鎌ヶ谷市議会 > 2017-06-13 >
06月13日-一般質問-05号

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  1. 鎌ヶ谷市議会 2017-06-13
    06月13日-一般質問-05号


    取得元: 鎌ヶ谷市議会公式サイト
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    平成29年  6月 定例会(第2回)            平成29年鎌ケ谷市議会6月定例会    議 事 日 程 (第5号)               平成29年6月13日(火)                                午前10時開議      日程第1 市政に関する一般質問                                            〇出席議員(23名)    1番   野  上  陽  子 議員     2番   中  村  潤  一 議員    3番   森  谷     宏 議員     4番   佐  竹  知  之 議員    5番   宮  城  登 美 子 議員     6番   岩  波  初  美 議員    7番   矢  崎     悟 議員     8番   川  原  千 加 子 議員    9番   小  易  和  彦 議員    10番   佐  藤     誠 議員   11番   松  澤  武  人 議員    12番   石  神  市 太 郎 議員   13番   泉  川  洋  二 議員    14番   原     八  郎 議員   15番   小  泉     嚴 議員    17番   三  橋  一  郎 議員   18番   針  貝  和  幸 議員    19番   津 久 井  清  氏 議員   20番   芝  田  裕  美 議員    21番   勝  又     勝 議員   22番   土  屋  裕  彦 議員    23番   池 ヶ 谷  富 士 夫 議員   24番   大  野  幸  一 議員〇欠席議員(なし)                                            〇説明のための出席者     市         長   清  水  聖  士  君     副    市    長   北  村  眞  一  君     会  計  管  理  者   小  高  仁  志  君     総 務 企 画 部 長   皆  川  寛  隆  君     総 務 企 画 部 参 事    武  田  秀  一  君     ( 総 務 課 長 )     総 務 課 行 政 室 長    矢  島  忠  行  君     市 民 生 活 部 長   高  岡  敏  和  君     市 民 生 活 部 参 事    斉  藤     薫  君     ク リ ー ン 推進課長    中  川     聡  君     健 康 福 祉 部 長   望  月     忠  君     健 康 福 祉 部 副 参事   髙  橋     徹  君     健 康 福 祉 部 副 参事   斉  藤     実  君     こ ど も 支 援 課 長    林     宏  幸  君     こ ど も 支 援 課   髙  橋  弘  美  君     こ ど も 総 合相談室長     こ ど も 支 援 課   鈴  木  恵  子  君     こども発達センター所長     幼 児 保 育 課 長   押  切  良  雄  君     高 齢 者 支 援 課 長    星  野  里  香  君     都 市 建 設 部 長   宗  川  洋  一  君     都 市 建 設 部 参 事    谷  口  光  儀  君     都 市 建 設 部副参事    小  嶋  正  雄  君     都 市 建 設 部副参事    佐  瀬     功  君     道 路 河 川 整 備 課長   貞  方  敦  雄  君     公 園 緑 地 課 長   大  塚  勝  彦  君     教    育    長   皆  川  征  夫  君     生 涯 学 習 部 長   山  﨑  正  史  君     生 涯 学 習 部 参 事    笠  井  真 利 子  君     生 涯 学 習 部 参 事    吉  野  光  雄  君     生 涯 学 習 部副参事    小  川  宏  宜  君     生 涯 学 習 部副参事    山  田  圭  子  君     学校教育課学務保健室長   市  村  昌  子  君     学 校 教 育 課指導室長   柳     昌  孝  君     選挙管理委員会委員長    石  井  君  雄  君     選挙管理委員会事務局長   大  伯  昌  司  君     代 表 監 査 委 員   徳  田     朗  君     監査委員事務局長      荒  井     栄  君     農業委員会事務局長     佐  山  佳  明  君     消    防    長   鈴  木  信  彦  君                                            〇議会事務局職員出席者     事   務   局  長   山  口     清     事  務  局  次  長   桂  本  弘  明     同   副   主  幹   山  﨑  嘉  也     同    主    事   近  江  光  穂     同    主    事   井  上  裕  之          午前10時00分  開 議 ○議長(勝又勝議員) 皆様、引き続きお疲れさまです。 ただいまの出席議員は23名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 △議事日程について ○議長(勝又勝議員) 本日の議事日程は、お手元に配付してあるとおりであります。 △市政に関する一般質問 ○議長(勝又勝議員) 日程第1、これより市政に関する一般質問を行います。 順次発言を許します。 まず、15番、小泉嚴議員に発言を許します。 ◆15番(小泉嚴議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 15番、小泉嚴議員。 ◆15番(小泉嚴議員) 議席番号15番、小泉嚴、通告に従って一般質問をさせていただきます。 私の質問は2点でございます。まず、1点は東道野辺7丁目の雨水対策について、2点目は鎌ケ谷市の児童生徒の不登校対策と教職員の療養休暇についてを伺います。 まず、1点目、東道野辺7丁目の雨水対策についてであります。梅雨に入り、さらに台風シーズンと、過去に浸水被害に遭われた方々にとりましては日々の天候が気になる季節となりました。また、近年の傾向として、地球温暖化に伴い大型で強い台風が頻繁に発生するとともに、局地的に短時間で大雨をもたらすいわゆるゲリラ豪雨も年々ふえている状況にあります。市内においても水害が頻繁に起こっております。さらに、雨の多いシーズンだけではなく、冬の時期においても気圧が短期間に急激に下がることにより発生する通称爆弾低気圧が季節に関係なく発生し、各地に大きな被害をもたらしているところでございます。鎌ケ谷市においても例外ではなく、このような不測の事態を想定した中で治水対策事業に取り組むことが必要だと思います。 今回取り上げた東道野辺7丁目地域は、東武野田線馬込沢駅から比較的近く、また県道船橋・我孫子線や市川・印西線も周辺にあり、交通の便がよい地域となっております。このような立地条件から住宅が多く建築されておりますが、住宅が多く建築されるということは、今まで雨水が多く浸透していたところでもアスファルトやコンクリートにより浸透する場所が減り、雨水がそのまま水路や河川に放流されてしまいます。県道船橋・我孫子線から二和貯留池へ向かう市道4806号線周辺は、東道野辺7丁目の周辺の地域から低くなっていることや準用河川二和川も隣接しているため、大雨が降りますと川の氾濫や周辺からの雨水が集まることで浸水被害が発生しておるところでございます。こうした状況に備えて市でもさまざまな治水対策を行っているところであります。昨今短期間で非常に激しく雨が降ることが多く、道路冠水が頻繁に発生している状況であります。こうした状況が起きないことを切に願っているところでございます。雨が多く降ることになり、私も本当に心配しているところでございます。そこでまず最初に、この地域の浸水について市の見解をお聞きいたします。 次に、大きな2点目について伺います。鎌ケ谷市の児童生徒の不登校対策と教職員の療養休暇についてお聞きいたします。先日私は市内小学校の運動会に参加しました。爽やかなよいお天気の中、児童が元気いっぱいにいろいろな競技で汗を流している様子を見ることができました。仲間と助け合いながら一つ一つの活動に取り組んでいる姿に心打たれました。子供は宝です。鎌ケ谷市の小中学生は元気に学校に通ってほしいと思っております。しかしながら、中には病気などの理由ではなく、さまざまな要因から学校に行かない、行きたくても行けない、いわゆる不登校で学校を休んでいる児童生徒もいると聞きました。ここ数年全国的に不登校児童生徒の数は少なくないと聞きました。不登校の児童生徒は手厚く支援してほしいと切に願っております。昨年12月に不登校児童の教育の機会の確保に関する法律が公布されました。この法律はどのようなもので、鎌ケ谷市の不登校児童生徒はどのような状況になっているのかお聞かせください。 また、児童生徒が学校に元気よく通学できるためには、教職員が健康である必要があると思います。しかしながら、療養休暇で休んでいる教職員もいると聞きました。小中学校職員の長期休暇の状況については後ほど再質問にて伺います。 それでは、ご答弁のほどをよろしくお願いをいたします。 ○議長(勝又勝議員) ただいまの質問に対し答弁を求めます。 ◎都市建設部参事(谷口光儀君) はい、議長、都市建設部参事。 ○議長(勝又勝議員) 谷口都市建設部参事。 ◎都市建設部参事(谷口光儀君) 大きなご質問の1点目、東道野辺7丁目地区の雨水対策の概要についてお答えいたします。 お尋ねは、東道野辺7丁目地区の浸水についての市の見解でございました。東道野辺7丁目は、県道船橋・我孫子線、通称ユニオン通りと呼ばれている市道37号線やアカシア児童遊園の前の市道39号線などに囲まれた地区の中に準用河川二和川が流れ、河川と並行している市道4806号線では、ゲリラ豪雨のような短時間で局所的な雨に対して現況の排水施設では処理し切れずに道路が冠水するいわゆる内水被害が発生しております。また、台風などによる長時間にわたる雨では、船橋市域を含めた広い流域から雨水が集まることにより、河川があふれ、浸水被害が発生している状況もございます。このような中、二和貯留池整備などの治水対策を実施してきましたが、いまだ浸水被害の解決に至っていないものと認識しております。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎生涯学習部副参事(小川宏宜君) はい、議長、生涯学習部副参事。 ○議長(勝又勝議員) 小川生涯学習部副参事。 ◎生涯学習部副参事(小川宏宜君) 大きなご質問の2点目、鎌ケ谷市の不登校対策と教職員の療養休暇についてお答えいたします。 お尋ねは、教育の機会の確保に関する法律についてと鎌ケ谷市の不登校児童生徒の状況についてでございました。まず、義務教育の段階における普通教育に相当する教育の機会の確保等に関する法律でございますが、平成28年12月14日に公布されました。この法律は、基本理念として全ての児童生徒が豊かな学校生活を送り、安心して教育を受けられるよう、学校における環境の確保が図られるようにすること、不登校児童生徒が通う多様な学習活動の実情を踏まえ、個々の不登校児童生徒の状況に応じた必要な支援が行われるようにすること、不登校児童生徒が安心して教育を十分受けられるよう学校における環境の整備が図られるようにすることが求められています。本市といたしましても、不登校により教室で授業を受けることができない児童生徒に教室外の場において教育の機会を確保するという重要な法律が制定されたものと捉えております。法律の基本理念にのっとり、不登校の児童生徒やその保護者のさまざまな負担に配慮し、追い詰めることのないようにするとともに、児童生徒の意思に寄り添い、十分尊重した支援が行われるよう配慮してまいりたいと考えます。 次に、不登校の状況についてでございますが、学校の集団生活に関する心理的な負担等で不登校で欠席している児童生徒は、平成29年3月末の時点で小学校36名、中学校80名おりました。この数値は1年前の同時期と比べますと小学校は3名の増加、中学校は19名の増加となっており、年々増加傾向にあります。本市にとって大きな教育課題の一つとなっております。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆15番(小泉嚴議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 15番、小泉嚴議員。
    ◆15番(小泉嚴議員) では、大きな質問1の再質問をさせていただきます。 東道野辺7丁目地域の浸水の状況害は、大きく分けて原因は2つあると私は考えます。1つは河川へ雨水を導くための排水施設の能力不足、もう一つは下流河川の流下能力の不足と考えます。下流河川の能力不足については、馬込沢地域で行っている二和川の河川整備を進めることで改善していくものと期待しておるところでございます。でも、この地域の浸水被害を認識しており、これを軽減する対策も進めてきていると思います。私は、次に一番の対策は二和貯留池の整備ではないかと考えております。まず最初に、二和貯留池の概要についてお聞かせください。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎都市建設部参事(谷口光儀君) はい、都市建設部参事。 ○議長(勝又勝議員) 谷口都市建設部参事。 ◎都市建設部参事(谷口光儀君) 二和貯留池は、下流河川の氾濫を防止するために昭和60年に整備した貯留池で、貯留量5,400トンとなっております。構造は、二和川の水位が越流堰の高さまで上がると貯留池に流入する構造となっており、貯留した雨水は下流河川の水量の状況に合わせ少しずつポンプで二和川へ排水する構造となっております。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆15番(小泉嚴議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 15番、小泉嚴議員。 ◆15番(小泉嚴議員) 大雨が降りますと私も気になってこの貯留池をよく見に行きます。既に満杯になっているときが多く、その辺市ではどのように認識しているのかお聞かせください。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎都市建設部参事(谷口光儀君) はい、都市建設部参事。 ○議長(勝又勝議員) 谷口都市建設部参事。 ◎都市建設部参事(谷口光儀君) 市でも降雨時に確認をしており、早い段階から貯留池に雨水が流入し、雨が強くなった時点では既に貯留池が満杯になっておりました。これは、整備当初と比較して上流域での宅地化が進んだことや昨今の雨の降り方が変わってきたことなどが原因と思われます。このような中、下流河川の流量を見きわめ、貯留池機能の効果を発揮するため、河川から貯留池へ流入する越流堰を平成26年度に20センチメートルかさ上げするなどの改良工事を実施したところでございます。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆15番(小泉嚴議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 15番、小泉嚴議員。 ◆15番(小泉嚴議員) 貯留池の越流堰を3年前にかさ上げしたというお答えでございましたが、その効果はどのように認識しているのかお聞かせください。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎都市建設部参事(谷口光儀君) はい、都市建設部参事。 ○議長(勝又勝議員) 谷口都市建設部参事。 ◎都市建設部参事(谷口光儀君) 越流堰をかさ上げした後、降雨時にその状況を確認いたしましたが、貯留池へ雨水が流入する時間が以前より遅くなり、下流の河川の水位が高くなるタイミングで貯留池が満杯となることが確認され、一定の効果が認められたものと考えております。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆15番(小泉嚴議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 15番、小泉嚴議員。 ◆15番(小泉嚴議員) 貯留池の効果を高めるための対策を行っているようですが、さらに貯留池の能力を高めるために、二和貯留池を掘り下げるなどして貯留量をふやすことはできないのか、その辺のことをお聞かせください。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎都市建設部参事(谷口光儀君) はい、都市建設部参事。 ○議長(勝又勝議員) 谷口都市建設部参事。 ◎都市建設部参事(谷口光儀君) 二和貯留池の貯留量を増加させるためには、新たに用地を取得し整備する方法も考えられますが、周辺には家屋も多く、整備には多額の費用と相当の期間がかかることが見込まれます。また、今ある用地の中で貯留量をさらに増加させることとした場合、貯留池を掘り下げる必要がありますが、当該地は地下水位が高く、掘削する工事は難しいものと考えております。このことから二和貯留池において貯留量を増加させることは難しいものと考えております。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆15番(小泉嚴議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 15番、小泉嚴議員。 ◆15番(小泉嚴議員) それでは、当該地域の地形を考えたとき、東道野辺7丁目の地形上、排水施設へ流入し切れない雨水が二和川と並行する市道へ自然と集まってきていると思われますが、市はこの辺の見解をどう思っているのかお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎都市建設部参事(谷口光儀君) はい、都市建設部参事。 ○議長(勝又勝議員) 谷口都市建設部参事。 ◎都市建設部参事(谷口光儀君) 東道野辺ふれあいの森の南側の住宅地付近では、雨が降りますと県道船橋・我孫子線付近から東側の二和川へ雨水施設を経て流れております。大雨時には、このふれあいの森の南側の住宅地の市道にあります排水施設に流入し切れない雨水が宅地などを通り二和川と並行する市道4806号線周辺へ流れ、浸水被害が発生している状況がございます。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆15番(小泉嚴議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 15番、小泉嚴議員。 ◆15番(小泉嚴議員) こうした状況を踏まえて、市はこの地域をどのように整備していくのかお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎都市建設部参事(谷口光儀君) はい、都市建設部参事。 ○議長(勝又勝議員) 谷口都市建設部参事。 ◎都市建設部参事(谷口光儀君) 当該住宅地の市道には、市で管理する側溝と排水組合で管理する排水管がございます。この排水管につきましては、現在市への管理移管について排水組合と市で協議を進めております。協議に当たっては、排水施設で集水した雨水を二和川へ円滑に排水できるように、現在使用されている施設の排水能力の増強や排水ルートの変更を行うことなどを検討しております。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆15番(小泉嚴議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 15番、小泉嚴議員。 ◆15番(小泉嚴議員) 検討していると。ぜひとも検討していい方向に進むようお願いいたします。 ふれあいの森の南側の住宅地付近で雨水を確実に集水して管などで二和川に放流することができれば、二和川沿いの市道4806号線の付近の浸水被害は確実に軽減するものと思います。では、ふれあいの森の南側の住宅地付近で雨水を集水するための具体的な方法等があればお教え願いたいと思います。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎都市建設部参事(谷口光儀君) はい、都市建設部参事。 ○議長(勝又勝議員) 谷口都市建設部参事。 ◎都市建設部参事(谷口光儀君) 先ほど答弁させていただきましたとおり、ふれあいの森の南側の住宅地付近では大雨が降ると市道上の雨水が排水施設に入り切らず、二和川沿いにある市道4806号線付近へ流れ込んできているものと考えております。このことから当該住宅地付近の市道の側溝ぶたをグレーチングに交換することなどにより、雨水をより円滑に排水施設に流入させることができ得るよう検討していきたいと考えております。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆15番(小泉嚴議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 15番、小泉嚴議員。 ◆15番(小泉嚴議員) 今のご答弁でグレーチングにしてくださるというようなお返事で、ぜひともよろしくお願いをいたします。 では、視点を変えてお聞きいたします。東道野辺地域周辺ではここ数年で開発行為や建築行為などが行われておりますが、雨水の流出抑制についてどのように指導なされているのかお答えください。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎都市建設部参事(谷口光儀君) はい、都市建設部参事。 ○議長(勝又勝議員) 谷口都市建設部参事。 ◎都市建設部参事(谷口光儀君) 鎌ケ谷市宅地開発指導要綱が適用される開発行為などでは、周辺の区域に浸水被害が発生しないよう、開発区域内で一定規模の雨水流出抑制を行った後に地区外へ排水するよう指導を行っております。また、開発行為に伴う道路や駐車場などについても浸透舗装や浸透側溝、浸透ますを設置していただくようお願いをしております。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆15番(小泉嚴議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 15番、小泉嚴議員。 ◆15番(小泉嚴議員) 雨水の流出制限は効果的な対策だと思いますが、この地域については二和川もあり、地形上雨水浸透に適さない場所もあると思います。どのような対応をしているのでしょうか、お聞かせください。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎都市建設部参事(谷口光儀君) はい、都市建設部参事。 ○議長(勝又勝議員) 谷口都市建設部参事。 ◎都市建設部参事(谷口光儀君) 斜面地の周辺は浸透施設の設置に適さないため、その場所を除き設置することが可能な場所につきましてはできる限り設置していただくようお願いをしております。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆15番(小泉嚴議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 15番、小泉嚴議員。 ◆15番(小泉嚴議員) 今まで当該地区の現状と実施した対策についていろいろ伺ってまいりました。今後の対策として、過去の議会でも幾度か私が質問いたしましたが、東道野辺ふれあいの森の整備に当たり、雨水流出抑制する対策を検討しているとの答弁がありましたが、整備の方法等についてお答えください。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎都市建設部参事(谷口光儀君) はい、都市建設部参事。 ○議長(勝又勝議員) 谷口都市建設部参事。 ◎都市建設部参事(谷口光儀君) ふれあいの森敷地内の雨水排水につきましては、今年度実施いたします実施設計の中で下流域への流出をでき得る限り抑制するよう、ふれあいの森敷地内に雨水流出抑制施設を設置し、抑制した雨水は管渠などを整備し、確実に二和川へ排水できるよう検討してまいります。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆15番(小泉嚴議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 15番、小泉嚴議員。 ◆15番(小泉嚴議員) ぜひとも確実に二和川にこの森からの排水ができるようお願いをいたします。 それでは、今後の東道野辺ふれあいの森の整備予定について、概略で結構ですから、お答えください。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎都市建設部参事(谷口光儀君) はい、都市建設部参事。 ○議長(勝又勝議員) 谷口都市建設部参事。 ◎都市建設部参事(谷口光儀君) 今年度はふれあいの森全ての用地取得が完了する見込みとなっており、地元自治会のご意見、ご要望などをお伺いしながら実施設計を行うこととしております。なお、整備工事は平成30年度に着手する予定として第4次実施計画に位置づけさせていただいております。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆15番(小泉嚴議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 15番、小泉嚴議員。 ◆15番(小泉嚴議員) 整備は来年度から行うというような返事ですが、できるだけ早目に着手していただきたいとお願いをいたします。 では次に、県道我孫子線の雨水排水について伺います。県道船橋・我孫子線の馬込沢交差点付近の西側にスーパーがございます。その付近の県道は北から南側の船橋方面に向かってなだらかに傾斜があり、県道より東側の市道4806号線のほうが低いことから、県道の路面排水がスーパーの反対側の市道へ流れ込んでおります。東道野辺7丁目の雨水対策としてさらに実施可能な対策としてこの県道の路面排水が市道に流れないような対策についてお聞かせください。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎都市建設部参事(谷口光儀君) はい、都市建設部参事。 ○議長(勝又勝議員) 谷口都市建設部参事。 ◎都市建設部参事(谷口光儀君) 大雨時に現地を確認いたしましたが、県道の路面排水の多くが市道に流れ込んでいることから、県道船橋・我孫子線を管理する千葉県に協議したところ、対策を今年度行う旨回答をいただいているところです。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆15番(小泉嚴議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 15番、小泉嚴議員。 ◆15番(小泉嚴議員) それでは、この県道の対策工事の概要について、県事業なので、わかる範囲で結構でございますので、ご答弁いただきたいと思います。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎都市建設部参事(谷口光儀君) はい、都市建設部参事。 ○議長(勝又勝議員) 谷口都市建設部参事
    都市建設部参事(谷口光儀君) 千葉県に伺いましたところ、県道船橋・我孫子線と市道4806号線との交差部に設置している横断側溝から二和川までの約50メートルの区間について、歩道内に敷設されている排水管の排水能力を向上させる工事を実施するとのことです。これは、県道の路面排水を速やかに二和川に流し、市道4806号線への雨水の流入を抑制するもので、千葉県では今年度工事を発注するべく現在設計をしているとのことです。また、県道の路面排水を集水しやすくするため、周辺の側溝ぶたをコンクリートぶたからより雨水を集水しやすいグレーチングぶたにかえることについても検討していくとのことです。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆15番(小泉嚴議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 15番、小泉嚴議員。 ◆15番(小泉嚴議員) 市道へ雨水が流出しないように、この県道の対応を早目に行ってくださるよう要望してください。この地域は過去より浸水被害の多い地域でもあり、市としても二和貯留池を初めさまざまな対策を行っております。しかしながら、まだ解決に至っていないのが現在でございます。河川の整備は下流から行うのが原則で、現在下流においては二和川の整備が行われておりますが、この整備にはまだ時間がかかるようでございます。したがって、今可能な対策として、ふれあいの森の整備による流出抑制や県道からの流入抑制などの対策を伺ってまいりました。河川整備という抜本的な整備が可能になるまで今までお聞きした可能な対策を早期に着手し、この地域の被害の軽減に努めていただくことを要望して次の質問に入ります。 次に、大きな2点目の再質問をさせていただきます。教育の機会の確保に関する法律は、不登校によって教室で授業を受けることができない児童にとってとても重要なものであると私は考えます。また、鎌ケ谷市の不登校児童生徒が増加していることがわかりました。では、この状況は県の実態とどのような違いがあるのかお聞きいたします。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎生涯学習部副参事(小川宏宜君) はい、議長、生涯学習部副参事。 ○議長(勝又勝議員) 小川生涯学習部副参事。 ◎生涯学習部副参事(小川宏宜君) 不登校の割合で申し上げますと、平成27年度の鎌ケ谷市においては小学校が0.69%、中学校が2.15%です。この割合は小学校は県平均よりやや高く、中学校は県平均の割合より低い状況でしたが、近年の不登校率の割合は県も市も増加傾向にあります。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆15番(小泉嚴議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 15番、小泉嚴議員。 ◆15番(小泉嚴議員) 鎌ケ谷市の不登校児童生徒が少なくないということがわかりました。では、なぜ児童生徒が不登校になってしまうのか、不登校の要因等があるとすればお答え願いたいと思います。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎生涯学習部副参事(小川宏宜君) はい、議長、生涯学習部副参事。 ○議長(勝又勝議員) 小川生涯学習部副参事。 ◎生涯学習部副参事(小川宏宜君) 不登校に至る要因はさまざまで、人間関係によるもの、無気力や心理的症状による精神疾患によるもの、家庭環境によるもの、学業不振によるものなど多様化、複雑化してきております。また、多様化、複雑化していることからも不登校の解消はすぐ解決に至らず、長期化されてきているのが現状であります。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆15番(小泉嚴議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 15番、小泉嚴議員。 ◆15番(小泉嚴議員) 前の質問でも不登校の要因を聞きましたが、その中でいじめが原因で不登校になっているという例はないでしょうか。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎生涯学習部副参事(小川宏宜君) はい、議長、生涯学習部副参事。 ○議長(勝又勝議員) 小川生涯学習部副参事。 ◎生涯学習部副参事(小川宏宜君) 平成29年3月末及び4月、5月の長欠児童の報告では、いじめが原因による不登校児童は報告されておりません。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆15番(小泉嚴議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 15番、小泉嚴議員。 ◆15番(小泉嚴議員) いじめについては、なかなか生徒の影が見えないというのが現状だと思います。いじめについては、いじめ防止推進法が施行されておるので、これに従って指導してくださるようお願いを申し上げます。 次に、不登校の要因が多様化、複雑化してきており、不登校の解消が長期化されてきているとのことですが、不登校の解消にはどんな配慮が必要なのか伺います。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎生涯学習部副参事(小川宏宜君) はい、議長、生涯学習部副参事。 ○議長(勝又勝議員) 小川生涯学習部副参事。 ◎生涯学習部副参事(小川宏宜君) 不登校の理由は、個々によってさまざまであります。早い段階での気づきと適切な対応が重要です。一方で、特に背景に心理的かつ複雑な要因がある場合など、早いうちに強い励ましやアクションを加えることで心を閉ざしてしまうケースもあるため、児童生徒やその保護者の実情に十分配慮し、継続的で粘り強い支援が必要とされます。不登校解消に向けて周囲の者が状況を見きわめ、適切に働きかけをすることが大切であります。そのため学校と家庭、関係諸機関と連携が必要不可欠であります。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆15番(小泉嚴議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 15番、小泉嚴議員。 ◆15番(小泉嚴議員) 不登校解消に向けていろいろな配慮が必要であることはわかりました。不登校児童生徒の学習の機会と相談ができる機会が必要不可欠と考えます。学校ではどのような対策を行っているのか伺います。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎生涯学習部副参事(小川宏宜君) はい、議長、生涯学習部副参事。 ○議長(勝又勝議員) 小川生涯学習部副参事。 ◎生涯学習部副参事(小川宏宜君) 不登校の原因は個々によってさまざまであることから、実態把握とアセスメントを丁寧に行い、個々に応じた柔軟な対応が必要とされます。学校では、不登校児童生徒が気兼ねなく学習できる場所や時間の工夫を行い、別室や放課後、家庭訪問による学習支援を行っております。千葉県の事業であるスクールカウンセラーは、今年度本市の全中学校及び2校の小学校に配置されており、不登校児童生徒及び保護者との相談を行うとともに、市の適応指導教室であるふれあい談話室と連携を図りながら、不登校児童生徒の支援を行っております。さらに、毎月長期欠席報告会を行い、学校と教育委員会、ふれあい談話室が情報を共有し、個々の児童生徒の状況に応じて不登校解消のための対策を検討しております。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆15番(小泉嚴議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 15番、小泉嚴議員。 ◆15番(小泉嚴議員) 不登校対策には関係諸機関との連携が求められているかと思いますが、市の適応指導教室であるふれあい談話室の現状についてお答えください。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎生涯学習部副参事(小川宏宜君) はい、議長、生涯学習部副参事。 ○議長(勝又勝議員) 小川生涯学習部副参事。 ◎生涯学習部副参事(小川宏宜君) ふれあい談話室では、児童生徒が学校へ復帰することを目指して個々の実態に合わせた指導と支援を行っております。特に学習習慣や基礎学力の定着、生活リズムの改善、集団生活への適応力の育成を図り、学校復帰がスムーズにできるように支援しています。平成28年度では、13名の通級及び体験児童生徒がありました。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆15番(小泉嚴議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 15番、小泉嚴議員。 ◆15番(小泉嚴議員) 学校に行けない児童生徒が学校にかわる学びの場としてフリースクールへ行くということがありますが、本市の児童生徒でフリースクールへ通っている状況等があればお教え願いたいと思います。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎生涯学習部副参事(小川宏宜君) はい、議長、生涯学習部副参事。 ○議長(勝又勝議員) 小川生涯学習部副参事。 ◎生涯学習部副参事(小川宏宜君) 現在鎌ケ谷市内の児童生徒がフリースクールに通っているケースは1件ございます。昨年度は、体験的に通っていたケースも含め3件ございました。不登校児童生徒の中には、フリースクール等の外部機関につながる児童生徒のほか、家から出ることが難しい児童生徒も複数おります。そのためにも今年度より市では家庭訪問相談員を配置し、積極的に家庭訪問を行っております。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆15番(小泉嚴議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 15番、小泉嚴議員。 ◆15番(小泉嚴議員) 学校や外部機関に家から出ることが難しい児童生徒の支援が大切なことであると考えます。平成29年度から家庭訪問相談員が配置されたということですが、その内容についてお聞かせください。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎生涯学習部副参事(小川宏宜君) はい、議長、生涯学習部副参事。 ○議長(勝又勝議員) 小川生涯学習部副参事。 ◎生涯学習部副参事(小川宏宜君) 千葉県は以前から訪問相談担当教員を千葉県教育庁の教育事務所ごとに2名配置しておりますが、今年度からは鎌ケ谷市も独自で1名の家庭訪問相談員を配置いたしました。家庭訪問相談員は、不登校児童生徒について該当校の教職員と支援の方向性を相談したり、家庭訪問をして相談業務を中心に直接本人や保護者との良好な関係を築きながら登校に導いたり、必要に応じて関係機関とつないだりします。本年4月の鎌ケ谷市家庭訪問相談員の配置以降、学校からの要請も多く、既に保護者と学校をつなぐことができるようになったケースもあります。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆15番(小泉嚴議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 15番、小泉嚴議員。 ◆15番(小泉嚴議員) 家庭訪問相談員が1名配置されたということですが、不登校児童生徒及びその保護者にとってはどのような効果があり、また課題等もあろうと思いますが、その辺をお聞かせください。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎生涯学習部副参事(小川宏宜君) はい、議長、生涯学習部副参事。 ○議長(勝又勝議員) 小川生涯学習部副参事。 ◎生涯学習部副参事(小川宏宜君) まず、効果でございますが、学校や保護者からの不登校の対応に対するニーズは高く、市の非常勤職員として機動力を生かしながら、解消に向けて効果的に活動しております。すぐに目に見えた効果はあらわれませんが、保護者や子供の話をじっくり聞くことができる第三者的な立場ですので、比較的話しやすいなど、改善の糸口をつかみやすいと感じております。 次に、課題といたしましては、多様化する不登校の原因を分析し、解消に向けてより一層家庭訪問相談員を効果的に活用していくことが挙げられます。まず、早急に対応することといたしましては、学校からの相談要請に迅速に対応するとともに、ふれあい談話室等の関係諸機関とのさらなる連携の強化を図ってまいりたいと考えております。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆15番(小泉嚴議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 15番、小泉嚴議員。 ◆15番(小泉嚴議員) 不登校は、どの児童生徒にも起こりやすいものであります。家庭訪問相談員の活動状況についてもわかりました。 それでは、鎌ケ谷市として今後不登校対策についてはどのように取り組んでいくのかお聞かせください。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎生涯学習部副参事(小川宏宜君) はい、議長、生涯学習部副参事。 ○議長(勝又勝議員) 小川生涯学習部副参事。 ◎生涯学習部副参事(小川宏宜君) 不登校対策にとって一番大切なことは、児童生徒の学校での自己満足感や自己達成感を味わわせることだと考えます。個々の教育的ニーズに合わせた教育を行っていくためにも、全ては鎌ケ谷市の子供たちのためにを合い言葉に、関係諸機関とも連携を密にとりながら、組織的、機能的に対応を十分行っていきたいと考えております。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆15番(小泉嚴議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 15番、小泉嚴議員。 ◆15番(小泉嚴議員) 不登校問題については、鎌ケ谷市としても大きな教育問題として捉え、どのように取り組んでいくのかがわかりました。不登校児童生徒が一人でも解消できるようにしっかりと対応するとともに、ふれあい談話室や家庭訪問相談員のさらなる活用をお願いいたします。不登校の要因はさまざまだと思いますが、学校に通えないことについて子供も保護者も悩み、心を痛めていると思います。ぜひとも子供や保護者の心に寄り添った温かい対応を強くお願いいたします。 これからは、学校の先生について再質問させていただきます。次に、鎌ケ谷市の小中学校の先生の長期休暇状況についてお伺いいたします。まず初めに、現在市内の小中学校で長期休暇をとっている先生は何人ぐらいおいでになるのか、またその内容についてお聞かせください。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎生涯学習部副参事(小川宏宜君) はい、議長、生涯学習部副参事。 ○議長(勝又勝議員) 小川生涯学習部副参事。 ◎生涯学習部副参事(小川宏宜君) 長期休暇を取得する理由は、大きく分けて2つあります。1つ目は、出産及び育児による長期休暇で28名となっております。2つ目は、病気及びけがによる長期休暇です。8名おります。現在鎌ケ谷市では、若年層の教職員が年々ふえてきております。それに伴い出産及び育児により長期休暇を取得する教職員がふえている現状です。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆15番(小泉嚴議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 15番、小泉嚴議員。 ◆15番(小泉嚴議員) 長期休暇の理由、病気とけがについてですが、精神的なものを理由に長期休暇をとっている先生もいると思いますが、教育委員会としてはどのような対応をなされているのかお聞かせください。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎生涯学習部副参事(小川宏宜君) はい、議長、生涯学習部副参事。 ○議長(勝又勝議員) 小川生涯学習部副参事。 ◎生涯学習部副参事(小川宏宜君) 鎌ケ谷市において精神的な理由により長期休暇を取得している教職員はおります。教育委員会の対応は、精神的な理由を問わず、長期休暇を取得している教職員の現在の状況や今後の見通しなど、小まめに学校と情報交換を行っております。そこで完治して復帰し、子供たちと笑顔で学校生活が送れるためのサポート体制及び復帰後の支援策について協議しております。また、長期休暇の教職員のかわりの方を速やかに配置できるよう千葉県教育庁東葛飾教育事務所に依頼をしております。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆15番(小泉嚴議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 15番、小泉嚴議員。
    ◆15番(小泉嚴議員) それでは、長期休暇をとっている先生がいる場合、かわりの先生はどのような方が来るのかお聞かせください。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎生涯学習部副参事(小川宏宜君) はい、議長、生涯学習部副参事。 ○議長(勝又勝議員) 小川生涯学習部副参事。 ◎生涯学習部副参事(小川宏宜君) 鎌ケ谷市教育委員会は、長期休暇を取得する教職員がいる場合、校長からの報告を受けてすぐに東葛飾教育事務所に報告をします。その後長期休暇の教職員のかわりに講師が配置されます。配置される講師は教職員免許を取得している者で、事前に東葛飾教育事務所に登録した方となります。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆15番(小泉嚴議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 15番、小泉嚴議員。 ◆15番(小泉嚴議員) 東葛飾教育事務所から登録した講師が配置されるということですが、そのかわりの講師の先生はすぐに来るのでしょうか。その辺をお聞かせください。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎生涯学習部副参事(小川宏宜君) はい、議長、生涯学習部副参事。 ○議長(勝又勝議員) 小川生涯学習部副参事。 ◎生涯学習部副参事(小川宏宜君) 出産及び育児による長期休暇は、あらかじめ休暇をとる期間がわかるので、事前に東葛飾教育事務所にかわりの講師を依頼することができます。それによりかわりの講師は必要な機関に配置されております。一方、病気及びけがによる長期休暇については、急に休暇が必要となる場合が大半です。講師を配置するまでには手続等により期間を要すること、また講師が不足している状況でありますが、できるだけすぐに講師を配置できるよう東葛飾教育事務所と調整を行っております。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆15番(小泉嚴議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 15番、小泉嚴議員。 ◆15番(小泉嚴議員) 今講師が不足しているとの話がありましたが、なぜ講師が不足しているのでしょうか。その理由等があればお答えください。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎生涯学習部副参事(小川宏宜君) はい、議長、生涯学習部副参事。 ○議長(勝又勝議員) 小川生涯学習部副参事。 ◎生涯学習部副参事(小川宏宜君) 東葛飾教育事務所は東葛6市を所管しておりますが、どの市も鎌ケ谷市と同様、出産及び育児により休暇を取得する若い教職員がふえております。それに伴いかわりの教職員として配置される講師の数も年々ふえており、東葛6市では講師不足が課題となっております。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆15番(小泉嚴議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 15番、小泉嚴議員。 ◆15番(小泉嚴議員) 若い先生が多く採用されて、産休、育児休暇等もふえていると、そのようなことだと思います。それに伴ってかわりの講師が不足しているということですが、講師の不足に対して何か対応しているのかお聞かせください。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎生涯学習部副参事(小川宏宜君) はい、議長、生涯学習部副参事。 ○議長(勝又勝議員) 小川生涯学習部副参事。 ◎生涯学習部副参事(小川宏宜君) 東葛飾教育事務所では、日々講師を配置するために大学への訪問や電話等を行うなどの尽力をいただいております。また、講師の登録をふやすために講師登録会も本年度も4回実施するということです。東葛6市は、このチラシを市の教育機関に掲示及び広報に載せるなどして講師の登録をふやすために周知しております。鎌ケ谷市では、公民館などにチラシが掲示してあります。また、6月1日号の広報かまがやにも講師登録会のお知らせの記事を掲載させていただいております。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆15番(小泉嚴議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 15番、小泉嚴議員。 ◆15番(小泉嚴議員) 先生がかわることで大きく生徒には影響します。講師の先生の配置について市独自では何か対応しているのか、その辺をお聞かせください。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎生涯学習部副参事(小川宏宜君) はい、議長、生涯学習部副参事。 ○議長(勝又勝議員) 小川生涯学習部副参事。 ◎生涯学習部副参事(小川宏宜君) 配置される講師が決定した場合でも、手続等のため配置されるまで数日間の期日を要します。このため、教職員不在という状況がないようにするためにも、教育委員会としては休暇等補助教員として市独自で任用を行い、少しでも任用の開始を早め、学校に配置できるよう努めております。また、勤務条件により夏季休業中などに勤務ができない講師を市で任用する場合や、長期休暇をとる教職員のかわりの講師の間で引き継ぎがきちんと行えるよう、市の単独予算で早目に講師を任用するなど、きめ細やかな対応で学校を支援しております。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆15番(小泉嚴議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 15番、小泉嚴議員。 ◆15番(小泉嚴議員) 最後に、鎌ケ谷市の先生方の状況についてはよくわかりました。教育は人なりという言葉がありますが、先生方が毎日子供たちと元気に明るく学校生活を送ることが何よりであると思います。先生方も病気やけがでお休みすることもあると思います。まず、その先生方が早く復帰し、子供たちに再度熱心にご指導いただくことが一番だと思いますが、引き続きできるだけ早くかわりの先生が配置できるよう体制を進めてもらいたいと思います。また、最後の質問で市の休暇等補助教員についての答えがありましたが、学校は大変助かっていると思います。市でも予算に限りはあると思いますが、引き続き市の休暇等補助教員を活用し、学校を支援するとともに、鎌ケ谷市の子供たちの一層の教育の充実をお願いし、私の一般質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(勝又勝議員) 以上で15番、小泉嚴議員の一般質問を終結します。 ○議長(勝又勝議員) 次に、8番、川原千加子議員に発言を許します。 ◆8番(川原千加子議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 8番、川原千加子議員。 ◆8番(川原千加子議員) 議席番号8番、川原千加子、平成29年6月定例会におきまして、通告に基づき一般質問をさせていただきます。よろしくお願いいたします。 私の質問は、子供の貧困対策についてと食品ロスの取り組みについての2点です。 初めに、通告の1点目、子供の貧困対策についてお伺いします。総務省が昨年10月に公表した2014年全国消費実態調査によりますと、子供の相対的貧困率が調査開始以来初めて減少に転じました。有効求人倍率や最低賃金の上昇、また女性の就業者や正規雇用者が増加するなど、経済状況の好転を背景に子供の相対的貧困率も徐々に改善の方向に向かっているものと考えます。 一方、子供の貧困対策は2013年に成立した子どもの貧困対策推進法に基づき、国は2014年に子供の貧困対策に関する大綱を決定し、現在までさまざまな制度の拡充が図られております。低所得のひとり親家庭にとっては命綱とも呼ばれる児童扶養手当は、昨年8月分から拡充され、複数の子供のいる世帯への手当加算額は倍増しております。また、高校生がいる低所得世帯に教育費として支給する返還不要の高校生等奨学給付金は、昨年度からは給付対象者をふやした上で支給額がアップされました。さらに、低所得世帯の大学生を支援する返済不要の給付型奨学金は、特に経済状況が厳しい学生を対象に今年度から一部先行して実施されるなど、大きく前進をしております。今後もさらなる充実を図っていただきたいと思っております。 子供の貧困対策に関する大綱が出されて、沖縄県では就学援助を知らなかったという理由で制度を利用しなかった貧困世帯の割合ゼロなどの数値目標を掲げられたそうです。その就学援助については、鎌ケ谷市では小学校入学前の援助が課題となっていると思いますが、このたび国における交付要綱の改正が行われたと聞いております。就学援助は、学校教育法第19条で経済的理由によって就学困難と認められる学齢児童生徒の保護者に対しては、市町村は必要な援助を与えなければならないとの規定に基づき、市町村において適切に実施されなければならないこととされております。具体的には、児童生徒の家庭が生活保護を受給するなど、経済的に困窮している場合に、学用品や給食、修学旅行などの費用の一部を市町村が支給し、国がその2分の1を補助する制度ですが、文部科学省はその交付要綱の一部を改正されたとのことです。そこで、1回目の質問といたしまして、このたびの就学援助の交付要綱改正の趣旨と改正内容についてお聞かせください。学習支援につきましては、再質問で伺います。 続きまして、通告の2点目、食品ロスの取り組みについてお伺いします。まだ食べられるにもかかわらず捨てられる食品ロスの問題は、最近では社会問題として認識され、食品ロス削減に取り組む企業などもふえてきております。2014年度の農林水産省の調べによりますと、日本で廃棄されている食品は年間621万トンで、これは世界の食糧援助量320万トンの約2倍の量に当たり、日本ではいかに多くの食料を無駄にしているかということがわかります。しかも、その食品ロスの半分が一般家庭から出されているとのことです。そこで、今回本市の生ごみの状況などを伺いながら、食品ロスの取り組みについてお伺いをしたいと思っております。 昨年9月定例会で小易議員が本市全般にわたる食品ロスの状況や取り組みについて質問されておりますが、その後本年2月15日の広報かまがやでは1面に食品ロスのことを取り上げて周知、啓発に努められているのを目にいたしました。広報もこれまでにないようなきれいな紙面でもありましたので、大変印象に残っております。そこで、1回目の質問といたしまして、その後新たに生ごみ削減を視点に置いた食品ロスに向けた本市の取り組みについてどのようなことがあるのかお伺いします。フードバンク及びフードドライブについては再質問で伺います。 以上で1回目の質問を終わります。ご答弁のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(勝又勝議員) ただいまの質問に対し答弁を求めます。 ◎生涯学習部副参事(山田圭子君) はい、議長、生涯学習部副参事。 ○議長(勝又勝議員) 山田生涯学習部副参事。 ◎生涯学習部副参事(山田圭子君) 大きなご質問の1点目、子供の貧困対策についてお答えいたします。 お尋ねは、文部科学省が要保護児童生徒援助費補助金及び特別支援教育就学奨励費補助金交付要綱の一部を改正するに至った趣旨と改正内容についてでございました。本要綱は、文部科学省から平成29年3月31日に通知され、千葉県を経由し、翌4月に市教育委員会へ送付されております。まず、本要綱の改正趣旨でございますが、現在各市町村が実施している就学援助の中には、小学校や中学校に入学する児童または生徒が通常必要とする学用品費や通学用品費、いわゆる新入学児童生徒学用品費については、独自の取り組みとして入学前の年度に援助を実施している市町村があること、またこれまで本要綱において対象を学齢児童または学齢生徒の保護者としていたため、小学校入学前の者は学齢児童に該当せず、補助の対象としていなかったことが背景にございます。このたびの改正は、小学校への入学年度開始前の支給も補助対象にできるよう行われたものでございます。 次に、本要綱の改正内容でございますが、改正の趣旨を受け、就学支援を必要とする時期に速やかな支給が行えるよう、補助の対象者に就学予定者の保護者を加え、中学校だけでなく小学校についても入学する年度の開始前に市町村が支給した新入学児童生徒学用品費等を国庫補助対象にできるよう本要綱が改正されました。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎市民生活部長(高岡敏和君) 議長、市民生活部長。 ○議長(勝又勝議員) 高岡市民生活部長。 ◎市民生活部長(高岡敏和君) 大きなご質問の2点目、食品ロスの取り組みについてお答えいたします。 お尋ねは、その後新たに生ごみ削減を視点に置いた食品ロスに向けた本市の取り組みについてでございました。食品ロスは国際的にも関心の高まりがある中、我が国におきましてもその重要性を踏まえた取り組みが進められているところでございます。農林水産省では、平成26年度推計におきまして、事業系から排出される食品廃棄物等は1,953万トン、家庭系からは822万トンで、食品廃棄物等の合計は2,775万トンで、そのうち食べることができると考えられるものの量は事業系では339万トン、家庭系では282万トンで、合計は621万トンでございます。これは国民1人1日当たり茶わん約1杯分の御飯が捨てられている計算になることからも決して小さな数字ではなく、現在国や各自治体はその対策を強化しているところでございます。 生ごみ削減を視点に置いた食品ロスに向けた本市の取り組みにつきましては、広報2月15日号の表紙へ食品ロスの削減に関する記事の掲載やホームページへの掲載、情報誌、消費生活センターだよりへの掲載をいたしました。また、食品ロスや生ごみ削減に関する啓発グッズやチラシの配布のほか、ごみ分別出前講座を開催いたしました。さらに、食品ロスを削減するため、行政間の連携、情報共有、情報交換などを行うため、全国295の自治体とネットワークを結んでいる全国おいしい食べきり運動ネットワーク協議会にも参加いたしました。食品ロスは製造、流通、消費など食にかかわるさまざまな段階で発生いたしますので、今後は本市におきましても多面的に進めていく必要があると考えております。したがいまして、関係部署との連携、国や県、他の自治体との連携を図りながら、大切な資源の有効活用や環境負荷の低減につながるよう努めてまいります。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆8番(川原千加子議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 8番、川原千加子議員。 ◆8番(川原千加子議員) それでは、順次再質問させていただきます。 ただいま就学援助の改正についてご説明をいただきました。これまでは交付要綱において対象者を学齢児童または学齢生徒の保護者としていたために、小学校入学前の者は該当せず、補助の対象となっていなかったとのことです。それがこのたびの改正により補助の対象者に就学予定者の保護者が加えられ、中学校だけでなく小学校への入学年度開始前の支給も補助対象にできるように改正されたとのことでした。小学校入学に当たっては、ランドセルや学用品の購入のための費用が必要となりますが、そうした準備のために多額のお金を用意しなくても済むようになるわけですが、ただ今回の改正はあくまで要保護児童生徒に限ったもので、準要保護児童生徒はその対象になっておりません。また、要保護児童生徒の新入学用品の支給は、生活保護制度の教育扶助である入学準備金から既に入学前に支給されているため、本市において今回の制度改正に伴う要保護児童生徒に対する予算及び制度の変更は、医療扶助のみ受給されている生活保護家庭など一部を除いて基本的には生じないものと認識をしております。準要保護者に対する就学援助については、平成17年度からは国の補助を廃止し、税源移譲、地方財政措置を行い、各市町村が単独で実施することとなっていると思います。そこでお伺いしたいと思いますが、準要保護児童生徒に対する本市の対応についてはどのようなお考えかお聞かせください。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎生涯学習部副参事(山田圭子君) はい、議長、生涯学習部副参事。 ○議長(勝又勝議員) 山田生涯学習部副参事。 ◎生涯学習部副参事(山田圭子君) 鎌ケ谷市では、準要保護児童生徒に対する援助費の支給費目や支給額などについては、本要綱に示されている費目や支給額などを勘案し、補助金廃止前と同様に援助を実施しております。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆8番(川原千加子議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 8番、川原千加子議員。 ◆8番(川原千加子議員) それでは、準要保護児童生徒に対する新入学児童生徒学用品費について、入学前の支給を平成30年度から実施できるようにするためにはこの平成29年度に補正を組む必要があると思いますし、その他実務的な準備などもあろうかと思います。平成30年度の新入学者から実施できるよう今からしっかりと準備を進めていく必要があると考えますが、本市の見解をお伺いします。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎生涯学習部副参事(山田圭子君) はい、議長、生涯学習部副参事。 ○議長(勝又勝議員) 山田生涯学習部副参事。 ◎生涯学習部副参事(山田圭子君) 昨年度から小学校入学準備の学用品費等についても入学前の支給ができるよう検討を行っており、できるだけ早い段階で実施できるよう準備を進めてまいりたいと考えております。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆8番(川原千加子議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 8番、川原千加子議員。 ◆8番(川原千加子議員) 既に検討も行われているということですので、来年度の入学に間に合うようよろしくお願いをいたします。 本市は、中学校に関しては新入学児童生徒学用品費の支給時期を既に入学前に支給されるように変更されておりますが、支給時期を入学前に変更したことにより、変更前と比較して受給率に変化などはあったのでしょうか。受給人数及び受給率についてお伺いします。また、あわせて今年度対象となった新入学の小学生の受給人数及び受給率についてもお聞かせください。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎生涯学習部副参事(山田圭子君) はい、議長、生涯学習部副参事。 ○議長(勝又勝議員) 山田生涯学習部副参事。 ◎生涯学習部副参事(山田圭子君) 制度変更前と変更後の受給率について、5月9日付決定通知分までの認定者数と5月1日現在の生徒数に基づきお答えいたします。 変更前は30人で約3.3%、変更後は33人で約3.8%となっており、受給率はやや上がっておりますが、受給前に支給するようになったことが受給率に影響したとは必ずしも言えないと考えております。また、今年度支給対象となった新入学の小学生の人数は16人で、全体の約1.6%でございます。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆8番(川原千加子議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 8番、川原千加子議員。 ◆8番(川原千加子議員) 支援を必要とされる方に行政の支援が行き届くことが何より重要なことと思いますが、周知方法についてはどのように行われているのかお伺いします。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎生涯学習部副参事(山田圭子君) はい、議長、生涯学習部副参事。 ○議長(勝又勝議員) 山田生涯学習部副参事。 ◎生涯学習部副参事(山田圭子君) 就学援助の周知方法でございますが、毎年年度初めに市内小中学校に在籍している全児童生徒を通じ、保護者の方へ制度のお知らせをお配りしております。また、秋に実施いたします就学時健康診断の際には、翌年度小学校入学予定の児童の保護者に対し制度のお知らせを配付し、職員が会場で説明をしております。市のホームページには、1年を通して制度のお知らせがごらんいただけるようになっております。市役所の児童福祉関係窓口においても必要に応じて就学援助制度のご案内を差し上げております。学校でも校納金が滞っている保護者に個別に制度をお知らせしております。支援を必要とされる方に必要な支援が行えるよう、今後もさまざまな機会を捉えて周知をしてまいりたいと考えております。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆8番(川原千加子議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 8番、川原千加子議員。 ◆8番(川原千加子議員) 今後新たに小学校就学予定者が対象になる場合のそうしたときの課題についてはどのようなことがあるとお考えでしょうか、お伺いします。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎生涯学習部副参事(山田圭子君) はい、議長、生涯学習部副参事。 ○議長(勝又勝議員) 山田生涯学習部副参事。 ◎生涯学習部副参事(山田圭子君) 就学援助は学齢児童生徒の保護者への援助であるため、在籍している学校の校長を経由して行っております。申請手続は、保護者から学校へ提出された申請書類をまず学校で不備がないか確認し、学校は校長名で作成した申請者名簿を添付し、教育委員会へ送付します。教育委員会での審査の後、認定とされた保護者への援助費支給に係る援助費の請求事務と保護者への支給手続も学校が行っております。一方、小学校入学前の児童の保護者に対するこれらの手続は学校を経由して行うことが難しいため、これまでと同様の方法では難しいと考えております。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆8番(川原千加子議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 8番、川原千加子議員。 ◆8番(川原千加子議員) 手続の方法などに課題があるとのことです。大分県日田市の教育委員会では、今年度から入学準備金を入学前に前倒しして支給するに当たって、昨年の12月、就学援助の入学準備金申請書類に返信用の封筒を同封し、小中学校入学予定のお子さんがいらっしゃる全世帯に返信用封筒を入れて直接郵送されたところ、小学校の申請数は前年度の110人から190人に、中学校も103人から218人に急増し、入学者に占める認定者の割合は小学校で16.5%から26.6%に、また中学校では15.5%から32.2%にふえ、運用方法を変えることで申請数は約2倍になったそうです。そうした背景には、申請書を子供たちが学校で担任に手渡ししたりするため知られたくない、また恥ずかしいといった理由で申請をためらう傾向があるとのことです。郵送にしたことにより申請がしやすくなったということが言えると思うのですが、郵送による申請書の提出について本市ではどのようなご見解かお伺いいたします。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎生涯学習部副参事(山田圭子君) はい、議長、生涯学習部副参事。
    ○議長(勝又勝議員) 山田生涯学習部副参事。 ◎生涯学習部副参事(山田圭子君) 本市の場合、中学校就学予定者で既に準要保護1段階の認定を受けている小学校6年生児童の保護者は、申請の手続は必要ございません。小学校就学予定者の保護者の方へは、まずは就学時健診の際にお集まりの保護者全員に制度についてのご案内とあわせて申請用紙を配付するよう考えております。申請手続については、先ほど申し上げましたとおり学校経由ということは難しいと考えておりますので、教育委員会窓口もしくは郵送などでご提出いただくような方法を検討してまいります。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆8番(川原千加子議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 8番、川原千加子議員。 ◆8番(川原千加子議員) 本市では、秋に実施されている就学時健康診断時を考えておられるとのことでしたが、文部科学省が公表されている全国市町村別の就学援助制度の周知方法を見てみますと、就学時健康診断時に実施されている自治体というのは、鎌ケ谷市以外近隣では我孫子市が実施されているようですが、ほかではほとんどありませんでした。また、職員の方が会場で説明もされているということで、保護者の方の中には書類をもらっても目を通さない方もいらっしゃると思いますし、また読んでもよくわからない場合もあると思いますので、その場で説明を行うというのは非常によい取り組みだと思っております。その上で日田市の例にもあるように知られたくない、恥ずかしいといったことにも配慮した取り組みを、また沖縄県のように就学援助を知らなかったという理由で制度を利用しなかった貧困世帯の割合ゼロなどの取り組みなどについてもぜひ今後ご検討いただきたいと思います。 次に、学習支援についてお伺いします。家庭の経済格差が子供の将来に大きな影響を及ぼしておりますが、生活に困窮する世帯の子供たちに学習支援を行う必要性について本市はどのようにお考えでしょうか。また、子供の貧困対策としての学習支援としては本市ではどのような取り組みがあるのかお伺いします。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎健康福祉部長(望月忠君) 議長、健康福祉部長。 ○議長(勝又勝議員) 望月健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(望月忠君) 初めに、学習支援事業の必要性についてでございますが、生活困窮世帯の子供は家庭の養育機能の低下などから学習指導や生活習慣を身につける指導が受けられないなどの状況もあり、貧困状態から抜け出しにくくなっている傾向がございます。このような状況の中、学習支援事業は貧困の連鎖を解消するための支援として有効な施策であると考えております。 次に、子供の貧困対策としての学習支援の取り組みでございますが、本市では平成27年4月に制定されました生活困窮者自立支援法に基づきまして、生活困窮者自立支援制度における任意事業の一つであります子供の学習支援事業を平成28年8月から実施したところであります。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆8番(川原千加子議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 8番、川原千加子議員。 ◆8番(川原千加子議員) 次に、本市の学習支援事業の目的についてお伺いします。あわせて対象者と平成28年度における実施状況についてもお聞かせください。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎健康福祉部長(望月忠君) はい、議長、健康福祉部長。 ○議長(勝又勝議員) 望月健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(望月忠君) 学習支援事業の目的でございますが、生活困窮世帯や生活保護受給世帯の子供に対して学習支援やその他日常生活に関する相談支援を行うとともに、社会的に安心できる居場所づくりを提供することによって、社会生活を営む一員としての自立を促すこととしております。 次に、学習支援事業の対象者でございますが、小学校4年生から中学校3年生までの児童生徒としております。また、平成28年度の実施状況でございますが、平成28年8月から平成29年3月までの間全体で37回実施いたしました。原則として毎週月曜日に開催し、小学生は午後5時から午後6時30分まで、中学生は午後5時から午後8時まで、会場は総合福祉保健センターとなっております。参加者の状況でございますが、小学生が1名、中学生が21名の合計22名で、延べ259名の参加があり、徐々に参加者がふえてまいりました。また、合計22名のうち10名は実施した37回に対して参加率50%を超えて参加している状況でございます。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆8番(川原千加子議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 8番、川原千加子議員。 ◆8番(川原千加子議員) 8カ月の間に22名、延べ259名の参加があり、さらに参加者もふえているということは、家庭の事情で塾に行きたくても行けないお子さんなど、やはり学習支援の場を求めている子供たちがたくさんいるということが言えるのではないかと思います。本当にこの事業を始めていただいてよかったと思います。 次に、子供たちの学習を支援している学習支援員はどのように対応されているのかお聞かせください。また、今後参加人数がふえた場合に支援員の対応についてはどのような状況かお伺いします。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎健康福祉部長(望月忠君) 健康福祉部長。 ○議長(勝又勝議員) 望月健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(望月忠君) 学習支援員につきましては、教員免許の資格を有する者を含む学習支援員3名のほか、ボランティアを配置することにより対応しているところであり、学習支援員1人につき複数の子供を担当し、学習を支援しているものでございます。また、参加人数がふえた場合の支援員につきましては、参加状況に応じてボランティアを増員するなどにより、より細やかな対応を行ってまいりたいと考えております。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆8番(川原千加子議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 8番、川原千加子議員。 ◆8番(川原千加子議員) 参加対象者についてですけれども、生活保護世帯や準要保護世帯、またひとり親家庭などになるかと思いますが、対象者の参加状況を対象世帯別にお聞かせください。また、学年別の参加状況についてもお願いいたします。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎健康福祉部長(望月忠君) 健康福祉部長。 ○議長(勝又勝議員) 望月健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(望月忠君) 学習支援事業の参加状況でございますが、参加人数22名のうち世帯類型別では生活保護世帯が16名、準要保護世帯が3名、ひとり親世帯が3名となっております。 次に、学年別に見てみますと、小学4年生及び5年生はゼロ名、小学6年生が1名、中学1年生が7名、中学2年生が4名、中学3年生が10名となっております。なお、中学3年生の参加者10名は全員高校に進学しています。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆8番(川原千加子議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 8番、川原千加子議員。 ◆8番(川原千加子議員) 中学3年生の参加者が一番多いということは、高校受験を目指していたということだと思いますし、また全員が高校に進学できたことは大変に喜ばしいことだと思います。小学生の参加状況は6年生が1名とのことで、非常に小学生の参加者が少ないようですけれども、その理由についてはどのように考えておられるのでしょうか。また、対象者を小学4年生から中学3年生までとした理由についてお伺いします。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎健康福祉部長(望月忠君) はい、議長、健康福祉部長。 ○議長(勝又勝議員) 望月健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(望月忠君) 小学生の参加者の少なさは、学習支援事業実施の認知度の低さが主な要因であると考えているところでございます。今年度から児童手当の現況届に学習支援事業のパンフレットを同封するなど、周知を図ったところであります。今後におきましても、対象者が生活困窮世帯ということを配慮しながら事業の啓発を実施してまいりたいと考えております。 次に、対象者を小学4年生から中学3年生までとした理由についてでございますが、1つに安全面の配慮であります。原則として親などの同伴を含め児童生徒自身で市役所まで来所してもらうことになりますが、終了時間を考えますと、小学3年生までの児童には安全面の確保が難しいと考えました。2つに、学習内容の難易度に対応する必要性であります。学習内容が小学4年生から基礎から応用へ変わることによって、学習に追いついていけなくならないよう対応することが重要であると考えたものでございます。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆8番(川原千加子議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 8番、川原千加子議員。 ◆8番(川原千加子議員) 近隣市における対象者の学年というのはどのような状況なのかお聞かせください。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎健康福祉部長(望月忠君) 健康福祉部長。 ○議長(勝又勝議員) 望月健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(望月忠君) 近隣市におきます学習支援事業の対象者の学年の範囲でございます。中学1年生から中学3年生までが3自治体、船橋市、柏市、野田市、中学1年生から高校3年生までが1自治体、習志野市、小学4年生から高校3年生までが1自治体、八千代市、小学5年生から中学校3年生までが1自治体、松戸市、本市と同じ小学4年生から中学3年生までが1自治体、浦安市となっております。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆8番(川原千加子議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 8番、川原千加子議員。 ◆8番(川原千加子議員) 高校3年生までを対象とされている自治体もあることがわかりました。厚生労働省の調べによりますと、平成27年度の生活保護世帯の高校中退率は4.5%と一般世帯の高校中退率1.4%の3.2倍にもなっております。頑張って高等学校に進学しても、家庭の状況などにより中退をしてしまうと、貧困の連鎖が続いてしまう懸念もあります。本市は、高校生に対する支援についてはどのようなお考えかお伺いします。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎健康福祉部長(望月忠君) 健康福祉部長。 ○議長(勝又勝議員) 望月健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(望月忠君) 議員ご指摘のように、高等学校に進学後中退してしまうと、貧困の連鎖が続いてしまう可能性が高くなります。生活困窮世帯の生徒が高校生になっても高校生ボランティアとしての参加や、必要に応じて学習にも参加できるような居場所づくりなどを進めてまいりたいと考えております。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆8番(川原千加子議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 8番、川原千加子議員。 ◆8番(川原千加子議員) 生活困窮家庭の子供たちは、将来に希望や夢が持てない子供が多いと言われております。義務教育である中学校を卒業してしまうと、本人や家庭の状況が見えにくくなりますし、支援の手も届きにくくなります。ある意味中学生以上に高校生は支援が必要ではないかと考えます。特にこれまで学習支援に参加し、今年度高校に進学した10名は支援員の方ともつながりを持てたわけですので、今後も相談に乗れるような定期的な取り組みをぜひよろしくお願いしたいと思います。 次に、食品ロスの取り組みについて再質問をさせていただきます。1回目のご答弁で食品ロスの取り組みについてさまざま周知、啓発を図っていただいていることがわかりました。続いて、本市の直近3年間のごみの排出状況における食品ごみの状況についてお伺いします。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎市民生活部長(高岡敏和君) 市民生活部長。 ○議長(勝又勝議員) 高岡市民生活部長。 ◎市民生活部長(高岡敏和君) 食品ごみが含まれた燃やすごみの直近3年間の排出状況は、平成26年度2万2,995トン、平成27年度2万2,987トン、平成28年度2万2,737トンという状況でございました。この3年間におきましては減少傾向にありますが、一方でクリーンセンターしらさぎにおける組成分析調査による推計から、燃やすごみのうち厨かい類、いわゆる生ごみの割合は平成26年度約43.4%、平成27年度約41.5%、平成28年度約39.3%という状況でございます。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆8番(川原千加子議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 8番、川原千加子議員。 ◆8番(川原千加子議員) 燃やすごみに対する生ごみの割合は近年徐々に減少しているようですけれども、それでも約4割が生ごみという状況にあるようです。そうした状況を市としてはどのように捉えているのでしょうか、お聞かせください。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎市民生活部長(高岡敏和君) 市民生活部長。 ○議長(勝又勝議員) 高岡市民生活部長。 ◎市民生活部長(高岡敏和君) 近年におきましては、可燃ごみに対する生ごみの割合は減少傾向にありますが、約4割を占めているという状況が大きく変化しているとは認識しておりません。現状におきましてまだまだ生ごみの割合を減らしていけると考えておりますが、その減量が進まない理由は詳細な分析データがございませんので、本市の特徴的な要因を申し上げるに至りませんが、一般的には鮮度や品質に対する消費者のこだわりや、それに必要以上に応えようとする事業者側の過剰なサービス意識もあるのではないかと言われております。 なお、ごみ減量は日々の小さなことの積み重ねであり、消費者一人ひとりの意識の向上が大きな減量につながるとの考えから、生ごみ3キリ運動として、買った食材を使い切る使いキリ、食べ残しをしない食べキリ、ごみを出す前に水を切る水キリの周知などに努めてまいりたいと考えております。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆8番(川原千加子議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 8番、川原千加子議員。 ◆8番(川原千加子議員) 生ごみの割合はまだまだ減らしていけるとお考えとのことでした。京都市が実施された調査では、家庭から出る生ごみのうち手つかずの食品ごみが22.2%あり、さらにそのうちの賞味期限前に廃棄されたごみは4分の1もあったようです。鎌ケ谷市においてはどのような状況かお伺いします。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎市民生活部長(高岡敏和君) 市民生活部長。 ○議長(勝又勝議員) 高岡市民生活部長。 ◎市民生活部長(高岡敏和君) ごみの収集状況の把握の一環といたしまして、柏・白井・鎌ケ谷環境衛生組合におきまして組成分析調査を年4回実施しておりますが、調査項目の中に手つかずの食品ごみや賞味期限前の食品の分類がなされておりませんので、そこまでの把握はできていないとのことでございます。しかしながら、本市の厨かい類、いわゆる生ごみの中にも手つかずの食品ごみや賞味期限前の食品は含まれているものと考えております。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆8番(川原千加子議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 8番、川原千加子議員。 ◆8番(川原千加子議員) では次に、ごみ分別出前講座についてお聞きします。 講座の中で食品ロスに関する説明も行っていただいているのでしょうか。また、直近3年間の講座の開催状況はどのような状況かお伺いします。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎市民生活部長(高岡敏和君) 市民生活部長。 ○議長(勝又勝議員) 高岡市民生活部長。 ◎市民生活部長(高岡敏和君) ごみの分別講座では、ごみの減量化の必要性から、分別することで資源化し、有効活用することや食品ロスの削減について、ごみの減らし方のポイントなどを交え、資源化や減量化への取り組みなどの大切さを皆様にお伝えする貴重な機会とさせていただいております。直近3年間の開催回数と参加人数は、平成26年度、開催回数7回、参加人数約210名、平成27年度、開催回数6回、参加人数約270名、平成28年度、開催回数12回、参加人数約880名という状況でございました。平成28年度の開催は、鎌ケ谷市自治会連合協議会のご協力により、環境委員会地区研修会の中に組み入れ、市との協働事業として位置づけていただき、実施いたしましたので、開催実績が倍増したものでございます。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆8番(川原千加子議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 8番、川原千加子議員。 ◆8番(川原千加子議員) このごみの分別講座ですけれども、私も以前参加させていただいたことがありますが、この講座に参加された方はごみの捨て方が変わったと皆さんおっしゃいます。また、家族や知人にも話をされているようです。今年自治会のほうで開催された出前講座に参加された方もつい先日ジャガイモやニンジンは洗ってから皮をむくのではなくて、皮をむいてから洗うとごみの水分を減らせるのよと、そういったことなど聞いてきた話を周りの方に一生懸命話されておられました。そのように講座で直接話を聞き、また具体的な話は特に印象に残ると思いますので、今後も頑張って開催をしていただくことをお願いしたいと思います。 食品ロスの削減についてもごみの出前講座の中でお伝えいただいているとのことでしたが、食品ロスについてはもっと市民に知っていただく必要があると思います。今後食品ロスを中心とした講座も開催する必要があるのではないかと考えますが、見解をお伺いします。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎市民生活部長(高岡敏和君) 市民生活部長。 ○議長(勝又勝議員) 高岡市民生活部長。 ◎市民生活部長(高岡敏和君) 食品ロスにつきましては、環境分野では環境負荷の軽減など、教育分野では食育など、消費分野では店舗等からの廃棄など、農業分野では需要と供給など、福祉分野では貧困にかかわることなど、ごみの減量化だけにとどまらず、非常に多岐にわたる課題となっておりますので、食品ロスというテーマは重要な取り組みの一つと認識しております。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆8番(川原千加子議員) はい、議長。
    ○議長(勝又勝議員) 8番、川原千加子議員。 ◆8番(川原千加子議員) 私が講座に取り入れていただきたいと思っているテーマの一つに賞味期限のことがあります。消費期限は安全に食べられる期限ですが、賞味期限というのはおいしく食べられる期限となっています。賞味期限はあくまでも目安であり、自分の五感を使って確認することが必要と言われておりますが、賞味期限を過ぎると心配になって廃棄されてしまう方も結構いらっしゃるようです。当然最初から捨てるつもりで買う方はいないわけですが、ついうっかり買ったのを忘れてしまったり、安売りなどで買い過ぎてしまい、消費し切れなかったりなど、廃棄に至る理由はさまざまあると思います。 消費者庁が加工食品ガイドラインで推奨している安全係数は0.8とのことです。例えば実際に日もちする日数が50日間の商品は、0.8をかけた10日も前の40日目の日付が設定されることになります。この0.8というのはあくまで一つの目安ですが、そうしたことを知っていくと安心感が生まれ、賞味期限が過ぎてもすぐに廃棄するということも減っていくのではないかと考えます。 また、業界に関することですが、食品業界における3分の1ルールといって、製造から賞味期限の期間の最初の3分の1の期間が納品期限とし、また残り3分の1になると小売店は店頭から撤去し、廃棄されてしまう、そうした問題や、また欠品ペナルティー、納品が間に合わずに欠品してしまうとメーカーは小売店に対して補償金を払わなくてはいけないため、余ることを承知の上で大量につくり、食品ロスにつながる、そうしたことだけでなく、廃棄されるその廃棄コストも含めて価格への転嫁という形で全て消費者の負担となっているという問題などがあると言われております。 先ほどのご答弁でもごみの減量が進まない理由として、鮮度や品質に対する消費者のこだわりや、それ以上に応えようとする事業者側の過剰なサービス意識もあるのではないかと言われているとのことでしたが、食品ロスも消費者のこだわりやクレームなどの購買行動が理不尽な商業習慣を生み出すことにつながっていると言われております。私は、そうした実態や賞味期限に対する正しい知識などを知っていくことが必要だと考えます。そのことによって消費者の購買行動や消費行動もさらに違ってくると思いますし、食品ロスの削減にもつながっていくものと考えます。食品ロス削減のための講座の開催を今後ご検討いただくことを要望いたします。 次に、フードバンクについてお伺いをしたいと思います。まだ安全に食べられるのにさまざまな理由で流通に出すことができない食品を、企業などからの寄贈により、必要としている施設や団体、困窮世帯に無償で提供するといった活動を行うフードバンクというのがありますが、本市ではフードバンクの活用はされているのでしょうか、お伺いします。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎健康福祉部長(望月忠君) はい、健康福祉部長。 ○議長(勝又勝議員) 望月健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(望月忠君) フードバンクの活用についてでございます。現在千葉県におきましては、フードバンクちばが県内のフードバンク活動の取りまとめを行っておりまして、市内の生活困窮世帯などへの食品無償提供につきましては、必要に応じてフードバンクちばに申請し、提供していただいている状況でございます。なお、フードバンクちばで寄附をお願いしたい食品は米などの穀類、保存食品、乾物などでございます。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆8番(川原千加子議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 8番、川原千加子議員。 ◆8番(川原千加子議員) 市内の生活困窮世帯などへ、必要に応じてフードバンクちばに申請し、食品の無償提供をしていただいているとのことでしたが、フードバンクちばへの申請件数はどの程度あるのかお伺いします。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎健康福祉部長(望月忠君) はい、議長、健康福祉部長。 ○議長(勝又勝議員) 望月健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(望月忠君) フードバンクちばへの食品無償提供の申請件数でございますが、現在市として把握しております鎌ケ谷市役所、鎌ケ谷市社会福祉協議会からの申請件数で申し上げますと、平成28年度が10件、平成27年度が14件、平成26年度が12件という状況でございます。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆8番(川原千加子議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 8番、川原千加子議員。 ◆8番(川原千加子議員) 次に、フードドライブという活動がありますけれども、まずフードドライブとはどのようなものなのかお伺いします。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎健康福祉部長(望月忠君) はい、議長、健康福祉部長。 ○議長(勝又勝議員) 望月健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(望月忠君) フードドライブとは、食品を集める方法の一つであり、一般家庭で余った食品を地域の福祉団体、フードバンクに寄附する活動でございまして、市内では鎌ケ谷市社会福祉協議会の協力のもと、フードバンクちばが実施しております。フードバンクちばでは、年に3回フードドライブを実施しており、現在本年5月15日から6月30日にかけて第16回フードドライブが実施されておりまして、社会福祉協議会にお持ちいただくか、直接フードバンクちばへ送っていただくことになります。そして、寄附いただいた食品はフードバンクちばが責任を持って、福祉関連施設や支援団体などを通じて生活に困窮している方に配付されるものでございます。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆8番(川原千加子議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 8番、川原千加子議員。 ◆8番(川原千加子議員) 本市では、鎌ケ谷市社会福祉協議会のご協力で受け取り窓口となっていただいているようですが、どの程度の寄贈があるのでしょうか。また、市民への周知というのはどのように行われているのかお聞かせください。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎健康福祉部長(望月忠君) はい、健康福祉部長。 ○議長(勝又勝議員) 望月健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(望月忠君) 鎌ケ谷市社会福祉協議会におけるフードドライブによる食品の寄贈状況でございますが、平成28年5月から6月にかけての第13回フードドライブでは63.4キログラム、平成28年9月から10月にかけての第14回フードドライブでは16.5キログラム、平成29年1月から2月にかけての第15回フードドライブでは6.5キログラムという状況でございます。寄贈された食品の重さで表現しております関係から、寄贈が少なくなってきているように思われますが、缶詰や米など重いものもあれば、カップ麺、お菓子など軽いものもございまして、量的には一概に比較できるものではございません。 次に、周知についてでございますが、社会福祉協議会ではフードバンクちばで作成されましたポスターやパンフレットを活用し、総合福祉保健センター内や地区社会福祉協議会での掲示、また関係団体であります民生委員へ周知し、協力をお願いしている状況でございます。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆8番(川原千加子議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 8番、川原千加子議員。 ◆8番(川原千加子議員) 全国的にもフードドライブを行う自治体もふえてきております。主に自治体が行う行事などの場を活用して実施されておりますが、どこの自治体も多くの市民や区民からのご協力があるようです。また、世田谷区では今年度から区内2カ所で常時受け付けを開始されております。フードドライブによってもったいないけれども、捨てるしかないと思っていた食品を人の役に立てるというのは大変うれしいことでもあります。また、もらった方も社会や人とのつながりを感じるとのお声があるそうです。そうしたことから、フードドライブはもったいないをありがとうに変える活動とも言われております。食品ロスの削減や食品の有効利用のために、さまざまなイベントの場などを利用し、本市としてもフードドライブの実施に取り組んでいただくことを要望したいと思いますが、本市の見解をお伺いします。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎市民生活部長(高岡敏和君) 市民生活部長。 ○議長(勝又勝議員) 高岡市民生活部長。 ◎市民生活部長(高岡敏和君) 食品ロスを削減することは、市全体のごみの排出量のうち大きな割合を占める生ごみの削減対策にもつながることでございます。他市の取り組みを拝見しますと、お祭りなどのイベントや講座や講習会などにおきまして、臨時のフードドライブの受け入れ窓口を創設するなどの取り組みがなされているようでございます。フードドライブは、ごみの予備軍となっている食べることのできる食品を福祉に貢献していただくという事業であり、とても有効な方策であると認識しております。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆8番(川原千加子議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 8番、川原千加子議員。 ◆8番(川原千加子議員) 現在食品ロスに対する関心も高まってきております。本市としても今後講座の開設やフードドライブなど、本格的に食品ロスへの取り組みについてご検討いただくことを要望いたしまして、私の一般質問を終了します。ありがとうございました。 ○議長(勝又勝議員) 以上で8番、川原千加子議員の一般質問を終結します。 休憩します。再開を午後1時とします。          午前11時43分  休 憩                                                      午後 1時00分  再 開 ○議長(勝又勝議員) 再開します。 △一般質問続行 ○議長(勝又勝議員) 次に、18番、針貝和幸議員に発言を許します。 ◆18番(針貝和幸議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 18番、針貝和幸議員。 ◆18番(針貝和幸議員) 議席番号18番、針貝和幸、通告に基づいて一般質問を行います。 今回通告しましたのは、子育てしたいまちを目指すための保育行政及び教育行政の2点です。鎌ケ谷市は、魅力ある住宅都市として、子育ての基盤となる保育及び教育の充実は重要度の高い施策だと考えております。子育てなら鎌ケ谷市、教育なら鎌ケ谷市、安心して子育て、教育を任せられる自治体であることは、今住んでいる人たちにとっても、これからどこに住もうか考えている人たちにとっても住みたいまち、住んでよかったまちの実現に寄与するものと考えております。 そこで、大きな質問の1点目、保育行政から質問したいと思います。鎌ケ谷市は、関係各位のご努力により、3年連続で年度初めの待機児童ゼロを達成しております。定員数の思い切った拡充、そして現在もさらなる拡充を目指しているわけであります。しかし、全国的に問題になっておりますが、保育士の確保等に課題があるのではないのかと思っております。詳細は再質問で行いますが、まず最初の質問として保育児童の増加は今後どのように見込んでいるのかお答えください。 次に、大きな質問2点目、教育行政についてお伺いします。私の子供も現在小学校2年生でして、家に帰ってくると毎日宿題をやっておりまして、自分のころそんなに宿題があったかと思うと、そんなになかったのではないのかなと思うのですが、学校が学業に力を入れているということは本当に頼もしいことだと思っております。全国学力調査の結果だと鎌ケ谷市は真ん中ぐらいということで、ほかの市町村も鎌ケ谷市に負けず劣らず学業に力を入れているのではないのかと思っております。その中で鎌ケ谷市の特色ある教育行政、メディアリテラシーなどに力を入れて、一般質問でも何回か取り上げさせていただきました、平成27年度より北部小がNIE教育のモデル校としてNIE教育の実践をしておりますが、そこで最初の質問としてその成果についてお伺いします。 以上で1回目の質問を終わります。 ○議長(勝又勝議員) ただいまの質問に対し答弁を求めます。 ◎健康福祉部長(望月忠君) 健康福祉部長。 ○議長(勝又勝議員) 望月健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(望月忠君) 大きなご質問の1点目、子育てしたいまちを目指す保育行政についてお答えいたします。 お尋ねは、保育児童は今後どの程度の増加を見込んでいるのかでございます。平成27年4月から子ども・子育て支援新制度が実施されることに伴いまして、子ども・子育て支援法に基づき、平成27年度から平成31年度までの5年間を計画期間とする鎌ケ谷市子ども・子育て支援事業計画を策定しております。この中で保育などの5年間の利用見込み量に対し必要なサービスを受けることができるよう、保育園などの整備などの確保策を計上しております。この子ども・子育て事業計画につきましては、平成27年度、平成28年度の実績を踏まえました保育需要が計画値よりも増加する見込みから、平成28年12月に計画変更をしております。変更後の保育の量の見込みは平成29年度が1,464人、平成30年度が1,522人、平成31年度は1,553人としており、今後2年間で89人の増加を見込んでおります。保育の確保量である児童の利用定員につきましては、平成29年度が1,428人、平成30年度が1,526人、平成31年度は1,545人としており、今後2年間で117人の増加と見込んでおります。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎生涯学習部副参事(山田圭子君) はい、議長、生涯学習部副参事。 ○議長(勝又勝議員) 山田生涯学習部副参事。 ◎生涯学習部副参事(山田圭子君) 大きなご質問の2点目、教育行政についてお答えいたします。 お尋ねは、北部小のNIE教育の成果についてでございました。NIE教育とはニュースペーパー・イン・エデュケーションの略で、新聞を教材として学習を進める活動でございます。北部小学校では、平成27年度より2年間NIE教育の県の指定を受け、全校を挙げて計画的な実践を展開してまいりました。授業ではもちろん、日常的に新聞を読む活動に取り組んでまいりました。学習指導要領において伝え合う力とは、人間と人間との関係の中で互いの立場や考えを尊重し、言語を通して適切に表現したり、正確に理解したりする力と記されています。北部小学校では、その伝え合う力を思いや考えを持ち、相手に伝えようとする力として、児童の思いを大切にした表現力の育成を目指しました。研究を深める中で新聞を子供たちでつくる活動、言語を重視した川柳づくり、4こま漫画づくり、新聞記事だけでなくインターネットの情報から自分の意見をまとめる活動、タブレットを利用したパネルディスカッションなど、さまざまな取り組みを進めてまいりました。この2年間の研究を通して児童は日ごろから新聞を活用した学習活動を行ってまいりました。新聞に触れる、読む、考える、つくるという活動を通して新聞やニュースに対する児童の関心が非常に高まり、考えをまとめる際には言葉選びを慎重にするなど、表現力の向上が見られました。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆18番(針貝和幸議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 18番、針貝和幸議員。 ◆18番(針貝和幸議員) それでは、順次再質問を行っていきたいと思います。 まず、保育行政のほうですが、登壇のお答えで見込み量をお答えいただいたわけですが、平成29年4月1日の利用者の実数は何名になっているのかお答えください。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎健康福祉部長(望月忠君) 議長、健康福祉部長。 ○議長(勝又勝議員) 望月健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(望月忠君) 平成29年4月1日現在、保育受け入れ人数は1,273人で、さらに辞退者などを除いた実利用者数は1,259人となっております。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆18番(針貝和幸議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 18番、針貝和幸議員。 ◆18番(針貝和幸議員) お配りした表があるのですけれども、これだと、先ほどのお答えの中にもありましたけれども、平成29年度の保育の見込み量は1,464人ということだったのですが、利用者数が1,259人ということでして、これは数字に乖離があると思うのですが、この辺の理由をお聞かせください。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎健康福祉部長(望月忠君) 議長、健康福祉部長。 ○議長(勝又勝議員) 望月健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(望月忠君) 平成29年度の保育確保量といたしまして、公立保育園、民間保育所及び小規模保育事業所を合わせた定員数は1,428人としておりますが、これは平成29年度中に開所する民間保育所の定員90人分が含まれているため、年度当初の定員数は1,338人となっております。なお、平成28年度の状況でございますが、4月以降の利用申込者は約200人となっており、平成29年度も年度途中相当数の新たな申し込みがあることを想定しております。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆18番(針貝和幸議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 18番、針貝和幸議員。 ◆18番(針貝和幸議員) なかなか計画どおりぴったりというわけにはいかないだろうと思うのですが、まず第一に待機児童をなくすというのは私も同じ考えです。いつも年度途中で待機児童が出てしまうので、余裕を持って今年は通年で待機児童ゼロが達成できるのではないのかと思っております。 では、確保量の増加に伴い、保育士の増はどのぐらいを見込んでいるのかお答えください。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎健康福祉部長(望月忠君) 健康福祉部長。 ○議長(勝又勝議員) 望月健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(望月忠君) 保育児童の利用定員に伴う必要な保育士でございますが、平成29年度は定員90人の民間保育所が開所予定のため、前年度比10人増の188人、平成30年度は定員60人の民間保育所及び2カ所の小規模保育事業所が開所予定のため、前年比17人増の205人、平成31年度は小規模保育事業所開所予定のため、前年比5人増の210人と見込んでおります。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆18番(針貝和幸議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 18番、針貝和幸議員。 ◆18番(針貝和幸議員) これは、鎌ケ谷市のみならず近隣市でも待機児童解消のために定員数の増加を図っているはずでして、保育士の需要も近隣市もあわせて高まっていくものと思います。保育士確保のための施策というのはどのようにお考えでしょうか。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎健康福祉部長(望月忠君) 健康福祉部長。 ○議長(勝又勝議員) 望月健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(望月忠君) 国の保育士確保事業におきましては、保育士資格取得制度を通じての人材育成、離職防止のための研修支援による就業継続支援、保育士・保育所支援センターの活用による再就職支援、雇用管理改善の取り組みによる働く職場の環境改善の4本の柱としております。平成28年度に実施された千葉県保育士実態調査によりますと、昭和31年生まれ以降の県内の保育士登録者数は5万3,686人で、調査に対して回答のありました1万8,599人のうち勤務している保育士は約6割の1万1,202人という結果となっており、残りの約4割に当たる潜在的な保育士の労働力を活用することは、保育士を安定的に確保する上で有効であると考えております。保育士確保のためには、保育士の賃金上乗せなどの処遇改善を実施するとともに、時間外労働の削減、産休、育休を含めた休暇の取得、研修などの充実により職場環境の整備をすることが重要であると考えております。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆18番(針貝和幸議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 18番、針貝和幸議員。 ◆18番(針貝和幸議員) 保育士不足、先ほども申し上げましたとおり、鎌ケ谷市だけの問題ではなく、どこの自治体の議員と話しても保育士の不足というのがあるのがわかります。 次に、保育士の労働環境を取り上げていきたいのですが、私が聞いた範囲だと、事務もしなければならないとか、あと昼休みの休み時間の1時間も、子供というのは保育士が休憩時間だからといってほっておいてくれるわけではなく、その時間も1時間ゆっくり休みがとれるわけではないと。また、アレルギー対応のお子さんの場合は食品のチェックなども普通の人よりも手間が、人数が多く必要となると。また、早朝、そして延長の保育の人員が不足しているなど、いろいろな問題伺ったわけですが、やはりほとんどの問題の根幹に人員の不足というものがあると思います。現在保育士の労働環境の問題、これをどのようにお考えかお聞かせください。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎健康福祉部長(望月忠君) 健康福祉部長。 ○議長(勝又勝議員) 望月健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(望月忠君) 鎌ケ谷市における保育士の配置状況につきましては、保育園は基本的には7時から19時までの12時間、また月曜日から土曜日までの開所となっておりますので、時間帯、曜日により正規の保育士と非正規の職員を組み合わせて配置し、運営しているところでございます。保育士の確保の状況でございますが、定員を受け入れる正規の職員の保育士は確保できておりますが、一部育児休業取得者の代替の職員、朝夕の時間外の保育士などを確保するのが厳しい状況にあります。確保できない場合は、正規職員がその分補充をすることになり、シフトによる変則勤務での対応をしているほか、時間外勤務での対応となるケースもございます。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆18番(針貝和幸議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 18番、針貝和幸議員。
    ◆18番(針貝和幸議員) 時間外勤務対応ということですが、これはどのぐらいの労働時間になっているのかお聞かせください。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎健康福祉部長(望月忠君) 健康福祉部長。 ○議長(勝又勝議員) 望月健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(望月忠君) 公立保育園4園での職員の時間外勤務の状況を申し上げますと、平成28年度は年間で約4,300時間、1園当たり1,075時間で、1カ月平均では1園全体で約90時間、管理職を除いた職員数で平均いたしますと、1人当たり約4時間となっております。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆18番(針貝和幸議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 18番、針貝和幸議員。 ◆18番(針貝和幸議員) 先ほどのご答弁の中にも一部育児休業取得者の代替の職員、朝夕の時間外保育士を確保するのが厳しい状況というふうにありましたが、給与もそのうちの問題の一つではないのかと思うのです。東京の給与というのは千葉よりも高いというのは、これは周知のことかと思いますが、東葛圏内でも給与差があると思います。では、鎌ケ谷市は近隣と比較して給与等の待遇の面からどうか、近隣市と比較、どの程度かお聞かせください。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎健康福祉部長(望月忠君) 健康福祉部長。 ○議長(勝又勝議員) 望月健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(望月忠君) 保育士確保の対策といたしまして、保育士給料の待遇面を考え、国の処遇改善加算の取り組みが実施されてきたところでございますが、近隣市におきましては保育士給与に上乗せの単独補助をしております。保育士の給与でございますが、鎌ケ谷市と他市の比較を単純にすることはできませんが、東葛6市の中で松戸市、柏市、流山市、我孫子市が平均約3万円の給料上乗せの単独補助を実施しており、そういった点では本市との給料の差に影響が出る場合もあるものと考えております。なお、千葉県においては保育士の給料を1人当たり月額2万円補助することとし、6月定例会に補正予算を計上しております。2万円のうち1万円が市の負担と聞いておりますが、今後詳細が明らかになり次第その活用を検討していくことになろうかと思われます。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆18番(針貝和幸議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 18番、針貝和幸議員。 ◆18番(針貝和幸議員) 今のお答えで東葛6市の中では松戸市、柏市、流山市、我孫子市が平均3万円の上乗せを行っているということでしたが、鎌ケ谷市も他市に負けない待遇にするべきではないのかと指摘したいと思います。 では、労使間での話し合いというのはちゃんとできているのかお聞かせください。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎健康福祉部長(望月忠君) 健康福祉部長。 ○議長(勝又勝議員) 望月健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(望月忠君) 鎌ケ谷市における公立保育園での状況を申し上げますと、担当課におきまして随時公立4園から状況を聞くことにより労働環境を把握し、特に朝夕の時間外保育士を確保するため、保育士の任用時間の変更など、労働環境の改善策をともに検討しております。また、職員組合の中の保育士で構成する保育評議会を通じての話し合いの場もあり、現在の保育士の労働環境について、今月初めには現状とその要望に関しまして保育士からの声を直接聞いたところでございます。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆18番(針貝和幸議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 18番、針貝和幸議員。 ◆18番(針貝和幸議員) 労使間での話し合い、これは基本ですので、ぜひよく話し合っていただきまして、保育環境の充実を実現していただくことを要望いたしまして、次にファミリーサポート事業について伺いたいと思います。この事業の利用者の推移、また利用されている理由等はどのような用途が多いのかお聞かせください。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎健康福祉部長(望月忠君) 健康福祉部長。 ○議長(勝又勝議員) 望月健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(望月忠君) 初めに、ファミリーサポートセンター事業の概要でございますが、この事業はボランティアで子育ての手伝いをしたい提供会員と手助けをしてほしい依頼会員の方から成る地域で助け合う会員組織で有償での援助活動を行うもので、市のアドバイザーが会員相互の活動を調整し、実施している事業でございます。 お尋ねのファミリーサポートセンター事業の利用者件数につきまして、過去3年間の推移でお答え申し上げます。平成26年度の利用件数が2,029件、平成27年度が2,024件、平成28年度が2,120件でございます。 次に、利用される理由につきましては、平成28年度の集計で多い順にお答えいたしますと、利用件数2,120件のうち保育所、幼稚園の送迎が385件、保育所、幼稚園の登園前の預かり及び送りが384件、放課後児童クラブなどの迎え及び帰宅後の預かりが331件となっております。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆18番(針貝和幸議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 18番、針貝和幸議員。 ◆18番(針貝和幸議員) 今保育需要というのも拡大しているわけですし、今回の補正にもありましたように、放課後児童クラブの需要も高まっておりまして、今保育所、幼稚園の送迎、放課後児童クラブ等の送迎というのがありました。ですので、今後このファミリーサポート事業も需要が高まってくると思います。今3年間の実績伺った限りだと、保育事業ほどの増加が見られないのかなと。その理由の一つに金額の問題とかないのかと思っております。民間で同じようなサービスを行っているところなどと、また保育園の延長保育などと比べても700円というのは高いという声を聞いているわけですが、この700円はどういった根拠で設定されているのかお聞かせください。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎健康福祉部長(望月忠君) 健康福祉部長。 ○議長(勝又勝議員) 望月健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(望月忠君) ファミリーサポートセンター利用料金につきましては、平成13年の開設時に近隣市の状況や本市社会福祉協議会で実施しているふれあいサービス事業の料金を参考に設定したものでございます。利用者に料金についてのアンケートを実施したことはございませんが、依頼会員より料金が高いとのご意見は特にいただいておりません。なお、近隣市の状況もほぼ同額となっております。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆18番(針貝和幸議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 18番、針貝和幸議員。 ◆18番(針貝和幸議員) 700円というのは、お配りした表をごらんいただくとわかるように、市川市と八千代市が500円という以外、近隣市のほとんどが700円でやっているわけです。今回この質問をするに当たり発端となったのは、市民の方から700円は高いとご相談を受けたわけですが、例えば時給が1,000円ぐらいだとすると700円相当高いと。また、休日料金が900円だと、休日出勤で10時間働いて兄弟2人預けると、兄弟割があっても1万4,000円ぐらいになるわけで、足が出ることもあると。また、預かるだけと送迎とでは全然負担が違うので、同じ700円でも送迎の場合700円だと少し安いのではないかとか、こういったいろいろな話を伺いまして、料金体系というのはもう一度検討する余地があるのではないのかなと。先ほどもアンケート等聞いたことはないというふうなお答えでしたけれども、一回これは検討するともっと使いやすい事業になるのではないのかと思っております。そこで、実際利用者の人数が出ているところと比較すると、平成28年度鎌ケ谷市は312人、市川市は1,049人、流山市は745人ということなので、鎌ケ谷市これ本来もっと需要があるのではないのかなというふうに思っています。料金とあわせてもう一つ気になる点がこの表を見ると鎌ケ谷市だけおおむね21時までというふうになっておりまして、実際21時以降も可能ということらしいのですが、ホームページにも21時までというふうになっていたのです。ですので、これを見た人は21時までだというふうに思ってしまうのですが、この辺の理由をお聞かせください。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎健康福祉部長(望月忠君) 議長、健康福祉部長。 ○議長(勝又勝議員) 望月健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(望月忠君) ホームページにつきましては通常の援助時間をお知らせしたものでありまして、特別の事情がある場合は21時以降でも援助を行っております。21時以降の依頼があった場合はアドバイザーが調整しておりますが、21時以降の利用率といたしましては、平成27年度が33件で0.8%、平成28年度24件で0.6%と低い利用率となっております。援助時間の延長につきましては、提供会員などのご意見を伺い検討してまいります。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆18番(針貝和幸議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 18番、針貝和幸議員。 ◆18番(針貝和幸議員) 今0.6%というお答えいただいたのですが、21時までと記載してあるにもかかわらず21時以降に0.6%もあるというのは、33件でしたっけ、これは需要があるのではないのかというふうに思うのです。実際21時以降も大丈夫なのに21時までというのはどうなのかなと。市川市などは24時間となっておりまして、ほかのところもおおむね10時ということになっている。これはなぜかというふうに聞いたところ、私がこの話を伺った人が言うには、急に遠方でお葬式が入って預けなければならないとか、兄弟の一人が入院することになって、それに付き添わなければならないという場合24時間になることもあるみたいなふうにおっしゃっておりました。ですから、この事業、そういったイレギュラーな対応もできる機能を持ち合わせているということ、そういった可能性もあるわけでして、それができるということがわかれば利便性もさらに高まるのではと思っています。その辺もぜひご検討していただきたいと思います。 では、この表で見ると、市川市、我孫子市の利用率が高いと思うのですが、これらの市はどのような理由で高い利用率となっているのかお聞かせください。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎健康福祉部長(望月忠君) 健康福祉部長。 ○議長(勝又勝議員) 望月健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(望月忠君) 市川市におきましては、提供会員の要件が市内在住のほか、松戸市を含めた近隣市在住と幅広いこと、また我孫子市につきましては、口コミで会員数が増加したこと、休日保育をファミリーサポートセンターで受けるようになったこと、兄弟割引を5年前から始めたことが要因でないかと伺っております。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆18番(針貝和幸議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 18番、針貝和幸議員。 ◆18番(針貝和幸議員) ぜひそういった利用率アップのための先進事例というのですか、調査研究していただきまして、これはもっと使いやすくできるのではないのかなというふうに思っています。 では、放課後児童クラブのお迎え、保育園のお迎え、そういった用途が多いということでありましたが、今後保育園の利用者、放課後児童クラブの利用者の増加に伴い利用率が高まると思うのですが、どのような周知方法をとっていくのか、また今後使いやすくするための利用率アップのためにどのような方策を考えているのかお伺いします。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎健康福祉部長(望月忠君) 健康福祉部長。 ○議長(勝又勝議員) 望月健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(望月忠君) 周知方法につきましては、市内保育園、児童センター、公民館、ショッピングセンターにポスターの掲示やリーフレットの配布をしております。そのほかにも市のホームページや広報の掲載を行うとともに、児童週間に合わせて開催される子育て応援展では、市民ホールにおいてパネルの展示、市民会館及び鎌ケ谷ショッピングプラザ施設を活用した子育て応援イベントや児童センターにアドバイザーが出向き、直接ファミリーサポートセンターの周知をしております。今後も児童センターや地域のイベントに直接アドバイザーが出向き、ファミリーサポートセンター事業の周知を行うことで、引き続き提供会員の増加を図りたいと考えております。ファミリーサポートセンター事業は、地域の方々が提供会員になって子供や親にかかわってくださる地域の相互援助の中で成り立っている大事な事業でありますことから、今後も継続して活動への多様な人々の参加促進や人材育成の総合的な支援に取り組んでまいりたいと考えております。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆18番(針貝和幸議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 18番、針貝和幸議員。 ◆18番(針貝和幸議員) 参加促進、周知等行っていただけるというお答えいただきました。この中で使いやすくするために多くの市民の皆様からご意見を伺ってみるというのは、ぜひ行っていただきたいと思います。イベントや健診等で告知するときに、例えば料金が幾らぐらいなら使いたいでしょうか、幾らぐらいなら預かることは可能でしょうかなどといったアンケート、そして現在ご利用いただいている提供会員、依頼会員にも時間、料金、その他要望等、両会員にとって使いやすいファミリーサポート事業にするためのアンケート調査をどのように実施を検討していただけるのかお伺いします。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎健康福祉部長(望月忠君) 議長、健康福祉部長。 ○議長(勝又勝議員) 望月健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(望月忠君) より使いやすさ、利用率の向上のためにも未利用者からのアンケートなどを用いて積極的にご意見を伺い、また現在ご利用の会員の皆様からも年1回の座談会を通じて意見交換などを実施するほか、提供会員や依頼会員からの随時活動についてのご意見をいただいております。今後は、サポート時間や利用料金なども含め、アンケートなどを利用した調査を検討してみたいと考えております。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆18番(針貝和幸議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 18番、針貝和幸議員。 ◆18番(針貝和幸議員) ぜひよろしくお願いします。このファミリーサポート事業、我孫子市や市川市、そして流山市などと比べると鎌ケ谷市の利用率というのはまだまだ高まっていくというその余地があると思われるわけです。子育てのしやすいまち、子育て世代が住みやすいまちの実現、市の魅力を高めていくこと、この事業を通じて可能だと思いますので、ぜひアンケート調査などを行っていただきまして、より使いやすい事業にしていただきたいことを要望いたしまして、次の教育行政の質問に移りたいと思います。 登壇の質問の中で北部小のNIE教育の成果をお答えいただきました。非常に具体的な話で、2年間の研究で新聞に触れる、読む、考える、つくるという活動を通して新聞やニュースに対する児童の関心が非常に高まり、考えをまとめる際には言葉選びを慎重にする、表現の向上が見られたということで、成果があったのではないのかと思っております。 では、平成29年3月7日の予算委員会のときにもこの北部小の研究成果の積極的公開をしていただけるというふうなお答えいただいているわけですが、これは具体的にどのようなことを行うのかお答えください。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎生涯学習部副参事(山田圭子君) はい、議長、生涯学習部副参事。 ○議長(勝又勝議員) 山田生涯学習部副参事。 ◎生涯学習部副参事(山田圭子君) 市内の学校では、それぞれの課題に応じた研究テーマを設定し、年間を通じて実践研究を行っております。教育委員会では、年間のまとめとしてその実践をまとめた研究紀要を作成しております。冊子にするほかに、市内教職員が閲覧できる校務支援システムの共有ホルダーにこの研究紀要のデータを入れ、研究内容を随時閲覧できることにより、教職員が授業研究等をする際に参考できるようになっております。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆18番(針貝和幸議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 18番、針貝和幸議員。 ◆18番(針貝和幸議員) このNIE教育、まだまだ始まったばかりなので、ぜひ今後も推進していっていただきたいと思います。 では、全体としてメディアリテラシー教育の推進を今後どのように行っていくのかお聞かせください。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎生涯学習部副参事(山田圭子君) はい、議長、生涯学習部副参事。 ○議長(勝又勝議員) 山田生涯学習部副参事。 ◎生涯学習部副参事(山田圭子君) さまざまなメディアの中から適切な情報を比較検討することにより、考えを深める活動を各学校で行っております。今後は、さらに新聞に限らずコンピュータやタブレット、図書室の資料などから課題解決に適切な情報を取捨選択する技能を身につけられるように、主体的、対話的な学習を取り入れながらメディアリテラシーの教育を推進してまいります。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆18番(針貝和幸議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 18番、針貝和幸議員。 ◆18番(針貝和幸議員) 最近メディアのどこに真実があるのかと、本当は真実などないのではないのか、情報というのは各陣営が各陣営の恣意的な主観に基づいて流しているものにすぎないのではないのかと、海外ではポスト・トゥルースとかオルタナティブ・ファクトなどという言葉も人口に膾炙するようになりまして、少なくとも新聞やテレビの言っていることをうのみにするというのは少なくなったのではないのかと思います。むしろメディアはなぜ情報を肯定的に流すのか、また逆に否定的に流すのかと、それを受け取る自分もなぜそれを肯定的に受け取るのか、否定的に受け取るのか、そういった考えができる、そういったメディアリテラシー教育というのは非常に有意義なものではないのかと思っておるわけであります。鎌ケ谷市がNIE教育を通じ積極的にメディアリテラシー教育を行っているわけですが、鎌ケ谷市がメディアリテラシー教育力を入れているという発信をどのように行っているのかお聞かせください。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎生涯学習部副参事(山田圭子君) はい、議長、生涯学習部副参事。 ○議長(勝又勝議員) 山田生涯学習部副参事。 ◎生涯学習部副参事(山田圭子君) 各教科の学習の場で情報を活用したり、読書をすることを通してさまざまな視点を持った情報を子供たちは獲得していきます。その情報をいかに学習に生かし、課題の解決を図っていくかがメディアリテラシー教育そのものだと考えております。本市では、昨年度より学校が実施効果に係る研究費用等を助成する制度を導入しております。公開研究会などの発表も含め、すぐれた教育の取り組みを市内全小中学校に発信してまいります。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆18番(針貝和幸議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 18番、針貝和幸議員。 ◆18番(針貝和幸議員) ぜひこれからも鎌ケ谷市の特色ある教育、メディアリテラシー教育推進していっていただきたいと思います。 では、新しい学習指導要領を示されましたが、これはどのような視点で改訂されているのかお聞かせください。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎生涯学習部副参事(山田圭子君) はい、議長、生涯学習部副参事。 ○議長(勝又勝議員) 山田生涯学習部副参事。
    ◎生涯学習部副参事(山田圭子君) 次期学習指導要領の具体的な改訂ポイントは3点ございます。1つ目は、子供たちが未来社会を切り開くために知識の理解の質を高めていくことでございます。2つ目は、資質、能力を育む主体的、対話的で深い学びの重視でございます。3つ目は、各学校におけるカリキュラムマネジメントの確立でございます。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆18番(針貝和幸議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 18番、針貝和幸議員。 ◆18番(針貝和幸議員) 新しい学習指導要領私も読んでみまして、コンピュータの利用というのがたくさん出てくるわけです。以前の学習というのは情報の収集は書籍、新聞、テレビなどが重立ったものだと思いますが、近年はやはりインターネットによる学習というのが用いられてきているのではないのかなというふうに思っております。そこで、コンピュータというのがよく出てきているのだと思うのですが、学習指導要領ではコンピュータの活用というのはどのように盛り込まれているのか、コンピュータ教育はどのように行っていくのか、タブレットの導入についてのお答えをいただきたいと思います。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎生涯学習部副参事(山田圭子君) はい、議長、生涯学習部副参事。 ○議長(勝又勝議員) 山田生涯学習部副参事。 ◎生涯学習部副参事(山田圭子君) 次期学習指導要領には、コンピュータ等を活用した学習活動の充実とコンピュータでの文字入力等の習得、プログラミング的思考の育成が挙げられております。今後さらにコンピュータを利活用した学習はコンピュータ教室だけではなく、学校内のさまざまな場所での利用が考えられ、タブレット端末機並びに無線LANの導入が必要となってまいります。本市では、平成28年8月に市内小中学校のコンピュータリニューアルを行った際には、文部科学省が示した第2期教育振興基本計画の目標をもとに整備いたしました。主な整備内容でございますが、タブレット型端末機を各校に40台、特別支援学級設置校にはさらに10台導入し、高速インターネット環境整備をいたしました。特にタブレット型端末機を導入したことにより、多様な学習の方法が導き出され、学力向上に向けた授業改善につながっております。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆18番(針貝和幸議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 18番、針貝和幸議員。 ◆18番(針貝和幸議員) ぜひ新しい学習方法を生かしていっていただきたいなと思います。今のお答えにもありましたとおり、プログラミング的思考というのが今度盛り込まれていまして、プログラムとはまた別の概念だということで、なかなか新しいことが教育現場では行われているのだなというふうに思っております。そこで、ローマ字入力などできないと検索やプログラミングなどコンピュータの使用に支障を来すと思うわけですが、ローマ字入力、検索、プログラミングなどについてどのように行っていくのかお聞かせください。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎生涯学習部副参事(山田圭子君) はい、議長、生涯学習部副参事。 ○議長(勝又勝議員) 山田生涯学習部副参事。 ◎生涯学習部副参事(山田圭子君) 次期学習指導要領の改訂では、ローマ字学習の意向はございません。なお、これまで5年生から始めていた外国語活動が3年生より始まり、ローマ字学習とあわせてアルファベットについてなれ親しむ学習が開始いたします。ローマ字を習っていない低学年の文字入力については、文字パレットでマウスによる入力ができるようになっています。 コンピュータを使った学習の際には、小学校高学年の調べ学習の手段として検索エンジン等を使った学習もございます。教員が必要なサイトを児童に紹介して学習を進めていきます。 なお、次期学習指導要領の改訂では小学校においてプログラミング教育が導入されることになっております。現段階では、総則、算数、理科で取り扱うことが示されている状況でございます。今後各教科の指導要領及びその解説書などが出される予定です。それらをもとに各学校において児童生徒の実態に合わせた教育を計画してまいります。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆18番(針貝和幸議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 18番、針貝和幸議員。 ◆18番(針貝和幸議員) 本当に今のお話を聞いていて時代とともに教育というものも非常に変わっていくのだなと思いました。私が子供のころは、もちろんタブレットとかもありませんでしたし、プログラミング教育もなかったわけであります。一般的な教養に加えて、今後コンピュータを活用した学習というのは重要度を増してくると思いますので、しっかりと行っていただきたいと思っております。 さて、もう一つの質問であります学区外の移動について質問したいと思います。以前保護者の集まりが小学校でありまして、最近の子供たちは真面目だから、しっかりと先生に言われたことを守って学区外に出ることはないのですよみたいな、そういった話が出ていまして、学区外に出れないと例えば中央図書館とか行けないのではないのかなとそのときは思っていたわけであります。夏休みなど市役所6階の委員会室などを開放して自習室にしているわけですけれども、余り人数がいないなと前から思っておりまして、これはひょっとしたら学区外に出ることが禁止されているから、学区外の人たちは来れていないのではないのかなというふうに思いまして、実際学区外に出てはいけないという、そういった指導みたいなのがされていると聞いていたので、その辺のことを今回質問したいなと思っております。 では、学区外に出るのが学校で禁止されているというそのあたりの概要をお聞かせください。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎生涯学習部副参事(山田圭子君) はい、議長、生涯学習部副参事。 ○議長(勝又勝議員) 山田生涯学習部副参事。 ◎生涯学習部副参事(山田圭子君) 帰宅後の遊び場としては、行き先場所が児童にとってなれている場所であることや、児童の自転車の運転技能を考え、各小学校では児童の自転車の乗り方や乗れる範囲の基準を定めております。基準としては、各小学校の学区規模や隣接地区により多少の違いがございます。自転車の乗れる範囲としては、低学年は自宅の周りまで、中学年及び高学年が地区内や学区内を目安としている学校が多くございます。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆18番(針貝和幸議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 18番、針貝和幸議員。 ◆18番(針貝和幸議員) 恐らくそのことが学区外への移動禁止というふうに捉えられているのではないのかなというふうに思っております。私が小学校のころを思い出すと、そういった制限はなかったので、実際自転車でどこまでも行ったような思い出もあるわけですが、先ほど申し上げました自転車に乗れる範囲、学区内ですよというふうな指導があれば、真面目な生徒は基準だとか目安だとか、お願いであって強制でないとか、そういう区別はつかないと思うので、そこで例えば中央図書館へ学区外の児童が行きたい場合、これは移動範囲の例外とかに当たるのかどうかお聞かせください。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎生涯学習部副参事(山田圭子君) はい、議長、生涯学習部副参事。 ○議長(勝又勝議員) 山田生涯学習部副参事。 ◎生涯学習部副参事(山田圭子君) 学区外の公共施設などへの児童の移動については、保護者の判断にお任せしております。しかしながら、デパート等繁華街には児童が1人で行かないように指導しております。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆18番(針貝和幸議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 18番、針貝和幸議員。 ◆18番(針貝和幸議員) 中央図書館など公共施設への移動というのは、保護者の判断に任されるということがわかりました。現在学校がそういった認識であるということをどれだけ児童が把握しているかというのが今度問題になると思うのですが、中央図書館とか市役所の自習室などの公共施設というのは市内の全児童が本来使えるものだと考えておるわけですが、学区外移動の必要が生じる児童に対してこれをどのように考えているのか、ご見解をお願いします。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎生涯学習部副参事(山田圭子君) はい、議長、生涯学習部副参事。 ○議長(勝又勝議員) 山田生涯学習部副参事。 ◎生涯学習部副参事(山田圭子君) 夏休みなどの長期間休みが続く際の図書館や夏休みに開放している市役所の自習室などの活用による子供の主体的、自主的な学習は、学力向上に効果が期待できるものと考えております。しかし、子供の安全を考えますと、移動が学区外に及ぶ場合は、例えば子供の自転車運転の力量によっては危険をはらむおそれも否定できません。したがいまして、活用する公共施設が学区外の場合は、保護者の方にも安全についてよくお考えいただいた上で活用をお願いしてまいりたいと考えております。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆18番(針貝和幸議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 18番、針貝和幸議員。 ◆18番(針貝和幸議員) 公共施設は例外として列挙してはとか私もいろいろ考えたのですが、例外を設けると、あそこはとか、ここはとかいろいろ複雑になってしまうので、ご回答のように図書館や公共施設の積極的な利活用を呼びかけるというのがいいのではないのかなと思っております。その際やはり安全なルートを示すなどの工夫も同時に行っていただきたいと思っております。それで、学生が自習に図書館などを活用できて、より一層学力向上、深まり、生徒たちの学習意欲も高まっていけば鎌ケ谷市の生徒にとって非常にいいことではないのかと思うので、ぜひよろしくお願いいたします。 以上で私の一般質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(勝又勝議員) 以上で18番、針貝和幸議員の一般質問を終結します。 ○議長(勝又勝議員) 次に、11番、松澤武人議員に発言を許します。 ◆11番(松澤武人議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 11番、松澤武人議員。 ◆11番(松澤武人議員) 議席番号11番、松澤武人、通告書に基づきまして一般質問させていただきたいと思います。今回は、鎌ケ谷市の土地政策と発達障がいについてでございます。 大きな1点目の土地政策についてでございますけれども、鎌ケ谷市は千葉県の北西部にございまして、総面積約21平方キロメートルでございますので、約2,100ヘクタールということになります。また、人口が約11万人ですから、人口密度は5,200人ということになります。県内の自治体、似ているような自治体を比較しますと、ほぼ面積が同じ習志野市、こちらが約21平方キロメートルで、人口が17万2,000人、人口密度が約8,200人というふうになるわけでございます。また、浦安市については約17平方キロメートルで、人口が16万8,000人。ということは、人口密度が約9,900人ということになります。もちろん全体の面積で考えるとこういう人口密度になるわけでございますけれども、それぞれの土地の用途がございますので、そういったことを考慮しなければならないと考えております。 都市計画区域における市街化区域と、そして市街化調整区域という2種類があるわけでございますけれども、鎌ケ谷市の市街化区域については面積の約半分、約10平方キロメートル、習志野市は面積の約88%が市街化区域でございますので、約18平方キロメートルございます。浦安市は、約17平方キロメートルの面積全てが市街化区域になるということでございます。鎌ケ谷市と習志野市は面積がほぼ同じであるけれども、鎌ケ谷市の市街化区域の面積が42%も少ない、そして浦安市よりも鎌ケ谷市の面積が多いにもかかわらず、市街化の区域は37%も少ないということになります。それだけ鎌ケ谷市は緑豊かだということでございますけれども、市街化区域と市街化調整区域の半分半分の割合の鎌ケ谷市ならではの環境であると私は考えておるわけでございます。やはりそういったことを考えると、人口流入策を最近どこの市でも考えて実行しているわけでございますけれども、大変悩ましい、そういった課題でもあるのかなと考えております。 市街化調整区域については、基本的には開発行為、そして建築行為というものは抑制されているわけでございます。市街化すべき区域と、市街化を抑制すべき区域、そういうふうに分けて良好な市街地を形成していくということがまちづくりにとって必要なことだと思っているわけでございます。ただ、鎌ケ谷市内では市街化がふさわしいと思うのですけれども、なぜか市街化調整区域であるという地区がございます。そこが鎌ケ谷市の中央1丁目というところでございます。本年度中にはこの近くが新京成線連続立体交差事業、こちらの高架化が始動するということでございます。2年後の平成31年度には上下の高架化が完成するわけでございますし、初富駅も高架化するわけでございます。利便性が向上する中で、やはりこの周辺の近くにある鎌ケ谷市中央1丁目の市街化調整区域についても土地政策として方向性を考えていく必要があるのではないのかと考えております。鎌ケ谷市は、人口ビジョンも策定し、そして人口流入策をしっかりと取り組んでいくという目標を立てているわけでございます。東武野田線、新京成電鉄、そして北総鉄道、成田スカイアクセス、こういった鉄道4線の交通網があり、都心から約25キロメートル圏内ということで大変利便性の高いまちでございます。また、近隣市と比較しても地価が安価であるということも地理的に優位な状況であるのかなということで、まちの発展性が見込めるというふうに私は考えております。そこでまず、市街化調整区域の役割について伺いたいと思います。そのほかの項目については、再質問の中で展開させていただきたいと思います。 大きな2点目の発達障がいについてでございますけれども、発達障がいとは自閉症、そしてアスペルガー症候群、その他の広汎性発達障がい、学習障がい、注意欠陥多動性障がいなど、これに類する脳機能の障がいであって、その症状が通常低年齢において発現するものとして政令で定められているということでございます。文部科学省による平成24年度に実施した調査、通常の学級に在籍する発達障害の可能性のある特別な教育的支援を必要とする児童生徒に関する調査という調査では、公立の小中学校の通常の学級において、学習面または行動面において著しい困難を示す児童生徒が約6.5%程度の割合で在籍しているということが明らかになっております。また、通級指導は比較的軽い障がいがある児童生徒が特別支援学校や特別支援学級ではなく通常学級に在籍しながら各教科の補充指導を別室で受けるというような制度でございますけれども、こちらも文部科学省の平成28年度の調査においては過去3年間で平成26年度が8万3,750名、平成27年度が9万105名、平成28年度が9万8,311名というふうに増加傾向にございます。 発達障がいの特性としましては、特性のあらわれ方が個々によりさまざまであること、また人とのかかわり方、行動の仕方、学習面などで偏りや困難があらわれるケースが多いというふうにされております。そのあらわれ方は、年齢や環境、そして個々によってさまざまでございます。また、家族を含めて周囲からなかなか理解されにくいと、そういったため見えにくい障がいとも言われておるわけでございます。 最近発達障がいという特集でテレビ、新聞、雑誌などで取り上げられる機会が多くなって、私たちも目にする機会がふえてまいりました。以前はなかなか理解されずに支援されずに来たのが、今は認知度がふえてきたのと同時に理解と支援が少しずつ進んできたのではないのかと考えております。しかしながら、周囲の理解と、そして自立に向けた支援をさらに進めるためには、住民にとって一番身近な行政の市が早期発見の体制を整えて、教育から就労へと切れ目なく支えていく必要があると考えております。そこでまず、発達障害者支援法の概要と今回改正した内容について伺いたいと思います。その他の項目については、再質問の中で展開させていただきたいと思います。 ○議長(勝又勝議員) ただいまの質問に対し答弁を求めます。 ◎都市建設部長(宗川洋一君) 議長、都市建設部長。 ○議長(勝又勝議員) 宗川都市建設部長。 ◎都市建設部長(宗川洋一君) 大きなご質問の1点目、鎌ケ谷市の土地政策、市街化調整区域の役割についてお答えします。 無秩序な都市の拡大による市街地の形成により、居住環境の悪化が懸念されたことから、計画的な市街化を図るため、昭和45年に当初の区域区分として市街化区域と市街化調整区域を定めております。市街化区域は、計画的に市街化を図るべき区域として、土地区画整理事業や都市計画道路の整備などにより良好な市街地の形成を図り、また市街化区域内の農地や緑地などは都市の景観や防災性の向上、多様なレクリエーションや自然とのふれあいの場として良好な都市環境を形成するものでございます。一方、市街化調整区域は市街化を抑制する区域として、優良な農地やまとまった樹林地などが保全され、市民が身近に感じることのできる自然や災害防止のために保全すべき地域として開発を抑制していくものでございます。このように市街化調整区域は無秩序な市街化の促進を防ぎ、優良な農地や貴重な樹林地などを保全するという役割がございますが、加えまして計画的に市街化を図る市街化区域とこれと相反する都市計画の規制、誘導を行う市街化調整区域のそれぞれの特徴を生かしてめり張りのあるまちづくりをすることにより、本市の都市づくりの基本目標である緑とふれあいのあるふるさと鎌ケ谷を目指す上で大きな役割を担ってきているものと考えております。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎健康福祉部長(望月忠君) 議長、健康福祉部長。 ○議長(勝又勝議員) 望月健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(望月忠君) 大きなご質問の2点目、発達障がいについてお答えいたします。 お尋ねは、発達障害者支援法の概要と今回の改正内容についてでございます。発達障害者支援法は、発達障がいを早期に発見し、発達障がい者の自立や社会参加に資するよう生活全般にわたる支援を図ることにより、その福祉の増進に寄与することを目的として平成16年12月10日に公布され、平成17年4月1日から施行されました。発達障がいとは自閉症、アスペルガー症候群、その他の広汎性発達障がい、学習障がい、注意欠陥多動性障がいなどの脳機能の障がいで、通常低年齢で発現する障がいと定義されております。法の施行から10年が経過し、乳幼児期から高齢期までの切れ目のない支援など、時代の変化に対応したよりきめ細かな支援が求められてきたことや、障害者基本法の改正や障害者差別解消法の成立などの法整備が行われ、共生社会に向けた新たな取り組みが進められており、こうした状況に鑑み、発達障がい者の支援の一層の充実を図るため、平成28年に法律全般にわたって改正が行われました。 次に、改正法の概要についてご説明いたします。発達障害者支援法の一部を改正する法律は、平成28年6月3日に公布され、同年8月1日から施行されております。主な改正点を申し上げますと、まず目的と発達障がい者の定義が改正され、目的では切れ目なく発達障がい者の支援を行うことが特に重要であることに鑑み、障害者基本法の理念にのっとり、共生社会の実現に資することが規定されました。また、発達障がい者の定義を発達障がいがある者であって、発達障がい及び社会的障壁により日常生活または社会生活に制限を受ける者とされました。このほか基本理念、国、地方公共団体の責務、国民の責務が追加、改正されております。また、発達障がい者の支援のための施策では、児童に発達障がいの疑いがある場合の支援、発達障がい児が発達障がい児でない児童とともに教育を受けられるように配慮するなど教育に関する支援、就労の支援、地域での生活支援、差別の解消、いじめの防止及び虐待の防止などのための対策推進など、権利、利益の擁護、発達障がい者の家族等への支援などが新設もしくは改正されております。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆11番(松澤武人議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 11番、松澤武人議員。 ◆11番(松澤武人議員) それでは、順次再質問をさせていただきたいと思います。 鎌ケ谷市の中央1丁目、一体どこだという方もいらっしゃって、わからない方もいらっしゃるかと思いますけれども、詳しくは鎌ケ谷市の都市計画図を見ていただきたいのですが、もしお手元にあれば昨日一般質問されました池ヶ谷議員の資料を見ますと大変わかりやすいということでございます。初富駅から鎌ケ谷小学校に向かって、そして鎌ケ谷小学校を少し過ぎたところから北上、北側に向かって、そして新鎌ケ谷3丁目までのところが市街化調整区域の中央1丁目ということでございます。この都市計画図を見ますと、市街地に囲まれているのです。ですので、なぜここが市街化調整区域なのか、市街化区域の中に残ってしまったのかというこれまでの経過についてお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎都市建設部長(宗川洋一君) 議長、都市建設部長。 ○議長(勝又勝議員) 宗川都市建設部長。 ◎都市建設部長(宗川洋一君) この地区は、当初新鎌ケ谷特定土地区画整理事業により市街化調整区域から市街化区域に編入する考えもございましたが、新京成線により分断されていたことや相当数の既存住宅があり、宅地化率が高いことなどから、結果として土地区画整理事業の事業区域から除かれて、市街化調整区域のまま残された地区でございます。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆11番(松澤武人議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 11番、松澤武人議員。 ◆11番(松澤武人議員) 確かにここに行きますと住宅が建っております。市街化調整区域といえば市街化調整区域なのですけれども、緑はそんなにあるわけではないのです。あるのは駐車場であったり住宅というところでございます。先ほどの答弁でも宅地化率が高いということでございますけれども、宅地化率が高いということであれば市街化なのではないかというふうに思うわけでございますけれども、やはりその点が線引きをした経緯があったということでございます。この中央1丁目の現況についてはどのようになっているのかお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎都市建設部長(宗川洋一君) 都市建設部長。 ○議長(勝又勝議員) 宗川都市建設部長。 ◎都市建設部長(宗川洋一君) 中央1丁目地区の市街化調整区域は新鎌ケ谷地区の東側に位置し、新鎌ケ谷駅や初富駅よりそれぞれ500メートルほどの距離にある周囲を市街化区域に囲まれた面積約5.5ヘクタールの地区で、それぞれの駅から近いこともあり、地区内には約90戸前後の建物が築造されており、スプロール化が進行している状況でございます。公共施設につきましては、当該地区を囲む形で市道が配置され、その市道に幅員4メートル前後の私道路が接続しております。また、上水道、ガス、雑排水施設などがおおむね整備されている状況でもございます。土地利用の状況では、畑地、宅地、その他として駐車場などが主な土地利用となっております。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆11番(松澤武人議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 11番、松澤武人議員。 ◆11番(松澤武人議員) こちらの中央1丁目については、市街化調整区域からまた市街化区域へ編入するといった考え方をしていくべきなのではないかと、私なりの意見ではございますけれども、市の意見と、そして市だけではなくて県の意見というものも必要なのではないかなというふうに思うのですけれども、編入に対する千葉県の考え方についてはどのような状況なのかお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎都市建設部長(宗川洋一君) 都市建設部長。 ○議長(勝又勝議員) 宗川都市建設部長。 ◎都市建設部長(宗川洋一君) 一般的な市街化区域への編入に対する考え方でございますが、千葉県では都市計画見直しの基本方針の中に編入にかかわる区域区分の見直しについての考え方が示されており、具体的には千葉県と市町村の上位計画に位置づけがされていること、駅徒歩圏、地域拠点の一部であること、市街化区域に接する既存の市街地であること、土地区画整理事業や地区計画などによる市街地整備が担保されるなどの要件を満たす区域については、千葉県との協議を踏まえ、5年に一度実施いたします定期線引き見直しの中で市街化区域に編入するようになっております。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆11番(松澤武人議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 11番、松澤武人議員。 ◆11番(松澤武人議員) それぞれの千葉県は千葉県、そして鎌ケ谷市は鎌ケ谷市の、そういった都市計画の位置づけが必要だということでございますけれども、この地区において市街化調整区域から市街化区域へと変更するには何が必要なのか、その具体的なものについてお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎都市建設部長(宗川洋一君) 都市建設部長。 ○議長(勝又勝議員) 宗川都市建設部長。 ◎都市建設部長(宗川洋一君) 一般的な市街化区域への編入に必要な要件に加えまして、この地区につきましては千葉県の都市計画区域マスタープランで新京成線の連続立体交差事業の推進とあわせ、中心市街地としての機能をなす居住や商業、業務などの一層の集積を図るため、土地区画整理事業などによる都市基盤の整備を図る方針が示されており、本市の都市計画マスタープランの中でも周辺と調和した一体的な居住環境などを形成していく地区として、地元の意向を踏まえて地区計画制度等の導入による望ましい将来の土地利用のあり方を検討するとの方向性を示しているところでございます。したがいまして、中央1丁目地区の市街化調整区域につきましては、市街化区域との調和のとれた土地利用の実現のために、まちづくりの検討やルール化など、住民との合意形成をもとに地区計画制度の導入、さらに土地区画整理事業などによる都市基盤の整備が必要になるものと考えております。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆11番(松澤武人議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 11番、松澤武人議員。 ◆11番(松澤武人議員) ご答弁の中にも都市基盤整備が必要だということでございますので、やはり道路といった都市基盤整備の重要性というのが必要なのだということなのですけれども、道路と都市計画というのを整合性を合わせていく、確保していくという点で、都市計画道路3・3・16号線というのが北側のほうにあるのですけれども、その新鎌ケ谷南線の整備方針については現状どのようになっているのかお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎都市建設部長(宗川洋一君) 都市建設部長。 ○議長(勝又勝議員) 宗川都市建設部長。 ◎都市建設部長(宗川洋一君) 都市計画道路3・3・16号新鎌ケ谷南線は、新鎌ケ谷地区と南初富地区の船橋・我孫子バイパス線をつなぐ市街地幹線道路として計画しております。新鎌ケ谷特定土地区画整理事業により新京成線より西側については整備済みとなっておりますが、東側は未整備となっております。当該地区の3・3・16号新鎌ケ谷南線の整備につきましては、本市の都市計画道路の整備順位を示した都市計画道路整備プログラムで長期整備区間として位置づけられていることから、現在進められている短期、中期の路線の整備が完了した後に整備を実施してまいりたいと考えております。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆11番(松澤武人議員) はい、議長。
    ○議長(勝又勝議員) 11番、松澤武人議員。 ◆11番(松澤武人議員) この都市計画道路3・3・16号新鎌ケ谷南線というところは短期、中期、長期の長期の部分にございますので、相当後の整備計画だということでございますけれども、このところでは新京成線が今年度に、一方ですけれども、高架化するわけでございますけれども、この都市計画道路3・3・16号線の東側に当たるところなのですけれども、高架化した場合にどのような状況になるのかお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎都市建設部長(宗川洋一君) 都市建設部長。 ○議長(勝又勝議員) 宗川都市建設部長。 ◎都市建設部長(宗川洋一君) 新京成線が高架化した際も東側の当該地の道路などの状況に変化はございませんので、通行に関しても現状のとおり変化はございません。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆11番(松澤武人議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 11番、松澤武人議員。 ◆11番(松澤武人議員) 私も市役所から中央1丁目、鎌ケ谷小学校に行く際にはよく通るところでございまして、歩行者もしくは自転車しか通れないところなのです。そういった意味では、市街化調整区域から市街地へというふうに目標立てるのであれば、この計画道路についてもしっかりと検討していく余地があるのかなというふうに思っているわけでございますけれども、今はちょうど高架化の工事をしているわけでございますけれども、高架化した後には今通っている仮線のところが道路になるということだと思いますけれども、この活用方法、仮線用地の活用方法についてはどのようになるのかお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎都市建設部長(宗川洋一君) 都市建設部長。 ○議長(勝又勝議員) 宗川都市建設部長。 ◎都市建設部長(宗川洋一君) 新京成線は、現在連続立体交差事業に伴い、隣接した用地を使用し、仮線で運行しております。連続立体交差事業が完成した後は、この仮線用地は新鎌ケ谷特定土地区画整理事業の事業計画に基づき、区画道路や公園などを整備する予定でございます。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆11番(松澤武人議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 11番、松澤武人議員。 ◆11番(松澤武人議員) 道路と、そして公園ができるということでございます。やはりそういった意味でも新京成線の高架化をきっかけに中央1丁目の市街化区域へという目標をしっかりと立てていく必要があるのではないかなと。そのためにも鎌ケ谷市の都市計画マスタープランにもしっかりと計上していく必要があるのではないかと私は考えているのですけれども、この都市計画マスタープランの目標と成果について伺いたいと思います。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎都市建設部長(宗川洋一君) 都市建設部長。 ○議長(勝又勝議員) 宗川都市建設部長。 ◎都市建設部長(宗川洋一君) 平成15年2月に策定しました本市の都市計画マスタープランでは、ふれあいと緑によってにぎわいと安らぎが体験でき、市民がふるさととして誇れる環境にすぐれた快適性のある暮らしのできる都市になることを目指し、将来都市像であるにぎわいとやすらぎにあふれた快適生活都市を目標としております。その実現のため、全体構想では鎌ケ谷市の全体方針、7つの分野別のまちづくり方針を定め、地域別構想では地域ごとのまちづくりの方針を定めております。魅力ある空間の形成と市民の生活の利便性の向上を図るため、市のほぼ中央を南北に結ぶ新鎌ケ谷、初富、東武鎌ケ谷の各駅を核として連続性を図り、この一連の空間を都市軸として位置づけ、本市の都市づくりの拠点として整備を進めているところでございます。その成果といたしまして、核である新鎌ケ谷駅周辺や東武鎌ケ谷駅周辺では市街地整備事業が完了したことや、鉄道の連続立体交差事業の完了により地域の分断の解消が行われ、新鎌ケ谷駅周辺では本市の顔にふさわしい広域交流拠点が形成され、東武鎌ケ谷駅周辺においてもゆとりある道路空間による回遊性のある地域商業拠点が形成されつつあります。これらにより各駅周辺が連携と機能分担が図られ、連続したアメニティーの高い空間が確立されつつあると認識しているところでございます。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆11番(松澤武人議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 11番、松澤武人議員。 ◆11番(松澤武人議員) この都市計画マスタープランについては、おおむね20年後のまちづくりを想定してつくられたというふうに記憶しているのですけれども、平成15年2月に策定したということでございますので、平成35年をめどにということなのだと思うのです。ですので、現在が平成29年、そして新京成線連続立体交差事業が完成するのが平成36年の予定ということでございますので、次期都市計画マスタープランというのが大変重要になるのではないかなというふうに思うのですけれども、この進め方についてはどのように考えているのかお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎都市建設部長(宗川洋一君) 都市建設部長。 ○議長(勝又勝議員) 宗川都市建設部長。 ◎都市建設部長(宗川洋一君) 次期都市計画マスタープランの見直しにつきましては、上位計画であります千葉県の都市計画区域マスタープラン、いわゆる都市計画区域の整備、開発及び保全の方針や本市の総合基本計画などの上位計画に即して策定することとなります。また、策定に当たりましては、市民の方々に広く意見を求める懇談会などを開催し、市民がみずからまちづくりに参加する機会を設け、策定に努めてまいりたいと考えております。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆11番(松澤武人議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 11番、松澤武人議員。 ◆11番(松澤武人議員) 今回質問したのが市街化調整区域を市街化へというような内容の一般質問でございますので、都市計画マスタープランにおいては上位法の千葉県、そしてこの鎌ケ谷市のマスタープランと、しっかりと位置づけをすることによってまちづくりをしていくことができるのではないかというふうに思いますので、都市計画マスタープランの見直しの中でしっかりと調査研究をしていくべきなのではないかなというふうに思うのですけれども、その点はいかがでしょうか。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎都市建設部長(宗川洋一君) 都市建設部長。 ○議長(勝又勝議員) 宗川都市建設部長。 ◎都市建設部長(宗川洋一君) 中央1丁目地区の市街化調整区域は、新京成線による地域の分断などの要因により、市街化調整区域として残された経緯がございます。今後新京成線連続立体交差事業の完成が見込まれる中、地域の分断の解消が可能となってまいりますので、第4次実施計画で平成32年度に予定されている都市計画マスタープランの見直しの中で調査研究をしていく予定でございます。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆11番(松澤武人議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 11番、松澤武人議員。 ◆11番(松澤武人議員) 今平成32年度の次期都市計画マスタープランの見直しの中で研究していくという言葉をいただきましたので、しっかりとビジョンを描きながら対策を講じていただきたい。その際には千葉県のマスタープランの位置づけも必要だと思いますので、千葉県にも要望であったり協議をしっかりとしていく必要があると思うのですけれども、その点はいかがでしょうか。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎都市建設部長(宗川洋一君) 都市建設部長。 ○議長(勝又勝議員) 宗川都市建設部長。 ◎都市建設部長(宗川洋一君) 中央1丁目地区の市街化調整区域につきましては、今後調査研究を行うとともに、この地区のまちづくりのためのルール化など、住民の合意形成が整い、良好なまちづくりの確保が見込まれる状況となった時点で千葉県と協議を行ってまいりたいと考えております。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆11番(松澤武人議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 11番、松澤武人議員。 ◆11番(松澤武人議員) この一般質問においては、市街化調整区域について述べさせていただきましたけれども、やはり今年度中には高架化が始まります。平成36年度までにしっかりと鎌ケ谷市が中央1丁目のまちづくりのビジョンを描いて、そして千葉県と協議をしながらしっかりと進めていくということが中央1丁目のまちづくりのあり方なのかなと思います。市街化調整区域から市街地にするには大変苦労もあると思いますけれども、地元の住民の方の合意形成を得ながら、そして説明責任を果たしながらしっかりと進めていただきたいと思いまして、こちらの大きな1点目の項目を終わりにさせていただきたいと思います。 それでは次に、発達障がいについてでございますけれども、発達障害者支援法について改定がなされたということでございますけれども、市の役割について伺いたいと思います。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎健康福祉部長(望月忠君) はい、議長、健康福祉部長。 ○議長(勝又勝議員) 望月健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(望月忠君) 発達障害者支援法第2条の2に基本理念が規定されており、発達障がい者の支援は全ての発達障がい者が社会参加の機会が確保され、地域社会において他の人々と共生することを妨げられないこと、社会的障壁の除去に資すること、個々の発達障がい者の性別、年齢、障がいの状態及び生活の実態に応じて、関係機関などとの緊密な連携のもとに、意思決定の支援に配慮しつつ切れ目なく行われなければならないとされております。これら基本理念にのっとり、市の役割として障がいの早期発見に努め、発達障がいが疑われた場合には保護者に対する継続的な相談、情報の提供及び助言を行い、関係機関との緊密な連携による療育体制の充実に努めることが必要であると考えます。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆11番(松澤武人議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 11番、松澤武人議員。 ◆11番(松澤武人議員) これは法律における市の役割だということでございます。実際鎌ケ谷市が発達障がいに対してどういう見解を持って、どういう対策をしているのかということを伺いたいと思います。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎健康福祉部長(望月忠君) 健康福祉部長。 ○議長(勝又勝議員) 望月健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(望月忠君) 本市におきましては、鎌ケ谷市障がい者地域自立支援協議会に設置している専門部会の一つに発達支援部会があり、部会の構成メンバーは障がい福祉課、学校教育課、こども発達センター、健康増進課、特別支援学校、医療機関、児童発達支援の事業所、就労支援事業所、支援団体などさまざまな分野、機関から成る委員によって構成されております。発達障がいの支援は、ライフステージで途切れることなく支援を受けられるようにする必要があります。一例として、発達支援部会ではその時々の状況を記録して保護者や関係機関で情報共有するためのツールとしてサポートファイルを作成しており、平成28年度の部会ではサポートファイルの一層の普及、活用について議論を重ねるなど、関係機関と連携した取り組みを推進しております。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆11番(松澤武人議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 11番、松澤武人議員。 ◆11番(松澤武人議員) 発達障がいについては、早期発見、早期対応ということが重要なのかなというふうに思いますけれども、どのように発見されているのか伺いたいと思います。また、市の相談体制についてどのような体制で行っているのかお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎健康福祉部長(望月忠君) はい、議長、健康福祉部長。 ○議長(勝又勝議員) 望月健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(望月忠君) 発達障がいの発見についてでございますが、健康増進課で実施しております1歳6カ月及び3歳児の健康診査、4カ月児、10カ月児の健康相談などにおいて発達障がいの発見に努めるとともに、親子教室や児童発達支援を行う通所施設に通う中で医療機関を受診し、明らかになることや、幼稚園、保育園あるいは小学校などに通う中で友達と遊べない、落ちつかない、集団行動がとれないなど、保護者のほうで気づくほか、通園している園などからの指摘により受診や相談をすることで発見に至ることもございます。 次に、市の相談体制でございますが、子供の発達のおくれや障がいの有無について保護者からの相談があった場合には、こども発達センターにおいて心理発達相談員、言語聴覚士などによる個別相談を行い、必要に応じて医療機関の受診を進めるとともに、親子教室の参加や医療機関の紹介、児童発達支援を行う施設への通所を進めております。また、このほかにもこども発達センターは県療育支援事業を委託されていることから、保育園や幼稚園などへ職員が出向き、園からの各種相談にも応じております。さらに、県では専門的な支援拠点として千葉県発達障害者支援センターを設置し、各ライフステージに応じた電話、窓口、巡回による相談支援を実施しておりますので、今後も継続して支援センターとの連携を図ってまいります。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆11番(松澤武人議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 11番、松澤武人議員。 ◆11番(松澤武人議員) 今は健康福祉部からの視点で述べていただいたのですけれども、発達障がいということで大変現場の苦労を知っているのはやはり教育現場なのかなというふうに思いますので、学校教育の中で発達障がいということで勘案しますと、やはりこちらも相談体制というのが大変重要になってくるのかなというふうに思いますが、その点はいかがでしょうか。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎生涯学習部副参事(山田圭子君) はい、議長、生涯学習部副参事。 ○議長(勝又勝議員) 山田生涯学習部副参事。 ◎生涯学習部副参事(山田圭子君) 各学校においては、担任はもとより校長によって指名された特別支援教育コーディネーターが中心となり、相談窓口としての役割を担っております。特別支援教育コーディネーターは、児童生徒や保護者との直接の相談のみならず、校内の相談支援体制の整備や関係機関との連絡調整も行っております。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆11番(松澤武人議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 11番、松澤武人議員。 ◆11番(松澤武人議員) それでは、教育現場での支援についてどのような体制で行っているのかお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎生涯学習部副参事(山田圭子君) はい、議長、生涯学習部副参事。 ○議長(勝又勝議員) 山田生涯学習部副参事。 ◎生涯学習部副参事(山田圭子君) 学校教育においては、社会的障壁の除去に努めるという支援の基本理念を踏まえ、教育環境の整備、充実のため3つの重点を置いております。まず、早期発見、早期支援です。毎年次年度の小学校入学予定の児童を対象とした就学時健康診断を実施し、必要に応じて再検査や就学相談につなげることで、就学前からの児童理解及び保護者との連携、個に応じた支援準備に取り組んでおります。 次に、引き継ぎ及び相談体制の充実です。児童生徒、保護者に対し、学校では特別支援教育コーディネーターを中心に、市では心理発達相談員と指導主事により継続的な相談、情報の提供及び助言を行っております。また、個別の教育支援計画及び個別の指導計画の作成を順次進め、市のサポートファイルを活用した引き継ぎを推進しています。 最後に、学校、家庭、地域における理解啓発です。教職員に対し積極的かつ継続的に資質向上を図ることを目的に研修会を実施しております。さらに、充実した教育を行うためには、学校、家庭、地域が一体となって子供を豊かに育む環境をともに築いていくことが必要です。相互の信頼関係を基盤とし、個のニーズに応じた適切な支援に努めております。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆11番(松澤武人議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 11番、松澤武人議員。 ◆11番(松澤武人議員) 先ほど引き継ぎ及び相談体制、充実ということを述べられたと思いますけれども、鎌ケ谷市立の小学校から鎌ケ谷市立の中学校に進学する場合にはこういった引き継ぎというのは大変スムーズに行えるのではないかなというふうに思いますけれども、市立の中学校から、そして高校に通う際に、進学する際にしっかりと引き継ぎというものも行っていく必要があるのではないかな、それぞれの個々の支援ファイルというものも親御さんの理解を得ながら行っていく必要があるのではないかなというふうに思いますので、その点は要望させていただきたいと思います。 発達障がいについては、いじめられている認識が薄かったり、自分の気持ちというものをうまく伝えられなかったり、いじめの発見が遅くなったりということがございます。そういった意味でもいじめの防止、そして発達障がいを理解するというような対策というのを学校教育全体でやっていく必要があるのではないかなというふうに思いますけれども、その対策についてはいかがでしょうか。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎生涯学習部副参事(山田圭子君) はい、議長、生涯学習部副参事。 ○議長(勝又勝議員) 山田生涯学習部副参事。 ◎生涯学習部副参事(山田圭子君) 発達障がいの児童生徒のためには、学校において教職員の発達障がいに対する知識を深めることがとても大切であると考えております。発達障がいの児童生徒によっては、相手の意図を的確に理解できなかったり、自分自身が何とかしたいと思っているものの、自分の思いがうまく伝わらなかったりすることがございます。身近にいる教職員みずからが児童生徒の立場や思いに気づき、酌み取り、状況によっては支援することで他の児童生徒とのつながりを深め、いじめ防止や相互理解につながると考えております。現在各学校の要請に応じて教職員を対象に発達障がいの児童生徒の理解や支援方法を学ぶための研修会を実施しております。市では、各学校に対し年2回の特別支援教育に関する研修会や年3回のほほえみ先生研修会において、各学校の実態に即した発達障がいに関する内容を取り入れ、理解と啓発を図っております。さらに、小中学校を対象とした巡回相談を実施し、課題を抱える児童生徒への個別の対応について助言を行っております。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆11番(松澤武人議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 11番、松澤武人議員。 ◆11番(松澤武人議員) ぜひ切れ目のない対応というのをしていただきたいと思いますけれども、先ほどは市立中学校から高校に進学した場合というのを例に挙げましたけれども、学校では子供の居場所事業として放課後児童クラブというものがございます。その中でも発達障がいの児童生徒がいらっしゃるのではないかなと思いますけれども、その利用状況と対応については、健康福祉部になると思いますけれども、どのようになっているのか伺いたいと思います。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎健康福祉部長(望月忠君) はい、議長、健康福祉部長。
    ○議長(勝又勝議員) 望月健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(望月忠君) 初めに、発達障がい児の放課後児童クラブにおける利用状況についてでございますが、保護者会で運営しております東部小学校を除く放課後児童クラブ全体で数名の発達障がい児の利用があるほか、診断はないものの、集団行動が難しい児童の利用もございます。 次に、その対応でございますが、適正にクラブへの受け入れが行えるよう保護者の意向及び発達の状況などを確認するとともに、必要に応じて加配支援員を配置しております。子供への支援につきましては、学校、こども発達センターなどの関係機関と連携を図り、相談体制づくりを進めるとともに、研修などを通じて発達障がい児への理解を深めるなど、支援員の資質の向上についても取り組んでおります。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆11番(松澤武人議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 11番、松澤武人議員。 ◆11番(松澤武人議員) それでは次に、最近大人の発達障がい、大人になってから発達障がいが発見されるということもメディアで取り上げられておりますけれども、大人の発達障がいについての見解について伺いたいと思います。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎健康福祉部長(望月忠君) 健康福祉部長。 ○議長(勝又勝議員) 望月健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(望月忠君) 大人の発達障がいとは、成人してから発達障がいと診断される場合をいいます。就職してから対人関係がうまくいかなかったり、仕事のミスが続いたりして悩み、問題が表面化するケースが多く、不安症状や鬱症状を合併することもあります。最近では大人の発達障がいが増加している傾向にあります。発達障がいは自閉症、アスペルガー症候群、注意欠如多動性障がい、学習障がいなどが代表的ですが、大人の発達障がいで多いのは注意欠如多動性障がいとアスペルガー症候群と言われております。大人の発達障がいは、市の障がい福祉課が相談窓口として相談支援を行っております。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆11番(松澤武人議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 11番、松澤武人議員。 ◆11番(松澤武人議員) それでは、就労についても発達障がいの方が働く際にしっかりとケアをしていく必要があるのかなというふうに思いますけれども、この支援についてはいかがでしょうか。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎健康福祉部長(望月忠君) 健康福祉部長。 ○議長(勝又勝議員) 望月健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(望月忠君) 障がい者が社会の対等な構成員としてあらゆる活動に参加できる共生社会を実現するためには、障がい者がみずからの能力を最大限発揮し、自己実現できるよう支援することが必要であります。このため働くことを希望する障がい者が一般企業や就労継続支援事業所などにそれぞれの能力に応じた働く場に円滑に移行できるよう特別支援学校や就労移行支援事業所などと連携して就労支援に取り組んでまいります。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆11番(松澤武人議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 11番、松澤武人議員。 ◆11番(松澤武人議員) 発達障がいについて伺ってきたのですけれども、千葉県は千葉県発達障害者支援センターというものを設置して対策を講じておるわけでございます。鎌ケ谷市にもこども発達センターということで存在しておりますので、切れ目ない対応というのが早期発見、早期支援という形で実を結ぶのではないのかというふうに思いますけれども、やはり市ができることは市がやり、市ができないことは県がやると、そういった補完性というものが大変重要だなと思いますけれども、市と県との連携について伺いたいと思います。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎健康福祉部長(望月忠君) 健康福祉部長。 ○議長(勝又勝議員) 望月健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(望月忠君) 県が設置している発達障がいのある方への支援を行っている機関でございます千葉県発達障害者支援センター、CASから助言等をいただき、発達障がいの早期発見や早期支援に取り組むとともに、乳幼児期から切れ目なく適切な支援が受けられるよう、市と県で連携しながら療育支援体制の充実に向けて取り組みを推進してまいります。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆11番(松澤武人議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 11番、松澤武人議員。 ◆11番(松澤武人議員) 発達障がいは見えにくい障がいと言われておりますので、ぜひきめ細やかな支援体制で行っていただきたい。早期発見、そして早期支援、これを目指して支援をしていただきたく役割をお願いしまして、私の一般質問とさせていただきます。 ○議長(勝又勝議員) 以上で11番、松澤武人議員の一般質問を終結します。 休憩します。再開を午後3時とします。          午後 2時39分  休 憩                                                      午後 3時00分  再 開 ○議長(勝又勝議員) 再開します。 △一般質問続行 ○議長(勝又勝議員) 次に、12番、石神市太郎議員に発言を許します。 ◆12番(石神市太郎議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 12番、石神市太郎議員。 ◆12番(石神市太郎議員) それでは、議席番号12番、石神市太郎、通告に基づき一般質問させていただきます。私の通告は2点であります。 まず、通告の1点目は道路行政についてであります。誰もが安心して道路を通行できる環境は、これからますます進む少子高齢化社会、さらにバリアフリー社会の構築に向けて必要かつ不可欠な施策であると考えるところであります。その中でも市民の声として特に多いのが子供たちが通学に使う通学路での歩道整備や、歩行者が交通量の多い幹線道路である県道を安心して通行したいとの要望があります。今回具体的な箇所における整備状況などについて伺いたいと思います。 そこで、道路行政についての1点目、ユニオン通りからドラッグストアやスーパー銭湯前道路が市道34号線となります。市道34号線の歩道整備と安全対策についてお伺いをいたします。 道路行政の2点目、県道59号市川・印西線と市道34号線が接続する歩道の拡幅については順次再質問の中でお伺いしたいと思います。 通告の2点目は、地域包括ケアシステムの進捗状況と成果についてお伺いいたします。我が国における急速な少子高齢化を背景として、介護や医療などの社会保障が大幅に増加する見込みの中で、今後持続、発展可能な社会システムのために必要不可欠なものとして地域包括ケアシステムの構築が提唱され、全国各地で一斉に構築に向けての取り組みが進められております。しかし、この地域包括ケアシステムの構築に当たっては、介護保険制度のように全国一律のものとするのではなく、それぞれの地域の実情や特性に合わせて構築していくものとされております。 そこで、2点目の質問では鎌ケ谷市における地域包括ケアシステムの構築に向けた取り組みの進捗状況と成果についてお伺いをいたします。 執行部の誠意あるご答弁を期待し、第1回目の質問を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(勝又勝議員) ただいまの質問に対し答弁を求めます。 ◎都市建設部参事(谷口光儀君) はい、議長、都市建設部参事。 ○議長(勝又勝議員) 谷口都市建設部参事。 ◎都市建設部参事(谷口光儀君) 大きなご質問の1点目、道路行政についてお答えいたします。 市道34号線は、市域を南北に縦断する県道市川・印西線と市域の中央を同じく南北に縦断する船橋・我孫子バイパス線とを東西に結ぶ主要な道路でございます。この道路は、周辺環境から交通量の多い道路となっており、道路の幅員はおおむね6メートルで、歩道が整備されていない道路となっており、一部が東部小学校、全線が第二中学校の通学路として指定されております。市道34号線の歩道の整備については、現在具体的な整備計画はございませんが、歩行者の安全確保を図るため、さまざまな対策を行っているところでございます。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎健康福祉部長(望月忠君) はい、議長、健康福祉部長。 ○議長(勝又勝議員) 望月健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(望月忠君) 大きなご質問の2点目、地域包括ケアシステムについてお答えいたします。 お尋ねは、地域包括ケアシステムの構築に向けた取り組みの進捗状況と成果についてでございます。地域包括ケアシステムは、高齢者が住みなれた地域で自分らしい人生を全うできる社会を目指して、地域における住まい、医療、介護、介護予防、生活支援の5つのサービスを一体的に提供できるケア体制を構築しようとするもので、団塊の世代が75歳以上の後期高齢者となります2025年、平成37年を目途に地域の特性に応じてつくり上げることが求められております。平成27年度から平成29年度の第6期鎌ケ谷市高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画では、地域包括ケアシステムの中核機関として市内に3カ所設置している地域包括支援センターの体制強化や医療と介護連携、認知症対策の推進を図り、予防給付であった訪問介護及び通所介護の介護予防・日常生活支援総合事業への移行に伴う基盤整備に取り組んでおります。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆12番(石神市太郎議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 12番、石神市太郎議員。 ◆12番(石神市太郎議員) それでは、再質問をさせていただきます。 市道34号線については、一部が東部小学校、全線が第二中学校の通学路に指定されているということですが、改めて現在の交通安全対策の状況についてお伺いいたします。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎都市建設部参事(谷口光儀君) はい、都市建設部参事。 ○議長(勝又勝議員) 谷口都市建設部参事。 ◎都市建設部参事(谷口光儀君) 市道34号線は、市内でも比較的交通量が多い主要な道路となっていることや、通学路に指定されていることから、グリーンベルトの設置や速度抑制を行うための路面標示や注意喚起看板を設置し、歩行者などの安全確保に努めております。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆12番(石神市太郎議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 12番、石神市太郎議員。 ◆12番(石神市太郎議員) それでは、交通量が多いということでしたが、その原因はどこにあるのでしょうか、お伺いいたします。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎都市建設部参事(谷口光儀君) はい、都市建設部参事。 ○議長(勝又勝議員) 谷口都市建設部参事。 ◎都市建設部参事(谷口光儀君) 市道34号線は、市内でも交通量が多い幹線道路同士を結ぶ道路となっていることから、それぞれの幹線道路から流入します通過車両が多いこと、また沿線で営業しておりますドラッグストアやスーパー銭湯を利用する車両が多いことが主な原因となっております。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆12番(石神市太郎議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 12番、石神市太郎議員。 ◆12番(石神市太郎議員) それでは、市道34号線はこのように車両の交通量が多い路線ですので、やはり交通事故も発生する可能性もあるのではないかと思いますが、事故の発生状況についてお伺いいたします。いかがでしょうか。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎都市建設部参事(谷口光儀君) はい、都市建設部参事。 ○議長(勝又勝議員) 谷口都市建設部参事。 ◎都市建設部参事(谷口光儀君) 市道34号線の交通事故の発生状況でございますが、過去3年間の発生件数をお答えいたしますと、県道市川・印西線との交差点で1件、市道34号線から東部小学校へ通じる市道4335号線との交差点で6件、市道37号線との交差点で10件の発生状況となっております。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆12番(石神市太郎議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 12番、石神市太郎議員。 ◆12番(石神市太郎議員) 私が思っていたよりも件数が多いところですが、その事故の発生原因はどのようなものだったかお伺いいたします。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎都市建設部参事(谷口光儀君) はい、都市建設部参事。 ○議長(勝又勝議員) 谷口都市建設部参事。 ◎都市建設部参事(谷口光儀君) 交通事故の発生原因ですが、共通して交差点で事故が発生しており、事故の当事者は車対車、歩行者対車、自転車対車、いずれも事故に車が関係するものとなっております。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆12番(石神市太郎議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 12番、石神市太郎議員。 ◆12番(石神市太郎議員) それでは、これまで市が実施してきた交通安全対策についてどの程度の効果が認められたのか、どのように認識しているのかお伺いいたします。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎都市建設部参事(谷口光儀君) はい、都市建設部参事。 ○議長(勝又勝議員) 谷口都市建設部参事。 ◎都市建設部参事(谷口光儀君) 先ほどの交通事故発生状況において交差点以外で事故が発生していないことから、一定の効果があったものと認識しておりますが、交差点部におけるより一層の安全対策が必要なものと考えているところです。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆12番(石神市太郎議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 12番、石神市太郎議員。 ◆12番(石神市太郎議員) それでは、市もこれまで当該路線の交通安全にはさまざまな取り組みが行われ、対策を講じてきていただいたことはよくわかりましたが、市道34号線はやはり交通量が多く、歩行者が安全に利用できる空間の確保はできていないのかと思う印象があります。このような中で当該道路に面する北側の土地については、歩道整備のための用地を確保するという点では可能性のある土地があると思われます。歩道に関する整備計画については、昨年度歩道等総合整備計画が策定されておりますが、その概要をお伺いいたします。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎都市建設部参事(谷口光儀君) はい、都市建設部参事。 ○議長(勝又勝議員) 谷口都市建設部参事。 ◎都市建設部参事(谷口光儀君) 道路において歩行者などと車両の空間を分ける歩道の整備は主に幹線道路で行っておりますが、幹線道路の整備は多額の費用と時間がかかる対策となります。しかしながら、幹線道路を整備するまでの間や歩道整備を行わない生活道路においては、歩行者等が安心して道路を通行できる環境を整えるための対策が求められているところでございます。このような背景から、幹線道路の整備とあわせまして生活道路の安全対策も含め、総合的に歩行者等の空間を確保するための計画として歩道等総合整備計画を策定し、安全、安心なまちづくりを進めているところでございます。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆12番(石神市太郎議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 12番、石神市太郎議員。 ◆12番(石神市太郎議員) それでは、市道34号線についての歩道の整備については、当該計画の中ではどのような考え方になるのかお伺いいたします。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎都市建設部参事(谷口光儀君) はい、都市建設部参事。 ○議長(勝又勝議員) 谷口都市建設部参事
    都市建設部参事(谷口光儀君) 市道34号線の歩道整備は計画されておりませんので、歩道整備以外での交通安全対策を行うものとなります。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆12番(石神市太郎議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 12番、石神市太郎議員。 ◆12番(石神市太郎議員) それでは、市道34号線については交通量が多く、適切な歩行者空間を確保するためにはやはり歩道の整備が望ましい方策ではないかと考えます。当該道路に対する歩道整備について市の考え方をお伺いいたします。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎都市建設部参事(谷口光儀君) はい、都市建設部参事。 ○議長(勝又勝議員) 谷口都市建設部参事。 ◎都市建設部参事(谷口光儀君) 歩道の整備は、主に都市計画道路や歩行者の多い駅の周辺などを優先して行っております。また、歩道の整備につきましては、用地を協力していただくことやその用地の購入費用、整備に多額の費用を必要とすること、また完成までに長い期間がかかるという課題があります。このような中で市道34号線につきましては、でき得る可能性のある交通安全対策を講じ、歩行者等の安全を確保してまいりたいと考えております。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆12番(石神市太郎議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 12番、石神市太郎議員。 ◆12番(石神市太郎議員) お答えの中に歩道整備には多額の事業費とともに長期的な事業期間が必要とのご答弁でした。このような中で市が市道34号線について今後どのような交通安全対策に取り組んでいくのかをお伺いいたします。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎都市建設部参事(谷口光儀君) はい、都市建設部参事。 ○議長(勝又勝議員) 谷口都市建設部参事。 ◎都市建設部参事(谷口光儀君) 市道34号線の安全対策につきましては、実施済みの対策を精査、検証し、交通管理者である警察とも協議しながら、その方策について検討してまいりたいと考えております。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆12番(石神市太郎議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 12番、石神市太郎議員。 ◆12番(石神市太郎議員) それでは、要望といたしまして、県道市川・印西線から東部小学校入り口までのグリーンベルト及び白線がかなり削られ、見分けがしづらくなっております。再塗装し、安全が確保できるようにお願いいたします。 それでは続いて、道路行政の2点目、市道34号線が県道市川・印西線に接続する交差点における県道の歩道の拡幅についてお伺いいたします。県道市川・印西線は、昔から鎌ケ谷市内の道路の中でも大変重要な幹線で、大型の交通量も多く、歩行者も多い状況ですが、皆さんもよくご存じのとおり、歩道が狭いため、市民の皆さんからこの交差点周辺の歩道改善要望をよくいただきますので、今回取り上げさせていただきました。まず、県道市川・印西線における歩道の状況についてお伺いをいたします。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎都市建設部参事(谷口光儀君) はい、都市建設部参事。 ○議長(勝又勝議員) 谷口都市建設部参事。 ◎都市建設部参事(谷口光儀君) 県道市川・印西線の歩道の状況についてですが、県道市川・印西線は千葉県が管理する道路で、葛南地域と北総地域を結ぶ幹線道路として位置づけられております。鎌ケ谷市域におきましては、馬込沢地区と鎌ケ谷大仏地区を結ぶ路線であり、通過交通が非常に多く、大型車の交通量も多い状況でございます。また、沿線には東武野田線馬込沢駅や新京成線鎌ケ谷大仏駅などがあり、駅へのアクセス道路となっているため、歩行者や自転車も多い道路となっております。この道路は幹線道路であるにもかかわらず、両側に歩道はあるものの、その歩道幅員は十分でなく、歩行者が安全に通行することが困難な状況です。さらに、路線全体を通して車道より一段高いマウンドアップ型の歩道となっていることや、側溝が古く、歩道内で段差が生じているなど、歩行者にとって大変歩きにくい歩道であると認識しているところでございます。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆12番(石神市太郎議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 12番、石神市太郎議員。 ◆12番(石神市太郎議員) それでは、県道市川・印西線の歩道は歩行者にとって大変歩きにくいと認識しているとのことでしたが、中でも県道市川・印西線と市道34号線の交差点の状況を市はどのように認識しているのかをお伺いいたします。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎都市建設部参事(谷口光儀君) はい、都市建設部参事。 ○議長(勝又勝議員) 谷口都市建設部参事。 ◎都市建設部参事(谷口光儀君) 県道市川・印西線と市道34号線との交差点においては信号機が設置されておりますが、歩行者が安全に待機するスペース、いわゆる歩行者だまりがないことや、横断歩道周辺の歩道が狭いことから、歩行者にとって危険な交差点となっております。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆12番(石神市太郎議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 12番、石神市太郎議員。 ◆12番(石神市太郎議員) それでは、沿線には東部小学校があり、小学校の通学路にも指定されていると思いますが、どのくらいの児童生徒がこの県道市川・印西線を利用しているのでしょうか、お伺いいたします。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎都市建設部参事(谷口光儀君) はい、都市建設部参事。 ○議長(勝又勝議員) 谷口都市建設部参事。 ◎都市建設部参事(谷口光儀君) 県道市川・印西線は、東部小学校及び第二中学校の通学路に指定されており、この交差点を通ります児童生徒数でございますが、平成28年度のデータでは東部小学校の児童が184名、二中の生徒が49名、合わせて233名となっております。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆12番(石神市太郎議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 12番、石神市太郎議員。 ◆12番(石神市太郎議員) それでは、ご答弁いただきましたとおり、大変多くの児童生徒が利用していることがわかりましたが、これだけ多くの子供たちが朝夕の通学時間帯に集中していると、当然車との事故が心配になりますが、先ほどのお答えで県道市川・印西線の交差点で過去3年間の中で1件の交通事故があったとのことですが、わかる範囲で構いませんので、詳細を教えてください。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎都市建設部参事(谷口光儀君) はい、都市建設部参事。 ○議長(勝又勝議員) 谷口都市建設部参事。 ◎都市建設部参事(谷口光儀君) この交差点での交通事故について把握している内容としましては、平成26年度に1件ございまして、歩行者対車の事故でございます。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆12番(石神市太郎議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 12番、石神市太郎議員。 ◆12番(石神市太郎議員) それでは、歩行者対人の事故が1件ということですが、この事故は推測しますに歩道が狭いため発生した可能性が高いと思われます。このような事故をなくすためには歩道を広げることが一番だと考えますが、歩道の拡幅については用地が必要となるなど、なかなかすぐに整備ができないことは先ほどの答弁で理解したところでありますが、この交差部においては県道の歩道と住宅地との境目に分厚いブロック擁壁があることから、周辺の歩道に比べ極端に歩道が狭くなっており、歩行者1人がようやく通れる状況で、安全に歩けるとは言えない歩道になっております。そこで伺いますが、この擁壁は誰の管理になるのでしょうか、お伺いいたします。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎都市建設部参事(谷口光儀君) はい、都市建設部参事。 ○議長(勝又勝議員) 谷口都市建設部参事。 ◎都市建設部参事(谷口光儀君) ご質問のブロック擁壁について県道の管理者である千葉県に確認をしましたところ、擁壁は県道の用地内にあり、千葉県の管理とのことでございました。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆12番(石神市太郎議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 12番、石神市太郎議員。 ◆12番(石神市太郎議員) 千葉県の管理の擁壁とのことですが、設置したのも千葉県ではないかと思いますが、どのような経緯でこのブロックの擁壁が設置をされたのかお伺いいたします。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎都市建設部参事(谷口光儀君) はい、都市建設部参事。 ○議長(勝又勝議員) 谷口都市建設部参事。 ◎都市建設部参事(谷口光儀君) この擁壁は、県道に隣接しております住宅地側が高くなっていることから、この住宅地側の地盤が崩れないよう土どめのために設置されたものでございます。擁壁の形状でございますが、幅が約60センチメートル、高さが約90センチメートルで、歩道側から住宅地側に斜めに傾斜する3段の間知ブロックとなっております。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆12番(石神市太郎議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 12番、石神市太郎議員。 ◆12番(石神市太郎議員) この歩道部分の半分を占めるほど出て占領しておりますが、この擁壁を撤去すれば歩道が少しでも広くなり、歩きやすくなると思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎都市建設部参事(谷口光儀君) はい、都市建設部参事。 ○議長(勝又勝議員) 谷口都市建設部参事。 ◎都市建設部参事(谷口光儀君) 現況の歩道の有効幅員が約70センチメートルあることから、この擁壁が撤去できれば60センチメートルほど歩道が広がり、結果約1.3メートルの歩行者空間が確保されるため、歩道の安全性が向上するものと考えられます。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆12番(石神市太郎議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 12番、石神市太郎議員。 ◆12番(石神市太郎議員) 幅員が1.3メートルあれば人の通行にも余裕が生じますし、車椅子での利用も可能になると思います。ぜひ歩行者空間を確保していただきたいと思いますが、この擁壁を撤去するに当たっては何か課題はあるのでしょうか、お伺いいたします。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎都市建設部参事(谷口光儀君) はい、都市建設部参事。 ○議長(勝又勝議員) 谷口都市建設部参事。 ◎都市建設部参事(谷口光儀君) この擁壁を撤去するに当たり課題となりますのは、この擁壁と隣接する住宅地に設置されておりますブロック塀が接していることから、一時的にブロック塀を取り壊す必要があるため、住宅地の土地所有者のご理解が必要なことや、撤去した擁壁のかわりとなる新たな擁壁を設置する必要があることが想定されます。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆12番(石神市太郎議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 12番、石神市太郎議員。 ◆12番(石神市太郎議員) 課題があることはよくわかりました。先ほど申し上げたように歩道が狭く、危険な箇所です。課題を踏まえ、擁壁の撤去について千葉県に対応を要望していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎都市建設部参事(谷口光儀君) はい、都市建設部参事。 ○議長(勝又勝議員) 谷口都市建設部参事。 ◎都市建設部参事(谷口光儀君) 千葉県に対して歩行者空間確保のために、先ほどご答弁させていただきました課題を踏まえながら、撤去について検討していただくよう市から要望してまいります。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆12番(石神市太郎議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 12番、石神市太郎議員。 ◆12番(石神市太郎議員) それでは、よろしくお願いいたします。 では、今回お聞きした箇所に限らず、過去の議会で何度もこの県道市川・印西線全体の歩道の改善について取り上げられていますが、市は千葉県に対してどのような要望をしているのかお伺いいたします。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎都市建設部参事(谷口光儀君) はい、都市建設部参事。 ○議長(勝又勝議員) 谷口都市建設部参事。 ◎都市建設部参事(谷口光儀君) 千葉県に対しては、市民の皆様からご要望をいただくごとに市から個別に要望を行っております。また、毎年定期的な千葉県との会議の中で県道の整備や改善について要望を行うとともに、情報交換を行いながら対応について協議を行っております。さらに、昨年11月に市長みずから千葉県に対して、この県道市川・印西線の全区間を対象に、歩行者の安全を確保するため歩道の改善要望を行ったところでございます。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆12番(石神市太郎議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 12番、石神市太郎議員。
    ◆12番(石神市太郎議員) わかりました。今後も引き続き県道の改善について千葉県とよく連絡調整をしていただくようにお願いをいたします。特にこの市川・印西線は車両だけではなく歩行者も多く、市民の皆様が安全で安心して通行できる歩道の整備を行っていただき、子供たちから、またお年寄りまでずっと住み続けたいと思える魅力のあるまちづくりに取り組んでいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 それでは、通告の2点目、地域包括ケアシステムについて再質問をさせていただきます。先ほどご答弁いただき、団塊の世代が75歳以上の後期高齢者となる平成37年を目途に、地域の特性に応じてつくり上げていくということが述べられました。また、第6期鎌ケ谷市高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画では、地域包括ケアシステムの中核機関として市内の3カ所ある地域包括支援センターの体制強化や医療と介護の連携、認知症対策の推進を図り、予防給付であった訪問介護及び通所介護の介護予防・日常生活支援総合事業への移行に伴う基盤整備に取り組んでいきますということが述べられました。それでは、本市の高齢者人口及び介護認定者数の過去5年間の推移についてお伺いいたします。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎健康福祉部長(望月忠君) 健康福祉部長。 ○議長(勝又勝議員) 望月健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(望月忠君) 平成24年度から28年度のそれぞれ4月1日現在の総人口及び65歳以上の人口を申し上げます。平成24年度、総人口10万8,814人、65歳以上人口2万4,401人、平成25年度、総人口10万9,568人、65歳以上人口2万5,956人、平成26年度、総人口10万9,718人、65歳以上人口2万7,065人、平成27年度、総人口10万9,601人、65歳以上人口2万8,157人、平成28年度、総人口10万9,415人、65歳以上人口2万9,010人となっております。 次に、平成24年度から28年度の各年度末現在の要介護、要支援認定者数を申し上げます。平成24年度3,583人、平成25年度3,793人、平成26年度3,962人、平成27年度4,102人、平成28年度4,266人となっております。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆12番(石神市太郎議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 12番、石神市太郎議員。 ◆12番(石神市太郎議員) ご答弁の中でわかったことというのは、過去5年間で、ざっくりですけれども、65歳以上の人口は毎年1,000人前後増加していること、介護保険認定者も毎年200人前後増加しているということがわかりました。高齢者が増加していく中で地域包括ケアシステムの構築は喫緊の課題となっているわけですが、その核となる医療と介護の連携についてどのような取り組みを行っているのかをお伺いいたします。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎健康福祉部長(望月忠君) 健康福祉部長。 ○議長(勝又勝議員) 望月健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(望月忠君) 医療と介護の連携につきましては、医療関係者と介護職員を対象に医療と介護連携に関する講演会などを平成28年度は2回、今年度も4月に在宅診療に関する研修会を行ったところでございます。また、医療、介護について検討する場として医師、歯科医師、薬剤師、介護事業所、自治会、老人クラブ、被保険者、民生委員、人権擁護委員、健康福祉センター長で構成された協議会や鎌ケ谷市医師会、地域包括支援センター、行政で構成する医療・介護連携研究会を設置しております。今年度は、地域にある医療機関、薬局、歯科、介護事業所などの情報をまとめた鎌ケ谷市医療介護白書の発行、医療と介護の連携を支援するため、医療機関や介護事業所からの相談に対応する窓口の開設を予定しております。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆12番(石神市太郎議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 12番、石神市太郎議員。 ◆12番(石神市太郎議員) ただいまのご答弁の中で鎌ケ谷市医療介護白書を作成するとありましたが、それはどのようなものかお伺いいたします。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎健康福祉部長(望月忠君) 健康福祉部長。 ○議長(勝又勝議員) 望月健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(望月忠君) 鎌ケ谷市医療介護白書は、医療機関、介護事業所などの方々が地域の医療、介護の資源について把握し、活用できるように、市内に3カ所ございます地域包括支援センターの担当地域ごとにその地域にある医療機関、薬局、歯科、介護事業所などの所在地、連絡先、機能などの情報をまとめ、1冊の冊子にするものでございます。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆12番(石神市太郎議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 12番、石神市太郎議員。 ◆12番(石神市太郎議員) それでは、地域包括ケアシステムでは、今後認知症高齢者の増加も見込まれることから、認知症施策の充実も求められています。そこで、認知症施策についてお伺いいたします。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎健康福祉部長(望月忠君) 議長、健康福祉部長。 ○議長(勝又勝議員) 望月健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(望月忠君) 認知症施策といたしましては、認知症の正しい知識と理解を持ち、地域で認知症の人やその家族に対して手助けをする認知症サポーターを養成するため、認知症サポーター養成講座を実施しております。この講座は、一般の方はもちろんのこと、小中学校でも開催しており、平成28年度は全体で25回、1,813人の方に受講いただいております。また、認知症の方やその家族などが自由に集い、交流する中で相談や情報交換できる場となっております認知症カフェは、これまで初富保健病院内の1カ所でございましたが、本年5月に丸山3丁目にありますグループホームのリーベン鎌ケ谷内にもオープンし、現在2カ所で開催されております。 なお、認知症の対策は早期に発見し、対応することが有効であることから、初期症状が見られる高齢者に対し初期の集中的な介入を行うため、専門職と認知症サポート医で構成する認知症初期集中支援チームの設置を予定しております。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆12番(石神市太郎議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 12番、石神市太郎議員。 ◆12番(石神市太郎議員) 認知症サポーター養成講座を受講された方が1,813人、1中学校区にしますと延べで360人いらっしゃるということで安心させられました。これからもぜひ多くの方の受講をしていただければというふうに思います。 それでは、地域包括ケアシステムの実現に向けて中核的な役割を担う機関として地域包括支援センターがありますが、その役割についてお伺いいたします。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎健康福祉部長(望月忠君) 健康福祉部長。 ○議長(勝又勝議員) 望月健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(望月忠君) 地域包括支援センターは、高齢者の暮らしを地域でサポートするための拠点として、保健師、社会福祉士、主任介護支援専門員が連携して業務に当たっております。その主な業務といたしましては、成年後見制度の活用促進、高齢者虐待への対応など権利擁護業務、高齢者のさまざまな相談を幅広く受け付け、必要なサポートや制度を紹介する総合相談支援業務、ケアマネジャーの指導、相談、地域ケア会議などを通じた自立支援型ケアマネジメントの支援など包括的・継続的ケアマネジメント支援事業、要支援認定者に対する介護予防のためのケアプランを作成するなどの介護予防ケアマネジメント事業があります。地域包括ケアシステムの構築のもと、施設での生活から在宅介護へと国の施策やサポート体制が変わっていく中、ふえ続ける在宅介護生活を送る高齢者をサポートするための大きな役割を担っているものでございます。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆12番(石神市太郎議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 12番、石神市太郎議員。 ◆12番(石神市太郎議員) それでは、地域包括支援センターの主な業務の中で地域ケア会議についてお伺いをいたします。 地域包括ケアシステムを構築するためには、高齢者個人に対する支援の充実と、それを支える社会基盤の整備を同時に進めることが重要であり、これを実現するため、地域ケア会議を定着させ、普及することが求められていますが、本市の状況をお伺いいたします。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎健康福祉部長(望月忠君) 健康福祉部長。 ○議長(勝又勝議員) 望月健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(望月忠君) 地域ケア会議とは、地域包括ケア実現のため、個別のケースについて多職種や住民で検討を行うことで地域の課題を共有し、関係者のネットワーク構築や資源開発、施策化など解決していく手段を導き出すための会議で、地域包括支援センターが主宰するものでございます。本市でも医療関係者、介護事業所、自治会、市民、民生委員、行政職員で構成された地域ケア会議を開催しておりますが、多くの場合は個別のケースの検討や情報交換に終始し、地域の課題の抽出、ネットワーク構築までには至らない状況となっており、今後の課題となっております。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆12番(石神市太郎議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 12番、石神市太郎議員。 ◆12番(石神市太郎議員) それでは、平成29年4月から本市も新しい介護予防・日常生活支援総合事業に移行しましたが、本市の総合事業についてお伺いいたします。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎健康福祉部長(望月忠君) 健康福祉部長。 ○議長(勝又勝議員) 望月健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(望月忠君) 介護予防・日常生活支援総合事業は、市町村が中心になって地域の実情に応じて住民等の多様な主体が参画し、多様なサービスを充実することで地域の支え合い体制を推進し、要支援者に対する効果的かつ効率的な支援を可能とすることを目指すものでございます。本市では、要支援者に対する現行の訪問介護、通所介護に相当するサービスを平成29年4月から認定有効期間更新時に随時移行しております。なお、移行に当たりましては円滑に移行ができるよう介護事業所やケアマネジャーを対象とした説明会を行っております。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆12番(石神市太郎議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 12番、石神市太郎議員。 ◆12番(石神市太郎議員) それでは、総合事業では要支援1及び2に認定されていない方でも参加できる一般介護予防事業がありますが、どのような事業を実施しているのかをお伺いいたします。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎健康福祉部長(望月忠君) 健康福祉部長。 ○議長(勝又勝議員) 望月健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(望月忠君) 一般介護予防事業は、65歳以上の高齢者を中心に従来の介護予防をさらに充実させ、生きがいづくり、役割づくりを大切にしながら、自助、互助、共助、公助の仕組みを広げていくものです。介護が必要になる前に元気な状態を長く維持するため、要支援者だけではなく、全ての高齢者を対象として行っている事業です。本市では、運動、栄養、口腔ケアについて学ぶちょ筋教室や元気アップカレッジ、市内6地区で開催する元気アップ講座、介護予防体操教室を実施しています。また、介護予防活動を支援する健康づくりボランティアの育成も行っております。さらに、今年度は関節の痛みを和らげる体操を自宅で継続して行えるよう柔道整復師に指導していただく柔体操を7月から実施する予定でございます。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆12番(石神市太郎議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 12番、石神市太郎議員。 ◆12番(石神市太郎議員) それでは、総合事業では現行の訪問介護、通所介護相当のサービスのほか、多様なサービスが提供されるようですが、多様なサービスについての取り組みについてお伺いいたします。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎健康福祉部長(望月忠君) 健康福祉部長。 ○議長(勝又勝議員) 望月健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(望月忠君) 単身世帯が増加し、支援を必要とする軽度の高齢者が増加する中、生活支援の必要性が増加することが予想されることから、ボランティアやNPOなど多様な主体が生活支援、介護予防サービスを提供することが必要となります。本市では、拡大が予想される生活支援ニーズに対応するため、ヘルパーの資格は持たなくても鎌ケ谷市の総合事業に新たな担い手として活動できるように、昨年度市認定ヘルパー研修を実施し、14名の方が受講されました。今年度につきましても同様の研修を実施する予定でございます。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆12番(石神市太郎議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 12番、石神市太郎議員。 ◆12番(石神市太郎議員) それでは最後に、地域包括ケアシステムを構築していく中での問題点についてお伺いいたします。 ○議長(勝又勝議員) 答弁を求めます。 ◎健康福祉部長(望月忠君) 健康福祉部長。 ○議長(勝又勝議員) 望月健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(望月忠君) 地域包括ケアシステムでは、自助、互助、共助、公助の組み合わせにより成り立つとされ、公に頼る前にみずからのことはみずからでやるいわゆる自助や、支え合いを中心とした互助の役割への期待が大きいものとなっております。都市化、核家族化が進み、地域での人と人のつながりの希薄化が危惧される中で、制度として継続、発展していくために必要となる地域基盤の整備と地域マネジメントが重要であると考えております。2025年、平成37年を視野に入れ、3年ごとに策定する鎌ケ谷市高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画にそれぞれの目標や取り組むべき内容を設定し、誰もが住みなれた地域で安心して暮らし続けられる地域社会の実現のために必要不可欠な地域包括ケアシステムの構築に努めてまいります。 ○議長(勝又勝議員) 再質問を許します。 ◆12番(石神市太郎議員) はい、議長。 ○議長(勝又勝議員) 12番、石神市太郎議員。 ◆12番(石神市太郎議員) 市がいろいろと施策等考えていることがよくわかりました。また、問題点、課題もお答えいただいた中で知ることができました。平成37年をめどに構築をされていくとのことですし、また3年ごとに策定をしていくということですので、それぞれの目標に取り組むべき内容を設定していくことがわかりました。今後とも担当する方々の努力を期待し、私の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(勝又勝議員) 以上で12番、石神市太郎議員の一般質問を終結します。 △延会の宣告 ○議長(勝又勝議員) お諮りいたします。 本日の会議はこの程度にとどめ、延会いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(勝又勝議員) ご異議なしと認めます。 よって、本日はこれにて延会することに決しました。 なお、明日の会議は午前10時に開くことにいたします。 本日は、これにて延会いたします。 お疲れさまでした。          午後 3時42分  延 会...