鹿角市議会 > 2021-06-04 >
令和 3年第3回定例会(第4号 6月 4日)

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  1. 鹿角市議会 2021-06-04
    令和 3年第3回定例会(第4号 6月 4日)


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    令和 3年第3回定例会(第4号 6月 4日)     令和3年6月4日(金)午前10時開議   開議  第1 各常任委員会審査報告      質疑  第2 報告事件の審議      討論、採決   閉会 ───────────────────────────────────────────── 本日の会議に付した事件   1 各常任委員会審査報告      総務財政常任委員会      教育民生常任委員会      産業建設常任委員会   2 報告事件の審議      議案第45号      議案第46号      議案第47号      議案第48号      議案第49号
         議案第50号      3請願第1号      3陳情第2号   3 日程追加      議案の上程      発議第 1号 鹿角市議会会議規則の一部改正について      発議第 2号 地方財政の充実・強化に関する意見書の提出について      発議第 3号 教職員定数改善義務教育費国庫負担割合引き上げを求める意             見書の提出について      議案第51号 鹿角個人情報保護条例等の一部改正について      議案第52号 令和3年度鹿角一般会計補正予算(第4号)   4 日程追加      議員派遣の件   5 日程追加      閉会中審査事件の付託 ───────────────────────────────────────────── 出席議員(18名)        1番  笹 本 真 司 君     2番  湯 瀬 弘 充 君        3番  湯 瀬 誠 喜 君     4番  丸 岡 孝 文 君        5番  戸 田 芳 孝 君     6番  成 田 哲 男 君        7番  金 澤 大 輔 君     8番  舘 花 一 仁 君        9番  栗 山 尚 記 君    10番  児 玉 悦 朗 君       11番  安 保 誠一郎 君    12番  兎 澤 祐 一 君       13番  浅 石 昌 敏 君    14番  倉 岡   誠 君       15番  宮 野 和 秀 君    16番  中 山 一 男 君       17番  田 村 富 男 君    18番  黒 澤 一 夫 君 ───────────────────────────────────────────── 欠席議員(なし) ───────────────────────────────────────────── 説明のため出席した者の職氏名  市長        児 玉   一 君    副市長       阿 部 一 弘 君  教育長       畠 山 義 孝 君    総務部長      佐 藤 康 司 君  総務部付部長待遇  奈 良 巧 一 君    市民部長      黒 澤 香 澄 君  健康福祉部長    金 澤   修 君    健康福祉部保健医療専門官                                   村 木 真智子 君  産業部長      花 海 義 人 君    建設部長      中 村   修 君  教育部長      加 藤   卓 君    総務部次長     大 里   豊 君  産業部次長     阿 部 正 幸 君    会計管理者     佐 藤 千絵子 君  教育次長      花ノ木 正 彦 君    財政課長      渡 部 裕 之 君  監査委員事務局長  畠 山   修 君    農業委員会事務局長 金田一 延 寿 君  選挙管理委員会事務局長            相 馬   天 君 ───────────────────────────────────────────── 事務局出席職員  事務局長      佐羽内 浩 栄 君    主幹        小田嶋 真 人 君  副主幹       海 沼 雄 一 君    主査        青 山 智 晃 君      午前10時00分 開議 ○議長中山一男君) 直ちに本日の会議を開きます。  本日の会議は、議事日程第4号により進めてまいります。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     議長報告議長中山一男君) これより議長報告をいたします。  全国市議会議長会第97回定期総会において、宮野和秀議員市議会議員として20年にわたり、市政の振興に尽くされた功績により表彰されました。さらに、宮野和秀議員議長を4年務められた功績により、また、兎澤祐一議員が副議長を4年務められた功績により、それぞれ表彰されました。  ただいまから表彰状の伝達を行いますので、暫時休憩いたします。     午前10時01分 休憩 ──────────────────────〇 ─────────────────────     午前10時05分 再開 ○議長中山一男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第1 各常任委員会審査報告議長中山一男君) 日程第1、これより各常任委員会審査報告を行います。  去る5月14日及び5月27日の本会議において、各常任委員会に付託いたしました議案第45号から議案第50号までの議案6件、請願1件、陳情1件について、それぞれの常任委員会審査報告を受けます。  初めに、総務財政常任委員会付託事件審査結果について、委員長報告を受けます。舘花総務財政常任委員長。     (総務財政常任委員長 舘花一仁君 登壇) ○総務財政常任委員長舘花一仁君) 私から、去る5月14日及び5月27日の本会議において、当総務財政常任委員会に付託されました議案1件及び請願1件につきまして、その審査の経過と結果をご報告申し上げます。  初めに、議案第48号令和3年度鹿角一般会計補正予算(第3号)中、条文、歳入全款、歳出1款議会費、2款1項総務管理費、5項選挙費、7項監査委員費、8款消防費についてでありますが、本案の審査に当たり、委員から歳入21款1項1目総務債における自治会館建設事業債について、本事業債の対象となる事業の内容についてただしております。  これに対し、本事業債対象事業自治会館建設事業費補助金であるが、事業内容としては、昨年度の大雪や強風により自治会館の屋根などが破損した2自治会に対し、修繕費用の一部を助成するものであるとの答弁がなされております。  以上の審査により、議案第48号中、当常任委員会所管補正予算につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、3請願第1号地方財政の充実・強化に関する意見書提出についての請願についてでありますが、願意妥当と認め、全会一致で採択すべきものと決定いたしております。  以上で、当総務財政常任委員会審査報告を終わります。 ○議長中山一男君) 暫時休憩します。     午前10時09分 休憩 ──────────────────────〇 ─────────────────────     午前10時10分 再開 ○議長中山一男君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。舘花総務財政常任委員長。 ○総務財政常任委員長舘花一仁君) 訂正申し上げます。  先ほど、「9款消防費について」というところを「8款消防費について」と報告してしまいました。これは9款消防費でございます。 ○議長中山一男君) ただいまの報告に対し、質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長中山一男君) ないものと認めます。よって、総務財政常任委員長報告を終わります。     (総務財政常任委員長 舘花一仁君 降壇) ○議長中山一男君) 次に、教育民生常任委員会付託事件審査結果について、委員長報告を受けます。金澤教育民生常任委員長。     (教育民生常任委員長 金澤大輔君 登壇) ○教育民生常任委員長金澤大輔君) 私から、去る5月14日の本会議において、当教育民生常任委員会に付託されました議案4件並びに陳情1件について、その審査の経過と結果についてご報告申し上げます。  初めに、議案第46号鹿角児童クラブ条例の一部改正についてでありますが、本案の審査に当たり、委員から大湯児童クラブ設置場所までの児童の移動について、交通量の多さが懸念されることから、その対応についてただしております。  これに対し、低学年児童の移動については、年度当初は集団移動することとしており、特に1年生が移動に慣れるまでの間は、放課後児童クラブ支援員が学校まで迎えに行き、交通の安全を確認しながら移動させたい。また、児童が通行する道路は通学路を使うこととしていることから、安全確保ができていると考えているとの答弁がなされております。  以上の審査により、本案につきましては原案のとおり可決すべきものと決しております。  次に、議案第47号鹿角放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてでありますが、本案の審査に当たり、委員から児童クラブに携わっている職員数と、今回の放課後児童支援員資格要件経過措置期間の変更の対象となる職員数についてただしております。  これに対し、現在、児童クラブに携わる職員は50人おり、そのうち既に支援員の資格を有している職員は30人で、今回の経過措置期間の変更の対象となり得る職員は8人であるとの答弁がなされております。  以上の審査により、本案につきましては原案のとおり可決すべきものと決しております。  次に、議案第48号令和3年度鹿角一般会計補正予算(第3号)中、歳出2款2項市民共動費、3項徴税費、4項戸籍住民基本台帳費、3款民生費、4款1項1目保健衛生総務費、2項清掃費、10款教育費についてでありますが、本案の審査に当たり、委員から10款6項2目体育振興費におけるオリンピック選手交流事業委託料について、本市で開催する国民体育大会冬季大会スキー競技会機運醸成などを目的とした、その事業の内容についてただしております。  これに対し、花輪高校出身者である元オリンピック選手小林範仁さんから事業を行っていただくこととしているが、内容はジュニアの育成指導をしていただく予定であるとの答弁がなされております。  以上の審査により、当常任委員会所管補正予算につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第49号令和3年度鹿角国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)でありますが、本案につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、3陳情第2号教職員定数改善義務教育費国庫負担割合引き上げを図るための、2022年度政府予算に係る意見書採択の陳情についてでありますが、願意妥当と認め、全会一致で採択すべきものと決定いたしております。  以上で、当教育民生常任委員会審査報告を終わります。 ○議長中山一男君) ただいまの報告に対し、質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長中山一男君) ないものと認めます。よって、教育民生常任委員長報告を終わります。
        (教育民生常任委員長 金澤大輔君 降壇) ○議長中山一男君) 次に、産業建設常任委員会付託事件審査結果について、委員長報告を受けます。児玉産業建設常任委員長。     (産業建設常任委員長 児玉悦朗君 登壇) ○産業建設常任委員長児玉悦朗君) 私から、去る5月14日の本会議において、当産業建設常任委員会に付託されました議案3件につきまして、その審査の経過と結果をご報告申し上げます。  初めに、議案第45号土地の処分についてでありますが、委員から売却先となる物流事業者は既に市内や大館市に配送事業営業所を設置しているが、売却する土地に新たに開設する配送拠点については、既存の営業所の移設となるのか、または全く新しい物流戦略上の拠点設置となるのかただしております。  これに対し、売却先事業者市内営業所は主に飲料関係配送拠点となっているが、それ以外にも幅広く物流事業を進めていく上で倉庫が不足していること、また、長距離輸送ドライバーの働き方改革の一面からも、配送拠点を細かく設置する必要性があることから、秋田・青森区域をカバーする物流拠点として新たに設置し、今後の売上げ拡大を図りたいと伺っているとの答弁がなされております。  以上の審査により、議案第45号については、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第48号令和3年度鹿角一般会計補正予算(第3号)中、歳出4款1項3目環境衛生費、5款労働費、6款農林水産業費、7款商工費、8款土木費についてでありますが、本案の審査に当たり、委員から出された質疑、意見等の主なる内容について申し上げます。  初めに、5款1項1目労働総務費における就職氷河期世代活躍促進事業について、国では本事業取組内容として多様な支援方法を示しているが、本市の取組として資格取得の支援とした理由についてただしております。  これに対し、就職氷河期世代の支援については、国・県・市町村がそれぞれの役割を担っており、市町村としては対象者への情報発信支援機関へのつなぎや独自の取組が期待されているところであるが、本市では直接就労につながる研修等の機会の提供が少ないことから、就職氷河期世代において割合が高いとされる非正規雇用や引きこもりの方の資格取得への支援を行い、正規雇用社会進出へつなげることを目的としたものであるとの答弁がなされております。  委員からはさらに、引きこもりの方への本事業の周知や情報発信等の方策についてただしております。  これに対し、本市では、引きこもりの方を含めた生活困窮者を多職種で支援する鹿角生活困窮者支援調整会議を設置しており、調整会議を通じた引きこもりの方へのアプローチや支援方法等の検討とともに、就労を希望する方への情報提供を行ってまいりたいとの答弁がなされております。  次に、8款2項2目道路橋りょう維持費における道路補修工事費の追加について、補修が完了する時期をただしております。  これに対し、市民等からの補修要望市道パトロールにより舗装補修が必要と判断されるものについて、補修計画を立てながら対応しているが、現時点の計画登載箇所を実施するのに10年程度はかかると見込んでいる。なお、補修後も早いところでは6年程度で破損する箇所も出てくるため、交通量が多い路線の補修については、国の補助事業等を活用しながら対応してまいりたいとの答弁がなされております。  以上の審査により、議案第48号中、当常任委員会所管補正予算につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第50号令和3年度鹿角上水道事業会計補正予算(第1号)についてでありますが、本案につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  以上で、当産業建設常任委員会審査報告を終わります。 ○議長中山一男君) ただいまの報告に対し質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長中山一男君) ないものと認めます。よって、産業建設常任委員長報告を終わります。     (産業建設常任委員長 児玉悦朗君 降壇) ○議長中山一男君) 以上で、各常任委員会に付託いたしました事件の審査報告を終わります。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第2 報告事件の審議 ○議長中山一男君) 次に、日程第2、これより採決いたします。  初めに、議案第45号土地の処分についてでありますが、委員長報告原案可決であります。  本議案について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長中山一男君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第45号について、委員長報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長中山一男君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第45号については原案のとおり可決されました。  次に、議案第46号鹿角児童クラブ条例の一部改正について及び議案第47号鹿角放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についての2議案について、委員長報告原案可決であります。  本2議案について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長中山一男君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第46号及び議案第47号の2議案について、委員長報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長中山一男君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第46号及び議案第47号の2議案については、原案のとおり可決されました。  次に、議案第48号令和3年度鹿角一般会計補正予算(第3号)から議案第50号令和3年度鹿角上水道事業会計補正予算(第1号)までの3議案について、委員長報告原案可決であります。  本3議案について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長中山一男君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第48号から議案第50号までの3議案について、委員長報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長中山一男君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第48号から議案第50号までの3議案については、原案のとおり可決されました。  次に、3請願第1号地方財政の充実・強化に関する意見書提出についての請願について、委員長報告は採択であります。  本請願について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長中山一男君) ないものと認め、これより採決いたします。  3請願第1号について、委員長報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長中山一男君) ご異議ないものと認めます。よって、3請願第1号については、採択と決定します。  次に、3陳情第2号教職員定数改善義務教育費国庫負担割合引き上げを図るための、2022年度政府予算に係る意見書採択の陳情について、委員長報告は採択であります。  本陳情について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長中山一男君) ないものと認め、これより採決いたします。  3陳情第2号について、委員長報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長中山一男君) ご異議ないものと認めます。よって、3陳情第2号については、採択と決します。  暫時休憩いたします。     午前10時27分 休憩 ──────────────────────〇 ─────────────────────     午前10時33分 再開 ○議長中山一男君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程追加 議案の上程 ○議長中山一男君) ただいま、発議3件及び議案2件が提出されました。  お諮りいたします。ただいま提出されました発議3件及び議案2件について本日の日程に追加し、直ちに議題にいたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長中山一男君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。  お諮りいたします。ただいま提出されました発議3件及び議案2件につきましては、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略し、本会議において決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長中山一男君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。  初めに、発議3件について提案者の説明を求めます。倉岡 誠議員。     (14番 倉岡 誠君 登壇) ○14番(倉岡 誠君) 私から、発議第1号から発議第3号までの3件について、提案理由をご説明申し上げます。  初めに、発議第1号鹿角市議会会議規則の一部改正についてでありますが、全国市議会議長会が定める標準市議会会議規則が改正されたことに伴い、会議欠席事由として認めている産休における欠席期間の範囲を明文化するとともに、請願者に対し提出時に求めている押印の見直しを行うほか、協議または調整を行うための場として議会史編さん委員会を加える等のため、規則を改正するものであります。附則として、この規則は公布の日から施行いたします。  次に、発議第2号地方財政の充実・強化に関する意見書の提出についてでありますが、新型コロナウイルス感染症により、地方自治体には新たに多くの行政需要が発生していると同時に、従来からの行政サービスに対する需要もこれまで以上に高まりつつあります。また、近年多発している大規模災害デジタル・ガバメント化への対応も迫られている中で、2022年度の政府予算地方財政の検討に当たっては、歳入・歳出を的確に見積もり、地方財政の確立を目指すことを求め、意見書を提出するものであります。  次に、発議第3号教職員定数改善義務教育費国庫負担割合引き上げを求める意見書の提出についてでありますが、学校現場における課題が複雑化・困難化する中で、子供たちの豊かな学びを実現するためには、教職員定数改善が最重要課題でありますことから、計画的な教職員定数改善の推進や、教育の機会均等と水準の維持向上を図るため、義務教育費国庫負担割合を引き上げることを求め、意見書を提出するものであります。  以上、ご提案申し上げましたが、何とぞ満場一致でご可決くださるようお願いをいたしまして、提案説明といたします。 ○議長中山一男君) 提案者の説明を終わります。  これより質疑を受けます。発議第1号から発議第3号までの発議3件について質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長中山一男君) ないものと認め、質疑を終結いたします。     (14番 倉岡 誠君 降壇) ○議長中山一男君) これより、討論を省略し、採決いたします。  発議第1号から発議第3号までの発議3件について、原案のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長中山一男君) ご異議ないものと認めます。よって、発議第1号から発議第3号までの発議3件については、原案のとおり可決されました。  次に、議案第51号鹿角個人情報保護条例等の一部改正についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。総務部長。 ○総務部長佐藤康司君) それでは、追加提出議案をご覧いただきたいと思います。  議案第51号であります。  鹿角個人情報保護条例等の一部を別紙のとおり改正するものとする。  令和3年6月4日提出。鹿角市長。  提案理由は、デジタル社会の形成を図るための関係法律の整備に関する法律等が施行されることに伴い、関連する条例を改正するものであります。  次のページをお願いいたします。  鹿角個人情報保護条例等の一部を改正する条例(案)です。  議案資料で説明いたしますので、資料の1ページをご覧いただきたいと思います。
     第1条は鹿角市個人情報保護条例の一部改正ですが、第22条第4項中、デジタル庁設置法により情報提供ネットワークシステムが同庁の所管となり、その長が内閣総理大臣とされたことから、総務大臣を内閣総理大臣に改めるとともに、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律、以下番号利用法と略称しますが、第19条に第4号として新たに1号が追加され、同号以下が1号ずつ繰り下げられたことに伴い、第19条第7号及び第8号を同条第8号及び第9号に改めます。  次のページをお願いいたします。  第2条は、鹿角市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部改正ですが、先ほどの後段と同様の理由で、第1条及び第5条において引用する番号利用法第19条第10号を同条第11号に改めます。  次のページをお願いいたします。  第3条は、鹿角市手数料条例の一部改正ですが、個人番号カードの発行主体が地方公共団体情報システム機構であることが明確にされ、同機構が手数料を徴収できること、市は機構からの委託事務としてその徴収を行う方式となったことから、別表の行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律第2条第7項に規定する個人番号カードの再交付の項を削ります。  議案にお戻りいただきまして、附則でありますが、この条例は改正の基となった法律の施行日と同日の令和3年9月1日から施行することといたします。  以上で説明を終わります。 ○議長中山一男君) 提案理由の説明を終わります。  これより質疑を受けます。議案第51号について質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長中山一男君) ないものと認め、質疑を終結いたします。  次に、議案第51号について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長中山一男君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第51号について、原案のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長中山一男君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第51号については、原案のとおり可決されました。  次に、議案第52号令和3年度鹿角一般会計補正予算(第4号)を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。総務部長。 ○総務部長佐藤康司君) 補正予算書の1ページをお願いいたします。  議案第52号令和3年度鹿角一般会計補正予算(第4号)です。  令和3年度鹿角市の一般会計補正予算(第4号)は、次に定めるところによる。  第1条歳入歳出予算の補正は、歳入歳出それぞれ5,743万1,000円を追加し、総額をそれぞれ177億4,291万5,000円とする。第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び金額は、第1表歳入歳出予算補正による。  令和3年6月4日提出。鹿角市長。  補正予算(第4号)は、新型コロナウイルスワクチン接種体制の拡充などに係る経費を追加するほか、文化財の魅力を継続的に向上させるための好循環を創出することを目的とした文化庁の補助事業に、「豊かなココロを生み出す縄文暮らし体感プログラム」が本日付で採択されたことから、今年度分の事業費を計上しております。  7ページ、8ページをお願いいたします。  歳入ですが、14款2項3目1節保健衛生費補助金の新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費補助金3,318万円は、新型コロナウイルスワクチンの接種の加速化を図るため交付されるもので、補助率は10分の10です。  6目1節商工費補助金の文化資源活用事業費補助金1,517万円は、先ほど申し上げました文化庁の採択事業に係る補助金で、補助率は65%です。  18款2項1目1節財政調整基金繰入金908万1,000円は、今回の補正財源として繰り入れます。  次のページをお願いいたします。  歳出ですが、3款1項1目社会福祉総務費の0101社会福祉総務事務費75万円は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大下で経済的に困窮するなどして生理用品の購入が困難な方に、これを無償で配布するための経費であります。  4款1項5目新型コロナウイルス感染症対策費の0225新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業2,583万8,000円及び0230新型コロナウイルスワクチン接種事業734万2,000円は、7月末までに希望する高齢者に接種を終えるための接種の加速化と、11月末までに16歳以上65歳未満の希望する市民への接種を着実に進めるため、集団接種会場の受入体制を拡充し、誘導や案内業務等に従事する職員の時間外手当や、会場で使用する消耗品等の経費のほか、ワクチンの接種回数の増による医師、看護師の増員に伴う予防接種委託料を追加いたします。  7款2項2目観光振興費の0372大湯環状列石JOMON体感促進事業2,350万1,000円は、世界遺産のまちと稼ぐ観光を実現するため、文化庁の補助事業を活用しながら、歴史的背景に基づいた縄文文化の体感プログラムを開発し、国内外に情報を発信することで、認知度向上と誘客促進を図るものであります。今年度は3年間の事業期間の1年目として、大湯縄文時代の考証を行う検討委員会とヘリテージ・ツーリズムの推進を担う協議会を組織するほか、土器のレプリカを制作し、実際に土器を使用して縄文食などを体感するモニターツアーを実施するなど、体験プログラム事業を推進することで、文化財を核としたにぎわいの創出が、さらなる次のにぎわいにつながるサイクルが形成されるよう取組を進めてまいります。  以上で、説明を終わります。 ○議長中山一男君) 提案理由の説明を終わります。  これより質疑を受けます。議案第52号について質疑ございませんか。栗山議員。 ○9番(栗山尚記君) ただいま説明ありました7款2項2目の大湯環状列石JOMON体感促進事業、こちらについてお聞かせいただきたいんですが、イコモスの勧告を受けまして、ほぼ指定が確実になったこのタイミングで文化庁にプログラムが採択されたと、すごくいいタイミングだと思うんですが、先ほど3年間の事業というご説明ありましたが、今初年度の説明はございましたが、せっかく交付される金額をどういう流れで3年かけて形にしていくのか、そこら辺をもう少し説明いただければありがたいです。 ○議長中山一男君) 産業部次長。 ○産業部次長(阿部正幸君) 今回の文化庁の補助事業ですけれども、リビングヒストリー促進事業という補助メニューになりますが、5年間の事業期間という中で本市では3年間のプログラムを作成して応募し、採択いただきました。採択は事業費としては3年間で1億7,000万円ほどですけれども、それに対して65%の補助ということで、今回の採択額は1億503万1,000円ということで採択をいただいております。  事業の内容ですけれども、文化財が観光の一つのテーマとなるような体験プログラムを創出して、その体験プログラムを組み込んだツアーを旅行商品化して収益を上げて、また文化財の再投資を図るという目的なんですけれども、初年度は繰り返しになりますが、リビングヒストリーですので、当時の縄文のありさまというものを検証しながら、今を生きる私たちが感じられるようなプログラムをつくるわけですけれども、初年度は食にテーマを置きまして、レプリカの土器を作って実際煮炊きするような体験をし、モニターツアーも実施します。  2年目のテーマは、祭りを行いたいと思っておりまして、当時の祭りの光景を検証、歴史的な考証も加えながら再現して、その祭りを体験するモニターツアーも実施していきたいと思っています。  3年目には、その1年目、2年目で行った食や祭りなどの体感プログラムに加えて、当時の縄文、大湯環状列石の光景をARとかVRなどで考えておりますが、例えばQRコードで読み込んで、その史跡の現場で当時の姿をリアルに体験できるような、そういった映像の作成などを予定しております。そのような形で大湯環状列石での滞在時間を増やして、世界遺産のまち、それから稼げる観光に生かしていきたいと思っております。 ○議長中山一男君) 栗山議員。 ○9番(栗山尚記君) 縄文遺跡群は北海道、北東北といった広域な事業なので、今回は文化庁ですが、ほかに県や国からいろいろな交付金や補助金を獲得できるチャンスでもあると思いますので、ぜひそういうものを有効活用して、世界遺産のまち、どんどん前に進めていっていただければと思います。よろしくお願いします。  以上です。 ○議長中山一男君) 答弁はよろしいですか。(「はい」の声あり)  ほかにございませんか。笹本議員。 ○1番(笹本真司君) 3款の生理用品の配布に関してなんですが、こちらまず周知をどのようにするのか、そしてあと、こういったものを取りに来るとき恥ずかしいとか、そういったところへの配慮とか、どのようにされているのかというところと、あとは取りに来られたという事実から、確率的に生活困窮だったり、その背景にあるものが推測できるかと思うんですけれども、そういったところでの継続的なモニタリングとか考えていらっしゃるのか、お伺いします。 ○議長中山一男君) 健康福祉部長。 ○健康福祉部長(金澤 修君) 1件目の周知の関係ですけれども、来週月曜日、7日から無償配布を行う予定なんですけれども、市民への周知につきましては新聞それからFMラジオ、5月31日の市長の記者会見が新聞記事に載って、まず一番最初に周知をしております。  それから、市民向けのメール配信サービス、チラシの配布等、公共施設等への掲示で、まず第一に周知を行ってまいりたいと思います。  学校ルートにつきましては、各小中学校の学校区を通じまして児童生徒、それから保護者のほうに周知してまいりたいと考えております。  あわせて、社会福祉関係の各種団体、協議会、機関がございますので、そういったところの協力をいただきながら、一人でも多く声なき声や潜在化している方へ届けることができるよう配慮してまいりたいと思っております。  2点目、配布場所の関係ですけれども、当面福祉保健センターの女性職員が多くいる窓口で配布する予定としております。最初、訪れたときにカードと、それから中身が見えないような紙袋に入れた生理用品を2パックお渡しするような形で今のところ考えております。  改善しなければならない点が多分多々出てくると思いますので、そのときはフレキシブルに対応してまいりたいと思っております。 ○議長中山一男君) よろしいですか。(「はい」の声あり)  ほかにございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長中山一男君) ないものと認め、質疑を終結いたします。  議案第52号について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長中山一男君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第52号について原案のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長中山一男君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第52号については原案のとおり可決されました。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程追加 議員派遣の件 ○議長中山一男君) 次に、お諮りいたします。  地方自治法第100条第13項及び鹿角市議会会議規則第160条の規定により、議員派遣の件について本日の日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長中山一男君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。  お諮りいたします。議員派遣の件について、お手元に配付しております議員派遣一覧のとおり議員を派遣したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長中山一男君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程追加 閉会中審査事件の付託 ○議長中山一男君) 次に、お諮りいたします。  各常任委員長及び議会運営委員長より、会議規則第104条の規定により閉会中審査事件の申出がありますので、この際、これを本日の日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長中山一男君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。  お諮りいたします。閉会中の審査事件について、お手元に配付しております閉会中審査事件付託表のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長中山一男君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。  ここで、市長より発言の申出がありますので、これを許可いたします。市長。     (市長 児玉 一君 登壇) ○市長(児玉 一君) お許しをいただきまして、一言お礼の言葉を述べさせていただきます。  まずもって、今定例会において議長並びに議員各位より、補正予算をはじめ多数の重要案件を精力的にご審議いただき、ご可決賜りましたことに厚くお礼申し上げます。会期中にいただきましたご意見、ご提言等につきましては内容を精査し、政策に反映させるなど対応してまいります。  さて、このたび7月2日の任期満了をもちまして、鹿角市長の職を退任させていただくことになりました。私は、平成17年7月に市長に就任して以来、鹿角をより強く、より元気にという思いで全力で市政運営に取り組んでまいりました。これまで、4期16年にわたり市民の皆様方の温かいご支援とご協力により、市政運営のかじ取り役を任せていただきましたことに心から感謝を申し上げますとともに、議員各位にも大変お世話になり、改めてお礼を申し上げます。  私は、職員時代から現場重視の意識を持ち、直接市民の声に耳を傾けることが必要と考えており、このことは私の政治姿勢の基礎にもなっております。在任中は市内各地に出向き、おらほの自治会や地域ミーティングなどを行い、そこで市民の皆様から大変貴重なご意見やご提案をいただきながら市政に反映させてまいりました。こうした考え方が16年間で掲げた公約の実現や事業の推進、近年ではコモッセ建設や花輪駅前広場の整備、また旧鹿角パークホテルの再生などを進める上でも生かされたと思っております。  政策や事業などを進めるときには、全ては市民のためということを念頭に政治判断をしてまいりました。議会にもその思いを持って臨み、議員の皆様とも活発に意見を交わすことができたと思っております。議論が白熱することもありましたが、市民にご理解いただくためには、そうした私の思いを表に出す場面も必要だったと思っております。  現在、第7次総合計画前期基本計画がスタートしておりますが、特にこれからの10年間は本市の将来を左右する大変重要な局面であり、持続可能な社会システムを構築していくため、基本構想で掲げた将来都市像、ふるさとを誇り未来を拓くまち鹿角の実現に向け、市民生活の向上に必要な施策に全庁を挙げて取り組んでいるところであります。  しかしながら、地方を取り巻く環境は人口減少、少子高齢化などに加え、いまだに収束の兆しが見えない新型コロナウイルスの影響も受け、何をするにも難しい判断が求められております。課題もあるわけでありますが、これからは新しい市長に市政のかじ取りを引き継ぎ、来年迎える市制施行50周年という節目を市民の皆様と祝い、そして新たな時代に向かって鹿角市が大きく発展していくことを切に願っております。  私自身、助役として1年、市長として16年、そして職員の期間も合わせますと50年以上、人生の大半を行政に携わってまいりましたが、これまで歩んできた道のりを振り返りましても、後悔はない思いであります。  しかし、本日この壇上での発言がこれで最後だと思うと、感慨深い思いと同時に、やはり寂しさを感じずにはいられません。残された任期、一日一日、大事に市長職を全うし、退任後は生まれ育ったこの鹿角市の発展と魅力のあるまちづくりに、一人の市民として参画してまいります。  最後に、議員各位がこれまで以上に市政発展のために議論を尽くされることを期待するとともに、市民の皆様のご健康とご多幸を祈念いたしまして、お礼の挨拶とさせていただきます。  これまでお寄せいただいたご厚情に心から感謝申し上げます。  ありがとうございました。     (市長 児玉 一君 降壇) ○議長中山一男君) 市長の発言を終わります。  以上で、本日の議事は全て終了いたしました。
     閉会に当たりまして、一言ご挨拶申し上げます。  本定例会は、5月14日に招集され、本日まで22日間にわたりましたが、会期中における議員各位並びに市長はじめ職員の皆様のご尽力に深く敬意を表しますとともに、議長に寄せられましたご協力に対し厚くお礼申し上げます。  当局におかれましては、審議の過程で表明されました議会の意見等を十分に尊重され、より一層効率的な行財政運営に当たられますよう切望いたします。  また、児玉市長におかれましては、7月2日の任期をもって退任されることになりました。平成17年7月に市長に就任以来、4期16年間にわたり鹿角市のかじ取り役として様々な施策に取り組み、産業の発展、市民福祉の向上に尽力されました。  まちづくりに当たっては、市民の皆さんとの信頼関係を大切にしながら市政運営に当たってこられましたことに対しまして、市議会を代表いたしまして衷心より感謝申し上げます。市長退任後は、どうか健康に留意されまして、楽しい生活をお送りくださいますよう心からご祈念申し上げます。  以上で、令和3年第3回鹿角市議会定例会を閉会いたします。     午前11時05分 閉会...