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平成21年 第4回定例会(第3号) 本文 2009年09月11日
平成21年 第4回定例会(第3号) 名簿 2009年09月11日

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  1. 六ヶ所村議会 2009-09-11
    平成21年 第4回定例会(第3号) 本文 2009年09月11日


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    最終取得日: 2021-04-28
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 議長(三角武男君) 皆さん、おはようございます。  これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程はお手元に配付のとおりであります。  日程第1、議案審議を行います。  報告第14号から報告第16号を一括議題といたします。  順次説明を求めます。上下水道課長。 上下水道課長(橋本京三君) 2ページをお願いいたします。  議案第14号平成20年度六ヶ所村下水道事業特別会計継続費精算報告書についてご説明いたします。  これは地方自治法施行令第145条第2項の規定により報告するものであります。  1款総務費2項総務管理費、事業名、南部浄化センター建設事業の年割額の計は5億6,836万5,000円で、財源内訳は国庫支出金が3億988万3,000円、地方債が2億5,840万円、一般財源が8万2,000円であります。支出済額の計は5億651万1,000円で、財源内訳は国庫支出金が3億988万3,000円、地方債が1億1,690万円、一般財源が7,972万8,000円であります。年割額と支出済額との差額は6,185万4,000円でありますが、このことは、公営企業会計移行に伴い、地方公営企業法施行令第4条第1項の規定に基づき、本年3月31日をもって終了する打切決算制度によりまして、地方債が4月に入り、入金となったため、生じたものであり、3月までの支払いのための不足分の財源につきましては、一般財源を充てて処理いたしました。  よろしくお願いいたします。 議長(三角武男君) 次に、総務部門理事。 総務部門理事(橋本政信君) 次のページをお願いいたします。3ページであります。  報告第15号についてご説明申し上げます。  平成20年度健全化判断比率についてであります。  地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定により、平成20年度健全化判断比率を別紙監査委員の意見書をつけて議会に報告するものであります。  次のページをお願いいたします。  これは平成20年度健全化判断比率であります。  判断比率の内容は、実質赤字比率、連結実質赤字比率実質公債費比率、将来負担比率であります。備考に書いてありますけれども、括弧内は早期健全化基準を示します。「-」は実質赤字及び連結実質赤字額がないこと及び将来負担比率が算定されないことを示しております。  括弧が実質赤字比率の指数が13.99、村の分はなし。連結実施赤字比率が基準は18.99、村はなし。実質公債費比率が25.0%、村は5.1%。将来負担比率が基準が350.0%、村はなしということです。したがいまして、本村は公債費負担比率の項目が5.1%であり、早期健全化基準の25%以下となっております。いずれの指標一つでも早期健全化基準を超えれば、早期健全化団体となりますので、その場合は財政健全化計画を定めなければならないこととなっております。
     次に、報告第16号についてご説明申し上げます。  これは平成20年度資金不足比率についてであります。  地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定により、平成20年度資金不足比率を別紙監査委員の意見をつけて議会に報告するものであります。  次のページをお願いいたします。  平成20年度資金不足比率であります。  特別会計の名称が資金不足比率(%)、経営基準化(%)について順に報告申し上げます。  水道事業会計はなしということで、健全化基準は20.0%、農業集落排水事業特別会計はなしということで、20.0%、下水道事業特別会計、これもなしということで20.0%ということで、いずれも資金不足比率がなしということでありますので、以上のとおりご報告申し上げます。 議長(三角武男君) 説明が終了いたしました。  これより質疑を行います。12番。 12番(橋本 勲君) 下水道かな。課長、ちょっとこれを教えてください。  ※欄の方に、あなたが説明したけれども、ちょっとわかりかねる。6,185万4,000円が年割額と支出額の差の額は、平成21年度下水道会計の未払い金として経理する。21年度は未払金として経理して、入ってきた額、先ほど一般財源で立替えると言ったが、もう少しわかりやすいようにもう1回説明をお願いします。 議長(三角武男君) 上下水道課長。 上下水道課長(橋本京三君) お答えいたします。  ことしの3月31日までに地方債の1億4,150万円が入らなかった。4月に入ってから入ったということで、その不足分につきましては、一般会計の方から充当いたしまして、必要な支払いを済ませたということであります。結局4月に1億4,150万円が入ったことによりまして、出納整理期間があればよろしいんですけれども、実質的にはこれは年割額の予算額に相当する額で落ち着くことになります。 議長(三角武男君) 12番。 12番(橋本 勲君) まるっきりわからなくても、今1回でいいから。  1億4,150万円が4月に入ったというのは要するにことしの4月なんですね、20年度の決算だから。その分6,185万4,000円をそうすると一般財源で立替えたというふうに理解したら間違いか、どうですか。 議長(三角武男君) 上下水道課長。 上下水道課長(橋本京三君) 結果的にそのとおりであります。支払いにつきましても、4月を越えてから支払った分もございまして、このような額になっております。 議長(三角武男君) 12番。 12番(橋本 勲君) そこで、整理期間がない。4月に入って、5月に1カ月ある予定だけれども、やっぱりそれでは間に合わなかったということか、整理できなかったということか。 議長(三角武男君) 上下水道課長。 上下水道課長(橋本京三君) 例年でありますと、地方債はどうしても4月を越えてから入ってくると。出納整理期間の5月いっぱいで入る場合もありまして、その関係上、ことしが公営企業発足の年でありまして、3月打ち切り決算制度ということで、このような事態となりました。 議長(三角武男君) 12番。 12番(橋本 勲君) 次に、総務の方で、総務の方には意見をつけて議会に報告する。これはいいけれども、これは1、2、3、4あるけれども、理事これは、例えば一番最初の(13.99%)、それから(18.99%)それから(25.0%)、(350.0%)とあるけれども、これがそれこそボーダーラインだよということか。これより上れば、早期健全化基準の手続か、あるいはそういったものをやらなければいけないということか、これより下がればということか、上ればということか、その辺を。 議長(三角武男君) 総務部門理事。 総務部門理事(橋本政信君) お答えいたします。  これは13.99以上を上回ればということですから、14%になると健全化団体になるということであります。パーセントを上回ればということです。以上であります。 議長(三角武男君) 他にありませんか。                (なしの声) 議長(三角武男君) 質疑なしと認め、質疑を終了し、これより討論を行います。討論はありませんが、                (なしの声) 議長(三角武男君) 討論なしと認め、討論を終わります。  これより報告第14号から報告第16号を一括採決いたします。  お諮りします。  報告第14号平成20年度六ヶ所村下水道事業特別会計継続費精算報告書について、報告第15号平成20年度健全化判断比率について、報告第16号平成20年度資金不足比率について、以上3件を報告のとおり決することにご異議ありませんか。                (異議なしの声) 議長(三角武男君) ご異議なしと認めます。よって、以上3件は報告のとおり承認をされました。  次に、議案第66号から議案第77号までを一括議題といたします。  決算審議に先立ち、代表監査委員の意見を求めます。代表監査委員。 代表監査委員(沼尾助與君) 代表監査委員の沼尾でございます。  議長より、地方自治法第121条の規定により、平成20年度一般会計及び特別会計の決算の審査意見を求められましたので、その概要を説明いたします。  平成20年度各決算の審査につきましては、地方自治法第233条第2項の規定に基づき、村長より提出された平成20年度一般会計歳入歳出決算及び証書類及び10特別会計合わせて企業会計であります水道事業会計の計12会計の決算及び証書類について審査を行いました。  審査の期間は7月1日から7月24日までの間であります。  審査の方法は、一般会計及び特別会計の決算審査に当たっては、提出された歳入歳出決算書歳入歳出決算事項別明細書、実質収支に関する調書及び財産に関する調書について計数を確認し、資金管理、財産管理等については、それぞれの関係諸帳簿及び証書類と照合、歳入については、収入未済額、不納欠損額等、担当課の説明を求め、歳出予算の執行については、議決の趣旨に沿って執行されたかを審査しました。  水道事業会計の決算審査に当たっては、提出された決算報告書、事業報告書、財務諸表及び関係証書類について、会計記録及び関係者からの説明並びに例月出納検査の結果等を参考にして審査しました。  審査の結果、審査に付された一般会計及び特別会計の歳入歳出決算書歳入歳出決算事項別明細書、実質収支に関する調書の計数はそれぞれの関係諸帳簿及び証書類と照合した結果、会計全般にわたり誤りも見受けられず、この決算は適正であると認められました。  また、水道事業会計については、決算報告書並びに財務諸表等はいずれも関係法令及び企業会計原則に準拠して作成されており、かつ計数も正確であり、経営成績及び財務状態を適正に表示しているものと認めました。  一般会計及び10特別会計の決算の歳入歳出総額は歳入で150億8,827万7,595円、歳出は147億2,132万6,677円で、差引残高が3億6,695万918円となっておりまして、その内訳は次のページの表1のとおりであります。  平成20年度11会計予算の総額は158億1,531万5,000円に対して、収入済額は150億8,827万7,595円であり、対予算比は95.4%で、調定額比では93.37%となります。不納欠損額は2,121万9,965円、収入未済額は10億5,063万、7,492円、収入未済額の主なものは村税6,510万9,943円、国保税が1億4,188万2,504円であり、その他繰越事業及び先ほど説明がありました下水道関係の事業に伴うものでありまして、国、県の支出金及び村債が7億6,339万5,500円であります。支出済額は147億2,132万6,677円で、予算に対する比率は93.08%であり、差引額3億6,695万918円であり、うち繰越明許費は5,594万6,000円、基金繰入額が2億1,100万円であります。翌年度への繰越額が10億4,918円であります。  次のページをお願いします。次のページは水道事業の決算の総括であります。  水道事業の収益的収入及び支出でありますが、収入では予算額が2億6,296万3,000円、決算額が2億6,670万3,875円で、374万875円の増であります。支出では、予算額2億6,296万3,000円に対し、決算額が2億2,730万2,007円でありまして、不用額が3,566万993円となります。  資本的収入及び支出では、収入額が予算で2,592万6,000円、決算で2,592万6,920円で、920円の増であります。支出では予算現額が1億2,794万7,000円、決算額が1億2,594万4,439円で、不用額が200万2、561円となります。資本的収入額が資本的支出額に不足する額1億1万7,519円は当該年度分の消費税及び地方消費税、資本的収支調整額172万6,700円、前年度分損益勘定留保資金6,664万8,245円、当該年度分の損益勘定留保資金3,164万2,574円で補てんしたものであります。  各会計の詳細につきましては、意見書の中で述べてありますので、省略させていただきます。  次に、49ページをお願いします。  49ページは、先ほど総務理事より報告ありました財政の健全化及び経営健全化に対する審査の意見についてご報告いたします。  同法律の第3条の第1項の規定により提出を受けた健全化判断比率及びその算定の基礎となる事項を記載した書類並びに同法第22条第1項の規定による資金不足比率及び算定の基礎となる事項を記載した書類について審査しました。その結果、別紙のとおり意見書を提出したので、報告します。  次のページをお願いします。  財政の健全化審査意見書であります。  審査の対象は、普通会計であり、実質赤字比率、連結実質赤字比率実質公債費比率、将来負担比率並びにその算定となる事項を記載した書類であります。  審査の期間は8月3日、4日の両日行いました。  審査の概要は、この財政健全化審査は、村長から提出された平成20年度の健全化判断比率及び算定の基礎となる事項を記載した書類が適正に作成されているかどうかを主眼として実施しました。審査に付された下記、健全化判断比率及び算定の基礎となる事項を記載した書類は、いずれも適正に作成されており、早期健全化基準に該当しないものと認められました。  次のページは、経営の健全化でありますが、同じような日時で実施しまして、審査の結果は資金の不足比率及び算定の基礎となる書類はいずれも適正に作成されておりまして、各事業も経営健全化基準に該当しないものと認めました。  以上、簡単でありましたが、財政の健全化並びに経営の健全化審査の概要を申し上げ、報告とさせていただきます。 議長(三角武男君) 議案第66号から議案第77号まで、収入役の説明を求めます。収入役。 収入役(種市秋光君) おはようございます。  説明に入ります前に、ミスプリントが1カ所ございますので、ご訂正願いたいと思います。  決算書の115ページをお開き願います。  115ページの19節負担金補助及び交付金の備考欄の一番最後の下段のところ、医師確保対策特別事業負担金、この医師が間違っております。お医者様の医師となりますので、ご訂正願いたいと思います。  おはようございます。  それでは、議案第66号から議案第76号まで、平成20年度六ヶ所村一般会計及び10特別会計について、地方自治法第233条第3項の規定により、監査委員の意見を付して、議会の認定をお願いするものでございますので、よろしくお願いします。  それでは、議案第66号平成20年度六ヶ所村一般会計歳入歳出決算認定についてでございます。  歳入からご説明いたします。  12ページ、13ページの合計欄をごらんください。  予算現額105億7,484万7,000円、調定額107億3,257万8,821円、収入済額103億7,650万4,370円、不納欠損額964万4,888円、これはすべて村税分となっております。収入未済額3億4,642万9,563円、予算現額と収入済額との比較は1億9,834万2,630円となっております。調定額に対する収入済額の収納率は96.68%となっております。  次に、歳出についてご説明いたします。  18ページと19ページの合計欄をごらんください。  予算現額105億7,484万7,000円、支出済額100億8,815万692円、翌年度繰越額3億25万3,492円、不用額1億8,644万2,816円、予算現額と支出済額との比較は、4億8,669万6,308円となり、予算現額に対する支出済額の支出率は95.54%となっております。  次に、実質収支に関する調書でございます。  202ページをお開き願います。  歳入総額が103億7,650万4,000円、歳出総額が100億8,815万1,000円、歳入歳出差引額が2億8,835万3,000円、翌年度へ繰り越すべき財源のうち、継続費逓次繰越額43万6,000円、繰越明許費繰越額が5,551万円、合計5,594万6,000円ですので、実質収支額が2億3,240万7,000円となり、基金として2億円を繰り入れするものでございます。  次に、204ページ、205ページをお開き願います。  財産に関する調書でございます。  土地は9万6,739平米の増で、1,101万7,170平米となっております。これは主に千歳平診療所建設用地及び村道用地の取得によるものであります。建物につきましては、木造、非木造合わせて1,588平米の増で、16万2,767平米となっており、これは南部浄化センター管理汚泥施設等及び公営住宅等の増によるものであります。  次に、206ページ、207ページをお開き願います。  動産についてでございます。  船舶は2隻で、前年度と同じです。有価証券は300万円の増となっておりますが、これは二又風力開発株式会社分でございます。出資による権利は青森県農業信用基金協会出資金など、19団体、266万円増の4億1,706万4,000円の現在高となっております。  次のページは物品でございます。乗車など4台増の115台となっております。  208ページから210ページまでの基金についてご説明いたします。  土地開発金以下、16基金で土地5,923平米であり、現金が前年度比7,916万7,000円の減で、87億8,587万3,000円の現在高となっております。  議案第67号平成20年度六ヶ所村国民健康保険特別会計(事業勘定)歳入歳出決算認定についてでございます。  歳入につきましては216ページ、217ページの合計欄をごらんください。  予算現額12億941万円、調定額13億7,347万2,168円、収入済額12億2,188万4,412円、不納欠損額970万5,252円、これはすべて国保税であります。収入未済額1億4,188万2,504円、予算現額と収入済額との比較は△の1,247万4,412円となりました。調定額に対する収入済額の比率は88.94%となっております。  歳出についてご説明いたします。220ページと221ページをお開き願います。  予算現額12億941万円、支出済額12億383万4,742円、不用額557万5,258円、予算現額と支出済額との比較は不用額と同額でございます。予算現額に対する支出済額の支出率は99.54%となっております。  248ページをお開き願います。  実質収支に関する調書でございます。  歳入総額が12億2,188万4,000円、歳出総額が12億383万5,000円、歳入歳出差引額が1,804万9,000円となりますので、実質収支額が同額となり、基金として1,100万円を繰り入れするものでございます。  次に、議案第68号についてご説明いたします。  252ページ、253ページをお開き願います。
     議案第68号平成20年度六ヶ所村老人保健特別会計歳入歳出決算認定についてでございます。  予算現額8,141万6,000円、調定額8,295万8,348円、収入済額8,295万8,348円、予算現額と収入済額との比較は△の154万2,348円となりました。調定額に対する収入済額の収納率は100%となっております。  歳出についてご説明いたします。  254ページと255ページをごらんください。  予算現額8,141万6,000円、支出済額8,116万6,890円、不用額24万9,110円、予算現額と支出済額との比較は不用額と同額でございます。予算現額に対する支出済額の支出率は99.69%でございます。  266ページをお開き願います。  実質収支に関する調書でございます。  歳入総額が8,295万、8,000円、歳出総額が8,116万7,000円、歳入歳出差引き額が179万1,000円となり、実質収支額も同額でございます。  次に、議案第69号についてご説明いたします。  270ページと271ページをお開き願います。  議案第69号平成20年度六ヶ所村国民健康保険特別会計(尾駮施設勘定)歳入歳出決算認定についてでございます。  予算現額6億1,333万9,000円、調定額6億2,112万6,243円、収入済額6億2,060万4,243円、収入未済額52万2,000円、これはすべて診療収入であります。予算現額と収入済額との比較は△の726万5,243円となりました。調定額に対する収入済額の収納率は99.92%となっております。  次に、歳出についてご説明いたします。  272ページ、273ページをお開き願います。  予算現額6億1,333万9,000円、支出済額5億8,801万5,957円、不用額2,532万3,043円、予算現額と支出済額との比較は、不用額と同額でございます。予算現額に対する支出済額の支出率は95.87%となっております。  次に、実質収支に関する調書についてご説明いたします。  292ページをお開き願います。  歳入総額が6億2,060万4,000円、歳出総額が5億8,801万6,000円、歳入歳出差引額が3,258万8,000円となりますので、実質収支額も同額となりました。  次に、議案第70号についてご説明いたします。  296ページ、297ページをお開き願います。  議案第70号平成20年度六ヶ所村国民健康保険特別会計(千歳平施設勘定)歳入歳出決算認定についてでございます。  歳入につきましては、予算現額9,085万1,000円、調定額9,433万4,810円、収入済額は調定額と同額でございます。予算現額と収入済額との比較は△の348万3,810円となり、収納率は100%となっております。  次に、歳出についてご説明いたします。  298ページ、299ページをお開き願います。  予算現額9,085万1,000円、支出済額8,704万4,121円、不用額380万6,879円、予算現額と支出済額との比較は不用額と同額でございます。予算現額に対する支出済額の支出率は95.81%でございます。  次に、実質収支に関する調書でございます。  312ページをお開き願います。  歳入総額が9,433万4,000円、歳出総額が8,704万4,000円、歳入歳出差引額が729万円となりますので、実質収支額も同額となりました。  次に、議案第71号についてご説明いたします。  316ページと317ページをお開き願います。  議案第71号平成20年度六ヶ所村農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定についてでございます。  予算現額8,228万7,000円、調定額8,332万4,413円、収入済額8,239万4,452円、収入未済額92万9,961円、予算現額と収入済額との比較は△の10万7,452円となりました。調定額に対する収入済額の収納率は98.88%となりました。  次に、歳出についてご説明いたします。  318ページ、319ページをお開き願います。  予算現額8,228万7,000円、支出済額7,967万4,832円、不用額261万2,168円、予算現額と支出済額との比較は不用額と同額でございます。予算現額に対する支出済額の支出率は96.83%で執行されております。  次に、実質収支に関する調書をご説明いたします。  332ページをお開き願います。  歳入総額が8,239万4,000円、歳出総額が7,967万5,000円、歳入歳出差引額が271万9,000円、実質収支額も同額となりました。  次に、議案第72号についてご説明いたします。  336ページと337ページをお開き願います。  議案第72号平成20年度六ヶ所村下水道事業特別会計歳入歳出決算認定についてでございます。  予算現額18億6,444万円、調定額18億6,023万236円、収入済額13億1,043万5,677円、不納欠損額1万1,195円、これはすべて水道使用料でございます。収入未済額5億4,978万3,364円、予算現額と収入済額との比較は5億5,400万4,323円となりました。調定額に対する収入済額の収納率は70.44%となっております。  歳出についてご説明いたします。  338ページと339ページをお開き願います。  予算現額18億6,444万円、支出済額12億9,944万7,667円、不用額5億6,499万2,333円、予算現額と支出済額との比較は不用額と同額でございます。予算現額に対する支出済額の支出率は69.97%でございます。  実質収支に関する調書をご説明いたします。  362ページをお開き願います。  歳入総額が13億1,043万5,000円、歳出総額が12億9,944万7,000円、歳入歳出差引額が1,098万8,000円で、実質収支額は同額となりました。  なお、議案第71号六ヶ所村農業集落排水事業特別会計及び議案第72号六ヶ所村下水道事業特別会計につきましては、収入未済額及び不用額の額が非常に多くなっておりますが、これは平成21年4月1日より公営企業会計に移行しておりますので、このような決算となりましたのでご報告いたします。  なお、この2議案について、議員の皆様よりご質問がございましたら、担当課長がご説明しますので、よろしくお願いをしたいと思います。  次に、議案第73号についてご説明いたします。  議案第73号平成20年度六ヶ所村介護保険特別会計(保険事業勘定)歳入歳出決算認定についてでございます。  歳入につきましては、366ページと367ページの合計欄をごらんください。  予算現額7億9,178万3,000円、調定額8億428万5,824円、収入済額7億9,212万6,694円、不納欠損額185万8,630円、これはすべて介護保険料でございます。収入未済額1,030万500円、予算現額と収入済額との比較は、△の34万3,694円となりました。調定額に対する収入済額の収納率は98.49%となっております。  歳出についてご説明いたします。  368ページ、369ページをお開き願います。  予算現額7億9,178万3,000円、支出済額7億8,912万168円、不用額266万2,832円、予算現額と支出済額との比較は不用額と同額でございます。予算現額に対する支出済額の支出率は99.66%で執行されております。  次に、実質収支に関する調書をご説明いたします。  394ページをお開き願います。  歳入総額の7億9,212万6,000円、歳出総額が7億8,912万円、歳入歳出差引額が300万6,000円で、実質収支額も同額となっております。  次に、議案第74号についてご説明いたします。  398ページ、399ページをお開き願います。  議案第74号平成20年度六ヶ所村定住促進特別会計歳入歳出決算認定についてでございます。  歳入からご説明いたします。  予算現額2,749万3,000円、調定額と収入済額とも2,749万4,484円で、予算現額と収入済額の比較は△の1,484円でございます。調定額に対する収入済額の収納率は100%でございます。  次に、歳出についてご説明いたします。  400ページと401ページをお開き願います。  予算現額2,749万3,000円、支出済額2,749万2,000円、不用額1,000円、予算現額と支出済額との比較は不用額と同額となっております。予算現額に対する支出済額の比率は99.99%で執行されております。  実質収支に関する調書をご説明いたします。  412ページをお開き願います。  歳入総額が2,749万4,000円、歳出総額が2,749万2,000円、歳入歳出差引額が2,000円で、実質収支額も同額となっております。  次、議案第75号についてご説明いたします。  416ページと417ページをお開き願います。  議案第75号平成20年度六ヶ所村土地区画整理特別会計歳入歳出決算認定についてでございます。  歳入からご説明いたします。  予算現額4億2,850万9,000円、調定額、収入済額とも4億2,850万9,105円、予算現額と収入済額との比較は△の105円でございます。調定額に対する収入済額の収納率は100%でございます。  歳出についてご説明いたします。  418ページと419ページをごらんください。  予算現額4億2,850万9,000円、支出済額4億2,742万5,288円、不用額108万3,712円、予算現額と支出済額との比較は、不用額と同額でございます。予算現額に対する支出済額の支出率は99.75%でございます。  432ページをお開き願います。  実質収支に関する調書でございます。  歳入総額が4億2,850万9,000円、歳出総額が4億2,742万6,000円、歳入歳出差引額が108万3,000円で、実質収支額も同額となっております。  次、議案第76号についてご説明いたします。  436ページをお開き願います。  議案第76号平成20年度六ヶ所村後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についてでございます。  歳入からご説明いたします。  予算現額5,094万円、調定額5,182万600円、収入済額5,103万1,000円、収入未済額78万9,600円、予算現額と収入済額との比較は△の9万1,000円となっております。調定額に対する収入済額との比率は98.48%で執行されております。  歳出についてご説明いたします。  438ページと439ページをお開き願います。  予算現額5,094万円、支出済額4,995万4,320円、不用額98万5,680円、予算現額と支出済額の比較は不用額と同額となっております。予算現額に対する支出済額の支出率は98.07%で執行されております。  次に、実質収支に関する調書をご説明いたします。  450ページをお開き願います。  歳入総額が5,103万1,000円、歳出総額が4,995万5,000円、歳入歳出差引額が107万6,000円となりますので、実質収支額も同額となりました。  最後でございますけれども、一般会計及び10特別会計の合計の実質収支についてご説明いたします。  歳入総額が150億8,827万7,595円、歳出総額147億2,132万6,667円、歳入歳出差引額3億6,695万918円、これから翌年度へ繰り越すべき財源5,594万6,000円を控除しますと、実質収支額は3億1,100万4,918円となります。さらに、この実質収支額から基金繰入額2億1,100万円を差し引きますと、翌年度への繰越額が1億4,918円となりました。  以上をもちまして、平成20年度六ヶ所村一般会計及び10特別会計の歳入歳出についてご説明を終了させていただきます。議員の皆様におかれましては、長時間にわたりご協力まことにありがとうございました。終ります。 議長(三角武男君) 次に、公営企業部門理事。 公営企業部門理事(久保勝廣君) 議案第77号平成20年度六ヶ所村水道事業会計決算認定についてであります。  地方公営企業法第30条第4項の規定により、平成20年度六ヶ所村水道事業会計決算を別紙監査委員の意見を付して、議会の認定に付するものでございます。  平成20年度六ヶ所村水道事業会計決算の詳細について説明をさせていただきます。
     水道事業会計の決算書の説明に入る前に、水道事業の固定資産について精査いたしましたところ、これまでの水道施設更新事業に伴う資産の一部について、本来経理事務で除却されるべき資産が固定資産台帳に残存し、計上されておりました。該当する資産は簡易水道事業で収得したものが多く、減価償却費を差し引いた価格10億7,236万2,483円を六ヶ所村公営企業会計規定第90条に基づき、平成20年度有形固定資産当初現在高から減額し、修正いたしました。今後の事務取り扱いに当たっては、厳正に対処してまいる所存でありますので、ご理解を賜りますようおわびを申し上げてご報告といたします。  それでは、引き続きまして、決算書に基づき、順次ご説明いたします。  決算書19ページの水道事業報告書に記載してありますけれども、給水状況についてであります。  六ヶ所村水道事業の給水人口は、平成20年度末現在で、東北町の一部の給水区域を含めて1万1,411人で、前年度に比べ217人の減となっております。給水普及率は99.8%であります。また、年間総配水量は201万2,559立方であります。対前年度比では6万8,673トンの減でありましたが、有収率では74.6%で、対前年度比0.7%の微増となっております。  それでは、決算書4、5ページをお開き願います。  収益的収入及び支出の款のみについてご説明申し上げます。  金額につきましては、消費税を含んだ額であります。収入では、第1款水道事業収益の決算額は2億6,670万3,875円で、予算額に比べ374万875円の増であります。一方、支出では、第1款水道事業費用の決算額は2億2,730万2,007円で、不用額は3,566万993円で、その主なものといたしましては、営業費用3、456万8,785円であります。その主なものは減価償却費の2,716万1,167円の減であります。  続きまして、6、7ページの資本的収入及び支出について説明いたします。  収入では、第1款資本的収入の決算額は2,592万6,920円で、予算額に比べて920円の増でありました。一方、支出では第1款資本的支出の決算額は1億2,594万4,439円であります。不用額は200万2,561円で、その主なものといたしましては、建設改良費の200万2,329円の減等であります。  なお、資本的収入が資本的支出に対して不足する1億1万7,519円は当年度消費税及び地方消費税資本的収支調整額172万6,700円及び過年度分損益勘定留保資金6,664万8,245円及び当年度分損益勘定留保資金3,164万2,574円で補てんをいたしております。  11ページをお開き願います。  水道事業の経営状況についてであります。  損益計算書であります。営業収益2億3,273万9,303円、営業費用は1億7,933万4,358円で、差引き5,340万4,945円の営業利益であります。また、営業外収益2,220万5,415円に対して、営業外費用3,748万5,290円で、この不足した額1,527万9,875円、営業収益及び営業外収益から営業費用及び営業外費用を差し引いた後の経常利益は3,812万5,070円となります。また、これから特別損失を加減した結果、平成20年度純利益は3,767万5,168円となり、前年度繰越金利益剰余金と合わせた当年度未処分利益剰余金は6,273万8,535円となりました。  12、13ページをお開き願いたいと思います。  剰余金計算書で、まず、12ページは利益剰余金の部、減債積立金は地方債償還金に充てるために、1,000万円積み立てし、当年度末残高1億60万円となりました。また、得利益積立金160万円を積み立て、当年度末残高8,000万円で、積立金合計額1億8,060万円となりました。未処分利益剰余金は前年度未処分利益剰余金3,666万3,367円に対し、前年度利益剰余金処分額として、減債積立金に1,000万円と利益積立金に160万円を積み立て、繰越利益剰余金年度末残高2,506万3,367円を加えた当年度未処分利益剰余金6,273万8,535円となりました。利益剰余金の部の受贈財産評価額は前年度末残高が2億6,937万7,862円で、当年度発生額2,732万5,097円でありましたので、当年度末残高2億9,670万2,959円となりました。  13ページの工事負担金は、前年度末残高7億1,363万3,925円で、当年度発生額1,392万4,762円で、当年度末残高7億2,755万8,687円となりました。国庫補助金の前年度末残高40億8,963万3,256円で、弥栄平配水管布設事業補助金等により当年度の発生額1億3,996万3,356円で、当年度末残高42億2,959万6,612円となりました。また、県補助金の前年度末残高7,021万9,047円で、泊北側水管渠移設事業補助金等により、当年度の発生額791万400円で、当年度末残高が7,812万9,447円となりました。  以上の結果、翌年度繰越資本剰余金は53億3,198万7,705円となりました。  次に、剰余金処分計算書(案)につきましては、当年度未処分利益剰余金6,273万8,535円から、減債積立金に2,000万円と建設改良積立金に1,000万円を積み立てることになりますので、翌年度繰越利益剰余金は3,273万8,535円となります。  14、15ページをお願いいたします。  貸借対照表の主なものについて説明をいたします。  まず14ページでございます。  固定資産は65億3,888万2,599円で、前年度比2億3,562万290円の減となりましたが、これは主に冒頭におわび申し上げました固定資産再評価調査による修正減額分によるものであります。流動資産は5億834万3,279円、前年度比較で1,104万668円の増となり、これは現金預金の増によるものであります。  15ページに移りまして、流動負債は1,517万3,268円で、前年度に比べ、委託料の未払い増により、708万486円の増となりました。資本金は14億5,672万6,370円で、企業債元金償還による借入資本金の減額などにより、前年度比4億5,845万8,891円の減であります。剰余金53億3,198万7,705円は前年度比較で1億8,912万3,615円の増となり、これは固有資本から振り替えされたものであります。  また、利益剰余金2億4,333万8,535円で、前年度に比べ3,767万5,168円の増となりました。これは当年度未処分利益剰余金、資本剰余金の増額によるものであります。  以上、雑駁な説明となりましたが、決算附属書類等を参照の上、よろしくご審議賜りますようお願いいたします。終わります。 議長(三角武男君) 説明が終了いたしました。  これより質疑を行います。12番。 12番(橋本 勲君) 監査委員の沼尾さん、ご苦労さまです。まず、監査委員の方からちょっとお聞きしたい。  5ページの意見書の中の、繰越明許費と繰越額、この様式というのは、総務省令か何かで定められたものか。ということは、なぜ聞くかというと、19年度の様式と内容がちょっと違っているものですから、その辺が一向に差し支えないのかどうか、まずそれを1点先に質問いたします。 議長(三角武男君) 代表監査委員。 代表監査委員(沼尾助與君) この様式は前年度からずっと使っているものでありまして、この数字については財政の方からあがった数字でございます。 議長(三角武男君) 12番。 12番(橋本 勲君) あなたはそこに19年度の意見書を持ってきていますか。19年度の5ページになっているんですが、私が今言ったところは翌年度繰越額となっていた。ことしのやつでは、繰越明許費と繰越額となっているが、これは何か理由があったのかどうかということをまず尋ねているわけです。今持ってきていなければそれでいいですよ。 議長(三角武男君) 代表監査委員。 代表監査委員(沼尾助與君) これは繰越明許費ともう一つの繰り越しの項目がありましたので、そこに入れて、二つを一緒にしたということです。 議長(三角武男君) 12番。 12番(橋本 勲君) そうすると、19年度はなかったと。教育費の6,750万円の中にはそれがなかったから、ただ繰越額としたんだということで理解すればいいのか、その辺はきちんとさせておいてください。仮に、繰越明許費と繰越額という欄に統一したとしても、それはそれで別に差し支えないと思うんです、説明があればそれでいいわけですから。ただ、項目を変えるとなれば、何となく何があるのかなという疑問を持つものですから、あえて聞いたわけですから、その辺あとで検討していただきたい。  そこで同じ5ページなんでありますけれども、この繰越明許費と繰越額が3億25万3,492円になっていますけれども、次の7ページを見ると、繰越明許費が5,594万6,000円になっておりますが、これはこの3億のうち、21年度にさらに繰り越しましたよと。さらにというよりも20年度から21年度に繰り越すものですよということで理解していいか。そうすると、3億円ですから、あとの2億4,430万7,492円というのは20年度の決算で償還しましたと、こう理解して差し支えないかどうか。これは収入役にお伺いします。 議長(三角武男君) 収入役。 収入役(種市秋光君) 去年も橋本議員からこのご質問が出ておりますけれども、実質収支に関する調書のところで、入ってきた額とそれから繰り越した額との違いでございまして、議員おっしゃるとおりのことでよろしいかと思います。 議長(三角武男君) 12番。 12番(橋本 勲君) そこで、こまかいことを聞くようでありますが、そうすると、5,594万6,000円の中に、43万6,000円の逓次繰り越しを含むものと理解しているけれども、その辺はどうですか。 議長(三角武男君) 収入役。 収入役(種市秋光君) 決算書の202ページをお開き願えればわかってくると思いますけれども。継続費逓次繰越額が43万6,000円、繰越明許費繰越額が5,551万円、合わせて5,594万6,000円となっておりますので、これ二つ足した額と理解していただければよろしいと思います。 議長(三角武男君) 12番。 12番(橋本 勲君) 先ほども監査委員から説明があったけれども、そういう逓次繰り越しに入っているから明許費等を入れたと、こういう説明がありました。私はそのとおりだと思います。そうすると、9ページの一番文章の中の文言の中の末の段、ここにもあるんですが、繰越明許費繰越額5,594万6,000円及び基金繰り入れとあるんですが、そうすると、ここにも当然等が入らないとまずいんじゃありませんか、どうですか、そこは。 議長(三角武男君) 代表監査委員。 代表監査委員(沼尾助與君) そのとおりでございます。 議長(三角武男君) 12番。 12番(橋本 勲君) わかりました。こまかいことだったけれども、一生懸命やっているようでありますが、何となく、恐らく同僚議員の皆さんもこれなかなか理解しにくいと思うんだ。だから、もう少しできれば、この数字を去年もお話ししましたけれども、そちらに持っていった、こちらに持っていったということよりも、監査委員も苦労していると思うんです。数字できちんと並べて、ここはこう引いたからこうなったと、今みたいに。これは今の実質収支のところなんか特に書いて、数字書きにすると一目瞭然なわけですよ。だから5,500万円とこの3億円の差はどっちにいったのかなと、こういうことになっちゃうので。いろいろとやっぱりわかりにくいものですから、もう少し簡単明瞭にした方がチェックの対象としてはよろしいかと思う。以上、お願いして終わります。 議長(三角武男君) 1番。 1番(鳥山義隆君) 確認になるんですけれども、159ページの10款の教育費、13節の委託料に関して、ちょっと確認したいと思います。  学習塾の委託料で1,818万7,610円とあるんですけれども、この委託で、村で教育の方にお金をかけていいただいて、大変ありがたく思っているところでございますが、これは塾に通っている人たちから料金を設定していただいていたのかどうか、その辺をちょっと確認したいと思います。 議長(三角武男君) 教育次長。 教育次長(佐藤 健君) 私の方からお答えします。  学習塾は村が業者に委託していますけれども、そこに入塾するに当たっては、一応村が使用料を徴収するということで、小学生と中学生で若干違いますけれども、大体1,000数百円ぐらい毎月もらうということになっております。 議長(三角武男君) 1番。 1番(鳥山義隆君) この前、主要施策などの成果説明書というのが配られておったんですけれども、一応村でこういった経費にかけていますけれども、今塾に小学校、中学校合わせて大体どのぐらいの人数が来られているか、ちょっとわかる範囲でお願いしたいんですが。 議長(三角武男君) 教育次長。 教育次長(佐藤 健君) お答えします。  昨年は年度途中から開設でしたので、開始当初は大体160数名ありましたけれども、途中で若干異動がありまして、平均すると140人から150人ぐらいで推移しております。以上です。 議長(三角武男君) 1番。 1番(鳥山義隆君) そのぐらいの生徒さんたちが勉強に意欲を燃やして来られているということですので、結構将来楽しみですけれども、そういったことで成果というものもまた出ているんですが、学力の方はどういうふうな感じで伸びているのか、どういう状態になっているのかというのを追跡はしておられますか。 議長(三角武男君) 教育長。 教育長(松尾拓爾君) お答えします。  学習塾の委託の分ですね。一応計画では5年の期間でとりあえず第1期計画として行うということにしています。先ほども言いましたけれども、昨年途中から開設したという状況で、その半年間ぐらいで成果がどうこうというのはにわかに評価するというのは難しいんですけれども、ただ、ことしの例えば中学生の高校進学の入試の結果を見ますと、例年になくいい結果が出ていると。昨年中学校3年生が大体50名ほど塾に入っていましたけれども、その結果を見ると、それなりの効果があったんじゃないかなと思っています。それで、塾に参加した3年生もほとんど多くが六ヶ所高校に受験して入っていますけれども、そこのデータを高校から聞いた段階でも、やはり平均点が20点以上は上がっているということの成果も出ていますので、詳細はちょっとなかなかわかりませんけれども、何らかのいい影響があったんじゃないかというふうに思っています。  それから、小学生等については、4月に全国の学力調査が行なわれて、先般結果が送られてきておりますけれども、後で広報に全体の結果を公表したいと思っていますけれども、それを見ましても、特に小学生の部分が伸びていますので、塾に通っている生徒は小学校は5年と6年だけですけれども、一応何らかのいい影響が出ているんじゃないかなと思っています。  そもそも学習塾の部分は、学校以外で勉強する何らかのきっかけをつくりたいという目的もございますので、そういう意味で、今後もうちょっと時間をかけて見ていきたいなと思っています。以上です。 議長(三角武男君) 1番。 1番(鳥山義隆君) 非常にいいことだと思いますけれども、この予算も成績がアップするとともに、予算が上ってくるというのも、これもまた大変なことになると思いますけれども、大変いい予算をつけていただいたと思います。継続をまたひとつよろしくお願いいたします。以上です。 議長(三角武男君) 議案第66号について、他に質疑はありませんか。11番。 11番(松本光明君) 57ページをお願いします。  指定管理者選定委員会のできるのであれば、委員の名前を教えていただきたいと思います。 議長(三角武男君) 総務課長。 総務課長(橋本 晋君) お答えいたします。  ちょっと今資料を準備します。                (ないのであれば後からでもの声) 総務課長(橋本 晋君) 資料はあります。ちょっと今……。  大変お待たせいたしました。  内部の副村長、職員の構成による部分と知識経験者、12名で構成されておりまして、委員長には副村長、委員には収入役、教育長、それと各部門の理事及び教育次長と。民間の委員については、日本原燃、みちのく銀行、それから吹越台地飼料生産利用組合のほうにお願いをしているところで、合わせて12名の委員で構成されています。 議長(三角武男君) よろしいですか。  次に、5番。 5番(高橋文雄君) 一つお聞きします。  平成20年、19年、18年のこの決算調書を見て、村が行財政改革に取り組んできているわけですけれども、そこで、一つ柱として住民サービスということをやっているわけですね。特に住民課の窓口、その辺についてはやはり住民サービスとして定時の5時を終った後の時間ということで、住民のサービスのために対応するということで、時間外なのか、時間差というふうな対策でやってきたと思うんです。もう既にその試行期間というものが1年、私の記憶ではもう2年ぐらい経過していると思っております。そういう中で、もう試行期間が2年経過しているとすれば、それなりのもう成果を出して、もう結果を出す時期だと思うんですが、そのことが一向にどうなっているのかが出てこない。  私はなぜそのことを今この決算で聞くのかと言いますと、決算調書の中のいわゆる人件費とかを見ていくと、どうも課ごとに年々、例えば時間外とかがどんどん変わっていっているんですね。忙しいイベントとかがあるとすれば、そのとき既に職員の人数が足りないとか、いろいろな感覚の中で、増減が出てくると思うんですが、どうも変動がはっきりしない。何か職員について回っているような感じもしないわけでもない。しからば、じゃあ臨時職員の数なんかを見ていますと、ほとんど変動がないということを考えると、その辺はどういうふうになっているのかなという疑問があるわけで、ぜひそこのところをとりあえず住民サービスの部分についてどうなっているかお聞きしたいと思います。 議長(三角武男君) 総務課長。 総務課長(橋本 晋君) 住民課、両支所の延長窓口、これを試行で3年目に入ります。いろいろ行革推進本部でも議論されているところであります。ただ、実質的にそういう住民側からサービスの提供の部分が実際あると。20件とか、そういう数、また少なくなったり、そういう部分において、もう少し試行でその辺のところをサービスの部分でやったらどうかということで3年目に入りますけれども、そういう形で試行になっております。  今後、行革の本部の中でも当然試行をやった以降の本施行、多分これを見据えた形での方向になるかとは思います。  あと、時間外の関係ですけれども、時間外については、大体19年、20年、当初予算ベースで一般会計で大体2,000万円、決算で大体2,300万円ぐらいになっていますけれども、当然各事務事業によって、繁忙期がございますので、それで繁忙期の中でどうしても通常の勤務時間でできないという部分が出てくるかと思います。課の中での調整、または一人の職員に偏るということになれば、人員分担の調整とか、そういう部分が出てくるかと思います。人事配置についても、年度初めにおいて、各課の新たに発生する事務事業等を把握して、臨時職員または非常勤を配置しておりますけれども、時間外の部分についてはゼロという部分はなかなか現実では難しい状況になっております。 議長(三角武男君) 5番。 5番(高橋文雄君) 当然、時間外とかそういうものを全くゼロにするというのは非常にこれは当然難しいと。そこで、時間外の管理が難しいという総務課長の答弁がございましたので、さらにもう一つお聞きしたいんですが、時間外の管理というのは、よく上司が時間外を指示する。そして何時間やるんだよと。そのやる仕事の内容については、何と何をやりますよという形で恐らく時間外を出す。命令をすると。その成果というものをやはり何時間やった後はどういうふうに成果が出たのかというのを確認して、私は時間外を終って帰るということになると思うんですね。そうしますと、終った後の確認、じゃあそこに上司がそれまで残っているのか。もしかすると、命令は出すけれどもいなくなって、その仕事をしている人だけが残っている。そうすると、これは疑えばきりがないんですが、そういう人はないと思うんですけれども、どうしてもやはりそういう時間の管理というものが曖昧になるというふうに私は思います。  私もサラリーマンの経験がありますから、そういうふうなことを考えられるわけでございまして、やはりそういう管理の体制、そういう意味で、一つ私は気になったんですが、当時は、いつの時代かどうかわからないんですが、六ヶ所村の職員の時間の管理、これはタイムカードだったような感じがしているんですが、今そのタイムカード方式ではないと聞いております。そうしますと、ますます時間というのは不確定になると。今よその方の市町村を見ますと、職員が皆さん全部名前、写真つきの名札をつけているんですが、その名札でもってICというんですか、これをカチッとやるともう出勤だよと。入れると退社だよと。むしろもう昼の拘束時間の外出についてもそれを入れなければ出られないというくらいまでやっている行政もあるわけですよね。その辺について、どうしてタイムカードがなくなって、そういう判子式になったのか、その辺のことについて、これも行政改革なのかどうか、確認したいんですが。 議長(三角武男君) 総務課長。 総務課長(橋本 晋君) まず1点目の時間外の確認、時間外の命令については、各課長が命令することになっていまして、時間外のスタート、始業の部分ですけれども、この時間というのは終業の時間からですので、決裁している人が確認すると。終了の時間については、課長も本来定時の業務を終れば帰るわけですので、守衛がそれを確認すると。守衛のところに行って、命令を受けた職員が時間外が終了しましたということを受けて、守衛が終った時間を記帳すると。そういう形になっております。  それから、タイムカードの件については、私が入ったときにはないような感じしていましたけれども、実質的に職員の管理、当然ここには管理職がいますので、8時15分の登庁、始業、5時15分の終業と。ここで職員管理を各課長がやっていますので、果たしてタイムカードまでの管理が必要なのかどうのなのかと。そういう必要な場合はそういう検討もあろうかと思いますが、現段階ではそこまでやる必要がどうなのかというふうに思っております。 議長(三角武男君) 5番。 5番(高橋文雄君) どうも予期しない答弁が出てくるものですから、またしゃべりたくなってしまうんですけれども。守衛が管理するとなると、やはり私はちょっと後の管理で、じゃあ次の日でもその成果を確認しているのかどうかという疑問もまた残ってくるわけで、ぜひその点は確認をしていただきたいと。  総務課長が入るときでタイムカードがないとなると、私の全くの記憶違いだということで、じゃあタイムカードまで管理する必要があるのかと。じゃあ問題がないのかということで私はお聞きしたいんですが、私が毎日役場に来ているわけじゃないですが、機会あるごとに見ていますと、これは私の偏った見方があるというふうに誤解されると困るんですが、見ていると、仕事上なのかも知れませんけれども、非常に朝の出勤の時間も皆さんやっぱり200何十人とおられますから、仕事の都合でおくれてくる方もあるかも知れませんけれども、果たしてじゃあ出勤の時間がみんな8時に来ているのかという疑問もあります。それに退庁の時間もそうなんですが、どうも早く退社しているような人も見受けられるような気がしてならない。これはぜひ責任ある課長、理事としてその辺も見ていただきたい。  そうなってくると、やはり遅刻者とか、そういう人たちの管理というものが、果たして判子だけで大丈夫なのかという疑問も残ってくるわけであります。ぜひその辺についても検討を加える余地があるのではないのかなと考えますので、ここで申し上げておきたいと思います。  最後に一つ、また住民サービスに戻るんですが、本庁の住民サービスの関係については、それなりの人員が配置されておりますので、多分そういうふうな問題がないかと思うんですね。ただ、いわゆる平沼とか、泊の支所の関係になると、私は人員的になかなか時間の変更とか、時間差というのは難しいような気がしてならない。しかも住民サービスといっても、住民課の窓口に住民票だとか、謄本だとか、そういう形だけのお客さんであれば、これは当然対応できると思うんですが、やっぱり中には時間が足りなくて、税金を納めにくるとか、水道料を納めにくるとか、税金の相談に来るとかということになったときに、じゃあ果たして住民課だけの対応でできるのかと。そうすると、やはりそれはちょっとできませんよという形で、サービスになっていない部分もあるのではないのかなというふうに今までのいろいろな話しを聞いていると感ずるところがあります。確かにそう思うんですね、正直言いますと。
     ですから、その辺の考え方をしていくと、やはりどこかでもう少し精査した中で、税務課の対応だとか、そういうことも広く住民サービスという形で考えていっていただきたいなと提案をして終わりたいと思います。 議長(三角武男君) 次に、4番。 4番(古泊 宏君) これは副村長と総務の理事にお答えを求めることになるかと思うんですけれども、まず最初に、監査委員から提出されております意見書の中のことなんですが、12ページを見ていただきます。  ここでは、財政状況の指標の推移があるわけですけれども、通常自治体の懐ぐあいのいい、悪いについては、公債費比率、経常収支費率、財政力指数、この3つの指数で大体チェックすると思うんですけれども、この推移を見てみますと、実は経常収支費率が80.5になっております。これはちょっと注目しなければならない数字ではないかなと思うんですが、公債費比率とか、財政力指数についてはまだ十分余裕があるんですが、80.5ということになりますと、非常に一般財源としてはもうぼちぼち硬直を来たしつつあるのかなという懸念がされるわけであります。その辺のあたりに今後のまた歳入の見込みを考えたときに、非常に厳しい部分が想定されている部分があるわけですけれども、どのようにご判断をされているのかひとつお尋ねをしてみたい。  もう一つは、昨年度から提出されております主要政策等の成果説明書の件なんですが、本当にそれぞれ担当部署で整理されてきたなと思うんです。今年度は2年目なんですけれども、これは細かいことは言いませんが、やっぱりこの先、ひとつお願いしておきたいのは、せっかくこれを説明はされているんですが、実績については、実はない部分もありまして、これはやはりもう少し検討する必要があるのではないかなと。  具体的には、例えば金額的にはいろいろあると思うんですが、500万円とか、1,000万円、あるいはそれ以上の補助金とか、建設事業費とか、そういった部分については、やはり実績をきちんと掲示する必要があるんではないかなと、こう考えるわけです。数千万円の補助金を出しているにもかかわらず、ただ、実績として出したとおり、これこれの成果が上ったというだけでね。本当にその具体的な中がないと、せっかく決算を認定するに当たって、なかなか判断できがたい部分もあるわけですから、今後さらに充実に努めていただきたいなと考えておりますので、その辺の考え方をひとつお願いしたいと思います。 議長(三角武男君) 総務部門理事。 総務部門理事(橋本政信君) お答えいたします。  そういう16年度からの経緯の中で、20年度は80.5ということで、前年度と比べまして7%ぐらい経常経費比率が上ったわけですけれども、現実の問題として村としては公共施設等を整備しながらやっているわけですけれども、その施設の管理と、事業を伴う負担等がありますので、全体的には一部組合とかいろいろな施設等の管理等が最近特に多くなっていますので、この点については憂慮する事態だと思いますので、今後ここら辺については行財政運営に当たっては課題であると思います。以上であります。 議長(三角武男君) 財政課長。 財政課長(相内 豊君) お答え申し上げます。  平成20年度の主要施策等の成果説明書についてでありますが、事業の中で補助金等を活用している事業には、補助金等の名称を記載しておりますが、今後はご指摘の実績など、数値等の表示につきましても工夫をしていきたいと思います。 議長(三角武男君) 4番。 4番(古泊 宏君) できるだけまず説明書の実績については特に高額な補助金等の部分についてはお願いしておきたいと思います。  それから、硬直状態になりつつあるということについては、やはりきちんと今後を見ていかなければならない。確かに財政健全化指数の方では当面問題はないという数値は出されておりますけれども、やはり80を超えますとこれは少し放っておかれないのではないのかなということを懸念されるわけでありますから、十分そこのところについては、意を配して予算編成等をやっていただきたいと、このように思います。以上で私は終ります。 議長(三角武男君) 次に、13番。 13番(橋本隆春君) 私も今4番議員の経常収支比率の話が出ましたので、それは聞きませんけども、11ページの税外未収金の部分での学校給食費とか、奨学資金、25年前とか、23年前というふうにあるわけでございます。これについては監査委員が書いてあるとおり、債務者が時効の援用ということをしない限りは不納欠損処分ができないということが書いてありますけれども、これからこの不納欠損ができないこの未収金をいつまでこういうふうに載せていくのかなと。どこかでこれを区切りつけなければならないのではないのかなというふうな気がいたしますので、その辺の部分をちょっとお伺いしたいなと思います。 議長(三角武男君) 総務部門理事。 総務部門理事(橋本政信君) お答えいたします。  今の収入の関係、特に税金並びに使用料等の徴収等については、それなりの関係課において努力しているわけでありまして、結果としてこういう状況が出ているわけでありますけれども、村といたしましては、関係課で連携をしながら、徴収に当たるということで、税徴収等委員会を数年前から設置しておりまして、現在その情報を共有しながら取り組んでおりますけれども、4月にも行われました委員会においてもこの件が話題になりました。今後税等については、税法等に基づいて不納欠損等もできるわけですけれども、税以外の部分については、いろいろ民法上の取り扱いがありまして、その辺については今後関係課等においてそれの徴収方法等について検討する予定にしておりまして、今総務課長にはそのことについて検討するように指示しておりますので、今後その辺については積極的に取り組んでまいりたいと思います。以上であります。 議長(三角武男君) 13番。 13番(橋本隆春君) その徴収方法という話ではなくて、いろいろ問題があってもう25年も23年も、恐らくもういない人もあるだろうということもある。いつまでもこれを未収金として残しておくのはどうなのかと。村として時効の債務者が債権放棄して、欠損処分をした方がいいんじゃないのかなと。そういう時期も来るのではないのかなと。これから20年も30年もそういうふうな形で残していっていいのかという部分を検討しなければならないのではないのかなということを聞いているのでね。その辺のことについて聞いているんです。 議長(三角武男君) 総務部門理事。 総務部門理事(橋本政信君) 私のお答えが伝わっていないと思いますけれども、その辺については、先ほど申したとおり、委員会の中でも議論になっていまして、今後その辺については、全国の自治体の中では条例等を制定して取り組んでいる事例もありますので、その辺を勘案しながら、あるいは弁護士等の意見も踏まえながら対処してまいる所存でありますので、よろしくご理解のほどをお願い申し上げます。 議長(三角武男君) 13番。 13番(橋本隆春君) わかりました。検討していただきたいなと思います。  それから、この主要施策等の成果説明書等々ありましたけれども、こっちの大きな101ページに、子宝祝い金の160万円が載っていました。この中で16件あったということでございますけれども、第3子から10万円ということを当初お話しをされていますけれども、この前やったばっかりですぐ追加どうのこうのっていう話もちょっとどうかなという気もしますけれども、一応政策的にそういう話しで予算をつけたものですから、これはどのくらいの効果というか、あったのかなというような感じをちょっと聞きたいなと思いますけれども。 議長(三角武男君) 福祉課長。 福祉課長(中村嘉悦君) お答えいたします。  まず、子宝祝い金の制度を創設したというのは、子育て支援、少子高齢化が今進んでいますが、少しでも少子高齢化の対策に役立てたいということで制定したと思うんです。制度の内容としては第3子に出生時に5万円、その1年後に5万円、合わせて10万円を支給するという条例ですけれども、出生数が若干増加傾向にありますので、それなりに評価されているのではないかと、私は理解しています。 議長(三角武男君) 13番。 13番(橋本隆春君) 子育て支援という意味で大変いいことだろうというふうに思いますけれども、当初の予算のときにもっとあげた方がいいんでないのかなという話もございますけれども、なかなかそれなりに成果を上げているということで、これからももう少しできればあげた方がいいのかなという気もいたします。  もう一つ、それから、広域保育所の入所委託料1,900万円、この部分は村外の保育所に入っている部分での予算なのかな。ちょっとその辺を。 議長(三角武男君) 福祉課長。 福祉課長(中村嘉悦君) お答えいたします。  まず、保護者の勤務の都合等により、六ヶ所村以外で通勤とか、勤務する人たちが子供の送迎が六ヶ所村では困難だという場合もありますので、その人たちが村外の保育所を利用したいというときに村外の保育所にお子さんの保育を委託するための委託料であります。 議長(三角武男君) 13番。 13番(橋本隆春君) 親の都合でいたし方なく、村外の保育所に持って行くということであれば、これは親の都合であろうと思いますけれども、村外の中で今いろいろ問題になっている待機という部分が全国的にもいろいろお話がありますけれども、村内についてはそういう待機しているということはありませんか。 議長(三角武男君) 福祉課長。 福祉課長(中村嘉悦君) お答えいたします。  村内の保育所で待機している児童は今のところございません。 議長(三角武男君) 13番。 13番(橋本隆春君) ないということでございますけれども、ただ、我々が聞く話の中によると、なかなか小さい子供たちを預けないと働きに出られない。けれども、なかなか村に預けるところがない。ちょうどよくならないというふうな話もたびたび聞いております。そういう意味で、役場の方にそういうお話しをしないのかどうか。しないから待機がないというお話しだろうと思いますけれども、現実的にはやはりもっともっと小さい子供たちも預かってもらって、女性の方々がもっと働けるという環境をやっぱりつくるためにも、保育所そのものの施設を含めて、充実というのは必要ではないのかなという気がいたしますが、今後、保育所もこれから新しくつくるというお話しもありますけれども、これはいつごろになるんですか。 議長(三角武男君) 福祉部門理事。 福祉部門理事(桜井政美君) 私の方からお答えいたします。  まず、待機園児でございますけれども、4月には尾駮保育所でございますけれども、94名、定員がここは90名なっています。94名の申し込みがありましたので、定員オーバーということで94名を入所させております。ただ、乳児に関しては、千歳平保育所だけしか今設備がないものですから、これについては若干待機してもらっている経緯もございます。10名の定員なものですから、それにオーバーした方がございましたので、若干1歳、歩けるまでは地元で、歩けるようになれば平沼とか、尾駮とかに回ってもらっている経緯もございます。待機しているのは多分乳児の話ではないかなと思っております、あとの保育所については、定員割れしておりますので。  それから、保育所の建設につきましては、今防衛の補助事業の方で概算要求をお願いしたいなと思って、4月に概算要求をしておりますけれども、なかなか基準に満たないということで、できれば来年度設計したいなという予定で進んでおりますけれども、もしかすれば1年ぐらい延びるんじゃないなかという計画でおります。できるだけ防衛の補助事業を活用して整備したいと計画しております。順次千歳平保育所、それから南の方も平沼、倉内、これは統合も必要かなということで考えているところでございます。以上でございます。 議長(三角武男君) 13番。 13番(橋本隆春君) 施設そのものが1年後というふうなお話しでございますけれども、施設をつくるに当たって、今尾駮には乳幼児かな、その施設がないということですけれども、そこの新しくつくる部分にはそういう施設もつくる予定はあるんですか。 議長(三角武男君) 福祉部門理事。 福祉部門理事(桜井政美君) お答えいたします。  ご質問のとおり、そのような計画でおります。  それから、今認定保育園ということで、保育所方の幼稚園も取り組んで、今原燃の幼稚園と協議中なんですけれども、乳幼児と幼稚園を一緒にして180名の定員でお願いしたいなと思っております。 議長(三角武男君) 13番。 13番(橋本隆春君) そういうこともつくるということでございますので、やはりこれから今の日本原燃も含めて若い方々が子育てができるような環境というものは非常に大事だと、いつも言ってはいますけれども、そういう意味では学校も含め、それから保育所とか、幼稚園等も、そういった環境をつくっていくのも大事な一つの要素ではないのかなと思いますので、そういう施設をこれからつくるに当たってもそういったことを含めて、ぜひつくっていただきたいと思います。終わります。 議長(三角武男君) 次に、7番。 7番(高橋源藏君) 私は1点だけ聞きますけれども、113ページ、これは111ページからわたるんですけれども、災害救助費の関係なんですけれども、県防災ヘリコプター連絡協議会の負担金93万7,000円、これを私計算しましたら、村のこの事業に対しての約30%に当たる金額ですけれども、まず最初にお聞きしますけれども、この負担金の基準、我々93万円も我が村になっているということは、基礎的に何を基準にして総体的に全県で金額はどのぐらいで、我が村にはこういう基準でこうなっていますよというのをまず最初にそれをお願いします。 議長(三角武男君) 原子力対策課長。 原子力対策課長(木村豊治君) 防災にかかわるヘリコプターの連絡協議会の負担金の93万7,000円の内訳でございますが、県下40市町村ございまして、人口並びに面積に応じて協議会の負担金という形になっております。以上です。 議長(三角武男君) 7番。 7番(高橋源藏君) なぜ私がこれを聞いたということは、この負担金の問題ですけれども、現実に我が村がこういう台風のときには非常にこういう救済事犯が現に起きています。基本的には日本国の法律では、はっきり申し上げて船舶等を依頼した場合は、親族といいますか、当事者が負担しなければならないというふうに私は認識をしているんです。ところが現実に、組合長さんがいますけれども、地元の船舶を出して救助に当たっている。防災ヘリの関係もありますけれども、県がやる事業の防災ヘリは、各町村の負担金を明確になっていますけれども、現実に現場に対応している船舶とまた、乗組員、その他の方を組合長が招集して現実に働かせていますよ。働いているんですね、これは現状ですよ。これ私の記憶が間違いでなければ、その船舶使用に対して、私の基本的なことを述べましたけれども、村が現に過去に支払いしたことはないのかどうか。まずそれを私は聞きます。 議長(三角武男君) 原子力対策課長。 原子力対策課長(木村豊治君) 昨年でございますが、11月尾駮漁港防波堤におきまして青森市から来た方が高波にさらわれまして、その部分に関しまして捜索いたしました。5日間捜索したんですが、その際には尾駮漁協並びに漁協の組合員さんから漁船で捜索を協力していただきました。それに関しましては、きちんと借上料という形でお支払いしてございます。 議長(三角武男君) 7番。 7番(高橋源藏君) 課長、私、支払いしたのはこれきちんと払ったって、これ村が払う義務があるのかどうか、聞いているのはそこなんですよ。村が支払わなければ、私がさっき申し上げたのは、親族の方が当然依頼すれば払わなければならないというのは認識がそうなんですよ。それを「村が支払いしました」と、今お答えしましたよね。これすべて例えば村の船舶を、これは漁師の方々が自主的に地元の船があれば無料で古い認識がありますから、泊の船なんかでも漁船のトラブルがあれば休漁して全部出ているんですよね。私はあえてそういうことを言うんじゃなくして、現実に支払いがあった際に区別をつけて支払いしているのか、それとも漁協によって、現に支払わないことも発生しているんですよ。その辺を私は聞きたくて言っているんですよ。「払いましたと」言うけれども、はっきり申し上げると、村に支払い義務が私はあると認識していないんですよ。でも、村が現実に緊急を要すれば頼むから、支払わなければならない。これは組合でも恐らく乗組員の方にも払っているのか、私はそこまで調べてないけれども、その辺まで行かざるを得ないんですよ。  それで、課長、聞きますけれども、その救助に当たった船舶全部に支払いしていますかということを聞いている。 議長(三角武男君) 原子力対策課長。 原子力対策課長(木村豊治君) 捜索に当たりまして、対策本部を設けるのは警察が本部になるのが義務になってございます。そして、必要に応じて昨年の場合を例にとって申し上げますと、どうしても消防署並びに海上保安部の船舶だけでは捜索にはちょっと船が足りないと。そういった形で村としては組合の協力をいただきまして、要請をお願いしているところでございます。 議長(三角武男君) 7番。 7番(高橋源藏君) しつこいようだけれども、さっきあなたの答弁を私も理解しています。消防署とか何とか、公が救助に出るのはいいんだけれども、民間が組合も含め、民間の個人の船舶も出ているわけですよ。それに対して何かのマニュアルがあって、きっちり支払えるのは支払っているかということを聞いているんですよ。いやいやと、たまたまこっちには払っているけれども、こっちの船は払っていないという現実を私はわかっていますよ。支払われないけれども、個人的に出ている船でも頼んで出しても、支払っていない船、もらっていないという人があるわけですから。これ全部協力した船に対して支払っていると、こういう解釈のように聞こえるけれども、それは村としては支払い義務が私は基本的にないと、こう思っているんですよ。私の認識が間違っていますか。 議長(三角武男君) 企画・防災部門理事。 企画・防災部門理事(小泉靖博君) ただいまの件について、私の方から考え方も含めましてご答弁させていただきたいと思いますが、今7番議員がご指摘のように、捜索活動における一義的には警察が所管をして、そして手続き上は私ども役場に対する、あるいは消防署に対する、消防団に対して協力要請があるわけでございます。あくまでも私どもは協力をするという立場でその事案に対して対応しております。今出されましたように、当然動員をかけますると、人件費もかかります。消防団につきましては、そういった条例に基づいて出動手当を払っております。ただ、今ご指摘のように、船舶、あるいはまた漁業組合等々の協力した方々に対して、村はこれまでも予算の範囲内におきましてルールは決まってございません。今その基準が船に対して幾ら払うとか、あるいは油賃を払うとかという部分については定まっておりませんが、これまでの慣例に従いまして、組合長さんに組合に所属する船舶について捜索活動に協力していただきたいということで、村長からお願いをして、そうして操業を休みながらも協力してもらっていますので、そういうことについては些少でございますけれども、村の方からお支払いをしていると。  原則からいいますると、先ほど申し上げましたように、警察が捜索するということに村が協力すると。ただ、行政区域内においてそういった不幸が出た場合に、私どもとしてもただ単に放置しておけないという部分もありまして、村長の指示に従って、できる限りのことはさせていただいているということでございますので、ご理解いただきたいと思います。 議長(三角武男君) 7番。 7番(高橋源藏君) しつこいようだけれども、私の聞いているのは、法的に村が払わなければならない義務を負っているのかということを、それを答えていない。  もう一つ、私の要望は、何もそれをあえてそういう災害のときにははっきり申し上げて、周辺の整理は、私も現場に行ったことがありますけれども、逆に警察にしかられたことがあります。110番、どこに何が落ちたかと思ってね、今岸壁に遭難者があって、ある人から後で聞いて、私はその当時収入役だったものですから、間もなくそこへ行って、まずそんなこと理屈云々ということよりも救助しなければならないと対応したら、どこに落ちたかと思って「おまえ、何を見ているんだ」ということも言われましたけれども、その辺のことを踏まえて、何も人を助けることについてはそんなことを清算して、整理して、私は毛布も何枚か投げましたよ。死んだ人をそのまま放っておけないと思って。組合長も負担をしていると思うんです。それを私は余り法的にこだわることではないんですけれども、やはりその辺を今の防災ヘリの場合は今課長が答弁したとおり、こうこう割り当てがあって、云々って、それで間に合っているか間に合っていないか、これはわかりませんよ。人口割合、指定防災ヘリの出動を見合わせている負担金を毎年同一じゃないと思います。恐らく計画を立ててやっていると思う。  ところが、そういう災害の事犯というのは、組合でも予測していないところで起きるし、また明日の我が身にそういうトラブルがあるかも知れない。そういう人情的から、その整理をしないで、組合長も協力をしていると思う。ところが、実際に個人の船の方々から聞いていますと、「そっちに払ったけれども、おれには何もくれないのか」ということもあるんですよ。ですから、私は一時提起したことがあるんですよ、村と警察と消防と、組合の関係者がその辺を話し合いをして対応すべきだと。これ現実に私の認識が間違っていると、あなたがおっしゃるのであれば、親族の方が支払わらなければならないよという私の認識だと言っているんですよ。それがあなたが、ノーというのであれば、ノーでいいですけれども、もし、そうでないとすれば、これは人情的なことですからね。その辺の連絡を密にして、例えば専門家の組合長の前で私が言うのはおかしいんだけれども、やはりそこの夜中起こされて、船を動かしたりとか、そういうことになれば組合長も心情的にはこれはやりたいという気持ちもあるかと思う。救助のことですから、私はあえて金銭にしたらとめる気持ちはございません。ございませんけれども、以前、産業まつりの馬力大会で死亡したこともありましたよね。みんな大変な苦労をして村長、それなりに整理したときもありますよ、馬力大会の件でもってね。そんなことが村と消防、警察、その辺の整理がなされていないようにも私は思う。場当たりのことでやっているようにも思われる。それをもう少し予算を整理して。別にそこまで行かなくても、だれが行方不明になっても、担当が命令を出すことができますけれども、この2点をまず。  私のが間違いなのかどうか。それまず1点。  間違いでないとすれば、その支払い義務者に対して、村なりが取ったことがあるのかないのか。 議長(三角武男君) 企画・防災部門理事。 企画・防災部門理事(小泉靖博君) お答えします。  原則論と議論になりますると、当然原因者がいわゆる動員をお願いすると。警察官は捜索活動をしますけれども、警察官は公的立場である私ども村に対してその捜索活動をお願いしたい、協力してほしいと。それは警察と私ども行政、消防につきましては公的立場であるものですから、行政区域内においてそういった不幸な事態が出た場合においては、全面的に協力しましょうというふうに、これは決めてございます。  ただ、今お話しのように、村から例えば船舶等について、民間の方々に出動要請なり、協力要請をした際には、当然経費がかかるわけでございます。ご負担をしていただくわけでございます。そういった場合には、これまでは協力要請をして、そしてそれに呼応した方々にやはり謝礼という形で組合を通じてお支払いした経緯がございます。今7番議員ご指摘のように、それらのことがきちんと定まっていないこともまた事実でございます。そうなってきますると、協力要請する例えば海難だけではなくて、山菜とりの山岳遭難とか、あるいは山菜とりの場合の人員の動員とか、いろいろな方々、事案について、それぞれの自治会長にお願いをして人を集めていただくとか、あるいは親族の方々に集まっていただくとか、いろいろな部分に動員をかけて、命を大事に最優先した対策を組むわけですけれども、正直言いますると、そういった方々に対して謝礼する、あるいはそういった代償を払うという部分については、これまでとってきてございません。そういった部分、ご指摘があることもわかりますので、十分そういう関連機関、関係機関と少し協議させていただきたいと。  ただ、捜索活動におきましても、長く期間が延びますと、消防団員も生業を営んでおりますので、大変支障を来たすというふうなことで、消防団とあるいはまた警察との協議の中においては、おおむね5日間程度をめどとしてやりましょうというふうな部分では、取り決めされていることも事実でございます。 議長(三角武男君) 7番。 7番(高橋源藏君) これ最後で終わります。  一つ聞いているのに答えないんだよな。私の認識では、親族の方々に支払義務があるのではないかと質疑しているんですよ。それをとるとかとらないのではなく、あなたの認識はどうなのか。私と違うのであれば、今の答えでいい。もし親族の人が払わなければならないということであれば、そういう親族の方々から徴収したことがありますかと、私は聞いているんですよ。その部分は答えないのでね。 議長(三角武男君) 理事、簡潔に答えてください。 企画・防災部門理事(小泉靖博君) そういう事実はございません。いただいたことはございません。認識は先ほど申し上げましたけれども、そういった係る経費につきましては、原因者が本来負担すべきものだということだと思っています。 議長(三角武男君) 7番、よろしいですか。  他にございませんか。                (なしの声) 議長(三角武男君) 次に、議案第67号から議案第77号までについて質疑を行います。15番。 15番(種市敏美君) 滞納ことについてちょっと聞きたいんだけれども、これでいくと、欠損もあんまり出ていないみたいなんだけれども、この未収でいいのか、書いているのはこのままだと思うんだけれども、まず、そこらあたり先に。 議長(三角武男君) 下水道課長。 上下水道課長(橋本京三君) 農集排とか、下水道の使用料のことだと思いますけれども、この件につきましては、ことしにおきましては3月の打ち切り決算制度ということでありまして、2カ月の分がなくなりまして、その分が未収額が多くなっている現状にあります。 議長(三角武男君) 15番。 15番(種市敏美君) ということは、これに載っていない部分まだふえる部分もあるということなわけですね。はい、わかりました。  あともう一つ、弥栄平地区の水道布設工事1億幾らの予算をとっていますけれども、これの場所はどこなのか。 議長(三角武男君) 公営企業部門理事。
    公営企業部門理事(久保勝廣君) 私の方からお答えをさせていただきます。  弥栄平の配水管布設工事につきましては、これは20年度で行った事業でございまして、これからやる事業ではないんですけれども、弥栄平の十字路がございまして、そこからイーターの研究施設のところまでの延長工事を行ったというふうなことでございます。以上です。 議長(三角武男君) 15番。 15番(種市敏美君) イーターの原子力研究開発機構の現場の方に引っ張っていったということなんですけれども、1億円もかけて引っ張って、今度は村長から聞きますけれども、固定資産税や住民税もあそこは入ってこないんですよね。住民税も三沢に住んでいるんですよ。仕事も我々地元の人にも何ひとつも与えていない。たったとったのが掃除している人が1社あるんですけれども、それも10分の1以下でとっているんですよ、額を。それで、我々が1億円もかけて仕事をして、これはもう例えば、エーアイエスのときでもそう。我々はあのように金をかけてやって、地元に全然何も恩恵がないということはどうなんですか、村長。 議長(三角武男君) 村長。 村長(古川健治君) ただいまの質問にお答えをいたします。  まず、イーター関係の研究施設の関係の部分ですが、経済的な波及効果、地域振興に寄与していないのではないかということですが、これは今研究棟が完成して、これから来年の4月にいよいよ実験が始まると。人がふえていくという、こういう段階でありますので、今一遍にすべての部分が解決するということは多分ないだろうと。これから約10年間の研究が続く、その過程と、20年、あるいは25年後の次世代炉この部分につなげるために、一歩一歩中身を充実させていきたいと、こういう考え方で対応していますので、ご理解いただければと、こう思っています。  できるだけ地域振興についても地元の部分ということについては、副村長と一緒に何回もお願いしてあります。なお一層その部分は確認したりして、詰めていきたいと、こう思っております。 議長(三角武男君) 15番。 15番(種市敏美君) 村長、きのうもおんなじようなお話しを私はしています。でも、やはり何にも今村長が長い目で見るというような話しをしていますけれども、ただ、もうできて、工事が終って何か建物が建ってしまえば、職員は関根からも来るんですよ、むつ市からも。我々は入れるのは単労で何人入れますか。副村長もこの間、新むつ小川原開発対策特別委員会の方で東京に行って、岡崎理事長の方にも言ってきたとは聞いています。今度副村長から最後に聞きたいんですけれども、行ったときの岡崎理事長の反応はどうだったんですか。 議長(三角武男君) 副村長。 副村長(戸田 衛君) 先般、議会の方とともに、原子力研究開発機構の本社の方へ要望活動をいたしましたが、大変ご多忙のところをわざわざ岡崎理事長さんが要望の席に同席していただきまして、私としては地元業者のこの参画等々はお願いしてみて、岡崎理事長のこのお答えの内容については、前向きな形、考え方をとっているんじゃないかなとは思っております。  ただ、一つは、これは国の独立行政法人という関係でありますから、やはり国は国としての入札関係についての制度上の問題、あるいはルール等々もありますし、そういうところにのっとってということを私は記憶しておりますので、その点について岡崎理事長さんの方ではそういうことを踏まえてという考え方で、前向きに私は感じております。以上です。 議長(三角武男君) 15番。 15番(種市敏美君) 副村長、例えば前向きに向こうがとっているどうのこうのと言っても、もう全部終っているわけですね。結局我々も例えば前にも去年も仕事のことでもあったんですけれども、やはり我々にもらえるものはもうそれしかないんですよ。我々が、じゃあ向こうの人たち、きのうも村長にも言っているんですけれども、同じ価格でとれるんだったら、我々地元の人も六ヶ所の人をメーンにしろと。八戸のものと六ヶ所でものを買うと、話しの中で、いつも言うんですけれども、入札しても20円、30円と違ったら、我々とれないんですよ。それぐらいしか儲けのないものを我々がお願いして、地元でなければできないと。地元じゃなければできないんじゃないのか、地元にお願いしているんですよ、みんなが。きのう言いました。村長が「不退転の決意で臨む」と前にも言っているんだけれども、私はもう1回、副村長にも不退転の決意で岡崎理事長にも言ってもらわないと、私はこのままで行っても何にもならない。水道も引っ張ってくれただけ、税金は何も入らない。水道量はそれは確かに入るが、そこらあたり、課長どうですか、水道料は入るんですか。 議長(三角武男君) 下水道課長。 上下水道課長(橋本京三君) お答えいたします。  入る予定になっております。 議長(三角武男君) 15番。 15番(種市敏美君) はい、わかりました。じゃあ村長、副村長、全然地元で何も仕事もできなかったら、少し100倍ぐらいにして水道料をもらうようにしてください。お願いします。 議長(三角武男君) 他にありませんか。                (なしの声) 議長(三角武男君) 質疑なしと認め、質疑を終了します。  これより討論を行います。討論はありませんか。                (なしの声) 議長(三角武男君) 討論なしと認め、討論を終わります。  これより議案第66号から議案第77号までを一括採決いたします。  お諮りいたします。  議案第66号平成20年度六ヶ所村一般会計歳入歳出決算認定について、議案第67号平成20年度六ヶ所村国民健康保険特別会計(事業勘定)歳入歳出決算認定について、議案第68号平成20年度六ヶ所村老人保健特別会計歳入歳出決算認定について、議案第69号平成20年度六ヶ所村国民健康保険特別会計(尾駮施設勘定)歳入歳出決算認定について、議案第70号平成20年度六ヶ所村国民健康保険特別会計(千歳平施設勘定)歳入歳出決算認定について、議案第71号平成20年度六ヶ所村農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について、議案第72号平成20年度六ヶ所村下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、議案第73号平成20年度六ヶ所村介護保険特別会計(保険事業勘定)歳入歳出決算認定について、議案第74号平成20年度六ヶ所村定住促進特別会計歳入歳出決算認定について、議案第75号平成20年度六ヶ所村土地区画整理特別会計歳入歳出決算認定について、議案第76号平成20年度六ヶ所村後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について、議案第77号平成20年度六ヶ所村水道事業会計歳入歳出決算認定について、以上12件を原案のとおり決することにご異議ありませんか。                (異議なしの声) 議長(三角武男君) ご異議なしと認めます。よって、以上12件は原案のとおり決しました。  昼食のため、1時30分まで休憩いたします。                (休憩) 議長(三角武男君) それでは、休憩を取り消し、会議を再開いたします。  議案第78号を議題といたします。  担当課長の説明を求めます。説明省略の声がございませんが、よろしいですか。                (説明省略の声) 議長(三角武男君) 説明省略の声がございますので、説明を省略し、ただちに質疑に入ります。12番。 12番(橋本 勲君) 27ページ、これは福祉課長に。  高齢者無料入浴送迎バス運行委託追加、これはいい対策だから。ところで、この間我が同級生が二、三人集まったら、「おいおい、先生、70歳からもう入浴のろっかぽっかだか何だがただと聞いているが、それ聞いているがどうだ」「いやそうだそうだ」と、「そうだそうだって70歳になっても来ないなと。一体どうなっているんだ」と、こういうことを再確認するため、今21日だかな、敬老会、これは十何人集まるから、平沼で。必ずこの問題をまた聞かれるから、きょう皆さんから聞いていって、担当の課長はこう答えました。福祉の課長はこう答えましたということで、私も聞いておかないと。これは6番議員かな、前にも聞いていましたけれども、どうもきょうは5番議員もサービスの問題を質問しているが、果たしてこれでいいのかな。私は5月27日生まれだよ。ことしもらわないわけだから。くれないんだもの。これは何カ月おきかに調査して、やっぱり、1年になる、1年、私は計算してみたんです。大体週に2回、1カ月8回だ。2,800円、そうすれば、12カ月、1年行っていれば3万3,600円、今度領収書持ってきて、課長に請求するよ、これ。それはジョークだけれども、ひとつやっぱり考えてやらないと、5月27日で1年投げられたら何も70歳からくれるのではなくて、71歳からにならないんですか、村長どうだここは。それこそ村民に対するサービスはこれでいいんですか、どう考えていますか、村長。 議長(三角武男君) 村長。 村長(古川健治君) ただいまの質問にお答えを申し上げます。  議員からもありましたように、過去にもそういう質問があって、やっぱりこれは一定の区切りをつけておくということで、4月1日規準にして、学校の就学とおんなじように、つまり考えたということで、じゃあ1カ月おきとか、半年おきとか、さまざまなことも考えられるけれども、行政の手続上もありますから、今のところはやっぱり4月1日に基準日を設けて対応しようということで、これまで来ています。これは声も大きくなればまたその部分は改善することも当然ありますが、ただ、1カ月おきとか、なかなかというのは難しいと思うので、現段階では4月1日基準でいきたいと思っています。 議長(三角武男君) 12番。 12番(橋本 勲君) そうすると、含みを持たせているけれども、村長、含みを持たせた答弁でこれ1回も私の答弁に対してはやっていないと、私は理解しているものだから、極めて村長、そういう答弁もこれは萬やむを得ないかもわからないけれども、例えば3カ月おきにやるとか、やっぱり住民サービスとしてやるべきだと思うよ。70歳以上からって、70歳になったってもらえないんだもの。5月27日だよ、私なんか。大体1年だよ、1年。71歳からおれはもらうことになるんだよ、何も70歳からでないべ。そこの辺、ぜひとも村長、検討して村長、6カ月ぐらいにして検討してもらいたい。そのまま続けて行きます。  それから、29ページのこれは観光費の消費拡大の方はまあいいけれども、委託料、これはなぜ今やるかということは、附属なのか、それとも新しい事案が出たのか、やろうとしているのは。そこを説明してください。 議長(三角武男君) 商工観光課長。 商工観光課長(沼辺正剛君) お答えいたします。  本年のろっかしょ産業まつりは、10月24、25日に開催されることになっていますけれども、メーンの会場は海水漁協さんから倉庫を借用しておりまして、外壁等が腐食しておりまして、外観上も悪いし、また基礎部分の鉄骨の部分も腐食しておりまして、安全上も懸念もございますので、一部補修をして開催したいということでありますので、載せております。 議長(三角武男君) 12番。 12番(橋本 勲君) そうすると、その悪いところを補修して直すということか。そうすれば、ちょこっとそこを書けば聞かなくてもよかったんだね。だから、そこの再三再四極めて私言っているとおり、やっぱりできるだけわかりやすく書けば、何も聞かなくてもいいことを聞いているので、そこは努力して頑張ってください。一般会計の私の質問はそれで終わります。 議長(三角武男君) 次に、15番。 15番(種市敏美君) やっと間違えないで立つようになりましたが、一つずつ質問したいと思いますので、一つずつ答えて、五つぐらいあるので。  じゃあ先ほど言いました26ページの次世代エネルギーパークの整備委託料、研究者の住宅工事業務委託、これについて、エネルギーパークって何のことだかわからないので、ちゃんと説明をお願いします。 議長(三角武男君) 企画調整課長。 企画調整課長(高橋淳悦君) それでは、ご質問にお答えします。  次世代エネルギーパークは、村にあるエネルギー施設を利用して、村内外の方々にエネルギーに対する理解を深めていただくことと、一つの観光資源として活用を目的に構想を策定したところ、昨年6月に資源エネルギー庁よりエネルギーパークの認定を東北で初めて受けております。その認定を受けまして、平成22年度の開業を目的に、学識経験者、事業者等で構成します整備推進協議会を発足したところであります。その協議会からの提案であり、PR活動に要する経費、その内容はPRパンフレット、看板、ホームページの開設などの印刷費やデザイン料を含むトータル的にお願いするための委託料であります。エネルギーパークについては以上であります。  次に、研究者用住宅の工事実施設計業務委託料の内容でありますが、村内には国際核融合エネルギー研究センターへ東北大学のサイクロントロン六ヶ所分室など、さまざまな研究機関が予定されております。それらの施設に勤務する研究者の中には、長期間もしくは6カ月などの短期間の方々もいらっしゃいます。しかしながら、民間の賃貸住宅では、その都度住宅を求めることが困難な状況にあります。研究者が来村するに当たり、住宅の心配をしなくても、研究に集中できるような環境づくりが将来村を中心とした原子力人材育成、研究開発につながり、地域振興につながるものと思っております。以上です。 議長(三角武男君) 15番。 15番(種市敏美君) そうしますと、エネルギーパークについては、パンフレットとかそういうものでやるということですね。例えばそういうPRセンターみたいなものをつくらないでPR活動をしていくということですか。 議長(三角武男君) 企画調整課長。 企画調整課長(高橋淳悦君) 新たな施設をつくるものではありません。あくまでも現有するエネルギー事業者の見学とか、そういうのを目的にパークとして認定してやるものであって、パンフレット等が主なものであります。 議長(三角武男君) 15番。 15番(種市敏美君) はい、わかりました。  それとあともう一つ、この研究者用住宅工事の委託料400万円というと、これは恐らく設計の方だと思うんだけれども、やはり民間の住宅があいていないと困るから、まずつくっておかなければだめだと。午前中にも私言ったとおり、全然村に協力しないもののところに、住宅建ててくれてどうなるの。ましてや、雇用促進住宅どうですか、あいていないんですか、満杯なんですか。 議長(三角武男君) 企画調整課長。 企画調整課長(高橋淳悦君) 雇用促進住宅は、3棟ほど今現在あいていると確認しておりますが、それではちょっと足りませんので、お願いするものであります。 議長(三角武男君) 15番。 15番(種市敏美君) 押し問答ばかりしていてもうまくないと思うんだけれども、極力民間にも話せば、やっぱり建てると思うんですよ。ただ、課長も知っているとおり、レイクタウンにも今1棟あいているんでしょう。サイクルに来るって、研究者が泊まる泊まらない、高い安いで出て、一つあいているはずなんですよ。だから、建てるんだったら、やはり村にも協力するような姿勢を、村長、これはお願いですから、あとはいい、この前から副村長にも言っているところで、また別な方で質問しますから、やはり我々も協力するから、皆さんも協力してくださいということを何回も言ってもらいたいと思うんですよ。やっぱりそれを言わないから、やっぱりうまくないと思うんだけれども、まず一つそれでお願いします。  次に、27ページ、先ほど12番議員が言っていた高齢者の入浴送迎バスの委託料の追加、これは回数がふえたのか、それとも高齢者がふえてバスの運行がふえてこうなったのかお願いします。 議長(三角武男君) 福祉課長。 福祉課長(中村嘉悦君) お答えいたします。  高齢者の無料入浴の送迎バスについては、当初2台を見ていて、運行委託料として払っていたんですが、常勤の運転手が今長期の病気休養中のため、本来あてにしていた福祉バスを安定的に無料入浴バスの運行に当てることができなくなったということで、急遽追加したものであります。  それと、もう一つには、冬場になるとどうしても温泉の利用者が多くなりまして、1台に乗り切れなくなるケースもございまして、その分としても若干のバスの臨時借上げ増を追加しております。 議長(三角武男君) 15番。 15番(種市敏美君) わかるんですけれども、追加で予算をとったのはわかりますけれども、ただ、年寄りが結局1地域、野附だったら野附に1カ所にとまるといっても、端の人たちが歩くのに大変なんですよね。歩けないものだから、つえ使っても、あの乳母車を押しても歩いているんだけれども、やはりそこらあたり、途中で拾って乗せるという方法もやはりこれぐらい金をかけてやるんだったら、前向きに検討してみたらどうなのかなと。そこらあたりどうですか、課長。 議長(三角武男君) 福祉課長。 福祉課長(中村嘉悦君) お答えいたします。  無料輸送バスについては、受益者の利便を図るように、停留所は多く設定しています。それと、老人の方には少し運動がてらということもありまして、歩いていただきたいというふうな要望がありまして、今のところ指定した停留所まで、多分一番遠くても200メートルぐらいの距離かと思いますので、協力していただきたいなと思っています。 議長(三角武男君) 15番。 15番(種市敏美君) 課長、200メートルと言うけれども、やはり200メートル超えて歩いている人もいるんですよね。前にも私これ1回説明しているんだけれども、やはり手を挙げたらとめて、乗せていく。これは運転手のモラルにもあると思うんです。何も停留所にいなかったから乗せて来なかったということもあったそうだ、過去には。だから先ほど12番議員が言うとおり、うちの方は12日に敬老会なんですよね。だから、やはり私にも何か順番であいさつとか、乾杯も当たっているそうだけれども、やはりこうして皆さんで「バスは手を挙げればとめるそうですからね」というような言い方もしたいんですよ。やはりそれをぜひ私はやってもらいたいと思います。  次に、福祉センターの温泉ポンプの取替工事について、これは福祉センターというと平沼かな、これはこの間工事を終ったばかりでポンプを交換しなければだめなのか。 議長(三角武男君) 福祉課長。 福祉課長(中村嘉悦君) お答えいたします。  平沼の老人福祉センターの温泉については、現在地下90メートル付近にポンプを設置しております。温泉の揚水量が少なくなっておるのも事実であります。水深が1,200メートルぐらいの深さの井戸なんですが、取水部分というのは600メートル付近まで下がっているんですよ。そこからくみ上げるためには、現在のポンプではちょっと能力が足りないということで、120メートル付近まで下げないといけない。それでもまずくみ上げ量というのは温泉に使えるためにはぎりぎりの量になるんじゃないかということで、このポンプの性能をアップということが一つ理由になります。 議長(三角武男君) 15番。 15番(種市敏美君) ことし3月いっぱいまでかけて工事をして、そのときにそれをわからなかったんですか。今のその課長の説明だと、私の聞き違いだかもわかりませんけれども、「かも知れない」ということは、もっと深く下げなければだめだということになるんですか、どうなんですか。 議長(三角武男君) 福祉部門理事。 福祉部門理事(桜井政美君) 私の方からお答えしてよろしいでしょうか。  ポンプの部分については、ことし3月までそれこそ温泉の部分、改修工事をやりましたけれども、建物の部分の方に工事をやったわけでございまして、ポンプの井戸については、要するに使用していなかったものですから、容量が落ちたというか、課長が答えたとおり水深120メートルぐらい、その辺までポンプを下げないとポンプアップできないということで、ポンプも古くなっているんですけれども、使用していなかった、1年間ポンプを休ませたという経緯もございまして、ポンプの容量も落ちていることから、このような予算をお願いした次第でございます。 議長(三角武男君) 15番。 15番(種市敏美君) わかりました。ぜひ、うまくやってください。  次に、29ページ、泊地区のさけ海中飼育について、補助金が498万円出ているんですけれども、六ヶ所海水でもサケの稚魚を飼育しているんですよね。結局、尾駮のほうでも量もふえていない。泊でやっても恐らくそんなに来ない。なぜかというと、ここの太平洋が今湾みたいになっているんですよね。八戸だの久慈だの岩手県の方がすごくサケが来るけれども、ここにサケは寄ってこない。恐らくやはりこの飼育してもいいんですけれども、私は海域を調査してもらいたいと思うんですけれども、きょうあたり担当理事の方がいいかな、課長より担当理事詳しいから。 議長(三角武男君) 産業・建設部門理事。 産業・建設部門理事(服部栄一君) ことしと来年、まず2カ年にわたり今の泊の方で海中飼育という形になっていくかと思います。ですから、そこの部分については、当初うちの方でもわからない状態だったものですから、今の補正をお願いするということであります。今、種市議員がおっしゃっておられます湾とか、そういうふうなものについては、私も全くの素人でありますので、その辺は考えさせていただきたいと思います。と言いますのは、今泊の方でコンサルを入れてさまざま調査してございますので、その辺も含めて、でき得る限りはその状況を把握した上での対応にしてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 議長(三角武男君) 15番。 15番(種市敏美君) 理事、六ヶ所海水もそうなんですけれども、9番議員がよく砂採取の話で、前にも質問したのを私記憶していますけれども、やはりそれだけじゃなく、うちの方の9番議員は海水の組合長もやっていますけれども、前にも質問している思う。もっとそういう感じで音とかそういうものの影響も私はあると思うんですよ。  ですから、今海中飼育だけじゃなく、コンサルを入れて調査するのであれば、やはりそちらの方も結構金がかかるとは聞いていました。何千万円とかかるそうです。海底を調べるとすれば。何か大分泥も溜まっているという話も聞いています。ホッケがふえてくるということは、私はそうじゃないかなと思いますけれども、やはりどうせやるんだったら、その施設を建てただけじゃなく、そっちの方までもひとつお願いしたいと思います。  次に、先ほど12番議員が産業まつりのことについて、倉庫を補修するという件ですけれども、私は補修にはなると思うんですけれども、骨だけ残して屋根をかけなければならないし、外壁を直さなければいけないと思うんだけれども、それはどの程度までの補修なのか、屋根なのか、外壁なのか教えてください。 議長(三角武男君) 商工観光課長。
    商工観光課長(沼辺正剛君) お答えいたします。  今年度予定しているのは、外壁サイディングの張り替え82平米を予定しています。 議長(三角武男君) 15番。 15番(種市敏美君) ということは、私は個人的に機会あれば副村長にもお願い、当時、観光協会の会長やっているころからお願いしていますが、雨漏りもすごいんですよね。だから、やるんだったら何とかやってほしいということでお願いしているんですけれども、これは例えば年次で、ことし外壁をやれば、来年屋根ということで考えているんですか。 議長(三角武男君) 副村長。 副村長(戸田 衛君) そういう方向で考えております。 議長(三角武男君) 15番。 15番(種市敏美君) ありがとうございます。  観光協会としては、本当にもうあの倉庫があるおかげで、我々産業まつりも雨にも負けず、風が吹こうと、あそこでできますから、すごく役に立っていると思っております。  それともう一つ、大石の運動公園について、理事、課長でもいいんですけれども、フェスティバルをやるのに、仮設じゃなく、常設のステージをつくる気があるのかないのかお願いします。 議長(三角武男君) 産業建設部門理事。 産業・建設部門理事(服部栄一君) お答えいたします。  予算の関係もありまして、今はうちの方の課で検討しています。課で検討していますけれども、応分の予算がかかるものですから、やはりそこの部分は常設ということになれば、冬場のそういうものの対応というもの等もありますので、いろいろな部分で課の中での検討はいたしておりますけれども、まだ予算要求には至っていないのが現状であります。 議長(三角武男君) 15番。 15番(種市敏美君) 課で検討する、あと2年、3年かかるとなると思うんだけれども、ただ、今ある仮設のものは、あれはほとんど腐らないと思う。年間というと、フェスティバルと産業まつり両方で約200万円ぐらいの工事費がかかっていると思うんだけれども、私は土田村長のときにもお願いして、ぜひここを常設にしてもらいたいと。でないと「金かかるからだめだから、何とか何とか」ってお願いしたんですけれども、いまだかつて「検討検討」と。私が村長にお願いしたいのは、どうせ今120周年、1,200万円、120万円と金をかけてやるのであれば、1億2,000万円かかるものか12億円かかるものかわかりませんけれども、私はやはり観光、村長はよくあいさつすれば、「観光を観光を」と言うんだけれども、私は村長の観光がどこに行っているのか全然見えないんですよ。やはりもうちょっと観光に力を入れるくらいだったら、やるという気持ちだったら私はそこに常設のステージをつくって、今、千歳平に仮設の舞台をつくってやったわけでしょう。私は今ある仮設のものを千歳平にやってもいいから、こっちに常設を観光協会で毎年使うんだから、例えば観光協会ばっかりじゃなく、常設のステージがあれば、何かかんかのイベントでも使いたいと思うんですよ。芝はことしはものすごくきれいないい芝ですから、やはり自分の目に見えて、私もこのごろ特に観光協会でその時期しか見ていなかったんですけれども、すばらしい施設だと思っているんです、今。やはり常設のステージも早目に課の検討じゃなく、村長もやはり課長、理事を呼んでみて、検討してもらいたいと思います。ひとつよろしくお願いします。  あと二つでやめます。  六ヶ所ふれあいセンター、32ページの補償補てん及び賠償金、これは何の補償なのか。 議長(三角武男君) 社会教育課長。 社会教育課長(橋本 操君) お答えいたします。  旧小学校の跡地に今ふれあいセンター建設中でありますけれども、その敷地の中に東北電力の電柱が3本立って、それを経由して水道施設の方に電気を供給しております。この電気を川沿いに新設して回していかないと、建設に支障が出るということで、今回お願いしてあります。新設が2本で、撤去が3本の電柱になっております。 議長(三角武男君) 15番。 15番(種市敏美君) はい、わりました。  最後、33ページの繰出金の国民健康保険特別会計勘定の追加6,757万円と介護保険の特別会計の追加、それと水道会計の追加分について説明をお願いします。 議長(三角武男君) 健康課長。 健康課長(福士有一君) ご質問にお答えします。  今回一般会計から私どもの方の国保事業に繰り出していただくものが6,757万9,000円計上してございますけれども、これは次の実は議案第79号に絡むことなので、そちらも踏まえながら、お答えしたいと思うんですけれども、今回この一般会計を繰り出していく主な原因は、まず、平成20年度の国庫金の返還が生じております。それは後ほど説明しますけれども、あとはこれから始まる高額介護合算システムのコンピュータに絡む部分とか、それから、後期高齢の私ども支払基金の方で支援しているんですけれども、それが1,500万円ほど、それらの合算が6,700万円ほどになると思うんです。それで、主な一番大きなものは4,700万円ほどは国庫金にお返ししなければいけなかった事情なんですけれども、実はこれは療養給付費負担金と申して、国庫金をいただいているんですが、実はこの国庫金の支給が毎月私どもの方に大体2,400万円ほど流れてくるんですけれども、前年度実績で流れてくるものですので、平成19年度が3億1,000万円ほどの実績だったので、それに見合って12回に分けて月々流れてきているんですけれども、それの実績を3月に出して精算に及ぶんですけれども、平成20年度が私ども前年度予想した3億1,000万円から2億7,000万円ほどに実績が下がっております。それで、国庫金に返還するということになったんですけれども、その返し方をさまざま担当の方で県の職員と協議したんですけれども、現年度での返還は難しいと、建前上精算に基づいて翌年度に返還することになりますので、平成20年度の分は21年度で返還するようにという指示がありました。その財源的なものですけれども、私どもそういう指示を受けましたので、平成20年度の専決で約5,000万円ほど一般会計にお貸ししてあります。今回それをまたいただいて、国庫金に返還したいということになります。  この実績が何で落ちたかと思うには原因があるんですけれども、後期高齢が私どもの制度から離れたというのが一つと、それから19年度の医療費、医療機関に支払われている部分が6億9,000万円でしたけれども、20年度に私ども医療機関に払っている医療費が6億4,700万円にかなり落ちています。その部分の5,000万円ほどを余分にいただいていたという実績になっていたものですので、余分にいただいたものですので、返さざるを得ないということであります。よろしくお願いいたします。 議長(三角武男君) 15番。 15番(種市敏美君) 介護保険特別会計の追加とかは、それは国民健康保険の方からとっていないの。 議長(三角武男君) 福祉課長。 福祉課長(中村嘉悦君) 介護分については福祉課の方でお答えいたします。  繰入金の追加については、前年度の給付実績の精算に伴って、県負担金等の返還が生じた分であります。介護給付費交付金の実績が要するに過大受け入れだったために、実績により精算による返還が生じたために一般会計から繰り入れるものでございます。 議長(三角武男君) 15番。 15番(種市敏美君) あと一つ、水道会計の追加についてもお願いします。 議長(三角武男君) 下水道課長。 上下水道課長(橋本京三君) お答えします。  水道につきましても、議案第87号が関係しますけれども、説明いたします。今、石川の自衛隊施設の先の泊地区の国道を県の方で整備しております。それに伴いまして、村の方の水道の本管を移設する工事をやることに伴いまして、本来県の方が整備するべきなんですけれども、村の方でお願いしますということで、県補助金をいただいております。ただし、100%来ないものですから、その分の差額につきましては、村の持ち出しにつきましては、一般会計の方の繰出金を充当させていただいております。以上です。 議長(三角武男君) 15番。 15番(種市敏美君) 課長、県の方が補助金出さないから村でやっている。村が銭あるからやってくれるからな。私は違うと思うんだよ。県だって、原燃交付金もらっているでしょう、何でそっち使わないで、六ヶ所の仕事をやるのに、県がみんな六ヶ所に預けてこうしてやらせていると。やっぱり課長の方がそれを「うんうん」、副村長どうですか、それを「うんうん」ってやってくれるんじゃないの。それだからそういう結果が出てくるんじゃないんですか。何で県でやらなければならないものを村がやらなければならないの。それなら村に原発交付金をくれればいい、そうすれば村でやればいい。そこはどうなっているの。 議長(三角武男君) 下水道課長。 上下水道課長(橋本京三君) お答えします。  そのことにつきましては、議員言われるとおり、我々もそこら辺、もっと工夫できないのかということで折衝いたしましたけれども、原燃の法定外普通税云々ではなくて、どこの市町村に対してもそういう交付率だということで、及ばずながらこういう結果となりました。 議長(三角武男君) 15番。 15番(種市敏美君) 何もよその町村はどうでもいいんです。よその町村はもらっているんだから、原発交付金を。村はもらっていないから。それで、今度あげるというんでしょう、県で。その交付金も原燃に交渉して、六ヶ所で今どういう手を打っているのか、それを動いた課があるのかな。ちょっとそれを教えてもらえないですか。 議長(三角武男君) 総務部門理事。 総務部門理事(橋本政信君) お答えいたします。  核燃料税のことだと思うんですけれども、これについては、県で賦課していまして、基本的に前にもお答えしたんですけれども、村ではそういう法定外普通税ということで、課税はできるんですけれども、現在のところはそういう財政力指数が1上回っている関係上、どうしても今のところは課税できないという状況であります。今後、そういう財政力指数が1を下回った場合においては課税は可能ということは聞いていますけれども、基本的にそこら辺については財政見通し等を対応しながら、やっていかなければならないということになります。そのことについては、研究会で議論していまして、日本で2市町村やっているところがありますから、そこら辺の状況を調査しながら、今後の対応に向けて今研究中であります。以上であります。 議長(三角武男君) 15番。 15番(種市敏美君) 理事、ちょっと私の質問の仕方が悪かったかもわからないけれども、今20何億円、県で核燃料税をもらっているか。それについて今値上げしようということで、県で話し合いしたり、交渉しているはずなんだよね。村の方としてはそれを何かパフォーマンスであれ、何であれ、「いや、村にももう少し増やしてほしい」とか、何とかかんとかっていう話もしているのかな。  それともう一つ、今むつ大畑、六ヶ所が核燃税だか何かで県と交渉して、県が市町村については45だか、何%で県が60何%取るあの税金があって、それを大間の町長がすごく反対しているんだけれども、村はその比率とか、そういうのを知っているの。 議長(三角武男君) 企画・防災部門理事。 企画・防災部門理事(小泉靖博君) 今のお尋ねはモックス加工工場におけるサイクル交付金のお尋ねかと今受けとめたわけですが、ご案内のように、村、自治体が3分の1という部分で、県が3分の2ということで、これまでも交渉してきましたけれども、おおむね県事業において、六ヶ所村の行政区域内における事業、端的に言いますると、道路整備について、県事業でその部分をカバーすると。いわゆる50対50になるような事業費を県事業でもって村の行政エリア内の道路整備に充てるという交渉経過がありまして、それで了承したということでございます。 議長(三角武男君) 15番。 15番(種市敏美君) さっきから長々とものを言って、我々が理解しないような言い方で終ってしまうわけだな。私は今、県が原燃からもらっている核燃税20億円だか、25億円あるでしょう、それを今上げようとしているんだと、県は。もっと高くしようとしているわけだ、今、たしか。電事連だか日本原燃に話をして、それについて村が何かやっているのかというのを聞いているんです。何も3分の1とか3分の2というのは、大間の話であって、その説明はしてもらうのも必要。 議長(三角武男君) 企画・防災部門理事。 企画・防災部門理事(小泉靖博君) 今県が核燃料税を予定していた、いわゆる使用済燃料が再処理工場の竣工がおくれることによって、歳入見込みが立たないと。財政運営で支障を来たすというふうなことで、県が事業者と核燃料税率を上げるという交渉をしているということは新聞紙上で見ていますけれども、私どもとしては、当然それは県の権限で核燃料税については取るものですから、村の方にも話は来ておりません。したがって、村の方から核燃料税について要求するということではないものと思っております。 議長(三角武男君) 15番。 15番(種市敏美君) 理事から聞いてもだめだと思います。最後に、村長、今のこの核燃料税の上げることについて、県は恐らく村にこうしてあげますと、来れるわけない。やはりそれを何か私はやっぱりパフォーマンスを起してもらって、ちゃんと村にも幾らか入るように、我々議会も今までそれでやってきたんでしょう。特に理事、課長たちにお願いしたいのは、やはり自分たちの判断も必要、ただし、我々議会の言い分も聞いて、「いや、こうだと、だめだこれだと」というような言い方もやはり私はするべきだと思うんだけれども、先ほど理事が、研究会という話しをしましたけれども、役場の中でその研究会というのはあるのか。 議長(三角武男君) 総務部門理事。 総務部門理事(橋本政信君) 昨年の6月に発足してもらいまして、現在のところ活動している状況になっています。以上であります。 議長(三角武男君) 15番。 15番(種市敏美君) 活動って、どういう活動しているのかな。 議長(三角武男君) 総務部門理事。 総務部門理事(橋本政信君) これについては、他町村の事例、それから法的な課税が可能かどうか、それからいろいろな対課税者の理解を得るためにどうすればいいのか、いろいろな多方面にわたって研究しているところです。結論的にまだ出ていないんですけれども、現在のところは、先ほど申しましたとおり、財政力指数が1.0より上回っていることで、今のところはかなり厳しいということは聞いております。以上であります。 議長(三角武男君) 15番。 15番(種市敏美君) この問題については、21年度の補正については、最後の質問にします。  村長、先ほど私が言った、核燃税について、何か村長がやる気があるのかどうか、やらないでこのまま県にやらせて、我々に核燃税が入らないのか、やはり先ほどのあの水道じゃないけれども、やはり出してくれだけで、我々に村が銭があるからやっていると。財政指数がいいからやらせるんだと。それは、ない方にしてみれば、確かに必要だかもわからない。けれども、我々だってやっぱり県の言うがままにある程度やってきているんじゃないですか。やはりいくらかもらうことを村長ひとつ、村長からそれを聞いて終わります。 議長(三角武男君) 村長。 村長(古川健治君) ただいまの質問にお答えを申し上げます。  先ほど理事からもありましたが、核燃料税の分は県で課税しているわけですが、前の三沢市長をトップにして、三村知事のところにこの核燃料税もぜひ配分してほしいとういう陳情は2回ほどしてあります。知事の方からは、「県の財政等々が非常に厳しいので、このまま何とかしていただけませんか」という言葉があって、そのまま今現在来ているわけですが、むつ小川原活性化センター等を通しながら、核燃料税の部分もぜひ配分してほしいという部分は継続していこうと、この部分は確認していますが、ここ一、二年、この部分の知事へのお願いはしていない状況でありますが、これからは多分もう一度核燃料税のそれこそ配分も話題にはなるだろうと思いますので、ぜひ今議員からもありましたように、その部分も考えて対応してまいりたいと思っております。 議長(三角武男君) 次に、11番。 11番(松本光明君) 29ページの先ほども触れた方がいますけれども、サケの海中飼育の実証事業ですけれども、これについてこの地区は漁港内というか、狭くて、これなかなか困難だということでのびのびになっているということで私は聞いていますけれども、今度、実施に当たって場所、時期、今言ったように、サケがやっても戻ってこないんだという話もあるんだけれども、これは4年後を見越して帰ってくるのを見越しての放流事業でもあるわけですけれども、放流事業の規模、幾らぐらい飼育して放流をするのか、その3点についてお伺いいたします。 議長(三角武男君) 農林水産課長。 農林水産課長(田村俊之君) お答えいたします。  これは県の方の下北元気なさけづくりレベルアップ事業の一環として進めている事業でございまして、11.4メートル四方のいけすを2基設置いたします。それで、稚魚は100万匹になります。稚魚の放流でございますので、来年の3月から4月にかけてという時期的なものはそうなりますが、場所につきましては、漁協内のマイナス4メートル泊図東堤防内の場所でございますけれども、現在はそこを今検討中でございます。まだ最終決定したわけではございませんが。 議長(三角武男君) 11番。 11番(松本光明君) 今お伺いした場所ですけれども、まだ漁港の整備、東防波堤の沖であれば、もう高波のときに今の海水の港もそうですけれども、やはり上から波が降って、起きてくると、そういう状況でかなりの港内が荒れるということで、私は聞いて、なかなかそういう沖の方の岸壁から離さなければ高波にさらわれるのではないかなという感じもするわけですけれども……。  そこで、やはりこういう事業をやるに当たりまして、まだ我々も漁船もやって、組合の方からまだ説明も受けていない状況でもあります。こういう事業は狭い漁港ですので、みんなで譲り合いながらやっていくのでなければ、なかなかこういうふうにぽんと出して、漁民の方もわからないので、もう少し煮詰めて、狭い漁港でありますので、効率のよいように、場所とか、漁師に説明をし、譲り合ってこの事業を進めなければならないと私はそのように思います。  県の事業であって、稚魚から海中で大きくして育てれば、4年後、5年後に戻るのが効率がよいのではないかなということでこれを数多く進めることによって、この事業はさっき1カ所、今六ヶ所村海水漁協でやっていますけれども、下北の方でもさまざまやって、これを多くやることによってまたさけの回帰率もよくなるのではないかなと私はそのように思います。だけれども、狭いので、もう少し場所、漁民の方が相談しながら、この生けすをつくるのに当たって、効率のよいものをつくるように、一緒になって進めるように、こっちから指導もしていただければいいなと、このように要望をしてこの質問を終わります。 議長(三角武男君) 次は、5番。 5番(高橋文雄君) 議長に対して発言要求をしておりましたが、都合により、発言要求を取り消します。よろしくお願いします。 議長(三角武男君) 次に、10番。 10番(橋本喜代二君) 27ページ、老人福祉費、先ほど15番からもお話しがあったわけでございますが、まずもって、平沼老人福祉センター温泉が4月からオープンできました。本当にありがとうございます。この場を借り、お礼申し上げたいと思います。  この温泉は、平沼のみならず、泊、そしてまた千歳方面からも大分のお客さんが来ております。私も今利用しているわけでございますが、本当にいい温泉だということで、好評をいただいております。本当にありがとうございます。  そこで、一つお願いがあるんですが、実は今男湯、浴槽が三つあるわけですよね。そして一つの小さい部分については、露天風呂を兼ねたつくりになっておるわけですが、どういうわけか、あけたときに虫が入ってくるんですよね。網戸がないんですよ。これを何とか福祉部門理事、予算に計上して、これを実現してもらいたい。このように要望をいたします。  それと、先ほど15番議員から話があったポンプの件なんですが、120メートルを下げて井戸を建設する。これはことし700万円の予算のようでございますが、これは何年に周期がどれくらいで交換になるのか、それがわかっておればお聞かせ願いたいと思います。というのは、あれは塩分が強いものですから、そんなにもたないと思うんですよ。  それと、あとどういう方法で、例えば2基を装着して、交互にやるものかどうか、そこら辺もわかりましたらお願いしたいと思います。 議長(三角武男君) 福祉課長。 福祉課長(中村嘉悦君) お答えいたします。平沼温泉の4号泉のポンプなんですが、平成11年度の初期に設置いたしまして、15年度にまたポンプを入れ替えして、新しいポンプを購入しております。そして15年から今まで使っていたんですが、ストレーナーという注水部分が今かなり下がっていまして、600メートル以深まで下がっていると。現在のポンプが90メートル下に設置しているんですが、そのポンプだと120メートルまでくみ上げる能力がちょっと足りないと。だから120メートルまで下げたい。そして注水部分というのが620メートルにまで下がっていますので、現在のポンプの容量ではちょっと能力的にも劣るということで、新しく入れ替えというか、交換という形になります。まだ抜いたポンプについては保管しておくと。何かあったときのために予備のために保管しておくということになるかと思います。 議長(三角武男君) 10番。 10番(橋本喜代二君) そうすれば、極端に言えば、一つのこういうボーリングしたところに今のやつを120メートルのところに新しいものを入れて、あげたものは保管しておいて、次に悪くなったときに使うという、そういうシステムの理解でよろしいでしょうか。はい、了解しました。  それから、その下の27ページの民生費、これは保育所の屋根の改修工事が出ているわけでございますが、先ほど13番議員からもいろいろと保育の件で論議があったわけでございますが、これは村長に聞いた方がいいと思います。保育所の民営化について、計画はないものか。やる気があるないじゃなくて、やってほしいと私は思いますので、そこら辺についてちょっとお伺いしたいと思います。 議長(三角武男君) 副村長。 副村長(戸田 衛君) 保育所の民営化の考え方については、庁内でも検討委員会を設置しまして、これまでも議論しております。私もその中の委員長でありますから、概要等々については、お答えしたいんですが、民営化に向けて推進を図るということは、これは検討委員会の方でもそういう報告書を策定いたしまして、村長の方へこれを報告申し上げておるんですが、現在のところ地区におきまして、南地区、あるいはまた北地区も泊地域にも二つの保育所がある関係でありますので、そういうところと、もう1点は、一つ課題になっているのが、民営化の方に方向性に向かった場合、職員の処遇の問題がありまして、もう1点は課題になっておりますのは、実は先ほどから財政の方の関係が議論されておりますが、村の方では、今不交付団体になっておりまして、その不交付団体等々によりますと、国の方からそういう民営化になった場合に、その補助制度等々の兼ね合いもありますが、実は財政需要額等々が民営化になりました保育所等々の財産を民間に移譲してしまいますと、その需要額が需要の問題で額があるんですが、その点が減少になりまして、今の大規模償却資産税の関係等々のことも現段階では、簡単に申しますと、民間委託をして、その財源等々の問題でも村の方の関係については、不交付団体の関係から財政需要が減りまして、それが県の方に吸い上げられると、大規模償却債の関係から、そういう今検討もしておりますので、確かに民間移譲した方がこれはベターでしょうが、財政状況の問題から考えますと、そのような一つの民間移譲したからと申しまして、財政の方でそういう関係が改善されるかとなれば、ちょっと複雑な関係があるものですから、それにしても、保育所の民営化については、検討委員会の方では、そういうふうな推進するという考え方を持っておりますので、それが具体的になりますれば、また、議会の議員の皆様にそれの方向性をお願いしたいと考えております。 議長(三角武男君) 10番。 10番(橋本喜代二君) 今副村長から説明がありましたけれども、わかります。職員の処遇については、これはやっぱりおのおのの身分を保証しているものですから、なかなかそういう決断をするのは大変なことは、これはわかっております。  ただし、やっぱりいずれかはこれはやらなければならない問題であるし、当然六ヶ所村だって、泊から平沼、倉内まで、3カ所ぐらいでこれをやっていかなければ、いろいろな交通の点とか、そういうのもありますので、どうかこの点については、これから再度検討していい方向でできますようよろしくお願いして、終わります。 議長(三角武男君) 次に、1番。 1番(鳥山義隆君) 27ページ、3款民生費の中の1目13節の委託料の中の尾駮保育所の耐力度調査業務委託料ですね。どういったものかちょっともう1回教えていただきたいんですが。 議長(三角武男君) 福祉部門理事。
    福祉部門理事(桜井政美君) 午前中にもお答えしましたけれども、尾駮保育所、計画が1年延びるような状況でございます。そのために毎年1年延びるだけで耐力度調査をやらなければならない。報告を作成して提出しなければならないということで、昨年度もやっていましたけれども、今年度もまたお願いしたいということでの予算要求でございます。 議長(三角武男君) 1番。 1番(鳥山義隆君) わかりました。  村でこういう保育所、各小学校の方は……、小学校の方はたしか学校関係はもう耐震の調査はみんな終ったと聞いておったんですが、保育所関係も恐らく進んでいると思うんですけれども、この耐震の関係の調査は、昨年とそれから先輩議員も何回か前の議会で恐らく言っていると思うんですけれども、廃校になっている例えば今地域の人たちに貸すようにしていますけれども、そういうのも耐震調査を進めていくような予算措置というのは、言っている割には出てこないんですけれども、そういったところを今後考えはないのかどうかちょっとお聞かせ願いたいと思います。 議長(三角武男君) 社会教育課長。 社会教育課長(橋本 操君) 教育委員会の管理する部分についてお答えいたします。  今年度当初予算で中央公民館の耐震診断の予算をつけていただきまして、今入札の準備をしている段階です。  それから、旧二又小学校、それから室ノ久保中学校、中志小学校、これらについても1次診断ということで、今入札の準備を進めているところです。以上です。 議長(三角武男君) 1番。 1番(鳥山義隆君)そうすると、これから随時進めていくということですよね。本当はもう少し早いタイミングでやってほしかったんですけれども、やっぱり非常に地域の人たちに貸しているものですから、やっぱり倉内小学校みたいに本当に壊してしまわなければだめだというみたいな措置をとっていましたので、人の集まるところはやっぱりそういう神経を使っていただきたいなと思います。  これからもひとつ、まだ笹原小学校、あそこはどうなっているのか、ちょっと確認したいんですが。 議長(三角武男君) 社会教育課長。 社会教育課長(橋本 操君) 笹原館については今のところ計画はされておりません。 議長(三角武男君) 1番。 1番(鳥山義隆君) あそこも結構古いと記憶しておりますけれども、そういうところも万遍なく村長、ひとつ予算措置の方をよろしくお願いしたいと思います。以上で終わります。 議長(三角武男君) 次に、16番。 16番(附田義美君) 私から、送迎バスの件と、それから温泉ポンプ入れ替えの件とそれから北部上北広域事務組合消防本部ですね、この関係についてちょっと3点ほどお聞きしたいんですけれども。  まず先に、私からおわびを申し上げなければいけないことがありますので、そのことをおわびさせていただきたいと思います。  実は、私は六ヶ所温泉をやっている関係上、入浴者の関係でろっかぽっかさんと入浴者数をふやすというようなことで、行政とも相談してまいりました。その結果、行政の方では70歳以上の無料券50回を出してもらって、大変好評いただいておりました。しかし、残念ながら、私どもとしては、いろいろな問題がありまして、温泉ポンプが塩分とそれから鉄分、カルシウムにポンプが押さえられて、実際の穴が2,714メートルあるんですけれども、ポンプが900メートルの地点まで入っているということで、これはちなみに石油をくみ上げる地下から、そういうポンプというふうなこともありました。それが大体3年に1回あげて、オーバーホールをしなければいけなかったんですけれども、実は業者の事情で5年ほどこういった関係上、鉄分、カルシウム、塩分によって押さえられて、あげられなくなったという状況にあって、今休業に追い込まれているわけです。  大変利用者にはご迷惑をかけて、「いつ営業するんですか」というふうなことで再三にわたって激励と早くの営業を要求されているわけですけれども、実は今いろいろな調査をした結果、最終的には900メートル入っているポンプと揚湯管、お湯をあげてくる管の部分のポンプの根元にダイナマイト入れて破壊して、切って、管だけをあげて、さらに後からその穴をまた少しスケールがついた部分を削っていって、ポンプがあがれる穴にして、つかまえて引っ張り上げるという計画をしているんですけれども、普通のメンテナンスでいくと500万円ぐらいで終るのが、大体1,300万円ぐらいかかるのかな。また、ダイナマイトかけることでポンプが再利用できなくなるというふうなこともあって、ポンプ1台買うとすると、3,000万円ぐらいかかると。その他もろもろというと、5,000万円ぐらいはかかるのかなというふうなことで、当社の台所事情からいくと、もうちょっと先になると。大変利用者にはご迷惑をかけ、村も一生懸命になって、無料券を出したり、いろいろな送迎バスを出してくれて、やってくれているのに、大変申しわけないなと、こう思っております。  そういうことで、ぜひともひとつご勘弁を願いたいとともに、ご迷惑をかけていることを心からおわびを申し上げて、1日も早く再開したいという思いはあるということをご理解いただきたいと、こう思っております。  さて、そこで、送迎バスの件ですけれども、15番議員からも出ました。また、12番議員からも出ていましたけれども、実は私どもの部落の実情をお話ししますと、通称東北横浜線から逆に右に曲がって、尾駮方面にバスが来るんですけれども、あそこT字路交差点から送迎バスを利用する人が約2キロ歩いてくるんです。しかも歩道もない。そして風も強い。まっすぐな東西ですから。そういうことで、温かい温泉に入りたいんだけれども、非常に往来、交通に気を使いながら、杖をつきながら、よちよち来るというふうなことと、そういう関係で、できれば第3二又の入り口、あそこでUターンをして乗せてもらえないかなと、そういう計画をしてほしいということをまず要望したいし、これからどういうふうに行政が考えてもらえるのかどうかを一つお聞きしたいと思います。 議長(三角武男君) 福祉課長。 福祉課長(中村嘉悦君) お答えいたします。  今の件については、私2キロも歩いている人がいるという実態を初めて知りました。早急に検討して善処したいと思います。 議長(三角武男君) 16番。 16番(附田義美君) ぜひ1日も早い送迎バスを回してもらうことをお願い申し上げます。  次に、老人福祉センターの温水ポンプの取り替えの件ですけれども、先ほど10番議員もお聞きしていましたけれども、私からの経験からいきますと、やはり利用者のためを考えたら、早目のメンテナンスをするべきだということを参考までにアドバイスしたいな思っていました。  それと、現在使っているのをあげて予備にしておくと言っておりますけれども、当然予備にするということは、オーバーホールして、早急に使えるような体制と、もう一つは、この温泉ポンプを取り扱う、または温泉の要するに穴を掘ったり、メンテナンスしている業者に関しては、できるだけなれた人の方が早くて、安くできるんじゃないのかなと、こう思っていますので、継続して今まで携わってきた業者とよく相談してやった方がいいんじゃないのかと。私もいろいろな業者を呼んで、自分のところもやったけれども、みんなお医者さんと同じで、みだしが違うということと、その間手間とってやはり利用者に迷惑をかけてきたという経緯もありますので、参考までにお話ししておきます。  次に、3番目に、北部上北広域事務組合消防本部の方ですけれども、この職員がどの範囲から通勤しているかのをひとつわかる範囲で教えてもらえればと思います。 議長(三角武男君) 原子力対策課長。 原子力対策課長(木村豊治君) 確認でございますが、消防署員の範囲ということでございますか。六ヶ所村消防署職員ということじゃなくて、北部上北広域事務組合消防本部ですね。  北部上北の消防本部の職員に関しましては、直接採用している方々が現在12名ございます。その中には消防長を初め、六ヶ所の方々もおります。 議長(三角武男君) 16番。 16番(附田義美君) 北部上北の消防本部のことだからちょっとわからないと思いますので、これは後でまた次の機会に聞きますけれども、六ヶ所の職員が通勤している範囲が例えば野辺地町なのか、三沢市なのか、青森市なのか、そういう方がおられるとしたら、ひとつお願いいたします。 議長(三角武男君) 原子力対策課長。 原子力対策課長(木村豊治君) 現在、消防長1人だけということになってございます。実際、六ヶ所村の出身の方もございますが、その方に関しましては野辺地町に実際自宅を建てて住んでいるということで伺ってございます。 議長(三角武男君) 16番。 16番(附田義美君) 私今なぜこれを聞いているかというと、やはり緊急時に、災害時に即駆けつけるということからいきますと、できるだけ所管する地域に住むような指導をするべきだし、その地域に住んでいる人を、近場にいる人を採用するような方法も一つかなと。これは職員がどこに住もうが自由権利は与えられていますけれども、これは消防についてはやはりお互いに良識を持って、こういう近場ということで即災害時に駆けつけられる場所に住んでもらうというのが原則じゃないのかなと、こう思っておりますので、再度お伺いします。 議長(三角武男君) 原子力対策課長。  ちょっと整理したいんですけれども、六ヶ所消防の職員のことですね。北部上北の消防本部じゃなくね。                (はいの声) 原子力対策課長(木村豊治君) 六ヶ所村の消防署の職員に関してはそのまま六ヶ所地元ということでございますので。住んでいるのも六ヶ所村内ということで、記憶してございますが。 議長(三角武男君) 違うよ、通勤しているのは、青森市からも八戸市からもいっぱいあるんだよ。それを聞いているんだよ。 原子力対策課長(木村豊治君) 申し訳ございませんが、その辺はちょっと把握しておりません。 議長(三角武男君) じゃあ次の機会によろしいですか。調査をしてね。                (はい、わかりました。終わりますの声) 議長(三角武男君) 次に、4番。 4番(古泊 宏君) 3点ほどお尋ねをいたします。  まず、26ページ、6目企画費13節委託料のところで、村内交通機関に関する調査委託料525万ということですが、これは具体的にどういうことを目的に調査委託をするのかということをご説明願います。  それから、29ページ、6款4目畜産業費なんですが、あおもりの水田フル活用推進事業補助金として80万円県から入っておりますが、具体的にどういう、減反の問題ではないと思うんですけれども、これもご説明を求めます。  それから、10款4項12目(仮称)六ヶ所村ふれあいセンター整備事業費の件なんですが、この22節の補償補てんの関係については先ほど先輩議員がお尋ねしましたので、これとは別に、まずこれは担当が社教課ですからお尋ねしますが、仮称になっているこの名称、本来であればもう早目に正式な名称を決定する必要があろうかと思います。といいますのは、今もう9月なわけで、この工事そのものは大体3月に完成して、恐らく新年度から本館供用開始ということになりますと、やはりいろんな準備の関係がございますから、早く名称を決める必要があろうかと思います。具体的にはどういう形で名称を決めようとしているのか、手順等を聞いてみたいと思います。  それと、いま一つ、これに附帯します道路の関係なんですが、村長はこの事業の計画がスタートする際に、当然並行して道路も整備しますということであったわけなんですが、実際に現時点では予算がまだ見えていないようであります。これは何らかの理由があろうかと思うんですが、この辺の事情についてもご説明を求めたいと思います。 議長(三角武男君) 企画調整課長。 企画調整課長(高橋淳悦君) それでは、村内交通機関に関する調査委託料についてお答えいたします。  この事業は、平成21年度青森県創意と工夫が光る元気なあおもりづくり支援事業補助金をいただいて実施するものであります。内容につきましては、村内の公共交通システムを構築することを目的に、現在の原子燃料サイクル施設などに利用している送迎バスがありますよね。そのバスと公共機関のバスとうまく連合して村の交通機関として利用できないかどうか可能性調査をすると。三沢市の方から来ているバスを、帰りに村民の方を乗せていって、公共交通機関みたいに使用できないかという可能性調査を補助金をいただいて行うこととしております。以上です。 議長(三角武男君) 農林水産課長。 農林水産課長(田村俊之君) 私の方からお答えいたします。  この事業は耕畜連携事業の一環といたしまして、飼料用稲を津軽地方から購入いたしまして村内の酪農家の方々に供給するということで、運搬費用を村が4分の1、県が4分の1、受益者が2分の1を負担するということで、1ロール300キロでございますけれども、これを1,000個購入するということでございまして、それに対しての運搬費用でございます。運搬費といたしまして160万、そのうち県は40万、村は40万、受益者が80万負担するという事業でございます。 議長(三角武男君) 教育次長。 教育次長(佐藤 健君) では、ふれあいセンターの名称の件について、私の方からお答えします。  議員ご承知のとおり、名称について地元で説明会をやった際には、泊地区ふれあいセンターということでたしか説明をしたと思います。また、その後、この道路の関係についても、路線名をつけるときに名称をどうするかという協議をした際、やはり泊地区につくる施設でもあり、また道路ですので、やっぱり六ヶ所村というよりも泊地区ふれあいセンターという名称がいいだろうということで、道路もたしか泊地区ふれあいセンター路線という名称にするということで進めてきたように記憶しています。  したがって、最終的には泊地区ふれあいセンターという名称でやりたいと一応考えております。 議長(三角武男君) 次に、建設課長。 建設課長(佐藤里志君) お答えいたします。  今、泊ふれあいセンターの関係で道路の関係が出ているわけなんですが、ことし設計6月発注して、今8月31日には設計はできております。これから用地買収ということになるわけですけれども、ただ、今懸念されているのは協議が、設計の段階といいますか、設計がある程度進んだ段階での話で、国道とどうしても接続しなければならないと。その国道の接続の協議を今まで上北地域県民局と2回ほどしてきた経緯があるわけなんですが、実際は今の実施設計ができてからの本格的な協議ということになるんですが、議員おわかりのとおり、その接続部分がどうしても北の部分があそこは勾配といいますか、坂になって、そこに村道がすりつけとなるということになれば非常に危険性があると、特に冬場の関係で危険性があるということで、現在その国道の部分が5%の勾配があるわけなんですが、それをどうしてもそういう接続をする場合はそこの部分を2.5%にしなければならないと。いろいろとそのために改良が必要になるわけなんですが、そういうことで再三もう少し緩くできないのか、例えば3%とかそのぐらいにできないのかとお願いした経緯があるんですが、どうしてもそういう道路構造上の標準的なものがあって、2.5%ないとだめだという県の指導がありまして、そういう問題が一つあります。  それから、もう一つはいろいろとそういうのを協議した場合、どうしても日数的なものが本当は単年度で設計あるいは用地買収、それから工事もやれれば一番いいわけなんですが、どうしてもそういうことが重なりますと、設計の中で道路工事するには標準工事日数というのがありまして、それは金額的なものである程度内容的なものは決まるわけなんですが、今の段階では1億3,000万から4,000万ぐらいの道路の工事費になるものですから、どうしても標準ということになれば6カ月、7カ月という日数が必要だと。現実的に1カ月、2カ月の短縮は業者さんが頑張ってもらえればできるわけなんですが、どうしてもそのぐらい、例えば特に補助金でやる場合、それは取ってもらわなければだめということもありまして、そういう関係もありまして、まだ道路工事の工事費の予算計上はなされていないというのが現状でございます。以上でございます。 議長(三角武男君) 4番。 4番(古泊 宏君) 畜産業費の関係なんですが、要するに津軽の方から稲わらを購入してということになりましょうか。私、実は逆に六ヶ所の水田をできるだけフル活用するためのいろいろな手だてのための事業かなと、補助金かなと理解しておりましたので、とりあえずこの件についてはわかりました。  次に、ふれあいセンターの名称の件なんですが、ちょっと考え方に違いがあるかなという気がいたします。説明したからこれで決まるという考え方自体がどうも余りにも強引過ぎるというか、そういう感じがします。やはり、こういったことはきちんと地元あたりとも協議しながら、場合によっては子供たちあるいは教育関係者から募集などしまして、そして選定した上で決めるのが適当でないのかなという気がします。ましてや、ふれあいセンターとありますが、複合施設ということなんですが、基本的にはこれは社会教育施設なわけですね。公民館が本体なんですね。そうしますと、やはりもっと視点が違うのでないかなと。ふれあいというよりも学びの方が主でなければならないのではないかなと考えるわけです。ですから、これもう一度お答えを求めたいと思います。  それから、道路の件については、やっぱりこれも確かにせっかく村長が約束したんだけれども、結果としておくれることになってしまう。やっぱり手順が違うからこうなのではないかなと思うんですよ。本来はやはり道路を先行して進め、いろいろ問題があった場合に、こういうことがあるからこれについて対応します、その後やっぱり建物を建てましょうとなればこういう事態にはならないと思うんです。今言ったように、場合によっては、建物はできる、供用はできるけれども、道路はできないから延びるということであれば、これは少し計画として整備としてどうなんだろうかと。これは、この件ばかりでなくて、いわゆる行政として進める振興計画すべてに考えが当てはまることだと思うんですが、こういう進め方ではやはりどうも問題があるのではないかと。これは副村長の方から回答を求めたいと思うんですが、この2点もう一度お願いします。 議長(三角武男君) 副村長。 副村長(戸田 衛君) このふれあいセンターなるものと道路整備の関係なんですが、確かにいろんな事業計画の中にはどちらを優先するべきかという考え方に立って、道路整備のところは同じ補助金でなくて、これ事案が違いますので、やはりふれあいセンターそのものの施設ができてから道路整備を補助事業でお願いする、国や県の方に。そういう考え方からすると、どうしてもやはり施設整備が先の方に整備をしなければならないという考え方もございます。  もう一つは一体化でする考え方もありますけれども、やはり社会教育の補助金と三法あるいは防衛費補助とか、また文科省の補助金、これはご承知のとおり補助事案はあるかと思うんですが、そういう関係もありまして、道路部門についてやはりこれは防衛省の方の関係、あるいは三法を活用して、施設整備は文科省の方、また三法交付金もという考え方がありますから、それぞれの事案によって臨機応変な形で整備をしてまいっておりますからご理解願いたいと思っております。 議長(三角武男君) 教育長。 教育長(松尾拓爾君) 名称の今の質問についてお答えをします。  まず、自分たちは教育委員会ですので、古泊議員がおっしゃるように強引にというようなことは常日ごろの教育行政においてそういうことがないように肝に銘じて運営しているということはご理解をしていただきたいと思います。  六ヶ所ふれあいセンターから泊ふれあいセンター、説明会でそう話をしましたというお話だけでございまして、これから条例等をつくって皆さんにお諮りを願ったり、またその施設を運営するためにはいろんな技術の習得も必要ですので、それらの派遣といいますか、訓練といいますか、そういう職員の部分のこともこれから相談を急いでしなければならないと考えています。  名称についても、これからよく関係者の方々、特に自治会といいますか、町内会といいますか、そちらの方々からもご意見をいただいてご指導いただいて決めていきたいと考えております。 議長(三角武男君) 4番。 4番(古泊 宏君) そうしますと、次長の方からの話では少し軌道修正というふうに理解しましたから、あとは結構です。  それから、副村長の方のお答えなんですが、確かに補助制度等を受けるためにというお話は理解できないわけではないんです。ただ、施設をつくるに当たっては、やっぱりその施設、例えば道路であろうが建物であろうが、それをつくるに当たってどういう条件をクリアできるのかできないのかと、先にきちんと整える必要があると思うんです。そこの問題がちょっと違うのでないかなということをお話ししているわけで、この後できるだけその辺のところも十分お考えの上、いろいろな事業等については進められるよう求めて私の質問を終わりとします。 議長(三角武男君) 次に、9番。 9番(木村常紀君) 済みません。余談はさて置いて、29ページの先ほどから2人の方が質問していますけれども、私の方からもちょっと若干異なりますけれども、質問させていただきたいと思います。  1の水産業総務費泊地区さけ海中飼育実証事業補助金、サケは確実に帰ってくると。海中飼育であってもその飼育したところに確実に帰ってくるということで、これは私この前もウトロ、標津、網走、ずっと見てまいりました。それで勉強もしてきましたけれども、確実に帰ってくるということで、北海道の方も奨励しております。ただ、残念というんですか、その飼育したサケは3年後、4年後に帰ってくるんですけれども、その飼育した場所に来る。確実に来るということなんですよね。ですから、今私どものところもことしの春から港湾の中で海中飼育しているわけなんですけれども、その港湾に必ず帰ってきて、港湾のところをうろついて、そのまままっ黒になって死んじゃうか、あるいは産卵してもそこではかえらない。ふ化しない。これはどうしても川にのぼらなければ、サケはふ化しませんので、川で産卵しないと。そういう観点から、要するにそこで飼育して、そこで帰ってきたものは、そこである程度とって、そして海産卵にして、川でふ化させるというようなことをしないとだめだということを聞いてきました。  そのことは関係ないんですけれども、私どもは、そういうわけで、ずっと港湾の中でやって、尾駮沼が流れてきて、ちょうどあんばいがよく尾駮沼に帰るんですよね。その尾駮沼に帰ったものを途中で心ない漁師の方々にとられる場合があるんですけれども、二又川にかなり遡上しているということで、これもよかったなとは思っておるんですけれども、ただ、私が何を言いたいかというと、その私どもの海中飼育している尾駮沼から流れてくるところの港湾のところにやってきたものが、埋まってしまってやれなくなった。それで、ことしから、本当に港湾の中でやっているということで、これ、できますれば、再三再四、もう何十年も前から例の海底火山のとき、橋本寿村長のときからお願いして、何とか掘ってください掘ってください。いや、ことしの春も掘りました。そしてまた、すぐこの前埋まってしまって、またこの前も掘っています。掘っていますけれども、航路だけ掘って歩いて、何も意味がない。「どぶにただただ金を捨てるようなものだからやめてくれ」と言っても、「予算がついたから掘ってあげます」ということで、ちょぼちょぼ掘ってもらって、すぐ埋まるんです。  それで、海中飼育も当時は尾駮の方の大型船、いわゆる20トン未満で、そこに設置できたものが、今は私どもが持っている伝馬船、小さな川船みたいな船ももう干潮になれば行けない状態。ですから、満潮時に行くしかない。そういうような状況がもう既に十何年続いております。掘ってもらっていることは確かです。これはありがたいなとは思いますけれども、でも、そういったことで、抜本的な解決策にはなっていない。  それで、何とかあれを掘ってもらいたいということで、いろいろ去年、おととしあたりから副村長にもお願いしたりして、県の方にも働きかけしたりしておったんですけれども、たまたまある業者が3,000万円ぐらいで掘る機械をことしは買って持っているということで、その方にお願いして、ぜひ掘っていただきたいなという話しをまずして、この前も新むつ小川原株式会社に行ったんです。お願いはしているんですけれども、だめだという。地元大手4社じゃないとだめだという断られ方をして、ああ仕方ないなと。まあいいやと。そのうちにまたいろいろなあの手、この手で、ちょうど自民党、私自民党員ですけれども、たまたま民主党が勝ったものですから、今度民主党の先生方にお願いして、今度そういうふうに県の方にも圧力をかけて、何とか掘ってもらいたいなと思っているんですけれども、その辺のところで、副村長、村長はあんまりこの話をしたことがないので、わからないと思うんですけれども、副村長、どうなんですか、これ。どうしてもこれ掘れないものなんですか。私その辺がちょっと残念で残念で、たまらないんですよ。 議長(三角武男君) 副村長。 副村長(戸田 衛君) 確かに、これまでも県の方へいろいろとこの点の堆積している土砂の除去については要望してまいりました。県の方としては要望した中で、やはり常に言いますのは予算の問題等々ということで、これまでもできる限り予算の範囲内で掘削しますよということは伺ってきているんですが、あそこの場所を大々的に土砂を除去したら堆積しない規模までやるとなると、これまた大変な膨大な財源も必要となるという考え方を持っているんですが、それは工法によってはどういう工法であればそのコストが安く作業ができるのか、これらもこちらの方でそういう資料を踏まえながら県の方へ当たって、でき得る限り県事業でやっていただきたいと。大々的なことですけれども、そういう先ほどおっしゃいました機械整備、工法の除去作業に対する機械等があるとなれば、また考え方が違ってくるかと思いますので、その点もしよろしければ、協議をしまして、県の方へ要望してまいりたいと考えております。 議長(三角武男君) 9番。 9番(木村常紀君) 今副村長からそういう答弁をいただきましたけれども、これは掘った砂を幾らか安くでもいいから買うと。それで、もし環境破壊とか、自然のいろいろな関係上でそれが持ち運びできないんであれば、その中に砂をとるところがまず大手4社にはとらせているということで、港湾から掘ったものをそこに埋めているということなんですね。ですから、私どももその辺を突いていったんですよ。そしたら、県もほろほろに断られたんで、これは後でまた副村長のところに相談に行って、あるいは水産課の田村課長のところに相談に行って、何とか県と掛け合いしたいと思っておりますので、そのときはぜひ力を貸してほしいなと思います。  それと、この補助金なんですけれども、これは国が半分、それで村が半分ですよね。それでこれ498万円となると思うんですけれども、それでこれは漁協の持ち出しはどうなっていますか。 議長(三角武男君) 農林水産課長。 農林水産課長(田村俊之君) 漁協の持ち出しはございません。 議長(三角武男君) 9番。 9番(木村常紀君) 大変聞こえのいい言葉で、ちょっとほっとしているんですけれども、海水漁協がこの事業をやったときには、十何年前になるかと思うんですよ。県は「だめだだめだ」と言って、私は「いや、そんなことはない。絶対いいからって、北海道で既に実証済みだから、回帰率が2%、2.3%になるから、ぜひ、大きくして放した方がいいよ」ということでまずやったんですけれども、県はほろほろに、私らの話しを聞いてくれませんでした。それで、私はうちのふ化場がなくなったものですから、どうしても不安なので、私は「じゃあ独自でやります」ということで、村にお願いしたら、たまたまその当時3分の2、私どもの受益者負担が3分の1ということで、1,000万円ぐらいかけてやったわけなんです。村は大変な持ち出しだったと思います、700何十万円というね。私どもは300万円で終っていますけれども。今聞いたら、これを見たら漁協の持ち出しはない。ないけれども、今後えさ代とか、それから作業に当たる人たちとか、どうしても設置して、育てて放流するまで、結構やっぱり1カ月なくとも20日以上かかると思いますので、大きくするために。ですから、その辺のところも村は考えて、なるべくでしたら、組合の負担にならないように、ひとつ、課長、その辺のところも十分予算の中に入れて、私はやってあげたいなと。  何も組合のためじゃないんですよ。この沿岸海域のサケ漁をしている人たちのためになることですから、何も自分の組合得するとか、損するとかじゃなくて、浜の漁民者、泊の組合員だけじゃなくて、六ヶ所海水の組合員だけじゃなくて、全部の沿岸の方たちに恐らくそういった効果があらわれるのではないかなと、私はそう思っていますので、ぜひ私はその当時は六ヶ所村海水漁協だけでしたけれども、もう既に北海道では今でも何カ所もやって、それから、今東通村にも去年2カ所だか3カ所やって、それで今度泊ということになって、県もやっと認めてくれるというんですか、間違いなく帰ってくるということでやっているということで、私のときは、そういった予算ももらえない、つくってもらえなかった、異端児みたいに見放されましたけれども、ぜひそういうことをさせないように、ひとつ課長頑張ってやっていただきたいと思います。以上で終ります。 議長(三角武男君) 他にありませんか。                (なしの声)
    議長(三角武男君) 質疑なしと認め、質疑を終了し、これより討論を行います。討論はありませんか。                (なしの声) 議長(三角武男君) 討論なしと認め、討論を終わります。  これより採決をいたします。  お諮りいたします。  議案第78号平成21年度六ヶ所村一般会計補正予算(第2号)を原案のとおり決することにご異議ありませんか。                (異議なしの声) 議長(三角武男君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決されました。  次に、議案第79号から議案第89号までを一括議題といたします。  順次担当課長の説明を求めます。                (説明省略の声) 議長(三角武男君) 説明省略の声がありますが、説明省略でよろしいですか。                (異議なしの声) 議長(三角武男君) ご異議なしと認め、説明を省略し、質疑に入ります。12番。 12番(橋本 勲君) 私も飛びまして、85号について、定住促進特別会計補正予算(第1号)であります。  これを見ますと、1,000円補正になっていますが、この1,000円をあえて聞きません。帳尻合わせだろうと思うんでありますから。この内容について、今現在当初の用地買収から工事を発注したものまででどの程度かかっているのか。  なお、これから当然新年度を迎えていくわけでありますけれども、いつごろまでの計画で、どの程度またかかる見込みなのか。まず、その辺をひとつ教えてください。 議長(三角武男君) 企画調整課長。 企画調整課長(高橋淳悦君) 今までの経費の方ですが、工事費が約34億円、用地費を含めまして約47億円工事等に要しております。  全体計画の方は25年までの事業となっておりまして、約65億円ぐらいの総予算だと思っております。 議長(三角武男君) 12番。 12番(橋本 勲君) これはトータルでいうと65億円、今現在だと私が聞いたところ48億2,000万円ぐらいだと聞いています。  そこで、これはいろいろと議論もあった。8日の一般質問の中でもいろいろと心配をして、いかに前進させるかということをみんなで考えようということで、我が同僚の7番議員が説明した。その回答は村長は「順調だ」と。私もあの答弁を聞いて愕然としました。どこが順調なのかなと。仮に質問する方が多少要領が悪かったのかどうかとしても、これは村長もやっぱり学校の教育界にずっと君臨してきた人なわけですから、話すよりも聞き上手というのは、これは基本だと思うのであります。当然のことながら、促進住宅をあそこに定住させることを基本でこれをつくっているわけですから。そうすると、造成したりなんかしたときに、あそこの住宅の販売状況、人口の集積も説明しているわけですが、そういったことをおのずと聞いているわけですよ。これは工事が順調とか何かということを聞いているわけじゃないわけでありますから、その辺は仮に私が今言ったとおり、それぞれのすれ違い、齟齬があったとしても、やっぱりそういう答弁はもう少しきちんとわきまえて答弁をすべきだと理解しております。  そこで、これは私、参考にこの前、事務局の方からよそ予算のものをとったんでありますが。これは村長もご承知だと思います。横浜町の当初予算は31億7,300万円です。野辺地町の当初予算が53億6,300万円と聞きました。そうすると、48億円、これから25年度まで、恐らく私はこれで行かないと思います、きっとふえるだろうと思うんですけれども、今回答したのを聞くと、65億円。要するに倍ですよ。横浜町の3倍ですよ。いかに財政が豊かな我が村であっても、これだけあそこに投資するわけですから、これは当然うまくいかなかったら、責任問題ですよ。そのくらい覚悟してかかっている私は事業だと思うんであります。  そこで、副村長、これはことし当然ものにならないでしょうけれども、これをいつごろまでに完成させなければいけないと、計画はあるでしょうが、思っているのか。今の状況で、やっぱりこれは大変だなと。副村長として、村長をカバーする立場にあって、やっぱり責任というものを常に感じていませんか、どうです。まず副村長からそれを聞きます。 議長(三角武男君) 副村長。 副村長(戸田 衛君) この北側レイクタウンの事業等々を踏まえて、これは村長と私は表裏一体でこの事業に取り組んでおります。その責任というのは私にもあります。その中で、これまで確かに計画ですから、計画通り行けばいいんですが、今のところ現在では、先ほどお話しされたとおり、この事業計画は二十四、五年度で、大体計画を策定しております。その投資額ですが、でき得る限りの最大を私ども考えての投資額、事業計画なんですが、その点に向けて定住対策という一つの考え方1点に立ちまして、でき得る限り今後も定住促進に向けた考え方、その方向性をこれから考えていかなければならないと思っております。  なおまた、この事業そのものにつきまして、短期間で3年、5年スパンでこれはまたそれが実現するということは、なかなか私どもも大変難しいんじゃないかなという考え方は持っておりますが、どうかひとつこれからの定住対策がこの地域全体の発展につながるという考え方を持ちながら、懸命に努力してまいりたいと考えております。 議長(三角武男君) 12番。 12番(橋本 勲君) 非常にそういう責任を持った副村長の言い方、これからもまだうまくいっても3年ぐらいはかかるだろうなと。果たしてそのとおり行けばいいけれども。  そこで、村長、私からも1点、村長にもう1回確認してみたい。本当に村長、順調だと思っていますか。 議長(三角武男君) 村長。 村長(古川健治君) ただいまの質問にまずお答えを申し上げます。  まず、前段の目的の部分にもう一度副村長からもありましたが、先般出戸のふれあい村長室出前ふれあいをやったときに、「あの定住促進の部分、北の開発はどんな目的でやるんですか」と、こういう質問もありました。私は「これは村の発展のためにやるんですよ」と。「何が村の発展」「一つは、定住を促進し、確保することですよと、もう一つは、他に誇れる教育環境を整備をするんですよと、定住だけでないんですよと、現に学校の部分、保育所、それから今は(仮称)国際教育センター、給食センター、その部分でどれだけ使うかというと、3分の1以上の公共用地になっているはずですので、そういうことで、定住を促進確保するのと、教育環境、他に誇れる部分をつくるんですよと。その計画の部分と現在宅地分譲の部分、今3年目になるわけですが、その部分からいくと現段階では順調に推移しているんですよ」と、答えたので、その部分はぜひ理解していただければと思っています。  じゃあこの部分が今全部トータルだと300戸ぐらい、今第1期分は24年、25年度までに200戸ちょっとという部分ですが、それが一遍に毎年売れていくとは自分はとてもこれは考えていません。相当の時間がかかるだろうと。そして、できれば、先ほどのさまざまな話にもあったんですが、あと15年とか、20年先という次世代炉の部分等々も含めたりして、相当の長いスパンで考えていきたいと。この部分については、自分もそういうことで、責任を持ってこの計画の部分は対応してまいりたいと、こう思っております。 議長(三角武男君) 12番。 12番(橋本 勲君) 村長は全体計画の教育の問題、そういったことも踏まえながら順調だと思っていると答えておりますけれども、どうも私は用地買収費のこういう投資経費等を見れば、極めて順調じゃないと。極めてまだ不安を持っていると。私はこう思っておりますよ、村長。あなた、今、「長いスパンでもって」と言いましたけれども、これは議長、密接に関係があるものですから、村長のちょっと将来のことについても質問させてもらいますから、お許しをいただきたいと思います。  そこで、村長、私は常に政治家というものは、時には冷徹であって、時にはやっぱり寛大でなければいかんと。冷徹、寛大という言葉は非常に私は好きな方でありますが、どうも村長、これだけの責任ある、今スパンを持って対応したいと言うからには、長いスパンがかかると言っている。そうすると、これを進める組織に対してどう思っているのか、お聞きしたい。副村長は、「村長と一体となって支える」と、こういうことを申し上げております。そうすると、やっぱり相手のことも考えてやらなくちゃいけない。副村長と収入役は3月で任期が切れますよ。これは職員たちも動揺していますよ、ある程度、私にも聞こえていますよ。私が村長だったら、既に再任の提案か何かしますよ、これだけの重要なものを抱えて、組織を強固にするためには。それを、あなた今任期中に、3月中に提案するんですか、それとも収入役は切れますよ。収入役の問題をどう取り扱おうとしているんですか、その辺もし話をよかったら聞かせてください。 議長(三角武男君) 村長。 村長(古川健治君) ただいまの人事にかかわる部分ですが、自分の部分も含めて白紙の状態でありますので、いま一、二カ月、猶予をいただきたいと思っております。 議長(三角武男君) 12番。 12番(橋本 勲君) 一、二カ月猶予をいただきたいということになれば、恐らく12月ごろでしょうなと。そうすると、あなたの任期中に提案するし、収入役の身分についてはきちんと考えると、こういうぐあいに理解してよろしいですか。 議長(三角武男君) 村長。 村長(古川健治君) 先ほどもお答えいたしましたが、自分のことも含めて、今白紙の状態でありますので、一、二カ月分の猶予をいただきたいとお答えさせていただきたいとお答えさせていただきました。 議長(三角武男君) 12番。 12番(橋本 勲君) 自分のこともと言ったが、そうすると、白紙の状態であと2カ月待ってくださいと。私が言ったのに対して、そうだとは言わないということは、場合によっては反対もある。あなたも身分のことについて先のことはどうなるか、これはちょっと失礼かもわからないけれども、もう再選の意欲がない。そうすると、おのずと3月が来れば副村長も収入役もそれで終わりと、こういう二つの考え方があるんですよ。私は前段の部分を申し上げたけれども、それに対してきちんとした答えがないけれども、そういうことも理解していいんですか。 議長(三角武男君) 村長。 村長(古川健治君) 続いてお答えを申し上げますが、自分の部分については、先ほども申しましたように、一、二カ月ぐらい猶予をほしいと。その間に今補正もありましたし、原燃の関係もありますし、地域振興対策等と、詰めている部分もあるので、そういう重要課題が北のレイクタウンの開発以外にもあるので、その推移等を見守りながら対応したいと思っていますので、一、二カ月ぐらいの猶予をほしいと答弁させていただきます。 議長(三角武男君) 12番。 12番(橋本 勲君) 少し村長一歩突っ込んだようなことになるかもわかりませんが、私はよきに理解して、前段で申し上げたとおり、そうすると任期中に副村長の再提案、そして収入役の処遇の問題等を考えるんだと、こう理解しておきます。そうすると、自分のことも含めてということを言ったものですから、村長は7月に再登板して、当選した後だと、私に今言った副村長、それから収入役の処遇についてはっきりさせる。こういうことの意味もとられるけれども、その辺はどうですか。私も言い方が悪いかもわかりませんけれども、もう1回、ひとつお願いします。 議長(三角武男君) 村長。 村長(古川健治君) お答えを申し上げます。  そこまではまだ深く考えていませんので、ご理解いただければと思っています。 議長(三角武男君) 12番。 12番(橋本 勲君) 村長、重要だということをあなたも認識して、何回も言っているわけですから、どうも私はこういうことを称して、一般論として優柔不断だと言いませんか。終わります。 議長(三角武男君) 次に、15番。 15番(種市敏美君) 議長、私納得すればすぐ終るし、納得しないと30分かかるか1時間かかるかわかりませんけれども、少しご容赦願いたいと思います。 議長(三角武男君) あなたの持ち時間は5分よ。 15番(種市敏美君) 今の議案第85号について、まず、最初に、副村長からに質問しますけれども、順調に今の定住促進が通称北レイクタウンですけれども、いっているということで、そういう答弁を今言っていますけれども、そう確実に言えますか。 議長(三角武男君) 副村長。 副村長(戸田 衛君) 現段階ではそういう考え方をとっております。 議長(三角武男君) 15番。 15番(種市敏美君) 私は全然順調でないと思うんです。私は自分の手前味噌だかもわかりません。今息子のために土地を買って家を建てます。ところが村道に面している部分に今建てています。職員から聞くと、「何でそんなものを村でやるものでない」あれでは、土地なんて売れませんよ。ましてや今度、今の話は前にもしているんですけれども、あの土地、擁壁を積んで土留めをしているんですけれども、木の杭で土留めをして、ばら板でとめているんです。ところが、地盤のいいところは水はけがよくて、水がたまっていない。地盤の悪いところは、やぶ蚊の巣ですよ、水が残っていて。それに今度あの管を入れて、水を排水しているものだから、砂が流れてくる。結局40何億円もかけて整備して、私も不動産屋とか設計屋からも聞きましたけれども、行政でやるんだったら、やはりこれぐらいの価格をとるんだから、土留めをしないとうまくないんじゃないのという話をしている。現に、東通村を見てみなさいよ、全然やらないから、ああして売れないでしょう、土地が。やはり私は私のことで言うかもわかりませんけれども、私も聞きました。土地を買って家を建てるのに精いっぱいです。ましてや今度は風除室をつけないとほこりが飛んできてもう大変です。蚊が、チョウチョが入ってくるし、どうしてもあれをつけなければだめだ。金かかって失敗したと言われていますよ。  やはり私はそれを見ると、もうちょっとテレビに宣伝する。公告出す。何するよりも、きのうも委員会でも村長が言われたことを聞いていると思うんだけれども、やはり草ぼうぼう、沼にして、あの土地が見えて、だれが買いたいですか。私は金がないものだから、よその土地に行けないものだから、六ヶ所村に買おうとして買ったんですよ。息子もそばに置きたいという気持ちで。今の側溝は、今度前のU字溝の側溝じゃないですよ。もうみんな管の中に入っていくから、我々土をあげる、砂をあげるということができない。そういう側溝をつくっていて、今度泥水が出てきた、各家に。我々が何も土留めも何もあの木は恐らく来年にはそこらで腐ってしまうと思う。あと5年計画で埋まるというような計画を持っているんだったら、これは大変なことだと思う。  ましてや我々尾駮の議員の人たちに、説明会を、委員会をつくって、説明してやってきていながら、途中でなくなってしまった。あの防風林を切るのもだめだよと。風が強いところに防風林がなければだめだだめだと言っていても、下刈りをして残そうと言っていても切ってしまったでしょう。それで今からまた木を植える。幅がない。場所がない。あれでは、ほこりも飛んでくるし、風除室つくらないところは大変だそうですよ。私は風除室をつくらなくてもあの埃がとんでいるという実態を自分でも写真に撮って持っていますけれども、やっぱりそこら辺考えて、やはり「高いんじゃないの」と言われて、安くした部分もある。ただ、私はあの擁壁も何も積んでくれない。今土地、不動産の処分について、原燃が今買うところ、確かに段差があります。それでもちゃんとコンクリートを打っているんですよ。何であとのところをやれないのか。副村長、どうですか、そこらあたり。 議長(三角武男君) 副村長。 副村長(戸田 衛君) 現在の分譲地等々の関係と先ほど用地取得の原燃の方との用地のそこのところはご理解いただきたいのは、原燃の方の用地造成しているところは段差がございまして、その排水溝等々の関係からコンクリート擁壁を設定して構築している関係もございます。先ほどのお話しの住宅の分譲地の件ですが、これは設計している関係で、確かに先ほども木杭で土留めをしているという考え方、これは先般も私の方の部屋でご説明申し上げましたけれども、それでご理解いただけなかったということで、今ご質問いただきましたが、この構造上の問題で、これは分譲地そのものについては、今の現状の考え方で造成して分譲している形態そのものは、これはそのとおりの形で購入者がさまざまな区画がございますので、購入者の合意に基づいて売買を契約する考え方をとっているものですから、その点はいろいろとこれは自分で好みのところがこうだという意見はあるでしょうが、やはり分譲価格の点も設定している関係もありますから、その点で今の現状で私どもはそのままの形でこれは分譲するという考え方をとっております。 議長(三角武男君) 15番。 15番(種市敏美君) 副村長、私は副村長の部屋に行って、副村長と話しをしたときに、副村長に「考えてくれ」と言ってきた。その結果は私聞かなかった。だから、きょうこういう質問をするはめになっているんですけれども、副村長の部屋に行ってから、私も住宅建てた人たちと会いました。確かに、早い者勝ちで、自分で擁壁を積まなくてもいい人もいる。車道、歩道、小公園があるからいい人もいる。ところがそうでない人たちもいる。ただ、もし万が一、これが今後要望、陳情が出たときの対応、それはやはり受けなければだめだと思うんですけれども、議会にまたかかると思うんですよ、そうなると。ただ、もうそれでよくて、何だかんだしてこれでいいんだということだったら、私も何も話にもなるものでもないんじゃないかと思うんだけれども。  それともう一つ、私が聞いた範囲でしか言えませんが、電気で雪が解ける歩道をつくっているはずなんですけれども、「何か全然装置も何もこれは意味ないじゃ」と、こう言われているみたいなんですけれども、そこらあたりの説明もひとつ、どういう方法で、歩道の雪が解けるようになっているのか、それも教えてください。 議長(三角武男君) 企画調整課長。 企画調整課長(高橋淳悦君) それでは、歩道の融雪システムについてお答えします。  歩道の融雪は、電気ではなく、ガス、温まれば上に上る軽いガスを使いまして、ガスが冷めると下に下がっていって、地熱で温まると。その温まったものがまた上に上るというふうに、経費がかからないようなシステムでつくっております。  それで、なかなか解けないというお話しでしたが、下の方が5度とか、そういう温度を設定しておりますので、ある程度の人が歩かないと目に見えて解けるようなシステムではありません。 議長(三角武男君) 15番。 15番(種市敏美君) 課長、ある程度人が歩かなければわからないと言ったら、尾駮小学校の生徒でも連れて行ってみんな歩かなければ雪が解けないということならうまくないんでないの。今3年で5軒しか建っていない家で、解けるわけないでしょう。それは将来的に考えたのなら、それはおかしいと思う。  ただ、あと先ほど言った副村長、陳情、要望来れば、やっぱり受理して受けていくんですか。 議長(三角武男君) 副村長。 副村長(戸田 衛君) この分譲地そのものの区画等々で、整地をいたしまして、販売しているんですが、おのおの現段階の考え方として、求める側の方々がその用地そのものを例えば道路と平面にして、ここの用地は所有権の移転した後、掘削してお互いに道路としての平面にしたいとか、さまざまな自由な形で構造をすることは、そういう方向で、先ほどもお話し申し上げましたが、現在は少し高くした形で分譲しているんですが、低いのを好む方もあれば、そういうふうな土地の利用が自由にできる、こういう考え方もございます。それは確かに高くして、擁壁を積んで、道路より階段ふうにして、これでという考え方もこれは持つことも必要でしょうが、そういう臨機応変な考え方で設計して、構造しておりますから、それぞれに求める側によって、その土地の活用等々は違ってきますので、そういう考え方でとっておりますから、ご理解願いたいと思っております。 議長(三角武男君) よろしいですか、15番。 15番(種市敏美君) 副村長、それはわかるんですよ。それならば、例えば、今我々が家を建てたとして、崩れたとして、村の道路に出てくる。それはだれが片づけてくれるんですか。村が片づけてくれるわけでしょう。  それとあともう一つ、高く盛っているから、きのうも委員会でも言ったが、やぶ蚊の巣なわけです、今現在も。すごいんですよ。ただし、土留めしていない谷地っけのない、湿気のないところは水はけがいいものだから、きれいになっている。だから早い者勝ちで、いい人はいい、悪い人は悪い。ただ、現に保育所用地、学校用地、あそこあたりはもう沼でしょう。  それと、水が全部1カ所にたまるあの北側に沼みたいに掘っているんだけれども、あそこにしたってそうでしょう。子供が今度あれは大変になるわけです。高さがあるものだから、ネットも何も張っていない。あれにもし落ちたりしたらどうするんですか。それはそれで別に考えたとしても、先ほど最初に言った方を先にお願いします。 議長(三角武男君) 副村長。 副村長(戸田 衛君) 先ほどと申しますと、要望書ですか。それは、その要望が出た時点で検討したいと考えております。 議長(三角武男君) 15番。 15番(種市敏美君) ことし私まだこれからですから、来年春、恐らく風が強くなってほこりが飛べば、恐らくみんな私に同意すると思います。私もそのつもりでいます。今このままでいると、本当に草ぼうぼうで、全然たしかに草が生えないと、ほこりが飛ぶし、ただ草が生えたからって、刈らないでああやってぼうぼうとしていれば、雨が降ればやぶ蚊と草ですごいですよ。やはりあれで分譲と私は言えないと思うんですよね。買った人でないとわからないと思うんだけれども。  あと、ちなみに、4役の皆さん、土地買っていますか、どうですか、教えてください。 議長(三角武男君) 副村長。 副村長(戸田 衛君) 分譲地の方の例えば先ほどご指摘ありました草ぼうぼう、あるいはそういうふうな関係、雨水の堆積等もありますので、その点は今後担当課の方とそういう解消に努めてまいりたいと考えております。  それから、4役の方でのこの住宅用地を求めておりますかというのは、現在ではこれは求めておりません。 議長(三角武男君) 15番、最後ですよ。 15番(種市敏美君) 副村長、水掛け論みたいにいくらしゃべったって意見が一致すれば、結局「はい、つくってあげます」と言えば私の方で「わかりました」と言えばそれで終わりなんですけれども、意見が一致するわけは当然ないと思います。ただ、やはりみんな住民が不安でどうしようもない。そうでなくても、余分にかけなければならない部分がある。それをもうちょっと配慮してもらわないと、私は何も定住じゃないと思うんですけれどもね。一番最初の出足から、もう私最初の方で言ったとおり、あの防風林を切ったのが一番失敗ですよ。  それと先ほどみたいに私言ったけれども、あの4役にみんな買えということではありません。買えるのだったら買って、自分でもやっぱりやってみないとわからないと思いますから、今後のことをひとつよろしくお願いしたいと思って、議長、済みません、長くて。終わりました。 議長(三角武男君) 他にありませんか。7番。 7番(高橋源藏君) 私今、このことには余り、先般の一般質問でも多少触れていますから実は触れたくないと思っていましたけれども、かなり15番議員が具体的なことを挙げていましたので、私も一言だけ議長、触れておきたいと思います。  私はたまたまあそこを歩いて実際に見ていますけれども、村長さん方に言いたいことは、これはこれから本人が買うという名前を名乗っているわけですから、現存している建っている人方の私も現場を見ました。もう大変な風の影響で現実に、壁なんかにも付着して、当時建った、私はたまたま歩いていました。さらに奥手に行くと、土留めの方法はコンクリートじゃないと。さっき言った昔の鉄筋と枕木というか、ああいうようなぐあいでやっていますから、これは何年かくれば、当然何かの災害が起きて当たり前ですよ。私の判断は。  さらに先ほどから防風林のことに我々はどういう手順で踏んだかはわかりませんけれども、たしかこの地域の人間が一晩集まりました。それは副村長ご承知ですね。防風林の件かけてきますけれども、これは私があの植栽を植えた、植え方が悪いのかなと。ハナミズキを植えているんでしょう。これ村長、現状を見ましたか。9割方枯れていますよ。私はいちいち折ってみましたから。山で葉っぱだけが落ちているのかなと思って、折ってみました。枯れていますよ。これはだれがやったかわからないけれども、大体聞いているんだけれども、植えた人が悪いのかなと思ったら、そうじゃないんですよ。要するにその木が育たないのは、防風林がないものですから、風に耐えられないで、この木は枯れているんですよ。  ですから、これはべつなものも踏まえて、これは言いたいのは進めていることですから、これらもそういうことからいくとはっきり申し上げて二重経費がかかります。今言ったとおり、本人は買って、今後もし被害があれば要望するというから、要望して当然だし、当然村もそれに対してはこたえてやらなければならないと。そういう観点からいけば、先ほど12番議員ですか、優柔不断という言葉まで飛び出しているんですから、これは今後金がかかることですから、私もそういう危惧をして、これは大変なことだなと思っていますけれども、村長、基本的にはやっぱり住む人には対応してやらなければならないとは私は前向きに考えています。考えていますけれども、その「順調だ」という言葉が非常に引っかかるんですよ。すべて売れれば順調なのかと、それだけにのみならず、金をどんどんかけていけばあしたにも売れますよ。議長たまに言うけれども、ただならね、立派な家まで建ててくれれば、これ分譲売れますよ。要するにそういうかけている金がありますから、後ろの15番議員が言っていることはよく理解できますけれども、そのことを一つだけ、私一般質問してしまったから、しゃべる気持ちなかったけれども、現実に行って見てくださいよ。ハナミズキが枯れているのを。聞きますけれども、見ましたか。副村長、どっちでもいいけれども。 議長(三角武男君) 村長。
    村長(古川健治君) 実は尾駮に泊まっているときには毎朝6時前には行っています。今朝も行きました。全部の木は確かめていないので、どの程度枯れているのかというのは確かめていないんですが、大分枯れているものがあるというのも事実、確かめています。 議長(三角武男君) 他にありませんか。17番。 17番(相内宏一君) 質問しないかと思っていましたけれども、たまたま議案第85号の件で、ちょっと伺ってみたいと思います。  この定住促進の北側地区の販売状況の進展が思わしくないということで、テレビ等でも毎日宣伝しているわけですけれども、果たして、私も当初、あそこで定住させるというのはどうなのかということを質問した経緯があるんですけれども、実は、再処理工場の隣接だということで、果たして将来的に安全性がどう確保されるのかなと。こういう心配があって、当時何年前かにやったら、いろいろと原燃の方の気象学なり、洗浄の関係で少量のものしか出ないという回答も得ています。現在も全くそのとおりではありますけれどもね。  ただ、先日特別委員会で岐阜県の瑞浪市ですか、あそこに行って核融合の視察をしたわけです。あそこでは核融合の実験が非常に進んでいるわけです。海水からその燃料をとるということで、トリチウムが出ると。トリチウムも本当に少量なわけですけれども、体内に取り込めば、これは生命に危険性が十分あるということで、あそこでは大学の教授が我々に説明した段階では、除去施設をつくっていると。それも並行して研究していると。もちろんつけると。除去することも可能だというふうに言っていました。  たまたま原子燃料サイクル施設対策特別委員会でその他の雑談に入ってから、このことを私ちょっと言いましたけれども、やっぱり定住促進、そこで将来的に家族が住むことになるわけですから、この再処理工場の今回の放射性物質の状況を見るときに、例えば気体性の廃棄物、クリプトン85等、それからいろいろあるわけですけれども、これは全量を空気中に排出すると、放出すると、そして拡散すれば大した人体、環境、生物には影響がないんだということなわけですけれども、これも所管委員会の中では弘大の池内先生が気象学専門であります。これもいろいろと放射冷却現象によって、余り拡散しない場合もあるよと。その場合には、その真下に、その周辺に蓄積、落ちると。雪や雨では特になるという、そういった意見も述べておりました。私もこのことはもう何回も今まで事業者に対しても、全協のときなんか言っています。あるときに、防災部門の小泉理事から、「一体これはどうなの」という話を聞いたことがあるんです。「いやいや、これはこれで東海村で旧動燃がクリプトン85を除去するための施設をつくったと。ただ、とった場合に、それをどうやって管理するのか、放出するのかというのが問題だ」と。私の知っている範囲でも、これは国から160億円程度の研究費をもらって、そしてそれを研究して、その成果が出ていると思うんですよ、きのうも言いましたけれども。  だから、定住促進するためには将来的な安全性が一番これは問題になるわけですから、それを微量の放射性物質が出るかもわからないけれども、お金をかければ、これはできるのだと。実際これは言っています、旧動燃の職員が、今はもう立派に理事長なんかになっている人も、名前は言いませんけれども、言っています。「つくってもらったらいいじゃないですか」私にそう言いました。だから、やっぱりそういったのをテレビの宣伝等には、どうやって宣伝すればいいのか、それはわからないけれども、やっぱりそれらの危険があるわけですから、ちゃんとした村長みずからそのことを要求して、我々に意見を述べなくても、全量放出というのは全くよくない言葉です。我々は本当に生命、環境を将来的には破壊、先進国ではそういった例があるわけですから、私もこう言うんですけれどもね。だから、そういった安全性をもう少しPRして、そして販売促進にも努めたらいかがなものかなと私はこう思うので、ちょっと長くなったけれども、そこら辺の村長の考えはどうなんですか。 議長(三角武男君) 村長。 村長(古川健治君) ただいまの質問にお答えを申し上げます。  まず、現段階では、残念ながら1年2カ月、14カ月延びると。まず第一は、自分は常にこの施設は安全で安定した操業が地域振興の基本ですよと。その精神に基づくためには、どうしても今最終段階の試験にぜひ成功していただいて、安全で安定した操業につなげていただきたい。そして、今議員からもありましたように、これは安全協定上も合理的で科学的で可能な限りの部分は、技術的に可能な限りの部分については、安全性を追求していくということは、これはうたってありますので、その後も含めて心配されている部分もありますので、科学的、合理的、技術的に可能な限りこれは対応できるのであれば、それはぜひ要求していきたいと思っています。 議長(三角武男君) 17番。 17番(相内宏一君) 今1回で終わります。  ぜひとも今後そういったことを追及してもらいたいと私も思います。そういったことでその販売促進にも安全性のPRが、また情報公開がまだまだ不足だと私は思います。テレビには大体出していますけれども、再処理工場がすぐそばにあるのは、みんながこれはテレビを見ても見なくてもわかっているわけですから、もちろん再処理工場から出る廃棄物等については、これはもうだれが、私が言わなくても、これはみんなが知っていることでありますので、北側だけでなく、その周辺、室ノ久保地区でも、尾駮地区、もちろん学校があそこにできるわけですから、特にそういった安全性等については、今最終的な安全協定が締結されれば、今度はどうなりますか、もう事業者の一方的な操業に入るわけですからね。村長といえども、これは何もできないわけですよね。だから、安全協定前に、いろいろなそういったことを強く事業者にも、また、国の方にも運がよく今回の民主党もこのサイクル事業については、これは推進していくという立場のようでありますので、やはり前向きに村長、それから理事はもちろん一生懸命そのことをやって、我々にも情報の公開なり、きちんとしたことを報告してもらいたいと思います。これで終わります。 議長(三角武男君) 他にございませんか。                (なしの声) 議長(三角武男君) 質疑なしと認め、質疑を終了し、これより討論を行います。討論はありませんか。                (なしの声) 議長(三角武男君) 討論なしと認め、討論を終わります。  これより、議案第79号から議案第89号までを一括採決をいたします。  お諮りいたします。  議案第79号平成21年度六ヶ所村国民健康保険特別会計補正予算(事業勘定第2号)、議案第80号平成21年度六ヶ所村老人保健特別会計補正予算(第1号)、議案第81号平成21年度六ヶ所村後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)、議案第82号平成21年度六ヶ所村国民健康保険特別会計補正予算(尾駮施設勘定第2号)、議案第83号平成21年度六ヶ所村国民健康保険特別会計補正予算(千歳平施設勘定第2号)、議案第84号平成21年度六ヶ所村介護保険特別会計補正予算(保険事業勘定第2号)、議案第85号平成21年度六ヶ所村定住促進特別会計補正予算(第1号)、議案第86号平成21年度六ヶ所村土地区画整理特別会計補正予算(第2号)、議案第87号平成21年度六ヶ所村水道事業会計補正予算(第2号)、議案第88号平成21年度六ヶ所村農業集落排水事業会計補正予算(第2号)、議案第89号平成21年度六ヶ所村下水道事業会計補正予算(第2号)以上11件を原案どおり決することにご異議ありませんか。                (異議なしの声) 議長(三角武男君) ご異議なしと認めます。よって、以上11件は原案のとおり可決されました。  以上で本日の日程は全部終了いたしました。  次回会議は9月14日午前10時に開きます。  本日はこれにて散会いたします。  長時間大変ご苦労さまでした。 議事録の顛末を証するためここに署名する。 平成22年 1月 8日     六ヶ所村議会議長  三 角  武 男     議事録署名者    鳥 山  義 隆     議事録署名者    木 村  常 紀 六ヶ所村議会情報 - 六ヶ所村ホームページ Copyright (c) Rokkasho Village Assembly All rights reserved....