船橋市議会 > 2020-10-14 >
令和 2年10月14日健康福祉委員会-10月14日-01号
令和 2年10月14日市民環境経済委員会−10月14日-01号

  • "米原まさ"(/)
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  1. 船橋市議会 2020-10-14
    令和 2年10月14日市民環境経済委員会−10月14日-01号


    取得元: 船橋市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-25
    令和 2年10月14日市民環境経済委員会−10月14日-01号令和 2年10月14日市民環境経済委員会                                    令和2年10月14日(水)                                          午前10時                                         第3委員会室 [議題] 1.路上喫煙及びポイ捨て防止条例の一部改正に伴うパブリックコメントの実施について(報告)    ………………………………………………………………………………          10時00分開会 ○委員長(高橋けんたろう) ただいまから、市民環境経済委員会を開く。    ────────────────── △委員会進め方等について ○委員長(高橋けんたろう) 本日の委員会は、お手元の協議事項のとおり、クリーン推進課から、路上喫煙及びポイ捨て防止条例の一部改正に伴うパブリックコメントの実施についての報告を受け、質疑を行った後、散会する。  なお、委員理事者ともに、発言の際も含め、常時マスクの着用をお願いする。    ────────────────── 1.路上喫煙及びポイ捨て防止条例の一部改正に伴うパブリックコメントの実施について(報告) [理事者報告] ◎クリーン推進課長 本日は、配付させていただいた資料等に沿ってご説明させていただく。  平成10年3月にポイ捨て防止条例を制定し、平成16年3月に、同条例路上喫煙防止対策も含めた船橋路上喫煙及びポイ捨て防止条例改正し、過料規定を設けている。その中で重点区域としてはJR船橋駅、西船橋駅、津田沼北口周辺地区を指定し、巡視員によるパトロール啓発活動や市内一斉清掃事業駅前等清掃委託を行い、町の環境美化に向けた取組を進めてきたところである。
     しかしながら、本条例違反者に対する勧告件数及び駅前等清掃委託で収集されるごみの量は減少傾向にあるものの、重点区域内には依然として多くの散乱ごみが見受けられ、令和元年度の勧告件数は表2のとおり2,060件、駅前等清掃委託ごみ収集量は年間30トンを超える状況になっている。さらに町の環境美化に向けた取組の強化を図る必要がある中で、条例改正をしたいと考えている。  上段の赤括弧のところになる。今回の条例改正等については、大きく2点ある。  本市の主要駅である船橋駅、西船橋駅、津田沼駅を包含する重点区域環境美化を図ることを目的にポイ捨て及び路上喫煙防止対策の強化のための条例改正になる。  先ほどから2点とお話ししているが、1つ目としては、違反者に対して直ちに過料を科すことができるようにするための改正となる。現状、間接罰という中で、1度注意を行って、それに従わないときには過料を科す形だが、周知の期間を経て、直接罰への改正というのが1点目である。書かせていただいているように、令和3年第1回定例会の議決により、3か月の周知期間を経て、令和3年7月1日から違反者に対して直ちに過料を科すことができるように条例改正を行うものである。  2点目になる。重点区域内において、市長が指定した場所での喫煙ができるようにするための改正になる。令和3年第1回定例会議決により、重点区域内に市長が指定した場所での喫煙ができるよう条例の一部を改正することで、令和3年6月1日から……後ほどもご説明するが、JR船橋北口駅前広場に実証実験を目的とする指定喫煙所を開設することとしている。  2ページ目、条例改正必要性になる。1つ目としては間接罰から直接罰への改正となる。ここでは3点ほどお示している。罰則規定を強化し、間接罰から直接罰に改正することで、重点区域路上喫煙及びポイ捨て違反者を減少させ、まちの環境美化をさらに進めることができると考えている。  2点目。千葉県内の人口40万人以上の市では、本市を除き、全て直接罰としており、違反者数も本市の半分以下である。  3つ目。駅利用者等アンケートでは、全体の82.6%が直接罰への改正を「良い」としている。後ほどご説明するが、4ページの表等でまとめたのがこちらのアンケートの「良い」としているところになる。  表4については、先ほど40万人以上の市ではというようなお話をしたが、罰則規定制定状況になる。40万人以上の柏市から97万の千葉市まで、うち以外はそういうような状況──青色で塗られている直接罰となっている。白抜きは、書いてあるように、間接罰という状況の市になる。  表5、違反者数である。船橋市の場合、ここでは勧告数令和元年度の2,060としているが、他市等についてはこういうような状況違反者数となっている。  下段になる、指定喫煙所設置のための改正である。こちらでも3つほどご紹介しているが、1つ目として、千葉市の喫煙所設置による影響調査では、路上喫煙率が減少しており、本市においても路上喫煙の減少による受動喫煙防止効果が期待できる。2つ目、特に違反者の多いJR船橋駅に指定喫煙所設置することで、罰則規定の強化に対する喫煙者への配慮と同時に路上喫煙防止に対して相乗効果が望める。3つ目、駅利用者等アンケートでは、全体の73.7%が重点区域周辺への指定喫煙所設置について必要としているような状況となる。  先ほど勧告数については、上段の表5で、2,060……これ令和元年度だが、こちらの表6では、本市の重点区域別勧告件数、これ、1年間じゃなくて令和元年、直近の10か月間の数となっている。なので、船橋駅、西船橋駅、津田沼駅、その他の駅という中で、勧告した件数が1,546となっている。  3ページになる。こちら参考という中で、指定喫煙所設置候補地をご紹介している。ご存じのように、船橋北口の写真である。赤で塗らせていただいているが、駅の北口を出て右側の公衆トイレのちょっと先になるが、こちらの赤い位置で現在のところ、候補地としている。参考2の指定喫煙所設置による影響調査実証実験の案となっている。位置については先ほどご説明させていただいたところだが、期間についてはおおむね2年間の実証実験を予定している。  設置場所選定基準としては他市の状況を含め、駅からの距離おおむね200メートル以内というところを確認しているところでもあるので、駅からおおむね200メートル以内で喫煙者を誘導しやすいこと、はみ出しで喫煙する者が出ない程度の広さを確保できること、3つ目、検証項目として、2年間の検証の中では、こちら現在の予定となっているが、路上喫煙率及びごみ散乱実態調査喫煙所利用者及びはみ出し喫煙者数調査粉じん濃度測定苦情等件数調査喫煙所を活用した喫煙マナーの周知などを今のところ予定しているところである。  経費については、現在協議等をさせていただいており、設置費用についてはJTのほうで負担していただくようなこととなっている。  喫煙所の構造になる。厚生労働省屋外分煙施設技術的留意事項についてという通知あり、そちらに適合するような形で設計等をする予定である。  候補地として、広さについては約26平米……収容というか喫煙できる方が約22名程度。排煙対策としては、送風機で誘導するような形の中で、四隅をパーティションで囲い、送風についてはアロマ等を流すことを予定している。当然ながら、入り口にはクランクの方式を取り、はみ出さないようにというか、中にちゃんと入った状況喫煙できるような形の構造運用としている。  寸法については、北側が約8メートル、南側が約4.5メートル。奥行き約4.5メートル。パーティションの高さについては約3メートル程度を予定している。  こちらにある写真がイメージ写真というか、一応こういう形で予定していると、ここでお示しさせていただいた。  最後4ページになるが、アンケート調査である。先ほどちょっとご説明したところで、私どもが令和2年1月に調査をした。その中で、このページ4では、Q3、Q4というところでご紹介しているが、3つ目の設問として、罰則を強化し、勧告によらず直ちに過料を科すことをどう思うか、こちらでまとめている。下段のほうは、路上喫煙を減らすことを目的に重点区域周辺──おおむね200メートル以内へ喫煙所設置についてどう思うかという形の設問をさせていただき、まとめたのがこちらの表及びグラフとなっている。  最後になるが、10月15日〜11月14日の間、本条例改正に関するパブリックコメントを実施する。  また、以降のスケジュールについては、令和3年第1回定例会に議案を提出させていただき、議決を得られたら、令和3年4月から周知啓発。6月1日に指定喫煙所の開設。7月1日から間接罰から直接罰へ変更したいと考えている。  条例の一部改正についての説明等は以上となる。    ……………………………………………… [質疑] ◆浅野賢也 委員  この条例改正については、おおむね僕もやったほうがいいと思っているし、進めていっていただきたいと思うが、何点か質問させていただく。  表6で、船橋駅が784、西船が173、津田沼が310ということで、船橋が多い。多分ここ実証実験候補地になったのかなというのもあるが、津田沼北口が310とある。習志野市の管轄のところも入っていると思うので、この辺のデータは、船橋市の部分のデッキの数だけ件数拾っているということか。 ◎クリーン推進課長 委員がおっしゃるとおりである。 ◆浅野賢也 委員  習志野市側のほうのデータとかももらったり……条例のつくりが多分違うと思うので、どうやっているのかは、データ取ったりしているか。 ◎クリーン推進課長 当然ながら隣接しているというところもあるので、習志野市とはいろいろ情報交換している中で、そういう数値もいただいている。  ただ、ちょっと申し訳ない。この場で数字が……ちょっと今持っていない。 ◆浅野賢也 委員  そうすると、310って書いてあるが、もうちょっと津田沼北口の部分については多い可能性が高いということである。船橋駅が特に多い感じになっているが、津田沼も同じような今状態でいるのかなと思う。実証実験が2年間続いて、その後、常設でつくるのかもその後の判断だと思うが、当然、ポイ捨て路上喫煙重点地区で、条例をかけるときにはたばこ吸えるところもしっかり設置するというのが……僕も一般質問何回かやらせてもらったが、必要だと思っている。なので、できれば船橋駅も北口南口両方実証実験してほしいぐらいだが、場所の選定が北口しかできなかったというのは、もう本当に場所がここしかなかったということか。 ◎クリーン推進課長 先ほどの、吸えるスペースの確保、それと、当然ながら私どもも、船橋北口だけではなく、南口津田沼、西船──候補地になるようなところ当たったが、やはりそういうスペースがないという中で、まずはここの位置で実証実験をさせていただき、その後の判断、また、今後2年間、実証実験やっていく中で、北口とか西船橋でそういうスペースというか、候補地がまた出てくるかもしれない。なので、そういうところについては私どものほうも把握というか、漏らさないような形で、実証実験の2年間の効果を基に、ほかにもつくるのがいいのかを含めて検討していくような形になる。 ◆浅野賢也 委員  実証実験やっていくというのは非常にいいと思うが、実証実験する期間が2年というのはちょっと長いかなというのが1つあって、おおむね1年ぐらいやって有効性が確認されれば、津田沼とか西船にも、実証実験でもいいが、設置するような動きもしていただきたいなと思う。あと、喫煙所設置するときに、24時間中で吸える状態で実証実験始めるということだった。そうすると、たばこ火災とか、そういう要因が発生すると思うので、その辺の対策は消防ともお話をしていただいているか。 ◎クリーン推進課長 委員のご説明の中で火の始末、大変申し訳ないが、消防のほうとはあまりしていない。  ただ、安全性も含め、これはイメージ写真という形だが、外からも見えるような形の中では考えているが、火の関係については申し訳ない。 ◎環境部長 今、消防のお話が出たが、他所においてもというご回答になるが、喫煙所について、不必要に燃えてしまって煙が出るようなことは当然想定される。なので、当然水とか用意はさせていただく予定だが、火災事故という想定で喫煙所設置とは考えてないところではあり、そういった中で、必要に応じて消防にも協議というか、この後、設置に向けての必要性の部分、気をつけなきゃいけない部分……これについては確認したいと思っている。だが、現時点においては火災による事故の想定の中で設置は考えていない。  それと、ちょっと補足で、先ほど設置場所に関してのお話幾つかあったが、これに関しては先ほど課長から説明したとおり、他の候補地についてもいろいろ検討した結果としてということだが、やはり一番考えるところは、路上喫煙を減らすこと。それと併せて、好まざる受動喫煙を受ける方ということをやはり一番に配慮しなければいけないと。そういった中では、やはり人の動線が多いところは、それだけリスクが高くなるということもあり、候補地の中には市の用地なんかも……南口についてももちろんあるわけだが、現状、人の動線等も含めた受動喫煙を受けない前提の部分としての設置場所は、現行候補地が一番適しているだろうという判断をした。  そういった中では、先ほどお話しいただいたような効果測定をしていく中で、ある程度、そこを往来する方たちのご意見なんかもいただいた中で、他の候補地への選定をどうするかということも、市で検証した中では、ある程度また市民のご意見等をいただきながら方向性を決めていくことができるのかなと考えているところである。 ◆浅野賢也 委員  火災対策であったり、防犯のことを考えると、終電から始発までの間って開いてなくてもいいのではないかなと思うところもある。  あともう1つ、これは南口の交番の近くにあれば、24時間置いておいても目がかなり利いているので、本当は南口設置していただきたかったなというのもあるが、終電時間がちょっと早くなったりという可能性も今、JRのほうも考えているようなので、夜中喫煙する人というのはそうそういないだろうし、防犯の対策を考えたり火災対策を考えたりする上では、その辺の時間は閉めておいてもいいかなと思う。ちょっと考えていただければなと。 ◆大矢敏子 委員  今、場所についてのご説明があったが、もう一回確認させていただきたい。  いろいろ条件とか提示されているが、自治体の人口だとか、資料、市民アンケート、吸わない人にもアンケートを取っているとかいろいろ出ているが、いろんな候補場所がある中でここにしかというか、ここに設置することしかできなかった大きな理由ってあるか。 ◎クリーン推進課長 今回は、参考でご説明している喫煙所については、約26平米とご説明させていただいている。やはりある程度の規模の喫煙できるスペースの確保という中では、いろいろ検討した中では北口のこちらという形で考え、こういう形で今日ご説明させていただいている。 ◆大矢敏子 委員  そうすると、優先順位は広さということだったのか。 ◎クリーン推進課長 先ほど部長からもお話しさせていただいたところだが、やはり広さだけではなく、動線という形も含めて検討させていただいた中でここに、最終的になっている。 ◆大矢敏子 委員  動線ということだが、この船橋駅北・南で、乗降者数が多い場所はここなのか。 ◎クリーン推進課長 乗降者数としては、津田沼駅、西船橋駅よりも船橋駅のほうが多いと確認している。 ◆大矢敏子 委員  その他のところじゃなくて、船橋も北と南があるが、船橋の南、北を比べて、ここのほうが乗降者数が多いから、ここがサンプル取るのに一番適しているという判断でいいか。 ◎クリーン推進課長 乗降者数で、京成船橋駅のほうから船橋駅のほうに流れてくるという中で、やはり南口のほうが人の流れは多いと思っている。 ◆大矢敏子 委員  しつこいような質問の仕方したが、人の流れというようなことを言った。人が流れているところでサンプルを取るのが私はサンプルの取り方としては最も適するのではないかなと。人の少ないところでどういうサンプル取るんだろうと思った。ここは、本当は浅野さんのエリアなのであれだが、やっぱりたまに利用する側からしてみると、吸っている人たちというのは、人の煙って多分気にならないと思うが、吸わない人のほうが多分気になっているはずである。それで、ここで2年間もやられると、吸わない人は2年間そのサンプル取るために我慢しなきゃいけないということの影響が出るのではないか。サンプルは効率良く、長くやってりゃいいものではないと1つ思うのと、人がここは少ないから、2年ぐらいやらないとサンプリングできないのかと。悪く悪く、物の考え方すると、そんなことにもつながっちゃうのではないかなと感じているので、今みたいな質問している。表4で人口の割合を出されているが、人口じゃなく、そこの駅をどれだけの人数が乗り降りしていて、さらにどの窓口でもって過料とか勧告を受けてるような人がいるのか、その割合の多いところでやってこそ、サンプルを取る意味があるのではないか。広さと置ける場所だけを優先するからここになったのではというような感じがしなくもないから、こういうことを言っている。  それから、広さでもとおっしゃっていたが、この広さを決めたのはコロナ前の話ではないかと思うが、コロナ後の数で、このスペースで22人が適当という数の判断という理解をしてよろしいか。 ◎クリーン推進課長 現状で予定しているのは3年6月、現状コロナ禍という中で、開設する開設しない……その時点で、状況によってはというのはあるが、22人というのはコロナ禍ではなく、通常の状況の中で22名の方が吸えるスペースと考えている。 ◆大矢敏子 委員  だとしたら、コロナを受けて、この中に入る人数の最も適した数は何人になるのか。 ◎クリーン推進課長 参考の3の右のところでもお示ししている。丸が11というような形だが、先ほどもちょっとお話ししたが、状況によってこの辺の喫煙者数喫煙状況から、入り口での順番待ちになってしまうかもしれないが、中に、灰皿の数だとか吸えるような状況というのもお示ししながらやっていく……喫煙していただくような形になる。 ◆大矢敏子 委員  では、22人入れるところを11人にしているから、一応コロナ対策にはなっているよということか。外で待ってもらうというような言い方をしている。皆さんちゃんとお行儀よくやってくれることが前提なんだろうとは思うが、逆にコロナで、大きいスペースを取って11人しか入れないから、吸う人が、通る人が少ない、ここでよかったと、いい方向に判断するとそうなるが、本当に南口からここに流れてきて吸うかというのが疑問なので、その辺の人の動線、ここだけのチェックではなく、南からこっち──京成のほうの人たちがここへ流れてくることもきちっとこの調査の対象に入れておかなければいけないのではないか。やり始めればいろいろ問題点も出てくると思うので、それはそれなりに、その場に合わせていろいろ考えて早期に改正し、吸う方、吸われない方どちらにもメリットが多く出るようにちょっと頑張ってやっていただきたいと思っている。だが、それを考えても2年は……もっと早くいろんなところでいいサンプルを取ったほうがいいのではないかということを申し添えておきたい。 ◆神田廣栄 委員  関連したことだが、今、大矢委員から南口からの心配もしていたが、自分の立場でいけば、北口のここにあるとなれば、電車で来たとき行く。駅降りて、やっぱり即吸いたいときってある。それはそれとして、そこの設置場所というか、土地じゃなくても、以前、本会議でも言ったことがあるが、ビルの1室を借りるとか、いろんな方法・手段あると思う。あそこにフェイスも南口にあるが、できれば1階が……安全面考えりゃ1階がいいんだろうが、最悪は1階でなくても、空き室を借りてやるとか……土地があれば一番いい、そういうのがあれば。費用もJTのほうで大体今なら負担してくれると思うので、別に土地じゃなく、南口津田沼、西船に関しても空きビル……200メーター以内ぐらいを目安にして探すのも1つではないかなと思うので、そういうことも念頭に置いてやっていただきたい。 ◎環境部長 今お話しいただいたようなビルの1室、確かに環境部でも、今回設置場所を検討するに当たり、駅周辺の空いてるスペースも検討の中身には入れ、検討した。  設置場所としての適当な候補地がなかったことも事実だが、1番に、問題はまずそこに対して有償での貸与を受ける必要があることと、ある程度排煙に対しての構造的なものを設置しなければならない。もともとあるところはいいが、そういった状態が、やはり建物の中につくるところでは課題として大きくあるなとは認識している。  それと、JTの話をさせていただくと、JTでは屋内でというのは基本的に想定していないところがあり、今回、アンケート市民の方、利用者の方にも取らせていただいたが、公費をもっての設置はいかがかとお話もいただいた。やはり効果をきちんと市として説明できる状態においては、そういった方向性もないことはないと思うが、現時点において、まず設置をし、効果検証して路上喫煙を減らすことと、ポイ捨てを減らすことに対しての効果検証をさせていただきたいと思っている。  それと、2年というお話先ほど来出ているが、やはり半年──6か月をめどに検証していく予定なので、その中でアンケートも含めて、駅利用者、あるいはその粉じん調査がどういう状況にあるのかについては、必要に応じて逐次委員会の中でも報告させていただきたいと思っている。なので、まず一旦は2年間をめどにとさせていただく中で、場合によってはそれを待たずしてということも想定をしながら検討していきたいと考えている。 ◆神田廣栄 委員  終わったつもりだったが、今、ちょっとお話あって、部長の意見じゃなく、公費を使うものはいかがなものかという人がいたとかいないとか……冗談じゃない。税金払っている……私たちみんな、たばこ吸う人はそう思っている。年間35億円から40億、市に税金を納めているわけである……この議員だけじゃなくて。そういう人たちに還元するのは当たり前だと私は思うので、そういう人の意見はあまり参考にしないでいただきたい。(笑声)気持ちは分かるが。 ◆滝口宏 委員  これから喫煙所実証実験が始まるということで、その中でいろいろ出てくるのではないかなと思うが、1つ気になったのが、今回、喫煙所の中のたばこのごみとかは1日何回か取りに来るのか。誰が来るのか。 ◎クリーン推進課長 当然ながら、たばこのかすを回収しないといけないわけだが、回数とかその辺については、大変申し訳ないが細かいところはまだ……ただ、2年間の実証実験の中では、JTのほうで清掃していただけるような形で考えている。 ◆滝口宏 委員  そうすると今、喫煙所の中で22人か。コロナ対策もするから少なくなるということだが、かなり人があふれちゃうのではないか。それで、よく喫煙所周りが、中に入れないからと、周りで吸った人がどんどんどんどん灰を捨てていっちゃうと思う。そういう対策とかはこれからだと思うが、今現在何か考えられていることはあるか。 ◎クリーン推進課長 当然ながら、私どものほうのパトロールというか、指導員巡視員、その辺で、中でと促すような形にはなると思うし、当然ながら、直罰になると過料が発生するので、そういう中で順番を待っていただいて、中で吸えるような状況で吸っていただきたいと考えている。 ◆鈴木心一 委員  船橋市も条例改正をして路上喫煙防止をしていこうということは、私どもも前向きに捉えている。直接罰への改正方向にいく中で、他市でも違反者数が減少をしたとことで取組を始めていきたいということだと思うが、お示しいただいた表5とか見ると、自治体の違反別者数が出ている。船橋市の現状としては数が多いのでということだが、部長がおっしゃっていたように、路上喫煙防止とかポイ捨ても抑止していきたいと。受動喫煙も受けないようにしていくためであるとのことなので、取組があるわけだが、今、船橋市で2,060人ぐらいいらっしゃるよというデータだが、取組の中でどのくらいまで違反者数を抑えていこうという、今のところ目標というか、考え方はあるか。 ◎環境部長 まず今回、資料の中には入れなかったが、直近で、流山市がやはりうちと同じように、平成30年4月から間接罰から直罰化に切り替えている。この効果としては、それまで178名……それほど多くないが、切り替えた効果としては、約半分の85名に翌年なってるということなので、本市としても、直罰化に切り替えることによっての効果としては50%以上を望むと考えているところである。 ◆鈴木心一 委員  こうやって直接罰を周知をしていきながら導入し、実証実験もしていく中で、大体半分ぐらいを目指していきたいというお考えである。  こちらの表5を見ると、他市、大体10年以上取組のようである。だから、流山の、直接罰を入れて大体半分ぐらいになったと……1年ぐらいか。といったことだが、そういった抑制のためにも直接罰以降の取組も必要なのかなと考える。他市はもう10年ぐらいやっているからそういう活動に実績があるのは考えられるが、そのような調査とか、直接罰を入れた以降、市としてもこうやっていこうかという取組の考えはあるか。 ◎環境部長 まず、先ほどお話ししているとおり、この喫煙所利用者、あるいは駅利用者に対するアンケート調査は実施する予定だが、その中で、まず、直接罰に切り替えることの効果については、喫煙される方本人と併せて、その周りにいらっしゃる方に対しての周知も含めた中で抑止効果を望むところだと思っている。そのために路面シートなんかも、現状使っているものをある程度大きなもので、もうちょっと目立つものとして、駅──特に重点区域の周辺地については貼っていくことで、そもそもそこで路上喫煙していた方が吸いづらいというか、周りの方の目を気にするような状態にすることが一番重要だと考えている。  そういった中で、これまで間接罰では、例えば、注意をされたらやめればいい。その後また吸う、ということが繰り返されてきた状態に現在あるわけだが、そういった状態を切り替えることによって、吸われる方だけでなく、駅周辺全体の意識向上を図っていかないと、効果にはつながっていかないと思っている。なので、先ほどお話しした周知啓発も含め、今回切り替えることによって、特に重点区域内の周知啓発を十分にやっていくことが必要だろうと考えている。 ◆坂井洋介 委員  喫煙所送風機設置するというようなことが資料に書いてあるが……少しイメージが湧かなくて。これは屋外に設置して、そこにファンをつけるということか。室内だと換気扇から出ていくようなイメージは何となく立つが、屋外にこれを設置して、その効果がどうなるのかが分からないので、ちょっとこの辺詳しく説明していただきたい。 ◎環境部長 設置場所については、喫煙所内に送風機設置し、イメージとしては送風機を、中の煙をなるべく周りに出ないように、送風機によって、中心部に集めると。壁を当てながら空気を回して上空に逃がすというものであり、あくまで建物内の、3メーターの壁面での喫煙所になるが、壁面上部内側に設置し、中の空気を回す構造で考えている。 ◆坂井洋介 委員  分かったような、分からないような。その横を普通に市民が通っていっても、煙が上に行くから、横には流れないと。何となく、壁に当たってまた跳ね返ってこないかなという心配をしちゃうが、大丈夫なのか。 ◎クリーン推進課長 部長から説明したように、送風機設置して、中で壁に当たっても、それが中で流れていくような形……今回お示しすればよかったが、流れがあって、風は外に出にくいという形で考えている。 ◆坂井洋介 委員  今後直接罰になっていくというようなお話があったが、その中での喫煙の定義ってどうなるか。たばこといってもいろんな種類のたばこがあるようで、ちょっと最近のたばこについて、私はあんまり詳しくないので分からないが、従来の紙で巻いていてフィルターがついていてライターなどで火をつけて吸うものと、そうでなくて、今は、電子で加熱をして吸うものとか、蒸気でとか、ガムとか──いろいろあるらしいが、何をやったら直接罰になるのか。 ◎クリーン推進課長 最近はやってる電子たばこをおっしゃってると思うが、路上喫煙については、電子たばこは当てはまらない。  ただし、その電子たばこを吸った後の吸い殻を捨てるようであれば、当然これはポイ捨てという形になるので、直接罰の対象になる。 ◆坂井洋介 委員  電子たばこについても多分、多少は影響があるのではないか。受動喫煙的なものの考え方でいくと、その辺はどう考えているのか……市としては。 ◎クリーン推進課長 電子たばこ……ニコチンだけは入っているという中では影響があるかもしれないが、現状、路上喫煙という中では、火のついたたばこ、当然ながら、周りの人への煙もそうだが、火がついているとやけどという視点からも含め、電子たばこについては対象にしていないというか、喫煙所内で吸わなくちゃいけないような位置づけとしては考えていない。 ◆坂井洋介 委員  多分、日進月歩でいろいろたばこも変わっていくのかなとは思うが、そういう中では、今回、喫煙所にしても2年間という期間があったりするが、新たな見解の──新しい種類のたばこが出てきたりということがあったときに、随時、見直しを行う予定か。確認で伺う。 ◎環境部長 先ほど来のお話については、健康増進法との関連がすごく強いと考えている。  そういった中、電子たばこについては本来対象ではないが、やはり吸う場所としては喫煙所を利用していただくことが必要だろうと。これは絶対条件ではないということではあったとしても、そこに対して、通常の路上で吸われるということは、やはり市としても、方向性としては、これがポイ捨てにつながる可能性も高いこと、あるいは、そこで吸ってることをもって、火をつけるたばこもいいようになってしまってはよろしくないことから、今後直罰に向けて、電子たばこの取扱いということは改めて検討していかなきゃいけないと。  それと、坂井委員からお話のあったとおり、いろいろな解釈──法改正も含め、見解が示される。そういった中では当然、市としての対応もそこに合わせてく必要がある。なので、その点については、他市状況とか、そういう法令関係も含めて示されたものを基に市としてどうしていくのか、改めて検討していきたいと考えている。 ◆坂井洋介 委員  最後に、重点区域喫煙所を設けることと併せて直接罰をすることになっていくと思うが、重点区域といわれいてるような本市の主要駅──船橋駅、西船、津田沼以外でも、結構たばこポイ捨て、または駅のメインストリートでは吸わないが、1本裏通りを入ると通勤通学の時間帯に吸っている人が多いというようなお話も結構聞くし、私も見かける。こういった主要駅での取締りを強化すると、逆にそれ以外のというか、駅での喫煙ポイ捨てが増えるというようなことも一方では心配されるのではないかと思うが、その辺については何か検討されているか。 ◎クリーン推進課長 当課の職員が重点区域及び重点区域以外のそういうような喫煙をしているというような情報なんかもあれば、それは当然ながらパトロール、そういう中で私どものほうで指導する──吸わない、吸っちゃいけないということの知らしめは当然していきたい。今もしているし、今後も継続していきたいと思っている。 ◆神田廣栄 委員  今、坂井委員の流れだが、私は紙ずうっとやっているが、電子たばこは1回もやってない。たばこは吸わない人から見たら、電子たばこも紙たばこも分からないのではないか。電子たばこはオーケーとなったときに、大分混乱を招くのではないかと思うので、その辺はよく整理して、全部禁止にするとかも含めて検討していただきたい……それはいい……それで今、質問したかったのは、今度、間接から直罰になる。そうすると、人間いろんな人いるから、変な話、手を上げる人もいないとも限らない。駄目、もう過料とやったときに監視員さんというか、名前分からないが、その人たちの身の安全とか、保全できる何か方法というのは考えているか。他市はどうやってるのか含めて、ちょっと分かれば教えていただきたい。 ◎クリーン推進課長 今おっしゃったとおりである。もう直罰をやっている市川市だとか千葉市も含め、直罰しているところでどういうようなことが……今、手を上げるとかいろいろあったが、そういう形での対応方法とか、そういう状況を確認しながら、私どものほうは私どものほうで、それを参考にしたマニュアル等を作って対応していきたいと、現時点では考えている。 ◆神田廣栄 委員  警察ではないので、回る人は弱い立場なわけである。だから、そこに何かもうちょっと強い権限を持たせるとか、警察と一緒に回るわけにいかないだろうから……年がら年中。その辺も十分に検討していただいて、大ごとにならないように……必ず起きる問題だと思うので、よろしくお願いしたい。 ◆米原まさと 委員  JTのほうで2年間、実証期間の間は費用を全部持ってくれるような書き方だと思うが、2年後というのは、おぼろげながらJTが幾らか出してくれるか。JT側では2年後についてのお金をどのように出すのか、もし続けるとしたらそういうのはもう算段しているのか。市のほうでこれだけ出費が増えるとか、そういうことをお教えいただきたい。 ◎クリーン推進課長 一応、JTとの協議の中では、2年間というような形で今なっている。だから、2年後なり、それ以前なり含めて、撤去するとか、その辺の話も当然協議していかなくちゃいけないところだが、そのまま仮にあったとして、ランニングコスト──清掃とか送風機に使うアロマとか、そういうようなのについては一応2年間というような形で今話し合っているところである。 ◆米原まさと 委員  恐らく今の議論の流れだと、半年ごとに見直しながら2年後という話だと思って、もし西船だったり津田沼だったり設置して、それ全部船橋市で持つといったらある程度の金額……毎回相当たまるので、吸い殻、そこら辺は今のうちからある程度算段しとかないといけない。もう1点、これは多分取れないし分からないと思うが、当然喫煙所増えれば吸う本数は増えるわけで、微々たるものかもしれないが、税収は増えるとは思う。例えば、近くのコンビニでこれだけ売上げ上がっている。設置することによってどれぐらい収入が入るよ、というのが見えたり、統計取ったり、データだったりというのはないか。 ◎環境部長 まず、税収の話から。税収に関してどれほど喫煙所設置が影響出るかということに関しては皆目、現時点においては予測は立たない。近隣のたばこを売っているお店のたばこの売上げはどうなるか、ちょっと私どもそこの視点を欠いていたので、そういったところについては改めて近くのコンビニエンスストア等についても聞いてみたいと思うところである。  それと、ランニングコスト等のお話については、今回モデル的に、2年間というお話をさせていただいているが、ご存じの方もいらっしゃるかと思うが、千葉市が海浜幕張駅に設置を2年前の9月から設置し、ちょうど今年9月が2年を迎え、千葉市の海浜幕張駅設置の分については継続設置が決定していると聞いている。2年間について、JTのほうである程度費用を持った中で、10月以降分については市のほうで、設置は必要ないわけだが、維持管理に関しては予算を取って設置方向性で進んでいるとは聞いている。  本市についても、先ほど費用面のお話があったが、一応、清掃費であったり多少の電気代であったりというものがかかってくるので、これについてはある程度試算はしているところだが、その辺は、ちょっと状態によって変わってくる。あるいは、先ほどお話のある、たばこの吸い殻の量によって、清掃活動をどれぐらい入れるかによってもちょっと金額が左右してくるので、その辺は設置後の状態を見て、ある程度費用についても改めて検討する必要があるかなと思っている。 ◆米原まさと 委員  もう1つ。先ほど駅周辺の……と坂井委員もおっしゃられていたが、ほかの駅って、船橋、たくさん駅あると思うが、実際、駅あると、ポイ捨て、吸い殻って多い。これは、大きい駅──主要駅を中心に話を進めていると思うが、2年後、さらに検討していく中で、この流れだと、各駅まで話がいくというのは大分先になってしまって、喫煙所設置しろということではなく……もちろん設置するのであれば検討はいただきたいが、現実、ポイ捨てに対して、別方向から何かしら手を打っていかないと、もう吸い放題、捨て放題に近い状態になっている。なので、この流れとは別に、船橋市としてポイ捨てをどのように対策していくのか。ポイ捨てたばこだけじゃなく、もちろんごみもそうだが、そういったことも考え、別に考えて進めていただければと思うので、よろしくお願いする。 ◆浅野賢也 委員  坂井委員と神田委員受動喫煙お話をしていただいたが、もともと環境部で、クリーン推進課で出している条例なので、もともとのつくりが環境美化というところから来ており、このつくりになってる。火のついたたばこが、歩いている子供の目に入るといった観点から、電子たばこであったり、加熱式のたばこは、船橋は路上でも認められている。部長おっしゃってたとおり、健康増進法の観点からいくと、受動喫煙のことも考えていったほうがいい。坂井委員が言ったとおり、加熱式のたばことかの受動喫煙というのも結構有害性は今いろんな研究されているので、ちょっと健康・高齢部ともお話ししていただいて、条例をつくるときには、受動喫煙の観点から、加熱式のたばことか電子たばことかも路上喫煙の規制の範囲に入れるのも必要かと思うので、ぜひちょっと検討していただきたい。 ○委員長(高橋けんたろう) 他に質疑はあるか。      [「なし」と呼ぶ者あり]
    委員長(高橋けんたろう) なければ、質疑を終結する。  以上で、本件を終了する。    ────────────────── ○委員長(高橋けんたろう) 他に委員の皆さんから何かあるか。      [「なし」と呼ぶ者あり] ○委員長(高橋けんたろう) これをもって本委員会を散会する。          11時01分散会    ────────────────── [出席委員]  委員長   高橋けんたろう(市民民主連合)  副委員長  小平奈緒(自由市政会)  委員    米原まさと(自由市政会)        大矢敏子(自由市政会)        鈴木心一(公明党)        鈴木いくお(公明党)        神田廣栄市民民主連合)        浅野賢也(自由民主党)        滝口宏(自由民主党)        坂井洋介(日本共産党) [説明のため出席した者]  御園生環境部長  岡田クリーン推進課長(参事)   その他課長補佐、係長 [議会事務局出席職員]  委員会担当書記 高橋議事課議事第二係長          佐藤議事課主事...