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09月25日-05号

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  1. 安城市議会 2020-09-25
    09月25日-05号


    取得元: 安城市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-11
    令和 2年  9月 定例会(第3回)            令和2年第3回           安城市議会定例会会議録             (9月25日)◯令和2年9月25日午前10時00分開議◯議事日程第15号 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 認定第1号(委員長報告~採決)      認定第1号 令和元年度安城市一般会計歳入歳出決算について 日程第3 認定第2号(委員長報告~採決)      認定第2号 令和元年度安城市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算について 日程第4 認定3号(委員長報告~採決)      認定第3号 令和元年度安城市土地取得特別会計歳入歳出決算について 日程第5 認定第4号(委員長報告~採決)      認定第4号 令和元年度安城市有料駐車場事業特別会計歳入歳出決算について 日程第6 認定第5号(委員長報告~採決)      認定第5号 令和元年度安城市安城桜井駅周辺特定土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算について 日程第7 認定第6号(委員長報告~採決)      認定第6号 令和元年度安城市介護保険事業特別会計歳入歳出決算について 日程第8 認定第7号(委員長報告~採決)      認定第7号 令和元年度安城市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算について 日程第9 認定第8号及び認定第9号(委員長報告~採決)      認定第8号 令和元年度安城市水道事業会計決算について      認定第9号 令和元年度安城市下水道事業会計決算について 日程第10 第71号議案(委員長報告~採決)      第71号議案 安城市自治基本条例の一部を改正する条例の制定について 日程第11 第72号議案から第78号議案まで(委員長報告~採決)      第72号議案 安城市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定について      第73号議案 安城市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について      第74号議案 安城市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定について      第75号議案 安城市税外収入に係る延滞金に関する条例の一部を改正する条例の制定について      第76号議案 安城市市立学校施設整備基金の設置、管理及び処分に関する条例等を廃止する条例の制定について      第77号議案 安城市情報通信基盤整備基金の設置、管理及び処分に関する条例の制定について      第78号議案 安城市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について 日程第12 第79号議案(委員長報告~採決)      第79号議案 安城市立保育所の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について 日程第13 第80号議案(委員長報告~採決)      第80号議案 安城市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について 日程第14 第81号議案(委員長報告~採決)      第81号議案 安城市市立学校設置条例の一部を改正する条例の制定について 日程第15 第82号議案(委員長報告~採決)      第82号議案 安城市立学校職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例の制定について 日程第16 第83号議案(委員長報告~採決)      第83号議案 安城市立幼保連携型認定こども園の設置及び管理に関する条例を廃止する条例の制定について 日程第17 第84号議案(委員長報告~採決)      第84号議案 安城市立幼稚園の授業料に関する条例を廃止する条例の制定について 日程第18 第85号議案から第89号議案まで(委員長報告~採決)      第85号議案 安城市公民館の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について      第86号議案 安城市下水道事業受益者負担金条例の一部を改正する条例の制定について      第87号議案 令和2年度安城市一般会計補正予算(第5号)について      第88号議案 工事請負契約の締結について(錦町小学校校舎改修第1期主体工事)      第89号議案 工事請負契約の締結について(丈山小学校校舎改修第2期主体工事) 日程第19 第90号議案(委員長報告~採決)      第90号議案 令和元年度安城市水道事業剰余金の処分について 日程第20 第91号議案(委員長報告~採決)      第91号議案 財産の取得について(小学校及び中学校の通信ネットワーク機器) 日程第21 請願について(委員長報告~採決)      請願第5号 小中学校の少人数学級の拡充に関する請願      請願第29号 9月定例会において、自治基本条例改正案を「現:自治基本条例は改正の必要あり」として議決した後に審議、議決することを求める請願      請願第30号 自治基本条例改正案について議会でのさらなる審議を求める請願      請願第31号 安城市自治基本条例の廃案(廃止)を求める請願 日程第22 陳情について(委員長報告~採決)      陳情第2号 私立高校生の父母負担を軽減し、学費の公私格差を是正するために市町村独自の授業料助成制度を維持し、拡充を求める陳情      陳情第3号 国指定史跡本證寺境内の整備実現に関する陳情 日程第23 第92号議案(上程~採決)      第92号議案 損害賠償の額の決定及び和解について 日程第24 同意第4号(上程~採決)      同意第4号 固定資産評価審査委員会委員の選任について 日程第25 同意第5号(上程~採決)      同意第5号 教育委員会委員の任命について◯会議に付した事件 日程第1から日程第25まで◯出席議員は、次のとおりである。      1番  大屋明仁      2番  石川郁子      3番  神谷和明      4番  白谷隆子      5番  塚原信一      6番  森下祥子      7番  寺沢正嗣      8番  沓名喜代治      9番  松本佳栄     10番  石川博英     11番  守口晶治     12番  稲垣退三     13番  宗 文代     14番  法福洋子     15番  石川博雄     16番  深津 修     17番  杉山 朗     18番  鈴木 浩     19番  石川 翼     20番  白山松美     21番  辻山秀文     22番  今原康徳     23番  松尾学樹     24番  近藤之雄     25番  二村 守     26番  野場慶徳     27番  神谷清隆     28番  永田敦史◯欠席議員は、次のとおりである。        なし◯説明のため出席した者の職・氏名は次のとおりである。  市長         神谷 学    副市長        三星元人  企画部長       武智 仁    総務部長       神谷澄男  市民生活部長     杉浦章介    福祉部長       原田淳一郎  子育て健康部長    小笠原浩一   産業環境部長     岩瀬康二  建設部長       神谷浩平    都市整備部長     宮地正史  上下水道部長     市川公清    議会事務局長     野畑 伸  行革・政策監     横山真澄    総務部次長      加藤浩明  危機管理監      杉浦健文    福祉部次長      永井教彦  子育て健康部次長   岩瀬由紀子   産業環境部次長    小栗滋昭  都市整備部次長    水野正二郎   都市整備監      伊藤寿彦  会計管理者      都築里美    秘書課長       澤田一樹  人事課長       近藤俊也    企画政策課長     仲道雄介  経営情報課長     林 武宏    行政課長       深谷英衛  財政課長       神谷 徹    契約検査課長     神谷 孝  市民税課長      邨澤英夫    資産税課長      久野晃広  納税課長       大見徹也    議事課長       河合英明  経営情報課主幹    久野正史    市民協働課長     原田浩至  市民安全課長     鈴木栄一    市民課長       早水直美  アンフォーレ課長   横手憲治郎   危機管理課長     津口嘉己  市民安全課主幹    田邊光徳    社会福祉課長     小林博史  障害福祉課長     松村 誠    高齢福祉課長     大岡久芳  国保年金課長     土屋誠二    子育て支援課長    石川芳弘  子ども発達支援課長  加藤典子    保育課長       鈴木淳之  健康推進課長     大見雅康    高齢福祉課主幹    杉本 修  保育課主幹      太田芳樹    農務課長       村藤 守  商工課長       高橋宏幸    環境都市推進課長   籠瀬博敬  維持管理課長     早水義朗    土木課長       若林康成  建築課長       鈴木宜弘    施設保全課長     石川清輝  公園緑地課長     伊藤洋一    南明治整備課長    早川一徳  区画整理課長     香村正志    下水道課長      稲垣英樹  水道業務課長     鈴木貴博    水道工務課長     竹内 剛  農務課             大岡広幸    商工課主幹      外山賢一  土地改良事業室長                     水道工務課  下水道課主幹     新村 誠               山本泰弘                     浄水管理事務所長  教育長        杉山春記    教育振興部長     早川智光  生涯学習部長     宮川 守    総務課長       長谷部朋也  学校教育課長     稲留雄一    生涯学習課長     原田敬章  スポーツ課長     名倉建志    文化振興課長     近藤一博  選挙管理委員会参与  神谷澄男    選挙管理委員会副参与 加藤浩明  選挙管理委員会書記長 深谷英衛  監査委員事務局長   加藤 勉  農業委員会事務局長  岩瀬康二    農業委員会事務局次長 小栗滋昭  農業委員会事務局課長 村藤 守◯職務のため出席した事務局職員の職・氏名は次のとおりである。  議会事務局長     野畑 伸    議事課長       河合英明  庶務係長       廣瀬直子    議事係長       長谷部剛志  議事係主査      各務綾子    議事係主事      沼田知恵  議事係主事      都築甚矢◯会議の次第は、次のとおりである。 ○議長(大屋明仁)  おはようございます。ただいまの出席議員は定足数に達しています。 ただいまから休会中の本会議を再開します。     (再開 午前10時00分) ○議長(大屋明仁)  本日の議事日程は第15号で、お手元に配付のとおりです。 また、追加議案が上程されていますので、御了承願うとともに、本日御審議、御決定願います。 なお、新型コロナウイルス感染症対策として、約30分に一度休憩し、換気を行いますので、御了承ください。 これより本日の会議を開きます。     (開議 午前10時00分) ○議長(大屋明仁)  日程第1「会議録署名議員の指名」を行います。会議録署名議員は会議規則第80条の規定により、6番 森下祥子議員及び19番 石川 翼議員を指名します。 次に、日程第2から日程第20までの30案件を一括議題とします。 各委員長の審査報告を求めます。 初めに、決算特別委員長の報告を求めます。25番 二村 守議員。 ◆25番(二村守)  決算特別委員会に審査を付託された9案件について、審査結果を報告します。 9月10日から15日にかけて各分科会を開催し、慎重に審査しました。18日に各分科会委員長から報告を受け、採決をした結果、認定第1号、第2号、第4号、第6号及び第7号の5案件については賛成多数で、認定第3号ほか3案件につきましては全会一致で原案のとおり認定すべきと決定しました。 以上、報告を終わります。 ○議長(大屋明仁)  次に、産業建設常任委員長の報告を求めます。23番 松尾学樹議員。 ◆23番(松尾学樹)  産業建設常任委員会に審査を付託された3議案について、審査結果を報告します。 10月10日午前10時から常任委員会を開催し、慎重に審査した結果、第87号議案本委員会付託部分ほか2議案は、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきと決定しました。 以上、報告を終わります。 ○議長(大屋明仁)  次に、市民文教常任委員長の報告を求めます。10番 石川博英議員。 ◆10番(石川博英)  市民文教常任委員会に審査を付託された5議案について、審査結果を報告します。 9月11日午前10時から常任委員会を開催し、慎重に審査した結果、第87号議案本委員会付託部分ほか4議案は、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきと決定しました。 以上、報告を終わります。 ○議長(大屋明仁)  次に、健康福祉常任委員長の報告を求めます。27番 神谷清隆議員。 ◆27番(神谷清隆)  健康福祉常任委員会に審査を付託された8議案について、審査結果を報告します。 9月14日午前10時から常任委員会を開催し、慎重に審査した結果、第87号議案本委員会付託部分ほか7議案は、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきと決定しました。 以上、報告を終わります。 ○議長(大屋明仁)  次に、総務企画常任委員長の報告を求めます。9番 松本佳栄議員。 ◆9番(松本佳栄)  総務企画常任委員会に審査を付託されました8議案について、審査結果を報告します。 9月15日午前10時から常任委員会を開催し、慎重に審査した結果、第87号議案本委員会付託部分ほか7議案は、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきと決定しました。 以上、報告を終わります。 ○議長(大屋明仁) 23番 松尾学樹議員。 ◆23番(松尾学樹)  先ほどの報告で日付を9月10日と言うべきところを10月10日と言ってしまいましたので、訂正させていただきます。お願いします。 ○議長(大屋明仁)  以上で各委員長の報告は終わりました。 ただいまの報告に対し、質疑を許します。     (「進行」と呼ぶ者あり) ○議長(大屋明仁)  進行の声がありますので、質疑を終わります。 討論の通告がありますので、御登壇の上、発言願います。19番 石川 翼議員。     (登壇) ◆19番(石川翼)  皆さん、おはようございます。 私は、認定第1号「令和元年度安城市一般会計歳入歳出決算について」、認定第2号「令和元年度安城市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算について」、認定第6号「令和元年度安城市介護保険事業特別会計歳入歳出決算について」、認定第7号「令和元年度安城市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算について」、以上4案件に対し、反対でありますので、その主な理由を申し上げます。 議員各位におかれましては、本討論趣旨に御賛同いただきますようお願いを申し上げます。 まず、一般会計について指摘をいたします。 行政報告書のページ数に沿いまして、順次指摘をしてまいります。 まず、総務費についてであります。 行政報告書の14、15ページであります。 この見開きのページに、市職員に関するデータが記載をされています。議案質疑での答弁によれば、昨年度、過労死ラインを超えて働いた市職員が49人いたことが分かっております。この49人というのは、前年度と同じ人数であり、高止まりの傾向を示しております。 この14、15ページの一覧表というのは、一般会計に係る職員の一覧でありますので、その他の会計、特別会計等の職員は含まれておりません。したがいまして、市役所全体で見ると、さらに過労死ラインを超えて働いた職員が増える可能性もあります。 突発的業務によってではなく、業務量に見合わない過少な人員配置が常態化している、そういう状態を招いた結果、つまり問題を放置してきた結果がこの高止まりを招いているのではないでしょうか。 過労死等防止対策推進法は、過労によって職員が亡くなってしまうことだけではなく、疾患も駄目だとしております。亡くなってしまうことや心身の疾患を引き起こし、業務との関連性をただす争いが仮に将来起こった場合、現在の安城市には争う資格がないと言えるのではないでしょうか。たらればの話ではなく、本当に危険な水準であるということをぜひ御理解をいただきたいと思います。 先ほど言ったような争い、仮に業務によって、心身の健康、これを害されたというような争いが起こった場合、当然、予算が伴うことになります。議決が議会には求められるわけです。仮にそうなった場合、議会は今回の49人という、過労死ラインを超えて働いた職員、この決算結果をよしとした上で、どうそうした議決に向き合うのでしょうか。 評論家的な第三者的な立場ではなく、当事者として判断が求められる、そのことをぜひ御理解いただきたいと思います。健幸都市をうたいつつ、不健康な働かせ方を職員に強いることは許されないことであります。 次に、行政報告書71ページ、こちらにマイナンバーに関する記載があります。議案質疑の中で、公務員への取得の強制について、ただしました。2018年度はまだなかったということでありましたけれども、今回この決算の対象にしております令和元年度、2019年度については、事実上の強制があったことが分かっております。職員の取得率を把握している、つまりどの職員が取ったのか、取っていないのかという調査をしているわけですけれども、このこと自体が非常に取得への圧力になります。 国の通知が県を通し安城市に来たのが7月5日ということでありました。その直前の6月末時点では、取得率は15.3%であったと言われております。これが9月に一斉取得の機会をつくり、10月末に申請率が64.6%、取得率が16.2%ということになっております。申請してから実際に手元に来るまでタイムラグがありますけれども、半数以上の職員がこの9月に申請をしたということになるかと思います。しかも、家族にまでその取得を求めておるという状態であります。 山梨県内の消防本部では、マイナンバーの取得強制がパワハラであると、パワハラに当たるとして、強制をした上司が処分されております。取得は個人の判断であり、職務上、必要もないのに職場が口出しをする事項ではないと考えます。 次に、民生費について指摘をいたします。行政報告書97ページです。 こちらのページの上のほうに、保育園事業が記載をされておりますけれども、育休退園の問題があります。平成26年度44人だった育休退園の人数ですけれども、今回直近3年間の人数を聞きましたところ、平成29年度117人、平成30年度96人、そして今回、令和元年度が114人ということでありました。3桁にのるようになってきてしまいました。 せっかく入れた保育園を追い出されたくないというマインドが当然働くわけであります。少なくとも上の子が満3歳になるまでは、次の子を産み控えようと、こういった圧力になるのではないかと懸念されます。 今後は、保育に欠けるの定義を見直すべきではないかと思われます。根底には保育の受皿不足があるのではないでしょうか。ハード面だけではなく、ソフト面に関していえば、待遇の問題もあります。これについては森下議員が言及をされましたけれども、非常にその職員の待遇が悪いと、このことが保育の受皿不足を招いているのではないか、その要因となっているのではないかということが考えられます。 次に、商工費について指摘いたします。行政報告書141ページです。 こちらに産業空洞化対策事業として、6億2,300万円余が記載されております。これは平成24年度からスタートした事業で、決算ベースで事業が始まった当初は、数千万円単位の事業でありましたが、平成28年度に初めて1億円を突破いたしました。平成28年度に1億7,400万円余、平成29年度に2億9,100万円余、平成30年度、5億1,800万円余で、今回令和元年度が6億2,300万円余となっております。 営利企業に資金提供することが行政の役割ではないはずですし、市外流出防止を名目にどこまでもへりくだる姿勢というのは誤りであります。 自治体間サービス合戦になりかねず、自らアリ地獄を作り、自らはまろうとする行為ではないでしょうか。様々な施策が予算を理由に採用されないシーンは多々あるように思いますが、こうしたところこそ削るべきではないでしょうか。 同じく、141ページで企業立地推進事業があります。 これは、榎前地区工業団地の土中にあった廃棄物の搬出に当たり7億3,000万円余が使われております。そもそも法的にわざわざ掘り返さなくてはいけないものではないはずです。手をつけなければ、わざわざ処分をする必要はなかったものであったはずです。仮に庁舎の下に廃棄物が埋まっているとしても、わざわざ建物を壊して掘り返すということはしないはずです。なぜ法的に必要のないものを掘り返す必要があったのでしょうか。 また、この予算に対し、国や県の負担金、補助金の類いは皆無で全てが市費で賄われたとのことでありました。このような負担の在り方は問題であると言えます。 次に、土木費、行政報告書159ページです。 交通結節点整備促進事業があります。この中に名鉄新安城駅の整備事業も含まれております。この新安城駅の整備は、3か年にまたがる工事のうち、この令和元年度は中間年に当たる2年目の年でありました。本来であれば、工事に関する情報が開示をされて、それを見て審議をするのが筋であります。しかし、3年間の全ての工事が終わった後でなければ、情報は開示できないとされています。まず、このこと自体が異常だと思います。 全ての工事が終了した後に、工事注文書、工事請書、請求書、工事概要図及び工事写真等が提出をされる予定であると伺っております。しかし、これらも過去の経過を考えますと、黒塗りなど、手を加えた状態で開示される可能性が高いものと思われます。しかも積極的に公開されるのではなく、条例に基づく請求があれば、やむを得ず開示をするという姿勢は、余計な疑念を抱かせるものであります。そこにどのようなことが書かれているかよりも、かたくなに隠そうとする姿勢そのものが正常ではないと思われます。 行政課法規係によれば、法的見地からは本件は地方自治法第100条の調査対象になると思われるとのことでありました。関係人の出頭、証言や記録の提出を求めるという仰々しい手続を経ることなく、自発的な開示が望まれるところであります。 同じく、交通結節点整備促進事業の中で、名鉄南桜井駅について指摘いたします。 この事業については、平成30年3月定例会の時点では、市として関与する予定はないとしておられました。ところが、翌平成31年3月議会では、一転して予算計上し、実施にかじが切られました。令和元年度の当初予算を審議する段階で、何が方針を180度転換する契機になったのかと質問をしましたけれども、明快な答えは返ってきませんでした。 今回、この決算審議に当たっては、方針転換がされた理由ではなく、いつ判断を改めたのかと時期を問いました。しかし、答えは平成30年度に入って判断をしたと、1年間も幅をもたせた回答が返ってまいりました。 さらに、再質問で詰めていきますと、市の姿勢や方針は予算によって対外的に示されるものであるとして、予算案を市議会に上程した日が正式に判断した日である、このような答弁が返ってまいりました。 予算案件に限らず、議案は上程の前段で、議会運営委員会を通過し、製本された予算書も各議員の手元に配布をされます。当初予算であれば3月議会開会、上程の前に、新年度の主要事業ということで新聞報道がされます。市の方針が固まっているからこそ、こうした報道もされるわけですし、記事にもなるはずです。やろうとは思いませんけれども、その気になれば、上程前に方針とか、判断という言葉が使われれば、都度その矛盾を指摘することもできます。そんな非建設的なことをする気はありませんが、詭弁まで使われますと、何が隠れているのだろうと、疑念を抱くのは私だけではないはずです。 新安城駅、南桜井駅ともに、事業内容そのものよりも、あまりに不透明なプロセスを容認するわけにはいきません。 次に、3特別会計についてまとめて指摘をいたします。 まず、国民健康保険につきましては、被保険者数が1,412人減少をしております。社会保険制度や後期高齢者医療制度に移行した人が多かったということがその主な理由であったということであります。 社会保険制度への移行そのものは、決して悪いことではありませんが、一方で、国保特別会計に主眼を置きますと、より働くことができない人が純化されたということになります。後期高齢者医療では、一定数、月1万5,000円以下の年金者の普通徴収があります。滞納は減少傾向ではありますけれども、担税力の視点からしますと、素直に喜べない面があるのも事実です。 後期高齢者医療制度には、国保以上の構造的課題があります。突き詰めれば、若くて体力があり、仕事があり、収入があり、病気はしない、病院にかからない強い人と、その逆の人が全体で支え合ってリスクを分散するのが本来保険の役割です。現状は、年齢や就業形態によって被保険者がいびつに分断をされ、弱者同士の支え合いになっている、これでは制度としてもたないと思われます。 介護保険は、特別養護老人ホーム待機者が128人いるという答弁がありました。近年、こうした待機者の人数を聞いておりますと、100人を割った年はなかったと記憶しております。保険料は原則として、特別徴収がされます。年金天引で必ず引かれる一方で、要介護認定を受けても、サービスを使えないということはあるわけです。 分科会の中では、ラーメン屋の例を挙げました。お金を入れて、食券を買っているのに、いつまでたってもラーメンを提供してもらえないと、こんな例を出しましたけれども、ラーメン屋であれば、もうこの店には行かないという選択肢もあるわけですが、特別徴収をされますので、こういった介護保険に関しては行かない、使わないという選択肢もないわけです。こうした問題点を指摘させていただきました。 大枠は、国の仕組みではありますが、その受皿づくり等は、自治体が担う部分も多いはずです。これら指摘を分科会でさせていただきましたけれども、この最終日、本会議におきましては、ただいま申し上げましたような討論趣旨にぜひ皆さん御賛同いただきますようお願いを申し上げまして、反対討論を終了いたします。     (降壇) ○議長(大屋明仁)  次に、発言願います。17番 杉山 朗議員。     (登壇) ◆17番(杉山朗)  皆さん、おはようございます。10分ほどになりますけれども、お付き合いのほうをよろしくお願いいたします。 私は、本議会に上程されております認定第1号から認定第9号までの決算認定案件、第71号議案から第86号議案までの条例関係議案、第87号議案の補正予算関係議案、さらに第88号議案から第91号議案までの各議案につきまして、いずれも賛成の立場で討論申し上げるものでございます。 中でも、決算認定案件と補正予算関係議案につきまして、賛成の理由を申し上げ、議員の皆様の御賛同を賜りたいと存じます。 令和元年度の日本経済は、海外経済の減速等を背景に外需が弱いものの、雇用、所得環境の改善等により、緩やかな回復を続けてきました。しかしながら、年度の後半にかけて、消費税率引上げ後の経済動向や米中貿易摩擦など、海外発の下方リスクに加え、中国武漢市に端を発した新型コロナウイルスの影響による世界同時の経済情勢の悪化など、数多くの不安定要因を抱えることとなりました。 政府は、安心と成長の未来を拓く総合経済対策に基づき、災害からの復旧、復興や様々な経済対策を講じてきたほか、令和2年度には2回の補正予算を行い、一般会計において50兆円を超える規模の新型コロナウイルス感染症対策を講じてきたところです。 こうした中、本市におきまして、猛暑による健康被害の防止と学習環境の向上を図るため、全小中学校の普通教室等に空調設備を設置したことを始め今年度に入り、感染症予防対策、雇用対策、経済支援を三本の柱とした新型コロナウイルス感染症対策を矢継ぎ早に打ち出されました。喫緊の課題に対し、迅速かつ的確に施策を講じられ、市民生活と地域経済の下支えに努めてこられました神谷市長の決断について、大いに評価いたしております。微力ではございますが、私も議員の一人として、この厳しい局面を乗り越えるため、またさらなる市政の発展に全力を傾注してまいる覚悟でございます。 さて、第1号から第9号までの決算認定案件でございますが、まず令和元年度の一般会計決算につきまして、歳入では、前年度に比べ32億円余り増加の約766億円となり、過去最高の規模となりました。 市税では、法人市民税が米中貿易摩擦などの影響による市内企業の業績の落ち込みにより、12億円を超える大幅な減収となりましたが、個人市民税や固定資産税などで過去最高を記録しました。固定資産税など安定的な税目で着実な増収が図られていることは、これまで行ってきた区画整理事業を始めとしたまちづくり施策が着実に実を結んだ結果と高く評価しております。 また、市債を効果的に活用され、受益者負担の平準化と将来を見据えた持続的な財政運営に努められるとともに、不測の事態に備えた基金への積立ても実施されております。とりわけ、今年度に入り、新型コロナウイルス感染症対策に関わる補正予算を次々と打ち出すことができましたことも、着実に財政調整基金への積立てを行ってきたことによるものであり、これまでの明確な危機管理によるものであります。 次に、歳出では、前年度に対し7.8%増の約711億円とこちらも歳入同様、過去最高の規模となりました。 投資的経費は、前年度から27億円余増加の約156億円で、歳出総額に占める割合は22%となりましたが、これは小中学校の空調設備設置や北部学校給食共同調理場の整備など、大型事業による一時的な支出であります。 義務的経費に目を向けますと、人件費は減少したものの扶助費と公債費がいずれも増加したため、前年度より8億円余の増加となっております。特に扶助費は、少子高齢化の進展や幼保無償化などにより、今後も増加が続くものと見込まれますので、限られた財源の中で最大の効果を発揮できるよう、事業の選択と集中により、さらなる行政のスリム化に努めていただきますようにお願いをいたします。 歳入歳出の結果としましては、実質収支額が42億円余となりましたが、国の補正予算に伴い、平成30年度からの繰越事業に伴う財源が大きかったことを踏まえれば、おおむね適正な規模であると判断いたします。 歳出の主要事業につきましては、第8次安城市総合計画に掲げる5つの構成要素に沿って、バランスよく推進されました。詳細につきましては、議員の皆様も承知をしておられることと存じますので、ここでの説明は省略させていただきます。 今後も的確なかじ取りを持って「幸せつながる健幸都市 安城」の実現に向け、市民の皆様が健康であり続け、幸せが実感でき、住んでよかった、住み続けたいと思える健幸都市のまちづくりに邁進していただけることを期待をするところでございます。 特別会計及び企業会計につきましては、それぞれの事業目的に沿って、正確かつ適切な事業運営がなされており、市民サービスの向上が図られたものと判断できますので、何ら異論のないところであります。 また、財政健全化判断比率等の各種財政指標については、収入に対する負債の返済割合を示す実質公債費比率が前年度からさらに0.2ポイント改善し、0.3%となるなどいずれも良好な数値を示しております。これまでの堅実な財政運営の結果、将来世代に負担が先送りされていないことを示しており、安心しております。 以上、これら決算認定案件は、決算特別委員長の御報告のとおり、適正かつ正確であり、効率的な行財政運営が図られたものと高く評価するものでございます。 次に、第87号議案の一般会計の補正予算関係でございますが、総額57億1,000万円余の増額補正を求められました。 小中学校及び幼稚園、保育園などの感染症予防対策を始めスクールサポートスタッフの配置や公共施設内トイレ、手洗いのセンサー式への変更など、新型コロナウイルス感染症の拡大防止に向けた取組や公共施設の休館やイベント自粛に伴う指定管理者への損失補償などについては、きめ細やかな措置が図られており、何ら異論のないところでございます。 また、市内企業の業績の落ち込みを踏まえた法人市民税の減収を見込み、早々と事業の繰延べや入札後の不用額などの減額を実施されたことは、今後の見通しが立たないコロナ禍への危機意識の表れ等であると評価しております。 さらに、今回の補正予算では、基金全体の見直しという大きな市の方針が示されました。これまでの新型コロナウイルス感染症対策により、財政調整基金は7億円余に減少したことから、今後のコロナ禍への対応を始め経済情勢への変動による減収や災害時の予期せぬ支出に備え、基金の総点検を実施されたものであります。 この見直しは、市としても非常に難しい判断であったと思いますが、市民生活や地域経済を何としても守り抜くという神谷市長の並々ならぬ決意を示されたものと感じております。 当面の間は、コロナ禍の影響により、市民生活をはじめ経済活動など大変厳しい状況が続くものと思いますが、今後とも未来に向けて成長していく安城市を目指し、神谷市長の強力なリーダーシップによるかじ取りに大いに期待をしたいと思います。 以上、簡単ではございますが、決算認定案件と補正予算関係議案につきまして賛成の理由の一端を述べさせていただきました。議員各位におかれましては、各議案に御賛同賜りますようお願い申し上げまして、私の賛成討論とさせていただきます。 御清聴ありがとうございました。     (降壇)
    ○議長(大屋明仁)  ここで換気のため、本会議を10時40分まで休憩します。     (休憩 午前10時33分) ○議長(大屋明仁)  休憩中の本会議を再開します。     (再開 午前10時40分) ○議長(大屋明仁)  次に、発言願います。6番 森下祥子議員。     (登壇) ◆6番(森下祥子)  皆さん、改めましておはようございます。 ただいま上程されております議案の中で、認定第1号「令和元年度安城市一般会計歳入歳出決算について」、認定第2号「令和元年度安城市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算について」、認定第4号「令和元年度安城市有料駐車場事業特別会計歳入歳出決算について」、認定第6号「令和元年度安城市介護保険事業特別会計歳入歳出決算について」、認定第7号「令和元年度安城市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算について」、第79号議案「安城市立保育所の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について」、第81号議案「安城市市立学校設置条例の一部を改正する条例の制定について」から第84号議案「安城市立幼稚園の授業料に関する条例を廃止する条例の制定について」までと第90号議案「令和元年度安城市水道事業剰余金の処分について」の11案件について反対をしておりますので、その主な理由を申し上げます。 各議員におかれましては、本討論に御賛同くださいますようお願いを申し上げます。 まず、2019年度一般会計決算は、財政力指数が1.33と、県内でも上位にあり、経常収支比率は79.1%で、弾力性のある健全な財政を維持していると総括されています。 歳入の根幹を占める市税について、個人市民税や固定資産税は増収しており、市民が真面目に働き、納税された結果であり、感謝をいたします。 他市と比較しましても、安定した財政運営が行われる中、令和元年度の実質収支が42億円を超え、過去10年で見ましても最高額となっております。行財政は単年度収支が基本であります。42億円もの次年度繰越金を出す財政運営ではなく、市民が願う事業に積極的に応えるべきではないでしょうか。 例えば就学援助の対象世帯の拡充やPTA会費や卒業記念品等の費用など、対象費用の拡充ができたのではないでしょうか。過去に、高齢者のインフルエンザワクチンの接種費用を1,000円から1、500円に引き上げておりますが、引上げを行ったのは碧海5市のうち安城市のみであり、42億円も黒字を出す余力があるのならば、再び1,000円に引き下げることもできたのではないでしょうか。 今現在、安城市に暮らし、税金を納めている住民に対し、十分還元できているとは言えないと考えております。 名鉄南桜井駅のホーム増設につきましては、利用者の安全確保のためと出資されておりますが、利用者の安全確保は鉄道会社側の責任において行われるべきであり、市が全額負担することは、税金の使い方として認められないことです。 名鉄新安城駅の駅舎改修や産業空洞化対策事業での大企業への補助につきましても、市民の税金を投入する事業としては、適切ではないと考えております。 マイナンバーカード関連事務の委任に係る交付金2,500万円余も全額国庫補助であり、J-LIS(地方公共団体情報システム機構)に委任することも合理的で妥当だと答弁することは、市民に必要なサービスに税金を使う観点から大きく外れています。国庫補助であっても、それは私たちの納めている税金であり、市民のマイナンバーカード取得率は、今年6月の時点で14.1%にとどまりました。市職員にも年4回マイナンバーカードに関する調査が行われており、時間外勤務も行われています。マイナンバーカードが市民に定着せず、税金ばかりを投入していくことに憤りを感じております。 続いて、職員の働き方ですが、国は女性の輝く社会を掲げ、女性の活躍に期待をしております。しかし、フルタイムの臨時職員のほとんどが女性であり、図書情報館の司書や保育士のように、有資格者でありながら、必要とされる職業であるにもかかわらず、正規採用職員との賃金格差のある働き方を余儀なくされている現状は、改善されるべきです。 法福議員の一般質問の答弁にもありましたが、女性の職員の正規採用は61%を超えており、課長補佐級以上の女性の割合の目標は17%とされております。それにもかかわらず、課長補佐級以上の女性割合は2017年11.6%、2019年には9.9%、2020年4月にはさらに低くなり、8.3%と、年々低くなっている点も気になります。 年明けより新型コロナが猛威を奮い、小中学校では対策として三密を避け、換気を徹底することが求められました。夏休みを短縮して授業が続けられた中、全小中学校にエアコン設置がされたことは、本当によかったと思っております。このような前進面は評価しますが、一層市民の願いに応える市政となることを願って反対をいたします。 続いて、有料駐車場事業特別会計に関しまして、アンフォーレのオープンに合わせ、安城駅西駐車場など、駐車料金が大幅に引き上げられました。市民の皆さんからは駐車料金が高過ぎるとの声が出されています。 2015年度の実質収支が8,000万円余であったのに対し、翌年より1億円余、1億4,700万円余、2億2,700万円余、2019年度には3億2,700万円余と、増加の一途です。2017年度から有料駐車場施設整備基金も毎年4,000万円ずつ積み立てられていることを考えましても、駐車料金の値下げや無料時間枠の拡大も可能ではないかと考えております。 国民健康保険事業特別会計につきまして、加入者は自営業者や無職の方が多く、収入が安定していない方、低所得の方も多くいらっしゃいます。2018年度に県から示された標準保険料率に合わせ税率を引き上げられましたが、このようなやり方は改めていただきたいと思います。繰越金15億円余を使用し、保険料を低く抑え、経済的負担を減らす政策もできたのではないでしょうか。 国民健康保険税滞納により、昨年9月時点で227世帯分の短期保険証が窓口に留め置きされ、納税相談をすれば短期保険証をお渡しするという手法が取られました。短期保険証の期限が切れた4月時点では、112世帯が無保険の状態で、留め置きしても納税相談にはつながらないということが分かりました。 後期高齢者医療制度と介護保険制度につきましても、滞納が起こる理由を考えますと、第1に年金受給額が年18万円未満で、普通徴収となっている点が挙げられます。高齢者はより病院にかかる頻度が高く、保険証がなく病院へかかれないのは、重症化を招き命にも関わってきます。滞納により、保険証が手元に届かない方が昨年8月に29人おられ、今年7月まで連絡もなく、無保険の状態が続いた方が18人おられました。 2020年3月6日、衆議院厚生労働委員会で加藤国務大臣が短期保険証の留め置きについて、長期の留め置きは望ましくないこと、交付においては市町村から電話連絡等を実施することで、速やかに被保険者の手元に届くようにすることと答弁していますし、昨年夏にも全都道府県に説明会で周知したところだと述べておられます。 滞納者の保険証を長期にわたり取り上げる政策は、国からの指示にも反していますし、ケンサチ安城だと胸を張る政策なのでしょうか。滞納者にはそれぞれ事情があります。そういった方にこそ、市は手厚い対応をするべきではないでしょうか、今の市の経済弱者への対応は不信感しか残りません。 介護保険事業特別会計につきましては、2018年度の実質収支が3億円余であったことに対し、2019年度は5億4,000万円余と増えています。また、介護給付費準備基金も8億8,000万円余が積み立てられています。 介護保険は3年間に必要な保険給付費等を見込み、それに基づき介護保険料が決まる仕組みとなっています。これだけの黒字が出るということは、保険給付費等が課題であったということではないでしょうか。 事業計画の2019年度の保険給付費は95億円余ですが、実際の決算額は89億円余で6億円も少ない額です。保険給付費の見込みが過大であったということではないでしょうか。 第7期介護保険料は5,290円で、第6期と比較しましても500円近くの値上げをしています。2018年度、2019年度の決算を見る限り、第7期の介護保険料は過大の値上げであったと言えます。 現在、第8期介護保険事業計画の策定作業が進められていますが、過去の実態も反映した計画と保険料を低く抑えていただきますようお願い申し上げます。 第79、第81、第82、第83、第84号議案は、昨年10月から始まった国の幼児教育・保育の無償化の影響で、公立園を事業団へ移管するために必要な条例の制定です。事業団に移管されれば、ほかの私立保育園同様、議会には報告がなされなくなり、長い目で見て保育の質が保たれるのか、保育士の処遇は悪化しないか、チェック機能が十分にあるのか、安心できません。子どもを産んで育てることが簡単なことではなくなった今の時代は、民間ではなく、公共が全ての子どもの成長を支える責任を果たしていくことが求められていますが、国も市も反対の方向へ進んでいるのではないかと考えています。 最後になりますが、昨年度、安城市に住民登録をしている人が19万人を超え、外国人住民も7,700人を超えました。産業もあり、農業もあり、暮らしやすいまちであるため、マンションの建設も進み、人口も少しずつ増加している状況です。人口が増えれば、それだけ多様な生き方が増え、価値観も多様になりますが、より多くの安城市民が安心して暮らしていくために納められた税金は、年度内で市民のために使われることが望ましい姿であると申し上げまして、私の反対討論といたします。 御清聴ありがとうございました。     (降壇) ○議長(大屋明仁)  これで討論を終わります。 これより採決します。採決は電子採決で行います。 パスコードの入力を確認しますので、本会議をしばらく休憩します。     (休憩 午前10時53分) ○議長(大屋明仁)  休憩中の本会議を再開します。     (再開 午前10時53分) ○議長(大屋明仁)  初めに、日程第2、認定第1号を採決します。 本案は、原案を認定することについて賛成または反対ボタンを押してください。 押し忘れ、押し間違いはありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大屋明仁)  ないものと認めます。 賛成多数であります。よって、本案は原案のとおり認定されました。 次に、日程第3、認定第2号を採決します。 本案は、原案を認定することについて賛成または反対ボタンを押してください。 押し忘れ、押し間違いはありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大屋明仁)  ないものと認めます。 賛成多数であります。よって、本案は原案のとおり認定されました。 次に、日程第4、認定第3号を採決します。 本案は、原案を認定することについて賛成または反対ボタンを押してください。 押し忘れ、押し間違いはありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大屋明仁)  ないものと認めます。 賛成全員であります。よって、本案は原案のとおり認定されました。 次に、日程第5、認定第4号を採決します。 本案は、原案を認定することについて賛成または反対ボタンを押してください。 押し忘れ、押し間違いはありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大屋明仁)  ないものと認めます。 賛成多数であります。よって、本案は原案のとおり認定されました。 次に、日程第6、認定第5号を採決します。 本案は、原案を認定することについて賛成または反対ボタンを押してください。 押し忘れ、押し間違いはありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大屋明仁)  ないものと認めます。 賛成全員であります。よって、本案は原案のとおり認定されました。 次に、日程第7、認定第6号を採決します。 本案は、原案を認定することについて賛成または反対ボタンを押してください。 押し忘れ、押し間違いはありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大屋明仁)  ないものと認めます。 賛成多数であります。よって、本案は原案のとおり認定されました。 次に、日程第8、認定第7号を採決します。 本案は、原案を認定することについて賛成または反対ボタンを押してください。 押し忘れ、押し間違いはありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大屋明仁)  ないものと認めます。 賛成多数であります。よって、本案は原案のとおり認定されました。 次に、日程第9、認定第8号及び認定第9号の2案件を一括採決します。 2案件は、原案を認定することについて賛成または反対ボタンを押してください。 押し忘れ、押し間違いはありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大屋明仁)  ないものと認めます。 賛成全員であります。よって、2案件は原案のとおり認定されました。 次に、日程第10、第71号議案を採決します。 本案は、原案を可決することについて賛成または反対ボタンを押してください。 押し忘れ、押し間違いはありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大屋明仁)  ないものと認めます。 賛成多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、日程第11、第72号議案から第78号議案までの7案件を一括採決します。 7案件は、原案を可決することについて賛成または反対ボタンを押してください。 押し忘れ、押し間違いはありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大屋明仁)  ないものと認めます。 賛成全員であります。よって、7案件は原案のとおり可決されました。 次に、日程第12、第79号議案を採決します。 本案は、原案を可決することについて賛成または反対ボタンを押してください。 押し忘れ、押し間違いはありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大屋明仁)  ないものと認めます。 賛成多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、日程第13、第80号議案を採決します。 本案は、原案を可決することについて賛成または反対ボタンを押してください。 押し忘れ、押し間違いはありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大屋明仁)  ないものと認めます。 賛成全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、日程第14、第81号議案を採決します。 本案は、地方自治法第244条の2第2項及び安城市市立学校設置条例第3条の規定により、出席議員の3分の2以上の同意を必要とする特別多数議決であります。この場合、議長も表決権を有します。 表決権を有するただいまの出席議員数は28名であります。本案は原案を可決することについて賛成または反対ボタンを押してください。 押し忘れ、押し間違いはありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大屋明仁)  ないものと認めます。 賛成多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、日程第15、第82号議案を採決します。 本案は、原案を可決することについて賛成または反対ボタンを押してください。 押し忘れ、押し間違いはありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大屋明仁)  ないものと認めます。 賛成多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、日程第16、第83号議案を採決します。 本案は、原案を可決することについて賛成または反対ボタンを押してください。 押し忘れ、押し間違いはありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大屋明仁)  ないものと認めます。 賛成多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、日程第17、第84号議案を採決します。 本案は、原案を可決することについて賛成または反対ボタンを押してください。 押し忘れ、押し間違いはありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大屋明仁)  ないものと認めます。 賛成多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。     (「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(大屋明仁)  本会議を暫時休憩します。     (休憩 午前11時03分) ○議長(大屋明仁)  休憩中の本会議を再開します。     (再開 午前11時05分) ○議長(大屋明仁)  次に、日程第18、第85号議案から第89号議案までの5案件を一括採決します。 5案件は、原案を可決することについて賛成または反対ボタンを押してください。 押し忘れ、押し間違いはありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大屋明仁)  ないものと認めます。 賛成全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、日程第19、第90号議案を採決します。 本案は、原案を可決することについて賛成または反対ボタンを押してください。 押し忘れ、押し間違いはありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大屋明仁)  ないものと認めます。 賛成多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、日程第20、第91号議案を採決します。 本案は、原案を可決することについて賛成または反対ボタンを押してください。 押し忘れ、押し間違いはありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大屋明仁)  ないものと認めます。 賛成全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 ここで本会議を換気のため、11時10分まで休憩します。     (休憩 午前11時07分) ○議長(大屋明仁)  休憩中の本会議を再開します。     (再開 午前11時10分) ○議長(大屋明仁)  次に、日程第21、請願についてを議題とします。 初めに、市民文教常任委員長の審査報告を求めます。10番 石川博英議員。 ◆10番(石川博英)  市民文教常任委員会に審査を付託されました請願第5号「小中学校の少人数学級の拡充に関する請願」について、審査結果を報告します。 去る9月11日午前10時から常任委員会を開催し、審査を行いました。 委員から、不採択とすべき主な意見として、本市では小学校1年生から4年生で少人数学級を推進しており、昨年度は5,400万円近くの予算を投じている。毎年教職員定数の増員を国、県に要望しているが、実現されていない。新型コロナウイルス感染症対策も踏まえ、教職員定数の法改正も視野に入れるべき。小学校6年生まで少人数学級を広げると、1学校で10クラスほど増える試算になる。それには教職員の確保や特別教室を普通教室に変更するなどの問題がある。現時点でも教職員が足らない学校があり、人材の確保は、特に専門の知識、経験を要する職種のため、一朝一夕には困難である。そのため、確実な実施計画の下、推進することが必要であるなどの意見が出されました。 続きまして、採択とすべき主な意見として、全国知事会、校長会らが国に少人数学級の導入を求め、文部科学省でも導入を進める方向性を示した。教職員の補充ができておらず、空き教室がないという理由で不採択とするのは、地方自治の精神から外れている。本市が独自に少人数学級を拡充する意思を示すことで、他自治体も同じ動きになれば、国の少人数学級導入も加速するのではないか。少人数学級は、児童生徒の個性に応じたきめ細かい指導ができ、個々の能力を引き出すためにも必要である。また、教職員の負担軽減にもつながる。少人数学級を一歩でも進めてほしいという請願者の思いを酌み取ってほしい。国に議会として意見書を提出し、議会として少人数学級は必要という意思表示をすべきなどの意見が出されました。 これらの意見をもとに採決した結果、不採択者多数により、請願第5号は不採択とすべきと決定いたしました。 以上、報告を終わります。 ○議長(大屋明仁)  次に、総務企画常任委員長の審査報告を求めます。9番 松本佳栄議員。 ◆9番(松本佳栄)  総務企画常任委員会に審査を付託されました請願第29号、請願第30号及び請願第31号について、審査結果を報告します。 去る9月15日午前10時から常任委員会を開催し、審査を行いました。 初めに、請願第29号「9月定例会において、自治基本条例改正案を「現:自治基本条例は改正の必要あり」として議決した後に、審議、議決することを求める請願」について、初めに、紹介議員である白山議員から請願の趣旨について、次のように説明されました。 議会は、本年6月定例会において、請願第4号を不採択とし、本条例の品質改革の実行は不要と議決したものと受け取れる。この状況下で、市は改正案を僅か3か月しかたっていない9月定例会に提出することは、議決を軽んじた市の傲慢な行為と受け止められる可能性も否定できない。また、議会も改正案を議案として取り扱うのならば、改正の必要ありと議決し直してから議題としなければ、つじつまが合わないなどと説明されました。 それを受けて委員から、不採択とすべき主な意見として、条例に対し、多面的な検証や品質改革を求めることは趣旨や内容によって判断すべきで、6月の請願の不採択理由に直接結びつかない。議案は個々の議案についてされるものであり、改正の必要ありという状況を議決することはできない。本請願の前提事項に事実誤認があるなどの意見が出されました。 これらの意見をもとに採決した結果、請願第29号は全会一致で不採択とすべきと決定しました。 次に、請願第30号「自治基本条例改正案について議会でのさらなる審議を求める請願」について、初めに、紹介議員である白山議員から、請願の趣旨について次のように説明されました 平成27年12月の請願、本年6月の請願の不採択理由やその際の反対討論から、改正案を議決する正当性はない。また、改正案は議会全体や総務企画常任委員会などで議論が尽くされ、意思が反映されたものではない。これらの理由から、今定例会で改正案を議決するのではなく、さらなる審議、検討を重ね、法的、論理的な問題や疑問が残らない、真に住民のための条例としていただくことを要望すると説明されました。 それを受けて、委員から、不採択とすべき主な意見として、改正案の第26条は、審議会の答申に基づいたもので、意見は反映されている。今後二度と条例の検証及び見直しを行うことはないと言われるが、そのような記載はない。過去の請願の不採択理由や本年6月の請願に対する反対討論の内容と改正案は整合が取れている。改正案は議会で議論が尽くされ、意志が反映されたものではないと言われるが、議論を尽くした上で議決をする。条例改正の是非は改正する趣旨、内容によって判断すべきで、議論を尽くせば足りるので、採決を先送りする必要はないなどの意見が出されました。 これらの意見をもとに採決した結果、請願第30号は全会一致で不採択とすべきと決定しました。 次に、請願第31号「安城市自治基本条例の廃案(廃止)を求める請願」について、初めに、紹介議員である白山議員から請願の趣旨について、次のように説明されました。 本市議会の大勢を占める安城創生会は、自民党所属議員、選挙公認された議員が多数を占めている。自民党の「チョット待て!!“自治基本条例”~つくるべきかどうか、もう一度考えよう~」という政策パンフレットによると、自治基本条例は認められていない、これに従って安城創生会の議員はもちろん、他会派の議員にも自民党が指摘する異端説等から成り立っている本条例の廃案(廃止)を求めると説明されました。 それを受けて委員から、不採択とすべき主な意見として、安城市議会が自民党の政策パンフレットに従う義務はなく、拘束される必要がない。非自民党系の他会派まで自民党の政策に従うことを求めるのはおかしい、政策パンフレットの内容と本市の実情とは異なると考える。当時の代議士が自民党本部に確認し、適正な手続によって制定されていれば問題はないという見解が出ているなどの意見が出されました。 これらの意見をもとに採決した結果、請願第31号は全会一致で不採択とすべきと決定しました。 以上、報告を終わります。 ○議長(大屋明仁)  ただいまの報告に対し、質疑を許します。     (「進行」と呼ぶ者あり) ○議長(大屋明仁)  進行の声がありますので、質疑を終わります。 討論の通告がありますので、御登壇の上、発言願います。6番 森下祥子議員。     (登壇) ◆6番(森下祥子)  請願第5号「小中学校の少人数学級の拡充に関する請願」及び陳情第2号「私立高校生の父母負担を軽減し、学費の公私格差を是正するために市町村独自の授業料助成制度を維持し、拡充を求める陳情」がいずれも付託されていた市民文教常任委員会において不採択とされました。 しかし、私は2件、いずれにも賛成をしております。そこで、本会議で採択としていただきたく、特に請願第5号について賛成討論を行います。 子どもたちは、コロナ感染予防対策をされた安全な環境で教育を受ける権利があるけれども、子どもたち自身では環境を整えることができません。 今の小学5年生、6年生、中学2年生、3年生が40人学級で学んでおります。     (「議長すみません、途中で申し訳ないです。今ちょっと聞き違いかもしれませんけれども。」と呼ぶ者あり) ○議長(大屋明仁)  本会議をしばらく休憩します。     (休憩 午前11時21分) ○議長(大屋明仁)  休憩中の本会議を再開します。     (再開 午前11時22分) ○議長(大屋明仁)  では、森下議員、続けてください。 ◆6番(森下祥子)  続けていきます。 安全な教育環境を整えていくのは、大人の仕事であり、私たち議員は少人数学級への道筋を立てる議決権を有しております。 皆さんは、通常、多くの市民の方とお話をする機会があると思います。その中で、学校現場のコロナ対策の大変さや授業の遅れ、学習についていけない子どものこと、教科が増えて現場は大変だというお話を聞き、何よりも少人数学級に対する期待の声を聞かれているかと思います。 ところが、今回の少人数学級の拡充に関する請願は、委員会で不採択とされました。理由は既に小学校1年生から4年生まで、中学1年生で実施されていること、教員の確保が難しいこと、特別教室を改修する必要のある学校があること、国や県に毎年定数増員の要望を上げているけれども、実現をしていないといったことであったと思います。 不採択とする理由に関しまして、非常に残念に思っております。少人数学級自体に反対されていることではなく、多くの人が少人数学級のよさを認めており、子どもたちのためにも少人数学級を拡充していくことが安城市の未来のためですし、できない理由を述べるのではなく、どのようにすれば実現していくのか、頭をひねる必要があるのではないでしょうか。 議会で少人数学級の拡充の方向を決めれば、市は予算をつけざるを得ない、動かざるを得ない、そういったことは多くの方が経験しているのではないでしょうか。 全小中学校へエアコンの設置は昨年度一気に前進しました。児童クラブの6年生までの受入れも徐々に前進しております。子どもたちの教育環境の改善や保育環境の拡充は、多くの市民が望んでおり、長い時間をかけて実現してきました。少人数学級も同じで、一気に進んでいくのか、少しずつ進んでいくのか分かりませんが、日本中で少人数学級を求める声が広がっている今、安城市議会として少人数学級を拡充し、安城市の教育環境をよりよく整えていこうと、力を合わせていくときではないのでしょうか。 専門的な知識や経験が必要とされる職業なのに、余裕のない現場で教師が育っていくのでしょうか。国が動かない、県も動かないから、だからこそ先陣を切って子どもたちのために動けるそんな安城市であってほしいと思います。 40人もいる教室で先生が本当に自分の子どものことを分かってくれているのかという保護者の声もあります。子どもがまとめテストの追試にも落ちた、心配で先生に相談したけれども、どうでもよいというような態度をされた。自分が子どものときは人数が多かったから当てられないように隠れていたといったことも聞きました。隠れていれば授業に参加しなくても、理解していなくても時間が過ぎていく、つまずいていることを隠すことができてしまう、そして置いてきぼりになっている、これは今の多人数学級の教育において、一番の問題ではないでしょうか。 日本の子どもたちは自己肯定感が低いとの調査もあります。小学校入学以降に自己肯定感が低くなる傾向にあるのは、学校に入ると勉強の成績で周囲の子と比較される場面が増えるからとの専門家の指摘もあります。1つの基準で周囲と比較され、優劣を評価されることが多い社会で一人一人の個性を引き出す教育をと言われても、余裕のない教育現場で実現するのでしょうか。現実問題として、安城市は教職員も定数を満たせておらず、人材不足が深刻です。根本的な改正が必要なのは、国の教職員の定数や学級編制であると考えております。 しかし、6月にコロナ対策として、教員を加配すると国は発表するものの、もともと欠員のある安城市は対象外となっているなどの政策を聞くと、国の改正を待っていては、何も変わることがないと確信をしました。 文部科学省は、少人数学級を進めたい、でも財務省は教育にお金をかけたくない、日本の対GDP比で教育への公的支出はOECD加盟国38か国で比較して下から2番目です。せめて加盟国の平均並みに公的支出を増やせれば、少人数学級のための教員確保も可能であるのですが、今の日本は教育も自己責任との考えです。それならば、市民に一番近い安城市が動く必要があります。子どもたちがよりよい教育を受けられるよう、安城市に少人数学級の拡充を進めるよう、皆さんのお力をお貸しいただき、本請願を採択としていただきますことを心からお願いしまして、賛成討論を終わります。ありがとうございます。     (降壇) ○議長(大屋明仁)  次に、発言願います。19番 石川 翼議員。     (登壇) ◆19番(石川翼)  まず、先ほど私の聞き漏らしによりまして、討論を中断させまして大変失礼いたしました。 それでは、請願第5号「小中学校の少人数学級の拡充に関する請願」に対する賛成討論を行いたいと思います。 本請願につきましては、付託をされました市民文教常任委員会で不採択ということになりました。現在一部採択や趣旨採択は廃止をされておりますので、継続審査を除きますと、採択か不採択か二択ということになります。 どのような請願、陳情であっても趣旨に賛同ができる部分とそれを実現するための課題、この両方が含まれていることが通常かと思います。当然採択される請願、陳情にも課題はあるかと思います。例えば予算規模、非常に大きな数千万円規模の予算がかかるということなどもあるかと思います。しかし、採択される場合には、その課題について言及されることはまれであるかなと思います。 本請願の審査状況を傍聴しておりましたけれども、非常に結論ありきで、できない理由を並べられているなという印象を強く受けました。例えば国の方針がまだ固まっていないということが不採択とする理由として挙げられるということがありました。確かに国には国の考えがあり、また、国の手続というのもあるかと思いますが、市は国の下部組織ではないはずです。あくまで市議会として請願の趣旨に賛同するかどうか、これが問われているのであり、請願趣旨が国の考えや手続の進捗具合と合致しているかどうか、判断が求められているわけではないはずです。 また、一昨日の産経新聞の報道によれば、文部科学省は来年度から段階的な導入を視野に入れているという報道もされておりますので、国の方針に反してまで不採択とする理由はないはずです。 国がよしやるぞと言えば、市議会もやるぞと言い、国がまだやらないと言ったら、市議会もやらないと、おうむ返しをしているだけであれば、ますます地方議会不要論が高まるのではないかと危惧いたします。 教室や教員の不足という課題克服には、確かに国の方針は非常に重要であります。そうであればこそ、少人数学級の拡充を求める地方議会の姿勢がやはり必要なのではないでしょうか。 本請願は、国や県に意見書を求めるものではなく、地方の意思決定は積み重ねれば、それは結果的に国に伝播をしていくものと思います。このまま不採択とした場合、少人数学級の拡充に安城市議会が反対をしたという結果だけが残り、微力ではあるかもしれませんが、その結果というのは、悪い意味で国に伝播いたします。悪影響を及ぼすことになります。 また、採択、不採択の基準として、どういう人が言われているか、これは請願者がどういう方なのかという意味かと思われますが、この点も判断基準になると言われた委員もおられました。 少人数学級そのものには、ほぼ異論を挟む余地はないと言われましたので、請願の内容ではなく、請願の提出者あるいは紹介議員も含めてかもしれませんが、に対する評価が不採択という結果につながったのではないかと思います。 どういう人が言われているか、人も判断基準になるということを公の場で公言されたことには、多少、面を食らいましたが、ただ、よしあしはともかく、そうした判断基準によって賛否が判断されるシーンというのは、これまでにも多々あったように思います。事実上、そうした判断基準が暗黙の了解になっていたのではないでしょうか、これは決してその発言をされた委員だけではないと思います。 本討論は賛成討論でありますので、まず一義的には本請願の採択を求めたいと思います。しかし、採択がゴールではなく、あくまで求められているのは少人数学級の拡充であります。本請願を仮に不採択とするのであれば、請願の趣旨を生かすことを考えなければなりませんし、市民文教常任委員会委員の各位から、本請願の内容そのものには、否定的な意見というのはほぼ聞かれなかったと記憶をしております。であれば、陳情、請願は市民が出すものではありますが、今回、委員会での状況を見ておりますと、交渉3会派につきましては、不採択のほうに回るかと思いますので、安城創生会、公明党安城市議団、みらいの風、3会派は、この人の請願なら賛成できるなという方が請願や陳情を出しやすいような土壌をつくる、機運を醸成する、こういったこともしていただきたいなと思います。 二段構えと、まずは一義的には本請願の採択を求めたいと思います。しかし、それが駄目なら交渉3会派の責任として、本請願とは別の形で本請願の趣旨を実現するような行動を起こしていただきたいということをお願い申し上げまして、本討論を終わります。     (降壇) ○議長(大屋明仁)  次に、発言願います。20番 白山松美議員。     (登壇) ◆20番(白山松美)  それでは、請願第29号、第30号、第31号の賛成討論を行わせていただきます。 始める前にですけれども、先日の総務企画常任委員会で交渉会派の方たち、傍聴席に誰もお見えにならなかったのですけれども、今日はいらっしゃってよろしいのですか。いいのですか。なぜか誰も傍聴席にお見えにならない、私、10年議員をほぼやっておりますが、初めてみる光景でしたので、少し驚いたのですけれども、それでは始めさせていただきます。 請願第29号、第30号、第31号の3つをまとめて総括的に賛成討論をさせていただきます。議員各位におかれましては、御賛同賜りますようお願い申し上げます。13分ほどいただきます。 この3つの請願は、本定例会に提出された請願第6号から第31号の中の一部ですが、実は本請願前の請願第6号から第28号が重要であり、それに基づいてこの3つの請願があると言えます。よって、まず初めに、請願第6号から第28号について、総括的に感想を述べさせていただきます。 請願者は、安城市議会基本条例第5条第2項にある意見交換会を議会に求めた折に、議長から、各議員ごとに対応してほしいとの指示があり、その指示に従い、各議員に質問書を提出されました。しかし、正副議長を含む議員からは、誰一人、返答がありませんでした。議長、これ、どういうことでしょう。請願者は、議長の指示に従ったのです。こんなことが許されていいのでしょうか。 市長にお願いです。市長を責任者とする安城市自治基本条例の第10条第2項には、議会は意思決定の内容及び過程を市民に分かりやすく説明し、開かれた議会運営を行いますとの条文がありますが、全く守られておらず、そんな条例破りの議会に、市長から条例を守りなさい、きちんと説明しなさいと厳しく注意していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 そもそもですが、条例破り以前に、これと同じことを市の職員がしたら、市長や議員の皆様はどうされますか。市の職員が同じことをしたら、市長どうされますか。また、市長も議員の皆様も、一人の住民として、同じことをされたらどう思われますか。 さらに、我々議員は住民から票をいただき、税金をいただいて活動し、生活までさせていただいているのに、有権者及び納税者からの問合せをなぜ無視してよいのでしょうか。 もう一度いいましょうか。我々議員は、住民から票をいただき、税金をいただいて活動し、生活までさせていただいているのに、有権者及び納税者からの問合せをなぜ無視していいのですか、どなたかお答えいただけますか。いかがでしょうか。 そんなことから請願者は、膨大な時間と手間をかけて、しかも無報酬で本定例会に請願をお出しになりました。これこそ本条例にある市民参加でしょう、市長違いますか、これこそ市民参加ではないですか。 しかし、これも議会で反対理由も示されないままに否決、不採択となり、結局、住民はいまだに説明を受けることができずにいます。一体、住民はどうしたら、議会や議員から説明を聞くことができるのでしょうか。有権者、納税者に対して安城市議会では、なぜこんな態度が許されるのでしょうか。特権階級だからですか、あなたたちは。 さらに、なぜ我々住民は、こんな不誠実な議会に税金を払わないといけないのでしょうか。我々住民は、議員の生活費のために税金を払っているのでしょうか。私の性能が悪い頭では、何がなんだかさっぱり分かりません。 これらのことについて、近々一般質問で市長にお聞きしたいと思います。どうか頭の悪い哀れな私に、御丁寧な説明を市長にお願い申し上げます。 次に、ここで総務企画常任委員会における各委員の不採択理由について少し触れておきます。 全委員の不採択理由には、納得できるものがなく、また住民から各議員にお尋ねがあるかもしれませんので、その場合は今度こそ、今度こそ誠実にお答えいただきたいと思います。 ただ、部分的に切り取ればですが、ごもっともと思える発言をしておられるところもあったと思います。例えば請願第30号について、宗委員の「改正案第26条は、審議会の意見を反映したものではないというが、改正案第26条は審議会答申に基づくものであり、審議会の意見は反映されている」は、一般的に見ればそのとおりであります。 また、請願第31号について、宗委員と辻山委員の「安城市議会が自民党のパンフレットに従う義務はない」もそのとおりだと思います。しかし、これらの理由は請願の趣旨及び背景などから、理屈が合っていません。 次に、本条例について少し触れておきます。実はこの条例は、制定された時点で勝負あり、つまり議会制民主主義を軽んじ、日本の統治体系を根本から覆そうとする、いわゆる左翼集団の勝ちなのです。これは本市においても、当時のブームに乗って本条例を選挙公約とした市長と現存条例を絶対に否定できない市職員、それと市民の定義、市民参加、市民協働といった美辞麗句の裏にある危険を理解できない、いや、理解しようともしない安城市議会を見ればよく分かるのではないかと思います。 さらに、請願第30号で指摘されていますが、改正案の第26条、条例の見直しをしっかり見てください。これは市職員が今回の市議会や5年前の検証会議が混乱して、さんざん悩まされてきたことを回避するための実に巧妙で悪質な策略です。私は立場が変われば、「さすが安城市職員、よくやった」と絶賛したいぐらいです。ただ、よく調べるとよそでもこれで使っているみたいですけどね。これより今後、改正案は廃止の機会があるとすれば、市長が替わることと住民及び議会からの強い要請、この2つが同時に必要になるでしょう。 よって、今後、本条例の改正や廃止は実質不可能になったと言えます。そういう意味では、私はもう完敗でございます。もうこれは条例の改正はあり得ませんね、現実問題的に、廃止はもちろんのこと。 その他では、私として鼻持ちならないのは、市の条例に独立機関である議会、議員が入っていることです。これは先日の議案質疑でも述べたとおり、憲法に議会が入ることは当然です。この条例は市長を責任とする執行機関の条例です。しかしながら、執行機関のこれは条例です。 平成27年12月に、N議員は歴史と伝統の安城市議会という言葉を誇らしげにおっしゃいました。少し古い話ですけどね。N議員が誇らしげにおっしゃいました。その歴史と伝統のなれの果てがこれですか。名実ともに市長のポ◯議会になっていませんか。ポ◯というのは一文字入るわけですけれども、ワンちゃんの名前です。 一体、安城市議会の尊厳はどこへ行ってしまったのでしょうか。 以上のことから、本条例の改正案は請願第29号が示すように、過去の経緯から見た異様さ及び今までの住民同士はもちろん、市と議会を混乱させるだけであったことから、請願第30号が示すとおり、真に住民のための合法的な条例になるように、議会でさらなる審議をしていただき、場合によってはなくても誰も困らない、何も困らない、もっといえば特定の思想を持つ人や団体以外の誰も必要としない本条例は、請願第31号が示すように、廃案、廃止にすることが最も簡単で最良の策と考えます。 今まで本条例に関して、請願者や私は間違ったことばかり言ってきたのでしょうか。市のごまかし答弁に、盲目的に追従する議会及び単純に「白山が!」になっているとも思える議会をそろそろやめませんか、どうですか、皆さん。 以上から、議員の皆様におかれましては、本条例の改正及び廃止の最後の機会と認識し、請願第29号、第30号、第31号に御賛同賜りますよう心よりお願い申し上げます。 最後に、1期目の議員に申し上げます。現在は多分ですが、「白山が!」の人はまだそんなにいないと思います、勘違いかもしれませんけれども、私の。今はまだ会派の都合に従っているだけという人も多いと思います。ちなみにこの条例はコンピューターでいえば基本ソフトみたいなもので、ここに危険で理不尽な条例や施策がのってくる危険性が高いのです。実際、既に幾つかの違法で理不尽な条例がのっています。この先10年後にもです。多くの議員がここに残っておられるでしょうから、もし条例制定の話が出たら、この自治基本条例の危険性を思い出していただき、慎重に御判断していただきたいと願っております。 そんなことを最後に1期生の皆さんにお願い申し上げて、賛成討論を終了させていただきます。御清聴ありがとうございました。     (降壇) ○議長(大屋明仁)  これで討論を終わります。 休憩を取らずにこのまま続けさせていただきます。 初めに、請願第5号を採決します。 採決は電子採決で行います。 本会議をしばらく休憩します。     (休憩 午前11時49分) ○議長(大屋明仁)  休憩中の本会議を再開します。     (再開 午前11時50分) ○議長(大屋明仁)  それでは、もう一度言いますが、請願第5号を採決いたします。 採決は電子採決で行います。 本件を採択することについて賛成または反対ボタンを押してください。 押し忘れ、押し間違いはありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大屋明仁)  ないものと認めます。 反対多数であります。よって、本件は不採択と決定されました。 次に、請願第29号を採決します。 本件を採択することについて賛成または反対ボタンを押してください。 押し忘れ、押し間違いはありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大屋明仁)  ないものと認めます。 反対多数であります。よって、本件は不採択と決定されました。 次に、請願第30号を採決します。 本件を採択することについて賛成または反対ボタンを押してください。 押し忘れ、押し間違いはありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大屋明仁)  ないものと認めます。 反対多数であります。よって、本件は不採択と決定されました。 次に、請願第31号を採決します。 本件を採択することについて賛成または反対ボタンを押してください。 押し忘れ、押し間違いはありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大屋明仁)  ないものと認めます。 反対多数であります。よって、本件は不採択と決定されました。 ここで本会議を午後1時まで休憩します。     (休憩 午前11時53分) ○議長(大屋明仁)  休憩中の本会議を再開します。     (再開 午後1時00分) ○議長(大屋明仁)  次に、日程第22、陳情についてを議題とします。 市民文教常任委員長の審査報告を求めます。10番 石川博英議員。 ◆10番(石川博英)  市民文教常任委員会に審査を付託されました陳情第2号及び陳情第3号について、審査結果を報告します。 去る9月11日午前10時から常任委員会を開催し、審査を行いました。 初めに、陳情第2号「私立高校生の父母負担を軽減し、学費の公私格差を是正するために市町村独自の授業料助成制度を維持し、拡充を求める陳情」について、不採択とすべき主な意見として、授業料の公私格差は、国の公立高校の授業料の無償化によるものが原因と考える。そのため国が責任を持ち、県がそれを補うものと考える。今年度から国及び県の制度改正により、年収720万円未満世帯は授業料が実質無償化となった。本市の補助金額は近隣市と比べても低くない、しかし依然として公私間格差があるため、今後もさらなる改正は必要と考えるなどの意見が出されました。 続きまして、採択とすべき主な意見として、入学時に34万円、2年次以降も24万円の負担がある世帯もあり、格差が残っている。入学した学校により、また保護者の収入により、経済的負担に偏りがあることは解消すべき。愛知県では好んで私立に行く人は少ない、年収720万円以上世帯は、必ずしも裕福ではない。年収720万円以上世帯も拡充して公私間格差を縮めるべき、自治体の姿勢が問われている今、安城市としてどう携わっていくかということの視点が必要などの意見が出されました。 これらの意見をもとに採決した結果、不採択者多数により、陳情第2号は不採択とすべきと決定しました。 次に、陳情第3号「国指定史跡本證寺境内の整備実現に関する陳情」について、委員から採択とすべき主な意見として、本證寺は安城市を代表する史跡であり、財産でもあるので、整備基本計画を立て、整備を進めることで、史跡公園として地元に愛され、若い世代に引き継がれていくと思う。県内外の訪問を促すためには、土塁や史跡の復旧とともに、遺構を多くの方に理解できるような体制をつくり、来訪者の混乱を避けるために駐車場の整備が必要である。平成26年には国指定史跡になり、本来なら市制70周年に当たる令和4年には供用開始の予定が、度重なる計画の延期で基本計画さえ策定されていない状況である。令和4年度までの整備基本計画について、地元の多くの方が期待を寄せているなどの意見が出されました。 これらの意見をもとに採決した結果、全会一致により陳情第3号は採択とすべきと決定いたしました。 以上、報告を終わります。 ○議長(大屋明仁)  ただいまの報告に対し、質疑を許します。     (「進行」と呼ぶ者あり) ○議長(大屋明仁)  進行の声がありますので、質疑を終わります。 討論の通告がありますので、御登壇の上、発言願います。19番 石川 翼議員。     (登壇) ◆19番(石川翼)  お疲れさまでございます。 私は、陳情第2号「私立高校生の父母負担を軽減し、学費の公私格差を是正するために市町村独自の授業料助成制度を維持し、拡充を求める陳情」に賛成する立場でありますので、その主な理由を申し上げます。 議員各位におかれましては、本討論趣旨に御賛同いただきますようお願いをいたします。 安城市の16歳から18歳の人口は、8月31日時点におきまして16歳人口1,924人、17歳人口2,005人、18歳人口2,166人であります。これは高校生の1年生から3年生に該当する年代の年齢であります。各学年おおむね2,000人程度の人口ということになります。 市内公立高校の定員数は1,280人であります。当該学年人口のおおむね3分の2程度になるかと思います。これは永田委員が委員会の中で触れられました公立と私立、大体2対1の割合であるということを発言されましたけれども、その数字とも符合するものであります。 文部科学省のホームページによりますと、高校への進学率は97%を超えているということであります。ほぼ全ての生徒が高校に進学をするわけでありますので、残り3分の1の生徒につきましては、私学に進学をしていくということになります。 先ほどの公立の定数に照らしていけば、私学を消極的に選択する生徒というのが相当数いることがうかがえます。 委員の発言からは、公立にない魅力に引かれて積極的選択によって私学に進む生徒も多いのではないかという意見もありましたが、定数に照らせば消極的選択が相当数いることは明らかです。 実質無償化により、ほぼこの問題は解決したのではないかという意見も多数ありましたが、実質という枕言葉がついております。決して高いとは言えない水準での所得制限があり、私学の平均的授業料を基準としておりますので、それを超えれば負担が生じることになります。こうした部分への穴埋めは、陳情が求めるとおり市独自の取組が必要ではないかと考えます。 最後に、3分の1の生徒が私学に毎年進んでいきます。毎年これは進んでいきます。2,000人のうちの3分の1ですので、700人弱ということになるかと思いますけれども、この700人という数字を一部の人間の問題と捉えるべきではないと思います。10年たてばその10倍の人数になりますし、またその親も関係をしてきます。ひいては全ての人の3分の1が関わってくる問題だということになります。この数字というのは、決して小さい人数ではありませんし、一部の人の問題と矮小化すべきではないということを考えます。 このようなことを指摘いたしまして、ぜひ慎重な検討をお願いいたしまして、討論を終わります。     (降壇) ○議長(大屋明仁)  これで討論を終わります。 初めに、陳情第2号を採決します。 採決は電子採決で行います。 本件を採択することについて賛成または反対ボタンを押してください。 押し忘れ、押し間違いはありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大屋明仁)  ないものと認めます。 反対多数であります。よって、本件は不採択と決定されました。 次に、陳情第3号を採決します。 本件を採択することについて賛成または反対ボタンを押してください。 押し忘れ、押し間違いはありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大屋明仁)  ないものと認めます。 賛成全員であります。よって、本件は採択と決定されました。 これより追加議案に入ります。 日程第23、第92号議案を議題とします。 提案理由の説明を求めます。三星副市長。 ◎副市長(三星元人)  ただいま上程されました第92号議案「損害賠償の額の決定及び和解について」提案理由の御説明を申し上げます。 これは、施設管理に係る事故に伴う示談の締結です。 事故の概要を申し上げますと、去る7月19日、箕輪町地内の農道において、くぼみの補修に用いたアスファルトが補修箇所への定着前に車両の通行により飛散し、当該農道に隣接する駐車場に駐車してあった相手方車両にかかり、車体の前部、上部及び右側面が汚損したものです。 誠意を持って相手方と話合いをしましたところ、車両修理費の全額を議案書のとおり支払うことで和解し、示談が成立する見通しとなりましたので、地方自治法第96条第1項第12号及び第13号の規定により、議会の議決をお願いするものです。 以上、御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、原案どおり御決定賜りますよう、お願い申し上げます。 なお、施設管理に関しましてはさらに適正化に努め、事故の再発防止に向け、一層努力してまいりますので、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(大屋明仁)  提案理由の説明は終わりました。 質疑に入ります。発言を許します。     (「進行」と呼ぶ者あり) ○議長(大屋明仁)  進行の声がありますので、質疑を終わります。 お諮りします。ただいま議題となっております第92号議案は、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大屋明仁)  御異議なしと認めます。よって、本案は委員会付託を省略することに決定しました。 これより第92号議案を採決します。 採決は電子採決で行います。 本案は原案を可決することについて賛成または反対ボタンを押してください。 押し忘れ、押し間違いはありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大屋明仁)  ないものと認めます。 賛成全員であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。 次に、日程第24、同意第4号を議題とします。 提案理由の説明を求めます。神谷市長。 ◎市長(神谷学)  ただいま上程されました同意第4号「固定資産評価審査委員会委員の選任について」提案理由の御説明を申し上げます。 現委員であります長坂敬子氏が、令和2年9月30日をもちまして任期満了となりますので、後任として引き続き同氏を選任いたしたく、御提案申し上げるものです。 何とぞ満場の御同意を賜りますよう、お願い申し上げます。 ○議長(大屋明仁)  提案理由の説明は終わりました。 質疑に入ります。発言を許します。     (「原案同意」と呼ぶ者あり) ○議長(大屋明仁)  原案同意の声がありますので、質疑を終わります。 お諮りします。ただいま議題となっております同意第4号は、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大屋明仁)  御異議なしと認めます。よって、本件は委員会付託を省略することに決定しました。 これより同意第4号を採決します。 採決は電子採決で行います。 本件は原案のとおり同意することについて賛成または反対ボタンを押してください。 押し忘れ、押し間違いはありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大屋明仁)  ないものと認めます。 賛成全員であります。よって、本件は原案のとおり同意されました。 次に、日程第25、同意第5号を議題とします。 提案理由の説明を求めます。神谷市長。 ◎市長(神谷学)  ただいま上程されました同意第5号「教育委員会委員の任命について」提案理由の御説明を申し上げます。 現委員であります近藤倉生氏が、令和2年9月30日をもちまして任期満了となりますので、後任として深津敦司氏を任命いたしたく御提案申し上げるものであります。 何とぞ満場の御同意を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(大屋明仁)  提案理由の説明は終わりました。 質疑に入ります。発言を許します。     (「原案同意」と呼ぶ者あり) ○議長(大屋明仁)  原案同意の声がありますので、質疑を終わります。 お諮りします。ただいま議題となっております同意第5号は、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大屋明仁)  御異議なしと認めます。よって、本件は委員会付託を省略することに決定しました。 これより同意第5号を採決します。 採決は電子採決で行います。 本件は原案のとおり同意することについて賛成または反対ボタンを押してください。 押し忘れ、押し間違いはありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大屋明仁)  ないものと認めます。 賛成全員であります。よって、本件は原案のとおり同意されました。 以上で、本日の議事日程は全て終了しました。 ここで神谷市長から発言の申出がありますので、これを許します。神谷市長。 ◎市長(神谷学)  9月定例会閉会に当たりまして、一言お礼の御挨拶を申し上げます。 本定例会に上程いたしました全ての議案、ただいま原案どおり御認定をいただくことができました。また、一般質問、議案質疑等を通じて、貴重な御意見、御提案を賜ることもでき、この場をお借りして感謝申し上げたいと思います。大変どうもありがとうございました。 9月議会が閉会いたしまして、もう間もなく9月も終わっていくわけであります。しかしながら、春先から続いてまいりました新型コロナウイルス感染、この影響は今なお社会全体に及んでいる状況が続いております。 そんなわけで、本来であればこれまでの季節、高齢者の皆さんの健康長寿をお祝いする敬老会が市内各地で開催されたはずだったのですが、本年は恐らくほとんど全ての敬老会が中止になったのではないかと想像をいたしております。 また、この時期から芸術や文化に関わるイベントあるいは各種のスポーツ大会、例年であれば盛大に開催されていくわけでありますけれども、本年は縮小したりあるいは形態を変えたり、中には中止となるようなイベントもあるのかもしれません。いつもとは随分風景の違った秋を今私たちは迎えつつあるわけであります。 そしてまた、こうした社会の混乱の中にあって、本定例会のさなか、日本のトップ、内閣総理大臣が交代をされるというまた大変な事態もありました。こんな大変な時期に首相が替わってしまっていいのだろうかという不安がある一方で、また新しい首相によって明るい方向性が見えてくるといいなという、そんな期待も抱き合わせて、今、国政のほうを見守っている、そんな状況でありますけれども、まだまだ社会の先行き不透明感が払拭されたわけではありません。いろいろ不測の事態が今後も続いていくのではないかと、そんな心配をいたしております。 そんな中、安城市政においては、これから来年度以降3か年の中期計画、実施計画と呼んでおりますけれども、その最終的な取りまとめを進めていくことになっております。社会の先が見通せない状況の中で、3か年計画を立てていくというのは、非常に頭の痛い話ですが、ただコロナ禍がいつまでも続いていくわけではないと思います。近い将来、コロナが終息したとき、その先にどんな社会が望まれるのか、それからどんな社会があるべき姿なのか、そうしたことに思いをはせてこれから実施計画市長査定を進めてまいりたいと思っております。 市議の皆様方におかれましては、それぞれ充実した議会活動を進めていただきまして、お一人お一人充実したよき秋としていただきますように、御期待申し上げまして、私からの御挨拶とさせていただきたいと思います。 本日は大変どうもありがとうございました。 ○議長(大屋明仁)  以上で、令和2年第3回安城市議会定例会を閉会します。     (閉会 午後1時21分) 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。      令和2年9月25日       安城市議会議長  大屋明仁       安城市議会議員  森下祥子       安城市議会議員  石川 翼      令和2年第3回安城市議会定例会 請願・陳情委員会審査結果報告書                         令和2年9月25日番号請願第5号付託委員会市民文教常任委員会件名小中学校の少人数学級の拡充に関する請願提出者新日本婦人の会 安城支部 支部長 太田月子紹介議員永田敦史  石川 翼  森下祥子結果不採択番号請願第29号付託委員会総務企画常任委員会件名9月定例会において、自治基本条例改正案を「現:自治基本条例は改正の必要あり」として議決した後に、審議、議決することを求める請願提出者吉村静子 他1名紹介議員白山松美結果不採択番号請願第30号付託委員会総務企画常任委員会件名自治基本条例改正案について議会でのさらなる審議を求める請願提出者高田徳子 他1名紹介議員白山松美結果不採択番号請願第31号付託委員会総務企画常任委員会件名安城市自治基本条例の廃案(廃止)を求める請願提出者杉浦正敏紹介議員白山松美結果不採択番号陳情第2号付託委員会市民文教常任委員会件名私立高校生の父母負担を軽減し、学費の公私格差を是正するために市町村独自の授業料助成制度を維持し、拡充を求める陳情提出者黒柳貴夫結果不採択番号陳情第3号付託委員会市民文教常任委員会件名国指定史跡本證寺境内の整備実現に関する陳情提出者桜井地区文化財保存会 会長 黒柳一明 他2名結果採択          令和2年第3回安城市議会定例会会期日程(案)                       8月25日(火) 議会運営委員会日次月日曜日開議時間日程第1日9月1日火10:00本会議 ・開会     ・会期の決定     ・議案上程、説明      (認定第1号~認定第9号、       第71号議案~第90号議案)     ・議案上程、報告、質疑      (報告第12号~報告第14号)     ・請願委員会付託      (請願第5号、       請願第29号~請願第31号)     ・陳情委員会付託      (陳情第2号及び陳情第3号)     ・請願 討論、採決      (請願第6号~請願第28号)第2日2日水9:45本会議 ・一般質問第3日3日木9:45本会議 ・一般質問 議会運営委員会 4日 ~ 7日金 ~ 月  第4日8日火10:00本会議 ・議案上程、説明      (第91号議案)     ・議案質疑
        ・決算特別委員会設置     ・議案委員会付託      (認定第1号~認定第9号、       第71号議案~第91号議案)決算特別委員会 9日水  第5日10日木10:00産業建設常任委員会 決算特別委員会(産業建設分科会)第6日11日金10:00市民文教常任委員会 決算特別委員会(市民文教分科会) 12日土   13日日  第7日14日月10:00健康福祉常任委員会 決算特別委員会(健康福祉分科会)第8日15日火10:00総務企画常任委員会 決算特別委員会(総務企画分科会)第9日18日金10:00 13:30決算特別委員会 議会運営委員会 19日 ~ 24日土 ~ 木  第10日25日金10:00本会議 ・委員長報告(議案)     ・委員長報告に対する質疑、討論、採決      (認定第1号~認定第9号、       第71号議案~第91号議案)     ・委員長報告      (請願第5号、       請願第29号~請願第31号)     ・委員長報告に対する質疑、討論、採決      (請願第5号、       請願第29号~請願第31号)     ・委員長報告      (陳情第2号及び陳情第3号)     ・委員長報告に対する質疑、討論、採決      (陳情第2号及び陳情第3号)     ・議案上程、説明、質疑、採決      (同意第4号及び同意第5号)          議決結果一覧表(令和2年第3回定例会)議案番号件名付託委員会議決日議決結果等認定第1号令和元年度安城市一般会計歳入歳出決算について決算特別2.9.25原案認定認定第2号令和元年度安城市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算について〃〃〃認定第3号令和元年度安城市土地取得特別会計歳入歳出決算について〃〃〃認定第4号令和元年度安城市有料駐車場事業特別会計歳入歳出決算について〃〃〃認定第5号令和元年度安城市安城桜井駅周辺特定土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算について〃〃〃認定第6号令和元年度安城市介護保険事業特別会計歳入歳出決算について〃〃〃認定第7号令和元年度安城市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算について〃〃〃認定第8号令和元年度安城市水道事業会計決算について〃〃〃認定第9号令和元年度安城市下水道事業会計決算について〃〃〃第71号議案安城市自治基本条例の一部を改正する条例の制定について総務企画〃原案可決第72号議案安城市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定について〃〃〃第73号議案安城市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について〃〃〃第74号議案安城市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定について〃〃〃第75号議案安城市税外収入に係る延滞金に関する条例の一部を改正する条例の制定について〃〃〃第76号議案安城市市立学校施設整備基金の設置、管理及び処分に関する条例等を廃止する条例の制定について〃〃〃第77号議案安城市情報通信基盤整備基金の設置、管理及び処分に関する条例の制定について〃〃〃第78号議案安城市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について健康福祉〃〃第79号議案安城市立保育所の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について〃〃〃第80号議案安城市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について健康福祉2.9.25原案可決第81号議案安城市市立学校設置条例の一部を改正する条例の制定について〃〃〃第82号議案安城市立学校職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例の制定について〃〃〃第83号議案安城市立幼保連携型認定こども園の設置及び管理に関する条例を廃止する条例の制定について〃〃〃第84号議案安城市立幼稚園の授業料に関する条例を廃止する条例の制定について〃〃〃第85号議案安城市公民館の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について市民文教〃〃第86号議案安城市下水道事業受益者負担金条例の一部を改正する条例の制定について産業建設〃〃第87号議案令和2年度安城市一般会計補正予算(第5号)について4常任委員会〃〃第88号議案工事請負契約の締結について(錦町小学校校舎改修第1期主体工事)市民文教〃〃第89号議案工事請負契約の締結について(丈山小学校校舎改修第2期主体工事)〃〃〃第90号議案令和元年度安城市水道事業剰余金の処分について産業建設〃〃第91号議案財産の取得について(小学校及び中学校の通信ネットワーク機器)市民文教〃〃第92号議案損害賠償の額の決定及び和解について委員会付託を省略〃〃報告第12号専決処分について(施設管理に係る事故による損害賠償の額の決定及び和解)-2.9.1報告報告第13号専決処分について(交通事故による損害賠償の額の決定及び和解)-〃〃報告第14号継続費の精算について(一般会計)-〃〃請願第5号小中学校の少人数学級の拡充に関する請願市民文教2.9.25不採択請願第6号安城市自治基本条例について説明を求める請願1委員会付託を省略2.9.1〃請願第7号安城市自治基本条例について説明を求める請願2〃〃〃請願第8号安城市自治基本条例について説明を求める請願3〃〃〃請願第9号安城市自治基本条例について説明を求める請願4委員会付託を省略2.9.1不採択請願第10号安城市自治基本条例について説明を求める請願5〃〃〃請願第11号安城市自治基本条例について説明を求める請願6〃〃〃請願第12号安城市自治基本条例について説明を求める請願7〃〃〃請願第13号安城市自治基本条例について説明を求める請願8〃〃〃請願第14号安城市自治基本条例について説明を求める請願9〃〃〃請願第15号安城市自治基本条例の各条文について質問に答えていただくことを求める請願1〃〃〃請願第16号安城市自治基本条例の各条文について質問に答えていただくことを求める請願2〃〃〃請願第17号安城市自治基本条例の各条文について質問に答えていただくことを求める請願3〃〃〃請願第18号安城市自治基本条例の各条文について質問に答えていただくことを求める請願4〃〃〃請願第19号安城市自治基本条例の各条文について質問に答えていただくことを求める請願5〃〃〃請願第20号安城市自治基本条例の各条文について質問に答えていただくことを求める請願6〃〃〃請願第21号安城市自治基本条例の各条文について質問に答えていただくことを求める請願7〃〃〃請願第22号安城市自治基本条例の各条文について質問に答えていただくことを求める請願8〃〃〃請願第23号令和2年6月18日、総務企画常任委員会での請願第1号における各委員の発言について、質問に答えていただくことを求める請願〃〃〃請願第24号令和2年6月18日、総務企画常任委員会での請願第2号における各委員の発言について、質問に答えていただくことを求める請願〃〃〃請願第25号令和2年6月18日、総務企画常任委員会での請願第3号における各委員の発言について、質問に答えていただくことを求める請願〃〃〃請願第26号令和2年6月18日、総務企画常任委員会での請願第4号における各委員の発言について、質問に答えていただくことを求める請願〃〃〃請願第27号平成27年12月定例会、請願第3、4号における野場慶徳議員の反対討論について、法的、論理的、客観的な説明を求める請願〃〃〃請願第28号令和2年6月定例会、自治基本条例に関する請願における二村守議員の反対討論について、法的、論理的、客観的な説明を求める請願委員会付託を省略2.9.1不採択請願第29号9月定例会において、自治基本条例改正案を「現:自治基本条例は改正の必要あり」として議決した後に、審議、議決することを求める請願総務企画2.9.25〃請願第30号自治基本条例改正案について議会でのさらなる審議を求める請願〃〃〃請願第31号安城市自治基本条例の廃案(廃止)を求める請願〃〃〃陳情第2号私立高校生の父母負担を軽減し、学費の公私格差を是正するために市町村独自の授業料助成制度を維持し、拡充を求める陳情市民文教〃〃陳情第3号国指定史跡本證寺境内の整備実現に関する陳情〃〃採択同意第4号固定資産評価審査委員会委員の選任について委員会付託を省略〃原案同意同意第5号教育委員会委員の任命について〃〃〃          会派・議員別議決結果等一覧表議案番号議決結果等安城創生会公明党みらいの風志新社会共産党大屋明仁(議長)石川郁子神谷和明白谷隆子塚原信一寺沢正嗣沓名喜代治松本佳栄石川博英石川博雄深津 修杉山 朗鈴木 浩松尾学樹近藤之雄二村 守野場慶徳神谷清隆宗 文代法福洋子今原康徳守口晶治稲垣退三辻山秀文白山松美永田敦史石川 翼森下祥子認定第1号原案認定/◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯××認定第2号原案認定/◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯××認定第3号原案認定/◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯認定第4号原案認定/◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯×認定第5号原案認定/◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯認定第6号原案認定/◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯××認定第7号原案認定/◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯××認定第8号原案認定/◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯認定第9号原案認定/◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯第71号議案原案可決/◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯▽◯◯◯第72号議案原案可決/◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯第73号議案原案可決/◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯第74号議案原案可決/◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯第75号議案原案可決/◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯第76号議案原案可決/◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯第77号議案原案可決/◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯第78号議案原案可決/◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯第79号議案原案可決/◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯×第80号議案原案可決/◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯第81号議案原案可決◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯×第82号議案原案可決/◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯×第83号議案原案可決/◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯×第84号議案原案可決/◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯×第85号議案原案可決/◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯第86号議案原案可決/◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯第87号議案原案可決/◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯第88号議案原案可決/◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯第89号議案原案可決/◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯第90号議案原案可決/◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯×第91号議案原案可決/◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯第92号議案原案可決/◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯請願第5号不採択/×××××××××××××××××××××××◯◯◯◯請願第6号不採択/×××××××××××××××××××××××◯×××請願第7号不採択/×××××××××××××××××××××××◯×××請願第8号不採択/×××××××××××××××××××××××◯×××請願第9号不採択/×××××××××××××××××××××××◯×××請願第10号不採択/×××××××××××××××××××××××◯×××請願第11号不採択/×××××××××××××××××××××××◯×××請願第12号不採択/×××××××××××××××××××××××◯×××請願第13号不採択/×××××××××××××××××××××××◯×××請願第14号不採択/×××××××××××××××××××××××◯×××請願第15号不採択/×××××××××××××××××××××××◯×××請願第16号不採択/×××××××××××××××××××××××◯×××請願第17号不採択/×××××××××××××××××××××××◯×××請願第18号不採択/×××××××××××××××××××××××◯×××請願第19号不採択/×××××××××××××××××××××××◯×××請願第20号不採択/×××××××××××××××××××××××◯×××請願第21号不採択/×××××××××××××××××××××××◯×××請願第22号不採択/×××××××××××××××××××××××◯×××請願第23号不採択/×××××××××××××××××××××××◯×××請願第24号不採択/×××××××××××××××××××××××◯×××請願第25号不採択/×××××××××××××××××××××××◯×××請願第26号不採択/×××××××××××××××××××××××◯×××請願第27号不採択/×××××××××××××××××××××××◯×××請願第28号不採択/×××××××××××××××××××××××◯×××請願第29号不採択/×××××××××××××××××××××××◯×××請願第30号不採択/×××××××××××××××××××××××◯×××請願第31号不採択/×××××××××××××××××××××××◯×××陳情第2号不採択/×××××××××××××××××××××××◯◯◯◯陳情第3号採択/◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯同意第4号原案同意/◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯同意第5号原案同意/◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯※議長は採決に加わらないため、「/」と表示しています。賛否の表示は◯:賛成、×:反対、▽:棄権、欠:欠席と表示しています。※会派名は、一部省略して記載しています。(公明党⇒公明党安城市議団、共産党⇒日本共産党安城市議員団)※第81号議案については、議長を含めた3分の2以上の賛成が必要な特別多数議決案件のため、議長も採決に加わっています。...