鎌ヶ谷市議会 > 2020-09-29 >
09月29日-委員長報告、質疑、討論、採決-07号

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  1. 鎌ヶ谷市議会 2020-09-29
    09月29日-委員長報告、質疑、討論、採決-07号


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    最終取得日: 2021-09-14
    令和 2年  定例会(9月会議)            令和2年鎌ケ谷市議会定例会 令和2年9月会議    議 事 日 程 (第7号)                令和2年9月29日(火)                                 午後1時開議日程第1 議案第 1号 鎌ケ谷市ひとり親家庭等医療費等の助成に関する条例の一部を改正する条例の制定について     議案第 2号 令和2年度鎌ケ谷一般会計補正予算(第5号)     議案第 3号 令和2年度鎌ケ谷国民健康保険特別会計補正予算(第2号)     議案第 4号 令和2年度鎌ケ谷介護保険特別会計補正予算(第1号)     議案第 5号 令和2年度鎌ケ谷後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)     議案第 6号 令和2年度鎌ケ谷下水道事業会計補正予算(第1号)     議案第12号 指定管理者の指定の期間の変更について     議案第13号 指定管理者の指定の期間の変更について     議案第14号 指定管理者の指定の期間の変更について     議案第15号 救急自動車の購入について     議案第16号 鎌ケ谷市市道路線の認定について日程第2 議案第 7号 令和元年度鎌ケ谷一般会計歳入歳出決算の認定について     議案第 8号 令和元年度鎌ケ谷国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について     議案第 9号 令和元年度鎌ケ谷公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について     議案第10号 令和元年度鎌ケ谷介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について     議案第11号 令和元年度鎌ケ谷後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について日程第3 陳情2―9―1 「国における2021年度教育予算拡充に関する意見書」採択に関する             陳情書     陳情2―9―2 「義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書」採択に関する陳情書日程第4 議案第17号 令和2年度鎌ケ谷一般会計補正予算(第6号)     議案第18号 令和2年度鎌ケ谷国民健康保険特別会計補正予算(第3号)     議案第19号 令和2年度鎌ケ谷介護保険特別会計補正予算(第2号)     同意案第1号 教育委員会委員の任命について     諮問第 1号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて日程第5 発議案第1号 新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書日程第6 発議案第2号 義務教育費国庫負担制度の堅持等に関する意見書                                            〇出席議員(24名)    1番   後  関  俊  一 議員     2番   葛  山  繁  隆 議員    3番   宗  川  洋  一 議員     4番   松  原  美  子 議員    5番   佐  竹  知  之 議員     6番   德  野     涼 議員    7番   伊  福  幸  一 議員     8番   富  田  信  恵 議員    9番   鈴  木  哲  也 議員    10番   矢  崎     悟 議員   11番   中  村  潤  一 議員    12番   森  谷     宏 議員   13番   針  貝  和  幸 議員    14番   泉  川  洋  二 議員   15番   松  澤  武  人 議員    16番   佐  藤     剛 議員   17番   三  橋  一  郎 議員    18番   河  内  一  朗 議員   19番   津 久 井  清  氏 議員    20番   小  易  和  彦 議員   21番   芝  田  裕  美 議員    22番   土  屋  裕  彦 議員   23番   勝  又     勝 議員    24番   大  野  幸  一 議員〇欠席議員(なし)                                            〇説明のための出席者     市         長   清  水  聖  士  君     副    市    長   北  村  眞  一  君     会  計  管  理  者   鈴  木  信  彦  君     総 務 企 画 部 長   笠  井  真 利 子  君     総 務 企 画 部 副 参事   小 笠 原  直  樹  君     ( 企 画 財 政 課 長)     総 務 課 行 政 室 長   髙  橋  秀  之  君     企 画 財 政 課財政室長   杉  山  大  樹  君     市 民 生 活 部 長   渡  邊  忠  明  君     市 民 生 活 部 次 長   青  木  真  也  君     健 康 福 祉 部 長   菅  井  智  美  君     都 市 建 設 部 長   貞  方  敦  雄  君     教    育    長   皆  川  征  夫  君     生 涯 学 習 部 長   狩  谷  昭  夫  君     選 挙 管理委員会委員長   石  井  君  雄  君     代 表 監 査 委 員   徳  田     朗  君     農 業 委 員 会事務局長   佐  山  佳  明  君     消    防    長   松  本  禎  久  君                                            〇議会事務局職員出席者     事   務  局   長   斉  藤     薫     事  務  局  次  長   佐  藤  太  郎     同  主  任  主  事   井  上  裕  之     同   主  事   補   歌  津  達  也          午後 1時00分  開 議 ○議長(森谷宏議員) 皆様、引き続きお疲れさまです。 ただいまの出席議員は24名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 △議事日程について ○議長(森谷宏議員) 本日の議事日程は、お手元に配付してあるとおりであります。 △諸般の報告 ○議長(森谷宏議員) 日程に先立ち、諸般の報告をいたします。 本日、市長から議案第17号 令和2年度鎌ケ谷一般会計補正予算(第6号)ほか4件の追加提案があり、これを受理いたしました。 次に、総務企画常任委員会委員長、宗川洋一議員から発議案第1号 新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書が提出され、これを受理いたしました。 次に、教育福祉常任委員会委員長針貝和幸議員から発議案第2号 義務教育費国庫負担制度の堅持等に関する意見書が提出され、これを受理いたしました。それぞれについて後刻ご審議いただきたいと思いますので、ご了承願います。 次に、地方自治法第180条第2項の規定による委任専決処分の報告が2件あり、その写しをお手元に配付してありますので、ご了承願います。 以上で諸般の報告を終わります。 △(議案第1号~議案第6号、議案第12号~議案第16号)の委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(森谷宏議員) 日程第1、議案第1号から議案第6号まで及び議案第12号から議案第16号までの以上11件を議題といたします。 なお、各常任委員会委員長の報告を求めますが、委員会の審査経過に対する質疑の通告がないことから、委員長報告に対する質疑は全て省略いたしますので、あらかじめご了承願います。 まず、総務企画常任委員会委員長、宗川洋一議員に報告を求めます。          〔総務企画常任委員会委員長 宗川洋一議員登壇〕 ◎総務企画常任委員会委員長(宗川洋一議員) これより総務企画常任委員会委員長報告を行います。 ただいま議題となっております案件のうち総務企画常任委員会に付託されました議案2件についての審査の経過と結果のご報告を申し上げます。本委員会は、去る9月9日に委員全員出席の下に開催し、審査した結果、次のとおり決定いたしました。 まず、議案第2号 令和2年度鎌ケ谷一般会計補正予算(第5号)所管部分でありますが、徴収事務に要する経費について、法人市民税には前年度納付額の2分の1を納付する予定申告と仮決算で納付する中間申告があるが、多額の還付金が発生する要因を伺うとの質疑に対し、多額の還付金が発生する主な要因として、予定申告中間申告の際に算出された課税標準となる法人税額確定申告の際に減少することにより生じることが考えられる。また、課税標準となる法人税額が減少する主な要因は、景気等の動向による法人の業績悪化等が考えられる。これらの要因で課税標準となる法人税額が大きく減少した場合には、予定申告中間申告の際に納付された税額と確定申告による年税額に差が生じ、多額の還付が発生することとなるとの答弁がなされた後、討論はなく、採決の結果、全員異議なく所管部分は原案のとおり可決することに決定いたしました。 次に、議案第15号 救急自動車の購入についてでありますが、他の消防機関では新型コロナウイルス感染症飛沫感染を防ぐ目的でアイソレーターという密閉式のカプセルを導入していると聞いているが、今回の契約の仕様書に感染症対策に関するものは入っているのか伺うとの質疑に対し、更新予定の救急自動車にアイソレーターの整備予定はなく、その理由として、アイソレーターはあらゆる感染症に対し感染防止効果があるものの、使用するたびに消耗品の交換が必要となり、維持費が膨らんでしまうこと、また本市の救急隊員は感染防護服、ヘルメット、N95マスク、ゴーグル、ディスポグローブなどを着用し、救急車内はビニールで養生し、全ての活動が終わった後に次亜塩素酸ナトリウムなどを噴霧し、消毒を行っていること、さらに使用したビニールなどは医療廃棄物として処分するなど、新型コロナウイルスの主な感染経路が飛沫感染であることを踏まえると、十分に効果的な対応を行っているためであるとの答弁がなされた後、討論はなく、採決の結果、全員異議なく同意することに決定いたしました。 以上がただいま議題となっております議案2件についての本委員会における審査の経過と結果のご報告でございます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(森谷宏議員) 以上で総務企画常任委員会委員長報告を終わります。 次に、都市・市民生活常任委員会委員長、小易和彦議員に報告を求めます。          〔都市・市民生活常任委員会委員長 小易和彦議員登壇〕 ◎都市・市民生活常任委員会委員長(小易和彦議員) これより都市・市民生活常任委員会委員長報告を行います。 ただいま議題となっております案件のうち都市・市民生活常任委員会に付託されました議案5件についての審査の経過と結果のご報告を申し上げます。本委員会は、去る9月9日に委員全員出席の下に現地調査を実施し、審査した結果、次のとおり決定いたしました。 まず、議案第2号 令和2年度鎌ケ谷一般会計補正予算(第5号)所管部分でありますが、新鎌ケ谷西側地区都市計画道路整備事業について、事業の効果を伺うとの質疑に対し、当該都市計画道路は本市の道路ネットワークの中で中心市街地である新鎌ケ谷地区本市西部地域とを接続する大変重要な幹線道路である。既存の市道では、渋滞が発生し、生活道路へも車両が進入する危険な状況となっているため、当該都市計画道路を早期に完成させることで生活道路の安全性が向上するものと認識しているとの答弁がなされました。 この後、討論に入り、本案に反対する討論として、マイナンバーカード関連の予算について、10分の10が国からの交付金で計上されているが、国庫支出金も私たちの税金である。政府は、カード保有者を増やそうとしているが、国民の情報が漏れるという不信感には根強いものがあると考えることから、本案に反対するとの討論がなされました。 次に、賛成討論として、本案は市民生活の向上のためのマイナンバーカードの交付体制の整備に必要な費用を追加するほか、令和元年台風15号などにより被災した住宅への修繕費用に係る補助金などを追加している。また、都市基盤整備としての新鎌ケ谷西側地区都市計画道路の整備に必要な事業を追加するなど、市民生活の向上や魅力あるまちづくりの重点化を図るものである。さらに、新型コロナウイルス感染症対策に伴い中止または延期とした各種行事に係る経費を減額し、今後の行財政運営に必要な財源を確保するもので、いずれも適正な予算措置であると判断し、本案に賛成するとの討論がなされた後、採決の結果、賛成多数で所管部分は原案のとおり可決することに決定いたしました。 次に、議案第3号 令和2年度鎌ケ谷国民健康保険特別会計補正予算(第2号)でありますが、令和元年度における特定健康診査等負担金の精算について、追加交付になった理由を伺うとの質疑に対し、当該負担金については、国の示す基準額を国、県、市で3分の1ずつ負担することとされており、令和元年度の申請額1,479万円に対して実績額が1,505万8,000円であったため、国と県からそれぞれ26万8,000円が追加交付となるとの答弁がなされた後、討論はなく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決することに決定いたしました。 次に、議案第6号 令和2年度鎌ケ谷下水道事業会計補正予算(第1号)でありますが、ストックマネジメント計画について、どのように策定するのか伺うとの質疑に対し、今までに整備した管渠やマンホールなどの施設の整備年度、延長、材質などの概要や施設の経年変化などの状況を把握し、今後の維持管理、更新について優先順位を設定する。その上で、今後の下水道事業財政計画を策定する際に更新などの維持管理を年度ごとに平準化していく計画であるとの答弁がなされた後、討論はなく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決することに決定いたしました。 なお、議案第5号 令和2年度鎌ケ谷後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)及び議案第16号鎌ケ谷市道路線の認定についてでありますが、いずれも質疑、討論はなく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決することに決定いたしました。 以上がただいま議題となっております議案5件についての本委員会における審査の経過と結果のご報告でございます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(森谷宏議員) 以上で都市・市民生活常任委員会委員長報告を終わります。 次に、教育福祉常任委員会委員長針貝和幸議員に報告を求めます。          〔教育福祉常任委員会委員長 針貝和幸議員登壇〕 ◎教育福祉常任委員会委員長針貝和幸議員) これより教育福祉常任委員会委員長報告を行います。 ただいま議題となっております案件のうち教育福祉常任委員会に付託されました議案6件について審査の経過と結果のご報告を申し上げます。本委員会は、去る9月10日に委員全員出席の下開催し、審査した結果、次のとおり決定いたしました。 まず、議案第1号 鎌ケ谷市ひとり親家庭等医療費等の助成に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、条例改正前と改正後の自己負担額の内容について伺うとの質疑に対し、条例改正前の償還払い方式における自己負担額は、通院及び調剤については、診療報酬明細書1件、1つの医療機関等につき1か月1,000円、入院については、入院時の食事及び生活療養費を除き、無料としている。次に、改正後の現物給付方式における自己負担額は、通院1回300円、調剤は無料、入院1日300円で、これまで対象外となっていた入院時の食事及び生活療養費を助成対象としている。なお、市町村民税非課税世帯の方については、自己負担はなく、無料としている。この自己負担額の見直しに伴い、多くの助成対象者の負担は軽減され、ひとり親家庭等の支援につながるものと考えているとの答弁がなされた後、討論はなく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決することに決定いたしました。 次に、議案第2号 令和2年度鎌ケ谷一般会計補正予算(第5号)所管部分でありますが、民間保育所整備助成事業について、待機児童の国基準と国基準以外の定義と令和元年度末の待機児童数209名のそれぞれの内訳を伺うとの質疑に対し、国基準の待機児童は主に就労中もしくは育児休業中で復職を希望している方が通える範囲内の園に空きがない場合であり、令和元年度末で50名である。次に、国基準以外の待機児童は、特定の園を希望している場合や入園後に求職活動を行う場合などが該当し、令和元年度末で159名であり、この2つに該当する方が国基準以外の待機児童の9割以上を占めているとの答弁がなされた後、討論はなく、採決の結果、全員異議なく所管部分は原案のとおり可決することに決定いたしました。 次に、議案第4号 令和2年度鎌ケ谷介護保険特別会計補正予算(第1号)、議案第12号 指定管理者の指定の期間の変更について、議案第13号 指定管理者の指定の期間の変更について及び議案第14号 指定管理者の指定の期間の変更についてでありますが、いずれも質疑、討論はなく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決することに決定いたしました。 以上がただいま議題となっております議案6件についての本委員会における審査の経過と結果のご報告でございます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(森谷宏議員) 以上で教育福祉常任委員会委員長報告を終わります。 ただいま議題となっております議案第1号、議案第3号から議案第6号まで及び議案第12号から議案第16号までの以上10件は、討論の通告がありませんので、一括して採決いたします。 お諮りいたします。議案第1号、議案第3号から議案第6号まで、議案第12号から議案第14号まで及び議案第16号の以上9件を原案のとおり可決することに、議案第15号を同意することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(森谷宏議員) ご異議なしと認め、議案第1号、議案第3号から議案第6号まで、議案第12号から議案第14号まで及び議案第16号の以上9件を原案のとおり可決することに、議案第15号を同意することに決定いたしました。 これより議案第2号について討論に入ります。 討論の通告がありますので、順次発言を許します。 まず、本案に対する反対討論の発言を許します。 ◆5番(佐竹知之議員) はい、議長。 ○議長(森谷宏議員) 5番、佐竹知之議員。          〔5番 佐竹知之議員登壇〕 ◆5番(佐竹知之議員) 議席番号5番、佐竹知之です。日本共産党を代表して、議案第2号に対する反対討論を行います。2号議案の補正予算全体には反対ではありませんが、マイナンバーカードの関連予算に反対です。 私は、暮らしに役立つデジタル化は大いに進めるべきだとの考えです。今国はデジタル庁まで創設してデジタル化を進めようとしていますが、教育の分野や医療の分野など、いろいろな分野でデジタル化していくというのはどんどんやるべきだと思います。しかし、それがなぜマイナンバーカードなのか、それは違うのではないかと思います。もともとマイナンバーカードは、企業が負担する社会保障費が大き過ぎるから、国民一人一人の個人資産を洗い出してもっと負担してもらおう、社会保障の企業負担をもっと削っていこうという財界の旗振りで始まったものです。 新聞等でも報道されていますが、買物で使えるマイナポイント事業利用申込みが低調で、カード保有者の2割にも満たないという状況です。やはり多くの皆さんは、カード取得をしない理由に、プライバシーが心配、メリットを感じないを理由に挙げています。現に自分が知らない間に預金が引き出されていたなどの犯罪も出てきて、国民の心配は増幅しています。まして1枚のカードに健康保険証や免許証、銀行のキャッシュカードなど様々な機能を持たせることはリスクが高過ぎるのではないかと思います。 政府は、自治体を巻き込んで、あの手この手でカードの保有者を増やそうとしていますが、国民の多くが何よりも政府を信用していない。マイナンバーカードは別にしても、デジタル化を進めるためには、国民に信頼される政府にならなければ進められません。特に情報が漏れるという不信感は根強いものがあると思います。国民から信頼される政府、国民の皆さんが進んで協力できる政府になることを願って反対討論といたします。 ○議長(森谷宏議員) 次は、賛成討論でありますが、賛成討論はありませんか。 ◆13番(針貝和幸議員) はい、議長。
    ○議長(森谷宏議員) 13番、針貝和幸議員。          〔13番 針貝和幸議員登壇〕 ◆13番(針貝和幸議員) 私は、議案第2号 令和元年度鎌ケ谷一般会計補正予算(第5号)につきまして賛成討論を行います。 今回の補正予算は、都市基盤整備の推進、子育て支援の充実、教育環境の整備など、様々な分野で市民サービスの向上を図るために必要な経費を計上するとともに、今後の財政運営のために基金への積立てを行うものでございます。 特に都市基盤整備としての新鎌ケ谷西側地区都市計画道路の整備に必要な費用の追加、子育て支援として、令和4年4月開園に向けた民間保育所の整備に必要となる経費の計上やひとり親家庭等医療費現物給付方式への変更に必要な経費などを追加しております。 また、教育環境の整備として、小中学校学習用端末リース料や児童生徒の家庭学習の支援に必要な経費を計上するなど、魅力あるまちづくり子育て世代に優しいまちづくりへのさらなる重点化を図るものです。 また、令和元年度決算において確保した実質収支を活用して今後の財政運営のために基金への積立てを行っております。さらに、新型コロナウイルス感染症対策に伴い中止または延期とした各種行事に係る経費を減額しております。 これらは、市民サービスの向上並びに健全な財政運営の堅持のために適切な予算措置と判断いたしまして、私の賛成討論といたします。 ○議長(森谷宏議員) ほかに討論はありませんか。          〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(森谷宏議員) なければ、以上で討論を終結します。 これより採決いたします。 お諮りいたします。議案第2号を原案のとおり可決することに賛成の皆さんの起立を求めます。          〔起立多数〕 ○議長(森谷宏議員) 起立多数であります。 よって、議案第2号 令和2年度鎌ケ谷一般会計補正予算(第5号)は原案のとおり可決することに決定いたしました。 △(議案第7号~議案第11号)の委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(森谷宏議員) 日程第2、議案第7号から議案第11号までの以上5件を議題といたします。 なお、決算審査特別委員会委員長の報告を求めますが、特別委員会審査経過に対する質疑の通告がないことから、委員長報告に対する質疑は省略いたしますので、あらかじめご了承願います。 決算審査特別委員会委員長勝又勝議員に報告を求めます。          〔決算審査特別委員会委員長 勝又 勝議員登壇〕 ◎決算審査特別委員会委員長勝又勝議員) これより決算審査特別委員会委員長報告を行います。 ただいま議題となっております、決算審査特別委員会に付託されました議案5件についての審査の経過と結果のご報告を申し上げます。本委員会は、去る9月14日と15日の両日にわたり委員全員出席の下に開催し、監査委員審査意見書を参考に、執行部関係者より説明を聴取しつつ、慎重に審査を行いました。 議案第7号 令和元年度鎌ケ谷一般会計歳入歳出決算の認定についてでありますが、まず総括審査における主な内容を申し上げます。令和元年度決算の評価を伺うとの質疑に対し、令和元年12月に新京成線の全線高架運行が開始となったほか、安全安心の面では、準用河川二和川整備の推進、子育て支援では、五本松小学校放課後児童クラブ施設の整備、(仮称)東部地区児童センター設置に向けた着手、小学校のトイレ洋式化など、子育て世代を中心とした人口流入策や魅力あるまちづくりへ積極的に事業を進めたところであり、一定の成果は上げられたものと認識している。一方、財政状況としては、国の定める早期健全化基準未満を維持し、各種基金残高は約57億5,000万円を確保したものの、実質収支の減や経常収支比率の上昇など厳しさが増しており、今後さらなる行財政改革に取り組んでいく必要があると認識しているとの答弁がなされました。 次に、新型コロナウイルス感染症による令和元年度決算への影響について伺うとの質疑に対し、放課後児童クラブの延長開所や、マスク、消毒液の購入といった新型コロナウイルス感染症対策を行ったこと、小中学校の臨時休校や公共施設の休館により、学校給食費や施設使用料などが減収となったこと、イベントを中止または延期したことなどに伴い未執行となった経費があったとの大きく3点の理由から、全体で約1,100万円が負担増となる影響があったとの答弁がなされました。 次に、歳入審査における主な内容を申し上げます。各種市税の対前年度増減額から見えてくる今後の課税客体についての見解を伺うとの質疑に対し、市民税は新型コロナウイルスの影響で景気の落ち込みや雇用伸び悩みが予想されるとともに、中長期的には高齢化社会への進展により生産年齢人口の減少が予測されることから、人口や個人所得の大幅な増加がない限り厳しい状況になるものと考えている。また、たばこ税は、健康志向の高まりや禁煙場所の拡大並びに販売価格に占める税負担の割合が大きいことから、消費本数が減少傾向にあるため、令和2年度以降も厳しい状況になるものと考えている。 なお、固定資産税については、地価が上昇に転じた地域が見られる一方、下落地域や住宅用地の特例による減額要素もあることから、土地については全体的におおむね横ばいで推移していくものと考えるが、家屋は令和3年度に限り新型コロナウイルス感染症緊急経済対策による償却資産及び事業用家屋に係る軽減措置があり、減収となる要素もあるが、令和4年度以降は新築による増額と経年減価の影響による減額とで微増で推移していくものと考えているとの答弁がなされました。 次に、歳出審査における主な内容を申し上げます。まず、総務費でありますが、職員研修の概要とその効果をどのように把握しているのか伺うとの質疑に対し、職員研修は、行政が直面する住民福祉や地域の活性化など様々な課題に的確に対応し、厳しい行政環境に対応できる意欲と能力のある人材の育成などを目的に実施しており、その効果については、研修後の受講者へのアンケートや職場での業務への取組等を確認することで、習熟度をはじめ研修の成果が職務に反映されているか等を把握しているとの答弁がなされました。 次に、民生費でありますが、プレミアム付商品券事業について、市県民税非課税者の申請や各種相談への対応窓口と問合せ内容について伺うとの質疑に対し、市県民税非課税者に関してはプレミアム付商品券事業担当窓口、加盟店舗関係は事業委託先のコールセンター、それ以外の相談についてはプレミアム付商品券事業担当窓口や社会福祉課で対応した。主な問合せ内容としては、加盟店舗関係では、販売後の換金スケジュールや対象商品について、それ以外の相談では、申請書の書き方や対象者か否か、また商品券を誤って切り離した場合の対応などであるとの答弁がなされました。 次に、衛生費でありますが、抗体保有率が低い世代の男性を対象とした風疹抗体検査及び予防接種における令和元年度の実績並びにその効果について伺うとの質疑に対し、1,344人が抗体検査を受けた結果、約20%の258人が十分な量の風疹抗体がないことにより予防接種を受け、免疫獲得へとつながったことから、感染拡大防止対策として効果があるものと認識しているとの答弁がなされました。 次に、農林水産業費でありますが、農産物のブランド化の推進に当たり、どのような取組を実施してきたのか伺うとの質疑に対し、広く鎌ケ谷市をPRするため、農産物ブランドPR用ポスターの作成や鉄道駅への掲出、マスコットキャラクター「かまたん」を活用したグッズの作成やイベントへの参加、かまたんアート梨の作成などに加え、北海道でのトップセールスを実施したとの答弁がなされました。 次に、商工費でありますが、鎌ケ谷市コミュニティビジネス事業・ベンチャービジネス事業補助金の概要と過去に補助金を交付した事業で販路拡大などにつながった事例を伺うとの質疑に対し、本補助金は、子育て、福祉、環境などの地域課題を従来にない新たな仕組みや手法でビジネスとして解決するコミュニティビジネス事業や、市の商工業の発展に寄与する地域資源を活用した新商品や独創的な新製品、新技術などを開発提供するベンチャービジネス事業を対象とするもので、過去の例では、プラスチック製品の製造を営む市内事業者が開発した自社製品の製品技術の知的財産権獲得に併せて新たな事業部を立ち上げており、本補助金が販路拡大につながるきっかけになったと認識しているとの答弁がなされました。 次に、土木費でありますが、コミュニティバスの利用者が年々増えている要因と市民からの要望を今後どのように反映していくのか伺うとの質疑に対し、利用者が年々増えている要因については、平成28年11月から新たに土曜日、日曜日の運行の追加、運行本数の増便、運行バスの2台体制の導入、路線が長い西線の2分割化など、利便性の向上に取り組んだ結果と考えている。また、市民からの要望については、鎌ケ谷市コミュニティバス運営検討委員会での提言を踏まえ、新たな運行計画を運行事業者と協議しているところであるとの答弁がなされました。 次に、消防費でありますが、大規模災害時応援に要する経費の概要について伺うとの質疑に対し、千葉県からの協力依頼により、台風第15号の被害による応急活動を行うため、消防職員を館山市へ派遣した経費で、9月に合計5日間、30名を派遣し、主に破損した家屋屋根のブルーシート敷設を14か所実施したとの答弁がなされました。 次に、教育費でありますが、小中学校トイレ改修工事の進捗状況と今後の見通しについて伺うとの質疑に対し、トイレ改修事業は、小中学校の校舎と体育館のトイレ56系統のうち、令和元年度末時点で26系統が完了し、進捗率は46%である。当初13年間で事業完了を予定していたが、国の交付金を効率よく活用し、事業計画より早めに進捗している状況にある。財政状況にもよるが、今後も事業を前倒しで進めていきたいと考えているとの答弁がなされた後、討論はなく、採決の結果、全員異議なく議案第7号は認定とすることに決定いたしました。 次に、議案第8号 令和元年度鎌ケ谷国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についてでありますが、被保険者1人当たりの医療費が徐々に増加していく傾向にある一方で被保険者は減少しており、それと連動して保険料も減少していくことになるが、今後の国民健康保険の運営について見解を伺うとの質疑に対し、令和元年度の決算は、被保険者、保険料がともに5%減少したが、保険給付費は約2%の減少にとどまった。今後も社会保険の適用拡大などによる被保険者の減少が予想され、さらに厳しい運営になると考える。そのため、ジェネリック医薬品の普及等により歳出の適正化を図るとともに、保険者努力支援制度の活用や収納率の向上により歳入確保を図っていくとの答弁がなされた後、討論はなく、採決の結果、全員異議なく議案第8号は認定することに決定いたしました。 次に、議案第9号 令和元年度鎌ケ谷公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定についてでありますが、江戸川左岸流域における船橋市との共有管の概要と整備状況について伺うとの質疑に対し、本市の道野辺地区や船橋市丸山地区などにおいては、千葉県が管理している江戸川左岸流域下水道へ接続する計画となっており、費用負担の軽減と早期の整備を図るため、管渠など施設を船橋市と共有で整備、使用するものである。平成26年に船橋市と建設に関する協定を締結し、整備を進めており、共有管の整備率は令和元年度末で両市合わせて約64%であるとの答弁がなされた後、討論はなく、採決の結果、全員異議なく議案第9号は認定とすることに決定いたしました。 次に、議案第10号 令和元年度鎌ケ谷介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についてでありますが、特別養護老人ホームの待機者数と整備に関する今後の展望について伺うとの質疑に対し、待機者数について過去3年間の推移では、平成30年248人、令和元年192人、令和2年が7月1日現在で230人となっている。来年度以降は、次期鎌ケ谷市高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画に基づき整備することになるが、高齢者人口や施設使用者数の伸び率、待機者数などを総合的に捉え、今後の整備すべき量を検討し、計画を策定していくとの答弁がなされた後、討論はなく、採決の結果、全員異議なく議案第10号は認定とすることに決定いたしました。 次に、議案第11号 令和元年度鎌ケ谷後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についてでありますが、質疑、討論はなく、採決の結果、全員異議なく認定することに決定いたしました。 以上がただいま議題となっております令和元年度決算認定議案5件についての本委員会における審査の経過と結果のご報告でございます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(森谷宏議員) 以上で決算審査特別委員会委員長報告を終わります。 ただいま議題となっております議案第7号から議案第11号までの以上5件は、討論の通告がありませんので、一括して採決いたします。 お諮りいたします。議案第7号から議案第11号までの以上5件を認定することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(森谷宏議員) ご異議なしと認め、議案第7号から議案第11号までの以上5件を認定することに決定いたしました。 △(陳情2―9―1、陳情2―9―2)の委員長報告、質疑、採決 ○議長(森谷宏議員) 日程第3、陳情2―9―1及び陳情2―9―2の以上2件を議題といたします。 なお、教育福祉常任委員会委員長の報告を求めますが、委員会の審査と経過に対する質疑の通告がないことから、委員長報告に対する質疑は省略いたしますので、あらかじめご了承願います。 教育福祉常任委員会委員長針貝和幸議員に報告を求めます。          〔教育福祉常任委員会委員長 針貝和幸議員登壇〕 ◎教育福祉常任委員会委員長針貝和幸議員) これより教育福祉常任委員会委員長報告を行います。ただいま議題となっております陳情2件についての教育福祉常任委員会における審査の経過と結果のご報告を申し上げます。 陳情2―9―1 「国における2021年度教育予算拡充に関する意見書」採択に関する陳情書でありますが、質疑等の発言はなく、次に賛否等の意見を求めたところ、本陳情を採択とする意見として、現在社会の変化により、子供たち一人一人を取り巻く環境も変化し、教育上における諸課題や子供の安全確保等の課題が山積している。また、国際化や高度情報化等の社会変化に対応した教育改革を実行し、教育課題を解決していくには、国からの財政的な支援等の協力が不可欠である。教育は、未来への先行投資であり、次世代の国民育成の基盤であるという精神に立ち返り、教育予算の増額を要望し、本陳情についての採択を主張するとの意見が述べられた後、採決の結果、賛成全員で採択とすることに決定いたしました。 次に、陳情2―9―2 「義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書」採択に関する陳情書でありますが、質疑等の発言はなく、次に賛否等の意見を求めたところ、本陳情を採択する意見とし、義務教育費国庫負担制度が廃止、また縮小された場合、財政状況により都道府県の間に義務教育の水準格差が生じることは明らかであるとの意見が述べられた後、採決の結果、賛成全員で採択とすることに決定いたしました。 以上が本陳情審査における審査の経過と結果のご報告でございます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(森谷宏議員) 以上で教育福祉常任委員会委員長報告を終わります。 これより採決いたします。 お諮りいたします。陳情2―9―1 「国における2021年度教育予算拡充に関する意見書」採択に関する陳情書を採択とすることにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(森谷宏議員) ご異議なしと認め、本陳情については採択と決定いたしました。 続いて、お諮りいたします。陳情2―9―2 「義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書」採択に関する陳情書を採択とすることにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(森谷宏議員) ご異議なしと認め、本陳情については採択と決定いたしました。 △(議案第17号~議案第19号、同意案第1号、諮問第1号)の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(森谷宏議員) 日程第4、議案第17号から議案第19号まで及び同意案第1号並びに諮問第1号の以上5件を一括議題といたします。 なお、質疑、討論、採決については個別に行いますので、ご了承願います。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第17号から議案第19号まで及び同意案第1号並びに諮問第1号の以上5件については、会議規則第36条第3項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(森谷宏議員) ご異議なしと認めます。 よって、議案第17号から議案第19号まで及び同意案第1号並びに諮問第1号の以上5件については委員会の付託を省略することに決定いたしました。 提案理由の説明を求めます。 ◎市長(清水聖士君) はい、議長。 ○議長(森谷宏議員) 清水市長。          〔市長 清水聖士君登壇〕 ◎市長(清水聖士君) 本日追加上程いたしました議案3件、同意案1件及び諮問1件についてご説明申し上げます。 議案第17号から議案第19号までの3議案につきましては、令和2年度一般会計及び2特別会計の補正予算であり、いずれも新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金実施計画について、早期交付を希望して国に計画の提出を行ったところ、計画の認定が得られたことから、必要な補正を行うものでございます。 初めに、議案第17号 令和2年度鎌ケ谷一般会計補正予算(第6号)につきましては、歳入歳出それぞれ10億3,462万1,000円を追加し、補正後の予算総額を494億8,117万9,000円とするほか、繰越明許費の追加並びに地方債の追加及び変更を行うものでございます。 歳入の主なものといたしましては、国庫支出金につきましては新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を追加し、繰入金につきましては財政調整基金からの繰入金を追加し、市債につきましては市庁舎改修等事業債などを追加しております。 歳出につきましては、各款にわたって、市庁舎や公民館、コミュニティセンターなどの公共施設のトイレを非接触型水栓に改修するための経費や避難所における感染拡大防止を目的とした備蓄品を購入するとともに、これらを備蓄するための倉庫を整備するための経費、特別定額給付金の対象外である新生児、保護者への支援を目的としたあふれるえがお出産給付金の支給に必要な経費、売上げが減少した事業者に対して経営支援給付金を追加給付するための経費など、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用する事業を計上しております。 次に、議案第18号 令和2年度鎌ケ谷国民健康保険特別会計補正予算(第3号)につきましては、国の補助対象を一部拡大し、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて給与所得がゼロとなる世帯に対し、減免する保険料に充てるため、歳入予算の款項の予算額を変更しようとするものであり、議案第19号 令和2年度鎌ケ谷介護保険特別会計補正予算(第2号)につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた方に対し、介護サービスの継続などを支援するために必要な経費を計上するものでございます。 次に、同意案第1号 教育委員会委員の任命につきましては、現委員の石川宏貴氏の任期満了に伴い、同氏を再任いたしたく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定により議会の同意を求めるものでございます。 次に、諮問第1号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることにつきましては、現委員の田中誠次氏の任期満了に伴い、再任の推薦をいたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定により議会の意見を求めるものでございます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(森谷宏議員) 以上で提案理由の説明を終わります。 まず、議案第17号の質疑に入ります。 発言を許します。 ◆1番(後関俊一議員) はい、議長。 ○議長(森谷宏議員) 1番、後関俊一議員。 ◆1番(後関俊一議員) 議案第17号 令和2年度鎌ケ谷一般会計補正予算について質問させていただきます。歳入の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金についてですが、第2次交付分として国に提出した実施計画作成に当たっての考え方と計画に計上した事業についてお伺いいたします。また、国の計画認定に当たって対象外とされた事業はあったのかをお伺いいたします。 ○議長(森谷宏議員) ただいまの質疑について答弁を求めます。 ◎総務企画部長(笠井真利子君) 議長、総務企画部長。 ○議長(森谷宏議員) 総務企画部長。 ◎総務企画部長(笠井真利子君) 初めに、国に提出した実施計画策定に当たっての考え方についてでございますが、家賃支援等を含む事業継続や雇用維持等に関する事業、新しい生活様式を踏まえた地域経済の活性化等に関する事業といった、国が交付金の使途として示しているものを基本とし、次の3点の考え方に基づき策定いたしました。 1点目として、第2次分は地方単独事業のみが対象であることから、国庫補助事業については対象外といたしました。2点目は、事業の実施に当たって、一部事業の不採択や事業対象者数の見込みと実績との差、また契約差金等が発生することを想定し、国から提示があった交付限度額約8億円を上回る総額11億8,000万円以上の事業を計画いたしました。3点目は、実施計画に令和2年度予備費等で執行している少額の事業を盛り込むなど、幅広く検討いたしました。 次に、実施計画に計上した事業でございますが、1つ目にGIGAスクールや行政、議会等のリモート化など、2つ目に庁舎や公民館、コミュニティセンターといった公共施設トイレの非接触型水栓への改修や網戸の設置など、3つ目に事業者や特別定額給付金対象外の新生児、保護者等への支援など、4つ目に感染症に対応した災害備蓄品の購入や備蓄倉庫の整備、マスク、消毒液等の確保など、新しい生活様式への対応や家賃支援等を含む事業継続や雇用維持等に資する事業を幅広く計上したところでございます。なお、国の計画認定に当たっては、本市が提出した事業で対象外とされたものはなく、全ての事業について認定を得ることができました。 ○議長(森谷宏議員) 再質疑を許します。 ◆1番(後関俊一議員) はい、議長。 ○議長(森谷宏議員) 1番、後関俊一議員。 ◆1番(後関俊一議員) では、今後実施計画の変更は可能なのでしょうか。それと、本交付金が9月補正の追加上程になった理由についてお伺いいたします。また、国の認定された計画には計上されているものの、庁内ネットワーク無線LAN整備事業については今回の補正予算への計上を見送っておりますが、この理由と今後の対応についてお伺いいたします。 ○議長(森谷宏議員) ただいまの再質疑について答弁を求めます。 ◎総務企画部長(笠井真利子君) 議長、総務企画部長。 ○議長(森谷宏議員) 総務企画部長。 ◎総務企画部長(笠井真利子君) 初めに、実施計画の変更についてでございますが、新型コロナウイルス感染症対応臨時交付金は、今後国庫補助対象分を対象とした第3次交付の手続が冬頃から予定されております。この第3次交付の手続の中で、第2次までに提出した地方単独分の変更や新たな地方単独事業の追加を含めた実施計画の変更が可能となっておりますので、実施状況の確認等を行い、本交付金を有効に活用できるように対応してまいります。 次に、9月補正の追加上程となった理由でございますが、第2次交付分の手続は、早期交付を希望する場合には7月末までに、そうでない場合には9月末までに国に実施計画の提出を行い、3週間程度で国の計画認定が行われることとなっており、早期交付分については8月末が計画認定のめどとされておりました。本市においては、早期に交付がなされるよう、県から示されました提出期限である7月17日までに実施計画の提出を行った結果、9月8日に千葉県を通じて国から計画認定の連絡がございました。第2次の交付限度額が7億9,936万3,000円と多額であり、国による計画認定を確認してから補正予算の編成を行ったことから、追加上程としたものでございます。なお、早期の交付となったのは、県内54市町村中、本市を含めて15市町でございます。 また、庁内ネットワーク無線LAN整備事業の対応についてでございますが、国に提出した実施計画では、一部事業の不採択といった可能性も考慮し、交付限度額約8億円に対し11億8,000万円以上の計画を提出いたしました。国による計画の認定では、幸いなことに本市が提出した事業全てが認定となりましたので、事業の優先順位を判断し、庁内ネットワーク無線LAN整備事業については、他の事業の執行状況により実施を判断することとしたものでございます。今後の対応でございますが、第3次交付の実施計画提出時などに他の事業の執行状況を調査いたしますので、この結果により12月補正以降の補正予算への計上を検討してまいります。 ○議長(森谷宏議員) 以上で1番、後関俊一議員の質疑を終結します。 ほかに質疑はありませんか。 ◆3番(宗川洋一議員) はい、議長。 ○議長(森谷宏議員) 3番、宗川洋一議員。 ◆3番(宗川洋一議員) それでは、質疑のほうに入らせていただきます。 歳出予算、事項別明細書の9款消防費、1項消防費、1目の常備消防費、ページ数で28ページ、29ページになります。その説明の中で、警防業務に要する経費、10節医薬材料費追加額5,263万6,000円がございます。こちらの金額は、併せてこれは4ページ、5ページ、繰越明許費の補正でも計上されている金額でございます。まず、この金額の内容ですが、購入物品の主な内容と数量、それからまとめてお聞きしますけれども、現状で救急活動における新型コロナウイルス感染症対策でこの物品等は確保されているのか、それから3点目として、確保された上でこの補充というのは問題なく行われているのかどうか、この3点についてお聞きします。 ○議長(森谷宏議員) ただいまの質疑について答弁を求めます。 ◎消防長(松本禎久君) 議長、消防長。 ○議長(森谷宏議員) 消防長。 ◎消防長(松本禎久君) まず、購入物品の主な内訳でございますが、年間約6,000件の救急出場があることに鑑み、感染防止着1万8,000着、4,356万円、N95マスク1万8,000枚、326万7,000円、サージカルマスク2万6,000枚、114万4,000円、ディスポ手袋3万6,000枚、19万8,000円、消毒用エタノール500ミリリットル入り600本、47万6,000円などを購入予定としております。 次に、救急活動における感染症対策用物品の確保の状況でございますが、本年8月末現在で感染防止着約1,300着、N95マスク約3,300枚、サージカルマスク約7,300枚、ディスポ手袋約5万5,000枚、消毒用エタノール500ミリリットル入り約200本などを在庫しており、現在の状況ではおおむね12月末までは対応可能な状況でございます。 また、物品の補充についてでございますが、現在救急活動消耗品は常時より納入しにくい状況となっておりますが、複数の取扱業者に連絡し、納入可能な業者から適宜購入することで救急要請に対する物品の確保に努めております。 ○議長(森谷宏議員) 以上で3番、宗川洋一議員の質疑を終結します。 ほかに質疑はありませんか。 ◆2番(葛山繁隆議員) はい、議長。 ○議長(森谷宏議員) 2番、葛山繁隆議員。 ◆2番(葛山繁隆議員) 経営支援給付金についてお伺いします。商工費に計上されている経営支援給付金のこれまでの申請状況及び支払い状況について伺います。また、今回のタイミングで10万円の追加給付を実施する理由をお伺いいたします。 ○議長(森谷宏議員) ただいまの質疑について答弁を求めます。 ◎市民生活部長(渡邊忠明君) 議長、市民生活部長。 ○議長(森谷宏議員) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(渡邊忠明君) 初めに、これまでの申請状況などでございますが、本制度は令和2年5月15日から開始しており、12月末日までを対象期間としております。9月1日時点における申請件数につきましては1,289件、うち交付決定件数は1,243件、不交付決定件数は28件、その他審議中等の件数は18件でございます。また、9月1日時点における対予算執行率につきましては約57.8%でございます。 次に、追加交付を実施する理由でございますが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大が長期化し、いまだV字回復フェーズへの移行の見通しが立たず、社会全体が閉塞感を感じている中において、引き続き事業活動を継続している市内事業者を後押しする観点から、今回のタイミングでの追加給付となったものでございます。 ○議長(森谷宏議員) 再質疑を許します。 ◆2番(葛山繁隆議員) はい、議長。 ○議長(森谷宏議員) 2番、葛山繁隆議員。 ◆2番(葛山繁隆議員) 申請を見込んでいる事業者数をお伺いします。また、令和2年9月30日までに申請し、交付決定を受けた事業者の追加給付はどのように行うか伺います。あわせて、本制度のさらなるPRや事業者からの相談への対応方法についてお伺いします。 ○議長(森谷宏議員) ただいまの再質疑について答弁を求めます。 ◎市民生活部長(渡邊忠明君) 議長、市民生活部長。 ○議長(森谷宏議員) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(渡邊忠明君) まず、申請を見込んでいる事業者数でございますが、申請件数の推移等を考慮し、追加給付となる事業者数を約1,500件、新規給付となる事業者数を約400件と見込んでおり、合計の事業者数は約1,900件を想定しております。 次に、追加給付の方法につきましては、既に申請済みの事業者に追加給付に係る申請書兼請求書を送付し、追加給付の可否及び事業継続の意思を確認するなど、可能な限り負担とならない方法での給付を検討してまいります。 また、本制度のPRにつきましては、再度市広報及びホームページ、商工会等で周知するなど、さらなるPRに努めてまいります。事業者からの相談への対応方法につきましては、引き続き商工振興課で対応するほか、千葉県よろず支援拠点の専門スタッフによる相談窓口を開設するなど、事業者へのきめ細やかな相談体制を整備し、対応してまいります。 ○議長(森谷宏議員) 以上で2番、葛山繁隆議員の質疑を終結します。 ほかに質疑はありませんか。 ◆14番(泉川洋二議員) はい、議長。 ○議長(森谷宏議員) 14番、泉川洋二議員。 ◆14番(泉川洋二議員) 私のほうからは2点お聞きさせていただきたいと思います。議案書の14ページ、2款総務費、そして11目安全対策費の中から2点お伺いさせていただきたいと思います。 まず、1点目、防災対策に要する経費、今回この追加補正で3,970万8,000円、約4,000万円近く計上されていますが、先ほど市長の提案理由の説明の中にもありましたけれども、コロナ禍において災害が発生したときに、避難所運営について、感染症の拡大防止の観点から、どのような装備をしたらいいかということで、いろいろ執行部の中で議論されて今回計上に至ったというふうに思うのですけれども、この装備の中身について、数量、そしてまたその数量を決めた積算根拠について、そしてまたその装備というものが今回想定する避難者数の物資を確保できるのか、その点についてお伺いをさせていただきたいと思います。 ○議長(森谷宏議員) ただいまの質疑について答弁を求めます。 ◎市民生活部長(渡邊忠明君) 議長、市民生活部長。 ○議長(森谷宏議員) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(渡邊忠明君) 初めに、購入する物資でございますが、間仕切り、テント100張りやマスク、手指消毒液、フェースシールドなど、避難所運営において感染症対策に必要となる物資を購入する予定でございます。  次に、購入する物資の想定でございますが、市内の指定避難所21か所及び福祉避難所1か所の合計22か所で、1か所当たり100人の避難者が5日間滞在する想定で数量を積算しております。また、想定する避難者数分の物資を確保できたか、その見解でございますが、過去の事例から考えますと、台風など風水害の避難者数は数百人規模になろうかと考えますので、想定する避難者数分の物資を確保できるものと考えております。 ○議長(森谷宏議員) 再質疑を許します。 ◆14番(泉川洋二議員) はい、議長。 ○議長(森谷宏議員) 14番、泉川洋二議員。 ◆14番(泉川洋二議員) もう一問、同じく安全対策費の中の防災備蓄倉庫整備事業、これが計上されておりますけれども、この倉庫というものはどこに建設する予定なのか、設置場所について、そしてまた設置する時期、工程についてお聞きさせていただきます。そして、実際にその災害が起こったときの使い方なのですけれども、災害時倉庫から各避難所へ物資の移送をしなければいけませんけれども、この移送についてどのようにお考えなのかお伺いいたします。 ○議長(森谷宏議員) ただいまの再質疑について答弁を求めます。 ◎市民生活部長(渡邊忠明君) 議長、市民生活部長。 ○議長(森谷宏議員) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(渡邊忠明君) まず、防災倉庫の設置場所でございますが、避難所開設までの時間をできるだけ短くするため、市役所の敷地内に倉庫を設置していきたいと考えております。 次に、今後のスケジュールでございますが、補正予算をご承認いただいた後、設計、工事と進めていく予定ですが、年度内の完了が見込めないため、繰越明許を設定し、令和3年4月以降できるだけ早い時期の完成を目指してまいります。 また、実際の災害時の使用でございますが、災害ごとに災害の種類や規模によって開設する避難所や一時滞在施設は異なります。台風などの風水害は、ある程度の予想が可能であるため、あらかじめ建設予定の倉庫から避難所とする予定の施設に運び込むほか、避難所運営に当たる職員などが施設に運搬することを想定しております。 ○議長(森谷宏議員) 以上で14番、泉川洋二議員の質疑を終結します。 ほかに質疑はありませんか。 ◆20番(小易和彦議員) はい、議長。 ○議長(森谷宏議員) 20番、小易和彦議員。 ◆20番(小易和彦議員) それでは、質疑させていただきます。 私からは、民生費に計上されておりますあふれるえがお出産給付金について、目的、対象者、支給額など概要について伺います。また、対象児童数は何人を見込んでいるのか伺います。 ○議長(森谷宏議員) ただいまの質疑について答弁を求めます。 ◎健康福祉部長(菅井智美君) 議長、健康福祉部長。 ○議長(森谷宏議員) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(菅井智美君) 事業の概要でございますが、新型コロナウイルス感染症の流行が続く中、感染等の不安を抱えながら過ごした妊婦の方、その家庭や児童の健やかな成長を支援するため、国の特別定額給付金の対象とならない令和2年4月28日以降に生まれた児童の保護者に対して10万円を支給するものです。対象児童は、令和2年4月28日から令和3年4月1日生まれで、出生後の最初の住民登録を鎌ケ谷市で行ったことに加え、申請時点においても鎌ケ谷市に住民登録がある児童などとなります。支給対象者は、児童と同居している父または母、及び父または母に養育されていない児童と同居し、児童を養育している者を対象としております。 次に、対象児童数でございますが、令和2年4月28日から令和3年4月1日までの11か月間に生まれた児童で、令和元年度1年間のゼロ歳人口が691人であったことを踏まえ、対象児童を700人と見込んでおります。 ○議長(森谷宏議員) 再質疑を許します。 ◆20番(小易和彦議員) はい、議長。 ◎市長(清水聖士君) 20番、小易和彦議員。 ◆20番(小易和彦議員) それでは、対象者への周知方法について、どのように実施していくのか伺います。また、給付金の支給方法などの手続や今後のスケジュールについても伺います。 ○議長(森谷宏議員) ただいまの再質疑について答弁を求めます。 ◎健康福祉部長(菅井智美君) 議長、健康福祉部長。 ○議長(森谷宏議員) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(菅井智美君) まず、対象者への周知方法及び支給方法でございますが、制度の概要については、市のホームページなどにより周知を行うほか、令和2年4月28日から10月末までに生まれた児童の保護者の方に対しましては、個別に案内を送付することと併せ、申請書及び返信用の封筒を送付し、対象者の方の利便性を図るため、郵送による申請を予定しております。令和2年11月1日以降に生まれた児童の保護者の方へは、児童手当及び子ども医療費の申請と併せて、窓口で案内を配布し、周知を図るとともに、申請していただくことを予定しており、いずれも支給につきましては支給対象者からの申請があり次第、審査を行った上で、速やかに指定された金融機関等の口座に振り込むこととしております。 次に、今後のスケジュールでございますが、本会議終了後、対象者の方への個別通知などの事前準備を行い、11月上旬に令和2年4月28日から10月末までに生まれた児童の保護者の方に対しまして、個別に案内等の送付を行います。なお、令和3年4月1日生まれまでの児童を対象としていることから、令和3年度以降の支給に対応できるように繰越明許費を設定し、本年11月から6月末まで申請を受け付けることを予定しております。 ○議長(森谷宏議員) 以上で20番、小易和彦議員の質疑を終結します。 ほかに質疑はありませんか。 ◆9番(鈴木哲也議員) はい、議長。 ○議長(森谷宏議員) 9番、鈴木哲也議員。 ◆9番(鈴木哲也議員) 私からは、議案第17号、21ページの介護保険特別会計繰出金及び9月補正予算の概要における新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金実施計画事業一覧のナンバー31について質問いたします。介護者や同居の家族が新型コロナウイルス感染症に感染、または濃厚接触者となった場合、要介護者が介護サービスを受けられるよう支援するとありますが、その概要を伺います。また、支援に係る費用とどの程度の利用を想定しているのかを併せてお聞かせください。 ○議長(森谷宏議員) ただいまの質疑について答弁を求めます。 ◎健康福祉部長(菅井智美君) 議長、健康福祉部長。
    ○議長(森谷宏議員) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(菅井智美君) 本事業の目的は、在宅で高齢者を介護している家庭において、要介護者の同居家族が新型コロナウイルス感染症に感染、あるいは濃厚接触者となった場合、介護する者が不在となるなどにより介護が受けられなくなるおそれがあることから、要介護者の介護が途切れることのないように、かかる費用を介護給付費に上乗せして支給し、介護サービスの支援を行うものです。この事業の対象といたしましては、サービスを受ける側として、市内在住の在宅要介護者のいる世帯で、同居家族が新型コロナウイルス感染症、もしくは濃厚接触者となった世帯、サービスを提供する側として、その要介護者を一時的に受け入れる施設や訪問介護サービスを提供する事業者等となります。 その内容といたしましては、主に3つのケースが想定されます。1つに、要介護者を施設で一時的に受け入れていただく場合、2つに、要介護者が在宅のまま介護事業者等による介護サービスを受ける場合、3つに、要介護者を受け入れる施設がなく、訪問介護サービスも受けられない場合となります。支援に係る費用につきましては、1つに、要介護者を施設で一時的に受け入れていただく場合、施設に対し要介護者1人当たり日額3万円を滞在日数に乗じて支給いたします。2つに、要介護者が在宅で介護サービスを受ける場合、介護サービスを提供する介護福祉士やヘルパー、看護職等の派遣職費用として、介護事業所に対し日額4万円をサービス提供日数に乗じて支給いたします。3つに、要介護者を受け入れる施設がなく、訪問介護サービスも受けられない場合は、市が直接ヘルパーや看護職等の職員を直接雇用して居宅へ派遣するもので、1世帯当たり介護職員等を6時間交代で4人分の雇用費用として、日額4万円を介護が必要とされる日数に乗じて支払います。 3つのケースのいずれにおきましても、対象世帯に対し介護サービス受給期間中の介護保険自己負担分の費用も併せて支給いたします。また、対応日数は1世帯当たり最大で60日間とし、対象世帯は3世帯を想定しております。 ○議長(森谷宏議員) 再質疑を許します。 ◆9番(鈴木哲也議員) はい、議長。 ○議長(森谷宏議員) 9番、鈴木哲也議員。 ◆9番(鈴木哲也議員) では、この事業の周知方法及び今後のスケジュールについて伺います。また、市民の方がこの事業を利用する場合はいつどこに連絡すればよいのかもお聞かせください。 ○議長(森谷宏議員) ただいまの再質疑について答弁を求めます。 ◎健康福祉部長(菅井智美君) 議長、健康福祉部長。 ○議長(森谷宏議員) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(菅井智美君) まず、周知方法でございますが、事業の遂行に当たり、介護施設や介護事業所のご理解、ご協力が必要となりますことから、介護施設や介護事業所に制度について周知いたします。また、ケアマネジャーや地域包括支援センターを通じて要介護者及びその同居の家族にも周知することで、万が一在宅で高齢者を介護している世帯の家族が新型コロナウイルス感染症に罹患して介護ができない状態に陥るかもしれないという不安を解消してまいります。 次に、今後のスケジュールにつきましては、本会議で補正予算のご承認をいただいた後、10月から11月にかけて要綱整備等の事務手続や事業の周知を行い、12月から事業が開始できるよう準備を進めてまいりたいと考えます。 また、実際に利用する場合の連絡方法等でございますが、在宅で高齢者を介護している家庭において、要介護者の同居家族が新型コロナウイルス感染症に感染、あるいは濃厚接触者となったと分かったときに、世帯のご家族等からケアマネジャーや地域包括支援センター、あるいは市の高齢者支援課にご連絡をいただきます。また、このような世帯があるとの情報をつかんだケアマネジャーや訪問介護サービス事業所、地域包括支援センター等から市にご連絡をいただくことも想定しております。 ○議長(森谷宏議員) 以上で9番、鈴木哲也議員の質疑を終結します。 ほかに質疑はありませんか。 ◆10番(矢崎悟議員) はい、議長。 ○議長(森谷宏議員) 10番、矢崎悟議員。 ◆10番(矢崎悟議員) 議案書28ページから29ページ、10款教育費、1項3目の小中学校ICT環境整備事業について伺います。13節使用料及び賃借料に、児童生徒1人1台を実現するための端末の整備として、地方負担分の3分の1、約1億1,400万円が計上されておりますけれども、この理由についてお聞かせください。 ○議長(森谷宏議員) ただいまの質疑について答弁を求めます。 ◎生涯学習部長(狩谷昭夫君) 議長、生涯学習部長。 ○議長(森谷宏議員) 生涯学習部長。 ◎生涯学習部長(狩谷昭夫君) 地方負担額のみの計上とした理由でございますが、市内児童生徒の3分の2に当たる5,453人分はGIGAスクール構想における国庫補助金を活用いたします。3分の1に当たる2,726人は、国の教育のICT化に向けた環境整備5か年計画に基づき、既に地方財政措置が講じられていることから自治体負担となっているため、今回の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用することとしました。なお、有償のソフトウエアや保守点検に係る費用については、国の補助対象外となることを考慮し、交付金を活用せず、今後4年9か月、57か月の債務負担行為として等分の支出をしてまいります。 ○議長(森谷宏議員) 再質疑を許します。 ◆10番(矢崎悟議員) はい、議長。 ○議長(森谷宏議員) 10番、矢崎悟議員。 ◆10番(矢崎悟議員) では、1人1台端末の整備の今後のスケジュールについてと、17節備品購入費に大型提示装置を購入する予算も計上されておりますので、こちらの活用方法と配置について伺います。 ○議長(森谷宏議員) ただいまの再質疑について答弁を求めます。 ◎生涯学習部長(狩谷昭夫君) 議長、生涯学習部長。 ○議長(森谷宏議員) 生涯学習部長。 ◎生涯学習部長(狩谷昭夫君) 初めに、スケジュールでございますが、1人1台端末整備については、7月22日に入札が終わり、リース開始に向けて準備や手続を進めております。高速大容量通信ネットワーク整備につきましては、8月で設計が完了し、現在入札に向けての準備を進めており、11月からの整備を予定しております。 次に、大型提示装置についてでございますが、通常の授業では大型提示装置を黒板と見立てて学習を進めることができるようになります。また、児童生徒の考えを同時に示したり、一斉休校などの緊急時に遠隔授業を行う際も大人数の児童生徒の様子を把握できるようになります。 配置については、全ての普通学級及び特別支援学級の教室に291台、理科室や図書室、音楽室といった特別教室、まなびぃプラザに開設しているふれあい談話室や市庁舎5階に122台、合計413台を配置する予定としております。 ○議長(森谷宏議員) 以上で10番、矢崎悟議員の質疑を終結します。 ほかに質疑はありませんか。 ◆16番(佐藤剛議員) はい、議長。 ○議長(森谷宏議員) 16番、佐藤剛議員。 ◆16番(佐藤剛議員) 私からは一般会計補正予算について1点だけ質問したいと思います。予算書の21ページで、概要書のほうについていた実施計画事業一覧ではナンバー28と29になりますが、地域生活支援事業に要する経費についてです。こちらのほうなのですけれども、同居の家族が新型コロナウイルスに感染、もしくは感染が疑われる在宅の障がい者の方が施設に短期間入所をすることを支援したりだとか、あるいはヘルパーなどを自宅に派遣するという事業だということなのですけれども、この具体的な支援の内容について及びその利用の手順についてお伺いいたします。 ○議長(森谷宏議員) ただいまの質疑について答弁を求めます。 ◎健康福祉部長(菅井智美君) 議長、健康福祉部長。 ○議長(森谷宏議員) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(菅井智美君) 本事業は、自宅で障がいをお持ちの方の介護を担っているご家族が新型コロナウイルス感染症に感染、または濃厚接触者となり隔離され、介護する方が不在となり、自宅での生活が難しい状況にある障がい者の方を支援するものです。入所施設が確保できる場合は、必要な期間、施設で生活をしていただき、受け入れていただいた短期入所施設に対し、障がい者1人当たり日額3万円を滞在日数に乗じて支給いたします。入所できる施設が確保できない場合等は、自宅にヘルパー等を派遣しますが、派遣されたヘルパー等の所属する障がい福祉サービス事業所に1日当たりヘルパー等を6時間交代で4人派遣する費用として、日額4万円を派遣日数に乗じて支給いたします。いずれも対応日数は原則30日間を上限とし、対象世帯は、短期入所については2世帯、ヘルパー等の派遣については3世帯を想定しております。なお、受入れに当たっては、受入れ先の事業所等の利用者の感染を防止するため、感染のおそれがない方を対象といたします。また、障がい福祉サービスの利用に係る自己負担分は市が負担いたします。 次に、手順でございますが、初めに自宅で障がいをお持ちの方の介護を担っているご家族が新型コロナウイルスに感染、または濃厚接触者であると分かったときに、ご家族等から市の障がい福祉課や基幹相談支援センター、相談支援事業所にご連絡をいただきます。また、このような世帯があるとの情報を得た相談支援事業所、障がい福祉サービス事業所等から市へご連絡があることも想定しております。このような状況にある世帯を市が把握した場合、ほかに介護をする方がいないことなどの家族状況を確認した上で、障がいをお持ちの方やご家族の意向等を把握するとともに、相談支援事業所や基幹相談支援センターと協議するとともに受入れ先の調整を行い、短期入所かヘルパー等の派遣か決定いたします。なお、短期入所施設や障がい福祉サービス事業所については、あらかじめこの事業による受入れやサービスの提供が可能かどうかの打診と協議を行い、準備を進めてまいります。また、施設までの移送につきましては、今後受入れ施設や民間の移送サービス等と協議調整をしていく予定でございます。 ○議長(森谷宏議員) 以上で16番、佐藤剛議員の質疑を終結します。 ほかに質疑はありませんか。 ◆6番(德野涼議員) はい、議長。 ○議長(森谷宏議員) 6番、德野涼議員。 ◆6番(德野涼議員) 私からは3点お伺いさせていただきます。 まず、補正予算書の13ページ、それから臨時交付金事業一覧については、ナンバー6にございます広報に要する経費の中で、市ホームページの情報発信強化について、この内容を金額を含めて伺います。それから、予算書15ページ、事業一覧ではナンバー15、16にあります情報推進に要する経費について、ウェブ会議が実施できる体制を整備とありますが、この内容についてお伺いいたします。それから、少し飛びまして、予算書の29ページ、事業一覧ではナンバー62になります。ここに出退勤機器の購入とありますけれども、この記録というものは誰がどのように管理していくのか伺います。 以上、よろしくお願いします。 ○議長(森谷宏議員) ただいまの質疑について答弁を求めます。 ◎総務企画部長(笠井真利子君) 議長、総務企画部長。 ○議長(森谷宏議員) 総務企画部長。 ◎総務企画部長(笠井真利子君) 初めに、交付金実施計画事業一覧のナンバー6、ナンバー15、ナンバー16の事業について、私のほうから説明させていただきます。 初めに、ナンバー6の市ホームページの情報発信強化につきましては、2つの強化対策を実施するものでございます。1つ目は、地震や集中豪雨などの緊急事態発生時に、市ホームページへのアクセスが集中してサーバーへの負荷が増大し、コンテンツの閲覧が困難になる事態が生じる可能性がございますが、このような状況を未然に防ぐためのサーバー体制を構築し、アクセス集中時でもスムーズな閲覧環境を実現するものでございます。予算額は、導入委託費と令和2年10月から令和3年3月までの6か月分の使用料の87万8,000円でございます。 2つ目は、市ホームページの更新用端末としてノートパソコン及びWi-Fiルーターを導入するものでございます。これは、庁舎内のインターネット環境がアクセス集中による影響を受けている場合や緊急事態が発生した場合などに、広報広聴室職員が庁内ネットワークに依存することなく市ホームページの迅速な更新作業ができる体制を構築するもので、予算額は更新用端末2台分の備品購入費と同じく6か月分の回線使用料の80万円で、合計約167万8,000円でございます。 次に、ナンバー15のウェブ会議が実施できる体制の整備でございますが、新型コロナウイルス感染症の影響により、他機関が主催する会議などに参加できない状況の中で、主催者側からウェブ会議による参加要請を求められるケースが多くなってきたため、各所属からウェブ会議の環境整備の要望が高まっております。そこで、ウェブカメラ及びヘッドホンとマイクの機能を併せ持つヘッドセットを調達し、パソコンに接続することで、インターネット上の相手とウェブ会議の実施を可能とするためでございます。なお、ナンバー16のインターネット回線整備もこのウェブ会議を円滑にするため、新たなインターネット回線を整備するものでございます。 ○議長(森谷宏議員) 答弁を求めます。 ◎生涯学習部長(狩谷昭夫君) 議長、生涯学習部長。 ○議長(森谷宏議員) 生涯学習部長。 ◎生涯学習部長(狩谷昭夫君) 補正予算に計上した出退勤管理用備品について、出退勤記録は誰がどのように管理していくのかお答えいたします。 これまで市教育委員会の職員が作成したシステムと各学校の共有パソコンを活用し、各教職員が出退勤時に操作することで、自動的に出退勤時刻が入力され、月単位の集計を行ってまいりました。新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、休校措置が取られ、教職員の在宅勤務や分散勤務、時差出勤等の多様な勤務形態になりましたが、既存のシステムではそれらには対応できませんでした。今回購入を予定している出退勤機器を導入することにより、様々な勤務体系にも対応し、教職員の出退勤を把握及び集計が可能となります。また、ICカードによる非接触型になることで、他人と共有する機器に直接手を触れる必要がなくなり、消毒の手間も省くことができ、感染拡大の防止対策にもなります。次に、出退勤記録の管理につきましては、これまでと同様に管理職が行い、市教育委員会へ報告することとなります。 ○議長(森谷宏議員) 再質疑を許します。 ◆6番(德野涼議員) はい、議長。 ○議長(森谷宏議員) 6番、德野涼議員。 ◆6番(德野涼議員) では、2点追加で質問させていただきます。 まず、ウェブ会議が実施できる体制の整備につきましてウェブ会議ができるとなるとリモートワークというものに一歩近づくのかなと思うのですが、昨今電車などに乗っていると、リモートワークへのご協力お願いしますというようなアナウンスもあるように、やはり自治体が率先して進めていくべき部分なのかなと思うのですが、今回のこの整備についてはリモートワークを想定したものなのか伺います。そして、教職員の出退勤記録につきまして、その取った記録、これは取るだけなのか、または何か指導に使っていくのか、お伺いいたします。 ○議長(森谷宏議員) ただいまの再質疑について答弁を求めます。 ◎総務企画部長(笠井真利子君) 議長、総務企画部長。 ○議長(森谷宏議員) 総務企画部長。 ◎総務企画部長(笠井真利子君) 現状におけるリモートワークでの活用につきましては、インターネット環境のみではなく様々な課題がございます。このため、今回は直接対面して行う会議などをインターネットを活用し、対面せずに行えるようにすることを目的としており、まずはウェブカメラ及びヘッドセットを50セット調達するものでございます。 ○議長(森谷宏議員) 答弁を求めます。 ◎生涯学習部長(狩谷昭夫君) 議長、生涯学習部長。 ○議長(森谷宏議員) 生涯学習部長。 ◎生涯学習部長(狩谷昭夫君) 出退勤記録の活用についてでございます。今後も新型コロナウイルス感染症の影響による休校措置や消毒対応などの状況下において、教職員の出退勤時間を正確に記録することはより重要になると考えております。出退勤を記録することにより、自身の勤務時間を意識することにつながり、また管理職が自校の教職員の健康の保持増進のために、超過勤務の実態把握や一部の教職員への業務量の過度な偏りがないか、勤務実態を正確かつ客観的に把握することに活用してまいります。さらに、市教育委員会は各学校に対して、管理職は教職員に対して、校務分掌の見直しや働き方改革の推進に向けて出退勤記録を効果的に活用し、指導することとなります。 ○議長(森谷宏議員) 以上で6番、德野涼議員の質疑を終結します。 ほかに質疑はありませんか。 ◆4番(松原美子議員) はい、議長。 ○議長(森谷宏議員) 4番、松原美子議員。 ◆4番(松原美子議員) 議席番号4番、日本共産党の松原美子でございます。私からは2点お伺いいたします。 1つ目は、議案第17号 令和2年度鎌ケ谷一般会計補正予算の25ページ、4款衛生費のところですけれども、保健衛生事務に関する経費に計上されている新型コロナウイルス感染症に係る意見交換会報酬について伺います。この会議は、大変興味深いのですけれども、開催を何回ほど予定をされておりますでしょうか。また、この会議の構成員はどのようになっているかお伺いいたします。 ○議長(森谷宏議員) ただいまの質疑について答弁を求めます。 ◎健康福祉部長(菅井智美君) 議長、健康福祉部長。 ○議長(森谷宏議員) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(菅井智美君) この意見交換会は、新型コロナウイルス感染症の感染者が増加してきている中、今後の医療体制の整備につながるよう、感染症対策を円滑に進めるため、市内医療機関等と医療体制について情報共有及び意見交換のために開催するものです。今年度の開催予定回数は、3回程度を予定しており、1回目は7月30日に実施いたしました。構成員につきましては、鎌ケ谷市医師会、医師会外の医療機関、習志野健康福祉センター、市の職員等となっております。 ○議長(森谷宏議員) 再質疑を許します。 ◆4番(松原美子議員) はい、議長。 ○議長(森谷宏議員) 4番、松原美子議員。 ◆4番(松原美子議員) それでは続きまして、同じく議案第17号ですが、議案書の21ページ、3款民生費、障がい福祉費のところですけれども、地域生活支援事業に要する経費に計上されている新型コロナウイルス対策、短期入所支援給付費についてお伺いいたします。これまでに当該事業の対象と同様の相談はございましたでしょうか。また、周知についてはどのようになさっているのかお伺いいたします。 ○議長(森谷宏議員) ただいまの再質疑について答弁を求めます。 ◎健康福祉部長(菅井智美君) 議長、健康福祉部長。 ○議長(森谷宏議員) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(菅井智美君) 現在までのところ相談はいただいておりません。周知につきましては、新型コロナウイルスの感染等で介護をする方が不在となった場合、ご家族等から連絡が入ると予想される相談支援事業所や基幹相談支援センターをはじめ、必要とする方が制度を利用できるよう各事業所に周知するほか、市ホームページ等を活用して広く周知をしてまいります。 ○議長(森谷宏議員) 以上で4番、松原美子議員の質疑を終結します。 ほかに質疑はありませんか。          〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(森谷宏議員) なければ、以上で質疑を終結します。 これより討論に入ります。 発言はありませんか。          〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(森谷宏議員) なければ、直ちに本案について採決いたします。 お諮りいたします。議案第17号を原案のとおり可決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(森谷宏議員) ご異議なしと認め、議案第17号 令和2年度鎌ケ谷一般会計補正予算(第6号)は原案のとおり可決することに決定いたしました。 次に、議案第18号の質疑に入ります。 発言を許します。          〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(森谷宏議員) なければ、以上で質疑を終結します。 これより討論に入ります。 発言はありませんか。          〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(森谷宏議員) なければ、直ちに本案について採決いたします。 お諮りいたします。議案第18号を原案のとおり可決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(森谷宏議員) ご異議なしと認め、議案第18号 令和2年度鎌ケ谷国民健康保険特別会計補正予算(第3号)は原案のとおり可決することに決定いたしました。 次に、議案第19号の質疑に入ります。 発言を許します。          〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(森谷宏議員) なければ、以上で質疑を終結します。 これより討論に入ります。 発言はありませんか。          〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(森谷宏議員) なければ、直ちに本案について採決いたします。 お諮りいたします。議案第19号を原案のとおり可決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(森谷宏議員) ご異議なしと認め、議案第19号 令和2年度鎌ケ谷介護保険特別会計補正予算(第2号)は原案のとおり可決することに決定いたしました。 次に、同意案第1号の質疑に入ります。 発言を許します。          〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(森谷宏議員) なければ、以上で質疑を終結します。 これより討論に入ります。 発言はありませんか。          〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(森谷宏議員) なければ、直ちに本案について採決いたします。 お諮りいたします。同意案第1号は、同意することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(森谷宏議員) ご異議なしと認め、同意案第1号 教育委員会委員の任命については同意することに決定いたしました。 次に、諮問第1号の質疑に入ります。 発言を許します。          〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(森谷宏議員) なければ、以上で質疑を終結します。 これより討論に入ります。 発言はありませんか。          〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(森谷宏議員) なければ、直ちに本諮問に対する答申について採決いたします。 お諮りいたします。諮問第1号に対する答申については、適任という意見をつけたいと思います。これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(森谷宏議員) ご異議なしと認め、諮問第1号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることに対する答申については適任という意見を付することに決定いたしました。 △(発議案第1号)の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(森谷宏議員) 日程第5、発議案第1号 新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書を議題といたします。 ただいま議題となっております発議案第1号は、会議規則第36条第2項の規定により委員会の付託をいたしません。 提案理由の説明を求めます。 総務企画常任委員会委員長、宗川洋一議員。          〔総務企画常任委員会委員長 宗川洋一議員登壇〕 ◎総務企画常任委員会委員長(宗川洋一議員) ただいま議題となっております発議案第1号についてご説明申し上げます。 新型コロナウイルス感染症の影響により、地方税、地方交付税などの一般財源の激減が懸念される中、地方自治体では医療、介護、子育て支援、雇用の確保などの対応で財政需要は増大の一途をたどっており、地方財政の急激な悪化が予想されるため、地方税財源の確保を要望するものです。 意見書の内容につきましては、お手元に配付してあるとおりでございます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(森谷宏議員) 以上で提案理由の説明を終わります。 これより発議案第1号の質疑に入ります。 発言を許します。          〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(森谷宏議員) なければ、以上で質疑を終結します。 これより討論に入ります。 発言はありませんか。          〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(森谷宏議員) なければ、直ちに本案について採決いたします。 お諮りいたします。発議案第1号は、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(森谷宏議員) ご異議なしと認め、発議案第1号 新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書は原案のとおり可決することに決定いたしました。 △(発議案第2号)の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(森谷宏議員) 日程第6、発議案第2号 義務教育費国庫負担制度の堅持等に関する意見書を議題といたします。 ただいま議題となっております発議案第2号は、会議規則第36条第2項の規定により委員会の付託をいたしません。 提案理由の説明を求めます。 教育福祉常任委員会委員長針貝和幸議員。          〔教育福祉常任委員会委員長 針貝和幸議員登壇〕 ◎教育福祉常任委員会委員長針貝和幸議員) ただいま議題となっております発議案第2号についてご説明申し上げます。 義務教育は、憲法の要請に基づき、国民として必要な基礎的資質を培うもので、教育の機会均等やその水準の維持向上を図る義務教育の基盤づくりは国の責務であり、そのために設けられたのが義務教育費国庫負担制度です。このことから、この制度が廃止されたり、国の負担割合がさらに下げられたりした場合、義務教育費国庫負担法第1条に明記されている子供たちの教育の機会均等とその水準の維持向上という目的に反するばかりでなく、財政負担を地方自治体に課し、厳しい地方財政をさらに圧迫し、教育格差をもたらすなど、義務教育の円滑な推進を阻害するおそれも出てきます。 子供たちにとって最善の教育環境を実現していくためには、国が最低保障として財政的に下支えをしている義務教育費国庫負担制度は必要不可欠です。よって、本市議会は、将来を担い、社会の基盤づくりにつながる子供たちの健全育成を目指し、教育環境の整備を一層進める必要があることから、義務教育費国庫負担制度の堅持と来年度に向けての必要な教育予算の確保を要望するものです。 意見書の内容につきましては、お手元に配付してあるとおりであります。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
    ○議長(森谷宏議員) 以上で提案理由の説明を終わります。 これより発議案第2号の質疑に入ります。 発言を許します。          〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(森谷宏議員) なければ、以上で質疑を終結します。 これより討論に入ります。 発言はありませんか。          〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(森谷宏議員) なければ、直ちに本案について採決いたします。 お諮りいたします。発議案第2号は、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(森谷宏議員) ご異議なしと認め、発議案第2号 義務教育費国庫負担制度の堅持等に関する意見書は原案のとおり可決することに決定いたしました。 △散会の宣告 ○議長(森谷宏議員) これにて本会議に付議された案件の審議は全て終了いたしました。 以上で令和2年鎌ケ谷市議会定例会令和2年9月会議を散会いたします。 お疲れさまでした。          午後 2時51分  散 会...