次に、(エ)については、
管轄部署における選出で、私はよいのではないかと思っております。ここから出される人については。
(オ)については、やはり
情報の
共有化を図って、問題、
課題の解決、
政策や
施策につなげていくためには有効であろうと。
委員会活動での
有効性を思います。
(カ)については、また新たな
協議の場を設けるというよりは、現在、
議会最終日における
委員長報告がありますが、こういった形のものをもう少し簡単にリポートしたものを各
議員がいただいて、そのことでオに今度反映していく、
常任委員会でそれを私たちももう少し
勉強しようかというようなことにつなげていくというようなことで、あえて大きなテーブルは必要とはしないのではないかと思いました。
以上です。
○
委員長(
市村喜雄) ありがとうございます。次に鈴木
委員お願いいたします。
◆
委員(
鈴木正勝) (ア)につきましては、この
委員会による
委員外議員参加制度、これ
須賀川で制度として実際に
活用されているわけで、非常にいい制度だと思うので、高く評価しておきたいと思います。これはやはり各
委員会における現在のさまざまな
課題をやはり
議員として共通の認識ができるということで、非常にいいのではないかと思っています。
例えば、白河あたりですと、これは
当局のほうから何か要請があって、ぜひ各
委員会について1日でまとめてくれと言われて、
前回あたりから1日4
委員会がやっているという、非常に今の時代に逆行しているんじゃないかということで、強く改善するように私はお話はしてきたんですが、そういう
状況なのでぜひこれについては積極的にやっぱり
活用すべきであると思います。
それから、(イ)につきましては、現在各種いろいろなさまざまな
計画があるんですが、実際にこれ、例えば何年ごとに
見直ししなくちゃいけないとかという形でもう一つの
スケジュールはある程度明確になっているんです。それから、さまざまな形で時代が変わったときに、やっぱりそのプラン自体をやっぱり
見直していくということが必要なのかなと。そういう
部分で、今回の大震災あたりを踏まえると、耐震化の促進
計画あたりもやはりしっかり見直す、そういう
部分で適宜適宜に、そういうものにやはり
議会がかかわっていくということが非常に大事なのかなというふうに
考えています。
例として、第5次介護保険
事業計画が今策定中なんですが、これについても実際は
委員会でまだ具体的に何も途中
経過も含めて何も話がないものですから、その辺をしっかりと
委員会で論議できるように、
各種プランについてはやはり
スケジュールももう少し明確に
当局から出してもらって、来年は、じゃこの
計画があるからしっかりと
委員会で論議しましょうとかという
部分は、必要なのかなというふうに思っています。
それから、(ウ)の
行政評価の
取り組みということなんですが、これにつきましては現在の評価は
シートということで、これ
委員会の中ではしっかりと取り組んでいくということは非常に大事なのかなというふうに
考えています。
それから、Dのほうで、
当局における
施策評価の
変化への
対応ということで、これ実際にいろいろな事務
事業で市民が利用している方も含めまして、その辺の評価がここでできるような
部分ももう少し盛り込んでいってもいいのかなという
感じをしています。
それから、
対象事業につきましては、これはさまざま全国いろいろ
行政調査をした中では、ほとんどの
行政では大事なものということで、ほとんど大事だということですごく分厚い
評価シートをつくっていまして、実際に市民にも公開はしているんですが、あれではとてもじゃないが見られる
状況ではないということで、やはりしっかりと絞り込んだ
部分、そういう
部分では今回
須賀川市において、やはり復興
計画の重点プロジェクト関係を重点的に絞り込んだ評価書というのは必要なのかなというように
考えています。
それから、わかりやすくコンパクトな
行政評価ということで、これは言葉自体も含めまして、文章も含めて様式も含めまして、やはり市民にわかりやすい形が必要なのかなという
感じがしています。
それから、Gのほうにつきましては、
評価シートが実際に出てきているんですが、
中身的に見ますと、具体的に財源関係が明確になっていないところが結構多いんですよ。ですから、そういう
部分では、一般財源なのか、それとも補助金なのかも含めまして、もう少し明示する
シートというのが必要なのかなと。
それからもう一つは、実際に今は
行政のほうで
評価シートをつくっていますけれども、
議会でもやはり
事業を選別して、
議会による
シートによる、
議会による評価というのも、これ全国でもやっているところもありますので、その辺につきましてもやはり
検討していってもいいのかなという
感じをしております。
それから、
行政評価関係なんですが、実際に今までは部長、課長クラス、課長クラスまでは一応
行政項目に応じて、
当局のほうではしっかりとした人選で
参加しているんですが、具体的にいろいろな
部分での
対応をしていくのは、やはり係長クラスなのかなという
感じがするので、できれば課長か係長クラスということで、
議会としてやはり要請していくということはこれ大事なのかなと思っています。
それから、オのほうにつきましては、これ実際に
議会として具体的にいろいろ
対応していくという
部分からしますと、やはり
常任委員会の役割というのは非常に大きくなってくるものですから、
一般質問の中でやはりいろいろ出てきた問題の中でやっぱり該当する
常任委員会の中でこれ非常に大事だという
部分につきましては、やはりしっかりとその辺の
問題点の抽出を図っていってもいいのかなと思っています。
それから、
常任委員会間の
連絡会議ということなんですが、これは現実的には
1つの
常任委員会の
部分というのは、非常にほかの
委員会とのつながりというのは結構あると思っていますので、そういう
部分では
委員長間、副
委員長まで入れるかどうかということなんですが、しっかりといろいろな
部分で論議していく、そういう場をつくっていくということは必要なのかなというふうに
考えています。
以上です。
○
委員長(
市村喜雄) ありがとうございました。
それでは、最後に私のほうから
説明をさせていただきたいと思います。
常任委員会の
あり方のアについてでありますが、これは
委員外議員の積極的な
参加と、これはそれぞれのイにもございますけれども、プラン、
計画の検証をしていく上で、
委員外議員の
参加も必要だろうと。
当局のその
PDCAの検証に
参加というようなこと、これ入れていますのは、
行政評価を、例えば取り入れての話でもありますけれども、常にその
委員会としてもそのような
取り組みが必要だろうということで、つけ加えさせていただいております。これは、ある程度
行政調査などを行ってきて、先進的なその
議会の
取り組みからすると、所管が
常任委員会であっても一応
全員参加というような形をとっているところが多かったものですから、それを参考にさせていただきました。
イのほうの
各種プランでの
議会の指導的なかかわりということでありますが、これは私の解釈からしますと、要は審
議会等々に
議会が
参加をしなくなったということで、要はそういうプランをつくっていく上においても
議会においての積極的なかかわり、
議会としての
意見も述べる場が必要だろうというような内容だというふうに認識をしておりまして、
当局が
各種プランをつくり上げていく
段階においての積極的なかかわりは、これは
常任委員会が積極的にかかわるべき役割を持っているだろうということで、その
委員会において、ある意味においての提言なり提案の案づくりを主体的にとり行っていくべきだろうというふうに
考えております。
行政評価の
取り組みに関しましては、まず
PDCAサイクルの
採用でありますけれども、これは
当局のほうが来年度から
行政評価の
施策評価のほうに取り組んでいくというような体制をつくっていくわけですので、その
対応ということも含めて
議会としての役割を確認すべきだろうと。自己評価と
内部評価の
活用は積極的に行っていくべきだろうというふうに
考えております。
前回の
委員会のときに、これをどういうふうに解釈したかというと、もう一つの
考え方として、
議会としても
PDCAの
サイクル、
議会の
内部での、
議会としての経営ということを、ガバナンスというふうなことを
考えたときの
議会としても取り組むべきではないのかというような話も出たというように記憶していますので、これもある意味においては取り組む必要があるだろうというふうに
考えております。
各
常任委員会の
審査の
活用ですけれども、
皆さんから出ているように、今
当局でつくっている
シート自体は、
施策評価シートではなくて、事務
事業の
評価シートなものですから、細かい内容でしか上がってきていない。今後
当局のほうでの
施策というふうな評価になったときに、もっとわかりやすいというか、
当局との
議論ができるような内容を期待したいなというふうに
考えております。
決算、
当局との実質的な
議論というところでありますけれども、これは
決算審査との連動になってくると思いますので、この時期の調整ということが必要であって、先ほども申しましたように、今まで
当局のほうで行っている評価は事務
事業で、
内部的な評価でありますので、本来その
行政評価は、
政策、
施策を
議論するために必要な
シートだというふうに
考えておりますので、今後に向けて、
調査、研究は必要だろうというふうに
考えております。
当局における
施策評価の
変化への
対応というのは、今まで申しましたように、
施策評価に
当局のほうが切りかえていくということで、それに向けて
議会としても検証
方法を事前に
検討していくという必要があるだろうというふうに認識をしております。
対象事業の絞り込みということですが、これは基本的には
施策すべて取り組むことが必要だろうと思いますし、
あと物によっては、事務
事業もピックアップする必要はあるのかなと。
わかりやすくコンパクトな
評価シートというのも、これはあくまでも何のために
評価シートをつくるのかということであって、ある意味においては、地方自治においての行財政改革に、
当局においては行財政改革に結びつける。我々もその検証をするためのツールとしてとらえていくのには、わかりやすい
行政評価シートをつくるということが必要なことだろうというふうに
考えております。
評価方法に関する工夫でありますが、これは
常任委員会がやはり主体となって、1
委員会ずつ開催して、できれば他の
委員も出席をして、
意見質問、これは最終的な
取りまとめは、
委員会が行うというような流れがよいのではないかというふうに
考えております。
エの
行政調査に
参加する
当局の
適任者ということでありますが、これは問題、
課題の共有が図れて、
判断、決断ができて、市長に
意見具申ができる担当者が適任だというふうに
考えております。
一般質問から見出される疑問、
常任委員会での
検討ということでありますが、これは
議会運営委員会か常任
委員長間の
連絡会議が必要かなというふうに
考えております。
あと、
常任委員会間の
連絡会議の
検討でありますが、
当局のほうで今までの枠配分の予算から、来年度からは
施策体系の予算に移行するというふうなことになると、それに
対応して
委員会、所管の
委員会間が、これまたがるようになってくると思いますので、なおさら
議会としての
対応も
検討していかなければならないのかというふうに
考えております。
以上です。
皆さんから御
説明をいただきましたが、
疑問点等を含めて、
意見を含めてですけれども、
皆さんから何かございますか。
◆
委員(
塩田邦平)
1つ大変危惧していることがあるんですが、それぞれの御
意見の中で、
考え方なり、その
考えを導き出す理念なりそれぞれがあるんでしょうけれども、その仕組みを、枠組みをきちっとつくり上げてしまうことによって、
議員が持っておられるそれぞれの
独自性、
考え方、多様な側面がありますので、それらまでも、そこまでする
必要性があるのかどうかということが大変懸念されるところであります。
ですから、
議員の持っている
独自性をきちっと担保するような形で進めていければなというふうに思っています。
○
委員長(
市村喜雄) よく理解できない
部分が、何をどういう、具体的にというか、今話をしているのは、逆に言うと
議員の活動なりそれを制約するような動きだということなんですか。
◆
委員(
塩田邦平) すべてにおいてそうだということではなくて、それぞれの
部分においてそういう嫌いがあるということを
感じるものですから、基本はそれぞれの、わかりやすく言えば、
行政評価であろうが
当局と
議会とが、もちろん対等な立場で物事は進めていくんでしょうから、とは言いながらも
議会が一丸となってということに対する危惧の念があります。それは、どういうことかといいますと、すべてのことにおいて一枚岩になる必要は特にないわけで、それがあったのではおかしくなる。逆に言うと、大政翼賛型にならないように事を進めていかなければならないのかなというふうに思っています。
○
委員長(
市村喜雄) そのほかございませんか。
◆副
委員長(
佐藤暸二) 今回につきましては、
議会内部の問題ということで、
常任委員会の
あり方というのが大命題にあるものですから、今こういう細かい
項目に関してのいろいろな
意見集約がありました。今回こういうふうな問いかけだったものですから、変えたんですけれども、本来はもうちょっと
常任委員会の
あり方というのは、この
意見等を
集約した上で、基本的な
あり方というのも本当は
考えなきゃいけない
部分があるのかなと、今ちょっと
皆さんの
意見を聞いてちょっと
感じましたので、その辺もちょっと
意見、きょういろいろと
集約できればありがたいなというふうに思っております。
○
委員長(
市村喜雄) それでは、暫時休憩いたします。
午前10時45分 休憩
午前11時34分 再開
○
委員長(
市村喜雄) 休憩前に引き続き、
会議を開きます。
皆さんからそのほか何か御
意見等ありませんか。
(「ありません」の声あり)
○
委員長(
市村喜雄) なければ、森副議長からお願いいたします。
◆副議長(森新男) 先ほどからいろいろ白熱した
議論を聞かせてもらったんですが、基本的にはこの
委員会の
委員外議員の
参加とか、あるいは交流とかいろいろ出ていますけれども、基本は、
議員個々の
意見をいかに吸い上げるかというところにあると思います。
ですから、いろいろ懸念されるというような先ほどから声が上がっていますが、私はその心配はないだろうと、こう思っております。
私は、一番この
委員会について、
皆さんに
考えてほしいのは、
委員会はそれぞれ4つの
常任委員会に分かれています。個々の
常任委員会の
判断に任されている
部分があります。
しかし、その
委員会で
判断されたものは、
議会全体で最終的に
判断されるということがあります。そういったことを
考えたときに、例を挙げれば、例えば
前回の
農業基本条例、
委員会で否決されながら本
会議での採決では認められた。これは、それはそれで私は悪いと言わないけれども、じゃ
議会としてその
委員会の決定というものをどういうふうに重く受けとめているんだろうかと。そういうことを
考えると、根本的に今までいろいろ言われている
委員会間のいろいろな
情報の伝達の
方法の不足や
議員の各
委員会とのかかわりの不足とかいろいろ出てきているんだろうと思います。
そういった意味で、私はこの
委員会の
あり方については、制度的に、先ほどから出ているように、
参加してだめだと、こうなってはいないんだから、いい制度があるんだからいいだろうと。問題はその制度が生かされていなかったら、ないに等しいということを申し上げたいと思います。
ですから、これからいろいろやっていく上では、そのいい制度があるなら、そのいい制度をいかに生かしていくか、生かすためにどういうことをやっていくのか、こういったことをひとつ基本に
議論していただければ、もっといい対案が出てくるんじゃないかとこんなふうに思っているので、よろしくお願いしたいと思います。
○
委員長(
市村喜雄) ありがとうございます。
それでは、次回の
委員会について
協議をさせていただきたいと思います。
次回は、1月20日金曜日でよろしいですか。
(「はい」の声あり)
○
委員長(
市村喜雄) それでは、次回第4回は、1月20日金曜日、午前10時からということにさせていただきます。
今回の
協議事項でありますその
委員会審査の
あり方、これをもう一度次回振り返りまして、次の
検討課題であります請願・陳情、これの取り扱い、それと
決算審査の
あり方ということで、
協議シートを改めてまた
皆さんのほうに送らせていただきますので、今までと同様に
シートに記入の上、12日までに返信よろしくお願いいたします。
皆さんのほうから何かなければ、これで
委員会を終了したいと思います。
お疲れさまでした。
午前11時37分 閉会
───────────────────────────────────
須賀川市
議会委員会条例第31条の規定により署名する。
平成23年12月21日
須賀川市
議会 議会制度改革特別委員長 市村喜雄...