長生村議会 2019-03-04
平成31年定例会3月会議(第4日) 本文
▼最初の
ヒット発言へ(全 0 ヒット) 1 ◯議長【
矢部眞男君】 皆様、おはようございます。御苦労さまです。
ただいまの
出席議員数は16名であります。定足数に達しておりますので、これより会議を開きます。
─────────────────────────────
2 ◯議長【
矢部眞男君】 日程第1、議案第4号 職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する
条例制定についてから、日程第15、議案第18号 平成31年度長生村
後期高齢者医療特別会計予算まで、質疑、討論、採決を順次行います。
議案第4号 職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する
条例制定について、質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
3 ◯議長【
矢部眞男君】 質疑なしと認めます。
討論に入ります。
(「なし」と呼ぶ者あり)
4 ◯議長【
矢部眞男君】 討論なしと認めます。
採決をします。議案第4号 職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する
条例制定について、原案のとおり賛成の方は挙手を願います。
(
賛成者挙手)
5 ◯議長【
矢部眞男君】
挙手全員。よって議案第4号は原案のとおり可決されました。
議案第5号 職員の
自己啓発等休業に関する条例の一部を改正する
条例制定について、質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
6 ◯議長【
矢部眞男君】 質疑なしと認めます。
討論に入ります。
(「なし」と呼ぶ者あり)
7 ◯議長【
矢部眞男君】 討論なしと認めます。
採決をします。議案第5号 職員の
自己啓発等休業に関する条例の一部を改正する
条例制定について、原案のとおり賛成の方は挙手を願います。
(
賛成者挙手)
8 ◯議長【
矢部眞男君】
挙手全員。よって議案第5号は原案のとおり可決されました。
議案第6号 長生村
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する
条例制定について、質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
9 ◯議長【
矢部眞男君】 質疑なしと認めます。
討論に入ります。
(「なし」と呼ぶ者あり)
10 ◯議長【
矢部眞男君】 討論なしと認めます。
採決をします。議案第6号 長生村
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する
条例制定について、原案のとおり賛成の方は挙手を願います。
(
賛成者挙手)
11 ◯議長【
矢部眞男君】
挙手全員。よって議案第6号は原案のとおり可決されました。
議案第7号
普通財産の
減額貸付について、質疑を行います。5番塩谷君。
12 ◯5番【
塩谷法道君】 減額ということなんですけれども、通常でいくと、どのぐらいの賃料が計算されているんでしょうか。
13 ◯議長【
矢部眞男君】 5番塩谷君の質問に対する当局の答弁を求めます。
企画財政課長。
14
◯企画財政課長【
木島正人君】
塩谷議員の質問にお答えをしたいと思います。
現状では適正な価格という形になっておるんですが、適正な価格といいますのが、いわゆる
鑑定評価等で鑑定をしなければならないということになっておりますが、本村においては
鑑定評価をとらずに、
固定資産税の
近傍類似宅地価格を利用してございます。それに基づいて計算いたしますと、4万平米以上ありますので、全体では1,220万円強の賃貸料という形になろうとかと思います。
以上です。
15 ◯議長【
矢部眞男君】 よろしいですね。
16 ◯5番【
塩谷法道君】 はい。
17 ◯議長【
矢部眞男君】 他に質疑ございますか。10番門口君。
18 ◯10番【門口 昭君】 この7号議案の
参考資料で契約書があります。5ページですね。この3条のところに、2項に、甲は前項の規定にかかわらず、その貸付期間内に甲が施策上この土地を必要としたとき、及び、乙がその用途を廃止したときは契約を解除することができると、契約の
解除条項が入っていますけれども、この甲が、つまり役場の方ですね、施策上この土地を必要とするというのは、具体的にはどんなことを予想しているんですか。
19 ◯議長【
矢部眞男君】 10番門口君の質疑に対する当局の答弁を求めます。
企画財政課長。
20
◯企画財政課長【
木島正人君】
門口議員の質問にお答えをしたいと思います。この
土地賃貸借契約書については、村の一般的な契約書の案を使っているものでございまして、具体的に施策上この土地を必要としたときという例はございません。ただ、今後、技専の跡地をこれから有効活用していくに当たりまして、今後検討していかなければなりませんので、その関係で、早期にあの土地を使って何かするというようなことがあった場合については、乙に対して契約の解除の申し入れをしたいというようなことでございます。
以上です。
21 ◯議長【
矢部眞男君】 10番門口君。
22 ◯10番【門口 昭君】 随分雑駁な条文で、
契約解除って、全くなくしちゃうんですね、相手の権利や義務を。なのに、具体的なものを想定しないで契約するというのは、ちょっといかがなものかと。相手の立場を考えないといけないですよ。これは一方的に村のことだけしか考えてない。それはどう思いますか。後で何か協議して、また何かあったら決めていくという方向なんでしょうけれども、この条項はちょっといかがなものかと。相手方の立場を考えて、ちょっと答弁してください。
23 ◯議長【
矢部眞男君】 10番門口君の質疑に対する当局の答弁を求めます。
企画財政課長。
24
◯企画財政課長【
木島正人君】 ただいまの
門口議員の御質問にお答えします。
確かに議員のおっしゃるとおり、相手のことを考えてない一方的な契約と言われればそれまでかもしれませんが、ただいま
門口議員がおっしゃったように、これについては、また今後、甲乙協議をしながら決定をしていきたいということでございます。
以上です。
25 ◯議長【
矢部眞男君】 よろしいですか。
26 ◯10番【門口 昭君】 はい。
27 ◯議長【
矢部眞男君】 他に質疑ございか。14番中村君。
28 ◯14番【
中村秀美君】 ちょっとこれはお伺いしたいんですが、これは土地の
賃貸借契約書の案というのは、これは執行部の方で作成したものなんでしょうか。
29 ◯議長【
矢部眞男君】 14番中村君の質疑に対する当局の答弁を求めます。
企画財政課長。
30
◯企画財政課長【
木島正人君】 この契約書については、村の方で作成したものでございます。
以上です。
31 ◯議長【
矢部眞男君】 14番中村君。
32 ◯14番【
中村秀美君】 そうしますと、若干これは不備といいますか、まず第2条の使用目的なんですけれども、この契約書をざっと見てみますと、これが、
グランピングでですか、
キャンプ場を利用した研修だとか、そういった使用目的が一切なくて、
事業用地としかこれは記載をされてないんですけれども。通常、一般的には、例えば、うちでお借りしている土地の契約書を見ますと、本物件を
旅客自動車運送業のための営業所、
自動車駐車場として使用し、その他の目的には一切使用しないものとするというのが、これが何か一般的なその契約のあり方なんだそうで。
ちょっとその辺が明確でないということと、何でそこまで気にするのかといいますと、このBUBという会社、一番最初に来たときに、双方にとってこれはチャンスですよということを言ったんですけれども、2回目に来たとき、新たに出資者が増えたということだけで、その具体的な
事業計画を何とかアピールしようとか、もう少し普通、
ベンチャー企業であるとすれば、もっと必死に、原価計算ですとか、採算性だとか、そういったものをアピールするのかなと思ったんですけれども、そういったことがちょっとなかったので、気になってネットで調べてみますと、
ホームページもなくて、実際に、例えば六本木で事務所を構えるとしますと、10畳ぐらいでやっぱり、3、40万円ぐらいの家賃が発生するんだそうで、当然、彼らの生活費や何かを考えますと、何か他に事業をやってないと成り立たないだろうと思うんですよね。
そこで気になっていたんですけれども、まず村の方で、この当該法人の
登記簿謄本なり定款なりを徴取していると思うんですが、ちょっとその辺を教えていただけますか。
33 ◯議長【
矢部眞男君】
企画財政課長。
34
◯企画財政課長【
木島正人君】 ただいまの
中村議員の御質問にお答えしたいと思います。
私どもの方でも、この第2条の
事業用地、これだけじゃちょっと無理があるだろうということで、今の現状では、
参考資料の9ページにあります10条の規定による特約事項、今現在9項目しかないんですが、この中で
事業用地とはこういうものだよということで規定をしようと考えておりました。ただいまの
中村議員からの質問もありましたので、契約書の中に記載できるのであれば、今後、記載をしていきたいというふうに考えています。
それから、事業なんですが、
登記簿謄本をとっておりまして、その中でちょっと申し上げさせていただきますと、目的といたしましては
インターネット、ウェブサイトなどの企画及び運営、それから
インターネットによる広告及び
マーケティング事業、
人材育成のための研修及び
教育事業、
人材派遣事業及び
人材紹介業、
イベントの企画、制作、運営、実施、管理及びコンサルティング、
レジャー施設、ホテル、旅館及び
スポーツ施設の経営、運営並びに管理、それから
アウトドア用品、
スポーツ用品及び
日用品雑貨の企画、開発、製造及び販売、その他、全部で11項目入ってございます。
以上です。
35 ◯議長【
矢部眞男君】 14番中村君。
36 ◯14番【
中村秀美君】 そうすると、IT関係の企業だというふうに受け取れるんですけれども、それにしては、自社の
ホームページが何か、昨日帰って検索したんですけれども、やっぱり見当たらなくて。果たしてその事業の実態としてどんなことをやっているのか、ちょっと実態が不明で、若干不安になったんですけれども。
引き続き、この賃貸料のことなんですが、通常は、だから、前払い、その翌年度分を前年度の3月の末日までに払うとか、ちょっとその辺が明記されてないんですよね。これは前家賃なんですか。後家賃なんていうことは本来、あり得ないはずなんですけれども、ちょっとその辺をお伺いします。
37 ◯議長【
矢部眞男君】
企画財政課長。
38
◯企画財政課長【
木島正人君】 村の
普通財産の
使用賃貸借契約書については、全て後払いというような形でやっておりますので、この土地についても年度末の支払いという形になっております。
以上です。
39 ◯議長【
矢部眞男君】 14番中村君。
40 ◯14番【
中村秀美君】 ちょっと一般的な
賃貸借契約からすると、かなり不自然な話であって。そうしますと、当初、村としては1,200万円かけて浄化槽を整備して、なおかつ、1年間使わせて、それこそ、その間に事業の成果が出なかった場合、どうするのかなとかというような、また心配も出てくるわけで。
これは条項を見ていますと、保証金もないんですよね。そうすると、村の財産を貸し付けるに当たって、先ほど来、今定例会の答弁を伺っていますと、財政が厳しいということですから、財政が厳しい中で、こういった有利な条件で貸し付けて、なおかつ、その保証がないというのはちょっと問題があろうかなと思うんですよね。これはちょっと拙速に急ぎ過ぎているのかなと思うんですよ。
心配だったのが、先ほど申し上げましたように、ちょっと業者としての実態が見えない。そうした中で、こんなことはないんだろうとは思うんですけれども、例えば、政教分離の原則があって、宗教法人、あるいは村の施設を貸してくれということはできません。だけれども、第三者が介在したことがあると、またこれは違う話になってくるんだろうと思うので。自分が仮にその事業を考えたとするときに、まずは年間運営するための収益をどこから上げるのかということを考えるんだろうと思うんですよね。
そうしますと、何でこの辺、本来は山の中ですとか、海岸の近くの木造校舎の廃校を利用した
グランピングなりというのを考えるのが一般的なんですけれども、今回の場合は、校舎は使わないということなので、その辺、通年で収益を考えるには非常に困難だろうなというふうには、推測はしていたんですけれども。ちょっと何度も申し上げましたように、業者の実態が見えないので、例えば、年間、村内にある宗教団体の
イベントなり何なりである程度、契約をしちゃっていたとすると、これはまた後々、物議をかもす問題にもなりかねないということが懸念されるわけですよ。そうしますと、今度は
特約条項の中に、当該土地は公有地であって、
宗教活動、その勧誘、啓蒙なりの、
宗教活動には利用しないとか、そういったことも考えなきゃいけないんだろうと思うんですね。
もう少しちょっと時間を置いて、例えば、初年度は4月1日からではなくて、
日割り計算でもいいから、もう少しちょっとこの辺を検証してから契約を結ぶというようなことを考えた方がいいんじゃないのかなと思うんですよね。ちょっとその辺はいかがなのでしょうか。
41 ◯議長【
矢部眞男君】
企画財政課長。
42
◯企画財政課長【
木島正人君】 ただいまの
中村議員の御質問にお答えいたします。
確かに、
ホームページもなくて、私もいつも調べているんですが、まだつくられていないということで、
株式会社BUBの方に尋ねますと、契約できた段階ではすぐ立ち上げていくよというような話はされているんですが、まだ今のところはできていないということで。宗教法人的なものには使わせないよというようなものについては、
特約条項の中で当然、つけていきたいなと考えております。まだ、これが決定事項ではありませんので、村として考えているのは、地域の活性化のために地場産品等を使っていただきたいよというようなことも入れながら、また今後、詰めていきたいと思っていますので、その中で規定できるのかなと考えています。
それと、あと、4月1日でなく、もう少し時間を置いてというような話もございますが、起業者として立ち上げたばっかりでございまして、できれば夏前から、一番稼ぎどきということで、夏前から事業の方を軌道に乗せていきたいというような要望もございましたので、村としては熱意のある事業者と、起業家という観点から、今回、4月1日からということで、拙速かなという意見もございますが、今回、上程させていただいたところでございます。
43 ◯議長【
矢部眞男君】 14番中村君。
44 ◯14番【
中村秀美君】 これは押し問答になっちゃうと思うんですけれども、であるならば、もう既に3月に入って、4月1日から契約で、その事業をスタートするのであれば、
ホームページなりを作成して、例えば、外観の予想図ですとか、こういった形で、それこそ集客を始めるとか、そういったものがあってしかるべきなんだろうと思うんですよね。先ほどおっしゃっていたように、4月から事業を始めたいというのに、まだ
ホームページもない。長生村と契約して、どういったものをつくるとかというのも全然ないわけですよね。これは私が心配していることが単なる懸念で終わればいいんですけれども、これは
減額貸付と、これは土地の契約書が本来はセットで議案になっているものですから、ちょっとこの辺の不備を考えますと、もう少し精査して、例えば、今回は見送って、4月に再度、臨時で会議をお願いして、その審査をしてもらうとか、そういったことも考えるべきなんだろうと思うんですよね。
最後、またこの契約書に戻りますけれども、これは連帯保証人もないんですね。普通は、例えば、この会社が支払い不能になったときに、この代表者が連帯保証人になるんですけれども、ちょっとその辺もないわけで、この契約書自体がかなり不備な点が多い。これで貸し付けることには、百歩譲ってよしとしても、ちょっと相手の実態が見えないということと、もう少し
特約条項を整備する必要があるんだろうと思うんですよね。そのための執行部内部で検証する時間と、我々議員の皆さんの意見を聴取する、そういった機会をもう1回設けた方がいいんだろうと思うんですよね。その辺はいかがなんでしょうか。
45 ◯議長【
矢部眞男君】 小高村長。
46 ◯村長【小高陽一君】 いろいろ貴重な御意見をありがとうございます。
確かにちょっと内容が脆弱なのかなという気持ちは私もしておりますし、まず第一に、このBUBの2人と会ったときにも、やる気はとにかく感じられましたけれども、実態がどうなのよと。私も商売をやっていましたから、やっぱり人を見間違ったこともありますし、痛い思いをしたこともありますので、ましてや、村がやることで失敗はあり得ないという立場になりますと、非常に心配な点はございます。
まず、先ほど指摘いただきました
ホームページに載せるものについては、2月25日に私も参加しまして、現地で撮影をしておりました。それで、早速立ち上げるというふうに聞いております。そして、先ほど答弁しましたように、4月からどうしても始めたいということは、8月、夏前に準備を整えて、早速動き出したいんですよという熱意。そして、連帯保証人の話でございますけれども、これは当然、貸し借りには必要なことでありまして、それも内部で検討したんですが、どうも先方が、どうしてもなかなか見つからないということで、今回はこの事業で認めてくれないかということで、私どもの方が、じゃ、ちょっとやらせるだけやらせて様子を見るかという。
そして、この条項の不備については、都度、見直していくということで方針を決めたところでございますので、ぜひ御理解をいただきたいのと、今後、不足なことについては、順次、議員から御指導いただきまして、つけ加えていきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
47 ◯議長【
矢部眞男君】 14番中村君。
48 ◯14番【
中村秀美君】 村が病院を誘致するという公約を立てちゃって、それがなかなか困難で、正直、困っているというのはわかるんですけれども、ただ、やっぱり公用地を貸し付けるに当たって、やらせるだけやらせてみようというのは、これはちょっと問題なんだろうと思うんですよね。連帯保証人というのは、第三者でなくても、法人の代表者がなるのが一般的であって、このBUBの代表取締役の方がなればいいわけで、これが見つからないというのはあり得ない話なんだろうと思うんですよね。これは、先ほど申し上げましたように、じゃ、背景に何か、他の人がいて、彼らは単なる名義なり何なりだったとすると、やっぱり一番厄介な問題がこれから出てきちゃうわけで。
例えば、今後、今年度、宗教法人幸福の科学さんは大学の申請をして、事業の一環なり何なり、それこそ、人を呼んで勧誘なり何なりの
イベントをするとかというふうになってきますと、先ほど申し上げましたように、これは政教分離の原則に当たらないのかもしれませんけれども、また新たな議論を呼ぶようなことにもなりかねませんので、それを、もう仮にひと月なり時間をかけて、もう一度精査してみたらどうですかということを申し上げているんですけれども、何がどうでもこの3月議会で決めなきゃいけない話なんでしょうか。
49 ◯議長【
矢部眞男君】
企画財政課長。
50
◯企画財政課長【
木島正人君】 ただいまの御質問にお答えをさせていただきます。
確かに、
ホームページ等で、まだBUBさんの
ホームページがない、募集もかけてないじゃないかというような話がありますが、募集については、村としてまだ
賃貸借契約もされてないので、それは逆に公にしないでいただきたいというような話をさせていただいている中で、一般的な応募はしていないということで、彼ら、リクルートと楽天を退職して起業してやっていますが、今現在、起業研修というような形で、リクルートの方から幾つかの事業の方をやっていただきたいということで請け負っているということがございますので、村としては4月1日で
賃貸借契約をして、そこで
ホームページを立ち上げ、すぐ一般的なキャンプ等の公募をしていきたいというふうに考えています。
それから、先ほどの宗教法人等の問題につきましては、当然、
特約条項の中で、これは規定をさせていただきたいと思いますので、御理解をいただきたいと思います。
以上です。
51 ◯議長【
矢部眞男君】 よろしいですか。
52 ◯14番【
中村秀美君】 もう結構です。
53 ◯議長【
矢部眞男君】 他に質疑ございますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
54 ◯議長【
矢部眞男君】 ないようでしたら、これにて質疑を終結します。
討論に入ります。10番門口君。反対討論ですか。
55 ◯10番【門口 昭君】 反対討論です。
中村議員の方から今、質疑でるる契約の内容等が質疑されたわけです。私ももっともだと、保証人、保証金、あるいは相手方の資本状況、経営の体制、ほとんど不明確です。この条文の1条から11条まで、本当に雑駁過ぎますよ、これは。これは村に対してじゃなくて、相手の保護に欠ける、このような契約を結んだら。若くてやる気があると、そういう主観的なものはいいんですよ、主観的なものは。ところが、契約というのはやっぱり、貸す側、借りる側、契約内容、主観と客観を双方、吟味して、そして契約するものです。したがって、相手方の保護に欠けるこの契約案を持って、長生村がですよ。この賃料だって不明確です、これは。近傍の宅地の評価を参考にして賃料を決めるなんて、ちょっと余りいい方法じゃないと思います。
以上、この契約条項の内容の不明確さ、相手方の保護に欠けていると、そういう面から、この案は、これは撤回されるのがいいと、その意味で反対討論といたします。
56 ◯7番【鈴木 博君】 議長。暫時休憩をお願いしたいと思います。
57 ◯議長【
矢部眞男君】 それでは、ここで暫時休憩とします。
午前 9時57分 休憩
午前10時55分 再開
58 ◯議長【
矢部眞男君】 休憩前に引き続き、会議を開きます。
3月5日、村長から提出された議案第7号
普通財産の
減額貸付について、撤回したいとの申し出があります。議案の撤回の件を日程に追加し、議題にしたいと存じますが、これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
59 ◯議長【
矢部眞男君】 異議なしと認めます。
よって議案の撤回の件を日程に追加し、議題とすることに決定しました。
追加日程1、日程第1議案の撤回の件を議題とします。
村長から議案の撤回の理由の説明を求めます。小高村長。
[村長 小高陽一君 登壇]
60 ◯村長【小高陽一君】 ただいま日程に追加されました議案第7号の撤回について申し上げます。
議員の皆様より貴重な御意見をいただきまして、再度内容を整理したいと思います。今回、撤回をよろしくお願いいたします。
61 ◯議長【
矢部眞男君】 お諮りします。ただいま議案となっております議案の撤回の件を許可することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
62 ◯議長【
矢部眞男君】 異議なしと認めます。したがって、議案の撤回の件を許可することに決定しました。
議案第8号 村道の路線認定について、質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
63 ◯議長【
矢部眞男君】 質疑なしと認めます。
討論に入ります。
(「なし」と呼ぶ者あり)
64 ◯議長【
矢部眞男君】 討論なしと認めます。
採決をします。議案第8号 村道の路線認定について、原案のとおり賛成の方は挙手を願います。
(
賛成者挙手)
65 ◯議長【
矢部眞男君】
挙手全員。よって議案第8号は原案のとおり可決されました。
議案第9号 平成30年度長生村一般会計補正予算(第5号)について、質疑を行います。15番関君。
66 ◯15番【関 克也君】 議案第9号平成30年度一般会計補正予算案について、4ヶ所の質疑をさせていただきます。
1点目は、歳入で、5ページに繰越明許費というのが、表があります。都市計画費の八積駅周辺整備事業、これは駅前広場の道路の線形変更と説明があったと思います。この中身なんですが、八積駅前の公衆トイレの前の狭い道路部分が、この間、居住者との説明や協議が進められていて、この狭い部分が線形変更ということは、その部分が線形が変わるということなのか、どうなる見込みなのか、これをまず答弁をお願いします。
67 ◯議長【
矢部眞男君】 15番関君の質疑に対する当局の答弁を求めます。まちづくり課長。
68 ◯まちづくり課長【田中喜宣君】 ただ今の御質問にお答えをいたします。
八積駅環境整備事業におきまして、7,237万9,000円の繰越明許費が記載されておりますが、この内訳といたしましては、まず道路改良工事といたしまして、5,000万円を繰り越すものがまず1つ。そして、もう1つが、八積駅南口駅前広場整備事業の公有財産の購入費で繰り越すものが2,237万9,000円という内訳になっております。
御質問の、この中の道路線形の変更によりまして、その用地取得が困難となったことから繰り越しました内容につきましては、まず当初の計画では、ラウンドアバウトという計画には、実は村は考えておりませんでした。これを計画の中でラウンドアバウトにするということで計画をいたしましたので、この部分で計画が変更となったということを指しております。そして、この変更につきまして、道路線形がまだ確定をいたしておりませんので、その用地を取得するのが期日内に困難となったことから繰り越しをお願いするものでございます。
そして、公衆トイレ前の狭い道路部分の整備をどのような形にするのか、どう見込んでいるのかとの御質問でございますが、これにつきましては、2月6日に開催をいただきました八積駅周辺まちづくり調査研究特別委員会で御報告、御説明させていただきましたけれども、用地交渉につきましては、当初のラウンドアバウトで引き続き交渉を進めておりますが、それとは並行いたしまして、さらなる変更の検討をしているということを御説明させていただきました。
なお、用地交渉につきましても、その後、村長の方も2月12日に関係者のところへ出向きまして、御説明をさせていただいたところでございます。そして、私ども、事務方といたしましても、その後の2月27日に御説明をさせていただいております。現段階では、丁寧な説明を続けるということで御説明させていただいておりますので、それを行っているという状況でございます。ですので、まだ現在の道路線形が確定をしていないという状況ですので、御理解をいただきたいと思います。
なお、今後の方針が定まりましたら、特別委員会の方にも御報告させていただきたいと考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
以上です。
69 ◯議長【
矢部眞男君】 15番関君。
70 ◯15番【関 克也君】 まだ、確定をしていないということで、説明やその協議を進めているということであるということがわかりました。地元の住民に十分理解を得られるように、よろしくお願いしたいと思います。
2ヶ所目が、14ページに住宅リフォーム補助金、これは一応歳入の方で見まして、住宅リフォーム補助金の155万円の減というのがあります。これによって、結果的に、当初予算では歳出で400万円となっていた住宅リフォーム補助金が、この歳入部分の減額によって、最終的に幾らの事業補助金になるのか、教えてほしいと思います。
71 ◯議長【
矢部眞男君】 産業課長。
72 ◯産業課長【芝崎信幸君】 お答えします。
リフォーム補助金につきましては、当初400万円でございました。今回、補正をお願いしておりますが、235万8,000円の減額ということで、現在の予算現額、164万2,000円ということでございます。
以上です。
73 ◯議長【
矢部眞男君】 15番関君。
74 ◯15番【関 克也君】 164万円ほどの補助金になると、歳出のところでそうなるということがわかりました。一応、経過をもうちょっと教えてほしいんですが、これはたしか、途中の経過ですと、県からの補助が45万円で、総額ですと90万円程度の助成金にしかならないというふうに聞いていた記憶があるんですが、その後、どのような修正が、歳入歳出で行われたのかについて、もうちょっと教えてほしいと思います。
75 ◯議長【
矢部眞男君】 産業課長。
76 ◯産業課長【芝崎信幸君】 当初の予定ですと、歳入は200万円を見込んでいたところでございます。当初の補助率50%がございましたので、歳出として400万円を計上させていただいたところでございますが、その後の変更によりまして、補助率45%に下がりましたので、現在、交付予定額、歳入の方の交付予定額でございますが、45万円に下がってしまったということでございますので、本来であれば歳出の方は100万円ということになろうかと思います。
しかしながら、募集をかけた段階で、同一申請ということで、これだけを切るわけにもいかないと、その期間で申し込まれた方を途中で切るわけにいかないということで、予算的には膨らんだということでございまして、財政状況を鑑みながら出した結論でございます。
以上です。
77 ◯議長【
矢部眞男君】 15番関君。
78 ◯15番【関 克也君】 わかりました。村の努力もされて、最終的に164万円の補助金というふうにしたということがわかりました。
次に、歳出の方です。20ページに、これは財政調整基金積立金を1億5,327万円ということで今回、補正があるということでありますが、この結果、財政調整基金の積立金、また取り崩しもあろうかと思うんですが、両方で残高が、財政調整基金、どのくらいの金額になる見込みなのか、まず教えてほしいと思います。
79 ◯議長【
矢部眞男君】
企画財政課長。
80
◯企画財政課長【
木島正人君】 お答えいたします。
平成30年度末の現在高ということで、財政調整基金につきましては、7億3,243万7,000円となります。
以上です。
81 ◯議長【
矢部眞男君】 15番関君。
82 ◯15番【関 克也君】 説明の中で、地方財政法の規定で、平成29年度決算の実質収支の2分の1を超える額を財調に積み立てることにしたというふうに説明もありました。財政調整基金に積み立てる、財調だけではないということもあるんですが、平成29年度の実質収支の部分は2分の1、あるいは2分の1を超える額を次年度及び次々年度、つまり2年間にわたって積み立てる、借金の返済に充てるということもあるんですが、基本的に積み立てるということになっています。それが財政法の規定だと思うんですが、積み立てなければいけないと言った方がいいですかね。これは平成29年度の実質収支の部分の、今回のみの積み立てで、この2分の1の積み立てを完了するのかということについて、30、31年と積み立ててもいいことになっていますので、今回のみでこの規定どおりの積み立てを行うことになるのかどうか確認をしたいと思います。
83 ◯議長【
矢部眞男君】
企画財政課長。
84
◯企画財政課長【
木島正人君】 平成29年度の実質収支といたしまして、3億675万3,000円、これの2分の1ということで、平成30年度、1ヶ年で積み立てるものでございます。
以上です。
85 ◯議長【
矢部眞男君】 15番関君。
86 ◯15番【関 克也君】 わかりました。そういうやり方の方が非常にわかりやすいし、これからも明確な決算の積み立てということで、次年度にきちっと積み立てるというふうに進めていってほしいなと思います。
(「義務でしょう、地方財政法で」と呼ぶ者あり)
87 ◯15番【関 克也君】 そのとおりです。地方財政法では義務になっておりますので。
次、26ページです。26ページの一時保育事業というのがありまして、286万円のマイナスになっておりまして、これは説明の中では、保育所全体の一時保育の体制の見直しというふうな説明がありました。この一時保育事業での体制の見直しという中身が、どのようにやられたのかについて、説明をお願いします。
88 ◯議長【
矢部眞男君】 健康推進課長。
89 ◯健康推進課長【中川 広君】 お答えいたします。
当初予算編成の段階では、8時30分から17時15分までの勤務の職員を3人の編成で予算処置をしておりました。それに対して、一時保育でございますので、利用に波があるというところもありますので、その常勤、今は8時30分から17時15分までの職員1人と、あと短時間の職員配置という形で、利用の状態に合わせて職員配置の調整を行ったための減額でございます。
以上でございます。
90 ◯議長【
矢部眞男君】 15番関君。
91 ◯15番【関 克也君】 言っていることはわかりましたが、その一時保育の体制、もう1回確認なんですけれども、一時保育はどの保育所でやられていて、今回の体制見直しというのがありますが、一時保育の子どもさんの数は全体的には増えているんではないかと思うんですが、実際の現状の一時保育のこの運営体制をもうちょっと教えてほしいと思います。
92 ◯議長【
矢部眞男君】 健康推進課長。
93 ◯健康推進課長【中川 広君】 お答えいたします。
ただいま、一時保育は一松保育所で実施をしております。保育室1室で行っておりまして、保育士としては、非常勤の職員で4人の保育士をその一時保育の事業に充てる形になっていまして、そのうち3人が出勤というような形で、ローテーションを組むような形をとっております。
以上です。
94 ◯議長【
矢部眞男君】 よろしいですか。
95 ◯15番【関 克也君】 わかりました。以上です。
96 ◯議長【
矢部眞男君】 他に質疑ございますか。6番石井君。
97 ◯6番【石井俊雄君】 補正予算の38ページの中に、国の補助金がついたので八積小学校と長生中学校のブロックの不良部分の改修工事をするというふうに出ています。これから入札とかいろいろやるかもしれないけれども、いつごろから始まって、いつごろ終るのか、そのことをお聞きいたします。
98 ◯議長【
矢部眞男君】 学校教育課長。
99 ◯学校教育課長【長谷川浩一君】 お答えします。
一松小学校のプール壁につきましては、大阪北部地震、早急に処理をしましたが、今回行う箇所は通学路に面していないため、それと国の補助金が、交付決定が遅延していることなどによりまして、繰越明許費で行うということで、5ページに記載してあると思います。ですので、早くても4月1日以降に契約し、プールの授業が始まる前までに終わりにしたいと考えております。
以上です。
100 ◯議長【
矢部眞男君】 6番石井君。
101 ◯6番【石井俊雄君】 お金がついたから工事をするということは丸なんですけれども、この春休み中に工事をして、新年度から間に合うようには、それはちょっと無理なんですかね。それをちょっと教えてください。
102 ◯議長【
矢部眞男君】 学校教育課長。
103 ◯学校教育課長【長谷川浩一君】 今回補正で出しておりますものにつきましては、5ページの第2表、繰越明許費の教育費の小学校費と中学校費に載っておりますので、これにつきましては4月1日以降に契約ということになっておりますので、4月1日以降に契約し、その後、事業を行うということになっておりますので、御理解いただきたいと思います。
104 ◯議長【
矢部眞男君】 よろしいですか。
105 ◯6番【石井俊雄君】 はい。
106 ◯議長【
矢部眞男君】 他に質疑ございますか。8番井下田君。
107 ◯8番【井下田政美君】 済みません、25ページの児童福祉費なんですけれども、この子ども医療費助成事業なんですけれども、380万で当初予算を組まれておりますけれども、説明ではインフルエンザの増加による補正ということで210万を補正で提出していただきましたけれども、この子どもさんの罹患者数はわかりますでしょうか。
108 ◯議長【
矢部眞男君】 8番井下田君の質疑に対する当局の答弁を求めます。健康推進課長。
109 ◯健康推進課長【中川 広君】 お答えいたします。
罹患者数としては、正確な数は、実は判明しておりません。と申しますのも、この請求自体が国保の連合会ですとか、社会保険診療報酬支払基金から一括して請求が来るもので、各医療機関ごとのインフルエンザの罹患者数というのが判明しないような状況でございますので、正確な数字はわかっておりません。
ただ、教育委員会から情報をいただきまして、小中学校のインフルエンザにかかって休んだ児童生徒の数がどれぐらいかというのは判明しておりますので、その部分でお答えさせていただきますと、週ごとの単位になりますが、まず12月16日までは欠席者はいませんでした。12月17日から21日の週で合計19名で、うち17名が長生中学校でした。長生中学校はここがピークでした。その後、冬休みに入ります。年明けになりまして、1月7日から11日の週で36人の延べ人数の欠席者がおりまして、その36人のうち31人が八積小学校でした。次の週、1月14日から1月19日の週が97人の欠席がありまして、この97人のうち八積小学校が60人の欠席でございまして、ここが八積小学校のピークが来ました。その翌週、1月21日から1月25日が合計で44人の欠席がありまして、この44人のうち高根小学校が17人、一松小学校が15人で、高根小学校と一松小学校のピークがここに来ました。その後は落ちついてきて、1桁台の欠席者数になっております。このような情報でお答えとさせていただきたいと思います。
以上です。
110 ◯議長【
矢部眞男君】 8番井下田君。
111 ◯8番【井下田政美君】 また、こういう情報はやはり精査した方がいいと思いますので、わかるようにちょっと努力していただければと思いますので、よろしくお願いします。
以上です。
112 ◯議長【
矢部眞男君】 他に質疑ございますか。12番阿井君。
113 ◯12番【阿井市郎君】 29、30ページ、5目の農地費の中の13節委託料でちょっとお聞きしたいんですが、多面的機能支払現地確認業務委託料というのがあるんです。この現地確認業務委託というのはどんなことをするのか。また、そして、その委託をどこへされたのか、する予定であったのか、それをちょっと1点お伺いいたします。
114 ◯議長【
矢部眞男君】 産業課長。
115 ◯産業課長【芝崎信幸君】 まず、委託先でございますが、千葉県土地改良団体連合会に委託しております。あとは、どのような業務を行ったかといいますと、活動組織が対象農地や導水路を適正な状態に維持管理しているか。一筆ごとに現地を確認しまして、その結果を、また一筆ごとに、野帳というんですが、野帳に写真や記録で整理するという作業でございます。この多面的機能支払交付金につきましては、国の予算を使っておりますので、会計検査等の資料ということになろうかと思います。
以上です。
116 ◯議長【
矢部眞男君】 よろしいですか。他に質疑ございますか。ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
117 ◯議長【
矢部眞男君】 ないようでしたら、質疑を終結します。
討論に入ります。
(「なし」と呼ぶ者あり)
118 ◯議長【
矢部眞男君】 討論なしと認めます。
採決をします。議案第9号 平成30年度長生村一般会計補正予算(第5号)について、原案のとおり賛成の方は挙手を願います。
(
賛成者挙手)
119 ◯議長【
矢部眞男君】 挙手多数。よって議案第9号は原案のとおり可決されました。
議案第10号 平成30年度長生村国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について、質疑を行います。15番関君。
120 ◯15番【関 克也君】 国民健康保険特別会計の補正予算ですが、12ページに、国保の保険財政調整基金積立金というのが計上されていまして、9,462万円ということになっています。今回、説明の中で、これも平成29年度決算の実質収支の2分の1を積み立てるといふうにしておりました。今まで、明確にこのように、実質収支の2分の1を積み立てるという説明はしてなかったと思うんですが、この平成30年の補正から、新しく行ったと思うんです。どのような理由から明確に積み立てるようになったのか、答弁をお願いします。
121 ◯議長【
矢部眞男君】 15番関君の質疑に対する当局の答弁を求めます。住民課長。
122 ◯住民課長【斉藤加代子君】 ただいまの御質問についてお答えさせていただきます。
まず、平成30年度から国民健康保険制度が広域化となりまして、給付費につきましては全額、県から交付をされることになりました。しかし、想定していなかった病気がはやるなど、医療費が急激に伸びるということが万が一あった場合、当初予算で賄い切れないと判断され、補正予算を計上し、一般会計から補てんするというケースもあり得ます。そのような事態に対処するためには、十分な基金を積み立てておく必要があると考えました。
また、県に納める事業費納付金についてですが、平成31年度当初予算において、納付金の財源であります保険税の収納不足を補うために、財政調整基金から繰り入れを行うということも御説明をさせていただいたのですが、そういったところからも基金の積み立てが必要であると考え、補正予算で計上することといたしました。
以上です。
123 ◯議長【
矢部眞男君】 よろしいですか。
124 ◯15番【関 克也君】 以上でわかりました。
125 ◯議長【
矢部眞男君】 他に質疑ございますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
126 ◯議長【
矢部眞男君】 ないようでしたら、これにて質疑を終結します。
討論に入ります。
(「なし」と呼ぶ者あり)
127 ◯議長【
矢部眞男君】 討論なしと認めます。
採決をします。議案第10号 平成30年度長生村国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について、原案のとおり賛成の方は挙手を願います。
(
賛成者挙手)
128 ◯議長【
矢部眞男君】
挙手全員。よって議案第10号は原案のとおり可決されました。
議案第11号 平成30年度長生村公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)について、質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
129 ◯議長【
矢部眞男君】 質疑なしと認めます。
討論に入ります。
(「なし」と呼ぶ者あり)
130 ◯議長【
矢部眞男君】 討論なしと認めます。
採決をします。議案第11号 平成30年度長生村公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)について、原案のとおり賛成の方は挙手を願います。
(
賛成者挙手)
131 ◯議長【
矢部眞男君】
挙手全員。よって議案第11号は原案のとおり可決されました。
議案第12号 平成30年度長生村介護保険特別会計補正予算(第3号)について、質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
132 ◯議長【
矢部眞男君】 質疑なしと認めます。
討論に入ります。
(「なし」と呼ぶ者あり)
133 ◯議長【
矢部眞男君】 討論なしと認めます。
採決をします。議案第12号 平成30年度長生村介護保険特別会計補正予算(第3号)について、原案のとおり賛成の方は挙手を願います。
(
賛成者挙手)
134 ◯議長【
矢部眞男君】
挙手全員。よって議案第12号は原案のとおり可決されました。
議案第13号 平成30年度長生村後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について、質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
135 ◯議長【
矢部眞男君】 質疑なしと認めます。
討論に入ります。
(「なし」と呼ぶ者あり)
136 ◯議長【
矢部眞男君】 討論なしと認めます。
採決をします。議案第13号 平成30年度長生村後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について、原案のとおり賛成の方は挙手を願います。
(
賛成者挙手)
137 ◯議長【
矢部眞男君】
挙手全員。よって議案第13号は原案のとおり可決されました。
議案第14号 平成31年度長生村一般会計予算について、質疑を行います。15番関君。
138 ◯15番【関 克也君】 平成31年度一般会計の予算ということですが、3点質疑をさせていただきます。
1点目は、予算案の78ページで、健康教育・健康相談事業の健康ウォーキング事業指導委託料、41万1,000円というのがあります。これは今年度から始めた部分で、いい事業だと思うんです。金額的には大きくありませんが、これはどんな内容で、新しい年度ではその変更点などがあるのかどうか、お聞きをいたします。
139 ◯議長【
矢部眞男君】 15番関君の質疑に対する当局の答弁を求めます。健康推進課長。
140 ◯健康推進課長【中川 広君】 お答えいたします。
平成30年度の事業と同様のところとしては、年度の当初と年度の後半と2回、教室を行うというところは変わっておりません。その間は、各参加者の皆様で自身の歩行の状態を記録していただいくというような事業内容は変わっておりません。その教室の中身で少し変えているところがございます。今年度、各参加者の方の体の状況を把握する測定として、足の裏を測定するものを行いました。その画像を最初と最後で見比べていただいて、どういうふうに体重のかかり方が変化しているか、そういうものを見ていただくというのを今年度、行いました。それをもう少し別のパターンからもやってみましょうというような形で行いたいと考えておりまして、測定の内容としては、歩行の年齢の測定を考えておりますのと、ロコモ測定といいまして、運動機能の、立つとか歩くとかそういう動きが、いい動きができているかどうかと、そういう測定を行うようなものと、あとステッピングといいまして、階段を前から、1段だけなんですけれども、1段の階段を上ってバックして戻って、上ってバックしてもらってを、例えば何秒間で何回できるかとか、そういうような形で運動機能の状態がよくなっているかどうかが見てわかるように、参加者の方にも体験していただけるような形で行いたいと考えております。
以上です。
141 ◯議長【
矢部眞男君】 15番関君。
142 ◯15番【関 克也君】 これはできれば私も参加してみたいと思っております。
次に、88ページで農地関係負担金・補助金というのが、説明の中では、県営湛水防除事業負担金、これは1,671万円ということでありますが、全体のその計画の中で、今回は500メートルの整備を新たにするということの説明がありました。全体事業の中で、どの程度まで、何パーセントぐらいまで完成するという、新年度の見込みになるのか、教えてほしいと思います。
143 ◯議長【
矢部眞男君】 産業課長。
144 ◯産業課長【芝崎信幸君】 お答えさせていただきます。
全体の延長でございますが、全体が2,360メートルを予定しておるところでございます。30年度末、今年度末までには528メートルが完成する予定になっております。今回、500メートルが追加されますと、1,028メートルということが完成になるというようなことになります。率にしますと、44%ということになろうかと思います。
以上です。
145 ◯議長【
矢部眞男君】 15番関君。
146 ◯15番【関 克也君】 わかりました。
次の90ページになりますが、企業支援事業の中小企業設備改善資金利子補給補助金と、これは215万円ということですが、今回、利子補給の補助金、設備の方ですけれども、新たにこの設備改善資金の申し込みが増えているのかどうか、今回何件とか、金額でもわかればさらにありがたいんですけれども、申し込みが増えているのかどうか、教えてほしいと思います。
147 ◯議長【
矢部眞男君】 産業課長。
148 ◯産業課長【芝崎信幸君】 現在、87件の利子補給をしておるところでございますが、この250万円につきましては、平成31年、来年度の新規見込み16件を含まれておるということで、御理解いただきたいと思います。
149 ◯議長【
矢部眞男君】 15番関君。
150 ◯15番【関 克也君】 もしわかればですが、16件新たにということは、非常に傾向としてはいいんではないかなと私は思うんですが、新たにということは、新たに資金を借りるということだと思うんですが、借りる総額でどのぐらい増えるかというのは、16件で、もしわかればお願いします。
151 ◯議長【
矢部眞男君】 産業課長。
152 ◯産業課長【芝崎信幸君】 件数のみで、金額的には把握しておりません。
153 ◯議長【
矢部眞男君】 15番関君。
154 ◯15番【関 克也君】 これは、傾向はいいというふうに私は思いますので、後でお伺いしたいと思います。これは、あと意見だけ申し上げておきますと、今まで提案として、設備資金だけではなくて、運転資金の方にも利子補給ができないのかと提案してきましたので、そういうことも含めて頑張ってほしいということを申し上げておきたいと思います。
以上で質疑は終わりです。
155 ◯議長【
矢部眞男君】 他に質疑ございますか。5番塩谷君。
156 ◯5番【
塩谷法道君】 ちょっと素朴な質問ですけれども、11ページですか、新たに森林環境譲与税が含まれておりますけれども、これについての基本的な説明を、私はよくわかりませんので、お願いしたい。森林環境税との関係とか、あるいは、今まで私どもが払っている東北地震にかかわる税金の負担の問題とか、そういうこととの絡みをちょっと教えていただければと思います。
157 ◯議長【
矢部眞男君】 5番塩谷君の質疑に対する当局の答弁を求めます。
企画財政課長。
158
◯企画財政課長【
木島正人君】 歳入の方で森林環境譲与税ということですので、企画財政課の方で答弁させていただきます。
平成31年の4月から施行予定の森林関連法令の見直しを踏まえまして、市町村が実施する森林整備費等に必要な財源に充てるため、平成31年度の税制改正において、森林環境税及び森林環境譲与税が創設されるということでございます。森林環境譲与税につきましては、平成31年度から譲与されるものでございますが、これについて個人住民税での均等割で措置をされるものでございます。措置されるものにつきましては、平成36年度の個人住民税の均等割から措置をされると。その差額につきまして、平成35年度までについては、東日本大震災を教訓といたしました個人住民税の均等割の引き上げがされておりますので、その後、森林環境譲与税ということで、平成36年度から均等割に1,000円追加されて課税されるということとなっております。
以上でございます。
159 ◯議長【
矢部眞男君】 5番塩谷君。
160 ◯5番【
塩谷法道君】 もともと大気汚染の問題とか、自然環境破壊の問題とかということの絡みから出てきているわけですけれども、本来なら原因者である者が負担すべきものを国民に均等割で押しつけているという形になるわけですけれども、やはり、もう1つ質問としては、個人という場合に、それはいわゆる、まさに人頭割になりますね、全員にかかるという意味ですか。
161 ◯議長【
矢部眞男君】
企画財政課長。
162
◯企画財政課長【
木島正人君】 これにつきましては、個人住民税の均等割が課税される方について、1,000円上乗せされるということとなります。
以上です。
163 ◯議長【
矢部眞男君】 よろしいですか。他に質疑ございますか。6番石井君。
164 ◯6番【石井俊雄君】 5つほどあるんですけれども、まず最初に、これは48ページに出ているかと思いますけれども、カーブミラーの問題であります。当初予算の金額がうたわれています、何箇所ぐらいの設置の数の予測なのか教えてほしい。
もう1つは、平成30年度の中で、自治会から、あるいは個人から要望が上がったものが、平成30年度の中で全部、解決したのかです。あるいは、解決しなければ、それは今年度取り組むのか、あるいは、全く認めないのか、その辺の状況を教えてください。
165 ◯議長【
矢部眞男君】 6番石井君の質疑に対する当局の答弁を求めます。まちづくり課長。
166 ◯まちづくり課長【田中喜宣君】 まず最初に、御確認をさせていただきたいと思いますが、カーブミラーの設置につきましては、ページ数が45ページ、46ページとなりますので、そのページでの御説明でよろしいかどうかということで確認をさせていただきたいと思います。
交通安全対策事業の中に、道路反射鏡設置工事ということで計上させていただいております50万円でございますが、これにつきましては、村といたしまして、現在9基の設置の予定を考えているところでございます。
なお、平成30年度の状況ということでお話がございましたので、お話をさせていただきますと、村といたしますと、カーブミラーの設置につきましては、基本的には自治会を通してということでお願いしているところでございます。ですので、個人で御相談に来る方もいらっしゃいますが、そういった方達には自治会からの要望ですということを御説明させていただきまして、自治会からの要望としてお受けするということで、村の方は行っているところでございます。平成30年度、自治会からの要望箇所数につきましては8ヶ所ございました。これに村で独自調査をして必要箇所も加えまして、平成30年度ではこれまでに11基を設置しているという状況でございます。
以上でございます。
167 ◯議長【
矢部眞男君】 6番石井君。
168 ◯6番【石井俊雄君】 済みません。ページを間違えちゃって済みません。
そうすると、自治会から上がったものについては全部受けて設置したということでございますか。
169 ◯議長【
矢部眞男君】 まちづくり課長。
170 ◯まちづくり課長【田中喜宣君】 今回お受けしましたカーブミラーの設置につきましては、村で独自の調査をしたところ、必要性があるというふうな判断の中から設置したものでございますので、今年度分につきましては全て自治会からの要望はつけさせていただいたということでございます。
171 ◯議長【
矢部眞男君】 6番石井君。
172 ◯6番【石井俊雄君】 自治会から上がったものは、全部認めて設置したということでよろしいんですか。
173 ◯議長【
矢部眞男君】 まちづくり課長。
174 ◯まちづくり課長【田中喜宣君】 精査をした中で、設置をさせていただいたということでございます。
175 ◯6番【石井俊雄君】 全部設置したということで解釈してよろしいんですね。
176 ◯議長【
矢部眞男君】 まちづくり課長。
177 ◯まちづくり課長【田中喜宣君】 設置をいたしました。
178 ◯議長【
矢部眞男君】 6番石井君。
179 ◯6番【石井俊雄君】 ありがとうございます。
次に、防犯灯、ページが48ページの中に出ております。同じような質問の内容でございます。何基ぐらい、幾つぐらい予定しているのか。そして、平成30年度の中で自治会から上がったもの、そして、個人から上がったもの、その辺がどうなっているかということについてお聞きをいたします。
180 ◯議長【
矢部眞男君】 まちづくり課長。
181 ◯まちづくり課長【田中喜宣君】 まず、外灯の設置予定箇所数でございます。平成31年度につきましては、事業費として82万1,000円。これにつきましては、17基を予定しているところでございます。
なお、平成30年度の要望につきましては、これは中学校なども実はございます。そうした中で、要望箇所として整理をさせていただきましたのは、村としてお受けしましたのは30基、実はございました。しかしながら、この要望の中には、電柱ごとにつけてくれというような要望も実はございまして、それは村としては、現地精査をした中では、ちょっとできないというようなことで、現地を精査いたしまして設置した基数でございますけれども、平成30年度では12基を設置しているところでございます。
以上です。
182 ◯議長【
矢部眞男君】 6番石井君。
183 ◯6番【石井俊雄君】 そうすると、幾つ残ったのかな。30の中で12基設置したということは、18ヶ所は村としていろいろ調査してみたら、つけないよという判断をしたということでありますか。
184 ◯議長【
矢部眞男君】 まちづくり課長。
185 ◯まちづくり課長【田中喜宣君】 調査した結果によりまして、そこには村としてはおつけすることができない、必要がないであろうという判断をしたというところでございます。
186 ◯議長【
矢部眞男君】 6番石井君。
187 ◯6番【石井俊雄君】 自治会の皆さんが話し合って、自治会長の名前で要望してきたことですから、100%とは言わないまでも、ちょっと認めなかったという箇所が多いので、その辺は自治会長のところにちゃんと行って、具体的な説明なり、報告なりはされているんでしょうか。
188 ◯議長【
矢部眞男君】 まちづくり課長。
189 ◯まちづくり課長【田中喜宣君】 いただきました内容につきまして精査した結果ということにつきましては、残念ながら、お返しをしていないという状況でございます。村で設けております設置基準などに照らしまして、村で設置させていただいておりますので、先ほども申し上げましたように、電柱1本ずつに全てつけてくれというのは、果たしてそれが自治会総意の要望であるのかどうかということに疑問もございますので、村といたしましては、村の設置基準にのっとりやっているということでございますので、自治会の方には設置できなかった理由を事細かには御説明をしていないというのが実情でございます。
190 ◯議長【
矢部眞男君】 6番石井君。
191 ◯6番【石井俊雄君】 一定の判断をすることについては、別にそれはそれでいいですけれども、やはり要望をいただいた自治会長には、こういうわけでと理由をはっきり言って、村としてはそれは設置しないということを、今後きちっと説明をして説明責任を果たしてほしいと思うんですけれども、いかがですか。
192 ◯議長【
矢部眞男君】 まちづくり課長。
193 ◯まちづくり課長【田中喜宣君】 まずもって、要望をいただく段階で、自治会総意であるかということをまず確認をさせていただきたいと思っております。その中で、私どもが判断した内容については、自治会長に、そのどうしてかという理由についても御報告できるような形はとりたいと考えております。
194 ◯議長【
矢部眞男君】 6番石井君。
195 ◯6番【石井俊雄君】 ぜひ要望があったところで、没になったところについては、具体的に説明をして理解をしていただくのが大事だと思います。
次に、ふるさと納税の関連でお聞きいたします。46ページにたしか書いてあったと思います。ふるさと納税、今年の6月から、かなり厳しく国の方がチェックして、場合によっては認めないよみたいな話が出てきて。この間の議会の中では、議員の中からも質問があったわけでありますけれども、長生村でとれた産品、そういったものについては認めるけれども、長生村でとれてないものを扱ってはよくないじゃないかみたいな解釈ができるような新聞報道などがありましたので、その辺がまずどのように整理をしているか、これを教えてください。
196 ◯議長【
矢部眞男君】
企画財政課長。
197
◯企画財政課長【
木島正人君】 総務省の方からいろいろ通達がありました。総務省の方で国が明文化している基準といたしましては、地元住民からの寄付に対しては返礼品を贈呈しない。換金性の高いものを贈らない。それから、寄付額に対する返礼品の割合が3割以下であること。それから、地場産品ということで、明記をされているものといたしましては、原材料であるとか、原材料は当然、地場産品、それから生産場所、それから提供されるサービスに関係性があること。これらについてが地場産品というふうに規定をされておりますので、本村における返礼品においては全て地場産品だと考えております。
以上です。
198 ◯議長【
矢部眞男君】 6番石井君。
199 ◯6番【石井俊雄君】 たしか、伊勢エビなんかも入っていたと思うんですけれども、長生村でとれていないものでありますけれども、その辺も具体的に、県とか国とか、心配があるんだけれども、どうですかということで、連絡、確認、そういうのはしておりますか。
200 ◯議長【
矢部眞男君】
企画財政課長。
201
◯企画財政課長【
木島正人君】 お答えいたします。
個別に確認等はしておりませんが、長生村の返礼品はこれですよというようなものについては全て県の方に送らせていただいておりますので、その中では特にだめだよというようなことは言われておりません。
以上です。
202 ◯議長【
矢部眞男君】 6番石井君。
203 ◯6番【石井俊雄君】 ぜひ、そういうことを後になって、だめだよとかと言われちゃうと、役場も私どもも困りますので、その辺は丁寧に、慎重に確認に確認をして、仕事をしていただきたいと思っています。
次に、生活排水処理の問題であります。84ページに載っていました。現在、七井土、金田、岩沼あたりかな、生活排水処理、我が家も単独浄化槽で流させてもらっているんですけれども、この施設の状況が、飽和状態なのか、まだ余裕があるのか、その辺についてお聞きいたします。
204 ◯議長【
矢部眞男君】 下水環境課長。
205 ◯下水環境課長【秋葉幸彦君】 お答えします。
生活排水処理施設、3施設全てですが、飽和状態となってございます。
以上です。
206 ◯議長【
矢部眞男君】 6番石井君。
207 ◯6番【石井俊雄君】 最近は余り新しい方が転入してきて住むということは少なくなってきているわけですけれども、その飽和状態になっているところに申し込みがあって、流させてくださいというふうになったら、どうなっちゃうんですか。
208 ◯議長【
矢部眞男君】 下水環境課長。
209 ◯下水環境課長【秋葉幸彦君】 基本的には接続させておりませんが、側溝、排水路等がなく、流末が確保されない場合につきましては、やむを得ず接続している事例もございます。
以上です。
210 ◯議長【
矢部眞男君】 6番石井君。
211 ◯6番【石井俊雄君】 この問題はこれで最後にしますけれども、やっぱり将来的に見ると、これは何か改善をするというか、新たな計画を立てるとか、そういうことが必要になるかと思うんですけれども、その辺はどういうふうに、村はこの先を考えているんですかね。
212 ◯議長【
矢部眞男君】 下水環境課長。
213 ◯下水環境課長【秋葉幸彦君】 確認ですが、生活排水ではなくて、下水の関係でしょうか。生活排水については、そのまま維持していく予定です。
214 ◯議長【
矢部眞男君】 6番石井君。
215 ◯6番【石井俊雄君】 何らかの形で考えていかなきゃいけないんじゃないかと私は思っているところであります。
それでは、最後になります。80ページに不妊治療の予算化の金額も出ておりました。非常に大事な取り組みでございます。今年度、何人ぐらい予想しているのか。昨年度は何人ぐらい申し出があったのか。もう1つは、国や県を通じた補助金が入っていますけれども、村の単独として上乗せが入っているのか、出ているのか、その辺をちょっと教えてください。
216 ◯議長【
矢部眞男君】 健康推進課長。
217 ◯健康推進課長【中川 広君】 お答えいたします。
まず、受付件数といいますか、人数についてを報告いたします。平成29年度、昨年度につきましては4件の申請がございました。支出は35万円になります。今年度、現在途中でございますけれども、2件の申請が出ておりまして、今現時点では15万円支出しておる状況でございます。それと、補助の関係、補助率ですとか、事業のあり方についてでございますが、この不妊治療につきましては、事業が県と村とでそれぞれ別々に事業運営を行っております。まず最初に、県に申請をしていただいて、県から補助の交付があった上で、さらに差額がある場合、村の方に申請していただくというような流れとなっております。そういう意味で、村のこの事業については一般財源、全額一般財源という形になりますので、御理解いただきたいと思います。
以上です。
218 ◯議長【
矢部眞男君】 6番石井君。
219 ◯6番【石井俊雄君】 そうすると、村単独で上乗せの補助もしているということでありましょうか。わかりました。平成29年度は4名の方が利用されたということですね。平成31年度は2人の予測ということで聞き取れたんだけれども、その辺、ちょっともう1回教えてください。
220 ◯議長【
矢部眞男君】 健康推進課長。
221 ◯健康推進課長【中川 広君】 済みません、失礼いたしました。
平成31年度の予算としては、1件10万円の5件ということで、50万円で予算計上しております。
以上でございます。
222 ◯議長【
矢部眞男君】 よろしいですか。他に質疑ございますか。7番鈴木君。
223 ◯7番【鈴木 博君】 それでは、88ページになりますか、農地関係負担金・補助金の欄で、農地基盤整備計画詳細設計業務委託料という長々の名称がある570万円の予算ですけれども、これは31年度の村長の施政執行方針で、湛水防除事業と排水不良対策に取り組んでいくんだということをうたってありました。それを受けての予算だと思いますけれども、この中身について、詳細設計というのはどのような内容のものか、ちょっと御教示をお願いしたいと思います。
224 ◯議長【
矢部眞男君】 7番鈴木君の質疑に対する当局の答弁を求めます。産業課長。
225 ◯産業課長【芝崎信幸君】 大きなものにつきまして、御説明申し上げます。
田面の高低を示した地形図を作成するということで、この作成につきましては、国の補助採択に向けた基盤整備の基本設計にかかわるものということでお願いしたいと思います。
226 ◯議長【
矢部眞男君】 7番鈴木君。
227 ◯7番【鈴木 博君】 これは村単事業で特定財源は含んでないんですよね。これは確認なんですけれども、この事業予算について。歳入の方は私も見たんですけれども、多分ないと思いますけれども、その確認だけさせていただきたいと。
228 ◯議長【
矢部眞男君】 産業課長。
229 ◯産業課長【芝崎信幸君】 村の単費になると思います。
230 ◯議長【
矢部眞男君】 7番鈴木君。
231 ◯7番【鈴木 博君】 特定財源がなく、村単事業でございます。これは平成29年度予算、農地基盤整備基礎調査委託料200万の予算から始まって、継続した排水不良対策の一環として私は捉えていますけれども、これは最後に私の意見として聞いていただきたいんですけれども、調査だ、設計だ、計画だといって、実際の事業に着手するまで相当の期間を要します。それにつきまして、やはり現地の土地所有者、耕作者の気持ちになって、もっとしっかり推進に力を入れていただきたい、それを意見として申し述べます。
以上です。
232 ◯議長【
矢部眞男君】 他に質疑ございますか。5番塩谷君。
233 ◯5番【
塩谷法道君】 86ページですか、農業関係の負担金の問題ですけれども、1つはちょっと教えていただきたいのは、一番下にある農業次世代人材投資資金の趣旨と内訳を、大まかで結構です。
もう1点は、1月会議の補正予算で成立させた、例の新規就農センターの負担金の問題ですけれども、今回はここでは計上されてないわけですけれども、それを今後、どんな、今のところ3町村しかないので、かなり厳しい話になってくるんじゃないかと思うんですけれども、どんな形で進めていかれるのか。大体どのぐらいの見込みを持って、また補正で多分やらなきゃならんと思うんですけれども、そこら辺のちょっと見通しを教えていただければ。
234 ◯議長【
矢部眞男君】 5番塩谷君の質疑に対する当局の答弁を求めます。産業課長。
235 ◯産業課長【芝崎信幸君】 議員のおっしゃるとおり、村長の答弁にもございました、今現在、白子町、長生村、一宮町、それとJAで進んでおるわけでございますが、当然、今まで6町村プラスJAで進んでおったものでございますので、改めて再協議が必要と考えております。また、負担等につきましては、これからまた精査して、決定次第、また補正で対応していただくというような流れになろうかと思います。もちろん、長柄町、長南町、睦沢町と、茂原市も含めまして、今後、この事業に賛同いただけるよう呼びかけてまいりたいというふうに考えております。
あと、次世代育成支援事業でございますが、この300万円につきましては、新規就農者、長生村で今現在2名おります。その経営が安定するまでの5年間、年間150万円を支出しておる、この300万円につきましては2人分ということで御理解いただきたいと思います。
以上です。
236 ◯議長【
矢部眞男君】 5番塩谷君。
237 ◯5番【
塩谷法道君】 そうしますと、この新規就農のセンターでいろんな相談を受け付けて、いろんな研修をやっていくわけですけれども、これらの中に、ここで言う、実際、人材投資のあれに加わってくるものもあり得るということですか。それは当然、補正でやらなきゃならんと思うんですけれども、そこら辺の関係をちょっと教えていただければと思います。
238 ◯議長【
矢部眞男君】 産業課長。
239 ◯産業課長【芝崎信幸君】 支援センターにつきましては、この村で予算計上しております300万につきましては、白子町で就農した方につきましては白子町で支出、一宮町でしたら一宮町で支出ということになります。そういうことになろうかと思います。
以上です。
240 ◯議長【
矢部眞男君】 5番塩谷君。
241 ◯5番【
塩谷法道君】 だから、長生村で改めて今年度、出てくる可能性があるわけですわね。相談が10件以上もあるというお話でしたから。その場合に、補正でやっぱりやっていくのかという話。あるいは、それとは全然リンクしない話なんだということなのか、ちょっとそこら辺がわかりづらいものだから。
242 ◯議長【
矢部眞男君】 産業課長。
243 ◯産業課長【芝崎信幸君】 この人材投資資金をいただいている2名につきましては、現在就農しております。新しくこの支援センターができましたら、そちらの方に研修の場を設けるということになりますので、もし本人が希望すれば、その研修の場に出向いて自分なりに研修していただくというような流れにはなろうかと思います。
以上です。
244 ◯議長【
矢部眞男君】 5番塩谷君。
245 ◯5番【
塩谷法道君】 そうすると、この予算の、いわゆる国の補助の問題ですね、これは。そこには改めては入っていけないということになりますか、新しい人の場合。今年度、発生した場合。
246 ◯議長【
矢部眞男君】 産業課長。
247 ◯産業課長【芝崎信幸君】 そちらの方はまた協議しまして、国と相談させていただきたいと思います。
248 ◯議長【
矢部眞男君】 よろしいですか。5番塩谷君。
249 ◯5番【
塩谷法道君】 それでは、100ページですけれども、駅周辺整備事業の委託料の中で、測量委託料というのは2,700万円決まっていますけれども、もし駅前だけだったらちょっと、えらい多過ぎるなという感じがするんだけれども、内訳はどんな風になっていますか。大まかな話で結構ですけれども。
250 ◯議長【
矢部眞男君】 まちづくり課長。
251 ◯まちづくり課長【田中喜宣君】 八積駅周辺の環境整備事業の委託料の内訳ということでございますけれども、八積駅周辺の環境整備事業の中の、まず行っております道路改良事業、これは地区内道路になりますが、そのいわゆる測量業務、これは測量業務と、あと詳細設計を行う予定でおりますけれども、その事業費が1,020万円でございます。
そして、南口駅前広場の整備事業委託料といたしまして、いわゆる保証物件、建物などの保証物件の調査費、そしてまた土地の分筆登記の業務委託料といたしまして700万円、そして、八積駅の現在の計画しております自由通路の計画の改定業務といたしまして1,000万円、これを予定しているところでございます。
以上です。
252 ◯議長【
矢部眞男君】 5番塩谷君。
253 ◯5番【
塩谷法道君】 今ちょっと大事な話が出たと思うんだけれども、駅前の今進めている話ですね、それと、自由通路の話までここに入ってきているわけですけれども、それはどういう了解のもとで入れてきておるんでしょうかね。議会でもまだ自由通路については認めてないはずですし、なぜここへそういうふうに入ってくるのでしょうか。
254 ◯議長【
矢部眞男君】 まちづくり課長。
255 ◯まちづくり課長【田中喜宣君】 自由通路につきましては、八積駅周辺まちづくり基本計画の中にも位置づけさせていただいておりますので、このことにつきましては、計画上、お示しをさせていただいております。
なぜ今回、これが出てきているのかということについて御説明をさせていただきますが、現在、その計画内にお示しをさせていただいております、八積駅の自由通路の計画につきましては、これは平成21年度3月に策定をいたしました基本計画に基づき、お示しをさせていただいているところであります。八積駅環境整備事業全体の計画に、平成21年当時策定したもので計画に位置づけていると今、説明させていただきましたが、当時の計画策定から10年が経過し、駅や駅周辺の状況、また駅利用者の実績などの変化、さらに駅構内の施設の変更などが実はございました。そうしたことから、基本計画の再検討が必要となったことから、これは地方創生推進交付金事業を活用いたしまして、本業務を実施するものでございます。
以上です。
256 ◯議長【
矢部眞男君】 5番塩谷君。
257 ◯5番【
塩谷法道君】 もしそういう話でしたら、こんな測量委託料として一括してあれするんじゃなくて、議会でも既にいろいろ議論されて認められてきている駅前の問題と、それから、それをごっちゃにしたような形で、わからない形でこうやって計上するのは非常に不誠実だと思うんですけれども、現実にこの自由通路とか、橋上駅についてはいろんな議論がありまして、10年ぐらい前の総合開発審議会で私も委員として発言しましたけれども、そのときにも、当時の
企画財政課長さんは、必ずしも固定したものではないと、まだ検討の余地があるんだということでしたし、村長もこの間、去年ですか、必ずしも固定したものではないという話だったので、そういうものについて、わからないような形で、すっとここで予算計上してくるというのは、非常にやり方としてはまずいんではないかというふうに思うんですけれども、いかがでしょうか。
258 ◯議長【
矢部眞男君】 まちづくり課長。
259 ◯まちづくり課長【田中喜宣君】 お答えをさせていただきます。
31年度の八積駅周辺まちづくりの事業内容につきましては、さきの2月6日に開催をいただきました八積駅周辺まちづくり調査特別委員会でも御説明をさせていただいているところでございます。
以上です。
260 ◯議長【
矢部眞男君】 5番塩谷君。
261 ◯5番【
塩谷法道君】 だから、それについては、今のロータリーとは言わないのかな、あれを含めた駅前の交通の整理、そういう意味での道路の測量とか、それから、いわゆる換地の測量とか、そういうのは当然、認められていると思いますし、また交流センターの方のものも当然、認められているわけですけれども、この自由通路とその橋上駅についてはまだ議会で十分な議論もされてないし、また村長自身も必ずしも固定したものではないというような御答弁をいただいているわけですけれども、それがなぜここへすっと入ってくるのかというのがわからないという趣旨です。
262 ◯議長【
矢部眞男君】 まちづくり課長。
263 ◯まちづくり課長【田中喜宣君】 今後、御議論いただくためにも、この基本計画が必要でございまして、計画の見直しをした上で御議論をいただくということで、今回、御提案させていただいているものでございます。
以上です。
264 ◯議長【
矢部眞男君】 よろしいですか。他に質疑ございますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
265 ◯議長【
矢部眞男君】 それでは、質疑がないようでしたら、これで質疑を終結します。
討論に入ります。15番関君。反対討論ですよね。
266 ◯15番【関 克也君】 反対討論です。平成31年度の一般会計予算案に対する反対討論をさせていただきます。
まず初めに、この一般会計予算案については、評価すべき点もあります。1つには、福祉タクシー事業や外出支援サービス事業の継続実施ということや、先ほど質疑をしましたけれども、健康ウォーキング事業の実施など、また奨学金貸付事業、これは奨学金及び育英奨学金制度ということで継続実施してきていると。また、広島平和記念式典派遣事業の継続など、村民の健康や暮らしを支える事業、子育て支援、平和教育などで力を入れている点は評価をさせていただきます。
しかしながら、大きな問題点として、3点指摘しなければなりません。
第1に、負担軽減施策が極めて不十分だという点です。中でも、国民健康保険特別会計への村独自の一般会計からの繰入金がゼロであるということであります。
第2に、総合計画・後期基本計画、今やっている基本計画ということになりますけれども、策定のためのアンケート調査報告書によれば、村民の満足度の低い政策のトップに、公共交通の充実があるということが判明しております。ところが、本予算案には、公共交通の確保や、この間、提案もしてきました市町村をまたぐ公共交通の整備という問題が中心に座っていないことであります。
そして、第3に、ふるさと納税を当てにして、村が計画しているのが八積駅北側開発、いわゆる駅舎の橋上化や、先ほどの自由通路の問題、また北口広場、北口都市計画道路などであり、この不安定なふるさと納税を当てにして、村民の暮らしを犠牲にして、大型建設事業を進めようとしているということが問題であります。
平成29年度一般会計決算で明らかになった累積黒字の増加を財源に、村民負担の軽減や公共交通の充実などを実施することが必要であるため、今一般会計予算案に反対の立場を表明し、討論とさせていただきます。
以上です。
267 ◯議長【
矢部眞男君】 次に、賛成討論を許可します。12番阿井君。
268 ◯12番【阿井市郎君】 ただいま上程されました議案第14号、平成31年度長生村一般会計予算案について、賛成の立場で討論を行います。
雇用や所得環境にも改善が見られる中、景気は緩やかでありますが回復基調が続いておる、経済の好循環が見受けられています。本村においても、個人消費、設備投資などに改善の兆しが見られ、村民税及び
固定資産税を中心に、前年度に比し、増加が見込まれておりますが、依然として財政状況は大変厳しい状況であります。
このような財政状況の中、平成31年度は、第5次長生村総合計画・後期基本計画期間の終盤を迎えることから、事業の進捗状況を精査した上で、目標達成に向けての予算編成となり、歳入歳出それぞれ、58億1,300万円で、前年度比8.2%増の予算編成がされています。
主な事業としては、総合戦略に基づく事業の実施及び効果検証を行い、国の指定を受けた八積駅周辺環境整備事業として、駅南口広場の改良事業及び計画区域内の道路整備に係る実施設計や、老朽化した中央公民館を交流センターとしての建てかえ事業を2ヶ年の継続事業で予算計上されています。
また、農業施策としては、就農初期の新規就農者への支援や、野菜類などの生産振興、地場野菜等の出荷を促進するため、施設園芸の整備にかかる費用の助成制度の確立や、土地改良団体等が実施する用排水路施設の整備等への助成制度の拡充を図り、農業の振興と経営の安定化に努めております。
また、生活環境整備では、道路整備や排水対策など、計画的な整備や、地籍調査事業では、10年計画の6年目となり、事業の拡大が図られています。
また、健康福祉関係については、各種予防接種や健康診査のさらなる充実と、各種健康教育、健康相談を通して生活習慣病やがん予防に努めること、また、健康寿命の延伸を図る他、高齢者、障がい者など、いわゆる交通弱者などに外出支援サービスや福祉タクシーの充実に加え、新たに認知症の正しい知識と予防等の実践塾を開催し、認知症ゼロを目指す取り組みが行われています。
また、子育て教育関係では、妊娠期から保育所、小中学校と切れ目のない子育て支援、連携の強化を図り、ワンストップサービスの実施、また学校教育では、2020年度より始まるプログラミング教育の必修化に先立ち、ソフトなどの教材の整備や施設の整備。そして、施設の整備では、トイレの洋式化、学校給食室の屋根改修工事を実施しています。
このように各種の施策において、切れ目のない住民の要望、期待にバランスよく応えられた予算であり、住民が主人公である、住民の視点に立った効率的な、かつ、効果的な行政運営に欠くことのできない一般会計予算が編成されたところであります。
したがって、平成31年度の一般会計予算は、皆様の御理解、御賛同を賜り、賛成討論といたします。
以上です。
269 ◯議長【
矢部眞男君】 反対討論ございますか。6番石井君。
270 ◯6番【石井俊雄君】 一般会計予算の反対討論を行います。
平成31年度の一般会計予算について、評価をするところも多々あります。新規事業を3つ取り入れたことや、高校3年生までの医療費の無料だとか、あるいは、外出支援に続いて福祉タクシー制度もかなり拡充して、希望者と利用者が増えているという状況も、今回の議会の中で明らかになりました。
しかしながら、私ども、石井俊雄後援会が昨年の11月に提出した要望書から見ますと、デマンド乗り合いタクシーの事業が入っていない。駅南北通路の設計費1,000万円はまだ早い。南口が終了したら一旦休憩して、村民の声をよく聞いた方がいいと思います。12月議会の
塩谷議員の質疑の中でも、村長は、もう一度、考えますという答弁がされております。また、農業機械購入の補助金の枠を拡大してほしいということについても入っていない。さらには、保育料の無料、学校給食の無料、小学校の給食室、体育館、特別教室へのエアコンの設置も予算化されていません。
よって、一般会計については反対の討論といたします。
271 ◯議長【
矢部眞男君】 賛成討論の方、いらっしゃいますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
272 ◯議長【
矢部眞男君】 ないようでしたら、これにて討論を終結します。
採決をします。議案第14号 平成31年度長生村一般会計予算について、原案のとおり賛成の方は挙手を願います。
(
賛成者挙手)
273 ◯議長【
矢部眞男君】 挙手多数。よって議案第14号は原案のとおり可決されました。
ここで暫時休憩といたします。
午後0時16分 休憩
午後1時20分 再開
274 ◯議長【
矢部眞男君】 休憩前に引き続き、会議を開きます。
議案第15号 平成31年度長生村国民健康保険特別会計予算について、質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
275 ◯議長【
矢部眞男君】 質疑なしと認めます。
討論に入ります。15番関君。
276 ◯15番【関 克也君】 討論だけで申しわけありませんが、反対討論をさせていただきます。手短にやりますので。
長生村の国民健康保険は、国保税ということでは、年収400万円の4人家族で、これは一般質問でやりましたが、協会けんぽの約1.9倍の保険料となっていて、しかも、協会けんぽで行われている傷病手当金、出産手当金の給付なども実施されていません。協会けんぽ並みの保険料に軽減するには、最低でも、国政で1兆円の公費負担を行い、さらに市町村の軽減努力が必要です。村独自の努力として、せめて子どもの均等割の軽減、さらに絞れば、就学援助金の給付世帯の子どもの均等割をゼロにすることなどを求めたいと思います。これだけ協会けんぽとの比較で格差が広がっているのに、村独自の一般会計繰入金がゼロであるため、国の悪政をそのまま村民に押しつける、高過ぎる国保税となっています。
以上から、本特別会計予算案に反対を表明し、討論とします。
277 ◯議長【
矢部眞男君】 賛成討論を許します。11番小倉君。
278 ◯11番【小倉利一君】 議席番号11番小倉でございます。
ただいま上程されました議案第15号 平成31年度長生村国民健康保険特別会計予算について、賛成の立場で討論させていただきます。
国民健康保険は、健康的な生活を続ける上での最小限の保証として、いつでも、どこでも安心して医療を受けられる制度です。今後も加入者の高齢化や医療技術の高度化などにより、医療費のさらなる増加が見込まれ、その一方では、無職者、主に年金受給者の割合が増加しており、保険税収入の確保が一段と厳しくなっております。
このような状況のもと、平成31年度長生村国民健康保険特別会計予算総額は17億6,030万円で、前年度比10.4%減少しておりますが、県に納める納付金の予算額は前年度比で約2%増加し、今後も増加していく見込みです。
国保の課題であります医療費削減を図るために、保険事業では生活習慣病の予防及び改善のため、さまざまな事業を行い、特定健診、特定保健指導にも積極的に取り組んでおります。執行に当たっては、誰もが健康で明るく元気な生活が送ることができるよう、今後とも一層の健全運営に努力されることを期待し、賛成討論といたします。
279 ◯議長【
矢部眞男君】 反対討論ございますか。ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
280 ◯議長【
矢部眞男君】 ないようでしたら、これにて討論を終結します。
採決をします。議案第15号 平成31年度長生村国民健康保険特別会計予算について、原案のとおり賛成の方は挙手を願います。
(
賛成者挙手)
281 ◯議長【
矢部眞男君】 挙手多数。よって議案第15号は原案のとおり可決されました。
議案第16号 平成31年度長生村公共下水道事業特別会計予算について、質疑を行います。15番関君。
282 ◯15番【関 克也君】 1点だけの質疑をさせていただきます。
予算案のページでいいますと10ページになりますが、一般会計繰入金、3億9,520万円ということになっておりまして、これは一般会計からの繰り入れというのが4億円に届こうとして増加をしております。この繰り入れが増加する主な要因はどういうことなのでしょうか、理由をお聞きいたします。
283 ◯議長【
矢部眞男君】 15番関君の質疑に対する当局の答弁を求めます。下水環境課長。
284 ◯下水環境課長【秋葉幸彦君】 お答えします。
一般会計繰入金につきましては、前年度当初予算に対しまして、2,863万5,000円の増でございます。繰入金の使途でございますが、公債費、職員の人件費等に係る一般管理費及び維持管理費の不足分に充当されております。増額の要因でございますが、公債費で770万円の増、維持管理費で、浄化センター維持管理業務の長期継続契約が31年4月末に契約満了となります。今年度、更新となりますので、執行に際しまして、設計額で計上したため、約2,300万円の増となったわけです。このような状況でありますので、さらなる経費の節減に努め、予算の効率的な運用を図ってまいりますので、御理解をいただきたいと存じます。
以上です。
285 ◯議長【
矢部眞男君】 他に質疑ございますか。6番石井君。
286 ◯6番【石井俊雄君】 長生村は全村最後まで公共下水道で行うというふうになっています。公共下水道で有効な条件というのは、住宅密集地、それから将来人口が伸びるところ、そういうところが客観的に正当づけがされております。私も8年間、現職で仕事をし、下水道の全国大会等に参加をし、いろいろ勉強してまいりました。そこで言われてきたのは、やはり点在をする、そういう住宅密集地でなくて点在するところについては、合併浄化槽などで対応していくことが大事ですよと。そういうことは下水道の全国の大会の中で、最初から、後半の部分で流れが変わってきました。
そういう意味で質問したいんですけれども、これから、残っているところは点在しているところになっていきますので、公共下水道事業の計画の見直しをする必要があるかと思います。そのことについてお聞きをいたします。
287 ◯議長【
矢部眞男君】 6番石井君の質疑に対する当局の答弁を求めます。下水環境課長。
288 ◯下水環境課長【秋葉幸彦君】 下水の計画の件でございますが、八積駅周辺を含めた、今現在355ヘクタールを36年度を目標にして整備を進めているところでございます。また、それ以降、どのようにするかということで、平成29年度に、認可計画区域外になりますが、岩沼、金田、信友地区など、駅周辺を対象にアンケート調査を行いました。その結果、約80%の方々が将来を含めて接続するという解答がございました。なので、その後、村の下水道審議会に諮った結果、現認可計画完了後も計画的に整備する方針となっておりますので、見直しをするところは今のところ考えておりません。
以上です。
289 ◯議長【
矢部眞男君】 他に質疑ございますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
290 ◯議長【
矢部眞男君】 ないようでしたら、これにて質疑を終結します。
討論に入ります。反対討論ですか。6番石井君。
291 ◯6番【石井俊雄君】 先ほども質問でいろいろ意見を述べました。やはり住宅密集地、それから将来人口がどんどん伸びていく、そういうところまでは公共下水道事業は有効でありますし、必要だと思っています。今、下水環境課長から説明を受けました。一定のところまでやるけれども、その先も含めて、公共下水道事業でやるということでございました。そして、計画の見直しはないということでありました。
したがって、私としては、今回の下水道の特別会計については反対の討論をいたします。
以上です。
292 ◯議長【
矢部眞男君】 賛成討論はございますか。ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
293 ◯議長【
矢部眞男君】 ないようでしたら、これにて討論を終結します。
採決をします。議案第16号 平成31年度長生村公共下水道事業特別会計予算について、原案のとおり賛成の方は挙手を願います。
(
賛成者挙手)
294 ◯議長【
矢部眞男君】 挙手多数。よって議案第16号は原案のとおり可決されました。
議案第17号 平成31年度長生村介護保険特別会計予算について、質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
295 ◯議長【
矢部眞男君】 質疑なしと認めます。
討論に入ります。
(「なし」と呼ぶ者あり)
296 ◯議長【
矢部眞男君】 討論なしと認めます。
採決をします。議案第17号 平成31年度長生村介護保険特別会計予算について、原案のとおり賛成の方は挙手を願います。
(
賛成者挙手)
297 ◯議長【
矢部眞男君】 挙手多数。よって議案第17号は原案のとおり可決されました。
議案第18号 平成31年度長生村
後期高齢者医療特別会計予算について、質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
298 ◯議長【
矢部眞男君】 質疑なしと認めます。
討論に入ります。
(「なし」と呼ぶ者あり)
299 ◯議長【
矢部眞男君】 討論なしと認めます。
採決をします。議案第18号 平成31年度長生村
後期高齢者医療特別会計予算について、原案のとおり賛成の方は挙手を願います。
(
賛成者挙手)
300 ◯議長【
矢部眞男君】 挙手多数。よって議案第18号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────
301 ◯議長【
矢部眞男君】 本定例会の会議に付された議案の審議は全て終了しました。
なお、会議録の作成に際し、会議規則第44条により、字句、数字等の整理については議長に委任されたく、御了承ください。
以上をもちまして、平成31年長生村議会定例会3月会議を終了します。御苦労さまでした。
午後1時33分 閉会
地方自治法第123条第2項の規定により署名する。
議 会 議 長
署 名 議 員
署 名 議 員
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