十和田市議会 > 2014-02-26 >
02月26日-議案説明・質疑・討論・採決-01号

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  1. 十和田市議会 2014-02-26
    02月26日-議案説明・質疑・討論・採決-01号


    取得元: 十和田市議会公式サイト
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    平成26年  3月定例会(第1回)   平成26年2月26日(水曜日)                                        議事日程第1号 平成26年2月26日(水)午前10時開議 第1  会議録署名議員の指名 第2  会期の決定 第3  諸般の報告 第4  請願第26―1号 特定秘密保護法の撤廃を求める意見書採択の請願の委員会付             託 第5  陳情第26―1号 「介護保険制度・要支援制度公的支援存続を求める意見書」             の提出を求める陳情の委員会付託 第6  陳情第26―2号 要支援者への予防給付市町村事業とすることについての意             見書提出に関する陳情の委員会付託 第7  観光経済常任委員会所管事務調査の報告 第8  報告第1号 専決処分の報告について      専決第1号 道路上の事故に係る和解及び損害賠償の額の決定について 第9  議案第1号 十和田市協働による狭あい道路の拡幅整備の推進に関する条例の           制定について 第10  議案第2号 十和田市手数料条例の一部を改正する条例の制定について 第11  議案第3号 十和田市公共施設整備基金条例の一部を改正する条例の制定につ           いて 第12  議案第4号 十和田市社会教育委員条例の一部を改正する条例の制定について 第13  議案第5号 十和田市青少年問題協議会条例の一部を改正する条例の制定につ           いて 第14  議案第6号 十和田市水道事業等の設置等に関する条例の一部を改正する条例           の制定について 第15  議案第7号 十和田市下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例           の制定について 第16  議案第8号 十和田市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の           制定について 第17  議案第9号 十和田市職員の給与に関する条例等の特例に関する条例及び十和           田市議会議員議員報酬及び費用弁償条例の特例に関する条例を           廃止する条例の制定について 第18  議案第10号 青森県新産業都市建設事業団に委託すべき事業に関する計画の一           部変更に係る協議について 第19  議案第11号 市道路線の廃止について 第20  議案第12号 市道路線の認定について 第21  議案第13号 平成26年度十和田市一般会計予算 第22  議案第14号 平成26年度十和田市国民健康保険事業特別会計予算 第23  議案第15号 平成26年度十和田市地方卸売市場事業特別会計予算 第24  議案第16号 平成26年度十和田市後期高齢者医療特別会計予算 第25  議案第17号 平成26年度十和田市介護保険事業特別会計予算 第26  議案第18号 平成26年度十和田市温泉事業特別会計予算 第27  議案第19号 平成26年度十和田市水道事業会計予算 第28  議案第20号 平成26年度十和田市下水道事業会計予算 第29  議案第21号 平成26年度十和田市病院事業会計予算 第30  議案第22号 平成25年度十和田市一般会計補正予算(第8号) 第31  議案第23号 平成25年度十和田市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号) 第32  議案第24号 平成25年度十和田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号) 第33  議案第25号 平成25年度十和田市介護保険事業特別会計補正予算(第3号) 第34  議案第26号 平成25年度十和田市水道事業会計補正予算(第2号) 第35  議案第27号 平成25年度十和田市下水道事業会計補正予算(第2号) 第36  議案第28号 平成25年度十和田市病院事業会計補正予算(第3号)                                        本日の会議に付した事件 議事日程に同じ ただし、議案第22号及び議案第23号を先議                                        出席議員(22名)    1番  江 渡 信 貴 君    2番  小 村 初 彦 君    3番  舛 甚 英 文 君    4番  堰野端 展 雄 君    5番  桜 田 博 幸 君    6番  工 藤 正 廣 君    7番  田 中 重 光 君    8番  野 月 一 正 君    9番  今 泉 勝 博 君   10番  石 橋 義 雄 君   11番  東   秀 夫 君   12番  赤 石 継 美 君   13番  豊 川 泰 市 君   14番  畑 山 親 弘 君   15番  織 川 貴 司 君   16番  野 月 一 博 君   17番  沢 目 正 俊 君   18番  杉 山 道 夫 君   19番  戸 来   伝 君   20番  竹 島 勝 昭 君   21番  野 月 忠 見 君   22番  小 川 洋 平 君                                        欠席議員(なし)                                        説明のため出席した者   市     長  小山田   久 君   副  市  長  西 村 雅 博 君   総 務 部 長  北 舘 康 宏 君   企 画 財政部長  苫米地 正 樹 君   民 生 部 長  久保田 博 衛 君   健 康 福祉部長  漆 坂 直 樹 君   農 林 部 長  高 橋   智 君   観 光 商工部長  母良田 篤 夫 君   建 設 部 長  野 崎 広 明 君   上 下 水道部長  石 橋 清 光 君   会 計 管 理 者  澤 頭 正 人 君   総 務 課 長  田 上 守 男 君   政 策 財政課長  横 道   彰 君   税 務 課 長  高 屋 昌 幸 君   国 民 健康保険  山 本 由 雄 君   課     長   福 祉 課 長  中野渡 久 宏 君   農 林 畜産課長  小笠原 恒 二 君   土 木 課 長  和 田 好 暁 君   病院事業管理者  松 野 正 紀 君   病 院 事務局長  中 居 雅 俊 君   業 務 課 長  佐々木 正 紀 君   教 育 委 員 会  小野寺   功 君   委  員  長   教  育  長  米 田 省 三 君   教 育 部 長  齋 藤 美喜男 君   教 育 総務課長  坂 本   稔 君   ス ポ ー ツ ・  櫻 田   均 君   生 涯 学習課長   選挙管理委員会  古 舘   實 君   委  員  長   選挙管理委員会  高 野 富 治 君   事 務 局 長   監 査 委 員  髙 野 洋 三 君   監 査 委 員  平     勉 君   事 務 局 長   農業委員会会長  中 野   均 君   農 業 委 員 会  平 舘 幸 雄 君   事 務 局 長                                        職務のため出席した事務局職員   事 務 局 長  熊 谷 羊 二   総 括 参 事  石川原 定 子   次     長  小山田 亮 二   主 任 主 査  下久保 健 一                           午前10時01分 開会 ○議長(小川洋平君) 出席議員は定足数に達していますので、定例会は成立しました。  ただいまから平成26年2月19日告示招集されました平成26年第1回十和田市議会定例会を開会します。 ○議長(小川洋平君) これより本日の会議を開きます。  本日の議事は、議事日程第1号をもって進めます。 △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(小川洋平君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、17番沢目正俊君、18番杉山道夫君を指名します。 △日程第2 会期の決定 ○議長(小川洋平君) 日程第2、会期の決定を議題とします。  お諮りします。今定例会の会期は、本日から3月18日までの21日間としたいと思います。これにご異議ありませんか。       (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小川洋平君) ご異議なしと認めます。  よって、会期は21日間と決定しました。 △日程第3 諸般の報告 ○議長(小川洋平君) 日程第3、諸般の報告を行います。  議長の処理事項及び議員派遣の報告については、お手元に配付してあります報告書のとおりですので、ご了承願います。 △日程第4 請願第26―1号 特定秘密保護法の撤廃を求める意見書採択の請願の委員会付託~日程第6 陳情第26―2号 要支援者への予防給付市町村事業とすることについての意見書提出に関する陳情の委員会付託 ○議長(小川洋平君) 日程第4、請願第26―1号 特定秘密保護法の撤廃を求める意見書採択の請願の委員会付託から日程第6、陳情第26―2号 要支援者への予防給付市町村事業とすることについての意見書提出に関する陳情の委員会付託までを一括議題とします。  本定例会において本日まで受理した請願1件、陳情2件は、お手元に配付の請願文書表のとおり、所管の常任委員会に付託しますので、報告します。 △日程第7 観光経済常任委員会所管事務調査の報告 ○議長(小川洋平君) 日程第7、観光経済常任委員会所管事務調査の報告を議題とします。  観光経済常任委員長から所管事務調査の報告の申し出がありますので、発言を許します。  観光経済常任委員長 12番 赤石継美君 △観光経済常任委員長報告        (12番 赤石継美君 登壇) ◆12番(赤石継美君) 平成26年2月7日の観光経済常任委員会において調査をした外国資本による森林買収状況について、奥入瀬焼山の活性化について及び奥入瀬渓流の監視木の伐採について、調査の経過と結果についてご報告申し上げます。  今回の調査は、市議会・市民との意見交換会で出された意見、要望事項について調査を行ったものであります。  初めに、外国資本による森林買収状況についてであります。当委員会では、本件に関し理事者側の出席を求め、農林水産省国土交通省で行っている外国資本による森林買収に関する調査から全国の動向を、森林法及び国土利用法に伴う十和田市の土地移動状況等について調査いたしました。  理事者側からは、外国資本による森林買収に関する調査は、農林水産省及び国土交通省が実施しており、平成26年1月末時点では全国で28件、181.7ヘクタールが確認されていること。森林法及び国土利用法により市町村に届け出することになっており、当市の届け出状況からは外国資本による買収はないと思われるとのことでした。また、十和田湖周辺地域で見ると、大部分が国有林であることから、今後も外国資本による買収の可能性は低いのではないかなどの説明がありました。  委員からは、外国資本が一切入っていないとは断言できないが、それ以上の調査は困難ではないか。隣接する秋田県側の状況が不明であるなどの意見が出されました。  調査の結果として、外国資本による森林買収の事実はないものと考えられるが、今後も国及び県と連携しながら情報収集に努めていく必要があると意見を集約いたしました。  次に、奥入瀬焼山の活性化についてであります。当委員会では、本件に関し理事者側の出席を求め、フラワーガーデン事業対象地地質調査状況、奥入瀬焼山活性化基本計画策定作業進捗状況等について調査いたしました。  理事者側からは、フラワーガーデン事業対象地である十和田湖温泉スキー場の急傾斜部分については、土砂流出のおそれもあるため、全体耕起を避けるべきとの結果が出ていること。奥入瀬焼山活性化基本計画の策定作業では、広く市民の意見を取り入れるため、意見交換会を2カ所で実施、そのほかパブリックコメントを実施したこと。ヒマワリ試験栽培については、周知方法をさらに検討したい。イルミネーション設置場所等については、道路沿いのほうがよいという市民からの意見を、実施している奥入瀬温泉活性化協議会に伝えるなどの説明がありました。  委員からは、奥入瀬焼山の活性化については、意見交換会への市民の参加人数やパブリックコメントで寄せられた意見の数から見ても、非常に市民の関心が高い事業である。焼山地区にある遊休地の活用も計画に入れてほしい。注目を浴びている奥入瀬渓流のコケや青撫山バイパス完成後までを見越して、計画を策定してほしいなどの意見が出されました。  調査の結果として、今後具体的な実施計画を策定することになると思うが、観光資源を生かした形でのにぎわい創出が図られるような計画を策定していただきたいと意見を集約いたしました。  次に、奥入瀬渓流の監視木伐採についてであります。当委員会では、本件に関し、理事者側の出席を求め、奥入瀬渓流の危険木調査実施状況、危険木と監視木の違いなどについて調査いたしました。  理事者側からは、毎年5月に管理者により樹木医及び関係各機関合同で危険木調査を実施していること。倒木が懸念される危険木については、県が関係省庁へ申請し、許可を受けて伐採すること。樹勢回復の余地が残されていると判断された樹木は、監視木と木製プレートをつけて数年様子を見た上で伐採の判断をしているなどの説明がありました。  委員からは、監視木となった樹木のうち、どの程度の樹木の樹勢が回復しているのか。できるだけ切らないようにとの判断と理解するが、監視木とすることで手間や経費が増大することはないのかなどの質問が出されました。  調査の結果として、訪れる人の安全確保を最優先しながらも、奥入瀬渓流のあるべき姿が保たれるよう、適切な管理を関係各機関へ働きかけていただきたいと意見を集約いたしました。  以上で当委員会での所管事務調査の経過と結果についてご報告申し上げます。 ○議長(小川洋平君) ただいまの観光経済常任委員会所管事務調査の報告に対して質疑を許します。質疑ありませんか。  18番 ◆18番(杉山道夫君) 委員会調査に余りごちゃごちゃ言う気はないのですが、最初に報告した外国資本による山林等の買収ということについて、報告はわかりました。何かそういうことについて本読んだときに、非常に巧妙というか、別に違法ではないと思うのですが、ほとんどは国内資本的な国内企業をつくって、真っすぐ直ではなくて、子会社的なものであったり、別名を使って、国内企業と同じような名前のものをつくっておいて、そこに一旦買わせると。その後で決まったら、あとは会社と会社の話が自由にできるということで、かなり巧妙になってきているというのを何かで見たことあったのですが、今回の調査はここの時点ではなかなかできないと思うのだけれども、そういうところまで議論や目を向けるような形をとっているのか、単純にもう外国の名前の資本が入ったというような形だけでやっているか、そういうところまで議論されたでしょうか。 ○議長(小川洋平君) 12番 ◆12番(赤石継美君) 今杉山議員からご指摘がありました。その内容についても、会議というか、審査の中では出ました。出ましたが、私どもはなかなか登記とかいろいろな会社の中身、そういう隠れた姿というのかな、言葉のあらわし方いろいろあると思うのですが、それらの議論も出ましたし、休憩を挟んでも出ました。ただ、あくまでもそこまで到達できない立場であれば、話しした段階で終わるしかないだろうという中身でありました。
    ○議長(小川洋平君) ほかに質疑ありませんか。       (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小川洋平君) これにて質疑を終了します。  以上で観光経済常任委員会所管事務調査の報告を終わります。 △日程第8 報告第1号 専決処分の報告について~日程第36 議案第28号 平成25年度十和田市病院事業会計補正予算(第3号) ○議長(小川洋平君) 日程第8、報告第1号 専決処分の報告についてから日程第36、議案第28号 平成25年度十和田市病院事業会計補正予算第3号までの報告1件、議案28件を一括上程します。  この際、理事者から提案理由の説明を求めます。  市長       (市長 小山田 久君 登壇) ◎市長(小山田久君) 平成26年第1回十和田市議会定例会の開会に当たり、所信の一端並びに市政運営の基本方針を申し述べます。  私が市長へ就任してから早いもので5年の歳月が過ぎました。この間、市民の皆様の幸せを願い、この十和田市に元気が満ちあふれるよう、市民の皆様並びに議員各位のご理解とご協力を賜りながら、私の思いを施策にのせて、誠心誠意行政運営に取り組んでまいりました。  来る平成26年度は、新市が誕生してから10年目を迎えることとなります。この10周年という節目を迎えるに当たり、改めて先達に感謝し、またその足跡に学びながら、うま年という本市になじみの深い年に、未来へ向けて大きく飛躍できるよう決意を新たに「元気な十和田市づくり」に、全力を尽くしてまいる所存であります。  さて、我が国は、一昨年の政権交代を契機に打ち出した経済政策の効果により株式市場や為替市場においては、株価の上昇や円安傾向へと転換し、日本経済は回復基調にあると言われております。  地方においても、早くこの景気回復を実感できるようになればと切に願うものであります。  一方、昨年は、TPP協定への事実上の参加表明、あるいは社会保障と税の一体改革による本年4月からの消費税率引き上げの決定など、我が国の社会全体にとって大きな転換期へつながる出来事がありました。  このような国全体での動きに対する本市への影響は推しはかることが困難ではありますが、市民の皆様並びに議員各位と協働して、これらの課題に創意と工夫をもって取り組んでいかなければならないものと強く認識しております。  こうした考えのもと、初めに、平成26年度の主要施策の中でも特に申し上げたい事項についてご説明いたします。  昨年から整備を進めてまいりました、市民交流の促進とにぎわい創出の拠点となる市民交流プラザが平成26年度にオープンいたします。また、教育のための新しい拠点である(仮称)教育プラザも一部供用を開始する予定となっております。  両施設には、多くの市民が集い、さまざまな市民活動がより一層充実されることに大きな期待を寄せているところであります。  隈研吾氏の設計による市民交流プラザ、安藤忠雄氏が設計を手がけた(仮称)教育プラザ、そして西沢立衛氏の設計による現代美術館をあわせ、3人の世界的な建築家による建築物そのものが新たなまちの魅力となり、市民が誇れるまちづくりに大きく貢献するものと確信しております。  また、平成21年8月に国内で2番目の認証を受けました「セーフコミュニティ」については、市民・関係機関等との協働により、全ての市民が安全・安心を実感できるまちづくりを推進していくため、事故やけが予防対策に継続して取り組むとともに、平成26年度の再認証に向けた取り組みを進めてまいります。  次に、市制施行10周年記念事業についてであります。  新市誕生から10年という節目を迎えるに当たり、市民の皆様とともに、この10年間の歩みを振り返りつつ、新たな歴史のスタートを飾るための事業として、「市制施行10周年記念式典」を初め、古き町並みの歴史を後世に伝えるための「町並み模型製作事業」、原動機付自転車用の「オリジナルナンバープレート作成事業」等のほか、新たに十和田市長杯全国パークゴルフ交流大会を創設するなど、年間を通じて講演会やイベントの充実を図ってまいります。  次に、昨年来、検討を行っております県立施設の誘致につきましては、具体的な施設を決定し、県に対して要望してまいります。  次に、予算特別枠による取り組みについてであります。  主要施策を着実に進展させるための特別枠については、「元気な十和田市の実現に関する取り組み」及び「日本一を目指した特色のある子ども教育取り組み」を2つの柱として、特に意を用いて取り組んでまいります。  まず、1つ目の柱である「元気な十和田市の実現に関する取り組み」としては、「農業振興」、「観光振興」、「市民協働まちづくり」、「市民の健康づくり」を眼目に掲げております。  農業振興においては、国庫補助の対象とならない農家の小型農業用機械等の導入を支援し、経営の安定と生産意欲の向上を図ってまいります。  また、野菜を栽培する圃場の土壌診断による健康な土づくりを支援し、おいしい十和田野菜の生産拡大を促進してまいります。  このほか、水稲の1等米比率の低下を抑制するため、病害虫防除対策等の支援を行ってまいります。  農業の6次産業化においては、県内有数の農畜産物の一大産地としての強みを生かし、6次産業化を支援するなど、農家所得の向上を図ってまいります。  また、「十和田湖ひめますブランド」の確立に向けた設備整備を支援し、ブランド力向上につなげてまいります。  観光振興においては、特に十和田湖畔地区における観光入り込み客、とりわけ滞在型の観光客はいまだ震災前の水準には戻っておらず、依然として厳しい状況にあります。  このため、十和田湖畔地区観光再生に向けた行動計画に基づき、引き続き誘客促進を図る事業を実施し、十和田湖観光の活性化に取り組んでまいります。  また、市街地においては、近年、大きな話題性とともに、集客効果が見込まれるプロジェクションマッピングを冬のイベントとして実施し、誘客促進を図ってまいります。  市民協働まちづくりにおいては、「元気な十和田市づくり市民活動支援事業」を拡充し、より多くの団体が十和田市の元気につながる取り組みを行えるよう支援してまいります。  市民の健康づくりにおいては、「第2次健康とわだ21」の実施計画に基づき、生活習慣病予防対策を推進し、健康寿命の延伸を図ってまいります。  特に生活習慣病の発症や重症化予防のため、特定健康診査及びがん検診の受診率向上を目指すとともに、市民の健康教養の向上を図る事業を実施してまいります。  あわせて、国民健康保険事業においても特定健康診査特定保健指導の自己負担の無料化を実施してまいります。  次に、2つ目の柱である「日本一を目指した特色のある子ども教育取り組み」としては、「特色のある教育活動」、「英語教育」、「講演会の開催」を眼目に掲げております。  初めに、特色のある教育活動としては、各小中学校における日本一を目指した特色あるさまざまな教育活動の支援を行ってまいります。  また、英語教育の重要性を鑑み、中学校3年生全員を対象に、実用英語技能検定の検定料を助成し、英語力を身につけるための支援を行ってまいります。  さらに、中学校2年生を対象に、第一線で活躍する著名人を講師に迎え「夢への挑戦」をテーマとした講演会を開催いたします。  以上、平成26年度における主要な施策について申し述べましたが、市の諸施策につきましては、「十和田市総合計画」におけるまちづくり基本目標に沿ってご説明いたします。  第1に、人と自然が共生する「しぜん感動・創造都市」についてであります。  十和田湖、奥入瀬渓流に代表される本市の恵まれた自然を後世に伝えていくため、国の直轄権限代行により事業着手がなされた一般国道103号青撫山バイパスの早期完成の要望や、完成後の奥入瀬渓流の利活用に向け、マイカー規制を中心としたエコツーリズムプロジェクトなどに取り組んでまいります。  加えて、これらの貴重な自然を保護するとともに、その恵みを利活用した地域社会をつくるため、「ユネスコエコパーク」への登録に向けて取り組んでまいります。  一方、市街地については、良好な市街地形成を図り、一層魅力あるまちを次世代に引き継いでいくため、「十和田市都市計画マスタープラン」に基づき、用途地域の見直し及び保全地区の整備を進めてまいります。  水道事業については、「十和田市上水道第7次拡張事業」の推進と、焼山地区と周辺の簡易水道等の統合計画に取り組み、管理と経営の効率化を図ってまいります。  また、水道施設の耐震化を着実に進め、ライフラインの機能強化を図り、安全で安心な水道水の安定供給に努めてまいります。  下水道事業については、効率的な整備に努め、処理施設の長寿命化計画に基づき、適切な更新を進めるとともに、引き続き十和田下水処理場の耐震化に取り組んでまいります。  農業・農村環境の整備については、農地を保全し、多面的機能を守っていくため、直接支払制度を活用するとともに、中山間地域総合整備事業により、農業用用排水路・農道・集落道を県営事業により整備してまいります。  道路については、計画的な整備を進めるとともに、適正な維持管理に努めてまいります。  また、県に対して、主要地方道三沢十和田線の鉄道敷地を活用した整備拡充を要望してまいります。  廃棄物対策については、ごみの減量化とリサイクルの推進を図り、循環型社会の形成に努めてまいります。  第2に、豊かな心をはぐくむ「こころ感動・創造都市」についてであります。  学校教育については、「知・徳・体の調和のとれた人間性豊かな子ども」を育成するため、学習指導要領の趣旨を踏まえ、学力向上対策事業や教育相談事業などの推進を図り、「個を生かし生きる力と夢・希望・志をはぐくむ教育活動」を支援してまいります。  また、子ども夢チャレンジ基金による全国大会等の派遣補助や、障害を持つ子供たちを支える特別支援教育支援員の増員、小学校のコンピューターの更新等、学校教育環境の整備に努めるとともに、十和田湖や奥入瀬渓流を学ぶ郷土学習充実事業に取り組んでまいります。  社会教育については、市民一人一人の学習意欲、ニーズに応えるべく「学び」を支援し、学校・家庭・地域の連携による社会全体の教育力の向上、学習成果の活用に努めるとともに、青少年の郷土愛を育み、次代を担う人材育成に努めてまいります。  また、(仮称)教育プラザが一部供用開始となりますが、図書館機能の一層の充実強化はもとより、ソフト面においても「十和田市家庭読書の日」の周知・普及等に努めるとともに、学校図書充足率100%を達成した小・中学校と連携し、読書機会の拡充を図ってまいります。  文化芸術の振興については、市民の発表、鑑賞機会の充実を図り、文化芸術活動を支援するとともに、文化財の保存及び活用に努めてまいります。  社会体育については、市民一人一人がそれぞれの年代やライフスタイルに応じて、スポーツを楽しむことができる生涯スポーツ社会の実現に向けて、環境の整備充実に努めてまいります。  また、青森県フットボールセンターとして認定されている高森山総合運動公園とその補完施設である若葉球技場を活用して、近隣の市町村や関係団体と連携し、各種サッカー大会等の誘致・開催に取り組み、本市のスポーツ振興とスポーツによる地域の活性化を図ってまいります。  第3に、安心・安全を支える「くらし感動・創造都市」についてであります。  少子化対策については、安心して産み育てられるよう妊婦健診の費用助成と通院費用の一部助成を行うとともに、乳幼児健診等の実施により乳幼児の健康増進及び子育て支援を推進してまいります。  また、市民の健康と生命を守るため、産科医を初めとする医師確保に努め、病院経営の早期安定化と高度医療の充実を図ってまいります。  国民健康保険事業については、より安定的な運営を図るため、医療費適正化対策を推進してまいります。  児童福祉については、児童の安全確保及び保育サービスの向上のため、特別保育事業の充実を図り、子育てを支援してまいります。  また、平成27年度からの子ども・子育て支援新制度の施行に向けて、「子ども・子育て支援事業計画」の策定に取り組んでまいります。  障害者福祉については、障害者総合支援法に基づき、障害のある方々の日常生活や社会生活の相談支援体制を充実するとともに、市民の理解を深めるための啓発事業を実施してまいります。  生活保護については、就労支援員を配置し、就労可能な被保護者の自立を支援してまいります。  高齢者福祉については、高齢者が住みなれた地域で元気で暮らせるよう介護予防事業の充実を図るとともに、在宅の高齢者を地域全体で見守るための「高齢者あんしん見守りネットワーク」体制の推進に努めてまいります。  また、平成27年度からの「第6期介護保険事業計画」については、高齢者の意識調査の結果を参考に、市民の要望等を踏まえ策定してまいります。  消費生活の安心・安全の確保については、消費生活センターでの安定した相談体制の確立を図るとともに、消費生活における被害の未然防止のため、消費者への意識啓発を推進してまいります。  防災については、東日本大震災を教訓に、市民の安全と安心を確保するため、緊急事態に適切に対処できる体制の強化や自主防災組織の充実を図ってまいります。  消防力の強化については、消防屯所の改築、消防車両の更新を順次行うとともに、資機材の整備など、活動環境の改善を図ってまいります。  消防団員の確保については、住民の理解を深めるため広報、啓発活動を展開するとともに、事業所などとの連携を図り、消防団への入団を促進してまいります。  第4に、にぎわいと活力あふれる「しごと感動・創造都市」についてであります。  本市産業の基幹的な役割を担う農業については、米政策の大幅な見直し及び農業基本政策の抜本改革など農業政策の大転換が行われることから、農業者や営農組織の経営改善への支援を推し進め、収益性・生産性の高い農地利用を促進するとともに、強い農業づくりのための機械導入などのほか、先ほど申し上げました特別枠事業とあわせ、農業所得の安定向上を図ってまいります。  また、営農組織、新規就農・経営継承等を支援するなど、多様な担い手の育成・確保に努めてまいります。  とわだ産品の販売促進については、1次産品はもとより、付加価値の高い商品づくりに取り組むとともに、トップセールスによる販路の確保・拡大並びに地産地消の推進のための実践体制の強化を図ってまいります。  畜産については、肉用牛主産地づくりによる畜産基盤の強化、公共牧場の機能強化及び利用促進、北里大学との連携による畜産農家の飼料自給率向上を図り、低コスト飼料の生産、肉用牛の飼養管理の確立、担い手の育成等により畜産振興を図ってまいります。  林業については、森林の有する多面的機能を総合的かつ高度に発揮させるため、適正な森林施業の実施により、健全な森林資源の維持増進を図ってまいります。  観光については、多種多様な魅力を積極的に情報発信してまいります。また、十和田湖、奥入瀬、現代美術館、新渡戸記念館等の点となる観光資源を有機的につなげるとともに、十和田湖ひめますや十和田バラ焼きなど食の魅力も組み込みながら、関係機関との連携による観光推進体制の強化に努めてまいります。  さらに、上十三・十和田湖広域定住自立圏の構成市町村と連携し、広域観光を推進するとともに、周遊型観光の確立と観光客受け入れ体制の充実を図ってまいります。  奥入瀬焼山地区については、花と温泉とアートを柱とした活性化基本計画に基づく事業を推進し、一層の魅力向上につなげてまいります。  現代美術館については、魅力的な企画展や町なかでのアート事業等を引き続き実施し、現代アートを活用したまちづくりプロジェクト「アーツトワダ」を推進してまいります。  中心市街地の活性化については、コンパクトでにぎわいのあるまちづくりを目指し、商店街が実施するにぎわい創出事業などを支援するとともに、町なか居住の促進に取り組んでまいります。  また、これまでの取り組みを検証し、今後の方向性を検討するための基礎調査を実施してまいります。  雇用の創出については、地域産業の振興を担う人材育成と地元特産品を活用した加工品開発を推進する「十和田市雇用創造推進協議会」の活動を支援するとともに、高齢者の雇用機会の拡大と労働環境の充実に取り組んでまいります。  第5に、いきいきと活躍できる「しみん感動・創造都市」についてであります。  市民活動については、本市における自治の基本理念、まちづくりを進めていくための基本的なルールを定めた「十和田市まちづくり基本条例」に基づき、市民・議会・行政が連携、協力して、市民主体の協働によるまちづくりに努めてまいります。  また、地域コミュニティー組織の強化や地域活動の活性化を目指し、市職員による町内会の地区担当制度を設け、地域の実情把握や課題の共有に努めてまいります。  交流の促進については、急速に進む人口減少社会の中でも「安心して暮らせる」圏域を形成するため、周辺9市町村と連携しております「上十三・十和田湖広域定住自立圏」について、さらに内容を拡大・拡充してまいります。  行政改革については、「第2次行政改革大綱」の着実な取り組みを進めるとともに、平成27年度を初年度とする「第3次行政改革大綱」を策定し、引き続き効率的で効果的な行政運営に取り組んでまいります。  また、外部評価を含めた事務事業評価を実施し、評価の客観性及び信頼性の向上と成果重視の市政運営に努めてまいります。  さらに、市民に信頼される行政として、情報公開に努め、行政の透明性の向上と説明責任を徹底するとともに、親切丁寧な窓口業務や各種相談受け付け等、迅速で適切な対応による市民サービスの向上に努めてまいります。  最後に、平成26年度の財政見通しについてであります。  景気の回復に明るい兆しが見られるものの、社会保障関連経費の増大に加え、本年4月には消費税率が引き上げられるなど、本市の財政を取り巻く環境は、依然として厳しい状況が続いております。  このような状況を背景に、これまで市民の皆様並びに議員各位のご理解とご協力により、行財政の効率化や経費の節減に努め、持続可能な財政基盤の構築に取り組んでまいりました。  この結果、ここ数年は、地方交付税の増加や国の財政的な政策の実施などにより「基金に頼らない財政運営」が可能となっておりました。  しかしながら、今後も続くものと予想される社会保障費の増大や病院事業への対応、学校施設の耐震化あるいは大規模改修、公共施設等の老朽化対策など大きな課題を抱えており、加えて、合併算定替終了に伴う地方交付税の大幅な減少も見込まれ、今後の財政見通しは厳しいものになるものと認識しております。  このことから、平成26年度の予算編成に当たっては、「市民の安心・安全な暮らしを守る重要な施策」、「十和田市の元気につながる着実な取り組み」、「将来負担の軽減につながる効果的な取り組み」に重点的に配分するとともに、政策の実現を着実に進めるための特別枠も引き続き設けました。  この結果、一般会計予算の歳出総額は、前年度比2.3%増の296億7,000万円となり、財政調整基金からの繰入額は、前年度から13億2,737万2,000円増の14億2,487万6,000円となりました。  今後も厳しさが増す財政環境にありますが、行財政改革を推し進めながら公営企業会計を含めた市全体の財政運営を勘案し、「感動・創造都市」の実現を目指してまいります。  以上、所信の一端と平成26年度における市政運営の諸施策についての概要を申し述べさせていただきました。  次に、本議会に提案いたしました議案について、その概要をご説明申し上げます。  報告第1号の道路上の事故に係る和解及び損害賠償の額の決定についての専決処分は、平成25年11月30日午後零時5分ごろ、大字三本木字西小稲の市道を走行中、横断した水路にかかるグレーチングがはね上がったことにより、自動車に損害を与えた事故に係る和解及び損害賠償の額を決定したものであります。  議案第1号の十和田市協働による狭あい道路の拡幅整備の推進に関する条例の制定については、市及び市民が協働して狭隘道路の拡幅整備を推進することにより、市民の安全並びに良好な市街地の形成及び住環境の確保を図るためのものであります。  議案第2号の十和田市手数料条例の一部を改正する条例の制定については、青森県知事の権限に属する事務の事務処理の特例に関する条例の一部改正に伴い、市が処理することとなる都市計画法の規定による開発行為の許可等の申請に係る手数料の額を定めるためのものであります。  議案第3号の十和田市公共施設整備基金条例の一部を改正する条例の制定については、公共施設整備基金を経費の財源として充てることができる整備事業に維持補修が含まれることを明確にするとともに、整備事業の対象となる公共施設の分類を整理するためのものであります。  議案第4号の十和田市社会教育委員条例の一部を改正する条例の制定については、社会教育法の一部改正に伴い、十和田市社会教育委員の委嘱の基準を定めるためのものであります。  議案第5号の十和田市青少年問題協議会条例の一部を改正する条例の制定については、地方青少年問題協議会法の一部改正に伴い、十和田市青少年問題協議会の会長及び委員の構成を定めるためのものであります。  議案第6号の十和田市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案第7号の十和田市下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について及び議案第8号の十和田市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定については、地方公営企業会計基準の見直しによる資本剰余金の処分におけるみなし償却制度の廃止に伴い、所要の改正をするためのものであります。  議案第9号の十和田市職員の給与に関する条例等の特例に関する条例及び十和田市議会議員議員報酬及び費用弁償条例の特例に関する条例を廃止する条例の制定については、一般職に属する職員及び市長等の特別職の職員の給与並びに市議会議員の議員報酬の減額の特例期間が平成26年3月31日をもって終了することに伴い、関係条例を廃止するためのものであります。  議案第10号の青森県新産業都市建設事業団に委託すべき事業に関する計画の一部変更に係る協議については、青森県新産業都市建設事業団に委託すべき事業に関する計画の一部変更について協議するためのものであります。  議案第11号の市道路線の廃止については、西五番町1号線ほか6路線を廃止するためのものであります。  議案第12号の市道路線の認定については、西五番町1号線ほか59路線を市道路線として認定するためのものであります。  議案第13号の平成26年度十和田市一般会計予算について申し上げます。  歳入歳出の総額は、歳入歳出それぞれ296億7,000万円となっております。  歳入につきましては、その大宗を占める市税及び地方交付税のほか、国・県支出金及び市債などを計上いたしました。  歳出の主なものにつきましては、先ほど施政方針の中で主要事業とそれらを実施する背景等をご紹介したとおりであります。  債務負担行為及び地方債は、それぞれ見込み額を計上いたしました。  次に、議案第14号から議案第18号までの平成26年度各特別会計予算について申し上げます。       (「議長。提案中で申しわけないけども、暫時休憩」と呼ぶ者あり) ○議長(小川洋平君) 暫時休憩します。                           午前10時54分 休憩                                                                   午前11時11分 開議 ○議長(小川洋平君) 休憩を解いて会議を開きます。  市長       (市長 小山田 久君 登壇) ◎市長(小山田久君) 国民健康保険事業特別会計予算については、歳入歳出それぞれ73億6,652万3,000円となっております。  債務負担行為は、見込み額を計上いたしました。  地方卸売市場事業特別会計予算については、歳入歳出それぞれ2,332万円となっております。  後期高齢者医療特別会計予算については、歳入歳出それぞれ5億6,871万1,000円となっております。  介護保険事業特別会計予算については、歳入歳出それぞれ67億9,913万円となっております。  温泉事業特別会計予算については、歳入歳出それぞれ2,601万8,000円となっております。  議案第19号の平成26年度十和田市水道事業会計予算については、上水道事業及び簡易水道事業をあわせて申し上げます。  業務の予定量については、給水戸数3万3,784戸、年間総配水量716万5,294立方メートルを見込み、また、主要な建設改良事業として、配水管施設拡張事業、老朽管更新事業、上水道第7次拡張事業、基幹水道構造物耐震化事業及び焼山地区統合簡易水道事業を予定いたしました。  収益的収入及び支出については、収入に17億4,431万円を、支出に18億7,579万3,000円を計上いたしました。  資本的収入及び支出については、収入に10億523万8,000円を、支出に18億6,556万5,000円を計上いたしました。  企業債及び他会計からの補助金については、それぞれ見込み額を計上いたしました。  議案第20号の平成26年度十和田市下水道事業会計予算については、公共下水道事業、農業集落排水事業、小規模集合排水処理事業、特定環境保全公共下水道事業及び浄化槽整備事業をあわせて申し上げます。  業務の予定量については、処理区域内人口5万3,000人、年間処理水量449万5,900立方メートルを見込み、また、主要な建設改良事業として、管渠事業及び浄化槽事業を予定いたしました。  収益的収入及び支出については、収入に26億629万5,000円を、支出に27億9,236万9,000円を計上いたしました。  資本的収入及び支出については、収入に14億2,094万2,000円を、支出に22億5,927万5,000円を計上いたしました。  企業債については、見込み額を計上いたしました。  議案第21号の平成26年度十和田市病院事業会計予算について申し上げます。  業務の予定量については、1日平均の入院患者数278人、外来患者数655人を見込み、また、主要な建設事業として、医療情報システム等更新事業及び医療機器整備事業を予定いたしました。  収益的収入及び支出については、収入に82億217万3,000円を、支出に115億2,843万1,000円を計上いたしました。  資本的収入及び支出については、収入に13億4,872万8,000円を、支出に16億4,022万7,000円を計上いたしました。  企業債及び他会計からの補助金については、それぞれ見込み額を計上いたしました。  議案第22号の平成25年度十和田市一般会計補正予算第8号について申し上げます。  今回の補正は、歳入歳出それぞれ1億441万6,000円を追加いたしました。  この結果、歳入歳出予算それぞれの総額は、309億1,846万1,000円となりました。  歳出の主なものについては、各種事務事業の確定見込みに伴う経費並びに国の補正予算を活用した土木費の市道の路面性状調査業務委託料及び教育費の学校施設耐震改修事業に係る経費の追加のほか、総務費として寄附金による地域振興基金及び子ども夢チャレンジ基金への積立金の追加、(仮称)教育プラザ建設工事の出来高による建設工事費の減額、住宅用地の特例適用漏れにより納め過ぎとなっている固定資産税の納税者の皆様への還付金、過誤納金補填金等の追加、民生費として法律の改正に伴う障害者自立支援システムの改修に係る経費の追加及び後期高齢者医療特別会計に対する繰出金の減額、衛生費として病院事業会計への繰出金の追加、商工費として休屋の旧遊覧船ターミナルを観光拠点施設として活用するための建物購入費の追加、教育費として寄附による学校図書及び市民図書館の図書購入費の追加であります。  次に、歳入の主なものについては、国庫支出金1億5,460万6,000円、基金からの繰入金6,896万4,000円を追加いたしました。  繰越明許費の設定並びに債務負担行為及び地方債の補正については、それぞれ見込み額を計上いたしました。  議案第23号の平成25年度十和田市国民健康保険事業特別会計補正予算第3号について申し上げます。  今回の補正は、歳入歳出それぞれ1億6,092万3,000円を追加いたしました。  この結果、歳入歳出予算それぞれの総額は、79億2,306万6,000円となりました。  歳出の主なものについては、保険給付費の追加のほか、住宅用地の特例適用漏れによる固定資産税額変更に伴い、国民健康保険税額が変更となる納税者の皆様への還付金、過誤納金補填金等の追加であります。  議案第24号の平成25年度十和田市後期高齢者医療特別会計補正予算第3号について申し上げます。  今回の補正は、歳入歳出それぞれ1,579万5,000円を追加いたしました。  この結果、歳入歳出予算それぞれの総額は5億6,468万9,000円となりました。  議案第25号の平成25年度十和田市介護保険事業特別会計補正予算第3号について申し上げます。  今回の補正は、歳入歳出それぞれ185万4,000円を追加いたしました。  この結果、歳入歳出予算それぞれの総額は、62億4,626万8,000円となりました。  議案第26号の平成25年度十和田市水道事業会計補正予算第2号について申し上げます。  今回の補正は、無形固定資産の未償却分を特別損失に計上したほか、事業費の確定見込みに伴う経費などについて補正いたしました。  企業債については、見込み額を計上いたしました。  議案第27号の平成25年度十和田市下水道事業会計補正予算第2号について申し上げます。  今回の補正は、事業費の確定見込みに伴う経費などについて補正いたしました。  企業債については、見込み額を計上いたしました。  議案第28号の平成25年度十和田市病院事業会計補正予算第3号について申し上げます。  今回の補正は、企業債元金償還に係る一般会計からの出資金を追加いたしました。  以上、本議会に提案いたしました議案の概要について申し述べましたが、詳細につきましてはその都度ご説明申し上げますので、ご審議の上、ご賛同賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 △発言の訂正について ○議長(小川洋平君) 市長 ◎市長(小山田久君) 先ほどの提案理由の説明における字句の読み違い等につきましては、議長において処理くださいますようにお願い申し上げます。 ○議長(小川洋平君) ただいまの発言訂正の申し出は、議長において後日会議録を確認の上、適正に処理いたします。 △日程第21 議案第13号 平成26年度十和田市一般会計予算~日程第29 議案第21号 平成26年度十和田市病院事業会計予算 ○議長(小川洋平君) この際、日程第21、議案第13号 平成26年度十和田市一般会計予算から日程第29、議案第21号 平成26年度十和田市病院事業会計予算までの平成26年度各会計予算9件について総括質疑を行います。質疑ありませんか。  18番 ◆18番(杉山道夫君) 予算に関することは、特別委員会でほとんどのものができるのですが、今回は補正予算が出されていて、それがきょうのうちに決まってしまうと、そういうことで、病院のことについて確認しておきたいと思って立ちました。  私、病院の形で、毎回病院の収支の予算案というのが当てになるのか、言葉は悪いのですが、そういう印象を、多分大抵の人がそう思っているのでないかなと思うのです。特に病院の会計でも、いわゆる医業収益、あとは補助金であれ、繰出金であれ、それは大体決めてしまえば大体そのとおり、出るほうも大体そのとおり出ます。問題は、移動があって不確定なのは医業収益なわけです。これがどの程度確実性があるのか。少なくとも企業ですから、いろいろなリスクがあるのを見ないで、確実にこの分が入るというのは、普通企業がとる収益の金額だと思うのです。もちろんそれでもなお中途において大きな変化があれば、これは合わないことがあるけれども、これは誰が見ても結果としてわかることなのですが。  私聞きたいのは、今ちらっと、持ってきていないけれども、隣から借りて見たのですが、本年度の見込み額は医業収益69億円という数値が出ています。これは書かれていることですね。来年は72億円、医業収益。これは本当に達成できますかと。これまで見ると、何か望みも入って、それはもちろん入院患者数どうだとか、外来どうだとか、こういう期待数値まで入っているから最終的に合わなくなっているのではないかなと思うのですが、まず来年の72億円という医業収益部分というのは、皆さんの思いとしては、途中の変化を除いて大体同じような推移をすれば、確実に守れると、私どもはこういうふうに見ていい金額ですか。 ○議長(小川洋平君) 病院事務局長 ◎病院事務局長(中居雅俊君) ただいまのご質問にお答えいたします。  予算を組む上で、収益の部分については若干控え目な形で見ているところでございまして、これまでの医業収益の推移からいって、昨年度と比べまして大体3億円ぐらいの収益がふえるような見込みでございます。そうした状況を踏まえた中で予算に計上したものでございます。  以上です。       (「守れるかどうかと聞いているんです。責任がはっきりしない数値じゃ         困る」と呼ぶ者あり)  この医業収益の確保につきましては、毎年度目標値なるものを設定いたしまして、病院各セクションで情報の共有を図っております。その設定値といいますか、予算値に向けた形で努力していきたいというふうに思います。  以上です。 ○議長(小川洋平君) 18番 ◆18番(杉山道夫君) 今くしくも目標値を定める、これは私は経営のやり方としては悪いとは思いませんが、収支の数値は確実なものでなくてはならないのです。今の状態を見ると、最後にいって赤字だから埋めると、こうなるわけですね。すると、私らは、それを信用して、その前段にどうするかという議論ができないわけです。例えば今の形で見ても、一生懸命やればなるのだなと、こう思っていると、最後に行くと足りなかったになるのです。やっぱり複式会計になっていますから、これは赤字出ても現金があれば動いていくわけですから、赤字が出るのなら赤字の分をきちんと示しておけば、どうなのだと、今から何回も議会の中で議論できるわけです。そして、チェックかけて提言していけるのだけれども、何かにせみたいな数字で、よくはないけれども、最後になって後始末ばかりするような形で、前に出されてどうするかという議論ができないスタイルになっているのです。それは、やっぱり私はまずいと思うの。期待は内部で持っていていいですよ。でも、この確実な数値がここに出てこないと。いつも期待だの目標の数字化して、最後はだめというのは、これは予算の立て方というか、議会に諮る数値としては私は問題があると思うのです。企業なのですから、確実な数値、これは絶対いける、その上にプラスになれば、ああ、頑張ったのだなというのあるのだけれども、いつもいかないと、何でおまえんどはしゃべって、ひとつもやってねんでねえかなということを見られながら、でも数値載せれば結果として同じこと。そこら辺どう思いますか。 ○議長(小川洋平君) 病院事務局長 ◎病院事務局長(中居雅俊君) 確かに予算の確実な確保というふうな部分は重要だというふうに受けとめているところでございます。ただ、毎年度若干の入院、外来の患者数、変動がございます。特に今年度につきましては、外来数はふえている中で入院患者数は減っているというふうな状況にもございます。そうした中では、その収支は当然変動してこざるを得ないというふうな状況にございます。ただ、ここ2年ばかりの収益状況を見ますと、大体同水準で推移しておりますので、現状の診療体制がそのまま継続されるのであれば、その収益は確保できると。さらに、医師確保が可能であれば、その増収も図れるだろうというふうに考えております。そうなった場合には、基準外の繰り入れに頼らない病院経営も可能になるのではないかというふうに受けとめているところでございます。  以上です。 ○議長(小川洋平君) 18番 ◆18番(杉山道夫君) 何ぼしゃべっても局長は、ならば、たれば、こうなればと仮定の話ばかりしているのです。私言っているのは、これはどこでもあるの。売り上げが伸びればもっと入る、景気よくなればもっと売れる、これは企業を営むのどこでもあること。でも、その中で、それがプラスアルファあれば何も困らないから、それでもいろいろなことがある中で、これだけは確実にやると、これが経営に当たる実際の利益の数値でしょう。あなたたちのは何か予想屋なのか期待屋なのかわからないけれども、ならば、たれば、こればと、そんな数値当てにならないのではないの。私は正確に出してくれと、これまで見るといつも違うから。       (「信じたほういい、たまに」と呼ぶ者あり)  信じるの話ではないのです。後始末はこっちでしなければならないのだから。確実に出してくれ、いいというのは。これは来年の年末になればこれだけ足りないと言えば、手の打ちようも、皆さんの取り組みようもちゃんとはっきり見えてくるでしょう。医師がふえれば、そんなのはしゃべられなくてもみんなわかっています。患者ふえれば、これだってわかるでしょう。確実に、いろいろな事態があって変化があっても、最低これだけはとれる、こういう数値を出すべきではないですか。今回もまた全然当てにならない数値を私らは議論しなければならないの。そうなりませんか。格好ではないのよ。いずれ最後に出るのだから、確実なもので議論させてくれというの。そうなっていないでしょう、今の説明聞いても。病院事業管理者、経営責任についてはやっぱり、局長もあるけれども、何かいじめる気もないけれども、私はそうあるべきだと今思っている。それは、病院事業管理者の答弁も求めたいと思います。 ○議長(小川洋平君) 暫時休憩します。                           午前11時34分 休憩                                                                   午前11時34分 開議 ○議長(小川洋平君) 休憩を解いて会議を開きます。  病院事業管理者病院事業管理者(松野正紀君) お答えになるかわかりませんけれども、病院の会計というか、予算というのですか、やっぱり見込みでやることになるわけです。先ほど事務局長が言いましたけれども、患者の数、あるいはそのときの病気の動向とか、いろいろな要素があって、きちんとした額で、いわゆる企業というのですか、会社みたいなのとは多少違うと思うのですけれども、見込みである程度立てて、それに向かってクリアすると、そういう姿勢は病院の決まったものだと思うのです。それに従ってやっていくので、議員の話はわかりますけれども、これがこういう形になっていくと、少しずつですね……。       (「議長、休憩してください」と呼ぶ者あり) ○議長(小川洋平君) 暫時休憩します。                           午前11時36分 休憩                                                                   午前11時36分 開議 ○議長(小川洋平君) 休憩を解いて会議を開きます。  ほかに質疑ありませんか。       (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小川洋平君) これにて質疑を終了します。  お諮りします。議案第13号から議案第21号までの平成26年度各会計予算9件については、議員全員をもって構成する予算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにしたいと思います。これにご異議ありませんか。       (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小川洋平君) ご異議なしと認めます。  よって、議案第13号から議案第21号までの平成26年度各会計予算9件については、議員全員をもって構成する予算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決定しました。 △日程の変更について ○議長(小川洋平君) 次に、お諮りします。  この際、日程の順序を変更し、日程第30、議案第22号 平成25年度十和田市一般会計補正予算第8号及び日程第31、議案第23号 平成25年度十和田市国民健康保険事業特別会計補正予算第3号を先議したいと思います。これにご異議ありませんか。       (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小川洋平君) ご異議なしと認めます。  よって、日程の順序を変更し、日程第30、議案第22号及び日程第31、議案第23号を先議することに決定しました。 △日程第30 議案第22号 平成25年度十和田市一般会計補正予算(第8号) ○議長(小川洋平君) 最初に、日程第30、議案第22号 平成25年度十和田市一般会計補正予算第8号の質疑に入ります。  質疑ありませんか。  2番 ◆2番(小村初彦君) 一般会計補正予算についてちょっとお聞きしたいことがありまして、市民交流プラザ整備事業についてですけれども、これについては平成26年度からオープンするということで若干延びたわけですけれども、今現在中央公民館を取り壊すとかなんとかと言っていましたけれども、これは今後どのような形で、若干その期間運営していくのかというのをお聞きしたいと思います。 ○議長(小川洋平君) 企画財政部長 ◎企画財政部長(苫米地正樹君) 中央公民館を今後どう運営するかということでございますが、基本的には生涯学習センターが現在の中央公民館の部屋数を確保できておりますので、生涯学習センター及び周辺の勤労青少年ホーム、あるいは体育センター等の会議室等をご利用いただきたいと考えてございます。ただし、どうしてもそれらにあきがない場合を想定して、中央公民館を平日に限りというか、ご利用いただく方法で今検討中でございます。 ○議長(小川洋平君) 3番 ◆3番(舛甚英文君) 補正予算の27ページ、八甲田パノラマパークゴルフ場のトイレのあれが減額になっているのだけれども、このことについてちょっと説明願いたい。 ○議長(小川洋平君) 教育部長 ◎教育部長(齋藤美喜男君) 八甲田パノラマパークゴルフ場のトイレの建築についてお答えいたします。  平成25年度で建築を予定していましたけれども、入札を2回ほどやりましたけれども、いずれも不調に終わりました。その後いろいろ検討した結果、どうしても工事が冬場にかかるということで、冬場の工事は建築する場所が難しい状況にありますので、平成26年度の事業として改めて実施することにしましたので、ご理解いただきたいと思います。 ○議長(小川洋平君) 18番 ◆18番(杉山道夫君) 事務的なものから幾つか聞きます。  14ページの奨学金貸付金返還金というので217万1,000円が計上されています。これは、多分計画的にいくと、返せない人があれば減るわけですから、大体計上金額違わないと思うのですが、これはどういう内容の返還なのかなと。誰かが一挙に多く返したのか。貸し出しがないのは返還にはならないよね。その中身です。  これは細かいこと、事務的なところでちょっと聞きたいのは、17ページに基金造成費あります。地域振興基金積立金で24万7,000円計上されています。事業の説明書のほうを見れば25万円とあるのです。大変小さいことだけれども。その他については、予算上のほうが実際説明では実額がこうだが、さらに1,000円とか2,000円ふえている中身はあるのだけれども、逆に少ないのです。これちょっと起こりにくいことだと思って、あえてこんな細かい何千円かの話をするのですが、この金額の違いはどういうわけなのでしょうか。  次に、19ページで障害者の福祉費224万7,000円で、プログラムの修正委託と、こうあるのだけれども、これはどういう内容のプログラムをつくろうとしているのでしょうか。同時に、11ページのところで、障害者地域生活支援事業費で、何かこれずっと見ていくとたまたま同じ金額があって、これはちょっと違うのでないかなとは思っているのですが、なぜ聞くかというと、支援費で国への返還金という項目もあるので、たまたま数字が同じでないかなと思うのだけれども、これはそこら辺の数値のこともちょっとご説明ください。  それから、21ページに農業政策推進費ということで、直接支払推進事業という説明になって、3営農団体だかに幾らか出すのですが、それはどこどこで、その3つが選ばれた基準、条件というのはどういうことでこうなったのか。  23ページ、観光費で、需用費が210万円と251万8,000円の減額になっています。これは、入札の結果ということも考えられますし、事業そのものの植えつけ面積などが減るだとか何かあると思うのだけれども、減額理由。  それと、今も出ましたが、パークゴルフ場のトイレのこと、事情はわかりました。私は、なかなか今大震災の関係で人手、資材不足とかいろいろな原因も重なっているのでないかなと思うのですが、便所ぐらいと言っては言葉は悪いかもわかりませんが、便所であれば大工さんも建てられるのではないかなと。なんたかた大きいところでなくても。冬の間はそこでさっぱりやれないというのであれば、大工さんどでも便所建てられないですか。何か基準やいろいろなのがあってやれないみたいなこともあるのだけれども、やっぱり門戸を広げて、基本的にはこうなのだけれども、なかなか応じてくれる人がないというのであれば、そこら辺まで考えないとまた同じことを1年たっても繰り返すことになれば、ちょっとまずくなると思うので、そこら辺の考え方はないのかな。  それから、18ページ、ちょっと前後やるのはテーマの関係です。今回の先議の原因になった形が税金の関係にかかわってなのですが、これは単純に聞きます。説明書の中に詳しく説明しているからあえて聞くのですが、もし5年分ではなくて6年分、さかのぼると6年分、7年でも8年でもいいのだけれども、これを事務の方が間違って返してしまったと。皆さんは間違わないと思うのだけれども。これは、適法ですか、違法ですか。時効が5年あるでしょう。間違って誰かが6年やってしまったと、返してしまったと、これは適法か違法か、それだけでいいです。  それから、ちょっとこれは通告していないけれども、答えられるでしょう。23ページの、絵もついて路面を調べるというのがついていましたね。これは、何となく大体のことはわかるのだけれども、結果としてどういうものが出てくるのか。ただ凹凸でアスファルトの使う容積か何か出るのか、もうちょっと下までやって、ここはちょっとやわらかいから……やわらかいのかな、薄いのかな。もうちょっと広くここまで舗装しなければならないと出るのか、どこまでこの調査によって中身が出てくるのだろうかなということ。  あと、病院の繰出金、20ページ。さっきも聞いたが、これとのかかわりなのですが、これは後始末として、言葉悪いかもわからないけれども、2億幾らか出すのです。私これを大変大きく捉えているのは、二、三年前に平成25年度までの計画を立てて、こうこう、こうこう返していくよと。最初から守られないだろうという気があったのかどうかわからないけれども、不思議なのは、あの説明聞いて私一言も発言していないのです、議事録見たら。何だろう。今考えて、また守られないべと思ったのか、しゃべってもしようがないと思ったのかわからないけれども、あら不思議と思ったのは、私の発言があのときなくているのです。正確に議事録つくるとなっているけれども、議会側はほとんど議事録と同じメモという名前で、発言の内容を全部文字化しています。それ全部もう一回見直してみました、誰が何と発言しているかということで。そうしたら、今次の状態を皆さん、議員の各位もかなり予想して、結構ぎっちりしゃべっているのです、中身を見ると。例えば形を見れば、1つはこの際金をかなり多額にやるのだから、病院も職員も一緒になってやると。これは、それぞれみんなそれ以上ないから勝手に頭の中で考えて、これは給料とか手当を減らしてでもみんな一緒に協力するのかなと、私は思いました、ほかの人はどう思ったかわからないけれども。それは、今の段階になってみると、必ずしもそうなっていないのではないかなと。  あるいはすごく見たら、説明があるけれども、さすがやっぱりベテランたちがいいのをしゃべっていると思ったな。野月忠見議員の発言、あえて名前を言うのだけれども、的確にこの現状のような状態になるのでないかなということを指摘した発言をきちっとしているのですよ、この形の中で。弘大の副学長が十和田の状態は今15億円入れても構造的な根本的なことを直さないと、また同じことが来るよと言っていたというのをちゃんと野月忠見議員は指摘しています。まさに今そうなっているのです。コンサル入れるか入れないかといろいろあったみたいだけれども、多分内情は私もコンサルと同じことがわかるが、コンサルが来れば具体的にかなり厳しいのを指摘していくと思うのです。これはやるほうもバックで指摘があればやりやすさがあるから、ぜひプロの診断みたいなのを入れろという意見もあったり、病院でもわかるから入れないということもあって、その後ごちゃごちゃ、ごちゃごちゃかな、みたいなのがあったりもしているのですが。市長の発言では、これを最後と思ってくれと、こういう発言があるのです。これで最後だと、毎回同じことをやるのではなくて、これで最後だよと、そういう意識を持ってほしいと、大抵そう思ったと思うのです。その前に全部適用していました。これで最後だと思ってくれと。その次、独法はどうなるのだという質問している人が、東議員かな、誰かな、あるのです。それは、そこまでやってみて、その後の状態を見てからと言っていますから、すぐやるというふうに確かに答えてはいませんが、そういう指摘もきちんとしています。戸来議員も大したいいことしゃべっているのです。やっぱり昔の我が会派はいいこと言っているなと思って見たのですが、的確な指摘があって、いろいろな説明に対して、ただ15億円やるのを了承するという話ではないのだよと、その先に何があるかということをしっかりしなければ、15億円出すのに賛成、そんな話ではないのだと、その先をきちんとしないことには、いずれ同じことを繰り返すのではないのかという指摘があって、全くそのとおりだと思ってこの記録を見ました。  私が捉えたいのは、私らはあそこでこれで最後だという強い市長の思いがあって、あのときの計画を認め、多額の金を出すことをオーケーしたわけです。ところが、その後必ずしも、ああなれば、病院がよく、たれば、ならばの話ばかりしているから、当初からそう簡単に守られないかなという理解をしていたのでないかなと思うのだけれども、そのことに対して市長側から、これで最後だというのを最後にしない……事情はわかるよ。お金が足りなくなるというのは大抵そう思っていたと思う。でも、市長としては、こうやってきて今こうだと、当初の見込みでは黒字とか何かの格好でぎりぎりでいけそうだと、そこでオーケーしたと。ところがいっていない。なんて言うか総括と言えばいいのか、これまでの見方についての反省なのか考え方、きちっと示されないで出していけば、何か垂れ流しの印象を受けるのです。今言ったように、この分の建設にかかわる部分は、余裕ないから、これから、あのときこう決めたが、今後はさらに、当分の間と言っているけれども、当面5年なら5年、10年なら10年はこういうふうに変えていかざるを得ないと、何かこういうのがあったりして説明すれば意味わかるけれども、単なる垂れ流しで、後始末しているという印象を受けるわけです。そして、さらにここまでやってどうしようもならなければ、独法に行かざるを得ないと。独法だからといって、そう簡単にはそれはならぬでしょう、赤字も処理しなければならないし。ただ、そういうふうにきちんとした方針を示して、私は全部出すなら出すでもいいの。2億円ではなくて5億円ずつ出すならそれでもいいの。ちゃんときちっとしたものを示して、考えを持ってやるのであればノーではないのだけれども、今みたいにどんだということよと、中途半端で、たらたら、たらたらと。それはちょっとまずい印象を持つもので、そこら辺の考え方をご説明願いたいと思います。 ○議長(小川洋平君) 副市長 ◎副市長(西村雅博君) 杉山議員病院事業への繰出金に関するご質問にお答えいたします。  病院事業への基準外の繰出金につきましては、平成25年度の企業債の利息分をもって最後とすると言ってまいりました。このことは、基準外の繰り出しを担保したままであると、病院事業の経営努力による健全化が遅くなるものと判断し、まずは病院事業そのもので自助努力が必要という思いがございました。今回の基準外の繰り出しの期間延長に際しましては、病院事業の経営状況が好転しない要因が医師不足によるもので、その影響をカバーし切れない状況であるとの説明を受けまして、やむを得ないと判断するに至ったものでございます。したがって、今年度は昨年度と同様に企業債の元金償還分を支援することといたしまして、なお現在の状況から見ますと、今後3カ年程度は支援が必要でないかというふうに考えているところでございます。 ○議長(小川洋平君) 教育部長 ◎教育部長(齋藤美喜男君) 奨学金貸付金の返還金の補正についてお答えいたします。今回の補正は、返還が計画よりおくれている方の返還と返還見込み額を計上いたしたものでございます。  それと、パークゴルフ場のトイレの建築につきましては、設計内容を十分精査した上で、早い時期に発注をしてまいりたいと思っていますので、ご理解をいただきたいと思います。 ○議長(小川洋平君) 企画財政部長 ◎企画財政部長(苫米地正樹君) まず、17ページの地域振興基金積立金についてお答えいたします。24万7,000円につきましては、ふるさと納税寄附金による25万円と、それから地域振興基金の利息減額補正で、13ページになりますが、減額補正で3,000円を計上しておりまして、その両方を足した結果、3,000円減額の24万7,000円を積み立てするものでございます。  続きまして、18ページの還付金及び還付加算金につきまして、6年分還付した場合、違法か適法かということでございますが、違法ではないと考えてございます。 ○議長(小川洋平君) 健康福祉部長 ◎健康福祉部長(漆坂直樹君) 19ページの障害者福祉費の委託料449万4,000円についてのご質問でございますけれども、これは国の障害者地域生活支援事業に平成25年度に国の補正予算で追加事業になったものでございます。補助率は、国が2分の1、市が2分の1というふうになっております。どのようなプログラムかと申しますと、平成26年4月1日から施行する給付実績管理システムのプログラム修正でございまして、国の仕様に合わせて改修するものでございます。内容は、障害支援区分の創設、それから重度訪問介護の対象拡大、それから介護の共同生活支援への一元化、それから地域移行支援の対象拡大、それから障害児通所支援に係る多子軽減措置、それから相談支援の充実に伴う給付実績のデータ集計、それから分析について改修されるものでございます。したがいまして、国2分の1分が11ページの民生費国庫補助金の224万7,000円になったものでございます。  以上でございます。 ○議長(小川洋平君) 農林部長 ◎農林部長(高橋智君) 21ページの直接支払推進事業についてお答えいたします。  この事業につきましては、平成25年度経営所得安定対策の中の補助事業が行われております。交付対象は、平成23年以降に法人化した集落営農が対象となっております。今回助成単価につきましては、定額補助でございます。41法人、40万円でございます。  なお、今回補正予算をお願いしていました3法人については、1つは旧北野営農実行組合が株式会社を設立いたしまして株式会社四葉、2つ目は洞内地区にあります羽立営農組合が農事組合法人羽立、もう一カ所は同じく佐野種原地区の営農組合サクラが農事組合法人サクラという形で法人化される予定、3月31日まで登記申請しておりますので、なるということで、今回120万円の補正をお願いしたところでございます。  以上です。 ○議長(小川洋平君) 観光商工部長 ◎観光商工部長(母良田篤夫君) 23ページ、観光費、需用費の減額についてお答えいたします。  十和田湖温泉スキー場花の景観づくり業務において、当初苗木、種子、肥料等を市で購入し、作業のみを委託する計画で当該需用費を予算化しておりましたが、内容を見直し、苗木、種子、肥料等の調達を含め範囲を縮小し業務委託したため、減額するものであります。  以上でございます。 ○議長(小川洋平君) 建設部長 ◎建設部長(野崎広明君) 道路の路面性状調査についてどのような調査を行うのかについてお答えいたします。  規格改良整備済みの道路の舗装が著しく傷んできている場合の補修に関する設計を行う際に、より効率的にその補修を行うために、特殊な車両を用いて既存の路盤の支持力を調査するものでございます。       (「それは説明で、そこまでだったら説明見れば誰でもわかる。その先の         細かい中身」と呼ぶ者あり)  では、もう一度。道路を設計する際に、いわゆる交通量に応じて道路の断面等が決められます。まず、舗装の下に上層路盤、下層路盤というものが砕石で構成されるわけなのですが、その部分が経年変化によりまして石以外の不純物等が含まれてまいります。そういうときに、支持力が低下してまいります。アスファルト舗装を、単なる補修を、支持力が低下したまま補修工事を繰り返しますと、またすぐ傷むことになります。よって、下の部分について、現状掘り起こさないでどの程度の支持力があるものか、それをまず調査します。その上で、設計に満たない支持力の場合は、その路盤を例えばセメントで固めるような工法を用いるとか、あるいは全面的に石を入れかえるとか、そういう改修工事の判断材料として行う調査でございます。 ○議長(小川洋平君) 18番 ◆18番(杉山道夫君) わかりました。賦課徴収費の関係などで、700万円とあったら、今違法でないという答弁あったので、違法でなければ、あの説明にあるような小面倒くさい区分、何もする必要ないと思うのです、私は。載せる箇所も1カ所でいい、還付で。私は思うの。そこで、あえて区分しているのは、税法の関係で多分上に法律があって、前に皆さんが説明したのでは、5年時効とか、何かそういう説明しましたよね。条文上そこのところ何て書いているか、ちょっと読んで聞かせてください。部長は違法でないと言うけれども、私は違法だと思うので、違法だと思うから皆さんはあえて分けて、還付でないみたいなふりして徴収、何で徴収費に関係あるのと、こうお聞きしたいのだけれども、何でそこ行ってしまうのと思うのだけれども。これ本当は余りやればこんがらかるかもわからないけれども、ちょっと違法なのはまずいと思うのです。前から言っているように、何とか補填する、返してほしいけれども、違法な形で返すというのは私はまずいと思うので、何でそれなら1カ所で同じ方法と還付金でしないで、徴収費のほうへ分けて載せているのか。それは、法律上、そこの5年にかかわるところがどんな文言で書かれているか、ちょっと読んで聞かせてください。そこまで私も、このごろは詳しく調べなくなったので、ちょっとわからないので。  病院の繰出金の関係、当分の間は3年だそうですが、私はあのときの説明は結構大きい意味を持っていたと思うのです、病院に対する基本的な姿勢みたいな。ただ、赤字だからぱっと出せばいいというふうに私らは受けとめていないのです。全員協議会を開いて、かなり多額の金をいろいろなの合わせて三十数億円ぐらい出してやるということで、それは石橋議員が言っていましたが、ただ金出すだけでないのだよと、その分、別な体育館を建てるとか、道路を直すとか、農家に交付するとか、いろいろ使い方があるのをそっちやめて病院にやっているのだよと、全くそのとおりなわけです。何か方針や考え方がどう変わったのかがないので、出すのが悪いではなくて、後始末の責任はどこまでいっても市が親会社と言えばいいか、保証人と言えばいいか、必ず来るから、これいずれ整理しなければならない、金があるときに。そうではなくて、そのことに対する姿勢ですよね。確かに医師が当初予想よりも減ったりしてきているという実情もあって、当初見込んだよりも経営が厳しいというのはわかるのだけれども、何か考え方、姿勢のところがきちっとしないと、ちゃんと集めて、こう示したが、これをちょっと変更したいと。あれは変更ですよ。だから、平成26、27、28年度については建設費、本来病院が負担しなければならないのを市側で持っていくと、何かこういうのあればいいけれども、ただ出されるというふうに、何か方針や考えがこれからも動くのでないかと。最後だよ、また来たと、次は最後だよ、また最後だよと言ったら、オオカミ少年だと何も信用できなくなるでしょう。だから、やっぱりそういう、我々もそうかと思えるような立場や考え方を持ってやってほしいということを申し上げているつもりなのですが、どうでしょうか。 ○議長(小川洋平君) 市長 ◎市長(小山田久君) お答えいたします。  前回病院の経営改善のために、全部適用に移行いたしました。その際に、病院ではゼロからスタートしてくださいよと、ゼロからのつもりでこれから病院の経営改善に努めてくださいと、そういう思いでそこの時点での赤字、大分額が多かったわけですが、いわゆる今までの赤字を全部精算してゼロにしたわけでございます。そのときに私も申し上げました。もうこういった赤字になってたまったから、その赤字を補填する、こういうことはもうこれで終わりにしたいということでやったわけでございます。確かに病院はその後経営の改善と申しますか、確かに医業収支の面では少しは上向いております。しかしながら、どうも当初思ったとおりにはなかなかいっていない。かつその計画の中で、建物の償還分、それも全て病院のほうで賄うような力がまだついていない。当時もいろいろ病院の建物の分については、市のほうで持ってもいいのではないかと、そういうご意見もいろいろいただきましたが、ではまず3年間は持ちましょうと、その後は何とか病院のほうで持つような、そういう力をつけてもらいたいと、そういうことで、あの時点でスタートしたわけでございますが、先ほどのお話のとおり、少しはよくなっているが、建物の分まで独自に返せるまでの力がついていない。そういうことから、赤字の分ということではなくて建物の分、その償還分はやはり当面は市のほうで支援をしていかなければならないのではないのか。最後までということは申し上げませんが、まず当分、3年になるのか、当面は市のほうで応援したい、そのように思っております。そういう面では、建物の分については方向転換になったということは事実そのとおりでございますが、その考え方は先ほど申し上げたとおりでございます。  以上です。 ○議長(小川洋平君) 企画財政部長 ◎企画財政部長(苫米地正樹君) 先ほどの違法でないという答弁につきましては、実は十和田市の場合は要綱を定めて、5年を経過した分をお支払いしているので、その点を含めてお答えしたものでございます。  それでは、税法上の還付金の条項を読み上げます。地方団体の長は、過誤納に係る地方団体の徴収金があるときは、政令で定めるところにより遅滞なく還付しなければならない。そして、還付金の消滅時効では、地方団体の徴収金の過誤納により生ずる地方団体に対する請求権及びこの法律の規定による還付金に係る地方団体に対する請求権は、その請求をすることができる日から5年を経過したときは、時効により消滅すると規定されてございます。  以上でございます。 ○議長(小川洋平君) 18番 ◆18番(杉山道夫君) 悪いやつが聞いて申しわけないのだけれども、それは逆に言えば5年までだよと、5年を超えてやるというのは、認めるなら、そういったのを税法上決めておく必要はないのです。それを皆さんはやっているわけです。それ私は違法だと思っているのです。返し方は、返してほしいよ。ただ、違法で返すのはまずいでしょう。法律に違反しているのだから違法なのです。だから、もっと別な方法考えられないの。過去に処理するか、先に向かって処理するか、処理の方法はいろいろあるものだけれども。やってほしい、何回も言う、やってほしい。でも合法的にやってくれ。わかっていて、違法なのに目をつぶるわけに私はいかない。聞かないで賛成する人は賛成してもいいけれども。  その次、病院関係です。いろいろあった中で、例えばあのときいろいろしゃべっているのです。例えば収支の確保で、入院患者や外来患者の数の確保だとか、病床利用の向上、診療単価の増加、DPC、いわゆる包括払いについて利用、健診センターの強化、医師及び看護師の確保、地域医療の連携、そして費用の関係については職員の給与の削減まで触れて適正な体制にすると、こうある。人員配置などもいろいろやっているのわかりますよ、市からの正職員を減らすとか何かやっているのもある。だから、ちゃんと見るときには、これらをちゃんとみんなの前で病院事業管理者がしゃべって、我々に説明しているわけだから、一つ一つの項目についてきちんと総括をして、うまくいっているのか、いっていないのか、なぜいかないのか。そういうことをやらないと、多分今皆さんしゃべっても結局は同じですよ、また。3年がまた3年延びて、また3年延びてとずっといくのです。そういうのをきちんと、あれだけの説明をしたわけですから、我々に約束したというか、発言して、こうだという説明したことについてもちゃんと見て、ここまでやってもここから先はちょっと無理だとか、だからどうしても自前で返せない、だから建設費は何年かは持つ、こう来るのであれば意味もわかるし、納得のしようもあるのだけれども、ちょっと今だと私は、名前が何であろうとも結果は垂れ流しに私には見えるのです。そういう格好ではなくて、きちっと決めて、そして進めるような形をとってほしい。 ○議長(小川洋平君) 要望ですか。 ◆18番(杉山道夫君) しゃべってもしようがないでしょう。 ○議長(小川洋平君) 21番 ◆21番(野月忠見君) 杉山議員からお褒めをいただいたので、私もやっぱり一言しゃべったほうがいいと思っています。  たしか基準外の繰り出しにつきましては、13年でしたでしょうか、私は一般質問で市長に質問しているのです。私も与党ですから、市長を支えなければならないという責任がありますので、杉山議員はわからないよ、私は。わからないというか、そういう立場で私は高々そこで一般質問しているの。不良債務解消のため15億4,000万円でしたか、繰り出しをするということで。市長も苦しい答弁をしたの、そのとき。苦渋の選択だと。私は、その苦渋の選択だという答弁にほれぼれしたのです、市長に。市長はそこまで決断をするのなら、私はこれは一般会計からの持ち出しはそれくらい多いのだけれども、市長を支えたいという気持ちになってしまったのです。ただ、市長にも、執行者にもお願いしたいのは、会派全体の、各会派の概要説明があるでしょう。そのとき、こういう大事なことは一言でも二言でもいいからしゃべるべきなのです。私は、新聞の記事を持ってきているの。新聞はすごく具体的に書いてあるのです。市民から何人からも私しゃべられるの。「野月さん、あんた与党の選対本部長として、市長の責任者として、市長をやるやると言うけれども、あんたの質問に市長はああいう答弁をしたけれども、なかなかそれが崩されているな」と、「いや、違います」と。今単年度で決まるわけでもないし、全適という制度も変わったでしょう。病院事業管理者だって新しい病院事業管理者なのです。だから、そう簡単に我々が要求するようなことはできないというのは、病院会計はわかるのです。私も私の家内が6年間病院に通っているの。行ってみると、ここでいろいろな原稿など書いても、病院に行ってみて、先生の診断を受けて、大変だ、大変だと言われると、男というのは気持ちが変わってしまうのです。そういう意味では、病院はすごく大事だと思います。中央病院は。  そこで、こういうことが新聞記事にも書いてあったのです。「歳入不足を基金の取り崩しで対応したため、財政調整基金の繰り入れが14億2,000万円に上がった」と。この旨、できれば会派のときにももう少し具体的に説明してもらえばよかったなと思っていましたが、そのときはまあまあまあで終わってしまったから、うちの戸来会長が、会派の会長で、よそのほうはどういう質問しましたかと言ったら、ある人はほとんどなかったと言ったのだ。それはそのときでいいのだけれども。  そこで、最後です。答弁は要らないよ。答弁は要らないけれども、病院収益の根幹は医師の獲得なのです、結論は。前々から市長もおっしゃっているように、産婦人科の医師が2ないし3名とは言わない、1ないし2名は来る、来ると言っていながらもなかなかめどが立たないのです。産科医の先生。これは病院事業管理者から聞きます。これはいいでしょう、数字でないから。ぜひそういう動きもしてくださいよ。産科医が中央病院に来たと来ないでは全然違いますよ、入院患者が。市民もそういう願望なのですから。それは病院事業管理者、汗を流してください。これは答弁をもらいます。  あとは、市長の苦渋の選択は、私は市長に同情しますよ。特に市長、きょうちょっと途中でおかしくなったから、いろいろと市長に問いただしたかったけれども、ちょっと態様が悪いのです。今直ったよ。今直ったようで顔色もいいのだけれども、そういうことを考えると、余り市長をなとも思ったりしているのさ。私がそういう気持ちの人ですから、前段の病院事業管理者、それだけ1点ご答弁。 ○議長(小川洋平君) 病院事業管理者病院事業管理者(松野正紀君) では、産科のドクターの招聘に関してお答えします。  現在具体的にはこうだというところまで申せません。ただ、地道な交渉とかパイプづくりは努力しております。それは、回数で言うと頻回に出かけていってやっていますが、具体的に言えないと言いますけれども、見通しがないということではなくて、言われたように我々の最大の懸案だと思って、まずそれに取り組んでおります。これは、院長も同じです。  以上。 ○議長(小川洋平君) 19番 ◆19番(戸来伝君) 私も病院のことをお聞きしたいのですが、病院事業経営審議会ありますよね、あの招集は病院事業管理者、市長、今どういうふうになっていますか。 ○議長(小川洋平君) 病院事務局長 ◎病院事務局長(中居雅俊君) 病院事業経営審議会の関係でございますが、審議会は予算、決算の概要が出た段階で招集し、会議を開いているというふうな状況にございます。       (「誰が招集するの」と呼ぶ者あり)  病院事業管理者が招集し、会議を開いているというふうな状況がございます。 ○議長(小川洋平君) 19番 ◆19番(戸来伝君) 議会からも民生福祉常任委員会がそのメンバーとなっているのですが、先ほど市長の話とか副市長の話を聞いて、大体の予想というのかな、それまあ……して理解をするのですが、私ら議会人からすると、病院事業経営審議会に議員行っているわけで、その辺のところの兼ね合いですね、どれくらい開催、予算、決算でという話ですが、そういう……市長の英断をしたその1年でこういうふうなことになるということに対して、最低やっぱり病院事業経営審議会とかで話をして、市部局に予算の要求するような体制も必要でないかなと思うときに、その辺の開催がどうなっているのかなという基本的な、派遣されていた人たちが知っていればいいということではなくて、その辺もお聞きをしたいなと思っていました。  それと、項目違いますが、農業の部門のいわゆるにんにく生産量強化対策事業4万5,000円減額になっていますが、その辺もあわせてお願いします。 ○議長(小川洋平君) 病院事務局長 ◎病院事務局長(中居雅俊君) 病院事業経営審議会の開催でございますが、今年度は春先に1回開催しているというふうな状況にございます。その後の開催はまだございません。 ○議長(小川洋平君) 農林部長 ◎農林部長(高橋智君) お答えいたします。  にんにく生産量強化対策事業の減額につきましては、当初予算で消費税分の予算計上しておりましたけれども、JA十和田おいらせ農業協同組合のほうに助成する際、消費税分を除いての部分で補助するためにこの4万5,000円減額させていただいているところでございます。  以上です。 ○議長(小川洋平君) 19番 ◆19番(戸来伝君) 消費税の関係だと思いますという話なのですが、要は種が少なくなったとか、単価が下がったとかということではなくて、今部長が答弁したようなことで間違いないですか。 ○議長(小川洋平君) 農林部長 ◎農林部長(高橋智君) お答えいたします。  あくまでも今回の減額は、4万5,000円の消費税分でございます。3,000球の購入ということになっております。  以上です。 ○議長(小川洋平君) ほかに質疑ありませんか。       (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小川洋平君) これにて質疑を終了します。  これより討論に入ります。討論ありませんか。       (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小川洋平君) なしと認めます。  これより採決を行います。  お諮りします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。       (「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり) ○議長(小川洋平君) ご異議がありますので、本案は起立により採決をいたします。  本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。       (賛成者起立) ○議長(小川洋平君) 起立多数です。  よって、議案第22号は原案のとおり可決されました。 △日程第31 議案第23号 平成25年度十和田市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号) ○議長(小川洋平君) 次に、日程第31、議案第23号 平成25年度十和田市国民健康保険事業特別会計補正予算第3号の質疑に入ります。  質疑ありませんか。       (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小川洋平君) なしと認めます。  これより討論に入ります。討論ありませんか。       (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小川洋平君) なしと認めます。  これより採決を行います。  お諮りします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。       (「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり) ○議長(小川洋平君) ご異議がありますので、本案は起立により採決します。  本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。       (賛成者起立) ○議長(小川洋平君) 起立多数です。  よって、議案第23号は原案のとおり可決されました。 △休会の件 ○議長(小川洋平君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。  お諮りします。明2月27日から3月4日までの6日間は、常任委員会審査及び議案熟考等のため休会したいと思います。これにご異議ありませんか。       (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小川洋平君) ご異議なしと認めます。  よって、明2月27日から3月4日までの6日間は、休会することに決定しました。
    △散会 ○議長(小川洋平君) 来る3月5日は、午前10時から本会議を開き、市政に対する一般質問を行います。  本日はこれにて散会します。  ご苦労さまでございました。                           午後 零時28分 散会...