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平成30年第2回定例会(第3日 6月15日)

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  1. 栄町議会 2018-06-15
    平成30年第2回定例会(第3日 6月15日)


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    平成30年第2回定例会(第3日 6月15日)              平成30年第2回栄町議会定例会                       平成30年6月15日(金曜日)午前10時00分開議 日程第1 一般質問 (1)12番  戸 田 栄 子 君 (2) 8番  松 島 一 夫 君 日程第2 議案第 1号 専決処分を報告し承認を求めることについて 日程第3 議案第 2号 専決処分を報告し承認を求めることについて 日程第4 議案第 3号 専決処分を報告し承認を求めることについて 日程第5 議案第 4号 専決処分を報告し承認を求めることについて 日程第6 議案第 5号 専決処分を報告し承認を求めることについて 日程第7 議案第 6号 専決処分を報告し承認を求めることについて 日程第8 議案第 9号 特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条             例 日程第9 議案第10号 職員の給与の特例に関する条例の一部を改正する条例 日程第10 議案第11号 栄町税条例等の一部を改正する条例 日程第11 議案第12号 栄町都市計画税条例の一部を改正する条例
    日程第12 議案第13号 栄町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条             例の一部を改正する条例 日程第13 議案第14号 栄町放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定             める条例の一部を改正する条例 日程第14 議案第15号 栄町指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関             する基準等を定める条例の一部を改正する条例 日程第15 議案第16号 平成30年度栄町一般会計補正予算(第1号) 日程第16 議案第17号 平成30年度栄町国民健康保険特別会計補正予算(第1号) 日程第17 議案第18号 平成30年度栄町介護保険特別会計補正予算(第1号) 日程第18 議案第19号 平成30年度栄町公共下水道事業特別会計補正予算(第1号) 出席議員(14名)   議 長  大 野   博 君      副議長  金 島 秀 夫 君    1番  岡 本 雅 道 君       2番  新 井 茂 美 君    3番  早 川 久美子 君       4番  大 野 信 正 君    5番  橋 本   浩 君       6番  大 野 徹 夫 君    7番  大 澤 義 和 君       8番  松 島 一 夫 君    9番  藤 村   勉 君      10番  野 田 泰 博 君   11番  高 萩 初 枝 君      12番  戸 田 栄 子 君 欠席議員(なし)    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 出席説明員   町長        岡 田 正 市 君   副町長       本 橋   誠 君   教育長       藤ケ崎   功 君   参事兼総務課長   古 川 正 彦 君   財政課長      大須賀 利 明 君   企画政策課長    湯 浅   実 君   住民活動推進課長  芝 野 浩 一 君   税務課長      磯 岡 和 之 君   健康介護課長    青 木 茂 雄 君   福祉・子ども課長  湯 原 国 夫 君   住民課長      金 子   治 君   環境課長      大 﨑   敦 君   建設課長      小 林   誠 君   下水道課長     麻 生 秀 樹 君   産業課長      奥 野 陽 一 君   まちづくり課長   小 野 裕 三 君   会計管理者     鶴 岡   薫 君   参事兼教育総務課長 池 田   誠 君   学校教育課長    大 野 真 裕 君   生涯学習課長    早 野   徹 君   消防長       杉 田 昭 一 君   消防防災課長    大 熊 正 美 君    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 出席事務局職員   事務局長      野 平   薫 君   書記        藤 江 直 樹 君                               午前10時00分 開議    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎開  議 ○議長(大野 博君) これより、本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎一般質問 ○議長(大野 博君) 日程第1、一般質問を行います。  初めに、戸田栄子君の発言を許します。戸田君、質問者席へ移動願います。戸田君。  〔12番 戸田 栄子君登壇〕 ○12番(戸田栄子君) 12番、日本共産党の戸田栄子でございます。  この6月定例議会におきまして、私は、3期目の町政を執行される岡田町長の政治姿勢について伺います。  4月の選挙を終えて、その結果をどのように受け止めておられるかをまず最初にお聞きしたいと思いますが、ご承知のように、町長選挙の投票率は40%、岡田候補5,626票、中谷候補2,897票という現実の中で、まず、この選挙結果をどのように受け止めておられるのかを最初にお聞きします。  続いて、これから脂の乗った岡田町政に町民が期待しています。それは、やはり誰もが、これから少子高齢化の中で、この町にずっと暮らしていたい。人生、特に高齢者にとっては、残りの人生を楽しく過ごしたい、この思いが強い昨今の時代背景だと思います。  そこで、住んでいる誰もが幸せだと感じられる町政の願い、こういう意味では、本当に幅広いテーマとなりますけれども、少子高齢化や社会保障制度、その手だてが厳しい現実の政治の中でどのように町として町民の暮らしを守り、誇りの持てる栄町を築いていくのか、大変大きなテーマですが、お聞かせください。  また、二つ目には、今、社会は貧困の問題が大きく取り沙汰されています。先の1月の参議院、国会でも、生活保護法の改正がなされまして、さらに厳しい社会保障制度が現実として迫っています。  具体的には、この生活保護基準の引き下げにより、栄町に暮らしておられる方々の実情、また、その中で、町としては、今後どのような手だてをされていくのか、これをお聞かせください。  また、次には、町長の公約である子育て支援の中での第3子の給食費無料化について、これは、先の議会、この6月議会の前だったと思いますが、3月議会のときに、私は、最終、何度かこの学校給食の引き下げ、ひいては、多子の家庭に対する無料化の提言をしてきましたが、選挙直前の議会においても、やらない、学校給食の子どもたちの給食費の無料化や削減はしないと公言していましたので、私は、学校給食については、栄町は大変難関だというふうに感じておりましたが、この選挙戦の中で、即、翌月の4月の選挙で給食費の無料化を打ち立て、さらに3子以降については無料化にするということを公約として述べ、実施することが、昨日、初日の開会日に公約されました。この経過について、その間、短期間の中で、なぜ議会の一般質問の中では、それはやらないと言いながら、短期間の中でどのような変化において、こういう政策について取り上げられたのか。取り上げたことが悪いということではありません。その気持ちについてお聞かせください。  また、昨今、あわせて生活困窮世帯が今、本当に増えている中で、栄町においては、社会福祉協議会が設立されております。もう既に30年近くなりますか、これは長く町政を執行された藤江町長が本当にこの社会福祉協議会については、設立を望み、当時の藤江町長が栄町もそろそろこの制度をつくろうということで、初代の局長は市川課長でした。よく覚えています。そのときに、本当に社会福祉協議会ができたことによる展望は大きく、私は福祉の向上につながっていったと思っていますが、昨今、やはりこれは行政とは離れた問題ですので、社会福祉協議会は協議会で、ぜひ町の行政の力で、大きく福祉行政につながるような手だてをしていただきたいと同時に、町独自に、これは社会福祉協議会とは別の意味での生活困窮者に対する手軽な足かせ手かせのない独自の貸付制度の新設等について、3期目を迎えられた岡田町長がどのようにこの問題について考えておられるのか、お聞かせいただきたいと思います。  以上、ご答弁お願いいたします。 ○議長(大野 博君) 岡田町長。 ○町長(岡田正市君) それでは、戸田議員のご質問にお答えをいたします。  「今回の選挙を終えて、選挙結果をどのように受け止めるか」ということについてお答えをいたします。  ご質問ですが、今回の選挙では、5,626票の得票をいただきました。有権者の方々には、ご信任をいただいた一方、相手候補に2,897票の投票があったことは重く受け止めております。  町の財政は、依然として厳しい状況ではございますが、新たな決意のもと、「栄町に魅力を感じ、元気が出るまちづくり」に全力で取り組む所存でございます。  いずれにいたしましても、町民の皆様の安全・安心を守るとともに、町政への満足度向上のために、この4年間、誠心誠意、町政運営に邁進してまいる所存でございます。  以上です。 ○議長(大野 博君) 湯原福祉・子ども課長。 ○福祉・子ども課長(湯原国夫君) 私からは、2点目の、生活保護基準の引下げの中で、栄町における生活保護の実情と今後の手だてについてお答えいたします。  まず、このたびの生活保護法の改正につきましては、一般低所得者世帯の消費実態との均衡を図り、生活扶助基準額について増減等の見直しを行ったと聞いております。  主な改正点ですが、一つとして、児童養育加算が現行中学生まで月1万円を高校生までに拡大すること。  二つとして、母子加算が子ども1人の場合で月平均2万1,000円から1万7,000円に減額すること。  三つとして、教育扶助が高校生の場合で、入学準備金が上限6万3,200円から上限8万6,000円に増額することなどとなっています。  これらの見直しにつきましては、個々の世帯での各扶助費の合計の減額幅をマイナス5%以内にとどめるものとし、かつ平成30年10月から3年間で段階的に実施するものとなっています。その他、大学等への進学支援のための一時給付金の創設や、就労自立給付金について、対象者の拡大などの見直しを行う内容となっています。  次に、平成30年6月1日現在の町の生活保護の状況についてですが、まず、生活保護世帯数は74世帯、被保護者数が98人となっています。  次に、世帯類型に分類した世帯数としては、高齢者を含めた独居世帯が58世帯、高齢者世帯が11世帯、母子世帯が4世帯、父子世帯が1世帯となっています。  続きまして、このたびの生活扶助基準額の引下げなどの法改正は、国において行ったものであり、また、生活保護事務については千葉県が行っているものであります。  町としましては、直接的に生活保護基準への手だてを行うことはできませんが、今回の引下げ等に伴って、県内の他市町村がどのように対応するかを注視していきたいと考えています。  以上でございます。 ○議長(大野 博君) 戸田君。 ○12番(戸田栄子君) すみません、まだ回答があるかと思いますが。 ○議長(大野 博君) 岡田町長。 ○町長(岡田正市君) この3子目を無料化という話を公約にしたのはなぜかということにお答えをいたしますけれども、私の公約がこの議会で云々ということはなかなか珍しいことでありますけれども、経過というものをお知らせいたします。  公約としましては、多子世帯の経済的負担の軽減を少し図れること。  二つとして、安心して子育てができる環境を整えること。定住・移住が促進されること。  三つとして、近年、他市町でも給食費無料化の動きが見られ、平成29年度より、酒々井町でも第3子以降の給食費無料化が実施されていることなどから、3期目の町政で、第3子以降の給食費無料化を実施したいと考えてのことからであります。
     なお、町において、第3子以降の給食費無料化が可能かどうかは、現在、担当課に検討させているところでございます。当然、こういったものは議会に諮られるものでございますので、そのときは十分なご審議をいただければというふうに考えております。 ○議長(大野 博君) 湯原福祉・子ども課長。 ○福祉・子ども課長(湯原国夫君) 続きまして、生活困窮家庭に対する町独自の貸付制度の試みについてお答えいたします。  生活困窮家庭に対しては、現行においても各種の貸付制度があるため、町独自の新たな貸付制度については、現在のところ考えていません。  具体的には、生活困窮家庭に対しては、生活保護法による生活扶助や教育扶助などの生活保護給付や、生活困窮者自立支援法による生活保護に至る前の段階での就労相談支援や住居確保給付金の支給などの支援制度があります。  一方、比較的所得が少ない世帯の経済的な自立と生活の安定を図ることを目的に、千葉県社会福祉協議会が実施している生活福祉資金の貸付や、栄町社会福祉協議会が低所得者などの自立更生に導くことを目的に独自に行っている一時金貸付金制度があります。  その概要ですが、まず、千葉県社会福祉協議会生活福祉資金には、福祉資金と教育支援資金があります。福祉資金の主なものとしては、一つとして、結婚・出産・葬祭費が上限50万円。  二つとして、住宅を増築・改築等を行うための住宅改修費が上限250万円。  三つとして、負傷や疾病の療養費が上限170万円又は230万円などとなっています。  次に、教育支援資金の主なものとしては、一つとして、就学するための教育支援費が上限として高校月額3万5,000円、大学が6万5,000円。  二つとして、入学に必要な費用に充てる就学支度費が上限50万円などとなっています。  その他、9種類の資金貸付が設けられています。  なお、千葉県社会福祉協議会では、生活福祉資金以外の資金貸付として、一時的な生活費の不足に対する緊急小口資金や、不動産を担保として生活費を貸し付ける不動産担保型生活資金などもあります。  続いて、栄町社会福祉協議会の一時金貸付の主なものとして、一つとして、病気など突発的な出費により生活が苦しくなったときのための生活資金が限度額10万円。  二つとして、緊急で一時的な資金が必要となったときの緊急小口資金が限度額3万円などとなっています。  今後も生活困窮世帯への支援にあたり、千葉県社会福祉協議会町社会福祉協議会の資金貸付制度を効果的に活用できるよう、相談業務の強化や各種関係機関との連携を図っていきたいと考えています。また、制度内容について、広報紙やホームページなどを通じた情報提供にも努めていきます。  以上で答弁とさせていただきます。 ○議長(大野 博君) 戸田君。 ○12番(戸田栄子君) 大きなくくりの質問は1項目なんですが、その中で、二つに分かれていますので、まず、町長の3期目を執行する町長の政治姿勢の中での問題に絞らせていただきますが、答弁をいただきました。それで、私も率直に感じました。1期、2期と岡田町長、無競争で誰も対抗するかたがいなかったということで、3期目もそういう機運がある中で、急遽、選挙になりました。確かに町長に立候補するということは、栄町に住所がなくても、また、いずれこちらに選挙戦を目前に住所を移されたようですし、中谷氏もね。それで、どこでも、東京都のかたでも立候補できますから、それは問題なかったと思いますが、やはり率直な感想として、どういうかたなの、どこの学校を出ているの、どういう目標で町長に立候補されたの、いろんな声が聞かれました。私自身もそのように思っていましたし、ただ一つ、岡田町長にあられましても、3期無競争ということは、本人としても、これから逆にいろんな意味でやりにくい点があるのではないか。やはり町民の審判を得るということは、私たち議会議員も含めて町民の審判を受ける。これは一つのこれまでの自らの政治姿勢について問われる要ですので、逆に選挙になってよかったなと思いました。  その結果、町長もご承知のように、選挙の投票日の前から、ほかの候補者が出るという噂が、噂ではなく、実際にはほかの候補者、町にゆかりのあるかたが出るというようなことが具体的に持ち上がっていたようですけれども、いろんな事情で違う中谷さんが立候補されました。そのときに、やはり選挙になったことによる町民の皆さんの気持ちは複雑だったと思います。やはり審判を受けるということは、当然、公人として大事です。しかし、新しいかたに託したときに、本当に栄町のこの町政を我々町民の暮らしと命をしっかりと守ってもらえるのか、その辺の不安は本当にあったと思います。私自身、直接の交流も過去のおつき合いもありませんので、どういうかたなのかということは正直に思いました。しかし、この選挙になるということは、審判を受けることですから、これから執行されるかたに、挑戦された岡田さんにとっても、これは一つの試金石であるし、4年間の託される、その思いをしっかりと受け止めてもらえるのではないか、このように思いました。  そこで、お尋ねしますが、町長は、先ほど具体的には、もう全て町長の公約を一つひとつ質問していましたら、時間がございませんので、私が一番この中で、町の政治の内容で関心を持ち、また、私たち議会議員としても、この学校給食費の問題は提言してきました。酒々井町でも実現された。それから、神崎町ではもっと早く、また、県内市町村、栄町よりも小さいところでも実施されているということで、神崎町の例など申し上げながら、ぜひ栄町でも、せめて全児童でなくても、また、半額でも実施してほしいというお願いをしましたが、そのときには、直前でしたよね、あれは3月議会ですか、12月議会でしたか、そのときはやらないとはっきり言いながら、私は、やってくださったことは大いに評価しますし、やはり町長も町民の願いを受け止める姿勢を持ってくれているというふうに評価しますが、やはり私たち議会でも、町民の皆さんの声や、また、与えられた一般質問という形、また、日常活動の中で、町に提言していくという一つの権限が与えられているわけです。それに対して、近く予定しているとか考えているということでなくて、やらないと直前に言っていたのがなぜ変わったのか、もう一度お聞かせください。 ○議長(大野 博君) 岡田町長。 ○町長(岡田正市君) 確かにやらないとは言いましたけれども、絶対やらないではなくて、私は、そのときもう既に酒々井町とか神崎町とかの情報を得ておりますので、いずれはという考え方は持っておりました。そういった中で、3月議会にやりますと言いましたら、これは町の政策が動き出すことです。その中で公約になりませんので、3子目は、当然、定住・移住促進のためには必要であろうと常々考えておりましたけれども、3子目まで絶対やりませんとは言ってないのではないかなというふうに考えておりますけれども、いずれにいたしましても、この問題は、今後、3子目、やるつもりではおる、公約に挙げましたので、これはやっぱり財政との相談をしながら、担当課とも相談しながら、これを確実にやれるかどうか、大体、3子目を無料化にしたときに、どの程度の予算が必要なのかどうかということも精査しながら、やっていかなければならないと考えております。  以上です。 ○議長(大野 博君) 戸田君。 ○12番(戸田栄子君) 大変細かいことで申し訳ありません、時間をとりまして。  ただ、この学校給食問題については、相手候補の中谷氏も学校給食費の大きな形で給食費の無料化をうたっていたということも一つの着眼点となって、そういうことも考えられたのかなと私も思ったものですから。全国では、子どもの学校給食費、無料化にしているところもありますので、まずは、スタートラインは、第3子以降ということで、大いに町長の公約に期待しておりますので、学校給食問題は終わります。  それでは、その次に、今、福祉の後退というか、大変厳しい時代に入っています。子どもの貧困が6人に1人と言われた時代も久しく、まだまだこういう課題が残されています。そういう中で、生活保護の問題を取り上げさせていただきましたが、栄町は、ご承知のように、認定は県ですよね。市は印西市とか佐倉市とかは、全部その市の担当部署が認定して、生活保護の申請があったかた、お1人1人、1世帯1世帯、しっかりと調査をされたり、話し合いをしたりして認定していくわけですが、町は、ご承知のように、県が認定です。そうしますと、やはりそこに一つのギャップ、また、住民の本当の生の声が届きにくいとか、いろんな不具合とかが生じることはないのか。やはり担当課として、福祉課が窓口ですけれども、認定が県であるということで、今まで歯がゆい思いをしたことはおありでしょうか。 ○議長(大野 博君) 湯原福祉・子ども課長。 ○福祉・子ども課長(湯原国夫君) ただいまの生活保護事務の件、これは当然、県が実施機関になっておりますので、県となりますけども、町としましては、そういう対象者が来たときには、きちんと丁寧な対応、内容を確認させていただいておるところでございます。  そんな中で、不具合があったかどうかということでございますが、私もこの4月から来たということで、詳しくはわかりませんけれども、不具合があったというふうな、今現時点ではそのようなことは聞いておりません。不具合はないと、現時点ですけども、そういうのはありません。  以上です。 ○議長(大野 博君) 戸田君。 ○12番(戸田栄子君) 時間の関係もありますけど、例えば、今申し上げましたように、認定が違うということで、たまたま、具体的には、この連休、4月29日から5月の連休で、一般の日、休日でない日も含めて9日間ありました。その間に7回ぐらい休日があったんですが、あるご家庭のかたが、トイレに入るときの床がぶかぶかで怖くてトイレに入れない。雨漏りがする。雨が降ったらどうしよう。それはご承知のように、生活保護費の中の一定の金額が住宅改修費に充てられていますが、その金額の範囲で直してもらうように、しかし、それは合見積りがないとできない。10万円の範囲内で、じゃあここの10万円で直してくださいといって、A工務店に頼むことはできない。そういう実態の中で、そのかたは、連休が明ける10日間以上をトイレに入るたびに怖い思いをし、その間、2日間ぐらい雨があったと思います。雨の漏る中で心細い思いをしていました。その合見積りについても、生活保護を受けている高齢者のかたが、その合見積りをとることができますか。お抱えの知り合いのかた、1人ぐらいはあるでしょうが、金額が大小は別かもしれませんが、10万円の予算しかない修理費の合見積りを2社からとるというのはどんなに大変か。結果的には、9連休ありましたから、9日間、何もできないで、こわごわトイレに入り、私も相談を受けましたから、個人的にはしょっちゅう見にいきましたが、早く連休が終わってほしい。最終的には、知り合いのかたに合見積もりをとっていただいて、現在は、5月の連休ですから、もう現在6月ですから、トイレ、危なくないように直っているようです。  ただ、何を言いたいかというと、そういうときに臨機応変に、重要な問題については、町がそれを認定して、合見積りも取ってるんだから、合見積りした低いほうの業者に責任を持って発注することはできないのかどうか。今後、これからますます高齢化社会になっていったときに、こういう事例が増えてくると思います。それはできないんですか、お聞かせください。 ○議長(大野 博君) 湯原福祉・子ども課長。 ○福祉・子ども課長(湯原国夫君) ただいまのご質問、急を要する場合に臨機応変にできないのかと、また、合見積りとかなんかも町のほうでできないかということでございますが、そのような戸田議員が申し上げましたような生活保護につきましては、千葉県が当然行うことになっておりますので、町の判断で臨機応変に対応するということはできません。しかしながら、急を要する場合、対応が難しいケースなどもありますので、その辺につきましては、県に伝えまして、事務処理の迅速化などについても要望していきたいと思います。  それと、その見積りの件でございますが、確かに保護者が高齢のかたで、見積りもとれない、また、場合によっては、電話もないかたもいらっしゃると思いますので、そういう場合は、本人のご了解、また本人の意思を確認した上であれば、町のほうでできるものと考えております。  以上でございます。 ○議長(大野 博君) 戸田君。 ○12番(戸田栄子君) ただいま湯原課長のそういう答弁でしたので、今後は、多少の融通性を持って、県にも交渉していただけると思いますので、その点については、今後に期待したいと思います。  そこで、当初に申し上げました生活保護法の改正によって、具体的には、親子3人の場合で、子どもが3歳から5歳のかたがいる場合で2.3%の減額ですよね、支給総額から。それから、親子4人で40代、小学生がいる場合で、このかたは逆にその倍の4.5%、親子3人、40代の親子、家族数にもよりますけども、2.3%から単独世帯まで入れて5%の削減に生活保護基準の見直しによる削減額が出てきているんですね。高齢者夫婦の世帯だと、これは1%はいきませんが、0.8%ということで、世帯全体に支給額が下がっていると。  それから、施設、栄町の場合は町ですから、ほとんどアパートですけれども、これちょっとした町場とか都市部になると、集合住宅のような、本当に昔で言うドヤ街みたいな集団の火災に、去年、火災がありましたけども、ああいうところじゃないと許可しない。アパートとかはなかなか許可にならないということで、住宅を借りる際にもかなりの非人間的な住宅を強いられる。引っ越しまでさせられるというような現実の問題として出ていますし、また、担当課が過払い、いわゆる計算間違いで多少1万円ぐらい多く支給してしまった場合に、それは本人の責任でないということで、これまでの判例として、これは返納しなくていい、もうとっくにぎりぎりの生活の中で、多少少し余分に受け取っても、もう使って返す能力がないという判断のもとに、これはあくまでも返還しなくていいという判例があったにもかかわらず、今回の法改正では、この場合も必ず返還するというようなことが織り込まれているとかなっておりますので、追い打ちをかけた生活保護法の改正だと思っています。国連でも、この日本の生活保護法の改正については異議を申しているというふうに新聞の記事でもありましたけれども、これから本当に福祉の向上を目指す中で、これは先ほども言いましたが、権限は県ですので、直接には県議会等で取り上げていただく問題かもしれませんが、ぜひそういう意味で。  あとは、一つお聞きしますが、今、ジェネリック薬品、それはどこでも奨励していますし、とてもいいことだと思っています。病気によっては、ほとんど新薬と変わりなく効果があるものもありますが、生活保護を受けたかたが医療にかかったときは、ジェネリックの指定があるものは指定で、普通の今まで支給されていた薬等が使えなくなるということは、現実に栄町でもあるんですか、まずお聞かせください。 ○議長(大野 博君) 湯原福祉・子ども課長。 ○福祉・子ども課長(湯原国夫君) ただいまのそのジェネリックの件については、私のほうでは、そういうのは聞いてございません。  以上でございます。 ○議長(大野 博君) 戸田君。 ○12番(戸田栄子君) それも、医者にかかった場合の薬の指定についても、今後、今言ったように、ジェネリックに優先させる、ほかの薬から外すという、本人が希望してもできないというようなことも織り込まれているそうですので。そうすると、今度、健康面でも逆に少しそれを節約したために、病気がよくならないというようなこともあり得るのかなと思って、大変寂しい思いをしたものですから、今後の行く末に委ねたいと思います。その点については。  また、もう一つ、生活保護を受けるというのは憲法に保障されていますよね。生活保護法という法律もありますし、それを全部、法律をここで述べては時間もかかりますので、生活保護法に基づいて申請し、それを受けて審査し、許可になるわけですけれども、例えば、栄町の場合は、その都市部と農村部、また、中間地域では、その人口だけでははかり知れないものがあると思いますが、先ほど栄町の世帯数等、教えていただきましたが、それは県内類似町村の中での生活保護を受けている世帯数の割合というのはどうなんでしょうか。データがありましたら、お知らせください。 ○議長(大野 博君) 湯原福祉・子ども課長。 ○福祉・子ども課長(湯原国夫君) ただいまの生活保護世帯数の状況と、他と比較しての状況だということだと思いますが、千葉県の速報資料に基づきまして、平成30年4月現在の人口千人当たりの被保険者数を比較してお答えをさせていただきます。  栄町は、人口千人当たり約5人となっています。近隣市町で見てみますと、酒々井町は約8人、成田市が約9人、富里市が約10人、印西市が約4人、白井市が約5人となっています。また、県内の状況としましては、郡部の平均では約10人、千葉市、船橋市及び柏市を除く市部の平均では約12人、千葉県全体としては約14人となっています。  したがいまして、人口に対する町の被保険者数としましては、郡部及び県内全体から見ても、少ない状況にあると考えております。  以上でございます。 ○議長(大野 博君) 戸田君。 ○12番(戸田栄子君) リアルにパーセンテージを出していただいたんですが、なぜこのことを質問したかといいますと、やはりイコール、少ない人口1,000人に対するパーセンテージが少ないから、そこの町はみんな高所得であるのかということにはならないのではないかなと思いますが、一概には言えない面もあると思います。  ただ、データから、今、お聞かせしていただいた点では、千人当たりでは白井市と栄町がほとんど同じ、富里市はその倍、成田市も約倍ということでね。そうすると、逆に所得水準とか、そこまでデータは出せないと思いますが、先ほど当初に申し上げました認定は、市だったら、その市の担当職員、また、よく実態とかも把握できている、日常生活もつかんでおられるという。ところが、認定が県であるということの弊害とか、その辺が感じられるような気がするんですが、その辺は意識はされておりますか。 ○議長(大野 博君) 湯原福祉・子ども課長。 ○福祉・子ども課長(湯原国夫君) ただいまのご質問でございますが、先ほどもお答えいたしましたけれども、町にまず生活保護を受けたいかたは窓口にいらっしゃいますので、町としましては、その状況を詳しく聞いて、その聞いた後すぐに県のほうに連絡しております。県のほうも、申請を受付してから1か月以内には決定を出さなくちゃならないということもございますので、その辺はスムーズに連携をとってやっておりますので、現時点においては、そういうマイナスというか、不具合が生じているものはないと考えております。  以上でございます。 ○議長(大野 博君) 戸田君。 ○12番(戸田栄子君) 大変細かい質問で申しわけないと思っておりますけれども、やはり一つは、データ的に見たら、栄町は、保護申請しなくても何とかみんな頑張って元気で働いていてくださっているのかなという印象も持ちましたので、とりわけ高いことがいい、低いことがいいということではありませんが、今回、例のひとり暮らしのかたの住居改修の問題をきっかけに、やはり認定が各市町村で、これは国の制度ですので、難しいのかもしれませんが、やはり将来、認定の窓口が違うということで、いろんな意味で弊害が出てこなければいいなと思っておりますので、この保護基準や認定については、ぜひその辺のことも加味して、県との連携を密にし、また、先ほど申し上げました連休等が重なったときの認定とかのことも今後出てくると思いますので、温かい目で、申請者の立場に立って、受けていただきたいと思います。それで、生活保護の問題は終わらせていただきます。  次に、町長が先ほど学校給食のことは、私、とてもいいことだと思っておりますので、止めろということではありません。ただ、気になったのは、先ほども言いましたが、ほかの議員からも、それは当然、声としてあると思いますが、1年か2年前に、それはできないと、財政的に無理だと、私はやらないと言ったことではなくて、本当に直前に、ぜひ近隣町村を、何町も何町も実施している、本当に子どもたちが安全でおいしい学校給食を本当に遠慮なく食べることができるように、自分の学校給食、私の学校給食費は払ってないんだ、肩身の狭い思いをしないで安心して食べてもらえるような、そんな制度、単なる金銭的な問題だけではなくて、子どもたちの心の教育にもつながるわけですから、せめてといったときには、定住・移住促進の事業にもプラスになるのではないかと、私、はっきりそこまでも言いましたが、定住・移住促進にも全然関係ないというか、聞く耳を持たなかったと私は思っていますが、それをここで再度なぜかなぜかということは止めますけれども、大変そのことが気にかかりましたし、やっぱり選挙があってよかったなと思っています。選挙があったから、学校給食費も第3子以降は無料化にしようと町長も決断しましたし、また、相手候補のかたのいろんな施策や主張も素直に栄町のことを論じているわけですから、栄町にとって、ああこういうことはいいことだなって、町民のかたが2人に1人は岡田さんに投票しました。そのうち1人は新しい新候補者に入れました。その思いの一端は何だったのかということを、私たちは、議員としても、町長としても分析し、取り入れたことで、いいことは町政としても取り上げていく、町民の要望なんだというふうに考える力量はおありでしょうか、お聞かせください。 ○議長(大野 博君) 岡田町長。 ○町長(岡田正市君) 力量がおありかという話でございましたけれども、戸田議員のそれは感覚ですので、それは私からどうかどうかと言うのは控えさせていただきたいと思います。 ○議長(大野 博君) 戸田君。 ○12番(戸田栄子君) 何か大変そういう意味では、失礼だった質問かもしれませんのでそれは陳謝いたしますが、でも、いろんな意味では町にとっても刺激がありましたし、いいことはいいで取り上げていただき、だめなことはだめで、それは政治姿勢をきちっと貫いて、ぜひこれからの4年間も岡田町長には元気で頑張っていただきたいと思います。  生活保護の再々再質問については、窓口は、何度も申し上げますが、県ではありますけれども、ぜひ担当課、福祉課が窓口ですので、一つお願いがあります。  今、どこの町村でも、「生活保護のしおり」という、各その自治体に合った内容の小冊子、生活保護の内容を紹介する小冊子を窓口、それから、受付、福祉課の窓口に置いているんですね。市なんかは、白井市、佐倉市とか、いろいろ取り寄せましたけれども、かなりその自治体によって、内容は同じですね、保護法に基づくものですから、編集がとても、ここまでちゃんと報告しているんだとか、お知らせしているんだというようなものから、白井市なんかもそうですし、佐倉市も憲法で保障された生きる権利、生活する権利のところまできちんとしおりに載せておりますし、各町村まちまちです。  そこで、栄町についても、認定は県ですけれども、生活保護という制度がありますよ、いろいろ生活困窮で困っているかた、相談されるかたは、どうぞこういう内容ですよというようなしおりのようなもの、栄町独自に、何か聞いたときに、県のものはありますが、そこにやっぱりもう少しわかりやすく、大変小さな字でとても見にくいです。これをぜひ近隣町村の自治体の例などを参考にされながら、ここにこんないい制度があるんだ、相談してみようって、生活に困ったかたたちの灯となるような、そんなしおりをぜひ栄町でも作っていただきたい。それを受付窓口のところに何部か置いたり、担当課に置くことはできませんでしょうか。 ○議長(大野 博君) 湯原福祉・子ども課長。 ○福祉・子ども課長(湯原国夫君) ただいまの生活保護のしおりの件でございますが、栄町は、先ほど戸田議員がおっしゃったとおり、県の作成したしおりをそのまま町の窓口で活用しています。私もその中身を見ましたが、やはりちょっと字が小さくて、細かくて非常に見づらい部分がございます。ですので、酒々井町を含めて、他市町のしおりを参考にしながら、少しでもわかりやすいしおりを窓口に配置できるように進めていければと考えております。  以上でございます。 ○議長(大野 博君) 戸田君。 ○12番(戸田栄子君) それでは、おおよその質問は終わりましたが、最後に、町長に1点だけ確認させてください。  多分、三、四年前に、岡田町長に対して、この福祉問題で一般質問をしました。いわゆる生活困窮者に対するかたたちへのいわゆる福祉貸付金、一時生活しのぎ、そういうようなものを社会福祉協議会が、先ほど当初に述べましたように、栄町も設立されております。それなりの活動をされておりますが、もうちょっと身近な、階段が3段、4段あるところを、1段踏んだらそういう貸付制度の恩恵を受けることができる。身近に行きやすい、ちょっとしたことで救われるというような、そんな安易な貸付の生活つなぎ資金、貸付制度を町独自につくることは考えておりませんでしょうか。 ○議長(大野 博君) 岡田町長。 ○町長(岡田正市君) ありません。 ○議長(大野 博君) 戸田君。 ○12番(戸田栄子君) 今、何とおっしゃったのか、あまりの早口で。ありませんと言ったんですね。はい、わかりました。それは、岡田町長がそのことについては、これももちろん社会福祉協議会の充実のために、もっと力を入れるべきだとか、いろいろ意見がありますし、私もそのこと、そういう町長がやらない、ただ、3年前にお聞きしたときもやっぱりやりません、戸田議員、あんたがやればいいでしょうって、冷たい言葉で言われたのが今でも脳裏に焼きついています。そのときに、私は、公人ですから、公職選挙法に触れますので、やっぱり制度としてやらなければ、これはできません。個人的にはどなたもあるでしょう、それは個人がね。でも、制度としてはできない、立場上できませんって、多分、私、お答えしたと思いますが、ただ、本当にそんなことも一つの生きる希望につながるし、いろんな犯罪を犯すまでもないところまでの一つの救いの道になることもあると思っております。  あとは、先般、町長もご存じかと思いますが、栄町に在住の70代のご婦人が100万円を福祉に使ってください、本当に感動しました。今、たとえ10万円でも大変な時代に、こつこつと貯金したそのお金を、「どうぞ自分の人生のために使ったらどうですか」と申し上げましたら、「いいえ、私は大丈夫です」。でも、一所懸命働いて今でもしているかたが、何とすばらしいかたがこの栄町に住んでおられるのだろうと思って感動しましたし、もちろんそれは担当課や社会福祉協議会と相談し、話し合いしまして、福祉協議会に50万円、そして、地方創生に50万円ということでね。それは、ただ本当にこういう形での善意を提供されるかたがこの町に住んでおられるということに大きく光を見出しまして、それなら、やっぱりそのお金は個々にはできませんので、やっぱり制度化して、町等や担当課が、今ある制度の中でできる生活つなぎ資金、そんな制度も作ることもこれからは必要なのではないかなと思っておりますので、今回は、そういう回答でしたが、まだまだ4年間、町長の就任期間は長いですから、ぜひいろんな実態等を調査されて、この問題についても何とかこぎつけていただけることを念願して、大変いろんな方面からわがままな質問もしましたけれども、質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(大野 博君) これで、戸田栄子君の一般質問を終わります。戸田君、自席にお戻りください。  ここで、10分間の休憩とし、11時5分より再開します。                                午前10時55分 休憩    ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――                                午前11時05分 再開 ○議長(大野 博君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  松島一夫君の発言を許します。松島君、質問者席へ移動願います。松島君。  〔8番 松島 一夫君登壇〕 ○8番(松島一夫君) 8番、松島でございます。  普段でありますと、ルック・イーストのマハティールの復活だとか、米朝首脳会談などという枕を振っていくところなんですけれども、今日は止めます。  今日は6月の15日で、小中学校がお休みで、「県民の日」ということでございますけれども、もう一つは、ご存じのかたはもう大分いなくなりました。樺美智子の命日でございます。あれから、昭和35年ですから、58年ですね。本当に58年、あっという間です。あっという間でございますので、あの町長選挙からの2か月間などというのは、まさに瞬きする間に過ぎてしまいまして、まだ自分の中でも、あの選挙の総括ができてないという状況でございますけれども、まずは、岡田町長、初めての選挙でございます。3期目のご当選、おめでとうございます。  副町長にも、残任期間2年だと思いますけれども、雑な言い方をすれば、2年間の首がつながったわけで、これまたおめでとうございます。  無謀な選挙だとか、松島のひっかき回しだとか、いろいろなご批判やら、また誹謗中傷やらをいただきましたが、生意気なことを言うようですけれども、「燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らんや」という気持ちでおります。  現実、岡田町長、本橋副町長の現体制には、一矢報いることができたかなという気もしていないではありません。  実際、先ほどの戸田議員の質問に出ておりましたけども、あの選挙の結果、第3子の給食費無償化という話が出てきたということは、まぎれもない事実でございます。昔からずっと考えていたということではないはずですが、やはり負け戦でございますので、あれですね、それでも、「人生意気に感ず、功名復た誰れか論ぜん」ということで、この話は終わりにします。いつまでも選挙の話をしていてもいけませんが、それでも、同じこの魏徴の今の詩の中にございますけども、「縦横の計就らざるも、慷慨の志猶ほ存す」という気概だけは衰えていないつもりで、この場に立っております。  そろそろ、あんなばかな監査は辞めさすほうがいいのではないかというふうな声もあったようでございますけれども、残念ながら、特段の事故、不祥事がない限り、私は、あと副町長と同様、2年間の残任期間を持っております。  行政執行部と議会とは、よく車の両輪だというふうな表現を昔からされているんですけども、私は、ちょっと本来は違うのではないかと。両輪ではなくて、むしろ議会というものは、あえてその車に例えれば、行政執行に対するブレーキだというふうに考えております。  ですから、この後の2年間、もう二元代表制の一翼でございます、議会は。町民の利益を代表して、行政運営に対する監視と提言、これが議会議員の本分だと確信しております。したがいまして、今まで以上にこの本分を全うする覚悟でございますので、執行部の皆様方もよろしくご覚悟のほどをお願い申し上げます。
     さて、今日の一般質問は、3月ほどきついものにはなりません。いろいろ3月で言わせていただいておりますので、あっさりと、3番議員ほどあっさりはいきませんけども、あっさりいきたいと思います。  まず最初に、学校アシスタント職員の現状と今後の展望ということでございます。  この学校アシスタント教員、とにかく予算をつけていただきました。これ全くの新規事業で、多分、失礼だけども、暗中模索というふうな状態でスタートされたのではないかと考えています。そのスタートからわずか2か月間でございますので、はっきりと検証できるような成果というものが本当に期待できるのかどうなのかわかりません。正直申して、私自身もこの2か月間で大きな成果があっただろうというところまでは期待はしておりませんが、何しろこの3月の予算、極めて厳しい財政状況の中で、各課一律10%カットだというふうな声が出ていた中で、つまりあえて言えば、ほかの課の犠牲の上に成り立った事業だということも言えます。したがいまして、これはよほど慎重に進めていかなければならないし、検証もきっちりしていかなければならないんだと思います。継続的な検証が必要だと考えております。ですから、あえてわずか短期間の中での成果ということをお尋ねしたわけでございますが、あまり難しい話ではございませんので、お心静かにご答弁いただけれけばよろしいかと思います。  それから、2点目の例のコスプレの館の建設に係るさまざまな問題、これの総括を踏まえた上で、3期目に臨む町長の行政運営全般にわたる政治姿勢ということでございます。コスプレの館に係る諸問題、これについては、もう先ほど申しましたとおり、3月議会で十分ご指摘させていただきました。私の個人的な新聞折り込みにも書かせていただきましたので、この場であえて細かいことを申し上げるつもりは今のところございません。しかし、とにかく完成したからいいんじゃないかということでは、この問題の解決はほど遠いわけで、もっと言えば、この私がいろいろご指摘した話、それから、疑問を呈した話、この問題がとにかく解決しないと、私の立場というのは、これから2年間、ここに立ち止まるしかないというふうなことにもなってきてしまうわけで、それならそれで本当に腹くくって2年間やるしかないんですけれども、できることなら、この議会でこの問題は全て解決していただきたいと考えて、ご質問を申し上げました。執行部の皆様方にも、この問題については、腹をくくったご答弁をお願いします。  これで、最初の質問でございます。 ○議長(大野 博君) 大野学校教育課長。 ○学校教育課長(大野真裕君) それでは、ご質問にお答えさせていただきます。  まず初めに、どのような業務を担っているかについてですが、業務は教員の事務作業に係るものと子どもたちの支援に係る二つに大別されます。  一つとして、事務作業に係るものは、ドリル・宿題等、提出物のチェック、各種教材作成、集金業務、ホームページ作成、プリント丸付け、簡単なPCへのデータ入力などです。  二つとして、子どもたちの支援に係るものは、算数科授業の担任補助、ドリルタイムの担任補助、特別支援学級の指導、授業補助、休み時間の児童の安全管理などです。  次に、教員アシスタント職員の配置による効果についてですが、教員の事務作業に係る業務のアシスタントにより、今までは児童・生徒が下校してから行っていた作業が、勤務時間内に処理できるようになりました。  学校からの声としては、「担任教員等の業務削減ができている」「児童への指導にかかわる助言が得られた」「担任が児童に接する時間の捻出ができた」「児童の学力の向上につながっている」「児童の安全管理に役立っている」「教頭の仕事が軽減され、結果として教頭が先生方へ目が行き届く時間が増え、職員への指導・助言が充実された」「経験豊かなかたが配置されたので、学校事情にも詳しく安心感がある」「担任が児童とかかわる時間が増えた」「授業準備補助により教材が豊富になった」というようなものがあります。  次に、今後の展望についてお答えいたします。  このような職員を配置している自治体は、県内でも現在、栄町のみであると把握しています。現在でも、学校では大きな成果は出ており、学校の先生方からも、大変助かっているなどの声が寄せられています。今後は、より効率的で有益な活用が図れるよう、活用事例の情報交換等の促進を図っていくことを考えています。  今年度は、校長会、教頭会等の管理職を対象とした会議や各種研修会で、教員アシスタント職員の活用について話し合いを継続し、成果を出していきたいと考えております。  また、現場での効果を国や県教育委員会に伝えるとともに、国や県の施策として実施するよう、機会を捉えて強く要望していきます。  以上、答弁とさせていただきます。 ○議長(大野 博君) 岡田町長。 ○町長(岡田正市君) それでは、私のほうからは、コスプレの館についてご答弁をさせていただきます。  コスプレの館については、事故繰越となり、一部交付金が交付されなくなるなど、いろいろな問題があったかもしれませんが、議員の皆様や建設業協同組合のご協力もあり、4月17日に完成したところであります。  また、5月3日には、町議会議員をはじめ、多くの来賓の方々の出席のもと、オープニングセレモニーを無事開催しました。しかしながら、スケジュール管理面など、事業執行過程において一部問題があったことは確かであります。  今後の行政運営については、次のように改善していきたいと考えております。  まず1点目は、堅実な行政執行です。  今回のコスプレの館の地方創生拠点整備事業への対応として、応募も含めて、本制度への理解が不十分なまま執行であったことが挙げられます。今後は、このようなリスクを伴う行政執行は行わず、各種事業については、内容や制度を十分に検討してから対応するように、堅実な行政執行に基づく行政運営を行っていきたいと考えております。  次に、2点目は、適切なスケジュール管理による行政執行です。  今回、工事を随意契約で行い、さらに事故繰越となってしまったことなどは、その事業のスケジュール管理の悪さが原因でもあります。したがって、今後は、早期発注に心がけるとともに、重要な事業については、私自ら事業の執行状況の把握に心がけ、スケジュール管理を徹底していきたいと考えております。  3点目といたしましては、責任体制の明確化による行政執行です。今回の事業執行において、地方創生担当理事と副町長の役割分担の明確化と私のリーダーシップのとり方が不足していた点が反省点として挙げられると考えております。  本来であれば、担当理事においては、本制度に関する内閣府との綿密な調整事業のスケジュール管理、契約後の現場調整などについて、責任を持って行ってもらいたかったと思っております。また、副町長にあっては、地方創生は町長直轄である担当理事の仕事であるということを明確化させておくべきであったと思っております。  今後は、私自身、リーダーシップを発揮し、副町長、担当課長の役割分担を明確にした責任体制に基づく町政運営を行ってまいりたいと考えております。  以上です。 ○議長(大野 博君) 松島君。 ○8番(松島一夫君) 率直なご答弁いただきました。まず、学校アシスタント教員ということですけれども、ただいまの大野課長のご答弁をうかがっていると、当然、悪いことはないんでしょうけども、非常にいいことずくめで、わずか2か月間にしては、本当に私が予想した以上の成果が上がっているということで、一安心でございます。2か月、そのうち、もしかした何らかの弊害が出てくるという危惧はないわけではありませんけれども、とにかく順調にいっているということでございます。  たしか3月の予算委員会だと思いましたけども、このアシスタント教員について、どのような人材を配置するおつもりですかということをお尋ねしました。学校からの要望としては、校務処理のできる職員を配置してほしいというような、そのような答弁がありましたけども、その際、私がよけいなことを申したようですけども、元学校長のような管理職、そういうかたを配置すると、一般の職員がなかなか使いこなせなくて、さらには職場によけいな緊張感が出てくるのではないのかということを申し上げました。当然、葉山教育長も、元管理職のようなかたを配置する考えはないというふうなご答弁でございましたけれども、そういうふうな人材の縛りですか、そういうものがあったので、一部採用が進まなかったところもあったというふうに聞いています。  事実、ある学校では、学校だよりにアシスタント教員募集というふうな広告というんですかね、こういうものを出したという、私はあれは暴挙だと思っていますけれども、そこまで学校が追い詰められていたのかなというふうにも思えなくないわけで、そのアシスタント教員の採用について、教育委員会は学校に投げたのか、それとも、どこまで教育委員会が関与して、どこまでその責任を持っていたのかと、その点についてちょっと確認させてください。 ○議長(大野 博君) 大野学校教育課長。 ○学校教育課長(大野真裕君) まず、どのような人材をということで、校務処理に加えて、学校現場の経験とか、それから、教員免許状を持っていて、教員との教材づくり、児童・生徒の指導に係るようなところ、研究事業も含めて指導できるような人材をということで、教育委員会としては、教職免許状を所持している人材を採用するということで人を探し始めました。現在、教員免許状を所有しているかたを採用するに際して、県のほうでも講師が不足しているような状況でございまして、大変、栄町教育委員会でも人材発掘に苦慮していた状況です。  そんな中で、学校のほうに、実情としては、教職員で知っているかたがいれば、ぜひ紹介してほしいというようなお声がけはさせていただきました。ただ、そのお声がけが拡大解釈されまして、今、お聞きしたように、学校だよりにちょっと載ってしまったというようなことがございました。これは、教育委員会としては、こういったような形で人材を求めるというようなことを意図したものではなくて、学校との意思疎通が十分に図れずに、学校のほうでも早く人材を配置したいということで、地域にそういう声を求めてしまったというようなところでございます。  ただ、学校だよりに載るということは、教育委員会では想定しておりませんでしたので、学校へは、その人材を求めるというような重要な案件なので、まして広報の仕方で不平等感も生じる等のことになってしまうことにつながるので、こういうようなことは学校だより等に載せないようにということで、載ってしまった後なんですけれども、指導したというようなところでございます。  以上でございます。 ○議長(大野 博君) 松島君。 ○8番(松島一夫君) 多分、そんなところなんでしょうけどね。現在はどうなんですか、全ての学校に予定どおりの人員が配置されておりますか。配置されているとしたら、実際、個別学校ごとに何月何日からですよというふうなそれをお聞かせください。  ○議長(大野 博君) 大野学校教育課長。 ○学校教育課長(大野真裕君) ただいま申し上げましたように、人材の発掘に非常に苦慮しておりましたので、4月から一斉に全校に配置できなかったというのが実情です。当初、最初から配置できたのが、栄中学校1校と、それから、もう1校、小学校でありました。それから、6月から竜角寺台小学校に1名、それから、5月から安食台小学校、布鎌小学校のほうも、ちょっと遅れたかとは思うんですけれども、日付けについては正確なところを今お答えすることができなくて申し訳ないんですけれども、人材の配置については、現在、5校とも配置できているという状況でございます。  以上でございます。 ○議長(大野 博君) 松島君。 ○8番(松島一夫君) とにかくせっかく付いた予算ですから、有効に使っていただければと思っています。  栄中学校のアシスタント教員のかたについては、ちょっとうわさを聞いていますけども、非常にいいかたで、評判がいいということで、全ての学校に配置されましたので、非常に結構だと思います。  そもそもこれくっつけたのは、今、昨今話題になっています働き方改革、そこから始まったものですけどもね。要は、先生方に時間的ゆとり、その時間的ゆとりというのは何かといったら、本業に専念できる時間ということですよね。子どもたちと向き合ったり、授業準備をしっかりしたりと、要はいい授業をしていただきたいと。だから、先生方の時間を作るというのは、それはあくまでも手段であって、目的としては、当然、子どもたちがこれによって、心身の健やかな発達が促され、さらに言えば、学力が向上してくるというところで本当に成果が出たんだというふうに評価できると思うんです。ですから、そうなるためには、本当に長い目で見ていかなければならないと思いますけれども、とにかく継続的にやっていただきたいと思います。  それで、先ほどこの事例を国や県のほうに報告するというふうなお話がございましたけれども、これ県では栄町だけですかね、今。もしかしたら。どうなんですか。 ○議長(大野 博君) 大野学校教育課長。 ○学校教育課長(大野真裕君) 文科省のほうでも、1,000万円ちょっとでしたか、人材を付けるというような予算措置はされていますけれども、本町1,000万円、単費で付けている。こういうような制度を活用して町独自で行っているというのは栄町だけではないかというふうに。他では、ちょっと私、今、耳にしておりません。  以上でございます。 ○議長(大野 博君) 松島君。 ○8番(松島一夫君) ということでございますね。  いつだったかな、4月の末ごろでしたね。教育長も課長もご存じでしょうけども、静岡県の榛原郡の吉田町、そちらへちょっとお伺いして、いろいろお話をご教授いただいてきました。とても若い課長さんで、「いやあ、お若いですね」と申し上げたら、「文科省からの出向です」と。「吉田町の教育改革を進めるために出向してまいりました」という、まさにそういった目的意識を持ったかたが来ていらっしゃるので、すばらしい改革ができておりました。当然、これは町長が率先してやっていたんですけども、変わった町長さんで、上智大学の哲学を出た後、防衛省に入ったんですね。その後、ふるさとの吉田へ帰ってきて、町長になって、いろんな改革。特にその有名なのが、トリビンスプランというもので、トリプルウィンですね、TCPだから、ティーチャーとチルドレンとペアレントのTCPがトリプルウィンだと、それでトリビンスプランというので、さまざまな教育改革をやっていらっしゃいます。その中で、そのアシスタント教員も、たしかもちろん単費でしょうけども、各学校に2名配置してやっていらっしゃるということです。  吉田が有名になったのは、夏休み10日間にするぞということで有名になったんですけども、現状、静岡は夏休みが30日しかないそうですね。10日間といっても、間に土曜日、日曜日挟むので、16日なんだけども、それについては、今、保護者やなんかと調整中ですというお話でしたけども。前に私、葉山教育長に、「夏休みを短縮することについてどうですか」とお尋ねしたら、「郡内のいろんな皆様方との調整もあるので、難しい」ということをおっしゃっていましたが、これは今日の問題の本題ではございませんけれども、おいおいこの件についても、もう一度教育長と議論させていただければと考えております。この事業については、順調な滑り出しということで確認できました。ありがとうございます。  それで、コスプレのほうですけども、ただいまの町長のご答弁、私、3月議会で、副町長を標的にして、かなり厳しいことを申し上げさせていただきましたけども、要は成果第一主義、これがちょっとまずいよということで、誤解していただいては困りますけども、私は、副町長の能力、人格に対してとやかく申し上げたわけじゃないし、副町長の能力は十分承知の上で申し上げておりました。ただ、その手法についてですけど、ただいまのその町長のご答弁を聞くと、その辺に対する反省というか、かなり含まれているなというふうに私は理解いたしました。  コスプレの件についても、いろいろ問題点が当然、認識されておりました。また変な話ですけど、19世紀のドイツプロイセン王国で鉄血宰相と言われたビスマルクが言った言葉だそうですけれども、「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」、ということは、失敗からしか学べないというのは、ちょっと問題があるんですが、それでも、その失敗からきちっと学んで、そうすれば、何も学ばないよりよっぽどいいわけですから、前に進んでいくということは大いに結構だと思います。ちょっと皮肉っぽかったかな。  それで、再質問ですけども、先ほど町長のご答弁の中で、まず、リーダーシップを発揮して、役割分担を明確にして、責任体制に基づいた町政運営を行うというふうな文言がございましたが、具体的には、これどういう手法をとって、こういう形が実現されるんでしょうか。 ○議長(大野 博君) 古川総務課長。 ○参事兼総務課長(古川正彦君) まず、役割分担というところでございますけれども、こちらにつきましては、地方自治法の中で、町長の権限に属する事務を分掌させるということが規定されておりまして、そのために町のほうで規定類を整備するんですが、その中で、行政組織条例及び規則を定めて、各課の事務分掌をその中に規定しております。したがいまして、それら規定に則って、まず、我々が各課長が役割をまずきちんと理解するということが必要なのではないか。また、その上で、適切にその決裁、責任を持って、また、自主的に自主性を持って決裁をしていくということにしていく必要があるのではないかと考えております。  また、町長のリーダーシップという部分につきましては、今後、当然でございますけれども、全てが課長でできることではございませんので、重要な事案については、当然、町長の指示を仰ぎながら、町長の指示のもとに進めていきたいということでございます。  以上です。 ○議長(大野 博君) 松島君。 ○8番(松島一夫君) ただいま地方自治法に基づく栄町行政組織条例、規則、役割分担、はっきりしていると。はっきりしているにもかかわらず、それが機能不全に陥った理由って何ですか。 ○議長(大野 博君) 古川総務課長。 ○参事兼総務課長(古川正彦君) 機能不全に陥った理由は何かということでございます。これは、私も含めてでございますけれども、副町長にその判断を仰いでしまったほうが楽だというような意識が生じていたと。それによって、自分の業務であるとか、その責任という、いわゆる当事者意識というものが希薄になっていたのではないかというのが要因の一つだと考えております。  したがいまして、今後ですけれども、そういう職員一人ひとりが当事者意識を持てるようにする、あるいはもう一つは、これは私自身も研鑽に努めながら、あまり副町長にばかり頼り過ぎずに、適正に業務執行にあたれるようにしてまいりたいというふうに思っております。  以上です。 ○議長(大野 博君) 松島君。 ○8番(松島一夫君) 副町長へ頼り過ぎたと、副町長、あんまり能力あり過ぎるのも困るんですね。こうなったのは、誰のせいか、みんなのせいだということですね。私は、副町長だけ標的にしてきましたけど、頼り過ぎたあなた方も悪いと、頼らせ過ぎた副町長も悪いと。本当に正直なご答弁をいただいてありがとうございます。  それで、もう1点、コスプレの地方創生に関する制度への理解が不十分であった、スケジュール管理が適切でなかった、この2点について、何で理解が足りなかったか、どういうふうな状況でスケジュール管理が不適切になったか、この辺はどうですか。 ○議長(大野 博君) 奥野産業課長。 ○産業課長(奥野陽一君) それでは、お答えいたします。  最初の地方創生の関係で、制度への理解が十分でなかったということでございますが、コスプレの館の建設につきましては、制度上、当初申請しました、いわゆるその1、コスプレ館というものと、追加申請いたしました、その2ということで、ショップ館、一緒に執行できるものと考えておりました。ところが、ショップ館の交付決定後、地方創生担当理事のほうから、やはり制度が違うので、設計も本体も別々に発注しなければならないと聞かされました。そのために、設計も本体もそれぞれ2本に分けて、それが複雑な発注方法になってしまいました。それが要因で、時間もかかってしまったことが問題を生じたきっかけだと考えております。  今後は、制度の内容を十分理解した上で、事業着手をするなど、リスクを伴わない確実な事務を行っていくことに心がけていきたいと考えております。  あと二つ目のスケジュール管理の問題でございますが、これにつきましては、コスプレの館のその1なんですが、施設の整備計画の提出が1月でした。その内示が2月3日でした。その2の施設の整備計画の提出が3月、内示が4月28日でした。早ければ、平成29年の3月ごろから、消防法の事前確認であるとか、あとは埋蔵文化財の調査の事前協議が行えたのではないかと今、考えております。その1の設計の入札も7月の7日になって、やっと行ったところでございますが、もっと早くできたのではないかというふうに考えております。  いずれにいたしましても、繰越明許が再度できない事業ということで認識をしていたにもかかわらず、適切なスケジュール管理ができていなかったというように考えております。  以上です。 ○議長(大野 博君) 松島君。 ○8番(松島一夫君) 確かにこの制度はややこしくて、私ども、私どもではない、ほかのかたはわかりませんが、私もこの説明を聞いていて、その2とその1がどういうふうに絡み合ってくるのか、本当に理解できませんでした。吉光担当理事はどこまで理解なされていたかわかりませんけれども。今、伺っていますと、まず制度がよく理解できてなくて、いけるはずのものがいけなかった、スケジュール管理が本来ここでやるべきものをここに遅れたと。  次に、議案第10号に出てまいりますけども、この降雪低温によって、工事の中断を余儀なくされて、その結果、3月中に完成できなかったというふうな、3月にもそのようなことをおっしゃいましたけども、実際あの降雪の中、低温の中、建設業者はもう本当に昼夜を分かたず仕事をなさっていたんですよね。それであるにもかかわらず、こういうふうな理由が出てくるというのは、どうも建設業者の名誉にかかわる問題、寒いと仕事をしないのかというふうな問題も出てきますけれども、これは早い話が、まあいいですよ、建前上は。でも、結局は、不適切なスケジュール管理、つまり事務事業の遅れというものがこの遅延をもたらしたんだというふうに理解してよろしいですか。 ○議長(大野 博君) 奥野産業課長。 ○産業課長(奥野陽一君) 今回の建設につきましては、もともとスケジュールが非常に厳しい中、皆様関係機関が一生懸命、年度内に完成するということでやったわけでございますが、それにつきましても、内示とかが早かったので、もう少し早めに事務が始められていれば、もうちょっと余裕のあったスケジュールができたのではないかと今は考えております。その厳しい中で、最後に雪と低温と追い打ちをかけるようなところで、十数日間の工期が延びてしまったというように考えております。  以上です。 ○議長(大野 博君) 松島君。 ○8番(松島一夫君) 半分だけ納得します、今の答弁は。言いにくいこともあるんでしょうけども、本件は、とにかく事務事業が遅れた、そういうことなんですけどもね。ただ、設計業者の指名の不可解さとか、さらに設計書の不備だとか、また、その議会での、副町長も説明不足というふうにもおっしゃいましたけども、不確かな提案理由の説明によって、随意契約を可決したとか。これは私も3月議会で、首かけて言いますよと申し上げましたけども、地方自治法違反の疑いがすごく濃いんです。これは、保健室で子どもに朝ご飯を提供しないと憲法違反だなんていう次元の低い話ではないんですよ。私はそう思っています。今さらだからといってどうこうするつもりはございませんけども、この事実だけは、私は確認しておきたいと思いますが、ご答弁がなくてもよろしいんですけれども、どうですか。では、いいです、副町長。 ○議長(大野 博君) 大須賀財政課長。 ○財政課長(大須賀利明君) では、私のほうから、事故繰越の理由として、天候を挙げて事故繰越をしたということで述べさせていただいておりましたけれども、その件が地方自治法に違反するということという解釈ではないんですか。 ○8番(松島一夫君) 違います。 ○議長(大野 博君) 大須賀財政課長。 ○財政課長(大須賀利明君) 違いますか。一応、私のほうで事故繰越の理由として、天候を挙げさせていただいたことにつきましては、やはり地方自治法上の理由としましては、避けがたい理由ということがございます。で、制度上のその視点から、どうしてもそういう説明を過去させていただいたということで、私どもの中では、そのスケジュール管理というものを重々承知していながら、そういう発言になったということでございます。 ○議長(大野 博君) 松島君。 ○8番(松島一夫君) 財政課長の言うことは十分わかっている。副町長、副町長はこの問題をどのように総括なさいますか。 ○議長(大野 博君) 本橋副町長。 ○副町長(本橋 誠君) 先ほど松島議員から指摘があったように、地方自治法違反かどうかというのは、これからのまた問題だと思います。ただ、私も任期あと2年ということでございますので、今回のコスプレの館の件を通じて、副町長として、業務のやり方を、姿勢ですね、取り組み方を少し変えていかなきゃいけないのではないかと。少しかどうかわかりませんけど、もっと変えなきゃいけないのかどうかということも含めて変えていきたいと思っております。  初めに、町長からも答弁がありました、堅実な業務運営ということで、私、いろいろ町のためと思って、いろんな財政的に補助金が付く制度とか、そういったものが国のほうで発表されると、すぐそれに何とかその制度を使えないのかどうか、それを考えて、じゃあ今ここが困っているから、この制度が使えるのではないかということで、すぐそれに対して、その制度を使うような形で考えてしまうということがありました。こういったものについては、うまくいけばいいんですけど、リスクを負う可能性がある場合もあるわけです、今回のように。そういったものについては、また私だけがリスクを負うのではなくて、そういったことをやることによって、職員のみんなが非常に辛い思いをする、また仕事が増える。今までやったことのないような業務もやらざるを得ない、そういったことで、私ばっかりじゃなくて、あまりにもそういうことを追っかけ過ぎると、非常に職員も辛い思いをするだろうし、町のためにもならないこともございます。そういったことから、そういったリスクを負うような仕事というのは、できるだけ避けていきたいと思っております。  また、もう一つは、町長のリーダーのもとに、職員の自主性を重んじて仕事をやっていきたいと思っています。今回のことで、私が将来いなくなったとき、2年終わるという中で、確実にいなくなる可能性が多い。そういうところで、もしいなくなったら、この町どうなるのか、どういう体制になるのかということを考えたら、非常にもう少し職員の自主性とか責任感を強めていく、向上させていく、そういったことが必要なのではないかと思っております。私自身も若いとき、藤江町長のもとで2年間お世話になったわけです。そういった藤江町長のいたときの栄町の栄光を追っかけ過ぎて、意識し過ぎて、気張って行政をやっている面もございます。これからは、岡田町長のリーダーシップのもと、職員のことも気遣いながら仕事をやっていきたいと思っています。  以上でございます。 ○議長(大野 博君) 松島君。
    ○8番(松島一夫君) ありがとうございました。  確かに、今、副町長おっしゃったように、栄光の藤江時代にこの町にいらっしゃった。それを取り戻そうというその気概、それは私は正当に評価してしかるべきだと思います。当然、町をよくしたい。副町長が何らの悪意を持たずに邁進してきたことは、私は十分承知しております。  今回の件においても、いろいろとさまざまな点で被害というか、損失というか、被ったというふうにも聞いていますけれども、確かにあまりにも過度な助言ですとか、職員に対してですね、それは当然、お慎みいただいてしかるべきだと思いますけれども、かといって、きわめて適切な助言、援助、これはまさに「羹(あつもの)に懲りて膾(なます)を吹く」ですか、そういう状態にならないように、少し慎みなさいと言いながら、あまり遠慮するなということも私は申し上げます。  産経新聞に、月に2回、連載しているんですけれども、「モンテーニュとの対話」というのがあるんですね。16世紀、フランスの哲学者モンテーニュ、今実際に読んだ人はほとんどいないでしょうね。『エッセー』だとか、『随想録』だとかで有名ですけども、そのモンテーニュの「随想録」を読みながら、現在の世相に対するコメントを出しているんですけども、たまたま話題になりました、日大のアメフトのあれの件で書かれていましたけども、そこには、そのモンテーニュの友人で、ボエシという学者であり裁判官である人が書いた本で、「自発的隷従論」というのが紹介されていました。それには、「圧制は、支配される側の自発的な隷従によって永続する。隷従する者たちは、心は卑屈で無気力になってしまっている。権力者の周囲にいる者は、権力者の心中を推しはかることで、つまり今、盛んに言われている忖度ですよね、推しはかることで、自分の立場を守り、利益にあずかろうとする。さらに周囲にいる者に仕える者、さらにその下にいる者も同様に振る舞って、かくして堅固なピラミッド型社会が形成される」というふうに紹介されていました。何も副町長が圧制を強いているとか、隷従させているというわけではございませんが、先ほどの総務課長の答弁にもありましたけども、あまりにも副町長に頼り過ぎてしまっている。副町長も職員の自主性と責任感の問題であるというふうなことをおっしゃいました。  もう1点、これはコリン・パウエルという人、国務長官をやって、湾岸戦争のときは総合参謀本部会議議長、何かアメリカ合衆国で初めて黒人で陸軍大将になったというかたですけども、その人の書いた一時、ベストセラーになりましたけど、「リーダーを目指す人の心得」という中で、私の、つまりパウエル陸軍大将、「私の側近として生き残る方法」という項目がありまして、そこでこういうことが書いてあります。「何をすべきかわからないときは、私への確認を遠慮するな。そして、将軍がそう望んでおられるからという考えは止めろ」と。当然ですけども、「違法な行為やおろかな行為は絶対するな、意思決定は拙速を避けろ、適切な判断をタイミングよく行え」、これ20項目ぐらい、私の部下としてこうあるべきだということを書かれているんです。  ですから、当然、副町長に確認する、町長に確認する、多分こうだろうからじゃなくて、そういうふうな適切な職員教育を、これは総務課長の仕事でもあるし、やはりあと2年間で副町長に、自主性を持った責任感ある職員の形成をお願いしたいところでございますが、町長、今までの議論というか、話を聞かれて、ご感想を。 ○議長(大野 博君) 岡田町長。 ○町長(岡田正市君) 確かに私、町長になりまして、2期やりましたけれども、その間2年間は副町長がいらっしゃらない時期がございました。そういった中で、私もこういった町民のための幸せのためにどういったことができるのかどうか、住民サービスを低下させられない、そういったいろいろなお金がないんだということから、私もちょっと焦っておりました。そういったいろいろな新たな事業、また補助事業を一所懸命、職員、副町長にもお願いして、そういったものを安易に取ってこいというような指示を出したということもそもそもの原因にはそこにもあろうかと思います。そうして議員の皆様方にも非常にご心配かけて、いろんな町の住民サービス、これは当初、町長になったときよりは下がっていないはずなんですよ。税収も落ちながら、そして、人口も減る中で、そういったものが、やっぱり補助事業をいかに、単費ではできませんので、その部分をいかに取ってこいと強く望んでいた部分がちょっと今回、裏目に出たのかなというように思っておりますので。今回は、先ほど職員、また副町長が申したとおり、そういった部分は十分に精査し、うちの町に合った補助事業であったり、また、適切な職員の能力が発揮できる制度を今後も考えていかなければならないだろうと。  今回のことは、非常に松島議員の指摘によったところが多いのでございますけれども、これは私ども素直に反省して、今後4年間を務めてまいりたいというふうに考えております。よろしくご協力いただきますよう。 ○議長(大野 博君) 松島君。 ○8番(松島一夫君) ありがとうございます。そういってここで止めればいい子なんですけれども。リーダーシップという言葉が何度も出てきていますし、昨日の大野議員の質問でしたっけ、第4次総合計画でもリーダーシップの発揮というのが出ていたんだけども、そのリーダーシップがうまく機能しないという話がありましたが、漠然としたことを町長、お尋ねしますけども、町長はリーダーシップというのはどういうものだとお考えですか。 ○議長(大野 博君) 岡田町長。 ○町長(岡田正市君) 正直申しまして、リーダーシップとはどういうものかというものは、実際にいろんな場面場面で、どういった状況に合わせてどういった判断をするか。そしてまた、その判断にみんなが納得してくれるか、そういったものがリーダーシップの中には求められてくるのかなと。  以上です。 ○議長(大野 博君) 松島君。 ○8番(松島一夫君) 極めて抽象的な質問で、リーダーシップとは何かなんて一言で言える問題ではないと思いますけども。町長、前によく読んでいらっしゃったでしょう。警視庁大森警察署の竜崎署長「隠蔽捜査」、彼は警視長ですね、警視、警視正、警視長ですね。警視長というのは、警察庁の高級官僚でありながら、大森署の署長に飛ばされているわけですけども、まあ小説ですけどもね。とにかく署長として方向性だけ出す。部下に、この方向性に従って、信じた方向でとにかくやれと、相手が本庁だろうと何だろうと思ったとおりにやれと。だけども、最後の責任は全部私が持つよと。だから、当然、方向を示す、よく「戦略、戦術、戦技」といいます。戦略は当然、町長が示します。要は人口減少を止めるんだと、これ戦略がありますよね。当然、そのために課長連中が戦術を考えるわけです。子育ての支援をやろうとか、それに従って、職員が戦技を駆使して仕事を作っていく。だから、町長は方向性を示す、そして、責任だけは全部自分がとるよというのが、私は望ましいリーダーなのかなというふうな気がしております。  3期目、当然、選挙をおやりになって、街頭でいろいろなことを町長はお訴えになられたようです。したがいまして、今回だけは、なりたくてなった町長です。やりたくなくてなったんだから、いつでも辞めてやるではない町長です、今回は。文句があるなら、おまえがやってみろという開き直りは通用しない4年間です。とにかく、今までいろいろ、いろんなかたからご答弁いただきましたけれども、おおむね納得したところで、とにかく今のご答弁のとおりに行政運営ができるように望んでおりますが。とにかく、このコスプレの件については、これで終わりにしましょう。  朝鮮戦争ではないですけども、終戦ではなくて、停戦ということにします。何度も言いますけども、私はあと2年間ございまして、また変な話を始めますけども、「仁義なき戦い」という映画をご覧になりましたか。古い映画ですよ。4作か5作あって、あれの1作目の一番最後に、主人公の菅原文太、広能組組長広能昌三という役ですけども。それの親分の山守というのが実にいいかげんなインチキな野郎で、その山守のおかげで、文太の広能昌三の兄弟分が死んでしまう。彼は、葬儀場に行って、歴々の居並ぶ前で、祭壇に向かって発砲します。最後に言うんですね、広能昌三が、「山守さん、弾はまだ残っとるがよ」。私はあと2年あります。今後ともよろしくお願いいたします。終わります。 ○議長(大野 博君) これで、松島一夫君の一般質問を終わります。松島君、自席にお戻りください。  ここで、昼食のため、午後1時30分まで休憩といたします。                                午後12時01分 休憩    ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――                                午後 1時30分 再開 ○議長(大野 博君) 休憩前に引き続き会議を開きます。    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎議案第1号 ○議長(大野 博君) 日程第2、議案第1号、専決処分を報告し承認を求めることについてを議題といたします。  説明が終わっておりますので、直ちに質疑を行います。  質疑ございませんか。  〔「なし」の声あり〕 ○議長(大野 博君) 質疑なしと認めます。  これにて質疑を終わります。  これより、討論を行います。  討論ございませんか。  〔「なし」の声あり〕 ○議長(大野 博君) 討論なしと認めます。  これにて討論を終わります。  これより、議案第1号を採決いたします。  議案第1号を原案のとおり決定することに賛成のかたは起立願います。  〔賛成者起立〕 ○議長(大野 博君) 起立全員。よって、議案第1号、専決処分を報告し承認を求めることについては、原案のとおり可決されました。    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎議案第2号 ○議長(大野 博君) 日程第3、議案第2号、専決処分を報告し承認を求めることについてを議題といたします。  説明が終わっておりますので、直ちに質疑を行います。  質疑ございませんか。  〔「なし」の声あり〕 ○議長(大野 博君) 質疑なしと認めます。  これにて質疑を終わります。  これより、討論を行います。  討論ございませんか。  〔「なし」の声あり〕 ○議長(大野 博君) 討論なしと認めます。  これにて討論を終わります。  これより、議案第2号を採決いたします。  議案第2号を原案のとおり決定することに賛成のかたは起立願います。  〔賛成者起立〕 ○議長(大野 博君) 起立全員。よって、議案第2号、専決処分を報告し承認を求めることについては、原案のとおり可決されました。    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎議案第3号 ○議長(大野 博君) 日程第4、議案第3号、専決処分を報告し承認を求めることについてを議題といたします。  説明が終わっておりますので、直ちに質疑を行います。  質疑ございませんか。  〔「なし」の声あり〕 ○議長(大野 博君) 質疑なしと認めます。  これにて質疑を終わります。  これより、討論を行います。  討論ございませんか。  〔「なし」の声あり〕 ○議長(大野 博君) 討論なしと認めます。  これにて討論を終わります。  これより、議案第3号を採決いたします。  議案第3号を原案のとおり決定することに賛成のかたは起立願います。  〔賛成者起立〕 ○議長(大野 博君) 起立全員。よって、議案第3号、専決処分を報告し承認を求めることについては、原案のとおり可決されました。    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎議案第4号 ○議長(大野 博君) 日程第5、議案第4号、専決処分を報告し承認を求めることについてを議題といたします。  説明が終わっておりますので、直ちに質疑を行います。  質疑ございませんか。  〔「なし」の声あり〕 ○議長(大野 博君) 質疑なしと認めます。  これにて質疑を終わります。  これより、討論を行います。  討論ございませんか。  〔「なし」の声あり〕 ○議長(大野 博君) 討論なしと認めます。  これにて討論を終わります。  これより、議案第4号を採決いたします。  議案第4号を原案のとおり決定することに賛成のかたは起立願います。  〔賛成者起立〕 ○議長(大野 博君) 起立多数。よって、議案第4号、専決処分を報告し承認を求めることについては、原案のとおり可決されました。
       ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎議案第5号 ○議長(大野 博君) 日程第6、議案第5号、専決処分を報告し承認を求めることについてを議題といたします。  説明が終わっておりますので、直ちに質疑を行います。  質疑ございませんか。  〔「なし」の声あり〕 ○議長(大野 博君) 質疑なしと認めます。  これにて質疑を終わります。  これより、討論を行います。  討論ございませんか。  〔「なし」の声あり〕 ○議長(大野 博君) 討論なしと認めます。  これにて討論を終わります。  これより、議案第5号を採決いたします。  議案第5号を原案のとおり決定することに賛成のかたは起立願います。  〔賛成者起立〕 ○議長(大野 博君) 起立全員。よって、議案第5号、専決処分を報告し承認を求めることについては、原案のとおり可決されました。    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎議案第6号 ○議長(大野 博君) 日程第7、議案第6号、専決処分を報告し承認を求めることについてを議題といたします。  説明が終わっておりますので、直ちに質疑を行います。  質疑ございませんか。松島君。 ○8番(松島一夫君) すみません、再度確認させてください。土砂搬入の遅れということでございましたが、具体的にもう少し詳しく。 ○議長(大野 博君) 早野生涯学習課長。 ○生涯学習課長(早野 徹君) 土砂搬入の遅れと申しますのは、入れる土砂を関東農政局、印旛土木事務所発注工事の発生土をいただくことになっておりまして、その遅れで1か月ほど遅れてしまったと。関東農政局と印旛土木の工事の遅れで、こちらに入ってくる土砂の搬入期間が遅れてしまったということです。よろしいでしょうか。 ○議長(大野 博君) 大須賀財政課長。 ○財政課長(大須賀利明君) 私のほうから、その辺の日程なんですが、関東農政局と印旛土木事務所からの土砂搬入につきましては、2月8日を完了予定としておりました。それが向こうの工事の影響の関係で、完了しましたのが3月15日になってしまったということでございます。  以上でございます。 ○議長(大野 博君) よろしいですか。  ほかに質疑ございませんか。戸田君。 ○12番(戸田栄子君) 搬入する期日、遅れについては、今、了解しました。搬入する土については、当然、公共用地に搬入する場合、どこから持ってくるのかとか、経路ですか、その辺の経過はどのようになっているのでしょうか。土をどこから搬入して、どういうものか。再生土であるとか、いろいろ内容についてお知らせください。 ○議長(大野 博君) 大須賀財政課長。 ○財政課長(大須賀利明君) お答えさせていただきます。  関東農政局から搬入される土砂につきましては、印旛沼2期の工事の関連から出るものでございます。  また、印旛土木事務所から搬入される土砂につきましては、安食の急傾斜から出る土砂ということで当初、伺っております。  以上です。 ○議長(大野 博君) 戸田君。 ○12番(戸田栄子君) 別に問題があるとかということでなくて、ただ、昨今、この土砂の搬入する土についての、後で埋めてしまってからいろいろ問題が起きて、佐倉市内とか近隣市町村でもそういう土砂搬入による後の弊害とかがあったものですから、その辺で、これ新たに田んぼを埋めるわけですから、その場合に、搬入経路はわかりました、印旛沼。今説明があって、わかったんですが、その場合には、何か証明というか、土質検査とかまでは義務があるんですか、確認させてください。 ○議長(大野 博君) 大須賀財政課長。 ○財政課長(大須賀利明君) 搬入先の土砂を持ってくる前に、土砂の土砂検査について行って、問題ないということを確認してから搬入をしていただいております。 ○議長(大野 博君) よろしいですか。 ○12番(戸田栄子君) はい。 ○議長(大野 博君) ほかに質疑ございませんか。  〔「なし」の声あり〕 ○議長(大野 博君) 質疑なしと認めます。  これにて質疑を終わります。  これより、討論を行います。  討論ございませんか。  〔「なし」の声あり〕 ○議長(大野 博君) 討論なしと認めます。  これにて討論を終わります。  これより、議案第6号を採決いたします。  議案第6号を原案のとおり決定することに賛成のかたは起立願います。  〔賛成者起立〕 ○議長(大野 博君) 起立全員。よって、議案第6号、専決処分を報告し承認を求めることについては、原案のとおり可決されました。    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎議案第9号 ○議長(大野 博君) 日程第8、議案第9号、特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。  説明が終わっておりますので、直ちに質疑を行います。  質疑ございませんか。  〔「なし」の声あり〕 ○議長(大野 博君) 質疑なしと認めます。  これにて質疑を終わります。  これより、討論を行います。  討論ございませんか。  〔「なし」の声あり〕 ○議長(大野 博君) 討論なしと認めます。  これにて討論を終わります。  これより、議案第9号を採決いたします。  議案第9号を原案のとおり決定することに賛成のかたは起立願います。  〔賛成者起立〕 ○議長(大野 博君) 起立多数。よって、議案第9号、特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例は、原案のとおり可決されました。    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎議案第10号 ○議長(大野 博君) 日程第9、議案第10号、職員の給与の特例に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。  説明が終わっておりますので、直ちに質疑を行います。  質疑ございませんか。戸田君。 ○12番(戸田栄子君) ごめんなさい、今、9号というのは、9号とおっしゃいましたね。 ○議長(大野 博君) 10号です。 ○12番(戸田栄子君) 10号ですか、10号でいいのね。じゃあ勘違い、すみません。わかりました。 ○議長(大野 博君) よろしいですか。  〔「なし」の声あり〕 ○議長(大野 博君) 質疑なしと認めます。  これにて質疑を終わります。  これより、討論を行います。  討論ございませんか。  〔「なし」の声あり〕 ○議長(大野 博君) 討論なしと認めます。  これにて討論を終わります。  これより、議案第10号を採決いたします。  議案第10号を原案のとおり決定することに賛成のかたは起立願います。  〔賛成者起立〕
    ○議長(大野 博君) 起立全員。よって、議案第10号、職員の給与の特例に関する条例の一部を改正する条例は、原案のとおり可決されました。    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎議案第11号 ○議長(大野 博君) 日程第10、議案第11号、栄町税条例等の一部を改正する条例を議題といたします。  説明が終わっておりますので、直ちに質疑を行います。  質疑ございませんか。  〔「なし」の声あり〕 ○議長(大野 博君) 質疑なしと認めます。  これにて質疑を終わります。  これより、討論を行います。  討論ございませんか。  〔「なし」の声あり〕 ○議長(大野 博君) 討論なしと認めます。  これにて討論を終わります。  これより、議案第11号を採決いたします。  議案第11号を原案のとおり決定することに賛成のかたは起立願います。  〔賛成者起立〕 ○議長(大野 博君) 起立全員。よって、議案第11号、栄町税条例等の一部を改正する条例は、原案のとおり可決されました。    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎議案第12号 ○議長(大野 博君) 日程第11、議案第12号、栄町都市計画税条例の一部を改正する条例を議題といたします。  説明が終わっておりますので、直ちに質疑を行います。  質疑ございませんか。戸田君。 ○12番(戸田栄子君) ごめんなさいね。大変失礼しました。今回、議案が多かったのと、あと個人的にはちょっと、でも、あっという声がしたから、いいです。  それで、最初の説明のときに、担当課長から、道路とか公園とか道標とか、そういうことに対しても都市計画税をかけるということなんですけど、これ栄町の場合の算定、今までと違っての算定とかしてありましたら、教えてください。これが決定された場合に、当町においてどういう影響があるか、どのぐらいの金額になるか、積算していましたら。 ○議長(大野 博君) 磯岡税務課長。 ○税務課長(磯岡和之君) この都市計画税条例の立地誘導促進施設のことだと思うんですけども、この施設につきましては、その立地適正化計画というものを作って、それに定められた施設とか商業施設だとか福祉施設なんですけども、今のところ、町としては、こういった空き地であるとか、公園であるとか、そういったものを一体的に大がかりに整備するような、そういった今のところ、促進施設の予定はないんですけれども、こういった地方税法上の改正があったものですから、同様に改正したものでございます。 ○議長(大野 博君) 戸田君。 ○12番(戸田栄子君) 栄町の場合は、今、担当課がおっしゃったような感じですが、じゃあ全国的には、例えばどういうところが、栄町の場合はわかりましたが、この影響を受けるというのは、例えば、近辺で言ったら、どういうところになるんですか。 ○議長(大野 博君) 磯岡税務課長。 ○税務課長(磯岡和之君) 近隣といいますか、全国で36の団体があるんですけども、千葉県内ですと、柏市のほうで柏の葉のあたりで三つの企業がありまして、そういった柏の葉一体的な事業であるとか、あるいはそういった大きなイメージをしていただければと思います。これの整備によって、都市計画税が3分の2減免となるということなんですけども、そういった予定は今のところはないと。 ○議長(大野 博君) ほかに質疑ございませんか。  〔「なし」の声あり〕 ○議長(大野 博君) 質疑なしと認めます。  これにて質疑を終わります。  これより、討論を行います。  討論ございませんか。  〔「なし」の声あり〕 ○議長(大野 博君) 討論なしと認めます。  これにて討論を終わります。  これより、議案第12号を採決いたします。  議案第12号を原案のとおり決定することに賛成のかたは起立願います。  〔賛成者起立〕 ○議長(大野 博君) 起立全員。よって、議案第12号、栄町都市計画税条例の一部を改正する条例は、原案のとおり可決されました。    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎議案第13号 ○議長(大野 博君) 日程第12、議案第13号、栄町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を議題といたします。  説明が終わっておりますので、直ちに質疑を行います。  質疑ございませんか。  〔「なし」の声あり〕 ○議長(大野 博君) 質疑なしと認めます。  これにて質疑を終わります。  これより、討論を行います。  討論ございませんか。  〔「なし」の声あり〕 ○議長(大野 博君) 討論なしと認めます。  これにて討論を終わります。  これより、議案第13号を採決いたします。  議案第13号を原案のとおり決定することに賛成のかたは起立願います。  〔賛成者起立〕 ○議長(大野 博君) 起立全員。よって、議案第13号、栄町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例は、原案のとおり可決されました。    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎議案第14号 ○議長(大野 博君) 日程第13、議案第14号、栄町放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を議題といたします。  説明が終わっておりますので、直ちに質疑を行います。  質疑ございませんか。岡本君。 ○1番(岡本雅道君) 議案第14号、資料の中の改正内容のところの①番なんですが、更新手続をしていないものもということで、それを明確にするために改正しているということなんですが、新旧対照表の中で、それはどう読めばいいか、ちょっとよくわからなくてお聞きしているんですが、基本的には、一度、免許状を有する者は、更新手続をしていてもしていなくても、これに該当するということなんでしょうか。 ○議長(大野 博君) 湯原福祉・子ども課長。 ○福祉・子ども課長(湯原国夫君) これまで放課後児童支援員につきましては、免許の更新をしていない者も、実際運用上、その支援員の対象となっていました。それを今回は免許の対象、要するに更新していない者というのが、更新すれば教壇に立てる、更新していないかたは、免許状はあるけど教壇に立てないというかたなんですが、そのかたも今までは支援員になれる対象にしていましたので、今回は、そういう免許状があれば、更新していなくても、放課後児童支援員の対象となれるということでございます。  以上でございます。 ○議長(大野 博君) よろしいですか。 ○1番(岡本雅道君) はい。 ○議長(大野 博君) ほかに質疑ございませんか。  〔「なし」の声あり〕 ○議長(大野 博君) 質疑なしと認めます。  これにて質疑を終わります。  これより、討論を行います。  討論ございませんか。  〔「なし」の声あり〕 ○議長(大野 博君) 討論なしと認めます。  これにて討論を終わります。  これより、議案第14号を採決いたします。  議案第14号を原案のとおり決定することに賛成のかたは起立願います。  〔賛成者起立〕 ○議長(大野 博君) 起立全員。よって、議案第14号、栄町放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例は、原案のとおり可決されました。    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎議案第15号 ○議長(大野 博君) 日程第14、議案第15号、栄町指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例を議題といたします。  説明が終わっておりますので、直ちに質疑を行います。  質疑ございませんか。
     〔「なし」の声あり〕 ○議長(大野 博君) 質疑なしと認めます。  これにて質疑を終わります。  これより、討論を行います。  討論ございませんか。  〔「なし」の声あり〕 ○議長(大野 博君) 討論なしと認めます。  これにて討論を終わります。  これより、議案第15号を採決いたします。  議案第15号を原案のとおり決定することに賛成のかたは起立願います。  〔賛成者起立〕 ○議長(大野 博君) 起立全員。よって、議案第15号、栄町指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例は、原案のとおり可決されました。    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎議案第16号 ○議長(大野 博君) 日程第15、議案第16号、平成30年度栄町一般会計補正予算(第1号)を議題といたします。  説明が終わっておりますので、直ちに質疑を行います。  歳入より、款を追って質疑を行います。  9ページ、14款国庫支出金について。  〔「なし」の声あり〕 ○議長(大野 博君) 15款県支出金について。  〔「なし」の声あり〕 ○議長(大野 博君) 18款繰入金について。  〔「なし」の声あり〕 ○議長(大野 博君) 20款諸収入について。  〔「なし」の声あり〕 ○議長(大野 博君) 21款町債について。  〔「なし」の声あり〕 ○議長(大野 博君) 次に、歳出に移ります。10ページ、1款議会費について。  〔「なし」の声あり〕 ○議長(大野 博君) 2款総務費について。  〔「なし」の声あり〕 ○議長(大野 博君) 3款民生費について。  〔「なし」の声あり〕 ○議長(大野 博君) 10ページから11ページ、5款農林水産業費について。松島君。 ○8番(松島一夫君) 8番、松島です。この、ちばの園芸次世代産地整備支援事業って一体どういうものなんですか。 ○議長(大野 博君) 奥野産業課長。 ○産業課長(奥野陽一君) お答えいたします。  今回のこの145万円でございますが、布鎌地区の転作組合、豆を作っている組合のかたが、豆まき機とか消毒する機械を購入するということで、その分の補助金でございます。 ○議長(大野 博君) 11ページ、6款商工費について。  〔「なし」の声あり〕 ○議長(大野 博君) 7款土木費について。  〔「なし」の声あり〕 ○議長(大野 博君) 8款消防費について。  〔「なし」の声あり〕 ○議長(大野 博君) 12ページから13ページ、9款教育費について。  〔「なし」の声あり〕 ○議長(大野 博君) これにて質疑を終わります。  これより、討論を行います。  討論ございませんか。  〔「なし」の声あり〕 ○議長(大野 博君) 討論なしと認めます。  これにて討論を終わります。  これより、議案第16号を採決いたします。  議案第16号を原案のとおり決定することに賛成のかたは起立願います。  〔賛成者起立〕 ○議長(大野 博君) 起立全員。よって、議案第16号、平成30年度栄町一般会計補正予算(第1号)は、原案のとおり可決されました。    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎議案第17号 ○議長(大野 博君) 日程第16、議案第17号、平成30年度栄町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。  説明が終わっておりますので、直ちに歳入歳出ごとに質疑を行います。  初めに、20ページ、歳入について。  〔「なし」の声あり〕 ○議長(大野 博君) 次に、21ページ、歳出について。  〔「なし」の声あり〕 ○議長(大野 博君) これにて質疑を終わります。  これより、討論を行います。  討論ございませんか。  〔「なし」の声あり〕 ○議長(大野 博君) 討論なしと認めます。  これにて討論を終わります。  これより、議案第17号を採決いたします。  議案第17号を原案のとおり決定することに賛成のかたは起立願います。  〔賛成者起立〕 ○議長(大野 博君) 起立全員。よって、議案第17号、平成30年度栄町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)は、原案のとおり可決されました。    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎議案第18号 ○議長(大野 博君) 日程第17、議案第18号、平成30年度栄町介護保険特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。  説明が終わっておりますので、直ちに歳入歳出ごとに質疑を行います。  初めに、27ページ、歳入について。  〔「なし」の声あり〕 ○議長(大野 博君) 次に、28ページ、歳出について。  〔「なし」の声あり〕 ○議長(大野 博君) これにて質疑を終わります。  これより、討論を行います。  討論ございませんか。  〔「なし」の声あり〕 ○議長(大野 博君) 討論なしと認めます。  これにて討論を終わります。  これより、議案第18号を採決いたします。  議案第18号を原案のとおり決定することに賛成のかたは起立願います。  〔賛成者起立〕 ○議長(大野 博君) 起立全員。よって、議案第18号、平成30年度栄町介護保険別会計補正予算(第1号)は、原案のとおり可決されました。    ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
    ◎議案第19号 ○議長(大野 博君) 日程第18、議案第19号、平成30年度栄町公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。  説明が終わっておりますので、直ちに歳入歳出ごとに質疑を行います。  初めに、34ページ、歳入について。  〔「なし」の声あり〕 ○議長(大野 博君) 次に、35ページ、歳出について。松島君。 ○8番(松島一夫君) 8番、松島です。1点しかないんですけども、経営戦略の策定というのを具体的に。 ○議長(大野 博君) 麻生下水道課長。 ○下水道課長(麻生秀樹君) 経営戦略の策定につきましては、総務省のほうから策定するようにということになっておりまして、中長期的な下水道経営の戦略といいますか、考え方をまとめて下水道事業に今後、取り組んでいくための指標のことでございます。よろしいでしょうか。 ○議長(大野 博君) 松島君。 ○8番(松島一夫君) 総務省からの指令ということですけども、上から出てきて、全部単費でやれということなんですかね。それで、この指令というのは、突如出てきたものなんですか。 ○議長(大野 博君) 麻生下水道課長。 ○下水道課長(麻生秀樹君) こちらにつきましては、平成32年までにやりなさいということでありました。ですが、今年になりまして、下水道担当課長会議等で、総務省のほうから、来年度以降の社会資本整備交付金の交付要綱の要件の一つにするよという話になりまして、やらないと補助金が減らされる可能性があるということで、急遽、入れさせていただきました。  それと、こちらにつきましては、一般会計の繰出金、半分いただいていおるんですけども、その半分につきまして、特別地方交付税に算入されるということになっておりますので、若干、費用は丸々ではございませんということになります。  以上でございます。 ○議長(大野 博君) 松島君。 ○8番(松島一夫君) 了解しました。 ○議長(大野 博君) ほかにありませんか。  〔「なし」の声あり〕 ○議長(大野 博君) これにて質疑を終わります。  これより、討論を行います。  討論ございませんか。  〔「なし」の声あり〕 ○議長(大野 博君) 討論なしと認めます。  これにて討論を終わります。  これより、議案第19号を採決いたします。  議案第19号を原案のとおり決定することに賛成のかたは起立願います。  〔賛成者起立〕 ○議長(大野 博君) 起立全員。よって、議案第19号、平成30年度栄町公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)は、原案のとおり可決されました。    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎閉  会 ○議長(大野 博君) 以上で、本日の日程は全て終了いたしました。  本日の会議を閉じます。  これをもって、平成30年第2回栄町議会定例会を閉会といたします。                               午後 14時02分 閉会    ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――  上記会議録を証するため下記署名いたします。  平成 年 月 日                 議  長    大 野   博                 署名議員    松 島 一 夫                 署名議員    藤 村   勉...