印西市議会 > 2003-09-24 >
09月24日-議案説明、質疑、討論、採決-06号

  • "山﨑山洋議員"(/)
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  1. 印西市議会 2003-09-24
    09月24日-議案説明、質疑、討論、採決-06号


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    最終取得日: 2023-03-26
    平成15年  第3回定例会( 9月定例会)       平成15年第3回印西市議会定例会 議事日程(第6号)                               平成15年9月24日午前10時開議日程第 1 会議録署名議員の指名                                日程第 2 諸般の報告                                     日程第 3 議案第 5号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正す             る条例の制定について                         日程第 4 議案第 6号 字の区域及び名称の変更について                    日程第 5 議案第 7号 交通事故に係る和解及び損害賠償の額を定めることについて        日程第 6 特別委員会の閉会中の継続審査について                        日程第 7 認定第 2号 平成14年度印西市水道事業会計決算認定について            日程第 8 同意第 1号 印西市教育委員会の委員の任命につき同意を求めることについて      日程第 9 同意第 2号 印西市固定資産評価審査委員会の委員の選任につき同意を求めることについて日程第10 請願第15―6号 浦幡新田および木刈地区緑地帯設置等の要望書ならびに意見書の提出に               関する請願                            追加日程第1 発議案第1号 浦幡新田および木刈地区緑地帯設置等の要望書の提出について     追加日程第2        発議案第1号 浦幡新田および木刈地区緑地帯設置等の要望書の訂正につ              いて                                追加日程第3 発議案第2号 浦幡新田および木刈地区緑地帯設置等の意見書の提出について     日程第11 議員派遣の件                                    出席議員(23人)   2番   齋   藤   光   彦       3番   高   橋   直   樹   4番   増   田   葉   子       5番   山   口   道   博   6番   渡   邊   正   一       7番   伊   藤   和   江   8番   金   丸   和   史       9番   軍   司   俊   紀  10番   瀧   田   敏   幸      11番   渡   辺   康   弘  12番   板   橋       睦      13番   伊   藤   博   信  14番   川   村   一   幸      15番   清   水       哲  16番   松   本   隆   志      17番   山   田   喜 代 子  18番   岩   崎   幸   雄      19番   勝   田   敏   之  20番   鈴   木   貞   男      21番   山   﨑   山   洋  22番   板   倉   正   直       23番   出   山   国   雄  24番   松   本   多 一 郎                         欠席議員(1人)   1番   小    川   義   人                         地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名 市  長   海 老 原       栄     助  役   加   藤   幸   廣 収入役    稲   毛   忠   臣     総務部長   佐   藤   純   夫 市民経済                     保健福祉                        大   野       勇            高   橋   忠   行 部  長                     部  長                                          総務課長                 都市建設                     選挙管理                        森   澄   雅   夫            廣   瀬       章 部  長                     委員会                                          事務局長                                          企画政策                 財政課長   水   岡   一   明            武   藤       好                          課  長                                          社会福祉                                          課  長                 ふれあい                                                 板   倉   三   郎     保健福祉   諸   星   欣   二 推進課長                                                                   部参事                                          事務取扱                 都市計画                                                 徳   島   文   男     水道課長   長   浜   英   雄 課  長                                          教育長    佐   藤   幸   納     教育部長   石   川   幸   男 教育総務                                                 宍   倉   正   勇                          課  長                                         本会議に職務のため出席した者の職氏名 議  会                                                 佐   瀬   知   于     副主幹    中   澤   久   倶 事務局長                                          主  査   小   林       毅     主任主事   秋   本   康   一 主  事   本   橋   宏   美 △開議の宣告                               (午前10時) ○議長(松本多一郎) おはようございます。  これから本日の会議を開きます。                        〇 △議事日程の報告 ○議長(松本多一郎) 本日の議事日程については、お手元にお配りしたとおりです。ご了承願います。                        〇 △会議録署名議員の指名 ○議長(松本多一郎) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第81条の規定によって、9番軍司俊紀議員、10番瀧田敏幸議員を指名します。                        〇 △諸般の報告 ○議長(松本多一郎) 日程第2、諸般の報告を行います。  本日、市長から議案及び平成14年度主要施策の成果の説明書の追加分の送付があり、これを受理しましたのでご報告いたします。  次に、9月11日に全員協議会を開催し、附属機関の委員の選出を行いましたので、その結果を報告します。議会選出の印西市住所表示審議会委員伊藤博信議員松本隆志議員軍司俊紀議員山口道博議員を推薦します。  これで諸般の報告を終わります。                       〇 △議案第5号 ○議長(松本多一郎) 日程第3、議案第5号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。  本案について提案理由の説明を求めます。  市長。    〔市長、登壇〕 ◎市長(海老原栄) おはようございます。議員の皆様方には、ご出席ご苦労さまです。  それでは、議案第5号についてご説明をいたします。  本案は、公職選挙法第48条の2の規定の追加により、新たに期日前投票制度が創設されたことに伴い、その投票管理者及び投票立会人の報酬について所要の改正を行うため、特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正するものでございます。  詳細につきましては、選挙管理委員会事務局長より説明をいたしますので、よろしくご審議くださいますようお願いをいたします。 ○議長(松本多一郎) 選挙管理委員会事務局長。    〔選挙管理委員会事務局長、登壇〕 ◎選挙管理委員会事務局長(廣瀬章) それでは、議案第5号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について補足説明をさせていただきます。  今回の改正でございますが、公職選挙法の一部を改正する法律が平成15年6月11日に公布されまして、同年12月1日から施行されることになったものでございます。この改正により、選挙期日前でも選挙期日、投票日と同じく投票を行うことができる、つまり投票用紙を直接投票箱に入れることができる期日前投票制度が新たに創設され、従来の不在者投票は、原則として期日前投票に移行するものでございます。これによりまして、期日前投票所投票管理者及び投票立会人を選任し、置く必要が生じたものでございます。  今回当該条例中の別表で定めております非常勤特別職の職員の区分及び報酬額欄に、期日前投票所投票管理者、日額1万1,200円及び期日前投票所投票立会人、日額9,600円を新たに加える改正を行うものでございます。また、これにあわせまして、従来投票管理者及び投票立会人として定めておりました非常勤特別職の職員を期日前投票所投票管理者及び投票立会人と区別するため、投票所投票管理者投票所投票立会人に改めるものでございます。  また、当該改正条例につきましては、平成15年12月1日から施行するものでございます。  以上が今回の改正内容でございます。よろしくご審議のほどお願いをいたします。 ○議長(松本多一郎) これから質疑を行います。  質疑はありませんか。  9番、軍司俊紀議員。 ◆9番(軍司俊紀) 質問します。  ちょっと勉強不足で私わからない部分があるのですが、今回投票管理者、それから立会人とも、期日前投票所というのが設けられることによって、非常勤特別職ということで期日前投票所投票管理者及び期日前投票所投票立会人ということで設定されていると思うのですけれども、それぞれ投票所のという前にまくら言葉がつき、投票管理者立会人に比べてそれぞれ若干の金額が減額されているのですけれども、この減額の理由、差額はなぜなのかと、これは時間なのか、仕事内容なのか、どういったことでこの差額をつけているのか、これを教えてください。1点お願いします。 ○議長(松本多一郎) 選挙管理委員会事務局長。 ◎選挙管理委員会事務局長(廣瀬章) もう既にご案内のとおり、投票当日につきましては、午前7時から午後8時までという時間帯でございまして、期日前投票所の投票時間につきましては、不在者投票と同じ時間帯でございまして、午前8時半から午後8時までということでございまして、時間の差によるものでございます。  以上でございます。 ○議長(松本多一郎) 8番、金丸和史議員。 ◆8番(金丸和史) 1点だけです。附則の施行月日なのですけれども、これは公職選挙法の改正に準じたという形なのでしょうか。施行月日が12月1日という理由を教えていただきたいと思います。
    ○議長(松本多一郎) 選挙管理委員会事務局長。 ◎選挙管理委員会事務局長(廣瀬章) それでは、ご質問にお答えいたします。  公職選挙法が12月1日から施行することになってございますので、それに合わせまして条例の方の施行も12月1月に施行とするものでございます。  以上でございます。 ○議長(松本多一郎) ほかに質疑はありませんか。    〔「ありません」と言う人あり〕 ○議長(松本多一郎) これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(松本多一郎) 討論なしと認めます。  これから議案第5号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。  議案第5号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定については原案のとおり決定することに賛成の方は起立を願います。    〔賛成者起立〕 ○議長(松本多一郎) 起立全員です。  したがって、議案第5号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定については原案のとおり可決されました。                        〇 △議案第6号 ○議長(松本多一郎) 日程第4、議案第6号 字の区域及び名称の変更についてを議題とします。  本案について提案理由の説明を求めます。  市長。    〔市長、登壇〕 ◎市長(海老原栄) 議案第6号についてご説明をいたします。  本案は、県営平戸1期地区土地改良事業に伴い、市の区域内の字の区域及び名称の変更の必要が生じたので、地方自治法第260条第1項の規定により議決を求めるものでございます。  詳細につきましては、総務部長より説明をいたしますので、よろしくご審議くださるようお願いをいたします。 ○議長(松本多一郎) 総務部長。    〔総務部長、登壇〕 ◎総務部長佐藤純夫) それでは、議案第6号の補足説明をさせていただきます。  このたびの字の区域及び名称の変更につきましては、千葉県が武西、戸神地先圃場整備のために行いました県営平戸1期地区土地改良事業に伴い、旧字に係る水路及び道路等の位置に変更が生じたため行うものでございます。当事業は、総面積33.5ヘクタールの区域で、平成9年度に着工し、平成12年度に面工事が完了しておりまして、今年度内に換地処分を行う予定となっております。  それでは、恐れ入りますが、審議資料の6の1ページをごらん願います。こちらは位置図でございまして、県営平戸1期地区土地改良事業区域を茶色で表示してございます。次に、審議資料の6の2ページをお開き願います。こちらは新旧字境界図でございまして、青色の線で旧字の境界を、また茶色の線で変更部分の新しい字の境界を表示しております。次に、審議資料の6の3ページをお開き願います。こちらは、字変更区域図でございまして、字ごとの変更区域を①から⑪で表示してございます。  それでは、議案とともに変更します字の区域及び名称について、①から順にご説明をいたします。戸神字役田から戸神字神明下へ変更する区域が字変更区域図の①で表示した茶色の部分でございまして、面積が49平方メートルでございます。次に、武西字東前から戸神字神明下へ変更する区域が字変更区域図の②で表示した青色の部分でございまして、面積が2,361平方メートルでございます。次に、戸神字神明下から武西字東前へ変更する区域が字変更区域図の③で表示した黄色の部分でございまして、面積が6,107平方メートルでございます。次に、武西字居下から武西字東前へ変更する区域が字変更区域図の④で表示した茶色の部分でございまして、面積が416平方メートルでございます。次に、武西字台から武西字東前へ変更する区域が字変更区域図の⑤で表示した青色の部分でございまして、面積が40平方メートルでございます。次に、武西字台から武西字居下へ変更する区域が、字変更区域図の⑥で表示した黄色の部分でございまして、面積が84平方メートルでございます。次に、武西字西居下から武西字居下へ変更する区域が字変更区域図の⑦で表示した黄色の部分でございまして、面積が1万8,014平方メートルでございます。  それでは、恐れ入りますが、議案の2枚目をお開き願います。武西字南台から武西字西居下へ変更する区域が字変更区域図の⑧で表示した茶色の部分でございまして、面積が2,797平方メートルでございます。次に、武西字北台から武西字西居下へ変更する区域が変更区域図の⑨で表示した青色の部分でございまして、面積が173平方メートルでございます。次に、武西字南崎から武西字西居下へ変更する区域が変更区域図の⑩で表示した黄色の部分でございまして、面積が7,154平方メートルでございます。次に、武西字向新田から武西字西居下へ変更する区域が変更区域図の⑪で表示した茶色の部分でございまして、面積が129平方メートルでございます。以上、変更となる区域は大字戸神及び武西にかかる11カ所でございます。  よろしくご審議くださるようお願い申し上げます。 ○議長(松本多一郎) これから質疑を行います。  質疑はありませんか。  9番、軍司俊紀議員。 ◆9番(軍司俊紀) この議案、字の区域及び名称の変更ということで、ご説明をお聞きしていると、土地改良事業に伴っての変更だということはわかるのですけれども、審議資料の6の3を見ますと、例えば⑦、⑩に関して言うと、これは今回の字の区域及び名称の変更によって住所が変わるお宅も何軒かあるみたいなのです。このお宅に対する影響であるとか、その影響が1点。それからもう一点が、この字を変更する意味というか、特にここきのう私見に行ってきたのですけれども、ほとんど農地で、田んぼとか畑だったと思うのですけれども、わざわざこれをする意味というのがちょっと私理解できないのですけれども、その辺ちょっと理由を教えてください。  以上です。 ○議長(松本多一郎) 総務部長。 ◎総務部長佐藤純夫) まず1点目でございますが、住宅に関する影響はないというように聞いております。  次に、田んぼなので字を変える意味はあるかということでございますが、昭和58年の8月に定めました内規でございますが、字の変更に関する内規でございまして、この中で境界について定めがございまして、字の境界については、道路、鉄道、もしくは軌道の路線、その他恒久的な施設または河川、水路をもって定めるというようになっておりますので、今回それが変わるということで変更になるということでございます。 ○議長(松本多一郎) 9番、軍司俊紀議員。 ◆9番(軍司俊紀) 今の内容、ご説明はよくわかったのですが、もう一点、別の観点からご質問させていただきたいのですけれども、これは旧字名から新字名になるときに、当然同じような名前、今のご説明のとおり、例えば道路とか水路によって区分けされていたものが1筆の土地になるから、名前も同じにしようという趣旨で多分今回の議案が出てきたのだろうと推測されますけれども、もう少しわかりやすい字名にするとか、そういうことは考えていなかったのかどうか、それをもう一点お聞きします。 ○議長(松本多一郎) 総務部長。 ◎総務部長佐藤純夫) 先ほどご説明いたしましたように、字界になるものについては、恒久的な施設あるいは河川、水路をもってということですから、1筆にするためではなくて、今まで字界になっていたそういうものが変更になったために行うということでございます。それから、字の名称変更ということでございますが、基本的に今回の場合その必要はないということだと思います。 ○議長(松本多一郎) ほかに質疑はありませんか。  17番、山田喜代子議員。 ◆17番(山田喜代子) このことは、事前に住民によく説明があったのでしょうか。そのことについてお伺いします。それで、もし説明があるのだったら、住民からどのような声があったのか、それを把握しているのでしたら教えてください。  それと、この備考のところに、上記の土地の表示は平成15年8月6日現在の土地登記簿謄本によるということになっていますけれども、何で8月6日なのでしょうか。ちょっとこの辺よくわかりませんので教えてください。 ○議長(松本多一郎) 総務部長。 ◎総務部長佐藤純夫) まず、字変更についての地権者同意の件でございますが、今回の土地改良事業につきましては、県営の事業ではございますけれども、地権者の意向にできるだけ沿うような形になるよう、地権者によって役員会組織をつくって行っておりますものですから、役員会の中で決定した事項に基づき市として字変更を行うということですので、問題は生じないと思います。  それから、登記簿について直近のものを使用するということで、8月6日ということだそうでございます。 ○議長(松本多一郎) 17番、山田喜代子議員。 ◆17番(山田喜代子) 役員会の中で決定とおっしゃいますけれども、一人一人の意見はどうなっているかというのは、市の方で吸い上げていないのでしょうか。どんな意見があったのでしょうか。これは県の事業とおっしゃいましたけれども、それは市は全くかかわっていないのですか。 ○議長(松本多一郎) 市民経済部長。 ◎市民経済部長(大野勇) 地権者の同意の関係でございますが、土地改良事業を施行するときに、皆さんやはり同意をもって進めている事業でございますので、これらについては特に問題なく仮換地処分ができているものと、このように思っております。 ○議長(松本多一郎) 17番、山田喜代子議員。 ◆17番(山田喜代子) この土地改良事業のことですけれども、これは同意というのは、これは全員の同意がなかったらこれは土地改良事業というのはできないわけですよね。それがちゃんと全員同意の上でということを市の方で把握していて、問題ないと思っているとおっしゃいますけれども、実際に問題ないのですか。この土地改良事業というのは順調に進んでいるのですか。ちょっとその辺について、その土地改良事業そのものが、市として、これは字のあれで、内容がちょっと飛んでしまうのかもしれませんけれども、この土地改良事業についていろいろと問題あると聞いていますので、この辺について。 ○議長(松本多一郎) 議案に沿った質疑をお願いします。 ◆17番(山田喜代子) そちらの方で同意があるということで、これは全員の同意がなかったら、これは事業が進められないわけですよね。ちょっとその辺の確認です。それと、問題ないと思うとおっしゃいましたけれども、実際にそういう声は届いていないですか。 ○議長(松本多一郎) 市民経済部長。 ◎市民経済部長(大野勇) この事業は、先ほどもお話があったわけでございますけれども、平成9年から今年度をもって終了する事業でございます。そういうようなことから、特に問題があるということについては、私どもは耳にしていないところでございます。 ○議長(松本多一郎) ほかに質疑はありませんか。    〔「ありません」と言う人あり〕 ○議長(松本多一郎) これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。    〔「ありません」と言う人あり〕 ○議長(松本多一郎) 討論なしと認めます。  これから議案第6号 字の区域及び名称の変更についてを採決します。  議案第6号 字の区域及び名称の変更については原案のとおり決定することに賛成の方は起立を願います。    〔賛成者起立〕 ○議長(松本多一郎) 起立多数です。  したがって、議案第6号 字の区域及び名称の変更については原案のとおり可決されました。                        〇 △議案第7号 ○議長(松本多一郎) 日程第5、議案第7号 交通事故に係る和解及び損害賠償の額を定めることについてを議題とします。  本案について提案理由の説明を求めます。  市長。    〔市長、登壇〕 ◎市長(海老原栄) 議案第7号についてご説明をいたします。  本案は、平成15年8月5日、印西市深草1204番地4の奈良整形外科駐車場内におきまして、公用車と相手方車両が衝突し、発生した物損事故につきまして、地方自治法第96条第1項第12号及び第13号の規定により和解し、損害賠償の額を定めたものでございます。  詳細につきましては、総務部長より説明をいたしますので、よろしくご審議くださるようお願いをいたします。 ○議長(松本多一郎) 総務部長。    〔総務部長、登壇〕 ◎総務部長佐藤純夫) 議案第7号につきまして補足説明をさせていただきます。  審議資料の1ページをお開き願います。まず、事故の概要について申し上げます。平成15年8月5日午前10時23分ごろ、印西市深草1204番地の4、奈良整形外科駐車場内におきまして、予防接種業務の打ち合わせを終了し帰庁する際、公用車が駐車場から道路に出るため方向転換をしようと後退をしたところ、駐車待ちをしていた相手方車両に衝突する、そういう物損事故が発生をいたしました。この事故によりまして、公用車リアバンパー右側部分を損傷、相手車両はフロントバンパー中央部分を損傷いたしました。なお、公用車及び相手車両の運転手にけがはございませんでした。その後相手方と示談交渉を進めてまいりまして、今回の事故では、相手車両が駐車待ちのため停車状態であったこと、また職員が発進前後方確認を怠ったこと、後退時、後方に対する注意が不足していた点を考慮いたしまして、市の過失10割として、9月5日、相手方の了承を得たものでございます。和解の条件につきましては、市が相手方に対し6万3,284円を支払うことで、今後本件に関し、裁判所、裁判外を問わず一切異議の申し立て、請求を行わないものとする内容でございます。なお、市が相手方に支払う損害賠償金6万3,284円は、公用車が加入しております保険より全額支払う予定でございます。  次に、今回の事故を起こした職員に対する処分について申し上げます。当該職員は、年齢31歳、性別は女性、所属は健康管理課でございます。処分については、先週の9月19日に職員処分審査委員会を開催いたしまして、事故の状況、過失の割合等を考慮し、審査をした結果、印西市職員の懲戒処分の基準等に基づきまして、当該職員を厳重注意処分といたしたところでございます。そして、市長から直接厳重な注意をなしたところでございます。このたびの事故は、比較的軽微なものではございますが、当然のことながら安全確認を確実に行うなどは安全運転の基本でございまして、特に市職員は安全運転の範となるべき立場にありますので、当該職員に対しましても、こうした点を十分に認識させ、公用車の運転に当たって細心の注意を払い、安全運転の励行に努めるよう今後とも指導してまいりたいと思っております。  このような職員の交通事故によりまして、損害賠償の議決という形で市議会の議員の皆様方に、前回の議会、そして前々回とたびたびご審議をいただくということはまことに心苦しい限りでございます。今後とも全職員に対しまして、安全運転の励行を改めて十分に認識させるとともに、特に公務中の公用車の運転に当たっては、細心の注意を払い、交通事故の再発を防止するべく一層努力してまいりたいと思っております。  以上でございます。 ○議長(松本多一郎) これから質疑を行います。  質疑はありませんか。  17番、山田喜代子議員。 ◆17番(山田喜代子) 今回このように所属とか、あと年齢とか言いましたけれども、今後もこのようにこの議会の場で発表する予定なのでしょうか。事故はこれで終わりにしてほしいものですけれども、こういうように職員は十分に、こういう事故を起こした時点ですごくショックで反省をしていると思うので、わざわざこういうように特定の人がわかるようなあらわし方をする必要はないと思いますけれども、その点についてお伺いします。 ○議長(松本多一郎) 総務部長。 ◎総務部長佐藤純夫) その件に関しましては、前回も申しましたように、やはり公務員として公用車を、特に公用車の場合でございますが、使用して私どもは業務をするわけでございます。そういう面の責任という面から考えまして、今後とも所属、年齢、男女の性別等も含めましてご報告をさせていただきたい。さらに重大事故の場合については、個人名もやぶさかではないというようなことを考えております。  以上でございます。 ○議長(松本多一郎) ほかに質疑はありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(松本多一郎) これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。    〔「ありません」と言う人あり〕 ○議長(松本多一郎) 討論なしと認めます。  これから議案第7号 交通事故に係る和解及び損害賠償の額を定めることについてを採決します。  議案第7号 交通事故に係る和解及び損害賠償の額を定めることについては原案のとおり決定することに賛成の方は起立を願います。    〔賛成者起立〕 ○議長(松本多一郎) 起立全員です。  したがって、議案第7号 交通事故に係る和解及び損害賠償の額を定めることについては原案のとおり可決されました。                        〇 △特別委員会の閉会中の継続審査について ○議長(松本多一郎) 日程第6、特別委員会の閉会中の継続審査についてを議題とします。  決算審査特別委員会委員長から、委員会において審査中の認定第1号 平成14年度印西市各会計歳入歳出決算認定については、会議規則第104条の規定によって、お手元に配りました申出書のとおり、閉会中の継続審査の申し出があります。  お諮りします。委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(松本多一郎) 異議なしと認めます。  したがって、認定第1号 平成14年度印西市各会計歳入歳出決算認定については、委員長からの申し出のとおり閉会中の継続審査とすることに決定しました。                        〇 △認定第2号 ○議長(松本多一郎) 日程第7、認定第2号 平成14年度印西市水道事業会計決算認定についてを議題とします。  本案について決算審査特別委員会委員長の報告を求めます。  決算審査特別委員会委員長。    〔決算審査特別委員会委員長、登壇〕 ◎決算審査特別委員会委員長(伊藤博信) ただいま議題となっております認定第2号 平成14年度印西市水道事業会計決算認定につきましては、決算審査特別委員会における審査の経過と結果を報告いたします。委員長、伊藤博信。  本特別委員会は、去る9月18日に開催し、審査の過程において、市長及び水道課職員の出席を求め、質疑、討論、採決を行ったものです。その結果、認定第2号 平成14年度印西市水道事業会計決算認定につきましては、賛成多数で認定すべきものと決定しました。  まず、審査における質疑の主なるものを要約して申し上げます。  平成13年度と14年度との比較の中で、人件費の減は職員の方の減ではないのかという質疑に対し、去年の9月に用務員の方1人の人事異動があり、その対応として機械警備に形を変えたため減になったという答弁がありました。  また、動力費が平成13年度に比べ減となっているが、その理由は何かの質疑に対し、別所に設置している井戸のポンプが故障したためである。またその対策として印旛郡市広域市町村圏事務組合から補充し、対応したという答弁がございました。  また、平成13年度に料金改定があり、その直後使用量が減ったと思われるが、14年度は13年度に比べてどういう動向があったのかという質疑に対し、値上げ当初は買い控えということで水量的には落ちたが、14年度の有収水量を見るとふえている。水量的には回復しているという答弁がありました。  また、給水原価を引き下げ抜本的に解決策として、企業債の5億8,965万8,084円を流動資産の現金5億5,683万7,359円で返還することができないのかという質疑に対し、企業債のうち公営企業債については、大体年1回低金利の方へ借りかえを行っているが、資金運用部の分については認められていないということです。なお、流動資産の現金については、平岡配水場や配水管等における大規模災害等に対するための蓄積分である、できればもっともっと10億円ぐらい積み増したいという答弁がございました。  また、これ以上給水単価を引き下げる方法というものはないのかという質疑に対し、経費のうち人件費がかなりの部分を占めているが、水道課課員7名の人数であることから、水質検査等の事務があり、これ以上の削減は難しいという答弁がございました。現在は水質検査等は水道課職員でやっておるということでございました。  また、松崎工業団地ができた場合の対応はどう考えているのかという質疑に対し、企業の進出がどれくらいあるのか、まず考えられるが、供給元としては、県水道の不拡大方針ということから市営水道となっている。また料金については、同一単価で供給を行うという答弁がございました。  また、収益的収支ですが、料金の改定によって黒字に転換したということだが、人口的な問題もあるが、あとどれくらい続くと見込んでいるのか、それと水道料金の徴収率はどのくらいなのかという質疑に対し、徴収率については、平成14年度99.7%であり、今後の見通しについては、松崎工業団地において建物の減価償却分の加算があり、相当な赤字が考えられるという答弁がありました。  また、収益的収支ですが、総収益は水道料金及び手数料の増により、前年度より169万6,485円の増4億7,315万3,083円であり、総費用は、人件費、減価償却費の減によって1,300万5,507円の減で、4億5,319万6,819円、差し引き純利益で1,965万6,214円、その結果平成14年度末の累積欠損は2億4,254万4,066円になりました。大分改善されたとのことです。  次に、資本的収入及び支出ですが、総収入1億1,218万4,330円、支出は1億5,061万4,708円、収支の差し引き4,165万7,070円の財源不足が生じましたが、この不足分は、過年度分及び当年度分資本的収支調整額と過年度分損益勘定留保資金から補てんしたという説明がございました。  また、市内における達成率はどのくらいなのか、また給水戸数は幾つなのかという質疑に対し、配管は計画で94キロメートルで、現在77キロメートル配管していることから、達成率で82%になっている。また、給水区域内件数が5,848件に対し給水しているのが4,102件であるという答弁がございました。  また、未収が非常に少ないが、未収者に対して水道をとめるのかという質疑に対し、料金が未納の場合、督促状を送付し、それでもだめな場合催告状を送付し、それでもだめな場合は給水停止の予告、これに至るまで約3カ月かかり、その後水道法第15条の規定に基づき給水停止という形をとっているという答弁がございました。また、給水を停止する世帯に対して、他の部局との連携や民生委員との連絡はされるのかという質疑に対し、児童や社会福祉の関係部局とは、担当者同士において状況等の連携をとっているという答弁がございました。これほどまでにしても、何件かは飲み逃げの家庭もあるということでございました。  また、給水原価において、平成13年度から14年度にかけて、約10円から11円、1立方メートル当たり下がっているが、これは14年度から15年度にかけても同様な原価低減が見込めるのかという質疑に対し、要素として、給水原価の中身の大部分は印旛郡市広域市町村圏事務組合から水を購入する値段と人件費により成っており、その中で人事異動による用務員1名減、減価償却費及び企業債利息の減並びに借りかえが影響したものである。よって、毎年これだけ下がる保証はできないという答弁がございました。  また、他会計負担金の内容と内訳についてどうなっているのかという質疑に対し、消火栓の維持費という名目でもらっており、金額として160万円である。内訳としては、消火栓1カ所当たり32万円と計算し、5カ所分ということになっている。全部で209カ所ある消火栓の確認を消防署に協力してもらい、修繕箇所を特定し、水道課における修繕を実施することとしているという答弁がございました。  また、平成14年度に平岡配水場の受変電設備の更新工事を実施したが、更新のスパンはどのくらいなのかという質疑に対し、更新スパンは設備により異なるが、大体電気機械では20年前後、非常用自家発電については30年を目安にし、更新を予定しているという答弁がございました。  また、給水原価の内訳についてどのようになっているのかという質疑に対し、印旛郡市広域市町村圏事務組合の仕入れ単価は1立方メートル当たり199円で、それに水道課の人件費等を加算し353円97銭となっている。なお、井戸水の単価は、1立方メートル当たり約6円となっているという答弁でございました。  また、印旛郡市広域市町村圏事務組合から1立方メートル当たり199円という高い価格設定になっている原因は何かという質疑に対し、価格の設定は三つの内容から成っており、まず印旛郡市広域市町村圏事務組合の経費相当である基本料金1立方メートル当たり76円、浄水加工費の基本経費相当である調整基本料金1立方メートル当たり112円、浄水加工経費相当分である使用料1立方メートル当たり11円から成っており、浄水加工の経費が一番を占めているという答弁がございました。  また、これから掘る井戸については規制があるのかという質疑に対し、地盤沈下の原因になるということから、県においても規制の対象となってくる。またその場合、印旛郡市広域市町村圏事務組合から供給を受けるよう指導されると思われるという答弁がございました。  次に、討論につきましては、ありませんでした。  以上をもちまして、決算審査特別委員会における審査の経過と結果の報告を終わります。 ○議長(松本多一郎) これから委員長の報告に対する質疑を行いますが、委員長報告に対する質疑の範囲は、委員会の審査経過及び結果に対する質疑に限られ、議案審議に戻るような質疑はなりませんので、ご了承願います。なお、所属委員の質疑は妥当を欠きますので、ご遠慮願います。  質疑はありませんか。  9番、軍司俊紀議員。 ◆9番(軍司俊紀) 総括質問でやろうかどうか迷ったのですけれども、今回の水道事業の決算認定ということなので、委員長を通して聞くような感じになりますが、あくまでもこれは水道事業ですよね。事業というからには、例えばこれは5年後とか10年後はこの事業は一体どうなっているのだろうかといったようなビジョンがないとならないと思うのですけれども、例えば資本的収支、それから収益的収支、それぞれの5年後、10年後のシミュレーションはどうなっているのか、このような質疑はあったのかどうか、及び企業債における返済計画、これについても5年間、10年間の返済計画はこうなっていて、最終的にこうなりますよと、残債はこのくらいですよといったようなシミュレーションがあるかどうかといったような質疑はされたのがどうか、それについて1点だけお聞きします。 ○議長(松本多一郎) 決算審査特別委員会委員長。 ◎決算審査特別委員会委員長(伊藤博信) 軍司議員の質問にお答えします。  特別そのような大きな質疑は委員の方からはなかったと記憶しておりますが、軍司議員の言うことはバランスシートで5年後、10年後はどう変遷するのかということでしょうけれども、今水道会計は企業会計になっております。そして現在は、何といっても一般会計からの補助金なしではやっていられません。軍司議員も言ったと思いますが、印西市の水道会計は、高い原水を買って市民に安い水道料金設定して水を供給しておりますので、どうしても…… ○議長(松本多一郎) 委員長、報告に対する質疑です。 ◎決算審査特別委員会委員長(伊藤博信) 別段そういう大きな質問はありませんでした。 ○議長(松本多一郎) ほかに質疑はありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(松本多一郎) これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(松本多一郎) 討論なしと認めます。  これから認定第2号 平成14年度印西市水道事業会計決算認定についてを採決します。  この決算に対する決算審査特別委員会委員長の報告は認定とするものです。この決算は決算審査特別委員会委員長の報告のとおり認定することに賛成の方は起立を願います。    〔賛成者起立〕 ○議長(松本多一郎) 起立多数です。  したがって、認定第2号 平成14年度印西市水道事業会計決算認定については認定することに決定しました。                        〇 △同意第1号 ○議長(松本多一郎) 日程第8、同意第1号 印西市教育委員会の委員の任命につき同意を求めることについてを議題とします。  提出者の説明を求めます。  市長。    〔市長、登壇〕 ◎市長(海老原栄) 同意第1号についてご説明をいたします。  現在教育委員としてご活躍をいただいております飯岡雅行氏が任期満了になることから、再任をお願いするものでございます。  飯岡氏につきましては、お手元の参考資料にございますように、青少年相談員、小中学校のPTA会長、さらに印旛郡市においても会長を歴任されるなど、教育関係の数々の要職を務められ、平成11年10月からは教育委員としましてご活躍をいただいております。今後ますます複雑多様化する教育行政に対して、教育委員としてその経験を生かし、誠意と熱意を持ってご貢献をいただけるものと確信をしてお願いをするものでございます。  よろしくお願いを申し上げます。 ○議長(松本多一郎) これから質疑を行います。なお、地方自治法第132条に規定されている品位の保持に努めていただきたいと思います。  質疑はありませんか。  15番、清水哲議員。 ◆15番(清水哲) 教育委員ということで、これからの印西市を担っていく青少年のことを考えると、非常に大切な案件だと思います。既にもう現在教育委員としてご活躍ということですので、今までの活動の内容と言ったら変ですけれども、どういった教育委員会でご発言があったかということを、主立ったもので結構ですので、教えていただければと思います。全部となると大変ですので、特に教科書の選定に当たってどのように発言をされていたか、会議録が残っていれば教えていただきたいと思います。 ○議長(松本多一郎) 質疑の途中ですが、ここで休憩したいと思います。11時15分まで休憩いたします。    休憩  午前10時52分    再開  午前11時15分 ○議長(松本多一郎) 再開します。  休憩前に引き続き会議を開きます。  15番、清水哲議員の質問に対する執行部の答弁を求めます。  市長。 ◎市長(海老原栄) 先ほどの清水議員のご質問にお答えを申し上げます。  教育委員会は、合議体による行政委員会であり、会議において教科書問題がどのように議論されたのかについては、承知はしておりません。 ○議長(松本多一郎) 15番、清水哲議員。 ◆15番(清水哲) 市長、これ今度再任なわけです、継続して。要するに今までの活動されてきた、今までお仕事をされてきたことを評価されて、議会に対してもう一度この方が適任であるからお願いしたいというご判断だと思うのです。ですから、私直接飯岡さんを存じ上げませんけれども、どのような市の教育委員会の中で活動されてきたのか、あるいはどういう発言、あるいはどういうポリシーを持ってこのお仕事に当たられてきたのかというのは非常に大切だと思うのです。新任の方ではありませんので。非常に多くの方が関心を寄せている問題について、どのような取り組みをしてきたので、議会に対して再任をお願いしたいという方向性をお示しいただくことは非常に大切なことだと思うのです。細かい一つ一つの発言についてどうのこうのということを言っているわけではなくて、世の中多くの皆様が関心があって、新聞でも一面トップで扱われるような記事、あるいはテレビでも一番最初に出てくる問題ですよね。そのことについてどういうご認識を持っていたか、細かい一言一句紹介してほしいと言っているわけではなく、どういうお考えのもとに取り組まれてきたかということを議会にお示しいただくということは非常に大切なことではないかと思いますが、それによって議会がどういう判断をするかということを、やっぱり市長としては求めていくのが筋ではなかろうかと思いますが、細かい一つ一つの発言は結構ですので、今まで、今平成15年ですから、4年間、11年からやられていますので、その間主立った内容について、過去の経歴よりも、むしろ在任期間中どういう取り組みをされていたかということをお示しいただく方が、我々としては再任同意しやすいと思いますが、いかがでしょう。もう一度改めてどういうことがあったか、お示しいただけるのであればお示しをいただきたいと思いますし、今の私の質疑に対して市長はどのようにお考えなのか、市長のお考えをお尋ねしたいと思います。 ○議長(松本多一郎) 市長。 ◎市長(海老原栄) 教育委員会は合議制の執行機関であり、教育委員会の会議の構成員として、民意を代表して職責を行うこととされております。飯岡委員におかれましては、教育行政の発展にご尽力をいただいておりますし、過去4年間の教育委員会の主な事業といたしましては、平成11年度はふれあい教室、スクールカウンセラー、心の教室相談員に関する調査の研究、第50回印旛郡市民体育大会の開催、高花学校給食センターの調理等の民間委託など、平成12年度には、小倉台図書館の開館、中学校教育用コンピューター整備、社会福祉読本の作成など、13年度は小学校の教育用コンピューター整備、IT講習事業など、平成14年度は、外国語の指導助手活用事業、情報教育化環境整備事業及び完全学校週5日制対応などの事業を積極的に行っておりますので、そういう中からご推薦をもう一度お願いするわけでございますので、ご理解いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(松本多一郎) 15番、清水哲議員。 ◆15番(清水哲) 今市長から合議制でいろいろな事業を4年間やられたということですが、その事業に中心的な役割を果たされたのが飯岡さんというご認識でよろしいのでしょうか、今言われた学校週5日制であるとかふれあい教室であるとか、外国人の先生を招聘したとか、そういう事業の中心的役割を果たされた方が飯岡さんであるので、飯岡さんをご推薦したいという認識でよろしいのですか、それとも飯岡さんはそういった事業には反対であったけれども、多数決の結果、教育委員会として意思決定してそういう事業が行われたのか、その辺が大切なのです、市長。全員が同じ意見、教育委員5人でやっているのでしょうけれども、同じ意見でやったのか、あるいは異色の意見を持っておられたのか、その辺を判断材料としてお示しをいただきたいというお願いをしているのです。最終的な教育委員会の決定で、教育委員会の事業が行われたのは、私ども承知しております。ただしそこに至る過程でどのような議論があって、この飯岡氏のご意見、市長が今回適任だということで買われたという、その市長が一番買われた点を我々にお示しをいただきたいと思います。  以上です。 ○議長(松本多一郎) 市長。 ◎市長(海老原栄) この教育委員会は、合議制の執行機関でございます。1人ばかりでなくて、5人の委員の中でいろいろ会議を行って、それで決めていくものでありまして、1人だけがやったということではございません。委員の皆さん方のお力によって、こういうような形で仕事が進んでおるものと思っております。 ○議長(松本多一郎) 17番、山田喜代子議員。 ◆17番(山田喜代子) この委員に任命されるまでの経緯をお伺いしたいと思います。今回この方は2期目になるわけですけれども、私毎回質問しているのですけれども、公募という考えというのは全くないのでしょうか。今まで私が質問した中で、公募の考えを聞いてきましたけれども、それから公募について検討されたのかどうか。成田市では教育委員を公募しているのです。白井市では、都市計画審議会の委員も今度公募することになっています。そういうことからして、市として今までそういう公募ということに対して検討したのかどうか。そのほかに、ほかに教育委員対象者はいなかったのかどうか。それと、教育委員は女性が1名ですけれども、女性の登用をふやす考えはないか、その辺についてもお伺いしたいと思います。  それと、教育委員会、傍聴なのですけれども、もし私たちは傍聴したことありますけれども、一般市民の方が教育委員会のいろいろな会議について傍聴されたことがあるのかどうか、その実績といいますか、それについてお伺いしたいと思います。いろいろな委員を決めるときに、大体今まで教育委員に限らず市長がご存じの方が多いわけです。だけれども、市長は市民全員と会っているわけではありませんから、そういう意味でも公募についての考え方をもう一度お伺いしたいと思います。  以上です。 ○議長(松本多一郎) 市長。 ◎市長(海老原栄) それでは、ご質問にお答えを申し上げます。  このたびの飯岡委員の再任につきましては、公募によることは考えなかったのかということでございましたが、そこは考えていませんでした。現在国の教育改革が進められ、教育の変革期を迎えているところでございますので、飯岡委員の長年にわたる社会教育活動の経験や、4年間の教育委員の経験が今必要と判断したためでございます。しかし、教育委員の公募については、教育という性質から、教育の中立性、政治的中立性、教育の安定性等の確保が必要でございますので、慎重に調査研究をしてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いを申し上げます。  女性の委員をふやすことについて、委員の人選に当たっては、年齢、性別、職業等に著しい隔たりを生じさせるよう配慮することとなっておりますので、総体的に考えていきたいと思っております。  傍聴のことについて質問があったかと思うのですけれども、平成12年の第11回印西市教育委員会定例会、印西市学校給食食器の更新方針についてが1回、平成15年第2回印西市教育委員会定例会、印西市通学区域審議会の諮問の結果についてのときに傍聴がございました。 ○議長(松本多一郎) 17番、山田喜代子議員。 ◆17番(山田喜代子) これからもう一度確認します。公募するということをまず検討する、そういう考えがないのかどうか、その点お伺いします。  それと、先ほどの清水議員の質問の答弁の中で、高花の給食センターの民間委託についてということがありましたけれども、この給食センター、民間委託、これはするかしないかというそういう検討委員会の中でのことなのでしょうか。もう決まった時点のことなのでしょうか。ちょっと民間委託については、私は反対の立場なので、彼がどういう立場をとっているか、この1点だけお伺いしたいと思います。 ○議長(松本多一郎) 市長。 ◎市長(海老原栄) 民間委託のことについてのご質問あったのですが、民間委託に対するご質問は、今後の課題でございますので、ここの委員会ではちょっと関係ないとは思います。  ちょっと回答漏れがございましたので。それから、教育委員の公募については、今後非常に研究してまいりたいと考えております。 ○議長(松本多一郎) ほかに質疑はありませんか。    〔「ありません」と言う人あり〕 ○議長(松本多一郎) これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(松本多一郎) 討論なしと認めます。  これから同意第1号 印西市教育委員会の委員の任命につき同意を求めるについてを採決します。  同意第1号 印西市教育委員会の委員の任命につき同意を求めることについては原案のとおり決定することに同意することに賛成の方は起立を願います。    〔賛成者起立〕 ○議長(松本多一郎) 起立多数です。  したがって、同意第1号 印西市教育委員会の委員の任命つき同意を求めることについては、これに同意することに決定しました。                        〇 △同意第2号 ○議長(松本多一郎) 日程第9、同意第2号 印西市固定資産評価審査委員会の委員の選任につき同意を求めることについてを議題とします。  提出者の説明を求めます。  市長。    〔市長、登壇〕 ◎市長(海老原栄) 同意第2号についてご説明をいたします。  現在固定資産評価審査会委員に選任しております大野光三氏が任期満了となることから、再任をお願いするものでございます。  大野氏につきましては、お手元の資料にございますように、印西町税務課に勤務以来総務課長を初め数々の職務を歴任され、職員として印西の発展のためにその力を大いに発揮されました。また現在も市史編さん委員会委員としてご尽力をいただいているところでございます。このように大野氏は、豊富な経験を持ち、また人格識見ともすぐれており、委員として適任であると確認をしてお願いするものでございます。  よろしくお願いをいたします。 ○議長(松本多一郎) これから質疑を行います。なお、地方自治法第132条に規定されている品位の保持に努めていただきたいと思います。  質疑はありませんか。  9番、軍司俊紀議員。 ◆9番(軍司俊紀) 3点ほど質問します。まず、印西市の固定資産評価審査委員会というのは、これはどのくらいの頻度で開かれているのでしょうか。これが1点目。  2点目、私はこの大野さんは個人的に全然存じてはいないのですけれども、この方は昭和5年生まれということで、計算しますと満73歳になるわけですが、この委員の選任において、年齢によって再任する、再任しないといったようなことはあるのかどうか。そして最後にもう一点、この大野さん自身が今ご説明いただいたように、市史編さん委員会の委員でもあるわけですね。そうしてかつ固定資産評価審査の委員会の委員に今回選任をしてくれということですけれども、これ市の管轄する委員会に同じ人が、複数の委員会に出るということに関してどのようなことを市の方はお考えになっているのだろうかと、それのお考えをお聞かせください。  以上です。 ○議長(松本多一郎) 市長。
    ◎市長(海老原栄) 具体的な活動内容、会議の回数はということですが、固定資産の評価について不服の申し立てがあった場合、審査決定するのが任務でございます。そのための会議への出席や、あるいは委員の職務に関する研修会に参加しております。会議等日数は、年に2回から3回でございまして、平成12年に3回、平成14年が2回、平成13年が2回、15年が2回でございます。  それと、70歳を超えているにもかかわらず再任する理由はということでございますが、固定資産評価審査委員会の委員の定数は3名でございます。毎年1名ずつ任期が終了するようになっていましたが、たまたま昨年度は任期中の委員が死亡したことにより、同時に2名の委員を新規に選任したこととなりました。したがって、現在委員の構成は、経験1年の委員が2名と大野氏ということになりますので、委員として経験が豊富な大野氏にもう一度お願いをした方が、審査委員会を円滑に運営していく上で望ましいと判断いたしましたので、再任をお願いしたものでございます。 ○議長(松本多一郎) 市長。 ◎市長(海老原栄) この件は、1人で二つの委員をやっているのではないかということなのですが、異質の件でまたお願いをしているところでございます。 ○議長(松本多一郎) 9番、軍司俊紀議員。 ◆9番(軍司俊紀) 今の再任のところが全然よくわからなかったので、もう一回再任についての考え方をはっきりとした言葉でおっしゃっていただければと思います。それが1点目。  それから、固定資産評価審査委員会の日数をお聞きしたのは、これは激務ならこの人結構厳しいのではないかと、年齢的なこともあるので、厳しいのではないかなと思って質問させていただいたわけなのですけれども、先ほど大野さんは登用するに当たって経験豊富だからというようなことをおっしゃっていましたけれども、経験というのは積んでいかないとならないものなので、逆に若い人の登用であるとか、先ほど教育委員会の委員の選任のことで山田議員もおっしゃっていましたけれども、公募、公募に関しての考え方、これについてもどう思うのか。それから、若い人の登用にも絡むのですけれども、幾つになったらこういう委員には選任しませんといったような内規みたいなものはあるのか、その点もう一度お聞かせください。 ○議長(松本多一郎) 市長。 ◎市長(海老原栄) 先ほども答弁申し上げましたが、固定資産の評価委員会の委員の定数は3でございまして、毎年1人ずつ任期が終了するようになっておりましたが、たまたま昨年度は任期中の委員が亡くなりまして、新しい人を選んだわけでして、同時に2名の新人を選んだということで、古い方が1人いないといろいろ構成上内容の面につきましてもいろいろ豊富な方がいいということで大野氏をお願いをするものでございます。  公募については、今現在考えてはおりません。  それから、70歳ということでございましたが、その年齢の内規はございません。 ○議長(松本多一郎) ほかに質疑はありませんか。 ◆9番(軍司俊紀) この人が委員を重複しているということに関して。 ○議長(松本多一郎) 市長。 ◎市長(海老原栄) ただいま市史編さん委員をお願いしておるわけですが、市史編さんについても知識が豊富でございますので、この異質の分野についてということでお願いするわけでございます。 ○議長(松本多一郎) 9番、軍司俊紀議員。 ◆9番(軍司俊紀) 言っていることが半分わかって半分わかっていないようなニュアンスなのですけれども、複数の委員会に対して同じ人が出るということは、分野が違うからいいのだろうといったような考えもあるかもしれませんが、できるだけ多くの市民の考えを聞くという意味では、この重複委員というのは避けた方がいいのではないかと。人口6万1,000人もいるわけですよ。6万1,000人も人口いる中で、同じ人が、やはり同じような考えで、分野が違うとはいえ、重複していくのはどうなのだろうかというように思いますので、その辺の考え方をもう一度お聞きします。  それから、年齢制限によっての内規はないということなのですけれども、内規ないにせよ、できれば経験を積んでいくという意味では、若い人をどんどん登用していっていただければと思いますので、その辺についての考え方も市長の方の心意気というか、お考えをお聞かせ願えればと思います。  以上です。 ○議長(松本多一郎) 市長。 ◎市長(海老原栄) 先ほども申し上げたのですが、今回の場合は、非常に新人が2人でありますので、亡くなった方もおりまして、急遽新しい方を選んだという関係もありますので、ひとつその辺はご理解を賜りたいと思います。  人材の登用については、適材適所でこれからも行ってまいりたいと思います。 ○議長(松本多一郎) ほかに質疑はありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(松本多一郎) これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(松本多一郎) 討論なしと認めます。  これから同意第2号 印西市固定資産評価審査委員会の委員の選任につき同意を求めることについてを採決します。  同意第2号 印西市固定資産評価審査委員会の委員の選任につき同意を求めることについては原案のとおり同意することに賛成の方は起立を願います。    〔賛成者起立〕 ○議長(松本多一郎) 起立全員です。  したがって、同意第2号 印西市固定資産評価審査委員会の委員の選任につき同意を求めることについては、これに同意することに決定しました。                        〇 △請願第15―6号 ○議長(松本多一郎) 日程第10、請願第15―6号 浦幡新田および木刈地区緑地帯設置等の要望書ならびに意見書の提出に関する請願を議題とします。  本件について、委員長の報告を求めます。  都市建設常任委員会委員長。    〔都市建設常任委員会委員長、登壇〕 ◎都市建設常任委員会委員長(岩崎幸雄) 都市建設常任委員会委員長報告。  ただいま議題となっております請願第15―6号 浦幡新田および木刈地区緑地帯設置等の要望書ならびに意見書の提出に関する請願について、都市建設常任委員会における審査の経過と結果を報告いたします。都市建設常任委員会委員長、岩崎幸雄。  本委員会は、9月19日に委員全員の出席のもと開催し、審査の過程においては紹介議員から説明を求めるとともに、現地調査を実施し、あわせて市担当職員の意見を聞きながら慎重に審査を行いました。審査の結果、請願第15―6号 浦幡新田および木刈地区緑地帯設置等の要望書ならびに意見書の提出に関する請願は、挙手全員で採択とすべきものと決定しました。  初めに、紹介議員に対する質疑の主なるものを要約して申し上げます。まず現地調査をしてみて、もともと既存宅地であり、開発行為がおりており、建築確認も許可されているが、新興住宅地と調整区域の既存宅地が隣接すると問題が発生することがいろいろある。請願項目では、相手方に対して協力をお願いする働きかけであり、強制力はないが、緑地帯の設置の形は具体的に公団所有の土地と日本総合開発の敷地の両方にまたがっての設置をお願いしたいとのことかという質疑に対して、赤道部分、公団敷地部分、パチンコ店事業者の所有地部分について緑地を設けていただきたい。請願者の意向は、形だけの木を植えることでなく、遮へい的に緑で目隠しをするような形である程度広い緑地を設けてもらいたいという話であったという答弁がありました。  また、請願項目の2に車両などの出入り口を住宅地側には設置せずとあるが、これは歩行者であっても一切出入り口をつくらないということかという質疑に対して、この文言から受け取ると、などということであるので、出入り口をつくらないということで認識していただきたいという答弁がありました。  また、事業者や公団に要望されているが、住民サイドから緑地帯を設けてほしい、あるいは出入り口をつくらないというようにという要望したときに、今度住民側としてどういう協力をするという考えはあるのかという質疑に対して、そのことについては聞き及んでいないという答弁がありました。  また、緑地帯として遮へい的な効果のあるものとは、具体的にはどのようなものかという質疑に対して、具体的に樹種名だとか幅員等について、あるいは樹高等についての説明はいただいていない。ただ目隠し、遮へいという効果を上げる緑地帯をお願いしたいということであるという答弁がありました。  また、現在開発業者との間で協議中だと思うが、具体的な出入り口についてはどのような状況になっているのかという質疑に対して、木下街道寄りのみが確認申請がおりた土地だと認識していただきたい。ただ話の中では、赤道の接合部分に出入り口を設けたいという話はあったらしいが、PTAからの要望や地元の反対も非常に強いものがあるので、具体的にどのくらいの出入り口をつけるかという提示はしていないと聞いている。地元住民は到底納得できない話なので反対してもらいたい、また反対していくという意思表示がありましたという答弁がありました。  次に、執行部に対する質疑の主なものを要約して申し上げます。まず、住宅街に隣接していて、出店業者がパチンコ店であれば、相当な車の出入りもあり騒音問題も発生すると思われる。そのときに、敷地の周辺の住宅街を破壊しないような対策を講じる行政指導はなかったのかという質疑に対して、パチンコ店の建築については、建てる場合に近隣の同意等をとるとか、近隣に配慮したものにするような県の指導がある。しかし、最終的には建築に際しての指導面においての合意や協定等を取り交わされることなく現在に及んでいる。最終的には県が許認可権を持っているが、市も県の指導の意向を酌んで指導はしていたという答弁がありました。  また、請願項目は住環境の保全、青少年の健全育成の面からの要望だが、住環境となると排水問題が含んでくる。既存の住宅地に被害が及ぶようなことはないかという質疑に対して、雨水についてはある程度抑制した上でU字溝等に排水する。下水道については、汚水はニュータウン側の下水道の本管に直接放流することで建築確認はされているという答弁がありました。  また、雨水排水は住宅地側が2メートルぐらい低くなっているため、現在の側溝で排出流量の機能が間に合うのか、オーバーフローするような可能性はないかという質疑に対して、計算式にのっとり算出し、オーバーフローのないよう駐車場内に貯留するとかの措置をとり、放流することになるという答弁がありました。またニュータウン区域外の開発に対して、どうしてニュータウン区域の下水道に接続できるようになったのかという質疑に対して、この地区は下水道の全体区域の中であり、つまりいずれ下水道で処理される区域である。現在は調整区域であり、下水道の事業認可はもらっていないが、いずれ下水道の放流などの措置がされる区域である。事業者の自己負担で管渠を埋設することで合意がなされ、そのほか環境悪化につながらないで住環境が保全されると見込まれると下水道課と協議したと聞いているという答弁がありました。  また、既に開発許可がおりており、開発業者が住宅地側に出入り口をつくりたいといった場合は、市の行政指導で規制できるのかという質疑に対して、道路法でいう施工承認といい、切り下げしてその道路から出入りすることになる。基準に合致していれば許可を出さざるを得ないという答弁がありました。  次に、本請願に対する各委員の意見を要約して申し上げます。まず、調整区域で何でも開発できる既存宅地は、特にニュータウンや計画的なまちと隣接して、このような企業が進出する可能性のあるところがまだ何カ所かあると思うが、後からできた良好な住環境のまちに対しては将来問題が発生するということなので、請願の趣旨を踏まえた上で賛同していきたいという意見がありました。  次に、討論につきましては、特にございませんでした。  以上をもちまして、都市建設常任委員会における審査の経過と結果の報告を終わります。    〔「議長」と言う人あり〕 ○議長(松本多一郎) 何でしょうか。 ◆20番(鈴木貞男) 今の説明で概略はわかるのですけれども、図面を持っている人がいますし、私のところなど図面がないから、やはり現地が詳細にわかる図面を皆さんに配付して、それから質疑に入った方がわかりやすくいいのではないかなと思いますけれども、ぜひお願いしたいと思います。 ○議長(松本多一郎) 鈴木議員、今の委員長報告に対する質疑を行いまして、この後意見書が出ます。そのときに具体的に出るということなので、ご了解いただきたいと思います。  はい。 ◆20番(鈴木貞男) 質疑するのに、委員長の報告書だけではなしに、そういうものがあれば参考に欲しいと言っていますから、終わってしまってから、採択されてしまってからそういうものを見ても何にもならないのです。だから、今持っている人もいます。ですから、中に公道も入っているよという話も聞いていますから、そういう図面を見ながら、どこに植栽するのか、どういう形なのかというのは、皆目私たちはわかりません。ですから、それがぜひ欲しいということですから、後で出しますよではないのだよ。採択されて、意見書についていますよというのはわかりますけれども、その前にコピーして皆さんに配付すれば、どういう形のものでどういうように企業庁の土地持っているか、ですから、そういうようなものをまず参考に欲しいということですから、ぜひお願いしたいと思います。 ○議長(松本多一郎) わかりました。  ここで休憩したいと思います。1時まで休憩します。    休憩  午前11時54分    再開  午後1時06分 ○議長(松本多一郎) 再開します。  休憩前に引き続き会議を開きます。  鈴木議員からの要望がありました図面を配付します。  暫時休憩します。    休憩  午後1時07分    再開  午後1時08分 ○議長(松本多一郎) 再開します。  これから委員長報告に対する質疑を行います。なお、委員長報告に対する質疑の範囲は、委員会の審査経過及び結果に対する質疑に限られますので、ご了承願います。また、所属委員の質疑は妥当を欠きますので、ご遠慮願います。  質疑はありませんか。  8番、金丸和史議員。 ◆8番(金丸和史) 1点だけ伺いたいと思うのですけれども、6月定例会でも正論の方からこの件について、また以前にも要望書が出た件だと思うのですけれども、その中で、6月定例会の中でも申し上げたのですが、地区計画などで規制がかけられないかというような話があったりとか、また都市建設部では、都市マスタープランというような形で地域の将来のまちづくりの構想といった観点での構想、マスタープランをつくっていったわけですけれども、そういった観点からの質問が委員会の中で、今請願の審査の中で質疑が行われたかどうか、そのところを伺いたいと思います。お願いします。 ○議長(松本多一郎) 都市建設常任委員会委員長。 ◎都市建設常任委員会委員長(岩崎幸雄) そのような質疑はありませんでした。 ○議長(松本多一郎) 20番、鈴木貞男議員。 ◆20番(鈴木貞男) 図面の配付、どうもありがとうございます。  図面を改めて見ますと、この真ん中に、公団が切り回しの道路をつくったというようになっておりますけれども、この敷地の中に、公道が1本、赤道だと思うのですが、入ってます。開発行為の中で、この赤道の管理者はだれなのか。それともう一つは、こういう一つの開発行為を起こしました一連の土地といいますか、この土地の赤道は、これからどういうように開発業者が位置づけるのか。赤道というのは、何人も通ること、通行することを阻害できない自由な通路でありますので、当然これは現地も視察されたことだろうと思いますし、市としても開発行為に絡んだ県からの諮問、そういうものでいろいろ工程もあろうかと思うのですが、どういうようにこれから考えていくのか。当然これは審議の対象であったと思うのですが、例えば今のこの請願が植栽だけではなしに、通路の問題を加味しますと、この斜線部分が植栽対象にお願いしたいという要望なのですが、この赤道、どういうような経過で開発行為の許可がおりたのか、また市としてどういう扱い方をこれから考えていくのか、また審査の過程でそれでよしとしたのかどうか、審議の過程の中で伺いたいと思います。まず、最初の1点、お願いします。 ○議長(松本多一郎) 都市建設常任委員会委員長。 ◎都市建設常任委員会委員長(岩崎幸雄) 公団に対する赤道の考え、そのような質問もありませんでした。 ○議長(松本多一郎) 20番、鈴木貞男議員。 ◆20番(鈴木貞男) 今の問題再度伺いますが、先ほど委員長報告の中で、赤道の出入りや何かについて言及がありましたですね。その件もう一度ひとつ確認させていただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(松本多一郎) 都市建設常任委員会委員長。 ◎都市建設常任委員会委員長(岩崎幸雄) これは、話の中では赤道の接合部分に出入り口を設けたいという話はあったらしいけれども、PTAからの要望や地元の反対も非常に強いものがあるので、具体的にはどのくらいの入り口をつけるかという提示はしていないと聞いているというような答弁がございました。 ○議長(松本多一郎) 20番、鈴木貞男議員。 ◆20番(鈴木貞男) それでは、赤道の部分についてはそれだけだという報告なのですが、これだけはっきりした、委員会で現地に確認に行って、もう相当建物も建っています。そういう中で、執行部を呼んで赤道の説明を当然受けているわけですよね。ただPTAから要望あったからこうですよというだけでは、この赤道の市の管理が全く議論になっていないということしかないのです。ですから、委員会として、当然PTAから要望あったとかなんとかではなしに、現地視察した中で、どこにどういう形の赤道があるのか、これは当然現地を見た委員会の議論というのはあったと思うのですが、なければなくても結構ですが、そういう議論にもならなかったということは非常に残念だと思います。  それと、請願の趣旨は、では何なのかということを質疑があれば伺いたいと思うのです。これは公図の写しですから、正確な位置とか幅員とかというのはまだはっきりわかりませんけれども、公図というのは、そのまま写した場合は大体600分の1が今通用している公図なのです。そうしますと、この大体斜線の部分、緑地帯を要望したいということなのですが、委員会で公団に意見書、それから開発業者に要望書と、二つに分かれたような結果を出されたというか、請願に入っていますよね。そういう中で、では例えば紹介議員4人います。紹介議員に対する質疑の中で、どういう植栽が望まれているのか、どのくらいの規模なのか、そういうものというのは当然請願で上がってくる以上は質疑あったと思うのです。先ほど委員長報告の中には余り触れていなかったのですが、その辺ひとつどういう形の植栽なのか、また意見書ですから、公団に対してどういう植栽のあれをするのか、そういう議論がありましたらお願いしたいと思います。  今、後ろの方に大変傍聴者いますけれども、関係者の皆さん方だと思うのですが、もう一つ大事なことは、私時々木刈の四丁目あたり通る場合あります。今大変な数のパチンコ開店反対という立て札、看板といいますか、立っています。当然委員会の皆さん方は、この立て看板をごらんになっていると思うのです。そうしますと、パチンコ反対と植栽要望と、どういう整合性を持たせるのか。もしも、今ちょっとそういうことまで言及しますと違うではないかと言われかねないのですが、あの今の現況、パチンコ開店反対という立て看板を見たときに、この請願とどういうような整合性があるのか、紹介議員は当然請願者から聞いていると思うのです。ですから、紹介議員と委員会の質疑の中に反対の立て看板に対する考え方なり、これからのいろいろな問題起きてくると思うのです。あれだけの立て看板が出ている以上は。ですから、そういうものの質疑、整合性をどういうように出されたのか。なかったらば、いかに建設委員会が現場へ行ってあの立て看板を見ても、そういう質疑がないということになれば、ただ植栽をするだけの請願なのか。私たちはそう思わざるを得ないと、解釈せざるを得ないのだということなものですから、委員会の本当の質疑、それと紹介議員から聞いたいろいろな状況、これもう少し詳しく教えていただければ判断が容易になるのではないかと私は思います。その辺のところで委員長、できる限りそういう質疑の有無と、そういう方向性というものがあったかないか、ひとつよろしくお願いします。 ○議長(松本多一郎) 都市建設常任委員会委員長。 ◎都市建設常任委員会委員長(岩崎幸雄) まず、1点目の赤道の説明ですけれども、ここからここまでが赤道だというような説明は受けました。そのほかについては質疑はありませんでした。ここからここまでが赤道ですというような説明はありました。  それから2点目、植栽の内容でございますが、それもありませんでした。  また、事業者や公団に要望されているが、住民サイドから緑地帯を設けてほしい、あるいは出入り口をつくらないようにという要望したときに、今度住民側としてどういう協力をするのかという考えはあるのかという質疑に対して、そのことについては聞き及んでいないというような答弁でございました。  また、緑地帯として遮へい的な効果のあるものは、具体的なものはどのようなものかという質疑に対して、具体的に樹種名だとか幅員等について、あるいは樹高等についての説明はいただいていないということでございました。  それから、次に立て札の件でございますけれども、立て札は立っていました。けれども、この立て札についての質疑はありませんでした。  以上です。 ○議長(松本多一郎) ほかに質疑はありませんか。  19番、勝田敏之議員。 ◆19番(勝田敏之) 私午前中ちょっと休んで、今の経過についてはよくわかりませんけれども、今鈴木議員のお話を聞いておりますと、これは緑地帯に樹木を植えてくださいという請願ということだと思うのです。といいますのは、私も前に建設委員会にいたときに、請願、例の木下の請願を受けたときに、大変パチンコ屋さんの請願というのは難しいのです。何度も何度も議会が紛糾したことがありました。裏に何かあるのではないかとか何かということたくさんあったのですが、たまたま今お話聞いていると、逆にその地域に反対の看板があるというお話も聞きましたけれども、逆に印西市議会にまた、今度パチンコ屋さん反対という請願でも上がったらどうするのかなという、これは今の請願と別だという発想しますけれども、議会の取り扱いというのはそういう同じようなことが出たときに、先には、これは関係ないけれども、これはある程度パチンコ屋さんができることを想定しての緑地帯だろうと思うし、そういう中で大変難しい判断を強いられるなというのを、今途中からですけれども、感じたのですが、その辺についての形というのは、よく地域のことについて建設委員会で調べたのでしょうか。ちょっとお尋ねしたいと思います。 ○議長(松本多一郎) 都市建設常任委員会委員長。 ◎都市建設常任委員会委員長(岩崎幸雄) そのようなことはありませんでした。 ○議長(松本多一郎) 19番、勝田敏之議員。 ◆19番(勝田敏之) そういう話はないということだと、これからもしかして反対という請願があると、やはり建設関係ですから、建設委員会付託されますよね、恐らく。そうすると、これはある程度容認したような、できることはもうしようがないのだよと、だけれども周辺の環境を守るために植樹帯をしてくださいというような請願ですから、もういいのだなという形でとってよろしいですね。そうすると、私たちにとってみれば、実態よく請願内容と、それから審査内容よくわからないので、建つことについて大変不安になるのですが、その辺については、もう一つもしあったならば説明していただければ、突然で大変申しわけないのですが、立つと座るというのは大変議員にとって判断難しいもので、実態内容をよく聞いていませんので、その辺についてお知らせ願いたいと思いますので。  以上です。 ○議長(松本多一郎) 都市建設常任委員会委員長。 ◎都市建設常任委員会委員長(岩崎幸雄) 今のようなお話はありませんでした。 ○議長(松本多一郎) ほかに質疑はありませんか。  11番、渡辺康弘議員。 ◆11番(渡辺康弘) ちょっと思いつき的な質問で恐縮ですが、当初この件につきましては、多少とはいえ私も相談に来られたという関係のところからお伺いしたいのですが、当初は、どうも私の錯覚でなければいいのですけれども、この請願を上げたいというのは、どちらかというと木刈三丁目、四丁目という自治会挙げてのというお話だったような記憶なのですけれども、ところがこの請願は、ご承知のように個人お2人になっております。また、その裏側には1,003名の方がおられるというようにも明記されておりますけれども、お伺いしたい点は、一体こういう1,003名の方がおられるようというけれども、この辺に関係する住民の方というのは総体的にはどのくらいおられるのか。たまたま今の勝田議員の話と非常に近いところなのですけれども、裏返しすると反対者の方が多いのではないかといううがった見方もできるわけなので、全体的にはどのくらいの住民の方がおられる中の1,003人の方の賛同者がおられたのか、そういった点についての質疑はあったのでしょうか。よろしくお願いします。 ○議長(松本多一郎) 都市建設常任委員会委員長。 ◎都市建設常任委員会委員長(岩崎幸雄) そういうような質疑も出ませんでした。 ○議長(松本多一郎) ほかに質疑はありませんか。    〔「ありません」と言う人あり〕 ○議長(松本多一郎) これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(松本多一郎) 討論なしと認めます。  これから請願第15―6号 浦幡新田および木刈地区緑地帯設置等の要望書ならびに意見書の提出に関する請願を採決します。  この請願に対する都市建設常任委員会委員長の報告は採択です。  請願第15―6号 浦幡新田および木刈地区緑地帯設置等の要望書ならびに意見書の提出に関する請願は都市建設常任委員会委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立を願います。    〔賛成者起立〕 ○議長(松本多一郎) 起立多数です。  したがって、請願第15―6号 浦幡新田および木刈地区緑地帯設置等の要望書ならびに意見書の提出に関する請願は採択することに決定しました。                        〇 △日程の追加 ○議長(松本多一郎) お諮りします。  発議案第1号 浦幡新田および木刈地区緑地帯設置等の要望書の提出についてを日程に追加し、追加日程第1として直ちに議題にしたいと思います。これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(松本多一郎) 異議なしと認めます。  したがって、発議案第1号 浦幡新田および木刈地区緑地帯設置等の要望書の提出についてを日程に追加し、追加日程第1として直ちに議題とすることに決定しました。  暫時休憩します。    休憩  午後1時30分    再開  午後1時31分 ○議長(松本多一郎) 再開します。                        〇 △発議案第1号 ○議長(松本多一郎) 追加日程第1、発議案第1号 浦幡新田および木刈地区緑地帯設置等の要望書の提出についてを議題とします。  本案について提案理由の説明を求めます。  18番、岩崎幸雄議員。    〔18番、登壇〕 ◆18番(岩崎幸雄) ただいま議題となっております発議案第1号 浦幡新田および木刈地区緑地帯設置等の要望書の提出についての提案理由の説明を行います。  印西市は、日本の未来都市モデルとして、千葉ニュータウン建設を約30年前より進めてきました。千葉ニュータウンは、周辺が自然環境に恵まれ、また里山文化を有する地であります。この地は、住宅圏の近隣に商業圏、企業圏を計画的に配した一大未来都市でもあります。さらに最近では、印西市は長期的な都市計画の具体化も始まっております。未来都市の千葉ニュータウン及び印西市の長期的な都市計画を一層確実なものにすべく環境及び文化を守るとの見地から、計画地域外の周辺地域及び境界領域に関し要望するものであります。特に、浦幡新田(計画地域外)と木刈四丁目(計画地域内)は隣接しており、木下街道が最も接近した地区です。この浦幡新田に遊技場の建設が開始されております。  以上のことから、農地、市街化調整区域、既存宅地等の開発が生活環境の悪化、里山文化、里山林の風景等の身近な自然の喪失につながらないことを強く願います。したがって、環境及び文化を守るという基本的な考えに基づき、遊技場を建設している敷地の周辺部分に、周辺の住環境に配慮した緑地帯を設置すること並びに近隣には小学校もあり、子供は無論住民の安全確保等の強い意味合いからも、車両などの出入り口を住宅地側にも設置せず、木下街道のみに設置するよう開発業者あてに要望書を提出するものであります。  議員の皆様のご賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(松本多一郎) これから質疑を行います。  質疑はありませんか。  17番、山田喜代子議員。 ◆17番(山田喜代子) 今請願が採択されたことによって発議案第1号という形、その意味はわかりました。ただ今委員長が述べたことは、その内容と、私たちが案としてもらった、おっしゃったそのままの文章が載っていませんけれども、それでいいのですか。その1点お伺いします。 ○議長(松本多一郎) 委員長。 ◆18番(岩崎幸雄) これが要望書の趣旨でございます。 ○議長(松本多一郎) 17番、山田喜代子議員。 ◆17番(山田喜代子) この手元に配付されたこの案は余りにも簡単過ぎて、むしろ今委員長がおっしゃったそのものが、本当は案として文書化されるのが相手にとってわかりやすいのではないでしょうか。かつて今までこういうことありませんよね。 ○議長(松本多一郎) 18番、岩崎幸雄議員。 ◆18番(岩崎幸雄) これで伝わると思います。 ○議長(松本多一郎) ほかに質疑はありませんか。  8番、金丸和史議員。 ◆8番(金丸和史) ちょっと要望書の中で1点確認をしたいと思うのですけれども、最初の2行のところ、本要望書は、浦幡新田において貴社が現在遊技場を建設している敷地、もしくはその次、今後拡張を予定されている敷地に関しということになっているのですけれども、要望書の前の段階、請願審査の段階で、このことを一回も触れていないわけですよね。事実こういうことがあるのかどうか確認をしたいのですけれども、委員長ご存じだったらお答えください。 ○議長(松本多一郎) 18番、岩崎幸雄議員。 ◆18番(岩崎幸雄) これで、要望書のとおりでいいと思います。 ○議長(松本多一郎) 暫時休憩します。    休憩  午後1時38分    再開  午後1時43分 ○議長(松本多一郎) 再開します。  ここで休憩したいと思います。2時10分まで休憩します。    休憩  午後1時43分    再開  午後3時03分 ○議長(松本多一郎) 再開します。  休憩前に引き続き会議を開きます。  8番、金丸和史議員の質問に対する岩崎議員の答弁を求めます。 ◆18番(岩崎幸雄) お答えします。  先ほどの金丸議員の質問の拡張予定地につきましては、現在予定されている駐車場予定地でございます。 ○議長(松本多一郎) 8番、金丸和史議員。 ◆8番(金丸和史) 再質問させていただきます。  今委員長の答弁で、ここの議会にいる方はわかったかもしれないのですけれども、要望書という形でいくわけです。そうすると、業者に誤解を招くあるいは予断を挟む余地が出てしまう、そのような表現というのはよろしくないのではないかなというように考えるわけです。今後拡張を予定されているということになると、別なところに広がるということが想起されるようなことがあるのではないかなというように考えます。そうなってしまうと、請願を受けた要望書ですから、住民の意思を反映しない要望書になってしまうと思うのです。私は、このようにしたらどうかなというように考えるのですけれども、委員長、どうでしょうか。  本要望書は、浦幡新田において貴社が現在遊技場を建設している敷地もしくは駐車場予定地に関し下記の要望をするものでありますという適切な表現に変えた方が、私は委員会としての要望としては、議会としての要望は公文書になりますので、その方が適切ではないかというように考えますけれども、いかがでしょうか。 ○議長(松本多一郎) 暫時休憩します。    休憩  午後3時05分    再開  午後3時08分 ○議長(松本多一郎) 再開します。  岩崎議員。 ◆18番(岩崎幸雄) 先ほど答弁したとおりでございます。 ○議長(松本多一郎) 8番、金丸和史議員。 ◆8番(金丸和史) そうしましたら、これもともと請願の審査を都市建設常任委員会で審査して、それに基づいた要望書案なわけですから、もう一度委員会を開くということはできませんか。いかがですか。それだけ伺います。 ○議長(松本多一郎) それは委員会の委員長に聞いているのですか。 ◆8番(金丸和史) 委員長も含めてです。 ○議長(松本多一郎) 今は要望書の発案者であります岩崎議員に対する質疑が行われております。  ほかに質疑はありませんか。  20番、鈴木貞男議員。 ◆20番(鈴木貞男) 金丸議員の発言と同じような話になってしまうかもしれませんけれども、そもそもこの地域、公道を挟んで4筆ございます。これが一応予定地だよというように示されているのがこの略図だと思うのです。そうしますと、この略図の中に斜線の部分に対して植栽を要望してくださいと、これは開発業者の所有している土地、開発行為を起こした土地です。そうしますと、もう既に開発行為の許可が終わっていますよね。そうしますと、こういうように植栽をしてくださいよと、ここまではわかります。そうしますと、この要望書の中に、金丸議員が今指摘したように、本要望書は、浦幡新田において貴社が、貴社というのは、株式会社日本総合開発です。それに対して現在遊技場を建設している敷地、もしくは今後拡張を予定されている敷地、拡張を予定しているというのは既成事実で、ここからここまでは将来パチンコの敷地ですよということをこの案ではうたっています。そうしますと、請願の文言の中には、拡張予定地というのは入っていないのです。ですから、金丸議員は、拡張する予定地というのはどういう位置なのか、どういう面積でどうなのかというものがはっきりしないと、この文言は要望書として、日本総合開発に出されたときに、では印西市議会は、随分懇切丁寧に幾ら拡張してもいいよというところまで認めてもらえるのかななんというような考え方も起こりかねないのではないかなと、私思うのです。  そうしますと、今請願というのは、請願を出される人の趣旨を十分に尊重した場合に、私は不適切ではないかなと。それほど請願を出された人、または賛成した人は、どんどん拡張してもいいよとは言っていないと思うのです。ですから、そこを金丸議員が申し入れているわけです。ですから、このままでいった場合には、私後で印西市議会は将来の拡張まで申し入れてきたと、請願者こういうように言っていないですね。  それで、わけても先ほど休み時間に後ろの皆さん方全部署名された方々らしいのですが、パチンコをオープンするのは絶対反対なのだと言っているのです。ですから、それとこれとはえらい矛盾しているのではないかなと、矛盾していると思うのです。ですから、これについては、印西市議会として、慎重に取り扱うべきではないかなと、私は思うのです。ですから、先ほど金丸議員の言うように、この要望書の案はもう一回提案者と賛成者で、まだ時間いっぱいありますから、そういうことで、もう一回審議をし直しまして、もっと請願に沿った、要望に沿ったものを検討したらいかがかと、私提案申し上げます。  以上です。 ○議長(松本多一郎) ただいまのは質疑ですか。提案ですか。今質疑の時間でありますので、よろしくお願いします。 ◆20番(鈴木貞男) 質疑ですよ。矛盾をどういうようにするか。 ○議長(松本多一郎) 岩崎幸雄議員。 ◆18番(岩崎幸雄) お答えします。  この要望事項は、この1と2のとおりでございます。 ○議長(松本多一郎) ほかに質疑ございませんか。  20番、鈴木貞男議員。 ◆20番(鈴木貞男) 要望のとおりというよりも、まず開発行為がどこまでおりたのかというのが前提でこういう話になるのです。ですから、斜めに走っている建物の建つ県道と赤道の間だけが開発行為なのか、それともこの図面で見ますと、こうやって見ると下になりますけれども、2筆、これまで含めて開発行為がおりたからこそ植栽の要望が上がっているのか、それをまずお尋ねしています。  それと、この拡張ということ、開発行為の許可条件との兼ね合いをどういうように整合性を持たせるのかということになりますと、もしも赤道の下というか、東というか、この部分についての開発行為がない場合は、そこまで含めて市議会は要望を出してしまうのですかということなのです。もしも開発行為がおりていたとすれば、拡張という文言は、どこを指して、議会として、まとまった意見としてそれを要望するのかということになると思うのです。そうしますと、現在のこの略図の中、公図の写しの中で、斜線を引いた部分は、これからの拡張予定地があるのかないのか、そういう問題が今の文言が大いに関係してくるではないかなと、そういうように判断するわけです。ですから、それを聞いているのです。このままではないのですよ。そういうものが、当然議会としての統一意見として要望書出すのならば、その辺のところも十分に皆さんが理解できるように説明すべきではないかなと私は思います。ですから、そういうようなことでお答え願います。
    ○議長(松本多一郎) 岩崎幸雄議員。 ◆18番(岩崎幸雄) 今回のこの件については、請願の予定地内のことだけでございます。 ○議長(松本多一郎) ほかに質疑ございませんか。  20番、鈴木貞男議員。 ◆20番(鈴木貞男) 私の申し上げているのは、予定地内といいますと、この4筆の開発行為が4筆ともおりているのかおりていないのか、2筆で、拡張の予定地がこの下の大きい赤道の下なのかというようにもとれるし、またはこの4筆が開発行為の許可になっている以外に拡張の土地なのかと、いろいろな考え方が浮かんできます。ですから、今のこの4筆だけですよと言えば、開発行為が当然おりているのだと私は思うのです。そうしますと、拡張する予定の土地というのは何かという答えがない。  それと、もう一つは、拡張する予定というのはどこを指すのか。もしも必要なかったらば、これはこの文言は私は必要なかったら消すべきだと、削除するべきだと。それを言っているのです。ですから、それをきちっと整理して答弁してもらわないと、これについては大変なところなのです。それを議長、ひとつ整理してお答え願えるようにお願いします。 ○議長(松本多一郎) 私は答弁者ではありませんので。  ここで休憩します。3時35分まで休憩します。    休憩  午後3時21分    再開  午後4時45分 ○議長(松本多一郎) 再開します。                        〇 △会議時間の延長 ○議長(松本多一郎) 本日の会議時間は、議事の都合によりあらかじめ延長いたします。                        〇 ○議長(松本多一郎) ここで休憩いたします。5時5分まで休憩いたします。    休憩  午後4時45分    再開  午後5時10分 ○議長(松本多一郎) 再開します。  休憩前に引き続き会議を開きます。                        〇 △日程の追加 ○議長(松本多一郎) 休憩中に、提出者岩崎幸雄議員から発議案第1号 浦幡新田および木刈地区緑地帯設置等の要望書について、会議規則第19条の規定によって、お手元に配付した発議案第1号の訂正の申出書のとおり訂正したい旨の申し出があります。  この際、発議案第1号 浦幡新田および木刈地区緑地帯設置等の要望書訂正の件を日程に追加し、追加日程第2として直ちに議題とすることにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(松本多一郎) 異議なしと認めます。  よって、発議案第1号 浦幡新田および木刈地区緑地帯設置等の要望書訂正の件を日程に追加し、直ちに議題とすることに決定しました。                        〇 △発議案第1号 浦幡新田および木刈地区緑地帯設置等の要望書の訂正について ○議長(松本多一郎) 発議案第1号 浦幡新田および木刈地区緑地帯設置等の要望書訂正の件を議題といたします。  提出者、岩崎幸雄議員から発議案第1号 浦幡新田および木刈地区緑地帯設置等の要望書訂正の理由の説明を求めます。  18番、岩崎幸雄議員。    〔18番、登壇〕 ◆18番(岩崎幸雄) 要望書(案)の中で、「もしくは今後拡張を予定されている敷地に関し」とありますが、箇所を特定するために「及び駐車場予定地に関し」を訂正をお願いするものであります。  よろしくお願いします。  今の答弁の中で括弧と入れましたが、括弧はございませんので訂正願います。 ○議長(松本多一郎) お諮りします。ただいま議題となっております発議案第1号 浦幡新田および木刈地区緑地帯設置等の要望書訂正の件は承認することにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(松本多一郎) 異議なしと認めます。  よって、発議案第1号 浦幡新田および木刈地区緑地帯設置等の要望書訂正の件は承認することに決定いたしました。                        〇 ○議長(松本多一郎) ほかに質疑ありませんか。    〔「ありません」と言う人あり〕 ○議長(松本多一郎) 質疑なしと認めます。  これから討論を行います。  討論はありませんか。    〔「ありません」と言う人あり〕 ○議長(松本多一郎) 討論なしと認めます。  これから発議案第1号 浦幡新田および木刈地区緑地帯設置等の要望書の提出についてを採決します。  発議案第1号 浦幡新田および木刈地区緑地帯設置等の要望書の提出については原案のとおり決定することに賛成の方は起立を願います。    〔賛成者起立〕 ○議長(松本多一郎) 起立多数です。  したがって、発議案第1号 浦幡新田および木刈地区緑地帯設置等の要望書の提出については原案のとおり可決されました。                        〇 △日程の追加 ○議長(松本多一郎) お諮りします。  発議案第2号 浦幡新田および木刈地区緑地帯設置等の意見書の提出についてを日程に追加し、追加日程第3として直ちに議題にしたいと思います。これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(松本多一郎) 異議なしと認めます。  したがって、発議案第2号 浦幡新田および木刈地区緑地帯設置等の意見書の提出についてを日程に追加し、追加日程第3として直ちに議題とすることに決定しました。  暫時休憩します。    休憩  午後5時15分    再開  午後5時16分 ○議長(松本多一郎) 再開します。                        〇 △発議案第2号 ○議長(松本多一郎) 追加日程第3、発議案第2号 浦幡新田および木刈地区緑地帯設置等の意見書の提出についてを議題とします。  本案について提案理由の説明を求めます。  18番、岩崎幸雄議員。 ◆18番(岩崎幸雄) ただいま議題となっております発議案第2号 浦幡新田および木刈地区緑地帯設置等の意見書の提出についての提案理由の説明を行います。  印西市は、日本の未来都市モデルとして千葉ニュータウン建設を約30年前より進めてきました。千葉ニュータウンは、周辺が自然環境に恵まれ、また里山文化を有する地であります。この地は、住宅圏の近隣に商業圏、企業圏を計画的に配した一大未来都市でもあります。さらに、最近では、印西市は長期的な都市計画の具体化も始まっております。このため、印西市の長期的な都市計画を一層確実なものにすべく、未来都市である千葉ニュータウン周辺の環境及び文化を守るとの見地から要望するものであります。特に、浦幡新田(計画地域外)と木刈四丁目(計画地域内)は隣接しており、木下街道が最も接近した地区です。この浦幡新田に遊技場の建設が開始されております。  以上のことから、農地、市街化調整区域、既存宅地等の開発が生活環境の悪化、里山文化、里山林の風景等の身近な自然の喪失につながらないことを強く願います。  したがって、環境及び文化を守るという基本的な考えに基づき、浦幡新田と木刈四丁目周辺の住環境を守るとともに、青少年の健全な育成面からも計画地域内外の境界隣接部に緑地帯を設置することに協力をお願いする意見書を都市基盤整備公団あてに提出するものであります。  議員の皆様のご賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(松本多一郎) これから質疑を行います。  質疑はありませんか。    〔「ありません」と言う人あり〕 ○議長(松本多一郎) 質疑なしと認めます。  これから討論を行います。  討論はありませんか。    〔「ありません」と言う人あり〕 ○議長(松本多一郎) 討論なしと認めます。  これから発議案第2号 浦幡新田および木刈地区緑地帯設置等の意見書の提出についてを採決します。  発議案第2号 浦幡新田および木刈地区緑地帯設置等の意見書の提出については原案のとおり決定することに賛成の方は起立を願います。    〔賛成者起立〕 ○議長(松本多一郎) 起立多数です。  したがって、発議案第2号 浦幡新田および木刈地区緑地帯設置等の意見書の提出については原案のとおり可決されました。                        〇 △議員派遣の件 ○議長(松本多一郎) 日程第11、議員派遣の件を議題とします。  お諮りします。印西市議会会議規則第159条第1項の規定により、お手元に配付した資料のとおり、平成15年10月24日、成田市において阪神・淡路大震災の経験からの講演及び意見交換会を目的に開催される印旛管内市議会議員合同研修会に、小川義人議員、齋藤光彦議員、増田葉子議員、山口道博議員、渡邊正一議員、伊藤和江議員、金丸和史議員軍司俊紀議員瀧田敏幸議員、板橋睦議員、伊藤博信議員、川村一幸議員、山田喜代子議員、岩崎幸雄議員、勝田敏之議員、鈴木貞男議員、山﨑山洋議員、板倉正直議員、出山国雄議員、私、松本多一郎の20人以内の議員を派遣したいと思います。  これにご異議ございませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(松本多一郎) 異議なしと認めます。  したがって、お手元に配付した資料のとおり議員を派遣することに決定しました。                        〇 △閉会の宣告 ○議長(松本多一郎) これで本日の会議は全部終了しました。  会議を閉じます。  平成15年第3回印西市議会定例会を閉会します。  ご苦労さまでした。    閉会  午後5時21分...