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令和 4年 3月 9日教育福祉常任委員会−03月09日-01号

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  1. 富津市議会 2022-03-09
    令和 4年 3月 9日教育福祉常任委員会−03月09日-01号


    取得元: 富津市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-23
    令和 4年 3月 9日教育福祉常任委員会−03月09日-01号令和 4年 3月 9日教育福祉常任委員会               教育福祉常任委員会議事録 1.日  時  令和4年3月9日(水)午前10時 1.場  所  第3委員会室 1.出席委員   諸 岡 賛 陛 君       三 富 敏 史 君       福 原 敏 夫 君   佐久間   勇 君       平 野 英 男 君       千 倉 淳 子 君   関     努 君       福 田 好 枝 君 1.欠席委員   なし 1.議  長   渡 辺   務 君 1.出席説明員   副市長        小 泉 義 行 君   教育長        岡 根   茂 君   健康福祉部長     坂 本 秀 則 君   国民健康保険課長   平 島 光 洋 君   教育部長       平 野   勉 君   生涯学習課長     樋 口 峰 昭 君 1.出席事務局職員   事務局長       重 城   祐     主幹         大 川 美佐子
      副主査        渡 邉 秀 樹 1.議  事    (1)陳情第5号 富津市立図書館設置に関する陳情    (2)議案第11号 富津国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について           ────────────────────────                    開     会           令和4年3月9日(水) 午前9時56分 開会委員長諸岡賛陛君) 皆さん、おはようございます。定刻前ですが、皆さんおそろいですので、ただいまから教育福祉常任委員会開会いたします。           ────────────────────────                    委員長あいさつ委員長諸岡賛陛君) 委員並びに執行部皆様には、お忙しい中、御出席をいただきましてありがとうございます。  本定例会において、当委員会に付託されました案件は、お手元の会議次第のとおり、陳情1件及び議案1件の計2件です。なお、議案については、事前に説明文を配布していますので、執行部説明を省略し、審査を行いますので、御了承ください。  それでは、よろしく御審査のほどお願い申し上げまして、私からの挨拶といたします。           ────────────────────────                    議長あいさつ委員長諸岡賛陛君) 次に、議長から御挨拶をお願いします。議長渡辺 務君。 ○議長渡辺務君) 皆さん、改めまして、おはようございます。常任委員会の開催をいただきまして、何かといろいろコロナとか大変なときに常任委員会を開催いただきまして、本当にありがとうございます。  今、委員長からも説明ありましたけども、例年とは違った対応でやるということで、御覧のとおり、職員皆さん少数精鋭でお集りいただいておりますので、その中で忌憚のない意見をおっしゃっていただければと思います。  それから、つけ加えまして、先日のロシアの侵攻に対する決議文皆さんに御協力いただきまして、ありがとうございます。おかげさまで速やかに決定をすることができました。何か聞くところによると、県内でも市議会としたら随分早いほうだったということだそうです。早ければいいというもんじゃないんですけども、意思をはっきりさせるということの意味で意義のあることだったと、私はありがたく感じております。  合意形成というのを、これからも皆さんの中でいろんな議論をしながら、1つ合意を形成していくということは必要なことだと思いますので、ぜひそのことを心がけながら、議会の議案の審議に当たっていただければと思います。そのことをお願い申し上げまして、挨拶といたします。よろしくお願いいたします。 ○委員長諸岡賛陛君) ありがとうございました。           ────────────────────────                    執行部あいさつ委員長諸岡賛陛君) 次に執行部を代表して、副市長から御挨拶をお願いします。副市長小泉義行君。 ◎副市長小泉義行君) おはようございます。教育福祉常任委員会開会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。  委員皆様には3月定例会開会中の大変御多用の中、本委員会を開催いたしまして誠にありがとうございます。本委員会に付託されました議案は、議案第11号 富津国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定についてでございます。御意見、御指導賜りますようお願い申し上げまして、開会に当たりましての挨拶とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○委員長諸岡賛陛君) ありがとうございました。           ────────────────────────                    委員長報告委員長諸岡賛陛君) 次に、私から御報告をいたします。  本日、石井議員傍聴出席していますので御報告します。  以上で報告を終わります。  ここで傍聴の許可についてお諮りします。  本日、傍聴の申出があり、これを許可したいと思いますが、これに御異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長諸岡賛陛君) 異議なしと認め、許可します。  ここで傍聴者に入室いただきますので、しばらくお待ちください。                   〔傍聴者入室〕 ○委員長諸岡賛陛君) 次に、陳情第5号について、陳情者から趣旨説明をしたいとの申出がありました。協議会に切り替えた後、説明していただきますので、御了承願います。           ────────────────────────                    議     事     (1)陳情第5号 富津市立図書館設置に関する陳情委員長諸岡賛陛君) それでは、議事に入ります。  初めに、陳情第5号 富津市立図書館設置に関する陳情を議題とします。  ここで協議会に切り替え、陳情者趣旨説明していただきます。  それでは、暫時休憩とします。                  午前10時01分 休憩           ────────────────────────                  午前10時12分 開議委員長諸岡賛陛君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  陳情第5号について、執行部説明を求めます。生涯学習課長樋口峰昭君。 ◎生涯学習課長樋口峰昭君) それでは、富津市立図書館について、市の考えを御説明いたします。  本市では、イオンモール富津内への図書館設置令和5年4月の開館に向け、進めていることから、富津市立図書館を別途、公設公営建設する予定はありません。  イオンモール富津内への図書館設置については、これまで財政事情等により図書館建設を断念せざるを得なかった本市にとって、より充実した図書館サービスを提供するための大きな前進となるものであり、本市にとっては初期導入費用維持管理費用が抑えられ、イオンモール富津にとっては公共の施設導入することで、地域貢献社会貢献に寄与する観点から、互いに利点があると考えています。  イオンモール富津施設内の安全面に関し、換気については、商業施設として吸排気システムを完備しているとともに、商業施設として関係法令に基づく基準に沿った施設であることから、有事の際の避難行動など、イオンモール富津連携を図ってまいります。  また、撤退に関する情報については、イオンモール側からも聞いていませんし、イオンモール側としても図書館ができることによる集客力向上を期待しているものと考えます。  将来的に老朽化に伴う改修が生じた場合は、イオンモール側負担実施することになると考えています。  図書館運営に関しましては、多様化する市民ニーズへの柔軟な対応企画アイデアを生かした特色ある事業実施、また、効果的・効率的な図書館運営の実現が求められると考えています。そのためには、即戦力となる図書館運営のノウハウを持った民間事業者の幅広い技術や知識を活用することは有益と考え指定管理者制度導入予定しております。  また、指定管理者との協定の中で、富津市立図書館基本計画等に沿った管理運営を行うこととし、開館後、公募による委員も含めた図書館協議会設置し、市民行政指定管理者が一体となり、よりよい図書環境をつくり上げてまいります。  最後に、費用に関しましては、イオンモール富津内設置予定図書館と同規模図書館を新たに建設した場合、図書機能建設費用約9億円に加え、エントランス、トイレ、電気機械設備などの建設費も必要となります。さらに、図書購入費システム構築開館準備業務委託などの費用を含めると、総額約13億円が見込まれます。また、別途、状況により用地取得費駐車場整備費外構工事費なども必要となります。  それに対し、今回予定している図書館設置に係る初期導入費用として、施設改修システム構築開館準備業務委託等費用に約1億5,000万円、図書購入費に約1億円、合計2億5,000万円程度を見込んでおります。  一方、年間のランニングコストについては、人件費図書購入費など1億円程度を見込んでおり、イオンモール富津内設置した場合と、新たに建設した場合、ともに同程度費用が見込まれます。  図書館サービスを提供するための環境整備は重要な市の責務であることから、1年でも早く図書館サービスを提供することが重要だと考えています。  また、君津市のような規模図書館を目指しているのではなく、小さいながらも、市民が気軽に立ち寄れ、利用しやすいように変わり続け、成長していく図書館市民皆さんとともにつくっていきたいと考えています。  本年2月には、富津図書館整備基本計画が策定されましたので、現在は、令和5年4月の開館を目指し、同計画に沿って準備を進めているところであります。  以上、執行部説明とさせていただきます。 ○委員長諸岡賛陛君) ただいまの説明について、御質疑ありませんか。平野英男委員。 ◆委員平野英男君) 幾つか御質問させてください。  まず指定管理者制度、これ導入したときのメリットデメリット、これまずお聞かせください。 ○委員長諸岡賛陛君) 生涯学習課長樋口峰昭君。 ◎生涯学習課長樋口峰昭君) 指定管理者メリットといたしましては、民間事業者企画アイデアを生かした特色ある事業実施など、創造性が発揮しやすく、サービス向上が図れるということ、また、資格職である司書を含む経験豊富なスタッフを集められることが挙げられます。  デメリットといたしましては、指定期間ごと指定管理者が変更になる可能性があることから、サービス一貫性継続性が失われるおそれがあると言われております。  本市におきましては、指定管理者連携を図り、教育委員会の総括の下、点検評価を行いながら進めてまいります。 ○委員長諸岡賛陛君) ほかに御質疑ありませんか。平野英男委員。 ◆委員平野英男君) じゃあもう1つ、先ほどの執行部意見の中で、パブリックコメントの中にも入っているんですが、初期導入費というか、公設建設した場合、初期に係る費用がもうはるかに10億円以上の違いが出るということは分かりました。ランニングコストで1億円程度公設で行った場合とイオンモール内に設置した場合と同程度、1億円程度、同じ程度というふうな説明だったんですが、これ同じ程度じゃ済まないのかなというふうにちょっと思っているんです。公設で行った場合、機械とか機材、機器の点検であったり、保守メンテナンス、独自で建設した場合には、当然警備とかつけないといけないと思うので、そういった人件費もプラスアルファかかってくると思うので、同程度ではランニングコスト済まないと思うんですが、その辺りどのようにお考えかお聞かせください。 ○委員長諸岡賛陛君) 生涯学習課長樋口峰昭君。 ◎生涯学習課長樋口峰昭君) 人件費、また図書購入費などは、イオンモール富津内設置した場合と、新たに建設した場合、どちらも同程度というふうに考えますが、単独で建設した場合は、それ以外に空調設備電気設備などの点検整備費用警備費用などの負担が発生するというふうに考えます。 ○委員長諸岡賛陛君) ほかに御質疑ありませんか。千倉淳子委員。 ◆委員千倉淳子君) では、今、費用の話が出ておりますが、初期投資として1億5,000万円、それから、図書購入費として、初期に1億円、そこから毎年かかるのは、賃料光熱費が約500万、図書の追加の購入費が1年1,000万、指定管理費が9,000万というような考え方でいきますと、結局、これイオンがもし撤退したということになったとしても、賃料光熱費は、これ撤退の場合は、また別途なりますが、ほかは維持管理運営費なので、税金から出して無駄になるという言い方は何ですけども、イオン撤退した場合の無駄になるところというのは、1億5,000万円、一番最初の初期投資だけということの理解でよろしいですか。 ○委員長諸岡賛陛君) 生涯学習課長樋口峰昭君。 ◎生涯学習課長樋口峰昭君) 万が一撤退というお話でございますが、当初かけた費用の1億5,000万の中、また、万が一撤退ということであれば、本棚とかカウンター、机など、そういうものは財産として、備品として再利用できるかというふうに考えます。 ○委員長諸岡賛陛君) 千倉淳子委員
    委員千倉淳子君) ありがとうございます。もしじゃあイオンでの契約は、今のところはとりあえず10年ということになっていますが、その先、契約更新してもらえるかどうかというとこに不安があるような気がするんですけども、陳情者方たち。今、図書基金を創設したわけですが、いずれ自前図書館、例えば撤退されて更新されなくなって、自前図書館を建てるといったときに、もっと基金をどんどん蓄えていくとかという備えをするというような考えはございます。 ○委員長諸岡賛陛君) 生涯学習課長樋口峰昭君。 ◎生涯学習課長樋口峰昭君) 昨年新たに創設しました図書整備基金に積み立てています積立金につきましては、図書購入に充てていきたいというふうに考えております。 ○委員長諸岡賛陛君) 千倉淳子委員。 ◆委員千倉淳子君) では、指定管理の件ですけれども、市としては、現状すぐに司書資格とか図書館運営がある市の職員を用意できないわけですから、徐々にということになっていくわけですけれども、いずれ指定管理の力を借りなくても、市の職員等図書館運営していくというような考えに移行していくというような、今考えというかはありますか。 ○委員長諸岡賛陛君) 生涯学習課長樋口峰昭君。 ◎生涯学習課長樋口峰昭君) イオンモール富津内設置する市立図書館運営につきましては、指定管理者制度導入する予定ですので、現状、その考えはございません。  運営に当たりましては、先ほど申し上げましたが、教育委員会が総括した中で、PDCAサイクルにのっとりまして、点検評価を行いながら、指定管理者連携を図ってまいりたいというふうに考えております。 ○委員長諸岡賛陛君) 千倉淳子委員。 ◆委員千倉淳子君) じゃあ、今そういった考えはないということが分かったので、この質問もちょっとどうかなとは思うんですけれども。  例えば、撤退しましたと。どうしても代替地が見つかりませんといったときに、この8万冊を移設させて、市役所内に図書館運営をしていくなんていうことなどは考えられないかなと思うんですけど、図書館運営計画というのは、これからは今言ったように、このイオンがずっと続いていくことのみしか設定が今ないんですか。 ○委員長諸岡賛陛君) 生涯学習課長樋口峰昭君。 ◎生涯学習課長樋口峰昭君) 今回のイオンモール富津内図書館設置につきましては、イオンモール株式会社からの提案によるものでありますし、またイオン側としましても、先ほど申し上げましたように、図書館ができることによります集客力向上、こちらを期待しているというふうに考えますので、撤退について備えというのは、現状考えておりません。 ○委員長諸岡賛陛君) 千倉淳子委員。 ◆委員千倉淳子君) すみません。確かに陳情にあるように、今のイオン状況を見ますと、不安になる気持ちはすごく私自身も分かりますし、皆様イオンに行かれて、今までとは違う雰囲気を感じられてはいるとは思うんですね。  ですから、基本的にはここの部分が全く考えていないというところは、ちょっと不安には感じるところだなというふうに思うんですが、その辺を今後話し合っていくとか、備えていこうというような考え方、どっちに転んでもとはないですけれども、せっかくつくった図書館なら、ずっと運営をしていかなきゃいけないわけですから、そこに対する市の考えとか備えというか、そういった思いがあったら教えてもらいたいと思うんですけど。 ○委員長諸岡賛陛君) 生涯学習課長樋口峰昭君。 ◎生涯学習課長樋口峰昭君) 私、今、現状について、その考えございませんと申し上げましたが、図書館設置、開設されましたら、まずいろんな問題点とか要望とかあると思います。そういうところを改善しつつ、利用しやすい図書館にしながら、また先の時点で考えていろんなことを検討していかなきゃいけないと、そのように考えます。(「ありがとうございました」と呼ぶ者あり) ○委員長諸岡賛陛君) ほかに御質疑ありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長諸岡賛陛君) 質疑もないようですので、質疑を終結し、直ちに討論に入ります。反対討論ありませんか。佐久間 勇委員。 ◆委員佐久間勇君) 私は、この本陳情に対して、採択に対しまして、反対討論をさせていただきます。  陳情者のすばらしい図書館をつくりたいという、つくっていただきたいという願意は十分理解することができます。今回の公設公営建設してくださいという陳情ですが、確かに本市県下でも数少ない図書館のない市と言われ続けておりました。  2004年に、仮称ですが、福祉教育施設整備促進検討委員会というのを設置しまして、私は市民公募の中から参加いたしまして、2010年に図書館福祉機能を持つ複合施設基本計画にも携わりました。その後、破綻報道のあおりから、箱物への夢は凍結されてきたという経緯があります。  私は拠点となる図書館がないということだけで、実は公民館、3館ある2公民館市民会館、3館と移動図書館というものがある。これはある程度図書館として成り立っているのではないかなと思うんですが、拠点となる図書館がないということは確かでございます。  今回イオンからの提案によりまして、安価な投資で、念願だった拠点となる図書館をつくることができる。都内では、3階や地下の図書館というのもあります。あくまでも新規に図書館を造るのではなく、経費を抑えて待望の図書館をつくるということに意味があると思います。  6年前の傷害事件ですが、未成年による統合失調症の少年が起こした犯罪ですが、これは図書館に限らず、どの場所でも起こり得ることですが、安全管理につきましては、さらに十分配慮していただく必要があると思います。  中心市街地空洞化を防ぎ、さらに利便性考えまして、イオン内につくることは、私は望ましいことだと思います。また、市の考えとしても、利用しやすいように変わり続け、成長していく図書館市民皆さんとともにつくっていきたいという、そういう考えには、私も同調できます。  したがいまして、今回の陳情採択につきましては、賛成いたしかねます。  以上です。 ○委員長諸岡賛陛君) ほかに反対討論ありませんか。千倉淳子委員。 ◆委員千倉淳子君) 私もこの陳情に対して、すごく残念で、すごく悩んだんですけど、反対立場討論させていただきます。  まずは、この図書館計画が発表になったのが、市民にとっては、ちょっとあまりに唐突で、市民皆様にとっては、もっともっと検討したかった。もっともっと自分たちの思う図書館行政に理解頂きたかったという思いが、すごくたくさんあったということは、ここのところは行政のほうにも御理解頂けるところだと思いますし、これからの計画も全てそうあってほしいと思うところです。  ただ、それが分かってからというもの、非常に熱心に市民意見を聞く、今までにない形での開かれた話合いを求めて、それが完璧ではなかったとしても、開かれたものにしようとする市の努力は非常に見られたなというふうにも思っております。そこのところを思うと、図書館に対しての思いというのは、本当に待ち望んでいる人にとっては本当に大きなもので、今でも全く討論がし切れないよという中、これができるということに反対の声が出るのも致し方ないなというところは理解できるところではございます。  ただ、今現在、イオン富津があそこに建っておりまして、イオン富津もここで富津で長くやっていこうという下、頑張っていらっしゃる。市もそこを使って、何とか皆さん思いをかなえようとして考えが始まったことだというところも理解できるところでございます。  今、市からの御説明を聞いて、一番最後に私は確認したところですが、今、考え得るリスクが、この陳情の中にはいっぱい詰まっていると思うんですね。  この陳情については、やっぱり今後備えていく必要はあると思うんで、今後こういうことについて、最後に聞いたときにお答えとして、今今はないけれども、今後はそういったものをしっかり話し合って備えていきたいと思うというふうなお答えと私理解しましたので、そこを信じて、富津市の図書館計画、今進んでいるものを進める中で、この陳情の一部分はかなえてみんなでいきたいという思いを込めまして、全体的に今今、公設公営建設をするということではなく、今の計画どおりに進めるということで、今はそちらに重きを置きたいと思いますので、この陳情に対しては、残念ながら反対という立場意見をさせていただきます。  以上です。 ○委員長諸岡賛陛君) それでは、賛成討論ありませんか。福田好枝委員。 ◆委員福田好枝君) 私は、この陳情に対して賛成なんですね。  今までも一般質問でもいろいろと私質問してきて、本当に困らせてしまって申し訳ないと思うんですけれども、やっぱりイオンにつくるということで初期投資が抑えられるとか、お金の面だけで考えるのもどうなのかなというのがあって、やっぱり職員というか、司書さんを育てるとかという、そういうことを考えると、指定管理で行うのは、いろいろと調べた私の考えとしては、やっぱり指定管理ではなくて、公設公営で行ってほしいなという思いが、この陳情書のこの訴えと私と共有できるようなところがありまして。  本当に商業施設はいろんな方が来て集客が見込まれるという一方で、やっぱり不安。一番の不安は、やっぱりここに書いてあるとおりの地震とか火事とか、電気設備がストップしたときに、じゃあ逃げる場所はどこがあるんだろうって私も行ったところ、非常階段というのが物すごく狭い1か所しかなくて、これで何か大変なことが起こったらどうするんだろうって。  ないというふうには絶対言い切れないので、そういうところをどう考えているのかなというのもありますし、指定管理のことに対しても、イオンの中で指定管理ではなくて、公営でやっていけないのかなというふうに思いまして、いろいろ調べたんですけれども、大阪の茨木市の穂積図書館というところがあるんですね。そこは、イオンに対しての賃料は無料です。しかも、指定管理ではございません。  こういうことができるんであれば、市としても取り組んでいただきたいなという思いがあって、私はこの陳情に賛成で、賛成の意見とさせていただきます。 ○委員長諸岡賛陛君) ほかに討論ありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長諸岡賛陛君) 討論もないようですので、討論を終結し、直ちに採決を行います。  陳情第5号について、採択することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○委員長諸岡賛陛君) 起立少数です。よって、陳情第5号は不採択とすべきものと決しました。           ────────────────────────     議案第11号 富津国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について ○委員長諸岡賛陛君) 最後に、議案第11号 富津国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定についてを議題とします。  直ちに質疑に入ります。御質疑ありませんか。佐久間 勇委員。 ◆委員佐久間勇君) 何だったけ。11号ですね。すみません。ぼうっとして。富津国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定についてのことにつきまして、ちょっと質問いたします。  未就学児の均等割額の5割軽減措置を拡充する条例改正で、何らこのことにつきましては異論はありません。  本市では、平成31年4月から、独自で就学児から18歳以下の均等割額の3割軽減を行っています。仮に、この独自に行っている3割軽減を5割にした場合の影響額はどれくらいになるんでしょうか。 ○委員長諸岡賛陛君) 国民健康保険課長、平島光洋君。 ◎国民健康保険課長(平島光洋君) お答えいたします。  市独自軽減部分の7歳以上の就学児から18歳以下の部分、3割軽減にした場合には、約640万の軽減になっておりますけれども、仮に5割にした場合は、860万円の軽減になります。 ○委員長諸岡賛陛君) 佐久間 勇委員。 ◆委員佐久間勇君) はい、分かりました。ありがとうございます。  独自事業として、国、他市に先駆けてやっている部分があると思いますけれども、住みたいまちづくりの一環ということで前向きに検討のほうを願いたいと、これは要望で終わりますので、よろしくお願いいたします。 ○委員長諸岡賛陛君) ほかに質疑ありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長諸岡賛陛君) 質疑もないようですので、質疑を終結し、討論に入ります。反対討論ありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長諸岡賛陛君) 賛成討論ありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長諸岡賛陛君) 討論もないようですので、討論を終結し、直ちに採決を行います。  議案第11号について、原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○委員長諸岡賛陛君) 起立全員です。よって、議案第11号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で、本日の議題は全て終了しました。  なお、委員会報告の作成及び委員長報告につきましては、私に御一任願いたいと思いますが、これに御異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長諸岡賛陛君) 異議なしと認め、そのように取り扱わせていただきます。           ────────────────────────                    執行部あいさつ委員長諸岡賛陛君) 閉会に当たり、執行部から御挨拶をお願いします。副市長小泉義行君。 ◎副市長小泉義行君) 閉会に当たりまして、御礼の言葉を申し述べさせていただきます。  本日は大変御多用の中、教育福祉常任委員会を開催していただきまして、御意見、御指導を賜りましたこと、誠にありがとうございました。  また、付議されました議件につきましては、原案どおり御可決を賜り、厚く御礼を申し上げます。  御指導、御指摘頂きましたことにつきましては、今後、十分留意し、対処してまいりたいと存じます。本日は誠にありがとうございました。           ────────────────────────                    閉     会 ○委員長諸岡賛陛君) ありがとうございました。  以上をもちまして、教育福祉常任委員会を閉会といたします。お疲れさまでした。                  午前10時39分 閉会
     上記会議の概要を記載し事実と相違ないことを証するためにここに署名する。    令和  年  月  日              教育福祉常任委員会委員長  諸 岡 賛 陛...