まず9月11日、本
会議終了後に開催されました予算特別
委員会
の組織会において
委員長及び副
委員長
の互選が行われたところ、私が
委員長に、副
委員長に
山本治男委員が選ばれましたので、
報告いたします。
次に、本
委員会は9月18日及び9月19日に開催し、
今期定例会において付託されました
議案第115号「
令和元
年度青森市
一般会計補正予算」から
議案第126号「
令和元
年度青森市
大字高田財産区
特別会計補正予算」まで
の計12件を
一括議題として
審査いたしました。
また、
採決については、
議案第115号「
令和元
年度青森市
一般会計補正予算」から
議案第126号「
令和元
年度青森市
大字高田財産区
特別会計補正予算」まで
の計12件を一括して諮ったところ、各
案件については、いずれも
全員異議なく
原案のとおり
可決すべきものと決しました。
以上が
審査の経過と結果でありますが、
審査の過程における主なる
質疑応答等は、配付いたしております
委員長報告書のとおりであります。
以上をもって本
委員会
の報告を終わります。
34
◯議長(
長谷川章悦君)
ただいま
の委員長報告に対する
質疑に入ります。
御
質疑ありませんか。
〔「
なし」と呼ぶ
者あり〕
35
◯議長(
長谷川章悦君)
質疑ないものと認めます。
討論については
通告がありませんでした。
これより
採決いたします。
各
案件については、
委員長報告のとおり決することに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ
者あり〕
36
◯議長(
長谷川章悦君) 御
異議なしと認めます。よって、各
案件については
委員長報告のとおり決しました。
──────────────────────────
日程第26
議案第139号 決算
の認定
について(平成30
年度青森市一般会計・特別会計歳入歳出決算)
~
日程第29
議案第142号 決算
の認定
について(平成30
年度青森市自動車運送事業会計決算)
37
◯議長(
長谷川章悦君)
日程第26
議案第139号「決算
の認定
について」から
日程第29
議案第142号「決算
の認定
について」まで、計4件を
一括議題といたします。
決算特別
委員長
の報告を求めます。28番秋村光男議員。
〔議員秋村光男君
登壇〕
38 ◯28番(秋村光男君)
ただいまから決算特別
委員会
の審査の経過と結果
について報告いたします。
まず9月11日、本
会議終了後に開催された決算特別
委員会
の組織会において
委員長及び副
委員長
の互選が行われたところ、私が
委員長に、副
委員長に
天内慎也委員が選ばれたので、
報告いたします。
次に、本
委員会は9月13日及び9月17日に開催し、
今期定例会において付託されました
議案第139号「決算
の認定
について」から
議案第142号「決算
の認定
について」まで
の計4件を
一括議題として
審査いたしました。
また、
採決については、初めに、
議案第139号「決算
の認定
について」、議案第140号「決算
の認定
について」及び
議案第142号「決算
の認定
について」
の計3件を一括して諮ったところ、
議案第139号
については、
起立採決の結果、
賛成多数をもって認定すべきものと決し、
議案第139号を除く各
案件については、いずれも
全員異議なく認定すべきものと決しました。
次に、
議案第141号「剰余金
の処分及び決算
の認定
について」を諮ったところ、
全員異議なく
原案のとおり
可決及び認定すべきものと決しました。
以上が
審査の経過と結果でありますが、
審査の過程における主なる
質疑応答等は、配付いたしております
委員長報告書のとおりであります。
以上をもって本
委員会
の報告を終わります。
39
◯議長(
長谷川章悦君)
ただいま
の委員長報告に対する
質疑に入ります。
御
質疑ありませんか。
〔「
なし」と呼ぶ
者あり〕
40
◯議長(
長谷川章悦君)
質疑ないものと認めます。
これより
討論に入ります。
討論の通告がありますので、発言を許します。
9番万徳なお子議員。
〔議員万徳なお子君
登壇〕(拍手)
41 ◯9番(万徳なお子君) 日本共産党
の万徳なお子です。
ただいま
の決算特別
委員長報告中、
議案第139号「決算
の認定
について」に反対
の立場で
討論を行います。
まず、
青森駅周辺整備推進事業として3億9482万2000円
の決算
についてです。
青森駅周辺整備
の促進を図るため、
青森県とJR東日本と協議しながら、自由通路及び西口駅前広場
の整備を進めるとし、平成30年10月には
青森駅自由通路
の工事に着工しています。総額約100億円、うち市
の負担約41億円と言われる今回
の自由通路は、町
のにぎわい、活性化に寄与すると説明されていますが、その根拠が示されないまま実施されました。本来、JR東日本が負担すべき駅
の整備を市がこれだけ
の負担をする必要がある
のか、客観的な説明がされていません。
次に、アウガ
の地代問題
について述べます。
予算特別
委員会で、日本共産党
の藤原
委員は、地代
の平成13年度時点
の基準、1平米当たり71万円
の根拠を質問しましたが、答弁では根拠
について説明がありませんでした。現在でも根拠が示されない
基準で計算されていることになります。
次に、
青森市アリーナプロジェクト推進事業2458万1000円
の決算額
について述べます。
市民
の健康づくりやスポーツ振興、交流人口拡大を図るためと説明され、平成30年度だけで5回
の有識者
会議と公募設置管理制度等
の民間活力事業を導入する可能性
の調査を実施したとしています。
会議費用はおよそ
の見当がつきますが、調査
のためにそれだけ
の金額が妥当な
のかどうか
の判断
の材料が示されておりません。そして、本年度も同程度
の予算が組まれております。しかし、アクセス道路
の拡幅事業やアリーナ開設後
の維持費など、総額が示されないまま本計画は進められようとしています。私が決算特別
委員会で、現在
の市民体育館
の維持費を質問したところ、維持費は約5200万円、使用料が歳入として1400万円余りと
の御答弁でした。それを考えても、平成30年度だけでアリーナ事業に2458万1000円は大きい
のではないでしょうか。
一方、スポーツ振興費として7施設
の指定管理に2億9895万9000円が使われておりますが、既存
の施設整備こそ優先すべきです。一般質問で私は、
青森市スポーツ広場
の整備、とりわけジョギングコース、ウオーキングコースが水たまりで塞がれていることを質問し、早急に抜本的な対策を要望しました。他
のスポーツ施設、事業においてもさまざまな要望が寄せられていることと思います。
高齢化
の中、スポーツ振興、健康づくりは身近なところでという声があります。アリーナ計画は国体に間に合わせずとも支障はありませんので、
子どもの遊び場と防災施設のみにするとか、規模を見直すとか、市民体育館
の継続利用などもあわせ、柔軟にお考えい
ただくことを主張いたします。
決算
については、
青森駅自由通路やアリーナ計画に使うより、暮らし、福祉、子育て応援、障害
者支援等に使うべきであったことを述べて、反対
討論といたします。(拍手)
42
◯議長(
長谷川章悦君) これにて
討論を終結いたします。
これより
採決いたします。
議案第139号
については、反対
討論がありますので、
起立により
採決いたします。
議案第139号
については、
委員長報告のとおり認定と決することに
賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
43
◯議長(
長谷川章悦君)
起立多数であります。よって、
議案第139号
については
委員長報告のとおり認定と決しました。
次に、
ただいま決定されました
案件を除く各
案件については、
委員長報告のとおり決することに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ
者あり〕
44
◯議長(
長谷川章悦君) 御
異議なしと認めます。よって、各
案件については
委員長報告のとおり決しました。
──────────────────────────
日程第30 雪対策
について ~
日程第33 議会広報広聴
について
45
◯議長(
長谷川章悦君)
日程第30「雪対策
について」から
日程第33「議会広報広聴
について」まで、計4件を
一括議題といたします。
各
案件については、各特別
委員長から、
会議規則第111条
の規定により、配付いたしております申出書
のとおり、閉会中
の継続
審査の申し出があります。
46
◯議長(
長谷川章悦君) お諮りいたします。
各特別
委員長から
の申し出
のとおり、閉会中
の継続
審査に付することに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ
者あり〕
47
◯議長(
長谷川章悦君) 御
異議なしと認めます。よって、各特別
委員長から
の申し出
のとおり、閉会中
の継続
審査に付することに決しました。
──────────────────────────
日程第34
議案第143号 教育
委員会
委員の任命
について
48
◯議長(
長谷川章悦君)
日程第34
議案第143号「教育
委員会
委員の任命
について」を
議題といたします。
提案理由
の説明を求めます。小野寺市長。
〔市長小野寺晃彦君
登壇〕
49 ◯市長(小野寺晃彦君) おはようございます。(「おはようございます」と呼ぶ
者あり)
議案第143号
について御説明申し上げます。
平成27年第3回定例会において御同意をい
ただき任命いたしました教育
委員会
委員池田享誉氏は、来たる9月30日をもって任期が満了となります。そこで、この後任
について慎重に検討した結果、同氏が適任と認められますので、再任いたしたいと存じます。
何とぞ御同意を賜りますようお願い申し上げます。
なお、同氏
の経歴
についてはお手元
の資料
のとおりであります。
50
◯議長(
長谷川章悦君) これより
質疑に入ります。
御
質疑ありませんか。
〔「
なし」と呼ぶ
者あり〕
51
◯議長(
長谷川章悦君)
質疑ないものと認めます。
52
◯議長(
長谷川章悦君) お諮りいたします。
ただいま
議題となっております
議案第143号
については、
委員会
の付託を省略したいと思います。
これに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ
者あり〕
53
◯議長(
長谷川章悦君) 御
異議なしと認めます。よって、
委員会
の付託を省略することに決しました。
討論については
通告がありませんでした。
54
◯議長(
長谷川章悦君) お諮りいたします。
ただいま
議題となっております
議案第143号
については、これに同意することに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ
者あり〕
55
◯議長(
長谷川章悦君) 御
異議なしと認めます。よって、
本案は同意することに決しました。
──────────────────────────
日程第35
議案第144号 財産区管理
委員の選任
について
56
◯議長(
長谷川章悦君)
日程第35
議案第144号「財産区管理
委員の選任
について」を
議題といたします。
提案理由
の説明を求めます。小野寺市長。
〔市長小野寺晃彦君
登壇〕
57 ◯市長(小野寺晃彦君)
議案第144号
について御説明申し上げます。
平成27年第3回定例会において御同意をい
ただき選任いたしました土橋、野木及び幸畑財産区管理
委員計3名
の方々は、本日9月27日をもって任期が満了となります。そこで、この後任
について慎重に検討した結果、野木財産区管理
委員佐藤登氏
の後任には櫻田邦雄氏が適任と認められますので、選任することとし、その他
の方々
については再任いたしたいと存じます。
何とぞ御同意を賜りますようお願い申し上げます。
なお、これら
の方々
の経歴
についてはお手元
の資料
のとおりであります。
58
◯議長(
長谷川章悦君) これより
質疑に入ります。
御
質疑ありませんか。
〔「
なし」と呼ぶ
者あり〕
59
◯議長(
長谷川章悦君)
質疑ないものと認めます。
60
◯議長(
長谷川章悦君) お諮りいたします。
ただいま
議題となっております
議案第144号
については、
委員会
の付託を省略したいと思います。
これに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ
者あり〕
61
◯議長(
長谷川章悦君) 御
異議なしと認めます。よって、
委員会
の付託を省略することに決しました。
討論については
通告がありませんでした。
62
◯議長(
長谷川章悦君) お諮りいたします。
ただいま
議題となっております
議案第144号
については、これに同意することに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ
者あり〕
63
◯議長(
長谷川章悦君) 御
異議なしと認めます。よって、
本案は同意することに決しました。
──────────────────────────
日程第36
議案第145号
人権擁護委員候補者の推薦について
64
◯議長(
長谷川章悦君)
日程第36
議案第145号「
人権擁護委員候補者の推薦について」を
議題といたします。
提案理由
の説明を求めます。小野寺市長。
〔市長小野寺晃彦君
登壇〕
65 ◯市長(小野寺晃彦君)
議案第145号
について御説明申し上げます。
平成28年第3回定例会において御同意をい
ただき
推薦いたしました
人権擁護委員東野常美氏は、来たる12月31日をもって任期が満了となります。そこで、この後任
について慎重に検討した結果、齊藤清明氏が適任と認められますので、
推薦いたしたいと存じます。
何とぞ御同意を賜りますようお願い申し上げます。
なお、同氏
の経歴
についてはお手元
の資料
のとおりであります。
66
◯議長(
長谷川章悦君) これより
質疑に入ります。
御
質疑ありませんか。
〔「
なし」と呼ぶ
者あり〕
67
◯議長(
長谷川章悦君)
質疑ないものと認めます。
68
◯議長(
長谷川章悦君) お諮りいたします。
ただいま
議題となっております
議案第145号
については、
委員会
の付託を省略したいと思います。
これに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ
者あり〕
69
◯議長(
長谷川章悦君) 御
異議なしと認めます。よって、
委員会
の付託を省略することに決しました。
討論については
通告がありませんでした。
70
◯議長(
長谷川章悦君) お諮りいたします。
ただいま
議題となっております
議案第145号
については、これに同意することに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ
者あり〕
71
◯議長(
長谷川章悦君) 御
異議なしと認めます。よって、
本案は同意することに決しました。
──────────────────────────
日程第37 議員提出
議案第18号 加齢性難聴
者の補聴器購入に対する公的補助制度
の創設を求める意見
書
72
◯議長(
長谷川章悦君)
日程第37議員提出
議案第18号「加齢性難聴
者の補聴器購入に対する公的補助制度
の創設を求める意見書」を
議題といたします。
73
◯議長(
長谷川章悦君) お諮りいたします。
ただいま
議題となっております議員提出
議案第18号
については、提案理由
の説明及び
委員会
の付託を省略したいと思います。
これに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ
者あり〕
74
◯議長(
長谷川章悦君) 御
異議なしと認めます。よって、提案理由
の説明及び
委員会
の付託を省略することに決しました。
これより
質疑に入ります。
御
質疑ありませんか。
〔「
なし」と呼ぶ
者あり〕
75
◯議長(
長谷川章悦君)
質疑ないものと認めます。
これより
討論に入ります。
討論の通告がありますので、発言を許します。
19番村川みどり議員。
〔議員村川みどり君
登壇〕(拍手)
76 ◯19番(村川みどり君) 日本共産党
の村川みどりです。議員提出
議案第18号「加齢性難聴
者の補聴器購入に対する公的補助制度
の創設を求める意見書」に
賛成の立場から
討論を行います。
加齢性難聴
者は、70歳代男性23.7%、女性では10.6%、80歳代男性36.5%、女性28.8%
の人が難聴になっていると言われています。原因は動脈硬化による血流障害とされていますが、さらにストレス、睡眠不足、騒音、運動不足などが挙げられています。
難聴になると、家族や友人と
の会話が少なくなり、会合出席や外出
の機会が減り、コミュニケーション障害が起こるとされています。さらに、認知機能低下が正常聴力
の人より32%から41%
の悪化が見られています。厚生労働省
の介護予防マニュアルでも高齢
者のひきこもり
の要因
の一つに聴力
の低下が挙げられ、対策を求めています。しかし、現在、難聴
者の14.4%しか補聴器をつけていないと
の推計があり、その理由
の一つは、補聴器
の価格です。補聴器は3万円くらいから30万円以上
のものもあり、平均で15万円と価格が高過ぎることが課題となっています。
ことし3月20日に開かれた参議院財政金融
委員会で、日本共産党
の大門実紀史
委員は、高齢化に伴い、耳が聞こえにくくなって仕事や社会生活に困る高齢
の難聴
者がふえている。しかし、高くて買えないという悲鳴が上がっている。欧米では難聴を医療
のカテゴリーとして捉え、補助制度があるが、日本は障害
者のカテゴリーで捉えているので、補助対象を絞り込んでいるため、補聴器所有率が圧倒的に低い。どういう対応が可能か、研究、検討に入るべきではないかと補聴器購入に補助制度を求めました。厚生労働省
の諏訪園健司審議官は、補聴器を用いた聴覚障害
の補正による認知機能低下予防効果を検証するため
の研究を推進すると答弁、麻生財務大臣もやらなければならない必要な問題と答弁しています。
国が検証を始めた今こそ、自治体から
の声を上げていくことが必要ではないでしょうか。現在、全国35
の自治体で国に補聴器購入費用
の助成を求める意見書が
採択されています。人生を豊かに過ごすためには、聞こえという問題は避けて通ることができません。高齢
者の皆さんが日常生活
の質を向上させ、一人一人が豊かに生きていくことができるように支援することが求められています。
議員
の皆さん
の御賛同を心からお願いいたしまして、
賛成討論といたします。御清聴ありがとうございました。(拍手)
77
◯議長(
長谷川章悦君) これにて
討論を終結いたします。
これより
採決いたします。
議員提出
議案第18号
については、
原案のとおり決することに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」「
異議あり」と呼ぶ
者あり〕
78
◯議長(
長谷川章悦君) 御
異議がありますので、
起立により
採決いたします。
議員提出
議案第18号
については、
原案のとおり決することに
賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
79
◯議長(
長谷川章悦君)
起立多数であります。よって、
本案は
原案のとおり
可決されました。
──────────────────────────
日程第38 議員提出
議案第19号 核兵器禁止条約へ
の参加を求める意見書
80
◯議長(
長谷川章悦君)
日程第38議員提出
議案第19号「核兵器禁止条約へ
の参加を求める意見書」を
議題といたします。
81
◯議長(
長谷川章悦君) お諮りいたします。
ただいま
議題となっております議員提出
議案第19号
については、提案理由
の説明及び
委員会
の付託を省略したいと思います。
これに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ
者あり〕
82
◯議長(
長谷川章悦君) 御
異議なしと認めます。よって、提案理由
の説明及び
委員会
の付託を省略することに決しました。
これより
質疑に入ります。
御
質疑ありませんか。
〔「
なし」と呼ぶ
者あり〕
83
◯議長(
長谷川章悦君)
質疑ないものと認めます。
これより
討論に入ります。
討論の通告がありますので、発言を許します。
6番蛯名和子議員。
〔議員蛯名和子君
登壇〕(拍手)
84 ◯6番(蛯名和子君) 市民
の声あおもり、蛯名和子です。議員提出
議案第19号「核兵器禁止条約へ
の参加を求める意見書」に
賛成の立場で
討論をいたします。
アメリカ科学
者連盟によると、世界中に1万5000発も
の核兵器があると言われ、アメリカを初め9カ国が保有しているとされております。核兵器禁止条約は、これら
の核兵器が国際法に違反すると位置づけたものであり、核兵器廃絶へ
の大きな一歩を踏み出したと言えます。
日本政府は、この条約
採択をめぐり、条約を推進した国々と核抑止論を主張する核保有国
の溝はかえって深まったという考え
のもと、核保有、非保有国
の有識者から成る核軍縮に関する賢人
会議を設立し、この賢人
会議を通じて双方
の橋渡し
の役を担い、核軍縮
の実質的な進展に寄与する提言を得ることとしました。しかしながら、ことし
の7月に最終となる第5回会合が開催されたものの、結局、「核保有国と非保有国
の間で、安全保障と軍縮をどう両立するか意見
の隔たりが埋まらず、核軍縮で立場を超えた合意をはかる難しさが浮き彫りになった」と報道されております。核兵器廃絶に向けて
のリーダーシップをとると明言した日本政府としては、これまで以上に核抑止依存
の安全保障政策から
の脱却が求められており、北東アジア非核兵器地帯
のような構想を今こそ検討すべき時期に来ていると考えます。
私は、2015年に国連で開催されたNPT再検討
会議に合わせて、日本生活協同組合連合会
の代表団91人
の一員として日本原水爆被害
者団体協議会が派遣した48人
の被爆
者の方々と行動をともにしました。原爆パネル展、学校などで
の被爆体験証言活動、さらには被団協
の方々が保有国
の代表に直接面談して
訴える場に立ち会うこともできました。御高齢
の被爆
者のサポートをしながら、世界に向け、被爆
の実相や核兵器廃絶に向けた願いを発信する活動を通して、核兵器は廃絶
の道しかないことを確信いたしました。
皆様も2017年7月、核兵器禁止条約
採択後
のサーロー節子さん
の演説を鮮明に御記憶
のことと思います。彼女は、これまで
の核抑止政策を失敗と断じ、「我々は取り返し
のつかない環境汚染を繰り返しません。将来世代
の命を危険にさらすことを続けません。世界各国
の指導
者たちに懇願します。もしあなたがこの惑星を愛している
のなら、この条約に署名してください。核兵器はこれまでずっと道徳に反するものでした。そして今では法律に反する
のです。一緒に世界を変えていきましょう」と
訴えました。
核兵器や核
の傘は必要悪と捉える人もいます。しかし、核兵器は絶対悪だと思います。そういう気づきを核保有国に促すためには、核兵器禁止条約
の署名、批准国をふやしていくしかありません。原水爆禁止日本協議会によると、日本政府に対し、その署名、批准を求める意見書
の採択がこの9月現在で412自治体に広がっていると
のことです。日本政府がいまだ条約に不参加
の姿勢を変えようとしない
のであれば、市民を代表する地方議会が声を上げなくてはいけない。地方から国を動かしていくことが今求められていると思います。
以上を申し上げて、
賛成討論といたします。核も戦争もない未来
のために、議員
の皆様
の賛同を心からお願い申し上げます。御清聴ありがとうございました。(拍手)
85
◯議長(
長谷川章悦君) これにて
討論を終結いたします。
これより
採決いたします。
議員提出
議案第19号
については、
原案のとおり決することに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」「
異議あり」と呼ぶ
者あり〕
86
◯議長(
長谷川章悦君) 御
異議がありますので、
起立により
採決いたします。
議員提出
議案第19号
については、
原案のとおり決することに
賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
87
◯議長(
長谷川章悦君) そのままお待ちください。
起立多数であります。よって、
本案は
原案のとおり
可決されました。
──────────────────────────
日程第39 議員提出
議案第20号 漁業収入安定対策
の推進並びにトレーサビリティー
の推進を求める意
見書
88
◯議長(
長谷川章悦君)
日程第39議員提出
議案第20号「漁業収入安定対策
の推進並びにトレーサビリティー
の推進を求める意見書」を
議題といたします。
89
◯議長(
長谷川章悦君) お諮りいたします。
ただいま
議題となっております議員提出
議案第20号
については、提案理由
の説明及び
委員会
の付託を省略したいと思います。
これに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ
者あり〕
90
◯議長(
長谷川章悦君) 御
異議なしと認めます。よって、提案理由
の説明及び
委員会
の付託を省略することに決しました。
これより
質疑に入ります。
御
質疑ありませんか。
〔「
なし」と呼ぶ
者あり〕
91
◯議長(
長谷川章悦君)
質疑ないものと認めます。
討論については
通告がありませんでした。
これより
採決いたします。
議員提出
議案第20号
については、
原案のとおり決することに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ
者あり〕
92
◯議長(
長谷川章悦君) 御
異議なしと認めます。よって、
本案は
原案のとおり
可決することに決しました。
──────────────────────────
日程第40 議員提出
議案第21号 高齢
者の安全運転支援と移動手段
の確保を求める意見書
93
◯議長(
長谷川章悦君)
日程第40議員提出
議案第21号「高齢
者の安全運転支援と移動手段
の確保を求める意見書」を
議題といたします。
94
◯議長(
長谷川章悦君) お諮りいたします。
ただいま
議題となっております議員提出
議案第21号
については、提案理由
の説明及び
委員会
の付託を省略したいと思います。
これに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ
者あり〕
95
◯議長(
長谷川章悦君) 御
異議なしと認めます。よって、提案理由
の説明及び
委員会
の付託を省略することに決しました。
これより
質疑に入ります。
御
質疑ありませんか。
〔「
なし」と呼ぶ
者あり〕
96
◯議長(
長谷川章悦君)
質疑ないものと認めます。
討論については
通告がありませんでした。
これより
採決いたします。
議員提出
議案第21号
については、
原案のとおり決することに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ
者あり〕
97
◯議長(
長谷川章悦君) 御
異議なしと認めます。よって、
本案は
原案のとおり
可決されました。
──────────────────────────
日程第41 議員提出
議案第22号 太陽光発電
の適切な導入に向けた制度設計と運用を求める意見書
98
◯議長(
長谷川章悦君)
日程第41議員提出
議案第22号「太陽光発電
の適切な導入に向けた制度設計と運用を求める意見書」を
議題といたします。
99
◯議長(
長谷川章悦君) お諮りいたします。
ただいま
議題となっております議員提出
議案第22号
については、提案理由
の説明及び
委員会
の付託を省略したいと思います。
これに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ
者あり〕
100
◯議長(
長谷川章悦君) 御
異議なしと認めます。よって、提案理由
の説明及び
委員会
の付託を省略することに決しました。
これより
質疑に入ります。
御
質疑ありませんか。
〔「
なし」と呼ぶ
者あり〕
101
◯議長(
長谷川章悦君)
質疑ないものと認めます。
討論については
通告がありませんでした。
これより
採決いたします。
議員提出
議案第22号
については、
原案のとおり決することに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ
者あり〕
102
◯議長(
長谷川章悦君) 御
異議なしと認めます。よって、
本案は
原案のとおり
可決されました。
──────────────────────────
日程第42 議員派遣
について
103
◯議長(
長谷川章悦君)
日程第42「議員派遣
について」を
議題といたします。
104
◯議長(
長谷川章悦君) お諮りいたします。
本件
については、配付しておりますとおり、議員を派遣することに御
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ
者あり〕
105
◯議長(
長谷川章悦君) 御
異議なしと認めます。よって、配付しておりますとおり、議員を派遣することに決しました。
──────────────────────────
106
◯議長(
長谷川章悦君) 以上で本日
の日程は全部終了いたしました。
──────────────────────────
閉 会
107
◯議長(
長谷川章悦君) これにて
令和元年第3回
青森市議会定例会を閉会いたします。
午前10時51分閉会
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