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令和 2年第6回定例会(第3日 9月 8日)

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  1. 扶桑町議会 2020-09-08
    令和 2年第6回定例会(第3日 9月 8日)


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    令和 2年第6回定例会(第3日 9月 8日)   令和2年9月8日(火曜日)午前9時30分開議 第1 一般質問 追加日程 第2 議案第70号 令和2年度扶桑町一般会計補正予算(第9号) 第3 議案第71号 扶桑町児童遊園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について         ―――――――――――――――――――――――― 本日の会議に付した案件  議事日程のとおり         ―――――――――――――――――――――――― 出席議員(16名)        1  番     伊  藤     猛  君        2  番     間  宮  幹  男  君        3  番     荒  木  孝  三  君        4  番     近  藤     裕  君        5  番     兼  松  伸  行  君        6  番     澤  田  憲  宏  君        7  番     千  田  勝  文  君        8  番     丹  羽  友  樹  君        9  番     大 河 原  光  雄  君
          10  番     和  田  佳  活  君       11  番     矢  嶋  惠  美  君       12  番     佐  藤  智 恵 子  君       13  番     小  室  輝  義  君       14  番     髙  木  義  道  君       15  番     千  田  利  明  君       16  番     杉  浦  敏  男  君         ―――――――――――――――――――――――― 欠席議員(なし)         ―――――――――――――――――――――――― 地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者の職氏名      町     長    鯖  瀬     武  君      教  育  長    澤  木  貴 美 子  君      総 務 部 長    紀  平  剛  志  君      健康福祉部長     髙  木     明  君      健康福祉部参事兼多機能児童館等準備室長                 糸 井 川     浩  君      産業建設部長     澤  木  俊  彦  君      会計管理者      尾  関     実  君      教育次長兼学校教育課長                 志 津 野     郁  君      政策調整課長     長 谷 川  明  夫  君      総 務 課 長    兼  松  和  彦  君      災害対策室長     川  瀬  直  彦  君      住 民 課 長    小  山  勝  己  君      介護健康課長     渡  邊  隆  吉  君      福祉児童課長     小  室  和  広  君      保  育  長    登  坂  峰  代  君      産業環境課長     村  田  武  司  君      土 木 課 長    鈴  木  弘  孝  君      監査事務局長     髙  木  佳 穂 里  君         ―――――――――――――――――――――――― 本会議に職務のため出席した者の職氏名      議会事務局長     江  口  英  樹  君      議会事務局主幹    奥  村     洋  君         ――――――――――――――――――――――――              午前9時30分 開議 ○議長(杉浦敏男君) 改めまして、皆さん、おはようございます。  ただいまの出席議員は16人であります。  定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程につきましては、一般質問のみであります。よって、日程表を省略させていただきましたので、よろしくお願いいたします。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第1 一般質問 ○議長(杉浦敏男君) これより日程第1、一般質問を9月7日の延会前に引き続き行います。  次の質問者、矢嶋惠美さんに質問を許します。矢嶋さん。    〔11番 矢嶋惠美君発言席へ〕 ○11番(矢嶋惠美君) 皆さん、おはようございます。  さきに通告した内容に従いまして、質問をさせていただきたいと思います。  まず最初に、保育園の使用済みおむつの持ち帰りについてです。  現在では社会の在り方、働き方、育児の在り方など変化しまして、ゼロ歳児からの乳児、低年齢児の保育ニーズが急速に増加しており、紙おむつについては必須の保育用品になっております。  そこで、最初に現状について伺ってまいります。使用済みのおむつを各保護者が持ち帰る方式の処分方法、対象となる園児は何名ほど在園し、1日何回ほど交換しているのでしょうか、お願いいたします。 ○議長(杉浦敏男君) 髙木健康福祉部長。 ○健康福祉部長(髙木 明君) おはようございます。  現在、扶桑町には公立保育園は7園ございますが、そのうち6園が乳児保育を行っております。内訳といたしましてゼロ歳、1歳、2歳の園児を預かっている保育園は、高雄西60名、山名39名、柏森南37名。1歳、2歳の園児を預かっている保育園は、高雄南32名、斎藤22名、柏森33名となっております。乳児組の保護者の方には、園での生活の中で使用する着替えやおむつなどを各家庭において用意していただいております。登園時の準備としまして、お手拭きタオル、連絡ノート、給食袋を指定の場所に置いていただきまして、使用済みのおむつを入れる容器にはビニール袋の用意をお願いしております。また、これら持ち物全てに一つ一つ記名のお願いをしております。一日の生活の中でおむつ替えは四、五回程度行っております。おむつ替えが終わった後は、使用済みのおむつを入れる容器などを1人ずつ用意してありますので、そこに入れ、お迎え時に保護者の方に持ち帰っていただいております。翌日には、不足分の着替えやおむつなどを補充してもらっております。以上でございます。    〔11番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 矢嶋さん。 ○11番(矢嶋惠美君) ありがとうございます。  いろんな保護者さんの協力、そして保育士さんの協力があっての今の在り方だと思います。  そこで、具体的にですけれども、保育士さんの作業内容、現場において保育士さんがどういった作業内容をされているのかということについて伺ってまいります。 ○議長(杉浦敏男君) 髙木健康福祉部長。 ○健康福祉部長(髙木 明君) おむつ替えは、時間を見て1人ずつ順番に行います。子どもの成長に応じましておまるで排せつできそうであればおまるに誘導しておりまして、おまるに座れない子どもは、排せつ状況を見ましておむつを替えております。排便処理の際は、保育士はビニール手袋をはめて行っておりまして、処理後、そのおむつのみビニール袋に入れ密封しております。おむつ替えが終わりましたら、使用済みのおむつを個人用のおむつ入れの容器やビニール袋にそれぞれ入れております。以上でございます。    〔11番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 矢嶋さん。 ○11番(矢嶋惠美君) 一つ一つ、今、流れるようにお話しいただきましたけれども、やはり個人個人の一人の子どもさんにそれだけの手間をかけていただいているというのが、光景が目に浮かぶようです。  いろいろとこれから質問の中身に入りますけれども、こうした作業の中で少なくとも、例えば午前中に使用したものも含め、使用済みのおむつは1日、夕方まであるいは夜近くまで保管されて、それ各保護者が持って帰るという、そういった流れですけれども、衛生上の問題も指摘されております。  そこで、次の質問ですけれども、持ち帰りの意義について質問をさせていただきます。  そもそも保育園、主に働くママ、パパが保育サービスを利用しております。仕事で使うパソコンを持っていらっしゃる方もあります。書類もあります。そういったものをバックに肩にかけながらお迎えに来ていらっしゃる方もございます。ただでさえ着替えの服など、子どもの荷物は非常に多いわけでありまして、使用済みおむつまで持ち帰るというのは非常に大変で保護者の負担が大きい、非合理的な慣例が続いております。  一方で、現場の保育士さんですけれども、各保護者から預かったおむつを先ほども御説明いただきましたけれども、使用後、個別の名前入りのバケツや袋に入れております。一人一人別々に入れております。また、それを間違えずに各保護者に返すということ、おむつが必要な園児ごとに行っております。保育士が園児一人一人の使用済みのおむつを管理するのは極めて非効率的な作業です。私も現場を見たことがありますけど、本当に間違えずに入れなきゃいけないと、慣れているとはいえ、そういったことは非常にやっぱり手間も暇もかかるなということを思っておりました。  また、個人のバケツの設置場所がないという、そういった先ほどのところでそこまでの御説明はなかったんですけど、状況によっては乳児がどんどん増えておりますので、必ずしもバケツを置く場所もないという、そういった状況のところもあります。  そういう意味においても、やはりこの間の感染症、予防がどうなのかなというふうに考えております。ただでさえ、本当に緊張感が漂う低年齢児の保育の現場で、そんなことをしているとやはり園児に目が行き届かなくなる、そういった時間が減ってしまうのではないかというふうに危惧もしております。やはり園児に接する時間を少しでも増やして本来の保育に専念できる現場を整えるべきではないかというふうに思っています。持ち帰りの意義についてどのようにお考えでしょうか。お願いします。 ○議長(杉浦敏男君) 髙木健康福祉部長。 ○健康福祉部長(髙木 明君) 時代の変化、社会情勢の変化から、低年齢児からの入所を希望される方が増えてきておりまして、従来使用されていた布おむつから紙おむつへと種類もさま変わりしてきております。それに伴いまして、使用後のおむつ処理方法も繰り返し使用するものから、廃棄するものへと変化してきております。現状は、使用したおむつは保護者の方に持ち帰っていただいておりますが、社会の在り方が変化してきている中で、お持ち帰りすることに対しての意義を改めて考えなくてはいけない時代になってきていると思います。以上です。    〔11番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 矢嶋さん。 ○11番(矢嶋惠美君) 今、改めてその意義を考えなくてはいけない時代になっているというふうにおっしゃっていただきました。  ちょっと再質問になりますけれども、厚生労働省の保育所における感染症対策のガイドライン、これ2018年に改定されておりますけれども、交換後のおむつにおいてはビニール袋に密閉した後に蓋つきの容器などに保管をすると。そして交換後、おむつの保管場所については消毒を行うというふうにされております。感染症対策から考えてみて、そういった今の在り方はどうなのかというふうに考えざるを得ないところがあります。  ちなみに、国立国際医療研究センターの感染症対策の専門医の方のおっしゃっている言葉ですけれども、衛生管理の基本は、汚物をすぐに捨てること、感染リスクを増やすので持ち帰りは見直すべきだと、このことについて指摘をされております。また、周辺市町ですけれども、豊山町が昨年から実施をしております。また、犬山市、知立市、春日井市、名古屋市など、近々でも県内の自治体では今、本当にこの状況になってきた中でしょうけれども、検討が始まっているというふうに聞いております。  昨年、ちょっと離れた大阪府ですけれども、大阪府の知事がこのことについて本当に今やっていることは合理性がないというふうにおっしゃっております。保育士の仕事量の負担軽減にもなる。そして、園内処理をやっぱりそのことは指示をしてすぐにやめなさいということ、園内処理をしなさいということを指示されております。全国的にも各自治体がその処理方法を見直し始めているところであります。真夏の猛暑の中、朝から使用済みのおむつを持ち帰らせるというのは、やはりこのコロナ感染症のさなか、特にどうかなというふうに思っております。学校のエアコン設置も、当初はぜいたくだというようなことを言われたこともありました。しかし、やはり新しい暮らし方の考え方の中で、これまでの常識を解体して、また新しい困難や在り方に考えを直していく、そうした時期に来ているのではないでしょうか。そんなように考えます。この感染症対策から見てどのようにお考えかお話しください。 ○議長(杉浦敏男君) 髙木健康福祉部長。 ○健康福祉部長(髙木 明君) 議員のおっしゃるとおり、保育所における感染症対策のガイドラインの中で、おむつ交換についての記述がされております。項目の中には、交換後のおむつはビニール袋に密閉した後に蓋つき容器等に保管する。交換後のおむつの保管場所について消毒を行うとあります。各園に実情を確認しましたところ、適切に処理されていない園もございましたので、ガイドラインに沿った改善をしていきたいと思っております。  また、感染症対策から見ましても、おむつの持ち帰りについては検討すべきことと考えております。以上でございます。    〔11番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 矢嶋さん。 ○11番(矢嶋惠美君) 4番目の今後の園内処理についてお考えを伺ってまいりたいと思います。  今回、処理方法について質問しておりますけれども、環境省のほうでは、今年の3月に使用済み紙おむつ再利用のガイドラインを発表されております。これは、時代はさらに進んでおります。昨日、和田議員のほうでプラスチックごみの再生のことが質問されておりますけれども、やはりこの紙おむつも再利用すると。いいかどうか分かりませんけど、ただ環境省のほうでは紙おむつの再利用と、そういったガイドラインも今出ていると。そういった時代に来ております。今、私の質問していることで処理方法ですから、それを再利用してくださいということを言っているわけではありませんけど、時代がやはりそこまで変化しているということ、そのことを認識いただきたいなというふうに思っております。新しい生活様式の時代に向けて、ぜひその在り方のお考えを伺ってまいりたいと思います。よろしくお願いします、そのことについて。 ○議長(杉浦敏男君) 髙木健康福祉部長。 ○健康福祉部長(髙木 明君) 現状におきましては、先ほど答弁させていただきましたとおりでございますが、使用したおむつは保護者の方が持ち帰り、各家庭において処理していただいておるというところでございます。お持ち帰りにつきましては、全国的に見ますと自治体や園によって様々な対応がなされております。と同時に、持ち帰りについての保護者や保育者の負担などの現状、また感染症対策などの課題も認識しております。それらを踏まえまして、園内処理につきましては、保管場所や保管方法、処理方法などの課題整理をいたしまして検討してまいりたいと思っております。以上でございます。    〔11番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 矢嶋さん。 ○11番(矢嶋惠美君) 今おっしゃっていただいたように、幾つか課題がありますので、そうしたことを行政側としてしっかりと認識して、その課題を整理してぜひ検討していただきたいというふうに思っております。  ちなみに、今回質問させていただくに当たりましては、幾つか保護者さんからお言葉をいただいておりますので、ちょっと御紹介をさせていただきたいと思います。1歳児から3歳児の保護者の方の複数、少しですけど紹介いたします。  やはり臭いは気になりますと。毎日のおむつを持って、保育園の帰りに保育園から放課後のお迎えも行って、そしてスーパーで買物をするのも何となくはばかられます。  別の方です。重い買物袋を抱えて再び帰宅するときに、もうへろへろですと。特に夏場は体力の減少が深刻です。ここから晩御飯をつくるのは非常に厳しいですということです。  そして、これはちょっと上の方ですけれども、経験上、紙おむつを持ち帰るメリットは何もありません。汚物を入れた袋を触り、その手ですぐに買物したり、子どもを抱いたりしております。感染症対策からも不安になりますということです。  もう一人の方は、買物袋も今は既に有料になっております。ビニール袋のことです。袋の確保に困難しております。また、今は有料で買っているという声もいただきました。少しぐらいなら有料でも負担してもいいので、ぜひやってほしいというお言葉もいただいております。  ちなみにですけれども、全国の自治体の先進事例で、250円から300円ぐらいで一部有料化ということをやっているところもあります。そうしたこともいろいろと検討の中に入れていただいて、今後やはりこうしたこともお試しのモデル園ですとか、そういったいろんな角度で検討していただいて、少しでも早く時代に合った子育てしやすい環境の整備をしていただきたいというふうに思っております。よろしくお願いいたします。  この質問は、以上で終わらせていただきます。
     続けて、次の質問をさせていただきます。  2番目です。地域公共交通の検討の進捗状況について伺ってまいります。  地域公共交通の実現に向けては、この間、前町長さん、さらには元町長さんのときからずっと各議員が質問し、提言も続けてまいりました。町民アンケートも全て終わりました。その必要性を感じながら、残念なことに今日まで実現に至っておりません。本年、町長が替わられまして、その選挙公約の一丁目一番地に、その実現を上げておられます。この間、コロナ禍の対応が最優先課題として進んできたわけですが、そうした状況下であっても町長は今回初めて、来年度の予算編成に向けて、その実現に向けた検討をされてきたかと思うんですけれども、その検討の進捗状況を伺いたいと思います。これまでどのような検討を進めてまいりましたでしょうか。お願いいたします。 ○議長(杉浦敏男君) 紀平総務部長。 ○総務部長(紀平剛志君) おはようございます。  今、御質問のありました、地域公共交通のこれまでにどのような検討を進めてきたかということでございますが、地域公共交通の導入につきましては、先進的に実施しています市町への視察や事業者への聞き取りなどによる、現時点で考えられる地域公共交通の提供方法につきまして取りまとめを行っている状況でございます。  視察につきましては、デマンド交通を新規で導入計画をしている東郷町、また民間企業と自治体で実施する乗合サービスを導入している豊明市へ政策調整課の職員で視察に行ってまいりました。調査結果から、サービスの提供方法としまして、バス停を設置し、定期巡回するコミュニティバス、予約方式で自宅発着が可能なデマンド型交通、民間企業と協力し、予約方式で停留所での発着となるデマンド型交通、タクシー利用によるデマンド型交通の4つの方法を現段階の候補としてサービス提供ごとのメリット、デメリットも整理しながら取りまとめを行っている次第でございます。  また、昨年度、議員言われましたとおり、公共交通に関するアンケート調査を実施しており、この結果も踏まえながら研究を進めてまいりますが、調査結果の中で、運転を続けていたい年齢は何歳までかの問いで、80歳までと回答される方が最も多い結果でございます。16歳以上の集計結果と80歳以上の集計結果の比較では、一つの例を挙げますが、移動の不便さを感じているかの問いで、とても感じている、感じていると回答された方が80歳以上におきましては1.5倍ほど多い結果となってございます。このような結果を踏まえ、主な利用対象者は高齢者であると、そのことを前提に現段階におきまして研究を進めているところでございます。  なお、今年度新たに地域公共交通を検討するために、介護健康課、福祉児童課、総務課、土木課、都市計画課の統括主査以上の職員で構成する検討会議を立ち上げ、8月18日に第1回の検討会議を開催し、視察結果、公共交通に関するアンケート調査結果を基に検討を始めて、今後も継続的に検討していく状況でございます。以上です。    〔11番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 矢嶋さん。 ○11番(矢嶋惠美君) 大変御丁寧にこれまでのいろいろな視察を含めて検討されてきたということがよく分かりました。  実際5月に就任されて、まだ本当に今9月ですから、この間、コロナのこととかで本当に、あるいは災害のことも含めて、本当に様々な課題がある中で、各課にわたって検討の会議を立ち上げて、それに向けて準備をされているというそういった経過がよく分かったところです。  ただ、今いろいろとそこまで言ったわけですけど、2番目の質問になりますけど、実際にこれから導入ということに向けてですけれども、こうした導入に向けては、これから今の段階で結構ですけれども、どういった課題があるのか。そんなことをもし分かりましたら教えてください。お願いします。 ○議長(杉浦敏男君) 紀平総務部長。 ○総務部長(紀平剛志君) 現段階での課題としてですが、導入に当たっての課題としましては、予算的なことを踏まえ、どのような制度を設計していくのかということが一番重要だと考えます。制度を導入するに当たって新たな予算が必要となってきますが、費用対効果ではないのですが、財源にも限りがあることと、より利用しやすいサービスの提供とのバランスを考えて地域公共交通システムの導入を進めていきたいと思っております。また、利用しやすいサービスの提供を目指すに当たっては、どのようなシステムを導入するか、運行時間、コース設定、利用者負担などをよく検討し、また同時に、予算的な課題に対しても、財源確保の手段についてよく検討していきたいというふうに考えてございます。以上です。    〔11番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 矢嶋さん。 ○11番(矢嶋惠美君) ありがとうございます。  具体的にいろんなことが進んでいく中では、おっしゃったように運行時間ですとか、コースですとか、利用者のことですとか、いろんなことがあるかと思うんですけれども、やはり今のお話を聞いていて一番気にしているところは、やっぱり予算の関係ですよね。どこも先進で、先進といいましょうか、うちがやれていないんですけど、ほかの市町はみんなやっておりますけど、ぶち当たっている面というのは、やはり財政の問題、それが必ずしも黒字になるということはないでしょうけど、それがどこまで食い込んでくるかというようなことが大きな課題になっているかなというふうに思って聞いておりますけれども、この財政面ですけれども、やはり費用対効果ということ先ほどおっしゃいました。例えば、協賛スポンサーを導入するとか、運賃以外のやはり収入、そういった確保がやっぱり必要じゃないかなあと思うんですね。  利用者負担もやっぱり少しでも抑えていく、そういう意味においても、この地域の扶桑町の中のエリアのスポンサーというのは病院ですとか、皆さんお困りなのは、よく病院に行く足がないということもよくおっしゃっています。それから診療所、あるいは薬を取りに行く薬局、そして医療機関ですね。それから、スーパーマーケット、お買物もついでにしたいと。それからドラッグストア、先ほど言いましたけど、こういった店舗をはじめ、あるいは郵便局、金融関係ですね、そういったお金を下ろしに行くところですとか、高齢者中心というふうにおっしゃいましたけど、福祉センターのようなところもあるでしょうけど、カラオケみたいなところも行かれるかもしれない。本当に飲食店もあるかもしれない。そういった様々な多岐にわたるそういった業者さんに協力をお願いができるのではないかなと思います。  やっていただけるかどうか分かりませんけれども、そのほかにも、やはり地域に貢献していただけるような各種の業者の方とできるだけウィン・ウィンになっていくような関係で協力をお願いできないかなあと思うんです。そういうことについて、どうでしょうか、お考えはありませんでしょうか。 ○議長(杉浦敏男君) 紀平総務部長。 ○総務部長(紀平剛志君) 財政面での費用対効果、スポンサーの導入関係につきましては、今、議員言われましたとおり、エリア内の事業者からの協賛金、また車への広告ラッピング、車内への広告の掲載などいろいろな手法を研究して、それぞれ財政負担が少しでも軽くなるような施策を打っていきたいというふうに考えております。以上です。    〔11番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 矢嶋さん。 ○11番(矢嶋惠美君) 課題でおっしゃいませんでしたけど、ちょっと一つ気になるのが、現在、本町でタクシー助成を遂行しておりますけれども、これもそれなりに好評なんですけれども、既存の交通事業者との連携が重要であると思うんですけど、そうしたところの考えはありますでしょうか。 ○議長(杉浦敏男君) 紀平総務部長。 ○総務部長(紀平剛志君) 既存の交通事業者、タクシー助成の関係での連携でございますが、既存の交通事業者との連携も十分必要だと考えてございます。地域公共交通会議の委員への参加を依頼する予定もございます。また、個別での相談も含め、既存事業者との共通業務との関連につきましては意見調整をしていくというふうに考えてございます。  また、業務関連という観点からも、導入する公共交通システム、手段によるところもございますが、業務関連につきましても、このまま調査・研究を進めていきたいというふうに考えてございます。以上です。    〔11番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 矢嶋さん。 ○11番(矢嶋惠美君) ありがとうございます。  ちょっと余談になりますけれども、この間、テレビを見ていましたら、新幹線の乗車率が非常にこのコロナ禍の影響で悪いということで7割、8割落ちたという話がありました。そういったところに、これJR東日本だと思うんですけれども、東北のほうの新幹線が全然動いていないということで、朝一番に東北のほうの漁港で取れたものをお昼には東京に持ってきて東京駅の飲食店でランチに出す、新幹線で出すという形だったんですね。これ直接関係ないでしょうけど、この今の、もしバスを検討される中で、人を乗せるのが当然そうですけど、そうではなくて、例えばお薬だけ取ってきてほしいとか、何かそういう物を必要によっては、分かりませんよ、これどうなるか分かりませんけど、そういったような商品ですとか、薬とかそういったようなことも、そういった手法についても考えたらどうかなというふうに思うんですけど、どうでしょうか。 ○議長(杉浦敏男君) 紀平総務部長。 ○総務部長(紀平剛志君) 今、議員言われましたとおり、今のいろんな手法があります。その中で導入する公共交通のシステムの手段にもございますが、薬とか商品等の配送などにつきましては利用できる可能性もありますので、今後研究していきたいというふうに考えます。以上です。    〔11番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 矢嶋さん。 ○11番(矢嶋惠美君) ありがとうございます。  いろんな角度で柔軟に対応していただいて、それで課題が解決するとは思えませんけど、やはりいろいろとこれから検討していただきたいなというふうに思っております。  大体今、その状況が分かってきたけど、今後、これから先、どういった予定で進めていく予定なのか、ざっくりでいいので教えていただけますでしょうか。 ○議長(杉浦敏男君) 紀平総務部長。 ○総務部長(紀平剛志君) 地域公共交通の関係の今後でございますが、今後につきましては、近隣市町の地域公共交通の把握、タクシー助成金による高齢者の移動状況の把握、導入に当たっての財源の把握等を行いまして、これらを踏まえ、関係部署による検討協議を行い、今年度中に検討会議としての一定の方向を決めたいというふうに考えてございます。  並行しまして有識者、地域代表の方、公共交通関係事業者、国及び県の担当者などで構成する地域公共交通会議の立ち上げを準備し、来年度にこの会議を立ち上げ、計画案などについての意見調整を行いたいと思っております。  また、議員の皆さん方につきましても、計画案などにつきまして適宜報告させていただきます。地域公共交通会議での意見調整後、国への届出や地元説明会の開催などを経て、令和4年度中の運行開始を目指していきたいというふうに考えてございます。以上です。    〔11番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 矢嶋さん。 ○11番(矢嶋惠美君) ありがとうございます。  何か今、具体的にそういった回答というか答弁をいただいて、本当にだんだんとそういった姿が準備されているのがよく分かってまいりました。これから、たくさん調整しなければいけないことがあると思いますけれども、ぜひ一日でも早く進めていきたいと思います。  特に高齢化の中で、免許証を自主返納して、マイカー依存から脱却している、そうした方が増えておられるということも聞いております。このコロナの影響でやはり公共施設の制限もあって、なかなか高齢者を中心に外出制限をされていると、そういったのもやはり聞いておるところですけれども、本当にこの質問を書き終わった後に、つい先日ですけれども、地域の高齢者から、いろんな集まりがなくなって施設への出向きも減ったと、楽しみにしているグラウンドゴルフも体育館まで行くには遠過ぎるというようなことで、しかも免許を返納したばかりで今行けなくなってしまったと、そしてもうずっと部屋に籠もっているという本当にそういうことをほんの数日前にお聞きしました。こうしたときこそ、本当に今おっしゃった、その公共交通がいかに重要かということも改めて実感したわけですので、ぜひともこの地域公共交通が早期に実現されるように期待したいと思います。  以上で質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(杉浦敏男君) 以上で、矢嶋惠美さんの質問を終結します。  次の質問者、荒木孝三さんに質問を許します。荒木さん。    〔3番 荒木孝三君発言席へ〕 ○3番(荒木孝三君) 今から、一般質問通告書に基づいて、2つ質問させていただきたいと思います。  1つは、新型コロナウイルス感染症についてです。  7月の終わりから急に扶桑町においても感染症の数が増えまして、その中にありまして、住民のほうから、なかなか町のほうからいろんな情報が入ってこないという不安な声がたくさん寄せられました。それにつきまして、当町の現状をお聞かせください。 ○議長(杉浦敏男君) 紀平総務部長。 ○総務部長(紀平剛志君) 御質問の当町の現状におきまして、公共施設の在り方の説明を差し上げます。  公共施設につきましては、今、中央公民館をはじめ、総合体育館、学習等供用施設、図書館、文化会館、扶桑町総合福祉センター、老人憩の家、子育て支援センターなどにおきまして、発声を伴います合唱、管楽器の演奏など、利用制限や施設への人数制限など、感染予防対策を9月15日火曜日まで行っている現状でございます。  また、施設利用者の体の表面温度を測定するサーマルカメラを導入しまして、新型コロナウイルス感染症の感染予防に努めている状況でございます。今後、9月15日以降の利用制限や人数制限につきましては、愛知県や扶桑町内におきます感染状況を鑑みて総合的に判断してまいりたいと思っております。以上です。    〔3番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 荒木さん。 ○3番(荒木孝三君) ちょっと、質問が前後になりましたけれども、日本共産党として8月7日に町のほうへ要望書を提出いたしました。その件で町長より回答を得ましたが、それ以降、その質問に対しての現状、後のことをちょっとお聞きしたいと思います。お願いします。 ○議長(杉浦敏男君) 紀平総務部長。 ○総務部長(紀平剛志君) 今、御質問の現状でございますが、今回、共産党さんのほうから頂いた部分につきましては、今回、補正予算のほうでも上げてございますが、自宅の関係の支援のほうとか、今、現状ちょっとまだ、回答がどの程度出ているか、すみません、詳細をちょっと持っていないので申し訳ございませんが、補正予算等に生かして回答してございます。以上です。    〔3番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 荒木さん。 ○3番(荒木孝三君) いつもこういう状況において住民のほうへの知らせというか広報がいつも遅れていますので、極力早めに住民のほうへ広報を流すように、県とか、それから情報は少ないからとは思いますが、極力町のほうでも情報を集めて不安を住民に与えないように情報を流していただきたいと思います。  あと、行事の開催等につきまして、今後、町の行事等には、このコロナの感染症に対してどういうふうに考えておられるかお聞きしたいと思います。 ○議長(杉浦敏男君) 紀平総務部長。 ○総務部長(紀平剛志君) 今後の行事の開催の関係でございますが、町主催の多くの行事につきましては、中止や延期の決定がなされておる状況でございます。コロナの関係のどうしても感染症の拡大防止というのが一番重点を置いてございます。なので、保育園の運動会、小学校の運動会、中学校の体育大会、扶桑町平和祈念戦没者追悼式、新成人を祝う会などにつきましては、規模を縮小しながら開催方法、またそれも変更しながら実施していく予定でございます。  また、ミステリーウォークにつきましては、来年度の関係でございますが、まだ実施の可否については決定してございません。以上です。    〔3番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 荒木さん。 ○3番(荒木孝三君) それと、次に2番目の秋の対応ということですけれども、これはインフルエンザ等とコロナに関していろんな問題が出てくるかと思いますけれども、こういう同時に起こった場合に、町のほうとしてはどういうふうな対応をいたしますか。 ○議長(杉浦敏男君) 髙木健康福祉部長。 ○健康福祉部長(髙木 明君) まずPCR検査でございますが、県が実施する業務でございまして、江南保健所に設置されております帰国者・接触者相談センターが必要と判断した場合に、指定された医療機関において検査を行っております。当町といたしましても、PCR検査体制の充実は感染拡大を防ぐ上で重要であると認識しておりますが、その設置につきましては、医師・看護師等、スタッフの確保、施設の感染症対策などといった医療機関側の受入れ体制、施設周辺の方々の理解を得ることなど、多くの課題がございます。  また、従来の鼻の粘膜によるPCR検査に加えまして、令和2年6月からは唾液による検査も可能になりまして、検査を行う環境も変化してきているところでございます。  なお、住民の方からは、発熱などの症状があるがどうしたらよいかとか、また数日間微熱が続いているがどうしたらよいかといった、すぐに対応を要するようなお問合せにつきましては、江南保健所の帰国者・接触者相談センターにおつなぎいたしまして、助言可能な範囲において相談をさせていただいているという状況でございます。  これから、インフルエンザが流行する季節になりますが、医療現場ではインフルエンザと新型コロナウイルス感染症を臨床的に鑑別することは困難と言われておるというようなことを聞いております。以上でございます。    〔3番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 荒木さん。 ○3番(荒木孝三君) PCR検査の件ですけれども、これも直接本人が行けるのではなくて、当日の医師の判断によってやるということですけれども、当町の中の医師団としては、どれまでの医師がこういうような判断できるんでしょうか。どの医師にかかってもそれは判断できるんですか。 ○議長(杉浦敏男君) 質問ですね。 ○3番(荒木孝三君) はい。 ○議長(杉浦敏男君) 座ってください。 ○3番(荒木孝三君) そのPCRにかかる判断というのは、その医師の判断に任せるんでしょうか。 ○議長(杉浦敏男君) 髙木健康福祉部長。 ○健康福祉部長(髙木 明君) ただいまの御質問に関しましては、ちょっと私ども行政のほうの判断ではちょっとできかねるところがございますので、御回答は、すみません、ちょっとできないような状況でございます。以上です。    〔3番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 荒木さん。 ○3番(荒木孝三君) では、質問を変えます。  国民健康保険のほうへ入りたいと思います。  国民健康保険税は常々、皆さんから高い高いという質問を受けるんですけれども、私もサラリーマンを辞めて国民健康保険に入った途端に大きな金額を受けるということで、非常に高額に感じておりました。それで、均等割という制度自体が何か不自然みたいな感じをいたしまして、不当な、不当というよりも、ちょっと税の在り方として不公平な感じをいたしました。サラリーマンの社会保険においては、サラリーマン1人に対しての税金ですけれども、国民健康保険税に関しては、世帯の人数によって税金が変わってまいります。やはり、そういう子どもまで税金がかかるということ自体がちょっと不自然ではないかと思いますけれども、町自体としてはどういうふうにお考えでしょうか。 ○議長(杉浦敏男君) 髙木健康福祉部長。 ○健康福祉部長(髙木 明君) 国民健康保険税は、ほかの社会保険料が所得に比例しているのに対しまして、加入者の負担能力に応じた所得割という応能割と世帯当たりに一定額、あるいは被保険者1人当たり一定額を負担する平等割、均等割という応益割から構成されております。  御質問のありました均等割というものは、さきに述べましたとおり、医療費の給付を受けられる人に対して比例して、被保険者1人当たり一定額を負担していただくものでございます。保険税は大まかに申しますと、保険給付費から公費を差し引いたものを加入者全体で負担するものでありまして、国の国民健康保険における納付金及び標準保険料算定についてというガイドラインがございますが、それによりまして、先ほど申し上げました応能割、応益割のそれぞれの割合につきましては、所得水準が全国平均である都道府県においては、50対50となるようにというふうに示されていることから、割合の配分変更も基本的に難しいものと考えております。  また、御質問のありました家族構成での違いでございますが、例えば国保税の課税所得200万円の世帯における試算では、両親と子ども1人の3人世帯になるということで考えますと、国民健康保険の年税額は26万4,800円、またお子さんが2人で4人世帯では26万5,800円、子どもさんが3人の5人世帯では28万9,200円と、所得が同じでありながら保険税は増えていきます。  今申し上げました5人世帯では、国民健康保険と被用者保険、いわゆる社会保険と言われておる協会けんぽの場合を比較しますと、国民健康保険が所得割、平等割、均等割で計算した金額から年額28万9,200円に対しまして、協会けんぽでは、毎月の報酬月額から年間の保険料が計算されまして、この金額34万9,356円を事業主と折半しまして17万4,678円となりますことから、協会けんぽのほうが11万4,522円安くなると試算されます。
     なお、国民健康保険税には、申請を必要とせずに所得に応じまして均等割、平等割を2割、5割、7割と軽減する措置がございます。また、減免制度については、被保険者が失業などで収入が減収した場合、所得割や18歳以下の方の均等割の2分の1を減免するという制度を設けております。この制度につきましては、昨年10件の申請がございました。今後もこの制度が利用されるよう、周知に努めていきたいと考えております。国保税は制度設計上、加入者で負担をいただきますという制度でございますので、御理解をいただきますようお願いいたします。以上でございます。    〔3番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 荒木さん。 ○3番(荒木孝三君) 毎年毎年、この国民健康保険税に対してを一般質問で行われているわけですけれども、極力、住民に寄り添うような健康保険税の在り方をもう少し検討していただければいいかなと思いますので、今後とも、またこういう健康保険税に関してもう少し住民に寄り添う、極力負担にならないような検討をお願いいたします。  それと、ちょっと違う質問にはなりますけど、ちょっと一つ発表させていただきたいと思います。  大口の町会議員から、扶桑町の役場の対処について、ちょっとこういう言葉がありましたので、いいですか。 ○議長(杉浦敏男君) 荒木さん。 ○3番(荒木孝三君) はい。 ○議長(杉浦敏男君) 家族構成の違いという項目の御質問でしょうか。 ○3番(荒木孝三君) すみません。  その次に言ったその家族構成の違いではということで、均等割でやった場合に40代の方の平均の保険税の在り方をちょっと教えていただきたいと思います。 ○議長(杉浦敏男君) 髙木健康福祉部長。 ○健康福祉部長(髙木 明君) 40代の保険税の在り方という御質問でよろしいでしょうか。 ○3番(荒木孝三君) はい。    〔3番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 荒木さん。 ○3番(荒木孝三君) 家族構成でどういうふうに健康保険税が変わってくるのかということで。  例えば3人だと均等割は、世帯割が変わってくるのだと思いますけれども。 ○議長(杉浦敏男君) 暫時休憩します。              午前10時19分 休憩              午前10時21分 再開 ○議長(杉浦敏男君) それでは休憩を閉じ、会議を続けます。    〔3番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 荒木さん。 ○3番(荒木孝三君) どうもすみません。家族構成のことは、先ほど均等割のところでありましたので、どうもありがとうございました。  それと、あと大口の国保税の減免について、大口の町議の方が一緒に来たときに役場のほうのその対処について、こういう言葉がありますので、ちょっと一言だけ添えさせていただきたいと思います。  大口の町議の方から、扶桑町の役場へ国保の減免に付き添ってきた際に、役場のほうの対処につきまして、次のような言葉がありました。役場の方から、国保・介護の減免を同時に申請できるよう親切な対応が案内された、行われたこと、とにかく付添いの方に役場の方が丁寧に書くところから全部申請書の案内までしてもらったという、大口の議員の方から役場の対処に対して非常に感銘を受けたという言葉を受けました。今まで役場の窓口に対して扶桑町の住民は結構、役場は冷たいという物すごく考えがあったようで、最近、やはり町長も代わりまして、役場自体も少しずつ変わってきたんじゃないかと思います。こういうふうに住民に対して役場の対処も変わってきましたので、今後とも住民に寄り添う窓口であるように努めてもらいたいと思います。  これで、私の質問を終わらせていただきたいと思います。どうもありがとうございました。 ○議長(杉浦敏男君) 以上で、荒木孝三さんの質問を終結します。  ここで議事の都合上、10時40分まで休憩といたします。              午前10時24分 休憩              午前10時40分 再開 ○議長(杉浦敏男君) それでは休憩を閉じ、会議を再開いたします。  次の質問者、千田利明さんに質問を許します。千田利明さん。    〔15番 千田利明君発言席へ〕 ○15番(千田利明君) 一般質問を始めさせていただきますけど、ただいま荒木議員から、非常に扶桑町の対応はいいということでお褒めの言葉がございましたけど、私の場合、少しそこにお小言も入れながら、皆さんの行政に対する対応は非常にいいと思うんですけど、考え方とかいろんなことについて皆さんの行動に対して激励をしながら、今日ちょっと一般質問をさせていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。  まず、行政に求められているものについてということでございますけど、平成28年11月、ここに第5次の扶桑町総合計画を策定するために町民の意識調査というものが実施されております。その翌年、29年に結果がまとめられまして、30年に策定ということになっておりますが、今年の3月にも第2期のまち・ひと・しごと創生総合戦略ということで、2020年度版として出されております。総合計画と総合戦略というのは、皆さん御存じのように行政課題に対する方向性や施策を表すものということで、我々も承知しているところでございますけど、この総合戦略の第3節というところですが、これには、人口における将来への展望を達成するための施策の方向ということで、1番に出生率を高める施策、2番目に社会像をもたらす施策、そして3番目に住む人の安心感を高める施策が掲げられております。  今回、この3番目の住む人の安心感を高める施策ということについて、何点か質問をさせていただきたいと思います。お願いいたします。  この施策を説明する一節に、住みたい町のイメージとして福祉制度の充実、防犯体制の充実、住居環境、生活環境の整備などが多く求められており、これらは安心して生活するための基本的な要素ではあるが、扶桑町の現在のイメージの中では、上位に上げられていないと。これは、現在の扶桑町の課題であると考えられるとありました。  そこで質問でございます。  この第5次総合計画策定のための町民の意識調査において、住みたい町のイメージとして上位に上げられたものは何だったでしょうか。 ○議長(杉浦敏男君) 紀平総務部長。 ○総務部長(紀平剛志君) では、御質問の第5次総合計画策定のための町民意識調査における住みたい町のイメージとして上位に上げられたものはという御質問でございますが、第5次扶桑町総合計画を策定するに当たりまして、町民意識調査を平成28年、今議員言われましたとおり、11月に実施しております。  扶桑町に居住する18歳以上の男女を無作為に抽出し、5,000人程度でございますが、調査票を郵送により配付、回収いたしました。有効回収率につきましては38.9%で、1,167人の方から回答を頂きました。  その内容につきましては、平成29年3月に報告してまとめてございます。住みたい町のイメージ、理想とする扶桑町のイメージとしましては、福祉、児童、高齢者、障害者が充実した町が62.6%で最も高くございます。その次に保健、医療が充実した町、教育が充実した町が30%台で続いておる現状でございます。以上です。    〔15番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 千田利明さん。 ○15番(千田利明君) それでは、安心して生活するための基本的な要素が扶桑町の現在のイメージの上位に上げられていないことが課題とありますけど、何が上げられていなくて、またその課題とは何でしょうか。 ○議長(杉浦敏男君) 紀平総務部長。 ○総務部長(紀平剛志君) 御質問にお答えします。  令和2年3月に策定しました扶桑町人口ビジョン第2期まち・ひと・しごと創生総合戦略の中で、福祉制度の充実、防犯体制の充実、住居環境、生活環境の整備などが町民から求められているものの、現在の当町のイメージの中でそれらが上位に上げられていないとの記載がございます。  これにつきましては、町民意識調査の住み続けたい理由として、日常の買物が便利だから46.7%、道路状況や交通の便がよいから26.1%に比べ、福祉分野のサービスや施設が充実しているからが3.7%、上下水道などの整備が充実しているからが1.6%、防犯体制が充実しているからが1.1%と低くなっていることにも表れてございます。  しかしながら、同じく町民意識調査の町政に対する評価では、福祉、防犯、住居環境、生活環境、いずれも満足、やや満足が、不満、やや不満を上回っている状況でございます。これらの項目が扶桑町のイメージとして定着するためにも、制度のさらなる充実を図るとともに、情報発信、周知方法につきまして改善の余地があるものと考えてございます。以上です。    〔15番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 千田利明さん。 ○15番(千田利明君) 確かに情報発信、周知方法というのは、非常に大切なことだと思います。  この意識調査では、各事業における基本目標の30項目というのがございまして、それが6部門に分けられております。町民の満足度の調査ということでございますけど、この調査の内容を少し申し上げます。手短に行きます。  満足とやや満足を加えて比較的満足、同じようにやや不満と不満を加えて比較的不満と、そういうふうにしまして、この2つの差を表したものでございますけど、福祉制度にある5項目の平均満足度はプラス12.6ポイント、地域環境の4項目の平均満足度はプラスの6.3ポイント、それから生涯学習の6項目の平均満足度はプラスの15ポイント、結構高いです。環境の3項目の平均満足度はプラスの20.9ポイント、住居生活の6項目の平均満足度はプラスの3.6ポイント、ここまでは結構高いですね。  ただ、最後の6番目の行政経営の6項目の平均満足度はマイナスの3ポイントとなっております。マイナス3ポイントの内容としましては、比較的満足がプラスの11.1ポイントで、比較的不満足がマイナスの14.1ポイントということになっております。中身は結構ございますので、それは今回はちょっと、また再度、別なときにやらせていただきますけど、この行政経営に対する町民の意識調査の結果を特に行政経営の問題のマイナスがございますけど、どのように捉えてみえるのでしょうか。これをお伺いしたいと思います。 ○議長(杉浦敏男君) 紀平総務部長。 ○総務部長(紀平剛志君) 行政経営に対します意識調査の結果をどのように捉えているのかという御質問でございます。  町民意識調査の行政経営に対する満足度を見てみますと、今議員言われましたとおり、協働のまちづくり、地域情報化、行政運営、財政運営、職員の意識改革の項目におきまして、不満、やや不満が満足、やや満足を上回ってございます。どちらとも言えないの割合が高いのも特徴となってございますが、行政経営は町民にとってあまりなじみがないものであり、もっと分かりやすい情報発信、情報共有に努める必要があるというふうに十分反省している次第でございます。以上です。    〔15番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 千田利明さん。 ○15番(千田利明君) やはり情報発信と情報共有の問題になってくると思いますけど、この町民の意識調査を参考にして総合計画がつくられるという、そういうふうになっているとすれば、住む人の安心感を高める施策の満足度を上げるためには、行政経営の基本目標におけるマイナス分をいかに減らしてプラスに転じていくことができるのかが課題だということになると思います。  行政経営の基本目標の中で特に評価の悪かったのは職員の意識改革で、その内容からすれば、満足が1.9%、やや満足が11.7%、この2つを比較的満足とすると13.6%。どちらとも言えないというのは61.9%、結構これは多いです。次に、やや不満が15.5%、そして不満が6.9%、この2つのやや不満といいますか、この不満とを合わせると、比較的不満が小計22.4%となります。ですから、比較的満足と比較的不満足ということの差は8.8ポイントになるんですね。結構高いんです、これ。  先ほども、荒木さんじゃないんですけど、非常に対応はいいということになってきますけど、行政経営に対する意識改革に対する町民の感覚の問題もあると思うんですけど、平成28年11月の調査とありますので4年前ぐらいになるんですけど、この町民意識調査に出た職員の意識改革へのマイナスへの評価について、この評価をどのように捉えてみえるのか、これをお伺いしたいと思います。 ○議長(杉浦敏男君) 紀平総務部長。 ○総務部長(紀平剛志君) 町民意識調査に出ました職員の意識改革への評価をどのように捉えているのかの御質問でございます。  議員言われましたとおり、町民意識調査の行政経営に対します満足度の中でも、特に職員の意識改革は、不満とやや不満を合わせまして22.4%であり、行政経営の各項目の中で最も不満足度が高い結果となってございます。また、行政経営の各項目の中で、今後最も力を入れるべきだと回答されているのも職員の意識改革となってございます。  職員の意識への評価につきましては、町民の方が職員の対応をどう受け止めたかが重要でございます。調査結果を真摯に受け止め、職員の意識改革をさらに進める必要があるというふうに考えてございます。以上です。    〔15番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 千田利明さん。 ○15番(千田利明君) 行政経営における職員の意識改革についてということですけど、これは第5次総合計画の施策の「ともに支える自立した行政経営」ということで、これの25番目に方向性及び指針として、職員の意識・意欲の高揚、それから専門性の高い人材の育成・採用、そして人事制度の充実ということで、この3点が上げられております。  この総合計画の施策24では、行財政運営でPDCAを有効活用していく必要があるとしています。これまでにも各施策に対するPDCAというのは行われてきたことと思いますけど、計画がまとめられてから4年弱経過している中で、この意識改革への評価に対する各部署におけるPDCAというこの行動ですね、検証は行われたのでしょうか。それをお伺いいたします。 ○議長(杉浦敏男君) 紀平総務部長。 ○総務部長(紀平剛志君) 意識改革への評価に対する各部署におけるPDCAの検証につきましてでございます。  第5次総合計画の中で、職員の意識改革につきましては、重点的に取り組む施策の一つとして位置づけてございます。  主な内容としまして、職員の意識・意欲の高揚、専門性の高い人材の育成・採用、人事制度の充実を図ることとしてございます。  施策の進行管理につきましては、毎年度施策評価を行っております。次年度の改善策につなげていきたいというふうに考えてございます。また、各部署におきましても、扶桑町人事管理システムに基づく目標管理制度によりまして、年度当初に職員が目標設定した内容につきまして、評価者による中間面談、期末面談を経て評価者が業績評価を行ってございます。また、人事評価制度により、職員の意識評価、能力評価を行いまして、評価者による助言・指導により職員の成長を促してございます。以上です。    〔15番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 千田利明さん。 ○15番(千田利明君) 行政というのは数々の事業において、いろいろな施策もそうなんですけど、ともに何とか、それとか、みんなで何とかというように、共助の姿勢でいろいろな文言で施策を打ち出してみえます。一般的なことを申し上げますと、町民にとっては日頃身近に感じることは少ないと、何か問題が発生した場合にようやく役場のこととか、それから今の施策のこととか気づくことが普通のことだと思うんですね。  そこで、提案でもあり、次の質問になりますけど、行政の対応としては、町民にとって、もし満足できないことが起きた場合、必ず何か言ってくるだろうと、そういう反応を思っているのではなくて、住む人の安心感を高める施策を進める上で、どんな場合でも満足していない人がいることを念頭に、常に公のサービス業として積極的に攻めの仕事をしていく必要があると思いますけど、いかがでしょう。 ○議長(杉浦敏男君) 紀平総務部長。 ○総務部長(紀平剛志君) 御質問の公のサービスとしまして、攻めの仕事をしていく必要があるという質問でございます。  多様化する住民のニーズに対応するためには、議員言われましたとおり、要望を受けてからではなく、町民の立場で考え、積極的に事業を立案し、展開していくことが求められており、そういった対応が町民の皆様の満足度につながるものと考えてございます。以上です。    〔15番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 千田利明さん。 ○15番(千田利明君) 本当に行政の皆さんの仕事は大変だと思っております。子どもは社会の宝だといいますけど、町民の皆さんは行政にとっても宝でございますので、常に公のサービス業であることをしっかりと念頭に置いて、大きな包容力で町民に対して積極的に対応していただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。  次に行きます。  近年は、至るところで想定外とか未曽有の災害が発生しております。特に今年は、年初より新型コロナウイルスの感染が起きて、扶桑町においても同様に大変な状況にあります。たしか今現在35人と聞いておりますね、発生になっておりますので、大変だと思っております。その影響もありますけど、行動は制限されて、集団での活動も休止の状態にあります。行事も中止ばかりで、事業もままならない状況でありますけど、世間では悪いことばかりでなくて、弱みから強みを見つけ出して成績を伸ばしている企業もあります。新しい産業やサービスも生まれてきているところでございます。その検証を変化への意識ということで、最近表されております。今まで申し上げました意識調査とかいろいろなこともございますけど、最終的にはこの変化への意識について皆さんの考えを伺いたいと思います。  最初に、出前講座というものが何年前かからございます。現在どのようになっているのでしょうか。お伺いします。 ○議長(杉浦敏男君) 紀平総務部長。 ○総務部長(紀平剛志君) 御質問の出前講座の現在の状況でございます。  町政の取組や内容を町の職員が地域の集会などに出向いてお話をする出前講座につきまして、今年度は残念ながら新型コロナウイルスの感染症拡大防止のため、地域の皆様の会議等の活動も自粛等をされている状況でございますので、ほとんど実施できていない状況でございます。以上です。
       〔15番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 千田利明さん。 ○15番(千田利明君) 行政の皆さんは、町民が今困っている状況というのがよく分かってみえると思います。本当にこれまでに経験したことのないような、以前のように活動できない状況の中で、どうしたら以前のように提案できるか、またどうしたら以前のような活動に近いような状況に我々の生活がなっていくのかというのが分からない状況だと思っております。  そこで、活動の自粛ですね、これが求められている中で、行政としてコロナウイルス感染に対する予防を周知するのは当然のことでありまして、広報やホームページ、これでフォローはされていると思います、よく聞きます。ただ、パソコンがなく、また広報無線もない人たち、たしか広報無線のない人たちは半分ぐらい、たしか設置していない方が見えるということで伺っております。そういう方たちに対して、生活に関する負担軽減に配慮した案内とか助成ということが、広報やホームページ以外で発信するということ、そういう考えはありませんでしょうか。 ○議長(杉浦敏男君) 紀平総務部長。 ○総務部長(紀平剛志君) 御質問にお答えいたします。  新型コロナウイルスの感染症拡大防止が必要な現状におきまして、広報紙やホームページによります御案内のほか、広報無線やひまわりあんしん情報メールによる周知も併せて行っておる現状ではございます。ただ、今、議員言われましたとおり、広報無線の普及率もまだ低うございますので、啓発活動には十分今後していきたいと思ってございますが、今後は役場だけではなく、各地区にもございます学供など、公共施設の玄関、目につくところでございますが、施策の掲示をするなど、より多くの方に目にしていただくような発信方法を工夫していきたいと考えてございます。  また、より積極的な周知としまして、機会を捉えて地域に出向いての町の施策をPRするようなことも検討してまいります。以上です。    〔15番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 千田利明さん。 ○15番(千田利明君) 自粛というのが始まってから、もう半年近く経過しております。それぞれの部署において事業が制約され、中止とか、次が分からない延期という、そういう計画もままならない状況にあると思いますが、そろそろ各部署において、事業の本来の目的を考えた新しい形での運営に関するアイデアが出てきて、それでもいいような気がするんですが、それぞれの職場において、活動が制約される中で行政内の変化への意識は生まれてきていませんか。分野から何かそれらしいシグナルというのが出てきていないのかどうか、その辺りを伺いたいと思います。 ○議長(杉浦敏男君) 紀平総務部長。 ○総務部長(紀平剛志君) 活動が制限される中での行政内での変化の意識についての御質問でございますが、事業自粛が長期化し、来年度の予算編成の時期にも差しかかってくる中、今後の事業の在り方や実施方法につきましては、昨日の大河原議員の質問にもございましたが、新しい生活様式を踏まえた事業展開の必要性につきまして認識しておりますので、各部署におきまして、今後の事業展開等を検討していきたいというふうに考えてございます。以上です。    〔15番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 千田利明さん。 ○15番(千田利明君) そこで提案でございますけど、役場の中で中断されるとか、またされるであろう各事業の運営に対して、アンケートを取られたらどうかと思うんですよね。これはと思う提案に対していいものがあれば、町長賞とか部長賞を出していただいて、何か明るい行動への方法として意識を持たれたらどうかと思うんですが、その点はどうでしょう。 ○議長(杉浦敏男君) 紀平総務部長。 ○総務部長(紀平剛志君) 中断される各事業の関係の運営に対するアンケート等の考え方につきましてでございます。  各部署では、現在、事業の中止をせざるを得ない状況となってございますが、それに代わる事業展開を模索している状況下でございます。各部署内に限ることなく、広く職員からアイデアを募り、現在の状況ならではの効果的な事業につきまして、提案を出し合えるような雰囲気、仕組みづくりを検討していきたいというふうに考えてございます。以上です。    〔15番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 千田利明さん。 ○15番(千田利明君) 鯖瀬町長、本当にお得なことだと思いますけど、褒めて育てる、頑張ってやっていただきたいと思いますので、ぜひともその辺りをお願いしたいと思います。  今、このような状況に来て、雰囲気づくりといいますか、仕組みづくり、その辺りを今考えているようでは本当は困ることでございまして、考えるを考えるようなものでございます。こんなときだから、変化への意識は非常に大事だと思いますので、部署に関係なく、縦割りじゃなくて、みんなで知恵を出し合って補完し合っていくことが大切だと思いますので、ぜひともよろしくお願いいたします。  それでは、最後のほうの衛生管理についてでございますけど、これについて伺いたいと思います。  本町には、扶桑町の職員安全衛生管理規程というものがあります。今回の新型コロナウイルス感染症対策では、職員の皆さんも本当に努力してみえることはよく分かっております。本当に感謝を申し上げるところでございますけど、ここでは、この規定について何点か確認をさせていただきます。  本町の職員の衛生管理について、総括的に監督されている方はどなたで、また町全体を監督する方は誰か、これについて教えてください。 ○議長(杉浦敏男君) 紀平総務部長。 ○総務部長(紀平剛志君) 本町の職員の衛生管理につきまして、総括的に管理する者、また町全体を監督する者は誰かという御質問でございます。  昭和63年に扶桑町職員安全衛生管理規程を策定し、労働安全衛生法に基づきます職員の安全及び健康の確保並びに快適な職場環境の形成を促進するための安全衛生管理体制の整備につきまして必要な事項を定めました。その中で、第5条におきまして、総括安全衛生管理者を置くとなってございます。現在は副町長の代理としまして、総務部長が総括安全衛生管理者になっております。総括安全衛生管理者につきましては、安全管理者及び衛生管理者を指揮し、安全衛生に関する総括管理をすることとなってございます。また、町長につきましては、快適な職場環境の実現を通じて、職場の安全と健康を確保するように努めていくというふうに定められております。以上です。    〔15番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 千田利明さん。 ○15番(千田利明君) それでは、実務として安全管理者、衛生管理者が決められていることになっておりますけど、その指示系統といいますか、どのようになっているのか、また役場以外の小・中学校やほかの公共施設における管理者や指示系統はどうなっているのでしょうか、教えてください。 ○議長(杉浦敏男君) 紀平総務部長。 ○総務部長(紀平剛志君) 安全管理者、衛生管理者の指示系統はどうなっているか、また小・中学校やほかの公共施設の管理者や指示系統はどうなっているかの御質問でございますが、安全管理者は総務課長、衛生管理者は保健師の資格を持つ保健センター長が行っております。総括安全衛生管理者の指揮に従いまして、安全衛生業務のうち、安全管理者は安全に係る技術的事項を管理し、衛生管理者につきましては衛生に関する技術的事項を管理してございます。  小・中学校におきましては、各学校に衛生推進員を置きまして管理している状況でございます。また、ほかの公共施設につきましては、所管する課長、または主幹職にある職員の中から安全衛生委員を任命しており、安全管理者や衛生管理者からの指示や、安全衛生委員会を通じて情報の共有を図っている状況でございます。以上です。    〔15番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 千田利明さん。 ○15番(千田利明君) 衛生管理者といいますが、これには少なくとも毎週1回作業場等の巡視とありますけど、これは実施されているんでしょうか。また、その援助や確認のためのフォロー体制といいますか、これはどのようなっているでしょうか。 ○議長(杉浦敏男君) 紀平総務部長。 ○総務部長(紀平剛志君) 衛生管理者は、少なくとも毎週1回の作業場などを巡視しとありますが、そのフォローという質問でございますが、第7条におきまして、衛生管理者は少なくとも毎週1回作業現場等を巡視することとなってございます。現状、日にちを決めての実施する体制にはございませんが、日々の業務を通じまして、作業場の巡視に努めている状況でございます。  また、安全衛生委員会におきまして、健康診断や人間ドックの受診、ストレスチェックの実施、公務災害の発生状況、病気休暇や病気休職、時間外労働の状況などを審議や情報共有を行ってございます。  また、月に1回の割合で産業医による面談を実施しております。希望者や時間外が多かった職員への面談を進めるなど、職員の健康管理にも努めてございます。以上です。    〔15番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 千田利明さん。 ○15番(千田利明君) 今回のようなコロナウイルスとか、本当に大きな災害とか起きた場合には、必ずその措置にはマニュアルというのが必要なことになると思います。災害対策のほうでもいろいろなマニュアルを作ったりして、いろいろな活動をするように、それからいろんな指針が出されていると思いますけど、やはりマニュアルというのは絶対に必要なことだと思うんですよね。やっぱり行動の指針になると思います。  衛生設備、作業方法、これは衛生状態に有害のおそれがある場合、直ちに職員の健康障害を防止するために必要な措置を講ずるものとあります。その際に必要な措置のマニュアルというのはあるでしょうか。また、役場以外の小・中学校や公共施設にはあるのかどうか、この辺りを教えてください。 ○議長(杉浦敏男君) 紀平総務部長。 ○総務部長(紀平剛志君) 措置マニュアルがあるか、また役場以外の施設はどうなっているかという質問でございますが、現状、役場及び役場以外の施設におきまして、措置マニュアルと言われるものに該当するものはございませんが、衛生設備につきましては、必要な保守点検を実施し、衛生管理に努めております。また、日々の業務で決められたことをしっかり実施することによりまして、安全衛生の管理に努めている状況でございます。以上です。    〔15番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 千田利明さん。 ○15番(千田利明君) まだ、今回のコロナウイルス感染症に関しましては、半年余りということですので、いろんな措置といいますか、対応に追われて措置というものができていないかもしれませんけど、こういうマニュアルというものは非常に大事なことだと思います。緊急時の措置に対してマニュアルということですね、がんじがらめにするつもりは全くございません。必要な措置を講ずると明記してありますので、一定の基準を決めておいて、誰でも対応できるようにしておくことは基本であり、大切なことであると思います。ぜひ災害対策室とも協議していただきまして、いざというときに対応できるようお願いをしておきます。  次に、新聞や報道においても頻繁に取り上げられておりますけど、小・中学校や保育現場において、新型コロナウイルス感染症対策での清掃作業ですね、これは長期休暇など、カリキュラムの組替えや運用などに、そういう措置も含めて現場の負担がかなり増えてきているということであります。  そこで、本町の状況を教えていただきたいと思います。 ○議長(杉浦敏男君) 志津野教育次長。 ○教育次長(志津野 郁君) 教育委員会から、小・中学校と保育現場について併せてお答えをいたします。  今年度、小・中学校では夏休みを8月8日から23日までの2週間に短縮し、16日間を授業日に振り替えておるところでございます。感染症拡大防止のためには、通常の清掃、消毒作業が基本であるため、小・中学校での感染症対策としましては、通常の清掃作業に加えまして、教職員が授業後に校内の消毒などを行い、児童・生徒の感染予防に努めております。また、保育園における衛生管理としましては、園児が帰宅した後に職員にて園内の消毒作業等を日々行うことによって、園児の感染予防に努めております。  なお、児童・生徒・園児の健康確認をはじめとした毎日の対応につきましても、今まで以上に慎重になるため、それらに伴う現場の負担は増加しているものと認識しております。  教育委員会では、7月20日から小・中学校教職員の負担を少しでも減らすため、校内の消毒や清掃を手伝っていただけるスクール・サポート・スタッフを各学校に1名配置しております。現在、新型コロナウイルス感染症緊急雇用対策としまして、会計年度任用職員を各学校に1名追加配置できるよう、募集をしておるところでございます。小・中学校及び保育園から新型コロナウイルス感染症の感染者が発生した場合におきましては、安全と安心を考慮して、専門業者に消毒を委託する補正予算を本議会で計上をさせていただいております。以上でございます。    〔15番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 千田利明さん。 ○15番(千田利明君) 前にも申し上げております。清掃と消毒というのは違うということをしっかりと認識していただきたいと思います。本当に今回、町のほうでも行政のほうでも予算が組まれまして、そういう感染症の消毒に関する業務ということに関しては予算をつけられたということで、それは本当にいいことだと思いますし、ただ、予算をつければいいという、そういう問題じゃなくて、やはりこれはいろんな方法で保健所の問題とか災害というふうに、そういうような気持ちでもって採用していっていただきたいと思います。本当に通常とは違うという意識を持っていただかないといけないと思います。  先ほど今、教育委員会のほうからもお話しいただきましたけど、この清掃と消毒は違うということは、文科省からの今回通達にも、9月3日ですか、先日ですけど出されたばかりでございますけど、そこにもまた同じようなことが書いてございます。被害や負担というのが極力出ないように、特に職員の方、今スクール・サポート・スタッフと言いましたけど、当然これは職員じゃないはずでございますので、その辺りのことも踏まえて、またPTAとかその辺りも参加を求めているような、そういうようなことも聞いております。だから、一般人が参加しているということでございますから、特に保健の関係ですね、マニュアルというんじゃないですけど、どういうふうに拭いたらいいかということも併せながら、どういうふうに掃除をしたらいいか、これも併せてやっていただきたいと思います。  この文科省からの話からすれば、災害とか、コロナウイルスに感染していないようなところ、通常の清掃の場合は、児童がやっても構わないようなことが書いてございます。通常の場合はほとんど児童がやっていると思うんですよね。食事の後とか授業が終わってからじゃないですけど、そのときに児童が自分の机を拭いたり、いろいろと教室を清掃したりとか、それをやっているはずでございます。それはそれで構わないと思いますけど、ただ、今回は35人、特に扶桑町でも35人出ておるわけでございますから、そういう意味での清掃ということの意識を少し消毒ということも併せて考えていただいて、まだコロナの町に残っている予算はあると思いますので、その辺りのことも踏まえながら、対策をしっかりと打っていただきたいと思います。  本当に、幹部である皆さんの仕事というのは、運営に責任を持って部下を育て、またいい行政をしていただくことでございます。変化への意識をぜひ持っていただいて、頑張っていただきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。  以上で質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(杉浦敏男君) 以上で、千田利明さんの質問を終結します。  次の質問者、兼松伸行さんに質問を許します。兼松さん。    〔5番 兼松伸行君発言席へ〕 ○5番(兼松伸行君) 通告書に従いまして、今回は1項目だけですが、質問させていただきますのでよろしくお願いいたしたいと思います。  早速ですが、本町の防犯対策の現況をお伺いいたしたいと思います。 ○議長(杉浦敏男君) 紀平総務部長。 ○総務部長(紀平剛志君) 本町の防犯対策の現況につきましてでございます。  防犯対策の現況といたしましては、現在、啓発活動としまして、ひまわりあんしん情報メールにおきまして犯罪情報や不審者情報等を随時お知らせしています。現在は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため開催を見合わせておりますが、犬山警察署と連携し、特殊詐欺や住宅侵入盗について各地区からの要望に応じて出前講座を実施している状況下でございます。  また、補助事業としまして、扶桑町住宅対象侵入盗防犯対策補助金交付事業、扶桑町防犯カメラ設置費補助金交付事業を実施してございます。なお、防犯カメラにつきましては、街頭犯罪の抑止にとどまらず、撮影された映像記録が基で交通事故の原因の究明にもつながる点からも、広い意味で交通安全に寄与しているものと考えられます。以上です。    〔5番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 兼松さん。 ○5番(兼松伸行君) ここに犬山署が発行いたしました2月から8月までの地域安全ニュースというのがございます。それには、もう何回も私、4年前から申し上げておりますが、学区別刑法犯罪の状況を踏まえておりまして、特に犬山北学区地区と、扶桑町では柏森学区地区、私のところは犯罪が多うございまして、今の現況も捉えまして、私、防犯カメラのことについて何度も何度も、これで3回目ぐらいになると思いますが、伺っていると思います。  それで、この安全ニュースを見ましてでも、細かい数字は今回は言いませんが、このコロナ禍におきましても、4、5、6増えております。7月、8月はもっと増えております、学区別を見ましても。また、ひまわりあんしんメールを見ますと、小学校の子どもたち、あるいは変なメール等が、御存じだと思いますが、不審者が出ております。そんなことを鑑みまして、この防犯カメラの増設ですね、町の事業としての増設の考えはいかがでしょうか。 ○議長(杉浦敏男君) 紀平総務部長。 ○総務部長(紀平剛志君) 防犯カメラの増設の考えにつきましてでございます。  当町の防犯カメラの設置状況につきましては、鉄道の3駅、交差点、学校や保育園、その他公共施設の監視カメラを含めますと、合計で79台ございます。これら防犯カメラは、設置費だけではなく、電気料、保守点検、修繕費等の維持管理費用が必要となりますが、現在設置されている防犯カメラの中には、古く、耐用年数を超えるものもございますので、今後、防犯カメラの更新を検討していかなくてはなりません。  現在、新たに防犯カメラを増設する予定はございませんが、引き続き地域支援団体に扶桑町防犯カメラ設置費補助金の御活用を依頼することで、安全で安心なまちづくりを推進してまいりたいと考えております。以上です。    〔5番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 兼松さん。 ○5番(兼松伸行君) ありがとうございました。  防犯カメラのことに関してなんですが、今回はもちろん防犯対策の一件と考えておりますが、広い意味の防犯対策といたしましては、交通安全のことも考えるべきではないかと思います。ちなみに、何度も言っておりますが、交通安全死亡事故、またワーストワンです。現在96名ですよね、御存じでしょうけど。  それで、もちろん今、コロナ対策でコロナと言われております。今、愛知県のコロナの死者数が、比べてはおかしいんですが、よくよく分かっておりますが、ちなみに愛知県は74名の方がお亡くなりになっております。東京の369人からしましても愛知県は6番目ということです。ですので、全然違うことだとはよく存じておりますが、これが今までずうっと何十年も愛知県は続いてきたわけです。去年初めて2番になりましたが、去年の2番の千葉県は7番か8番目に下がっております。愛知県は常に、こんな言い方はおかしいですが、ワーストワン、本当に今でも9月の時点で、昨日の時点で96人の方がお亡くなりになっております。  それも含めまして、この防犯カメラはぜひ必要だと常々思って考えておるわけなんですが、隣の市町の、僕はあまり隣、近隣市町と言うことは好きではありませんが、犬山市は毎年、予算が要ることですが、何十件、何十万をかけて増設の考えで増やしていただいております。同じ犬山署管内ということで考えますと、扶桑町は少し、もうちょっと考えていただけないかなあと思いまして、そこでイなんですが、増設ができない場合でしたら、せめてこの防犯カメラ設置補助金の増額なりの考えはいかがでしょうか。 ○議長(杉浦敏男君) 紀平総務部長。 ○総務部長(紀平剛志君) 増額の関係でございますが、扶桑町防犯カメラ設置費補助金交付事業につきましては、平成28年度より開始しました。令和元年度までの実績につきましては、18台分の補助をしてまいりました。今年度も現在2件の相談を地区よりいただいております。  補助金額につきましては、地区の動向も見ながらとなりますが、現時点におきましては、補助率、補助上限の変更についての考えはございませんので御了承ください。以上です。    〔5番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 兼松さん。 ○5番(兼松伸行君) そういう答えだろうと思っておりましたが、ぜひ予算の許す限り、後から町長のお考えを伺いたいと思いますが、要望といたしまして、増やしていただけることを要望いたします。  続きまして、3番になってくるわけなんですが、防犯にはもちろん防犯カメラだけではありません。扶桑町には1交番、2駐在がございます。今、山名駐在が改装のために、所轄は犬山西交番になるということで周知されていると思いますが、この交番増設の考えも、実は私、何回も申しておりますが、常識的には交番の数のほうが多いというのが一番一般的な考え方だと思っております。  それで、犬山署管内は交番が4、駐在が5か所ということで、駐在の数が多いということは、犬山署の本署のほうでもよく御存じで、それも県の専任事項、公安の専任事項ということで、私、それもよく存じておりますが、町のほうから私の地区、柏森は毎度毎度言っておりますが、柏森の交番、いつもいないんじゃないかと、どこにいるんだと。それで、相談員の方は確かに見えます。いざというときに、これどうするんだと、そういう意見をよく耳にします。それで、御存じでしょうが、駐在所というところは、昔とちょっと変わりまして、夕方の5時で人がいなくなります。そうすると、今は山名はありませんが、山名、それから高雄駐在は5時で人がいなくなり、三角の窓が置いてあって、0568-61-0110にお電話くださいというのが書いてあります。そうすると本署につながって、電話をかけるというシステムになっております。ですが、柏森交番は普通ですと2交代制で、必ず常駐2人いるということで、相談員の方を入れると3名の方が見えるんですが、いや、本当のお巡りさんはいないんじゃないかということをよく聞き、本当に耳に入ってまいります。  そこで、町としてのもうちょっと声を上げていただいて、交番の増設を犬山署なりに進言できるような、またお考えはございますでしょうか。 ○議長(杉浦敏男君) 紀平総務部長。 ○総務部長(紀平剛志君) 御質問の交番増設の考えにつきましてでございます。  交番及び駐在所につきましては、地域警察運営規則第15条におきまして、交番または駐在所は、昼夜の人口、世帯数、面積、行政区画及び事件または事故の発生状況等の治安情勢に応じ、警察署の管轄区域を分けて定める所轄区ごとに置くものとすると定められてございます。
     現在、犬山警察署管内では、犬山市内に交番、駐在所がそれぞれ3か所、扶桑町内におきましては、交番が1か所、駐在所が2か所設置されてございます。先ほど申し上げましたとおり、交番及び駐在所につきましては、所轄の警察署が治安情勢に応じて設置するものでございますので、現時点におきまして、著しく治安情勢が悪化しているとは考えにくい状況下でもございます。交番増設に向けての要望、協議の予定は、現在のところないのが現状でございます。    〔5番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 兼松さん。 ○5番(兼松伸行君) 治安悪化が著しく増加しない限りというお話で、よく話は分かるんですが、どこの公の施設、公共施設もそうなんですが、事件が起きてから何か増設になります。  それで、私の地区、柏森地区は、本署から一番遠いということで、何事が起きても結構時間がかかるわけなんです。それで、そのときに交番の人が誰もいないということになりますと非常に困りますので、ぜひもう一度お考えいただいて、ここに一つ数字といいますか、令和2年1月から8月の間に5,691件、これは犬山署管内、ただ単に110番通報の件数です。月に平均711件、令和2年8月だけにおきますと752件あるそうです。日に平均24件、これは110番通報だけです。ちなみに、本署へ蛇が出ただとか、そういう類いの要望が来たのは入っておりません。110番通報だけの件数です。  そうしますと、今現在、私の知る限り、所轄では、これだけの件数を対応していかなけりゃ、何か判断をしないといけないんです、調べて、この件数で。職員の皆さんもそうでしょうが、そうすると人員が足りません。もちろん当たり前です。ですので、所轄のお巡りさんだけに頼っていることはできませんので、地域の方々や皆さん、それこそ相談員の方々に、また交通に対してはいろいろな、学校もそうでしょうが、地域の方々がいろいろ活躍していただいております。ですが、やっぱり元の警察の逮捕特権を持った警察の方々が少し増えることを、少なくても増えることを望みますので、要望として考えていただきたいと思っております。  次に、この4番の新防犯対策システムの導入はということなんですが、これは私、3年前ぐらいに一度提案させていただきました。昨日の澤田さん、和田さん、佐藤さん、間宮議員、今日の千田利明さんの答弁にあったと思いますが、扶桑町にはひまわりあんしんメールという制度がございます。犬山署から発信されたものをその都度ひまわりあんしんメールを登録している方は受け取れるわけです。  それで、僕、前のときにも申し上げましたが、一度ひったくりが起きたときに回覧板で回ってきまして、2週間後ぐらいに。2週間前にひったくりが起きましたという回覧が回ってきました、地域で。それで、これを今もらってもおかしいんじゃないかということで、一度、私そのとき、少しだけ犬山署のボランティアをやっていたものですから相談しました。なるほどなあと。それで考えまして、せっかくそういうひまわりあんしんメールというシステムがあります。それで、警察にはパトネットというメールもございます。もう一つ、愛知県警がやっております〇(まる)っとあいち・プロジェクトというメールが3つあります。それで、そのパトネットもそうですが、パトネットですと各どこの署、例えば私ですと、犬山署と江南署を登録しますと入ってまいります。今、私、正直なところ、犬山署しか登録しておりませんが、どこの署も、愛知県下44だったかな、たしか、警察。どこの署も登録できるようになっております。それがありますが、先回も申し上げましたが、関心を持ってメールを登録してもらえている方はいつも受け取れます。  昨日の話だと、5,000件ぐらい登録されている方があるというふうにお聞きしましたが、例えばイオンでお買物をしてみえる方、それから駅のホームで待ってみえる方にも、今こういうことが起きていますということを10分、15分の差ぐらいで、タイムラグでお知らせできないということかなあと思ってシステムを考えまして、実は私、今回は前にも申し上げましたので、セブンイレブン、ファミリーマート、スギ薬局、スギヤマ、Vドラッグ、クスリのアオキ、扶桑のイオン、マックスバリュ、平和堂、最後に犬山駅の駅長さんとも話してまいりまして、こういう防犯システムができたら協力してもらえるかということを店長さん以下マネジャー等に会いまして、じかに、談判ではございません、お伺いしてお願いをしてまいりました。  そうしましたら、全ての店舗ができたら、例えばうちはマイクも何もないんだが、レジのところでそういうことがあれば、誰かこのひまわりあんしんメールに入っていただいて、レジの際に今こういうことが起きましたよということを口で伝える、超アナログなんですが、そういうことは可能ですよというお答えまでいただきました。それで、イオン扶桑さんなんかは文書で、メールでも送ってもらった場合は文書で……。 ○議長(杉浦敏男君) 兼松さん、提案ですか、御質問ですか。 ○5番(兼松伸行君) 提案です。  なので、そういう導入は考えていただけませんでしょうか。 ○議長(杉浦敏男君) 紀平総務部長。 ○総務部長(紀平剛志君) 今、議員が言われました新しい防犯システムの関係についての導入の関係でございますが、新たな防犯対策の仕組み、導入することについての考えについてでございますが、先ほどちょっと第1回目の質問の中で、防犯対策の現況の中で申し上げましたが、ひまわりあんしんメール、情報メールにて犯罪や不審者等に関する情報を随時、速やかに配信している現状、緊急性のある情報につきましては、ひまわりあんしんメールだけではなく、同時に広報無線でもお知らせしている現状でございます。  しかしながら、議員言われましたとおり、メールでの情報配信は一度に多くの方に同時に情報を届けることができる反面、メールに登録されていない方にはそういった情報が見られないことも課題と考えてございます。情報過多の昨今におきましては、必要な情報を個々のニーズに合わせて能動的に取得することが一般的と言えますが、犯罪や不審者等についての情報の中には、当然緊急性の高いものもあることから、比較的情報の入手に受動的な方のためにも広く周知できるような新たな仕組みづくりにつきまして、今後につきましては犬山警察署と協議を進めていきたいというふうに考えます。以上です。    〔5番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 兼松さん。 ○5番(兼松伸行君) ありがとうございました。  受動的な方々というのはいい言い方なんですが、関心のない方も分かると本当にいいと思いますので、この導入をぜひ考えていただきまして、犬山署のほうは、じき窓口を一本化して生活安全課でやっていただけるような話も聞いております。ですので、その際、話がございましたときにはぜひ導入の考えをしていただきたいと思います。  最後に、町長さんの考えはということ、いろんな本町の防犯対策を含めまして、町長自身のお考えはいかがでしょうか。 ○議長(杉浦敏男君) 鯖瀬町長。 ○町長(鯖瀬 武君) 住民の方々におかれまして、犯罪の少ない町というのは住みやすい、住み続けたい町としての重要な要素であるというふうに考えております。  犬山署によりますと、以前と比べて少なくなっておりますけれども、やはり議員もおっしゃいますように、侵入盗等も発生しております。目指すべき目標としては、やっぱりこういった犯罪ゼロを目指すべきだということは重々私も考えておるところでございます。また、防犯に関しましては、地区の防犯パトロールの方々、スクールガードの皆様方はじめ、いろんな町民の方に御協力いただいております。これは大変ありがたいことだというふうに思っております。  先ほども少し触れさせていただきましたけど、今後につきましては、さらにこういった防犯行政を進めていく一つとしましては、住宅対象侵入盗防犯対策補助金につきましては、現在期限付でございますけれども、こういったものを延長して、また、よりよい制度にして続けていきたいというふうには考えております。  防犯カメラにつきましては、私も犯罪抑止という面、それから犯罪が起こった後の捜査の迅速化とかそういった面、交通安全の面にも非常に効果があるということは十分認識はしております。しかしながら、いろんな今後の多くの町の課題が山積しておるわけでございます。そういった全体の中で、今後どうしていくかということは今後も引き続き考えていきたいというふうに考えております。以上です。    〔5番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 兼松さん。 ○5番(兼松伸行君) 最後に、本当に最後にもう一度だけ、この防犯カメラについては本当に重要なものだということを考えておりますので、本当に重要ということを、犯罪防止という面でも効果があるということをお考えということで、よろしいでしょうか。 ○議長(杉浦敏男君) 鯖瀬町長。 ○町長(鯖瀬 武君) 防犯カメラにつきましては、犯罪抑止という面での効果は十分あるというふうに認識をしておるところでございます。    〔5番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 兼松さん。 ○5番(兼松伸行君) ありがとうございました。  私の質問はこれで終わらせていただきますが、山名地区の皆さんも交番が改修中ということで、その際には、何かあったときには110番をすぐやって通報していただきたいということと、犬山署にはこういう「犬山警察署に協力しています」というような、こんなのもありますので、地域とか、それからお店によっては、私よくこれを頼まれますので、これの周知もどこかで広めていただけたらと思っておりますので、今日はどうもありがとうございました。よろしくお願いいたします。 ○議長(杉浦敏男君) 以上で、兼松伸行さんの質問を終結します。  ここで議事の都合上、昼食休憩といたします。  午後は1時から再開いたします。              午前11時44分 休憩              午後1時00分 再開 ○議長(杉浦敏男君) それでは休憩を閉じ、会議を再開いたします。  次の質問者、千田勝文さんに質問を許します。千田勝文さん。    〔7番 千田勝文君発言席へ〕 ○7番(千田勝文君) 9月定例会に通告によります質問を、ごみ処理、分別収集計画についての質問をさせていただきます。  初めに、ごみ処理基本計画については、扶桑町に令和2年3月に改定された基本計画がございます。その中には、ごみ処理の現状と課題、その中の基本計画では減量目標、施策の実施等がうたわれております。そういった中で、ごみ処理の現在の家庭系ごみ、事業系ごみの処理状況についてお尋ねをいたします。お願いいたします。 ○議長(杉浦敏男君) 澤木産業建設部長。 ○産業建設部長(澤木俊彦君) 家庭系ごみ及び事業系ごみの処理状況についてお答えします。  住民の生活から出される家庭系ごみは、家庭系一般廃棄物として市町村が処理の責務を負っております。可燃性ごみにつきましては、地区ごとに週2回収集を行っています。資源ごみにつきましては、地区ごとにプラスチック類は月2回、その他のものは月1回収集日を設けて回収しております。  会社や飲食店等の事業者から出される事業系のごみにつきましては、法令に定められた20種類の産業廃棄物と、それ以外の事業系一般廃棄物に分けられ、事業者が処理の責務を負っております。一般的には、産業廃棄物は、都道府県知事の許可を得た産業廃棄物処理業者、事業系一般廃棄物は、市町村長の許可を得た一般廃棄物処理業者と委託をして処理を行っております。以上です。    〔7番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 千田勝文さん。 ○7番(千田勝文君) ありがとうございました。  町の場合は、家庭系の一般廃棄物を処理するということで、事業系についてはそれぞれの許可を得た業者が責任を持つということになっております。  令和元年5月20日に環境省から産業廃棄物のプラスチック焼却を各自治体で焼却してくれないかという要請が出ております。こういった中、要請、検討をしてみえるかもしれませんが、そういった中で平成30年の実績を見ますと、家庭系可燃ごみについては5,313トン、事業系は1,603トンとなっております。ごみの排出量の推移についてお尋ねをいたします。よろしくお願いいたします。 ○議長(杉浦敏男君) 澤木産業建設部長。 ○産業建設部長(澤木俊彦君) ごみの排出量の推移についてお答えします。  ごみの排出量につきましては、商品包装の簡素化等の効果もあり、年々減少傾向にあります。平成26年度の町収集分のごみ排出量合計は6,765.84トンでありましたが、年々減少し、令和元年は6,536.78トンとなっており、229.06トンの減少となっております。以上です。    〔7番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 千田勝文さん。 ○7番(千田勝文君) ありがとうございました。  家庭系のごみは減少傾向にあるということのお答えでした。ありがとうございました。  次に、災害ごみについてお尋ねをいたします。  災害ごみについては、愛知県で災害廃棄物処理計画というのが策定をされております。扶桑町はまだ策定されていないと思いますが、災害ごみについてどのように処理するのかお尋ねをいたします。 ○議長(杉浦敏男君) 澤木産業建設部長。 ○産業建設部長(澤木俊彦君) 災害ごみについて回答させていただきます。  平成7年の阪神・淡路大震災、平成23年の東日本大震災、平成28年の熊本地震では被害が広範囲に及び、大量の産業廃棄物が発生し、災害ごみの処理は困難を極めております。また、近年は強い台風の発生や集中豪雨の増加により、河川氾濫などの災害のリスクが高まってきております。大規模災害発生時には、生活環境の悪化を防ぎ、速やかに復旧・復興を行っていくためには、大量に発生する災害ごみの処理について事前に対策を講じておく必要がございます。  環境省は、平成26年に災害廃棄物対策指針を策定し、愛知県では平成28年に愛知県災害廃棄物処理計画を策定しております。令和2年3月末現在、市町村災害廃棄物処理計画の策定状況は、国の資料によりますと、未策定は愛知県内で3団体、みよし市、大口町、扶桑町となっております。  現在、災害廃棄物に関する町の考え方、処理方法や処理手順を示す災害廃棄物処理計画につきましては、令和2年12月末までに策定できるよう災害対策室と連携を取りながら、環境審議会においても協議を進めているところでございます。以上です。    〔7番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 千田勝文さん。 ○7番(千田勝文君) 災害廃棄物処理計画未策定の市町村がみよし市と大口、扶桑ということになっておるようですが、扶桑町、本年の12月末までに計画をという御答弁をいただきましたので、ぜひとも策定していただいて、その手順にのっとって対応をお願いしたいと思います。  1点ちょっと再質問させていただきますが、災害ごみの場合、今お話がございましたように、いろんな日本全国で災害があります。そういったごみが処理するのに野積みになって、なかなか処理されないというのが現状だろうと思います。江南丹羽の焼却炉の処理方式では、他のごみ、災害ごみを一度に焼却処理することは不可能な焼却施設だと思います。仮に扶桑町内で、あってはいかんですが、建物火災があったと。その建物火災で火災に遭ったごみ、ごみは当然、江南丹羽環境管理組合に搬入されていると思いますが、処理についてどのように処理されているのか、その点だけちょっと確認をしたいと思いますのでお願いします。 ○議長(杉浦敏男君) 澤木産業建設部長。 ○産業建設部長(澤木俊彦君) 火災ごみにつきましては、柱、ガラス、プラスチックなどが含まれております、江南丹羽環境管理組合で処分するとなりますと、それらを分別しなければなりません。したがいまして、現在の江南丹羽環境管理組合での処分は困難でございます。火災ごみは、江南丹羽環境管理組合に搬入し、外部委託して処分しておる現状でございます。以上です。    〔7番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 千田勝文さん。 ○7番(千田勝文君) ありがとうございました。  やはり外部委託しか方法がないというようなことですので、でき得れば、今後自前で、自分のところで出たごみは自分の町内で処理するというような基本的な考えで進めていただけるとありがたいなと思います。  次、エのレジ袋有料化についてでございます。  これは、本年の7月からレジ袋有料化ということになっております。扶桑町はその以前からレジ袋有料化ということで進めていただいておるようです。それにおいて、緑のカーテンですか、そういった事業が行われているということも承知しております。レジ袋を有料化したことによって、環境省のパブリックコメントが実施されました。そういった中で、レジ袋を有料化するんではなくて、レジ袋をごみ袋として使っているからレジ袋を有料にしないでほしいという意見だとか、レジ袋云々よりもポイ捨てのほうが多いんじゃないか。レジ袋よりペットボトルだとか食品の容器類ですね、そういったもののほうが量が多いんではないかと、いろんなそういった意見があるようですが、扶桑町では、私も承知しておりますが、以前から有料化して進めておりますが、こういった点、法令で決まっておりますので、今後どうされていくのか。そのレジ袋の有料化についてのお考えをお願いいたします。 ○議長(杉浦敏男君) 澤木産業建設部長。 ○産業建設部長(澤木俊彦君) レジ袋の有料化につきましては、海洋プラスチック問題や地球温暖化などの解決に向けた第一歩として、令和2年7月1日より施行されました。レジ袋の削減につきましては、これまでも愛知県が中心となり、ごみゼロ社会推進あいち県民会議を立ち上げ、レジ袋の削減について取組を進めてまいりました。この取組の中、扶桑町ではレジ袋削減について、イオン扶桑店、マックスバリュ扶桑店、平和堂、JA愛知北の4店舗と協定を取り交わし進めております。  レジ袋の辞退率につきましては、これまで85%前後の数字で推移してまいりました。7月分の辞退率につきましては、一部の店舗からの報告では88%になっているとのことですが、7月の施行後の動向については、今後店舗からありました報告について分析をしてまいりたいと考えております。以上です。    〔7番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 千田勝文さん。 ○7番(千田勝文君) ありがとうございました。  ちょっと1点だけ確認の意味で再質問をさせていただきます。  レジ袋が有料化になっていろいろな問題が起きておるという話を聞きます。「レジ圧」、こういう言葉、それから「ポリ袋ハンター」、あとマイバッグによる万引きが増えたとか、逆に今度いい点ですが、風呂敷が売れるようになったと。こういういろんな現象があるようです。そういった中で、いろいろ問題になり、いいこと、悪いことあると思いますが、扶桑町は今4店舗ですか、イオンだとかマックスバリュ、それからJA、平和堂、そういった4店舗と協定はしてみえるわけですが、法律が施行されたんですが、協定の店舗を増やすのか、現状維持でいくのか、その点だけちょっと確認の意味でお願いします。 ○議長(杉浦敏男君) 澤木産業建設部長。 ○産業建設部長(澤木俊彦君) 今後の考えですが、今までの協定を継続していくのか、現在4店舗と協定を締結しておりますが、協定店舗を増やしていくのかなど、レジ袋有料化の今後の動向に注視して考えてまいりたいと考えております。以上です。    〔7番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 千田勝文さん。 ○7番(千田勝文君) ありがとうございました。  次、分別収集計画に移らせていただきます。  初めに、分別収集計画については、第8期町の分別収集計画が策定されておると思います。これは平成28年9月にできております。5か年で更新するということですので、来年ぐらい更新になるのかなと思っておりますが、その中で廃棄物の排出の抑制、それから分別収集によるリサイクルの推進、そういったことによって循環型社会の形成を図るというふうにうたわれております。  そういった中で、初めの資源ごみの収集の現状についてお尋ねをいたします。お願いします。 ○議長(杉浦敏男君) 澤木産業建設部長。 ○産業建設部長(澤木俊彦君) 資源ごみ収集の現状につきましては、地区ごとにプラスチック製容器包装と廃プラスチックは月2回、その他の空き缶、空き瓶、鉄類などは月1回、地区の集積所で回収しております。また、小淵堤外の扶桑緑地公園近くに資源ごみ回収拠点を設置しております。月曜日から金曜日までは午前9時から正午まで、土曜日は午前9時から正午までと午後1時から3時まで、地区の資源ごみ収集所と同じものを回収しております。以上です。
       〔7番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 千田勝文さん。 ○7番(千田勝文君) ありがとうございました。  次の資源ごみの排出量の推移ですが、平成30年度資源ごみの排出量は866.63トンになっておろうかと思います。これも先ほどと同じように排出量の推移についてお尋ねをいたします。 ○議長(杉浦敏男君) 澤木産業建設部長。 ○産業建設部長(澤木俊彦君) 資源ごみ排出量の推移についてお答えします。  リサイクルする資源ごみにつきましては、平成26年度に1,006.52トンであったものが、令和元年度には906.24トンと、ごみ全体の排出量と同じく徐々に減少の方向に進んでおります。要因としましては、包装の簡素化に加え、ペットボトルや食品トレーなどについては、店舗での回収が進んでいること、紙類や古着などにつきましては、民間の回収所が設置されていることも考えられます。以上です。    〔7番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 千田勝文さん。 ○7番(千田勝文君) 平成26年1,006トンということで、令和元年は906トンということです。平成30年度より令和元年度は若干増えておるという形になっておりますが、全体では減少傾向にあるということですので、減少傾向のこの状況を維持していただけたらありがたいと思います。  次に、ウの中間処理の現状ということで、プラスチックごみの一括回収、これは昨日、和田議員もお尋ねになっておりますので、このプラスチック、2022年から文具とか台所用品ということも併せてということですが、いま一度ちょっと一括回収についてのお考えをお願いいたします。 ○議長(杉浦敏男君) 澤木産業建設部長。 ○産業建設部長(澤木俊彦君) 一括回収の御質問なんですが、現在、報道等でもありましたとおり、2022年以降に制度化されるよう検討が進められております。文房具や台所用品などのプラスチックごみの一括回収につきましては、プラスチック容器包装とともに一括回収してリサイクルするごみを増やすことを目的としているものでございます。処理業者等に既存の施設で対応できるのか否かも問合せをしていきながら、この点につきましては研究してまいりたいと考えております。以上です。    〔7番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 千田勝文さん。 ○7番(千田勝文君) 1点だけ、ちょっと再質問をさせていただきます。  このプラスチックごみの一括回収ということになりますと、廃プラスチックも同様に入るんだろうと思います。そういたしますと、現在、扶桑町は廃プラスチックは資源ごみとしてリサイクルしております。こういったものをプラスチックで一括で集めるということになると、今の答弁では、リサイクルするごみを増やすという目的なんですが、ちょっと扶桑町の考え方と違うんじゃないかなあというふうに思います。  そうしますと、扶桑町は現在もうリサイクルに回っておりますので、扶桑町のごみは増えていかないということですよね。もう今まで焼却しておったものをリサイクルに回すというなら増えるわけですが、扶桑町はもう既にリサイクルしておりますので、これを増やす目的ではないだろうと思います。ですので、その辺が私の考え方とちょっと違うのかなあというふうに思っておるんですが、それで廃プラスチックのリサイクルの現状はどのようになっておるんでしょうか。数量もちょっと分かればお願いしたいと思います。 ○議長(杉浦敏男君) 澤木産業建設部長。 ○産業建設部長(澤木俊彦君) 廃プラスチックの流れということでございますが、資源ごみとして回収されました廃プラスチックは、江南丹羽環境管理組合に搬入された後、リサイクル業者に搬出しております。固形燃料にそちらのほうでリサイクルされております。  数量についてお答えします。平成26年度は280.58トンに対しまして、令和元年度は272.23トンとなっております。以上です。    〔7番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 千田勝文さん。 ○7番(千田勝文君) 扶桑町の場合、廃プラスチックはリサイクルで、燃料としてリサイクルされているということのお答えです。  次のちょっと新ごみ処理施設の対応ということも関連してきますが、新ごみ処理施設は、もう既に昨日、和田さんの答弁で焼却するという回答をいただいておりますので、答弁は省略させていただきます。焼却ということでお聞きをしておりますので、それで理解しますが、そういったことで廃プラスチックまで今度焼却していくのかどうか。新ごみのほうで焼却ということですが、焼却の範囲がどこまでが焼却に回るのか、その辺だけ、ちょっと再度申し訳ございません、確認をさせてください。 ○議長(杉浦敏男君) 澤木産業建設部長。 ○産業建設部長(澤木俊彦君) プラスチックごみの分別方法、それからプラスチックごみの一括回収につきましては、ごみの搬入を予定している2市2町と今後は情報交換しながら検討を進めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。以上です。    〔7番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 千田勝文さん。 ○7番(千田勝文君) すみません。2市2町で協議いただかなきゃいかんことだろうと思いますが、仮に廃プラがごみ袋に入って焼却に回るということになりますと、今のごみ袋ではもたないだろうと、破れてしまうだろうと思います。そうなってくると、指定ごみ袋をもっと今より分厚いごみ袋にしなきゃいかんのじゃないかと。そうなってくると、リサイクルが基本なのに対して、リサイクルすることによってごみを増やすというような答えが出てきては、これは非常にまずいんではないかなと。  廃プラスチック等も燃やすということは、燃料になるというリサイクルの考え方もございます。それと今、扶桑町がやっている別の形のペレットというような形で焼却する、原料にする、こういう焼却の仕方もございます。同じ焼却の仕方でも、直接か材料にして燃やすか、この違いによって大きく変わってくると思います。  今言いましたように、ごみ袋も分厚くして作成しますと、資源を減らすんじゃなくて増えるということになります。ごみ袋が扶桑町はどのぐらい本年度発注したかなと思ってちょっと見ましたら178万枚です。これが大・中・小、種類がありますので、総トータルで178万枚のごみ袋を発注してみえる。そのごみ袋の厚みがちょっと変わることによって、本来減らすべきものが増えてしまうんじゃないかなという懸念を持っておりますので、そういうことも頭に入れていただいて、2市2町でよく御協議をいただけたらありがたいと思います。これについては要望としておきますので、よろしくお願いいたします。  次、ごみ処理の分別収集の課題ということでお尋ねをいたします。  家庭系と事業系の減量・抑制についてお尋ねをいたします。お願いいたします。 ○議長(杉浦敏男君) 澤木産業建設部長。 ○産業建設部長(澤木俊彦君) ごみの減量・抑制につきましては、先ほども説明させていただきましたが、ごみの量は減少傾向になっておりますので、住民や事業者の皆様にはこの動きを止めないような情報発信をしてまいりたいと考えております。以上です。    〔7番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 千田勝文さん。 ○7番(千田勝文君) ありがとうございました。  現状を維持して、情報発信して対応していただけたらと思います。  次の家庭系の高齢者世帯ということで、この点については以前、矢嶋議員もお尋ねになってみえると思います。高齢者だとか障害者、高齢者の独り住まいだとか、そういった方のごみ出し等々についての町のお考えということで、矢嶋議員から以前、質問があったと思いますが、この件について今回高齢者というふうに書いておりますが、いろんな方が該当されると思います。総務省のほうからごみ出し支援ということで、特別交付税に算入をするというようなことがあるようですので、全国で370市町村が現在活用してみえるということのようです。独り暮らしで介護が必要な高齢者や障害者に対するごみ出し支援サービスへの特別交付税措置の活用状況というのがあります。これが全国で370市町村が利用されてみえるようです。  従来、ごみについては特別交付税が入ってきておりますが、自宅から集積所までは交付税の対象外になっております。集積所から処理する場合は対象になっておりますが、自宅から集積所までは対象になっておりませんので、ここの部分を対象にするという制度でございます。  現在、事例等を見ますと、北海道の旭川市だとか、埼玉県の川越市、それから東京の三鷹市、そういうところを見てみますと、職員を雇って車両を買って、週に1回とか2回、曜日を決めて自宅まで訪問してごみ処理に当たっておるという個別回収をやっておる。それを職員が直接やっているところと、三鷹市の場合は、そういった業務をシルバー人材センターに委託をして、そういう個別訪問、個別回収をしておると。  そういうことがあるようですので、扶桑町もできましたらこういったものに取り組んでいただけたらと思うわけですが、家庭系の高齢者の世帯に対する考え方をお願いいたします。 ○議長(杉浦敏男君) 澤木産業建設部長。 ○産業建設部長(澤木俊彦君) 高齢者世帯へのアプローチにつきましては、環境部門単独でのサービスとして行うのか、高齢者福祉部門のサービスの一環として行うかなども含め、先ほど議員がおっしゃいました現在、特別交付税が交付いただけるということも分かってまいりましたので、引き続き研究してまいりたいと考えております。以上です。    〔7番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 千田勝文さん。 ○7番(千田勝文君) ありがとうございました。  そういった交付税に算入されるということが分かっておりますので、ぜひとも導入していただいて、利便性の向上を図っていただけたらと要望して私の質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(杉浦敏男君) 以上で、千田勝文さんの質問を終結します。  次の質問者、髙木義道さんに質問を許します。髙木さん。    〔14番 髙木義道君発言席へ〕 ○14番(髙木義道君) それでは、9月定例会の一般質問をさきに通告いたしました内容で行いますので、よろしくお願いを申し上げます。  1点目が児童館について、そして2点目、巡回バスについて、3番目が生活道路の安全についてであります。  1点目、2点目については、いろいろ取り沙汰されておりますけれども、令和5年度完成、そして令和4年度施工というような形でお聞きをしております。心穏やかに執行状況を確認するという立場で質問を進めていきたいと思います。  まず第1点目、児童館についてであります。  いろいろこの間、論議をされておりまして、町長も交代をいたしまして、新しい町長の下で児童館建設をどのように進めていくのかと、こういう問題が浮上しておりまして、中日新聞なんかを見ますと、もう鯖瀬さん、児童館を造らんのではないかというような論調が目立って、住民の皆さんも児童館はどうなんだと懸念を抱いておられます。身近なところでもいろいろ話をしておりまして、令和5年度にはできるんだよということで一部納得されておるかと思いますけれども、そういった意味合いで、まず児童館というのはどんな施設なのかと。原点に、私どもはずうっと以前に児童館はこういう施設だよということで当局のほうに訴えてまいりまして、改めて児童館というのはどんな施設なのかと。これ一遍、認識をしたいなということで、御質問させていただきました。答弁のほうをお願いします。 ○議長(杉浦敏男君) 糸井川健康福祉部参事。 ○健康福祉部参事(糸井川 浩君) 児童館とはということで、児童館についてでございますが、児童館につきましては、児童福祉法という法律の第40条におきまして、児童厚生施設として、児童厚生施設は児童遊園、児童館等、児童に健全な遊びを与えてその健康を増進し、または情操を豊かにすることを目的とする施設とすると規定されております。  また、児童館ガイドラインというものが示されておりまして、平成30年10月1日付で厚生労働省子ども家庭局長より通知がされております児童館ガイドラインの改正についてでは、児童館の目的として、児童館は18歳未満の全ての子どもを対象とし、地域における遊び及び生活の援助と子育ての支援を行い、子どもの心身を育成し情操を豊かにすることを目的とする施設であるとなっております。    〔14番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 髙木さん。 ○14番(髙木義道君) 今、参事の答弁のように、18歳までの子どもがそこに集って、遊び等を通じて健全な心身の発達を養成するという、そういうところかと思うんですね。放課後児童クラブ館というのがあって、これは児童館じゃないかというような錯覚があるわけですよね。放課後児童クラブ館は、あくまでも放課後児童クラブの今まで学供でやった手狭なところから解放するという意味でできた施設であるということをまずしっかりと認識をしていただいて、そこを利用して児童館のような活動ができるんではないかというのは、多分根本的に私は違うんではないかなという認識であります。  それで、その次の児童館建設の課題、そしてその課題を乗り越えるためにはどんなことが必要なのかということでお尋ねをしたいと思います。 ○議長(杉浦敏男君) 糸井川健康福祉部参事。 ○健康福祉部参事(糸井川 浩君) 建設の課題とその克服はということでございます。  現在の計画におきましては、議員全員協議会のほうでもお話をさせていただいたところではございますが、駐車場の不足、事業費の削減、来館者の安全確保、またさらには新型コロナウイルスなどの感染症の対策が課題であるというふうに考えております。今回、それらの課題を克服するために、見直しの設計を行う補正予算を計上させていただいているところでございます。  具体的な見直し案につきましては、駐車場不足、事業費の削減につきましては、今ある保健センターの耐用年数がまだ30年程度あります。そして今回、保健センターのコンクリートの強度及び中性化による劣化についての調査を行いましたが、その結果安全が確認されたため、まずは児童館部分を建設し、保健センターの建設が予定されていた部分は臨時駐車場などで利用するということを検討しております。  さらには、事業費の削減におきまして、建物の形状が円形になっている部分を直線にする、設備につきましてはこどもプラザの床暖房をやめる、2つある階段の1つを屋外階段にする、華美な部分や仕上げを見直す、作りつけ家具を備品にするなどについて具体的な検討もしております。  来館者の安全確保につきましては、子育て支援センターとこどもプラザを仕切ることができるよう可動式間仕切りを設置し、図書工作室を小学生の主な活動エリアとして、乳児・幼児・小学生、それぞれの活動エリアが重ならないようにすることも検討しています。  また、外構につきましては、中学校からボールが飛んでこないよう青空ひろば南側に防球ネットを設置し、安全を確保するということも検討しております。  新型コロナウイルスなどの感染症対策につきましては、安全確保でもお話をさせていただきましたが、子育て支援センターとこどもプラザを仕切るための可動式間仕切りの設置と、2階の学習室にも小さく3部屋に区切って使えるよう可動式間仕切りを設置することにより、大空間での密集を避けられるよう考えております。1階、2階それぞれに手洗い場をさらに増設をいたしまして、トイレに行かなくても手洗いができるようにすること、また換気についても検討をしているところでございます。  その他の御意見をいただいていることにつきましても、今後ワークショップでいただく御意見も含めて検討をしていくというふうに考えております。以上です。    〔14番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 髙木さん。 ○14番(髙木義道君) 今答弁していただきましたけれども、例えば、保健センターは30年まだ稼働ができるということで、あえて児童館と隣接する必要はないので、その部分については、臨時駐車場というふうに今お答えいただいたんですけれども、臨時駐車場を設けなきゃいけないのか、例えば今のスペースを児童館のスペースとしてそのまま残すというような予定といいますか、構想はないものですかね。 ○議長(杉浦敏男君) 糸井川健康福祉部参事。 ○健康福祉部参事(糸井川 浩君) ここの部分につきましては、取りあえず臨時駐車場ということで今お答えをさせていただきましたが、それ以外にも全協でもお話をいただきましたが、有効的な利用が考えられますので、使用につきましてはまだこれから考えていく余地もありますし、実際、児童館ができた後についてもいろいろな利用目的が考えられるのかなというふうには考えております。    〔14番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 髙木さん。 ○14番(髙木義道君) もう一点、こどもプラザの床暖房を取りやめて、その経費の関係なのかもしれませんけれども、私どもの身近な有識者の話では、例えば床で匍匐というんですかね、はって子どもさんが歩くようなときには、畳なんかが下であれば、そんなに床暖房は不必要かもしれんけれども、通常のPタイルだとかそういう床だったら、床暖房もやってもそんなに経費はかからんのじゃないという、そんな指摘もありましたけれども、この辺はどうなんですかね。 ○議長(杉浦敏男君) 糸井川健康福祉部参事。 ○健康福祉部参事(糸井川 浩君) 床暖房につきましては、ワークショップの中でも賛成の意見であったり、そんなところに必要はないんじゃないですかというような御意見もありましたが、それで、床暖房につきましては、今議員おっしゃられましたように、床がやっぱり板張りとかそういうものになりますと非常に冬は冷たいですので、そういった床の仕様につきましてはカーペットにするとか、そういう暖かいようなものにすることによりまして、対応ができるのではないのかなというふうに考えております。  今たまたま町の施設の子育て支援センターのほうでは、高雄のほうには床暖房があります。斎藤の保育園でやっている子育て支援センターにつきましては、床暖房がありません。斎藤のほうの子育て支援センターの現状の意見等も聞きましたが、その辺は、床暖房がなくても対応の仕方によっては大丈夫だというふうに考えておりますので、現在は床暖房を廃止したいというふうに考えております。    〔14番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 髙木さん。 ○14番(髙木義道君) 最後に答弁していただいたんですけど、ワークショップで、今後また意見をいただいて検討を進めていくという御答弁であったんですけれども、ほかの北名古屋だとか小牧のほうのいわゆる児童館といいますかを見に行ったときに、音楽ができるいわゆるプレールームが、多分ちょっと上の年齢の方がギターを弾いたり、いろんな楽器を演奏したり、プレールームの関係であるとか、あるいはバスケットボールだとか卓球を、そういった形ができるスペースというのをある程度想定して建設をすると、スペースの問題等考慮が必要かと思いますけれども、機能的な児童館になるのではないかなというふうに考えるわけでありますけれども、その点はどうですかね。 ○議長(杉浦敏男君) 糸井川健康福祉部参事。 ○健康福祉部参事(糸井川 浩君) プレールームにつきましては、利用の目的としましては、遊びというか運動を主に行うところになります。プレールームの部分につきましては、2階部分がなく天井も高いというような仕様になっておりまして、こちらの部屋におきまして卓球であるとか、あるいはバスケット、バスケットの試合ができるような広さはございませんが、バスケットゴールを置いてバスケットを行うというようなことも想定としては今考えているところでございます。  音楽スタジオにつきましては、さきの全員協議会のところで御説明させていただいた内容では廃止したいというふうには考えておりますが、ここにつきましては、ちょっとさらに研究をしていかなければいけないかなというふうには現状考えているところでございます。    〔14番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 髙木さん。 ○14番(髙木義道君) 委員会なんかで勉強に行ったときに、そういった設備であるとか、多分東京のほうに行ったときには広いスペースがあって、そこでかなりのバスケットボールができるようなスペースもあったので、やはりそういうことも取り入れて、ワークショップの皆さんの意見も取り入れて、せっかく後発で造るんでありますから無理やり詰め込むことはないんですけれども、機能性のあるそういうような中身にしていただきたいなというふうに要望したいと思います。  次に、今、大体の内容が分かりましたので、3番の建設の工程表ということで、ア、イ、ウということで並べておりますけれども、いつどうやって完成して、どんな形で児童館を造っていくのかと。多機能児童センターとかいろいろ呼称をつけておりますけれども、その工程表についてお示しいただきたいなというふうに思います。 ○議長(杉浦敏男君) 糸井川健康福祉部参事。 ○健康福祉部参事(糸井川 浩君) アの質問といたしまして、国への申請はということがございます。こちらにつきましては、国への申請につきましては、国庫補助金となります次世代育成支援対策施設整備交付金を予定しております。例年どおりの国の交付金の執行スケジュールでいきますと、見直しに係る設計業務がほぼ完了するであろう令和3年6月初旬頃に国へ協議書を提出いたしまして、8月に国からの内示を受け、その後、交付申請の手続を経て、10月に交付決定されると予定をしております。以上です。    〔14番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 髙木さん。 ○14番(髙木義道君) ありがとうございます。
     じゃあ、その次、いわゆる建設の工程について御説明いただけますか。 ○議長(杉浦敏男君) 糸井川健康福祉部参事。 ○健康福祉部参事(糸井川 浩君) 設計につきましては、今回補正予算で計上をさせていただいております議決をいただいた後、10月中に契約事務を行いまして、令和3年の8月末までの業務期間を予定しております。今年度中に配置平面計画を決め、令和3年8月末までに設計図書等成果品の作成、建築確認申請等の手続の完了を目標としております。    〔14番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 髙木さん。 ○14番(髙木義道君) 建設、完成については、どうでありますか。 ○議長(杉浦敏男君) 糸井川健康福祉部参事。 ○健康福祉部参事(糸井川 浩君) 建設、開館につきましては、先ほど冒頭で議員もおっしゃられましたとおり、建設工事につきましては、設計業務完了後速やかに発注をしまして、令和5年のオープンを目標としております。    〔14番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 髙木さん。 ○14番(髙木義道君) 前回、全協でしたか、1年ぐらい当初よりも遅れるよという、多分町長が答弁をしておられたと思いますけれども、児童館というのは本当に皆さんが待ち望んでいて、多分署名も趣旨採択になっている、本当に大変重要な施設だというふうに考えるわけですね。4つの放課後児童クラブ館があるからいいんじゃないかではないと思いますね。児童館は、先ほど答弁もありましたように18歳までの子どもがそこで集って、遊びを通じて健全な成長を保障するそういった施設であるという、児童福祉法で規定をされた施設でありますから、扶桑町もしっかりと建設を進めていただきたいなというふうに思います。  次に、巡回バスについてであります。  これも話、多分令和4年度だというふうに聞いておりますので、児童館よりも1年早いのかなというふうに思いますけれども、実際この巡回バスについて、どのようなこれまでの検討がなされて、どういった方向で進めていくのかということを巡回バスについてでお聞きしたいと思います。  まず、今年度の取組の状況、先進事例の他市町の検討については、どのような研究をなさいましたか。 ○議長(杉浦敏男君) 紀平総務部長。 ○総務部長(紀平剛志君) 御質問の先進事例の研究につきましてでございます。  本年、先進事例の研究のためにつきまして、政策調整課職員におきまして東郷町と豊明市の2つの自治体に視察に行ってまいりました。東郷町におきましては、デマンド交通の導入を新たに検討しており、巡回バスが既に運行されておりますが、デマンド交通との連携などを視野に入れ、実証実験開始を計画しておる状況でございました。また、豊明市におきましては、民間企業と自治体で運行する乗合送迎バス、送迎サービスの実証実験を行っております。停留所での乗り降りを行う乗合送迎サービスで、2年ほど前に実証実験を開始しておられました。  事業内容、導入手続、予算財源など、それぞれいろんなことにつきまして御教授をいただいておりますので、今後の導入への参考としていきたいというふうに考えてございます。以上です。    〔14番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 髙木さん。 ○14番(髙木義道君) 他市町の状況をしっかり勉強して、当町にふさわしい巡回バスなのか、コミュニティバスなのか、公共交通をつくり上げるということは非常に大切であると思うわけですね。  同様に近隣市町でも事業者による運行が行われておるわけでありますけれども、事業者への聞き取りといいますか、情報収集はどのような形になっていますか。 ○議長(杉浦敏男君) 紀平総務部長。 ○総務部長(紀平剛志君) 他の情報収集の関係でございますが、その他の情報収集としまして巡回バスサービス事業者、デマンド交通サービス事業者、それぞれ事業の内容につきまして聞き取りをさせていただいております。この聞き取りや先行事例視察などによりまして、各サービスの概要、メリット、デメリットなどを取りまとめております。  また、先ほど説明を差し上げましたデマンド交通の視察のほか、巡回バスを導入している近隣市町への視察も行う予定でございます。事業内容、運行状況、経費など、それぞれ調査をしていきたいというふうに考えてございます。  なお、タクシー助成券の利用券からの利用状況の調査も含めて現在進めており、これまで収集した情報を基に様々な面から研究していく予定でございます。以上です。    〔14番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 髙木さん。 ○14番(髙木義道君) 犬山市のコミュニティバス、大口町の巡回バスというのは、かなりいろんな形でニュースで取り上げられているところであります。今の東郷町、豊明市も含めた形で、しっかり導入の情報として活用していただきたいなというふうに思います。  あと、今の巡回バスを実際、扶桑町に導入するに当たって、今後どのように取り組んでいくか。当然、事業者の情報も含めて今後どのように取り組んでいくかという姿勢についてお話しいただきたいと思います。 ○議長(杉浦敏男君) 紀平総務部長。 ○総務部長(紀平剛志君) 今後の取組の関係でございます。先ほど矢嶋議員より同様の質問がございましたので、ちょっと重複してしまいますがよろしくお願いします。  今後につきましては、調査・研究をさらに進めるとともに、役場内で関係部署職員で構成しました検討会議、さらには来年度に立ち上げを計画しています有識者等外部関係者で構成します地域公共交通会議による検討を進め、議会へも適時その進捗状況を報告させていただく予定でございます。  今後、巡回・デマンド等の運行方式、運行時間、運行ルート、利用料金、財源確保などについて検討を始め、計画の決定後には法的手続、住民への周知説明、それぞれのことを含め準備を進め、令和4年度中の運行開始を目指していきたいと考えてございます。以上です。    〔14番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 髙木さん。 ○14番(髙木義道君) 以前、今、答弁された地域公共交通会議というものをつくって、ちょっと巡回バス導入のための準備をしたらどうかということを多分この本会議でも質問させていただきました。大口町もそういう地域公共交通会議で有識者を含めた会議があるわけでありますから、しっかりとそうした立場を堅持して、令和4年度の運行ということで進めていただきたいなというふうに思います。  今、1番、2番と終わりましたので、町長にも決意のほどをお聞きしたいなあと思って、児童館、巡回バスをやっていくんだという姿勢をちょっと述べていただきたいなというふうに思います。 ○議長(杉浦敏男君) 鯖瀬町長。 ○町長(鯖瀬 武君) 児童館、公共交通につきましては、これまで、まだ3か月程度でございますけれども、議員全員協議会、前の議会等でもお話ししておりますとおり、精力的に進めてまいりたい。できるだけ早く完成、また実施したいというふうに考えておりますので、また皆さん方の御協力、お知恵のほうを拝借したいと思いますのでよろしくお願いいたします。以上です。    〔14番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 髙木さん。 ○14番(髙木義道君) 巡回バスはいいですか。 ○議長(杉浦敏男君) 鯖瀬町長。 ○町長(鯖瀬 武君) 公共交通につきましては、どういうちょっと方式になるか分かりませんけれども、先ほど部長が答弁しましたように精力的に内部のほうで動いておりますし、できるだけこちらのほうも計画どおり運行ができるように進めてまいりたいというふうに考えております。以上です。    〔14番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 髙木さん。 ○14番(髙木義道君) ありがとうございます。  今、町長からも児童館、巡回バスについて精力的に進めていくという、そういう答弁をいただきましたので、しっかりと見守っていきたいなというふうに思います。  それでは、3番目の生活道路の安全についてということで、かなり私どもが通る道路も公共下水等を含めてパッチワークのような道になっておると。凸凹があってかなり長い期間そのままになっていると。  私も存じ上げておる80を超えた高齢者の方が、南山名から、役場から、北羽根から、中郷から自転車で回っておられるわけですよね。雨の日は大変だろうなというふうに苦労を察するわけでありますけれども、何としても、まず工事を行った後の道路の修復、これを仮舗装のみかもしれませんけれども、少しでも早くやって、本舗装といいますか、本修復というのはまた後になるかもしれませんけれども、凸凹した道路をまず早急に復旧してほしいなあということで、3番目の(1)の工事後の修復はということでお尋ねしたいと思います。 ○議長(杉浦敏男君) 澤木産業建設部長。 ○産業建設部長(澤木俊彦君) 上水道、下水道、都市ガスなどの道路に管を埋設する道路占用工事につきましては、埋め戻した部分を養生するためにすぐに舗装の本復旧をするのではなく、一定の期間を仮舗装にて道路開放しております。このことによって、従来の舗装部分と仮舗装部分の継ぎ目に小さな段差や陥没ができやすい状態になっており、特に歩行者、自転車利用者の方には御迷惑をかけていることは承知しております。  今後も道路占用工事を申請した関係機関に対しましては、段差や陥没が生じた場合には速やかに対応するように指導するとともに、舗装の本復旧の遅れがないように注視してまいりたいと考えております。  また、道路管理者自身が管理しなければならない箇所につきましては、利用者に御不便をかけないように適切に対応してまいります。以上です。    〔14番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 髙木さん。 ○14番(髙木義道君) 地区要望なんかにおいて、例えば側溝の蓋ががたがたするので、多分セットバックというんですかね、本来は中央であったやつがセットバックして右側に寄ったり、そんなような状況もあって、自転車で通るとがたがたするよというようなことで、いろいろ地区要望があって、ちょうど私の近くも南羽根でありますけれども、先般工事をしていただいてがたつきがなくなって、通りやすくはなっておるところでありますけれども、そうした地区要望も積極的に取り上げていただいて、道路の安全というのをやっていただきたいなというふうに思います。  2番目、自転車で安心して走れる道路整備はと。  先ほどの例も挙げましたけれども、なかなか町道ですね、中央道なんかだと広い歩道のような自転車が通れるような道路もあるわけですけれども、片側1車線で本当に自転車が安心して走ることができない、そんな道が多いかと思いますけど、その辺の改善についてはどのようにお考えでしょうか。 ○議長(杉浦敏男君) 澤木産業建設部長。 ○産業建設部長(澤木俊彦君) 自転車は原則、車道を通行することになりますが、安全確保などのためにやむを得ないときは歩道を通行する場合もございます。こうした場合、歩道内には標識の支柱や側溝の蓋のがたつき、側溝と舗装との段差などで安心して通行できないところもあるかと考えております。歩道の幅員を広げたりすることは、それなりの用地の確保をしなければならないため物理的に困難な状況ではございます。  したがいまして、道路の路肩部分や歩道内の側溝の蓋のがたつき及び段差の解消につきましては、ふだんの道路パトロールや地区の要望を参考にしながら、今後とも自転車で安心して走れるような道路整備に努めてまいりたいと考えております。以上です。    〔14番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 髙木さん。 ○14番(髙木義道君) ぜひとも、そういった今のパトロールであるとか地区要望を有効に生かして、自転車で安心して走れる道路づくりを進めていただきたいなというふうに思います。  最後でありますけれども、都市計画の中で道づくりを計画的に進めることはできないのかと。これはよく言われるんですよね。大型開発は都計審で進めておるけれども、やっぱり安心な道づくり、安全な道づくりというのも都市計画の中に組み込んで、町民の安全・安心を保障することが必要じゃないかということであります。  以前の県知事のときに、安全で安心して子育てができるまちづくりの中で、安全な道路交通の整備ということが、これもかなり古い、子育ちか子育てか、そういうような提言があったわけです。この中にも本当に大切なことが書かれておって、今の大村県知事に受け継がれているかどうか分かりませんけれども、安心して全ての人々が便利で利用しやすいそうした歩道の確保であるだとか、そうした提言がなされておるわけですね。扶桑町でもやっぱり町民の皆さんが、高齢者も障害者の皆さんもお子様連れの皆さんも安心して、例えば自転車で、あるいは歩いて通れるような道づくりを都市計画の中で進めていく必要があるのではないかなというふうに思うわけであります。  ぜひともそれを実現していただきたいという意味で、覚悟、姿勢をお示しいただきたいなと思います。 ○議長(杉浦敏男君) 澤木産業建設部長。 ○産業建設部長(澤木俊彦君) 生活道路の安全な道づくりに関しましては、まず主要幹線道路での歩道整備工事により段差や勾配等を配慮した整備を行っております。主要幹線道路の舗装整備工事につきましても、修繕計画に基づき計画的に整備を実施しており、今後も継続して行ってまいります。  また、安全・安心対策として、側溝の蓋のがたつきや段差の解消、視認を手助けするカーブミラーの設置、防犯上効果のある街路灯の設置、道路幅を有効利用するために側溝の蓋かけなどを行い、各地区からの要望に対して計画的に取り組んでいきたいと考えております。  これからの道づくりは、安全・安心に出かけられる歩行空間、通行空間の確保を図り、歩行者、自転車利用者、子どもや高齢者などに配慮した道づくりを目指したいと考えております。以上です。    〔14番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 髙木さん。 ○14番(髙木義道君) 実績報告の中でも土木費の安全対策ということで幾ら前年度は使ったのかとか、あるいはこの前の証書の確認をさせていただきました。カーブミラー、側溝、道路の舗装修繕というのは大変重要なことであると思いますので、今後とも引き続いて目を見張らせて、町民の皆さんの安全・安心を確保していただきたいなということを要望しまして質問を終わります。 ○議長(杉浦敏男君) 以上で、髙木義道さんの質問を終結します。  これにて通告による一般質問を終結いたします。  ここで議事の都合上、休憩といたします。  開始は2時25分まで休憩といたします。              午後2時10分 休憩              午後2時25分 再開 ○議長(杉浦敏男君) それでは休憩を閉じ、会議を続けます。  ここでお諮りいたします。  前もって配付いたしました議案第70号 令和2年度扶桑町一般会計補正予算(第9号)、議案第71号 扶桑町児童遊園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例についての2案件を日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉浦敏男君) 御異議なしと認めます。よって、議案第70号、議案第71号の2案件を日程に追加し、議題とすることに決定しました。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第2 議案第70号 令和2年度扶桑町一般会計補正予算(第9号)及び日程第3 議案第71号 扶桑町児童遊園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について ○議長(杉浦敏男君) これより日程第2、議案第70号 令和2年度扶桑町一般会計補正予算(第9号)、日程第3、議案第71号 扶桑町児童遊園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例についての2案件を一括議題とし、町長から提案説明を求めます。  鯖瀬町長。    〔町長 鯖瀬 武君登壇〕 ○町長(鯖瀬 武君) 議長のお許しをいただきましたので、2案件につきまして追加提案をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。  初めに、扶桑町議会議案第70号でございます。  令和2年度扶桑町一般会計補正予算(第9号)。  令和2年度扶桑町の一般会計補正予算(第9号)は、次に定めるところによる。
     (歳入歳出予算の補正)第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ373万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ147億7,748万8,000円とする。2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。令和2年9月8日提出、扶桑町長 鯖瀬 武でございます。  続きまして、5ページほどめくっていただきますと次の議案でございます。  扶桑町議会議案第71号をお願いいたします。  扶桑町児童遊園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例についてでございます。  扶桑町児童遊園の設置及び管理に関する条例の一部を別紙のとおり改正する。令和2年9月8日提出、扶桑町長 鯖瀬 武。  提案理由としまして、高木東児童遊園を廃止するに当たり、条例を改正する必要があるので提案するものでございます。  なお、詳細につきましては部長のほうから説明をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(杉浦敏男君) 続いて、各部長から細部説明を求めます。  澤木産業建設部長。 ○産業建設部長(澤木俊彦君) 扶桑町議会議案第70号 令和2年度扶桑町一般会計補正予算(第9号)をお願いします。  4ページ、5ページをお願いします。  歳入です。  16款県支出金、2項県補助金、3目衛生費県補助金で63万4,000円の増額です。説明欄にあります住宅用地球温暖化対策設備導入促進費補助金で、同額増額です。この補助金は、歳出予算にあります住宅用地球温暖化対策設備設置費補助金に充当します。  その下、19款繰入金、2項基金繰入金、1目財政調整基金繰入金で310万1,000円の増額です。今回の補正の財源調整を行うものでございます。  なお、この補正後の財政調整基金の残高は8億1,047万5,000円となります。  歳入は以上です。 ○議長(杉浦敏男君) 髙木健康福祉部長。 ○健康福祉部長(髙木 明君) 続きまして、6ページ、7ページをお願いいたします。  歳出です。  3款民生費、2項4目児童遊園施設費、右のページ1.児童遊園管理運営費で、土地借上料10万2,000円の減額です。これは、8月の議員全員協議会でお話ししました高木東児童遊園用地の土地所有者から返還の申入れに伴い、児童遊園廃止による借上料の減額になります。  次に、3.児童遊園整備費で129万8,000円の増額です。これは、高木東児童遊園用地の土地所有者へ遊具等を撤去し、更地にして返還する費用となります。  なお、資料といたしまして9ページの裏面に高木東児童遊園の位置図を添付しておりますので、後ほどお目通しをお願いいたします。以上です。 ○議長(杉浦敏男君) 澤木産業建設部長。 ○産業建設部長(澤木俊彦君) それでは、8ページ、9ページをお願いします。  4款衛生費、1項保健衛生費、4目環境衛生費で253万9,000円の増額です。説明欄にあります住宅用地球温暖化対策設備設置費補助金で、同額増額です。  この補助事業は、温室効果ガスの排出を抑制するため、住宅用地球温暖化対策設備の設置経費の一部を補助するもので、今年の4月から始めた制度でございます。家庭用エネルギー管理システム、定置用リチウムイオン蓄電システム、住宅用太陽光発電システム、高性能外皮等を単独設置、あるいは一体的に設置した場合に補助を受けることができます。当初予定しておりました以上に利用者が多くなったことから、今回補正をお願いすることになりましたので、よろしくお願いします。  なお、本来であれば、もっと早い時期に議員の皆さんには報告した上で補正予算をお願いすべきでありましたが、今回急遽追加補正となりましたことにつきましては、誠に申し訳ございませんでした。以上です。 ○議長(杉浦敏男君) 髙木健康福祉部長。 ○健康福祉部長(髙木 明君) 続きまして、扶桑町議会議案第71号 扶桑町児童遊園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例についてでございます。  はねていただきまして、この条例は、高木東児童遊園の廃止に伴い、別表から高木東児童遊園の名称及び設置場所についての項を削るものでございます。  この条例は令和2年10月1日から施行いたします。以上です。 ○議長(杉浦敏男君) 以上で提案説明は終わりました。  本日はこれにて散会いたします。ありがとうございました。              午後2時34分 散会...