扶桑町議会 2020-06-09
令和 2年第3回定例会(第3日 6月 9日)
令和 2年第3回定例会(第3日 6月 9日)
令和2年6月9日(火曜日)午前9時30分開議
第1
一般質問
――
――――――――――――――――――――――
本日
の会議に付した案件
議事日程のとおり
――
――――――――――――――――――――――
出席議員(15名)
1 番 伊 藤 猛 君
2 番 間 宮 幹 男 君
3 番 荒 木 孝 三 君
4 番 近 藤 裕 君
5 番 兼 松 伸 行 君
7 番 千 田 勝 文 君
8 番 丹 羽 友 樹 君
9 番 大 河 原 光 雄 君
10 番 和 田 佳 活 君
11 番 矢 嶋 惠 美 君
12 番 佐 藤 智 恵 子 君
13 番 小 室 輝 義 君
14 番 髙 木 義 道 君
15 番 千 田 利 明 君
16 番 杉 浦 敏 男 君
――
――――――――――――――――――――――
欠席議員(1名)
6 番 澤 田 憲 宏 君
――
――――――――――――――――――――――
地方自治法第121条
の規定により
説明のため会議に出席した者
の職氏名
町 長 鯖 瀬 武 君
副 町 長 神 田 龍 三 君
教 育 長 澤 木 貴 美 子 君
総 務 部 長 紀 平 剛 志 君
健康福祉部長 髙 木 明 君
健康福祉部参事兼多
機能児童館等準備室長
糸 井 川 浩 君
産業建設部長 澤 木 俊 彦 君
会計管理者 尾 関 実 君
教育次長兼
学校教育課長
志 津 野 郁 君
政策調整課長 長 谷 川 明 夫 君
総 務 課 長 兼 松 和 彦 君
災害対策室長 川 瀬 直 彦 君
住 民 課 長 小 山 勝 己 君
産業環境課長 村 田 武 司 君
土 木 課 長 鈴 木 弘 孝 君
生涯学習課長 仙 田 剛 宏 君
監査事務局長 髙 木 佳 穂 里 君
――
――――――――――――――――――――――
本会議に職務
のため出席した者
の職氏名
議会事務局長 江 口 英 樹 君
議会事務局主幹 奥 村 洋 君
――
――――――――――――――――――――――
午前9時30分 開議
○議長(
杉浦敏男君) おはようございます。
ただいま
の出席議員は15名であります。
澤田憲宏さんは都合により欠席
の届けが出ております。
定足数に達しておりますので、直ちに本日
の会議
を開きます。
本日
の議事日程につきましては、
一般質問のみであります。よって、日程表
を省略させていただきましたので、よろしくお願いいたします。
――
――――――――――――――――――――――
◎日程第1
一般質問
○議長(
杉浦敏男君) これより日程第1、
一般質問を8日
の延会前に引き続き行います。
次
の質問者、
小室輝義さんに質問
を許します。小室さん。
〔13番
小室輝義君発言席へ〕
○13番(
小室輝義君) さきに提出しました通告に従い、質問
をいたします。よろしくお願いします。
それでは、まず最初でございますが、昨日、
大河原議員からも、会派から町長さんへ
コロナウイルス対策で
の要望書
を提出したという話がございましたが、その中
の2点、私
のほうから質問
をさせていただきたいというふうに思います。
まず第1点でございますが、
プレミアム商品券、
地域経済活性化のため
の商品券
の販売事業をしていただく中で、この
プレミアム率の大幅アップができないかどうかというようなことで、まず質問
をさせていただきたいと思います。お願いします。
○議長(
杉浦敏男君)
澤木産業建設部長。
○
産業建設部長(
澤木俊彦君) おはようございます。
御質問
の地域経済活性化のため
のプレミアム商品券事業につきましては、当初予算では10%
のプレミアム率にて1万セット
の販売
を予定しておりますが、
新型コロナウイルス感染症に伴う
緊急事態宣言は、
地域経済に大きな影響
を与えた状況でございます。
こうした状況から、
新型コロナウイルス感染症緊急経済対策として、
新型コロナウイルスの感染が
小売業等に与えている影響
の緩和
を図るとともに、
地域経済における消費意欲
の喚起
を図ること
を目的に、
商品券発行事業を緊急経済対策と位置づけ、
地域経済の活性化に向け、拡大して実施していきたいと考えております。
プレミアム率の大幅アップについてでございますが、当初予算
のプレミアム率は10%ですが、愛知県において
新型コロナウイルス感染終息後
の地域経済の再生
を見据えた
プレミアム商品券発行事業の補助金制度が新設されたことから、現在この補助金
を活用することにより、
プレミアム率のアップについて前向きに検討している状況でございますので、よろしくお願いいたします。以上です。
〔13番
議員挙手〕
○議長(
杉浦敏男君) 小室さん。
○13番(
小室輝義君) 現在、10%
のプレミアム率ですけれども、県
の補助金制度が創設されたので、現在前向きに検討中と
のことですが、ぜひとも、私ども
の要望書に書いてございますように、20%から30%
のプレミアム率にしていただくよう御努力
をお願いしたいと思います。
2点目
の質問で、
経済効果を高める上で
の工夫はということで、今まで
の商品券
のいろんな問題点もございました。利用者に偏りがある
のではないかだとか、商品券
を利用される店舗にも偏りがある
のではないかなど
を指摘される方もあったと思いますが、経済的な効果
の上がるような、どのような工夫があるかというようなことでお願い
をしたいと思います。
○議長(
杉浦敏男君)
澤木産業建設部長。
○
産業建設部長(
澤木俊彦君) 当初予算では、
プレミアム率10%とし、各世帯
の皆様に1万円にて1万1,000円分
の商品券
を販売、
販売総数1万セットで予定
をしておりました。
経済効果を高める工夫としましては、例えば
プレミアム率を20%とし、買い求めやすくするために5,000円で6,000円分
の商品券
の販売について考えております。
従来
の1万円で1万セット
の商品券
を5,000円で2万セットとすることにより、1世帯上限5セットとした場合、従来
の販売目安の2,000世帯が4,000世帯となります。商品券が御利用できる世帯が増えることにより、商品券
を利用した買物に付随するプラスアルファ
の消費が期待でき、
地域経済の活性化につながると考えております。
また、商品券
の販売方法につきましては、従来、
予約販売7割、直接販売3割
を行っておりましたが、
新型コロナウイルス感染症防止対策として、密閉、密集、密接
の3密
を避けることから、2万セット全て
を予約販売にて実施できないかと商工会と現在打合せ
を行っておるところでございます。以上です。
〔13番
議員挙手〕
○議長(
杉浦敏男君) 小室さん。
○13番(
小室輝義君) ありがとうございます。
従来
の方法から5,000円で2万セットというような形に変えて、できるだけ多く
の町民に利用していただくといった狙いで工夫
をされているということで、評価
をさせていただきたいというふうに思うわけでございますが、何としても
プレミアム率をさらに30%
を目指して、
地域経済に多く
のお金が使われること
を期待したいということで、この質問
を終わらせていただきます。
続いて、2番目
の避難所
のコロナウイルスの対策でございますが、これも9つ
の私ども
の要望書
の中に書いてございました一つでございます。
これから、台風や大雨
の心配になるシーズンになりますが、避難所
のコロナウイルス対策が今どういうふうになされているかについてお聞き
をしたいと思います。
この質問については、昨日
の他
の議員
の方からも質問があったと思いますが、できるだけ簡略化して質問させていただきたいと思っていますが、よろしくお願い
をしたいと思います。
まず第1点目でございますが、避難所で
の感染防止の方策と必要な物品が確保できているかどうかということについて御質問
をさせていただきます。お願いいたします。
○議長(
杉浦敏男君)
紀平総務部長。
○
総務部長(
紀平剛志君)
議員質問の避難所
の感染防止の方策と
物品確保につきましてでございますが、利用する部屋ごとに人員
の制限、
手指消毒の実施、検温など
の健康チェック、閉設後
の施設
の消毒、保健師による巡回指導
を行います。また、使用する部屋につきましても、より多く
の部屋
を使用し、密閉、密集、密接
の3密
を避けた運用
を行います。
なお、発熱、せき等
の症状
のある方、体調
を崩された方につきましても、健康な方とは別
の部屋
を御用意するなど、避難所において
の感染防止に努めてまいります。
さらに、
感染防止のため
の物品確保につきまして、国
の交付金や県
の補助金
を活用し、
新型コロナウイルス感染症に対応しました非
接触型体温計、
段ボールによる間仕切り、
避難所用テント、マスク、
フェースシールド、
手指消毒液、
あと空気清浄機など
の購入も
感染防止の対策
の主体として物品
の確保に努めてまいります。以上です。
〔13番
議員挙手〕
○議長(
杉浦敏男君) 小室さん。
○13番(
小室輝義君) ありがとうございます。
今、お話がありましたように、体温
を測定する非接触型
の体温計
を購入するということ
をお話しいただきましたが、もし分かっておりましたら、どれくらい
の数
を購入されるかどうか、分かりましたらお願いしたいと思いますが。
○議長(
杉浦敏男君)
紀平総務部長。
○
総務部長(
紀平剛志君) 今はまだ検討中
の段階ではございますが、一応8か所
の避難所がございますので、1
避難所当たり2台
を予定しております。
また、マスクにつきましては1,000枚単位で8か所分、
あとカーペットなど、どうしてもじかに座ると冷たいので、その部分につきましても8か所分
の準備
をしてございます。以上です。
〔13番
議員挙手〕
○議長(
杉浦敏男君) 小室さん。
○13番(
小室輝義君) ありがとうございました。
それでは、感染者
を見つけ出す上で大変重要なツールといいますか、そういう非接触型
の体温計
のほう
を購入していただけるということで、ありがとうございます。
また、サーモセンサーカメラだとか、そんなようなものもあるようでございまして、これは一度に何
人か測定できるというようなものもあるようでございますので、またそういったような方面でも導入
のほど、図っていただければありがたいと思っております。
それでは2番目でございますが、
段ボールのことで
の質問でございますが、この
コロナウイルスの対策
の前にも、避難所へ
の段ボールベッド、
段ボールで作ったベッド
の導入は以前からも言われておりましたが、特にこの
コロナウイルス感染防止をする上で大変有効な方法であると言われて、さらに導入
の必要が高まってきております。
コロナウイルスは、感染者
の口から飛沫として出た後は、それ自身
の重さで床に落ちていくんだそうでございまして、やっぱり下から二、三十センチ辺りは非常に感染
の危険が高いということが言われております。
その点、
段ボールベッドは大体30センチぐらい
の高さがあるということで、その危険性が少なくなるというようなことでございます。また、隣
の人と
のパーティションといいますか、区分け
をする
のも
段ボールやビニールやその他
のもので仕切り
をするということでございますが、そういったときにも
段ボールが必要となると思います。ストックする
のは大変難しいと思いますので、そういったもの
を取り扱っている業者と
の協定が必要ではないかというふうに思ったわけですが、いかがなものでしょうか。お願いします。
○議長(
杉浦敏男君)
紀平総務部長。
○
総務部長(
紀平剛志君)
段ボール等を確保するため
の協定
の必要性につきましてでございます。
段ボール等の確保に関する協定につきましては、平成24年3月19日に
セッツカートン株式会社と災害時における
避難所生活に必要な
段ボール製品等の支援協力について
の協定
を締結してございます。
なお、協定
の内容としまして、
段ボールの間仕切り、
段ボールベッドなど
の製品
の調達
を要請することができるものとなってございます。以上です。
〔13番
議員挙手〕
○議長(
杉浦敏男君) 小室さん。
○13番(
小室輝義君) ありがとうございます。
既に、もう協定が済んでいるというようなことで大変安心
をしました。
それで、今年は
避難訓練はやらないということですけれども、これからこういった
段ボールのベッド
の作り方だとか、既に訓練はされているとは思いますが、より多く
の住民
の方にそうしたこと
を周知していくことが大事かと思いますので、どうぞよろしくお願い
をしたいと思います。
それでは、質問
の最後でございますが、
避難所運営マニュアルの今回
のこの
コロナウイルスで
の修正したところだとか、そういったことについて
の町民へ
の広報はどのようにされる
のかということについて御質問させていただきます。お願いします。
○議長(
杉浦敏男君)
紀平総務部長。
○
総務部長(
紀平剛志君)
避難所マニュアルの修正点と町民へ
の広報はにつきましてでございます。
扶桑町では、
避難所マニュアルは現在作成しておりませんが、内閣府防災担当が作成しました避難所における良好な
生活環境の確保に向けた取組
の指針や
避難所運営ガイドライン、愛知県が作成しました愛知県
避難所運営マニュアルを参考にした
避難所運営を行ってまいります。また、
新型コロナウイルス感染症に対応しました
避難所内で
の感染拡大防止のため
の避難所運営に取り組んでまいります。
この件につきましては、扶桑町
のホームページ、広報紙、
ひまわりあんしん情報メールを活用し、町民
の皆様方へ広報
を行ってまいります。以上です。
〔13番
議員挙手〕
○議長(
杉浦敏男君) 小室さん。
○13番(
小室輝義君) 昨日も、
分散避難ということで、自宅
の2階だとか友人宅、それから車中泊等々
のそういった
分散避難について
のことも、これから広報8月号でいろいろとお知らせ
をされるというふうに聞いたわけでございますが、他
の市町
の資料など
を見ますと、この
感染防止のために住民にもいろいろと注意というか、やっていただくこと
をお知らせしていくということも書いてございました。
例えば、スリッパだとかね。これは
感染防止のために持ってきてくださいだとか、
キッチンペーパーだとか、それからごみ袋、
ビニール袋ですね。
感染防止のため、そういったものだとか、それから防寒具といって、これ
を調べた
のはちょっと前でしたので、部屋
の換気
をするという場合も、強い台風
のときでは窓は開けられませんですので、非常に寒くなるので、そういったもの
を持参してくださいだとか、そんなようなことも書いてございました。既にお知らせされている
のかもしれませんけれども、どうか今度
の広報8月号
を使って、そういった面で
の注意喚起
を書いていただけるといいかなということ
を思います。
それから、実際に避難所が開設されたときには、
コロナウイルス対策でこういうふうにしてくださいよという貼り紙といいますか、いつも広報
を見ている
人はいいんですけれども、そうでない方も見えると思いますので、よくそういった面で、こういった方はこちらですよとか、そんなような掲示するものでも事前に用意していただきますと住民が迷われないかなあと、そんなこと
を思います。どうかそんな点もよろしくお願い
をしたいと思います。
それでは、最後
の学校再開で
の課題というようなことで御質問
をさせていただきます。
5月25日から分散登校が始まり、6月1日より本格的に学校が再開されました。しかし、北九州では、再開した学校で
クラスターが発生したといった事例もございます。まず、この2週間でございますが、
感染防止のためにどのような対応
を取られている
のか、お聞きしたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
○議長(
杉浦敏男君)
志津野教育次長。
○
教育次長(志津野 郁君)
感染防止へ
の対応につきまして、児童・生徒
の登下校時は、保護者に体温と体調
の確認
をする
健康チェックカードへ
の記入
をお願いしております。登下校は、大人数で
の密集
を避け、近距離で
の会話や発声
を控えるように指導しております。
基本、マスク
を着用するように指導
をしておりますが、息苦しいなど、個々ではマスクへ
の抵抗感がありますので、マスク
を外すときは距離
を保って行動するように指導しております。
在校中は、学校に着いたらまず手洗い、
健康チェックカードの回収
をし、健康観察
を行います。検温していない児童・生徒は、教室で検温
をいたします。授業中は、教室前後
の扉、廊下側
の天窓
の常時開放、南側
の窓
を1つ以上開放し、換気に気
をつけております。また、休み時間や清掃中は全て
の窓
を開放しております。
給食でございます。当番
の健康チェック、
全員手洗い、
全員アルコール消毒をさせます。給食は
セルフ方式で、お皿
を取りに来るように指示
を出し、全員前向きで食べさせ、会話
を控えるように指導しています。
下校後
の消毒につきましては、主に児童・生徒が多く触れる場所や配膳台
を教師が次
亜塩素酸ナトリウムで消毒
をしておる状況でございます。以上です。
〔13番
議員挙手〕
○議長(
杉浦敏男君) 小室さん。
○13番(
小室輝義君) ありがとうございます。
本当にきめ細かな対応
をしておっていただき、本当に感謝
をしております。ありがとうございます。
それでは、2点目でございますが、そういった
感染防止のため
の物品が各学校、必要量
を確保できている
のかどうかについてお尋ね
をしたいと思います。お願いいたします。
○議長(
杉浦敏男君)
志津野教育次長。
○
教育次長(志津野 郁君)
感染防止のため
の物品といたしましては、4月に消毒液等
を各学校に配付しております。今後につきましては、感染症対策補助金等
を活用しながら、必要に応じて消毒液
をはじめ非
接触型体温計等
の保健衛生用品
の購入や教室
の換気に必要な備品設置等
を計画しておるところでございます。以上でございます。
〔13番
議員挙手〕
○議長(
杉浦敏男君) 小室さん。
○13番(
小室輝義君) ありがとうございます。
まだまだこれから
の長い期間、そういった感染
の心配は続くかと思いますが、そういった物品
を、特に今
の非
接触型体温計は、先ほど
の避難所対応でも買われているということですので、そういったもの
を優先的に回していただいたりだとか、そんなような形で子どもたち
の安全
を確保していっていただきたいというふうに思うわけでございます。
それでは、3点目
のほうに移りたいと思います。
本当に非常に長期
の休校、ほぼ3か月という長い休み
の中で子どもたち
の心
の問題等々、心配な面もある
のではないかなと心配するわけでございますが、そういった不登校児だとか虐待
の心配
のある子だとか、そういった子
を早めに発見することが肝要かと思いますが、そういったことで
の手だてはどのように取っていただいている
のか、教えていただきたいと思います。お願いします。
○議長(
杉浦敏男君)
志津野教育次長。
○
教育次長(志津野 郁君) 学校では、子どもと
の教育相談、登校状況、学校で
の体や行動
の様子
の変化などから、事態
を早めに察知できるような体制で取り組んでおります。また、スクールソーシャルワーカーとも連携
をし、不登校児童・生徒
の学校や家庭
を訪問し、教育相談
を進めております。適応指導教室あいあいとも連絡
を取っており、学校に通うことができない不登校児童・生徒やその保護者と
の相談活動
を推し進め、学校復帰や社会的自立
を目指しております。
虐待につきましては、スクールソーシャルワーカーと福祉児童課、犬山警察、児童相談センター、その他関係諸機関、学校や保育園、民生児童委員等に参加していただき、月1回
の定例会議や緊急
のケース会議等を通して、早期から
の子ども
の状況把握
を図っております。
何か急な連絡が入ったときも、児童相談センターや福祉児童課だけでなく、スクールソーシャルワーカーも同行し、ケース会議で情報共有し、チームで支援する体制
を取っております。
早期発見
のために、このチームで
の支援体制により、不登校や虐待
のサイン
を見逃さず連携し、不登校、虐待
を少しでも減らすように現在取り組んでおります。以上です。
〔13番
議員挙手〕
○議長(
杉浦敏男君) 小室さん。
○13番(
小室輝義君) ありがとうございます。
ちょっと再質問になるわけでございますが、不登校に限ってでございますけれども、これは比較になる
のかどうか、ちょっと分かりませんが、例えばでございますが、長期
の休みといいますと、例年、夏休みが終わってから
の9月
の始まってから
の状況に似ている
のかなあと思うわけでございますが、例年
のそういった時期と、それからこの1週間
の不登校児童・生徒
の実数はどのぐらいになっている
のか、お尋ねしたいと思います。お願いします。
○議長(
杉浦敏男君)
志津野教育次長。
○
教育次長(志津野 郁君) 長期休暇
の後、今回
のコロナウイルスの臨時学校休業
の後
の6月2日から6月5日まで
の欠席者でございます。小・中学校合計で217名が欠席
をしております。
御質問
のありました昨年度、夏休み
の後、9月2日から9月6日まででございますが、小・中学校合わせまして317名
の欠席ということになっております。以上です。
〔13番
議員挙手〕
○議長(
杉浦敏男君) 小室さん。
○13番(
小室輝義君) ありがとうございます。
例年
の長期休業明けと比べて100名ほど数値としては低くなっていると。これは、9月と6月
の時期
の差だとかいろんな面で、やっぱり友達にもっと早く会いたいだとか、いろんな子ども
のそういった心
のありようというものはありますので、一概に比較するわけにもいきませんが、まずこういった休み明けとしては、数的には少なくなっているということは、やはり休業中にもかかわらず、家庭
の保護者
の方や先生方がそういった時期
のときにも子どもとコンタクト
を取っていただいておった、そういった結果ではないかなというように私は評価したいというふうに思っております。どうぞ今後とも、そういった子どもたちへ
のケア
をよろしくお願いしたいと思います。
それでは、次
のところへ行きます。
次は、心
の問題というよりも、直接、保護者
の皆さんが心配してみえる学力
の補充について
のことで質問させていただきたいと思います。
学力補充
のため
のそういったカリキュラム
の修正はなされた
のかどうか、その辺り
をお聞きしたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(
杉浦敏男君)
志津野教育次長。
○
教育次長(志津野 郁君) 小・中学校
の授業時間につきましては、夏休み
の縮小、行事
の精選、短い時間
を生み出して学習
を行うモジュール型
の授業、予習
を兼ねた家庭学習
を組み合わせる等、小学校につきましては、ほぼ授業時間数
を確保できると想定しております。
中学校におきましては、やや不足すると想定
をしております。そのため、単元
の構成
を工夫して時間
を生み出したり、総合的な学習
の時間、特別活動
を教科
の時間に置き換えたりし、あらゆる工夫
を凝らして教育課程
を編成し、時間数
の確保に努めてまいります。以上です。
〔13番
議員挙手〕
○議長(
杉浦敏男君) 小室さん。
○13番(
小室輝義君) なかなか本当に大変な、全体
の教育活動
を見ながら、圧縮するところは圧縮しながら、またやっぱりきちんと時間
をかけるところは時間
をかけないと上滑り
の授業になってしまいますので、逆に学力が身につかないということにもなりますので、そんなところ
を十分配慮していただければありがたいと思います。
私も、どうしたら時間
を確保できるかなあというふうなことで、夏休み等
の短縮だとか、それぞれ
の対応
をしてみえますけれども、掃除
を簡略化して、その時間帯
をモジュール的に学習に充てるなども考えてはみたわけでございますけれども、やはり児童・生徒
の学校全体で
の生活
の流れや、また掃除
をすることについては心
の育成にも重要な要素になっておるわけでございまして、今お話
を頂いたような構想
の下で子どもたち
の力
を十分伸ばしていっていただくこと
を私からもお願い
をしたいと思います。ありがとうございました。
では、続いて学力以外
の面で
の修学旅行や遠足など、特別活動
の計画変更はある
のかどうかについてお尋ねします。お願いします。
○議長(
杉浦敏男君)
志津野教育次長。
○
教育次長(志津野 郁君) 現段階におきましては、春
の遠足、学習発表会、合唱コンクールは中止
をします。運動会、体育大会は縮小
をして決行します。修学旅行、野外活動は時期
をずらして行う予定
を考えておるところでございます。お願いいたします。
〔13番
議員挙手〕
○議長(
杉浦敏男君) 小室さん。
○13番(
小室輝義君) 春
の遠足、学習発表会、合唱コンクールなどは中止ということで、運動会、体育大会は縮小と。修学旅行や野外活動は時期
をずらして行うということと今聞いたわけでございますが、児童・生徒や保護者
の反応が気になるところではございますが、やっぱり修学旅行といいますと子どもたちが一番楽しみにしていることでもありますので、
コロナウイルスの感染が拡大すれば無理かもしれませんが、何とか実施できること
を私も望んでおります。ありがとうございました。
続いて、部活動
のことでございますが、今
の修学旅行と同様、本当に学校生活
の中で子どもたちが楽しい経験
をするという活動でございますが、夏
の大会が中止になってしまって、本当にこの学年は不運というか、かわいそうだなあと、何とかしてあげたいなあというふうに思っておりましたが、そういった3年生へ
の配慮というか、そんなことができたらと思いますが、そんな点で御質問
をさせていただきます。お願いします。
○議長(
杉浦敏男君)
志津野教育次長。
○
教育次長(志津野 郁君) 丹羽郡で8月1日、2日、土曜日、日曜日に、運動部
の大会
を予定しております。中には、丹羽郡だけではチーム数が少なくて行うことができない部活につきましては、岩倉市と連携
をして行う予定で計画
をしております。
また、吹奏楽部は、8月中に保護者向けに何らかの発表会ができるよう考えておるところでございます。
3年生が今まで積み重ねてきた努力
を少しでも発揮できるよう、現場
の先生方ができる限り
の配慮
をして対応しております。この大会で区切り
をつけて、気持ち
を切り替えて、進路に向かっていってほしいと願っております。
〔13番
議員挙手〕
○議長(
杉浦敏男君) 小室さん。
○13番(
小室輝義君) この丹羽郡、また近隣
の市町とそういった大会
を実施するという予定であるということ
をお聞きしまして、当初ちょっとびっくりしたようなところでございますが、マスメディアからも、野球
の甲子園大会は中止になりましたが、県レベルで
の大会は実施されるというようなことも聞いておりますので、状況がよければ、そういったことも可能になってくる
のかなというふうには思うわけでございますが、ただ日にちが8月
の1、2日という大変暑い中でございます。今まで部活動が十分やれていない子どもたちでございますので、訓練不足もありますので、どうか無理
のないよう、けがや病気
のないように十分注意して実施していただければありがたいなあというふうに思っております。
また、その他
の活動においても、例えば文化会館など
を利用して、何か
の催し
をするなど、そういったようなことがあれば、ぜひとも優先的に使用していただけるよう調整
をしていただければありがたいと、こういうふうに思います。
それでは、最後でございますが、こういうように注意
をしておっても感染者が出るということも想定されます。児童・生徒が感染者と認定されたとき
の対応はどのようになっている
のか、最後にお聞きしたいと思います。お願いします。
○議長(
杉浦敏男君)
志津野教育次長。
○
教育次長(志津野 郁君) 感染が確認された場合、感染者である児童・生徒
の症状
を把握し、主治医
の指示
の下、出席停止措置
を取ります。その間、学校は3日間、臨時休業にし、保健所
の指示
の下、県
の定める消毒マニュアルに従って消毒
を行います。
臨時休業
の規模や期間は、学校内における感染児童・生徒
の活動
の様態、接触者
の多寡、地域における感染拡大
の状況、感染経路
の明否
を基に江南保健所と相談
をして決めていきます。以上でございます。
〔13番
議員挙手〕
○議長(
杉浦敏男君) 小室さん。
○13番(
小室輝義君) ありがとうございます。
こういった感染者が出ないように、本当に今やっておっていただくように3密で相互
の感染
を防ぎ、また毎日小まめな消毒活動
の繰り返し
をしているというふうにお聞きしたわけでございますが、その作業に先生方は子どもたちが帰ってから、ほぼ毎日1時間ほど、それに費やしていると聞いております。
今こそ学力補充
をするときであるのに、こういった時間は大変惜しいなあと。この時間に子どもたち
の個々
のノート点検など、どこでつまずいている
のかなど、しっかり明日
の学習
のそういった準備に充てられれば、もっともっと学力はつくなあということ
を思うわけでございます。
昨日、ほか
の議員さんも要望
を出してみえたと思いますが、こういった作業
を外部委託していただくこと
を私も強く要望させていただきたいと思います。子どもたち
の本当に学力
を十分補充するため、ぜひとも実現させていただくこと
をお願い申し上げまして、質問
を終わりたいと思います。どうもありがとうございました。
○議長(
杉浦敏男君) 以上で、
小室輝義さん
の質問
を終結します。
次
の質問者、兼松伸行さんに質問
を許します。兼松さん。
〔5番 兼松伸行君発言席へ〕
○5番(兼松伸行君) 通告書に従いまして、今回は1問ですが、職員
の皆さん
の明確なお答え
をよろしくお願いいたしたいと思います。
それでは、早速ですが、多機能児童館について
の現在
の執行状況
を伺いたいと思います。
○議長(
杉浦敏男君) 糸井川
健康福祉部参事。
○
健康福祉部参事(糸井川 浩君) 児童館
の整備事業費につきましては、令和2年度、令和3年度
の継続費
を計上しておりまして、令和2年度工事請負費としましては、児童館
の建設工事費4億851万円と扶桑中学校
の給水管改修及び不要管撤去工事といたしまして342万1,000円
を予算計上させていただいているところでございます。
扶桑中学校
の給水管改修・不要管撤去工事につきましては、扶桑中学校グラウンド
のクラブハウス
の手洗いやトイレ、散水栓
の水道配管が児童館
の建設敷地内に埋設されているため、代替配管
の設置工事
を行うもので、こちらにつきましては5月1日に契約
をしまして、7月6日まで
の工期で発注
をしているところでございます。
本体
の建設工事につきましては、制限付一般競争入札実施
のため
の入札要件
を指名審査会にて4月に決定
をいたしましたが、入札実施
の告示は行っておりません。
その他、委託料につきましては、多機能児童館
を活用したまちづくり
のため
の住民参画及び協働ファシリテーション、こちらにつきましては、
新型コロナウイルス感染症拡大防止
のため、2月
のワークショップ
の開催
を中止し、今年度
の委託契約につきましてはまだ行っていない状況でございます。また、工事管理委託につきましても、工事
の未発注によりまして執行していないという状況でございます。以上です。
〔5番
議員挙手〕
○議長(
杉浦敏男君) 兼松さん。
○5番(兼松伸行君) 扶桑中学校
のグラウンド
の給水管改修・不要管撤去工事はクラブハウス等
の手洗い、トイレに必要なためで、ぜひ行ってもらわなければなりませんが、問題は本体工事ということになるわけですが、これは今でも6億近くかかるという話でございますので、皆さん御存じな話なんですが、一番最初は3億5,000万ぐらいから、財政
のことですが、始まったと思います。それで、ここに至る詳しいことは、ここで申し上げませんが、今年は建設工事4億851万程度だと思うわけなんですが、結局、本体工事だけで6億円ぐらいかかり、外構工事、それから備品等
を加えますと7億強という話に多分なってくるかと思います。
それで、私はその当時から、実は特別委員会
の委員もさせていただきました。その中で、この新型コロナ
の問題が出てくる前でも、私、個人的な意見で恐縮なんですが、凍結してはどうかということも述べさせていただきました。しかし、多く
の皆さん
の意見とか、そのとき
の都合で建設ということになったわけなんでございますが、そんなときに扶桑町は町長選挙もございました。実は、町長
を私は支持したわけなんですが、そのときにも、先に現町長にどうするんだと、見直し
をされるおつもりですかと。政策ですね、要するに。政策
を聞いてから支持させていただきました、実は。
そういうこともございまして、その点だけではありませんけどね。もちろん、ここに実は今日も、鯖瀬町長
のそのとき
のリーフレット
を持ってまいりまして、コミュニティバス、給食費、GIGAスクール、無駄
のない建設工事といろいろございます。それで、その支持するときに、見直し
をするということでしたので支持
をさせていただきました。見直しするにもいろんな見直しがありますので、ここに来て、私は現
の扶桑町
の場合にこの一番大きな問題
をぜひ、やっぱり前
の4年間
のときにはなかなか質問ができなかったという
のが実情なんですが、それは置いておきまして、このときになりまして、現町長がどのようにお考えかということ
をまずはお聞きしたいと思います。
○議長(
杉浦敏男君) 鯖瀬町長。
○町長(鯖瀬 武君) この児童館建設につきましては、私も議員さんおっしゃいますように、建設費につきまして見直すべきところは見直し、できる限り経費
を削減して建設
をしていくという考えでございましたので、5月13日
の就任後、今
の設計とか計画につきまして、関係職員等
を交えて検討
を行いまして、その中で幾つか
の、経費でいいますと経費
の削減できる部分とか、そういった改善点があること、それからその検討
の途中で、そのほかに検討すべきちょっと別
の問題が明らかになってきたところでございます。
と申します
のは、その一つは駐車場が非常に足りないと。今
の現状
の計画でいくと足りないということでございます。これは児童館ですとか子育て支援センターも併設しますので、そういった来館者に加えまして、保健センターにいらっしゃる予防接種、そういった事業が重なりますと駐車できない方が多くいらっしゃるということで、これは非常に住民
の方にとっても御迷惑になるということだと思います。
それから、
新型コロナウイルスの問題でございますけれども、長く共存
をしていかなければならない。そういった中で、施設
の性質上やむを得ない部分もありますけれども、児童・生徒とそれから乳幼児同士、そういった方が接触
をするということに加えまして、保健センターが併設になっておりますので、健診時には成人
の方、高齢者
の方も多くいらっしゃいます。そういった方が多く接触するということになりますので、そこ
をどうするか、そういった検討が必要だというふうに考えております。
そのほかにも、施設
の安全面で、子どもに目が行き届くような間取り
の必要性、それから乳幼児と児童が中でぶつからないとか、事故が起こらないといった工夫が必要であること、それから、先ほども申しました経費
の面では、設計
を見まして、内装・外装、それから備品、そういった見直しで直接工事費と維持管理費といった削減
の可能性がある部分ということが分かってきたところでございます。
このように、まず大きな駐車場
の問題、それから感染症対策、施設
の中
の安全対策など
の見直し
の部分があるということでございます。そして何より、議員さんもおっしゃいましたように、今現在、行政としては、
新型コロナウイルスへ
の対応
を最優先で行わなければならない社会情勢でございます。所得が大幅に減っている方、失業された方等もたくさんございますし、倒産も増えておると聞いております。また、第2波、第3波へ
の財政出動もあり得る中で、扶桑町にとって軽くない、建設費だけで6億近い事業
を今スタートさせることは、むしろ住民
の方
の理解
を得る
のが難しいというふうに思っております。
以上
の観点から、この事業につきましては、着工は一旦見送らせていただきまして、ただいま申し上げました問題点
の解消に向けた検討、それから
新型コロナウイルスの終息状況や経済
の回復状況
を見定めてから計画
をスタートしても遅くないと。むしろ、それが最適だと
の結論に至ったところでございます。
今後、住民
の方へも丁寧に
説明をさせていただきまして、利用者
の安全、そして将来負担についてしっかりと検討させていただきまして、その途中でいろんな案
を御提案させていただきながら、時期
を見てロードマップ
を示させていただきたいと思っておりますので、御理解
をお願いいたします。以上です。
〔5番
議員挙手〕
○議長(
杉浦敏男君) 兼松さん。
○5番(兼松伸行君) この間、職員
の方はワークショップ等、それから事務処理、何百時間、何千時間、ひょっとしたら使われて、糸井川参事
をはじめとして活躍されていたということは僕も重々承知はいたしております。ですが、この新型コロナ
の時代に、私も先ほど10万
の給付金
を家賃収入に使って、もう命
をつないでやってみえる業者さんも見えます。そんな中、やはり財政
の大事さですね。6億、7億
をかけてやること
を本当に皆さんも感じていただきながら、ぜひ執行
を考えていただきたいと思います。
それで、またこのときに準備室等があると思う
のですが、その準備室はどうされるおつもりでしょうか。
○議長(
杉浦敏男君) 鯖瀬町長。
○町長(鯖瀬 武君) 現在ございます児童館建設
の準備室については、まだ先ほど申しましたいろんな設計とか、そういった内容
の見直し
をするということもございます。それから、また住民
の方へ
の説明とか、そういった事務がもちろんございますので、引き続き現状
の体制で行ってまいりたいというふうに考えております。以上です。
〔5番
議員挙手〕
○議長(
杉浦敏男君) 兼松さん。
○5番(兼松伸行君) もう今日はこれで終わりますが、でもこれからこのコロナ対策
を基準にいたしまして、生活様式もがらっと変わるんじゃないかと思っております。そんな中、扶桑町だけが箱物主義でやっている場合ではないと思いますので、例えば扶桑町
をもうちょっと上から見て、建設がどれがどれがということ
を一つずつやる
のではなくて、大きな目で見ていただいて、例えばこの庁舎でも危ないですよね。十六、七年経過で、もう多分危ない状況だと思います。また、今年度は体育館工事
のつり天井も控えているとは思っております。ですので、絶対やらなきゃいけないことは、やらなければなりません。コロナ対策もそうです、そのうち
の一つです。
ですので、順番
をやはり第1、第2に考えていただいて、それから高齢者
の方
のコミュニティバスですね。新公共交通システムと私たちは申しておりますが、そのこと
を考えていただくときでも、やはり要るものは財政
を考えていただかなきゃなりません。
今回は、この問題、私は1点に絞らせていただきましたが、この問題1つでは従来はありません、もちろん。児童館
をやるということは、もちろん保健センター
のこともあります。この本庁舎もあります。どこもかしこもあります。まだもうちょっと言いますと、今、学供が手薄になっております。それからもう一つ、各小学校4校に置かれております新築されました児童館クラブも、午前中、それから午後2時までは空き家になっております。そういうことも総合的に考えていただきまして、もし法律が駄目なら条例
を変えてでも、例えばちっちゃなお子様
のために学供
を使うなり、それから各小学校に設けてあります児童館クラブ
を使うなり、例えば民間活用でもいいでしょう。何なり、迅速にやる手段
を皆さんでやっぱり考えていただきたい。お願いいたします。これは切にお願いすることしかありません。
私も考えながら、町長にも進言していきたいと思ってもおります。ですので、皆さん方も、例えば町長一
人に任せるのではなしにどんどん進言していただいて、それ
を進言していただくことも強く要望いたします。
また、町長はそんな職員
の皆様
の力
を借りて、ぜひこの扶桑町
のために、例えばこのリーフレットに書いてありますが、今はやるときじゃないということ
を明確に住民
の皆様に告知し、周知して、ぜひできることはできる、できないことはできないということ
を言っていただけるように強く要望いたしまして、簡単ですが、これで私
の一般質問を終了させていただきます。ありがとうございました。
○議長(
杉浦敏男君) 以上で、兼松伸行さん
の質問
を終結いたします。
ここで議事
の都合上、10時40分まで休憩とします。
午前10時23分 休憩
午前10時39分 再開
○議長(
杉浦敏男君) それでは休憩
を閉じ、会議
を再開します。
次
の質問者、千田勝文さんに質問
を許します。千田勝文さん。
〔7番 千田勝文君発言席へ〕
○7番(千田勝文君) 6月定例議会において、さきに通告いたしました2問について、
一般質問をさせていただきます。
1番目として、個人情報保護条例についてということでございます。
この条例については、例規集に載っております。日々、職員
の皆さんは、こういった個人情報
を保護しながら業務に当たっていただいていると思います。そういったことで進めていただいておりますが、今回ちょっと疑義が生じておる、私自身、疑義
を持っておる件がございますので、そういったことで改めて、ここで再度確認
をさせていただきます。
1番目として、この条例
の狙いはどういうところにある
のかということでお願い
をいたします。
○議長(
杉浦敏男君)
紀平総務部長。
○
総務部長(
紀平剛志君) 今御質問
のこの条例
の狙いにつきましてでございます。
個人情報
の保護に関する法律により、個人情報
の適正な取扱いに関し、基本理念及び国
の基本方針や個人情報
の保護に関する施策に関する事項が定められ、この中で国及び地方公共団体
の責務等が明らかにされてございます。
国
の行政機関につきましては、行政機関
の保有する個人情報
の保護に関する法律により、個人情報
の取扱いに関する基本事項が定められております。
地方公共団体につきましては、法律
の趣旨にのっとり、個人情報
の適正な取扱い
を確保するために必要な施策
を策定し、実施する責務
を有すること。また、町におきまして、個人情報
の利用が拡大していることにより、町
の実施機関が保有する個人情報
の開示、訂正及び利用停止
を請求する個人
の権利
を明らかにするとともに、個人情報
の適正な取扱いにつきまして、必要な事項
を個人情報保護条例に定めているものでございます。以上です。
〔7番
議員挙手〕
○議長(
杉浦敏男君) 千田勝文さん。
○7番(千田勝文君) ありがとうございました。
この狙いという
のは、国
の法令等で、また町
の条例
の目的等で定められておるわけですが、そういった中で個人情報
の適正な取扱いという御
説明がございました。次
のイ
のほうですが、個人情報
の取扱いについてはどうあるべきか、よろしくお願いいたします。
○議長(
杉浦敏男君)
紀平総務部長。
○
総務部長(
紀平剛志君) 個人情報
の取扱いにつきましてでございます。
個人情報
の取扱いにつきましては、個人情報保護条例
の第2章に町
の実施機関が保有する個人情報
の取扱い
を定めております。個人情報
の保有
の制限と適正な取得について、本人取得
の原則、利用目的
の明示、要配慮個人情報
の取得
の禁止、正確性
の確保、安全確保
の措置、従事者
の義務、目的外利用及び
外部提供
の制限など
を規定してございます。
特に、第9条におきまして、実施機関が保有する個人情報
の安全な確保
をするため
の措置
を講じなければならないとしており、個人情報が漏えい、滅失、または毀損
の危機にさらされることがないよう物理的な保護措置、技術的な保護措置、組織的
の保護措置
を講ずる義務
を課してございます。以上です。
〔7番
議員挙手〕
○議長(
杉浦敏男君) 千田勝文さん。
○7番(千田勝文君) 今、いろいろ取扱いについて、適正な取得、これは条例
の第4条、本人取得
の原則、条例第5条、利用目的
の明示という
のは第6条、それぞれうたわれております。
この中で、取得についてはどのような方法で、どうやって取得すべきな
のか、その点
をお願いいたします。
○議長(
杉浦敏男君)
紀平総務部長。
○
総務部長(
紀平剛志君) 個人情報
の目的外利用ということでよろしいでしょうか。
〔7番
議員挙手〕
○議長(
杉浦敏男君) 千田勝文さん。
○7番(千田勝文君) 目的外利用というんじゃなくて、どういった方法で取得するべきな
のかという、その点についてでございます。
○議長(
杉浦敏男君)
紀平総務部長。
○
総務部長(
紀平剛志君) 基本的に本人
の同意
を得て、利用目的外には利用しないというふうに考えております。以上です。
〔7番
議員挙手〕
○議長(
杉浦敏男君) 千田勝文さん。
○7番(千田勝文君) 本人から直接、本人に了解
を得てという
のと目的外利用はしないということで取得
をされるということだと思います。そのように確認
をさせていただきます。
もう一点、利用目的
の明示、第6条にございますが、これはどういった考え方によるべきなんでしょうか。
○議長(
杉浦敏男君)
紀平総務部長。
○
総務部長(
紀平剛志君) 今、議員言われましたとおり、個人情報保護条例におきます第6条でございます。明示
のところで、利用目的
の明示ということで、
人の生命、身体または財産
の保護
のため
の緊急
の必要がある場合、また利用目的
を本人に明示することにより、本人または第三者
の生命、身体、財産、その他
の権利
を害するおそれがない場合ということでございます。以上です。
〔7番
議員挙手〕
○議長(
杉浦敏男君) 千田勝文さん。
○7番(千田勝文君) ありがとうございました。
次に行きます。
ウですが、ウとエは条例上、同じ11条になっておりますので、ウとエと合わせてお答えいただければよろしいかなと思いますが、個人情報
の目的外利用と個人情報
の外部提供についてはどういうことな
のか、それについてお答え
を頂きたいと思います。
○議長(
杉浦敏男君)
紀平総務部長。
○
総務部長(
紀平剛志君) 個人情報
の目的外利用につきましてでございます。
保有する個人情報が本来
の目的以外
の目的
のために利用提供された場合、本人
の予期せぬ利用により、不安や懸念
を生じさせることや、悪用された場合、プライバシー
の侵害など
の危険
をもたらすことが考えられます。
このため、実施機関
の保有する個人情報につきまして、法令等に基づく場合
を除き、目的外使用
をしてはならないというふうに規定してございます。
また、本人
の利益など
のために利用目的以外に利用、提供
を要請されることも考えられるため、個人
の利益
の保護と例外的に利用目的以外
の利用提供に関する必要性
を勘案して、町条例第11条第2項以降におきまして、目的外利用ができることが規定されてございます。
個人情報
の外部提供につきましてでございますが、先ほど
の目的外利用と同じ内容で規定されておりまして、法令等に基づく場合
を除き、
外部提供してはならないと規定してございます。また、その例外につきましても、先ほど
のお答え同様に町条例第11条第2項で規定しているところでございます。以上です。
〔7番
議員挙手〕
○議長(
杉浦敏男君) 千田勝文さん。
○7番(千田勝文君) ここで、ちょっと具体的な実例でお尋ね
をしていきたいと思います。今から申し上げることが、私自身、ちょっと疑念があるからお尋ね
をさせていただきます。
町
の職員が業者に個人情報
を提供したという事例がございます。これは、個人
の町
の職員が業者に提供したということは認めておりますので、今
のお答えいただいたものに照らし合わせて、それが適正であった
のかどうか、その辺
のお考えはいかがでしょうか。
○議長(
杉浦敏男君)
紀平総務部長。
○
総務部長(
紀平剛志君) 今
の御質問
の関係でございますが、本人
の利益など
のために目的外利用がいいというふうに考えられているわけではございませんので、当然、本人
の承諾は得てございますが、先ほどちょっとお話
を差し上げていましたとおり、本人
の予期せぬ利用により不安や懸念
を生じることもございますので、十分配慮する必要があったと考えてございます。
〔7番
議員挙手〕
○議長(
杉浦敏男君) 千田勝文さん。
○7番(千田勝文君) 十分配慮する必要があったということですので、やはり間違っておったという理解でよろしいでしょうか。
○議長(
杉浦敏男君)
紀平総務部長。
○
総務部長(
紀平剛志君) 本人
の同意
を得たことによりまして、今
の職員が本人
の予期せぬ利用による不安や懸念
の部分へ
の認識が非常に薄かったということがございましたので、今後注意が必要だと思います。以上です。
〔7番
議員挙手〕
○議長(
杉浦敏男君) 千田勝文さん。
○7番(千田勝文君) 本人
の同意、了解
を得たということですが、そういった情報
を提供する場合は、利用目的
を明確にすると先ほど答弁いただいておるんですが、利用目的
を明確にされて本人
の同意
を取られた
のかどうか、その点はいかがでしょうか。
○議長(
杉浦敏男君)
紀平総務部長。
○
総務部長(
紀平剛志君) 今回、本人
の同意
を得てございますが、目的
の部分につきましては、不明確な部分があった件もございます。ただ、あくまでも収拾する場につきまして
の件ではございますが、職員
の意識が今後、本当に注意
をして、先ほどちょっとお話
をしましたとおり、予期せぬ利用による不安や懸念
を生じさせないような注意が必要だと感じます。以上です。
〔7番
議員挙手〕
○議長(
杉浦敏男君) 千田勝文さん。
○7番(千田勝文君) 恐らく、再度聞いても同じような回答になると思いますので、次
の質問
をさせていただきます。
この事案は、いつ頃、町として把握されてみえた
のか。こういった情報が提供された、私は情報漏えいと思っておりますが、条例上は情報提供というふうになっておりますので、情報提供がいつ頃あった
のかと、それ
をいつ頃把握された
のか、その時期
をお願いいたします。
○議長(
杉浦敏男君)
紀平総務部長。
○
総務部長(
紀平剛志君) 具体的には、4月23日頃と記憶してございます。
〔7番
議員挙手〕
○議長(
杉浦敏男君) 千田勝文さん。
○7番(千田勝文君) 4月23日頃ということですが、町
の職員が事業者に情報提供するとき
の、4月23日頃に提供したということですが、その事業者は町と何らかの契約状態にあった
のかどうか。何も業務委託もしていない、工事請負契約も何もしていないのにやった
のか。その辺、どういう状態にあった
のか。事業者が契約状態にあった
のかどうか、その辺はいかがでしょうか。
○議長(
杉浦敏男君) ここで暫時休憩します。
午前10時55分 休憩
午前10時55分 再開
○議長(
杉浦敏男君) 休憩
を閉じ、会議
を再開します。
紀平総務部長。
○
総務部長(
紀平剛志君) 当該案件に係る契約状態
の業者ではございませんでした。
〔7番
議員挙手〕
○議長(
杉浦敏男君) 千田勝文さん。
○7番(千田勝文君) 町と契約関係にもない事業所に対して、町
の職員が電話1本なり、面会かもしれません。問合せがあって、安易に個人情報
を教えること自体、いかがなものでしょうか。私はちょっと問題があると思いますが、いかがでしょうか。
○議長(
杉浦敏男君)
紀平総務部長。
○
総務部長(
紀平剛志君) 今回
の案件につきましても、業者さんという話がございましたが、実際にはワークショップ
の中で、皆さんで協議
をしている中
の間柄でございました。その中で、先ほどちょっとお話がございましたとおり、利用目的
の部分について
の認識が非常に甘かったという部分もございまして、実際にその案件
を確認できていない状態で個人
の同意
を得て、知っている方、顔見知りであった方ということだったのでお話
をしたという
のが現状でございます。
ただ、それが正しいことではないと
の認識は当然ございますので、今後も引き続き、実際
の利用
のされ方、そういうものに十分注意しながら運用していくべきだったと考えます。以上です。
〔7番
議員挙手〕
○議長(
杉浦敏男君) 千田勝文さん。
○7番(千田勝文君) 今
のお話
を聞いておりますと、1
人の職員
を擁護することによって、それ以外
の二百何十
人の職員
の考え方
を町一体となって事業に取り組まなきゃいかんのに、1
人の職員
のために全部ぶち壊しにするような状態になっておると思うんですよ、今現在。そういうことは考えられませんか。
○議長(
杉浦敏男君)
紀平総務部長。
○
総務部長(
紀平剛志君) 今、議員言われますとおり、今回
の事案につきましては、非常に誤解等ではなく、当然として公務員として
の部分
の中で住民
の方
の信頼
を損なうような状況になってございます。引き続き、こんなことがないように職員
のほうには、新人職員も含めまして、幹部も含めました状態で、個人情報
の保護に関する部分につきましては、研修等
を徹底しながら進めていきたいというふうに考えてございます。以上です。
〔7番
議員挙手〕
○議長(
杉浦敏男君) 千田勝文さん。
○7番(千田勝文君) これ
を聞いても、担当者が大変だろうと、答弁する
のに困るだろうと思いますので、ここで神田副町長にお尋ね
をいたしたいと思います。
副町長は、この事案
をいつ
の時点で確知された
のか、その点
をお願いいたします。
○議長(
杉浦敏男君) 神田副町長。
○副町長(神田龍三君) 今
の御質問にお答えしたいと思います。
先ほど
総務部長が申しましたように、4月23日に確認
をさせていただいております。
〔7番
議員挙手〕
○議長(
杉浦敏男君) 千田勝文さん。
○7番(千田勝文君) 4月23日に確認したということは、担当職員が自分
の意思でもって上司に報告もせず、相談もせず、情報
を提供したというふうに理解
をさせていただいてよろしいでしょうか。
○議長(
杉浦敏男君) 神田副町長。
○副町長(神田龍三君) 一応、本人に聞き取り
をした段階においては、そのようなことだったというふうに聞いております。
〔7番
議員挙手〕
○議長(
杉浦敏男君) 千田勝文さん。
○7番(千田勝文君) 本人に聞き取り
をしたらそういうふうだったと、個人
の判断でやってしまったということですが、先ほど個人情報
の取扱いについてはいろいろ規定がございましたが、最後
のくだりで物理的な保護措置、技術的な保護措置、組織的な保護措置
を講ずる義務
を課していますとなっております。この組織的な保護という
のは、どういう対応
を副町長、取られたんでしょうか。
○議長(
杉浦敏男君) 神田副町長。
○副町長(神田龍三君) 組織的な保護については、一応、1
人ではなく町全体としてルール化
をしたものでということでございます。ルール化という部分は、こうした明文規定
の中に定められたものだというふうに認識いたしております。
〔7番
議員挙手〕
○議長(
杉浦敏男君) 千田勝文さん。
○7番(千田勝文君) 今、副町長
の認識が正しいだろうと思いますが、一職員がそういう認識ではなくて、教えておったということだろうと思います。
そういうことになってきますと、その職員に対するペナルティーという
のが当然発生してくるべき問題だと思いますが、副町長、その点はどうお考えでしょうか。
○議長(
杉浦敏男君) 神田副町長。
○副町長(神田龍三君) この案件につきましては、町、行政は住民
の方と
の信頼関係で成り立っておるわけでございまして、今回本当に、住民
の方にこのような疑念が抱かれましたことは、誠に遺憾であるとは思っております。
この案件について、いろいろと町
のほうも問題がない
のかどうかということで顧問
の弁護士
の先生とも御相談
をさせていただいた中で、一応、御本人さん
の御了解
を取った中で
の対処だという認識において、そこまで
の対応
の案件ではないというふうな認識でおります。
〔7番
議員挙手〕
○議長(
杉浦敏男君) 千田勝文さん。
○7番(千田勝文君) 今、副町長
のお答えで、本人
の了解
を取っておるからいいという弁護士さん
の御指導だったということですが、利用目的
の明示はしなくてもいいんですか、情報提供する場合。相手方に、この条例
の中
の第12条だったと思いますが、
外部提供
を受ける者に対する措置要求という第12条があるわけですが、これが満たされていない
のではないですか、今
の答弁ですと。いかがでしょうか。
○議長(
杉浦敏男君) 神田副町長。
○副町長(神田龍三君) 一応、個人情報
を外部へ提供する場合
の目的外等
のものにおいては、各提供することができる案件
を示したものがございます。4号ほどございますけれども、そういった中に一応、この12条
の規定においては制限する部分
のものが明示してあるわけでございますけれども、今回
の案件についてはここ
の部分ではなかった
のではないかというふうに思っております。
〔7番
議員挙手〕
○議長(
杉浦敏男君) 千田勝文さん。
○7番(千田勝文君) 今、副町長からお答えいただきました第12条は、第11条第2項第3号、第4号
の規定に基づきということになっておりますが、第3条は実施機関、国、独立行政法人等となっております。事業所という
のは、実施機関に入るんでしょうか。お願いいたします。
○議長(
杉浦敏男君) 神田副町長。
○副町長(神田龍三君) ここで申しております実施機関という
のは、町とか公共的な団体等がそのものだというふうに思っております。
〔7番
議員挙手〕
○議長(
杉浦敏男君) 千田勝文さん。
○7番(千田勝文君) 事業所は、実施機関でないという理解でよろしいですか。
○議長(
杉浦敏男君) 神田副町長。
○副町長(神田龍三君) そのとおりでございます。
〔7番
議員挙手〕
○議長(
杉浦敏男君) 千田勝文さん。
○7番(千田勝文君) そうしますと、先ほど
の副町長
の弁護士さんに相談して問題ないという御答弁
を頂きましたが、それは間違っておるという理解でよろしいですか。
○議長(
杉浦敏男君) 神田副町長。
○副町長(神田龍三君) ここで申しております実施機関という
のは、提供する側という形でございますので、お願いしたいと思います。
〔7番
議員挙手〕
○議長(
杉浦敏男君) 千田勝文さん。
○7番(千田勝文君) 提供する側という今
の副町長
の答弁ですが、実施機関は町なり、NPOだとか町
の関連、国
の関連機関、統計業務に使う専門機関、そういったところだと思います。情報提供
を受けた者が、今回事業所が提供
を受けた。今度、その事業所がその情報
を使う場合、実施機関になる
のではないでしょうか。私は情報
を受けた事業所がそれ
をまた情報として使うときは、そこが実施機関に当たる
のではないかなと思っております。
その事業所にも、私もちょっと問合せ
をしました。その状況だけ、お話
をしておきます。
町
のほうから情報
を受けた。受けた職員が、その情報
を使った
のかどうか。その情報
を受けた本人は、その情報
を使っておりません。そこ
の会社
の第三者がその情報
を使ったという確認が取れております。
その事業所としては、自分
のところ
の会社
のモラル
を十分反省して、今後こういうこと
のないようにしていきたいと。会社としてルール化がされていなくて、非常に法令遵守に劣っておったということは認められました。そういった事業所でございました。
これ以上、同じこと
を言っておってもいけませんので、最後にちょっと申し上げておきたい
のが、こういった問題、情報提供した。提供ではないです、ここからは漏えいと言わせていただきます。情報漏えいした疑い
のある職員が何もペナルティーがなく、そのまま勤務することは、他
の職員に示しがつかないと私は思います。また、上司である副町長、部長、参事、課長級
の職員、主幹級
の職員、いろいろ職員はおりますが、その職責によってその責任
の取り方はそれぞれあろうかと思います。そういうことで、今後こういうこと
のないように組織的にきちっとしていただきたいと考えております。
最後に、今後
の運用
の在り方はいかが運用される
のか、お願い
をいたします。
○議長(
杉浦敏男君)
紀平総務部長。
○
総務部長(
紀平剛志君) 今後
の運用
の在り方につきましてでございます。
個人情報保護条例に規定されているとおり、実施機関が保有する個人情報につきまして、適法かつ適正に取り扱うことが重要でございます。
繰り返しになりますが、個人情報が漏えい、滅失または毀損
の危機にさらされることがないよう、物理的な保護措置、技術的な保護措置、組織的な保護措置
を講ずることが重要だと考えます。
また、従事する職員につきまして、個人情報
を取り扱う場合には、個人情報
の重要性
を十分理解し、取扱いにはさらなる注意
をし、適正に取り扱うことが重要だと考えます。
依然として、行政機関や企業におきまして、個人情報が漏えいするような報道が多くございます。決して他人事ではないと思います。特に、番号制度が導入されて以降は、情報
の保護
の重要性
を再認識いたしております。新規採用
の職員だけではなく、管理職も含め、個人情報
の重要性や取扱い
を再認識できるよう、再度研修
を十分周知徹底しながら行いたいというふうに考えております。以上です。
〔7番
議員挙手〕
○議長(
杉浦敏男君) 千田勝文さん。
○7番(千田勝文君) 今、今後
の運用
の在り方ということで、十分検証して周知
を図っていくということです。
今回
の場合、監督的立場にある人間が情報
を漏えいしたと私は思っております。その監督的立場にある人間が情報漏えいすると、その部下はどうすればいい
のかといことですね。そういった上
の者がきちっとしていないと、下
の者まできちっとできなくなりますので、そういった点、新人
の職員
の教育も必要かと思いますが、そういった監督的立場にある職員
の研修も十分やっていただきたいと要望して、1番目
の質問は終わらせていただきます。
次、図書館活動についてお願い
をいたします。
皆さん御存じ
のように、扶桑町図書館は1年間にたくさん、30万冊
を超えるような貸出し
をして活動していただいております。全国的に見ても、すばらしい図書館だなあと思っております。
そういった中、今回コロナということで、大変な初めて
の状況で対応
をしていただいておるわけですが、一番初めに図書館
の自由に関する宣言について、基本的な考え方はどうな
のかということ
をお尋ねいたします。お願いします。
○議長(
杉浦敏男君)
志津野教育次長。
○
教育次長(志津野 郁君) 日本図書館協会
の綱領である図書館
の自由に関する宣言
の中で、図書館は基本的人権
の一つとして、知る自由
を持つ国民に資料と施設
を提供すること
を最も重要な任務とするとしております。そして、この任務
を果たすために、第1に図書館は資料収集
の自由
を有するとあり、国民
の知る自由
を保障する機関として、国民
のあらゆる資料要求に応えなければならないとしています。
第2に、図書館は資料提供
の自由
を有するとあり、国民
の知る自由
を保障するため、全て
の図書館資料は原則として国民
の自由な利用に供されるべきであるとしています。
第3に、図書館は利用者
の秘密
を守るとあり、利用者
の読書事実、利用事実は図書館が業務上知り得た秘密であって、図書館活動に従事する全て
の人々はこの秘密
を守らなければならないとしています。
第4に、図書館は全て
の検閲に反対するとあり、国民
の思想、言論
の自由
を抑圧する全て
の検閲に反対するとしています。
この4つ
のこと
を確認し、実践するものでございます。
扶桑町図書館におきましても、この考えに基づき、運営
を続けていきたいと考えております。以上です。
〔7番
議員挙手〕
○議長(
杉浦敏男君) 千田勝文さん。
○7番(千田勝文君) ありがとうございました。
ちょうど6月2日に
一般質問を通告しまして、翌日
の新聞、朝刊に「コロナで協会、来館者名簿作成
を」という見出しで、図書館に来館される
人に対して、住所、名前、連絡先
を書いて、名簿に記載
をしてから図書館
を利用しろというような新聞記事が載っておりました。
その記事が載った後に、すぐそれぞれいろんな県立図書館、市町村
の図書館から、それはおかしい
のではないかという声が上がったようです。それで、日本図書館協会も見直し
をして、それぞれ
の図書館
の対応に任せるというような記事が載っておりました。
そういったことで、扶桑
の図書館も5月18日から予約
の方
の利用ということで、それ以降、1回30
人で20分間
の利用ということで、図書館
を見に行きますと入り口に職員さんが立ってみえて、手
の消毒
をしていただいて、いろいろチェック
をされて、いろいろやってみえる。それで今度、カード
を持ってみえて、この方は何分から何分までですと。その時間が来ると、何番
の方は交代、次
の人と代わってくださいという館内放送
を20分ごとにやってみえるわけですね。
そういった中で、個人情報
の取扱いについて、図書館では今回
のコロナ
の名簿作成等々言われておりますが、どのような対応
をして入館していただいている
のか、利用していただいている
のか、その点
をお願いいたします。
○議長(
杉浦敏男君)
志津野教育次長。
○
教育次長(志津野 郁君) 先ほど申し上げました図書館
の自由に関する宣言では、図書館が業務上知り得た秘密は守らなければならないとされています。最近
の新聞などで取り上げられております来館者名簿
の作成についても、個人情報
の取扱い
を議論されておるところでございます。
当館としましては、感染症拡大防止
のため、人命
を優先し対応
をしていきたいと考えております。よって、入館される際に利用者カード
を提示いただき、カードにあります個人番号のみ控えさせていただいております。
しかしながら、個人情報
の取扱いについては、これからも細心
の注意
を払い、図書館運営
をしてまいります。よろしくお願いいたします。
〔7番
議員挙手〕
○議長(
杉浦敏男君) 千田勝文さん。
○7番(千田勝文君) 取扱いについては番号だけでということですので、氏名だとか住所が紙
のペーパーで残ることはないだろうということで安心
をいたしました。
次
の(2)
の臨時休館中
の図書館活動についてということで、アとイは確認
の意味でお尋ね
をさせていただきたいと思います。
検索について、蔵書検索、新着図書検索
のシステムはどのようになっておる
のか、ちょっとお願い
をいたします。
○議長(
杉浦敏男君)
志津野教育次長。
○
教育次長(志津野 郁君) 臨時休館中
の図書館活動について
の蔵書・新着図書
の検索システムについてでございます。
令和2年3月末時点で、蔵書数は14万9,081点ございます。全て
の本や視聴覚資料について、蔵書及び新着図書システムで検索することができます。毎週購入する新刊図書につきましても、このシステムで確認することができます。多く
の方に御利用いただき、大変好評
を得ているところでございます。
〔7番
議員挙手〕
○議長(
杉浦敏男君) 千田勝文さん。
○7番(千田勝文君) ありがとうございました。
次
の予約システムは、どういう形になっておるんでしょうか。
○議長(
杉浦敏男君)
志津野教育次長。
○
教育次長(志津野 郁君) 図書
の予約につきましては、令和元年度は7,294点でございました。そのうち、インターネットによる図書
の予約は1,551点でございました。
御質問
の予約システムでは、貸出中
の図書のみ予約が可能となり、図書館窓口はもちろん
のこと、インターネットからも同様に貸出中
のものについて予約が可能となっております。以上でございます。
〔7番
議員挙手〕
○議長(
杉浦敏男君) 千田勝文さん。
○7番(千田勝文君) ありがとうございました。
今、システム
の確認
をさせていただきました。
なぜ私がこれ
をお尋ねするかといいますと、今回
のような長期
の休館中に図書館が何とか利用できないだろうかと、そういう方法はないだろうかというふうに考えた折に、今
の時代ですので、蔵書検索だとか新着図書
の検索、予約ということができれば、インターネットでもって図書
の貸出し
を受けられるだろうというふうに考えております。
そういった中で1点、ちょっと予約システムで確認
をさせていただきたいんですが、予約システムは貸出中
の図書のみ
の予約が可能だよという答弁
を頂きました。どうしてこういうシステムにしている
のか、その点、全部
の蔵書、14万九千何百点、全てが予約できればいいんではないかなあと単純に思うわけですが、何かそういうふうにできない考え方がある
のかどうか。その点、よろしくお願いします。
○議長(
杉浦敏男君)
志津野教育次長。
○
教育次長(志津野 郁君) 先ほど申し上げました現在
の扶桑町図書館
の予約につきましては、貸出中
の図書についてのみ、図書館窓口とインターネットにて予約
をしております。
予約システムがどうして全て
の図書貸出しできない
のかという点につきましては、このシステム
を全て
の図書
を予約可能といたしますと、例えば来館者が借りようとした図書とほか
の方がインターネットで予約した図書が重なり、来館者が手に取った図書が借りられないという事態が想定されることになります。そのようなため、現在は貸出中
の図書にのみ実施
をしているところでございます。
〔7番
議員挙手〕
○議長(
杉浦敏男君) 千田勝文さん。
○7番(千田勝文君) ありがとうございました。
そうすると、次
の今後
の図書館活動
の取組
のほうともちょっと関連してくるなあと私は今答弁
を聞いておって思ったわけです。
先ほどもちょっと言いました、こういう長期休館中に図書館
を利用する、そういったシステムで蔵書検索、新着図書
の検索
をして予約することは可能だろうと思います、借りたいという。そうしますと、今度、予約システムは今
のお話で、仮に来館する場合、通常
の開館時、そういった問題が起こるので、貸出中
のもののみということになっておりますので、今
の時代ですと、こういった長期休館中
の予約システム
を別個にもう一つつくって、そういったときだけこれ
を稼働させるということも可能ではないかなと思います。それは経費的な問題もあろうかと思います。そういったこと
を別にしますと、そういうことも可能だろうと思いますので、長期
のこういった場合、検索
をしてそういった本が借りられるようなことは考えられないだろうかなあということと、もう一点、6月6日
の夕刊に「コロナ禍、プロ22
人奮起」ということで、動画で紙芝居
を配信するというような新聞記事が載っておりました。これも、長期休館中に有効なことだなと、扶桑町図書館でもできないかなと思って、この記事
を読んでおるわけですが、今後
の図書館活動
の取組として、どういう取組
を考えてみえる
のか、その点
をお願いいたします。
○議長(
杉浦敏男君)
志津野教育次長。
○
教育次長(志津野 郁君) 今後
の図書館活動
の取組につきましては、今回
のようなウイルス感染症による休館という事態が発生した場合においては、できるだけ利用者と接触しないで実施できるインターネットによる図書
の予約受付など、他
の市町
の図書館
の例も研究して対応していきたいと考えておるところでございます。今、議員
のおっしゃいました新聞記事等
のいろんな実例
のほうにつきましても、研究
をしてまいりたいと思っておるところでございます。
また、今回、臨時閉館中におきましては、放課後児童クラブに訪問し、出張による絵本
の読み聞かせ会
を実施いたしましたが、大変これも好評
を頂きましたので、このようなことも実施が可能かと考えておるところでございます。
今後も町民
のニーズ
を考慮しつつ、ウイルス
感染防止対策に努めながら、図書館運営
をしてまいりたいと思っております。以上でございます。
〔7番
議員挙手〕
○議長(
杉浦敏男君) 千田勝文さん。
○7番(千田勝文君) ありがとうございます。
私どもがこの質問でお聞きする前に、もう既に放課後児童クラブ
を訪問したり、読み聞かせということ
を実施してみえるというお話でございました。今後、こういった事態
のときに、図書
を借りた場合、今度それ
を取りに来るという
のは大変ですので、図書館から宅配で送るということも想定
の範囲内に入ってくる
のではないかなと思います。そうしますと、システム
の改修やら宅配
のため
の消耗品
の購入だとか、いろんなことが関連してくると思います。そういった財政的な面、予算的な面
を十分お考えいただいて、こういうことがあってはいかんわけですが、コロナ禍みたいなことがあってはいかんわけですが、万が一
の場合、そういった点に目
を開いていただいて、予算
をつけていただいて、町民
の皆さんが喜んで利用していただけるような図書館
の活動につなげていただきたいと要望して、私
の質問
を終わらせていただきます。ありがとうございました。
○議長(
杉浦敏男君) 以上で千田勝文さん
の質問
を終結します。
ここで議事
の都合上、1時まで昼食休憩といたします。
午前11時26分 休憩
午後1時00分 再開
○議長(
杉浦敏男君) それでは休憩
を閉じ、会議
を再開します。
次
の質問者、荒木孝三さんに質問
を許します。荒木さん。
〔3番 荒木孝三君発言席へ〕
○3番(荒木孝三君) 国民健康保険について、質問
をさせていただきます。
私たち、アンケート
を取る中で、町民
の皆さんからいろんな声
をお聞きしましたが、やはり国民健康保険が高いという声が非常に多く、それにつきまして、なぜ国民健康保険がこんなに高い
のかということ
をお答えお願いいたします。
○議長(
杉浦敏男君) 髙木
健康福祉部長。
○
健康福祉部長(髙木 明君) それでは、国民健康保険税はなぜ高いかという御質問について、御
説明させていただきます。
国民健康保険につきましては、国民
の皆さんが何らかの健康保険制度に加入するという、いわゆる国民皆保険制度
の仕組み
の中で、その最終的な支えとなっております。国民健康保険は、加入者
の方
の医療
の元になる
のですが、他
の被用者保険と言われる一般企業にお勤めになっている方が加入されている保険に比べまして、年齢構成が高いということにより医療費水準も高く、また所得水準が比較的低いことから、保険税
の負担が企業に勤めている方
の保険料と比べまして高いという構造的な問題が理由ではないかと思います。
現在、国民健康保険税
の算定は、愛知県が主体となりまして、保険給付費と呼ばれる医療費から国や県から
の交付金
を差し引いたもの
を市町村
の被保険者数や所得総額、またほかに医療費水準などに応じまして、市町村ごとに税額が割り振られております。このこと
を一般的に標準保険料率といいますが、将来的にこれら
の標準保険料率は県下一律で統一されることとなっていきます。本町では、令和6年までに市町村ごと
の標準保険料率に改定
をしていく予定でございますが、現在はこの税額より若干ではございますが低く設定
をさせていただいておりますので、一応我々町といたしまして負担減には努めておるという現状でございます。以上でございます。
〔3番
議員挙手〕
○議長(
杉浦敏男君) 荒木さん。
○3番(荒木孝三君) いろいろ町
のほうも大変だろうと思いますけれども、町民
の方にとっては納める
のも大変だという声もありますので、強制的に取るんではなくて、やはり町民に寄り添って国民健康保険税
の在り方
を考えていってもらいたいと思います。
では、次
の質問に変わります。
今1番目に申し上げた、なぜ高い
のか
の質問に関係するんですけど、国民健康保険税
の引き下げる方法という
のは町では何か考えておりますか。
○議長(
杉浦敏男君) 髙木
健康福祉部長。
○
健康福祉部長(髙木 明君) 国民健康保険税は、先ほど申し上げましたとおり、医療費
を基に算定されるため、被保険者
の健康増進
を図り、医療機関へ
の受診機会
を減らすことが必要ではないかと思います。
本町におきましては、特定健診や人間ドック
の助成
を行いまして、体
の異常について早期発見や早期治療につなげております。しかしながら、高齢化は着実に進んでおりますし、また非正規労働者
の方
の加入も増加してきておる
のが現状でございます。こうしましたことから、低所得者
の方
の負担軽減
を図るために高所得者
の方へ
の課税限度額
の引上げ
を行ったり、また軽減する所得層
を増やす、そういった算定基準
を改正してきております。また、被保険者が失業などで収入が減少した場合におきましても、減免制度
を設けており、十分な周知
を行っていきたい、そのように考えております。
一方で全国知事会におきましては、近年、公費負担
の増額
を国に要望しておられる様子でございます。医療費から差し引かれる公費負担が増えれば、当然に保険税負担は引き下げられることから、私ども町におきましても、機会を通して国・県など関係機関において要望していきたいと考えておる次第でございます。以上です。
〔3番
議員挙手〕
○議長(
杉浦敏男君) 荒木さん。
○3番(荒木孝三君) ありがとうございます。
極力、やはり町民に寄り添った国民健康保険税
の引下げや、そういう手当てというか仕組み
を考えていってもらいたいと思います。
次に、国民健康保険税は所得割、均等割、平等割と3つありますけれども、均等割という
のはどういう内容かお答えお願いします。
○議長(
杉浦敏男君) 髙木
健康福祉部長。
○
健康福祉部長(髙木 明君) それでは、国民健康保険税
のうち、均等割につきましてちょっと簡単に御
説明させていただきます。
国民健康保険税は、保険者である町が国保事業に要する費用、一般的に医療費が主なものでございますが、それに充てるために徴収するものが国民健康保険税でございます。それで、加入者全てが被保険者となって医療費
をお互いに負担し合って支え合うという仕組みになっておるものでございまして、均等割は今議員がおっしゃいましたように、世帯割、均等割、所得割
の3つ
のうち
の1つでございますが、これは被保険者にひとしく一
人一
人の賦課というか課税する、そういうものがこの均等割でございます。
簡単ではございますが、均等割について御
説明させていただきました。以上です。
〔3番
議員挙手〕
○議長(
杉浦敏男君) 荒木さん。
○3番(荒木孝三君) 均等割
の中で1
人につき課税
の対象になるということですけれども、家族、小学校とか中学校とか、そういう子どもに対しても税がかかるんですか。
○議長(
杉浦敏男君) 髙木
健康福祉部長。
○
健康福祉部長(髙木 明君) 均等割につきましては、全て
の方にかかってくるものでございます。
〔3番
議員挙手〕
○議長(
杉浦敏男君) 荒木さん。
○3番(荒木孝三君) 働いていなくても、そういう税金はかかるということですね。極力そういう弱者に不公平なものではなく、やはり子どもから取るという、そういう中学生以下
の人から税金
を徴収するという感じになるんですかね。
○議長(
杉浦敏男君) 髙木
健康福祉部長。
○
健康福祉部長(髙木 明君) 基本的には、先ほど申し上げましたように、一
人一
人からということでございますが、当然、国民健康保険税、先ほどもちょっと触れましたけど、減免制度等もございまして、当然丸々子どもさんにかかる場合があるとは限りませんので、そういった制度もあるということだけ御承知おきください。以上です。
〔3番
議員挙手〕
○議長(
杉浦敏男君) 荒木さん。
○3番(荒木孝三君) 私も、今後また国民健康保険
をいろいろ勉強させていただきますんで、どうもありがとうございました。
それともう一つ、扶桑町
の子ども
の医療費は中学卒業まで無料化ですけど、法的に児童として18歳まで
の無料
を求めますが、これは次回
の質問で行います。
今回は、国保
の均等割
の18歳まで
の児童に対し減免
を求めたい
のですが、いかがですか。
○議長(
杉浦敏男君) 髙木
健康福祉部長。
○
健康福祉部長(髙木 明君) 国民健康保険
の均等割
を18歳まで減免についてという御質問ではございますが、この施策に当たりまして国とか県とか
の助成は一切ございません。ということになりますと、現状
の国保財政
を鑑みますと、一般会計から繰り入れることが必要になる
のではないかと思われます。しかしながら、国保
の広域化に向けた中で、そのような取組は大変厳しい状況にあるという
のが現状でございます。子ども
の均等割
の減免について実施している市町村もございますが、国民健康保険制度が加入者に負担
を求めるものであるということ
を踏まえますと、子どもについて町独自
の判断による減免
をすることは大変難しいかと考えております。以上でございます。
〔3番
議員挙手〕
○議長(
杉浦敏男君) 荒木さん。
○3番(荒木孝三君) 質問も最後になりますけれども、今後とも町民
の皆さんに寄り添う行政
を行ってもらいたいと思います。そして私も、今後また国民健康保険税について勉強しながら、また
の機会に国民健康保険税
の質問
をさせていただきます。そのときはまたよろしくお願いいたします。
これにて私
の質問
を終わり……。
○議長(
杉浦敏男君) 荒木さん、1が終わりましたので。
○3番(荒木孝三君) すみません、忘れていました。飛んじゃいました。
〔3番
議員挙手〕
○議長(
杉浦敏男君) 荒木さん。
○3番(荒木孝三君) 2番目
の質問に入ります。申し訳ございません。
街路灯
の普及率について教えてください。
○議長(
杉浦敏男君)
澤木産業建設部長。
○
産業建設部長(
澤木俊彦君) まず最初に、申し訳ございませんが、普及率という御質問なんですが、こちら普及率というものは実はございませんので、実際どのようにして要望に対してお応えしておるかという感じでお答えさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
御質問
の街路灯
の普及率ということにつきましては、令和元年度に各地区に依頼しました土木工事要望書によりますと、令和2年、3年度に地区要望として街路灯設置要望は50基ございました。今年度におきまして、街路灯設置は約30基分、340万円
の予算
を確保し、街路灯要望
の約60%
の設置
を考えております。街路灯設置に関しましては、土木課職員が安全性、緊急性、必要性
を総合的に判断した上で工事
を発注してまいります。今後、予算
の範囲内で順次、街路灯
の設置
を行ってまいりますので、よろしくお願いいたします。以上です。
〔3番
議員挙手〕
○議長(
杉浦敏男君) 荒木さん。
○3番(荒木孝三君) どうもありがとうございます。
また今後ともよろしくお願いいたします。
次に、町が推薦
をしているLED
の設置状況
を教えてもらいたいと思います。
○議長(
杉浦敏男君)
澤木産業建設部長。
○
産業建設部長(
澤木俊彦君) 御質問
のLED
の設置状況につきましては、現在、町内には2,419基
の街路灯が設置されており、そのうち315基がLED街路灯となっております。また、道路照明灯は町内に311基あり、そのうち11基がLED道路照明灯になっております。
昨年度までは、街路灯本体が破損している場合などでLED化
を進めてまいりましたが、今年度からは水銀灯
の電球自体
の製造が中止になることから、今後10年以内に灯部
の損傷、球切れ等
の修繕において、全て街路灯、道路照明灯
をLEDに交換してまいりますのでよろしくお願いいたします。以上です。
〔3番
議員挙手〕
○議長(
杉浦敏男君) 荒木さん。
○3番(荒木孝三君) 10年という期間は長いと思いますので、できるだけ早めに、今、扶桑町自体も夜10時頃になりますと本当に暗くて、年寄りが非常に困っているという感じが多くありますので、極力早めに、そういう暗い夜道とか
のところ
の道路
を明るくするために街路灯
の設置、完全普及率
を早めにやってもらいたいと思いますので、今後ともまた要望がありましたら素早くやれるような体制
を取ってもらいたいと思いますが、どうですか。
○議長(
杉浦敏男君)
澤木産業建設部長。
○
産業建設部長(
澤木俊彦君) 今、議員
のおっしゃるとおり、新設は当然新たに増やすものになってまいります。それから、既設
の街路灯につきましては、積極的に新しいLEDに交換してまいりたいと考えております。そういう中で、地元
の要望、議員さんたちから
の要望等も踏まえて、積極的に、10年以内とはいわず、それより早く完了できるように進めてまいりたいと考えておりますのでよろしくお願いいたします。以上です。
〔3番
議員挙手〕
○議長(
杉浦敏男君) 荒木さん。
○3番(荒木孝三君) どうもありがとうございます。
私も勉強しながら、また今後とも街路灯なり、国民健康保険料等
の質問
を続けていきたいと思いますのでよろしくお願いします。
これで質問
を終わります。
○議長(
杉浦敏男君) 以上で、荒木孝三さん
の質問
を終結します。
次
の質問者、髙木義道さんに質問
を許します。髙木さん。
〔14番 髙木義道君発言席へ〕
○14番(髙木義道君) それではさきに通告した内容で、6月
の定例会
の一般質問を行いたいと思いますので、よろしくお願いします。
1点目は、コロナ対策についてであります。
専決処分でも、住民
の皆さんに対する補助金等、特例交付金等
の支給
のほうに全力
を挙げていただいたわけでありますけれども、また第2次補正予算で前回は1兆円弱でしたか、九千幾らかでしたね。今回は、多分その倍
の2兆円プラスアルファで調整中というような、江崎衆議院議員から情報も頂いておりまして、扶桑町
の地方創生臨時交付金については2兆円プラスアルファで調整中だと。雇用
の調整助成金
の拡充ということで、日額上限
の1万5,000円まで助成率
を引き上げるため、7,717億円
を計上しておると。そして、医療用物資
の確保、医療機関等へ
の配付ということで4,379億円
を計上という、このほかに予備費により1,680億円
の追加措置
を予定しておりますと、丁寧なお手紙
を頂いたところであります。
いろいろこういう
のを待っておって時期
を逸する、今回
の10万円
の封筒についても、署名書類
を付けて小さな封筒
の中に入れて本当に困ったという声
をたくさん聞いております。早々と10万円が口座に入った方もお見えになりますけれども、私
のところはまだですけれども。そういう意味でも、先手先手でこういった今回
の多分2兆円プラスアルファ
の第2次補正
の町へ
の支給に対して、どのような手だて
を今考えておられる
のか御
説明をお願いしたいと思います。
○議長(
杉浦敏男君)
紀平総務部長。
○
総務部長(
紀平剛志君) 国
の2次補正
の関係でございます。
5月27日に
新型コロナウイルス感染拡大に対応するため
の2次補正予算案が閣議決定され、6月、今月なんですが、12日までに国会で
の成立が目指されて、今現在審議されているところでございます。
この2次補正予算
の中で、
新型コロナウイルス感染拡大
を防止するとともに、感染拡大
の影響
を受けている
地域経済や住民生活
を支援し、地方創生
を図るため
の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金について、2兆円
の拡充が予定されております。市町村ごと
の交付額につきましては、12日以降に示されるものと考えておりますが、この交付金
を活用して
コロナウイルス感染症対応事業につきまして、現在各課において
の事業
の検討
をしているところございます。今月より10日頃までに交付事業
の取りまとめ
を行う予定であります。取りまとめた交付事業
の中から、事業実施
の関係
の選択
をしながら、この6月
の議会におきまして追加で補正予算
を提案していきたいというふうに考えております。以上です。
〔14番
議員挙手〕
○議長(
杉浦敏男君) 髙木さん。
○14番(髙木義道君) 2兆円ですから、前回
の専決で行った倍ほど
の金額になるかと思います。最終日
の多分追加補正というようなことも議運で確認しておりますけれども、その議案が一日でも早く議員
の手元に頂きまして、内容
を精査するというような体制はしっかりと取っていただきたいなというふうに要望したいと思います。
それと、私
の手元
のほうにコロナ対策でこの秋冬について、例えば熱やだるさなどコロナ
を疑った場合
の対応について、高齢者や独り暮らし
の方に対する支援
をしっかりとしてほしいと、誰に相談したらいい
のか、あるいはどこへ行ったらいい
のかとか、これは昨日
の多分、佐藤議員
の質問にもございました。扶桑町に相談できる窓口
を設置する必要がある
のではと。あまり知られていないということかもしれませんね。当事者になって、医療や保健所等に相談、紹介だけではなくて、相談できる手続
をしてほしいと。あるいは、日頃より住民に対して、今
の相談窓口もやっておりますよというPR
をしっかりとして、住民
の皆さん
の命や暮らし
を守る安心な体制
をしてほしいということとともに、子ども
のインフルエンザ
のことについても、コロナと
の関連もありますけれども、子ども
のインフルエンザ
の予防接種
を気軽に負担が少なく受けられるようなこともしないと、コロナとダブル
の体制になったら大変ではないかと、こういうことがまず1点目で寄せられております。
学校教育についても、小室議員から細かく
説明がありましたけれども、突然
の休校でパニックが起こっていると。そうした状況について、どんな状況であった
のかという
のをしっかりと調査
を行って、2学期以降
の対応に備えてほしい。
もう一点は、私どもが常々言っております30
人学級ということで、40
人を超える学級、数は少ないかと思いますけれども、学年だったか学校によってあるかと思うわけでありますけれども、そうしたところに対する、できるだけ人数
を減らして密にならないようなクラス編成
を行っていくということも、第2次、あるいは第3次
の予防には大変重要ではないかなと思います。
質問が2つぐらいに分かれるかと思いますけれども、答弁
をお願いしたいなと思います。
○議長(
杉浦敏男君)
紀平総務部長。
○
総務部長(
紀平剛志君) 今、議員言われましたとおり、住民
の方に窓口
の関係が分かりにくいという部分が今御指摘いただきましたので、ひまわりあんしんネット、ホームページ、あと広報「ふそう」
を使いながら、窓口対応
の部分について皆さん
のほうに明確に分かるように、またこちら
のほうは対応したいと思います。以上です。
○議長(
杉浦敏男君) 糸井川
健康福祉部参事。
○
健康福祉部参事(糸井川 浩君) 高齢者
の相談窓口、子どもさん
のインフルエンザ
の予防接種というお話がございました。
高齢者
の相談窓口につきましては、今、
総務部長もお答え
をさせていただきましたが、今回
の新型コロナウイルスに関しまして総合窓口というところが設置
をされているところでございますが、特に高齢者
の健康的な部分であったり、高齢者に特化したような相談につきましては介護健康課、あるいは、昨日
の佐藤議員
の御質問でもお話
をさせていただきましたが、社会福祉協議会
の包括支援センター、あるいは地域
の民生委員さんを通じて御相談
を頂きたいというふうに考えております。
子どもさん
のインフルエンザ
の予防接種につきましては、これは常々御質問等も頂きながら御対応させていただいているところでございますが、引き続き近隣
の状況あるいは国
の動向
を見ながら検討
をしていきたいというふうに考えております。
○議長(
杉浦敏男君) 澤木教育長。
○教育長(澤木貴美子君) 議員
のおっしゃった、今後
の第2次
のコロナがやってきたときに、今回
の対応状況
をきちっと調査してということでございましたが、いろいろ記録
をきちんと残して子どもたち
の学ぶ権利という
のを大切に、第2次、第3次が来たとき
のためにきちんと記録
を残して対応していきたいと思っております。
それから、30
人学級
の問題ですけれども、現在、県
のほうが小学校1・2年生は35
人、それから中学校1年生も35
人という定数法がございまして、数が少ないという
のが今回
のコロナでも密にならないということで、本当にありがたいことなんですけれども、現在
の状況ではやや難しいですので、県
のほう、それから国
のほうにいろいろな機会がございますので要望していきたいと思っております。以上でございます。
〔14番
議員挙手〕
○議長(
杉浦敏男君) 髙木さん。
○14番(髙木義道君) 今
の第2次補正でも、町
のほうにそういった予算が来るわけでありますから、その中で打てる手はしっかりと打って防衛
をする、備える、そういう体制は必要ではないかなというふうに考えますので、当局
のほうとしてはよろしくお願い
をしたいと思います。
それでは2番目、実際、専決でこうした予算が組まれておりまして、じゃあ、実施状況はどうな
のかということがやっぱり大事だと思うんですね。予算はあっても利用されていないとか、その辺
の実施状況についてお知らせいただきたいなというふうに思います。
○議長(
杉浦敏男君)
紀平総務部長。
○
総務部長(
紀平剛志君) 今、御質問
のありました専決で
の各事業
の実施状況はということでございます。
5月19日
の臨時会で専決処分
の御承認
を頂きました各事業
の実施状況について報告
を差し上げます。
特別定額給付金につきましては、5月7日からオンライン申請
の受付
を開始し、5月25日に対象者
の方に郵送による申請書
を送らせていただいております。昨日までで4回
の支給
を行っております。
支給
の状況としまして、1回目が5月20日に58件、1,570万円、2回目につきましては5月28日、449件、1億2,740万円、3回目につきましては6月4日、976件で2億4,470万円、昨日6月8日、第4回目でございますが1,889件、4億8,510万円
の支給
をしてございます。合計で3,372件、8億7,290万円でございます。対象者世帯につきましては、合計で1万4,340世帯となってございますので、給付率につきましては23.5%ということになってございます。
続きまして、子育て世帯へ
の臨時特別給付金です。
一般支給対象者につきましては、5月29日に郵送にて御案内
を送付いたしました。受給拒否
のない方へ
の支給などとなり、6月12日が届出となってございます。7月10日に支給
を予定してございます。
続きまして、
新型コロナウイルス感染症対策補助金
の理美容組合加盟分でございます。
5月15日から受付
を開始しております。6月10日に1つ
の組合に対しまして50万円
の支給
を予定しております。
続きまして、
新型コロナウイルス感染症対策協力金
の理美容
の組合未加盟分ございます。
5月15日から受付
を開始しており、6月10日までに15件、150万円
の支給
を予定しております。
続きまして、
新型コロナウイルス感染症対策協力金
の中小企業分でございます。
5月15日から受付
を開始し、5月28日に52件、2,600万円、6月4日に40件、2,000万円
の合計2回
の支給
をしてございます。
続きまして、
新型コロナウイルス感染症対策協力金
の県補助事業対象外
の食事提供施設
の対応でございます。
5月15日から受付
を開始しており、6月10日に8件、120万円
の支給
を予定しております。
続きまして、中小企業信用保険法に基づく保険料助成事業でございます。
認定件数が135件となってございます。
続きまして、扶桑町昼食費支援給付金でございます。
5月27日に郵送で御案内
を差し上げました。受給拒否
のない方へ
の支給となりますが、6月10日に受給
の拒否
の期限とし、6月30日に支給
を予定してございます。
最後に、図書館
の関係でございますが、図書消毒機
の購入でございます。
契約金額226万6,000円で、令和2年7月21日
の予定でございます。なお、図書館につきましては6月1日から開館しておりますので、納品まで
の期間につきましては、臨時的にサンプル機
をお借りし、コロナ対策
の関係
の感染症
の予防に努めてございます。
なお、特別定額給付金につきましては、未申請
の方へ
の再度
の御案内
を7月
の中旬ぐらい
のところで御案内
を予定してございます。以上です。
〔14番
議員挙手〕
○議長(
杉浦敏男君) 髙木さん。
○14番(髙木義道君)
説明ありがとうございました。
できるだけ申請漏れがないように、住民
の皆さんにそういった給付金が行き渡るように御配慮
をお願いしたいことと同時に、先ほど
説明がありました子育て世帯へ
の臨時特別給付金であるとか、あるいは扶桑町
の昼食費支援給付金、これについてはまた何件で幾らというような結果が分かれば、その時点でお知らせ
を頂きたいなというふうに思います。
1番
のコロナについては、以上で終わりたいと思いますけれども、2番目
の巡回バス
の運行についてということで、多分、巡回バスという言い方が町長はあまり好きではないかもしれませんけれども、コミュニティバスというような表現
をされておるかと思いますけど、この巡回バスについて
の調査
の基本姿勢はどんなものかということ
をお知らせいただきたいと思います。
○議長(
杉浦敏男君) 鯖瀬町長。
○町長(鯖瀬 武君) 今後さらに進んでくるであろう高齢化社会におきまして、高齢者
の方が安心して暮らし続けることができる、そういった高齢者に優しいまちづくり
を進めてまいる所存でございます。その政策
の一つとしまして、高齢者
の方がお一
人で買物、それから病院とか、そういったところに行けるような公共交通システム
を導入しまして、生活基盤
の整備
を図ってまいる所存でございます。
また、緩和傾向でありますけれども、
コロナウイルスの関係で外出自粛ムードということで高齢者
の方も控えてみえる方もあるかと思いますけれども、こういったものがあれば外出
の機会が増え、健康増進にもつながっていくということで、そういった利点も考えながら進めておるところでございます。
この公共交通システム
の手法としましては、いろんな方式がございますけれども、いわゆる議員さん
のおっしゃる巡回方式もあるかと思いますけれども、そのほかデマンド型乗合送迎サービスといった手法がいろいろとございます。地域的な要因ですとか利用者
の利便性、それから費用負担など、そういったもの
を勘案しまして、扶桑町に合った効率的で負担
の少ない公共交通システム
を構築するように検討している段階でございます。以上です。
〔14番
議員挙手〕
○議長(
杉浦敏男君) 髙木さん。
○14番(髙木義道君) 当時
の総務部長の説明の中で、扶桑町に合ったふさわしい交通システムということで、私ども大型
のバスではなくて小型でも、町内
を便利にといいますか、利用者
の皆さん
の要望に合った形で、本当に高齢者
の皆さん、あるいは障害
のある方、子ども
を連れたお母さん方、子どもたちも含めて、せめて公共施設に、あるいは通院に、買物にというふうな便利な手段
の構築
をしていただきたいなと。地域公共交通が、何度も言いますけれども、ない
のは、県下では扶桑町だけというふうに聞いております。
江南市
の議員さんからも、扶桑町、頑張ってコミュニティバス
を走らせて、江南にも乗り入れて、大口も乗り入れて、犬山も、本当に地域公共交通、たくさん
の市町で共有ができると。そうしたら、多分扶桑町だけで負担することなく、国
の交付金も出るよと。そういう、いわゆる扶桑町内だけではなくて、そんなような情報もあって、ぜひとも扶桑町、頑張ってコミュニティバス
を走らせてくれと。江南市では、本当に多く
の署名があっても議会で採択
をされないと、本当に市民
の皆さん
の要望
を却下するようなこともありますので、ぜひとも扶桑町が先陣
を切って江南市に乗り入れるような、そんな状況にしていただきたいなと思いますけれども、決意
のほど
をお聞きいたしたいと思います。
○議長(
杉浦敏男君) 鯖瀬町長。
○町長(鯖瀬 武君) 繰り返しになりますけれども、私は今回
の選挙におきましても、こういった公共交通
の導入
を図ってまいりたいということ
を掲げてまいりましたので、昨年までも立場は違いますけれども、いろいろと研究
を進めてまいりました。できるだけ早い時期に実現
をしたいというふうに考えております。よろしくお願いします。
〔14番
議員挙手〕
○議長(
杉浦敏男君) 髙木さん。
○14番(髙木義道君) よろしくお願い
をいたします。
2番目です。
今、町長
の決意も受けまして、どのように進めていく
のかという今年度
の進行についてお尋ね
をしたいと思います。
○議長(
杉浦敏男君)
紀平総務部長。
○
総務部長(
紀平剛志君) 今年度
の進行はという御質問に対してお答えいたします。
今年度につきましては、平成26年度に開催しました各課
の担当における庁内調整会議
を改めて扶桑町
の地域公共交通検討会議、まだ仮称ではございますが、それ
を立ち上げ、その内容につきましては、都市整備課、介護健康課、福祉児童課、総務課、土木など、関係部署から主幹以上
の人間
を集めまして、本町における地域公共交通に関する考え
をまとめていきたいというふうに考えてございます。
昨年度実施しましたアンケート結果では、高齢者や障害者など
の移動が困難な方
の生活
の足
を確保するために、公共交通
の在り方
の検討してほしいという声がたくさんありました。このような意見
を基に近隣市町や先進事例
の取組
を研究し、さらに公共交通事業へ
のヒアリング
を行いながら、当町に合った新しい地域公共交通
の在り方について、今年度におきまして、先ほど
の会議
の中で一定
の方向
を出していきたいというふうに考えております。以上です。
〔14番
議員挙手〕
○議長(
杉浦敏男君) 髙木さん。
○14番(髙木義道君) 高齢者福祉がメインだよというような、多分、部長当時
の、そういった意味でこの公共交通といいますか、コミュニティバス
を捉えていく必要があるなというような観点であったかと思います。実際に利用する方
の、どんな方が利用されてどういうような方法
を望まれる
のかということ
を、前回御
説明があったときには専門家といいますか、アドバイザー
を入れて、庁内だけではなくて検討していくというような答弁
を多分頂いておったかと思いますけれども、その辺は何か専門家は誰か予定
をしておるわけですか。
○議長(
杉浦敏男君)
紀平総務部長。
○
総務部長(
紀平剛志君) 失礼いたしました。
先ほど
の庁舎内
の会議だけではなくて、今、議員言われますように、今調整中ではございますが、専門
のアドバイザーも入れたいというふうに考えております。以上です。
〔14番
議員挙手〕
○議長(
杉浦敏男君) 髙木さん。
○14番(髙木義道君) 専門家、アドバイザー、やっぱり地域公共交通
をよく知っている方でこういう
のがいいよという提案もあるでしょうし、あるいは実際に運用している会社さんというんですかね、そういうところ
の意見も取り入れて、やっぱりしっかりとした、後発であるだけに地域公共交通、コミュニティバス、巡回バス、デマンドな
のかは分かりませんですが、そうした方向性
を早急に、検討は終わっているし、検討、研究はやめにして、一歩でも二歩でも進み出していただきたいなというふうに要望したいと思います。
それでは最後になりましたけれども、児童館についてということで、午前中も兼松議員
のやり取り
の中で、どういうふうに質問
を切り出していい
のかちょっと非常に心がか細いもんですから、揺れ動いていながら、やっぱり児童館は扶桑町に必要だと、こうした立場で、巡回バス
の時点でもコロナということが出てきて、児童館でもコロナがあるから、それは僕はいかんと思うんですよ。コロナはコロナでしっかり対応
をすると。巡回バスは巡回バスで進めていく。
児童館もやっぱり、たしか以前、請願署名2,130でしたかね、ちょっと数字があまり得意でないもんですから、署名があって趣旨採択
を議会が行っているわけですね。だから、財政が厳しいという
のはどこもだと思うんだけれども、扶桑町は、僕がいろんな資料
を見て、児童館が造れないほど厳しいというふうには判断
をしていないわけですね。夕張市
のような状況な
のかと。夕張市も今立て直し
を図っておるところでありますけれども。
やっぱり子育て支援
を行う。前町長は児童館という名目に似せて各小学校
の放課後児童クラブ館というもの
を造ったわけですけれども、私どもは各小学校区に児童館
を1つ造れと。児童館という
のは、18歳まで
の子どもがそこに寄り合って、世代
の交流
を行ったり、あるいは天才・名人と言われる地域
の住民
の方も巻き込んで、歌ったり、踊ったり、遊んだりする場所だというふうに考えているわけですよね。だから、そういう立場で、小学校に放課後児童クラブ館があるから取りあえずいいんじゃないということではなくて、本気で働くお父さん、お母さん
を支援
をすると。そこ
の児童館に預けておいたら子どもたち
のことは心配ないよと。専門家が面倒
を見て、何時か分かりませんけど7時か8時か、そうした時間までそこで遊ばせることができると。児童館という
のはそういうものではないかというふうに思うんですね。
多機能児童館とか、そういったセンターとか、そういう冠
を付けるもんだからいろいろと厄介になってしまいますよね。これもさっき前
の時間で、子ども
の衛生
の問題でコロナで児童館と今
の保健センターがドッキングしておるから難しいよということであれば、保健センター
を切り離せばいいんだね。児童館は児童館で元気な子どもが伸び伸び遊べると、そういうことも考慮していかないかんと思うんですよ。
本当にたくさん
の人が児童館
を待ち望んでおって、多分、広報「ふそう」にもいついつオープンというところまで出ていたかどうか分かりませんけれども、多分玄関にはそんなような案内もしておったかと思うんですよね。コロナ
を言い訳にしないで、やっぱりしっかりと建設
を進めていく、財政で本当にできない
のか、じゃあどうしたら今
の時点でふさわしい児童館ができる
のかと、こういうこと
を本当にはらわたが煮えくり返りながらいろいろ考えておるわけですよね。
そういう意味で、町長
の児童館はどうするんだという決意表明、意思表明
をしていただきたいなというふうに思います。お願いします。
○議長(
杉浦敏男君) 鯖瀬町長。
○町長(鯖瀬 武君) 私は、児童館
を造らないと言ったことはありません。選挙に際しても、無駄
のないそういった児童館
を目指すということ
を表明しております。そういった中で、今回、午前中
の答弁でもお話しさせていただいた点は、現在
の計画上
を進めると駐車場
の問題ですとか、コロナという
のは中
の施設
の、例えば仕切り
を設けないかんとか、そういったものが全くないという部分で見直しが必要だということ
を申し上げたということで、その見直しにはお時間がちょっとかかりますので、今回いま一度その見直し
をする時間が欲しいということで、着手という
のは一旦今回はちょっと止めさせていただきまして、議員さんがおっしゃるとおり、保健センター
を切り離すという
のも一つ
の案だと思いますし、そういった案
をいろいろと今、庁舎内でも出しておりますので、議会とかそういう場にいろんな案
を出させていただいて、みんなに喜んでいただける児童館
を造っていきたい。議員さん
のおっしゃるとおり、今
の時点でどうしたらできるかということ
を検討していくという意味でございますので、そのように進めさせていただきたいというふうに考えております。以上です。
〔14番
議員挙手〕
○議長(
杉浦敏男君) 髙木さん。
○14番(髙木義道君) 基本的は、本当に財政は厳しいよと、コロナ
の問題もあるよと、今
の隔離という問題もあるという、駐車場はちょっとよく分らんですけれども、駐車場は駐車場で別個に確保すればいいことだから。
じゃあ、児童館
をいつまでに造る、いつ完成させるんだと。ただ、コロナでこんな状況だし、財政も厳しいし、検討するということで安易に先延ばしにする、そういう言い訳にコロナ
を使ってほしくないんだわね。コロナはコロナでしっかり対処
をすると。先ほど言ったように巡回バスについても、コロナとは別個にやっぱり進めていくと。児童館だってやっぱり、もう尾張で児童館がない
のは扶桑町だけなんだよね。知っているかな。だから、そういう意味も含めてせめて1つね、本当は4つぐらい欲しいんだけれども、せめて1つ児童館
を造ったらどうかという思いで今回
の質問
をしているわけですね。だから、いつ造りますということはちょっと言えそうにないですか。
○議長(
杉浦敏男君) 鯖瀬町長。
○町長(鯖瀬 武君) いつということも、まだ就任して1か月たっていませんけど、いろいろ議論
をしてきました中で、今
の駐車場問題
を含めて、例えば保健センター
を切り離すにしても設計
の変更が必要です。そういったことも含めまして、設計
の見直しにお時間がかかるということでいろいろ話
をしております。
本当にすぐにその結論が出れば、それほど着手が遅れないわけでございますけれども、こういった状況でいろいろな皆さん方
の御意見
をお聞きするという場
をまず設けさせていただくということで、結論が出れば早急に着手ができるような手続
を進めていきたいというふうに考えておりますが、今
の時点でいつということは申せませんけれども、ただ仮に、いわゆる建築部分
を減らすということであれば、その部分、建築日数は早くなりますし、現状
の部分で進めるということであれば、まず駐車場とか
を確保する必要がありますので、それはそれでまた相手があることでありますから時間がかかりますので、そういったこと
を含めまして、皆様方はじめ住民
の方にも早急に相談
をさせていただいて、方向性
を出して一刻も早く、私としても扶桑町にふさわしいものは造っていきたいなというふうに考えております。以上です。
〔14番
議員挙手〕
○議長(
杉浦敏男君) 髙木さん。
○14番(髙木義道君) 5月13日
の就任でまだ1か月たっておらないですかね、6月9日ですから。やいやいと言ってもいかん
のかなと思いますので、2番
の問題についても、進捗状況はとかいうような質問は予定はしておりますけれども、これは今
の町長
の御答弁から見極めたいということでありますので取りやめにはしますが、本当に巡回バス、児童館は、僕らも議員になって今、3期が終わったから12年ですかね、ずうっと言ってきているわけですね。何とか町長が実現
をしていただきたいなということ
を誰かじゃないけれども要望しまして、終わります。
○議長(
杉浦敏男君) 以上で、髙木義道さん
の質問
を終結します。
これにて通告による
一般質問を終結いたします。
以上で、本日
の日程は全て終了いたしました。
本日はこれにて散会いたします。ありがとうございました。
午後1時56分 散会...