六ヶ所村議会 2019-09-12
令和元年 第5回定例会(第3号) 本文 2019年09月12日
▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 副議長(
木村常紀君) おはようございます。
地方自治法第106条第1項の規定により、本職が議長の職務を行います。ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
これより本日の会議を開きます。
日程第1、議会への報告の件を議題といたします。
報告第8号から報告第11号をまでを
一括議題といたします。
順次、担当課長の説明を求めます。
総務課長。
総務課長(種市 誠君) それでは、報告第8号についてご説明いたします。
議案書の99ページをお願いいたします。
報告第8号は、議会の委任による
専決処分の報告についてであります。
これは、
地方自治法第180条第1項の規定によりまして別紙のとおり
専決処分いたしましたので、同条第2項の規定により報告するものでございます。
次のページ、100ページをお願いいたします。
専決処分の内容でございますが、村の義務に属する
損害賠償額の決定について、次のとおり
専決処分したものでございます。
1といたしまして、
事故発生日時ですが、平成31年3月12日火曜日、午前7時ごろでございます。
2の
事故発生場所でございます。六ヶ所
村大字倉内湯沢112番地の1、この住所につきましては、六ヶ所村立第二中学校でございますが、その同地点から北西約1キロメートル地点の
村道倉内蒼前堂線でございます。
なお、参考資料の64ページに位置図を明記しておりますので、ご参照願いたいと思います。
次に、3の事故の相手方でございます。六ヶ所
村大字倉内芋ヶ崎895番地、沼端憲一氏でございます。
4の事故の概要でございます。村道を走行中に
相手方所有の車両の左側前輪が穴に落ちまして、タイヤ及び
フロントバンパーが破損したというものでございます。
この
損害賠償額ですが、5万5,501円、村の過失割合ですけれども30%でございます。
以上で報告を終わります。よろしくお願いいたします。
副議長(
木村常紀君)
財政課長。
財政課長(戸田幸光君) 報告第9号についてご説明いたします。
議案書101ページをお開き願います。
報告第9号は、平成30年度六ヶ所
村一般会計継続費精算報告書についてであります。継続費に係る事業が完了しましたので、
地方自治法施行令第145条第2項の規定により、報告するものであります。
次のページをお願いします。
平成30年度六ヶ所
村一般会計継続費精算報告書、2
款総務費1項
総務管理費、事業名、(仮称)
倉内地区コミュニティーセンター整備事業は、平成29年度から30年度の2カ年の
継続事業で実施しており、全体計画の
年割り額の計は6億450万9,000円、
財源内訳は、
国庫支出金の
電源立地地域対策交付金が5億5,000万円、
一般財源は5,450万9,000円、
支出済額の計は6億450万5,160円、
国庫支出金は同額で、
一般財源は5,450万5,160円、差額は8,340円で不用額となっております。
次の、7
款商工費1項商工費、事業名、(仮称)
尾駮レイクサイドパーク整備事業は、平成27年度から30年度の4カ年の
継続事業で実施しており、全体計画の
年割り額の計は9億8,970万7,000円、
財源内訳は、
国庫支出金の
電源立地地域対策交付金が8億5,904万円、
一般財源は1億3,066万7,000円、
支出済額の計は9億8,009万5,913円、
国庫支出金は同額で、
一般財源は1億2,105万5,913円、差額は961万1,087円で不用額となっております。
続きまして、報告第10号についてご説明いたします。
議案書の103ページをお願いします。
報告第10号は、平成30年度
健全化判断比率についてであります。
地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定により、平成30年度
健全化判断比率を
別紙監査委員の意見をつけて、議会に報告するものであります。
次のページをお願いします。
平成30年度
健全化判断比率の
実質赤字比率は、
一般会計及び
一般会計に属する
特別会計を合わせた
普通会計に生じている赤字の大きさを村の
財政規模に対する割合であらわしたものであります。本村の平成30年度
普通会計は、
一般会計のみとなっており、
実質収支額が黒字となっていることから、指標については数値が表示されません。
次に、
連結実質赤字比率は、
普通会計に4
特別会計及び4
企業会計を含めた9会計の赤字、黒字を合算し、赤字があった場合にその額を村の
財政規模に対する割合であらわしたものであります。9会計とも黒字となっていることから、指標については数値が表示されません。
実質公債費比率は、村の全9会計及び一部
事務組合等の起債の償還額のうち、村の
一般会計が負担した額を村の
財政規模に対する割合であらわした指標であります。国で示している算定方法は、過去3カ年の平均であり、5.4%となっております。将来負担比率は
一般会計の起債残高や
公営企業会計及び加入している一部事務組合の
起債借入残高合計に対する
一般会計の繰入
見込み額、
退職手当支給予定額など、現在村が抱えている負債の大きさを村の
財政規模に対する割合であらわしたものであります。村の負債総額に対して、充当可能な基金等の額が上回っているため、この指標については数値が表示されません。
なお、この4つの指標のうち、一つでも括弧内の
早期健全化基準以上になりますと、
財政健全化計画の策定を義務づけられる
財政健全化団体となります。
次に、報告第11号についてご説明いたします。
105ページをお願いします。
報告第11号は、平成30年度
資金不足率についてであります。
地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定により、平成30年度
資金不足率を
別紙監査委員の意見をつけて議会に報告するものであります。
次のページをお願いします。
平成30年度
資金不足率は上下水道や公立病院などの
公営企業の
資金不足を
公営企業の
事業規模である
料金収入等と比較して指標化し、経営状態の悪化の度合いをあらわしたものであります。
水道事業会計、
農業集落排水事業会計、
下水道事業会計、
工業用水道事業会計の4
公営企業会計は、流動負債より流動資産が上回っていることから、
資金不足が生じていないため、指標については表示されません。
以上で説明を終わります。よろしくお願いします。
副議長(
木村常紀君) 説明が終了しました。只今の説明に対し、質疑を許します。質疑はありませんか。
(なしの声)
副議長(
木村常紀君) 質疑なしと認め、報告第8号議会の委任による
専決処分の報告について、報告第9号平成30年度六ヶ所
村一般会計継続費精算報告書について、報告第10号平成30年度
健全化判断比率について、報告第11号平成30年度
資金不足比率について終了いたします。
日程第2、
決算審議を行います。
認定第1号から認定第9号までを
一括議題といたします。
審議に先立ち、
代表監査委員の意見を求めます。
代表監査委員。
代表監査委員(海津清美君) おはようございます。
代表監査委員の海津でございます。よろしくお願い申し上げます。
只今議長より、平成30年度
一般会計等の
決算審査につきまして意見を求められましたので、その概要を申し上げますのでよろしくお願いします。
お手元にお配りしてございます意見書の3ページをお開きください。
平成30年度各
会計決算審査・
基金運用状況審査意見書でございます。
第1の審査の概要、1の審査の対象であります。平成30年度各
会計決算の審査につきましては、村長より提出されました
一般会計ほか4
特別会計、4
公営企業会計の合計9会計の決算及び証書類並びに
基金運用状況について厳正に審査をいたしました。
2の
審査期間につきましては、記載のとおりでございます。
3の審査の方法でございます。
決算審査は、村長から提出された
歳入歳出決算書、
事項別明細書、
実質収支に関する調書及び財産に関する調書について、計数を確認し、
資金管理、
財産管理等は、それぞれの関係諸帳簿及び証書類と照合いたしました。
歳入は、
収入未済額、
不納欠損額等の妥当性について担当課の説明を求め、歳出は、効率的な予算の
執行状況について
例月出納検査等の実施結果を勘案し、適正に執行されたかを審査いたしました。
公営企業会計の
決算審査に当たっては、提出されました
決算報告書、
事業報告書、財務諸表及び
関係証書類等について、
会計記録及び関係者からの説明並びに
例月出納検査の結果等を参考にして審査をいたしました。
基金運用状況については、効率的な運用をされているかに主眼を置きまして、例月検査の結果等も勘案をし、審査をいたしました。
次、4ページをお開き願います。
第2の審査の結果について申し上げます。
1の六ヶ所村各
会計決算について、
一般会計及び
特別会計の
歳入歳出決算書、
歳入歳出決算事項別明細書、
実質収支に関する調書の計数は、それぞれの関係諸帳簿及び証書類と照合した結果、
会計全般にわたり誤りも見受けられず、この決算は適正であると認めました。
また、
公営企業会計につきましては、
決算報告書並びに
財務諸表等はいずれも関係法令及び
企業会計原則に準拠して作成されており、かつ計数も正確であり、
経営成績及び
財政状態を適正に表示しているものと認めました。
2の
基金運用状況についてでございます。各種基金については、関係諸帳簿を確認した結果、適正に処理されており、良と認めました。
次に、飛んでいただきますが、8ページをお願いいたします。
表の1、平成30年度各
会計歳入歳出決算総括表でございます。平成30年度
一般会計並びに4
特別会計予算の総額、177億4,762万2,040円に対し、
歳入決算額が175億9,039万3,265円で、収入率は予算現額に対し99.11%となりました。歳出の決算額は169億3,410万7,383円で、執行率は95.42%であります。
歳入歳出差引額は、ここにございませんけれども、6億5,628万5,882円であり、うち翌年度へ繰り越すべき財源は3億3,218万7,000円、基金繰入額が2億6,300万円、
差引残額6,109万8,882円となりました。
次に、9ページに入りますけれども、表の2でございます。平成30年度
公営企業会計歳入歳出決算総括表でございます。決算額の欄の合計で申し上げます。
水道事業、
農業集落排水事業、
下水道事業、
工業用水道事業の
収入合計は18億4,922万9,346円、
支出合計が22億146万8,567円で、
合計収支差引額は3億5,223万9,221円のマイナスとなりました。
なお、小計欄のところに、
資本的収入と
資本的支出の差額、三角の4億827万2,074円につきましては、
損益勘定留保資金等で補填したという内容でございます。
次に、戻っていただき、4ページをお願いいたします。
第3の
審査意見について、その概要を申し上げます。
(1)の
一般会計・
特別会計についてでございます。
1)総括であります。平成30年度における
一般会計決算額は、歳入151億4,698万7,912円、歳出145億2,106万2,388円で、平成29年度と比較して歳入で2.81%の増、歳出で1.18%増の
決算規模となり、予算現額153億2,322万6,040円に対し収入率98.85%、執行率では94.77%となっております。
歳入増の主な要因としては、村税及び
財産収入などが増加したことによるものでございまして、歳出増の主な要因としては、総務費、民生費、
教育費等の増加によるものであります。
また、4
特別会計決算額の合計でございますが、歳入24億4,340万5,353円、歳出24億1,304万4,995円で、平成29年度と比較して、歳入で3.84%の減、歳出では3.41%減の
決算規模となり、予算現額24億2,439万6,000円に対し収入率100.78%、執行率99.53%となっております。
歳出面では、予算に対する執行率は
一般会計及び
特別会計の合計で95.42%の執行率となっており、適正に処理されていると認められます。また、
一般会計の不用額は1億7,285万7,652円で、平成29年度の1億6,892万2,608円と比較して2.33%増、
特別会計の不用額は1,135万1,005円で、平成29年度の2,249万2,732円と比較して、49.53%減となっております。
一般会計の不用額の主なものは、民生費が3,357万4,784円、衛生費が3,116万4,516円であり、
特別会計では、
国民健康保険特別会計(
事業勘定)が415万2,182円、
介護保険特別会計(
保険事業勘定)が594万9,020円などとなっております。
次に、5ページに入ります。
一方、平成30年度の
財政力指数でございますが、こちら、16ページに表の9というのがございます。平成30年度の
財政力指数は1.835で、その他財政構造の弾力性を示す
経常収支比率が75.7%となっています。
財政力指数につきましては引き続き高い数値を示しており、平成29年度との比較では0.117ポイント増加しております。
また、
経常収支比率、この表の9のとおり平成29年度と比較すると0.7%減少している状況になっております。
実質公債費比率は5.4%で、平成29年度と同様の数値となっております。
地方公共団体における財政の健全性を判断するための4つの指標でございます、
先ほど説明がありましたが
健全化判断比率においても基準以下であり、
財政運営の悪化は認められておりません。
以上の
決算状況から、平成30年度の
財政運営は健全であると認められるところでございます。
次に、2)
一般会計・
特別会計の個別の
指摘事項でございます。
平成30年度の税等の
不納欠損額でございますが、14ページの表の7のとおり、村税、
国民健康保険税、
介護保険料、
診療収入で約574万9,000円となっているところでございます。
また、平成30年度の村税等の滞納額は、14ページの表の6のとおり、約3,162万6,000円で、
個人村民税、
固定資産税、
国民健康保険税が約81.89%を占めております。これに
税外徴収金の滞納額を加えました滞納額全体は、15ページの表の8の2に示しておりますとおり、約1億6,892万4,000円で、前年度と比較して約447万8,000円減少しており、これは徴収努力が認められるところでございます。
また、このように
不納欠損処分や滞納は、負担の公平原則や、
歳入確保の面で影響が大きいことから、取り扱いについては今後とも慎重かつ厳格に対応することが肝要でございます。善良な
納税者等の納入意欲を損ねることのないよう、長期的な滞納の抑制及び一層効果的な
徴収対策を行い、収納率の向上に努めるとともに、村民の納税等の意識向上にも引き続き積極的に取り組まれるよう要望するものでございます。
税外徴収金の滞納につきましては、15ページの表の8のとおりで、約4,264万2,000円であり、前年度と比較して増加している状況でございます。
公営住宅の使用料及び奨学資金は滞納額が
増加傾向にあり、長期化しているので、
受益者負担の考えのもとで、利用者の公平性を確保する観点からも、積極的に徴収に努めるよう要望するものでございます。
また、不用額につきましては、公会計の総額が前年度比でわずかに減少しております。今後とも、当初予算計上時に必要や実効性を十分に検討するとともに、積算根拠を精査し、
決算見込みで不用額が生じる場合には安易に留保することなく、
財政運営の効率化の観点から減額補正を行うよう努めていただきたいと思います。
加えて、急速に進む
高齢化社会の状況を踏まえ、多額の財政需要の増加が予想されるため、安定的な
収入確保に向け、収納率を向上させる必要がございます。
また、限りある歳入と行政資源を活用して最大の
行政サービスを提供するため、経費全般にわたる見直しと新たな行政課題、需要に的確に対応できるよう組織一丸となって、
財政運営の健全化になお一層努めていただきたいと思います。
6ページに入ります。
(2)の
公営企業会計でございます。
1)総括であります。
水道事業、
農業集落排水事業、
下水道事業及び
工業用水道事業の4
企業会計の
決算状況は次のとおり良好と判断するものでございます。
4
公営企業会計連結決算の
合計利益高は、昨年度8,162万9,744円に対し、5,603万2,853円となり、対前年比31.36%減少しております。減少の主な要因は、
水道事業会計において富ノ沢浄水場の
耐震調査事業及び泊地区の
漏水場所調査事業に伴う支出の増加によるものであります。
また、当
公営企業会計の
資金不足比率は、平成21年度から算定されてない
安定状態でありますので、今後とも引き続き
安定状態を継続していただきたいと思います。
2)の
水道事業の
個別指摘事項でございます。本年度の
給水状況は、こちら報告書の34ページになりますが、表の26に見られるように、昨年度に比べ
給水人口が95人の減、それから表27の年間総配水量は昨年度より3万5,979立方メートル減少しております。有収率では0.3%増加しているところであります。
表の28の
経営成績表を見ていただきますと、昨年度に比べ、
営業収益では0.57%の減、営業費用では7.41%増加となっております。有収率は、直接
企業利益に影響いたしますので、漏水箇所の早期発見、早期対応に努めることが肝要でございます。今後も施設の建設補修とあわせて適切な
保守点検作業にも着眼し、有収率の向上を目指していただきたいと思います。
次に、35ページの表30でございますが、
水道料金の未収金につきましては、回収の成果が認められますものの、平成30年度末における総額は672件で、約1,249万5,000円の残高を有しております。早期の回収はもちろんのこと、新たな未収金を発生させないよう今後とも引き続き徴収方法を工夫するなど、未収金の回収に組織的に取り組むよう要望するものでございます。
また、
給水人口が年々減少していく中、
水道事業を取り巻く経営環境は厳しい状況が続くと思われますが、
財政状況に十分配慮し、
水道施設の適切な
維持管理と整備などを推進し、安全で良質な水を低廉かつ安定的に供給されるように望むものでございます。
次、7ページに入りますけれども、3)
農業集落排水事業の
個別指摘事項でございます。
経営状況につきましては、36ページの表の32のとおり、昨年度同様、利益を計上しております。今後も引き続き努力していただきたいと思います。
また、37ページの表33、
年度別未収金につきましては、固定化にならないよう、早期の回収に努力をしていただきたいと思います。
次に、4)
下水道事業の
個別指摘事項でございます。
38ページになりますが、表の35、
経営成績表においては、当期利益として967万6,747円を計上しております。欠損金は昨年度と比較して3.09%減となったのは、努力の成果であります。今後も引き続き欠損金の解消に努めていただきたいと思います。
平成30年度末における未収金につきましては、39ページの表の36のとおり、392件、金額では269万8,073円となっております。前年度に比較して、
増加傾向も見られますので、早期の回収はもちろんのこと、新たな未収金を発生させないように今後とも引き続き組織的に取り組むよう要望いたします。
次に、最後になりますが、5)
工業用水事業の
個別指摘事項でございます。
工業用水道事業は、平成29年4月1日から営業を開始いたしました。
給水状況につきましては、40ページの表の37のとおり、給水件数が2件で、日給水量が1,330立方メートルとなっており、いずれも平成29年度と同様の数値となっております。表の38の
経営成績表を見ますと、
営業収益は1,865万8,860円で、705万4,860円の利益を計上しております。
また、
年度別未収金につきましては、表の39のとおり、現在のところ発生していないという状況になっているところでございます。
以上、平成30年度各
会計決算審査並びに
基金運用状況審査状況の概要を申し上げました。以上で審査の意見といたします。どうもありがとうございました。
副議長(
木村常紀君) 次に、認定第1号から認定第9号まで順次説明を求めます。
会計管理者。
会計管理者(沼尾槇子君) それでは、議案書107ページをお願いします。
認定第1号平成30年度六ヶ所
村一般会計歳入歳出決算認定についてから、議案書111ページ、認定第5号平成30年度六ヶ所村
介護保険特別会計(
保険事業勘定)
歳入歳出決算認定についてまでの5案件についてご説明申し上げます。
認定第1号から認定第5号まで、いずれの案件も
地方自治法第233条第3項の規定により、平成30年度の各会計、
歳入歳出決算を
別紙監査委員の意見をつけて議会の認定に付するものであり、議案書107ページから111ページ及び別冊の平成30年度六ヶ所
村歳入歳出決算書に基づきまして、順次ご説明申し上げます。
初めに、議案書107ページ、認定第1号平成30年度六ヶ所
村一般会計歳入歳出決算認定についてご説明申し上げます。
歳入からご説明いたします。
お手元の決算書の10ページ及び11ページをお願いします。
下段の
歳入合計欄、予算現額153億2,322万6,040円、
収入済額151億4,698万7,912円、予算現額に対する収入率は98.85%、調定額155億4,244万2,795円に対する収納率は97.46%、
不納欠損額112万8,383円、
収入未済額3億9,432万6,500円、予算現額と
収入済額との比較では、1億7,623万8,128円の減であります。減となった要因は、
農林水産業費国庫補助金、強い
農業づくり交付金2億9,711万円を、令和元年度への
繰越明許費としたためであります。
次に、歳出についてご説明いたします。
16ページ及び17ページをお願いします。
歳出合計欄、予算現額153億2,322万6,040円、
支出済額145億2,106万2,388円、
予算執行率は94.77%であります。翌
年度繰越額6億2,930万6,000円、不用額1億7,285万7,652円、予算現額と
支出済額との比較では、8億216万3,652円となり、
歳入歳出差引残額は6億2,592万5,524円であります。
なお、
一般会計及び各
特別会計の
歳入歳出決算事項別明細書につきましては、時間の制約上説明を省略させていただきますので、ご了承くださいますようお願いいたします。
続いて、184ページをお願いいたします。
実質収支に関する調書についてご説明いたします。
歳入総額151億4,698万8,000円、
歳出総額145億2,106万2,000円、
歳入歳出差引額6億2,592万6,000円、翌年度へ繰り越すべき財源は、
継続費逓次繰越額がゼロ円、
繰越明許費繰越額3億3,218万7,000円、
事故繰越繰越額ゼロ円、計3億3,218万7,000円であり、
実質収支額は2億9,373万9,000円、
実質収支額のうち、
地方自治法第233条の2の規定による基金繰入額を2億6,300万円としたものであります。
次に、186ページ及び187ページをお願いします。
財産に関する調書についてご説明いたします。
初めに、1公有財産の(1)土地及び建物のうち、土地について申し上げます。
下段の合計欄をごらんください。前年度末現在高1,587万5,039平方メートルから、1,241平方メートル増の1,587万6,280平方メートルとなった主な要因は、村道用地等の取得による増であります。
次に、建物について申し上げます。
木造の延べ面積ですが、前年度末現在高の4万4,959平方メートルから、1,286平方メートル増の4万6,245平方メートルとなった主な要因は、南こども園園舎等の新築並びに防災資機材庫新築による増であります。
非木造の延べ面積は、前年度末現在高の16万4,721平方メートルから788平方メートル増の16万5,509平方メートルとなった主な要因は、倉内地区コミュニティーセンター等の新築によるものであります。
これらのことから、建物の延べ面積計は21万1,754平方メートルとなりました。
次に、188ページ、(2)動産の船舶につきましては、前年度から増減なく、1隻9.7総トンとなっております。
(3)有価証券の株券につきましては、現在高に変わりありません。
(4)出資による権利が50万円の増となっておりますのは、青森県漁業信用基金協会に50万円を追加出資したものであります。
次に、189ページ、2の物品につきましては、表のとおりでありますので説明を省略させていただきます。
3、債権につきましては、奨学資金貸付金が前年度末現在高4億406万3,000円、平成30年度中に償還された金額は4,804万4,000円、
不納欠損額はなく、新たな貸付額が3,735万円、決算年度末現在高は3億9,336万9,000円であります。
次に、4の基金につきましては、各基金の年度末現在高のみを申し上げます。
土地開発基金は、山林原野が5,923平方メートル、現金が4,726万2,000円、高額療養費資金貸付基金は300万円、財政調整基金は現金が70億8,042万円、国債が5億円、合計75億8,042万円となっております。
190ページにまいりまして、減債基金は現金が17億7,626万4,000円、生活基盤整備基金は現金が1億6,649万3,000円であります。地域福祉基金は現金が1億1,145万1,000円、スポーツ振興基金は1,270万6,000円、国民健康保険診療報酬支払準備基金は1億1,842万4,000円、ふるさと水と土保全対策基金は現在高ありません。
191ページに進んでいただき、公共用施設維持補修基金が1億8,378万1,000円、介護保険給付費準備基金は615万2,000円となっております。高額介護サービス費等資金貸付基金が200万円、公共施設等整備基金は6億9,190万5,000円、定住促進住宅維持補修基金は2,119万7,000円、
電源立地地域対策交付金事業基金は6,270万円、地場産業育成融資事業基金、交通施設整備事業基金は現在高ありません。
192ページをお願いします。
石油貯蔵施設立地対策等交付金事業基金は現在高ありません。人材育成基金が1億2,896万4,000円、酪農振興センター維持補修基金は現在高ありません。核燃料物質等取扱税交付金事業基金は2,029万円、駐留軍等再編対策事業基金は2,058万7,000円、第1次産業振興基金は8,692万6,000円、新庁舎建設準備基金は現金が1,072万5,000円、国債が15億円、合計15億1,072万5,000円となっております。
以上合計24基金、125億5,124万7,000円となっております。
なお、注意書きに出納整理期間中の基金の積み立て及び取り崩し額について、参考として記載しております。
次に、議案書にお戻りいただき、108ページをお願いします。
認定第2号平成30年度六ヶ所村
国民健康保険特別会計(
事業勘定)
歳入歳出決算認定についてご説明申し上げます。
歳入からご説明いたします。
決算書の198ページ及び199ページをお願いします。
歳入合計欄、予算現額10億9,301万円、
収入済額11億762万5,260円、予算現額に対する収入率は101.34%、調定額11億7,317万7,560円に対する収納率は94.41%、
不納欠損額136万2,312円、
収入未済額6,418万9,988円、予算現額と
収入済額との比較では、1,461万5,260円の増となりました。
次に歳出についてご説明いたします。
202ページ及び203ページをお願いします。
歳出合計欄、予算現額10億9,301万円、
支出済額は10億8,885万7,818円、
予算執行率は99.62%、不用額415万2,182円、予算現額と
支出済額との比較では同額の415万2,182円であります。
以上のことから、
歳入歳出差引残額は1,876万7,442円となりました。
続いて226ページをお願いいたします。
実質収支に関する調書についてご説明いたします。
歳入総額11億762万5,000円、
歳出総額10億8,885万8,000円、
歳入歳出差引額1,876万7,000円、翌年度へ繰り越すべき財源はなく、
実質収支額1,876万7,000円、基金繰り入れはございません。
次に、議案書に戻りまして109ページをお願いいたします。
認定第3号平成30年度六ヶ所村後期高齢者医療
特別会計歳入歳出決算認定についてご説明申し上げます。
歳入からご説明いたします。
決算書の230ページ及び231ページをお願いします。
歳入合計欄、予算現額7,419万7,000円、
収入済額7,503万4,176円、予算現額に対する収入率は101.1%、調定額7,701万4,976円に対する収納率は97.4%、不納欠損はございません。
収入未済額198万800円、予算現額と
収入済額との比較では83万7,176円の増となっております。
次に、歳出についてご説明いたします。
232ページ及び233ページをお願いします。
歳出合計欄、予算現額7,419万7,000円、
支出済額7,409万6,439円、
予算執行率は99.86%、翌
年度繰越額はなく、不用額10万561円、予算現額と
支出済額との比較は、同額の10万561円であります。このことから、
歳入歳出差引残額は93万7,737円となりました。
続いて、246ページをお願いします。
実質収支に関する調書についてご説明いたします。
歳入総額7,503万4,000円、
歳出総額7,409万6,000円、
歳入歳出差引額93万8,000円、翌年度へ繰り越すべき財源はなく、
実質収支額は93万8,000円、基金繰り入れはございません。
次に、議案書に戻りまして、110ページをお願いします。
認定第4号平成30年度六ヶ所村
国民健康保険特別会計(千歳平施設勘定)
歳入歳出決算認定についてご説明申し上げます。
歳入からご説明いたします。
決算書の250ページ及び251ページをお願いします。
歳入合計欄、予算現額1億914万7,000円、
収入済額1億969万4,444円、予算現額に対する収入率は100.50%、調定額1億972万8,694円に対する収納率は99.97%、
不納欠損額はなく、
収入未済額は3万4,250円、予算現額と
収入済額との比較では、54万7,444円の増となりました。
次に、歳出についてご説明いたします。
252ページ及び253ページをお願いします。
歳出合計欄、予算現額1億914万7,000円、
支出済額1億799万7,758円、
予算執行率は98.95%、翌
年度繰越額はなく、不用額114万9,242円、予算現額と
支出済額との比較は、同額の114万9,242円であります。このことから、
歳入歳出差引残額は169万6,686円となりました。
続いて268ページをお願いします。
実質収支に関する調書についてご説明いたします。
歳入総額1億969万4,000円、
歳出総額1億799万8,000円、
歳入歳出差引額169万6,000円、翌年度へ繰り越すべき財源はなく、
実質収支額169万6,000円、基金繰り入れはありません。
次に、議案書111ページにお戻りいただき、認定第5号平成30年度六ヶ所村
介護保険特別会計(
保険事業勘定)
歳入歳出決算認定についてご説明を申し上げます。
歳入からご説明いたします。
決算書の272ページ及び273ページをお願いします。
歳入合計欄、予算現額11億4,804万2,000円に対する
収入済額は11億5,105万1,473円、収入率は100.26%、調定額11億6,363万4,353円に対する収納率は98.92%、
不納欠損額325万8,375円、
収入未済額932万4,505円、予算現額と
収入済額との比較では、300万9,473円の増となりました。
次に、歳出についてご説明いたします。
276ページ及び277ページをお願いします。
歳出合計欄、予算現額11億4,804万2,000円、
支出済額11億4,209万2,980円、
予算執行率は99.48%、翌
年度繰越額はなく、不用額594万9,020円、予算現額と
支出済額との比較は、同額の594万9,020円であります。したがいまして、
歳入歳出差引残額は895万8,493円となりました。
続いて、302ページをお願いします。
実質収支に関する調書についてご説明いたします。
歳入総額11億5,105万1,000円、
歳出総額11億4,209万3,000円、
歳入歳出差引額は895万8,000円、翌年度へ繰り越すべき財源はなく、
実質収支額は895万8,000円、基金繰り入れはございません。
以上でありますが、各会計の
歳入歳出決算の総額につきましては、先程監査委員からの説明にありました
審査意見書8ページに総括表として提出されておりますので、ご参照くださいますようお願い申し上げまして説明とさせていただきます。
以上、よろしくお願いいたします。
副議長(
木村常紀君) 上下水道課長心得。
上下水道課長心得(豊作和夫君) それでは、認定第6号から認定第9号までをご説明いたします。
認定第6号から認定第9号は、六ヶ所村
水道事業、六ヶ所村
農業集落排水事業、六ヶ所村
下水道事業及び六ヶ所村
工業用水道事業の平成30年度の決算認定について、いずれも地方
公営企業法第30条第4項の規定により、それぞれ
別紙監査委員の意見をつけて議会の認定に付するものであります。
議案書は、112ページをお願いいたします。
認定第6号平成30年度六ヶ所村
水道事業会計決算認定についてご説明いたします。
別冊の平成30年度六ヶ所村
公営企業会計決算書の6ページ、7ページをお願いいたします。
平成30年度六ヶ所村
水道事業決算報告書であります。
(1)収益的収入及び支出について、収入は第1款
水道事業収益が3億1,359万2,919円、支出は第1款
水道事業費が2億8,700万2,957円であります。
次に、8ページ、9ページをお願いいたします。
(2)
資本的収入及び支出について、収入は第1款
資本的収入が2億105万4,000円、支出は第1款
資本的支出が3億6,178万9,689円であります。収入額が支出額に不足する額1億6,073万5,689円は、消費税及び地方消費税資本的収支調整額786万8,157円、減債積立金7,900万円、建設改良積立金2,000万円、過年度分損益勘定留保資金1,013万5,613円及び当年度分損益勘定留保資金4,373万1,919円で補填したものであります。
次に、13ページをお願いいたします。
損益計算書であります。収益から費用を差し引いた当年度純利益は1,773万4,789円で、前年度繰越利益剰余金7,701万2,250円及びその他未処分利益剰余金変動額9,900万円を加えた当年度未処分利益剰余金は1億9,374万7,039円であります。
次に、14ページ、15ページをお願いいたします。
剰余金計算書であります。当年度末残高は資本金が1億14万8,589円、資本剰余金合計額は6億4,228万8,753円、利益剰余金合計額は4億7,658万7,039円であり、これらを合計した資本合計額は12億1,902万4,381円であります。
次に、16ページをお願いいたします。
利益剰余金処分計算書であります。未処分利益剰余金の当年度末残高1億9,374万7,039円から1,770万円を減債積立金に充て、翌年度繰越利益剰余金を1億7,604万7,039円としたものであります。
次に、17ページをお願いいたします。
貸借対照表であります。資産の部について、1の固定資産と2の流動資産の資産合計額は59億9,581万9,507円であります。
次に、18ページをお願いいたします。
負債の部、3の固定負債から5の繰延収益までの負債合計額は47億7,679万5,126円であります。資本の部、6の資本金と7の剰余金の資本合計額は12億1,902万4,381円であります。負債資本合計額は17ページの資産合計額と同額の59億9,581万9,507円であります。
次のページ以降に決算附属書類として
事業報告書等を記載しておりますが、時間の関係上、説明は割愛させていただきます。ご了承ください。
次に、議案書に戻っていただきまして、113ページをお願いいたします。
認定第7号平成30年度六ヶ所村
農業集落排水事業会計決算認定についてご説明いたします。
決算書の48ページ、49ページをお願いいたします。
平成30年度六ヶ所村
農業集落排水事業決算報告書であります。
(1)収益的収入及び支出について、収入は第1款
農業集落排水事業収益が1億1万2,865円、支出は第1款
農業集落排水事業費が9,683万8,888円であります。
次に、50ページ、51ページをお願いいたします。
(2)
資本的収入及び支出について、収入はありませんでした。第1款
資本的支出が4,437万3,637円であり、収入が支出に不足する額4,437万3,637円は、過年度分損益勘定留保資金2,663万1,599円、減債積立金600万円及び当年度分損益勘定留保資金1,174万2,038円で補填したものであります。
次に、55ページをお願いいたします。
損益計算書であります。収益から費用を差し引いた当年度純利益は314万4,377円で、前年度繰越利益剰余金9,039円、その他未処分利益剰余金変動額600万円を加えた当年度未処分利益剰余金は915万3,416円であります。
次に、56ページ、57ページをお願いいたします。
剰余金計算書であります。当年度末残高は資本金が1億1,002万円、資本剰余金合計額が1億6,576万6,341円、利益剰余金合計額が3,367万3,416円であり、これらを合計した資本合計残高は3億945万9,757円であります。
次に、58ページをお願いいたします。
剰余金処分計算書であります。未処分利益剰余金の当年度末残高915万3,416円から310万円を減債積立金に充て、翌年度繰越利益剰余金を605万3,416円としたものであります。
次に、59ページをお願いいたします。
貸借対照表であります。資産の部について、1の固定資産と2の流動資産の資産合計額は13億1,622万1,259円であります。
次に、60ページ、61ページをお願いいたします。
負債の部3の固定負債から5の繰延収益までの負債合計額は10億676万1,502円であります。資本の部6の資本金と7の剰余金の資本合計額は3億945万9,757円であります。負債資本合計額は59ページの資産合計額と同額の13億1,622万1,259円であります。
次のページ以降の決算附属書類等の説明は、時間の関係上、割愛させていただきます。ご了承ください。
次に、議案書に戻っていただきまして、114ページをお願いいたします。
認定第8号平成30年度六ヶ所村
下水道事業会計決算認定についてご説明いたします。
決算書の90ページ、91ページをお願いいたします。
平成30年度六ヶ所村
下水道事業決算報告書であります。
(1)収益的収入及び支出について、収入は第1款
下水道事業収益が8億2,256万2,847円、支出は第1款
下水道事業費が8億335万1,793円であります。
次に、92、93ページをお願いいたします。
(2)
資本的収入及び支出について、収入は第1款
資本的収入が3億7,785万5,000円、支出は第1款
資本的支出が5億8,111万9,392円であり、収入額が支出額に不足する額2億315万4,392円は、過年度分損益勘定留保資金7,470万8,318円、過年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額1,331万4,782円及び当年度分損益勘定留保資金1億1,513万1,292円で補填したものであります。
次に、97ページをお願いいたします。
損益計算書であります。収益から費用を差し引いた当年度純利益は967万6,747円で、前年度繰越欠損金3億1,326万3,443円に純利益分を充てた後の当年度未処理欠損金は3億358万6,696円であります。
次に、98ページ、99ページをお願いいたします。
剰余金計算書であります。当年度末残高は、資本金が3億9,053万6,000円、資本剰余金合計額は15億5,418万5,716円、欠損金合計額は3億358万6,696円であり、これらを合計した資本合計残高は16億4,113万5,020円であります。
100ページをお願いいたします。
欠損金処理計算書であります。未処理欠損金の当年度末残高3億358万6,696円を翌年度へ繰越欠損金としたものであります。
次に、101ページをお願いいたします。
貸借対照表であります。資産の部について、1の固定資産と2の流動資産の資産合計額は127億9,890万2,492円であります。
次に、102ページをお願いいたします。
負債の部、3の固定負債から5の繰延収益までの負債合計額は111億5,776万7,472円であります。資本の部について、6の資本金と7の剰余金の資本合計額は16億4,113万5,020円であります。負債資本合計額は101ページの資産合計額と同額の127億9,890万2,492円であります。
次のページ以降に決算附属書類がついておりますが、時間の関係上、割愛させていただきます。
次に、議案書に戻っていただきまして、115ページをお願いいたします。
認定第9号平成30年度六ヶ所村
工業用水道事業会計決算認定についてご説明いたします。
決算書、134ページ、135ページをお願いいたします。
平成30年度六ヶ所村
工業用水道事業決算報告書であります。
(1)収益的収入及び支出について、収入は、第1款
工業用水道事業収益が3,403万8,715円であります。支出は第1款
工業用水道事業費2,698万3,855円であります。
次に、136、137ページをお願いいたします。
(2)
資本的収入及び支出について、収入はありませんでした。支出は、第1款
資本的支出が8,356円であり、収入額が支出額に不足する額8,356円は当年度利益剰余金処分額8,356円で補填したものであります。
次に、141ページをお願いいたします。
損益計算書であります。収益から費用を差し引いた当年度純利益は705万4,860円であります。前年度繰越利益剰余金606万6,651円に純利益分を加えた当年度未処分利益剰余金は1,312万1,511円であります。
次に、142ページ、143ページをお願いいたします。
剰余金計算書であります。当年度末残高は資本金がゼロ円、資本剰余金合計額が1,428万4,864円、利益剰余金合計額が1,312万1,511円で、これらを合計した資本合計額は2,740万6,375円であります。
次に、144ページをお願いいたします。
剰余金処分計算書であります。未処分利益剰余金の当年度末残高1,312万1,511円から300万円を減債積立金に充て、
資本的収入が
資本的支出に不足する額8,356円を補填し、未処分利益剰余金の当年度末残高1,011万3,155円を翌年度への繰越利益剰余金とするものであります。
次に、145ページをお願いいたします。
貸借対照表であります。資産の部について、1の固定資産、2の流動資産の資産合計額は3億1,638万8,669円であります。
次に、146ページをお願いいたします。
負債の部、3の固定負債から5の繰延収益までの負債合計額は2億8,898万2,294円であります。資本の部6の資本金と7の剰余金の資本合計額は2,740万6,375円であります。負債資本合計額は145ページの資産合計額と同額の3億1,638万8,669円であります。
次のページ以降の決算附属書類の説明は、割愛させていただきます。
以上でございます。よろしくお願いいたします。
副議長(
木村常紀君) 説明が終了しました。これより質疑を行います。
初めに、認定第1号平成30年度六ヶ所
村一般会計歳入歳出決算認定について質疑を行います。質疑はありませんか。4番。
4番(寺下和光君) 決算の、監査委員の意見書の6ページのところと、あとは
水道事業の
個別指摘事項の「有収率直接
企業利益に影響するので、漏水箇所の早期発見早期対応に努めることが肝要、そして建設補修とあわせ適切な
保守点検作業にも着眼し、有収率の向上を目指したい」との指摘につきましては、これは過去何年度にわたっても同様の指摘がございました。そして、私もこれを受けて、議会の中でさまざま、抜本的な対策をとるべきだということも指摘してまいりました。そして、担当課は老朽管の更新、漏水調査等を実施し、昨年度よりも有収率が0.3%増加したとのことでありますが、今後、担当課の老朽管等の更新、漏水調査等の取り組み状況についてお伺いいたします。
2点目として、歳入予算の23ページから45ページにかけての
個人村民税、
固定資産税、軽自動車税及び六ヶ所高校通学バス分担金、学習塾使用料、奨学資金貸付収入現年度分、さらには公営住宅、定住促進住宅、村営住宅の本年度未納と滞納繰越分に対する徴収の取り組みについてお尋ねいたします。監査委員からは、徴収努力が認められるという評価をいただいておりますけれども、今後の取り組みについて。また、村税の滞納者については、奨学資金の貸与はされていないと理解してございますけれども、六ヶ所高校の通学バス分担金、学習塾使用料の滞納者に対して奨学資金が貸与されていないとは思うんですけれども、その辺、わかりましたらお願いいたします。
そして、155ページのタブレット端末活用支援業務につきましては、私はこれまでも指摘させていただいておりますけれども、ICTに精通した職員を採用することで、庁内の業務にも迅速に対応できるし経費の節減にもつながると思うことから、ぜひ検討をしていただきたいということを要請してまいりました。これについては答弁は求めません。改めて、このことについて教育委員会に要請をしておきたいと思います。
以上、3点についてご答弁を求めます。
副議長(
木村常紀君) 上下水道課長心得。
上下水道課長心得(豊作和夫君) ただいまのご質問にお答えいたします。
まず、来年度予定の老朽管の更新事業でありますけれども、豊瀬・豊前地区、これは
継続事業ですけれども、来年度最終年度ということで予定しております。あと、漏水の調査につきましては、昨年度は泊、今年度は尾駮中地区ということで実施しております。来年度以降は、平沼、千歳地区と計画的に漏水調査をしていく考えでおります。
以上であります。
副議長(
木村常紀君) 税務課長。
税務課長(市川秀和君) それでは、村税の滞納に対する取り組みについてご説明させていただきます。
村税に対する取り組みに対しましては、通年で実施しております電話連絡、個別訪問、納税相談等のほかに、夜間納税相談として昨年度としては11月、それからことしに入って2月に実施しておりまして、粘り強く滞納者の方々と折衝して滞納の解消に努めております。
以上です。
副議長(
木村常紀君) 学務課長。
学務課長(田中 諭君) それでは、お答えいたします。
学務課で実施している奨学資金、六ヶ所高校スクールバスの使用料、学習塾使用料また学校給食費については、催告書の発送、5月と6月にやっております、あと個別訪問、これを8月、さらには税務課と連携をいたしまして役場本庁及び各出張所において夜間納税相談を開設をして対応しているところでございます。
また、現年度分が滞納にならないように、特に奨学資金については、2カ月引き落としや支払いのない場合、すぐ文書を出して本人に通知をしているところでございます。
2点目の、奨学資金の滞納者の貸し付けということなんですが、奨学資金の貸与条例施行規則の中で、村税を滞納している連帯保証人、これはできないことに規定をしております。よって、奨学資金を借りるとなれば、当然本人は未成年でありますので親かあと第三者、これらが連帯保証人になる者ですから、ここについては滞納している方には貸与はしていないということになります。
3点目の、スクールバスの利用料を滞納している方の奨学資金の貸し付けなんですけれども、これについては、ちょっとちゃんと調べていないんですけれども、私はないと思っております。
以上でございます。
副議長(
木村常紀君) 建設課長心得。
建設課長心得(中岫賢悟君) 公営住宅使用料についての滞納の処理についてお答えいたします。
公営住宅使用料については、夜間徴収や電話での督促、いろいろ実施してきてまいっております。しかしながら、所得がありながら納付意識の乏しい方につきましては、住宅の明け渡し請求等を考えていかなければならないと思っております。また、しかしながら、公営住宅についてはセーフティーネット的な意味合いもありますので、ここにつきましては入居者の方と納付相談しながら、継続的な支払い計画について話し合いながら、滞納額を少なくするような取り組みをしていきたいと考えております。
副議長(
木村常紀君) 4番。
4番(寺下和光君) 1点目につきましては、来年度以降は豊瀬・豊前地区の老朽管の更新と。これ、先般の議会でも指摘してございますけれども、この豊瀬・豊前につきましては、当然東北町の行政区域でございます。それについては、いろいろな事情があって、六ヶ所がそれを引き継いだということは先般お聞きしました。しかしながら、今後、東北町のこの配水管については、やはり東北町と協議をして事業そのもの、もしくは料金も含めて、再度東北町と協議をすべきだということはご指摘をさせていただきたいと思っております。いわゆる、ここの部分についてはもう東北町に移管をするんだという考え方のもとで進むべきではないかと思ってございます。
あと、漏水調査につきましては、課長も一生懸命やっているということがわかりましたので、これは引き続き漏水調査については全力を挙げて取り組んでいただきたいということを、改めて要請しておきます。
それから、2件目の滞納の関係でございますけれども、この奨学資金の貸与につきましては税の滞納がある場合はという規定があるのは承知してございますけれども、通学バスでありますとか、学習塾使用料等、これらについてやはり滞納がある場合は、奨学資金の貸与はしないということを明文化すべきだと思いますので、その辺についてもご検討をしていただきたいと思っております。
それ以外の、税の関係あるいは住宅使用料の関係につきましては、村の顧問弁護士もいることから、先ほど建設課長からございました住宅の明け渡し等についても、やはりきちっとした対応をとっていただくようにお願いを申し上げます。
そして、くどいようですけれども、タブレット端末の活用支援業務については、これは村長部局ともよく協議をして、経費節減に努めていただきたいと思っております。
あと、議長、本来は水道会計で言うべきなんですけれども、今、意見書の中で触れましたので、最後に1点だけ村長にお願いしたいことがございます、よろしいでしょうか。水道の関係でございます。
副議長(
木村常紀君) はい、許します。
4番(寺下和光君)
水道事業に欠かせない検針業務ございますよね。これに、30年余りにわたって献身的に貢献をされております尾駮浜のカナハマさん、年齢が多分80歳前後ではないかと思いますけれども、村の表彰規程上は該当しないと思いますけれども、
公営企業の管理者でございます村長から、何らかの形でこの意を表する考え方はございませんか。
副議長(
木村常紀君) 村長。
村長(戸田 衛君) この件は、水道検針員の関係のことでありますけれども、カナハマさんが水道の検針の業務を行っておりますことは私も存じております。長年にわたって、この検針業務に従事していただいたこと、これは改めて私も感謝申し上げたいと思っております。この方は、まだ検針員の業務を行っておりますので、ご高齢ながら、もう90歳近くにはなるかと思うんですが、今でも健在でその業務に貢献していただいておりますので、これは、現在の考え方ですが、もし一つの節目というところがあれば、その件は感謝状なり等々の考え方は、これは私も考えておりますので、よろしくその点ご理解願いたいと思っております。
4番(寺下和光君) よろしくお願いします。以上です。
副議長(
木村常紀君) ほかにありませんか。
(なしの声)
副議長(
木村常紀君) 質疑なしと認め、質疑を終了し、これより討論を行います。討論はありませんか。
(なしの声)
副議長(
木村常紀君) 討論なしと認め、討論を終わります。
これより認定第1号を採決いたします。
お諮りします。
認定第1号平成30年度六ヶ所
村一般会計歳入歳出決算認定について、認定することにご異議ありませんか。
(異議なしの声)
副議長(
木村常紀君) ご異議なしと認めます。よって、認定第1号平成30年度六ヶ所
村一般会計歳入歳出決算認定は認定することと決しました。
次に、認定第2号から認定第9号までについて、質疑を行います。質疑ありませんか。
(なしの声)
副議長(
木村常紀君) 質疑なしと認め、質疑を終了し、これより認定第2号から認定第9号までについて討論を行います。討論はありませんか。
(なしの声)
副議長(
木村常紀君) 討論なしと認め、討論を終わります。
これより、認定第2号から認定第9号までを一括採決いたします。
お諮りします。
認定第2号平成30年度六ヶ所村
国民健康保険特別会計(
事業勘定)
歳入歳出決算認定について、認定第3号平成30年度六ヶ所村後期高齢者医療
特別会計歳入歳出決算認定について、認定第4号平成30年度六ヶ所村
国民健康保険特別会計(千歳平施設勘定)
歳入歳出決算認定について、認定第5号平成30年度六ヶ所村
介護保険特別会計(
保険事業勘定)
歳入歳出決算認定について、認定第6号平成30年度六ヶ所村
水道事業会計決算認定について、認定第7号平成30年度六ヶ所村
農業集落排水事業会計決算認定について、認定第8号平成30年度六ヶ所村
下水道事業会計決算認定について、認定第9号平成30年度六ヶ所村
工業用水道事業会計決算認定について、以上8件を認定することにご異議ありませんか。
(異議なしの声)
副議長(
木村常紀君) ご異議なしと認めます。よって、以上8件を認定することと決しました。
日程第3、議案審議を行います。
議案第72号を議題といたします。
担当課長の説明を求めます。
(説明省略の声)
副議長(
木村常紀君) 説明省略の声がありますが、説明省略でよろしいですか。
(はいの声)
副議長(
木村常紀君) ご異議なしと認め、説明を省略し、質疑に入ります。質疑はありませんか。4番。
4番(寺下和光君) 議長、確認しますけれども、今
一般会計の補正予算で間違いないですよね。
副議長(
木村常紀君) はい。そうです。
4番(寺下和光君) 最初に、村長にお伺いしたいんですけれども、これは総務費に関連いたしますけれども、ご承知のとおり地球規模の温暖化が叫ばれ、世界的な異常気象が続く中で、本村も30度を超える真夏日が続いております。9月になっても真夏日が観測される中、村民に対し担当課から熱中症対策も呼びかける時代となっております。このような状況は、今後も継続することが予想されておりますことから、既に設置されている集会所等は別として、公共施設全般にエアコンを設置する必要があると思います。余りにも温度が高い場合は、各集会所を日中高齢者に開放するなどの方策も今後検討しなければならないものと思っております。そして、最も重要なのが役場庁舎だと私は思ってございます。不特定多数の方々が訪れることや、職員の事務処理能力を向上させるためにも、廃止になっております集会所等のエアコンを再利用するとか、そういうことも視野に入れながら、早期に庁舎については設置をすべきではないかと思っております。そして、保育所、小中学校でエアコンが設置されていない場合は、建てかえの問題も近々に迫っておりますけれども、期間限定で、例えば4月から9月までの間、固定式ではないエアコンの設置等について検討すべきと思いますけれども、村長はどのようにお考えですか。
副議長(
木村常紀君) 村長。
村長(戸田 衛君) 基本的な考え方、今お伺いしましたけれども、集会所等々ではもう既にエアコンの設置は終了いたしております。もちろん、これまでの古い施設については、まだ未設置のところがありますが、建てかえ等々の計画もある施設については、今後のエアコンシステムの導入も考えておりますので、その点は少し、やはり時間を置いての考え方もあるでしょうが。もちろん固定式あるいは常設のエアコンの設置、いろいろな手法がありますが、できる限りそこは調査をして、必要性等々にはこれからも検討を加えてまいりたいと。
それで、今のご意見の庁舎のエアコンの設置でございますけれども、もちろん私の頭の中にあるのは庁舎の建てかえ、新築の計画がございますので、この点もいろいろ考え合わせながら、やはり庁舎の冷房については、我慢をしていただくという気持ちもありますが、ただ一つは、その点について、じゃあ、活用、また構造上の問題があります。やはり廊下等々を貫いておりますので、幅広い部屋のエアコンの維持ということが果たしてどうなのか。もちろんこれは、大々的な工事をした固定式のことも考えればいいんでしょうが、それは今後の建てかえの計画もありますから、その時期まではこれはできる限りそういうことではご理解いただきたいと思っておりますが。
なお、先ほどお話しの、これは東京の温度と気温と、村も同じ気温の状況、これは地球温暖化なのかどうかは確たることはわかりませんが、そういう夏場については最近は本当にそういう猛暑と言われるくらいの期間がふえてきましたので、この点はこれから、やっぱり構造上のところがありますから、設置型でこれは効果があるのかどうか、そういうところも検討して、ただ、部屋を閉鎖する、囲いをするとかそういうことであれば、これはいろいろな効果が出てくると思いますけれども、ただこれは、住民サービスの観点から、やはり現状のままの課とかそういう部屋をどう活用するかは、これは今後検討したいと思っておりますが、いずれにしてもこれは大変、私はなかなか難しいことだとは考えておりますけれども。
以上です。
副議長(
木村常紀君) 4番。
4番(寺下和光君) 村長は、なかなか難しいと言いますけれども、たしか村長は庁舎の基金が40億円になれば新庁舎を検討したいというお話も、たしか聞いた記憶がございます。今、基金がたしか15億円だと記憶してございますが、そうすればまだ5年ございます。このエアコンについては、私は本当にこの庁舎については、村長の言うこともわかります、わかりますけれども、ぜひこれについては業者からもお聞きして、早期に設置をしていただきたいということを改めて強く要請をしておきたいと思います。
次に、総務費に関連いたしまして、安在所から原燃の西社宅に向かっていったときに、一中に曲がるところの十字路がございますけれども、ここでは非常に交通事故が発生してございます。そして南側から、南側というのは尾駮の本村のほうから一中のほうに に行ったときに、そちらが一時停止なんですね。右側がカーブのために、安在所側が全く見えないんですね。ですからここに、何とかしてカーブミラーを設置していただけないのかどうか。このカーブミラーにつきましては、尾駮の担当区というんですか、そこの斜め向かいの茂みの中に、カーブミラーが設置されたものが放置されてございます。これらも活用できると思いますので、その辺についてお聞きしたいのと、ご承知のとおり村内朝夕の交通混雑が非常にいまだ見られる状況でございます。よって、これは公安委員会との協議になると思うんですけれども、村内の、平沼とかウラン濃縮工場のところの信号に、時差式信号とか矢印式信号の設置について検討できないものかどうか。
総務課長、いかがでしょうか。
副議長(
木村常紀君)
総務課長。
総務課長(種市 誠君) まず、最初にカーブミラーの件、ご質問いただきました。カーブミラーにつきましては、ご指摘の交差点、事故等もあるということでしたので、直ちに現場を確認させていただきまして、今年度速やかに対応していきたいと考えております。
あと、信号機の件でございますけれども、今年度も実は、今年度から弥栄平協議会が新たにできまして、そちらの協議会からも実は信号機の設置の要望をいただいておりました。その件も踏まえまして、今ご質問あった件も踏まえまして、野辺地警察署あるいは県警を通じまして、公安委員会に要望活動をしてまいりたいと思います。
以上です。
副議長(
木村常紀君) 4番。
4番(寺下和光君) よろしくお願い申し上げます。
次に、何点か、一気に質問したいと思います。
2ページの、歳入予算の款に、当初予算になかった9款環境性能割交付金が追加されたことによって、当初予算で議決をした9款以降21款までが繰り延べとなっております。このことについては、県からも確認をしてございますけれども、事務手続上は可能であると。しかしながら、年度途中で新たに款を設ける場合については、私は最初の、もともとの諸収入が21款だったわけでございます、ですから新たに款を設ける場合は22款に設けるべきだと思ってございます。そのことについては、今後こういうことが発生する場合がございますので、村として統一した考え方をとっていただきたい。今回は、8款と恐らく関連性が高いから款の途中に設けたと思いますけれども、私たちを含め、混乱の一助にしかならない。くどいようですけれども、年度途中で新たに款を設ける場合は、最後の款の後に設けるよう、庁内で統一見解を示していただきたい。そのことについて、副村長からお聞きします。まだ、答弁要りませんので、順次行きますので。
2点目の、2ページの1款2項
固定資産税4億1,300万円の減額についてでございますけれども、これについては、これは私の個人的な考え方でお話ししますけれども、太陽光発電施設等の稼働によって、大規模償却資産に課税できることとなったんですけれども、村の基準財政需要額よりも課税収入額が多くなったために、平成28年度と同様に県課税分が発生したために減額したという理解でよろしいのかどうか。
それと、13ページの歳出予算の2
款総務費2項1目の税務総務費の23節の償還金利子及び割引料2,750万円の村税還付金、還付加算金追加についてでございますけれども、これについても、村税については歳入は村民税、
固定資産税、軽自動車税、たばこ税等、項で分かれておりますけれども、今回の還付金については法人税がその対象でないのかと思いますけれども、もしそうだとするならば、還付に至ったいきさつについて簡単なご説明をお願いいたします。法人税は、たしか確定と予定申告に分かれていると思いましたけれども、その辺についてもご説明をお願い申し上げます。
次に、17ページの道路維持費の予算は、財源充当のみでございますけれども、その公図上に「道」又は「公衆用道路」と表記されているものの、維持管理について村の考え方をお聞きいたします。各集落には、公図上に「道」又は「公衆用道路」と表記されているものが多く存在しております。それらが多量の雨が降れば土砂が流出し、その補修に自治会等が対処しているとも聞いております。万が一、その補修作業中に事故が発生した場合の補償等の問題もあることから、私は、公図上に「道」又は「公衆用道路」の
維持管理は、これまで慣例で自治会等にお願いしてきたと思うんですけれども、その任を村が負うべきと思いますけれども、これについても副村長の答弁を求めます。
以上です。
副議長(
木村常紀君) 副村長。
副村長(橋本 晋君) お答えいたします。
議案の8ページの、ここに8款の自動車取得税交付金、これが廃止になって、これにかわるものとして9款に環境性能割交付金、これが新たに設けられました。村としては、当然これに関連があるものとして、この近くに新たなものを加えたという方法をとりました。特に、この歳入の一会計年度における定めがないとすれば、当然今回みたいなやり方と、議員ご指摘の一番最後の部分に新たに規定する方法があるかと思います。わかりやすい記述の仕方、これについて内部で検討して、一定のルールを定めたいと思いますので、ご理解願いたいと思います。
あと、続けて、私の質問、道路維持費の関係という話ですけれども、現在村においては村道以外の公衆用道路あるいは私道等のいわゆる生活道路、これについては各自治会等の要望に基づき、地権者の同意が得られれば随時舗装することとしております。また、砂利等の未舗装の生活道路、これについては従来から村が砕石等の原材料を提供して、町内会等が補修すると、こういう流れで来ております。昨今、役員等の高齢化とかいろいろ環境変わってきておりますが、この補修について課題があるとすれば、その方向について、今後町内会等と協議してまいりたいと考えております。
以上です。
副議長(
木村常紀君) 税務課長。
税務課長(市川秀和君) それでは、
固定資産税の減額についてご説明させていただきます。
今回の、
固定資産税の減額につきましては、議員ご指摘のとおり基準財政需要額が減額となり、基準財政収入額がふえたことによりまして、村の課税限度額が減ったことに伴っての減額となります。
続きまして、13ページの村税の還付金につきましてですが、こちらも議員ご指摘のとおり法人村民税の還付となります。法人村民税につきましては、申告納付となっておりまして、その申告については事業年度終了後の確定申告と、それから半年後の中間申告の2回行われることとなっております。その中間申告は、当該年度の事業成績にかかわらず、全事業年度の確定申告額の半額を納めなければいけないということになっておりますので、決算の状況に応じては還付が発生するということで今回の補正となりました。
以上です。
副議長(
木村常紀君) 4番。
4番(寺下和光君) 款を追加した場合の取り扱いでございますけれども、これについては中間に款を入れることもできるし、最後に入れることもできるということも、これも確認をしてございますけれども、やはり、関連があるのはわかるんですけれども、混乱を招かないためにも私は新たに款を設ける場合は最後の款の次に設けるということで、統一見解をしていただきたいということを改めて要請しておきます。
あと、税務課の関係についてはわかりました。
それから、副村長から答弁のございました村道以外の、公図上「道」または「公衆用道路」、この関係については自治会がやることで、万が一事故があった場合の責任問題を、私はやはり重要視するべきだと思ってございますので、副村長は自治会等と十分協議するということでございましたので、やはりその辺に主眼を置いて、責任問題があるということをご理解いただいて、できるのであれば私は村が全て管理するという方向で進めていただきたいということを要望して終わります。
副議長(
木村常紀君) 他にありませんか。3番。
3番(橋本 竜君) 19ページ、9款消防費の関連について質問させていただきます。
先日、ある消防団員の方からお話を聞きまして、何分団かの消防車両についているポータブル発電機が盗難に遭ったということを聞きました。それで、そこの分団だけのものなのか、それについてわかる範囲でよろしいですので説明をよろしくお願いします。
副議長(
木村常紀君) 原子力対策課長。
原子力対策課長(佐藤 広君) ただいまのご質問についてお答えいたします。
そういった、ポータブルの、今盗難ということで連絡はいただいていました。その後、当課として調査をしている最中でございまして、まだ結果は全てまとまってはいないんですけれども、今そういう調査中ということでご理解いただければと思います。
副議長(
木村常紀君) 3番。
3番(橋本 竜君) それで、今調査中ということでわかりました。できれば、何カ所の分団の発電機が盗難に遭ったものなのかという部分もちょっとお知らせいただければと思います。
副議長(
木村常紀君) 原子力対策課長。
原子力対策課長(佐藤 広君) わかりました。
(何分団の発電機が……、の声)
原子力対策課長(佐藤 広君) 私のほうで伺っているのは5分団と聞いております。
副議長(
木村常紀君) 3番。
3番(橋本 竜君) 5分団ということで、私が聞いたのは第2分団の新城平の車両から盗まれたと、盗難に遭ったということで。その後、今調査中ということで、役場でも被害届等は出したものなのかということと、分団の車庫が、シャッターにまず施錠がされていない。そしてまず、誰も人気のないところに建っている分団の車庫は、いつ誰が行ってもわからないということがあります。そして、それについて、村長にもお願いをしたいんですが、防犯カメラ等の設置もあわせて考えられないものなのか。村長より答弁をいただきたいと思います。
副議長(
木村常紀君) 村長。
村長(戸田 衛君) この盗難のケースもありますし、それぞれにふだんは施錠していないということは恐らく万が一の際には迅速に対応したいという考え方のもとで施錠していないという、これはそういうふうに私は理解しておりますけれども。要は、そういう状態の中を確保しながら、じゃあ盗難を防止するということになると、先ほどご意見の防犯カメラの設置等も、これはまた必要になるんじゃないかなと思っておりますが、そこはこれから消防の関係者の方々からとも、消防の、どういう内容で、もちろん施錠すればまたそれでいいのかどうかというところもありますし、そこはこれからの検討課題でありますから、そこはご理解願いたいと思っております。
副議長(
木村常紀君) 3番。
3番(橋本 竜君) 最後にします。防犯上の観点からも、各地区に分団があるわけですから、ぜひ防犯カメラの設置等も考えて、子供、老人を守る、地域の財産を守るという観点から、ぜひ村長には防犯カメラの設置をお願いいたしまして、質問を終わりたいと思います。
副議長(
木村常紀君) 他にありませんか。
(なしの声)
副議長(
木村常紀君) 質疑なしと認め、質疑を終了し、これより討論を行います。討論はありませんか。
(なしの声)
副議長(
木村常紀君) 討論なしと認め、討論を終わります。
これより採決いたします。
お諮りします。議案第72号令和元年度六ヶ所村
一般会計補正予算(第3号)を原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(異議なしの声)
副議長(
木村常紀君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
昼食のため13時30分まで暫時休憩いたします。
(休憩)
副議長(
木村常紀君) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。
議案第73号から議案第79号までを
一括議題といたします。
順次担当課長の説明を求めます。
(説明省略の声)
副議長(
木村常紀君) 説明省略の声がありますが、説明省略でよろしいですか。
(はいの声)
副議長(
木村常紀君) ご異議なしと認め、説明を省略し、質疑に入ります。質疑はありませんか。
(なしの声)
副議長(
木村常紀君) 質疑なしと認め、質疑を終了し、これより議案第73号から議案第79号までについて討論を行います。討論はありませんか。
(なしの声)
副議長(
木村常紀君) 討論なしと認め、討論を終わります。
これより議案第73号から議案第79号までを一括採決いたします。
お諮りします。
議案第73号令和元年度六ヶ所村
国民健康保険特別会計補正予算(
事業勘定第2号)、議案第74号令和元年度六ヶ所村後期高齢者医療
特別会計補正予算(第1号)、議案第75号令和元年度六ヶ所村
国民健康保険特別会計補正予算(千歳平施設勘定第2号)、議案第76号令和元年度六ヶ所村
介護保険特別会計補正予算(
保険事業勘定第2号)、議案第77号令和元年度六ヶ所村
水道事業会計補正予算(第2号)、議案第78号令和元年度六ヶ所村
農業集落排水事業会計補正予算(第2号)、議案第79号令和元年度六ヶ所村
下水道事業会計補正予算(第2号)、以上7件を原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(異議なしの声)
副議長(
木村常紀君) ご異議なしと認めます。よって、以上7件は原案のとおり可決されました。
次に、議案第80号から議案第82号までを
一括議題といたします。
担当課長の説明を求めます。
(説明省略の声)
副議長(
木村常紀君) 説明省略の声がありますが、説明省略でよろしいですか。
(はいの声)
副議長(
木村常紀君) ご異議なしと認め、説明を省略し、質疑に入ります。質疑はありませんか。
(なしの声)
副議長(
木村常紀君) 質疑なしと認め、質疑を終了し、これより討論を行います。討論はありませんか。
(なしの声)
副議長(
木村常紀君) 討論なしと認め、討論を終わります。
これより議案第80号から議案第82号までを一括採決いたします。
お諮りいたします。
議案第80号六ヶ所村第1号会計年度任用職員の報酬、期末手当及び費用弁償に関する条例の制定について、議案第81号六ヶ所村第2号会計年度任用職員の給与に関する条例の制定について、議案第82号地方公務員法及び
地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備等に関する条例について、以上3件を原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(異議なしの声)
副議長(
木村常紀君) ご異議なしと認めます。よって、以上3件は原案のとおり可決されました。
次に、議案第83号を議題といたします。
担当課長の説明を求めます。
総務課長。
総務課長(種市 誠君) それでは、議案第83号についてご説明いたします。
議案書の79ページをお願いいたします。
議案第83号は、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例についてであります。
初めに、参考資料を用いてご説明申し上げます。
参考資料の20ページをお願いいたします。
1の改正理由でございますが、成年被後見任及び被補佐人であることを理由に、不当な差別がされないよう、成年被後見人等に係る欠格条項、その他の権利の制限に係る措置の適正化等を図るため、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律が施行されたことに伴い、4件の関係条例について改正を行うものでございます。
2の改正内容でございます。改正内容は、成年被後見人等を資格、職種、業務等から一律に排除する欠格条項を設けている各制度について、制度ごとに必要な能力の有無を判断する個別審査規定へ適正化を図るとともに所要の改正を行うものでございます。
具体的な各制度につきましては、アの公務員等につきましては、欠格条項を削除することとなります。その他のイからエについて記載しておりますが、そちらのイからエにつきましては原則として欠格条項を削除し、個別審査規定を整備することとなります。
なお、21ページから24ページにつきましては、各条例の修正箇所を新旧対照表で明記しておりますので、ご参照いただきたいと思います。
それでは、議案書に戻りまして、79ページをお願いします。議案書に基づいて説明したいと思います。
まず、第1条は、六ヶ所村職員の給与に関する条例の一部改正についてでございます。同条例につきましては、第22条第1項及び第4項、第22条の2第2号、第24条第1項及び第2項第1号、第25条第6項中について、地方公務員法の改正に伴い欠格条項が削除されたことから、引用している規定の改正及び用語の整理を行うものでございます。
次の80ページをお願いいたします。
第2条は、六ヶ所村職員等の旅費に関する条例の一部改正についてでございます。同条例では、第3条第3項、第6項及び第7項中について、地方公務員法の改正に伴い欠格条項が削除されたことから、引用している条項の改正及び用語の整理を行うものでございます。
続きまして、第3条は、六ヶ所村家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてでございます。同条例では、第24条第2項第2号中について、児童福祉法の改正に伴い欠格条項が削除されたことから、引用している条項の改正を行うものでございます。
第4条、六ヶ所村消防団条例の一部改正についてでございます。同条例では、第7条各号中について、消防団における欠格条項の削除及び用語の整理を行うものでございます。
附則でございます。この条例は、令和元年12月14日から施行するものでございます。
処分等に関する経過措置でございますが、この条例の施行日前にこの条例による改正前の条例、またはこれに基づく規則の規定に基づき行われた処分、その他の行為及び当該規定により生じた失職の効力につきましてはなお従前の例によるものとするものであります。
提案理由でございます。成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う所要の整備を行うため提案するものでございます。
以上でございます。よろしくお願いいたします。
副議長(
木村常紀君) 説明が終了しました。これより質疑を行います。質疑はありませんか。
(なしの声)
副議長(
木村常紀君) 質疑なしと認め、質疑を終了し、これより討論を行います。討論はありませんか。
(なしの声)
副議長(
木村常紀君) 討論なしと認め、討論を終わります。
これより議案第83号を採決いたします。
お諮りいたします。
議案第83号成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例について、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(異議なしの声)
副議長(
木村常紀君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
以上で本日の日程は全部終了いたしました。
次回会議は、9月13日午前10時に開きます。
本日はこれにて散会いたします。
大変お疲れ様でした。
議事録の顛末を証するためここに署名する。
令和元年 11月 25日
六ヶ所村議会副議長 木 村 常 紀
議事録署名者 鳥谷部 正 行
議事録署名者 相 内 宏 一
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