(
落合育広君 登壇)(拍手)
◎
経済委員長(
落合育広君)
議長の御指名を受けましたので、
経済委員会を代表して、当
委員会付託議案及び請願の
審査経過及び結果を報告いたします。
去る12月17日午前10時より
委員会室において、
委員全員と
市民部長、
福祉保健部長及び
経済環境部長以下
関係説明員出席により慎重に審議をいたしました。
まず、議案第99号のうち当
委員会付託分についてであります。委員より、
放課後児童対策事業用備品購入費に関連して質疑がありました。これに対して、来年度は1校の予定であったが、
光ケ丘地区の
民間団体が来年3月31日で閉鎖されるため、その
受け入れ先として新たに開設をしようとするものであるとの答弁がありました。
さらに、
臨時保母の状況についての質疑がありました。これに対して、保母の出産や病気などのほか、入園児の増加に加え、
延長保育、3歳児以下や障害児が多かったことなどにより
臨時保母で対応したが、ゆとりのある保育を目指すため、
臨時保母の削減をしていく考えであるとの答弁がありました。
さらに、
ごみ収集の時刻が遅いのではないかとの質疑がありました。これに対して、ごみの量により収集時間が一定しないが、午後4時までに
環境センターに搬入することになっているとの答弁がありました。そして、採決の結果、
全員一致により原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いて、議案第 100号、議案第 107号及び議案第 108号の議案3件については、
提案説明の後、審議、採決の結果、いずれも
全員一致により原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、
請願審査に入り、請願第3号については、
紹介議員から願意の紹介と内容の説明を受けた後、質疑があり、採択すべきであるとの
賛成討論がありましたが、採決の結果、多数により不採択とすべきものと決しました。
以上で
経済委員会の報告を終わります。(拍手)
○議長(
鈴木建吾君)
次に、
建設委員長 丹羽 岬君。
(丹羽 岬君 登壇)(拍手)
◎
建設委員長(丹羽岬君)
議長の御指名を受けましたので、
建設委員会を代表して、当
委員会付託議案の
審査経過及び結果を報告いたします。
去る12月18日午前10時より
委員会室において、
委員全員と
建設部長、
都市開発部長及び
水道部長以下
関係説明員出席により慎重に審査の結果、議案第95号及び議案第96号の議案2件については、委員より、議案第96号について、光ケ丘の路線のフットパスについて、余り見かけない先進的な道路であるが、こういった形状について
区画整理地内などこれからの
まちづくりにどう考えているかとの質疑があり、これに対し、歩行者の多い駅前ならよいが、新住宅地では余裕もないし用地等から難しいのではないかとの答弁があり、採決の結果、いずれも
全員一致により同意すべきものと決しました。
議案第97号については、委員より、一般のマンションと比べてどの程度のレベルかとの質疑があり、これに対し、レベル的には中程度のもので、スロープ、エレベーターがあり、段差を少なくし、手すりを設けるなど高齢者にも配慮しているとの答弁があり、採決の結果、
全員一致により同意すべきものと決しました。
議案第98号については、
提案説明を受けた後、採決の結果、
全員一致により同意すべきものと決しました。
次に、議案第99号のうち当
委員会付託分については、
提案説明を受けた後、採決の結果、
全員一致により原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いて、議案第 101号から議案第 106号までの議案6件についても、
提案説明を受けた後、採決の結果、いずれも
全員一致により原案のとおり可決すべきものと決しました。
最後に、議案第 109号については、委員より、
債務負担行為に関する
給水人口の推計の根拠は何かとの質疑があり、これに対し、市の
総合計画にある人口を参考に割り出しているとの答弁があり、採決の結果、
全員一致により原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上で
建設委員会の報告を終わります。(拍手)
○議長(
鈴木建吾君)
次に、
決算特別委員長 今枝 勝君。
(今枝 勝君 登壇)(拍手)
◎
決算特別委員長(今枝勝君)
議長の指名を受けましたので、
決算特別委員会を代表し、当
委員会付託議案の
審査経過及び結果を報告いたします。
去る12月11日午前10時及び14日午前10時より
委員会室において、
委員全員と
教育長、
関係部長以下
関係説明員出席により慎重に審査の結果、議案第 110号については、委員より、歳入において、市民税の
不納欠損額が前年度と比べて 1.6倍となっているが、
法人市民税なども倍増しているが、どこに原因があるかとの質疑があり、これに対し、
不納欠損の主な理由は、大企業の倒産、
民間金融機関の貸し渋り、
雇用調整による失業者の増加などの理由が上げられる。欠損額の占める割合として、
バブル崩壊後の平成4年度が主で、今後も精力的に収税に努めていくとの答弁がありました。
続いて、
地方消費税交付金が補正で約20%減額した原因はとの質疑があり、これに対して、平成9年から
消費税が5%に上がったことや景気の冷え込みが理由に上げられるとの答弁がありました。
次に、歳出においては、公債費が 8.2%と上昇しているが、他市と比べてどうか。また、今後の上昇の見通しはどうかとの質疑あり、これに対して、愛知県下で低い方から8番目、今後、
財政状況が大きく変わらなければ10%を超えることはないとの答弁がありました。
続いて、
上飯田連絡線株式会社出資金について、2年おくれることによって
事業費も変わってくるが、当市の出資金の累計額と
事業費についての質疑があり、これに対して、累計額は平成9年度末で2億 3,650万円、
事業費は現在精査中であるが、最大限に
経費節減に努めるとの答弁がありました。
そのほか活発な質疑があり、その後、採決の結果、
全員一致により認定すべきものと決しました。
議案第 111号については、
提案説明の後、採決の結果、
全員一致により認定すべきものと決しました。
議案第 112号については、委員より、国保税の収納率が減っていて、
不納欠損もふえてきている。平成9年度に税率が上げられたことで
不納欠損を出すことは問題があり、徴収にどのような努力をしているのか、また
実態把握をしているのかとの状況の把握について質疑があり、
一般会計と同様ふえる傾向にあるが、
口座振替の推進、
電話催告、専属の集金人などによって努力していくとの答弁があり、委員からは、どう収納を高めるかを日常議論して努力してほしいとの要望がありました。その後、採決の結果、
全員一致により認定すべきものと決しました。
議案第 113号から議案第 118号までの議案6件については、質疑の後、採決の結果、いずれも
全員一致により認定すべきものと決しました。
議案第 119号については、委員より、
民家防音事業助成交付金の内訳と
民家防音の未
実施件数についての質疑があり、これに対して、平成9年度の
機能回復工事として 438件、 750台で、内訳は、単体 559台、マルチ 191台を実施し、
対象件数 6,579件のうち、平成9年度までに 6,165件実施し、93.7%の実施率との答弁があり、採決の結果、
全員一致により認定すべきものと決しました。
議案第 120号については、
提案説明の後、採決の結果、
全員一致により認定すべきものと決しました。
議案第 121号については、委員より、駐車場の使用料が経費に消えているが、再
開発ビルがでれば改善されるとのことであったが、今後の対策はどうか。また、
保守点検の内容についての質疑があり、これに対して、対策としては、来年度、名鉄の始発から終車までの時間延長を検討する。
上飯田連絡線開通に期待をし、現在0.27回転であるが、平成15年度には 1.0回転にしたい。また、
保守点検については、警備、
地下管理、料金の徴収、車の整理及び清掃などの委託、設備などとの答弁があり、採決の結果、
全員一致により認定すべきものと決しました。
議案第 122号については、委員より、
農業集落排水における
事業費は最終的に幾らになるのか、
汚水処理施設本体は幾らぐらいかとの質疑があり、これに対して、総
事業費は約28億 8,000万円、
汚水処理施設本体は平成13年度から設計を始めるが、約6億円の予定との答弁があり、採決の結果、
全員一致により認定すべきものと決しました。
以上で
決算特別委員会の報告を終わります。(拍手)
○議長(
鈴木建吾君)
各
委員長の報告は終わりました。
委員長報告に対する質疑に入ります。発言を許します。
(「なし」の声)
◆7番(増田湊君)
質疑の発言もないようであります。質疑を終結されたい動議を提出いたします。
(「賛成」の声)
○議長(
鈴木建吾君)
ただいま増田 湊君より動議が出され、動議は成立いたしました。動議のとおり決するに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声)
御異議なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
発言通告による発言を許します。楠 孝一君。
(楠 孝一君 登壇)
◆25番(楠孝一君)
議長のお許しを得ましたので、私は
日本共産党市議団を代表して、さきに通告いたしました議案第 110号「平成9年度小牧市
一般会計歳入歳出決算」、議案第 112号「平成9年度小牧市
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算」、議案第 121号「平成9年度小牧市
公共駐車場事業特別会計歳入歳出決算」について、それぞれ反対の立場から討論をいたします。
議案第 110号についてであります。
平成9年度当初予算で歳入の市税を 304億 200万円に対して調定額は 320億 2,000余万円となっています。実に16億 1,800余万円の市税増であります。率にして対前年度比 6.1%増となっています。
日本共産党小牧市議団はこの当初予算について、
円安傾向と
小牧市内の
産業構造から見て昨年の実績 302億 900万を大きく上回ることを指摘いたしました。
景気動向等歳入見込みは大変なことと理解しつつも、その差の大きさを指摘せざるを得ません。市民の願う
福祉向上の予算化の増額ができたと考えるものであります。さらに、
占用条例に基づく
占用料金が一部徴収されず、予算にすら入っていない法違反の歳入であります。
歳出においては、これも当初予算で指摘いたしました
不要不急の
公共事業の見直し、特に移転の明確な根拠のない
小牧中学校移転事業や、父母、教師、子供の要求とかけ離れた
北部給食センターの
建設事業が強行されたことと、その事業に伴う市債の増を再度指摘いたします。
審査意見でも今後、公債費の増高に注意の必要を指摘しているところであります。また、
消費税の影響額は、歳入で 4,302万円、歳出で7億 2,437万円、合計7億 6,739万円、
特別会計も含めた合計は9億 3,715万 8,000円となっています。天下の悪
税消費税は廃止すべきであります。当面
消費税を3%に
引き下げを国に対して要求すべきであります。
以上の理由から反対するものであります。
次に、議案第 112号「平成9年度小牧市
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算」について。
平成8年に応益割、応能割の比率を28対72になり、低所得者は大きな負担を強いられました。また、税の
最高限度額も42万円から46万円に引き上げられたことによって3億 2,055余万円の増税、前年度に比して率にして11.3%の増であります。この増税により払いたくとも払えない市民が増大し、
不納欠損額は 3,190余万円、前年度比で 790余万円、率で33%の増となっており、
収入未済額6億 6,700余万円、対前年度比11.4%増の 6,800余万円であり、平成10年度はさらに増加は必至となりましょう。なぜならば、医療の改悪による負担増、年金の負担増と
支給開始年齢の繰り延べ、経済の
落ち込み等がその要因であります。市民の税負担の軽減をすべきであり、
地方自治本旨に基づき当面、
一般会計からの
繰り入れを増額し国保税の
引き下げを行うべきであります。さらに国に対して、もとの医療費の45%
国庫補助に戻すよう強く要求すべきであります。
以上の理由で反対するものであります。
次に、議案第 121号「平成9年度小牧市
公共駐車場事業特別会計歳入歳出決算」について。
平成元年事業開始以来9年間に
一般会計から
繰り入れ総額は15億 8,479余万円、
駐車料金はといえば1億 2,397余万円であり、管理費の半額にも満たない
駐車料金の実態であります。
建設計画の際、
日本共産党小牧市議団が指摘をした強行すれば毎年1億円以上の赤字は必至、最悪の事態であります。提案した30億円程度で建設できた自走式の低料金で事業をすべきであったことを明確にしたもので、文字どおりゼネコン行政の見本と言えます。この教訓から行政、議会も教訓とすべきと考えます。これらの理由で反対するものであります。
以上で
日本共産党小牧市議団を代表して反対討論を終わります。
次に、請願第3号「安心して子どもを生み育てられるよう保育・
学童保育の
公的責任の堅持と
予算大幅増額を求める請願書」に賛成する立場から討論いたします。
御承知のとおり、保育が国の責任で機関委任事務としていたものが地方自治体の事務となり、さらに本年、その国の責任の放棄の仕上げと言える措置制度をなくすことが決定され、公的責務でなく、市場化、営利的産業化が国の改悪で打ち出されております。このような国の施策は、公的保育を保障した憲法第25条及び児童福祉法第2条「国及び地方公共団体は、児童の保護者とともに児童を心身ともに健やかに育成する責任を負う」にも反するものと言わなければなりません。さらには、共働きが一般化し、少子化対策の上からも、子育て支援としても一層の充実が求められる今日、保育に対する国の責任は重大であると言わなければなりません。
日本の、小牧の明日を担う子供を生み育てられる環境整備、体制づくりこそが今急がれる状況下であります。同時に男女が共同して参画した社会づくりの上でも、この請願の趣旨に賛成し、あわせて
出席議員の全員の一致で採択されることを心からお願いして、討論を終わります。(拍手)
○議長(
鈴木建吾君)
発言通告による討論は終わりました。ほかにありませんか。
(「なし」の声)
発言なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
これより採決に入ります。
議案第89号から議案第92号までの議案4件については、いずれもこれを原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声)
御異議なしと認めます。よって、議案第89号「小牧市
総合計画審議会条例の一部を改正する条例の制定について」、議案第90号「小牧市職員給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について」、議案第91号「小牧市
市税条例の一部を改正する条例の制定について」、議案第92号「小牧市
火災予防条例の一部を改正する条例の制定について」は、いずれも原案のとおり可決されました。
議案第93号から議案第98号までの議案6件については、いずれもこれを同意することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声)
御異議なしと認めます。よって、議案第93号「
救助工作車の取得について」、議案第94号「
小牧市立大城小学校校舎等の取得について」、議案第95号「
小牧市道路線の廃止について」、議案第96号「
小牧市道路線の認定について」、議案第97号「
小牧市営大輪住宅第3期建替工事のうち
建築工事請負契約の締結について」、議案第98号「
野口林線等道路改築工事請負変更契約の締結について」は、いずれも同意されました。
議案第99号から議案第 109号までの議案11件については、いずれもこれを原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声)
御異議なしと認めます。よって、議案第99号「平成10年度小牧市
一般会計補正予算(第4号)」、議案第 100号「平成10年度小牧市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)」、議案第 101号「平成10年度
尾張北部都市計画事業小牧小松寺土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)」、議案第 102号「平成10年度
尾張北部都市計画事業小牧文津土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)」、議案第 103号「平成10年度
尾張北部都市計画事業小牧岩崎山前
土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)」、議案第 104号「平成10年度
尾張北部都市計画事業小牧南土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)」、議案第 105号「平成10年度
尾張北部都市計画事業小牧原北屋敷土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)」、議案第 106号「平成10年度
尾張北部都市計画小牧公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)」、議案第 107号「平成10年度
小牧市民家防音事業特別会計補正予算(第1号)」、議案第 108号「平成10年度小牧市
農業集落排水事業特別
会計補正予算(第1号)」、議案第 109号「平成10年度小牧市
水道事業会計補正予算(第1号)」については、いずれも原案のとおり可決されました。
議案第 110号については、これを認定することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
起立多数と認めます。よって、議案第 110号「平成9年度小牧市
一般会計歳入歳出決算」については、認定されました。
議案第 111号については、これを認定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声)
御異議なしと認めます。よって、議案第 111号「平成9年度小牧市
土地取得特別会計歳入歳出決算」については、認定されました。
議案第 112号については、これを認定することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
起立多数と認めます。よって、議案第 112号「平成9年度小牧市
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算」については、認定されました。
議案第 113号から議案第 120号までの議案8件については、いずれもこれを認定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声)
御異議なしと認めます。よって、議案第 113号「平成9年度
尾張北部都市計画事業小牧小松寺土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算」、議案第 114号「平成9年度
尾張北部都市計画事業小牧文津土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算」、議案第 115号「平成9年度
尾張北部都市計画事業小牧岩崎山前
土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算」、議案第 116号「平成9年度
尾張北部都市計画事業小牧南土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算」、議案第 117号「平成9年度
尾張北部都市計画事業小牧原北屋敷土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算」、議案第 118号「平成9年度
尾張北部都市計画小牧公共下水道事業特別会計歳入歳出決算」、議案第 119号「平成9年度
小牧市民家防音事業特別会計歳入歳出決算」、議案第 120号「平成9年度小牧市
老人保健特別会計歳入歳出決算」については、いずれも認定されました。
議案第 121号については、これを認定することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
起立多数と認めます。よって、議案第 121号「平成9年度小牧市
公共駐車場事業特別会計歳入歳出決算」については、認定されました。
議案第 122号については、これを認定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声)