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  1. 茨城県議会 2008-09-03
    平成20年第3回定例会(第1号) 本文 開催日: 2008-09-03


    取得元: 茨城県議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-09
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 平成20年9月3日(水曜日)午後1時2分開会          ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◯議長桜井富夫君) ただいまから,平成20年第3回茨城県議会定例会を開会いたします。          ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 補欠選挙当選議員の紹介 2 ◯議長桜井富夫君) 会議に入るに先立ち,申し上げます。  去る8月31日,茨城県議会議員水海道市選挙区補欠選挙において,新たに当選されました議員を紹介いたします。  五木田良一君。                    〔五木田良一君登壇〕 3 ◯五木田良一君 こんにちは,五木田でございます。常総市でございますけれども,水海道市選挙区というのがありまして,3日前に補欠選挙で当選してまいりました。執行部の皆様ともども,よろしく御指導のほどお願い申し上げまして,あいさつとさせていただきます。(拍手)          ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 平成20年9月3日(水曜日)午後1時4分開議          ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 4 ◯議長桜井富夫君) これより本日の会議を開きます。          ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 会議録署名議員の指名 5 ◯議長桜井富夫君) まず,会議録署名議員を定めます。  茨城県議会会議規則第118条の規定により,新井昇君,鈴木徳穂君,小田木真代さん,臼井平八郎君を指名いたします。          ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 諸般の報告
    6 ◯議長桜井富夫君) 諸般の報告をいたします。  長谷川典子さんには,去る7月16日,一身上の都合により辞職をいたしたい旨の願いが出され,同日,議長において許可いたしましたことを報告いたします。  次に,平成20年第2回定例会において議決されました正規雇用の推進と労働者派遣制度の改善に関する意見書,安心して医療を受けられる体制を整備するため,必要な医師・看護師の確保に関する意見書長寿医療制度後期高齢者医療制度)の改善を求める意見書,米の需要拡大に関する意見書及び地方議会議員年金制度に関する意見書は,去る6月19日及び20日に,国会並びに内閣総理大臣ほか政府関係機関あて提出いたしましたので,報告いたします。  次に,閉会中における委員会の開催並びに各委員会所管事務事業に係る調査等については,お手元に配付の委員会活動状況一覧表のとおりであります。ごらんおき願います。  次に,請願処理経過及び結果表をお手元に配付してあります。ごらんおき願います。  次に,8月27日までに受理いたしました請願は,お手元に配付の請願文書表第1綴のとおりでありまして,所管常任委員会に付託いたしましたので,報告いたします。  次に,知事から,茨城県環境基本条例第8条第1項及び第2項の規定による平成20年版環境白書の提出がありましたので,お手元に配付してあります。ごらんおき願います。  次に,監査委員から,平成20年5月分ないし7月分の会計管理者公営企業管理者及び病院事業管理者所管に係る現金出納検査の結果について報告がありましたので,その写しをお手元に配付してあります。ごらんおき願います。  次に,知事から,地方自治法第243条の3第2項の規定により,鹿島埠頭株式会社外1法人の平成19年度事業報告書及び平成20年度事業計画書が提出されましたので,お手元に配付してあります。ごらんおき願います。  次に,知事から,地方自治法第180条第1項の規定による専決処分の報告がありましたので,お手元に配付してあります。ごらんおき願います。  次に,知事などから通知のありました地方自治法第121条の規定に基づく出席要求による出席者につきましては,お手元に配付の印刷物により,御了承をお願いいたします。  次に,知事から議案が提出されましたので,報告させます。議事課長。                    〔根本議事課長報告〕                                         財  第 1 4 3 号                                         平成20年9月3日 茨城県議会議長  桜  井  富  夫  殿                                 茨城県知事  橋  本    昌                 議 案 の 送 付 に つ い て  平成20年第3回茨城県議会定例会に下記の議案を提出するため,説明書を添えて別添のとおり送付します。                        記  第97号議案 平成20年度茨城県一般会計補正予算(第2号)        =ないし=  第114号議案 訴えの提起について  認定第1号  平成19年度茨城県公営企業会計決算の認定について  報告第3号  地方自治法第179条第1項の規定に基づく専決処分について          ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 日程第1 議席の一部変更の件 7 ◯議長桜井富夫君) これより議事日程に入ります。  日程第1,議席の一部変更の件を議題といたします。  お諮りいたします。本件につきましては,茨城県議会会議規則第4条第3項の規定により,ただいま御着席のとおり変更いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 8 ◯議長桜井富夫君) 御異議なしと認め,さよう決しました。          ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 日程第2 議席指定の件 9 ◯議長桜井富夫君) 日程第2,議席指定の件を議題といたします。  茨城県議会会議規則第4条第2項の規定により,議長において,五木田良一君の議席は,議席番号2番に指定いたします。          ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 日程第3 会期の件 10 ◯議長桜井富夫君) 日程第3,会期の件を議題といたします。  お諮りいたします。このたびの定例会の会期は,本日から9月26日までの24日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 11 ◯議長桜井富夫君) 御異議なしと認め,会期は,9月26日までの24日間と決定いたしました。          ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 日程第4 常任委員会委員選任の件 12 ◯議長桜井富夫君) 日程第4,常任委員会委員選任の件を議題といたします。  お諮りいたします。茨城県議会委員会条例第5条第1項の規定により,  農林水産委員会委員に 五 木 田 良 一 君 を,指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 13 ◯議長桜井富夫君) 御異議なしと認め,さよう決しました。          ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 日程第5 第97号議案=ないし=第114号議案,認定第1号及び報告第3号 14 ◯議長桜井富夫君) 日程第5,第97号議案ないし第114号議案,認定第1号及び報告第3号を一括して議題といたします。          ────────────────────────────── 第 97号議案 平成20年度茨城県一般会計補正予算(第2号) 第 98号議案 平成20年度茨城県都市計画事業土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号) 第 99号議案 平成20年度茨城県流域下水道事業特別会計補正予算(第1号) 第1OO号議案 一般社団法人及び一般財団法人に関する法律及び公益社団法人及び公益財団法人認定等に        関する法律の施行に伴う関係法律整備等に関する法律の施行に伴う関係条例の整備に関す        る条例 第101号議案 茨城県行政組織条例の一部を改正する条例 第102号議案 茨城県知事の権限に属する事務の処理の特例に関する条例の一部を改正する条例 第103号議案 いばらき量子ビーム研究センターの設置及び管理に関する条例 第104号議案 水海道及び伊奈都市計画事業伊奈谷和原丘陵部体型特定土地区画整理事業施行規程を定        める条例の一部を改正する条例 第105号議案 茨城県地域医療医師修学資金貸与条例 第106号議案 茨城県風致地区内における建築行為等の規制に関する条例の一部を改正する条例 第107号議案 茨城県県立学校設置条例の一部を改正する条例 第108号議案 県が行う建設事業等に対する市町の負担額について 第109号議案 国及び県等が行う土地改良事業に対する市町村負担額について 第11O号議案 県が行う建設事業等に対する市町村負担額について 第111号議案 茨城県土地開発公社の定款の変更について 第112号議案 工事請負契約の締結について 第113号議案 和解について 第114号議案 訴えの提起について 認定第1号 平成19年度茨城県公営企業会計決算の認定について 報告第3号 地方自治法第179条第1項の規定に基づく専決処分について          ────────────────────────────── 15 ◯議長桜井富夫君) この際,知事から提出議案の説明及び行政報告を求めます。  橋本知事。                     〔橋本知事登壇〕 16 ◯橋本知事 平成20年第3回県議会定例会の開会に当たり,提出いたしました議案等の説明と報告を申し上げます。  初めに,去る6月14日の岩手・宮城内陸地震及び7月24日の岩手県沿岸北部を震源とする地震により,亡くなられた方々の御冥福を謹んでお祈り申し上げますとともに,被害を受けられた皆様に心からお見舞いを申し上げます。被災地が一日も早く復興し,被災された皆様が平穏な生活を取り戻されることを心から願っております。  次に,原油等価格高騰対策についてでありますが,最近の世界的な原油,原材料,食料等価格高騰は,国民生活や農業,水産業運送業建設業等の各産業分野に深刻な影響を及ぼしておりますことから,7月に開催されました全国知事会において決議を行い,国に対して,責任を持って実効性ある対策を講じるよう強く要望したところであります。  県といたしましては,原油,原材料価格の高騰により,経営に深刻な影響を受けている県内の農業者漁業者経営体質の強化に資するため,農業者等に対する融資資金の活用や施設整備に対する助成など,事業規模約29億円の緊急対策を講じることとし,施設園芸,漁業,畜産分野における各種施策について必要な額を補正予算に計上いたしました。なお,国におきましても,現在,新たな対策等を検討しているところでありますので,今後,国の対応を見ながら,県として適切な対策を講じてまいります。  次に,地方分権改革の推進についてでありますが,先月,政府の地方分権改革推進委員会において,国の出先機関見直しに関する中間報告が取りまとめられ,見直しに当たっての基本的な考え方や,見直しに伴う人員及び財源の取り扱いについての考え方が示されたところであります。  国の出先機関見直しは,第二期地方分権改革の最も重要なテーマの一つであり,二重行政の排除や地方の主体性を尊重した分権型行政システムの構築は,住民本位地域づくりのために欠かせないものであります。このため,地方分権改革推進委員会においては,地方の意見を十分に踏まえ,出先機関の抜本的な改革につながる第2次勧告を行われるよう期待いたしますとともに,政府が一体となって真の地方分権に資する改革を進めていくことを強く望むものであります。  次に,茨城空港開港に向けた取り組みについてであります。  まず,空港の整備についてでありますが,年内には新滑走路が完成し,年明けには現滑走路かさ上げ工事に着手される予定でありますほか,秋には旅客ターミナルビルの建設が始まる予定となっているなど,平成22年3月の開港に向けて,順調に工事が進んでおります。  また,7月には,空港と東関東自動車道水戸線(仮称)茨城町南インターチェンジを結ぶ県道紅葉石岡線バイパスが開通するなど,開港に向け,空港周辺基盤整備も着々と進んでいるところであります。  一方,就航路線の確保につきましては,国内線とあわせ国際線の就航も視野に入れ,航空会社への働きかけを積極的に行っているところであり,7月には韓国を訪問し,錦湖アシアナグループの会長等と面会して就航要請を行ってまいりました。さらに,その数日後には,マレーシアの航空会社エアアジアXCEOが来県され,空港建設現場ひたちなか市の商業施設などを視察されましたが,その際,CEOからは,茨城空港に対して大変高い評価をいただいたところであります。  今後とも,県内外でのPR活動などにより,需要の喚起に努めますとともに,航空会社への働きかけを一層強めてまいります。  次に,北関東自動車道についてでありますが,真岡インターチェンジから桜川筑西インターチェンジまでの間が今年度内に開通し,東北自動車道常磐自動車道が直結することとなりました。これにより,北関東地域連携強化はもとより,常陸那珂港や茨城空港利用促進企業誘致の推進,さらには広域観光の促進などに弾みがつき,本県及び北関東地域が発展する契機になるものと大いに期待しております。  また,常陸那珂港におきまして,日立建機常陸那珂臨港工場が竣工し,先月から本格稼働いたしました。ひたちなか地区には,既にコマツあるいは日立建機常陸那珂工場が,それぞれ操業を開始しており,我が国の建設機械産業一大拠点として着々と発展しているところであります。  次に,J-PARC産業利用の推進についてであります。  J-PARCにつきましては,本年12月に供用開始される予定でありますが,本県が独自に設置した2本の中性子ビームラインを広く産業界に利用してもらうため,先般,今年度の実験課題について公募を行いましたところ,55件もの応募がありましたので,現在,ビームラインの初めての利用者の決定に向けて作業を進めているところであります。  また,J-PARC供用開始にあわせ,産業利用の拠点として,J-PARC利用窓口研究機関や大学などのための実験研究室研究者交流スペースなどを備えたいばらき量子ビーム研究センターを開設することといたしました。このため今定例会に,いばらき量子ビーム研究センターの設置及び管理に関する条例を提案しますとともに,センター管理運営費等補正予算に計上したところであります。  次に,いばらき産業県フェア2008についてでありますが,去る7月30日,31日の両日にわたり,東京ビッグサイトにおいて開催いたしましたところ,約1万3,000人の方々に御来場いただきました。  本県のものづくり技術科学技術の集積,基盤整備の進む本県の潜在力及び優位性など,産業大県づくりを進める茨城県の姿を首都圏に向け広くPRしますとともに,2日間で前回の577件を大きく上回る937件の商談があり,首都圏の企業と本県の企業との新たなビジネスチャンスを提供できたものと考えております。  今後とも,県内産業の育成とPRに努めますとともに,県内中小企業の新たなビジネスチャンスの創出に努めてまいります。
     次に,医師確保対策の推進についてでありますが,筑波大学と協議を進めておりました医学群定員増につきまして,来年度より,地域枠として5名の定員増文部科学省から認められました。このため,地域枠入学者を対象とする新たな修学資金貸与制度を創設することとし,今定例会に,茨城県地域医療医師修学資金貸与条例を提案させていただいたところであります。  この修学資金は,卒業後,県内の医師不足地域医療機関等一定期間医師業務に従事することを返還免除の要件として,月額15万円を貸与するものであり,医師の不足や偏在の解消に資することを目的としております。今後,筑波大学との連携をより一層深めながら,地域医療の充実に必要な医師の養成及び確保に努めてまいります。  次に,少子化対策の推進についてであります。  まず,近年,家族や地域のきずなが希薄になってきていることなどにより,育児不安を抱える親が増加する中,今年度,県では,子守唄を活用した親子のきずな再生事業を新たに始めることとし,去る7月末から8月上旬にかけて,子守唄指導員を育成する講習会を開催しましたところ,240人の募集枠を大幅に上回る約400人が受講するなど大きな関心が寄せられました。今後は,保育所や児童館,育児相談の場などで子守唄指導員を活用した取り組みを進めますとともに,11月には,親子のきずなづくりの大切さを広く県民に呼びかけるため,子守唄コンサートやシンポジウムなどを行うフォーラムを開催するなど,親子のきずなづくりの推進を図ってまいります。  また,企業における子育て支援を推進するため,去る6月に,経済団体労働団体などとともに官民連携推進策を検討する,いばらき子育て応援企業普及協議会を設置したところであります。さらに先月には,いばらき子育て応援宣言企業登録制度も開始したところであり,登録企業に対しては,県の建設工事における入札参加資格優遇措置や商工中金と連携した低利融資などの特典を設け,企業における子育て支援取り組みを促進してまいります。  次に,来る11月1日から9日にかけて開催される第23回国民文化祭いばらき2008についてであります。  本県ならではの特色ある国民文化祭とするため,オープニングフェスティバルでは,メイン会場県民文化センターサテライト会場の西塩子の回り舞台県自然博物館の3会場をライブ中継で結び,県全体で開幕を迎えられるような式典といたしますほか,県内を文化的につながりのある12の地域に分けて,それぞれの地域資源を生かしたイベントを実施する広域文化交流事業を展開するなど,新しい試みを行ってまいります。  また,今回,国民文化祭では初めて「環境と調和した祭典」という方針を打ち出し,グリーン電力の導入,バイオディーゼル燃料によるシャトルバスの運行,フードマイレージの削減につながる地元食材を使用した国文祭弁当の提供などを行い,地球温暖化対策への本県の積極的な取り組みをアピールしてまいりたいと考えております。  開催に向けたPR活動につきましては,先月2日に,水戸駅北口や大型商業施設等県内9カ所で開幕90日前イベントを実施いたしましたが,今後はさらにPRキャラバン隊の派遣,テレビ等各種広報媒体の活用,鉄道駅でのポスター掲出を行うなど国民文化祭の見所や魅力を情報発信し,近隣県を含め県内外から多数の方々に参加していただけるよう努めてまいります。  次に,学力の向上についてであります。  本年4月に文部科学省が実施しました全国学力学習状況調査の結果が先月29日に公表され,昨年度と比較すると,国語,算数・数学とも成績の向上が見られたところであります。しかしながら,8分野のうち4分野で全国平均を下回っておりますので,県といたしましては,今後とも指導方法の改善を図りますとともに,児童生徒一人一人の学習意欲を高め,学力の向上に努めてまいります。  次に,袋田の滝新観瀑台が,来る9月13日にオープンすることとなりましたが,県といたしましては,これを絶好の機会ととらえて,マスコミや旅行業者を招いてのモニターツアーを実施しますほか,周辺観光施設料金割引などの特典やイベント情報などを紹介したロードマップの作成,ハッスル黄門マスコットの配布など,周辺市町村と連携したキャンペーンを展開し,県北地域への誘客及び周遊宿泊観光の促進を図ってまいります。  次に,常陸那珂情報交流拠点の整備についてであります。  常陸那珂港の展望施設ひたちなか地区インフォメーションセンター,あるいは港のにぎわいを創出するための活動の拠点として,ひたちなか市が情報交流館を整備することとなりましたので,その周辺の緑地について県が整備することとし,所要額を今回の補正予算に計上したところであります。  次に,提出議案等について御説明申し上げます。  今回の提出議案は,予算の補正に関するもの3件,条例その他15件,認定及び報告がそれぞれ1件であります。  まず,一般会計補正予算についてであります。  今回の補正予算におきましては,国の内示額の確定等に伴う公共事業の補正のほか,原油等の価格高騰により,深刻な影響を受けている農業者漁業者経営体質の強化に資するための対策,防災・災害関連事業,学校等の耐震診断など県民生活の安全安心に係る事業など,緊急性の高いものに重点を絞って予算措置を講じることといたしました。  今回の補正予算の財源としましては,県債の活用を図りますとともに,所要の一般財源3,200万円につきましては,平成19年度からの繰越金の一部を充当することといたしました。  次に,歳出の主なものについて申し上げます。  施設園芸省エネルギー化緊急対策事業1,300万円,漁業燃油価格高騰緊急対策事業900万円,地域資源循環型水田利活用普及推進事業100万円,国補公共事業の追加8億6,400万円,県単公共事業の追加4億5,400万円,建築物等震災対策事業3,900万円,交通安全施設整備事業1億1,700万円などであります。  今回の補正予算の総額は16億2,800万円となり,この結果,補正後の一般会計の予算総額は1兆585億900万円となります。  次に,特別会計の補正予算についてであります。  特別会計は,阿見吉原地区の道路整備に伴う都市計画事業土地区画整理事業の補正で3億6,000万円,那珂久慈流域下水道事業の水処理施設の改築に伴う流域下水道事業の補正で3億円を計上いたしました。  条例は,新たに制定するもの3件,改正するもの5件,合わせて8件であります。新たに制定する条例は,さきに申し上げました茨城県地域医療医師修学資金貸与条例などであり,一部改正を行うものとしては,市町村へ移譲している鳥獣の捕獲許可等の事務について,対象鳥獣の種類を追加するための茨城県知事の権限に属する事務の処理の特例に関する条例の一部を改正する条例などであります。  条例以外の議案といたしましては7件で,県立玉造工業高等学校改築に係る工事請負契約の締結などであります。  次に,認定は,平成19年度茨城県公営企業会計決算の認定であり,報告は,専決処分の報告で,県議会議員選挙執行費に係る予算の補正などであります。  以上で,提出議案等の説明を終わりますが,なお詳細につきましては,お手元の議案書等により御審議の上,適切な御議決を賜りますようお願い申し上げます。          ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 日程第6 休会の件 17 ◯議長桜井富夫君) 日程第6,休会の件を議題といたします。  お諮りいたします。9月4日及び5日は,議案調査のため休会とすることにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 18 ◯議長桜井富夫君) 御異議なしと認め,さよう決しました。          ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 19 ◯議長桜井富夫君) 以上で,本日の日程は全部終了いたしました。  次回は,9月8日,午後1時から本会議を開き,代表質問,質疑を行います。  本日は,これにて散会いたします。                     午後1時28分散会 Copyright © Ibaraki Prefectural Assembly, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...