船橋市議会 > 2021-01-18 >
令和 3年 1月18日文教委員会−01月18日-01号

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  1. 船橋市議会 2021-01-18
    令和 3年 1月18日文教委員会−01月18日-01号


    取得元: 船橋市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-25
    令和 3年 1月18日文教委員会−01月18日-01号令和 3年 1月18日文教委員会                                    令和3年1月18日(月)                                           午後1時                                      第4・第5委員会室 [議題] 1.新型コロナウイルス感染症の対応について 2.船橋市図書館指定管理者評価(令和元年度実績・令和2年度計画)の決定について 3.船橋市におけるGIGAスクール構想(案)について 4.1人1台端末を活用した授業について 5.船橋市いじめ防止基本方針(案)のパブリック・コメントの結果報告について     ………………………………………………………………………………………………          13時01分開会 ○委員長(杉川浩) ただいまから、文教委員会を開会する。    ────────────────── △委員会の進め方等について ○委員長(杉川浩) 本日の議題は、お手元に配付したとおりである。  なお、本日の議題の3番目についてだが、船橋市におけるGIGAスクール構想(案)については、令和2年12月10日の文教委員会で理事者の説明を既に受けているので、質疑から行うこととする。  また、議題の4番目についてだが、1人1台端末を活用した授業についての理事者の説明の中で、情報教育の研究指定校の授業の映像をご覧いただくことになっている。その際は休憩を取り、ご覧いただきたいと思うので、ご承知おき願う。
       ────────────────── 1.新型コロナウイルス感染症の対応について [理事者報告] ◎学校教育部長 それでは、緊急事態宣言が国から出されて、それに伴う学校の対応について、指導課、保健体育課から、そして市立船橋高等学校の状況について市立船橋高校から、順にご説明をさせていただければと思うので、よろしくお願いする。 ◎指導課長 指導課からは、学習活動について、新型コロナウイルス感染症の対応ということで説明する。  まず、県の教育委員会からの通知があり、市教育委員会としては、今回県の通知に準じて学習活動を行うものとするということを、1月7日付で各校長に通知し、現在学校で対応しているところである。  また、1月5日付で、文部科学省からは、感染防止策の徹底を図る一方で、地域の感染状況を踏まえ、学習活動を工夫しながら、可能な限り、学校行事や部活動等も含めた学校教育活動を継続し、子供の健やかな学びを保障していくことが必要であると示されている。  それでは、主立った内容について説明する。  まず、基本的な留意点としては、マスクの着用の徹底。当たり前だが、これはすごく大事である。  あと、授業についてである。個人で学習できる活動を中心に実施することということで、6月の再開時をイメージしていただければと思う。逆に言うと、この間緩やかだが、できてきたグループ学習や班での話合い、あるいはペアワーク等の活動を現在は行わないことにしている。  続いて、特に配慮することについて2点ある。  1点目は、授業での外部人材の活用は控えるとのことである。現在、学校では、地域人材等含め、外部人材の活用を通して様々な体験活動を実施しているが、外部人材を今回は活用は控えるということである。ただし、会計年度任用職員については、除くことにしている。  2点目である。修学旅行についてである。  本市では修学旅行を中止とし、代替で実施するよう各学校に依頼をしてきた。今回は、緊急事態宣言が発令されていることもあるので、改めて、保護者の理解を十分に得た上で、直前でも中止または延期の判断をするなど、慎重に対応することとされている。また、その他の遠足あるいは映画鑑賞教室、演劇鑑賞など校外で行う行事についても行わないということで、各学校にお願いをしているところである。  続いて、具体的なところでは、授業の場面ということで、体育、音楽、家庭科、あるいは児童・生徒会活動、そういったところで留意する点も各学校に投げさせていただいた。  続いて、1月8日付で、議員の皆様に報告させていただいた令和2年度市立の小中特別支援学校卒業式の留意点等について説明する。  まず、開催に当たり、実施方法や内容について、校長会、感染症の専門家、保健所等と相談や協議をし、留意点として6点示した。  1点目が出席者である。卒業生、保護者及び教職員のみとし、来賓等については招待を見合わせる。2点目についてである。時間については、45分以内。3点目、感染症防止対策では、座席、マスク着用、換気のことである。4点目、証書授与については、校長会また教育委員会とも、証書授与は昨年度と違ってぜひさせてあげたいというところで、重きを置いた。5点目、合唱は呼びかけということで、合唱については基本的に行わないということでお示しした。6点目の練習や予行については、必要最小限の時間で行うということである。  どちらについても、学習活動、卒業式についても、今後の状況により内容を変更することもあることを申し添える。 ◎保健体育課長補佐 保健体育課からは、緊急事態宣言中における部活動の対応について報告する。  これまでも、部活動での新型コロナウイルス感染症感染防止に向け、健康チェックや換気、活動方法等について各学校へは通知をしているところではあるが、千葉県教育委員会より出された緊急事態宣言中の県立学校における部活動についての通知を受け、本市小中学校の部活動においても同様の対応を取ることとし、改めて通知をしたところである。  具体的な留意事項としては、1点目、土曜・日曜・祝日の休業日には活動を行わない。2点目、朝練習は行わない。3点目、活動は放課後に90分以内とする。4点目、対外試合や合同練習は行わないとしている。  なお、運動部活動に関する事項としては、県の通知では運動中以外はマスクを着用するとされているが、現在、運動中においても原則マスクを着用する、マスクを外して活動する場合は、教職員監督の下、活動を行うとしてあるので、この点については継続して取り組んでいただいている。  なお、今回の通知については、運動部活動文化部活動に共通するものである。 ◎市立船橋高等学校事務長 このたび、皆様にご心配とご迷惑をおかけし、誠に申し訳ない。この場を借りておわび申し上げる。  本校だが、昨年12月5日に職員1名がコロナに感染したことが分かり、翌日に職員3人、生徒3名と立て続けにコロナが発生したことから、保健所と相談をし、濃厚接触者の特定をするため、12月9日から臨時休業に入った。  臨時休業の期間は2週間、12月22日までで解除され、23日に一旦生徒が登校した。24日から冬季休業に入り、現在に至っている。  生徒の様子だが、大きく様子が変わったということはないが、2週間の自宅待機が精神的にはつらい様子がうかがえた。生徒が直接教員に訴えることは多くないものの、部活動ができなかったことによる不安や、大会、演奏会の延期により目標を失ったことの喪失感、やる気の喪失などが感じられた。  臨時休業後に変わったことは、感染防止の徹底をしているためか、生徒が萎縮している、覇気がなくなったと感じる教員もいたようである。  一方、感染対策をしっかり行おうと努力してくれる様子がうかがえた。また、誹謗中傷については、直接生徒が何か言われることはなかったが、電車の中で露骨に嫌な顔をされたり、舌打ちをされたりということはあったようである。  インターネット上の書き込みに対しては、みんなが嫌な思いをしたと伺っている。 ◎生涯学習部長 生涯学習部より、緊急事態宣言に伴う市公共施設の一部休館・利用制限及び市主催のイベント・事業の中止等について説明をさせていただく。タブレットに入っている資料の、今のタイトルをご覧いただければと思う。  こちらの資料だが、1月8日に新型コロナウイルス感染症対策本部会議が開催され、1月7日の緊急事態宣言を受け、本市の対応を決定し、これを保健所理事より議員の皆様方に通知申し上げた、そういった文書である。私どもの生涯学習施設が多いので、この場を借りて説明をさせていただく。  1番の一部休館・利用制限についてである。もう1つの資料、休館施設等一覧を併せてご覧いただければ幸いである。  まず、生涯学習施設ほかの一部休館・利用制限だが、基本的に2月7日まで一部休館または利用制限を行うということである。  こちらの休館施設等一覧をご覧いただくと、1枚目は休館施設になっており、上から9行目、3.集会室施設公民館等の一番上、青少年会館から始まり、青少年会館茶華道センター視聴覚センター、3つ飛ばして公民館、1つ飛ばして運動公園のトレーニング室、総合体育館のトレーニング室ほか、それから市民ギャラリー、郷土資料館、飛ノ台史跡公園博物館、1つ飛ばして、学校教育部ではあるがプラネタリウム館、そして大神保青少年キャンプ場、一宮少年自然の家、以上が基本的に休館措置を取る施設である。  次のページに行っていただき、利用制限をする施設ということで、4行目の運動公園から始まって一番下のほう、1つ抜かしてほぼうちの施設だが、それぞれの形で利用制限をする形になっている。  この詳細については、それぞれ、この後、中央公民館、生涯スポーツ課、青少年課、市民文化ホール、西図書館から簡単に説明をさせていただく。  そして、先ほどの通知文の資料にお戻りいただき、2番目の市主催(共催)イベント・事業の中止についてである。  こちら、基本的には市主催(共催)イベントは3月31日まで中止となっているが、一部、相談事業とか、オンラインでの開催イベントなどについては開催をする予定ということで、私どもの部でも、オンラインで開催するものだと、幾つかやる事業がある。その中で、成人式、先日オンラインでの開催となったので、社会教育課より簡単な報告をさせていただく。 ◎中央公民館長 公民館では、当初、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、令和2年12月26日から令和3年1月15日まで休館としていたが、令和3年2月7日まで休館延長することとした。  なお、公民館図書室図書コーナーについては、返却窓口のみの館も一部あるが、継続して利用可能となっている。また、事務室機能については、1月9日より基本として8時45分から17時15分までの対応とさせていただいている。  最後になるが、公民館を休館したことにより、一部の職員は1月13日より保健所へ応援に行っている状況である。 ◎生涯スポーツ課長 来月2月7日までの施設の利用について説明させていただく。大きく分けて、屋内と屋外、そして学校開放、この切り口で説明させていただく。  まず、屋内に置く専用利用についてである。こちらについては、新規の予約の受付を中止した。また、19時──夜7時以降の利用については中止を要請し、やむを得ない場合を除いて中止をお願いしているという状況である。  また、屋外についてである。こちらについては、夜の7時──19時以降の新規の予約の中止をお願いしている。また、利用についても、19時以降については、やむを得ない場合を除いて中止の要請をさせていただいている。  先ほど部長から話があったが、屋内に置くプール、ジム等については、利用を中止している。  学校開放である。屋内に置く学校開放事業については、従前同様、小中学生以外の活動を中止、また、学校の部活動に準じた扱いとして、夜の7時以降の利用については原則中止、活動時間は90分以内。次に、学校開放の外についてである。こちらについては、夜7時以降の利用については原則利用中止。また、活動時間も90分以内という扱いをさせていただいている。  これらの扱いについて、活動外のマスクの着用、また手指の消毒、手洗い、また使用し終わったトイレ等の消毒については、従前どおりしっかりやっていただくよう、利用者の方にお願いをしているところである。  これら、コロナウイルス感染に対して施設をクローズ等させていただくわけだが、一方、ちょっと報告を一つさせていただく、今日ペーパーを1枚入れさせていただいている。北部清掃工場西側の多目的広場を、私どもで行政財産の使用承認を受けて、14番目のまちかどスポーツ広場として今年の7月1日から供用開始すべく、広報等で周知する予定である。名前が大神保町まちかどスポーツ広場、面積にして80メートル掛ける110メートル──約8,800平米。料金は基本無料で、まちかどスポーツ広場であるので、基本は自由にお使いいただくという施設である。  なお、この場所についてだが、震災等の発災時には資材等の置場になるので、上物は基本乗せられないということなので、簡易トイレと、あと防球フェンスを、3メートルのちょっと低いものだが張らせていただき、それと小さいベンチを置く程度のものである。詳細については、ペーパーをご覧いただければと考えている。 ◎青少年課長 所管している施設の休館及び事業の中止について説明する。  大神保青少年キャンプ場の利用について、変更が生じた。当初は、既に予約済みの利用者を除き新規の予約受付を停止としていたが、キャンプ場の利用については飲食を伴う利用がほとんどということであり、感染予防の観点から既に予約済みの利用者も利用停止とさせていただいた。利用者への連絡については、電話にて1月8日までに既に完了している。  利用者から、特に要望、意見はなかった。  続いて、事業の中止について説明する。2事業を中止とした。2月6日、7日に予定をしていたインターネット安全利用講座について中止とさせていただいた。申込者については、メールにて連絡をした。また、ホームページに中止の連絡を掲示させていただいた。  続いて、一宮少年自然の家で予定していた親子で楽しむ自然観察とうどんづくりの集いについては、1月15日から受付開始となっているので、ホームページで中止の連絡をさせていただいた。 ◎市民文化ホール館長 市民文化ホール及び市民文化創造館は、利用制限を設けて開館を継続している。  利用制限の内容は、2月7日までのホール及びリハーサル室の利用についての新規予約の停止、そして2月7日までの間で既に予約済みの利用者には、やむを得ない事情がある場合を除き利用を控えていただく、の2点である。  連絡をしたところ、利用取消しの申出が多くあった。その結果、市民文化創造館では、夜間の利用がなくなったため、平日午後8時まで行っている窓口業務を2月7日までは午後5時で終了とすることに急遽変更し、先週の火曜日12日にホームページ上でお知らせしたところである。  両館ともに5時までの窓口業務は継続しているが、施設使用料の返還及び中止にした公演のチケットの払戻しは、郵送での申請をお願いし、ご来館は控えていただくように案内している。 ◎西図書館長 図書館から報告させていただく。  図書館では、利用制限となる閉館時間を変更させていただいた。平日の通常の開館時間は午前9時30分から午後8時までだが、これを1時間短縮し、午後7時までとさせていただいている。  また、図書館と同じ通常午後8時まで開室している東部公民館図書貸出返却窓口については、他の公民館図書室と同じ午後5時までと変更をさせていただいている。  そして、こちらの資料への記載はないが、電子書籍サービスについてである。このサービスを1月15日金曜日、先週開始させていただいた。このご利用については、申込みは各窓口で行うものとさせていただいていたが、外出を自粛した形で本サービスの利用を始めていただけるよう、電話での申込みも受け付けることにした。 ◎社会教育課長 1月11日に開催した成人式について、報告させていただく。  今回、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、オンライン配信という新しい形での式典となったが、おかげさまで無事新成人のパフォーマンスと併せて、約1時間半にわたり生中継で配信することができた。  資料にあるとおり、生中継における瞬間最高視聴者数は811名、1月13日13時時点での式典の視聴回数が9,460回、恩師からのメッセージは2,858回、船橋ゆかりの方からのメッセージは538回で、合計1万2856回であった。  本日10時時点で改めて視聴回数を調べたところ、合計で1万4692回となっており、式典後も多くの方に動画を見ていただいているものと考えられる。  また、本市の成人式は、比較的早い段階でオンライン形式での開催を決定し表明したこともあり、複数の新聞やテレビに取り上げられた。新成人が抱負や意気込みを語る私のメッセージコーナーとか、新成人の歌唱や、ばか面踊りを披露する二十歳のアピールなどがメディアを通じて、多くの方に伝わったのではないかと思っている。  録画した式典の動画などについては、1月31日まで成人式の特別サイトにて視聴ができるので、資料右下にある2次元コードまたはURLよりアクセスしていただき、ご覧いただければ幸いである。    ……………………………………………… [質疑] ◆朝倉幹晴 委員  多岐にわたって、いろいろ質問したいことがあるが、私からは成人式と学校教育部の指導課の分野に絞って質問させていただく。  私自身も娘が成人式の当事者であり、同じく当事者だった池沢みちよ市議と一緒に、成人式に関して中止が決まった後、代替措置を求める様々な意見が新成人本人並びに保護者からいただき、その都度社会教育課に伝えて話合いをしてきた。状況の厳しい中、代替措置を基本的に取らなかったという判断はやむを得ないと思い、その中で、オンライン配信も拝見させていただいたが、なかなかよかったのではないかなと思う。  ただ、お聞きしたいのは、このオンライン配信に関してだが、当日の視聴者数が811──私も拝見していたが、811……新成人対象者数の約20%ぐらいか──20%もいってない、15%ぐらいだが、これはどういう予測をしていて、これについてどう評価をされているのか。 ◎社会教育課長 事前のメール等でも、もともと着つけの時間がその時間帯にあるので見られないので、URL──アドレスを教えてほしいとか、そういう形の問合せも何件かあったというところではあるが、実際のところ811名の方に見ていただいたというところで、確かに委員おっしゃるとおり15%ではあるが、その後の録画を見ていただいているという部分もあるので、その時間帯に見ていただいた、ライブで見ていただいたというところでは、まあまあの数字だろうと思っている。 ◆朝倉幹晴 委員  この成人式の評価は、今日だけではなくて、これから来年の成人式に向けてどうしていくのか。今、特に来年の新成人がご不安な中だと思う。今後も議論してまいりたいと思うが、今の時点で来年に向けた方針があれば聞かせていただきたい。 ◎社会教育課長 特設サイトに、今、成人式に対してのアンケートも実施している。また、今後、企画運営委員をやっていただいた新成人などからも意見などを聞きながら、今後の感染症の状況とか社会情勢を踏まえて、ステージに合った複数の案というか、そういうものを考えていかなくちゃいけないのかなと、用意していかなくちゃいけないのかなと思っているところである。 ◆朝倉幹晴 委員  分散開催の可能性とか、開催できなくても記念撮影の場所だけ確保する。今年はちょっと検討時間が短かったと思うが、1年あれば様々……おととしまでの成人式はできなくても、様々なやり方の検討ができると思うので、ぜひいろんな意見を聞いてやっていただきたい。これは要望にする。  次に、指導課に関連してだが、この間、船橋中学あるいは御滝中学などで休校があったと思うが、そのときのオンライン授業の対応みたいなのはどんな感じだったのか。 ◎指導課長 学校休業中のオンライン授業である。  休業が決まったところで、指導課から各校長にも連絡を取り、オンライン授業の準備をお願いしているところであった。  その上で、各学校とも、この間、この文教委員会でもオンライン授業について説明をしたが、すぐにオンライン授業ができる体制は整えられていたので、この間、御滝中、習志野台中、船橋中ともにスムーズに実施することができた。  内容としては、朝の会、そこでの健康観察、また授業、さらに、3年生ということもあるので、進路を絡めた話を行った。      [つまがり俊明委員「委員長、ちょっと休憩の動議をお願いしたい」と呼ぶ] ○委員長(杉川浩) ここで、会議を休憩する。          13時32分休憩          13時35分開議 ○委員長(杉川浩) では、続ける。 ◆朝倉幹晴 委員  中3の学年休業が多かったという話で、本当に受験の直前で不安の中だと思う。昨日もちょうど大学入試共通テストの初めてが終わり、不安の中、受験生たちは頑張ったわけだが、公立高校入試に向けて、今、中3は最後の追い込みをしてるところ──今日は私立だと思うが。  2月24日、25日が一本化した公立高校入試だが、私が聞いた情報では、中3については、2月23日が天皇誕生日で休みで、2月22日月曜日だが中3のみ休業と話を聞いたが、それは本当なのか。 ◎指導課長 2月22日の扱いについては、各学校長の判断で学年閉鎖ということを可とするという通知は出した。 ◎学校教育部長 県から通知が来て、結局24、25は火、水ということで、22日が月曜日でその前が土日なので、そこをもし登校しなければ感染のリスク──遡ったときに受験に差し支えなくなるだろうと。(後刻訂正)来たときに、家庭内感染とかの状況の影響が及ぶことが予想されるので、そこは判断で、3年生については登校しないで家庭学習でも構わないという通知が県から来た。指導課と校長会で確認をした中で、最終的に──最初校長会もいろんな意見があったが、船橋市の中学校全部の学校が、22日は家庭での学習日にしたという結論を、教育課程なので、校長の判断で決まったところである。  なので、22日は学校には3年生は登校しない。 ◆朝倉幹晴 委員  今、部長、24、25って、火、水ではなくて、水、木ではないか。 ◎学校教育部長 すいません。訂正させていただきたい。  23日が祝日なので、その22日の月曜日だけが学校なので、ここを来なければそういうリスクがないということで、受験にも影響が及ばないだろうという県教委からの通知を基にということである。 ◆朝倉幹晴 委員  そうすると、20日土曜日から23日祝日まで含めて、4日間自宅中心に勉強できるということで、これは中3にとってはいろんな意味でやり方次第だが、受験準備のチャンスになるのではないかなと思う。  ほかに、受験に関して中3に特に配慮した点とかはあるか。 ◎指導課長 公立の入試関係で、出願方法について、郵送でも可とするというところが設けられた。また、当日の検査時間である。検査時間割の変更ということで、消毒とかそういったところも含めて受付時間を10分延長した。また、休憩時間も、トイレ等密になるということで10分延長した。
     また、万が一かかった場合ということで、24、25が検査日だが、次に追検査ということで、もし24、25が受けられなければ3月3日追検査ということ。これについて、さらに、これももしというところがあるので、新たにまた出されたのが特例検査ということで、3月19日で公立の受験実施可能となった。 ◆橋本和子 委員  図書館電子サービスのところでちょっと伺いたいが、15日から開始をしたということで、私もずっと行ってなかったので、先日行っていろいろと手続を取ってきた。  それで、今、電話での受付も可能としたということだが、5年以上前に図書カードがあっても使ってなければ再発行ということで行かないといけないと思うが、この再発行だったり、新たに図書カードを作る人というのは、この電話での受付はできないということでいいか。 ◎西図書館長 おっしゃるとおり、電話で受付ができるのは、既に利用券をお持ちの方である。更新を必要とする方は、カードを持っていてもそれはできないので、一旦新規の方と同じように来館していただいて、公民館図書室なども各拠点あるので、そういった所で手続をしていただきたいと考えている。 ◆橋本和子 委員  電話でもできるというのは、ホームページとかにも載っているのか。 ◎西図書館長 はい、ホームページ等で記載させていただいている。この間の広報には、大変申し訳ないが間に合わなかったので、そこの部分は記載できなかったが、その他周知しているものについては、電話でも受け付けさせていただくということを発信させていただいている。 ◆大沢ひろゆき 委員  1つだけ。  大神保町まちかどスポーツ広場、昨年ちょっと見に行ったが、フェンスがゆるゆるな場所とか、あとボルトが……外から中に打ち込んであったりとかしていたが、その点はどうなのか。 ◎生涯スポーツ課長 ご指摘いただいた金網部分のボルトの締めが甘く、がたついている部分だとか、様々なご指摘を検証いただいた団体の皆様からご意見頂戴している。  それについては、施設自体を管理していただいている資源循環課と、現在修繕について進めているところである。  なお、完了したかについてだが、まだ完了はしていない。 ◆鈴木和美 委員  今の大沢委員の質問で、これは新しい施設ではないのか。すいません、私が知らないだけか。新しくオープンしたではないか。その工事が不備だったという話か、今のは。 ◎生涯スポーツ課長 今、委員おっしゃったとおり、大神保町まちかどスポーツ広場は、14番目のまちかどとして新たにオープンするところである、4月1日からである。  その前に、どのような団体の利用の仕方があるかとか、何分とも、今、砂しか敷いてないところであるので、使い方とか駐車場の使い勝手、また時間枠等を設置して専用利用に供することができるか等々ということで、事前に複数の競技団体にお声がけして、デモパターンとして何回かお使いいただいたということである。 ◆鈴木和美 委員  フェンスは前からあったものなのか。新しく設置したものなのか。 ◎生涯スポーツ課長 私どもが使用承認をいただく前からあったものである。 ◆鈴木和美 委員  古いならいいが、新しいのがゆるゆるだったのかと思って驚いただけである。  コロナ関係の学校の件だが、トイレを委託したではないか、清掃。あれはどうなっているか教えていただけるか。予算を通過したときに、いろいろここでも議論になったが、その結果がどうなったのかちょっと存じ上げないので、教えていただいていいか。 ◎保健体育課長補佐 トイレに関してだが、11月から業者委託を行っているが、令和2年第3回定例会の文教委員会にて、市内をある程度のエリアに区切り、その中での調整を視野に入れて、限られた予算で効率よく運用を図りたいとご答弁させていただいた。現在、市内を4つのブロックに分けて業者委託を配置している。  運用が順調に進む中で、当初の計画どおり、1月には中学校のトイレ清掃を生徒が行えるようにし、ブロック内で小学校を中心に業者委託を配置する予定だったが、12月中旬からの市内新型コロナウイルス感染症の感染者数増加と緊急事態宣言の発出により、切替えのタイミングが難しい現状に今ある。 ◆鈴木和美 委員  今、委託をして始まってるではないか。ここで議論があったのは……ごめんなさい、ちょっと数を忘れたが、20か所以上の所しか委託しないことに対して、たしか委員会で、いやいや、それは非効率ではないかという話が出てたと思うが、そのあたりは当初の計画どおりに進められているのか。それとも、あのときは、たしかそうではなくて効率的にいくようにとおっしゃっていたと思うが、結果的にどのようにされているのか。分割されたのは当時から伺っていたが、その中身がどうなっているのか。 ◎保健体育課長補佐 現状としては、まだその20か所以上トイレを所有する学校について、業者を委託している現状にある。 ◆鈴木和美 委員  20か所以上の学校の20か所分は、たしかスクールサポートスタッフの皆さんとか用務員の方とかがやって、残りの部分をたしか委託するとおっしゃっていた気がするが、それで今やっているのか。 ◎保健体育課長補佐 はい、現状そのような委託の状況である。 ◆鈴木和美 委員  文教委員会で出た意見がどうのと言うつもりはないが、それだと非効率ではないかという話だったが、学校は現状それで助かっているのか。  要するに、予算をせっかく取ったので、例えば、この日は全く、学校の人たちは清掃業務をやらなくていいというような日があったほうが、1か所、2か所やってもらうより楽なのではないかなという単純な考えだが、そうはなってなくて、結果としては、やはり20か所以上の2か所だけやってくれれば学校は十分助かるという判断なのか。 ◎保健体育課長補佐 当初、そういう形で算定させていただいている中で、現状学校の現場でいろいろとご意見を伺いながら、業者の委託について反応を伺っているが、1〜2か所という学校も中にはある。その中でも、やはり業者に来ていただいて、トイレ掃除をある程度していただくということで助かっている学校、また、もう少しその範囲を広げてほしいと考えている学校、双方あるような現状である。  そこに関しては、今後、緊急事態宣言が解かれる中で、徐々に、4月の新年度に向かっては、児童生徒のトイレ掃除が通常にできるような状況に持っていきたいと思うので、3月までに運用方法を考えて、なるべく学校現場がトイレ清掃に関して職員の負担が減るような形で、運用の仕方をこの後もさらに考えていきたいとは考えている。 ◆鈴木和美 委員  いまいち納得いかないというか、理解できない。二十何か所のうち1か所、2か所を掃除してくれるだけで助かっているという学校があるということでいいか。 ◎保健体育課長補佐 現状としては、全く行っていただいていない学校も中にはある中で、やはり1〜2か所でもやっていただいているというところで、少しでも職員の負担が減ってるということは伺っている。 ◆鈴木和美 委員  現場の声がそうであればそれで結構だと思うが、それが果たして予算の効率的な使い方かについては、これはまた別の場所で──今日は委員長から2時間というお達しが来ているので、別の場所でやらせていただくが、少なくとも私はそれが効率的だとは思わないし、今後もこの件については予算を通した立場としてきちんと検証をしていきたいと思う。  それから、先ほど朝倉委員の質問にも出ていたが、休校とか、それから学年閉鎖をする場合の、船橋市では基準はないと思う。  例に挙げさせていただくと、例えば松戸市は、もう明確に濃厚接触者が学年に出た場合は学年閉鎖するとホームページにも書いてある。他市の市町村を見てみると、どこの学校でPCR検査を受けている子供がいるので学年閉鎖をすると、学校ごとに出してるような市町村もある。  今申し上げたいのは、私がこうしたほうがいいと提案したわけではないが、保護者の立場からしてみると、どのようなときに学級閉鎖が行われ、どのようなときが休校になる、そこが分からない。明確に学校名を出せとかそういう話では──船橋市は船橋市のやり方があって、保健所がしっかりと機能をしていて、個々の案件について調査をして、ここは必要、ここは必要ではないということで、それ以上のクラスターが発生してる事例もないので、やり方が悪いと言っているわけではないが、非常に分かりづらいことがあるのは確かである。なので、先ほど話にあったような、最近学年閉鎖をしたような事例が、例えばどうして学年閉鎖に至ったのか。ほかの学校でも、日々私たちにも、陽性者が児童生徒で出てはいるが学校名も出さないし、学年閉鎖も必要ないというのが来るが、そこの差がどこにあるのか、ご説明いただいていいか。 ◎保健体育課長補佐 学校内で教職員、児童生徒に陽性者が出た場合の対応について、説明させていただく。  初めに、感染者が判明した段階で、保健所から学校及び教育委員会に連絡が入る。  次に、学校は感染者個人に関する資料として、健康観察の記録、家族構成、行動履歴、学校内外の友人関係、習い事などの情報と、個人以外の情報としてクラス名簿、クラス全員の健康観察の記録、座席表、時間割などの情報を提供する。この情報を基に、保健所は濃厚接触者の特定、接触者の特定を行う。濃厚接触者となった者は保健所がPCR検査を行うとともに、濃厚接触ではないが同一クラス内に発熱の症状が現れた者、マスクをつけているが感染者と一定程度の接触があった者などについても、リスク軽減のために保健所がPCR検査を行う。  検査については、濃厚接触者以外にも枠を広げて実施をしてもらっているが、検査対象者が多くいる場合と感染拡大が懸念される場合には、保健所、学校、教育委員会で学級閉鎖等についての検討を行い、方針を決定している。逆に、検査対象者がいない、または少なく、感染拡大の心配がない場合は通常どおりの教育活動を行っている。  感染者が急増する中、本市小中特別支援学校においては、学校内での集団感染は発生していない。これは、学校の教職員が感染症対策を確実に行っていただいているご苦労はもとより、本来の活動を制限されている中、けなげに感染症対策に応じている児童生徒の我慢の表れであると感じている。  市立高校においても、クラスター発生後、保健所の指導により高校独自の細かな感染症対応マニュアルを作成し、対応している。  また、このように、感染症感染拡大防止について細かな対応を講じることができるのも、感染症に対する相談や感染者の対応、疫学調査等逼迫している現状の中、迅速に対応していただいている船橋市保健所の方々には感謝している。  今後も、保健所と協力しながら、児童生徒、教職員の感染症感染拡大防止に努めてまいりたいと思う。 ◆鈴木和美 委員  きれいな答弁ありがとうございます。非常に分かりやすくご説明いただいた。  保護者の方に分かりやすい、今のご説明で安心すると思う。船橋市はどういう状況だから、これができていると。もちろんクラスターが発生してないことも含めて、まさに今ご答弁いただいたことが分かれば、そういう方針なんだなと。  実は、問合せをいただくことがよくある。今回はどうしてなのか。知らないので、いや、安全が確認できたのではないだろうかとお答えするが、通わせてる親御さんはやはりご心配だと思うので、保護者の方へご説明することは可能か、何らかの形で。 ◎保健体育課長補佐 現状、閉鎖の場合と通常どおりに教育活動を行っていく場合と、保護者の方々には濃厚接触者がいなかった、検査対象者がいなかったというところを付け加えて、学校のほうからメール配信と文書を出していただいている。この部分について、もし保護者のほうからもう少し感染症対策について、今申し上げた中で付け加える点を保健所と相談し、その付け加えができるようであれば、今後検討していきたいと思う。 ◆鈴木和美 委員  実際に、濃厚接触者とか該当の学校になった方というよりは、市内の保護者の方に、要するに、全然かかったとかかからないとか関係なく、どのような方針で船橋市はやっているのか。マニュアル出しているではないか、感染症の対策マニュアル。あれと同じように、どういうふうな状況なんだとご説明されると、逆に疑心暗鬼の変なうわさも出ないだろうし、そこはちょっとご検討いただければ。ご対応いただけるようだったら早めに、今、緊急事態宣言が出ていて余計不安になってると思うので、早めにやっていただければ。これはお願いしておく。  長くなると委員長に怒られそうなので、最後に1点。さっきの高校受験の……ごめんなさい、ほかの人から拾ったものばかりで。  まず1つ、さっき答弁で気になったのが、市船の件はおわびされていたが、おわびはしなくてよろしいかと思う。別に誰が悪いわけでもないので、おわびは要らないかなと思った。  それから、先ほど高校受験、県立高校については3日と19日にそれぞれ追試ができると伺ったが、この場合は、私立延納手続がもうできない時期に、19日とか入ってると思うが、例えば私立に通わすことができるご家庭だったら別に問題ないが、そうでなくて県立にどうしても行ってほしいご家庭の場合、30万以上する学校が私立は多い中で、ここはどのような対応──もう制服も多分買わないと間に合わない時期になってくると思うが、このあたりはどのように対応されるのか。 ◎指導課長 ご指摘ありがとうございます。  そこのところについては、県からまだ通知が来てないので、今後どうなるかというところで、まだちょっと分からないところであるので、こちらとしてもそういったことがあるということを、問合せをまたしていきたいと思う。 ◆鈴木和美 委員  19日にもう一回追試というのはとてもいいと思うが、逆に、それでちょっと問題も起きると思うので、県に要望なり、市でできることは少ないとは思うが、ちょっと工夫していただくようにお願いしてほしい。 ◆つまがり俊明 委員  2問ぐらいにする。  先ほど鈴木委員がおっしゃったとおり、陽性者が出た場合の対応というのはオープンにされたほうが非常に……基準というか、いいのではないかなと私も思ったし、あと、市船は当事者としてそういうふうに言わざるを得ないのかもしれないが、決しておわびをするようなことでは──誰もがかかることであるので、ないと思っている。  ちょっと気になるのが、市船のほうには中傷の電話なり、SNSの書き込みがあったというような話だった。市内で、小中学校のほうも学年閉鎖なり休校なり出ているが、最初に休校された小学校はやはりかなりご苦労されて、中傷の電話もかなりあったと聞いているが、その後は、ほかの小中学校のほうはどんな状況なのか。少し落ち着いてはいるのか。 ◎指導課長 今、委員がおっしゃったとおり、最初の学校のところではということで、校長先生からも聞いていた。  その後というところで、その都度校長先生とも話す機会は設けているが、そういった話は特に伺っていない。 ◆つまがり俊明 委員  やはり、どれぐらい報道されるかとか、そういうことによって大分影響を受けてくるのかなと思う。  市外の結構休校になってる学校とか報道されてるので、もしかしたらそちらのほうに電話が行ったりしているのかなとは思うが、市船のほうで2週間お休みされて、なかなかストレスでとか、喪失感という話があった。  小中学校のほうでは、まさにこの状況は、今後も、今現在進行形であるし、今年もどうなるか、またあるいは今後、何年か後に、新たなまた感染症ということを考えていくと、やはり小中学校ではもう既に──これは教育委員会の皆さんのご努力もあって、休校中にオンラインでホームルームやったりとか、全部の授業をやる必要はないと思う……朝の会と終わりの会を、例えば先生がみんな元気か、今日は勉強したかとか、そういう確認をするとか、そういうのでも僕はいいと思う。だが、市船は、要するに1人1台──何かオンラインで対応してみようということは、この2週間とかでなかったのか、取組は。 ◎市立船橋高等学校事務長 12月9日からの2週間に関しては、ちょうど授業が終わって期末の試験前の日だった。なので、そこで課題を出すというよりも試験に向けての勉強ということだったので、たまたま課題を出すこともなく、この2週間はちょうど終わって、この1月に試験が行われることができたのでそこは大丈夫だったが、昨年の春3月から6月までにあった休校のとき、まず何もない状態から先生たちがいろいろ工夫してくれて、今、皆さんいろいろ使ってると思うが、オフィス365を使わせていただいて、そのチームスによって課題が出せたりとか、電話ができたりチャットができたり、それは全職員というよりも生徒1,200人合わせて、うちの職員131人合わせて、全員で会議をすることももちろん可能であるし、各グループをつくっての会議も可能、全部そういったことができるということで、今も毎日の朝の会議は、うちのほうはチームスを使った朝会議を行っている。今日もこれからあるが、職員会議もチームスを使った会議を行うことが、このコロナによってそういうことができるような基盤ができたので、その辺のところはちょっと一歩進んだと思っている。  今後、もし学校がお休みになって、1人1台端末という話も今あったが、学校から家に持って帰れる、持って帰れないのまた問題もあると思う。その辺のところも考えて、今後、義務教育ではない公立高校では、タブレットをどう整備していくのかも併せて、今学校のほうで検討をしてるところである。 ◆つまがり俊明 委員  よく分かった。いろいろな取組をされて、ご努力をされている。  それから、小中学校がこれから1人1台へ、GIGAスクールのほうで普及をしていくが、やはり公立高校は、ちょっと環境が正直悪いのではないかなと全般的には思う、進んでいる学校もあるかもしれないが。  なので、市船としても、ぜひ持って帰れるのか、1人1台端末とかいろいろ課題はあると思うが、小中学校に後れを取ることがないように、ぜひ進めていただければと思う。 ◆岩井友子 委員  集会施設の休館のことだが、伺ったら、感染の多い東京都内とか、千葉県内でも船橋市と市川市以外の自治体の集会施設が開館しているということで、飲食を禁止するとか3密対策をやるとか、それから夜5時以降は閉めるとか、部分的な利用制限は入っているが、基本オープンして利用されてると聞いていて、そういう中で船橋市は全部休館ということで閉じてしまっているが、その辺の感染防止ということで人の足を止めるということで言えば、船橋市のやり方は間違っているとは思わないが、ただ、周りが開いてる中で船橋だけ閉めてしまっているということをどう説明をするのか。そこをちょっと伺いたいのと、緊急事態宣言が終わる……一応2月7日までと言われているが、感染者数が減らなければ宣言は延長するかもしれないではないか。一定の人数よりも減らない限りは、ずっと施設を閉めておくことになってしまうと、施設を設置したそもそもの目的がどうなってしまうのかという──公民館を利用して、いろんな方々がいろんな活動をされているが、それが全部今できなくなってしまう。それがずっといつまでも続いている状態が本当にいいのか。それによって体を壊してしまうとか、出かける所がなくなったりということで、それがまたマイナスになる部分もあるのではないかとちょっと心配なので、船橋市としての集会施設の考え方はどういう考え方なのかを聞かせていただきたい。 ◎中央公民館長 船橋市において、陽性者が大変多くなっている状況である。春の緊急事態宣言時には、最大療養者数は97名。1月11日現在のデータでは、療養者数は465名。約5倍近い人数となっている。  市では、県の病床確保計画がフェーズ4に移行したことを受けて、病床を101床まで確保するとともに、ホテル療養先も新たに確保するなどの対応を図ってるところである。  いろいろと緊急を要する──困難になっている状況の中で、公民館を果たして開けてやっていいのかどうかといったところも、いろいろ議論には上がっている状況ではあったが、この状況を抑えることに関しては、人の流れを制限することが一番ではないか。一刻も早く感染拡大を防いで療養者数を減らす必要があるということを考えた中で、公民館に関しては、できる限り、早く安全に利用していただくためにも、今の段階では休館対応ということでやらざるを得ないと判断してる状況である。 ◆岩井友子 委員  船橋市の中だけを見ていた場合にそういう判断で納得できるが、感染者が船橋市よりも、ずっと多く出ている東京都内とか江戸川区とか……江戸川渡った向こう側が、実際には使っているわけである。集会施設が使われて、オープンをしていてというのを見ると、そちらの判断と船橋市の判断と、どういうところで開けるか開けないかの判断がされているのか。  都内でやっているのは間違ってると言えないではないか。なので、船橋市がほかの自治体と違って、ここの部分を判断したみたいなものがあるのか、そのあたりを教えていただきたい。 ◎中央公民館長 委員からの指摘に対しての答えにちょっと合ってるかどうか分からないが、今、近隣市の状況で見た中では、市川市が今、基本的には公民館はクローズ。それと、1月15日から浦安市も休館としたという判断をしたと伺っている。その他の近隣の施設に関しては、大体5時で閉館するとかという市が多いのかなというところである。  ただし、東京都内に関しては、私どもの考えとしては、都内の状況はあまり考えずに、市内、千葉県内を一応考えた中での判断ということで、よろしくお願いする。 ◎生涯学習部長 今、委員からのご指摘は、船橋のことだけ考えているのではないかという話だと思う。  このことを、私ども決めるときには、新型コロナ対策本部の会議の中で話し合って決めている。そうした中で、私ども保健所があり、医療センターがありというところで、保健所のほうから日々いかに切迫してるかという状況の報告がなされて、医療センターのほうからも、本当に救急の体制がもう崩れそうなぐらいに──冬場に多くなる心筋梗塞や脳卒中の方の治療にも影響が出るぐらいの逼迫した状況だという話が会議の中でも出されている。  我々は、多くのことで、確かに近隣市の状況とかを参考にして決めているところがもちろんあるが、このことについては、本当にリアルに、私どもの公民館の利用者の方がもし今新型コロナにかかって、そこでうつったみたいなことが起こったときに、高齢の方も多いので、その方の命を救うことができなくなる状況がリアルに想像される中での今回の判断であって、東京のほうが何でオーケーとしているのかということは、ちょっと私ども知るところではないわけだが、本当にそういう船橋市の切迫した状況の中での判断だということを、今、館長が言いたかったのかなとは思っている。 ◆岩井友子 委員  駄目と言っているわけではないが、ただ、今度オープンをするときにどういう状態になったらオープンできるのかというのも、今度問われてくると思う。なので、そこのところはちゃんと科学的な根拠を持った上での判断を示していただきたい。          14時13分休憩    ──────────────────          14時16分開議 2.船橋市図書館指定管理者評価(令和元年度実績・令和2年度計画)の決定について [理事者報告] ◎西図書館長 船橋市図書館指定管理者について、指定管理者の評価について、報告をさせていただく。  図書館では、平成29年度から、中央、東、北図書館に指定管理者制度を導入させていただいている。そして、この指定管理者の管理について、第三者による点検評価等を行うため、公募委員を含む外部委員7名で構成される船橋市図書館指定管理者評価委員会を設置している。  評価委員会では、令和2年度は3回の会議開催を通じて、導入して3回目の評価、具体的には指定管理者の令和元年度実績と令和2年度の計画だが、こちらを評価する審議をしてまいった。  このたび、評価が決まったことから、評価委員会による評価の概略を中心に報告をさせていただく。  お手元の資料が決定した評価である。この評価は、令和2年12月17日から市内4図書館社会教育課、行政資料室、市ホームページで公表をしている。  まず初めに、評価記号と評価基準について説明をさせていただく。資料の2ページ、中段をご覧いただきたい。  評価記号及び評価基準は、こちらにあるとおり、要求水準・提案水準を基準としている。要求水準とは、基本協定、年次協定、仕様書等で求める水準のことで、提案水準とは、指定管理者から提出された事業計画書等で提案された水準を指す。この要求水準・提案水準と同等の場合はB評価、それを上回る場合はA評価、下回った場合で速やかな改善が見込まれる場合はC評価、下回った場合で抜本的な見直しが必要である場合はD評価としている。また、要求提案上の取組事項がない、または行えないことにつき正当な理由があるため、評価を見送るとした場合には段階外と評価することとしている。  そして、評価の結果だが、60の評価項目のうち、評価委員会では6項目をA、51項目をB、2項目をC、1項目を段階外と評価している。  段階外の1項目についてだが、これは11ページの下の枠内だが、そちらにある「適正な業務引き継ぎの実施」がそれに当たる。指定期間の開始年度と終了年度のみに係るものであるので、今回の評価においては取組事項がなかったものである。  そして、全体を前回の評価と比較すると、A評価が3項目から6項目に増えている。B評価は1項目減り、51項目となっているが、C評価は4項目から2項目に減っており、前回の評価時点では、計画に対して未実施にとどまった事項の実現ができているものである。  職員の身だしなみがよいということで、前回に引き続き、水準以上であるとしてA評価があるもののほか、移動図書館業務、展示や事業の企画及び実施などの項目が水準以上であるとして、今回新たにA評価となっている。  要求水準・提案水準と同等のB評価とそれを上回るA評価を合わせると、57項目である。これらのことから、期待する管理運営が適切になされているものと考えている。  一方で、C評価となっている項目についてだが、具体的には5ページの図書館サービスの中にあるNの中で取り組む予定の船橋市の歴史のある写真のデジタル化並びに公開、こちらの未実施であるとか、6ページの下の枠内「子供の読書活動推進」のAで取り組む予定の指定管理化における学校連携本部の未設置などが要因として該当している。いずれも指定管理者からの提案事項であり、令和元年度に実施しなければならない項目でありながら、未実施となったものである。  これらについては、市の所管課としても、進捗状況を管理するなどして、令和2年度、既に事業が実施されているものである。  引き続き、指定管理者への確認や働きかけ、必要に応じた協議などを行ってまいりたいと思っている。  指定管理者制度の導入意図である、さらなる図書館サービスの向上につながるよう、次年度以降もしっかりと点検をしてまいりたいと考えている。    ………………………………………………
    [質疑] ◆橋本和子 委員  5ページのところで、この評価をCとした項目のところに、先ほども図書館の利用券、「再発行事務において、他の利用者データに上書きしてしまう誤りがあり、再発行利用者及びデータを上書きした利用者に謝罪する事案となった」とあるが、先ほどもちょっと話したが、5年以上だと再度やるではないか。その中で、先日言われたのが3年たったら来ていただきたいと、3年後にもまた何かやるではないか、見直しというか。その必要性はどこにあるのかなというのがちょっと分からなかった。  書き直しをしてるから、結局データが上書きされたりとかして、こういったミスが出るのかなと思ったりしたが、その辺のところの関連性みたいなものが、もしあれば教えていただきたい。 ◎西図書館長 まず、3年、5年ということの説明だが、利用券の更新、市内在住なのか在勤なのかという更新業務は3年ごとにさせていただいており、そちらについては、それぞれホームページでログインしていただくと、それぞれのご利用者様に、利用期限が近くなると、それぞれ期限が近くなっている、更新していただきたいというような表示が出るように今なっている。利用券の更新が3年である。  そして、5年というのは、5年間全く図書館の資料利用券を使わなかったご利用者、この方々については、5年たった翌月に、毎月の作業になるが、図書館のほうで利用の抹消をさせていただいている。そうしないと、どんどん登録者数がデータ上増えてしまうので、5年間使わなかった方は抹消ということで、5年という決まりがある。  今回の再発行事務の誤りだが、これは3年だとか5年だとかというところとは全く別のところで起こってしまったものであり、既に今利用されている方、同姓、あと同名であったり、誕生日がかなり近かったりというような、そこら辺の人的ミス──検索して更新などをするので、そこの部分において、利用者が出してくれた本人確認のものとしっかりとした確認事務ができなかったがために、誤った事務をしてしまったという状況である。  3年、5年とはまた違ったところでの話である。 ◆橋本和子 委員  分かった。  もう1つは、ほかのところで、結局幾つか全部見ていく中で、先ほどA評価、B評価、C評価とあるが、指定管理者はA評価としているのにもかかわらず、要するに、A評価でも、ここまでやれるところまでは、自分たちは一生懸命やったというところにかかわらず、所管課であったり評価委員の方たちがBで、それは当たり前のことだといったような多分評価になると思うが、こんなに一生懸命やって、これ以上できないぐらいに自分たちはやったと言っているのに評価されないのは、何かすごくつらいところなのではないかなと思うが、そういったところのギャップはどういうふうに捉えているか。 ◎西図書館長 B評価となったことについて、私どもは全く評価をしていないということではなく、私たちが求めている要求水準に達しているという意味で評価をさせていただいているので、評価をしていないということではない。  そして、指定管理者の自己評価のほうでAと付したものについては、やはりそれを上回るものではなくて、要求水準と同等ということで、私ども判断させていただいているので、Bという結果とさせていただいている。そこは、評価委員会においても、そういった視点で評価してる部分はあるかと思っている。          14時28分休憩    ──────────────────          14時31分開議 3.船橋市におけるGIGAスクール構想(案)について [質疑] ◆橋本和子 委員  これからいろいろと進んでいくと思うが、今後の整備の中で、各家庭にも要綱を配付したりとか、情報セキュリティーに対する啓発を行ったりとか、また、利用ルールなど家庭向けにマニュアルやリーフレットなどを作成し、啓発も行っていくとあるが、どのように進めていこうと思っているのか、もし差し支えなければ教えていただきたい。 ◎総合教育センター所長 今現在、この船橋市におけるGIGAスクール構想(案)を示させていただいている。  教員がスムーズにスタートできるように、そういった教員向けのパンフレットを今作っているところである。そして、GIGAスクール構想について、保護者等への周知はまだ徹底していないので、教員向け、そして保護者向けへのリーフレットの作成を今してるところである。できれば2月中旬ぐらいまでに配付できればと計画で考えている。 ◆橋本和子 委員  分かった。  これから進んでいくことなので、やらなければいけないことはたくさんあると思うが、やはり保護者にとっても、こういったGIGAスクール構想は何かと、いろいろとあると思うので、分かりやすいパンフレットなどを作っていただければと思う。  それから、もう1つ、これからいろいろ進んでいく中で、特別な支援を必要とするお子さんとかが増えてきている中で、このGIGAスクールというのは重要な1つの手だてになるのではないかと思っているが、例えば、今まで特別支援学校のほうに電子黒板がもう先に入っていて、今もうずっと進んでいると思うが、そういったお子さんたちに対する何か利点みたいなものというか、もしあればちょっと教えていただいて、今後にちょっと生かしていただければと思うので、お願いする。 ◎総合教育センター所長 特別支援学校に限らないが、今、特別支援学校の今までの実践ということで、何点か挙げさせていただく。  小学部では、生活単元学習とか、音楽の時間において劇やダンス、また中学部では総合的な学習の時間においてダンスや和太鼓等の学習をすることがある。それをタブレット端末で動画を作成して、それを電子黒板で全員で見ることによって、振り返りをして、大画面で投影して活動の振り返りをすることで、自分たちのいいところや、また、改善点を見つけて、次に生かすといったようなことで、非常に有効だと教員のほうから聞いている。  また、なかなか発言ができない子というのは、そういった映像での紹介とか、自分の作品の紹介というのが非常に有効であるので、そういった自分の作品をみんなに見てもらうことを、電子黒板で使うことによって、非常にいい授業が展開されてるという報告を受けている。 ◆木村修 委員  今回、案としてまとまったということもあり、若干前に伺ったこともあるかもしれないが、ちょっと確認させていただく。  まず、3ページの整備状況の表中のICT支援員についてだが、令和3年度検討中となっているが、現状を伺いたい。 ◎総合教育センター所長 ICT支援員だが、今、答弁をさせていただいたが、必要性は十分認識しているので、今、関係各課といろいろ協議して、配置については検討してるところである。 ◆木村修 委員  全国でやっているので、絶対人手不足というか、確保が難しくなってくるので、ちょっと検討も早めにしていただいて、早めに対処いただくということでお願いする。  次に、4ページだが、OS選択の理由として、「イニシャルコスト以外に、ランニングコストや想定外のトラブル対応の費用などが見込まれるため」と書いてあり、Windowsが一番高いと書いてあるが、いろいろ状況は想像もするが、現在の状況を見る限り、社会的にはマイクロソフトオフィスが一番使われてるということもあるし、先ほど、市船でもマイクロソフト365とチームスを使ったという話もあったが、将来的なことは分からないが、特に生徒のスキルという点で、オフィスを使えるほうがメリット大きいのではないかなと一般論としては思うが、Windowsが一番高いということもあり、どういうふうなことで選定をされたか、改めて伺う。 ◎総合教育センター所長 現在、教員用また学習用の端末としてWindows機を運用している。その中で、どうしてもアップデートするのに時間がかかるとか、動作の遅延または解決困難な障害等の報告があり、そういったところから、今後約5万台の端末を扱うに当たって、やはり人的コストが他の端末よりかかるのではないかということで、そういったことで、ここに書かせていただいている。  マイクロソフトオフィスというのは、確かに日本でも非常に使われているものだが、やはり端末の選定で説明したが、やはり重要視したのは授業での活用のしやすさということで、1授業45分、50分の限られた中で、起動もスムーズで扱いやすいということで、この端末を選んでいる。  また、マイクロソフトオフィスの端末で順応できれば、多分将来的にも、高校生になっても順応できるのではないかという考えでいる。  以上が選定した理由である。 ◆木村修 委員  マイクロソフトのOSにしろWindowsにしろ、オフィスは長年積み重ねてできたものであるので、授業に特化したものではないのはもちろんあるので、その辺は理解をする。  次に、6ページだが、選定結果の表において、小学校のiPadの教室外での利用場面でも、オフラインで活用できるとあるが、これはどのように使うのか。これは前にもちょっと聞いたことあるが、結果的に、データ──クラウドを入れるとか、使い道について改めて確認させていただく。 ◎総合教育センター所長 千葉工大から寄贈されたiPadでも経験してるが、例えば低学年の生活で、校庭に出て、また広場に行って秋探しをする場合、iPadにカメラ機能があるので、写真や動画等で記録して、その後はプレゼンテーションで皆で授業を行うというようなことの活用を考えている。  また、必要な写真等については、クラウドに保存することができるので、そういうふうに活用してまいりたいと考えている。 ◆木村修 委員  前に確認したこととほぼ同じだということで、分かった。  「中学校のユーザーアカウント管理やアプリケーションの管理がWeb上で一括管理できる」と、こう書いてある、6ページに。これはどういうことか。 ◎総合教育センター所長 グーグル社のほうで用意している管理権限を与えられているツールの中で、アカウントの追加とか停止とか、削除等をすることが可能となっている。  また、アプリについても、グーグルプレイストアにあるのであれば、後から追加したり削除したりすることは可能だということで、そういった意味でこういう記述をしている。 ◆木村修 委員  これはどこか集中して一括で管理するということではなくて、端末ごとにやれるという意味合いか。それとも、例えば管理者が一括して管理できるという意味か。 ◎総合教育センター所長 管理者が一括して管理できるという意味である。 ◆木村修 委員  分かった。  あと、特別支援学校で採用となったiPadだが、柔軟なアクセシビリティー機能があると記載されているが、大体、私もiPad使っているので想像はつくが、どのようなものが特別支援学校の生徒に有効か。 ◎総合教育センター所長 特別支援学校というだけではないが、機能として、視覚的なサポートの中に読み上げコンテンツがあったり、あとは、拡大して見るポイントを分かりやすくする機能があったり、あとSiri機能を使うことによって音声での操作をすることができたり、あと、ホームボタンの画面をタッチする反応の速さなど、個人に合わせて設定することができるので、そういった意味で特別支援学校に適していると考えている。 ◆木村修 委員  いろんなお子さんがいるので、それに合わせられると理解をした。  次に、8ページだが、情報セキュリティーポリシーのところだが、船橋市立学校における個人情報取り扱いの手引きができるということだが、これはいつ見られるのか。 ◎総合教育センター所長 この手引については、毎年改訂して出しているので、恐らく来年度も、来年度用に改訂されて出されると思うので、毎年出されているものである。 ◆木村修 委員  タイミング的には、4月とか5月とかに見られる感じなのか。 ◎総合教育センター所長 例年、年度当初に配付されている。 ◎学校教育部長 この個人情報取り扱いの手引きについては、学務課が担当していて、いわゆる教員の一次情報漏洩等不祥事が結構あった時代があり、今のような市法制の管理はしてなかった時代があって、いわゆるこの個人情報についてとか様々な面で手引を作っていて、毎年毎年改訂して、4月当初の校長会議で各学校に配付しているので、そのタイミングでは来年度のものは完成しているところである。 ◆木村修 委員  ありがとうございます。  今年とは大幅に状況が変わるので、ちょっと確認できればと思い、伺った。  クラウドの活用及び1人1アカウントの整備についてだが、パスワードの管理はどのように行うのか。生徒が失念した場合とか漏洩により悪用されることがないのか、その辺の考え方を伺う。 ◎総合教育センター所長 アカウントの管理について、非常に重要なことで、教育委員会から幾つかの方法を示していきたいと思う。小学校の低学年や高学年、中学校、また特別支援学校でも対応が違うと思う。例えば、アカウント名やパスワードを情報カードに記載してもらって、あと、教職員が鍵のかかる所で管理する方法とか、あとは電子データにして、そのファイルは教員用端末のシステムのセキュリティーエリアに、そこに保存して担当職員が管理するとか、あとはやはり児童にアカウント情報を記載してもらって、保護者に文書を出して家庭でも管理するというような方法を考えている。  また、漏洩については、十分情報モラル教育を行うように、保護者等にも文書を作成して理解と協力を求めてまいる。  漏洩、悪用された場合には、すぐアカウントを停止するような権限もこちらが持っているので、そういった場合にはすぐ対処したいと考えている。 ◆木村修 委員  分かった。  その次に、グーグルワークスペースの活用とあるが、クロームブックでは分かるが、小学校のiPadでもこれを使うのか。 ◎総合教育センター所長 小中そして特別支援学校、一貫していろんなデータを管理したいと考えているので、グーグルワークスペースのクラウドサービスは、小学校から中学校続けて使用したいと考えている。 ◆木村修 委員  ということは、小学校のときにつくったこのアカウントは、中学卒業まで基本的に、船橋市内にいる限り使うという考え方でいいか。 ◎総合教育センター所長 はい、同じアカウントで小中と考えている。 ◆木村修 委員  ということは、1人の児童生徒の情報は、ずっと船橋の学校に通っている間はたまっていくということでいいか。理解した。  あと、先ほど一括で管理できるという話もあったが、パスワードを知った第三者が悪用した場合に分かるようなログはどこかに残っている形か。 ◎総合教育センター所長 一括に管理する端末管理ツールがあり、そのログの記録を残したり、またその機能を制限したりロックしたりすることができるので、また、ウェブフィルタリングもあるので、万が一のときには停止したり、そうした防御をできるようなシステムになっている。 ◆木村修 委員  はい、ありがとうございます。  10ページ、11ページのところだが、家庭学習課題のオンライン化とあるが、自分専用で使える端末がない児童生徒は、端末を持ち帰る必要があるとなっているが、万が一盗難に遭った場合に──これさっき話あったか……一括で停止することができるのか、分かった。これはなしにする。  あと、11ページの遠隔教育のところだが、教室外、例えば校内の別室や総合教育センターとか、適応指導教室とか、青少年センター、自宅等で受ける教育のことを遠隔教育と捉えているとあるが、1人1台の端末を常に持っていること、要するに、そこに行ったときに端末を持ってなければ授業を受けられないという可能性が出てきてしまうと思うが、必ずしも持っていかないということもあり得る。  なので、1人1アカウントで、どのような端末でも学習できるとなっているので、各場所で使える端末を用意するとか、すぐ用意できる環境をつくるべきだと思うが、その辺はどうお考えか。 ◎総合教育センター所長 委員が今おっしゃるとおり、やはり遠隔教育を行うためには、配信する側と受け手側の児童生徒がオンラインできる環境を整備しなければいけないので、現在、そういった生徒指導の期間をどうするか。環境整備をどうするかについては、検討を進めているところではある。 ◆木村修 委員  いろんな状況があるので、文教委員会所管ではないが、放課後ルームとか、そこでも勉強できる環境をつくってはどうかということも、前話したことあるが、その辺も含めてご検討いただければと思う。 ◆岩井友子 委員  支援員の配置のことを伺いたいが、今、船橋市内は支援員何人いるのか。 ◎総合教育センター所長 研究校に1名配置という現状である。 ◆岩井友子 委員  研究校は幾つあるのか。 ◎総合教育センター所長 現在、古和釜中学校1校である。それから、研究指定校なので1校である。 ◆岩井友子 委員  システム関係もやはりサポートが必要ではないか、導入をするときに。それから、授業を実際にやっていくときのサポートが支援員になると思うが、現状、支援員が船橋市内に1人しかいなくて、どこまで今年度準備ができるのか。 ◎総合教育センター所長 確かに、今現状は1名であり、来年度4月には多くの端末で授業をスタートするということだが、実際に、今、1名の支援員にどういった形で端末を使用したらいいかというマニュアル作りとか、そういったことも併せてお願いしている。  また、学校からの問合せについては、SEも総合教育センターに常駐しているので、そういったところで、今、対応している。 ◆岩井友子 委員  今年度中に、1人1台の端末が確保されるスケジュールではないか。それで、各学校の、今受入態勢はどこまで進んだのか。 ◎総合教育センター所長 今の整備状況をお伝えする。  今、校内のLAN整備のほうを2月中までに整備するように、進めている。また、それと併せて、今、各教室に電源保管庫を設置するようになっている。それも今、各学校に計画的に入れているところである。  あわせて、3月にそういった環境が整うように、今、準備を進めている。  また、教員に対しては、研修等になるが、今まで3回の研修をしており、4回目の研修は2月に計画しており、そこでは端末の扱い方とか管理の仕方を中心に行うこととなっている。  以上、そのように進めているところである。 ◆岩井友子 委員  12月の委員会だったかと思うが、教員の分の端末がないではないか。それで、現物がなくて研修をやっているのか、今。 ◎総合教育センター所長 この間、古和釜中学校の研究会が11月11日にあったが、そのときに推進員1名来ていただいて、そのときには現物を調達し、そこで操作してもらって、あとソフトも使っていただいている。  そういった形で研修のほうは進めている。 ○委員長(杉川浩) 質疑に対して適切に答弁しているか。  岩井委員、もう一度聞いていただきたい。 ◆岩井友子 委員  どのぐらいの人たちに何台ぐらい、教員の研修のときに使えるような、今、状況になっているのか。 ◎総合教育センター所長 同じ端末ではないが、クラウド上であるソフトを使うので、結局Windows機であっても、そういったソフトの研修とか、それは可能であるので、そういった形で今進めているところである。 ◆岩井友子 委員  そうすると、授業で使うソフトについての研修は、何とか準備はできる。だが、実際に子供たちの手元に来る端末機の扱い方、操作とかは、教員はあらかじめ研修することはできるのか。 ◎総合教育センター所長 3月に、そういった端末の扱い方の研修等、オンデマンドでやるように計画しているので、それ自身は、使い方については研修できるようになっている。 ○委員長(杉川浩) 品物があるのかと聞いている。  先生方の、そういう物があるのかと聞いている。 ◎総合教育センター所長 すいません。  実際には、教員は今使ってる教員端末を使っての研修が中心になるかと思う。 ◆岩井友子 委員  ICT支援員は、船橋市内で1人しか今年度はいないと言うではないか。年度末までには増える見通しがあるのか。
    ◎総合教育センター所長 ICT支援員は、あくまでも来年度に向けての配置ということで考えている。 ◆岩井友子 委員  ない物ねだりになってはいけないが、ただ実態としては、物は届いてもなかなか使っていくには準備が厳しそうだなという感じである。  教職員全体の体制が整ってないのに、体制が整わないまま、教員にだけは何か仕事を押しつけるような、そういうことにだけはならないようにお願いしておく。 ◎総合教育センター所長 説明がうまくなくて、申し訳ない。  12ページ、13ページに研修のページがあるが、確かに3月に端末、電子黒板等々整備されるが、やはりいきなり使っていくのは、教員は非常に難しいと思うので、計画的に、段階を踏んで使わせていきたいと考えている。  今研修を行って、3年2月ぐらいまでは、研修の準備期間で端末を使う、こういった授業になるという準備期間、そして、導入された3月から7月ぐらいまでは導入期として、4月はこの程度、5月はこの程度、6月はこの程度と、無理なく段階的に教員や児童生徒が学べるような計画を今立てているところである。なので、いきなり4月から全てのことをやると言うのではなくて、ゆっくり進めるような計画を今立てているところなので、そういった意味で──急なことに対応できるのかというご質問だが、やはりそういった、無理のない計画で進めたいとは考えている。そういう計画を立てているところである。 ◆岩井友子 委員  支援員の数については検討中ということだが、委員会としてはどのぐらいの腹積もりを持っているのか。各校に1人は配置が必要だとか、そういうふうには考えているのか。 ◎総合教育センター所長 文科省のほうで示しているのが4校に1人という割合ではあるが、そういったところを視野に入れながら、これは検討というところである。 ◆鈴木和美 委員  手短に2点だけ。  まず、12ページに、今、準備期か。令和2年7月〜令和3年2月で、「校長がリーダーシップを発揮し、校内研修リーダーとともに校内研修の活性化させる必要があります」と書いてあるが、校長先生方どうか。リーダーシップを発揮できそうな感じなのか。 ◎総合教育センター所長 今、研修とか校長会を通して、現状お伝えしてるところである。  実際には、校長先生の指導の下、GIGAスクール構想を校内で進めていただくので、校長先生リーダーシップの下、端末整備も含めて、また授業も含めて、推進できるとは考えている。 ◆鈴木和美 委員  微妙に言いづらいが、例えば3月で定年退職される校長先生とか、校長先生が替わられる学校はたくさんあると思うが、そのあたりはどのように対応されるのか。2月まで研修をされるのはいいが、実際始めてみたら、その校長の下ではやらない学校は多数あるわけではないか。制度上そうだと思うが、新しく校長先生になられる方は研修を受けてないではないか。この校長先生用の研修は受けてないと思うが、そのあたりはどういうふうに引き継がれるのか。 ◎総合教育センター所長 校長先生に限らず、どうしても職員の異動はある。  今、校内でも推進委員が校内の職員に対して校内研修をやっているので、そういったところで、職員から内容の引継ぎはされるところである。  また、来年度についても、当然校長研修を併せて実施していく予定であるので、実際には、今ある研修が、例えば校長先生が替わるから全く引き継がれないかということはないかとは考えている。 ◆鈴木和美 委員  ぜひ、引き継がれるのか、どういうふうにされるのか分からないが、せっかくもう研修──この期間は2月までみたいに書いてあるので、しっかりとそれが引き継がれるといいなと思った。  それともう1つ、さっきクラウドを活用して家庭学習をやることが家でできるときに、それができない児童生徒については端末を持ち帰る必要があるということで、この端末は、私、以前にも聞いたかもしれないが、1人1台は分かるが、毎日その子はこの端末を使うのか。それとも、保管庫の中に入っていて、どれを取ってもいいようになっているのか。 ◎総合教育センター所長 3月に準備して、4月からだと思うが、その端末、その個人がずっと使うようなことで考えている。 ◆鈴木和美 委員  そうすると、それを持ち帰る子もいれば、持ち帰らない子も宿題のときにいるということか。自分は必要だと思う子はそれを持ち帰って、そうではない子は持ち帰らないで、おうちのパソコンなり、タブレットでやるという宿題の出され方をするということか。 ◎総合教育センター所長 将来的には、端末の持ち帰り等での家庭学習のオンライン化を、今、目指してはいるところだが、まず、その内容については、前もちょっと答弁させていただいたが、今研究しているところである。  ただ、鈴木和美委員がおっしゃったように、端末がうちにある子は恐らくそれを利用して学習するだろうし、端末の持ち帰りが必要な子は端末を持ち帰って学習をするというようなことにはなるかと考えている。 ◆鈴木和美 委員  もう1つ。  家庭にWi−Fiがないおうちの記載がどこだったか忘れたが書いてあったが、これは今後どのようにしていく方針か。  というのは、Wi−Fiがあるかないかは、特におうちの所得に関係があるわけでもないだろうし、各家庭の親の考え方であったり、いろんな考え方で変わってくると思うが、今は市が負担して、そのWi−Fiの設備をない家庭には、小学校6年生と中3に与えていると思うが、これは今後も同じような方策で検討されていくのか、「検討する」と書いてあるが。 ◎総合教育センター所長 この文面と同様になってしまうが、通信環境のない家庭には、このモバイルWi−Fiルーターの整備の仕方をどうしたらいいかを、今検討してるところではある。  また、その通信費についても、併せて、やはり国の動向を注視して状況を見極めながら検討していくという、今、そういう段階ではある。 ◆鈴木和美 委員  これで最後である。  先ほど岩井委員からもあった支援員は、4校に1校程度という話もさっきちらっとされていたが、例えば先生方が何か困ったときに、議会だと、今議会の一部の課の何人かがICTに詳しいので分からないことがあったらこの人に聞いていただきたいと置いているが、同じように、分からなかったらコールセンター──分からなかったらここに聞きなさいというようなシステムも組まれるのか。 ◎総合教育センター所長 端末のメーカーでのサポートデスクもある。そういったところで操作の仕方についての問合せをすることはできる。 ◆鈴木和美 委員  操作の説明ではなくて、例えばこういう授業をやりたいと思っているが、どういうことができるだろうかみたいな、要するにそういう相談である。機器の使い方ではなくて、授業でこういうふうにやりたいと思ってるが、どうしたらいいのかというのを聞くようなところはないか。学校の教員同士でやり取りをするだけなのか。 ◎指導課長 これについては、指導課の指導主事が対応するように考えている。 ◆鈴木和美 委員  指導主事の方は、こういう場合には、タブレットを使ったこういうことができるという知識を蓄えられてるということか。 ◎指導課長 今現在も、来年度から実施に向けて総セの情報教育班の指導主事がいるので、そこと連携を取りながらということと、あと、今、課内でも上級機関から実際に現物等を提供していただいて研修等をしながら、今臨んでいるところである。 ◆鈴木和美 委員  市内にたくさん先生いると思うが、それに対応でき得るだけのことができそうなぐらい、回りそうなのか。 ◎指導課長 委員ご指摘のとおりで、指導主事は各教科いるので、そのところで今研修を実施してるということは先ほど申し上げたとおりであるし、また、学校訪問、養成訪問、そういったところを通じ、積極的に指導・助言等をしていきたいと考えている。 ◆鈴木和美 委員  要するに機器が設置されると、当然使われると思われるのが保護者であって、その保護者が……要するに使える先生と使えない先生が、多分分かれてくると思う。議会でも、やはり使ってる方使ってない方、タブレット──いるので、同じように使える方使えない方が出てくると思うが、そこでうまく子供たちの教育に差ができないように、教育委員会のほうで、そこはきちんと把握してやっていただきたい。 ◎総合教育センター所長 ご意見ありがとうございます。  まさに、岩井委員、また鈴木委員がおっしゃったように、4月、5月、6月と、4月は例えばタイピングをやろう、5月はドリルをやろう、6月は電子黒板を使ってみようというように、段階的にちょっとずつできるように、また各学校に差ができないような計画を、教員に出してゆっくり進めていきたいとは考えている。 ◆つまがり俊明 委員  11ページの、先ほどの鈴木委員の持ち帰りの関係だが、オンライン教育の中で、遠隔教育の中に、要綱を作成してルール化するというような話も、「持ち帰りに関するルールや手続きなどは、今後要綱を作成し、保護者へ配布する予定」とあるが、これは具体的にはいつぐらいを予定されているのか。ここまで書かれてるわけなので、春とか夏とか秋とか、それぐらいのめどはあるか。 ◎総合教育センター所長 3月に個人のアカウントを配付する予定なので、そういったところで文書を作成したいとは考えている。  また、持ち帰り等、家庭学習のオンライン化については、やはり将来的にはその方向で考えているが、やはり検証してからということで、ちょっと時期的には今のところまだ検討中である。 ◆つまがり俊明 委員  自宅に持って帰らないと、半分ぐらいしか意味がないのではないか、機器をせっかく購入しても。語学と一緒で、やはり日常的に慣れていくことが、僕は非常に重要なのではないかと。そこから、クリエイティブな使い方とかがむしろ子供たちから出てくると思う。なので、そこはしっかり要綱を早めにつくっていただきたい。最後に1点だが、これだけGIGAスクール構想で、小中学校いろいろやるわけではないか。この成果が、高校ほぼ全入時代においてやはり継承されていくのかということを、私はちょっと心配をしている。  先ほど市船ともちょっと話したが、1人1台どころか、ある県立高校だがLANケーブルもない、船橋の小学校だったら当たり前にある大画面のテレビすらない、プロジェクターもない。どうやってやるのか。全校集会やるときに、例えば3年生だけ体育館に集めて、1、2年生は、学校内の放送で聞こうとか、そんな状態なわけである。市船がどういう状態かというのは、また別の機会にもうちょっと聞くが、逆に言うと、そういう部分で市船が強みになるように、小中学校と同じぐらいのレベルまで──小中学校と同じぐらいのレベルに高校が高めると言うのも何か変な話だが、やっていくべきではないかなと思うが、その点についてはどうか。  今後検討するでも結構なので、そういう問題提起である。 ◎総合教育センター所長 今、委員からご指摘いただいたことについては、市高と、いろいろと情報セキュリティーのことでも委員会に入ってもらって話をしているので、整備等については、また話し合いながら協議していきたいと考えている。 ◆朝倉幹晴 委員  3月の配付時点では間に合わないかもしれないが、やはりこの間議論になってきた支援員の各校への1人1校配置と、それからWi−Fiのない家庭のWi−Fi環境の整備、それから教員自身もやはり同じタブレットを持ったほういいのではないかということは、今後でもいいので、スタートしてからでもいいので、ぜひ検討していただきたい。  それで、私からの質問としては、千教研だが、千教研は年、研究大会も含めて9回開かれていて、今年度も開かれて来年度も開かれると思うが、その千教研の中でも、この対応は相当位置づけなければいけないと思うが、今年度の後半の千教研とか、あるいは来年度の千教研の中で、このGIGAスクール対応の教員の研修はどれぐらいの比率──例年の千教研と違う形になっているのか。 ◎指導課長 千教研について、やはりGIGAスクール構想というところでは、各部会とも意識づけられてるところである。  これについて、各校の、例えば情報推進担当教員が集まっての、特に情報部会とかそういったところもあるので、そういったところから発信していき、来年度さらに発展できるよう、こちらからも千教研部会顧問なりに働きかけしてまいりたいと考えている。 ◆朝倉幹晴 委員  学校の午後の授業を休みにして教員が研修してるという貴重な時間であるので、教員だけに負担をかぶせるべきではなくて、制度を整備すべきだが、当面教員の方の研修の機会はぜひ活用していただきたい。          15時13分休憩    ──────────────────          15時25分開議 4.1人1台端末を活用した授業について [理事者説明] ◎指導課長 4の1人1台端末を活用した授業についてである。  ただ、ここでは授業についてということで、まず指導課から説明をさせていただく。  内容について、前回、古和釜中で研究公開を実施したということで、議員の皆様から視察できないかというような要望等もあった。このような状況であったので、それはということであったので、今回、総合教育センターのほうで古和釜中学校の公開研究の動画を見ていただければとなった。  内容として、12分程度の動画であるので、本来だと、動画を視聴しながら、ここはこういう授業だというところで説明を述べさせていただくところだが、これから見てもらうと、子供たちの声とか先生たちの指導の声も入ってくるので、そういったことを聞いていただいて、4分割の動画となるので、説明については視聴後に行わせていただければと思う。  資料を1部用意させていただいたので、ご覧いただきたい。よろしいか。  そこのところで、今、私から説明した前段の部分、中段のところで授業内容とICTの活用ということで、当日は国語、数学、保健体育、英語の授業を実施した。単元については書いてあるとおりである。また、ICT関連ということで活用について、示させていただいた。  また、動画ということで、3つ画面を載せているが、そういったところも含めて参考にしながら、この後視聴していただければと思う。よろしくお願いする。 ○委員長(杉川浩) ここで、会議を休憩する。          15時28分休憩          15時40分開議 ○委員長(杉川浩) 会議を再開する。 ◎指導課長 どうもありがとうございました。  では、簡単に各教科、ポイントを押さえて説明させていただく。  まず、国語科である。3年生の国語科の授業で、単元名は「話し合いの技術を身に付けよう」である。多数決で決めるのではなく、話合いで合意形成、これを目指す力をつけるための学習にICTを活用した。  まず初めに、フラッシュ型教材を取り入れ、話合いの心構えについて確認をしている。子供たちも先生の問いに答えていた。このフラッシュ型教材は、他の単元においても学習の導入場面で取り入れており、基礎基本の定着を図っている。  次に、教室の前方でテーマについて自分たちの考えを提案し、話合いをしている。プレゼンテーションの資料はグーグルスライドで作成し、電子黒板で提示していた。  このような授業では、これまで発表者以外は話合いを観察した感想を紙に書くことをしてきたが、今回はリアルタイムでグーグルチャットに感想や意見を書き込んでいた。左下のところに、そのチャットの様子があったかと思う。  そして、話合いが終わると、教師は撮影した話合いの動画を生徒のパソコンに送信し、生徒はその動画を再度視聴して、合意形成に至るためによかった発言、あるいは進行のよいところなどについてロイロノートの付箋に書き込みをしてきた。そして、そのロイロノートの付箋をグループで共有し合い、合意形成を目指す話合いのコツをまとめていった。各グループから寄せられたことの書かれた付箋紙を、指で動かしながら分類し、全体でまとめていた。  授業の最後には、ロイロノートやグーグルフォームでの授業の成果について、振り返りだが、教師が集約したものを全体で共有していた。また、自己評価については、グーグルスプレッドシートで毎時間書きため、単元全体での学びの変容を見ることができるようにしている。  続いて、数学科である。1年生の数学の授業で、単元名、資料では「変化と対応」と書いているが、比例である。こちらの利用である。  ペットボトルのキャップの個数を直接数えずに、比例を利用して、表や式から求めるのが本時の狙いである。まず、生徒が自分の考えた解決方法をロイロノートのカードに書き込み、提出する。全員のカードが提出されていた場面があった。その中で、1人の生徒の意見を電子黒板に映し、発表している場面があった。ロイロノートでは、動画も簡単に撮影し、配信することができる。教師が出てきたと思うが、キャップ5個分の重さを計測した画面があった。数学では、回転体のシミュレーションなど、デジタル教材を効果的に提示することもできる。  そして、生徒は動画から得たデータを基に、ロイロノートのカードに表や式などそういったことを書くことで、問題を解決できた生徒から再度カードを提出し、クラスの意見を共有していく。  最後、このとき留意したいのが、大事なことを黒板に記録するということである。最後、指導者が電子黒板をよけて、黒板の板書のところを提示したところがあったと思う。逆に、書いたり消したり試行錯誤する場面で、ロイロノートも効果的に活用する。  続いて、保健体育である。1年生、保健体育科の授業で、単元名は「ダンス」である。振りつけを繰り返し見ながら、一人一人の取組、変容をきめ細かく見取り、振りつけを覚えて踊るのではなく、自発的、自主的に取り組む学習を目指している。  まず最初に、本時の狙いは大きな画面で全体で共有している。その後、試しに全員で踊っている場面があった。  次に、グループに分かれて、グループごとに目当てを立て、また他のグループが踊っている動画を視聴することで、自らの技能を振り返ったり、課題を明らかにしたりすることができる。立てた目当てを全体で共有し、どのような体の使い方をするとよいか意見を出し合う。お互いの課題を理解することで、課題達成に向けた技能ポイントが明確になる。  最後に、グループで踊っている様子をロイロノートで何回か撮影し、一番よい作品を提出する。生徒は、自分の目標を積極的に見ることで気づきが増えていく。また、毎時間動画が蓄積されていくので、教師は提出された動画を繰り返し見ながら一人一人の取組をきめ細かく見取ることができ、評価につなげることも可能となる。  最後、英語科、すぐに終わってしまったが、3年生の英語科の授業で、単元名は「The Diary of Anne Frank」である。  グループで文法の詞句のスライドをまず作成し、発表していた。続いて、グーグルフォームを使って小テスト形式の問題を解き、前時の授業内容の理解度を確認している場面があった。定着度により、教師は本時の授業の進め方も工夫することができる。  次、新出単語については、フラッシュカードを活用し、繰り返し意味や発音を確認することをしていた。  最後、教師用デジタル教科書も活用し、本文の音声を流していた。ネイティブな英語に触れる機会を多く設け、リスニングの能力を高めることもできる。  このように、各教科の特性に応じ、1人1台またはグループに1台の端末を活用し、ロイロノートなどで課題提示、動画撮影、思考過程の共有、学習過程の保存、振り返りなど、様々な場面で効果的にICTを活用していきたいと考えている。    ……………………………………………… [質疑] ◆朝倉幹晴 委員  前回、このテーマを提案させていただいて、私は、実は12月11日に数学の古和釜の授業を生で見させていただき、そのときは非常によいと感じて、それで今回提案させていただいたが、やはり休憩時間に見せていただいたが、3分ずつで4教科……ちょっと全体の映像が分かりにくいのと、私は前から危惧してるように、タブレットを活用する授業であってほしいわけで、タブレットに捉われた授業であってほしくないと思うが、見せていただいた動画だけでは、タブレットに捉われている授業のような感じがしたので、これは──委員会で聞くというよりも文教委員会の運営になるのか。落ち着いたら、やはり生で見させていただいた上で議論をさせていただきたい。質問というよりも運営に対する意見である。すいません、質問ではなくなった。 ○委員長(杉川浩) 質問ではない。  見に行かれたんですね。 ◆朝倉幹晴 委員  はい。 ◎指導課長 ありがとうございます。  私は、実際に公開研究会を見ていた。実際に50分見たほうが、より効果的だと思った。          15時49分休憩    ──────────────────          15時51分開議 5.船橋市いじめ防止基本方針(案)のパブリック・コメントの結果報告について
    [理事者報告] ◎指導課長 それでは、船橋市いじめ防止基本方針(案)のパブリック・コメントの結果報告について、報告させていただく。資料をご覧いただきたい。  パブリック・コメントの期間は、11月1日〜11月30日の1か月であった。その間、5人の方から6件の意見が寄せられた。  船橋市いじめ防止基本方針(案)については、全体的にはおおむね肯定的な評価をいただき、その上で、大きく加害児童について、教職員からのいじめについて、発達障害等に関すること、人権教育等に関することについてのご意見をいただいた。  まず、加害児童についてである。基本方針案の11ページの具体的取組の例のところに、いじめを行った児童生徒への対応として記載している。教職員からのいじめについて、これは番号2である。教職員からのいじめについては、以前の文教委員会でも説明させていただいたが、2ページの2の(1)の国のいじめ防止対策推進法の中で、いじめの定義に、対象は「児童生徒」となっているので、本基本方針(案)はそれに基づいて作成している。  教職員の言動に関しては、基本方針(案)の3ページ〜4ページ、いじめの理解の部分に、特に4ページに入ってからの上段のところで、3つ目の「いじめを許容しない雰囲気を醸成するには、児童生徒への働きかけに加えて、教職員や保護者をはじめとした大人の姿勢が大きな影響を与える。大人の振る舞いや言動がいじめに暗黙の了解を与えたり、いじめを助長したりすることがあることを重く受け止める必要がある」と記載している。  続いて、発達障害等に関することでは、基本方針案の7ページに、教職員の資質向上に必要な措置と研修の実施のところで、様々な児童生徒の特性に配慮するために、研修会等で専門性や指導力の向上を図ると記載している。また、9ページのいじめの未然防止のための取組の中にも、「発達障害や性の多様性等に対する特性を理解し、個々の教育的ニーズに応じた適切な支援を行う」と記載している。  最後に、人権教育等に関することについては、いじめの未然防止という観点で、人権教育や道徳教育といった心の教育がとても大事なことであることは強く認識しているので、本基本方針(案)でも随所に記載している。  以上のように、いただいたご意見の回答については、お手元の資料のように、意見の概要と右側に市の考え方を記載し、ホームページで明日から掲載予定である。  なお、本基本方針(案)については、現時点では修正等は特になく、お手元にある基本方針(案)の内容で進めていきたいと考えている。  3月の教育委員会会議で議決をいただいた後、4月からの施行を考えているので、よろしくお願いする。    ……………………………………………… [質疑] ◆島田たいぞう 委員  いじめって教育法の中に、法第2条によって云々……学校と書いてある。だから、「船橋市」ではなくて、「船橋市学校いじめ」となぜならないのか、表題が。というのが本来のあれではないか。  いじめは、この前も話したが、放課後とかいろんなところであるではないか。高齢者も含むし、虐待はいろんなところ──だから、学校にこだわるなら学校と入れたほうがいいのではないのか。法律にのっとってやっていったほうがいかがかと思うが、今さらと言われれば──前回もそういう質問したつもりだったが。 ◎指導課長 この船橋市いじめ防止基本方針を受けて、各学校においても、いじめ防止基本方針を策定する義務があるので、そこのところで、学校いじめ防止基本方針を名称として活用する。 ◆島田たいぞう 委員  この方針そのものが船橋──何で学校という言葉を入れないのか、僕には理解できない、表題の話。 ◎指導課長 船橋市として出したところについては、場所が学校だけでなく、その他でも行われるというところも加味してというところである。 ◆島田たいぞう 委員  だが、これ全体的に見ると、学校以外のことは何も書いてない。  児童相談所とか、ちょろちょろと相談するとか何とかということで、学校には協議会設けて、そこで云々と書いてあって、実際問題としては学校だけではないか。法律もそういうふうに書いてあるではないか。学校とはこうだと定義づけされている。表題に学校という言葉を入れないで、船橋市となると、いろんなことが広範囲になるのではないのかなと思うが、その辺のところは、言ってもしようがないか。おかしいよ、こんなの。 ◎指導課長 委員おっしゃるとおりのところもあるが、船橋市としては、やはり市民の方とか保護者の方とか、そういったところの役割等も踏まえて、記載して盛り込んでいるので、そういったところでご理解いただければと思う。 ◆島田たいぞう 委員  パブリック結果について、これからいろいろ議論されると思うが、そういう意見があったということだけは伝えていただきたいし、どこかに表記していただきたい。          15時59分休憩    ──────────────────          16時01分開議 6.次回の委員会について ○委員長(杉川浩) 次回の委員会は、第1回定例会の会期中に予定されている文教委員会3月12日の予定でよろしいか。      [「はい」と呼ぶ者あり] ○委員長(杉川浩) では、それではそのようにする。    ────────────────── ○委員長(杉川浩) なければ、以上で文教委員会を散会する。お疲れさまでした。          16時01分散会    ────────────────── [出席委員]  委員長   杉川浩(自由民主党)  副委員長  藤代清七郎(自由市政会)  委員    大沢ひろゆき(自由市政会)        木村修(公明党)        橋本和子(公明党)        つまがり俊明(市民民主連合)        岩井友子(日本共産党)        島田たいぞう(真政会)        鈴木和美(真政会)        朝倉幹晴(みらい@船橋) [傍聴議員]        石川りょう(真政会)        今仲きい子(無所属) [説明のために出席した者]  小山教育次長  礒野学校教育部長  日高学務課長  大野指導課長  高橋保健体育課長補佐(主幹)  小林総合教育センター所長  三山市立船橋高等学校事務長  三澤生涯学習部長  牟田社会教育課長  加藤青少年課長  竹中生涯スポーツ課長(参事)  関根中央公民館長  柴山西図書館長  高橋市民文化ホール館長      その他 課長補佐、班長、係長 [議会事務局出席職員]  委員会担当書記 関谷議事課議事第一係長(主査)          安東議事課主事...