茂原市議会 2010-02-24
平成22年会議録 第1号 平成22年2月24日
平成22年2月24日招集
茂 原 市 議 会 定 例 会 会 議 録 ( 第 1 号 )
1
会議録署名議員の指名
2 会期の決定
3 議案第1号から第27号までの
上程説明
4 陳情の上程後
委員会付託
5 休会の件
第
第
第
第
第
議 事 日 程 (第1号)
平成22年2月24日(水)午前10時00分開会
茂原市議会定例会会議録(第1号)
平成22年2月24日(水)午前10時00分 開会
○議長(常泉健一君) ただいまから平成22年
茂原市議会第1回定例会を開会します。
現在の出席議員は25名であります。したがいまして、定足数に達し会議は成立しました。
☆ ☆
○議長(常泉健一君) 直ちに本日の会議を開きます。
午前10時00分 開議
☆ ☆
議会運営委員会委員長の報告
○議長(常泉健一君) 最初に、今定例会の運営につき、閉会中に
議会運営委員会を2回開会
し、種々協議を行いましたので、その内容について
議会運営委員会委員長から報告を求めます。
議会運営委員会委員長 伊藤すすむ君。
(
議会運営委員会委員長 伊藤すすむ君登壇)
○
議会運営委員会委員長(伊藤すすむ君) おはようございます。
議会運営委員会の報告を申
し上げます。
じます。
本委員会は、去る2月8日に招集告示されました平成22年第1回定例会の運営につき、1月
25日及び2月22日の
両日委員会を開き、種々協議いたしましたので、その内容について報告い
たし、皆様方の御協力をお願いするものでございます。
最初に、本定例会の日程について申し上げます。お手元の日程表をごらんいただきたいと存
まず、会期については、市長提出の議案27件並びに
一般質問通告者10人を勘案し、本日から
3月17日までの22日間とすることといたします。
本日は、
会議録署名議員の指名、会期の決定、
市長提出議案の
上程説明、陳情の上程後委員
会付託並びに休会の件を議題といたします。
25日から3月2日までは、
議案等調査のため休会、
一般質問は3日4人、4日に4人、5日
は
一般質問を2人行った後に、議案質疑後
委員会付託を行うこととし、本会議終了後、各常任
委員会の審査をお願いいたします。
いと存じます。
なお、
一般質問者の順位は、くじにより配付資料のとおり決定しましたので、御了承願いた
- 3 -
6日、7日は、休日等のため休会といたします。
また、議案第6号「平成22年度茂原市
一般会計予算」につきましては、議会の議決により8
人の委員で構成する
予算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、後日審査することとし、
委員の選任につきましては議長に一任することといたしました。
8日、9日は、ただいま申し上げました
予算審査特別委員会の審査日としまして、それぞれ
午前10時から委員会を開き、審査をお願いしたいと思います。
10日から16日までは、
報告書作成のため休会とし、最終日17日は、本会議に先立ちまして、
午前10時から
予算審査特別委会、各
常任委員会の
委員長報告の調整を行っていただき、午後1
時から本会議を開き、議案等に対する総括審議を行うことといたします。
以上が、今定例会の運営に関する
協議決定事項でありますが、運営上新たな問題が生じた際
は、
議会運営委員会において協議の上、処理していくことといたしました。
議員皆様方の御理解、御協力を重ねてお願い申し上げまして、報告を終わります。
○議長(常泉健一君) 以上で
議会運営委員会委員長の報告を終わります。
☆ ☆
○議長(常泉健一君) 次に、諸般の報告をします。
諸 般 の 報 告
報告の内容は、閉会中における議長の諸報告、公務報告、請願の処理経過並びに結果報告及
び平成21年第4回
定例会並びに第2回臨時会の会議録についてでありますが、いずれもお手元
に配付してあるとおりであります。
次に、本日招集されました3月定例会の
議案等説明のため、市長並びに
関係行政機関に出席
を求めたところ、お手元に配付してあるとおり出席報告がありました。
☆ ☆
議 事 日 程
○議長(常泉健一君) 本日の
議事日程は、既にお手元に配付してありますので、それにより
御了承願います。
☆ ☆
会議録署名議員の指名
○議長(常泉健一君) それでは、これより
議事日程に基づき議事に入ります。
議事日程第1「
会議録署名議員の指名」を行います。
本件については、会議規則第81条の規定により、議長から指名します。
- 4 -
会議録署名議員に
18番 初 谷 智津枝 君
20番 関 好 治 君
の2名を指名します。
☆ ☆
会 期 の 決 定
○議長(常泉健一君) 次に、
議事日程第2「会期の決定」を議題とします。
お諮りします。今定例会の会期は、
議会運営委員会の協議に基づき、本日から3月17日まで
の22日間としたいと思いますが、御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(常泉健一君) 御異議ないものと認めます。したがいまして、会期は本日から3月17
日までの22日間とすることと決定しました。
☆ ☆
議 長 の 報 告
○議長(常泉健一君) ここで報告します。本日、市長から今定例会に提出するための議案の
送付があり、これを受理しお手元に配付しました。
☆ ☆
議案第1号から第27号までの
上程説明
○議長(常泉健一君) 次に、
議事日程第3「議案第1号から第27号までの
上程説明」を議題
とします。
議案の上程については、議案27件を一括上程します。
市長から提案理由の説明を求めます。市長
田中豊彦君。
(市長
田中豊彦君登壇)
○市長(
田中豊彦君) 本日から、平成22年
茂原市議会第1回定例会を開催することとなりま
した。平成22年度の予算案をはじめとする諸議案の御審議をお願いするにあたり、市政運営に
臨む所信の一端を申し上げ、議員各位並びに市民の皆様方の御理解と御協力を賜りたいと存じ
ております。
初めに、我が国の
社会経済情勢は、内閣府の
月例経済報告によりますと、個人消費の持ち直
しの動きが続き、輸出が
アジア向けを中心に増加するなど、景気は持ち直してきているものの、
失業率が高水準にあるなど、依然として厳しい状況にあります。
- 5 -
政府は家計の支援により個人消費を拡大するとともに、新たな分野で産業と雇用を生み出し、
日本経済を自律的な回復軌道に乗せ、内需を中心とした安定的な経済成長を実現するよう政策
運営を行おうとしております。
このような中、国の平成22年度一般会計は92兆2992億円となり、対前年度伸び率4.3%とな
る一方、
新規国債発行額が44兆3000億円にも上り、過去最高となっております。「コンクリー
トから人へ」、「いのちを守る予算」と銘を打ち、
子ども手当や高校の無償化、高速道路の無
料化などの注目を集める施策を盛り込んでおりますが、
公債依存度が過去最悪の水準に達する
など、財政が極めて危機的な状況にあり、私といたしましても、その動向を注意深く見守って
いきたいと考えております。
さて、本市の財政状況につきましては、一昨年秋の
世界金融危機に端を発しました経済不況
はいまだ終わりが見えず、ここ最近の円高の進行によって市内の
輸出型企業へのさらなる悪影
響が及ぶところとなり、歳入の根幹をなす市税収入についても、業績悪化に伴う落ち込みが一
層懸念されるところであります。
このような状況のもと、平成22年度の予算編成にあたりましては、歳入について市税収入の
可能な限りの確保に努めるとともに、歳出については各担当部署が事業を自主的に取捨選択で
きるよう引き続き一般財源の
枠配分方式を採用し、最少の経費で最大限の効果を上げられるよ
う、事業の見直しや経費の節減に努めたところでございます。今後とも聖域なき
行財政改革を
断行し、事業の選択と集中により、大胆に着実に、市民の目線で市民とともに歩む市政を目指
して努力してまいりたいと考えております。
次に、本市の主要施策について御説明申し上げます。
初めに、組織改正について申し上げます。
時代に即した簡素で効率的な組織を構築し、市民の要望に柔軟かつ迅速に対応できるよう、
本年4月より組織の改正を行います。具体的には、市民にわかりやすく利用しやすい体制とす
るため、組織をスリム化し、部及び課の名称を変更いたします。
まず、
都市建設部につきましては、機動的で柔軟な対応が図られるよう、これまでの8課体
制から6課体制へ再編いたします。
さらに、
健康福祉部につきましては、「福祉部」として、
障害福祉室を
障害福祉課へ、介護
保険課を
高齢者支援課へ、
児童家庭課を
子育て支援課へとそれぞれ変更し、健康でふれあいあ
ふれる
地域づくりを目指してまいります。
また、2階フロアの狭隘化を解消するため、
社会福祉課を7階に移設いたします。このこと
- 6 -
により、執務室内にもゆとりが生まれるとともに、
相談スペースも確保されることとなります。
今後とも、来庁される市民の皆様に御不便のないよう配慮してまいります。
次に、教育文化について申し上げます。
本年は「ゆめ
半島千葉国体」が開催されます。本市では、
バレーボール競技の成年女子6人
制と成年男子9人制が10月1日から4日まで
市民体育館を会場として開催されます。また、デ
モンストレーションとしての
スポーツ行事では、
ウォークラリーが9月26日に
茂原公園におい
て開催されます。国民の
スポーツの祭典にふさわしい大会となるよう、会場の施設整備に努め
るとともに、
関係機関などと連携を図りながら、広報・啓発活動の推進、市民総参加で盛り上
げるための「も
ばらドリームサポーター」や
市職員体制の検討、実施にかかわる各種計画の策
定など、大会へ向けた準備を進めてまいります。
昨年試験的に実施いたしました「
放課後等こども教室推進事業」につきましては、参加した
児童・
保護者ともに好評であったことから、
運営委員会で検討を重ねてきた結果をもとに、今
後も推進することといたしました。
学校教育につきましては、平成23年度から完全実施となる新
学習指導要領の要旨に沿って、
基礎的・基本的な知識技能を活用し、課題を解決するために必要な思考力・判断力・表現力を
業者からの応募があり、書類審査、茂原市
公的介護施設等事業者選定委員会、事業者からのヒ
アリングによる審査を経て、昨年12月に
候補事業者を決定いたしました。その結果、
茂原地区
につきましては
社会福祉法人信和会、
本納地区につきましては
株式会社竹膳がそれぞれ第1位
候補事業者となりました。前者は7月、後者は10月にそれぞれ開設予定となっております。
障害者福祉につきましては、国で始まった
障害者福祉施策の見直しの動向を見きわめながら、
引き続き障害者の自立生活を支援するため、各種の
障害福祉サービスや事業者の
運営安定化に
取り組んでまいります。また、
市町村民税非課税の低
所得障害者等について、
障害者自立支援
法による
障害福祉サービス等に係る
利用者負担の軽減措置を図り、さらなる
サービス提供の充
実に努めてまいります。
し、対応してまいります。
乳幼児医療費につきましては、現行の就学前までの児童に対する助成を小学3年生まで拡大
また、子宮がん及び
乳がん検診につきましては、引き続き一定の年齢に達した方の検診無料
化を推進し、さらなる受診率の向上に努めてまいります。
昨年、世界的大流行を引き起こしました
新型インフルエンザにつきましては、今後とも流行
に備え、消毒薬やマスクなどを備蓄するとともに、手洗い、うがいなどの予防策の励行を徹底
し、万全を期してまいります。
次に、生活環境について申し上げます。
生活関連道路整備につきましては、緊急性及び
投資効果等を勘案しながら、市道1級12号線
(
国府関地先)ほか4路線について、
道路改良工事を引き続き実施してまいります。
河川整備につきましては、県事業で実施中の二級河川赤目川改修事業として、越場橋及び桂
島堰がそれぞれ着工の予定であり、護岸工事も継続して実施される予定となっております。上
流部の
調整池建設工事も2つの調整池のうち一方が既に完成し、平成22年度より残りの調整池
に着手する予定となっております。
排水整備につきましては、国の
臨時交付金を有効活用し、緊急度の高い地域から逐次整備を
図り、
排水不良箇所の解消に努めてまいります。
公園整備につきましては、県の
緊急雇用創出補助金を有効活用して
都市公園施設の日常点
検・除草清掃・
樹木剪定等を実施し、適正管理に努めてまいります。
- 9 -
また、地域に密着した街区公園等につきましては、日常管理を通して愛着を育んでいただく
とともに、
行財政改革の一環として、
地元自治会等による管理の促進に努めてまいります。
県立長生の
森公園整備事業につきましては、第2期となる区域が3つの工区に分けられて整
備が進められております。このうち市道3級4010号線沿いの第1工区は、
多目的広場や管理事
務所、駐車場の整備について平成25年度の完了を目指しており、また、
希少動物追跡のための
自然環境調査を継続して実施する予定となっております。引き続き県と連携を図り、事業の促
進に努めてまいります。
防災対策につきましては、国における
全国瞬時警報システムの更新にあわせて機器の改修を
行うとともに、
防災行政無線の維持管理を図り、適切な運用に努めてまいります。
また、災害による被害の軽減と拡大防止を図るため、
地域防災訓練を実施して市民の防災意
識の高揚に努めるとともに、
自主防災組織の組織率の向上に努め、市民、行政、関連機関が一
体となった防災活動を展開し、「災害に強い
まちづくり」を推進してまいります。
交通安全対策事業、
防犯対策事業につきましては、啓発活動や
各種関係団体の自主的な安全
防犯活動を通じて、安全で安心な
まちづくりに努めてまいります。平成22年度は
緊急雇用創出
事業として、民間の警備業者に委託して組織した
地域安全パトロール隊による
犯罪抑止活動を
実施いたします。
次に、都市基盤について申し上げます。
適正な土地利用につきましては、
都市計画マスタープランの推進に向け、第1次
市民会議に
おいて「
土地利用計画への提言」が提出され、それに対する市の方針を決定いたしましたので、
今後の
土地利用計画の策定等に反映させてまいります。
また、第2次
市民会議が昨年の11月から新たにスタートいたしました。「
景観行政」を主な
テーマとして、景観計画の策定や景観条例の制定を目標に検討を行い、引き続き市民と市の協
働による
まちづくりに取り組んでまいります。
なお、景観を重視した魅力ある
まちづくりを推進し、より自主的、主体的に
景観行政に取り
組むため、本年4月1日に景観法に基づく「
景観行政団体」に移行する予定でございます。
都市計画街路事業につきましては、厳しい財政状況の中、限られた財源を効果的に執行する
よう努めております。その中で、
小林浜町線につきましては、
鉄道高架下付近の2カ所の交差
点改良に必要な用地の確保ができましたので、工事に着手してまいります。
圏央道東金・茂原・木更津間50キロにつきましては早期完成を期待しておりましたが、東
金・茂原間21.6キロ及び茂原・木更津間21.3キロについて、用地取得の難航等の関係から、開
- 10 -
通目標が平成22年度から平成24年度に2年延びると発表されました。まことに残念ですが、圏
央道は本市の将来の発展にとって生命線でございますので、一日も早い供用開始に向けて、今
後とも
関係機関に働きかけてまいります。
圏央道にアクセスする
地域高規格道路の
長生グリーンラインにつきましては、国道409号千
田交差点から(仮称)
茂原長南インターチェンジまでの約700メートル及び茂原方面へ工事が
進められており、さらに茂原区間約3.2キロの
地元説明会も予定されております。
県道茂原環状線につきましては、小林工区において国道128
号腰当交差点及び
主要地方道千
葉茂原線との
変則交差点の解消に向け工事が実施されており、上永吉工区につきましては、鶴
枝橋の架け替え工事に一部着手されております。
次に、産業振興について申し上げます。
農政につきましては、
農産物価格の低迷、
農業従事者の高齢化及び
担い手不足など、農業を
取り巻く環境が非常に厳しい情勢となっております。特に
農業従事者の減少、
高齢化等が加速
している中で、農地の遊休化も進んでおります。このため、
認定農業者制度を活用して人材の
確保を図り、活力のある担い手や地域のリーダーの育成に努めるとともに、
耕作放棄地解消計
画に基づき、国の「
耕作放棄地再生利用緊急対策事業」を有効活用して営農再開に向けた草刈
りや整地などの整備を行い、担い手農家、認定農業者等への農地の利用集積を図ってまいりま
す。
ざいます。
次に、「ひめはるの里」につきましては、借受者である株式会社ニチイグリーンファームが
センターハウス、レストランの建設、ジャーマンアイリス園の造成など園内の改修工事を進め
ており、本年4月にオープンする予定でありましたが、園内の環境整備、開園に向けての従業
員の研修などに期間を要するとの判断から、7月下旬に一般公開を予定しているとのことでご
農地や農業用水等の資源を守る地域活動を支援する「農地・水・環境保全向上対策事業」に
つきましては、早野、下太田及び七渡地区で実施されており、農業資源の有効な保全や環境の
向上を図る共同活動を支援してまいります。
企業誘致につきましては、新規企業の立地及び既存企業の事業規模拡大の促進を図ることが、
自主財源の確保、産業経済の振興、就業機会の拡充及び市民生活の向上につながるものとして、
本市にとって重要施策と位置づけております。
このことから、企業誘致推進室において企業訪問を実施し、企業側のニーズや経営状況を把
握するとともに、市内の遊休工場跡地へのあっせんなどに努めているところでございます。
- 11 -
長引く景気低迷の中、企業側は設備投資や先行投資を控えている状況でございますが、引き
続き情報収集に努め、私もトップセールスマンとして積極的に企業誘致を推進してまいります。
また、圏央道の供用開始が平成24年度に見込まれ、交通アクセス等の立地条件が整うことか
ら、引き続き「にいはる工業団地」の早期造成について、県と千葉県土地開発公社へ働きかけ
商業振興につきましては、地域経済の活性化と地域社会の発展を図ることを目的とする「茂
原市商業振興基本条例」の周知に努めるとともに、茂原商工会議所において検討している「大
型店等との情報交流を通じた地域活性化を図る協議の場」の設置に向けて、連携して取り組ん
てまいります。
でまいります。
観光につきましては、情緒豊かな七夕飾りで市内を彩る夏の最大イベントであります「茂原
七夕まつり」が、県内外から毎年多くの人出でにぎわい、茂原市のまつりとして定着しており
ます。本年も訪れた皆様の思い出となり、また、本市の観光の誇りとして魅力ある茂原七夕ま
つりが開催できるよう、実行委員会と連携を図りながら取り組んでまいります。
また、七夕まつり以外の観光につきましても、全国各地から多くの観光客に本市及び長生地
域へ訪れていただけるよう、茂原市観光協会及び長生地域観光連盟と連携を図りながら誘客活
動に努めてまいります。
雇用の充実につきましては、現下の厳しい雇用情勢から、国において昨年10月に「緊急雇用
対策本部」が設置されたことを踏まえ、本市でも
緊急雇用創出事業により職を失った非正規労
働者や中高年齢者の雇用の確保に努めてまいります。
今後も茂原職安雇用対策推進協議会等の
関係機関と連携を図りながら就業対策を支援し、雇
用の安定に努めてまいります。
また、都市と地方との地域格差、大企業と中小企業との業況回復の差は依然として大きいも
のになっておりますので、中小企業者の皆様に「茂原市中小企業融資制度」の利用を促進し、
中小企業の振興と経営の安定を図ってまいります。
最後に、市民自治について申し上げます。
住民への生活支援と地域の経済対策に資することを目的とした定額給付金給付事業は3万
8555件、9万5233人の市民の皆様に14億3727万6000円を給付するため、申請受付を昨年の4月
7日から10月7日まで行い、給付事務を12月末日で終了いたしました。最終給付件数は3万
7865件、率にして98.2%、9万4482人、率にして99.2%、給付金額は14億2752万8000円、率に
して99.3%となりました。
- 12 -
なお、死亡、辞退等による未給付件数は690件、1.8%、未給付額は974万8000円、率にして
0.7%で、1月中旬に実績報告書を提出しており、国で審査、確定した後、未給付額を返納し
て本事業のすべてを終了する予定でございます。
総合案内業務につきましては、「ふるさと雇用再生特別基金事業」として実施し、利用者の
要望に応じて庁舎内を案内、同行するなど、高齢者、障害者の方々が安心して市役所を御利用
いただけるよう努めてまいります。
計画行政の推進につきましては、市の最上位計画にあたる「茂原市総合計画」の前期基本計
画が平成22年度で終了することから、平成23年度から平成32年度までの10年間を計画期間とす
る後期基本計画の策定作業を進めております。策定にあたりましては、茂原市総合計画策定会
議及び茂原市総合計画審議会を設置して検討を進めるとともに、一昨年の
市民アンケート調査
や今後実施予定のパブリックコメントの結果をもとに広範な市民の意見の反映に努め、「すべ
ての市民が住んで良かったと思えるまち茂原」の実現を目指してまいります。
行財政改革につきましては、昨年4月に
行財政改革推進課を設置し、行革大綱第4次実施計
画及び財政健全化計画の着実な進捗に努めるとともに、さまざまな視点から事務事業の見直し
を進め、簡素で効率的な行財政運営に努めております。平成22年度は両計画とも最終年度を迎
えることとなりますが、厳しい財政状況にかんがみ、今後も引き続き不断に
行財政改革に取り
組んでまいります。
以上、市政運営にあたっての所信の一端と主要施策について申し上げましたが、その結果、
平成22年度
一般会計予算の総額は247億7300万円となり、前年度予算に比して3.1%の増となり
ました。また、特別会計8会計の予算総額は174億8930万7000円となり、前年度比0.7%の減と
さて、本定例会に提案申し上げます案件は、予算議案14件、条例議案9件、その他の議案4
まず、議案第1号から議案第5号までは、平成21年度の各会計にかかわる補正予算にかかわ
なったところでございます。
件の合計27件でございます。
るものでございます。
議案第1号の一般会計補正予算につきましては、歳入歳出それぞれ11億8875万円を追加し、
予算の総額を262億8217万円にしようとするものでございます。
主な内容といたしましては、国の第二次補正予算の地域活性化・きめ細かな
臨時交付金事業
として実施する防犯灯整備事業、公立保育所維持管理事業、児童遊園維持管理事業などを追加
するものでございます。また、福祉のためにいただいた寄附につきまして、一たん福祉振興基
- 13 -
金に積み立て、今後、市民福祉の向上のため有効活用するため計上したところでございます。
次に、議案第2号から議案第5号までは、特別会計に関するものでございます。議案第2号
の国民健康保険事業費補正予算につきましては、歳入歳出それぞれ2億1479万7000円を追加し
て、予算の総額を96億8895万4000円に、議案第3号の下水道事業費補正予算につきましては、
川中島終末処理場改築事業6400万円を繰越明許費とし、議案第4号の介護保険事業費補正予算
につきましては、歳入歳出それぞれ1453万6000円を追加して、予算の総額を48億4051万2000円
に、議案第5号の後期高齢者医療事業費補正予算につきましては、歳入歳出それぞれ8468万
4000円を追加して、予算の総額を8億568万7000円にしようとするものでございます。
次に、議案第6号から議案第14号までは、平成22年度の各会計に係る予算に関するものです
が、概要につきましては先ほど申し上げたとおりでございます。
次に、議案第15号の「茂原市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条
例について」申し上げます。
本案は、国及び県の特定任期付職員の給与改定の状況にかんがみ、本市においても、これら
に準じた改正を行おうとするものでございます。
次に、議案第16号から第19号までは、職員及び非常勤特別職の報酬、特別職及び教育長の給
料額について、市の財政状況を考慮し、削減をすべく改正を行おうとするものでございます。
次に、議案第20号の「茂原市職員の給与に関する条例及び茂原市職員の勤務時間、休暇等に
関する条例の一部を改正する条例の制定について」申し上げます。
本案は、労働基準法の一部を改正する法律の施行に伴い所要の改正を行うとともに、市の財
政健全化を図るため、一般職の給料について削減を行おうとするものでございます。
次に、議案第21号の「茂原市児童遊園設置条例の一部を改正する条例の制定について」申し
上げます。
ざいます。
げます。
上げます。
本案は、猿袋ほか3つの児童遊園について、地元の要望等により廃止しようとするものでご
次に、議案第22号の「茂原市道路占用料条例の一部を改正する条例の制定について」申し上
本案は、国の電線類の地中化に伴う占用料の額が改正されることに伴い、本市においても、
これに準じた改正を行おうとするものでございます。
次に、議案第23号「茂原市都市計画審議会条例の一部を改正する条例の制定について」申し
- 14 -
本案は、組織の見直しに伴い、所要の改正を行おうとするものでございます。
次に、議案第24号及び第25号につきましては、国の学校情報通信技術環境整備事業補助金及
び地域活性化・経済対策
臨時交付金を活用し、パソコン等を購入しようとするものでございま
す。
するものでございます。
次に、議案第26号「茂原市道路線の認定について」申し上げます。
本案は、3級1064号線ほか17路線について、市民の一般通行の利便を図るため認定しようと
次に、議案第27号「千葉県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び千葉
県市町村総合事務組合規約の一部を改正する規約の制定に関する協議について」申し上げます。
本案は、千葉県総合事務組合の組織団体の数が減少することにより組合規約の一部を改正す
る必要があるため、関係地方公共団体と協議をしようとするものでございます。
以上が、今定例会に提案しております27案件の概要でございます。詳細につきましては、そ
れぞれ担当部長から説明させますので、よろしく御審議を賜り、御可決くださいますようお願
いを申し上げます。以上でございます。よろしくお願い申し上げます。
○議長(常泉健一君) 企画財政部長 平野貞夫君。
(企画財政部長 平野貞夫君登壇)
○企画財政部長(平野貞夫君) 企画財政部所管にかかわります議案第1号及び議案第6号に
つきまして御説明申し上げます。
申し上げます。
初めに、議案第1号「平成21年度茂原市一般会計補正予算(第4号)」につきまして御説明
本案は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ11億8875万円を追加し、歳入歳出予算の総
額を歳入歳出それぞれ262億8217万円にしようとするものでございます。
その主な内容を歳出より申し上げます。
2款総務費、1項総務管理費、11目市民会館費の施設維持管理費は、国の第二次補正予算に
よるきめ細かな
臨時交付金を活用して、雨漏り補修工事や冷暖房改修工事などに4100万円を追
加するものでございます。
15目財政調整基金費の減債基金積立金は、平成19年度土地開発公社貸付金の繰上償還に伴う
償還元金の積立に3億562万7000円を追加するものでございます。
3款民生費、1項社会福祉費、2目障害福祉費の介護給付事業は、施設入所支援費の増によ
り2800万円を追加するものでございます。
- 15 -
7目福祉振興基金費の福祉振興基金費は、寄附金により積立金に1013万7000円を追加するも
のでございます。
す。
2項
児童福祉費、2目児童措置費の
子ども手当支給事業は、平成22年度に創設されます子ど
も手当の支給を円滑に実施するためのシステム開発に887万2000円を追加するものでございま
4目保育所費の公立保育所維持管理費は、きめ細かな
臨時交付金により、保育所の遊具の撤
去、新設等に530万円を追加するものでございます。
7款土木費、1項道路橋梁費、2目道路維持費の道路橋梁維持補修費は、きめ細かな臨時交
付金により、道路補修工事等に2550万円を、排水施設整備事業の排水整備工事に500万円をそ
れぞれ追加するものでございます。
5000円を追加するものでございます。
980万円を追加するものでございます。
3項都市計画費、2目街路事業費は、土地開発公社債務負担行為償還分として1億3468万
3目公園費の都市公園等維持補修事業は、きめ細かな
臨時交付金により、遊具の設置等に
9款教育費、2項小学校費、1目学校管理費の小学校補修工事は、きめ細かな
臨時交付金に
より、ガス管の改修工事やトイレの改修工事に1240万円を追加するものでございます。
3目学校建設費の小学校施設整備事業は、
萩原小学校普通教室棟改築工事及び豊岡小学校太
陽光発電設備設置工事等に6億8640万1000円を追加するものでございます。
3項中学校費、3目学校建設費の中学校施設整備事業は、本納中学校管理教室棟耐震補強工
事及び冨士見中学校太陽光発電設備設置工事等に1億9202万7000円を追加するものでございま
す。
5項社会教育費、2目公民館費の施設維持管理費は、きめ細かな
臨時交付金により、消火栓
設備の改修工事等に590万円を追加するものでございます。
6項保健体育費、2目体育施設費の
市民体育館補修事業は、きめ細かな
臨時交付金により、
体育館の改修工事に840万円を追加するものでございます。
11款公債費、1項公債費、1目元金の借入金元金償還金は、減債基金の積立金に充てるため
3億562万7000円を減額するものでございます。
次に、歳入の主なものについて申し上げます。
14款国庫支出金は、安全・安心な学校づくり交付金、地域活性化・公共投資
臨時交付金、地
域活性化・きめ細かな
臨時交付金等4億2200万6000円を追加するものでございます。
- 16 -
15款県支出金は、
障害者自立支援給付費等負担金、投票人名簿システム構築交付金等1130万
1000円を追加するものでございます。
17款寄附金は、1044万3000円を追加するものでございます。
21款市債は、土木債に1050万円を、小中学校の耐震関係事業及び太陽光発電設備設置事業の
教育債に5億8780万円を、また、減収補てん債に1億4670万円をそれぞれ追加するものでござ
います。
次に、第2表継続費について申し上げます。
萩原小学校改築事業及び本納中学校耐震補強事業につきまして、平成22年度事業を前倒しす
ることにより、21年度事業費と22年度事業費を変更するものでございます。
次に、第3表繰越明許費について申し上げます。
国の一次補正予算対象事業で地域活性化・経済危機対策
臨時交付金による23事業及び第二次
補正予算対象事業で地域活性化・きめ細かな
臨時交付金による16事業については、3月補正で
予算化することなどにより履行期限の確保が困難であるため、翌年度へ繰り越すものでござい
ます。また、公的介護施設整備促進事業など7事業についても、履行期限の確保が困難である
ため繰り越すものでございます。
次に、第4表地方債補正について申し上げます。
減収補てんを追加し、道路整備事業、小学校施設整備事業、中学校施設整備事業の限度額を
変更するものでございます。
す。
続きまして、議案第6号「平成22年度茂原市
一般会計予算」につきまして御説明申し上げま
平成22年度の茂原市
一般会計予算の総額は歳入歳出それぞれ247億7300万円となり、前年度
に比べ7億4000万円、3.1%の増となりました。
その概要を歳出より申し上げます。
2款総務費は、24億5461万3000円を計上いたしました。選挙関係経費の減などがあるものの、
地域安全パトロールや課税資料整備等の
緊急雇用創出事業や平成24年度固定資産税評価替えに
伴う不動産鑑定の増などにより、前年度に比べ9211万4000円、3.9%の増となりました。
3款民生費は、81億5316万円を計上いたしました。児童手当支給事業の減などがあるものの、
新規の
子ども手当支給事業や国民健康保険事業特別会計繰出金、障害福祉費、生活保護扶助費
の増などにより、前年度に比べ12億5651万2000円、18.2%の増となりました。
4款衛生費は、34億5733万1000円を計上いたしました。女性特有のがん検診の増などがある
- 17 -
ものの、長生郡市広域市町村圏組合衛生費・清掃費事業負担金や九十九里地域水道企業団出資
金・負担金、乳幼児医療対策事業の減などにより、前年度に比べ1億7082万4000円、4.7%の
減となりました。
5款農林水産業費は、3億9389万1000円を計上いたしました。農業集落排水事業会計繰出金、
千葉県農山漁村地域活性化事業補助金の終了に伴うほ場整備事業の減などにより、前年度に比
べ4578万5000円、10.4%の減となりました。
6款商工費は、10億2679万1000円を計上しました。企業立地促進事業の減などにより、前年
度に比べ5039万1000円、4.7%の減となりました。
7款土木費は、18億5599万4000円を計上いたしました。土地開発公社債務未収金分の償還、
道路改良事業、河川改修事業、街路事業、茂原駅前通り地区土地区画整理事業の増などがある
ものの、
茂原公園駐車場整備事業の用地買い戻しの減などにより、前年度に比べ1億7618万
9000円、8.7%の減となりました。
9款教育費は、26億5198万8000円を計上いたしました。学校給食委託費の減などがあるもの
の、萩原小学校及び本納中学校耐震関係事業、
茂原中学校のテニスコート整備、ゆめ半島千葉
国体推進事業の増などにより、前年度に比べ680万円、0.3%の増となりました。
11款公債費は、32億4587万8000円を計上いたしました。土地開発公社貸付金に係る繰上償還
の減などにより、前年度に比べ1億8007万8000円、5.3%の減となりました。
13款予備費は、前年度より1000万円増の4000万円を計上いたしました。
次に、主な事業について申し上げます。
2款総務費ですが、1項総務管理費、8目財産管理費の庁舎維持管理費は、議会棟屋上に設
置する庁舎太陽光発電設備設置工事に1500万円を計上いたしました。
13目地域振興費の
緊急雇用創出事業は、犯罪の発生を抑止し安全で安心な社会を実現するた
め、民間の警備会社への地域安全パトロール委託に1512万2000円を計上いたしました。
2項徴税費、2目賦課徴収費の固定資産税等賦課事務費は、固定資産評価替えに伴う不動産
鑑定、土地評価業務委託等に1億1406万3000円を計上いたしました。
次に、3款民生費ですが、2項
児童福祉費、2目児童措置費の
子ども手当支給事業は、中学
卒業までの子供1人に対し毎月1万3000円を支給するため、14億4647万4000円を計上いたしま
した。
次に、4款衛生費ですが、1項保健衛生費、1目保健衛生総務費の乳幼児医療対策事業は、
対象者を就学前児童から小学校3年生までに拡大することにより、1億6036万8000円を計上い
- 18 -
たしました。
次に、5款農林水産業費ですが、1項農業費、5目土地改良事業費の県営かんがい排水事業
は、新川地区の事業負担金に3848万3000円を計上いたしました。
次に、6款商工費ですが、1項商工費、2目商工振興費の企業立地促進事業は、奨励金等に
2億5005万2000円を計上いたしました。
次に、7款土木費ですが、1項道路橋梁費、3目道路新設改良費の道路改良事業は、綱島外
6路線の改良工事、工事に伴う用地取得や物件移転補償費等に7572万円を計上いたしました。
3項都市計画費、2目街路事業費の街路事業費は、
小林浜町線の街路事業と土地開発公社債
務負担行為償還等に2億5500万円を計上いたしました。
4目区画整理費の茂原駅前通り地区土地区画整理事業は、建物等移転補償費等に1億1939万
3000円を計上いたしました。
次に、9款教育費ですが、2項小学校費、3目学校建設費の小学校施設整備事業は、学校の
耐震化に伴う萩原小学校の普通教室棟改築工事等に7857万9000円を計上いたしました。
3項中学校費、3目学校建設費の中学校施設整備事業は、学校の耐震化に伴う本納中学校の
管理教室棟耐震補強工事や
茂原中学校のテニスコート整備工事に2500万円を計上いたしました。
6項保健体育費、3目国民体育大会費のゆめ
半島千葉国体推進事業は、秋の開催に向けて
5584万円を計上いたしました。
次に、歳入について主なものを申し上げます。
1款市税は、131億3347万3000円を計上いたしました。景気後退に伴う市民税の個人所得割、
法人税割や固定資産税の償却資産の落ち込みなどにより、前年度に比べ5億5487万3000円、
8款自動車取得税交付金は、減税による影響などにより、前年度に比べ9200万円、54.1%減
4.1%の減となりました。
の7800万円を計上いたしました。
10款地方交付税は、15億8910万円を計上いたしました。地域活性化・雇用等臨時特例費の創
設や市税等の歳入の減などによる普通交付税の増により、前年度に比べ1億6753万3000円、
11.8%の増となりました。
14款国庫支出金は、28億7105万円を計上いたしました。新たに
子ども手当負担金が大きく増
え、さらには
障害者自立支援給付費等負担金、生活保護費負担金等の増などにより、前年度に
比べ11億4355万9000円、66.2%の増となりました。
15款県支出金は、13億5616万1000円を計上いたしました。千葉県
緊急雇用創出事業臨時特例
- 19 -
基金事業補助金や国勢調査委託金の増になどにより、前年度に比べ2億3335万6000円、20.8%
の増となりました。
20款諸収入は、11億5803万6000円を計上いたしました。市税等延滞金や学校給食費負担金の
増などがあるものの、土地開発公社貸付金元利収入の減などにより、前年度に比べ2億7004万
7000円、18.9%の減となりました。
21款市債は、20億1280万円を計上いたしました。
茂原公園駐車場整備事業の減などがあるも
のの、臨時財政対策債、道路事業、河川事業、街路事業の増などにより、前年度に比べ3億
3610万円、20.0%の増となりました。
次に、第2表債務負担行為について申し上げます。
平成24年度の評価替えに係る土地評価業務委託料、大沢の地方特定道路整備事業、小林浜町
線の都市計画道路改良事業をそれぞれ平成22年度から平成23年度まで設定するものでございま
す。
次に、第3表地方債について申し上げます。
農業生産基盤整備事業ほか9件の事業につきまして、借り入れの限度額、起債の方法、利率
及び償還の方法を設定するものでございます。
以上、企画財政部所管にかかわります議案2件につきまして御説明させていただきました。
よろしく御審議の上、御可決くださいますようお願い申し上げます。
○議長(常泉健一君) 市民環境部長 風戸茂樹君。
(市民環境部長 風戸茂樹君登壇)
○市民環境部長(風戸茂樹君) 市民環境部所管にかかわります議案第2号、議案第5号、議
案第7号、議案第10号及び議案第14号について御説明申し上げます。
初めに、議案第2号「平成21年度茂原市特別会計国民健康保険事業費補正予算(第3号)」
について御説明申し上げます。
本案は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2億1479万7000円を追加し、歳入歳出予算
の総額を歳入歳出それぞれ96億8895万4000円にしようとするものでございます。
まず、歳出の主なものにつきまして御説明申し上げます。
2款保険給付費につきましては、一般被保険者の療養給付費、高額療養費及び医療保険と介
護保険の両方に一定額を超えた負担が生じた場合、新たに給付する高額介護合算療養費として、
合わせて2億1108万6000円を追加するものでございます。
11款諸支出金につきましては、公立長生病院への診療施設繰出金など158万8000円を追加す
- 20 -
るものでございます。
歳入につきましては、公立長生病院への繰出金は6款の県支出金100万円、そのほかにつき
ましては、繰越金2億1479万7000円にて対応しようとするものでございます。
続きまして、議案第5号「平成21年度茂原市特別会計後期高齢者医療事業費補正予算(第2
号)」につきまして御説明申し上げます。
本案につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ8468万4000円を追加し、歳入
歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ8億568万7000円にいたそうとするものでございます。
まず、歳出について御説明申し上げます。
2款後期高齢者医療広域連合納付金、1項後期高齢者医療広域連合納付金でございますが、
1目後期高齢者医療広域連合納付金8468万4000円につきましては、平成20年度後期高齢者医療
保険料負担金に係る精算金でございます。
これに対応いたします歳入財源といたしましては、5款繰越金、1項繰越金、1目繰越金
8468万4000円をもって対応いたそうとするものでございます。
続きまして、議案第7号「平成22年度茂原市特別会計国民健康保険事業費予算」につきまし
て御説明申し上げます。
本案は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ98億1902万円とするものでございます。前
年度に比べまして3億5471万5000円、3.7%の増でございます。
その主な内容を歳出から御説明申し上げます。
1款総務費につきましては、人件費、事務費及び運営協議会費等の国民健康保険事務に要す
る経費といたしまして、合わせて1億6586万1000円を計上いたしました。
2款保険給付費につきましては、21年度の医療費の推移等を勘案し、2款総額で66億5821万
円を計上いたしました。前年度に比べ4億6250万7000円の増でございます。
1項療養諸費につきましては、一般被保険者及び退職被保険者の療養給付費及び療養費に要
する経費といたしまして59億8167万4000円を計上いたしました。
2項高額療養費につきましては、一般被保険者及び退職被保険者の高額療養費及び高額介護
合算療養費に要する経費といたしまして6億418万4000円を計上いたしました。
3款後期高齢者支援金等につきましては、75歳以上の後期高齢者医療制度を支える支援金と
いたしまして11億9816万6000円を計上いたしました。
4款前期高齢者納付金等につきましては、65歳から74歳までの医療費を負担する前期高齢者
医療制度の負担金といたしまして219万2000円を計上いたしました。
- 21 -
5款老人保健拠出金につきましては、平成20年度3月診療分の精算金といたしまして563万
6000円を計上いたしました。
6款介護納付金につきましては、5億2477万5000円を計上いたしました。
7款共同事業拠出金につきましては、高額医療費共同事業及び保険財政共同安定化事業等に
要する拠出金といたしまして11億2818万9000円を計上いたしました。
8款保健事業費といたしまして、特定健康診査・特定保健指導の事業費、短期人間ドック助
成事業等の保健衛生普及費といたしまして9737万円を計上いたしました。
11款諸支出金といたしましては、861万9000円を計上いたしました。保険税に係る過誤納付
に伴う還付金等でございます。
12款予備費といたしましては、3000万円を計上いたしました。
続きまして、歳入につきまして御説明申し上げます。
1款国民健康保険税につきましては、29億5912万円を計上いたしました。前年度に比べ3398
万円の増でございます。
3款国庫支出金につきましては、療養給付費、後期高齢者支援金や特定健康診査等に対する
国庫負担金及び保険財政安定のための国庫補助金でございまして、合わせて23億3315万9000円
を計上いたしました。前年度に比べ1092万8000円の減でございます。
4款療養給付費等交付金につきましては、退職被保険者等の療養給付費などの交付金でござ
いますが、3億204万7000円を計上いたしました。前年度に比べ9294万2000円の減でございま
す。
5款前期高齢者交付金につきましては、20億5768万5000円を計上いたしました。前年度に比
べ3億6237万7000円の増でございます。
6款県支出金につきましては、4億147万1000円を計上いたしました。これは国保財政の安
定化を図るための県の交付金等でございますが、前年度に比べ1815万3000円の減でございます。
7款共同事業交付金につきましては、10億420万6000円を計上いたしました。前年度に比べ
1062万5000円の減でございます。
9款繰入金につきましては、5億289万円を計上いたしました。人件費、事務費等に対する
一般会計繰入金及び保険税の軽減措置に対する保険基盤安定繰入金といたしまして4億5289万
円、また、平成20年度に積み立てをいたしました財政調整基金5000万円を取り崩し、計上する
ものでございます。
10款繰越金でございますが、2億1000万円の繰越金を歳入に充てようとするものでございま
- 22 -
続きまして、議案第10号「平成22年度茂原市特別会計老人保健費予算」につきまして御説明
す。
申し上げます。
本案は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ121万円とするものでございます。これは
後期高齢者医療制度施行に伴う老人保健費の清算をいたそうとするものでございます。
その概要を歳出から申し上げます。
歳出といたしましては、1款医療諸費21万円であり、現物給付の過誤調整分として医療給付
費を21万円、2款予備費として100万円を計上いたしました。
次に、歳入につきまして御説明申し上げます。
1款繰越金といたしまして120万円を計上し、2款諸収入に1万円を計上いたしました。
続きまして、議案第14号「平成22年度茂原市特別会計後期高齢者医療事業費予算」について
御説明申し上げます。
本案は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ7億7589万7000円とするものでございます。
これは後期高齢者医療制度が施行されましたことに伴い、本市における事務事業費及び被保険
者から徴収する保険料額を計上したものでございます。
その概要を歳出から御説明申し上げます。
1款総務費、1項総務管理費として4686万6000円、2項徴収費として328万6000円を、2款
後期高齢者医療広域連合納付金、1項後期高齢者医療広域連合納付金として7億2273万5000円
をそれぞれ計上し、4款予備費として100万円を計上いたしました。
次に、歳入につきまして御説明申し上げます。
1款後期高齢者医療保険料につきましては、年金からの天引き分として、1目特別徴収保険
料4億4175万5000円を、被保険者からの直接徴収分として、2目普通徴収保険料1億1837万
1000円を計上いたしました。これは前年度に比べ5904万7000円の増でございます。
2款分担金及び負担金として、広域連合からの事務費負担金を184万5000円計上いたしまし
た。
しました。
また、4款繰入金、1項一般会計繰入金、1目事務費繰入金として7660万6000円を、2目保
険基盤安定繰入金として1億2697万3000円を、5款繰越金として833万円をそれぞれ計上いた
以上が、市民環境部所管にかかわります議案5件でございます。よろしく御審議の上、御承
認賜りますようお願い申し上げます。
- 23 -
○議長(常泉健一君)
都市建設部長 古市賢一君。
(
都市建設部長 古市賢一君登壇)
○
都市建設部長(古市賢一君)
都市建設部所管にかかわります議案第3号、第8号、第9号、
第12号、第22号、第23号及び第26号の7議案につきまして御説明申し上げます。
初めに、議案第3号「平成21年度茂原市特別会計下水道事業費補正予算(第2号)」につい
て御説明申し上げます。
本案は、川中島終末処理場のポンプ設備更新工事において、下水道事業団発注の入札が不調
となったことにより、年度内の執行が難しいため、1款事業費、2項工事費、工事事業6400万
円を繰越明許費とするものでございます。
次に、議案第8号「平成22年度茂原市特別会計下水道事業費予算」について御説明申し上げ
ます。
本市の公共下水道事業につきましては、供用開始から37年を経過し、老朽化した終末処理場
の改築を中心に効率的な施設の維持管理を図ってまいります。
本事業会計予算の総額は、歳入歳出それぞれ14億2936万2000円を計上いたしました。これは
前年度予算額と比較いたしますと7億294万1000円の減額で、率にいたしますと33%の減でご
ざいます。
その概要につきまして、歳出より御説明申し上げます。
1款事業費、1項管理費、1目一般管理費でございますが、1億1275万6000円を計上いたし
ました。主な内容といたしましては、事業執行のための人件費、業務・事務費でございますが、
13節委託料に2858万6000円を計上し、下水道使用料の徴収等を委託するものでございます。
2目維持管理費でございますが、3億5186万6000円を計上いたしました。主な内容といたし
ましては、処理場、ポンプ場及び管渠等などの維持管理に伴います人件費及び事業費でござい
ます。本年度も施設の維持管理につきましては、安全性を十分配慮して経費の節減を図りなが
ら円滑な維持管理に努めてまいります。
2項工事費でございますが、総額1億6570万円を計上いたしました。
13節委託料に1億3770万円を計上し、公共下水道変更認可業務及び工事等を委託するもので
なお、工事の委託でございますが、国庫補助事業として、川中島終末処理場改築工事を委託
ございます。
してまいります。
15節工事請負費に2000万円を計上し、猶予解除に伴う汚水管布設工事等を実施するものでご
- 24 -
3款公債費でございますが、下水道事業債元利金の償還といたしまして7億8403万8000円を
ざいます。
計上いたしました。
4款予備費でございますが、1500万円を計上いたしました。
これに対応いたします歳入につきまして御説明申し上げます。
1款分担金及び負担金でございますが、641万3000円を計上いたしました。主に早野第2処
理分区及び三貫野処理分区受益者負担金過年度分並びに汚水管布設受託工事等の工事負担金で
2款使用料及び手数料、1項使用料でございますが、7億4834万2000円を計上いたしました。
ございます。
下水道使用料でございます。
助金でございます。
計上いたしました。
3款国庫支出金でございますが、5750万円を計上いたしました。処理場改築工事等に伴う補
5款繰入金でございますが、1項一般会計繰入金3億3000万円、2項基金繰入金2000万円を
6款の繰越金でございますが、3000万円を計上いたしました。
8款市債でございますが、下水道事業債2億3070万円を計上いたしました。
第2表の地方債でございますが、下水道整備事業につきまして、限度額、起債の方法、利率
及び償還の方法を本表のとおり定め、事業の円滑な推進を図ってまいります。
以上が、「平成22年度茂原市特別会計下水道事業費予算」の概要でございます。
続きまして、議案第9号「平成22年度茂原市特別会計宅地開発事業費予算」について御説明
申し上げます。
本事業会計予算の総額は、歳入歳出それぞれ36万7000円を計上いたしました。これは前年度
予算額と同額でございます。
その概要につきまして、歳出より御説明申し上げます。
1款事業費でございますが、36万7000円を計上いたしました。主な内容といたしましては、
西部地区開発事業用地の草刈委託でございます。
これに対応いたします歳入について御説明申し上げます。
1款繰越金36万6000円並びに2款諸収入1000円により対応するものでございます。
以上が、「平成22年度茂原市特別会計宅地開発事業費予算」の概要でございます。
続きまして、議案第12号「平成22年度茂原市特別会計駐車場事業費予算」について御説明申
- 25 -
本事業会計予算の総額は、歳入歳出それぞれ1億7654万9000円を計上いたしました。これは
前年度予算額と比較いたしますと183万3000万円の減額で、率にいたしますと1%の減でござ
し上げます。
います。
その概要につきまして、歳出より御説明申し上げます。
1款事業費、1項管理費、1目一般管理費でございますが、115万6000円を計上いたしまし
た。主な内容といたしましては、27節公課費の消費税115万円でございます。
2目施設管理費でございますが、4741万1000円を計上いたしました。主な内容といたしまし
ては、11節需用費に367万5000円を計上し、駐車場の運営を行うものでございます。
13節委託料に848万6000円を計上し、駐車場の管理委託を行うものでございます。
14節使用料及び賃借料の3475万6000円につきましては、本施設用地の借上料等でございます。
2款公債費でございますが、駐車場事業債元利金の償還といたしまして1億2698万2000円を
計上いたしました。
3款予備費でございますが、100万円を計上いたしました。
これに対応いたします歳入につきまして御説明申し上げます。
1款事業収入でございますが、4521万6000円を計上いたしました。駐車場使用料等でござい
ます。
2款繰入金でございますが、一般会計繰入金1億2900万円を計上いたしました。
3款繰越金でございますが、230万円を計上いたしました。
以上が、「平成22年度茂原市特別会計駐車場事業費予算」の概要でございます。
続きまして、議案第22号「茂原市道路占用料条例の一部を改正する条例の制定について」御
説明申し上げます。
本案は、電線類の地中化に伴う占用料の取り扱いが改正されることに伴い、別表中の占用料
の額を改正しようとするものでございます。
続きまして、議案第23号「茂原市都市計画審議会条例の一部を改正する条例の制定につい
て」御説明申し上げます。
本案は、組織の見直しを行い、簡素で効率的な組織を構築するため改正しようとするもので
あり、第6条に規定する庶務担当課を都市政策課から都市計画課へ改めるものでございます。
続きまして、議案第26号「茂原市道路線の認定について」御説明申し上げます。
本案は、圏央道建設に伴う道路の認定及び宅地分譲により市に帰属した道路を認定し、市民
- 26 -
の一般交通の利便を図るため、道路法第8条第2項の規定に基づき、議会の議決をお願いする
ものでございます。
以上、
都市建設部所管にかかわります議案7件につきまして御説明申し上げました。よろし
く御審議の上、御可決くださいますようお願い申し上げます。
○議長(常泉健一君) ここでしばらく休憩します。
☆ ☆
午前11時36分 休憩
午前11時46分 開議
○議長(常泉健一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
健康福祉部長 古山 剛君。
(
健康福祉部長 古山 剛君登壇)
○
健康福祉部長(古山 剛君)
健康福祉部所管にかかわります議案第4号、議案第13号及び
議案第21号につきまして御説明申し上げます。
まず初めに、議案第4号「平成21年度茂原市特別会計介護保険事業費補正予算(第2号)」
について御説明申し上げます。
本案は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1453万6000円を追加し、歳入歳出予算の総
額を歳入歳出それぞれ48億4051万2000円といたすものでございます。
歳出から御説明申し上げます。
2款保険給付費、5項高額医療合算介護サービス費につきましては、1453万6000円を計上す
るものでございます。このサービスは平成21年度から支給開始となる新しい制度で、世帯内の
同一の医療保険の加入者について、医療保険と介護保険の自己負担額を合算し、その合算額が
自己負担限度額を超えた場合に、その超えた金額を支給するものでございます。
続きまして、歳入について御説明申し上げます。
本案の歳出補正予算の財源につきましては、2款保険給付費に対します法定負担割合に基づ
き、3款国庫支出金、1項国庫負担金につきましては290万7000円を追加、2項国庫補助金に
つきましては54万8000円を追加、4款支払基金交付金につきましては436万円を追加、5款県
支出金につきましては181万7000円を追加するものでございます。
9款繰越金につきましては、平成20年決算剰余金のうち、高額医療合算介護サービス費の追
加分に対応するため、490万4000円を追加するものでございます。
次に、議案第13号「平成22年度茂原市特別会計介護保険事業費予算」について御説明申し上
- 27 -
げます。
本案は、平成22年度茂原市特別会計介護保険事業費予算の総額を歳入歳出それぞれ49億5672
万2000円とするものでございます。前年度の当初予算と比較いたしますと1億7044万1000円、
3.6%の増でございます。
歳出の主な内容から御説明を申し上げます。
1款総務費につきましては、一般職人件費、賦課徴収関係経費、介護認定審査会負担金、認
定調査関係経費等、介護保険制度全般の運営に係る事務的な経費といたしまして1億7925万
4000円を計上いたしました。
2款保険給付費につきましては、1項介護サービス等諸費、1目居宅介護サービス給付費に
は、要介護1以上の認定を受けた方々が利用するサービスに係る給付費といたしまして、18億
2目介護予防サービス給付費には、介護予防サービスに係る給付費といたしまして、1億
7353万3000円を計上いたしました。
4729万9000円を計上いたしました。
3目地域密着型介護サービス給付費には、認知症対応型共同生活介護及び認知症対応型通所
介護に係る給付費といたしまして、4億5826万6000円を計上いたしました。
4目施設介護サービス給付費には、介護老人福祉施設等の入所に係る給付費といたしまして、
16億4793万6000円を計上いたしました。
7目居宅介護サービス計画給付費には、介護サービス利用のためのケアプラン作成に係る給
付費といたしまして、2億637万8000円を計上いたしました。
3項高額医療合算介護サービス費、1目高額医療合算介護サービス費には、介護保険と医療
保険の自己負担額を合算し、一定額を超えた場合に給付するサービス費といたしまして、新た
に1570万2000円を計上いたしました。
4項特定入所者介護サービス費、1目特定入居者介護サービス費は、施設入所者の居住費、
食費の負担軽減に係る給付費といたしまして、1億4975万1000円を計上いたしました。
2款保険給付費合計では、前年比1億6947万8000円、3.8%増の46億3672万9000円を計上い
たしました。
円を計上いたしました。
3款地域支援事業費につきましては、1項介護予防事業費、1目介護予防事業費には、一般
職人件費、特定高齢者把握のための生活機能評価などに係る経費といたしまして、7809万5000
2項包括的支援事業・任意事業費、1目包括的支援事業費には、一般職人件費、高齢者の相
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談対応などに係る経費といたしまして、4326万円を計上いたしました。
3款地域支援事業費合計では、前年度比26万3000円、0.2%増の1億2977万6000円を計上い
たしました。
次に、歳入の主な内容につきまして御説明申し上げます。
1款介護保険料につきましては、65歳以上の被保険者に賦課する保険料といたしまして、9
億600万円を計上いたしました。
3款国庫支出金につきましては、1項国庫負担金と2項国庫補助金を合わせまして10億4567
万6000円、4款支払基金交付金につきましては14億1423万1000円、5款県支出金につきまして
は、1項県負担金と2項県補助金を合わせまして6億9600万4000円を計上いたしました。国庫
支出金、支払基金交付金及び県支出金につきましては、保険給付費及び地域支援事業費に係る
それぞれの負担割合に応じて計上したものでございます。
8款繰入金につきましては、1項一般会計繰入金といたしまして、保険給付費に係る負担割
合分が5億7959万2000円、地域支援事業に係る負担割合分が1999万8000円、運営費分が1億
2541万円、合計で7億2500万円を計上いたしました。
2項基金繰入金といたしましては、保険給付費に充てるため、介護給付費準備基金からの繰
入金といたしまして9158万円、平成21年度介護報酬改定に伴う65歳以上の被保険者の介護保険
料増加額を軽減するための財源に充てるため、介護従事者処遇改善臨時特例基金からの繰入金
といたしまして1354万4000円を計上いたしました。
次に、議案第21号「茂原市児童遊園設置条例の一部を改正する条例の制定について」御説明
いたします。
猿袋児童遊園、腰当児童遊園、中善寺児童遊園、立木児童遊園は、利用者がほとんどない状
況であり、樹木に囲まれているため、周囲から見えにくい場所にあるなど、事件や事故も心配
されるところでございます。このような状況を踏まえ、地元から廃止の要望がありましたので、
廃止するものでございます。
なお、遊具撤去後の土地についてでございますが、猿袋児童遊園、中善寺児童遊園、立木児
童遊園につきましては、境内地ですので地元神社へ、腰当児童遊園につきましては普通財産と
して総務部に引き継ぎをいたします。
以上が、
健康福祉部所管にかかわります議案3件でございます。よろしく御審議の上、御可
決くださいますようお願い申し上げます。
○議長(常泉健一君) 経済部長 川﨑清一君。
- 29 -
(経済部長 川﨑清一君登壇)
○経済部長(川﨑清一君) 経済部所管にかかわります議案第11号「平成22年度茂原市特別会
計農業集落排水事業費予算」につきまして御説明申し上げます。
本予算の総額は、歳入歳出それぞれ3億3018万円を計上いたしました。前年度当初予算と比
較いたしまして456万円の減額となり、率にいたしまして1.4%の減でございます。
その主な概要につきまして、歳出から御説明申し上げます。
1款事業費、1項管理費、1目一般管理費でございますが、2926万1000円を計上いたしまし
た。主な内容といたしましては、事務事業を執行するための人件費及び事務費でございます。
2目施設管理費でございますが、東郷第一地区、豊岡第一地区、豊岡第二地区及び豊岡第三
地区の適正な維持管理に要する費用といたしまして、7020万4000円を計上いたしました。
3款公債費でございますが、市債の償還元金1億4964万5000円、償還金利子8006万9000円、
合わせまして2億2971万4000円を計上いたしました。
これに対応する歳入につきまして御説明申し上げます。
1款分担金及び負担金でございますが、東郷第一地区、豊岡第一地区、豊岡第二地区及び豊
岡第三地区の新規加入受益者分担金といたしまして、1200万円を計上いたしました。
2款使用料及び手数料でございますが、供用開始の4地区の使用料といたしまして、1億
2417万4000円を計上いたしました。
4款繰入金でございますが、一般会計から1億4000万円を繰り入れするものでございます。
5款繰越金でございますが、前年度繰越金として300万円を計上いたしました。
7款市債でございますが、下水道事業債を5100万円借入するものでございます。
以上が、経済部所管にかかわります議案1件について御説明申し上げました。よろしく御審
議の上、御可決くださいますようお願い申し上げます。以上でございます。
○議長(常泉健一君) 総務部長 松本文雄君。
(総務部長 松本文雄君登壇)
○総務部長(松本文雄君) 総務部所管にかかわります議案第15号から議案第20号まで及び第
24号並びに議案第27号について御説明申し上げます。
まず、議案第15号「茂原市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例
の制定について」御説明申し上げます。
本案は、国及び千葉県の特定任期付職員の給与が改正されたことに伴い、これに準じて改正
を行うものでございます。本条例は、市の業務において、高度の専門的な知識経験やすぐれた
- 30 -
見識を有する者を一定期間必要とする場合、その採用等に関して定めているものでございます。
改正内容ですが、特定任期付職員の給料月額を2号給から5号給までを一律1000円引き下げ、
期末手当につきましては年間の支給月数を0.25か月分引き下げ3.1か月にしようとするもので
ございます。
次に、議案第16号「議会の議員の議員報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例
の制定について」御説明申し上げます。
本案は、財政健全化の一環として、平成18年4月から議員報酬の引き下げを行っているとこ
ろですが、平成22年度につきましても、市の財政状況を考慮し、引き続き削減を行うため、所
要の改正をしようとするものでございます。
改正内容としましては、平成22年4月から平成23年3月までの間に支給する議員報酬額につ
いて、平成21年度と同様、一律10%引き下げ、議長については48万5000円を43万6500円に、副
議長につきましては43万5000円を39万1500円に、議員につきましては40万5000円を36万4500円
にそれぞれ改正しようとするものでございます。
次に、議案第17号「特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を
改正する条例の制定について」御説明申し上げます。
本案につきましても、財政健全化の一環として、平成22年度につきましても引き続き特別職
の職員で非常勤のものの一部について報酬額の引き下げを行うため、所要の改正を行うもので
ございます。
改正内容といたしましては、監査委員、教育委員会委員、農業委員会委員、選挙管理委員会
委員・家庭教育指導員の各報酬月額を一律10%引き下げするとともに、各種審議会の会長の報
酬日額を条例本則上7600円を1100円引き下げ6500円に、各種審議会の委員の報酬日額を条例本
則7200円を1200円引き下げ6000円にそれぞれ改正しようとするものでございます。
次に、議案第18号「特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定につい
て」御説明申し上げます。
本案も、財政健全化の一環として、平成22年度につきましても引き続き特別職の職員の給料
について、市長については給料月額を25%引き下げ90万円を67万5000円に、副市長については
20%引き下げ77万5000円を62万円にそれぞれ改正しようとするものでございます。
次に、議案第19号「茂原市教育長の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定につい
て」御説明申し上げます。
本案も、財政健全化の一環として、平成22年度につきましても引き続き教育長の給料につい
- 31 -
て給料月額を20%引き下げ70万円を56万円に改正しようとするものでございます。
次に、議案第20号「茂原市職員の給与に関する条例及び茂原市職員の勤務時間、休暇等に関
する条例の一部を改正する条例の制定について」御説明申し上げます。
本案も同様に、平成22年度につきましても引き続き一般職の職員の給料について、3級から
9級の職務級に応じて1%から6%の範囲で引き下げを行うものでございます。
また、2点目といたしまして、労働基準法の一部を改正する法律の施行に伴い、1か月につ
き60時間を超える時間外勤務について、時間外勤務手当の支給割合を現行100分の125または
100分の135であるものを100分の150に引き上げるものでございます。また、この支給割合の引
き上げ分の支給にかえて、代替休を指定できる制度も新設するため、所要の改正をしようとす
るものでございます。
次に、議案第24号「財産の取得について」御説明申し上げます。
本案は、財産の取得金額が2000万円を超えるため、議会の議決に付すべき契約及び財産の取
得又は処分に関する条例第3条の規定により、財産の取得にあたり議会の議決を得ようとする
ものでございます。
本案は、国の地域活性化・経済危機対策
臨時交付金を活用し、庁内情報システム用パソコン
188台及びプリンター84台を取得しようとするものでございます。取得にあたっては、平成22
年1月27日に入札会を実施した結果、一番札で落札いたしました富士電機ITソリューション
株式会社千葉支店より、2328万9000円で取得しようとするものでございます。
次に、議案第27号「千葉県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び千葉
県市町村総合事務組合規約の一部を改正する規約の制定に関する協議について」御説明申し上
げます。
本案は、千葉県市町村総合事務組合の組織団体である組合立国保成東病院及び鴨川市南房総
市環境衛生組合が平成22年3月31日をもって解散することにより、組合の組織団体の数が減少
することに伴い、組合規約中、組合を組織する地方公共団体に関する規定及び組合の共同処理
する事務に係る共同処理する団体に関する規定を改正する必要があるため、関係地方公共団体
と協議しようとするものでございます。
以上、総務部所管にかかわります議案8件でございました。よろしく御審議の上、御可決く
ださいますようお願い申し上げます。
○議長(常泉健一君) 教育部長 國代文美君。
(教育部長 國代文美君登壇)
- 32 -
○教育部長(國代文美君) 教育委員会所管にかかわります議案第25号「財産の取得につい
て」御説明申し上げます。
本案は、財産の取得金額が2000万円を超えるため、議会の議決に付すべき契約及び財産の取
得又は処分に関する条例第3条の規定により、議会の議決を得ようとするものでございます。
内容といたしましては、中学校の教育用及び小中学校の教職員用パソコン並びに中学校内L
AN構成機器の取得に係る案件であり、学校情報通信技術環境整備補助金及び地域活性化・経
済危機対策
臨時交付金を活用し、教育用パソコン100台、教職員用パソコン253台及び中学校内
LAN構成機器(サーバ・ルータ等)を取得しようとするものでございます。平成22年1月27
日に入札を実施し、日立電子サービス株式会社千葉支店が5691万円で落札したものでございま
す。
ざいます。
よろしく御審議いただき、御可決くださいますようよろしくお願い申し上げます。以上でご
○議長(常泉健一君) 以上で提案理由の説明を終わります。
☆ ☆
陳情の上程後
委員会付託
○議長(常泉健一君) 次に、
議事日程第4「陳情の上程後
委員会付託」を議題とします。
受付締め切りの2月19日までに受理しました陳情4件を上程します。
ただいま上程しました陳情は、お手元に配付の陳情文書表のとおり、所管委員会にその審査
を付託します。
☆ ☆
休 会 の 件
○議長(常泉健一君) 次に、
議事日程第5「休会の件」を議題とします。
お諮りします。明25日から3月2日までは、
議案等調査のため休会としたいと思いますが、
御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(常泉健一君) 御異議ないものと認めます。したがいまして、そのように決定しまし
た。
次の本会議は3月3日午前10時から開き、
一般質問を行います。
本日は以上で散会します。御苦労さまでした。
午後0時15分 散会
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☆ ☆
○本日の会議要綱
1.
会議録署名議員の指名
2.会期の決定
3.議案第1号から第27号までの
上程説明
4.陳情の上程後
委員会付託
5.休会の件
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○出 席 議 員
議 長 常 泉 健 一 君
副議長 深 山 和 夫 君
1番 飯 尾 暁 君 2番 前 田 正 志 君
3番 矢 部 義 明 君 4番 金 坂 道 人 君
5番 中 山 和 夫 君 6番 山 田 きよし 君
7番 細 谷 菜穂子 君 8番 森 川 雅 之 君
9番 平 ゆき子 君 10番 鈴 木 敏 文 君
11番 ますだ よしお 君 12番 田 丸 たけ子 君
13番 加賀田 隆 志 君 14番 腰 川 日出夫 君
15番 伊 藤 すすむ 君 17番 勝 山 頴 郷 君
18番 初 谷 智津枝 君 20番 関 好 治 君
21番 早 野 公一郎 君 22番 三 枝 義 男 君
24番 市 原 健 二 君 25番 田 辺 正 和 君
26番 金 澤 武 夫 君
☆ ☆
○欠 席 議 員
19番 三 橋 弘 明 君
☆ ☆
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○出席説明員
市
教
長 田 中 豊 彦 君
副
長
市
(
行財政改革推進本部長)
長谷川 正 君
育
長 古 谷 一 雄 君
総 務 部 長 松 本 文 雄 君
企 画 財 政 部 長 平 野 貞 夫 君
市 民 環 境 部 長 風 戸 茂 樹 君
健 康 福 祉 部 長 古 山 剛 君
経 済 部 長 川 﨑 清 一 君
都 市 建 設 部 長 古 市 賢 一 君
教 育 部 長 國 代 文 美 君
中 山 茂 君
片 岡 繁 君
総 務 部 次 長
(総務課長事務取扱)
企 画 財 政 部 次 長
(財政課長事務取扱)
健 康 福 祉 部 次 長
(
社会福祉課長事務取扱)
都 市 建 設 部 次 長
(建設課長事務取扱・
土 木 政 策 担 当 )
教 育 部 次 長
(庶務課長事務取扱)
今 関 正 男 君
渡 邉 輝 夫 君
大 野 博 志 君
山 﨑 春 雄 君
河 野 正 善 君
酒 井 達 夫 君
企 画 財 政 部 次 長
(市民税課長事務取扱)
市 民 環 境 部 次 長
(生活課長事務取扱)
経 済 部 次 長
(商工観光課長事務取扱・
中心市街地活性化担当)
都 市 建 設 部 次 長
(都市政策課長事務取扱・
都 市 政 策 担 当 ・
本 納 駅 東 地 区 土 地
区 画 整 理 担 当 )
斉 藤 勝 君
職 員 課 長 相 澤 佐 君
企 画 政 策 課 長 岡 本 幸 一 君
☆ ☆
○出席事務局職員
事 務 局 長
金 坂 正 利
主 幹 鈴 木 均
宮 本 浩 一
局 長 補 佐
(庶務係長事務取扱)
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