△日程第5 付議議案に対する町長説明
○議長(佐藤喜一) 日程第5、付議議案に対する町長の説明を求めます。 町長。 〔町長 湯座一平 登壇〕
◎町長(湯座一平) 本日ここに、令和6年
棚倉町議会定例会6月会議の開催に当たり、提出議案の説明に先立ち、町政の現況についてご報告申し上げます。 まず、
トイレトレーラーについてでありますが、4月に開催されたたなぐら
sakuraマルシェにおいて町民の皆様にお披露目し、その後、
能登半島地震により被災している石川県珠洲市長から、
地域住民用のトイレとしての派遣要請があり、8月末までの期間で
トイレトレーラーを派遣したところであります。 被災地の一日も早い復旧・復興を心から祈念するとともに、今後も他自治体や関係機関と連携しながら、被災地の復旧・復興を支援してまいります。 次に、
新型コロナウイルス感染症についてでありますが、感染症法上の位置づけが2類相当から5類に移行となり、5月8日をもって1年が経過をしたところであります。感染者数は減少しておりますが、引き続き基本的な感染対策を講じるとともに、体調管理に努められますようお願いいたします。 また、
新型コロナワクチン接種については、4月1日以降は65歳以上の方及び60歳から64歳で、
重症化リスクの高い方を対象とした定期接種となり、有料化されますが、国から一部補助されることになっております。接種開始については秋以降となりますが、詳細については国からの情報に基づき、順次お知らせいたします。 次に、今月2日に実施しました全町一斉
クリーンアップ作戦についてでありますが、早朝より多くの町民の皆様にご協力を賜り、道路を中心に町内全域の清掃を実施することができました。環境美化に対する町民の皆様のご理解とご協力に改めて感謝と御礼を申し上げます。 次に、
災害復旧事業として採択されました
棚倉城跡石垣復旧事業についてでありますが、今年度は中学校の
夏休み期間を利用し、崩落した石垣の
解体搬出作業を行い、搬出した
石垣一つ一つの
石材カルテを作成いたします。今後は解体した石垣の状況により、積み直しの工法について検討してまいります。また、搬出した石垣を小・中学校の授業の中で活用するなど、広く町民の皆様に
棚倉城跡石垣復旧事業について周知してまいります。 次に、棚倉町
文化センター長寿命化改修工事についてでありますが、これまでにガレリア雨どい及び
トップライトガラスの設置が完了しており、今後はホール棟、電気設備及び空調設備の更新工事を実施し、12月完了に向けて順調に進捗しているところであります。 次に、棚倉町
歴史的風致維持向上計画の進捗状況についてでありますが、令和2年6月に国の認定を受けて以来、
歴史的風致の認識向上に関する様々な事業を展開しており、
環境整備事業として浅
川口交差点から鉄炮町までの
町道磐城棚倉近津線及び城跡周辺の街路灯の改修などを実施してまいりました。 また、今年度は、
棚倉駅前交差点から南側の歩道を石畳風に改修するとともに、車道の舗装工を実施することから、先日、新町工区について、住民の方々へ
事業概要説明会を開催したところであります。また、
城跡周辺道路、さらには馬場都々古
別神社門前の歩車道及び水路等の改修に着手してまいります。 次に、
県立棚倉高校の跡地についてでありますが、昨年6月に、町議会とともに県教育長及び
県議会議長へ要望活動を行っておりましたが、4月に
県教育庁職員が来庁し、今年度から跡地を活用し事業を実施する場合に新たな支援策として補助制度を創設したことや、町が跡地を取得する場合においても支援するとの考えが示されました。 このような背景を踏まえ、跡地を取得するのか、また取得する場合にはどのような活用をするのかなど、6月6日に
タウンミーティングを開催したところ、町民の皆様から
跡地利活用に前向きな提案やアイデアを数多くいただいたところであります。このため、将来の町の活性化につながり、未来を担う若者や地域住民の方々が魅力を感じる
跡地利活用計画の策定に向け、今後、取り組んでまいります。 次に、本町の
キャリア教育についてでありますが、今年度から
キャリア教育の一環として、
子ども未来応援事業を実施いたします。町内在住の小学4年生から高校3年生までの児童・生徒を対象に、それぞれの夢の実現に向けた子供たちのチャレンジに係る費用の一部を補助することとしました。夏休み前までに小学生、中学生、高校生それぞれ1名を選考します。6月28日を
募集締切日としておりますので、早めの申込みをお願いいたします。 次に、
子育て支援の一環として昨年度から実施している高校生等1人当たり6万円を給付する
高校生等生活応援給付金事業についてでありますが、今年度の対象者は361人となり、今月上旬に給付手続の案内を送付したところであります。申請期限を7月10日までとしておりますので、忘れずに申請をお願いいたします。 次に、
棚倉城築城400年に向けた観光事業についてでありますが、来年が
棚倉城築城400年の節目を迎えることから、国に申請しておりました大名復活の
地棚倉藩築城400年に向けた観光事業が採択され、併せて地域観光新発見事業の
重点支援事業として認定を受けたところであります。 今年は、
棚倉城築城400年の前年に当たり、プレ事業として、これらの事業も展開しながら、来年の節目においてもさらなる観光PRに努めてまいります。 次に、国の
物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金における
デフレ完全脱却のための
総合経済対策についてでありますが、新たに令和6年度
住民税非課税世帯及び均等割のみ課税世帯に10万円、これら世帯の
子ども加算として子ども1人当たり5万円の給付を実施してまいります。 また、令和6年度の税制改正において、
デフレ脱却の一時的な措置として令和6年分所得税を1人当たり3万円、令和6年度
分個人住民税を1人当たり1万円の定額減税を実施いたします。
個人住民税の
特別徴収分については、
定額減税分を反映した
納税通知書を5月に発送したところであり、
普通徴収分及び
年金特別徴収分についても、
定額減税分を反映した通知書を順次発送してまいります。なお、所得税及び
個人住民税から定額減税し切れないと見込まれる方については、
調整給付金を支給してまいります。 次に、
ふるさと納税についてでありますが、令和5年度の寄附件数は2万694件で、寄附総額は4億6,691万9,000円となり、前年比で4,035件、1億1,879万3,000円の増加となりました。その結果、速報値ではありますが県内で7番目に多い寄附額となりました。 ご寄附をいただいた皆様に感謝申し上げますとともに、寄附の目的である
子育て支援事業や
高齢者支援事業などに十分活用してまいります。 次に、令和5年度の決算概況について申し上げます。 令和5年度は、新たに高校生への修学支援として、
高校生等生活応援給付金事業の実施や価高騰に伴う影響を被る低所得世帯の支援策として、
住民税非課税世帯及び均等割のみ課税世帯への
給付金給付事業を実施するとともに、エネルギーや
食料品価格等の物価高騰の影響を鑑み、全町民にクーポン券を発行したほか、
社会資本整備総合交付金事業、ふくしま
森林再生事業など、国・県の補助事業に積極的に取り組み、おおむね所期の目的は達成できたものと考えております。 その結果、一般会計では約78億1,965万円の歳出決算となりました。 また、
国民健康保険特別会計では約12億1,662万円の歳出決算となり、
上水道事業会計では、収益的収支で約1,975万円の純利益となったほか、その他の特別会計につきましても、それぞれ会計目的に沿った事業を適切に執行することができました。 さて、本定例会に提出いたします議案は、専決処分の報告4件、令和5年度
繰越明許費繰越しの報告1件、条例の一部改正に関する議案1件、令和6年度一般会計及び
特別会計補正予算に関する議案2件、
工事請負契約の締結に関する議案1件、
幼稚園送迎バス購入契約締結に関する議案1件の総数10件であり、その概要をご説明申し上げます。 まず、報告第2号、専決処分の報告についてでありますが、その内容は、令和5年度棚倉町
一般会計補正予算であり、事務事業の確定に伴い増額補正したものであります。歳入につきましては、
地方交付税及び寄附金等を増額し、歳出については、総務費、民生費及び土木費等を減額したものであります。 次に、報告第3号、専決処分の報告についてでありますが、その内容は、棚倉町税条例の一部を改正する条例であり、
地方税法等の一部を改正する法律等が令和6年3月30日に公布されたことにより、令和6年度分及び令和7年度分の
個人町民税所得割からの定額減税の実施に伴う改正、
固定資産税の
特例適用期間の延長に伴う改正など、町税条例についても所要の改正をしたものであります。 次に、報告第4号、専決処分の報告についてでありますが、その内容は、棚倉町特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例であり、特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定めた内閣府令の一部が改正されたことに伴い、内閣府令で定める基準を準用している町条例について、改正府令との整合を図るため、所要の改正をしたものであります。 次に、報告第5号、専決処分の報告についてでありますが、その内容は、棚倉町
下水道条例の一部を改正する条例であり、
下水道法施行令が改正されたことから、除害施設の設置等に定める基準の改正をしたものであります。 次に、報告第6号、令和5年度棚倉町
繰越明許費繰越しの報告についてでありますが、令和5年度
一般会計予算において、
繰越明許費として設定いたしました
住民税非課税世帯等臨時特別給付事業をはじめとした5件について、事業費1億6,400万2,000円を繰越ししたことにより、報告するものであります。 次に、議案第25号、棚倉町
国民健康保険税条例の一部を改正する条例についてでありますが、主な内容は、
地方税法施行令の改正に伴う
課税限度額の改正及び低所得者の軽減措置に係る
軽減判定所得の算定方法の改正、並びに前年分所得の確定に伴う本算定に基づき、税率等を改正しようとするものであります。 なお、これらにつきましては、
国民健康保険事業の運営に関する協議会へ諮問し、5月22日付で改正原案に異議のない旨の答申を得ておりますので、ご報告申し上げます。 次に、議案第26号、令和6年度棚倉町
一般会計補正予算についてでありますが、主な内容は、歳入につきましては
国庫補助金、繰越金、町債等の増額補正であり、歳出につきましては、
物価高騰対応重点支援給付金事業費、
保健福祉センター維持管理費、わくわく
イベント事業等の増額補正であり、いずれも緊急性の高い事務事業について補正しようとするものであります。 次に、議案第27号、令和6年度棚倉町
国民健康保険特別会計補正予算についてでありますが、主な内容は、歳入につきましては、本算定に伴う
国民健康保険税及び繰越金などの増額補正であり、歳出につきましては、マイナンバーカードと
健康保険証の一体化に向けた
システム改修費等を増額補正しようとするものであります。 次に、議案第28号、
街なみ環境整備事業 磐城棚倉近津線歩道整備工事請負契約締結についてでありますが、当該工事につきましては、令和2年に国から認定を受けた棚倉町
歴史的風致維持向上計画に基づき、
歴史的建造物と調和した景観形成を目的に歩道の美装化をするとともに、老朽化した町堀の機能や安全性を確保するため、
工事請負契約を締結しようとするものであります。 次に、議案第29号、
幼稚園送迎バス購入契約締結についてでありますが、
送迎バス運行事業の安全かつ円滑な実施体制を確保するため、バス2台の購入契約を締結し、車両の更新をしようとするものであります。 以上が、本定例会に提出いたします議案の概要でありますが、提出議案以外に、
地方自治法第243条の3第2項の規定により、町が出資しております
白河地方土地開発公社、
株式会社ルネサンス棚倉及び
一般財団法人棚倉町
活性化協会の経営状況について提出いたしましたので、よろしくお願いいたします。 なお、議案の詳細につきましては、それぞれ主管課長より説明させますので、慎重ご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げまして、提出議案の説明といたします。
○議長(佐藤喜一) 以上で、提案理由の説明を終わります。
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△日程第6 報告第2号の上程、説明、質疑
○議長(佐藤喜一) 日程第6、報告第2号、専決処分の報告についてを議題といたします。 内容の説明を求めます。 総務課長。
◎総務課長(渡辺守) それでは、議案集の2ページをご覧ください。 報告第2号、専決処分の報告についてでありますが、
地方自治法第180条第1項の規定により、専決処分したものを報告するものであります。 別冊の報告第2号、令和5年度棚倉町
一般会計補正予算書1ページをご覧ください。 専決第2号、令和5年度棚倉町
一般会計補正予算(第6号)についてご説明いたします。 第1条、歳入歳出の予算の補正は、歳入歳出それぞれ9,182万3,000円を追加し、総額を歳入歳出それぞれ79億4,726万3,000円としたものであります。補正の款項の区分及び
当該区分ごとの金額並びに補正後の
歳入歳出予算の金額については「第1表
歳入歳出予算補正」のとおりであります。 第2条、地方債の補正につきましては、「第2表
地方債補正」のとおりであります。 次に、2ページから5ページまでの「第1表
歳入歳出予算補正」の内容につきましては、
一般会計補正予算に関する説明書でご説明いたします。 次に、6ページの「第2表
地方債補正」は、
事業費確定に伴う減額であり、起債の方法、利率、償還の方法には変更がありませんので、限度額の変更のみご説明いたします。 農林業施設整備事業は100万円を減額し、5,320万円に、山本公園整備事業は230万円減額し、6,020万円に、道路メンテナンス事業は330万円減額し、2,640万円に、町単独道路整備事業は550万円減額し、7,500万円に、河川整備事業は50万円減額し、2,200万円に、防災対策事業は110万円減額し、2,630万円にそれぞれ変更し、総額で1億3,700万円減額し、5億5,684万4,000円になりました。 次に、補正予算の主なものをご説明いたします。 棚倉町
一般会計補正予算に関する説明書の3ページをご覧ください。 まず、歳入ですが、1款1項1目町民税の個人分として、説明欄のとおり滞納繰越分の調定額確定による136万円の減額であり、次に、4ページ、4款1項1目配当割交付金は200万9,000円の増、5款1項1目株式等譲渡所得割交付金は454万3,000円の増、9款1項1目環境性能割交付金は186万8,000円の増、10款1項1目法人事業税交付金は、194万2,000円の増は、いずれも交付金の交付額確定によるものであります。 5ページ、12款1項1目
地方交付税は、補正額9,234万5,000円の増は交付額確定によるものであり、内訳として説明欄、特別交付税分として6,405万円の増、震災復興特別交付税分として2,829万5,000円の増であります。 6ページ、16款2項1目総務費
国庫補助金184万4,000円の減は、マイナンバーカード交付事務費補助金確定による減であり、5目土木費
国庫補助金584万6,000円の減は、社会資本整備総合交付金の確定による減であり、7目教育費
国庫補助金232万2,000円の減は、主に子ども・
子育て支援交付金確定による157万1,000円の減であります。 7ページ、17款2項7目教育費県補助金150万8,000円の減は、主に福島県子ども・
子育て支援交付金161万6,000円の減であり、19款1項2目総務費寄附金1,711万9,000円の増は、主に
ふるさと納税寄附金1,691万9,000円の増であり、22款5項3目雑入117万2,000円の増は、8ページ、説明欄3行目、森林環境整備推進事業収入89万円の増が主であり、23款1項町債1,370万円の減は、「第2表
地方債補正」で説明したとおりであります。 次に、9ページをご覧ください。 歳出の主な内容についてご説明いたします。 2款1項4目財政管理費1,332万9,000円の減は
ふるさと納税推進事業支出確定による減であり、7目企画費217万9,000円の減は、主に説明欄1行目、一般事務費161万5,000円の減は各種補助金確定による減であり、12目活性化対策費536万3,000円の減は、説明欄2行目、活性化強化費306万円の減は町
活性化協会の事業確定による補助金の減、3行目、里山保全整備事業費200万円の減は奥野自然活用基金への積立金の減であり、10ページ、3款1項1目社会福祉総務費620万6,000円の減は、説明欄3行目から自立支援給付障害福祉サービス等事業費368万円の減、自立支援給付障害児通所支援等事業費248万7,000円の減は
事業費確定による減であり、3款2項1目児童福祉総務費48万8,000円の減は、説明欄、子育て世帯生活支援特別給付事業費157万7,000円の増は、令和4年度新型コロナセーフティー交付金返還金の増であり、高校生等生活応援給付金206万5,000円の減は
事業費確定による減であり、2目児童措置費417万3,000円の減は、説明欄、保育所運営費271万6,000円の減、3行目、保育対策総合支援事業費117万7,000円の減は
事業費確定による減であり、4目児童福祉施設費167万9,000円の減は11ページ、説明欄、放課後子どもプラン事業費146万8,000円の減は、
事業費確定による減であり、12ページ、6款2項2目林業振興費153万3,000円の減は森林環境整備推進事業費の
事業費確定による減であり、7款1項1目商工総務費128万3,000円の減は消費者風評対策事業の事業費の確定による減であり、2目商工振興費668万8,000円の減は、主に説明欄3行目、
新型コロナウイルス感染症対応緊急経済対策支援事業608万8,000円の減は、
事業費確定による減であり、3目観光費382万6,000円の減は、説明欄、観光施設管理費153万9,000円の減、山本公園整備事業費228万7,000円の減は
事業費確定による減であります。 13ページ、8款2項2目道路維持費480万円の減は
事業費確定による減であり、3目道路新設改良費899万5,000円の減は、主に説明欄1行目、
社会資本整備総合交付金事業費849万5,000円は、町道沢目上台線道路改良工事
事業費確定による減であります。 次に、9款1項3目消防施設費195万8,000円の減は、主に説明欄2行目、消防施設維持管理費132万7,000円の減は
事業費確定による減であり、15目災害対策費335万8,000円の減は、説明欄1行目、防災対策費103万9,000円の減は
トイレトレーラー整備費確定による減、防災行政無線維持管理費231万9,000円の減は、
事業費確定による減であります。 14ページ、10款2項1目学校管理費110万円の減は一般事務費、保険医療費の
事業費確定によるものであり、2目教育振興費107万7,000円の減は就学援助費、教科書改訂備品購入費の
事業費確定によるものであり、10款3項2目教育振興費144万4,000円の減は、主に説明欄1行目、就学援助費134万4,000円の減は
事業費確定による減であります。 16ページ、14款1項予備費につきましては、1億6,559万2,000円の補正増であります。 なお、17ページ以降に地方債の現在高の見込みの補正に関する調書、給与費明細書を添付しておりますので、ご覧いただきたいと思います。 以上で、報告第2号、令和5年度棚倉町
一般会計補正予算の説明を終わります。よろしくお願いいたします。
○議長(佐藤喜一) 以上で説明を終わります。 これより質疑を行います。質疑ありませんか。
藤田智之議員。
◆1番(藤田智之) 歳出の説明の10ページ、高校生等生活応援給付金、これは非常にありがたい制度だと思うんですが、なぜ206万5,000円も交付にならない方がいらっしゃるのか。当然、町のほうでは町内にいらっしゃる人数を把握して予算を組んでいると思うんですが、これだけ申請をしない方がいらっしゃるというのは、どういうことなのか説明願いたいと思います。
○議長(佐藤喜一) 福祉課長。
◎
健康福祉課長(関根久子) ただいまの質問にお答えいたします。 当初の予定額の予算計上費が大幅に多かったため、実際の対象者人数は174名だったということにより、206万円の減額が生じたものであります。実際に給付した方は366名であって、給付率が97.9%でございました。 以上です。
○議長(佐藤喜一) その他ありませんか。 〔「なし」と発言する人あり〕
○議長(佐藤喜一) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 以上で、報告2号を終わります。
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△日程第7 報告第3号の上程、説明、質疑
○議長(佐藤喜一) 日程第7、報告第3号、専決処分の報告についてを議題といたします。 内容の説明を求めます。 税務課長。
◎税務課長(松下久之) それでは、議案集の3ページをお開きいただき、資料1の新旧対照表と資料1-1の改正概要の準備のほうをお願いしたいと思います。 まず、議案集になりますが、報告第3号、専決処分の報告についてご説明いたします。
地方自治法第180条第1項の規定により、次のとおり専決処分をしたので、同条第2項の規定により報告するものであります。 4ページをご覧ください。 専決第3号、棚倉町税条例の一部を改正する条例についてご説明いたします。 主な改正内容につきましては資料1-1の改正概要でご説明しますので、改正概要の1ページのほうをご覧いただきたいと思います。 まず、第1項の個人町民税に係る改正内容でありますが、(1)は新たな公益信託制度の創設に伴い、公益信託の信託財産とするために支出された当該公益信託に係る信託事務に関連する寄附金を寄附金税額控除の対象とする等の措置を講じるものであります。 次に、(2)は町民税の減免について、災害等により申請書の提出が困難な者を救済するため、町長が町民税を減免する必要があると認める場合には、申請書の提出がなくても職権により減免を可能とする規定を追加するものであります。 次に、(3)は(1)同様、新たな公益信託制度の創設に伴う改正であり、公益信託の信託財産について生ずる所得について、公益信託の委託者等が当該公益信託の信託財産に属する資産及び負債を有するものとみなすこととする特例措置を廃止するものであります。 次に、(4)は令和6年度分及び令和7年度分の個人の町民税について、定額による特別税額控除を実施する規定を追加するものであります。 定額減税の内容につきましては、3ページをご覧ください。 令和6年度の税制改正におきまして、
デフレ完全脱却のための一時的な措置として、令和6年度
個人住民税の定額減税が実施されます。 1の対象となる方につきましては、令和5年の合計所得金額が1,805万円以下の
個人住民税所得割の納税義務者であり、2の減税額につきましては、納税義務者本人及び控除対象配偶者・扶養親族1人につき1万円が減税されます。 3の減税の方法につきましては、
個人住民税が差し引かれている方法により減税方法が異なりますので、減税の対象となる納税義務者には
納税通知書に定額減税に関する通知を同封するほか、ホームページやSNSなどにより丁寧に周知してまいります。 1ページに戻っていただきまして、次に、(5)は特別税額控除の実施に伴い、特別税額控除の対象となる所得割の額について、各所得の個人町民税の所得割の額を含める読替規定を追加するものであります。 裏面、2ページをご覧ください。 次に、第2項の
固定資産税等に係る改正内容についてでありますが、(1)は、私立学校法が改正されたことに伴い、法律に合わせた条ずれの改正を行うものであります。 (2)は、
固定資産税及び特別土地保有税の減免について、町民税同様、職権による減免を可能とする規定を追加するものであります。 (3)は、平成29年4月1日から令和6年3月31日までの期間実施しました特定事業所内保育事業に係る
固定資産税の課税標準の特例措置について、適用期間が終了したため廃止するものであります。 (4)は、法律の改正に合わせ、新築の認定長期優良住宅に係る
固定資産税の減額措置について、申告書の提出がない場合でも一定の要件に該当すると認められるときは、当該減額措置を適用することができる規定を追加するものであります。 (5)は、令和6年度の
固定資産税の評価替えに伴い、土地に係る令和6年度から令和8年度までの各年度分の負担について、特例期間を延長する調整措置を講じるものであります。 (6)は、
固定資産税の特例の適用がある宅地等に対して課する令和6年度から令和8年度までの各年度の特別土地保有税について、特例期間を延長する調整措置を講じるものであります。 以上が主な改正内容でありますが、ただいまご説明しました改正内容以外の改正につきましては、所得税法及び
地方税法等の改正による文言の整理や条ずれ等の改正でありますので、改正内容の詳細につきましては資料1の新旧対照表でご確認いただきたいと思います。 それでは、議案集の13ページをご覧ください。 附則の規定になります。 第1条は、この条例は令和6年4月1日から施行するものとし、また、改正内容によって施行期日が異なることを規定しております。 第2条及び第3条につきましては、町民税及び
固定資産税の改正内容に関する経過措置の規定となります。 以上で説明を終わります。よろしくお願いします。
○議長(佐藤喜一) 以上で説明を終わります。 これより質疑を行います。質疑ありませんか。
佐川裕一議員。
◆12番(佐川裕一) 今回、新たな公益信託制度の創設ということで、こちらはたしか現行の旧制度があったと思うんですが、棚倉町ではどの程度の実績が今まであったのか、その点を教えていただきたいというふうに思います。
○議長(佐藤喜一) 税務課長。
◎税務課長(松下久之) ただいま公益信託の所得の状況、特例措置の状況というお話がありましたが、現在、資料等を持ち合わせていないものですから、後ほど説明したいと思います。よろしくお願いします。
○議長(佐藤喜一) ほかにありませんか。 〔「なし」と発言する人あり〕
○議長(佐藤喜一) ないようですので、質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 以上で、報告第3号を終わります。
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△日程第8 報告第4号の上程、説明、質疑
○議長(佐藤喜一) 日程第8、報告第4号、専決処分の報告についてを議題といたします。 内容の説明を求めます。
子ども教育課長。
◎
子ども教育課長(金澤隆史) それでは、議案集14ページをお開き願います。 報告第4号、専決処分の報告について。
地方自治法第180条第1項の規定により専決処分をしたので、同条第2項の規定により報告するものであります。 15ページをご覧願います。 専決第4号、棚倉町特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例についてでありますが、今回の改正につきましては、特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定めた内閣府令が国のデジタル
臨時行政調査会で決定されたデジタル原則に照らした規制の一括見直しプランにおいて、書面掲示目視等を義務づけるアナログ規制については点検、見直しをすることとされた方針を踏まえ、改正されたことに伴い、内閣府令を準用する町条例につきましても、内閣府令に準じた改正をするものであります。 改正の詳細につきましては、別紙の資料2の新旧対照表によりご説明いたしますので、資料2をご覧願います。 表の右側が現行条文、左側が改正後の条文となっており、改正箇所は下線により表示している部分となっております。 まず、運営基準第23条の改正についてでありますが、運営基準23条に規定する施設の重要事項の書面掲示の義務づけの見直し、書面掲示に加え、インターネットを利用して公衆の閲覧に供しなければならないこととする改正内容となっております。 次に、運営基準第53条の改正についてでありますが、裏のページをご覧願います。 運営基準第53条に規定する磁気ディスク及びCD-ROM等の使用による記録の方法を定めた規定における「磁気ディスク、シー・ディー・ロム、その他これらに準ずる方法により一定の事項を確実に記録しておくことができる物」につきまして、今後出てくるかもしれない様々な技術の可能性を排除しないようにする観点から、媒体の種類を示さない形の「電磁的記録媒体」に改め、文言の適正化を図ることとする改正内容となっております。 それでは、議案集15ページにお戻り願います。 附則といたしまして、この条例は令和6年4月1日から施行する。 以上で説明を終わります。よろしくお願いいたします。
○議長(佐藤喜一) 以上で説明を終わります。 これより質疑を行います。質疑ございませんか。 大竹議員。
◆7番(大竹盛栄) 今の説明で、簡単にいうとホームページにアップするということなんでしょうか。
○議長(佐藤喜一)
子ども教育課長。
◎
子ども教育課長(金澤隆史) ただいまのご質問にお答えいたします。 今回の改正をもって自動公衆送信という文言が出てきますが、そちらは今、議員がおっしゃられたとおり、インターネット上のサーバーに著作物を置いて、それをダウンロードなどによって閲覧するということに当たります。 以上です。
○議長(佐藤喜一) ほかにありませんか。 〔「なし」と発言する人あり〕
○議長(佐藤喜一) これで質疑を終わります。 以上で、報告第4号を終わります。 ここで、11時5分まで休憩といたします。
△休憩 午前10時52分
△再開 午前11時05分
○議長(佐藤喜一) 休憩前に引き続き、再開いたします。 税務課長より、報告第3号の佐川議員からの質疑について答弁したい旨の申出がありましたので、許可します。 税務課長。
◎税務課長(松下久之) 先ほど佐川議員のほうから質問がありました公益信託の財産について生じる特例措置の件数ということでございましたが、寄附金の総額及び寄附金控除額等につきましては、件数、金額は把握しているんですけれども、実際、公益信託に係る部分ということですけれども、内訳のほうは件数等は把握しておりません。 以上でございます。
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△日程第9 報告第5号の上程、説明、質疑
○議長(佐藤喜一) 日程第9、報告第5号、専決処分の報告についてを議題といたします。 内容の説明を求めます。
上下水道課長。
◎
上下水道課長(水沼勉) それでは、議案集の16ページをお開き願います。 併せて資料3の新旧対照表の準備もお願いいたします。 報告第5号、専決処分の報告についてご説明を申し上げます。
地方自治法第180条第1項の規定により、次のとおり専決処分をしたので、同条第2項の規定により報告するものであります。 専決第5号、棚倉町
下水道条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。 次のページをご覧願います。 今回の改正は、
下水道法施行令が改正され、特定事業場から公共下水道等に排除される下水に含まれる六価クロム化合物に係る改正基準を1リットルにつき0.5ミリグラム以下から0.2ミリグラム以下に強化するものであります。 改正箇所につきましては、棚倉町
下水道条例新旧対照表で改正部分に下線を引いて表示してありますので、ご覧ください。 議案集17ページに戻っていただきまして、附則、令和6年4月1日から施行する。 以上で説明を終わります。よろしくお願いいたします。
○議長(佐藤喜一) 以上で説明を終わります。 これより質疑を行います。質疑ありませんか。 〔「なし」と発言する人あり〕
○議長(佐藤喜一) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 以上で、報告第5号を終わります。
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△日程第10 報告第6号の上程、説明、質疑
○議長(佐藤喜一) 日程第10、報告第6号、令和5年度棚倉町
繰越明許費繰越しの報告についてを議題といたします。 内容の説明を求めます。 総務課長。
◎総務課長(渡辺守) それでは、議案集の18ページをご覧ください。 報告第6号、令和5年度棚倉町
繰越明許費繰越しの報告についてでありますが、令和5年度
一般会計予算の
繰越明許費に係る歳出予算の経費を令和6年度に繰り越したので、
地方自治法施行令第146条第2項の規定により報告するものであります。 令和5年度棚倉町
繰越明許費繰越し計算書につきましては、19ページをご覧ください。 3款1項社会福祉費、
住民税非課税世帯等臨時特別給付事業費、翌年度繰越額870万1,000円、同じく
物価高騰対応重点支援給付金事業費、翌年度繰越額1,713万5,000円、次に4款1項保健衛生費、新型コロナウイルスワクチン接種事業費、翌年度繰越額12万1,000円。次に6款2項林業費、ふくしま
森林再生事業費、翌年度繰越額1億2,027万7,000円。次に9款1項消防費、消防施設整備費、翌年度繰越額1,776万8,000円の5件で、合計1億6,400万2,000円を翌年度に繰り越すことといたしました。 なお、財源につきましては記載のとおりであります。 以上で説明を終わります。よろしくお願いいたします。
○議長(佐藤喜一) 以上で説明を終わります。 これより質疑を行います。質疑ありませんか。 〔「なし」と発言する人あり〕
○議長(佐藤喜一) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 以上で、報告第6号を終わります。
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△日程第11 議案第25号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(佐藤喜一) 日程第11、議案第25号、棚倉町
国民健康保険税条例の一部を改正する条例を議題といたします。 議案の説明を求めます。 住民課長。
◎住民課長(近藤和幸) それでは、議案集の20ページをご覧願います。 議案第25号、棚倉町
国民健康保険税条例の一部を改正する条例についてご説明いたします。 内容につきましては、別冊資料の4、4-1で説明いたしますので、併せて準備願います。 まず、資料の4をご覧いただきたいと思います。 1ページ目の国保税条例の改正の概要についてですが、1、改正の内容につきましては、1つ目は、
地方税法施行令の改正によりまして、後期分の
課税限度額を22万円から24万円に引き上げるものであります。 2つ目は、低所得者の保険税を軽減する所得判定基準について、経済動向を踏まえ、5割軽減の基準については被保険者に乗ずる額を29万円から29万5,000円に、2割軽減の基準につきましては、被保険者に乗ずる額を53万5,000円から54万5,000円に引き上げるものであります。 3つ目は、前年分の所得確定に伴いまして、応益・応能によって負担する所得割等の税率の改正並びに低所得者の軽減措置対象者の応益分の税額を改正しようとするものです。 それでは、まず、税率の改正につきまして説明させていただきます。 資料4の5ページをご覧願います。 1の
国民健康保険事業費納付金通知額比較をご覧願います。 令和6年度の納付金額は合計で2億8,656万5,697円となり、金額で前年比1,758万2,106円の減、率で5.78%の減となっております。 次に、6ページをご覧願います。 令和6年度
国民健康保険税の課税総額と税率算出表になります。 表の左側、医療費分についてご説明いたします。 A欄納付金通知額1億9,545万5,365円に、B欄町独自の保健事業などの事業費3,716万2,000円を加算し、そこからC欄町が直接収納する特定財源として、特別調整交付金前年度繰越金1,745万円、さらに基金から1,500万円を充当しまして、合計1億2,459万1,000円を控除し、D欄被保険者負担額1億802万7,000円を算出しております。 次に、この1億802万7,000円を予定徴収率92%で除した金額、F欄1億1,742万1,000円に、G欄軽減額・限度超過額2,498万2,000円とH欄端数調整額3,000円を減額し、課税総額をI欄1億4,240万円としたところです。 国保税の課税方法につきましては、所得割、均等割、平等割の3方式を採用しておりますので、I欄課税総額1億4,240万円をJ欄所得割に50%となる7,120万円、M欄均等割に35%となる4,984万円、P欄平等割に15%となる2,136万円を配分し、それぞれ税率及び税額を算定します。 まず、所得割の税率につきましては、J欄所得割分の課税額7,120万円をK欄課税対象所得額12億6,160万4,000円で除して、L欄所得割の税率が5.65%となったところです。 均等割額につきましては、M欄均等割分の課税額4,984万円をN欄課税見込み被保険者数2,557人で割り返し、O欄1人当たり1万9,500円としております。 平等割額につきましては、P欄平等割の課税額2,136万円をQ欄課税見込み世帯数1,705世帯で除して、R欄1世帯当たり1万2,600円としたところです。 前年度との比較は下の表になります。 次に、後期分についてですが、所得割税率はL欄2.7%、均等割額はO欄1人当たり9,300円、平等割額はR欄1世帯当たり6,000円となりました。 次に、介護分になりますが、所得割の税率はL欄1.87%、均等割額がO欄1人当たり9,000円、平等割額はR欄のとおり、1世帯当たり4,300円となります。 次に、7ページをご覧願います。 国保税賦課総額の状況になります。 下の表になりますが、医療費分、後期分、介護分の合算額の表をご覧いただきたいと思います。 表の一番右側、令和6年度の下から3行目になりますが、1世帯当たりの医療費分、後期分、介護分を合わせた税額は12万5,081円となり、前年と比較すると金額で3,568円の減、率で2.77%の減となります。また、その下の1人当たりの税額は8万8,904円となっており、前年と比較しますと、金額で401円の増、率で0.45%の増となっております。 次に、8ページをご覧願います。 医療費分の低所得者世帯の判定基準と均等割及び平等割の軽減額の表になります。この判定基準に基づきまして、7割、5割、2割の軽減に該当する世帯については、それぞれ減額の均等割と平等割額が課税されます。 同じく9ページは後期分、10ページは介護分に係る軽減判定基準と軽減額を掲載しております。 それでは、前に戻っていただきまして、5ページをご覧願います。 中段の表、2の課税率及び標準課税率比較の表をご覧願います。 左側が棚倉町の令和6年度と5年度の比較になります。右側の表は福島県が算定し、公表している標準税率となります。一番下の表、3、
国民健康保険税本算定時課税見込額比較をご覧願います。 令和5年度との課税額の比較になります。医療費分、後期分、介護分のいずれも前年度を下回っており、合計欄のとおり、課税額全体では2,557万円の減、率で12.88%の減となっております。 町といたしましては、大幅な税率の引上げにならないよう、令和5年度決算剰余金のほか、支払い準備基金から1,500万円を充当し、課税額の抑制を図ったところです。 続きまして、別冊資料4-1をご覧いただきたいと思います。 条例の新旧対照表でありますが、その主な内容につきましては、1ページ目の第2条第3項は、後期高齢者支援金等分の
課税限度額を22万円から24万円に引き上げる改正であります。 次に、第3条から3ページの第9条の3までは、先ほど説明しました税率の変更に関する改正規定となります。 次に、第23条第1項から8ページまでは低所得者世帯の軽減額や軽減判定基準に関する改正規定となります。 それでは、議案集に戻っていただきまして、21ページをご覧願います。 条例改正の附則の規定になりますが、第1項の施行期日等は、この条例を公布の日から施行し、改正後の条例は令和6年4月1日から適用させる規定です。第2項は適用区分となっており、改正後の条例は令和6年度国保税から適用する旨の規定となっております。 以上で説明を終わります。よろしくお願いいたします。
○議長(佐藤喜一) 以上で説明を終わります。 これより質疑を行います。質疑ありませんか。
○議長(佐藤喜一)
松本トク子議員。
◆6番(松本トク子) 基金繰入れ1,500万円というようなことで大幅な増ではなくて済みましたというふうなお話だったんですけれども、1,500万円を繰り入れた後の今の基金総額はお幾らですか。
○議長(佐藤喜一) 住民課長。
◎住民課長(近藤和幸) 基金を繰り入れた後の基金残高につきましては、繰り入れた後につきましては約5,369万円ほど基金が残るという計算になっております。 以上です。
○議長(佐藤喜一) ほかにありませんか。 〔「なし」と発言する人あり〕
○議長(佐藤喜一) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これより討論を行います。討論ありませんか。 〔「なし」と発言する人あり〕
○議長(佐藤喜一)
松本トク子議員。 〔発言する人あり〕
○議長(佐藤喜一) 討論になりましたので、質疑のほうは終わっておりますので、討論になっています。 改めて、これより討論を行います。討論ありませんか。
松本トク子議員。 〔発言する人あり〕
○議長(佐藤喜一) まず、原案に反対者の発言を許します。
松本トク子議員。
◆6番(松本トク子) 棚倉町
国民健康保険税条例改正について反対の討論を行います。 本案は、基金から1,500万円を取り崩して軽減に回すものですが、不十分と考えます。今回の改正で、1所帯当たりマイナス3,568円になるものの、1人当たりでは増税になります。基金は先ほど5,000万円ほど残っていると聞きましたが、あと少し基金の取崩しを増やせば、1人当たりの分でも減税することができると思います。 また、子供の均等割等については一般会計から出すように求め、反対討論といたします。
○議長(佐藤喜一) 次に、原案に賛成者の発言を許します。 〔「なし」と発言する人あり〕
○議長(佐藤喜一) ないようですので、これで討論を終わります。 採決します。 本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 〔賛成者12名、反対者1名〕
○議長(佐藤喜一) 起立多数であります。 よって、議案第25号は原案のとおり可決されました。
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△日程第12 議案第26号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(佐藤喜一) 日程第12、議案第26号、令和6年度棚倉町
一般会計補正予算(第1号)を議題といたします。 議案の説明を求めます。 総務課長。
◎総務課長(渡辺守) それでは、別冊の議案第26号、令和6年度棚倉町
一般会計補正予算書をご覧ください。 1ページ、議案第26号、令和6年度棚倉町
一般会計補正予算(第1号)についてご説明いたします。 第1条、
歳入歳出予算の補正は、歳入歳出それぞれ1億2,292万6,000円を追加し、76億8,292万6,000円とするものであり、補正の款項の区分及び
当該区分ごとの金額並びに補正後の
歳入歳出予算の金額については「第1表
歳入歳出予算補正」のとおりであります。 第2条、地方債の補正につきましては、「第2表
地方債補正」のとおりであります。 次に、2ページ、3ページの「第1表
歳入歳出予算補正」につきましては、
一般会計補正予算に関する説明書でご説明します。 次に、4ページの「第2表
地方債補正」は、保健福祉センター冷暖房設備更新工事による増額であり、起債の方法、利率、償還の方法に変更がありませんので、限度額の変更のみご説明いたします。 保健福祉センター維持管理事業は、760万円増額し、9,030万円に変更し、増額は760万円となり、10億157万5,000円にしようとするものであります。 2枚お進みください。 補正予算の主なものをご説明いたします。 2ページ、まず、歳入ですが、16款2項1目総務費
国庫補助金9,281万9,000円の増は、説明欄、
物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金は、令和5年の国の経済対策に基づき、所得水準や世帯構成に応じて各種給付金を実施するものであり、2目民生費
国庫補助金308万円の増は、説明欄、子ども・
子育て支援事業補助金は、児童手当制度改正によるものであり、4目商工費
国庫補助金545万円の増は、説明欄、地域観光新発見事業補助金の増であり、7目教育費
国庫補助金283万4,000円の減は、文化財保存活用地域計画作成事業補助金の内示による減であり、21款1項繰越金1,451万1,000円の増は前年度繰越金の増であり、22款5項3目雑入230万円の増は第5区自治会のコミュニティー助成事業の決定の増であり、23款1項2目衛生費760万円の増は保健福祉センター冷暖房設備更新工事による起債の増であります。 次に、歳出の予算を説明いたします。 3ページをご覧ください。 2款1項11目ルネサンス棚倉費160万8,000円の増は、交流研修館空調改修工事等に要する費用の増であり、13目コミュニティー推進事業費230万円の増は第5区自治会に対するコミュニティー活動備品の整備に要する補助金であり、3款1項1目社会福祉総務費9,281万9,000円の増は国の経済対策に基づき、物価高騰対応重点支援給付金として、新たな非課税世帯及び均等割のみ世帯の給付金及び調整給付に要する費用であり、4ページ、2項1目児童福祉総務費308万円の増は、児童手当制度改正に伴うシステム改修に要する費用であり、4款1項1目保健衛生総務費768万3,000円の増は保健福祉センター冷暖房設備更新工事による増であり、6款1項5目農地費121万円の増は堤地区の大池に係る農村地防災・減災工事に対する県営事業負担金の増であり、7款1項3目観光費1,195万円の増は説明欄1行目、一般事務費は観光庁の地域観光新発見事業採択による大名復活の
地棚倉藩築城400年事業に係る費用の増、2行目、わくわくイベント事業費はたなぐらまるごとフェスタ開催に要する費用の増であり、5ページ、9款1項5目災害対策費115万8,000円の増は災害用トレーラー牽引装置取付け等に要する費用の増であり、10款3項1目学校管理費132万円の増は中学校教室等床改修に要する費用の増であり、6ページ、5項1目社会教育総務費283万4,000円の減は文化財保存活用地域計画作成事業補助金の内示による減であります。 なお、7ページ以降に地方債の現在高の見込みの補正に関する調書、給与費明細書を添付しておりますので、ご覧いただきたいと思います。 以上で議案第26号、令和6年度棚倉町
一般会計補正予算の説明を終わります。よろしくお願いいたします。
○議長(佐藤喜一) 以上で説明を終わります。 これより質疑を行います。質疑ありませんか。 大竹議員。
◆7番(大竹盛栄) まず、2点ほど質問させていただきます。 4ページ、4款1項1目保健衛生総務費なんですが、保健福祉センターの維持管理費が当初予算で9,424万6,000円だったものが、この短期間でどういった理由で760万円ほど増えたのか。 もう一点、7款1項3目観光費の説明欄の2行目、わくわくイベント事業についてもかなり増えているんですが、内容についてお知らせください。
○議長(佐藤喜一)
健康福祉課長。
◎
健康福祉課長(関根久子) ただいまの質問にお答えいたします。 ただいまの
保健福祉センター維持管理費における増額の理由についてでございますが、当初予算のほうで工事コストを抑えるため、空調機ドレン排水の排管について既存の排水管を再利用する予定でしたが、発注に向けて再度確認したところ、ドレン排水管の老朽化による劣化が激しいということで、再利用ができないということになりまして、確認不足もあったんですが、更新に伴い、更新作業が生じたということと、あと物価高騰の情勢を考慮した金額、増額を上げたものでございます。 以上でございます。
○議長(佐藤喜一)
地域創生課長。
◎
地域創生課長(鈴木英作) お答えします。 ただいまのわくわくイベント事業費の増額の要因というおただしでございますが、まず、今年10月にたなぐらまるごとフェスタというイベントを棚倉城の周辺で行うということで当初計画しておりました。 県のサポート事業を受けて計画をしておりましたが、物件費の増額等の要因と、併せて会場を多目的広場で想定しておったものを城跡の本丸を活用してイベントを展開しようということで、若干、事業の見直しをしたことから事業費の増額となったものでございます。 以上です。
○議長(佐藤喜一) よろしいですか。 ほかありませんか。
藤田智之議員。
◆1番(藤田智之) 支出の4ページ、これは補助金でいただいた地域観光新発見事業を基に765万円、大名復活の
地棚倉藩築城400年事業に向けたプレイベントということで、今年、プレ中にこれだけの金額をかけるということなんでしょうか。
○議長(佐藤喜一)
地域創生課長。
◎
地域創生課長(鈴木英作) お答えします。 ただいまの一般事務費の中の大名復活の地棚倉藩のイベント、観光事業ということでございますが、こちらは国の観光庁の補助金の採択を受けて、インバウンドなどの追い風を活用して、
棚倉城築城400年の節目もあることから、予算というか、事業要望しておったところ、採択を受けたもので今回計上させていただきました。 実態的に大まかに委託費がメインな経費となって事業展開をするというもので、中身につきましては、新たな観光のツアーコンテンツをつくりながら、客を呼び込もうというような事業展開を考えてございます。 以上です。
○議長(佐藤喜一) そのほかありませんか。
松本トク子議員。
◆6番(松本トク子) 2款総務費、2目のルネサンス棚倉費に160万8,000円の補正ということなんですが、先ほどの説明では工事というようなことをおっしゃられたかと思うんですけれども、最初の予算の9,193万9,000円の中には、こういう工事を見越した額にはなっていなかったんでしょうか。何で追加したかというようなことをお尋ねしたいと思います。
○議長(佐藤喜一)
産業振興課長。
◎
産業振興課長(佐川久永) ただいまの質問にお答えいたします。 2款1項11目のルネサンス棚倉費なんですが、当初におきましても約1,600万円弱は工事費で計上しております。そういったところなんですが、そちらにつきましては、昨年度示していた実施計画の中で計上した内容を中心に計上しておりますが、今回の補正につきましては、新年度に入りまして、先ほど説明があったとおり、クラブハウスの給油ポンプ、また、交流研修館の空調ということで、故障が発生したために緊急を要して、今回補正した増額となっております。 以上でございます。
○議長(佐藤喜一) ほかにありませんか。
須藤俊一議員。
◆13番(須藤俊一) 4ページの農林水産業費、6の1の5番の農地費なんですが、先ほど堤地区と言ったんですが、私も承知しておりますが、台風19号によって池が決壊のおそれがあるということで該当した事業と記憶しております。この事業は3年間ぐらいで施工されると。だけど県の工事なんですよ。百二十何万円と今出ましたが、これは町の一般財源のほうで出すということで解釈していいのかというのが1問目と、これから3年間の間に増額とかそういうのが、金額が出た場合には、県の工事で県から出してもらえないで、棚倉町のほうの一般財源で出さざるを得ないのか、出していくのか、この工事の内容、120万円、今回の増額の内容と併せてお尋ねいたします。
○議長(佐藤喜一)
産業振興課長。
◎
産業振興課長(佐川久永) ただいまのご質問にお答えいたします。 議員おただしのとおり、この事業につきましては、防災重点農業用ため池緊急対策事業ということで整備していくものなんですが、総額といたしまして、令和5年から令和9年までで当初1億9,500万円ほどで計上しております。その補助とかを含めての配分なんですが、55%が国、34%が県、町が11%という負担割合となっております。 それで、今回は当初1億9,500万円、総額で見越していたものを県のほうで変更ということで、約1,100万円が県の事業費でも計上されまして、先ほど言った負担割合で、町とすれば120万円の負担増をお願いしたいということでなりました。 ちなみに令和5年度につきましては測量を行っております。令和6年度から仮設取水施設の整備ということで、令和9年度まで行っていくんですが、令和6年度につきましては4,700万円が先ほど言った1,100万円増ですので、5,800万円で県のほうで計上したということですので、その配分の変更ということであります。 以上です。
○議長(佐藤喜一)
須藤俊一議員。
◆13番(須藤俊一) ただいまの説明、パーセントの負担割合は分かりましたが、その内容ですね。今年度は設計とおっしゃいましたが、設計の段階で四千何百万円と、そうすると全体的に、多分、今、一千何百万円増えたとそのように私、聞いたんですが、先ほど来の質問にも関連するんですが、4千万円ぐらいで県の仕事でしょうから町が負担する金額がこの金額になったんでしょうが、あまりにも設計段階から金額が増える分が多過ぎるとは町としても思いませんか。 町の120万円が多いじゃなくて、4,000万円も1,000万円も設計の段階でやったら、我々、地区民に説明したときからそんなにたっていないですよ。
地域創生課長が担当課長で説明したはずですが、その点、お分かりいただけましたら、その見解をお尋ねいたしたいと思います。
○議長(佐藤喜一)
産業振興課長。
◎
産業振興課長(佐川久永) ただいまのご質問にお答えいたします。 県のほうでも今回の、県も県議会で今回の補正ということで計上されたということで、すみません、本当に詳細までは受け取っていないんですが、緊急に事業を進めていくためには補正予算の計上をお願いしたいということでお話がありました。 そういったことで当初、今年度の4,700万円が1,100万円ちょっと増額するということで事業費を固めたということですので、それに伴っての負担増ということですので、今後の経過については県の担当と十分に協議していきたいなと思っています。 以上です。
○議長(佐藤喜一) ほかにありませんか。 〔発言する人なし〕
○議長(佐藤喜一) ないようですので、これで質疑を終わります。 これより討論を行います。討論ありませんか。 〔「なし」と発言する人あり〕
○議長(佐藤喜一) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 お諮りします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と発言する人あり〕
○議長(佐藤喜一) 異議なしと認めます。 よって、議案第26号は原案のとおり可決されました。
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△日程第13 議案第27号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(佐藤喜一) 日程第13、議案第27号、令和6年度棚倉町
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。 議案の説明を求めます。 住民課長。
◎住民課長(近藤和幸) それでは、別冊、
国民健康保険特別会計補正予算書を1枚お開き願います。 議案第27号、令和6年度棚倉町
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)についてご説明させていただきます。 今回の補正は、議案第27号、
国民健康保険税条例の一部を改正する条例でご説明いたしました本算定等の内容に基づくものであります。 まず、第1条、
歳入歳出予算の補正でありますが、今回の補正は歳入と歳出予算の総額からそれぞれ329万7,000円を追加し、予算総額を歳入歳出それぞれ12億2,332万8,000円にしようとするものであります。 補正の内容につきましては予算説明書により説明いたしますので、2枚めくっていただきまして、予算説明書の2ページをご覧いただきたいと思います。 まず、歳入の主な内容についてでありますが、1款1項
国民健康保険税補正額、計の欄、3,247万7,000円の減額につきましては、先ほどご説明いたしました国保税の本算定によるものであります。 次に、5款2項1目国保基金繰入金1,499万9,000円の増額は、今年度の国保税課税額抑制のため、
国民健康保険事業費支払準備基金を繰り入れるものであります。 次に、6款1項1目繰越金1,499万9,000円の増額は、前年度繰越金全額を計上しております。 次に、4ページをご覧いただきたいと思います。 歳出の主な内容でありますが、まず、1款1項1目一般管理費324万5,000円の増は、マイナンバーと
健康保険証の一体化に向けたシステムの改修費用等の増額によるものでございます。 次に、3款1項医療給付費分、26万2,000円の増、同じく2項後期高齢者支援金等分25万2,000円の増、同じく3項介護納付金分54万1,000円の減につきましては、県の国保事業費納付金の確定によるものであります。 以上で説明を終わります。よろしくお願いいたします。
○議長(佐藤喜一) 以上で説明を終わります。 これより質疑を行います。質疑ありませんか。 〔「なし」と発言する人あり〕
○議長(佐藤喜一) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これより討論を行います。討論ありませんか。 まず、原案に反対者の発言を許します。
松本トク子議員。
◆6番(松本トク子) 議案第27号、
国民健康保険特別会計補正予算につきましては、先ほど反対しました議案第25号に基づくものであり、賛成できません。 以上です。
○議長(佐藤喜一) 次に、原案に賛成者の発言を許します。 〔「なし」と発言する人あり〕
○議長(佐藤喜一) これで討論を終わります。 採決します。 本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 〔賛成者12名、反対者1名〕
○議長(佐藤喜一) 起立多数であります。 よって、議案第27号は原案のとおり可決されました。
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△日程第14 議案第28号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(佐藤喜一) 日程第14、議案第28号、
街なみ環境整備事業 磐城棚倉近津線歩道整備工事請負契約締結についてを議題といたします。 議案の説明を求めます。 整備課長。
◎整備課長(佐川勝道) それでは、議案集の22ページをご覧願います。 議案第28号、
街なみ環境整備事業 磐城棚倉近津線歩道整備工事請負契約締結についてご説明申し上げます。 工事の概要につきましては、先ほど町長説明のとおりでございますが、本工事は令和2年6月、国から認定を受けた棚倉町
歴史的風致維持向上計画に基づきまして、地域住民等の周遊性向上や
歴史的建造物と調和した景観形成を目標に、歩道の美装化に合わせて町堀も改修する工事であります。 当該工事の入札につきましては、指名競争入札をもって実施したところでございます。今回、落札業者と請負契約を締結するため、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第2条の規定に基づき、議会の議決を求めるものでございます。 記としまして、1、契約の目的、
街なみ環境整備事業 磐城棚倉近津線歩道整備工事、2、契約金額、8,998万円、うち消費税は818万円でございます。3、契約の方法、指名競争入札、4、契約の相手方、福島県東白川郡棚倉町大字棚倉字清戸作43番地2、株式会社藤田組、代表取締役、藤田栄作。 なお、資料5としまして、入札結果表を添付しておりますので、ご覧いただきたいと思います。 令和6年6月12日提出、棚倉町長。 以上で議案の説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○議長(佐藤喜一) 以上で説明を終わります。 これより質疑を行います。質疑ありませんか。
大竹盛栄議員。
◆7番(大竹盛栄) このたびの工事は具体的にどこからどこまでかと、それから計画になっている新富家さんのところまで、その計画はどのような形になっているのか。 もう一点、棚倉駅前から北に行く道路は県道ですので、県の工区と聞いておりますが、その計画というか、進捗というか、それはどうなっているかお聞かせください。
○議長(佐藤喜一) 整備課長。
◎整備課長(佐川勝道) お答えいたします。 今年度の工事の箇所についてでございますが、今年度の箇所につきましては駅前交差点から南へ約120メーター程度を予定しております。 全体の計画としましては、浅
川口交差点から新富家さんまでの距離が1,706メーターございます。それを城下道路整備として計画をしております。その中に県道が含まれております。浅
川口交差点から駅前交差点までは県道となっておりまして、その区間の距離については326メーターほどございます。この工事につきましては県のほうの県道でございますので、町のほうで協議を以前から重ねております。 今の計画でいきますと、県のほうでは来年度、令和7年度に工事費の予算を獲得するという方向で協議は進んでおります。設計のほうは前年度、町のほうで設計はしておりますので、そういったことで事業のほうを今後進めていきたいというふうに思っております。 以上でございます。
○議長(佐藤喜一) ほかにありませんか。
須藤俊一議員。
◆13番(須藤俊一) この件に関しまして、2点ほどお尋ねをしたいと思います。 まず、1点目は過般地権者の方に対して、担当課が、町のほうが説明会を開いたと聞いております。お聞きしたいのは、そのときの出席者が3名だったと聞いております。町のほうの担当者あるいは関係者のほうが人数がはるかに多くて、拍子抜けしたと参加した人から聞きましたが、これから鉄炮町まで、この工事、長い工事を年数をかけてやる前に地元の人にいかに啓蒙して、協力をしてもらわなければならないので、そういった点を、広報等々も含めまして説明会等々に協力していただけるような方法といいますか、考えは担当課として現在どのように思っているのか、取り組むのか、これが1点目でございます。 それと同時に今回の入札が適正な入札であったと、基準に沿った。それは信じておりますので、入札に対してのどうこうではなく、ただ申し上げたいのは、今回、この工事を入札した町内の会社さんは、ご承知のように過去に大きな事故繰越という問題を提言し、我々議会のほうも特別委員会等々を設置したのは執行部もご記憶のとおりだと思います。 そのような中で、現在、その当時の金額よりも、事故繰越はないと思いますが、工事の遅れ等々が考えられますが、現在、あの当時より人件、人がいない、そういう問題は建設業界も厳しいと思っております。 それで、1億円近いこの金額をスムーズに工事期間内、あるいは限られた延長する期間内、半月とか多少あると思うんですが、そのような、工事を施工している中で、当局は業者さんに対して、前回を踏まえましてどのような指導をしていくか、この2点をお聞きしたいと思います。 質疑の場で申し上げますと、前回、それによって整備課の、残念ながら優秀な職員が1人退職しております。そのようなことが強く、ないように申し上げたいと思いますので、質問をさせていただきます。 以上です。
○議長(佐藤喜一) 整備課長。
◎整備課長(佐川勝道) お答えいたします。 まず、1点目の説明会の出席者についてでございますが、議員おただしのとおり、出席者は少なかったというふうに認識しております。これについては、私どもも反省しているところでございまして、ある程度、地区の区長さんも含めて有志の方とかそういった方々に声をかけながら、できるだけ参集していただくというふうな方法を今後考えていきたいというふうに思います。 2点目としまして、これは令和4年度の議会等でいろいろありましたが、今回請け負った業者さん、令和4年度の業者さんと同じでございます。今回、6月5日に入札を執行いたしまして、あくまでもこれは仮の契約でございますが、仮契約した後に一応、業者さんとまずもって打合せをしております。その際には、前回のことも踏まえて話をしながら、ある程度、工期というものに関してきつく打合せをしたところでございます。 こういったことがないように、ほかの工事もそうなんですが、私たち担当課としましては、とにかく監督業務というのがどういうものなのかというのを一から考え直して、業者さんとの密な打合せとか、そういったものを続けることによって工事が完成するというふうに思っておりますので、できるだけ工事の監督に力を入れるという方向で担当課で今後実施していきたいというふうに思っております。 以上です。
○議長(佐藤喜一) ほかにありませんか。
松本トク子議員。
◆6番(松本トク子) 落札8,180万円ということなんですが、予定価格というのがありますよね。その予定価格と落札率というのを教えていただければと思います。 以上です。
○議長(佐藤喜一) 整備課長。
◎整備課長(佐川勝道) お答えいたします。 落札率でございますが、落札率は予定価格に対しまして入札金額ということになりますが、98.56%でございます。 以上でございます。
○議長(佐藤喜一) ほかにありませんか。 〔「なし」と発言する人あり〕
○議長(佐藤喜一) ないようですので、これで質疑を終わります。 これより討論を行います。討論はありませんか。 〔「なし」と発言する人あり〕
○議長(佐藤喜一) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 お諮りします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ございませんでしょうか。 〔「異議なし」と発言する人あり〕
○議長(佐藤喜一) 異議なしと認めます。 よって、議案第28号は原案のとおり可決されました。
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△日程第15 議案第29号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(佐藤喜一) 日程第15、議案第29号、
幼稚園送迎バス購入契約締結についてを議題といたします。 議案の説明を求めます。
子ども教育課長。
◎
子ども教育課長(金澤隆史) それでは、議案集23ページをお開き願います。 議案第29号、
幼稚園送迎バス購入契約締結についてご説明いたします。 今回の幼稚園送迎バス購入につきましては、現在使用している送迎バスが購入後23年を経過し、経年劣化に伴う修繕等も増えていることから、付議議案に対する町長説明のとおり、
送迎バス運行事業の安全かつ円滑な実施体制を確保するため、42人乗りのマイクロバス2台を購入しようとするものであり、車両の納期につきましては令和7年2月28日を予定しております。 当該送迎バス購入の入札につきましては、町有バス購入において入札実績のある5業者をもって5月22日に入札を実施したところであります。 今回、落札業者と購入契約を締結するため、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第3条の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。 記といたしまして、1、契約の目的、幼稚園送迎バス購入、2、契約金額1,850万円、3、契約の方法、指名競争入札、4、契約の相手方、棚倉町大字流字屋中田55番地1、株式会社シーズオート、代表取締役、高橋幸喜であります。 なお、資料6といたしまして、入札結果表を添付しておりますので、ご覧いただきたいと思います。 令和6年6月12日提出、棚倉町長。 以上で説明を終わります。よろしくお願いいたします。
○議長(佐藤喜一) 以上で説明を終わります。 これより質疑を行います。質疑ありませんか。
菊池忠二議員。
◆9番(菊池忠二) 入札結果表を見させていただきますと、各ディーラーが、トヨタ、日野、トヨペットとか辞退しているんです。これは納期の関係だというふうに推測しますけれども、シーズオートさんが令和7年2月28日とおっしゃいましたか、納期は。非常に納期に時間がかかるということだというふうに思いますけれども、この入札をする前に、納期などの指定はあったんでしょうか。 そしてもう一つは、このシーズオートさんが落札をしましたけれども、メーカーはどういうメーカーなんでしょうか。教えてください。
○議長(佐藤喜一)
子ども教育課長。
◎
子ども教育課長(金澤隆史) ただいまの質問にお答えいたします。 まず、1点目の納期の指定につきましては、入札の通知の中で納期について仕様として記載しております。 もう一点目のメーカーにつきましては、三菱製のバスでございます。 以上です。
○議長(佐藤喜一) ほかにありませんか。 〔「なし」と発言する人あり〕
○議長(佐藤喜一) ないようですので、これで質疑を終わります。 これより討論を行います。討論ありませんか。 〔「なし」と発言する人あり〕
○議長(佐藤喜一) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 お諮りします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんでしょうか。 〔「異議なし」と発言する人あり〕
○議長(佐藤喜一) 異議なしと認めます。 よって、議案第29号は原案のとおり可決されました。
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△日程第16 提出第1号の上程、説明
○議長(佐藤喜一) 日程第16、提出第1号、
白河地方土地開発公社の経営状況についてを行います。 内容の説明を求めます。 総務課長。
◎総務課長(渡辺守) それでは、議案集24ページをご覧ください。 提出第1号、
白河地方土地開発公社の経営状況についてご説明いたします。
地方自治法第243条の3第2項の規定により、町が出資している
白河地方土地開発公社の経営状況について提出するものであり、その内容は、1の決算に関する事項については、理事会において認定を得た令和5事業年度事業報告並びに貸借対照表及び損益計算書であり、2の事業計画に関する事項は、理事会において議決を得た令和6事業年度、事業計画であります。 25ページをご覧ください。 令和5事業年度
白河地方土地開発公社事業報告書になりますが、本文4行目、本事業年度については、受託事業はありませんでした。 経営状況につきましては、92万1,976円の当期純損失となりました。 26ページから29ページに令和5事業年度事業報告、貸借対照表、損益計算書及び令和6事業年度、事業計画が掲載されておりますので、ご覧いただきたいと思います。 以上で説明を終わります。
○議長(佐藤喜一) 以上で提出第1号を終わります。
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△日程第17 提出第2号の上程、説明、質疑
○議長(佐藤喜一) 日程第17、提出第2号、
株式会社ルネサンス棚倉経営状況についてを行います。 内容の説明を求めます。
産業振興課長。
◎
産業振興課長(佐川久永) それでは、提出第2号、
株式会社ルネサンス棚倉の経営状況についてご説明いたします。 議案集の30ページをお開き願います。 提出第2号、
株式会社ルネサンス棚倉の経営状況について。
地方自治法第243条の3第2項の規定により、町が出資している
株式会社ルネサンス棚倉の経営状況について提出するものであります。 まず、1の決算に関する事項としまして、令和5年度中におけるルネサンス棚倉の営業日数につきましては356日でありまして、その下の表、営業期間中の有料利用者数につきましては、利用施設ごとに記載してございますのでご覧いただきたいと思います。 次に、1枚めくっていただきまして、31ページをご覧願います。 利用料の収入状況でございますが、(3)の利用料総額で1億3,256万8,320円でありました。また、棚倉町への行政財産の目的外使用料としまして、717万8,174円が納付されております。 次に、中段以下に表としまして、地域別宿泊者数の状況並びにその他の事項を記載しておりますので、ご覧いただきたいと思います。 次に、右側、32ページ、貸借対照表でありますが、令和6年3月末現在の会社の財産状況でありまして、その内容についてまず資産の部の流動資産につきましては、総額1億3,239万7,922円であり、主なものは現金及び預金及び売掛金等であります。 また、固定資産につきましては、総額で3,468万6,318円でありまして、主なものは資産として、建物及び構築物などであります。これら資産の部合計で1億6,708万4,240円となります。 次に、負債の部でございますが、まず、流動負債につきましては、総額で1,947万3,702円でありまして、主なものといたしましては、買掛金、未払い金などであります。また、固定負債につきましては、長期借入金4億2,733万3,000円及び長期未払金408万4,830円でありまして、これら負債の合計で4億3,141万7,830円となります。 次に、純資産の部でございますが、資本金につきましては5,000万円、また、利益乗用金につきましてはマイナス3億3,380万7,292円で、資本金を差引きしました純資産の部合計でマイナス2億8,380万7,292円となり、負債の部合計から純資産の部合計を差し引きまして、負債・純資産の部の合計は1億6,701万4,240円となったところでございます。 次に、1枚めくっていただきまして、33ページの損益計算書でございますが、こちらは会社の1年間の収支、損益を示したものでございます。 まず、営業収益の売上高につきましては、ホテル部門など各営業部門における売上げの合計としまして、売上高が1億8,307万4,106円となります。次に、売上げ原価につきましては、期末棚卸高の行の一番右側でございますが、売上原価合計額としまして、2,387万3,833円となっておりまして、そして、売上原価を売上高から差し引きました売上総利益としまして、1億5,920万273円となります。 次に、販売費及び一般管理費につきましては、主に光熱水費や管理諸費で2億2,198万9,626円となりまして、この販売及び一般管理費を先ほどの売上げ総利益から差し引きますと、営業損失が6,278万9,353円となります。 次に、営業外収益としまして、雑収入などで6,093万3,301円となり、営業外費用につきましては支払い利息など294万620円となっております。先ほどの営業損失に営業外収益合計を加えまして、営業外費用及び特別損失を差し引きますと、下から3行目の欄、税引き前の当期純損失が479万6,679円となり、ここから法人税、住民税等の充当額18万5,000円を差し引きますと、最終的な当期純損失としまして、498万1,679円となったところであります。 次に、右側ページには各部門別の営業収支実績を、次ページ以降には2の事業計画に関する事項としまして、令和6年度事業計画並びに収支予算が記載されておりますので、ご覧いただきたいと思います。 以上で、
株式会社ルネサンス棚倉の経営状況についての説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○議長(佐藤喜一) 以上で説明を終わります。 これより質疑を行います。質疑ありませんか。
菊池忠二議員。
◆9番(菊池忠二) 昨年度の損益計算書などを見ますと、ほぼ同じ数字が並んでおります。ここ数年。世間的に言いますと、インバウンドも何か大分回復しているというふうな情報も入りますけれども、ルネサンス棚倉は一向にそういった気配もないということでございます。 しかも雑収入は委託料ですよね、この6,000万円はね。ということになりますと、数字上、6,000万円がないと本当に大変だということになると思いますよ。これは新たな経営戦略等は、連絡調整会のほうで話はあるんでしょうか。
○議長(佐藤喜一)
産業振興課長。
◎
産業振興課長(佐川久永) ただいまのご質問にお答えいたします。 損益計算書33ページのお話がありましたが、これについては一番下の498万1,679円ということで、当期純損失を説明させていただきました。これにつきましては、昨年度は1,600万円ほどございましたので、実際には計算上、1,100万円ほどの改善というふうにはなっております。 今後につきましても、ルネサンス側としましては、特に軟式のテニス協会のほうと提携しておりますので、そちらの強化合宿並びに各種大会等、昨年度から、コロナ明けから順次増えてきておりますので、そういったお客の入りですか、宿泊の増というのを見込んでおりますので、先ほどご説明しましたとおり、事業計画に関する事項としましては目標数字3億円を掲げているということでございます。 以上でございます。
○議長(佐藤喜一)
菊池忠二議員。
◆9番(菊池忠二) 数字が若干、1,000万円ほど。今、これを見ますと、実はコスト削減を大分やられておるということなんですね。コスト削減は結構なんですけれども、私ども、たまにお風呂入ったりなんかして聞きますと、営業時間を短縮してみたり、レストランの常時 といいますか、店舗を営業している時間を縮めたりということで、サービスの低下につながってはいないかというのを危惧するんですが、これについていかがでしょうか。
○議長(佐藤喜一)
産業振興課長。
◎
産業振興課長(佐川久永) ただいまのご質問にお答えいたしますが、コスト削減の一番のメインとなるのはやはり人件費ということが一番ネックだと思います。大変会社のほうでもこれについては努力をされているということで報告をいただいておりますし、連絡調整会議のほうでもそういった説明をされております。 約30名程度の社員で頑張っておりますが、その中で削減とすれば、新たな雇用はなかなかできないので、そこを我慢して皆さんで兼務をして、各部門の兼務ということでやっていたり、そういった努力をしてコスト削減に努めているという状況でございます。 以上です。
○議長(佐藤喜一)
佐川裕一議員。
◆12番(佐川裕一) コロナ禍後で業績も徐々に伸びてきているということは非常に良いところではないかなというふうに思っております。それで、この業績が伸びているのは今の課長のお話で、ソフトテニス協会の移転の話があって、これが主なとこかなというふうにも思うんですが、一般のお客さん、一般の方のそういった方に対する伸び率はどうなのか。あと今後の戦略等はどのように考えているのか、その辺をお聞かせいただきたいというふうに思います。
○議長(佐藤喜一)
産業振興課長。
◎
産業振興課長(佐川久永) お答えいたします。 集客の伸びということでしょうけれども、ソフトテニスに関しては先ほど説明したとおりということでございますが、昨年度のコロナが5類に移行してからは教育旅行、首都圏の中学、高校等の修学旅行とかオリエンテーションとかで使われているケースが戻ってきつつあります。そういったことと、あと大学の部活、サークル関係の宿泊の入りということでやっております。 あと、ビジネス向けの宿泊パックとかもやっておりますので、そういったことで弱冠の伸びが見えてきている。今後もそういったところは努力していきたいということでお話をいただいております。 以上です。
○議長(佐藤喜一) ほかにありませんか。
藤田智之議員。
◆1番(藤田智之) 令和6年度の事業計画ということで、新5ケ年計画という表現がありました。新5ケ年計画というのはいつからいつまでの計画なんでしょうか。 また、最終利益が1,100万円ということなんですが、これは指定管理料の6,000万円を見込んで1,100万円の利益を考えているということなんでしょうか。ご説明をお願いします。
○議長(佐藤喜一)
産業振興課長。
◎
産業振興課長(佐川久永) お答えいたします。 経営改善5ケ年計画につきましては、2025年から2029年までということで計画しております。 あと、1,100万円ということの目標につきましては、指定管理の契約が令和7年度までということですので、それが反映されている数字ということになります。 以上です。
○議長(佐藤喜一) ほかにありませんか。 議員各位に申し上げます。 経営に関しましては、なかなか取り上げる部分が難しい点があります。その辺を留意しながら質問のほうをお願いしたいと思います。 そのほか質問ありませんか。
松本トク子議員。
◆6番(松本トク子) 私、初めてこういう資料を見せていただきました。それで、損益計算書のことなんですけれども、まずはいわゆる粗利というやつですか、1億5,920万973円、それについて販売に関わる費用、2億2,198万9,626円、普通はこの売上げから販売費を引くとプラスになるわけですね。そこからいろいろ経費を引いているというようなことになるかと思うんですけれども、ルネサンスの場合にはマイナス6,278万9,353円となっております。 先ほど、私、ちょっと疑問に思っていたんですけれども、雑収入6,093万3,301円が町のほうから出されることかなというようなことで、これは理解したんですけれども、結局、最終的には498万1,679円のマイナスになるわけですよね。前からルネサンスは経営がよろしくないという話は聞いていたんですけれども、数字を見てちょっと驚きました。 あと、36ページの収支予算というふうなところで、最初からマイナスの4,440万円を出すというようなこと、ちょっと驚きましたので、感想ということなんですけれども、この辺のところ、マイナスで出すということ自体、どうなのかな。今までの実績がそうだったからだと思うんですけれども、その辺のところを真剣に考えていかなくちゃいけないんじゃないかと思います。 以上です。
○議長(佐藤喜一) 松本議員に申し上げます。 ただいまの質問は経営に及ぶものでありますので、今後、質問内容を検討してから質問していただくことをお願いしたいと思います。 そのほかありませんか。 〔「なし」と発言する人あり〕
○議長(佐藤喜一) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 以上で提出第2号を終わります。
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△日程第18 提出第3号の上程、説明、質疑
○議長(佐藤喜一) 日程第18、提出第3号、
一般財団法人棚倉町
活性化協会の経営状況についてを行います。 内容の説明を求めます。
地域創生課長。
◎
地域創生課長(鈴木英作) それでは、議案集の37ページをお開き願います。 提出第3号、
一般財団法人棚倉町
活性化協会の経営状況についてご説明申し上げます。
地方自治法第243条の3第2項の規定により、町が出資している
一般財団法人棚倉町
活性化協会の経営状況は以下のとおりであります。 まず、1の決算に関する事項についてでありますが、令和6年5月27日開催の評議員会において承認を得ました令和5年度事業報告並びに貸借対照表及び正味財産増減計算書は、次のとおりであります。 まず、(1)令和5年度事業報告でありますが、主な事業につきましてはここに明記しました事業のとおりでありますが、昨年は東京棚倉会総会を例年どおりにリビエラ東京にて開催したとおりでありました。しかしながら、10月に計画しておりましたふるさと訪問事業につきましては参加を募集したところ、参加者が少なかったため、事業を見送ったところでございます。そのほか、年間を通しまして、町立図書館の管理受託もしております。 次に、38ページをご覧いただきたいと思います。 (2)貸借対照表の資産の部でありますが、1の流動資産合計が674万1,594円、2の固定資産合計が1,557万6,314円で、これら資産合計は2,231万7,908円であります。また、負債の部では、1の流動負債合計が432万601円、2の固定負債合計が1,016万4,560円で、これら負債合計は1,445万5,161円であります。 次に、正味財産の部ですが、正味財産の合計で783万2,747円であります。この結果、負債及び正味財産の合計は2,231万7,908円となっております。 39ページ、(3)の正味財産増減計算書ですが、まず、一般正味財産増減の部でありますが、1の経常増減の部、(1)経常収益につきましては、特定資産運用益89円、施設管理受託事業収益1,617万7,000円、施設利用料金160万2,060円、雑収益1万7,880円、棚倉町立図書館指定管理交付金1,109万308円、棚倉町補助金731万6,000円、雑収益の受取利息102円で、これら経常収益の計は3,620万3,439円であります。 次に、(2)の経常費用につきましては、事業費では国際国内交流関連事業1万8,360円、町立図書館の指定管理受託事業2,857万2,069円であり、管理費は729万7,816円で、これら経常費用の合計は3,588万8,245円であります。 この結果、当期経常増減額は31万5,194円の増となります。この当期の増減額に一般正味財産期首残高を加え、正味財産の期末残高は783万2,747円となります。 40ページ以降につきましては、令和6年3月21日に開催の理事会において承認を得ました令和6年度事業計画及び収支予算を掲載してございますので、後ほどご覧になっていただければと思います。 以上で説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○議長(佐藤喜一) 以上で説明を終わります。 これより質疑を行います。質疑ありませんか。
菊池忠二議員。
◆9番(菊池忠二) 38ページの貸借対照表、1の(3)番、投資有価証券500万円ということでございますけれども、こういった団体には投資有価証券を取得するのはちょっとなじまないような感じもしますけれども、この有価証券の中身と取得するに至った経緯を簡単に説明願います。 それと、39ページの1番、(2)の一番下のほう、指定管理受託事業、これ図書館の事業だとおっしゃいましたけれども、前年度と比較しますと何百万円か増えてございますけれども、この増えた理由をご説明願います。
○議長(佐藤喜一)
地域創生課長。
◎
地域創生課長(鈴木英作) お答えします。 まずは1点目の有価証券に関わるものですが、こちらはルネサンス棚倉株式会社の株券になってございます。 また、2点目の図書館の管理受託の経費が増えているという件に関しては、水道光熱費が一昨年よりも全然上がってございますので、そういった経緯が増額になっているためだと思います。 以上です。
○議長(佐藤喜一) よろしいですか。 ほかにありませんか。
佐川裕一議員。
◆12番(佐川裕一) ちょっと教えていただきたいんですが、41ページの収支予算書のほうのホームステイ事業なんですが、こちらは前年度予算額ということで入っているんですが、39ページは予算書ではないとは思うんですけれども、こちらの計算書のほうではホームステイ事業のほうは予算がないということで、これはどのようになっているのか、その辺をお聞かせいただきたいと思います。
○議長(佐藤喜一)
地域創生課長。
◎
地域創生課長(鈴木英作) お答えします。 ただいまの収支予算書の関係でございますが、この見方につきましては、こちらの評議会に出したときの昨年度の同時点の予算計上となってございまして、実際に前の資料につきましては、実績ベースで書かれてございますので、ホームステイ事業は受入れ先の関係から昨年中止としておりますので、そういったことで昨年の同じ同時期の3月の会議では予算計上があったもので、資料として対比する経費として資料をつけさせていただいておりますので、そういった差がございます。 以上です。
○議長(佐藤喜一) よろしいでしょうか。 そのほかありませんか。
藤田智之議員。
◆1番(藤田智之) ホームステイ事業を再開されたというふうに聞きました。非常に喜ばしいことだと思うんです。これは今後、順調にやれる見込みはあるんでしょうか。
○議長(佐藤喜一)
地域創生課長。
◎
地域創生課長(鈴木英作) お答えします。 今回、ホームステイ事業を再開しましたら、募集がかなり多かったという状況を踏まえまして、前向きに事業継続は検討していった方がいいのかなとは考えてございます。 以上です。
○議長(佐藤喜一) ほかにありませんか。 〔「なし」と発言する人あり〕
○議長(佐藤喜一) 質疑ないようですので、質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 以上で提出第3号を終わります。
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△日程第19 請願第1号の上程、付託
○議長(佐藤喜一) 日程第19、請願第1号、
食料自給率向上を政府の法的義務とすることを求める請願を議題といたします。 この請願については、会議日程表5ページ別紙の請願文書表のとおりでありまして、
棚倉町議会会議規則第92条第1項の規定により、
建設経済常任委員会に付託したので、ご了承願います。
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△日程第20 議員の派遣について
○議長(佐藤喜一) 日程第20、議員の派遣についてを議題とします。 本件は、
棚倉町議会会議規則第121条の規定に基づき、議員の派遣を決定しようとするものです。 お諮りします。 議員の派遣についてお手元に配付しましたとおり派遣することにしたいと思いますが、これにご異議ございませんでしょうか。 〔「異議なし」と発言する人あり〕
○議長(佐藤喜一) 異議なしと認めます。 よって、議員の派遣については、お手元に配付しましたとおり派遣することに決定いたしました。 なお、ただいま議決した議員の派遣については、
棚倉町議会会議規則第121条ただし書の規定により、緊急を要する場合は議長において派遣を決定いたします。
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△散会の宣告
○議長(佐藤喜一) 以上で本日の日程は全て終了しました。 本日はこれをもって散会いたします。 大変ご苦労さまでございました。
△散会 午後零時30分...