江南市議会 > 2019-03-15 >
03月15日-06号

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  1. 江南市議会 2019-03-15
    03月15日-06号


    取得元: 江南市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-02
    平成31年  3月 定例会平成31年                                第6号          定例江南市議会会議録3月                                 3月15日---------------------------------------               平成31年3月15日(金曜日)議事日程第6号 平成31年3月15日(金曜日) 午前9時開議  第1 会議録署名者の指名  第2 諸般の報告  第3 議案第38号 江南市教育委員会教育長の任命について  第4 議案第2号 江南市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について  第5 議案第3号 江南市布袋ふれあい会館の設置及び管理に関する条例の一部改正について  第6 議案第4号 江南市行政財産の目的外使用に係る使用料条例の一部改正について  第7 議案第5号 江南市火災予防条例の一部改正について  第8 議案第6号 江南市都市公園条例の一部改正について  第9 議案第7号 江南市道路占用料条例の一部改正について  第10 議案第8号 江南市公共用物の管理に関する条例の一部改正について  第11 議案第9号 江南市下水道条例の一部改正について  第12 議案第10号 江南市水道事業給水条例の一部改正について  第13 議案第11号 江南市勤労会館、展望タワー等(すいとぴあ江南)の設置及び管理に関する条例の一部改正について  第14 議案第12号 江南市介護保険条例の一部改正について  第15 議案第13号 江南市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部改正について  第16 議案第14号 江南市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正について  第17 議案第15号 江南市休日急病診療所の設置及び管理に関する条例の一部改正について  第18 議案第16号 江南市母子・父子家庭医療費の助成に関する条例の一部改正について  第19 議案第17号 江南市立学習等供用施設の設置及び管理に関する条例の一部改正について  第20 議案第18号 江南市立公民館の設置及び管理に関する条例の一部改正について  第21 議案第19号 江南地域文化広場の設置及び管理に関する条例の一部改正について  第22 議案第20号 江南市スポーツプラザの設置及び管理に関する条例の一部改正について  第23 議案第21号 江南市立学校施設使用料条例の一部改正について  第24 議案第22号 地方創生汚水処理施設整備推進交付金事業 公共下水道枝線管ょ布設工事(中部・北部1・東部3処理分区)請負契約の変更について  第25 議案第23号 地方創生汚水処理施設整備推進交付金事業 公共下水道枝線管ょ布設工事(北部1処理分区)その1請負契約の締結について  第26 議案第24号 地方創生汚水処理施設整備推進交付金事業 公共下水道枝線管ょ布設工事(北部1処理分区)その2請負契約の締結について  第27 議案第25号 市道路線の認定及び廃止について  第28 議案第26号 平成30年度江南市一般会計補正予算(第9号)  第29 議案第27号 平成30年度江南市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)  第30 議案第28号 平成30年度江南市水道事業会計補正予算(第4号)  第31 議案第29号 平成31年度江南市一般会計予算  第32 議案第30号 平成31年度江南市国民健康保険特別会計予算  第33 議案第31号 平成31年度江南市公共下水道事業特別会計予算  第34 議案第32号 平成31年度尾張都市計画事業江南布袋南部土地区画整理事業特別会計予算  第35 議案第33号 平成31年度江南市介護保険特別会計予算  第36 議案第34号 平成31年度江南市後期高齢者医療特別会計予算  第37 議案第35号 平成31年度江南市水道事業会計予算  第38 議案第36号 平成30年度江南市一般会計補正予算(第10号)  第39 議案第37号 平成31年度江南市一般会計補正予算(第1号)  第40 請願第21号 子どものインフルエンザワクチン接種の助成を求める請願書  第41 委員会提出議案第1号 議員の派遣について---------------------------------------本日の会議に付した案件  日程第1 会議録署名者の指名  日程第2 諸般の報告       (1)各常任委員会審査報告書の配付について       (2)当局提出資料の配付について       (3)各組合議会経過報告書の配付について       (4)愛知県後期高齢者医療広域連合議会経過報告書の配付について       (5)追加議案の提出について       (6)委員会提出議案の提出について  日程第3 議案第38号 江南市教育委員会教育長の任命について  日程第4 議案第2号 江南市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について  日程第5 議案第3号 江南市布袋ふれあい会館の設置及び管理に関する条例の一部改正について  日程第6 議案第4号 江南市行政財産の目的外使用に係る使用料条例の一部改正について  日程第7 議案第5号 江南市火災予防条例の一部改正について  日程第8 議案第6号 江南市都市公園条例の一部改正について  日程第9 議案第7号 江南市道路占用料条例の一部改正について  日程第10 議案第8号 江南市公共用物の管理に関する条例の一部改正について  日程第11 議案第9号 江南市下水道条例の一部改正について  日程第12 議案第10号 江南市水道事業給水条例の一部改正について  日程第13 議案第11号 江南市勤労会館、展望タワー等(すいとぴあ江南)の設置及び管理に関する条例の一部改正について  日程第14 議案第12号 江南市介護保険条例の一部改正について  日程第15 議案第13号 江南市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部改正について  日程第16 議案第14号 江南市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正について  日程第17 議案第15号 江南市休日急病診療所の設置及び管理に関する条例の一部改正について  日程第18 議案第16号 江南市母子・父子家庭医療費の助成に関する条例の一部改正について  日程第19 議案第17号 江南市立学習等供用施設の設置及び管理に関する条例の一部改正について  日程第20 議案第18号 江南市立公民館の設置及び管理に関する条例の一部改正について  日程第21 議案第19号 江南地域文化広場の設置及び管理に関する条例の一部改正について  日程第22 議案第20号 江南市スポーツプラザの設置及び管理に関する条例の一部改正について  日程第23 議案第21号 江南市立学校施設使用料条例の一部改正について  日程第24 議案第22号 地方創生汚水処理施設整備推進交付金事業 公共下水道枝線管ょ布設工事(中部・北部1・東部3処理分区)請負契約の変更について  日程第25 議案第23号 地方創生汚水処理施設整備推進交付金事業 公共下水道枝線管ょ布設工事(北部1処理分区)その1請負契約の締結について  日程第26 議案第24号 地方創生汚水処理施設整備推進交付金事業 公共下水道枝線管ょ布設工事(北部1処理分区)その2請負契約の締結について  日程第27 議案第25号 市道路線の認定及び廃止について  日程第28 議案第26号 平成30年度江南市一般会計補正予算(第9号)  日程第29 議案第27号 平成30年度江南市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)  日程第30 議案第28号 平成30年度江南市水道事業会計補正予算(第4号)  日程第31 議案第29号 平成31年度江南市一般会計予算  日程第32 議案第30号 平成31年度江南市国民健康保険特別会計予算  日程第33 議案第31号 平成31年度江南市公共下水道事業特別会計予算  日程第34 議案第32号 平成31年度尾張都市計画事業江南布袋南部土地区画整理事業特別会計予算  日程第35 議案第33号 平成31年度江南市介護保険特別会計予算  日程第36 議案第34号 平成31年度江南市後期高齢者医療特別会計予算  日程第37 議案第35号 平成31年度江南市水道事業会計予算  日程第38 議案第36号 平成30年度江南市一般会計補正予算(第10号)  日程第39 議案第37号 平成31年度江南市一般会計補正予算(第1号)  日程第40 請願第21号 子どものインフルエンザワクチン接種の助成を求める請願書  日程第41 委員会提出議案第1号 議員の派遣について---------------------------------------出席議員(22名)     1番   古田みちよ君        2番   鈴木 貢君     3番   野下達哉君         4番   山 登志浩君     5番   中野裕二君         6番   掛布まち子君     7番   東 義喜君         8番   森 ケイ子君     9番   東猴史紘君         10番   安部政徳君     11番   尾関健治君         12番   藤岡和俊君     13番   河合正猛君         14番   伊藤吉弘君     15番   幅 章郎君         16番   尾関 昭君     17番   稲山明敏君         18番   伊神克寿君     19番   牧野圭佑君         20番   古池勝英君     21番   宮地友治君         22番   福田三千男---------------------------------------職務のため出席した事務局職員の職、氏名事務局長         松本朋彦君  議事課長         石黒稔通君主査           梶浦太志君  主任           徳永真明君主任           前田裕地君---------------------------------------説明のため出席した者の職、氏名市長           澤田和延君  副市長          佐藤和弥君教育長          村 良弘君  経済環境部長       武田篤司君健康福祉部長       栗本浩一君  都市整備部長兼危機管理監 野田憲一君水道部長兼        古田義幸君  企画部長         片野富男君水道事業水道部長水道事業水道部水道課長総務部長         村井 篤君  消防長          長谷川久昇君教育部長         菱田幹生君  こども未来部長      郷原実智雄君商工観光課長       山田順一君  高齢者生きがい課長    倉知江理子君福祉課長兼        平松幸夫君  秘書政策課長       茶原健二君基幹相談支援センター長市民サービス課長兼    貝瀬隆志君  行政経営課長       安達則行君消費生活センター所長総務課長         高田昌和君  教育委員会教育課長    稲田 剛君     午前9時02分 開議 ○議長(牧野圭佑君) おはようございます。 ただいまから本日の会議を開きます。--------------------------------------- △日程第1 会議録署名者の指名 ○議長(牧野圭佑君) 直ちに、議事日程の順序に従い、会議を進めます。 日程第1、会議録署名者には、会議規則第88条の規定により、議長において  10番  安部政徳さん  14番  伊藤吉弘さん を指名いたします。--------------------------------------- △日程第2 諸般の報告 ○議長(牧野圭佑君) 日程第2、この際、諸般の報告をいたします。 各常任委員長から委員会審査報告書が提出されました。 また、委員会審査の折に当局から提出されました資料をそれぞれタブレット端末の委員会のフォルダに配信いたしました。 次に、各組合議会の代表議員から組合議会の結果報告書の提出がありました。 次に、愛知県後期高齢者医療広域連合議会の経過報告書をそれぞれタブレット端末の諸般の報告のフォルダに配信いたしました。 次に、市長から追加議案の提出がありました。 また、議会運営委員会委員長から委員会提出議案が提出されましたので、タブレット端末の議案等のフォルダに配信いたしました。 以上で報告を終わります。--------------------------------------- △日程第3 議案第38号から △日程第40 請願第21号まで ○議長(牧野圭佑君) 日程第3、議案第38号 江南市教育委員会教育長の任命についてから日程第40、請願第21号 子どものインフルエンザワクチン接種の助成を求める請願書までを一括議題といたします。 本日、追加提出されました議案第38号について、朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。     〔市長 澤田和延君 登壇〕 ◎市長(澤田和延君) それでは私から、ただいま上程いただきました議案第38号につきまして説明をさせていただきます。 追加議案書の1ページをお願いいたします。 平成31年議案第38号 江南市教育委員会教育長の任命についてであります。 下記の者を江南市教育委員会教育長に任命したいと思いますので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定に基づき、議会の同意をお願いするものであります。 提案理由といたしましては、江南市教育委員会教育長の村 良弘氏が平成31年3月31日に任期満了となりますので、後任の者を任命する必要があるからであります。 後任には、村 良弘氏を再任でお願いするものであります。 はねていただきまして、2ページには村 良弘氏の履歴を、3ページから4ページには、参考といたしまして地方教育行政の組織及び運営に関する法律の抜粋を掲げてありますので、御参照いただきたいと思います。 以上で提案説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いをいたします。 ○議長(牧野圭佑君) 以上で、議案第38号についての提案理由の説明を終わります。 なお、本案についての質疑並びに採決は、委員長報告に対する質疑終了後に精読休憩を設け、その後、本会議を再開して行っていただきますので、よろしくお願いいたします。 これより各委員長から審査結果の報告を求めます。 建設産業委員長、安部政徳さん。     〔10番 安部政徳君 登壇〕 ◆10番(安部政徳君) 建設産業委員会に付託されました諸案件について、去る8日に委員会を開催し、審査しましたので、その経過の概要と結果について報告します。 最初に、議案第6号 江南市都市公園条例の一部改正について審査しました。 パークゴルフ場の利用について、専用利用を新たに設ける理由は何かとの質疑があり、これまで大会などの開催に当たり、大会運営への支障や個人利用者の不自由さが生じており、こうした利用実態の改善を図るためですとの答弁がありました。 専用利用の事前周知はどのように行うのかとの質疑があり、利用日の1カ月前から市ホームページへの掲載やパークゴルフ場での張り紙により行いますとの答弁がありました。 挙手による採決の結果、賛成多数により原案のとおり可決しました。 続いて、議案第7号 江南市道路占用料条例の一部改正について審査しましたが、質疑もなく、挙手による採決の結果、賛成多数により原案のとおり可決しました。 続いて、議案第8号 江南市公共用物の管理に関する条例の一部改正について審査しましたが、質疑もなく、挙手による採決の結果、賛成多数により原案のとおり可決しました。 続いて、議案第9号 江南市下水道条例の一部改正について審査しました。 消費税率が10%となった場合、歳入は幾らふえるのかとの質疑があり、平成29年度決算に基づき試算すると、515万円の増額となりますとの答弁がありました。 下水道事業は消費税を納税しているかとの質疑があり、納税の対象となりますが、現在は使用料収入などの売り上げに係る消費税額より、工事など仕入れに係る消費税額のほうが多い状況であり、還付を受けていますとの答弁がありました。 附則第2項の使用料の算定に関する経過措置の内容はどのようなものかとの質疑があり、下水道使用料は2カ月分まとめて請求しており、10月1日の施行日をまたぐ下水道使用料については、従来の税率8%とする経過措置を規定するものですが、10月31日以降で検針期間が2カ月を超える検針となった場合は、当該請求の3分の1を税率10%とすることを規定するものですとの答弁がありました。 挙手による採決の結果、賛成多数により原案のとおり可決しました。 続いて、議案第10号 江南市水道事業給水条例の一部改正について審査しましたが、質疑もなく、挙手による採決の結果、賛成多数により原案のとおり可決しました。 続いて、議案第11号 江南市勤労会館、展望タワー等(すいとぴあ江南)の設置及び管理に関する条例の一部改正について審査しました。 改正後の利用料金は、消費税増税に伴い、10円未満の端数を切り上げた料金となっていないかとの質疑があり、今回の改正では、改正前の利用料金に108分の110を乗じて計算し、10円未満の端数を切り捨てた額としていますとの答弁がありました。 指定管理料について、消費税増税分を反映しているのかとの質疑があり、第4期指定管理者の公募において、平成31年10月1日から消費税等の税率を10%とした上で指定管理料を算出していますとの答弁がありました。 挙手による採決の結果、賛成多数により原案のとおり可決しました。 続いて、議案第25号 市道路線の認定及び廃止について審査しましたが、質疑もなく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決しました。 続いて、議案第26号 平成30年度江南市一般会計補正予算(第9号)について、各課ごとに歳入歳出一括で審査しました。 最初に、経済環境部環境課について審査しました。 新ごみ処理施設建設費負担金の減額理由は何かとの質疑があり、平成30年度の組合予算において、ごみ処理方式等検討支援業務委託料廃棄物処理施設技術支援業務委託料物件調査業務委託料などの委託料の執行残額が確定し、組合予算が減額されたことに伴い、江南市負担分が減額したためですとの答弁がありました。 次に、農政課について審査しましたが、質疑はありませんでした。 次に、都市整備部土木課について審査しました。 道路整備事業市道北部第117号線について、国との協議に民間会社の盛り土工事を含めたことにより時間を要し、事業がおくれたとのことだが、民間会社へ事業内容を説明した時期はいつかとの質疑があり、測量設計委託を実施していた平成28年度に民間会社へ事業概要について説明していますとの答弁がありました。 次に、都市計画課について審査しました。 布袋駅東複合公共施設整備(用地取得)事業の権利者との交渉状況について質疑があり、繰越明許の対象とする12筆3,475.64平方メートルのうち1筆は権利者と契約を締結しており、今年度内に土地の引き渡しが見込めないため繰り越しするもので、その他の11筆2,609平方メートルは権利者と契約を締結していませんが、そのうち10筆2,185.5平方メートルは権利者からおおむね同意を得ており、残る1筆419.5平方メートルは同意が得られていないため、交渉を続けていきますとの答弁がありました。 布袋駅付近鉄道高架化整備事業について、市道東部第439号線道路改良の箇所図に追加施工範囲とあるが、どのような内容かとの質疑があり、当初は既設側溝に接続して暫定的に排水する計画でしたが、鉄道高架化事業の期間延伸により、道路改良の整備時期も延伸となり、暫定的な排水では問題が考えられるため、道路改良で必要な側溝整備を追加するものですとの答弁がありました。 また、未施工範囲とあるが、どのような内容かとの質疑があり、当初は埋設予定の排水路に支障がない範囲で歩道整備を計画していましたが、先ほどと同様に道路改良の整備時期が延伸となるため、整備時期を見直すものですとの答弁がありました。 市道東部第439号線の道路改良工事が完成すると、都市計画道路江南岩倉線との交差点付近の混雑が予想されるので、対策を検討してほしいとの要望がありました。 布袋地区都市再生整備計画策定事業について、費用便益比を算出するアンケートの実施時期をおくらせる理由は何かとの質疑があり、業務受託者より、アンケートの実施は、布袋駅東複合公共施設に関する実施方針の公表後が望ましいとの助言を受け、実施時期を8月ごろに変更するものですとの答弁がありました。 アンケートの対象地域及び配布数について質疑があり、布袋地区内の500世帯を対象として考えていますが、今後、国及び県と相談して決定しますとの答弁がありました。 挙手による採決の結果、賛成多数により原案のとおり可決しました。 続いて、議案第36号 平成30年度江南市一般会計補正予算(第10号)について、各課ごとに歳入歳出一括で審査しました。 最初に、経済環境部農政課について審査しました。 産地パワーアップ事業について、予算額786万8,000円は愛知北農業協同組合が行う総事業費かとの質疑があり、愛知北農業協同組合が行う総事業費は2,146万6,000円で、市の補助金786万8,000円は、愛知北農業協同組合が行う総事業費の3分の1に当たる715万4,000円の県補助金と、県補助金の10分の1に当たる71万4,000円の市独自の補助金を合わせた金額ですとの答弁がありました。 対象事業が、施設の設置、機械の導入ということであるが、生産性を高めるには他に担い手育成なども必要と思うがどのように考えているのかとの質疑があり、産地パワーアップ事業とは別に、新規就農者の支援や新たに農業を始める方に対する農業教室の開催、農業法人の活用を進めていますとの答弁がありました。 今回の補助対象はネギだけであるが、大根や白菜については行わないのかとの質疑があり、それぞれ産地戦略を策定し、事業を実施すれば補助対象となるため、今後は取り組み主体となる農業者や愛知北農業協同組合と検討していきますとの答弁がありました。 次に、商工観光課について審査しました。 プレミアム付商品券は分割購入できるとのことであるが、具体的にどのような方法を考えているのかとの質疑があり、5,000円分の商品券を4,000円で5回に分けて購入できるように検討していますとの答弁がありました。 プレミアム付商品券が売れ残った場合、どうなるのかとの質疑があり、残った商品券は市で処分することになると考えていますが、その業務に係る費用につきましては国の補助対象となりますとの答弁がありました。 挙手による採決の結果、賛成多数により原案のとおり可決しました。 続いて、議案第28号 平成30年度江南市水道事業会計補正予算(第4号)について審査しましたが、質疑もなく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決しました。 続いて、議案第29号 平成31年度江南市一般会計予算について、各課ごとに歳入歳出一括で審査しました。 最初に、経済環境部商工観光課について審査しました。 企業立地協力者奨励金制度とはどのような内容かとの質疑があり、この制度は、安良区域の地権者が立地希望企業へ土地を売却または賃貸した場合に奨励金を交付するもので、交付額は、売却の場合は譲渡益に係る市民税相当分を、賃貸の場合は固定資産税相当額を2年間補助するものです。 なお、今回は、2社に対して土地を売却された地権者24名分を予算に計上していますとの答弁がありました。 優遇制度のうち、新規雇用促進奨励金について予定はあるのかとの質疑があり、この奨励金は、工場などの新増設に対する優遇制度の認定を受けた企業が、江南市民を正社員として新たに雇用し、その雇用者が操業開始から1年後の基準日まで雇用されている場合に交付されるものであり、現在申請はありませんとの答弁がありました。 来年度から藤まつりの主催者が江南市観光協会になると聞いているが、開催内容に変更はあるのかとの質疑があり、昨年との違いは、東海ふじ三昧バスツアーの運行を1日追加し、平日と休日の計2日間運行します。夜間のイベント「藤ファンタジア」では、昨年度の電飾汽車を茶会に変更する予定です。また、5月1日には、江南市PR大使デーとして、X+(えくすと)と浜千代みはるさんによるライブを予定していますとの答弁がありました。 (仮称)産業フェスタの運営協議会を立ち上げるのかとの質疑があり、これまでに各事務局がそろっての打合せ会議を数回開催しており、今後、それぞれの祭りの運営協議会は継続しつつ、合同の連絡調整会議を開催する予定ですとの答弁がありました。 次に、農政課について審査しました。 (仮称)産業フェスタ開催事業(農業まつり)について、市民まつりと合同開催するに当たり、その内容はどのようなものかとの質疑があり、来年度の開催日は、11月9日、10日の2日間、会場はすいとぴあ江南と決まっていますが、合同開催による新しいイベントや開催式など、運営方式や催事内容等については今後検討していきますとの答弁がありました。 農業人材力強化総合支援事業について、予算額1,025万円の内訳はどのようになっているのかとの質疑があり、平成31年度に交付を受ける方は7名で、そのうち6名については1人当たり150万円、残りの1名は平成30年度途中で妊娠・出産となり2カ月分の25万円しか交付されていないため、残りの10カ月分の125万円を交付するものですとの答弁がありました。 農業振興事業について、どこで農地を借りて農業教室を開催するのかとの質疑があり、市街化調整区域内の耕作放棄地を活用し、布袋地区、宮田地区、草井地区の3カ所を予定していますとの答弁がありました。 農業教室の講師はどのような人か、また受講者は何名かとの質疑があり、講師は実務経験を備えた専門的な知識を有するアドバイザーで、市内の種苗業者に依頼する予定です。受講者は市内に住所を有する者で、3カ所に各10名程度で合計30名を予定していますとの答弁がありました。 農業教室の開催について、犬山市が実施している子ども大学農業学部のように、幼少期から農業に携わることにより、農業に対する意識を高め、将来の担い手の育成につながるよう、子供向けの講座も開催してほしいとの要望がありました。 次に、環境課について審査しました。 本年2月に実施したフードドライブの状況はどうかとの質疑があり、米15点21.6キログラムを初め、570点、82名の方に寄附をいただきました。来年度以降も年3回以上実施し、市民の周知については、広報「こうなん」、ホームページ、あんしん・安全ねっとメールサービスなどにより市民への周知を図りますとの答弁がありました。 今後も、フードドライブを継続し、さらなる市民への周知を実施してほしいとの要望がありました。 エコシティ江南行動計画において、平成31年度から紙類の回収コンテナを市内の公共施設に常設するとあるが、いつごろからどこに設置するのかとの質疑があり、6月から、市役所、すいとぴあ江南、布袋支所の各駐車場で実施する予定ですとの答弁がありました。 6月からリサイクルステーションにおいて毎週土曜日に剪定枝・草の受け入れを実施するとのことであるが、市民に対する運搬用軽トラックの貸し出しは平成31年度は実施しないのかとの質疑があり、貸し出しについては電気自動車を検討しており、可燃ごみの減量により生まれた財源を原資とし、平成33年度以降に実施できるよう検討していますとの答弁がありました。 住宅用地球温暖化対策設備設置費の補助対象に、住宅用太陽光発電システムの一体型導入とあるが、太陽光パネルを単独で設置した場合は補助を受けられないのかとの質疑があり、県の補助要綱が改定されたことに伴い、市においても太陽光パネルを単独で設置した場合の補助は受けられませんとの答弁がありました。 新ごみ処理施設建設事業について、平成31年度から用地取得や施設基本設計、造成計画が始まるが、来年度の用地費は幾らかとの質疑があり、尾張北部環境組合の当初予算では、全事業用地約3ヘクタール、103筆のうち、77筆分の用地購入費が計上されています。予算額については、2億7,924万8,000円となっていますとの答弁がありました。 次に、都市整備部都市計画課について審査しました。 交通結節点整備事業(布袋駅東地区)について、市道東部第280号線における南側区間の整備は必要なのかとの質疑があり、布袋駅東地区は狭隘道路が多いため、課題となっており、都市計画道路布袋駅線と市道東部第439号線を結ぶ本路線の整備により道路ネットワークを構築し、駅へのアクセスや安全で円滑な移動または防災性の向上を図り、さらに新図書館を含む布袋駅東複合公共施設の利用者のアクセスにも非常に重要な路線となるため必要ですとの答弁がありました。 公共交通維持確保事業について、自転車を活用したまちづくりを推進する全国市区町村長の会に入会する理由は何かとの質疑があり、木曽川左岸沿いを活用する中で、サイクリングコースで連携している一宮市と稲沢市も参加しており、本市においても来年度より入会し、自転車活用の推進を図るためですとの答弁がありました。 都市公園等整備事業について、(仮称)最勝寺跡公園の整備内容はどのようかとの質疑があり、平成30年度に行った地元区へのアンケートの結果を踏まえ、親子連れや児童の遊び場、地域の人々の憩いの場となる整備を計画し、敷地内は、張り芝、中木の植栽、ベンチ、水飲み場及び遊具を設置し、周囲はメッシュフェンスと低木の植栽を予定していますとの答弁がありました。 トイレは設置しないのか、また整備後の管理は地元区が行うのかとの質疑があり、トイレは設置せず、整備後の清掃業務等は地元区にお願いする予定ですとの答弁がありました。 次に、土木課について審査しました。 道路施設長寿命化事業について、歩道橋点検委託料で、補修して間もない東野横断歩道橋をなぜ点検するのかとの質疑があり、点検は道路法により5年に1回実施することが義務づけられているため、5年経過する平成31年度に2回目の点検をするものですとの答弁がありました。 幹線道路の舗装工事費について、平成30年度に9路線を対象に舗装調査を実施したが、平成31年度は2路線しか施工しないため、残りの7路線はどうするのかとの質疑があり、限られた予算の中で優先度が高い路線から順次整備していきますとの答弁がありました。 道路維持管理事業について、道路草刈委託料及び街路樹保全委託料は、毎年多額の維持管理費が必要となるが、削減に向けた検討はなされたのかとの質疑があり、行政事業レビューでの結果により、見通しの悪い箇所などについては、街路樹162本を撤去することで削減を図りますとの答弁がありました。 街路樹の撤去により維持管理費が縮減されることになるため、工事費や修繕費に充てる必要があるのではないかとの質疑があり、縮減費用を工事費や修繕費に充てるよう努めますとの答弁がありました。 次に、建築課について審査しました。 民間建築物ブロック塀等撤去事業について、昨年8月に補助制度を創設しているが、現在の実績について質疑があり、2月末日現在で補助件数は30件、補助金額の合計は257万6,000円ですとの答弁がありました。 予算の件数が10件となっているが、その理由は何かとの質疑があり、昨年8月から10月にかけては多数の申し込みがありましたが、11月以降は月に1件程度の申し込みであるため、10件を見込んでいますとの答弁がありました。 空家等対策推進事業について、危険空き家解体費補助金の件数が3棟となっているが、受け付けは先着順で行うのかとの質疑があり、制度について事前に周知するため、6月3日から先着順で受け付けを開始しますとの答弁がありました。 補助金の上限額を20万円としている理由は何かとの質疑があり、既に補助制度を実施している県内自治体の多くが上限額を20万円としており、また民間木造住宅耐震補強事業で実施している耐震診断結果による解体工事費に対する補助金の上限額も20万円としていることを考慮して設定していますとの答弁がありました。 危険空き家に該当するかを自己判断できるチェックシートはあるのかとの質疑があり、チェックシートはありませんが、危険空き家の判定は、申請に基づき、市の職員が立入調査を行い判断することになり、事前相談や申請時に参考事例の写真などを活用し、危険空き家の条件について案内しますとの答弁がありました。 市が把握している空き家の所有者に対して個別に補助制度の案内を行うのかとの質疑があり、市民等からの通報により把握している問題のある空き家に対する指導を行う際に、適宜、補助制度を案内していますとの答弁がありました。 次に、防災安全課について審査しました。 防災システム運用事業について、県のシステムを導入するメリットは何かとの質疑があり、気象情報等を分析し、避難情報を発令する地域や時間帯を予測することにより市町村の効率的な避難判断が支援され、避難情報等を迅速に市民へ提供できることですとの答弁がありました。 県のシステムの導入は県内でどのような状況かとの質疑があり、平成30年度末までに導入したのが17市町村、平成31年度に導入予定が21市町村であるため、導入率は70.3%になる見込みですとの答弁がありました。 次に、水道部下水道課について審査しました。 雨水流出抑制事業の予算が昨年と比べて減額となっている理由は何かとの質疑があり、近年の雨水貯留浸透施設設置費等補助金の申請実績が低迷していることから、近年の実績値を加味し、補助金を雨水貯留槽は160基から110基、雨水浸透ますは200基から40基へと減額したためですとの答弁がありました。 補助金の申請が減少している現状についてどのように分析しているのかとの質疑があり、市民へのPRが不足していることも考えられることから、今年度は雨水タンクが購入できる店舗に対してパンフレットを掲示してもらうなど、より一層PRに努めていますとの答弁がありました。 挙手による採決の結果、賛成多数により原案のとおり可決しました。 続いて、議案第31号 平成31年度江南市公共下水道事業特別会計予算について審査しました。 下水道施設維持管理事業について、発動発電機を購入する理由は何かとの質疑があり、今後、マンホールポンプの設置数が増加することも踏まえ、停電等の緊急時の対応として購入するものですとの答弁がありました。 経営戦略策定事業について、策定委員会の委員の構成と計画期間について質疑があり、委員の構成は、学識経験者2名、各種団体代表者3名、公募市民2名の予定であり、計画期間は10年から20年を予定していますとの答弁がありました。 経営戦略の策定は、下水道使用料の改定が必要になる可能性があるので時期尚早ではないかとの質疑があり、総務省の通知により、平成32年度までの策定が求められていますとの答弁がありました。 企業会計移行事業について、条例改正などはいつ議会に諮るのかとの質疑があり、来年度の12月定例会に上程する予定ですとの答弁がありました。 採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決しました。 続いて、議案第32号 平成31年度尾張都市計画事業江南布袋南部土地区画整理事業特別会計予算について審査しました。 鉄道高架化事業の期間延伸に伴い、土地区画整理事業の計画を変更する必要はあるのかとの質疑があり、整備する区画道路には、鉄道高架化事業が完成しないと整備ができない箇所もあるため、今後、事業期間を延伸する必要がありますとの答弁がありました。 事業期間を延伸すると人件費が必要となるが、総事業費83億円を変更する必要はあるのかとの質疑があり、総事業費83億円には人件費を含めていないため、影響しませんとの答弁がありました。 採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決しました。 続いて、議案第35号 平成31年度江南市水道事業会計予算について審査しました。 施設維持管理事業について、上奈良水源ポンプ場更新及び耐震工事費の内容は何かとの質疑があり、ポンプ場の建物、配水池及び配水設備等、全ての施設更新となりますとの答弁がありました。 今回の工事を行う経緯と、他の水源についても更新工事を行うのかとの質疑があり、布袋東部第2水源と上奈良水源については、平成25年度の変更事業認可に伴い、本水源への見直しを図ったことから、平成30年度に布袋東部第2水源、平成31年度に上奈良水源の更新及び耐震化工事を行うものです。また、他の水源についての更新計画はありませんとの答弁がありました。 給水原価等の比較について、給水原価が上がっているのに供給単価が下がっている理由は何かとの質疑があり、工場など大口使用者の減少や節水機器の普及及び節水意識の高まりにより、使用水量が減少しているためですとの答弁がありました。 採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決しました。 以上で、建設産業委員会の報告を終わります。 ○議長(牧野圭佑君) 厚生文教委員長、尾関 昭さん。     〔16番 尾関 昭君 登壇〕 ◆16番(尾関昭君) 厚生文教委員会に付託されました諸案件について、去る11日と12日の2日間にわたり委員会を開催し、審査しましたので、その経過の概要と結果について報告します。 最初に、議案第12号 江南市介護保険条例の一部改正について審査しました。 低所得者で保険料軽減の対象者となる人数はどのくらいかとの質疑があり、所得段階が第1段階の方が3,823人、第2段階の方が1,762人、第3段階の方が1,606人となりますとの答弁がありました。 軽減額はどのくらいで、軽減強化に対する財源はあるのかとの質疑があり、軽減額は4,429万6,500円で、国が2分の1、県が4分の1を負担しますとの答弁がありました。 ことしの10月に消費税が10%に引き上げられるが、保険料額の算定はいつから適用されるのかとの質疑があり、平成31年4月から適用となりますとの答弁がありました。 採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決しました。 続いて、議案第13号 江南市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部改正について審査しましたが、質疑もなく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決しました。 続いて、議案第14号 江南市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正について審査しました。 保証人の規定に保証債務は違約金を包含するとあるのはどういう意味かとの質疑があり、災害援護資金の貸し付けを受けた方が返済に窮する場合、延滞利率5%の違約金を含めて保証人が債務を連帯するものですとの答弁がありました。 採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決しました。 続いて、議案第15号 江南市休日急病診療所の設置及び管理に関する条例の一部改正について審査しました。 消費税を納める必要がない市が市民から消費税を取る理由は何かとの質疑があり、健康保険法等に基づく療養の給付には消費税がかかりませんが、保険証の提示がないなど健康保険法によらない診療の場合には消費税を課しますとの答弁がありました。 挙手による採決の結果、賛成多数により原案のとおり可決しました。 続いて、議案第16号 江南市母子・父子家庭医療費の助成に関する条例の一部改正について審査しましたが、質疑もなく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決しました。 続いて、議案第17号 江南市立学習等供用施設の設置及び管理に関する条例の一部改正について審査しました。 消費税率の改定に伴う使用料の算定において、10円未満の端数はどのように処理しているのかとの質疑があり、市の消費税の見直しの方針に従い、現在の使用料の単価に108分の110を乗じ、10円未満は切り捨てとしていますとの答弁がありました。 附則の経過措置について、10月1日以降の利用を9月以前に申し込んだ場合は、従前の使用料を支払うということでよいのかとの質疑があり、使用料は納期が基準となり、学習等供用施設については使用許可日が納期となるため、従前の使用料が適用されますとの答弁がありました。 挙手による採決の結果、賛成多数により原案のとおり可決しました。 続いて、議案第18号 江南市立公民館の設置及び管理に関する条例の一部改正について審査しましたが、質疑もなく、挙手による採決の結果、賛成多数により原案のとおり可決しました。 続いて、議案第19号 江南地域文化広場の設置及び管理に関する条例の一部改正について審査しました。 市民文化会館の条例の経過措置と公民館及び学習等供用施設の条例の経過措置が異なるのはなぜかとの質疑があり、市民文化会館の利用料金は、条例で利用日が納期となっているので、10月以降の利用日の場合は、9月以前に申し込みをした場合も消費税率は改定後の10%で計算した利用料金となりますとの答弁がありました。 挙手による採決の結果、賛成多数により原案のとおり可決しました。 続いて、議案第20号 江南市スポーツプラザの設置及び管理に関する条例の一部改正について審査しました。 使用料の改正の際に、競技場などの半面利用の料金はどのように算定したのかとの質疑があり、全面利用の料金の半額とし、その際、10円未満の端数を切り上げ、10円単価の料金としましたとの答弁がありました。 挙手による採決の結果、賛成多数により原案のとおり可決しました。 続いて、議案第21号 江南市立学校施設使用料条例の一部改正について審査しましたが、質疑もなく、挙手による採決の結果、賛成多数により原案のとおり可決しました。 続いて、議案第26号 平成30年度江南市一般会計補正予算(第9号)について、各課ごとに歳入歳出一括で審査しました。 最初に、健康福祉部保険年金課について審査しましたが、質疑はありませんでした。 次に、こども未来部保育課について審査しました。 土地現地調査委託料はどのようなものかとの質疑があり、土地鑑定を行うに当たり、境界確定及び、これに基づく面積測量を行うもので、愛知県公共嘱託登記土地家屋調査士協会に委託する予定ですとの答弁がありました。 今後、隣接地を購入する意思があるのかとの質疑があり、保育園敷地が手狭であることから、将来取得していきたいと考えていますとの答弁がありました。 引き続き用地取得に努めてほしいとの要望がありました。 採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決しました。 続いて、議案第36号 平成30年度江南市一般会計補正予算(第10号)について審査しました。 古知野中学校は、便所改造工事と空調設備整備工事の工期が重なるが、支障はないのかとの質疑があり、便所、空調設備工事ともに、工事業者、学校、市の3者で工事の打ち合わせを行い、学校運営に支障がないように進めますとの答弁がありました。 体育館の便所は改造するのかとの質疑があり、古知野中学校の体育館は便所の改造が済んでおり、古知野東小学校と布袋北小学校の体育館の便所が改造の対象ですとの答弁がありました。 採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決しました。 続いて、議案第27号 平成30年度江南市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について審査しました。 国民健康保険システム改修事業の改修内容は何かとの質疑があり、当初予定していた元号改正に伴うシステムの改修を行うに当たり、関連で療養給付費及び調整交付金システムの改修が必要となったものですとの答弁がありました。 採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決しました。 続いて、議案第29号 平成31年度江南市一般会計予算について、各課ごとに歳入歳出一括で審査しました。 最初に、健康福祉部高齢者生きがい課について審査しました。 介護施設等整備費補助事業について、具体的な施設、事業者はどこかとの質疑があり、公募・選考により、認知症対応型共同生活介護と小規模多機能型居宅介護の併設施設の事業者として、株式会社サカイに決定しましたとの答弁がありました。 現在、特別養護老人ホームやグループホームなどの施設への入所・入居の待機状況はどのようかとの質疑があり、平成29年度の県の調査では50人弱であり、今回は介護離職への対応として整備するものですとの答弁がありました。 高齢者タクシー基本料金助成事業について、チケットの利用は、基本料金部分だけでなく、1回の乗車で複数枚使えるようにはできないかとの質疑があり、この事業は、年間を通じて高齢者の外出支援となるよう、月2回程度の通院支援等を想定していますので、今後も他市町の状況を見ながら検討を続けていきますが、早急な変更は考えていませんとの答弁がありました。 緊急通報装置設置運営事業について、設置台数の見込み、制度の変更点、現状の通報実績はどうなっているのかとの質疑があり、平成29年度末の設置台数は595件で、平成30年度末は630件、平成31年度末は667件の設置を見込んでいます。また、今年度2月末までの通報実績は、緊急通報が74件、うち救急要請が70件、その他相談通報や誤報も含め、全部で1,786件となっています。制度の変更点は、平成27年度に消防無線のデジタル化に伴い、コールセンター方式に変更していますとの答弁がありました。 利用者がふえている現状を踏まえて、利用者の実費負担額や携帯電話の活用等、制度の内容については引き続き検討をしてほしいとの要望がありました。 続いて、福祉課について審査しました。 成年後見制度利用支援事業について、江南市成年後見センター事業費補助金と後見人報酬助成費の内容はどのようなものかとの質疑があり、江南市成年後見センター事業費補助金は、江南市社会福祉協議会への事業費の補助です。また、後見人報酬助成費は、生活保護法に規定する被保護者や、それに準ずる低所得者で、助成を受けなければ成年後見制度の利用が困難な方を対象として、その後見人等に対して生ずる報酬について、月額2万8,000円を限度に助成するものですとの答弁がありました。 生活困窮者住居確保給付金給付事業の給付金はどのような者が対象となるのかとの質疑があり、就労能力や意欲がある離職者の方で、住宅の喪失や、そのおそれのある方が対象となりますとの答弁がありました。 わかくさ園の利用料はどのような仕組みになっているのかとの質疑があり、基本的には1割の負担ですが、市民税課税世帯においては、市民税所得割額の合計が28万円未満の世帯の方であれば、上限は月額4,600円になりますとの答弁がありました。 次に、健康づくり課について審査しました。 健康推進事業について、健康の道看板撤去工事費の計上と、健康の道「ウォー筋グ運動」の普及は矛盾していないかとの質疑があり、平成5年度に整備した健康の道看板の老朽化やコースの見直しなどの理由から、案内上支障がなく、悪くなった看板を随時撤去していきます。そのかわりに、チラシやホームページで健康の道のPRに努めていきますとの答弁がありました。 子育て世代包括支援センター運営事業について、子育て世代包括支援センター(母子保健型)の開設に向け、人材の確保及び育成方針はどのようになっているのかとの質疑があり、センターの開設は平成32年度を予定しています。運営に当たり、新たに保健師など資格を有する者の配置を考えていますが、開設までの期間に研修等による育成が行えるよう、また人員配置については、今後、秘書政策課と協議をすることになりますとの答弁がありました。 子育て世代包括支援センターの開設運営していくために、必要な人材をしっかり要求してほしいとの要望がありました。 骨髄提供者等支援事業について、骨髄などを提供するにはどのくらいの日数がかかるのか、また予算では何人分を計上したのかとの質疑があり、ドナー候補者になるための確認検査、最終同意などの通院で2日、ドナーとして提供が決定した後には、通院で2日から4日、入院が3泊4日となるため、少なくとも8日はかかります。また、予算では、愛知県の平成29年度の骨髄移植の実績が人口10万人当たり0.77人と算定されていることから、1人分を見込んでいますとの答弁がありました。 骨髄などの提供の周知はどのようにするのかとの質疑があり、これまで10月の江南市民まつりで江南ライオンズクラブが行う骨髄バンクドナー登録を広報で周知していますが、加えてこの新規支援事業についても広報やホームページで広く周知していきますとの答弁がありました。 これまでに、日本骨髄バンクなど助成する制度はあったのかとの質疑があり、これまではなく、平成31年度から助成を開始する愛知県に準じて市も実施していきます。なお、県下では既に5市町で同様の助成制度があり、このうち勤務事業所まで対象としているのは名古屋市と北名古屋市の2市ですとの答弁がありました。 次に、保険年金課について審査しました。 児童福祉費の医療助成費について、対前年度比で約1,650万円の減額となっている理由は何かとの質疑があり、子ども医療費助成事業の医療扶助費において、助成対象拡大から2年が経過し、実績から予算の推計が可能となりつつあることから約1,000万円の減額としたこと、また母子・父子家庭医療費助成事業の医療扶助費において、受給者数の減少が見込まれることから約850万円の減額としたことが主な原因ですとの答弁がありました。 子ども医療費助成事業における特定財源の内容は何かとの質疑があり、未就学児の通院に係る助成額、未就学児の入院に係る助成額、小・中学生の入院に係る助成額の合計で2億5,881万円が県の補助対象となり、その2分の1が県の助成額として特定財源となるものですとの答弁がありました。 次に、教育部教育課について審査しました。 心の教室相談員配置事業について、相談員の勤務形態はどのようになっているのかとの質疑があり、パート職員が、小学校については年間150日、1日4時間、中学校については年間160日、1日4時間で、時間帯は各学校の状況に応じて勤務していますとの答弁がありました。 スクールソーシャルワーカー配置事業について、その勤務形態はどのようになっているのかとの質疑があり、嘱託職員が1日6時間、2週間に5日勤務で、1人工を2人で対応していますとの答弁がありました。 就学援助事業について、国の要保護児童生徒援助費補助金において、平成31年度から新入学用品費が増額される予定だが、江南市では入学前支給する新入学用品費はどうなるのか。また、その国の補助金で卒業アルバム代が新設されたが、江南市では就学援助の費目に追加するのかとの質疑があり、入学前支給は、現行の支給金額を2月に支払っており、支給額を増額する場合は、差額を6月に支払うことになります。また、卒業アルバム代は、今のところ就学援助の費目に追加する予定はありませんとの答弁がありました。 小学生平和教育研修派遣について、派遣する児童はどのように選考しているのか、また派遣後に報告会は行っているのかとの質疑があり、作文審査と公開抽せんにより選考しています。また、派遣された児童が各学校で報告会を行っていますとの答弁がありました。 小学生平和教育研修の派遣人数については各小学校2人ずつとし、20人に増員していただきたいとの要望がありました。 給食施設整備事業の備品購入費のスポットクーラー、エアコンを購入する理由は何かとの質疑があり、昨年のような猛暑に対応するため、北部学校給食センターには、必要な箇所に使用可能な移動式のスポットクーラーを1台設置し、南部学校給食センターには、給食調理員が一時的に身体を休めるため、調理場の前室にエアコンを設置するものですとの答弁がありました。 調理員の正規職員数とパート職員数の内訳はどのようになるのかとの質疑があり、南部学校給食センターは、正規職員が8名、パート職員は、勤務時間が8時30分から12時までの職員が2名、8時30分から15時30分までの職員は22名が在籍しており、そのうち実働人数は17名を予定しています。北部学校給食センターは、正規職員が5名、パート職員は、勤務時間が8時30分から12時までの職員が2名、8時30分から15時30分までの職員は19名在籍しており、そのうち実働人数15名を予定していますとの答弁がありました。 給食センターの運営で、今後、正規職員の退職が続くと思うが、どのように対応していくのかとの質疑があり、当面はパート職員の補充により対応していきたいと考えていますが、その後はリノベーションビジョン行動計画に沿って、平成31年度に行う予定としているコスト比較の結果等を踏まえつつ、人事、財政と協議をしながら、民間委託を視野に入れて検討していきたいと考えていますとの答弁がありました。 消費税8%から10%となる場合、賄い材料費に影響を受けないのかとの質疑があり、賄い材料費は軽減税率適用の対象となるため、消費税率の引き上げに伴う影響はほとんどないと考えていますとの答弁がありました。 次に、生涯学習課について審査しました。 文化財保護事業の県の指定文化財となっている宮後八幡社本殿の保存修理に係る補助について、どこが事業主体となっているのか、また総事業費と県・市の補助及び地元負担についてどのようになっているのかとの質疑があり、事業主体は宮後中区で、総事業費は1,190万3,000円です。また、県の補助金は、補助率が3分の2、調整率が0.9で714万1,000円です。市の補助金については、補助対象経費から県の補助金を引いた額に2分の1を乗じた額で238万1,000円、地元負担は市と同額ですとの答弁がありました。 多文化共生推進事業の日本語教室開催委託料について、国や県からの助成はないのか、またどこで実施している事業かとの質疑があり、補助金については現在のところありません。また、この事業は、国際交流協会の拠点である、ふくらの家で開催していますとの答弁がありました。 日本語教室にはどこの国の方が参加しているのかとの質疑があり、現在、ブラジル、タイ、フィリピン、ペルー、ベトナム、ネパール、中国の方が参加されていますとの答弁がありました。 次に、スポーツ推進課について審査しました。 KTXアリーナの自動販売機設置場所貸付収入の内訳はどうなっているのかとの質疑があり、内訳は、災害時に飲料を提供する災害協定を結び、随意契約をしたカップ型飲料の自動販売機1台が10万8,000円、入札を行ったアイスクリームの自動販売機1台が18万3,000円、ペットボトル等の自動販売機2台で180万円の計4台分の貸付収入となっていますとの答弁がありました。 トレーニングルームの利用に際し、回数券の導入を検討してはどうかとの質疑があり、回数券などサービスの向上を図る方策については、使用料・手数料の見直し時期に検討していきたいと考えていますとの答弁がありました。 次に、こども未来部こども政策課について審査しました。 放課後子ども教室未実施の古知野北小学校と布袋北小学校については、地域間での格差が生じることのないよう、施設の新設も視野に入れ実施してほしいとの要望がありました。 子育て世代包括支援センター兼子ども家庭総合支援拠点について、布袋駅東複合公共施設が開設するまでは健康づくり課とこども政策課のそれぞれで行っていく中で、現在のこども政策課の執務スペースが手狭であると思うので、今後きちんと対応できるように考えてほしいとの要望がありました。 宮田保育園内にある第2子育て支援センターの空調機を単独で更新する理由は何かとの質疑があり、保育園と子育て支援センターの空調稼働時間帯に相違があること、また未就園児に配慮した温度管理が必要であることから、個別空調に更新するものですとの答弁がありました。 布袋北学童保育所空調機取りかえ工事を行う理由は何かとの質疑があり、空調の老朽化に伴い、ききが悪くなっているため、取りかえ工事を行うものですとの答弁がありました。 小学校にエアコンの導入を行う中で取りかえできないのかとの質疑があり、教育課が行う小学校の空調設備整備工事の対象教室は授業を行う普通教室と一部の特別教室のみとしており、布袋北小学校校舎内の学童保育所は専用室として借用しているため、こども政策課で予算を計上していますとの答弁がありました。 次に、保育課について審査しました。 幼児教育・保育の無償化の対象となる人数は何人かとの質疑があり、予算ベースで、市内の保育園では3歳から5歳児の全ての子供1,316名、住民税非課税世帯のゼロ歳から2歳児7名、幼稚園や認定こども園(1号認定)では、幼稚園1,147名、認定こども園151名、認可外保育施設では、認可保育所に入ることができない場合に無償化の適用となり、3歳以上児は保育園等にあきがあるため対象外とし、ゼロ歳から2歳児6名を計上していますとの答弁がありました。 無償化により保護者から徴収する給食代は幾らかとの質疑があり、主食代950円、副食代3,500円の計4,450円を予定していますが、現在、国において、副食代に補食であるおやつ代1,425円を含めるか検討しているところですとの答弁がありました。 複雑な制度なので、利用者に対してわかりやすい説明が必要ではないかとの質疑があり、フローチャート等を作成し、わかりやすい周知に努めますとの答弁がありました。 幼児教育・保育の無償化は国の施策であるので、その事業によって市の財政負担が増加しないよう、国費による全額負担を国へ要望してほしいとの要望がありました。 挙手による採決の結果、賛成多数により原案のとおり可決しました。 続いて、議案第37号 平成31年度江南市一般会計補正予算(第1号)について審査しました。 風疹の追加的対策における抗体検査等の単価は幾らかとの質疑があり、抗体検査は全国一律の単価で、健診の機会に受検する場合や医療機関で受ける場合、また受ける時間帯などで異なります。最も低い単価は税抜きで1,290円、最も高い単価は税抜きで6,820円で、単価は6種類あります。予防接種は、現在、尾北医師会と協議していますが、予算計上は8%の税込みで、単価を1万327円としていますとの答弁がありました。 採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決しました。 続いて、議案第30号 平成31年度江南市国民健康保険特別会計予算について審査しました。 療養諸費について、対前年度比で約1億7,000万円の減額となっている理由は何かとの質疑があり、人口減少や後期高齢者医療制度への移行に伴う減少、また平成28年度10月からの被用者保険の適用拡大などの影響により、被保険者数が減少していることが主な要因ですとの答弁がありました。 平等割対象世帯は、対前年度比でどのぐらい減少しているのかとの質疑があり、平成30年度予算においては対象は1万2,559世帯でしたが、平成31年度予算においては1万1,835世帯に減少していますとの答弁がありました。 1人当たりの医療費の推移はどうなっているのかとの質疑があり、1人当たりの療養諸費の実績としては、平成28年度が27万2,704円、平成29年度が27万6,002円、平成30年度は29万8,387円の見込みで、増加傾向にありますとの答弁がありました。 その他一般会計繰入金2億9,033万3,000円の内訳はどのようになるのかとの質疑があり、福祉医療波及分が5,303万1,000円、保険税減免分が578万3,000円、特定健康診査分が3,651万9,000円、決算補填等目的の繰入金となる後期高齢者支援分及び前期高齢者支援分が1億9,500万円となっていますとの答弁がありました。 決算補填等目的の法定外繰入金1億9,500万円を解消した場合、1人当たりの保険税は幾ら上がるのかとの質疑があり、1人当たり年間約9,600円上がると見込まれますとの答弁がありました。 採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決しました。 続いて、議案第33号 平成31年度江南市介護保険特別会計予算について審査しました。 介護予防・生活支援サービス事業において、総合事業が始まる前から要支援の認定を受けられていた方が、総合事業開始後もサービスの利用を受けられているのかとの質疑があり、総合事業については平成29年4月より開始をしており、従来より要支援の認定を受けていた方については、そのまま継続してサービスが利用できるようになっており、新たに支援認定を受けられた方、総合事業の対象となった方に対しても、包括支援センターがかかわり、状況に応じて必要なサービスにつなげていますとの答弁がありました。 要支援の認定を受けている方について、適切な介護サービスの利用ができているか等、利用者の状況の把握が必要ではないのかとの質疑があり、要支援者のサービス利用や見守りについては、地域や地域包括支援センターが状況を把握し、支援をしており、今後は地域活動による支援が進んでいくことを期待していますとの答弁がありました。 包括的支援事業・任意事業費について、認知症総合支援事業委託料と成年後見人報酬助成費の内容はどのようになっているのかとの質疑があり、認知症総合支援事業委託料については、各包括に配置している認知症初期集中支援チーム及び認知症地域支援推進員に対しての委託料となっており、その認知症初期集中支援チーム員の認知症専門医への謝礼を報償費で支払いしています。また、後見人報酬助成費については、市長の申し立てにより江南市が成年後見人等に報酬助成費を支払うもので、平成30年度は4名に対し97万円を支払っています。成年後見制度要請者の推移は、平成29年度が6名、平成30年度は現在までで2名となっており、報酬助成対象者は増加傾向であるため、来年度については6名分の予算を計上していますとの答弁がありました。 成年後見の申し立ては市が直接行うものかとの質疑があり、通常は親族で行うものであるが、申し立てができる方がいない場合等については市が申し立てをしますとの答弁がありました。 要介護認定について、審査判定方法の変更と要介護度別の割合はどうかとの質疑があり、審査判定の変更はなく、要介護認定者の介護度別割合についても全国と同様となっていますとの答弁がありました。 要介護認定の結果に不服があり、愛知県の介護保険審査会に対し、審査請求された方はいるのかとの質疑があり、審査請求はなく、区分変更申請で対応していますとの答弁がありました。 挙手による採決の結果、賛成多数による原案のとおり可決しました。 続いて、議案第34号 平成31年度江南市後期高齢者医療特別会計予算について審査しました。 平成31年度の被保険者均等割の軽減はどのように変わるのかとの質疑があり、愛知県後期高齢者医療広域連合では、9割軽減を通年で8割軽減、8.5割軽減は据え置きとすることとしています。 なお、現在、9割軽減が適用されている方は、要件はありますが、10月から始まる年金生活者支援給付金が支給されるため、実質的な負担増は生じない形での見直しとなっていますとの答弁がありました。 挙手による採決の結果、賛成多数により原案のとおり可決しました。 続いて、12月定例会で閉会中の継続審査となっていました請願第21号 子どものインフルエンザワクチン接種の助成を求める請願書について審査しました。 今シーズンもインフルエンザが流行し、学級閉鎖等が見受けられたことから、何らかの対応をしていく必要がある。 また、前回12月の委員会審査で、尾北医師会管内で調整の必要があるとの意見が出されたが、尾北医師会からは、同管内で江南市だけが助成制度を実施していくことになっても問題はないとの回答もいただいたことから、ワクチンの不足しがちな状況はあるものの請願を採択したいとの意見が出され、採決の結果、全員異議なく採択とすることに決しました。 以上で、厚生文教委員会の報告を終わります。 ○議長(牧野圭佑君) 暫時休憩いたします。     午前10時31分 休憩---------------------------------------     午前10時46分 開議 ○議長(牧野圭佑君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 建設産業委員長から、先ほどの報告を訂正したい旨の申し出がありますので、この訂正の申し出を許可いたします。 建設産業委員長、安部政徳さん。     〔10番 安部政徳君 登壇〕 ◆10番(安部政徳君) 議案第26号 平成30年度江南市一般会計補正予算(第9号)、都市整備部都市計画課の審査報告において、布袋駅東複合公共施設整備(用地取得)事業の権利者との交渉状況についての質疑に対する答弁として、権利者からおおむね同意を得ている面積を「2,185.5平方メートル」と申し上げましたが、正しくは「2,189.5平方メートル」の誤りでしたので、訂正させていただきますので、よろしくお願いいたします。以上です。 ○議長(牧野圭佑君) 委員長報告を続行いたします。 総務委員長、幅 章郎さん。     〔15番 幅 章郎君 登壇〕 ◆15番(幅章郎君) それでは、総務委員会に付託されました諸案件について、去る7日に委員会を開催し、審査しましたので、その経過の概要と結果について報告いたします。 最初に、議案第2号 江南市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について審査しました。 今回定める上限を超える時間外勤務は、所属長の責任で行うのかとの質疑があり、所属長は今回定める上限を超えて時間外勤務命令を出すことはできませんとの答弁がありました。 平成30年7月6日に公布された働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律は公務員には適用されないのかとの質疑があり、原則、公務員に対して適用はありませんとの答弁がありました。 現在の正規職員の勤務時間は何時間かとの質疑があり、1日7時間45分、1週38時間45分ですとの答弁がありました。 時間外勤務手当は条件によって割り増しして支給されるのかとの質疑があり、江南市職員の給与に関する条例等の規定に基づく支給割合で支給していますとの答弁がありました。 江南市職員組合との協議は行ったのかとの質疑があり、協議を行い、理解いただいたと考えていますとの答弁がありました。 今定例会の議案質疑において、他律的業務に該当するのは、選挙に関する業務と市民税に関する業務とのことだったが、市民税に関する業務はなぜ該当するのかとの質疑があり、申告から税額決定までの期間が短く、業務時期の分散ができないため、他律的業務と考えていますとの答弁がありました。 平成29年度の一月当たりの時間外勤務時間数で最も多かったのは何時間かとの質疑があり、76時間ですとの答弁がありました。 他律的業務の一月当たりの時間外勤務時間上限時間数について、規則(案)で規定する100時間よりも短い時間とすることはできないのかとの質疑があり、時間外勤務の上限は、原則、一月において45時間以内、かつ1年において360時間以内です。例外として指定する他律的業務の上限時間数については、国に準じて上限を定めていますが、必要最小限の命令とするよう指導していきますとの答弁がありました。 勤務時間の把握のため、タイムカードの導入を検討されたいとの要望がありました。 なお、委員会審査資料がタブレットに配信されておりますので、御参照ください。 挙手による採決の結果、賛成多数により原案のとおり可決しました。 続いて、議案第3号 江南市布袋ふれあい会館の設置及び管理に関する条例の一部改正について審査しました。 市は消費税の納付義務はないが、施設の使用料に消費税増税分を転嫁する必要があるのかとの質疑があり、地方公共団体も民間事業者と同様に消費税法の適用を受けますが、その公共性から特例として消費税額と仕入控除税額を同額とみなし、申告義務が課されていないもので、消費税率の引き上げにより施設の維持管理費が増額となるため、その増額分を使用料に転嫁し、使用者にお願いをしていくものです。前回の8%への引き上げの際には、公の施設の使用料等に対して消費税の円滑かつ適正な転嫁を図るよう国から通知が来ていますとの答弁がありました。 改正後の使用料はどのように計算しているのかとの質疑があり、現在の使用料を108で割り110を掛けています。その結果、10円以上上がる貸し出し施設を改正の対象としていますとの答弁がありました。 挙手による採決の結果、賛成多数により原案のとおり可決しました。 続いて、議案第4号 江南市行政財産の目的外使用に係る使用料条例の一部改正について審査しました。 平成31年度当初予算は、10月以降の使用料を10%で計上しているのかとの質疑があり、経過措置を設けており、10月1日より前に許可をしたものは、従前どおりの8%で計上していますとの答弁がありました。 挙手による採決の結果、賛成多数により原案のとおり可決しました。 続いて、議案第5号 江南市火災予防条例の一部改正について審査しました。 施行日が1年後の平成32年4月1日となっている理由は何かとの質疑があり、市民及び建物関係者へ周知する期間が必要なためですとの答弁がありました。 公表対象となる建物は市内に幾つあるのかとの質疑があり、屋内消火栓設備、スプリンクラー設備、自動火災報知設備が設置義務となる対象物は324棟で、そのうち公表の対象となる重大な法令違反は1棟ですとの答弁がありました。 公表の方法がホームページである理由は何かとの質疑があり、全国に情報提供ができ、また違反が是正されたときにすぐに削除が可能なためですとの答弁がありました。 なお、委員会資料がタブレットに配信されておりますので、御参照ください。 採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決しました。 続いて、議案第22号 地方創生汚水処理施設整備推進交付金事業 公共下水道枝線管ょ布設工事(中部・北部1・東部3処理分区)請負契約の変更について審査しました。 提案理由に、「下水道管布設延長等の変更により」とあるが、具体的な理由は何かとの質疑があり、全路線延長で当初は1万2,930メートルとしていましたが、変更後は1万2,509メートルで、421メートル短くなるものですとの答弁がありました。 変更は54万9,720円の減額だが、企業体の4業者全てが減額になっているのかとの質疑があり、各工区により工事内容が異なるため、増額になる業者、減額になる業者がありますが、総額では減額ですとの答弁がありました。 採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決しました。 続いて、議案第23号 地方創生汚水処理施設整備推進交付金事業 公共下水道枝線管ょ布設工事(北部1処理分区)その1請負契約の締結について及び議案第24号 地方創生汚水処理施設整備推進交付金事業 公共下水道枝線管ょ布設工事(北部1処理分区)その2請負契約の締結については、関連がありますので、一括して審査しました。 特約条項を設定している理由は何かとの質疑があり、債務負担行為を平成30年度、平成31年度で設定しており、平成30年度は予算を計上していないため、支払いを行わない旨を明記していますとの答弁がありました。 共同企業体は何者で組んでもよいのかとの質疑があり、工区数から、議案第23号は4者、議案第24号は5者で設定していますとの答弁がありました。 議案第23号、議案第24号、それぞれ入札参加企業体は幾つかとの質疑があり、両案件とも3企業体ですとの答弁がありました。 議案第23号及び議案第24号について、それぞれ採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決しました。 続いて、議案第26号 平成30年度江南市一般会計補正予算(第9号)について審査しましたが、質疑もなく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決しました。 続いて、議案第36号 平成30年度江南市一般会計補正予算(第10号)について審査しました。 普通交付税の復活措置とはどういったものかとの質疑があり、普通交付税の財源総額に合わせるため、本来の交付税額から減額されていた調整額について、国税の上振れにより交付税の原資が増額となったため追加交付されたものですとの答弁がありました。 採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決しました。 続いて、議案第29号 平成31年度江南市一般会計予算について、各課ごとに歳入歳出一括で審査しました。 最初に、議会事務局議事課について審査しましたが、質疑はありませんでした。 次に、企画部地方創生推進課について審査しました。 現在、江南市PR大使は何人かとの質疑があり、2名で構成されたX+(えくすと)というグループと浜千代みはるさんの計2組にPR大使を委嘱していますとの答弁がありました。 現在のPR大使の任期はいつまでか、また報酬は幾らかとの質疑があり、江南市PR大使設置要綱の規定では、任期は委嘱の日から3年以内となっており、X+(えくすと)のお二人は平成32年3月31日、浜千代みはるさんは平成33年3月31日がそれぞれの任期満了日となっています。また、PR大使としての報酬は支給していませんが、江南市を広くPRしていただくため、それぞれの大使用の名刺を提供していますとの答弁がありました。 広報「こうなん」をコンビニなど民間施設にも設置することを検討されたいとの要望がありました。 公募型協働支援補助金は、平成31年度は2件の採択しかないが、補助制度を見直すべきではないかとの質疑があり、江南市市民協働・市民活動推進協議会で、補助の内容や、そのあり方について検討していきますとの答弁がありました。 公募型協働支援補助金は、市民団体の自主性・自発性の観点から、補助期間が長期化することは避けるべきとの意見がありました。 ふるさと寄附金の募集に係る経費は幾らか、またどのような考え方で充当事業を選定しているのかとの質疑があり、平成31年度の予算ベースで、寄附金の額が1,000万円であるのに対し、委託料等の支出は516万4,000円です。また、充当事業につきましては、次年度の当初予算に計上される事業の中から、寄附者の意向に沿った分野の事業で、かつ寄附がいかに生かされているのか、その使い道がわかりやすい事業を選定するようにしていますとの答弁がありました。 江南市まち・ひと・しごと創生総合戦略は平成31年度までの計画だが、その後どのように進めていくのかとの質疑があり、平成32年度以降は、江南市第6次総合計画を推進していくことで、総合戦略が描く姿「全ての世代が互いに支え合う生活都市こうなん」に近づけていきます。 なお、国は、まち・ひと・しごと創生基本方針2018の中で、平成32年度以降の次期総合戦略を策定することを明示しておりますが、地方公共団体に策定が求められるかについては現在のところ不明ですとの答弁がありました。 次に、秘書政策課について審査しました。 資格取得事業について、資格取得には費用がかかるため、一律1万円の支給ではなく、取得費用に応じた額としてはどうかとの質疑があり、あくまで自己啓発の一環であり、真に業務に必要な資格は各課で予算化しているため、そういった考えはありませんとの答弁がありました。 インターンシップ事業とはどのようなものかとの質疑があり、夏休み等の長期休暇を利用し、学生に市の仕事を体験していただくものですとの答弁がありました。 学生は就職活動の一環と捉えているのかとの質疑があり、学生自身の考え方によりますが、よい経験になると考えていますとの答弁がありました。 どのような内容をどの程度の期間で行うのかとの質疑があり、平成30年度の生涯学習課の例では、計6日間、江南市歴史民俗資料館などでの業務を体験しましたとの答弁がありました。 安全衛生事業について、産業医への相談人数と、その内容はどのようなものが多いのかとの質疑があり、平成28年度は延べ59人、平成29年度は延べ60人、平成30年度は1月までの実績で延べ42人が相談しており、一番多いのは精神的な要因によるものですとの答弁がありました。 現在の病気休職者数は何人かとの質疑があり、現在6人が休職中で、外科的要因の者が1人、精神的要因の者が5人ですとの答弁がありました。 産業医の相談に来庁できない者はどうするのかとの質疑があり、主治医の指示に従い療養してもらいますとの答弁がありました。 職員厚生費交付金が減っているが、他市町と比較し、妥当な水準と考えているのかとの質疑があり、他市町と直接比較したことはありませんが、職員厚生費交付金は、江南市職員組合が行った厚生事業に対して支給しており、実施された事業が少なければ交付金額も少なくなりますとの答弁がありました。 特別職報酬等審議会について、愛知県や名古屋市は公開となっているが、江南市は公開としないのかとの質疑があり、前回は非公開のほうがより率直で自由な意見が出やすいとして、審議会の中で非公開としましたとの答弁がありました。 江南市においても、特別職報酬等審議会の会議を公開することを検討されたいとの要望がありました。 会計年度任用職員制度が平成32年4月から始まるが、その準備状況はどうなっているのかとの質疑があり、当初、平成31年3月定例会での条例制定をお願いする予定でしたが、国や愛知県からの詳細な情報提供がなく、今のところ来年度の6月定例会または9月定例会での条例制定をお願いする予定ですとの答弁がありました。 保育園の正規職員の配置が改善されないが、今年度、何人採用したのかとの質疑があり、保育職は重点的に採用を行っており、平成31年4月には14人の採用を予定していますとの答弁がありました。 保育職で非正規職員から正規職員への登用はあるのかとの質疑があり、年齢構成等を勘案して職員採用の要件を決定していますが、非正規職員の方からの応募もありますとの答弁がありました。 布袋駅東複合公共施設整備(事業者選定)事業のアドバイザリー業務委託について、これまでどのような成果があったのかとの質疑があり、PPP方式を導入して複合公共施設の整備を進めるに当たり委託業者からアドバイスを受けており、今年度は布袋駅東複合公共施設基本計画改定案の作成や民間事業者への調査を実施しており、現在はVFMの算定を進めていますとの答弁がありました。 民間事業者が民間施設部分の整備とあわせて公共施設部分の整備も請け負うため、公共施設部分にも民間事業者の判断が入るのではないかと懸念されるが、市の意向はどう反映されるのかとの質疑があり、市の意向は要求水準書に掲載し、民間事業者は、その要求水準書に沿った内容で整備を実施しますとの答弁がありました。 契約形態はどうなるのかとの質疑があり、売買契約、請負契約のいずれも適用できますが、国の交付金を活用する場合、出来高による支払いを行う請負契約のほうが適していると考えていますとの答弁がありました。 次に、市民サービス課について審査しました。 消費生活モニター事業について、謝礼を幾ら払っているのか、また活動の内容はどのようなものかとの質疑があり、モニターの定員は15名で、年18回の会議を開催し、1回当たり1,000円の謝礼を計上しています。また、会議の中で1年間の学習テーマを決め、勉強会等を開催し、11月の消費生活展で学習の成果を発表していますとの答弁がありました。 消費生活モニター事業は継続していくべきと評価しているのかとの質疑があり、モニターとして学んだ情報、得た知識を地域に持ち帰って広げてもらうという働きも担っていることから、現在は継続事業として考えていますとの答弁がありました。 市民相談事業について、LGBT、いわゆる性的少数者の人権問題の啓発や相談会等の予定はあるのかとの質疑があり、昨年度、中間改定を行った第2次こうなん男女共同参画プランにLGBTについて明記しました。LGBTに特化した相談会、研修会等の予定はありませんが、人権相談を担う人権擁護委員は法務局による人権一般の研修や会議に参加しており、LGBTを含めた人権擁護全般に関する相談に対応していますとの答弁がありました。 男女共同参画推進事業の女性議会の開催について、参加者募集の周知はどのように行うのかとの質疑があり、秋ごろに広報「こうなん」や市ホームページのほか、募集チラシを作成し、女性が中心となって構成される関係団体等、幅広い年代の女性に配布し、周知していきますとの答弁がありました。 女性議会を開催した結果は公表するのかとの質疑があり、詳細な議事録としてではなく、参加者の質問及びその回答の要旨をまとめて、広報「こうなん」や市ホームページに掲載することを予定していますとの答弁がありました。 女性議会という名称を使用する以上、市議会と事前に十分相談をして実施していくべきとの意見がありました。 戸籍や住民票などの証明発行業務について、2月から本人通知制度を導入したが、登録者をふやすようPRする予定はあるのかとの質疑があり、PRすることにより登録者をふやすことに加えて、不正取得の抑止効果が期待できるため、今後も定期的にPRしていきますとの答弁がありました。 通知カード・個人番号カード関連事業について、マイナンバーカードの現時点での交付状況はどうかとの質疑があり、2月末現在の交付枚数は1万145枚です。同時点での人口が10万609人であることから、交付率は10.08%となりますとの答弁がありました。 地方公共団体情報システム機構に支払う社会保障・税番号制度関連事務交付金では、マイナンバーカードの新規交付枚数を何枚と想定しているのかとの質疑があり、交付金額は、国の予算見込みを人口割して算出しているものであるため定かではありませんが、国は交付枚数については多目に見積もっていると思われますとの答弁がありました。 次に、総務部行政経営課について審査しました。 消費税率の引き上げにより、地方消費税交付金へはどのような影響があるのかとの質疑があり、交付金として市に歳入される時期は半年おくれとなることから、平成31年度はほとんど影響がなく、また平成31年11月末日が土曜日となるため、制度的な影響も加味し、平成32年度においては社会保障財源分の交付金が約7億円程度増額になるものと推計していますとの答弁がありました。 幼児教育の無償化に係る財源について、平成31年度は子ども・子育て支援臨時交付金が見込まれているが、平成32年度以降の財源はどのように措置されるのかとの質疑があり、平成32年度以降の幼児教育の無償化による地方負担分については、普通交付税の基準財政需要額に全額算入されることとされていますが、具体的な金額については現時点ではつかむことはできていませんとの答弁がありました。 環境性能割交付金と自動車取得税交付金との関係はどのようなものかとの質疑があり、税制改正による車体課税の見直しの一環で、自動車取得税は平成31年10月からの消費税率引き上げに合わせて廃止され、これにかわり環境性能割が新たに導入されるものであり、交付金の予算額はいずれも県の税収見込み額をもとに積算していますとの答弁がありました。 公共施設マネジメント推進事業において、公共施設等総合管理計画及び公共施設再配置計画を見直すとあるが、どのような見直しを行うのかとの質疑があり、スポーツセンターや旧養護老人ホームむつみ等、計画策定後に取得した施設について計画に記載する必要があるため、既存の計画を改定し、印刷するものですとの答弁がありました。 これからも定期的に見直すのかとの質疑があり、総合管理計画は40年という長期にわたる計画であり、市の人口や財政状況等を定期的に検証し、必要な見直しを行っていきますとの答弁がありました。 次に、税務課について審査しました。 個人住民税から控除されるふるさと納税に係る寄附金税額控除は今後も増加する傾向にあるのかとの質疑があり、平成31年6月からの返礼品の見直し等により一定の歯どめがかかるものと思われますとの答弁がありました。 個人賦課事業にあるシステム改修の内容はどのようなものかとの質疑があり、新たな地方税共通納税システムがeLTAXのシステムを利用して平成31年10月から稼働することから、必要な改修を行うものですとの答弁がありました。 軽自動車税の環境性能割とはどのようなものかとの質疑があり、現在県税として徴収されている軽自動車に係る自動車取得税が廃止され、平成31年10月から新たに市税として軽自動車の取得時に燃費性能に応じた環境性能割が導入されるものですとの答弁がありました。 環境性能割はどのように賦課・徴収されるのかとの質疑があり、当分の間、県が普通自動車と同様に賦課・徴収し、市へ納付するものですとの答弁がありました。 次に、収納課について審査しました。 県民税徴収取扱費委託金について、1億5,973万8,000円計上されているが、県民税として収入する金額は幾らかとの質疑があり、約37億3,400万円ですとの答弁がありました。 雑入の滞納処分費はどのようなものかとの質疑があり、滞納処分を進めていく上で支出した不動産鑑定料や自動車のレッカー代、インターネット公売の手数料などで、滞納処分が行われ換価した際に、徴収のもととなった税よりも優先して配当されるものですとの答弁がありました。 情報システムに係る経費が前年度より増額となった理由は何かとの質疑があり、滞納管理システムの更新により、システム借り上げ料分が増額となったこと及び平成31年10月から運用が開始となる地方税共通納税システムへの対応として基幹系システムの改修が必要であるため、業務委託料が増額となったものですとの答弁がありました。 次に、総務課について審査しました。 公用車管理事業について、市長車を黒塗りタクシーで運用した場合等の費用の試算は行っているのかとの質疑があり、現在は行っていませんとの答弁がありました。 情報システム管理運営事業の特定財源である社会保障・税番号制度システム整備費補助金はどのようなものに対する補助金かとの質疑があり、地方公共団体情報システム機構交付金674万4,000円の内訳として、社会保障・税番号制度の情報連携で使用する中間サーバープラットフォームの機器更新費303万4,000円が含まれており、その費用に対する国からの補助金ですとの答弁がありました。 電話等維持管理事業の電話交換機借上料について、ダイヤルインの検討は行っているのかとの質疑があり、今回導入を予定している機器はダイヤルインにも対応できるものですが、各課に1回線設置した場合、費用が月額4万2,000円ほど高くなり、費用対効果を検討した結果、今回はダイヤルインを設けないこととしたものですとの答弁がありました。 次に、会計課について審査しました。 備品購入費の耐火金庫の購入理由は何かとの質疑があり、老朽化したため、現在と同容量のものに更新するものですとの答弁がありました。 次に、監査委員事務局について審査しましたが、質疑はありませんでした。 次に、消防本部消防総務課について審査しましたが、特段の質疑はありませんでした。 次に、消防予防課について審査しましたが、質疑はありませんでした。 次に、消防署について審査しました。 救急出動事業について、実際に活動している救急救命士、また養成目標としている救急救命士は何人かとの質疑があり、平成31年3月1日現在で17人が従事しています。また、平成39年度までに24人の養成を目標としていますとの答弁がありました。 防火水槽震災対応化事業について、防火水槽の総数及び簡易耐震化済みの水槽は幾つかとの質疑があり、平成30年4月1日現在の防火水槽の総数は444基で、今年度までに完了した簡易耐震化工事は4基ですとの答弁がありました。 挙手による採決の結果、賛成多数により原案のとおり可決しました。 続いて、議案第37号 平成31年度江南市一般会計補正予算(第1号)について審査しましたが、質疑もなく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決しました。 以上で、総務委員会の報告を終わります。 ○議長(牧野圭佑君) 以上で委員長報告を終わります。                                平成31年3月8日 江南市議会議長  牧野圭佑様                               建設産業委員長                                   安部政徳            建設産業委員会審査報告書 本委員会に付託された事件について審査の結果、次のとおり決定したので、会議規則第110条の規定により報告します。                 記区分件名結果議案第6号江南市都市公園条例の一部改正について原案可決議案第7号江南市道路占用料条例の一部改正について原案可決議案第8号江南市公共用物の管理に関する条例の一部改正について原案可決議案第9号江南市下水道条例の一部改正について原案可決議案第10号江南市水道事業給水条例の一部改正について原案可決議案第11号江南市勤労会館、展望タワー等(すいとぴあ江南)の設置及び管理に関する条例の一部改正について原案可決議案第25号市道路線の認定及び廃止について原案可決議案第26号平成30年度江南市一般会計補正予算(第9号)
     第1条 歳入歳出予算の補正のうち   経済環境部  の所管に属する歳入歳出   都市整備部  の所管に属する歳出  第2条 継続費の補正  第3条 繰越明許費の補正のうち   道路整備事業(市道北部第117号線)   布袋駅東複合公共施設整備(用地取得)事業   交通結節点整備事業(布袋駅東地区)   布袋駅付近鉄道高架化整備事業   都市計画道路整備事業(江南通線)   布袋地区都市再生整備計画事業評価事業  第4条 地方債の補正原案可決議案第28号平成30年度江南市水道事業会計補正予算(第4号)原案可決議案第29号平成31年度江南市一般会計予算  第1条 歳入歳出予算のうち   経済環境部   市整備部   水道部  の所管に属する歳入歳出  第2条 継続費のうち   農業振興地域整備計画改定事業  第3条 地方債のうち   水質保全対策事業(昭和用水地区)   震災対策農業水利施設整備事業(中般若地区)   水環境整備事業(宮田導水路地区)   街路改良事業   道路改良事業   鉄道高架化整備事業原案可決議案第31号平成31年度江南市公共下水道事業特別会計予算原案可決議案第32号平成31年度尾張都市計画事業江南布袋南部土地区画整理事業特別会計予算原案可決議案第35号平成31年度江南市水道事業会計予算原案可決議案第36号平成30年度江南市一般会計補正予算(第10号)  第1条 歳入歳出予算の補正のうち   経済環境部  の所管に属する歳入歳出  第2条 繰越明許費の補正のうち   産地パワーアップ事業原案可決                               平成31年3月12日 江南市議会議長  牧野圭佑様                               厚生文教委員長                                   尾関 昭            厚生文教委員会審査報告書 本委員会に付託された事件について審査の結果、次のとおり決定したので、会議規則第110条の規定により報告します。                 記区分件名結果議案第12号江南市介護保険条例の一部改正について原案可決議案第13号江南市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部改正について原案可決議案第14号江南市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正について原案可決議案第15号江南市休日急病診療所の設置及び管理に関する条例の一部改正について原案可決議案第16号江南市母子・父子家庭医療費の助成に関する条例の一部改正について原案可決議案第17号江南市立学習等供用施設の設置及び管理に関する条例の一部改正について原案可決議案第18号江南市立公民館の設置及び管理に関する条例の一部改正について原案可決議案第19号江南地域文化広場の設置及び管理に関する条例の一部改正について原案可決議案第20号江南市スポーツプラザの設置及び管理に関する条例の一部改正について原案可決議案第21号江南市立学校施設使用料条例の一部改正について原案可決議案第26号平成30年度江南市一般会計補正予算(第9号)  第1条 歳入歳出予算の補正のうち   健康福祉部  の所管に属する歳入歳出   こども未来部  の所管に属する歳出  第3条 繰越明許費の補正のうち   保育園施設整備事業原案可決議案第27号平成30年度江南市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)原案可決議案第29号平成31年度江南市一般会計予算  第1条 歳入歳出予算のうち   健康福祉部   教育部   こども未来部  の所管に属する歳入歳出  第2条 継続費のうち   介護保険等事業計画策定事業  第3条 地方債のうち   災害援護資金貸付事業原案可決議案第30号平成31年度江南市国民健康保険特別会計予算原案可決議案第33号平成31年度江南市介護保険特別会計予算原案可決議案第34号平成31年度江南市後期高齢者医療特別会計予算原案可決議案第36号平成30年度江南市一般会計補正予算(第10号)  第1条 歳入歳出予算の補正のうち   教育部  の所管に属する歳入歳出  第2条 繰越明許費の補正のうち   学校施設改造事業(小学校費)   学校施設改造事業(中学校費)   学校施設空調設備整備事業  第3条 地方債の補正原案可決議案第37号平成31年度江南市一般会計補正予算(第1号)  第1条 歳入歳出予算の補正のうち   健康福祉部  の所管に属する歳入歳出原案可決                               平成31年3月7日 江南市議会議長  牧野圭佑様                               総務委員長                                   幅 章郎            総務委員会審査報告書 本委員会に付託された事件について審査の結果、次のとおり決定したので、会議規則第110条の規定により報告します。                 記区分件名結果議案第2号江南市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について原案可決議案第3号江南市布袋ふれあい会館の設置及び管理に関する条例の一部改正について原案可決議案第4号江南市行政財産の目的外使用に係る使用料条例の一部改正について原案可決議案第5号江南市火災予防条例の一部改正について原案可決議案第22号地方創生汚水処理施設整備推進交付金事業 公共下水道枝線管ょ布設工事(中部・北部1・東部3処理分区)請負契約の変更について原案可決議案第23号地方創生汚水処理施設整備推進交付金事業 公共下水道枝線管ょ布設工事(北部1処理分区)その1請負契約の締結について原案可決議案第24号地方創生汚水処理施設整備推進交付金事業 公共下水道枝線管ょ布設工事(北部1処理分区)その2請負契約の締結について原案可決議案第26号平成30年度江南市一般会計補正予算(第9号)  第1条 歳入歳出予算の補正のうち   総務部  の所管に属する歳入歳出原案可決議案第29号平成31年度江南市一般会計予算  第1条 歳入歳出予算のうち   企画部   総務部   会計管理者の補助組織   消防本部  の所管に属する歳入歳出   監査委員事務局   議会事務局  の所管に属する歳出  第3条 地方債のうち   臨時財政対策債  第4条 一時借入金  第5条 歳出予算の流用原案可決議案第36号平成30年度江南市一般会計補正予算(第10号)  第1条 歳入歳出予算の補正のうち   総務部  の所管に属する歳入原案可決議案第37号平成31年度江南市一般会計補正予算(第1号)  第1条 歳入歳出予算の補正のうち   総務部  の所管に属する歳入原案可決                               平成31年3月12日 江南市議会議長  牧野圭佑様                               厚生文教委員長                                   尾関 昭              請願審査報告書 本委員会に付託された請願について審査の結果、次のとおり決定したので、会議規則第143条第1項の規定により報告します。                 記受理番号件名審査結果請願第21号子どものインフルエンザワクチン接種の助成を求める請願書採択 ○議長(牧野圭佑君) ただいまから各委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。     〔挙手する者あり〕 ○議長(牧野圭佑君) 森 ケイ子さん。     〔8番 森 ケイ子君 登壇〕 ◆8番(森ケイ子君) 総務委員長にお伺いします。 議案第2号の江南市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正についての議案についてでありますけれども、先ほどの報告の中で、職員組合には理解していただいているという報告だったと思います。どういう場で、いつ協議が行われて、そしてこれに対する正式な例えば協定書などのようなものが取り交わされているのかどうか、その点について議論があったかどうか、お伺いしたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(牧野圭佑君) 総務委員長、幅 章郎さん。     〔15番 幅 章郎君 登壇〕 ◆15番(幅章郎君) お答え申し上げます。 先ほど御報告をさせていただいた以上の質疑は、委員会ではございませんでした。 ○議長(牧野圭佑君) ほかに質疑はありませんか。     〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牧野圭佑君) 質疑も尽きたようですので、これをもって委員長報告に対する質疑を終結いたします。 本日追加提出されました議案第38号について、精読のため暫時休憩いたします。     午前11時20分 休憩---------------------------------------     午前11時30分 開議 ○議長(牧野圭佑君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 これより議案第38号についての質疑に入ります。 質疑時間につきましては、議会運営委員会において御協議をいただきました結果、答弁を含め1人10分以内とすることに決した旨の報告を受けております。 質疑、答弁とも簡潔・明瞭にお願いし、議事運営に御協力をいただきますようお願いいたします。 それでは発言を許します。 質疑はありませんか。     〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牧野圭佑君) 質疑もないようでありますので、これをもちまして議案質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第38号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牧野圭佑君) 御異議なしと認めます。よって、議案第38号については委員会の付託を省略することに決しました。 これより各議案の採決に入ります。 暫時休憩いたします。     午前11時31分 休憩---------------------------------------     午後2時32分 開議 ○議長(牧野圭佑君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 議案の採決の順序は、議案番号の順に行いますので、よろしくお願いいたします。 日程第4、議案第2号 江南市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について、これより討論に入ります。 反対者の討論を許します。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牧野圭佑君) 東 義喜さん。     〔7番 東 義喜君 登壇〕 ◆7番(東義喜君) それでは、議案第2号 江南市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について、日本共産党江南市議員団を代表いたしまして、反対の立場から討論を行います。 提案理由の説明の際にあったように、平成30年8月の人事院勧告の際、他の項目の一つであった「公務員人事管理に関する報告」の中で、今回の改正の中身である国家公務員に超過勤務命令の上限が設定され、それに準じて地方公務員も超過勤務の上限を設定する必要があるとのことでありました。そして、この前提には民間労働者に適用する労働基準法が働き方改革という流れの中で改正されたことであり、公務員にも同じ趣旨の基準を設けることであります。 職員の健康保持や人材確保の観点から、長時間労働を是正するのは当然のことであると考えます。そうしたことが本来の趣旨だというのであれば、今回、規則で示される内容は逆行するものと言わざるを得ません。 規則でうたわれる超過勤務、残業時間の上限規制は、1カ月45時間、1年360時間、他律的業務の部署につく職員は1カ月100時間、1年720時間と設定。この後に述べることについては規則の部分では述べられていないかもわかりませんが、また民間労働法制の改正を踏まえて、これは「公務員人事管理に関する報告」の中で調べた内容でありますが、超過勤務の多い職員から申し出があった場合、超過勤務の基準を100時間から80時間に引き下げることができるということであります。 国の労働基準法改定の際、過労死犠牲者の家族会の人たちが声を大にして反対していたのは、過労死認定基準まで残業が認められてしまうということでありました。厚生労働省が定めた過労死労災の心臓疾患の認定基準は、1つ目には残業がおおむね月45時間を超えて長くなるほど業務と発症との関連性が徐々に強まる。2番目、発症前1カ月間におおむね100時間、または発症前2カ月から6カ月間にわたって1カ月当たりおおむね80時間を超える残業が認められる場合は、業務と発症の関連性が強いとしています。 過労死の危険は、残業が月45時間から徐々に強まるので、最大時間月の80時間、100時間になっていなくても、労災に認定されるケースがふえてきているそうであります。規則で、特例、繁忙期対応として80時間、100時間の残業を上限として認めるということは、過労死の最上限ラインまでの残業を認めるということになるのではないでしょうか。 そもそも何のために上限を設定するかといえば、あの電通の女性社員が過労自殺した衝撃的な出来事を契機に、長時間労働社会を変えようということだと思います。もちろん市では、異常な超過勤務命令はないと思いますが、職員の方たちの健康保持や、仕事への意欲や能力を発揮できる労働環境にしていくためにも、今回の他律的業務の上限の時間設定は問題があると思います。 規則は市の裁量で判断できることだと思いますし、長時間労働を是正していくことが働き方改革の本来の姿だと思います。ぜひそうした方向に立っていただくことを要望して、討論を終わります。以上です。     (拍手) ○議長(牧野圭佑君) 賛成者の討論を許します。     〔挙手する者あり〕 ○議長(牧野圭佑君) 伊藤吉弘さん。     〔14番 伊藤吉弘君 登壇〕 ◆14番(伊藤吉弘君) それでは、議案第2号 江南市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について、江南クラブ、江政クラブ、公明党市議団を代表して、賛成の立場から意見を述べさせていただきます。 現在、我が国においては、長時間労働の是正、多様で柔軟な働き方の実現、雇用形態にかかわらない公平な待遇の確保等の働き方改革が進められているところでございます。平成30年1月6日に、働き方改革を推進するための関係法令の整備に関する法律が公布され、民間労働者については、いわゆる36協定で定める時間外労働の上限等が定められ、本年4月に施行されることとなりました。 これに対しまして、公務員の超過勤務は、公務のための臨時または緊急の必要がある場合に任命権者から命じられて行うものとされており、民間労働者の時間外勤務と枠組みは異なっているものの、職員の健康保持や人材確保の観点等から、長時間労働の是正、超過勤務の縮減に取り組んでいく必要があると思います。 国家公務員については、平成30年8月10日に人事院から出されました「公務員人事管理に関する報告」を受け、民間労働法制の改正を踏まえ、超過勤務命令を行うことができる上限を一般職の職員の勤務時間、休暇等に関する法律に基づき、人事院規則で定めることとしております。 こうした状況を踏まえ、江南市職員についても、国家公務員に準じて、正規の勤務時間以外の時間における勤務に関する必要な事項を規則で定めることとする今回の条例改正は、働き方改革を推進していく上で必要な改正であり、かつ極めて妥当であると思います。 なお、当局におかれましては、引き続き長時間労働の是正、超過勤務の縮減に取り組まれるよう要望いたしまして、議案第2号の賛成討論とさせていただきます。     (拍手) ○議長(牧野圭佑君) ほかに討論はありませんか。     〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牧野圭佑君) 以上で討論を終結いたします。 本案を起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕
    ○議長(牧野圭佑君) 御着席ください。 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 日程第5、議案第3号 江南市布袋ふれあい会館の設置及び管理に関する条例の一部改正について、これより討論に入ります。 反対者の討論を許します。     〔挙手する者あり〕 ○議長(牧野圭佑君) 掛布まち子さん。     〔6番 掛布まち子君 登壇〕 ◆6番(掛布まち子君) 日本共産党江南市議員団を代表し、10月からの消費税10%増税を前提に、市民へ増税分を転嫁するための次の条例改正、議案第3号 江南市布袋ふれあい会館の設置及び管理に関する条例の一部改正についてほか、議案第4号、議案第6号、議案第7号、議案第8号、議案第9号、議案第10号、議案第11号、議案第15号、議案第17号、議案第18号、議案第19号、議案第20号、議案第21号及び消費税10%増税を前提とした増税対策を含む議案第36号 平成30年度江南市一般会計補正予算(第10号)に対し、反対の立場で討論を行います。 4年前の消費税8%増税を契機に、日本経済は深刻な消費不況に陥っており、多くの国民は景気回復の実感は全くありません。実質賃金が下がっていることを政府自身も認めざるを得ず、経済の6割を占める家計消費は、8%に増税後、1世帯当たり25万円もダウンしており、増税の痛手から回復しておりません。 このようなタイミングで、10月から消費税10%増税を強行すれば、消費は減少し、企業倒産が激増、失業率上昇という負の連鎖で日本の経済は取り返しのつかない破滅への道を進むことになりかねません。江南市内の中小零細事業者においては、深刻な後継者不足も重なり、廃業の危機に瀕するところが相次ぐのではないでしょうか。江南市の財政も、市内業者の廃業、失業者の増加による市民税の減少、生活困窮者の増加など、深刻な打撃をこうむることになりかねません。 クレジット決済によるポイント還元は、カード決済に対応できない高齢者や低所得者、中小零細事業者をはじき出すことになり、さらに格差が広がってしまいます。そもそも消費税は、低所得者ほど負担が重くなる逆進性が強い不公平な税制度です。どこをどうとっても、現時点で消費税10%増税は無理があり過ぎます。 社会保障を支える財源は、アベノミクスで空前のもうけを上げている大企業に中小企業並みの法人税負担を求め、株取引で大もうけをしている富裕層に対して欧米諸国並みに課税をすれば、消費税10%増税を行わなくても財源をつくることができると日本共産党は提案しています。無理があり過ぎる消費税10%は中止しかありません。 このような状況にもかかわらず、10%増税分を市民に転嫁する条例改正案には賛成できません。一般会計は消費税を納税する必要性がなく、増税分を市民負担に求める必要はありません。県内の自治体の中には、今回、消費税増税分を市民に転嫁しない決断をした自治体もあります。 そして、議案第36号 平成30年度江南市一般会計補正予算(第10号)には、プレミアム付商品券発行のための必要経費が計上されています。消費税10%増税による低所得者、子育て世帯への打撃を緩和するため、額面2万5,000円の商品券を2万円で販売し、半年間で使用してもらうとしております。 しかし、毎日毎日の暮らしのやりくりに追われ、経済的なゆとりのない低所得者世帯や子育て世帯が、5,000円のプレミアムがつくとはいえ、2万円分もの商品券を先買いする余裕があるのでしょうか。商品券を発行しても、対象世帯が買えず、売れ残る可能性が十分に考えられます。また、商品券をたとえ買うことができたとしても、それを店頭で使うことによって低所得者であることが周囲にわかってしまうことにもなりかねません。 発行経費や事務経費ばかりがかさみ、低所得者の方々の消費税増税への影響を緩和するどころか、買う段階でも、使う段階でも問題が生じる増税対策のプレミアム付商品券事業には反対です。このような効果が薄い増税対策でばらまくぐらいなら、増税をきっぱり中止するほうがよほど低所得者のためになるのではないでしょうか。 以上のような理由から、消費税10%増税に関連するこれらの議案に、日本共産党江南市議員団として反対の討論といたします。     (拍手) ○議長(牧野圭佑君) 賛成者の討論を許します。     〔挙手する者あり〕 ○議長(牧野圭佑君) 東猴史紘さん。     〔9番 東猴史紘君 登壇〕 ◆9番(東猴史紘君) 議案第3号 江南市布袋ふれあい会館の設置及び管理に関する条例の一部改正についてを初め、消費税及び地方消費税の税率改定に伴う各種使用料の条例改正及び平成30年度江南市一般会計補正予算(第10号)につきまして、江南クラブ、江政クラブ、公明党市議団を代表して、賛成の立場から意見を述べさせていただきます。 初めに、平成31年10月からの消費税率10%への引き上げについては、少子・高齢化により生産年齢人口の減少が進む中、高齢者も若者も安心できる全世代型の社会保障制度へ大きく転換を図るため実施されるものであります。こうした趣旨により改正された消費税法等の適用については、地方公共団体についても、民間事業者と同様に適用されるものであります。したがって、公共施設の使用料等についても、消費税率の引き上げ分を適正に転嫁する必要があり、条例改正の金額はいずれも妥当な金額であると考えます。 また、一般会計補正予算(第10号)の主な内容でありますが、プレミアム付商品券事業については、消費税率10%への引き上げにより、低所得者や子育て世帯の消費に与える影響を緩和するとともに、地域における消費を喚起、下支えすることが目的とされております。こうしたことから、国は国庫補助金事業として全市区町村に事業の実施を要請しており、本市といたしましても、市民生活や地域経済への影響などを踏まえ、消費税率引き上げに伴う対策として効果的な事業であり、必要な予算措置であります。 なお、条例の施行に当たりましては、利用者等への適切な周知に努めるとともに、予算計上された事業につきましては適切な執行をお願いいたしまして、議案第3号を初め各使用料の条例改正及び議案第36号 平成30年度江南市一般会計補正予算(第10号)の賛成討論とさせていただきます。     (拍手) ○議長(牧野圭佑君) ほかに討論はありませんか。     〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牧野圭佑君) 以上で討論を終結いたします。 本案を起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(牧野圭佑君) 御着席ください。 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 日程第6、議案第4号 江南市行政財産の目的外使用に係る使用料条例の一部改正について、起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(牧野圭佑君) 御着席ください。 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 日程第7、議案第5号 江南市火災予防条例の一部改正についてを採決いたします。 お諮りいたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牧野圭佑君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 日程第8、議案第6号 江南市都市公園条例の一部改正について、起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(牧野圭佑君) 御着席ください。 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 日程第9、議案第7号 江南市道路占用料条例の一部改正について、起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(牧野圭佑君) 御着席ください。 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 日程第10、議案第8号 江南市公共用物の管理に関する条例の一部改正について、起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(牧野圭佑君) 御着席ください。 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 日程第11、議案第9号 江南市下水道条例の一部改正について、起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(牧野圭佑君) 御着席ください。 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 日程第12、議案第10号 江南市水道事業給水条例の一部改正について、起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(牧野圭佑君) 御着席ください。 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 日程第13、議案第11号 江南市勤労会館、展望タワー等(すいとぴあ江南)の設置及び管理に関する条例の一部改正について、起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(牧野圭佑君) 御着席ください。 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 日程第14、議案第12号 江南市介護保険条例の一部改正についてを採決いたします。 お諮りいたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牧野圭佑君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 日程第15、議案第13号 江南市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部改正についてを採決いたします。 お諮りいたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牧野圭佑君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 日程第16、議案第14号 江南市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正についてを採決いたします。 お諮りいたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牧野圭佑君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 日程第17、議案第15号 江南市休日急病診療所の設置及び管理に関する条例の一部改正について、起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(牧野圭佑君) 御着席ください。 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 日程第18、議案第16号 江南市母子・父子家庭医療費の助成に関する条例の一部改正についてを採決いたします。 お諮りいたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牧野圭佑君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 日程第19、議案第17号 江南市立学習等供用施設の設置及び管理に関する条例の一部改正について、起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(牧野圭佑君) 御着席ください。 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 日程第20、議案第18号 江南市立公民館の設置及び管理に関する条例の一部改正について、起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(牧野圭佑君) 御着席ください。 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 日程第21、議案第19号 江南地域文化広場の設置及び管理に関する条例の一部改正について、起立により採決をいたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(牧野圭佑君) 御着席ください。 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 日程第22、議案第20号 江南市スポーツプラザの設置及び管理に関する条例の一部改正について、起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(牧野圭佑君) 御着席ください。 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 日程第23、議案第21号 江南市立学校施設使用料条例の一部改正について、起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(牧野圭佑君) 御着席ください。 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 日程第24、議案第22号 地方創生汚水処理施設整備推進交付金事業 公共下水道枝線管ょ布設工事(中部・北部1・東部3処理分区)請負契約の変更についてを採決いたします。 お諮りいたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牧野圭佑君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 日程第25、議案第23号 地方創生汚水処理施設整備推進交付金事業 公共下水道枝線管ょ布設工事(北部1処理分区)その1請負契約の締結についてを採決いたします。 お諮りいたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牧野圭佑君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 日程第26、議案第24号 地方創生汚水処理施設整備推進交付金事業 公共下水道枝線管ょ布設工事(北部1処理分区)その2請負契約の締結についてを採決いたします。 お諮りいたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牧野圭佑君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 日程第27、議案第25号 市道路線の認定及び廃止についてを採決いたします。 お諮りいたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牧野圭佑君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 日程第28、議案第26号 平成30年度江南市一般会計補正予算(第9号)について、これより討論に入ります。 反対者の討論を許します。     〔挙手する者あり〕 ○議長(牧野圭佑君) 掛布まち子さん。     〔6番 掛布まち子君 登壇〕 ◆6番(掛布まち子君) 議案第26号 平成30年度江南市一般会計補正予算(第9号)に対し、日本共産党江南市議員団を代表し、反対討論を行います。 この補正予算には、布袋駅東複合公共施設整備(用地取得)事業として3,475.64平方メートルの用地買収費と補償費など、2億9,517万6,000円の繰越明許費補正が計上されています。地権者同意のおくれによるもので、1筆は依然として未同意ということです。 単市事業でわざわざ約9億円もかけ取得する用地を、民間事業者に30年間の定期借地権契約で貸し出し、民間主導の提案に基づき、商業施設と公共施設を合築棟で整備しようとする方針には大きな危惧を抱かざるを得ません。 基本計画案から見えてきた開発イメージでは、複合施設を民間事業者と江南市が区分所有することを想定しています。しかし、つい最近も石川県七尾市の駅前複合商業施設が、テナントなどの相次ぐ撤退で運営会社が破綻をし、施設の閉鎖に追い込まれたとの報道がありました。3階部分を区分所有し、市役所健康福祉部の業務を行ってきた七尾市は、今後どのように対応していくのでしょうか。江南市も、このまま進めば、七尾市の二の舞にならないとは限りません。 同じく、布袋駅付近鉄道高架化事業市道東部第439号線道路改良についても、5,114万5,000円の繰越明許費補正が計上されています。国道155号線の北側を並行して走る生活道路を、多額の移転補償費も払い、幅員12メートルの拡幅する道路改良工事です。東側は、江南岩倉線へ出て、行きどまる道路で、完成後の交差点付近の大混雑が心配されます。費やす経費にふさわしい利便性の向上が果たして見込めるのでしょうか、疑問に思います。 これら疑問点の多い布袋駅東地区の用地取得、道路改良予算の繰越明許費補正に反対し、貴重な財源は市民の暮らしに密着した市民生活を支え豊かにするための分野や、傷みが激しい身近な生活道路、歩道の補修などに優先的に使うよう求めて、議案第26号への反対討論といたします。     (拍手) ○議長(牧野圭佑君) 賛成者の討論を許します。     〔挙手する者あり〕 ○議長(牧野圭佑君) 幅 章郎さん。     〔15番 幅 章郎君 登壇〕 ◆15番(幅章郎君) それでは、議案第26号 平成30年度江南市一般会計補正予算(第9号)について、江南クラブ、江政クラブ、公明党市議団を代表して、賛成の立場から意見を述べさせていただきます。 本定例会に提案されました一般会計補正予算(第9号)の主な内容でありますが、まず布袋駅東複合公共施設(用地取得)事業については、必要な全ての用地の取得に向けて交渉を進めていただいておりますが、年度内の完了が困難なため繰り越しを行うものであり、必要な措置であると考えております。 次に、布袋駅付近鉄道高架化整備事業については、市道東部第439号線に係る道路改良工事の施工内容の見直しが必要となったことなどにより、年度内の完了が困難となり、繰り越しを行うものであります。 今後も計画的な事業の推進に努めていただき、予算計上された事業については適切な執行をお願いいたしまして、議案第26号の賛成討論とさせていただきます。     (拍手) ○議長(牧野圭佑君) ほかに討論はありませんか。     〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牧野圭佑君) 以上で討論を終結いたします。 本案を起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(牧野圭佑君) 御着席ください。 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 日程第29、議案第27号 平成30年度江南市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)を採決いたします。 お諮りいたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牧野圭佑君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 日程第30、議案第28号 平成30年度江南市水道事業会計補正予算(第4号)を採決いたします。 お諮りいたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牧野圭佑君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 日程第31、議案第29号 平成31年度江南市一般会計予算について、これより討論に入ります。 反対者の討論を許します。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牧野圭佑君) 東 義喜さん。     〔7番 東 義喜君 登壇〕 ◆7番(東義喜君) 議案第29号 平成31年度江南市一般会計予算に、日本共産党江南市議員団を代表いたしまして、反対の立場から討論を行います。 昨年、2017年度までの第6次江南市総合計画が示され、その中に市長の戦略計画が記載をされています。そして、予算案の大綱でも、その計画に基づき市の政策ビジョンを明確にした上で、組織を横断して課題に取り組んでいく必要があると考えておりますと述べられています。 ただ、4月には改選時期を迎えることから、当初予算は原則的には義務的経費及び経常経費を基本とし、投資的経費は継続的事業を計上し、予算の性格は骨格的予算としたと述べられたように、基本的には改選後に委ねられることになります。 そうした中でも、江南市が住みたい、これからも住み続けたいと思われるようなまちになるよう取り組んでいく必要性は誰もが望むことだと思います。そして、限られた財源を適切に予算化することに異論を挟むものではありません。 そうした観点から見た場合、どうでしょうか。昨年から、いこまいCAR運行事業やバス関連事業、公共交通維持確保事業などが都市計画課へ所属がえになったものの、市民の足の確保などへの新たな取り組みは今年度も予算化されませんでした。背景には、コンパクトシティのまちづくりの観点から、現在の公共交通で十分充足されており、現状維持という方針に変わりがないことだと思います。 しかし、総合計画の前の戦略計画の達成状況報告書が私どもに配付されましたが、その中の個別目標、市民の足が確保できているの指標名「誰もが公共交通により市内の必要な場所に行くことができ、便利に暮らしていると感じる市民の割合」は、平成29年度で25.1%であります。そして、総合計画でのこの目標値は、最終年度でも27%です。市民意識調査で、公共交通の充実が優先度の高い項目として変化をしてきています。そうした思いに応えていくためにも、公共交通政策を現状維持ではなく見直ししていくべきだと考えます。 布袋駅東複合公共施設整備事業は、いろいろと見直しがされる中、今年度継続費434万7,000円は、民間事業者の募集及び選定となっています。しかし、民間の資金やノウハウを導入した施設整備ということでコンサルタントに委ねる事業選定のため、内容が明確に議会に示されない不十分さがあります。最初の計画では、公共部分の床面積は2,000平方メートルで民間からの賃貸借で使用する方針から、改定案では公共部分を約7,100平方メートルに変わり、一度、売買という案が示され、今回、市からの請負方式に変わるということであります。公共部分は、直接請負という方式にもかかわらず、PPP方式には変わりがないという説明であります。 それに初期の計画時では、PPP方式を採用することにより、公共でやるよりも財政負担が減るということでVFMが示されました。しかし、今回の予算審議の時点ではそれは示されず、3月末に示すということであります。これでは3月定例会で、適切な予算かどうか判断しようがないのではないでしょうか。 駅東開発と並行して、この地域の道路の拡幅、改良工事として、市道東部第425号線や第285号線などが整備計画として進められています。今後、第285号線の残された171メートルだけでも5億7,000万円、1メートル当たり333万円もかかる予定であります。これでは、市民生活に密着した道路の補修だとか歩道の改修などに予算を回したくても、十分な対応ができないのではないでしょうか。事業の見直しを検討すべきだと考えます。 布袋駅付近鉄道高架化事業負担金5億円は、施工者名鉄への負担金であります。昨年12月定例会で、工事のおくれがあって、工期を2年延長し、経費が30億2,000万円もふえたにもかかわらず、名鉄は一切負担がなく、愛知県と江南市だけで負担することになったのは、皆さんも御承知のことであります。名鉄の責任を問えないことなど、このまま認めるわけにはいきません。 それに、駅西側の区画整理に伴う駅前広場の整備費の名鉄の負担金も、1億6,200万円だったのを6,400万円までに減額し、その6,400万円の負担も確定ではないとのことであります。もし名鉄が負担しないときは、市が持たなくてはなりません。こんなに名鉄への大盤振る舞いは到底認められません。 第8次行革「江南市リノベーションビジョン」の計画が2年目を迎えます。その中に、学校給食センター運営事業の民間委託を検討するとあり、比較のためのコスト計算を行うなど、具体的な方針が示されました。さらには、現業職の採用をやめてきたことの反映で、非正規職員が業務の多くを担っていることも明らかになっています。 しかし、基本計画に基づく検討も行われると思いますが、根本的には学校給食法で示されている学校給食の目的では、児童及び生徒の心身の健全な発達を助け、教育の目的を実現するために、関係者に対し、種々の配慮を義務づけていることから、民間委託の導入はそぐわないと考えます。 再配置計画にあるわかくさ園の民営化の検討についても、公立のわかくさ園があるからこそ、保育園の障害児保育、そうした関係の民間施設の質の向上につながります。直営での存続を重ねて求めておきます。 幼児教育・保育の無償化が10月から実施されることは、子育て世代の負担軽減に役立つという点では前進であります。しかし、財源を消費税10%引き上げに合わせることが問題であります。また、保護者からの負担、徴収をなくすことに伴う影響への措置として、子ども・子育て支援臨時交付金1億4,300万円が今年度に限って交付されます。しかし、来年は措置されませんから、この倍の財源を市が負担しなくてはなりません。建前としては、その分は基準財政需要額に算入され、交付税で措置されると言われても、結局は市の負担がふえてしまうのではないでしょうか。 消費税10%は市民生活を直撃し、市自体もさまざまな影響を受けることになります。10月からの消費税10%引き上げ中止を申し上げて、討論を終わります。     (拍手) ○議長(牧野圭佑君) 賛成者の討論を許します。     〔挙手する者あり〕 ○議長(牧野圭佑君) 藤岡和俊さん。     〔12番 藤岡和俊君 登壇〕 ◆12番(藤岡和俊君) 議案第29号 平成31年度江南市一般会計予算につきまして、江南クラブ、江政クラブ、公明党市議団を代表して、賛成の立場から意見を述べさせていただきます。 我が国の経済は、平成31年2月の内閣府月例経済報告によると、景気は緩やかに回復しているとされており、その先行きも緩やかな回復が続くことが期待されるが、海外経済の不確実性や金融資本市場の変動の影響に留意する必要があると見込まれています。 このような社会経済情勢の中で、平成31年度の一般会計当初予算は、来る4月に市長選挙が行われることから骨格的予算としての編成となっており、その総額は277億2,857万3,000円で、前年度に比べて1.6%の増となっています。歳入の根幹をなす市税では、主に固定資産税、法人市民税が増額となり、平成31年度の市税の予算総額は前年度に比べて0.4%の増となっています。 こうした状況の中で、江南市の予算は、平成30年度からスタートした第6次江南市総合計画に基づき、人口減少の抑制や持続可能な都市構造への転換を目指したさまざまな施策が盛り込まれた内容となっています。 具体的に予算措置された事業を見ますと、まずホームページを活用したシティプロモーションの推進、また市外から積極的にふるさと寄附を募り、歳入の確保とふるさとの意識の高揚を図るふるさと寄附の推進など、地域の魅力を発掘・発信する有効な施策であります。 次に、布袋地区における鉄道高架化につきましては、周辺道路の基盤整備を行い、安全で快適なまちづくりを進めるとともに、複合公共施設の整備に向け、民間事業者の選定を進めていくことで、新たなにぎわいの拠点の創出につながるものと思われます。 また、市民の足の確保につきましては、市内の移動の公共手段として、引き続きいこまいCARを運行するものであり、快適で便利な日常生活を確保していくものになっていると思います。 そして、子育て支援の推進につきましては、少子化対策の観点から、消費税10%の引き上げに合わせ、幼児教育・保育の無償化を実施するもので、子育て世代の負担軽減を図るもので、これら全て有効的な予算措置であると思われます。 なお、消費税率の引き上げによる増収分の地方消費税交付金は、ふえ続ける医療・介護などの社会保障給付及び子育て支援などに充て、社会保障の安定化を図ることとされております。 このように、平成31年度の一般会計予算は、子育て支援の充実、市民の利便性・快適性を踏まえたまちづくり、地域経済の活性化など、市民ニーズに沿った事業を展開するため各分野にバランスよく予算配分し、第6次江南市総合計画に上げられた市の将来像「地域とつくる多様な暮らしを選べる生活都市」の実現に向けた予算措置として高く評価できるものであります。 今後は、少子・高齢化への対応や、進捗する布袋駅付近の鉄道高架化に要する整備、新ごみ処理施設を初めとした老朽化に伴う施設の更新など、多額の負担が必要となる財政需要を抱えております。国や県の動向を注視し、国の経済対策などに当たっては積極的な情報収集に努め、歳入の確保を図りながら、将来世代への過度な負担を残さない健全な財政運営の維持に努めていただくことを要望いたします。 また、事業の実施に当たっては、市民の声をしっかりと聞き、市民との協働による市政運営に取り組んでいただくとともに、予算計上された事業につきましては、時宜を得た対応により、その執行をお願いいたしまして、議案第29号の賛成討論とさせていただきます。     (拍手) ○議長(牧野圭佑君) ほかに討論はありませんか。     〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牧野圭佑君) 以上で討論を終結いたします。 本案を起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(牧野圭佑君) 御着席ください。 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 日程第32、議案第30号 平成31年度江南市国民健康保険特別会計予算を採決いたします。 お諮りいたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牧野圭佑君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 日程第33、議案第31号 平成31年度江南市公共下水道事業特別会計予算を採決いたします。 お諮りいたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牧野圭佑君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 日程第34、議案第32号 平成31年度尾張都市計画事業江南布袋南部土地区画整理事業特別会計予算を採決いたします。 お諮りいたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牧野圭佑君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 日程第35、議案第33号 平成31年度江南市介護保険特別会計予算について、これより討論に入ります。 反対者の討論を許します。     〔挙手する者あり〕 ○議長(牧野圭佑君) 森 ケイ子さん。     〔8番 森 ケイ子君 登壇〕 ◆8番(森ケイ子君) 議案第33号 平成31年度江南市介護保険特別会計予算に対し、日本共産党江南市議員団を代表し、反対の立場から討論を行います。 平成29年度の介護保険制度の改定により、要支援の訪問介護、通所介護が介護保険給付から地域支援事業に移行し、専門職による介護から緩和した基準によるヘルパー派遣とデイサービス事業、さらに住民主体のサービスに移行することが求められています。 本予算でも、介護予防・生活支援サービス事業として3億8,319万3,000円が組まれています。その目的と内容では、地域の支え合いによる高齢者の支援、介護保険事業所によるサービスに加えて、地域の多様な主体を活用とあります。要支援者の見込みは、要支援1の方が529人、要支援2は618人、合わせて1,147人を見込んでいるとのことでありますが、実際にサービスを利用しているのは、平成30年9月現在で、訪問介護227人、通所介護569人にすぎません。 従来から要支援の認定を受けている方は介護保険事業所によるサービスを受けることができますが、新規の認定者は、総合事業による緩和された基準によるサービス、または住民主体の支援を受けることになります。しかし、認定を受けた方がどのようなサービスを受けているのかいないのかはわからないとのことです。特に住民主体の事業は、給付の対象にならないため、認定を受けた人がどのようなサービスを利用しているかわからない状態であり、つかむ必要もないとのことです。これでいいのか、疑念が湧いてまいります。 実際には、包括支援センターにお任せの状態であります。住民主体の支援の受け皿づくりがどこまで進んでいるのかも、実態がつかめておりません。家族の中に、要支援の認定を受けたり、受けなければならなくなったりしたときはどうしてよいのかわからない。途方に暮れているのが市民の実態であります。そうしたときに、住民主体のサロンや体操などで対応できるのか。それはあくまでも介護予防であり、認知症予防のための地域の活動であります。要支援の認定を受けた方については、専門のスタッフが支えることがどうしても必要であります。 また、最近、認定の基準が厳しくなったという声をよく聞きます。不服申し立てこそないとのことでありますが、区分変更を申し出る市民は多いとのことでありました。先日も、自分で歩くこともできず、トイレに行くにも介助が必要で認知症も進んできているのに、介護3の認定が受けられず、特養にも入れない。介護している高齢の私自身も腰を痛め、悲惨な状態にある。こうした訴えがありました。 介護保険制度は、利用料の引き上げや2割負担の導入など、次々と改悪されてきております。介護を必要としている市民にとっては最後の命綱です。とりわけ要支援の段階で、必要な支援、サポートが受けられることによって重症化を防ぐことができます。 住民主体のサービスに頼ることなく、専門のスタッフによる介護支援がしっかりと受けられるよう改めて申し上げ、反対討論とします。     (拍手) ○議長(牧野圭佑君) 賛成者の討論を許します。     〔挙手する者あり〕 ○議長(牧野圭佑君) 安部政徳さん。     〔10番 安部政徳君 登壇〕 ◆10番(安部政徳君) 議案第33号 平成31年度江南市介護保険特別会計予算につきまして、江南クラブ、江政クラブ、公明党市議団を代表して、賛成の立場から意見を述べさせていただきます。 今後、人口減少、少子・高齢社会の進行に伴い、要介護認定者が増加する一方、介護の担い手が減少することが見込まれており、介護を必要とする方に必要なサービスが家庭や社会において行き届かなくなることが懸念されています。 このような中で、専門職種によるサービスにとどまらないサービス体制の構築や、元気なうちから介護予防にみずからが取り組み、健康寿命の延伸をしていくといった一人一人の意識の改革が重要となっています。 また、平成28年6月に閣議決定されたニッポン一億総活躍プランにおいては、全ての人々が地域、暮らし、生きがいをともにつくり、高め合うことができる「地域共生社会」の実現が提唱されており、高齢者が住みなれた地域で自立して暮らしていける医療・介護・予防・住まい・生活支援のサービスが一体的に提供される体制づくりである地域包括ケアシステムの進化、推進が求められています。 これらを踏まえて実施されている認知症初期集中支援チーム及び認知症地域支援推進員による認知症総合支援事業や、生活支援コーディネーターを配置する生活支援体制整備事業、一般社団法人尾北医師会に委託している在宅医療介護連携推進事業は、地域包括ケアシステムの推進に欠かせないものであります。 これらの事業を含めた平成31年度の介護保険特別会計予算は、2025年を見通した中・長期的な視点に立って策定された第7期介護保険事業計画及び高齢者福祉計画に基づいて立てられたものであり、適正な予算措置がされていると考えます。 当局におかれましては、高齢者支援や地域包括ケアシステムの推進、進化に一層努力されることを要望いたしまして、賛成の討論といたします。     (拍手) ○議長(牧野圭佑君) ほかに討論はありませんか。     〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牧野圭佑君) 以上で討論を終結いたします。 本案を起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(牧野圭佑君) 御着席ください。 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 日程第36、議案第34号 平成31年度江南市後期高齢者医療特別会計予算について、これより討論に入ります。 反対者の討論を許します。     〔挙手する者あり〕 ○議長(牧野圭佑君) 森 ケイ子さん。     〔8番 森 ケイ子君 登壇〕 ◆8番(森ケイ子君) 議案第34号 平成31年度江南市後期高齢者医療特別会計予算に反対の立場から、日本共産党江南市議員団を代表して討論を行います。 反対の理由は、高齢者にとって余りに高い保険料負担に対しとられてきた保険料の軽減措置である特例措置を廃止することにあります。平成31年度以降、均等割の9割軽減、8.5割軽減を廃止し、7割軽減とするということであります。愛知県の広域組合は、激変緩和措置として、平成31年度は9割軽減の対象となる方については7割軽減とするところを8割軽減に、8.5割軽減の人は8.5割軽減に据え置き、次年度は9割軽減の対象者は7割軽減に、8.5割軽減の対象者は7.75割軽減とするということであります。これでは逆転現象が起きてしまいます。 理由は、9割軽減の対象者には、消費税増税による年金生活者支援給付金が支給されるからということでありますが、それでは消費税増税分の生活費の補填にはなりません。到底納得できるものではありません。昨年は所得割の軽減措置が撤廃されました。また、被用者保険の被扶養者であった方の均等割の軽減措置も、9割軽減であったものが、平成29年度に7割、平成30年度に5割にと重い負担になってきております。これに加えて均等割の特例措置を廃止することは、とりわけ低所得者にとって耐えがたい、担税能力をはるかに超えるものとなってしまいます。 私も75歳となり、後期高齢者医療保険の保険料を負担することになり、改めて保険料の重さを実感しております。後期高齢者医療制度は、今までも2年に1度の保険料の改定が行われ、その都度、値上げが繰り返されてまいりましたが、その上に低所得者の軽減特例まで廃止する制度は、既に限界が来ているのではないでしょうか。 日本共産党江南市議員団は、制度発足以来、制度の廃止を求めてまいりました。改めて制度の廃止を求めていきたいと思います。 以上を申し上げ、反対討論を終わります。     (拍手) ○議長(牧野圭佑君) 賛成者の討論を許します。     〔挙手する者あり〕 ○議長(牧野圭佑君) 伊藤吉弘さん。     〔14番 伊藤吉弘君 登壇〕 ◆14番(伊藤吉弘君) それでは、議案第34号 平成31年度江南市後期高齢者医療特別会計予算につきまして、江南クラブ、江政クラブ、公明党市議団を代表して、賛成の立場から意見を述べさせていただきます。 今般の後期高齢者医療制度における保険料均等割の軽減特例の見直しについては、高齢化が進展する中で、世代間の負担の公平性を求める観点から行われるものでございます。後期高齢者医療の9割軽減、8.5割軽減が軽減特例として実施されてから既に11年経過している一方で、国民健康保険においての軽減割合が最大7割となっていることは、不公平感をもたらす一つの要因となっており、軽減特例の見直しが必要とされていたものでございます。 この保険料軽減特例については、段階的に縮小するとされていますが、対象となる高齢者への影響をできる限り少なくするため、その実施に当たっては、低所得者に対する介護保険料軽減の拡充や年金生活者支援給付金の支給開始時期と合わせ、低所得者への実質的な負担増が生じないような形での見直しを行うこととされております。 これまで後期高齢者医療制度の見直しについては、愛知県後期高齢者医療広域連合から全国後期高齢者医療広域連合協議会を通じ、現行制度維持の要望を前提として、やむを得ず見直す場合には、低所得者へ配慮すること、きめ細やかな激変緩和措置をとることなどを国に要望しているところでございまして、今回、この要望に沿う形での見直しとなっていると理解をするものであって、適切な予算措置がなされていると考えます。 なお、今回の保険料軽減特例の見直しに関しては、愛知県後期高齢者医療広域連合とも連携をとりながら、十分な周知・広報を進めていただき、今後とも高齢化社会における医療制度の課題に適切に対応し、健全かつ円滑な運営に取り組まれることを要望いたしまして、本予算に対する賛成討論といたします。     (拍手) ○議長(牧野圭佑君) ほかに討論はありませんか。     〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牧野圭佑君) 以上で討論を終結いたします。 本案を起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(牧野圭佑君) 御着席ください。 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 日程第37、議案第35号 平成31年度江南市水道事業会計予算を採決いたします。 お諮りいたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牧野圭佑君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 日程第38、議案第36号 平成30年度江南市一般会計補正予算(第10号)について、起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(牧野圭佑君) 御着席ください。 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 日程第39、議案第37号 平成31年度江南市一般会計補正予算(第1号)を採決いたします。 お諮りいたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牧野圭佑君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 暫時休憩いたします。     午後3時43分 休憩---------------------------------------     午後3時55分 開議 ○議長(牧野圭佑君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第3、議案第38号 江南市教育委員会教育長の任命についてを採決いたします。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり同意することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牧野圭佑君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり同意することに決しました。 日程第40、請願第21号 子どものインフルエンザワクチン接種の助成を求める請願書を採決いたします。 お諮りいたします。 本件に対する委員長の報告は採択であります。本件は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牧野圭佑君) 御異議なしと認めます。よって、本件は採択することに決しました。 村教育長から発言の申し出がありましたので、これを許します。     〔教育長 村 良弘君 登壇〕 ◎教育長(村良弘君) 大変貴重なお時間をいただきまして、まことに恐縮に存じます。 議長さんのお許しをいただきましたので、一言御挨拶させていただきます。 先ほどは、私の教育長選任の案件につきまして、議員の皆様方の御同意を賜りましたこと、まことにありがとうございました。大変身に余る光栄に存じますとともに、その職責の重さを改めて感じているところでございます。 さて、この3年間、議員の皆様方の温かい御指導と御鞭撻を賜りながら、学校教育を初め生涯学習、生涯スポーツなど、教育行政の一層の充実、発展を目指し、大変微力ではございましたが、誠心誠意努めてまいりました。しかしながら、次期学習指導要領完全実施への対応を初め、学校環境整備など、まだまだ課題は山積しております。2期目の教育長として選任同意をいただきましたからには、決意を新たにして、こうした課題への適切な対応はもとより、今後一層の教育行政進展のため、全力でその職責を果たしていく所存でございます。 皆様方のより一層の温かい御指導と御鞭撻を賜りますよう心からお願い申し上げまして、御挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。--------------------------------------- △日程第41 委員会提出議案第1号 ○議長(牧野圭佑君) 日程第41、委員会提出議案第1号 議員の派遣についてを議題といたします。 朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。 議会運営委員会委員長福田三千男さん。     〔22番 福田三千男君 登壇〕 ◆22番(福田三千男君) 委員会提出議案第1号について御説明を申し上げます。 平成31年委員会提出議案第1号 議員の派遣についてであります。 提案理由といたしましては、会議規則第166条の規定に基づき、議員を派遣する必要があるからであります。 内容につきましては、はねていただきまして2ページをお願いいたします。 議員の派遣につきましては、今回は5件をお願いするものであります。 1件目は、東海市議会議長会支部長会議、理事会及び定期総会であります。2件目は、正・副議長の就任の挨拶であります。3件目は、尾北五市議会議長協議会であります。3ページになりますが、4件目は、尾北五市議員合同研修会、5件目は、愛知県市議会議長会理事会及び定期総会で、ここに掲げてありますとおり、副議長、もしくは議長を除く全議員を派遣するものであります。 以上で、委員会提出議案第1号の説明を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(牧野圭佑君) 以上で提案理由の説明を終わります。 これより委員会提出議案第1号についての質疑に入ります。 質疑、答弁とも簡潔・明瞭にお願いし、議事運営に御協力いただきますようお願いいたします。 それでは発言を許します。 質疑はありませんか。     〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牧野圭佑君) 質疑もないようですので、これをもちまして議案質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております委員会提出議案第1号につきましては、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたします。 これより採決に入ります。 暫時休憩いたします。     午後4時01分 休憩---------------------------------------     午後4時01分 開議 ○議長(牧野圭佑君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第41、委員会提出議案第1号 議員の派遣についてを採決いたします。 お諮りいたします。 本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牧野圭佑君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、お諮りいたします。 ただいま可決されました議員派遣の内容に今後変更を要するときは、その取り扱いを議長に御一任願いたいと思いますが、御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(牧野圭佑君) 御異議なしと認め、そのように決定いたしました。--------------------------------------- ○議長(牧野圭佑君) 以上をもちまして、本日の日程は全て終了いたしました。 ここに3月定例会に付議されました案件は全部議了いたしました。 閉会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。 今期定例会は、2月25日の開会以来、本日までの19日間にわたり、議員の皆様方には、統一地方選挙を間近に控え、何かと御多用の中、平成31年度一般会計予算を初め、市政全般にわたる重要案件に関し、終始御熱心に御審議をいただき、全ての案件に対し適切な議決をされまして、無事閉会できますことを厚く御礼申し上げます。 市当局におかれましては、今期中議員の皆様から述べられました御意見等を十分に尊重されまして、市政運営に一層の御尽力をいただきますようお願い申し上げます。 さて、私たち議員の任期も残りわずかとなりました。今任期中、議場で皆様方とお顔を合わせるのも、定例会といたしましては本日が最後でございます。顧みますと、この4年間は、市民の皆様の福祉の向上のため、そして江南市の発展を願い、ともに活動し、審議を尽くしてまいりました。今は懐かしい思い出として感無量でございます。 私たちの任期は、4月30日をもって満了となりますが、このたび御勇退をされます議員の皆様方には、多年にわたり市政運営に御尽力いただきまして、その御功績に対しまして、議会を代表して心から敬意を表し、感謝を申し上げます。ありがとうございました。 間もなく迎えます統一地方選挙に際しましては、多数の議員の皆様方が立候補される御予定と承っております。市民の熱い信託を得られ、再びこの議場でお顔を合わせられますよう御健闘をお祈り申し上げます。 結びに、本日までの議会運営に当たり、御尽力をいただきました皆様方に心から厚く御礼を申しまして、閉会の御挨拶といたします。ありがとうございました。     〔市長 澤田和延君 登壇〕 ◎市長(澤田和延君) 閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。 去る2月25日に開会されました3月定例会におきましては、提案いたしました重要案件につきまして慎重に御審議を賜り、いずれも原案のとおり御議決をいただき、まことにありがとうございました。心から厚く御礼を申し上げます。 なお、本会議並びに委員会におきまして議員の皆様方から種々賜りました御意見に対しましては、十分これを尊重して対処してまいりたいと存じます。 今、牧野議長のほうからお話がございました。いよいよ統一地方選挙告示が30日後に迫っているところでございます。多くの皆様方がまた立候補を予定しておられるということをお聞きしております。私も予定をしておりますけれども、またともに議場で一緒に顔を合わせて、市のために尽力していきたいと思っております。よろしくお願いをいたします。 また、このたび御勇退をされます皆様方におかれましては、長期にわたりまして江南市政進展のために御尽力をいただきましたことを本当に感謝申し上げます。ありがとうございました。引き続き江南市の行政につきまして、外からしっかりと見ていただき、そしてまた御指導をいただきたいと思っております。どうぞよろしくお願いをいたします。 また、牧野議長におかれましては、2年という江南市で恐らく初めての議長をお務めいただきました。この間、愛知県市議会議長会の会長というようなことで御尽力を賜りまして、こうした江南市議会の多くを他に示していただけたことを本当に感謝申し上げます。ありがとうございました。 まだまだ寒暖の差が激しく、寒さもぶり返したようなところもございます。議員の皆様方には御自愛をいただきまして、また1カ月後にはしっかりと街頭に立つなりしていただきまして、市政進展のために御努力を賜りますようお願い申し上げまして、御挨拶とさせていただきます。本日はありがとうございました。 ○議長(牧野圭佑君) これをもちまして平成31年江南市議会3月定例会を閉会いたします。     午後4時06分 閉会   地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。           江南市議会議長    牧野圭佑           江南市議会議員    安部政徳           江南市議会議員    伊藤吉弘...