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  1. 船橋市議会 2017-12-11
    平成29年12月11日市民環境経済委員会-12月11日-01号


    取得元: 船橋市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-25
    平成29年12月11日市民環境経済委員会-12月11日-01号平成29年12月11日市民環境経済委員会  平成29年12月11日(月)                                             午後1時                                        第4・第5委員会室 [議題] 1.付託事件について  ①陳情審査 ┌──┬─────┬────────────────┬────┬─────────────┐ │順序│ 番 号 │    件      名    │審査結果│    備   考    │ ├──┼─────┼────────────────┼────┼─────────────┤ │ 1 │陳情第49号│通学路安全見守りの防犯カメラ設置│ 継続 │継続 = 自由 公明 共産   │ │  │     │に関する陳情          │ 審査 │    民進 清風     │ └──┴─────┴────────────────┴────┴─────────────┘ 2.船橋市農業振興計画(素案)について 3.船橋市墓地等基本方針について 4.家庭系可燃ごみ収集回数の見直し及び「ふれあい収集事業」の実施について(報告) 5.その他  ①客引き防止条例に基づく市職員の行動について(佐藤重雄委員提起)  ②路上喫煙対策について(石川りょう委員提起
     ③マイキープラットフォーム構想について(長野春信副委員長提起)  ④公聴会の開催について(石川りょう委員提起)    ………………………………………………………………………………          13時02分開会 ○委員長(つまがり俊明) ただいまから、市民環境経済委員会を開会する。    ────────────────── △審査の順序について ○委員長(つまがり俊明) まず、順序1の陳情第49号の通学路安全見守りの防犯カメラ設置に関する陳情の審査を行う。なお、陳情の審査に当たっては、本日、陳情提出者である中原久直さんを参考人としてお呼びしている。  こちらの審査は、まず参考人から意見を伺い、参考人に対し質疑を行う。その後、理事者の入室を認め、理事者に対する質疑を行うのでよろしくお願いする。  ここで、皆さんにお諮りする。  理事者から3件、本日の委員会へ報告したい旨申し出があった。  1つは農水産課から船橋市農業振興計画(素案)について、2つ目は環境保全課から墓地等基本方針について、3つ目は資源循環課から家庭系可燃ごみ収集回数の見直し及びふれあい収集事業の実施についてである。  これら3件を、ただ今申し上げた順序で付託事件の審査の後に議題に追加をして、理事者から報告を受け、質疑があれば質疑を行うこととしてよろしいか。 ◆佐藤重雄 委員  この報告、私は別に拒否しないが、戸籍住民課所管の例の……呼び込み規制……あの条例……客引き防止の。 ○委員長(つまがり俊明) 客引き防止ね。戸籍住民課じゃない。  市民生活部のか。 ◆佐藤重雄 委員  市民生活部だ。12月6日に船橋駅前で全く条例に反する行為をした。このままやらせていたら、本会議での答弁にも反するし、条例にも規制ないことをやっていたのがわかった。  だから、それについて、少し質問をしたいので呼んでいただきたい。 ○委員長(つまがり俊明) わかった。では……本日、それとも……。 ◆佐藤重雄 委員  きょうのほうがいいと思う。 ○委員長(つまがり俊明) では、進行ぐあいを見ながらでもよろしいか。 ◆佐藤重雄 委員  例えば、農業振興計画の素案があるが、これよりも私は緊急性があると思っている。この報告よりも。 ○委員長(つまがり俊明) 佐藤委員、ちょっと正副でお預かりさせていただいて、進行の状況を見ながら──あと休憩の時間があるので、そのときに状況も聞きながらということで、とりあえずお預かりさせていただく。きょうかどうかは別として機会を設けていきたいということでよろしいか。 ◆佐藤重雄 委員  はい。 ○委員長(つまがり俊明) それでは、申し上げたとおりの形で進めさせていただくということでよろしいか。      [「はい」と呼ぶ者あり] ○委員長(つまがり俊明) それでは、そのように決する。    ────────────────── △付託事件審査方法等について ○委員長(つまがり俊明) まず参考人に入室していただく。入室後、参考人に意見を伺い、質疑を行う。質疑終了後、ご退席いただき、所管課の入室を求めて、審査の参考のための状況説明を受け、質疑等の採決を行う。  次に、本日の休憩については、順序1の審査開始前、同じく順序1の理事者入室時、それから順序1の終了時、1件目の報告終了時、2件目の報告終了時に参考人及び理事者入退室のために休憩をとるので、承知おきをいただきたい。  その他の休憩については、進み方を見ながら適宜とっていきたいので、よろしくお願いする。    ────────────────── △委員会の傍聴について  順序1について3人から、全ての案件に関し1人から傍聴の申し出があり、これを許可した旨、委員長から報告があった。    ────────────────── 1.付託事件について ①陳情審査 △陳情第49号 通学路安全見守りの防犯カメラ設置に関する陳情 ○委員長(つまがり俊明) それでは、付託された陳情の審査に入る。ここで参考人入室のため、会議を休憩する。          13時09分休憩    ………………………………………………          13時09分開議 ○委員長(つまがり俊明) 本日は、参考人として本陳情の提出者である中原久直様に出席をいただいている。本日はお忙しい中、委員会に出席いただきありがとうございます。早速だが、本日の議題について、説明する。本日、参考人の方から、本陳情の趣旨について意見をお伺い、その後、委員から質疑をする。参考人は、委員長の許可を得てから発言をするよう、よろしくお願いする。  それでは、参考人の方の意見を伺う。よろしくお願いする。    ………………………………………………      [参考人説明] ◎中原久直 参考人  本日はお呼びいただいて、私の願いを直接聞く機会を与えていただいたことに喜んでいる。  きょうは私のほかに、傍聴人に町会長が来る予定だったが、仕事で来られなくなったが──校長先生をされて、私が属しているスクールガードをやっている方や、3年生の孫がいるばあさんと一緒に傍聴している。  きょうは陳情書を説明して──中には私の思い違いをしているところがあるかと思うが、それはお許しいただきたい。  趣旨は願意という格好で書いたが、私どもが通学路の見守り、防犯カメラ、これを設置したいと思って市に相談したら、船橋市の防犯カメラ設置費補助事業にのっとって申請しなさいとマニュアルも頂戴してきた。この事業はご高承のとおり、8年前からあって、設置目的はひったくりや、車上狙い、車泥棒などを抑止するためにつくられたものである。通学路の防犯カメラは想定されていない。と私には思える。  この事業では、通学路の防犯カメラの設置にスムーズに対応していくことは難しいと思われるので、この通学路の防犯カメラ設置に対しては、新たな行政システムをつくって、真剣に、そして速やかに、ある意味ではどんどんやっていただきたいのが趣旨である。  そういう思いに至った理由は、現在の補助事業は、まず第一は事業主体が市に届け出た町会、自治会や商店会──しかも、そこには自主防犯活動をやっていなさいと。そこしか手を挙げられない格好である。  町会や自治会、商店会はそもそも通学路に対応はしていない。全然別のもので、そもそも通学路は人気のないところだから、商店会なんてほとんどない。  我々のところ、家の抜けた──猫の死骸が見つかったというような人家の全くないところである。だから、商店会なんかありようがない。それから、自主防犯活動は実際にどんどんやられているかというところは数少ないと思う。  ご存じのとおり、我々のところ──市は全市に80余りの小中学校がある。全市に点在している。点在している子供たちが通っている通学路は、200と言わずある。それに町会が1対1で対応しているか、全く対応していない。そうすると、町会が対応していない通学路は、防犯カメラがつかない……ずっと危ないままになってしまう。  さらに、通学路に対応する町会があったとして、町会がここに防犯カメラをつけようと発想して、市にアプローチするのかと。これも十中八九なく、夏祭りや、敬老会、運動会や町内会掃除でみんな難しい。仕事持っている方が一生懸命やっているから。  だから、対応があったとしてもその町会が防犯カメラをつけてくれということはなかなか言わない。さらに、いわゆるこの防犯カメラを設置する計画や維持管理規程を町内会でつくれ、それを持って来いということになっているが、これは町会ではなかなか手に負える事務処理ではない。  ひったくり用防犯カメラは、非常に局所的に限られている。そして、決めることも非常に分かりやすい。幾らぐらいにしようかという話。そうすると、早い段階から、あとはなれた業者に丸投げしてやってちょうだいということになるが、通学路の安全カメラ防犯カメラはいろんなことを決めなきゃいけない。あっちの町会に行ったり、こっちの町会に行ったり、ここに住んでいる人にどうだとか、木がどうだとか、実に多岐にわたって多数の問題を解決しなければ前段処理ができない。それを町内会ができるかというと、私もやろうとしたが、これはかなり大変である。お手挙げじゃないが、困ってしまった。  平均的に、こういう仕事を町内会で発想してやっていくことが、どのぐらいできるんだということになる。  さらに費用の問題がある。通学路の費用補助をやっている市が幾つかあるが、全額やっているところもある。船橋市は半額で──半額というのは、町会にとっては決して簡単に出せる額じゃない。当然、毎年少しずつ余剰金がある──そんなものは微々たるもので、それで防犯カメラあるいは維持費が出るかというと出ない。最近はやりの赤字債権を10年間ぐらい出すかというようなことをしないと、これは頭を抱えちゃう問題である。  そもそも指定通学路は、学校の延長にある。繰り返して言うが、市の80余校の小中学校の全部が関心のある課題で、そこがみんなある。それを1町会がばらばら補助金をお願いしてくるシステムでいいんだろうかという気がする。  さらに、通学路の安全を守るための設備、これを全部町会がやっているかというと、ご存じのとおり黄色い看板が建って、学童横断道路や注意、それからスクールゾーンだからとか、これは委員会とか警察署が出してて、町会が金を出しているものではない。  それから、いろんな通学路の交通に必要な機器類、装置類、これも町会が発議して金を負担していることはない。学校によっては定員がアンバランスになって、こっちからこっちまでバスで通わせる。そのバスを町内会が買って、運転手の費用からガソリンの費用まで出していることはない。  だから、通学路に対して子供たちの安全を守るシステムは、市も協力いただいている。逆に主体的にやっていただいている。なぜ防犯カメラだけが町会の費用でやらなきゃいけないのか。全くわからない。  私も町会が長くて、町会で特別なお金を出したのは──私は金杉にいて、金杉会館を建てた。古いのを建て替えた。そのときは、町会の建物だから、町会が臨時にお金をみんなで出し合って、市からも補助をもらってやった。これは町会の持ち物だからわかる。通学路の問題とは違うんじゃないかと思う。  それから、設備的要件を求めてである──どういう要件かというと、撮影の範囲は公道じゃなきゃいけないといっている。映すフレームの範囲も2分の1以上公道が映ってなきゃいけない。そうすると、通学路は、全て公道かというと、1年生の小さい子が重いランドセルを背負って、公道って──この距離歩けない。市が決めている通学路は公道じゃないところも当然通っている。  それから、フレームを2分の1以上道路を映せって、通学路はこんな面積しかない。2分の1の条件をどうやって満たすのかという気がする。さらに、この事業が設置までに必要な時間だが、ここにつくろうと思ったら前年の8月までに市の事前協議をやれと。そうしたら、ここで下して、お金は10月になるという話である。  私どもは、8月の初めに発送した。だけど、今言ったように使い始めたが、東電にも聞かなきゃいけない、あそこにも聞かなきゃいけないという話になって、とても8月末までにお持ちできない。  そうすると、我々は来年の8月に事前協議、再来年の10月か何かにお金がもらえる──これは車上狙い、住まい……盗まれたものに対応する防犯カメラは、それでも長いという気はするが、それでも何とかいい。  だけど、通学路の安全確保の防犯カメラは、子供たちの命がかかっている。生涯消えないような痛手が、子供たちだけじゃなくあるのに、このシステムでやるのかという気がする。  さらに、現補助事業の実績を見ると、平成22年からやっている。この8年間で19件受けている。中には、1年に1件しかないのが2年もある。平均2.4件しか扱っていない。これで通学路の防犯カメラの設置をこのシステムでやるのかと思う。  設置台数にしても、市川市は早くから通学路に注目していて、望遠でも防犯カメラでいいといっている。設置台数は、うろ覚えで見たが500件で桁違いである。なぜかと思う。  以上のいろんな理由から、市が私たちにおっしゃった、現行のシステムで通学路のカメラ、防犯カメラを設置するようにしろというのは、少々難しい、無理があるという気がする。  別の角度から県や市はどうしているのか。通学路の防犯カメラ──これは皆さんがはるかにご存じだと思う。県は、かなり早い時期から市町村が支払った防犯カメラに対して半額補助するシステムを持っている。だけど、ひったくり自動車泥棒、車上狙いに限られていて、しかもフレームは公道を映しなさいと船橋の基準と非常に似ている。そうすると、各市町村から、通学路の安全のための防犯カメラ、これを認めてという声があって、県も松戸の事件などをきっかけに思ったんだと思う。  それで、急遽この9月に通学路も認めて補助金の対象にすることになった。さらに県は、第二次募集という追加募集をやって──僕が9月ごろどうかと聞いたら、全部ことしの予算1200万円強が全部──1基、例えば僕の推定で少なくとも80基や100基近い防犯カメラが各市町村でやられた。ほかの市町村は、通学路の防犯カメラに対して非常に一生懸命、真剣に取り組んでいることがこの一事をもってしてもわかるだろうと思う。  同じように県警も人がつくったカメラを見せていただきたいと……事件が起きたとき。これでは間に合わない。特に辺鄙な通学路は──松戸の女子殺害事件を鑑みてという書き出しで新しい情報もつくっている。何かというと、今まで人のつくったカメラのデータを見せてもらって、犯罪捜査をしているが、設置されていないところがある。これは自分で建てなきゃいけないので独自に建てることを考えた。千葉県から4警察署が特に問題だと。ワースト4で、船橋が入っている。船橋は決して安全だという認識ではない。県警からしても。  さらに、隣の鎌ケ谷市は、通学路に対しては、従来のいわゆる船橋市の市民安全推進課に相当するようなところが、ずっとやっていた。これ全額補助だが──通学路がよくわかって、子供たちのことがよくわかっているところがやらなきゃだめだろうという話で、船橋市でいったら保健体育課、いわゆる教育委員会系──教育を扱っているところがリーダーになって、多分もっと高いところからの指示もあったのでしょう。いわゆる木を切るなら道路維持課道路管理課、電気のような専門家など全部、市役所中が一体となってやったという。2カ月強で3基つけた。続けて6基つける……わずか2カ月でできている。  僕も会いにいった。そうしたら、担当の人が、初めてだったから目標の2カ月を10日ぐらい超えたと……2回目からはそんなことない──市役所の3階と1階をこうやっていればいいんだ……もうそんなにかからないと、ある意味では何となく誇らし気におっしゃっていた。  これに対して私どもは船橋市に何とか見直していただきたいと、市民の声を聞く課に2回お願いしたが、1回目はどう読んでいいかわからない答えで、適切な言葉が浮かばないが、これは答えになっていないねという話になって、もう一回同じだけど、わかりやすい言葉で出したら、先進市の事例収集に努め、本市通学路における効果や有効性を見極めていくというだけであった。タイムスケジュール的には、従来と同じで8月締切、翌年4月でご理解いただきたいという文書が来ただけである。  まとめだが、市の現有の防犯カメラは、ツールの名前が一緒だと防犯カメラというだけで、キーワードでも何でもない。通学路の防犯カメラキーワードは、教育や子供の安全である。防犯カメラじゃ僕はないと思う。  したがって、一旦事故に遭った子供が死んじゃったり、その取り巻く家族が筆舌に尽くせぬ苦しみを負うわけである。だから、通学路の防犯カメラについては、新たなシステムできちっとやる──どんどんやることをぜひやっていただきたい。それが願意である。  願意を、しつこいが、もう一回読むと、通学路の安全見守り防犯カメラ設置事業主体は船橋市とし、可及的速やかに設置していただきたい。  このお願いは、私たち高根小学校の通学路を、何はさてあれ、ほかの子を抜いてやっていただきたいとお願いしているわけじゃない。高根小学校の通学路は、決して安全じゃない。鎌ケ谷の防犯カメラをつけたところよりもはるかに交通量が少ないし、人目はなくて、どこへでも逃げられるという犯罪人から見れば、すごくやりやすいところである。危険だとは思うが──ほかはさておいてやっていただきたいとは言っていない。全市のことを見まわして仕事はやっていただきたいとお願いをしているのであって、現状の補助システムを──ただ期間だけをちょっと縮めればいいとか、そんな話ではない。  また、どこから出てきたかわからないが、スクールガードのあり方が問題なのかとか、全く言っていない。お門違いな話である。だから、通学路の防犯カメラ設置については、真正面から見据えて、これを対象とした新たな行政システム、市の取り組みを真摯に速やかに推進していただきたい。  船橋市は、県の中でも住みやすい市だと1番になったり4番になったりしているが、それは私たち市民としても非常にうれしい。  さらに余計なことだが、大昔、1万年も昔、取掛西は、縄文期の人──船橋市民の先輩である。非常に住みやすい、気候もいい、魚もうまい、イノシシもとれる。僕は三浦半島から土器が手に入っていいところ、昔から住みやすかったんだろうと思う。この先輩たちも、もし子供がオオカミに食われたといったら、何はさておき網を張ったと思う。イノシシの落とし穴をつくり、網をはなっているのに再来年までかかるなんて言ってなかったと思う。  だから、市制80年で、松戸の事件や鎌ケ谷の事件みたいなのが起こると、これは被害者のみならず、市民一人一人が心に悲しみが出る。お祝いどころじゃない。  後ろに来ているうちのばあさんも、3年生の孫がいる。学校に行くときには前に出てずっと待っている。道までの距離はわずかだが、一緒について歩く。日常を守りたいということである。  どうか50の市議会議員の皆さんにお願いしたいのは、会派や政治的主義主張、そういうのは別にして、一人一人が小学校に通う子供のお父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあさんだったりしている。ある意味では卒業生だったりしている。住みたい町の市民であり、市議会議員である。何よりも人間である。人間としてこのテーマを真正面から捉えて、真剣に判断いただきたい。    ………………………………………………      [参考人に対する質疑] ◆石川りょう 委員  防犯カメラ設置の問題、ことしの9月に決算委員会で私も取り上げたところで、防犯カメラ設置事業主体、これは今、完全に町会自治会、商店会に任せているが、これある一定の割合で、市も独自で置くことができないかという問題提起をついこの間させていただいた。  その中で、今、総論的な話と陳情に関する願意のところを伺ったが、私としてはせっかく来ていただいた中原さんの所属されている町会や、自治体の具体的な実態の部分を教えていただきたい。  まず1点目、所属されている町会や自治会で、こういった通学路などに防犯カメラを設置したいということの同意をとるのは難しいことなのか。 ◎中原久直 参考人  私は、金杉町会で高根小学校がある──地図を配っていただいているようだが、ここは高根小学校から念田川のところを下がってくる、小学校から。この道はずっと畑である。坂を下がって、川があって、ここを上がって、階段を上がって──この距離、我々スクールガードをしている。  馬込の方も、ここは自分たちよりも危ないと言われているようなところである。ここに1軒だけ家がある。この1軒はご自身が非常に危険を感じたので、敷地の四隅にポールを立てて、赤色ランプをつけて、家から襲われているという信号──防犯カメラも、家庭用だが、つけている。1件しかない。  したがって、私どもの町会は、子供や孫や卒業生──先輩がやっている。  それで、ここも同じ、こっち側もそうだから、同じような悩みを持っていて、了解をとることは一生懸命やらないといけないが、できない相談ではない。
     ここについては、この陳情書の資料という格好でどういう状況か、今概略でお話ししたことはつけたが、資料だからカットオフすることでついてないと思う。当初はつけていた。  そのほかにも……。 ○委員長(つまがり俊明) 参考人、端的にお答え──短めにお答えいただいたほうが、ほかの委員も質問があると思うので。  同意をするのが困難かどうかという質問に対しての回答としてはよろしいか。石川委員、大丈夫か。 ◆石川りょう 委員  はい。 ○委員長(つまがり俊明) 他にあるか。 ◆石川りょう 委員  今、話を伺っている限りだと、通学路の長いところ──1つの町会自治会でカバーできないところがあったり、その意識を共有できるか否かの難しさもあるのかなと推察をした。  そして、補助金額の部分のところで、半額を補助すること──上限が20万円となっているが、この金額、費用の部分で、実際所属されている町会自治会の皆さんはどういったような感想というか、額について……持たれているのか。 ◎中原久直 参考人  毎年少しずつたまっているものをどうしようか……それをベースに考える。1基なのか、2基なのか考えなきゃいけないので、それについては基本計画ができて、大体このぐらいの金がかかることがわかってからやろうと思っている。  船橋市は半額を町会に出せといっているが、通学路は多くの場合、最近は防犯カメラの全額という市町村もある。それから、何よりも町会外負担するのが妥当か大もとの議論をさせていただくことが肝心だろうと思う。  我々は、いずれにしても町会なので、出してもらえるか。足りなかったら──このルールしかないとすれば、対応しなきゃならないだろうという覚悟はしている。 ◆佐藤重雄 委員  この地図で、小室線の大きな道路から高根小までのこの距離は何メートルぐらいあるのか。 ◎中原久直 参考人  この地図の縮尺──160メートルと書いてあるから──学校までは1キロない。ここからここが、実際はかったが280メーターぐらいである。 ◆佐藤重雄 委員  この参考資料は、お持ちか。 ◎中原久直 参考人  きょういただいた。 ◆佐藤重雄 委員  この右上にある7、8、9というところで、特に7だが、これはどこが通学路なのか。 ◎中原久直 参考人  この真ん中に映っている「Google」と書いてあるところが、動線である。 ◆佐藤重雄 委員  垣根みたいなのがあるところか。これは何だろう。単管パイプって……。 ◎中原久直 参考人  畑の土どめである。 ◆佐藤重雄 委員  この右側が通学路か。 ◎中原久直 参考人  そうである。 ◆佐藤重雄 委員  土どめの右側は、どういう形状か。 ◎中原久直 参考人  こちらが土どめで、土どめのこっち側が崖になっている。崖ののりのところに木がたくさん生えていて──余計なことを答えるが、この道に……ここが通学路で、この木がこっちの崖ののり面から生えていて、北方を防ぐためのものなのか、勝手に生えたのかわからないが、非常に狭い4~5メーターの林というか、木の生えたところである。 ◆佐藤重雄 委員  要するに、この右の、雑草みたいなのがいっぱい生えているところは、崖下になる。 ◎中原久直 参考人  ここは、フラットなところもあるが、そこは木が生えていて、そこから先は崖になっている。 ◆佐藤重雄 委員  崖の上。だって、この奥に行くと、木がもっと……。 ○委員長(つまがり俊明) 整理する。佐藤委員の質問は、最初この地図上の7とこれがどこに対応するのかという質問でしたよね。 ◆佐藤重雄 委員  そうそう。7と対応するところと、どんな形状になっているかである。 ○委員長(つまがり俊明) 中原参考人答えることができるか。こちらの写真の7番と、それから地図の箇所がどの場所なのか。 ◎中原久直 参考人  この高根小学校区という漢字が書いてある。それからほぼ水平に、横に、右に行く。それで、林の記号というか……道路の脇にちょこちょこと毛の生えたようなところがある。ここである。 ○委員長(つまがり俊明) 高根小学校区と書いてあるところの……。 ◎中原久直 参考人  ここの線の、ここである。それはこっち側から映している。(資料を示す) ◆佐藤重雄 委員  右側から映しているということか。 ◎中原久直 参考人  そうである。これが坂になっているが、こっちが土どめで、こっちは水田なので低いところである。こっちは高いところである。ここが崖になって、のり面になっている。 ◆斉藤誠 委員  1つは、町会が夏見・小室線を挟んで違うことが、まずわかった。それと、ちょっとある関係者の方から聞いて、スクールガードの方が立っている位置は大体水路の近辺だと伺ったが、現在何人で月の何日ぐらいやられているのか。 ◎中原久直 参考人  スクールガードは、後ろのまとめ役がつくっているが、月の半分ぐらいしか埋まっていない。  高齢者だったり、ガードそのものが心配という人もいるので、2人でやりたいところだが、私なんかは1人である。この方も1人……それで半分ぐらいである。雨風吹いたらちょっと難しい。  どこにいるのかというのは、スクールガードの方によるが、私は1人なので、ここが高いところ、ここが低いところなので、ここも見たい、ここも見たいので──ここにいて、一団が通ってしばらく行ったら、ここに下りて、しばらくしたらまたこっちを見なきゃいけないから上あがって──通学中はここを行ったり来たりしている。  子供たちは早く帰る低学年と遅く帰る学年で1時間近く違う。その間、僕はここに座って本を読んだりしている。天気のいい日はいいが、雨の日は大変である。なおかつ、2回やらなきゃいけない。人によってはここに立っている通学路の人がいて、こっちはもう見られないということで──それが現状である。 ◆斉藤誠 委員  きょうは、何人でやったのか。 ◎中原久直 参考人  12月11日だから、E班……2人である。 ◆斉藤誠 委員  現地を見たので、特に樹木で覆われているちょうど坂道のところが、一番死角になるだろうと思ったし、この通学路が畑に囲まれているので、夜になれば、防犯灯はついていたが、人気もなかなかないので危険であろうということは共有意識は持っているつもりだが──例えば陳情の中に、防犯カメラは有力な補完機能である……総会でも承認されることは間違いないという文言がある。これは実際にこの町会としてつける段取りまでできているというような理解をしたが、そこはどうか。 ◎中原久直 参考人  マニュアルをもらってきて、さあどうやるか。まず、1発目、班長会でこんなことを検討し始めるが、まとまったらちゃんと報告をする。総会なりでオーケーをもらわないといけない──班長会だけでは済まないから。  それから、隣の町会にも同じような働きかけでオーケーをもらわなきゃいけないので、見積もりもメーカーとあれしているが──ご存じのとおり、通学見守りカメラは技術的にも非常に進んできて、いろんなメーカーがある。カタログをいろいろ集めて、読んだ。金の準備ができなきゃしようがないから、ダミーのカメラでもするか、町会が金出せなければ。  オーケーしたのは、そういう検討をする、市がそういう方式しかないというのだったら、対応していこうじゃないか──反対する人はいるかもしれないけど、通せるのではないか、班長会の委員の意見で。まだ総会までかけているわけではない。 ◆斉藤誠 委員  かけているわけじゃないのか。なるほど。事実関係はわかった。  例えば、これを市の事業にするとなると、今までにこの事業が始まってから、現に町会で補助金をもらってつけているところもある。私の所属している町会は、船橋で一番初めにつけたが、そういうところとの整合性なんかも我々考えなきゃいけない。例えば、今の市のルールとなると、前年の8月末までに協議してというのがある。それは市のルールとしてあるが、例えば今12月で、来年度の予算編成までまだ時間があると思っている。市の事業ということではなくて、この8月末を、例えば我々がこれから市に対して質問するが、これを柔軟に対応しろとなったときに、例えば来年の1月末まで待とうと、市から回答が来た場合に、町会で2つに割れているが、前向きにそこは設置していこうとなるものか。 ◎中原久直 参考人  私どもは、通学路の安全見守りのための防犯カメラを、この補助金をもらって町会がやった。未来永劫そちらの整合性が問題で、重要問題だとは全く思っていなくて、新しい時代や新しい状況になったら、新しいルールになってしかるべきであって、前との整合性のために新しい動きが引きずられて、マイナス方向に行くことは理解しない。  通学路の安全確保は、町会の仕事かと言っているので、金杉町会のこの道路がどうだこうだという論点ではないだろう。  これはサンプルの1つであって、全体のシステムをこれから10年とかで──なんかの意味でどうあるべきかを検討いただきたい。 ○委員長(つまがり俊明) 質問は時期を柔軟にすることによって、町会で……。 ◆斉藤誠 委員  了解できるものかどうか。 ○委員長(つまがり俊明) ものかどうかというような質問だが……。 ◆斉藤誠 委員  でも、今のでわかった。要は、市として、新しいシステムでという認識なので、そこはわかった。 ◆滝口宏 委員  1つ2つ伺いたいが、ここは農道でいいんですよね。農道の中の通学路みたいな感じ……ですよね。  防犯灯が幾つかあると、斉藤委員から話があったが、防犯灯は幾つぐらいあるのか。 ◎中原久直 参考人  この地図で説明すると、コンクリートの柱の防犯灯が2本あって、ここから行ったら普通のスチールポールが3カ所ぐらいあって、ここにはコンクリートの柱があって、ここからはコンクリート柱があるピッチで電柱としてある。1つおきぐらいに防犯灯がついている。  だから、明かりは連続している。ただ、木が切られるまでは全く下に光が届いていないというような問題があるが、防犯灯はついている。 ◆滝口宏 委員  今の防犯灯だが、この農道の中なので、明るいLEDなどは難しいですよね。ではなくて、普通の昔ながらの防犯灯だと思うが、今LEDの形の防犯灯ではないのか。 ◎中原久直 参考人  私の見た限りLEDにはまだかわっていないだろうと思う。 ◆滝口宏 委員  カメラをつけるときに何カ所ぐらい必要だと思われているか。 ◎中原久直 参考人  今は2カ所か……あるいは3カ所かな。1つの柱にカメラは上下方向の角度もあるし、左右方向の角度もある。角度によって見える距離が違ったり、いろんな性能がある。僕が検討した限りは、下のこの家のそばに東電の電柱があるが、こっち方向に1つ、こっち方向に1つ。そして、高い畑の中をもう1基要るか、あるいは、これがうまく角度が振れて2基で済むのか、3基になるか……まだ図面を落として検討しているところなので、何ともわからない。 ◆藤代清七郎 委員  2点だけ確認をする。話を聞き、陳情の文書も読ませていただいた。まず、申請自体は市にまだ出されていないということでよろしいですよね。  それと、申請の時期が8月ではなく、先に延びても出されるような予定が──延びればすぐ出せるとかいうことでもないと思うので、それを確認したい。あと、学校の校長先生や教頭先生など含めて、学校サイドとどのような話をされているのかなと思って。市役所に来て、推進課に来ていただいたり、声聞く課に来ていただくのは全然構わないが、その前に学校と何かお話しされていることがあったら教えてもらえるか。 ○委員長(つまがり俊明) 今3点質問があった。申請は出しているかという事実と、それから時期の柔軟にという話と、それから、学校サイドとどういうお話をされているかという3点である。 ◎中原久直 参考人  申請は出していない。まだ準備中である。  それから、柔軟になったらどうか──それしかない、ほかに町会が負担しなさい、今の補助金システムで、その中で期間だけ柔軟にするというのも1つの進歩だとは思う。そのときは、我々は考えたい。それでやるか、自分たちで市を相手にしないでやるかという決断もあると思う。選択肢も。  したがって、それよりも何よりも我々は全市の対象が必要なので、今のシステムの中で少々部分的なことでやるというのは、これから5年、10年、船橋市のある姿なのかということを願意にはしている。  3つ目は……。 ○委員長(つまがり俊明) 学校側との話し合いである。 ◎中原久直 参考人  学校側とは、1度か2度行ったが、校長先生に会えなかったりして、具体的な話を詰めてはいない。我々がした準備をして、こんなことをというラフスケッチをつくってから相談に行かなきゃいけない。どうなっているかわからない、今。苦労している。 ◆藤代清七郎 委員  もう少し学校側と話とか進んでいれば──お聞きできればよかったなと思ったが、まだ会われて話されていないということですもんね。了解した。 ◆桜井信明 委員  私もこの地図に出ていたところを歩かせていただきまして、ちょっと危険だというところだったので、暗くなってから歩かせてもらった。防犯灯もついているが、暗いところが結構あって、何基かしかついていないという感じだった。怖い感じを抱いた。  その中で、先ほどカメラの設置──私も余りカメラは詳しくないが、危険な場合、夜や夕方に暗くなってからのことも考えないといけないと思う。カメラを設置するときに、それがきちっと映るかどうかっていうのは夜間に関してはどう考えているのか。 ◎中原久直 参考人  ご存じのとおり、カメラは、今1基5万円から、私どもが使ってきたカメラは1基何百万円とかいうので、真夜中でも紫外線カメラで映す──夜行動物を映しているようなカメラだってあるわけで、カメラのスペックとしては無限にあると。真夜中でもできる。  だけど、私自身としては通学路のカメラは、真夜中──こっちから光を出して映像を撮るレベルのカメラは要らないんじゃないかと思う。確かに4時半過ぎると冬は暗くなるが、その程度が映る。真っ暗闇でも、ちゃんと顔が認識できるとか、解像度がどうだとか……こんなのがある。町の人が自分の庭につけているのは数万円とかこの辺でしょうし、僕は普通のところよりはこのぐらいでも十分役に立つんじゃないかなと思っている。それが1基40万円なのか25万円なのかはわからない。 ◆桜井信明 委員  あくまで、このスクールガードがなかなか月の半分しか立てない現状の中で、それを補完していくため、防犯カメラを設置をしてという気持ちなのかなと思うが、どうか。 ◎中原久直 参考人  スクールガードスクールガードとしての役目があって、子供たちとコミュニケーションして、親しまれて、いいところはあるが……カメラで補う部分はかなり大きいと思う。 ◆桜井信明 委員  船橋市内全校80余校──全部が通学路の安全対策に関して防犯カメラというのは関心のあることと話をされていたが、どちらかからそういう話を聞いたことがあるなど、そういうのがあれば教えていただきたい。 ◎中原久直 参考人  防犯カメラが通学路に必要なところは、やはり軽重があると思う。したがって、よくわかっている方が、ここの危険度は高い……だから、限られた予算の中でここをまず1弾目、これを2弾目……そういう順位づけは、先ほどもちょっと申し上げたが、町会では全くできない機能で、通学路を熟知している方がそういう重みづけをしてやるのが必要である。1町会がこの問題でこうやると金を払うのも大変でしょうし、事務処理も大変だが、本質的な問題として、そういう教育行政の中の一環ではないでしょうかということを申し上げている。 ◆桜井信明 委員  今出たが、優先順位ですよね。こういったところも、これからの議論では非常に重要になってくると感じる。そこの順位づけがどうするかは、課題はいろいろあるかなと思う。 ◆斉藤誠 委員  実は、金杉3丁目側の金蔵寺と言う寺の近くも実は見てきた。こちらも樹木が一部覆っているが、ここもやや危険ではないかなという認識を持っている。こちらも防犯カメラを設置したほうがいいと思うか。  スクールガードがこちらに立っているかどうかも教えていただきたい。 ◎中原久直 参考人  そこのスクールガードの配置をしているかどうかはわかっていないが、木が生い茂ってというところは、危険なところはたくさんある。  今回も、この先ほどの崖のところがこんなになって、子供たちがここに触るぐらいの枝になっていた。道路維持課に木を切ってくださいというようなことをお願いしたが、3カ月過ぎても全然動きがないので、さらに2回目も行って、持ち主を教えてくれというと教えられないという話で、住所から法務局に行って、持ち主を調べて云々というようなこともやったが、切っていただいて、きれいになった。そういうところは何カ所かあると思う。  今、自分たちの子供たちが通っている通学路、さらには、全体のことを、繰り返して申し上げるが、議論いただきたいので、非常にローカルな問題はいっぱいあると思う。通学路以外にも危険なところはいっぱいあると思う。 ◆斉藤誠 委員  もう1つ。カメラをつけるというのは、あくまでも補完的なことだと私も思っているが、スクールガードの方、本当に善意で、ボランティアでやっていただいていることには心から敬意を表するが、例えばきょうであれば2人ほど立っていたということだが、ここは多分農家の方が多いと思うので、なかなかスクールガードのなり手は難しいのかもしれないが、例えばスクールガードの方をもうちょっと募集して、それは皆さんがやるべきことではないと思うが、そういう努力をしてふえていくような環境なんでしょうかね。お答えができるのであればお願いしたい。 ◎中原久直 参考人  スクールガードの議論は今すべきかどうかわからないが、明らかに、通学路の見守り防犯カメラは有効だろうと思う。  スクールガードが充実したら防犯カメラは要らないということにはならない。子供たちがふなっこ教室に行って戻ってくる時間帯はスクールガードがいることは、先ほど申し上げたが、低学年、高学年の1時間のずれでも対応するのは大変である。合わせて2時間ぐらいそこにいなきゃいけない。家を出てから帰るまで。  さらに、ふなっこ教室や放課後教室などを考えたら、単なる補完機能で、こっちのスクールガードが100点になれば、一切要らない、こんなものは要らんという話は全く違うと思う。 ○委員長(つまがり俊明) 他にあるか。  2点だけあるので、委員長をかわっていただいて。      [つまがり委員長、長野副委員長と交代] ◆つまがり俊明 委員  私から2点だけ質問する。  1点は、陳情書の中に松戸の事件を引用──陳情書の中に載っており、確かに県内であってはいけない事件であり、そういう点では、親御さんたちもいろんな形で心配──保護者の皆さんも心配しているところはあると思うが、この地域で、不審者、あるいは痴漢など、そういった情報、兆候があれば教えていただきたい。 ◎中原久直 参考人  私自身が、あの通学路でそういうことがあったということは聞いていない。予見しようとしたことないし、客観的に立っていて、危ないとは思うが、そういう人がうろうろしているのを見たとか、そういうことは私はない。 ◆つまがり俊明 委員  もう1点。これは事務的な話だが、陳情書の中で、回答をいただいていないというような──11月何日時点で回答がないというような内容だったが、その後回答や、対応はどうなっているか。 ◎中原久直 参考人  1回目は、市でやっていただけないかという質問に対して、全く答えがなくて──今のルールは設置しようと思ったら前年の8月に事前協議が終了していることということが書いてある返事だけで、何も書いていない。私のお願いや質問に対しては答えていない。  これではしようがないねということで、2回目を出した。1回目もらうのに3週間ぐらいかかって、2回目は出して、返事がないので、こちらの陳情期限にも間に合わないとワンチャンスおくれるので、二股をかけて、もしこちらでちゃんとしたお答えをいただいたら取り下げさせていただくというような格好で出したが、出したときにはなくて、12月1日に返事をいただいた。2週間ぐらいたった後だと思う。  それは、先ほど書いてあるように、一部読んだが、他市のことを勉強させていただくと。それから、防犯カメラが有効かどうか研究すると。最後は、期日的には一切変わらない。8月審査して、よかったら来年金を下ろす。期間が短くなることはないという答えだった。だから、現況のまま。いつどういう検討をしているのかわからない。
    ○副委員長(長野春信) お答えはあったということか。 ◎中原久直 参考人  あった。 ◆つまがり俊明 委員  では、戻る。      [長野副委員長、つまがり委員長と交代] ○委員長(つまがり俊明) それでは、他にあるか。よろしいか。      [「はい」と呼ぶ者あり] ○委員長(つまがり俊明) 以上で質疑を終結する。  参考人におかれては、本日は出席をいただき、ありがとうございました。  ここで、参考人の退席及び理事者入室のため会議を休憩する。          14時16分休憩    ………………………………………………          14時24分開議 [理事者説明] ◎市民安全推進課長 私どもからは、資料をお配りさせていただいているが、防犯カメラ設置費維持管理費補助事業について説明する。  表書きの資料が2枚と別紙が1から4まである。 ○委員長(つまがり俊明) 皆さん、大丈夫か。      [「これ全部読むんだったら読まなくていい」と呼ぶ者あり] ○委員長(つまがり俊明) 端的に説明いただきたいとの委員の意見である。 ◎市民安全推進課長 それでは、資料についての説明は割愛させていただき、現在の所管で行っている防犯カメラ設置費維持管理費補助事業について話す。  現在行っているこの補助事業だが、基本的には、陳情者の方も承知のとおりかとは思うが、地域の自主防犯活動の補完として防犯カメラ設置の際に設置費及び維持管理費補助金を交付している。  そして、最近ちょっと変化した部分については、維持管理費補助については平成29年度から今まで5年間の補助期間としていたが、補助期間を撤廃している。  あとは、2枚目のところで参考として書かせていただいている、県の9月に要綱改正された設置費補助事業の要綱改正に対して補助金の追加の応募を行ったかどうかについては、船橋市としては行わなかった。  今後についてだが、現在は8月までに事前協議をしていただいて──その理由としては、次年度の予算要求の時期もあるので、それまでに準備をお願いしていたところだが、緊急性がある場合など早急に防犯カメラを設置したいという声もあったので、今後、予算措置等の関係もあるが、事前協議の時期などについては、要綱の改正、予算措置についても協議してまいりたい。  設置費維持管理費補助事業について、今後のことについては簡単だが以上である。 ◎児童・生徒防犯安全対策室長 教育委員会として、通学路への防犯カメラの設置について、どのような考えでいるか、説明する。  通学時の安全安心の確保のためには、人の目で犯罪を抑止することが重要であり、そのために学校と地域の連携が大変重要であると考えている。  別紙2を見ていただいてよろしいか。  現在、本市における通学時の児童生徒の安全確保については、スクールガード制度、スクールガードリーダー制度の2つの制度を設けている。  スクールガード制度は、平成18年9月より開始し、平成28年度末現在で6,112人の皆様に学校及び教育委員会に登録いただき、貸与された蛍光色の防止と腕章を着用して活動していただいている。別紙1のところである。  また、スクールガード制度については、スクールガード活動を効果的に実施するため、警察OB、教員のOBによる11名で構成され、1人当たり7校程度を担当し、学区を巡回しながら、学校やスクールガードへ適宜助言、指導を行うなど学校と地域のパイプ役として重要な役割を担っていただいている。  活動については、教育委員会が月1回開催する研修会にて、市全体の不審者被害の現状を踏まえ、傾向や対策などを協議し、活動方針を固めているところである。  別紙1を見ていただいて、このようなことから制度発足前の平成17年度には192件あった不審者情報は、制度発足後、スクールガードの人数の増加とともに平成28年度には46件と4分の1以下まで減少しているところである。  また、児童生徒の不審者被害の発生状況は、下校後の塾に通う際や遊びに行く際などが多く、一般的に危険な場所で認識している。  船橋市は、近隣市に先行して既に防犯カメラについては特定材種を決めず、町会自治会などに対し設置及び維持管理の補助を行っている。教育委員会としても、防犯カメラは補完的手段ではあると考えているので、機会あるごとに市の防犯カメラの補助制度の活用について周知啓発を行っている。    ………………………………………………      [理事者に対する質疑] ◆大矢敏子 委員  参考資料の中に、船橋市における防犯カメラ設置状況というのがあって、ここに台数が出ているが、通学路を意識して取りつけた箇所はあるのか。そういう問題が出て、意識して取りつけられた防犯カメラは何台あるのか。 ◎市民安全推進課長 具体的に通学路を意識してここにつけたいという相談をもって取りつけた実績は特にない。町会が独自で犯罪の抑止につながるであろう場所ということで──たまたま通学路がかぶっているかもしれないが、そこに特化したものはないと認識している。 ◆大矢敏子 委員  今までに通学路が危険だからつけてくれという要望はなかったということか。 ◎市民安全推進課長 市につけてくれというような要望は、私どものほうには声はいただいていない。 ◆大矢敏子 委員  説明の中に、緊急性があるときは、対処していくという話だが、この緊急性に当たることはどういうことだと考えているのか。 ◎市民安全推進課長 今までは特に緊急性があるので即この補助を使ってつけたいという話は、今まではなかったという状況だが、今後については、特にそこで犯罪が頻発したとか、可能性としてはそのあたりを想定している。 ◆大矢敏子 委員  犯罪があってからというような答えになるんだと思うが、犯罪を起こさない、防犯カメラがあることによっての抑止力──今の段階だと、カメラがあることで犯人探しのような状況の防犯カメラだと思っている。近くに事件があれば、そこを通った人間が、可能性があるなら探す。今防犯カメラはどちらかというと、そういう働きをしていることがあって、ただ、カメラがついていると多少の抑止力にはなるとはやはり思っているので、事件がある前に、その危険性を察知したら、ぜひそういう対応も範囲の中に入れていただきたい。  続いてもう1つ。  学校側で、学校として、防犯カメラに対する考え方というのはどういう考えなのか。敷地内には防犯カメラの設置があるが、敷地内に関しての子供の安全確保に対して、防犯カメラに対する考え方は、学校はどういうふうにお持ちか。 ◎保健体育課長 敷地内の防犯カメラについては、あくまでも侵入、そして校門に接する道路までしかカバーできないので、願意にあるような防犯カメラについては完全に子供たちの安全、通学の安全安心のためなので、これは全く物は違うと思っている。  そして、通学にかかわる時間帯──通学路が危険というよりも、下校後、塾に行くときも、習いごとに行くときも含めて道路には危険が潜んでいる。なので、まずは通学路については、先ほど室長が話したが、人の目でしっかり声をかけたり、見守ることを最優先にこれまでずっとやってきてスクールガード、そしてスクールガードリーダー制度、警察OB等の方で、市内全域を分担してやってきたので、そちらを今まで主軸にやってきた。しかし、防犯カメラの抑止力としての効果は、確かにあるものと考えている。  ただ、ここまでやってきたスクールガードリーダー、スクールガード制度を中心とした見守り、そして、通学路に限定されずに危険であるという行動についての現在の船橋市での防犯カメラの設置をこれまでは推奨して進めてきた。 ◆大矢敏子 委員  先ほどと同じ質問を学校側にもするが、学校側に、通学路──危険だから防犯カメラをつけたほうがいいんじゃないかというようなPTA等々からの意見は届いていることはあるのか。 ◎保健体育課長 これまで防犯カメラをつけたらどうかというのは、通学路に関してはなかった。 ◆佐藤重雄 委員  通学路を指定するのは誰が指定するのか。 ◎児童・生徒防犯安全対策室長 毎年、学校で指定をしている。これは、毎回、例えば新しい宅地が建って、子供たちの流れも変わってきたりもするので、毎年度当初に学校で通学路の指定をして、うちに提出していただいている。 ◆佐藤重雄 委員  指定をするのは学校で、教育委員会に提出して、教育委員会は出てくればそれでいいのか。何の審査もないのか。 ◎児童・生徒防犯安全対策室長 あくまでも現地をよく知る学校が、通学路を指定したいという形の要望なので、うちに何らかの相談があれば対応するが、相談がなければ学校の通学路の指定をそのまま考えている。 ◆佐藤重雄 委員  指定をする行為と、学校が望んでいることとは違うでしょ。指定をするのは誰なのか。指定者は。学校なのか、教育委員会なのか。 ◎児童・生徒防犯安全対策室長 学校で今は指定をしている。 ○委員長(つまがり俊明) 校長名か。校長名での指定ということか。 ◆佐藤重雄 委員  校長名で指定するのか。誰が指定者なのか、責任は。 ◎児童・生徒防犯安全対策室長 責任の所在などっていうことではなくて、要は通学路のどこを通ってくるか──学校がこの通学路を通ってくると──うちのほう……。 ◆佐藤重雄 委員  そんなこと聞いていないでしょ。 ○委員長(つまがり俊明) ちょっと待って。まだ答弁中なので最後まで。 ◎児童・生徒防犯安全対策室長 こちらとしては、指定された通学路を見て──例えば通学路安全プログラムや、そこの整備を図っていくというような形である。先ほど言った指定については校長先生が決めて提出をしてくる形になっている。 ◆佐藤重雄 委員  決定をして、提出をしてくる行為がある限り、それはその学校が責任を負っているわけじゃないから出すんでしょ。違うのか。教育委員会の制度としては、誰が指定者になるのか。 ◎児童・生徒防犯安全対策室長 学校で校長先生が指定をして、通学路をうちに出す。 ◆佐藤重雄 委員  実は、私が住んでいるところの隣にできた学校で、事件というか──そのときはこう言っている。  教育委員会は、出されてきたものが安全であると確認できれば指定すると言っている。いつから変わったのか。昔から学校長か。 ◎児童・生徒防犯安全対策室長 もちろん学校が通学路を決めてきて、うちに申請をいただく。最終的には学校の意思をそのまま尊重しており、校長先生が指定をして、うちに提出する。 ◆佐藤重雄 委員  用語を正確に使ってほしい。  申請をしてくる行為があるということは、決定する権限が教育委員会に当たるから申請をしてくるんでしょ。違うのか。 ○委員長(つまがり俊明) 要は、報告なのか、申請なのかというような言葉の使い方も含めて、お答えをお願いする。 ◎児童・生徒防犯安全対策室長 学校は確かに報告といえば報告というような形で、通学路に関して指定をして教育委員会に出してくるが、そこの通学路を教育委員会が、例えばここは違うなど、今まで否定をしたことはないので、基本的には学校が指定をしてきて、もちろん教育委員会として通学路を認めるというような判断をしている。 ◆佐藤重雄 委員  そうすると、学校が指定をするが、承認は教育委員会がするということか。承認事項なのか。実は重大である。今、話題になっている通学路の指定のあり方が。 ◎保健体育課長 そういった言葉として、何が指定なのか、承認なのか、また、申請に対してどういうふうなということに関して、しっかり確認をさせていただいて答えをさせていただいても、よろしいか。 ◆佐藤重雄 委員  何分必要なの。(「伝わらなきゃ返事も来ないの」と呼ぶ者あり)考える、答えるって言ったから、それはそれでいいが、時間どれぐらいかかるのか。 ◎保健体育課長 時間か。 ◆佐藤重雄 委員  今すぐ出てこないのか。  では、話の背景を聞く。  ここは、参考人から聞いたところは農道である。農道であって、おまけに土どめの結構壁状のものがあって、片一方が林状のところがあって、その向こうが崖地で、人間による犯罪以外にも危険性が認められる。  これを通学路にしてしまっていて、誰が責任を負うのか。子供に対して何かがあったら。(「犯罪以外でね」と呼ぶ者あり)犯罪以外も含めて。(「そういうことね。安全性ね」と呼ぶ者あり)安全性を誰が審査するのか。学校長の責任なのか。 ○委員長(つまがり俊明) 要するに、通学路の指定が、どういうような法的効力といったら言葉が重いが、どういうものなのか。どういう性質のもので、誰が最終的な責任権者なのかを、ちょっと一回整理をして、お答えをいただければと思うので、ほかの質問進めちゃっていいか。 ◆佐藤重雄 委員  今、議論のさなかに答えが出てこないのは困る。 ○委員長(つまがり俊明) ほかの委員もやりましょうか。その間に……。 ◆佐藤重雄 委員  ほかの委員やっている間に出てくるならばいい。 ○委員長(つまがり俊明) 休憩する。          14時44分休憩          14時44分開議 ○委員長(つまがり俊明) 会議を再開する。  先ほどの佐藤委員の質問に対して、回答の準備ができたので、よろしくお願いする。 ◎児童・生徒防犯安全対策室長 通学路については学校が指定し、教育委員会で認定している形になっている。 ◆佐藤重雄 委員  ということは、認定をするという行為は、責任を負っているということですよね。 ◎児童・生徒防犯安全対策室長 そのとおりである。 ◆佐藤重雄 委員  私も写真を見せてもらって驚いたが、この道以外になければしようがないとも言えるけれど、それは安全性や、誰かが関与しないのか。行政として。 ◎児童・生徒防犯安全対策室長 安全性の確認を教育委員会がするかということか。 ◆佐藤重雄 委員  子供たちが通ることを学校が承認し……。 ○委員長(つまがり俊明) 学校が指定し、認定する。 ◆佐藤重雄 委員  指定して、認定したと。その場合、学校の認定することの……これを認定していいかどうかの条件の審査はしないのか。 ◎児童・生徒防犯安全対策室長 学校に通学路をお願いする際に、7項目ほどお願いしている。その7項目を学校で確認の上、通学の地図上に落として申請をしてきている。 ◆佐藤重雄 委員  その項目まで指定をするということは、教育委員会が責任をしょっているということなんでしょ。早い話が。 ◎児童・生徒防犯安全対策室長 一応、安全管理の手引きがあり、その中で、通学路の項目を7項目設定している。  うちとしては、その出された7項目を確認して認定をしている。
    佐藤重雄 委員  そこから先はまた討論になるが、もう1つ聞いておきたい。この通学路になっているところの危険性は全くないから認定をしているということでいいか。 ◎児童・生徒防犯安全対策室長 今回の通学路については、今回申請というか陳情の話があり、うちとしては従来の通学路と変わっている部分ではなかったので、この部分の通学路をそのまま指定をさせていただいた。 ◆佐藤重雄 委員  もう1つ別の角度から聞く。通学路の安全管理と確保と町会や自治会とのかかわりは、船橋市はどう考えているのか。 ◎児童・生徒防犯安全対策室長 教育委員会としては、先ほどお話しさせていただいたように、人の目で安全を、犯罪を抑止することで、学校と地域の連携が必要であることからスクールガード制度、スクールガードリーダー制度を行った。  なので、地域と学校の連携は切っても切れないというような形で考えている。 ◆佐藤重雄 委員  そうすると、例えば、この陳情の願意は、市が責任を持って防犯カメラを設置してもらいたいということだが、この船橋市は余計なことを言ってきたと受けとめるしかない。そういう回答なのか。 ◎保健体育課長 決してそういうことは思っていない。その場所については私もよく知っている、わかっている場所で、危険性もよくわかる。ただ、町会自治会からいろいろな場面で危険性やこういったことで、子供たちの安全を守れないかと討議する場面は、いろいろな会議体でもある。  決してこの場所が絶対安心とは思わないが、そういったところに学校等と連絡をとりながら、また、ほかにも道路安全上、交通安全上、危険な要素を持つ通学路はやはり多数存在している。  それぞれのところに、どういったことをすればより安全な通学が可能かを学校と協議しながら──町会や自治会、スクールガードの方々の意見をいただいて、学校側から要望を出すことによって、我々から警察や道路部、そしてさまざまな場面に反映させることを常に日常から続けている。  市内にこれだけ学校も点在しているし、大変課題を抱えている通学路はあることは認識している。 ◆佐藤重雄 委員  そうすると、この陳情は事務手続にも筋違いで、学校から出してもらえば対応ができると、そういうことか。 ◎保健体育課長 事務手続上、学校から出していただくのは今言ったところだが、こういった意見は、いろんなところから直接教育委員会にも来るので、そのことをまた学校と協議して──形として学校から要望書を出していただくような形はとっているが、反映させることに当たって筋違いであるとか、学校から来なきゃいけないとか、そんなことで我々は認識はしていない。 ◆佐藤重雄 委員  最初の1問目には、あたかもそういうふうに……まあ、いいや。そんなこと言い返していてもしようがない。  問題は、スクールガードや、スクールガードリーダーは別かもしれないけど、スクールガードは地元からの推薦をもらわないと──推薦というか人を探してもらわないと現実には埋まらないでしょ。それは、誰に頼んでいるのか。 ◎児童・生徒防犯安全対策室長 スクールガードは、基本的にはその核となる学校で登録をいただいた上で教育委員会に申請をしていただくような形をとっている。  学校と連携を図りながら、今回の小学校についても校長先生と話をして、PTAや学校の校外委員の方々に働きかけて、スクールガードをより充実させていきましょうということで話をさせていただいた。 ◆佐藤重雄 委員  そうすると、町会や自治会には、一切関与して……触らないでくれって学校には指示しているのか。 ◎児童・生徒防犯安全対策室長 船橋市で児童生徒防犯安全対策連絡協議会というのがあり、そこの協議会の中には、PTAの代表、町会自治会の代表も出ている。その中で、スクールガードについては常に補充や啓発を行っていただきたいという話をさせていただいている。 ◆佐藤重雄 委員  実態は、PTAといっても、今の現状の、その時点のPTAの役員っていうのは子供さん持っている。現役である。大体働いて。実態として少し暇ができた60歳で定年になったような人をというと、ほとんど町会自治会に頼んでいるでしょ。そこが間接的に選考の母体になっているでしょ。その実態は言わないのか。 ◎児童・生徒防犯安全対策室長 もちろんリタイヤされた方がスクールガードとして活躍いただいているのは事実で、私たちもその認識でいる。  ただ、なおかつ高齢化など言われているところでなので、実際にPTAや校外活動の皆様にご協力をあわせてお願いしている。 ◆佐藤重雄 委員  余り調子いいことを言われると腹が立ってくるから言うが、私が住んでいるところの学校に、PTAは存在するのか。(「ないんだ。若松ないんだ」と呼ぶ者あり)  そう。存在もしないことを、あたかもあるような話をしないでもらいたい。リアリティーが全然ない。(「ないところなんてあるんだ」と呼ぶ者あり) ◆石川りょう 委員  今回いただいた陳情の重要な論点は、理由のところに書いてある2点だと思う。  1つは事業主体を町会等から市へというのと、もう1つが設置までの時間短縮。設置までの時間短縮に関しては、先ほどの市民安全推進課長からの答えで、今後検討していくということだったので、こちらについては尋ねないが、事業主体を町会等から市へというところに関しては、私も陳情者と同じ意見を持っている。  先ほど大矢委員から話があったとおり、やはり防犯カメラに対する意識は、捜査協力とかそういうところだけではなく、抑止力や予防という点でも、世間の防犯カメラに対する意識も変わってきていると思う。  先ほど、陳情者の話にもあったとおり、自治会や町会でカバーできない場所、重複する場所、離れた場所が、通学路含めていろいろ地理的な条件とかも重なって難しいところもあると思う。  そうなってくると、今までの従来どおりのやり方をこれから先ずっと続けていって、基本的には町会、商店会、自治会等からの申請がなければ置けないというのは、時代の要請にそぐわなくなってきていると思う。  今回出していただいた近隣市の防犯カメラの設置状況の比較の表などを見ると、船橋市の特異な状況が際立っている。私が理想とするのは、千葉市のような自治体が独自に置けるものと町会等設置、この2つのものがハイブリッドのように両立するような形だと思っている。  なので、私はやっぱり千葉市のように一定程度は、市が独自に設置できるようにしていくべきだと考えているが、このあたりの今後の皆さんの検討というか、考えを聞かせいただきたい。 ◎市民安全推進課長 今話があったように、防犯カメラについては、犯罪の抑止効果、または事件発生後の警察の捜査に役立つものであると認識している。  抑止効果としては、カメラ自体があることが確認できる、あるいは設置している旨の表示をするので、犯行をとどまらせる効果も期待できる。一方では、若干だが、犯人によってはその撮影範囲を意識して行動するケースも聞いている。  市としても、防犯カメラについては、それが主流ということではないが、今までの経緯は、まず人の、地域の自主的な防犯活動を補完するものとして今まではやってきた。ただ、最近の防犯カメラの補完的役割が若干スタート時よりは変わってきているのかなということも感じている。  今の補助制度の仕組みは、今後いろいろ中身を検討していく必要があると思うので、そこは引き続き協議してまいりたい。  委員がおっしゃるように、市が直接防犯カメラを設置する仕組みも今後あるのではないかということだが、既存の補助制度とはまた別の取り組みとして、今ここで何かやっていくというのは申し上げられないが、今後、研究していくことだと思っている。 ◆石川りょう 委員  最後の1点だけだが、今回のこの陳情を機会に、我々どもに配付いただいた条例や要綱、こういったものをしっかり読ませていただいたが、先ほどの陳情者の発言の中にも一部あったが、船橋市防犯カメラ設置費補助金の交付に関する要綱の中の第3条、補助の交付対象──自主防犯パトロール隊が組織されていて、補助金の交付申請をする年月の前年の4月1日以前から地域における継続的な自主防犯活動の実績があること。これがないと、やはり補助スキームにアプライできないというところは、非常にハードルが高いと思う。この件について、今後の検討をどう考えるか。 ◎市民安全推進課長 要綱の第3条の第1号については、現状では交付申請する年度の前年の4月、事前協議をする段階での4月1日以前から既に自主防犯活動の実績があるということで、既にここで実績がないと、もうアウトということになっていた。  これでは、これから自主防犯活動、組織をつくってやっていくという人は対象にならなくて次の年度になってしまう──この要綱の使い勝手からすると、今後しっかりとした体制でやっていくというような方にも対処できるように、改正等の検討をしていきたいと考えている。 ◆斉藤誠 委員  安全対策については、リスクをできるだけ削減させるべきだという立場でお聞きしていきたい。再確認だが、この夏見・小室線の下の、階段下から高根小学校に至るまでの道は、これは公道か。 ◎道路管理課長 船橋市の市道である。 ◆斉藤誠 委員  市道だということははっきりした。  それで、写真のさっきの7のところは少し議論になったが、ここの樹木部分──当然時期になればまた木は生きているから伸びてきていますよね。定期的な剪定が必要だと思うし、また、反対側の畑、土どめになっているが、もしかしたら大きな地震のときに壁が倒れてくる危険性がある。  そうすると、この土どめ対策──土どめがあって、鉄柱みたいのやっていますよね。これは農家の方がもしかしたら自主的に補強しているのかもしれないが、この補強対策と剪定についてお考えをお聞かせていただきたい。 ◎道路維持課長 まず、樹木については、ここに張り出している樹木は民地のものであり、市民の方からここの通行に支障がある、または通学路の安全性の確保の観点から、樹木を所有者の方に切るよう指導してほしいという要望があり、課のほうで、法務局で所有者を調べて、お願い文書を送付して、今は切っていただいた状態になっている。  また、今後通行に支障が出るようなことがあれば、所有者の方にも、適切な管理をお願いしていきたい。また、土どめについても、多分こちらの畑の所有者の方が設置した土どめと思われるので、市内の道路安全パトロールをしている中で、何か異常等があれば所有者の方に適切な管理をするようお願いしていきたい。 ◆斉藤誠 委員  農家の方で、一生懸命農作業をされているところに──農家の方に対して、僕は余り負担を強いたくない気持ちはあるが、何か市で協力できるような部分ってあるのか。 ◎道路維持課長 道路部としては民地の方に対する補助──そういったことはないが、たしか経済部で、農家の方に補助するシステムがあったとは思う。 ◆斉藤誠 委員  担当部で答弁できない部分もあると思うので、要するに、農家の方への経費的な部分で、余り負担をかけないような工夫をしていただきたい。そこは意見を申し上げておきたい。  続いて、歩いていき階段の下に下がったところと水路──どちらかというと、階段の下に下がってすぐのところだったと思うが、便器がものすごく積み上げられている箇所があった。どうもお聞きしたところ、ここは空き家ではないかというような話だったが、安全、衛生、防犯、いろんな意味でやっぱりこれはいい環境ではないと思ったが、対策をとるべきではないかと思うが、その辺はどうか。 ◎市民安全推進課長 市民安全推進課で空き家等対策も行っている。この通学路に関して、現地調査をさせていただいた。確かに委員のおっしゃるとおり、たくさん便器が置いてあるところは把握しているが、事業者の方の資材あるいは廃材置き場として使用している模様である。  昨年、当課で実施した空き家等対策の実態調査、市内全域の調査のときには該当はしていなかった。  敷地外にはみ出しているものはなく、あるいは、若干車の出入りがあるような形跡もあったので、所有者の方を調べまして、管理状況を確認していきたい。 ◆斉藤誠 委員  その便器の量、聞くところによると、分量が減りもしなければ、ふえもしないということで、どうも資材置き場でもないんじゃないかという情報があったので……。いずれにしても、そこは適切な処置をしていただきたい。  それから、さっきも参考人の方に聞いたが、金杉の3丁目側、夏見・小室線より北側の部分の寺の近くも樹木が生い茂っていて、ここにスクールガードの方が立っているのかどうかわかれば教えていただきたい。 ◎児童・生徒防犯安全対策室長 そちらは確認していない。 ◆斉藤誠 委員  わかった。そうなると、学校側から聞かないとわからない部分があるので、そこは後ほど確認をよくしておいていただきたい。  それから、さっきも参考人の方との意見の中で、防犯カメラは補完的なもので、スクールガードの方がなるべくボランティアなので強制できるものではないが──ボランティアの方を主にして防犯カメラを補完ということで、スクールガードの方になるべくお願いして、ふやしていくようなことができないだろうかという話をさせていただいたが──学校も授業が終わって、今放課後ルームもあるし、放課後子ども教室は学校側としてやっていますよね。所管としては教育委員会だと思うが……。  そうすると、放課後子供教室はたしか5時に終わりじゃないですか。夕方の5時。もちろんそれより早く帰る子もいるが、最大5時で帰る子がいるということは、特に冬の時期はもう真っ暗だと思う。スクールガードの方も、ただでさえ、きょうも2人でやっていらっしゃったので、非常に少ない人数の中で負担もかかっている──どうしても何時間も立っていられないというような意見があり、そこはもうごもっともだと思って聞いていたが、だからこそ防犯カメラが必要だと強く訴えていた。その辺について考えがもしあれば、お聞かせいただきたい。 ◎児童・生徒防犯安全対策室長 スクールガード制度、リーダー制度の中で、今防犯の関係の対策は中心にいただいており、今回、カメラについては、市民安全推進課の行っている制度が材状を決めず行うので、うちは学校とも連携しながらスクールガードの充実──今回も校長先生とお話しさせていただいたが、図っていければと思っており、なおかつカメラについては、その活用を推進していければと今は考えている。 ◆斉藤誠 委員  わかった。  最後の質問だが、今の補助事業防犯カメラのですね、補助事業は事前協議が8月末というようなルールになっているが、そこを私は柔軟に緩和してもいいんじゃないかという考えを持っており、さっきはその辺については検討していくだか協議していくだか忘れたが、一定前向きな発言があったと思うが、そうはいっても来年度となると、もう今12月だから、わずか3カ月程度しかない──例えば期限としてはどれぐらいまでだったら……なるべく、要は私が言いたいことは、なるべく来年度の予算に反映できればいいなと思っている。そこは担当課と町会で話し合う機会を設けて、現実的に今すぐ対応ができるのであれば、その期限を極力待って、話し合ってもらって来年度予算がとれればと思っているが、その辺の期限の部分についてはどうお考えか。 ◎市民安全推進課長 先ほどのご質問でも概略としてお話しさせていただいたが、8月の事前協議後に相談をいただいたところである。要綱等の改正によって、事前協議の状況次第というところもあるが、8月という理由が当初予算の予算要求の時期でもある。それに間に合わせるために、8月末というお願いをしているが、その後の事前協議の要望等あった場合にはその中で緊急性等も含んで、来年度予算に間に合うような仕組みを今検討しているところだが、今のところ例えば1月末までにとか、2月末までにとかというのは、今のところ、まだ検討段階である。  あとは、何台までとかっていう予算措置の問題もあるので、そこは財政の担当と協議をしている。  具体的には、今ここで何月までの申請であれば間に合うということまでは申し上げられない状況だが、そこについては前向きに検討している。 ◆斉藤誠 委員  わかった。具体的な数字などの期限は答弁できないというような趣旨だと思うが、相談があった場合は丁寧に対応していただきたいので、その辺はどうか。 ◎市民安全推進課長 8月で締め切った後に相談をいただいたケースもあるし、今、陳情者の方のいろんな事情もあるので、そこについてはよくお話を伺った上で対応していきたい。 ◆藤代清七郎 委員  教育委員会に3点ほどお聞きしたい。資料をいただいてて、スクールガードリーダーのことが書いてあって、一応この小学校も管轄スクールガードリーダーがいると思うが、月1回、会議をされているということ、研修会をされていて、また、学区ですね、1人小中7校程度を担当し、学区を巡回し、学校やスールガードへの助言、指導を行っていると書いてあるが、こちらからここの通学路や、ここを担当しているスクールガードさんに対して、危険箇所があるとかそういうような形での助言や提言はなかったのか、まず確認をしたい。 ◎児童・生徒防犯安全対策室長 今回の件については、スクールガードリーダーの方からのお話はなかった。ただ、先ほども、市内の防犯、要は不審者情報は、うちに全部上がってくるので、上がってきた情報は毎月1回、スクールガードリーダー研修の際にお伝えして、例えばこの地区で不審者情報が上がったので気をつけていただきたいというような情報提供は行っている。  なので、スクールガードだけではなくて、市とスクールガードをつなぐパイプ的な役割をスクールガードリーダーの方にはやっていただいているところである。 ◆藤代清七郎 委員  資料のところで、教育委員会では児童生徒の通学時の安全の確保のためには学校と地域が連携しとあるが、先ほど参考人の方にも聞いたが、まだ学校と直接お話できていないと聞いた。  ということで、学校側からも、こういう議会のほうに陳情が上がっている案件に対して話を直接聞かせてくれということで、そういうアクションも起こしていないのかなというのがちょっと不思議だが、お話聞いていないか。 ◎児童・生徒防犯安全対策室長 学校には、お話は聞かせていただいている。 ◆藤代清七郎 委員  最後だが、学校側として、話が大きくなっているのは事実だと思うので、学校、校長先生以下、学校として具体的にスクールガードが少ないと言って──半分ぐらいしか実質置けていないというのを踏まえて、今後いろいろな方策、いろんなことにかけ合って増員を図っていくなど、そこまでの具体的な話で今後進めるつもりがあるのか、現状のままで何とか頑張ろうみたいな形でとまっているのか、どっちか。 ◎児童・生徒防犯安全対策室長 今回の件で、先ほども校長先生とお話をさせていただいたが、その前に、スクールガードを集めて会議を行った。中でも、スクールガードの協力についてお願いしたという話もあり、うちとしても校長先生と話をしたときに、スクールガードの協力について、一緒にやっていきましょうと話はさせていただいた。 ◆藤代清七郎 委員  学校側も動きは多少あるということだと思うが、場所場所で、学校のスクールガードが集まりにくいところと、集まりやすいところとかあると思うが、そこは校長先生含めて教育委員会で、こちらの地区のスクールガードは増員を図っておいたほうが後々の憂いはなくなると思うので、その辺は要望しておきたい。 ○委員長(つまがり俊明) 他にあるか。よろしいか。      [「はい」と呼ぶ者あり] ○委員長(つまがり俊明) それでは、質疑を終結する。    ………………………………………………      [継続審査の申し出] ◆斉藤誠 委員  継続の立場で発言をするが、陳情者の趣旨はよくわかった上での継続の発言である。まず、先ほど参考人との話の中で、学校側との協議というのが煮詰まっていないような状況と認識をしている。  それと、陳情者がおっしゃる市全体のシステムとなると、さっきも申し上げたが、既存の町会で防犯カメラを設置しているところがあるが、では、そういう方との整合性がどうなるのかというところも、私はまだ引っかかっている。もし市全体として事業をやるとなると、既に設置している町会の方に対しても、私なりに意見収集をしなければならないし、自分たちだけ置いてけぼりみたいで、あとで批判をされかねないので、この場では直ちに判断ができない。  それと、先ほど市民安全推進課長からも答弁があったように、事前協議の時期を極力、最大限、陳情者に配慮して、時期については明確になっていないが、丁寧に対応するような答弁もあったので、そういうことも推移を見たいので、今陳情は継続するべきだと思う。 ○委員長(つまがり俊明) ただいま継続審査を求める動議があったので、休憩させてもらう。          15時20分休憩          15時21分開議 ○委員長(つまがり俊明) 再開する。  ただいま継続審査を求める動議があったので、討論に入る前にこの動議を議題としたいと思うが、何か意見がある方いるか。 ◆滝口宏 委員  私も斉藤委員とほとんど同じである。きょう、参考人の話を聞いたり、理事者の話を聞いた中でいろいろともう少し検討しなきゃいけないのかなということと、まだ学校とも話し合いをしていないことなど、問題が出てきた。  それから考えると、今回のこの陳情に関しては継続を主張したい。 ◆鈴木いくお 委員  私たちも継続を主張したい。いろいろ考えたが、皆さんの意見を聞いて、参考人の話も聞いたが、やはり全市対象に設置していただきたいというのもあるし、優先順位を決めていただきたいので、それに伴っては財政も当然絡んでくるので、教育委員会、あとは市民安全推進課、財政課といろいろよく議論する必要があるので、継続にしたい。 ◆大矢敏子 委員  今回の陳情を受け、子供を思う見守りのスクールガードの皆さん、地域の皆さんの気持ちは痛いほどよく伝わってくる。やはり子供を持つ、孫を持つ同じ立場として、この意見は十分に考えていきたい。  ただ、学校と話をしていないとか、どこに建てる場所もまだ決定していないとか、自治会とも細かく話を詰めていないとか、今ここで予算がついてもすぐに実行できるかどうかの、先行きもちょっと見えないような話を伺った中で、急遽ここでマル・バツにするのは忍びないと思うので、私どもとしても、ここは十分にいただいた話を考えて、精査して、進めていくべきと思っているので継続としたい。 ◆佐藤重雄 委員  多数が継続というのであれば、私も同意ができそうな面もある。ただ、この陳情されている道路は、本当に特殊性がある。農地の中、片側に土どめの壁があるとか。そういうところの安全管理を、どちらかというと船橋市が責任を逃れて、地元の町会で防犯カメラつけたら補助する──そういうところがあるので、一般論として防犯カメラは反対論者である。一般論として反対論者だが、ここの道路の特殊性を考えたら、このケースは認めるしかないと思っている。  だから、そういう点では、私は採択を主張するつもりだったが、継続審査をするのもありだと思うので、同意する。    ………………………………………………  斉藤誠委員から継続審査を求める動議があったので、討論に入る前に、このことについて諮ったところ、全会一致で継続審査することと決した。    ──────────────────  以上をもって付託事件の審査は終了。    ──────────────────
     委員会審査報告書の作成及び委員長報告の内容については、正副委員長に一任することを了承。          15時29分休憩    ──────────────────          15時40分開議 2.船橋市農業振興計画(素案)について [理事者報告] ◎経済部長 昨年から農業振興計画──今年度で現計画の期限が切れるので策定に努めてきた。このたび、素案が完成したので、農水産課長から説明をさせていただきたい。 ◎農水産課長 それでは、説明の前に資料だが、お渡ししてある資料A4、1枚ものの船橋市農業振興計画(素案)概要が1枚ものである。それから、冊子になっている船橋市農業振興計画(素案)──2種類である。よろしいか。 ○委員長(つまがり俊明) 資料は、こちらと冊子の素案か。 ◎農水産課長 素案である。 ○委員長(つまがり俊明) 資料大丈夫か。      [「はい」と呼ぶ者あり] ○委員長(つまがり俊明) お願いする。 ◎農水産課長 それでは、説明する。  まず、この素案の策定に当たり、平成27年に都市農業振興基本法が制定された。また、28年には、都市農業振興基本計画が策定されたわけだが、それらを踏まえて計画に反映をしている。  計画の概要だが、この1枚ものをごらんいただきたい。まず、計画については、序章から始まり、第4章までの5章立てとなっている。  まず序章だが、計画策定の背景や趣旨、計画期間、位置づけを整理しており、計画期間は平成30年度から39年度までの10年間としている。それから、この括弧書きで記してあるページは、計画素案の該当するページを示している。  第1章については、船橋市の農業を取り巻く現状と課題ということで記述している。まず、船橋市の農業を取り巻く主な環境変化については、人口減少と少子高齢化など5つの項目に関して、昨今の状況を記述している。船橋市の農業の現状については、農林水産省の農林業センサスなどの統計や、消費者に行ったアンケート調査に基づいて、農地や担い手など5つの分野で整理して、計画の具体的な取り組みの背景となる。船橋市の農業の現状をここで明らかにしている。これらを踏まえて、課題として洗い出したものが4つの主な課題となっている。  船橋市の農業の現状と課題を踏まえ、第2章では、船橋市農業振興計画の基本方針として、目指す農業の将来像を掲げ、施策の体系を整理している。将来像と掲げているものは、「市民に愛され、元気と魅力にあふれた都市農業ふなばし」としている。  施策の体系については、計画書16ページ、17ページを参照いただきたい。先ほど申した船橋の農業の現状と課題を踏まえ、ここで5つの方向性を掲げて、方向性ごとに施策を、そしてまた主な取り組みといった形の体系としている。  第3章で具体的な農業振興の内容を示している。計画の18ページ以降を参照いただきたい。体系に示した主な取り組みなど、計画の中核の部分となるものを記述している。例えば、方向性1、船橋農業を担う多様な農業者の確保──育成では、新規就農者や後継者の育成、また、女性農業者の活躍支援、多様な担い手の確保、この3つの施策を掲げ、施策ごとに取り組み内容を整理している。  施策1の新規就農者、後継者の育成では、新規就農者を含めた認定農業者の育成、支援と新規就農者希望者の農地確保及び技術習得等の支援を短期に取り組む重点事業としている。  また、ここでは新たな事業として、19ページの重点事業②に新規就農希望者の就農を実現するために、農地のあっせんや、技術習得をするための支援を行うとしている。なお、この重点事業の短期は3年以内に進める取り組み、中期は5年以内に進める取り組みとしている。  これ以降、同様に方向性施策、主な取り組み、そして主な取り組みの中の重点事業といった流れで構成している。  この後については、方向性Ⅱ──22ページからになるが、農地の保全に関して、方向性Ⅲでは地産地消と販路拡大、方向性Ⅳでは収益性確保、農家の収益性の確保、方向性Ⅴでは地域住民に農業の理解を醸成する、こうした取り組みについて整理をしている。  36ページに、第3章の農業振興の内容の最後になるが、区域、区分等に応じた施策展開として、市街化区域、市街化調整区域、農業振興地域、この3つの区域ごとの現況と課題──それぞれの区域で特に有効と考えられる重点事業をここで挙げている。これは地域の特性に応じた取り組みを進めていくことを目的として整理したものである。以上が農業振興の主な内容となっている。  次に、37ページをお願いする。  第4章では農業振興計画の推進に向けてということで、この計画をいかに動かしていくのかをまとめている。進行管理──37ページだが、目標の指数を39ページ、40ページに示している。これらにより、この農業の振興が図られているのかどうかをしっかりと捉えていきたい。  45ページ、これまでの計画策定の経過だが、昨年、28年5月17日に船橋市農業振興計画検討委員会を設置して、実際に農地や直売所などをこの検討委員会でも視察を行っていただき、協議を重ねていただいた。あわせて庁内の関係部局とも協議して、この素案をまとめてきた。  最後になるが、このA4判の一番下に書いてあるが、今後の予定で、12月15日──今週だが、およそ1カ月間パブリック・コメントを実施して、年が明けて1月15日まで予定している。意見が出されたことを集約、整理して、2月に先ほど申した計画の検討委員会で最終案を提示して、そこで改めて協議をしていただこうと思っている。  その後、庁内で手続きを経て、来年2月に恐らく開会されるであろう平成30年の第1回定例会で報告をさせていただきたいと思っている。    ……………………………………………… [質疑]  なし          15時50分休憩    ──────────────────          15時55分開議 3.船橋市墓地等基本方針について [理事者報告] ◎環境保全課長 本市の墓地行政に関して、墓地等基本方針の策定について、説明する。  本市の墓地行政に関しては、平成15年に策定した馬込霊園第5次整備計画に基づいて、合葬墓の設置等を進めることとしているが、整備に当たり地元の理解を得るのに時間を要している。この間に墓地へのニーズが多様化する一方で、無縁墓がふえ、空き墓地の返還、再使用を滞らせることにつながっている。  また、市営霊園の補完的役割が期待できる民間墓地にあっては、市の将来のまちづくりに影響を与えるような立地も問題となっており、民間墓地のあり方も含めた市墓地行政の方向づけが必要となっている。  このことから市営霊園の整備及び民間墓地の整序を図ることを念頭に、将来の市墓地行政の中長期的な方針を定めるため、庁外有識者で構成する船橋市墓地等基本方針検討委員会を設置し、調査、分析及び委員会での検討を踏まえ、船橋市墓地等基本方針の策定を進めている。  検討委員は、千葉大大学院教授を委員長に公益社団法人日本墓苑協会主任研究員、工学博士を副委員長とし、上智大学法科大学院教授や自連協推薦委員、民生児童委員協議会推薦の委員の総計5名の委員をお願いし、本年8月の第1回検討委員会から2回、3回と議論を重ねてきた。  第1回、第2回は、船橋市の現状と課題について委員から意見をいただき、第3回では基本方針の案としてまとめたものに対して、委員会から意見を伺った。お手元にある資料は、第3回で議論した素案である。今後、第3回の検討委員会の意見や関係各課の意見を反映して、再度この市民環境経済委員会に報告して、パブリック・コメントに進みたいと考えている。  それでは、お手元の墓地等基本方針素案をかいつまんで説明する。  まず、1ページ第1章だが、これまでの経緯、背景と策定目的である。墓地の考え方が、先祖代々の墓地から核家族化により墓地は小さくてもいいから欲しいという希望や樹木葬や海洋散骨など、葬祭スタイルの変化と墓地の管理を引き継ぐ者がいないなど荒れ墓、無縁化の問題が起こっている。  一方、ここ数年の民間墓地の乱立や本市の馬込霊園第5次整備計画の立案から10年以上経過していることから改めて全市的な墓地行政のあり方の方向づけの必要性があり、おおむね今後20年間の方針の検討を行うこととし──2ページの社会背景の整理、本市の現状分析、理念、方針の策定、民間墓地の規範の考え方、エンディングサポートとの連携の5つの視点に立って検討することとした。  第2章、社会背景の整理──社会動向として少子高齢多死社会など、全国的な社会背景について厚生労働省の資料や、国立社会保障・人口問題研究所の推計から、墓地の需要と無縁墓が増加すると考える。  現に1999年の墓埋法の施行規則改正で、改葬手続の簡素化により無縁墓の整理、期限つき墓地、無形化、共同化への方向に動きつつある。  4ページからは、公営墓地での傾向や取り組みについて見てると、ニーズの多様化を踏まえて、第5次整備計画についてさらに検討をする必要があると考える。  次に、6ページから本市の霊園の概要と9ページの馬込霊園第5次整備計画の概要、合葬式墓地──20年にわたり5,000体を収蔵、さらに合葬することにより、60年後には1万5000体収蔵可能となる。また、無縁化した区画を合葬墓に改葬することによる墓地の再利用などの循環システムについて記載した。  続いて、第3章、11ページから、船橋市の墓地の課題である。本市の課題を市全体、市霊園、民間墓地の3つに分け抽出した。市全体で3点、市霊園で4点、民間墓地で3点の計10点の課題を抽出している。  市全体の課題としては、墓地需要の把握、市民の墓地に対する考え方の変化への対応、船橋の墓地供給策の設定が挙げられる。  市営霊園の課題としては、供給能力の向上、管理料滞納と無縁化への対応、墓地形態等の多様化への対応、老朽化した施設の更新が挙げられる。  民間墓地の課題としては、土地利用の計画やまちづくりとの整合性、周辺環境への影響への対応、民間墓地の市民の利用率が低いことが挙げられる。  これらの課題は現状分析によって導き出した。説明は割愛するが、12ページから課題1つ1つについて説明している。  続いて、第4章、将来の墓地行政の検討になる。26ページをごらんいただきたい。第4章では、基本理念と基本方針を示し、これを踏まえて第3章で抽出した課題について対応の方向性を記している。  本市の総合計画から、「いつも身近に『安らぎ』が感じられるまち」と「都市の活力を生み発展し続けるまち」より、基本理念として、「都環にやすらぐ船橋を目指して」を掲げているが、とわは漢字になっているが、先週の3回の委員会で、都環──都心環状線を連想させるということで平仮名にかえる予定である。  27ページ、基本方針としては、本市では墓地埋葬法の目的にある公共の福祉を果たしていくため、市営霊園、民間墓地の役割分担を、市は公益的な役割のもと、和を基調とした多様な墓地の提供とし、個別方針では、民間は市民霊園の補完的な役割を果たしつつ、市民のための墓地を適切に提供とし──個別方針では、市と民間それぞれの方針として、市営霊園では適切かつ安定的な供給を図る。民間墓地には市民が安心して利用できる墓地の供給を誘導することを掲げた。  これらを踏まえて第3章の10個の課題について、施策の方向性を示している。28ページ、A3の折り込みにまとめられている全体方針については、墓地の必要数の把握、多様な墓所を提供すること、墓地が迷惑施設とならないよう基準を設定すること。市営霊園においては供給能力の向上、改葬支援や墓じまいサポートによる滞納や無縁化の防止、利用しやすい施設とすること。民間墓地においては土地利用との整合性を図りながら、周辺環境との調和、近隣に受け入れられる墓地形態、事業者への意識啓発を促すこととしている。  29ページでは、基本方針の全体像を図解化したものである。  30ページからは具体的な取り組みに概要になる。まず、全般にかかわる取り組みだが、墓地の必要数や市民ニーズを把握するために、継続的なアンケート調査、墓地基準の設定と民間墓地の空き区画の把握、適切な管理運営の啓発をすることである。  31ページ──馬込霊園の第5次整備が進めば、1つの目安として、墓地需要の推計から当面、市営霊園400基、民間墓地600基の1,000基の供給を目指す。  次に、32、33ページで、市営霊園での取り組みである。市営霊園では、多くの墓地需要に応えるため、供給能力の向上と無縁墓や滞納墓、荒廃墓対策として改葬や返還を促す取り組みなどをしている。  34、35ページ──民間墓地について、墓地等の経営の許可等に関する条例を見直すこと、事業者への意識啓発を行うことに取り組むものとする。36ページからは各取り組みの具体的な例として、第5次整備計画の見直し、墓地返還促進制度の検討、馬込霊園の施設の更新、経営許可の規範の見直し、墓じまいサポート体制についての説明である。  以上で、簡単ではあるが説明とする。    ……………………………………………… [質疑] ◆石川りょう 委員  これまで余り墓地の行政について手をつけたことがないので、初めてこれを機に週末、基本方針を読ませていただいた。  初心者のような質問になってしまい大変恐縮だが、一応、私がお聞きしたいのはこの現状の部分で、市の現状の部分を読ませていただいたところ、毎年船橋市では5,000人弱の方が亡くなっていて、市の霊園はあきがない。飽和状態である。返還されたものだけ、毎年40個ぐらい募集にかけられる。でも、そこに応募してくるのは400人。10倍の人たちが応募してきて、1割の人しか当たらないという状況になっている。  でも、不思議なのは民間のお墓はあきが結構ある。民間の墓地に関しては──よくわからないのは、なぜ民間にあきが出るのか。 ◎環境保全課長 推測にしかすぎないが、やはり船橋市の市営霊園が絶対欲しい人は毎年400応募してこられると思うが、それ以外の方は民間だが、市内の民間墓地よりは、最近改葬とかでも書類が回ってくるが、東京都内の墓地、東京都内の霊堂など、船橋市以外にも目を向けているのではなかろうかと思っている。 ◆石川りょう 委員  船橋市以外のところに目を向けられているということで、この素案の中に、森岡方式や、大阪府方式という形で、大体毎年どれぐらいの需要が出るかを計算していると思うが、本当に幅が広くて、900ぐらいから1,700ぐらいまでの幅が出ている。でも、皆さんとしては、大体1,000ぐらい毎年需要が出るのではないかということで想定をしていると読み取った。現状として、市外にも目を向けている状況がある。変な言い方だが、お墓に対しての待機──本当は欲しいが埋葬できない。その順番を待っているような現状は、実際市民に起こっているのか。 ◎環境保全課長 我々が把握しているところでは、霊堂を2カ所用意はしているが、やはりここもいっぱいだが、霊堂は順番、申し込み順なので待機状況を見ていると3年待ちというような状況である。だから、どうしても市営、公営のほうが安心だという感じで待っていらっしゃる方はいらっしゃるのではないかと思っている。 ◆石川りょう 委員  これからの方策のところを拝見させていただくと、今あきが出ている民間のほうへの流入を図ると書かれているが、具体的にどのようにしていくのか。 ◎環境保全課長 毎年、墓地埋葬法によると、民間墓地から市に許可をした墓地からは報告を求めることができるので、そのあき状況を報告させる。そのあき状況を情報公開する形で、近くの墓地であいているところがわかるような利用の仕方もできるのではないかと考えている。 ◆石川りょう 委員  市民の方々は民間にあきがあることは、余り情報として知らない現状もあるので、知らせしていけば入っていくのではないかとというところが1点。  あと1つ、先ほどいただいた策定についてのところに疑問があって、平成15年に策定した霊園の第5次整備計画に基づいて合葬墓の設置等を進めることとしているが、整備に当たり地元の理解を得るのに時間を要しているとある。  合葬墓を調べてみたが、これができれば、言葉の使い方が難しいが、足りていない状況を打開する1つの方策としては有効なのかなと思う。  なのに、何でここに地元の理解を得るのが難しいのか。時間を要しているのかについて説明いただけるか。 ◎環境保全課長 アクセス通路をつくっている状況を説明させていただく。地元の理解──そもそも合葬墓をつくると、5,000体の収蔵能力があるので、やはり近隣の交通渋滞を引き起こすのではないかということで、周りの馬込霊園に対する交通渋滞の解消を図ってほしいというような地元の声があり、金杉団地からお盆、お彼岸、そういうときに利用できるアクセス通路を今年度から来年度にかけて整備を進めている。  進められるかどうか地元に理解を求めていきたいと思っている。 ◆石川りょう 委員  最後に1点、市民の方から墓地に関してのクレームや苦情が来るということで、特にこれから事業が始まっていくであろう海老川上流地区の開発の件もあり、墓地ができることに対してのクレームや苦情といったものも寄せられていると書いてあって、これから条例や要綱を変えていくことによって、そういった問題にも対応していきたい。周辺の環境との整合を図るようにと書いてあるが、なかなか具体的なところまでが今回の素案の中の説明では理解が難しいが、市として、本当どれぐらい今後、そういった部分を規制していこうと考えているのか方策と覚悟というか、どれくらいの決意なのか。 ◎環境保全課長 資料の39ページ、墓地等の環境基準の中で都市計画法に基づく開発行為等の基準に関する条例等などとの整合性を図っており、具体的には墓地、火葬場は準工・工業・工専用途を除く市街化区域、市街化調整区域の40戸連たん区域への墓地の立地は原則認めないなどと考えている。  これは、一律に条例で制限することは判例からなどしてもちょっと難しい。逆にそこまで厳しくしてしまうと、条例自体が違法となる可能性があるので、そういった中では一番クレームが大きい。要は、自分が住んでいるすぐ隣にできてほしくないというところを考えると、住宅の建つ、または建ちそうな40戸連たんというところは建てさせにくいような方策を条例の中に組み込んでいきたいと考えている。  ◆佐藤重雄 委員  墓地の需要予測はよくわからないが、このまま需要があるからって、どんどん墓地を拡大していくことになると、例えば100年後とかの町の形はどうなっちゃうの──その辺はどう想定しているのか。 ◎環境保全課長 推計は13ページ、大阪府方式、森岡方式と2方式を採用して計算してみたが、やはりこの計算式に当てはめて計算してしまうと、あと2万──そういった数字が出てきてしまうが、どうしても計算方式の中に定住志向率や、世帯の定着率、そういった不安定な要素があり、単純に計算していくと本当にどんどんふえてしまうような形になるので、ここは、長期の数字を採用することはやめて、推計自体はここに書いてあるが、定期的、5年ごとなど見直して、順次継続的にその数字を把握していくこととする。  一方、今の推計でいくと2万という数字になるので、そういったものを目指すのではなくて、見直した推計のもと計画も随時見直していこうと考えている。  それから、先ほどの合葬墓のところで若干説明させていただいたが、合葬墓でもいいという方に対しては、そちらに改葬していただくことによって、まず20年間で例えば毎年250入れていくと20年間で5,000納骨できる。その納骨した骨を今度20年たった骨は、さらにその中の合祀する場所に改葬してしまう。同じ施設の中で、要は骨つぼにある状態とそこから取り出して袋に入れて、みんな一緒に入れてしまう場所──そういった形で、5,000体がまた新たにそこが使えるというような状態で1万5000合葬していくような考えで、第5次整備計画の合葬墓を考えているので、まずはそういったところを目指して対応していこうと考えている。 ◆佐藤重雄 委員  要は、人間の骨はカルシウムでしょ。放っとけば、自然に任せれば消える。土壌の中で。そう考えると、ここが墓地だったっていうので幾らでもどうぞと……5,000を切ってしまうと、そこが埋葬されていると思うからお参りに来るわけでしょ、お彼岸とかに。そこに……納骨じゃなくて、もう自然に返したとしてしまえば、管理も何もなくて楽なんじゃないのかと思うが、そういう人の気持ちを誘導するような政策はここに入っているか。 ◎環境保全課長 昨今の墓地の状況を見ると、やはりいろんな考え方が出て、樹木葬や、公営の墓地でつくられているところもあるし、そういった多様な葬送の方式は公営墓地でいろいろ考えて、準備をさせていただきたいと思う。  これまでの先祖代々の墓地は、檀家型墓地もあるので、そういう考えの方はお寺さんの附属の墓地が用意できているから、それ以外のところで新しい考え方に基づく墓地は公営で対応できるように今後考えていきたいと思っている。 ◆佐藤重雄 委員  もう1点。船橋の公営の墓地は宗教宗派問わずに埋葬できるでしょ。民間の墓地──いわゆる寺院型の墓地は、今でもやっぱり宗教宗派に拘束されて、そこの墓地を選ぶわけですよね。そうなっていますよね。そういうところであふれ出た人はどうするのか。 ◎環境保全課長 民間の中でも、宗教宗派の檀家型墓地と宗派問わない事業型墓地といっているが、そういうものもふえている。そういったところでも、やはり、いっぱいになってしまうことが想定されているので、その中でも先ほど申したような合葬墓をつくるように指導してまいる。 ◆佐藤重雄 委員  指導して、強制力というか……そういうのがあるのか、行政に。 ◎環境保全課長 強制力はない。民間でつくる墓地なので。ただ、そういう中でも民間に対して、基本方針にもあるが、民間に対する意識啓発を図っていくというところでお願いしていきたいと思っている。 ○委員長(つまがり俊明) 他にあるか。      [「なし」と呼ぶ者あり] ○委員長(つまがり俊明) それでは、質疑を終結する。
     以上で、本件を終了する。          16時20分休憩    ──────────────────          16時23分開議 4.家庭系可燃ごみ収集回数の見直し及び「ふれあい収集事業」の実施について(報告) [理事者説明] ◎資源循環課長 お手元のA3の資料に基づき、説明する。  まず、家庭系可燃ごみ収集回数の見直し、こちらについて平成30年10月1日月曜日になるが、この日にちより家庭系可燃ごみ収集回数を週3回から2回に見直すことで、ごみのさらなる減量化、資源化を推進する。  この改正の背景だが、家庭系可燃ごみの排出量が減少しているが、減少傾向に下げどまりが見られること、家庭系可燃ごみにさらなる減量化・資源化ができる要素があること、市内に最終処分場がないこと、ごみ処理経費に約70億円かかっていること、平成27年度では本市の家庭系可燃ごみは520グラムだが、千葉県内の10万以上の都市の平均450グラムに比べて70グラム多いこと、そういったことからの背景ある。  市民アンケートのごみ減量資源化に向けた市民意見交換等のアンケートの集計結果としては、42回意見交換会を開催し、その参加者及び市政モニター、消費生活モニターに行ったアンケート結果1,967件──この集計結果では家庭系可燃ごみの収集回数の見直しについて実施に反対という方は31.8%、賛成については58.7%という結果であった。  また、意見交換をさせていただいた後の本市のごみ事情をお話しした後のアンケート結果では、反対が22.6%に対して、賛成が66.8%という集計結果であった。見直しによる効果としては、一番下になるが5%の削減の効果として家庭系の可燃ごみ量、それと焼却の灰量、温室効果ガス量、ごみ処理経費、記載のとおり削減効果を見込むものである。  それにあわせて、期待される効果として、ご家庭で、あるいはごみステーション、自然環境のそれぞれの部分において、今回の収集回数を見直すことによって、市民の意識が高まることによって、ごみ減量並びにほかの環境影響に対しての効果も見込まれるものとして期待している。  4番の見直し後の収集体制だが、現在、市内については、月水金、火木土の2つのエリアに区分しており、こちらを週2回、月木、火金、水土ということで3エリアに区分しての収集となる。  5番目、今後のスケジュール、収集回数の見直し及びふれあい収集ということでのスケジュールにしているが、収集回数の見直しについては、現在、収集コースの策定をしているところである。年度内中にこちらを策定する見込みで、その後、年明けの新年度に入ったら市民対象の説明会を実施していく予定である。  市民に対する広報啓発の関係だが、まず、市の広報については年明けの1月15日号でまず実施のお知らせをして、30年4月1日号、15日号──ちょっと決まってないが、4月に入ったら詳細についての実施のお知らせをしたいと考えている。  それ以外にも4月下旬、7月下旬にチラシ等での配付による啓発を予定している。そういった関連で、ふれあい収集も、受付については1カ月前の9月から予定をしており、10月1日からの実施で考えている。  意見交換会での市民からの意見に対する回答としては記載のとおりである。  続いて裏面になるが、裏面左側については、雑紙、今回特に収集回数の見直しでは一般質問の中でも議論いただいたが、雑紙の回収と食品ロスの削減が大きなテーマとなっているので、参考例として雑紙の分別例と下のところは、自宅に置く期間が長くなるので、それに対する生ごみのにおい対策ということで記載させていただいている。  ふれあい収集事業の実施についてである。平成30年、同じく10月1日月曜日より、これまで実証事業として実施していたふれあい収集事業について本格実施することで、ひとり暮らし高齢者等のごみ出し支援を推進する。  事業概要は飛ばして、2番の実証事業だが、ご存じのとおり平成26年度から実証事業を開始して、28年度経過のことし29年については4年目という状況である。この中で実証事業を積み重ねてくる中で、課題等の整理もつき、本市としてもふれあい収集事業を、収集回数の見直しの実施時期とあわせて実施するものである。  3番は、対象要件として定めてあるが、実証事業の対象要件とは若干拡大をしている。現在のところで言うと、年齢要件65歳以上を撤廃し、障害者等の対象の方も、ひとり暮らしでかつごみ出しが不自由な方もいらっしゃるので、そういった方も含めて今検討を進めている。  今後また庁内でこういった要件に関しては再度検討する予定なので、こちらの記載のものについては今後一部変更がされる可能性があるが、現時点ではこの要件で見ている。  4番、利用者数の想定だが、30年度は300世帯、31年度は400世帯、32年度以降マックスの500世帯で想定している。    ……………………………………………… [質疑] ◆佐藤重雄 委員  いよいよ挑戦的な言い方になって、環境部がいるが、それはまた別の機会でやるとして、きょう配られた2ページの下の左側のほうに、きょうからできる生ごみのにおい対策っていうのがありますよね。これに、例えば下に酢、クエン酸、重曹ってあるが、これはただなのか。市が配るのおか。 ◎資源循環課長 あくまでご家庭でできるということでの想定である。市が配るということではなく、各家庭でこういったもので対応いただきたいということで説明である。 ◆佐藤重雄 委員  一方では、食品ロスを何とかして減らしてあげましょうみたいな話をしながら、一方では費用負担をしなさいといっているのは、あなたたち正常な思考方法でやっているのか。 ◎資源循環課長 費用負担で考えているわけではなく、各家庭にあるそういったものを活用して、もちろんにおい対策が必要な……においが気になる家庭と、そうでない家庭あるかと思うが、いずれにしても、今まで週3日、最大3日だったものが週4日自宅に置くことになるので、その中で特ににおいに関して気になるようであれば、こういったものを活用して、少しでもにおいを出さずに自宅に保管していただきたいというものである。 ◆佐藤重雄 委員  要は、各家庭に、収集が少なくなって困らせてみる。それから、負担もさせてみる。それによって排出するごみの量が減るかもしれないという仮説を立てているんですよね。違うか。 ◎資源循環課長 まず、収集回数の見直しについては一般質問の中でもいろいろ議論をいただいたところだが、全国的には約8割弱の自治体は……。 ◆佐藤重雄 委員  いい。全国なんて比較にしなくていいの。 ◎資源循環課長 いずれにしても直近で収集回数見直したところでは、実際にごみの削減につながっているし……。 ◆佐藤重雄 委員  よその事例でしょ。 ○委員長(つまがり俊明) 答弁中である。 ◎資源循環課長 まず、収集回数の見直しを実施している自治体においても、そういった大きな問題なく実施ができていることは、本市のごみ収集回数の見直しによって週2回で対応できないという理由は一切見当たらないと考えている。 ◆佐藤重雄 委員  すごい仮説で、ずうずうしい説明……。 ○委員長(つまがり俊明) 他に質疑はあるか。      [「なし」と呼ぶ者あり] ○委員長(つまがり俊明) 質疑を終結する。  以上で本件を終了する。    ────────────────── 5.その他 ①客引き防止条例に基づく市職員の行動について(佐藤重雄委員提起) ○委員長(つまがり俊明) 最後に、その他である。  閉会中の委員会活動として、いくつか協議をしていただきたい。まず、佐藤委員が冒頭おっしゃっていたが、理事者にどういったことを聞いていきたいのか詳細を委員の皆さんに説明していただきたい。 ◆佐藤重雄 委員  ここに、今月の12月6日の18時から20時の間の船橋駅南口の……客引き防止条例に基づく市の職員が行っている。  そこで、市民団体がチラシまきをしていた。そうしたら、わざわざそこに来て、それは警察の許可がなければやれないことだからと、許可をとっているかと盛んにしつこく言ってきた。交番に行って、警察に取り締まれと言ったらしいの、職員が。  ところが、警察は、それは県条例にも違反していないし、市条例にも違反していないからということで取り合わなかったんだって。警察がね。そうしたら出てきて、もう一回戻ってくることができなくて、そのまま指導に入った人が、反対側に避けて行っちゃったと。  これはね、僕らが一番危険視──そういうことがあり得るだろうと思っていたから本会議でも質問をしているし、条例でもそれはちゃんと書けよということをやっていたが、実際にはそれが伝わっていない。市の職員の中に。そういうことをやられて、県報告書があるが、その中にはその事例は一言もないの、隠した。  女性職員と男性職員2人で、宣伝していた人に来たそうである。その中に、女性が……男性だったっていうので、この当日は4人の職員が出ているが、その中に女性がいただろうというと、いたっていうの。だから、ほぼ名前も特定できちゃったの。そういうことをやって、継続させていいかどうかっていうのが──なぜそこまで通じないのかね。職員まで徹底できないのか問いただしたい。 ○委員長(つまがり俊明) お聞きのとおりだが、質問があれば……どうするか。  客引き防止条例の実施状況ということであれば、12月からやっているので、例えば1カ月ぐらい──件数なども出てくると思うので、来月は観光協会との意見交換もあるので、例えば1月以降にそういった客引き防止条例の実施状況ということで報告をいただくのはいかがか。せっかくの提案なので。 ◆佐藤重雄 委員  むかむかしているから、すぐやってね。 ◆斉藤誠 委員  佐藤委員のおっしゃることが事実だったら、僕は市の対応はとんでもないことだと思う。だから、委員長がおっしゃった日でもいいし、日を改めて、事実関係を調べたほうがいいと思う。我々の活動にも影響する。 ○委員長(つまがり俊明) 了解をいただいたので、日を改めてということで整理をさせていただければと思うので、よろしくお願いする。  佐藤委員、それでよろしいか。 ◆佐藤重雄 委員  はい。    ……………………………………………… ②路上喫煙対策について(石川りょう委員提起) ○委員長(つまがり俊明) それから、2件目は石川委員から、路上喫煙対策に関して参考人をお呼びし、所管事務調査を行いたいとのことである。この申し出について、詳細を石川委員から説明をお願いする。 ◆石川りょう 委員  資料をお配りいただきたい。お願いする。 [資料配付] ◆石川りょう 委員  私からの提案は、日本たばこ産業株式会社JTの参考人招致を提案させていただきたい。  その目的は、現在、市民環境経済委員会においては、船橋市路上喫煙及びポイ捨て防止条例や、受動喫煙に関する議論が活発に行われており、10月の行政視察でも、1つの大きなテーマだった。  さらに、先日、副委員長からの提案であったJR錦糸町駅の喫煙場所についての追加資料も提出されたところである。  委員会のこれまでの議論の中で、路上喫煙を禁止するのであれば、かわりに喫煙できる場所を確保する方策も考える必要があるのではないかという議論が提起されていたと記憶している。  JTが喫煙場所の設置に関し、自治体への支援を行っているのは今回の錦糸町の喫煙場所についてといった紙からでもわかる。  本委員会として、本件についてさらに深く議論をし、執行部に対する建設的な提案を行うためにJTを参考人としてお呼びをして、支援の内容、支援の要件や方法などについて聞き取りを行うことは意義のあることだと思い、提案をさせていただきたい。 ○委員長(つまがり俊明) ただいまの提案について、皆さんから質問や意見があれば……ないか。      [「賛成します」と呼ぶ者あり] ○委員長(つまがり俊明) 賛成……マイクを使って言っていただけるとありがたい。 ◆佐藤重雄 委員  確かに、日本たばこ産業株式会社がいろんなことで──みずからの営業もあるでしょうが、受動喫煙に対する神経をとがらせて施策をとっていることは明らかになっているし、そういう点は私たちも参考にして施策に反映してもらいたいので、賛成する。 ○委員長(つまがり俊明) 他に意見はあるか。きょう決めちゃうか、それとも、会派に持ち帰るか。決めるか。  本日中に、実施するか……それでは、石川委員の提案のとおり、定例会閉会後、路上喫煙対策に関して参考人をお呼びし、所管事務調査を行うこととしてよろしいか。      [「はい」と呼ぶ者あり] ○委員長(つまがり俊明) それでは、そのように決する。  ただいま、路上喫煙対策に関して参考人をお呼びし、所管事務調査を行うことを決定した。参考人をお呼びするには、お呼びする方、具体的な案件、日時を特定し、議決する必要があるので、こちらについて協議を願いたい。  まず、参考人としてお呼びする方については、先ほどの提案のとおり、日本たばこ産業株式会社の方として、議題について説明できる方を正副で調整させていただくこととしてよろしいか。      [「はい」と呼ぶ者あり] ○委員長(つまがり俊明) では、そのように決する。  意見を聞く内容だが、これも提案にあったとおり、喫煙場所設置に関する自治体への支援内容、申請要件及び方法等についてとすることでよろしいか。      [「はい」と呼ぶ者あり] ○委員長(つまがり俊明) では、そのように決する。  日時についてである。参考人に出席いただく委員会の開会日時だが、先方の都合もあるので、候補日を幾つか決めておきたい。閉会中である1月下旬から2月中旬までの間で調整をしたい。  ここで暫時休憩する。          16時44分休憩          16時47分開議 ○委員長(つまがり俊明) それでは、会議を再開をする。  それでは、平成30年1月22日の午後、25日の午後、26日の午後を候補日とする。  それでは、以上3点をもとに先方と調整をさせていただく。  なお、調整が整った段階で、その日より前に委員会を開いて、参考人の出席について議決を行う。議決を行うための委員会の開会日については、改めて皆さんに連絡をさせていただくので、ご承知おきをいただければと思う。  ほかに皆さんからあるか。いいか。      [「なし」と呼ぶ者あり] ○委員長(つまがり俊明) 本件については、以上である。          16時48分休憩    ………………………………………………          16時49分開議 ③マイキープラットフォーム構想について(長野春信副委員長提起) ○委員長(つまがり俊明) 商工振興の関係でマイキープラットフォーム構想について、正副委員長としては所管事務調査をしてはどうかと提案をさせていただきたい。
     初めに、この提案の詳細について副委員長から説明をお願いしたい。 [資料配付] ○副委員長(長野春信) お手元の資料を見ていただきまして、これは総務省でシステムが構築されたそうである。真ん中のほうに自治体ポイント管理というのがある。商工振興に関することは、そこから右側だが、今回、クレジットカード会社やJALなどポイントがたまるじゃないですか。そのポイントを捨てるのではなくて、そのポイントを自治体ポイントにかえるという。例えば永久不滅ポイントなんかだと1ポイント5.5円ぐらいらしい。JALなんか15万マイルとかたまりますよね。そういうのを自治体ポイントにかえられると。  その後何をするかというと、商店街の店舗なんかで使えるようになるというような仕組みを総務省でつくり上げている。これに船橋市はのったらどうだろうかという話をしたいと思っている。 ○委員長(つまがり俊明) 以上でいいか。  何か質問があれば。意見とか。 ◆斉藤誠 委員  誰をどういうふうに呼んで、どういう形にするとかあるのか。アイデアや具体的なものは。 ○委員長(つまがり俊明) 誰を呼ぶかという……。 ◆斉藤誠 委員  誰を呼んでどういう話をしてもらうかという……。 ○副委員長(長野春信) 今、経済部が、総務省のほうと話をしているらしいので、その経過を聞きたい。 ◆斉藤誠 委員  わかった。異議なし。 ○委員長(つまがり俊明) それでは、本件について、所管事務調査を行うこととしてよろしいか。      [「はい」と呼ぶ者あり] ○委員長(つまがり俊明) それでは、そのように決する。  なお、出席理事者に関しては、正副委員長にご一任をお願いできればと思う。  それでは、所管事務調査を行う日時だが、観光協会への視察が平成30年1月18日、午後1時半からを予定しているが……所管事務調査をここでやりましょうか。この午前中に委員会を開会して、マイキープラットフォーム構想について所管事務調査をしてしまってはどうか。  あと、もし間に合えば、客引きの防止条例の実施状況もここでやればどうかと思うが。午後、観光協会との意見交換会があるので。      [「いいですよ」と呼ぶ者あり] ○委員長(つまがり俊明) 午前中あけていただければということで。  それでは、平成30年1月18日の午前中に、委員会を開会して、マイキープラットフォームと客引き防止条例について所管事務調査の実施をしていきたいと思う。また詳細については開会通知にてお知らせをする。    ……………………………………………… ④公聴会の開催について(石川りょう委員提起) ○委員長(つまがり俊明) 他に皆さんからあるか。 ◆石川りょう 委員  本当に済みません。これ事前の協議なく相談だが、先ほど報告であったごみの件に関してだが、今回の一般質問でも、さまざまな議員から質問があったことや、いろんな会派にいろんな考えがあるということも鑑みて、地方自治法の115条の2にある公聴会を、市民環境経済委員会で開いてみてはいかがかと思う。  非常に市民にとっても身近になる議題であって、執行部は執行部としてのアンケートや、意見交換会とかを開いたが、議会も議会としてこの件に関する市民の皆さんとの意見交換会というか、公聴会という形で市民に独自に意見を聞いていくことは1つの大きな試み、試金石になるのではないかと感じている。ご検討いただきたい。 ○委員長(つまがり俊明) お聞きのとおりである。  何か質問、意見はあるか。 ◆斉藤誠 委員  具体的に呼びたい方、候補者はいるのか。 ◆石川りょう 委員  市民の方々である。 ◆斉藤誠 委員  市民といっても63万と言われている中で、誰に来ていただくか。市民の方々も仕事をお持ちだから、こちら側が例えば無作為でお願いして、忙しい、それどころじゃないっていう話にもなりかねない。だから、その辺が現実的にどうなのかなと今思っていて、直ちに私としては結論が出ないかなと。  やるんだったら、例えば、今モニターでアンケート調査をしているが、全市民宛てのアンケートとか──それでも全部は返ってこないと思う。  だから、こっちから押しつけがましく来てくれというのは避けるべきじゃないかと……その点だけが引っかかる。 ◆石川りょう 委員  今、斉藤委員がおっしゃったことは、まさにそのとおりだと思う。今まで船橋市議会で公聴会を開催した事例はないので、具体的なアイデア──これからどうやるのかは、仮に決まった場合は一から詰めていかなければいけない。一応船橋市議会の会議規則の78条には公聴会開催の手続という条文はある。  それによると、会議において公聴会を開く議決があったときは、議長はその日時、場所及び意見を聞こうとする案件その他必要な事項を公示するとある。  なので、公示して、そこに来てくださる人を募集することになるのではないかと考えている。 ◆鈴木いくお 委員  公聴会も初めてなので、どうあるべきかも全然わからないので、まずそこから、正副か何かで出してくれないとと思う。 ○委員長(つまがり俊明) 一旦、休憩する。          16時56分休憩          17時03分開議 ○委員長(つまがり俊明) それでは会議を再開する。  ただいま、石川委員からの提案である公聴会の件だが、各種情報収集をすること、あと石川委員から改めて提案の資料などをいただいて、次回以降の議題として取り上げさせていただきたい。そのような形でよろしいか。      [「はい」と呼ぶ者あり] ○委員長(つまがり俊明) では、そのような形で進める。    ────────────────── ○委員長(つまがり俊明) 以上だが、他に委員の皆さんから何かあるか。      [「なし」と呼ぶ者あり] ○委員長(つまがり俊明) なければ、本委員会を散会する。          17時04分散会    ────────────────── [出席委員]  委員長   つまがり俊明(市民共生の会)  副委員長  長野春信(自由市政会)  委員    藤代清七郎(自由市政会)        大矢敏子(自由市政会)        桜井信明(公明党)        鈴木いくお(公明党)        佐藤重雄(日本共産党)        斉藤誠(民進党)        滝口宏(船橋清風会)        石川りょう(研政会) [参考人]  中原久直(陳情第49号の提出者) [説明のため出席した者]  野々下市民生活部長  峯川市民安全推進課長  須永環境部長  丸環境保全課長  御園生資源循環課長(参事)  高野クリーン推進課長  金子清掃センター所長  原口経済部長  田中農水産課長(参事)  渡辺道路管理課長  宗意道路維持課長  向笠保健体育課長(参事)  加藤児童・生徒防犯安全対策室長   その他課長補佐、所長補佐、係長 [議会事務局出席職員]  委員会担当書記  杉原議事課主事           菅原議事課主事           矢野庶務課主事...