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  1. 富津市議会 2018-11-16
    平成30年11月16日全員協議会-11月16日-01号


    取得元: 富津市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-23
    平成30年11月16日全員協議会-11月16日-01号平成30年11月16日全員協議会  全員協議会議事録 1.日  時  平成30年11月16日(金)本会議終了後 1.場  所  第3委員会室 1.出席議員   1番 猪 瀬   浩 君   2番 諸 岡 賛 陛 君   3番 三 木 千 明 君   4番 高 木 一 彦 君   5番 千 倉 淳 子 君   6番 山 田 重 雄 君   7番 平 野 英 男 君   8番 渡 辺   務 君   9番 松 原 和 江 君   10番 岩 本   朗 君   11番 石 井 志 郎 君   12番 藤 川 正 美 君   13番 永 井 庄一郎 君   14番 平 野 明 彦 君   15番 鈴 木 幹 雄 君   16番 福 原 敏 夫 君 1.欠席議員   なし 1.執行部   市長        高 橋 恭 市 君    副市長       小 泉 義 行 君   総務部長      白 石 久 雄 君    総務部次長経営改革推進課長事務取扱                                    秋 嶋 隼 人 君   総務課長      石 川 富 博 君    市民部長      鶴 岡 正 義 君
      環境保全課長    中 山 正 之 君 1.出席事務局職員   事務局長      大 塚 幸 男      主幹        牧 野 常 夫   庶務係長      三 木 貴 好      副主査       平 野 智 裕 1.議  事    (1)(仮称)第2期君津地域広域廃棄物処理事業に係る安房地域2市1町との事業連携について           ────────────────────────                    開     会          平成30年11月16日(金) 午前10時40分 開会 ○議長平野明彦君) それでは、ただいまから全員協議会を開催いたします。           ────────────────────────                    議長あいさつ議長平野明彦君) 本会議の後、大変御苦労さまでございます。  本日の協議事項につきましては、お手元の会議次第のとおりでございます。  それでは、よろしく御協議の程お願い申し上げまして、私からの挨拶とさせていただきます。           ────────────────────────                    市長あいさつ議長平野明彦君) 開催に当たり、執行部を代表して市長から御挨拶をお願いいたします。市長、高橋恭市君。 ◎市長(高橋恭市君) 全員協議会の開会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。  議員の皆様方には、臨時会終了後お疲れのところ、本協議会を開催していただきまして、まことにありがとうございます。  本日、御協議申し上げます案件は、「(仮称)第2期君津地域広域廃棄物処理事業に係る安房地域2市1町との事業連携について」でございます。  詳細につきましては、この後、御説明させていただきますので、よろしくお聞き取りのうえ、御意見、御指導を賜りますようお願い申し上げまして、挨拶とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長平野明彦君) ありがとうございました。           ────────────────────────                    傍聴の許可 ○議長平野明彦君) ここで、傍聴の許可についてお諮りいたします。  本日、傍聴の申し出がありましたので、許可いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長平野明彦君) 御異議なしと認め、許可いたします。  では、ここで傍聴者に入室していただきます。           ────────────────────────                     協議事項     (1)(仮称)第2期君津地域広域廃棄物処理事業に係る安房地域2市1町との事業連携について ○議長平野明彦君) それでは、直ちに協議事項に入ります。  協議事項(1)(仮称)第2期君津地域広域廃棄物処理事業に係る安房地域2市1町との事業連携についてを議題といたします。  それでは、執行部の説明を求めます。環境保全課長中山正之君。 ◎環境保全課長中山正之君) 協議事項1(仮称)第2期君津地域広域廃棄物処理事業に係る安房地域2市1町との事業連携について、御説明させていただきます。  こちらにつきましては、10月17日に、鴨川市、南房総市、鋸南町の2市1町から君津地域4市市長に事業参加の正式な申し入れがあり、市議会議員の皆様には、その写しを配付させていただきました。  この申し入れを受けまして、4市において、2市1町の事業参加について検討した結果をまとめましたので、本日、御報告させていただきます。  なお、本件の議会報告の日程につきましては、4市で可能な限り調整いたしましたが、他市の議会報告が先になってしまうことから、検討書及び回答(案)を11月12日に送付させていただいたところでございます。  それでは、お手元の資料1ページをごらんください。  1の経緯につきましては、君津地域4市において基本構想を策定したことは既に御案内のおりでございます。  2、更なる広域化についての検討については、平成29年10月23日付で安房市広域市町村圏事務組合理事長から、君津地域広域廃棄物処理事業に係るさらなる広域化に関する協議申し入れについて4市長に提出されました。  安房郡市の広域市町村圏事務組合では、3市1町のごみの広域化に向けて、平成10年5月から検討を行っていましたが、平成28年3月に建設候補地の同意が得られないことから建設を断念し、さらには館山市がこの事業から離脱するなど、ごみの広域化が白紙に戻り、館山市を除く、鴨川市、南房総市、鋸南町の2市1町で広域化を検討していく中で、君津地域安房地域事業スケジュールがほぼ一致しており、君津地域広域廃棄物処理事業へ参加することは将来にわたり安定的なごみ処理を確保できるものと考え、君津地域との事業連携可能性について調査研究を行い、事業参加の可否を判断したいとの結論に至ったことによるものです。  この申し入れを受けまして、4市では、協議への参加の可否について検討を行い、平成29年11月22日付で、4市長の連名で安房市広域市町村圏事務組合理事長宛協議の参加について了承する旨の回答をし、同年12月22日付で、君津地域4市及び安房地域2市1町の担当部課長で構成する、君津地域広域廃棄物処理事業次期事業展開に係る6市1町担当部課長会議を設置し、さらなる広域化の検討を行うこととしました。  その後、安房市広域市町村圏事務組合では、基本構想案の公表を受け、平成30年7月に、君津地域広域廃棄物処理事業次期事業展開に2市1町が事業連携する可能性について判断するための調査・研究報告書に検討結果をまとめております。  安房地域2市1町では、当該調査研究報告書を各議会に説明するとともに、平成30年10月15日に開催された、安房市広域市町村圏事務組合議会全員協議会において、君津地域広域廃棄物処理事業次期事業への参加申し入れが正式決定され、平成30年10月17日付で、君津地域市長宛に、次期事業への参加申し入れが提出されました。  また、4市におきましては、基本構想でも示している、安房地域2市1町の事業参加に伴う、さらなる広域化について、君津地域広域廃棄物処理事業構成市部課長会議及び君津地域広域廃棄物処理事業次期事業展開に係る6市1町担当部課長会議の中で検討を重ねてまいりました。  3、国の指針との整合性でございます。  環境省では、ごみ処理基本計画策定指針において、「ごみの処理に関する事業の実施に当っては、適正な循環利用適正処分を進める上での必要性を踏まえ、他の地方公共団体及び民間事業者との連携等による広域的な取り組みを図るものとする」としており、安房地域2市1町の事業参加によるさらなる広域化は、国の指針に基づいた取り組みとなります。  4、次に、安房地域2市1町の事業参加に係るメリットデメリットでございます。  想定されるメリットとしましては、①、処理経費基本構想では、次期事業の20年間の平均委託料について君津地域4市の場合1トン当り2万4,870円、君津地域4市及び安房地域2市1町のごみを受け入れた場合、1トン当り2万2,950円と試算しており、安房地域2市1町の事業参加はさらなるごみ処理経費の削減が期待できます。  ②、20年間の経費比較では、君津地域4市で約37億円、富津市においては、約5億円の経費削減が見込めます。  (2)想定されるデメリットとしましては、①、安房地域2市1町のごみ運搬車両が集中することによる、交通量の増加が懸念され、また、通行ルートによっては、道路渋滞や騒音なども予想されます。  ②、安房地域2市1町のごみの受け入れに対し、建設地住民感情に配慮する必要があります。  5、安房地域2市1町の事業参加に係るデメリットに対する対策は、(1)ごみ運搬車両ごみ運搬車両通行ルートについては、君津地域広域廃棄物処理事業次期事業展開に係る6市1町担当部課長会議の中で、君津地域4市内を通行する際は、可能な限り市街地を通行しないように配慮する旨の要望をしております。  また、安房地域の2市1町がまとめ事業連携する可能性についての調査・研究報告書においても、君津地域4市内を通行する際は、国道や主要な県道を利用し、有料・高速道路を利用できるエリアについては、必要に応じ有料・高速道路運搬経路とし、車両については大型車を使用することで通行台数を少なくする等、君津地域4市の住民感情に配慮する必要があるとしております。  なお、ごみ運搬車両通行ルートについては、建設地及び運搬経路となる自治体の意向を最大限考慮するよう求めてまいります。  (2)住民への説明。建設地の住民には、次期施設必要性広域化によるメリット及びデメリットに対する対策等を6市1町が事業者と協力して説明し、理解を求めてまいります。  6、まとめとしまして、君津地域4市が平成39年度の供用開始に向け取り組んでいる(仮称)第2期君津地域広域廃棄物処理事業安房地域2市1町が参加することは、国が示す、ごみ処理基本計画策定指針に基づく取り組みでもあり、君津地域4市側にとっても、ごみ処理経費を削減できるという大きなメリットがございます。  現時点で想定される課題として、ごみ運搬車両通行量の増加、市街地の通行による渋滞や騒音などが考えられますが、安房地域2市1町において事前に対策が検討されており、こうした課題は軽減されると考えております。  これらのことを総合的に勘案した結果、(仮称)第2期君津地域広域廃棄物処理事業安房地域2市1町が参加することは、富津市をはじめ、君津地域4市にとって有益であると判断いたしました。  本件につきましては、4市それぞれ市議会に説明し、安房地域の2市1町には、添付してございます回答案のとおり、事業参加について承諾する旨を、君津地域4市長の連名で近日中に回答したいと考えておりますので、御理解、御協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。  説明は、以上でございます。 ○議長平野明彦君) 執行部の説明は終わりました。ただいまの説明につきまして、御質問等ございますか。猪瀬 浩議員。 ◆1番(猪瀬浩君) まず質問ですが、これは先日11月13日に君津のほうでも全員協議会が開かれております。その中で細かい資料が出ていて、富津市議会のほうにはきょう出されていないものがあるんですが、ちょっとその中で御確認させていただきます。  きょう提出されたものの中には、この君津地域広域廃棄物処理事業次期事業展開に2市1町が事業連携する可能性について判断するための調査・研究報告書まとめられたと書いてあるんですが、その中でちょっと気になる文章がありまして、「君津地域施設建設地の選定が進行中であり、現在は複数候補地から順位づけを行い、最有力候補地1カ所(富津新富地区臨海部の未利用地)を選定したところである」という文言があるんですが、こちらは富津市のほうとしては、もう「選定した」と書かれているんですが、これはどういったことなんでしょうか。 ○議長平野明彦君) 環境保全課長中山正之君。 ◎環境保全課長中山正之君) お答えいたします。  安房のほうのまとめた調査・研究報告書のほうは、7月にまとめておりますので、その後、前回の全員協議会で御説明させていただきましたように、民間事業者による提案ということで事業建設地についても木更津市以外の3市で事業者が用意して提案を受けるというような形にしております。 ○議長平野明彦君) 猪瀬 浩議員。 ◆1番(猪瀬浩君) 済みません、これ、7月に提案されてから、富津市としては、これは間違っていますよという提案はされたんでしょうか。きのう、この11月13日の君津市議会でもこの資料参考資料としてついているということ自体、この時点まで富津市としては、この文章はおかしいですよという申し入れとかはしたんでしょうか。 ○議長平野明彦君) 環境保全課長中山正之君。 ◎環境保全課長中山正之君) お答えいたします。  要旨がまとめられました基本構想の中では建設地の記載がございますので、その中では御説明申し上げたように、建設候補地については評価順位1位となった富津臨海部の未利用地を候補として検討を進めますが、今後決定する事業方式によっては民間事業者が提案する木更津市以外の3市における別の用地となることも想定されます。ということが基本構想のほうに記載されておりますので、特にそれについての訂正の申し入れはしておりません。 ○議長平野明彦君) 猪瀬 浩議員。 ◆1番(猪瀬浩君) これ非常に、この安房2市1町を加えるに当たって非常に大事な資料ですよね。向こうが検討してきてこういう報告書を出しましたと、これを平成29年12月22日から2市1町と君津地域4市の担当部課長で話し合って部課長会議やっているんで、多分この資料は4市のほうを見ていると思うんです。  こういう文章でいろいろ検討したところ、入れさせてくださいねということで申請している資料なのに、その文言が要は要旨で決めたやつとはまた別ですのでという考え方はちょっと違うような気がするんです。これは公開されています。鴨川市とかは、君津市議会にも今載っています。  この資料が一人歩きしてしまうと、もう富津で決まったんじゃないかというふうな形になってしまうと思うんですけど、非常にまずくないですか。 ○議長平野明彦君) 環境保全課長中山正之君。 ◎環境保全課長中山正之君) お答えいたします。  4市のほうではあくまでも民間提案募集要領ということで、民間提案を受けて事業を進めるということで御説明させていただきまして、その中でも建設候補地については、繰り返しになりますけども、提案者のほうが君津市、富津市及び袖ケ浦市の3市内から事業を実施するために十分な面積を有する用地を選定して提案するということにしてございます。  それにつきましては、もちろん安房地域の2市1町についても承知していることでございますので、決して、その富津に、この安房報告によって決まっているということではないと理解しております。 ○議長平野明彦君) 猪瀬 浩議員。 ◆1番(猪瀬浩君) この富津市のきょうの資料の最後のまとめに、安房地域2市1町において事前に対策が検討されているということで、これ、どこを通るかということを検討されているということで、もう事前に対策は練っていると。それにあわせて、この平成30年の7月のこの資料富津市を選定したと書いてあるということは、富津市のそこにできるだろうという前提でこの通行するルートを考えているんじゃないんですか。そうなっちゃいませんか。
    議長平野明彦君) 環境保全課長中山正之君。 ◎環境保全課長中山正之君) 決してそのようなことではないというふうには理解しております。 ○議長平野明彦君) 猪瀬 浩議員。 ◆1番(猪瀬浩君) 済みません。この安房地域2市1町が現在考えている通行とかそういったもの、事前に対策を練られているということなので、どういったことが具体的に練られているか教えていただけますでしょうか。 ○議長平野明彦君) 環境保全課長中山正之君。 ◎環境保全課長中山正之君) お答えいたします。  先ほども申し上げましたように、通行ルートについては有料道路を使っていただくということ、それからごみ運搬については、大型の10トン積みの大きないわゆるパッカー車に積みかえて運搬してくるということで、1日平均8台程度と伺っております。 ○議長平野明彦君) 猪瀬 浩議員。 ◆1番(猪瀬浩君) あともう一つ、ちょっと君津市議会に出ている資料なんですが、こちらは申し入れについての提出をまとめる前のものだと思うんですが、この富津市議会のほうには載っていないでちょっと気になるものとして、9月定例会のほうで補正予算を上げています。木更津市の市役所のところに事務所を構えるための費用と、あと循環型社会形成推進地域計画策定のための委託費というものが出ているかと思いますが、ここに書いてある資料ですと、これ君津地域4市からこれが入ることによって、例えば市も含めた7市1町で計画を変更しなきゃいけないですよと、地域計画です。  基本計画は、君津地域4市のごみ処理を6市1町のごみ処理の計画に変えなければいけないですということが、今後、検討していかなければならないということで書かれています。  今回、この2市1町を加えるに当たって、9月の補正予算のほうでは4市で負担をしています。この2市1町が加わってきたら、どうなるんでしょうか。 ○議長平野明彦君) 環境保全課長中山正之君。 ◎環境保全課長中山正之君) お答えいたします。  民間提案の募集については、4市で配布してございますので、それをとりに来た事業者のほうには変更という形で、ごみ処理量が4市の場合、年間9万7,000トンということで、2市1町が加わることによってそれが11万6,000トンになりますので、その辺の変更点に係る資料を配布させていただきます。  それから、基本地域計画等につきましては早急に契約変更をして、地域計画については安房のほうが粗大ごみのほうを館山市と一緒にやっているということがありまして、その部分があるので、館山市も含めた中でちょっと変更しなきゃいけないということで、そういう変更を速やかにかけていく予定でございます。  金額につきましては、6市1町の中で負担割合を決めていくような形になりますので、当然、4市の場合よりは下がるものと想定しております。 ○議長平野明彦君) 猪瀬 浩議員。 ◆1番(猪瀬浩君) 済みません、9月の定例会中では1,409万2,000円で、富津市は4等分して352万3,000円ということでした。  今回、安房2市1町が入るということは、これを7等分すると200万円ぐらいになるんですが、その150万円は戻ってくるような考え方でいるということでしょうか。 ○議長平野明彦君) 環境保全課長中山正之君。 ◎環境保全課長中山正之君) お答えいたします。  まだ、木更津市さんのほうにはお支払いしてございませんので、年度負担額が決定した段階で木更津市のほうに負担金を払うというような形になります。 ○議長平野明彦君) 猪瀬 浩議員。 ◆1番(猪瀬浩君) 済みません、ただ、木更津市さんのほうはもう業者と契約締結済みと書かれているんですけど、こういったところと、あと、細かいとこやるとほかの方も質問されたいと思うんですけど、これ9月、今度は21日に示されている君津市議会さんのやつです。  この計画書なんかも富津市議会のほうには示されていないんです。これ、いろいろすごい大事なことが書かれていると思うんですけど、何で富津市議会のほうにはこういう情報を出さないんですか。 ○議長平野明彦君) 環境保全課長中山正之君。 ◎環境保全課長中山正之君) 9月の全員協議会のときには、スケジュールについては口頭で御説明させていただきましたとおり、環境影響評価に3年、施設の設計建設に4年かかる。それで7年かかってしまって、平成39年の供用開始を目指さなければいけないということで、その点については、基本構想のときにお示ししたスケジュール等、変更は特にないというようなところで資料のほうは添付いたしませんでした。 ○議長平野明彦君) 猪瀬 浩議員。 ◆1番(猪瀬浩君) 君津市議会、ちょうど富津市議会と同じ日に全員協議会やっているんです。6市担当部課長会議ではやっているわけですから、もちろん情報を共有していますよね。口頭で、確かに文書ではそれっぽいことが書かれています。ただ、それを見ただけじゃ私たちわかりませんよ、これ。やっぱりこれがあると全然違います。もっと、これはどうなっているんだ、ああなっているんだと。  富津市が最有力候補地となっているのに、何でこういう情報を富津市議会のほうに出さないんですか。 ○議長平野明彦君) 環境保全課長中山正之君。 ◎環境保全課長中山正之君) お答えいたします。  繰り返しになりますけども、今回の事業についてはPFIによる民間提案を活用するというようなことで、建設地については木更津市以外の3市のどこになるか、まだ、わからない状態ということでございます。  それと、スケジュールについては平成39年の供用開始を目指した場合に、環境影響評価と建設に4年かかるんであるとすると、そこで7年かかってしまいますので、平成31年度中に事業者を決定して、平成32年から環境影響評価に入らないとスケジュール的に非常に厳しいというところでございます。 ○議長平野明彦君) 猪瀬 浩議員。 ◆1番(猪瀬浩君) 今、スケジュール的に非常に厳しいということであれば、なおさら資料をもっとしっかり出すべきじゃないですか。議論しないで、富津市議会皆さん、これ見ていないです。見ていない中でどうですかというふうな形でやられてしまって、もう、じゃあ、きょう言ったから出しますと言われて、そこからもう時間がないじゃないですか。時間がないんだったらないなりに早く情報を出してもらって、しっかりと。  それで、富津市議会の中でもんで、それで皆さんがある程度納得したから、それで進めていいですよというふうにやらないと。資料出さないで、きょうのこの資料だけ、君津市議会さん出したやつ、非常に大事な部分が載っています。それを富津市議会のほうに出さないで、とりあえずまとめたものだけで御了承くださいというのは、ちょっと進め方が乱暴じゃないのかなと思うんですけど、これ意見です。  以上です。 ○議長平野明彦君) 市民部長鶴岡正義君。 ◎市民部長鶴岡正義君) 今回の議会報告の分につきましても課長が冒頭に申し上げましたように、報告の日程、これは同時が好ましいというようなことで極力同じような時期に説明させていただくということで調整してきたわけなんでございますが、実際のところが富津市が一番最後に報告ということになってしまいました。  それと、あと資料のほうにつきましても、4市部課長会議、また、そこに安房2市1町が入った会議の中で、統一的に作成しました。それで、その中でこの資料を出そうねというところについては、会議の中では調整はしておるわけなんですが、最終的に各市のほうの執行部のほうの考え方の中でちょっと資料不揃いという点につきましては、大変申しわけなく思います。  今後、そのようなことがないように十分注意してやっていきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○議長平野明彦君) ほかにございますか。松原和江議員。 ◆9番(松原和江君) 根本的なところを伺いたいんですけれども、今、君津の4市があって、これから安房が入ってくる、ますます大型化する。これはやはり国の方針に沿ったやり方だと私は思っています。  国はやっぱり大型化をしてやれということですよね、そのために補助を出すということで、国は5万人以下の自治体のところには、小さなものには出さないよという方針、だから富津市は独自でやっても補助金は出ないということは私わかりました、勉強しまして。  ですから、富津市独自はできないんですけれども、要は大型化すればするほどやっぱりごみは集めなきゃなんないわけでしょう。減らないんじゃないですか。  だから、富津市はごみを減らそうと思っているのか、それとも資源を循環しようとしているのか、再利用しようとしているのか、基本的に富津市の環境行政とこの広域化とはマッチするのかどうか、そこのところを検討したかどうか伺いたいと思います。 ○議長平野明彦君) 環境保全課長中山正之君。 ◎環境保全課長中山正之君) お答えいたします。  再利用とか再資源化とかは、重要なもちろん課題ではございますので、そちらは進めます。ただ、どうしてもそれが燃やさなければ処理できないものについては広域でやるということでございます。  決して、資源化できるものまでも燃してしまうとかそういうことではございません。リサイクルとかそういうものはできるものは再資源化を図っていくということでございます。 ○議長平野明彦君) 松原和江議員。 ◆9番(松原和江君) 私もこの間の9月の議会で富津市のリサイクル率とか燃える量とかを伺いましたら、やっぱり多いんです、全国的に比べて。ということは、もっともっと再資源化できるし、燃えるごみを減らすこともできると思うんです。  そういう努力をしないで、今ある、何でも燃してしまおうというそういう今ある、今燃えているごみが本当にそれが燃やさなきゃならないごみなのかどうなのかというのを検証されていないと思います。  ですから、このままで進めたらば、絶対ごみは減らないと思いますし、ごみを燃やすということは単なるCO2がふえるとかではなくて、いろいろなものがその中に入ってきて、環境を汚していくわけでしょう、重金属も入ってくるし。そういうことでもって、やはりヨーロッパ的な考え方でもってなるべく燃やさないほうにする。日本というのは燃えるごみをすごく多くしているんです。  だから、もっと燃えるごみは減るべきだと思うんです。減らせることができると思うんですけども、こういうふうにして大型化になってしまうと、そういう努力をしなくても解決しちゃうんです。  お金の面だけが大きくなったらばスケールメリットがある、広域でやったほうがいいということでもって並べられているんですけど環境の面はどうなんですか、これが、人間が生きていく上に環境はどうなんですかと、そういう面を考えてもう少しこのごみの行政を考えてほしいと思います。 ○議長平野明彦君) これは答弁よろしいですか。 ◆9番(松原和江君) やっぱり聞きたいです。もっとやっぱり富津市は市民ときちんと、民意を上げる必要があるんですよ。そのためにどうしたらいいかということをやっぱり考えてほしいと思うんですけど、いかがでしょうか。 ○議長平野明彦君) 市民部長鶴岡正義君。 ◎市民部長鶴岡正義君) 議員御指摘の部分でございますが、我々も今、資源化、またごみの減量化というところに取り組んでいるわけでございますが、まだまだ、それがまだ浸透していないという状況、それを鑑みまして、来年度から、新しい試みとしてごみの削減に対してのメニューを市民の皆さんのほうにお知らせした中で、まだ具体的なものがここで申し上げられないということは非常に申しわけないですけど、そういった新しい試みもチャレンジしながら、市民の皆様に御協力いただくというごみの減量化ということと施策を打ち出していこうというふうに、今、考えておりますので、決して減量化、リサイクルというところを投げ出しているというようなことでございませんので、御理解いただければと思います。 ○議長平野明彦君) 松原和江議員。 ◆9番(松原和江君) そうしますと、やはりそういうふうな、富津市だけじゃなくて全ての市がそういうふうにこれからごみの減量化をし、燃えるごみを少なくしていこうというんだったらば、このこれからやる計画のトン数、燃えるトン数の総量ももっと減らせるような計画になっていくんじゃないんでしょうか。  そういうことは考えていないんですか、あくまでもこの基準でやるんですか。 ○議長平野明彦君) 環境保全課長中山正之君。 ◎環境保全課長中山正之君) お答えいたします。  予測のごみ量についてはなかなか難しい面があるんですけども、基本的には人口減少というところを見据えた中で設定してございます。  それから、現状の各市のごみのリサイクル率ですとか、そういったものを勘案して決めているというようなとこでございます。 ○議長平野明彦君) ほかにございますか。三木千明議員。 ◆3番(三木千明君) 今、かなり壮大な話になってきているんですけれども、ちょっと質問に入る前に、まず、4市の中で今現状のKCSで運営しているごみ処理についても、4市の中で分類の仕方が違うというのは私以前に調べて承知しております。  ですから、これを契機に、今、松原議員からもお話ありましたけれども、その部課長会議とかの中でも、まずは4市、そして今度新たに入ってくる2市1町も含めてごみの分別の徹底化ということを、基準をきちんと設けるようなことを富津市に先頭になって投げかけていただいてもいいのかなと。  現状、今、最大のそのプラスチック関係のごみの輸出先であった中国がもう輸入を取りやめるというバーゼル法の改正というのが、この4月から執行されていまして、せんだってもNHKの番組でもやっていました。  国内で今まで輸出してリサイクルできるものは取りまとめて輸出していて、きちんと対応できていたものがもう中国のほうがもうアッパーだということで、まだ、東南アジア関係で若干引き受けてくれるところがあるそうなんですけれども、それにしても最大の輸出先であった中国がもう受け入れないという体制を整えてしまった以上、今度、国内処理でやっていかなきゃいけないと。当然、それも限界がある中で、新たなステージに国を挙げて入っていかなきゃいけないという状況だと思いますので、そこら辺を踏まえた上で、先ほど部長からも御答弁ありましたリサイクル化の徹底、今、やっていないわけではないんで、そこら辺も含めて、ちょっと富津が先行して、今、問題提起されたんで、また先頭を切っていけるような体制も御考慮いただければありがたいなと思っております。  で、質問なんですけれども、ちょっとこれ私聞き逃しがあったら大変申しわけないんですが、以前に新聞でも、いわゆる木更津市、4市の中で協議をしていた、次の新しい焼却施設をどうしましょうかという協議をしていた中で、木更津市以外の富津君津、袖ケ浦の中から候補地を上げて、いわゆるコンペをやって、評価の高いところが候補地ということで発表されましたとおり、富津市の新富地先だということは承知してります。  その4市で話をした候補地、有力な候補地と、あとその後に話が出てきました民間の提案を受けるということのこの優先はどっちになるんですか。根本的なことで申しわけないんですけれども。 ○議長平野明彦君) 市民部長鶴岡正義君。 ◎市民部長鶴岡正義君) 現在のところ事業提案のほうを受け、要領をつくりまして、今後、事業提案、建設候補地も含めた中で提案をいただくわけです。その提案がどういう場所が出てくるかというのはまだ我々のほうもわかりません。  我々としては、提案のほうを優先して考えていくというふうな形になろうかと思います。 ○議長平野明彦君) よろしいですか、三木千明議員。 ◆3番(三木千明君) ということで、あくまでも事業提案のほうが出てきた中で精査した提案を、またきちんと皆で吟味をして、いろいろ点数をつけていって、一番いいところがなるというふうなところになると思うんですけれども、それと当然、今の候補地、3市の中から出てきた候補地と言われている新富のところというのは、あくまでも保険としてとっておくような位置づけなんですか。  その事業提案のものが芳しくないということであれば、それをどこもよろしくないと、余り評価がよくないということになったときには、その事業提案は一切抜きにして話をもとに戻って、その富津の候補地というところが浮上して、そこにどういう建設方法でやるかということをまた議論するような形になるんですか。 ○議長平野明彦君) 市民部長鶴岡正義君。 ◎市民部長鶴岡正義君) 現在のところもう予測がつかない部分が多いです。ただし、事業提案によって、事業提案で数カ所出てくる中で、今、候補地となっている部分ももしかすると、仮に出てくる可能性もないとは言えない。これは我々もわかりません。  それとあと、我々4市のほうで、まず、候補地を選定した段階で、こちらのほうは4市いずれかの市が所有している土地ではないというようなことがございますので、これが例えば富津市が持っている、君津がもっているということであれば、そういう可能性というのはまた大きく変わってくるかと思いますが、あくまでも民有地という中でございますので、位置づけとしてはここが建設候補地としていいんじゃないかなというようなところで、要は所有権を所有しておりませんので、そこまでいろんなことで縛りがつけられない候補地ということで、ちょっと言葉が悪いですけど考えております。 ○議長平野明彦君) 三木千明議員。 ◆3番(三木千明君) 繰り返しですが、今あくまでも、せんだって募集かけていったらば、何社か資料をとりきてということの報告はいただきました。その中でプレゼンをやって評価をして、出たものが的確だろうというふうなことであれば、そこをまず優先で行って、あくまでも事前に出た、候補地になっている新富というのは下げて、その事業提案のものを優先でやるということですよね、はい。  それに関連して、新聞報道で候補地として富津市の新富という地名が出たということに、これは別に隠すことでもないんで、あくまでも候補ということで出ているんであれなんですけれども、ややもすると、私なんか市民の皆さんから聞いていると、やっぱり搬送する経路だとか、大型の車両が通るだとかいうことを考えていくと、そこら辺の整備が整っているのは臨海部であるというのは私も納得します。  ただ、逆にその事業提案が市民の皆さん富津市だけじゃなくていわゆる4市で話をしていたときに、4市の中でも恐らく臨海部ありきということで考えている。または、そうやってある意味誤解をしている方もいらっしゃるかもしれません。  この事業提案が、例えば私が対象地域の3市の中で広大な山を持っていますと、これを平らにして敷設する道路もつくるから、いわゆる中山間地でもどうでしょうかという提案があった場合というのは、何が言いたいかというと臨海部に限定をして募集かけているわけじゃないんですよね。 ○議長平野明彦君) 市民部長鶴岡正義君。 ◎市民部長鶴岡正義君) 議員のおっしゃるとおりです。  木更津市以外というところの制限はかけておりますが、そのほかの部分については制限かけておりません。  ただし、こういった施設でございますので、近隣の住居状況とか、あと都市計画の関係とかいろいろございますので、やはり具体的にならないような土地を提案してくるというところについては、その時点で選定のほうが低い、評価としては低くなるということになります。  それと、もう一点が、今回、事業提案を受けるということに対しては、今回の事業提案については、今後、入札公告をする上の実施方針等を策定するための事業提案でございまして、もちろん、その事業用地の候補地というのが提案の中にはありますが、今回のこの提案の中で建設地を、候補地を決定するということではなくて、二段構えです。  次の入札公告の段階で決定をさせていただくということになってございます。よろしくお願いします。 ○議長平野明彦君) よろしいですか。ほかにございますか。高木一彦議員。 ◆4番(高木一彦君) 候補地の選定についてなんですが、今、臨海部という候補地が上がっているんですけども、先日、千葉県のほうで災害に対する、特に津波です。津波の被害想定を変更されたハザードマップみたいなのが公開されました。  そうすると、最大の被害を考えてとなると、非常にその臨海部ですと建設費の問題とかいろいろ出てくるとは思うんですが、そういう災害に対することというのは、この建設地を選定するに当たって重要視されることなんでしょうか。  確か、この計画の中には防災拠点という役割も含まれていたと思いましたので、その辺の考えをお聞かせください。 ○議長平野明彦君) 環境保全課長中山正之君。
    環境保全課長中山正之君) お答えいたします。  その辺につきましては、もちろん加味した中で評価してまいります。 ○議長平野明彦君) 高木一彦議員。 ◆4番(高木一彦君) 非常に重要なこととなりますので、選定地についてその辺も含めてきちんと考えていただきたいと思います。 ○議長平野明彦君) ほかにございますか。松原和江議員。 ◆9番(松原和江君) 今、木更津は、木更津が終わったらば木更津以外のところということでもって、君津富津、袖ケ浦のどこかということで次のところを決めると、今度、例えばどこか決まったらば、その次はどこなんですかとか、そういうことももう決められているんですか。話し合われているんでしょうか。 ○議長平野明彦君) 市民部長鶴岡正義君。 ◎市民部長鶴岡正義君) 現在のところは、会議の中ではそういうような議論はされておりません。 ○議長平野明彦君) いいですか。松原和江議員。 ◆9番(松原和江君) でも、これ可能性はあるということですか。 ○議長平野明彦君) 市民部長鶴岡正義君。 ◎市民部長鶴岡正義君) まだ、建設地のほうが候補地も含めて決まってございません。また、その建設候補地等が決まってきた中で、そのような話が100%出てこないというふうには言い切れないところでございます。また、その時点で協議が出てくれば、また十分審議、協議したいというふうに考えます。 ○議長平野明彦君) 渡辺 務議員。 ◆8番(渡辺務君) 広域廃棄物って、どっかが引き受けなきゃいけない、誰からがやらなきゃいけないと思うんです。それをどこにするかということでいろいろ考えていると思うんですけども、一つには課題として工程が決まっちゃっているというか、尻を決めて動かなきゃいけないということがあって、それともう一方では、いろんな4市のとか6市1町とかで協調していく中で、進めなきゃいけないということがあるんです。  土地の問題というのはさっきから何回か出ているんですけども、これ、1回確認したいんですけど、必要だと想定される土地の面積って出ていましたよね、それ何平米とかってあったら、教えていただければと思います。 ○議長平野明彦君) 環境保全課長中山正之君。 ◎環境保全課長中山正之君) お答えいたします。  基本構想の中では、約2万平米ということで想定はしております。 ○議長平野明彦君) 渡辺 務議員。 ◆8番(渡辺務君) 2万平米の土地が一団としてあるってなかなかないことだと思うんです。ただ、この土地も含めてプロポーザルで募集をかけて、前回、賢友会のときだったですか、部長にもちょっと質問したんですけど、何社か提案の要領をとりにきて、もう締め切っちゃっているんです。  そうすると、その中、提案の要領とりにこなくても応札する可能性ありますけど、プロポーザルの可能性ありますけども、要領なしというのはほぼ考えにくいんで、そうすると、前回のお答えだと8社でしたか、それの内容というのがどういうところなのか、要は私聞きたいのは、本当にこの事業というものをやろうと思って募集をするのかどうなのか、要は、これちょっと言いづらいんですけど、結論ありきでやっているというんだったら、それはやっぱりあんまりいいことじゃなくて、要は富津で選定されるんであれば、富津がこれはここしかないよね、これで仕方がないよねというふうに納得できるような説明がないといけないと思うんです。  そこで、本当に2万平米なら2万平米でいいんですけど、それについて検討しているのかどうなのか、その辺のお考えをちょっと聞かせてください。 ○議長平野明彦君) 環境保全課長中山正之君。 ◎環境保全課長中山正之君) お答えいたします。  必要な面積については、基本構想まとめる中で4市で十分協議した結果として、約2万平方メートルということで、公表してございます。 ○議長平野明彦君) 渡辺 務議員。 ◆8番(渡辺務君) 募集要項をとりにきた業者の内容、社名まで結構ですので、分野とかそういうところがわかったら教えていただければと思います。 ○議長平野明彦君) 環境保全課長中山正之君。 ◎環境保全課長中山正之君) お答えいたします。  全部で12社とりにこられていまして、内新聞社が4社、金融関係が1社、その他事業者が7社の合計12社でございます。 ○議長平野明彦君) 渡辺 務議員。 ◆8番(渡辺務君) もう一つ、土地に関して2万平米の一団の土地というのをプロポーザルを募集する前にある程度、4市の部課長会議で検討をなさったかと思うんですけども、それについてどんなところがあったか、先ほど部長のお話だと、私有地、民有地、というお話だったんですけども、例えばそこで県の土地とか、そんなことの検討があったかどうかをお伺いします。 ○議長平野明彦君) 環境保全課長中山正之君。 ◎環境保全課長中山正之君) お答えいたします。  4市の中で検討した中では、建設候補地として上げた4カ所しか見つからなかったというところではございます。 ○議長平野明彦君) 渡辺 務議員。 ◆8番(渡辺務君) その4カ所を差支えなかったら教えていただけますか。 ○議長平野明彦君) 環境保全課長中山正之君。 ◎環境保全課長中山正之君) お答えいたします。  基本構想でも公表しておりますように、君津市の西君津地先で約2.3ヘクタール、それから富津市の新富地先で約3ヘクタールの場所と、約2.7ヘクタールの場所、それから、袖ケ浦市の中袖地区の約6.8ヘクタールの場所の4カ所でございます。 ○議長平野明彦君) 渡辺 務議員。 ◆8番(渡辺務君) これは全て民有地ですか。 ○議長平野明彦君) 環境保全課長中山正之君。 ◎環境保全課長中山正之君) はい、そうでございます。  4市が所有している土地ではございません。民有地とあとは千葉県。 ◆8番(渡辺務君) 中袖が千葉県の所有地ということですか。 ◎環境保全課長中山正之君) 新富のCと西君津のAの場所が千葉県の所有地でございます。 ○議長平野明彦君) 渡辺 務議員。 ◆8番(渡辺務君) 要は本当にないのかなというところです。前に、これ個別な話はしませんけど、この土地どうですかみたいなところをお話したことが担当者にあると思うんですけども、その辺も含めて逆にその検討を含めてやるということをしないと、どうも結論ありきでそれを上塗りするようにやっているというふうに指摘、そしりを免れないというか、私、そう思いたくもないし、そういうつもりもないんですけども、このまま進むと何となくそういう形に思われちゃうんじゃないかなというふうに思うんです。  冒頭で猪瀬議員が資料のお話、指摘されたと思うんですけども、私も見ていないので内容わかんないんですけど、多分、きっと富津ありきみたいなお話になっているんじゃないかなと思うんです。  でも、今、私たちが説明を受けているのは、形上は、今、用地選定から含めてゼロベースで考えるということなわけです。その辺のギャップというのを皆さんが感じているんじゃないかなと、私思っているんです。  その辺はきちんと説明してあげないと、してもらえないと、なかなかこれ、コンセンサスを得るって難しいんじゃないかなと、私は思っています。  冒頭に私申し上げましたけど、どっかが引き受けなきゃいけないんです。もちろん、松原議員がおっしゃるように減らすことも必要だし、だけども、全くごみが出ないというのはなかなか現段階として難しくて、どっかが引き受けなきゃならない。それを富津が引き受けるなら引き受けるで、それを納得できるような説明というのはやっぱり、まずは議会にもしていただければなと思うんですけど、その辺のお答えをいただいて終わります。 ○議長平野明彦君) 市民部長鶴岡正義君。 ◎市民部長鶴岡正義君) 何度も同じことを申し上げて申しわけございませんが、現在のところは事業提案というところで、用地も含めた中で民間のほうで提案していただくということで進めてございます。  また、議会への報告、また、建設地決まっていない中でございますが、議会への報告については逐次報告、説明をさせていただきたいと思っております。  また、建設地がどこになるかわかりませんが、3市の中で建設地が絞り込めた時期につきましては、住民の皆様にも周知、説明のほうは必要だというふうに考えてございます。 ○議長平野明彦君) 石井志郎議員。 ◆11番(石井志郎君) 今、渡辺議員も話していて、候補地ありきというのはいかがという話がありましたけど、この広域処理場というのは工場なんですか。この施設というのは一般的に言う大型の工場みたいな分類になるんですか、なぜかといいますと、設置する場所は、工業用地あるいは準工業用地でないとつくれないんです。  安易に業者さんが山の中につくろうとしても、そこの用途地域、要するに工場をつくるというのはやっぱりそういう一番の大きなクリアしなきゃいけない。だから、北袖であり、君津であり、袖ケ浦なんです。これ、工業用地ですよね、準工じゃないですよね。  だから、そういうこともやっぱりちゃんと丁寧に説明しないと、どこでもできるといったときに、山の中に林地開発とって、開発行為とって、この工業用地として開発するということの許可がとれるのかどうか、そういうことをちゃんとやらないと、だから今の4カ所が候補地になりましたよと、でしょう。大規模工場、工場というか処理場つくらなきゃいけないから、これは工業用地あるいは準工業用地、もしかすると準工業用地無理かもしれない。そうすると、工業用地じゃなきゃできないといったら、そこしかないんです、これね、はっきり言わせてもらっちゃうけど。その辺はどうなんですか、例えばそれをどういう処理場というのが一般的な産業廃棄物処理場的な感覚でやれるのか、その辺もちゃんと丁寧にもし説明できればしてもらいたいんですが。  だから、袖ケ浦、北袖の工業用地団地なら工業用地であり、新日鉄の隣地であり、要するに新富になるというふうに、そこしかないじゃないですか、工業用地といったら。違ったらお願いします。 ○議長平野明彦君) 環境保全課長中山正之君。 ◎環境保全課長中山正之君) お答えいたします。  工場かどうかということにつきましては、廃棄物処理場としかちょっと言いようがないんでございますけども、都市計画上の制限につきましては都市計画決定が必要であったり、あるいはその建築基準法の51条ただし書きというような手続が必要には当然なってまいりますので、提案のあった土地についてはそういう都市計画法上の制限とかもきちんと評価した中で判断してまいりたいというふうに考えております。 ○議長平野明彦君) 石井志郎議員。 ◆11番(石井志郎君) ですから、そういうようなやっぱり説明も必要だと。安易にその中山間地の中に、要するに森林伐採して整地してそこに工場ができるというふうにならないでしょうということだってある。だから、それも民間の業者さんが今回プロポーザルで提案するときも、やっぱり工業地帯じゃなかったらやれないです。と、僕は思うわけ、用途指定があるから。  だから、その辺をちゃんと丁寧に、また今後、御説明いただければと思います。  以上です。 ○議長平野明彦君) ほかにございませんか。猪瀬 浩議員。 ◆1番(猪瀬浩君) 済みません、ちょっとまた戻りますが、この循環型社会形成推進地域計画、これ環境省のマニュアル、作成マニュアルを見ますと、ごみの減量を先ほど松原議員が言ったようなことも盛り込まれるようなんですが、富津市は審議会が幾つかあって、環境審議会とかそういったもの、ごみ減量のたしか審議会もあったと思うんですが、そちらにはかけるんでしょうか。 ○議長平野明彦君) 環境保全課長中山正之君。 ◎環境保全課長中山正之君) お答えいたします。  こちらの地域計画につきましては、この国の交付金をいただくための計画というような位置づけで4市あるいは6市と今後進めるという中でございますので、特に審議会のほうにお諮りするというようなことは考えておりません。 ○議長平野明彦君) 猪瀬 浩議員。 ◆1番(猪瀬浩君) 水道、今回、広域にしますよね。そのときも水道審議会、何度も開いてもらっています。今回、やっぱりこれだけ大きい事業で、審議会を開かないというのはどうなんですか。 ○議長平野明彦君) 環境保全課長中山正之君。 ◎環境保全課長中山正之君) 済みません。廃棄物減量等推進審議会については、ごみの分別方法を見直すとか、あるいはごみの手数料を見直すとかといった場合には御意見を伺っております。  それから、済みません、環境審議会のほうにつきましては、これだけの施設ですので、当然、環境影響評価というような手続が出てまいりますので、その中では御審議いただく予定となります。 ○議長平野明彦君) 猪瀬 浩議員。 ◆1番(猪瀬浩君) こちらのマニュアルの中にはそういったものも検討した上で国のほうに出してくださいよということになっているんですけど、その減量とかいろいろどうしていくの、ごみの分別どうしていくのというのももまないと、この計画自体がつくれないと思うんですけど、逆に、6市1町になった場合、そっちが先つくっちゃって審議会かけられても、もう変わらないですよね。どう考えていますか。 ○議長平野明彦君) 環境保全課長中山正之君。 ◎環境保全課長中山正之君) お答えいたします。  ごみの分別につきましては、富津市は今13分別ということでやっておりますけども、その中でどうしても燃やさなきゃいけないものについて広域で処理をしましょうということでございますので、要はその可燃物に限った処理方法でございますので、今回、今すぐに全体の分別方法をどうしようというようなところまでがまだ行っておりませんので、そういう段階で、また改めて必要であれば、その廃棄物減量等推進審議会のほうにお諮りしたいというふうに考えております。 ○議長平野明彦君) 猪瀬 浩議員。 ◆1番(猪瀬浩君) それで、国のほうに、これ申請出しちゃって大丈夫なんですか。  一応、来年の1月に出して、3月、4月ぐらいに交付金をもらうということになっていますが、予定となっていますけど、ちょっとこのマニュアルの内容を見る限り、やっぱり審議会にも図るべきではないのかなと思うんですけど、どうなんですか。 ○議長平野明彦君) 環境保全課長中山正之君。 ◎環境保全課長中山正之君) お答えいたします。  今、進めています4市の中では、今、お話したような内容で特に問題ないというふうな認識でございます。 ○議長平野明彦君) 猪瀬 浩議員。 ◆1番(猪瀬浩君) 済みません。PFI法第6条による住民提案のほうで、今、業者、先ほど言った7社の方が多分いろいろ提案を考えています。これも来年の1月に出るとなっています。来年の3月には決定をするということになっているということは、この時点で場所が決まるということでよろしいんですか。 ○議長平野明彦君) 環境保全課長中山正之君。 ◎環境保全課長中山正之君) お答えいたします。場所につきましては、先ほどから申し上げていますように、今回の事業提案によるものではなくて、事業提案によってPFIの実施方針案のもととなるものを提案をしているといったことで、来年度に入りまして、実施提案をもとに入札公告を行って、その段階で応募があったところを審査して、来年度末ぐらいには正式な建設地が決定するのではないかなというふうに考えております。 ○議長平野明彦君) 猪瀬 浩議員。 ◆1番(猪瀬浩君) 済みません。このスケジュール比較を見ますと、来年の6月に債務負担行為を議会の議決を経て設定をするとなっているんです。  場所が決まらないのに入札するための価格なんて決まらないじゃないですか。 ○議長平野明彦君) 環境保全課長中山正之君。 ◎環境保全課長中山正之君) お答えいたします。  入札公告を行うのに債務負担行為を行わないと入札公告をする予算の裏づけがないものですから、入札公告のための債務負担行為の設定というのを来年度必要であるというふうに考えております。
    議長平野明彦君) 猪瀬 浩議員。 ◆1番(猪瀬浩君) ここはあくまで、今、きょうは2市1町を決めるということでこれ以上は言いませんが、2市1町のほうでもこれだけいろいろスケジュール検討しなきゃいけないものがふえますということが、君津市議会さんのほうでは示されています。  今言ったように、このスケジュールどおり行きたいということであると、本当、非常に時間ないです。またいつものように時間がないけど承認してくださいというのは、これ、影響がちょっと大きいですからもう少しちょっとしっかりと、本来だったら、9月21日に出ているんで、君津さんと同じように富津も出してもらえれば、そのときにもっと議論できているわけですので、もう3カ月おくれちゃっているわけなので、2カ月ですか、ちょっとこれもう一度市のほうで考えてください。  それがないとやっぱり2市1町加える、加えないの前に、これ本当にやっていいのというところが議論できないですよね、富津市議会の中で。だって、全然計画、説明してくれていないです。  このスケジュールなんか、本当、6月に決めるんだったら、もっと前に議会のほうにどんどん情報を出してくれないと、そこら辺どう考えていますか。このスケジュールはあくまでも9月21日につくった資料なので、もう今現在はおくれる見込みですということであればいいですけど、あくまでもこのとおり行きたいんであれば、もっといろいろ情報を提供してもらわないと。 ○議長平野明彦君) 市民部長鶴岡正義君。 ◎市民部長鶴岡正義君) 御指摘のありました資料につきましては、少し検討させていただければと思います。 ○議長平野明彦君) ほかにございますか。千倉淳子議員。 ◆5番(千倉淳子君) 済みません。根本的なものですけど、やっぱり、今、情報がどこでもとれるものですから、例えばほかの市町村が出した情報というのは普通の人たちも皆さんとれるわけです。  市民感情として、もうほかの3市、それから2市1町ですか、そこの人たちがもう今の段階で富津市の新富にできるであろうという感覚を持ってしまうんじゃないかという恐れはすごく感じております。  ですから、情報を出すときに、例えば新富という候補地もあるわけですから、富津市も富津市としてもう少ししっかりと議会のメンバーと行政としっかりと情報を共有をして、そうではないんだよという説明を私たちも市民にしっかりしなきゃいけない立場にあるので、そういうことを考えても、根本的に今まで皆さんがおっしゃった情報、それを他市と同じ程度、もしくはちゃんと相談をして、そういうものは出していいのか、悪いのか、広域でやるからにはそういうところをしっかりした上で進めていただかないと非常に不安を感じます。  ごめんなさい、意見です。 ○議長平野明彦君) ほかにございますか。石井志郎議員。 ◆11番(石井志郎君) 私は別に新富にできることに反対するつもりはありません。やはりどこかが我慢しなきゃいけない。やはり、3市のほうで富津市お願いしたいといったら、それはやっぱり受けざるを得ないと思います。  ただ、1点心配したのは、今、千倉議員も言ったのと同じで、いつまでもごまかしていられないでしょう。ごまかしているといったら言葉が悪いですね。なぜかというと、そこに選定されるであろう人たちに決まってから説明するのか、要するに平成39年もあれですから、間があるといっても建設の時間考えれば、あと数年しかないです。  要するにどこでも、木更津がごみ焼却場をつくるときに一番最後までもめたのがやっぱり地元対策なんです。地元対策。やっぱりその辺を意図してそういうふうにしているかどうかわかりませんけど、これ意見ですから、ちゃんとに新富なら新富でやれるような状況をつくることも必要じゃないかと、決まってから住民運動が起きて、漁協が反対してだめでしたと富津市言えないでしょう、3市に対して。それはしっかりやっていただきたいと思います。  これは意見です。以上です。 ○議長平野明彦君) ほかにございますか。藤川正美議員。 ◆12番(藤川正美君) 聞き漏らしたので、逆に質問させてもらいたいんですけども、安房2市1町からごみの運搬車両、日に約8台10トンのパッカー車とこうありましたけども、この8台というのは2市1町から来る台数で理解でよろしいんでしょうか。 ○議長平野明彦君) 環境保全課長中山正之君。 ◎環境保全課長中山正之君) お答えいたします。  10トン車で日平均8台と申しましたのは、安房地域2市1町分でございます。  以上です。 ○議長平野明彦君) 藤川正美議員。 ◆12番(藤川正美君) 場所のことをいろいろ今言われていまして、私も千葉日報の記事、5回連続で出ました。その中でやっぱり場所のことを書いてありまして、私自身もちょっと誤解していた部分があって、ここにはこのようにあります。  「建設候補地は当初、富津市新富の未利用地を選定、だが、その後、民間企業が施設を建設管理するPFI方式を採用したため、木更津市を除く3市の中から民間企業が提案することが可能になった」というふうに書いてあります。  ですから、まだまだどこになるかわからないという、こういう状況だということを私もこれを読んで理解をしました。  以上で終わります。 ○議長平野明彦君) ほかによろしいですか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長平野明彦君) それでは、ほかにないようでございますので、協議事項(1)を終了といたします。  協議事項は、終了いたしました。           ────────────────────────                    市長あいさつ議長平野明彦君) 閉会に当たり、執行部を代表して市長に御挨拶をお願いいたします。市長、高橋恭市君。 ◎市長(高橋恭市君) 閉会に当たりまして、一言御礼の御挨拶をさせていただきます。  本日は、大変御多用のところ本協議会を開催していただきましてまことにありがとうございました。また、私ども御説明申し上げました案件につきまして、十分なる御意見・御指導を賜り厚く御礼を申し上げます。  ただいまの協議会の中でいただきました御意見をしっかりと、十分に理解しながら、議員の皆様、そして市民の皆様に誤解のないように今後取り組んでまいりますので、引き続きの御協力のほどよろしくお願いいたします。  本日は、どうもありがとうございました。 ○議長平野明彦君) ありがとうございました。           ────────────────────────                    閉     会 ○議長平野明彦君) 以上で、閉会といたします。御苦労さまでございました。  議員の皆様には、この後、事務局からの説明がございますのでしばらくお待ちください。                  午前11時50分 閉会  上記会議の概要を記載し事実と相違ないことを証するためにここに署名する。    平成  年  月  日              富津市議会議長  平 野 明 彦...