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令和 3年第2回定例会(第6日 3月24日)

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  1. 扶桑町議会 2021-03-24
    令和 3年第2回定例会(第6日 3月24日)


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    最終取得日: 2021-09-06
    令和 3年第2回定例会(第6日 3月24日)   令和3年3月24日(水曜日)午前9時30分開議 第1 議案第2号 令和3年度扶桑町一般会計予算 第2 議案第3号 令和3年度扶桑町土地取得特別会計予算 第3 議案第4号 令和3年度扶桑町国民健康保険特別会計予算 第4 議案第5号 令和3年度扶桑町介護保険特別会計予算 第5 議案第6号 令和3年度扶桑町後期高齢者医療特別会計予算 第6 議案第7号 令和3年度扶桑町下水道事業会計予算 第7 議案第8号 令和2年度扶桑町一般会計補正予算(第15号) 第8 議案第9号 令和2年度扶桑町介護保険特別会計補正予算(第5号) 第9 議案第10号 令和2年度扶桑町下水道事業会計補正予算(第5号) 第10 議案第11号 扶桑町地域公共交通会議設置条例の制定について 第11 議案第12号 扶桑町附属機関条例の一部を改正する条例について 第12 議案第13号 扶桑町特別職の職員で非常勤のもの等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について 第13 議案第14号 扶桑町職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例について 第14 議案第15号 職員の服務の宣誓に関する条例等の一部を改正する条例について 第15 議案第16号 扶桑町税条例の一部を改正する条例について 第16 議案第17号 扶桑町国民健康保険税条例の一部を改正する条例について 第17 議案第18号 扶桑町体育施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について 第18 議案第19号 扶桑町国民健康保険条例の一部を改正する条例について
    第19 議案第20号 扶桑町介護保険条例の一部を改正する条例について 第20 議案第21号 扶桑町廃棄物の減量及び適正処理等に関する条例の一部を改正する条例について 第21 議案第22号 町道路線の認定について 第22 議案第23号 扶桑町第8期高齢者保健福祉総合計画について 第23 議案第24号 扶桑町第6期障害福祉計画・第2期障害児福祉計画について 第24 議案第25号 扶桑町環境基本計画(改訂版)について 第25 議案第26号 和解及び損害賠償額の決定について 第26 議案第27号 令和3年度扶桑町一般会計補正予算(第1号) 第27 議案第28号 扶桑町母子・父子家庭医療費支給条例の一部を改正する条例について 追加日程 第28 議員提出議案第1号 扶桑町議会会議規則の一部を改正する規則について 第29 令和2年度議会改革特別委員会中間報告 第30 意見書案第1号 75歳以上の医療費窓口負担2割化撤回を求める意見書について         ―――――――――――――――――――――――― 本日の会議に付した案件  議事日程のとおり         ―――――――――――――――――――――――― 出席議員(16名)        1  番     伊  藤     猛  君        2  番     間  宮  幹  男  君        3  番     荒  木  孝  三  君        4  番     近  藤     裕  君        5  番     兼  松  伸  行  君        6  番     澤  田  憲  宏  君        7  番     千  田  勝  文  君        8  番     丹  羽  友  樹  君        9  番     大 河 原  光  雄  君       10  番     和  田  佳  活  君       11  番     矢  嶋  惠  美  君       12  番     佐  藤  智 恵 子  君       13  番     小  室  輝  義  君       14  番     髙  木  義  道  君       15  番     千  田  利  明  君       16  番     杉  浦  敏  男  君         ―――――――――――――――――――――――― 欠席議員(なし)         ―――――――――――――――――――――――― 地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者の職氏名      町     長     鯖  瀬     武  君      教  育  長     澤  木  貴 美 子  君      総 務 部 長     紀  平  剛  志  君      健康福祉部長      髙  木     明  君      健康福祉部参事兼多機能児童館等準備室長                  糸 井 川     浩  君      産業建設部長      澤  木  俊  彦  君      会計管理者       尾  関     実  君      教育次長兼学校教育課長 志 津 野     郁  君      政策調整課長      長 谷 川  明  夫  君      総務課長        兼  松  和  彦  君      税務課長        岩  田  雄  尚  君      災害対策室長      川  瀬  直  彦  君      住民課長        小  山  勝  己  君      介護健康課長      渡  邊  隆  吉  君      福祉児童課長      小  室  和  広  君      保育長         登  坂  峰  代  君      産業環境課長      村  田  武  司  君      土木課長        鈴  木  弘  孝  君      都市整備課長      安  藤  正  人  君      生涯学習課長      仙  田  剛  宏  君      文化会館長       小  川     健  君      監査事務局長      髙  木  佳 穂 里  君         ―――――――――――――――――――――――― 本会議に職務のため出席した者の職氏名      議会事務局長      江  口  英  樹  君      議会事務局主幹     奥  村     洋  君         ――――――――――――――――――――――――              午前9時49分 開議 ○議長(杉浦敏男君) おはようございます。  ただいまの出席議員は16人です。  定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程につきましては、お手元に配付してあります議事日程表の順序で進めさせていただきたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉浦敏男君) 御異議なしと認めます。よって、本日の議事日程につきましては、このように決定いたしました。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第1 議案第2号 令和3年度扶桑町一般会計予算から日程第27 議案第28号 扶桑町母子・父子家庭医療費支給条例の一部を改正する条例についてまで ○議長(杉浦敏男君) これより日程第1、議案第2号 令和3年度扶桑町一般会計予算から日程第27、議案第28号 扶桑町母子・父子家庭医療費支給条例の一部を改正する条例についてまでがそれぞれ所管の常任委員会へ付託になっており、その審査が終了しております。この際、これを一括議題とし、各常任委員長から、その審査の経過並びに結果について報告を求めます。  報告の順序につきましては、総務建設常任委員長福祉文教常任委員長の順に報告を求めることとします。常任委員長の報告に対する質疑につきましても、常任委員長の報告ごとに進めます。  これより、矢嶋惠美総務建設常任委員長の報告を求めます。  矢嶋惠美総務建設常任委員長。    〔11番 矢嶋惠美君登壇〕 ○11番(矢嶋惠美君) 議長の指名により、総務建設常任委員会の委員長報告を行います。  3月定例会本会議において、当常任委員会に付託されました議案第2号 令和3年度扶桑町一般会計予算(所管部分)はじめ議案15件について、3月15日に会議を開き、審査が終了いたしましたので、その経過と結果を御報告いたします。  最初に、資料の提出について、担当課より資料説明があり、質疑はなく、その後、当常任委員会に付託されました議案の審査に入りました。  最初に、議案第2号 令和3年度扶桑町一般会計予算(所管部分)を議題とし、補足説明はなく、質疑を行いました。  主な質疑は次のとおりです。  政策調整課の関係では、AI・RPA連携関連事業費は、毎年、この予算額を払っていくのかとの質疑に対して、今後、変わることは基本的にないと答弁がありました。  OCRの共同利用にも今後やるということかとの質疑に対して、今年度、具体的には新生児の給付金で、その後、各課に活用するための情報提供をしていくと答弁がありました。  70周年記念事業準備で、町勢要覧作成とビデオ作成以外にイベントについて考えているかとの質疑に対して、来年度は準備の年で、再来年度、70周年の年に何か考えていくことはあると答弁がありました。  町の記録として、写真の記録に関して一括管理していく考えはとの質疑に対して、記録写真の保管は非常に大事で、70周年を機にビデオ等作成の予算を計上している。今後、写真などのデータでの一括管理を研究課題とすると答弁がありました。  町債7億1,500万円と公債が6億5,000万円で、財政調整基金の取崩しも含めて、ここ五、六年バランスが崩れている。この状況についての考えはとの質疑に対して、町債の発行は、できる限り有効なものは活用し、算定率の低いものは財政調整基金を繰り入れ、事業によって調査しながら進めていると答弁がありました。  総務課の関係では、防犯カメラの設置について、2年に1度ではなく、計画的に設置する考えはとの質疑に対して、現在の設置状況は各施設、公園、保育園、放課後児童クラブなど合計79台であり、今後、目標値を設定し計画的に設置していきたいと答弁がありました。  空き家の有効活用で、下水道の供給開始時に持ち主の負担か借主の負担か、どちらになるかとの質疑に対して、特別の取決めがなければ持ち主の負担になると答弁がありました。  空き家利用の要綱に10年の活動が必要という縛りがあるが、負担ではないか。5年にするのはどうかとの質疑に対して、国の補助金の要綱に10年とあり、国、県の補助が受けられる範囲内に設定したと答弁がありました。  災害対策室の関係では、予算上、4名の人件費が計上されているが、3名から1名増員するということかとの質疑に対して、採用の計画と当初予算編成のときには要望もあり予定したが、その後、急遽職員の事情があり、4月1日には3人のスタートとなった。消防長が定年退職ということで、その方に任期つきで来てもらうということもあり、戦力的にはアップしていく思うと答弁がありました。  機械器具費LED投光器などとある702万円の説明をとの質疑に対して、LED投光器が小学校に4台、あとは仮設トイレ、移動式のかまど、防災訓練などに使っているかまども購入していく予定と答弁がありました。  産業環境課の関係では、愛北広域事務組合の負担金について、し尿処理費が昨年度より高いが内容はとの指摘に対して、令和3年度の予算は、令和元年度のし尿搬入実績割合で決まり、昨年の予算は、平成30年度の搬入実績割合からであると答弁がありました。  土木課の関係では、丹羽用排水路改修事業で、想定される時期と扶桑町の負担の想定はとの質疑に対して、負担金は令和5年度から支払い予定で、概算金額は5,361万円を予定する。令和3、4年度で設計、扶桑町は早くて令和6年以降になり、事業としては令和10年度までの計画とすると答弁がありました。
     質疑終結後、討論に入りました。  反対討論として、コロナ禍の中、住民の命と暮らしを守る施策の推進と地方自治法の主眼である福祉の増進は、令和3年度の予算編成の要であると考える。地域公共交通の確立は、本予算に示されている点は評価したいと思うが、高齢になっても安心して暮らせる環境整備こそがまちづくりの根幹でなければならない。住民の暮らし、住環境等、どれを取っても十分ではない。コロナに苦しむ住民、町内業者の暮らし、なりわいに寄り添う施策の実行に全力を挙げることを求める。よって、令和3年度扶桑町一般会計予算に反対する。  賛成討論として、コロナ禍の影響から個人所得の減少、企業収益の悪化から町民税で大きな減少が見込まれ、厳しい財政運営が求められる中、防犯カメラ設置、空き家対策費の補助金、LED化による省電力化など、防犯・防災につながる施策が盛り込まれている。また、コロナ禍での町民の生活支援と消費拡大による地域経済の活性化を図る事業も盛り込まれ、いずれも町民の快適な環境と安全・安心を守る事業で適切な内容と認め、令和3年度扶桑町一般会計予算に賛成するとありました。  討論終結後、採決の結果、議案第2号は、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第3号 令和3年度扶桑町土地取得特別会計予算を議題とし、補足説明はなく、質疑を行いました。  主な質疑は次のとおりです。  予算315万円が組まれているが、今後、借地ではなく土地取得の予算を組む考えはあるかとの質疑に対して、今後について借地を減らしつつ、可能な限り用地を取得していきたいと考えると答弁がありました。  質疑終結後、討論はなく、採決の結果、議案第3号は、賛成全員で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第7号 令和3年度扶桑町下水道事業会計予算を議題とし、補足説明、質疑、討論はなく、採決の結果、議案第7号は、賛成全員で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第8号 令和2年度扶桑町一般会計補正予算(第15号)(所管部分)を議題とし、補足説明、質疑、討論はなく、採決の結果、議案第8号は、賛成全員で原案とおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第10号 令和2年度扶桑町下水道事業会計補正予算(第5号)を議題とし、補足説明、質疑、討論はなく、採決の結果、議案第10号は、賛成全員で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第11号 扶桑町地域公共交通会議設置条例の制定についてを議題とし、補足説明、質疑、討論はなく、採決の結果、議案第11号は、賛成全員で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第13号 扶桑町特別職の職員で非常勤のもの等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例についてを議題とし、補足説明、質疑、討論はなく、採決の結果、議案第13号は、賛成全員で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第14号 扶桑町職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例についてを議題とし、補足説明、質疑、討論はなく、採決の結果、議案第14号は、賛成全員で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第15号 職員の服務の宣誓に関する条例等の一部を改正する条例についてを議題とし、補足説明、質疑、討論はなく、採決の結果、議案第15号は、賛成全員で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第16号 扶桑町税条例の一部を改正する条例についてを議題とし、補足説明、質疑、討論はなく、採決の結果、議案第16号は、賛成全員で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第21号 扶桑町廃棄物の減量及び適正処理等に関する条例の一部を改正する条例についてを議題とし、補足説明、質疑、討論はなく、採決の結果、議案第21号は、賛成全員で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第22号 町道路線の認定についてを議題とし、補足説明、質疑、討論はなく、採決の結果、議案第22号は、賛成全員で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第25号 扶桑町環境基本計画(改訂版)についてを議題とし、補足説明、質疑、討論はなく、採決の結果、議案第25号は、賛成全員で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第26号 和解及び損害賠償の額の決定についてを議題とし、補足説明、質疑、討論はなく、採決の結果、議案第26号は、賛成全員で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第27号 令和3年度扶桑町一般会計補正予算(第1号)(所管部分)を議題とし、補足説明はなく、質疑を行いました。  主な質疑は次のとおりです。  総務課の関係では、会計年度任用職員の選任について、どれくらいの期間を想定しているかとの質疑に対して、令和3年度末までの予定でいると答弁がありました。  質疑終了後、討論はなく、採決の結果、議案第27号は、賛成全員で原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で、総務建設常任委員会に付託されました全15案件、全て審査が終了したことを御報告いたします。 ○議長(杉浦敏男君) これより、矢嶋惠美総務建設常任委員長の報告に対する質疑を行います。  質疑のある方。    〔挙手する者あり〕 ○議長(杉浦敏男君) 髙木さん。 ○14番(髙木義道君) 尾張北部環境組合で、今、新ごみ処理施設の建設計画が進行しているわけでありますけれども、当然、その内容についてもどんな状況かというような、私も議員の一人として参加しておるわけでありますけれども、地元協力金であるだとか地域振興策、本当に頭を悩ませている状況であります。それに関する関連した質疑、質問はなかったんでしょうかね。 ○議長(杉浦敏男君) 矢嶋さん。 ○11番(矢嶋惠美君) 特に基本的にはなかったと思います。基金のことについて一部質問がありましたけど、内容についての御質問は特にはなかったかと思います。 ○議長(杉浦敏男君) 髙木さん。 ○14番(髙木義道君) 扶桑町全体の問題でもあることでありますので、当然、尾張北部環境組合の項目も出てきていると思うもんですから、ぜひ積極的にどうだということを提案していただいて、参加議員にこうせよというようなアドバイスも欲しいなという思いで今質問させてもらいました。以上です。 ○議長(杉浦敏男君) ほかに質疑ありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉浦敏男君) ほかに質疑もないようですから、以上で、矢嶋惠美総務建設常任委員長の報告に対する質疑を終結します。  次に、兼松伸行福祉文教常任委員長の報告を求めます。  兼松伸行福祉文教常任委員長。    〔5番 兼松伸行君登壇〕 ○5番(兼松伸行君) 議長の指名により、福祉文教常任委員会の委員長報告を行います。  3月定例会本会議において、当常任委員会に付託されました議案第2号 令和3年度扶桑町一般会計予算(所管部分)はじめ議案15件について、3月16日に会議を開き、審査が終了いたしましたので、その経過と結果を御報告いたします。  最初に、議案第2号 令和3年度扶桑町一般会計予算(所管部分)を議題とし、補足説明はなく、質疑を行いました。  主な質疑は次のとおりです。  住民課の関係では、国民健康保険特別会計繰出金の中のその他一般会計繰出金が3,500万円減額の理由はとの質疑に対して、令和3年度に保険税率の見直しを行うと同時に、その他一般会計繰出金についても見直しをしたと答弁がありました。  本町のマイナンバーカードの本年度の普及率目標と日曜日の交付日を増やす考えはとの質疑に対して、本年度の目標は44%で1年間7,000人、日曜日の交付日は増やす方向で考えていると答弁がありました。  コンビニ交付連携機器から情報が漏れる心配はないかとの質疑に対して、コンビニ交付のセキュリティーについては、扶桑町と地方公共団体の連合体・地方自治体専用ネットワークで接続され、コンビニとの間も専用通信ネットワークとなり、暗号化して通信を行っている。また、コンビニで発行するキオスク端末は、発行するごとにデータが毎回消去していると答弁がありました。  介護健康課の関係では、新型コロナウイルスワクチン接種事業費1億2,855万4,000円はこれで全てかとの質疑に対して、新型コロナウイルスワクチン接種費用については、追加でコールセンターの経費などもあり、今後分かり次第、事業費は変更されるものと考えると答弁がありました。  健康運動指導士を養成する考えはとの質疑に対して、県の指導者育成の研修を受けることで増やしていきたいと考えていると答弁がありました。  福祉児童課の関係では、児童発達支援支給事務費は年々増加しているが、新型コロナの影響かとの質疑に対して、利用者、利用回数は年々増加しており、令和2年度の実績を見込んだものであると答弁がありました。  多機能児童館等準備室の関係では、(仮称)多機能児童館建設工事費について、工事までのスケジュールはとの質疑に対して、現状は基本設計が固まり、3月中に概算工事費の算定を経て4月から詳細の設計を始める予定である。また、設計は8月10日が完了期間となっており、完了次第、工事の発注手続を進め、令和3年12月議会にて工事の契約議決予定で進めていると答弁がありました。  学校教育課の関係では、中学校費デジタル教科書95万5,000円の内訳はとの質疑に対して、教科は英語と社会、社会は地理、歴史、公民の3教科である。英語は各学年1セット8万5,800円が3学年分、社会は地理、歴史、公民合わせて1セット22万円、2校分で95万5,000円となると答弁がありました。  土曜教室の新年度見込み人数が多い柏森、高雄地区の新型コロナ対策はとの質疑に対して、現在、指導員の先生方に注意してもらい、手洗い、マスク着用、間隔を空け、窓を開けるなど対策をしている。令和3年度も対策は続けていくと答弁がありました。  生涯学習課の関係では、保健体育費の各種大会において、新年度は新型コロナ対策として大会の内容や種目に工夫があるかとの質疑に対して、新年度の文化・芸術・スポーツ行事については、新型コロナウイルスが終息するまで積極的かつ慎重に町民の安全を第一に考え進めていく。現時点では、個人や家族単位で参加できるボッチャやカローリング、クロリティーを計画し検討中である。あわせて、町民体育祭の名称もスポーツフェスティバルという名称に変更していきたい。他の大会も町民の皆様が楽しめるイベントを考えていると答弁がありました。  ワイヤレスドアホンは、各学供全施設に設置するかとの質疑に対して、8学供施設全てに設置する予定であり、防犯対策としても活用すると答弁がありました。  質疑終結後、討論に入りました。  反対討論として、住民の命と暮らしを守る福祉増進の施策は、令和3年度予算編成の要であると考える。地域公共交通の確立、児童館建設は本予算に示されている点は評価したい。新型コロナ禍に苦しむ住民、町内業者の暮らし、なりわいに寄り添う町政に全力を挙げることを求め、国民健康保険税、介護保険料、後期高齢者医療保険料など、自助を強要する国策の中で地方自治体にも悪影響が及び、住民の負担増大の原因と考える。国や県の言いなりでなく、地方の力を示し、命、暮らしを守る点において十分ではない。よって、令和3年度扶桑町一般会計予算には反対する。  賛成討論として、鯖瀬町長が就任され初めての予算編成である。総額で歳入歳出それぞれ106億900万円。新型コロナ禍にあって所管部分、民生費の構成比は41.6%、教育費が11.8%で予算編成の大きなウエートを占めている。  主な施策で、(仮称)多機能児童館建設工事、住民の一番関心が高い新型コロナウイルスワクチン接種事業、高雄・扶桑東小学校の体育館大規模改修工事など、子育て支援、住民の命を守る多くの新規拡大事業が見込まれている。中長期的な経常経費の削減を図るための施策も考えられていると評価する。予算執行に当たり、限られた財源を最大限に活用し、社会情勢、景気動向にも十分配慮しながら推進していただくことをお願いし、賛成討論とするとありました。  討論終結後、採決の結果、議案第2号は、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第4号 令和3年度扶桑町国民健康保険特別会計予算を議題とし、補足説明はなく、質疑を行いました。  主な質疑は次のとおりです。  加入者が減少する中、国民健康保険税の滞納はどれくらいあり、その何%を予算に組み入れているか。また、その多い階層はとの質疑に対して、1億1,400万円ほどの滞納があり、その23%を計上しており、所得100万円から200万円の階層が92人であると答弁がありました。  質疑終結後、討論に入りました。  反対討論として、2019年度に全国で国民健康保険料を滞納していた世帯は全加入世帯の14%近い、約245万世帯であることが分かった。日本共産党は、公費1兆円を新たに投入して、国民健康保険料を大幅に引下げ、中小企業の労働者が加入する協会健康保険並みにすることを提案している。新型コロナウイルスの感染拡大の下、国民生活を守るべき国と自治体の姿勢が厳しく問われている。扶桑町の令和3年度予算では、一般会計からの繰入れが半減、保険税も大幅値上げと国の悪政の防波堤を放棄している。よって、本予算には反対する。  賛成討論として、令和3年度扶桑町国民健康保険特別会計予算は、平成30年度の改正から段階的に予算編成の内容を変更、激変緩和策を考慮し編成されている。厳しいと言われる国民健康保険財政運営の安定化を図る中、人間ドック、特定健診事業も継続されている。住民目線で健康増進策など幅広い視点からも検討し、事業を運営していただくことをお願いして、賛成とするとありました。  討論終結後、採決の結果、議案第4号は、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第5号 令和3年度扶桑町介護保険特別会計予算を議題とし、補足説明はなく、質疑を行いました。  主な質疑は次のとおりです。  介護給付費準備基金繰入金が2,000万円以上減額の理由はとの質疑に対して、第8期高齢者保健福祉総合計画を作成、実行するに当たり、3年間かけて取り崩す予定である。初年度は4,900万円、それ以降は繰入額が増えていくと答弁がありました。  質疑終結後、討論に入りました。  反対討論として、要支援の訪問・通所介護を保険給付から総合事業へ移行、報酬単価が低いため、事業者の撤退も相次ぎ、介護保険料を払ってもサービスを受けられない状況が広がっている。人と人との関わりという介護の本質の中、保険料の減免・補助など介護保険サービスの充実という観点から十分な評価はできない。よって、本予算に反対する。  賛成討論として、これから団塊の世代が後期高齢者になっていく年でもあり、介護保険制度の財源が圧迫される見通しである。介護サービスを安定的に持続可能性を確保するため、地域包括ケアシステムの改善や自立支援、重度化防止の推進などの方向性が示されている。今後、さらに効率的な運用方法に心がけ、保険料が高くならないよう努力していただくようお願いし、賛成とするとありました。  討論終結後、採決の結果、議案第5号は、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第6号 令和3年度扶桑町後期高齢者医療特別会計予算を議題とし、補足説明、質疑、討論はなく、採決の結果、議案第6号は、賛成全員で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第8号 令和2年度扶桑町一般会計補正予算(第15号)(所管部分)を議題として、補足説明はなく、質疑を行いました。  主な質疑は次のとおりです。  介護健康課の関係では、予防接種事業費の委託料の減額が大きいが、当初の目的が達成できているかとの質疑に対して、主なものとして、個別の予防接種、インフルエンザ予防接種、風疹予防接種の減額がある。個別の予防接種については例年並み、インフルエンザでは実際に76%程度の接種を見込んでおり、例年は68%ほどの接種率である。なお、風疹予防接種については、罹患された方も見えるので、全体として31%ほどが抗体検査を受けている。減額はしたが、おおむね達成したと考える。  質疑終結後、討論はなく、採決の結果、議案第8号は、賛成全員で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第9号 令和2年度扶桑町介護保険特別会計補正予算(第5号)を議題とし、補足説明はなく、質疑を行いました。  主な質疑は次のとおりです。  繰越明許の補正は、新型コロナにより事業が遅滞しているとの説明につき、契約方法は随意契約かとの質疑に対して、随意契約で見積徴収した結果、517万円となったと答弁がありました。  質疑終結後、討論はなく、採決の結果、議案第9号は、賛成全員で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第12号 扶桑町附属機関条例の一部を改正する条例についてを議題とし、補足説明、質疑、討論はなく、採決の結果、議案第12号は、賛成全員で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第17号 扶桑町国民健康保険税条例の一部を改正する条例についてを議題とし、補足説明はなく、質疑に入りました。  主な質疑は次のとおりです。  国民健康保険税の限度額は、国の基準に合わせていく方向性かとの質疑に対して、国の基準に合わせていく方向性で考えていると答弁がありました。  質疑終結後、討論に入りました。  反対討論として、国民健康保険は構造的にも加入者においても厳しい状況であるので、使いやすい国民健康保険にしていただきたい。よって、この議案には反対する。  賛成討論として、平成30年度から国民健康保険制度の改革に伴い、3年を経過し、中間の見直しを行う中、課税限度額の見直し税率の変更など厳しい施策も取られている。国民健康保険の財政運営を考慮した上で、今後も運営していただくことをお願いして賛成とするとありました。  討論終結後、採決の結果、議案第17号は、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第18号 扶桑町体育施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例についてを議題とし、補足説明、質疑、討論はなく、採決の結果、議案第18号は、賛成全員で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第19号 扶桑町国民健康保険条例の一部を改正する条例についてを議題とし、補足説明、質疑、討論はなく、採決の結果、議案第19号は、賛成全員で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第20号 扶桑町介護保険条例の一部を改正する条例についてを議題とし、補足説明はなく、質疑に入りました。  主な質疑は次のとおりです。  今回200円標準の段階で上がっているが、第何段階まで軽減になるかとの質疑に対して、第1段階から第3段階となると答弁がありました。  質疑終結後、討論に入りました。  反対討論として、介護保険特別会計で反対したと同様に、基金も全部投入すれば十分に保険料を抑えられると考え、この条例には反対する。  賛成討論として、扶桑町第8期高齢者保健福祉総合計画策定による保険料率及び介護保険法施行令の一部改正及び新型インフルエンザ等対策特別措置法等の一部改正に伴うもので、地域の実情に応じたサービスを提供する体制を安定的に確保するために必要な改正と考え、この条例には賛成とするとありました。  討論終結後、採決の結果、議案第20号は、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。
     次に、議案第23号 扶桑町第8期高齢者保健福祉総合計画についてを議題とし、補足説明はなく、質疑を行いました。  主な質疑は次のとおりです。  この総合計画のたくさんの課題をどのように実行していくのかとの質疑に対して、「みんなで支え合い、高齢者が生き生きと暮らせるまち 扶桑」、この基本理念を掲げ、具体的な施策は第4章以降の施策の展開としていると答弁がありました。  質疑終結後、討論はなく、採決の結果、議案第23号は、賛成全員で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第24号 扶桑町第6期障害福祉計画・第2期障害児福祉計画についてを議題とし、補足説明、質疑、討論はなく、採決の結果、議案第24号は、賛成全員で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第27号 令和3年度扶桑町一般会計補正予算(第1号)(所管部分)を議題とし、補足説明はなく、質疑を行いました。  主な質疑は次のとおりです。  介護健康課の関係では、傷害補償保険料119万7,000円は15名の保健師の分と聞いているが、相手への補償はとの質疑に対して、アナフィラキシーショックとか予防接種に関する事故があった場合、調査委員会において医師の方3名に検討していただき、補償金が国・県・町から支払われると答弁がありました。  質疑終結後、討論はなく、採決の結果、議案第27号は、賛成全員で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第28号 扶桑町母子・父子家庭医療費支給条例の一部を改正する条例についてを議題とし、補足説明、質疑、討論はなく、採決の結果、議案第28号は、賛成全員で原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で、福祉文教常任委員会に付託されました全15案件、全て審査が終了したことを御報告いたします。 ○議長(杉浦敏男君) これより、兼松伸行福祉文教常任委員長の報告に対する質疑を行います。  質疑のある方。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉浦敏男君) 質疑もないようですから、以上で兼松伸行福祉文教常任委員長の報告に対する質疑を終結します。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第1 議案第2号 令和3年度扶桑町一般会計予算 ○議長(杉浦敏男君) これより日程第1、議案第2号 令和3年度扶桑町一般会計予算について、討論を行います。  討論のある方。    〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉浦敏男君) 髙木さん。    〔14番 髙木義道君登壇〕 ○14番(髙木義道君) 議案第2号 令和3年度扶桑町一般会計予算に反対の立場で討論します。  コロナ禍の中、住民の皆さんの命と暮らしを守る施策の推進、そして地方自治法の主眼である福祉の増進は、当然、令和3年度予算の重点施策、要であると考えます。国の地方創生臨時交付金を有効に活用し、町民、町内業者の暮らし、営業を応援することが求められます。地域公共交通の確立、そして児童館の建設は、日本共産党議員団が継続してその実現を求めてきたものであります。その具現化が本予算に示されている点については高く評価したいと思います。子育て支援、高齢者福祉施策、防災・減災対策をますます充実し、扶桑町に生まれてよかった、住んでよかった、高齢になっても安心して暮らせる環境形成こそがまちづくりの根幹でなければなりません。  新愛岐大橋建設、高雄東部開発など、住民の皆さんの合意、地権者の皆さんの同意が危ぶまれる事業は一旦立ち止まり、コロナに苦しむ住民、町内業者の暮らし、なりわいに寄り添う町政に全力を挙げることを求めるものであります。  個々の施策を精査し、何が今必要なのか。優先順位を考え、施策の立案、町政の実行を求めるものであります。国保税、介護保険料、後期高齢者医療保険料など、菅自公政権の自助を強要する施策の国策の中で、地方自治体にもその悪影響が及び、住民の皆さんの負担増大の原因ともなっている現状であります。国や県の言いなりに保険税、保険料負担を住民の皆さんに押しつけるのではなく、地方の自力を発揮して、命、暮らしを守る点において十分ではありません。よって、令和3年度扶桑町一般会計予算には、反対をいたします。 ○議長(杉浦敏男君) ほかに討論はありませんか。    〔挙手する者あり〕 ○議長(杉浦敏男君) 大河原さん。    〔9番 大河原光雄君登壇〕 ○9番(大河原光雄君) 議案第2号 令和3年度扶桑町一般会計予算に賛成の立場で討論を行います。  コロナ禍の影響から個人所得の減少と企業収益の悪化により、町民税での大きな減収が見込まれ、義務的経費の増加や公共施設の老朽化など多額の財政負担が見込まれることから、厳しい財政運営が求められています。  その中で、第5次総合計画の基本目標のみんなで支え合う事業として、(仮称)多機能児童館建設工事新型コロナウイルスワクチン接種事業があり、学び育む事業として、小・中学校の児童・生徒のうち、第3子以降の学校給食費の無償化と高雄・扶桑東小学校の体育館大規模改修工事など、子育て支援と住民の命を守る多くの新規拡大事業が見込まれており、将来を見据えた着実な執行を期待いたします。  環境、防犯に関わる対策事業として、高雄・南山名地区への防犯カメラ整備事業、危険空き家の除却補助金、第2分団消防ポンプ車の更新など、防犯・防災、環境整備につながる施策が盛り込まれており、安全・安心なまちづくりに向けて着実に事業を進めていただきたいと思います。  また、プレミアム商品券発行事業は、コロナ禍での町民への生活支援と消費拡大による地域経済の活性化が図られるものと考え、公共施設のリースによるLED化なども中長期的な経常的経費の平準化と削減を図るための施策と評価いたします。  今後も最優先事業として、新型コロナウイルス感染症対策やワクチン接種事業に柔軟な対応で注力していただくとともに、予算執行に当たっては最少の経費で最大の効果という原点に立ち、一層の財政健全化に向けた取組で事業の遂行に努めていただくことを申し添え、町民の快適な生活環境と安全・安心を守るための適切な予算内容と認め、議員各位の賛同をお願いいたしまして、賛成討論といたします。 ○議長(杉浦敏男君) ほかに討論ありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉浦敏男君) ほかに討論もないようですので、以上で討論を終結します。  これより議案第2号の採決を行います。  本案に対する各常任委員長の報告は可決であります。本案は、各常任委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○議長(杉浦敏男君) ありがとうございました。  起立多数であります。よって、議案第2号 令和3年度扶桑町一般会計予算は、各常任委員長の報告のとおり可決されました。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第2 議案第3号 令和3年度扶桑町土地取得特別会計予算 ○議長(杉浦敏男君) 次に日程第2、議案第3号 令和3年度扶桑町土地取得特別会計予算について、討論を行います。  討論のある方。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉浦敏男君) 討論もないようですので、以上で討論を終結します。  これより議案第3号の採決を行います。  本案に対する常任委員長の報告は可決であります。本案は、常任委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○議長(杉浦敏男君) ありがとうございました。  起立全員であります。よって、議案第3号 令和3年度扶桑町土地取得特別会計予算は、常任委員長の報告のとおり可決されました。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第3 議案第4号 令和3年度扶桑町国民健康保険特別会計予算 ○議長(杉浦敏男君) 次に日程第3、議案第4号 令和3年度扶桑町国民健康保険特別会計予算について、討論を行います。  討論のある方。    〔挙手する者あり〕 ○議長(杉浦敏男君) 荒木さん。    〔3番 荒木孝三君登壇〕 ○3番(荒木孝三君) 議案第4号 令和3年度扶桑町国民健康保険特別会計予算に反対いたします。  全国の市町村が運営し、自営業者や多くの非正規労働者、無職の人たちなどが加入する国民健康保険制度で2019年度に保険料、税を滞納していた世帯は、全加入者世帯の14%近い約245万世帯であることが厚生労働省の調査で分かりました。日本共産党は、公費1兆円を新たに投入して国保料を大幅に引き下げ、中小企業の労働者が加入する協会健保並みにすることを提案しています。高過ぎる国保料に加え、新型コロナ感染拡大に伴う減収が非正規雇用の労働者や自営業者が多数を占める加入者世帯を直撃しています。  安倍政権が導入した国保の都道府県化の圧力で値上げ自治体数は増加傾向です。独自の公費繰入れで国保料軽減を続ける市区町村に対し、保険者努力支援制度の交付金を減らすペナルティー処置を導入し、値上げの圧力を強化しています。新型コロナウイルスの感染拡大の下、国民生活を守るべき国と自治体の姿勢が厳しく問われています。  そんな中、扶桑町の令和3年度予算では、一般会計からの繰入れが半減、保険料も大幅値上げと国の悪政の防波堤の役目を放棄しています。よって、本予算には反対いたします。 ○議長(杉浦敏男君) ほかに討論はありませんか。    〔挙手する者あり〕 ○議長(杉浦敏男君) 澤田さん。    〔6番 澤田憲宏君登壇〕 ○6番(澤田憲宏君) 議案第4号 令和3年度扶桑町国民健康保険特別会計予算に賛成の立場で討論いたします。  令和3年度扶桑町国民健康保険特別会計予算は、平成30年度の改正から段階的に予算編成の内容を変更し、激変緩和策を考慮し編成されてきております。歳入歳出それぞれ28億6,882万7,000円が計上されており、全体の予算規模といたしまして対前年度比1.2%の減となっております。厳しいと言われる国保財政運営の安定化を図るため、平成30年度の制度改正から3年を経て中間の見直しを行い、緩和施策を設けながら計画的な予算編成であると思います。  また、保健事業として人間ドック、特定健診が継続され、今後3年後の標準税率に近づけていく中において住民目線で健康増進策など、幅広い視点から検討して国保事業を運営していただくことをお願いして、賛成といたします。 ○議長(杉浦敏男君) ほかに討論はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉浦敏男君) ほかに討論もないようですので、以上で討論を終結します。  これより議案第4号の採決を行います。  本案に対する常任委員長の報告は可決であります。本案は、常任委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○議長(杉浦敏男君) ありがとうございました。  起立多数であります。よって、議案第4号 令和3年度扶桑町国民健康保険特別会計予算は、常任委員長の報告のとおり可決されました。  ここで議事の都合上、11時まで休憩といたします。              午前10時42分 休憩              午前11時00分 再開 ○議長(杉浦敏男君) それでは休憩を閉じ、会議を再開します。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第4 議案第5号 令和3年度扶桑町介護保険特別会計予算 ○議長(杉浦敏男君) 次に日程第4、議案第5号 令和3年度扶桑町介護保険特別会計予算について、討論を行います。  討論のある方。    〔挙手する者あり〕
    ○議長(杉浦敏男君) 髙木さん。    〔14番 髙木義道君登壇〕 ○14番(髙木義道君) 議案第5号 令和3年度扶桑町介護保険特別会計予算に反対をいたします。  介護保険法改悪で、要支援の訪問、通所介護を保険給付から総合事業へ移行しております。洗練されたボランティアなどによる多様なサービスの提供は進まず、報酬単価が低いために事業者の撤退も相次いでおります。介護保険料を毎月払っても十分なサービス受けられない、そんな状況ではないでしょうか。  要支援者向けの介護予防・日常生活支援総合事業は市町村の裁量で実施され、提供されるサービスの種類や量もそれぞれの自治体任せであります。需要が見通しを上回り、予算が足りなくなればサービスを低下させる、そうした形で利用者の負担を増やすしかありません。  この日常生活支援総合事業は、今度は要介護1から5の方にも向けられているそんな国の施策であります。人と人との関わりという介護の本質の中、安心して介護が受けられる保険料と減免や補助など、介護保険サービスの充実という観点から十分な評価はできません。よって、本予算には反対をいたします。 ○議長(杉浦敏男君) ほかに討論はありませんか。    〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉浦敏男君) 小室さん。    〔13番 小室輝義君登壇〕 ○13番(小室輝義君) それでは、議案第5号 令和3年度扶桑町介護保険特別会計予算、歳入歳出24億7,469万7,000円に賛成の立場で討論をしたいと思います。  これから団塊の世代が後期高齢者になっていく年でもあり、介護保険制度の財源がより圧迫される見通しと言われております。その中で、今後の介護についても介護サービスを安定的に持続可能性を確保するため、地域包括ケアシステムの改善や自立支援、重度化防止の推進などの方向性が示されております。今後の介護サービスを充実して進めていくためには、町民の最低限の負担もやむを得ないのではないかと思います。さらに、効率的な運用方法に心がけていただき、少しでも保険料金が高くならないよう努力をいただくことをお願いし、この案件に賛成をいたします。 ○議長(杉浦敏男君) ほかに討論ありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉浦敏男君) ほかに討論もないようですので、以上で討論を終結します。  これより議案第5号の採決を行います。  本案に対する常任委員長の報告は可決であります。本案は、常任委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○議長(杉浦敏男君) ありがとうございました。  起立多数であります。よって、議案第5号 令和3年度扶桑町介護保険特別会計予算は、常任委員長の報告のとおり可決されました。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第5 議案第6号 令和3年度扶桑町後期高齢者医療特別会計予算 ○議長(杉浦敏男君) 次に日程第5、議案第6号 令和3年度扶桑町後期高齢者医療特別会計予算について、討論を行います。  討論のある方。  ありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉浦敏男君) 討論もないようですので、以上で討論を終結します。  これより議案第6号の採決を行います。  本案に対する常任委員長の報告は可決であります。本案は、常任委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○議長(杉浦敏男君) ありがとうございました。  起立全員であります。よって、議案第6号 令和3年度扶桑町後期高齢者医療特別会計予算は、常任委員長の報告のとおり可決されました。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第6 議案第7号 令和3年度扶桑町下水道事業会計予算 ○議長(杉浦敏男君) 次に日程第6、議案第7号 令和3年度扶桑町下水道事業会計予算について、討論を行います。  討論のある方。  ありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉浦敏男君) 討論もないようですので、以上で討論を終結します。  これより議案第7号の採決を行います。  本案に対する常任委員長の報告は可決であります。本案は、常任委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○議長(杉浦敏男君) ありがとうございました。  起立全員であります。よって、議案第7号 令和3年度扶桑町下水道事業会計予算は、常任委員長の報告のとおり可決されました。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第7 議案第8号 令和2年度扶桑町一般会計補正予算(第15号) ○議長(杉浦敏男君) 次に日程第7、議案第8号 令和2年度扶桑町一般会計補正予算(第15号)について、討論を行います。  討論のある方。  ありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉浦敏男君) 討論もないようですので、以上で討論を終結します。  これより議案第8号の採決を行います。  本案に対する各常任委員長の報告は可決であります。本案は、各常任委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○議長(杉浦敏男君) ありがとうございました。  起立全員であります。よって、議案第8号 令和2年度扶桑町一般会計補正予算(第15号)は、各常任委員長の報告のとおり可決されました。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第8 議案第9号 令和2年度扶桑町介護保険特別会計補正予算(第5号) ○議長(杉浦敏男君) 次に日程第8、議案第9号 令和2年度扶桑町介護保険特別会計補正予算(第5号)について、討論を行います。  討論のある方。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉浦敏男君) 討論もないようですので、以上で討論を終結します。  これより議案第9号の採決を行います。  本案に対する常任委員長の報告は可決であります。本案は、常任委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○議長(杉浦敏男君) ありがとうございました。  起立全員であります。よって、議案第9号 令和2年度扶桑町介護保険特別会計補正予算(第5号)は、常任委員長の報告のとおり可決されました。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第9 議案第10号 令和2年度扶桑町下水道事業会計補正予算(第5号) ○議長(杉浦敏男君) 次に日程第9、議案第10号 令和2年度扶桑町下水道事業会計補正予算(第5号)について、討論を行います。  討論のある方。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉浦敏男君) 討論もないようですので、以上で討論を終結します。  これより議案第10号の採決を行います。  本案に対する常任委員長の報告は可決であります。本案は、常任委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○議長(杉浦敏男君) ありがとうございました。  起立全員であります。よって、議案第10号 令和2年度扶桑町下水道事業会計補正予算(第5号)は、常任委員長の報告のとおり可決されました。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第10 議案第11号 扶桑町地域公共交通会議設置条例の制定について ○議長(杉浦敏男君) 次に日程第10、議案第11号 扶桑町地域公共交通会議設置条例の制定について、討論を省略し、直ちに採決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉浦敏男君) 御異議なしと認めます。  これより議案第11号の採決を行います。  本案に対する常任委員長の報告は可決であります。本案は、常任委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉浦敏男君) 御異議なしと認めます。よって、議案第11号 扶桑町地域公共交通会議設置条例の制定については、常任委員長の報告のとおり可決されました。         ――――――――――――――――――――――――
    ◎日程第11 議案第12号 扶桑町附属機関条例の一部を改正する条例について ○議長(杉浦敏男君) 次に日程第11、議案第12号 扶桑町附属機関条例の一部を改正する条例について、討論を省略し、直ちに採決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉浦敏男君) 御異議なしと認めます。  これより議案第12号の採決を行います。  本案に対する常任委員長の報告は可決であります。本案は、常任委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉浦敏男君) 御異議なしと認めます。よって、議案第12号 扶桑町附属機関条例の一部を改正する条例については、常任委員長の報告のとおり可決されました。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第12 議案第13号 扶桑町特別職の職員で非常勤のもの等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について ○議長(杉浦敏男君) 次に日程第12、議案第13号 扶桑町特別職の職員で非常勤のもの等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について、討論を省略し、直ちに採決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉浦敏男君) 御異議なしと認めます。  これより議案第13号の採決を行います。  本案に対する常任委員長の報告は可決であります。本案は、常任委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉浦敏男君) 御異議なしと認めます。よって、議案第13号 扶桑町特別職の職員で非常勤のもの等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例については、常任委員長の報告のとおり可決されました。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第13 議案第14号 扶桑町職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例について ○議長(杉浦敏男君) 次に日程第13、議案第14号 扶桑町職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例について、討論を省略し、直ちに採決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉浦敏男君) 御異議なしと認めます。  これより議案第14号の採決を行います。  本案に対する常任委員長の報告は可決であります。本案は、常任委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉浦敏男君) 御異議なしと認めます。よって、議案第14号 扶桑町職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例については、常任委員長の報告のとおり可決されました。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第14 議案第15号 職員の服務の宣誓に関する条例等の一部を改正する条例について ○議長(杉浦敏男君) 次に日程第14、議案第15号 職員の服務の宣誓に関する条例等の一部を改正する条例について、討論を省略し、直ちに採決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉浦敏男君) 御異議なしと認めます。  これより議案第15号の採決を行います。  本案に対する常任委員長の報告は可決であります。本案は、常任委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉浦敏男君) 御異議なしと認めます。よって、議案第15号 職員の服務の宣誓に関する条例等の一部を改正する条例については、常任委員長の報告のとおり可決されました。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第15 議案第16号 扶桑町税条例の一部を改正する条例について ○議長(杉浦敏男君) 次に日程第15、議案第16号 扶桑町税条例の一部を改正する条例について、討論を省略し、直ちに採決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉浦敏男君) 御異議なしと認めます。  これより議案第16号の採決を行います。  本案に対する常任委員長の報告は可決であります。本案は、常任委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉浦敏男君) 御異議なしと認めます。よって、議案第16号 扶桑町税条例の一部を改正する条例については、常任委員長の報告のとおり可決されました。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第16 議案第17号 扶桑町国民健康保険税条例の一部を改正する条例について ○議長(杉浦敏男君) 次に日程第16、議案第17号 扶桑町国民健康保険税条例の一部を改正する条例について、討論を行います。  討論のある方。    〔挙手する者あり〕 ○議長(杉浦敏男君) 髙木さん。    〔14番 髙木義道君登壇〕 ○14番(髙木義道君) 議案第17号 扶桑町国民健康保険税条例の一部を改正する条例についてに反対します。  菅政権が今国会に提出した医療制度改定一括法案には、保険料平準化、財政均衡の名で市区町村の公費繰入れの解消に向けた都道府県の運営方針に明記させる改悪が盛り込まれています。本条例改正は、医療給付費分及び介護納付金分の課税限度額の引上げ、標準保険料率を参考に保険税率の見直しによる保険税の引上げを図るものです。  新型コロナの影響による国保加入者の所得減少が国保財政にも影響を与えています。国保財政の減収は保険料、保険税の引上げにつながります。  佐賀県は、新型コロナの影響を考慮し、所得減少による国保財政の減収分は、県の剰余金で補うことを決定、国保財政に入る国からの前期高齢者交付金が増えたこともあり、多くの自治体で標準保険料率が下がりました。県の剰余金を国保税引下げに使わせるよう県を動かし、一般会計からの繰入れを元に戻せば保険税の引上げをしなくても済みます。よって、本条例改正には、反対をいたします。 ○議長(杉浦敏男君) ほかに討論はありませんか。    〔挙手する者あり〕 ○議長(杉浦敏男君) 澤田さん。    〔6番 澤田憲宏君登壇〕 ○6番(澤田憲宏君) 議案第17号 扶桑町国民健康保険税条例の一部を改正する条例に賛成の立場で討論いたします。  扶桑町国民健康保険税条例の一部を改正する条例については、平成30年度からの国民健康保険制度の改革に伴い、保険税の課税額が国民健康保険事業納付金の納付に要する費用の合算額となり、それに合わせた改正が行われ、3年を経過しております。今回、中間の見直しを行う中で課税限度額の見直し、税率の変更を行うなど厳しい施策となっております。国保の財政運営を考慮した上で住民の身になり、今後も運営していただくことをお願いして、賛成といたします。 ○議長(杉浦敏男君) ほかに討論はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉浦敏男君) ほかに討論もないようですので、以上で討論を終結します。  これより議案第17号の採決を行います。  本案に対する常任委員長の報告は可決であります。本案は、常任委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○議長(杉浦敏男君) ありがとうございました。  起立多数であります。よって、議案第17号 扶桑町国民健康保険税条例の一部を改正する条例については、常任委員長の報告のとおり可決されました。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第17 議案第18号 扶桑町体育施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について ○議長(杉浦敏男君) 次に日程第17、議案第18号 扶桑町体育施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について、討論を省略し、直ちに採決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉浦敏男君) 御異議なしと認めます。  これより議案第18号の採決を行います。  本案に対する常任委員長の報告は可決であります。本案は、常任委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉浦敏男君) 御異議なしと認めます。よって、議案第18号 扶桑町体育施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例については、常任委員長の報告のとおり可決されました。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第18 議案第19号 扶桑町国民健康保険条例の一部を改正する条例について ○議長(杉浦敏男君) 次に日程第18、議案第19号 扶桑町国民健康保険条例の一部を改正する条例について、討論を省略し、直ちに採決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉浦敏男君) 御異議なしと認めます。  これより議案第19号の採決を行います。
     本案に対する常任委員長の報告は可決であります。本案は、常任委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉浦敏男君) 御異議なしと認めます。よって、議案第19号 扶桑町国民健康保険条例の一部を改正する条例については、常任委員長の報告のとおり可決されました。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第19 議案第20号 扶桑町介護保険条例の一部を改正する条例について ○議長(杉浦敏男君) 次に日程第19、議案第20号 扶桑町介護保険条例の一部を改正する条例について、討論を行います。  討論のある方。    〔挙手する者あり〕 ○議長(杉浦敏男君) 髙木さん。    〔14番 髙木義道君登壇〕 ○14番(髙木義道君) 議案第20号 扶桑町介護保険条例の一部を改正する条例についてに反対します。  介護保険の保険料は、市町村ごとに介護保険事業計画に基づき、3年ごとに見直されます。スタート時には、全国平均2,911円でした。第7期には5,869円になっております。介護サービスの利用者負担は、2015年に所得に応じて2割負担、2018年に3割負担にアップしました。さらに、施設やショートステイの利用に当たり2006年から家賃と食事代が光熱費や人件費も含めて自己負担になりました。そして、非課税世帯にも補足給付が導入されましたが、2015年の改正で、それにも預貯金等によって受けられないなど、じわじわと負担が増えてきました。  2020年には、高額介護費と補足給付に負担増が決まりました。高齢化に伴い、サービス利用者は増加していますが、65歳以上の保険料納入者も増えています。また、1人当たりの介護保険利用額は増えていません。介護保険の収支は国が公表している介護保険事業状況報告では、2000年から2017年まで黒字続きであります。保険料を引き上げ、利用者に負担を求める根拠は皆無であります。よって、本議案に反対をいたします。 ○議長(杉浦敏男君) ほかに討論はありませんか。    〔挙手する者あり〕 ○議長(杉浦敏男君) 伊藤さん。    〔1番 伊藤 猛君登壇〕 ○1番(伊藤 猛君) 議案第20号 扶桑町介護保険条例の一部を改正する条例について、賛成の立場で討論させていただきます。  この条例は、扶桑町第8期高齢者保健福祉総合計画策定による保険料率の変更及び介護保険法施行令の一部改正及び新型インフルエンザ等対策特別措置法等の一部改正に伴うもので、地域の実情に応じた介護給付等など対象サービスを提供する体制を安定的に確保する上において必要な改正であると考えます。よって、議案第20号 扶桑町介護保険条例の一部を改正する条例については、賛成いたします。 ○議長(杉浦敏男君) ほかに討論はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉浦敏男君) ほかに討論もないようですので、以上で討論を終結します。  これより議案第20号の採決を行います。  本案に対する常任委員長の報告は可決であります。本案は、常任委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○議長(杉浦敏男君) ありがとうございました。  起立多数であります。よって、議案第20号 扶桑町介護保険条例の一部を改正する条例については、常任委員長の報告のとおり可決されました。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第20 議案第21号 扶桑町廃棄物の減量及び適正処理等に関する条例の一部を改正する条例について ○議長(杉浦敏男君) 次に日程第20、議案第21号 扶桑町廃棄物の減量及び適正処理等に関する条例の一部を改正する条例について、討論を省略し、直ちに採決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉浦敏男君) 御異議なしと認めます。  これより議案第21号の採決を行います。  本案に対する常任委員長の報告は可決であります。本案は、常任委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉浦敏男君) 御異議なしと認めます。よって、議案第21号 扶桑町廃棄物の減量及び適正処理等に関する条例の一部を改正する条例については、常任委員長の報告のとおり可決されました。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第21 議案第22号 町道路線の認定について ○議長(杉浦敏男君) 次に日程第21、議案第22号 町道路線の認定について、討論を省略し、直ちに採決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉浦敏男君) 御異議なしと認めます。  これより議案第22号の採決を行います。  本案に対する常任委員長の報告は可決であります。本案は、常任委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉浦敏男君) 御異議なしと認めます。よって、議案第22号 町道路線の認定については、常任委員長の報告のとおり可決されました。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第22 議案第23号 扶桑町第8期高齢者保健福祉総合計画について ○議長(杉浦敏男君) 次に日程第22、議案第23号 扶桑町第8期高齢者保健福祉総合計画について、討論を省略し、直ちに採決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉浦敏男君) 御異議なしと認めます。  これより議案第23号の採決を行います。  本案に対する常任委員長の報告は可決であります。本案は、常任委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉浦敏男君) 御異議なしと認めます。よって、議案第23号 扶桑町第8期高齢者保健福祉総合計画については、常任委員長の報告のとおり可決されました。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第23 議案第24号 扶桑町第6期障害福祉計画・第2期障害児福祉計画について ○議長(杉浦敏男君) 次に日程第23、議案第24号 扶桑町第6期障害福祉計画・第2期障害児福祉計画について、討論を省略し、直ちに採決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉浦敏男君) 御異議なしと認めます。  これより議案第24号の採決を行います。  本案に対する常任委員長の報告は可決であります。本案は、常任委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉浦敏男君) 御異議なしと認めます。よって、議案第24号 扶桑町第6期障害福祉計画・第2期障害児福祉計画については、常任委員長の報告のとおり可決されました。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第24 議案第25号 扶桑町環境基本計画(改訂版)について ○議長(杉浦敏男君) 次に日程第24、議案第25号 扶桑町環境基本計画(改訂版)について、討論を省略し、直ちに採決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉浦敏男君) 御異議なしと認めます。  これより議案第25号の採決を行います。  本案に対する常任委員長の報告は可決であります。本案は、常任委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉浦敏男君) 御異議なしと認めます。よって、議案第25号 扶桑町環境基本計画(改訂版)については、常任委員長の報告のとおり可決されました。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第25 議案第26号 和解及び損害賠償額の決定について ○議長(杉浦敏男君) 次に日程第25、議案第26号 和解及び損害賠償額の決定について、討論を省略し、直ちに採決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉浦敏男君) 御異議なしと認めます。  これより議案第26号の採決を行います。  本案に対する常任委員長の報告は可決であります。本案は、常任委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉浦敏男君) 御異議なしと認めます。よって、議案第26号 和解及び損害賠償額の決定については、常任委員長の報告のとおり可決されました。  ここで議事の都合上、昼食休憩といたします。午後は1時から再開いたします。              午前11時31分 休憩              午後0時59分 再開
    ○議長(杉浦敏男君) それでは休憩を閉じ、会議を再開します。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第26 議案第27号 令和3年度扶桑町一般会計補正予算(第1号) ○議長(杉浦敏男君) 次に日程第26、議案第27号 令和3年度扶桑町一般会計補正予算(第1号)について、討論を行います。  討論のある方。  ありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉浦敏男君) 討論もないようですので、以上で討論を終結します。  これより議案第27号の採決を行います。  本案に対する各常任委員長の報告は可決であります。本案は、各常任委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○議長(杉浦敏男君) ありがとうございました。  起立全員であります。よって、議案第27号 令和3年度扶桑町一般会計補正予算(第1号)は、各常任委員長の報告のとおり可決されました。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第27 議案第28号 扶桑町母子・父子家庭医療費支給条例の一部を改正する条例について ○議長(杉浦敏男君) 次に日程第27、議案第28号 扶桑町母子・父子家庭医療費支給条例の一部を改正する条例について、討論を省略し、直ちに採決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉浦敏男君) 御異議なしと認めます。  これより議案第28号の採決を行います。  本案に対する常任委員長の報告は可決であります。本案は、常任委員長の報告のとおり決することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉浦敏男君) 御異議なしと認めます。よって、議案第28号 扶桑町母子・父子家庭医療費支給条例の一部を改正する条例については、常任委員長の報告のとおり可決されました。  ここで議事の都合上、この場で暫時休憩といたします。              午後1時00分 休憩              午後1時02分 再開 ○議長(杉浦敏男君) 休憩を閉じ、会議を再開します。  ここでお諮りいたします。  先ほどの休憩中に配付いたしました議員提出議案第1号 扶桑町議会会議規則の一部を改正する規則について、令和2年度議会改革特別委員会中間報告、意見書案第1号 75歳以上の医療費窓口負担2割化撤回を求める意見書についての3案件を日程に追加し、議題といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉浦敏男君) 御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第1号、令和2年度議会改革特別委員会中間報告及び意見書案第1号を日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第28 議員提出議案第1号 扶桑町議会会議規則の一部を改正する規則について ○議長(杉浦敏男君) これより日程第28、議員提出議案第1号 扶桑町議会会議規則の一部を改正する規則についてを議題とし、提出者 千田利明さんの説明を求めます。  千田利明さん。    〔15番 千田利明君登壇〕 ○15番(千田利明君) 議員提出議案第1号 扶桑町議会会議規則の一部を改正する規則について。  扶桑町議会会議規則の一部を別紙のとおり改正する。令和3年3月24日提出、提出者 千田利明、賛成者 髙木義道、矢嶋惠美、佐藤智恵子、丹羽友樹、大河原光雄、兼松伸行、小室輝義。  提案理由、議会における議員の欠席の取扱い及び文書への押印の見直しに伴い、規則を改正したいので提案します。  はねていただきまして、規則の要旨がございます。  内容について説明を申し上げます。  まず、2条に関しましては、議員活動と家庭生活との両立支援策をはじめ、男女の議員が活動しやすい環境整備の一環として、出産・育児・介護など、議員として活動するに当たっての様々な要因に配慮するため、育児・介護など議会への欠席事由を整備するとともに、出産については、母体保護の観点から、出産に関わる産前・産後の欠席期間を規定するものであります。  また、もう一点、88条に関しましては押印についてであります。  請願者の利便性の向上を図るため、議会への請願手続について、請願者に一律に求めている押印の義務づけを見直して、署名または記名・押印に改めるものであります。  以上であります。また、新旧対照表もつけてございますので、お目通しください。以上です。 ○議長(杉浦敏男君) 以上で説明が終わりました。  お諮りいたします。  議員提出議案第1号は、質疑、委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉浦敏男君) 御異議なしと認めます。  これより議員提出議案第1号の採決を行います。  本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉浦敏男君) 御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第1号 扶桑町議会会議規則の一部を改正する規則については、原案のとおり可決されました。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第29 令和2年度議会改革特別委員会中間報告 ○議長(杉浦敏男君) 次に日程第29、令和2年度議会改革特別委員会中間報告を議題とし、矢嶋惠美委員長の報告を求めます。  矢嶋惠美さん。    〔11番 矢嶋惠美君登壇〕 ○11番(矢嶋惠美君) 令和2年度議会改革特別委員会中間報告。  令和3年3月24日、議会改革特別委員会委員長 矢嶋惠美。  議長の指名により、令和2年度議会改革特別委員会の中間報告をさせていただきます。  本特別委員会は、第1期として平成28年12月定例会(平成28年12月20日)において設置され、議員全員16名参加で始まり、第2期として令和2年6月定例会(令和2年6月19日)にスタートいたしました。本年度は、議員選挙があり新しい顔ぶれとなり、第1回特別委員会の会議を7月8日に開催し、正・副委員長選出と活動方針を決定し、議会運営部会と広報広聴部会の2つの部会を設置することとしました。  特別委員会は、議会閉会中を含め、合計7回開催しました。  主な活動内容は、研修会のテーマや講師の決定、各部会からの報告事項、協議事項について情報共有し、特別委員会の共通決定事項として進めました。  議会運営部会から、議会の委任による専決処分について検討を進め、12月議会で議員提案として議決をしました。  広報広聴部会からは、タブレット端末の導入提案、住民との意見交換会などの準備を進めました。  そのほかにも、全議員の研修として10月29日に早稲田大学マニフェスト研究所 長内紳悟氏を講師に迎え、「議会改革とは」についての研修を開催、11月4から5日には、滋賀県大津市にあるJIAMで全国市町村議会議員研修「議会改革を考える」に新人議員3名を含む4名が参加しました。  次に、各部会からの活動概要報告をします。  議会運営部会は、令和2年7月8日から合計8回開催しました。  第1回から第3回までは今後の進め方を検討し、「地域公共交通について」と「議会先例集について」としました。  第4回、第5回には、「議会の委任による専決処分について」を検討し、内容を決め、特別委員会への協議確認事項としました。また、ほかに「陳情書の取扱いについて」並びに「議事日程の順序について」の検討を進めました。  第6回、第7回では、「陳情書の取扱いについて」要綱を定め、各委員の意見を聴取することとなりました。「議事日程の順序の変更」は、条例と予算の順序について検討し、特別委員会への協議確認事項としました。  第8回は、議事日程の順序の変更が必要であると意見集約をし、確認をしました。  次に、広報広聴部会は、同じく令和2年7月8日から合計13回開催しました。  第1回は、今後の活動方針について、第1期の特別委員会広報広聴部会での調査・研究を継続することとしました。  第2回、第3回は、「タブレット購入について、議会報告、意見交換会の在り方、議会の情報発信などについて」検討をしました。  第4回では、タブレット購入について、令和3年度に予算要望に組み入れるよう、特別委員会への協議事項としました。  第5回では、「議会報告・意見交換会開催について」、コロナ禍の中で社会情勢を鑑み、再構築し、特別委員会へ再提案としました。また、議会中継について、検証の結果、現在設置のカメラの有効活用を確認しました。  第6回、第7回、第8回までは、「コロナ禍における意見交換会の在り方」を再検討し、感染予防対策の徹底と、従来の方法でなく実施する団体を2団体とし、議会側も人数制限し、広報広聴部会で実施することとしました。  第9回、第10回では、「タブレット購入と情報通信機器使用規程について」を検討しました。意見交換会については、相手団体と開催時期を含め、再調整としました。  第11回では、「情報通信使用規程(案)」の再検討と全議員への意見集約を決めました。  第12回は、非常事態宣言解除後の意見交換会の今後の進め方と情報通信機器使用規程の再協議を進め検討し、第13回には、3月23日に商工会青年部との意見交換会の開催、3月27日には、扶桑町子ども会連絡協議会との意見交換会を予定することとなりました。  各部会は、検討事項を次年度に継続して活動していくことになりました。  以上で、令和2年度議会改革特別委員会の中間報告とさせていただきます。 ○議長(杉浦敏男君) 以上で、令和2年度議会改革特別委員会中間報告は終わります。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第30 意見書案第1号 75歳以上の医療費窓口負担2割化撤回を求める意見書について ○議長(杉浦敏男君) 次に日程第30、意見書案第1号 75歳以上の医療費窓口負担2割化撤回を求める意見書についてを議題とし、提出者 荒木孝三さんの説明を求めます。
     荒木孝三さん。    〔3番 荒木孝三君登壇〕 ○3番(荒木孝三君) 意見書案第1号 75歳以上の医療費窓口負担2割化撤回を求める意見書について。  上記の議案を別記のとおり会議規則第13条の規定により提出いたします。  令和3年3月24日提出、扶桑町議会議員 荒木孝三、髙木義道。  別記。75歳以上の医療費窓口負担2割化撤回を求める意見書。  政府は、75歳以上の医療費窓口負担について、年収200万円以上(単身世帯の場合)の約370万人を対象に、1割から2割に引き上げることを決めました。関連法案を今通常国会に提出し、2022年度後半に引上げを実施する構えです。  多くの人は高齢になるほど収入が減少する一方、疾病を多く抱えます。75歳以上の高齢者の年収に対する窓口負担の割合は、原則1割負担の今までも現役世代(30歳から50歳代)に比べて2から6倍も高くなっています。1割負担でも深刻になっている高齢者の受診控えが、コロナ禍の中の受診抑制と重なり、命と健康をどのように守るのかが今問われています。このようなときに、窓口負担を引き上げるのは、受診控えに追い打ちをかける政策です。  病気は早期の発見・治療が重要であり、経済的な理由で必要な受診が妨げられてはなりません。新型コロナウイルス感染拡大が続く中、受診控えによる疾病・心身の状態悪化も多数報告されています。今、必要なのは、医療の負担を軽減し、全ての人が安心して医療が受けられるようにすることです。  このため、国においては、75歳以上の医療費窓口負担2割化の撤回をするように求めます。  以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出します。令和3年3月24日。  衆議院議長 大島理森殿。参議院議長 山東昭子殿。内閣総理大臣 菅 義偉殿。財務大臣 麻生太郎殿。総務大臣 武田良太殿。厚生労働大臣 田村憲久殿。愛知県丹羽郡扶桑町議会。 ○議長(杉浦敏男君) 以上で説明が終わりました。  これより意見書案第1号の質疑を行います。  質疑のある方。  ありませんか。    〔挙手する者なし〕 ○議長(杉浦敏男君) 質疑もないようですから、以上で質疑を終結します。  これより意見書案第1号について討論を行います。  討論のある方。    〔挙手する者あり〕 ○議長(杉浦敏男君) 佐藤さん。    〔12番 佐藤智恵子君登壇〕 ○12番(佐藤智恵子君) 75歳以上の医療費窓口負担2割化撤回を求める意見書について、反対の立場で討論します。  75歳以上を対象とする後期高齢者医療制度は、患者の窓口負担を除き、財源の4割が会社員らが加入する健康保険組合からの支援金で賄われています。高齢化が進み医療費が増加しているのに伴って、健康保険組合の財源を圧迫し、現役世代への負担が重くのしかかっています。来年には、いわゆる団塊の世代が75歳になり、ますます医療費が膨れ上がることが予想されています。今回、急激な負担増を抑えるため、導入から3年間は1か月分の負担増を3,000円以内に抑える配慮措置も盛り込まれています。高齢者と若者が互いに支え合って現役世代への負担を抑えつつ、全ての世代の方々が安心できる国の将来と社会保障制度を構築していくことが極めて重要だと考えます。よって、この意見書には反対です。 ○議長(杉浦敏男君) ほかに討論はありませんか。    〔挙手する者あり〕 ○議長(杉浦敏男君) 髙木さん。    〔14番 髙木義道君登壇〕 ○14番(髙木義道君) 意見書案第1号 75歳以上の医療費窓口負担2割化撤回を求める意見書について、賛成討論を行います。  菅自公政権は、現役世代との負担の公平化、現役世代の負担軽減と口実を並べます。しかし、現役世代も年を取る上に、既に親の医療費を肩代わりしている人も少なくありません。全国保険団体連合会は、意見書にあるように現在の1割負担でさえ年収に占める割合は、現役世代の2から6倍だと指摘しています。2割化による現役世代の個人の負担は、月30円ほどしか軽減されないことについて、現役世代をだしにして公費負担を軽減していると批判しています。75歳以上の窓口負担2割化は、低い年金で厳しい生活を迫られている高齢者をさらに窮地へと追い込みます。高齢者の命、健康を守るために本意見書案の採択を求めるものであります。 ○議長(杉浦敏男君) ほかに討論はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉浦敏男君) ほかに討論もないようですから、以上で討論を終結します。  これより意見書案第1号の採決を行います。  本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○議長(杉浦敏男君) ありがとうございました。  起立少数であります。よって、意見書案第1号 75歳以上の医療費窓口負担2割化撤回を求める意見書については、否決されました。  以上で、本議会に付議された案件の審議は全部終了いたしました。  お諮りいたします。  これをもって、令和3年第2回3月扶桑町議会定例会を閉会したいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉浦敏男君) 御異議なしと認めます。よって、令和3年第2回3月扶桑町議会定例会を閉会いたします。              午後1時25分 閉会 地方自治法第123条の規定によりここに署名する。       扶桑町議会議長    杉 浦 敏 男       扶桑町議会議員    丹 羽 友 樹       扶桑町議会議員    大河原 光 雄...