小牧市議会 1995-12-01
平成 7年第 4回定例会-12月01日-01号
平成 7年第 4回定例会-12月01日-01号平成 7年第 4回定例会
平成7年
小牧市議会第4回
定例会会議録
① 平成7年12月1日第4回
市議会定例会(第1日)を
小牧市役所議事室に招集された。
② 出席議員は次のとおりである。
1 滝 澤 秀 樹 2 堂 森 哲 雄
3 野 村 進 4 丹 羽 和 男
5 水 谷 勉 6 三ッ岩 薫
7 波多野 亘 8 楠 孝 一
9 社 本 茂 10 丹 羽 岬
11 落 合 育 広 12 藤 倉 小二郎
13 伊 藤 博 規 14 舟 橋 昭 治
15 長 屋 成 治 16 伊 藤 宏 行
17 小 柳 松 夫 18 加 藤 利 男
19 牧 野 京 治 20 岩 田 茂 三
21 増 田 湊 22 竹 内 里 美
23 小 澤 成 光 24 細 敏 雄
25 井戸田 富 隆 26 今 枝 勝
27 鈴 木 建 吾 28 伊 藤 芳 輝
(午前10時03分 開 会)
◎
議会事務局長(稲垣政弘君)
ただいまの出席議員は32名であります。
○議長(長森康次君)
ただいまから平成7年
小牧市議会第4回定例会を開会いたします。
これより本日の会議を開きます。
本日の議事日程については、別紙でお手元に配付いたしましたとおりであります。
日程第1、「
会議録署名議員の選任について」、本件は
会議規則第79条の規定により、議長において、1番 滝澤秀樹君、2番 堂森哲雄君を指名いたします。
日程第2、「会期の決定について」を議題といたします。
お諮りいたします。今定例会の会期は、別紙でお手元に配付いたしましたとおり、本日から12月22日までの22日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声)
御異議なしと認めます。よって、今定例会の会期は、本日から12月22日までの22日間と決定いたしました。
日程第3、「諸般の報告について」、本日議会に提出されました議案については、お手元に配付いたしましたとおりであります。
以上をもって、提出議案の報告にかえます。
次に、今定例会の説明員として市長以下関係職員及び
監査委員に対して、
地方自治法第121条の規定により出席を求めましたので、御報告申し上げます。
続いて、
監査委員による監査の結果に関する報告について、報告第37号「
例月出納検査の結果に関する報告について(7月分)」、報告第38号「
例月出納検査の結果に関する報告について(8月分)」、報告第39号「
例月出納検査の結果に関する報告について(9月分)」、報告第40号「定期監査の結果に関する報告について」、以上4件が
監査委員より議長のもとまで提出されておりますが、いずれもお手元に配付いたしましたとおりであります。
報告第41号「平成6年度小牧市
継続費精算報告書について」、1件が市長より提出されております。これもお手元に配付いたしましたとおりでありますので、これをもって報告にかえます。
日程第4、「小牧市
農業委員会補欠委員の推薦について」を議題といたします。
本件については、現在、議会推薦の委員が1名欠員となっており、
農業委員会等に関する法律第12条第2項の規定により、推薦を行うものであります。
別紙でお手元に配付いたしてありますように、波多野亘君外7名により小牧市
農業委員会補欠委員の推薦について提出されております。
お諮りいたします。指名推薦に同意の上、余語 昭君を小牧市
農業委員会補欠委員に推薦することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声)
御異議なしと認めます。よって、小牧市
農業委員会補欠委員に余語 昭君を推薦することに決しました。
日程第5、「請願及び陳情提出について」、本日までに受理いたしました請願は5件であります。
会議規則第131条の規定により、
請願文書表のとおり
所管常任委員会に付託いたします。
お諮りいたします。ただいま
委員会付託といたしました請願5件は、
会議規則第43条第1項の規定により、12月21日までに審査を終わるよう期限を付したいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声)
御異議なしと認めます。よって、請願5件については、12月21日までに審査を終わるよう期限を付することに決しました。
次に、陳情について、議長のもとに提出されました陳情は、
陳情文書表のとおり8件であります。
これをもって陳情受理の報告にかえ、
所管常任委員会に送付いたします。
日程第6、「議案審議」に入ります。
議案第95号から議案第103号までの議案9件を一括して議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
◎総務部長(加藤稔君)
それでは、ただいま議題となりました議案のうち、私からは、議案第95号、96号及び97号の3件につきまして御説明申し上げます。
議案書の1ページをお願いいたします。議案第95号「
政治倫理の確立のための
小牧市長の資産等の公開に関する条例の制定について」でございます。
5ページをお願いいたします。本案の
提出理由でございますが、平成4年12月16日公布されました
政治倫理の確立のための国会議員の資産等の公開等に関する法律第7条に基づき本条例を制定するものでございまして、これにより市長の資産等の状況を市民に明らかにし、
政治倫理の確立を期するために必要があるからでございます。
それでは、内容について御説明を申し上げます。6ページをお願いいたします。条例案のあらましにより御説明を申し上げたいと思います。
この条例は、本則第1条から第6条までと附則でもって構成されておりまして、それぞれ規定しておるところでございます。第1条関係では、1点目に記載されておりますように、この条例の目的を定めたものでございまして、すなわち、市長の資産等の公開に関し必要な事項を定めることにより、市長の資産等の状況を市民に明らかにし、もって
政治倫理の確立を期することを目的とする内容でございます。
2点目につきましては、2条関係でございまして、市長は、その任期開始の日において有する次の(1)から(10)までに掲げる資産等について、それぞれ(1)から(10)までに掲げる事項を記載した
資産等報告書を、同日から起算して100日を経過する日までに作成しなければならないというものでございまして、その内容は、(1)として土地、(2)として建物の所有を目的とする地上権または土地の賃借権、(3)が建物、(4)が預金、(5)が金銭信託、(6)が有価証券、(7)が自動車、船舶、航空機及び
美術工芸品、(8)がゴルフ場の利用に関する権利、(9)が貸付金、(10)が借入金と、以上(1)から(10)までの資産等の状況を、この条例の施行規則で定める様式により作成しなければならないというものでございます。
また、3点目に書いてございますように、市長は、その任期開始の日後毎年新たに有することとなったこれらの資産等が毎年12月の31日の時点で新たに保有することとなった場合は、
資産等補充報告書を作成しなければならないというものでございます。
4点目でございますが、市長、前年1年間を通じて市長であった者に限るということですが、前年度分の所得に係る総所得金額及び
山林所得金額に係る各種所得の金額並びに同年中において贈与により取得した財産について同年分の贈与税が課せられる場合における当該財産に係る贈与税の課税価格を記載した
所得等報告書を作成しなければならないというものでございます。
5点目でございますが、市長は、毎年、4月1日において報酬を得て会社その他の法人の役員、顧問その他の職についている場合には、当該会社その他の法人の名称及び住所並びに当該職名を記載した
関連会社等報告書を作成しなければならないというものでございます。
6点目でございますが、市長が作成し市の方に提出された先ほどのそれぞれの報告書は、5年間保存しなければならないというものでございます。
7点目でございますが、何人も、市長に対し、保存されているさきのそれぞれの報告書の閲覧を請求することができるというものでございます。
8点目でございますが、この条例は、平成7年12月31日から施行する。
この条例の施行の日において市長である者は、
資産等報告書を同日から起算して100日を経過する日までに作成しなければならないということでございますので、現市長につきましては、平成8年4月8日までに
資産等報告書を作成することになるわけでございます。
次に、9ページをお願いいたします。議案第96号「小牧市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について」、御説明申し上げます。
17ページをお願いいたします。本案の
提出理由でございますが、
国家公務員の給与改定に準じて職員の給料月額並びに
初任給調整手当、扶養手当及び
宿日直手当の額の改定を行うため必要があるからでございます。
この給与改定につきましては、本年度の
人事院勧告が本年8月1日に、
国家公務員の給与、平均0.9%、額にいたしまして3,097円引き上げるよう国会と内閣に対し勧告がされたところでございます。それを踏まえ国においては、去る9月の26日に閣議の決定がされ、その後、国会審議を経て、御案内のとおり、給与法の改正案が10月20日、参議院で可決、成立したわけでございます。10月25日に公布されたところでございます。本市におきましては、従前からこの
人事院勧告に基づく国の給与改定に準じまして改正をいたしておりますので、本条例で所要の措置をしようとするものでございます。
そこで、改正の内容でございますが、18ページの条例案のあらましにより御説明を申し上げます。
1点目といたしまして、
初任給調整手当についてでございます。
医療職給料表(一)の適用を受ける職員に対する支給月額の限度額を現行26万2,500円から26万5,700円に改めるものでございます。
2点目として、扶養手当についてでございます。満16歳の年度初めから満22歳の年度末までの子がいる場合の加算額でございまして、現行1人につき2,000円を2,500円に改めるものでございます。
3点目でございますが、
宿日直手当についてでございます。勤務1回について支給する額の限度を、一般の宿日直につきましては現行3,300円から3,400円に、それから医師の宿日直につきましては現行1万4,000円から1万6,000円に、それから一般の業務当直の場合では現行4,950円から5,100円に、それから医師の業務当直の場合でございますが、現行2万1,000円から2万4,000円に、それから常直的な宿日直につきましては現行1万6,000円から1万7,000円にそれぞれ改めるものでございます。
それから、4点目につきましては、給料月額を国の
一般職職員に適用される給料月額に準じて引き上げるものでございまして、本市職員の給料表を別表第1、別表第2のとおり改めるものでございます。
それから、5点目、6点目、7点目につきましては、附則関係でございますが、この条例は、公布の日から施行する。ただし、
宿日直手当に関する
改正規定は、平成8年1月1日から施行する。なお、
宿日直手当に関する
改正規定を除く改正部分につきましては、平成7年4月1日から適用するというものでございます。
次に、19ページの議案第97号の説明を申し上げたいと思います。議案第97号「議会の議員その他非常勤の職員の
公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」でございます。
本案の
提出理由でございますが、本年4月21日に公布されました
介護補償制度の新設を柱といたします
地方公務員災害補償法の改正に準じまして、
介護補償の創設並びに
遺族補償年金の支給額及び罰金額の引き上げ、また福祉施設について、その内容の拡充等を行うために必要があるからでございます。
内容は、22ページのあらましにより御説明を申し上げたいと思います。
1点目は、新設された
介護補償の受給範囲を定めた規定でございまして、障害により介護を要する状態にある者に対し、
介護補償として市長が定める金額を支給するというものでございます。
2点目は、第12条及び第13条関係でございますが、
遺族補償年金を受けることができる子等の年齢要件を学齢18歳までに緩和し、また、
遺族補償年金額の算定については、積算の基礎となる補正計数をそれぞれ引き上げ、改めようとするものでございます。
3点目ですが、福祉施設を福祉事業に名称を変更いたしまして、その事業の内容拡充を図ったものでございます。
4点目は、実施期間または
公務災害補償等審査会に対する報告の拒否等を行った
被災職員等に対する罰金額の上限額を現行2万円から10万円に引き上げるものでございます。
次に、附則関係でございますが、この条例の施行は公布の日からとしておりますが、ただし書きで、罰則の
改正規定は平成8年1月1日から、そして
介護補償等の
改正規定は平成8年4月1日から施行しようとするものでございます。
以上で議案3件の説明にかえさせていただきますが、よろしくお願いを申し上げまして、説明を終わります。
◎消防長(長谷川守君)
上程されました議案第98号につきまして、その
提案理由と内容につきまして御説明を申し上げたいというふうに思います。
議案書の23ページをお開きをいただきたいと思います。議案98号「小牧市
消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定について」、御説明申し上げます。
24ページをごらんをいただきたいと思います。
提案理由でございますが、この案を提出いたしましたのは、
非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令の一部を改正する政令が平成7年7月21日に公布されまして、同年8月1日から施行されたところでございます。このことに伴いまして、
遺族補償年金額を引き上げ、処遇の改善を行おうとするものであります。
内容につきましては、条例案のあらましで御説明申し上げますので、次の25ページをごらんをいただきたいというふうに思います。
遺族補償年金額の算定について、
補償基準額に245を乗じて得た額を支給する場合の遺族人数、現行5人を4人といたしまして、遺族の人数が2人の場合の支給額を
補償基礎額に現行193を201に、同3人の場合には現行212を223にそれぞれ乗じて得た額に改めようとするものであります。
なお、この条例は公布の日から施行しようとするものでありますが、改正後の本条例日以後の期間について支給すべきものについて適用いたしまして、適用日前の期間に係る分につきましては従前の例とするものであります。また、適用日からこの条例の施行日の前日までの間において
遺族補償年金として支払われた金額は、新条例の規定に基づいて内払いとみなすものであります。本日までの該当者はありません。
以上、簡単でございますが、説明にかえさせていただきたいというふうに思います。以上であります。
◎教育次長(今枝宏之君)
それでは、私から議案第99号の
提案理由とその内容につきまして御説明を申し上げたいと思います。
議案書の27ページをお開きをいただきたいと思います。
小牧市議会議案第99号「小牧市公民館の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について」でございます。
本案を提出する理由でございますが、小牧市
味岡市民センターを設置をしまして、公民館施設に加えようとするものでございます。
内容につきましては、31ページの条例案のあらましにより説明を申し上げたいと思います。
まず1点目といたしましては、公民館を1施設加えるものでございまして、名称といたしまして小牧市
味岡市民センター、位置は小牧市久保新町60番地でございます。
2点目といたしまして、小牧市
味岡市民センターの施設の使用料を定めようとするものでございます。講堂、視聴覚室、多目的室、創作室、学習室、会議室、料理教室、和室等を、午前、午後、夜間、全日単位でそれぞれの使用料をこの表のとおりに定めようとするものでございます。
3点目といたしましては、小牧市
味岡市民センターの附属設備使用料を定めようとするものでございます。次の32、33ページの表のように、講堂関係の設備備品、その他の設備備品について使用料を定めようとするものでございます。施設使用料及び附属設備使用料とも、既設の公民館を参考にいたしまして算出をいたしております。
4点目といたしまして、その他所要の規定の整備を行うものでございます。
この条例は、平成8年の4月1日から施行しようとするものでございます。
よろしくお願いを申し上げまして、説明とさせていただきます。
◎市民部長(津田丑之助君)
議案書の35ページをお願いいたします。それでは、私から議案第100号について説明をさせていただきます。「
小牧市役所支所及び
出張所設置条例の一部を改正する条例の制定について」であります。
この条例案の
提出理由といたしましては、
味岡市民センターの設置に伴いまして、味岡支所の位置を変更するため必要があるからでございます。
内容につきましては、37ページのあらましをお願いいたします。
内容といたしましては、第2条で小牧市大字岩崎252番地を小牧市久保新町60番地に改めようとするものでございます。
なお、この条例は、平成8年4月1日から施行しようとするものでございます。
以上で説明は終わります。よろしくお願いいたします。
◎水道部長(沖本栄作君)
それでは、私から水道部所管の二つの議案について御説明申し上げたいと思います。
39ページをお願いいたします。議案第101号「小牧市
水道事業分担金徴収条例の一部を改正する条例の制定について」でございます。
この条例案の
提出理由でございますが、この分担金につきましては、昭和51年の4月に改正をしていただきましたが、今後の水道事業の健全な運営を図るためにこの改定をお願いしようとするものでございます。さらには、消費税額を明確にするために、算定方式を外税方式とさせていただこうとするものでございます。
そこで、条例案のあらましでございますが、2点ございます。分担金の算定方法を外税方式とするものでございます。2点目に、分担金の額の引き上げでございますが、13ミリメートルにつきましては4万7,380円を7万9,000円に、20ミリメートルにつきましては11万3,710円を15万8,000円に、以下、100ミリメートルにつきましては279万9,540円を467万6,000円にさせていただこうとするものでございます。
この条例につきましては、平成8年4月1日から施行しようとするものでございます。
続きまして、議案第102号の方に入らさせていただきます。43ページをお願いいたします。議案第102号「小牧市
水道事業給水条例の一部を改正する条例の制定について」でございます。
この条例案の
提出理由でございますが、水道料金につきましては、昭和55年の12月に改定をしていただきました。以来、経費節減などの企業努力に努めてまいりましたが、平成7年度末には約1億円の累積赤字を見込むほどに経営収支がよくございません。現行料金でまいりますと、11年度末には約15億円の累積赤字が見込まれる状況でございます。今後の水道事業の健全な運営のために料金改定をお願いするものでございます。
そこで、46ページの方の条例案のあらましで御説明を申し上げます。
水道料金の算定方法を外税方式として、1円未満の端数金額を切り捨てる。2点目に、1カ月についての口径別の基本水量と基本料金、さらには超過使用水量と使用区分と超過料金を改めようとするものでございます。
そこで、基本料金の方の基本水量につきましては、口径別すべて10立方メートルから5立方メートルにしようとするものでございます。ちなみに、13ミリメートルでいきますと、基本水量につきましては10立方から5立方メートルに、料金につきましては現行916円から600円に、さらには20ミリメートルにつきましては、基本水量につきましては10立方メートルから5立方メートルに、料金につきましては1,390円から1,000円に、以下、1,000ミリメートルにつきましては10立方メートルから5立方メートルに、料金につきましては2万3,040円を2万3,500円に、さらに超過料金の方につきましては、従来3段階でございましたが、今回4段階にお願いするものでございます。従来は10立方メートルまでが税込みで56円でございましたが、今回、15立方メートルまで75円に、11立方メートルから30立方メートルまで87円を、10立方メートルから35立方メートルまで120円に、36立方メートルから50立方メートルまでを150円に、31立方メートル以上139円でしたが、50立方メートル以上175円にお願いしようとするものであります。さらに、用途別の方につきまして、湯屋用につきましては1立方メートル当たり66円を90円に、臨時用につきましては1立方メートル当たり180円を240円にお願いしようとするものでございます。
この条例につきましては、平成8年4月1日から施行し、6月の検針から適用するものでございます。
以上の説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
訂正をさせていただきます。私、口径別の100ミリメートルを1,000ミリメートルと申し上げましたが、100ミリメートルが正しいですので、謹んで訂正をさせていただきます。
◎
都市開発部長(神戸康幸君)
それでは、私から議案第103号につきまして、
提案理由とその内容について御説明申し上げます。
議案書の47ページをお開き願います。議案第103号「小牧市
下水道条例の一部を改正する条例の制定について」であります。
本案につきましては、現行下水道使用料の算定方法におきまして、消費税を内税方式により処理いたしておりますが、県下の大半の都市で外税方式とされていることと、このたびの水道料金の改定を契機に使用料の明確化を図ることなどあわせまして、外税方式に改めようとするものでございます。
内容につきましては、49ページの条例案のあらましにより御説明申し上げます。条例案のあらましでございます。
まずその一つは、下水道使用料の算定方法を内税から外税方式とし、1円未満の端数金額を切り捨てるとするものでありまして、第16条関係であります。
2点目は、このことによりまして、別表の基本使用料及び超過使用料の額を次のとおり改めようとするものでございます。
まず、区分のうち一般用でございますけども、基本使用料(1使用月につき)10立方メートルまでの使用料を現行740円を718円に、そして超過使用料でございますけれども、10立方メートルを超え20立方メートルまでを現行75円を72円に、20立方を超え40立方メートルまでを90円を87円に、40立方メートルを超え100立方メートルまでを110円を106円に、100立方メートルを超え500立方メートルまでを135円を131円に、500立方メートルを超えるものについては165円を160円にしようとするものであります。
区分のうち公衆浴場用でございますけれども、ここの基本使用料(1使用月につき)100立方メートルまで現行4,750円を4,611円に、そして超過使用料でございますが、この100立方メートルを超えるものについて50円を48円にそれぞれ改めようとするものであります。
なお、施行は平成8年4月1日からとするものでありまして、経過措置といたしましては、附則の2におきまして、改正後の条例第16条第1項及び別表の規定は、平成8年6月の検針に基づき徴収する使用料から適用し、同月前の検針につき徴収する使用料については、なお従前の例によるとするものであります。
以上よろしくお願いを申し上げまして、
提案理由の説明とさせていただきます。
○議長(長森康次君)
議案第105号及び議案第106号の議案2件を一括して議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
◎建設部長(後藤守孝君)
それでは、私から、ただいま提案されました議案第105号、議案第106号の2議案について、
提案理由と内容について御説明を申し上げます。
議案書の53ページをお願いをいたします。議案第105号「
小牧市道路線の廃止について」でありますが、道路法第10条第3項の規定により今回廃止をお願いしようとする路線は1路線で、延長550メートルでございます。
54ページに路線廃止調書がございますが、この路線は既設認定路線でございまして、延長するため、一たん廃止をお願いし、次の議案で再認定をしようとするものでございます。
参考資料といたしまして、55ページに路線廃止箇所図を添付させていただいております。御参照を賜りたいと思います。
続きまして、議案第106号「
小牧市道路線の認定について」でございます。議案書の57ページをお願いいたします。
道路法第8条2項の規定により今回認定をしようとする路線は2路線で、総延長4,908メートルでございます。
58ページに認定調書がございますが、1番路線につきましては、東部中央線の事業施行のために認定しようとするものであります。なお、この東部中央線につきましては、一部区間が春日井市の区域を通過いたします。道路法第8条第3項の規定によりまして、春日井市長の
小牧市道路線としての認定にすることについての承諾をいただいておりますことを申し添えさせていただきます。2番路線につきましては、議案第105号で御説明を申し上げましたが、既設認定道路を延長いたしまして、市道野口大山大草線と東部中央線へ接続する認定をしようとするものであります。
資料といたしましては、59ページに路線認定箇所図を添付させていただきました。御参照を賜りますようお願い申し上げ、以上で私からの説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○議長(長森康次君)
議案第107号から議案第115号までの議案9件を一括して議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
◎
企画財務部長(永井伸司君)
それでは、ただいま議題となりました議案のうち、議案第107号につきまして私から説明をさせていただきます。
議案書の61ページをお願いいたします。議案第107号「平成7年度小牧市
一般会計補正予算(第3号)」でございます。
今回の補正につきましては、先ほど総務部長から説明申し上げましたように、本年8月1日に人事院が
国家公務員につきまして0.9%の給与の引き上げ勧告を行ったところでございます。本市におきましても、これに準じて職員の給与改定をしたいということで議案第96号を提案させていただいておりますが、この
人事院勧告の実施に伴います人件費の整理、さらにまた、この7月1日付で職員の人事異動がございましたが、これに伴います人件費の整理を中心として、さらにまた、国庫補助金等の追加内示に伴います事業費の補正などを中心として補正をいたしたものでございます。
そこで内容でございますが、まず歳入歳出予算の補正におきましては、歳入歳出予算の総額にそれぞれ3億5,860万4,000円を追加をし、総額をそれぞれ453億7,984万1,000円にするものでございます。二つ目といたしまして、繰越明許費でございますが、新たに第2表繰越明許費のとおり設定をしようとするものでございます。三つ目に、債務負担行為の補正でございますが、第3表債務負担行為の補正のとおり追加をしようとするものでございます。四つ目といたしまして、地方債の補正につきましては、第4表の地方債の補正のとおり変更しようとするものでございます。
そこで、62、63ページをお願いしたいと思いますが、まず最初に、歳入歳出予算の補正の内容でございますが、そのうち歳入につきまして説明をさせていただきます。
まず、16款の繰越金、前年度の繰越金を新たに2億4,490万4,000円を補正しようとするものでございます。また、18款の市債におきましては、小牧中学校の移転先用地の購入事業債1億1,270万円を新たに見込み補正増するものでございます。それから、19款の寄附金につきましては、1件市民の方から100万円の御寄贈がございましたので、歳入で補正を計上するものでございます。合わせまして3億5,860万4,000円の歳入の補正でございます。
続きまして、歳出でございます。まず、1款の議会費におきましては、1,502万7,000円の減額でございますが、特に議員の期末手当の関係で減額が大きく出ておりますが、これは秋の市議会議員選挙におきまして新議員が多数誕生されました。したがいまして、年度末支払いの期末手当の減額支給がございますので、それらの不用見込みを減額するものが中心でございます。それから、2款の総務費、2億455万8,000円でございますが、主なものを申し上げますと、1項の総務管理費の中におきまして、現在第4会議室として使っております旧議場の傍聴席を利用いたしまして倉庫改修をする費用、さらにまた、勧奨退職者あるいは普通退職者、職員29名分の退職金約2億4,100万円ほどが総務管理費に含まれております。その他の経費につきましては、先ほど冒頭で申し上げました人件費の関係でございます。3款の民生費、975万5,000円でございますが、1項の社会福祉費におきまして、先ほど歳入で申し上げました100万円の寄附金を社会福祉基金への積立金として計上しようとするものでございます。さらに、2項の老人福祉費におきましては、社会福祉法人の募集を現在行っておりますが、これらの審査会の経費22万5,000円が計上いたしてございます。そのほかは人件費の整理でございます。4款の衛生費は減額の1,378万8,000円でございますが、特に保健衛生費におきまして、平成6年度の国庫補助金の精算返還金、金額は5万2,000円でございますが、これらを含め、その他人件費の整理でございます。それから、労働費は人件費の整理のみでございます。それから、農林費におきましては210万2,000円の補正増をお願いしておりますが、農業費におきまして、国の第2次補正に伴います県営事業であるがんかい排水事業、あるいは水質保全対策事業の本市負担額の補正増を、さらにまた、農業公園の造成設計の委託料を新たにお願いしておりますが、そのほかは人件費の整理でございます。また、7款の商工費につきましても人件費の整理のみでございます。64ページの方をお願いいたしますが、8款の土木費は総額で216万円の補正増をお願いしておりますが、特に4項の都市計画費におきましては、人件費の補正に伴います区画整理事業特別会計への繰出金を計上し、その他はすべて人件費の整理でございます。消防費につきましても人件費の整理のみでございます。それから、10款の教育費におきましては1億5,956万4,000円の補正増をお願いをいたしておりますが、特に3項の中学校費におきましては、小牧中学校の移転用地、新たに買収できました1,057平米余りの購入費が1億2,500万円余り補正増をお願いしております。そのほかは人件費の整理のみでございます。合わせまして合計3億5,860万4,000円を歳出予算として補正増をお願いするものでございます。
続きまして、繰越明許費の関係でありますが、65ページをごらんいただきたいと思いますが、土木費の道路橋りょう費におきまして、道路新設改良事業で3,430万円を新たに設定をお願いしております。これは市道太良中1号線の工事の予算計上をいたしておりますが、この道路につきましては太良下池の池沿いに計画されておると、こういうことから、池の水位が下がる時期をまって発注をしたいということで今日まで発注を見合わせてまいりましたが、年度内完了が見込まれないということから繰越明許を設定しようとするものでございます。
債務負担行為の補正の関係で、ごみ収集委託事業、期間として平成7年から8年度まで、金額で9,000万円の限度で新たにお願いするわけですが、これは現在委託をしておりますごみの収集コース9コースのうち3コースにつきまして、新たに業者選定を必要とすることになりました。したがいまして、本年度内に新たに業者を選定し契約行為を結び、平成8年4月から業務を開始するため必要がありますので、債務負担行為の補正をお願いしたものでございます。
続きまして、地方債の補正でございますが、中学校用地購入事業1億1,270万円を増額いたしまして、限度額を5億1,050万円にしようとするものでございます。なお、起債の方法、利率、償還の方法等については従前と変わりございません。
以上が補正予算の内容でございますが、別冊で補正予算に関する説明書を添付させていただきましたので、御参照の上、御賛同をいただきますようよろしくお願いいたします。
以上で説明を終わります。
◎
都市開発部長(神戸康幸君)
それでは、私から、議案第108号から議案第111号までと議案第113号の5議案につきまして順次御説明申し上げます。
議案書の67ページをごらんをいただきたいと思います。議案第108号「平成7年度
尾張北部都市計画事業小牧小松寺土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)」についてでございます。
まず、歳入歳出予算の補正といたしましては、第1条で予算の総額に歳入歳出それぞれ7万円を追加し、予算の総額を歳入歳出それぞれ7億1,050万円としようとするものであります。繰越明許費は、第2条で「第2表繰越明許費」によるとするものであり、債務負担行為は第3条で「第3表債務負担行為」によるとするものでありまして、それぞれ後ほど御説明申し上げます。
68、69ページをお願いいたします。まず歳入でありますが、4款1項の一般会計繰入金で7万円を補正し、これを財源といたしまして、歳出では、1款1項の総務管理費で同額の7万円を補正計上いたしたものであります。内容につきましては、一般会計と同様、平成7年度の人事異動及び
人事院勧告等人件費の調整に伴います補正でございます。
次に、次ページをお願いをいたします。第2表繰越明許費についてでありますが、2款1項の事業費におきまして、かねて国庫補助事業としての要望をいたしておりましたところ、先般、補助の内示がございまして、区画道路整備事業として執行しようとするものでありますが、年度内に標準工期が確保できないため、1,645万円を次年度へ繰り越ししようとするものであります。
次に、第3表債務負担行為についてでありますが、国の景気浮揚対策による第2次補正によってゼロ工事国庫債務負担行為が追加され、その内示がありましたので、区画道路整備事業を平成7年度から平成8年度までの期間において、限度額1,427万5,000円を債務負担行為として設定しようとするものであります。
次に、71ページをお願いいたします。議案第109号「平成7年度
尾張北部都市計画事業小牧岩崎山前
土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)」についてでございます。
まず、歳入歳出予算の補正といたしましては、第1条で予算の総額に歳入歳出それぞれ21万円を追加し、予算の総額を歳入歳出それぞれ2億8,251万1,000円としようとするものであります。繰越明許費は、第2条で「第2表繰越明許費」によるとするものでありまして、債務負担行為は第3条で「第3表債務負担行為」によるとするものでありまして、それぞれ後ほど御説明申し上げます。
72、73ページをお開き願います。まず、歳入でありますが、4款1項の繰越金で21万円を補正し、これを財源といたしまして、歳出では、1款1項の総務管理費で同額の21万円を補正計上いたしたものであります。内容につきましては、さきの議案同様、平成7年度の人事異動及び
人事院勧告等人件費の補正に伴う補正でございます。
次ページをお願いをいたします。第2表繰越明許費についてでありますが、2款1項の事業費におきまして、かねて国庫補助事業採択の要望をいたしておりましたところ、先般、補助内示がございまして、区画道路整備事業として執行しようとするものでありますが、年度内に標準工期の確保ができないため、4,095万円を次年度へ繰り越ししようとするものであります。
次に、第3表債務負担行為についてでありますが、国の景気浮揚対策による第2次補正によってゼロ工事国庫債務負担行為が追加され、その内示がありましたので、区画道路整備事業を平成7年度から平成8年度までの期間において、限度額1,292万円を債務負担行為として設定しようとするものであります。
次に、75ページをごらんいただきたいと思います。議案第110号「平成7年度尾張北部都市計画事業小牧南土地区画整理事業特別会計補正子算(第1号)」についてでございます。
歳入歳出予算の補正といたしましては、第1条で予算の総額に歳入歳出それぞれ15万円を追加し、総額を歳入歳出それぞれ1億7,548万円としようとするものであります。
76、77ページをお願いいたします。まず、歳入でありますが、3款1項の繰越金で15万円を補正し、これを財源といたしまして、歳出におきましては、1款1項の総務管理費で同額の15万円を補正計上いたすものであります。内容につきましては、さきの議案同様、平成7年度の人事異動及び
人事院勧告等人件費の調整に伴うものでございます。
79ページをお願いをいたします。議案第111号「平成7年度
尾張北部都市計画小牧公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)」についてでございます。
歳入歳出予算の補正といたしましては、第1条で予算の総額に歳入歳出それぞれ6,400万円を追加いたしまして、予算の総額を歳入歳出それぞれ45億2,679万7,000円としようとするものであります。繰越明許費は、第2条で「第2表繰越明許費」によるとするものでありまして、後ほど御説明申し上げます。
次ページをお開き願います。まず、歳入でありますが、3款1項の国庫補助金で追加補助の内示がございましたので、その額3,000万円と6款1項の繰越金で3,400万円を補正し、これを財源といたしまして、歳出では、2款1項の下水道建設費として6,400万円の補正計上したものであります。施工箇所は、三ツ渕原汚水幹線第6工区の埋設工事を予定いたしているところでございます。
次ページをお願いいたします。第2表繰越明許費についてでありますが、2款1項の下水道建設費のうち、国庫補助対象の三ツ渕原汚水幹線埋設事業を施工するに当たりまして、標準工期の確保ができないことから4,480万円を、岩崎東汚水枝線埋設事業につきましては、岩崎山前土地区画整理事業区域の区画道路整備事業との工程調整が必要でありまして、年度内の完了が見込めないことから1,500万円を、それぞれ次年度へ繰り越しをしようとするものであります。
次に、87ページをお開き願います。87ページでございます。議案第113号「平成7年度
尾張北部都市計画事業小牧駅西地区B街区第一種市街地再
開発事業特別会計補正予算(第1号)」についてでございます。
まず、歳入歳出予算の補正といたしましては、第1条で予算の総額から歳入歳出それぞれ360万円を減額し、予算の総額を歳入歳出それぞれ42億2,814万4,000円としようとするものであります。
88、89ページをお開き願います。歳入でありますが、1款1項の保留床処分金で360万円を減額し、歳出におきましては、1款1項の総務管理費で同額の360万円の減額補正をしようとするものであります。内容につきましては、さきの議案同様、平成7年度の人事異動及び
人事院勧告等人件費の調整に伴う補正でございます。
なお、別冊で補正予算に関する説明書を添付させていただいておりますので、よろしくお願いを申し上げまして、議案5件の説明とさせていただきます。
◎
経済環境部長(吉野和利君)
それでは、御無礼いたしまして、私から、83ページでございますんですが、議案書をちょっとお戻りいただいて、議案の112号でございます。「平成7年度
小牧市民家防音事業特別会計補正予算(第1号)」の補正をお願いしようとするものでございます。
この内容といたしましては、2年続きの猛暑に伴って、空調機器の回復工事の希望者が非常に私ども当初予定いたしましたより非常に多く希望がございます。したがって、国といろいろ協議してまいりましたところ、今回の2次補正において認められましたので、今回補正をお願いしようとするものでございます。
第1条で、それぞれ歳入歳出予算の総額に9,237万1,000円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額を3億2,060万4,000円にしようとするものでございます。
次ページ、84ページへお願いいたしたいと思いますが、まず歳出から御説明申し上げたいと思いますが、歳出で、総務費で総務管理費で9,237万1,000円のお願いを申し上げたいというふうに思ってます。これは先ほど来
提案理由の説明にございます一部の人件費の整理、それから先ほど申し上げました空調機の機能回復工事に伴います判定委託料、あるいはそれぞれ工事をやられます民家に対する補助というような内容で総務管理費の中で9,237万1,000円を補正しようとするものでございます。
歳入でございますが、その工事に伴います国庫補助、県費補助、さらには繰越金の前年度の繰越金、あるいはそれぞれ個人負担の一部がございますので、そうしたものを収入としてそれぞれ補正をお願いしようとするものでございます。
なお、詳細につきましては、お手元の補正予算に関する説明書をもって参考にさせていただきたいと思います。
以上、
提案理由の説明にかえさせていただきます。
◎市民病院事務局長(鵜飼義則君)
それでは、議案第114号について御説明させていただきます。
議案書の91ページをお願いいたします。「平成7年度小牧市
病院事業会計補正予算(第1号)」でございます。
第2条、業務の予定量でございます。医療機械器具及び備品購入事業23億1,000万円を25億4,300万円に改めようとするものでございます。
次に、第3条、予算第4条資本的収入及び支出のうち括弧書きの補正をしようとするものでございます。資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額27億7,486万1,000円は、減債積立金1億円、建設改良積立金16億円、過年度分損益勘定留保資金8億7,956万4,000円、過年度分消費税資本的収支調整額97万5,000円及び当年度分損益勘定留保資金1億9,432万2,000円で補てんしようとするものでございます。そこで、資本的支出の補正予定額でございますが、1項建設改良費で2億4,356万4,000円を補正しようとするものでございます。主な内容は、医療機械の購入費用でございます。
次に、第4条であります。予算第10条、重要な資産の取得でございますが、従来の表に生理機能検査システムなど4項目を加えるものでございます。
なお、補正予算に関する説明書を添付させていただいておりますので、よろしくお願いいたします。
◎水道部長(沖本栄作君)
それでは、私から議案第115号を御説明申し上げます。
93ページをお願いします。「平成7年度小牧市
水道事業会計補正予算(第2号)」でございます。
今回補正をお願いをいたしておりますのは、すべて人件費の調整でございます。
そこで、第2条でございます。平成7年度小牧市水道事業会計予算第2条中、これは業務の予定量の中の主要な建設改良事業費でございますが、2億8,006万6,000円を2億7,991万4,000円に改めようとするものでございます。
第3条の収益的支出の補正でございますが、水道事業費用の中の営業費用で127万円の減額をして、合計額を22億7,507万1,000円にしようとするものでございます。
第4条の資本的収支の方でございますが、予算第4条本文の括弧書きでございますが、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額4億1,782万4,000円は、過年度分損益勘定留保資金4億47万5,000円及び当年度分消費税資本的収支調整額1,734万9,000円で補てんしようとするものと、こういうふうに改めまして、資本的支出の方の補正でございますが、建設改良費で72万8,000円減額をいたしまして、合計額を11億7,906万円に改めようとするものでございます。
第5条につきましては、議会の議決を経なければ流用することができない経費、職員給与費で補正予定額154万8,000円を減額しようとするものでございます。
以上の説明とさせていただきます。
○議長(長森康次君)
議案第116号から議案第128号までの議案13件を一括して議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
◎助役(能登邦彦君)
ただいま議題となりました平成6年度一般会計決算をはじめといたしまして、決算13議案につきまして、
提案理由と決算概要を御説明を申し上げます。
この議案につきましては、決算書をはじめといたしまして、それぞれ別冊で資料を提出させていただいておりますけども、そのうち平成6年度決算に係る主要な施策の成果に関する説明書、薄い冊子でございますが、平成6年度決算に係る主要な施策の成果に関する説明書、これによりまして御説明を申し上げます。
まず、
提出理由といたしましては、
地方自治法233条第3項の規定によりまして、議会の認定を受けようとするものであります。
それでは、1ページをお開きいただきたいと思います。議案第116号「平成6年度小牧市
一般会計歳入歳出決算」についてであります。
総括について申し上げます。
平成6年度予算は、本市の将来像「活気ある緑豊かな生きがいのある文化都市」を実現するため、「創意と工夫を凝らした効率的な行財政運営の推進」を基本理念に、活力と調和のとれた魅力あるまちづくりに向け意を配して編成をいたしました。
その予算の執行に当たりましては、予算執行管理制度のもと、経費の節減合理化と予算の適正かつ効率的な執行に努め、諸施策の目的達成に向け最大の努力を傾注をしてまいりました。この結果、歳入総額446億5,702万7,165円、歳出総額429億2,019万6,872円、歳入歳出差引額17億3,683万293円となりましたが、なお、翌年度ヘ繰り越すべき財源1億5,098万5,917円を差し引きいたしますと、実質収支額は15億8,584万4,376円となったものであります。
その内容でありますが、まず歳入面では、税制改正、低迷する景気の影響などによりまして、歳入の大宗をなす市税収入が、昭和50年度以来19年ぶりに前年度決算額を下回り、対前年度比5.1%減となったほか、繰入金が同44.9%減となったものでありますが、市債が同172.7%増となったことなどによりまして、歳入総額は同3.5%増となりました。そこで、歳入総額に占める市税の割合は58%、自主財源の同割合は73.1%、一般財源の同割合は72%となりまして、引き続き安定した財政基盤を維持することができました。
一方、歳出面では、総合福祉会館の建設、在宅福祉サービス事業の開始、少子化対策事業の実施など福祉施策の充実に努めるとともに、小牧原北屋敷土地区画整理事業の発足など21世紀へ向けてのまちづくりに欠くことのできない土地区画整理事業の推進を図り、さらには都市計画街路、都市公園、土木関連事業等の基盤整備事業を引き続き実施してまいりました。また、小針公園の建設、市民四季の森の一部供用開始、市営大輪住宅の第2期建替えなど生活環境の整備、さらに、小牧中学校移転事業をはじめとした教育施設整備事業の実施、生涯学習のまちづくりの推進、小牧市国際交流協会の設立など教育文化の振興、国際交流の推進に努めてまいりました。その他の予算計上した諸施策につきましても、所期の目的が達成されたものと思っている次第であります。
以上、総括的に御説明を申し上げましたが、そこで内容的には、3ページへまいりまして、歳入の性質別でありますが、歳入の根幹をなします最たるものは市税でありますが、258億9,327万1,312円の決算額となりまして、歳入総額の先ほど申し上げましたように58%を占めております。以下、2款がら19款まで分類表のとおりでありますので、ごらんをいただきたいと思います。
4ページへまいりまして、自主財源と依存財源の内容でありますが、平成6年度の自主財源は326億2,331万4,680円で、その構成比は73.1%であります。一方、依存財源は120億3,371万2,485円で26.9%の構成比でありまして、自主財源比が昨年に比べまして7.1%低下いたしましたものの、財政的に恵まれた結果となっております。内訳につきましては、分類表をごらんいただきたいと思います。
続きまして、5ページの一般財源と特定財源の状況でありますが、一般財源が321億3,418万余円で72%、特定財源が125億2,284万6,000余円でございまして、28%のそれぞれ構成比となっております。以下、内容につきましてはごらんをいただきたいと思います。
6ページへまいりまして、次に歳出の目的別の決算状況でありますが、1款の議会費をはじめといたしまして14款の諸支出金まで、各款ごとに決算額が掲げてありますが、中でも一番大きな額を示しておりますのが8款の土木費で、歳出決算額の30.4%を占めており、次いで10款の教育費、3番目が民生費という順になっております。
7ページへまいりまして、性質別決算額でありますが、人件費が歳出総額の18.6%、4番目の物件費が14.5%、一番大きなものは普通建設事業費でありまして、34.7%、前年度に比べまして26.5%ふえております。以下それぞれごらんをいただきたいと思います。
8ページへまいりまして、普通建設事業の執行結果でありますが、8ページから13ページにわたりまして、総務費をはじめ、以下それぞれ一覧表に事業名、決算額、財源内訳及び事業内容等を列記いたしております。
また、14ページから24ページにわたりまして、歳入歳出につきまして各款別に主要な事業内容について具体的に説明させていただいておりますので、大変恐縮でございますが、それぞれごらんをいただきたいと思います。
以上、概要を申し上げまして、一般会計決算の説明とさせていただきます。
続きまして、特別会計につきまして御説明を申し上げたいと思います。
25ページをお開きいただきたいと思います。議案第117号「平成6年度小牧市
土地取得特別会計歳入歳出決算」についてであります。
前年度に引き続き低金利の影響はありましたものの、貸付金額が増額となり、土地開発基金運用収入が微増となりました。また、土地開発公社が先行買収した
西部地区センター用地を公共用地先行取得事業債を借り入れて取得いたしました。この結果、歳入総額37億9,706万4,950円、歳出総額37億9,706万2,793円となりまして、歳入歳出差し引き2,157円となったものであります。歳入の主なものといたしましては、前にも申し上げました
西部地区センター用地の先行取得事業債及び土地開発基金運用利子等でありまして、歳出の主なものは、
西部地区センター用地の取得費及び土地開発基金への繰出金等であります。
27ページをごらんいただきたいと思います。議案第118号「平成6年度小牧市
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算」についてであります。
国民健康保険は、被用者保険の加入者を除くすべての市民を対象とする地域保険として、国民皆保険体制の基盤をなす重要な役割を担っております。しかし、成人病の増力也医療技術の高度化による医療費の増高に加え、低所得者や高齢者を被保険者として受け入れているため、保険税の負担能力の低下の要因となりまして、国民健康保険財政は依然厳しい状況にあります。こうした中で、本年度は地域住民の健康保持のため、疾病予防や医療費の適正化などの保健事業に重点を置き、国民健康保険事業運営の安定化に努めてまいりました。この結果、歳入総額は対前年度比9.9%増の53億6,748万5,140円、歳出総額は同6.5%増の51億7,333万6,149円となりまして、歳入歳出差引額1億9,414万8,991円となりました。なお、このうち1億円を診療報酬支払基金に積み立てたものであります。そこで、歳入の主たるものは、国民健康保険税と国庫支出金であります。また一方、歳出につきましては、28ページへまいりまして、歳出総額の71.7%を占めました保険給付費、次いで老人保健拠出金等が主たるものであります。
31ページをお開きいただきたいと思います。議案第119号「平成6年度
尾張北部都市計画事業小牧小松寺土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算」についてであります。
平成3年10月事業認可を得て以来、平成5年度には仮換地指定を行い、本年度は、事業推進のため補償・道水路新設工事等を実施してまいりました。この結果、歳入総額6億283万8,218円、歳出総額5億7,753万7,917円となりまして、歳入歳出差引額2,530万301円となったものであります。歳入の主なものは、一般会計繰入金、保留地処分金及び市債等でありまして、歳入全体の93.7%を占めております。一方、歳出の主なものは、道水路新設工事費、物件移転補償費、上水道布設負担金及びガス布設負担金等であります。
33ページをごらんいただきたいと思います。次に、議案第120号「平成6年度
尾張北部都市計画事業小牧文津土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算」についてであります。
本年度は、事業認可に向けて地元調整に入りまして、国庫補助で一部物件調査を実施をいたしました。この結果、歳入総額2,771万2,925円、歳出総額2,565万1,344円となりまして、歳入歳出差引額206万1,581円、歳入の主なものといたしましては、一般会計繰入金、国庫補助金でありまして、一方、歳出の主なものは、物件調査委託料及び職員2人の給与費等であります。
35ページへまいりまして、議案第121号「平成6年度
尾張北部都市計画事業小牧岩崎山前土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算」についてであります。
本年度は、仮換地設計を進め、平成6年12月15日付で仮換地指定を行い、工事設計、物件調査、物件移転補償を実施してまいりました。この結果、歳入総額2億4,136万3,249円、歳出総額1億3,842万6,378円となりまして、歳入歳出差引額1億293万6,871円となったものであります。歳入の主なものといたしましては、国庫補助金、一般会計繰入金等でありまして、一方、歳出の主なものは、物件調査委託料、物件移転補償費及び設計委託料等であります。
37ページをごらんいただきたいと思います。議案第122号「平成6年度
尾張北部都市計画事業小牧南土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算」についてであります。
本年度は、事業認可に向け事業を進め、平成7年3月10日事業認可を得るとともに、換地設計、物件調査等を実施してまいりました。この結果、歳入総額1億3,419万1,599円、歳出総額1億3,268万6,732円となりまして、歳入歳出差引額150万4,867円となったものでありまして、歳入の主なものは、一般会計繰入金、国庫補助金、一方、歳出の主なものは、換地設計委託料、物件調査委託料等であります。
39ページをごらんいただきたいと思います。議案第123号「平成6年度
尾張北部都市計画事業小牧原北屋敷土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算」についてであります。
本年度は、事業認可に向け事業を進めてまいりまして、換地設計等を実施をいたしました。この結果、歳入総額1,463万5,000円、歳出総額1,296万500円となりまして、歳入歳出差引額は167万4,500円となったものであります。歳入は、一般会計繰入金でありまして、歳出は換地設計委託料であります。
41ページをごらんいただきたいと思います。議案第124号「平成6年度
尾張北部都市計画小牧公共下水道事業特別会計歳入歳出決算」についてであります。
前年度に引き続きまして、既成市街地事業及び新市街地事業として、管渠の整備及び面整備の積極的な推進並びに下水道普及率及び水洗化率の向上を図り、良好な生活環境の確保に努めてまいりました。この結果、歳入総額48億523万8,672円、歳出総額43億9,390万819円となりまして、歳入歳出差引額は4億1,133万7,853円となったものであります。そこで、歳入では、供用開始区域の拡大によりまして、使用料及び手数料は対前年度比6.3%増となり、歳入総額の13.6%となっております。そのほか、一般会計からの繰入金が34.2%及び国庫支出金等であります。一方、歳出では、42ページへまいりまして、既成市街地事業の推進を図っている下水道建設費、次いで流域下水道建設費、同維持管理費負担金等が主なものであります。
続きまして、43ページの議案第125号「平成6年度
小牧市民家防音事業特別会計歳入歳出決算」についてであります。
航空機騒音の影響を著しく受ける騒音対策区域に所在する住宅を対象に防音工事を実施し、市民生活環境の整備を図るものでありまして、昭和54年度から行っている防音工事については、3戸実施をいたしました。平成3年度から対象となった告示日後住宅の防音工事につきましては、29戸実施をいたしたものであります。また、平成元年度から対象となりました10年以上経過している故障などによる修理不可能な空気調和機器の機能回復工事につきましては、154戸、263台を実施したものであります。この結果、歳入総額3億1,367万5,018円、歳出総額3億732万9,187円となりまして、歳入歳出差引額634万5,831円となったものであります。歳入の主なものは、歳入総額の87.6%を占めます国庫支出金でありまして、一方、歳出の主なものは、民家防音事業助成交付金であります。
45ページをお開きいただきたいと思います。議案第126号「平成6年度小牧市
老人保健特別会計歳入歳出決算」についてであります。
老人医療費は、人口の高齢化、医療技術の高度化により、毎年増加の一途をたどっておりまして、特に近年は、介護的要素を含んだ施設療養費等の伸びが著しい状況になっております。老人保健医療の1人当たり医療費用額は66万2,345円で対前年度比6.1%増となり、また、支払給付件数は7.4%増となりました。こうした状況の中で、医療費の適正化を推進し、健全な運営に努めてきたところであります。この結果、歳入総額47億793万6,941円で対前年度比6.1%増となりました。歳出では、医療費が同じく7.3%増となりまして、歳出総額は46億9,187万2,925円となりまして、歳入歳出差引額は1,606万4,016円となったものであります。そこで、歳入につきましては、主たるものは、支払基金、交付金、次いで国庫支出金等であります。また、歳出につきましては、46ページへまいりまして、歳出総額の98.6%を占めます診療報酬の医療給付費等の医療諸費が主たるものであります。
続きまして、47ページの議案第127号「平成6年度小牧市
公共駐車場事業特別会計歳入歳出決算」についてであります。
小牧駅駐車場は、御案内のとおり、将来の駐車場需要の増加に対処することを目的として建設されたものでありまして、本年度は、歳入総額は1億9,501万1,310円、歳出総額は1億9,500万4,007円となりまして、歳入歳出差引額は7,303円となったものであります。そこで、歳入でありますが、そのほとんどは一般会計からの繰入金であります。また、歳出につきましては、駐車場建設時に借り入れた市債の元利償還金が主たるものであります。
49ページをお開きいただきたいと思います。議案第128号「平成6年度
尾張北部都市計画事業小牧駅西地区B街区第一種市街地再
開発事業特別会計歳入歳出決算」についてであります。
本事業は、中心市街地の活性化を目的とし、土地の合理的かつ高度利用と都市機能の更新を図り、小牧駅から連続性を持つ魅力ある都心核の形成を目指し、再開発ビルに商業施設及び公共公益施設等を整備するため、鋭意事業の推進に努めてきたところであります。本年度は、3年間の継続事業である施設建築物建設事業が第2年度に当たりまして、平成7年7月完成を目指し順調に進捗を遂げてまいったものであります。また、公共公益施設及び地下駐車場部分の保留床売買契約を締結をいたしました。この結果、歳入総額82億4,415万2,447円、歳出総額は65億2,149万7,992円となりまして、歳入歳出差引額17億2,265万4,455円となったものであります。歳入につきましては、核店舗、公共公益施設及び地下駐車場等の保留床処分金が歳入総額の44.4%となっておりまして、続いて前年度繰越金が主なものであります。また一方、歳出につきましては、50ページへまいりまして、事業費が全体の99.4%と歳出のほとんどを占めている次第であります。
以上で平成6年度の一般会計と特別会計、合わせまして13議案の
提案理由と内容の御説明を申し上げました。
添付資料といたしまして、
監査委員の審査意見書、歳入歳出決算事項別の明細書、実質収支に関する調書、財産に関する調書及び基金運用状況に関する調書等をあわせて提出をさせていただいておりますので、御参照の上、原案どおり認定をいただきますようお願いを申し上げまして、説明を終わります。
○議長(長森康次君)
ただいま議題といたしております議案第95号から議案第103号まで及び議案第105号から議案第128号までの議案33件の質疑については、後日の本会議において行いますので、御了承願います。
議案第104号を議題といたします。
地方自治法第117条の規定により、伊藤芳輝君、小柳松夫君、岩田茂三君、永田広和君、いずれも除斥を願います。
(伊藤芳輝君、小柳松夫君、岩田茂三君、永田広和君 退席)
提案理由の説明を求めます。
◎教育次長(今枝宏之君)
それでは、私から議案第104号の
提案理由とその内容につきまして御説明を申し上げます。
議案書の51ページをお開きをいただきたいと思います。
小牧市議会議案第104号「
西部地区センター用地の取得について」でございます。
今回議会の議決をお願いをいたしますものは、今年9月の第3回定例会の予算補正で認めていただきました土地取得費をもちまして小牧市土地開発公社が鋭意進めてまいりました西部地区センターの用地の買収済み用地を取得する必要があるからでございます。
内容を申し上げますと、所在地といたしましては、小牧市大字間々原新田、大字小牧原新田及び大字岩崎地内、面積といたしましては、7,748.48平方メートルでございます。取得金額は3億8,021万5,670円でございます。契約の相手方は、小牧市土地開発公社副理事長 能登邦彦氏、契約の方法は随意契約でございます。
また、前回取得をいたしました用地と今回取得しようとする用地を合わせますと、全体面積の81.1%、8万7,087.63平方メートルになります。
なお、52ページに参考資料といたしまして位置図を添付させていただきました。御参照をいただきますようにお願いを申し上げまして、説明とさせていただきます。
○議長(長森康次君)
ただいま議題としております議案第104号の質疑については、後日の本会議において行いますので、御了承願います。
ここで、伊藤芳輝君、小柳松夫君、岩田茂三君、永田広和君の除斥を解きます。
(伊藤芳輝君、小柳松夫君、岩田茂三君、永田広和君 着席)
次に、諮問第4号から諮問第6号の諮問3件を一括して議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
◎助役(能登邦彦君)
ただいま提案になりました諮問第4号から第6号までの3件につきまして、
提案理由とその内容について御説明を申し上げます。
95ページをお開きいただきたいと思います。諮問第4号「
人権擁護委員候補者の推薦について」であります。
現在御活躍をいただいております服部智教氏の任期が平成7年12月14日に任期が満了いたします。したがいまして、その候補者を推薦するために必要がありまして、本案を提出をいたした次第であります。なお、諮問第5号、第6号につきましても、
提出理由は全く同じであります。
まず、4号の関係でありますが、候補者といたしまして、小牧市大字小針字大池289番地、服部智教氏、生年月日、昭和7年3月7日、この服部氏を引き続き推薦をしたいというものでございます。
次に、97ページをごらんをいただきたいと思います。諮問第5号「
人権擁護委員候補者の推薦について」であります。
候補者といたしまして、住所、小牧市大字文津819番地、氏名は宮田勝道氏、生年月日、大正15年10月25日、この方を引き続き推薦をしたいというものでございます。
99ページをお開きいただきたいと思います。諮問第6号「
人権擁護委員候補者の推薦について」、候補者といたしまして、住所、小牧市大字大山2089番地、氏名、沖本以登子氏、生年月日、昭和2年5月1日、同じくこの方を引き続き推薦をしたいというものであります。
以上、第4号から第6号までの方々の経歴につきましては、参考資料といたしましてそれぞれ裏面に添付させていただいておりますので、ごらんをいただくといたしまして、議会の同意をいただきますようお願いを申し上げ、説明を終わります。
○議長(長森康次君)
提案理由の説明は終わりました。
質疑に入ります。発言を許します。
(「なし」の声)
◆7番(波多野亘君)
質疑の発言もないようであります。質疑を終結せられ、上程中の議案については、
委員会付託を省略し直ちに討論に入られたい動議を提出いたします。
(「賛成」の声)
○議長(長森康次君)
ただいま波多野亘君より動議が出され、動議は成立いたしました。動議のとおり決するに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声)
御異議なしと認めます。よって、質疑を終結し、
委員会付託を省略して直ちに討論に入ります。
ただいまのところ発言通告はありません。発言はありませんか。
(「なし」の声)
発言なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
これより採決に入ります。
諮問第4号については、これを承認することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声)
御異議なしと認めます。よって、諮問第4号「
人権擁護委員候補者の推薦について」は、承認されました。
諮問第5号については、これを承認することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声)
御異議なしと認めます。よって、諮問第5号「
人権擁護委員候補者の推薦について」は、承認されました。
諮問第6号については、これを承認することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声)
御異議なしと認めます。よって、諮問第6号「
人権擁護委員候補者の推薦について」は、承認されました。
議案第129号を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
(波多野亘君 登壇)(拍手)
◆7番(波多野亘君)
議長の御指名を受けましたので、ただいま上程されました議案第129号「21
世紀万国博覧会の誘致に関する決議について」、提案者を代表させていただき、
提案理由の御説明を申し上げます。
愛知では、2005年に21世紀最初の万国博覧会を誘致開催することを目指し、全国各界の支援を得ながら、地元の総力を挙げて誘致活動を進めているところであります。
この「(仮称)21
世紀万国博覧会」は、愛知県瀬戸市を会場候補地とし、21世紀の新しい地球社会の創造を目指して、人類の進むべき方向を示すものであり、国際間の相互理解を深め、人類社会の進歩に貢献するとともに、国際社会におけるわが国の信頼及び地位の向上に資するものであります。
また、会場づくりに当たっては、緑豊かな愛知の自然環境を生かしながら、持続可能な開発を実証するモデルとすることにより、21世紀における豊かな地域社会の創造に大きく寄与するものであります。
さらに、その効果は、会場周辺のみでなく、県下全域、さらには中部圏全域に及ぶものであります。
よって、
小牧市議会は、こうした理念のもとに、住民の総意を反映した万国博覧会の実現に向けて、全力で取り組むものであります。
以上、議員諸兄の満場の御賛同を賜りますようお願い申し上げまして、
提案理由の説明といたします。どうもありがとうございました。(拍手)
○議長(長森康次君)
提案理由の説明は終わりました。
質疑に入ります。発言を許します。
(「なし」の声)
◆8番(楠孝一君)
質疑の発言もないようであります。質疑を終結せられ、上程中の議案については、
委員会付託を省略し直ちに討論に入られたい動議を提出いたします。
(「賛成」の声)
○議長(長森康次君)
ただいま楠 孝一君より動議が出され、動議は成立いたしました。動議のとおり決するに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声)
御異議なしと認めます。よって、質疑を終結し、
委員会付託を省略して直ちに討論に入ります。
発言通告による発言を許します。竹内里美君。
(竹内里美君 登壇)(拍手)
◆22番(竹内里美君)
議長の御指名をいただきましたので、私は、議案第129号「21
世紀万国博覧会の誘致に関する決議案」に対し、日本共産党市議団を代表しまして、反対の立場から討論をいたします。
まず第1の理由は、今までの慣例にもなじまない議会開会の冒頭において決議を行うことであります。
緊急性がある、すなわち万国博覧会誘致の閣議決定に間に合わせるためという説明でありますが、誘致要請を求めた愛知県市議会議長会からは資料も送られてこず、
小牧市議会において十分な論議や検討もなされず、まさに万博誘致ありきの決議であり、市民の代表である議会として責任を負えるものではありません。
第2の理由は、愛知万博を瀬戸で開催することについて、県民の中に賛否が分かれており、県民合意ができていないことは公の事実であります。賛成の立場の人々は地域の活性化を主張し、反対の立場の人々は自然環境を守るためとの主張であり、大きく対立しています。環境庁の見直し縮小案を愛知県が了承したとしても、この問題は根本的に解決していません。この状況で
小牧市議会が誘致の決議をすることについては、民主主義の原則に相反すると思うからであります。
第3の理由は、候補地と財政問題の適正についてであります。
日本共産党は、万国博覧会そのものの開催に反対するものではありません。しかし、現在愛知県が誘致計画を進めている瀬戸市の海上の森を中心にした開催地は、自然環境を守る立場から適切でないと考えています。海上の森の開発、跡地の利用計画として、学術研究ゾーンの中核地域構想や基盤整備事業が強く打ち出されておりますが、むしろそれらの方が目的化して海上の森が開催地に据えられ、その目的のために万国博覧会が利用されている感が強いからです。そして、アクセス道路整備の費用は、一部報道で万博建設事業費を上回ると言われているように、莫大であります。6月21日の愛知県議会によれば、万国博覧会開催事業費は3,800億円から4,600億円と言われ、社会基盤整備費用は7,000億円から9,000億円というものであり、国と地方の財政負担割合もはっきりと説明されておりません。万国博覧会のような長期にわたる巨大開発は、当初の事業費より膨張する傾向があります。また、現在の国の厳しい財政状況から見て、地元への負担転嫁が懸念されるところであります。
以上三つの理由から、私は、
小牧市議会における拙速な万国博覧会誘致決議を行うことに反対するものであります。(拍手)
○議長(長森康次君)
発言通告による討論は終わりました。ほかにありませんか。
(「なし」の声)
発言なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
これより採決に入ります。
議案第129号については、これを原案どおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
起立多数と認めます。よって、議案第129号「21
世紀万国博覧会の誘致に関する決議について」は、原案どおり可決されました。
以上をもって、本日の議事日程は全部終了しました。
次の本会議は12月8日午前10時より開きますので、定刻までに御参集願います。
これをもって、本日の会議は散会いたします。
(午前11時54分 散 会)
△議事日程
平成7年
小牧市議会第4回定例会議事日程(第1日)
平成7年12月1日午前10時 開 議
第1
会議録署名議員の選任
( 番 議員)
( 番 議員)
第2 会期の決定
( 日間)
第3 諸般の報告
1 提出議案の報告
2
説明員出席要求者の報告
3
監査委員による監査の結果に関する報告ついて(自報告第37
号~至報告第40号)
4 平成6年度小牧市
継続費精算報告書(報告第41号)
第4 小牧市
農業委員会補欠委員の推薦
第5 請願及び陳情提出
自 請願第8号
至 請願第12号
自 陳情第6号
至 陳情第13号
第6 議案審議
自 議案第95号 ┐
├ 上程・提案説明
至 議案第103号 ┘
議案第105号 ┐
├ 上程・提案説明
議案第106号 ┘
自 議案第107号 ┐
├ 上程・提案説明
至 議案第115号 ┘
自 議案第116号 ┐
├ 上程・提案説明
至 議案第128号 ┘
議案第104号 上程・提案説明
自 諮問第4号 ┐
├ 上程・提案説明・質疑・
委員会付託省略・討論・採決
至 諮問第6号 ┘
議案第129号 上程・提案説明・質疑・
委員会付託省略・討論・採決
△会期日程(案)
平成7年
小牧市議会第4回定例会会期日程(案)
平成7年12月1日午前10時 開議
┌─┬─┬─┬────┬────┬────────────────────┐
│月│日│曜│会議種別│開議時刻│ 事 項 │
├─┼─┼─┼────┼────┼────────────────────┤
│ │ │ │ │ │
会議録署名議員の選任・会期の決定・諸般の│
│ │ │ │ │ │報告・小牧市
農業委員会補欠委員の推薦・請│
│ │1│金│本 会 議│午前10時│願及び陳情提出・議案上程・提案説明(人事│
│ │ │ │ │ │案件及び決議案件については質疑・委員会付│
│ │ │ │ │ │託省略・討論・採決) │
│ ├─┼─┼────┼────┼────────────────────┤
│ │2│土│休 会│ │ │
│ ├─┼─┼────┼────┼────────────────────┤
│ │3│日│休 会│ │ │
│ ├─┼─┼────┼────┼────────────────────┤
│ │4│月│休 会│ │(議案精読) │
│ ├─┼─┼────┼────┼────────────────────┤
│ │5│火│休 会│ │(議案精読) │
│ ├─┼─┼────┼────┼────────────────────┤
│ │6│水│休 会│ │(議案精読) │
│ ├─┼─┼────┼────┼────────────────────┤
│ │7│木│休 会│ │(議案精読) │
│ ├─┼─┼────┼────┼────────────────────┤
│ │8│金│本 会 議│午前10時│一般質問 │
│ ├─┼─┼────┼────┼────────────────────┤
│ │9│土│休 会│ │ │
│ ├─┼─┼────┼────┼────────────────────┤
│ │10│日│休 会│ │ │
│12├─┼─┼────┼────┼────────────────────┤
│ │11│月│本 会 議│午前10時│一般質問 │
│ ├─┼─┼────┼────┼────────────────────┤
│ │12│火│本 会 議│午前10時│一般質問・質疑・
委員会付託(決算特別委員│
│ │ │ │ │ │会構成) │
│ ├─┼─┼────┼────┼────────────────────┤
│ │13│水│委 員 会│午前10時│決算特別委員会 │
│ ├─┼─┼────┼────┼────────────────────┤
│ │14│木│委 員 会│午前10時│決算特別委員会 │
│ ├─┼─┼────┼────┼────────────────────┤
│ │15│金│委 員 会│午前10時│総務委員会 │
│ ├─┼─┼────┼────┼────────────────────┤
│ │16│土│休 会│ │ │
│ ├─┼─┼────┼────┼────────────────────┤
│ │17│日│休 会│ │ │
│ ├─┼─┼────┼────┼────────────────────┤
│ │18│月│委 員 会│午前10時│文教委員会 │
│ ├─┼─┼────┼────┼────────────────────┤
│ │19│火│委 員 会│午前10時│経済委員会 │
│ ├─┼─┼────┼────┼────────────────────┤
│ │20│水│委 員 会│午前10時│建設委員会 │
│ ├─┼─┼────┼────┼────────────────────┤
│ │21│木│休 会│ │(委員会予備日) │
│ ├─┼─┼────┼────┼────────────────────┤
│ │22│金│本 会 議│午後1時│委員会審査報告・質疑・討論・採決 │
└─┴─┴─┴────┴────┴────────────────────┘
△
請願文書表
請願文書表(第4回定例会第1日)
┌───┬────┬──────┬──────┬────┬─────┬───┐
│受 理│受 理│ │請 願 者│ │ │付 託│
│ │ │件 名│ │請 願 文│ 紹介議員 │ │
│番 号│年 月 日│ │住 所・氏 名│ │ │委員会│
├───┼────┼──────┼──────┼────┼─────┼───┤
│ 8 │ │小牧市の巡回│小牧市新町 │ │ │ │
│(8-1)│ 7.11.24│バスの充実な│2-288 │(別紙1)│楠 孝 一│総 務│
│(8-2)│ │どを求める請│ 鈴木一三 │ │ │経 済│
│ │ │願書 │ 外564名 │ │ │ │
├───┼────┼──────┼──────┼────┼─────┼───┤
│ │ │ │小牧市常普請│ │ │ │
│ │ │ │3-159 │ │ │ │
│ │ │ │平和で住みよ│ │ │ │
│ │ │水道料金を値│い小牧をつく│ │吉田美喜夫│ │
│ 9 │7.11.24 │上げしない請│る会 │(別紙2)│竹内里美 │建 設│
│ │ │願書 │代表 │ │ │ │
│ │ │ │ 郷治裕子 │ │ │ │
│ │ │ │ 外3,218名、│ │ │ │
│ │ │ │ 5団体 │ │ │ │
├───┼────┼──────┼──────┼────┼─────┼───┤
│ │ │骨粗しょう症│小牧市大字 │ │ │ │
│ │ │の住民検診実│小牧原新田 │ │楠 孝 一│ │
│ 10 │ 7.11.24│施を求める請│1903-12 │(別紙3)│竹内里美 │経 済│
│ │ │願書 │ 河原怜子 │ │ │ │
│ │ │ │ 外211名│ │ │ │
├───┼────┼──────┼──────┼────┼─────┼───┤
│ │ │ │春日井市鷹来│ │ │ │
│ │ │定住する在日│町上東光坊 │ │ │ │
│ │ │外国人への地│4663-3 │ │牧野京治 │ │
│ 11 │ 7.11.24│方参政権の付│在日本大韓民│(別紙4)│小柳松夫 │総 務│
│ │ │与を求める請│國民團愛知縣│ │岩田茂三 │ │
│ │ │願書 │春日井支部 │ │加藤利男 │ │
│ │ │ │團長 │ │ │ │
│ │ │ │ 張 鎭 澤│ │ │ │
├───┼────┼──────┼──────┼────┼─────┼───┤
│ │ │ │春日井市宮町│ │ │ │
│ │ │小牧の子ども│129-1 │ │ │ │
│ │ │たちにゆきと│子どものしあ│ │楠 孝 一│ │
│ 12 │ 7.11.24│どいた教育の│わせをめざす│(別紙5)│吉田美喜夫│文 教│
│ │ │実現を求める│小牧連絡会 │ │竹内里美 │ │
│ │ │請願書 │代表 │ │ │ │
│ │ │ │ 山田隆幸 │ │ │ │
│ │ │ │ 外6,735名│ │ │ │
└───┴────┴──────┴──────┴────┴─────┴───┘
(別紙1)
小牧市の巡回バスの充実などを求める請願書
請 願 趣 旨
小牧市は公共交通機関が充実していないため、「陸の孤島」と言われております。
高齢者や足の悪い人などや小牧市域の周辺部に住んでいる人達など「いわゆる交通弱者」と言われる人達は、市役所・市民病院や市民会館などへ行こうと思っても、一日がかりの状況であります。
「住民は等しく」必要とする行政サービスを「いつでも、どこでも、だれでも」受ける権利があります。
こうした「住民の権利」を実現するために、市議会議員が市側と一体になって努力しない限りとても解決しません。
二十一世紀を見通し、小牧に住んで良かったと言われることが大事です。
以上の観点から、私たちは市内交通網の抜本的な充実を求め、次の事項の早期実現を求め請願します。
請 願 項 目
1 市の巡回バスなどを増車し、回数を増やして下さい。
(請願第8-1号)
2 巡回バスのコースと停留所や時刻表を市広報で知らせて下さい。
(請願第8-1号)
3 65才以上のお年寄りの無料パスを実施して下さい。
(請願第8-2号)
(別紙2)
水道料金を値上げしない請願書
請 願 趣 旨
中野市長は『水道料金の改定を27.77%との答申を得た。12月議会に改定(値上げ)提案する』(中日新聞)と、水道料金値上げを示された。
水道水は日々の生活に絶対必要であり、水道料金値上げは生活費にひびきます。市民は節水に努め、昨年の異常渇水の時も「今まで以上の節水」に協力してきましたし、行政として「少しでも安価な料金」にする責務があります。
市民や企業などは誰でも「値段や仕入れ価格の安いもの」を買い、この不況を乗り切ろうと努力しています。
昨年の異常渇水の時、市民に節水をよびかけたのは市であります。企業努力もしないで、『水の使用量が減り、収入が減って大きな赤字になったから、値上げする』では、私たち市民は納得できないし、節水に協力した市民はたまりません。
「この不況のなかで、企業努力して値上げはやめてほしい。」と言うのが、多くの市民の願いではないでしょうか。
市議会議員の皆さん、市民のくらしを守るため、次の事項の実現を求め請願します。
請 願 項 目
1 水道料金を値上げしないで下さい。
(別紙3)
骨粗しょう症の住民検診実施を求める請願書
請 願 趣 旨
人の血液中のカルシュウムの量は、常に一定量に保たれています。血液中のカルシュウムが不足すると骨から補給され、多いと骨に蓄えられます。
特に女性の場合、妊娠、出産、授乳、閉脛後のホルモンの変動などにより、カルシュウムが不足しがちで、骨密度の低下をきたして骨粗しょう症になりやすく、高齢になってからの骨折が問題視されています。したがって厚生省は、平成六年度から市町村の骨粗しょう症検診に対して、補助制度を設けて奨励しています。
隣の豊山町でも、一昨年から五十才以上の女性を対象に無料で実施していますが、受診者の半数以上の人は、治療が必要という検診結果です。
西春町では、昨年から厚生省の補助以外にも十六才以上の男女を対象に、自己負担千円で検診を始め大好評で、多数の受診者があったとのことです。
健康のバロメーターである骨密度の検査を小牧市でも早急に実施していただきますよう請願いたします。
請 願 項 目
1 骨粗しょう症住民検診を早急に実施すること。
(別紙4)
定住する在日外国人への地方参政権の付与を求める請願書
請 願 事 項
定住外国人に対する「地方参政権の付与を求める請願書」の採択と日本国政府への意見書の送付。
事 由
1 私たち、日本国に定住する在日韓国人は、その九割以上が日本生まれの日本育ちであります。
戦後、日本社会の発展に、私たちも寄与しながら、日本国民と共に生活してまいりました。また、私ども在日韓国民団も、在日韓国人四十五万団員の権益擁護のため、日本国民の理解を得ながら、一貫した努力を傾注してまいりました。
1 その結果、二百項目に及ぶ日本国民との福祉の格差も解消、国民年金も不完全ながら、その適用も受けました。
しかしながら、私たち在日韓国人が真の意味で日本社会において、日本国民と「共生」していくためには、地域住民としての権利、つまり地方参政権の獲得が必要不可欠であります。
1 日本国民とまったく同様の義務と責任を負っている私たちが真の地域住民として処遇されることは、国際社会において責任ある地位を占めようとしている日本国の内なる国際化の第一歩であると考えます。
1 私たちが要望する地方参政権の取得は、日本国も批准している国際人権規約のB規約、第二十五条と第二十六条にみられる「内外人平等」の理念によって、居住する地域において認められる参政権の取得を、具体的に実現しようとするものであります。
今後とも、私たち在日韓国人は、日本の地域社会において、その義務と責任を全うし、日本国民と永続的な「共生」を続けようと決意しております。
どうか、こうした点にご配慮いただき、私たち定住する在日韓国人が地方参政権を取得できますよう国に対し意見書を提出していただきますよう請願する次第であります。
(別紙5)
小牧の子どもたちにゆきとどいた教育の実現を求める請願書
請 願 趣 旨
わが子が賢く育ってほしいと願わない親はいません。しかし、そのような願いに逆行するような心配な事態が、ますます、広がっています。
1 当初の計画どおり桃花台地区の高校新設と、市内の高校の募集定員を減らさぬよう、県へのはたらきかけの強化を。
全県的に中学生が減少していることを理由に、桃花台ニュータウン建設当初に計画した高校建設はストップしたままです。さらに市内の県立高校の募集定員が大幅に減らされ、高校進学をあきらめさせられたり、たとえ進学できても遠距離通学を余儀なくされるなど、小牧の受験戦争は他地区以上に激化しています。
小牧市は、桃花台ニュータウンの建設などにより他地区とは違った状況にあります。県教委自体もそのことは認めており、「高校建設は当初から計画していたことですから、正式に市長自らの申し入れがあれば、状況は変わるでしょう。しかし今まではそういうことはありませんでした(前市長時代)。」と述べています。
また、県の計画進学率の引き上げの検討もされており、今年ほど県への強力な働きかけが必要な年はありません。
2 どの子にも確かな学力を保障する週五日制にみあった「学習指導要領」に作り直す意見書を国に提出を。
本年度から、月二回の土曜休業が実施されました。しかし、週六日を前提に作られた学習指導要領(教える中身を定めたもの)はそのままであり、小学校低学年の5時間授業、高学年での6時間授業の日が増えるなど、かえって子どもの負担は重くなっています。これは週五日制導入のねらいにまったく反するもので、かえってさまざまな問題を引き起こしています。
どの子にも確かな学力を保障する、五日制にみあった学習指導要領に作りかえることを求める意見書が全国の多くの自治体から国に出されています。愛知県議会でも、となりの豊山町でも、見直すべきと言う「意見書」が採択されています。この小牧からも、早期に学習指導要領改訂を求める意見書の提出が期待されています。
3 教育費の父母負担軽減の施策を。
市民の声を受け、父母負担の部分的な改善はなされてきましたが、依然として公費で負担すべき物品が父母の負担になっています。
また観劇会や音楽会の文化的行事の諸費用や遠足、野外教室、修学旅行などの諸費用が高騰しています。
さらに私立高校に通う生徒のいる家庭の負担は公立高校に通う場合とくらべて、ずいぶん重くなっています。
小牧市の教育の充実のために以下のことについて請願します。
請 願 事 項
1 高校受験戦争をなくすために
①桃花台建設計画にある高校建設を早急に進めるよう、県に対して意見書を提出してください。
②市内の高校の募集定員を減らさないよう、県に働きかけてください。
2 早急に学校週五日制の趣旨にみあった「学習指導要領」に改訂するよう意見書を国に出してください。
3 教育費の父母負担の軽減のために
①公費で負担すべきものまで父母負担にしないよう、財源措置をしてください。
②負担の大きい修学旅行・野外教室や、観劇・音楽会など子どもたちが豊かな文化にふれられる校内の文化的行事に助成をしてください。
③小牧市の私学助成制度の拡充をしてください。
△
陳情文書表
陳情文書表(第4回定例会第1日)
┌───┬────┬─────────────────┬──────┬───┐
│整 理│受 理│ │陳 情 者│所 管│
│ │ │ 陳 情 の 要 旨 │ │ │
│番 号│年 月 日│ │住 所・氏 名│委員会│
├───┼────┼─────────────────┼──────┼───┤
│ │ │ 愛知用水二期事業の農家負担 │ │ │
│ │ │ の軽減について │ │ │
│ │ │ 牧尾ダムが枯渇する最悪の事態に直│ │ │
│ │ │面した平成6年を始めここ数年来渇水│ │ │
│ │ │が続き、愛知用水の運用に重大な支障│ │ │
│ │ │を生じていることから、幹線、支線、│ │ │
│ │ │末端支線水路及び牧尾ダム堆砂対策の│ │ │
│ │ │早期完成により安定した水の供給をう│ │ │
│ │ │けることが切なる願いであるが、これ│ │ │
│ │ │らの事業の抜本的改築に要する費用は│ │ │
│ │ │増嵩している。 │ │ │
│ │ │ 一方、近年の農業情勢は、農産物の│大阪府中央町│ │
│ │ │自由化を始め、農業を取り巻く環境は│3-6-1 │ │
│ │ │ますます厳しさを増している。 │愛知用水土地│ │
│ 6 │ 7.10.23│ ついては、農家負担の軽減について│改良区 │経 済│
│ │ │下記のとおり御配慮を賜りたい。 │理事長 │ │
│ │ │ 記 │ 日高 昇│ │
│ │ │1 国営級水路 │ 外4名│ │
│ │ │ 当初計画時の農家負担の助成を下│ │ │
│ │ │ 回らないこと。 │ │ │
│ │ │2 県営級支線水路 │ │ │
│ │ │ 支線水路について、大幅な軽減措│ │ │
│ │ │ 置を行うこと。 │ │ │
│ │ │3 牧尾ダム堆砂対策 │ │ │
│ │ │ 防災的な事業内容であるため、農│ │ │
│ │ │ 家に負担がかからないようにするこ│ │ │
│ │ │ と。 │ │ │
│ │ │4 末端支線水路 │ │ │
│ │ │ 補助対象外の末端支線について、│ │ │
│ │ │ 大幅な軽減措置を行うこと。 │ │ │
├───┼────┼─────────────────┼──────┼───┤
│ │ │ 私立幼稚園運営費補助金について │ │ │
│ │ │ 幼稚園就園年齢の幼児数の減少が続│ │ │
│ │ │く厳しい環境の下で、私立幼稚園は健│ │ │
│ │ │全経営を図りつつ、公教育を担う使命│ │ │
│ │ │達成のために、弛まぬ努力をしてい │ │ │
│ │ │る。 │ │ │
│ │ │ しかしながら、圧倒的に多い若年層│ │ │
│ │ │の保護者にとって現在の私立幼稚園の│ │ │
│ │ │教育費は大きな負担となっており、公│ │ │
│ │ │私幼保の公費負担の格差に対する不平│ │ │
│ │ │等感が強まりつつある。私立幼稚園と│ │ │
│ │ │しても、これ以上教育費を削減するこ│ │ │
│ │ │とは、直ちに教育の質の低下を来すば│ │ │
│ │ │かりか、その存亡にもかかわる問題で│ │ │
│ │ │あり、もはや各幼稚園の経営努力のみ│ │ │
│ │ │では保護者の期待に応えていくことは│小牧市大字本│ │
│ │ │困難な情勢となっている。 │庄2614-140 │ │
│ │ │ ついては、小牧市における幼児教育│小牧私立幼稚│ │
│ 7 │ 7.10.27│の公平な振興のため、また教育費の保│園PTA連絡│文 教│
│ │ │護者負担の軽減と、公私幼保の公費負│協議会 │ │
│ │ │担格差の是正のため、下記事項につき│会長 │ │
│ │ │一層の御高配を賜りたい。 │ 鳥居ゆかり│ │
│ │ │ 記 │ 外18名│ │
│ │ │1 小牧市内の幼児教育が円滑に行わ│ │ │
│ │ │ れるよう、幼児教育に係る施策の策│ │ │
│ │ │ 定に際しては、私立幼稚園の代表を│ │ │
│ │ │ 含めての連絡協議会を設置し、幼稚│ │ │
│ │ │ 園教育振興計画要綱の趣旨が正しく│ │ │
│ │ │ 生かされるよう配慮すること。 │ │ │
│ │ │2 教育費の公費負担格差是正のた │ │ │
│ │ │ め、就園奨励費補助に加えて、就園│ │ │
│ │ │ 奨励費補助の対象外の園児保護者に│ │ │
│ │ │ 対しても授業料軽減の措置を講じる│ │ │
│ │ │ こと。 │ │ │
│ │ │3 小牧市私立幼稚園運営費補助金を│ │ │
│ │ │ 増額すること。 │ │ │
│ │ │4 小牧市私立幼稚園連合協議会運営│ │ │
│ │ │ 費補助金を増額すること。 │ │ │
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│ │ │ 平成8年度予算等について │ │ │
│ │ │ 昨今の中小企業を取り巻く環境は、│ │ │
│ │ │バブル崩壊後の経済の低迷の中、商業│ │ │
│ │ │界においては大型店との競合、工業界│ │ │
│ │ │においては円高による産業の空洞化の│ │ │
│ │ │加速による転廃業の不安等により地域│ │ │
│ │ │経済に与える影響は甚大であると思わ│ │ │
│ │ │れる。 │ │ │
│ │ │ 商工会議所では国や県・小牧市の中│ │ │
│ │ │小企業対策の諸施策を運用しつつ、全│ │ │
│ │ │力をあげて地元企業を支援している。│ │ │
│ │ │ ついては、平成8年度に向けて活力│ │ │
│ │ │ある小牧市の産業界を育成するため │ │ │
│ │ │に、下記事項につき御配慮を賜りた │ │ │
│ │ │い。 │ │ │
│ │ │ 記 │ │ │
│ │ │1 小規模事業指導事業対策の拡充強│ │ │
│ │ │ 化に関する補助金の増額について │ │ │
│ │ │ (陳情第8-1号) │ │ │
│ │ │ 中小企業相談所平成7年度予算総│ │ │
│ │ │ 額8,600万円と国県補助金、手│ │ │
│ │ │ 数料及び特別賦課金合計額の差額 │ │ │
│ │ │ 3,200万円のほぼ二分の一に相│ │ │
│ │ │ 当する1,500万円(本年度市補│ │ │
│ │ │ 助金は1,000万円)を市補助金│ │ │
│ │ │ として交付すること。 │小牧市小牧 │ │
│ 8 │ │2 産業活性化事業について(陳情第│5-253 │ │
│(8-1)│ 7.10.30│ 8-1号) │小牧商工会議│経 済│
│(8-2)│ │ 平成8年度は、商工会議所創立10│所 │建 設│
│ │ │ 周年を機に内容を更に充実しようと│会頭 │ │
│ │ │ するものであり、又、求人事業に関│ 天 野 茂│ │
│ │ │ しては市内企業に優秀な人材を確保│ │ │
│ │ │ するため、各種事業の内容充実に努│ │ │
│ │ │ めるべく産業活性化事業への補助を│ │ │
│ │ │ 増額すること。 │ │ │
│ │ │3 小牧市小企業等経営改善資金融資│ │ │
│ │ │ 補助金交付要綱の継続的運用につい│ │ │
│ │ │ て(陳情第8-1号) │ │ │
│ │ │ 平成7年度に創設された「小牧市小│ │ │
│ │ │ 企業等経営改善資金融資補助金交付│ │ │
│ │ │ 要綱」を継続的に運用すること。 │ │ │
│ │ │4 市内道路網の整備について(陳情│ │ │
│ │ │ 第8-2号) │ │ │
│ │ │ (1) 県道名古屋犬山線について │ │ │
│ │ │ 現行、一部開通しているが、部│ │ │
│ │ │ 分開通では目的とする機能が発揮│ │ │
│ │ │ されない状況であり早期に開通す│ │ │
│ │ │ ること。 │ │ │
│ │ │ (2) 県道北外山入鹿新田・西之島線│ │ │
│ │ │ について │ │ │
│ │ │ 現行の商工会議所前が一部開通│ │ │
│ │ │ したのみでは、県道高蔵寺小牧線│ │ │
│ │ │ の混雑を緩和するまでには至って│ │ │
│ │ │ おらず早期に完全開通すること。│ │ │
│ │ │ (3) 市道小牧・市之久田線について│ │ │
│ │ │ 現行、交通上のネックとなって│ │ │
│ │ │ いるので、緊急道路として一日も│ │ │
│ │ │ 早く整備すること。 │ │ │
├───┼────┼─────────────────┼──────┼───┤
│ │ │ 平成8年度教育予算について │ │ │
│ │ │ 児童生徒をとりまく教育環境の変化│ │ │
│ │ │はますます厳しいものがあり、学校教│ │ │
│ │ │育に対する保護者、地域の期待が、今│ │ │
│ │ │日ほど大きい時はない。 │ │ │
│ │ │ 私ども教職員は、21世紀に生きる│ │ │
│ │ │人間性豊かな児童生徒の育成を目指 │ │ │
│ │ │し、改めて教職の使命の重大さを認識│ │ │
│ │ │するとともに、学力の保障と健全育成│小牧市小牧 │ │
│ │ │という、時代の要請に応えた教育を推│3-17 │ │
│ 9 │ 7.11.16│進するため、教職員一丸となって、 │小牧市小中学│文 教│
│ │ │日々の実践に全力を傾注する決意であ│校長会 │ │
│ │ │る。 │会長 │ │
│ │ │ 改訂された学習指導要領の趣旨であ│ 江野 祐│ │
│ │ │る個を生かした教育の効果を、より確│ │ │
│ │ │実に、より大ならしめるために、当面│ │ │
│ │ │する数多くの課題に鋭意対処していく│ │ │
│ │ │所存である。 │ │ │
│ │ │ ついては、平成8年度の予算編成期│ │ │
│ │ │にあたり、本市小中学校教育の一層の│ │ │
│ │ │充実のため格段の御配慮を賜りたい。│ │ │
├───┼────┼─────────────────┼──────┼───┤
│ │ │ 平成8年度教育行政について │ │ │
│ │ │ 教育に対する市民の関心は一段と高│ │ │
│ │ │まり、本市小中学校の教育に対して │ │ │
│ │ │も、父母・地域住民の期待はますます│ │ │
│ │ │増大している。 │ │ │
│ │ │ わたくしたちは、子どもたちの教育│ │ │
│ │ │に責任を持つ立場にあるものとして、│ │ │
│ │ │その責任の重大さを再認識し、父母の│ │ │
│ │ │信託に応えるべく、「わかる授業」 │小牧市下小針│ │
│ │ │「自由でのびのびした学校づくり」を│中島2-170 │ │
│ 10 │ 7.11.16│めざし、日々の教育活動に全力を注い│小牧市教員組│文 教│
│ │ │でいる。 │合 │ │
│ │ │ しかしながら、教育の現状を見ると│執行委員長 │ │
│ │ │き、個性の伸長をめざすのびのびちし│ 安藤 和憲│ │
│ │ │た教育や社会情勢の変化に対応できる│ │ │
│ │ │学校運営の近代化を図る面で、まだま│ │ │
│ │ │だ解決されなければならない課題が山│ │ │
│ │ │積みしている。 │ │ │
│ │ │ ついては、平成8年度の予算編成期│ │ │
│ │ │にあたり、本市教育が一層充実向上す│ │ │
│ │ │るよう行政面において格別の御高配を│ │ │
│ │ │賜りたい。 │ │ │
├───┼────┼─────────────────┼──────┼───┤
│ │ │ 医療・福祉の充実について │ │ │
│ │ │ 高齢社会を迎え、誰もが安心して自│ │ │
│ │ │分の街で住み続けられるようにするこ│ │ │
│ │ │とは国民共通の願いであり、そのため│ │ │
│ │ │に果たす自治体の役割と責任もまたい│ │ │
│ │ │っそう大きくなっていると考える。 │ │ │
│ │ │ ついては、下記事項につき実現する│ │ │
│ │ │よう御配慮を賜りたい。 │ │ │
│ │ │ 記 │ │ │
│ │ │1 高齢者のための福祉施策を以下の│ │ │
│ │ │ とおり充実すること。 │ │ │
│ │ │ ① ねたきり及び痴呆性老人介護手│ │ │
│ │ │ 当を当面月額5万円まで増額する│ │ │
│ │ │ こと。 │ │ │
│ │ │ ② デイサービス施設を小学校区に│ │ │
│ │ │ 1か所作ること。 │ │ │
│ │ │ ③ 特別養護老人ホームや病医院な│ │ │
│ │ │ どにショートステイの専用ベッド│ │ │
│ │ │ を増やすこと。 │ │ │
│ │ │ ④ 24時間必要な時にいつでも訪│ │ │
│ │ │ 問するホームヘルパー体制を確立│ │ │
│ │ │ すること。 │ │ │
│ │ │ ⑤ 生活援助型の配食サービスを発│名古屋市昭和│ │
│ │ │ 足すること。 │区妙見町19-2│ │
│ 11 │ 7.11.20│ ⑥ 高齢者が安心して住める住宅を│愛知県社会保│経 済│
│ │ │ 保障すること。 │障推進協議会│ │
│ │ │ ⑦ 早急に特別養護老人ホームを増│議長 │ │
│ │ │ やし、入所待ちの人をなくすこ │ 徳田 秋│ │
│ │ │ と。 │ │ │
│ │ │ ⑧ 特別養護老人ホームは個室を原│ │ │
│ │ │ 則とすること。 │ │ │
│ │ │ ⑨ 保健婦の増員や訪問看護の体制│ │ │
│ │ │ を充実すること。 │ │ │
│ │ │ ⑩ 介護機器や日常生活用具を無料│ │ │
│ │ │ で借りられるようにすること。 │ │ │
│ │ │2 福祉医療制度への入院時食事代の│ │ │
│ │ │ 保障は、現物給付にするよう県に対│ │ │
│ │ │ して意見書を提出すること。 │ │ │
│ │ │3 国民健康保険の保険料(税)を引│ │ │
│ │ │ き下げ、保険料(税)などの減免制│ │ │
│ │ │ 度を充実すること。 │ │ │
│ │ │4 国保への国庫負担割合を大幅に引│ │ │
│ │ │ き上げるよう国に対し意見書を提出│ │ │
│ │ │ すること。 │ │ │
│ │ │5 国と大企業の負担を増やして公的│ │ │
│ │ │ 介護保障を充実するよう国に対し意│ │ │
│ │ │ 見書を提出すること。 │ │ │
│ │ │6 国民年金(基礎年金)に対する国│ │ │
│ │ │ 庫負担率を三分の二に引き上げるよ│ │ │
│ │ │ う国に対し意見書を提出すること。│ │ │
├───┼────┼─────────────────┼──────┼───┤
│ │ │ 学童保育の充実について │ │ │
│ │ │ 子育てをしながら働き続けたいと願│ │ │
│ │ │う女性が年々増え、また経済的理由で│ │ │
│ │ │共働きをしている家庭や、母子・父子│ │ │
│ │ │家庭も増えている。 │ │ │
│ │ │ そのような中で、身近に学童保育所│ │ │
│ │ │(学童クラブ)がないため、子供の小│ │ │
│ │ │学校入学で仕事を辞めるか鍵っ子にす│ │ │
│ │ │るかで、働きながらの子育てに悩み、│ │ │
│ │ │仕事を辞めざるをえないお母さんも少│ │ │
│ │ │なくなく、行政による子育て支援も含│ │ │
│ │ │めた公的保育の充実が強く求められて│ │ │
│ │ │いる。 │小牧市光ヶ丘│ │
│ │ │ 現在小牧市では、平成7年4月、は│2-8-8 │ │
│ │ │じめて桃ヶ丘小学校で公立の学童クラ│かいぞく学童│ │
│ 12 │ 7.11.21│ブが実施されたが、篠岡・光ヶ丘・大│クラブ父母の│経 済│
│ │ │城小学校区からは距離的に遠く、わた│会 │ │
│ │ │くしたち‘かいぞく学童クラブ’は、│代表者 │ │
│ │ │民間での運営を余儀なくされている。│ 塚原 圭子│ │
│ │ │ ついては、誰もが利用できる学童保│ 外1,849名│ │
│ │ │育の充実を求め、下記事項につき御配│ │ │
│ │ │慮を賜りたい。 │ │ │
│ │ │ 記 │ │ │
│ │ │1 民間の学童クラブの保育料、施 │ │ │
│ │ │ 設、指導員の賃金の改善のため、小│ │ │
│ │ │ 牧市独自の補助制度を確立するこ │ │ │
│ │ │ と。 │ │ │
│ │ │2 現在‘かいぞく学童クラブ’は保│ │ │
│ │ │ 育場所が一定せず、保育を行う上で│ │ │
│ │ │ 不便を強いられている。早急に当ク│ │ │
│ │ │ ラブの専用施設を確保すること。 │ │ │
├───┼────┼─────────────────┼──────┼───┤
│ │ │ 第二光ヶ丘会館建設について │ │ │
│ │ │ 四方を豊かな緑に囲まれた桃花台ニ│ │ │
│ │ │ュータウンには、現在四街区に二万四│ │ │
│ │ │千人の人々が全国各地から入居し、隣│ │ │
│ │ │近所との付き合いの基である町内会を│ │ │
│ │ │始め、子供会、老人クラブ、各種のス│ │ │
│ │ │ポーツ、趣味の会などの触れ合いの場│ │ │
│ │ │としていろいろな会合に各会館は利用│ │ │
│ │ │されている。 │ │ │
│ │ │ 平成六年度の光ヶ丘会館の利用度は│ │ │
│ │ │大ホールが1,018回で一年365日使用し│ │ │
│ │ │たとして月85回、1日平均2.79回、小│ │ │
│ │ │会議室が509回で月42回1日平均1.38 │ │ │
│ │ │回、和室は524回で月43回1日平均 │小牧市光ヶ丘│ │
│ │ │1.63回の利用と言う過密化であり、今│1-16-5 │ │
│ │ │年度平成7年4月から9月迄の6ヶ月│小牧市光ヶ丘│ │
│ 13 │ 7.11.27│間では大ホールが519回1日平均2.85 │地区 │経 済│
│ │ │回、小会議室が1,213回1日平均1.72 │第一区長 │ │
│ │ │回、和室が294回1日平均1.63回と過 │ 中村 有史│ │
│ │ │密化が一層進んでいる。 │ 外8名│ │
│ │ │ このように毎年利用回数が増えてい│ │ │
│ │ │るなかで年度替りの2月から4月まで│ │ │
│ │ │は、多くの会合が重なり会場の確保も│ │ │
│ │ │ままならずやむをえず町内総会を夜間│ │ │
│ │ │に開催する事もしばしばある。 │ │ │
│ │ │ 現在光ヶ丘地区は、1,800世帯6,500│ │ │
│ │ │人の市民が住んでいるが、来春には │ │ │
│ │ │2,100世帯をオーバーする会館が厨 │ │ │
│ │ │房、便所、廊下を含めわずか200平方 │ │ │
│ │ │米平家建て一棟では余りにも狭すぎ │ │ │
│ │ │る。光ヶ丘地区には、児童館等もなく│ │ │
│ │ │学童保育の場所もなく、又高齢者の憩│ │ │
│ │ │いの場、触れ合の場所も必要である。│ │ │
│ │ │ ついては、多目的に利用出来る第二│ │ │
│ │ │光ヶ丘会館の建設に格別の御配慮を賜│ │ │
│ │ │りたい。 │ │ │
└───┴────┴─────────────────┴──────┴───┘...