委 員 岡 田 英 君
〃 中 村 益 則 君
〃 古 舘 傳之助 君
〃 藤 川 優 里 君
〃 寺 地 則 行 君
〃 大 館 恒 夫 君
欠席委員(なし)
委員外議員(なし)
──────────────────────────────────────
出席理事者
総合政策部長 千 葉 憲 志 君
まちづくり文化スポーツ観光部理事兼 田 湯 俊 行 君
まちづくり文化推進室長
総務部長 大 坪 秀 一 君
財政部長 原 田 悦 雄 君
教育長 伊 藤 博 章 君
教育部長 佐 藤 浩 志 君
総合政策部次長兼
市民連携推進課長 大志民 諭 君
総合政策部次長 八木田 満 彦 君
南郷事務所長 佐々木 勝 康 君
まちづくり文化スポーツ観光部次長兼 村 山 博 康 君
スポーツ振興課長
美術館長兼新
美術館建設推進室長 山 田 泰 子 君
総務部次長兼
総務課長 品 田 雄 智 君
総務部次長兼
人事課長 佐々木 勝 弘 君
財政部次長兼
契約検査課長 秋 山 直 仁 君
財政部次長兼
資産税課長 柴 田 義 弘 君
屋内スケート場建設推進室長 河原木 実 君
教育部次長 齋 藤 信 哉 君
教育部次長兼
教育総務課長 野 田 祐 子 君 他
関係課長
──────────────────────────────────────
出席事務局職員
次長兼
議事課長 池 田 和 彦
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午前10時02分 開会
○小屋敷 委員長 おはようございます。
ただいまから
総務協議会を開きます。
──────────────────────────────────────
●
職員紹介
○小屋敷 委員長 初めに、さきの
人事異動等により異動のありました当委員会に関係する理事者の方々の御紹介をお願いいたします。
◎千葉
総合政策部長 〔
総合政策部の
異動職員を紹介〕
○小屋敷 委員長 以上で
異動職員の紹介を終わります。
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●
所管事項の報告について
○小屋敷 委員長 それでは、理事者から
所管事項について報告の申し出がありますので、これを受けることにいたします。
──────────────────────────────────────
1 (仮称)三日
町にぎわい拠点整備事業について
○小屋敷 委員長 仮称・三日
町にぎわい拠点整備事業について報告願います。
◎田湯
まちづくり文化スポーツ観光部理事兼
まちづくり文化推進室長 それでは、仮称・三日
町にぎわい拠点整備事業について御説明申し上げます。
初めに、1、事業の目的でございますが、仮称・三日町
にぎわい拠点は、街なかの庭のような役割を担う
マチニワを
基本コンセプトとし、中心街に不足している緑や水、光と影のバランスなど、自然の要素を随所に取り入れることで、訪れる方々に潤いと安らぎを感じていただける空間として整備する一方、
イベントによる
にぎわいの創出など、晴れの場としても利用できる
にぎわい創出につながる新たな
都市空間として整備するものであります。
また、
八戸ブックセンターが入居しております
ガーデンテラスと
構想段階から一体的な開発として進められてきたものであり、動線についても連携して計画しており、施設内のみならず、施設の西側の外にも公共的な通路を確保し、
ガーデンテラスを含めた周辺の
民間施設やはっちとより一体感を持たせ、中心街における回遊性の向上や
中心市街地の一層の
魅力向上につながることをも期待されております。
次に、2、
整備概要でございますが、旧レックビル、旧
マルマツビル跡地の三日町側に、間口約28メートル、奥行き約38メートル、
敷地面積約1090平方メートルに地上2階、地下1階を設け、
延べ床面積1249平方メートル、最高の高さは14.8メートルの全部ガラス張りで全天候型の多
目的広場として整備いたします。
事業年度は平成25年度の
基本構想から始まり、平成29年度までの5カ年で、
建設工事費は
建築工事、
電気設備工事、
機械設備工事、
昇降機工事を全て含め、税込みで約17億円を予定しております。
夏季は開放的な空間、冬季は寒風をしのぐことができる年間を通じて心地よいと感じられる空間として整備することで、高齢者から子どもまでの幅広い世代が日常的な利用から
イベントなどによる活用まで幅広く利用できる施設として整備してまいります。
また、はっち広場にはない機能を設けており、食に関する
イベントなどは
給排水設備を設置し、保健所の許可が得られる範囲での調理ができる環境などを整えております。したがいまして、はっちとの差別化を図りながら、また、時にははっ
ちのイベントと連動した利用や新たな
イベント企画による活用も検討してまいります。
次に、3、
事業経緯と
整備スケジュールでございますが、
学識経験者や中心街の関係者で構成される八戸市
中心市街地にぎわい検討委員会を中心に検討を行い、平成25年度に
基本構想を、平成26年度に
基本計画をそれぞれ策定いたしました。平成27年度には
事業用地を購入し、整備に向けた
実施設計及び
地質調査を行いました。平成28年度は次の4で御説明いたします水の樹を施設内に設けることによる
展示内容の変更に伴い、建物の構造などに与える影響を検討するため、
変更設計を10月から12月まで行いました。
今後の
スケジュールですが、本棟工事は平成28年度3月議会で承認を得るように、現在、入札などの準備を進めております。あわせて、
電気設備工事、
機械設備工事の
入札準備も進めております。
平成29年度は、
本体工事及び
展示工事に着手するとともに、市民に親しんでもらい、幅広く活用していただくため、市民の参加のもと、整備を盛り上げる
ソフト事業や全国へ発信力のある
PR事業を検討、実施してまいります。
工事完成は平成29年度を予定しており、
工事完成後から
オープンに向けて若干の
準備期間を設け、現在の計画では平成30年度早々の
オープンを目指しております。
最後に、4、水の樹についてですが、2ページのパースと3ページの
マンダラを交互にごらんいただきたいと思います。
水の樹についてですが、
水道企業団と共同で
水飲み場と水時計を兼ねた水の樹を設置いたします。
シンボルツリーでもあるこの水の樹は、自称になりますが、世界一大きな水のみ場になるのではないかと考えております。
なお、
シンボルツリーは、現段階での
イメージ図であり、今後詳細な打ち合わせをしながら、色、形なども含め、最も適したものにつくり上げていきたいと考えております。
あわせて、施設内の緑化についても、今後検討してまいります。
また、新たに計画した
シンボルツリーに合わせ、床面には水の波紋が広がる
イメージを表現するために、直径14メートルの
マンダラを描きます。この水の樹、水の
マンダラを
マチニワ内に設けることで、
マチニワの
利用コンセプトをさらに発展させ、
中心市街地にぎわい形成の
つながりと広がりの拠点となることを期待しております。
3ページをごらんいただきたいと思います。
水の樹、水の
マンダラコンセプトについてですが、八戸市が海から開け、発展してきたマチから、水の樹、水の
マンダラにつながる過程を表現しております。
水の樹は人と自然をつなぐ
マチニワの
シンボルツリーとして、根を張り、すべては
つながり空高く育っていくような
イメージで整備いたします。
また、水の
マンダラは、水面の波紋のように人々は
つながり、広がっていくような
イメージで描きます。
マンダラには八戸の八にちなみ、8枚の水滴でできた水の花や、ウミネコなどを取り入れ、八戸らしさを表現しております。この水の樹と水の
マンダラによって人々が集い、そして行き交い交流を促し、将来への従来にはない魅力ある空間をつくり出してまいりたいと思っております。
以上で説明を終わります。
○小屋敷 委員長 ただいまの報告について御質問ありませんか。
◆寺地 委員 大体今の説明である程度わかりましたが、いつもあそこを通るたびに、通行する方々とそれから
ブックセンターに行く方々、あの近辺にロープが張ってあったり、いろいろな感じでちょっと寂しさを感じるんです。当然建設が始まれば、いろいろな意味でそういうものが解消されると思うんですけれども、やはり安全とか、さまざま考えれば、どのようにして工事が始まるのかというのがすごく気になっているんです。
ですからやはり
ブックセンターのほうに抜ける通路を確保しながら工事をするのであれば、それなりにその通路を早目に確保して歩けるようにしなければならないでしょうし、もし、そういう通路を設けないのであれば、初めからもう通行できないということを明示して安全にしないと、何かちょっと中途半端だという気持ちはしていました。ぜひその辺は配慮しながらやっていただきたいと思うんです。
この
スケジュールを見ていると、平成28年度3月議会のあたりに本棟工事に入るということで、平成29年度になってから本格的な工事ということですが、本来であれば、せっかく前倒しして予算をある程度平成28年度に振り分けていますので、もっと早く工事が進むような状況であれば望ましかったのかとは思うんですが、平成28年度といいましても、もうあと何カ月もない、平成29年度ということになると、もう1年のうちにある程度ということで、その期間で当然間に合うということで計画していると思うんですけれども、その辺の工事の進捗について、配慮なり、考え方として、どういう
スケジュールで考えておられるのか、お聞きしたいと思います。
◎田湯
まちづくり文化スポーツ観光部理事兼
まちづくり文化推進室長 まず、通路に関してですが、現在、三日町から
ブックセンターに抜けていますけれども、あれは通れなくなります。ですから、三日町側、それから
花小路側、そこは全て工事の囲いで囲われることになりますので、現在のような通路というのは確保しないことにしております。
それから、工期の話でございますが、非常に厳しいというのが現実と思っております。ただ、中の造作というのが比較的ないと思っております。トイレ、それから倉庫、機械室などはつくりますけれども、だからというわけではございませんが、正直申し上げて、工期はかなり厳しい状況にはございますが、最初の半年ぐらいは土工事、
基礎工事のほうにかかるという見込みをしておりまして、立ち上がっていけば、どんどんと進めていきたいと思っております。
ただ、さまざまな
設備工事のほうもございますので、そこはいろいろ連携を図って効率的な工事を進めるように我々のほうも努力していきたいと思っています。
以上でございます。
◆寺地 委員 ありがとうございました。
あと、この工事が進む上で、ちょっと心配なのが極端なことを言えば、三社大祭なんかのお祭りがあると思うんですけれども、そのときにあそこの道路のところの壁面に柵をするわけです。そうした場合に、例えばできれば三社大祭の絵を描くなり、もしくは何か花とか、華やかな雰囲気で仕切りをしてその景観的に問題がないように、平成29年、平成30年と多分2年ぐらいはそういう状況が続くと思いますので、ぜひそういう配慮もしてもらいたいと思うんです。そうしないとやはりせっかく三社大祭もユネスコの登録を受けて、今注目されるところに差しかかっていますので、
イメージが壊れないようにすべきではないかと思いますので、ぜひその辺も配慮していただきたいと思います。
それから、先ほどの説明の中で、世界一大きい
水飲み場というお話があったんですが、何となく
イメージがまだまだつかめていないんですけれども、すごくいいことではないかと思います。そういう意味では、ちょっとどういう感じなのか想定できないんですけれども、なるべく宣伝をしながら、ぜひいいものをつくるように御要望して、以上で終わります。
○小屋敷 委員長 他にありませんか。
◆三浦 副委員長
建設工事費の約17億円の
財源内訳というのを改めて確認したいと思って教えてもらえればと思います。
◎田湯
まちづくり文化スポーツ観光部理事兼
まちづくり文化推進室長 財源でございますが、
社会資本整備総合交付金を活用しております。
◆三浦 副委員長 それは国からの交付金を全て使って行うということで考えてよろしいですか。
◎田湯
まちづくり文化スポーツ観光部理事兼
まちづくり文化推進室長 補助率については2分の1の補助を受けて整備することにしております。
◆三浦 副委員長 補助率2分の1で17億円の半分は市が出すと。それは市債でということですか、もう少し詳しくお願いします。
◎田湯
まちづくり文化スポーツ観光部理事兼
まちづくり文化推進室長 2分の1は
社会資本整備総合交付金です。残りの半分のうちの45%はいわゆる
起債対象ということでございます。ですから、実質的な市の単独費は全体の5%と見ておりました。
以上です。
◆三浦 副委員長 ありがとうございました。
あと本棟工事と平成29年度の
本体工事というのは、本棟工事の契約と
本体工事に入るという、この言葉というのは、
業界用語、本棟工事に入るというふうには言わないということなんですか。本棟工事で契約をして、平成29年度には
本体工事に入ると。それはどういう形で捉えればいいのかと思いまして。
◎田湯
まちづくり文化スポーツ観光部理事兼
まちづくり文化推進室長 工事の発注につきましては、本棟、
本体そのものです。そのほかに
機械設備ですとか、
給排水設備というものが入ってまいります。それらを含めて本体の工事に入るということですので、工事の発注におきましては、それぞれの建築の部分、給排水の部分とか、
電気工事の部分とかというような発注の仕方をしているということでございます。
◆三浦 副委員長 はい、ありがとうございました。
私からは以上です。
○小屋敷 委員長 他にありませんか。
◆大館 委員 ちょっとお聞きします。
平成30年度早々に
オープンという話があったんですが、大体何月ごろをめどに。
◎田湯
まちづくり文化スポーツ観光部理事兼
まちづくり文化推進室長 工事のほかにパースのほうで
もちょっとごらんいただきたいところがございますが、
マチニワということで、庭の部分、そこを整備することにしております。ですから本体のところに含まれる部分と、それからいわゆるプランターのようなもので設置する部分ということで、その部分がいわゆる今回別発注の部分となりますが、備品扱いと今想定しております。ですから、建物が全部できて、引き渡しを受けてからそこの部分の整備に入るというのが今現在予想されておりましたので、若干の
準備期間というのはそういう意味でございまして、できるだけ完成したらすぐ市民の皆様にお使いいただける体制をとりたいと思っております。
以上でございます。
◆大館 委員 何月ごろというのは出てこないのかな。
◎田湯
まちづくり文化スポーツ観光部理事兼
まちづくり文化推進室長 これからの
進捗状況によりますが、私とすると4月中には
オープンできる体制でいきたいと思っております。今後の
進捗状況に当然よっていきますけれども、そこを目標にしていきたいと思っております。
以上です。
◆大館 委員 本棟工事の電気、機械はことしの3月中に契約ということでありますが、えてしてこれまでの工事の契約等を見ていれば、途中で
設計変更とか、あるいは金額の上限の訂正等がままあるわけですが、今回のこの工事に関しては、その辺は大丈夫ですか。そこを危惧しますけれども。
◎田湯
まちづくり文化スポーツ観光部理事兼
まちづくり文化推進室長 そこは十分に
実施設計を踏まえて、さらには今回
変更設計ということもやってまいりましたので、大きな変更ということはないものと思っております。ただ、よくございますのは、地下の部分で想定外のものが出てきたりとかという部分は、これは突拍子もないやむを得ない部分なんですが、あとは設計後につくっていくということから考えますと、大きな変更ということは現時点で我々もかなり吟味してきたつもりでございますので、その辺はまったくないとは申し上げられませんが、あっても少ないのではと思っております。
以上です。
◆大館 委員 やはり工期、目標を定めたらそれに向かっておくれることのないように、それから
設計変更もないように吟味した形での
最終的結論を出して、いいものを予定どおりつくっていただくことを要望して終わります。
○小屋敷 委員長 他にありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○小屋敷 委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。
──────────────────────────────────────
2
八戸ブックセンターについて
○小屋敷 委員長 次に、
八戸ブックセンターについて報告願います。
◎田湯
まちづくり文化スポーツ観光部理事兼
まちづくり文化推進室長 続きまして、
八戸ブックセンターにつきまして、12月4日の
オープンから約1カ月半が経過したことから、これまでの状況等について御報告させていただきます。
初めに、平成28年12月4日から平成29年1月15日までの、
開館日数35日の状況ですが、
来館者数は合計で4万8853人、1日平均1253人となっております。
販売冊数は2712冊、1日平均78冊で、販売額は415万514円、1日平均11万8587円となっております。
販売実績の内容ですが、推定の年齢でございますが、30歳から50歳代が全体の約半数、50歳代以上と思われる方が全体の約4割となっております。
曜日別に見ますと、土曜日、日曜日で全体の約半数を占めております。
ジャンルについては、多岐にわたっておりますが、
市内書店では取り扱いが少ない純文学、
海外文学、
学術文学、洋書などが主に売れております。
また、全体の2割程度が
本体価格2000円以上の高単価の書籍となっております。高単価書籍を置いていることで、
市内書店を補完する役割を担っているわけでもありますが、この結果から今までになかった文化に接する
きっかけを創出できているものと考えております。
次に、
読書会ルームの
利用状況ですが、資料に記載のとおりの
利用状況となっております。読書会に使用していないときは、通常の
読書席等の一つとして開放しておりましたが、
オープン以降、
読書会会場としての
利用方法などの問い合わせがふえてきております。また、今後は
ブックセンター主催の読書会を実施していくこととしており、
利用件数はふえていくと見込んでおります。
次に、カンヅメブースの
利用状況ですが、1月15日現在で、利用するために必要な
市民作家登録者が47人で、
利用件数は26件となっております。高校生から年配の方まで幅広い年代の方が登録、利用しており、今後出版などに向けたワークショップを企画するなど、可能な限り利用者をサポートしていきたいと考えております。
次に、
ブックセンターの
紹介記事などについて御説明申し上げます。
オープン以降さまざまな媒体で
ブックセンターを紹介いただいております。私どもで把握している範囲ではございますが、新聞では全国紙5社、地方紙では県外も含め6社、業界紙や雑誌などにおいても11社に掲載をいただいております。
また、
ブックセンターのホームページにつきまして、
オープンした12月には3万件を超える
アクセス数があり、そのほか、テレビやラジオなどでも取り上げられ、共同通信社からも全国に発信されるなど、注目度は大変高く、
ブックセンターを
きっかけとして八戸市、そして本の
まち八戸のPRにもつながっていると考えております。
資料として、新聞などの切り抜きを添付させていただいておりましたので、一部御紹介させていただきます。
補足資料の2ページをごらんいただきたいと思います。
アンケートの次にございます。資料の2ページ目は、北海道新聞の記事ですが、
オープン内容などのほか、商店街の方も期待しているという内容が掲載されております。
5ページに参りまして、業界紙の新聞之新聞の記事ですが、関係者の方々の意見などが掲載されており、カネイリの社長さんのコメントとして、
ブックセンターをディレクションしていただいている内沼氏を紹介した経緯、
地方都市の書店は厳しい状況であり、知の拠点を守る最後の砦は行政が担う必要もあるのではないかといった内容などが掲載されております。
6ページ目は、劇作家の
平田オリザさんが来八された際の
インタビュー記事で、
ブックセンターが
地域文化の活性化につながるなどの意見の内容が掲載されております。
最後に、11ページでございますが、1月17日の朝日新聞の
編集委員の記事でございます。全国的に書店は減少していて、厳しい状況の中、
八戸市内の書店も期待しており、今後の動向に注視していきたいという内容が掲載されております。
以上、一部の紹介となりますが、後ほどその他の紙面につきましても、ごらんいただければと思っております。
次に、資料の2ページ目をごらんいただきたいと思います。
ブックセンターで来館者を対象とした
アンケートを実施しておりましたので、その概要について御説明いたします。
アンケートは平成29年1月2日から実施し、15日までで取りまとめております。
開館日数は13日間、
回答件数は92件になっておりますが、現在も引き続き
アンケートは実施しており、当面、市民の皆さんの意見を聞いていきたいと考えております。
性別、年齢、
来館回数は資料のとおりでございまして、回答者の4割以上が市外からお越しの方でございました。
問いの5番以降が
ブックセンターについての質問となっておりますが、問い5の雰囲気については、全体の約85%の方から、非常によい、よいという回答をいただきました。問い6については、
ブックセンターでは
市内書店では余り並んでない本を選定していますが、その内容についての問いとなっており、全体の約70%の方から、非常によい、よいという回答をいただきました。文章でいただいた感想、意見においては、普段出会わない本が多くてよいという内容の意見を多数いただいておりましたが、洋書や児童書のほかさまざまな分野の専門的な本を並べてほしいなどの意見もいただいております。
問い7については、
市内書店や図書館と違い、テーマに沿った陳列をしておりますが、その内容についての問いとなっており、全体の約77%の方から、非常によい、よいという回答をいただきました。
文章でいただいた感想、意見においては、テーマごとの検索がおもしろいなどの意見も多数いただいておりましたが、テーマがわかりにくい、目立たないなどの意見もいただいております。
問い8の今後も
ブックセンターに来たいかという質問には全体の約91%の方が、ぜひ来たい、機会があれば来たいという回答をいただいております。
問い9では、
ブックセンターに望むことについて、文章での回答をお願いしましたが、本の冊数をふやしてほしい、企画事業などを開催してほしいなどの意見をいただきました。
問い10のその他意見では、長期継続してほしい、居心地がよかったなどの意見を多数いただいておりましたが、施設の広さが足りない、通路が狭い、本がとりづらい棚があるなどの課題となる意見をいただきました。全体的に多くの方から好評を得ている回答をいただいておりましたが、課題となる意見も幾つかいただいております。今後も
アンケートを継続して実施していきますが、今回いただいた課題となる意見につきましては、可能な限り改善できるよう検討していき、市民の皆様にとって利用しやすい、よりよい施設となるよう努力してまいります。
以上が
ブックセンターの
オープン後の状況となりますが、今後も
ブックセンターの周知を図りながら、本の
まち八戸の拠点施設として関係団体との連携や情報発信など、公共施設としての役割を十分に満たし、市民の皆様に親しんでいただくとともに、本でまちを盛り上げてまいりたいと考えております。
以上で説明を終わります。
○小屋敷 委員長 ただいまの報告について御質問ありませんか。
◆寺地 委員 ただいまの報告、大変まず滑り出しがよかったという話で、それについてはよかったと思っています。私自身も何回かお邪魔したり、本も買っていますし、時間があればどういう状況かというのは見ているんですけれども、基本的な質問をします。
私が過去に一般質問で市長に質問をしたときは、再質問の場で、市長は、とんとんになるというお話をされました。そのとんとんになるという理由は、どういうことなのかということは聞く時間がなかったので、聞かなかったのですが、通常考えれば、かかる経費分が利益として見込まれるということをとんとんというと思うんです。しかし、その後に、これも新聞報道で、6000万円の経費をかけるが、売り上げ目標は2000万円であると。そうすると差し引き4000万円の赤字というか、経費がかかるわけだけれども、2000万円は売り上げをすることができるというお話がありました。それを聞いたときに、なぜ本の売り上げが2000万円で、2000万円の利益が出るのかというのは不思議は気持ちがしたんです。
もしかしたら皆さんの中には6000万円の経費は原価といいますか、採算に考えない、ですから本をそろえて6000万円の経費をかけて、2000万円売り上げればもう2000万円自体が利益になるという誤解をされているのではないか。我々一般人の考えは、仮に2000万円の本を売れば、本を売ったときの利益、利潤、それは20%か30%かわかりませんが、2000万円売ると例えば20%の利益だとすれば400万円、ですから、400万円が利益として出て、売った2000万円の本をまた補充するということになるので、また同じようにその2000万円の分の本を買って並べると。そうしますと、またそれが売れた分がさっき言ったみたいにさらに2000万円売れれば、利益として400万円ですから、トータルで4000万円の本を売り上げたとしても、800万円の利益だということになると、仮に年間で考えれば、800万円の利益ですから、5200万円の経費がかかっていると、赤字になっているということになると思うんです。そのような普通の考え方でいけばそうなんですけれども、皆さん方が、6000万円の経費がかかるのに、2000万円の売り上げがありますので4000万円の赤字ですと言った根拠は何なのかちょっとお聞きしたいと思います。
◎田湯
まちづくり文化スポーツ観光部理事兼
まちづくり文化推進室長 2000万円については、私もいろいろ調べました。協議会、予算特別委員会を含め、私のほうから2000万円の売り上げということは一切お話ししておりません。
新聞報道による中で、いわゆる一般経費については幾らですかという取材に対して、従来お話ししてきている6000万円です。本の売り上げですと、御指摘のとおり、利益とは違うんです。本の売り上げは幾らですか。大体2000万円ぐらいを想定していますと。いわゆるかかる6000万円に対して、新聞報道で単純に差し引き4000万円というのが報道で出たのが12月5日以降です。という事情で、今委員ご指摘のとおり、我々はそういう認識はしておりません。
従来から申し上げておりますが、外部委託を今回
ブックセンターではしております。そこの部分についての委託費と見合う分がいわゆる利益の中で外部委託と差し引きにして、ちょうど整合がとれるようにというところでは、従来の協議会の場でも特別委員会の場でも御説明してきたところでございまして、そこの部分は従来と変わらない部分でございます。
以上でございます。
◆寺地 委員 わかりました。ちょっとそういう報道があって、どういう計算というか、どういうことでそうなのかということを今問いただしました。
ある程度今の田湯理事の説明でもわかります。ただ、やっぱり経費がどれくらいかかるかという問題と、どれくらいの売り上げがあって、どれくらいの利益があるかということは大変皆さん、市民も、それからこれだけ全国的に報道されていますので、非常に注目されていると思うんです。ですから、その中でやはりきちんと明白に、その状況を掲示していかないと、間違った方向に報道が飛んだり、いろいろなことになると思うんです。
ですから、スタートはよかったとしても、これからがやっぱりいろいろ意見が分かれるところになると思いますので、ぜひ本来の考え方に従いながらやっていただくということはお願いをしたいと思います。
ちょっと気になっているのが、来館者が4万8000人ぐらいあったと。その中で売れたのが2700人余りということになると、大体買っている方が5%ぐらいの人なんです。5.5%ぐらいですか。そうすると、比率が来た人を対象として1割、2割の人が買ったとなれば、非常に効果があるということは明確にわかるんですが、5.5%ぐらいの人が買っているということは、ややもすると、ちょっと微妙な数です。本当に本が買いたくて来ているものなのか、もしくはそういうことじゃなくて、たまたま来ただけなのか、やはりそういう分析がこれからも必要になってくると思うんです。
ですから、来た方々がやはり本当に本に親しむなり、本で感動をいただいているなり、そういう
八戸ブックセンターの趣旨をわかって来ているのかということになると、まだまだちょっと検討課題の一つだと思います。
ですから、今後、どのように買う方を高めたり、内容をどうしていくかということは大きい問題だと思います。先ほど説明の中にも
アンケートの中でいろいろ要望というか、意見が出ているという話があるとおり、決して全ての方々が満足しているわけではないということを考えれば、やはりそこらの問題についても検討していく、そしてまた改善していく要素はあると思いますので、その辺はぜひ検討していただきたいと思います。
ちょっと私が気になっているのは、ここに載っていないことなんですが、ドリンクをどれくらい買っているのか、コーヒーが450円、ビールが1杯800円といっていましたか、そういう売り上げが幾らあるのか、前の協議会の説明のときには、売り上げの30%が家賃収入になっているという話がありました。そうしますと、やはりドリンクをどれくらいの方が飲まれるのかということも、非常に大きい要因だと思うんです。例えば、100万円台、飲み物があったのか、10万円しかなかったのか。それでは大分収入というか、家賃が変わってくる。ですから、そういうものがどれくらいあるのか、もしおわかりであれば、お知らせいただきたいと思います。
◎田湯
まちづくり文化スポーツ観光部理事兼
まちづくり文化推進室長 買っている人の数字は今ちょっとあれですけど、寺地委員の話からいうと5.5%ぐらいということですけれども、これは一つの結果ということでお答え申し上げますが、いわゆる今まで本に触れる機会、手にとってみる機会を提供する場でもあるということです。そういうことからいくと、今まで出会ったことのない本との出会いの場の提案、感動を市民の皆さんに御提案するということからいくと、本を買う買わないという部分は結果なんだろうと。
ただし、やはり今我々も傾向をいろいろつかんでおりますので、その傾向ということがある程度今見えてきている。ただ1カ月ではいろいろ分析はちょっとできないんですが、その傾向をさらに突き詰めていく。その傾向は、市内の書店さんのほうに情報として出していきたいと思っておりますので、ですから、
ブックセンターの役割というのは、常に新しい、今までそろえていないものを定期的に変えていって、行くといつも同じ本しかないということではなくて、何かやっぱり違っていくという、テーマ設定についてもしかりでございまして、その辺の工夫というのは随時これからやっていかなければならないところだと思っております。
それから
ブックセンターの趣旨ということで、何をする場所ですかと
ブックセンターの中で現実私自身が言われたことですが、よくまだ
ブックセンター自体を我々が広報、周知できていないと思っておりますので、さらに広報には努めていきたいと思っております。
ドリンクに関しましては、きのうも実は3書店の社長さんとお話をしたんですが、やはりドリンクを飲みながら本を読むということが我々も含めて慣れていないので、女性の方はどうしてもハンドバックを持って来て、片方の手がふさがっている中で、またドリンクというのもかなりこれは難しいと。一般的にはやっぱり冬場というのはどうしてもドリンクは出にくい状況になるということもあるんですが、ただ、3書店のほうとしても、やはりドリンクの売り上げというのは今後の課題ということで、今度どうしていったらいいかという部分を、きのうも話し合いの場を持ちましたし、今後できるだけ市民の皆様にゆったりとした
ブックセンター内の環境を提供していきたいということで考えていけたらと思っていました。
ドリンクはやはり相当少ない。ただ、1日10人から20人の方がそれぞれ好みのドリンクを買っているという状況でございます。
以上でございます。
◆寺地 委員 ありがとうございました。
私たちが行っても、
ブックセンターのいろいろな要素があります。本を読む、読書会のところがあったり、カンヅメブースがあったり、またはハンモックがあったりしていますけれども、ほとんどああいうところで寝っ転がって読まないと思います。やはり人目もあるし。それからカンヅメブースなんかも果たしてあそこのところで執筆をするのが適しているのかとなれば、ちょっと難しいと思うところもあるんです。どういう使われ方をしているのか、ちょっと細部にはわからないので、あれですけれども……。
それとさっきお答えにもあったように、ドリンクを飲みながら、図書館であれば本を自由に読んでもいいし、借りることもできる。ただ、今の
ブックセンターだと、新しい本をそんなに読んでいいのかと思うんです。1時間も2時間も読んでいればまず買わないでしょう、読む人もいませんけれども。表紙を見て、内容をちょっと確認して買うか買わないか、または次の本を探すということで動くわけですので、極端なことを言えば、あそこにドリンクコーナーがある必要があったのかぐらいの、それからカンヅメブースとか、それからハンモックが必要だったのかという疑問もあるぐらいです。
ですから、やはりもっと考え方が違う方向だったのではないかというか、余りにもあそこに理想を追い過ぎて、本を売るのに特化するのか、もしくは読書ができるような図書館的な要素を持たせるのがよかったのか、ドリンクも含めて欲張ったような施設なわけです。それがだんだんにわかるようになるのは、多分時間がかかると思うんです。ただ、そういういろいろな要素が全てがうまくいっているということではないということを認識していただきながら、さらにどうすればいいのかという検討をしてもらいたいと思うんです。あれぐらいの施設であれば、はっきり申し上げて、はっちの中でもできたと。そうすれば家賃もかからない。人件費もほかの職員の方と協議をすれば、今の半分以下の経費でできるかもしれない。ひょっとしたら図書館の一部を改造してやればもっと違う展開になったかもしれないということもあるわけで、決して今の
ブックセンターが全て100点というか、いい点数だとは言えないと思うんです。
ですから、今まさにそういう過程であると。始まったばっかりであると。あれを生かすにはどうしたらいいかということは、いろいろ今後検討しながら、あるべき姿を追っていただきながら、どうすれば経費をもっと抑えられるか、そしてまた有効に使えるか、そしてまたあそこにかける分のお金があったら、もっと子どもたちに読書をさせるような方策のほうがいいのではないかという意見もあるぐらいですから。そういう声に耳を傾けながら、真摯に取り組んでいただくことを御要望して終わります。
○小屋敷 委員長 他にありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○小屋敷 委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。
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3 八戸市
体育施設整備検討委員会の開催について
○小屋敷 委員長 次に、八戸市
体育施設整備検討委員会の開催について報告願います。
◎村山
まちづくり文化スポーツ観光部次長兼
スポーツ振興課長 それでは、八戸市
体育施設整備検討委員会の開催について、お手元の資料により御説明申し上げます。
本検討委員会の目的でございますが、以前も申し上げましたとおり、公共施設マネジメントに向けて今後の市内における体育施設のあり方や、整備改修の方向性について、調査検討及び意見聴取を行うことを目的としております。
第1回検討委員会の開催は、今月31日を予定しております。
次に、3の委員構成でございますが、体育の分野から八戸市体育協会、青森県高等学校体育連盟、八戸市中学校体育連盟、八戸スポーツ振興協議会、学識の分野から八戸学院大学、八戸工業大学、まちづくりの分野から八戸青年会議所シニアクラブ、金融の分野から八戸市金融団、以上の団体から推薦をいただいた方々を委員に委嘱したいと考えております。
4の今年度の開催予定でございますが、今月31日と3月中旬の2回を予定しております。
来年度につきましては、3回程度を予定しております。
以上で説明を終わります。
○小屋敷 委員長 ただいまの報告について御質問ありませんか。
◆寺地 委員 やはり体育施設の検討ということは、大変重要だろうと思います。
前々から言っているみたいに、体育館に至っては50年以上たって、耐震もきかないような状況で、ことしの成人式も東体育館のほうで行われたということは、皆さん方も当然もう市立体育館が使えないというか、危険性もあるということを認識されているということだと思うんです。ですから、ぜひこれは検討を早目にしていただいて、どのような方向性になるかということを示していただきたいと思います。
そこで、私は前にも一般質問で言ったみたいに、伊調馨さんの国民栄誉賞も含めて、やはりそういう子どもたちに夢を与えるような体育施設、そういうアスリートを育てるということを考えれば、思い切った計画も必要だろうと思うんです。
実は、10月に三重のほうに行って、サオリーナの建設を見てきました。大体150億円ぐらいで第一メーンアリーナ、サブアリーナをつくりながら、既存の県立の施設を市のほうでいただきながら、国際メッセができるようなメッセ会場、そういうものも併設し、そのほかにプールがあったり、武道場があったり、そしてまたスポーツをする方々の健康診断、そういう科学的なスポーツの取り組みをしている施設があるんです。それが来年6月に
オープンになるそうです。その
オープンに合わせて、大体今70種類ぐらいの国際大会、国内大会が決まっているということ。そういうことの波及効果がすごく大きいことを視察してきました。
やはり私は八戸にそういう同じものはつくれないかもしれないんですけれども、そういう方向性でスポーツに親しみ、またスポーツを振興するような状況になってくれば、いろいろな意味で教育にも子育てにもさまざまな意味で変わってくると思うんです。
ですから、この検討をしながら、その方向性と、それから期日、いつごろ、どういうものをどのようにつくっていくんだという、施設も含め、工程も、それからやる目的も総合的に計画してもらいたいと思うんですけれども、この検討委員会の中で、いろいろな団体から委員が出ますが、その中で検討される項目、今現在わかっていることの、どういう項目を検討されるおつもりなのか、その辺をちょっとお伺いしたいと思います。
◎村山
まちづくり文化スポーツ観光部次長兼
スポーツ振興課長 この検討委員会は、市内における体育施設の将来的な整備、あと更新計画の基礎をつくることを目的としておりまして、第一に、委員がお話ししたとおり、長根の体育館では現在大きな催し物等を皆さんのほうで御遠慮されているという部分がございまして、それが一番の中心となることは皆様のほうもわかっているとおり、どうしてもそこが一番の要点になるだろうと。
ですが、そのほかにもやはり人口が減っている。子どもの数も減っている。それからあと生涯スポーツが盛んになっているということも踏まえながら、各施設の整備、それから統廃合とか、そういうのも検討しながら、よりよい体育施設の整備を委員会のほうで方向性を決めていきたいと考えております。
◆寺地 委員 ありがとうございました。
今、いろいろ施設について統廃合も含めて検討されるということですけれども、私は八戸市が今中核市になって、この圏域の中で中心的な役割を担っていくということになれば、そういう体育施設もさまざまな
イベントもやれるようなということも考えれば、連携中枢都市圏全体が使うような体育施設もあわせて考えるべきだと思うんです。八戸がその中心になっているということも考えれば、決して八戸の人口だけではなく、上北郡から八戸圏域から、下手したら十和田、三沢を含めて、いろいろ考えるということも必要になってくると思うんです。
そういう構想も含めて、八戸のスポーツ施設がどうあるべきかということは大きい意味でも検討課題があると思うんです。ですから、ぜひ八戸市のほうで、この検討委員会で検討する項目の中に、将来像もありますので、ある程度要望を入れながら、どういうものを計画してもらいたいなり、検討してもらいたいということはある程度明示しながら、誘導しながらやっていただけるということがいいのではないのかと思いますので、その辺を配慮していただくように、御要望して終わります。よろしくお願いします。
○小屋敷 委員長 他にありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○小屋敷 委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。
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4 (仮称)八戸市
屋内スケート場建設事業給排水製氷設備工事請負契約について
○小屋敷 委員長 次に、仮称・八戸市
屋内スケート場建設事業給排水製氷設備工事請負契約について報告願います。
◎石上 屋内スケート場建設推進室副室長 それでは、仮称・八戸市
屋内スケート場建設事業給排水製氷設備工事請負契約について、資料に沿って説明いたします。
お手元の資料をごらんください。
工事名は、仮称・八戸屋内スケート場建設事業給排水製氷
設備工事。
工事場所は、八戸市大字売市字輿遊下地内。
工事概要は、給排水衛生
設備工事として、給排水衛生設備、消火設備、厨房設備、さく井設備に関する工事及び製氷
設備工事となっております。
工事期間は、契約締結の翌日から870日間。
契約額は、15億9840万円。
契約者は、大成温調・テクノワーク・三久工業特定建設工事共同企業体で、1月10日付で仮契約を締結しております。
なお、本日御説明申し上げました案件については、次期議会へ提案させていただきますので、よろしくお願いいたします。
以上で説明を終わります。
○小屋敷 委員長 ただいまの報告について御質問ありませんか。
◆寺地 委員 この製氷
設備工事が唯一残っていた契約の中で、いろいろ本体契約とか、さまざまあって、この契約が最後だと思います。いよいよ工事の業者も決まりスタートすると思うんですけれども、やはり私たちが一番心配しているのは、先ほど大館委員もおっしゃいましたが、工事の段階で請負金額が変更になったり、さまざまするという事例が多くあるという心配があるんです。
それと、工事期間が870日間ということですので、1年先でもなかなかわからない時代に、3年後となれば、いろいろな意味でわからないというか、今想定できなかったことが起こる可能性もあります。それにつきましては皆さん方も業者とのいろいろな話し合いやさまざまなことで、契約が確実に実行されるように御努力いただきたいと思います。
以上を申し上げて終わりたいと思います。
○小屋敷 委員長 他にありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○小屋敷 委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。
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5 その他
・
八戸ブックセンターにおけるクレジットカードと図書券の使用及び
アンケート結果の受けとめ方について
○小屋敷 委員長 以上で本日予定しておりました理事者からの報告案件は終了いたしました。
この際、その他で何かございませんか。
◆中村 委員 先ほどの
ブックセンターの件でちょっと聞き忘れて、済みません。
私も
オープンして間もなく買いに行こうと思って行ったんですけれども、ちょっと前にも聞いたんですけれども、クレジットカードと図書券が使えないということでお聞きしておりました。実際に使えない状況ですけれども、それがいつごろから見通しとして使えるのかと。
それから、先ほど
アンケートの意見の中で、長期継続してほしいという意見が一番多い声で上がっているんですけれども、できて間もない施設に対しても、心配しているというような内容だと思うんですけれども、どう受けとめているのか、この2つをちょっとお聞きしたいと思っています。
◎田湯
まちづくり文化スポーツ観光部理事兼
まちづくり文化推進室長 クレジットカードの使用についてでございますが、やはり市民の方からの要望にも本を買う際に、意見として出ております。それで、現在、クレジットカードの使用につきましては調べているところでございますので、導入の方向に向かって検討をしているということです。ただ、クレジット会社との契約とクレジット会社の契約の際の手数料の関係もございますので、そこは慎重に余り手数料を多く取られないように。しかし一方では市民の皆様の利便性も確保しなければならないということで、今、そこのところについては、検討しておりましたので、ちょっと導入時期については明確には申し上げられませんが、検討させていただきたいと思います。
それから、長期継続してほしいという部分の意味合いはさまざまとれる部分もあるかと思っていますけれども、施設自体、本の陳列について、かなり御好評を得たとは思っておりますが、この内容だけではこうだとはちょっと言い切れないと見ております。ただ、今後ずっと
アンケートのほうは続けてまいりますので、さらに詳細な形で御意見をいただければと思っております。もちろんそこについては先ほど寺地委員のほうから100%と思うなということもありましたので、そう思わないようにしていきたいと思っておりました。
以上でございます。
◆中村 委員 わかりました。通年というのですかね、やはり1年通してやってみないと、さまざま時期的なこともあるし、さまざまあるんですけれども、しっかり私らも応援していきたいと思いますので、よろしくお願いします。
以上です。
○小屋敷 委員長 他にありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○小屋敷 委員長 ないようですので、以上で
総務協議会を閉じます。
午前11時04分 閉会...