稲沢市議会 > 2005-03-25 >
平成17年第 1回 3月定例会−03月25日-sr号
平成17年第 1回 3月定例会−03月25日-06号

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  1. 稲沢市議会 2005-03-25
    平成17年第 1回 3月定例会−03月25日-06号


    取得元: 稲沢市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-06
    平成17年第 1回 3月定例会−03月25日-06号平成17年第 1回 3月定例会     議 事 日 程 (第6号)                       3月25日(金曜日)午前9時30分 開議  第1 決議案第1号 平手久志議長の不信任について  第2 決議案第2号 服部幸道市長に対する問責決議  第3 議案第2号 稲沢市名誉市民条例を廃止する条例について  第4 議案第3号 稲沢市表彰条例を廃止する条例について  第5 議案第4号 稲沢市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の制定について  第6 議案第5号 稲沢市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の制定について  第7 議案第6号 稲沢市職員定数条例の一部を改正する条例について  第8 議案第7号 稲沢市職員の再任用に関する条例の一部を改正する条例について  第9 議案第8号 稲沢市職員の公益法人等への派遣に関する条例の一部を改正する条例について  第10 議案第9号 職員の分限に関する手続及び効果に関する条例の一部を改正する条例について  第11 議案第10号 職員の懲戒の手続及び効果に関する条例の一部を改正する条例について  第12 議案第11号 職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例について  第13 議案第12号 稲沢市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例について  第14 議案第13号 稲沢市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例について  第15 議案第14号 議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例について  第16 議案第15号 稲沢市議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例について
     第17 議案第16号 稲沢市報酬額及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について  第18 議案第17号 稲沢市特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例について  第19 議案第18号 稲沢市教育委員会教育長の給与、勤務時間その他勤務条件に関する条例の一部を改正する条例について  第20 議案第19号 稲沢市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について  第21 議案第20号 稲沢市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例について  第22 議案第21号 稲沢市職員退職手当支給条例の一部を改正する条例について  第23 議案第22号 稲沢市助役定数条例を廃止する条例について  第24 議案第23号 稲沢市行政情報公開条例の一部を改正する条例について  第25 議案第24号 稲沢市個人情報保護条例の一部を改正する条例について  第26 議案第25号 稲沢市情報公開・個人情報保護審査会条例の一部を改正する条例について  第27 議案第26号 稲沢市平和町コミュニティ会館の設置及び管理に関する条例の制定について  第28 議案第27号 稲沢市消防本部及び消防署の設置等に関する条例の制定について  第29 議案第28号 稲沢市火災予防条例の制定について  第30 議案第29号 稲沢市公告式条例の一部を改正する条例について  第31 議案第30号 稲沢市認可地縁団体印鑑の登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例について  第32 議案第31号 稲沢市区長、公達員制度審議会条例の一部を改正する条例について  第33 議案第32号 稲沢市防災会議条例の一部を改正する条例について  第34 議案第33号 稲沢市消防賞じゅつ金及び殉職者特別賞じゅつ金条例の一部を改正する条例について  第35 議案第34号 稲沢市消防団条例の一部を改正する条例について  第36 議案第35号 稲沢市水道事業の設置等に関する条例の制定について  第37 議案第36号 稲沢市水道事業給水条例の制定について  第38 議案第37号 稲沢市財産の交換、譲渡、無償貸付等に関する条例の一部を改正する条例について  第39 議案第38号 稲沢市行政財産の目的外使用に関する使用料条例の一部を改正する条例について  第40 議案第39号 稲沢市手数料徴収条例の一部を改正する条例について  第41 議案第40号 祖父江町及び平和町の編入に伴う稲沢市税条例及び稲沢市都市計画税条例の適用の経過措置に関する条例の制定について  第42 議案第41号 稲沢市税条例の一部を改正する条例について  第43 議案第42号 稲沢市都市計画税条例の一部を改正する条例について  第44 議案第43号 稲沢市祖父江ふれあいの郷の設置及び管理に関する条例の制定について  第45 議案第44号 稲沢市引揚住宅の設置及び管理に関する条例の制定について  第46 議案第45号 稲沢市平和らくらくプラザの設置及び管理に関する条例の制定について  第47 議案第46号 稲沢市老人福祉施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について  第48 議案第47号 稲沢市ねたきり老人手当支給条例の一部を改正する条例について  第49 議案第48号 稲沢市痴呆性老人手当支給条例の一部を改正する条例について  第50 議案第49号 稲沢市障害者扶助料支給条例の一部を改正する条例について  第51 議案第50号 稲沢市原子爆弾被爆者健康管理手当支給条例の一部を改正する条例について  第52 議案第51号 稲沢市在宅老人デイ・サービス事業実施条例を廃止する条例について  第53 議案第52号 稲沢市放課後児童健全育成事業の実施に関する条例の制定について  第54 議案第53号 稲沢市子育て支援センターの設置及び管理に関する条例の制定について  第55 議案第54号 稲沢市立保育園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について  第56 議案第55号 稲沢市保育の実施に関する条例の一部を改正する条例について  第57 議案第56号 稲沢市立児童厚生施設の設置および管理に関する条例の一部を改正する条例について  第58 議案第57号 稲沢市遺児手当支給条例の一部を改正する条例について  第59 議案第58号 稲沢市印鑑条例の一部を改正する条例について  第60 議案第59号 稲沢市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について  第61 議案第60号 稲沢市乳幼児医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例について  第62 議案第61号 稲沢市母子家庭等医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例について  第63 議案第62号 稲沢市老人医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例について  第64 議案第63号 稲沢市心身障害者医療費支給条例の一部を改正する条例について  第65 議案第64号 稲沢市精神障害者医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例について  第66 議案第65号 稲沢市戦傷病者医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例について  第67 議案第66号 稲沢市国民健康保険条例の一部を改正する条例について  第68 議案第67号 稲沢市介護保険条例の一部を改正する条例について  第69 議案第68号 稲沢市保健センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について  第70 議案第69号 稲沢市中小企業振興奨励に関する条例の制定について  第71 議案第70号 稲沢市農業委員会の選挙による委員の定数及び選挙区並びに各部会の委員の定数に関する条例の一部を改正する条例について  第72 議案第71号 稲沢市巡回バス条例の制定について  第73 議案第72号 稲沢市祖父江霊園事業基金条例の制定について  第74 議案第73号 稲沢市証紙条例の制定について  第75 議案第74号 稲沢市祖父江霊園事業特別会計設置に関する条例の制定について  第76 議案第75号 稲沢市環境センターの設置及び管理に関する条例の制定について  第77 議案第76号 稲沢市平和浄化センターの設置及び管理に関する条例の制定について  第78 議案第77号 稲沢市祖父江斎場の設置及び管理に関する条例の制定について  第79 議案第78号 稲沢市祖父江霊園の設置及び管理に関する条例の制定について  第80 議案第79号 稲沢市が設置する一般廃棄物処理施設に係る生活環境影響調査結果の縦覧等の手続に関する条例の制定について  第81 議案第80号 稲沢市廃棄物の減量化、資源化及び適正処理に関する条例の一部を改正する条例について  第82 議案第81号 稲沢市廃棄物減量等推進審議会条例の一部を改正する条例について  第83 議案第82号 稲沢市交通安全対策会議条例の一部を改正する条例について  第84 議案第83号 稲沢市公共用物管理条例の制定について  第85 議案第84号 稲沢市準用河川占用料条例の制定について  第86 議案第85号 稲沢市道路占用料条例の一部を改正する条例について  第87 議案第86号 分担金賦課徴収条例を廃止する条例について  第88 議案第87号 稲沢市農業集落排水事業基金条例の制定について  第89 議案第88号 稲沢市コミュニティ・プラント事業基金条例の制定について  第90 議案第89号 稲沢市コミュニティ・プラント事業特別会計設置に関する条例の制定について  第91 議案第90号 稲沢市コミュニティ・プラント施設建設事業受益者分担に関する条例の制定について  第92 議案第91号 稲沢市コミュニティ・プラント施設の設置及び管理に関する条例の制定について  第93 議案第92号 稲沢市排水設備指定工事店条例の制定について  第94 議案第93号 稲沢市農業集落排水施設建設事業受益者分担に関する条例の一部を改正する条例について  第95 議案第94号 稲沢市農業集落排水施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について  第96 議案第95号 稲沢中島都市計画稲沢下水道事業受益者負担に関する条例の一部を改正する条例について  第97 議案第96号 稲沢市下水道条例の一部を改正する条例について  第98 議案第97号 稲沢市都市公園条例の一部を改正する条例について  第99 議案第98号 稲沢市都市計画審議会条例の一部を改正する条例について  第 100 議案第99号 稲沢市営祖父江町住宅の設置及び管理に関する条例の制定について  第 101 議案第 100号 稲沢市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例について  第 102 議案第 101号 稲沢市立学校給食センターの設置及び管理に関する条例の制定について  第 103 議案第 102号 稲沢市立学校設置条例の一部を改正する条例について  第 104 議案第 103号 稲沢市通学区域審議会条例の一部を改正する条例について  第 105 議案第 104号 稲沢市立祖父江町郷土資料館の設置及び管理に関する条例の制定について  第 106 議案第 105号 稲沢市立平和町農村環境改善センターの設置及び管理に関する条例の制定について  第 107 議案第 106号 稲沢市社会教育委員定数及び報酬額並びに費用弁償額の支給条例の一部を改正する条例について  第 108 議案第 107号 稲沢市文化財保護条例の一部を改正する条例について  第 109 議案第 108号 稲沢市青少年問題協議会条例の一部を改正する条例について  第 110 議案第 109号 稲沢市勤労青少年ホームの設置および管理に関する条例の一部を改正する条例について  第 111 議案第 110号 稲沢市祖父江の森整備事業基金条例の制定について  第 112 議案第 111号 稲沢市祖父江の森の設置及び管理に関する条例の制定について  第 113 議案第 112号 稲沢市立体育館の設置及び管理に関する条例の制定について  第 114 議案第 113号 稲沢市営プールの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について  第 115 議案第 114号 稲沢市球技場の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について  第 116 議案第 115号 稲沢市総合体育館の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について
     第 117 議案第 116号 稲沢市立学校の施設開放に関する使用料条例の一部を改正する条例について  第 118 議案第 117号 稲沢市立図書館設置条例の一部を改正する条例について  第 119 議案第 118号 稲沢市立図書館協議会設置に関する条例の一部を改正する条例について  第 120 議案第 119号 尾張西部広域行政圏協議会規約の一部を改正する規約について  第 121 議案第 120号 稲沢市・祖父江町・平和町合併協議会の廃止について  第 122 議案第 121号 稲沢市非核・平和都市宣言の廃止について  第 123 議案第 122号 字の名称の変更について  第 124 議案第 123号 財産(土地)の処分について  第 125 議案第 124号 稲沢市ゆとり創造都市宣言の廃止について  第 126 議案第 125号 稲沢市交通安全都市宣言の廃止について  第 127 議案第 126号 稲沢市道路線の認定について  第 128 議案第 127号 平成17年度稲沢市一般会計予算  第 129 議案第 128号 平成17年度稲沢市国民健康保険特別会計予算  第 130 議案第 129号 平成17年度稲沢市老人保健特別会計予算  第 131 議案第 130号 平成17年度稲沢市介護保険特別会計予算  第 132 議案第 131号 平成17年度稲沢市祖父江霊園事業特別会計予算  第 133 議案第 132号 平成17年度稲沢市公共下水道事業特別会計予算  第 134 議案第 133号 平成17年度稲沢市農業集落排水事業特別会計予算  第 135 議案第 134号 平成17年度稲沢市コミュニティ・プラント事業特別会計予算  第 136 議案第 135号 平成17年度稲沢中島都市計画事業稲沢西土地区画整理事業特別会計予算  第 137 議案第 136号 平成17年度稲沢中島都市計画事業下津陸田土地区画整理事業特別会計予算  第 138 議案第 137号 平成17年度稲沢市稲沢市民病院事業会計予算  第 139 議案第 138号 平成17年度稲沢市水道事業会計予算  第 140 議案第 139号 平成16年度稲沢市一般会計補正予算(第5号)  第 141 議案第 140号 平成16年度稲沢市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)  第 142 議案第 141号 平成16年度稲沢市介護保険特別会計補正予算(第3号)  第 143 議案第 142号 平成16年度稲沢市民交通災害共済事業特別会計補正予算(第1号)  第 144 議案第 143号 平成16年度稲沢市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)  第 145 議案第 144号 平成16年度稲沢中島都市計画事業稲沢西土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)  第 146 同意案第3号 公平委員会委員の選任について  第 147 同意案第4号 固定資産評価審査委員会委員の選任について  第 148 発議案第1号 稲沢市議会委員会条例の一部を改正する条例について  第 149 意見書案第1号 社会保障制度の抜本的改革を求める意見書  第 150 意見書案第2号 適正な労働時間管理の徹底を求める意見書  第 151 意見書案第3号 公共工事における建設労働者の適正な労働条件確保についての意見書  第 152 意見書案第4号 定率減税の縮小・廃止に関する意見書  第 153 意見書案第5号 障害者施策への「定率(=応益)負担」の導入に反対する意見書  第 154 意見書案第6号 介護保険の制度見直しに関する意見書  第 155 議会運営委員会における閉会中継続調査事項について  第 156 議員派遣について  第 157 市民病院建設特別委員会及び図書館建設特別委員会の廃止について 出 席 議 員(28名)    議席番号     氏   名         議席番号     氏   名      1番    星 野 俊 次          2番    杤 本 敏 子      3番    加 藤 錠司郎          4番    杉 山 茂 和      5番    山 田 一 己          6番    長 屋 宗 正      7番    鈴 木   純          8番    玉 田 欽 也      9番    今 井 公 平         10番    茶 原 孝 子     11番    正 村 洋 右         12番    野々部 尚 昭     13番    山 田 宗 廣         14番    箕 浦 敞 夫     15番    桜 木 琢 磨         16番    仙 石   稔     17番    大河内   明         18番    加 賀 盛 勝     19番    飯 田 辰 男         20番    石 田   茂     21番    渡 辺 幸 保         22番    安 井 利 彦     23番    内 藤 和 秀         24番    平 手 久 志     25番    服 部 開 一         26番    松 田 俊 彦     27番    飯 田 瑛 一         28番    坂 上 国 弘 欠 席 議 員(なし) 地方自治法第121条の規定により出席を求めた者   市     長  服 部 幸 道       助     役  大 野 紀 明   収  入  役  大 木 和 也       教  育  長  服 部 義 逸   市長公室理事   渡 辺 義 憲       市長公室次長   中 島 敏 雄   市長公室調整監  戸 田 正 彦       総 務 部 長  森   正 隆   総務部次長    横 井 彰 夫       総務部次長    浅 野 雅 巳   総務部次長    生 駒 登枝雄       総務部次長    塚 本 義 勝   福祉保健部長   安 藤 兼 光       福祉保健部次長  福 田 勝 行   福祉保健部次長  川 口 俊 之       福祉保健部次長  田 中 正 司   福祉保健部調整監 野 村 芳 子       経済環境部長   斉 場 一 雄   経済環境部次長  住 田   正       経済環境部次長  山 内 一 幸   建 設 部 長  塚 本 一 利       建設部次長    太 田 繁 美   建設部次長    吉 田   博       都市開発部長   服 部   豊   都市開発部次長  西 部 孝 士       都市開発部次長  羽 根 邦 明   市民病院事務局長 山 西 祐 三       市民病院事務局次長魚 住 文 明   教 育 部 長  吉 田 哲 夫       教育部次長    後 藤   博   教育部次長    後 藤 郁 夫       人 事 課 長  山 内 教 義   企画課長     奥 田 康 生       情報管理課長   川 勝 建 治   地域振興課長   松 田 俊 行       地域振興課統括主幹小 崎   清   財 政 課 長  佐 藤 信 夫       福 祉 課 長  宇佐美   裕   市 民 課 長  山 田 和 春       保険年金課長   伊 藤 善 男   商 工 課 長  木 全 勝 己       市民病院医事課長 加 藤 元 近   用 地 課 長  磯 野 栄 一       都市計画課統括主幹渡 辺 茂 治   区画整理課長   安 井 正 己       建築課統括主幹  雑 子 政 明   建築課統括主幹  後 藤 俊 一       会 計 課 長  野 村   一   学校教育課長   中 野 真 澄       学校教育課統括主幹林   敏 仁   スポーツ課長   三 輪 眞 一       図書館建設準備室長山 田 耕 作   図 書 館 長  田 中   豊       監査委員事務局長 石 田 秀 雄 議会事務局職員出席者   議会事務局長   渡 辺   肇       議 事 課 長  生 駒 和 昭   議事課主幹    岡 村 辰次郎       議事課副主幹   吉 川 達 昭   議事課主査    森     章                                 午前9時30分 開議 ○議長(平手久志君)  おはようございます。  ただいまから継続議会の会議を開きます。
     ただいまの出席議員は28名でありますので、議会の成立を認めます。  これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程はお手元に配付したとおりでありますので、これをもって報告にかえます。  これより日程に入ります。  ここで副議長と交代いたします。                 (平手久志君 退場) ○副議長(加賀盛勝君)  改めましておはようございます。  日程第1、決議案第1号平手久志議長の不信任についてを議題といたします。  決議案はお手元に配付したとおりであります。  提案理由の説明を求めます。  渡辺幸保君。 ◆21番(渡辺幸保君) (登壇)  議長のお許しを得ましたので、提案理由をこの朗読をもって理由とさせていただきます。  議長は、議会を代表し、議場の秩序を保持し、議事を整理し、民主的な運営を行うという大きな権限を持っています。  にもかかわらず今回、議会で一致されていない事柄に対し、あたかも議会の総意であるがごとくの振る舞いは重大であり、議長としてふさわしくないと考えます。  よって、議長不信任に関する決議を会議規則第13条の規定により提出するものであります。以上です。 ○副議長(加賀盛勝君)  説明が終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑はございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり)  質疑もないようでございますので、これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております決議案第1号は、会議規則第36条第2項の規定により委員会への付託を省略したいと思います。これに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  これより討論に入ります。  最初に、反対討論の発言を許します。  石田 茂君。 ◆20番(石田茂君) (登壇)  おはようございます。  決議案第1号平手久志議長の不信任についての反対討論をさせていただきます。  議長の権限は、今さら私が申し上げるまでもなく、さまざまな権限があります。議場の秩序保持権、議事整理権、会議の代表権等があり、会議の象徴は議長にあるとさえ言われるごとく、議長の権限は大きいものがございます。しかし、これらの権限があるからといって独断で物事を進めることは決して許されません。公正無私でなければなりません。  こうした中で、平手議長は今日まで公正無私で、議会運営等に対しまして何かと配意されてこられました。議員の提案権を否定するものではありませんが、御指摘されておりますことにつきましては、議長にふさわしくないということで即不信任だということは、まことにもって残念であります。今後も今まで以上に公正無私を基本に、議会の代表者として事に当たっていただけるものと信じております。  したがいまして、こういう立場から不信任案に対する反対討論とさせていただきますので、よろしく御賛同を賜りますようお願いをいたします。 ○副議長(加賀盛勝君)  次に、賛成討論の発言を許します。  茶原孝子さん。 ◆10番(茶原孝子君) (登壇)  おはようございます。  議長不信任に対する賛成討論を行いたいと思います。  今回のことについて、原因を明確にしていく必要があると思いますので、発言をさせていただきます。  日本共産党議員団は、吉川助役の一連の不祥事に対し、責任を明確にするように求めてきました。それに対し、1月に吉川助役の辞任の記者会見が行われました。その際、服部市長は、4月にみずからの責任も明確にするということを述べておられます。2月に各派の代表者会議が行われた際、議長から服部市長の責任をとることに対して提案がされました。その提案というのは、一連の不祥事に対し吉川助役は責任をとって辞職するのだから、市長の責任まで求めなくてもいいのではないかというものでした。日本共産党議員団は、任命権者としての市長の責任は明確であるということ、市長がみずから記者会見までして市民に態度を表明したこと、 これらの点から、議会の側からこのようなことを言う筋合いのものではない、市長がみずから判断することだとして主張し、合意しませんでした。  しかし、後日、平手議長は服部市長の責任について、議会としては求めていない、またこのことは議会の総意であるかのように伝えられました。その結果、服部市長は市民に公言したのにもかかわらず、責任についてあいまいにする態度であり、私たち日本共産党としては到底納得することができません。  このような結果を招いた原因は、平手議長が議会で一致されていない事柄に対し、あたかも議会の総意であるかのごとく振る舞い、そのことについてとても重大だと思うからです。  以上の理由で、平手議長の不信任案に賛成をするものです。 ○副議長(加賀盛勝君)  ほかに討論はございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり)  討論もないようでございますので、これをもって討論を終結いたします。  これより直ちに採決いたします。  決議案第1号平手久志議長の不信任については、原案どおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                   (賛成者起立)  御着席願います。起立少数と認めます。よって、決議案第1号は否決されました。  議長と交代をいたします。                 (平手久志君 入場) ○議長(平手久志君)  次に日程第2、決議案第2号服部幸道稲沢市長に対する問責決議を議題といたします。  決議案はお手元に配付したとおりであります。  提案理由の説明を求めます。  渡辺幸保君。 ◆21番(渡辺幸保君) (登壇)  議長のお許しを得ましたので、服部市長に対する問責決議の提案理由をこの文書を朗読して提案とさせていただきます。  服部市長は1月27日、吉川助役の不祥事について「合併後しかるべき責任を取りたい」と、わざわざ記者会見まで行い表明されました。  にもかかわらず、自らの発言に対し「うやむや」にしようとする態度が、今議会で明確になりました。  自らの発言に責任ある対応ができないのでは、市長の職にふさわしくありません。  よって、稲沢市議会は、服部市長に対し自らの「責任を明確」にすることを求める決議を、会議規則第13条の規定により提出するものであります。よろしくお願いします。 ○議長(平手久志君)  説明が終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑はございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり)  質疑もないようでございますので、これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております決議案第2号は、会議規則第36条第2項の規定により委員会への付託を省略したいと思います。これに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  これより討論に入ります。  討論はございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり)  討論もないようですので、これをもって討論を終結いたします。  これより直ちに採決いたします。  決議案第2号服部幸道稲沢市長に対する問責決議は、原案どおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                   (賛成者起立)  御着席願います。起立少数と認めます。よって、決議案第2号は否決されました。  次に日程第3、議案第2号稲沢市名誉市民条例を廃止する条例についてから、日程第 145、議案第 144号平成16年度稲沢中島都市計画事業稲沢西土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)までを一括議題といたします。  この際、各委員長の報告を求めます。  総務委員長、山田宗廣君。 ◎総務委員長(山田宗廣君) (登壇)  おはようございます。  総務委員会の報告を申し上げます。  去る11日、総務委員会に付託になりました議案第2号から42号、 119号から 123号、 127号平成17年度稲沢市一般会計予算のうち、歳出1款、2款1項の所管費目、2項、4項、5項、6項、4款3項、9款、11款、12款、歳入、継続費、債務負担行為、地方債については委員会の所管費目、 138号、 139号平成16年度稲沢市一般会計補正予算(第5号)のうち、歳出2款、 11款、12款、13款、歳入及び地方債補正については委員会の所管費目について、総務委員会を14日午前9時30分から議員総会室において開催し、審査いたしました結果、いずれも全会一致で原案を可と認めました。  なお、消防団員の確保について苦慮されている現実を直視し、今後も消防団などの取り扱いについては格段の配慮をされるよう要望する。  以上、希望意見を付して、総務委員会の報告を終わります。 ○議長(平手久志君)  厚生委員長、仙石 稔君。 ◎厚生委員長(仙石稔君) (登壇)  厚生委員会の報告を申し上げます。  去る11日、厚生委員会に付託になりました議案第43号から68号、 127号平成17年度稲沢市一般会計予算のうち、歳出2款3項、3款、4款1項の所管費目、歳入、債務負担行為、地方債については委員会の所管費目、 128号から 130号、 137号、 139号平成16年度稲沢市一般会計補正予算(第5号)のうち、歳出3款、歳入、継続費補正、繰越明許費、地方債補正については委員会の所管費目、 140号、 141号について、厚生委員会を15日午前9時30分から議員総会室において開催し、審査いたしました結果、議案第43号、44号、46号、47号、48号、51号、53号、54号、56号、63号、64号、65号、67号、68号、 137号、 139号、 140号、 141号は全会一致で、議案第45号、49号、50号、52号、55号、57号、58号、59号、60号、61号、62号、66号、 127号、 128号、 129号、 130号は賛成多数でいずれも原案を可と認めました。
     以上、厚生委員会の報告を終わります。 ○議長(平手久志君)  建設委員長、桜木琢磨君。 ◎建設委員長(桜木琢磨君) (登壇)  建設委員会の報告を申し上げます。  去る11日、建設委員会に付託になりました議案第83号から 100号、 126号、 127号平成17年度稲沢市一般会計予算のうち、歳出4款3項の所管費目、8款、歳入及び地方債については委員会の所管費目、 135号から 136号、 139号平成16年度稲沢市一般会計補正予算(第5号)のうち、歳出8款2項、5項、歳入、繰越明許費、地方債補正については委員会の所管費目について、建設委員会を16日午前9時30分から議員総会室において開催し、審査いたしました結果、議案第83号、84号、85号、86号、87号、88号、89号、92号、93号、94号、96号、97号、98号、99号、 100号、 126号、 132号、 133号、 134号、 135号、 136号、 139号、 143号、 144号は全会一致で、議案第90号、91号、95号、 127号は賛成多数でいずれも原案を可と認めました。  以上、建設委員会の報告を終わります。 ○議長(平手久志君)  文教経済委員長、野々部尚昭君。 ◎文教経済委員長(野々部尚昭君) (登壇)  おはようございます。  文教経済委員会の報告を申し上げます。  去る11日、文教経済委員会に付託になりました議案第69号から82号、 101号から 118号、 124号、 125号、 127号平成17年度稲沢市一般会計予算のうち、歳出2款1項の所管費目、4款1項の所管費目、5款、6款、7款、10款1項、2項、3項、4項の所管費目、5項、6項、歳入、債務負担行為、地方債については委員会の所管費目、 131号、 139号平成16年度稲沢市一般会計補正予算(第5号)のうち、歳出4款、6款、8款4項、10款2項、4項の所管費目、歳入及び地方債補正については委員会の所管費目、 142号について、文教経済委員会を17日午前9時30分から議員総会室において開催し、審査いたしました結果、いずれも全会一致で原案を可と認めました。  以上、文教経済委員会の報告を終わります。 ○議長(平手久志君)  図書館建設特別委員長、箕浦敞夫君。 ◎図書館建設特別委員長(箕浦敞夫君) (登壇)  おはようございます。  図書館建設特別委員会の報告を申し上げます。  去る11日、図書館建設特別委員会に付託になりました議案第 127号平成17年度稲沢一般会計予算のうち、歳出10款4項の所管費目、債務負担行為及び地方債は委員会の所管費目、 139号平成16年度稲沢市一般会計補正予算(第5号)のうち、歳出10款4項の所管費目について、図書館建設特別委員会を23日午前9時30分から議員総会室において開催し、審査いたしました結果、議案第 127号は賛成多数で、議案第 139号は全会一致でいずれも原案を可と認めました。  以上、図書館建設特別委員会の報告を終わります。 ○議長(平手久志君)  報告が終わりました。  これに対し質疑はございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり)  質疑もないようでございますので、これをもって委員長報告に対する質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  最初に、反対討論の発言を許します。  渡辺幸保君。 ◆21番(渡辺幸保君) (登壇)  議長のお許しを得ましたので、日本共産党を代表して反対討論を行います。  反対する議案は、議案第15号稲沢市議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例について、議案第16号稲沢市報酬額及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について、議案第26号稲沢市平和町コミュニティ会館の設置及び管理に関する条例の制定について、議案第31号稲沢市区長、公達員制度審議会条例の一部を改正する条例について、議案第34号稲沢市消防団条例の一部を改正する条例について、議案第36号稲沢市水道事業給水条例の制定について、議案第39号稲沢市手数料徴収条例の一部を改正する条例について、議案第40号祖父江町及び平和町の編入に伴う稲沢市税条例及び稲沢市都市計画税条例の適用の経過措置に関する条例の制定について、議案第45号稲沢市平和らくらくプラザの設置及び管理に関する条例の制定について、議案第49号稲沢市障害者扶助料支給条例の一部を改正する条例について、議案第50号稲沢市原子爆弾被爆者健康管理手当支給条例の一部を改正する条例について、議案第52号稲沢市放課後児童健全育成事業の実施に関する条例の制定について、議案第55号稲沢市保育の実施に関する条例の一部を改正する条例について、議案第57号稲沢市遺児手当支給条例の一部を改正する条例について、議案第58号稲沢市印鑑条例の一部を改正する条例について、議案第59号稲沢市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について、議案第60号稲沢市乳幼児医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例について、議案第61号稲沢市母子家庭等医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例について、議案第62号稲沢市老人医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例について、議案第66号稲沢市国民健康保険条例の一部を改正する条例について、議案第69号稲沢市中小企業振興奨励に関する条例の制定について、議案第71号稲沢市巡回バス条例の制定について、議案第73号稲沢市証紙条例の制定について、議案第80号稲沢市廃棄物の減量化、資源化及び適正処理に関する条例の一部を改正する条例について、議案第90号稲沢市コミュニティ・プラント施設建設事業受益者分担に関する条例の制定について、議案第91号稲沢市コミュニティ・プラント施設の設置及び管理に関する条例の制定について、議案第95号稲沢中島都市計画稲沢下水道事業受益者負担に関する条例の一部を改正する条例について、議案第 109号稲沢市勤労青少年ホームの設置および管理に関する条例の一部を改正する条例について、議案第 111号稲沢市祖父江の森の設置及び管理に関する条例の制定について、議案第 112号稲沢市立体育館の設置及び管理に関する条例の制定について、議案第 114号稲沢市球技場の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について、議案第 116号稲沢市立学校の施設開放に関する使用料条例の一部を改正する条例について、議案第 127号平成17年度稲沢市一般会計予算、議案第 128号平成17年度稲沢市国民健康保険特別会計予算、議案第 129号平成17年度稲沢市老人保健特別会計予算、議案第 130号平成17年度稲沢市介護保険特別会計予算、以上の36議案について反対するものであります。  まず最初に、議案第 127号の新年度予算についてであります。  10万市民に責任を持つ市長にお願いしたいことは、市民が何を一番望んでいるのかを把握し、そのために必要な施策を行政運営に反映していただくこと、このように思います。合併については、平成14年度の市民アンケートで約7割もの市民が合併に消極的でした。市長は合併に向けて市民に十分な情報提供もせず、正確な新市の財政計画も示してきませんでした。また、同時に行われてきた小泉改革の三位一体の改革でどうなるのか、こうしたことをじっくりと見きわめることもなく、国や県の言うままに合併を強行してきたわけです。  市長は合併を進める理由に三つの主な理由を上げられました。  その第1は、日常生活圏の拡大への対応ということです。しかし、このことについても2年かけてまとめられ、先日配付された今後5年間の目標である地域福祉計画の中を読ませていただきましたが、多くの地区から危険な道路環境の改善や移動手段の確保についての要望が出されています。しかし、交通量が多く、歩道もない危険な都市計画道路の整備や中心市街地の傷んだ歩道整備の課題、こういったものが多くの要求のように私は感じております。  また、生活圏の拡大がされたとはいっても、車に乗れなければ移動の手段もない稲沢市の市内の実態について、こうした問題については何も具体的にこの計画には示されていないわけです。これらの問題を放置したまま、自主財源を確保することがまず必要だということで、開発が優先されている、このように思います。特に市民の批判が強いのは、春日井・稲沢線の大塚以西の整備です。いずれ必要になるとは私も思います。しかし、市単事業として優先順位が間違っているんじゃないかと考えます。  合併理由の二つ目に上げられた少子・高齢化への対応策については、合併により高齢化率を高める結果となりました。しかし、こうした中で進んだ祖父江町の施策であった寝具洗濯乾燥サービスや在宅介護用品給付事業、こうしたたくさんのサービス事業があるわけですが、サービスの低い稲沢市に統一されているわけです。  少子化対策についても、小学校入学前までの医療費の無料化の流れが強まっている中で、祖父江町の施策を引き下げた上に、現物給付を改めてしまい、利用しにくい制度にしてしまいました。また、放課後児童クラブは有料化されました。そして、またこの放課後児童クラブについても、減免制度が不十分であります。  合併の三つ目に上げられていた財政基盤強化への対応については、小泉改革の三位一体の改革によって稲沢市は不交付団体とされました。そのことにより稲沢市分の合併優遇措置のほとんどがなくなり、新市建設計画では10年間で約 260億円もの歳入不足が生じると思われます。既に新年度予算において、普通交付税が予定より7億円も減っているではありませんか。政府の都合でこんなにも計画が違ってきていることがわかっていながら正そうとないことは、市民をだましたと言われても仕方がないと私は思います。  次に、議案第69号にある中小企業対策についても、新たに利子補給の補助制度が取り入れられましたが、しかし、その財源は中小企業振興条例の補助の縮小で財源手当てがされています。これでは本当の意味での中小企業振興策とは言えないと思うわけです。  反対の第2の理由は、祖父江町、平和町との一体感あるまちづくりの進め方であります。お互い同じ人間が、きょうから同じ稲沢市民になったんだから、新市のすべてに対し、同じテーブルで議論をしていただきたい。しかし、報酬はこれまでどおり、違っていてもお許し願いたい、こんな言い方は私はおかしいと思います。これでスムーズに事が進むとは思いません。これは議会もそうですし、農業委員会などの手当もそうです。だから、議案第15号、16号であります。特に問題なのは、合併協議会の意見を尊重せず、議会の政務調査費だけはこれまでの稲沢市の額に合わせたことであります。  同じことは議案の90号、91号、95号でも言えます。これらはコミュニティ・プラントや下水道事業での受益者負担金や使用料を定めていますが、しかし、平和町の料金設定は余りにも高く、合併を機に見直すべき内容だったと考えます。  反対の第3の理由は、基金の活用についてであります。新市建設計画に示されたものすべてを否定するものではありません。しかし、何を優先すべきかであります。今、市民が一番望んでいる施設整備は、市民病院の早期建設です。あえて市民病院事業会計には反対しませんでしたが、このまま病院建設をおくらせればおくらせるほど、病院運営が困難になると思われます。このことは平成17年度予算において顕著にあらわれているのではないでしょうか。患者の減少などにより、現金預金が約6億円減ることが示されているわけです。こんな状況を続けたら、一体病院経営はどうなっていくのか心配でなりません。一日も早く市内の関係者との検討委員会を立ち上げ、建設に向けた具体化を進めることが必要だと考えます。  教育の分野では、新たに中学生の海外派遣事業が実施されます。しかし、この事業で海外に行ける子供は各学校で4名と聞きます。既に祖父江中学校のような児童数の多い学校と少ない学校とでは、一律に4名と決めることに問題だという声も上がっています。また、費用の2分の1の自己負担を求めることは、教育の機会均等が傷つけられるものではないでしょうか。同じ教育費に使うものであれば、もっと関係者が切実に願う施策に使うべきだと考えます。  社会資本の整備の面では、長年の願いであった新しい図書館建設に取り組まれます。しかし、築半世紀を過ぎようとしている稲沢西・東小学校の建てかえ計画はなおざりにされており、問題です。  次に、議案第36号稲沢市水道事業給水条例の制定と議案第73号稲沢市証紙条例の制定についてであります。  これらについては、昨年3月の一部事務組合議会において、水道事業のあり方、特に簡易水道時代の老朽管取りかえ費用の多くを利用者負担として運営が行われている点、またまともに ごみの減量化につながらない有料化の実施であるなどの点で反対をしてきました。これらの点で、何ら再検討されたものではなく、反対するものであります。  次に、議案第80号についてであります。  これは下水道がまだ未整備の地区も含め、し尿のくみ取り、浄化槽の清掃に対する補助を廃止することであり、反対するものであります。  そのほか、具体的に議案名を述べなかった23件の議案についてであります。  これらの議案について言えることは、合併によってサービスの低い稲沢市に合わせる内容になっているということです。特に祖父江町民にとっては、大変なサービスの切り下げになっています。これまで祖父江町政は細かな分野まで少子化対策や高齢化対策の支援策が行われていました。運動施設の利用についても、学校や公的な団体の利用料などにきめ細かな支援策が講じられてきたことです。これらの多くが稲沢市に合わせられ、サービスの低下となっていることです。特に体育施設の利用料については、どの施設についても利用者が納得できるバランスのとれた設定に改善すべきことを要求するものです。  次に、議案第 128号平成17年度稲沢市国民健康保険特別会計についてであります。  この国保会計の一番の問題は、国の負担をどんどん減らしてきていることが問題であります。しかし、どこの自治体も市民の暮らしを守る立場から、独自に一般会計からの繰入金をふやしています。稲沢市の場合、1人当たりの額では、これまでの平和町よりも少ない額となっています。この反面、基金残高は県下5位と上位に位置するほどの基金を持っています。合併によって、祖父江町では6年連続で値上げが予定されており、ますます払いたくても払えない状況を広げることになり、反対するものです。  次に、議案第 129号平成17年度稲沢市老人保健特別会計予算であります。  この予算については、老人に対し差別医療を導入したものであり、日本共産党は一貫して反対してきました。  次に、議案第 130号平成17年度稲沢市介護保険特別会計予算であります。  この予算についても、最低生活費には課税しないと定めた憲法の精神にも反する制度だと思います。市民税の非課税世帯からも保険料を徴収しています。日本共産党は、保険料・利用料の軽減制度を拡充し、利用しやすくすることを強く求めるものであります。  最後に、日本共産党が一貫して主張している資本金1億円以上の大企業に対する不均一課税を、合併を機に制限税率の14.5%に改めるべきであります。新聞報道などで明らかなように、大企業の収益は大きく利益を上げているではありませんか。雇用環境の悪化と社会保障費の負担増によって国民の実質所得が目減りしているこの時期に、住民負担ばかりを求めるのではなく、大企業にも当たり前の負担を求めることを最後に主張し、反対討論とさせていただきます。 ○議長(平手久志君)  次に、賛成討論の発言を許します。  大河内 明君。 ◆17番(大河内明君) (登壇)  おはようございます。  議長さんのお許しをいただきましたので、賛成討論をさせていただきますので、よろしくお願い申し上げます。  初めに、稲沢市と祖父江町・平和町は、1週間後の4月1日に合併して、新稲沢市誕生を迎えるわけでございますが、昭和の大合併以来の行政の大変革であり、この間の市長さんを初め議員の皆様方、また関係者各位の御努力、御苦労、御理解に敬意を表するものでございます。  国と地方団体の関係を抜本的に見直す三位一体改革が進行する中で、地方団体の大幅な財源不足の状況は抜本的に改善されず、将来の財政運営が非常に懸念されるところであり、地方公共団体におきましては、スケールメリットとさらなる一層の行政改革、経営の合理化を求めて市町村合併を目指しているところでございまして、本市においても例外ではございません。合併してよかったと1市2町の住民の皆様方に喜んでいただけるように、行政経営を進めていただくように、切に希望いたしております。  それでは、各議案に対する私の賛成の意見を述べさせていただきたいと思うところでございますが、何分議案数が多いものでございますから、合併関連条例案件議案と予算関連議案、及びその他の議案とに分けて述べさせていただきます。  まず初めに、議案第15号稲沢市議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例及び議案第16号稲沢市報酬額及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例についてであります。  このたびの改正は、民間及び一般職公務員の給与の実態から、稲沢市特別職報酬等審議会の答申を参考に市議会議員及び特別職職員の報酬額を見直されるものであり、まことに時宜を得たものと評価をいたすものでございます。今後とも近隣各市町との均衡を失することのないよう、十分調査・研究をしていただくようにお願いをいたしまして、原案に賛成いたすものでございます。  次に、合併関連議案についてでございます。  議案第26号稲沢市平和町コミュニティ会館の設置及び管理に関する条例の制定についてを初めとして、第31号、第34号、第36号、第39号、第40号、第45号、第49号、第50号、第52号、第55号、第57号、第58号、第59号、第60号、第61号、第62号、第66号、第69号、第71号、第73号、第80号、第90号、第91号、第95号、第 109号、第 111号、第 112号、第 114号、第 116号につきましては、いずれも合併に関連する条例整備にかかわる議案でありまして、合併協議の中で十分に協議・調整され、議案として提案されたものであると理解いたしております。その内容 一つ一つに言及いたす時間的余裕はございませんが、非常によく練られた改正であると評価いたすものでございます。合併はゴールではなく、スタートあるいは通過点です。新稲沢市の住民のために行政経営改革に一層徹して、魅力あるまちづくりに全力を傾注していただくよう要望いたしまして、各提案された議案に賛成いたすものでございます。  最後に、予算関係議案についてでございます。  議案第 127号平成17年度稲沢市一般会計予算に対しまして、賛成の意見を述べさせていただきます。  合併による新稲沢市の船出となる平成17年度予算につきましては、合併協議における新市建設計画を基本として編成されたもので、安全・安心のまちづくり、福祉の充実、教育・文化、教育環境の整備・充実などに重点的に取り組まれ、編成をされたものと理解いたしているところでございます。  安心・安全のまちづくりでは、防災・防犯・交通対策の窓口を一本化し、市民生活に迅速かつ的確に対応できる組織であります。生活安全課を創設され、新市の地域防災計画の作成にも直ちに着手されます。また、橋梁の耐震設計にも取り組まれ、市民の安全対策に十分配慮されているものと理解いたしております。  そのほか、安心な生活環境の確保のために、プラスチック分別収集事業の試行実施を始められるとともに、集団回収、分別収集の奨励金の額を改正され、一層のごみ減量化、資源の有効利用の推進にも努められているところでございます。  福祉の充実につきましては、遺児手当の支給年齢制限を引き上げ、また乳幼児医療費の対象年齢の拡大を図られ、さらに保育園、児童センターの開所時間の延長、妊婦・乳児健診事業の拡大、産後ケア事業、不妊検査費補助事業の創設など、社会問題となっている少子化対策にも十分対応されるとともに、障害者寝具洗濯乾燥事業を創設され、さらにはふれあいの郷の建設など、福祉施策の充実を図っておられます。  教育・文化、教育環境の整備・充実におきましては、市民待望の図書館の工事にいよいよ着手されます。さらに、中学生海外派遣事業、小学校語学講師派遣事業の新設とともに、中学校への語学講師の派遣事業も拡充されており、児童・生徒が生の英語に接する機会をふやされ、英語教育の充実、国際化社会に対応され、次世代を担う人材育成にも力を入れられるとともに、学校建物の耐震診断、耐力度調査事業、情報教育の充実も図られるなど、学校教育環境の整備にも十分配慮されておられることを非常に評価いたすものでございます。  そのほか、快適な市民生活の基盤整備のために、春日井・稲沢線、稲沢・西春線関連、治郎丸・赤池線、尾西・津島線などの街路整備を初めとして、3地区の区画整理事業、公共下水道事業、農業集落排水事業など、社会資本の整備にも重点配分をされておられますが、未来の活力ある稲沢市建設のために、ぜひとも全力を挙げて事業進捗を図られるように強く要望いたす ものでございます。  地方財政を取り巻く厳しい状況のもと、14万人の新市民の負託にこたえるため、一層の行財政改革、経営の合理化を図り、健全財政を堅持しながら、さらなる稲沢市の発展に向けて邁進されるようお願いして、原案に賛成いたすものでございます。  次に、議案第 128号平成17年度稲沢市国民健康保険特別会計予算及び議案第 129号平成17年度稲沢市老人保健特別会計予算の両議案についてでございます。  少子・高齢化社会の到来を受け、社会保障、保険制度における医療保険の重要性はますます大きくなっており、地域医療保険の両輪として市民の健康保持と安心な生活確保のために運営がなされております。国保税納税者の皆さんの納税意識、また市民全体の健康に対する意識高揚を十分に図られ、医療費抑制に努められ、今後も両特別会計の財政基盤の確立、健全運営の維持に努力されることをお願いいたしまして、両議案に賛成いたすものでございます。  次に、議案第 130号平成17年度稲沢市介護保険特別会計予算につきましては、本格的な高齢化社会の到来を受けて、平成12年にスタートした介護保険制度も社会保険制度として認知・定着してきましたが、それと同時に種々の問題も発露してまいりました。厚生労働省も見直しを図っているところですが、抜本的な解決にはまだ至っておりません。平成17年度は第3期介護保険事業計画の策定年度であると聞き及んでおりますが、全国各地で介護保険財政の破綻の声も聞こえてくるところでございます。計画策定に当たっては、適正なサービス需給を見込むことはもちろんのこと、健全財政の確保を第一義に勘案されますようお願いをいたしまして、本議案に賛成いたすものでございます。  以上をもちまして、それぞれの議案に対します私の賛成討論を終わらせていただきます。議員各位の御賛同を賜りますよう心からお願いを申し上げる次第でございます。よろしくお願いします。 ○議長(平手久志君)  ほかに討論はございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり)  討論もないようでございますので、これをもって討論を終結いたします。  これより直ちに採決いたします。                (「議長」と呼ぶ者あり)  松田俊彦君。 ◆26番(松田俊彦君)  暫時休憩をお諮り願います。                (「賛成」と呼ぶ者あり) ○議長(平手久志君)  ただいま松田俊彦君から休憩動議が提出され、賛成者がありますので動議は成立いたしました。
     本動議のとおり決することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認め、暫時休憩いたします。                                 午前10時28分 休憩                                 午前10時45分 再開 ○議長(平手久志君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  これより直ちに採決いたします。  議案第2号稲沢市名誉市民条例を廃止する条例についてから議案第14号議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例についてに至る各議案は、原案どおり決することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第2号から議案第14号に至る各議案は、原案どおり可決されました。  次に、議案第15号稲沢市議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例について及び議案第16号稲沢市報酬額及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例については、原案どおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                   (賛成者起立)  御着席願います。起立多数と認めます。よって、議案第15号及び議案第16号は、原案どおり可決されました。  次に、議案第17号稲沢市特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例についてから議案第25号稲沢市情報公開・個人情報保護審査会条例の一部を改正する条例についてに至る各議案は、原案どおり決することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第17号から議案第25号に至る各議案は、原案どおり可決されました。  次に、議案第26号稲沢市平和町コミュニティ会館の設置及び管理に関する条例の制定については、原案どおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                   (賛成者起立)  御着席願います。起立多数と認めます。よって、議案第26号は原案どおり可決されました。  次に、議案第27号稲沢市消防本部及び消防署の設置等に関する条例の制定についてから議案 第30号稲沢市認可地縁団体印鑑の登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例についてに至る各議案は、原案どおり決することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第27号から議案第30号に至る各議案は、原案どおり可決されました。  次に、議案第31号稲沢市区長、公達員制度審議会条例の一部を改正する条例については、原案どおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                   (賛成者起立)  御着席願います。起立多数と認めます。よって、議案第31号は原案どおり可決されました。  次に、議案第32号稲沢市防災会議条例の一部を改正する条例について及び議案第33号稲沢市消防賞じゅつ金及び殉職者特別賞じゅつ金条例の一部を改正する条例については、原案どおり決することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第32号及び議案第33号は、原案どおり可決されました。  次に、議案第34号稲沢市消防団条例の一部を改正する条例については、原案どおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                   (賛成者起立)  御着席願います。起立多数と認めます。よって、議案第34号は原案どおり可決されました。  次に、議案第35号稲沢市水道事業の設置等に関する条例の制定については、原案どおり決することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第35号は原案どおり可決されました。  次に、議案第36号稲沢市水道事業給水条例の制定については、原案どおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                   (賛成者起立)  御着席願います。起立多数と認めます。よって、議案第36号は原案どおり可決されました。  次に、議案第37号稲沢市財産の交換、譲渡、無償貸付等に関する条例の一部を改正する条例について及び議案第38号稲沢市行政財産の目的外使用に関する使用料条例の一部を改正する条例については、原案どおり決することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第37号及び議案第38号は、原案どおり可決されました。  次に、議案第39号稲沢市手数料徴収条例の一部を改正する条例について及び議案第40号祖父江町及び平和町の編入に伴う稲沢市税条例及び稲沢市都市計画税条例の適用の経過措置に関す る条例の制定については、原案どおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                   (賛成者起立)  御着席願います。起立多数と認めます。よって、議案第39号及び議案第40号は、原案どおり可決されました。  次に、議案第41号稲沢市税条例の一部を改正する条例についてから議案第44号稲沢市引揚住宅の設置及び管理に関する条例の制定についてに至る各議案は、原案どおり決することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第41号から議案第44号に至る各議案は、原案どおり可決されました。  次に、議案第45号稲沢市平和らくらくプラザの設置及び管理に関する条例の制定については、原案どおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                   (賛成者起立)  御着席願います。起立多数と認めます。よって、議案第45号は原案どおり可決されました。  次に、議案第46号稲沢市老人福祉施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例についてから議案第48号稲沢市痴呆性老人手当支給条例の一部を改正する条例についてに至る各議案は、原案どおり決することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第46号から議案第48号に至る各議案は、原案どおり可決されました。  次に、議案第49号稲沢市障害者扶助料支給条例の一部を改正する条例について及び議案第50号稲沢市原子爆弾被爆者健康管理手当支給条例の一部を改正する条例については、原案どおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                   (賛成者起立)  御着席願います。起立多数と認めます。よって、議案第49号及び議案第50号は、原案どおり可決されました。  次に、議案第51号稲沢市在宅老人デイ・サービス事業実施条例を廃止する条例については、原案どおり決することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第51号は原案どおり可決されました。  次に、議案第52号稲沢市放課後児童健全育成事業の実施に関する条例の制定については、原案どおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                   (賛成者起立)  御着席願います。起立多数と認めます。よって、議案第52号は原案どおり可決されました。  次に、議案第53号稲沢市子育て支援センターの設置及び管理に関する条例の制定について及び議案第54号稲沢市立保育園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例については、原案どおり決することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第53号及び議案第54号は、原案どおり可決されました。  次に、議案第55号稲沢市保育の実施に関する条例の一部を改正する条例については、原案どおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                   (賛成者起立)  御着席願います。起立多数と認めます。よって、議案第55号は原案どおり可決されました。  次に、議案第56号稲沢市立児童厚生施設の設置および管理に関する条例の一部を改正する条例については、原案どおり決することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第56号は原案どおり可決されました。  次に、議案第57号稲沢市遺児手当支給条例の一部を改正する条例についてから議案第62号稲沢市老人医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例についてに至る各議案は、原案どおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                   (賛成者起立)  御着席願います。起立多数と認めます。よって、議案第57号から議案第62号に至る各議案は、原案どおり可決されました。  次に、議案第63号稲沢市心身障害者医療費支給条例の一部を改正する条例についてから議案第65号稲沢市戦傷病者医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例についてに至る各議案は、原案どおり決することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第63号から議案第65号に至る各議案は、原案どおり可決されました。  次に、議案第66号稲沢市国民健康保険条例の一部を改正する条例については、原案どおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                   (賛成者起立)  御着席願います。起立多数と認めます。よって、議案第66号は原案どおり可決されました。  次に、議案第67号稲沢市介護保険条例の一部を改正する条例について及び議案第68号稲沢市保健センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例については、原案どおり決することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第67号及び議案第68号は、原案どおり可決されました。  次に、議案第69号稲沢市中小企業振興奨励に関する条例の制定については、原案どおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                   (賛成者起立)  御着席願います。起立多数と認めます。よって、議案第69号は原案どおり可決されました。  次に、議案第70号稲沢市農業委員会の選挙による委員の定数及び選挙区並びに各部会の委員の定数に関する条例の一部を改正する条例については、原案どおり決することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第70号は原案どおり可決されました。  次に、議案第71号稲沢市巡回バス条例の制定については、原案どおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                   (賛成者起立)  御着席願います。起立多数と認めます。よって、議案第71号は原案どおり可決されました。  次に、議案第72号稲沢市祖父江霊園事業基金条例の制定については、原案どおり決することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第72号は原案どおり可決されました。  次に、議案第73号稲沢市証紙条例の制定については、原案どおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                   (賛成者起立)  御着席願います。起立多数と認めます。よって、議案第73号は原案どおり可決されました。
     次に、議案第74号稲沢市祖父江霊園事業特別会計設置に関する条例の制定についてから議案第79号稲沢市が設置する一般廃棄物処理施設に係る生活環境影響調査結果の縦覧等の手続に関する条例の制定についてに至る各議案は、原案どおり決することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第74号から議案第79号に至る各議案は、原案どおり可決されました。  次に、議案第80号稲沢市廃棄物の減量化、資源化及び適正処理に関する条例の一部を改正する条例については、原案どおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                   (賛成者起立)  御着席願います。起立多数と認めます。よって、議案第80号は原案どおり可決されました。  次に、議案第81号稲沢市廃棄物減量等推進審議会条例の一部を改正する条例についてから議案第89号稲沢市コミュニティ・プラント事業特別会計設置に関する条例の制定についてに至る各議案は、原案どおり決することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第81号から議案第89号に至る各議案は、原案どおり可決されました。  次に、議案第90号稲沢市コミュニティ・プラント施設建設事業受益者分担に関する条例の制定について及び議案第91号稲沢市コミュニティ・プラント施設の設置及び管理に関する条例の制定については、原案どおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                   (賛成者起立)  御着席願います。起立多数と認めます。よって、議案第90号及び議案第91号は、原案どおり可決されました。  次に、議案第92号稲沢市排水設備指定工事店条例の制定についてから議案第94号稲沢市農業集落排水施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例についてに至る各議案は、原案どおり決することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第92号から議案第94号に至る各議案は、原案どおり可決されました。  次に、議案第95号稲沢中島都市計画稲沢下水道事業受益者負担に関する条例の一部を改正する条例については、原案どおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                   (賛成者起立)  御着席願います。起立多数と認めます。よって、議案第95号は原案どおり可決されました。  次に、議案第96号稲沢市下水道条例の一部を改正する条例についてから議案第 108号稲沢市青少年問題協議会条例の一部を改正する条例についてに至る各議案は、原案どおり決することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第96号から議案第 108号に至る各議案は、原案どおり可決されました。  次に、議案第 109号稲沢市勤労青少年ホームの設置および管理に関する条例の一部を改正する条例については、原案どおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                   (賛成者起立)  御着席願います。起立多数と認めます。よって、議案第 109号は原案どおり可決されました。  次に、議案第 110号稲沢市祖父江の森整備事業基金条例の制定については、原案どおり決す ることに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第 110号は原案どおり可決されました。  次に、議案第 111号稲沢市祖父江の森の設置及び管理に関する条例の制定について及び議案第 112号稲沢市立体育館の設置及び管理に関する条例の制定については、原案どおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                   (賛成者起立)  御着席願います。起立多数と認めます。よって、議案第 111号及び議案第 112号は、原案どおり可決されました。  次に、議案第 113号稲沢市営プールの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例については、原案どおり決することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第 113号は原案どおり可決されました。  次に、議案第 114号稲沢市球技場の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例については、原案どおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                   (賛成者起立)  御着席願います。起立多数と認めます。よって、議案第 114号は原案どおり可決されました。  次に、議案第 115号稲沢市総合体育館の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例については、原案どおり決することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第 115号は原案どおり可決されました。  次に、議案第 116号稲沢市立学校の施設開放に関する使用料条例の一部を改正する条例については、原案どおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                   (賛成者起立)  御着席願います。起立多数と認めます。よって、議案第 116号は原案どおり可決されました。  次に、議案第 117号稲沢市立図書館設置条例の一部を改正する条例についてから議案第 126号稲沢市道路線の認定についてに至る各議案は、原案どおり決することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第 117号から議案第 126号に至る各議案は、原案どおり可決されました。  次に、議案第 127号平成17年度稲沢市一般会計予算から議案第 130号平成17年度稲沢市介護保険特別会計予算に至る各議案は、原案どおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                   (賛成者起立)  御着席願います。起立多数と認めます。よって、議案第 127号から議案第 130号に至る各議案は、原案どおり可決されました。  次に、議案第 131号平成17年度稲沢市祖父江霊園事業特別会計予算から議案第 144号平成16年度稲沢中島都市計画事業稲沢西土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)に至る各議案は、原案どおり決することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第 131号から議案第 144号に至る各議案は、原案どおり可決されました。  次に日程第 146、同意案第3号公平委員会委員の選任について及び日程第 147、同意案第4号固定資産評価審査委員会委員の選任についてを一括議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。 ◎市長(服部幸道君) (登壇)  本日提案申し上げ、御審議いただきます議案は同意案2件でございまして、その概要につきまして御説明申し上げます。  同意案第3号公平委員会委員の選任につきましては、大津千明氏が平成17年4月10日に任期満了となるため、その後任として、稲沢市高御堂五丁目 160番地1、大津千明氏を選任したいので、地方公務員法第9条の2第2項の規定により議会の同意を求めるものでございます。  次に、同意案第4号固定資産評価審査委員会委員の選任につきましては、服部貞夫氏、古川忠造氏、伊藤 浩氏が平成17年3月31日に任期満了のため、その後任として、稲沢市矢合町2664番地、橋本嗣治氏、祖父江町大字祖父江字南川原 175番地、澄川 清氏、平和町大字横池字本田 370番地、田島峯生氏を選任したいので、地方税法第 423条第3項の規定により議会の同意を求めるものでございます。  以上が本日上程いたします議案の概要でございますが、詳細につきましては市長公室長事務取り扱いの助役から説明させますので、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(平手久志君)  続いて、助役の説明を求めます。 ◎助役(大野紀明君) ──────────────────────────────────────────── 同意案第3号  公平委員会委員の選任について  稲沢市公平委員会委員に下記の者を選任したいから、地方公務員法第9条の2第2項の規定により、議会の同意を求める。  理由  大津千明氏が平成17年4月10日任期満了のため  平成17年3月25日提出                             稲沢市長 服 部 幸 道                      記   ┏━━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━┓    ┃   住        所   ┃  氏   名  ┃  生 年 月 日 ┃    ┣━━━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━━┫    ┃ 稲沢市高御堂五丁目 160番地1 ┃ 大 津 千 明 ┃ 昭和19年1月5日 ┃    ┗━━━━━━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━┛  ────────────────────────────────────────────  大津千明氏の略歴を御紹介申し上げます。  大津氏は、昭和43年4月に札幌地方裁判所判事補になられまして、東京、青森の家庭裁判所に勤務され、昭和53年4月には判事となられ、昭和63年6月に弁護士となられ、現在も活躍中のお方でございます。また、平成5年から現在に至るまで稲沢市公平委員会委員をしていただいておるお方でございます。 ──────────────────────────────────────────── 同意案第4号           固定資産評価審査委員会委員の選任について  稲沢市固定資産評価審査委員会委員に下記の者を選任したいから、地方税法第 423条第3項の規定により、議会の同意を求める。  理由  服部貞夫氏、古川忠造氏、伊藤 浩氏が平成17年3月31日任期満了のため  平成17年3月25日提出                             稲沢市長 服 部 幸 道                      記   ┏━━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━┓    ┃   住        所   ┃  氏   名  ┃  生 年 月 日 ┃    ┣━━━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━━┫    ┃ 稲沢市矢合町2664番地     ┃ 橋 本 嗣 治 ┃ 昭和14年9月17日 ┃    ┣━━━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━━┫    ┃ 祖父江町大字祖父江字南川原175 ┃         ┃          ┃    ┃ 番地             ┃ 澄 川   清 ┃ 大正15年3月30日 ┃    ┣━━━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━━┫    ┃ 平和町大字横池字本田 370番地 ┃ 田 島 峯 生 ┃ 昭和14年4月3日 ┃    ┗━━━━━━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━┛  ────────────────────────────────────────────  橋本嗣治氏の略歴を御紹介申し上げます。  橋本氏は、昭和40年4月から今日まで家業である矢合観音の住持をなさっておられます。また、昭和56年から現在に至るまで国分小学校後援会長を、15年4月には矢合本郷区長を、また国分小学校学校評議員を現在はなさっておられるお方でございます。  次に、澄川 清氏の略歴を御紹介申し上げます。  澄川氏は、昭和55年4月から平成3年3月まで祖父江町川原町区長を3度務められまして、平成6年4月から現在まで祖父江町固定資産評価審査委員会委員をなさっておられるお方でございます。
     次に、田島峯生氏の略歴を御紹介申し上げます。  田島氏は、昭和36年4月、愛知県農林部農産園芸課に奉職されまして、平成3年4月には名古屋農地開発事務所次長兼総務課長を、平成7年4月に農地林務部自然保護課長を歴任されまして、平成12年3月に愛知県を退職されました。平成14年6月から平和町固定資産評価審査委員会委員をなさってみえるお方でございます。  御審議賜り、御同意を賜りますようよろしくお願い申し上げます。以上でございます。 ○議長(平手久志君)  説明が終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑はございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり)  質疑もないようでございますので、これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております同意案第3号及び同意案第4号は、会議規則第36条第2項の規定により委員会への付託を省略したいと思います。これに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  これより討論に入ります。  討論はございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり)  討論もないようでございますので、これをもって討論を終結いたします。  これより直ちに採決いたします。  同意案第3号公平委員会委員の選任について及び同意案第4号固定資産評価審査委員会委員の選任については、原案に同意することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、同意案第3号及び同意案第4号は、原案に同意することに決しました。  次に日程第 148、発議案第1号稲沢市議会委員会条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  発議案はお手元に配付したとおりであります。  提案理由の説明を求めます。  松田俊彦君。 ◆26番(松田俊彦君) (登壇)  議長のお許しをいただきましたので、発議案第1号稲沢市議会委員会条例の一部を改正する条例についての提案説明をさせていただきます。  改正内容につきましては、稲沢市・祖父江町・平和町との合併に伴いまして市事務分掌条例が改正されましたので、各常任委員会の所管について改正するものであります。総務委員会につきましては、祖父江支所、平和支所、消防本部を追加いたします。建設委員会につきましては、都市開発部が廃止されて上下水道部が設置されますので、その所管に上下水道部を加えるものでございます。  次に、合併によりまして議員が60人となりますが、その経過措置といたしまして、我々の議員任期満了日である平成19年9月30日までに限り、各常任委員会の定数を現在の「7人」を「15人」に、議会運営委員会の定数は「10人」を「15人」に、さらに議会運営委員会の副委員長については、「若干人」が置けるように改正するものでございます。  以上、提案説明とさせていただきますが、よろしく御賛同を賜りますようお願いを申し上げて説明にかえさせていただきます。どうかよろしくお願いいたします。 ○議長(平手久志君)  説明が終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑はございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり)  質疑もないようでございますので、これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております発議案第1号は、会議規則第36条第2項の規定により委員会への付託を省略したいと思います。これに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  これより討論に入ります。  討論はございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり)  討論もないようですので、これをもって討論を終結いたします。  これより直ちに採決いたします。  発議案第1号稲沢市議会委員会条例の一部を改正する条例については、原案どおり決することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、発議案第1号は原案どおり可決されました。  次に、日程第 149、意見書案第1号社会保障制度の抜本的改革を求める意見書から日程第 154、意見書案第6号介護保険の制度見直しに関する意見書までを一括議題といたします。  各意見書はお手元に配付したとおりであります。  提案理由の説明を求めます。  意見書案第1号について、大河内 明君。 ◆17番(大河内明君) (登壇)  議長さんのお許しをいただきましたので、意見書の提案説明をさせていただきます。  意見書朗読をもって提案にかえさせていただきたいと存じますので、よろしくお願い申し上げます。  社会保障制度の抜本的改革を求める意見書。  公的年金制度は国民の高齢期の生活を支える重要な社会保障制度であり、年金制度の改革は、今日、国民の最大の関心事となっている。  政府は、公的年金制度改革を行うため、昨年、年金改革関連法案を提出し、参議院において6月5日に可決、成立した。  しかしながら、職業によって加入する年金制度が分かれ、負担と給付が異なっていることや、年金制度に対する不信感により、国民年金の未加入・未納が発生するなどの問題も残されている。  現在の我が国の年金制度が抱える問題点や、介護・障害者サービスの決定、医療制度の改革など社会保障全体の抜本的改革を行うことが必要である。  よって、国において、国民が生涯を通じて安心して暮らせる社会保障制度を創設するため、下記事項について早急に実施されるよう強く要望する。  1.基礎年金制度の改革をはじめ各種年金の一元化問題を含む社会保障制度全般の一体的見直しを行い、早急に実施すること。  2.特に、子育て支援の充実、雇用政策、住宅政策などとの連携を十分にはかること。  3.国民年金の未加入者及び未納者に対する通知、催促を適正に行うための措置を講じること。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  平成17年3月25日、愛知県稲沢市議会。  提出先、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、財務大臣、厚生労働大臣。  議員各位の賛同を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(平手久志君)  意見書案第2号及び意見書案第3号について、松田俊彦君。 ◆26番(松田俊彦君) (登壇)  議長のお許しをいただきましたので、意見書案第2号、続いて第3号についての提案説明をさせていただきます。  朗読をもって説明にかえさせていただきますので、よろしくお願いをいたします。  意見書案第2号は、適正な労働時間管理の徹底を求める意見書でございます。  日本の労働者は、この数年間、デフレ経済のもとで市場競争に勝ち残るために、職場では、コスト優先で労働負荷が高まったことで、長時間労働や過重労働さらには不払い残業など悪質な労働基準法違反があとを絶たない状況にあり、「従業員主権主義」がないがしろにされている。  過労などが原因で脳や心臓の疾患や「健康問題」を苦に自ら命を断つ人が一向に減少しない状況にある。  長時間労働、過重労働は労使双方の課題でもあるが、労働者の健康を損ねることはもちろんのこと、幸せな家庭を破壊してしまうものである。  よって、国において、勤労者が働きがいを持って安心して働ける労働環境を維持発展するため、下記事項について早急に実施されるよう強く要望する。  記、1.厚生労働省の通達「労働時間適正把握基準」及び「賃金不払い残業解消指針」の周知徹底を図ること。  2.労働基準監督官を増員し定期的な臨検監督、違反に対する摘発と強力な是正指導等を行うこと。  3.サービス残業(賃金不払残業)の一掃を図ること。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  平成17年3月25日、愛知県稲沢市議会。  提出先でございますが、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、厚生労働大臣でございます。  続いて意見書の3号でございますが、これは公共工事における建設労働者の適正な労働条件確保についての意見書でございます。  建設業は、全産業の就業者数の約10%を占める 630万人の就業者を抱えており、我が国の基幹産業として経済活動と雇用機会の確保に大きく貢献している。  しかしながら、建設業界の特徴である元請と下請という重層的な関係の中で、建設労働者の賃金体系は現在も不安定であり、労働者の生活にも影響を及ぼしている。  我が国では、平成12年11月に「公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律」が制定され、衆議院において「建設労働者の賃金、労働条件の確保が適切に行われるよう努める」 との附帯議決が行われた。  一方、諸外国では、いわゆる「公契約法」の制定が進んでおり、公契約における適正な賃金の支払が確保されている。  よって、国におかれては、公共工事における安全や品質を保証するとともに、建設労働者の適正な労働条件を確保するため、下記事項について特段の配慮をされるよう強く要望する。  記、1.公共工事における建設労働者の適正な賃金が確保されるよう「公契約法」の制定について検討すること。  2.「公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律」の附帯決議について実効ある施策を実施すること。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  平成17年3月25日、愛知県稲沢市議会。  提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、厚生労働大臣、農林水産大臣、国土交通大臣でございます。  どうか議員の皆様方の御賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(平手久志君)  意見書案第4号について、渡辺幸保君。 ◆21番(渡辺幸保君) (登壇)  意見書案第4号について趣旨説明をさせていただきます。  配付された文書を朗読して、説明とさせていただきます。
     定率減税の縮小・廃止に関する意見書の提出であります。  政府は、税制調査会の「個人所得の定率減税を2006年度までに段階的に縮小・廃止」という答申を受け、所得税・住民税の定率減税を縮小・廃止しようとしています。  この定率減税は、1999年度から「著しく停滞した経済活動の回復に資する」ことを目的として、所得税の最高税率の引き下げ、法人税の基本税率の引き下げとともに「恒久的減税」の一つとして実施されたもので、合わせて約7兆円の大型減税として、景気の落ち込みが深刻化する経済情勢の下支えとして大きな役割を担ってきました。所得税は一律20%、最高25万円まで、個人住民税も15%、最高4万円まで減額され、就業者の7割が減額されている。これが全廃されれば、総額年 3.3兆円、一人当たり年最大29万円の増税となります。  一方、内閣府が作成した報告書「日本経済2004年 ── 持続的成長の可能性とリスク ── 」では「企業の利益が伸びても給与は下がる、1995年以降逆相関が強まっている」と分析し、「今後、消費が持続的に回復していくためには、所得の回復がかぎ」と述べている。また、民間のシンクタンク「日本総合研究所」は、定率減税が半減された場合、個人消費を 1.3兆円押し下げるとの試算を公表し、2005年度からの減税縮小は景気減速のタイミングとも重なり、 景気後退をもたらしかねないと警告しています。このような状況のもとでの定率減税の縮小・廃止が、景気回復の芽を摘み取るものであることは明らかであります。  よって、国会及び政府に対し、定率減税の縮小・廃止を行わないよう強く要望するものであります。  稲沢市の現状の介護保険や国民健康保険の税率で計算してみますと、もしこれが全廃された場合に、65歳以上の男性、収入が 260万、奥さんも65歳以上で収入が80万、このごく普通の家庭の収入が一体どうなるのか試算してみました。そうすると、現状では15万 5,100円の課税が、所得・市県民税、介護・国民健康保険、これらを全部足すと何と32万 6,600円、倍以上になるんですね。だから、このような増税というのは確実に消費を落ち込ませ、景気をさらに後退させることがもう目に見えておりますので、ぜひとも皆さんの御賛同をお願いしたいと思います。 ○議長(平手久志君)  意見書案第5号及び意見書案第6号について、茶原孝子さん。 ◆10番(茶原孝子君) (登壇)  意見書案第5号と6号について趣旨説明をさせていただきます。  初めに、第5号の障害者施策への「定率(=応益)負担」の導入に反対する意見書についてです。  国は、今国会で「障害者自立支援法」を成立させようとしています。その中で、福祉サービスや公費の負担医療を受ける際に、利用者から1割の自己負担を求めるということと、施設での食事などの自己負担を求めていること、これは障害者と家族の生活に深刻な打撃を与えることと不安と困惑の声が上がっています。第1に、この負担は、入所施設などにおいては、基礎年金額をはるかに超過する額になります。障害者の収入だけでは賄えないこと。第2に、多くの福祉サービスの利用を必要とする重度の障害者ほど多額の利用料が徴収されること。第3に、「低所得者への配慮」についても、生活保護世帯と同一生計者全員が、市町村民税非課税の人にしか適用されないなど、その範囲が極めて限られています。障害者本人に収入がなくても、家族に収入があれば、負担が重くなる仕組みで、親や兄弟の扶養義務を復活させて、世帯全体の所得で負担能力を判定するものになっています。そして、この法案には厚生医療や育成医療の患者負担の大幅増が入っています。  けさの私たちの新聞「赤旗」には腎臓病患者の方が、これでは満足な治療どころか命をつないでいくことができないとして、国会の各党を訪ねたという記事が載っています。障害者とその家族への影響は、本当にはかり知れません。  また、制度全般にかかわる大がかりな改革にもかかわらず、実施に必要な準備期間が全く考慮されていないなど、これから地方公共団体において深刻な混乱をもたらすということが懸念されています。地域住民の暮らしを守るためにも、この定率負担の拙速な導入は行わず、障害 者・家族・関係者・地方公共団体との十分な協議を行うよう強く要望するものです。  議員皆さんの賛同をお願いしたいと思います。  次に、意見書案第6号介護保険の制度見直しに関する意見書です。  介護保険制度は発足後5年近くが経過しまして、要介護認定者が増大するなど、高齢者の健康と生活を支える制度の一つとして重要さを増しています。ところがその一方で、保険料の引き上げや特別老人ホームなどの整備が需要に追いつかないため、多くの入所待機者が存在することなど、保険者である地方公共団体に共通する多くの問題が生まれています。これらの問題を解決するためには、国の制度改善が欠かせないとして要望事項を上げております。  まず、この介護保険制度が導入されるまで、国の負担が50%でした。それが25%に減らされています。その国庫負担割合を30%に引き上げること。  2.低所得者の保険料の減免制度を国の制度として設けること。これによって自治体の負担を少しでも軽くしてほしいということです。  三つ目として、施設利用者の居室代、食事代などの利用者負担をふやさないこと。介護保健の三施設、特別養護老人ホームや老人保健施設、療養型医療施設の利用者の居住費と食事を保健給付から外して自己負担にする問題では、所得の低い高齢者を施設利用から事実上締め出すことになりかねません。  そして、4番目として要支援・要介護1のサービス利用者への介護給付の抑制・縮小のことです。サービスのこういう制限は、これまで要支援と要介護1と認定された軽度の高齢者が対象になります。高齢者をホームヘルパーが訪れ、洗濯や掃除などのサービスを行う家事代行型の訪問介護を原則として行わないとしています。ところが、今現在このサービスを受けている人は、75歳以上の後期高齢者のひとり暮らしや老齢世帯の方が7割から8割を占めている現状です。家事援助が打ち切られれば、生活が成り立っていかないということは、はっきりしています。  そして5番目として、保険料を負担する被保険者の範囲拡大(対象年齢の引き下げ)などが取りざたされています。そして、障害者施策との統合については強行せず、地方公共団体や関係者の意見に基づき慎重に検討すること。  6番目、介護報酬を見直し、介護サービスの質の改善と介護にかかわる従事者の待遇を改善すること。  以上について議員皆さんの賛同を心からお願いを申し上げまして、趣旨説明にかえさせていただきます。 ○議長(平手久志君)  説明が終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑はございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり)  質疑もないようでございますので、これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております意見書案第1号から意見書案第6号に至る各意見書案は、会議規則第36条第2項の規定により委員会への付託を省略したいと思います。これに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  これより討論に入ります。  反対討論の発言を許します。  茶原孝子さん。 ◆10番(茶原孝子君) (登壇)  日本共産党を代表いたしまして、意見書案第1号社会保障制度の抜本的改革を求める意見書の提出について、反対討論をさせていただきます。  私たち日本共産党は、社会保障制度の抜本的改革の議論を大いにしていくという立場です。ですが、この意見書では、社会保障制度を税金、保険料の負担と給付のあり方も含めて、2007年度までに一体的に見直すという三党合意の前提があり、2007年度からの消費税値上げに道をつける意見書になるのではと危惧をいたします。  年金の一元化は、国民全体の収入を底上げすることで各制度間の格差を小さくしていくべきだと考えています。日本共産党はそのために、最低保障年金制度をつくり、月5万円を一律に保障し、その上に現在の制度の保険料に合わせた給付を上乗せするよう提案しています。現行制度を前提に一元化しようとすれば、矛盾が出てきます。厚生年金と国民年金を一緒にする中で、厚生年金の事業者負担をなくす方向の一元化になれば、財界は大喜びするでしょうが、給付は大幅に下がります。厚生年金のレベルに国民年金の保険料を上げれば、払えなくなる人は膨大にふえていきます。  そして、現在の国民年金の未加入者や未納者に通知や督促をしていくというのではなく、原因を明らかにして、だれもが安心して暮らせる社会保障制度を構築していくことが必要と考え、反対をいたします。 ○議長(平手久志君)  ほかに討論はございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり)  討論もないようでございますので、これをもって討論を終結いたします。  これより直ちに採決いたします。  意見書案第1号社会保障制度の抜本的改革を求める意見書は、原案どおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                   (賛成者起立)  御着席願います。起立多数と認めます。よって、意見書案第1号は原案どおり可決しました。  次に、意見書案第2号適正な労働時間管理の徹底を求める意見書及び意見書案第3号公共工事における建設労働者の適正な労働条件確保についての意見書は、原案どおり決することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、意見書案第2号及び意見書案第3号は、原案どおり可決されました。  次に、意見書案第4号定率減税の縮小・廃止に関する意見書から意見書案第6号介護保険制度見直しに関する意見書に至る各意見書案は、原案どおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                   (賛成者起立)  御着席願います。起立少数と認めます。よって、意見書案第4号から意見書案第6号に至る各意見書案は、否決されました。  次に日程第 155、議会運営委員会における閉会中継続調査事項については、お手元に配付してあります文書のとおり決することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  次に日程第 156、議員派遣についてを議題といたします。  議員派遣については、地方自治法第 100条及び会議規則第 159条の規定により、お手元に配付してあります議員派遣についてのとおり派遣したいと思います。これに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、議員派遣についてのとおり派遣することに決しました。  次に日程第 157、市民病院建設特別委員会及び図書館建設特別委員会の廃止についてを議題といたします。  お諮りいたします。3月31日をもって市民病院建設特別委員会及び図書館建設特別委員会を廃止したいと思います。これに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、3月31日をもって市民病院建設特別委員会及び図書館建設特別委員会を廃止することに決しました。  以上で、本定例会に付議されました案件はすべて議了いたしました。  市長から発言の申し入れがありますので、これを許可いたします。  服部市長。 ◎市長(服部幸道君) (登壇)  3月2日から25日の24日間、予定いたしました議案を慎重審議いただきまして、ただいまは御議決をいただき、まことにありがとうございます。今議会は骨格的予算ということで、また新たな議会も早々に開かれてまいります。合併に向けて引き続き御支援をいただきますようにお願いを申し上げる次第でございます。ただいまは本当に議決をいただき、ありがとうございました。今後も慎重に事業を展開してまいりますので、よろしく御支援のほどお願いを申し上げます。ありがとうございました。 ○議長(平手久志君)  去る2日から本日までの長期間にわたる慎重審議、まことにありがとうございました。  これをもって平成17年第1回稲沢市議会3月定例会を閉会いたします。                                 午前11時57分 閉会  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。   平成  年  月  日          議     長    平 手 久 志          副  議  長    加 賀 盛 勝          署 名 議 員    大河内   明          署 名 議 員    加 賀 盛 勝...