稲沢市議会 > 1993-03-24 >
平成 5年第 2回 3月定例会−03月24日-06号

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  1. 稲沢市議会 1993-03-24
    平成 5年第 2回 3月定例会−03月24日-06号


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    最終取得日: 2022-12-06
    平成 5年第 2回 3月定例会−03月24日-06号平成 5年第 2回 3月定例会     議 事 日 程 (第6号)              3月24日(水曜日)午前9時30分 開議 第1 議案第2号 稲沢市農業集落排水事業特別会計設置に関する条例の制定について 第2 議案第3号 稲沢市農業集落排水施設建設事業受益者分担に関する条例の制定について 第3 議案第4号 稲沢中島都市計画稲沢西土地区画整理事業特別会計設置に関する条例の制定について 第4 議案第5号 稲沢中島都市計画稲沢西土地区画整理事業施行規程の制定について 第5 議案第6号 稲沢市地区市民センター設置条例の一部を改正する条例について 第6 議案第7号 稲沢市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例について 第7 議案第8号 稲沢市在宅老人デイ・サービス事業実施条例の一部を改正する条例について 第8 議案第9号 稲沢市立児童厚生施設の設置および管理に関する条例の一部を改正する条例について 第9 議案第10号 稲沢市都市公園条例の一部を改正する条例について 第10 議案第11号 稲沢市勤労青少年ホームの設置および管理に関する条例の一部を改正する条例について 第11 議案第12号 稲沢市陸上競技場の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について 第12 議案第13号 油彩画「オピタル・ブロカ」1点の物品供給契約の締結について 第13 議案第14号 平成5年度稲沢市農業共済事業の賦課単価について 第14 議案第15号 区域外の市道路線認定の承諾について 第15 議案第16号 稲沢市道路線の廃止について
    第16 議案第17号 稲沢市道路線の認定について 第17 議案第18号 財産(土地)の取得について 第18 議案第19号 平成5年度稲沢市一般会計予算 第19 議案第20号 平成5年度稲沢市国民健康保険特別会計予算 第20 議案第21号 平成5年度稲沢中島都市計画稲沢土地区画整理事業特別会計予算 第21 議案第22号 平成5年度稲沢市農業共済事業特別会計予算 第22 議案第23号 平成5年度稲沢市民交通災害共済事業特別会計予算 第23 議案第24号 平成5年度稲沢市老人保健特別会計予算 第24 議案第25号 平成5年度稲沢市公共下水道事業特別会計予算 第25 議案第26号 平成5年度稲沢中島都市計画稲沢西土地区画整理事業特別会計予算 第26 議案第27号 平成5年度稲沢市農業集落排水事業特別会計予算 第27 議案第28号 平成5年度稲沢市稲沢市民病院事業会計予算 第28 議案第29号 平成4年度稲沢市一般会計補正予算(第7号) 第29 議案第30号 平成4年度稲沢市国民健康保険特別会計補正予算(第5号) 第30 議案第31号 平成4年度稲沢市老人保健特別会計補正予算(第2号) 第31 議案第32号 平成4年度稲沢市公共下水道事業特別会計補正予算(第5号) 第32 議案第33号 平成4年度稲沢市稲沢市民病院事業会計補正予算(第3号) 第33 請願第1号 法務局職員の増員についての請願 第34 請願第2号 健康保険で良い入れ歯がつくれるよう医療制度の改善を求める請願 第35 継続審査中の請願について    ・平成4年請願第6号 学校5日制にともなう、学校・地域などでの条件整備を急ぐとともに公的保育の確立・拡充を求める請願    ・平成4年請願第7号 学童保育の充実を求める請願 第36 意見書案第1号 法務局職員の増員に関する意見書 第37 議案第34号   稲沢市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例の一部を改正する条例について 第38 同意案第1号  公平委員会委員の選任について 第39 同意案第2号  固定資産評価審査委員会委員の選任について 第40 議会運営委員会における閉会中継続調査事項について 出 席 議 員(30名)   議席番号   氏   名     議席番号   氏   名     1番  竹 村 幸 晴      2番  村 上 秀 臣     3番  星 野 茂 子      4番  鈴 森   章     5番  内 藤 和 秀      6番  杉 村 恒 幸     7番  安 井 利 彦      8番  川 村 秀 之     9番  近 藤 春 市      10番  竹 市   慧     11番  柴 山 孝 之      12番  松 田 俊 彦     13番  平 手 久 志      14番  服 部 開 一     15番  奥 田   寛      16番  渡 辺 幸 保     17番  飯 田 瑛 一      18番  加 藤 光 男     19番  河 村 三 朗      20番  本 若 栄 三     21番  鈴 木 幹 雄      22番  吉 田 一 夫     23番  坂 上 国 弘      24番  小 沢 和 敬     25番  高 瀬 義 雄      26番  山 田   武     27番  加 藤 鐘 一      28番  服 部 繁 雄     29番  飯 田   勇      30番  日 比 静 夫 欠 席 議 員(なし) 地方自治法第121条の規定により出席を求めた者  市長      加 藤 勝 見   助役      服 部 幸 道  収入役     吉 田   正   教育長     河 合 三智麿  市長公室長   福 本 雄 治   総務部長    中 村 文 彦  総務部次長   川 村 荘一朗   市民部長    柴 田 昌 生  市民部次長   家 田 吉 晴   厚生経済部長  家 田 鐵 彦  厚生経済部次長 伊 藤 幹 夫   建設部長    吉 川   昭  建設部次長   山 田 忠 彦   都市開発部長  橋 本 英 明  都市開発部次長 山 田 勝 彦   下水道部長   吉 田 日支雄  教育部長    黒 田 登 郎   市民病院事務局長谷     勇  人事課長    吉 田 哲 夫   企画課長    大 野 紀 明  電子計算課長  村 橋 勝 機   財政課長    大 木 和 也  契約検査課長  海 田 照 夫   市民センター統括主幹                            木 村 和 儀  会計課長    伴 野 弘 和   監査委員事務局長牛 田   勇  課税課長    渡 辺   肇   収納課長    吉 田 愛 孝  保険年金課長  川 口 芳 行   環境交通対策課長樋江井 文 夫  保健センター所長田 島 正 敏   児童課長    丹 羽 正 利  農務課長    小 林 一 一   商工課長    奥 村 素 英  土木課長    太 田 征 二   用地課長    太 田 政 之  都市計画課長  宮 崎 弘 已   区画整理課長  服 部   豊  建築課長    羽 根 邦 明   下水道課長   吉 田   博  下水道課統括主幹服 部 知 治   教育委員会庶務課長                            塚 本 一 利  教育委員会学校教育課長       教育委員会社会教育課長          加 藤   優           斉 場 一 雄  教育委員会スポーツ課長       教育委員会婦人青少年課長          阿 部 秀 機           安 田 国 雄  教育委員会図書館長         教育委員会美術館長          松 本 利 元           山 田 重 男  市民病院総務課長原   清 満   市民病院経理課長山 西 祐 三  市民病院医事課長平 山 隆 義   代表監査委員  桜 井 恒三郎 事務局職員出席者  事務局長    松 尾   光   議事課長    小 沢 重 男  議事課主幹   大 西 善 嗣   議事係長    岡 村 辰次郎  調査係長    栗 本 和 通   書記      杉 山 順 三                 午前9時32分 開議 ○議長(加藤鐘一君)  おはようございます。  ただいまから継続議会の会議を開きます。  ただいまの出席議員は30名でありますので、議会の成立を認めます。  これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付したとおりでありますので、これをもって報告にかえます。  これより日程に入ります。  日程第1、議案第2号稲沢市農業集落排水事業特別会計設置に関する条例の制定についてから、日程第32、議案第33号平成4年度稲沢市稲沢市民病院事業会計補正予算(第3号)まで一括議題といたします。  この際、各委員長の報告を求めます。  総務委員長、飯田 勇君。 ◎総務委員長(飯田勇君) (登壇)
     おはようございます。  総務委員会の報告を申し上げます。  去る12日、総務委員会に付託になりました議案第6号、7号、20号、23号、24号、30号、31号及び議案第19号平成5年度稲沢市一般会計予算のうち、歳出1款、2款1項の所管費目、2項、3項、4項、5項、6項、3款1項の所管費目、2項の所管費目、3項の所管費目、5項、4款、8款4項、9款、11款、12款、13款、歳入、継続費、地方債については委員会の所管費目について、並びに議案第29号平成4年度稲沢市一般会計補正予算(第7号)のうち、歳出2款、3款1項の所管費目、3項の所管費目、9款、12款、13款、歳入については委員会の所管費目について、総務委員会を15日午前9時30分から議員総会室において開催し、慎重審査いたしました結果、議案第6号、23号は全会一致で、議案第7号、19号、20号、24号、29号、30号、31号は賛成多数でいずれも原案を可と認めました。  以上、総務委員会の報告を終わります。 ○議長(加藤鐘一君)  厚生経済委員長飯田瑛一君。 ◎厚生経済委員長飯田瑛一君) (登壇)  おはようございます。  厚生経済委員会の報告を求めます。  去る12日、厚生経済委員会に付託になりました議案第2号、3号、8号、9号、14号、22号、27号、28号、33号及び議案第19号平成5年度稲沢市一般会計予算のうち、歳出3款1項の所管費目、2項の所管費目、3項の所管費目、4項、5款1項の所管費目、6款1項の所管費目、7款、歳入、債務負担行為については委員会の所管費目について、並びに議案第29号平成4年度稲沢市一般会計補正予算(第7号)のうち、歳出3款1項の所管費目、2項、3項の所管費目、5款、6款1項の所管費目、歳入については委員会の所管費目について、厚生経済委員会を16日午前9時30分から議員総会室において開催し、慎重審査いたしました結果、2号、3号、8号、9号、14号、22号、27号、28号、33号は全会一致で、議案第19号及び29号は賛成多数でいずれも原案を可と認めました。  なお、稲沢市農業集落排水施設建設事業受益者分担金については考慮されたい。  以上、希望意見を付して、厚生経済委員会の報告を終わります。 ○議長(加藤鐘一君)  建設委員長加藤光男君。 ◎建設委員長加藤光男君) (登壇)  おはようございます。  建設委員会の報告を申し上げます。  去る12日、建設委員会に付託になりました議案第4号、5号、10号、15号、16号、17号、21号、26号及び議案第19号平成5年度稲沢市一般会計予算のうち、歳出6款1項所管費目、8款1項、2項、3項、5項の所管費目、6項、歳入、債務負担行為については委員会の所管費目について、並びに議案第29号平成4年度稲沢市一般会計補正予算(第7号)のうち、歳出6款1項の所管費目、8款2項、3項、歳入、地方債については委員会の所管費目について、建設委員会を17日午前9時30分から議員総会室において開催し、慎重審査いたしました結果、いずれも全会一致で原案を可と認めました。  なお、市単独費による各地区道水路整備事業は要請が多く、これに対応するため、早期に事業費の増額補正をされたい。  以上、希望意見を付して、建設委員会の報告を終わります。 ○議長(加藤鐘一君)  文教委員長日比静夫君。 ◎文教委員長日比静夫君) (登壇)  文教委員会の報告を申し上げます。  去る12日、文教委員会に付託になりました議案第11号、12号、13号及び議案第19号平成5年度稲沢市一般会計予算のうち、歳出2款1項の所管費目、5款1項の所管費目、10款1項、2項、3項、4項の所管費目、5項、歳入、地方債については委員会の所管費目について、並びに議案第29号平成4年度稲沢市一般会計補正予算(第7号)のうち、歳出10款3項、4項の所管費目、歳入、地方債については委員会の所管費目について、文教委員会を18日午前9時30分から議員総会室において開催し、慎重審査いたしました結果、いずれも全会一致で原案を可と認めました。  以上、文教委員会の報告を終わります。 ○議長(加藤鐘一君)  下水道対策特別委員長河村三朗君。 ◎下水道対策特別委員長河村三朗君) (登壇)  下水道対策特別委員会の報告を申し上げます。  去る12日、下水道対策特別委員会に付託になりました議案第25号、32号及び議案第19号平成5年度稲沢市一般会計予算のうち、歳出8款5項の所管費目、歳入については委員会の所管費目について、並びに議案第29号平成4年度稲沢市一般会計補正予算(第7号)のうち、歳出8款5項の所管費目、歳入については委員会の所管費目について、下水道対策特別委員会を22日午前9時30分から議員総会室において開催し、慎重審査いたしました結果、いずれも全会一致で原案を可と認めました。  以上、下水道対策特別委員会の報告を終わります。 ○議長(加藤鐘一君)  稲沢駅周辺整備特別委員長鈴木幹雄君。 ◎稲沢駅周辺整備特別委員長鈴木幹雄君) (登壇)  稲沢駅周辺整備特別委員会の報告を申し上げます。  去る12日、稲沢駅周辺整備特別委員会に付託になりました議案第19号平成5年度稲沢市一般会計予算のうち、歳出8款5項の所管費目、歳入については委員会の所管費目について、及び議案第29号平成4年度稲沢市一般会計補正予算(第7号)のうち、歳出8款5項の所管費目について、稲沢駅周辺整備特別委員会を23日午前9時30分から議員総会室において開催し、慎重審査いたしました結果、いずれも賛成多数で原案を可と認めました。  以上、稲沢駅周辺整備特別委員会の報告を終わります。 ○議長(加藤鐘一君)  市民会館等建設特別委員長吉田一夫君。 ◎市民会館等建設特別委員長吉田一夫君) (登壇)  市民会館等建設特別委員会の報告を申し上げます。  去る12日、市民会館等建設特別委員会に付託になりました議案第18号及び議案第19号平成5年度稲沢市一般会計予算のうち、歳出10款4項の所管費目、歳入、地方債については委員会の所管費目について、並びに議案第29号平成4年度稲沢市一般会計補正予算(第7号)のうち、歳出10款4項の所管費目、歳入については委員会の所管費目について、市民会館等建設特別委員会を22日は午後1時30分から、23日は午後3時から、ともに議員総会室において開催し、慎重審査いたしました結果、全会一致でいずれも原案を可と認めました。  なお、昨年9月から実施されてきました会館の実施設計については、資料に基づき慎重審議を行い、これをもとに今後事業を進めることを了承しました。  また、委員会の活動状況でございますが、本年1月27日には神奈川県伊勢原市伊勢原市民会館、1月28日には静岡県焼津市文化センターを視察し、会館の管理運営等についての調査をしました。今後は、これらの調査を踏まえ、本年じゅうに会館管理運営の基本事項についての取りまとめを予定いたしております。  また、資料につきましては、実施設計の内容及びその関連事項等について各議員さんの状差しに配付させていただきましたので、御参照ください。  以上、市民会館等建設特別委員会の報告を終わります。 ○議長(加藤鐘一君)  報告が終わりました。  これに対し、質疑はございませんか。            (「議長」と呼ぶ者あり)  飯田 勇君。 ◆29番(飯田勇君)  市民会館特別委員会の委員長にお尋ねいたします。  ただいまの報告を聞きますと、22日1時30分から、また23日午後3時から、慎重審査をなされたということでありますが、当初予定されておりましたのは22日午後のみということでありましたが、2日間にわたって慎重審査なされた中身について、どうした問題が一番重点であったのか、この点を教えていただきたい、これが第1点です。  それから、ただいま報告がありました、けさ私の状差しの中に諸資料が入っておりまして、これを見させていただきますと、いわゆる12億 5,000万円の工事費の増加理由について、一つは面積の増加1億 2,000万円、2番目に特殊外構工事が2億 2,400万円、3番目に2棟構造による工事費が2億 500万円と、4番目に軟弱地盤による基礎工事費が1億 5,600万円。それから5番目に、震動対策費が1億円、6番目にホール、舞台、音響等のグレードアップが1億 9,700万円、7番目にコンペ時から入札時までの物価上昇 8,200万円、8番目に調整池設置工事が 8,400万円と、合計11億 6,800万円ということが出ておりますが、12億 5,000万円にこれは足りないわけでありますが、その分について、足りない分はどういうことになっておるのか。この点を一つはお尋ねしたいのであります。  それから、この中で人工地盤、いわゆる特殊外構工事人工地盤の設置等2億 2,400万円ということになっておりますが、これは当初のコンペ設計の中に当然入れてあるべきものじゃなかろうかと、こういうことを思うのでありますが、それはどうして後で追加なさったのかという点であります。その点についてお尋ねいたします。 ○議長(加藤鐘一君)  市民会館等建設特別委員長吉田一夫君。 ◎市民会館等建設特別委員長吉田一夫君)  お答えをいたします。  まず第1点でございますが、なぜ23日に持ち越しをしたかという点であります。これにつきましては、実施設計の内容を検討いたしましたところ、コンペで出されました原案と変更部分がございました。率直に申し上げると、屋根の部分でございました。それで、外観イメージ的に原案との間に違和感と申しますか、感じの違いが出てくるんではないかということで論議をし、この点について市長さんはどのようにお考えですかということを含め、当局の皆さん方の考え方をただしたわけでございますが、その時点においては知らないとか、あるいは気がつかなかったということで、実際、実施設計で出てまいりました内容と、市の責任者、あるいは担当者レベルできちんとしたお答えが得られなかったわけであります。そこで、市長さんが設計事務所と連絡をとられまして、22日につきましては既に5時も回っておりますので、大至急鳥瞰図を用意をして、あした持ってくるから、23日の午後3時、市長さんの御都合もございますので、23日の午後3時から開催がいただけないだろうかということで特別委員長の方に申し出がございましてお諮りをし、23日に引き続いて特別委員会を開かさせていただいたと、これが最大の理由でございます。  次に、御質問にございました整備事業の工費増の問題でございます。これにつきましては、これまで工費増について口頭でこのような内容を発表され、確認をしてきたところでございまして、この内容については、実はこのような資料として出されたのはきょうが初めてでございます。特に委員の中から、工事費の増加理由について今まで説明を聞いておるけれども、議員各位からどのような理由でふえたかということをお尋ねになっても、どうも答えがまちまちになってはいかんので、これまで発表されたものをそのまま資料として提出をいただきたいと、このような要請がございまして、このように扱ったわけでございまして、個々については口頭説明の中で了解をしてきた。そして、このように書面になって出てきたのは今回が初めてだということで御理解をいただきたいと思います。  したがって、この点につきましては差額の若干の不足という点につきましては、重立ったものの内容のみを聞いておりますので、数字合わせできちんと差額を詰めたものではございません。以上です。 ○議長(加藤鐘一君)  ほかに質疑はございませんか。            (「議長」と呼ぶ者あり)  飯田 勇君。 ◆29番(飯田勇君)  市民に説明するのに、12億 5,000万円増額したと。3割もふえたんじゃないかという意見が聞こえてくるわけですね。それはこうこうこういうことで、特別委員会なり住民が使いやすくするためにふやしたんだよという説明がしたいんですよ。ところが、数字が違ったんでは説明のしようがないです。12億 5,000万になってませんもん。その他幾らならその他幾ら、12億 5,000万円にならなきゃおかしいですね、この資料は。これがまず1点ありますね。  それからもう一つは、人工地盤の設置というのはコンペの中に当然入っているべきだという意見があるんですね。これは当初のコンペではどうなっておったのか、その点をちょっとお尋ねしたいんですがね。 ○議長(加藤鐘一君)  市民会館等建設特別委員長吉田一夫君。 ◎市民会館等建設特別委員長吉田一夫君)  まず増額した内容でございますが、先ほども申し上げましたように、これまでは口頭においてこのような内容の御説明をいただいたということでございまして、確かにここで計で11億 6,800万円というような金額が出ておりまして、その差額が生じておりますが、これは重立ったものの内容ということで御理解をいただきたいと思います。きちんと41億と53億 5,000万の差額を詰めたものではないということで御理解をいただきたいと思います。  それから2番目の人工地盤の設置については、コンペの段階でも当然含まれておったんではないかというような御質問だったというふうに思いますが、この点についても委員会の中で、特に人工地盤についての質疑はしておりません。 ○議長(加藤鐘一君)  ほかに質疑はございませんか。            (「議長」と呼ぶ者あり)  飯田 勇君。 ◆29番(飯田勇君)  2日間にわたって御検討なさったわけでありますが、屋根の部分がコンペのときと変更になっている、原案と感じが違うと。この問題について当局は知っていなかったと、気がつかなかったと、担当者から明快な答えがなかったと、こういうことでありますが、これは一体どういうことですか。どういうことで今度それが進められるのでしょうね。特に実施設計が既になされておるということを聞いておりますが、現場説明も行われたと。そうすると、それが入札指名をした場合に、現場設計どおり入札指名業者はやっていくということになりますね。そうすると、当初のコンペの設計と違うまま建設がなされていくと、こういう事態になりかねないわけでありますが、こういう問題についてどのように特別委員会で御検討なさったか。 ○議長(加藤鐘一君)  市民会館等建設特別委員長吉田一夫君。 ◎市民会館等建設特別委員長吉田一夫君)  まず屋根の形状の問題につきましては、先ほど来お話を申し上げておりますように、これまでは部屋の問題だとか、あるいは防音の問題だとか、変更部分につきましてはすべて特別委員会の中で論議をしてきたと。にもかかわらず、イメージとしてだれにもすぐ目につくところの外観について変更があった点について、どのように考えておるかという点でお尋ねをしたところ、22日の段階においては、先ほど申し上げましたように、完成品の実施設計図を見て初めてわかったというような状態の方が責任者の中に大変多うございました。そしてまた、特別委員会の席上で初めて質問をして、ああそうなっておるのかということがわかった市側の責任者もあったというような状況でございまして、この問題については、特別委員会軽視と言わざるを得ないというような段階まで至ったわけでございます。そしてまた、この問題につきましては、ただ単に責任問題ということばかりではなくて、これから建設にかかってまいりますと、いろいろチェック機能を果たさなければならない点、そしてまた管理運営につきましても多額な費用を要しますので、綿密な調査検討が必要だというようなことを考えますと、今後のけじめをつける意味合いにおいても十分御反省をいただいて、けじめをつけていただくことが必要ではないだろうかというようなことも、実は特別委員会で申し上げてきたということであります。  次に2点目の御質問の内容でございますが、はや既に現説が終わり、入札行為に向かっておるわけでございます。この点につきましては御了承のように、長の執行権の範疇の問題でございます。私どもとしては、この事態の中でどうせよこうせよということは申し上げておりませんが、市側の方でもう既に現説は終わっておりますので、このまま入札に向かっていくものか、あるいは既に現説を行った各指名業者に対して修正を出して入札に向かっていくものか、ここらあたりにつきましては長の判断のしからしむるところでございますので、私どもはそこまでは介入をいたしておりません。  以上でございます。 ○議長(加藤鐘一君)  ほかに質疑はございませんか。            (「議長」と呼ぶ者あり)  鈴木幹雄君。 ◆21番(鈴木幹雄君)  吉田委員長にお尋ねいたします。  きょうせっかく御親切に報告書をお出しいただきましたので、1点ずつお聞きしたいと思います。  まず第1のスケジュールの関係でございますが、24ヵ月、4ヵ月というと20ヵ月にして合わせると。今、産業体育館にしてもどこにしても、工期を短縮し、短期間の、いわゆる単年度内におさめようと思うがためのトラブルというのはあちらこちらに発生しております。保健センターにしてもしかり。そういう点を、あえてこのように短縮されたことに対して、もし何か同じように、例えば保健センターのような問題が起こったら市長はやめるかとか、そういう問題が責任追及がスケジュールにおいてあったか。技術的には無理をしたらだめだと。結果的にコンクリートの養生でも、極端なことを言えば市は単年度でつくりますが、最低1年は本当は放置しないことには、水分は取れないわけです。水を好む材料でございますので、その点について何ら委員の皆さんは疑義を持たれず、20ヵ月でいいということであったかということがまず第1点。  それから次の、用地の取得の一時利用指定地の図があるわけでございますが、この中で、私どもの同志会としては前々から定数の倍の駐車場をつくれというのが初めからの一つの基本線として出ておりまして、駐車場用地を松原まで買えということを前々から言っていたわけですが、その点についての審議があったかなかったかということが2番目です。  それから次の稲沢市民会館実施設計の内容につきまして、個々でございますが、当然委員会の中におきましていろんな意見が出たと思いますが、中のことについては、いわゆるコンペにはあまりわからないと思うんですね、外観的に。ただ、文章的にはわかると思いますが、それを頭の中で立体化するというのはなかなか素人はできません。うちの副委員長をやっております川村さんのように1級建築士の方はわかるだろうと思いますが、ほかの人はわからんと思うんですよ。立体感がとれないと思うんです。この問題で基本設計ということを飯田さんはおっしゃったんですが、コンペという重みを十分考えてもらわないと、41億で当初やって、コンペをやって決まったんだから、私ども議会の代表としても、当時の議長の服部議長が出てみえるわけですから、それはもう絶対に動かしてはいかんわけなんです。基本的なことだから。だから、それを特別委員会の中において延々、いろいろ検討している途中中の、きょうもうちの方の委員が出ておりますが、確認をいたしましたら、落選した案にだんだん近づいたと、委員会の審議の中で。それで、それが最後には結論としては基本構想に戻ったと。じゃあその中でむだな仕事をやったわけです。総務委員会において、私は今、議員は普通の人で、いわゆる実際に審議に参加している日数でもって歳費を割ると幾らになるといって聞きましたら、時給5万円なんです。課長は 6,000円。大体昔からパートの10倍が課長職、10倍強ですよ。議員はまたその10倍だよ。その○○○○○○○、○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○、○○○○○○○○○○○○○○○○○○、○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○。○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○。○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○、この問題として……。             (発言する者あり)  市民ホールとかいろんな、楽屋だとか書いてありますが、当初の基本設計からこれが変わった内容と金額が報告をしますと、親切に、きのうは議運で聞いておりましたけど、何にも書いてないです。どの部分がどういうふうに変わったのか、審議によって。それは当然出て当たり前だと。何らない。大ホールで言うなら、当然出があれば必ず入りがあるわけです。理事者側はこれだけのものをつくるんだから、当然幾らの開催の予想があって、幾ら入って、代表においては、どれだけのものがあるんだということを当然詰めておってもらわんことには、市民の血税ですよ。まして今、不況の折からだ。しかも委員長は連合の代表だわ。この不況時をどのように考えておると、僕に言わせると。その辺の考え方を聞きたい。これは全部の各項目にわたって答えてもらわないかん。
     それから、もう1点を言いますと、今基本構想の屋根の問題なんかが出たわけですが、じゃあコンペというのを理事者側も知らなかった、委員長は聞いて、きょうも副委員長に私は確認しましたら、私どもは一切知らなかって、きょう聞いたんだというようなことを聞いたわけですが、こんな無責任な話は、委員長みずから答弁で言っているんだから、この辺のけじめをしっかりしてもらわんことには、これは通らん。委員長が認めているんだから、我々は冒涜されたと言っておるんだから。その辺の議会対理事者側というのは両輪であるけど、チェック機能でもあるから、その辺は明確にしておいてもらわんと、あやふやで終わるということは好ましくない。これをどのように委員長はお考えか。  それから、配置の問題とか、そういう点については先ほど項目ごとに聞きました。どこが委員会の審議でふえていったかということでございます。  それから、ついております資料の指名業者一覧表がついております。私どもは、これは今、金丸問題で日本じゅうが揺れているわけでございますが、飯田議員が名前を上げられた業者が抜いてあって、金丸問題で疑惑になっている問題は一切タッチしてないと。共産党の飯田さんが言われると全部消して、そうしたらこれから議員が質問したら全部消してもらえるだろうというふうに私は思っておりますが、そんなことやったら行政がやっていけるかと。入札やっても、今問題になっているところは全部大手、全部だめなんですね。その点について何か、これだけ毎日、新聞で出ておる問題で、委員会の中で話題が出たか、関心度はあったか、委員会のメンバーは。それがないということになると、国民のニーズで、まして長老の30番議員が見えて、何らなかったかということを僕は特に聞きたい。  それから次に、会館管理運営に関する、ここに伊勢原市の資料が出ておるわけですが、物をつくるときになったときに、どのような形でこうなるかというぐらいのことを計算しないと、平年度化された予算の中で私は2億ぐらいかかるんではないかと見ておるんですが、それがないと一般会計もこういうふうに、法人税の市民税が減額されておる中においては、当然これを検討しておかないかんと思う。その点について、どのような検討がなされたか。  それから、今の伊勢原市があったら、稲沢として今こういうことをやったらどういうぐらいのことがあるという推測が当然あってしかるべきだ。それが入りがなければ出がないんだ。で、一番最後の増加備品につきましてもですが、いわゆるコンペのときに、設計のベースになる設計条件というものは必ず提出するわけです。提出しなきゃコンペできないわけです。で、41億でやれますよといってコンペをやって、市長も委員で入って決めたわけだ。今の美術館にしたってコンペを重視したと。そのときに決まったもので、外部に向かっていい予算も組み、やったんだから、その基本条件の中になかったならば、稲沢は特に初めから地層については、稲沢のこの庁舎の問題でもそうですが、約3割ぐらい上がっとるんですが、最終的には基礎ぐいを、25メートルのこぶこぶのくいを打ったわけですが、稲沢というのは地盤がもともとが沖積台地だもんですから不安定なんです。だから、1点や2点の調査をボーリングしたって基礎データにはならないと。そういう点を初めからコンペで言っておけばいいんだ。それが言ってあったか、その点をまたみんなが何も疑問に思わなかったか。特に30番の議員と小沢さんは古い人、みんな知っているわけです。知っていて何でだろうということだ。そういう意見があったかと、委員長に聞いておるよ。そういうことだけは、古いことを知っている人でないと、これは25年前でないとわからんもんで、古い人しかわからないわけ。だから、そういう点、稲沢の基礎については別ですよということが条件についておって、質問も何もなかったか。そういう点の、まず第1回目の質問はこれで終わります。            (「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(加藤鐘一君)  河村三朗君。 ◆19番(河村三朗君)  暫時休憩をお諮り願います。            (「賛成」と呼ぶ者あり) ○議長(加藤鐘一君)  ただいま河村三朗君から休憩動議が提出され、賛成者がありますので動議は成立いたしました。本動議のとおり決することに御異議ございませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、暫時休憩いたします。                         午前10時10分 休憩                         午後2時30分 再開 ○議長(加藤鐘一君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  休憩前の鈴木幹雄君の市民会館等建設特別委員長の委員長報告に対する質疑の中で、「○○○○○○○○○○○○○○○○○、○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○、○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○。○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○。○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○。」の部分については、議長の議事整理権において、会議録より削除することとして取り扱います。以上です。  市民会館等建設特別委員長吉田一夫君。 ◎市民会館等建設特別委員長吉田一夫君)  その他の内容につきましては、単なる特別委員会任せではなく、議員全体の人に十分御理解をいただいて、そしてこの文化の拠点がつくられていくことが必要だという趣旨でございまして、まことに当を得た質問だというふうに存じておりますので、少し時間をいただきながら、御説明に入りたいと思います。  第1の工期の問題でございますが、これにつきましては、当初、16.5ヵ月の工期でございまして、それに調整期間を2ヵ月置いたという内容でスケジュールが出されておりました。しかし、建築課を中心にしていろいろ調査をいたしましたところ、この建物につきましてはとてもこの期間ではでき得ないという判断に立ちまして、その後、当局から、御案内のように工期20ヵ月、そして調整期間2ヵ月というスケジュール表の内容が示されたわけでございます。委員会の中におきましては、これで大丈夫かという質問も実は申し上げたわけでございますが、何せ整備事業債の工事期間というものは2ヵ年にまたがっておりまして、2ヵ年を超えての工事が許されません。その意味合いにおきまして、この平成5年度、6年度の中で完工をしていくと、こういうことになったわけであります。  そして、当局の考え方といたしましては、やはり猶予として1ヵ月ぐらいは持つことは当然でございますので、1ヵ月を持って、2月エンドというところでの説明がなされたわけでございます。  そのような意味合いで、私ども委員会としては大丈夫かということを念を押しながら、先ほど申し上げました特債との関係もあり、これで間違いない工事を行っていただくよう申し入れをし、多くの委員からも要望があったところでございます。  次に駐車場の問題でございますが、確かに文化会館建設の折には、最低、収容人員数の5割というようなことで論議がなされましたので、私どもの基本構想の段階から駐車場はふやすべきだということでの論議をし、その中では、率直に申し上げまして、会館の西側も何とか駐車場として確保でき得ないか。そしてまた周辺ももう少し駐車場を確保するという努力はでき得ないかということで論議をしてきたわけでございますが、御案内のように、予算の関係もございまして、土地改良事業で約 2,300平米のとうとい土地を出していただきまして、この範囲の中で何とか駐車場 500台程度をキープして、それで進めていこうということになりました。こういう中で 500台という線が決まってきたわけでございます。  そして、その後、実施設計に入る段階におきましても、多くの議員の皆さん方から、先ほど鈴木議員から御質問がございましたように、松原までの土地ということを言うたわけではございませんが、周辺までできる限り買うような努力をしてもらいたいと。売る情報、あるいは売り手というものが出たときには真っ先に買うべきだということで理事者側の答えを求めたわけでございますが、当面のところはこれでひとつ御辛抱いただきたいと。そして予算との関連も見定めながら、可能な限り努力をしていきたいというのが理事者側の答弁でございました。  この答弁をもって、今のところやむを得ないということで、特別委員会としては確認をしてきておるところであります。  次に、コンペ設計の入選作品、いわゆる原案でございますね。これにつきまして、この基本を外した中での審議があったんではないかという内容であったと思います。私ども委員会といたしましては、基本設計ができ上がってから、当然実施設計に入る段階におきまして、市民要求、並びに市側のノウハウというものを含めながら、より使いやすく、より効率的な会館をつくっていくというための作業が当然入ってくるものでございまして、特別委員会としてもそのような立場で基本構想を踏み外すことなく審議を進めてきたところであります。  これについて、どこをどう変えたかということを話せということでございますので、お渡しをいたしました市民会館関連スケジュール案という、こういうものをお配りをいたしておりますが、これをごらんいただいて、これの3枚目でございます。概略の見方だけお話をしておきたいと思いますが、仮称稲沢市民会館実施設計の内容ということでございまして、約半分右側、こちらは基本構想の部分でございます。例えば大ホールというところを見ていただきますと、一番上に舞台がございますね、規模の中に舞台がございます。この舞台につきましては、基本構想の中でこのようになっておりました。特に特別委員会で一番問題にいたしましたのは、多目的に音楽、演劇、舞踊、式典、講演、映画、こういったものの用途として広く使われ、市民のみならず、近隣の方々にもお出かけがいただけるような立派な音響関係というものを整備をしていけと、このような話をいたしまして、これは私ども専門家ではございませんが、残響時間につきましても、このようなことでやれば最もいいんではないかということで、NC25というような静けさの値も設定をいたしまして、技術的には、率直に申し上げて特別委員の方々は、どれがNC25か、あるいは残響時間が 1.7秒がどれだけかということがはかり知ることができ得ませんが、当局のいろいろ調査の結果の会館、そういったものから類推をいたしまして、こういったところへ位置づけをしてきたということであります。  次に舞台の高さというところがございますが、当初1メーターということでございましたが、委員の方から、今現在はできるだけ舞台と客席とを一体感というものを持たせる必要があると、このような考え方も出まして80センチに修正をしていったということでございます。  さらに、舞台そでにつきましても、当初は基本設計の段階では舞台の 1.5倍程度でございましたが、視察でいろいろ見る中で、舞台そでの狭いのは演劇をするにしろ、音楽を行うにしろ、大変後で問題が生ずるということから、これもできるだけ広くというようなことで 2.4倍に取っていったということであります。  客席につきましても、基本設計の段階から当会館についてはワンスロープでいこうという考え方を出しておりまして、 1,300席が基本設計の段階の数字でございましたが、これを割ることなく実施設計の内容で生かしていけということでございまして、結果としては 1,304席になったという内容でございます。  また、固定席につきましても、私ども視察の中で舞台の正面に向かっての視線、いわゆる見る角度でございますね。視覚と申しますか、そういったものも十分配慮する中でいすの配置を考えるべきだと、このような話もございましたし、身障者の方々にも安心して見ていただけるというようなことを考えて、ここに記載のように中段に2ヵ所、このような設置をしていったということであります。  さらに楽屋につきましても、モニターテレビ、インターホンの配管をし、その対応をしていくと。これも修正をした内容であります。  さらに、その次の練習室でございますが、練習室につきましてはダンスバー、鏡つきということで、ここもぜひ必要な内容だということで、これも付加をいたしております。  それから、その次の楽屋でございますが、単に事務がとれるという一室だけにとどまることなく、楽屋ロビーというものも設けるべきだと、このような内容も生かした形で実施設計として上がってきております。  次に大ホールの2枚目をお開きをいただきたいと思いますが、ホワイエにつきましては、ワンスロープですから実際には客席としては一体になっております。しかし、高さとしては2階まで上がっていくわけでございますので、1階、2階、双方ともにゆったりとした感覚が持てるようにホワイエというものも設置をしていったということであります。  トイレの数につきましては、大ホール、合計で38あったわけでございますが、これも委員の方を中心にふやすべきだと、このような論議をいたしまして、54というところで設計事務所との間で調整が図られていったという内容であります。  かくもさように、中ホール並びに小ホール、その他につきましても真剣に慎重審査をし、特別委員の皆さん方には本当に御足労をかけての作業を行ってきたということだけはつけ加えて御説明をしておきたいと思います。  以上、そのような観点から、これについては資料でございますので、ごらんをいただきたいと思います。  次に指名業者の問題についてお話をさせていただきます。  指名業者につきましては、きょうお配りをしました資料の中に載っておると思いますが、この問題につきましては、実は少し特別委員会の意向だけ申し上げておきたいと思います。  先回の議会の中である議員から、今回の市民会館等建設に当たりまして、既に談合的な動きがあると。それについてはA社とB社であるというようなお話をなさいました。このような本会議の内容を踏まえまして、特別委員会の中では、風聞をもってその業者を消していくということになると、A、B社のみならず、C、D社も、あるいはE、F社も企業戦略のために、あそこが臭い、ここが臭いということで全部その風聞を飛ばしたら、指名業者はなくなってしまうんではないかと。風聞そのものも、いわば企業戦略の一つだと。だから、そのような風聞に惑わされて指名業者の決定をするということは間違いでありますよということをある議員から特別委員会の中で、市長さんもいらっしゃる中でお話がございました。したがって、私どもは本会議のそのような発言が即指名業者に連動するということはあり得ないと、このような判断の中で、特別委員会としては結論を確認をしたわけでございます。  それで、既に現説が行われ、入札を待つばかりになっておりますので、22日の段階で指名業者の一覧表というものを提示をいただいたわけであります。この中では、本会議で出ましたA、B社は外れております。外れておりますので、具体的になぜ外したかという質問はこれはしませんでしたが、この関係について、まず一つ、建設業者の建築関係ですね。ここでございます建築機械設備、電気設備と、この三つに分かれておりますが、建築の関係においてどのような視点で指名業者の選定が行われていったか、このような質問が出されました。それで、5億円以上の規模の会館でございますので、要綱からまいりますと 350点以上がその対象事業所になるわけだそうでございます。これは当局の答弁であります。そして、だんだん点数が上がっていくわけですが、従業員の規模だとか、あるいは資本金だとか実績だとか、いろんな意味でずっと上がっていくわけですが、そういう中で、今回のこの物件につきましては 1,700点以上の企業を選び出したと。それが20社ありました。20社の中で、指名審査委員の総意の中で15社に選定をさせていただいたということであります。私ども特別委員会としては、この内容をもって確認をしたということでございます。  この問題については、言うまでもなく執行権の範疇の問題でございますので、特別委員会としてはこのようにお話を伺ったということでございますから、その話の流れの中からは、A社、B社は本会議で発言が出たから取り消したということではなく、あくまでも 1,700点以上の中から20社を選び、15社に絞り込んだと、このような形で私どもは受けとめております。  なお、後段にございました、風聞どころか、今問題になっております金丸前副総裁の献金疑惑に対するところの業者の関係はどうなっておるんだということでございますが、これにつきましては、恐らくここの出ております企業、すべてとは申しませんが、大部分のところがひっかかっているだろうと思いますが、この点につきましても、これは執行権の範疇の問題でございますので、今後執行権の中でどのような御判断をされるかということは、私どもが答えるべき筋合いではないというふうに思いますので、そのようにお願いをしたいと思います。  次に管理運営費についての御質問でございますが、会館の管理運営費に関する参考資料でございますが、伊勢原市、焼津文化センター、そして三木文化センターの資料を添付をさせていただいております。この中で、鈴木議員が約2億ぐらいの管理運営費がかかるんではないかという御推測でございますが、私もそれぐらいかかるんではないかというふうに思っております。  しかし、財政的な問題もございますので、今後1年間、十分に検討を加え、できるだけ安い金額で管理運営ができるような方式というものを特別委員会の中で十分に練り上げていきたいと、このように思っておるわけであります。  ちなみに申し上げますと、一番右側の三木市民文化会館は 7,912万 2,000円が市からの持ち出しでございますし、焼津文化センターにつきましては1億 7,909万 3,000円という持ち出しでございます。  また、愛知県内、さらには愛知県の近郊というところを見てみましても、大変資料そのものがばらつきがございますし、できるだけ自主事業をせずに、会館を寝かせておいた方が管理運営費が下がるというような向きも一部あるわけです。一部あるわけですが、そのような形でせっかくのものを眠らせることなく、自主事業、あるいは興行というものをどんどん打ちながら、やはり市民の方に喜んでいただけるスタイルというものを考え、そして経費をできるだけ削減をしていく、このような方向が正しいんではないかというふうに、特別委員会全員がそのような認識の上に立っておりますので、その立場で今後検討をさせていただくということで御質問の答えとさせていただきたいと思います。  次に地質調査の問題でございますが、この点につきましては、基本設計の段階におきましては5ヵ所のボーリング調査をし、地質調査を行ったわけであります。そして、基本設計に入っていったわけでございますが、その後、基本設計が確定をいたしまして以降、あの地盤は大変軟弱な地帯であるので、軟弱地の対策をしなければならんだろうということだとか、あるいは軟弱の地盤に加えて、すぐ隣を名鉄電車が走っておると。震動の問題もありましょうし、防音の問題もあるということで、地質については軟弱という立場から、特に基礎で補強をしていかなければなりませんよというような問題指摘をたくさんの委員の方から出されました。かつまた、あの地は太平洋戦争のときに爆弾が落ちた地域だということで、不発弾が入っておったら大変だから、そこも調査をしてほしいということで、いわゆる地面の問題につきましては多くの委員の方から出されまして、出した結果、先ほども出ておりますように、基礎を強固にしていったという経過があるわけであります。  以上が鈴木議員さんの御質問に対するお答えであろうかというふうに思うんですが、それで答弁とさせていただきます。 ○議長(加藤鐘一君)  ほかに質疑はございませんか。            (「議長」と呼ぶ者あり)  鈴木幹雄君。 ◆21番(鈴木幹雄君)  ただいまは委員長からまことに丁寧なる御報告をいただきまして、ありがとうございました。  委員の皆さん方も、専門家でないにもかかわらず、その能力の範囲内で最大限の努力をしてみえたことを御理解申し上げまして終わりますが、1点、屋根がスチールの屋根になっていたのがステンレスの屋根になって、金は変わらないように努力するがと言ったんですか、家というものは外と屋根が一番、外から見ると、そこが山でございますので、屋根の問題についていま一度、ステンレスの、いわゆるカラーステンレスになった、しかも値段が一緒。常識的に言えば、鉄板からステンレスに変われば3割から4割高いというのが当たり前のことでございますので、努力するといったって理事者側はできるかどうかわかりませんが、委員長はどのようにお考えか。屋根の問題についてだけを質問しまして終わります。 ○議長(加藤鐘一君)  市民会館等建設特別委員長吉田一夫君。 ◎市民会館等建設特別委員長吉田一夫君)  委員長の見解として求められましたので、見解を述べるわけにはまいりませんので、委員会の審議の過程だけ申し上げますと、もともと総体的な面から、すぐ隣を名鉄電車が走っているから鉄粉が舞うと。だから、鉄板の屋根であるとさび、腐食の問題が生ずるので、できるだけ材料的にはさびないものをというようなことを建築家のノウハウで話していったというような経緯があったそうでございます。そういう意味合いから示されたのが、鉄板のあのような形が、22日時点の丸い形のイメージの異なる屋根の形状が出されたわけであります。  それで、私も常識的には鉄板とステンレスということになれば当然値段は変わると思いますが、市長さんが設計事務所とお話をした段階においては、おおむね値段を変えることなく、できるだけステンレスで腐食対策を考えながら、もとの角形の形に変更をしていくと、このような回答がなされましたので、その回答をもって特別委員会として了としてきたところでございますので、その範疇で回答とさせていただきたいと思います。 ○議長(加藤鐘一君)  ほかに質疑はございませんか。            (「議長」と呼ぶ者あり)  鈴木幹雄君。 ◆21番(鈴木幹雄君)  今、屋根の問題につきましては大変ファジーになっておりまして、外観から見れば、屋根というのは大変重大なことでございますので、十分に委員会としても留意されたいし、また鉄道が通って鉄粉が舞うというのは初めからわかっていることでございますので、その辺のところも十分にチェックをしていただきたいということを要望しまして終わります。 ○議長(加藤鐘一君)  ほかに質疑はございませんか。            (「議長」と呼ぶ者あり)  星野茂子君。 ◆3番(星野茂子君)  いろいろと先ほどから議論がなされています。私も2日間、この特別委員会に傍聴に行きまして、いろいろ委員さん方が慎重というか、いろんな方面からの議論をされているのをこの目で見てきまして、委員会の中の審議というのは非常に大事なものだということを感じております。  それで、ある委員さんの中から、委員会に対する軽視ではないかという発言がありましたけど、この発言に対して委員長としてどういうふうな対応をされるのか、それだけお伺いしておきます。 ○議長(加藤鐘一君)  市民会館等建設特別委員長吉田一夫君。 ◎市民会館等建設特別委員長吉田一夫君)  基本構想の原案からの変更につきましては、これまで特別委員会側からの内容変更の申し入れ、そしてまた市民懇談会を通じての申し入れ、さらには行政側からのノウハウによる変更の申し入れということで、それぞれが持ち寄りまして特別委員会の中で検討し、さらにでき得るか、あるいはでき得ないか、設計事務所としても窓口で折衝しながら進めてきたというのが、変更に対する基本の理念であったわけでございます。  しかるに、一昨日の22日におきまして、突如として外観イメージを損なう実施設計の完成品が示されたわけであります。この点について、星野議員も傍聴されておりましたので御存じだろうというふうに思いますが、皆さん、多くの方がきょう初めて、委員の質問の中から丸になっておるかということが確認されたというような状況でございましたので、外観というのは極めて重要なイメージを持つわけでございますので、イメージ変更についてお話しなく、勝手に完成品として出てきたということは、これは特別委員会を軽視するものであるということでの委員の皆さん方の意向がまとまったわけでございまして、私も委員の皆さん方のお考えと同感だというふうに判断をしたわけであります。  そして、この道義的責任については十二分に市側としても受けとめてもらわなければならないというような意味合いをもちまして、特別委員会の席上、特別委員会のまとめとして理事者側に申し伝えたということでございますので、そのようにお含みをいただきたいと思います。  なお、私どもはただ単に本問題について申し上げたということだけじゃなくて、今後の仕事の進め方というのが最も大切なわけでございますので、行政側がよりチェック機能を果たしていくという観点、今後の仕事をきちんと整理をしていくという立場の中からも、今回のけじめが必要ではないだろうかと、このような観点に立ったということを申し上げておきたいと思います。以上でございます。 ○議長(加藤鐘一君)  ほかに質疑はございませんか。            (「なし」と呼ぶ者あり)  質疑もないようでございますので、これをもって委員長報告に対する質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  最初に反対討論の発言を許します。  飯田 勇君。 ◆29番(飯田勇君) (登壇)  反対討論を行います。  3月21日の新聞記事について一言触れておきたいと思います。これは東洋経済新報社が都市データパックを発表いたしまして、住みやすさを採点いたしました。その採点によりますと、稲沢市は 656市の中で最下位から7番目、 649位という採点がされたわけであります。私は大変ショックな報道だったと思っております。ところが21日に、同じ日なんですが、私は西町の生産組合の総会と西町のお別れ会の役員総会がありまして、この場で2人の方から、20年間議員をしておって、あなたにも責任があるんじゃないかと、こういう事態をつくったのは。こういうことを言われまして、反論ができずに、うーん、どういう資料でそうなったのかということしか言えなかったわけであります。  新聞をよくよく読んでみますと、市長はコメントをしておりまして、下水道普及率がゼロ%で、稲沢は地価が高いし、調整区域が多くて開発がおくれておると、この三つの理由で稲沢市はどべから7番目になったというような言い方をしてみえるわけであります。  私は、何を根拠に住みよさ、これを格づけしているのか、大変問題だと思って、実はこの本を買ってきました。これによりますと、住みよい都市の共通に小売業販売額、金融機関数、平均通勤時間が利便度上位になって、大変住みよい、こういう9都市の特徴になっているというふうに出ておるわけですね。住みにくい都市は、利便性と快適性の悪さが共通になっていると。しかし、特別稲沢市について、全部で15の基準指標の中で、7段階に分類しまして、稲沢市はEランクの一番最下位になっているんですが、しかし、稲沢市はEランクが多い中で富裕度がAランクになっておると。いわゆる1人当たりの所得や財政力指数、これが高位である、こういう評価をしておるわけですね。よくよく見てみますと、教育や福祉や環境問題、こういう問題には一言も触れずに、単純な評価だということを私は不満を持っておるわけでありまして、それで実はけさポストへ、このような基礎データで自治体を判断するのは誤っておるといって、東洋新報社へ投函しておきました。  私は市長にもけさから言っておるんですが、住みやすさという問題について、やっぱり出版社に反論をしておく必要があるんだということを強く思っておるわけであります。  私、20年間、一生懸命、住みやすい、暮らしやすい稲沢市をつくるために人生の大半を費やしてきた立場上、強く義憤を感ずるものであります。
     さて、反対討論でありますが、議案第7号稲沢市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例についてであります。これはし尿くみ取り料金の値上げであります。4年間据え置いてまいりましたが、人件費等の上昇や、隣接市町村等の動向を考えた場合、改定する時期に来ているということは理解できるわけであります。しかし、市の補助も一銭もなぶらず、住民負担だけで値上げをするということは大変片手落ちだという理由で反対するものであります。  それから議案第19号平成5年度稲沢市一般会計予算と議案第29号平成4年度稲沢市一般会計補正予算に反対をいたします。  第1の理由は、今、深刻な不況のもとで、何よりも抜本的な不況対策が求められておるところであります。政府は従来型の大型プロジェクト中心の公共事業を増額して、また不良資産の買い上げ会社を通じた大銀行、大企業に対する減税や手厚い対策を行っておりますが、中小企業、勤労者に向けては何一つ対策が立てられていないと言っても過言ではありません。私は、政府のこうした大企業優先の不況対策に強く反対するものであります。  こうした政府のやらないこと、政府が市民に、国民に手を回してくれない問題、市民の暮らしを守るという、こういう問題について、この自治体がそのとりでになって、地方自治体としての本旨を十分発揮した施策を盛り込むことが本来の姿ではないかと思うのであります。  こうした角度で、中小企業への融資には利子補給をするとか、あるいは地場産業に対する抜本的な振興策、援助を行うとか、勤労者に対しましても、教育の父母負担を軽減する、あるいは就学援助制度を拡大する、老人、障害者、弱者に対するきめ細かな対策を今こそ打ち出すべきときではなかったでしょうか。  私学高校の授業料補助は少しつけていただきましたが、こうした財源が圧迫される中で、財源は乏しいわけではありません。今、大型事業による圧迫を受けておるわけでありますが、こうした圧迫される中で、その中でも市民のためにこういうことを不況対策としてしたんだということが大切だと思うのであります。心の問題であります。こうした不況に対する市民の暮らしを守るという心と視点が欠落していたのではないか。  第2の理由は、法人市民税を不均一に、取るべき税金をきちんと取っていない点であります。  次に、議案第20号平成5年度稲沢市国民健康保険特別会計予算と議案第30号平成4年度稲沢市国民健康保険特別会計補正予算に反対をいたします。これは、国保税の値下げをすべきだという意見であります。  平成4年度に国保税を引き下げました市町村は全国で 459自治体になっております。愛知県におきましても23の市町村が国保税を値下げいたしました。ちなみに申し上げますと、愛知県で名古屋市、岡崎市、瀬戸市、春日井市、碧南市、刈谷市、安城市、知立市、高浜市、豊山町、師勝町、西春町、木曽川町、大治町、阿久比町、小坂井町、御津町、美浜町、幡豆町、音羽町、十四山村、立田村、八開村と、愛知県で23市町村が平成4年度は値下げをいたしておるわけであります。  稲沢市は1億 5,000万円を基金として、値下げをせずに貯金をしてしまいました。これは1世帯当たり約1万 5,000円に相当するものであります。  こうした対応は、大変慎重と言えば言えるわけでありますが、私は不況対策としても、こうした住民に対する減税というのは大きな意味を持つものと思い、反対するものであります。  次に、議案第24号平成5年度稲沢市老人保健特別会計予算と議案第31号平成4年度稲沢市老人保健特別会計補正予算に反対いたします。  これは、老人保健法に基づく世界に類例のない老人に対する差別医療を行っておるわけでありますが、これが改正されない限り、反対するものであります。以上です。 ○議長(加藤鐘一君)  次に、賛成討論の発言を許します。  服部繁雄君。 ◆28番(服部繁雄君) (登壇)  議長さんから発言の許可をいただきましたので、賛成の討論をさせていただきます。  最初に議案第7号稲沢市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例についてでございます。  原案は、一般廃棄物処理手数料、いわゆるし尿手数料を17.6%値上げいたすものでございまして、人件費等の上昇に伴い、平成元年7月1日以来4年ぶりに改正されるもので、住民負担への影響を考慮し、7月1日から施行されるなどの配慮がされ、やむを得ない措置であると理解し、原案に賛成いたすものでございます。  次に議案第19号平成5年度稲沢市一般会計予算についてでございます。  皆様方御承知のとおり、原案は前年度に比べ 6.9%の増となるものでございまして、国におきます 0.2%、県の 4.3%増から比べましても大変積極的かつ経済情勢をも考慮された適切な予算であると存ずるものでございます。特に国は経済対策の一環といたしまして、地方単独事業の積極的実施を強く要請しているのでございまして、この点からしても23.5%と飛躍的に伸びておりまして、国や県からも高く評価いただけるものと存ずるものでございます。  長引く不況からなかなか抜け出せない昨今でございますが、卒業、入学、就職と、新しい人生の門出に大きな夢と希望を抱いた人たちのはつらつとした光景に出会う時期となりました。本年、我が稲沢市は、市制施行35周年という節目を迎えるのでございまして、これを記念した市民こぞっての夏まつりなど、まちづくりイベントで、この1年がにぎやかに繰り広げられると思うと、折からの不況感も少しは和らぐのではないかと期待しているものでございます。そして市民会館の建設にあわせ、関係地区の方々の長年の懸案でありました稲沢公民館が建設されることは、本市の芸術、文化の高揚に、余暇活動、あるいは地域活動の拠点施設として、大きく貢献するものと確信する次第でございます。  また、稲沢駅周辺開発整備の一つのシンボルとも申せます稲沢駅東西自由通路建設事業や稲沢西土地区画整理事業に着手され、さらには下水道建設事業も供用開始に向け年々拡大するなどの都市基盤整備に、21世紀に向けて変革する本市の勢いの大きさを改めて思い知らされるとともに、本市の未来像に思いを強くめぐらすのでございます。  このほか、農村総合整備事業におきます農業集落排水事業等の推進、不況下における商工業融資事業の拡充、住民健康増進事業の充実や、4ヵ所目となる稲葉老人福祉センターでのC型デイ・サービス事業の実施など、市民福祉の増進などにもきめ細かに配慮されたものであることに敬意を表するとともに、平成17年度を目標とした第3次総合計画の策定に人一倍関心を寄せ、また期待しておるものでございます。  これら市民ニーズや時代の要請に十分配慮された予算であると理解いたすものでございまして、原案に賛成いたすものでございます。  また、議案第29号平成4年度稲沢市一般会計補正予算(第7号)につきましても、将来の財政需要に備えて健全な財政運営を確保するという趣旨を高く評価いたしまして、これも原案に賛成いたすものでございます。  次に議案第20号平成5年度稲沢市国民健康保険特別会計予算についてでございます。原案は、国民健康保険事業の健全運営を基本として、疾病予防にも重点が置かれ、適時適切な措置であると存ずる次第でございまして、本事業が引き続き健全に運営されますことを要望し、原案に賛成いたすものでございます。  同様に、議案第30号平成4年度稲沢市国民健康保険特別会計補正予算(第5号)につきましても、基金の積み立てによる国民健康保険事業の安定運営措置を高く評価いたし、原案に賛成いたすものでございます。  次に議案第24号平成5年度稲沢市老人保健特別会計予算及び議案第31号平成4年度稲沢市老人保健特別会計補正予算(第2号)についてでございます。いずれも、老後におきます健康の保持と医療の確保を図るため、自助と互助の精神に基づき、老人医療費を公平に負担するとした老人保健法の趣旨に沿って措置されたものであり、原案に賛成するものでございます。  以上をもちまして、私の賛成討論とさせていただきます。議員各位の格別の御賛同を賜りますよう心からお願いを申し上げる次第でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(加藤鐘一君)  ほかに討論はございませんか。            (「なし」と呼ぶ者あり)  討論もないようでございますので、これをもって討論を終結いたします。  これより直ちに採決いたします。  議案第2号稲沢市農業集落排水事業特別会計設置に関する条例の制定についてから、議案第6号稲沢市地区市民センター設置条例の一部を改正する条例に至る各議案は、原案どおり決することに御異議ございませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第2号から議案第6号に至る各議案は、原案どおり可決されました。  次に議案第7号稲沢市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例については、原案どおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。              (賛成者起立)  御着席ください。起立多数と認めます。よって、議案第7号は、原案どおり可決されました。  次に議案第8号稲沢市在宅老人デイ・サービス事業実施条例の一部を改正する条例についてから、議案第17号稲沢市道路線の認定についてに至る各議案は、原案どおり決することに御異議ございませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第8号から議案第17号に至る各議案は、原案どおり可決されました。  次に議案第18号についてお諮りいたしますので、地方自治法第 117条の規定により、稲沢市土地開発公社役員の杉村恒幸君、川村秀之君、柴山孝之君、奥田 寛君、本若栄三君、小沢和敬君の退席を求めます。              (該当議員退場)  議案第18号財産(土地)の取得については、原案どおり決することに御異議ございませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第18号は、原案どおり可決されました。  除斥対象者の除斥を解きます。              (該当議員入場)  次に議案第19号平成5年度稲沢市一般会計予算は、原案どおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。              (賛成者起立)  御着席ください。起立多数と認めます。よって、議案第19号は、原案どおり可決されました。  次に議案第20号平成5年度稲沢市国民健康保険特別会計予算は、原案どおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。              (賛成者起立)  御着席願います。起立多数と認めます。よって、議案第20号は、原案どおり可決されました。  次に議案第21号平成5年度稲沢中島都市計画稲沢土地区画整理事業特別会計予算から、議案第23号平成5年度稲沢市民交通災害共済事業特別会計予算に至る各議案は、原案どおり決することに御異議ございませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第21号から議案第23号に至る各議案は、原案どおり可決されました。  次に議案第24号平成5年度稲沢市老人保健特別会計予算は、原案どおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。              (賛成者起立)  御着席願います。起立多数と認めます。よって、議案第24号は、原案どおり可決されました。  次に議案第25号平成5年度稲沢市公共下水道事業特別会計予算から、議案第28号平成5年度稲沢市稲沢市民病院事業会計予算に至る各議案は、原案どおり決することに御異議ございませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第25号から議案第28号に至る各議案は、原案どおり可決されました。  次に議案第29号平成4年度稲沢市一般会計補正予算(第7号)は、原案どおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。              (賛成者起立)  御着席ください。起立多数と認めます。よって、議案第29号は、原案どおり可決されました。  次に、議案第30号平成4年度稲沢市国民健康保険特別会計補正予算(第5号)は、原案どおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。              (賛成者起立)  御着席願います。起立多数と認めます。よって、議案第30号は、原案どおり可決されました。  次に、議案第31号平成4年度稲沢市老人保健特別会計補正予算(第2号)は、原案どおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。              (賛成者起立)  御着席願います。起立多数と認めます。よって、議案第31号は、原案どおり可決されました。  次に議案第32号平成4年度稲沢市公共下水道事業特別会計補正予算(第5号)及び議案第33号平成4年度稲沢市稲沢市民病院事業会計補正予算(第3号)は、原案どおり決することに御異議ございませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第32号及び議案第33号は、原案どおり可決されました。  次に日程第33、請願第1号法務局職員の増員についての請願及び日程第34、請願第2号健康保険で良い入れ歯がつくれるよう医療制度の改善を求める請願を一括議題といたします。  この際、委員長の報告を求めます。  総務委員長、飯田 勇君。 ◎総務委員長(飯田勇君) (登壇)  総務委員会の報告を申し上げます。  去る12日、総務委員会に付託になりました請願第1号法務局職員の増員についての請願及び請願第2号健康保険で良い入れ歯がつくれるよう医療制度の改善を求める請願について、総務委員会を15日午前9時30分から議員総会室において開催し、慎重審査いたしました結果、請願第1号は全会一致で採択、請願第2号は全会一致で閉会中の継続審査とすることに決しました。  以上、総務委員会の報告を終わります。 ○議長(加藤鐘一君)  報告が終わりました。  これに対し、質疑はございませんか。            (「なし」と呼ぶ者あり)  質疑もないようでございますので、これをもって委員長報告に対する質疑を終結いたします。  これより直ちに採決いたします。  請願第1号法務局職員の増員についての請願の委員長報告は採択、及び請願第2号健康保険で良い入れ歯がつくれるよう医療制度の改善を求める請願の委員長報告は閉会中の継続審査であります。この委員長報告どおり決することに御異議ございませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、請願第1号は採択、及び請願第2号は閉会中の継続審査とすることに決しました。  次に日程第35、継続審査中の請願についてを議題といたします。  この際、委員長の報告を求めます。  厚生経済委員長飯田瑛一君。 ◎厚生経済委員長飯田瑛一君) (登壇)  厚生経済委員会の報告を申し上げます。
     去る平成4年12月定例会において厚生経済委員会に付託になり、閉会中の継続審査となっておりました平成4年請願第6号学校5日制にともなう、学校・地域などでの条件整備を急ぐとともに公的保育の確立・拡充を求める請願事項のうち、1の (3)、4、及び平成4年請願第7号学童保育の充実を求める請願について、厚生経済委員会を16日午前9時30分から議員総会室において開催し、慎重審査いたしました結果、全会一致でいずれも閉会中の継続審査とすることに決しました。  以上、厚生経済委員会の報告を終わります。 ○議長(加藤鐘一君)  報告が終わりました。  これに対し、質疑はございませんか。            (「なし」と呼ぶ者あり)  質疑もないようでございますので、これをもって委員長報告に対する質疑を終結いたします。  これより直ちに採決いたします。  平成4年請願第6号学校5日制にともなう、学校・地域などでの条件整備を急ぐとともに公的保育の確立・拡充を求める請願事項のうち、1の (3)、4、及び平成4年請願第7号学童保育の充実を求める請願の委員長報告は、ともに閉会中の継続審査であります。この委員長報告どおり決することに御異議ございませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、平成4年請願第6号及び平成4年請願第7号は、ともに閉会中の継続審査とすることに決しました。  次に日程第36、意見書案第1号法務局職員の増員に関する意見書を議題といたします。  意見書案はお手元に配付したとおりであります。  提案理由の説明を求めます。  飯田 勇君。 ◎29番(飯田勇君) (登壇)  お手元の意見書案を読み上げまして、提案の説明とさせていただきます。 ─────────────────────────────────── 意見書案第1号                          平成5年3月24日  稲沢市議会   議長 加 藤 鐘 一 殿               提出者 稲沢市議会議員 飯 田   勇               賛成者    〃    村 上 秀 臣                〃     〃    星 野 茂 子                〃     〃    平 手 久 志                〃     〃    奥 田   寛                〃     〃    鈴 木 幹 雄                〃     〃    坂 上 国 弘       法務局職員の増員に関する意見書の提出について  法務局職員の増員に関する意見書を会議規則第13条の規定により提出する。          法務局職員の増員に関する意見書  法務局(登記所)所管の行政事務は、近年における社会経済情勢の進展に伴い増大の一途をたどり、とりわけ登記事務部門における事務量は著しく増加しているが、それに見合った職員の増員は図られていないのが実情であり、事務繁忙のあまりほとんどの職場において、いわゆる部外応援等を得て登記事務の処理を行っている。  そのため、謄抄本、印鑑証明等の交付並びに登記事件処理には、多大な時間、日数を要し、事務の遅滞による住民への影響が危惧される状況である。  このようなことから、衆・参両院法務委員会において『「法務局」「更生保護官署」「入国管理官署」の大幅増員に関する請願』が昭和55年から13年間にわたり連続して全会派一致で採択されたものと思料するが、いまだ見るべき改善がなされていないのが実態である。  よって、国においては、法務局の所管にかかる行政事務の適正、迅速な処理と職員の労働条件の改善を図るため、前記請願採択の趣旨を踏まえ、法務局職員の大幅な増員を図られるよう強く要望する。  以上、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。  平成5年3月24日                       稲 沢 市 議 会  提 出 先   内閣総理大臣   大蔵大臣   法務大臣   総務庁長官   人事院総裁 ───────────────────────────────────  以上の内容であります。  稲沢市におきましても、大変な土地などの様態の変化によって事務繁忙ということを聞いております。どうかよろしくお願いいたします。 ○議長(加藤鐘一君)  説明が終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑はございませんか。            (「なし」と呼ぶ者あり)  質疑もないようでございますので、これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております意見書案第1号は、会議規則第36条2項の規定により、委員会への付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  これより討論に入ります。  討論はございませんか。            (「なし」と呼ぶ者あり)  討論もないようでございますので、これをもって討論を終結いたします。  これより直ちに採決いたします。  意見書案第1号法務局職員の増員に関する意見書は、原案どおり決することに御異議ございませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、意見書案第1号は原案どおり可決されました。  次に日程第37、議案第34号稲沢市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  加藤市長。 ◎市長(加藤勝見君) (登壇)  本日、御提案申し上げ、御審議いただきます議案は条例関係議案1件でございまして、その概要につきまして御説明を申し上げます。  議案第34号稲沢市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例の一部を改正する条例につきましては、このたび、地方自治法施行令に規定する議会の議決に付すべき契約のうち、工事または製造の請負の最低基準額が経済事情の変化から改正されますことに伴いまして、条例の一部を改正いたすものでございます。  以上が上程いたします議案の概要でございますが、詳細につきましては関係部長から説明をいたしますので、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(加藤鐘一君)  続いて部長の説明を求めます。 ◎総務部長(中村文彦君) ─────────────────────────────────── 議案第34号  稲沢市議会の議決に付すべき契約及び財産の        取得又は処分に関する条例の一部を改正する        条例について  稲沢市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例の一部を改正する条例を別紙のとおり定めるものとする。  平成5年3月24日提出                  愛知県稲沢市長 加 藤 勝 見 ───────────────────────────────────  稲沢市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例の一部を改正する条例につきましては、第2条、この条文は議会の議決に付すべき契約について定めておるものでございますが、工事または製造の請負の予定価格「 9,000万円以上」を「1億 5,000万円以上」に改正いたすものでございます。この条例改正につきましては、地方自治法施行令第 121条の2の規定が前回の改正から15年経過し、その間の社会経済事情の変化にかんがみ、またあわせ、不況対策の一環として、公共事業の早期契約、早期執行を図ることを目的の一つとして、平成5年3月12日付で一部改正がなされ、即日施行されましたのに伴いまして条例の一部を改正させていただくものでございます。  付則といたしましては、この条例は公布の日から施行いたすものでございます。 ○議長(加藤鐘一君)  説明が終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑はございませんか。            (「なし」と呼ぶ者あり)  質疑もないようでございますので、これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第34号は、お手元に配付してあります議案付託表のとおり総務委員会へ付託いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  委員会審査のため、暫時休憩いたします。                         午後3時41分 休憩                         午後4時10分 再開
    ○議長(加藤鐘一君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  この際、委員長の報告を求めます。  総務委員長、飯田 勇君。 ◎総務委員長(飯田勇君) (登壇)  総務委員会の報告を申し上げます。  先ほど総務委員会に付託になりました議案第34号について、総務委員会議員総会室において開催し、慎重審査いたしました結果、全会一致で原案を可と認めました。  以上、総務委員会の報告を終わります。 ○議長(加藤鐘一君)  報告が終わりました。  これに対し、質疑はございませんか。            (「なし」と呼ぶ者あり)  質疑もないようでございますので、これをもって委員長報告に対する質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論はございませんか。            (「なし」と呼ぶ者あり)  討論もないようでございますので、これをもって討論を終結いたします。  これより直ちに採決いたします。  議案第34号稲沢市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例の一部を改正する条例については、原案どおり決することに御異議ございませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第34号は、原案どおり可決されました。  次に日程第38、同意案第1号公平委員会の選任について及び日程第39、同意案第2号固定資産評価審査委員会委員の選任についてを一括議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  加藤市長。 ◎市長(加藤勝見君) (登壇)  本日、引き続いて御提案申し上げ、御審議いただきます議案は同意案2件でございまして、その概要につきまして御説明を申し上げます。  同意案第1号公平委員会委員の選任につきましては、山田善雅氏が平成5年4月10日に任期満了のため、その後任といたしまして、稲沢市高御堂五丁目 106番の1、大津千明氏を選任したいので、地方公務員法第9条第2項の規定により、議会の同意を求めるものでございます。  次に同意案第2号固定資産評価審査委員会委員の選任につきまして、加島義治氏及び吉田 敦氏が平成5年4月30日に任期満了となりますので、その後任といたしまして、稲沢市一色下方町91番地、服部哲夫氏及び稲沢市福島町中浦3番地、田中勝美氏を選任したいので、地方税法第 423条第3項の規定により、議会の同意を求めるものでございます。  以上が本日上程いたします議案の概要でございますが、詳細につきましては関係部長から説明いたさせますので、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(加藤鐘一君)  続いて部長の説明を求めます。 ◎市長公室長(福本雄治君) ─────────────────────────────────── 同意案第1号  公平委員会委員の選任について  稲沢市公平委員会委員に下記の者を選任したいから、地方公務員法第9条第2項の規定により、議会の同意を求める。  理由  山田善雅氏が、平成5年4月10日に任期満了のため   平成5年3月24日提出                 愛知県稲沢市長  加 藤 勝 見                    記  ┌──────────────┬────────┬────────┐  │   住      所   │  氏  名  │ 生年月日   │  ├──────────────┼────────┼────────┤  │稲沢市高御堂五丁目106番地の1│ 大津千明   │昭和19年1月5日│  └──────────────┴────────┴────────┘ ───────────────────────────────────  大津千明氏の略歴を御紹介申し上げます。  大津千明氏は41年3月京都大学法学部を御卒業になり、43年4月に札幌地方裁判所判事補に、それから46年には東京地方家庭裁判所判事補、49年4月には青森地方家庭裁判所判事補を歴任され、昭和53年4月からは名古屋家庭裁判所判事、55年には長野地方家庭裁判所判事、59年3月には東京地方裁判所判事を歴任され、昭和59年4月から総理府公害等調整委員会審査官を、62年4月には東京家庭裁判所判事を歴任され、63年6月から弁護士をなさってみえる方でございまして、平成元年4月1日から現在まで名古屋家庭裁判所調停委員、それから平成元年11月から平成4年11月まで人権擁護委員をなさった方でございます。  次に同意案第2号をお願い申し上げます。 ─────────────────────────────────── 同意案第2号        固定資産評価審査委員会委員の選任について  稲沢市固定資産評価審査委員会委員に下記の者を選任したいから、地方税法第 423条第3項の規定により議会の同意を求める。  理由  加島義治氏及び吉田 敦氏が、平成5年4月30日に任期満了となるため   平成5年3月24日提出                 愛知県稲沢市長  加 藤 勝 見                 記  ┌──────────────┬────────┬────────┐  │   住      所   │  氏  名  │ 生年月日   │  ├──────────────┼────────┼────────┤  │稲沢市一色下方町91番地   │ 服部哲夫   │昭和11年7月6日│  ├──────────────┼────────┼────────┤  │稲沢市福島町中浦3番地   │ 田中勝美   │昭和4年12月20日│  └──────────────┴────────┴────────┘ ───────────────────────────────────  服部哲夫氏の略歴を御紹介申し上げます。  服部哲夫氏は昭和30年3月に稲沢高校を御卒業になり、その後、家業の農業・植木業をなさってみえる方でございまして、昭和40年からは服部ブロック建設を創設された方でございます。平成3年度には下方区区長をなさり、片原一色運営協議会の会長をなさった方でございます。  もう一方の田中勝美氏の略歴を御紹介申し上げます。  田中勝美氏は昭和19年3月に国民学校の高等科を御卒業になり、その後、昭和40年3月稲沢市へ転入なさった方でございまして、その間、フジ化成にお勤めになり、代表取締役になられた方でございます。昭和58年4月からは愛知県鍍金工業組合の理事をなさってみえる方でございまして、平成2年度には福島区区長、千代田地区区長協議会会長を、平成2年度、3年度には千代田地区まちづくり協議会の副会長をなさった方でございますので、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(加藤鐘一君)  説明が終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑はございませんか。            (「なし」と呼ぶ者あり)  質疑もないようでございますので、これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております同意案第1号及び同意案第2号は、会議規則第36条第2項の規定により、委員会への付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  これより討論に入ります。  討論はございませんか。            (「なし」と呼ぶ者あり)  討論もないようでございますので、これをもって討論を終結いたします。  これより直ちに採決いたします。  同意案第1号公平委員会委員の選任について及び同意案第2号固定資産評価審査委員会委員の選任については、原案に同意することに御異議ございませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、同意案第1号及び同意案第2号は、原案に同意することに決しました。  次に日程第40、議会運営委員会における閉会中継続調査事項についてを議題といたします。  議会運営委員会における閉会中継続調査事項については、お手元に配付してあります文書のとおり決定することに御異議ございませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  以上で本定例会に付議されました案件はすべて議了いたしました。  市長から発言の申し入れがありますので、これを許可いたします。  加藤市長。 ◎市長(加藤勝見君) (登壇)  去る4日より本日まで、大変皆様方お忙しい中を3月定例会、特に新しい平成5年度の予算等に向けまして各御審議をいただきまして、ただいまは温かい、議案に基づきまして御了承いただきましたこと、まずもって厚く御礼申し上げる次第でございます。ありがとうございました。  その中で、特に市民会館の建設につきまして、いろいろと皆様方からいただきました御意見、9万 6,000市民のためにしっかりとした市民会館をつくり上げていかなければならないと考えております。  特に今日に至るまで、大変皆様方に御心配をかけましたことにつきまして、重ねておわびを申し上げる次第でございます。この件につきましては、私ども慎重に受けとめまして、今後皆様方の期待にこたえるように努力をしてまいりたいと思いますので、よろしくお願いを申し上げます。  また、こうした点を踏まえまして、私どもといたしましては、先ほど申し上げましたように、一日も早く市民の皆様に御使用していただきますよう、決定いたしました以後は、きちっとしたものをつくり上げていきたいと考えております。  そうした中で、特に平成5年度におきましては、一般質問でも皆さん方からいただきましたように、この基盤整備というものを最重点的に持っていかなければならん。特に先ほどお手元に配付したような、あのような数値、世間から見られて非常に皆様方には心苦しい思いをさせておりますが、私どもはそのようなことのないように、一歩一歩前進して、住みよい緑のまち、また活力あるまち、そしてリフレッシュな稲沢をつくり上げていかなければならん。これには議員の皆様方のお力添えがなくしては到底でき得ない事業ばかりでございます。そしてまた、その中に市民の皆さん方に御協力をいただかなければならない点もあるわけでございます。  どうかひとつ、今後とも、私ども非常に勉強不足で申しわけないと思っておりますが、議員の皆さん方の叱咤激励の中で稲沢市の運営にしっかりとかじ取りをさせていただきたいと思いますので、よろしく御指導のほどをお願い申し上げまして、お礼の言葉にかえさせていただく次第でございます。本日はありがとうございました。
    ○議長(加藤鐘一君)  去る5日から本日までの長期間にわたり慎重審議、まことにありがとうございました。  これをもって平成5年第2回稲沢市議会3月定例会を閉会いたします。                         午後4時23分 閉会 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。  平成5年  月  日           議     長  加 藤 鐘 一           署 名 議 員  鈴 木 幹 雄           署 名 議 員  吉 田 一 夫...