御宿町議会 > 2014-03-26 >
平成26年 定例会 3月26日

ツイート シェア
  1. 御宿町議会 2014-03-26
    平成26年 定例会 3月26日


    取得元: 御宿町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-30
    平成26年第1回御宿町議会定例会 事 日 程 (第5号) 平成26年3月26日(水曜日)午前10時開議 程第 1 議案第19号 平成25年度御宿町一般会計補正予算(第8号) 日程第 2 議案第16号 平成26年度御宿町介護保険特別会計予算 日程第 3 議案第17号 平成26年度御宿町一般会計予算 日程第 4 発議第1号 町道0110号線危険箇所に係る信号機設置に関する意見書の提出 について 日程第 5 請願第1号 広域ゴミ処理施設建設にともなう県道の整備を求める請願書につい ─────────────────────────────────────────────────
    て 本日の会議に付した事件 議事日程に同じ 議 追加日程第1 発議第2号 議案第17号 平成26年度御宿町一般会計予算に対する修正動 追加日程第2 発議第3号 広域ゴミ処理施設建設にともなう県道の整備に関する意見書の提 ───────────────────────────────────────────────── 出について 出席議員(11名) 1番 大 野 吉 弘 君 2番 新 井 明 君 3番 石 井 芳 清 君 4番 中 村 俊六郎 君 5番 井 茂 夫 君 6番 伊 藤 博 明 君 8番 小 川 征 君 9番 瀧 口 義 雄 君 10番 滝 口 一 浩 君 11番 貝 塚 嘉 君 12番 大 地 達 夫 君 欠席議員(なし) ───────────────────────────────────────────────── -297- 議 日 地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名 町 長 石 田 義 君 教 育 長 浅 野 祥 雄 君 総 務 課 長 木 原 政 吉 君 企画財政課長 大 竹 伸 弘 君 産業観光課長 田 邉 義 博 君 教 育 課 長 渡 辺 晴 久 君 建設環境課長 佐 藤 昭 夫 君 税務住民課長 埋 田 禎 久 君 保健福祉課長 多 賀 孝 雄 君 ───────────────────────────────────────────────── 事 務 局 長 岩 瀬 由紀夫 君 主 査 古 畑 貴 子 君 事務局職員出席者 -298- ───────────────────────────────────────────────── ◎開議の宣告 ○議長(中村俊六郎君) 皆さん、おはようございます。 本日の日程は、あらかじめお手元に配付いたしました日程のとおりです。よろしくお願いい たします。
    本日の出席議員は11名です。 よって、定足数に達しておりますので、本日の会議は成立いたしました。 直ちに本日の会議を開きます。 なお、教育長は公務のため退席しています。 議会だより編集のため、写真撮影を許可いたしました。 傍聴人に申し上げます。 傍聴にあたっては、傍聴規則に従い静粛にお願いいたします。 なお、携帯電話は電源を切るかマナーモードに設定してください。 ───────────────────────────────────────────────── ◎議案第19号の質疑、討論、採決 ○議長(中村俊六郎君) 日程第1、議案第19号 平成25年度御宿町一般会計補正予算(第8 (午前10時02分) 24日に、3番、石井芳清君から要求のありました資料の提出がありました。ただいまから配 号)についてを議題といたします。 付いたします。 配付漏れはありませんか。 りましたので、直ちに質疑に入ります。 田邉産業観光課長。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村俊六郎君) 顧問につきましては、24日に大竹企画財政課長より議案の説明があ ○産業観光課長(田邉義博君) ただいまお配りさせていただきました資料についてご説明さ せていただきます。 まず、事業の経過について朗読をさせていただきます。 地域の活性化を目的に、一般社団法人御宿町観光協会を実施主体に、民間所有の源泉から温 泉水を購入し、タンクローリーを使用して、供給を希望する町内の宿泊施設に、温泉水を販売 -299- た。 する計画が、国の地域経済循環創造事業交付金事業に採択され、事業を推進してまいりました。 観光協会では、年度当初の理事会、総会で、観光協会での温泉町づくり事業の説明、承認はさ れておりましたが、事業を進める中で、温泉の購入価格や参加者見込みなど、当初計画との乖 離が出てきました。町では、これを重く受けとめ、事業の進捗状況、温泉源との契約内容など、 事業の詳細について議会に付議し、事業方針について観光協会として機関決定されるようお願 いしておりましたが、これについての理事会は招集されないままに、事業が停滞しておりまし 本町の長年の懸案である通年観光実現のための大きな要素であること、また地域活性化事業 として国に認められていることからも、ぜひとも温泉事業を進めたいとの考えのもと、その打 開策として、町で探した廉価で調達できる別の温泉源とそれに伴う実施手段の一部変更を観光 協会にご提案し、観光協会理事会において2度にわたるご協議いただきましたが、観光協会を 実施主体とする地域経済循環創造事業交付金事業としての温泉町づくり事業は行わないことが 決定しました。 事業の主な財源となる地域経済循環創造事業交付金は、地域資源を生かした先進的で、持続 可能な事業を始める民間業者等に対して、事業化段階で必要となる経費について、国から交付 金が交付されるもので、交付金は国から町に対して交付され、町は、これを用いて、民間事業 者等が事業化段階で必要とする経費の助成を行うものです。また、交付対象事業は、地域住民 の資金の活用、地域金融機関の融資を伴うものとし、当該地域金融機関による採算性の審査を 経るもので、当該地域金融機関により、事業体に信用力の審査を経ることとされています。 事業主体が事業の中止を決定したこと及び金融機関の融資が一括返済されたことにより、地 域経済循環創造事業交付金事業としての成立要件は消滅しましたので、町では、事業支援の実 施を断念しました。 次の、2ページですが、これは時系列にまとめてあります。
    こちらの平成25年1月28日に観光協会から調査費用の援助要請がございました。2月5日に 地域経済循環創造事業交付金事前照会がございまして、この段階で、観光協会に、このような 事業があるのでいかがかというような問い合わせをいたしました。2月26日に政府の補正予算 が成立いたしまして、3月5日に交付金の交付申請をいたしました。これに基づきまして、3 月26日に交付金の交付決定をいただきました。年度が変わりまして、4月17日に、協会の宿泊 委員会で、御宿温泉町づくり事業の説明会を実施しました。こちらは、参加が19人でございま した。翌18日には、全員協議会で議員の皆様に事業の説明をさせていただきました。5月8日 -300- に、観光協会の通常理事会、これは総会付議議案の審議を行いました。5月16日に観光協会の 通常社員総会が開催されまして、温泉事業を含みます平成25年度事業計画が承認されました。 また、その後、食品衛生協会の総会でも温泉事業の説明をしております。5月31日に、銀行融 資、こちらは千葉銀行でございますが、500万の融資が実行されました。6月18日の定例議会 にて、1,350万円の補助金について予算化をお願いいたしました。また、10月2日には、議会 改革と施策提言委員会が開催されまして、温泉町づくり事業の進捗状況についてご説明させて いただきました。12月9日の定例議会におきまして、一般質問の中で、町で別の温泉源を探す 旨、答弁をしております。 年が変わりまして、2月7日、12月定例議会が終わりましてからこの2月7日までは、別の 温泉源を探しておりました。温泉源が見つかりましたので、2月7日に、協会三役に代替案を 説明させていただいた上で、理事会の開催を要請いたしました。2月13日には、宿泊委員会に おいて変更した代替案についての説明をいたしまして、こちらは、12施設の方がお見えになり ました。2月21日には、議員協議会において変更の温泉事業の説明をさせていただいておりま す。2月25日に、その内容を観光協会長にご報告させていただきました。3月6日に、観光協 会の理事会が開催されまして、16人出席いたしましたが、その日は残念ながら結論に至りませ んでした。3月8日、こちらの理事会の三役と理事会の進行方法等を確認いたしました。3月 14日、協会の理事会では、13人出席で、投票の結果、事業の中止を決定いたしました。この採 決結果は、事業に、反対が7、賛成が5、棄権が1でございました。これをもって、総務省へ 事業の中止をご連絡させていただいております。3月19日に、千葉銀行の融資を、観光協会一 括返済をしております。また、3月22日、この間の連休中の土曜日でございましたが、総務省 から廃止の手続についての指示がございました。3月24日に、定例議会、こちらは、減額の補 正予算案、現在、審議していただいているものをご提案させていただきました。 3ページでございますが、これは当初に申請した事業費でございまして、必要とする事業と しては、事前調査費として150万円、備品設備購入、これは、主にタンクローリーの価格でご ざいますが、1,720万円、その他の管理費として、人件費を含みます180万円で、総事業費 2,050万円、これが国に認められた事業経費でございます。下は、その2,050万円の資金計画で ございまして、協会の自己資金が200万円、金融機関の融資、これが500万円でございます。町 の補助金1,350万円は、国からいただきます地域経済循環創造事業交付金でございまして、こ の1,350万円につきましては、事業の完了をもって現金が交付されますので、お金自体は、町 のほうへ交付はまだされておりません。 -301- 今後の事務につきましてですが、もう一枚、ペーパーは用意させていただきましたが、こち らの地域経済循環創造事業交付金事業の変更申請書、これを3月中に総務大臣宛てに提出いた しまして、一連の温泉事業は廃止となります。 以上でございます。 ○議長(中村俊六郎君) 質疑に入ります。 質疑ありませんか。 9番、瀧口義雄君。 ○9番(瀧口義雄君) 中断したときの答弁がまだ終わっていません。 ○議長(中村俊六郎君) 田邉産業観光課長
    産業観光課長(田邉義博君) 理事会は源泉の変更を承認したのかというようなご質疑です か。 (「そうです」と呼ぶ者あり) ○産業観光課長(田邉義博君) 理事会は、源泉の変更を承認しているのかというようなご質 問が1つと、あと協会で、重要事項は社員総会で決議するんではないかというような2点でよ ろしいでしょうか。 (発言する者あり) ○産業観光課長(田邉義博君) 理事会は源泉の変更を承認したのかということでございます が、これは、3月14日の理事会で変更は認められませんでした。 運営上の重要な事項、社員総会で決める決まりではないかということでございますが、観光 協会の定款第14条に、「社員総会は、法令の定める事項のほか、当法人の運営に関する重要な 事項を決議する」と規定されております。また、第16条には、「社員総会の招集は、法令に別 段の定めがある場合を除き、理事会がこれを決し、会長が招集する」とされております。他団 体のことでございまして、運営に特にかかわるものでございませんが、理事会が社員総会の招 集を決めておりませんので、社員総会は開催されておりません。 ○議長(中村俊六郎君) 9番、瀧口義雄君。 ○9番(瀧口義雄君) 確認なんですけれども、観光協会は、補助事業者ではないと、交付金 は使っていないからという言い方しましたよね。したんですよ、議事録は見てください。 そういう中で、普通の考えでいきますと、国のほうが予算案を可決してくれた、それはわか りますよね。この事業に対して御宿町議会でも可決したと、そうしたらもうあとは、事業執行 したときに現金が入ってくるというのが通常の補助金の経緯ですから、それはそのとおりだと -302- 思います。そういう中で、議会が承認したものは、もう事業として認められていることなんで すよ。だから、これは、事業者という認識でいるのが普通なんじゃないんですか、それが1点。 あなたは、予算を使っていないから、事業者じゃないという言い方していましたけれども、 そうしますと、一連のこの問題は全部行政の中に入っちゃいますよ。これは、申請は、御宿町 長が申請しているものであって、その内容の変更も、御宿町長ができるというできる規定にな っています。ところが、あなたは、協会が持ってこない、協会が持ってこないと全部協会のせ いにしています。 もう一つ、この一番最後のぺら、どういう形かは別としても、価格面で調整がつかなかった という話では、これは虚偽ですよ。11月1日に契約するという話、それは、町長も認めている でしょう、とりやめさせたと。調整がついていたんですよ。前日に、協会長と源泉元と、じゃ あした契約しましょうという調整はついたんです、金額はともかく。だから、調整はつかない というのは、これは、問題がある。事業が、赤字、黒字は別としても、価格面の調整はついて いたんですよ。それを町長がとめたことは、町長が認めていますから、それ以上は、これはい いですけれども、この文言はおかしいですよ。 それと、再三にわたって、大野議員も貝塚議員も、タンクローリーは買わないという言い方 して、内部調整していくという形のものがあったわけですよね。あなたたちが提案したものは、 去年の2月、3月に申請を出すための仮契約書、それも、覚書のほうに書いてあって、金額は 入っていない、そういう中で、金額の調整はしていて、最終的に調整できたのが、金額はとも かく、調整ができて調印すると、だからこの文言は、ためにする文言だと思います。 それと、もう一点、事業主体が事業の中止を決定したこと、その前に大多喜の温泉がノーだ ということなんじゃないんですか。もう一つ言えば、提案する前に申請した事業がありますよ ね。2案出すときは、まず最初のものを処理してから新しい提案でしょう。前のここにあるも のがまだ生きている中で、また上っかぶせていくという話じゃない。この議場でも、一つの議 案を処理してから、次の議案に行くという中で、最初の町の総務省に申請した、石田町長が申 請したものに対して、まずこれを取りやめるという決定してから、新しい提案をしていくのが 常道なんではないでしょうか。 ○議長(中村俊六郎君) 田邉産業観光課長
    課長、上で聞こえないそうですから、大きな声で。 ○産業観光課長(田邉義博君) 事業を2種類並べて、これが以前のタンクローリーを使う計 画ですよということと、我々で考案しました大多喜から持ってくる案、併記してお示ししてあ -303- ります。会長がおっしゃるには、タンクローリーは買わなくしたので、お金はかからないんだ ということで、別にそれは、お金がかからない中で、この交付金を使わずにできるから、それ は、進めていくんだというようなお話がございました。我々としては、そちらもやるし、こち らもやっていただきたいということでご提案させていただいたところです。 ○9番(瀧口義雄君) 一番最初の質問、価格の調整がつかなかったと書いてあるけれども、 調整はついたんでしょう。 ○議長(中村俊六郎君) 石田町長。 ○町長(石田義 君) 今、議員さんのご指摘がありました10月31日の件、そして11月1日の 件、そのとき、7万円という価格が、それ以前に、一昨日の会議の中でもございましたが、8 月、9月と2回ほど、議員さん、会長と見えております。そういう中で、どうしても7万円だ と、これ以上下がらないというお話でしたね。それで、私は、タンクローリーではなくて、そ のときは、タンクローリーはもうやめるという話になっていましたので、7万円ということに ついては、これこれこのぐらいの計算をすると、1年間、赤字が出ますよという中で、これは、 将来、観光協会の存在に非常な危惧が懸念されるということで、再考されたほうがいいですよ という私はあの発言をしたわけでございます。それを受けて、会長さんがご判断していただい たわけでございます。 そういうことで、調整がつく、つかないは、それとそれまでに、ご承知のように、観光協会 内部でほとんどこういった内容が知られていなかった。ごく少数の方々が事業を推進していた、 これは、ぜひ重要な事項ですから、観光協会理事会に、会長さん、出されたほうがいいですよ、 決議したほうがいいですよということを私は申し上げたんです。それをしない状況の中で、事 業が進まなくて停滞したという状況でございますので、今のご質問については、そのようにお 答えいたします。 (「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(中村俊六郎君) 瀧口議員、よろしいですか。 (瀧口議員「いいですよ、どうぞ」と呼ぶ) ○議長(中村俊六郎君) 11番、貝塚嘉 君。 ○11番(貝塚嘉 君) 11番、貝塚。 今、町長の答弁の中に、7万ではということは、恐らくそのとき、7万が赤字になるという のは、何軒が参加して、これでは赤字になるということ、町長は、その情報は得てそういうこ とを言ったんですか。その時点では、はっきりと何軒というのは2軒ですよ。だから、2軒で、 -304- この赤字、協会のこの事業を進めてはならんという考えがあったんじゃないですか。その後の 瀧口議員が調整と言ったのは、調印、契約を結ぶ前に、そういう中でやる人たちの意見を聴取 したところ、赤字の出ないような方法でということで、まず契約をされて、この事業を実行す るということが前提だったんですよ。それで、契約をしましょうということになる。 町長の7万円というのは、恐らく何軒の宿泊関係者が参加するかというのを承知していたん ですか。2軒だからだめだという意見があったんじゃないですか、町長の耳に入ってきたんじ ゃないですか。2軒のために、そんな大きな赤字を協会ができないと、私はそういうふうに聞 いていますよ、だから調整したんですよ。 何で、再三言っているように、進めましょうと言っている私たちの気持ちを素直に酌み取っ て、協議に参加させてくださって、この事業は、私の公約であるから、この機会に何としてで も御宿を温泉町にしたいんだと、その情熱を何で私たちにぶつけてくれなかったんですか。こ こにも書いてあるでしょう。この効果、これに、きのう、前日ですか、読み上げていただきま したよね、事業目的や何かは。その中に、この温泉事業を進めることによって、観光御宿につ
    いていいということを書いてある。これは、町長は、目を通して、そうだ、俺の考えている、 俺の公約したことにぴったりだということで推薦したんでしょう。 前回、私、いろいろ聞いたけれども、今、聞いて、本当に町長、言っちゃ悪いけれども、心 底あなたが、5年前に、町民に約束した実行する最高のチャンスだったんじゃないですか。だ から、協力しましょうと何回も言ったでしょう、課長にも言ったでしょう。何で、じゃ源泉元 の元湯さんと進めていただこうとする人たちを寄せて、何でこの事業をやっていこうとしなか ったんですか。あなたが自分の考えをというんだったら、大多喜の温泉を御宿の温泉ですと誰 がやりますか。今、問題になっているSTAP何とかというもののあれでも、何かおかしいで しょうというようなことで問題になっているじゃないですか。まして、100%果汁だなんてい うジュースが許されて、25%や30%しか入っていない。 温泉許可をいただくと、浴場内の見える場所に、源泉は何々源泉、効能は何々、こういう方 は入っちゃいけませんよと禁断事項も全部書いて掲げるですよ。それで、大多喜の温泉、大多 喜の何々源泉と出たときに、御宿は温泉町だと宣言したけれども、何なんだ、これはにせもの じゃないかと、そんなことはできませんよというのが、私たち、また協会長もそうなんです。 ですから、町長が示された安価な温泉だといっても、誰もそれを承知しないんですよ。この 理事会で、反対7、この人たちの意見は、御宿を世間に、そういううそつき町だということを さらしていいのかと、そんなことはできないよ、まして自分の宿が、そんなことはできないと -305- いって反対したんですよ、聞くと。 私が言っているのは、町長の事業を潰そうと言っているんじゃないんですよ。これだけの情 熱を持って、やるんだ、やるんだといって、やっとこのチャンスが来た。通年観光で、お客さ んが来て、御宿町が潤う、それは全ての産業に波及するんだということが書いてあるじゃない。 だから、この事業を実施しますから、補助金は下さいよと修正したじゃないですか。 それを私は、努力しましたけれども、できませんでした、協会が反対でしたから、何でその 前にもっとちゃんと時間があったでしょう。よく町長は考えてください。今後、町長に、この 町政を任せて本当に不安ですよ、正直言って。町長がやろうとしていることを私は、調整して いるんです、一緒にやりましょうとしているんですよ。私でも、議員になって、通年観光、何 度も言うようだけれども、歴代の町長は、御宿町は夏だけじゃいけないと、通年、通して観光 客が来るようにしたいといっても、なかなかそれが実施できなかった。まして、元湯の一番先 のお湯を掘った人は誰ですか、御宿町に助役でいた人です、退職されて、それで掘ったんです よ。先人がそういうものを残してくれたということに対して、感謝して、それを受けて、これ からやっていこうと、そういう思いがあったから、温泉町づくりをすると町民に約束したんじ ゃないんですか。あれは、もともと行政に携わった人が掘ったんですよ。赤の他人が掘ったん じゃないんですよ。町のためにといって掘ったんですよ。 その辺は、とにかく町長、何で7万円が高くてこうなんだというときに、何軒参加する予定 で、これでは少ないとかなんとか、その点について、細かく町長は協議したのかどうか、もう 一度聞きますよ。 ○議長(中村俊六郎君) 石田町長。 ○町長(石田義 君) 10月末の時点で、2軒ということは把握しておりました。そして、そ れまでずっと恐らくご努力されたと思うんですね、協会内部で会長を中心に。しかしながら、 先ほど申し上げましたけれども、広く内部の人がほとんど知らなかった。こういう重要事項は、 まず理事会にかけて、意見をいただいて、それから進めたほうがいいですよと私は言ったんで す。 それで、少しずつ月日が経過した中で、理事の皆さんも知られる中で、これはだめだと、こ れは関係される方でやってくださいという話になりましたよね。そういうことなんです。そう いうことで、その時点で、いろんな今日もといいますか、昨日のお話もあったようでございま すが、組合というお話も出てきましたけれども、やはりそういった時点で、いろんな協議がさ れたほうがよかったのかな。しかし、この時点、現時点に来ましたので、それでそういう中で、 -306-
    11月、12月の定例議会を迎えまして、瀧口議員さんからご質問いただきまして、だったら町で 提案していただきたいということで、私どもは約2カ月間をかけて研究したんです。それで、 代替案を考えさせていただいた。 それは何かというと、やはり御宿温泉は結構です。しかしながら、それをそういうあの契約 の状況の中で、契約を進めた場合は、観光協会の将来自体が、存続が危惧されると、そういう 大きな問題を私は感じ取って、私は、感じ取っていましたから、意見を言わせていただいたん です。そういうことで、やるならばリスクを最小限にして出すべきだという中で、計画を出さ せていただいて、それが結果的に大多喜からの源泉だったわけでございますが、そういうこと で、3月の理事会にご提案させていただきましたが、今おっしゃられたとおり、理事の皆さん が、このような反対が多いということで、反対多数でございましたので、できなくなったので ございますので、そういう経過の中にあるということを申し上げておきます。 ○議長(中村俊六郎君) 11番、貝塚嘉 君。 ○11番(貝塚嘉 君) 町長、私の言っていること、私が、言い方が悪いかどうか理解でき ない。私は、代案を出したのは大多喜でしょう、それはだめでしょうと言われたんなら、じゃ もう一度元湯の温泉をどうやったら安くて、皆さんに供給できるのか、どうやったらというこ とを何でもっと、再三言っているように、この事業は、私を呼んで、大多喜がだめなら、御宿、 元湯のお湯を何とかできないのかと、そこまで何で考えなかったんですか。2軒がやるといっ ている。2軒でもいいよ、何とかこれを進めようと、せっかく全国から百九十何件という補助 事業の申請があって、たった18件、承認されて実施されると、その中の一つだということで、 これは何とかしてということがなかったんですか。 私は、何できのう今日、私は、温泉のことについて町長に質問したりなんかしたんじゃない でしょう、何回かしているんですよ、一般質問で。だから、そこが、残念でしようがないんで すよ。 先日、伊藤議員から、政治的にこういうことをして、町長、どうなんだということをおっし ゃいましたよね。みんな議員さんは、大なり小なり、これを返したら、御宿町はどうなるんだ ろうなと、補助金対象として、今度は、何かいいあれが出たときに申請しても、もらえるのか な、だめなのかなと、これから先のことをみんな心配しているんですよ、一部。 町長は努力したと言っている。だけど、私に言わせれば、100%努力したかもわからないけ れども、心底町民と約束したんですよ、町長は、温泉事業やりますとマニフェストに書いてあ ったじゃないですか。温泉事業を進めて、経済の活性化を図りますと、観光は衰退してきてい -307- る、それを何とか通年観光に結びつけてということで、あくまでも御宿町の主体は観光ですと、 観光立町御宿で行きますと町長は私にも答えていますよね。この事業は一番いいんだと、だっ たらもう少し私たちにも相談して、ない知恵でもかしてくださいよというぐらいの気持ちがあ ってほしかったなと思うんですよ。残念ながら私は、残念で本当に残念でしようがない。 できることであれば、この前も言ったけれども、一分でも一秒でもいい、時間があるなら、 この事業は、次年度でもう一度検討されるような方法はないのかなと、そうしたらみんなして やりましょうよということで言いました。今でもその気持ちは変わらないんです。申しわけな いですけれども、本当に町長、これは、ここで切っちゃうということは非常に残念でなりませ ん。それだけです、答弁は要りません。 ○議長(中村俊六郎君) ほかに質疑ありませんか。 10番、滝口一浩君。 ○10番(滝口一浩君) 10番、滝口です。 一般質問でも、この件に関しては1時間の時間を費やして質問しました。26年度予算のこと もありますので、ここでは、1点だけ、僕が、どうしても納得がいかない1点に絞って質問し ます。 この町長の町長報告、御宿温泉まちづくり事業について、両方とも何か人ごとです。観光協 会が、全て悪いというような解釈がとれます。一般質問の中にも、事務方もいましたけれども、
    経営責任、執行責任は観光協会にあると、2年ぐらいは、町のほうで補塡しても構いませんよ うなことを言っています。 13軒、これにより、施設13軒の参加希望者がありましたと書いてあります。じゃ、町長、民 間でできることは、民間でやったほうがいいんじゃないかと僕は言いました。これは、でも公 的に進めているものだから、公的に進めますと言われました。そこで、今まで納得がいかなか ったことが、この1点、観光協会の理事会に出ました、温泉まちづくり事業収支予算案、名前 が入っていません。公的に進めるからには、公的に堂々と王道を行って、13軒の参加希望者の 名前をここへ入れてください。どうですか。 ○議長(中村俊六郎君) 田邉産業観光課長。 ○産業観光課長(田邉義博君) この事業は、観光協会が実施主体となって行う独自事業でご ざいます。事業の参加者名は、すなわち協会の顧客の名簿でございますので、直接事業に携わ らない町が積極的に公表すべき情報でないと認識しております。大変恐縮ですが、町からでは 参加施設の数の公表だけにとどめさせていただきたいと考えます。 -308- ○議長(中村俊六郎君) 10番、滝口一浩君。 ○10番(滝口一浩君) 課長、ちょっといいかげんにしてくれ、この13軒を集めたときに、 あなたと宿泊部長、町長も、13軒の参加者を募っています。観光協会にせいにしていいんです か。協会長は抜かされていますよ、この件に関しては。 あなたたちが回ったことを観光協会長は知りません。三役の副部長が一緒に回っています。 あなたたちも、そこにサインをしてもらった、何でそれが出せない。公共的なもので進めると 言ってきたんだから、公共的なものだったら名前を出せと言っているんです。その人たちを僕 は、責める気はないんです。きちんとしてくれと言っているんです。このリッター数が書いて ある、ここにリッター数が出ているでしょう。名前が何でここに載ってこないのかと言ってい るんです、大事なことなんです。今後、民間で2軒の宿泊業者もやると言っています、温泉事 業は。そのためにも、この参加者も手を挙げたからには、この人たちにも、多少責任はありま す。堂々とここに、ちゃんと名前を挙げてください。観光協会のせいにされては困ります、そ れは。僕は、納得しませんから、ここで書類として出してください。 ○議長(中村俊六郎君) 石田町長。 ○町長(石田義 君) この申し込みの皆さんについては、事前に協会長とも打ち合わせて、 協会長は充分ご承知で、じゃそういう形で回ってくださいという経過がございます。そういう 中で、回って、そして個人個人、いろいろと考え方がございます。個人情報のこともございま す。そういう中で、この件については、名前は控えさせていただきたいと考えてございます。 ○議長(中村俊六郎君) 10番、滝口一浩君。 ○10番(滝口一浩君) 10番、滝口です。 町長、それはおかしいでしょう。公的に進めていて、何でこれにリッター数が書いてあって、 宿泊者の事業者名をここに出せないんですか。個人情報もくそもないでしょう、そんなのは。 公的な金、まずは100万円と26年度予算になりますけれども、そこであえて言わないと思っ たんだけれども、100万円の予算が載っかっちゃっているじゃないか。10万円の補助をすると いうことも、もう世間は知っていますよ、これは。 (発言する者あり) ○10番(滝口一浩君) 何で、サインしたんでしょう、この人たちは。出してくれといって、 全然その人たちを僕は責めるわけじゃないですよ。当たり前のことを当たり前に言っているだ けなんですよ。僕は、納得しません、出すまで。 ○議長(中村俊六郎君) 田邉産業観光課長。 -309- ○産業観光課長(田邉義博君) 名前の公表についてでございますが、こちらもずっと内緒に するつもりはございません。実際これは、事業が始まりましたら、観光協会も、準公共的な団 体でございますので、当然どこから幾らもらったとかということは出てきますので、事業が実
    施されていれば、当然、皆様にもわかる情報でございます。ただ、今の段階で町からは出せな いと申し上げております。 ○議長(中村俊六郎君) 10番、滝口一浩君。 ○10番(滝口一浩君) 10番、滝口です。 最後に、町が、この事業が行き詰まって、町長自ら、観光課長自ら、課長自ら回ったわけじ ゃないですか。それに賛同したわけじゃないですか、その人たちは。後ろめたさも、何もない ですよ。何でひたすら隠そうとする、そっちのほうが後ろめたいですよ。何度も言いますけれ ども、こんなのは絶対納得しませんから、堂々と出してください。何が困るんですか、これは。 容量がここに書いちゃってあって、13軒の容量が、これが、あなたたちが言っている観光協会 のせいだと言っているここに、容量が書いてあって、名前が載っていない。観光協会の理事さ んは許すかもしれないけれども、僕らは、町を預かっている身です、この名前を公表してもら います。 ○議長(中村俊六郎君) 暫時休憩します。 ───────────────────────────────────────────────── ○議長(中村俊六郎君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 (午前10時45分) (午前11時28分) ───────────────────────────────────────────────── ○議長(中村俊六郎君) 先ほど教育長が退席しておりましたが、公務が終わりましたので出 席しております。 田邉産業観光課長。 た。 ○産業観光課長(田邉義博君) 貴重なお時間いただきましてどうも申し訳ございませんでし 先ほどの13軒の名前の件でございますが、観光協会の理事会資料でございまして、町の公文 書ではございませんので、町からの公表は困難でございます。また、個人との協力関係、信頼 関係を損なうこととなりますので、申し訳ございませんが、公表のほうは控えさせていただき ます。ご理解のほど、よろしくお願いいたします。 -310- ○議長(中村俊六郎君) 10番、滝口一浩君。 ○10番(滝口一浩君) 10番、滝口です。 課長にも、いろいろ話していて、この13軒の重みというものを感じていただければ、町長、 それで僕はこの質問を終わります。よろしくお願いします。 ○議長(中村俊六郎君) 9番、瀧口義雄君。 ○9番(瀧口義雄君) 今のこの13軒なんですけれども、要するに、今、減額補正が出ていま すね。ということは、あなたたちが何軒回ったか知らないけれども、13軒が署名して、大多喜 の温泉でもいいから参加するという同意をとったわけですよね。それは確かですよね、名前は 何でもいいんですけれども。そういう中で、10万円の補助金も突然出している、2年間ですけ れども、赤字の補塡もしていくと、そういう中で、この事業を取りやめるという提案した中で、 この13軒が、署名した、参加をしたということに対して、これを回ったのは、町長と課長と副 会長が回ったという話を聞いておりますけれども、じゃこれに対して、署名して、温泉を供給 するという条件で署名させていったという中で、じゃ今後この人たちに対して、やっぱり署名 までさせて、責任が大変重いと思うんです、そういう中でどうするんですか。 ○議長(中村俊六郎君) 田邉産業観光課長。 ○産業観光課長(田邉義博君) 13軒回らせていただいた中で、こちらも、理事会の決定があ ったら始めますということはお断りしてございます。また、13軒同意いただいたところには、 宿泊委員長が事業の中止を報告に回っております。 ○議長(中村俊六郎君) 9番、瀧口義雄君。 ○9番(瀧口義雄君) それは、理事会の決定もあるかもしれないけれども、それだけの数を そろえて、そういう形にしようとしたんでしょうけれども、それでも理事会はだめだったわけ
    という中で、やっぱり事業を推進するという形のものは必要なんじゃないんですか、町として。 どうしてもこの人たちは、大多喜でもいいからやりたいと、そうなんでしょう。それに対して、 事業自体が、国の補助金自体を減額しちゃおうと、違う事業体でもできるんじゃないですか。 それは、申請者が御宿町長だからできるんです、変更届は可能ですから、1年間の猶予はでき るんです。そういう形で組み立てることはできる。この13軒、その人たちに対して、やっぱり 観光協会という形ではなくても対応できるわけですよね。 それをあなたたちは、回って説得して、10万円の補助金もあります、赤字も補塡しますとい った中で、総務省でも、変更届は出せば認めてくれますよ、ここまで来ているからという中で、 これは、再考して、大変貴重な財源だと思うんですよね、1,350万円。これは、利益にしたら、 -311- 2億円ぐらい売らないと、普通の会社では利益にならない。そういう中で、私は大変もったい ないと思っています。温泉事業は、ぜひとも進めなきゃいけないと思っています。 そういう中で、変更届を出せば、これは、世の中は可能なんですよ。それもしないという中 で、突然投げちゃうと、あの申請は町長の名前で出ているんですよ。だから、変更届も、町長 が出さざるを得ないという中で、あなたたちは、この13軒回った、これは、責任は重いと思う んですよ。事業主体を変えてでも、これは、やっぱり実行してやらないと、あなたたちは、10 万円の補助金もつけて、赤字も補塡しますという言い方した中で、1,350万円のこの欠損が生 じるわけです、大変もったいない。 それと、もう一つは、観光協会も、返したと、幾ら返したかわからないんですけれども、そ れでももう欠損は生じちゃっている。この辺の処理と1,350万円、これが可決されれば、欠損 になっていく、町の財産が失われていくんですよ。これに対して、この2点、協会、まずは精 神的に変更届を出す余裕があるのか、それともう一つは、今、言った事業は継続して、あなた たちが回って、署名をとったというこの責任の重さと協会の100万円以上かというこの融資に 対するもの、それは、11月1日から行政に引き上げたから、行政にある程度の責任があるだろ う、それと1,350万円の財産が消滅するわけですから、これに対して、対応、4点。 ○議長(中村俊六郎君) 石田町長。 ○町長(石田義 君) 他の答弁の前に、先ほどの課長答弁の補足をさせていただきます。 課長答弁の補足を少しさせていただきますが、3月14日の理事会の決定をもって、私も、こ ういうことで、この事業について、リスクを少なくして、スタートしようとした大多喜からの 温泉源を持ってきてスタートしようとした内容が、反対が多くてできませんでした、中止にな りましたということで、私は13軒回らせていただきました、終った後に。そういうことで、こ の事業は、総務省の補助金を活用しての事業はできませんとおわび方々回らせていただきまし た。 以上です。 ○議長(中村俊六郎君) 田邉産業観光課長。 ○産業観光課長(田邉義博君) 事業主体を別に、継続をというようなお話でございますが、 これは、採択を受けたのが観光協会を主体としてやる事業でございますので、そうしますとも う変更ではなくて、また別に申請をするというようなことになろうかと思います。 また、1,350万円の欠損でございますが、確かに入るべきお金が入らないということでござ いますが、支出のほうもありませんでしたので…… -312- (瀧口議員「ちょっと聞こえない」と呼ぶ) ○産業観光課長(田邉義博君) 支出のほうも同額ありませんので、入らないけれども、出も しなかったということになろうかと思います。 (瀧口議員「それは違うよ」と呼ぶ) ○産業観光課長(田邉義博君) また、利息、借り入れの利息については、100万円とかでは なく、8万数千円だと聞いております。 ○議長(中村俊六郎君) 9番、瀧口義雄君。
    ○9番(瀧口義雄君) 入らない、口座に入っていないんでしょうけれども、これは、1,350 万円も、町の口座にはないけれども、議会は承認していて、これは町の予算に入っているじゃ ないですか。これは、マイナスで減額してくるんでしょう。入っている、そういう認識でしょ う。町の口座に入っていないけれども、届け出ればいつでも振り込まれるという形でしょう。 だから、減額なんじゃないですか。入っていないなら減額補正する必要はないじゃないですか。 (「そうだ」と呼ぶ者あり) ○9番(瀧口義雄君) 言っていること自体がおかしいじゃないか。だから、僕は、欠損だか ら減額補正が出てくる、言っていることが違う、そうでしょう。欠損が生じているから減額な んだよ。入るべき金が入らなかったんだよ。これを欠損というんだよ、減額補正していくんだ よ。そうでしょう。 現実には、国にあるけれども、総務省も了解している、御宿町議会も承認している、これは もう町の財産になっているんですよ。ただ、執行していないだけなんだよ。そういう中で、あ なたは、そんな感覚ならやっていられないでしょうよ。1,350万円というこの大金が、この可 否はあるかもしれないけれども、そういう感覚で物を見ていてはだめですよ。それが1点。 それと、理事会云々と言いましたけれども、あなたは、前の議会のときに、観光協会は、補 助事業者ではないと、先ほども言いましたけれども、そういう中で、これは、国の予算、あな たも、今、言いました、事業主体は観光協会だと、変更届といったら、事業主体だから新たに と言ったけれども、観光協会は、事業主体ではないとあなたは言っていたんだよ。だから、観 光協会には、責任がなくなっちゃうね。だから、僕は、適正化法の6条と7条に反してといっ たら、あなたは、補助事業者じゃないという言い方して、今度は事業主体だと言葉をかえて言 っているけれども、整合性がつかないんだよ。言っている意味はわかりますか。 あなたの言っているのは、観光協会は補助事業者じゃない、御宿町の議会が議決したと同時 に、あの団体は補助事業者なんですよ。金は申請すればすぐおりる形になっていて、内部も、 -313- そういう手続は終わっている、補助金はみんなそうですよ。国の金が可決されたからといって、 ずっと御宿に入っているわけじゃない。申請して出てくると、それは、もう了解した話、議会 が、了解していれば、補助事業団体として議会が同意したんですよ。そういう中で、事業が行 き詰まったという中において、これは、やっぱり総務省にあなたは、一回も行っていないとい う中で、行けば彼らは、ちゃんとこの事業が成功するようなアドバイスはくれますよ。あなた は行っていないだけなんだ。マイナスの方向ばかりを考えて、この貴重な1,350万円をどうや って町のために使うかとプラスの思考がないんですよ。8月からずっとこう言っていても、あ なたは、一回も行っていない、電話で済む話じゃないでしょう。 私も、その仕事にいましたけれども、電話で済むような、そんな簡単な話じゃない。行って、 こういう事情だと言えば、彼らは、プロですから、いろんなアドバイスがあったわけです。今 からでも遅くないと思っていますよ。1,350万円という貴重な財源をここで失うわけにいかな いんですよ。私の言っているのは、13軒がこれだけ希望したというのなら、これをどうやって、 国の財産、お金を使ってできるように、プラスで思考するのがあなたたちの仕事じゃないです か。そうじゃないんですか。1,350万円稼ぐのは、昔、大根100円は幾ら売ったらもうかるんだ ということですよ。前にも言ったけれども、ラーメン、500円、600円売って、その中で幾らも うかるんだと、皆さん、税金払って大変なんですよ。 そういう中で、国の貴重な財源をいただいて、活用するというのにあたって、あなたたちが 一生懸命説得して、13軒、参加希望があったんでしょう。この人たちに、そういう温泉を提供 してやるプラスの方向で考えたらどうですか。 ○議長(中村俊六郎君) 田邉産業観光課長。 ○産業観光課長(田邉義博君) 温泉事業につきましては、私どもも、大事な事業であると認 識の上、代替案を出して、これは、いかがですかということをお聞きしました。結果は、ご報 告したとおり反対になりましたが、また総務省に行っていないのは、私も、わざと行かなかっ たわけじゃありません。この事業の中で、だんだん計画どおりにいかなくなった段階で、連絡 はとりました。お伺いしてもいいですかというのを二、三度言ってあります。向うのほうで、
    来なくていいですと、メールで状況だけ教えてくれれば、その後にしましょうということで、 もし事業に変更があるんでしたら、変更の申請を出していただきたいと、様式もございますと いうようなことがありましたので、変更の案があるんでしたら、町のほうへ上げてくださいと 観光協会長には申し上げておりました。 ○議長(中村俊六郎君) 9番、瀧口義雄君。 -314- ○9番(瀧口義雄君) それはおかしいよ。この申請は、御宿町長の名前で申請しているんで すよ、観光協会の申請じゃないんだよ。御宿町長の名前で総務省に申請している。あなたたち の主導権だ。あれでも、全部、前の課長が書いたものですよ。観光協会は、ペラの一枚も書い ていない。仮契約書はつくって下支え合いしましたけれども、あれは、全部、前の課長がつく ったもので、申請は御宿町長ですよ。だから、変更届も御宿町長がすればいいんですよ。それ をあなたたちはやっていなかったということです。それは、11月1日に、そういう事態が、町 長が、源泉元との破棄させた、その時点でやっていなきゃいけないんですよ。 総務省に届けたものは、仮契約書と書いてあるじゃないですか。そうでしょう。それで、御 宿天然温泉と3つか4つ出ている。その事業主体、相手を町長が、契約を破棄したんだから、 その時点で、あなたたちは、総務省に行って、事業の本体が違いますという変更届が、これは あなたの義務じゃないですか。観光協会は、関係はないですよ。町長が契約を破棄したんです から、協会へ委員長が行って断っているんだから、そうしたら11月1日からあなたたちが変更 届するのは適正化法に載っているじゃないですか。読み上げてもいいんですよ。ただ、偉い人 だからわかっていると思いますけれども、根本が11月1日から違っているんですよ。仮契約書 もここに持っていますけれども、それ自体が、事業自体が変わったんですよ。だから、11月1 日以降、速やかにやっておかなきゃいけない、あなたのミスですよ。 ○議長(中村俊六郎君) 田邉産業観光課長。 ○産業観光課長(田邉義博君) あくまでも観光協会を事業主体として進んでいる事業でござ います。事業主体が変わったということであれば、事業の継続ではなく、そこで一旦終わりに なります。民間事業者がやらなくてはいけない事業になっております。確かに町長が申請しま すが、その民間事業者を支援するために町が申請しておりますので、当然、変更とかがあれば、 また町長名で申請はしますが、その変更の内容が、再三申し上げますけれども、私どものほう には届いておりませんでした。 ○議長(中村俊六郎君) 9番、瀧口義雄君。 ○9番(瀧口義雄君) それは、あなた、言っていることがおかしいよ。 あなたは、おとといか、事業主体ではあるかもしれないけれども、補助事業者じゃないと言 っているんだよ。補助事業者じゃないんですよ、あなたの言葉を言えば。そうしたら、町が申 請しているんだから、町が申請書の内容を変えたんだよ。町が契約を破棄しろと言ったから、 会長は、補助金はもらっているから、言うことは聞かなきゃいけないといって源泉元に行って 契約をできませんと、そうしたら申請の内容が違ってきたということは、町が指示したもので -315- すよ、悪いんですけれども。根本になる源泉元を変更しろと、契約してはだめだと自分たちが 書いた申請書なんですよ。それを自分たちが、行政側が、それをやめて、あなたたちは責任の 転嫁をしちゃだめだよ。行政側は、出したものを自分が、変更届を出さなきゃいけない。 それと、相手がわからなくても、それは、速やかに状況が違ったことを報告しなきゃいけな いと書いてあるじゃないですか。読みますか、11月1日以降、それは、行政が責任を持ってや ると言ったじゃないですか。こういう形で提案してきたんでしょう。だから、協会から手を離 れているんですよ、現実。 町長は、大野議員も貝塚議員も協会長もいるときは、町が責任を持ってやりますと町長室で 言っているんですよ。だから、それは、変更届が必要なんですよ、町としては。そうでしょう。 大幅な変更なんですよ、そこへ諸経費も入っていますから。それを使わなくなったということ で、やっぱり変更届を出していない。
    ○議長(中村俊六郎君) 石田町長。 ○町長(石田義 君) 1点だけ申し上げておきます。 10月31日、11月1日の件でございますが、何度も申し上げますけれども、私は、観光協会の 将来を案じて、意見を述べさせていただきました。それをご判断いただいたのは協会長であり ます。私が指示して、こうしなさいと言ったわけではございません。私は、あの内容を見たと きに、将来は、こういう状況では、なかなか広がりが望めないという部分と、もう一点は、何 度も繰り返しますけれども、理事会で皆さんのご意見を聞いてくださいと、理事会決定、機関 決定がされれば、それは、前に進むことができるでしょうよと、もしそこで、否ということで あれば、また新たな、そこで計画を練り直さなくちゃいけませんけれども、そういう状況でご ざいますので、私が指示したわけではございません。 そして、その後にいつご判断されたかわかりませんが、12月を迎えての、一般質問を瀧口議 員からいただいて、それでは町サイドで提案させていただきましょうと、そういう流れであり ますから、ご認識いただきたいと思います。 ○議長(中村俊六郎君) 瀧口議員、3回を超えていますので、最後にしてください。 ○9番(瀧口義雄君) 10月30日の件は、私のところにも、協会長が直に言われることは聞い たんですよ。そうしたら、そういう話です。町長の言っていること、それは間違っていません かという提案ですけれども、観光協会長が源泉元にこだわるようなとき、テープはとらせてく ださいといって、テープはとってあります。それは、町長の指示でという言い方がテープに残 っております。まず、それは、言った、言わないの世界だから立ち会っていませんけれども、 -316- そういう経緯です。 それと、今、言いましたように、理事会云々という話を歯どめにしてありますけれども、こ の人たちがやりたいと言っている者に対して、やっぱりそういう形で動いて、温泉事業したい という形だったら、この1,350万円を活用して、フォローしてやるのが行政の仕事じゃないん ですか。これで終わります。 ○議長(中村俊六郎君) 答弁はよろしいですか。 (瀧口議員「いいです」と呼ぶ) ○議長(中村俊六郎君) ほかに質疑はありませんか。 1番、大野吉弘君。 ○1番(大野吉弘君) 前回、今日とさまざまな方からさまざまな質問が飛び交っております が、とにかくこの事業は、元気のない御宿に、本当ににぎわいと経済効果を復活される大きな 意義が込められているプロジェクトだと思っています。しかしながら、先日、行われた観光協 会で、町から提案された温泉源を大多喜からとするおかしな事業計画案に、見送りという結論 が出ました。それによって、今日の議論もあるんですが、ちょっとびっくりするのは、理事会 で却下されたから、即終わり、即交付金を返しますと、そんな簡単なことでいいんでしょうか ね、これは。 この交付決定には、各界のさまざまな人たちがかかわっていて、この交付金を返却してしま うということに対して、対外的に、この金額には、到底置きかえることのできない大きな信頼 的損失が伴ってくることと考えます。そこが本当に重いところだと思うんですが、その点、町 長、いかがですか。 ○議長(中村俊六郎君) 石田町長。 ○町長(石田義 君) この理事会の関係でございますが、3月6日に開催して、結論が出ず、 3月14日ということになりました。3月6日の結論が出ればよかったんですが、できなかった と、3月14日の会議の冒頭に、会長さんから、今日が期限ですと、今日どうしても何らかの形 で結論をいただきたいということで、理事会内部でいろいろ協議した中で、無記名の投票でど うでしょうかというお話が出て、そうされたわけでございます。そういうことで、私どもは、 その結果が出ましたから、即、総務省に、この事業については、中止と決定となりましたとい うことで、中止の意向を申し上げた次第でございます。 先ほども少し申し上げましたけれども、町が代替案を出す前に、8月から9月、10月、この
    停滞したときに、いろいろと内部で、地元の温泉を活用しての協議が欲しかった、私どもも、 -317- いろいろと研究しましたけれども、何でこの地元温泉を活用しての件数が、参加者が増えない のか、そういうことも一つの大きな課題でございましたが、そういういろんな経験の中で、代 替案ということもございました。 そういうことで、3月に入りまして、その理事会の結果ということになりましたので、もう 3月中旬ぐらいには、総務省とのいろんなメールのやりとりを行いまして、とにかくその前に 変更等の内容も、何度もやりとりがございました。そういうことで、結果、こうなりましたと いうご報告をさせていただきました。 そういうことで、もうこれは、協会の内部の理事会の中での会長を中心とする結果でござい ますので、会長が議長ということでございますが、私は、非常に重く受けとめて、その後の対 応をいたしたところでございます。 ○議長(中村俊六郎君) 1番、大野吉弘君。 ○1番(大野吉弘君) 1番、大野です。 大きなウエートの部分でお聞きしたのは、御宿、先人たちが命がけで築き上げたもの、御宿 町の看板と今の立ち位置に対して、大きな信用と対外的な信頼感の損失、これが、金額には置 きかえられないほど大きいんじゃないかという質問だったんですけれども、その部分について、 どういうふうに受けとめているか、トップとして、筋書きとか粗筋はいいんです、その一番大 事な部分に関して、意見をお願いします。 ○議長(中村俊六郎君) 石田町長。 ○町長(石田義 君) それは、おっしゃるとおり、損失はあると思います。しかしながら、 こういったずっと経緯をいろいろ報告させていただいておりますが、この3月14日に事業がで きればよかったんですが、できませんでした。その前に、その前段としては、地元温泉を活用 しての事業が停滞したと、そういう経過がございます。そういう中で、これは、やむを得ない、 地元温泉を活用したのが、何で事業が停滞したかということは、やはり御宿の観光協会の将来 を思ってのことでありますので、これは非常にまれなことであります。もちろん、対外的な信 用は大事でありますけれども、いろいろな意味で、いろいろな面から考えたときに、これは、 そういう機関決定でございますので、お断りせざるを得ないと考えてございます。 ○議長(中村俊六郎君) 1番、大野吉弘君。 ○1番(大野吉弘君) 1番、大野です。 そもそも、14日の理事会で却下された大きな原因になったのが、町から提案されたほかから 温泉を持ってくるということに対しての大きな疑問視があって、不安があって、理事の皆さん -318- の賛否が下ったということだと思います。そこが一番わかりやすいんじゃないかと思います。 私たち真剣に事業を営んでいる現場は、ほかから持ってきたら、当然、御宿温泉として旗は 上げられないから使いませんとはっきり言いましたよね。にもかかわらず、大多喜から片道1 時間かかる、水は運んでも高くつく。元湯の7万円が高いという感覚がわからないんです。元 湯は、何軒使おうと、どれだけ使おうと7万円という条件の提示です。 営業している現場から考えたら、その7万円は決して高くないと思うんですよ。営業として、 商売として、将来像も含めて、発展形を含めた中のチャレンジだから、当初は、2軒でも3軒 でもいいから、それを割って、自己負担でもいいから、御宿の温泉でやっていくんだという考 え方にのっとって、事業展開して今日に至っているんですが、その辺のスタートラインという か、その感覚が、そもそも事業体というか、民間的感覚がないんですよ。自分の商売だったら、 自分で覚悟を決めて臨む、その覚悟がないんですよ。だから、数字のかけかえや空論の企画を 平気で出してくる。この時代に、ほかから持ってきてどうやって売るんですかという話は、一 番最初にしたと思います。そもそも、そこが根幹からずれていて、話にならなかったというの が私の解釈です。 もうどんどん今でも本物志向なんですけれども、これから先、10年過ぎると、もっと観光総
    人口が減ってきて、もっとニーズの質が高くなってくる、要望が高くなってくる。今、伊勢え び祭りで、何とかA級だといって御宿も展開していますけれども、近隣のB級から比べたら、 5倍以上の単価をもって、昼食も臨んでいる。期間的には、2カ月間、かなり大きな収益と経 済効果を上げています。 そこでも、このままではだめだろうと、もう次へチャレンジしていかなきゃいけない、もっ と質をさらに上げなきゃいけない、そういう現実がのしかかっている中で、温泉を新しく旗は 上げるのに、当面ほかから持ってきても大丈夫だというそのぬるい感覚が信じられないです。 最初から本物でなくて、どうやって売り込んでいけるんですか。自分が威張って、これはおい しいんだと勧められない魚をどうやってお客さんに勧めるんですか。本物じゃない温泉をどう ぞ御宿に来て温泉に入ってくださいと言えるわけがないじゃないですか。 それは、現場で奮闘している私たちからしたら、普通の話、当たり前のことなんですよ。そ の当たり前を飛び越して、非常識なことを平気で提案してくるその無神経さ、成功させる、成 功するということは、どういうことか、わかりますか、町長、お願いします、内容じゃなくて。 ○議長(中村俊六郎君) 石田町長。 ○町長(石田義 君) 覚悟がないとおっしゃいましたけれども、その辺が、当時の計画を遂 -319- 行した中で、非常に私は危機感を感じました。その覚悟を持って、例えばやったときに、大き な損失が出たときに、それは、これが観光協会の事業主体なんですよね。そういうことで、私 は、ご意見を申し上げて、ご判断されたと思います、協会長も含めて。 そういうことでございます。ですから、この本物志向につきましては、当然そういう本物を 志向する中で、地元温泉を利用し、よかったけれども、なかなか広がりが見通せないというこ とで、この1,350万円、国の補助金を活用して、何とかリスクを小さくしてスタートできれば、 やっているうちに何らかの変化があらわれてくるだろうと、そういう中で、地元温泉との取り 入れとか、そういうことも想定されたわけですけれども、それもできませんでしたけれども、 そういうことでございますので、そこに考えの相違は確かにございましたけれども、そう私は 思っております。 ○議長(中村俊六郎君) 1番、大野吉弘君。 ○1番(大野吉弘君) 1番、大野です。 町長のおっしゃっていることは、何回も言っていることなので、その辺は理解しています。 試行錯誤、努力するという作業をどう見てもしていないんですよね。8月、9月から、この ままだと補助金も使えないから、変更届に対しての町としての立ち位置も含めて、観光協会と 協議して、総務省へもっと綿密なアプローチをかけるということも含めて、そこから大体序曲 は始まっていたんですけれども、一番びっくりするのは、この補助金を申請するにあたって、 元湯の源泉は使うということを前提に、補助金申請しているんですが、町長も、現場にお願い に行っています。にもかかわらず、間に、何もアプローチなく、話もせず、ある日あるときい きなり大多喜からだということの切り返しは、どこから考えても人の道に反していると思いま す。条件は全く置いておいても、人対人がやることであって、町づくりも、人対人です、人が 人のためにやるんですよ。そこを飛び越えちゃって、手段で、大多喜からと、それは大多喜じ ゃなくてもいいんですけれども、それを手のひらは返してしまったあのことに関して、強い違 和感を感じるんですね。 3回目なので、そこも答えてほしいんですけれども、どうでしょうか、そこは。 ○議長(中村俊六郎君) 石田町長。 ○町長(石田義 君) 1回だけ観光協会の方と私は、この温泉元の方のところへ同席させて いただいたことがございます。話をちょっと伺いました。そして、最後に一言よろしくお願い しますと、まだそれは、決定とか、そういう話じゃないんですけれども、ただ記憶には、その ときは、価格的には低かったんじゃないかなと、そんな気持ちがしますけれども、その後、な -320- ぜか価格が上がって、そういう話になってきた。これはどういうことなんだ、誰がどういうふ
    うにしているんだ、そう思ったことがあります。 そういうことで、これは、どうしてもこの補助金を活用するためには、他の温泉、温泉源の 価格の低いところを活用しなければいけないと考えたわけであります。 (大野議員「じゃ、質問じゃなくて最後に一言お願いします」と呼ぶ) ○議長(中村俊六郎君) 1番、大野吉弘君。 ○1番(大野吉弘君) 1番、大野です。 こういうプロジェクトも、ふだんの行政の進め方もそうなんですけれども、常にコミュニケ ーションが足りないですよね、どこからどう見ても。これはどうなんだ、これは、どうしたら いいんだという普通の人としてのアプローチが随所で感じられない。その結果、どうなってい るの、ああなっているの、みんなそういうことだらけです。 最後に、一言、成功するには、成功することはどうなのというさっきちらっと聞いたんです けれども、成功するのは、そういう試行錯誤も含めて、覚悟を決めて、成功するまでやること が成功ですよ。途中で諦めてしまうことというは、普通にあることなんですけれども、形にな るまでやり続けるんですよ、どんな角度からでもアプローチして。 なってもならなくても給料が変わらない人たちは、半ば思いが手前なのかもわからないです けれども、私たちは、これができるかできないかで、リアルに生産性が変わってくるんですよ、 自分のことを言って申しわけないですけれども。というのは、自分のことを前面に出して言い ましたけれども、その背景には、ありとあらゆる業者がついているんですよ。全体が潤ってき ます。そして、この温泉計画は、拠点化として、足湯をある程度の規模でつくることによって、 町民に対するコミュニティの新しい構築にもなるし、町民とお客さんのコミュニティの場にも なる。あと、町民への配給によって、福利厚生、健康増進、いろんなことに波及を高めていく ことができる大事なプロジェクトなんです。その辺の物語がしっかり描けていないんですよ、 そもそも。物語がないから、当たり前のように出てくる小さい壁で行き詰まっちゃうんですよ。 とにかく、何とかなることでしたら、何とかしてほしいというよりも、現状においては、過 去形になってしまうのかどうかわからないですけれども、私は、たった何軒かでも、御宿の温 泉を使って、行く行くは、参加軒数も増やしながら、地域に経済効果をもたらすまでやり続け ます。よろしくお願いします。 ○議長(中村俊六郎君) ここで、午後1時まで休憩いたします。 (午後12時08分) -321- ───────────────────────────────────────────────── ○議長(中村俊六郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ───────────────────────────────────────────────── (午後 1時04分) ○議長(中村俊六郎君) 8番、小川 征さん。 ○8番(小川 征君) 8番、小川です。 依然、事業に関して、皆さん、大変なご意見、貴重なご意見が出た中で、24日、そして本日 と御宿温泉町づくりの事業についての議員の皆様のご意見や執行部の答弁を聞いている中で、 一方的な執行部の責任を問うものと多いことが感じましたけれど、私も、産建委員長として、 やっぱり事業化前に行った議会と観光協会の懇談会の際に、観光協会が、会長が温泉事業につ いての実施について非常に前向きな姿勢だと、私はそう聞いております。 その後、国の交付金事業として実施がされたものでございますけれども、大変力強く感じて おるところでございましたけれども、現実に期待しておりました。しかしながら、温泉元の仕 入れの額や参加者が少ないなど、事業が本当に進まない現状と聞いております。ここにも、3 月14日、観光協会の理事会で、温泉はやるかやらないかという中で、話を聞いた中で、7対5 と出てきました。現に、賛成のほうは2業者入っていると思うんですけれども、いろいろ聞い てみましたら、雲をつかむような話になってきたと、これじゃやっぱり参加するような気持ち にならないと、そういった私も意見を聞きました。これを何とか実現させるめどが立ったとこ ろで、理事会が中止したと決定したものです。
    事業主体が中止を決定したものですから、幾ら周りが騒いでも、私はもとに戻らないと思い ます。1,350万円、お金のことに、大分皆さん、ご意見の中でありましたけれども、この1,350 万円の交付金は、大変残念ですが、私は、お返しすることとして、町長は、温泉についての公 約は、今日死んでいるわけじゃないです、まだまだこれから事業として生きていますので、こ れから議会と観光協会と、また関係者の意見も聞きながら、もう一回、仕切り直し、出直すこ とが、私は、一応、産建委員として、そうしたほうがいいと考えております。ただ、私のこれ は意見でございますけれども、答弁は要りません。 以上です。 ○議長(中村俊六郎君) ほかに。 3番、石井芳清君。 ○3番(石井芳清君) 3番、石井です。 -322- 先日も、本議案に関する関係資料の請求がありまして、地域経済循環創造事業交付金交付申 請書、御議第169号、平成25年3月5日という資料が配付をされたわけであります。 それで、今般のこの交付金事業とは何ぞやということが、私は大変重要な内容だと思うんで すね。一般的な交付事業ではないと、これは、今、安倍政権が進めております一般的にはアベ ノミクスと報道されておりますが、それを地方からも支えてもらいたいという趣旨のもとで、 政府が、1年間の期間限定で、交付金事業を設定して、希望者を募ったという予算だと思うん ですね。ですから、この御議第169号の意図、これは、開始予定日が25年4月1日、それから 完了予定日が26年3月31日、あと数日であります、それでこの最後のほうを見てみますと、一 番最後のページでありますが、米1、初期投資額は交付金充当の前提となる新規事業に係るも のに限り、平成25年度中までに事業体から支出されるものを記載すると、米2、金融機関から 投資額Cを確保した上で、事業主は、不可欠なものとして、交付申請額を算出することという のが特記事項でよろしいんですよね。 それで、答弁を求めるのは、ちょっと時間がかかりますけれども、地域経済循環創造事業交 付金要綱というのがございますね。この中に、実績報告と、「地方公共団体は、事業を完了し た場合は、その日から起算して30日以内または交付金の交付決定を受けた日の属する年度の翌 年度の4月10日のいずれか早い日までに、別記様式第6号による実績報告書を大臣に提出しな ければならない。2、地方公共団体は、事業を完了せずに国の会計年度が終了したときには、 交付の決定に係る会計年度の翌年度の4月30日までに前項に準ずる報告書を大臣に提出しなけ ればならない」、これは、協議の上で繰り越しができると、できるが、4月30日までには完了 する。 それから、次のページに、第13項として、交付金の額の確定という項目がございます。「大 臣は、交付対象事業に係る成果の報告書等の審査を行い」、先ほどの書類、「交付対象事業が 交付金の決定内容に適合すると認めたときは、交付額を確定し、地方公共団体に別記様式第7 号による交付額確定通知書を通知するものとする」、今般の議案の正確な性質というのは、こ のことなんでしょうということだと思うんですね。それも、答弁は求めます。 それから、もう一つ、こうしたもので、今般のこの事業に関しては、たしか昨年の6月定例 議会に、この予算1,350万円の歳入予算、補正予算が提案されました。私、そのときに質問い たしまして、この1,350円、算入の根拠、かかる資料を提出せよといって出てきたのが、今の 御議169号だったですよね。今般も、私、昨日、資料請求して、この補正予算に係る事務執行 の内容ということで、なぜこういう提案があったのかと、するのかということと、これが可決 -323- した場合にはこうなりますという事務フローを出していただくんですよ。これは、最初から出 して当たり前なんじゃないですか。 今こういう事態ですと、こういう事態というのは、この要綱、それから要するに今般のこの 交付金事業の性格、それからこれまでの経過のことは、余り話したくはないんですけれども、 変更を含めて、これは自由にできるんですよ。自由というのは、協議の上、文書で確定するん
    ですけれども、有効な手段があれば変更できると書いてあるじゃありませんか。しかも、そう でしょう、協議をすればいいだけでしょう、変更を確定して、確定してというふうに書いてあ りますね、前提とちょっと違いますけれども。 確定したものを町長名で総務省に送れば、事業は幾らでも変更できたわけじゃないですか。 これは、聞くところによると、もう既にこれは、交付金を支出するのは財務省だと思うんです ね。ですから、総務省だけじゃだめなんでしょう、今般の事態においては。違うんですか、財 務省も含めて、この事業をどうするかということの確定が必要じゃないですか、あと何日ある んですか。 もう一つ言わせていただければ、地方自治体というのは単年度会計主義なんです。だから、 私は、昨年の6月議会に予算執行についてただしましたよね、速やかに執行しなさいと。それ で、12月には、行政大綱、これは何ですか、あなた方の事務規程じゃありませんか。そこまで 私は、きちんと理詰めで事務を整理して、水道会計、何ですか、あれは。 町長、いろいろ理由を申し上げましたけれども、成功しても失敗しても、町長の責任じゃあ りませんか。御宿町8,000の町民、50億円の予算を執行するのはあなたご自身じゃないんです か。そのことの責任を議員の皆さんはあなたに問うているんじゃないんですか。 まず、一番最初、私の言った部分について、私の言っていることが正確なのかどうか、答弁 いただきます。 ○議長(中村俊六郎君) 田邉産業観光課長。 ○産業観光課長(田邉義博君) おっしゃるとおり、要綱の中では、変更申請等がございます ので、変更するチャンスはございました。再三申し上げますが、確かに夏以降、事業の方向が ちょっとおかしくなってきたなというところで、これも、再三申し上げますけれども、協会長 に、変更の内容を出していただきたいということは再三申し上げましたが、ペーパーとして出 てこないと私どもも、この変更の申請…… (石井議員「私は、私が言った規程、規則、要綱が私の言ったとおりで 合っているのかというだけ質問しているんですよ」と呼ぶ) -324- です。 ば。 ○産業観光課長(田邉義博君) そのとおりでございます。 ○議長(中村俊六郎君) 石田町長。 ○町長(石田義 君) 10月31日の私の協会長への発言について、私は、責任があるからこそ 申し上げたんです。将来このように観光協会の存続を非常に危惧しまして、責任があるから、 責任を非常に感じましたので、ですから再考されたほうがいいと申し上げさせていただいたん ○議長(中村俊六郎君) 3番、石井芳清君。 ○3番(石井芳清君) 今の答弁は承服しかねますので、もう一度答弁を求めたいと思います が、その前に、そうしますとちょっと事務の説明方と申しましょうか、もう既に変更する期間 は過ぎているということですよね。万策きわまれりということじゃありませんか、一言で言え この議案、議会に上程されたわけですが、一般的には2通りになるわけですよね。はっきり 言って可決と否決のどちらかですよ。否決されたらどうなるんですか、じゃそれについて説明 は求めます。 ○議長(中村俊六郎君) 田邉産業観光課長。 ○産業観光課長(田邉義博君) 収入につきましては、1,350万円の歳入欠陥でございまして、 支出のほうにつきましては、1,350万円の不用額という処理になります。 ○議長(中村俊六郎君) 3番、石井芳清君。 ○3番(石井芳清君) 会計はそうですね。事業はどうなるんですか。万策きわまれりとは言 いましたけれども、この事業は継続できるんですか。例えば、皆さん、心配されているのは、 これが例えば否決となった場合、この議案が否決となった場合、事業が、継続できる余地があ ○産業観光課長(田邉義博君) 結論から申し上げまして、今の時点で、細かな事業計画がな るのかということですよ。
    ○議長(中村俊六郎君) 田邉産業観光課長。 いと、申請は無理だと思っております。 ○議長(中村俊六郎君) 3番、石井芳清君。 ○3番(石井芳清君) 3番、石井です。 それから、先ほども含めて、もう少し正確な答弁を一つずつやっていただきたいんですね。 なぜかと申しますと、歳入歳出で同じような質問者が前段から出ました。これは、例えば一般 的には補正議案として提出しなくても、処理はできるんです、できると思うんですよ。なぜ補 -325- 正の議案を提案したかと、私が、冒頭どちらにしても、議案を出すということで、確認したと いうこともありますが、何度も申し上げますけれども、御宿町は、議会として、重要案件につ いては、議決事項としているわけじゃありませんか、議決事項。私が勝手に解釈するわけです けれども、長が、その重要な議決案件だというふうな解釈をして、議会に提案されたわけでし ょう。そういう理由はないんですか。それで、きちんと事務を整理して、国へ報告するという ことなんでしょう。そうじゃないんですか。 私、少なくても事務をきちんとやっていただきたいんです、政策の前じゃありませんか。そ うじゃないんですか。だから、御宿町は細かいことまで議決案件にしたんですよ。議会で提案 したものはなくてもいいんです、ないところはありますよ。多くのところは総合計画ですよ、 総合計画が全てを含んでいますから。それは、1つ議決すれば全部がその中に入っているわけ ですよ。それは、協働の町づくりとして、同じ事業を共有しようということでしょう、町と議 会が。それが、町長のおっしゃる協働であり、議会全体も、協働という意思を確認しながら、 そういう議決案件をつくったわけじゃありませんか。そうじゃないんですか。 なぜこういうことになるんですか、なぜそんな説明しかできないんでかすか。だから、事務 が進められないんですよ。自分たちが何をすべきか、わかっていないからじゃありませんか。 議案が説明できないということはそういうことなんですよ。議案が説明できないのが、なぜ執 行でするんですか。仕事の中身がわかっていないわけじゃありませんか。 各課長もそうですよ。自分が、こういう仕事をやりたい、町民のために仕事をやりたいとい うことで、政務から組み上げて予算はつくるわけじゃありませんか。観光協会ができなかった から、それで済ませるんですか、町長。あなたご自身の責任はないんですか。大事な問題じゃ ありませんか。こういう事務というのは全てそうなんです、戸籍から住民票から含めて、全部 預かっているのが御宿町だし、その責任者が長じゃありませんか。同じですよ、事務としては。 違うんですか、公共団体の事務として提案されているんでしょう、町長。公共団体の長として、 国に対して申請されたんでしょう。それの一切責任を負うのが長じゃありませんか。あなたは、 御宿町町長じゃないんですか、違うんですか。 ○議長(中村俊六郎君) 石田町長。 ○町長(石田義 君) いろいろな責任といいましょうか、私は代表でありますから、そのよ うなことになります。 なりますけれども、今回の件につきまして、先般私は申し上げたとおりでございまして、お わびを申し上げますけれども、具体的にこの件についてどういう形の責任ということは、私は、 -326- 現在は考えておりません。 ○議長(中村俊六郎君) ほかに質疑はありませんか。 質疑がないようですので、質疑を打ち切り討論に入りたいと思います。 本案に対する反対意見の発言を許可いたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村俊六郎君) ないようですので、次に本案に対する賛成意見の発言を許可いたし ます。 8番、小川 征君。 ○8番(小川 征君) 8番、小川です。
    平成25年度の一般会計補正予算、賛成討論、お願いします。 石田町長から、本会に付議されました平成25年度御宿町一般会計補正予算(第8号)につい て、提案説明に続き、慎重審議、議員諸氏の質疑を拝聴いたしました。私は、本補正予算案に 賛成の立場で意見を述べさせていただきます。 地域経済循環創造事業交付金を活用した温泉町づくり事業は、長年の懸案である通年型観光 への転換とそれと伴う地域の活性化を図ることは目的に、一般財団法人御宿町観光協会が自主 主体に、事業化が決定しております。事業は、仕入価格や参加数において、計画との乖離が出 始め、事業が停滞しました。そのため、代替案を先の3月14日に開催されました観光協会理事 会において提案いたしましたが、反対多数で実施の取りやめが決定いたしました。町の成長戦 略の一つとして大変有望視されておりましたが、事業主体がみずから取りやめを決定したこと は、やむを得ないものと考えております。 交付金の1,350万円は、町にとって少なくない金額であり、有効活用に至らず、非常に残念 でございますが、退く勇気も大切です。温泉事業は町長の公約でもありますが、ここは、一旦 仕切り直しということで、担当課並びに観光協会、なるべく多くの皆さんが参加できる方法や 財源を引き続き検討していただくこととして、今般の交付金の減額につきましては賛成させて いただきます。 本補正予算に対する賛成の討論を終えさせていただきます。 ご清聴、ありがとうございます。 ○議長(中村俊六郎君) ほかに本案に対する反対意見はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村俊六郎君) 以上で討論を終結いたします。 -327- これより採決を行います。 この採決は挙手によって行います。 議案第19号に賛成の方、挙手願います。 ○議長(中村俊六郎君) もう一回。 (挙手少数) ○議長(中村俊六郎君) 挙手少数です。 よって、議案第19号は否決されました。 (「しっかり手を挙げていけよ」と呼ぶ者あり) ───────────────────────────────────────────────── ◎議案第16号の説明、質疑、討論、採決 ○議長(中村俊六郎君) 日程第2、議案第16号 平成26年度御宿町介護保険特別会計予算に ついてを議題といたします。 多賀保健福祉課長より議案の説明を求めます。 多賀保健福祉課長。 ○保健福祉課長(多賀孝雄君) それでは、議案第16号 平成26年度御宿町介護保険特別会計 予算についてご説明をさせていただきます。 初めに、予算概要書の1ページをお願いいたします。 1の予算編成の状況でございますが、介護保険制度も、14年が経過いたしまして、本年度は 第5期介護保険事業計画の最終年度となります。予算策定におきましては、介護給付費及び認 定者数の実績推移をもとに、人口推計、サービス利用等を勘案し、保険給付を求めました。高 齢化の進展により、5期計画で想定しておりましたサービス利用料を3.2%上回る給付費の増 となっております。 介護サービスの利用につきましては、高齢化が進み、認定が出た方のうち、実際にサービス を利用している方は82.1%となっております。予算概要の予算規模及び内容説明につきまして は、1ページ下段から5ページにかけて掲載させていただきました。また、6ページから7ペ ージにかけましては、前年度との歳入歳出との比較を表にしてございます。 新年度の予算編成に当たる基礎数値につきましては、8ページの資料③保険給付の状況から
    10ページの資料⑦居宅施設サービス状況の過去の数値を踏まえ、見込み数を算定しております。 サービスの受給者数は、平成25年度で、居宅介護は327人、施設介護は124人で、サービス費用 は、26年度当初予算では、居宅介護費は2.8%増の4億9,048万8,000円、施設介護費は0.4%増 -328- の3億7,600万円でございます。給付費につきましては、年々増え続ける傾向にございます。 11ページは、段階的介護保険料の推移を表にしてございます。 続きまして、新年度予算の内容につきましてご説明させていただきます。 平成26年度御宿町介護保険特別会計予算書の1ページをお願いいたします。 第1条、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ9億1,231万4,000円といたしました。 8ページをご覧ください。歳入歳出予算事項別明細書の歳入よりご説明させていただきます。 1款介護保険料、1項介護保険料、1目第1号被保険者保険料、本年度予算額1億6,263万 円は、前年度と比較し198万3,000円の増でございます。65歳以上の方の保険料でございます。 2款使用料及び手数料、1項手数料、1目保険料督促手数料は、前年度と同額の8,000円で ございます。 3款国庫支出金、1項国庫負担金、1目介護給付費等負担金、本年度予算額1億4,768万 7,000円は、前年度と比較いたしまして1,267万1,000円の増でございます。保険給付に対する 法定負担分で、施設サービスは15%、施設サービス以外が20%でございます。 2項国庫補助金、1目財政調整交付金及び2目地域支援事業交付金、介護予防事業、9ペー ジに移りまして、3目地域支援事業交付金(包括的支援事業)本年度予算額4,581万5,000円は、 前年度と比較いたしまして136万5,000円の増でございます。産休職員復帰に伴う人件費分でご ざいます。 4款支払基金交付金、1項支払基金交付金、1目介護給付費等交付金及び2目地域支援交付 金、本年度予算額2億5,379万7,000円は、前年度と比較いたしまして2,204万5,000円の増でご ざいます。介護給付費の給付に伴い、第2号被保険者と言われる40歳から64歳までの方の保険 料で、診療報酬支払基金からの交付金でございます。 5款県支出金、5項県負担金、1目介護報酬等負担金、本年度予算額1億3,392万1,000円は、 前年度と比較いたしまして1,094万7,000円の増でございます。保険給付費に対する法定負担分 で、施設サービスは17.5%、施設サービス以外が12.5%でございます。 5款県支出金、2項県補助金、1目地域支援事業交付金(介護予防事業)及び2目地域支援 事業交付金(包括的支援事業等)本年度予算額290万7,000円は、前年度と比較いたしまして52 万8,000円の増でございます。介護予防包括的支援事業に対する県の交付金でございます。 10ページをご覧ください。 6款繰入金、1項一般会計繰入金、1目介護給付費等繰入金、2目地域支援事業繰入金(介 護予防事業)、3目地域支援事業繰入金(包括的支援事業)、4目その他一般会計繰入金、本 -329- 年度予算額1億3,877万4,000円は、前年度と比較いたしまして858万4,000円の増でございます。 町一般会計からの保険給付費に対する法定負担分でございます。介護給付費及び介護予防は 12.5%、包括的支援事業は19.75%でございます。その他一般会計繰入金は、介護保険事業を 行うための職員人件費や一般事務費でございます。2項基金繰入金、1目介護給付費等準備基 金、本年度予算額2,640万円は、前年度と比較いたしまして1,740万円の増でございます。基金 からの繰り入れとなります。 7款繰越金、1項繰越金、1目繰越金は、前年度繰越金として36万円でございます。 11ページに移りまして、8款諸収入、1項雑入は、1目、2目とも科目設定のそれぞれ 1,000円でございます。2項受託事業収入、1目認定調査等受託事業収入は、認定調査等を受 託した場合の事業収入として、前年度と同額の1万2,000円を計上いたしました。3項延滞金、 加算金及び過料、1目第1号被保険者延滞金は、科目設定の1,000円でございます。 12ページをお願いいたします。歳入についてご説明いたします。 1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費、本年度予算額1,799万4,000円は、前年度と
    比較いたしまして22万1,000円の減でございます。事務担当者2名分の人件費によるものでご ざいます。需用費などの一般事務費は昨年とほぼ同額でございます。 2項徴収費、1目賦課徴収費、本年度予算額12万4,000円、前年度と比較いたしまして69万 5,000円の減でございます。保険料の賦課業務に係る印刷代や郵便料でございます。 13ページに移りまして、3項介護認定調査会費、1目認定調査等費、2目介護審査会共同設 置負担金、本年度予算額923万5,000円、前年度と比較いたしまして13万6,000円の減でござい ます。1目認定調査費、認定調査等費は、町臨時職員による認定調査に関する人件費で、使用 車両の経常経費や介護認定に係る医師の意見書の手数料でございます。2目介護認定審査会共 同設置負担金は、広域市町村圏事務組合で行っております認定調査会の負担金でございます。 4項趣旨普及費、1目趣旨普及費、本年度予算額4万3,000円は、パンフレット等普及に関す る費用でございます。5項運営協議会費、1目運営協議会費、本年度予算額6万円は、前年度 と同額でございます。 14ページをお願いいたします。 2款保険給付費、1項介護サービス等諸費、1目介護サービス等諸費、2目介護予防サービ ス等諸費、本年度予算額8億1,351万9,000円は、前年度と比較いたしまして6,626万9,000円の 増でございます。第5期介護保険事業計画策定におきまして、過去3カ年の介護給付費及び認 定者数の推移をもとに、人口推計、サービス利用料などから保険給付費を見込みました。計画 -330- 数値よりも増加してございます。2項その他諸費、1目審査支払い手数料、本年度予算額63万 2,000円は、前年度と比較いたしまして2万8,000円の減でございます。給付に関する支払い事 務を国保連合が代行しております。 15ページに移りまして、3項高額介護サービス等費、1目高額介護サービス等費、本年度予 算額1,467万8,000円は、前年度と比較いたしまして7万1,000円の増でございます。一定の介 護サービス金額を超えた方への補助でございます。4項高額医療合算介護サービス等費、1目 高額医療合算介護サービス等費、本年度予算額255万円は、前年度と同額でございます。医療 保険と介護保険の自己負担が一定額を超えた場合に、利用者に還付する費用でございます。5 項特定入所者介護サービス費等費、1目特定入所者介護サービス費等費、本年度予算額3,510 万9,000円は、前年度と比較いたしまして636万円の増でございます。低所得者に対して、食費 や住居費の一部を補助するものでございます。 15ページから16ページにかけまして、3款地域支援事業費、1項介護予防事業費、1目介護 予防事業費、本年度予算額867万8,000円は、前年度と比較いたしまして334万5,000円の増でご ざいます。産休職員の復帰による人件費分でございます。昨年から実施しております元気いき いき教室をさらに充実して実施してまいります。 16ページに移りまして、3款地域支援事業費、2項包括的支援事業費・任意事業費、1目包 括的支援事業費・任意事業費、本年度予算額923万1,000円は、前年度と比較いたしまして55万 7,000円の増でございます。介護予防のための専門職によるケアプランの作成や、総合支援、 権利擁護、また任意事業として在宅介護用品の支給を行っております。 17ページに移りまして、4款諸支出金、1項償還金及び還付加算金、1目第1号被保険者保 険料還付金及び2目第1号被保険者還付加算金、本年度予算額36万1,000円は前年度と同額で ございます。死亡、転出者などの保険料の還付金でございます。 6款予備費、1項予備費、1目予備費は、前年度と同様の10万円といたしました。 以上で、平成26年度御宿町介護保険特別会計予算の説明を終わります。よろしくお願いいた ○議長(中村俊六郎君) これより質疑に入ります。 します。 9番、瀧口義雄君。 ○9番(瀧口義雄君) 1点だけ質問させていただきます。 介護保険制度も、早いもので、今年で10年が経過したということなんですけれども、今年度 においては、高齢者保健福祉計画並びに第6期介護保険計画の策定年度と聞いております。ご -331-
    案内のとおり、御宿町では、県下でも高齢化率が高く、人口の44%になっております。介護需 要及び介護予防は喫緊の課題となっております。国や県は、地域包括ケアシステムの中で、在 宅を推奨しておりますが、高齢者が高齢者を介護するというような状況の中では、大変なこと が多く、在宅では、なかなか難しいところがございます。 最近、多く見られる認知症への対応も考えますと、受け皿として施設の整備の必要性を考慮 すべきと思っております。今後の施設整備の方向性についての見解をお伺いしたいと思います。 それと、たまたま今日の産経新聞の第1面に、これと関連した記事が載っておりましたので、 ちょっと読ませていただきたいと思います。今日の産経の一面でございます。 特養ホーム待機52万人、厚労省、特別養護老人ホームへの入所を希望しながら入れない待機 者が、昨年10月時点で、全国で52万2,000人、平成21年度は、前年度の調査より10万人増えて おるということです。厚労省によりますと、全国の特養ホーム7,865施設、受け入れ可能な高 齢者は現在51万6,000人で、既に満床、それを上回る人数が順番待ちしている状況でございま す。 針です。 まとめによりますと、待機者52万5,000人のうち、在宅介護を行っている人は約半数に当た る25万8,000人、残りは、老健施設、病院からの転入を希望していた。要介護度は、3以上が 66%、より軽度な以下が34%だと、入所の必要性が高い要介護4、5で、在宅のまま待機して いるのは16.5%に当たる8万6,000人、高齢者による入居者希望の増加に施設整備が追いつか ない状況でおります。政府は、27年度から特養入所者を原則として要介護3以上に限定する方 参考までに読ませていただきます。よろしくお願いします。 ○議長(中村俊六郎君) 多田保健福祉課長。 ○保健福祉課長(多賀孝雄君) まさに第5期が終わろうとしておりまして、平成27年、第6 期ということでございます。 議員ご指摘のように、平成12年4月に始まりました介護保険制度も、制度は定着している一 方、介護認定数では、サービスの利用者の急増もしております。特に、最近の傾向といたしま しては、ご指摘のとおり、認知症高齢者の対応というものが急がれているわけでございます。 第6期の介護保険計画の策定にあたりましては、現在、ニーズ調査を実施しているわけでご ざいますが、状況を勘案しながら、施設整備に関しまして、運営協議会等に提案をしてまいり たいと考えております。また、今の特養の待ちもございます。私どもは、現在、68名ほどの方 が待ちという形の数値は認識してございます。 -332- 以上です。 ○議長(中村俊六郎君) ほかに。 3番、石井芳清君。 ○3番(石井芳清君) 3番、石井です。 前任者と同様な質問となるわけでありますが、いわゆる今般の新年度の中で、一番大きいの は、地域包括ケアということで、これまでの介護保険と医療制度を一体的に、政府のほうで言 えば改革という言葉なんでしょうけれども、地域包括ケアシステムを構築するということで、 その計画づくりが予定されているというふうに理解をしています。 この地域包括ケアシステムの前段としては、いわゆる要介護、1、2、3、4、5というこ とであるかと思いますけれども。この1、2というのは、認知症、障害を抱えているなど、や むを得ない事情がある場合にのみ、特例的に入所を認めるということが政府の説明のようです。 そうしますと、一般的には、胃ろうという方々が在宅で介護を受けることになるんでしょうか、 これが一番大きな在宅の介護の中ではなると思うんですね。 それで、今般の改正の中で、いわゆる医療制度ということでありますので、そういう医療の 技術・技能を持った職員と申しましょうか、人員、また町内においても、そういう医療機関、 在宅での医療サービスを行うということが必要になると思うんですね。大都市においては、こ れらのサービスというのは、民間も含めて、多様なサービスが提供されているというふうに伺
    っておりますけれども、私、この地域においては、そういうサービスが、非常に乏しいと申し ますか、充分ではないというふうに認識しているわけなんです。そういう中で、こうしたもの をどうサポートしていくのか、結局、構築していくのかというのは大変大事な課題だというふ うに思うんです。これから計画、手続を進められるというふうには思いますが、ここについて どういうふうに考えているのか、承りたいと思います。 ○議長(中村俊六郎君) 多賀保健福祉課長。 ○保健福祉課長(多賀孝雄君) 医療過疎と言われる当地域におきましては、非常に頭の痛い といいますか、懸案事項でありながらも、なかなか見通しが見つけられないところでございま す。県におきましては、これから医療圏の見直しが、近々また計画されているというような情 報もございますので、こういった中で、全体的な圏域の整備というものも、必要と考えます。 今現在は、山武長生夷隅医療圏域という形のグループなんですが、この医療圏のくくり方も、 多少これから多様的に変化はしていかざるを得ないだろうと考えます。地域の実情を見まして、 私どものほうの中でも、20数%の方が、圏域以外のほうの病院を利用しているというようなこ -333- ます。 とがございますので、そういった包括的な医療体制の整備というものも一つあるのかなと思い 今、委員ご指摘のように、在宅医療をどうするかという問題は、やはり地元の医院さんにも、 専門医といいますか、お抱えの自分の状態を常に診てくださる方、いわゆる一次医療体制の中 での地域医療をどうしていくかという問題になると思われます。私どものほうの医療の状況を 見させていただきますと、やはりお医者さんの高齢化というものもございますし、一次医療の 連携というものと、それからいすみ医療センター、これが中核病院としてございますので、こ ちらとの連携というものをどう組み立てていくかという課題もございます。 先ごろの防災協議会の中で、医師会との連携を今、模索しているところでございまして、夷 隅保健所、勝浦保健所がリターンとなりまして、医療体制の整備というものが、数回、会議が 繰り返されております。こういった医療連携というものを今後、慎重に取り組んでいきながら、 今後、医療圏の見直し等につきましても、そういった部分に向けた包括的な形を模索してまい りたいと考えています。 ○議長(中村俊六郎君) 3番、石井芳清君。 ○3番(石井芳清君) 3番、石井です。 改革とは名ばかりで、このままいけば、人人介護、老老介護、介護難民が発生するという事 態が想定されるというふうにもなっております。 そして、この介護、いわゆる福祉でありますけれども、もう一点でありますけれども、この 事務についてなんですが、よく都市部から御宿町に転居される方が、さまざまな形で役場にお いでになるわけでありますけれども、そういうときに、大都市でありますと、この資料が整っ ていませんよと、この資料を整えてから来てくださいと、それから承りましたと、これは、何 日後に決定いたしますので、また何日後に来てくださいよと、ところが御宿町に来てみますと、 その場で、責任のある方が来て、最初にそこで決裁をいただくと、これは福祉じゃないですか ね。福祉は待っていられないんですよ。だから、福祉については、後日、さかのぼって遡及で きるという制度になっているじゃありませんか。さっきの話と全く逆ですよね。これが自治体 の事務ということじゃないんですか。 幾ら一生懸命頑張っていても、一方で今般の事態、これは一つ手前の議案ですけれども、こ れは、介護保険ですので、御宿町44%ということで高齢者の方がたくさんおられます。しかし、 県の職員が来ても、御宿町は、元気な高齢者がたくさんおられるということで、評価もいただ いております。そういう町づくりは進めているわけでありますから、引き続き今般の事態とい -334- うのは、この介護保険の予算のこと、8%に増税しながらサービスカットじゃありませんか。 これについて、きちんとやっぱり安心して暮らせる、そういう事業をこれからも進めていって いただきたいと思います。
    ○議長(中村俊六郎君) 多賀保健福祉課長。 ○保健福祉課長(多賀孝雄君) 本当にマンパワーが必要なところで、非常に職員の少ない中 で頑張ってやらせていただいております。ネットにおきましては、やはり私どもの地域包括ケ アに向けて、中の職員、スタッフの携わり方というものを改めて再構築していきたいと考えて ございます。 その中で、やはり現状の介護認定者数、それから介護サービス利用、こういったものも、先 ほど申し上げましたけれども、非常に増えてきてございます。その中で、やはり大事なことは、 予防事業と考えております。昨年度から、元気いきいき教室等、地域に出まして、10カ所の区 民館等をご利用させていただきまして、そこで予防事業を展開させていただいております。事 業には、私どもの職員も同席いたしまして、実際に役場に来られない方たちのいろんなお話も、 またご要望を承りながら、介護対策あるいは予防対策を進めておるところでございます。 本年度は、これにさらにもう一回加えまして、年3回、地域に出まして、高齢者の皆様の意 見を聞く、あるいは健康年令というものをさらに高めていくための努力してまいりたいと考え ています。よろしくお願いいたします。 ○議長(中村俊六郎君) ほかに質疑ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村俊六郎君) 質疑なしと認めます。 本案につきましては、討論を省略して採決いたします。 これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村俊六郎君) 異議なしと認めます。 これより採決を行います。 この採決は挙手によって行います。 議案第16号に賛成の方、挙手願います。 (挙手多数) ○議長(中村俊六郎君) 挙手多数です。 よって、議案第16号は原案のとおり可決することに決しました。 -335- ここで10分間休憩します。 ───────────────────────────────────────────────── ○議長(中村俊六郎君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 (午後 1時51分) (午後 2時12分) ───────────────────────────────────────────────── ◎議案第17号の質疑、討論、採決 ○議長(中村俊六郎君) 日程第3、議案第17号 平成26年度御宿町一般会計予算についてを 本案につきましては、13日に大竹企画財政課長より議案の説明がありましたので、直ちに質 議題といたします。 疑に入ります。 9番、瀧口義雄君。 ○9番(瀧口義雄君) 9番、瀧口です。 少し量が多いので省きたいと思いますけれども、とりあえずまず1点、ページ35あるいは23、 両方かかっているんです、あと28。地域公共交通の整備新規事業594万円と、それと看板設置 の64万円、それと28ページの79万円の運賃収入、これについて、最後、終わったということで、 ちょうどタイムリーなんですけれども、このバスの件に関しては、大変丁寧な協議運営をして いただいたと思っております。また、住民の基本である移動に関して、障害者関係のご意見を 充分に取り入れていただきました多賀課長には、大変感謝しております。 そういう中で、今までの経緯と、今日この予算が通った場合の今後の経過、それと予想され る赤字と、これは、10月からなんですけれども、約80万円という中で、どのくらいの赤字と補
    塡が予想されるのか、きのうの協議結果を含めてご説明いただければと思っています。 ○議長(中村俊六郎君) 大竹企画財政課長。 ○企画財政課長(大竹伸弘君) それでは、地域公共交通につきまして、ご説明をさせていた だきます。 こちらの地域公共交通につきましては、町内の交通活性化検討会議で検討された公共交通の 内容をもとにいたしまして、昨年の12月に、地域公共交通会議、法定協議会ですけれども、こ ちらを立ち上げて、昨日までに3回の開催をしてございます。この会議におきまして、地域公 共交通の方向性や運行計画等をまとめた御宿町生活交通ネットワーク計画の策定は進めておる ところでございます。 -336- でございます。 この内容につきましては、これまで町の活性化検討会議においてご検討いただいた内容と同 じ内容でございます。この検討内容に基づきまして予算のほうを、計上させていただいたもの 主な内容につきまして申し上げますと、運行エリアにつきましては、町内全域を対象といた しまして、国の補助制度を活用して実施するということでございます。また、運行の形態につ きましては、乗り合い運行とし、ルートを定めず、運行エリア内を利用者の要求に応じて、最 大限の乗合いを行うようにし、予約により運行といたします。 エリア内での移動先、共通の乗降場所といたしましては、御宿駅、公民館、役場など、8カ 所としております。また、運行時間帯につきましては、午前8時から午後5時までとし、運行 の回数につきましては、一日8便の運行としております。また、運行日につきましては、年末 年始を除きまして毎日運行とし、対象者は、御宿町に居住する住民の方及び家屋を所有する方 で、あらかじめ利用登録を行った方といたします。 料金につきましては、一乗車、大人が300円、小学生200円、小学生未満は、無料といたしま すが、保護者の同伴が必要ということにしてございます。 また、利用方法は、電話連絡による事前予約制といたします。 乗合い運行を行う車両につきましては、10人乗りのワンボックスを用いた車両と、ワンボッ クスの定員を超えた場合、また故障などに対応できるよう、予備車を用意するということでご ざいます。 運行の期間につきましては、26年10月1日からの運行を予定いたしまして、事業者は一般乗 合旅客自動車運送事業の許可を得たものということでございます。 さらに、詳細な部分につきましては、事業者と協議をして、運行することとなると考えてお ります。また、これらの内容につきましても、運行を行う中で、変更や改善を行うことで想定 しているものでございます。 いただいております。 具体的な予算の内容につきましては、地域公共交通会議を引き続き開催してまいりますので、 こちらにつきましての委員報酬は7万6,000円、それから費用弁償として2万円を計上させて また、次にデマンド型の乗り合い運行に係る事業費用でございますけれども、利用者登録カ ード等の作成などの消耗品、また住民の皆さんに周知するリーフレット作成等といたしまして 印刷製本費、それから運行費用やオペレーター及び車両の準備、管理などの経費といたしまし て、運行業務委託費として500万円、それから乗降場所の案内看板作成として64万8,000円を計 -337- 上させていただいております。 また、運賃収入につきましては、79万2,000円ということで見込んでございます。 なお、国からの補助金については、2分の1相当という額が交付されるわけですけれども、 国の運転の補助対象となる期間が、10月から来年の27年の9月までというこの1年間を国の補 助の運行期間とされておりますことから、26年度につきましては、国庫補助金の計上はしてご ざいません。 それから、この事業での運行に関する部分の採算性というか、町負担額ですけれども、歳入
    歳出とも、この予算のとおりに事業を執行して運行した場合については、運行の関係の委託費 で500万円、これに対しまして運賃収入が79万2,000円ということでございまして、これらは、 10月からの半年分の運行の費用ということでございます。ですので、この差額を倍にいたしま すと、収入と、それから委託料の差が年間840万円で、来年度については、先ほども申し上げ ましたけれども、国の補助金が、来年度はございませんが、再来年度には2分の1相当額入る ということを2分の1として計算いたしますと、この中での町の一般財源の充当額は420万円 という形での予算計上をさせていただいております。 障害者の方も乗りやすい公共交通機関の形態ということで、要望書を頂戴してございます。 こちらにつきましては、法定協議会のほうで、2月の25日に開催されました第2回の会議のほ うに報告をさせていただいております。この中では、今後、町の福祉施策との協議・調整を踏 まえた中で、御宿町地域公共交通会議にて、協議を今後進めていきたいということで、回答申 し上げたところでございます。 ○議長(中村俊六郎君) 9番、瀧口義雄君。 ○9番(瀧口義雄君) 9番、瀧口です。了解しました。 それでは、次にページ45、臨時福祉給付金、簡素な給付措置、またページ49の子育て世帯臨 時特例給付金、給付の目的、給付金資格条件、期限、該当者数、これについてお願いします。 ○議長(中村俊六郎君) 多賀保健福祉課長。 ○保健福祉課長(多賀孝雄君) それでは、臨時福祉交付金と子育て交付金、について、ご説 明を差し上げます。 平成26年の4月から、消費税の引き上げに伴いまして、所得の低い方への暫定的・臨時的措 置として、国から給付金を支給する事業でございます。臨時福祉給付金、新聞などでは、簡素 な給付措置というような表現もされているようでございますが、市町村税が課税されていない 方で、当町では、約2,200人でございます。支給額は、対象者一人につきまして1万円でござ -338- います。給付スケジュールといたしましては、本年7月から9月の3カ月間を予定しておりま す。同じく子育て世帯に対しまして、同様に子育て世帯臨時特例給付金が予定されています。 対象者は、平成26年1月1日の基準日に、御宿町に住民登録されている方で、現在、児童手当 の受給をされている方が対象でございまして、当町では、476人を見込んでございます。支給 額は、対象児童一人につきまして1万円でございます。給付スケジュールといたしましては、 市町村税の課税確定後の7月頃からを予定してございます。 簡素な給付措置と子育て世帯特例給付金は、併用できませんので、双方の要件に該当する場 合は、臨時特例給付金だけの対象というふうになります。よろしくお願いいたします。 ○議長(中村俊六郎君) 9番、瀧口義雄君。 ○9番(瀧口義雄君) 両方はもらえないということで、それは大変残念なんですけれども、 町長、消費増税に関連して、御宿町として、対策は、何か講じたんでしょうか、また講じる気 があるんでしょうか、今の国の政策はここにありますけれども、町としての政策はありますか。 ○議長(中村俊六郎君) 多賀保健福祉課長。 ○保健福祉課長(多賀孝雄君) 町として3%の余録というのはないですから、独自の施策と いう形にはなると思われます。今年度、新たに、介護4、5あるいは新生児を出産された方に、 ごみ袋の無料配布を考えていまして、少しでも皆さんの経済的な一助になればというふうに考 えております。 ○議長(中村俊六郎君) 9番、瀧口義雄君。 ○9番(瀧口義雄君) おむつは、石井議員からさんざん言っていて取り入れていただいたん でしょうけれども、消費税とはちょっと関係がないのではないかなと思っております。 次、雑入のほうなんですけれども、団体生命共済保険の11万円と生命保険取り扱い手数料68 万円、これは、役場の中で、職員の生命保険を団体も含めて取り扱っているという中で、これ は一般会計の雑入に入っておりますけれども、これは、本来、入湯税と同じように、職員の福 利厚生に目的化したらどうかと、役所の中で事務手続はやっていますけれども、これは、職員 の生命保険が担保になって入ってくる収入なので、本来ならそういう形で、特にこの御宿町で
    は、職員の互助会は別としても、福利厚生に対する研修とか、そういうのはある、そうします と特別にこれを充てていけば、もっと職員の質が上がるのではないかと、また福利厚生になる のではないかという一つの提案です。 ○議長(中村俊六郎君) 木原総務課長。 ○総務課長(木原政吉君) まず、ご指摘の団体生命の配当金11万円、これにつきましては、 -339- 全国町村会でする団体生命共済、弔慰金に対する余剰金の配当でございまして、これについて は公費分負担でございます。また、68万円、生命保険の取り扱い手数料、これについて、福利 厚生、提案ということでございますが、雑入で入れているのは、生命保険の取り扱い手数料に ついては、行政事務から、行政の給与事務から生じた金銭の給付ということで、当該地方公共 団体の雑入として受けております。雑入で、一般財源扱いなので、どこにという話もあるでし ょうけれども、ご指摘のとおり、行政改革大綱の中でも、職員の研修について、力を入れてい くということで進めております。今年度、今度やるのが、毎年やっている研修のほかに、資質 向上を含めて図っていきたいということでありまして、今年度については、自治センター関係 では、11万6,000円の経費を充てております。去年あたりですと、直近で県の研修等とか何か は実施いたしました。極力、職員の資質向上するために、そちらのほうには力を入れていきた いと考えております。 ○議長(中村俊六郎君) 9番、瀧口義雄君。 ○9番(瀧口義雄君) 最後の1点です。町有地の伐採委託、17万9,000円なんですけれども、 これは、災害等があればもっと増えていくんでしょうけれども、先の大雪で大変な被害が出ま した。防災予防が特に必要だと思うんですけれども、特に御宿台では、管理会社と協議して、 予防管理をしていったらいいのではないかと、管理規則でも、公共の負担が可能になっており ます。 それと、もう一点は、管理道路がないという部分がありますので、こういうものを協議しな がら、三者協議というのもあるということなので、公共の負担をしていただきながら、事前に 伐採を計画的に進めていったほうがよろしいんではないかな。 ○議長(中村俊六郎君) 大竹企画財政課長。 ○企画財政課長(大竹伸弘君) この点につきましては、関係者の皆様と、今後、協議をさせ ていただきたいと考えております。 ○議長(中村俊六郎君) ほかに。5番、 井茂夫君。 ○5番( 井茂夫君) では、36ページ、7の13、J-ALERT、実は、我が町の地震計は この庁舎のすぐ近くにあるんですね。それも、切り立った下に地震計が設置されていまして、 地震があるごとに、今、報道されているんですね。ところが、我が町は、いすみ市が出たり、 勝浦市は出るけど、一向に出てこないというのが、なるほどなと思いまして、こういう岩盤の 上に設置しますと、当然、揺れですから、下の岩盤が揺れないですねよ。砂地の上だと、当然、 揺れるんですよ。だから、私は、今の設置位置は、危険サイドに出ているのではないかなと、 -340- むしろ砂地の上はもっと揺れるんですよ、一度体験してみるとわかりますけれども。それで、 本当に今のままでよろしいのかどうかというのは本当に疑問で、住民に、余りにも安心を与 え過ぎてしまう与え過ぎというんですか、そういう設置位置なものですから、やっぱり標準 的なところといったら、ほぼ、私は、砂地、ここは、全体的に砂地の平野ですから、清水谷 に沿って平野ですから、砂地盤の揺れというのは結構あるんですよ。公的機関とか何かとい うことであれば、月の沙漠記念公園とか、またはプールとか、多目的広場は管理しづらいで すか、そんなところに設置したほうがよろしいんじゃないかと思うんですけれども、どうで すか。 ○議長(中村俊六郎君) 木原総務課長。 ○総務課長(木原政吉君) ご意見、質問は、私も、自宅にいて、テレビを見ますと、何で御 宿はこんなにほかと比べてというのはよく感じます。ただ、各市町村の地震計というのは、全
    部、気象庁に連動しております。これは、災害対策本部が各市庁舎に設置されるということか ら、観測器は原則として各市町村の庁舎に設置するということになっております。ですから、 ここと連動していると、問題で見ても、全て市役所、またいすみ市は、合併しましたので、旧 の庁舎、そこにもあるという状況になっております。設置箇所についても、一応、建てるとき に、つくるときに、気象庁が来て、この地点ということで示してあります。もっと変わるわけ ではないというような前提でご質問されて、もっと震度があったほうがいいと、地盤がそんな に高くないところというご意見も、全て否定するわけではございませんが、今の現状ですと、 そういう状況の中で設置されているということでございます。これについても、年に数回、点 検をやって、正常化かどうでないか、今までテレビは見て、逆にちょっとおかしいのかなと個 人的に思って、担当のほうに調査しましたけれども、震度については、間違いはないという状 況でありますので、ご理解いただきたい。原則として、一つのということですから、それにつ いても問い合わせしてみたいと思っております。 ○議長(中村俊六郎君) 5番、 井茂夫君。 ○5番( 井茂夫君) その意味というのはわかります。しかしながら、皆さん、町民にとっ て、その震度を見ることによって、我が町は、どの程度の揺れがあったのかという判断の材料 になってしまうわけですね、そうしたときに、安全サイドにある地震計だと、ちょっと安心し 過ぎて間に合わなかったり、いろいろそのために、災害に遭われるということは、やっぱりそ の辺は、よく考えていく必要があるんじゃないかと、少なくても我が町は、余りにも揺れがな いところに設置されていますので、その工夫して、もっと適当な箇所に設置するよう検討して、 -341- また町長にも、実情を話した上で、よりよい方向を選択していってもらいたいと思います。 次にいきます。次は、建設環境関係でいきます。66ページ、これは、先般からよく私、話し ている多目的広場から地引橋に至る歩道の拡幅拡張予算の確保が今回どこにも示されていない んです、この箇所をやるということが。一体、これは、何だったのかなという本当に単純なる 疑問があります。現在、夷隅土木では、清水川の既設護岸の高さを今、測量しています。東日 本大震災によって、津波が川を遡上するということで、少なくてもかさ上げしなければならな いだろうと、ただ、今、現況がどういう高さにあるのか、そういう意味で、予備的に調査した 上で、本庁のほうに上がって予算化していくというような、そういう段取りでいくそうなんで すよ。いずれにしても、今現在の高さが安全サイドであるかというものを今やっているそうで すから、近日中というか、近年中には、このかさ上げ工事が、不足していればやるのかなと、 私は、それにあわせて、くどいようですけれども、歩道を拡幅するのがよろしいんだと、近日 中、2年、3年のうちにやって、また歩道を直しました、それでまた壊します、こんな無駄遣 いしてはならないわけですよ。せっかくそういう計画があるんですから、それにあわせてもら って、この予算をどこに上げるのか、上げないのか、それをはっきり説明してもらえますか。 ○議長(中村俊六郎君) 佐藤建設環境課長。 ○建設環境課長(佐藤昭夫君) こちらのほうの予算ですけれども、道路改良費の舗装工事の 中に、歩道の舗装改修ということで計上させていただいております。資料のほうは、予算概要 の44ページになりますが、この中段のところに、1028号線、須賀多目的広場付近ということで、 こちらのほうが歩道の舗装改修工事の事業費の説明になります。 井議員さんご指摘のとおり、清水川の護岸につきましては、県の海岸防護施設の設計に向 けて、現在その準備が始まっているということでございますけれども、清水川の河川の護岸の 整備計画が決まるまでには、まだかなり時間を要するようなところがあるようでございまして、 本来であれば、あわせての施工がよりよいものと考えますが、舗装の改修を先行させて、実施 させていただきまして、拡幅のための事業調整につきましては、引き続き県に要望を続けてま いりたいと考えますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(中村俊六郎君) 5番、 井茂夫君。 ○5番( 井茂夫君) その辺になると、やっぱりある程度考え方の違いになってしまうんで すよ。あそこの歩道は、あなた、歩いたことはあるんですか。私は、今ちょっとは控えていま すけどね、毎日歩いていたんです。年寄りの数も結構歩いているんです。誰でも、けがなんか
    は、何にもしないですよ。中には、あれが悪いと、自然とボランティアの方が、セメントは持 -342- ってきて流してやってくれたり、そういうことを実際にやっているんですよ。それも、2年、 3年で、例えばできる、もっと早くできるかもしれない、なぜその金をまた使ってしまうんで すか。私は、ここまで待っても、あそこは、今まで見た感じ、倒れた人なんかはいませんよ。 俺は絶対反対だね、そういうやり方は。それは、あなたとの見解の違いなのかな。それをまた 追求しても時間がかかりますので、次にいきます。 これも、一般質問でしたとおり、平成24年度に、普通河川清水川の現況調査結果というもの が、約900万円投資しましてこの委託結果が出ています。にもかかわらず、平成25年度、予算 措置も一切なし、今年の予算書、どこを見ても入っていません。一体、900万円は何だったの かね。大変な金なんだよ、900万円は。それを我々のガイダンス的な、広報的な立場で使った としか思えないんですよ。なぜ続けてやっていかなければいけないんだろう、あの浸水してい る人たちは、悩んでいるんだ、梅雨時でも、台風時期でも、行ったことがあるのか、その現場 に。行ったことはあるんですか。悩みを聞いたことはあるんですか、その人たちに。あるのか ○建設環境課長(佐藤昭夫君) 浸水地等には、現場に赴きまして、現地の状況を確認してご ないのか、ちょっと教えてください。 ○議長(中村俊六郎君) 佐藤建設環境課長。 ざいます。 ○議長(中村俊六郎君) 5番、 井茂夫君。 ○5番( 井茂夫君) そういうことであれば、平成25年、26年、なぜゼロなんだ。そのうち、 我々を忘れさせてしまうのか、それしか思えないぞ。900万円も使って、何も実施していかな いで、あなた、何をやっているんだ、それはどうしようと思っているんだよ。 ○議長(中村俊六郎君) 佐藤建設環境課長。 ○建設環境課長(佐藤昭夫君) 議員さんからご指摘のとおり、清水川浸水対策につきまして は、事業内容の説明が充分でなく誠に申し訳ございませんでした。事業内容をきちんと整理し た上で、改めて、ご説明、今後の課題について委員会にご相談をさせていただきたいと思いま すので、よろしくお願いいたします。 ○議長(中村俊六郎君) 5番、 井茂夫君。 ○5番( 井茂夫君) このことはわかっているんだよ、そちらは説明するといっても。具体 的な案を出していこうというんだ、こういうことは実施していきたいと。せっかく委託書に書 いてあるじゃないですか。なぜまだそんな第三者的なことを言うの、概論的なことを言うの。 今はもう予備調査に入っていかなければいけないんだよ。町民は、そういう言い方で、それを -343- 理解するか、決して理解しませんよ。2年もほったらかして、やります、やりますで、何もや らないじゃない、このままいったら、ずっとやらないじゃないですか。私は、ああいう日々洪 水で悩んでいる人たちの気持ちをあなたは、少しでも、今度あそこにテントも張って、あそこ で暮らしてみろよ。雨の日、テントも張って暮らしてみろ、流されてしまうから。そこまでし て俺が強制してはいけないかもしれないけど、そのくらいの気持ちを持って当たってほしいん だよ。こんなことで、6月の補正で対応しているのか。もっと早く対応してくれないと困るん だよ、本当言うと。6月補正だと、梅雨どきになってしまうんだ、また洪水がくるんだよ。長 雨が降ると、絶対にあそこは、また、たまたま幸いにして去年はなかったけど、いつやってく るかわからないんだよ。本当に、真剣になって頼むよ。 以上。 ○議長(中村俊六郎君) 佐藤建設環境課長。 ○建設環境課長(佐藤昭夫君) 清水川の件につきましては、説明する機会を早急に設けさせ ていただきまして、事業の内容について、ご説明させていただきたいと思いますので、よろし くお願いいたします。 ○議長(中村俊六郎君) 5番、 井茂夫君。
    ○5番( 井茂夫君) 続けて、実は、コンサルタントをやった報告書も読ませてもらいまし た。実は、御宿中学校から岩瀬酒造までは、水が入ってしまうんだ。あの水が、全部鉄砲水み たいな形で、岩の井の社長の脇に水路があるんですけれども、そこに流れていくんだよ。その 間が、大雨が降ると、車が浸水するぐらいの高さが来る。それを何とかJRにやってもらいた いと思って、私は思っているんですけれども、こんな報告書では、JRに持っていけないんだ よ。JRは、みんな技術者がいるんだよ。我々も、例えば私が説明に行っても、具体的にちゃ んと説明しないと、向こうに除外されてしまうんだよ。この問題はどうするの、こんなてい たらくで。これは、早急につくって、訂正してつくらせてください、よろしくお願いします よ。 ○議長(中村俊六郎君) 佐藤建設環境課長。 ○建設環境課長(佐藤昭夫君) ご指摘のとおり、この箇所につきましては、今回の現況調査 の中では、評価の中に、全体の中では含まれておりましたが、部分的な評価はしてございませ んでした。指摘の箇所について、調査等、追加する中で、全体の改修計画について、整理を進 めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(中村俊六郎君) 5番、 井茂夫君。 -344- す。 ○5番( 井茂夫君) 早急にお願いしますよ。 続きまして、今年度、実施した道路性状調査、トンネル点検調査、たしか今年で終わるはず なんだ、この3月で。それを産業建設委員会に報告してください。だから、やってやりっ放し なんだよ、今まで。何度待っても来ないじゃないですか。これは、そういうことでお願いしま 続きまして、これは、我が町の災害が、昨年10月の台風26号、今年の大雪、同じ路線、2路 線が続けて災害に遭っている。そのときは、復旧した、開通した、でもその次の対策をしてい ないんですよ。また、今回も、大雪でやられて、まだ今のままで、今年度の予算を見たら、何 も計上していない。物事というのは、二度あることは三度あるんだ、三度あるから四度あるん だ、これは。これは、じゃどうするの。このまま、また同じようにやって、災害を受けるまま にいるの。真剣になって考えてくれよ。ちゃんと自然が教えてくれているんだ、あそこは危な いところだと。現実に、そこが、危ないところで、土砂崩れもあるし、木はぶっ倒れるし、さ んざんそれが教えてくれているんだよ。それをあなたがよく見ないで、ただ、通行どめで描い て、伐採して、はい、どうぞ、どうぞ、大丈夫です、今度もだめだったらまた行きますよ。目 に見えているんだよ、あそこは、2つとも。その安全のための工事をやっていかないと、いつ までたっても、そこの箇所で起こるんですよ。これは、やっぱり2度もあったんだ、2度も。 3度やったらばかだよ、本当に。こんなことを3度もやったら、誰も許してくれないぞ。それ で、それも産業建設委員会に報告してください。 続きまして、合併浄化槽、毎年、10基、計画して補助をしています。一体、この10基が、ど のくらいの投資的効果があるのか、それは、水質調査とか何かはして、うまく計上しているみ たいですけれども、私は、違う方面で、これが、10基、毎年計上しているけれども、実際、こ の補助金を使って、何基、昨年度は導入されたか、また今まで、この補助金を使って、計画が 何基あって、実際に補助金を使った基数は何基なのか、それを知りたい。私は、今まで、全部 10基あって、足りなくて、10基、全部やったんだなと思ったんです。ところが、この前、いつ か私が一般質問したときに、2,000世帯が、たしかまだ単独浄化槽とくみ取りだよと、じゃ200 年もかかるんだねということをたしか私は言ったつもりです。じゃ、もっともっとこれは、実 数で挙げれば、処理が、もっとかかるとか、200年以上かかるとか、だからこれも、基数を実 際には教えてもらいたい。なぜ10基、じゃ10基は要らないのかという形なんだけど、これも、 やっぱり合併浄化槽や、単独浄化槽やくみ取りの家庭に対して、親身になって、我が町は、こ の河川をきれいにして、観光客にしても、水産物にしても、これを上げたいんだと、だから設 -345- 置したいんだということで、ただ単に各戸に配付するだけじゃなくて、頭を下げていけないん
    ですか。この前の三角コーナーでも、みんな、ただ買うじゃないですか、それが、やっぱり10 基を達成するコツだと思うんだよ。その制度をその人たちに周知して、こういう制度があるか ら、ひとつお願いしますということじゃないですか。この資料は、今はないんでしょう。議長、 すみません、そういうわけでないそうですから、後で資料提出をお願いします。 じゃ、続きまして、産業観光課のほうにいきます。プールの施設改修が、今回710万円、上 がっているんだよね。確かに、プールは、あそこのああいう場所だから、いろいろと潮風で、 腐食なり劣化なり、かなり悪条件の中であるから、補修するのは、いたし方はないなと思いま す。しかし、毎年、毎年、これは赤字なんですよ、収入、支出で。収入は幾つ、支出は幾らだ と思う。 ○議長(中村俊六郎君) 田邉産業観光課長。 ○産業観光課長(田邉義博君) 今年度ベースで、26年度の予算では、収入は1,180万円見込 んでおりまして、支出のほうは2,683万7,000円でございます。 ○議長(中村俊六郎君) 5番、 井茂夫君。 ○5番( 井茂夫君) つまり、大体1,500万円の赤字なんですね。収入が1,180万円、支出が 2,683万円、単純に考えて1,500万円の赤字だね。結局、補修がどんどんかかるから、この先も、 どんどんこの1,500万円ぐらいは、このプールのために、たった1カ月の営業で、町は1,500万 円出してやらなければいけないんだよ。それでいいのかどうかをやっぱり委員会に諮ってもら いたいんだよ。金がない、金がない、こういうのを節約していけば、場合によっては、高齢者 向けに使えるんだよ。自分の金だと思ってくれよ、自分のお金だと思って。だから、その辺を 我々プール委員会でも、何回言っても、話してくださいよ。一度も話してくれないじゃないで すか、そんなことは。それは、ちょっと余り時間が長くなってしまうから、そういう議論を仕 掛けてきてください。 ○議長(中村俊六郎君) 田邉産業観光課長。 ○産業観光課長(田邉義博君) プール委員会のほうで、経営の状況はお話をさせていただい ております。また、明日も、委員会は招集しておりますが、その中で、お話しさせていただき ますが、確かに赤字でございます。支出に対して44%程度の収入でございますが、こちらも、 観光の施設ということで、重要な施設でございます。海は、いつもなぎなわけではございませ ん。荒れている日にお客様が来たときに、どこにも行くところがないと困ります。また、この 辺、見渡していただきましても、あのような立派なスライダーを持っているプールはございま -346- せん。確かに、赤字でいいと申しているわけではありませんので、営業努力はさせていただき ますが、ご理解のほう、よろしくお願いいたします。 ○議長(中村俊六郎君) 5番、 井茂夫君。 ○5番( 井茂夫君) それは、周知して、赤字でもやらなければいけない部分はありますか ら、決して、ただ赤字を考えてもらいたいということだ、私的に考えると、これは、やっぱり 収入がある部門というのは、複式簿記でつけるべきだよ。あそこも、財産があるし、一体、今 年は、どのくらいもうかって、どのくらい赤字、そういう複式簿記をつくって、会計管理した ほうがいいよ、月の沙漠記念館も同じように。そうすると、このくらい今年は黒字だな、この 続き赤字だなということをいち早く見るとわかるんですよ。資産的に、今度は、こういう財産 があるから、これが劣化していくんだから、劣化償却もしていかなければいけないので、いつ かは、これは直さなければいけない、計画に直さなければいけないんだ、水道と同じように。 時価もおっこちてしまうわけですよ。ちゃんとした補修しないために、お客さんに事故を負わ せてしまうんだよ。その辺の管理というのはしているの。ただ、だめだから直すだけではない んだろう。 ○議長(中村俊六郎君) 田邉産業観光課長。 ○産業観光課長(田邉義博君) 公共施設での事故は、あってはならないものと考えておりま すので、修繕の際には、その点、第一に考えて修繕の計画を立てております。 ○議長(中村俊六郎君) 5番、 井茂夫君。 ○5番( 井茂夫君) 次に、60ページの御宿漁港沖合堤防台風による被害、これは、災害査
    定を受けられなかったと、受けるに相当しないということをお聞きしています。ただ、それに なってしまいましたということで、私は、聞いて、実に残念だなというか、なぜ、こちらの産 業建設にもアナウンスしてくれないかなと、それが、これは、当局はあれだけれども、漁組は この半分を払うんだよ、この七百何番。これは、もろに経営に及ぼすんですよ。これを災害復 旧でもらうと、かなり軽減されるわけです。その辺は、やっぱり私、産業建設委員会ですから、 そちらに報告してくれて、何か別の手当とか何かが考えられるんですよ。私、話に行ったらも う決まっていて、これは何だと思って、後の祭りなんだよ。事務方が決めてしまって、我々は つんぼ桟敷で、それでいいのかね。 ということで、今後は、我々とタッグは組んで、密になってやっていきましょうよ。金は少 しでも大事に使っていかなければいけないから、それは、向こうから言われたと聞いているよ、 俺は。でも、ああいうのも、結構、採択してくれるんだよ。それは終わったことだからもう言 -347- いたくない、今回は、だからもうそれはないように、我々に諮ってもらいたいよ。 続いていきます。61ページの観光イベント業務委託の580万円、この委託内容が、どうもこ れだけだとわからないんですよ。今、ここをどうのこうのと言うのは、時間も限りがあります ので、その委託内容について、文書の提出をお願いしたいんですけれども、委託内容について、 例えばこれは、伊勢えび祭りだとか何かの海の花の祭り、そういときに出しているんでしょう。 それに、幾らかかかって、人件費はこのぐらいかかるとか、そういうのをちょっと教えてもら いたいんだよ。単に一発で、580万円ですといってもわからないもの、お願いします。私は、 意味を理解していかなければいけないと思って、ただあれなんで、それでお願いします。議長、 いいですか、資料、よろしくお願いします。 続きまして、教育課のほうにお願いしたいんですけれども、せんだって大多喜町は、今年の 3月議会で、小学校3校は統合して、それは、総元小、上瀑小は大多喜小に統合するというこ とが、可決、成立されました。我が町も、御宿小学校が218名、布施小学校53名、これは、在 住が三十何名といいますから、御宿在住の人は30名としても、合併しても248名なんです。そ ういう53名で、これは、とても学校の運営は、やれるのかもしれないんですけれども、経費が 余りにもかさむんですよね。同等ぐらいの金、今年度予算では、ざっくりで1,500万円ずつ、 218名の方に1,500万円出して、御宿の30名の人に1,500万円出す、これは何なの、単純に考え てそう思う。 私は、その大多喜の今回の統合が、どういう理由で統合したかというのがホームページに出 ているんですよね。児童が急速に減少し、両校とも、間もなく複式学級になることが確実なこ とから、教育委員会では、よりよい教育環境を整えるため、計画に基づく総元小学校、大多喜 小学校及び上瀑小学校の統合を進めてきました云々と出ているんです。子供たちのことを思う なら、やっぱりこれは、限られてしまうし、競争力もなくなってしまうと思うんですよ。やっ ぱりそれと、あと費用対効果です、平等になる面では、生徒は、税金の平等性というのか、そ ういうものを受けるべきだとは思うんです。 これは、たかだか、ここも、布施小学校も、当然、昭和30年の御宿町の合併でまだ残ってい るわけですよ。各市町村も、全部合併で残っている各村が、どこも1校という形で残っていて、 それは徐々に合併されていますよ。勝浦市も、全部それは、もう合併はどんどん進めています ね。勝浦は、小学校の跡地を介護施設につくったり、あと給食センターをつくったり、そうい うことをやっているわけですよ。これは、やっぱり子供たち、30名を御宿小学校に来させても、 昔は、歩いていかなければいけいない、自転車だから、それは大変だったでしょう。今は、車 -348- で、すうっと、たかだか御宿町は、コンパクトな町なんです、5キロ、5キロだから、25キロ 平米なんです。大多喜町は、これで5倍あるの、実物の町の面積も。現実には5倍あるけれど も、来年の3月には2校だけなんですよ。西小学校と大多喜中学校になるんです。高校も、だ からあそこは、西中と大多喜中ですか、2校ですね。さらに、これは、言えることは、実は、 老川小と西畑小が合併して、スタート時点は111名だったそうです。それが、昭和25年4月に
    合併して、去年の4月に合併して、今現在、何名かというと、95名にまた下がったんですよ。 これは、まだまだ少子化が続くんですよ。まごまごすると、この西小でも、最終的には統合、 西小というらしいですけれども、西小も大多喜小と合併せざるを得ないような時代の趨勢かも しれませんけれども、可能性も充分あるんですよね。そういうことで、やっぱりスリム化、行 政のスリム化を図っていく必要があるんじゃないかと思います。教育長、どうですか。 ○議長(中村俊六郎君) 浅野教育長。 ○教育長(浅野祥雄君) 今、大多喜町の情勢、私も、その点は把握しております。それと、 もう一つは、今現在、55名ということで、布施小学校は今年度なっております。24年には52名 だったんですけれども、25年に55名になったさらに26年度、来年、55名だったんですけれども、 2名、転校するというような家庭の事情ということで、多分、53名になると思います。27年度 の予想は54名と、28年度が61名、そして29年度が63名、そして30年度が一応63名というような ことで、今、どちらかというと少しずつ増えてきているという状況であります。ただ、御宿小 学校のほうは、逆に減ってくるというような状況もございます。その事で、私ども、考えたと きに、学校、要するに一つにするということは、いろいろな意味で良いこともあります。けれ ど、2つ学校があるということは、お互いの競争心も出てくるわけで、今現在、交流学級を1 年から6年、全部やっていますので、そういう点で、子供も、布施小学校で一緒に御宿小の子 供と学習したり、あるいは先生方も、御宿で、授業、布施小の先生が布施小の子供と御宿小の 子供の同じ学年で学習するなど交流を深めて、できるだけ小規模は小規模なりのことで考えて います。人口の減少ということは、これからあることもあると思いますので、今のところは進 んでいる状況でございます。 以上です。 ○議長(中村俊六郎君) 5番、 井茂夫君。 ○5番( 井茂夫君) 教育長、私の言わんとすることは、そういうこともわかるんですよ。 わかるんだけれども、やっぱり支出の面で、1,500万円、30人に1,500万円払って、二百何名に 1,500万円越しているんですよね。これは、少子化が進んでくるし、いろいろ給料の削減とか -349- なんかもやっていますけれども、やっぱり給料の削減だけでは無理なんですよ、正直言って。 こういう昔の名残と言っては、申しわけない、言葉が悪いかもしれないですけれども、そうい う名残をここで清算していかないと、私も、岩和田小学校の38名で、1年から6年までずっと 過ごしましたよね。それでも、我々の時代は、一クラス、それなりの人数はいました。ところ が、時代の趨勢でなくなりましたけれども、私も、その小学校を見たときに、本当にその学び 舎というか、幼少時代の過ごした一コマ一コマは、最後、写真もありましたから、本当に悲し い思いをしました。したけれども、そこを乗り越えていかなければいけないし、本当にそうい うことをさせようなどと思っている気持ちはないんだけれども、限られた財源ですから、何と か削って、コンパクトで、合併しないということですから、そういう方針ですから、やっぱり そういう工夫をしていくべきだと私は考えています。 じゃ、あと、教育長、いいです。もう一つ、御宿台には、テニスコートがあるんですね。御 宿台テニスコート、これは、町営であって、指定管理ですか、指定管理で、今、観光協会がや っているんですけれども、これは、50万円というものはそうですか、予算書の中で、これは、 指定管理料が50万だよと。それで、よく不思議なところもいろいろありまして、あそこの管理 はちょっと特殊なものですから、あのエリアが、テニスコートのエリアが、どこに直してもら えばいいのかなと甚だ前からいろいろ疑問がありまして、昨年の暮れだったですか、電気が消 えまして、周りの付近の人たちは、あの駐車場で、真っ暗い中、こそこそ知らないけど、いる らしいんです。電気は直してよと要望したんですけれども、私、土木委員と2人で話したんで すけれども、なかなかどちらが直すというのが、時間を要しまして、一体どちらが管理してい るのかと不思議に思ったんですよ。 さらに、その周りの植栽、植栽も、あそこが、どういうわけか、道路にはみ出して、すごく 付近の方が迷惑しているんです。そういうことも、意外と管理が、そこが、そこの治外法権み たいにずさんなんですよね。じゃ、誰が、これはやっているんだと思いまして、私は、それで
    思うんですけれども、この指定管理というものは、もっと明確に、これは、誰のどちらが、こ れは、どちらがやるということは、曖昧ではなくて、ここはこれだよとか、ここはこれだよと いうことは、やっぱり契約書の中ではっきりしてもらいたいんですよ。その都度考えられて、 十日もほったらかされてしまうとたまらないですよ、住民は。すみませんが、ひとつ前向きに 考えていただきたいと思います。答えはいいです。何か言いたければ言ってください。私の質 問は、これで以上です。 ○議長(中村俊六郎君) 10分間休憩します。 -350- ───────────────────────────────────────────────── ○議長(中村俊六郎君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 (午後 3時07分) (午後 3時18分) ───────────────────────────────────────────────── ○議長(中村俊六郎君) 6番、伊藤博明君。 ○6番(伊藤博明君) ちょっと1点お伺いします。 んですか、その辺を1点お伺いしたいと思います。 ○議長(中村俊六郎君) 田邉産業観光課長。 58ページ、農業振興費の中の中山間地域総合整備事業の中で、来年度、どこまで工事がいく ○産業観光課長(田邉義博君) 次年度の中山間事業の予定でございますが、上布施中ノ沢地 先というところで、ゴルフ場に隣接する県道付近で2.2ヘクタール、それと実谷ですが、下倉 地先、これは村石養鶏場さんの付近でございます。それと、小塚というところで、実谷上の集 会所付近、それと牛落ですか、御宿ダムの入り口付近で、こちらの実谷は、3地区合わせて7 ヘクタールということで、全部で9.2ヘクタール実施の予定になっています。 ○議長(中村俊六郎君) 6番、伊藤博明君。 ○6番(伊藤博明君) それだけなら、まだいいというわけではないんですけれども、次の年 度に、今度、最後に七本地先がありますよね。七本地先の県道、御宿勝浦線というのか、部原 に抜ける道の一番最後の右左に民家があるあたり、あの辺の水路の整備というのは、町が取り 扱うんのか。これはどういうふうになっているのか。多分、町が、水路のほうはきっと扱うの ではないかなと俺は、最初のほうでは、説明は受けたんですけれども、町長、その辺、ご存知 ないですか。町長が、一番最初にこの中山間整備事業、課長のときに取り扱ったもので、ちょ っと定かではないですか。 ○議長(中村俊六郎君) 石田町長。 ○町長(石田義 君) 部原へ行く道の一番奥の右側の喫茶店の前にあります、あの辺ですか。 ○6番(伊藤博明君) あそこにタナゴがいるので、その件で、水路の整備が町の管轄なら町 に相談しなければいけない、これは、県がやるんだったら、県に相談しなくてはいけない面が ありますので、その辺が、ちょっと水路が、どちらが取り扱うのか、今、伺いたいなと思った んですよ。 ○議長(中村俊六郎君) 田邉産業観光課長。 -351- ○産業観光課長(田邉義博君) はっきりしたことはわかりませんので、早急に確認してご連 絡申し上げます。 ○議長(中村俊六郎君) 6番、伊藤博明君。 ○6番(伊藤博明君) 今、話したように、あそこに天然記念物のミヤコタナゴが生息してい ますから、あそこをやるにあたって、この中山間の委員長とか土木委員には、私、とうに話し てありますから、県とよく相談して、水路をつくる際に、県の相談を受けてからやっていただ きたいと、その辺を一言申し添えておいたほうがいいなと思いまして、担当の 関係があり ますから、そこら辺、しっかり取りかかってもらいたいと思いまして、その辺をちょっと申し 添えておきます。
    ○議長(中村俊六郎君) 田邉産業観光課長。 ○産業観光課長(田邉義博君) わかりました。 ○6番(伊藤博明君) よろしくお願いします。 ○議長(中村俊六郎君) ほかに質疑ありませんか。 3番、石井芳清君。 ○3番(石井芳清君) 3番、石井です。 歳入のほうからでありますが、13ページ、町民税、個人住民税、法人住民税ということで、 たしかこれは、復興特別税ですか、本年より課された復興特別税、その事務内容があろうかと 思います。概要のほうにも一部書いてございますが、それでお伺いをしたいんですが、この復 興特別税、これは何年から何年まででしょうか。それで、住民税、それから、次に復興特別法 人税、復興特別所得税ということですよね。法人が何年から何年、それから特別所得税、いわ ゆる住民税、それが何年から何年までなのかについて伺いたいと思います。 ○議長(中村俊六郎君) 埋田税務住民課長。 ○税務住民課長(埋田禎久君) 個人町民税につきましては、平成26年度から平成35年度まで 復興特別所得税につきましては、平成25年1月から平成49年12月までの25年間となっており の10年間です。 ます。 続きまして、復興特別法人税ですが、これは、平成24年4月から平成27年3月までの3年間、 法人税の額に、10%の税率を乗じて計算した復興特別法人税を法人税と同じ時期に、申告、納 入することとされたものです。政府は、今年2月4日、平成26年度の税制改正も含めた所得税 法などの改正案を閣議決定いたしました。この中には、復興特別法人税を平成25年度末に1年 -352- 間前倒しで廃止することが盛り込まれております。改正案は、今国会に提出され、2月28日に 衆議院本会議で可決、3月20日に参議院本会議で可決成立いたしました。 ○議長(中村俊六郎君) 3番、石井芳清君。 ○3番(石井芳清君) 了解です。 個人住民税としますと、大変長い期間、この復興に係る負担をしていくと、一方、復興税に ついては、当初、予定されておったのが、つい昨日でありますか、1年間前倒しで廃止をする ということが議会で決定しました。それでは、具体的にお伺いをいたしますが、町民税であり ますが、これは、本年度、前年度ということで比較が載ってございます。これはプラスになっ てございますね。全体的には、景気がよくないというような説明もあるわけでありますが、景 気がよくないという中で、このプラスになっている予算案が提案をされておりますけれども、 その内容について伺いたいと思います。 ○議長(中村俊六郎君) 埋田税務住民課長。 ○税務住民課長(埋田禎久君) 復興特別町民税が265万円、そのほかの増分につきましては、 先だって補正予算に計上させていただきましたが、高額所得者の転入者の影響による所得割の 増となっています。 ○議長(中村俊六郎君) 3番、石井芳清君。 ○3番(石井芳清君) 景気ということではないということで、了解をいたしました。 次に移ります。17ページでありますが、負担金ということで、総務負担金、防災無線戸別受 信機負担金ということでございますが、19万5,000円ということで予算計上されておりますが、 たしかこれは、本体が3万9,000円で、その2分の1が住民負担となっているという内容であ ったかというふうに理解しております。それで、今、町のほうも、新しいシステム構築という ことで、内部で、調査と申しましょうか、研究されているということを伺っておるわけであり ますけれども、先般、テレビを見ておりまして、今たくさんいろいろな何か等はあるんでしょ うけれども、これは、280メガヘルツの防災ラジオということで、いわゆるポケベルの技術を 使う、200ワット、これも、軽微な免許ということで、地方公共団体においては、簡単に運用 ができるということのようでございます。大変高出力でございますので、半径20キロから30キ ロと申しますと、もう充分に御宿町そのものをカバーできると、それで通常のAMラジオ、F
    Mラジオ、それからボタンを押せば、最後に放送した防災放送が何回でも繰り返し受信できる ということで、大変高いものかなと思っておりましたら、これは、1個当たり、本体そのもの だけで9,500万円、あとこちらで、役場で使うシステムというものが、当然、必要になると思 -353- うんですが、それでこれを見ますと、いわゆるパソコンなどを使って、先ほどのJ-ALER Tなども含めて、総合的に調整した内容をここに送出できるというような内容になってござい ます。似たようなシステム、たくさんあろうと思いますけれども、こうしたものも、最新の状 況をきちっと把握しながら、御宿町にとって何が一番ベストなのかと、これでも半分だったら 5,000円の負担で済むわけですよね、8%はあるでしょうけれども。ということもあるようで ございますので、外部委託のことと、これ自体もないわけですよね、たしか。もう残ったのを 集めて、その中で使えるものということでやっているというふうにも伺っておりますので、こ れも、 ではありませんけれども、早急に一番の住民の安全というか仕組みでございますの で、対応はとっていただきたいと思うんですが、それについてお願いします。 ○議長(中村俊六郎君) 木原総務課長。 ○総務課長(木原政吉君) 防災無線、今あるのは、アナログでして、製造していないです。 全国各地から、在庫を集めているというものです。昨年から、いろいろ震災を経て、データー を細部にとか、防災無線でも、今、石井議員がお示ししたラジオについても、かなり新しい機 種が出てきています。今回、今お示しいただいたのはNTTの機種でして、設置も、NTTが、 工事費も含めて、またタブレット端末ですか、それだと逆に記録もできるし、例えば安否確認 も、そこでボタンを押せば全部集計できるとか、付加価値があるもので、住民アンケートをや るにも、それは、逆に使いますよというようなことで、いろいろなところから、提案がござい ます。 単価的に、これは、そういった費用ですよということでご説明はありましたけれども、まだ タブレット端末のほうは、何台、ロット数によりますけれども、かなり高い状況でございます。 やっぱり今までは、32年まで、機器の都合で、デジタル化に対応しますよということでしたけ れども、それは前倒しでしたいと、国の補助金制度を使った中で、検討を進めたいということ でやっています。昨年も、1年間かけてやりましたけれども、費用面等で、なかなか予算化ま では進めませんでした。そういった中で、いろいろ新機種が出ていますので、早急にといいま すか、進めた中で、議会のほうにも説明していきたいというふうに考えております。 ○議長(中村俊六郎君) 3番、石井芳清君。 ○3番(石井芳清君) どこかで決断しなくちゃいけないと思います。早目に整理をしていた だいて、適切な対応を求めたいと思います。 次に移ります。19ページでありますが、衛生費手数料ということで、清掃手数料、ごみ収集 手数料ということで、昨年度の予算と比較いたしまして、1,363万円の減額という予算提案と -354- なってございます。いわゆるごみ収集でございますが、先般、一般質問をさせていただきまし たが、これがそうですね、多分。平成26年度版御宿町ごみ収集カレンダーというんですけれど も、まだ議会は終わっていないんですけれども、配られておりますね。これについては、少な くても昨年よりは見やすいと、昨年よりは見やすいという町民の声も既に伺っているところな んですが、これはどうしてなんですか。これが、この予算に、載っているんですか、載ってい ないんですか、よくわからないんですが、それについて、まず説明を求めます。 ○議長(中村俊六郎君) 佐藤建設環境課長。 ○建設環境課長(佐藤昭夫君) こちらのカレンダーにつきましては、寄附によりまして製作 したもので、予算のほうには載ってございません。 ○議長(中村俊六郎君) 3番、石井芳清君。 ○3番(石井芳清君) 寄附によって、これは、読んでみますと、このごみ収集カレンダーは、 広告主様の協賛により寄贈されたものです。寄贈されたものについては、表面に御宿町とござ いますから、現在、御宿町の所有ということですよね。それと、これは、多分、行政区が手配
    していただいて、そちらで配布されたと思うんですけれども、全町に配られているんでしょう か。それと、ちょっと時間も超していますので、もう一つ言いますけれども、これは、御宿町 の所管ということでありますけれども、2015年2月の部分、ちょっと小さいから皆さんには見 えないかと思いますけれども、2月の2、3、4のところ、ここのちょうどピンクだから探し 出せばわかるんでしょうけれども、可燃、古紙、缶というふうに文字が入ってございます。こ こに、何かわけのわからない文字が入っているんですね。201何とか1とか3とか7とかと書 いてあって、全く判読不能なんです。これは御宿町ですよね。なぜ全世帯に配られたかどうか と聞くかと申しますと、もう一つあるんですね、実はこのお知らせ版についてです。これは、 平成26年3月10日、ナンバー644号ということで、多分一番新しいものですけれども、既にも っと新しいものはあるんですか、ごみ収集日程、排出方法変更についてというのがあります。 ちょっと読ませていただきますね。4月から資源ごみの収集日程が変わります。また、ペッ ト・発砲・プラ類については、収集場所も美化ステーションのみとなり、リサイクルステーシ ョンへの排出ができなくなります。リサイクル及び町内環境美化推進のため、皆さんのご協力 をお願いします。米印して、収集曜日が休日の場合は、変更があります。詳しい日程は、ごみ 収集カレンダーでご確認ください。米印、リサイクルステーションに排出できるものは、カ ン・鉄類とビン・ガラス類のみとなります。それぞれ隔週での排出サイクルとなります。詳し い利用日程は、リサイクルステーションに掲示していますということで、お問い合わせ先とし -355- て、清掃センターの電話番号が載ってございます。これが、あと、表の中もありますけれども、 これは読まなくても同じことですよね。これは、町民全体、要するに全部に配られている。 そこで、お聞きしたいんですけれども、御宿台については、この方法で収集しているんです か。この方法で収集しているんですか。なおかつ、さっき言った読めないような状況、こうい うものを町が承認して配付しているんですか。 ○議長(中村俊六郎君) 佐藤建設環境課長。 ○建設環境課長(佐藤昭夫君) まず、こちらのカレンダーにつきましては、全戸に配布され ているものと思われます。 こちらの収集日程のところにつきましては、御宿台については、ごみ庫の排出となってござ いますので、こちらの収集方法とは若干異なってまいります。議員ご指摘のように、こちらの 説明が、不充分な点がございましたので、改めて、詳細な収集方法について、周知のほうをし てまいりたいと思います。また、ごみカレンダーにおきましては、かねがねご提案の一部では やはりまだ読みづらいという方がいらっしゃるということでございますので、旧カレンダー、 従来のものを啓発とあわせて今後配付して、ごみの排出方法や引き続きの減量化等について、 周知、啓発を行ってまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。説明が充分に記 載できていなかったことにつきましては、また充分に説明ができなかったことにつきましてお わび申し上げます。 ○議長(中村俊六郎君) 3番、石井芳清君。 ○3番(石井芳清君) おわび申し上げますというので、これ以上、言うことはないんですけ れども、本定例会の最中、本定例会は、町長の提案があって、我々がそれに対して一般質問を いたします。議案を審議すると、特に今般は、新年度に係る重要な予算審議が、今、継続中で すけれども、しているわけじゃありませんか。これについてでも、先般も言いましたけれども、 これは、いいことなんです、住民サイドの中で、協賛をいただいて、こういうカレンダーを配 付していただくと、そういうことをきちんと報告すべきではないですか、違うんですか、行革 大綱に書いてあるじゃないですか。ただ、結果、どうかということは別です、仕組みそのもの についてです。こういう形で、カレンダーについては進めると、ただこの内容については、も っともっと議論が、吟味が必要だったのではありませんか。その議会の最中に、全面的謝罪と いうのはどういうことなんですか。きちんとやっていただきたいと思いますよ。 今、読み上げたとおり、これだけ何度も言いますけれども、町民の方は、努力をされて縮減 しているわけではありませんか。これも、新しいものはわからないですよね。例えばこれは、 -356-
    23年度、これじゃないんです、これを白黒で印刷したもので、現物も見せていただきましたけ れども、スリットが入って真っ黒けですよ。だから、町民の皆さん、これは、読めないと、き ちんときれいな紙で印刷すれば、読めるじゃないですか。近隣の自治体も、これと似たような 状況でやっていると伺っていますよ。 例えて言えば、電話帳でも、何冊も今のところ出ていますけれども、我々、全く混乱しませ ん。自由に、その中から使いやすいのを使っています。あなた方が混乱を起こしているんです よ。これもそうですし、これもそうじゃありませんか。きちんと事務をやっていただきたいと 思います。今、謝罪を受けて、きちんと行うという答弁もいただきましたので、次に移りたい と思います。 32ページでありますが、これは、総務費一般管理費という中で、13節委託料、社会保障・税 番号制度対応のシステム改修委託ということのようでございます。金額が2,000万円というこ とでございますが、これは、いわゆる国民総背番号制へ向けての条件整理、事務整理というふ うに位置づけだというふうに思うわけでありますが、今般のような事務の実態、それからたし か住基についても、まだ全国の自治体、100%完全に終えているんでしょうか、それが今の実 態ではないかと思うですね。その中で、国民は、本当にこうしたものに、安心して行政に委任 できるのかという不安が払拭できない状況だというふうに思うわけでありますが、この事務内 容について伺いたいというふうに思います。 ○議長(中村俊六郎君) 木原総務課長。 きます。 ○総務課長(木原政吉君) まず、制度全般について、若干、私のほうから説明させていただ 社会保障、税番号制度、マイナンバー制度については、国民個々に重複しない番号を付与い たしまして、それぞれの個人情報、氏名、登録出生地、住所、性別、生年月日を中心的な情報 としまして、その他の管理対象となる個人情報としては、社会保障制度、納付、納税、各種年 金等、これに記録されることで、国民全体の個々の個人の情報管理の孤立化を図ろうとするも のでございます。多くの情報を制度により管理することで、行政遂行のコストが下がり、国民 の皆さんにとっても、自己の情報の確認や訂正がしやすいメリットがございます。今の流れで、 全体のスケジュールといたしましては、27年12月までに番号の通知、28年1月に、制度開始、 個人番号カードの交付、29年1月に国の関連機関間の連携の開始、29年4月には地方公共団体 との連携が開始される予定となっております。 町では、平成26、27年で、住基、税務その他のシステム改修を行い、国との連携テストを行 -357- ってまいります。また、あわせて個人情報関連情報の見直し、個人番号を町独自で利用する条 例等の制定につきましても27年9月までに、個人番号カードを町独自で利用する条例につきま しても、27年12月までに町独自として制度をつくっていくという予定でございます。 マイナンバー制度導入に係る地方公共団体のシステム整備について、国の財政支援で26年度 から28年度にかけて措置する予定となっておりますが、まだ今のところ細かい点については、 示されていないというのが現状でございます。 ○議長(中村俊六郎君) 埋田税務住民課長。 ○税務住民課長(埋田禎久君) 付番の関係がございますので、私のほうから個人情報の保護 について申し上げます。 マイナンバー法では、個人情報保護とプライバシーの問題について、特定個人情報の保護、 情報提供記録の自己確認、特定個人情報保護委員会、特定個人情報保護評価・罰則の強化の5 つで対応することとしております。 1つ目のマイナンバーのついた個人情報を特定個人情報と呼びますが、この保護につきまし ては、ほかの個人情報以上に厳格な取り扱いを確保しようとするものです。まず、民間企業は もちろん、行政機関であっても、マイナンバー法の規定によるものを除いて、特定個人情報の 収集保管、特定個人情報ファイルの作成は禁止されます。マイナンバー法で認められた利用範 囲でも、保有する特定個人情報を他の組織に提供する場合には、国が整備する情報提供ネット
    ワークシステムの利用を義務づけるなどの制限を課します。 また、情報提供の記録は、情報提供ネットワークシステムに保存されるので、いつ誰が、ど のような目的で情報提供を依頼して、どのような情報を得たのか、後から確認できます。この ように、マイナンバーを含む個人情報には、さまざまな保護措置や利用制限があり、その利用 状況なども監視できるようになっています。 2つ目の情報提供記録の自己確認ですが、マイナンバー法では、特定個人情報の提供に関す る記録を情報提供ネットワークシステムに保存することとして、その内容を本人が確認できる ようにいたします。その具体的な方法として検討されていますのが、マイポータルと呼ばれる サービスです。マイポータルとは、特定個人情報のやりとりに関する情報提供記録をインター ネット上で確認できるサービスで、平成29年1月以降の運用を予定しております。 3つ目の特定個人情報保護委員会とは、マイナンバー制度における個人情報の保護等を目的 として設置される第三者機関であります。行政機関や企業等における特定個人情報の取り扱い を監視監督する役割を担います。 -358- 内閣府設置法の規定に基づく中立性や専門性が必要な問題を扱うために、内閣から独立した 地位が与えられた3条委員会として設置されます。みずから規則を制定できるなど、通常の行 政機関よりも高い独立性を持っていると言えます。 4つ目が、特定個人情報保護評価ですが、これは、特定個人情報ファイルの保有変更にあた り、プライバシーや特定個人情報へ及ぼす影響を事前に評価し、その保護のための措置を講じ る仕組みであります。マイナンバー法では、行政機関等の公的な組織に対しては、特定個人情 報保護評価の実施を義務づけております。詳細は、特定個人情報保護委員会規則で定める指針 で示されることになりますが、特定個人情報の収集目的や収集方法、管理方法などを検討し、 特定個人情報ファイルを扱う情報システムが、プライバシーに配慮した設計となっているかと いうことを確認することとなります。 5つ目の罰則の強化ですが、マイナンバーを利用する行政機関の職員や事業者などの違法行 為に対しては、厳しい罰則が適用されます。従来の行政機関の保有する個人情報の保護に関す る法律に定められている個人情報ファイルの違法な提供等よりも厳しい罰則とされております。 例えば、行政機関等の職員が正当な理由なく特定個人情報ファイルを提供した場合、4年以 下の懲役または200万円以下の罰金もしくは懲役と罰金の両方が科せられることになります。 このように、制度上の保護措置という観点から対策が講じられますが、詳細につきましては、 まだ示されていないこともありますので、今後も、国の情報に注意して、対応してまいりたい と考えます。 ○議長(中村俊六郎君) 3番、石井芳清君。 ○3番(石井芳清君) 言われていることがさっぱりわかりませんけれども、多分、説明され ている方もわからないと思うんですね。大体聞くと、これは、国が国民のデーターを管理して、 国民は、簡単に言うと全く何も使えないということを示しているじゃないですか。といっても、 これは、行政機関が言っていることですので、そういうものではないかなということの理解を いたしました。これは、また細かい国からの指示もあるということで、今日はここでとめてお きたいと思います。次に移ります。 35ページ、企画費の中の負担金補助及び交付金ということで、国際交流事業、それから19節 工事請負費で、姉妹都市交流看板ということも出ているわけでありますが、内容を聞くといよ りも、一つ提案がありますので、賛同いただければ事務について説明を受けたいと思います。 これは、実は、一般質問にも出してあったんですけれども、時間の都合上、カットさせてい ただいたんですが、先般、メキシコから市長が見えまして、御宿小学校で児童とともに会食を -359- されました。その中で、子供たちと市長との交流があったわけでありますけれども、例えばメ キシコというのはどういうことをご存知ですかとか、また逆のこととかがありまして、その中 で、メキシコ料理を紹介する場面がありましたが、唐がらしの話題が出ました。唐がらしとい
    うのを調べてみますと、メキシコ原産で、8,000年前から食べられて、4,000年前から栽培が始 まっているという非常に古い歴史を持ったものだと、それで結構、市のあるプエブラ州という のは、このメキシコの中でも、最も優良な唐がらしができるという産地であるということで、 個人的に市長にお願いをしたわけなんですけれども、ちょうど市長の任期の中で、その準備は 伺っていないわけでありますけれども、ぜひこの唐がらしということで、これは、メキシコの 唐がらしを使って、学校教育の中で、校庭でも、また畑もございますから、そういう中で植え ていただいて、教育の一環にも、私はなると思うんですね。それから、私たち、農村地帯の農 家の方々、畑の隅に少し植えただけでも、簡単に、干しただけで、パッケージもできますので、 そうしますと学校教育、そしてまた産業、また観光飲食店も含めて、御宿町の唐がらしという のは、ほかと違うんだと、由緒、いわれがあるんだという形の中で、大きな差別化にもなると、 教育にもなるし、差別化にもなるというふうに思うわけでありますけれども、ぜひ、この唐が らし、交流についての提案なんですけれども、いかがでしょうか。 ○議長(中村俊六郎君) 田邉産業観光課長。 ○産業観光課長(田邉義博君) 今年の1月下旬のテカマチャルコ市長来町の際、メキシコ産 の唐がらしを分けていただき、メキシコと日本の交流発祥の地である御宿町で、栽培、収穫す ることで、御宿の作物として、あるいは加工品として、特産品に育てたいと、石井議員のご提 案に、テカマチャルコ市長さんは快諾されました。輸出国でございますメキシコの規制や海外 からの植物の病害虫の侵入を防ぐための規制である日本の輸入植物検疫の関係もございますの で、メキシコ大使館を通じて、できれば、今お話がございましたメキシコの姉妹都市の提携を いたしましたテカマチャルコ市のあるプエブラ州の特産品種の種の入手ができればと考えてお ります。特産品とする計画のほか、小中学校での栽培や給食での利用などができれば、姉妹都 市交流に厚みが増すものと考えております。ある程度めどがつきましたら、ご報告させていた だきたいと思っておりますが、直接の種の入手が難しいので、国内で手に入るメキシコ原産の もの、二、三、種を入手しております。これから、ポットで、ポット苗として、ある程度定植 が可能になりましたら、学校等に配布していきたいと考えております。 ○議長(中村俊六郎君) 渡辺教育課長。 ○教育課長(渡辺晴久君) 子供たちの食育、それから町の歴史等、そういった学ぶ面で、非 -360- います。 常にいい教材になっていくと考えておりますので、産業課のほうで、種の入手と準備が整って、 調整しながら、学校のほうで、教材として活用できるかどうか、また検討してまいりたいと思 ○議長(中村俊六郎君) 3番、石井芳清君。 ○3番(石井芳清君) ぜひ、御宿、そしてメキシコ、その2つの形として大きく育てていた だきたいというふうに考えています。次に移ります。 42ページ、民生費でありますが、社会福祉総務費、11節需用費、消耗品費ということで、概 要のほうでは、この中で、おむつですか、高齢者より乳幼児ということでありますが、この事 業内容の詳細について、説明を受けたいと思います。 ○議長(中村俊六郎君) 多賀保健福祉課長。 ○保健福祉課長(多賀孝雄君) 議員からのご指摘もございましたし、また住民の懇談会等で もお話が出ておりますが、今回、実施します内容といたしましては、現在無料でおむつ券を配 っております要介護者の4から5の介護認定を受けている方、対象者が約60名いらっしゃいま す。そのほかに、社協のほうで、それ以外で、おむつを必要としている障害者関係の方が10名 いらっしゃいます。こちらの高齢者関係の方に配付と、新生児の方、出生時に、お祝いとして、 当然おむつを使うという方が多うございますので、そういった出生時の届出の際に、新生児、 対象としまして、今のところ40名予定してございますが、こちらは、45リットルの袋を50枚予 定しております。月に約4枚程度という形で、積算してございます。 以上です。 ○議長(中村俊六郎君) 3番、石井芳清君。 ○3番(石井芳清君) いわゆる積算根拠は、一袋50円ということでよろしいわけですよね。
    そのトータルが24枚ですね。私、せっかく新しい事業は組んでいただいて、大変ありがたく思 うわけでありますけれども、これは社会福祉費ですよね。自分たちで払うということではあり ませんか、これは。それで、この袋なんですけれども、これはたしか業者委託ですよね。これ は、町内のお店から買うかどうかよくわかりませんけれども、例えば、町が、一定この部分の 袋数、買い受けて、福祉のほうに渡すというと幾らになるんですか、それは。 もう一つ、時間がありませんから、結論めいた話をさせていただきますけれども、これは、 趣旨をきちんと説明すれば、多分、業者の皆さん、無料で提供いただけると思うんですよ。こ れは、すごい金額じゃないですか、さっきの金額なんでしょう、手数料も入っているわけです けれども。これは、福祉のために、こういう方のために、丸々事業所にも買いますよ、寄贈さ -361- せていただきましたと。社会貢献は、普通いろいろ寄附をやられますよね、いろいろ形で木を 植えたり。そういうことは可能じゃないですか、交渉してみたらいかがですか。これは、直接 は無理ですよ、仕組みが違うわけですから。これはできないんですか。 ○議長(中村俊六郎君) 佐藤建設環境課長。 ○建設環境課長(佐藤昭夫君) ごみの袋の関係でございますけれども、庁内関係部署で、協 議をして、検討させていただきたいと思います。 ○議長(中村俊六郎君) 3番、石井芳清君。 ○3番(石井芳清君) 私の言ったことは、どこまでできるかわかりませんけれども、買うと いうことですよね。それだけの話じゃありませんか。それが行革大綱の中身の話なんでしょう。 各課で連携して、予算も有効に使って、町民の福祉に寄与するということじゃないですか、一 言で言えば。何でそんなことができないんですか。随分遠いですか、隣の席がいいですか。課 でも、一階上ぐらいの話でしょう。 それと、この紙おむつなんですけれども、今年の1月からなんですけれども、私も知らなか ったんですけれども、リサイクルが可能になったそうですね。これは、きちんと処理をして、 汚泥、それからパルプと分けるということで、これは、産学共同で研究がされて、3年間、試 行運転をして、成果があったということで、今年、公表されております。九州なので、その事 業所がここから遠いので、無理かどうかというのはあるんですけれども、それと先ほどのもし こういう袋、提供いただけると、そういうことも含めて、ちょっと余談になるかもわかりませ んけれども、町表彰規程がございますよね、御宿町は。先般、小さな親切運動ですか、そうし たものの再開ということもあったようでありますけれども、そうした一つ一つの善行に対して、 町長名で表彰状を差し上げたらどうですか。表彰状は幾らかかるんですか。 ○議長(中村俊六郎君) 木原総務課長。 ○総務課長(木原政吉君) 表彰状一枚については、大体、今70円程度です。 ○3番(石井芳清君) 今の事業費で充分できるじゃありませんか。町長名のそういう表彰状 は出したら、町長は下がりますか。全国には、そういう自治体はたくさんございますよ。いい ことはやったら、町長の名前で、表彰状は差し上げようと、励まそうと、町民もそうでありま すけれども、職員でもそうじゃありませんか。この予算は執行する、いろいろな改革の提案が あるじゃありませんか。いい案があったら、そういう職員を表彰したらいかがですか。また、 1年間やって、いい結果を出したら、表彰したらいいじゃないですか。そこは、単に、今、持 ってきましたけれども、4年以上、15年以上で、その6項に、前各号に掲げるもののほか、こ -362- れと同等以上の功績のあるもの、この中で読み切れますけれども、これは、それに議会決議は 必要ですか、内部規定でしょう。町長の指示でできるんじゃありませんか。それは、今、必要 じゃないんですか。クラブ団体は立ち上げるのも、それは、否定はいたしませんけれども、そ うしたことに、町長として、それをどう評価するのかと、町民の皆さんを励まして、職員の皆 さんを励まして、いい町づくりしていくということじゃないんですか。そういうことはできな ○町長(石田義 君) よくわかりました。いいご提案いただき、ありがとうございます。検 いんですか。
    ○議長(中村俊六郎君) 石田町長。 討します。 ○議長(中村俊六郎君) 3番、石井芳清君。 ○3番(石井芳清君) 次にいきます。 76ページ、中学校費という中で、設計業務委託ということで、これは、概要説明のほうで、 中学校に太陽光のパネルを設置したいというたしか予算であったというふうに思いますが、こ の内容、それからせっかくこういうものを予定されておりますので、ちょっと具体的な内容も 含めて、それからこうした設置したものがどう教育に生かされるかということも、私は大変大 事な内容だと思うんですね。その教育内容も含めて、この太陽光事業について、説明をいただ きたいと思います。 ○議長(中村俊六郎君) 渡辺教育課長。 ○教育課長(渡辺晴久君) 御宿中学校の設計委託ということでございますが、こちらのほう については、県の地域グリーンニューディール基金を活用して、太陽光発電と蓄電池を設置し、 太陽光発電と蓄電池設備の設置を計画しておりまして、その実施計画を来年度に行いまして、 27年度に設置工事を行ってまいりたいと考えております。 現在の設置の規模といたしましては、太陽光パネルが10キロワット、リチウム蓄電池は15キ ロワットアワーのものの設置を計画しております。太陽光の能力ですが、10キロワットという のは、太陽光発電設備の設備利用率というのがございまして、そういったその利用率を勘案し た場合、28キロワットアワーが確保できるものとされております。通常は、校舎棟等を含め、 活用をいたしまして、非常時には、避難所のテレビや電気ポット、防災無線や携帯電話の充電 などに活用し、夜間については、蓄電池から、一部の照明、またテレビなどに活用することを 計画しております。 教育効果ということで、環境とか環境教育の醸成をそういった形で図っていけるかというふ -363- うに考えておりまして、計測器で、その機械について、どのくらい電気が発電できているかと かというようなデーターを子供たちのほうに示していければというふうに考えております。 ○議長(中村俊六郎君) 3番、石井芳清君。 ○3番(石井芳清君) 了解いたしました。次に移ります。 82ページでありますが、先ほども出ましたが、体育施設費ということで、委託料ということ で、指定管理料50万円、それから15節パークゴルフ場排水工事ということでありますが、たし かパークゴルフ場につきましては、観光協会に指定管理で委託をかけるというふうに伺ってお るわけでありますが、この運営状況について、私は、報告が必要だったかと思いますが、どう いう運営状況になっているかについて伺いたいと思います。 ○議長(中村俊六郎君) 渡辺教育課長。 ○教育課長(渡辺晴久君) パークゴルフ場とテニスコートにつきましては、今年度から一般 社団法人御宿町観光協会が指定管理者として管理を行っているところでございますが、パーク ゴルフ場とテニス場の2月までの売り上げにつきましては、307万円でございます。昨年度の 同時期に比べて29万8,000円程度の減となっております。 また、経費につきましては、2月の段階で、522万円ということでございまして、主にコー ス管理のための人件費や備品、消耗品などにつきまして、指定管理で計画され、当初、申請さ れていたときよりも、そういったものに経費がかかっているというような状況でございます。 ○議長(中村俊六郎君) 3番、石井芳清君。 ○3番(石井芳清君) たしか黒字での指定管理の入札のときは、そういう設計書であったと いうふうに理解しておりますが、これが、2年、3年ということになるわけでありますけれど も、1年目からこういう状態というのはいかがなものかなというふうに思うことと同時に、先 般の温泉町づくり事業の委託という最終的な事態、執行できなかったということもあるわけで ありますが、それから先ほど出ましたいわゆる観光関連の委託、それから駐車場の委託は、た しかここにもありましたか、そうしたものは、本当にこれできちんと執行していただけるのか ということで、私は、疑念は抱かざるを得ないわけですよ。今後、こうした事務について、ど
    う取り扱っていくのかという簡単なことについてだけ答弁を求めたいと思います。 ○議長(中村俊六郎君) 渡辺教育課長。 ○教育課長(渡辺晴久君) 現在の指定管理ということで、25年度から27年度までということ で、観光協会のほうで、指定管理の期間がございます。今回も、排水の施設整備ですとか、昨 年度は、テニス場のトイレの改修といったところで、町としても、設置者としての環境整備の -364- 向上に努めているところでございますが、指定管理者につきまして、今後、収入増や管理経費 の削減に努めていくものと思っておりますが、当初計画よりも経費がかかっているというのが 現状でございますので、指定管理者の中で、町としては、運営をしていただくというような形 で考えております。 ○議長(中村俊六郎君) 田邉産業観光課長。 ○産業観光課長(田邉義博君) 観光業務につきましては、今までも、特に問題なく事業を遂 行していただいておりますが、今まで以上に、連絡を密にしてまいりたいと考えております。 ○議長(中村俊六郎君) ほかに質疑ありませんか。 ○議長(中村俊六郎君) 11番、貝塚嘉 君。 ○11番(貝塚嘉 君) 11番、貝塚、1つ、2つ、ちょっとお聞きします。 35ページの企画費の中の負担金、補助金、交付金及びその中の国際交流事業100万円、今ま では、50万円ぐらいしかついていなかったと思うんですけれども、これが100万円になったと いうことは、国際交流事業という形の中で、どういう内容、事業計画がこの100万円の中に含 まれているのか、お尋ねしたいと思います。 ○議長(中村俊六郎君) 田邉産業観光課長。 ○産業観光課長(田邉義博君) こちらは、ただいま議員さんがおっしゃられていた規定、例 年50万円でございますが、この50万円につきましては、せんだってテカマチャルコ市長がお見 えになりましたが、次年度、メキシコの学生さんたちを20名お迎えして、事業を行うというた めの経費でございます。こちらの事業につきましては、実施主体といたしましては、日本メキ シコ交流プログラム委員会というものがございまして、そちらのほうを中心に行っていきまし て、町といたしましては、学生のアテンド、成田空港へバスで迎えに行ったり帰りでしたり、 また団体で近所に出かけるなどのアテンドをすることと、あと歓迎レセプションですとかスポ ーツイベント、こちらに参加していただくお手伝いをする計画でございます。 ○議長(中村俊六郎君) 11番、貝塚嘉 君。 ○11番(貝塚嘉 君) 実は、今、課長が申し上げましたけれども、一昨年、町長が、メキ シコへ行かれたときに、何かそういう計画も話されたとか、あるいはテカマチャルコ市長が、 本町を訪れたときにも、交流をしたいと、姉妹都市を結んで、そういった文化交流もしたい、 あるいはいろいろな意味でのもっと御宿とメキシコとの交流も続けたいというような話をされ たというような話も聞きまして、そういう中で計画されて、これは、当初の予定は、一応、中 止になって、再度この計画を検討し、実施するという形に、運びになったというんですけれど -365- も、今おっしゃったようなこれは、もとをただせば、御宿町の町長が、そういうお話をされて、 こういう段取りになったというようなことを聞いております。よって、この交流事業の予算、 これは、課長はどのぐらいか聞いていますか。1カ月、約1カ月ぐらい、20日ですか、20名が、 1カ月近く御宿を中心にして、日本の文化に触れて交流するということに関して、総額予算は 聞いていますか。 ○議長(中村俊六郎君) 田邉産業観光課長。 ○産業観光課長(田邉義博君) 正確な総事業費はまだ聞いておりません。ただ、メキシコ政 府のほうから日本円にして300万円程度の補助金が出ると伺っております。 ○議長(中村俊六郎君) 11番、貝塚嘉 君。 ○11番(貝塚嘉 君) それを中心として、前後、予算が確定していくんだろうと思います けれども、御宿町が、やはり発起人みたいな形で、この事業が進んできているという形の中で、
    50万円の負担でという部分は、いかがなものかなと、あるいはまた今年度で、今年度限りで、 次年度からの交流を考えているのかどうか、それをちょっとお聞きしたいです。 ○議長(中村俊六郎君) 田邉産業観光課長。 ○産業観光課長(田邉義博君) こちらの事業でございますが、NPO法人のワンワールドコ ントリビューションというところが事業として行うと伺っております。こちらで、スポンサー なども募るというようなことを聞いております。次年度以降の資金調達ですとか事業の継続に ついては、今のところ、お話を伺っておりません。 ○議長(中村俊六郎君) 石田町長。 ○町長(石田義 君) 今、貝塚議員さん、ご指摘いただきました点でございますが、およそ 確実な全体予算というのは固まっております。およそ800万くらいになるのか、それでそのう ち3分の1程度、メキシコ政府から、そしてその中には、参加される学生の航空運賃、これが やはり3分の1ぐらいいってしまうんですね、300万円程度。そして、地元負担として、残り 3分の1ということでございますが、実際に経費として出るのは、先ほど田邉課長が申し上げ たということは、いろいろなこちらの役場の会議室とか、あるいは中央国際高校の会議室をお 借りするとか、あるいは千葉工業大学の研修センターをお借りするとか、そういう形が経費計 算される。だから、それが、やはり200万円とか250万円ありまして、しかしながらそれは、一 応、形としては、そういう事業費として、メキシコ政府に申請して許可を得る。第一次査定は 通っていますので、間もなく、今、今度4月になりますけれども、日本式に言えば交付確定と いうんでしょうか、そういうことが来ると思うんですが、そういう形でございます。そういう -366- ことで、初めての事業でございますので、ぜひ成功させたいし、内容も見まして、来年度も、 状況を見まして、先ほど出ましたように、メキシコの方々が、また御宿に来たときに、地元学 生、中学生、小学生、みんなが交流したり、そういうことも、当然、行いますけれども、ぜひ 成功させたいと思っています。そういう状況を見ながら、また来年度は検討していきたいと思 っています。ぜひ続けたいとは思っております。 ○議長(中村俊六郎君) 11番、貝塚嘉 君。 ○11番(貝塚嘉 君) 続いて、観光関係でお聞きしたいのは、観光事業の中の100万円の 温泉事業補助金ですか、これが計上されているんですけれども、この温泉事業、これは、どこ がどのようにこの温泉事業を申請していくのか、ちょっとそれをお聞きしたい。これは、国か らのいただいた温泉事業はできなくなったと、そういうことで、1,350万円のお金、これは使 えなくなったということで、それで、なおかつここに事業補助金として100万円が計上されて いる、私は、これは腑に落ちないんですけれども、これについてちょっと説明してください。 ○議長(中村俊六郎君) 田邉産業観光課長。 ○産業観光課長(田邉義博君) 御宿温泉町づくり事業補助金の100万円は、温泉町づくりを 推進するため、温泉施設を経営される方を対象に、補助制度を創設させていただくものでござ います。温泉事業の有用性は、先ほど来充分ご審議いただいているところでございますが、こ のいい経済循環に弾みをつけるために、集客の核となる宿泊施設、こちらに温泉を導入してい ただきたいということで、予算計上させていただいております。 補助は、町の税務住民課へ、鉱泉浴場経営申告書、こちらを提出、受理され、入湯税の特別 納税義務者となられた方を補助対象としておりますので、特に先ほど来からの国の交付金事業 で行うということではなく、税務課のほうへ申告をしていただいて、温泉浴場を経営するとい うようなことになられましたら、補助の対象とさせていただくという趣旨のものでございます。 ○議長(中村俊六郎君) 11番、貝塚嘉 君。 ○11番(貝塚嘉 君) ちょっと納得がいかないというか、わからないですね。今、課長が 申したことは、本当にその気持ちでというものがあったんだとしたら、何で国に申請した温泉 町づくり事業を積極的にかかわって、この事業を進めていくということであればわかったんで すけれども、どうも、片方を潰しておいて、片方を進める、だけど受け皿はないでしょう、こ れは。事業体はあるんですか。事業体は町なんですか。補助金を出すのに、ただ町、税務課へ 来て申請して、温泉宿として許可をとってやれば、補助金は出しますよ、おかしいんじゃない
    ですか、これは。どうも私は、これは納得できないので、申しわけないけれども、これは賛成 -367- できないですね。こういうことを考えていたのであれば、もうさんざん言ってきたから、私は 言いたくないんですけれども、何で最初にこういう事業をやりますからと、こういうことをし ますから加入してくださいよ、こうしてみんなして、温泉事業、立ち上げてくださいよという ことができなかったのかというんですよ。これは、こういうことをやってやっても、やるとこ ろは、一軒も出てきませんよ。自分で、だって、大多喜なら安価で持ってくるか、自分で大多 喜にとりに行くんですか。自分で、温泉は掘ってやりますよということで、これをつけるんで すか、考えられないよ。事業主体があって、初めてそこから、こういうことでやりましょうと いって申請して、補助金はつけますよということであるんならいいけど、全く事業体がないじ ゃないですか。私の考えが間違っているかどうかわからないけれども、私は、これについては、 どうも納得がいかないです。ですから、これは、ちょっと予算から外すべきではないかなと思 いますよ。ここまでも、温泉まちづくりをしていくんだ、推進していくんだということだった ら、調査費ぐらいにしておけば、まだ私も、賛成できるし、協力できるし、やっていこうとい う気になりますけど、国の事業で、国からいただいたお金でできなかったけれども、私は、町 長が、町民に公約したから、何としてでも温泉事業を進めたいんだと、国や県の補助金をもら わずに、町独自の予算で進めていくと、そのためには、こういう助成をいたしますよ、よって、 許可をいただいて、こうしてくださいと、町の観光課が、先進事業部か、あるいは事業体か何 かを設置して、それでやってみましょうというんなら納得しますけれども、事業体がないじゃ ないですか。ないのに、今、言ったようなことで、申請して、それで分けますよ、おかしいじ ゃないですか。 ですから、これは一旦取り下げるべきだと思いますよ。事業ができなかったんですから、名 目を変えるか、あるいは取り下げるかしてと私は思います。 ○議長(中村俊六郎君) 石田町長。 ○町長(石田義 君) 先ほど田邉課長が説明をいたしましたが、この一連の温泉の町づくり 事業の経過の中で、ある時期に、先ほどもいろいろご意見いただきましたけれども、この総務 省所管によります温泉事業の対象と、そして地元温泉を活用した皆様方の状況がございまして、 そういう中で、広く温泉事業を展開していくために、このような補助要綱を設けて、補助金を 設置させていただいたわけでございます。 そういうことで、非常に及ばせながらといいますか、小さいものでございますが、できるだ け活用していただきたい。結果として、総務省補助金事業はできないことになりましたけれど も、私も、公約として上げた面もございます。それと、観光協会の理事会とか資格委員会の中 -368- の会議の中で、このことについて説明をさせていただいたときに、ご質問がありました。その ときに、これは、どういう形で適用されるんですかということでご質問がありましたので、今、 それは、田邉課長が申し上げたとおりで、温泉事業を進めている方々には、皆さん、適用にな りますということで、補助要綱の中にも、総務省の事業のみとか、または地元温泉事業だけと かという表現は全くございません。そういうことで、総務省所管によります事業はできなくな りましたけれども、この補助要綱、補助金については、計上させていただいたということでご ざいます。 11番、貝塚嘉 君。 ○議長(中村俊六郎君) ほかに質疑ありませんか。 ○11番(貝塚嘉 君) これで3回目ですから、今の町長が言ったことに関しては、それは、 私は、約束したからということなんでしょうけれども、再三言うように、去年の時点で、4月 の時点で、私は、課長に申し上げていた、こういう事業はできないんですかと。そうすれば、 こうですよということを言っているにもかかわらず、それでいて、私は、納得がいかないのは、 事業体がないのに、どうやってあれするんですか。仮に、私は、じゃ温泉事業はやろうとして、 町にあれする、あなた、どこからどこの温泉をどうやって引っ張ってくるんですかと言ったと
    きに、ないんですよ。じゃ、町が話してあった事業はなくなったけれども、そこの温泉へ行け ば、大多喜の温泉へ行けば、もらえますよ、そうしなさいよ、そういうご指導なさるんですか。 あるいは、クアハウスへ行って、もらって、事業はやりなさいよ、そうすれば10万円補助金は つけますよということなんですか。だって、その仲介ができる事業体がないのに、どうやって やるんですか。仮に、元湯さんに個人でいって、やりなさいよと、私は、個人で行ってくれま すか。事業体が契約してあって、それで事業体から分けていただくということであればできる と思いますけれども、ちょっと私は腑に落ちないですけれども、とにかくこれは、私は、減額 していただきたいと思います。 ○議長(中村俊六郎君) ほかに質疑ありませんか。 ○10番(滝口一浩君) 10番、滝口です。 観光費の御宿温泉まちづくり事業補助金100万円の減額修正動議を提出します。 ○議長(中村俊六郎君) ただいま10番、滝口一浩君から修正動議の提出がありました。修正 動議に賛成の方はいますか。 (「はい」と呼ぶ者あり) ○議長(中村俊六郎君) 修正動議が成立いたしました。修正動議を日程に追加し、追加日程 -369- 第1号として直ちに議題としたいと思います。 これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村俊六郎君) 異議なしと認めます。 ここで暫時休憩します。 ───────────────────────────────────────────────── ○議長(中村俊六郎君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 (午後 4時38分) (午後 4時48分) ───────────────────────────────────────────────── 間もなく午後5時になります。議事の都合により会議時間を延長したいと思います。 ◎時間延長の件 ○議長(中村俊六郎君) お諮りいたします。 これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村俊六郎君) 異議なしと認めます。 よって、会議時間を延長いたします。 ───────────────────────────────────────────────── ◎発議第2号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(中村俊六郎君) 発議第2号 議案第17号 平成26年度御宿町一般会計予算に対する 修正動議を配付いたします。 10番、滝口一浩君、登壇の上、説明願います。 (10番 滝口浩一君 登壇) ○10番(滝口一浩君) 10番、滝口です。 発議第2号 御宿町議会議長、中村俊六郎様。 発議者 御宿町議会議員、滝口一浩。 賛成者、御宿町議会議員、貝塚嘉 、賛成者、御宿町議会議員、 井茂夫。 議案第17号 平成26年度御宿町一般会計予算に対する修正動議。 上記の動議を地方自治法第115条の3及び会議規則第17条第2項の規定により、別紙の修正 案を添えて提出します。 -370- 提案理由。
    の修正を求める。 おりです。 地域経済循環創造事業交付金1,350万円を活用した当初の事業計画が破綻し、事業主体であ る御宿町観光協会が事業継続しないことになった。平成26年度一般会計予算に必要のない予算 修正案については、別紙、議案第17号 平成26年度御宿町一般会計予算に対する修正案のと ○議長(中村俊六郎君) これより質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村俊六郎君) 質疑なしと認めます。 これより討論を行います。 まず、反対の方の発言を許します。ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村俊六郎君) 次に、賛成の方の発言を許します。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村俊六郎君) ほかに討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村俊六郎君) 討論を打ち切ります。 これより採決を行います。この採決は挙手によって行います。 発議第2号に賛成の方、挙手願います。 (挙手多数) ○議長(中村俊六郎君) 挙手多数です。 よって、発議第2号は可決することに決しました。 発議第2号が可決されましたので、議案第17号 平成26年度御宿町一般会計予算について、 修正動議による修正部分を除いた一般会計予算の討論に入ります。 本案に対する反対意見の発言を許可いたします。 3番、石井芳清君。 ○3番(石井芳清君) 3番、石井です。 私は、平成26年度御宿町一般会計予算案に反対の立場から討論を行います。 政府は、3月20日に、4月からの消費税増税も強行する過去最大の総額95兆8,823億円に上 る2014年度一般会計予算を成立させた。この予算は、消費税率8%への引き上げ分だけで史上 -371- 空前の8兆円もの大増税となり、さらに消費税増税分は、全額社会保障に充てるとの政府の説 明により、年金や医療、生活保障など、社会保障の給付は軒並み削られるなど、増税とサービ ス単価は落ちて、10兆円とも言われる負担を国民に押しつける一方で、大企業には、復興特別 交付税の1年前倒し廃止などで優遇し、軍事費は、2年連続で増額するなど、国民の暮らしを 破壊し、軍拡を進める予算となっている。政府は、今からでも緊急に消費税を休止し、国民の 暮らしを守る予算に転換すべきである。こうした暮らし、福祉切捨ての国の政治から、町民の 暮らしを守り、希望ある町づくりをどう進めるかが問われています。 しかし、今の御宿町は、町長ご自身の公約である温泉まちづくりにおいて、町の持論を示せ ぬまま、観光業界の温泉まちづくり事業の費用の一部として、国から交付設定を受けた地域循 環創造事業交付金1,360万円は取り下げるなど、特区としての信頼が揺らいでいます。さらに、 事務においても、水道事業の補正予算の既決に見られるように、政策立案、執行、連携など、 事務執行の基本に多くの課題を抱えています。 御宿町は、わずか25平方キロに8,000人の住民が住む小さな町ですが、歴史、伝統、文化、 海、山、食材、どれをとっても、他から秀でたものを持っています。何よりも、人気あふれる 町です。類似団体の予算規模から5億円も多い31億円の予算を有効に使うことができるならば、 希望ある町づくりは可能です。平成25年度も残りわずか数日です。この1年間、それぞれの職 責にあるものが、何が足りなかったのか、どうすればよい結果が生まれたのか、真摯な反省を 求めることです。そして、4月1日から新たな御宿丸が船出できるかどうか、全て町長ご自身 にかかっていることを申し上げて、反対討論を終わります。
    ○議長(中村俊六郎君) 次に、本案に対する賛成意見の発言を許可いたします。 ○議長(中村俊六郎君) ほかに本案に対する反対意見はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村俊六郎君) 以上で、討論を終結いたします。 これより採決を行います。この採決は起立によって行います。 議案第17号に賛成の方は起立願います。 (起立多数) ○議長(中村俊六郎君) 起立多数です。 よって、議案第17号は原案のとおり可決することに決しました。 ───────────────────────────────────────────────── -372- ◎発議第1号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(中村俊六郎君) 日程第4、発議第1号 町道0110号線危険箇所に係る信号機設置に 関する意見書の提出についてを議題といたします。 提出者、瀧口義雄君、登壇の上、説明、お願いします。 (9番 瀧口義雄君 登壇) ○9番(瀧口義雄君) 9番、瀧口です。 議長より指示いただきましたのでご説明いたします。 発議第1号 平成26年3月10日、御宿町議会議長、中村俊六郎様。 提出者、御宿町議会議員、瀧口義雄。賛成者、御宿町議会議員、貝塚嘉 。 町道0110号線危険箇所に係る信号機設置に関する意見書を地方自治法第112条及び御宿町議 会会議規則第14条の規定により提出いたします。 提案理由は、町道0110号線危険箇所に係る信号機設置に関する意見書案のとおりですので、 それを読み上げさせていただきます。 町道0110号線危険箇所に係る信号機設置に関する意見書案。 本路線は、国道128号線と、県道、勝浦、布施、大原バイパスをつなぐ町の主要幹線道路で あります。また、沿線の御宿台区は、町最大行政区として着々と人口が増加しており、館山道 の全面開通や千葉圏央道の開通とあわせ、交通アクセスの向上に大きな役割を担っております。 しかしながら、当該路線は、街区と街区を結ぶ交差点においても、信号機の設置がなされてお らず、交通上、大変危険であり、地域住民方も、信号機の設置を求める声が多く上がっている また、御宿台区は、65歳以上の人口(平成26年1月末現在)が、64.3%と高齢化率の進展が 著しいことに加え、近傍地に保育所移設も予定され、送迎等で、今後ますます交通量の増加が 見込まれる中で、交通の安全性の確保に向けた信号機の設置は、最も重要な課題であると考え ところです。 ています。 これまで、町において、減速を促す路面舗装や注意看板の設置、見通し確保のための樹木の 伐採など、さまざまな対策に取り組んでいるところですが、依然として非常に危険な状況が続 いており、交通事故リスクの高い子供や高齢者を守る上で、信号機による規則的な交通秩序維 持を図ることは必至であります。よって、地域住民の安全・安心な生活環境を確保し、未来を 担う子供たちが、安心して過ごせる保育所環境を構築するため、地域の実情をお酌み取りの上、 町道0110号線噴水広場脇交差点へ信号機を設置されるよう強く求めます。 -373- 以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出いたします。 いすみ警察署長、大山邦英様。 御宿町議会。 以上です。よろしくお願いします。 ○議長(中村俊六郎君) 発議第1号を採決することにご異議ありませんか。
    (「異議あり」と呼ぶ者あり) ○議長(中村俊六郎君) ただいま動議がありました。賛成の方はおりますか。 動議が成立いたしました。 5番、 井茂夫君。 いただきたいと思います。 ○5番( 井茂夫君) 私は、御宿台出身の議員として、この件について、一言、述べさせて 私は、初当選以来、平成10年10月に、区の土木委員と職員の兼務はいかがなものかという指 摘を受け、自治会の役員にその旨を話したところ、かわりのものが探すまで、直ちには辞職が できませんでした。約1年半前に、かわりが見つかりましたので、正式に辞職しました。私は、 区役員を受託するにあたって、前職が地方公務員の土木技術職であったため、区役員から町の 土木委員に推薦され、4年半、務めさせていただきました。この間、この意見書の交差点につ きましては、町当局との打ち合わせ会議の席上、信号機設置を要望してきました。また、近々 では、昨年のたしか6月だと思いますが、町総務課、夷隅建設所交通課、自治会役員で、同交 差点の現地調査診断をし、早急に信号機の設置を要望しました。私も、技術の端くれですが、 特に道路問題については、区役員に相談を持ちかけられ、御宿台区出身の議員でありますし、 1年半の任期を全うしなかった負い目もありますので、積極的に、一区民として、時間のあい ている限り、極力ボランティアに協力しているつもりです。これからも、区民に寄り添いなが ら、諸問題を区役員とともに、また区民一人一人のために、積極的に少しでも御宿台域が住み やすい住環境を維持できるよう頑張っていく所存です。 どうか議員の皆さん、悲願の信号機設置に、寛大なる見識を持って、賛成してくださること を切に望みます。どうかよろしくお願い申し上げます。 最後に、町民の一人でも交通事故に遭わないよう、願わざるを負えません。長々の静聴、あ りがとうございました。 以上です。 ○議長(中村俊六郎君) 発議第1号を採決することにご異議ありませんか。 -374- (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村俊六郎君) 異議なしと認めます。 よって、発議第1号を直ちに採決いたします。 発議第1号に賛成の方、挙手願います。 (挙手全員) ○議長(中村俊六郎君) 全員の挙手です。 よって、発議第1号は原案のとおり可決することに決しました。 ───────────────────────────────────────────────── ◎請願第1号の上程、説明、質疑、採決 ○議長(中村俊六郎君) 日程第5、請願第1号 広域ゴミ処理施設建設にともなう県道の整 備を求める請願書についてを議題といたします。 請願第1号は、会議規則第92条第2項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。 これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村俊六郎君) 異議なしと認めます。 よって、請願第1号は、委員会付託を省略することに決定しました。 紹介議員、石井芳清君、登壇の上、趣旨説明をお願いいたします。 3番、石井芳清君。 (3番 石井芳清君 登壇) ○3番(石井芳清君) 3番、石井です。 議長よりご指示いただきましたのでご説明いたします。 請願第1号 広域ゴミみ処理施設建設にともなう県道の整備を求める請願書について。 住所、千葉県夷隅郡御宿町上布施1349の2。
    氏名、御宿町上布施区長、永石伸一。 紹介議員、小川征、大地達夫、新井 明、石井芳清。 御宿町議会議長、中村俊六郎様。 請願理由、平成26年2月16日、御宿町上布施コミュニティ消防センターにおいて、夷隅郡市 広域市町村圏事務組合より、地域の懸案である夷隅郡市広域ごみ処理施設建設の住民説明が行 われ、夷隅郡市広域ごみ処理施設は、平成30年の完成を目指すこととあわせて、御宿町からの ごみの搬入計画は、県道174号線、勝浦布施大原線を使用するとの説明は受けました。かかる -375- 道路は、区民にとっても生活道路であり、尾根を通り、カーブと坂道で幅員も狭く、普通自動 車でも、対向車との交差に支障を来す状況で、この間も、県当局に対し、整備の要望を求めて きたところであるが、ごみ処理施設が稼働し、清掃車等の大型車が頻繁に通行することによる 交通事故等の増大が懸念され、交通の安全を確保するために、全面整備が急務と考えます。 夷隅郡市広域ごみ処理施設の供用が開始されるまでに、県道174号線の上布施から広域農道 の間の全面整備及び道路整備にあたり、線形や安全対策等、地元との協議の場は持つことをお 願いするため、意見書を提出するものです。 詳細な内容は、添付資料のとおりです。採択くださいますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(中村俊六郎君) 本請願に質疑ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村俊六郎君) 質疑なしと認めます。 本請願を直ちに採決いたします。 請願第1号を採決することに賛成の方、挙手願います。 (挙手全員) ○議長(中村俊六郎君) 全員の挙手です。 よって、請願第1号は採択することに決しました。 ◎日程の追加について ○議長(中村俊六郎君) お諮りいたします。 ───────────────────────────────────────────────── ただいま提出者、石井芳清君、賛成者、小川征君、大地達夫君、新井明君から、発議第3号 広域ゴミ処理施設にともなう県道の整備に関する意見書が提出されました。 この際、これを日程に追加し、直ちに議題としたいと思います。 これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村俊六郎君) 異議なしと認めます。 よって、発議第3号を日程に追加し、直ちに議題とすることに決しました。 発議第3号を配付しますので、しばらくお待ちください。 ───────────────────────────────────────────────── ◎発議第3号の上程、説明、採決 ○議長(中村俊六郎君) 石井芳清君、登壇の上、説明願います。 -376- 3番、石井芳清君。 (3番 石井芳清君 登壇) ○3番(石井芳清君) 3番、石井です。 議長より指示いただきましたのでご説明いたします。 発議第3号 平成26年3月26日。 御宿町議会議長、中村俊六郎様。 提出者、御宿町議会議員、石井芳清。 賛成者、御宿町議会議員、小川 征、大地達夫、新井明。 広域ゴミ処理施設建設にともなう県道の整備に関する意見書を御宿町議会会議規則第14条の
    提案理由につきましては、請願理由と同様ですので、割愛させていただきます。 なお、意見書につきましては、配付いたしました意見書のとおりです。よろしくお願いいた 規定により提出します。 します。 ○議長(中村俊六郎君) 発議第3号を採決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村俊六郎君) 異議なしと認めます。 よって、発議第3号を直ちに採決いたします。 発議第3号に賛成の方、挙手願います。 (挙手全員) ○議長(中村俊六郎君) 全員の挙手です。 よって、発議第3号は議案のとおり可決することに決しました。 ───────────────────────────────────────────────── ◎閉会の宣告 ○議長(中村俊六郎君) 以上で、今定例会の議事日程は全て終了しました。 続きまして、石田町長より挨拶があります。 (町長 石田義 君 登壇) ○町長(石田義 君) 平成26年第1回定例会の閉会にあたりまして、一言ご挨拶を申し上げ 石田町長。 ます。 このたびの定例会におきましては、水道事業会計補正予算が一度否決されましたが、皆様の -377- ご理解をいただきまして、ご承認いただきました。ありがとうございます。 また、否決されました一般会計補正予算につきましては、真摯に受けとめたいと考えており ます。 また、撤回させていただいた議案もあり、平成26年度一般会計予算につきましては、修正動 議が提出され、一部修正をいただきましたが、17案件について、議員の皆様のご理解によりま して、ご承認、ご決定いただき閉会の運びとなりました。 誠にありがとうございました。 ご承認いただきました平成26年度各予算によりまして、町政各般にわたり、所期の施策を推 進し、町政の一層の伸張と町民生活の向上発展に寄与してまいりたいと存じます。 会期中、全般にわたり、議員各位により賜りましたご意見、ご要望につきましては、今後、 充分これを検討しながら、町政の運営を進めてまいる所存でございます。どうぞ今後ともよろ しくご指導、ご協力のほど、お願いを申し上げますとともに、時節柄、健康には充分にご留意 され、これからもご活躍されますようお祈り申し上げ、閉会にあたってのご挨拶とさせていた だきます。ありがとうございました。 ○議長(中村俊六郎君) 議員各位には、慎重審議をいただき、また議事運営につきましても ご協力いただきまして、厚く御礼申し上げます。新年度予算及び行政改革大綱等が可決されま した。多くの課題がありますが、行政、議会、町民が一体となり、笑顔と夢があふれる町の実 現に向けて前進しなければなりません。 以上で平成26年御宿町議会第1回定例会を閉会いたします。 ご苦労さまでした。 (午後 5時15分) -378- 方自治法第123条第2項の規定により署名する。 平成26年 8月12日 議 長 中 村 俊 六 郎 署 名 議 員 瀧 口 義 雄
    署 名 議 員 滝 口 一 浩 -379- 地 ...