また、南地区の
幹線通り地区という部分がございますが、これにつきましては、富沢駅や
都市計画道路に近接する地区として、商業施設や業務施設の立地を図るという目的を持っております。
10:
◯福島一恵委員 今回、北地区の
一般住宅地区が、今お示しいただきましたように、中高層の
集合住宅を主体とした良好な
居住環境の形成を図るとあります。これは、前にも
南地区計画の決定の際にも質問させていただいたんですけれども、やはり中高層の
集合住宅を主体とした良好な
居住環境というのが、現実にはなかなか市内に見受けられておりませんので、むしろ中高層を主体とした住宅が林立していくさまは決して良好ではないなという印象の方が強いもんですから、果たして
地区計画でこのような、せっかく
まちづくりのルールを定めるのであるならば、もう少し誘導策としていろんな可能性がとれるのではないのかなと思いますので、その辺についてどのようなお考えから中高層の
集合住宅を主体とした良好な
居住環境の形成を図るというふうになったのか、ちょっとその辺をお伺いしたいと思います。
11:
◯都市計画課長 現実にここは
区画整理事業を行っております場所でございますものですから、この
一般住宅地区には当然換地として土地が、換地された地権者がいらっしゃるわけです。確かに御指摘のように、この地区押しなべて
中高層住宅で環境のよい住宅を形成できればそれにこしたことはございませんけれども、先ほど申しましたように、換地を受けた地権者の土地利用の意向ということもございますので、ここでは
最低限中高層の住宅をつくるということを目標にいたしまして、それに障害となる用途の建物を排除していこうという範囲でございます。
誘導ということに関しますと、この目的を事前に地権者の方々には十分御理解をいただくように説明をしておりますので、その地権者の方々の合意に基づいてかけたものでございますので、今後土地利用についてはそういう目的を持って展開していくということになろうかと思います。
12:
◯福島一恵委員 今回の北地区の
地区計画と、それから前回との両方あわせましてみても、富沢駅南の全体の
区画整理事業の中で
低層住宅を中心としたというところが本当に全体の8分の1くらいの地域で、あとはほとんど
中高層住宅を主体としたという形になってしまいます。かなり規模も大きいですし、本当に中高層ばかりではなくて結局
低層住宅であるとか、あるいはここには建築することができませんとなっているのが店舗及び事務所の500平米を超えるもの、それから大学、
高等専門学校、それから畜舎ということなので、これ以外のものは何でも建てられるというふうに思います。
そうなった場合、せっかく
地区計画を導入してやってもなかなか結果的には良好な
居住環境に必ずしもならない場合があると思います。現行の法制度の中で、現状が精いっぱいだとおっしゃるのかもしれませんけれども、できるだけ地権者の方々にこの
地区計画の趣旨、それから
区画整理事業で公費も投入して補助金も出している事業でありますので、本当に誇れるような
居住環境をつくっていく、そうした指導をやっていくということをお考えになっていただきたいと思うんですけれども、その辺はいかがでしょうか。
13:
◯都市計画課長 まず、ただいまの委員のお話の中で、用途として制限しているもの以外で何でもというお話がございましたが、実はここは第2種
中高層住居専用地域でございますので、この用途地域の中で既に建てられないものがございます。それに加えてこの制限ということでございます。
それともう一つの住民の方々へのお話でございますが、私どもとしてはそういうような意思ではありますが、なかなか住民の方々の土地利用にこれ以上の制限を加えるというようなことも現実として難しい面がございますので、説明会等では十分その辺をお話しして御理解をいただくということで進めていきたいと思います。
14:
◯委員長 ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
15:
◯委員長 終了いたしました。
次に、第79
号議案公の施設の
区域外設置の協議に関する件について、質疑を願います。
16:
◯小山勇朗委員 前に若干説明をいただいたんですけれども、もう一度この79号議案の関係について御説明を願いたいと思います。
17:
◯高橋建設局次長兼道路部長 それではお答えいたします。今回の承諾に関する件でございますが、中田の南側の方に
健康保険病院ができます。それにアクセスする道路といたしまして、名取市側からアクセスする道路の一部が仙台市域内にかかるわけでございます。延長にして約7メートルほどでございますが、それを名取市道の道路区域として決定するために今回お願いした次第でございます。
18:
◯小山勇朗委員 説明資料でいけば、カルバートの部分なども含めてだと思うんですけれども、これはバイパスから要するに
健康保険病院までの道路を名取市側でつくると。それと関連して考えれば、仙台市で計画している
都市計画道路があるわけです。バイパスから名取側で
健康保険病院まで道路をつくる、そして仙台市で今度は
都市計画道路をつくるとなれば、まさに近い場所で道路2本になっていくわけで、仙台市の
都市計画道路と名取市側でつくる道路というのは。今回名取側でつくるのは、信号もつけた形でやるのか、その辺わかっていれば、まずお答えいただきたいと思います。
19:
◯高橋建設局次長兼道路部長 今回の名取市道でございますが、名取市域内のちょっと南の方の田んぼの真ん中に道路があるんですが、その道路を北上いたしまして突き当たった農道の部分を市道として今度認定するわけでございます。それで、
都市計画道路との絡みでございますが、実は中田の
健康保険病院は10年度中にオープンの予定でございまして、それまでに
都市計画道路ができればよろしいんですが、それに間に合わないということで、当面この市道をつくって取りつけしたいということでございます。
一方、
都市計画道路に関してでございますが、この
都市計画道路は仙台市と名取市と両方にまたがるもので、両方で事業化を図る必要があるということで、昨年からいろいろ名取と協議してまいりましたが、名取の方でも事業化を図っていきたいということなので、今年度から
地元説明会をして測量、設計をやっていきたいと考えております。
20:
◯委員長 ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
21:
◯委員長 終了いたしました。
次に、第80
号議案公の施設の
区域外設置の協議に関する件について、質疑を願います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
22:
◯委員長 終了いたしました。
次に、第81
号議案市道路線の認定及び廃止に関する件について、質疑を願います。
23:
◯木村勝好委員 この件について、1点御質問をしたいんですけれども、まず市道に認定する際の基準のことについて、大変基本的なことですが、伺いたいんですが、その一団の道路の延長の中ですべて4メートル以上の幅員があるということが最も基本になる基準ではないかと思うんですけれども、それに違いございませんか。
24:
◯建設局長 道路の種類によってはその4メートルというものについて、固守しない部分もございます。
25:
◯木村勝好委員 例えば、どういう道路ですか。
26:
◯建設局長 歩行者専用道路等については、2メートル以上でよろしいということに決めてございます。
27:
◯木村勝好委員 そうすると、ここの中で実は先般の本会議の代表質疑の中でも問題になりましたみずほ台の
自転車歩行者専用道路1号線というのがありますね。幅員3.99ということで、そういう部分もあるけれども、これは今のようなことで認定をしたんだというお話だったと思うですが、その後
議案説明資料の正誤表というのが回ってきたんですよ。はかり直したら4メートルから4.02になったと。これはどういう経過なんでしょうか。
28:
◯建設局長 この件につきましては、
自転車歩行者道については4メートル以上として取り決めしてございまして、私どもとしましてもこの道路の1号線につきましては、4メートルないし4メートル2センチということで提案をしておりましたんですけれども、事務手続上
議案説明資料記載の際に不手際がございまして、このような形になったことについて、大変申しわけなく思っている次第でございます。
29:
◯木村勝好委員 本会議の答弁は今の答弁とちょっと違っているように私には思えたんですよ。つまり3.99だって構わないというようなニュアンスの答弁をされたやに、議事録を詳細に見ないとわかりませんけれども、そういうふうに記憶しているんですが、そういうふうに言っておいて、それからしばらくしてはかってみたら──はかってみたんでしょう、これもう1回。はかり直したのか、それとも事務上の手続の誤りなのかわかりませんが、4メートル以上あるというこの辺の経過がよくわからないというのと、それと本会議の答弁はそうすると別に訂正するなり、何なりという必要はないというふうにお考えですか。
30:
◯建設局長 基本的には事務手続の不手際ということでございまして、当初から4メートルないし4メートル2センチという範囲の中での認定でございました。確かに、本会議の答弁につきましては、若干至らない点があったように記憶しております。
31:
◯木村勝好委員 本会議の答弁は議事録に残ってしまうわけですよね。そこのやりとりの議事録の部分だけ抜き出して持ってきて、いや4メートルなくたって構わないという答弁をしているではないかと。4メートル欠けたことによって認定されない道路というのはいっぱいあるわけですね。同じではないかというふうに持ち出されたときにはどういうふうにお答えになるんですか。
32:
◯建設局長 基本的には
自転車歩行者道という前提条件の中での認定の箇所でございまして、全体としての一般の車道については、当初から4メートルということについては十分承知しているわけでございまして、ここについても一応取り決めというものを考えた中で、若干本会議の答弁は不手際だったというふうに考えておりまして、大変御迷惑をかけたことについておわび申し上げたいと思っております。
33:
◯木村勝好委員 今局長、不手際であったというふうに2回おっしゃっていますね。不手際であったら、直さなくていいんですか。不手際でもそのままでいいんですか。どうなんですか。
34:
◯建設局長 正式の形として訂正したいというふうに考えてございます。
35:
◯木村勝好委員 つまり、本会議答弁を訂正されるという意味ですか。
36:
◯建設局長 基本的にはそのような考え方でしていきたいと考えております。
37:
◯木村勝好委員 それでしたら、むしろ委員会になる前の本会議の場で、委員会にかける前にやられるのが順序ではないかなというふうに思うんですね。というのは、私今回こうやって質問していますけれども、もし質問しなかったら、どの場でどういうふうに訂正されるんですか。
38:
◯建設局長 基本的には1路線についての内容でございまして、場を失う形になるように考えておりまして、内容等については先ほど申し上げたような内容で進めたいというふうに感じておるわけでございますけれども、手続上の問題として大変申しわけなかったと思っております。
39:
◯木村勝好委員 私は別に嫌がらせで言っているわけではなくて、本会議の議事録に残してしまうということは後々ずっと尾を引いていくということになるんですね。それであれば、こういう質問が出たことを契機に、例えば本会議はもう1回ありますから、そこの場で今の委員会の質疑等を踏まえて、こういうふうに直したいと、ここのところをこういうふうに訂正したいと、あるいはこういうところに不備がありましたということを本会議の場で何らかの形できちんと訂正なり、表明するなりされた方が後々問題を残さなくていいと思うんですけれども、いかがでしょうか。
40:
◯建設局長 今後とも
議会事務局とも十分協議し、執行部とも相談しながら処置してまいりたいというふうに考えております。
41:
◯木村勝好委員 私はぜひそれは今議会中におやりになった方がいいと思うんです。というのは、23日しかございませんけれども、まさか9月議会になってやりましたとか、議会が終わってから議事録を直しましたというわけにはいかないと思う、答弁してしまっているんだから。公明の笠原議員に対して、ああいう答弁をされているわけですから、当然その質問者に対する言ってみれば誠意といいますか、そういう問題もあるかと思いますし、後々尾を引く問題ということもありますので、ぜひそれは今議会中、つまり23日の本会議ならその場でどういうふうな形でされるかは御当局の判断でしょうけれど、はっきりわかるような形で、そして後にそういう悔いを残さないような形で処理していただきたいなというふうに思うんです。
それともう一つ、これも細かいことかもしれませんが、
議案説明資料の訂正というのを各会派に1枚ずつ持ってきて、各議員には渡さないんですよね、どういうわけだか。これも私は何となく変だなと思うんですね。本会議というのはみんなが聞いているわけですから。会派に1枚持ってきて、あと説明してくだいという対応で果たしていいんでしょうか。
42:
◯建設局長 先ほど来申し上げておりますけれども、大変不手際な面がたび重なったことについて、おわび申し上げたいと存じます。
43:
◯木村勝好委員 ちょっと委員長にお願いを申し上げたいんですが、この問題は大変大事な問題だと思うんです。中身というより扱いが大事な問題だと思いますので、もし委員長の方で今ここである程度整理していただけるんであれば、ちょっと御当局とも相談して整理方お願いしたいと思います。どういう対応をされるか。
44:
◯委員長 ただいま
木村委員のお話にもありましたが、整理をしたいと思いますので、暫時休憩をいたします。
休憩 午後1時23分
再開 午後1時28分
45:
◯委員長 再開いたします。
ただいま
木村委員から発言のあった件につきまして、委員長といたしましては、本会議において訂正させていただきたいと思います。
当局はそれで結構ですか。
46:
◯建設局長 そのようなお取り計らい、よろしくお願い申し上げます。
47:
◯登坂しのぶ委員 今、
木村勝好委員が私どもに成りかわりまして厳しく指摘していただきまして、非常にすばらしい迫力のある対応に毅然たる思いをしているわけですけれども、この問題はやはり会派の代表質疑なんですね、一つは。
それともう1点は、議会に対する議案というものの重みをどうとらえているか、ここに問題があるだろうと思います。
建設局長が、建設局全体が議会をどうとらえているんですか。単なる訂正で終わるはずがありませんよ。神聖な議会で市民の代表が集まっている64名の議場で、局長が答えたらそれは大変な重みなんです。それを1回のこういう訂正文書だけで相済ませようとする考え方、断じて許すことはできません。議会というのはそういう重みがあるんですよ。議会をどうとらえているんですか、局長。
48:
◯建設局長 市政の最高の議決機関というふうに認識してございます。
49:
◯登坂しのぶ委員 私は、我が会派の代表質疑の担当者でありました笠原議員がこのみずほ台の1号線については事実を調べて、そうして実際幅がないのではないかと。その指摘をしたんですね。そうしたときに先ほど、蒸し返すわけではありませんけれども、
建設局長はそうではないような答弁をされた。私はその段階で既にこの訂正文を見ますと、4メートルにあったとなれば、あの議案というのは一体どうなんだと。局長のあの答弁はどうだったんだということを反省していただかないと。23日の本会議で訂正しましたとこれだけで済む問題ではないんですよ、本来ならば。ここにいる議員の皆さん方も同調する方もいらっしゃると思いますけれども、本来ならば答弁を撤回するか、議案を撤回して出し直しをするか、そのぐらいの厳しい重みを持って対応しなければならないのが本来のあり方なんです。それをやはりこの1枚の、例えば会派にぽっと持って来て、4メートルありました。いかにも勝ち誇った言い方をしている。とんでもございません、そんなのは。全くのミスではありませんか、建設局の。議案に対して、先ほど言いましたけれども、本当の重みは持っていないですよ、一つ一つ。路線の認定はたくさんあるけれども、その一つ一つをチェックしながら
建設局長は局長なりに議会に出すが、大丈夫なのか、メートルは大丈夫なのか目を通すのが本当ではないですか。私は今委員長に労をとっていただきまして、また
木村委員の指摘をさせていただきましたとおり、やはり局長が23日に本会議答弁をして訂正すると、こういうお話を承わったものですから、私はそれでよしといたしますけれども、今後こういうことがないようにしていただきたいなと、このことをきつく申し上げ再度
建設局長の今後の御決意、当局の姿勢についてお尋ねをして終わりたいと思います。
50:
◯建設局長 たび重なる……、大変申しわけなく思っております。局としても先ほど私が申し上げたように、議決の最高機関でございます議会については十分尊重しながら、職員一同こういう不手際のないよう今後教育していきたいというふうに考えておりますので、大変申しわけなく、おわび申し上げます。
51:
◯福島一恵委員 今の問題なんですけれども、再度重ねてで申しわけないんですが、私は議案の
説明資料が間違っていたということも大変なミスだと思いますけれども、それと同時にといいますか、それ以上に本会議質問は事前に通告するということで、御当局ではこの問題が取り上げられるということもちゃんと御存じだったと思います。その時点でそのミスが見つけられなかったということは、議案の資料が間違いだったということ以上に、議員の質問に対して的確な御答弁をいただくという作業の中で重大に軽んずる部分があったから、本会議でのああいう御答弁が出てきたのではないのかなと思います。その点について、いかがでしょうか。
52:
◯建設局長 内部で
連絡ミス等ございまして、今回の結果のようなことになったものですから、先ほど私が申し上げましたとおり、今後職員に十分その辺がないよう教育し、二度とこういうことがないように、今後事務執行をやっていきたいというふうに考えていますので、再度のおわびになるかもしれませんけれども、二度とこういうことがないように進めたいと思いますので、御了承いただきたいと思います。
53:
◯委員長 ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
54:
◯委員長 終了いたしました。以上で、全議案に対する質疑を終了いたしました。
《
付託議案の決定の審査について》
55:
◯委員長 それでは、これより
付託議案の決定を行います。決定の審査は、
審査順序表により順次、討論、採決を行いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
56:
◯委員長 御異議なしと認め、ただいまお諮りした方法により審査を行います。
なお、
要望事項等につきましては、
付託議案の決定がすべて終了した後に、一括して確認をいたしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。その際、
委員長報告に織り込むものについては、その旨をはっきりと簡明に発言を願い、その旨の発言がなければ、この場限りの要望として取り扱うことになりますので、この点御了承願います。
まず、第66
号議案平成9年度仙台市
一般会計補正予算(第1号)第2条
債務負担行為の補正中
橋りょう整備事業について、討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
57:
◯委員長 討論なしと認めます。採決いたします。第66号議案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
58:
◯委員長 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり決定いたしました。
次に、第70
号議案仙台市
地区計画及び再
開発地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例について、討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
59:
◯委員長 討論なしと認めます。採決いたします。第70号議案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
60:
◯委員長 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり決定いたしました。
次に、第79
号議案公の施設の
区域外設置の協議に関する件について、討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
61:
◯委員長 討論なしと認めます。採決いたします。第79号議案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
62:
◯委員長 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり決定いたしました。
次に、第80
号議案公の施設の
区域外設置の協議に関する件について、討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
63:
◯委員長 討論なしと認めます。採決いたします。第80号議案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
64:
◯委員長 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり決定いたしました。
次に、第81
号議案市道路線の認定及び廃止に関する件について、討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
65:
◯委員長 討論なしと認めます。採決いたします。第81号議案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
66:
◯委員長 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり決定いたしました。
以上で、全議案に対する決定を終了いたしましたが、この際、議案に対する要望事項がございましたら、お願いいたします。
67:
◯登坂しのぶ委員 先ほど81号議案で委員長に中に入っていただきまして、労をとっていただきました。その内容につきましては、ぜひ
委員長報告に織り込んでいただきたいと思いますので、よろしくお取り計らいをお願いします。
68:
◯委員長 委員長報告に織り込むことで、よろしいですか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
69:
◯委員長 ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
70:
◯委員長 以上で、
付託議案審査を終了いたしました。
<所管事務について>
71:
◯委員長 次は、所管事務についてであります。
まず、事業概要等について、各局から順次、報告願います。
72: ◯都市整備局長
〔資料1 「平成9年度都市整備局所管事業概要」に基づき説明〕
なお、参考図面といたしまして、別な袋に仙台市都市計画総括図を添付させていただきましたので、御活用いただければというふうに思います。以上が都市整備局所管の事務事業の概要でございます。
73:
◯建設局長
〔資料2 「平成9年度建設局所管事業概要」に基づき説明〕
なお、参考資料といたしましては、
都市計画道路整備状況図及び公園・緑地等の配置図を添付してございますので、御高覧いただきたいと存じます。
74: ◯下水道局長
〔資料3 「平成9年度下水道局所管事業概要」に基づき説明〕
なお、参考資料といたしまして、仙台市公共下水道計画図(雨水)、(汚水)の図面を添付しておりますので、ごらんいただければと存じます。
75:
◯委員長 ただいまの報告に対し、何か質問等はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
76:
◯委員長 それでは、次に、都市整備局から報告願います。
77: ◯都市景観室長 私の方からは、仙台駅前カラオケマンモス、青葉区中央3丁目1-19、東宝ビルの斜め南側に位置してございますビルの壁面に掲示されております屋外広告物の現在の状況及び今後の予定について、御報告させていただきます。
前回の委員会でも報告させていただきましたが、簡単に経過等をまずもって説明いたしたいと思います。経過といたしましては、昨年の12月ごろ、仙台市屋外広告物条例に基づき、市長の許可を要するにもかかわらず、無許可で同ビルの壁面に設置されたものでございます。したがいまして、私どもは区役所の方と連携をとりまして、ことし1月以降、違反状態を解消すべく、また是正を図るべく、設置者、ビルのオーナー等に対しまして、まずもって是正計画書を提出の上、許可申請を行うよう再三にわたりまして指導なり、命令を行ってきたところですが、なかなか人の接触を含め、是正に向けての何ら相手側の対応もない状態が続きました。この間、新聞等でも報道がございましたが、5月13日には県警本部並びに中央警察署による屋外広告物条例違反、すなわち無許可広告物容疑によりまして、設置者等の事務所などの家宅捜索が行われたところです。先般の新聞記事にもございましたが、6月17日には設置者と関係者の方々が書類送検されたと、このような状況でございます。こうした中で5月26日におきまして、初めて設置者の方から青葉区役所の方に改善の意思が伝えられたところでございます。これを受けまして、5月26日以降きょうまで具体的な改善策のあり方、その改善の方法等につきまして、設置者と協議を重ねてきております。一両日といいますか、きょうないしはあしたじゅうには設置者の方から条例に従って、広告物をビルの壁面の3分の1以内にするといった是正計画書が青葉区長あてに提出される予定となっております。ここで言う3分の1といいますのは、今現在ほぼ全面にわたって掲示されているわけなんですが、条例に基づく許可基準の中では広告物は3分の1に抑えなければならないということで、その範囲内に縮小する形での是正計画書が出されるということになろうかと思います。
なお、是正に要する期間といたしましては、今後約1カ月ぐらいと考えておる次第です。また、条例に基づく屋外広告物の設置許可につきましては、是正計画書どおりの是正工事がなされたかどうかを確認した後に許可をしたいと考えいる次第でございます。以上、駅前カラオケマンモスの屋外広告物の現在の状況及び今後の予定について、報告させていただきました。
78:
◯委員長 ただいまの報告に対し、何か質問等はありませんか。
79: ◯大槻正俊委員 仙台市の景観行政の推進のためにということでは、私も第1回の定例会で提言させていただきました。早速今年度から都市景観室ができて、取り組まれているということに対しては、まず敬意を表しておきたいと思います。そこででありますが、まず何といっても、あれだけ騒がせてきたわけでございますので、是正計画書どおりかどうかという確認をまずしっかりしていただきたいというふうに思います。その上でこれは言わずもがなのことかもしれませんが、3分の1以下であれば、あとは良識に任せるしかないのかということについても、まず確認をしておきたいと思います。
80: ◯都市景観室長 委員のお話の御指摘の点ですが、今の屋外広告物条例の許可基準の中では、やはり規模の3分の1以内ということの基準しかございません。
81: ◯大槻正俊委員 であれば、その業者といいますか、その人たちの自主的な良識に任せるしかないということだと思います。それで、私はこれからの仙台の
まちづくりを考える上においても、やはり市民の皆さんが合意できる、協力し合えるといった、その上に立った本当にすばらしい景観がつくれる、そういった
まちづくりでなければいけないのではないかなと思います。そういった意味では、3分の1というやむを得ない基準はございますが、もっと市民の皆さんの協力、合意が得られるような取り組みをこの際さらに強く求めておきたい。要するに、こういったことがたびたび繰り返されることのないようにしておきたいと思いますが、いかがでしょうか。
82: ◯都市景観室長 過年度調査いたしました景観に関するアンケート調査等につきましても、市民の方々は定禅寺通なり、青葉通といったところは景観上、やはり大事にしなければならない、あるいは育てていかなければならないという意見等も多数寄せられているところです。したがいまして、私どもの方としましても都市景観室が今年度からできたということもございますが、やはり市域全体の景観を向上させるというのは、すぐには難しい面もございます。単に仙台市だけで取り組むべきものでもないと考えている次第です。すなわち道路等については、当然市の方でやりますけれども、やはり町並みなり、通りなりというのはその建築物、すなわち民間の方々、土地の所有者とか、あるいは建築の形態等含めて、看板のあり方というものを検討していかなければならないだろうと考えておりまして、すべての市街地を全部やるのは困難かもしれませんが、当面はモデル地区として、定禅寺通なりあるいは青葉通、定禅寺通につきましては今現在のところ、広告物だけではなくて建築形態と、あるいは道路と一体となった
まちづくりのあり方みたいなものを調査、検討しております。近々地元の方にも案として御提示して、いろいろな意見を伺いたいと考えておりますし、あわせて青葉通につきましても、今年度まずもって現況調査をして、その上で今後の対応なりを検討してまいりたいと考えておる次第です。
83: ◯柿沼敏万委員 今回のこと、御当局は大変御苦労だったと思いまして、多とするところでありますけれども、今回のやはり屋外広告物の問題の一因は、ネオン業者、工事施工者にかなりの部分があるというふうに思っております。今後、それなりに講習会などを設けながら、業界がまさに
まちづくり、あるいは市の決められた事柄をきちんとわきまえながら、守りながら工事を進めていくということが大切だと思うんです。もし、そうであれば今回の問題は発生していないのではないのかなというぐらいに思っておりますので、これは要望になりますけれども、工事施工業者、業界への指導ということをくれぐれもこれの轍を踏まないように、ひとつしっかりと当局からお話をしておいていただきたいというふうに要望しておきます。もしその辺のお気持ちがありましたら、一言お願いいたします。
84: ◯都市整備局長 これまで屋外広告物の審議会にも実は業界代表の方、お二人入っていただきまして、常に議論しながら、仙台市の広告物あるいは景観に取り組む姿勢を業界の代表の方々に十分知っていただいておりまして、今回の件につきましては、その業界の代表の方々の弁をかりますと、業界の恥だということまで言われております。これまで、講習会等ももちろん定期的にやってきておりますけれども、これを契機にさらに委員御要望のとおり、業界指導にますます力を入れていきまして、今回が一つのいい例になったのではないかと、そういう意味では思いますので、指導をしっかりやっていきたいと思っております。
85:
◯委員長 ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
86:
◯委員長 次に、建設局より報告願います。
87:
◯建設局長 市道高畑定義線通行どめについて、資料4、それから仙台市彫刻のある
まちづくり事業第2期第8作品の除幕式について、最初の方については道路維持課長より、後段につきましては緑政課長より御説明申し上げます。
88: ◯道路維持課長
〔資料4 「市道高畑定義線通行止について」に基づき説明〕
89: ◯緑政課長
〔資料5 「仙台市彫刻のある
まちづくり事業第2期第8作品の除幕式について」
に基づき説明〕
90:
◯委員長 ただいまの報告に対し、何か質問等はありませんか。
91: ◯加藤栄一委員 市道高畑定義線の通行どめについて、お伺いします。この事故が発生したのは、5月25日、日曜日なんですが、発生したときに総合支所の所長、次長、建設の課長なり、担当局が早急に現場に駆けつけたと。この地域は年間180万の観光客が来るわけでして、特に春先の時期ですから、非常に混雑した中でも市の執行部が危険防止のために対応されたことに非常に感謝しているわけでありますけれども、ただいま報告のあった中で、今後の問題、交通処理法としては、土、日、右岸の方の通行のために交通整理員が出たということなんですが、やはりここはダム周辺ですから、いろいろ事故が発生したときにどこにも逃げ場がないんですよ。この対応策については調査なりをして、いろいろな工法を考えているようですが、当分の間といっても、やはり年間180万人おいでになっている観光客のため、あるいは地元の生活道路でもありますし、その代用にしてはやはり当分の間といっても、いつまでが当分の間かわからないわけですよね。一応こういう行政用語として、当分の間というと二、三年が限度なようなことも言われているので、それでは大変なんですよ。ですから、これは当分の間でも期間的にはいつごろまでを目指しているのか、お伺いしたいと思います。
92: ◯道路維持課長 当分の間という御報告で大変申しわけございませんが、先ほども言いましたように、かなり山が切り立っておりまして、測量を現在しておりますが、今、目で見た限りで落ちてきそうなものはわかりますが、その後これを取ったことによって、どのように影響があるかも検討中でありますので、ここでいつまでということは言明できないんですが、なるべく早く工事に着手して交通開放に努めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
93: ◯加藤栄一委員 今現実に、対応として調査してその工法を考えているわけですね。その調査した結果は出ているんですか。
94: ◯道路維持課長 先ほど申しましたように、測量である程度のことはわかりますが、詳細の測量をしておりますところで、測量があと四、五日かかりますので、その後はっきり言いますと、最終的な工法が出てまいるかと思いますが、そのように考えております。
95: ◯加藤栄一委員 測量の結果が二、三日中に出ると。それで最終的に工法として予算化していかなければならないわけですね。そうすると、四、五日後に出てきて、この工事の予算はどの辺をめどにして措置するんですか。
96: ◯道路維持課長 工事についてでございますが、予算関係もございますが、一応9年度の予算では道路防災対策事業といたしまして、設計費も含めて約7000万ほど計上していますが、この範囲でおさまるものなのか、おさめるような方法にするのか、その辺もございますが、予算も5000万で終わるかということもございますが、今申したとおりどれだけの事業量になるかというのは、まだ確定していないところでございます。
97: ◯加藤栄一委員 この落石事故、去年の北海道の例にもあるように、こういう事故が起きた場合、それは調査し予算化して事業化するわけなんですけれども、いろいろな調査方法もあるでしょうけれども、ある程度の目安を立てないとだめだと思うんですよ。例えば、おととしだったか、奥新川が雨で流れて仙山線が、やっぱり大体3カ月ぐらいで開通したわけですよね。それで、今の課長の話では本当にことしできるのか、来年できるのかわからないような回答なものですから、今年度中には──秋までにはめどをつけるのかという、その辺の確認を。
98:
◯建設局長 先ほど申し上げたとおり、現在まだ設計する段階の外部測量をやっておりまして、ボリュームがどの程度になるのかということがまだ未決定でございますので、そのボリュームの決定に従って、工期もおのずと確定されますので、もう少々お待ちいただきながら、確定したいと思います。私どもとしましても、先ほどの180万人という観光客が入ることも十分承知してございます。事務的には急がせてやりますので、御理解賜りたいと存じます。
99: ◯加藤栄一委員 交通処理法の説明があったんですが、この信号機なり、あるいは誘導員、交通整理員を配備するだけではなくて、やはり定義に行く道路については、もう二路線があるわけですね。でも交差するのは大変な道路なんですが、しかし青下線はある程度途中まで整備されていて、この路線も整備していけばこういう事故対策として、非常に重要な路線になると思うんですよ。ですから、この青下路線について最近余り予算化されていなくて道路も半分整備されているんですが、この辺の関連も含めて、この交通処理方法をその辺まで考えているのかどうか、お伺いしたいと思います。
100:
◯建設局長 この路線は林道でございますし、青下の部落までは既に改良済みになってございますけれども、内容のわかっている方については近道ということで使っている方も中にはいますし、いずれにしましても林道ということの中で、関係機関と話をしながら、必要な処置はしていきたいと考えております。
101:
◯委員長 ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
102:
◯委員長 以上で、報告事項関係を終了いたしました。
この際、当局から報告を受けた事項以外で皆様から何か発言等がありましたら、お願いいたします。
103: ◯大内久雄委員 市民が非常に泣いておる、困っている用件をお話をさせていただきたいと思います。これは、都市整備局は直接はかかわらないんでありますけれども、これからお話しすることに大きな関連がありますので、お聞き取りをいただきたいと思います。
農家分家を建設するときは経済局の農用地関係の担当の方に対して、農用地の除外申請をするわけでありますけれども、農用地の除外申請をする以前に、農用地以外の土地と交換をする努力をしてくれという要請があるわけであります。この努力をして、そういう見通しがついたから農家分家の建築の申請をしようとすると、各区の建築宅地課は法改正以前の宅地でないと許可はできませんということでお断りを食うわけであります。これはどういうことなのかなということで、いろいろ調べてみると、その市民の声としては、同じ市役所の職員であっても、経済と都市整備に変わっていくと、そういう考え方が違ってくるんでしょうかという悩みの種であります。局長として、本件についてどういうお考えをお持ちなのか、ちょっとお聞かせをいただきたいと思います。
104: ◯都市整備局長 まず、農用地の解除のお話と、それから既存宅地の扱いについては、準拠する法律が別になっております。そういうところで実は現場の方でも、いろいろ悩んでおるわけでございますけれども、担当部局ともよく調整し、一定の方針を出しながら、区の窓口に対する指導をしてまいりたいと思っております。
105: ◯大内久雄委員 局長、その局長のお答えはそれでいいと思うんですけれども、これは一年、二年のことではないんですよ。しばらく前からお願いをしても、結論が出ないから、大内さん何とか相談に乗ってくれという用件なんですよ。問題は、全くの農用地の網がかぶっているところを、農家の分家ですから、やはり農用地の除外申請をすると、もともと田んぼであって、すぐ造成をして建築の許可をもらえるわけです。しかし、市街化調整区域の中に通称、ホワイトゾーンというその他の区域があるんですけれども、経済局の方は農用地の除外申請の以前に、ここにあるホワイトゾーンと土地交換をしてくださいと。その努力をした結果、なければやむを得ず農用地でもしようがないだろうというのが見解なんですよ。ところが交換してもいいよという方がいるから、交換に応じてもらえるような段階になっている。これは決まったということで、喜んで建築宅地課に申請に行ったところ、これは法改正以前の宅地ではありませんから、だめですと。法律はわかるわけですよ。わかるけれども、経済局の方で指導している考え方と都市整備局所管の方の建築宅地課の方の考え方が違うんでは──市民は仙台市の職員ですから、すべてみんな同じにやってくれるだろうと思っているのが市民なんですよ。ところがやはり2年も3年もたって、どうしようもないから議員の方々何とかしてくださいというのが、こういう強い要請でありますから、こういうものは早く結論を出していただいて、法改正以前の宅地でなくても、農用地の除外申請、農用地ではなくてホワイトであれば、そういう交換の場合はいいだろうという見解を出してもらわないと、農家分家としての建物は依然として建てることは不可能なんですよ。これはいつまで出せという要請はできないかもしれませんけれども、早急にお答えをいただきたいと思うわけであります。
それからもう一つは──これも答えを出してくださいね。もう一つは、建設局の方でありますけれども、98万市民の海水浴場というと、私の地元の深沼以外はないわけでありますけれども、ここに宮城野区のところの貞山堀にかかっている橋は正式に許可をもらったような橋ではないんでしょうけれども、東の方が私道ということもあるためになかなか海水浴場に車の乗り入れの禁止もできないという法的なこともあると伺っているわけですありますが、何年か前に海水浴客が、日やけということで、顔だけ出して腹に一たん砂をかけて、それを外して全部背中も腹も焼くことをやっておるわけですけれども、ここにたまたま車を乗り入れた方々が腹をひいて行ったから死亡事故につながらなかったのかもしれませんけれども、仮に顔をひいたとすると、これはとてつもない大きな事故につながるわけです。すると、責任は恐らく橋の所管、指導をしている建設局の方に来るだろうと思うんですけれども、この橋の撤去関係あるいは東の方の私道の関係、これはどういうふうに今後進んでいくのか。つまり、海水浴場を管理する方々の非常に大きな悩みなんです、これ。車、数十台乗り入れされるために、解決の見通しがないんでしょうかというのが、これまた海水浴客の市民の声でありますから、お答えをいただきたいと思います。
106: ◯都市整備局長 第1点目については、経済局と内部整理を急ぎまして、いろんなケースが実は想定されると思いますので、その辺を整理いたしまして、統一的な指導方針を確立いたしまして、窓口あるいは庁内が混乱しないようにしたいと思います。
107:
◯建設局長 私どもの公道については、荒浜にかかっている旭橋が市道としての橋と理解しておりますけれども、あと蒲生の方の橋については農道でありまして、個人の所有と聞いておりますので、その辺については実質橋がなければ、結果といたしまして向こうに行けないわけですので、その辺の中身を宮城野区とも相談しながら、どのような方法が一番いいのか、確かにさく等をやった部分もあったんですけれども、過去にジープに引っ張らせて抜いたとかという話も聞いておりますし、そういう事故、死亡事故なんかが起こらない前に、よい方法があれば処置していきたいと思って考えておりますけれども、現在としてはいずれ個人が県の方に申請を出して、許可を受けて橋をかけたものというふうに私の方は理解しておりますので、個人の物を撤去するわけにもいかないという前提条件もありますけれども、宮城野区とも相談して、どれがいいのか検討させてみたいというふうに考えております。
108:
◯小山勇朗委員 一つは、一般質問の中でも松枯れ問題について質問しておりますけれども、建設局が所管する公園の中で、これまで7年、8年あたりで抜倒処理したような状況について、まず1点お伺いしたいと思います。
それから、保存樹木というか、指定樹木で、この中にも松が結構あるわけです。そういったものに対しての点検なりというものをしているのかどうか、お答えいただきたいと思います。
109: ◯緑政部長 松枯れの対応に関しましては、8年度で43本の処理を行っているということでございます。また、その後はできるだけパトロールをしながら、そういう状況を見たらすぐ処置できるような方法でやっているところでございます。
保存樹木に関しましては、まだ荒浜のところに行く街道の中で一本松がやられたということの経過はございますけれども、あとは今のところ出ておりません。
110:
◯小山勇朗委員 平成8年度で43本という形でありますけれども、これはどういった処理方法をとっているんですか。
111: ◯緑政部長 伐採して焼却をしているという処理方法をしております。
112:
◯小山勇朗委員 いろいろこの松枯れした樹木の活用方法なども本来はあるはずであります。一定程度年数がたった松であれば、相当太い幹になってますし、そういったものもただ焼くだけではなくて、他に活用できるようなことなども考えていくべきだろうと思います。あと保存樹木の関係で言えば、この松の材線虫の侵入を防ぐための対策として、薬剤の樹幹注入というものを、栄養剤のような形で現在林野庁なども相当使っているわけであります。そういった意味では、この前の答弁では全く実績がないというふうな答弁も経済局ではしておりましたけれども、建設局としてもやはり公園の松なり、あるいは保存樹木の関係などをパトロールしながら、そういった生きの悪いようなものについては、樹幹注入というものなどもやっていくべきではないかと思いますけれども、その辺についてはどうですか。
113:
◯建設局長 保存するものとして、緑を残すという気持ちは市民も私どもも皆一緒だと思いますし、その辺の手当てにつきましては、確かに私どもでも実験したこともないもので、その効果のほどについては判明できませんので、今後必要なものについて注入しながら、その効果のほどがよければ残す方に向けてやるという考え方をしていきたいなというふうに考えております。いずれにしましても、200年単位でもってきた保存樹木等がございますので、できるだけ後世に残すように努力していきたいというふうに考えております。
114:
◯小山勇朗委員 次に、仮称中田中央公園の関係なんでありますけれども、平成12年までに完成を目指して進めているということになっているわけですが、この工事がなかなか進んでいないように思います。いろいろお話を聞いていきますと、一つは水田所有者との折衝がなかなかうまく進まないというのは、それはそれで、一定程度それは放置した形であたりをつくり始めたのはわかるんですが、ただ平成12年までに完成をさせるというふうになれば、今の予算配分の1億5000万や、1億程度では全く工事が進まないのは目に見えているというふうなお話もございますし、最低でも年間4億をいただかないとテニスコートなり、あるいはサッカー場なり、そういったものをこれからどんどんつくっていかなければいけないわけですから、4億程度の予算がなければ到底平成12年度には間に合わないというふうに聞いているんですが、その辺
建設局長の考え方をお聞きしておきたいというふうに思います。
115:
◯建設局長 こういう公共施設については、住民の協力ということが第一義にございます。委員も御承知のとおり、中田に在住の方が相変わらず用地買収に協力していない実態も十分御存じだと思いますけれども、ちょうど場所が中央部に位置するものでございますので、施設をつくる上においてもかなり支障を来す場所になってございます。したがいまして、今後用地買収を先行するように努めていきたいというのを第一義的に考えておりまして、その後に施設関係に進んでいきたいと。予定よりかなりおくれている状況は、先ほどの御質問にもございましたけれども、現在では12年までというのもかなり厳しいのかなというふうに考えているところでございます。いずれにしましても、中田の東の方の重要な位置づけとしての中央公園でございますし、防災的な見地からも重要な場所でございますので、私どもとしましては、区役所ともども頑張っていきたいと考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
116:
◯小山勇朗委員 さっきも言ったように、水田の関係では公園の中にしばらくは水田があっても、まだいいなと思いますけれども、やはりさっき言ったように予算を4億程度もらいたいと、区役所としてもね。そのことによってやはり事業も進められるというふうに言っているわけですから、ぜひその辺御配慮をいただいて1年でも早く完成できるように、お願いしておきたいと思います。
あと三つ目として、第1回定例会の中でも私らの方から代表質問でやっておりますけれども、局長からは人間優先の道づくりについては積極的に取り組んでいくというふうにお答えをいただいたわけですが、やはり狭い歩道上の電柱移設は早急にやってほしいと思うんですよ。電力の方にもいろいろお話ししましたら、そういうお話が仙台市側からあれば、いつでもそれは移設しますということでありますので、車いすも通れないような状況、電柱がやはり邪魔をしているのであれば、そういうものを福祉の
まちづくりも含めて考えていけば、早急にやはり市内の調査をして、移設できるものについては早急に移設をしていくと。さらには道路を拡幅したんだけれども、例えば用水堀にカルバートを入れて道路は広がったんだけれども、逆に電柱が元のままの狭いところの道路に立ったまま放置をされて何年にもなるんですね。それで区役所とか、そういうところに話をしてきたわけですけれども、いまだにそれが全く解決されていない。そういうものをやはりわざわざ道路を拡幅しても、電柱が邪魔して、結果的には広げた部分は何にも利用されないというふうなことのないように、その辺についてもきちんと点検をし、取り組みをしていただきたいというふうに思うわけでありますけれども、その辺の考え方についてお答えいただきたいと思います。
117:
◯建設局長 さきの第1回定例会で申し上げたとおり、福祉の
まちづくりの第一原点としては、確かに歩道の整備が大切なことは十分承知しております。したがいまして、いろんな機会の中で、例えば電力との会合等もございますし、それから区との連絡調整会議の中でも、大事なことはその連絡調整会議の場の中でいろいろ申し出しておるものでございますから、そういう趣旨を十分理解していただきながら進めてまいりたいと考えております。いずれにしましても、毎年度の福祉の
まちづくり事業の中でも予算化いただいておりますので、歩きやすい道づくりということを基本に今後とも努力してまいりたいと思いますので、御理解賜りたいと存じます。
118:
◯小山勇朗委員 次に、市営住宅の管理運営を建設公社の方に委託をして進めているわけですけれども、この4月からこの市役所には全くなくなって、交通局の方に移転をしたと。市役所に市営住宅の関係で来た人が交通局に回されるというふうなことで、非常に不満を感じている市民がいるわけです。確かに交通局の賃貸収入も考えながら移転をさせた、あるいは市役所の中の狭隘を考えながら移転をさせたという部分は、まさにこれは役所側の都合であって、市民からすれば全く関係ないんですよ、はっきり言って。今までずっと市役所に来て、そういう手続一切がやれたのが交通局の方に、こっちからまたあっちに行けというふうに言われれば、相当やはり腹立たしい、あるいは不満が大きく募ってくる状況だと思います。そういった意味では、当局の都合でそうやった以上は市民に不便をかけさせないというふうな意味からすれば、都市整備局の中に入居申し込みもできる、あるいは市営住宅の諸問題について、その場で相談できるというふうなものを──全部こっちに置けというわけではないんで、2人なり、3人、人を配置して住宅相談係とか、そういう名称でもいいと思うんですが、名称はどうでもいいけれども、市民がここに来たらここでも用を足せるいうふうな状況をつくるのが本来的なあり方だと思いますけれども、その辺について局長どういうふうに思いますか。
119: ◯都市整備局長 市営住宅の入居管理につきましては、入居者という特定の方を対象にしておるわけでございますので、交通局に移してもそれは支障がないのかなというふうに思っておりましたけれども、募集あるいは常時募集という点からいきますと、確かに小山委員のおっしゃったような不便を感じている方も多いのかなと今感じました。御提言の趣旨を踏まえまして、急ぎ対策等を検討してみたいというふうに思います。
120: ◯大槻正俊委員 私の方からは、青葉城の石垣修理工事についてお伺いしたいと思います。この件については聞くところによりますと、前回5月21日のこの委員会の中で報告されているということであります。したがいまして、余りくどい話はしないで重複しないようにしたいと思います。ただ、私はこの問題について昨年の第2回定例会の中で質問をさせていただいております。要するに、その当時秋から工事が始まるというような報道もされているけれども、実際そのとおりにいくのかと。そのとおりにいくのであれば、これは再質問の中でも述べさせていただいてますが、市民へのよりPRの徹底はしなければいけないのではないのかというふうに質問させていただいておりました。そういうことを踏まえて、まず一つはなぜおくれてきたのかについて、これは前に示されているかと思いますので、簡単で結構ですのでこの点について、まずお聞きしておきます。
次に、今回の場合、5月21日以降また時間がたっていますから、それ以降のことはお聞きしてもいいと思いますが、6月3日の広瀬川清流保全審議会などもございます。そういうのを踏まえて、今回は予定どおり進んでいくのかどうか、改めてまずお伺いをしておきたいと思います。
121: ◯公園課長 おくれた理由につきましては、関係機関との調整について大変手間取ったことにあるもので、まことに申しわけなく思っております。
それから、石垣修復事業のPRについてでございますが、現在のところ8月下旬より着手する予定でございますので、市政だより等でPRしてまいりたいと思っております。
122: ◯大槻正俊委員 そのときも申し上げたんですが、あそこの路線は朝晩かなり通行量も多いわけであります。朝であれば太白区側から、あと夕方であれば青葉区方面からというのが多いわけですが、当然夏、秋の観光シーズンもございます。PRについて、かなり徹底をしないと私は混乱するんではないかというふうに思っております。したがって、かなり徹底したPRについて、特に力を入れてほしいと思うんです。そういった意味で、現在考えられている市民、観光客といった方々への周知徹底方法について、具体的にお示しをいただきたいと思います。さらに不十分であれば、十分な対策を求めておきたいと思いますので、お示しをいただきたいと思います。
123: ◯公園課長 まず市政だよりとか、市政テレビ等の広報を通じてPRをしてまいりたいと思います。それから、市の八木山方面等の町内会等につきましては、文書で通知し、お知らせしたいと思っております。それから、ラジオ、新聞等のマスコミを通じてPRしてまいります。また、バス、タクシー等の関係協会にも文書によって、いろいろPRしてまいりたいと思っております。
それから、石垣の工事修復現場におきましても、看板等を設置してまいります。交通規制等につきましては、主要交差点等に案内看板等を設置してPRに努めたいと思っております。
124: ◯大槻正俊委員 ぜひ徹底して混乱のないように、さらによそから、つまり仙台市以外から来た方も混乱しないように、ぜひしていただきたいと思います。
次に、もう一点でございますが、仙台市の定禅寺通、青葉通のケヤキ並木は今の時期、特にすばらしいわけでありますけれども、私もびっくりしましたけれども、ことしの多分3月だったと思いますが、いきなりケヤキが1本倒れました。私も通ってみて、改めてこの根っこがかなり深く、あんな木も倒れるんだなと改めてびっくりしました。それで、366本ほどあるそうでありますが、この科学的調査をするということが言われております。具体的に今、対象範囲なり、検討をして具体的な調査に乗り出すということですが、どの辺までそれについて進んでいるのか、お示しいただきたいと思います。
125: ◯緑政部長 倒れてからすぐに聴診器による、たたいてどうなっているのかというようなことの調査を行いました。その中で定禅寺通、青葉通、各2本ということで、継続的な調査が必要なものは4本ということでしたから、今度はこの幹の断面等の調査を行っていくということになると思います。その辺のところに関しましては、普通の幹の空洞化などについては、外からでは判断が難しいということでございますので、器具を使いながら、どのようなものがあるのか、今青葉区の方と相談しながら進めているところでございます。今後ともできるだけ早く調査をしながら、対応を進めてまいりたいというふうに考えているところでございます。
126: ◯大槻正俊委員 調査をするのはわかりました。それで、具体的に検討していつごろから詰められるのかということについて、私はお聞きしたいわけなんです。なぜかといいますと、確かに危ない木もあるということも、現実にたたいてみても、わかっているわけです。特に、仙台市にとって青葉通、定禅寺通のケヤキというのは、単にあそこに木があるということではなくて、いろんな意味で価値のある木であるわけですから、早く科学的な調査をしてほしいという意味でいつごろからやるのかということです。
それと、先ほど松枯れの話もありましたけれども、仙台市の保存樹木もさまざま倒れたりしている木もございますので、徹底した調査をすると。それでこそ杜の都仙台の行政だと思いますので、そういった視点でもう一度──これからというのであれば、これからこうしたいでもいいですから、きちんとその辺についてお示しをいただきたいと思います。
127: ◯緑政部長 先ほど申し上げましたように、今後は器具の調査ということで、音波とか、またほかにドリルとか、そういった断面の調査とか、直接樹木に穴をあけて小型カメラを突っ込むとか、そういったような方法がございますけれども、どれが一番いいのかということは、まだほかでもやっていないので、東京都でちょっとあったような話も聞いておりますので、その辺の調査を進めながら、どういう方法で一番早く調査ができるのか検討してまいりたいというところでございます。
また、保存樹木についてもやはり今後の調査、5年ごとに調査しておりますけれども、今後ともにパトロールしながら持ち主の御意見を聞いたり、調査をしてまいりたいというふうに考えている次第でございます。
128:
◯登坂しのぶ委員 1点だけお伺いします。6月7日の河北新報、声の交差点、これは賢明な都市整備局長は既にごらんになっていると思いますけれども、あえて御紹介させていただきます。これはきのう福島委員からもお話ありました地域内におけるマンション建設に伴う問題でありますけれども、その一節を御紹介して、本当に市民の方がこんなに心を痛めているんだなということを取り上げながら、当局の対応をお伺いしたいと思います。これは一文だけ御紹介いたしますけれども、将来性のある虹の丘団地に住んで12年、スーパーは生協がたった1軒あるだけの小さな団地、ところがある日突然その生協の隣にマンション建設の話が伝わってきた。しかも2階建てばかりの住宅地に8階建ての高層マンションが建つという、とんでもない話である。法的に違反をしていなければ、住民の生活環境などどうなっても構わないのだろうかという趣旨の投書でございました。これは河北新報が取り上げておりました。非常に私はこの書かれた御婦人は大変お困りになっているだろうと思うんであります。きのうも答弁を聞きましても自分の土地をどう使用するかについては、もちろん私は重々理解をしているつもりであります。また、その法的な問題においても理解をしているわけでありますけれども、果たしてこれだけ地域住民の方が困っている問題を市当局が何らかの形で対応できないのかという、ここに私は何か非常に歯がゆい思いをするわけであります。この虹の丘の方のそばに行って調べてみますと、8階建てのマンションを建てれば北側の方々はほとんど日陰になって、冬場については必ず道路は凍結になります。4メーター道路に駐車場の出入り口をもってくると通行する方が大変な思いをするわけですよ。果たしてそれがいいのか、何をやってもいいのかというこの一住民の率直な御意見については、都市整備局長どのようにお考えになりますでしょうか。
129: ◯都市整備局長 自分の身に置きかえて考えれば、それはわかることでございますけれども、私ども建築行政、都市計画行政をやっている者といたしましては、やはり法律、条例そういうものに基づいて行政処置をしていかなければいかんという立場にもございます。そういう意味で、大変立場はつらいところがございますけれども、いずれにいたしましても、私どものそういう面と、それから一市民、一個人の立場のはざまの中で建築、都市計画行政をやっていかなければならないという状況にございます。そういう意味で、要綱等を策定し、当時者間の話し合いのお手伝いといいますか、そういうことをやっていくというところから踏み出せない状況にあるのも事実でございます。虹の丘団地だけではなくて、市内各所でそういう問題が数多く出ておりますけれども、両者の間に入りまして、誠心誠意、仲介するというような立場しかないのではないかというふうに考えております。
130:
◯登坂しのぶ委員 今テレビで水戸黄門という番組を局長ごらんになったことがあると思うんですが、最後に印籠を出すんですね。あの印籠を見ると、みんなははーとひれ伏すわけですよ。やはり私はこれは場合は違うかもしれませんけれども、精神的にはやはり業者に対しても、ある場合には住民に対しても、私は強力な行政指導はそうであるべきではないかと思うんです。守っても守らなくてもいいような行政指導だったならば、私は行政指導とは言えないのではないのかなと。やはり一たん都市整備局で行政指導に入ったということになれば、法的な拘束力はないにしても、業者にしろ、市民の側にしろ、地域の側にしろ、それはある程度の重みがなければいけないと私は思うんであります。そこにやはり何というのか、行政の担当者、職員の方々、より以上力をつけていただいて、またプロ意識を発揮していただいて、にらみをきかせるというとおかしいけれども、そういう立場に立った視点からこの問題を解決していく以外には方法がないんではないか。いつまでたっても、こういうトラブルが続くし、またこういう問題がどんどん起きてくることが予想されるわけでありますから、決してベストの方法ではないと思います。そういう面では、やはり仙台市は仙台市民が本当に苦しんでいるのであるならば、その問題に対応するために、やはりもう少し一段と誠心誠意、向上の精神でうまく話し合えという行政指導を一歩踏み越えて、何らかの強力なものが私は住民の立場に立って必要ではないかと、一投書を通し、また現実には私は2,000名とか7、000名という署名の、地域の方々の陳情を受けたこともありますけれども、そういう方々の意思をそんたくする意味におきましても、そういう住民の声もあるということを認識していただいて、取り組んでいただければなということをぜひ申し上げておきたい。確かに法律はあるけれども、法律を乗り越えるものが私はあると思うんです。必ずあります。会って都市整備局長がうんと言えば、相手はははーとひれ伏すかもしれません。それが大事なんです。さらにもう一度お願いいたします。
131: ◯都市整備局長 そういう意味で、私どもかなり他都市と比較いたしましても、紛争といいますか、紛争というのはお互い話し合っているうちは紛争ではありませんから、話し合いがつかなくなってからが紛争だと思いますけれども、そういう場に市が行政指導といいますか、割り込んでいきまして、話し合いをさせるという労をとってきまして、かなり私なりには実効性が上がってきていたのではないかというふうに思います。今登坂委員のおっしゃったように、ははーという面はないかもしれませんけれども、仙台市という看板を背負っていることによる効果というのは確かにあろうかと思いますので、なお積極的にそういう行政指導の労をとりたいというふうに考えております。
132:
◯委員長 ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
133:
◯委員長 それでは、閉会中継続審査事項について、お諮りいたします。
「総合設計制度及び土地
区画整理事業について」を閉会中も継続して審査することにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
134:
◯委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように議長に対して、申し出ることに決定いたしました。
以上で、所管事務についてを終了いたしました。
これをもって、委員会を閉会いたします。...