北秋田市議会 > 2016-12-13 >
12月13日-04号

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  1. 北秋田市議会 2016-12-13
    12月13日-04号


    取得元: 北秋田市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-03
    平成28年 12月 定例会        平成28年 北秋田市議会12月定例会会議録                          (平成28年12月13日)第4日目  平成28年12月13日、北秋田市議会定例会は、北秋田市議会議事堂に招集された。1、出席議員は、次のとおりである。     1番  松尾秀一         2番  山田博康     3番  三浦倫美         4番  佐藤光子     5番  大森光信         6番  小笠原 寿     7番  佐藤文信         8番  吉田仁吉郎     9番  板垣 淳        10番  黒澤芳彦    11番  中嶋洋子        12番  武田浩人    13番  福岡由巳        14番  佐藤重光    15番  長崎克彦        16番  久留嶋範子    17番  松橋 隆        18番  庄司憲三郎    19番  堀部 壽        20番  関口正則2、欠席議員は、次のとおりである。    なし3、地方自治法第121条の規定により、会議事件説明のため出席した者は、次のとおりである。 市長        津谷永光    副市長       虻川広見 教育長       三澤 仁    総務部長      石川博志 財務部長      河田浩文    健康福祉部長    柴田榮則 市民生活部長    佐藤 浩    産業部長      九嶋 巧 産業部政策監    工藤清隆    建設部長      中嶋健文 教育次長      長崎幸雄    会計管理者     米澤 潤 消防長       中嶋 誠    総務課長      木村元紀 総合政策課長    小笠原吉明   財政課長      佐藤 進 生活課長      小松正彦    福祉課長      齊藤 修 医療健康課長    石崎賢一    商工観光課長    柴田明弘 上下水道課長    柴田孝博    教委総務課長    松橋久司 建設課長      近藤 豊4、職務により議場に出席した事務局職員は、次のとおりである。 事務局長      田村義明    主幹        小坂竜也 副主幹       柳谷重光5、会議事件は、次のとおりである。          平成28年 北秋田市議会12月定例会議事日程                                   (第4)   開議 日程第1 総務文教常任委員長報告 日程第2 議案第111号 公職選挙法施行令の一部を改正する政令の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について 日程第3 議案第112号 北秋田市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について 日程第4 議案第113号 北秋田市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定について 日程第5 議案第114号 北秋田市市税条例の一部を改正する条例の制定について 日程第6 議案第115号 北秋田市地方活力向上地域における固定資産税の不均一課税に関する条例の制定について 日程第7 議案第116号 北秋田市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について 日程第8 議案第120号 北秋田市図書館条例の一部を改正する条例の制定について 日程第9 議案第121号 北秋田市体育施設条例の一部を改正する条例の制定について 日程第10 議案第131号 平成28年度北秋田市綴子財産特別会計補正予算(第1号) 日程第11 議案第132号 平成28年度北秋田市米内沢財産特別会計補正予算(第1号) 日程第12 議案第133号 平成28年度北秋田市前田財産特別会計補正予算(第2号) 日程第13 議案第134号 平成28年度北秋田市阿仁合財産特別会計補正予算(第1号) 日程第14 議案第135号 平成28年度北秋田市大阿仁財産特別会計補正予算(第1号) 日程第15 陳情第44号 「北秋田市小中学校適正規模再編プラン(案)」における阿仁・森吉地区の3小学校統合案再考に関する陳情書について 日程第16 市民福祉常任委員長報告 日程第17 議案第117号 北秋田市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例の制定について 日程第18 議案第123号 平成28年度北秋田市国民健康保険特別会計補正予算(第3号) 日程第19 議案第124号 平成28年度北秋田市国民健康保険合川診療所特別会計補正予算(第3号) 日程第20 議案第125号 平成28年度北秋田市介護保険特別会計補正予算(第3号) 日程第21 議案第129号 平成28年度北秋田市立阿仁診療所特別会計補正予算(第2号) 日程第22 議案第130号 平成28年度北秋田市立米内沢診療所特別会計補正予算(第2号) 日程第23 議案第136号 平成28年度北秋田市病院事業会計補正予算(第1号) 日程第24 陳情第39号 安全・安心の医療・介護の実現と夜勤交替制労働の改善を求める意見書を求める陳情について 日程第25 意見書案第8号 安全・安心の医療・介護の実現と夜勤交替制労働の改善を求める意見書の提出について 日程第26 陳情第40号 地域の実情に応じた医療提供体制の確保を求める意見書を求める陳情書について 日程第27 意見書案第9号 地域の実情に応じた医療提供体制の確保を求める意見書の提出について 日程第28 陳情第41号 「高額療養費」「後期高齢者窓口負担」の見直しにあたり、現行制度の継続を求める国への意見書の提出の陳情について 日程第29 意見書案第10号 さらなる患者負担増で受診抑制がおきないよう、慎重な審議を行うことを求める意見書の提出について 日程第30 陳情第42号 介護保険給付縮小・負担増を中止し、充実を求める国への意見書提出の陳情について 日程第31 意見書案第11号 介護保険給付縮小・負担増を中止し、充実を求める意見書の提出について 日程第32 陳情第43号 若い人も高齢者も安心できる年金制度改善年金積立金の株式運用の見直しを求める国への意見書提出の陳情について 日程第33 産業建設常任委員長報告 日程第34 議案第118号 北秋田市農業委員会の委員の定数に関する条例の制定について 日程第35 議案第119号 北秋田市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について 日程第36 議案第126号 平成28年度北秋田市簡易水道特別会計補正予算(第3号) 日程第37 議案第127号 平成28年度北秋田市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号) 日程第38 議案第128号 平成28年度北秋田市下水道事業特別会計補正予算(第2号) 日程第39 議案第137号 平成28年度北秋田市水道事業会計補正予算(第2号) 日程第40 議案第138号 平成28年度北秋田市下水道事業特別会計への繰入について 日程第41 議案第139号 北秋田市打当温泉マタギの湯の指定管理者の指定について 日程第42 議案第140号 北秋田市ふるさとセンターマタギ資料館)の指定管理者の指定について 日程第43 議案第141号 北秋田市農業者健康管理施設指定管理者の指定について 日程第44 議案第142号 北秋田市農林水産物直売食材供給施設指定管理者の指定について 日程第45 議案第143号 北秋田市畜産経営環境整備施設指定管理者の指定について 日程第46 議案第122号 平成28年度北秋田市一般会計補正予算(第4号) 日程第47 同意第8号 人権擁護委員候補者の推薦について 日程第48 発議案第14号 議会映像配信特別委員会設置に関する決議 日程第49 発議案第15号 総務文教常任委員会所管事務調査について 日程第50 発議案第16号 市民福祉常任委員会所管事務調査について 日程第51 発議案第17号 産業建設常任委員会所管事務調査について 日程第52 発議案第18号 議会運営委員会所管事務調査について   閉会 ○副議長(長崎克彦)  おはようございます。 議長より遅参届の提出がありましたので、私が議事進行させていただきます。 ただいまの出席議員数が定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。          (開議)           (9時59分) ○副議長(長崎克彦)  初めに、議会運営委員長の報告を求めます。 ◆議会運営委員長関口正則) 関口正則君登壇) おはようございます。 去る12月6日及び本日9時から議会運営委員会を開催しましたので、その経過と結果についてご報告申し上げます。 12月6日には、当局から最終日に追加提案する予定の人事案件について、内示を受けております。 本日の議会運営委員会においては、当局から説明員として総務部長総務課長の出席を求め、人権擁護委員候補者の推薦についての人事案件について追加提案の説明を受けたほか、議員発議として、議会映像配信特別委員会設置に関する決議についてを日程に追加することとし、議事日程採決方法などについて確認をいたしました。 協議の結果、議事日程及び議案等の採決方法については、お配りしました議事日程(案)及び別紙、採決方法資料(案)のとおりとさせていただきたいと思います。 以上でございますが、議事運営につきましては、よろしくご協力をお願い申し上げ、議会運営委員長の報告とさせていただきます。 ○副議長(長崎克彦)  これより日程順に沿って、各常任委員長報告を行います。 付託事件については、各常任委員会の審査の経過と結果の報告を求めるものでありますが、「議案第122号、平成28年度北秋田市一般会計補正予算(第4号)」については、各委員長からの所管分の報告と委員長に対する質疑までを行い、採決は議事日程第46で行いますので、あらかじめ申し上げておきます。 ○副議長(長崎克彦)  初めに、日程第1「総務文教常任委員長報告」を求めます。 総務文教常任委員長。 ◆総務文教常任委員長佐藤重光) 佐藤重光君登壇) おはようございます。 総務文教常任委員会に付託されました事件について、その審査の経過と結果についてご報告申し上げます。 本委員会に付託された事件は、条例案8件、予算案6件、陳情1件の計15件であります。 これらの事件について、去る12月7日に審査した結果、次のとおり決定したので、会議規則第110条の規定により報告いたします。 初めに、条例案について報告いたします。 「議案第111号、公職選挙法施行令の一部を改正する政令の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について」は、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「議案第112号、北秋田市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について」は、審査に当たり委員から、当市の非常勤特別職の報酬が県内の他市と比較し、極端に低いことからも、当然見直しは必要なことだと思うが、合併後10年以上経過して今回の見直しだが、なぜ今までなされなかったかとの質問がありました。 当局からは、非常勤の特別職の報酬については、議員報酬を含め、合併依頼据え置きの状態にあり、議員報酬については、何度か改正のため議案の上程をさせていただいたが、否決されて改正は行われなかった。 先般、議員報酬の改定をさせていただき、据え置かれていた非常勤特別職の報酬についても、県内の他市と足並みをそろえた形にすることが必要だとの判断から、今回の提案に至ったとの答弁がありました。 また、委員からは今後について、例えば4年、5年ごとに見直しを図っていくなどの基準が必要ではないかとの質疑があり、当局からは一定程度、4年もしくは5年、あとは経済情勢に従い、職員給がどのように動くのかは、なかなか先を見通せないが、そういったスパンで見直しを行っていきたい。また、金額が変更するとしないにかかわらず、調査を続けていく体制をとっていきたいとの答弁がありました。 以上のような審査を踏まえ、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に「議案第113号、北秋田市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定について」、「議案第114号、北秋田市市税条例等の一部を改正する条例の制定について」、「議案第115号、北秋田市地方活力向上地域における固定資産税の不均一課税に関する条例の制定について」、「議案第116号、北秋田市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について」、「議案第120号、北秋田市図書館条例の一部を改正する条例の制定について」、「議案第121号、北秋田市体育施設条例の一部を改正する条例の制定について」、以上6件については、全て全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、予算案について報告いたします。 「議案第122号、平成28年度北秋田市一般会計補正予算(第4号)≪所管分≫」については、委員から教育委員会生涯学習課所管のふれあいプラザ費について、コムコムの「ねまーる広場」での子供の一時預かりのための非常勤職員報酬ということだが、何人を登録し、最高で何人の子供を預かるのか、また、現在ボランティアで来ていただいている、「ねまーるさん」たちとの関係はどうなるのかとの質疑がありました。 当局からは、雇用については5人を募集し、常時2人を配置する形でローテーションを組み、日がわりでの雇用を考えている。預かる子供は最高で6人とし、少ないと思われるかもしれませんが、自由来館の方もいるため、目安として6人としている。 雇用する非常勤職員ボランティアの方の活動については、雇用される非常勤職員がメーンとなり、そのほか行き届かないところや、「ねまーるさん」は子育てのベテランの方々が多くいるので、来館者の相談などについても補っていただければと考えているとの答弁がありました。 また、委員からは、コムコムを利用している人に限定し、3時間以内は無料ということですが、本来、市街地活性化のために建てた建物であり、市街地で買い物をする人も対象とならないかとの質疑があり、当局からは、すぐ近くに「わんぱぁく」という、まさに買い物などに来た方々の子供を有料で預かる施設がある。そうしたほうにも対象にすると、どうしても無料である「ねまーる広場」に利用者が集中し、対応できなくなる心配があるため、コムコムの利用者として限定した。 実際に動いてみて、実態を踏まえ、「わんぱぁく」を所管している健康福祉部とも連携しながら、より多くの子供たちの支援に取り組んで行きたいと考えている。 以上のような審査を踏まえ、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「議案第131号、平成28年度北秋田市綴子財産特別会計補正予算(第1号)」、「議案第132号、平成28年度北秋田市米内沢財産特別会計補正予算(第1号)」、「議案第133号、平成28年度北秋田市前田財産特別会計補正予算(第2号)」、「議案第134号、平成28年度北秋田市阿仁合財産特別会計補正予算(第1号)」、「議案第135号、平成28年度北秋田市大阿仁財産特別会計補正予算(第1号)」、以上5件については、全て全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 最後に、陳情について報告いたします。 「陳情第44号、「北秋田市小中学校適正規模再編プラン(案)」における阿仁・森吉地区の3小学校統合案再考に関する陳情書について」は、審査に当たり付託された要件について、3項目の陳情の要旨がありました。 その1項目は、1として、阿仁合地区に前田小、阿仁合小、大阿仁小の統合校を設置する。2項目、数年間の時間的猶予を設け、保護者、地域住民が納得するまで話し合いの場を設ける。3、小学校のスポーツ少年団活動における少人数団の対策の実施と、このように3項目がありました。 審査に当たり、付託された陳情について、委員からはこの陳情の3項目のうち、1点目の阿仁合地区前田小学校阿仁合小学校、大阿仁小学校の統合校を設置していただきたいということについて、対象となる阿仁地区のほか、大阿仁地区前田地区の方々の思いや意見、つまり地域感情などが出てくる可能性があり、この1項目については、そう簡単に決められる内容ではないと、この委員会では、非常にこの点では苦慮した点であります。 2点目、3点目については、十分にこの概要趣旨については理解できるというふうな意見がありました。 採決に当たり、委員からは趣旨採択はどうかというふうな意見もありましたけれども、やはりこの1点目を考えると、趣旨採択はできないというふうなことになりました。 そして、継続審査ということも出ましたけれども、この全体の統合の件からいうと、今回の議会でも反対が多ければ撤回する、撤回というか凍結するというふうな答えも出ましたので、継続審査はできないと、する必要がないということになりました。 でも、委員会としては、どうしてもこれを採択したいというふうな思いがありまして、そこで委員からは、じゃ、1項目を除いた2、3の項目に絞って一部採択をしようというふうな意見にまとまりまして、そして、一部採択の2と3を採択をするということに決したところであります。 以上が総務文教委員会に付託された事件についての報告であります。よろしくお願いいたします。 ○副議長(長崎克彦)  これより総務文教常任委員長報告に対する質疑を行います。 なお、質疑する場合は、議案番号を特定してお願いいたします。 質疑ございませんか。     (「なし」の声) ○副議長(長崎克彦)  質疑なしと認めます。 常任委員長、ご苦労さまでした。 質疑なしと認め、これをもって質疑を終結いたします。 以上で総務文教常任委員長の報告を終わります。 これより付託されました事件について採決を行います。 ○副議長(長崎克彦)  最初に、日程第2「議案第111号、公職選挙法施行令の一部を改正する政令の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について」、日程第3「議案第112号、北秋田市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について」、日程第4「議案第113号、北秋田市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定について」、日程第5「議案第114号、北秋田市市税条例等の一部を改正する条例の制定について」、日程第6「議案第115号、北秋田市地方活力向上地域における固定資産税の不均一課税に関する条例の制定について」、日程第7「議案第116号、北秋田市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について」、日程第8「議案第120号、北秋田市図書館条例の一部を改正する条例の制定について」、日程第9「議案第121号、北秋田市体育施設条例の一部を改正する条例の制定について」、日程第10「議案第131号、平成28年度北秋田市綴子財産特別会計補正予算(第1号)」、日程第11「議案第132号、平成28年度北秋田市米内沢財産特別会計補正予算(第1号)」、日程第12「議案第133号、平成28年度北秋田市前田財産特別会計補正予算(第2号)」、日程第13「議案第134号、平成28年度北秋田市阿仁合財産特別会計補正予算(第1号)」、日程第14「議案第135号、平成28年度北秋田市大阿仁財産特別会計補正予算(第1号)」の13件を一括採決いたします。 委員長の報告はいずれも全会一致による原案可決であります。 委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」の声) ○副議長(長崎克彦)  異議なしと認めます。 よって、議案第111号から議案第116号、議案第120号、議案第121号、議案第131号から議案第135号の13件は、いずれも原案のとおり可決することに決定いたしました。 ○副議長(長崎克彦)  次に、日程第15「陳情第44号、「北秋田市小中学校適正規模再編プラン(案)」における阿仁・森吉地区の3小学校統合案再考に関する陳情書について」を採決いたします。 委員長の報告は、全会一致による一部採択であります。 陳情第44号のうち、1、阿仁合地区に前田小、阿仁合小、大阿仁小の統合校を設置していただきたいについては不採択、2、今後数年間の時間的猶予をいただき、保護者、地域住民が納得するまで話し合いの場を設けてほしいについては採択、3、小学校のスポーツ少年団活動における少人数団への対策をしていただきたいについては採択であります。 委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「なし」の声) ○副議長(長崎克彦)  ご異議なしと認めます。 よって、陳情第44号は一部採択と決定いたしました。 ○副議長(長崎克彦)  次に、日程第16「市民福祉常任委員長の報告」を求めます。 市民福祉常任委員長、登壇。 ◆市民福祉常任委員長(小笠原寿) 小笠原 寿君登壇) おはようございます。 市民福祉常任委員会に付託されました事件について、その審査の経過と結果についてご報告申し上げます。 本委員会に付託されました事件は、条例案1件、予算案7件、陳情5件の計13件であります。これらの事件について、去る12月7日に審査した結果、次のとおり決定いたしましたので、会議規則第110条の規定によりご報告申し上げます。 初めに、条例案について報告いたします。 「議案第117号、北秋田市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例の制定について」につきましては、大綱質疑でもありましたが、委員会におきましても、附則の記載事項などについて質疑がありました。 委員から、条例を制定、改正、廃止する場合は期日を定めなければならないとなっているが、附則の中にも期日が定まっていない。議会への議案提案とする以上、きちんと附則にうたい、提案することが当局の姿勢ではないか。また、遵守事項などの記載もなく、今後の委託契約の際に、細部について定めていきたいとの答弁があったが、今回の条例に合わせて提案するべきではないかなどとの質疑がありました。 当局からは、総務課、法規担当と協議の上での提案ですが、今後の契約の際に、現行の内容から変更となる可能性があり、選定委員会などを経て、検討及び精査した上で決定したいと考えておりますので、ずれが生じております。長期包括ということになりますが、柔軟な運用を図るために、細部については契約等で定めるように進めていきたいと考えておりますとの答弁がありました。 委員会としましては、今後の条例案の提案に際して、提案時期や条文等の内容に疑義を抱く提案とならないよう当局に検討を求める意見が多数ありましたことをご報告申し上げます。 以上のような審査を踏まえ、全会一致で原案のとおり可決することに決しました。 次に、予算案について報告いたします。 「議案第122号、平成28年度北秋田市一般会計補正予算(第4号)≪所管分≫」の主な内容につきましては、市民生活部関係では、北秋田市クリーンリサイクルセンター長期包括的運転管理業務委託債務負担行為補正に関して、委員から、上限額の63億円は、単年度は単純に20年での平均値と想定してもよいのか、また、入札によっては減額になることを期待するが、予定される単年度の金額と現行の決算ベースでの運営費を比較するとどうかなどとの質疑がありました。 当局からは、平均では3億円程度の金額になりますが、20年の中で長期包括、直営にかかわらず、大規模改修や償却に応じた設備の更新などがありますので、その年度により多少の金額の違いや、建設事業の経費を除いた新たな部分が生じるものと思いますが、この上限額は設計額という考え方でご理解いただきたく、少しでも減額となるように努めていきたいと考えていますとの答弁がありました。 また、委員から、債務負担行為を平成29年度当初予算にも同様に2度も行うのはどうしてかとの質疑がありました。 当局からは、今回の債務負担行為については、入札を実施するための予算措置であり、今年度は予算執行されることのない債務負担行為であることから、年度末で一旦失効となります。新年度予算で改めて、債務負担行為をする必要があるとの財政当局との協議によるものになりますとの答弁がありました。 次に、健康福祉部関係では、大綱質疑でもありました児童措置費における過年度分返還金に関して、委員から、担当職員の補助事業の要綱に対する認識不足が要因でもあるが、職員間の情報共有やチェック体制が機能していないのではないかとの質疑がありました。 当局からは、理由は大綱質疑で申し上げたとおりですが、合川保育園に併設の「あいあい」については、運用に対する要綱解釈の誤りとなり、「わんぱぁく」については、完全なる事務的な計上ミスとなります。今後は、係内の担当がえや、事業に対して2名を主従担当などにして、複数の職員が要綱にも精通しながらチェック体制をとり、再発防止に努めていきたいと思いますなどの答弁がありました。 また、委員から、利用者がいない時間帯に手があいた場合、同僚職員が忙しければ手伝うことは自然な流れと思う。これこそ縦割り行政、補助金の弊害と考える。会計検査院の指摘は当然ではあるが、むしろがんじがらめの補助金に対して、少し規制緩和をするという方向に向けて、国が動いてもらうような働きかけを市のほうからしたほうがよいのではないかとの意見もありました。 なお、現在の「あいあい」につきましては、補助事業は使っておらず、利用者からの相談業務などは従来どおり受け付けておりますが、月に1組程度の利用状況でありまして、合川保育園の教室担当を持たないフリーの保育士で対応しているとのことであります。 以上のような審査を踏まえ、全会一致で原案のとおり可決することに決しました。 次に、「議案第123号、平成28年度北秋田市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)」、「議案第124号、平成28年度北秋田市国民健康保険合川診療所特別会計補正予算(第3号)」、「議案第125号、平成28年度北秋田市介護保険特別会計補正予算(第3号)」、「議案第129号、平成28年度北秋田市立阿仁診療所特別会計補正予算(第2号)」、「議案第130号、平成28年度北秋田市立米内沢診療所特別会計補正予算(第2号)」、「議案第136号、平成28年度北秋田市病院事業会計補正予算(第1号)」、以上6件につきましては、審査の結果、いずれも全会一致で原案のとおり可決することに決しました。 最後に、陳情についてご報告申し上げます。 「陳情第39号、安全・安心の医療・介護の実現と夜勤交替制の改善を求める意見書を求める陳情について」、「陳情第40号、地域の実情に応じた医療提供体制の確保を求める意見書を求める陳情書について」、「陳情第41号、「高額療養費」「後期高齢者窓口負担」の見直しにあたり、現行制度の継続を求める国への意見書の提出の陳情について」、「陳情第42号、介護保険給付縮小・負担増を中止し、充実を求める国への意見書提出の陳情について」、以上4件につきましては、審査の結果、いずれも全会一致で採択とすることとし、意見書を提出することに決しました。 「陳情第43号、若い人も高齢者も安心できる年金制度改善年金積立金の株式運用の見直しを求める国への意見書提出の陳情について」につきましては、委員から、考え方により賛否両論あると思うが、国会でも会期延長などで審議が不十分である。国の方向が定まってからそれに沿って議論すべきと考えるため、継続審査とすることを提案したいとの意見がありました。 また、委員から、国会で審議の最中だからこそ地方から意見を挙げ、それも反映した形で国会で決めるべきと思うので、今回挙げるべきであるとの意見がありました。 以上のような審査を踏まえ、採決の結果、賛成多数で継続審査とすることに決しました。 以上が、市民福祉常任委員会に付託されました事件についての報告であります。よろしくお願い申し上げます。 ○副議長(長崎克彦)  これより市民福祉常任委員長報告に対する質疑を行います。 なお、質疑される場合は、議案番号を特定してお願いいたします。 質疑ございませんか。     (「なし」の声) ○副議長(長崎克彦)  質疑なしと認め、これをもって質疑を終結いたします。 以上で市民福祉常任委員長報告を終わります。 ご苦労さまでした。 これより付託されました議案について採決を行います。 ○副議長(長崎克彦)  最初に、日程第17「議案第117号、北秋田市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例の制定について」、日程第18「議案第123号、平成28年度北秋田市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)」、日程第19「議案第124号、平成28年度北秋田市国民健康保険合川診療所特別会計補正予算(第3号)」、日程第20「議案第125号、平成28年度北秋田市介護保険特別会計補正予算(第3号)」、日程第21「議案第129号、平成28年度北秋田市立阿仁診療所特別会計補正予算(第2号)」、日程第22「議案第130号、平成28年度北秋田市立米内沢診療所特別会計補正予算(第2号)」、日程第23「議案第136号、平成28年度北秋田市病院事業会計補正予算(第1号)」の7件を一括採決いたします。 委員長の報告は、いずれも全会一致による原案可決であります。 委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」の声) ○副議長(長崎克彦)  ご異議なしと認めます。 よって、議案第117号、議案第123号、議案第124号、議案第125号、議案第129号、議案第130号、議案第136号の7件は、いずれも原案のとおり可決することに決定いたしました。 ○副議長(長崎克彦)  次に、日程第24「陳情第39号、安全・安心の医療・介護の実現と夜勤交替制労働の改善を求める意見書を求める陳情について」、日程第25「意見書案第8号、安全・安心の医療・介護の実現と夜勤交替制労働の改善を求める意見書の提出について」、日程第26「陳情第40号、地域の実情に応じた医療提供体制の確保を求める意見書を求める陳情書について」、日程第27「意見書案第9号、地域の実情に応じた医療提供体制の確保を求める意見書の提出について」、日程第28「陳情第41号、「高額療養費」「後期高齢者窓口負担」の見直しにあたり、現行制度の継続を求める国への意見書の提出の陳情について」、日程第29「意見書案第10号、さらなる患者負担増で受診抑制がおきないよう、慎重な審議を行うことを求める意見書の提出について」、日程第30「陳情第42号、介護保険給付縮小・負担増を中止し、充実を求める国への意見書提出の陳情について」、日程第31「意見書案第11号、介護保険給付縮小・負担増を中止し、充実を求める意見書の提出について」の8件を一括して採決いたします。 委員長の報告は、いずれも全会一致による陳情は採択、意見書案は意見書の提出であります。 委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」の声)
    ○副議長(長崎克彦)  ご異議なしと認めます。 よって、陳情第39号、陳情第40号、陳情第41号、陳情第42号の4件は採択に、意見書案第8号、意見書案第9号、意見書案第10号、意見書案第11号の4件は、意見書を提出することに決定いたしました。 ○副議長(長崎克彦)  次に、日程第32「陳情第43号、若い人も高齢者も安心できる年金制度改善年金積立金の株式運用の見直しを求める国への意見書提出の陳情について」を採決いたします。 委員長の報告は、賛成多数による継続審査の申し出であります。 これより本件の継続審査に対する討論を行います。 それでは、最初に継続審査に反対の討論から行います。 討論ございませんか。 9番 板垣 淳議員。 ◆9番(板垣淳) 板垣 淳君登壇) 陳情第43号は、継続審査でなく採択することを求めて、原案に賛成の討論をします。 この陳情内容が今、国会で審議され、あすの採決か、年明けに持ち越しするか、与野党で攻防が続いています。結末がどうなるか現時点ではわかりませんが、いずれにせよ、我が市議会の3月定例会前には結論が出ることになりますので、今定例会で意見書を出すことが大事だと思います。3月定例会後に出したのでは、無意味とは言いませんが、色あせてしまいます。 法案については、どの世論調査でも半数以上の国民が反対しています。北秋田市民も同じだと思います。 よって、継続審査ではなく、採択するようお願いし、討論といたします。 ○副議長(長崎克彦)  次に、継続審査に賛成の討論を行います。 討論ございますか。     (「なし」の声) ○副議長(長崎克彦)  討論なしと認め、これをもって討論を終結いたします。 これより採決を行います。 この採決は起立をもって行います。 委員長の報告は、賛成多数による継続審査の申し出であります。 委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。     (起立多数) ○副議長(長崎克彦)  ご着席ください。 起立多数であります。 よって、陳情第43号は継続審査と決定いたしました。 ○副議長(長崎克彦)  次に、日程第33「産業建設常任委員長報告」を求めます。 産業建設常任委員長、登壇。 ◆産業建設常任委員長庄司憲三郎) 庄司憲三郎君登壇) 産業建設常任委員会に付託されました事件について、その審査の経過と結果についてご報告申し上げます。 本委員会に付託されました事件は、条例案2件、予算案5件、単行議案6件の計13件であります。これらの事件について、去る12月7日に審査した結果、次のとおり決定いたしましたので、会議規則第110条の規定によりご報告いたします。 初めに、条例案について報告いたします。 「議案第118号、北秋田市農業委員会の委員の定数に関する条例の制定について」は、委員から、北秋田市は、遊休農地率が現在0.18%ということだが、基準の1%を超えた場合の農業委員の数と最適化推進委員の数についての質疑があり、当局から、もし遊休農地率が1%を超えた場合は、農業委員の定数は19人、農地利用適正化推進委員は農地面積の100ヘクタールに1人というのが上限となり63人まで任命が可能となるとの答弁がありました。 以上のような審査を踏まえ、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「議案第119号、北秋田市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について」は、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、予算案について報告いたします。 「議案第122号、平成28年度北秋田市一般会計補正予算(第4号)《所管分》」について、建設課関係では、道路維持費の工事請負費に関して、委員から、工事請負費3,800万円ということだが工事別の割合はとの質疑がありました。当局からは、排水維持工事に900万円、舗装維持工事に1,700万円、道路維持工事に1,200万円を予定しているとの答弁がありました。 商工観光課関係では、大綱質疑においてもありました観光費、観光施設費に関して、委員から、北秋田市おもてなし宿泊支援事業補助金について、どのように誘客するのかなどの質疑がありました。当局からは、北秋田市おもてなし宿泊支援事業補助金について、観光誘客を図るため宿泊事業主が企画する宿泊プラン、「おもてなしプラン」を作成してもらい、申請があった各宿泊施設のプランについて、課内審査を行い、審査を通ったものについて1人当たり1泊2,000円を補助するもの。事業は1月1日から3月20日までを予定しており、中間で一度状況を把握し、3月20日までの予約状況を見ながら予算額1,000万円を使い切れるよう調整していきたいとの答弁がありました。また、委員からは、各施設へは、丁寧な説明をして誘客に結びつけてほしいなどの意見もありました。 債務負担行為補正に関しては、委員から、総務省から出されている第三セクター等の経営健全化の指針では、地方公共団体が第三セクター等の債務について損失補償を行うべきではないとある。また、地方公共団体が第三セクター等に対して行う長期貸し付けについては、一般的に損失補償や短期貸し付けと比べると地方公共団体の財政的リスクは低いものと考えられるとあるが、利息返済も考えれば、銀行からではなく市独自で15年間貸し付けできないのかとの質疑がありました。当局からは、短期貸し付けについては、総務省から貸すべきではないと指摘を受けており、長期については、市独自での貸し付けはできないと考えているとの答弁がありました。 以上のような審査を踏まえ、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「議案第126号、平成28年度北秋田市簡易水道特別会計補正予算(第3号)」、「議案第127号、平成28年度北秋田市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)」、「議案第128号、平成28年度北秋田市下水道事業特別会計補正予算(第2号)」、「議案第137号、平成28年度北秋田市水道事業会計補正予算(第2号)」の以上4件は、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、単行議案について報告いたします。 「議案第138号、平成28年度北秋田市下水道事業特別会計補正予算への繰入について」は、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「議案第139号、北秋田市打当温泉マタギの湯の指定管理者の指定について」は、冒頭に当局から、大綱質疑においてもありました指定管理申請書の収支計画書が5年間同様の内容であるということについて、10月18日選定委員会による審査会が開催され、プレゼンの中でマタギの里観光開発株式会社より収支計画について経営改善中であり、今後も努力していかなければならない。支出も平成28年度実績をもとに経費削減した最低限のところで計上しており、収入においても平成28年度実績見込みにより売り上げを上げた試算で粗利益を50.3%として計上。社会情勢は厳しい状況であり人口減少が進む中、地元利用率が落ち込んでいるため、5年間、今の収入を保つため、今後は県外客、インバウンド、近隣郊外に営業展開をしていく必要があり、営業成果が本格的にあらわれるには、ある程度の期間を要するものと理解しているが、このような営業展開で収入の向上を図りたいと考え、5年間同じ収支で計上させていただいたとの報告がありました。 委員からは、指定管理期間について、指定期間5年を2年、3年にできなかったのか、また、内部体制についてや今後の経営戦略についてなどの多くの質疑がありました。当局からは、現在、経営改善計画中で、1年では実績が伴う営業活動ができず、5年間とすることで、成果が見込める営業活動ができ、また全従業員のモチベーションが上がり、再生に向けた取り組みが可能である。しかし、一年一年の営業状態を見きわめながら5年という指定管理期間だが、経営状況によっては市が判断することになると思うとの答弁がありました。 内部体制については、月次の営業会議も、人員が不足している状況でローテーションしながら開催しており、また、今回、他施設の接遇やおもてなしを見せたいということで研修に行くなど、社長も従業員と意識共有できるよう取り組んでいる。 また、今後の経営戦略については、インバウンドについて、社長が台湾へ商談に行くなど、海外からの宿泊者もかなりふえていること(台湾からは昨年より82人程度ふえている)、マタギの勉強や語りを聞きにくる大学生が増えているなど引き続き営業展開を行っていきたい。また、イベントで好評だったウサギ汁や地元食材を使用した料理などマタギらしさを出し、にごり酒もはかり売りのほかに、瓶詰め販売を追加するなど販路拡大につなげていきたいとの答弁がありました。 以上のような審査を踏まえ、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「議案第140号、北秋田市ふるさとセンターマタギ資料館)の指定管理者の指定について」、「議案第141号、北秋田市農業者健康管理施設指定管理者の指定について」、「議案第142号、北秋田市農林水産物直売食材供給施設指定管理者の指定について」の3件は、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 なお、委員会では、議案第139号から議案第142号に附帯意見として、マタギの里観光開発株式会社については、昨年9月議会において、経営改善計画に努めるよう附帯意見をつけ、会社はその改善を図っている途中である。しかしながら、債務負担行為の補正もあり経営収支のさらなる改善と行政の緻密な指導を求めると文書で付しております。 次に、「議案第143号、北秋田市畜産経営環境整備施設指定管理者の指定について」は、委員からは、指定管理期間について、有機センター解散ということで、累積の負債はどのくらいになるのかとの質疑がありました。当局からは、12月末をもって解散ということで、清算に入ることになると思うが、単年度ベースでは黒字計上ですが、累積の赤字は、平成28年度総会ベースで1,113万5,516円となっているとの答弁がありました。 以上のような審査を踏まえ、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上が産業建設常任委員会に付託されました13事件についての報告であります。よろしくお願い申し上げます。 ○副議長(長崎克彦)  これより産業建設常任委員長報告に対する質疑を行います。 なお、質疑される場合は、議案番号を特定してお願いいたします。 質疑ございませんか。 7番 佐藤文信議員。 ◆7番(佐藤文信)  どうもご苦労さまでした。 今、報告をいただいた中で、「議案第122号、平成28年度北秋田市一般会計補正予算(第4号)《所管分》」にかかわる部分でお尋ねをしたいと思います。 まず、1点目は、私は冒頭の本会議の席上でもお話をさせていただいた経緯がありますが、いわゆる債務負担行為に関しての損失補償の期間等についての整合性といいますか、妥当性といいますか、そういったものについての審査は行われたのかどうか、先ほど委員長の報告にはなかったと思いますので、審査されてあるかどうかの内容についてお尋ねいたします。 あともう一点は、委員長の報告の中にありました同じ債務負担行為の中での損失補償についての審査内容については報告をいただきました。最終的な回答の中に、当局の答弁として、総務省から貸し付けすべきでないというふうな指摘を受けたというふうな報告もされました。ここで、総務省からの指摘を受けたということに関して、例えばいつなのか、あるいはまだ具体的にどういうふうな指摘を受けたのかということについて、委員会で審査されたのかどうか、その2点について委員長のほうから説明をお願いいたします。 ○副議長(長崎克彦)  産業建設常任委員長、答弁。 ◆産業建設常任委員長庄司憲三郎) 庄司憲三郎君登壇) お答えします。 1点目の債務負担、いわゆる損失補償に関することについての質疑は、具体的質疑はございませんでした。 それと、2点目の総務省からの指摘は、私、先ほど報告しましたが、その報告のとおりで、具体的に、例えばいつ総務省から指摘を受けただとか、そういうふうな具体的にいわゆる質疑については全くありませんでした。 ○副議長(長崎克彦)  7番議員、よろしいですか。 ◆7番(佐藤文信)  はい。 ○副議長(長崎克彦)  次、2番 山田博康議員。 ◆2番(山田博康)  議案番号139号に関連でお尋ねさせていただきますけれども、今、委員長報告ですと、本議案については、附帯決議をつけて全会一致の賛成ということでございますけれども、平成27年9月議会においても、その指定管理については附帯意見をつけて賛成されているということでございますけれども、その審議の中で、まず今回の議案を審議するに当たって、委員会として、このマタギの里観光開発株式会社の経営状況等について、当然そういう附帯意見をつけていることでございますので、議員の中から何らかの意見とかが出たものかどうかについての質疑を求めたいと思います。 ○副議長(長崎克彦)  産業建設常任委員長、答弁。 ◆産業建設常任委員長庄司憲三郎) 庄司憲三郎君登壇) お答えします。 去年も附帯意見つけておるわけですが、今回、今、経営改善に向かって頑張っていると。しかし、なかなか具体的な結果も出ていないし、委員会では、再度という形になりますが、やはり附帯意見をつけてはどうかというようなことで、先ほど申し上げました形で附帯意見をつけ、そしていわゆるさらに改善のため行政と緻密な連携をとりながら市に対しても指導を求めると、そういうふうな形になったところでございます。 ○副議長(長崎克彦)  2番議員、よろしいですか。 ◆2番(山田博康)  はい、わかりました。 ○副議長(長崎克彦)  13番 福岡由巳議員。 ◆13番(福岡由巳)  ただいま委員長から、10月18日の審査会ということで報告された、私の聞き間違いでしょうか。18日でいいですか。 ○副議長(長崎克彦)  議案番号は。 ◆13番(福岡由巳)  議案第139号から第142号に関連して、特に第139号についてお尋ねします。 今、私の聞き間違いかどうか、あれですけれども、私の質問をするのは、今回、10月28日付でコンサルタントのほうから、いわゆる報告書が届いているわけですけれども、これについての審査について、今お話しされなかったように感じましたけれども、どのように審査されたのか教えていただきたいと思います。 ○副議長(長崎克彦)  産業建設常任委員長、答弁お願いします。 ◆産業建設常任委員長庄司憲三郎) 庄司憲三郎君登壇) お答えします。 10月18日というと、いわゆる10月18日に審査会を開催したというさっきの報告であります。 それと、もう一点、コンサルのことについては、委員会では特に質疑はありませんでした。 ○副議長(長崎克彦)  次、質問ありますか。     (「なし」の声) ○副議長(長崎克彦)  質疑は以上をもって打ち切りにします。 質疑なしと認めます。 これで質疑を終結いたします。 産業建設常任委員長、ご苦労さまでした。 以上で産業建設常任委員長報告を終わり、これより付託されました議案について採決を行います。 ○副議長(長崎克彦)  最初に、日程第34「議案第118号、北秋田市農業委員会の委員の定数に関する条例の制定について」、日程第35「議案第119号、北秋田市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について」、日程第36「議案第126号、平成28年度北秋田市簡易水道特別会計補正予算(第3号)」、日程第37「議案第127号、平成28年度北秋田市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)」、日程第38「議案第128号、平成28年度北秋田市下水道事業特別会計補正予算(第2号)」、日程第39「議案第137号、平成28年度北秋田市水道事業会計補正予算(第2号)」、日程第40「議案第138号、平成28年度北秋田市下水道事業特別会計への繰入について」の7件を一括して採決いたします。 委員長の報告は、いずれも全会一致による原案可決であります。 委員長の報告のとおり決するにご異議ありませんか。     (「異議なし」の声) ○副議長(長崎克彦)  ご異議なしと認めます。 よって、議案第118号、議案第119号、議案第126号、議案第127号、議案第128号、議案第137号、議案第138号の7件はいずれも原案のとおり可決することに決定いたしました。 ○副議長(長崎克彦)  次に、日程第41「議案第139号、北秋田市打当温泉マタギの湯の指定管理者の指定について」を採決いたします。 委員長の報告は全会一致による原案可決であります。 これより本件に対する討論を行います。 原案に反対の討論から行います。 討論ございませんか。 13番 福岡由巳議員。 ◆13番(福岡由巳) 福岡由巳君登壇) 「議案第139号、北秋田市打当温泉マタギの湯の指定管理者の指定について」反対討論をさせていただきます。 反対の第一の理由は、伸び代があるという説明の根拠が不明であることであります。当局が今回、打当温泉マタギの湯の指定管理者として公募せず、非公募でマタギの里観光開発株式会社、以下マタギの里と言わせていただきます、を指定しようとしている最大の理由は、平成28年度の決算見込みとして黒字が見込まれる、いわゆる伸び代があると予想して、最後のチャンスを再び与えようとするものであります。果たしてそうでしょうか。当局から提供された資料においても、確実に黒字になる根拠は示されていません。伸び代があることを説明しようとするならば、さらに詳しいどぶろく特区などの細部にわたる財政計画や各種借り入れの償還計画などの資料提供が必要であったと考えます。平成28年度決算は、仮に黒字になり伸び代があったとしても、平成29年度末決算からは北秋田市への返済6,000万円が加わり、さらに利子も加わるなどから、非常に厳しい収支になると危惧するわけであります。したがいまして、これまでの説明からは、この伸び代があるというのを理解するには、非常に困難であるということを言わざるを得ない。私から申し上げますと、今回のこの伸び代があるという点については、非常に危惧するわけであります。 反対の第2の理由は、マタギの里の収支は、累積債務がふえる可能性があることであります。平成27年度末の貸借対照表によりますと、前年度よりさらに1,500万円の赤字がふえて、累積債務は約1億9,300万円となりました。平成28年度末は10月28日付のコンサルタントの報告書により分析せざるを得ませんが、この収支見込みからは、単純キャッシュフロー630万円から会計閉鎖時にはどのようになるかは不明であります。金融機関借り入れ返済額約720万円、これで630万円からマイナスになっていくわけであります。そして、米印に書いてあります除雪事業費の額から検討すれば、黒字になる可能性、期待が出てくるわけでありますけれども、額はそれほど大きいものではございません。しかし、この平成28年度の収支で最大のプラス要因は、クウィンス森吉の補償金700万円の収入でありました。したがって、黒字になったとしても、企業努力と言えるものではないと考えるわけであります。また、今回提案されています北秋田市からの借入金の損失補償を債務負担行為補正するのを加えて、平成29年度以降の収支で黒字を見込むことはより厳しくなるものと考え、一層の企業努力が必要であると考えるわけであります。以上の点から、5年間の収支見込みを現在の資料だけで検証していきますと、より累積債務が増加するものと危惧するわけであります。 反対の第3の理由は、借入金損失補償の問題であります。ただいま若干振りましたが、今回の債務負担行為補正では、マタギの里借入金損失補償元本6,000万円……     (「議案間違っている、議案が違う」の声) ◆13番(福岡由巳)  今、反対の理由を述べていますので。     (「取引しないで、議長の許可で」の声) ◆13番(福岡由巳)  利率2.0%以内で行うとされています。これは、まずそもそも法的に許されていないのを北秋田市から一民間企業への6,000万円貸し付けから始まった問題でありますが、それを一応解決するような形になっているものの、今後さらに、マタギの里の負債を多く抱え込ませることになり、かつ5年で解決すべきことを15年に引き延ばし、5年後の指定管理者はまたもや非公募でマタギの里にせざるを得ない仕組みになり、累積債務がさらに増大するという、マタギの里だけではなく、当局の責任にもかかわってくる大変な問題だと指摘せざるを得ません。昨年9月議会での6,000万円の貸し付けから始まった問題は、さらに拡大していくものと危惧されるわけであります。 反対の第4の理由は、経営改善計画書と今回、指定管理者の指定の中に書かれています業務計画書にかかわる問題であります。経営改善計画書は、現在でも、その後改定されていませんし、業務計画書はほとんど前年度踏襲になっているわけであります。平成28年度当初予算には、マタギの里経営計画策定支援補助金として前年度の85万円ほどから、今回もまた32万4,000円が計上されましたが、具体的にどこに支出されて経営計画が改善されているか不明であります。したがいまして、10月28日付コンサルタントによる報告書は、単なる経営改善のどのくらいなされているかの評価だけになっているわけであります。経営改善計画の実施されていない課題を整理しているに過ぎません。したがいまして、検討中とか、見直しが必要とか、そういう言葉が多くなっているわけであります。したがいまして、さらに詳しい具体策が必要でありますが、それが示されず、民間のノウハウを用いていないマタギの里、そしてコンサルタントによる経営改善計画書もさらに肉づけが必要ということと、指定管理申請書の中の業務計画書もほとんど前年度と変わらず、マタギの里の最大の課題である、これは経営改善計画書に示されているわけでありますけれども、慢性的な赤字体質からの脱却、この課題は、これら計画書からは姿勢や意思が感じ取ることができません。よって、経営改善計画書は、より詳細なマニュアルにすべきと考えるわけであります。 反対の第5の理由は、指定管理者制度のあり方であります。手続条例第2条では、公募することが原則義務となっています。今回は1年限りの指定管理期間でありましたから、この1年の中で、公募することの準備はスケジュールに沿って粛々と準備を進めてくれば、非公募にする必要はありませんでした。しかし、当局には、非公募にせざるを得ない理由があったのではないかというふうに推察するわけであります。どうしてもマタギの里を指定管理者にしておかなければならないこと、それは市からマタギの里への6,000万円の貸し付けであります。累積債務の解決も当然ですが、仮に公募にすれば、いろいろな複雑な問題が絡んでまいります。6,000万円の貸し付けが戻らないという事態も予想されたわけであります。よって、今回は非公募で、マタギの里を指定したと推測することができると思うわけであります。やはり指定管理者の指定は、手続条例によりまして民間企業のノウハウを持ち合わせている企業を公募により選定することが妥当と考えるわけであります。本来は、昨年の3社が申請した際にチャンスがありましたが、それも私たちは見逃してしまったわけであります。昨年9月定例議会での6,000万円貸し付けは、平成28年度一般会計当初予算の6,000万円貸し付けで、計1億2,000万円として指定管理者も返済のことを考えれば変更できず、マタギの里に議決しましたが、さらに今回は15年間の債務負担行為の損失補償ということで、指定管理者制度の問題は、さらに拡大するものと考えるわけであります。 ご承知のように、今回提案されています議案第143号でありますけれども、この議案第143号では…… ○副議長(長崎克彦)  139ですよ。 ◆13番(福岡由巳)  現在の指定管理者である第三セクター、北秋田市有機センターから民間の企業に変更する議案が提出され、第三セクターは…… ○副議長(長崎克彦)  13番議員、今の議案は139というふうに私のほうでお話ししたはずです。 ◆13番(福岡由巳)  ただ、関連して。 ○副議長(長崎克彦)  関連はできませんので、それぞれ行いますので。139に絞っての討論、お願いします。 ◆13番(福岡由巳)  はい。ご承知のように、最近の指定管理者制度は、第三セクターから民間の企業に変更する議案がいろいろ提出されるようになりました。本議会においても、このような議案があります。あるいは、また最近では、大館市のたしろ温泉ユップラも同様の手続を終えています。このように、かつての委託制度の名残を残している第三セクター制度も、今回のこの指定管理者制度の中で検討の時期に来ているものと私は考えます。 反対の第6の理由は、市長のリーダーシップのあり方であります。津谷市長が就任して以来、森吉観光公社をマタギの里が引き継いだ際は、770万円を市民の血税で措置し、以来、経営改善はなかなか進みません。昨年のマタギの里への6,000万円の貸し付けの際には、市長は記者会見において、指定管理者を指定しているが丸投げではない、もっと手を突っ込んだ指導をする市としての役割ができてこなかった、我々は不明を恥じるべきだと述べたと報道されています。そして、今後は厳しく指導していくということも報道されています。今後は、さらに累積債務がふえることも予測され、市長の責任も問われかねません。こんなことにならないよう強く訴えるわけであります。 以上から、打当温泉マタギの湯などの諸施設は、観光などの点からして、北秋田市にとってなくてはならない施設と考えます。よって、今後は、公募をきちんと行うか、売却も検討して維持存続することも提案して、本議案に反対します。この反対討論は、関連する議案第140号、第141号、第142号についての反対討論ともさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○副議長(長崎克彦)  それまだ通っていませんので。 次に、原案に賛成の討論を行います。 10番 黒澤芳彦議員。 ◆10番(黒澤芳彦) 黒澤芳彦君登壇) 10番、みらい、黒澤です。 議案第139号について、賛成の立場より賛成討論します。 これは議案第140号、141号、142号にも関連しますが、マタギの里観光開発株式会社を指定管理にするということについて当産業建設常任委員会にもいろんな議論がありました。結果として、委員会としては全会一致ということなんですが、各委員においては、さまざまなその賛成においても温度差があったというふうに思います。 しかしながら、昨年9月に経営改善計画を求め、その改善を図っている途中であり、その結果についてはまだ、私は結論が出ているとは言えないと思います。そして、今、それを早急に判断するということは得策ではないというふうに思います。 第1点は、市長はまだ伸び代があると言いました。委員会において、その説明については、大学生がマタギの研究に来たいと、台湾のインバウンドがふえたとか、そしてまた、どぶろく特区を利用したそのどぶろくの販売方法を改善すると、いろんなことが今考えてやっているということでございますので、その伸び代に期待できないという方もおりますが、私は期待したいというふうに思っています。 第2点は、この議案を否決するとすれば、マタギの里観光開発株式会社はこれから解散、そして清算するしかございません。それが……     (発言の声) ○副議長(長崎克彦)  静粛。 ◆10番(黒澤芳彦)  今なのかと。ほかに営業をやっているわけではないので、これも認めないとなると、マタギの里観光開発株式会社は間違いなく解散、清算になるということになると思います。それが今なのかということなんです。もう少し様子を見て、その後の結果を見てからでも、いつでもそれは大株主である北秋田市が大株主でありますので、解散するということもそれはできなくはありませんが、それが今なのかということなので、もう少しそれは結果を見てから判断しても遅くはないというふうに思います。 以上、議員の皆さんの賛同をお願いして、賛成の立場からの討論といたします。 ○副議長(長崎克彦)  次、反対討論ありますか。 2番 山田博康議員。 ◆2番(山田博康) 山田博康君登壇) 本議案に反対の立場での討論をさせていただきます。 マタギの里観光開発株式会社においては、歴代の社長が途中で解任されるという不手際がここ三度にわたって続いております。これは大株主である市の責任が、僕は甚大なものではなかろうかなと思っております。 それで、今回、このマタギの里観光開発株式会社に対して5年間の指定管理の議案が上程されておりますけれども、昨年度9月、いろいろと附帯決議をつけて1年間という期間設定の中で指定管理をさせておりますけれども、まだ1年間という時間の経過がされておらない状況の中で、しかも先ほど説明されておりますように、選定委員会なるものが非公募の中で、そして改善計画というものが出たのは、その後であります。そういう状況の中で、これを継続、しかも5年という期間の中で継続したということについては、どうしても容認するわけにはいきません。 私は一般質問の中でも申し述べましたけれども、一応1年間経過し、その経営の結果というものをはっきり分析し、そして宿泊業でありますれば、春であるとか夏、それなりの集客が見込めますので、9月定例会において、その実績結果をもとにして再度提案するということが可能であったのではなかろうかというふうに考えております。 市長は、今お話ししました昨年の指定管理に当たりまして、大株主である市としての責任を十分感じておりますと。適切な指導をしていくということを今席において公言してございます。 それと、私は、今回、このマタギの里観光開発株式会社が今まで5施設、今回の指定外、クウィンス森吉であるとか、あと、くまくま園、そして森吉の船、そういう経営的には負の、マイナスになるようなそういうものを全部離して、それで比較的というか、経営としては非常に優位なマタギの湯、そして道の駅、これを2つだけに絞り込みした形の中で運営を始めております。これは当然、黒字が出てしかるべきだと私は思うんです。 先ほど、この指定した、委員会の審議の中で当局からの答弁として、経営改善中であるから最低限の収支計画に抑えたという説明がございましたけれども、少なくとも今申し上げたようなことからすれば、企業として伸びていかなければならないわけです。そういう指導をするのが大株主としての市の責務であるとすれば、この経営改善計画書を提出するに当たっても、最低何%で5年後にはこれだけの収益が上がるよという、そういう計画書であれば、我々議会としても素直に容認できると思いますけれども、何らそういう経営努力の姿勢が見られないような企業に対して、本議会としてこれを認めるということは、私はいかがなものかなという観点からも、本案件については強く反対するものであります。 そして、もう一点は、市長は、今おられる副市長の任命に当たって、市が抱えておる、そういう今申し上げましたような、そういう施設の経営改善に当たって経済人としての感覚を十分発揮していただきたいと、こういうふうに述べられました。私はそれに大いに期待して、信任をさせていただいた一人であります。 市の抱える施設を、やはり健全経営させていくということは、くどいようですけれども、大株主である市としての責任は甚大なものであり、そしてやっぱり積極的な経営改善に向けたかかわりをしていくのが、僕は当然じゃなかろうかと思います。しかし、核心部分に入っていくと、それは会社だということで、非常に消極的な答弁になります。これでは、やっぱりいつまでたっても指定管理をしている体質の改善にはならないのではないかなと思っております。 このマタギの里観光開発株式会社が経営するマタギの里というのは、ある人に言わせれば、おまえの地元の問題だべと、こういうことも言います。私は地元の問題だからこそ、そして合併して北秋田市が均衡ある発展を遂げていくためにも、比較的、奥部というと言葉が過ぎるかもしれないんですけれども、そういう地域の発展のためにも、この打当温泉の健全経営というものは市に課せられた大きな課題でありますので、やはりもっと本腰を入れて、そして確かな経営改善の兆しが見えるのであれば、今、市が提案されたマタギの里観光開発株式会社にすることには何の異論ないのですけれども、少なくともこの時点で5年間の指定管理をするということについては強く反対したいと、こういう立場で反対の討論をさせていただきました。どうぞ議員各位の賛同をいただきたいと思いまして、壇上からの討論を終わります。 ○副議長(長崎克彦)  次に、原案に賛成の討論を行います。 17番 松橋 隆議員。 ◆17番(松橋隆) 松橋 隆君登壇) 「議案第139号、北秋田市打当温泉マタギの湯の指定管理者の指定について」賛成の討論をさせていただきます。 皆さんご承知のとおり、会社経営は1年か2年で結果は出ても、成果が出るものではないと私は思っております。この議案に対し、産業建設常任委員会では慎重審査した結果、先ほど委員長の報告にあったとおり、全会一致で原案可決となっております。そうしたことから、5年の指定管理期間は必要であると認識をするものであります。指定管理期間を5年と定めましても、経営状況が思わしくないときは期間を短くすることもできるわけでありまして、市長も本会議場で答弁しております。 この施設は、北秋田市観光で重要な役割を果たす施設であります。そうしたことから、今我々がやらなければならないことは何だかと。この施設に限らず、指定管理施設がしっかりとした頑丈な形態になっていただくために、いろんな会合等で利用すること、そしてまたそういった支援、応援体制を行っていくことが大切であると思います。そうしたことから、賛成の討論にいたします。議員諸君の賛同、心からお願い申し上げます。 ○副議長(長崎克彦)  原案に反対の討論ございますか。     (「なし」の声) ○副議長(長崎克彦)  賛成の討論ありますか。     (「なし」の声) ○副議長(長崎克彦)  それでは、ただいま議案になっております第139号の討論はこれでなしと認め、これをもって討論を終結いたします。 これより採決を行います。 この採決は起立をもって行います。 委員長の報告は全会一致による原案可決であります。 委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。     (起立多数) ○副議長(長崎克彦)  着席ください。 起立多数であります。 よって、議案第139号は原案のとおり可決することに決定いたしました。 ○副議長(長崎克彦)  次に、日程第42「議案第140号、北秋田市ふるさとセンターマタギ資料館)の指定管理者の指定について」採決いたします。 委員長の報告は全会一致による原案可決であります。 これより本件に対する討論を行います。 原案に反対の討論から行います。 討論ございませんか。     (「なし」の声) ○副議長(長崎克彦)  賛成の討論ございますか。     (「なし」の声) ○副議長(長崎克彦)  討論なしと認め、これをもって討論を終結いたします。 これより採決を行います。 この採決は起立をもって行います。 委員長の報告は全会一致による原案可決であります。 委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。     (起立多数) ○副議長(長崎克彦)  着席ください。 起立多数であります。 よって、議案第140号は原案のとおり可決することに決定いたしました。 ○副議長(長崎克彦)  次に、日程第43「議案第141号、北秋田市農業者健康管理施設指定管理者の指定について」を採決いたします。 委員長の報告は全会一致による原案可決であります。 これより本件に対する討論を行います。 原案に反対の討論から行います。 討論ございませんか。     (「なし」の声) ○副議長(長崎克彦)  賛成の討論ございますか。     (「なし」の声) ○副議長(長崎克彦)  それでは、討論なしと認め、これをもって討論を終結いたします。 これより採決を行います。 この採決は起立をもって行います。 委員長の報告は全会一致による原案可決であります。 委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。     (起立多数) ○副議長(長崎克彦)  着席ください。 起立多数であります。 よって、議案第141号は原案のとおり可決することに決定いたしました。 ○副議長(長崎克彦)  次に、日程第44「議案第142号、北秋田市農林水産物直売食材供給施設指定管理者の指定について」を採決いたします。 委員長の報告は全会一致による原案可決であります。 これより本件に対する討論を行います。 原案に反対の討論から行います。 討論ございませんか。     (「なし」の声) ○副議長(長崎克彦)  賛成の討論ございますか。     (「なし」の声) ○副議長(長崎克彦)  討論なしと認め、これをもって討論を終結いたします。 これより採決を行います。 この採決は起立をもって行います。 委員長の報告は全会一致による原案可決であります。 委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。     (起立多数) ○副議長(長崎克彦)  ご着席ください。 起立多数であります。 よって、議案第142号は原案のとおり可決することに決定いたしました。 ○副議長(長崎克彦)  次に、日程第45「議案第143号、北秋田市畜産経営環境整備施設指定管理者の指定について」を採決いたします。 委員長の報告は全会一致による原案可決であります。 委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」の声) ○副議長(長崎克彦)  ご異議なしと認め、よって、議案第143号は原案のとおり可決することに決定いたしました。 ○副議長(長崎克彦)  次に、日程第46「議案第122号、平成28年度北秋田市一般会計補正予算(第4号)」を採決いたします。 各委員長の報告はいずれも全会一致による原案可決であります。 これより本件に対する討論を行います。 原案に反対の討論から行いますが、討論ございますか。 13番 福岡由巳議員。 ◆13番(福岡由巳) 福岡由巳君登壇) 「議案第122号、平成28年度北秋田市一般会計補正予算(第4号)」に反対の立場で討論をさせていただきます。 私のこの議案に対しては、反対の箇所は、第3表、債務負担行為補正のマタギの里観光開発株式会社借入金損失補償についてであります。これは昨年9月定例議会におきまして、6,000万円貸し付けに端を発しているわけであります。当時、私はこの件につきまして、自治体が金を貸す前例はあるのか、債務負担行為等はどうなるのかというのを質問しております。自治体が金を貸すという前例は、まずないと。債務負担行為については、指定管理の契約する年度から設定するという答弁でありました。この答弁からいたしますと、本年度4月から設定しなければならなかったというふうに私は解釈するわけでありますけれども、この昨年9月の定例議会からこの現在の債務負担行為の補正、これまで引き続いた問題になっているわけであります。したがいまして、今回のこの問題は6,000万円の貸し付けという問題で、マタギの里だけに多額の貸し付けを行うということは、これは市民が納得してきませんでした。そして、債務負担行為を設定しなかったために、今回の総務省の指摘も受けたと私は判断するわけであります。 当局としては、あってはならないことを行って今日のこういう事態になっているものと考えるわけでありますけれども、私は今後ともこれを継続していくとすれば、いわゆる5年間ですべきところを15年間でなぜやったかというのは、返済が5年にすれば年間1,200万円、そして利子が加わってくる。この1,200万円のこの返済というのは、非常に厳しいものがあるというふうに私は判断するわけでありますけれども、秋田銀行の指導はどういうふうに指導されたか、そこまでは聞いておりませんけれども、仮に15年にいたしますと、私、一般質問でも申し上げましたが、400万円、そして利子を含めて約515万円ほど、これも非常に厳しいものがあるわけであります。したがいまして、昨年から引き続いた問題は、さらに拡大するものと私は危惧しているであります。 したがいまして、この債務負担行為の補正については、反対をさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○副議長(長崎克彦)  次に、原案に賛成の討論を行いますが、討論ございませんか。     (「なし」の声) ○副議長(長崎克彦)  討論なしと認め、これをもって討論を終結いたします。 これより採決を行います。 この採決は起立をもって行います。 各委員長の報告はいずれも全会一致による原案可決であります。 委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。     (起立多数) ○副議長(長崎克彦)  ご着席ください。 起立多数であります。 よって、議案第122号は原案のとおり可決することに決定いたしました。 ○副議長(長崎克彦)  次に、日程第47「同意第8号、人権擁護委員候補者の推薦について」を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 市長。 ◎市長(津谷永光) 津谷永光君登壇) それでは、ご説明、ご提案申し上げます。 「同意第8号、人権擁護委員候補者の推薦について」。 人権擁護委員候補者に下記の者を推薦したいので、人権擁護委員法第6条第3項の規定に基づき議会の同意を求める。 北秋田市綴子字街道下34番地1、宮野恵子、66歳。 北秋田市七日市字山ノ上110番地、長岐直介、68歳。 平成28年12月13日提出。北秋田市長 津谷永光。 提案理由です。 人権擁護委員、宮野恵子及び長岐直介の任期が平成29年3月31日をもって満了することから、秋田地方法務局の候補者推薦依頼を受け、その推薦について提案するものである。 以上、よろしくご審議お願いいたします。 ○副議長(長崎克彦)  お諮りいたします。 本件は人事案件でありますから、委員会付託、質疑及び討論を省略し、直ちに採決したいと思いますが、ご異議ございませんか。     (「異議なし」の声) ○副議長(長崎克彦)  ご異議なしと認めます。 本件については簡易採決で行いたいと思いますが、ご異議ございませんか。     (「異議なし」の声) ○副議長(長崎克彦)  ご異議なしと認め、採決の方法は簡易採決といたします。 本件について同意することにご異議ございませんか。     (「異議なし」の声) ○副議長(長崎克彦)  ご異議なしと認めます。 よって、同意第8号は同意とすることに決定いたしました。 以上でお昼のために、1時まで休憩をいたします。          (休憩)          (11時55分) ○議長(松尾秀一)  再開します。 会議を続けます。          (再開)          (12時59分) ○議長(松尾秀一)  日程第48「発議案第14号、議会映像配信特別委員会設置に関する決議」についてを議題といたします。 関口正則議員ほか5名から議会映像配信特別委員会設置に関する決議が所定の手続により提出されておりますので、提案理由の説明を求めます。 20番 関口正則議員。 ◆20番(関口正則) 関口正則君登壇) ご提案申し上げます。 発議案第14号。平成28年12月13日。北秋田市議会議長 松尾秀一様。 提出者、北秋田市議会議員 関口正則。賛成者、北秋田市議会議員 佐藤文信、同じく、松橋 隆、同じく、板垣 淳、同じく、大森光信、同じく、山田博康。 議会映像配信特別委員会設置に関する決議。 上記の議案を、別紙のとおり会議規則第14条第1項の規定により提出します。 提出の理由。 議会改革推進に向け、議会映像配信について調査研究するため、特別委員会を設置するものである。 議会映像配信特別委員会設置に関する決議。 次のとおり、議会改革推進のため特別委員会を設置するものとする。 記。 1、名称、議会映像配信特別委員会。 2、設置の根拠、地方自治法第109条及び北秋田市議会委員会条例第6条。 3、目的、議会映像配信について調査研究を行う。 4、委員の定数、6人。 5、調査期限、調査終了までとする。 以上でございます。 ○議長(松尾秀一)  これより本件に対する質疑を行います。 質疑ございませんか。     (「なし」の声) ○議長(松尾秀一)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 本件は、委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決したいと思いますが、ご異議ございませんか。     (「異議なし」の声) ○議長(松尾秀一)  ご異議なしと認めます。 本件については起立採決で行います。 本件に賛成の議員の起立を求めます。     (起立多数) ○議長(松尾秀一)  ご着席ください。 起立多数であります。 よって、発議案第14号は可決することに決定いたしました。 それでは、これより議会映像配信特別委員会の委員の選任を行います。 これから各常任委員会で委員の選任をお願いいたします。 なお、選任された委員の調整は、会派を考慮し、議会運営委員会で行いたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 それでは、暫時休憩します。          (休憩)          (13時03分) ○議長(松尾秀一)  それでは、再開いたします。          (再開)          (13時11分) ○議長(松尾秀一)  議会運営委員長の報告を求めます。 ◆議会運営委員長関口正則) 関口正則君登壇) ご報告申し上げます。 ただいま各常任委員会を開催していただいて、常任委員会の中から各2名ずつ選出していただきました。 その結果、議会運営委員会で調整をして決まりましたので、報告をいたします。 総務文教常任委員会のほうからは、佐藤光子委員、大森光信委員、それから市民福祉常任委員会のほうからは、武田浩人委員、佐藤文信委員、産業建設常任委員会のほうからは、三浦倫美委員、吉田仁吉郎委員の6名となりましたので、ご報告いたします。 ○議長(松尾秀一)  それでは、ただいまの議会運営委員長の報告のとおり、議会映像配信特別委員会の委員として議長より指名いたします。 次に、第1回目の議会映像配信特別委員会を開催し、委員長、副委員長の互選をしていただきます。 暫時休憩いたします。          (休憩)          (13時13分) ○議長(松尾秀一)  それでは、再開いたします。          (再開)          (13時24分) ○議長(松尾秀一)  議会映像配信特別委員会の委員長には、武田浩人議員、副委員長には、大森光信議員が決まりました。どうかよろしくお願いいたします。     (拍手) ○議長(松尾秀一)  次に、日程第49「発議案第15号、総務文教常任委員会所管事務調査について」、日程第50「発議案第16号、市民福祉常任委員会所管事務調査について」、日程第51「発議案第17号、産業建設常任委員会所管事務調査について」、日程第52「発議案第18号、議会運営委員会所管事務調査について」の4件を一括採決いたします。 なお、本件4件につきましては、議案に記載の内容となっておりますので、ご確認願います。 それでは、採決いたします。 本件4件については、原案のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」の声) ○議長(松尾秀一)  ご異議なしと認めます。 よって、発議案第15号から発議案第18号までの4件は、原案のとおり可決することに決定いたしました。 ○議長(松尾秀一)  以上で本日の日程は全て終了いたしました。 同時に、本定例会に付議されました案件は全て終了いたしました。 ○議長(松尾秀一)  ここで、本定例会の閉会に当たり一言申し上げます。 議員各位並びに市当局のご協力により、無事に平成28年12月定例会を終えることができました。ありがとうございます。 本年は4月の熊本地震に続き、台風が8月から9月にかけて北海道や本州の太平洋側を相次いで襲撃するなど、災害の多い年であったように思います。災害に対する備えがますます重要になっております。本市でもこうした教訓を踏まえ、安心・安全なまちづくりをさらに推し進めていただきたいと思います。 また、本年の定例会では、さまざまな課題について議論がされました。市議会も、こうした諸課題を解決するため、市民とともに歩んでまいりたいと考えております。 今年も、残すところあとわずかになりました。皆様におかれましても本格的な冬を迎える時期になってまいりましたので、健康にはくれぐれもご留意されまして、いい新年を迎えられますようご祈念申し上げます。 ○議長(松尾秀一)  それでは、これをもちまして、平成28年北秋田市議会12月定例会を閉会いたします。 ご苦労さまでした。          (閉会)          (13時27分)右会議の次第内容は、正確であることを証するために、ここに署名する。  平成28年12月13日      北秋田市議会          議長     松尾秀一          副議長    長崎克彦      署名議員          18番    庄司憲三郎          19番    堀部 壽           2番    山田博康...