青森市議会 2023-12-26
令和5年第4回定例会(第8号) 本文 2023-12-26
▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 午前10時開議
◯議長(
奈良岡隆君) これより本日の会議を開きます。
本日の会議は「議事日程第8号」により会議を進めます。
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日程第1 議案第127号 青森市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定について ~
日程第3 議案第134号 契約の締結について(
青森市立筒井小学校旧校舎及び旧
屋内運動場解体工事)
日程第4 請願第7号 18歳までの子どもの医療費を無料にすることについての請願
2 ◯議長(
奈良岡隆君) 日程第1議案第127号「青森市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定について」から日程第4請願第7号「18歳までの子どもの医療費を無料にすることについての請願」まで、計4件を一括議題といたします。
総務企画常任委員長の報告を求めます。16番
澁谷洋子議員。
〔
議員澁谷洋子君登壇〕
3 ◯16番(澁谷洋子君) ただいまから
総務企画常任委員会の審査の経過と結果について報告いたします。
本委員会は12月13日に開催し、
今期定例会において付託されました議案3件及び請願1件について審査いたしました。
初めに、議案第127号「青森市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定について」、議案第128号「青森市市税条例の一部を改正する条例の制定について」及び議案第134号「契約の締結について」の計3件についてでありますが、各案件については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、請願第7号「18歳までの子どもの医療費を無料にすることについての請願」についてでありますが、本請願については、起立採決の結果、賛成多数をもって採択とすべきものと決しました。
以上が審査の経過と結果でありますが、審査の過程における主なる
質疑応答等については、配付いたしております。
委員長報告書のとおりであります。
以上をもって本委員会の報告を終わります。
4 ◯議長(
奈良岡隆君) ただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。
御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
5 ◯議長(
奈良岡隆君) 質疑はないものと認めます。
これより討論に入ります。
討論の通告がありますので、発言を許します。
23番
山本武朝議員。
〔
議員山本武朝君登壇〕
6 ◯23番(山本武朝君) おはようございます。(「おはようございます」と呼ぶ者あり)
総務企画常任委員会における
委員長報告中、請願第7号に対して反対討論を行います。
本請願は、青森市に18歳までの子どもの
医療費無償化を求めるものであります。文面には、「『どこに住んでいても子どもの命の大切さは同じ。子どもの医療費は18歳まで無料にしてほしい』という
子育て世代の要求は切実である。全ての子どもに健やかな成長と、健康に暮らす権利を保障するために、医療費の心配をなくすことはますます重要となっている」と記載されています。私もこの趣旨、要望は全くそのとおりであると考えます。ただ、私
ども公明党は、18歳までの子どもの
医療費無償化は、本市ではなく、国に求めるべきと考えております。どの自治体に住んでいても子どもが安心して医療を受けられることが大事であり、自治体間の競争であってはなりません。本市でも、国、県への重点事業に関する要望の中で、
医療費無償化の制度と財政措置を求めているところであります。
本市は、これまで
子育て世代の支援拡充を推進してきたところであります。例えば小・中学校の給食費の無償化であります。小学生は1人年間約5万円、中学生は1人年間約6万円の負担軽減が図られ、保護者から大変喜ばれておりますが、約12億円の
給食事業費のうち、およそ11億円は一般財源からの支出であります。本請願には、県内10市のうち、18歳までの
医療費無償化を実施していないのは青森市だけとありますが、全国62の中核市の中で、
学校給食費の無償化を小学校・中学校共に継続して実施しているのは青森市だけであります。
本市で18歳まで
医療費無償化を拡充して実施するためには、毎年新たに約1億円の財政負担が生じます。この財源をどこに求めるかが焦点であります。私たち議会、議員は、市民の声を届ける市民の代弁者でありますとともに、持続可能な
行財政運営の一端を負託されております。限りある財源の中で、政策の実現には、選択と集中、優先順位が求められるのも当然であります。子どもの
医療費無償化は、国が財源を確保し、国の責任の下で無償化すべきと訴えます。
公明党は、
子育て応援トータルプランで高校生までの
医療費無償化を目指し、
子ども医療費助成の拡大を推進することを明確に記載しております。国会において、公明党はその実現のため、最大限の努力をしてまいります。
議員各位の御賛同をお願い申し上げ、反対討論といたします。御清聴ありがとうございました。
7 ◯議長(
奈良岡隆君) これにて討論を終結いたします。
これより採決いたします。
請願第7号については反対討論がありますので、
電子表決システムにより採決いたします。
請願第7号については、採択と決することに賛成の諸君は
賛成ボタンを、反対の諸君は
反対ボタンを押してください。
〔各員、賛成・
反対ボタンを押す〕
8 ◯議長(
奈良岡隆君)
押し間違い等はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
9 ◯議長(
奈良岡隆君)
押し間違い等なしと認め、確定します。
〔
議場内モニターに採決結果を表示〕
10 ◯議長(
奈良岡隆君) 賛成多数であります。よって、請願第7号については採択と決しました。
次に、ただいま決定されました案件を除く各案件については、
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
11 ◯議長(
奈良岡隆君) 御異議なしと認めます。よって、各案件については
委員長報告のとおり決しました。
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日程第5 議案第130号
青森市民美術展示館条例の一部を改正する条例の制定について ~
日程第12 議案第141号 公の施設の
指定管理者の指定について(青森市斎場及び青森市浪岡斎園)
日程第13 請願第6号 物価高騰から事業者の営業を守るための支援金を求める請願
日程第14 請願第8号
エネルギー・
食料品価格等の物価高騰から事業者を守るための支援策を求める
請願
12 ◯議長(
奈良岡隆君) 日程第5議案第130号「
青森市民美術展示館条例の一部を改正する条例の制定について」から日程第14請願第8号「
エネルギー・
食料品価格等の物価高騰から事業者を守るための支援策を求める請願」まで、計10件を一括議題といたします。
文教経済常任委員長の報告を求めます。22番
工藤健議員。
〔
議員工藤健君登壇〕
13 ◯22番(工藤健君) ただいまから
文教経済常任委員会の審査の経過と結果について報告いたします。
本委員会は12月13日に開催し、
今期定例会において付託されました議案8件及び請願2件について審査いたしました。
初めに、議案第130号「
青森市民美術展示館条例の一部を改正する条例の制定について」でありますが、本案については、起立採決の結果、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第133号「青森市斎場条例の一部を改正する条例の制定について」、議案第135号「契約の締結について」及び議案第141号「公の施設の
指定管理者の指定について」の計3件についてでありますが、内容に関連があることから一括議題として審査いたしましたが、各案件については、いずれも起立採決の結果、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第137号「公の施設の
指定管理者の指定について」、議案第138号「公の施設の
指定管理者の指定について」、議案第139号「公の施設の
指定管理者の指定について」及び議案第140号「公の施設の
指定管理者の指定について」の計4件についてでありますが、各案件については、いずれも全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、請願第6号「物価高騰から事業者の営業を守るための支援金を求める請願」及び請願第8号「
エネルギー・
食料品価格等の物価高騰から事業者を守るための支援策を求める請願」の計2件についてでありますが、内容に関連があることから一括議題として審査いたしましたが、両請願については、全員異議なく採択とすべきものと決しました。
以上が審査の経過と結果でありますが、審査の過程における主なる
質疑応答等については、配付いたしております
委員長報告のとおりであります。
以上をもって本委員会の報告を終わります。
14 ◯議長(
奈良岡隆君) ただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。
御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
15 ◯議長(
奈良岡隆君) 質疑ないものと認めます。
討論については通告がありませんでした。
これより採決いたします。
各案件については、
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕
16 ◯議長(
奈良岡隆君) 1番
山田千里議員、何号に御異議がありますか。
17 ◯1番(山田千里君) 議案第130号に異議があります。
18 ◯議長(
奈良岡隆君) ただいまの
委員長報告中、議案第130号について御異議がありますので、
電子表決システムにより採決いたします。
議案第130号については、
委員長報告のとおり可決と決することに賛成の諸君は
賛成ボタンを、反対の諸君は
反対ボタンを押してください。
〔各員、賛成・
反対ボタンを押す〕
19 ◯議長(
奈良岡隆君)
押し間違い等はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
20 ◯議長(
奈良岡隆君)
押し間違い等なしと認め、確定します。
〔
議場内モニターに採決結果を表示〕
21 ◯議長(
奈良岡隆君) 賛成多数であります。よって、議案第130号については
委員長報告のとおり可決と決しました。
次に、ただいま決定されました案件を除く各案件については、
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
22 ◯議長(
奈良岡隆君) 御異議なしと認めます。よって、各案件については
委員長報告のとおり決しました。
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日程第15 議案第131号 青森市
道路占用料徴収条例の一部を改正する条例の制定について ~
日程第19 議案第144号 市道の路線の認定について
23 ◯議長(
奈良岡隆君) 日程第15議案第131号「青森市
道路占用料徴収条例の一部を改正する条例の制定について」から日程第19議案第144号「市道の路線の認定について」まで、計5件を一括議題といたします。
都市建設常任委員長の報告を求めます。31番
花田明仁議員。
〔
議員花田明仁君登壇〕
24 ◯31番(花田明仁君) おはようございます。(「おはようございます」と呼ぶ者あり)ただいまから
都市建設常任委員会の審査の経過と結果について報告いたします。
本委員会は12月13日に開催し、
今期定例会において付託されました議案5件について審査いたしました。
初めに、議案第131号「青森市
道路占用料徴収条例の一部を改正する条例の制定について」、議案第132号「青森市
都市公園条例の一部を改正する条例の制定について」及び議案第136号「事故に係る和解及び損害賠償の額の決定について」の計3件についてでありますが、各案件については、いずれも全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第143号「市道の路線の廃止について」及び議案第144号「市道の路線の認定について」の計2件についてでありますが、内容に関連がありますことから一括議題として審査いたしましたが、両案については、いずれも全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上が審査の経過と結果でありますが、審査の過程における主なる
質疑応答等については、配付しております
委員長報告書のとおりであります。
以上をもって本委員会の報告を終わります。
25 ◯議長(
奈良岡隆君) ただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。
御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
26 ◯議長(
奈良岡隆君) 質疑ないものと認めます。
討論については通告がありませんでした。
これより採決いたします。
各案件については、
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
27 ◯議長(
奈良岡隆君) 御異議なしと認めます。よって、各案件については
委員長報告のとおり決しました。
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日程第20 議案第129号 青森市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定め
る条例の一部を改正する条例の制定について
日程第21 議案第142号 公の施設の
指定管理者の指定について(青森市
一般廃棄物最終処分場)
28 ◯議長(
奈良岡隆君) 日程第20議案第129号「青森市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について」及び日程第21議案第142号「公の施設の
指定管理者の指定について」の計2件を一括議題といたします。
民生環境常任委員長の報告を求めます。10番
赤平勇人議員。
〔
議員赤平勇人君登壇〕
29 ◯10番(赤平勇人君) ただいまから
民生環境常任委員会の審査の経過と結果について報告いたします。
本委員会は12月13日に開催し、
今期定例会において付託されました議案2件について審査いたしました。
議案第129号「青森市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について」及び議案第142号「公の施設の
指定管理者の指定について」の計2件についてでありますが、両案については、いずれも全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上が審査の経過と結果でありますが、議案に対する理事者からの説明等については、配付いたしております
委員長報告書のとおりであります。
以上をもって本委員会の報告を終わります。
30 ◯議長(
奈良岡隆君) ただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。
御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
31 ◯議長(
奈良岡隆君) 質疑ないものと認めます。
討論については通告がありませんでした。
これより採決いたします。
両案については、
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
32 ◯議長(
奈良岡隆君) 御異議なしと認めます。よって、両案件については
委員長報告のとおり決しました。
──────────────────────────
日程第22 議案第115号 令和5年度青森市
一般会計補正予算(第5号) ~
日程第34 議案第145号 令和5年度青森市
一般会計補正予算(第6号)
33 ◯議長(
奈良岡隆君) 日程第22議案第115号「令和5年度青森市
一般会計補正予算」から日程第34議案第145号「令和5年度青森市
一般会計補正予算」まで、計13件を一括議題といたします。
予算特別委員長の報告を求めます。7番
中田靖人議員。
〔
議員中田靖人君登壇〕
34 ◯7番(中田靖人君) ただいまから
予算特別委員会の審査の経過と結果について報告いたします。
まず12月13日、本会議終了後に開催された
予算特別委員会の組織会において、委員長及び副委員長の互選が行われたところ、私が委員長に、副委員長に
小熊ひと美委員が選ばれましたので、報告いたします。
次に、本委員会は12月18日及び12月19日に開催し、
今期定例会において付託されました議案第115号「令和5年度青森市
一般会計補正予算」から議案第126号「令和5年度青森市
農業集落排水事業会計補正予算」まで及び議案第145号「令和5年度青森市
一般会計補正予算」の計13件を一括議題として審査いたしました。
また、採決については、議案第115号「令和5年度青森市
一般会計補正予算」から議案第126号「令和5年度青森市
農業集落排水事業会計補正予算」まで及び議案第145号「令和5年度青森市
一般会計補正予算」の計13件を一括して諮ったところ、議案第115号及び議案第116号については、起立採決の結果、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決し、議案第115号及び議案第116号を除く各案件については、いずれも全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上が審査の経過と結果でありますが、審査の過程における主なる質疑応答については、配付いたしております
委員長報告書のとおりであります。
以上をもって本委員会の報告を終わります。
35 ◯議長(
奈良岡隆君) ただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。
御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
36 ◯議長(
奈良岡隆君) 質疑ないものと認めます。
討論については通告がありませんでした。
これより採決いたします。
各案件については、
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕
37 ◯議長(
奈良岡隆君) 1番
山田千里議員、何号に御異議がありますか。
38 ◯1番(山田千里君) 議案第115号及び議案第116号に異議があります。
39 ◯議長(
奈良岡隆君) ただいまの
委員長報告中、議案第115号について御異議がありますので、
電子表決システムにより採決いたします。
議案第115号については、
委員長報告のとおり可決と決することに賛成の諸君は
賛成ボタンを、反対の諸君は
反対ボタンを押してください。
〔各員、賛成・
反対ボタンを押す〕
40 ◯議長(
奈良岡隆君)
押し間違い等はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
41 ◯議長(
奈良岡隆君)
押し間違い等なしと認め、確定します。
〔
議場内モニターに採決結果を表示〕
42 ◯議長(
奈良岡隆君) 賛成多数であります。よって、議案第115号については
委員長報告のとおり可決と決しました。
次に、ただいまの
委員長報告中、議案第116号についても御異議がありますので、
電子表決システムにより採決いたします。
議案第116号については、
委員長報告のとおり可決と決することに賛成の諸君は
賛成ボタンを、反対の諸君は
反対ボタンを押してください。
〔各員、賛成・
反対ボタンを押す〕
43 ◯議長(
奈良岡隆君)
押し間違い等はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
44 ◯議長(
奈良岡隆君)
押し間違い等なしと認め、確定します。
〔
議場内モニターに採決結果を表示〕
45 ◯議長(
奈良岡隆君) 賛成多数であります。よって、議案第116号については
委員長報告のとおり可決と決しました。
次に、ただいま決定されました案件を除く各案件については、
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
46 ◯議長(
奈良岡隆君) 御異議なしと認めます。よって、各案件については
委員長報告のとおり決しました。
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日程第35 議案第146号 令和5年度青森市
一般会計補正予算(第7号)
47 ◯議長(
奈良岡隆君) 日程第35議案第146号「令和5年度青森市
一般会計補正予算」を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。西市長。
〔市長西秀記君登壇〕
48 ◯市長(西秀記君) おはようございます。(「おはようございます」と呼ぶ者あり)本日、追加提出いたしました議案第146号「令和5年度青森市
一般会計補正予算」につきまして、その概要を御説明申し上げます。
歳出の内容についてでございますが、陸奥湾ホタテの高水温被害に対する市の緊急対策につきましては、令和4年度3月補正において、海水温等の影響に伴うホタテガイ稚貝保有量減少への対応といたしまして、母貝確保対策事業等による支援を行ったところでございますが、先月上旬に陸奥湾海上の養殖施設を視察した際、漁業者の皆様から現場の切実な声をお聞きし、本年の被害状況は昨年をさらに上回る状況であることが確認できたことから、本市の主要水産物でありますホタテガイ生産を漁業者が安定的に行えるよう支援内容を拡充して対応することといたしたものであり、5事業で総額6387万9000円の増額補正を行うものとなっております。
支援の具体的な内容といたしまして、青森市ホタテガイ生産力強化支援事業のうち、特定養殖共済掛金補助事業につきましては、ホタテガイ養殖漁業者が加入する特定養殖共済に係る掛金の2分の1を支援するために要する経費を新たに措置するものでございます。
ホタテガイ母貝確保対策事業につきましては、青森市漁業協同組合及び後潟漁業協同組合に対し、地まき放流用のホタテガイの購入を支援するものであり、昨年度行いました購入金額の2分の1の支援から拡充いたしまして、全額を支援するために要する経費を措置するものでございます。
漁業団体経営支援対策事業につきましては、青森市漁業協同組合及び後潟漁業協同組合に対しまして、漁業者から受け取る予定の漁業行使料の免除を支援するものでございます。昨年度行った免除額の2分の1の支援から拡充して全額を支援するために要する経費を措置するものでございます。
ホタテガイ母貝確保緊急対策事業につきましては、県の11月補正予算に連動し、高水温によるホタテガイ被害を受け、1月から3月までの成貝出荷を抑制し、産卵後の4月以降に出荷する際の損失を補填するためのむつ湾漁業振興会が行う基金造成を支援するために要する経費を措置するものでございます。
青森市農林水産事業者活動継続支援事業につきましては、ホタテガイ養殖漁業者に対し、経営活動に必要な経費として5万円を支給するために要する経費を措置するものでございます。
次に、国の交付金を活用した経済対策関連事業につきましては、長引く物価高騰への対策といたしまして、住民税非課税世帯に7万円を給付するなど、14事業で総額40億2947万5000円の増額補正を行うものとなっておりまして、財源といたしましては、国の物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金を活用した上で、不足分につきましては財政調整積立金を取り崩して対応することといたしております。
物価高騰対応重点支援給付金給付事業につきましては、物価高により、特に家計への影響が大きい住民税非課税世帯に対しまして、物価高騰対応重点支援給付金として、1世帯当たり7万円を給付するために必要な経費を措置するものであり、初回支給日は来年1月18日を予定しております。
子ども食堂等物価高騰対策支援事業につきましては、市内で子ども食堂等を運営している団体に対しまして、1団体当たり5万円を支給するために要する経費を措置するものでございます。
医療・福祉施設等物価高騰対策支援金給付事業につきましては、医療施設、高齢者施設、障害児・者施設、児童入所施設、保育施設、一般公衆浴場に対しまして、施設の規模等に応じて支援金を支給するために要する経費を措置するものでございます。
青森市農林水産事業者活動継続支援事業につきましては、自家消費を除く販売用生産者である1次産業者に対しまして、経営活動に必要な経費といたしまして5万円を支給するために要する経費を措置するものでございます。
青森市中小企業者等物価高騰対策応援事業につきましては、市内の個人事業主を含む中小企業者に対し、法人5万円、個人事業主2万5000円を支給するために要する経費を措置するものでございます。
青森市商店街振興組合等物価高騰対策応援事業につきましては、商店街振興組合及び商店会に対しまして、1団体当たり5万円を支給するために要する経費を措置するものでございます。
町会活動支援事業につきましては、町会及び町内会に対しまして、1団体当たり3万円を支給するために要する経費を措置するものでございます。
交通事業者等支援緊急対策事業につきましては、市内の交通事業者及びトラック等運送事業者に対しまして、1事業者当たり、民間バス事業者は上限を200万円、タクシー、運転代行及びレンタカー事業者は上限を100万円、下限を10万円、トラック等運送事業者は上限を130万円といたしまして、所有車両台数に応じた支援金の支給に要する経費を措置するものでございます。
宿泊施設支援緊急対策事業につきましては、市内の宿泊事業者に対しまして、1施設当たり上限を300万円、下限を50万円といたしまして、施設規模に応じた支援金の支給に要する経費を措置するものでございます。
次に、歳入についてでございますが、国庫支出金は物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金を、繰入金は本補正を実施するために必要な調整分として財政調整積立金繰入金を見込んだものでございます。
これらの結果、40億8685万4000円の増額補正となり、これを加えました一般会計予算総額は1349億5627万3000円となった次第でございます。
以上、議案の概要を御説明申し上げましたが、慎重御審議の上、御議決を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
私からは以上です。
49 ◯議長(
奈良岡隆君) これより質疑に入ります。
質疑の通告がありますので、発言を許します。9番万徳なお子議員。
50 ◯9番(万徳なお子君) 議案第146号「令和5年度青森市
一般会計補正予算(第7号)」について、1回目の質疑を行います。
物価高騰対応重点支援給付金給付事業について、住民税均等割が非課税とは、どの程度の収入となるのかお示しください。
そして、青森市農林水産事業者活動継続支援事業について、本年6月に実施した青森市農林水産事業者活動継続支援事業、この交付実績をお示しください。
そして、青森市中小企業者等物価高騰対策応援事業について、その概要をお示しください。
51 ◯議長(
奈良岡隆君) 答弁を求めます。福祉部長。
52 ◯福祉部長(岸田耕司君) 万徳議員からの住民税均等割が非課税となる収入についての御質疑にお答えします。
住民税均等割非課税の収入ですが、本市において、例えば、扶養親族のいない単身の給与収入のみの方の例を挙げますと、合計所得金額が41万5000円以下、給与収入で96万5000円以下の場合に、住民税均等割が非課税となります。また、扶養親族が1人の方の場合は、合計所得金額が91万9000円以下、給与収入で146万9000円以下の場合に、住民税均等割が非課税となります。
以上です。
53 ◯議長(
奈良岡隆君) 答弁を求めます。農林水産部長。
54 ◯農林水産部長(大久保文人君) 万徳議員の本年6月に実施した青森市農林水産事業者活動継続支援事業についての御質疑にお答えいたします。
エネルギーや物価の高騰の影響を受ける1次産業者の支援を目的に、本年6月1日から8月31日まで申請受付を行いました青森市農林水産事業者活動継続支援事業の実績でございますが、農業者につきましては、対象見込み数1470者のうち、申請者数は1089者で、申請率は74.1%となっております。林業者につきましては、対象見込み数23者のうち、申請者数は11者で、申請率は47.8%となっております。漁業者につきましては、対象見込み数221者のうち、申請者数は157者で、申請率は71%となっております。
これにより、本事業全体では、対象見込み数1714者に対しまして、申請者の合計は1257者となり、申請率は73.3%となっております。申請者のうち、交付決定者数は1244者であり、対象見込み数に対する交付決定者の割合は72.6%となってございます。
55 ◯議長(
奈良岡隆君) 答弁を求めます。経済部長。
56 ◯経済部長(横内信満君) 青森市中小企業者等物価高騰対策応援事業の概要についての御質疑にお答えをいたします。
青森市中小企業者等物価高騰対策応援事業につきましては、
エネルギー価格等の物価高騰の影響を受けている事業者を支援するものでございます。具体的には、本年6月から9月にかけて実施いたしました制度と同様、市内に店舗・事業所等を有する公務を除く全業種の中小企業者・個人事業主等を対象に、今般の青森市
一般会計補正予算(第7号)で提案しております他の助成金等を受給するものを除きまして、1事業者当たり、法人については5万円、個人事業主につきましては2万5000円の応援金を交付するものでございます。
予算額につきましては実績を踏まえまして、法人と個人事業主を合わせまして約7000件の申請を見込み、前回を上回る予算額を計上したところでございます。
応援金の交付に当たりましては、国が定める交付期限が3月末までとタイトなスケジュールになっておりますことから、今般提案いたしました関連補正予算案を御議決いただければ、速やかに実施要綱や周知用チラシを整えまして、「広報あおもり」や市ホームページのほか、青森商工会議所や浪岡商工会など各種関係団体等を通じて周知を行った上で、1月中旬には申請受付を開始したいと考えてございます。
以上でございます。
57 ◯議長(
奈良岡隆君) 9番万徳なお子議員。
58 ◯9番(万徳なお子君) 2回目の質疑を行います。
まず、物価高騰対応重点支援給付金給付事業について、住民税均等割のみの課税世帯の方から、自分は対象になるのかと聞かれることがあります。今回の給付金は対象の中に入らない、入るのか、お示しください。
次に、農林水産事業者活動継続支援事業について、先ほど実績を示していただきました。ぜひ今回、短い期間ですけれども、実績を上げてほしい。とりわけ林業については半分以下にとどまっています。この生産者等への周知方法をお示しください。
そして、青森市中小企業者等物価高騰対策応援事業の実績を上げるためにも、申請に当たって市に提出しなければならない書類、これについてお示しください。
そして、この青森市中小企業者等物価高騰対策応援事業などについて、市税滞納要件が付されているわけですが、市税滞納要件を設けている、なぜそういう方針を定めたのかお示しください。
59 ◯議長(
奈良岡隆君) 答弁を求めます。福祉部長。
60 ◯福祉部長(岸田耕司君) 再度の御質疑にお答えいたします。
本給付金の対象世帯についてですが、物価高騰対応重点支援給付金については、国のデフレ完全脱却のための総合経済対策において、物価高騰対策として、住民税非課税世帯に対し、1世帯当たり7万円を支給することが決定されたことを受けて実施するものです。本給付金の対象世帯は、国からの通知では、令和5年12月1日において、市町村住民基本台帳に登録されている者を世帯主とする世帯の全員が、令和5年度分の住民税均等割が非課税である世帯とされています。
61 ◯議長(
奈良岡隆君) 答弁を求めます。農林水産部長。
62 ◯農林水産部長(大久保文人君) 青森市農林水産事業者活動継続支援事業の周知方法についての再度の御質疑にお答えいたします。
本定例会に提出しております青森市農林水産事業者活動継続支援事業につきましては、
エネルギーや物価の高騰の影響を受ける農業、林業及び漁業の1次産業者に対しまして、経営活動に必要な生産資材等の経費を支援するため、1事業者5万円の助成を行うものでございます。令和6年1月15日から2月29日までを交付申請期間としてございます。
当該事業の周知方法につきましては、御議決いただいた後、速やかに青森市ホームページ等で周知を図るとともに、「広報あおもり」令和6年2月1日号で広く周知を図ることとしてございます。また、青森農業協同組合や青森市漁業協同組合、後潟漁業協同組合等の関係団体に、本事業のチラシや申請様式等を配付し、周知に御協力いただくこととしてございます。また、交付申請につきましては、受付の開始に合わせ、市ホームページから申請様式等のダウンロードが可能な環境を整備することとしているほか、本年6月に実施いたしました同事業において交付決定を受けた方に対しましては、市から申請書等を郵送することとしてございます。また、受付に際しましては、浪岡庁舎農業政策課及び農地林務課、本市農業振興センター及び水産振興センターで受付するほか、郵送でも受付することとしてございます。
なお、申請の手続には、申請書のほか、本市において販売を行うことを目的に、農業、林業、または漁業を営んでいることが確認できる書類及び市税に係る納税証明書等を提出いただくこととしており、これらの書類につきましては、市が保有する公簿等により確認できる場合は、申請者の同意を得て、書類の添付を省略することができるようにするほか、以前御提出いただいた添付書類について、一部省略も可とするなど、申請の煩雑さの解消に配慮しているところでございます。
63 ◯議長(奈良岡隆君) 答弁を求めます。経済部長。
64 ◯経済部長(横内信満君) 再度の御質疑にお答えをいたします。
青森市中小企業者等物価高騰対策応援事業の申請に必要な書類でございますけれども、前回同様、交付申請書兼請求書及び申請者名義の預金通帳の写しに加えまして、法人につきましては、直近の法人税確定申告書別表1の写しを、個人事業主につきましては、直近の所得税確定申告書第1表の写しを求めることとしてございます。ただし、本年6月から9月にかけまして実施した応援金の交付を受けている事業者等が、前回に提出いたしました申請者名義の預金通帳の写しなどの書類の記載事項に変更がない場合は、これらの書類の添付を省略可能とするなど、申請する方への負担軽減に配慮したいというふうに考えてございます。
以上でございます。
65 ◯議長(奈良岡隆君) 答弁を求めます。税務部長。
66 ◯税務部長(横内修君) 行政サービスの利用制限についての御質疑にお答えいたします。
本市では、市民の納税に対する意識の高揚及び公平性の確保を図り、もって本市の健全な財政運営に寄与するため、青森市市税の滞納者に対する行政サービスの利用制限に関する基本方針を定め、平成25年度から運用しております。この基本方針において、市税に滞納がある場合は、福祉、医療、公衆衛生等に係るもののうち、市民生活に重大な影響があると認められるものなど、行政サービス等の制度自体の性質上、制限をすることが適当でないものを除き、行政サービスの利用制限を設けております。
なお、今回の追加提案しております青森市中小企業等物価高騰対策応援事業などについては、新型コロナウイルス感染症による市民生活や地域経済への影響が残る中での物価高騰を勘案し、これまでの事業者支援と同様に、令和元年12月末日までに納期限が到来した市税に未納の額がないこと、市外に本店を有する事業者、または市外に住所がある個人事業主にあっては、令和元年12月末日までに、納期限が到来した本店等がある市区町村の税に未納の額がないことを滞納要件とする予定であります。
67 ◯議長(奈良岡隆君) 9番万徳なお子議員。
68 ◯9番(万徳なお子君) 3回目の質疑を行います。
今の市税滞納要件については、令和元年12月末までの、そこからだということを私たちもよく知っておきたいんですが、この市税の滞納要件については、時効となる期間と時効となった場合の通知、そういったものもあると聞きました。内容をお示しください。
69 ◯議長(奈良岡隆君) 答弁を求めます。税務部長。
70 ◯税務部長(横内修君) 市税の時効となる期間と時効の通知についての御質疑にお答えいたします。
市税の徴収権は、地方税法第18条第1項の規定により、法定納期限から起算して5年間行使しないことによって、時効により消滅することとなっております。なお、財産の差押え等を行っている期間は、時効が完成せず、差押え等の終了後、5年間経過した後、時効が完成することとなっております。時効により消滅した場合の通知につきましては、地方税法に規定されていないことから、行っていないものであります。
71 ◯議長(奈良岡隆君) これにて質疑を終結いたします。
72 ◯議長(奈良岡隆君) お諮りいたします。
ただいま議題となっております議案第146号については委員会の付託を省略したいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
73 ◯議長(奈良岡隆君) 御異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。
討論については通告がありませんでした。
これより採決いたします。
議案第146号については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
74 ◯議長(奈良岡隆君) 御異議なしと認めます。よって、議案第146号については原案のとおり可決されました。
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日程第36 閉会中の継続審査について
日程第37 閉会中の継続審査について
75 ◯議長(奈良岡隆君) 日程第36「閉会中の継続審査について」及び日程第37「閉会中の継続審査について」の計2件を一括議題といたします。
両案件については、雪対策特別委員長及び危機管理対策特別委員長から、会議規則第111条の規定により、配付いたしております申出書のとおり、閉会中の継続審査の申出があります。
76 ◯議長(奈良岡隆君) お諮りいたします。
両特別委員長からの申出のとおり、閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
77 ◯議長(奈良岡隆君) 御異議なしと認めます。よって、両特別委員長からの申出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決しました。
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日程第38 議案第147号 副市長の選任について
78 ◯議長(奈良岡隆君) 日程第38議案第147号「副市長の選任について」を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。西市長。
〔市長西秀記君登壇〕
79 ◯市長(西秀記君) 議案第147号について御説明申し上げます。
2人目の副市長につきまして慎重に検討いたしました結果、横山英大氏が適任と認められますので、選任いたしたいと存じます。
横山氏を選任した理由につきましては、同氏の経歴を配付いたしておりますが、平成元年に野村不動産株式会社に入社し、仙台支店長、住宅カンパニー第三事業グループ事業推進部長、住宅カンパニー営業企画部長、株式会社ジオ・アカマツ代表取締役社長を経て、野村不動産株式会社執行役員を務められ、本年10月に同社を退社したところでございまして、これまで大手不動産会社で長く都市開発や施設運営・リニューアル事業に携わるとともに、地方創生で進められている民間が協力しながら行うまちづくりや地域経営において、これらを推進していくコンサルタントやエリアマネジメントの役割を担うなど、まちづくり全般において豊富な知識と経験、幅広いネットワークを有していることから、副市長として適任であると考え、同氏を選任しようとするものでございます。
何とぞ御同意を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
私からは以上です。
80 ◯議長(奈良岡隆君) これより質疑に入ります。
御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
81 ◯議長(奈良岡隆君) 質疑ないものと認めます。
82 ◯議長(奈良岡隆君) お諮りいたします。
ただいま議題となっております議案第147号については、委員会の付託を省略したいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
83 ◯議長(奈良岡隆君) 御異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。
討論については通告がありませんでした。
84 ◯議長(奈良岡隆君) お諮りいたします。
ただいま議題となっております議案第147号については、これに同意することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
85 ◯議長(奈良岡隆君) 御異議なしと認めます。よって、議案第147号については同意することに決しました。
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日程第39 議案第148号 財産区管理委員の選任について
86 ◯議長(奈良岡隆君) 日程第39議案第148号「財産区管理委員の選任について」を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。西市長。
〔市長西秀記君登壇〕
87 ◯市長(西秀記君) 議案第148号について御説明申し上げます。
令和2年第4回定例会において御同意を頂き選任いたしました深沢第二(川目平)財産区管理委員長内俊三氏は、去る2月8日に辞任されました。そこで、この後任について慎重に検討いたしました結果、須藤光春氏が適任と認められますので、選任いたしたいと存じます。
また、令和元年第4回定例会において御同意を頂き選任いたしました、横内、安田、桐沢、深沢第一、八重菊第一及び大別内財産区管理委員、計11名の方々は、去る12月24日をもって任期が満了となりました。そこで、この後任について慎重に検討いたしました結果、横内財産区管理委員今信一郎氏の後任には對馬修治氏が、安田財産区管理委員相馬清憲氏の後任には相馬誠二氏が、同財産区管理委員三上悦郎氏の後任には三上富雄氏が、同財産区管理委員相馬順二氏の後任には相馬多一郎氏が、桐沢財産区管理委員千葉稔夫氏の後任には福田早男氏が、深沢第一財産区管理委員貝森強氏の後任には小原徳男氏が適任と認められますので、それぞれ選任することとし、その他の方々については再任いたしたいと存じます。
なお、これらの方々の経歴につきましては、お手元の資料のとおりでございます。
何とぞ御同意を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
私からは以上です。
88 ◯議長(奈良岡隆君) これより質疑に入ります。
御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
89 ◯議長(奈良岡隆君) 質疑ないものと認めます。
90 ◯議長(奈良岡隆君) お諮りいたします。
ただいま議題となっております議案第148号については、委員会の付託を省略したいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
91 ◯議長(
奈良岡隆君) 御異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。
討論については通告がありませんでした。
92 ◯議長(
奈良岡隆君) お諮りいたします。
ただいま議題となっております議案第148号については、これに同意することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
93 ◯議長(
奈良岡隆君) 御異議なしと認めます。よって、議案第148号については同意することに決しました。
──────────────────────────
日程第40 議案第149号 人権擁護委員候補者の推薦について
94 ◯議長(
奈良岡隆君) 日程第40議案第149号「人権擁護委員候補者の推薦について」を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。西市長。
〔市長西秀記君登壇〕
95 ◯市長(西秀記君) 議案第149号について御説明申し上げます。
令和3年第3回定例会において御同意を頂き推薦いたしました、人権擁護委員工藤昌栄氏は、去る6月30日に辞任されました。そこで、この後任について慎重に検討いたしました結果、藤沢明氏が適任と認められますので、推薦いたしたいと存じます。
なお、同氏の経歴につきましては、お手元の資料のとおりでございます。
何とぞ御同意を賜りますようお願い申し上げます。
私からは以上です。
96 ◯議長(
奈良岡隆君) これより質疑に入ります。
御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
97 ◯議長(
奈良岡隆君) 質疑ないものと認めます。
98 ◯議長(
奈良岡隆君) お諮りいたします。
ただいま議題となっております議案第149号については、委員会の付託を省略したいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
99 ◯議長(
奈良岡隆君) 御異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。
討論については通告がありませんでした。
100 ◯議長(
奈良岡隆君) お諮りいたします。
ただいま議題となっております議案第149号については、これに同意することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
101 ◯議長(
奈良岡隆君) 御異議なしと認めます。よって、議案第149号については同意することに決しました。
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日程第41 議員提出議案第26号 ALPS処理水の海洋放出の中止と処理水削減の抜本的な対策強化を求める意見書
102 ◯議長(
奈良岡隆君) 日程第41議員提出議案第26号「ALPS処理水の海洋放出の中止と処理水削減の抜本的な対策強化を求める意見書」を議題といたします。
103 ◯議長(
奈良岡隆君) お諮りいたします。
ただいま議題となっております議員提出議案第26号については、提案理由の説明及び委員会の付託を省略したいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
104 ◯議長(
奈良岡隆君) 御異議なしと認めます。よって、提案理由の説明及び委員会の付託を省略することに決しました。
これより質疑に入ります。
御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
105 ◯議長(
奈良岡隆君) 質疑ないものと認めます。
これより討論に入ります。
討論の通告がありますので、発言を許します。
10番
赤平勇人議員。
〔
議員赤平勇人君登壇〕(拍手)
106 ◯10番(赤平勇人君) 日本共産党の赤平勇人です。議員提出議案第26号「ALPS処理水の海洋放出の中止と処理水削減の抜本的な対策強化を求める意見書」に対して、賛成の立場から討論を行います。
政府は、今年8月24日、福島第一原発事故によって発生した、たまり続ける汚染水を多核種除去設備──ALPSによって処理し、海洋放出を実施しました。そもそも政府と東京電力は、2015年8月に福島県漁連に対して、関係者の理解なしにはいかなる処分も行わないと約束をしていましたが、今年8月21日に、岸田首相は漁業関係者と面会した際に、漁協関係者から海洋放出に反対であることはいささかも変わらないと述べられたにもかかわらず、一定の理解を得たとして海洋放出を実施しました。岸田首相は数十年にわたろうとも、漁業者が安心してなりわいを継続できるように、必要な対策を取り続けることを全責任を持って約束すると述べましたが、将来にわたって本当に影響が生じないのか、風評被害が起きないのかといった不安は、12月21日の地元紙でも報じられましたが、漁業関係者自身からも引き続き出され続けています。また、処理水は今後30年にわたって放出される計画となっておりますが、方針が変わったとか、基準が変わったとして、対応が変化する可能性もゼロではありません。
現在放出されているALPS処理水は安全だというのが政府の見解であり、世界中の原発からもトリチウム水が放出されているという声があります。しかし、そもそも海洋放出されている処理水は、一般的な原発から発生する処理水とは違って、原発事故によって溶け落ちた核分裂破片(デブリ)を冷やし続けた水であり、ALPS処理で除去し切れない放射性物質が多数残存している可能性は多くの専門家からも指摘されています。また、トリチウムについても、長時間にわたって体内に取り込まれることによる影響についても問題視する声も多数上がっていますが、少なくとも体内に取り込まないことにこしたことはないということは、誰もが一致することだと思います。
政府は、増え続ける汚染水を早く何とかしなくてはいけないと言います。しかし、なぜ汚染水が増え続けているかというと、デブリなどを冷やし続けるための注水によるものだけではなく、事故直後から指摘されていた1日約400トンという量の地下水の流入を止める措置を講じていないことに原因があります。元栓を閉めなければ、いつまでも汚染水の増加を食い止めることはできず、まずは、ここの対処にこそ全力を注ぐべきです。そして、このことについては、中核市議長会からも、今年8月に提出した要望書の中で求められています。
汚染水の処理方法は、海洋放出だけしか選択肢がなかったわけではありません。2013年に政府が設置したトリチウム水タスクフォースでは、セメント等の固形化剤と混ぜて固化させたものの地下埋設を行うといった案も出されました。また、放射性物質による影響が半分になる期間である半減期は、トリチウムの場合は12年とされています。ALPS処理されたトリチウム水を含む処理水を12年間置いておけば、影響は半分、さらに12年置いておけば4分の1まで減らすことができます。地元住民や漁業関係者からの不安の声が上がっている中で、海洋放出全体で対策を考えるのではなく、それ以外の方法も含めて、丁寧な議論を行っていくことが必要だと考えます。
風評被害を防ぐ一番の方法は、ALPS処理水の海洋放出をやめることです。今からでも処理水放出を中止すること、地下水流入等への抜本的な対策強化を行っていくために、本意見書への議員各位の賛同を呼びかけまして、私の賛成討論といたします。御清聴ありがとうございました。(拍手)
107 ◯議長(
奈良岡隆君) これにて討論を終結いたします。
これより採決いたします。
議員提出議案第26号については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕
108 ◯議長(
奈良岡隆君) 御異議がありますので、
電子表決システムにより採決いたします。
議員提出議案第26号については、原案のとおり決することに賛成の諸君は
賛成ボタンを、反対の諸君は
反対ボタンを押してください。
〔各員、賛成・
反対ボタンを押す〕
109 ◯議長(
奈良岡隆君)
押し間違い等はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
110 ◯議長(
奈良岡隆君)
押し間違い等なしと認め、確定します。
〔
議場内モニターに採決結果を表示〕
111 ◯議長(
奈良岡隆君) 賛成少数であります。よって、本案は否決されました。
──────────────────────────
日程第42 議員提出議案第27号 記録的猛暑から命を守るための対策強化を求める意見書
112 ◯議長(
奈良岡隆君) 日程第42議員提出議案第27号「記録的猛暑から命を守るための対策強化を求める意見書」を議題といたします。
113 ◯議長(
奈良岡隆君) お諮りいたします。
ただいま議題となっております議員提出議案第27号については、提案理由の説明及び委員会の付託を省略したいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
114 ◯議長(
奈良岡隆君) 御異議なしと認めます。よって、提案理由の説明及び委員会の付託を省略することに決しました。
これより質疑に入ります。
御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
115 ◯議長(
奈良岡隆君) 質疑ないものと認めます。
これより討論に入ります。
討論の通告がありますので、発言を許します。
17番天内慎也議員。
〔議員天内慎也君登壇〕(拍手)
116 ◯17番(天内慎也君) 日本共産党の天内慎也です。議員提出議案第27号「記録的猛暑から命を守るための対策強化を求める意見書」に賛成討論を行います。
異常気象と言われた2023年の夏は、命の危険を伴う猛暑となりました。青森市では、7月は平均気温、最高気温が3度前後上昇し、8月には5度前後上昇し、最高気温が30度を超える日が月のほとんどを占め、平均地温は観測史上最高となる28度を記録しました。気象庁から発表される熱中症アラートも、青森県では8月21日から26日まで連続の発表となりました。この連日のアラートの下で、青森県では8月21日から27日までで211人緊急搬送され、青森市では38件搬送されています。また、消防庁の発表では、5月1日から9月3日までで、青森県では1134人救急搬送されていますが、そのうち青森市では234件搬送されており、実態として決して少ない数字ではありません。
熱中症予防アラートの予防行動として、不要不急の外出を避け、昼夜を問わずエアコン等を使用する、高齢者、子ども、障害者に対しても、周囲の方々から声がけすることを周知することになっていると思います。しかし、この物価高騰、電気代の高騰、エアコンを所有していても我慢する。特に高齢者、低所得者世帯、生活保護世帯では、エアコンの使用、所有の有無は生死を分ける切実な問題となっています。
国の通知による生活保護世帯のエアコンの購入費用の支給要件については、保護開始された方で持ち合わせていない、単身者で長期入院・入所後の退院時に持ち合わせていない、災害に遭い、災害救助法の支援では賄えないとき、転居で新旧住居の設備の相違により、新たにエアコンを補填しなければならないなどといった特別基準の設定があったものとして差し支えないものとされています。この一定の条件をクリアしなければならないとなっていますが、ケースワーカーの対応によって説明が異なる場合もありますので、できる限り多くの方々の生活に手を差し伸べるためにも、支給要件の緩和が必要だと考えます。
社会福祉協議会の生活福祉資金を使用することも方法としてありますが、現実的に金額が少なく、エアコン設置に至らない。度重なる保護費の減額、物価高騰で現実的に貯蓄は無理であり、冬季加算があるのであれば、猛暑という異常気象を乗り切るためにも、夏季加算もあってもしかるべきです。そして、政府として、自治体が実施するエアコンの購入と設置費用に支援制度を実施するべきです。今後、さらなる異常気象も想定される中、猛暑から命を守る手だてとして、本意見書への賛成を心からお願いをして、討論といたします。御清聴ありがとうございました。(拍手)
117 ◯議長(
奈良岡隆君) これにて討論を終結いたします。
これより採決いたします。
議員提出議案第27号については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕
118 ◯議長(
奈良岡隆君) 御異議がありますので、
電子表決システムにより採決いたします。
議員提出議案第27号については、原案のとおり決することに賛成の諸君は
賛成ボタンを、反対の諸君は
反対ボタンを押してください。
〔各員、賛成・
反対ボタンを押す〕
119 ◯議長(
奈良岡隆君)
押し間違い等はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
120 ◯議長(
奈良岡隆君)
押し間違い等なしと認め、確定します。
〔
議場内モニターに採決結果を表示〕
121 ◯議長(
奈良岡隆君) 賛成多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
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日程第43 議員提出議案第28号 フリースクールを利用する子どもたちへの支援強化を求める意見書
122 ◯議長(
奈良岡隆君) 日程第43議員提出議案第28号「フリースクールを利用する子どもたちへの支援強化を求める意見書」を議題といたします。
123 ◯議長(
奈良岡隆君) お諮りいたします。
ただいま議題となっております議員提出議案第28号については、提案理由の説明及び委員会の付託を省略したいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
124 ◯議長(
奈良岡隆君) 御異議なしと認めます。よって、提案理由の説明及び委員会の付託を省略することに決しました。
これより質疑に入ります。
御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
125 ◯議長(
奈良岡隆君) 質疑ないものと認めます。
これより討論に入ります。
討論の通告がありますので、発言を許します。
1番
山田千里議員。
〔議員山田千里君登壇〕(拍手)
126 ◯1番(山田千里君) 日本共産党、山田千里です。議員提出議案第28号「フリースクールを利用する子どもたちへの支援強化を求める意見書」に賛成の立場から討論を行います。
文部科学省が毎年実施する「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」によると、2022年度の不登校と言われる児童・生徒の数は、過去最多30万人弱ともなり、前年比で22%増、そのうち38%の子どもたちが相談や支援を受けていないという実態が明らかとなりました。そんな中、子どもや保護者の孤立、孤独を解消し、適切な支援を届け、学校に行けない、行かない、また、学校になじめない子どもたちの、学校でも家庭でもない第3の居場所としての役割を果たす居場所が強く求められています。
不登校の子どもたちは、多種多様な理由により、学校に行くというハードルをなかなか越えられずに、家からも出られず、勉強にも意欲が向かない日々にあることが多く見られ、そこから一歩前に踏み出すには、十分な休息と心の
エネルギーの補充が必要です。そんな子どもたちが外に出る、社会とつながる場所となり得る1つが、民間団体等で運営されているフリースクールです。そもそもフリースクールとは、一般的には不登校の子どもに対し、学習活動、教育相談、体験活動を行っている民間の施設と言われています。しかし、これも決まった定義ではなく、学習指導要領に沿った教育活動や、国、地方公共団体の規制等もある中で、自由にできない既存の学校教育にとらわれず、自由な環境で学びが保障されるのがフリースクールだとも言われています。
2017年施行の教育機会確保法においても、学校以外の多様な学びの場に位置づけられ、2019年の通知では、学校に登校するという結果のみを目標とせず、児童・生徒が社会的に自立することを目指す必要があると、不登校への支援の在り方を示し、学校とフリースクールとの連携も基本理念として明記されています。
また、近年の不登校児童・生徒の急増を受け、国は今年3月、対策の指針──COCOLOプランを公表し、教育につながれない子どもをゼロにすることを目指し、学校外にも多様な学びの場整備の強化も示されています。そんな中、昨今ニーズが高まる反面、まだまだ認知度も低く、利用者が少ない下で利用料を上げざるを得ない。すると、保護者の負担も大きくなり、利用に至らない。よって、フリースクールの運営が不安定な経営を強いられるという悪循環へと陥っている現実もあります。
令和元年5月の文部科学省による民間団体・施設と教育委員会等の連携等に関する実態調査では、連携する民間団体施設としてフリースクールが約72%と最も多く、会費について教育委員会で補助制度を実施しているのは約8%、約88%の教育委員会等が経済的支援を実施していないという結果がありました。
今現在、全国においては、公的経済支援を実施する自治体は増えてきてはいますが、ニーズが高まる一方で、支援は潤沢ではなく、また、補助金の原資は税金ですから、煩雑な書類作成や使途の制限等で人員も足りず、それに見合った人件費も捻出できないという自由な活動実態と伴わないジレンマが生じているという団体の声も耳にします。
また、不登校児童・生徒を抱える保護者の負担も多岐にわたっています。不登校になったことで、食費がかさんだり、病院の通院費もかかり、子どもに寄り添うために仕事を休んだり、辞めてしまうことによる家計の困窮、おまけにフリースクールに通うとなると、なかなかハードルが高く、諦めざるを得ない保護者の声も本市においても届いております。
今、急増する不登校児童・生徒に対し、教育機会確保法の下、多様な学びを保障し、子どもたちが自分らしく生きられる居場所の確保に向け、そして、生きる力を育む公教育への支援も重要であると同時に、フリースクールの運営状況については詳細な実態調査を行い、必要とされる公的支援を実施すべきであります。また、経済的理由によりフリースクールを諦めざるを得ない保護者がいないよう、保護者負担軽減等、経済的支援を国の責任で早急に推し進めるべきと強く訴えます。
議員の皆様の御賛同を頂きますよう心よりお願い申し上げまして、私の賛成討論といたします。御清聴ありがとうございました。(拍手)
127 ◯議長(
奈良岡隆君) これにて討論を終結いたします。
これより採決いたします。
議員提出議案第28号については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕
128 ◯議長(
奈良岡隆君) 御異議がありますので、
電子表決システムにより採決いたします。
議員提出議案第28号については、原案のとおり決することに賛成の諸君は
賛成ボタンを、反対の諸君は
反対ボタンを押してください。
〔各員、賛成・
反対ボタンを押す〕
129 ◯議長(
奈良岡隆君)
押し間違い等はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
130 ◯議長(
奈良岡隆君)
押し間違い等なしと認め、確定します。
〔
議場内モニターに採決結果を表示〕
131 ◯議長(
奈良岡隆君) 賛成多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
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日程第44 議員提出議案第29号 聴力に関する身体障害者障害程度等級認定基準の見直しを求める意見
書
132 ◯議長(
奈良岡隆君) 日程第44議員提出議案第29号「聴力に関する身体障害者障害程度等級認定基準の見直しを求める意見書」を議題といたします。
133 ◯議長(
奈良岡隆君) お諮りいたします。
ただいま議題となっております議員提出議案第29号については、提案理由の説明及び委員会の付託を省略したいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
134 ◯議長(
奈良岡隆君) 御異議なしと認めます。よって、提案理由の説明及び委員会の付託を省略することに決しました。
これより質疑に入ります。
御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
135 ◯議長(
奈良岡隆君) 質疑ないものと認めます。
討論については通告がありませんでした。
これより採決いたします。
議員提出議案第29号については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
136 ◯議長(
奈良岡隆君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
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日程第45 議員提出議案第30号 パンデミック条約締結及び国際保健規則改正に係る情報開示を求める
意見書
137 ◯議長(
奈良岡隆君) 日程第45議員提出議案第30号「パンデミック条約締結及び国際保健規則改正に係る情報開示を求める意見書」を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。12番木村淳司議員。
〔議員木村淳司君登壇〕(拍手)
138 ◯12番(木村淳司君) 創青会の木村淳司です。議員提出議案第30号「パンデミック条約締結及び国際保健規則改正に係る情報開示を求める意見書」案の提案理由について御説明いたします。
パンデミック条約とは、パンデミックの予防、備え及び対応に関するWHOの新たな法的文書のことです。新型コロナパンデミックを受け、WHOの権限強化を図るため、2021年WHO総会で新条約の議論を開始することが決まり、来年5月のWHO総会での妥結を目指して、現在、各国政府間協議が進められています。
WHOでは同時に、国際保健規則──IHR、この改定作業も進められております。IHRとは、WHO憲章に基づき、WHO加盟国に適用される保健規則のことで、条約とは異なり、改定版が採択されますと、加盟国における国内手続がなくても発効されてしまうおそれがあります。既にWHOのウェブサイトには、パンデミック条約の草案及び国際保健規則──IHRの修正案が掲載されており、内容として、1つに、加盟国がWHOの勧告に従うこと、及びその勧告は法的拘束力を持つこと、2つに、WHOが国際的なワクチン配分計画を作成し、これに基づき加盟国がワクチンの製造及び供給を行うこと、3つに、ワクチンなどの健康製品の迅速な普及のため、先進国は途上国に対する経済的、技術的及び人的資源提供などの援助義務が課せられること、以上の内容が含まれております。もしこれが発効されれば、日本国政府の判断がWHOの勧告に拘束されてしまい、国民主権の侵害、基本的人権及び国民生活に重大な影響を及ぼす可能性があります。
2020年から始まった新型コロナウイルスパンデミックでは、日本中至るところで、国民の自由を制限する措置が取られました。公園の遊具は、感染対策のため使用禁止と黄色いテープでぐるぐる巻きにされ、街から子どもたちの姿は消えました。当時、WHOから出された情報には信憑性が疑われるようなものが幾つかあり、マスク着用に際しても、主張が二転三転するなど、世界中で大きな混乱を生じさせる要因になりました。
このパンデミック条約の締結は、日本国民の健康に関する重大な問題であるにもかかわらず、国民に十分な情報が与えられておりません。国においては、まず、この条約について分かりやすく国民に周知し、その上で、議員、有識者、そして一般国民から、広く意見を聴取して議論を深め、パンデミック条約の締結及び国際保健規則の改正が、国家を超えて日本国民の自由と人権を侵害しないよう求めます。
北海道旭川市、釧路市、そして愛知県津島市など、全国各地の市議会において同様の意見書が既に採択されております。ここ青森市議会においても、議員の皆様の御賛同を心よりお願いして、提案理由の説明を終わります。御清聴ありがとうございました。(拍手)
139 ◯議長(
奈良岡隆君) これより質疑に入ります。
御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
140 ◯議長(
奈良岡隆君) 質疑ないものと認めます。
討論については通告がありませんでした。
141 ◯議長(
奈良岡隆君) お諮りいたします。
ただいま議題となっております議員提出議案第30号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
142 ◯議長(
奈良岡隆君) 御異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。
これより採決いたします。
議員提出議案第30号については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕
143 ◯議長(
奈良岡隆君) 御異議がありますので、
電子表決システムにより採決いたします。
議員提出議案第30号については、原案のとおり決することに賛成の諸君は
賛成ボタンを、反対の諸君は
反対ボタンを押してください。
〔各員、賛成・
反対ボタンを押す〕
144 ◯議長(
奈良岡隆君)
押し間違い等はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
145 ◯議長(
奈良岡隆君)
押し間違い等なしと認め、確定します。
〔
議場内モニターに採決結果を表示〕
146 ◯議長(奈良岡隆君) 賛成少数であります。よって、本案は否決されました。
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日程第46 議員提出議案第31号 医療・介護・障害福祉分野における処遇改善等を求める意見書
147 ◯議長(奈良岡隆君) 日程第46議員提出議案第31号「医療・介護・障害福祉分野における処遇改善等を求める意見書」を議題といたします。
148 ◯議長(奈良岡隆君) お諮りいたします。
ただいま議題となっております議員提出議案第31号については、提案理由の説明及び委員会の付託を省略したいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
149 ◯議長(奈良岡隆君) 御異議なしと認めます。よって、提案理由の説明及び委員会の付託を省略することに決しました。
これより質疑に入ります。
御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
150 ◯議長(奈良岡隆君) 質疑ないものと認めます。
討論については通告がありませんでした。
これより採決いたします。
議員提出議案第31号については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
151 ◯議長(奈良岡隆君) 御異議なしと認めます。よって、本案については原案のとおり可決されました。
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日程第47 議員提出議案第32号 食品ロス削減への国民運動のさらなる推進を求める意見書
152 ◯議長(奈良岡隆君) 日程第47議員提出議案第32号「食品ロス削減への国民運動のさらなる推進を求める意見書」を議題といたします。
153 ◯議長(奈良岡隆君) お諮りいたします。
ただいま議題となっております議員提出議案第32号については、提案理由の説明及び委員会の付託を省略したいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
154 ◯議長(
奈良岡隆君) 御異議なしと認めます。よって、提案理由の説明及び委員会の付託を省略することに決しました。
これより質疑に入ります。
御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
155 ◯議長(
奈良岡隆君) 質疑ないものと認めます。
討論については通告がありませんでした。
これより採決いたします。
議員提出議案第32号については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
156 ◯議長(
奈良岡隆君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
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日程第48 議員提出議案第33号 認知症との共生社会の実現を求める意見書
157 ◯議長(
奈良岡隆君) 日程第48議員提出議案第33号「認知症との共生社会の実現を求める意見書」を議題といたします。
158 ◯議長(
奈良岡隆君) お諮りいたします。
ただいま議題となっております議員提出議案第33号については、提案理由の説明及び委員会の付託を省略したいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
159 ◯議長(
奈良岡隆君) 御異議なしと認めます。よって、提案理由の説明及び委員会の付託を省略することに決しました。
これより質疑に入ります。
御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
160 ◯議長(
奈良岡隆君) 質疑ないものと認めます。
討論については通告がありませんでした。
これより採決いたします。
議員提出議案第33号については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
161 ◯議長(
奈良岡隆君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
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日程第49 議員派遣について
162 ◯議長(
奈良岡隆君) 日程第49「議員派遣について」を議題といたします。
163 ◯議長(
奈良岡隆君) お諮りいたします。
本件については、配付しておりますとおり、議員を派遣することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
164 ◯議長(
奈良岡隆君) 御異議なしと認めます。よって、配付しておりますとおり、議員を派遣することに決しました。
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165 ◯議長(
奈良岡隆君) この際、先ほど副市長に選任することに同意された横山英大氏から発言の申出がありますので、これを許可いたします。
横山英大氏の登壇を願います。
〔横山英大君登壇〕
166 ◯横山英大君 先ほど御同意いただき、副市長に就任することになりました横山です。頑張ります。大好きなふるさと青森の仕事がこれからできるということに非常に光栄に思っております。西市長を最大限サポートしてまいります。
民間出身初の副市長ということでありますので、当然ながら、その経験を生かさなければ、私がいる意味はないということは重々承知しておりますが、そこにとらわれ過ぎずに、事実関係をよく見て、スピーディーにポジティブにやってまいりたいと思っていますので、ぜひよろしくお願いします。
市民の皆様、議会の皆様、職員の皆様、どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
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167 ◯議長(
奈良岡隆君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。
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閉 会
168 ◯議長(
奈良岡隆君) これにて令和5年第4回青森市議会定例会を閉会いたします。
午前11時41分閉会
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