程第13 報告第 1号 令和3年度古河市一般会計繰越明許費の繰越しの報告について       報告第 2号 令和3年度古河市農業集落排水事業特別会計繰越明許費の繰越しの報告について       報告第 3号 令和3年度古河市古河駅東部土地区画整理事業特別会計繰越明許費の繰越しの報告について       報告第 4号 令和3年度古河市一般会計継続費の繰越しの報告について       報告第 5号 令和3年度古河市古河駅東部土地区画整理事業特別会計事故繰越しの報告について       報告第 6号 令和3年度古河市水道事業会計予算の繰越しの報告について       報告第 7号 令和3年度古河市水道事業会計継続費の繰越しの報告について       報告第 8号 令和3年度古河市下水道事業会計予算の繰越しの報告について       報告第 9号 和解及び損害賠償の額の決定についての専決処分の報告について       報告第10号 和解及び損害賠償の額の決定についての専決処分の報告について       報告第11号 損害賠償の額の決定についての専決処分の報告について ○議長(鈴木隆君) 次に、日程第13、報告第1号 令和3年度古河市一般会計繰越明許費の繰越しの報告についてないし報告第11号 損害賠償の額の決定についての専決処分の報告について、以上11件を一括して議題といたします。                                               〔報告は本会議録末尾に掲載〕 ○議長(鈴木隆君) この際、説明を求めます。 針谷市長。          〔市長針谷 力君登壇〕 ◎市長(針谷力君) 報告第1号 令和3年度古河市一般会計繰越明許費の繰越しの報告についてから報告第3号 令和3年度古河市古河駅東部土地区画整理事業特別会計繰越明許費の繰越しの報告について一括して御説明申し上げます。これら3件につきましては、地方自治法施行令第146条第2項の規定に基づき、それぞれの「繰越明許費繰越計算書」のとおり報告するものであります。 報告第4号 令和3年度古河市一般会計継続費の繰越しの報告について御説明申し上げます。本件は、地方自治法施行令第145条第1項の規定により、継続年度の終わりまで逓次繰越ししましたので、「継続費繰越計算書」のとおり報告するものであります。 報告第5号 令和3年度古河市古河駅東部土地区画整理事業特別会計事故繰越しの報告について御説明申し上げます。本件は、古河駅東部街路事業における補償補填において、被補償者が死亡したことにより、建物移転のスケジュールに不測の期間を要したため、年度内の完了及び支払いが困難となり事故繰越ししましたので、地方自治法施行令第150条第3項の規定において準用する同令第146条第2項の規定により、「事故繰越し繰越計算書」のとおり報告するものであります。 報告第6号 令和3年度古河市水道事業会計予算の繰越しの報告について御説明申し上げます。本件は、古河市水道事業会計予算の繰越しをしましたので、地方公営企業法第26条第3項の規定に基づき、「繰越計算書」のとおり報告するものであります。 報告第7号 令和3年度古河市水道事業会計継続費の繰越しの報告について御説明申し上げます。本件は、継続費を逓次繰越ししましたので、地方公営企業法施行令第18条の2第1項の規定に基づき、「継続費繰越計算書」のとおり報告するものであります。 報告第8号 令和3年度古河市下水道事業会計予算の繰越しの報告について御説明申し上げます。本件は、古河市下水道事業会計予算の繰越しをしましたので、地方公営企業法第26条第3項の規定に基づき、「繰越計算書」のとおり報告するものであります。 報告第9号及び報告第10号 和解及び損害賠償の額の決定についての専決処分の報告について御説明申し上げます。 報告第9号につきましては、建物火災に出動したポンプ車が火災現場付近で車両を後退させていたところ、停車中の消防団員の車両と衝突したもので、交通事故による損害賠償について、車両修繕費の10割を市の損害賠償の額とすることで相手方と示談したものであります。 報告第10号につきましては、県道を走行中の公用車が、一時停止規制のある道路から進入した相手方車両と衝突したもので、交通事故による損害賠償について、車両修繕費の1割を市の損害賠償の額とすることで相手方と示談したものであります。 以上2件につきましては、地方自治法第180条第1項の規定に基づき専決処分しましたので、同条第2項の規定により報告するものであります。 報告第11号 損害賠償の額の決定についての専決処分の報告について御説明申し上げます。本件は、公用車が総和福祉センター「健康の駅」南東側駐車場へ進入するため車両を左側に寄せたところ、後方を走行していた相手方車両と接触したもので、交通事故による損害賠償について、地方自治法第180条第1項の規定に基づき専決処分しましたので、同条第2項の規定により報告するものであります。 ○議長(鈴木隆君) 以上で、説明は終了いたしました。 これより質疑に入ります。 質疑の通告がありますので、これを許します。 1番、小山高正議員。 ◆1番(小山高正君) ありがとうございます。報告第9号から第11号までの損害賠償等について質疑をさせていただきたいと思います。 毎回、こういった形で事故が起きましたと、議会中に御報告をいただいているのですけれども、交通事故の規模の大小という部分で賠償額に差はあるかと思うのですが、人身事故の場合、大きな賠償になる可能性というのもやはり加味した中で車を運転していると思うのです。そうした状況のときに、示談に至るまで、人的な経費も含めていろいろな市の職員の方が出向いたりしながらとか、時間を使ったりすることも考えていくとなかなか、経費的にはどれぐらい出ているのかなと疑問がありました。 それで、車両関係のこういった事故等で過去に支出している賠償額の平均というのはどれぐらいになるのか教えてもらいたいというところと、損害賠償について、先ほど言っていた高額の賠償リスクに対応するために民間の保険を活用できるような検討をしたことがないのかを伺いたいと思うのです。多分なかなか民間の保険は、市からすると難しいのでしょうけれども、例えばカーリース契約や、レンタルで借りてくるようなシステムをつくるとか、何かそういう形で今の車両の管理ができないものかというところがありまして、もしそういった検討を過去にしたことがあるのであれば、その内容も御説明いただきたいなと思います。 ○議長(鈴木隆君) 執行部の答弁を求めます。 小林財政部長。 ◎財政部長(小林政光君) 小山高正議員の御質疑にお答えいたします。 まず、損害額の平均額はどれくらいかということでございます。過去5年間、平成29年から令和3年度までの5か年の賠償額の年間平均でございますが、約2,460万円でございます。また、損害賠償について、民間保険の活用等ということでございますが、今現在市のいわゆる公用車の保険は主に全国市有物件災害共済会の車両の保険に加入をしています。この保険は、いわゆる民間会社の保険と補償内容、または示談交渉等の対応につきましても同様の内容でございます。 また、過去に損害保険を込みのカーリース等の検討がということでございますが、実は古河市では過去に公用車の調達をリース契約で行っている時期がございました。ただし、その際にも、いわゆる任意保険につきましてはリース料に含まないで、市役所で加入をするという商品内容でございました。当時かなりの台数のリース契約を行いましたが、リース会社から、任意保険も含んでの商品の紹介というのは受けたことがございませんでしたので、一般的には任意保険は車両を借りる側が直接入るというのが一般的だったのかなと考えております。今現在はリース契約で行うメリットとして、市役所でリース契約を行った場合になかなか、いわゆるリース料についてはリース料金というのがプラスアルファでかかりますし、今現在ほとんどの公用車が15年を超えるような長期の利用をしています。また、市役所ですとリース契約上のいわゆる税制上の利点というものもありませんので、今現在はリース契約での調達をやめておりまして、直接購入をして、任意保険につきましては主に全国市有物件災害共済会の契約に加入しているということで取り扱っております。 以上でございます。 ○議長(鈴木隆君) 答弁は終わりました。 小山高正議員の2回目の質疑を許します。 ◆1番(小山高正君) ありがとうございます。年間で2,400万円って結構大きいのか小さいのか、財政規模からするとそうでもないのかなとちょっと思いながら聞いていました。やはり本当に、先ほどもお話ししましたけれども、人身事故のときに保険が適用されるというのはすごく重要で、聞いてみないと分からないなと思いながら今聞いていました。 実は、昔私はカーリースをやっていて、保険込みの契約というのも多分提案すればできると思うのです。ただ、市役所の場合は税金を払ったりしないので、リース契約するときに、私は神栖市などで一時ちょっと交渉したことがあるのですが、結構困難だったというイメージがあって、過去に何か導入していたというのはすごいなと思いながら話を聞かせていただいていたのですけれども、やはり車両の管理の部分で、古い車があったりとかいろいろあるので、管理するだけでもかなり手間が多くなるかなと思うのです。本当に、これは提案というか意見なのですけれども、その部門だけを例えば市から独立をさせてしまって、外郭団体なりで何か車両の管理を一括してやっていくというところも考えるといいのかなと思ってはいたのですけれども、今の現状でそんなに、保険も入っているので、聞かせていただいて安心したかなというところはあるのですけれども、ちょっと参考意見で、外郭団体にいろいろ保険とかも持たせたりとか、そういう考え方も何か必要かなとも思いますので、御検討の機会があれば参考にしてください。 ○議長(鈴木隆君) 答弁はよろしいですか。 ◆1番(小山高正君) はい。 ○議長(鈴木隆君) 以上で、通告による質疑は終了いたしました。 ほかに質疑を希望する議員の挙手を求めます。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木隆君) 質疑なしと認め、以上で質疑を終結いたします。 報告第1号ないし報告第3号は地方自治法施行令第146条第2項の規定、報告第4号は地方自治法施行令第145条第1項の規定、報告第5号は地方自治法施行令第150条第3項の規定において準用する同令第146条第2項の規定、報告第6号及び報告第8号は地方公営企業法第26条第3項の規定に基づく報告、報告第7号は地方公営企業法施行令第18条の2第1項の規定に基づく報告であります。報告第9号ないし報告第11号は、地方自治法第180条第2項の規定に基づく専決処分の報告でありますので、御承知おき願います。 △日程第14 議案第43号 古河市議会議員及び古河市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部改正について       議案第44号 古河市税条例等の一部改正について       議案第45号 古河市国民健康保険税条例の一部改正について       議案第46号 財産の取得について       議案第47号 財産の取得について       議案第48号 市道の路線廃止について       議案第49号 市道の路線認定について       議案第50号 令和4年度古河市一般会計補正予算(第3号)       議案第51号 令和4年度古河市介護保険特別会計(保険事業勘定)補正予算(第1号) ○議長(鈴木隆君) 次に、日程第14、議案第43号 古河市議会議員及び古河市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部改正についてないし議案第51号 令和4年度古河市介護保険特別会計(保険事業勘定)補正予算(第1号)、以上9件を一括して議題といたします。                                               〔議案は本会議録末尾に掲載〕 ○議長(鈴木隆君) この際、提案理由の説明を求めます。 針谷市長。          〔市長針谷 力君登壇〕
    ◎市長(針谷力君) 議案第43号 古河市議会議員及び古河市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部改正について提案理由を申し上げます。本案は、公職選挙法施行令の一部改正に伴い、選挙運動に関わる公費負担の限度額の引上げを行うなど所要の改正を行い、公布の日から施行するものであります。 議案第44号 古河市税条例等の一部改正について提案理由を申し上げます。本案は、地方税法等の一部改正に伴い、個人住民税の住宅借入金等特別税額控除の適用期間延長や上場株式等の配当所得等に係る課税方式を所得税と一致させる規定の整備など所要の改正を行い、附則で定める日から施行するものであります。                  議案第45号 古河市国民健康保険税条例の一部改正について提案理由を申し上げます。本案は、新型コロナウイルス感染症の影響により収入が減少した被保険者等に係る国民健康保険税を減免するに当たり、納期限を過ぎたものについても申請可能とするため、所要の改正を行い、公布の日から施行するものであります。 議案第46号及び議案第47号の財産の取得について一括して提案理由を申し上げます。議案第46号につきましては、令和4年度古河市消防団第9分団消防ポンプ自動車購入(CD―Ⅰ型)について、指名競争入札により株式会社篠崎ポンプ機械製作所と2,140万8,200円で契約を締結したく提案するものであります。議案第47号につきましては、令和4年度古河市消防団第27分団消防ポンプ自動車購入(CD―Ⅰ型)について、指名競争入札により株式会社小池と2,134万2,200円で契約を締結したく提案するものであります。以上2件につきましては、地方自治法第96条第1項第8号の規定により提案するものであります。 議案第48号 市道の路線廃止について提案理由を申し上げます。本案は、市道2路線の廃止を提案するものであります。内訳は、払下げによるもの2路線であります。 議案第49号 市道の路線認定について提案理由を申し上げます。本案は、市道5路線の認定を提案するものであります。内訳は、河川占有によるもの1路線、開発行為に伴う帰属によるもの4路線であります。 議案第50号 令和4年度古河市一般会計補正予算(第3号)及び議案第51号 令和4年度古河市介護保険特別会計(保険事業勘定)補正予算(第1号)まで一括して提案理由を申し上げます。 まず、議案第50号 令和4年度古河市一般会計補正予算(第3号)につきましては、既定の予算総額に歳入歳出それぞれ7億2,840万円を追加し、予算総額をそれぞれ521億1,740万円とするものであります。  補正の主な内容につきましては、新型コロナウイルスワクチンの4回目接種に要する経費について所要の措置を講ずるほか、低所得の子育て世帯への生活支援特別給付金の支給に要する経費、新型コロナウイルスに感染し、自宅療養を指示された方等への食料品の支援に要する経費及び三和健康ふれあいスポーツセンターの温水プール改修に要する経費等について所要の補正を行うものであります。 地方債の補正につきましては、事業の追加により、「第2表 地方債補正」により補正するものであります。 議案第51号 令和4年度古河市介護保険特別会計(保険事業勘定)補正予算(第1号)につきましては、314万円を減額するもので、これは会計年度任用職員の人件費の組替えについて所要の補正を行うものであります。 ○議長(鈴木隆君) 以上で、提案理由の説明は終了いたしました。 △日程第15 散会の宣告 ○議長(鈴木隆君) 以上で、本日の日程は全部終了いたしました。 本日は、これにて散会いたします。          午前11時45分散会...