鹿角市議会 > 2021-02-24 >
令和 3年第1回定例会(第5号 2月24日)

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  1. 鹿角市議会 2021-02-24
    令和 3年第1回定例会(第5号 2月24日)


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    令和 3年第1回定例会(第5号 2月24日)     令和3年2月24日(水)午前10時開議   開議  第1 各常任委員会審査報告      質疑  第2 報告事件の審議      討論、採決   閉会 ───────────────────────────────────────────── 本日の会議に付した事件   1 各常任委員会審査報告      総務財政常任委員会      教育民生常任委員会      産業建設常任委員会   2 報告事件の審議      議案第 2号      議案第 3号      議案第 4号      議案第 5号      議案第 6号
         議案第 7号      議案第 8号      議案第 9号      議案第10号      議案第11号      議案第12号      議案第13号      議案第14号      議案第15号      議案第16号      議案第17号      議案第18号      議案第19号      議案第20号      議案第21号      議案第22号      議案第23号      議案第24号      議案第25号      議案第26号      議案第27号      議案第28号      議案第29号   3 日程追加      議案の上程      議案第30号 職員の特殊勤務手当に関する条例等の一部改正について      議案第31号 令和2年度鹿角市一般会計補正予算(第15号)      議案第32号 令和2年度鹿角市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号             )      議案第33号 令和3年度鹿角市一般会計補正予算(第1号)   4 日程追加      閉会中審査事件の付託 ───────────────────────────────────────────── 出席議員(17名)        1番  戸 田 芳 孝 君     3番  安 保 誠一郎 君        4番  田 口   裕 君     5番  成 田 哲 男 君        6番  舘 花 一 仁 君     7番  児 玉 悦 朗 君        8番  中 山 一 男 君     9番  金 澤 大 輔 君       10番  栗 山 尚 記 君    11番  吉 村 ア イ 君       12番  宮 野 和 秀 君    13番  浅 石 昌 敏 君       14番  倉 岡   誠 君    15番  田 中 孝 一 君       16番  兎 澤 祐 一 君    17番  田 村 富 男 君       18番  黒 澤 一 夫 君 ───────────────────────────────────────────── 欠席議員(なし) ───────────────────────────────────────────── 説明のため出席した者の職氏名  市長        児 玉   一 君    副市長       阿 部 一 弘 君  教育長       畠 山 義 孝 君    総務部長      佐 藤 康 司 君  総務部付部長待遇  奈 良 巧 一 君    市民部長      中 村   修 君  健康福祉部長    豊 田 憲 雄 君    産業部長      田 口 善 浩 君  建設部長      渋 谷 伸 輔 君    教育部長      加 藤   卓 君  総務部次長     大 里   豊 君    市民部次長     佐羽内 浩 栄 君  健康福祉部次長   村 木 真智子 君    産業部次長     花 海 義 人 君  会計管理者     黒 澤 香 澄 君    教育次長      花ノ木 正 彦 君  財政課長      渡 部 裕 之 君    監査委員事務局長  畠 山   修 君  農業委員会事務局長 金田一 延 寿 君    選挙管理委員会事務局長                                   相 馬   天 君 ───────────────────────────────────────────── 事務局出席職員  事務局長      金 澤   修 君    主幹        小田嶋 真 人 君  副主幹       海 沼 雄 一 君    主査        青 山 智 晃 君     午前10時00分 開議 ○議長(宮野和秀君) 直ちに本日の会議を開きます。  本日の会議は、議事日程第5号により進めてまいります。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     議長報告 ○議長(宮野和秀君) これより議長報告をいたします。  お手元に配付しておりますとおり監査委員より、地方自治法第235条の2第3項の規定による例月出納検査書が提出されております。  以上で議長報告を終わります。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第1 各常任委員会審査報告 ○議長(宮野和秀君) 日程第1、これより各常任委員会の審査報告を行います。  去る2月4日の本会議において、各常任委員会に付託いたしました議案第2号から議案第29号までの議案28件について、それぞれの常任委員会の審査報告を受けます。  初めに、総務財政常任委員会付託事件の審査結果について、委員長の報告を受けます。児玉総務財政常任委員長。     (総務財政常任委員長 児玉悦朗君 登壇) ○総務財政常任委員長(児玉悦朗君) 私から、去る2月4日の本会議において、当総務財政常任委員会に付託されました議案5件につきまして、その審査の経過と結果をご報告申し上げます。  初めに、議案第4号特別職の職員で非常勤の者の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正についてでありますが、委員から、職の区分中「嘱託医師」を削除する理由及び学校医の出務状況についてただしております。  これに対し、嘱託医師については地方公務員法の改正に伴い、非常勤特別職に位置づけられないことから、職の区分から削除するものであるが必要な業務であり、業務委託で対応してまいりたい。  また、学校医については、眼科及び耳鼻科については各校年1回、内科及び歯科については学校の規模により異なるが年1回から3回程度、また秋の就学時健診時に1回の出務状況となっているとの答弁がなされております。  委員からはさらに、新たに職の区分に追加される学校運営協議会の委員について、年間の会議開催回数等についてただしております。  これに対し、年に二、三回程度の会議の開催が想定されているほか、各校においてはそのほかの活動にも運営協議会委員の出席を求める場合もあることから、委員の活動としては会議回数と各校のその他活動回数を合わせた回数が見込まれるとの答弁がなされております。  以上の審査により、議案第4号については原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第5号一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の一部改正についてでありますが、本案の審査に当たり、委員から、平成18年の給料表切替え時に、給料の支給に係る経過措置を受けていた職員数についてただしております。  これに対し、平成18年度の給与構造改革により給料表水準が引き下げられ、切替え直後である平成18年4月1日現在で、職員数330人のうち約180人が経過措置による保障を受けていたが、現在は経過措置の適用を受けている職員はいないとの答弁がなされております。  以上の審査により、議案第5号については原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第6号一般職の職員の給与に関する条例の一部改正についてでありますが、本案の審査に当たり、委員から、割愛採用される職員に新たな給料表を適用される理由についてただしております。  これに対し、割愛採用職員の給料は、採用前の水準を基にこれまで行政職給料表に当てはめて決定してきたが、これにより対応できないケースも生じることから、今回新しく給料表を設けることとしたものであるとの答弁がなされております。  以上の審査により、議案第6号については原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第20号令和2年度鹿角市一般会計補正予算(第14号)中、条文、歳入14款国庫支出金以降全款、歳出1款議会費、2款1項総務管理費、9款消防費、12款公債費、13款諸支出金についてでありますが、本案の審査に当たり、委員から、歳入14款2項1目総務費国庫補助金における社会保障・税番号制度システム整備費補助金に関連し、本市における現時点でのマイナンバーカード交付率及び健康保険証等との一体化への今後の対応についてただしております。  これに対し、交付率は令和3年1月末現在で25.95%となっている。また、保険証等との一体化への今後の対応については、国においてカードの有効活用方策としてその方針等が示されていることから、準備を整え、適切に対応してまいりたいとの答弁がなされております。  以上の審査により、議案第20号中、当常任委員会所管の補正予算につきましては原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第24号令和3年度鹿角市一般会計予算中、条文、歳入2款地方譲与税以降全款、歳出1款議会費、2款1項総務管理費、5項選挙費、6項統計調査費、7項監査委員費、9款消防費、12款公債費、13款諸支出金、14款予備費についてでありますが、本案の審査に当たり、委員から出された質疑、意見等の主なる内容について申し上げます。  初めに、歳入でありますが、2款3項森林環境譲与税について、今後の交付見通し及び譲与税の使途についてただしております。  これに対し、森林環境譲与税は、森林環境税が賦課される令和6年度から平年度化され、交付額は6,000万円台となると見込んでいる。また、使途としては、森林経営管理推進事業木育推進事業林業新規就業者育成支援事業の3事業に充当しているとの答弁がなされております。  次に、15款2項4目農林水産業費県補助金における「新時代を勝ち抜く!農業夢プラン応援事業費補助金」について、本事業の概要についてただしております。  これに対し、本補助金は、地域農業を担う意欲ある農業法人、認定農業者、新規就農者が経営発展に必要となる機械等を導入する場合に支援するもので、園芸・果樹・畜産関係など20経営体に対し、県が補助するものであるとの答弁がなされております。  次に、16款2項1目不動産売払収入における立木売払収入について、今後の市直営林の管理等の計画についてただしております。  これに対し、市直営林については、計画的な搬出間伐を行いながら、一般財源の確保に向けて進めてまいりたいとの答弁がなされております。
     次に、歳出でありますが、2款1項7目企画費における多文化共生推進事業中、外国人住民生活支援事業費負担金の概要についてただしております。  これに対し、本負担金の趣旨については、外国人住民がその地域の構成員として地域で活躍できる社会を推進していこうとするものであり、鹿角国際交流協会が自らが有するネットワークやイベントを通じ、本市在住外国人の把握や相談体制の中心となってもらうことを目指し、費用を負担するものであるとの答弁がなされております。  次に、同じく2款1項7目企画費におけるショプロン市公式訪問団受入事業委託料について、コロナ禍の中で受入れ実現の可能性についてただしております。  これに対し、今年度予定していた東京オリンピックにあわせての公式訪問団受入れはかなわなかったが、新年度においても同様の内容で予算を措置しており、訪問団の受入れを進めてまいりたい。  なお、新型コロナウイルス感染症の影響が続いており、オリンピック開催についても不安要素があるものの、ショプロン市では新市長が就任しており、オリンピックに関わらず、ぜひ本市を訪れたいとの意向であることから、受入れ時期が変更となる可能性はあるが、実現させてまいりたいとの答弁がなされております。  次に、2款1項9目情報管理費における行政手続等デジタル化推進事業について、押印廃止等を含めたデジタル化の推進についてただしております。  これに対し、押印廃止については、押印を廃止できる手続を根拠法令等に基づき確認し、その上で関係例規の改正等を行ってまいりたい。また、押印廃止をきっかけとして最終的には行政手続をオンラインで完結できる体制としたいと考えており、行政事務デジタル化支援業務委託により専門家からのアドバイスをいただきながら、内部事務を含め、行政手続のデジタル化を推進してまいりたいとの答弁がなされております。  委員からはさらに、デジタル化推進のための部署の設置など、本市としての対応についてただしております。  これに対し、国においても現在基幹システムの標準化を進めており、市としてもその状況を見ながら、しかるべき時期に集中的にデジタル化を進めるセクションを設置していく必要があるものと考えているとの答弁がなされております。  次に、12款公債費について今後の見通しをただしております。  これに対し、公債費のピークは令和6年度で21億円台の見込みである。なお、地方債残高については既にピークを過ぎ、年々減少していくと見込んでいるとの答弁がなされております。  以上の審査により、議案第24号中、当常任委員会所管の予算につきましては原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  以上で、当総務財政常任委員会の審査報告を終わります。 ○議長(宮野和秀君) ただいまの報告に対し質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認めます。よって総務財政常任委員長の報告を終わります。     (総務財政常任委員長 児玉悦朗君 降壇) ○議長(宮野和秀君) 次に、教育民生常任委員会付託事件の審査結果について、委員長の報告を受けます。舘花教育民生常任委員長。     (教育民生常任委員長 舘花一仁君 登壇) ○教育民生常任委員長(舘花一仁君) 私から、去る2月4日の本会議において、当教育民生常任委員会に付託されました議案16件について、その審査の経過と結果についてご報告申し上げます。  初めに、議案第3号鹿角市市民センター条例の一部改正について、議案第8号鹿角市立学校設置条例の一部改正について、議案第9号鹿角市立市民プール条例の一部改正について、議案第10号鹿角市保育園設置条例の一部改正について、議案第11号鹿角市児童クラブ館条例の一部改正について、議案第12号鹿角市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について、議案第13号鹿角市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について、議案第14号鹿角市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について、議案第15号鹿角市介護保険条例の一部改正について、議案第16号鹿角市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてでありますが、本10議案につきましては原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第20号令和2年度鹿角市一般会計補正予算(第14号)中、歳入1款市税、歳出2款2項市民共動費、4項戸籍住民基本台帳費、3款民生費、4款2項清掃費、10款教育費についてでありますが、議案第20号中、当常任委員会所管の補正予算につきましては原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第21号令和2年度鹿角市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)についてでありますが、本案につきましては原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第24号令和3年度鹿角市一般会計予算中、歳入1款市税、歳出2款2項市民共動費、3項徴税費、4項戸籍住民基本台帳費、3款民生費、4款1項保健衛生費、2項清掃費、7款1項3目消費者行政推進費、10款教育費についてでありますが、本案の審査に当たり、委員から出されました質疑、意見等の主なる内容について申し上げます。  初めに、歳出2款2項1目市民共動費における集落支援事業について、今後話合いの機会をつくらなければならない集落はどの程度あるのか、また集落支援員を増やす必要はあるかただしております。  これに対し、集落の構成世帯数がおおむね50世帯未満で、55歳以上の方の割合が50%以上の集落を中心に、8割程度まで訪問して状況を調査している。今後は、状況調査する対象を拡大する考えで、第7次総合計画において集落支援員の増員を検討している状況であるとの答弁がなされております。  次に、2款2項2目生活安全対策費における地域公共交通維持確保対策事業について、公共交通利用の実態と、その対策についてただしております。  これに対し、人口の減少やコロナウイルスの影響により利用者が減少している状況であるが、その対策については予約型デマンド交通の運行など、地域の実情に合ったよりよい交通の在り方について、行政、事業者、市民からなる地域公共交通活性化協議会において検討してまいりたいとの答弁がなされております。  次に、4款1項1目保健衛生総務費における妊産婦支援事業について、妊娠出産等応援助成金に関連して妊産婦タクシーの検討状況をただしております。  これに対し、市内タクシー業者に現状では妊婦タクシーとしての条件を満たしていくには厳しい状況があるため、現行の制度で事前に消防署に登録しておくことで、緊急に病院へ搬送が必要な際に連絡の短縮や迅速な対応が可能となる「ママ・サポート119」を周知するなどの方法を取りながら妊婦の支援をしていく。今後も妊婦の意見や現状を確認しながら制度の見直しを図ってまいりたいとの答弁がなされております。  次に、同じく4款1項1目保健衛生総務費における医師確保対策事業について、医学生修学資金貸付金を受けている医学生が医師になるまでの期間と、本市で医師として勤める可能性についてただしております。  これに対し、国家試験を合格後、2年間の初期研修と専門医の資格を取得する期間が3年ほどあることから、医師として本市に来ることができるのは令和8年頃と考えている。制度利用者とは定期的に連絡を取り、将来は本市で医師として勤めてもらう前提で貸付けしていることから、来てもらえるものと考えているとの答弁がなされております。  次に、同じく4款1項1目保健衛生総務費における医療機関開設資金支援事業について、その補助金の内容をただしております。  これに対し、今年度開業した医療機関で雇用する職員を対象とした雇用支援の補助金として、職員1名につき20万円を5人までの上限として最大3年間助成するものであるとの答弁がなされております。  次に、10款5項2目社会教育振興費における「かづの人材発掘事業」について、その内容をただしております。  これに対し、来年度から新規事業として通年で一つにテーマを絞った講座の開催を想定している。年間で4回の開催を想定し、テーマはお金に関することとして講座を展開してまいりたいとの答弁がなされております。  以上の審査により、議案第24号中、当常任委員会所管の予算につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第25号令和3年度鹿角市国民健康保険事業特別会計予算についてでありますが、本案の審査に当たり、委員から、歳入1款1項国民健康保険税について、収納状況をただしております。  これに対し、直近の収納率について現年分は77.4%、滞納繰越分と合わせると64.26%となる。前年同期の現年分は77.17%、滞納繰越分と合わせると63.13%となっており、年々上昇している状況にあるとの答弁がなされております。  委員からはさらに、滞納が固定している方への対応についてただしております。  これに対し、納付できない状況について調査等を速やかに行い、滞納整理方針を定め、徴収について判断するように努めている。また、国保税に関しては健康保険証の交付に際して短期間の保険証を交付し、納税交渉をする機会を見出すなどの対応に努めているとの答弁がなされております。  以上の審査により、本案につきましては原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第26号令和3年度鹿角市後期高齢者医療特別会計予算についてでありますが、本案につきましては原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第27号令和3年度鹿角市介護保険事業特別会計予算についてでありますが、本案の審査に当たり、委員から、歳出3款2項1目包括的支援事業費における認知症地域支援ケア向上事業について、認知症に関する相談件数の状況についてただしております。  これに対し、11月末までの認知症に関する相談の件数は、地域包括支援センター4か所で175件となっており、昨年度と比較して50件ほど増加している状況にある。新型コロナウイルスの影響により自粛の中で不安となったことや、高齢者の外出する機会が減少したことも相談件数が増えた要因の一つと考えているとの答弁がなされております。  以上の審査により、本案につきましては原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  以上で、当教育民生常任委員会の審査報告を終わります。 ○議長(宮野和秀君) ただいまの報告に対し質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認めます。よって、教育民生常任委員長の報告を終わります。     (教育民生常任委員長 舘花一仁君 降壇) ○議長(宮野和秀君) 次に、産業建設常任委員会付託事件の審査結果について、委員長の報告を受けます。栗山産業建設常任委員長。     (産業建設常任委員長 栗山尚記君 登壇) ○産業建設常任委員長(栗山尚記君) 私から、去る2月4日の本会議において、当産業建設常任委員会に付託されました議案11件について、その審査の経過と結果についてご報告申し上げます。  初めに、議案第2号市道路線の変更について、議案第7号鹿角市新型コロナウイルス感染症対応資金利子補給基金条例の制定について、議案第17号鹿角観光ふるさと館条例の一部改正についてでありますが、本3議案につきましては原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第18号鹿角市自然休養村管理センター条例の廃止についてでありますが、本案の審査に当たり、委員から、施設廃止後の利用予定についてただしております。  これに対し、施設の敷地は借地となっているため、現在土地の返却条件について地権者と協議中であるとの答弁がなされております。  以上の審査により、本案につきましては原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第19号鹿角市下水道事業の設置等に関する条例の一部改正についてでありますが、本案につきましては原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第20号令和2年度鹿角市一般会計補正予算(第14号)中、歳出4款1項保健衛生費、5款労働費、6款農林水産業費、7款商工費、8款土木費、11款災害復旧費についてでありますが、本案の審査に当たり、委員から出されました質疑、意見等の主なる内容について申し上げます。  初めに、4款1項3目環境衛生費における合併処理浄化槽設置整備事業費補助金について、減額補正の内容をただしております。  これに対し、当初43基分を見込んでいたが、実績は29基の見込みとなることから減額の補正を行うものであるとの答弁がなされております。  次に、6款1項11目農地費における多面的機能支払交付金事業について、本事業未実施地区への加入に向けた取組についてただしております。  これに対し、本事業への加入に当たっては事務を担う人を確保できないことが妨げとなっているケースが多いことから、土地改良区等に事務の一部を委託することや、隣接集落との統合や広域化による活動など、負担軽減に有効な手法について提案しながら、加入地域の増加に向けた支援を行ってまいりたいとの答弁がなされております。  次に、7款2項3目観光施設費における鹿角観光ふるさと館改修事業について、本事業によるこれまでの改修費の総額と今後の見通しについてただしております。  これに対し、これまでの改修工事費総額については10億2,085万9,400円となっている。また、今後の見通しについては3月に完成検査を行った後、4月にグランドオープンを予定しているとの答弁がなされております。  以上の審査により、議案第20号中、当常任委員会所管の補正予算につきましては原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第22号令和2年度鹿角市上水道事業会計補正予算(第2号)、議案第23号令和2年度鹿角市下水道事業会計補正予算(第1号)でありますが、本2議案につきましては原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第24号令和3年度鹿角市一般会計予算中、歳出4款3項上水道費、5款労働費、6款農林水産業費、7款1項1目商工総務費、2目商工振興費、4目企業誘致対策費、2項観光費、8款土木費、11款災害復旧費についてでありますが、本案の審査に当たり、委員から出されました質疑、意見等の主なる内容について申し上げます。  初めに、5款1項1目労働総務費における女性若者資格取得支援事業について、事業の内容をただしております。  これに対し、本事業は、女性や40歳未満の方を対象に就職に有利になるような資格取得の費用を助成するものであるとの答弁がなされております。  次に、6款1項4目園芸振興費における果樹経営承継支援補助金について、補助内容についてただしております。  これに対し、本事業は高齢化等による樹園地の廃園予定地を引き継ごうとする新規就農者、増反希望者である第三者に経営承継が図られるよう樹園地の借入れ費用や買取り費用、もしくは初期投資費用として、承継する樹園地の面積に応じて補助金を交付するもので、本事業によりまだ収穫可能な樹園地の受皿となる第三者承継を進めてまいりたいとの答弁がなされております。  次に、6款1項10目農地費における県営ほ場整備事業について、事業の採択要件と受益者負担金についてただしております。  これに対し、近年新しいタイプの圃場整備事業ができており、採択要件としては農地中間管理機構に全ての土地を預ける形とすることで受益者負担金はなくなるため、今後はその事業方式で圃場整備を進めてまいりたいとの答弁がなされております。  次に、7款1項2目商工振興費における地域内連携推進事業について、現在開発を進めているメイドイン鹿角製品の事業内容についてただしております。  これに対し、本事業は企業連携による付加価値向上を目指して最終製品の製造を目指すモデル事業で、令和3年度は農業用水路などの小さい河川にも設置可能な小水力発電機を開発する予定である。この商品開発によって、市内製造業から調達した部品による鹿角モデルの製品を作り出したいとの答弁がなされております。  次に、7款2項3目観光施設費における湯の駅おおゆ販売体制強化事業について、カフェスペース増床改修の目的と今後の目標についてただしております。  これに対し、現在カフェスペースは15席となっているが、繁忙期にはカフェスペースが非常に混み合い、飲食をあきらめて帰られる方もいるため、その飲食の需要に見合う集客力の向上を目的として飲食スペースの増床改修を行うものである。  また、現在のカフェ年間売上額と入込者数は、約4,000万円並びに8万人であるが、客席を増やすことにより売上額と入込者数それぞれを1.3倍の約5,400万円並びに10万4,000人とすることを目標としているとの答弁がなされております。  さらに、委員からは、湯の駅おおゆの今後の取組についてただしております。  これに対し、湯の駅おおゆについては全体的な販売力の強化が必要であると考えており、直売書の販売スペースの拡充やレイアウトの工夫、市日スペースの活用、イベントの積極的な開催を行っていきながら、大湯周辺の方々と連携していく体制をつくりたいとの答弁がなされております。  次に、8款6項1目住宅費における安全安心住まいづくり事業の事業内容についてただしております。  これに対し、本事業はこれまで行ってきた民間住宅リフォーム支援事業の内容を見直し、耐震改修、克雪対策、バリアフリー対策、上下水道の接続工事を対象として支援することとしている。また、65歳以上の世帯員で構成されている高齢者世帯、または18歳未満の子どもがいる子育て世帯については、これまで同様住宅改修について支援することとしているほか、新たに子育て世帯の支援として、中古住宅の改修・購入費用、下水道の接続費用について補助対象事業を拡充することとしているとの答弁がなされております。  以上の審査により、議案第24号中、当常任委員会所管の予算につきましては原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第28号令和3年度鹿角市上水道事業会計予算でありますが、本案につきましては原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第29号令和3年度鹿角市下水道事業会計予算でありますが、委員から、支出1款1項1目における管渠建設改良費について、小豆沢地区の農業集落排水施設を公共下水道へ接続することとしているが、ほかの農業集落排水施設の将来的な計画はどうなるのかただしております。  これに対し、長期的な費用で比較した場合、谷内永田地区については、小豆沢地区と同様に公共下水道への接続が有利であると見込まれるが、末広地区については、公共下水道鹿角処理区への接続は不利であると見込んでいるとの答弁がなされております。  以上の審査により、本案につきましては原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  以上で、当産業建設常任委員会の審査報告を終わります。 ○議長(宮野和秀君) ただいまの報告に対し質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認めます。よって、産業建設常任委員長の報告を終わります。     (産業建設常任委員長 栗山尚記君 降壇) ○議長(宮野和秀君) 以上で、各常任委員会に付託いたしました事件の審査報告を終わります。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第2 報告事件の審議 ○議長(宮野和秀君) 次に、日程第2、これより採決いたします。  初めに、議案第2号市道路線の変更についてから議案第19号鹿角市下水道事業の設置等に関する条例の一部改正についてまでの18議案について、委員長の報告は原案可決であります。  本18議案について討論ございませんか。
        (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第2号から議案第19号までの18議案について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第2号から議案第19号までの18議案について原案のとおり可決されました。  次に、議案第20号令和2年度鹿角市一般会計補正予算(第14号)から議案第23号令和2年度鹿角市下水道事業会計補正予算(第1号)までの4議案について、委員長の報告は原案可決であります。  本4議案について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第20号から議案第23号までの4議案について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第20号から議案第23号までの4議案については原案のとおり可決されました。  次に、議案第24号令和3年度鹿角市一般会計予算について、委員長の報告は原案可決であります。  本議案について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第24号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第24号については原案のとおり可決されました。  次に、議案第25号令和3年度鹿角市国民健康保険事業特別会計予算から議案第29号令和3年度鹿角市下水道事業会計予算までの5議案について、委員長の報告は原案可決であります。  本5議案について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第25号から議案第29号までの5議案について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第25号から議案第29号までの5議案については原案のとおり可決されました。  暫時休憩いたします。     午前10時46分 休憩 ──────────────────────〇 ─────────────────────     午前10時49分 再開 ○議長(宮野和秀君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程追加 議案の上程 ○議長(宮野和秀君) ただいま議案4件が提出されました。  お諮りいたします。ただいま提出されました議案4件について、本日の日程に追加し、直ちに議題にいたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。  お諮りいたします。ただいま提出されました議案4件につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略し、本会議において決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。  初めに、議案第30号職員の特殊勤務手当に関する条例等の一部改正についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。総務部長。 ○総務部長(佐藤康司君) それでは、議案第30号職員の特殊勤務手当に関する条例等の一部改正について。  職員の特殊勤務手当に関する条例等の一部を別紙のとおり改正するものとする。  令和3年2月24日提出、鹿角市長。  提案理由は、新型インフルエンザ等対策特別措置法等の一部を改正する法律等の施行に伴い、条例を改正するものであります。  次のページをお願いいたします。  職員の特殊勤務手当に関する条例等の一部を改正する条例案であります。  改正の趣旨は、現下の新型コロナウイルス感染症対策の実効性を高め、より確実に取組を推進するため、新型インフルエンザ等対策特別措置法等が改正され、新型コロナウイルス感染症の法的な位置づけが特措法及び政令による時限的な指定感染症から期限の定めなく必要な対策が講じられるよう、定義上感染症法の新型インフルエンザ等感染症として同法が適用されることとされたことから、関係する条例について所要の改正を行うものであります。  具体的には、新型コロナウイルス感染症の特例について規定していた新型インフルエンザ等対策特別措置法附則第1条の2が削除され、新型コロナウイルス感染症を指定感染症として定める等の政令が廃止されたことから、第1条から第4条までにおいて、このいずれかを引用していた職員の特殊勤務手当に関する条例、鹿角市国民健康保険条例、鹿角市国民健康保険税条例及び鹿角市介護保険条例において、改めて新型コロナウイルスの定義をし直し、公布の日から施行することとするものであります。  以上で説明を終わります。 ○議長(宮野和秀君) 提案者の説明を終わります。  これより質疑を受けます。  議案第30号について質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、質疑を終結いたします。  本議案について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第30号について、原案のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第30号については原案のとおり可決されました。  次に、議案第31号令和2年度鹿角市一般会計補正予算(第15号)を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。総務部長。 ○総務部長(佐藤康司君) それでは、令和2年度補正予算書の1ページをお願いいたします。  令和2年度鹿角市の一般会計補正予算(第15号)は、次に定めるところによる。  第1条、歳入歳出予算の補正は、歳入歳出それぞれ4億4,695万2,000円を追加し、総額をそれぞれ235億9,257万4,000円とする。  第2項、予算の款項の区分及び金額は、第1表歳入歳出予算補正による。  第2条は、繰越明許費の追加及び変更、第3条は地方債の変更を定めます。  令和3年2月24日提出、鹿角市長。  補正予算(第15号)は、国の第3次補正予算に財源が措置された補助事業に係る経費を令和3年度予算から令和2年度予算に前倒して組替え計上するほか、医療従事者等に対する新型コロナウイルスワクチン接種事業、地域新電力を支援する地域新エネルギー利活用推進事業、インカレ中止に伴う宿泊事業者応援事業などに係る経費を追加いたします。  4ページ、5ページをお願いいたします。  第2表繰越明許費補正、1の追加は2款1項地籍調査事業から4款1項新型コロナウイルスワクチン接種事業までと、8款2項橋りょう長寿命化対策事業から10款3項普通教室等空調設備設置事業までは、国の補正予算に対応して事業を前倒しすること、6款1項雪害復旧支援事業及び7款1項地域新エネルギー利活用推進事業は、補助対象事業が年度内に終わらない見込みであることから繰越明許費を設定いたします。  2の変更は、6款1項県営ほ場整備事業〔末広地区〕、花輪大堰改修事業及び10款2項普通教室等空調設備設置事業を国の補正予算に対応して事業を前倒しすること、11款1項農業用施設災害復旧事業は、復旧工事が年度内に終わらない見込みであることによる変更であります。  第3表地方債補正は、補正財源として起債対象事業のうち前倒し計上した圃場整備事業ほか3件の限度額を変更するもので、計1億9,240万円の増額となります。  9ページ、10ページをお願いいたします。  歳入です。  14款2項3目1節保健衛生費補助金の新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費補助金7,345万4,000円は、新型コロナウイルスワクチン接種に必要な体制の構築に係る経費の全額が交付されるものです。  4目1節道路橋りょう費補助金の社会資本整備総合交付金1,074万7,000円と、5目1節教育総務費補助金の学校施設環境改善交付金5,668万7,000円及び15款2項1目1節総務管理費補助金の地籍調査費補助金1,182万4,000円は、国の補正予算で措置された財源を計上いたします。生活バス路線等維持費補助金340万円は、補助上限額が増額されたことによる追加交付であります。  4目2節農業振興費補助金の雪害復旧支援事業費補助金333万8,000円は、この冬の大雪で被害を受けた農業用生産施設の復旧に対して交付されるもので、補助率は3分の1以内であります。  18款2項1目財政調整基金繰入金9,506万9,000円は、今回の補正財源として繰り入れます。  次のページをお願いいたします。  21款市債については、地方債補正で説明したとおりであります。  次のページをお願いいたします。  歳出です。  2款1項11目地籍調査費の500地籍調査事業1,793万7,000円は、八幡平地区山林の面積測定や一筆地測量などの前倒しに係る地籍調査委託料を追加いたします。  2項2目生活安全対策費の400地域公共交通維持確保対策事業183万5,000円は、路線バス等の運行に係る補助上限額が変更されたことから補助金を追加いたします。  4款1項5目新型コロナウイルス感染症対策費の225新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業7,348万8,000円は、接種券の印刷、発送、接種手続に係る相談対応や予約受付事務、接種場所の準備、医療機関との連携など早期にワクチン接種体制を構築するための必要経費を計上いたします。  次のページをお願いいたします。  230新型コロナウイルスワクチン接種事業455万4,000円は、ワクチンの先行接種を行う医療従事者等への予防接種委託料を計上いたします。  6款1項4目園芸振興費の555雪害復旧支援事業753万7,000円は、大雪により被害を受けたパイプハウス等の生産施設の復旧を支援するもので、補助率は2分の1以内です。なお、市として県の補助対象外となる施設の復旧も支援することとし、この場合の補助率は3分の1以内としております。  11目農地費の241県営ほ場整備事業〔末広地区〕110万円と245花輪大堰改修事業782万円は、県事業の前倒しに係る負担金の追加であります。  7款1項2目商工振興費の265地域新エネルギー利活用推進事業3,500万円は、市の豊富な再生可能エネルギーを活用した持続可能な事業モデルの構築に必要な調査研究を行い、小売電気事業の再開に向かう株式会社かづのパワーを支援するもので、補助率は10分の10以内、3,500万円を上限といたします。  次のページをお願いいたします。  2項2目観光振興費の390宿泊事業者応援事業3,591万2,000円は、新型コロナウイルス感染症の影響により第94回全日本学生スキー選手権大会が中止となったことに伴い、宿泊予約キャンセルなどの影響を受けた市内宿泊事業者を応援するための支援金で、補助率は2分の1です。  8款2項2目道路橋りょう維持費の310花輪小坂線ほか舗装補修事業2,022万円と、10款2項1目学校管理費の560普通教室等空調設備設置事業1億4,193万3,000円、3項1目の560普通教室等空調設備設置事業9,961万6,000円は、事業の前倒しに係る工事費の追加であります。  以上で説明を終わります。 ○議長(宮野和秀君) 提案者の説明を終わります。  これより質疑を受けます。議案第31号について質疑ございませんか。吉村議員。 ○11番(吉村アイ君) 11番吉村です。
     16ページの4款230の新型コロナウイルスワクチン接種事業の医療従事者に関してということですけれども、県内では能代市とかは先行で医療従事者にワクチンを接種したという報道がありました。鹿角市は、この医療従事者に対してはいつ頃からやる予定か。それから、医者、看護師とかどのくらいの人数分かお知らせください。  あと、次の18ページ、7款のインカレスキー大会に対して宿泊事業者応援事業2分の1補助ということですけれども、この2分の1というのは大体はキャンセル料ということなんでしょうか。具体的にその金額に関しての2分の1の内訳をお知らせください。  以上です。 ○議長(宮野和秀君) 健康福祉部長。 ○健康福祉部長(豊田憲雄君) 最初に4款1項の新型コロナウイルスワクチンの接種事業ですが、医療従事者への接種はいつ頃かということですけれども、ワクチンの供給状況がまだ未確定なんですけれども、いずれ体制としては県から基幹の病院になる厚生病院を通じてワクチンが来て、そこで今度は各医療機関と連携して接種するという流れになっていますけれども、現在のところ3月中旬過ぎになると想定しております。  それと、今回予算をお願いしている接種委託料ですけれども、単価が2,277円で、人数は今回1,000人分の2回分をお願いしております。 ○議長(宮野和秀君) 健康福祉部次長。 ○健康福祉部次長(村木真智子君) 医療従事者の内訳、1,000人の内訳となっておりますが、まず医療機関が780人くらい、歯科診療所が50人くらい、薬局が75人くらい、あとその他消防職員や市の職員で100人くらいと見込んでおります。 ○議長(宮野和秀君) 産業部次長。 ○産業部次長(花海義人君) インカレスキー大会についてでありますけれども、今回のインカレに対応していただく予定でありました15事業者分となります。こちらの料金でありますけれども、まずAランクからDランクまでありまして、最大素泊まり料金6,600円から4,000円の間がありますけれども、そちらの宿泊料金の2分の1を助成して3,500万円ということになります。 ○議長(宮野和秀君) ほかにございませんか。吉村議員。 ○11番(吉村アイ君) そうすれば、キャンセル料見合いというくらいですか、この料金に関しては。 ○議長(宮野和秀君) 産業部次長。 ○産業部次長(花海義人君) キャンセルというか、その宿泊料金は決まっていますので、そちらの2分の1で9,462泊分になります。 ○議長(宮野和秀君) ほかにございませんか。安保議員。 ○3番(安保誠一郎君) 同じく宿泊事業者応援事業なんですけれども、今インカレ中止ということで伺いましたが、国体も中止になっておりますよね。その辺の兼ね合いはどうなのかお聞かせください。 ○議長(宮野和秀君) 産業部次長。 ○産業部次長(花海義人君) 国体に関しましては、この間知事も発表したとおり、県のほうでの支援となります。 ○議長(宮野和秀君) ほかにございませんか。田口議員。 ○4番(田口 裕君) 16ページの地域新エネルギー利活用推進事業について3,500万円の計上がありますが、質問いたします。  今回のこのかづのパワーの事業については、2度ほど全員協議会で説明をいただきました。この内容は今日説明ありませんでしたけれども、電力市場が高騰して調達価格が販売価格を上回っている状況で、事業継続が困難になったという状況に直面した内容であります。今回の市場の高騰は、事前に想定するのが難しい状況という形でありましたけれども、休止という経営の重大な結果に至っております。リスクへの備えが十分であったのかという疑問を感じています。  今回のこの予算の内容ですが、補助金として計上されていますが、口頭で大きい数字の説明はいただきましたけれども、内容についてはほとんど詳しい説明をいただいていません。  まず1点は、このかづのパワーからの市に対する助成依頼があったのかどうか。それと、この3,500万円の内容について詳細を少し説明いただきたいと思っています。補助対象経費というのが給与賃金、役員報酬から旅費交通費、消耗品費、委託料等になっていますが、先般の全員協議会では赤字の補填が大多数を占めるということでしたけれども、この補助金の対象経費から外れるんじゃないかと思っていますが、その2点をまず説明をお願いします。 ○議長(宮野和秀君) 産業部次長。 ○産業部次長(花海義人君) まず、かづのパワーからの市の支援の依頼でありますけれども、こちら我々も出席しております取締役会、こちらのほうでまず存続を決めたいという話の中で何とか市のほうからも支援していただきたいという依頼があったものであります。  こちらの内容でありますけれども、まず今回の電気料に関しましては、電気の仕入れに関しましては何度もお答えしておりますけれども、未確定部分がまだありますけれども、現時点での算定になりますが売上など収入が約1,400万円ありますけれども、これに対し、仕入れ経費、支出が約6,000万円で1月損益見込みが4,600万円となっています。こちらが電気料の今回の値上げ分であります。  あと、支援内容でありますけれども、これから存続に向かっていろいろ検討していくわけでありますけれども、また市の電気事業に関しての方策も考えていくという経費でありますけれども、こちら含めまして事業モデル構築事業及び市のエネルギー政策に関わる業務に500万円ほど見込んでおります。こちらのほう、全部で6,100万円の経費がかかるわけでありますけれども、こちらの自己資金が今3,100万円ありますので、そちらを差し引いた額を今回支援するということになっております。 ○議長(宮野和秀君) 田口議員。 ○4番(田口 裕君) 今、後段の回答がちょっと違うなと思っていますが、まず補助金の対象経費から今回の赤字の補填というものは明確にした中で補助金内容として出すべきだと思いますが、その経費が入っていない中でやるという内容でしたので、そこを先ほど質問しました。ちょっとその点は、そこだけ指摘しておきます。  それで、今回こういう鹿角の経済状況の中で非常にやはりかなり廃業した人もいますし、失業した人もいます。公金の投入というのは、非常にやはり時間をかけて慎重に対応していく必要があると思っていますが、市民の方はこのかづのパワーの問題についてほとんど内容を知りません。どこかでやはり、市のほうとしてこういう経済状況の中で公金を投入する場合の説明をする、こういうふうになっていくんだと、市の考えはこうだということを、場を設けて説明していく必要があると思いますが、その点についてはどう考えますか。 ○議長(宮野和秀君) 産業部次長。 ○産業部次長(花海義人君) そちらのほうの考えを説明するということで、我々2回ほど全員協議会という場を設けて、マスコミの方も来ておりますけれども、そちらのほうで市の考えを申し上げた次第であります。  このことでありますけれども、今回はあくまでも異常な高騰がこの原因となったということであります。決して、経営陣の放漫経営によってこの経営が困難に追い込まれたわけではありません。我々が行っているこの地産地消を進めるためには、現在特定卸供給契約という仕組みも、国がこの電気の地産地消を進める上で肝煎りの事業として始まったものであります。我々もこの流れに沿って再エネの豊富な鹿角市の特色を体現化するために、念願の事業として立ち上げたものであり、今回の原因の一つとしてやはりこの国の制度にも未熟な部分があったのではないか、また、電気事業者がLNGに対する、不足分に対する備えの部分についてもいろいろ問題があったのではないか、人のせいにするわけではありませんけれどもそういう問題が今回あります。今回の国会でもこういったことが議論されております。  このような理由によりまして、もちろん経営陣は責任を痛感しているところでありますが、今回のケースを経営陣の責任に押しつけるのもあまりにも厳し過ぎると我々は思っております。  また、このことについては2回ほどの全員協議会でも、田口議員も全員協議会のほうでも想定外であったということをご理解いただいていたのかなと思っております。  また、この責任についても、今の出資者なり代表取締役の中では、とても責任を問われる問題ではないのかなというご発言があり、あくまでも想定外の事案であるということはご理解いただいていたのではないかと我々は思っておりました。  市としましても、当初は解散を視野にしておりましたが、全員協議会の場で議員の皆様から前向きなありがたいご意見をいただいたところであります。あらゆる検討をしていくことをその場で説明したところでありますが、再度取締役会を開きまして、皆様の意見をお伝えし、やはり存続に向かうということで話がまとまり、株主説明会でもこの事業に関しては株主の皆さんも非常にいい事業だ、会社も存続してもらいたいという意見がありました。そういった意見を伺いながら、さらに市としても再検討いたしました。解散、存続、破産ということの選択も慎重に再検討した結果、市・現経営陣においてもこの全国的にもまれな想定外の経験、反省を次に生かして前に進めることがむしろ我々の使命だということで、存続ということを判断させていただいた次第であります。そういうことで、何とかご理解いただきたいと思っております。 ○議長(宮野和秀君) 田口議員。 ○4番(田口 裕君) 全員協議会の中でも2度ほどその内容については議論させていただきましたが、やはり今金融機関も融資をしないという状況に陥っている中で、公金を入れて継続の方針を立てているわけですので、その辺の税金を投入するということは非常にやはり大きいと思っております。そういう意味では、先ほど全員協議会とマスコミも入っているという話でしたが、やはり市民にも何らかの形でこういう形でやる、そして次にステップアップしていくというような考えなり取組をお願いしたいなと思っています。  最後に、この会社の期限が来年の3月31日までであります。そこまでの間にいろいろなあらゆる方策を模索していくということの期間設定でありますけれども、その辺はどのように想定されていますか。その辺であまり見込みがないと、この会社は3月で閉めるという方向なんですか。その辺はどういう方針でございますか。 ○議長(宮野和秀君) 産業部次長。 ○産業部次長(花海義人君) 今考えられる可能性としては、まず相対契約。一番リスクの低い、こういった市場価格の変動に左右されない相対契約。また、現在市内の再生可能エネルギーを利用して販売している大手事業者、小売事業者もありますけれども、そちらとの協議の中でもし協力できればそちらのエネルギーをこちらに供給してもらうなど、そういったいろいろな方策を今考えております。可能性も少しはあるのではないかと考えております。その中で来年1年間検討していきたいと思っております。  また、もしかすれば、その1年ではどうにもならなくても、もう少し粘れば存続に向けて再開できるのではないかということが分かれば、またそのときに次の段階を考えたいと思っております。 ○議長(宮野和秀君) ほかにございませんか。栗山議員。 ○10番(栗山尚記君) 18ページのインカレスキー大会の宿泊事業者支援金、こちらについて2点ほどお尋ねいたします。  1点目は財源について。こちらインカレのほうは市の一般財源で予算を準備するということですが、インカレスキー大会も全国から多くの学生が集まる全国規模の大会だと思いますが、ほかからの支援の可能性はあったのか、今後何かそういう動きがあるのか、これが1点。  もう1点は、これはあくまでも宿泊事業者に対する支援金でありますが、やはりそのほかにもこの中止により大きなダメージを受けた業界や取引業者等々があると思いますが、それらに対する何か対策は考えておられるのか、この2点についてお願いいたします。 ○議長(宮野和秀君) 産業部次長。 ○産業部次長(花海義人君) まず財源でありますけれども、地方創生臨時交付金、こちらを活用してまいりたいと思います。  その他の事業に関しましては、まず今回宿泊事業者は喫緊の課題ということで差し当たって予算化させていただきました。今後、これに影響する事業者に関しましては、経済波及効果もあったものでありますので、そちらに対する支援については今後考えてまいります。 ○議長(宮野和秀君) ほかにございませんか。戸田議員。 ○1番(戸田芳孝君) 1番戸田です。  ページ戻っていただいて、16ページの田口議員の質問の関連でお伺いいたします。  地域電力の件ですけれども、市のほうとして、全員協議会で議員の意見を聞いて、今後会社を存続したいという、そういう方向性で協議されたというお話でした。株主説明会を開催して株主の方の意見を聞いて出資者の意見を聞いて、その出資者からはどのような意見が出たのか。会社を存続することに対して全員が納得、賛成したのか。また、20名の株主全員が賛成したのか、その割合などもお聞かせいただいてよろしいでしょうか。 ○議長(宮野和秀君) 産業部次長。 ○産業部次長(花海義人君) まず株主の方に関しましては、この再エネに関しては今後推進されていく、これからさらに国も含めて進めていく上でのことを考えると、これは非常に有益な事業であることから、今回の経営陣に対する責任はあるかもしれないけれども、存続してこの事業は続けてほしいという意見がありました。また、ほかの株主の方からも賛成意見が出ていた状況であります。 ○議長(宮野和秀君) 戸田議員。 ○1番(戸田芳孝君) 何人ですか。 ○産業部次長(花海義人君) 欠席された株主の方もおりますけれども、出席者全員が賛成の意見でありました。 ○議長(宮野和秀君) 戸田議員。 ○1番(戸田芳孝君) 20名全員じゃないようですけれども、全員がまあ賛成ということで賛同したということです。  もう1点なんですが、ちょっと素人感覚で申し訳ないんですけれども、市の出資割合というのが49%ですか、今回3,500万円補助するわけなんですけれども、やはりこの出資割合に応じての負担という形になるべきじゃないかと考えるんですけれども、その辺のお考えだけお聞かせください。 ○議長(宮野和秀君) 産業部次長。 ○産業部次長(花海義人君) 今回はそもそもこのかづのパワーに関しましては、市が進めるエネルギー施策の中心となるために設立した会社でありますので、今回のような想定外の事案が起こったことでありますので、市としてこの分を全て支援するという形にしたものであります。 ○議長(宮野和秀君) 戸田議員。 ○1番(戸田芳孝君) もう1点ですが、先ほども田口議員がお話しした今後の見通しです。お話の中では来年3月、その可能性を探っていって、困難であればまた延長するかもしれないようなお話もありました。その1年間の経費で約500万円ですか、先ほどの説明で見ていらっしゃるんですね。これが無駄にならないように、本当にもっと慎重にやはりこういう結論を出すべきじゃなかったかなと思っているんですよ。結局駄目だったということのないように。もう一度その見通しを、可能性は少しあるというさっきのお話なんですが、可能性が少しあるというのは、私は、少しあるというその程度の可能性で1年間継続するというのは非常に疑問なんですけれども、もう一度その1年後の見通しについてもう少し詳しくお聞かせください。 ○議長(宮野和秀君) 産業部長。 ○産業部長(田口善浩君) ただいまのご質問ですが、先ほど花海次長のほうからも話しましたように、今回のかづのパワーの存続といいますのは、リスク回避、新たなスキームの模索でありまして、併せてエネルギービジョンの方向性を見いだすためのものと捉えております。確かに理想の目標というものはございます。ございますが、これを達成するための仕組みづくり、手法を見いだせればと考えておりますので、それを達成するということではなくても、その方向性が見いだせればと思っておりますので、この1年間頑張ってまいりたいと思っております。 ○議長(宮野和秀君) ほかにございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、質疑を終結いたします。  本議案について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第31号について、原案のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第31号については原案のとおり可決されました。  次に、議案第32号令和2年度鹿角市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。市民部長。 ○市民部長(中村 修君) 23ページをお願いします。  議案第32号です。  令和2年度鹿角市の国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによる。  第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,431万1,000円を追加し、総額を歳入歳出それぞれ33億4,011万4,000円とする。  第2項、予算補正の款項の区分及び金額は、第1表歳入歳出予算補正による。  令和3年2月24日提出、鹿角市長。  本補正予算でありますが、令和2年度の保険給付費につきましては12月の補正予算により増額しておりましたが、コロナ禍における医療機関受診状況の月ごとの増減が想定以上に大きく、保険給付費に不足が見込まれる状況となったため、追加するものであります。  29、30ページをお願いします。  初めに歳入でありますが、3款1項1目保険給付費等交付金2,431万1,000円は、歳出保険給付費の増加に伴うものです。  次のページをお願いします。  次に、歳出でありますが、2款1項1目一般被保険者療養給付費2,298万8,000円及び3目一般被保険者療養費132万3,000円は、それぞれ実績見込みにより増額するものです。  以上で、議案第32号の説明を終わります。 ○議長(宮野和秀君) 提案理由の説明を終わります。  これより質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、質疑を終結いたします。  本議案について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第32号について、原案のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり)
    ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第32号については原案のとおり可決されました。  次に、議案第33号令和3年度鹿角市一般会計補正予算(第1号)を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。総務部長。 ○総務部長(佐藤康司君) 令和3年度一般会計補正予算書の1ページをお願いいたします。  令和3年度鹿角市の一般会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。  第1条、歳入歳出予算の補正は、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1億6,836万9,000円を減額し、総額をそれぞれ170億1,963万1,000円とする。  第2項、予算の款項の区分及び金額は、第1表歳入歳出予算補正による。  第2条は、地方債の変更及び廃止を定めます。  令和3年2月24日提出、鹿角市長。  補正予算(第1号)は、国の第3次補正予算の財源を活用するため、令和3年度当初予算に計上した地籍調査事業や普通教室等空調設備設置事業などについて、議案第31号で説明しました令和2年度補正予算(第15号)に前倒し計上したことに伴う減額を行うほか、16歳以上の市民を対象とした新型コロナウイルスワクチン接種事業に係る経費を計上いたします。  4ページ、5ページをお願いいたします。  第2表地方債補正1の変更は、ほ場整備事業、花輪大堰改修事業及び道路橋りょう整備事業の3件について、2の廃止は学校教育施設整備事業について、それぞれ令和2年度予算に計上するため、限度額を減額し、または廃止するもので、合わせて1億9,850万円の減額となります。  9ページ、10ページをお願いいたします。  歳入です。  14款1項2目1節保健衛生費負担金の新型コロナウイルスワクチン接種対策費負担金1億1,846万3,000円は、ワクチン接種費用が全額交付されるものであります。  4目1節道路橋りょう費補助金の社会資本整備総合交付金1,074万7,000円の減額から、15款2項1目1節総務管理費補助金の地籍調査費補助金1,182万4,000円の減額までは、令和2年度予算に前倒し計上することに伴う減額であります。  18款2項1目1節財政調整基金繰入金1,362万8,000円の減額は、財源調整による繰り戻しであります。  20款5項6目過年度収入の新型コロナウイルスワクチン接種対策費負担金455万4,000円は、令和2年度予算に計上した医療従事者等へのワクチン接種対応分について、国の予算繰越に伴い令和3年度で収入をするものです。  21款市債については地方債補正で説明したとおりであります。  13ページ、14ページをお願いいたします。  歳出です。  4款1項5目新型コロナウイルス感染症対策費の230新型コロナウイルスワクチン接種事業1億1,846万4,000円は、16歳以上の市民を対象とした円滑なワクチン接種を実施するため、医療機関等への予防接種委託料を計上いたします。  その他の科目は、令和2年度予算に前倒しで計上した予算の減額であります。  以上で説明を終わります。 ○議長(宮野和秀君) 提案者の説明を終わります。  これより質疑を受けます。議案第33号について質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、質疑を終結いたします。  本議案について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第33号について、原案のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第33号については原案のとおり可決されました。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程追加 閉会中審査事件の付託 ○議長(宮野和秀君) 次に、お諮りいたします。  各常任委員長及び議会運営委員長より、会議規則第104条の規定により閉会中審査事件の申出がありますので、この際、これを本日の日程に追加し、直ちに議題にいたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。  お諮りいたします。閉会中の審査事件について、お手元に配付しております閉会中審査事件付託表のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮野和秀君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。  以上をもちまして、令和3年第1回鹿角市議会定例会の議事は全て終了いたしました。  本定例会は、去る2月1日から本日までの24日間にわたりましたが、この間における議員各位並びに市長はじめ理事者のご精励に敬意を表しますとともに、議長に寄せられましたご協力に衷心より感謝申し上げます。  当局におかれましては、本定例会の審議の過程で出されました議会の意見等を十分尊重され、新年度におきましても、今以上に効率的な行財政運営に当たられますよう切望いたします。  この際、任期満了の定例会を終えるに当たり、議長として一言挨拶を申し上げます。     (議長 宮野和秀君 登壇) ○議長(宮野和秀君) 去る平成29年4月11日の臨時議会において皆様より推挙され、この4年間長きにわたり任務を全うすることができました。そのことについては皆様の本当に厚いご厚情、それからご支援、本当にありがとうございました。議員の皆様、市長をはじめ理事者の皆様、本当にありがとうございました。至らぬ点も数々ございましたけれども、皆様のご厚情を賜り本当にありがとうございました。  私たちの任期は3月31日までであります。今期は途中、市会議員の選挙もあり、立候補する皆様、本当に手足を引っ張り合いながら奮闘し合いながら、14日の選挙日には無事当選され、うまい酒が飲めますよう、ご祈念申し上げております。  また、今期限りでご勇退なされる皆様、本当に長い間ご苦労さまでした。いろいろありましたけれども、ここはラグビーではございませんけれども、また元に戻りまして、本当に健康には十分留意され、今後とも市の発展にご指導ご鞭撻のほど、お願い申し上げます。  最後になりますが、皆さん本当にありがとうございました。     (議長 宮野和秀君 降壇) ○議長(宮野和秀君) 次に、市長から挨拶があります。市長。     (市長 児玉 一君 登壇) ○市長(児玉 一君) まずは、本定例会に提案いたしました多数の重要案件につきまして、精力的にご審議をいただきご可決賜りましたことに心からお礼を申し上げます。皆様におかれましては、新型コロナウイルスの影響による活動の制限を受け、様々な議員活動においても大変ご難儀されたことと思います。在任中の市勢発展に資する多くのご貢献に対しまして、衷心より感謝を申し上げます。  そして、議員の任期が間近に迫っておりますが、今期をもってご勇退されます議員各位には、長きにわたるご尽力に改めて敬意と感謝を申し上げますとともに、今後ともご自愛の上、それぞれのお立場から市勢発展のため、ご指導、ご助言を賜りますようお願いを申し上げます。  また、出馬を予定されている皆様には、再び当選の栄に浴されますよう、ご検討を心よりお祈りいたしております。  議員の皆様には健康に十分ご留意されますとともに、引き続き市政に対するご協力をお願い申し上げまして、お礼の言葉とさせていただきます。本当にありがとうございました。     (市長 児玉 一君 降壇) ○議長(宮野和秀君) 以上で、令和3年第1回鹿角市議会定例会を閉会いたします。     午前11時39分 閉会...