鴨川市議会 > 2018-06-28 >
平成30年第 2回定例会−06月28日-05号

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  1. 鴨川市議会 2018-06-28
    平成30年第 2回定例会−06月28日-05号


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    平成30年第 2回定例会−06月28日-05号平成30年第 2回定例会                  平成30年第2回              鴨川市議会定例会会議録(第5号) 1.招集年月日 平成30年6月28日(木曜日) 1.招集の場所 鴨川市議会議場 1.出席議員 18名   1番 秋 山 貢 輔 君   2番 長谷川 倫 秀 君   3番 松 井 寛 徳 君   4番 本 吉 正 和 君   5番 杉 田   至 君   6番 佐 藤 和 幸 君   7番 佐々木 久 之 君   8番 川 股 盛 二 君   9番 川 崎 浩 之 君   10番 佐久間   章 君   11番 福 原 三枝子 君   12番 渡 邉   仁 君   13番 久 保 忠 一 君   14番 庄 司 朋 代 君   15番 平 松 健 治 君   16番 鈴 木 美 一 君   17番 渡 辺 訓 秀 君   18番 辰 野 利 文 君 1.欠席議員 なし 1.地方自治法第121条の規定により出席した者の職氏名   市長        亀 田 郁 夫 君    副市長       小 柴 祥 司 君   経営企画部長    増 田 勝 己 君    総務部長      松 本 憲 好 君   健康福祉部長    牛 村 隆 一 君    建設経済部長    平 川   潔 君   都市建設課長    野 村 敏 弘 君    国保病院事務長   岩 瀬 英 彦 君
      代表監査委員    石 渡 雅 之 君    教育長       月 岡 正 美 君   学校教育課長    洲 永 康 弘 君 1.職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名   事務局長      佐久間 達 也      次長        渡 邉   洋   主査        小 滝 卓 也           ──────────────────────── △開議  平成30年6月28日 午前10時00分 開議 ○議長(庄司朋代君) 皆様、おはようございます。  ただいまの出席議員は全員でございます。よって、議会はここに成立いたしました。  これより本日の会議を開きます。  議案の受理について、本日、議会運営委員会委員長及び市長から追加議案を受理し、皆さんのお手元に配付してありますので、これにより了承願います。           ──────────────────────── △議事日程 ○議長(庄司朋代君) 本日の日程は、あらかじめお手元に配付いたしました印刷物のとおりですので、これによりご了承を願います。 1.議 事 日 程 日程第1       各常任委員長報告 日程第2       報告者に対する質疑                質      疑 日程第3 議案第34号 鴨川市税条例等の一部を改正する条例の制定について 討論・採決 日程第4 議案第35号 鴨川市立小学校設置条例の一部を改正する条例の制定     〃            について 日程第5 議案第36号 鴨川市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準     〃            を定める条例の一部を改正する条例の制定について 日程第6 議案第37号 鴨川市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関す     〃            る基準を定める条例の一部を改正する条例の制定につ            いて 日程第7 議案第38号 鴨川市指定地域密着型介護老人福祉施設の入所定員及     〃            び指定地域密着型サービス事業者等の指定に関する基            準を定める条例の一部を改正する条例の制定について 日程第8 議案第39号 鴨川市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及     〃            び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条            例の制定について 日程第9 議案第40号 鴨川市地域包括支援センター包括的支援事業の実施     〃            に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制            定について 日程第10 議案第41号 財産の無償譲渡について                  〃 日程第11 議案第42号 市道路線の廃止について                  〃 日程第12 議案第43号 市道路線の認定について                  〃 日程第13 議案第44号 損害賠償の額の決定及び和解について            〃 日程第14 議案第45号 平成30年度鴨川市一般会計補正予算(第2号)        〃 日程第15 議案第46号 平成30年度鴨川市病院事業会計補正予算(第1号)      〃 日程第16 陳情第2号 「義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書」採     〃            択に関する陳情書 日程第17 陳情第3号 「国における平成31(2019)年度教育予算拡充に関す     〃            る意見書」採択に関する陳情書 日程第18 陳情第4号 国に対する地方消費者行政の財政支援を求める意見書     〃            提出に関する陳情書 日程第19       閉会中の継続審査について(陳情第1号 メガソーラ     〃            ー建設計画に反対する陳情書) 日程第20       議会運営委員会及び各常任委員会の閉会中の所管事務            調査について 日程第21       議員派遣の件について 日程第22 発議案第1号 道路問題調査特別委員会の設置について       上程・説明                                     質疑・討論・採決 日程第23 発議案第2号 広域行政調査特別委員会の設置について           〃 日程第24       特別委員会委員の選任について               〃 日程第25       議案第47号から議案第50号までの上程(市長の提案理 上程・説明            由の説明)      議案第47号 市道路線の廃止について              補足説明      議案第48号 市道路線の廃止について                  〃      議案第49号 市道路線の認定について                  〃      議案第50号 鴨川市監査委員の選任につき同意を求めることについ 補足説明省略            て 日程第26 議案第47号 市道路線の廃止について              質疑・討論・採決 日程第27 議案第48号 市道路線の廃止について                  〃 日程第28 議案第49号 市道路線の認定について                  〃 日程第29 議案第50号 鴨川市監査委員の選任につき同意を求めることについ     〃            て           ──────────────────────── △各常任委員長報告 ○議長(庄司朋代君) 日程第1、今定例会において各常任委員会に付託した案件について、各常任委員長の報告を求めます。総務常任委員長佐々木久之さん。              〔総務常任委員長 佐々木久之君登壇〕 ◎総務常任委員長佐々木久之君) 皆様、おはようございます。総務常任委員長報告をいたします。  平成30年第2回定例会において、本委員会に付託されました案件は、条例の一部改正1件、財産の無償譲渡について1件、損害賠償の額の決定及び和解について1件の計3件であります。  去る6月18日、委員会を開催し、慎重に審査いたしましたので、その審査の概要と結果について、ご報告いたします。  議案第34号 鴨川市税条例等の一部を改正する条例の制定についての審査に入り、先端設備であるかどうかの判断は誰がどのように行うのかとの質疑に対し、市は導入促進基本計画を定める必要があり、その中に対象とする先端設備の条件を設けることとなります。その内容は、生産性向上に資する指標が旧モデル比で年平均1%以上向上すること。機械及び設備は160万円以上、10年以内の発売。測定工具及び検査工具は30万円以上、5年以内の発売。建物附属設備は60万円以上、14年以内の発売となっています。また、全体的な事項として導入するものが中古資産でないこと。生産販売活動あるいは役務の提供に資するものであることがあります。この先端設備等を導入する事業者には、先端設備等導入計画を定めていただき、この認定は商工観光課で実施しますので、この中で先端設備に該当するかどうかの審査をしますとの説明がありました。  次に、課税標準の軽減の特例の割合をゼロとした理由と、近隣市町村でゼロ以外の割合を設けた団体はあるのかとの質疑に対し、特例措置は国と市町村が一体となり、中小企業者等の生産性の向上を後押しをすることを目的として創設されたものであり、設備投資に対する商工関係の補助金制度等との相乗効果から中小企業者等の設備投資が促進され、事業活動の活性化や労働生産性の向上に寄与し、ひいては市の経済振興にも効果が期待できるものと考えられるため、ゼロとしました。  また、近隣の10市町を確認をしたところ、全市町がゼロの意向と伺っていますとの説明がありました。  次に、この条例の改正により税収が減った場合の交付税措置はあるのかとの質疑に対し、基準財政収入額の算定を行う際、考慮の対象となっているので、交付税措置がされますとの説明がありました。  その後、討論なく、採決するに、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第41号 財産の無償譲渡についての審査に入り、譲渡後もこれまでどおり施設の利用ができるとのことだが、利用料等について、継続して同様の条件で使用できるのかとの質疑に対し、貸し出し料金の設定はされているが、市民団体等の利用に関しては、減額免除していただいており、今後の利用についても、同様に利用できることを、学校法人側に確認していますとの説明がありました。  その後、討論において、議案書に譲渡する理由や解除要件などを記載いただき、市民の理解に資することが可能となるようお願いし賛成するとの賛成討論がありました。  その後、採決するに、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第44号 損害賠償の額の決定及び和解についての審査に入り、要因が自然災害だが、損害賠償については、100%保険から賄われたのかとの質疑に対し、損害の原因が緊急車両用車庫の屋根の一部が飛散したことによるもので、市民総合賠償補償保険から100%補填をされますとの説明がありました。  その後、討論なく、採決するに、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で、総務常任委員長報告を終わります。           ──────────────────────── ○議長(庄司朋代君) 次に、建設経済常任委員長、鈴木美一さん。             〔建設経済常任委員長 鈴木美一君登壇〕
    建設経済常任委員長(鈴木美一君) 皆さん、おはようございます。建設経済常任委員長報告をいたします。  平成30年第2回定例会において、本委員会に付託されました案件は、市道路線の廃止が1件、市道路線の認定が1件、陳情2件の計4件であります。  去る6月19日、委員会を開催し、慎重に審査いたしましたので、その審査の概要と結果について、ご報告いたします。  まず初めに、議案第42号 市道路線の廃止について及び議案第43号 市道路線の認定についての2件を、関連性があることから一括議題として審査に入り、主要地方道千葉鴨川線一般県道天津小湊田原線とを結ぶ幹線市道の改良事業を実施するための認定廃止とのことだが、全体計画及び事業費はとの質疑に対し、この事業は、新たに認定する市道外沼改田線市道和田改田線を一体的に整備するもので、計画延長は、市道和田改田線区間が392メートル、市道外沼改田線区間が135メートルの計527メートルとなり、有効幅員は片側2.75メートルの2車線、左右に75センチメートルの路肩を設け、路肩内には側溝を、その外側にはガードレールを設置する計画です。また、全体事業費は2億2,300万円、うち工事費は1億8,600円となり、対象経費の95%相当額について合併特例債を充てる予定ですとの説明がありました。  続いて、今年4月に合併特例債発行可能期限が5年間延長されたが、この期限内に完了するのか、また事業の完成はいつになるのかとの質疑について、この事業は、平成29年度から工事に着手しており、市道和田改田線区間の130メートルの路体の盛土工事を行いました。今年度は、この130メートルを含む330メートル区間の側溝や擁壁の設置、舗装等の工事を実施し、平成31年度は、市道外沼改田線区間の135メートルの改良工事を行い、平成32年3月末の供用開始を予定していますとの説明がありました。  質疑終結後、討論に入りましたが、討論なく、採決するに、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、陳情第1号 メガソーラー建設計画に反対する陳情書の審査に入り、今回の陳情書と同様のものが市へも提出されているのか。また、他の団体や個人等から同様の提出はあるのかとの発言があり、同様の陳情書が4月11日付市にも提出されています。また、他の団体としては、鴨川メガソーラー中止を求める会から8,516筆、及び安房淡水漁業協同組合から430筆の反対署名が、鴨川里山を守る会会長より反対表明の決議書が提出されていますとの説明がありました。  続いて、環境審議会委員から意見聴取を実施したと聞いているが、具体的な団体名とその内容はとの発言があり、聴取先は、千葉県森林組合、鴨川市漁業協同組合安房農業協同組合、鴨川市観光協会、建設業協会鴨川支部です。内容は、工事期間中の配慮が重要、地元農業関係者は工事による有害獣の区域外拡散や銘川等の河川増水とそれによる農地への影響が心配、科学的な立証はできないが、山や森は大切にすべきであり、河川の養分や水質の変化による海藻や魚への影響が生じるのではないか、等々の意見がありました。また、環境景観に関する質疑、有害獣に関する質疑、雨水排水に関する質疑、事業者に関する質疑等が寄せられ、事業者へ市から文書で伝えたところですとの説明がありました。  続いて、県の林地開発許可の現状と仮に林地開発許可申請が進んだ場合の事務処理期間の規定はとの発言があり、林地開発許可は事前協議中です。また、許可に関する標準事務処理期間は80日間と定められていますが、申請書の補正や修正等に要する期間については含まれませんとの説明がありました。  続いて、今後、メガソーラーに関して規制する条例等を策定した場合、今回の事業に適用することはできるのかとの発言があり、そのような条例を遡及して適用させることはできないものと認識していますとの説明がありました。  続いて、市長が事業者に対して提出した5つの要望についての回答状況はとの発言があり、1点目の事業体構成の明確化については、事業主体はAS鴨川ソーラーパワー合同会社であり、施工業者・管理会社の選定は6月中に終わる予定です。2点目の事業の健全性の確保と具体的な出資・融資計画については、現在複数の銀行と協議中です。3点目のパネル撤去費用積み立てについては、5%の積み立ては当然であり、担保として本市が出資者口座に対して質権設定できるよう調整し承認される予定です。4点目の造成工事の施工・管理体制については、6月中に施工業者、管理会社の選定が済み次第明確にします。5点目の有害獣対策については、境界付近に有害獣対策用のフェンスを設置し、敷地内での駆除に努めますとの回答をいただいており、未確定なことについては、決定次第速やかに報告をいただき、必要に応じて法的な担保も検討していきますとの説明がありました。  続いて、執行部より関連事項の報告として、メガソーラー開発区域内の市道路線の廃止手続についての経過報告がありました。  続いて、委員より、今回の陳情は、一個人の議員の見解ではなく、市民全体のことを考えた上で判断しなければならず、今回の陳情の決を諮るには、より多くの情報収集が今後も必要であると考えるため、継続審査をお願いしたいとの意見があり、継続審査とすることについて採決したところ、全員異議なく、継続審査とすることに決しました。  次に、陳情第4号 国に対する地方消費者行政の財政支援を求める意見書提出に関する陳情書の審査に入り、まず、執行部から本陳情にかかわる本市の状況の説明を求めたところ、本市には、消費生活相談に係る消費生活アドバイザー消費生活相談員といった専門資格を有する専門員を配置しておらず、市民相談員2名と商工観光課商工振興係の職員で対応しており、困難な事案や専門性を要求される事案については、県の消費者相談センターを紹介したり、千葉司法書士会と連携した年4回の無料相談を実施しています。平成29年度の相談件数は11件ほどとなっていますが、事案内容が相談しづらい、高齢で相談できない等のケースが考えられることから、消費生活の啓発パンフレット等を作成し、高齢者サロン等で配布しています。今年度の要望額43万9,000円に対し、交付決定額は27万8,000円と大幅な減額となっていますとの説明がありました。  その後、討論に入りましたが、討論なく、採決するに、賛成者なく、不採択すべきものと決しました。  以上で、建設経済常任委員長報告を終わります。           ──────────────────────── ○議長(庄司朋代君) 次に、文教厚生常任委員長、川崎浩之さん。             〔文教厚生常任委員長 川崎浩之君登壇〕 ◎文教厚生常任委員長(川崎浩之君) 皆さん、おはようございます。文教厚生常任委員長報告をいたします。  平成30年第2回定例会において、本委員会に付託されました案件は、条例の一部改正6件、病院事業会計補正予算1件、陳情2件の計9件であります。  去る6月20日、委員会を開催し、慎重に審査いたしましたので、その審査の概要と結果についてご報告いたします。  議案第35号 鴨川市立小学校設置条例の一部を改正する条例の制定についての審査に入り、要望があれば小学校の名称変更は可能かとの質疑に対し、設置条例に基づき、正式な手続を踏めば法的に可能ですとの説明がありました。  その後、討論なく、採決するに、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。  議案第36号 鴨川市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についての審査に入り、現在、対象となる事業者はあるのかとの質疑に対し、現在、本市には対象となる事業者はありませんとの説明がありました。  次に、自宅での保育サービスも含まれるのかとの質疑に対し、自宅に行ってのサービスも含まれますとの説明がありました。  その後、討論なく、採決するに、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。  議案第37号 鴨川市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についての審査に入り、条例の改正は、放課後児童支援要員の拡大につながるのかとの質疑に対し、有資格について不明瞭な部分を明確にした結果、放課後児童支援要員の拡大につながりますとの説明がありました。  その後、討論なく、採決するに、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。  議案第38号 鴨川市指定地域密着型介護老人福祉施設の入所定員及び指定地域密着型サービス事業者等の指定に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についての審査に入り、今回の改正の趣旨はとの質疑に対し、看護小規模多機能型居宅介護サービスについて19床以下の有床診療所、この部分について事業者として新たに追加するものですとの説明がありました。  次に、個人開業医、医療法人の資格を持たない場合はどうなるのかとの質疑に対し、有床診療所につきましては、医療法上の手続の中でとなりますので、有床診療所においての手続をとって運営されるのであれば可能ですとの説明がありました。  その後、討論なく、採決するに、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。  議案第39号 鴨川市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について、議案第40号 鴨川市地域包括支援センター包括的支援事業の実施に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についての2件は、質疑、討論なく、採決するに、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。  議案第46号 平成30年度鴨川市病院事業会計補正予算(第1号)の審査に入り、医師住宅建設費について、その内容は、図面等で示していただきたいがいかがかとの質疑に対し、医師がすぐに病院に駆けつけられるよう、現在の病院の北側の民有地を借りて、25坪ほどのメゾネット式2棟、若い医師用の15坪の医師住宅を建てるものです。図面は現在の医師住宅のものしかありませんが、後日改めてお示ししますとの説明がありました。  次に、補正予算書にある病院経営改革費に係る事業費の具体的な内容はとの質疑に対し、現在の病院の経営形態の見直し、今後の中長期の見込み等を考えたシミュレーション、そして、新病院の開設と運営全般のマネジメント業務を考えています。その中には、医師の確保や病院のサービス向上、病院機能に見合った診療報酬や医療人材を確保すること、人材確保のための職務環境の整備なども含めさせていただいていますとの説明がありました。  その後、討論なく、採決するに、賛成多数で、原案のとおり可決すべきものと決しました。  陳情第2号 「義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書」採択に関する陳情書について、陳情第3号 「国における平成31(2019)年度教育予算拡充に関する意見書」採択に関する陳情書についての2件は、発言、討論なく、採決するに、全員異議なく、採択すべきものと決しました。  以上で、文教厚生常任委員長報告を終わります。           ──────────────────────── ○議長(庄司朋代君) 次に、予算常任委員長福原三枝子さん。              〔予算常任委員長 福原三枝子君登壇〕 ◎予算常任委員長福原三枝子君) 皆様、おはようございます。予算常任委員会委員長報告をいたします。  平成30年第2回定例会において、本委員会に付託されました案件は、議案第45号 平成30年度鴨川市一般会計補正予算(第2号)の1件であります。  去る6月21日、委員会を開催し、慎重に審査しましたので、審査の概要と結果についてご報告いたします。  まず、歳入では、基金繰入金について、ふるさと納税では、7つの使い道が指定されていると思うが、取り崩す基準や考え方はとの質疑に対し、寄附目的に関する歳出があった場合に繰り入れを検討しており、今後も寄附の目的に沿った繰り入れを検討していきますとの説明がありました。  次に、取り崩し後の財政調整基金の残高はとの質疑に対し、約9億3,900万円の残高を見込んでいますとの説明がありました。  続いて、歳出についてですが、新規事業の概要について担当部課長から説明を受けた後に款順に質疑を行いました。  それでは、款順に、主な質疑の概要をご説明申し上げます。  第2款、総務費では、施設復旧事業負担金について、約1,600万円のうち、500万円を市が負担しても、残りは事業者の負担となるが、来年度以降の業者選定について、どう考えているのかとの質疑に対し、太海フラワー磯釣りセンター内の釣り堀施設の復旧費用について、負担金を差し引いた額を、事業者が負担することとなるので、今後事業者を選定する際は、考慮しなければいけない点であると考えていますとの説明がありました。  次に、委託契約では、整備不良があった場合、委託事業者が修理修繕を行うことを基本とする考えでよいかとの質疑に対し、民営化当時の契約では、施設の改修や修繕は事業者の負担で実施する契約となっていますとの説明がありました。  次に、予約制乗合タクシー実証事業について、デマンド型の運行であるが、予約がなかった場合でも1日契約となるのかとの質疑に対し、朝早い便を除いて、1時間前までの予約受付を考えており、基本的に事業者を拘束することから、結果的に運行のない日も借り上げることとなりますとの説明がありました。  続いて、第4款衛生費では、中継施設整備基本計画策定業務委託について、当初、進んでいた中継施設はゼロと考えてよいかとの質疑に対し、当初の焼却施設は南房総市を想定していたが、外部委託と君津4市との連携を踏まえ白紙の状態で検討を始めますとの説明がありました。  次に、建設地まで選定するのかとの質疑に対し、清掃センターの現状から考えると、できる限り早く選定したい状況ですが、業務を行っていく中で、施設建設の方法や管理運営方式の検討によっては、候補地の選定期間が変更となる可能性があることから、業務の中で検討していきますとの説明がありました。  次に、今回の中継施設整備基本計画は、君津4市を含めた、広域ごみ処理施設を見据えた計画と思うが、その進捗状況はどうなっているのかとの質疑に対し、君津4市の建設予定地は富津市新富地区と報道されており、その中で2カ所が候補地となっていますとの説明がありました。  続いて、第6款農林水産業費では、イノシシ等有害獣被害防止対策事業について、生活環境をも脅かす有害獣について、農地のみならず農村集落に近づけないための防護柵設置が効果的と考えるがいかがかとの質疑に対し、国の交付金事業による防護柵等の設置や、市の単独事業として行っている有害獣防護柵設置事業も、農地への防護柵設置に限られたものとなっています。しかし、ヤマビルの媒介による人体への吸血被害、さらにはイノシシの掘り起こしに起因する生活道路や斜面の崩落などの生活被害も増えていることから、生活被害防止のための防護柵設置事業等について、国、県へ引き続き要望していきますとの説明がありました。  次に、3年間の予定で、刈り払いを年1回10月に実施するだけで、効果があるのかとの質疑に対し、集落、耕作地の周辺のイノシシのすみかとなっているところを刈り払うことで、イノシシを追い込んでいくことが県の事業目的であり、年1回でも取り組んだ効果を実感していただき、耕作放棄地を管理する機運を高めていただきたいと思いますとの説明がありました。  次に、交流ターミナル管理運営事業について、工事請負費250万円が減額になっているが、このことにより全体の事業はどの程度縮小するのかとの質疑に対し、大賀ハスの里のあずまやの整備と、木製の遊歩道の整備で500万円を予定していましたが、250万円に減額をされたため、あずまや、遊歩道の整備の規模や長さなどを調整し、250万円の範囲内での実施を考えていますとの説明がありました。  続いて、7款商工費では、観光客誘致イベント事業について、ウォールアートイベントの場所はどこを予定しているのかとの質疑に対し、現在の候補地として、市民プール海側のフェンスへのボード設置を検討している段階ですとの説明がありました。  次に、地域おこし協力隊事業について、地域おこし協力隊3人が同時に活動することについて、どのように考えているのかとの質疑に対し、現在、四方木で活動されている方は、清澄、四方木地区の活性化を図ることが大きな目的です。新たに委嘱する2名は、市全体の観光振興が使命ですので、その目的が違いますが、地域でさまざまな活動をする中で、共通する部分が出てきますし、四方木で活動している方は、地域おこし協力隊の先輩でもあることから、積極的に交流をし、活動の方針などを勉強してもらいたいと考えていますとの説明がありました。  次に、2人は、観光プラットフォームの仕事をするのかとの質疑に対し、現在、観光プラットフォームが中心的に動いていることから、連携、協働していくことは出てくると考えていますとの説明がありました。  次に、地域創造アドバイザー事業について、具体的な活動内容はとの質疑に対し、具体的な実施内容はこれからになりますが、小湊小や中学校の跡地活用に向けた100人会議の際も参加いただいた高野氏を予定しており、日蓮聖人ご降誕800年祭に向けた実行委員会の中で、地域の方々と意見を交換し、具体的に何を実施すべきかについてアドバイスをいただきたいと考えていますとの説明がありました。  続いて、10款教育費では、スポーツを通じた地域の稼ぐ力推進事業について、スポーツを通じた地域産業振興計画策定・シンポジウム等委託料の内容はとの質疑に対し、推進委員会会議等の運営支援業務300万円、シンポジウムの開催等も含んだ計画書作成支援業務600万円、スポーツコミッション設立手続等を含んだ支援業務100万円、スポーツコミッションに係る紙媒体、ウェブサイト等広報等作成業務500万円、そして、スポーツコミッションの設立及びその後の運営に関する関連業務の支援として100万円を想定していますとの説明がありました。  その後、討論なく、採決するに、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で、予算常任委員長報告を終わります。 ○議長(庄司朋代君) 以上で、各常任委員長の報告は終わりました。           ──────────────────────── △報告者に対する質疑 ○議長(庄司朋代君) 日程第2、ただいまの各常任委員長の報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) なければ、これをもって質疑を終結いたします。           ──────────────────────── △議案の討論・採決 ○議長(庄司朋代君) 日程第3、議案第34号の討論に入ります。  反対討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) 賛成討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) なければ、討論を終結いたします。  これより議案第34号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決です。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(庄司朋代君) 起立全員であります。よって、議案第34号は、原案のとおり可決されました。           ──────────────────────── ○議長(庄司朋代君) 日程第4、議案第35号の討論に入ります。  反対討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) 賛成討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) なければ、討論を終結いたします。
     これより議案第35号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決です。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(庄司朋代君) 起立全員です。よって、議案第35号は、原案のとおり可決されました。           ──────────────────────── ○議長(庄司朋代君) 日程第5、議案第36号の討論に入ります。  反対討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) 賛成討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) なければ、討論を終結いたします。  これより議案第36号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決です。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(庄司朋代君) 起立全員であります。よって、議案第36号は、原案のとおり可決されました。           ──────────────────────── ○議長(庄司朋代君) 日程第6、議案第37号の討論に入ります。  反対討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) 賛成討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) なければ、討論を終結いたします。  これより議案第37号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決です。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(庄司朋代君) 起立全員です。よって、議案第37号は、原案のとおり可決されました。           ──────────────────────── ○議長(庄司朋代君) 日程第7、議案第38号の討論に入ります。  反対討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) 賛成討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) なければ、討論を終結いたします。  これより議案第38号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決です。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(庄司朋代君) 起立全員です。よって、議案第38号は、原案のとおり可決されました。           ──────────────────────── ○議長(庄司朋代君) 日程第8、議案第39号の討論に入ります。  反対討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) 賛成討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) なければ、討論を終結いたします。  これより議案第39号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決です。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(庄司朋代君) 起立全員です。よって、議案第39号は、原案のとおり可決されました。           ──────────────────────── ○議長(庄司朋代君) 日程第9、議案第40号の討論に入ります。  反対討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) 賛成討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) なければ、討論を終結いたします。  これより議案第40号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決です。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(庄司朋代君) 起立全員です。よって、議案第40号は、原案のとおり可決されました。           ──────────────────────── ○議長(庄司朋代君) 日程第10、議案第41号の討論に入ります。  反対討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) 賛成討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) なければ、討論を終結いたします。  これより議案第41号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決です。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(庄司朋代君) 起立全員です。よって、議案第41号は、原案のとおり可決されました。           ──────────────────────── ○議長(庄司朋代君) 日程第11、議案第42号の討論に入ります。  反対討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) 賛成討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) なければ、討論を終結いたします。  これより議案第42号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決です。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(庄司朋代君) 起立全員です。よって、議案第42号は、原案のとおり可決されました。           ──────────────────────── ○議長(庄司朋代君) 日程第12、議案第43号の討論に入ります。  反対討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) 賛成討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) なければ、討論を終結いたします。  これより議案第43号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決です。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(庄司朋代君) 起立全員です。よって、議案第43号は、原案のとおり可決されました。
              ──────────────────────── ○議長(庄司朋代君) 日程第13、議案第44号の討論に入ります。  反対討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) 賛成討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) なければ、討論を終結いたします。  これより議案第44号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決です。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(庄司朋代君) 起立全員です。よって、議案第44号は、原案のとおり可決されました。           ──────────────────────── ○議長(庄司朋代君) 日程第14、議案第45号の討論に入ります。  反対討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) 賛成討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) なければ、討論を終結いたします。  これより議案第45号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決です。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(庄司朋代君) 起立全員です。よって、議案第45号は、原案のとおり可決されました。           ──────────────────────── ○議長(庄司朋代君) 日程第15、議案第46号の討論に入ります。  反対討論の通告がありますので、発言を許します。佐々木久之さん。 ◆7番(佐々木久之君) それでは、議案第46号 平成30年度鴨川市病院事業会計補正予算について、反対の立場で討論させていただきます。  今回の事業は、医師住宅建設に当たり、9,960万円が補正され1億9,068万8,000円とされたものでございますが、国保病院の建て替えに反対するつもりはありませんが、土地を借りて医師住宅を建設していくということには、今後固定費も膨らみ、将来財政を圧迫していくおそれもあり、また、国保病院建て替えに係る工事にはまだまだ土地を借り入れるということも考えられ、土地賃借などの計画原案について、不透明なところがございます。  以上の理由から本予算に反対をさせていただきます。 ○議長(庄司朋代君) 賛成討論ありませんか。佐久間章さん。 ◆10番(佐久間章君) それでは、平成30年度鴨川市病院事業会計補正予算(第1号)については、賛成の立場で討論に参加いたします。  国保病院の建て替えについては、亀田市長の政治判断と強いリーダーシップにより進められています。既に設計に関する予算は議決され、実施設計段階に入っております。係る状況の中で、本議案は建設予定地内に存在する医師住宅を移転する必要があるから、その建設費を補正予算として計上するものです。  反対討論では、事業の必要性は認めるが、建設予定地が借地である、借地料が将来負担として発生する。このことだけを理由に本補正予算を認められないとのことでありますが、それが正しい判断でしょうか。  そもそも国保病院の建て替えは、長狭地区民の総意として、長狭地区区長会より提出され、長年にわたる懸案事項であります。  このことから、災害から市民を守る拠点を整備するという市長の強い政治判断で開始した事業であります。  候補地の選定に当たり、経営面を考慮した場合、隣接地、あるいは道路をはさんだ土地であることなどの条件があります。これを満たす物件は限られており、建設地を取得することが望ましい。このことは誰もがわかっています。その上で候補地の選定交渉に大変苦慮されたことは容易に想像できます。  現在の病棟は、耐震基準を満たしておらず、また、本年6月26日に発表された全国地震動予測地図2018年版でも、千葉県の危険度は上がっており、医師住宅の土地が確保できるまで、建設を先延ばしすることはできません。まして医師確保に向けた取り組みは、特に地方の病院では厳しい状況にあり、招聘交渉を中断することは大きな損失であると申し上げさせていただきます。したがって、今後も購入に向けた努力はすべきであると申し上げ、今回の選択はやむを得ないものと理解いたします。  一言つけ加えさせていただけば、今後の用地交渉は、出先や担当部署に任せきりにするのではなく、より専門的な担当者の育成や、全庁的な体制を構築すること、さらには用地交渉記録を作成し、購入交渉に向けた基礎資料として整備することが必要であることを申し述べて、賛成の討論といたします。以上です。 ○議長(庄司朋代君) 反対討論ありませんか。平松健治さん。 ◆15番(平松健治君) 本予算では、今同僚議員より討論が2件ありましたが、その主な内容に医師住宅の建設費が提案されているわけですが、私は以後の各点を指摘し、本案の取り上げに反対をしたいと思います。  今、同僚議員より、既にこの主たる本体事業については、議会決議を経て、その一環であるというような討論もございましたが、この当初の提案された議案の建て替え事業全体像の議案決議の際に、事業全体が示されているわけですが、その工程表、概算工事の中では、本工事は一切含まれておりません。  次に、やはり同僚議員から出ておりますが、この事業地についてですが、鴨川市についてはこの事業地にかかわらず財政硬直化という問題を掲げてまして、その改善策として、借地の解消を図るということが大きな財政改善の目標に掲げてあります。これらを踏まえた中で、先ほどいろいろ苦労があったと言いますが、これから二、三申し上げる点で、どうも市長が思いつきで提案しているような足跡が見られる中で、安易に借地をするということに対して、鴨川市の基本的な財政硬直化改善に相反する施策であることから、この1点も反対の理由とさせていただきます。  また、先ほど委員長報告にありましたように、これが文教厚生常任委員会で審議されたわけですが、今の市長の思いつき予算をうかがわせるように、先ほど委員長報告にありましたように、一切この事業に対して図面が示されておりません。いかにこの事業が思いつきで立案されたかということが、委員長報告の中でございましたように、示されております。  また、10日ほど前ですか、もっと前になりますか、全国紙に鴨川市の国保病院について掲載がございました。私はかねがね、鴨川市あるいは安房全体での地域医療構想について現在策定中なのに、鴨川市がどうも拙速して物事をやっている。当初は少し急いで進んでいるという、あるいは走って進めているということを答弁の中で多々出てきておりますが、走っているどころか、スピード違反当然のような現在事態でございます。その全国紙の議論の中では、鴨川市は国保病院について協議に参加する立場にある、またこの協議を見守る立場にある中、このような拙速したような事業をどんどん展開しており、既に鴨川市がこの中から離脱しているというような外部の見方の表現が、鴨川市離脱説までその記事の中で出ておりました。  このようなことから、この事業がいかにスピード違反で思いつき予算であるか、また財政改善等に相反した事業であるか、それらを提案して、本案に反対をいたします。 ○議長(庄司朋代君) 賛成討論ありませんか。杉田至さん。 ◆5番(杉田至君) ただいま議長のご指名をいただきましたので、本件議案に対しましては賛成の立場で討論に参加をさせていただきたいと存じます。  まずは、賛成の理由でございますけれども、私自身、もとより長狭地域に病院施設が整備されることを否定するものではありませんし、今般の補正予算の内容が、外部の専門家による病院の経営形態の見直しや、今後の運営マネジメント等の業務委託料、加えて老朽化して使用に耐えなくなっている医師住宅の改築費に係る所要見込み額のみを計上したものであるからにほかなりません。しかしながら現行構想のままで本当に大丈夫でしょうか。本件議案の審議に当たり配付されましたさまざまな資料に目を通しましたが、新たな病院施設整備に当たり、予定している事業費総額は一体幾らなのか、何よりも新たな病院の経営見通しは極めて脆弱であるばかりか、この点に関しましては、公表されている資料がありません。もとより病院事業は独立採算性を大原則とする地方公営企業でありますから、全て企業会計内で完結決裁できる見通しであるなら話は別ですが、構想の段階から税財源を原資とする一般会計からの一般財源の繰り入れが見込まれております。  仮に25億とする多額の事業費を投じた地方公営企業への繰出基準に基づく一般会計からの繰出金は、どの程度までに膨れ上がるのでしょうか。  また、本年度の一般会計予算の編成状況を見ますと、この6月補正予算編成時までに一般財源不足を補うための財政調整基金からの繰入金総額は、実に9億4,300万円余りとなっております。この後に見込まれる9月や12月補正予算の一般財源はどのようにして調達されるのでしょうか。このような財政状況である一般会計に病院事業を下支えできる十分な体力が残っているとは、到底思えません。今後の病院事業会計と一般会計は大丈夫でしょうか。  さきに配付された資料によりますと、この4月には新たな建物本体の建設等にかかわる実施設計業務が既に発注されております。設計図書の成果品ができ上がってしまってからでは間に合いません。この時期であるからこそ申し上げますが、新たな病院建設事業に関しましては、借地の見直しはもとより、国の示す新公立病院改革ガイドラインの趣旨に沿った現行法制の精査とともに、この地を拠点の一つとする鴨川版CCRC構想との整合を図っていただけますよう、加えて、これなら大丈夫だろうと思われる市民の皆さんが納得できる事業計画、財源計画や経営見通しを改めて速やかにお示しいただきますようお願い申し上げ、私の賛成討論とさせていただきます。以上でございます。 ○議長(庄司朋代君) 反対討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) 賛成討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) なければ、討論を終結いたします。  これより議案第46号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決です。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(庄司朋代君) 起立多数です。よって、議案第46号は、原案のとおり可決されました。           ──────────────────────── △陳情の討論・採決 ○議長(庄司朋代君) 日程第16、陳情第2号の討論に入ります。  反対討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) 賛成討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) なければ、討論を終結いたします。  これより陳情第2号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は採択です。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(庄司朋代君) 起立全員です。よって、陳情第2号は、採択と決しました。           ──────────────────────── ○議長(庄司朋代君) 日程第17、陳情第3号の討論に入ります。  反対討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) 賛成討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) なければ、討論を終結いたします。  これより陳情第3号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は採択です。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(庄司朋代君) 起立全員です。よって、陳情第3号は、採択と決しました。           ──────────────────────── ○議長(庄司朋代君) 日程第18、陳情第4号の討論に入ります。  賛成討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) 反対討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) なければ、討論を終結いたします。  これより陳情第4号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は不採択でありますので、原案について採決いたします。本陳情を採択することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(庄司朋代君) 起立全員です。よって、陳情第4号は、採択と決しました。
              ──────────────────────── △閉会中の継続審査について ○議長(庄司朋代君) 日程第19、閉会中の継続審査についてを議題といたします。  建設経済常任委員長から委員会で審査中の陳情第1号について、会議規則第104条の規定により、お手元に配付いたしました申し出書のとおり、閉会中の継続審査の申し出があります。  委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付すことにご異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) ご異議なしと認めます。よって、委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付すことに決定いたしました。           ──────────────────────── △議会運営委員会及び各常任委員会の閉会中の所管事務調査について ○議長(庄司朋代君) 日程第20、議会運営委員会及び各常任委員会の閉会中の所管事務調査についてを議題といたします。  お諮りいたします。議会運営委員長及び各常任委員長から会議規則第104条の規定により、お手元に配付した印刷物のとおり、閉会中において継続調査の申し出がありましたので、閉会中の継続調査とすることにご異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) ご異議なしと認めます。よって、議会運営委員長及び各常任委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決しました。           ──────────────────────── △議員派遣の件について ○議長(庄司朋代君) 日程第21、議員派遣の件についてを議題といたします。本件につきましては、地方自治法第100条第13項及び会議規則第159条の規定により、議員の派遣をしたいものでございます。  お諮りいたします。お手元に配付した印刷物のとおり、平成30年度市町村議会広報研究会へ議員8名を派遣したいと思いますが、これにご異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) ご異議なしと認め、平成30年度市町村議会広報研究会へ議員8名を派遣することに決しました。           ──────────────────────── △発議案の上程・説明・質疑・討論・採決 ○議長(庄司朋代君) 日程第22、発議案第1号 道路問題調査特別委員会の設置について、日程第23、発議案第2号 広域行政調査特別委員会の設置について、以上2件を一括して、提出者の渡邉仁さんから提案理由の説明を求めます。議会運営委員長、渡邉仁さん。               〔提出者 渡邉 仁君登壇〕 ◎提出者(渡邉仁君) 議長のご指名をいただきましたので、発議案第1号 道路問題調査特別委員会の設置について、発議案第2号 広域行政調査特別委員会の設置について、以上2議案につきまして、一括して提案理由の説明を申し上げます。  まず、発議案第1号 道路問題調査特別委員会の設置についてでありますが、改選前に引き続きまして、地域の活性化や交流を支える広域幹線道路網の整備促進を図るため、本市を取り巻く道路交通体系の諸問題と整備促進を図るための方策に関する調査研究を行うため、お手元に配付しました資料のとおり、委員8名で構成する道路問題調査特別委員会の設置を提案するものであります。  次に、発議案第2号 広域行政調査特別委員会の設置についてでありますが、前議案同様に、改選前に引き続きまして、行政需要が多様化、高度化する中、効率的な行政運営の実現を図るため、ごみ処理業務や消防業務など広域行政に関する諸課題や広域行政の推進方策等について、総合的に調査研究を行うため、お手元に配付しました資料のとおり、委員8名で構成する広域行政調査特別委員会の設置を提案するものであります。  以上、2議案につきまして、どうか議員皆様のご賛同を賜りますよう、お願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。よろしくお願いします。 ○議長(庄司朋代君) 続いて、発議案第1号についての質疑を行います。質疑はありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) なければ、これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。発議案第1号については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略して、直ちに討論に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) ご異議なしと認めます。よって、発議案第1号は、委員会付託を省略して、直ちに討論に入ります。  反対討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) 賛成討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) なければ、討論を終結いたします。  これより発議案第1号を採決いたします。本案は、原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(庄司朋代君) 起立全員です。よって、発議案第1号は、原案のとおり可決されました。           ──────────────────────── ○議長(庄司朋代君) 続いて、発議案第2号についての質疑を行います。  質疑ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) なければ、これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。発議案第2号については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略して、直ちに討論に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) ご異議なしと認めます。よって、発議案第2号は、委員会付託を省略して、直ちに討論に入ります。  反対討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) 賛成討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) なければ、討論を終結いたします。  これより発議案第2号を採決いたします。本案は、原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(庄司朋代君) 起立全員です。よって、発議案第2号は、原案のとおり可決されました。           ──────────────────────── △特別委員会委員の選任について ○議長(庄司朋代君) 日程第24 各特別委員会委員の選任を行います。  ただいま設置されました各特別委員会委員の選任につきましては、委員会条例第8条第1項の規定により、議長が指名することになっております。この際、私から各特別委員会委員を指名いたします。  まず最初に、道路問題調査特別委員会委員に、渡辺訓秀さん、久保忠一さん、渡邉仁さん、福原三枝子さん、川崎浩之さん、川股盛二さん、本吉正和さん、秋山貢輔さん、以上8名を指名いたします。  次に、広域行政調査特別委員会委員に、辰野利文さん、鈴木美一さん、平松健治さん、佐々木久之さん、佐藤和幸さん、杉田至さん、松井寛徳さん、長谷川倫秀さん、以上8名を指名いたします。  これより各特別委員会委員長及び副委員長の互選を行います。委員会条例第10条第1項の規定により、最初の委員会は、議長が招集して委員長の互選を行わせることになっております。よって、これより直ちに各特別委員会を招集いたします。  道路問題調査特別委員会を委員会室にて招集いたします。  広域行政調査特別委員会を600会議室にて招集いたします。  なお、委員会条例第10条第2項の規定により、委員長の互選の職務は、年長の委員が行うことになっておりますので、道路問題調査特別委員会は、渡辺訓秀さん、広域行政調査特別委員会は、鈴木美一さんに臨時委員長の職務を行っていただきます。  この際、議事の都合により暫時休憩いたします。                 午前11時11分 休憩           ────────────────────────                 午前11時33分 再開 ○議長(庄司朋代君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  各特別委員会の委員長及び副委員長の互選の結果について報告いたします。  道路問題調査特別委員会委員長に渡辺訓秀さん、副委員長に福原三枝子さん。  広域行政調査特別委員会委員長に鈴木美一さん、副委員長に佐藤和幸さん。以上のとおりです。  ここで、辰野利文さんにつきましては、地方自治法第117条の規定により、ご退席を願います。                〔18番 辰野利文君除斥〕           ──────────────────────── △議案の上程・説明 ○議長(庄司朋代君) 日程第25、議案第47号から議案第50号まで、計4件を一括議題として提案理由の説明を求めます。市長、亀田郁夫さん。               〔市長 亀田郁夫君登壇〕
    ◎市長(亀田郁夫君) まずは、提案をいたしました全議案についてご可決をいただきましたこと、ありがとうございます。  提案をいたしました議案について、提案理由の説明をいたします。  本日、追加で提案をいたしました案件は、市道路線の廃止2件、市道路線の認定1件、人事案件1件の、合計4件です。  議案番号の順に説明をいたします。  まず、議案第47号及び議案第48号は、市道路線の廃止についてです。  議案第47号は、宮尻小滝線の一部区間について、議案第48号は、小滝線の全区間について、市道の廃止申請が土地所有者から提出されましたので、当該市道路線を廃止するため、道路法第10条第3項で準用する同法第8条第2項の規定により議決を求めるものです。  次に、議案第49号は、市道路線の認定についてです。  議案第47号で廃止する宮尻小滝線のうち、市道の廃止申請のなかった区間を新たに市道路線として認定するため、道路法第8条第2項の規定により議決を求めるものでございます。  続いて、議案第50号は、鴨川市監査委員の選任につき同意を求めることについてです。  監査委員については、地方自治法第196条第1項の規定により、識見を有する者、及び市議会議員のうちから、議会の同意を得て選任することとされております。  このたびの市議会議員の任期満了に伴い、渡辺訓秀氏の任期が5月31日をもって満了をいたしました。  ついては、後任の委員として、辰野利文氏を選任するため、同意を求めるものです。  これらの議案を追加でご提案させていただきましたこと、議員皆様のご理解をいただきますよう、お願いをいたします。  なお、議案の詳細につきましては、この後、担当課長から補足説明をいたしますので、慎重なご審議をいただき、ご可決をいただきますよう、お願いをいたします。どうぞよろしくお願い申し上げます。 ○議長(庄司朋代君) 辰野利文さん、入場願います。                〔18番 辰野利文君入場〕           ──────────────────────── △議案の補足説明 ○議長(庄司朋代君) 議案第47号 市道路線の廃止について、議案第48号 市道路線の廃止について、議案第49号 市道路線の認定について、以上3件を一括して議案の補足説明を求めます。建設経済部長、平川潔さん。 ◎建設経済部長(平川潔君) それでは、議案第47号から議案第49号までを一括して補足説明を申し上げます。  議案第47号及び議案第48号は、市道路線の廃止についてでございます。恐れ入りますが、議案書並びに議案説明資料の1ページ及び3ページをごらんください。  まず、議案第47号の宮尻小滝線は、鴨川市太田学字宮尻908番2地先を起点、池田字小滝690番34地先を終点とする延長1,197.7メートルの行き止まりの市道でございます。  次に、議案第48号の小滝線は、鴨川市太田学字小滝894番地先を起点、池田字小滝690番1地先を終点とする延長701.2メートルの行き止まりの市道でございます。  このたび、宮尻小滝線につきましては、終点部の426.5メートルの区間、小滝線は全部の区間について市道の廃止申請の提出がありました。申請のあった両区間は、池田地内で計画をされている太陽光発電施設用地造成事業の区域内に存しており、倒木や崩落等が見られ、長年市道としての機能を喪失している状況にあり、市道として存置する必要がないと認められますので、道路法第10条第1項の規定により、本路線を廃止したいものでございます。  続きまして、議案第49号は、市道路線の認定についてでございます。恐れ入りますが、議案書並びに議案説明資料の2ページ及び3ページをごらんください。議案第47号で廃止をいたしました市道宮尻小滝線につきましては、今般市道の廃止申請のなかった区間を道路法第8条第1項の規定により、改めて市道として認定をいたすものでございます。  認定する路線は、市道宮尻小滝線で、起点が太田学字宮尻908番2地先、終点が太田学字小滝896番地先で、延長は771.2メートルでございます。以上で補足説明とさせていただきます。 ○議長(庄司朋代君) 議案第50号は、人事案件ですので、補足説明は省略いたします。  ここで、質疑の考案時間及び質疑通告書の提出のため、そして昼食時間を含め、午後1時まで休憩といたします。                 午前11時41分 休憩           ────────────────────────                 午後 1時00分 再開 議案の質疑・討論・採決 ○議長(庄司朋代君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  日程第26、議案第47号 市道路線の廃止についてを議題として質疑に入ります。  本案に対し、質疑の通告がありますので、発言を許します。佐藤和幸さん。 ◆6番(佐藤和幸君) それでは、私のほうからは、今、議案第47、48、49、全てにかかわる問題であるかと思いますので、冒頭の47号のほうで、市道路線の廃止について質疑をさせていただきます。  こちらにつきまして、私、6月14日に一般質問した際に、今回の議案に上がっておりますこちらの市道廃止の申請が上がっているというようなお話が答弁の中でも出たかと思うんですけれども、その際に私のほうでも土地の所有権について確認をさせていただいたところ、今回の市道にかかわる土地の中に、申請者の方以外の第三者の方が所有する土地が6月15日に確認をとった時点でまだ残っていることが確認できました。このことについて、市のほうでまず把握をされていたのか、また、最初の廃止申請の際に、申請者の方より市道に係る全ての土地が自分たちの所有地になっていないことなどが説明された上で市道の廃止が申請されたのかということについて、まずお伺いいたします。 ○議長(庄司朋代君) 建設経済部長、平川潔さん。 ◎建設経済部長(平川潔君) お答え申し上げます。市道路線の廃止の申請が出てきた段階で、私どものほうでも公図を確認いたしまして、この申請の市道について所有者以外の土地の名義のものがあるということは確認をいたしておりました。また、この廃止申請の際には、申請者からその土地があるということについては説明がなかったという状況でございます。以上でございます。 ○議長(庄司朋代君) 佐藤和幸さん。 ◆6番(佐藤和幸君) 申請者の方から最初の時点で説明がなかったということで、こちらについては、申しわけないですけど、誠意が感じられない部分もあるのかなと捉えてしまう部分もあるんですけれども、市のほうではそういったことがあるということを把握していたという話ですけれども、こちらは今回議案として上程がされたということは、それらの第三者所有の土地につきまして、全てクリアされたのか。要するに申請者の方の土地が、例えば売買、購入をして全て申請者の方の土地になっているのか、また、あるいはまだ第三者の所有地になったままであるということであれば、その方々の同意等がとれているのかどうか、お伺いいたします。 ○議長(庄司朋代君) 建設経済部長、平川潔さん。 ◎建設経済部長(平川潔君) お答え申し上げます。本件土地の市道につきましては、当初、一般質問等々でもお答えをいたしておりますとおり、林地開発の許可の中に添付をされた図面ということで協議を進めておりました。この図面自体は平成元年当時、当時の所有者がゴルフ場開発として開発を進め、その際に同意を得た図面、これと確認をしたところ、これについては差異がなかったということで、現状のものということで我々も認識をし、それに基づいて協議を進めてきたところです。  今般、市道の廃止の申請が出された際に、再度公図を確認いたしましたところ、この公図が実際の林地開発のものとは多少差異があったということで、市道の部分についても他の方の所有地がかかっていたということが確認できたという状況です。  こちらにつきまして、この申請者に確認をいたしましたところ、この公図に基づく土地の部分についても売買契約が既に成立をしているということで、一筆この中で所在者不明ということで、買えない部分があるということでございましたけれども、それ以外については、売買契約が成立しているということで、その契約書の写しも確認をさせていただき、それに基づき議案として申請をさせていただいている状況でございます。 ○議長(庄司朋代君) 佐藤和幸さん。 ◆6番(佐藤和幸君) 以前の林地開発の時点でも確認に差異があったということが今回いろいろ進んでいる中でわかったということですけれども、そういったことが実際の林地開発の中でも起こり得るということは、行政としても事業者からの申請とか、こういったふうになってますというようなことを、申しわけないですけど、うのみにしてしまうのではなく、やはり主体となって、行政側からしっかり確認をとっていかなければいけない問題であると思います。そして、今回につきましては、まだ登記が済んでない部分ということで、売買契約の契約書の写しを確認されているということですけれども、やはりこういった議案として議会で審議をかけるに当たりましては、以前のそういう林地開発で差異があるような問題もありますので、登記などが済んだ状態で、全てのものがしっかりと確実に確認がとれる状態で、議案として上げていただくような必要があるというふうに考えております。  今回の議案、議会でかけなくても、臨時議会等ということも考えられると思いますが、その辺につきまして、市のほうではどのように考えておられますか。 ○議長(庄司朋代君) 建設経済部長、平川潔さん。 ◎建設経済部長(平川潔君) お答え申し上げます。今回の市道路線の廃止の議案の検討に当たりましては、まず先方からの通知というものがございました。この中には幾つかの主張がございましたけれども、その中で、この市道部分の所有権を市が所有をしていないということが1点、それから、現在この市道については、平成元年当時の開発から市道として使われておらず、その市道としての機能が現在全くないということがございました。いわゆる、言い方は語弊があるかもわかりませんけれども、市道用地として市がこの部分を不法占拠していたというような主張もあったわけでございます。  こうした状態がわかったということもございまして、これは市としても早く解消すべきだろうということから、今般このような形で議案を提出させていただいております。よろしくお願いいたします。 ○議長(庄司朋代君) 次に、久保忠一さん。 ◆13番(久保忠一君) それでは、同じく議案第47号、48号、そして49号にもかかわる内容でございますので、一括して質疑をさせていただきます。  私は市道の現状を問うのではなく、一般論としてなんですが、市道が存在した場合、係る事業を行う上で、具体的に何が問題なのか、業者側から通知書をいただきましたけれども、損害賠償請求も辞さないという文言がございましたが、この文言との関係を絡めてご説明をお願いいたします。 ○議長(庄司朋代君) 建設経済部長、平川潔さん。 ◎建設経済部長(平川潔君) お答え申し上げます。まず、最初の1点目、市道があった場合、事業に何の支障があるのかということですけれども、こちらにつきましては、考えられますのが、道路用地の上に、例えば今回の事業である太陽光パネル、これを設置することというのは、いわゆる許可が必要になりますけれども、許可要件としてはなかなか厳しいものがあるということがあると思います。すなわち、道路のままでは事業の進行が難しいという部分が1つあろうかと思います。  もう一つ、損害賠償請求の部分でございますが、これについては、先ほど申し上げました市道用地として市がこの部分を不法占拠しているというのが1点、それと、今回この通知の中では、この廃止に当たりまして、近隣区長の同意が必要か否かという部分が一つございました。この同意を得られないことを理由に、この市道路線の廃止をしなかった場合、これが法的に適法なのかどうかという判断をしたときに、市が不当に廃止行為を遅らせているということであれば、それに伴う事業収益、いわゆるこの場合は、売電収益になろうかと思いますが、そういったものが得られないということの損害があると、この2点が大きな損害であろうと考えております。 ○議長(庄司朋代君) 久保忠一さん。 ◆13番(久保忠一君) もし、こちらに太陽光パネルが設置されるとして、いずれにしても企業で作業用の通路というのは設けるはずだと思います。今のご説明で、道路用敷地の上にパネルを載せるのはだめだというのは常識で考えればわかるのですが、道路がないところに設置するんだったら構わないということですよね。そうであれば、この市道を生かすかどうかというのは別として、私企業の所有地とはいえ、公共性の高い発電設備を立地するのでありますので、何らかの形で残す意義というのもあるのではないかと考えますが、いかがでしょうか。 ○議長(庄司朋代君) 建設経済部長、平川潔さん。 ◎建設経済部長(平川潔君) お答え申し上げます。開発等の場合に、企業者が道路を設置し、将来的にそれを市のほうに寄附をして、市道として管理しているというような例もございます。ただそれにつきましても、いわゆる公共性があるのか、この市道の管理という部分につきましては、その後お金がかかってくるものでございますので、そうしたものをしっかりと判断材料としながら検討していきたいと、このように考えております。以上でございます。 ○議長(庄司朋代君) 久保忠一さん。 ◆13番(久保忠一君) ソーラー発電の今のシステムであれば、なかなか技術的には無理かと思うんですが、将来的にはこの電気を地域で使えるような自立運転ということも視野に入れて、業者とも検討しなければならない点であろうかと思っております。その辺のことを考えた場合に、もっとこういったことを前向きに考えて業者とこの市道のことについても敵対関係ではなくて、そのように建設的な議論をするべきだと考えますが、いかがでしょう。 ○議長(庄司朋代君) 建設経済部長、平川潔さん。 ◎建設経済部長(平川潔君) お答え申し上げます。議員ご指摘のとおり、実際に開発の区域の中でどういった形で道路が設置をされるのか、また、それが公共の中でどのように役立っていくのかという部分について事業者のほうとも協議をしながら進めていきたいと、このように考えております。以上でございます。 ○議長(庄司朋代君) ほかに質疑はありませんか。平松健治さん。 ◆15番(平松健治君) 先ほど佐藤和幸議員が当局とした議論がどうも私どもは、ここにいるほかの議員が共有していた情報と大分差異があるように感じてますので、一度改めて確認をしたいんですが、今日の議案説明とは別に、我々全員協議会等で説明をいただいたものは、本市道は1筆の大きな土地、旧区有林の中にあり、この市道の認定は昭和62年ごろ市内一括認定の形で行われた多くの市道の一部、とにかく2路線であると。そんな説明と、現在の利用状況については実態がないと、今、質疑等で明らかになっているんですが、開発許可に用いられたであろう図面によって我々に説明がされてきたと感じております。それについては、この議会直前の6月25日の全協の場でもこの説明であったと思うんですが、今、佐藤議員の質疑では、ほかに所有権があるような話が持ち出されていたんですが、その話はちょうど昨日私にも話が入りました。  私も確かに今まで示されたものは当然執行部がチェックしたであろうけれども、謄本ではなかった。大きい土地だから開発計画という中の図面であったと。これに対する法務局の謄本は見ておらなかったけれども、その中に個人所有があったという情報が入ったものですから、今淡々と佐藤和幸議員と執行部が認識してました、認識してましたという話と、6月25日までの我々議員に対する説明に随分差異があったのかなと、それを感じているわけですが、一応、佐藤議員の発言と、先ほどの答弁のやりとりを考えると、それを追っていかなければいけないんですが、実際法務局の謄本に合わせると、この計画地、あるいはこの現在廃止しようとする市道に絡んでいるんじゃないかと思われるような土地が存在したのか、またその土地については、今どういう交渉がされ、どういう実態があるのか、それについて実情を把握していることをご説明をいただければと思います。 ○議長(庄司朋代君) 建設経済部長、平川潔さん。 ◎建設経済部長(平川潔君) お答え申し上げます。先ほども申し上げましたとおり、当初、林地開発の図面でということで協議を進めてまいりましたが、謄本を確認したところということで、今般の当初ありました1筆の中には、27筆の所有地、他の方の所有地というものがございました。この現在の状況ということでございますけれども、27筆中の12筆が既に所有権移転登記が済んでおります。そして、10筆が所有権移転登記の手続中、そして3筆が所有権移転登記の関係書類が整い、申請をする段階になっている。そして、1筆が売買契約は締結しているものの、相続関係の整備をしているという状況と伺っております。以上でございます。 ○議長(庄司朋代君) ほかに質疑はありませんか。平松健治さん。 ◆15番(平松健治君) ちょっと冒頭の説明が欠けちゃっているんですが、25日までの説明は、大きい土地の中に昭和62年ごろに市が一括認定でされていて、それは今回の個人じゃなくて法人ですかね。一所有者によって所有されている市道であると、そういうことで説明もありましたので、それは昔区有林の実態があった中を現在民に移った実態把握をせずに市が認定しちゃったのかなと、ああこれはご迷惑をかけていることで、本人から申請があって、先ほど久保議員からもありましたように、損害賠償も辞さないというような話があったんで、やはり早急な対応をすべきだなと、頭の中では考えておりましたが、今すらすらと個人所有地の実態等を、それはこの開発許可と謄本を重ね合わせたときにそこに、我々に説明とは違うそういう所有地が地図上に載るような可能性が出てきたということですか。その辺の答弁をいただきながら、現在、手続中だとか、民民の売買契約が済んでいるからある程度いいんじゃないかというような話じゃなくて、市はそういう情報じゃなくて、法務局の謄本上の所有者が誰であるか、その申請者から同意をとるということが、まだ一応一つの事務の手続として必要だろうと思います。民でもらっているから、それに託して我々はいいんだということではなくて、その辺の最終的な決議をする段階では、その辺の見通しを聞いた中で情報としてはいただきたいんですけれども、ちょっと答弁が、佐藤議員の議論でほかの人がないがしろにされていた、先ほど全協の25日までの説明、私が言ったことで間違いないか、皆さんは先ほど佐藤議員と執行部との議論を聞いていて、唖然としているんじゃないでしょうか。25日までの我々には、1筆の大きな土地の中にこれが存在するという説明しか聞いておりませんでした。それに対して、その辺を答えてから整然と時系列で話してもらえないですかね。 ○議長(庄司朋代君) 建設経済部長、平川潔さん。 ◎建設経済部長(平川潔君) お答え申し上げます。ただいま平松議員からお話がありましたとおり、25日の全員協議会の際のご説明の中では、私どももそういう認識でおりました。1筆の中でと。それと申しますのも、先ほど来申し上げておりますとおり、平成元年当時の前の所有者から出されたゴルフ場開発に係る図面、これがございました。この際にも林地との同意というものがとられております。そして、今般新たに出された林地開発の同意の中でも、同じ図面が出され、また再度、現在の所有者についても、その林地の同意をとっているというような状況がございました。  そうした中では、まずはこの図面を尊重すべきということで、この図面をもとにさまざまな協議を進め、今般の市道路線の協議についてもそれで進めてきた状況でございます。そうした中で改めてということで、最終確認の意味で登記簿謄本をとりましたところ、登記簿謄本の中にはその隣接同意をされていらっしゃる方の土地がその今般の申請のあった土地に食い込むような形で公図としてあったという状況でございます。これを確認をしましたので、実際にその図面で見ますと、市道用地はそこにかかっているということもある程度想定ができました。こうしたことから、今般の申請者に対し、この土地についてはどうなっているのかという確認をいたしましたところ、既に売買等を進めているというお話がありましたので、その状況を逐一私どものほうに報告をいただき、先ほど来答弁をしておりますとおり、現在の進捗状況というものを把握させていただいているという状況でございます。  そうした中でこの市道にかかわりのある部分については、取得、あるいは売買契約が済んでいるということがございましたので、今回議案として提案をさせていただきました。  また、今、平松議員のほうからは、それであっても、現在登記簿上の所有者、これは別にいるんではないかというお話もございました。現在、その登記申請中のものもございます。これから申請をするものもございます。こういったもの、売買契約が一通り済んでおりますので、これについては、その時点で同意がいただけるものと考えておりますが、やはり現在ということで、事業者のほうには、この方の同意を改めてとるということで指導している状況でございます。以上でございます。 ○議長(庄司朋代君) 平松健治さん。 ◆15番(平松健治君) 今、再度確認しました。我々25日まで聞いていた報告は開発図面でやっておったけれども、その後調査を進めたところ、謄本と合わせたら、今回の市道に触れるような土地があったと。開発許可の書類の中では、区域外にその土地はあったけれども、謄本等を重ねると、謄本等も広いですから、どこにその土地があるかというのは、私も業としましては、そういう矛盾はいっぱいあるんですが、難をとって、最大そこの市道に触れるような土地があれば、今申し上げたように、難をとって、売買契約とは別に現在の市道にかかわる土地所有者と鴨川市は解除に対する同意をとっておく必要があろうと思います。今お話のように、それが既に実態的には売買契約をやっているということでございますので、当然購入者に一任ということですから、一体的になっているような話でございますが、一応現時点の決議ですから、それは省略じゃなくて、後日とっていただければと考えております。  今後、いろんな申請にあっては、やはり申請者の信頼という原則はありますけれども、いろいろな土地問題については、基本は法務局の登記簿謄本によるものの審議というのが大事だと思いますので、今回、私も物が大きいだけに、執行部の審議の中で一つの大きい土地の中の道路だ道路だということのご説明の中で、そこまで目をやらなかったんですが、ちょうど昨日のそういう話になって、今日の質疑に至っていますが、その辺、くどくなりましたが、承諾書のほう、ひとつよろしくお願いしたいと思います。 ○議長(庄司朋代君) 建設経済部長、平川潔さん。 ◎建設経済部長(平川潔君) ただいま平松議員のほうからもご指摘をいただきました申請手続等につきましては、さらに慎重を期していきたいと、このように考えております。また、同意につきましても、先ほどお答え申し上げましたとおり、しっかりととっていくということで進めていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(庄司朋代君) ここで傍聴人の方にご注意を申し上げます。傍聴席においての飲食は、傍聴規則により認められておりませんので、飲み物をお飲みの方は控室にてお願い申し上げます。  ほかに質疑ございませんか。鈴木美一さん。 ◆16番(鈴木美一君) ただいまの平松議員の質疑の中で、個人所有地が27筆あって、そのうち移転済みが12筆、申請中が10筆、あと準備中が3筆、相続が終わっていないのが2筆というふうに私は認識したんですけれども、筆数はそういうふうにしても、所有者、共有のものとか、相続が終わってないということは、相続人が何人いらっしゃるのか、その辺も把握しているようであれば、お伺いしたい。それで、平松議員がおっしゃったように、私も当初聞いたのは、申請地は全部1筆で、所有者は同じですよと、そういう中で、市がいたずらにこの市道の廃止を遅らせることによる損害を申請者が被った場合に、私は市が損害を与えるということで、それでこれは早くしたほうがいいというふうに認識していたんですけれども、ちょっとこの話を聞いていますと、状況が変わってきているというところで、もっと丁寧な説明をいただかないと、というのは、図面とすれば、この認定地図だけですよ。今、問題になっている27筆がどの辺にあって、どのような状況なのか、全くこれではわからないわけですよね。それをただ言葉の中だけで、大丈夫ですよというところで私は議決してくれよというのは、ちょっといかがなものかなと思います。やはり今日傍聴に来ている方々も、その辺をちゃんと聞いた中で、私たち議員も判断したんだというところは大事な問題ですので、言葉だけで言っていることで、全く図面としても何もないわけじゃないですか。それでは私は納得できないと思いますので、いかがでしょうか。 ○議長(庄司朋代君) 建設経済部長、平川潔さん。 ◎建設経済部長(平川潔君) 最初の1点目、この相続の関係でございますけれども、現在、相続の手続中のものが1筆という状況でございます。この相続人全体の数につきましては、私どものほうでは現在把握をしてないという状況でございますので、ご容赦をいただきたいと思います。  また、今般の土地の部分につきましては、当初、私どもも説明を申し上げましたとおり、1筆の中に市道があるということで検討を進め、途中の段階で、この中に私有地があるということが判明をしたという状況でございます。それにつきまして、今日のご質問の中でお答えをさせていただきましたけれども、やはり不十分な部分についてはおわびを申し上げたいと存じます。以上でございます。 ○議長(庄司朋代君) 鈴木美一さん。 ◆16番(鈴木美一君) ということは、その場所の特定も何もしないでどこにそれがあるかも全く私たちに知らされないで、こういう議決してくれということなんですよね、今の話ですと。私、そうじゃなくて、もっと丁寧にやっていただきたいんですよ。だって、27筆がどこにあるか大体わかっているわけじゃないですか。それを何も場所も示さずに、この300町歩のうちどこかにありますよという話ですよ。今の話ですと。それで議決しろと言われても困るんじゃないですか、ほかの議員も多分同じだと思いますよ。 ○議長(庄司朋代君) 建設経済部長、平川潔さん。 ◎建設経済部長(平川潔君) お答え申し上げます。そういたしましたら、少しお時間を頂戴できれば、お許しをいただければ、資料をご用意させていただければと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(庄司朋代君) 鈴木美一さん。 ◆16番(鈴木美一君) 最初からそういう答えが返ってくるのは当然だと思ってますので、時間をとって、それくらい細かくやってくださいよ。それじゃなきゃ、ちょっとおかしなものになっちゃいますよ。 ○議長(庄司朋代君) それでは、暫時休憩といたします。
                    午後1時30分 休憩           ────────────────────────                 午後2時21分 再開 ○議長(庄司朋代君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  ただいまの鈴木美一さんの質疑に対し、執行部より資料配付の申し出がありましたので、配付をいたします。                   〔資料配付〕 ○議長(庄司朋代君) 配付漏れはございませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) 配付漏れなしと認めます。  念のために申し上げます。傍聴人の皆様にお配りしたものはお貸ししているものでございますので、退席の折にはご返却ください。また、撮影もお断りを申し上げます。  それでは、配付資料につきまして説明を求めます。建設経済部長、平川潔さん。 ◎建設経済部長(平川潔君) それではご説明をさせていただきます。ただいま2枚の資料をお配りをさせていただきました。  1枚目、資料1でございます。こちらは先ほど来申し上げております林地開発の際に提出をされた資料となっております。こちらの図面につきましては、今般の申請がございました市道につきましては、この690の34、この中に入っている部分というふうになっております。そして、この黄色でマーカーをした部分が事業区域ということですけれども、この下側に隣接者として何名かの方がいらっしゃり、この方々については、平成元年、このゴルフ場開発の際にもこの形でご同意をいただいているという状況でございます。また、今般のメガソーラーのほうの開発につきましても、現在の所有者が同意をしているという状況でございます。  続きまして、資料の2をごらんいただきたいと存じます。こちらが今般確認をいたしました公図となっております。こちらをごらんいただきますとわかりますとおり、フリーハンドで大変恐縮でございますけれども、おおむね市道が配置をされている位置をブルーの線で示させていただきました。その中に私有地が入っているという状況でございます。これを資料1のほうの図面と突合していただきますと、この中でございます690の20という部分は、資料1のほうの開発区域から下側に同じ690の20という地番が存在しているという状況でございます。したがいまして、これは推測の域を出ませんけれども、当初、元年の開発等の際にこういった形で明確に公図とこの開発図面というものが更正をされていれば、こういった状況はなかっただろうというふうに考えているところでございます。  また、今般廃止をいたします市道につきましては、2番目の公図で申し上げますと、ほかの方々の私有地を通っているということでございますが、これにつきましては既に売買が成立をしているということと、市道自体が先ほど申し上げましたとおり、市として所有権を所有していない形で認定をかけているということが1点、それから平成元年の開発当時から、やはり市道として使用しないということで管理等行ってこなかったという事実がございます。そうしたことから、今般、廃止手続をとらせていただきたいということでございますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(庄司朋代君) 鈴木美一さん。 ◆16番(鈴木美一君) ありがとうございました。私は、この2枚はコピーなので、すぐ出していただけるかと思って、安易にお願いして、大変時間をとってしまったんですけれども、それでは、確認させていただきますけれども、先ほど平松議員が言いましたように、移転済みが12筆、それ以外のものについて、同意書は必ずとっていただけるということでよろしいんでしょうね。  それと、林地開発がこれから正式に出てくると思うんですけれども、この林地開発と市道廃止とは全く別ものであると。この市道を廃止することによって林地開発がどんどん前に進んでいくというようなことではないということを確認させていただきたいと思います。  全く影響がないということは確認させてもらいたいんですけれども、もう一点言わせていただければ、この売買契約が済んでいるんであれば、当然これを市に、この所有者の人たちが損害を被ったということで、将来的に損害賠償等の請求は私は来ないと思うので、今回は大丈夫だと思っているんですけれども、そういうことはないということで考えていると思うんですけれども、その辺もお聞きしたいと思います。  それと、仮に市道の廃止をいたずらにいろんな理由をつけて延ばすことが、私は得策ではないと思うので言わせていただきますけれども、この事業者も経済活動としてやるわけですから、できるだけ早くやりたいというのはわかりますけれども、これをいたずらに延ばして、そこで影響を与えることによって、後々損害賠償を請求されること自体、私たちも困りますので、その辺をよく考えた中でやっていただければと思います。よろしくお願いします。 ○議長(庄司朋代君) 建設経済部長、平川潔さん。 ◎建設経済部長(平川潔君) ただいまご質問にございました同意につきましては、事業者のほうにそういった形で指導していきたいというように考えております。  また、2点目、林地開発と今回の市道路線の廃止という部分でございますけれども、今般の市道廃止、これはこの通知書ということに端を発するわけですが、市としての判断として、この路線が所有権を有していないということが1つ、それから現実問題として、使用していない、管理をしていないということがございますので、そうした上で廃止をするという判断をさせていただいたものでございます。この開発につきましては、これから本申請等々の手続の中で、この公図等に基づいて所有地を確保していく、あるいは全体として法的な整備を整えていくという必要がございますので、そうした中での判断になるということで、今般の市道路線のものとはまた別の問題であるというふうに考えておるところでございます。  あともう一つ、損害賠償でございます。こちらにつきましては、現在この所有地を、この土地自体を所有者、申請者が取得をしているという状況の中では、ある程度迅速に対応する必要があるというふうに考えております。これが怠った場合につきましては、やはり遅延ということでの損害賠償の原因になり得るものも出てくるというように考えておりますので、早急に対応していきたいと考えております。以上でございます。 ○議長(庄司朋代君) ほかに質疑ありませんか。杉田至さん。 ◆5番(杉田至君) ちょっとお尋ねしたいんですけれども、仮に、今現在廃止してませんから、市道路線として市が認定している市道と、まさに市道ということであろうかと思いますが、市が管理する道路台帳の所有者というのはどういうふうになっていたのか、まずはお尋ねしたいと思います。 ○議長(庄司朋代君) 建設経済部長、平川潔さん。 ◎建設経済部長(平川潔君) お答え申し上げます。この認定自体が地図上での認定ということもありまして、明確な位置等の特定というものができておりません。したがいまして、所有者につきましては管理をしていないという状況でございます。  所有者につきましては、台帳の中では管理をしていないという状況でございます。 ○議長(庄司朋代君) 杉田至さん。 ◆5番(杉田至君) 所有者については道路台帳上では管理をしていないということでよろしいんでしょうか。正直どういうことなのかよくわからないんですけれども、その前に地図上で認定をされているという言葉がございました。それは誤りなのかどうか、私も定かではない、よくわからないんですけれども、逆に地図上で認定しているということであれば、今現在、別紙2として配られたこちらの図面が公図ということになりますよね。公図上で管理をしているということになりますと、ここの黄色く塗られたこの地番といいましょうか、土地の上にまさに市道があるということで、これがこのような形のものだということがここでわかったというようなことになりますと、道路台帳自体を補正する必要とか、そういったことは出てきませんか。それを補正せずに市道の廃止をするというようなことができるのかどうか、それについてお尋ねします。 ○議長(庄司朋代君) 都市建設課長、野村敏弘さん。 ◎都市建設課長(野村敏弘君) それでは、道路台帳の管理についてお答え申し上げます。道路台帳には土地所有者を明記する要件がございませんので、台帳としては、土地の所有はどうなっているかというところまでは台帳としては記載してございません。台帳の修正につきましては、このほかにも道路改良ですとかで道路延長が変わる、道路区域が変わる部分がございます。そういったものをまとめて一括して修正をかけております。ただ、今回廃止をいただきましたら、廃止をした後、告示をさせていただきます。そのときに区域変更というものを告示させていただきます。そういった中で図面を一緒に添付して告示をさせていただくという形をとっております。  それから地図での決定という、先ほど答弁ございましたが、認定当時は昭和62年に認定をしております。そのときは林道という形で、林道としても認定されておりました。その林道を昭和62年に認定をしておりますので、林道としての形態はあったかと思われます。訂正させてください。以上でございます。 ○議長(庄司朋代君) 杉田至さん。 ◆5番(杉田至君) 私も含めて皆さん、今日初めてこれを見たわけですよね。ましてこういった事務の専門家でもありませんから、よくわからない部分が多いといったようなことではあるんですけれども、お答え自体も、大変申しわけありません。余りよく理解できないんですけれども、市からは、道路が今現在黄色く塗られている図面の中に敷地として入っておるというか、今現在そういう状況になっているということ、これを廃止するに当たって、こちらの土地の所有者の方、黄色く塗られている土地の所有者の方に何らかの意見を徴するなりということは、道路を廃止する上での手続上、必要はないのでしょうか。 ○議長(庄司朋代君) 建設経済部長、平川潔さん。 ◎建設経済部長(平川潔君) 通常の場合、隣接の地主の方がいらっしゃれば、廃止という場合には、その同意等々をいただいているという状況でございます。今般の場合につきましては、市道路線の周りの土地については、現在の申請者が既に売買契約を結び、一部については登記も完了しているという状況でございました。そうした中で土地の売買が済んでいるということは、すなわちその方の判断に委ねられているということであろうということで、同意については特に求めていないということでございます。ただ、先ほど平松議員のほうからの現在所有権が移転していない方等々については、同意をというようなお話がございました。これについては事業者のほうにも申し入れをし、現在進めている状況でございますので、ご理解を賜りたいと存じます。 ○議長(庄司朋代君) ほかに質疑ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) なければ、これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。議案第47号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略して、直ちに討論に入りたいと思います。これにご異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) ご異議なしと認めます。よって、議案第47号は委員会付託を省略して、直ちに討論に入ります。  反対討論ありませんか。佐藤和幸さん。 ◆6番(佐藤和幸君) 私のほうもこちらの市道の廃止につきましては、それ自体を反対しているものではなく、先ほどの鈴木議員のおっしゃるように、こちらをいたずらに延ばすような形をとりたいというふうには考えておらないんですけれども、提出していただいたこちらの資料を改めてご説明を聞きましても、今回このような事態になった経緯、最初の林地開発が出た時点で公図と開発図面がしっかり照らし合わせられていれば、確認がとれたということもありますので、こちらにつきましては、これからこの場所を使って事業をやっていきたいと言っている事業者のほうと、地元の方であったり、市民の方との関係も含めまして、しっかりと精査をした上で進めていかなければいけないのかなというふうに私自身考えております。  そこで私もいたずらにただただ延ばすということではなく、先ほどの平松議員や鈴木議員がおっしゃっていたように、まだ登記が済んでいないところに関しまして、しっかり同意等をとれたということが確実にとれ次第、新たに臨時議会等で上げていただくような形で、できる限り急いで進めるにしても、その辺は明らかにして、市民の方への説明ということもしっかりしていかなければいけないと考えておりますので、私自身もこちら市道廃止につきまして、それ自体を反対するものではありませんけれども、こちらの手法、やり方というところで、改めてお願いをしたいということで、反対討論とさせていただきます。 ○議長(庄司朋代君) 賛成討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) なければ、討論を終結いたします。  これより議案第47号を採決いたします。本案は、原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(庄司朋代君) 起立多数です。よって、議案第47号は、原案のとおり可決されました。           ──────────────────────── ○議長(庄司朋代君) 日程第27、議案第48号 市道路線の廃止についてを議題として、質疑に入ります。質疑ございますか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) なければ、これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。議案第48号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略して、直ちに討論に入りたいと思います。これにご異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) ご異議なしと認めます。よって、議案第48号は委員会付託を省略して、直ちに討論に入ります。  反対討論ありませんか。杉田至さん。 ◆5番(杉田至君) ただいま47号は賛成多数ということで可決をされておりますけれども、今日この場でこの資料が提示され、まだこれから手続も残っているであろう市道路線の廃止議案について、ここで採決をして廃止を認定するといったようなことについては、いささか乱暴過ぎはしないかなというふうに考えております。よって、私はこの案件については反対の立場での討論とさせていただきます。 ○議長(庄司朋代君) 賛成討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) ほかに反対討論ありませんか。なければ、討論を終結いたします。  これより議案第48号を採決いたします。本案は、原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(庄司朋代君) 起立多数です。よって、議案第48号は、原案のとおり可決されました。           ──────────────────────── ○議長(庄司朋代君) 日程第28、議案第49号 市道路線の認定についてを議題として、質疑に入ります。質疑ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) なければ、これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。議案第49号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略して、直ちに討論に入りたいと思います。これにご異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) ご異議なしと認めます。よって、議案第49号は委員会付託を省略して、直ちに討論に入ります。  反対討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) 賛成討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) なければ、討論を終結いたします。  これより議案第49号を採決いたします。本案は、原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(庄司朋代君) 起立多数です。よって、議案第49号は、原案のとおり可決されました。           ──────────────────────── ○議長(庄司朋代君) ここで、辰野利文さんについては、地方自治法第117条の規定により退席を願います。                〔18番 辰野利文君除斥〕 ○議長(庄司朋代君) 日程第29、議案第50号 鴨川市監査委員の選任につき同意を求めることについてを議題として質疑に入ります。  質疑ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) なければ、これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。議案第50号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略して、直ちに討論に入りたいと思います。これにご異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) ご異議なしと認めます。よって、議案第50号は委員会付託を省略して、直ちに討論に入ります。  反対討論ありませんか。
                  〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) 賛成討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) なければ、討論を終結いたします。  これより議案第50号を採決いたします。本案は、原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(庄司朋代君) 起立全員です。よって、議案第50号は、原案のとおり同意されました。  辰野利文さんは入場願います。                〔18番 辰野利文君入場〕           ──────────────────────── △議事日程の追加について ○議長(庄司朋代君) ただいま文教厚生常任委員長、川崎浩之さんから、発議案第3号 義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書について、発議案第4号 国における平成31年度教育予算拡充に関する意見書についての2件が提出されました。  また、久保忠一さんほか2名から発議案第5号 地方消費者行政に対する財政支援(交付金等)の継続・拡充を求める意見書についてが提出されました。  お諮りいたします。以上3件を本日の日程に追加したいと思いますが、これにご異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) ご異議なしと認めます。よって、発議案第3号から発議案第5号までの3件については、本日の日程に追加することに決しました。  それでは、発議案並びに追加日程表を配付いたします。               〔発議案並びに追加日程表の配付〕  1.議事日程(追加)  日程第30 発議案第3号 義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書につ 上程・説明              いて                      質疑・討論・採決  日程第31 発議案第4号 国における平成31(2019)年度教育予算拡充に関す     〃              る意見書について  日程第32 発議案第5号 地方消費者行政に対する財政支援(交付金等)の継     〃              続・拡充を求める意見書について ○議長(庄司朋代君) 配付漏れはありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) 配付漏れなしと認めます。           ──────────────────────── △発議案の上程・説明・質疑・討論・採決 ○議長(庄司朋代君) 日程第30、発議案第3号 義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書について、日程第31、発議案第4号 国における平成31年度教育予算拡充に関する意見書について、提出者の川崎浩之さんから一括して提案理由の説明を求めます。文教厚生常任委員長、川崎浩之さん。               〔提出者 川崎浩之君登壇〕 ◎提出者(川崎浩之君) 議長のご指名をいただきましたので、発議案第3号及び発議案第4号を一括して、提案理由の説明を申し上げます。  初めに、発議案第3号 義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書について提案理由の説明を申し上げます。  義務教育費国庫負担制度は無償で義務教育を受ける機会を保障し、一定水準の教育を確保するという国の責務を果たすものであります。よって、国においては、21世紀の子どもたちの教育に責任を持つとともに、教育水準の維持向上と地方財政の安定を図るため、義務教育費国庫負担制度を堅持するよう、意見書を提出いたしたいものでございます。  次に、発議案第4号 国における平成31年度教育予算拡充に関する意見書について提案理由の説明を申し上げます。  教育は、憲法・子どもの権利条約の精神にのっとり、日本の未来を担う子どもたちを心豊かに教え、育てるという重要な使命を負っております。そのためのさまざまな教育施策の展開には、財政状況の厳しい現状を見れば、国からの財政的な支援等が不可欠であります。よって、国財政が非常に厳しい状況の中ではありますが、必要な教育予算を確保するよう、意見書を提出いたしたいものです。  以上で、発議案第3号及び発議案第4号の提案理由の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(庄司朋代君) 続いて、発議案第3号についての質疑を行います。質疑ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) なければ、これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。発議案第3号については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略して、直ちに討論に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) ご異議なしと認めます。よって、発議案第3号は、委員会付託を省略して、直ちに討論に入ります。  反対討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) 賛成討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) なければ、討論を終結いたします。  これより発議案第3号を採決いたします。本案は、原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(庄司朋代君) 起立全員です。よって、発議案第3号は、原案のとおり可決されました。           ──────────────────────── ○議長(庄司朋代君) 続いて、発議案第4号についての質疑を行います。質疑ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) なければ、これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。発議案第4号については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略して、直ちに討論に入りたいと思います。これにご異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) ご異議なしと認めます。よって、発議案第4号は、委員会付託を省略して、直ちに討論に入ります。  反対討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) 賛成討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) なければ、討論を終結いたします。  これより発議案第4号を採決いたします。本案は、原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(庄司朋代君) 起立全員です。よって、発議案第4号は、原案のとおり可決されました。           ──────────────────────── ○議長(庄司朋代君) 日程第32、発議案第5号 地方消費者行政に対する財政支援(交付金等)の継続・拡充を求める意見書について、提出者の久保忠一さんから提案理由の説明を求めます。久保忠一さん。               〔提出者 久保忠一君登壇〕 ◎提出者(久保忠一君) 議長のご指名をいただきましたので、発議案第5号 地方消費者行政に対する財政支援(交付金等)の継続・拡充を求める意見書について、提案理由の説明を申し上げます。  国における地方消費者行政の充実・強化については、財政的な支援が図られてきました。しかしながら、平成30年度の消費者庁予算案は、地方自治体からの予算要請に全く応じられない状況となっております。  また、全国の消費者生活センターに寄せられる消費者被害トラブルにかかわる相談件数は、ここ10年間で90万件前後を推移しており、とりわけ高齢者の消費者被害・トラブルが増加の一途をたどっており、高齢者の弱い立場につけ込む悪質商法・詐欺商法が深刻さを増しております。  さらに、今月13日の参議院本会議において、約140年ぶりとなる成人年齢の見直しが賛成多数により可決され、成人年齢を20歳から18歳へ引き下げる改正民法が、2020年4月1日施行となることから、判断能力が十分でない若年層をターゲットにした消費者被害の拡大も強く懸念されるところでございます。  一方、地方における消費者行政は、住民生活にとって大事な分野であるとの認識のもと、その充実のためにさまざまな取り組みが行われているところでありますが、国からの地方消費者行政に係る交付金等の財政支援が減額されるなどとなれば、必要な相談事業や消費者教育・啓発活動を実施できない事態が生じるなど、消費者行政の大幅な後退を余儀なくされ、地域住民の消費者被害が拡大するおそれすらあります。  このことから、国に対して、地方消費者行政の充実・強化に向けた継続的かつ拡充された財政支援等を求めて、国会及び関係行政庁に対し意見書を提出したいものでございます。  よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願いを申し上げまして、発議案第5号に対する提案理由の説明といたします。 ○議長(庄司朋代君) 資料につきまして配付漏れの確認のため、暫時休憩いたします。                 午後3時00分 休憩           ────────────────────────                 午後3時02分 再開 ○議長(庄司朋代君) 休憩前に引き続き会議を進めさせていただきます。  続きまして、発議案第5号についての質疑を行います。質疑ございませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) なければ、これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。発議案第5号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略して、直ちに討論に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) ご異議なしと認めます。よって、発議案第5号は、委員会付託を省略して、直ちに討論に入ります。  反対討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(庄司朋代君) 賛成討論ありませんか。               〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) なければ、討論を終結いたします。  これより発議案第5号を採決いたします。本案は、原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(庄司朋代君) 起立全員です。よって、発議案第5号は、原案のとおり可決されました。  なお、ただいま可決されました発議案につきましては、意見書を議長名をもって関係行政庁等に提出いたしますので、ご了承願います。           ──────────────────────── △閉会 ○議長(庄司朋代君) 以上をもって全議案を議了いたしました。  お諮りいたします。これにて第2回定例会を閉会いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(庄司朋代君) ご異議なしと認め、平成30年第2回鴨川市議会定例会を閉会いたします。                 午後3時04分 閉会           ────────────────────────                 本日の会議に付した事件 1.開  議 1.議事日程 1.各常任委員長報告 1.報告者に対する質疑 1.議案の討論・採決(議案第34号〜議案第46号) 1.陳情の討論・採決(陳情第2号〜陳情第4号) 1.閉会中の継続審査について(陳情第1号) 1.議会運営委員会及び各常任委員会の閉会中の所管事務調査について 1.議員派遣の件について 1.発議案の上程・説明・質疑・討論・採決(発議案第1号〜発議案第2号) 1.特別委員委員会委員の選任について 1.議案の上程・説明(議案第47号〜議案第50号) 1.議案の補足説明(議案第47号〜議案第49号) 1.議案の質疑・討論・採決(議案第47号〜議案第50号) 1.議事日程の追加について 1.発議案の上程・説明・質疑・討論・採決(発議案第3号〜発議案第5号) 1.閉  会                  署 名 議 員          地方自治法第123条第2項の規定により署名する。                   臨時議長  渡 辺 訓 秀                   議  長  庄 司 朋 代                   議  員  秋 山 貢 輔                   議  員  長谷川 倫 秀                   議  員  松 井 寛 徳            定 例 会 議 案 等 議 決 結 果 【市長提出議案】 ┌─────┬────────────────────┬────┬────┬────┐ │     │                    │付 託 先│議  決│本会議の│ │ 議案番号 │     件        名     │    │    │    │ │     │                    │委 員 会│年 月 日│議決結果│ ├─────┼────────────────────┼────┼────┼────┤ │議案第31号│専決処分の承認を求めることについて(平成│付託省略│30.6.15│承  認│ │     │29年度鴨川市一般会計補正予算(第10号))│    │    │全会一致│ ├─────┼────────────────────┼────┼────┼────┤ │議案第32号│専決処分の承認を求めることについて(鴨川│付託省略│30.6.15│承  認│ │     │市税条例の一部を改正する条例)     │    │    │全会一致│ ├─────┼────────────────────┼────┼────┼────┤ │議案第33号│専決処分の承認を求めることについて(鴨川│付託省略│30.6.15│承  認│ │     │市国民健康保険税条例の一部を改正する条 │    │    │全会一致│ │     │例)                  │    │    │    │ ├─────┼────────────────────┼────┼────┼────┤ │議案第34号│鴨川市税条例等の一部を改正する条例の制定│総  務│30.6.28│可  決│ │     │について                │    │    │全会一致│ ├─────┼────────────────────┼────┼────┼────┤ │議案第35号│鴨川市立小学校設置条例の一部を改正する条│文教厚生│30.6.28│可  決│ │     │例の制定について            │    │    │全会一致│ ├─────┼────────────────────┼────┼────┼────┤ │議案第36号│鴨川市家庭的保育事業等の設備及び運営に関│文教厚生│30.6.28│可  決│ │     │する基準を定める条例の一部を改正する条例│    │    │全会一致│ │     │の制定について             │    │    │    │ ├─────┼────────────────────┼────┼────┼────┤ │議案第37号│鴨川市放課後児童健全育成事業の設備及び運│文教厚生│30.6.28│可  決│ │     │営に関する基準を定める条例の一部を改正す│    │    │全会一致│ │     │る条例の制定について          │    │    │    │ ├─────┼────────────────────┼────┼────┼────┤ │議案第38号│鴨川市指定地域密着型介護老人福祉施設の入│文教厚生│30.6.28│可  決│ │     │所定員及び指定地域密着型サービス事業者等│    │    │全会一致│ │     │の指定に関する基準を定める条例の一部を改│    │    │    │ │     │正する条例の制定について        │    │    │    │
    ├─────┼────────────────────┼────┼────┼────┤ │議案第39号│鴨川市指定地域密着型サービスの事業の人 │文教厚生│30.6.28│可  決│ │     │員、設備及び運営に関する基準を定める条例│    │    │全会一致│ │     │の一部を改正する条例の制定について   │    │    │    │ ├─────┼────────────────────┼────┼────┼────┤ │議案第40号│鴨川市地域包括支援センターの包括的支援事│文教厚生│30.6.28│可  決│ │     │業の実施に関する基準を定める条例の一部を│    │    │全会一致│ │     │改正する条例の制定について       │    │    │    │ ├─────┼────────────────────┼────┼────┼────┤ │議案第41号│財産の無償譲渡について         │総  務│30.6.28│可  決│ │     │                    │    │    │全会一致│ ├─────┼────────────────────┼────┼────┼────┤ │議案第42号│市道路線の廃止について         │建設経済│30.6.28│可  決│ │     │                    │    │    │全会一致│ ├─────┼────────────────────┼────┼────┼────┤ │議案第43号│市道路線の認定について         │建設経済│30.6.28│可  決│ │     │                    │    │    │全会一致│ ├─────┼────────────────────┼────┼────┼────┤ │議案第44号│損害賠償の額の決定及び和解について   │総  務│30.6.28│可  決│ │     │                    │    │    │全会一致│ ├─────┼────────────────────┼────┼────┼────┤ │議案第45号│平成30年度鴨川市一般会計補正予算(第2 │予  算│30.6.28│可  決│ │     │号)                  │    │    │全会一致│ ├─────┼────────────────────┼────┼────┼────┤ │議案第46号│平成30年度鴨川市病院事業会計補正予算(第│文教厚生│30.6.28│可  決│ │     │1号)                 │    │    │賛成多数│ ├─────┼────────────────────┼────┼────┼────┤ │議案第47号│市道路線の廃止について         │付託省略│30.6.28│可  決│ │     │                    │    │    │賛成多数│ ├─────┼────────────────────┼────┼────┼────┤ │議案第48号│市道路線の廃止について         │付託省略│30.6.28│可  決│ │     │                    │    │    │賛成多数│ ├─────┼────────────────────┼────┼────┼────┤ │議案第49号│市道路線の認定について         │付託省略│30.6.28│可  決│ │     │                    │    │    │賛成多数│ ├─────┼────────────────────┼────┼────┼────┤ │議案第50号│鴨川市監査委員の選任につき同意を求めるこ│付託省略│30.6.28│同  意│ │     │とについて               │    │    │全会一致│ ├─────┼────────────────────┼────┼────┼────┤ │諮問第1号│人権擁護委員の推薦につき意見を求めること│付託省略│30.6.15│答  申│ │     │について                │    │    │全会一致│ └─────┴────────────────────┴────┴────┴────┘ 【議員提出議案】 ┌─────┬────────────────────┬────┬────┬────┐ │     │                    │付 託 先│議  決│本会議の│ │発議案番号│     件        名     │    │    │    │ │     │                    │委 員 会│年 月 日│議決結果│ ├─────┼────────────────────┼────┼────┼────┤ │議案第1号│道路問題調査特別委員会の設置について  │付託省略│30.6.28│可  決│ │     │                    │    │    │全会一致│ ├─────┼────────────────────┼────┼────┼────┤ │議案第2号│広域行政調査特別委員会の設置について  │付託省略│30.6.28│可  決│ │     │                    │    │    │全会一致│ ├─────┼────────────────────┼────┼────┼────┤ │議案第3号│義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見│付託省略│30.6.28│可  決│ │     │書について               │    │    │全会一致│ ├─────┼────────────────────┼────┼────┼────┤ │議案第4号│国における平成31(2019)年度教育予算拡充│付託省略│30.6.28│可  決│ │     │に関する意見書について         │    │    │全会一致│ ├─────┼────────────────────┼────┼────┼────┤ │議案第5号│地方消費者行政に対する財政支援(交付金 │付託省略│30.6.28│可  決│ │     │等)の継続・拡充を求める意見書について │    │    │全会一致│ └─────┴────────────────────┴────┴────┴────┘ 【報 告】 ┌─────┬────────────────────┬────┬────┬────┐ │     │                    │付 託 先│議  決│本会議の│ │ 報告番号 │     件        名     │    │    │    │ │     │                    │委 員 会│年 月 日│議決結果│ ├─────┼────────────────────┼────┼────┼────┤ │報告第6号│平成29年度鴨川市一般会計予算繰越明許費繰│    │    │    │ │     │越計算書について            │    │    │    │ ├─────┼────────────────────┼────┼────┼────┤ │報告第7号│平成29年度鴨川市水道事業会計予算繰越計算│    │    │    │ │     │書について               │    │    │    │ ├─────┼────────────────────┼────┼────┼────┤ │報告第8号│平成29年度鴨川市病院事業会計予算繰越計算│    │    │    │ │     │書について               │    │    │    │ ├─────┼────────────────────┼────┼────┼────┤ │報告第9号│専決処分の報告について(損害賠償の額の決│    │    │    │ │     │定及び和解)              │    │    │    │ └─────┴────────────────────┴────┴────┴────┘ 【陳 情】 ┌─────┬────────────────────┬────┬────┬────┐ │     │                    │付 託 先│議  決│本会議の│ │ 陳情番号 │     件        名     │    │    │    │ │     │                    │委 員 会│年 月 日│議決結果│ ├─────┼────────────────────┼────┼────┼────┤ │陳情第1号│メガソーラー建設計画に反対する陳情書  │建設経済│30.6.28│継続審査│ │     │                    │    │    │全会一致│ ├─────┼────────────────────┼────┼────┼────┤ │陳情第2号│「義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意│文教厚生│30.6.28│採  択│ │     │見書」採択に関する陳情書        │    │    │全会一致│ ├─────┼────────────────────┼────┼────┼────┤ │陳情第3号│「国における平成31(2019)年度教育予算拡│文教厚生│30.6.28│採  択│ │     │充に関する意見書」採択に関する陳情書  │    │    │全会一致│ ├─────┼────────────────────┼────┼────┼────┤ │陳情第4号│国に対する地方消費者行政の財政支援を求め│建設経済│30.6.28│採  択│
    │     │る意見書提出に関する陳情書       │    │    │全会一致│ └─────┴────────────────────┴────┴────┴────┘...