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文教福祉常任委員会委員長(稲葉健) ただいま議題となっております議案第2号、議案第7号、議案第8号、議案第11号及び議案第12号の5議案について、
文教福祉常任委員会における審査の経緯と結果をご報告いたします。
文教福祉常任委員会委員長、稲葉健。 議案の審査については、9月21日に委員会を開催し、執行部から議案の説明を求め、慎重に審査を実施いたしました。 初めに、議案第2号 印西市
高齢者就労支援センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について、審査の結果、議案第2号は
賛成者全員で可決と決定いたしました。 それでは、審査に対する主な質疑を要約して申し上げます。初めに、交通の便の検討は行ったかという質疑に対し、旧永治小学校ということで、バス路線、ふれあいバスしか通っていないことから、その辺も含めて議論はしたが、施設の有効活用のために使わせていただき、高齢者の社会参加の促進を図る目的で考えさせていただいたとの答弁がありました。 次に、オンライン、ウェブ等を使って相談を受けるか、何らかの講習会をやるといった議論はあったかという質疑に対し、検討はしていないが、今後については検討するという答弁がありました。 次に、
指定管理者の指定ができない場合には、市長による管理の規定を追加するものと記載があるが、どういう状態を想定しているのかという質疑に対し、もし
指定管理者が公募によって、管理者が管理ができない場合、
高齢者福祉課が委託によって施設の管理を行う予定との答弁がありました。 次に、令和5年9月30日以降の
指定管理者の
選定スケジュールはどうなっているのかという質疑に対し、令和4年10月頃に公募を行い、令和5年1月頃に
指定管理者候補を決定し、令和5年第1回定例会に議案を提出する予定で準備しているとの答弁がありました。 討論については、賛成、反対ともありませんでした。 続きまして、議案第7号
工事請負契約の締結について、審査の結果、議案第7号は賛成者多数で可決と決定いたしました。 それでは、執行部に対する主な質疑を要約して申し上げます。初めに、施設の中で車椅子等を対応した部分はあるかという質疑に対し、施設の中につきましては
バリアフリー化で整備していく予定としているとの答弁がありました。 次に、このレイアウトはもう既にこれで決定かという質疑に対し、会場のレイアウトはできるだけ低額な費用で、小学校だった施設を改修するので、配置については壁を広げたりはせず、今まであった教室を有効に使おうと考えているという答弁がありました。 その答弁に対し、
シルバー人材センターが指定管理をやるという前提のレイアウトになっているということかという質疑に対し、今現在
シルバー人材センターに
高齢者就労支援センターの指定管理をお願いしているが、これは令和5年9月30日まで継続される。今度新たに令和4年度に公募をかける
指定管理者については、10月1日から旧永治小の
就労支援センターの運営をしていただくような形になるので、
シルバー人材センターが公募で
指定管理者になるかどうかは、今後の
指定管理者の
選定委員会を経て決まるような形となるとの答弁がありました。 次に、
調査基準価格が高いのではという質疑に対し、今までも同じように設計額に対して一定の率を掛けて出している数値で、今回が特に高いというものではないという答弁がありました。 討論については、賛成、反対ともにありませんでした。 続きまして、議案第8号
工事請負契約の締結について、審査の結果、議案第8号は
賛成者全員で可決と決定いたしました。 それでは、執行部に対する主な質疑を要約して申し上げます。初めに、園児の安全確保はどのように図るかという質疑に対し、校区を5区に区切り、順次工事を進めていき、工事でないところで保育を継続して行う予定。安全確保は、校区と保育の部分を分けることによって安全を確保していきたい。また、車道と工事区間の間には警備員を1人配置する予定であるとの答弁がありました。 その答弁に対し、工事が長期間にわたるに当たって、作業員の詰所を置くのかという質疑に対して、現状として非常に狭いため、造れるかどうか難しい部分もあるが、業者のほうで検討していくことになるという答弁がありました。 また、詰所を置かないとして、周辺の住民への配慮に対する記載は入札にはあったかという質疑に対し、
工事用道路関係ということで、入札で施工条件の明示の中に、周辺道路への路上駐車及び資材搬入の路上への車両待機をしないようにという条件をつけて入札をしているとの答弁がありました。 次に、小幡工務店の技術評価点が議案第7号と議案第8号で異なる理由はという質疑に対し、評価項目及び評価基準において、配置予定の技術者の能力に係る項目があり、その中で
配置予定者の技術の施工経験において、
配置予定技術者が別の技術者だったために、評価点において差異が出ているものという答弁がありました。 次に、LED化と太陽光、
ソーラーパネルの設置とあるが、それ以外の省エネ対策、環境対策はあるかとの質疑に対し、蛇口について節水型を採用しているとの答弁がありました。 この答弁に対し、雨水を有効にするような施策を検討されたかとの質疑に対し、検討はしていないとの答弁がありました。 次に、
アクションプランでは、保育園は当面継続という施設の在り方の検討を踏まえて、建物の長期利用を図るとある。この施設の在り方の検討が今回の大規模改修に反映されているものなのかという質疑に対し、今回の施設に関しては、まだ待機児童を見込まれる面もあり、長寿命化ということで施設改修を決定したという答弁がありました。 また、通常保育以外で何か制限されることが出てくるのかとの質疑に対し、一時預かりが考えられるが、保育室が余裕がない場合には、制限という形で受け入れられないことが想定されるとの答弁がありました。 その答弁に対し、庭園の開放とか地域開放はどうなるのかという質疑に対し、工事期間中は難しいものと思われるという答弁がありました。 討論につきましては、賛成、反対ともにありませんでした。 続きまして、議案第11号
工事請負契約の締結について、審査の結果、議案第11号は
賛成者全員で可決と決定いたしました。 それでは、執行部に対する主な質疑を要約して申し上げます。初めに、太陽光設備についての検討はという質疑に対し、本施設は屋根の構造が傾斜がついた屋根と平面となる陸屋根が混在するような複雑な屋根の形状となっている。その屋根の一部が明かりの調光を取るための
トラップライトなどが設置されていることから、太陽光の検討は行ったが、設置には至らなかったという答弁がありました。 次に、本件が
総合評価方式を採用しなかった理由はという質疑に対し、当初
総合評価方式による入札を実施したが、入札不落となった。再度
総合評価方式をまた検討したが、
総合評価方式で再度入札を実施すると工程が過密になるため、
一般競争入札に実施を変更したとの答弁がありました。 その答弁に対し、最初に入札不落となった理由はとの質疑に対し、
高齢者就労支援センター、また内野保育園のものと同日で、入札日が7月14日となった。こちらの入札に対しては、参加申込者は2者であったが、1者が辞退となり、残りの1者が応札し、開札の結果、低
入札基準価格を下回ったので、
落札候補者への低
入札調査報告書の提出を求めたところ、辞退の申出があり、ほかの者がいなかったため入札不落となったとの答弁がありました。 さらに、
総合入札方式から
一般競争入札に変えるに当たって、その差異はあるのかという質疑に対し、
総合入札方式では県内本店としていたが、
一般競争入札への変更では県内本支店を追加し、単価は令和4年7月現在の単価を入れ替えたとの答弁がありました。 次に、火災報知機は、今回の改修で十分対応できるかという質疑に対し、更新となり、特段にその後の問題は発生していない認識という答弁がありました。 その答弁に対し、新しいものに取り替えるので問題がないということかという質疑に対し、新しいものに交換するという答弁がありました。 討論については、賛成、反対ともにありませんでした。 最後に、議案第12号
工事請負契約の締結について、審査の結果、議案第12号は
賛成者全員で可決と決定いたしました。 それでは、執行部に対する主な質疑を要約して申し上げます。初めに、入札に関して、
総合評価方式を採用しなかった理由、それから、同じように不落だったという場合には、その評価についてという質疑に対して、今回
総合評価方式においては、申込みが6者、そのうち2者が辞退となり、残り4者が応札に応じ、開札の結果、1者のみが予定価格を下回り、残りの3者は予定価格を上回る結果となった、予定価格を下回った1者は低入札調査の基準価格を下回っていたので、
落札候補者とはしつつ、低
入札価格報告書の提出を求めたところ、辞退という申出があった。予定価格の制限の範囲に入札した者がほかにいれば、時点を改めて
落札候補者とすることもできたが、なかったもので、不落となった。 また、
総合評価方式を取らなかった理由は、当初
総合評価方式による制限付一般入札により実施して、令和4年7月20日に入札を行ったが、不落となり、再度
総合評価方式で実施した場合、資料の作成から入札までかなり日数がかかること、また図書館及び貸部屋の一部で空調設備が故障しており、利用者の方のサービス維持のために長期に工事を行いたいものと考え、今回制限付
一般競争入札としたという答弁がありました。 また、
調査基準価格及び予定価格の検証についてはどのように行われていたかという質疑に対し、設計額に基づいて一定の決められた率を掛け、金額を出しているので、適正な価格と考えているとの答弁がありました。 次に、落札業者の実績はという質疑に対し、令和2年度に印西市原第3学童クラブの新設工事、令和3年度に、原小学校校舎増築工事2期工事を市内で行った実績があるという答弁がありました。 次に、図書館においてはどのような工事を予定されているのかという質疑に対し、照明施設、空調設備の更新、それから開閉式窓の設置、防犯カメラの設置、それとレイアウトを変更するという答弁がありました。 その答弁に対し、閲覧席がちょっと少ないような気がするが、その辺の配慮は今回行われているかの質疑に対し、今一番奥にある閲覧席のところがホールの下にあり、騒音等でかなり苦情が出ているような状態であるが、構造は変えられないので、場所の移動を行って、閲覧席が静かなところになるように変更したい。閲覧席の数は今のところ同数、本棚も同等と考えているとの答弁がありました。 最後に、小林コミュニティセンターの利用される方々についての周知を行うかとの質疑に対し、令和2年度に改修工事に係る要望等のアンケートを実施し、令和3年度に利用団体の方々に周知、工事期間の活動に係るアンケートの実施、令和4年度から総会や会議等でお知らせを行っているとの答弁がありました。 その答弁に対し、現在小林コミュニティプラザを定期利用している登録団体は幾つあるのか、また利用団体が工事の間、代替等のアンケートの回答はどのようなものになったかとの質疑に対し、小林コミュニティサークル連絡協議会加入数の定期利用団体の方々が16団体、未加入の定期利用団体、有料の団体の方々が10団体、不定期に活動されている団体が10団体、計36団体今活動している。団体の方々につきましては、令和3年度にアンケート等を行った結果、主に本埜公民館で10団体、中央公民館で5団体、草深公民館で2団体、そのほか近くの自治会集会所を活用される団体が4団体、未定が5団体、活動中止が2団体、未提出が8団体というような結果という答弁がありました。 討論については、賛成、反対ともにありませんでした。 以上をもちまして、
文教福祉常任委員会における審査の経過と結果の報告を終わりにします。
○議長(中澤俊介) これから委員長の報告に対する質疑を行います。 質疑は、5議案一括して行います。質疑に当たっては、議案番号をお示しください。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(中澤俊介) 質疑なしと認めます。 委員長は、自席にお戻りください。 これから議案第2号について討論を行いますが、通告がございません。 討論はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(中澤俊介) 討論なしと認めます。 これから議案第2号について採決します。 採決は、
表決システムにより行います。 出席ボタンを押してください。 議案第2号に対する
文教福祉常任委員会委員長の報告は可決です。 議案第2号は、
文教福祉常任委員会委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを押してください。 ボタンの押し忘れはありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(中澤俊介) ないものと認めます。 確定いたします。賛成全員です。 したがって、議案第2号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第7号について討論を行いますが、通告がございません。 討論はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(中澤俊介) 討論なしと認めます。 これから議案第7号について採決します。 採決は、
表決システムにより行います。 出席ボタンを押してください。 議案第7号に対する
文教福祉常任委員会委員長の報告は可決です。 議案第7号は、
文教福祉常任委員会委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを押してください。 ボタンの押し忘れはありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(中澤俊介) ないものと認めます。 確定いたします。賛成多数です。 したがって、議案第7号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第8号について討論を行いますが、通告がございません。 討論はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(中澤俊介) 討論なしと認めます。 これから議案第8号について採決します。 採決は、
表決システムにより行います。 出席ボタンを押してください。 議案第8号に対する
文教福祉常任委員会委員長の報告は可決です。 議案第8号は、
文教福祉常任委員会委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを押してください。 ボタンの押し忘れはありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(中澤俊介) ないものと認めます。 確定いたします。賛成全員です。 したがって、議案第8号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第11号について討論を行いますが、通告がございません。 討論はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(中澤俊介) 討論なしと認めます。 これから議案第11号について採決します。 採決は、
表決システムにより行います。 出席ボタンを押してください。 議案第11号に対する
文教福祉常任委員会委員長の報告は可決です。 議案第11号は、
文教福祉常任委員会委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを押してください。 ボタンの押し忘れはありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(中澤俊介) ないものと認めます。 確定いたします。賛成全員です。 したがって、議案第11号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第12号について討論を行いますが、通告がございません。 討論はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(中澤俊介) 討論なしと認めます。 これから議案第12号について採決します。 採決は、
表決システムにより行います。 出席ボタンを押してください。 議案第12号に対する
文教福祉常任委員会委員長の報告は可決です。 議案第12号は、
文教福祉常任委員会委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを押してください。 ボタンの押し忘れはありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(中澤俊介) ないものと認めます。 確定いたします。賛成全員です。 したがって、議案第12号は委員長の報告のとおり可決されました。 〇
△議案第3号、議案第9号(一括議題)
○議長(中澤俊介) 日程第10、議案第3号 印西市手数料条例の一部を改正する条例の制定について及び日程第11、議案第9号
工事請負契約の締結についての2議案を一括議題とします。 初めに、建設経済
常任委員会委員長の報告を求めます。 小川利彦委員長。 〔建設経済
常任委員会委員長、登壇〕
◎建設経済
常任委員会委員長(小川利彦) ただいま議題となっております議案第3号 印西市手数料条例の一部を改正する条例の制定について及び議案第9号
工事請負契約の締結について、建設経済
常任委員会における審査の経過と結果をご報告いたします。建設経済
常任委員会委員長、小川利彦。 議案審査は、9月22日に委員8名全員出席の下、委員会を開催して、執行部に議案の説明を求め、慎重に審査を実施いたしました。 審査の結果、2議案とも全員賛成で原案のとおり可決と決定いたしました。 それでは、各議案の執行部に対する質疑を要約して申し上げたいと思います。 初めに、議案第3号 印西市手数料条例の一部を改正する条例の制定について、地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴うものということだが、手数料条例の改正に関する法改正が建築基準法だけなのか伺いますという質疑に対して、地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律とは、第12次地方分権一括法で、本法律で改正された関係法律は建築基準法のほかに、地方自治法や住民基本台帳法など12本となっているが、今回手数料条例の改正に関係する法改正が建築基準法のみであったとの答弁がありました。 次に、権限移譲による事務の簡素化と事務処理軽減の影響について伺うという質疑に対して、今回の手数料条例の改正に直接関係する法改正の部分については項番号のずれだけなので、仮設建築物の許可手続につきましては従前のまま変わらないため、影響はないとの答弁がありました。 続きまして、議案第9号
工事請負契約の締結について、工事に関して陸上競技場自体と観覧場と別々にやると思うが、陸上競技場を使用する場合の影響について伺うという質疑に対して、今回の工事につきましては、安全対策の上で陸上競技場の使用も中止するとの答弁がありました。 次に、今の段階で陸上競技場を制限すると、3月以降に大会が多いので、影響が大きいのではないかなと思うが、その点について考慮したかという質疑に対して、工事については令和5年6月末日までの工期ということで、その期間、陸上競技場は休止というお知らせをしている。その間の大きな大会等につきましては、小学校の陸上記録会、中学校の陸上記録会等があるが、それらについては小・中体連と協議をして、別会場で開催をするお願いをしているとの答弁がありました。 本改修は30年以上たって、その間改修や補修というものは全くなかったのか、早めの改修をしていれば費用も少なくなったのではないか。これを改修することによっての耐用年数はどのくらいもつのか、またその間に小さな補修するのかを伺うという質疑に対しまして、建物全体の改修は今回が初めてとなる。建物の大規模な改修については、おおむね20年に1回程度は必要になるものと考えているところであり、外壁防水など、一般的には15年程度の耐用年数となっている箇所もあるので、建築物は定期的な点検を実施して、部分補修や改修の時期を判断していく必要があると考えているとの答弁がありました。 次に、今まではグラウンド工事ということで、どういう経路から工事車両が入るかということが分かっていたが、今度は建物のため、いろいろな機材や搬入車が入るかもしれない。工事の工程によっては、周りの野球場、多目的広場の遊具がある場所、テニスコートなどを利用する人に対する配慮について伺うという質疑に対しまして、工事期間中につきましては工事関係者以外の出入りができないように、工事区域をガードフェンスなどで封鎖をする、併せて看板などにより注意喚起を行う予定。資材の搬入については、メインの入り口は使用せずに南側の入り口から行い、できる限り公園利用者との接触がないように配慮する予定との答弁がありました。 建築工事の中の外壁と防水塗装において、塗装についてはどのような色彩を使うのか、アスリートファーストで考えたときに、どのような色彩、色合いでまとめるのか、またアスリートからの要望で、例えばアスリート目線で見たときに、太陽光に反射しない塗装にするなどの利用者からの要望が出て、設計に反映されたものはあるのかという質疑に対して、色彩は景観条例などもあるため、現状と同じ色というように考えているとの答弁がありました。 なお、討論についてはございませんでした。 以上をもちまして、建設経済
常任委員会の審査の経過と結果のご報告を終わりにいたします。
○議長(中澤俊介) これから委員長の報告に対する質疑を行います。 質疑は、2議案一括して行います。質疑に当たっては、議案番号をお示しください。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(中澤俊介) 質疑なしと認めます。 委員長は、自席にお戻りください。 これから議案第3号について討論を行いますが、通告がございません。 討論はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(中澤俊介) 討論なしと認めます。 これから議案第3号について採決します。 採決は、
表決システムにより行います。 出席ボタンを押してください。 議案第3号に対する建設経済
常任委員会委員長の報告は可決です。 議案第3号は、建設経済
常任委員会委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを押してください。 ボタンの押し忘れはありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(中澤俊介) ないものと認めます。 確定いたします。賛成全員です。 したがって、議案第3号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第9号について討論を行いますが、通告がございません。 討論はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(中澤俊介) 討論なしと認めます。 これから議案第9号について採決します。 採決は、
表決システムにより行います。 出席ボタンを押してください。 議案第9号に対する建設経済
常任委員会委員長の報告は可決です。 議案第9号は、建設経済
常任委員会委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを押してください。 ボタンの押し忘れはありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(中澤俊介) ないものと認めます。 確定いたします。賛成全員です。 したがって、議案第9号は委員長の報告のとおり可決されました。 〇
△議案第4号~議案第6号(一括議題)
○議長(中澤俊介) 日程第12、議案第4号 令和4年度印西市
一般会計補正予算(第4号)から日程第14、議案第6号 令和4年度印西市
介護保険特別会計補正予算(第1号)までの3議案を一括議題とします。 初めに、予算審査
常任委員会委員長の報告を求めます。 金丸和史委員長。 〔予算審査
常任委員会委員長、登壇〕
◎予算審査
常任委員会委員長(金丸和史) ただいま議題となっております議案第4号 令和4年度印西市
一般会計補正予算(第4号)、議案第5号 令和4年度印西市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)、議案第6号 令和4年度印西市
介護保険特別会計補正予算(第1号)について、予算審査
常任委員会における審査の経過と結果をご報告いたします。予算審査
常任委員会委員長、金丸和史。 本委員会は、9月16日に委員全員出席の下、開催しました。審査の結果は、お手元の審査報告書のとおり、3議案とも賛成全員で原案のとおり可決と決定しました。 それでは、審査における主な質疑を要約して申し上げます。 最初に、議案第4号 令和4年度印西市
一般会計補正予算(第4号)について申し上げます。 初めに、印西市物価高騰対策のための事業に係る事前周知の方法等について、執行部から経緯等の説明を求めるとの発言に対して、8月25日に令和4年第3回印西市定例会の招集告示を行い、同日に開催された
議会運営委員会において当該定例会に上程する議案について説明をした。翌8月26日に定例記者会見を開き、報道各社に対し、市政状況の報告や第3回市議会定例会に上程を予定する議案の概要について発表し、その結果、物価高騰対策支援プロジェクトなどの概要について、千葉テレビをはじめ新聞各紙に取り上げていただいた。その内容については、同日議員に情報提供し、8月27日には市ホームページに掲載し、市民の皆様に情報の提供を行った。8月29日掲載した物価高騰対策支援プロジェクトの内容について、適切を欠く表記がある旨、議会からの申入れを受け、同日に当該記述部分の訂正を行った。以上が経緯である。今後ホームページなどにより情報提供を行う際には、誤解を招くことがないよう表現等に十分注意を払いたいとの説明があった。 次に、企画財政部に関わる審査では、予備費で5,000万円を計上した理由はという質疑に対し、一般会計の予備費の経緯としては、平成25年度までは5,000万円で、平成26年度から現在の1億円となっている。このとき5,000万円増額したが、金額の根拠については定量的な積算が非常に難しいものであることから、前回の例を踏襲して5,000万円増額をさせていただいたとの答弁がありました。 次に、総務部に関わる審査では、職員数が補正前669人から補正後655人、14人減っている主な理由はという質疑に対して、令和4年度当初予算の積算については、令和3年10月時点の人員配置により1年間分を積算した。その時点で把握している定年退職者数や新規採用予定者数を積算し、予算を編成しているが、その予算要求後に退職の申出等が発生したことにより、現員現給で14名の減となっているとの答弁がありました。 次に、福祉部に関わる審査では、住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金事業224万8,000円について、最終的な世帯数は。また、償還金返還金224万8,000円の内訳はという質疑に対して、住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金の令和3年度における給付世帯数について、住民税非課税世帯は5,140世帯、家計急変世帯は52世帯、合計で5,192世帯となっている。償還金返還金224万8,000円の内訳は、事業費分事業費分について80万円、事務費分について144万8,000円であるとの答弁がありました。 次に、健康子ども部に関わる審査では、保育所費で民間保育園の助成に関する経費3,185万円の内容について伺うという質疑に対して、まず物価高騰対策補助金として、保育所、こども園に対して給食の補助を行う経費として1,225万円、続いて新型コロナウイルス感染症対策補助金として1,960万円、合わせて3,185万円の計上をしたとの答弁がありました。 次に、教育部に関わる審査では、債務負担行為で牧の原小学校増築校舎(2期)賃貸借における変更について、何クラス分増えるのか。また、限度額の内訳でリース期間が1年延びた理由と、限度額が増加した理由について伺うという質疑に対して、クラス数は当初から6クラスをプラス予定で、16クラス程度を見込んでいる。また、1年間延びた理由は、当初の児童数の推計値により令和11年度までの使用を検討していたが、新たな児童数の推計値により、令和12年度まで使用することが必要となった。年割りとしては、令和4年から令和5年の2か年を建築期間とし、実際使用する期間は令和6年度から令和12年度までとなる。最終年度となる令和13年度は撤去する期間として、新たな計画ではトータル10年間使用する予定である。これらに伴い、金額は4億1,910万円の増額となっている。これは、建物の規模が1.5倍になるので、価格も1.5倍とし、併せて物価上昇分の約1割を上乗せした金額を概算額として算定したとの答弁がありました。 次に、環境経済部に関わる審査では、物価高騰対策臨時特別給付金事業、市民1人当たり5,000円給付とした根拠はという質疑に対して、物価高騰対策臨時特別給付金事業については、長引くコロナ禍の中で食料品や日用品、電気やガス、燃料費など多岐にわたる物価高騰が生じており、市民の暮らしや地域経済にも大きな影響を及ぼしていること。また、現在実施している応援クーポン事業第1弾、第2弾ともに額面が5,000円であったこともあり、事業費総額が約6億円となるため、最終的には財政部局と協議して決定をしたとの答弁がありました。 今後のスケジュールについて伺うという質疑に対して、議会の承認後、速やかに実施要綱の策定、業務委託等の発注、市民に対する通知文書、申請書等の作成、併せて今回コールセンター受け付け作業をする会場の準備、設営を行う予定である。その後、12月の上旬に市民宛ての文書の発送を行い、申請書の返信等や確認作業を経て、審査を終えた世帯から順番に、早い世帯では令和4年内の普及を目標に計画をしているという答弁がありました。 次に、都市建設部に関わる審査では、交通安全対策施設整備事業で、道路区画線等の補修工事1億円の内容及び場所の予定について伺うという質疑に対して、交通安全対策費の交通安全対策施設整備事業1億円については、道路延長で約20キロメートルについて道路区画線の補修を実施予定。補修場所については、主に幹線道路や交通量の多い路線を中心に予定しており、補修内容については外側線、中央線、車線境界線、交差点付近のゼブラ帯等である。 討論については、反対、賛成ともにありませんでした。 続いて、議案第5号 令和4年度印西市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。 初めに、前年度繰越金が計上されていない理由はという質疑に対して、これからの保険給付等の状況もあるため、もう一度精査をして、第4回定例会等での対応をお願いしたいという答弁がありました。 次に、傷病手当金について、令和4年度に支給した人数及び金額と、これからの支給金額の見込みを伺うという質疑に対して、4月から6月までの
支給実績は5人で、金額は32万362円を支給した。また、支給見込みは1人当たり大体6万2,000円程度を見込んで積算しているという答弁がありました。 討論については、賛成、反対ともありませんでした。 続いて、議案第6号 令和4年度印西市
介護保険特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。 初めに、介護保険運営管理に要する経費、委託料8万8,000円について伺うという質疑に対して、令和4年10月の介護報酬の改定に伴い、介護保険管理システムを改修するための経費であるという答弁がありました。 討論については、賛成、反対ともにありませんでした。 以上をもちまして、予算審査
常任委員会における審査の経過と結果の報告を終わります。
○議長(中澤俊介) これから委員長の報告に対する質疑を行います。 質疑は、3議案一括して行います。質疑に当たっては、議案番号をお示しください。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(中澤俊介) 質疑なしと認めます。 委員長は、自席にお戻りください。 これから議案第4号について討論を行いますが、通告がございません。 討論はありませんか。 まず、原案に反対者の発言を許します。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(中澤俊介) 次に、原案に賛成者の発言を許します。 3番、藤江研一議員。 〔3番、登壇〕
◆3番(藤江研一) 皆様こんにちは。3番、藤江研一です。議案第4号 令和4年度印西市
一般会計補正予算(第4号)に賛成する立場で討論します。 政府は9月9日、加速する物価高に対応するための追加策を決定しました。世界的な物価高騰の主な原因は、エネルギー価格と食料品価格の高騰だと岸田首相は述べています。追加対策では、ガソリンなど燃油価格の高騰を抑えるため、石油元売会社に支給する補助金について、9月末の期限を当面年末まで延長します。政府の補助がない場合のガソリン価格は、1リットル200円を上回る高い水準になりますが、補助後は170円前後で購入できます。これは全国平均なので、印西市ではさらに安く、150円台で購入できています。今回の追加策では、引き続き燃油価格抑制を継続します。 また、家計への影響が大きい食料品の値上げに対して、政府は価格上昇を抑えるため、公明党の主張を踏まえ、きめ細かく対策を講じていきます。例えばパンや麺類などの原料である輸入小麦への対応です。輸入小麦は、政府が一括購入する仕組みです。政府は、購入した輸入小麦を国内製粉会社に売り渡しますが、その価格を既にウクライナ侵略以前の国際価格を反映した水準に据え置いています。10月に価格改定時期を迎えますが、今回の追加策で10月以降も売渡し価格を据え置くことにしました。 追加対策のもう一つの大きな柱は、地方創生臨時交付金です。これが議案第4号に関わります。この交付金は、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けている地域経済や住民生活を支援し、地方創生を図るために創設されたものです。
地方公共団体が地域の実情に応じて、きめ細かに必要な事業に使えるものです。政府は、4月の総合緊急対策で物価原油対策に対応した1兆円の枠を設け、自治体の取組を支援しています。 市議会公明党では、5月18日、地方創生臨時交付金の活用に関する要望書を市長に提出し、学校給食費等の負担軽減、バス、タクシーなど地域公共交通の経営支援等の項目を要望しました。また、6月議会ではいんざい応援クーポンの次の経済対策、家計支援策が必要と訴えました。政府は、今回新たに4,000億円の交付金の枠を設けます。本件、令和4年度印西市
一般会計補正予算(第4号)には、市民1人当たり5,000円の給付金を世帯主に給付する物価高騰対策臨時特別給付金事業6億3,717万円、物価高騰による小・中学校の給食材料費の上昇に対応する中央、牧の原、印旛学校給食センター事業2,325万円、民間保育園、幼稚園等への給食食材費高騰対策の給付となる民間保育園の助成に関する経費3,185万円、路線バス、タクシー事業者を支援する路線バス運行対策事業863万円が含まれています。 小・中学校の給食材料費については、既に地方創生臨時交付金の対象として申請済みですが、公明党の会派代表質問に対して、市長は残りの3件も地方創生臨時交付金の対象事業に追加する旨の答弁をされました。当市における地方創生臨時交付金の活用が円滑に進み、市民のための生活支援、地域経済振興に役立つ施策が速やかに実施されるよう期待し、私の本件予算に対する賛成討論とします。 以上です。
○議長(中澤俊介) 次に、原案に反対者の発言を許します。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(中澤俊介) 次に、原案に賛成者の発言を許します。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(中澤俊介) ほかに討論はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(中澤俊介) これで討論を終わります。 これから議案第4号について採決します。 採決は、
表決システムにより行います。 出席ボタンを押してください。 議案第4号に対する予算審査
常任委員会委員長の報告は可決です。 議案第4号は、予算審査
常任委員会委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを押してください。 ボタンの押し忘れはありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(中澤俊介) ないものと認めます。 確定いたします。賛成全員です。 したがって、議案第4号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第5号について討論を行いますが、通告がございません。 討論はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(中澤俊介) 討論なしと認めます。 これから議案第5号について採決します。 採決は、
表決システムにより行います。 出席ボタンを押してください。 議案第5号に対する予算審査
常任委員会委員長の報告は可決です。 議案第5号は、予算審査
常任委員会委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを押してください。 ボタンの押し忘れはありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(中澤俊介) ないものと認めます。 確定いたします。賛成全員です。 したがって、議案第5号は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第6号について討論を行いますが、通告がございません。 討論はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(中澤俊介) 討論なしと認めます。 これから議案第6号について採決します。 採決は、
表決システムにより行います。 出席ボタンを押してください。 議案第6号に対する予算審査
常任委員会委員長の報告は可決です。 議案第6号は、予算審査
常任委員会委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを押してください。 ボタンの押し忘れはありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(中澤俊介) ないものと認めます。 確定いたします。賛成全員です。 したがって、議案第6号は委員長の報告のとおり可決されました。 ここで休憩したいと思います。午前11時30分まで休憩します。 休憩 午前11時13分 再開 午前11時30分
○議長(中澤俊介) 再開します。 休憩前に引き続き会議を開きます。 ここで執行部の入替えがありましたので、ご了承ください。 〇
△認定第1号~認定第6号(一括議題)
○議長(中澤俊介) 日程第15、認定第1号 令和3年度印西市
一般会計歳入歳出決算認定についてから日程第20、認定第6号 令和3年度印西市
下水道事業会計の剰余金処分及び決算認定についてまでの6議案を一括議題とします。 初めに、決算審査特別委員会委員長の報告を求めます。 山田喜代子委員長。 〔決算審査特別委員会委員長、登壇〕
◎決算審査特別委員会委員長(山田喜代子) 皆さんこんにちは。ただいま議題となっております認定第1号 令和3年度印西市
一般会計歳入歳出決算認定について、認定第2号 令和3年度印西市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、認定第3号 令和3年度印西市
介護保険特別会計歳入歳出決算認定について、認定第4号 令和3年度印西市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について、認定第5号 令和3年度印西市
水道事業会計決算認定について、認定第6号 令和3年度印西市
下水道事業会計の剰余金処分及び決算認定についてまでの6議案について、決算審査特別委員会における審査の経過と結果をご報告いたします。決算審査特別委員会委員長、山田喜代子です。決算審査特別委員会は、9月12日より15日までの4日間にわたり、決算書及び附属書類に基づき、活発かつ慎重に審査を行いました。審査の結果は、お手元の審査報告書のとおり、6議案全て賛成全員で認定すべきものと決定しました。 それでは、審査における主な質疑を要約して申し上げます。認定第1号、令和3年度印西市
一般会計歳入歳出決算認定についてです。まず、全般的事項については次のような質疑がなされました。要約しますと、決算剰余の金額が大き過ぎるのではないかということでございます。令和2年度決算における実質収支は約30億円であって、令和3年度決算案においてはこれを上回る36億円以上という数字ということで、ここに幾つかの問題点はないかというものです。複数の質疑者は、財政運営の効率性、総計予算主義といった財政原則的視点や負担と利益の関係性などからも、もう少し予算と執行といった財政管理を的確かつ速度感を持って判断し、措置していくことで繰越しを圧縮し、不必要に不用額として整理すべきではなくて、一般財源等の有効な活用ができたのではないかという趣旨の質疑がなされました。このような財政管理的視点からのものとしては、一部の質疑者から地方債残高の減少というものに着目して、地方債の在り方やその活用について、その本質的機能の一つである世代間の公平な負担というものを考慮して、より地域間の均衡あるインフラ整備等への検討がなされるべきではないかというものがありました。 これらの質疑に対しては、実質収支についてはコロナ関連でやむを得ないものとあり、入札執行残など様々な要因に基づくものであるという答弁がありました。 地方債については、今後の老朽化施設の改修など、インフラの維持管理事業の増大などが見えているため、今後は財源調達として地方債に依存せざるを得ず、必然的に公債費の増加によって地方債残高も増加していくものとの趣旨の答弁がありました。 次に、歳入関係として、市民税の寄附金控除の控除額、その内訳についてという質疑がありました。これについては、他の
地方公共団体に対する寄附、いわゆるふるさと納税に関する計数が答弁されました。令和3年度に寄附金税額控除として影響のあった額として2億9,413万6,388円で、その控除の対象となった納税義務者数は6,219名、実際にそれらの納税義務者がほかの
地方公共団体へ行った寄附の総額は6億3,018万7,045円ということでありました。令和2年度の同じく寄附金税額控除として、印西市の税収に影響のあった額としては2億2,605万8,797円であって、年々増加傾向を示していると答弁がありました。 収入未済額についてです。令和元年度自転車駐車場
指定管理者の指定管理取消しに関する現在の状況についての質疑がありました。これについては、現在この前
指定管理者が破産の申立てを行い、東京地裁で破産手続の開始が決定、令和2年度以来合計8回の債権者集会がされ、市としてもその都度職員を派遣して、その進捗を把握しているというところでした。また、その中で前
指定管理者側から債権額に関する異議申立てがなされ、裁判に持ち込まれている状況とのことで、債権額について決定しないという段階で、その解決の長期化が見込まれる状況であるとの答弁がありました。 次に、歳出について、総務費関係のことでは次のようなものがありました。医科器械歴史資料館の管理運営業務委託について、指定管理としての効果測定についてという質疑に対して、施設の老朽化と利用者が少ないという問題が指摘され、これらについて
指定管理者と夏休み期間中の土曜日の開館など利用者増加への試みなど今後検討すると同時に、移転も含めた今後の在り方についても検討してまいりますとの答弁がありました。 次に、スワン号の運行についてです。その費用対効果の検証はなされているかとの質疑に対して、昨年度は延べ399人、1日当たり1.1人の利用であり、1人当たりの運行経費は3万6,203円であるとの答弁がありました。 そこで、利用人数の増加を図るために、バス停の位置など利用しやすくなるような方向で検討を進めているとの答弁がありました。 放置自転車巡視委託料について557万4,794円、その対象駅と成果についてという質疑がありました。対象となっている駅は、千葉ニュータウン中央駅、印西牧の原駅、木下駅、小林駅、印旛日本医大駅の5駅で、その成果としては、放置自転車の撤去台数が減少傾向となっていて、放置自転車の抑制効果が発現しているものと報告がありました。放置自転車の撤去台数の推移は、平成30年度が60台、令和元年度67台、令和2年度30台、令和3年度32台という答弁がありました。 次に、職員人件費についてです。印西市は正規職員数を減らし、非正規に移っている現況の中、ここ3年間、令和元年度から3年間の正規職員の人数と非正規である任期付職員、会計年度職員、再任用職員の人数の割合をお示し願いたいという質疑がありました。これについては、正規職員数が令和元年度628名、令和2年度615名、令和3年度619名、そして任期付職員数については令和元年度167名、令和2年度129名、令和3年度128名、再任用職員数については令和元年度57名、令和2年度50名、令和3年度50名、合計で令和元年度は852名、令和2年度は794名、令和3年度797名であると答弁がありました。 また、会計年度任用職員については、全て延べ人数として、令和元年度が617名、令和2年度544名、令和3年度554名であるという答弁がありました。 また、正規職員の採用に関しては辞退者が発生し、定員割れが発生しているとのことであって、その場合の手当として、任期付職員であるとか会計年度任用職員に寄らざるを得ないとなっているようです。辞退者の理由については把握していないとのことですけれども、それに関係して、中途退職者が令和3年度において6名おり、それは一身上の都合ということでした。今後正規職員採用に関しては、第2次募集実施の検討や、正規の職員にこだわらず民間からの人材調達なども必要と考えているとの答弁がありました。 職員対象のジェンダー平等に関する職員研修について、その内容等について質疑がありました。答弁としては、内容が差別的体験型プログラムということで、開催1回、参加者は35名で、内訳は男性21名、女性12名、性別不明2名ということでした。 DX関係、情報基盤整備に要する経費の中で、補正により3,500万円の減額がされていますが、それは何かという趣旨の質疑がありました。これは、パソコンとソフトウエアの入替えの入札差額であるという答弁がありました。 訴訟事務処理委託153万7,207円と訴訟費用10万6,535円の内訳、内容についてという質疑に関連して、花火訴訟に関する総額についてという質疑がありました。訴訟事務処理委託費については2件とあり、花火訴訟と印西市長選挙立候補届の不受理に関する訴訟ということで、訴訟費用費については全額花火訴訟に関する訴訟費用の被告負担分ということでした。 次に、花火訴訟の総額については、この決算額を含めて、最終終了までに1,709万2,554円という答弁がありました。 次に、マイナンバーカードに関する質疑がありました。交付率が45%前後で、執行済み額以上の不用額ということだが、この内容についてという質疑がありました。まず、令和3年度の印西市の交付枚数については1万7,035件ということでした。費用は3,341万9,600円で、業務自体は
地方公共団体情報システム機構、いわゆるJ―LISに委任することができるとされていることから、個人番号の通知書や交付申請書の作成等を委任しておいて、
地方公共団体システム機構に交付金として支払っているものでございます。これは交付率もありますけれども、実質的には予算額7,231万4,000円が問題なのですが、この金額自体は国の予算を人口規模により案分した上限額として印西市に示されたものであって、令和2年度実績が予算作成時には不明であったことから、このような予算措置になったということであるという答弁がありました。ちなみに、令和3年度末における国全体での交付枚数は5,487万797枚、交付率は43.3%であって、印西市の交付率は46.9%ということでした。 続きまして、民生費関係です。生活保護についてということで、コロナ禍という中での現状についてという質疑がありました。答弁としては、令和3年度における被保護世帯並びに被保護人員の数は320世帯、383人であって、令和3年度における生活保護の相談については245件あり、このうち申請が69件上がっている状況であるとの答弁がありました。 令和3年の老人福祉センター等施設の延べ利用者数が、目標値が5万人に対して利用が2万7,222人であったことの理由についてという質疑がありました。これについては、緊急事態の発令に伴い、施設の利用制限、例えばカラオケの休止ですとか、憩いの家入場制限等、そういった形で施設の利用制限の期間があったことに伴って、利用者のほうが減少したという答弁がありました。 ひとり親家庭等生活向上事業、決算額990万3,356円、ひとり親家庭等医療費助成の決算額2,073万2,416円、この実績内容と成果についてという質疑がありました。これについては、ひとり親家庭等生活向上事業は、子供の学習支援事業として実施していて、コロナウイルスに係る消耗品と衛生用品及び委託料で、対象者は31名でした。ひとり親家庭等医療費助成は助成件数が6,322件で、本事業は令和2年の11月分から現物支給が開始されておりますので、その関係で受給券が利用できるようになることによって、件数も助成額も増加しているとの答弁がありました。 地域子育て支援拠点事業24か所に対するものについては、様々な質疑がありました。質疑者の趣旨は、そもそもこの子育て支援拠点というのは国の指針で中学校区に1か所程度となっており、印西市の場合、対象施設数が多過ぎないかという趣旨で、県内では一、二位を争う数値であって、千葉市や船橋市より多いということでした。そして、それぞれの施設に対する補助金の合計としては9,128万円ですが、これらについて施設面積、利用者数など適切な監査が行われているのかというものでした。 答弁内容としては、現状では現地の監査は実施しておらず、提出された実績数などの書面資料だけで監査してきているということでした。補助の性質がその体制に関するものということもあって、実際の利用日数、利用人数に応じてというところの項目が欠けている面もあるため、再度精査した上で、令和4年度から対応したいとの答弁がありました。 衛生費です。地域医療推進事業で、不用額3,000万円となっている理由についてを問う質疑がありました。これについては、印西市公的病院等運営費補助金、第2次救急医療運営事業に対しての補助金ですけれども、現在は日本医科大学千葉北総病院のみが対象となっています。令和3年度においては、日本医科大学千葉北総病院の救急事業が新型コロナウイルス感染症の影響と思われる増収により赤字とならない見込みとなったことから、こちらの補助金は赤字への補助金になりますので、病院のほうから辞退の申出があり、未執行となったという答弁がありました。 農林水産業費について、飼料用米作付面積、目標値65ヘクタール、実績値534ヘクタールということで、これについての実績内容と成果についてという質疑がありました。これについて、令和3年度の飼料用米等の取組者数は235経営体となっており、また取組面積については534.4ヘクタールで、目標面積を大きく超える状況となっています。これは、やはり令和3年度は米価の下落があったということで、試食用米から飼料用米へ転換されたことが多かったということで、取組件数、それから取組面積が増えたものと認識している旨の答弁がありました。 商工費についてです。企業誘致推進事業の金額についての質疑がありました。これについては、印西市企業立地奨励金が該当するもので、既に条例が失効していて、平成30年度に交付決定をした2社が残りの5年間の交付期間となっていて、令和3年度の決算額3,514万1,300万円については、こちらの2社に交付した奨励金の分であるとの答弁がありました。 土木費です。共同溝管理事業について、執行残についてという質疑がありました。これは、工事請負費の880万円の残で、共同溝内に設置されている監視システムの部品交換工事を見込んでいましたけれども、半導体不足のため執行を見合せたことなどにより不用額が生じたものとの答弁がありました。 印旛中央地区区画整理事業補助金の内容、内訳についての質疑がありました。これについては、決算額としては8,318万7,720円で、その内訳は地質調査及び道路建設費で2,902万2,400円、土地利用意向調査で421万9,600円、会議等運営支援で949万3,200円、基準点設置のための測量調査で80万8,720円、都市計画法で定めている図書作製で782万7,400円、以前印旛中央地区内に所在してあった最終処分場跡地利用の安全確認調査で3,181万6,400円との説明、答弁がありました。 市道00―031号線の整備状況についてという質疑がありました。これについては市道00―031号線の流末排水整備工事については、市道18―04号線において、令和3年6月18日に千葉県下水道公社と契約を締結し、令和4年3月25日までの委託期間で工事を進めている。本工事施工前の試掘について近隣へ周知を行ったところ、工事予定地周辺の住民から、工事施工に伴う振動に対して、家屋への影響を懸念する強い意見があり、当初予定していなかった範囲での家屋調査等の追加対応を行ったことにより本工事着手に遅れが生じ、工事に遅延が生じている状況でありますけれども、現在家屋の事前調査が完了いたしまして、令和4年11月10日の完成に向け、工事を進めているところであるとの説明、答弁がありました。 教育費についてです。教育総務費の執行率が69.6%であり、その執行率が非常に低いので、その理由についての質疑がありました。これについては、主立った理由として小・中学校の工事費、またそれに関わります管理業務委託費を翌年度へ繰越ししたことによるもので、原小学校増築工事2期分に関わる管理業務委託費62万5,000円、工事請負費1億4,157万円、滝野中学校の工事監理委託費と原山中学校の工事監理委託費494万6,000円、同じく滝野中学校の増築工事及び原山中学校の改修工事費の4億6,817万6,000円を次年度に繰り越すことによるものとの答弁がありました。 次に、認定第2号 令和3年度印西市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についてです。 まず、全般的な事項として、次のような質疑がありました。今回のこの決算におけるコロナの影響ということですが、この国民健康保険特別会計の中で、コロナの影響に大幅に増減、例えば国保税がどうだったのか、傷病手当金にどう影響してきたのか、あるいは出産育児一時金や葬祭費に影響が出てきたのかという質疑がありました。それに対して、歳出の保険給付費が約5億7,000万円ほど増額となっており、これは令和2年度の受診控えの状況から、令和3年度には受診しやすい状況になったと思われるとのことでした。出産育児一時金や葬祭費については特段コロナの影響は認められないとの答弁でした。 国保加入者の年収別世帯数は把握されているかという質疑に対しては、所得ゼロの世帯数が3,110世帯、100万円未満で2,892世帯、100万円以上200万円未満が3,130世帯、200万円以上500万円未満が2,807世帯、500万円以上が569世帯、計1万2,508台との答弁がありました。また、令和元年度からの加入状況や年収別の世帯数の変動傾向などについてという質疑に関しては、加入世帯数は年々増加しているとのことですけれども、加入世帯の収入状況の傾向などは特に変動は認められないとの答弁がありました。 令和3年度に不納欠損処理した金額はという質疑については、4,386万6,306円との答弁でした。 次に、認定第3号 令和3年度印西市
介護保険特別会計歳入歳出決算認定についてです。 高齢化の進行による対応等についてという質疑がありました。今後次期介護保険計画が、また令和4年度、令和5年度において計画のほうを策定する中で、介護保険料についても決めていかなければなりません。今後の高齢者人口、介護認定者数が増加していくことにより保険給付費も増えていくことが考えられますので、財政調整基金を取り崩す額も増えていくものと予想しております。 そのような中でも、給付事業のほか、地域支援事業につきましても充実をさせていく必要があるものと考えております。そのためにも、地域包括支援センターをはじめ、社会福祉協議会ですとか各介護施設など、関係機関とも連携を図りながら事業の充実に一層努めてまいりたいという答弁がありました。 次に、認定第4号 令和3年度印西市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についてです。 全般的質疑として、コロナ禍による影響はどうかという質疑がありました。これについて、国民健康保険と同様に、令和2年度と比較して、コロナ禍であったが受診者が増えているとの答弁がありました。ほかには、保険料徴収において、特別徴収と普通徴収の割合はどの程度かという質疑があり、これに対しては特別徴収が7割、普通徴収が3割程度という答弁があり、普通徴収とは基本的に年金からの天引きはできない方であるとの答弁がありました。 次に、認定第5号 令和3年度印西市
水道事業会計決算認定についてです。 営業費用のほうの修繕費と委託料の増という説明があって、この修繕費と委託料の増の主な理由についてという質疑がありました。経営改善の見直しをやっております経営戦略の策定、その業務委託が大きな要因であると説明がありました。水道事業会計については、市内に市営水道以外に県営水道、長門川水道企業団の2種類があり、水道料金の差が大きくならないような料金単価の設定をしているため、市営の単価については供給単価が給水原価を大きく下回っているような状況になっているというのが現状で、ほかの2つの水道事業体との兼ね合いもあり、経営改善の中では今後管路の布設とか配水場の布設の更新などもありますので、今後の経営は厳しいとの答弁がありました。 漏水調査についての質疑がありました。これについては、令和3年度は木下地区、場所的には柏屋そば屋前の市道00―018号線の付近を距離的には777メートル実施しているとの説明、答弁がありました。 そして、認定第6号 令和3年度印西市
下水道事業会計の剰余金処分及び決算認定についてです。 汚水適正処理構想基礎調査委託について、どのような調査を委託し、その成果等についての質疑がありました。これについては、令和4年度に県の構想の見直しに合わせて市の構想も見直すということで、その前年度となる令和3年度に基礎調査を行ったということです。内容としては、市内における汚水処理については、家屋の集合具合、経済性等を比較検討し、適切な処理方法の方針をまとめるというものでございます。計画区域外で下水道集合処理に取り組むことが効果的、経済的であると判定されるような地域はなく、今回の見直しにおいては、さきに予定しております次期中間処理施設、そちらのほうの事業用地の約16ヘクタールの編入を検討しているといった内容となっているとの答弁がありました。 県営水道との徴収一元化による経費の削減についてという質疑がありました。下水道使用料の徴収委託費としては、令和3年度合計で6,251万4,010円を支出しております。令和2年度、令和元年度につきましては企業会計への移行もございましたので、こちらとなかなか比較はできないのですが、平成30年度8,203万1,553円、同じ徴収経費でかかったことと比較すると、約2,000万円の経費削減が図られたものと考えていると説明、答弁がありました。 討論については、認定第1号から認定第6号のいずれについても賛成、反対ともありませんでした。 以上で決算審査特別委員会における審査の経過と結果の報告を終わります。
○議長(中澤俊介)
委員長報告に対して質疑に入るところですが、ここで休憩したいと思います。午後1時まで休憩します。 休憩 正 午 再開 午後1時
○議長(中澤俊介) 再開します。 休憩前に引き続き会議を開きます。 これから委員長の報告に対する質疑を行います。 質疑は、6議案一括して行います。質疑に当たっては、議案番号をお示しください。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(中澤俊介) 質疑なしと認めます。 委員長は、自席にお戻りください。 これから認定第1号について討論を行いますが、通告がございません。 討論はありませんか。 まず、原案に反対者の発言を許します。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(中澤俊介) 次に、原案に賛成者の発言を許します。 17番、軍司俊紀議員。 〔17番、登壇〕
◆17番(軍司俊紀) 皆さん、こんにちは。17番、軍司俊紀です。認定第1号 令和3年度
一般会計歳入歳出決算認定に賛成の立場で討論いたします。 私は、今回決算審査の委員会の委員として決算審査の質疑を行ってきました。全体を通して申し上げれば、限られた時間の中での審査はできたのではないかと思います。決算審査は、予算の執行に当たり、事業の目的に沿うかを考え、その事業の目的を達成できたかを評価するものであり、私は決算審査を通して、支出が予算の執行に当たって逸脱した支出はなかったものと思っております。今後令和5年度の予算において、今回の決算審査での質疑を執行部はどのように捉え、どのように反映していくかをしっかりとチェックしていきます。 私は、先日市民からメールをいただきました。印西市は、税金を何に使っているか分からない。小学生の娘も同じことを言っている。私たちは、分かりやすく説明責任を果たしていかなくてはなりません。私は、決算認定は総論賛成ですが、決算認定に当たり、決算審査での質疑を市の財政運営の一層の健全化と適正化に役立てるという意味で、かつ市民に理解と納得を得るという意味で、時間の関係もありますので、3点のみ指摘したいと思います。 まず、財政について指摘いたします。先ほどの
委員長報告にもありましたが、実質収支額が令和3年度は36億1,745万9,000円でした。質疑を通して、コロナワクチンの返還金1億5,000万円や入札差金も含まれているのでこのような金額になったという説明がありましたが、これについては了解しますが、それにしてもあまりにも金額が大きいと思います。市の基本計画や実施計画を前倒しして事業を行うということもできたのではないでしょうか。また、市民が望むものが何かをニーズをつかみながら、補正予算を組みながら事業実施はできなかったのかとも考えます。今後は提案もしましたが、市がメンテナンスすべきインフラ補修のための基金設置を求めていきたいと思います。 2点目、一般質問でも取り上げ、決算審査、そして今回の定例市議会の議案審査でも繰り返し申し上げておりますが、先ほど議案審査があり、採決が行われ、私だけが反対をしましたが、高齢者の就労支援、この件です。高齢者の就労支援、とても大事な話です。しかし、残念ながら今印西市は
シルバー人材センターとともに高齢者就労支援をどのようにしていくのか、このようなビジョンがありません。市は、しっかりと市民にビジョンを示し、リタイアされた方々の就労を印西市が支えていく、このことを行っていただきたいと思います。 3点目、保育において、地域子育て支援拠点についてです。正しく補助金は使われているのか。質疑で申し上げましたが、先ほど
委員長報告では9,100万円の補助金というふうにしておっしゃっていましたけれども、現実的には、公立施設を含めるとやはり1億円を超えるという金額になります。この金額、本当に正しいのかどうか時間がなく、十分な調査はできませんでしたが、施設数が24から先日25になりました。印西市内に25もある地域子育て支援拠点は、本当に市民のためになっているのか。このことをしっかり今後確認していきたいと思います。 最後になりますが、私は今回も決算認定については職員各位の尽力を評価したいと思います。引き続き、堅実な財政運営を心がけていただきたいと思います。また、市長におかれては市役所全体に目を配り、人の採用を進め、職員満足度を高めて、10万都市にふさわしい人員体制を整えた市役所の体制を構築し、必要な事業には財政支援を行い、市民全体の福祉向上につながる市政運営を行っていただきたいと、このように考えております。 エールを送り、以上で私の賛成討論といたします。
○議長(中澤俊介) 次に、原案に反対者の発言を許します。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(中澤俊介) 次に、原案に賛成者の発言を許します。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(中澤俊介) ほかに討論ありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(中澤俊介) これで討論を終わります。 これから認定第1号について採決します。 採決は、
表決システムにより行います。 出席ボタンを押してください。 認定第1号に対する決算審査特別委員会委員長の報告は認定とするものです。 認定第1号は、決算審査特別委員会委員長の報告のとおり認定とすることに賛成の方は賛成ボタンを押してください。 ボタンの押し忘れはありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(中澤俊介) ないものと認めます。 確定いたします。賛成多数です。 したがって、認定第1号は委員長の報告のとおり認定することに決定しました。 次に、認定第2号について討論を行いますが、通告がございません。 討論はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(中澤俊介) 討論なしと認めます。 これから認定第2号について採決します。 採決は、
表決システムにより行います。 出席ボタンを押してください。 認定第2号に対する決算審査特別委員会委員長の報告は認定とするものです。 認定第2号は、決算審査特別委員会委員長の報告のとおり認定とすることに賛成の方は賛成ボタンを押してください。 ボタンの押し忘れはありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(中澤俊介) ないものと認めます。 確定いたします。賛成多数です。 したがって、認定第2号は委員長の報告のとおり認定することに決定しました。 次に、認定第3号について討論を行いますが、通告がございません。 討論はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(中澤俊介) 討論なしと認めます。 これから認定第3号について採決します。 採決は、
表決システムにより行います。 出席ボタンを押してください。 認定第3号に対する決算審査特別委員会委員長の報告は認定とするものです。 認定第3号は、決算審査特別委員会委員長の報告のとおり認定とすることに賛成の方は賛成ボタンを押してください。 ボタンの押し忘れはありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(中澤俊介) ないものと認めます。 確定いたします。賛成多数です。 したがって、認定第3号は委員長の報告のとおり認定することに決定しました。 次に、認定第4号について討論を行いますが、通告がございません。 討論はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(中澤俊介) 討論なしと認めます。 これから認定第4号について採決します。 採決は、
表決システムにより行います。 出席ボタンを押してください。 認定第4号に対する決算審査特別委員会委員長の報告は認定とするものです。 認定第4号は、決算審査特別委員会委員長の報告のとおり認定とすることに賛成の方は賛成ボタンを押してください。 ボタンの押し忘れはありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(中澤俊介) ないものと認めます。 確定いたします。賛成多数です。 したがって、認定第4号は委員長の報告のとおり認定することに決定しました。 次に、認定第5号について討論を行いますが、通告がございません。 討論はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(中澤俊介) 討論なしと認めます。 これから認定第5号について採決します。 採決は、
表決システムにより行います。 出席ボタンを押してください。 認定第5号に対する決算審査特別委員会委員長の報告は認定とするものです。 認定第5号は、決算審査特別委員会委員長の報告のとおり認定とすることに賛成の方は賛成ボタンを押してください。 ボタンの押し忘れはありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(中澤俊介) ないものと認めます。 確定いたします。賛成全員です。 したがって、認定第5号は委員長の報告のとおり認定することに決定しました。 次に、認定第6号について討論を行いますが、通告がございません。 討論はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(中澤俊介) 討論なしと認めます。 これから認定第6号について採決します。 採決は、
表決システムにより行います。 出席ボタンを押してください。 認定第6号に対する決算審査特別委員会委員長の報告は可決及び認定とするものです。 認定第6号は、決算審査特別委員会委員長の報告のとおり可決及び認定とすることに賛成の方は賛成ボタンを押してください。 ボタンの押し忘れはありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(中澤俊介) ないものと認めます。 確定いたします。賛成全員です。 したがって、認定第6号は委員長の報告のとおり可決及び認定することに決定しました。 ここで暫時休憩します。 休憩 午後1時15分 再開 午後1時16分
○議長(中澤俊介) 再開します。 ここで執行部の入替えがありましたので、ご了承ください。 〇
△請願第4―1号
○議長(中澤俊介) 日程第21、請願第4―1号 「国における2023年度
教育予算拡充に関する意見書」採択に関する請願書についてを議題とします。 初めに、
文教福祉常任委員会委員長の報告を求めます。
稲葉健委員長。 〔
文教福祉常任委員会委員長、登壇〕
◎
文教福祉常任委員会委員長(稲葉健) ただいま議題となっております請願第4―1号、国における2023年度
教育予算拡充に関する意見書の審査における審査の経過と結果を報告いたします。
文教福祉常任委員会委員長、稲葉健。 請願審査は、9月21日に委員会を開催し、審査の過程においては紹介議員及び執行部からの説明を受け、質疑を行い、慎重に審査を実施いたしました。 審査の結果、請願第4―1号は賛成者多数にて採択とすべきものと決定いたしました。 まず最初に、紹介議員に対する質疑を要約して申し上げます。 初めに、この請願者の団体、どういう経緯で結成されたか紹介議員は把握しているか。毎年多分同じ内容で陳情処理されているが、今年はあえて紹介議員がなぜ請願審査をしたかとの質疑に対し、団体の結成された経緯等は把握していない。請願審査とした理由は、やはり今ここで教育のお金を少しでも拡充しない限りは、子供さんの教育が遅れていくということにもなりかねないので、今回は請願と、私がそう思ってやったとの答弁がありました。 次に、保護者の教育負担を軽減するために、義務教育教科書無償制度を堅持することということがあるが、義務教育教科書無償制度に関しては、1969年に完全実施されて以降、政府はこの制度を堅持し、必要な予算を確保している。軽減する、あるいは廃止をするといったことが政府内で検討している事実があるかどうかとの質疑に対し、国のほうでやっているかどうか私は存じ上げないとの答弁がありました。 次に、この請願は県に出すべきものではないかとの質疑に対し、私はここに載っているこれらに関して、拡充が必要だということであれば、こういうものをやっていますよという意味で、これもやる、今やらなければいけないという部分の拡充のお願いなので、国からも予算を出していただきたく、そういう意味で思ってこれは受けたので、県に出すということでなく、あくまでも国に出していただきたいとの答弁がありました。 続きまして、執行部に対する質疑を要約して申し上げます。 保護者の教育負担を軽減するために、義務教育教科書無償制度を堅持するというふうに記載がある。義務教育の教科書無償制度に関しては、1969年に完全実施されて以降、政府はこの制度を堅持し、必要な予算を確保している。減額あるいは廃止を政府が検討している、あるいはどこかでそういう内容が検討されているような情報を聞いているのかという質疑に対し、義務教育教科書無償化に関わる情報は市のほうには入っていないとの答弁がありました。 次に、この請願内容については、当市の大木教育長はもちろん、この請願に賛成の気持ちと理解してよろしいのか。また、印西市P連の会長も、この請願がPTA連絡協議会として出ていることを認識しているのか。これから印西市の学校長会の幹事の校長先生方、教頭会も幹事の教頭先生方、そのほかの先生方はこの文面の請願が市議会に出ていると、そして自分も請願者の一人という立ち位置にいるということは認識していると理解していいのかとの質疑に対し、この請願の要望の項目それぞれを見るといろんな指摘があって、再確認、再認識している。項目については、県に要望するような内容も含めまして、細やかな精査、指摘され、改める部分があるかもしれない。ただし、児童生徒の将来のために、教育のために必要なものは要望していく必要はあると考えている。市教育委員会としても、児童生徒がよりよい教育を受けられるものであれば、それは必要があると認識をしているとの答弁がありました。 最後に、この請願採択及び採択をしないことが、印西市の教育行政に対してどのような影響を及ぼすかとの質疑に対し、この請願による当市のメリットについては、教員の人件費など、2分の1から3分の1になったという経緯もある。国の負担、県の負担で2分の1に戻れば、県のほうもその分教育予算を、また様々な児童のための教材備品や補助、そういう方向で使える可能性もあると考えられる。それが当市におけるメリットと考えるとの答弁がありました。 次に、討論については、賛成、反対ともにありませんでした。 以上をもちまして、
文教福祉常任委員会における審査の経過と結果の報告を終わりにします。
○議長(中澤俊介) これから委員長の報告に対する質疑を行います。 なお、
委員長報告に対する質疑の範囲は委員会の審査経過及び結果に対する質疑に限られますので、ご了承願います。 また、所属委員の質疑は妥当を欠きますので、ご遠慮願います。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(中澤俊介) 質疑なしと認めます。 委員長は、自席にお戻りください。 これから請願第4―1号について討論を行いますが、通告がございません。 討論はありませんか。 まず、原案に反対者の発言を許します。 17番、軍司俊紀議員。 〔17番、登壇〕
◆17番(軍司俊紀) 17番、軍司俊紀です。請願第4―1号 「国における2023年度
教育予算拡充に関する意見書」採択に関する請願に、採択すべきではないという立場で討論させていただきます。 私は皆様ご承知のとおり、
文教福祉常任委員会委員として請願審査に参加し、紹介議員、担当の教育委員会の皆様に質問を投げかけさせていただきました。私は今回の請願項目を読み、多くの項目を含んだ内容がある一方で、名前を連ねる請願者たちが何を求めているのかが分からない、読み取れないまま審査終了まで終わりました。 幾つか私の考えを述べさせていただきますが、まず教員の採用や配置について、国は必要な予算を確保し、法令の整備を行っています。しかし、この請願書では国に改善を求めている。国に対して、2023年
教育予算拡充を求めるほどの削減を現時点で行っているのでしょうか。また、拡充するだけの予算が国にはあるのでしょうか。 ご承知のとおり、5月の連休明けに財務省は、税収で返済しなければならない国の長期債務残高が3月末時点で1,017兆1,072億円になったことを発表しました。18年連続でこの債務残高が増え、初めて1,000兆円を超えています。新型コロナウイルス感染症の対策の財源を確保するため、国債発行を増やしたことが響いているということですが、賢い支出で成長力を底上げしないと、経済が停滞し、税収が増えないまま債務がどんどん膨らんでいくという懸念があります。円高が進む中で、国の長期債務は今の子供たち、未来の子供たちが返していかなければならないものではないか。どこに財源を求め、教育費だけの視点でいいのかという疑問もあります。 請願の内容を改めて見てみますと、明らかな勘違いがあります。先ほども委員長の報告にありましたけれども、そもそも教員の採用や配置が県の教育委員会の所管であって、定員増に見合う職員の採用とか配置ができていないということであれば、それは国の問題というよりも県の問題です。このことは、市から県に対して要望したいと、請願中の質疑で市教育委員会が回答しております。請願の宛先は国ではなく、県ではないでしょうか。 請願書を拝見すると、どうしても国が教育費を削減しているのだ、いくのだというふうに読めます。質疑の際にも申し上げましたが、そんなことは多分ないでしょう。厳しい財政運営の中で、国は教育費も
地方公共団体と協力しながら確保していくというふうに私は思います。 また、私は市教育委員会に聞いてみました。今現在、例えば過去にわたってなのですが、国や県が教育費を削減しますといって印西市に言ってきたことがあるのか、あるとすれば、それによっての影響はやはり多大なものだったと思いますが、市当局として何らかの意見を県や国に出してきたことがあるのかと聞いたところ、市教育委員会からは、例えば補助金事業が3年間補助が出ますよということで、3年後に県からの補助金がなくなるといったことはあるが、特段大きく教育費を削減しますというような通知等情報はないという回答がありました。 また、別の委員からも質疑を通して、請願者として名前を連ねる各団体の構成員である先生方も、この内容を本当に理解していないのではないかといった質疑もありました。その疑義に対して、回答は非常に曖昧なものでした。 私は請願審査を通じて、この請願が1回だけの審議でいいのかという疑問を呈し、継続審議を訴えました。紹介議員に対する質疑を聞いていたら、結構聞いていないとか、存じ上げていないという回答がありましたので、もう一度今日出た質疑について紹介議員から請願者に対して聞き取りを行い、そしてその回答を持ってきていただき、継続して審議をしたほうがいいのではないかということを訴えさせていただきました。白井市では不採択になったという話もあるので、改めて近隣他市の状況であるとか、請願の宛先も間違っているのではないかという疑義を申し上げ、そのため改めて紹介議員に対して請願者の求めることをお聞き取りいただき、審議する委員も理解を深める時間が欲しいという意味で、継続を主張しましたが、私以外の委員は全て継続に賛成しないという立場を取りました。ほかの委員は、それでいいと思ったようですが、私は同意できません。以前も請願審査で壇上より申し上げましたが、請願審査に当たっては内容をしっかりと吟味し、議員同士の対面や義理といったものにとらわれずに、印西市に関わってくることは研究、議論し、総花式に採択すべきではないと私は考えていますので、今回は採択しないという立場を取り、反対討論とさせていただきます。
○議長(中澤俊介) 次に、原案に賛成者の発言を許します。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(中澤俊介) 次に、原案に反対者の発言を許します。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(中澤俊介) ほかに討論はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(中澤俊介) これで討論を終わります。 これから請願第4―1号について採決します。 〔何事か言う人あり〕
○議長(中澤俊介) 暫時休憩します。 休憩 午後1時32分 再開 午後1時32分
○議長(中澤俊介) 再開します。 ここで休憩します。午後2時まで休憩します。 休憩 午後1時32分 再開 午後2時
○議長(中澤俊介) 再開します。 休憩前に引き続き会議を開きます。 これから請願第4―1号について採決します。 採決は、
表決システムにより行います。 出席ボタンを押してください。 請願第4―1号に対する
文教福祉常任委員会委員長の報告は採択すべきものです。 請願第4―1号は、
文教福祉常任委員会委員長の報告のとおり採択とすることに賛成の方は賛成ボタンを押してください。 ボタンの押し忘れはありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(中澤俊介) ないものと認めます。 確定いたします。賛成多数です。 したがって、請願第4―1号は採択とすることに決定しました。 〇
△日程の追加
○議長(中澤俊介) お諮りします。 発委案第1号 国における2023年度
教育予算拡充に関する意見書の提出についてを日程に追加し、追加日程第1として直ちに議題としたいと思います。ご異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(中澤俊介) 異議なしと認めます。 したがって、発委案第1号 国における2023年度
教育予算拡充に関する意見書の提出についてを日程に追加し、追加日程第1として直ちに議題とすることに決定しました。 暫時休憩します。 休憩 午後2時1分 再開 午後2時3分
○議長(中澤俊介) 再開します。 〇
△発委案第1号
○議長(中澤俊介)
文教福祉常任委員会、
稲葉健委員長から会議規則第14条第2項の規定により、発委案第1号 国における2023年度
教育予算拡充に関する意見書の提出についてが提出されました。 初めに、提出者より提案理由の説明を求めます。
稲葉健委員長。 〔
文教福祉常任委員会委員長、登壇〕
◎
文教福祉常任委員会委員長(稲葉健) ただいま議題となっております発委案第1号 国における2023年度
教育予算拡充に関する意見書の提出について、提案理由を申し上げます。
文教福祉常任委員会、稲葉健。 説明につきましては、意見書の朗読をもって代えさせていただきます。 国における2023年度
教育予算拡充に関する意見書。 教育は、憲法・子どもの権利条約の精神に則り、日本の未来を担う子どもたちを心豊かに教え、育てるという重要な使命を負っている。しかし現在、日本の教育は「いじめ」、「不登校」、少年による凶悪犯罪、さらには経済格差から生じる教育格差・子どもたちの貧困等、さまざまな深刻な問題を抱えている。また、東日本大震災、原子力発電所の事故、さらに各地で地震や豪雨、台風などの大規模災害が立て続けに発生した。災害からの復興は未だ厳しい状況の中にあるといわざるをえない。 一方、国際化・高度情報化などの社会変化に対応した学校教育の推進や教育環境の整備促進、さまざまな教育諸課題に対応する教職員定数の確保等が急務である。 千葉県及び県内各市町村においても、一人ひとりの個性を尊重しながら、生きる力と豊かな人間性の育成をめざしていく必要がある。そのためのさまざまな教育施策の展開には、財政状況の厳しい現状をみれば、国からの財政的な支援等の協力が不可欠である。充実した教育を実現させるためには、子どもたちの教育環境を一層すすめる必要がある。 そこで、以下の項目を中心に、2023年度にむけての予算の充実をしていただきたい。 ・災害からの教育復興にかかわる予算の拡充を十分にはかること。 ・少人数学級や小学校高学年専科を実現するため、公立義務教育諸学校の教職員定数を改善する計画を 早期に策定・実現すること。 ・保護者の教育費負担を軽減するために義務教育教科書無償制度を堅持すること。 ・現在の経済状態を鑑み、就学助成や奨学金事業にかかわる予算をさらに拡充すること。 ・子どもたちが地域で活動できる総合型地域クラブの育成等、環境・条件を整備すること。 ・安全・安心で個別最適な学びを実現する施設環境の整備にむけ、
バリアフリー化や、洋式・多目的ト イレ、空調設備設置等の公立学校施設整備費を充実すること。 ・感染症に伴う臨時休校等の様々な措置により、児童・生徒が健康面・学習面で不安やストレスを感じ ることがないよう財政措置を講じること。 ・GIGAスクール構想に伴うICT環境の整備促進のために、財政措置を講じること。 など 国においては、教育が未来への先行投資であり、日本の未来を担う子どもたちに十分な教育を保障することが、国民の共通した使命であることを再認識され、国財政が非常に厳しい状況の中ではあるが、必要な教育予算を確保することを強く要望する。 以上、地方自治法第99条の規定により、内閣総理大臣、財務大臣、文部科学大臣及び総務大臣宛てに意見書を提出するものです。 皆さんのご賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(中澤俊介) これから、ただいまの説明に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(中澤俊介) 質疑なしと認めます。 委員長は自席にお戻りください。 これから発委案第1号について討論を行います。 討論はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(中澤俊介) 討論なしと認めます。 これから発委案第1号について採決します。 採決は、
表決システムにより行います。 出席ボタンを押してください。 発委案第1号について、原案のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを押してください。 ボタンの押し忘れはありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(中澤俊介) ないものと認めます。 確定いたします。賛成多数です。 したがって、発委案第1号は原案のとおり可決されました。 〇
△請願第4―2号
○議長(中澤俊介) 日程第22、請願第4―2号 「
義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書」採択に関する請願書についてを議題とします。 初めに、
文教福祉常任委員会委員長の報告を求めます。
稲葉健委員長。 〔
文教福祉常任委員会委員長、登壇〕
◎
文教福祉常任委員会委員長(稲葉健) ただいま議題となっております請願第4―2号、
義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書の審査における審査の経過と結果を報告いたします。
文教福祉常任委員会委員長、稲葉健。 本請願審査は、9月21日に委員会を開催し、審査の過程においては紹介議員及び執行部からの説明を受け、質疑を行い、慎重に審査を実施いたしました。 審査の結果、請願第4―2号は、賛成者多数にて採択するべきものと決定いたしました。 まず最初に、紹介議員に対する質疑を要約して申し上げます。 初めに、毎年同じ陳情を出してきているが、今年あえて請願とした紹介議員としてはどう考えているのか、あるいは請願団体からはどのように聞いているかとの質疑に対し、国の制度としていろいろやっていかなければならない。その中で、コロナ禍によってGIGA構想であるとか、いろいろな部分の費用が必要になってくる。そうすると、2005年に給与費のみの形で2分の1から3分の1に減らされた経緯もあり、現状国の予算もどうなっているか分からない。今これを言っておかなければいけないと思い、このような形を聞いているとの答弁がありました。 次に、印西市が出さなければならない理由を請願者から聞いているのかとの質疑に対し、県からという形だが、千葉県全体がそういうものを国に出す、その中の一翼を印西市も担う。本来であれば、全国どこに住んでいても同じ水準の教育を受けなければならないし、実際は国の負担割合は3分の1であることで、ばらばらになることはなりかねない。雇うにしても、人件費を減らされることによって、あとは市のほうがその分の負担を負わなければいけないようなことになるのだったら、やはりこれを全部国に対して、市から、県から国へ伝えるべきであり、現状を言うべきである、そういう思いだと聞いているとの答弁がありました。 次に、執行部に対する質疑を要約して申し上げます。
義務教育費国庫負担制度というのは、三位一体の改革の中で税源移譲とも、要するに負担金の削減が行われたというふうに理解している。恐らく小手先でいろいろ削除するということは国はやっているのだろうということは書かれているとおりの経緯だとは思うが、先ほどの紹介議員の認識で、これが削減されることによって市の負担が増えるというような、市の財政状況によってばらつきが出るというようなことを考えていたが、実質的には、市の財政力、負担金の制度の割合が減るとか増えるとかによって、何か要するに市に財政的に負担がかかるようなことは現実的にあるのかとの質疑に対し、義務教育費国庫負担金制度は、教育費の給与費の3分の1が国の負担と認識しているが、それに伴い、3分の2は都道府県あるいは政令指定都市などについてはその限りでないとは考えているが、当市に負担はないと認識しているとの答弁がありました。 次に、討論については、賛成、反対ともありませんでした。 以上をもちまして
文教福祉常任委員会における審査の過程と結果を報告、終わりにします。
○議長(中澤俊介) これから委員長の報告に対する質疑を行います。 なお、
委員長報告に対する質疑の範囲は、委員会の審査経過及び結果に対する質疑に限られますので、ご了承願います。 また、所属委員の質疑は妥当を欠きますので、ご遠慮願います。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(中澤俊介) 質疑なしと認めます。 委員長は自席にお戻りください。 これから請願第4―2号について討論を行いますが、通告がございません。 討論はありませんか。 まず、原案に反対者の発言を許します。 15番、増田葉子議員。 〔15番、登壇〕
◆15番(増田葉子) 15番、増田葉子です。ただいま議題となっております請願、
義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書に関して、このたびは反対の立場を取り、反対の理由を述べたいと思います。
義務教育費国庫負担制度は、請願書でもうたっているとおり、憲法に基づく義務教育の人件費を国庫で負担し、どの地域においても公平に均等な水準の教育を国が保障していくというものであり、我が国の教育制度の根幹的な仕組みの一つであると言えます。 義務教育費国庫負担金は、小泉政権が進めた三位一体改革の中で、税源移譲とともに2分の1から3分の1に減額されたことは、皆さん周知のとおりのことであります。また、この減額によって徐々に教員の非正規化が進み、全体として給与水準が下がり、今日の教員不足を招いた原因の一つであろうと私は考えています。ちなみに、保育行政においても、一般財源化において非正規化、市場化が一気に進んだと考えております。 しかし、今回の請願においては、廃止やさらなる減額から現制度を堅持しようと呼びかけるものであります。それだけでいいのでしょうかという疑問を私は持たざるを得ません。学校の先生は、若者から選ばれない職業になってしまいました。審査の中で、印西市においても先生の配置数は定員に満たされていないという答弁がありました。教員不足によるものであることは明らかです。今私たちが議論すべきことは、現状を堅持することでしょうか。新自由主義に基づく改革がどういう結果をもたらしたか議論し、これからの教育のため、この制度をどうしていくべきなのか、国と地方の関係はどうあるべきなのか、考えていくことではないかと思います。 三位一体の改革以降、毎年この時期に同団体から同趣旨の意見書が陳情されていると思われます。なぜ今年は請願として改めて議論を求めたのかという問いに、紹介議員はコロナ禍を上げました。いまだに収まらないコロナ禍の中、制度の廃止や減額を国が進めているということがあるのでしょうか。私にはそのような危機が差し迫っているとはとても思えません。この時計の針が止まったままのような意見書が今の教育現場を変えていく力になるとは私にはとても思えません。したがって、今回は反対とさせていただくことにしました。 以上です。
○議長(中澤俊介) 次に、原案に賛成者の発言を許します。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(中澤俊介) 次に、原案に反対者の発言を許します。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(中澤俊介) ほかに討論はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(中澤俊介) これで討論を終わります。 これから請願第4―2号について採決します。 採決は、
表決システムにより行います。 出席ボタンを押してください。 請願第4―2号に対する
文教福祉常任委員会委員長の報告は採択すべきものです。 請願第4―2号は、
文教福祉常任委員会委員長の報告のとおり採択とすることに賛成の方は賛成ボタンを押してください。 ボタンの押し忘れはありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○議長(中澤俊介) ないものと認めます。 確定いたします。賛成多数です。 したがって、請願第4―2号は採択とすることに決定しました。 〇
△日程の追加