(5番
高橋文雄議員 入場)
議長(
橋本猛一君)
議案第43号を
議題といたします。
担当課長の
説明を求めます。
建設課長。
建設課長(
佐々木昭光君) それでは、
議案第43号についてご
説明を申し上げます。
議案書の481ページを
お願いいたします。
議案第43号は、村
道路線の認定についてでございます。
本
議案は、
道路法第8条第2項の
規定によりまして、村道の路線を認定することについて、議会の
議決を
お願いするものでございます。
整理番号208、路線名は倉内道ノ上線であり、起点を六ヶ所村大字倉内字道ノ下122番地2、終点を六ヶ所村大字倉内字石神70番地5とするものでございます。
恐れ入ります。
提出案件参考資料の34ページを
お願いいたします。
倉内道ノ上線の概要についてでございます。
1.認定に付する
理由といたしまして、下の概略図に示すとおり、本路線は、国道338号と村道倉内蒼前堂線を接続し、農道石神1号線にもつながる路線でございます。倉内地区の生活
道路として認定するものでございます。
2.計画の内容についてでございます。起点は国道338号に接続する六ヶ所村大字倉内字道ノ下122番地2、終点が村道倉内蒼前堂線に接続する六ヶ所村大字倉内字石神70番地5でございます。延長は約1,216メートル。
道路の規格は、第3種第4級でございます。幅員は10.5メートルであり、このうち車道
部分は、片側2.75メートルずつの5.5メートルを計画してございます。
以上でありますので、よろしく
お願いいたします。
議長(
橋本猛一君)
説明が終了しました。これより
質疑を行います。
質疑はありませんか。4番。
4番(木村廣正君) 地域で新設の村道ができるということは、生活環境向上等には大変私もうれしく、反対する者でも何でもございません。
ただ、村道認定に至るまでの経緯、私が承知している限りでは、昨年3月、建設常任委員会で審議されて、認定に向かって進んだということも承知しています。自治会に
説明が、4月早々かと思うんですけれどもあって、その後地域の、今のルート以外のルートも3案とか示されたかと思うんです。これは当初の計画に戻っているんですけれども、これ以外の調査等はしたんですか。
議長(
橋本猛一君)
建設課長。
建設課長(
佐々木昭光君) ただいまのご質問でございますけれども、そもそも私ども、
平成24年度、基礎調査をしてございます。この際に、大きく素案として3つのルートを基礎調査してございます。この中で、自治会等に素案としてお示ししたのもこの3つのルートをお示ししてございます。この中で、自治会のご理解をいただきまして1つのルートに絞ってございます。この
部分について、当初25年度の予算計上もしておりますし、25年6月に村道認定の手続をしたいということで事務を進めてきた経緯がございます。その後自治会さんのほうの役員会でまた新たな方向性、そういうふうなものもご提案としてございました。その結果、やはり25年度の
事業実施が困難というふうな私ども判断いたしまして、予算を9月で、委託経費の予算でございますけれども、実
施設計の
部分の予算でございますけれども、25年9月の議会で減額をさせていただいて、その後自治会のほうと再度細かく調整をさせていただきまして、9月に要望書をいただいてございます。この要望書の中で、今回提案させていただきましたルートについての要望がございましたので、今回村道の認定路線としてご提案をさせていただいたということでございます。
議長(
橋本猛一君) 4番。
4番(木村廣正君) 今の
説明だと、先ほども言いましたけれども、昨年6月議会に審議いただく、認定いただくということで進めていたんですけれども、自治会のほうのいろんな思いとかあって取り下げいたしまして、9月に要望を受けたということですよね。それ以降はないということです。いいのかな。
私は今何でこういうふうに言っているかというと、昨年12月、まさしく仕事納めのとき、私どもこの地域の、倉内地域のこの
道路に関しては、ルート云々どうのこうのにしても、友政会の最大の懸案事項として
お願いしてきた経緯もありますので、12月27日かな、仕事納のとき、
理事さんから会派で
説明を受けたんです。産業・建設部門
理事にお話ししたら、いやまだ正式に。今あなたの
説明だと、9月の要望書でもう決まった。そのとき
理事は、倉内地域の
道路に関してはルートがまだはっきりしていないけれどもやりますと、そのとき
理事が、12月27日現在でルートをまだ正式じゃないよと言っているの何で違うんですか。
説明。
議長(
橋本猛一君) 産業・建設部門
理事。
産業・建設部門
理事(田村俊之君) 昨年の12月27日に
説明したという私の意図といたしましては、予算要求の段階で、私も既にもうこのきょう示す路線としては提示してありましたけれども、予算要求の段階ではまだ正式なそういう段階でないという
意味での、予算要求中だということでの趣旨で
説明しておりました。路線についてはもう既に今回の路線ということでやっていました。
議長(
橋本猛一君) 4番。
4番(木村廣正君) いろいろな経緯があったということは承知しているから、今これに決まって、まさしく今認定で議会承認を受けて進んでいくと思うんです。それには全然反対ということはないです。
もう一つお聞きしたいのは、私不勉強でわからないんですけれども、結局はルート等はまだ変更の可能性があるかと思うんですよね。地権者等とは折衝していないと思うし、村道認定に最低限、始点、終点に関しては地権者の了解を得ているんですか。
議長(
橋本猛一君)
建設課長。
建設課長(
佐々木昭光君) 起終点に関しての
部分、この村道認定でございますけれども、村道認定に当たって、地権者の同意が前提となるものではございません。あくまでこれから整備をしていく上で、生活
道路として
道路認定、いわゆる村道として認定いたしますよということの
意味合いでございます。
議長(
橋本猛一君) 4番。
4番(木村廣正君) そうすれば、起点、終点も地権者の同意を得られなければ多少なり、例えば何メートルとか変わるということも十分にあり得るという
説明ですよね。その理解でよろしいですか。
議長(
橋本猛一君)
建設課長。
建設課長(
佐々木昭光君) 厳密に言えばそういうことになります。過去にも、起終点の位置が変更になって変更認定がかかった事案もございます。以上です。
議長(
橋本猛一君) 4番。
4番(木村廣正君) 済みません、
議長、いま1回で終わります。
そうすれば、終点のほうの番地を示して今認定を受けますよね。認定を受けて、当然変われば変更認定ということで再度また議会承認を得るということですよね。はい、わかりました。終わります。
議長(
橋本猛一君) いいですか。10番。
10番(
橋本喜代二君) 国道338号に直角に来ているような形になっているんでございますが、私一番心配するのは、この地区というのは非常に交通の混雑が激しい地区なわけでございますよね。この図面でいくと、平沼と書いたところに交通信号が1つございます。そしてJAのスタンドのちょうどカーブのところに、ここにも信号が1つあるわけですが、これを、例えばここに信号がついたとして、3カ所クリアするということになるとかなりの交通の混雑が予想される、このように私考えました。その点についてどのように考えているのかお聞きしたいと思います。
議長(
橋本猛一君)
建設課長。
建設課長(
佐々木昭光君)
道路の詳細につきましては、予算の
議決をいただいてございます。
道路の認定をいただければ、26年度で実
施設計、詳細な設計をさせていただくということになります。
ただ、国道338号に接する
部分についてでございますが、私ども今のところの基礎調査の結果としては、ここに信号ということではなくて、幅員も結構、もともとの用地もございますので、いわば右折レーンとかそういうもので交通の渋滞を引き起こさないような形で設計できればなというふうに思ってございます。
議長(
橋本猛一君) 10番。
10番(
橋本喜代二君) 今現在2つでもあのとおり混雑するわけでございますが、もしこれが、自治会の方々の意見とかそういうのはもちろん大事なことでございますが、村道倉内中央線、これは当然横断するわけでございますが、むしろここの取りつけ
道路を1つにして、平沼と逆のほうを切るような形をとれれば、これまた非常に交通の便にはいいような感じもするんですが、その点については考えられないものでしょうか。どうでしょう。
議長(
橋本猛一君)
建設課長。
建設課長(
佐々木昭光君) 済みません。のみ込みが悪くて大変申しわけございません。平沼と書いたほうの信号をなくするということでよろしいんでしょうか。
議長(
橋本猛一君) 10番。
10番(
橋本喜代二君) 済みません。ちょっと私のほうの
説明が悪かったと思います。そのとおりです。ですから、倉内中央線、北側へ抜ける
道路、この図面でいくと平沼と書いてあるところありますよね。そこに信号があったわけですよね。そして国道338号の、三沢市と書いてあるところ、ここにも信号が1つあるわけですよね。この2つを取り除いて、倉内の
人たちが、確かに不便かもわからないけれども、今の取りつけ
道路に信号をつけたような形をとれれば、もっと交通の緩和がなされるのではないかなと、私こういう
意味で話をしている。ですから、それが可能かどうかということでございます。
議長(
橋本猛一君)
建設課長。
建設課長(
佐々木昭光君) ありがとうございます。
ただいまのご提言でございます。大変
参考になるご提言をいただいてございます。もちろん実
施設計のときには、公安委員会との協議等々もございますが、それらも配慮しながら実
施設計を組んでいきたいと考えてございます。
議長(
橋本猛一君) 10番。
10番(
橋本喜代二君) どうぞよろしく
お願いを申し上げます。
議長(
橋本猛一君) 他にありませんか。
(
なしの声)
議長(
橋本猛一君)
質疑なしと認め、
質疑を終了し、これより
討論を行います。
討論はありませんか。
(
なしの声)
議長(
橋本猛一君)
討論なしと認め、
討論を終わります。
これより
議案第43号を採決いたします。
お諮りいたします。
議案第43号村
道路線の認定について、
原案のとおり決することにご
異議ありませんか。
(
異議なしの声)
議長(
橋本猛一君) ご
異議なしと認めます。よって、
本案は
原案のとおり可決されました。
以上で、
議案審議を終わります。
日程第2、報告第1号議会の委任による専決処分の報告についてを
議題といたします。
担当課長から
説明を求めます。
建設課長。
(
説明省略の声)
議長(
橋本猛一君)
説明省略の声がありますが、
説明省略でよろしいですか。
(
異議なしの声)
議長(
橋本猛一君) ご
異議なしと認め、
説明を省略し、
質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(
なしの声)
議長(
橋本猛一君)
質疑なしと認め、報告第1号議会の委任による専決処分の報告について終了いたします。
日程第3、委員長報告を行います。産業建設常任委員長。8番。
産業建設常任委員長(小泉 勉君) それでは、産業建設常任委員会からご報告申し上げます。
本定例会において当委員会に付託された審議事項はありませんでしたが、去る5日に委員会を開催し、所管する農林水産課、建設課及び上下水道課の
平成26年度の主な
事業計画について
説明を受けました。
委員からは、1)牛の個体購入補助
事業を実施するに当たっては、酪農家の選定を公平に行うべきである、2)平沼高瀬川1号線の整備に当たっては、交通事故が発生しないよう、
道路の拡幅も検討すべきである、3)将来的には新城平地区の農業集落排水
施設を廃止し、南部浄化センターに接続することも検討していくべきである、そして4)東日本大震災の発生以降、公共
施設への非常用発電機の
設置を進めているが、耐用年数の長期化を図り、有事に機能させるためにもメンテナンスの充実を図っていくべきである、などの意見が出されました。
また、村
道路線名に対して、その路線位置がわかりにくいことから、村
道路線図を作成し、配布していただきたいとの要望が出されました。
以上で委員会からの報告といたします。
議長(
橋本猛一君) 以上で、委員長報告を終わります。
以上で、本定例会の日程は全て終了しました。
この際、
村長より発言の申し出がありましたので、許可をいたします。
村長。
村長(古川健治君) それでは、貴重な時間を頂戴いたしまして、自分の進退にかかわることも含めて一言お礼のご挨拶を申し上げます。
本議会定例会に提案させていただきました
平成26年度の予算案を含め、報告1件と
議案43件の全てを
原案どおりご
議決を賜りましたことに対し、深く感謝を申し上げる次第でございます。
ご
議決を賜りました定住促進、子育て支援、産業振興を主体とした予算につきましては、それぞれに
事業目的に沿うて十分に検討し、対応しながら、計画的、効率的に執行して、村民の幸せと村政発展につなげてまいりたい、こう考えておりますので、今後とも力強いご指導、ご支援のほど
お願いを申し上げます。
さて、自分の進退についてでありますが、新しい年に入ってから、六新会の会長より、会として
村長選への対応をまとめることができなくなった、その判断は
村長に任せたい、
村長の考えを尊重したいという要請がありました。そのことを受けて、慎重に手続を踏んで話し合いをし、対応してまいりました。その結果、自分が指名する後継者を支えていただける状況になったと自分が判断し、後ほどその後継者については発表したいと思っております。私は後継者を
お願いし、7月6日の任期満了をもって引退し、後進に道を譲りたいと考えております。
そのような結果に至った
理由は幾つかあります。その大きな柱となった
理由は、我が六ヶ所村の過去の選挙と、開発の歴史、これを考えますと、再処理工場が
本格操業して村の発展の基盤が確立し、安定するまでは無
意味ないがみ合いや争いは避けたい、避けて路線を引き継ぎ、体制を維持することが村民の幸せと村政の発展につながる最善の道であると考え、この道を選択することが判断を任せられた自分の使命であると考えたからであります。
その他の
理由としては、3期目の選挙に当たって、生まれ育てていただいたふるさとへの恩返し、その集大成と位置づけて訴えたこと、さらにはこれまでの12
年間の実績と政治姿勢については一定の評価をしていただけるものと自分自身で考えたことなど、さまざまな条件を総合して判断いたしましたので、ご理解を賜りたいと思っております。
どうぞ、後継者が決まりましたら、全
議員一致して支えていただきますよう心から
お願いを申し上げて、挨拶にかえたいと思います。ありがとうございました。
議長(
橋本猛一君) 副
村長からも発言の申し出がありますので、許可をいたします。副
村長。
副
村長(戸田 衛君)
議長よりお許しを得まして、一言退任に当たりましてのご挨拶を申し上げます。
私の任期はこの3月25日に満了となりますので、その日をもって退任することといたしました。顧みますと、
平成14年に元
橋本村長のもとで助役に就任以来、現古川
村長を支えて3期12年という長きにわたり、
議員の皆様から心温まるご指導、ご鞭撻を賜り、おかげさまをもちまして、大過なく職務を全うすることができました。しかしながら、副
村長という責務を考えますと、至らぬ点が多々あったものと自責の念を抱いておるところであり、反省しきりでございます。
議員の皆様から賜りましたご指導、ご鞭撻に対しまして深く感謝を申し上げます。
皆様もご案内のように、本村は国家プロジェクトのむつ小川原開発を初め、原子燃料サイクル
事業やITER
研究開発
事業を抱え、多くの難題を抱えておりますが、村のため、県のため、国のため、ひいては世界のため、
議員の皆様の今後ますますのご活躍をお祈り申し上げ、退任に当たりましてのご挨拶といたします。本日は大変長い間ありがとうございました。
議長(
橋本猛一君) 以上をもちまして、
平成26年第1回議会定例会を閉会いたします。
議員の
皆さん、ご苦労さまでした。
議事録の顛末を証するためここに署名する。
平成26年 4月 8日
六ヶ所村議会
議長 橋 本 猛 一
議事録署名者 橋 本 喜代二
議事録署名者 相 内 宏 一
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