印西市議会 2009-02-18
02月18日-一般質問-01号
平成21年 第1回定例会( 3月定例会) 平成21年第1回
印西市議会定例会 議事日程(第1号) 平成21年2月18日(水)午前10時開議日程第 1
会議録署名議員の指名日程第 2 会期の決定日程第 3 諸般の報告日程第 4
行政報告日程第 5 一般質問 『
会派代表質問』 自由研究会 22番 板 倉 正 直 正論 11番 齋 藤 光 彦日程第 6 休会の件出席議員(24人) 1番 浅 沼 美 弥 子 2番 雨 宮 弘 明 3番 海 老 原 作 一 4番 海 宝 豊 5番 中 澤 俊 介 6番 橋 本 和 治 7番 松 尾 榮 子 8番 武 藤 邦 芳 9番 上 條 公 司 10番 小 川 義 人 11番 齋 藤 光 彦 12番 増 田 葉 子 13番 山 口 道 博 14番 渡 邊 正 一 15番 金 丸 和 史 16番 板 橋 睦 17番 川 村 一 幸 18番 松 本 隆 志 19番 山 田 喜 代 子 20番 松 本 多 一 郎 21番 勝 田 敏 之 22番 板 倉 正 直 23番 清 水 哲 24番 出 山 國 雄欠席議員(なし)地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名 市 長 山 﨑 山 洋 副 市 長 伊 藤 圭 子 総務部長 大 野 勇 企画財政 梅 北 栄 一 部 長 市民経済 葛 生 行 雄 健康福祉 寺 島 龍 夫 部 長 部 長 都市建設 徳 島 文 男 総務課長 宍 倉 正 勇 部 長 選挙管理 委 員 会 事務局長 財政課長 髙 島 一 郎 企画政策 浅 倉 美 博 課 長 市民活動 山 口 和 善 社会福祉 渡 辺 勉 推進課長 課 長 都市計画 竹 沢 利 夫 課 長 都市建設 部 参 事 事務取扱 教 育 長 小 野 寺 正 教 教育部長 稲 葉 東 治 教育総務 林 順 子 課 長本会議に職務のため出席した者の職氏名 議 会 橋 詰 昌 主 幹 杉 山 甚 一 事務局長 主 査 補 秋 本 康 一 主任主事 木 村 崇 史
△開会の宣告 (午前10時)
○議長(出山國雄) おはようございます。ただいまから平成21年第1回
印西市議会定例会を開会します。 なお、
千葉ニュータウンケーブルテレビから撮影の申し出がありますので、これを許します。 〇
△開議の宣告
○議長(出山國雄) これから本日の会議を開きます。 〇
△議事日程の報告
○議長(出山國雄) 本日の議事日程については、お手元に配りましたとおりです。ご了承願います。 〇
△
会議録署名議員の指名
○議長(出山國雄) 日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第81条の規定によって、12番
増田葉子議員、13番
山口道博議員を指名します。 〇
△
施政方針演説
○議長(出山國雄) ここで、山﨑市長から発言の申し出がありますので、これを許します。 山﨑市長。 〔市長、登壇〕
◎市長(山﨑山洋) おはようございます。議員各位におかれましては、大変ご多用のところ、ご出席をいただきまして、ありがとうございます。ただいま議長から発言のお許しをいただきましたので、平成21年第1回
印西市議会定例会の開催に際し、平成21年度の予算をはじめ、これに関連する議案のご審議をお願いするに当たり、私の市政に関する所信を申し上げ、議員各位をはじめ広く市民の皆様のご理解とご賛同を賜りたいと存じます。 我が国の経済情勢は、世界中に広がった米国発の金融危機により、輸出、生産の大幅な減少や、それに伴う派遣切り等の雇用情勢の悪化またこれらの影響による消費の落ち込み等により、景気の下降局面が長期化、そして深刻化するおそれが強まっております。このように経済の先行きが不透明で、混沌とした社会情勢の中、市民生活にも大きな不安の影が押し寄せていると思いますが、このような時代だからこそ、私が就任以来市政運営の理念としている安心・安全・活力のある
まちづくりがさらに重要なものとなっていることを改めて実感している次第でございます。そしてまた、先人が築いた歴史、伝統文化、豊かな自然環境など印西市の魅力ある地域資源を踏まえながら、当地域の持続的な発展を目指し、さらに希望ある未来を切り開くために、市民の声に常に耳を傾けながら、スピード感をもって困難な課題に対しても果敢に取り組んでまいる決意を新たにしております。 市におきましては、平成22年度を目途に将来都市像を「人と自然が笑顔でつながるまち―いんざい」と定め、
まちづくりを行っているところでございます。平成21年度は、第2次基本計画の4年目となり、目標年次の将来都市像の実現に向けて最終局面に近づくことから、より確実な事業の推進に努力していくと同時に、
次期基本構想基本計画の策定にも本格的に取り組んでまいります。また、並行して印西市、印旛村、本埜村との合併協議におきましても、
新市基本計画の策定が行われますが、この合併協議に際しましては、当地域の将来にわたる住民の利益及び福祉の向上を最優先に考慮し、進めてまいります。さらに、このように大きな転換期を迎える中におきましても、昨年公約をいたしましたさまざまな施策につきましては、各種計画と整合性を図りながら、着実に推し進めてまいります。 さて、平成21年度の
一般会計予算の規模は、対前年度当初予算比で1.9%増の223億円でございます。この増加は、人件費や
扶助費的経費等の義務的経費の増大や
総合体育館、
まちづくり交付金事業等の大型事業の進捗に伴うものが主な要因となっております。また、市の財政は、個人や法人の市民税は増収となりますが、固定資産税の減収により市税全体の収入としてはほぼ横ばいとなる見込みであり、引き続き厳しい状況にあります。平成21年度の予算編成に当たっては、第2次基本計画との整合性を基本に、各事業の実施効果を十分検証し、効率的な事業運営が図れるよう調整を行い、なお一層の行政改革を推進し、
歳入歳出両面からの財政の健全化を図るとともに、市民生活への配慮を最優先に考え、編成したものでございます。なお、平成21年度予算の詳細につきましては、後日予算審議の際にご説明申し上げますので、ご了承願います。 それでは、平成21年度の主要事業の概要につきまして、基本構想の6つの柱に沿って申し上げます。 はじめに、「緑豊かな自然を活かす持続的な
まちづくり」では、
環境基本計画の推進事業といたしまして、
環境基本計画に基づき、環境白書及び
環境行政指針の作成や環境家計簿の普及などを実施し、
環境保全関連事業の計画的な推進を図ってまいります。また、地球温暖化の防止等、環境への負荷低減に資することを目的に、
太陽光発電システム等設置補助事業も引き続き行ってまいります。さらに、
都市公園整備事業といたしまして、
スポーツレクリエーション活動の拠点として整備しております松山下公園の
総合体育館は、平成22年3月の完成に向け整備を進めてまいります。 次に、「互いに支え合い心が通う
まちづくり」では、
乳幼児医療対策事業といたしまして、乳幼児の保健対策の充実及び保護者の経済的負担の軽減を図るため、就学前の乳幼児に対する医療費の助成を引き続き実施するとともに、
子ども医療費助成事業を創設し、医療費助成を小学校6年生まで拡充してまいります。また、
子育て支援拠点事業といたしまして、乳幼児を持つ親とその子どもが気軽に集い、語り合い、交流や育児相談などが行える場として、
総合福祉センターの子どもふれあいセンターにおいては、ひろば型の
地域子育て支援拠点事業を実施し、さらなる
子育て支援環境の充実を図ってまいります。
介護予防事業といたしましては、
高齢者筋力向上トレーニング事業、閉じこもり、うつ、
認知症予防支援事業、
生活機能評価事業などを行い、高齢者が住みなれた地域で生活を持続できるよう支援してまいります。また、
地域福祉づくりの推進といたしまして、福祉の
まちづくりネットワークの充実を図り、
社会福祉協議会、事業者、地域と一体的に地域福祉を推進する体制づくりを積極的に推進し、特に
地域円卓会議が持続的に展開されるよう支援するとともに、現在地域と協働で取り組んでいる災害時等要
援護者避難支援ネットワークの構築を進めてまいります。
健康診査事業といたしましては、39歳以下
コスモス健康診査を引き続き実施し、若い世代からの生活習慣病を早期に発見し、栄養や運動などの生活指導や適切な治療と結びつけることによって、健康管理、健康づくりの推進を図ってまいります。また、
予防接種事業といたしまして、麻しん、風疹発生による
蔓延防止対策を早急に推進するため、市独自に平成21年度の接種対象者を拡大して、麻しん、
風疹予防接種を行ってまいります。 次に、「多彩な産業が育つ活力ある
まちづくり」では、
新規就農促進事業及び
遊休農地解消事業といたしまして、耕作放棄地の活用、解消に向けた具体的な取り組みを示し、
耕作放棄地解消計画を策定し、
遊休農地解消、活用や引き続き
農業版ハローワークを実施しながら、深刻化している農業の労働者不足及び遊休農地の解消に努めてまいります。また、
経済活性化推進事業といたしまして、いん
ざい産学連携センターを拠点とし、企業、大学との連携のもと、市民への
起業支援講座やスキルアップセミナー、起業者等への支援、指導などを引き続き実施してまいります。 次に、「豊かな文化を創造する
まちづくり」では、
小学校施設整備改修事業といたしまして、老朽化した学校施設の耐久性を維持するとともに、快適で安全な学校生活を確保するため、必要な改修工事を行ってまいります。また、教材備品に要する経費といたしましては、
小学校パソコン教室の機器の老朽化に伴い、昨年から2カ年計画によりパソコン及び
プリンター等の入れかえを行い、それと同時に
ソフトウエア等も更新し、よりIT学習に取り組みやすい環境をつくってまいります。さらに、きらり輝く印西の
子供育成事業といたしまして、
小学校駅伝競走大会や子どもの
学び支援事業など、特色ある教育活動を引き続き推進してまいります。また、市民の郷土に対する理解と愛郷心の高揚を図るため、市の歴史的変遷を学術的かつ系統的に記述した
歴史読本刊行のための準備を進めてまいります。 次に、「暮らしやすい都市機能のある
まちづくり」では、防犯対策といたしまして多様化、凶悪化する犯罪を未然に防ぎ、地域ぐるみで安全安心な
まちづくりを目指すため、市内における
犯罪発生情報の提供、防犯灯の整備促進、さらに各駅に防犯カメラの設置等を行ってまいります。また、
地域防災対策といたしまして、
地域防災体制の確立を図り、災害発生時の被害を最小限に抑えることを目的として、
地域防災計画に基づき
自主防災組織の結成促進及び組織の活動を引き続き支援してまいります。続いて、
地域活性化対策といたしまして、はじめに木下駅圏におきましては、印旛高校などの
公共的空地跡地等についてJR木下駅周辺をエリアとした全体的な
まちづくりの中で、その活用案、事業手法等の調査検討を進めてまいります。また、木下駅周辺地域の活性化及び駅利用者の利便性の向上を図るため、地権者の皆様のご協力を得ながら、
北口駅前広場の整備を進めてまいります。次に、小林駅圏におきましては、
小林地区活性化計画に基づき、周辺地域の活性化及び駅利用者の利便性の向上を図るため、JR小林駅の自由通路及び駅舎橋上化の予備設計等、あわせて
南口駅前広場の基本設計に取り組んでまいります。また、
公共下水道施設整備事業といたしまして、
小林市街化区域の汚水枝線の面整備工事を行ってまいります。
道路整備事業といたしましては、小林駅圏と印西牧の原駅圏の連結軸として、市道00―031号線の整備を進めてまいります。また、
千葉ニュータウン地区から松山下公園への
アクセス道路を引き続き整備してまいります。
公共交通網整備促進事業といたしましては、
北総線高運賃対策及び
子育て支援の一環として、
北総線通学定期購入の際の負担軽減を引き続き実施してまいります。また、成田新高速鉄道の整備促進を図るため、事業費の一部を補助してまいります。 次に、「市民と共に歩み育む
まちづくり」では、
市民活動支援事業といたしまして市民活動に関する情報の収集、提供、協働事業の推進等を引き続き行うとともに、市民相互及び団体間の交流をさらに促進するためのイベントを開催してまいります。また、現行の総合計画が平成22年度で終了することから、現在
総合計画策定に係る市民会議など、市民の方々の協力を得ながら進めております
次期総合計画につきましては、社会情勢や市の状況を踏まえつつ、引き続き
市民参加手続をできる限り取り入れ、市民の皆様との協働により策定作業を進めてまいります。また、情報化の推進といたしましては、全庁的なシステムである
庁内情報システムや
文書管理システム等、職員が日常業務で使用する情報基盤として、平成15年度、16年度に整備した機器の老朽化に伴い、パソコンの入れかえを実施いたします。このほか
庁舎耐震改修事業といたしまして、現在来庁者の皆様にご不便をおかけしております市役所の改修工事につきましては、昨年から3カ年計画で行っておりますが、平成21年度は今年度に引き続き
庁舎増築工事と
庁舎事務室内部及び設備の改修工事を進めてまいります。 以上、6つの柱に沿って平成21年度の主要事業並びに施策方針の一端をるる申し上げましたが、そのほか私が当市の最重要課題として取り組んでおります北総線の高運賃問題につきましては、いよいよ平成22年の成田新
高速鉄道開業が目前となり、この開業を大きなチャンスとしてとらえ、何としても高運賃の是正を実現させなければならないと考えておりますので、引き続き積極的に関係機関に働きかけてまいります。 また、病床施設のある救急医療に対応した病院誘致につきましては、皆様のご理解、ご協力により、去る2月6日、千葉県
保健医療計画に基づく
病床不足地域における病床の配分について、印西市に病院開設を計画している
医療法人社団正徳会に対し、要望どおり250床の病床配分を決定したことが千葉県から公表されました。今後は、地元医師会との連携を密にし、当市及び市民の要望が十分に反映された病院整備がなされるよう、協議してまいりたいと考えております。 さらに、印西市、印旛村、本埜村による平成22年3月を期限とする合併の協議についてでございますが、互いに隣接し合うこの1市2村は、歴史的、文化的、経済的にも深いつながりがあり、
千葉ニュータウンという共通の財産を有しております。そして、平成22年には成田新高速鉄道が開業することや、平成25年度で
千葉ニュータウン事業が収束することなど、共通の課題に対し一体的に取り組む必要があること、合併による
スケールメリットがあることなど、総合的に勘案して、この合併が当地域のよりよい
まちづくりと住民福祉の向上につながるものと確信をしております。また、合併協議に際しましては、将来にわたる住民の利益及び福祉の向上を最優先に考慮し、地域資源を最大限に活用して、自立性及び総合性を兼ね備えて北総の中核都市を目指し、この合併を実現させる強い決意で取り組んでまいりますので、皆様のご理解とご協力を賜りますようお願いを申し上げます。 私は、印西市の将来を担う上で、本年は極めて重要な年であると考えております。先ほどから申し上げておりますとおり、平成22年は当市にとって大きな転換期であると同時に、輝く飛躍する年でもあります。この平成22年を迎えるに当たり、合併の協議、総合計画の策定、北総線の高運賃是正、病院の誘致、その他
総合体育館の開館、千葉国体の開催など、大きな課題に対して本年は万全の準備を行うべく、全力で取り組んでまいります。そして、これらの準備を確実に実行していくためには、市役所の全職員が一丸となることはもとより、議員の皆様、そして
まちづくりの主役であります市民の皆様方のご協力が不可欠でございます。100年に1度と言われる金融危機と経済不安の中、10年、20年先の当地域の将来を考えながら、市民の安心安全、そして活力のある
まちづくりに引き続き全力を傾注してまいります。 市民の皆様におかれましても、市民主体の理想のまちをつくるため、行政、市民の枠を超え、印西市に暮らす一人一人が、自分が印西市を支える大黒柱なのだという意識のもと、郷土愛と責任を持ち、ともに誇りある印西市を築いてまいりましょう。 最後に、議員各位並びに市民の皆様に対し、市政へのご支援、ご協力を賜りますよう、重ねてお願い申し上げまして、私の施政方針とさせていただきます。 〇
△会期の決定
○議長(出山國雄) 日程第2、会期決定の件を議題とします。 お諮りします。本定例会の会期は、本日から3月25日までの36日間にしたいと思います。ご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(出山國雄) 異議なしと認めます。 したがって、会期は本日から3月25日までの36日間に決定しました。 〇
△諸般の報告
○議長(出山國雄) 日程第3、諸般の報告を行います。 本日、山﨑市長から議案の送付があり、これを受理しましたので、ご報告いたします。 次に、監査委員から各会計の12月分に関する
例月出納検査の結果の報告がありましたので、その写しをお手元に配付しておきましたから、ご了承願います。 次に、議会活動については一覧表にしてお手元に配りましたとおりです。ご了承願います。 次に、今期定例会の説明員の出席要求を行ったところ、出席通知のありました者の職氏名の写しをお手元に配付しておきましたので、ご了承願います。 次に、 氏から、印西市ホームページの音声読み上げに関する陳情書の提出があり、平成20年12月5日に受理しましたので、陳情第20―10号とし、その写しを配付しましたので、ご了承願います。 次に、 氏から、
現行保育制度の堅持、拡充と保育、学童保育、
子育て支援予算の大幅増額を求める意見書提出を求める陳情書の提出があり、平成21年2月6日に受理しましたので、陳情第21―1号とし、その写しを配付しましたので、ご了承願います。 次に、 氏から、雨宮弘明氏、現
印西市議会議員によるたび重なる監査請求及びたび重なる訴訟のために、印西市が直接的、間接的に支出した費用を明らかにし、印西市民に広く知らせることを求める陳情書の提出があり、2月9日に受理しましたので、陳情第21―2号とし、その写しを配付しましたので、ご了承願います。 次に、先日全員協議会を開催し、附属機関等の委員の選出を行いましたので、その結果を報告いたします。印西市・印旛村・本埜村
合併協議会委員に、
清水哲議員、
松本多一郎議員、
金丸和史議員、
川村一幸議員、
板倉正直議員が推薦されました。 次に、副議長の
清水哲議員を、2月6日、四街道市において開催された
印旛管内市議会正副議長連絡協議会定例総会に、会議規則第159条の規定に基づき派遣したので、報告します。 これで諸般の報告を終わります。 〇
△行政報告
○議長(出山國雄) 日程第4、行政報告を行います。 山﨑市長から行政報告の申し出があります。これを許します。 山﨑市長。 〔市長、登壇〕
◎市長(山﨑山洋) それでは、平成20年第4回定例会以降の主なものについて、ご報告いたします。 12月14日から21日にかけまして、合併に関する状況報告と市民の皆様のご意見を伺うことを目的として、合併に関する
タウンミーティングを市内4つの公民館で開催し、多くの皆様に参加していただきました。 1月10日、
消防出初め式が
西の原地先広場を会場に行われ、消防活動の功労者86名と2団体の表彰を行いました。当日は、寒風が吹きすさぶ中、団員の規律ある行動と
小林小学校少年消防隊による元気ある操法が繰り広げられました。 1月11日、
成人記念式典が
東京電機大学福田ホールを会場に開催され、820名を超える新成人のご参加をいただきました。 1月25日、
北総里山フェスタが
東京電機大学福田ホールを会場に開催され、
堂本千葉県知事とともに出席いたしました。 また、同日、結縁寺を会場に実施した
文化財防災訓練にも堂本知事にお越しをいただきました。 1月27日、千葉県
市長会定例会が千葉市内で開催され、出席いたしました。 1月28日、
北総線運賃問題対策協議会が市役所で開催され、2市2村の首長及び議長と今後の要望活動等について協議をいたしました。 1月28日、
利根川舟運地域づくり協議会総会及び講演会が茨城県潮来市内で開催され、出席いたしました。 2月6日、千葉県
保健医療整備計画に基づく
病床不足区域における病床配分について、印西市に病院開設を計画している
医療法人社団正徳会に対して、要望どおり250床の病床配分を決定したことが千葉県から公表されました。 そのほか市町村合併に関して申し上げますと、広報「いんざい」に2月1日号でもご案内のとおりでございますが、1月9日、臨時議会で
合併協議会の設置に関する議案の承認をいただいた後、同日午後に1市2村首長会議を開催し、正式に印西市・印旛村・本埜村
合併協議会を設置いたしました。その後1月13日に、堂本知事に対し、県の
市町村合併推進構想に新たに印西市、印旛村、本埜村の1市2村の枠組みを追加するよう要望し、1月27日に正式に追加されました。このことにより、今後県の合併支援策などを受ける準備が整いました。また、1月16日には、印西市役所内に
合併協議会事務局が設置され、今月19日に第1回
合併協議会が開催される予定でございます。 以上が主な報告事項でございます。 今議会にご提案をいたします案件は、条例が6件、予算14件、人事1件、その他3件、計24件でございます。それぞれのご提案申し上げましたときにご説明させていただきますので、よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。
○議長(出山國雄) これで行政報告が終わりました。 〇
△一般質問
○議長(出山國雄) 日程第5、これから一般質問を行います。 はじめに、
会派代表質問を行います。 なお、代表質問の質問者の質問時間は、各会派申し合わせの指定時間がございますので、議事進行にご協力願います。 今回通告のありました質問内容に同じようなものが幾つかありますので、前の質問者の質問をよくお聞きになり、重複しないよう、また質問が通告内容から外れることがないようお願いします。 発言につきましては、地方自治法第132条に規定されております品位の保持に努めていただきたいと思います。 自由研究会の発言を許します。質問時間の申し合わせ時間は40分です。 22番、
板倉正直議員。 〔22番、登壇〕
◆22番(板倉正直) 皆さん、おはようございます。22番、板倉正直です。平成21年印西市議会第1回定例会に当たり、会派自由研究会を代表し、質問いたします。 昨年、アメリカのサブプライムローンの破綻に端を発した世界的な大不況は、100年に1度の恐慌とも言われております。そんな中、1月20日にはバラク・H・オバマ大統領が誕生し、不況に対する強い決意の経済政策を打ち出しました。また、世界各国のリーダーたちも経済不況から脱出すべく、さまざまな具体策を打ち出しております。しかし、日本はどうでしょうか。与党も野党も国民のためというより党利党略が先行し、政治家個人の利益追求ばかりに走り、何ら具体策が打ち出せない情けない状況であります。新聞、テレビも毎日のように派遣切りだ、失業者だ、倒産だ、ホームレスだ、その上強盗だ、殺人だと、本当に殺伐とした世の中になったものです。一体日本はどうなっていくのか、心が痛みます。 このような状況の中で、印西市はどうでしょうか。昨年暮れに日経新聞で発表されましたが、市町村の中で第2位の経済状況とか、本当にそうなのか実感はありません。確かに大型量販店や流通搬送関係の会社が入ってきましたが、倒産しそうにない大企業が来たわけでなく、既に破綻し、代がわりしたところもあり、税収の基盤が盤石とは言えません。ここに喜んでばかりいられない状況なのではないかと考えます。市長は、昨年再選され、以前よりさまざまな施策を実行されてきましたが、
まちづくりという点において、私は少なからず疑問を感じております。私の名前は正直と書きます。そういうことで、正しく真っすぐに質問をいたします。 病院問題について質問をいたします。印西市には、平成16年から入院できる医療施設が皆無となり、市民の多くの人々から、市内に入院施設の整った病院がないので困ったと訴えられたので、私を含めた有志による病院誘致をお願いする署名運動をやりました。それで、平成17年9月定例会で、私は病院問題について質問しました。印西市に2、3の病院が進出したことを聞いておりますが、病床数の確保をしなければ、来たい病院があっても建設することができないので、18年度に見直しがあるので、人口6万2,000、交流人口1,200万、そういった印西市に入院できる病院が皆無ということは、緊急医療施設が必要な市なので、行政を挙げて、市長はありとあらゆる政治力を使って、病床の枠を確保すべきだと私は言いました。そして、市長は市民のニーズを把握し、保健医療についての基盤調査を行い、それに基づき医療整備基本構想の策定を考えております。それをもって、県あるいは関係機関に強く働きかけていくと言いました。 私は、18年6月定例会で、今年度はベッド数の見直しの配分があり、何としても印西市に病床数を確保し、実現しなければならないと言いました。5月18日、県より千葉県
保健医療計画の試案が公表され、各保健医療圏における基準病床数において見直し結果が示され、当市を含む印旛山武保健医療圏については352床の基準病床数が不足していると示されたので、知事あてに改めて要望したと市長は言っておりました。私は、病院誘致について訴え、議員発議を起こし、千葉県
保健医療計画における基準病床数の印西市への配分を求める意見書の提出を行い、議員の皆様方の協力を得て県へ要請の運びとなりました。8月27日の全員協議会での報告を聞き、やっとここまでたどり着いたのかという気持ちでした。 しかし、説明を聞いて疑問も多く残りました。2月16日、基本構想を公表し、4月16日に事業者説明会、6月11日から15日までに事業者の提案書を提出させ、7月9日、事業者のヒアリング、そしてその後審査会を3回開いている。病院の誘致は市民の強い要望でもあり、急がなければならないのは当然ですが、それにしても余りにも短期間であったと思います。このスケジュールで事業者はよく提案書を提出してきたと思います。果たして市民にとってよい病院の提案書ができたのかどうかという疑問が残ったわけです。それに事業者にとって都合の悪い、要するに利益の上がらない、もうからない科目はカットされるおそれが多分にあると思います。理由をつけて逃げようと思えば逃げられてしまいます。 そこで、市や市民が最低限の基本姿勢ははっきりさせたほうがよいと思います。オープンしてから、あれがない、これがないでは市民が困るわけで、また当初の診療科目としてあっても、途中で営業的にきついからといって中止されると、一番困るのは市民であります。診療科目の中で報酬の低い科目、例えば小児科また職員の確保等でやめてしまうのが小児救急医療であるということを聞いております。もしこんなことが起こるとしたら、とんでもないことなので、こういうことが絶対にないように話し合ってもらいたいと質問をしております。現在、市が選定したという医療法人正徳会は、新規計画に小児科もなく、また社会問題となっている産婦人科もなく、市行政として初めからこのような法人を選定していること自体がおかしなことだし、今市民の間で正徳会は権利だけとって売ってしまうのではないかといった声すら聞こえてまいります。市民は、早く立派な総合病院ができるのを待ち望んでいるわけであります。裏で変な疑惑と思われるようなことがあっては許されません。私なりに調べたことに正直にお答え願います。 〔「暫時休憩してください」と言う人あり〕
○議長(出山國雄) 暫時休憩します。 休憩 午前10時35分 再開 午前10時36分
○議長(出山國雄) 再開します。 質問どうぞ、板倉議員。
◆22番(板倉正直) 病院問題につきまして、一問一答で質問をさせていただきます。 20年の12月定例会で、板橋議員の質問で正徳会以外の病院開設計画を立てている予定者と会ったことはないかという質問に、正徳会以外の一事業者と会ったような気がすると、名刺を交換した程度だと答弁いたしましたけれども、本当ですか。1度ということで本当でしょうか。
○議長(出山國雄) 山﨑市長。 〔市長、登壇〕
◎市長(山﨑山洋) その記憶が確かか確かでないかということがございますので、事務方に私の来客の記録を調べさせましたところ、1度お会いをしているということでございます。
○議長(出山國雄) 22番、
板倉正直議員。
◆22番(板倉正直) 今、市長、何かちょっとわからないようなことを言いましたけれども、あの比田勝先生が開設準備を進めていた人たちと、市長就任間もなく市長にお会いして、それから2回ほど打ち合わせをやったのではないですか。
○議長(出山國雄) 山﨑市長。
◎市長(山﨑山洋) 比田勝先生という先生は、ちょっと私存じないのですが。
○議長(出山國雄) 22番、
板倉正直議員。
◆22番(板倉正直) 存じなければ結構です。私が病院のことで調べていくうちに、いろいろなことがわかりました。平成14年、印西市役所職員のKを通じて、医療関係に40年携わり、幾つかの病院を開設させ、実績のある人に、印西市に救急病院開設の要請があったそうです。一たんは断ったそうですが、再三の要請によりこれを引き受けることにしたということでございました。この直後、海老原市長を紹介され、印西市には救急病院はなく、病院の誘致は私の念願であり、市民の期待も大きいと言ったそうでございます。なお、市として資金の提供、敷地の提供はできないから、病床も確保していないとのことを言われたそうです。Kの話で、敷地は市内在住の男性の所有の市内市街化調整区域の山林ほか一部農地2万575平方メートル、6,226坪との要望も受けたそうでございます。地主の男性と面談し、売却の意思を確認したそうでございます。その後、市役所会議室において、保健福祉部長、健康管理課長及び担当者と何回も打ち合わせを重ね、市長、総務部長、職員のKも時間の都合で出席していたそうでございます。開設予定者は、この間、市及び市民が求める2次救急の受け入れができる病院医師を決めるべく、大学医学部、病院等に奔走し、あらゆる努力をしたとのことでございました。また、打ち合わせを重ねていくうちに、市の福祉課の人たちの医療に対する知識のなさにはあきれ果てたそうです。しっかり勉強しなくてはだめなのではないですか。 平成16年初めに、海老原市長より自分は体調が思わしくないので、次回の市長選は出馬しない、できないので別の者が出馬するが、病院の件はきちんと引き継いでおくので、引き続きお願いしますという言葉を受けたそうです。そして、選挙の結果は山﨑市長になりまして、その後打ち合わせをしたときに、市長もここで出席しているわけだ。その後打ち合わせをしたときに、よろしく頼む、こう市長が言ったそうです。市長から病院の建物の平面図を2部欲しいと言われ、市長に直接手渡したそうです。1部は議会がうるさくて突き上げ食ってしようがないから、説明に使うからと言ったそうです。もう一部は、県に持っていくとのことであったそうです。そこで、市長にお聞きしますけれども、議会の説明はどうしたのですか、答えてください。
○議長(出山國雄) 山﨑市長。
◎市長(山﨑山洋) 市長に就任当時ですが、総務部長であったと思いますけれども、総務部長から病院の開設をしたいという方がおるのだということで、お会いをしてもらいたいということで、市長応接室だと思いますけれども、その場でお会いをいたしました。名刺交換をさせていただいたということでございます。私のほうからは、市の状況、入院施設がないということなので、ぜひ頑張っていただきたいということは申し上げたと思っております。ただ、許認可につきましてはこれはあくまでも千葉県でございますので、そのことも含めまして頑張っていただきたいということは申し上げたと思っております。 それから、図面等について私はいただいたことはないと思いますが。
○議長(出山國雄) 22番、
板倉正直議員。
◆22番(板倉正直) 図面は、渡した人がちゃんと言っているのです。それで、議会にそれをもって説明するのだと、議会にもさっぱり説明をされていないのだ。それと、これ図面は設計士の意匠権というあれがあるのです。その辺よく、市長は頭いいのだから、人のもの借りて、そのまま借りっ放し、検査もやる、議会にも提出して説明する、おかしいのではないの、もう一回答えてください。借りたものだ。
○議長(出山國雄) 山﨑市長。
◎市長(山﨑山洋) 私自身、その一番最初にお会いしたとき、一番最初というより1度しか会っていないわけでございますが、そのときにお会いしたときにはお預かりしていないと思っております。その後もし事務方でお会いしたということであれば、それはそれでまた話があると思います。それから、図面につきましても私はお預かりしていません。
○議長(出山國雄) 22番、
板倉正直議員。
◆22番(板倉正直) 今、市長何とか言いました。笑わしてはいけない。これは渡した本人も言っているのです、渡したと。あなたに渡したと、それとあなたと3回打ち合わせして会ったと言っているのだ、どうなのだ。
○議長(出山國雄) 山﨑市長。
◎市長(山﨑山洋) 私1回だと思うのですが。それから、図面はお預かりしていないと思います。
○議長(出山國雄) 22番、
板倉正直議員。
◆22番(板倉正直) とぼけているならとぼけていていい。次回打ち合わせのため市役所へ行くと、なぜか福祉部の職員の態度が手のひらを返すように急変し、ぶっきらぼうになったそうです。市長は出席せず、保健福祉部長、健康管理課長、担当者とで行うが、このとき突然病院の設置は市の鎌ケ谷方式で行うとのことを告げられたそうです。今までの苦労は何だったのだろうと唖然としたそうです。あれだけ病院をつくってほしいと言って何回も打ち合わせをしていたのであるから、公募の件は事前に相談してほしかったと言っておりました。あれだけ依頼しておきながら、経費、時間を費やさせておきながら、急に公募だと言い出し態度を一変させた。結局市に利用されたのだと、このように言っております。そこで、急に公募方式を取り入れることになった理由は何なのか、お聞きしたい。
○議長(出山國雄) 山﨑市長。
◎市長(山﨑山洋) 公募のことにつきましては、印西市の医療整備基本構想を受けてということでございますので、その辺の手続等につきましては、担当部長から説明させます。
○議長(出山國雄) 寺島健康福祉部長。
◎健康福祉部長(寺島龍夫) これは時期的にちょっとあれかもしれませんけれども、18年10月に計画書を2事業者出されたと思います。そのときに医療整備基本構想を作成するということで、うちの市のほうでもやっておったことは、もう議員の皆様方もご存じのことだと思います。その中で、県のほうでも熟成度を高めないとだめだというようなお話がありました。それで、その基本構想をもって、当然基本構想をつくりますので、公募という形をとらざるを得ないということでございますので、そういう今まで話してきた経過はそれだけでございます。
○議長(出山國雄) 22番、
板倉正直議員。
◆22番(板倉正直) こういう公募にする場合は、ちゃんと議会に事前に諮って、みんなにある程度了承されるのが当たり前ではないのですか。もう一回答えてください。
○議長(出山國雄) 寺島健康福祉部長。
◎健康福祉部長(寺島龍夫) これはもう何回も申し上げますけれども、県のほうでその熟成度を高めるということでは何をしたらいいのかと、まずはそれは基本構想をつくるべきだということで、市民の皆様方の意見をもとにした基本構想をつくります。その後は、その基本構想にのっとった病院の誘致をするということですので、これは当然公募という形で出てきたということでございます。
○議長(出山國雄) 22番、
板倉正直議員。
◆22番(板倉正直) そこで、公募する条件の意味がわかりますかと聞いたそうです。鎌ケ谷市は既に県から248床の病院の許可を得ているから公募したのであって、印西市は病床数の許可も得ておらず、助成金等の資金の提供もなく、敷地の提供もましてやないのです。病院の開設許可は、これは本当は県がするのであって、市ではないので、公募する意味が理解できないと反論したそうです。とにかく公募をすることに決まったのでと、淡々と冷ややかに繰り返すのみであった、こういうことだそうです。お役人の冷酷さを深く感じたそうです。結局公募は市長の意見を書くための名目であり、市当局の無知さが歴然としていると、このように言っております。このころ某建設会社から、木下駅近くに鹿島建設の施工で病院建設をするうわさが出ていると耳にしたそうです。それでも、その後何回か保健福祉部に行き、窓口での立ち話程度で終わったそうでございますけれども、ある日市役所玄関ホールで偶然職員のKと出会い、公募の件を話し出すと、Kは大丈夫ですと、おたくのほうになりますと言ったそうです。平成18年6月30日、県より千葉県
保健医療計画に沿って平成18年3月31日に現在の基準病床数が公示され、印旛山武医療圏は352床不足と公表されたそうです。そこで、比田勝開設予定者、この2次救急病院として240床の希望で県と協議に入ったそうです。 平成18年8月17日、改選の医療審議会病院部会において了承されて、県から同年9月22日付で要望調査票と病院開設計画書が届き、直ちに要望調査票を提出しまして、10月26日に病院開設計画書を提出し、受理されたそうです。追って行われるヒアリングに間に合わせるため、病院開設計画書を添付して、市長意見書を交付してもらうために保健福祉部に依頼したそうです。11月13日付で市長意見書の交付を市役所保健福祉部で受け取ったそうです。当該意見書を受け取り、その場で読んだそうです。この意見書では、県の開設許可はおりませんと告げると、市はこれ以上の文書は書けないと言われたそうです。そこで、市長にちょっと聞きますけれども、印西市に入院できる病院がないので、海老原市長時代より内々で病院誘致を進めており、それを山﨑市長が引き継ぐ格好になり、市長から何とか病院開設を頼むと言われ、3回ここでやっているそうです。3回一緒に協議したと聞いております。それが急に手のひらを返したように、公募にするからと、印西市医療整備基本構想の策定作業を進めているところであるという理由をつけて、市長は県へ出す変な意見書を書き、この開設希望者を排除する意図があったように思えるが、そうでなかったのか、それを聞きます。
○議長(出山國雄) 山﨑市長。
◎市長(山﨑山洋) 市長になってから、県にもこういうことで印西市に病院がないという実情は窮状と申しますか、それを訴えてお願いをしておったところでございますが、事務方からも先ほどお話のとおり、千葉県の指導と申しますか、印西市として病院を誘致をしたいということに対する熟度を高めなければだめだというような話があった。その中で、ならば印西市としては印西市の医療整備に対する基本構想もございませんので、それからつくらざるを得ないということで、基本構想を作成をするという手はずをとったことでございまして、そのことにつきましては議会の皆さんにもお話をさせていただいたと思っております。その手はずどおりに進めていったことでございますので、あえてどの業者をどうの、あるいはまたその排除と、そういうことは一切ございません。
○議長(出山國雄) 22番、
板倉正直議員。
◆22番(板倉正直) 当日、当初から職員のKがかかわっていたため、Kに携帯電話で面談したい旨を連絡すると、今日は夜は公民館にいるからとのことで、夜7時から8時ごろに公民館に行き、この意見書を見せて市長に進言してもらうよう頼んだそうです。市長の考えだから仕方がないと、そっけない返事で見事に裏切られたと言っておりました。11月14日、県のヒアリングが行われ、その結果この意見書を提出することになったそうです。その結果、草深地区に計画したのは印西市には許可されず、富里市の徳洲会に許可されたそうです。聞くところによると、三権の長をやった大物の人物がいろいろ裏で動いたという話をしております。そこで、市長にお聞きしますが、大物の人物より今回は富里市の徳洲会に何とか先に譲ってくれというような働きかけはなかったのか、お聞きしたい。
○議長(出山國雄) 山﨑市長。
◎市長(山﨑山洋) 私にはそのような働きかけは一切ございませんでした。
○議長(出山國雄) 22番、
板倉正直議員。
◆22番(板倉正直) なかったのなら結構ですけれども、富里市へ許可された徳洲会は、許可されてから2年以上経過しているのに、いまだに工事に着手しておりません。許可を得てから半年以内に工事に着手しなければならない規則になっているそうですけれども、これは問題にしなければならないと思います。県も県です。印西市は入院できる病院のない緊急医療地域に指定しておきながら、大物の力が働いてねじ曲げられてしまったのだとしたら、そういうちまたの声が耳に入ってくるのです。このようなことが本当だとしたら、これは許しておくべきではないと思います。県にも許可した私は責任があると思います。もし印西市に許可がおりていたとしたら、240床の総合病院が20年11月ごろにオープンできたと言っております。翌19年3月、県の医療整備課に行って聞くと、病院設置の強い要望の意見書を市長が書いていれば、今回は印西市に許可されたとのことで非常に残念だったと、このように言っております。 同時に、当時の医療整備課の課長は、印西市長はよほどどうかしたばかだと、はっきり言ったそうです。19年3月、市長室で市長と面談し、市長がどのような考えなのかただしたが、顔を見られず天井ばかり見詰めて、ただただ市の医療整備計画で公募するの一点張りだったそうです。初めの計画はあきらめ、再度計画を練り直し、250床の立派な総合病院を計画をし、敷地も3万9,000平方メートルの広大な土地を所有者らと見通しをつけて、2次救急医療のできる、ヘリポートを兼ね備えたすばらしい内容となっている計画書を県の医療整備課へ提出したそうです。平成20年度の意見書を印西市役所へ取りに行ったとき、健康福祉部長が18年度のときに自分は富里市へ徳洲会の手伝いに行っていたといったことを2人でいたときに聞いたそうです。印西市に入院できる病院が1施設もない、率先して病院誘致しなくてはいけない立場の者がとる行動ではない。よっぽど頭がどうかしていると私に話されました。そこで、市長にお聞きしますけれども、健康福祉部の職員を富里市が開設予定していた徳洲会へ手伝いに行ってこいと命令をしたのかどうか、お聞きしたい。
○議長(出山國雄) 山﨑市長。
◎市長(山﨑山洋) そういうことはありません。
○議長(出山國雄) 22番、
板倉正直議員、どうぞ。
◆22番(板倉正直) これが事実であったとすれば、これは市民を裏切る大変な背信行為だと思うのです。事実でなければ結構ですけれども。当初の病院計画の地主である男性が、当該土地の売却が済んだら職員のKに3,000万円のお礼、手数料を払うことを約束し、それを知った不動産屋をいろいろとやっている女が、3,000万円のうち800万円分けろという話になっていたことを暴露したそうです。私もその話を聞いてびっくりしました、事実。うそであればいいのだと、このように思います。市長は、この手数料3,000万円の話、聞いておりませんか。
○議長(出山國雄) 山﨑市長。
◎市長(山﨑山洋) 全く聞いておりません。
○議長(出山國雄) 22番、
板倉正直議員。
◆22番(板倉正直) よく調べてください。やらなければ、法的に専門機関が調べに入ると思いますので、それだけ言っておきます。それで、市長にお聞きしますが、市長と何回かの打ち合わせの後、地主の男性に対し、おたくの土地で必ず病院の建設をするからと約束したということを聞いておりますが、市長はそのような約束をしたのかどうか、その辺をお聞きしたい。
○議長(出山國雄) 山﨑市長。
◎市長(山﨑山洋) 約束しておりません。
○議長(出山國雄) 22番、
板倉正直議員。
◆22番(板倉正直) これも約束したと聞いております、私は。 氏なる者から連絡がありまして、職員Kの奥さんの経営している飲食店で、土地の件について話し合いをしたいとのことで、当店に出向いたそうです。そこで、土地の売買代金はいつ払うのかと聞かれ、まだ病院のベッド数が公表されていなくて開設許可申請もできないので、もう少し時間がかかると返答したとのことでございます。印西市で公募のための説明会が行われるとの情報を得まして、県医療整備課に行き説明会のことを聞くと、開設許可するのは県であるので、何のために説明会をするのだろうと不審がったそうです。それでも聞いたほうがいいと思えば、とりあえず行ってみたらどうですかと、こう言われたそうです。ただし、意味がないですと言って笑っていたそうでございます。まだ、印西市は何もわかっていないのだと思ったり、それに裏に何かおかしなことを考えているのかと思ったりもしたそうでございます。 それで、とりあえず説明会に出席し、説明を聞いたそうです。千葉県内の医療法人であること、敷地は市街化区域であること等のとんちんかんな説明に終始し、出席者からの質問に返答するにもたじたじであったそうです。出席者25、6人、ほぼ全員が市は病院医療の知識や経営がわかっていない。こんな条件では開院してすぐに倒産してしまうと、説明会を終わった後言っていたそうです。どこかの医療機関との出来レースではないかと、やっていられないとぶすぶす言いながら苦笑して退席していったそうです。確かにこのころ某代議士と市長とで鹿島建設が連れてきた医療機関で決めるようだとのうわさが広がっていたことを話してくれました。 とりあえず無駄かもしれないが、市の公募に応募してみようと書類を提出し、健康福祉部はこれに受理印を押して受理したそうです。それにもかかわらず、帰宅すると電話で健康増進課長から法人ではないとのこと、市街化調整区域であるので、提出書類を送り返すと言ってきたそうです。そこで、法人のことをどういうことなのだと問うと、法人は株式会社、有限会社、学校法人、宗教法人、社会法人でよく、医療法人であればなおよいと、わけのわからないことを言ったそうです。そこで、市長にお聞きしますけれども、今言ったようなことで、チェックしてふるいにかけて、提出書類を送り返してしまう市がどこにそういった権があるのですか。
○議長(出山國雄) 山﨑市長。
◎市長(山﨑山洋) このことにつきましては、実務的なことでございますので、担当部長から答弁をさせます。
○議長(出山國雄) 寺島健康福祉部長。
◎健康福祉部長(寺島龍夫) 私も今の話を聞いてちょっとびっくりしておりますけれども、そういったようなことがあったということ自体はちょっと把握はしておりません。ですから、書類を普通県のほうへ出す書類であればうちのほうへは県から、県のほうで受け付けましたという、それから今度意見書を下さいという話ですので、うちのほうで返すということはあり得ないと思います。この病院開設の計画書については、今回もそうですけれども、前回のときもやはり計画書は県のほうに上がっているわけですので、今議員がおっしゃられる事業者のもう一つ上がっていますので、2者県のほうには開設の申請は上がっていることは皆さんご存じだと思います。それで、市としては同じ意見書をお出しして、県のほうにはお出ししたということも、これもこれまでずっと言っているとおりでございます。
○議長(出山國雄) 板倉議員、切りのいいところでひとつお願いします。
◆22番(板倉正直) ただいま部長がびっくりしたと、こういうことを言われましたけれども、私もびっくりしているのです、部長以上に。そもそも県が許可を判断するのではないのですか、これは。印西市にそんな権がありますか、いろいろああでもない、こうでもないとやる。受け付けは県ではないのですか、もう一回答えてください。
○議長(出山國雄) 寺島健康福祉部長。
◎健康福祉部長(寺島龍夫) 開設のほうの受け付けは県でございます。
○議長(出山國雄) ここで休憩します。 11時25分まで休憩します。 休憩 午前11時3分 再開 午前11時28分
○議長(出山國雄) 再開します。 休憩前に引き続き会議を開きます。 自由研究会、
板倉正直議員の質問の発言を許します。 22番、
板倉正直議員。
◆22番(板倉正直) 今まで申し上げましたこういうことなので、初めから出来レースでは、わけのわからない市を相手にしてもしようがないので、本来開設許可の手続に従いまして県と協議をして申し込んだそうでございます。平成20年千葉県
保健医療整備計画に沿って、平成19年3月31日現在の基準病床数が公示され、印西市の医療圏である印旛医療圏では386床の不足と公表をされたそうです。これに基づきまして、平成20年9月中旬に県より要望調査票及び病院開設計画一式が届きまして、同年9月30日要望調査票を提出し、これは受理されたそうです。同年10月31日、病院開設計画を提出、受理され、同年11月25日にヒアリングを行うとの通知があったそうです。ヒアリング当日提出するため、印西市に市長意見書の交付を依頼し、11月1日付での意見書を市役所健康福祉部福祉課にて受け取ったそうです。そこで、病院開設予定地が市街化調整区域であるため、平成22年までに着工不可能との理由で、当計画にはサインできないとの意見書であったそうです。この意見書に対しての反論を県に提出をいたしまして受理されたそうです。そこで、市長にお聞きしますけれども、市街化調整区域だからどうだとか、こうだとか、いろいろと許可されないがごとく言っていたようでございますけれども、病院のような社会的に住民の必要な公共性の高いものは、市街化調整区域でも場合によっては許可されるのではないですか。どんな法律があるのですか、それを許可されないなんて。どう考えても、一方を排除して、もう一方の正徳会に何とか県の許可を取らそうと働きかけているとしか私は思えてなりません。市長の本心、どうなのか、お聞きしたい。
○議長(出山國雄) 山﨑市長。
◎市長(山﨑山洋) 市街化区域と市街化調整区域のことにつきましては、法律的な解釈等もございますので、担当部長からご説明させてもらいます。
○議長(出山國雄) 寺島健康福祉部長。
◎健康福祉部長(寺島龍夫) まず、平成18年に都市計画法が改正されましたと、市街化調整区域における開発行為が厳しく制限されることになったということはご存じのとおりだと思います。改正前は、医療施設につきましては公益上必要な建築物として適用除外の扱いで開発許可不要でありました。改正後は、医療施設も開発許可を必要とすることとなっております。また、医療施設の開発許可手続につきましては、都市計画法第34条第14号の規定によりまして、都道府県知事が開発審査会の議を経て、開発区域の周辺における市街化を促進するおそれがなく、かつ市街化区域内において行うことが困難または著しく不適当と認められる開発行為のみ許可されるということになっております。このことから、許可される場合であってもいろいろ相当な期間を要するというように考えているところでございます。今回の千葉県
保健医療計画におけます不足病床数の配分の考え方で示されております平成22年度までの間に整備または確実に着工が見込まれる熟度の高い病床整備計画の施設のみ配備を行うと、これは県のほうで言っているとおりでございますので、こういった考え方をもちましてそういった意見書にさせていただいたということでございます。
○議長(出山國雄) 22番、
板倉正直議員。
◆22番(板倉正直) 18年に法改正されたのは私も承知しておりますけれども、病院とか、そういう公共性の高いものは市街化調整区域でも許可は申請されなくても許可されたわけなのです。それで、18年の改正によって、それは許可申請をしなくても、そういう手続しなくても調整区域でもできたのを、改正された後は絶対にできないということではないのです。それは申請されて県が認めれば許可されるのです。それをあたかもこうだ、ああだと言って、絶対にここはできないがごとくやっている自体がおかしいのではないかと、こう言っているのです。もう一回答えてください。
○議長(出山國雄) 寺島健康福祉部長。
◎健康福祉部長(寺島龍夫) 絶対にできないという意見書ではございません。今申し上げたとおりで、内容でございます。
○議長(出山國雄) 22番、
板倉正直議員。
◆22番(板倉正直) では、絶対ではないのですね、わかりました。 医療法人正徳会が県に提出した計画書には、敷地の地番、面積を特定し、記入してあるが、一方の病院開設予定者が県にこれは聞いたそうです。県からURへの問い合わせによりますと、URは正徳会と売買及び賃貸の契約、売り渡しの約束は一切していないとのことです。私もこの間URへ行ってきました。一切そういう予定地、21地区云々だと、別所地区云々だと、一切そういう売買の話も確約も何もしておりませんと、URではっきり言っていました、課長が。こういう話を聞いていないとのことでございます。この計画書の記載事項は、私は虚偽ではないのかと、こんなように私が聞いた人が話しておりましたけれども、そこで市長にお聞きしますけれども、市が選定した正徳会の開設予定地、場所について市議会にニュータウンの特定の場所はここだとはっきり説明できないのは何ですか。それに予定地の確約書、これどうなっていますか。確約書をつけて申請するのではないのですか、正徳会はどのようになっているの、確約書もなくて申請できるの、市長、答えてください。
○議長(出山國雄) 山﨑市長。
◎市長(山﨑山洋) 私は、その申請書類については目を通しておりません。というのは、ましてその場所等については私自身大まかな場所等については報告は受けておりますけれども、ここだというような形で指示をされたということについては報告を受けておりません。それから、このことについての審査につきましては、千葉県のほうで審査をしていただいたものと思っております。
○議長(出山國雄) 22番、
板倉正直議員。
◆22番(板倉正直) 市長、笑わせてはいけない。市が選定した正徳会だ、市の代表たるものが目を通していないなんて、そんなばかな話あるか、おかしいのではないか、何やっているのだ。おかしいと思わないか、目を通していないなんて。もう一回言ってみろ、ちゃんと。
○議長(出山國雄) 山﨑市長。
◎市長(山﨑山洋) 細部については確認をしておりませんということで、申し上げたとおりでございます。
○議長(出山國雄) 板倉議員、品位の保持に努めてください。 22番、
板倉正直議員。
◆22番(板倉正直) 余りにも市長たるものが目を通していない云々だという、そういう責任感のない、そういう市長の発言に対して私も語尾が高くなります。これは市民がいい病院を望んでいるのです。その確約書もあやふや、裏で何があるのだかわからないけれども、それだけ言っておきます。 この印西市が選定した医療法人正徳会は都知事許可の医療法人であり、2つ以上の他県に施設を設置する場合、厚生労働大臣の許可、法人、通称広域医療法人でなければならないのに、そもそも印西市が募集かけた時点で応募に参加し、資格がないわけで、また県の医療整備課での認可事項であるのを印西市が募集をかけたこと自体、私はおかしく思っています。そこで、お聞きしますけれども、この募集は無効なのではないですか、お答えください。それに、この法人を選んだ市当局に私は責任あるのではないかと、今まで公募だ公募だと、私はそれを信じていました。2つを選んで1つにした。裏にいろいろあったのではないのですか。隠していたのではないの、許されません。市当局に私は責任あるのではないかと思われますけれども、その辺もどうなのか、市長、はっきり。ではなかったら部長、はっきり。市長、とりあえず答弁してください。
○議長(出山國雄) 山﨑市長。
◎市長(山﨑山洋) 市のほうとしては、あくまでも県の指導の中で、その熟成を高めなさいということでの一つの手段として行った行為でございますので、ご理解をいただきたいと思いますが、その手続等につきましては部長から答弁させます。
○議長(出山國雄) 寺島健康福祉部長。
◎健康福祉部長(寺島龍夫) 広域医療法人の関係でお答えさせていただきます。 広域医療法人の取得につきましては、まず広域医療法人の申請をするため、正徳会のほうではこの3月に
医療法人社団正徳会の社員総会におきまして、定款変更の合意を得ると、その後5月ぐらいに東京都、それから6月に厚生労働省の関東信越厚生局へ申請をすると、それから8月ぐらいには法人の定款変更許可が完了する予定ということで伺っているところでございます。これは一連の手続を経まして、広域医療法人を取得していくということでございます。この件につきましては、当然のことながら県のヒアリングでも確認をしているものというように思っております。
○議長(出山國雄) 22番、
板倉正直議員。
◆22番(板倉正直) 私先ほど言ったように、この許可は県の医療整備課、医療審査会、そういうところで判断するのであって、今市長が熟成を高めるためにいろいろやったと言いますけれども、それが不透明で正徳会、医療法人の要するに資格もない、それで説明のときには千葉県の医療法人、千葉県の人にやっていただくのだというようなことをもうちゃんと説明書の中に出ているのではないですか。そういうことを言っていながら、他県にまたがってやる場合は広域医療法人とらなくてはいけないわけです。その辺のところをこれからちょっと言わせてもらいますけれども、この20年12月定例会での板橋議員の一般質問で健康福祉部長の答弁では、開設許可がおりるまでに広域医療法人の許可をとっていればよいとのことを言っていました。私がこう調べた限りでは、そう簡単に許可はとれないそうです。まず、正徳会は都知事許可であるから定款変更して、新設の施設について東京都で許可され、その後厚生労働省に東京都から回され、厚生労働大臣の許可を受けるもので、おおよそ1年ほどこれはかかるそうです。また、その添付書類は新施設の診療科目、従業員の定款、敷地及び建物の構造、設備の概要を記載した事項、敷地のところなんかちゃんとなっていないのではないですか。設立後2年間の事業計画及び予算書等々の書類を添付しなければならないと、こういうようなことなのです。敷地も確約も何もできていない、医療法にも広域医療のあれもとっていない、こんなの受け付けている自体がおかしいのではないか。 正徳会は、URから聞くところによりますと、前途のように敷地の地番、面積の特定すらできていないことだけでも、到底広域医療法人に許可されるのは不可能であると、私はこういうように思っています。ちなみに、広域医療法人は徳洲会と非常に数少ないとのことです。例えば、板橋中央病院のような、これ今15、6カ所でやっています。それから、上尾中央病院、戸田中央病院、これらも15、6やっている大きな病院です。このような同様な病院であるそうですけれども、この大きなこういう今言った病院ですら広域医療法人、そう簡単に許可は出ないそうです。初めから資格のない正徳会を市は選定し、市民のためになる病院、一番よい病院はどこなのか、市民のことを考え、公平にやるのが市長であって、行政ではないのですか。1つは公募だといって選定した正徳会、一方の平原クリニック、昨年12月定例会で板橋議員の質問でわかったわけで、こちらは県へ申請を出していたそうで、その許可であるのを市行政が一方に肩を持ってやってきたこと自体、私は不信として言わざるを得ません。 市長に、それでちょっとお聞きしますが、ちまたでは大物代議士が動いたとか建設が動いているとか、大物生コン屋が動いたとか、いろいろ話が飛び交っています。これらの人とか、また正徳会と裏で変な癒着はないでしょうね、癒着があったら大変だ、ないでしょうね、なければ結構ですが、私はこの疑念を抱かざるを得ません。はっきり答えてください。
○議長(出山國雄) 山﨑市長。
◎市長(山﨑山洋) そのようなことは一切ございません。
○議長(出山國雄) 22番、
板倉正直議員。
◆22番(板倉正直) なければ結構です。
○議長(出山國雄) 時間の配慮をしながらお願いします。
◆22番(板倉正直) この正徳会が公募で選ばれたときに、我々のだれもが大丈夫かと不安に思ったことは、資金計画、私も質問等でこれやったと思います。果たして本当にせいぜい中規模の病院にファンドがつくか、投資家がいるのかという点でした。前にも言ったと思いますが、総合病院の経営上の分岐点は250床で、それ以上でないと利益は出ないと言われております。今、病院経営はもうからない業種の一つで、銀行も金を出さない最悪企業と言われています、これは。それで、お聞きしたいのですが、これに金を出す人が本当にいるのか、至急正徳会に対して資金計画を具体的にオープンさせるのは当たり前ですが、県医療整備課へ提出をした資金計画書はしっかりしたものなのか、これ確認されていますか、その辺お聞きします。ただあやふやにでは困りますから、どうぞ。
○議長(出山國雄) 寺島健康福祉部長。
◎健康福祉部長(寺島龍夫) 正徳会のほうへこの病院開設計画に対する資金計画等につきましての御答弁をさせていただきますけれども、今やっている東証一部、それから大証一部の上場企業ということで、銀行、証券リース、保険を営む総合金融グループが資金調達を確約するというように聞いておりますので、問題ないというように考えております。
○議長(出山國雄) 22番、
板倉正直議員。
◆22番(板倉正直) 東証一部、それから何かいろいろ損保だ生保だ、やれ何だ銀行だ、どこの機関ですか、はっきりしてください、それ。
○議長(出山國雄) 寺島健康福祉部長。
◎健康福祉部長(寺島龍夫) それは今はまだちょっとお名前は伏せておいてほしいということでございますので、ご理解いただきたいと思います。
○議長(出山國雄) 22番、
板倉正直議員。
◆22番(板倉正直) 大変不透明です。もうここまで来て、そういうファンドの名前すら出せない、あやふやな、そういうこと自体が不信を買っているのです、言っておきますけれども。 それから、中央駅の北側にたしか2万5,000平方メートルぐらいの病院予定地、確保されていたのですが、そこの聞くところによると、印旛村にある北総病院の分院を要望していたような話もちらり聞いておりますけれども、その辺はどうなのでしょうか、ちょっとその辺答えてください。
○議長(出山國雄) 寺島健康福祉部長。
◎健康福祉部長(寺島龍夫) そういったお話は聞いておりません。
○議長(出山國雄) 22番、
板倉正直議員。
◆22番(板倉正直) この県医療整備課の関係者と印西市の健康福祉部の職員らで、19年10月に千葉市の飲食店で食事をしたような話を耳にしておりますけれども、これは本当でしょうか、どうなのですか、答えられますか。
○議長(出山國雄) 寺島健康福祉部長。
◎健康福祉部長(寺島龍夫) ちょっと確認をさせていただきますので、時間調整いただけますでしょうか。
○議長(出山國雄) 22番、
板倉正直議員。
◆22番(板倉正直) なければない、あったならあった、それで結構です。
○議長(出山國雄) 部長、それはどうですか、それを確認するということ。
◆22番(板倉正直) だれに確認するのか。
○議長(出山國雄) 暫時休憩します。 休憩 午前11時48分 再開 午前11時50分
○議長(出山國雄) 再開します。 ただいま部長のほうから、ちょっと確認中ということでございますので、ここで休憩します。 1時まで休憩します。 休憩 午前11時50分 再開 午後1時
○議長(出山國雄) 再開します。 休憩前に引き続き会議を開きます。 自由研究会、
板倉正直議員の質問に対する執行部の答弁を求めます。 寺島健康福祉部長。
◎健康福祉部長(寺島龍夫) ご質問にお答えをさせていただきます。 事実があったかどうかということでございますけれども、確認しましたところ事実はございました。そういった事実はありました。
○議長(出山國雄) 22番、
板倉正直議員。 板倉議員、時間の配慮をひとつよろしくお願いします。
◆22番(板倉正直) 事実がないというようなことでございますけれども…… 〔「あったのだ」と言う人あり〕
◆22番(板倉正直) 事実があった、事実がありました。わかりました。事実があったそうでございますけれども、役所を2年前ほどに退職したS氏のもとに、飲食した職員が行って、これどうしたらいいのだろうかと、心配だと、教えてほしいというように相談に行ったようなことを耳にしておりますが、これは本当ですか、何が心配なのですか。
○議長(出山國雄) 寺島健康福祉部長。
◎健康福祉部長(寺島龍夫) そういった事実は私どもでは把握はしておりません。
○議長(出山國雄) 22番、
板倉正直議員。
◆22番(板倉正直) 把握はしていなければ結構ですけれども、私はそのように聞いております。それに富里市のT氏が市長のところへ1月16日に来ていませんか。病院の件は公平にやりなさいと言われませんでしたか。それに裏で大きな組織が動いているから、注意したほうがいいと警告されませんでしたか、お聞きします、市長に。
○議長(出山國雄) 山﨑市長。
◎市長(山﨑山洋) T氏という人がどういう人かはちょっと認識があれなのですが、1月のときに富里市の高橋さんという方がお見えになったことは事実でございます。
○議長(出山國雄) 22番、
板倉正直議員。
◆22番(板倉正直) それに大手生コンの人物も印西市に来たように聞いております。市長に会いに来られておりませんか。市長にお聞きします。
○議長(出山國雄) 山﨑市長。
◎市長(山﨑山洋) 生コンの会社の方という方があいさつにはおいでいただいたことがあります。ちょっとその日にち等については記憶は定かではありませんが、確かにお会いしております。
○議長(出山國雄) 22番、
板倉正直議員。
◆22番(板倉正直) もう一度確認しますけれども、会ったことないですか、生コンの…… 〔「あると」と言う人あり〕
◆22番(板倉正直) ある、あるなら結構です。終わりました。 最後になりますけれども、この市民が待ち望んでいるのは立派な総合病院でありまして、印西市が選定した正徳会は広域医療法人の資格のない、初めから参加できない医療法人を選んだこと自体間違っている。そして、正徳会は外来は受けない、小児科はやらない、社会問題となっている産婦人科もやらない、救急患者は近くの北総病院、それに八千代市の女子医科大ですか、連携して回す、この間の12月定例会でもこんな話やっていました。これでは緊急医療もできないではないですか。そういうリハビリ病院にすぎないと思います、こういう正徳会は。そういったリハビリ病院は市民は望んでいません。こんな病院は、私はお断りしたいと思います。言っておきますけれども、天はちゃんと見ています。「天網恢々疎にして漏らさず」という言葉あるでしょう。これを言って私の質問を終わります。
○議長(出山國雄) これで自由研究会の
会派代表質問を終わります。 自席にお戻りください。 引き続き
会派代表質問を行います。 正論の発言を許します。質問時間の申し合わせ時間は45分です。補助者の申し出があります。着席を許します。 11番、齋藤光彦議員。 〔11番、登壇〕
◆11番(齋藤光彦) 板倉先輩議員のまことに迫力のある質問の後で、俄然おとなしいような質問でございますけれども、目をしっかり見開いてお聞き願えれば幸いだと思います。よろしくお願いをいたします。11番、齋藤光彦です。通告に基づいて、会派正論を代表し、代表質問を行います。 まず、私ども正論の理念を申し上げます。会派正論は、終始一貫して市民の生命、財産の保全、公共の福祉を最優先に考え、これは1つ、国益を考えた取り組みであり、2つ、伝統、文化、習慣を大切にし、偏った極論に対しては警鐘を鳴らし続け、3、たとえその声が小さく、大きな勢力になり得ないことでも、正しいことは正しいと胸を張って主張してまいります。そして、市政をよくすることが市民の幸福につながるものと信じて、諸政策を厳しく検証していく所存であります。 それでは、事前通告させていただいた質問要旨に従い、質問に入らせていただきます。今回は8つのテーマ、21の項目について、従来の方式で質問をさせていただきます。 まず、1番目、平成21年度予算編成について質問します。報道によりますと、愛知県豊田市は地元の自動車産業の不況により、法人市民税が前年度当初予算比426億円減の16億円となり、96%減の40年前の水準になったとのことであります。幸い印西市は法人税の依存率が低く、不況の影響は少ないものの、引き続き財源の確保は厳しいものと思量されます。当市の平成21年度一般会計当初予算案は、前年度比1.9%増、4億2,000万円増の223億円とのことのようですが、本予算の策定に当たり、以下3点についてお伺いをいたします。(1)、予算編成の方針について、(2)、重点施策と主要事業について、(3)、財政状況について。 大きい2つ目です。1市2村の合併問題について質問します。1市2村の合併問題については、既に
合併協議会が設置され、新合併特例法の期限である平成22年3月末日までの合併を目指し、合併協議を進めているところでありますが、合併までの期間が短いことから、市民への情報の公開と周知について不十分ではないかとの意見も聞こえてきます。合併を円滑に進める上で、市民への説明責任を果たすことは極めて重要であると考えます。そこで、お聞きします。市民への情報の公開と周知について。現在までの市民への情報提供の状況と今後の取り組みについてお伺いをいたします。 3番目、
千葉ニュータウン事業について質問します。昨年12月16日に開催されたニュータウン対策等特別委員会の席上でも、
千葉ニュータウン事業の収束に向けた動向、特に暫定施設の動向については逐次、速やかに情報を公開するよう要望させていただきましたが、全く不十分の感が否めません。そこで、お伺いをいたします。(1)、
千葉ニュータウン事業の収束に向けた新たな動向について、(2)、暫定施設の動向と見通しについて、(3)、企業立地の動向について。 4番目、交通問題について質問します。交通問題については、非常に市民の深い問題であります。そこで、以下3点についてお伺いをいたします。(1)、成田新高速鉄道建設工事の進捗状況等について、運賃確定の動向とあわせてご答弁をよろしくお願いいたします。(2)、幹線道路整備の進捗状況について、(3)、6駅(仮称)そうふけ高花駅設置構想について。 大きい5番目であります。教育問題についてお伺いします。(1)、新生印旛高校について、工事の進捗状況について伺います。(2)、市内小・中学生の携帯電話について、小・中学生の携帯電話の保有については社会問題となっていることから、当市の教育委員会の対応についてお伺いをいたします。(3)、学校安全の取り組みについて、校門にそれぞれ門扉を設置されましたけれども、その後の効果を含めてお伺いをいたします。 6番目、環境問題について質問をします。(1)、クリーンセンターの建て替計画についてお伺いします。クリーンセンターの建て替計画については、1月9日の全員協議会で説明がありましたが、多くの議員から厳しい指摘がありました。そこで、市として今後どのように取り組んでいくのか、お伺いをいたします。(2)、ごみの減量化と資源循環化施策について、減量化の実績と循環化施策の取り組み状況について伺います。(3)、里山の保全・活用モデル事業について、先般結縁寺地区が朝日新聞と森林文化協会が選定したにほんの里100選に選ばれました。今後の市の取り組みについてお伺いをいたします。 7番目、健康と医療問題についてお伺いをいたします。(1)、総合病院誘致の進捗状況について、先ほど自由研究会の板倉議員も総合病院についてるる質問されておりましたが、重ねてお聞きをいたします。病床数の配分の確認と、その後のスケジュールについてお伺いをいたします。(2)、各種健診について、当市が実施している各種健診の実態及び受診率と成果についてお伺いをいたします。(3)、インフルエンザ予防対策について、今年はインフルエンザ大流行の年と言われ、今が発生のピークを迎えていると聞いています。市が行っている予防対策はどのようなものかお伺いをいたします。 最後、8番目、雇用問題について質問をします。日本経済の悪化に伴い、雇用情勢は非常に厳しい状態であります。市は現状をどのように認識し、取り組んでいるのか、以下2点についてお伺いをいたします。(1)、雇用情勢の把握と市の取り組みについて、(2)、高齢者の就労支援について。 以上で1回目の質問を終わります。答弁よろしくお願いをいたします。
○議長(出山國雄) 山﨑市長。 〔市長、登壇〕
◎市長(山﨑山洋) 正論、齋藤光彦議員の
会派代表質問に対し、答弁いたします。5の(2)及び(3)については教育長から、その他については私から答弁いたします。 1の平成21年度予算編成について、(1)の予算編成の方針についてお答えいたします。はじめに、平成21年度の予算編成に当たり、国と地方の財政状況から申し上げます。我が国の経済は、世界の金融資本市場の危機を発端とした世界的な景気後退が見られる中、外需に加え国内需要も停滞し、景気の下降局面にあり、雇用情勢が急激に悪化しつつあるとともに、企業の資金繰りも厳しい状況となっております。また、地方財政においては景気後退等に伴い、地方税収入や地方交付税の原資となる国税収入が急激に落ち込む中で、社会保障経費の自然増や公債費が高い水準で推移すること等により、財源不足が大幅に拡大することが見込まれているところでございます。そのような中、当市では平成21年度が基本計画の4年目となることから、将来都市像の実現に向けた着実な事業の推進に努めるとともに、引き続き安定的で持続可能な財政基盤の確立を目指していくこととしております。そこで、平成21年度予算については、第2次基本計画との整合性を基本として、各事業の実施効果を十分に検証し、効率的な事業運営に努めるとともに、財政構造の柔軟性の維持や財政の健全化を念頭に置いた予算を編成いたしました。 (2)の重要施策と主要事業についてお答えいたします。第2次基本計画では、88本の施策を推進していくこととしておりますが、その中で先導すべき施策を重点施策として、4つのリーディングプロジェクトにまとめております。この4つのリーディングプロジェクトに位置づけられている基本計画の柱に該当する平成21年度の主要事業を申し上げますと、1つ目の優しさあふれるまちプロジェクトでは、地域福祉計画に基づいた各種
地域福祉づくりの推進や特定高齢者を対象とした
介護予防事業の推進、また次代を担う子どもたちのために印西市次世代育成支援行動計画に基づいた
子育て支援の応援態勢の充実、児童の健全育成のための環境整備、学校教育の充実などを主要事業として挙げております。この中で、小学生の保健対策の充実及び保護者の経済的負担を軽減するため、
子ども医療費助成事業を新規事業として盛り込んでおります。次に、2つ目の環境に優しいまちプロジェクトでは、
環境基本計画に基づいた各種環境保全事業や都市公園の整備事業として松山下公園に
総合体育館の整備を挙げております。次に、3つ目の活気と笑顔いっぱいのまちプロジェクトでは、施設整備事業として木下駅の北口交通広場の整備、小林駅の駅舎橋上化及び自由通路の予備設計並びに小林駅
南口駅前広場の基本設計、市道の00―031号線等の基幹的道路網の整備事業などを挙げ、産業振興策といたしましては新規就農の促進、遊休農地の解消及び経済の活性化推進などを挙げております。最後に、4つ目のみんなの力を活かす協働のまちプロジェクトでは、情報化の推進や市民活動及び地域コミュニティへの支援、防犯カメラの設置や
自主防災組織の活動支援などによる防犯防災体制の強化事業などを掲げております。 (3)の財政状況についてお答えをいたします。平成21年度の市の財政状況といたしましては、歳入面では景気の悪化等から市税及び自動車取得税交付金等の減により、経常一般財源総額は減少するものと見込んでおります。一方、歳出面では人件費、扶助費等の経常的経費の増加が見込まれるとともに、
総合体育館建設事業や
まちづくり交付金事業等の大型事業の進捗に伴い、引き続き地方債や基金で財源を手当てすることとなり、厳しい財政運営が見込まれております。このような中、平成20年度当初予算時点との比較では、経常収支比率、実質公債費比率及び将来債務比率とも同程度で推移するものと考えておりますが、今後の経済変動や地域社会の環境の変化等を十分に注視しながら、財政の安定と健全性の確保を図ってまいりたいと考えております。 2の1市2村の合併問題について、(1)の市民への情報の公開と周知についてお答えいたします。今回の合併につきましては、市町村の合併の特例等に関する法律の期限である平成22年3月末までの合併を目指すことが、1市2村において基本事項として合意されており、この限られた期間の中で合併協議を行うためには、市民への情報提供は非常に重要であると考えております。市におきましては、これまで広報紙やホームページ、
タウンミーティング並びに地区懇談会などを通じて、市民に合併に関する情報の提供を行ってきたところでございますが、私自身も
タウンミーティングや地区懇談会において市民の皆様と直接意見を交換させていただくことで、市民の合併に関する理解が深まってきていることを実感しているところでございます。今後
合併協議会において、協議会だよりやホームページなどにより合併協議の進捗状況などを随時発信していくこととなりますが、市におきましてもこれと並行して市の広報紙、ホームページなどを活用して、市民の皆様へより一層の周知を図ってまいりたいと考えております。また、私といたしましても、地区懇談会や各種会合など、ありとあらゆる機会を通じまして、今後とも合併に関する情報の提供と周知に努めてまいりたいと考えております。 3の
千葉ニュータウン事業について、(1)の
千葉ニュータウン事業の収束に向けた新たな動向についてお答えいたします。
千葉ニュータウン事業の印西市分における平成21年1月末現在の工事完了面積は698ヘクタール、進捗率は62%と事業者から伺っております。特に21住区については、モア北側の住宅街区において土量ベースで約80%の1次造成が完了しており、今後は順次基盤整備を進め、最速で平成23年度初旬の入居を目指したいとのことでございます。 次に、(2)の暫定施設の動向と見通しについてお答えいたします。
千葉ニュータウンの暫定施設は、入居当初から居住者の利便等を考慮し配置しているものですが、現在印西市には中央駅南口のアリオや内野ショッピングセンターの旧ダイエー部分、高花ショッピングセンター、ショッピングモール西の原等がございます。平成25年度末のニュータウン事業の収束に向けて、暫定施設から本設化としての処分も含め検討していくと、都市再生機構からは伺っております。なお、中央駅北口にあるアルカサールにつきましては、平成19年度に土地に関する契約方式を暫定の借地契約から正式の事業用定期借地に切りかえたと、都市再生機構から伺っております。また、中央駅南口のアリオにつきましては、都市再生機構では事業収束に向けて
千葉ニュータウン居住者の利便性確保及び中央駅南口の活性化を図るために、土地処分の早期実現が重要と考えており、今の形態を踏襲した本設化への移行につき、都市再生機構と現在の暫定施設運営者の
千葉ニュータウンセンターとの間で調整がつかなかったとのことでございます。このため平成20年度末に暫定利用終了、土地を都市再生機構に返還の後、一般公募による土地処分の方針としたとの説明を都市再生機構から受けたところでございます。暫定施設については、事業収束に向けて本設への移行をまちの熟成とともに推し進めなくてはならない事項でございますので、近隣の居住者が日常生活に不便を来すことがないように、要望してまいりたいと考えております。 次に、(3)の企業立地の動向についてお答えいたします。市内の企業立地におきましては、近年の経済状況により本年度に入ってから大きな進展は見られません。しかしながら、松崎工業団地につきましては、昨年度まで順調に企業立地が進んでいたこともあり、本年度活用が決まった2区画を含め、本年2月2日現在で約28ヘクタールの活用が決まっております。これは松崎工業団地の用地面積約35ヘクタールの約8割に当たります。
千葉ニュータウン地域につきましては、以前にご報告いたしましたように、KVH株式会社がビジネスモールの敷地約3万平方メートルにデータセンターを新設する予定であると発表がございました。そのほか大店立地法にかかわる大型小売店舗などにつきましては、新規立地の情報は入ってきておりません。 4の交通問題の(1)の成田新高速鉄道建設工事の進捗状況等についてお答えいたします。事業主体であります成田高速鉄道アクセス株式会社に確認しましたところ、新線区間においては全線にわたり高架橋工事等の土木工事を本格的に実施するとともに、印旛捷水路橋梁においてトラス桁の鉄筋組み立てを開始しております。また、(仮称)成田ニュータウン北駅において躯体工事が本格化するとともに、隣接するトンネル工事区間においても掘削及び躯体組み立てを開始しております。次に、成田空港高速鉄道線区間においては、昨年度に引き続き堀之内信号場及び新根古屋信号場の工事を進めるとともに、JR線との線間防護柵の設置工事を全線にわたり行っております。また、成田市土屋付近高架橋上において、軌道敷設工事を開始するとともに、成田空港内2駅においてもホーム等の設置工事を開始しております。また、北総線区間においては、前年度に引き続き東松戸駅、新鎌ケ谷駅、小室駅の改良工事、電気設備の改良工事及び軌道の改良工事等を実施しているところでございます。なお、今般国の第2次補正予算において、成田新高速鉄道整備に係る補正予算が組まれるなど、平成22年の開業に向けて工事が着々と進められております。成田新高速鉄道の運賃認可申請時期につきましては、運行主体である京成電鉄株式会社に確認したところ、運賃の認可申請時期については未定であり、現在国土交通省と相談しながら進めている状況であるとのことでございました。なお、平成17年8月に開業したつくばエクスプレスでは、運賃に関して開業の半年ぐらい前に国土交通省に運賃認可の申請が行われ、それと同時に新聞等で一般に公表されておりますので、このようなことを参考に市といたしましては引き続き情報収集に力を注いでまいりたいと考えております。 次に、(2)の幹線道路整備の進捗状況についてお答えいたします。
千葉ニュータウン区域内の最重要の幹線道路である国道464号の掘割部の整備につきましては、今年度全線の実施計画を進めているところであり、昨年10月末には印旛日本医大駅付近で工事に着手したと都市再生機構から伺っております。これ以外の区域は、平成21年度当初から順次工事の着手を予定しており、平成25年度末までに全線の工事完了を予定しているとのことでございます。また、
千葉ニュータウン南環状線につきましては、戸神調整池以西において昨年10月末に調整池周辺の盛り土工事等から着手したところであり、平成21年度末の工事完了を目指していると伺っております。次に、市道00―031号線についてお答えいたします。現在の進捗状況ですが、用地買収につきましては
千葉ニュータウン側に若干の未買収地を残しておりますが、小林の稲荷神社あたりまでほぼ完了しております。買収率は約92%でございます。工事につきましては、今年度
千葉ニュータウン側の亀成川をまたぐ橋梁の上部工等の工事を完了し、来年度はニュータウンから県道までの区間の工事を行い、平成22年度早々にも供用開始をしていきたいと考えております。次に、(仮称)コスモス通りの進捗状況についてお答えいたします。(仮称)コスモス通りにつきましては、市が県より用地買収を受託して今年で3年目になりますが、地権者の方々のご理解、ご協力を得まして、現在のところ用地買収率は約53%になったところでございます。なお、工事についてですが、用地買収が完了しておりますニュータウン側の奈良整形外科わきの千葉・竜ヶ崎線と市道00―034号線の交差点部より木下方面に向かって約260メートルの土木工事を県が着手したところでございます。今後もより一層の協力をしながら、一日でも早い完成を目指してまいりたいと考えているところでございます。 次に、(3)の6駅(仮称)そうふけ高花駅設置構想についてお答えをいたします。6駅周辺につきましては、昭和61年に実施された
千葉ニュータウン事業の見直しの際に事業区域から除外されており、現在は市街化調整区域となっております。市としましては、
千葉ニュータウン事業の熟成などにより周辺環境の整備等、諸般の状況が整ったときが6駅設置計画に着手するのにふさわしい時期であると考えております。このようなことから、引き続き
千葉ニュータウン事業の進捗や6駅周辺の土地利用状況等に注視しながら、幅広く6駅設置の可能性について検討してまいりたいと考えております。 教育問題についてでございますが、5の教育問題について、(1)の新生印旛高校についてお答えいたします。平成22年4月の開校に向けた千葉県が行う工事スケジュールにつきましては、本体工事の内容では平成20年度及び21年度の2カ年で校舎及び屋内運動場建築工事等を行う予定となっており、その経費として平成20年度に3億4,100万円を予算計上するとともに、債務負担行為として22億2,800万円を設定しております。なお、校舎及び屋内運動場建築工事のほかに、平成20年度に防球防砂ネット工事を、平成21年度にグラウンド等の工事を予定しており、既に昨年10月に工事着手し、計画どおり進捗していると伺っております。 6の環境問題について、(1)のクリーンセンターの建て替計画についてお答えいたします。去る1月9日に開催の議会全員協議会において、事業主体である印西地区環境整備事業組合より印西クリーンセンター次期中間処理施設整備事業計画案の説明がありましたが、その際事業対象用地の選定方法等について、皆様よりさまざまなご指摘がございました。印西地区環境整備事業組合では、議員の皆様よりいただいた意見を踏まえ、次期施設整備にかかわる作業構成を変更し、平成21年度に次期施設に関する専門委員会を立ち上げるとともに、事業対象候補地条件の抽出、候補地の選定、評価及び事業用地の確定作業、PFI導入の可能性調査等を行う計画でございます。ごみ処理施設のあり方については、整備事業が組合事業ではあるものの、施設の建設地となっております当市にとっては他の構成市町村以上に大きな問題であり、またごみ処理経費も組合構成市町村で最も多く負担していることから、当整備計画に対する市民への説明責任を十分に果たす必要があると認識をしております。今後、市民の皆様の理解を得ながら行われるように、組合と連携を図りながら取り組んでまいりたいと考えております。 次に、(2)のごみの減量化と資源循環化施策についてお答えいたします。現在、印西市における資源循環化を促進し、ごみ減量に向けた取り組みとして分別収集の周知徹底、有価物集団回収事業への奨励金の交付、ノーレジ袋デー、マイバッグ普及促進、店頭等においてごみの減量化、資源化をPRするごみの分別が大事店、生ごみ処理容器等購入費への補助、不用品情報の提供、廃食油の拠点回収等を行っております。また、印西地区環境整備事業組合においても、環境学習の一環としてクリーンセンターの施設の見学、小・中学生を対象としたリサイクル教室等を行っております。平成19年度における印西市の有価物集団回収量を除くごみの排出量につきましては、計2万2,645トン、1人1日当たりの排出原単位は1,001グラムとなっており、市民の皆様のご理解とご協力のもと、前年度と比較いたしまして310トン、排出原単位では17グラムを減量することができました。有価物集団回収においては、平成19年度回収量は2,013トンであり、前年度よりも94トン増加し、事業開始から初めて回収量が2,000トンを超えました。平成元年度より開始された有価物集団回収事業が約20年の事業継続により、それぞれの地域に根づき、市民の自主的なごみの資源化意識が高まってきた結果であると認識しております。また、平成19年度の廃食油の回収量は約1.9トンであり、平成18年度に比べ0.6トン増加しております。各家庭においては、廃食油についてできるだけ使い切る努力をしながら、水質保全への配慮や資源化の意識が高まってきているものと考えております。生ごみ処理容器等購入費への補助については、平成19年度末で交付基数は累計2,110基、交付世帯数は累計1,694世帯となっております。今年1月に回覧を行い、生ごみ減量化へのご協力をお願いしたところでございますが、その中で生ごみ処理容器等購入費への補助制度についても再度周知を図っております。 次に、(3)の里山保全・活用モデル事業についてお答えいたします。結縁寺地区の里山が人々の営みの中でよく手入れがされた首都圏近郊に残る美しい谷津として、朝日新聞で発表されたにほんの里100選に選ばれたことは、当市の原風景であり、かけがえのない貴重な財産であると言えます。市では、結縁寺前の池を中心に地元の方々やNPOと協力して散策路やハス田の整備をするなど、景観づくりを進めてまいりましたが、この原風景の多くは私有地であり、生活の場でもありますので、そこに住んでいる人々の暮らしを守りつつ、地元の方々やNPOと協力しながら、里山の自然を後世に残していきたいと考えております。 7の健康と医療問題について、(1)の総合病院の誘致の進捗状況についてお答えいたします。千葉県が昨年の10月1日から31日までの1カ月間に、千葉県
保健医療計画に基づく病床配分に当たり、病院開設計画書の受け付けを行いました。これに対し、印西市に病院開設を計画する2事業者が計画書を提出いたしました。その後、千葉県が事業者へのヒアリングを実施しまして、本年1月28日に千葉県医療審議会病院部会におきまして、病院開設計画書の提出状況及びヒアリング結果が説明され、病床配分についての意見の聴取が行われました。千葉県では、この意見をもとに2月5日、病床の配分を決定いたしました。印西市に病院開設を計画している
医療法人社団正徳会に対しては、要望どおり250床の病床配分が決定され、6日公表されたところでございます。今後につきましては、病院開設計画によれば病院開設許可手続を経まして、平成22年2月に着工、病院の開設が平成23年5月となる予定でございます。 次に、(2)の各種健診についてお答えいたします。平成20年度から医療制度改革により、健康増進法に位置づけられた
健康診査事業としては、がん検診、歯周疾患検診、骨粗鬆症検診、肝炎ウイルス検診などを実施しております。また、当市ではこれらの健診以外に市独自で生活習慣病対策として疾病を早期に発見し、生活習慣の改善指導及び適切な治療へと結びつけることを目的に、39歳以下
コスモス健康診査や50歳以上の前立腺がん検診を実施しております。今年度の主な受診率については、肺がん検診、結核検診は25.3%、胃がん検診は16.9%、大腸がん検診は21.5%となっております。なお、今年度から始まりました40歳以上の国民健康保険加入者の特定健康診査の受診率は33.4%となっております。各種健診は、生活習慣病やがん疾患等の予防を図るとともに、早期に発見し、適切な治療に結びつけることが目的でありますので、一人でも多くの市民の方が各種健診を受診していただけるように、今後も広く啓発に努めていきたいと考えております。 次に、(3)のインフルエンザ予防対策についてお答えいたします。市内では、1月中旬から2月にかけて全市的に小・中学校の学級閉鎖が相次ぐなど、今年度は例年に比べインフルエンザの発生が多く見られております。学校においては、インフルエンザにかかった児童生徒を出席停止にすることで、拡大の防止を図っておりますが、日ごろから児童生徒に手洗いやうがいを指導し、予防にも力を入れております。その他の予防対策といたしましては、リスクの高い65歳以上の高齢者に対してインフルエンザの予防接種を実施しております。また、流行時期の前に広報紙のコラムで予防接種や手洗い、うがいなどの予防対策を呼びかけ、さらに流行に合わせて、ホームページやポスターなどにより、身を守る方法やかかった場合の対応などについて啓発を行っているところでございます。今後もインフルエンザや麻しんなどの感染症の流行防止に努めていきたいと考えております。 8の雇用問題について、(1)の雇用情勢の把握と市の取り組みについてお答えいたします。市内の雇用状況につきましては、昨年企業立地にかかわるアンケート調査で回答があった企業のうち、従業員50人以上の企業を対象に今年1月調査を行いました。その結果、解雇、失業者など雇用等に影響があった企業はございませんでした。その中で、社員等の増員を予定している企業や募集をかけても集まらないという企業もございました。また、現在市で実施している出張職業相談では、毎月約6、7名が相談を受けている状況で、特に雇用情勢の悪化による相談はふえていないという状況でございます。しかしながら、今後増加してくることも十分考えられることから、引き続き相談業務の周知を図るとともに、状況を注視してまいりたいと考えております。 次に、(2)の高齢者の就労支援についてお答えいたします。本市における高齢者の就労支援につきましては、社団法人印西市シルバー人材センターと印西市高齢者就労支援センターがございます。まず、シルバー人材センターにおきましては、開所当初の会員数が195名、受託の事業収入は約1,970万円でスタートいたしました。その後会員増強や多種多様な就業ニーズにこたえるべく、新規契約先の開拓に励み、平成17年度には受託事業収入が1億円を超え、平成21年1月末現在では会員数が283名まで増加、また受託事業収入も1億700万円、今では開所当時の約5.4倍の受託事業収入となるまでに成長しております。また、高齢者就労支援センターにつきましては、社団法人印西市シルバー人材センターを指定管理者とし、高齢者それぞれのライフスタイルに合わせた就業の機会を提供しております。今年度は、さらに技術を磨くため、網戸、障子の張り替え講習やパソコン研修を実施し、また当該センター窓口に設置しておりますパソコンから全国のハローワークによる求人情報の提供を行っているところでございます。本市といたしましては、さらに増加していく団塊世代の定年退職者に対応すべく、高齢者の生きがいの充実や社会参加の促進に尽力してまいりたいと考えております。 5の(2)及び(3)については、教育長から答弁いたします。 訂正をお願いいたします。(2)の各種健診についての答弁の中で、「 」と申し上げますところを「 」と申し上げてしまいました。それから、今年度から始まりました「 」と申し上げますところを「 」と申し上げてしまいましたので、訂正をお願いいたします。
○議長(出山國雄) 小野寺教育長。 〔教育長、登壇〕
◎教育長(小野寺正教) 5、教育問題についての(2)、市内小・中学生の携帯電話についてお答えいたします。平成20年7月の生活状況調査によりますと、市内小学5年生の携帯電話保有率は32%、中学2年生では54%となっております。学校への携帯電話の持ち込みは原則禁止としております。やむを得ない緊急の連絡等については、学校の電話を使用させたりしております。 次に、(3)、学校安全の取り組みについてお答えいたします。平成18年度に、安全対策の一環として全小・中学校の門扉を整備し、児童生徒がいる時間帯は門扉を閉めたり、外来者の受け付け窓口を一本化したりすることで、不審者の侵入に備えてまいりました。門扉を整備したことで、不審者に対して抑止力となったり、児童生徒、保護者の安心につながったりしていると学校から報告を受けています。警察及び学校等から寄せられた不審者情報につきましては、平成20年度1月段階で23件となっております。主につきまとい、声かけ、露出などが発生しております。下校時や夕方に不審者の発生が多い傾向にありますので、防災無線で地域の方々に見守り活動を呼びかけているところでございます。地域の方々がボランティアでパトロールをしてくださっているところも多くあり、特に安心パトロール隊、防犯パトロール隊、子ども守り隊といった高齢者団体の方々が、積極的にパトロールをしていただいているところでございます。
○議長(出山國雄) 11番、齋藤光彦議員。
◆11番(齋藤光彦) 1回目の非常に長いご答弁ありがとうございました。それでは、関係する項目のみについて再質問をさせていただきます。 まず、1つ目、平成21年度の予算編成についてでございますが、予算の大枠については4年連続のプラス予算ということを聞いております。(3)の財政状況について、自主財源比率についてお伺いをいたします。昨年の11月25日付の日本経済新聞によると、当市が自主財源比率全国2位との記事が掲載されておりましたが、その後の動向と見通しについてお伺いをいたします。 次、
千葉ニュータウン事業について再質問をいたします。(1)、
千葉ニュータウン事業の収束に向けた新たな動向についてお伺いをいたします。1つ目、(仮称)高花六丁目宅地造成計画について、昨年の11月、地元の説明会を行った以降、一部スケジュールや造成工事の施行業者に変更があるとの行政情報が寄せられております。計画変更に対する市の指導についてお伺いをいたします。 2つ目、大手マンション分譲企業が破綻した影響についてお聞きします。日本綜合地所が2月5日会社更生法の申請をして、経営破綻したニュースは記憶に新しいところでありますが、ニュータウンの集合住宅の立地や建設工事中の集合住宅に工事中止などの影響が出ていると聞いておりますけれども、その状況を把握しているか、お伺いをいたします。 (2)、暫定施設の動向と見通しについてお伺いいたします。昨年の12月開催されたニュータウン対策等特別委員会の席上、出席されていた都市再生機構の担当者からは、暫定施設のアリオの動向については何ら説明がありませんでした。しかし、今般20年度末の暫定利用終了というニュースが飛び込んできたところであります。振り返ると、そのとき既に現在の暫定施設運営者と何らかの話し合いがなされていたのではないでしょうか。全く腑に落ちないところでありますので、以下3点についてお伺いをいたします。1つ目、アリオ跡地について、
まちづくりの観点から市としての指導についてお伺いをいたします。2つ目、アリオ立地商業施設の撤退後の動向について。3つ目、近隣センター等の暫定施設の動向について。 (3)、企業立地の動向について。もと企業庁用地の跡地について伺います。1回目の答弁では、大店立地法にかかわる大型小売店舗などについては、新規立地の情報はないとのことですが、高花一丁目地先のもと企業庁用地跡地の立地について、どうなっているのかお伺いをいたします。 次、交通問題に再質問をいたします。幹線道路整備の進捗状況について。先ほどの答弁によりますと、
千葉ニュータウン事業の収束に向けて道路工事も急ピッチに進んでいるようです。そこで、
千葉ニュータウン北環状線の進捗状況と千葉柏道路の動向についてお伺いをいたします。 5番目、教育問題について再質問をします。(1)、新生印旛高校について。新生印旛高校についての建設工事については、順調に進んでいるようですが、来年度の志願状況についてはどうなっているのか、お伺いをいたします。 6番目、環境問題について伺います。ごみの減量化と資源循環化施策について。クリーンセンターの建て替計画が議論される中、1月20日、新政会と私ども正論と合同で廃棄物行政の先進市、鹿児島県志布志市を視察してまいりました。参考まで申し上げますと、志布志市は、人口約3万5,000人、面積は印西市の約5.5倍の289平方キロメートルであります。志布志市は、焼却炉を持たないので、一般廃棄物はすべて埋め立て処分を行っている極めて特異な自治体であります。しかし、埋め立てできる容量は有限であり、処分場は平成16年度末で満杯になるとの試算を受けて、平成12年4月から本格的に分別収集を開始し、平成16年4月からは生ごみも分別収集して、草木とまぜて堆肥をつくり、その堆肥を畑に返す取り組みを始めた。また、確実なごみ出しをするため、各単位集落ごとに衛生自治会を設立し、行政と協働して環境問題に取り組んでおり、その意気込みに圧倒された次第であります。さらに、生ごみからヒマワリ油をつくり、「体の中から健康に」をキャッチフレーズに循環していくシステムを「サンサンひまわりプラン」と名づけて取り組んでおりました。ごみは極限まで資源ごみとして活用できるということから、徹底した循環化が図られている現状を目の当たりにして、焼却炉の必要性を含めて隔世の念を覚えたところであります。そこで、お聞きします。印西市のごみの分別収集の実態についてお伺いをいたします。 (3)、里山の保全・活用モデル事業について伺います。結縁寺がにほんの里100選に選ばれたことについて、先ほどの答弁ではそれほど深い答弁をいただけなかったので、コミセンのサザンプラザの機関誌「サザンプレス」2月8日号に、環境活動に活躍されている人からの記事が掲載されておりましたので、ちょっと紹介をしてみたいと思います。首都圏近郊に残る谷津、
千葉ニュータウンのすぐ近くにある76ヘクタールの谷津地域、田やあぜ、斜面林のほか、ため池など水辺環境も健在だ。鎮守の森も残る。ここは豊かな自然ばかりでなく、源頼政のゆかりの地、伝承の里でもあります。それらを地域の方たちが大切に守ってきた場所なのです。しかし、水路は2面張りのコンクリート製にかわり、豊かな斜面林も数カ所伐採され、松崎地区の工業団地の倉庫などが丸見えであったり、景観もかなり落ちている。それでも、わき水はあるし、野鳥や野草の種類も多く、生物多様性の面ではすばらしい場所である。それに遊休農地も比較的少なく、農家の方々の努力の営みが目に見えるところです。この100選指定を機に、里地の大切さを多くの人が感じ、自然を守っていく動きに動じればと願う次第です。しかし、この選定により単なる興味本位や観光のついでにやってくる人もふえると想像されます。動植物の採取、ごみの不法投棄、田のあぜ道への進入禁止など、里地訪問のマナーを守って訪れてほしいものですというような記事が掲載されておりました。私も全く同感であります。そこで、お聞きします。結縁寺がにほんの里100選に選ばれたことで、今後来訪者も増加するものと予想されます。市としての対策等についてお伺いをいたします。 2つ目、草深の森について、樹林地の有効活用ということで取り組んでいる草深の森の維持管理活動の実情はどうなっているのか、お伺いをいたします。 7番目、健康と医療問題について再質問をさせていただきます。(2)、各種健診について。これも1月19日、新政会と正論との合同行政視察で健康立市の先進市、鹿児島県日置市が取り組んでいる無料MRI脳検診事業について視察してまいりました。どのような取り組みかと申しますと、予防健康の構築のため、60歳以上の住民に対し、MRIを無料で提供するという市長のマニフェストを受けて、脳関係疾患の早期発見、早期治療、市民への健康意識向上、将来的な医療費削減への効果などを目的に事業を立案し、取り組んでいるとのことであります。平成17年から行っている事業で、延べ2万人、1人当たり1万5,000円を市が全額負担して行っており、アンケート調査によると約3割の人が日常生活に変化があった。また、7割の人が健康への意識が変わったと回答しているとのことであります。今後若い世代からの生活習慣、動脈硬化に着目した健康づくりを考える必要があるため、50歳代からに年齢を拡大、脳梗塞を発見するためのMRI検査、脳出血を発見するためのMRA検査とあわせて受けることに取り組んでいます。振りかえれば、私たち議員も実際不幸にも視察中に倒れることが現実に起きていることから、当市においても現在進めている各種健診事業拡充とあわせて、実施に向けて検討すべきだと思います。そこで、以下2点についてお伺いいたします。1つ目、検査の受診率が低い要因と対策について、2つ目、脳関係疾患の早期発見の取り組みについて。 (3)インフルエンザ予防対策についてお伺いいたします。最近地域で高齢の方がインフルエンザにかかり、不幸にもお亡くなりになった事例を聞いています。そこで、お伺いをいたします。(1)、65歳以上の高齢者の予防接種の実施状況について、2つ目、新型インフルエンザの予防対策について。 8番目、雇用問題について再質問します。(1)、雇用情勢の把握と市の取り組みについて。シルバー人材センター登録会員は、1月末現在283名に増加しているとのことでありますが、シルバー人材センター登録会員の就業状況についてお伺いをいたします。 (2)、高齢者の就労支援について。高齢者就労支援センターの利用状況についてお伺いをいたします。 以上で再質問を終わります。よろしくお願いします。
○議長(出山國雄) 執行部答弁の時間ですが、ここで休憩します。 2時25分まで休憩します。 休憩 午後2時4分 再開 午後2時25分
○議長(出山國雄) 再開します。 休憩前に引き続き会議を開きます。 正論、齋藤光彦議員の質問に対する執行部の答弁を求めます。 梅北企画財政部長。
◎企画財政部長(梅北栄一) まず、1の(3)の再質問にお答えいたします。 歳入に占める地方税など、市が自主的に確保できる歳入割合である自主財源比率につきましては、他の指標と同じく平成20年度当初予算時点との比較で申し上げますと、平成21年度は自主財源のうち繰入金及び諸収入が前年度比2割程度落ち込むこととなり、その一方で大型事業の進捗等に伴いまして、国庫支出金及び地方債などの依存財源が増加しております。その結果、自主財源比率につきましては、対前年度比数ポイントの減少を見込んでいるところでございます。
○議長(出山國雄) 徳島都市建設部長。
◎都市建設部長(徳島文男)
千葉ニュータウン事業についてのうち、
千葉ニュータウン事業の収束に向けた新たな動向についてのうちの(仮称)高花六丁目宅地造成計画についての再質問についてお答えいたします。 現在の状況でございますが、事業者より昨年11月に事前協議申請書が提出されまして、市の関係各課で組織する開発審査会を経て、事前審査通知書を事業者へ通知いたしました。その後、事業者が関係各課と協議、調整を行い、2月16日付で協議書の締結をしております。今後の手続といたしましては、都市計画法に基づく開発行為並びに関係法令の申請がございます。 続きまして、再質問2の大手マンション分譲企業が破綻した影響についてお答えいたします。既に新聞等で報道されておりますとおり、分譲マンション大手業者が会社更生法の手続を行っているとのことでございます。今後の見通しとしましては、裁判所等の指導監督のもと、企業の効率化を進め、近々に事業の再構築を図るものと思われます。また、当該物件につきましては土地の処分が既に完了しているため、特に問題はないと思われますが、今後も引き続き情報の収集を図ってまいりたいと考えております。 続きまして、暫定施設の動向と見通しについての3つの再質問のうち、まず最初に1点目のアリオ跡地について、
まちづくりの観点から市としての指導についてお答えいたします。
千葉ニュータウン中央駅南口のアリオにつきましては、飲食や購買施設が市民の利便施設として利用されてきたことから、市といたしましてもアリオの暫定利用終了後、中央駅南口の活性化が後退し、市民の皆様の利便性が損なわれないよう、今後とも誘致活動に力を入れてほしいと要望したところでございます。 続きまして、2点目のアリオ立地商業施設の撤退後の動向についてお答えいたします。現在アリオ内に立地しているテナントのうち、飲食店ぎをん亭につきましては中央駅北口のアルカサール内に店舗を移転し、営業を開始しております。 続きまして、3点目の近隣センター等の暫定施設の動向についてお答えいたします。近隣センター等の暫定施設であります内野ショッピングセンターの旧ダイエー部分、高花ショッピングセンター、ショッピングモール西の原については、現在特に目立った動きはございませんが、都市再生機構からは必要性を十分検討し、本設化としての処分も含め検討していくと伺っております。 続きまして、(3)、企業立地の動向についての再質問、もと企業庁用地の跡地についてお答えいたします。新住事業者からは企業庁用地の跡地のうち、南側の画地約4,000平方メートルにつきましては、平成20年12月の募集を経て自動車小売店舗の立地が決定したと伺っております。また、千葉・竜ヶ崎線沿いの約1,000平方メートルにつきましては、平成21年1月に用途を事務所、店舗、サービス施設等、契約予定時期を3月中旬とした募集を行ったとのことでございます。 次に、4の(2)、幹線道路整備の進捗状況についての再質問、
千葉ニュータウン北環状線の進捗状況と千葉柏道路の動向についてお答えいたします。
千葉ニュータウン北環状線につきましては、今年度鹿黒地先の船橋・印西線と千葉・竜ヶ崎線との間の区間で工事に着手しており、千葉・竜ヶ崎線の交差部の工事を現在進めておりまして、現在千葉・竜ヶ崎線は一部迂回道路で供用しておりますが、平成21年度末までにはこの部分の改修が終了すると事業者から伺っております。また、北環状線につきましては引き続き順次整備を行い、国道464号までの区間についても平成23年度までの工事完了を目指しているとのことでございます。 次に、千葉柏道路の動向についてお答えいたします。千葉柏道路は、関係行政機関による千葉柏道路検討会や有識者や市民委員から構成される千葉柏道路沿線会議において、道路計画の検討等が行われているところでございます。最近の動向といたしましては、これまで公開された道路計画のたたき台や利根川沿いルートの具体的な検討結果に対して寄せられたご意見等や課題の整理を行うとともに、構想ルート帯や道路概要の検討など、概略計画の策定に向けた準備作業を行っているとのことでございます。 以上でございます。
○議長(出山國雄) 稲葉教育部長。
◎教育部長(稲葉東治) 5の(1)、新生印旛高校についての志願状況についてお答えいたします。 印旛高校に確認いたしましたところ、平成21年度印旛高校の募集人員は80名とのことでございます。2月9日の特色ある入学者選抜の受検状況は、受検者数44名、合格者数34名でございました。そのうち印西市内中学生の受検者数は24名、合格者数21名でございました。学力検査等による入学者選抜については、2月23日に志願者数が確定し、2月26、27日に検査が実施され、発表は3月5日の予定と伺っております。 以上でございます。
○議長(出山國雄) 葛生市民経済部長。
◎市民経済部長(葛生行雄) 6の(2)の印西市のごみの分別収集の実態についてお答えします。 現在印西市のごみの分別は、大きく分けますと燃やすごみ、燃やさないごみ、有害ごみ、粗大ごみ及び資源物に分類されます。資源物の内容を申し上げますと、瓶類、缶類、ペットボトル、新聞紙、紙パック、段ボール、雑誌、雑紙、布類、プラスチック製容器包装、廃食油の15分別となっております。今年度より市独自で行っている廃食油の拠点回収を除き、家庭系ごみ等の収集運搬事務は印西地区環境整備事業組合に移管されており、段階的に印西地区のごみの収集運搬体制、収集品目の統一化を図っているところでございます。 続きまして、6の(3)の草深の森の維持管理状況についてお答えいたします。まず利用状況でございますが、昨今の健康ブームによる朝夕のウオーキングや犬の散歩、親子での昆虫採集をはじめ千葉県森林インストラクター会、NPO印西こども劇場、印西市教育センター、映画専門学校などの事業での利用により、利用者につきましては年々増加している状況でございます。また、維持管理の状況ですが、シルバー人材センターへの朝夕の開閉、巡回、清掃業務の委託とNPO法人への草刈り作業の委託のほか、市民参加型事業として市民ボランティアや地権者、NPO法人ラーバン千葉ネットワークの協力を仰ぎながら、市民の憩の場としての整備に取り組んでいるところでございます。
○議長(出山國雄) 徳島都市建設部長。
◎都市建設部長(徳島文男) 6の(3)、里山保全・活用モデル事業についてのうち、再質問、結縁寺がにほんの里100選に選ばれたことで、来訪者も増加するものと予想されるが、市としての対応策はについてお答えいたします。にほんの里100選ということで決定されたばかりでございますので、現在のところ対応策等については特に考えてございませんが、今後の状況等を見て近隣住民やNPO等関係者と協議し、問題があるようでしたら対策を講じていきたいと考えております。 以上でございます。
○議長(出山國雄) 寺島健康福祉部長。
◎健康福祉部長(寺島龍夫) 7の健康と医療問題についての再質問にお答えをいたします。 まず、各種健診の受診率が低い要因についてでございますけれども、各健診とも主に集団健診で実施しておりますので、健診会場や健診時間帯が個人の都合に合わなかったりすることなどが考えられます。今後の対策についてでございますけれども、より多くの市民に受診していただくために、広報等で周知し、受診の機会を逃がさないよう努めてまいりたいと考えております。 次に、脳関係疾患の早期発見についての取り組みということでございますが、現在市では脳疾患を予防するための健診は実施はしておりません。しかしながら、脳疾患を予防するためのMRIやMRAといった検査の有効性につきましては理解しておりますので、今後調査研究してまいりたいと考えております。 次に、65歳以上の高齢者のインフルエンザ予防接種の実施状況につきましてお答えいたします。実施期間といたしましては、インフルエンザの流行期前に接種してもらうため、10月1日から12月31日までの3カ月間行っております。本年度の接種状況といたしましては、対象者が9,132人で接種率は約66%でございます。 次に、新型インフルエンザ予防対策につきましてでございますけれども、ホームページによりまして新型インフルエンザとはどのようなものなのか、新型インフルエンザ発生前に準備することは何か、また新型インフルエンザに関する厚生労働省、それから千葉県の情報を提供しているところでございます。 続きまして、8の(1)の再質問、シルバー人材センター登録会員の就労状況につきましてお答えを申し上げます。平成21年1月末現在、男性233名、それから女性会員の会員数に対する就労者数は221名、就労率は78%でございます。その内訳といたしまして、男性180名、就労率は77%、女性は41名、就労率は82%となっております。また、主な就労先といたしましては、民間企業ではジョイフル本田やジャスコ等の大型店舗が主であり、毎月90名程度の会員が就労いたしております。また、公共事業では建物管理、駐車場管理等が主な業務となっております。さらに、一般家庭においての植木の剪定、除草作業等の請け負いも行っております。 続きまして、高齢者就労支援センター利用状況についてでございますけれども、網戸張り替え講習につきましては、募集定員10名に対し8名の参加、障子張り替え講習会につきましては、募集定員10名に対し10名の参加がありました。そのほかパソコン講習会には、募集定員14名に対し14名の参加がございました。また、パソコンによるハローワークの求人情報には毎月10名程度の閲覧利用者が来所し、これらの方には毎月ふれあい文化館にて開催されるハローワーク成田主催の出張職業相談も紹介しているところでございます。今後につきましては、高齢者が今まで培ってきた技術等を活かすことができるような、スキルアップ講習会の開催や就労情報のさらなる情報収集、提供に努めるよう、指導してまいりたいと考えております。 以上でございます。
○議長(出山國雄) 11番、齋藤光彦議員。
◆11番(齋藤光彦) 再質問の答弁、ありがとうございました。それでは、最後再々質問を何項目かにわたってさせていただきます。 まず、
千葉ニュータウン事業について再々質問させていただきます。1つ目、大手マンション分譲企業が破綻した影響について。再質問で日本綜合地所の経営破綻に伴うニュータウンの集合住宅の立地などへの影響についての答弁で、特に問題が出ていないとの答弁でしたが、現に戸神台で工事が中止になっているところがあります。そこには管理地、立入禁止、商事留置権行使中の掲示が何カ所にもわたって掲示されております。そして、工事公告の事業者には日本綜合地所と記載されております。この工事中止の事情を把握しているか、お伺いをいたします。 2つ目、全体施設の動向と見通しについて。先ほどアリオの動向についてはお伺いしました。さらに、中央駅南口に立地している三井住友、千葉銀行、千葉興業銀行の動向についてお伺いをいたします。 次、交通問題について再々質問をいたします。交通問題に関連して、2項目についてお伺いいたします。1つ目、印西牧の原駅と中央駅南口の自転車駐車場整備事業の計画について伺います。2つ目、ふれあいバスを含めたバス路線の見直しについて伺います。 次、教育問題について再々質問します。新生印旛高校について。新生印旛高校について、新校名の募集結果と校名の決定についてお伺いをいたします。 次、環境問題について伺います。ごみの減量化と資源循環化施策について関連して質問をいたします。不法投棄の取り組みについて、開発の進展とともに、不法投棄の場所も異なってきております。最近松崎台公園の入り口など、不法投棄が多く見られますが、その取り組みと実情についてお伺いをいたします。 7番目、健康と医療問題について再々質問します。各種健診について。脳関係疾患の早期発見、早期治療、市民への健康意識向上のため、MRI、MRA検査を早急に導入する必要があると思うが、市長の見解をお伺いしたいと思います。ということは、市長も含めて非常に激務である。いつ倒れられてもおかしくない危険年齢なのです、私も含めて。そういうことでありますので、もしこの議場で倒れられたら大変だと思いますので、その辺も含めてこれも日置市のほうもだんだん財政支出がきつくなってきて一部負担ということも考えているのです。そのことも踏まえて、これはこの前テレビでやっていましたけれども、検査を受けると7割の人が助かるということなのです、早期発見で。したがいまして、市長の寿命もずっと延びるのではないかと、これは冗談ですけれども思いますので、私も議員視察で倒れたくありませんので、その辺もよろしくお願いします。 最後の質問になりますが、雇用問題であります。障害者の就労支援と雇用状況についてお伺いしたいと思います。市内の障害者の就労支援と雇用状況の実態についてお伺いいたします。 以上で会派正論の質問を終わらせていただきます。よろしくお願いします。
○議長(出山國雄) 徳島都市建設部長。
◎都市建設部長(徳島文男) まずはじめに、大手マンション分譲企業が破綻した影響についての再々質問についてお答えいたします。 会社更生法の手続きにより、建築、営業行為等についての中止命令が裁判所より出されたことから、戸神台地先の建築中のマンションについても現在工事を中止していることは承知しております。事業者に確認しましたところ、再質問でもお答えしましたとおり、一刻も早い事業の再構築に向け、現在裁判所等の指導監督のもと、協議、調整を行っているとのことであり、市といたしましても今後の動向について注視してまいりたいと考えております。 次に、中央駅南口に立地している三井住友、千葉銀行、千葉興業銀行の動向についてお答えいたします。都市再生機構を介して銀行に照会しましたところ、千葉興業銀行につきましては現在立地している店舗の横の隣接地を含めて取得済みであり、本設に向け準備を進めているとのことでございます。また、三井住友銀行と千葉銀行につきましては、今のところ具体的な動きはないと銀行から聞いているとのことでございます。 続きまして、印西牧の原駅と中央駅南口の自転車駐車場整備事業計画についてお答えいたします。印西牧の原南口の自転車駐車場につきましては、今議会での用地費の補正をお願いしているところでございまして、21年度に工事を予定しております。また、印西牧の原駅北口と中央駅南口の自転車駐車場整備につきましては、21年度設計し、22年度に用地取得及び工事を計画しておるところでございます。 以上でございます。
○議長(出山國雄) 梅北企画財政部長。
◎企画財政部長(梅北栄一) 4の交通問題について、ふれあいバスを含めたバス路線の見直しについてお答えいたします。 はじめに、ふれあいバスの路線等の見直しにつきましては、現状の運行状況に合わせたダイヤの見直し及び医療施設など、必要な地域へのルート延伸を行ってまいりたいと考えております。また、千葉レインボーバスの木下線の廃止に伴いましては現行のふれあいバス西ルートの朝便、夕便を1便ずつ増便いたしまして対応してまいりたいと考えております。 次に、民間路線バスにつきましては、北総交通株式会社が運行しております小林駅から印西牧の原駅間のバス路線につきまして、小林地区の方々などから増便等の要望が多数寄せられておりますので、北総交通株式会社に土日、祝日の運行の拡充と運行ルートの延伸をお願いし、小林、牧の原間のバス便の利便性向上を図ってまいりたいと考えております。 続きまして、5、教育問題について。新生印旛高校につきまして、新校名の募集結果と校名の決定についてお答えいたします。印旛高校の移転後の校名につきましては、新印旛高校移転準備室が広く県民の方々からご意見をいただくこととしてアンケートを実施したところでございます。その結果、印旛高校の公式ホームページの発表によりますと、変更したほうがよいが833件、印旛高校のままがよいが819件、合計1,652件の意見があったとのことでございます。また、校名につきましては回答のあった261の名称が発表されておりますが、個々の校名案の回答数につきましては、数の多少によって校名を決めるものではないということで、新印旛高校移転準備室では公表を差し控えているとのことでございます。今後は、3月の新印旛高校移転準備室会議で校名案を絞った上で、県教育委員会に提出し、これを受けて県教育委員会が校名案を決定するとのことでございます。さらに、新しい校名とする場合には、県議会において千葉県県立高等学校設置条例の改正により決定すると伺っております。
○議長(出山國雄) 葛生市民経済部長。
◎市民経済部長(葛生行雄) 6の(2)の不法投棄への取り組みと実情についてお答えいたします。 市の不法投棄対策としましては、民間警備会社及び市役所職員による夜間を中心とした監視パトロールの実施及び不法投棄多発地点への監視カメラの設置を予防策として実施し、また不法投棄物を発見した場合は、投棄地の所有者、管理者と協議しながら、投棄物の撤去、処理を行っております。これらの対策の結果として、ダンプ等による大規模な不法投棄はなくなったものの、廃家電や家庭ごみなどの小規模な不法投棄は依然として続いていることから、今後も継続的な対策が必要と認識しております。ご指摘の松崎台公園付近につきましても、関係課と連携しながら対応してまいりたいと考えております。
○議長(出山國雄) 寺島健康福祉部長。
◎健康福祉部長(寺島龍夫) 8の雇用問題についての再々質問、障害者の就労支援と雇用状況につきましてお答えを申し上げます。 障害者への就労支援といたしましては、昨年11月から社会福祉課内に1名の障害者就労支援相談員を配置いたしまして、就労に関する相談、市内外の事業者への訪問やハローワークからの情報収集、求人広告などから事業所を把握し、代表者や人事担当者に直接会って、障害者雇用の理解と協力を求めながら、事業所開拓を行っております。また、障害者の状態に合った就労の場を確保するという観点から、障害者就労意向事業者や福祉作業所等への訪問も行っております。そのほか社会福祉課の保健師や精神保健福祉士による日ごろの相談ケースにより、障害者本人の就労への意識づけを進め、他の就労支援機関と連携し、就労するケースもございます。 次に、雇用状況でございますが、障害者の法定雇用率は1.8%とされておりますが、平成20年6月においての全国平均1.59%、千葉県1.52%、そして成田職業安定所管内として1.18%、印西市では1.68%と伺っております。また、法定雇用率を達成している事業所は、全国平均44.9%に対しまして、印西市では62.5%と大きく上回っている状況にあります。今後につきましては、障害者本人の就労意識を持たせることが重要と考えておりますので、就労の場の確保に努めつつ、研修や実習により就業意識意識を高める機会、制度などを構築してまいりたいと考えております。 以上でございます。
○議長(出山國雄) 山﨑市長。
◎市長(山﨑山洋) 私には、脳疾患の予防をするために健診を早期に導入しないのかということについて私の考えということで質問がございました。導入するには、市内の医療機関との調整また費用面など、さまざまな課題がございますので、これらにつきまして今後調整、検討をさせていただきたいと考えております。
○議長(出山國雄) これで正論の
会派代表質問を終わります。 自席にお戻りください。 〇
△休会の件
○議長(出山國雄) 日程第6、休会の件を議題とします。 お諮りします。あす2月19日は印旛郡市広域市町村圏事務組合議会定例会のため休会にしたいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(出山國雄) 異議なしと認めます。 したがって、2月19日は休会することに決定しました。 〇
△散会の宣告
○議長(出山國雄) 以上で本日の日程は全部終了しました。 本日はこれで散会します。 なお、2月20日は午前10時に会議を開きますので、よろしくお願いします。 ご苦労さまでした。 散会 午後2時55分...