船橋市議会 > 2020-06-08 >
令和 2年 6月 8日予算決算委員会全体会−06月08日-01号
令和 2年 6月 8日会派代表者会議−06月08日-01号

  • デジタル教科書(/)
ツイート シェア
  1. 船橋市議会 2020-06-08
    令和 2年 6月 8日予算決算委員会全体会−06月08日-01号


    取得元: 船橋市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-25
    令和 2年 6月 8日予算決算委員会全体会−06月08日-01号令和 2年 6月 8日予算決算委員会全体会                                    令和2年6月8日(月)                                          午後1時                                          本会議場 [議題] 1.付託事件の審査(討論・採決) ┌──┬─────────────────────────┬────┬──────────────┐ │順序│           件名            │審査結果│      備考      │ ├──┼─────────────────────────┼────┼──────────────┤ │ 1 │議案第3号 令和2年度船橋市一般会計補正予算    │ 可決 │(は組替= みら は 今     │ │  │                         │    │(「民主」の神田廣栄は可決) │ │  │                         │    │可決 = 自由 公明 民主    │ │  │                         │    │    自民 共産 真政    │ │  │                         │    │    みら 小 今      │ ├──┼─────────────────────────┼────┼──────────────┤ │ 2 │議案第4号 令和2年度船橋市公共用地先行取得事業特 │ 可決 │可決 = 自由 公明 民主    │ │  │      別会計補正予算             │ (全) │    自民 共産 真政    │ │  │                         │    │    みら は 小 今    │ ├──┼─────────────────────────┼────┼──────────────┤
    │ 3 │議案第15号 専決処分の承認を求めることについて  │ 承認 │承認 = 自由 公明 民主    │ │  │      (令和2年度船橋市一般会計補正予算)  │ (全) │    自民 共産 真政    │ │  │                         │    │    みら は 小 今    │ ├──┼─────────────────────────┼────┼──────────────┤ │ 4 │議案第16号 専決処分の承認を求めることについて(令│ 承認 │承認 = 自由 公明 民主    │ │  │      和2年度船橋市一般会計補正予算)    │ (全) │    自民 共産 真政    │ │  │                         │    │    みら は 小 今    │ ├──┼─────────────────────────┼────┼──────────────┤ │ 5 │議案第17号 専決処分の承認を求めることについて(令│ 承認 │承認 = 自由 公明 民主    │ │  │      和2年度船橋市一般会計補正予算)    │ (全) │    自民 共産 真政    │ │  │                         │    │    みら は 小 今    │ ├──┼─────────────────────────┼────┼──────────────┤ │ 6 │議案第18号 専決処分の承認を求めることについて(令│ 承認 │承認 = 自由 公明 民主    │ │  │      和2年度船橋市国民健康保険事業特別会計 │ (全) │    自民 共産 真政    │ │  │      補正予算)              │    │    みら は 小 今    │ └──┴─────────────────────────┴────┴──────────────┘    ………………………………………………………………………………………………          13時00分開会 ○委員長(鈴木和美) ただいまから、予算決算委員会全体会を開会する。    ────────────────── △委員会の進め方等について ○委員長(鈴木和美) 本日の議題はお手元に配付したとおりである。  付託事件の審査については、お手元の討論・採決順序表にしたがって討論、採決を行う。なお、議案第3号については、1件の組み替え動議が提出されているので、お手元の議案第3号の審査についてのとおりに行う。  また、採決については、賛成の方の挙手を求める。挙手されない方は反対とみなすので、ご注意いただきたい。    ────────────────── 1.付託事件の審査(討論・採決) △議案第3号 令和2年度船橋市一般会計補正予算 ○委員長(鈴木和美) 本案に対しては組み替え動議が提出されているので、組み替え動議と本案を併せて議題とする。  まず、組み替え動議提出者の説明を求める。  はまの太郎委員。      [はまの太郎委員登壇] ◆はまの太郎 委員  組み替え動議を提出させていただいたので、その提案理由についてご説明させていただく。  活用の仕方が明確に定まっていない中での市内全小中学校、特別支援学校児童生徒分情報機器端末の導入に向けては、その必要性について疑念があるので、この組み替え動議を提出させていただいた次第である。  ご審議のほど、よろしくお願いする。    ………………………………………………      [組み替え動議に対する質疑] ○委員長(鈴木和美) 坂井洋介委員。(拍手)      [坂井洋介委員登壇] ◆坂井洋介 委員  今回の組み替え動議についての質問をさせていただく。  提案理由の中では、活用方法が明確に定まっていない中での、この機器の導入についてはその必要性に疑念があるという理由が述べられていた。このGIGAスクール構想についてだが、私どもは、コンピュータ端末での学びの分断とか、集団の中で学び育つという学校教育の在り方が壊されるという懸念を示してきたところではあったが、新型コロナウイルスの感染の拡大によって、局面というか、考え方とかが変わってきているのかなとも考えるところではある。  そういった中で、この組み替え動議の提出者においては、活用の仕方が明確にこうだと定まっていればいいというか、定まってないから組み替え動議提出するのだが、これはオンラインで活用するとか、持ち帰るとか、家でのそういった環境もきちんと整っていくという使い方が、明確に示されていれば賛成できるというものなのかを伺いたいと思う。      [はまの太郎委員登壇] ◆はまの太郎 委員  活用の仕方が明確に定まっていれば、導入についてはいいのかということだが、今回のICT機器の整備に限らず、予備費以外のあらゆる予算は、使途が基本的に明確であることをもって議決する、そういうものであると思う。コロナの関係で家庭学習のための支援を要する方々には、こういう予算で機器を整備することも必要なのではないかというお考えももちろんあると思うが、緊急時の家庭学習環境整備については、この予算とは別に文科省が家庭学習のための通信機器整備支援事業を設けて、ルーターの整備支援のための事業費とかを設けているので、こういう形でこういう予算を活用してやればいいかなと考えている。    ……………………………………………… [討論] ◆岩井友子 委員  【原案賛成組み替え動議反対】本補正予算は、新型コロナウイルス感染症への対応として、住居確保給付金の増額、学校のタブレット整備の増額、丸山の公園用地取得手数料、災害防止のための調査委託料、そして、重度心身障害者医療費助成額の増額が盛り込まれている。  重度心身障害者医療費助成については、身体、知的、精神、3障害のうち、精神だけが対象から除外され差別的扱いとなっていた千葉県の障害者医療制度に、ようやく精神障害が加わる制度改正に伴うもので、その面では大きな改善となるものである。  しかし、同時に、これまで県の制度で対象外となっている65歳を過ぎて新たに障害者になった方を、県事業の上乗せとして船橋市が独自に助成してきた部分を廃止することが盛り込まれている部分については同意できないということは明確にしておきたいと思う。  補正予算全体としてはいずれも必要な事業であるので賛成するものだが、総括質疑でも指摘したとおり、急を要するコロナ患者を受け入れた病院への保障、生活困窮する独り親世帯子育て世帯への対策は、一刻も早く船橋市独自でも追加補正を行うことを求める。  さらに、学校再開過重負担となっている学校現場に人やものともに増やし、子供の安全と学びを財政面から確保すること、受診抑制や受給抑制で困難となっている医療・介護・福祉事業所への支援、これまでの支援策のはざまとなり、支援を受けられていない、もしくは支援が不足している中小零細業者への対策も必要である。様々な分野でさらなる船橋市の予算措置が切実に待たれており、早急な追加補正を行うことを強く求める。  さらに、約3万3000台のタブレットをリース契約するICT整備費について、2点申し上げる。  1つは、子供の教育環境に大きく関わる政策の決定を単なる事務機器の契約と同じ扱いにして、総額について議会に諮らないというのは、長期継続契約の条例の濫用であり、財政民主主義に反するので、執行する前に債務負担行為として提案されるよう求めたいと思う。  もう1点は、本補正が新型コロナによる学校休業から、今後もこうした事態に備え、1人1台の端末や家庭でもつながる通信環境を整備し、緊急時においてもICTの活用により全ての子供たちの学びを保障できる環境を早期に実現するため、国の第1次補正予算GIGAスクール構想を加速する予算が盛り込まれたのを受け、船橋市として予算化したものである。  ところが、タブレットの運用についてはこれから詳細を決めていくということで、子供たちタブレットを家庭に持ち帰る運用にするのかどうかもはっきりしなかった。  また、緊急時に家庭でのオンライン学習に活用するためには、タブレットの整備だけでなく、児童生徒の家庭での通信環境の確保は欠かせないものだが、今回の補正には盛り込まれていない。専決処分で行われる通信機器の貸出しも、中学校3年生と小学校6年生までで、緊急時に全ての児童生徒が家庭でのオンライン学習で学びを確保するという体制にはなっていない。コロナ対策を名目に、学校の中だけのオンラインの体制を整えて済ますようなことは許されない。来年3月からのリースなので、家庭学習での活用とそのための通信環境整備についても早急に検討されるよう要望する。  組替え案については、コロナ対応ではオンライン家庭学習を確保するため、国の補正予算を活用することを、私たちは認める立場である。提案者の詳しい運用について明確になっていないという指摘は、それはそのとおりだと思うが、コロナ対応として家庭学習オンライン体制は必要だと考えているので、賛成できない。 ◆朝倉幹晴 委員  【原案反対組み替え動議賛成】議案第3号令和2年度船橋市一般会計補正予算については、生活困窮者のための住宅、住居確保給付金、並びに重度心身障害者医療費対象者変更、これらは非常に必要な施策だと思っている。  そして、予備費の確保なども当然必要な施策だと思い、全体的には賛成だが、やはりGIGAスクール構想における端末整備の前倒しに関しては、非常に重要な論点であるにもかかわらず、いまだ運用の部分がはっきりしてない。やはり、この間の経験で、大学生は、例えば、大学から貸与された端末できちんと共通の家庭学習ができるような保障がされている大学もある。  しかし、船橋の今回の補正予算に係る構想の中では、今のところは自宅持ち帰りはないという話になっており、その検討もする雰囲気も文教委員会では考えられたが、今のところは持ち帰りではない。学校の中だけで使う状況であり、様々運用面で煮詰まってないところがある。やはり非常に多額な経費をかけるものであるので、ここら辺についてはもう一回、きちんと整理して出し直すべきだということで、この点のみに限っては今回決めるのは拙速であろうということで、組み替え動議に賛成する。 ◆木村修 委員  【原案賛成組み替え動議反対】本予算は、GIGAスクール構想の1人1台端末の実現を目指すための事業で、令和5年度の達成を目指してきたが、政府は新型コロナウイルスへの対応としてまとめた緊急経済対策に、GIGAスクール構想前倒し実施等の施策を盛り込んだことで進められている事業である。  私は第1回定例会の議案質疑において、1人1台のPC、タブレットというのは、それを使った授業をするということはもちろん、それを使うスキルを身につけるものであると申し上げた。  また、私たちの子供の頃とは全く状況が異なり、今の児童生徒は生まれたときからデジタル機器が当たり前の中で育ってきた。機器が使いこなせて当たり前の時代である。  しかし、様々な家庭環境の中、十分に活用するチャンスがなかった児童生徒もいるだろう。そういった子供たちが、将来、それが理由で社会で取り残されることのないよう取り組んでいただきたいと要望もさせていただいた。  この1人1台の前倒しは、この様々な家庭環境の中、十分に活用するチャンスがなかった児童生徒にも、そのチャンスが開かれる大事な予算である。新型コロナ等状況はいろいろあるが、私は前倒しになったことは大歓迎である。  ただ、本来であれば、令和5年度まで、学年ごとの指導方法、使用するソフトウエアなど順次整備していく予定であったものまで、現状はハードの導入と同時に進めなければならないわけである。現場の混乱は十分に想像がつく。  その中、やはり私が1定で要望させていただいた、この事業に熱意を持って取り組んでいる若手職員の意見もよく聞いて選定してもらいたいということについても、実施をされている。これまで市内のICT推進の取組を最大限に生かせるように体制づくりをしていると確認させていただいた。  GIGAスクール構想は、文科省のロードマップには、全ての授業で1人1台環境でデジタル教科書をはじめとするデジタルコンテンツをフルに活用、また、教師の指導や児童生徒の学びを支援する観点から、学習ログを活用、多様な子供たちを誰一人取り残すことなく、個別最適化された学びの実現とある。この多様な子供たちを誰一人取り残すことなく、個別最適化された学びの実現に期待をし、原案に賛成をする。  組み替え動議には、活用の仕方が明確に定まっていないことが提案理由として挙げられているが、活用の仕方はハードの導入と並行して検討されているところである。活用の仕方を明確にしてから端末の導入ということでは、国の支援も受けられない上、他市に大きく遅れを取ってしまうことは明らかである。  申し上げるまでもなく、このGIGAスクール構想前倒し事業は全国一斉に行われており、いかに良いものにしていくか、現場は競争をしているような状況である。もともと取り組んできた自治体は非常に有利であるし、先行している。他市に負けない良い仕組みをつくること、それは船橋市の児童生徒のためだが、これまでの知見を最大に生かし、良い仕組みをつくっていただきたいと要望するものである。  このようなことから、組み替え動議には反対をする。  今後、実際に端末を活用する上で、教員が授業に集中できる環境をつくるために必要な人員、ICT支援員やスクールサポートスタッフなどの適正な配置も検討・推進いただくことを要望する。  その他の、これは議案第15号にも関わるが、民生費の住居確保事業費については、新型コロナウイルス感染症拡大の状況を踏まえ、新型コロナウイルス感染拡大の影響で事業を営んでいた方がやむなく事業を廃止した場合や離職と同じ程度の状態にある方も対象として、家計の急変に対応できるものに要件を緩和した。対象者が拡大され、助かる市民も多いと思う。  また、丸山牧の里公園の用地購入に係る不動産登記手数料等を含んだ土木費だが、丸山牧の里公園はこれまでも地域の方から愛されてきた公園であり、船橋市として購入できるのであれば、ぜひ購入すべきものと考える。  いずれも必要な予算であり、賛成をする。  この賛成をもって、丸山牧の里公園の予算については関連のものも賛成とし、割愛をさせていただく。  その他の事業についても必要な予算と考え、賛成とさせていただく。 ◆はまの太郎 委員  【原案反対組み替え動議賛成】原案は、GIGAスクール構想端末整備の前倒し以外の部分については、いずれも市民生活に直結する必要な、そして緊急にやらなければならない事業であると考えている。  しかし、GIGAスクール構想の前倒しの部分については、そもそも国が補助額として示している1台当たり4万5000円で収まる機器の整備というのも可能であると思う。そのモデル例も国は示しているが、うちはその額を超える自治体の持ち出し分を含む機器整備をしようとしているわけである。  その国が示している補助額のうちに収まるもので授業の活用として十分ではないかと言えば、どういうふうに運用するかが定まっていないからはっきりしないと。にもかかわらず、導入はしようとしているという状況である。  緊急時の家庭学習の支援については、今回、令和2年度の補正で、文科省が別の事業で学校からの遠隔学習強化の事業とか、家庭学習のための通信整備機器の支援に要する費用は補正で設けているので、こちらを十分に活用して市で事業化すれば、家庭学習に支障を来すことはないかと考えている。 ◆石川りょう 委員  【原案賛成組み替え動議反対】議案第3号船橋市一般会計補正予算で計上されている生活困窮者自立支援事業障害者医療費都市公園用地購入費宅地耐震化推進事業費ICT機器整備費学校運営費、そして、予備費の全ての費目が必要な事業であると考える。  ただ、教育費のうちの小学校と中学校、そして、特別支援学校学校管理費であるICT機器整備費については、我が国政府の推進するGIGAスクール構想の前倒しであり、急遽予算計上をしたためか、文教分科会において、中身が見えづらい予算審議となった。特に、タブレット端末を用いた授業の効果、タブレット端末を全児童生徒に持たせる必要性、教職員の研修、導入するための組織づくりなど、この予算が必要であることについて、納得できる答弁はなかった。市内では、モデル校が既にタブレット端末を導入した授業を行っており、知見の集積はできているはずなので、分科会での質疑に適切に、十分に答えられなかったことは遺憾である。  しかしながら、児童生徒たちに1人1台のタブレット端末の所持、そして、通信環境を整えることは、長期的に本市、そして、我が国の将来にとって有意義なことであると考える。短期的にも、これから発生するであろう、そしてそれを見越しておかなければならない、新型コロナウイルス感染症の第2波、第3波の対策としても有効であると考える。そうであるからこそ、なおさら導入した際の有効な使い方やそれを考える組織づくり、効果的なカリキュラム、達成目標などを、今からでもしっかりと考えておく必要があると思う。  5年間の総額で約45億円という多額の予算の一部を可決することになる。原案に賛成する立場としては、議会、文教委員会は、児童生徒たちタブレット端末を存分に活用できるよう、今後も詳細に報告を受け、しっかりと議論、チェックしていかなければならないと考える。    ………………………………………………      [組み替え動議の採決]  賛成少数のため、否決すべきものと決した。(賛成者 神田廣栄池沢みちよ朝倉幹晴・はまの太郎・今仲きい子委員)    ……………………………………………… [採決]  原案は、賛成多数で可決すべきものと決した。(賛成者 大沢ひろゆき・林利憲・米原まさと・小平奈緒・藤代清七郎・滝口一馬・島田たいぞう・渡辺賢次・川井洋基・大矢敏子・中村静雄・上田美穂・鈴木心一・桜井信明・木村修・松橋浩嗣・橋本和子・藤川浩子・石崎幸雄・松嵜裕次・鈴木いくお・宮崎なおき・高橋けんたろう・三橋さぶろう・岡田とおる・つまがり俊明・浦田秀夫・神田廣栄・斉藤誠・いとう紀子・長野春信・佐々木克敏・杉川浩・浅野賢也・滝口宏・七戸俊治・神子そよ子・坂井洋介・松崎さち・金沢和子岩井友子石川りょう・齊藤和夫・池沢みちよ朝倉幹晴・小川友樹・今仲きい子委員)    ────────────────── △議案第4号 令和2年度船橋市公共用地先行取得事業特別会計補正予算 [討論] ◆金沢和子 委員  【原案賛成】本件は、丸山牧の里公園の用地取得のため、用地購入費1億8000万円を補正するものである。  現在、新型コロナウイルス感染症のため、緊急対策が急がれる中で、公園用地の購入費として1億8000万円の補正を行うことは、市民に理解を得る上では、丁寧な説明を行うことが重要であると考える。  現在、この場所は既に公園として土地所有者から借地を行って利用されている場所である。本市は、公園が不足をしており、購入だけでなく、借地によって公園面積の確保を行っている。  しかし、借地の場合は、相続が発生した際に公園として利用できなくなるおそれがある。今回も、1月に相続が発生し、その後、2月に相続人から船橋市に対して相談があったからこそ、購入して公園として確保するという提案ができたものである。この場所は、既に公園として利用されていること、そして、相続人にご理解をいただけているということから、時間を置かずに公園として整備を行うことについて同意をしたいと思う。 ◆はまの太郎 委員  【原案賛成】本案は、公園として整備するための用地購入に必要な予算であるし、また、一般会計としてではなくて、特別会計として取得することで、今年度の財政負担を軽減する意味合いもあると思うので、賛成すべきものと考える。
       ……………………………………………… [採決]  全会一致で可決すべきものと決した。    ────────────────── △議案第15号 専決処分の承認を求めることについて(令和2年度船橋市一般会計補正予算) [討論] ◆神田廣栄 委員  【承認】新型コロナウイルス感染症緊急対策として専決した、この議案に会派として賛成する。  専決処分した総額11億9538万3000円のうち、生活困窮者自立支援事業費母子保健費保健所感染症予防費の3つは、国より1億8692万6000円、本市の一般財源からは2億1467万4000円、このほかの中小企業対策費学校教育推進費の2つは本市単独で、一般財源から合わせて7億9378万3000円を支出することになっている。全て緊急を要する重要な施策であり、専決せざるを得なかったと考え、賛成する。  意見を若干述べさせていただく。  まず、中小企業対策費テナント賃料助成金についてである。月額賃料の3分の2、ひと月当たり10万円が上限で20万円、対象月が4月、5月であった。うちの会派の議員の5月28日の質疑で、市単独の対策としては評価するが、2か月分では不十分ではないかという質問に、スピード感を持って柔軟に検討したいという答弁があった。私も、うちの議員と同じ思いでいた。私の属する委員会では、過去に本助成金の交付を受けたことがないことにちょっと引っかかって質問したところ、過去にそういった交付を受けた事実はない。今回がその対象になるというような答弁であった。現在、苦しみの真っただ中にいる多くの中小企業に、2か月間のみではなく、継続していくべきだと、私はこれからも強く訴えていくつもりだった。  ところが、賃料助成は6月もするという発表があった。大変評価するところである。  ただ、それではまだこの先苦しむ人がいるのではないかなというような気はするが、国の2次補正で今審議しているが、そこでそういった若干の隙間を埋める……隙間というか、それができれば、多少皆さん喜ぶことと思うが、その間、国のやることなのでいつだか分からない、いつお金が手元に来るか分からない。ぜひその隙間のないような施策をしていただきたいと要望しておく。  別な角度から言うと、自己所有物件で事業をしている方も、当然収入が減少し、悲嘆に暮れているわけである。たまたま、私も1月からそんな1つ同じような形になって、やはり家賃が入ってこないと、本当に苦しいわけである。そういったこともぜひ、その賃料助成のみならず、自己所有物件で事業をやっておられる方々に対しても助成をしていくというような方向を考えていただきたいと強く求めておきたい。  次に、住居確保給付事業費についてである。仕事を失って、新しい仕事を探すにしても、住居がないと非常に困難であるというのは周知の事実である。この予算の4分の3が国から来るが、支給上限額を見ると、特に3人から5人世帯の上限額が5万6000円となっている。現在、世間一般にこの5万6000円で入居できるものを探すと1DKか、せいぜい1LDK、2DKぐらいしかないと思う。市も苦しい中、大変言いづらいことではあるが、市の一般財源から少しでも上乗せしてでもこういった方々を救っていただきたいと、もう少し上限額を増やしてもいいのではないかと思う。  また、原則3か月、最大9か月という枠があるが、これもぜひもっと延長できるものならしてやっていただきたいということを要望したい。  まだまだお願いしたいことは多々あるが、いずれにしても、頼りにならない国・県を当てにしないで、市民のためになすべきことは恐れず、ひるまず、実行していただきたいと強くお願いして討論とする。 ◆金沢和子 委員  【承認】本件は、4月21日に、令和2年度船橋市一般会計補正予算として専決処分をされたものである。主な内容は、新型コロナウイルス感染症緊急対策、船橋市緊急対策パッケージとして、総額約12億円の予算の追加だった。  本件に賛成する理由は、新型コロナウイルス感染症の陽性患者が急激に増えた時期であったこと、緊急事態宣言による自粛が市民生活に深刻な影響を与えていたこと、4月10日に日本共産党船橋市議団として申し入れた内容が一定反映されていたことなどである。  しかしながら、本市においては3月25日に第1回定例会が終了しているが、議会中も多くの議員からコロナウイルス対策の求める声が上がっていた。当初予算には対策事業費が全く含まれていなかったからである。会期中には何もせず、結局1か月遅れになってしまったことが非常に悔やまれる。  専決処分で提案された予算には賛成をするが、船橋市の問題点を指摘しておく。  今月5日、日本共産党の岩井議員が行った予算決算委員会の総括質疑で明らかになったことは、今回の新型コロナウイルス対策における船橋市の基本的な立場が、国の制度を補完するという立場に終始しており、その結果、今、目の前で発生している市民の苦難に対し対策が出遅れ続けてしまうということだった。緊急事態における地方公共団体の在り方としては、非常に不十分である。国と地方自治体との適切な在り方の基本は、地方公共団体が実施する制度の策定や施策の実施に当たって、その団体の自主性や自立性が十分に発揮されるように国が役割を果たすことである。別な言い方をすれば、地方公共団体が行う制度を補完するのが国の役割である。本市が行っている基本的な立場とは真逆な在り方である。国と地方自治体の適切な在り方を取り戻すことは、今後の新型コロナウイルス対策において非常に重要であると考えるので、急ぎ改善するよう求める。  さらに、この地方公共団体が行う制度を国が補完するという立場で3点要望させていただく。  まず、患者受入病床の確保を図るため、環境整備を行うとして6000万円の予算が計上された。これは6病院で6000万円という金額で、病床の確保のためではなく、そのための環境整備を図る予算である。病床を確保することで発生する減収補填の予算ではない。日本病院会など3団体の調査によれば、コロナ患者を受け入れた病院は、4月は平均1億円の赤字である。こうした事態になることは初めから想定できていたにもかかわらず、政府が予算化したのはいつか……今日である。本日6月8日の午後、衆議院本会議で審議される予定の……審議しているかもしれないが、第2次補正予算である。なので、予算が可決され、実際に医療現場に届くのは通常国会の会期末以降になる。船橋市として、国の財政支援を待たずに支出を行い、その支出に対して政府が責任を持たないのなら、政府を相手に交渉すればいいのであって、医療現場を待たせるべきではなかった。  次に、住居確保給付金についてである。先番議員からもご指摘のあったとおり、金額が不足であるということもある。ただ、この住居確保給付金、それ自体は、自立支援法に基づく制度である。緊急対策の制度ではない。自立支援制度を緊急的に活用しているというのが実態である。そのため、制度の運用が緊急対策になじまない設計となっている。申請時における提出書類の多さ、申請要件の多さ、申請後も毎月資産状況を確認する事務が必要である。前月の申請件数分は、そっくりそのまま翌月の申請件数にプラスをされて、雪だるま式に事務が増えていく。住居確保給付金に特例を設けて、申請時における資産要件と申請後の収入状況確認の事務を大至急緩和するよう、国に対し緊急に要請するよう要望する。  これは、船橋市だけでなく、千葉市や柏市、東京近郊の都市部では同じ事態が発生していると想定される。本市をはじめ、同様の問題を抱える自治体で連携・協働が可能であると考えるので、ぜひご検討いただきたい。  最後になるが、中小企業者等に対する賃料助成については、船橋市の非常に少ない市の独自策として、この時期に実施したことを評価している。ご相談のあった事業者の方からも、日本共産党に喜びの声が寄せられている。  しかしながら、助成対象とならない自宅と店舗を兼用されている方、新たに店舗を購入された方は今も厳しい状況に置かれている、解消されていない。政府の持続化給付金の対象とならない市内業者の窮状をきちんと把握し、自粛によって休業を余儀なくされ、収入が減少している全ての中小企業者を対象とした制度にすることが本市の責務であったと思う。地域経済が立ち直るまでに相当の時間がかかることが見込まれる。今からでも市の独自制度の創設を要望しておく。  最後になるが、この後も専決処分の賛否を問う議案が続くが、我々50人の議員は、市井の中で市民の皆さんの声を聞きながら、今回のコロナウイルス対策にそれぞれの立場で関わっている。専決処分ではなく、臨時でもきちんと議会を開き、市民の声が反映されるようにするようくれぐれも気をつけていただくよう最後に申し添えて、承認の立場での討論を終わる。 ◆木村修 委員  【承認】本議案は、家庭学習支援のため、通信環境が整っていない児童生徒のいる家庭に対し、タブレットの貸出し及び通信環境の整備を行う予算が含まれる。  千葉工大から寄贈いただいたタブレットの有効活用ができることはもちろん、受験を控える中3生を中心に貸与されることは評価するものである。学校側も限られた時間、条件の中での対応かと思われるが、皆さんで力を合わせて対応いただくことを要望する。  また、新型コロナウイルス感染症緊急対策パッケージの予算も含まれており、これは4月21日に専決処分されたものである。PCR検査の陽性反応が出た方が90名を超えた頃であり、不安が広がる中での具体的対策の発表は評価するものである。当時、市民が気にされていたのは、毎日の報道にも影響され、もっとPCR検査を行うべきである、ドライブスルー方式で効率よくということで私のところにもご意見が届いたが、この不安に応えるものでもあった。  また、妊婦への布製マスクの配付についても、きめ細かく対応したものと評価をする。  今回の対応に対して、近隣の方からも、さすが船橋市は保健所があるので対応がすばらしいという評価を、異なる市の方から頂いている。そんな中で、細かいミスややり取りがうまくいかなかったことなども見られたが、混乱する現場の中のことであり、今後の改善につなげていくことを要望する。  その他の事業についても必要な事業であり、承認賛成の討論とする。 ◆石川りょう 委員  【承認】議案第15号内全ての事業について、その必要性は認めるため、承認することに賛成の立場で討論をする。  ただ、それらの事業の内容については、議会における慎重審議を経たほうがよかったのではないかと考えている。  本補正予算は、令和2年4月1日に発表された船橋市の新型コロナウイルス感染症緊急対策パッケージを実施するためになされた専決処分である。専決処分は、改めて申し上げる必要はないかもしれないが、自治体の長が自らの責任で、議会の議決または決定すべき事件を議会に代わって意思決定をすることを、極めて例外的に認めた権限である。つまり、語弊はあるが、議会の存在をある意味なきものとして意思決定を行うものであり、専決処分に踏み切る前に議会招集の可能性を手を尽くして探るべきであったろうと考えている。  特に、この議案第15号には、国や県の支出金を伴う事業も含まれるが、市の単独事業が予算に占める割合が高く、市の判断が大変に重要な事業が多いと思う。そのような事業こそ、船橋市のミニ・パブリックスである議会の審議と議決を経るべきだったと今でも考えている。  事業の内容については、今後も議会として検証をしていく必要があろうと思う。  最後に、議会の側も臨時会の招集に応じる姿勢を示すことができなかったことは事実であろうと思い、この点についてはざんきの念に堪えない。 ◆池沢みちよ 委員  【承認】住居確保給付金については、当初見込額を上回るための補正ということで賛成する。  今回、新型コロナウイルス感染症に伴う非常事態宣言による市民生活は、改めて市民生活、日本の住宅政策の貧しさが露呈された。ネットカフェ難民と言われる人々の多くが20代から40代である。今回、働き口がなくなり、僅かな所持金も底をつき、生活保護申請する人々も多くいらっしゃる。実際、首都圏の自治体では生活保護、生活困窮者支援窓口の相談件数が大幅に増え、住居確保給付金の申請もうなぎ登りである。本市では相談窓口も増員したとのことだが、特に生活が立ち行かなくなってしまった心も体も疲弊している人々に対して、丁寧で速やかな対応、分かりやすい説明、簡易な手続の検討、窓口対応の職員研修などを求め、とにかく市民のために頑張っていただきたい。  妊婦に布マスクを配付するための経費の補正予算に関しては、最初に配付された不良品は、既に配付してしまったものを除き、全て返品し、本来なら検品にかかった人件費も請求すべきであると思うが、良品を的確に全ての対象者へ配付することを求める。  学校教育推進費は、通信環境の整っていない児童生徒のいる家庭に対して1,780台の通信の整備を行うための補正である。貧困格差・学力格差是正のために、自宅での学習には、特に受験を控えている中学3年生や中学入学準備をする小学校6年生のために必要な予算である。全ての児童生徒がご家庭でも自己所有機器として学ぶことができる。これには操作方法や活用方法等、引き続き各ご家庭での指導について検討課題は残るが、まずは格差是正のための最低ラインということで、必要不可欠な措置と考える。  その他、生活困窮者自立支援事業費保健所感染症予防費中小企業対策費等、緊急を要する予算である。今後も市民の声を聞き、さらなる必要予算措置を取っていただくことを要望し、賛成討論とする。 ◆はまの太郎 委員  【承認】本案は、新型コロナウイルス感染症に対する対応、そして、その影響を直接、間接的に受けられている方への支援として、緊急的に必要な内容であると考える。  また、専決処分されたことについても、緊急に対応するために議会を招集するいとまがなかったことについても理解をする。  なお、あえて申し上げるが、専決処分は、臨時会を開くか、専決処分をするか、裁量的に判断が可能なものではなくて、時間的に、緊急的に対応すべきであって、議会を招集するいとまが明らかにないときにせざるを得ないものであることを、十分ご認識いただいて専決処分されるものであると考える。    ……………………………………………… [採決]  全会一致で承認すべきものと決した。    ────────────────── △議案第16号 専決処分の承認を求めることについて(令和2年度船橋市一般会計補正予算) [討論] ◆松崎さち 委員  【承認】特別定額給付金、そして、新型コロナ感染症軽症者などの療養ホテルの借上げ経費の補正予算である。  一律10万円給付は、自粛と一体の保障を求める国民の大きな声が政治を動かし、実現したもので、日本共産党など野党も要求をしてきた。世帯給付であるため、DVや虐待被害者など弱い立場にある方が受け取れない可能性が残されていること、マイナンバー制度が足を引っ張ったことは大きな問題があると考えるが、10万円給付の実現自体は前進である。  ただ、申請手続に問題が多く、船橋市はこの補正予算専決処分にせず、臨時議会を開くべきであったと考える。  問題というのは、申請書に「希望しない」欄をわざわざ設けているため、誤りを誘発しかねないこと、住民基本台帳に基づいて発送されている申請書にもかかわらず、船橋市へ返送するとき、本人確認書類の添付を求めている。高齢者や障害者、要介護者などの申請のハードルを上げている。生活保護の利用者に対しては、熊本市は口頭で申請意思を確認するのみで、10万円を給付するなど、支給事務を工夫・改善しているが、本市ではそういった手だては取られていない。自治体の判断でできる改善・工夫は今からでも行うべきだと考える。  新型コロナ感染症の軽症者を受け入れるホテルについては、今後の第2波、第3波に備えて、引き続き運用を求める。 ◆斉藤誠 委員  【承認】質疑のやり取りで、市が打診していたホテルについて、県が確保してほしいという答弁があった。この答弁からも分かるように、県の対応が遅いために、市長の英断でホテル確保に動いたわけである。  国の通知では、宿泊療養については県と市で協議が調った場合、県が取りまとめをしなくてもいいことになっている。  しかし、事実関係から判断をすると、そのホテル確保に向けた事前協議が調った形跡はない。つまり、市が事後承諾をさせられたと言っても過言ではない。事後承諾をさせられたということは、協議が調ったとは言えない。協議が調ってない以上、県の責任においてホテルを確保するのが筋だと思う。県は、国へ確認して、補助金の見直しについて検討するという答弁があったが、県の答弁は、やはりあまりにも他人事であって消極的だと私は思う。県の対応が遅いために、市がホテル確保に向けて動かざるを得なかった、その苦悩を県に訴えて粘り強く県と交渉して、船橋市が負担する9536万円の全額を千葉県に請求することを強く要望して、賛成討論とする。 ◆木村修 委員  【承認】新型コロナウイルス感染症に関する心配から、市民の病床確保は十分なのかとの不安の声に対して、本専決処分により軽症者のためのホテルも確保され、市民にも安心が広がったと思う。  また、1人10万円が支給される特別定額給付金については、DV被害等により避難されている人に対し、加害者から逃げているという恐怖、そして、経済的な困難など、厳しい生活が予想される。そのような方々が安心して受け取りができるようにいち早く対応したことに対して評価をする。  その他の予算についても必要な事業と考える。  オンライン申請について、マイナンバーカードに問題があるとの声があった。これは国会でも議論されているようだが、これらの根本原因は、マイナンバー法への反対の声があり、縛りが厳しく使い勝手の悪い法律になってしまったことが原因である。マイナンバーをもっと活用する方向で議論されたならば、今回のような給付をもっと早急に簡単にできた仕組みになっていたと思う。大変残念である。現在、マイナンバーに銀行口座をひもづけるなど検討されているが、これが実現すればほとんど人手を使わず、一斉に振り込むことができるだろう。DV被害者にも確実に届けられると思う。人件費も大幅に削減できるのではないだろうか。業務の効率と早急な給付を求めるのであれば、このようなインフラの整備に協力していくべきものと考える。 ◆朝倉幹晴 委員  【承認】議案第16号の中身のうち、特別定額給付金については、国が市民に緊急事態宣言も含めて自粛生活を呼びかける上で、きちんと保障が必要だという声に応えて行われたものである。1人10万円の給付という形で行われたものである。事前にDV被害者に対する配慮をした上で実施をされたことは評価する。その上で、今後についてだが、たとえ住所が変わって返送されてくる人とか様々な形で届かない方がいらっしゃると思うが、その方々に対して丁寧に再調査して、きちんと受け取っていただくような形の追求を、引き続きしていただくことを要請をする。  それから、軽症者のためのホテル借上げについては、4月30日、私もその第一ホテル見させていただいたが、非常に感染に対する配慮、レッドゾーン、グリーンゾーン、イエローゾーンの区分けがなされた上で、軽症者とか無症状者に対して、例えば自分でパルスオキシメーターで検査できるようなものをきちんと置いておくとか、様々な配慮がなされた上での開設であった。非常に高く評価する。  実は、感染者数がどんどん増えてきた時期に、私もその感染者数のことを公式サイトとかに発表していたときに、非常にやはり市民の声で多かったのが、自宅療養の方に対して大丈夫なのかという声を非常に頂いた。非常にその声が強かった時点で、ようやくこのホテルの借上げが始まったことをお知らせしたところ、それで非常に安心されたところがあるので、このホテルについては、今、5月までの感染者、市内在住、居住者123例は全て療養が終了しているが、新たに6月になってから2人の方が発生している。今後もその可能性があると思うので、もう少し様子を見て、このホテルについては借上げを続けて、それを返却するかどうかはもうちょっと慎重に判断した上で、ホテル側とも協議しながら、まずは維持していただくことを要請し、賛成とする。 ◆はまの太郎 委員  【承認】本案は、定額給付金の支給に必要なもの、それから、新型コロナウイルス感染症の軽症者の方の療養のために、必要な予算の補正が緊急的になされているものと考えるので、賛成すべきものだと考える。    ……………………………………………… [採決]  全会一致で承認すべきものと決した。    ────────────────── △議案第17号 専決処分の承認を求めることについて(令和2年度船橋市一般会計補正予算) [討論] ◆神子そよ子 委員  【承認】本議案は、新型コロナウイルス感染症の影響を受けている子育て世帯の生活を支援するため、児童手当を受給する世帯に対し、対象児童1人につき1万円を支給するための補正予算である。コロナ禍において、収入が激減するなど、深刻な影響を受けている世帯にとって大切な支援である。  しかし、この支援の財源は10割が国からの補助金によるものである。例えば、子育て世帯にとって負担の大きい給食費を無償にするなど、船橋市として子育て世帯に対し上乗せの支援も検討するべきではないかと考える。  振込期日が6月30日を予定しているとのことだが、一日も早い振り込みを要望することを申し添えて、賛成の討論とする。 ◆木村修 委員  【承認】本補正予算は、新型コロナウイルス感染症の影響を受けている世帯の生活を支援するため、児童手当を受給する世帯に対し、対象児童1人につき1万円の子育て世帯臨時特別給付金を支給するものである。児童手当の仕組みを使うので、6月30日を予定している給付もスムーズにできるものと考える。市のホームページには、DVにより避難等をしている場合は、申出によって受け取ることができる場合があるとの記載があり、こちらについても手が打たれていることも評価をする。 ◆はまの太郎 委員  【承認】本案は、新型コロナウイルス感染症の影響を受けられた方々の中の子育て世帯に対して、臨時に給付金を支給するために、緊急的に必要な予算の補正を行ったものであるので、賛成すべきものと考える。    ……………………………………………… [採決]  全会一致で承認すべきものと決した。    ────────────────── △議案第18号 専決処分の承認を求めることについて(令和2年度船橋市国民健康保険事業特別会計補正予算) [討論] ◆神子そよ子 委員  【承認】本議案は、新型コロナウイルス感染症により、療養のために労務に服すことのできない国民健康保険に加入している被用者に、傷病手当金を支給するための予算措置である。コロナ感染症拡大防止のため、自粛要請によって、国保に加入する商店や飲食店を経営する自営業者やフリーランスで仕事をしている多くの方々は、様々な給付金や支援の対象外になっている実態がある。本件の傷病手当金の対象者は被用者だけだが、国保に加入する者に対する傷病手当金支給については、その対象者も市町村の首長の判断で拡大することが可能だとされている。傷病手当金の対象者を被用者だけでなく、その雇用主、自営業者やフリーランスについても拡大するべきだと考える。  しかし、本議案については、これまでなかった新型コロナウイルス感染症により就労できなくなった方への支援になる内容なので、賛成とする。 ◆はまの太郎 委員  【承認】本案は、国保加入者のうち、被用者の方で、新型コロナウイルス感染症のために療養される方に傷病手当金を支給するために緊急的に必要な予算の補正を行ったものであると考えるので、賛成すべきだと考える。    ……………………………………………… [採決]  全会一致で承認すべきものと決した。    ────────────────── ○委員長(鈴木和美) 以上で、付託事件の審査は全て終了した。    ────────────────── ○委員長(鈴木和美) 委員会審査報告及び委員長報告の内容については正副委員長に一任願う。    ────────────────── ○委員長(鈴木和美) 本日の議事は全部終わった。  以上で、予算決算委員会全体会を散会する。
             14時22分散会    ────────────────── [出席委員]  委員長   鈴木和美(真政会)  副委員長  岡田とおる(市民民主連合)  委員    大沢ひろゆき(自由市政会)        林利憲(自由市政会)        米原まさと(自由市政会)        小平奈緒(自由市政会)        藤代清七郎(自由市政会)        滝口一馬(自由市政会)        島田たいぞう(自由市政会)        渡辺賢次(自由市政会)        川井洋基(自由市政会)        大矢敏子(自由市政会)        中村静雄(自由市政会)        上田美穂(公明党)        鈴木心一(公明党)        桜井信明(公明党)        木村修(公明党)        松橋浩嗣(公明党)        橋本和子(公明党)        藤川浩子(公明党)        石崎幸雄(公明党)        松嵜裕次(公明党)        鈴木いくお(公明党)        宮崎なおき(市民民主連合)        高橋けんたろう(市民民主連合)        三橋さぶろう(市民民主連合)        つまがり俊明(市民民主連合)        浦田秀夫(市民民主連合)        神田廣栄(市民民主連合)        斉藤誠(市民民主連合)        いとう紀子(自由民主党)        長野春信(自由民主党)        佐々木克敏(自由民主党)        杉川浩(自由民主党)        浅野賢也(自由民主党)        滝口宏(自由民主党)        七戸俊治(自由民主党)        神子そよ子(日本共産党)        坂井洋介(日本共産党)        松崎さち(日本共産党)        金沢和子(日本共産党)        岩井友子(日本共産党)        石川りょう(真政会)        齊藤和夫(真政会)        池沢みちよ(みらい@船橋)        朝倉幹晴(みらい@船橋)        はまの太郎(無所属)        小川友樹(無所属)        今仲きい子(無所属) [説明のため出席した者]  松戸市長  辻副市長  山崎副市長  伊藤健康福祉局長  大石建設局長  林企画財政部長  海老根総務部長  土屋健康・高齢部長  小出保健所理事  杉森福祉サービス部長  丹野子育て支援部長  宮森経済部長  竹田都市整備部長  井上建築部長  篠浦総務課長  松本教育長  小山教育次長  礒野学校教育部長 [議会事務局出席職員]  事務局出席職員 大澤議会事務局長          真子議事課長          深澤議事課長補佐  委員会担当書記 高橋議事課議事第二係長          芝議事課主任主事          荒木議事課主事          安東議事課主事...