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平成29年地域生活委員会( 9月19日)
平成29年地域生活委員会( 9月19日)
平成29年予算決算委員会 地域生活分科会( 9月19日)
平成29年予算決算委員会 地域生活分科会( 9月19日)

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  1. 豊田市議会 2017-09-19
    平成29年予算決算委員会 地域生活分科会( 9月19日)


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    平成29年予算決算委員会 地域生活分科会( 9月19日)              予算決算委員会 地域生活分科会                          平成29年9月19日(火)                        午前10時17分〜午後1時47分                        於:南71委員会室 1 審査案件   議案第86号 平成29年度豊田市一般会計補正予算   承認第 4号 平成28年度豊田市一般会計決算   承認第 9号 平成28年度豊田市水道水源保全事業特別会計決算   承認第12号 平成28年度豊田市財産区特別会計決算   承認第13号 平成28年度豊田市簡易水道事業特別会計決算   承認第16号 平成28年度豊田市水道事業会計決算   承認第17号 平成28年度豊田市下水道事業会計決算
    出席分科会委員(8名)  分科会長  清 水 郁 夫      副分科会長 杉 本 寛 文  分科会委員 松 井 正 衛      分科会委員 杉 浦 弘 高  分科会委員 作 元 志津夫      分科会委員 神 谷 和 利  分科会委員 深 津 眞 一      分科会委員 鈴 木 孝 英 〇欠席分科会委員(0名) 〇発言申出委員(0名) 〇説明のため出席した者の職・氏名  特別職    副市長         杉 山 基 明     副市長         礒 谷 裕 司    事業管理者       今 井 弘 明  地域振興部    地域振興部長      中 野 正 則     自治推進室長      松 永 浩 行    市民安全室長      増 岡 義 弘     旭支所長        竹 内   寧    足助支所長       近 藤 雅 雄     稲武支所長       林   行 宏    小原支所長       市 川 智 久     上郷支所長       河 合 賢 典    猿投支所長       藤 井 美 彰     下山支所長       兵 藤 寿 八    高岡支所長       野 田 洋 子     高橋支所長       三 浦 法 雄    藤岡支所長       山 内 真 琴     松平支所長       坂 井 京 子    地域支援課長      小 澤 都司子     交通安全防犯課長    竹 内 敬 悟    防災対策課長      村 上 光 彦  消防本部    消防長         児 玉 増 夫     消防次長        山 内 純 朗    管理監         柴 川 晃 典     専門監         柴 田 東 八    専門監         松 原 弘 明     足助消防署長      近 藤 敦 之    北消防署長       村 瀬 一 也     専門監(藤岡小原担当) 内 田 政 巳    中消防署長       宇佐美   力     南消防署長       前 田 晃 一    総務課長        須 賀 基 文     警防救急課長      青 井 宏 次    予防課長        松 井 利 往     指令課長        福 岡 浩 治    足助消防署副署長兼課長 近 藤 敦 之     北消防署副署長兼課長  鈴 木 新 次    中消防署副署長兼課長  藤 本   誠     南消防署副署長兼課長  藤 村 克 己  上下水道局    上下水道局長      伊 藤 裕 二     副局長         杉 本 尚 久    水道維持課長      神 谷 憲 秀     総務課長        鈴 木   満    経営管理課長      脇 迫 博 文     企画課         成 瀬 光 明    料金課長        水 野 和 之     水道整備課長      堀 江 荘 平    上水運用センター所長  丹 羽 勝 彦     下水道施設課長     山 口 正 美    下水道建設課長     野 口 朝 司  都市整備部    公共建築課長      稲 本 龍 治 〇職務のため出席した事務局職員の職・氏名  議会事務局    局長          太 田 錬 治     副局長         伊 藤 勝 介    副主幹         上 田   研     担当長         鈴 木 祥 宏    主査          東 郷 公 彦     主査          近 藤 乃 介                          開会 午前10時17分 ○分科会長(清水郁夫) ただいまから、予算決算委員会地域生活分科会を開会します。  9月12日の予算決算委員会で、当分科会の所管とされました審査案件は、議案第86号の1議案及び、承認第4号始め6件です。  慎重審査よろしくお願いします。  分科会における発言は、挙手をし、分科会長と発声した上で、起立してお願いします。  これより審査に入りますが、審査案件の説明については、補正予算のみとし、決算案件につきましては、決算説明会において説明を受けていますので、分科会での説明は省略し、質疑、意見について、所管別審査案件ごとに行います。  質疑に当たっては、資料名及びページ数を示した上で、簡潔にお願いします。  また、質疑・答弁をわかりやすくするため、質問者は、関連性のある質疑を除き、一問一答方式でお願いします。  なお、全体会での議案質疑と同一趣旨の発言を重複して行うことはご遠慮いただきますようお願いします。  それでは、消防本部所管分について、審査を行います。  なお、議案の関係上、都市整備部の職員が出席しておりますので、よろしくお願いします。  始めに、議案第86号平成29年度豊田市一般会計補正予算を議題とします。  それでは、議案第86号について、説明願います。  消防本部山内消防次長。 ○消防次長(山内純朗) 消防本部所管一般会計補正予算について、説明をさせていただきます。  一般会計補正予算説明書の38ページ、39ページをごらんください。  9款1項2目非常備消防費です。この補正予算を提出しますのは、消防団の下山地区阿蔵町の格納庫と、高橋地区岩滝町の詰所格納庫の老朽化に伴う移転新築を行うためです。  工事開始を年度後半に設定する工事の平準化を図るため、予算措置として増額補正をお願いするものです。  次に、一般会計補正予算書の10ページをお願いします。  第3表の繰越明許費について、説明します。  9款1項詰所格納庫整備事業です。補正予算と同じ事業ですが、年度内での標準工期が確保できないため、繰越明許を行うものです。  以上です。 ○分科会長(清水郁夫) 説明が終わりましたので、質疑を許します。  質疑ありませんか。             〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(清水郁夫) ないようですので、続いて、議案第86号について、意見等はありませんか。             〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(清水郁夫) ないようですので、続いて、承認第4号平成28年度豊田市一般会計予算歳入について、質疑を許します。  質疑ありませんか。             〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(清水郁夫) ないようですので、続いて、歳出について、質疑を許します。  杉本委員。 ○副分科会長(杉本寛文) それでは、私からは、大きくは6点について、順次質問させていただきます。  始めに、予算執行実績報告書269ページ、9款1項1目常備消防費、2消防本部費(6)防災学習センター運営費について、2点質問いたします。  1点目として、平成28年度2万337人の利用があった防災学習センターですが、防災学習センターで開催される企画展等の内容と、その効果についてお尋ねいたします。 ○分科会長(清水郁夫) 松井予防課長。 ○予防課長(松井利往) 内容とその効果についてですが、平成28年度は地域の防災力を高めるための防災マップ講座や、非常食のつくり方講座など、企画展等を延べ22回実施しました。  主な内容として、防災マップ講座では、防災マップ作成に必要な知識と、地域の危険箇所の確認方法を習得し、家庭向け非常食のつくり方講座では、多くの親子が楽しみながら、非常時の備えの大切さを感じる取組としました。これらの企画展等の取組により、個人来場者約1,600人の増加につながったと考えています。  以上です。 ○分科会長(清水郁夫) 杉本委員。 ○副分科会長(杉本寛文) 続きまして、2点目として、利用者増に向けた取組について、お尋ねします。 ○分科会長(清水郁夫) 松井課長。 ○予防課長(松井利往) 利用者増に向けた取組についてですが、平成29年度は夏休み期間中に段ボール迷路やクイズを通して、親子が楽しみながら、正しい避難方法を学べるサマーフェスタを開催し、約2,000人の来場がありました。今後も身近に起こる災害をテーマとする企画展や、いざというときに役立つ内容を盛り込んだワークショップを行うなど、利用者にとって興味深く、魅力ある企画展等の開催を通じて、来場者の増加に取り組んでいきたいと考えています。  以上です。 ○分科会長(清水郁夫) 杉本委員。
    ○副分科会長(杉本寛文) 続きまして、同じく予算執行実績報告書269ページ、9款1項1目常備消防費消防本部費(8)競技訓練活動費について、救急救命技術発表会の開催の内容と効果について、お尋ねいたします。 ○分科会長(清水郁夫) 青井警防救急課長。 ○警防救急課長(青井浩次) この発表会は、救急隊員の知識、技術の向上、隊員間連携の強化など、現場対応力の強化を図る目的で行っております。  内容は、救急隊員が実際に起こり得る事案を想定して、実践的な救急活動を発表し、経験豊富な救急救命士などから、活動全般にわたる技術指導や、医師から医学的な観点による指導、助言を受けるものであります。  その効果は、救急隊員の現場対応力の向上に加え、医師に災害現場での活動状況を理解していただくことで、医療機関との連携が図られ、円滑で確実な救急活動につながるものと考えております。  以上です。 ○分科会長(清水郁夫) 杉本委員。 ○副分科会長(杉本寛文) 続きまして、予算執行実績報告書270ページ、9款1項1目常備消防費消防本部費(13)救急救助高度化推進費について、救急活動事後検証とはどのようなものか、その実績と効果について、お尋ねいたします。 ○分科会長(清水郁夫) 青井課長。 ○警防救急課長(青井浩次) 救急活動事後検証の内容は、救急隊の活動が確実かつ迅速に行われたかを客観的に振り返り、よりよい活動につなげようというもので、全ての救急事案に対して行っています。  平成28年度は約1万8,000件を救急隊が検証し、そのうち心臓が停止するなどの重篤な救急事案である417件については、協定を結んでいる医療機関の医師が、医学的な観点で検証しています。  その効果は、救急隊員の医学的な知識及び判断力を高め、活動全般の質が向上するものと考えています。  以上です。 ○分科会長(清水郁夫) 杉本委員。 ○副分科会長(杉本寛文) 続きまして、予算執行実績報告書273ページ、9款1項1目常備消防費、7常備消防活動費、(4)通信機器維持管理費について、3点お聞きいたします。  1点目、新たに導入した消防救急デジタル無線の導入の効果について、お聞きいたします。 ○分科会長(清水郁夫) 福岡指令課長。 ○指令課長(福岡浩治) 効果としましては、通信時の秘匿性が確保されたことや、音声が明瞭になったことです。  また、従来のアナログ無線では、遠距離での出動隊同士の通信は、指令課が中継する必要がありましたが、直接、出動隊同士の通信が可能になったことで、より正確な情報伝達が可能になりました。  以上です。 ○分科会長(清水郁夫) 杉本委員。 ○副分科会長(杉本寛文) 2点目として、高機能消防指令システムの導入の効果について、お聞きいたします。 ○分科会長(清水郁夫) 福岡課長。 ○指令課長(福岡浩治) 効果としましては、タブレット端末の導入などにより、動画や静止画での情報共有が可能になり、円滑な消防活動ができるようになりました。  また、複数の目標物を聞き取るだけで、災害現場が絞り込める検索機能などを強化させたことで、通報者自身が、今いる場所がわからない場合でも、場所の特定にかかる時間が短縮されていると考えています。  以上です。 ○分科会長(清水郁夫) 杉本委員。 ○副分科会長(杉本寛文) 3点目として、広域の消防指令システムに習熟するための取組について、お聞きいたします。 ○分科会長(清水郁夫) 福岡課長。 ○指令課長(福岡浩治) システムに習熟するための取組につきましては、研修として、新たに指令課に配属された職員は42時間、配属2年目以降の職員は、再教育として14時間の機器の操作研修を行っています。  また、訓練として、毎月2回の機器、操作訓練を行っています。これらを通じて、習熟度を高めています。さらに、定期的に効果測定を行うことで、システムに関する知識、技術の確認を行っております。  以上です。 ○分科会長(清水郁夫) 杉本委員。 ○副分科会長(杉本寛文) 続きまして、予算執行実績報告書274ページ、9款1項2目非常備消防費2非常備消防活動費(3)消防団員厚生費について。今年度、新たに消防団に配備した装備品とその活用事例について、お聞きいたします。 ○分科会長(清水郁夫) 須賀総務課長。 ○総務課長(須賀基文) 装備品につきましては、平成28年度は防火衣7衣、部長以上181人に防火衣一式、また全隊員にヘッドライト防じんめがね及び防じんマスクを新たに配備しました。  次に、活用事例の一例を紹介しますと、平成29年5月に足助地区で発生した山林の火災では、明け方まで足場の悪い斜面で、灰が雪のように舞う中での活動となり、保護具として、ヘッドライト、めがね、マスクが大変役に立ったと、方面隊長より報告を受けており、消防団員の安全で確実な活動につながっております。  以上です。 ○分科会長(清水郁夫) 杉本委員。 ○副分科会長(杉本寛文) 最後の質問になります。  予算執行実績報告書276ページ、9款1項3目消防設備費6消防車両整備費について、支援車(中)とありますが、支援車とはどのような車両か。また、今回の車両はどんな特徴を持っているか、お尋ねいたします。 ○分科会長(清水郁夫) 青井課長。 ○警防救急課長(青井浩次) 支援車は緊急消防援助隊出動時の隊員及び資機材の搬送や、多数の傷病者が発生した災害の軽傷者の病院搬送など、多くの人員や資機材を搬送するためのマイクロバスを艤装した車両です。  今回の主な特徴としては、救急車では搬送のできない大きな体格の方や、障がいにより、専用バギー車で生活をしている方などを搬送できるようにしました。また、車両上部に大型のルーフラックを設けて、多くの資機材を搬送できるようにしました。  以上です。 ○分科会長(清水郁夫) ほかにありませんか。  作元委員。 ○分科会委員(作元志津夫) それでは、私のほうから、大きくは4点質問させていただきます。  まず始めに、予算執行実績報告書268ページの9款1項1目常備消防費について、1点お伺いします。  平成28年度の重点取組項目で、119番通報に関する理解促進を掲げ、取り組んだと承知しておりますが、実績と課題についてお伺いします。 ○分科会長(清水郁夫) 福岡指令課長。 ○指令課長(福岡浩治) 119番通報に関する理解活動の取組実績といたしましては、広報媒体や通報体験を通じた啓発活動を行いました。  広報媒体を活用した啓発では、通報時に司令員が聴取する内容や通報時などの注意点など、119番通報の仕方について、新聞、テレビ、ラジオを活用した広報を8回、また病院と金融機関の5箇所において、チラシによる啓発を行いました。  そして、外国人による通報でも、通訳を交えた三者通話により、安心して通報ができる多言語コールセンターについて、新聞やSNSを活用した広報を3回、また病院、豊田市、国際交流協会などの7箇所において、チラシによる啓発を行いました。  次に、通報体験を通じた啓発では、イベントや講習会などの機会を捉えて、実際に119番通報が体験できる取組を行い、合計44回、1,398人の方に体験していただきました。  通報を体験した方のアンケートでは、実際に通報体験をすることで、より理解が深まり、不安も解消されるといった意見が多くあり、通報体験は有効であると考えています。  しかし、広報媒体を活用した啓発と、通報体験を通じた啓発を、より効果的、効率的に行っていくことが、今後の課題であると認識しています。  以上です。 ○分科会長(清水郁夫) 作元委員。 ○分科会委員(作元志津夫) 同じく、予算執行実績報告書268ページ、9款1項1目常備消防費の2の消防本部費(5)予防業務運営事務費について、2点お伺いします。  まず、1点目になりますが、防火対象物査察2,388件、危険物施設査察106件実施したとありますが、査察方法について、まずお伺いします。 ○分科会長(清水郁夫) 松井予防課長。 ○予防課長(松井利往) 査察の実施方法についてですが、防火対象物危険物施設とも、毎年、年度の始めに社会情勢や建物、施設などの危険性等を考慮し、重点的に査察を実施する対象物を決定しており、2年から5年のサイクルで、定期的に査察を実施しています。  以上です。 ○分科会長(清水郁夫) 作元委員。 ○分科会委員(作元志津夫) 2点目になりますが、査察の結果とフォロー内容について、お伺いします。 ○分科会長(清水郁夫) 松井課長。 ○予防課長(松井利往) 主な指導内容は、防火対象物については、防火管理者未選任や、消防用設備等の点検報告の未実施など、防火管理に関するもので、危険物施設については、定期点検の未実施など、保安管理に関するものでした。こうした不備事項のある防火対象物及び危険物施設に対しては、繰り返し査察を行い、関係者に防火管理や危険物施設の適正な保安管理の重要性について、理解を求めるなど、是正に向けた指導を行いました。  以上です。 ○分科会長(清水郁夫) 作元委員。 ○分科会委員(作元志津夫) 続きまして、予算執行実績報告書269ページ、9款1項1目常備消防費2消防本部(9)の火災予防活動費について、1点お伺いします。  平成18年に住宅用火災警報器の設置が義務化され、目安とされる10年がたつことになりますが、啓発における平成28年度の取組内容について、お伺いします。 ○分科会長(清水郁夫) 松井課長。 ○予防課長(松井利往) 啓発の主な取組としては、住宅用火災警報器の交換促進用のパンフレット8,000部を作成し、高齢者クラブ等防火セミナー、とよた安全安心フェスタなどの各種イベントで配布しました。  足助地区の和菓子店を営む消防団員と連携して、住宅用火災警報器をモチーフとしたカップケーキを作成し、商品名をジューケーキといいますが、これを消防音楽隊40周年記念コンサートなどで販売しました。  これが、先進的でユニークな取組として、新聞や雑誌などで取り上げられ、効果的な啓発ができたと考えています。  また、地域を限定した取組ですが、消防本部の働きかけにより、松平地区の自治区、消防団及び地元販売業者の地域に支える三者が、市内で初めて連携し、住宅用火災警報器のあっせん、配布、設置支援を行い、火災による被害を出さない取組が進められました。  以上です。 ○分科会長(清水郁夫) 作元委員。 ○分科会委員(作元志津夫) 最後の質問に移ります。  予算執行実績報告書270ページ、9款1項1目常備消防費の2消防本部費(13)救急高度化推進費について、2点お伺いします。  まず、1点目、救急救命士の全体数と過去3年間における推移について、お伺いします。 ○分科会長(清水郁夫) 青井警防救急課長。 ○警防救急課長(青井浩次) 平成28年度末の救急救命士の数は、国家資格を有している者は116人、そのうち救急車に乗車して、活動ができる救急救命士は110人です。  また、国家資格を有している者の、平成26年度から28年度までの3年間の推移は、93人から116人となり、23人増えました。  以上です。 ○分科会長(清水郁夫) 作元委員。 ○分科会委員(作元志津夫) 2点目としまして、目標と評価について、お伺いします。 ○分科会長(清水郁夫) 青井課長。 ○警防救急課長(青井浩次) 救急救命士の目標数と評価ですが、消防整備基本計画では、平成29年度の目標数を112人としており、先の答弁のとおり、平成28年度末の救急車に乗車して活動ができる救急救命士は、110人であることから、順調に養成ができております。  以上です。 ○分科会長(清水郁夫) ほかにありませんか。             〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(清水郁夫) ないようですので、続いて、委員外委員発言の申し出について、お諮りします。  あらかじめ申し上げます。委員外委員発言は、分科会の審査に資する内容に限り認めるものです。議案の疑義解明につながらない意見表明や個人的な質疑は、行わないようお願いします。  岡田委員の、非常備消防費についてを趣旨とする発言申出を許可することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」の声起こる〕 ○分科会長(清水郁夫) ご異議なしと認め、岡田委員の発言申出を許可します。  岡田委員、発言席へお進みください。  岡田委員。
    委員外委員(岡田耕一) 予算執行実績報告書274ページ、お願いいたします。  9款1項2目非常備消防費のうち、1の人件費並びに2の非常備消防活動費に関連すると思いますので、こちらで質問させていただきます。  消防団の関係でございますが、条例定数上、団員定数は2,313人、そのうち機能別団員は300人になっておりますが、平成27年度と比較して5名のみ増加しております。これは、基本的には機能別団員が増えたと認識しておりますが、基本団員を中心とした現状について、市としてどのような評価をしているのか、お聞かせください。 ○分科会長(清水郁夫) 須賀総務課長。 ○総務課長(須賀基文) 消防団員数は、全国的にも減少傾向で、当市では機能別消防団員を導入するなどして、維持に努めておりますが、条例定員に達していないため、さらなる取組が必要であると認識しております。  以上です。 ○分科会長(清水郁夫) 岡田委員。 ○委員外委員(岡田耕一) 今、そういう認識がある中で、平成28年度、特に基本団員の確保のための新たな検討はされたのか、お聞かせいただきたいと思います。 ○分科会長(清水郁夫) 須賀課長。 ○総務課長(須賀基文) 基本団員の確保策につきましては、ここ数年、若い世代の消防団員を確保するために、消防団員1日体験入団や、大学祭での消防団のPRなどに取り組んでおります。  また、基本団員の確保には、消防団員への支援や、次代の担い手の確保が必要と考え、事業内容を検討した結果、平成28年度には消防団応援の店、学生消防団活動認証制度学生機能別団員の取組を始めました。  以上です。 ○分科会長(清水郁夫) 以上で質疑を終わります。  岡田委員は傍聴席にお戻りください。  続いてお諮りします。根本委員の、消防施設費についてを趣旨とする発言申出を許可することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」の声起こる〕 ○分科会長(清水郁夫) ご異議なしと認め、根本委員の発言申出を許可します。  根本委員、発言席へお進みください。  根本委員。 ○委員外委員(根本美春) それでは、予算執行実績報告書275ページから276ページの9款1項3目消防施設費について、施設整備の進捗として、消防署の施設のうち、女性職員の勤務に対応したトイレや更衣室、部屋などの整備率をお聞きします。また、それに対する検討の内容をお聞きいたします。 ○分科会長(清水郁夫) 須賀総務課長。 ○総務課長(須賀基文) 現在、整備を進めている足助消防署の改築工事が完了すると、四つの消防署と消防本部の5箇所で女性の24時間交替制勤務が可能となり、施設整備が完了します。  次に、施設整備にかかわる検討すべき内容は、当面の間はないと考えておりますが、女性職員の配置が想定以上になる場合には、新たな施設改修などが検討内容になると考えております。  以上です。 ○分科会長(清水郁夫) 以上で質疑を終わります。  根本委員は傍聴席にお戻りください。  続いて、継続費及び繰越明許費について、質疑を許します。質疑等はありませんか。             〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(清水郁夫) ないようですので、続いて、承認第4号についての意見等はありませんか。             〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(清水郁夫) ないようですので、以上で消防本部所管分を終わります。  続いて、上下水道局所管分について、審査を行います。  始めに、承認第4号平成28年度豊田市一般会計決算について、質疑を許します。  深津委員。 ○分科会委員(深津眞一) では、1点伺います。  予算執行実績報告書257ページ、8款5項5目下水道管理費3合併処理浄化槽整備費についてお伺いします。  合併処理浄化槽補助実績が354件とありますが、平成28年度の合併処理浄化槽への転換撤去に係る補助金額の見直し効果と、2年目となる現在の状況をお伺いします。 ○分科会長(清水郁夫) 山口下水道施設課長。 ○下水道施設課長(山口正美) 平成28年度から、合併処理浄化槽への転換促進に向けまして、くみ取り便所からの転換、単独処理浄化槽を撤去して転換に対する補助金額の増額をさせていただきました。  この補助金額の増額効果もあり、合併処理浄化槽補助の実績は、平成27年度の289件から、平成28年度は354件に増加し、そのうち転換撤去に係るものは、19件から126件に大幅に増加しております。  平成29年度におきましても、8月末現在で合併処理浄化槽補助の申請は250件あり、そのうち転換撤去は83件と、平成28年度を上回る補助申請件数となっております。  以上です。 ○分科会長(清水郁夫) ほかにありませんか。  鈴木委員。 ○分科会委員(鈴木孝英) 私からは、大きく2点伺います。  まず、予算執行実績報告書201ページ、4款3項3目し尿処理費5浄化槽対策費(2)の浄化槽適正管理推進費から1点、浄化槽維持管理促進事業の概要と評価について伺います。 ○分科会長(清水郁夫) 山口課長。 ○下水道施設課長(山口正美) まず、事業の概要ですが、公共用水域の水質保全や、住環境の改善を目的としまして、自治区等の団体が主体となり、地域ぐるみで浄化槽の法定検査、清掃、保守点検を適正に実施していただく取組に対して、報償金を支払う事業となります。  事業の評価でございますが、当該事業は、平成18年度から17団体、実施世帯943世帯で事業を開始しましたが、平成28年度におきましては、実施団体は38団体、実施世帯は2,245世帯まで、着実に増加しております。  この実施団体の増加による事業効果もありまして、浄化槽の適正管理の指標である、年1回の法定検査と、定期的に検査をする必要がある11条検査、この実施率が平成18年度の10.9パーセントから、平成28年度は29.5パーセントに増加しております。  それから、年1回実施する必要がある浄化槽の清掃につきましても、平成18年度の79.3パーセントから平成28年度は90.3パーセントに増加しております。いずれの指標も着実に増加しておりまして、事業の効果があったものと考えております。今後も事業の拡大に努めてまいります。  以上です ○分科会長(清水郁夫) 鈴木委員。 ○分科会委員(鈴木孝英) 続きまして、予算執行実績報告書257ページ、8款5項5目下水道管理費3合併処理浄化槽整備費から、2点伺います。  1点目、単独処理浄化槽で合併処理浄化槽に移行していない数はどの程度あるのか、伺います。 ○分科会長(清水郁夫) 山口課長。 ○下水道施設課長(山口正美) 平成28年度末における豊田市全体での浄化槽の総設置基数は、約3万4,000基あります。そのうち、合併処理浄化槽に移行していない単独処理浄化槽の設置基数は、約1万5,600基あります。  この単独処理浄化槽のうち、下水道等の集合処理区域外、個別の処理区域として整備する必要がある区域内の基数は、約7,000基ありまして、この7,000基が転換に向けた早急な取組が必要な浄化槽となっております。  以上です。 ○分科会長(清水郁夫) 鈴木委員。 ○分科会委員(鈴木孝英) 最後の質問です。  今後の合併処理浄化槽への転換に向けた取組について、伺います。 ○分科会長(清水郁夫) 山口課長。 ○下水道施設課長(山口正美) 先ほども答弁させていただきましたが、合併処理浄化槽の転換に向けた取組としましては、平成28年4月から、下水道と合併処理浄化槽のベストミックスによる未普及解消アクションプランの実行に向け、合併処理浄化槽の転換撤去に対する補助金額を見直しました。  この転換の促進を実施しておりますが、この補助金の見直し効果もありまして、転換撤去に係る補助申請実績が、平成27年度の19件から平成28年度の126件に大幅に増加しております。今後も、広報やイベント等を活用し、補助金等のPRを積極的に実施して、合併処理浄化槽への転換を促進してまいります。  以上です。 ○分科会長(清水郁夫) ほかにありませんか。             〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(清水郁夫) ないようですので、続いて、承認第4号について、意見等はありませんか。 ○分科会長(清水郁夫) ほかにありませんか。             〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(清水郁夫) ないようですので、続いて、承認第9号平成28年度豊田市水道水源保全事業特別会計決算について、質疑を許します。  深津委員。 ○分科会委員(深津眞一) では、1点、質問させていただきます。  予算執行実績報告書371ページ、水道水源保全事業特別会計2事業の概要についてお伺いします。  平成28年度の水道水源保全事業の主な取組実績とその評価についてお伺いします。 ○分科会長(清水郁夫) 鈴木総務課長。 ○(上下水)総務課長(鈴木 満) 水道水源保全事業は、安全でおいしい水道水を提供し続けるため、財源として、水道使用料1トンにつき1円の負担金のほか、水道水源保全基金を取崩して五つの事業を展開しております。  平成28年度の主な取組として、三つの事業について、順に説明させていただきます。  一つ目は、水道水源林モニタリング事業です。平成28年度は小原地区に加え、新たに足助地区の市有林に観測装置を設置し、データの収集を開始しました。  平成28年度は、調査費として2,500万円余を支出しております。  二つ目は、水道水源林間伐事業です。平成28年度は水道水源地域の約75ヘクタールの間伐に対し、2,900万円余の補助金を支出しました。  この2事業につきましては、産業部と連携し、事業を実施しております。  続いて、三つ目として、水質保全対策事業です。平成28年度は水道水源地域にお住まいの方を対象に、合併処理浄化槽への転換設置に対し、20件で200万円余の補助金を支出しました。  最後に、水道水源保全事業の評価ですが、五つの事業を進めることで、水源涵養機能の向上や、水質の保全が着実に進み、安全でおいしい水道水が提供できていると考えております。  以上です。 ○分科会長(清水郁夫) ほかに質疑ありませんか。  鈴木委員。 ○分科会委員(鈴木孝英) 私から2点、お伺いいたします。  1点目、予算執行実績報告書371ページ水源の森事業として、平成28年度の啓発イベントとして水源の森おとなの探検隊が実施されましたが、イベントの内容と成果について、伺います。 ○分科会長(清水郁夫) 鈴木課長。 ○(上下水)総務課長(鈴木 満) 水源の森事業は、市民の皆様に対し、水源を保全することの重要性をPRすることを目的としております。  平成28年度は水源の森おとなの探検隊として、旭地区の水源の森や、小原地区の水道水源林モニタリング事業の調査地を訪れ、間伐実施前後の植生植物の調査やモニタリング事業の調査内容を見学いたしました。  イベントには、20名の市民の参加があり、水道水源林を保全することの重要性や、水道水源保全基金の必要性を理解していただくことができたと考えております。  以上です。 ○分科会長(清水郁夫) 鈴木委員。 ○分科会委員(鈴木孝英) 最後の質問です。  水道水源林確保事業について、今後の取得計画について伺います。 ○分科会長(清水郁夫) 鈴木課長。 ○(上下水)総務課長(鈴木 満) 水道水源林確保事業は、豊田市の水がめである矢作ダムの水源林を取得し、恒久的に保全していこうというものです。
     ダム左岸側の指定エリア、約700ヘクタールのうち、まとまりのある人工林、約300ヘクタールの購入を予定しております。現在は、具体的な移植の方法や事業の進め方などについて、庁内調整や検討を進めているところでございます。  以上です。 ○分科会長(清水郁夫) ほかにありませんか。             〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(清水郁夫) ないようですので、続いて、委員外委員発言の申し出について、お諮りします。  岡田委員の、事業概要と評価、会計のあり方についてを趣旨とする発言申出を許可することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」の声起こる〕 ○分科会長(清水郁夫) ご異議なしと認め、岡田委員の発言申出を許可します。  岡田委員、発言席へお進みください。  岡田委員。 ○委員外委員(岡田耕一) 予算執行実績報告書371ページをお願いいたします。2点発言申出をしておりましたが、1点目の事業概要並びにその評価につきましては、既に先ほど出ておりますので、取下げをさせていただきまして、1点のみ伺います。  先ほどのご答弁の中でもありましたとおり、間伐事業並びにモニタリング事業は、産業部と連携してというご答弁でありましたが、このように、一般会計と何ら変わりのない事業も多くある中で、特別会計を廃止し、事業を一般会計化する考えについて、その検討がされたのか、お聞かせをいただきたいと思います。 ○分科会長(清水郁夫) 鈴木課長。 ○(上下水)総務課長(鈴木 満) 水道水源保全事業は、将来にわたって、安全でおいしい水道水を安定的に提供し続けることを目的としており、水源林の保全事業などを進めるため、財源として、水道利用者である市民の皆様から、水道使用料1トンにつき1円を水道料金と一緒にご負担いただいているものでございます。  歳入の目的や歳出の使用用途が明確で、限定されており、資金の運用状況が明確化されるため、特別会計のほうが適切であると考えております。  したがって、事業の一般会計化については、検討をしてはおりません。  以上です。 ○分科会長(清水郁夫) 以上で質疑を終わります。  岡田委員は傍聴席へお戻りください。  続いて、承認第9号について、意見等はありませんか。             〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(清水郁夫) ないようですので、続いて、承認第13号平成28年度豊田市簡易水道事業特別会計決算について、質疑を許します。  深津委員。 ○分科会委員(深津眞一) 1件質問します。  予算執行実績報告書378ページ、簡易水道事業特別会計2事業の概要(2)主な整備事業費についてお伺いします。  平成29年3月31日の打ち切り決算に伴い、水道事業会計へ引き継ぐ主な項目と、未払金の内容について、伺います。  また、29年4月1日以降の未払金等の対応について、お伺いします。 ○分科会長(清水郁夫) 脇迫経営管理課長。 ○経営管理課長(脇迫博文) 簡易水道事業の特別会計の打ち切りにより、水道事業会計へ引き継ぐものは、資産、負債、資本の3点でございます。このうち資産は、固定資産が149億1,000万円余、現金を始めといたします流動資産が6億1,000万円余でございます。  次に、負債は固定負債が33億5,000万円余、流動負債が4億8,000万円余などでございます。  また、資本につきましては、資本金67億2,000万円余を引き継いでございます。なお、未払金につきましては、流動負債に含まれますけれども、委託料や工事請負費などでございまして、総額4億1,000万円余でございます。  平成29年4月1日以降の未収金、未払金につきましては、水道事業会計が特例的収入及び支出として引き継いだ上、適切に執行しております。  以上です。 ○分科会長(清水郁夫) ほかにありませんか。             〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(清水郁夫) ないようですので、続いて、承認第13号について、意見等はありませんか。             〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(清水郁夫) ないようですので、続いて、承認第16号平成28年度豊田市水道事業会計決算について、質疑を許します。  深津委員。 ○分科会委員(深津眞一) この項目では、私から8点質問させていただきます。  まず、豊田市水道事業会計決算書15ページ、2貸借対照表等関連(2)引当金の取崩しに関する事項のウ貸倒引当金の取崩しについて、お伺いします。  過去3年間の水道料金の徴収率、不納欠損額について伺います。  また、不納欠損及び債権徴収に対する基本的な考え方について、お伺いします。 ○分科会長(清水郁夫) 水野料金課長。 ○料金課長(水野和之) 過去3年間の水道料金の徴収率ですが、平成26年度は99.14パーセント、平成27年度及び平成28年度は99.15パーセントとほぼ同程度で推移しています。  また、不納欠損額は、平成26年度が388万円余、平成27年度が450万円余、平成28年度は408万円余と、おおむね400万円程度となっています。  次に、不納欠損及び債権徴収に対する基本的な考え方ですが、水道料金収入は水道事業経営の主たる財源であることから、水道料金の徴収は100パーセントを目指すのが当然であり、不納欠損処理をしないことがあるべき姿と考えています。  しかし、現実は、経済的な事情や所在不明等の理由により、滞納した水道料金を回収できないまま消滅時効の2年が経過してしまい、結果的に不納欠損となってしまうケースがあります。  このような不納欠損となる債権を、少しでもゼロに近づけるように、消滅時効成立まで、法令等の手続に従い、粘り強い債権回収に一層詰めてまいります。  以上です。 ○分科会長(清水郁夫) 深津委員。 ○分科会委員(深津眞一) 次に、平成28年度豊田市水道事業報告書の19ページ、1概況(1)総括事項ウ建設改良の状況について、4点お伺いします。  まず1点目、水道拡張費の主な事業概要と進捗状況を伺います。また平成27年度より事業費が減額となっている理由をお伺いします。 ○分科会長(清水郁夫) 堀江水道整備課長。 ○水道整備課長(堀江荘平) 水道拡張費は、主に足助下山地区簡易水道の上水道への統合に伴い、隣接する豊田地区、下山地区から、新たに管路施設や、配水場などの水道施設を築造し、あわせて施設の統廃合や配水区域の再編を行い、効率的な水運用を図る事業でございます。  全体の事業概要につきましては、送配水管が約27キロメートル、新設の配水場が1箇所、及び中継場が1箇所と2箇所の施設浄水場内にポンプ施設の増設等を整備するものでございます。  進捗状況につきましては、平成28年度までに送配水管を約20.7キロメートル、76.6パーセント、配水場が1箇所、中継場が1箇所を築造管理をし、引き続き、送配水管の整備及び足助地区の老朽化した施設の統廃合を行い、平成32年度に完了する予定でございます。  また、減額となった主な要因につきましては、舗装復旧工事及び配水場築造などの完了により、年度ごとの事業内容の差異による事業費の減によるものでございます。  以上です。 ○分科会長(清水郁夫) 深津委員。 ○分科会委員(深津眞一) 2点目としまして、経年管整備事業について、平成27年度との比較を含め、水道管路の総延長と耐用年数を超える経年管の総延長を伺います。  また、年間の更新延長についても、お伺いします。 ○分科会長(清水郁夫) 神谷水道維持課長。 ○水道維持課長(神谷憲秀) まず、水道管路の総延長ですが、市域全体で平成28年度末現在3,613キロメートル余となっております。平成27年度に比べ13キロメートル余の増となっております。  次に、布設後40年を経過いたしました経年管の整備、総延長につきましては、市域全体で平成28年度末現在、355キロメートル余となっており、平成27年度に比べ32キロメートル余の増となっております。  次に、年間の更新延長でございますが、経年管整備事業のほか、道路及び下水道の支障移転の更新も含めまして、毎年おおむね30キロメートルを更新しております。  以上です。 ○分科会長(清水郁夫) 深津委員。 ○分科会委員(深津眞一) 3点目としまして、川田水源浄水場、上水処理棟耐震補強工事の概要及び工事費について、お伺いします。 ○分科会長(清水郁夫) 丹羽上水運用センター所長。 ○上水運用センター所長(丹羽勝彦) 災害対策として、矢作川左岸地域の主要な浄水場である川田水源浄水場の耐震化を行いました。  工事の概要は、浄水処理棟の床面の耐震強度が不足していたため、鉄筋補強やコンクリート打ちなどを実施いたしました。工事費は4,600万円余です。  以上です。 ○分科会長(清水郁夫) 深津委員。 ○分科会委員(深津眞一) 4点目としまして、災害拠点病院等の管路の敷設替え及び幹線管路のループ、バイパス化とありますが、その事業目的についてお伺いします。 ○分科会長(清水郁夫) 堀江水道整備課長。 ○水道整備課長(堀江荘平) 震災時における生命維持・治療行為等に要する医療用水を確保するため、水道施設耐震化プランに基づき、重要給水施設配水管整備事業として、医療機関への管路の敷設替えを優先して耐震化を実施しております。  また、主要な配水場を結ぶ基幹管路を幹線管路と位置づけ、大規模地震においても、災害時の生活用水を確保するため、同プランに基づき、地震対策事業として、幹線管路の総合融通を図るためのループ化及び2系統化によるバックアップ機能を高めるためのバイパス化を目的に、優先的に耐震化を実施しております。  以上です。 ○分科会長(清水郁夫) 深津委員。 ○分科会委員(深津眞一) 次に、平成28年度豊田市水道事業報告書29ページから33ページ、3業務の(1)業務量(2)事業収入について、関連がありますので一括して質問します。  給水人口、給水戸数、配水量、有収水量及び給水収益の増減を伺います。また、今後の見通しについて、お伺いします。 ○分科会長(清水郁夫) 水野料金課長。 ○料金課長(水野和之) ご質問の給水人口等の増減につきましては、平成26年度から平成28年度の推移で答えさせていただきます。  まず、給水人口及び給水戸数の推移ですが、平成26年度は約40万9,000人、16万戸。平成27年度は41万人、16万2,000戸。平成28年度は41万1,000人、16万4,000戸と、本市の人口動態を反映し、微増となっています。  次に、配水量及び有収水量の推移ですが、配水量は平成26年度が4,906万立方メートル、平成27年度が4,894万立方メートル、平成28年度が4,848万立方メートルと、やや減少傾向にあります。  有収水量は、平成26年度が4,404万立方メートル、平成27年度が4,405万立方メートル、平成28年度が4,415万立方メートルと微増となっています。  また、給水収益ですが、平成26年度は82億7,100万円余、平成27年度は82億6,700万円余、平成28年度は82億8,300万円余と、ほぼ横ばいとなっています。  今後の見通しですが、人口動態と関連性のある給水人口、給水戸数、節水機器、ペットボトル水の普及や、市民の節水意識などの影響を受ける生活用の水道使用水量の動向に加え、景気や社会情勢に大きく左右される工場用、営業用の水道使用水量などの不確実な面もありますが、当面、水道事業経営の主たる財源となる給水収益、料金収入は、平成28年度実績程度を見込んでいます。  以上です。 ○分科会長(清水郁夫) 深津委員。 ○分科会委員(深津眞一) 次に、平成28年度豊田市水道事業報告書34ページ3業務(3)事業費に関する事項についてお伺いします。  給水原価が平成27年度実績の187.82円から184.47円と、対前年比3.35円下がった要因について、お伺いします。 ○分科会長(清水郁夫) 脇迫経営管理課長。 ○経営管理課長(脇迫博文) 給水原価は、年間の有収水量1立方メートル当たりに係る費用を示したものでございまして、具体的には、給水に係る費用から特定の費用等を差し引いた額を総有収水量で除して算出してございます。  平成28年度の給水原価が、対前年比で減少した要因といたしましては、これら給水に係る費用のうち、固定資産除却費や動力費、支払利息等が減少したことによるものです。  以上です。 ○分科会長(清水郁夫) 深津委員。 ○分科会委員(深津眞一) 最後に、平成28年度豊田市水道事業報告書38ページ4会計(1)重要契約の要旨イ委託契約について伺います。  豊田・岡崎地区研究開発施設への送水事業の進捗状況について、お伺いします。
    ○分科会長(清水郁夫) 成瀬企画課長。 ○(上下水)企画課長(成瀬光明) 進捗状況は、平成28年度から、豊田・岡崎地区研究開発施設へ送水するため、松平地区の配水区域再編を考慮した基本設計委託を実施しており、送水量の決定や施設の配置計画及び送水管ルートを検討しております。  基本設計委託は、平成29年度に完了する予定であります。  以上です。 ○分科会長(清水郁夫) ほかにありませんか。             〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(清水郁夫) ないようですので、続いて、承認第16号について、意見等はありませんか。             〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(清水郁夫) ないようですので、続いて、承認第17号平成28年度豊田市下水道事業会計決算について、質疑を許します。  深津委員。 ○分科会委員(深津眞一) 私からは、6点質問をさせていただきます。  豊田市下水道事業会計決算書91ページ、平成28年度豊田市下水道事業報告書の1概況(1)総括事項、ウ建設改良の状況について3点お伺いします。  下水道管路長寿命化計画の進捗状況と今後の対応についてお伺いします。 ○分科会長(清水郁夫) 野口下水道建設課長。 ○下水道建設課長(野口朝司) 下水道管路長寿命化計画は、民間開発で整備された団地で管理移管を受けた36団地を対象とし、平成23年度から、緊急度の高い団地より、順次、整備をしております。  平成28年度末の進捗状況は、計画延長95キロメートルに対しまして、約13キロメートルの整備が進み、進捗率は約14パーセントとなります。団地数では、2団地が完了し1団地を継続整備しています。今後の対応は、平成29年度に策定しますストックマネジメント計画に移行し、全体施設で優先順位を見直し、計画的な事業進捗を図っていきます。  以上です。 ○分科会長(清水郁夫) 深津委員。 ○分科会委員(深津眞一) 2点目としまして、管渠整備費は減額となっていますが、その理由について、お伺いします。 ○分科会長(清水郁夫) 野口課長。 ○下水道建設課長(野口朝司) 減額の主な理由は、平成27年度では、特定環境保全公共下水道の足助地区で供用開始に向け、集中的に面整備工事を行ったことと農業集落排水地区の2地区で公共下水道に接続する管路整備が完了したためなどであります。  以上です。 ○分科会長(清水郁夫) 深津委員。 ○分科会委員(深津眞一) 3点目としまして、処理場整備費で、あすけ水の館が平成27年度に完成しましたが、その後の供用開始状況についてお伺いします。 ○分科会長(清水郁夫) 野口課長。 ○下水道建設課長(野口朝司) 足助地区の供用開始状況は、あすけ水の館の完成に伴い、平成28年4月から計画区域の約74パーセントとなる71ヘクタールを供用開始しました。平成28年度以降も、引き続き面整備工事を進め、平成29年4月に3ヘクタールを、さらに平成30年4月に約20ヘクタールを供用開始する見込みで、面整備工事を完了する予定であります。  以上です。 ○分科会長(清水郁夫) 深津委員。 ○分科会委員(深津眞一) 次に、豊田市下水道事業会計決算書94ページ2工事費(1)建設改良工事の概況から、2点お伺いします。  ア環境整備工事の梅坪1号雨水幹線耐震補強工事の工事方法についてお伺いします。 ○分科会長(清水郁夫) 野口課長。 ○下水道建設課長(野口朝司) 梅坪1号雨水幹線は、大きい断面の雨水管であること、また、名古屋鉄道の鉄道高架に隣接していることから、耐震制度のある新しい管路の整備や、工事中のバイパス管による切り回しなどが困難な状況であります。  そこで、今回の工事は、既設管を利用し、雨水を流しながら、施工が可能な更生工法を採用しています。具体的な工事方法につきましては、既設管路の内側に塩化ビニール製の材料で管路をつくり、既設管との間を充填剤で一体化させ、耐震補強をするものであります。  以上です。 ○分科会長(清水郁夫) 深津委員。 ○分科会委員(深津眞一) 2点目としまして、豊田市下水道事業会計決算書95ページ、イ、ポンプ場整備工事の中部ポンプ場整備工事の内容と今後の事業予定についてお伺いします。 ○分科会長(清水郁夫) 山口下水道施設課長。 ○下水道施設課長(山口正美) 現在実施しております中部第三ポンプ場の工事は、老朽化が著しく、早急に整備する必要がありました第一ポンプ場を廃止し、第三ポンプ場へ機能の移設をするための更新事業として、平成26年度から5か年の事業として進め、平成30年度の工事完了を目指しております。  平成28年度の工事内容としましては、沈砂池と、ごみ等を除去するための除じん設備及びポンプ設備3台のうち2台のポンプ設備工事が完了いたしました。  平成29年度からの2か年で、残り1台のポンプ設備と、それに伴う電気設備を設置し、平成30年度の完成を目指しております。  以上です。 ○分科会長(清水郁夫) 深津委員。 ○分科会委員(深津眞一) 最後に、豊田市下水道事業会計決算書99ページ3業務(3)事業費に関する事項の流域下水道維持管理負担金が対前年度比で増加している理由についてお伺いします。 ○分科会長(清水郁夫) 山口課長。 ○下水道施設課長(山口正美) この負担金は、愛知県が運営する流域下水道の汚水処理施設処理場の維持管理費を、各市町の汚水流入量等に応じて負担するものです。  例年、公共下水道区域の拡張により、汚水量が増加します。それに加えまして、農業集落排水事業で整備しました下伊保地区と畝部上地区の2地区、約1,500世帯を、平成28年4月に流域下水道へ接続いたしました。これにより、全体の汚水流入量が増加したことが主な原因でございます。  以上です。 ○分科会長(清水郁夫) ほかにありませんか。  鈴木委員。 ○分科会委員(鈴木孝英) 豊田市水道事業下水道事業会計決算書98ページ及び105ページの中から、2点質問させていただきます。  1点目、一般会計繰入金の構成と内容について、伺います。 ○分科会長(清水郁夫) 脇迫経営管理課長。 ○経営管理課長(脇迫博文) 本市の一般会計繰入金は、負担金、補助金、出資金の三つで構成をしています。  主な内容を申し上げますと、負担金は雨水処理など、一般会計が負担すべき経費を対象としています。  また、補助金は汚水処理に係る収支不足に対応するものでして、使用料等を充てても、なお不足する分を対象としています。出資金は、建設改良費や企業債償還元金の財源に対するものでございまして、内部留保資金を充てても、なお不足する分を対象としております。  以上です。 ○分科会長(清水郁夫) 鈴木委員。 ○分科会委員(鈴木孝英) 他市と比較して、本市の繰入金の妥当性について、説明願います。 ○分科会長(清水郁夫) 脇迫課長。 ○経営管理課長(脇迫博文) 立地条件や整備水準、地方公営企業法の適用の有無などにより、これら繰入金を他市と比較することは非常に困難ではあります。  参考に、総務省がまとめています平成27年度版地方公営企業年鑑では、地方公営企業法を適用しています中核市39市のうち、公共下水道事業の繰入金額を比較しますと、本市は少ないほうから数えて12番目となっています。  繰入金の規模を考える上で重要なポイントは、これまでに借入れをいたしました企業債の償還金と、今後の事業費のありようです。  下水道事業は、基本的に国庫補助金等が2分の1、残りの大半を企業債で措置をするという財源の枠組みです。  本市の下水道事業は、これまで短期間で面整備を進めてきた結果、その分、企業債の借入額が多くなっています。  また、今後、事業量が多くなれば、繰入金にも影響を与えます。このため、いち早く未普及解消アクションプランを策定いたしまして、大幅な事業見直しを図ったところでございます。  さらに、今後発生する老朽更新費用の増大に対応するため、ストックマネジメント計画の策定を、現在、進めているところでございます。  これらの状況や取組を踏まえますと、本市の繰入金は、妥当かつ必要不可欠な規模であると考えています。  以上です。 ○分科会長(清水郁夫) ほかにありませんか。             〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(清水郁夫) ないようですので、続いて、承認第17号について意見等はありませんか。             〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(清水郁夫) ないようですので、続いて、債権放棄状況の報告を行います。  報告に当たっては、債権名、放棄額等を簡潔に説明願います。  杉本副局長。 ○副局長(杉本尚久) 豊田市債権管理条例第15条第1項の規定により、債権の放棄を行いましたので、ご報告いたします。  平成28年度債権放棄実績報告をごらんください。  上下水道局の所管は、水道管破損修繕費、上水道料金及び簡易水道料金でございます。全体で55件、95万円余の債権を放棄いたしました。  債権放棄事由ですが、全て消滅時効です。放棄日につきましては、記載のとおりでございます。  報告は以上です。 ○分科会長(清水郁夫) 説明が終わりましたので質疑を許します。  質疑はありませんか。             〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(清水郁夫) ないようですので、以上で、上下水道局所管分を終わります。  暫時休憩します。再開は午前11時35分とします。                        休憩 午前11時27分                        再開 午前11時35分 ○分科会長(清水郁夫) 休憩前に引き続き会議を開きます。  続いて、地域振興部所管分について審査を行います。  なお議案の関係上、都市整備部の職員が出席しておりますので、よろしくお願いします。  始めに、議案第86号平成29年度豊田市一般会計補正予算を議題とします。  それでは、議案第86号について説明願います。  増岡市民安全室長。 ○市民安全室長(増岡義弘) 説明は、平成29年度豊田市一般会計補正予算説明書で説明させていただきます。  説明書の38ページ、39ページをごらんください。  9款1項5目災害対策費1防災設備費(1)防災サイン設備費です。この補正予算を提出しますのは、避難所の位置を示す避難誘導灯が老朽化により、十分な機能を果たさなくなったため撤去を行うためです。  説明は以上です。 ○分科会長(清水郁夫) 説明が終わりましたので、質疑を許します。  質疑ありませんか。             〔「進行」の声起こる〕
    ○分科会長(清水郁夫) ないようですので、続いて、議案第86号について、意見等はありませんか。             〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(清水郁夫) ないようですので、続いて、承認第4号平成28年度豊田市一般会計決算歳入について、質疑を許します。  質疑ありませんか。             〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(清水郁夫) ないようですので、ここで暫時休憩します。再開は午後1時とします。                        休憩 午前11時37分                        再開 午後 1時00分 ○分科会長(清水郁夫) 休憩前に引き続き会議を開きます。  続いて、歳出のうち、2款及び3款について質疑を許します。  杉本委員。 ○副分科会長(杉本寛文) それでは、大きくは6点について、順次質問させていただきます。  始めに、予算執行実績報告書79ページ、2款2項1目地域振興費15住民自治推進費(2)自治区の加入率向上を図るため、自治区加入促進ハンドブックを作成とありますが、これについて2点質問いたします。  1点目、現在の自治区加入率の推移について、確認いたします。直近の5年の推移でお答えください。 ○分科会長(清水郁夫) 小澤地域支援課長。 ○地域支援課長(小澤都司子) 平成25年度以降の加入率をお答えします。  平成25年度82.16パーセント、平成26年度82.65パーセント、平成27年度82.67パーセント、平成28年度81.82パーセント、平成29年度81.26パーセントとなっており、ここ数年は、わずかながら減少傾向にあります。  以上です。 ○分科会長(清水郁夫) 杉本委員。 ○副分科会長(杉本寛文) 2点目として、今回、作成された自治区加入促進ハンドブックの内容について、お尋ねいたします。 ○分科会長(清水郁夫) 小澤課長。 ○地域支援課長(小澤都司子) ハンドブックの内容は、自治区活動を活性化させるために役立つ考え方や方法などについて紹介したり、実際に自治区の加入を呼びかけるときに役立つ事例などをまとめた、自治区長や自治区の役員向けの冊子です。  以上です。 ○分科会長(清水郁夫) 杉本委員。 ○副分科会長(杉本寛文) 続いて、同じく予算執行実績報告書79ページ、2款2項1目地域振興費15住民自治推進費(3)として、中山間地域に新たな定住者の確保のための事業として、中山間地域空き家再生事業補助金の制度がありますが、その活用状況についてお伺いいたします。 ○分科会長(清水郁夫) 小澤課長。 ○地域支援課長(小澤都司子) 平成28年度は移住実績20件の約7割に当たる14件、合計1,353万円余の改修補助を執行いたしました。平成22年度の制度運用開始から84件の補助となっており、利用者からは、補助制度が移住を決断するのに役立ったとの意見がありまして、定住者確保に一定の効果があったと考えております。  以上です。 ○分科会長(清水郁夫) 杉本委員。 ○副分科会長(杉本寛文) 続いて、予算執行実績報告書84ページから112ページ、2款2項4目挙母地区振興費から、各地区の地域振興費の中で、地域交通推進費について、一括して、地域全域の地域バスの利用状況とその利用促進策についてお尋ねいたします。 ○分科会長(清水郁夫) 小澤課長。 ○地域支援課長(小澤都司子) 市内の15地域バスにおいて、平成28年度の利用者数は総計27万6,914人で、前年比マイナス2万1,313人です。また、利用促進は各地域バスの運営協議会が中心となって行っており、利便性向上のための路線改編や、地域協力金による通学定期券購入費の補助、高齢者クラブや小学生を対象とした乗車体験教室の開催、地域の商工会や協力企業との連携による特典サービスを行っております。  以上です。 ○分科会長(清水郁夫) 杉本委員。 ○副分科会長(杉本寛文) 続いて、予算執行実績報告書97ページ、2款2項10目藤岡地域振興費、5地域予算提案事業費についてお聞きします。  藤岡地域において、大変効果的な事業が取り組まれていると聞いていますが、今年度から始まった新規事業の内容と、その実施した効果についてお尋ねいたします。 ○分科会長(清水郁夫) 山内藤岡支所長。 ○藤岡支所長(山内真琴) 地域予算提案事業の新規事業としましては、藤岡地域では、やろ!Myふじおかシャキシャキ健康事業と地域防災力向上事業があります。  やろ!Myふじおかシャキシャキ健康事業は、元NHK担当デスクによる健康づくり講演会や、高齢者の健康づくりを促進させる地域の体力アップ教室のほか、各地区の健康づくり自主グループへの健康づくりリーダーや管理栄養士の派遣、それらを通して、市民に対し健康づくりの意識を持っていただきました。  地域の防災力向上事業では、47災害の記録映像をDVD化し、今後、学校や交流館で防災教育や講座に利用していただく予定です。  また、大学教授による防災講演会や、要援護者等を対象に、命のバトンの配布、地区コミュニティの防災訓練と連携した避難所運営ゲームの実施など、市民に防災に対する意識を高めていただきました。  藤岡南地域では、新規事業として、通学路の安全向上事業を開始し、通学路のヒヤリハットマップ作成のために、地域会議委員を中心に、小中学校のPTA会員、自治区役員など、多くの方にまち歩きやグループワークに参加していただきました。参加者からは「歩行者目線で安全確認ができた」と意見が寄せられています。このマップは、小中学校に配布し、交通安全教育に役立てられる予定です。  以上です。 ○分科会長(清水郁夫) 杉本委員。 ○副分科会長(杉本寛文) 続いて、予算執行実績報告書102ページ、2款2項12目足助地域振興費6地域活動推進費(2)観光まちづくり事業推進費について、香嵐渓もみじまつりにおける実績と効果、そして今後の取組についてお伺いいたします。 ○分科会長(清水郁夫) 近藤足助支所長。 ○足助支所長(近藤雅雄) 香嵐渓もみじまつりは、足助観光協会、三州足助公社、足助商工会などから構成されますもみじまつり実行委員会の企画運営によりまして、平成28年度のもみじまつり期間開催中に、約40万2,000人の方が来場されました。  近年、ツイッターやフェイスブック、インスタグラム等の普及によりまして、リアルタイムにもみじの色づきぐあいがわかるようになったため、見ごろの時期であります香嵐渓のもみじまつりの後半の時期に、来場者が集中するという傾向が見られます。  そこで、前半の比較的すいている時期への集客、また紅葉の魅力を効果的に発信する新たなイベントとしまして、平成27年度から竹灯りの香積寺に加えまして、新たに、願掛けろうそくや、JAZZナイトin香嵐渓を実施しまして、来場者を楽しませるコンテンツの充実に努めました。  これらの新たなイベントに地元の若手グループの方たちの運営への参画や、住民ボランティアの参加を促しまして、地域が一体になったイベントに発展しつつあります。  今後につきましては、増加しつつある外国人観光客を意識しましたパンフレットや看板、案内表示等の見直し、インスタグラムによるフォトコンテストの実施など、外国人や若者など、新たな観光客の開拓にも取り組んでまいりたいと思います。  以上です。 ○分科会長(清水郁夫) 杉本委員。 ○副分科会長(杉本寛文) 私から、最後の質問になります。  同じく予算執行実績報告書104ページ、2款2項12目足助地域振興費8香嵐渓費(2)施設整備費について、平成28年度、香嵐渓で切り株崩落事故が発生しましたが、その後の安全対策について、伺います。 ○分科会長(清水郁夫) 近藤支所長。 ○足助支所長(近藤雅雄) 昨年11月25日、香嵐渓の園地内におきまして、落ちてきた切り株を避けようとして、参道脇の階段につまずきまして転倒し、女性の方が1名、けがをする事故が発生しました。  事故発生直後、通路を通行どめにしまして、直ちに落下の危険性のある危険木の伐採を実施しました。また、もみじまつり終了後に、周辺の散策路も含めて、再度、点検をし、落下の危険性のある枝等の除去をいたしました。今年度につきましては、もみじまつりが開催される前に、散策路周辺の点検をしまして、必要に応じて、切り株等も含めた危険木の伐採や枯れ枝の除去を予定しております。  なお、日ごろの安全点検におきましても、指定管理者である三州足助公社と協議をしまして、日常点検の強化や、危険箇所に関する情報の見える化、共有化など、事故防止に向けた適切な管理に努めております。  以上です。 ○分科会長(清水郁夫) ほかにありませんか。  鈴木委員。 ○分科会委員(鈴木孝英) 私から何点か質問させていただきます。  まず、予算執行実績報告書75ページ、2款2項1目地域振興費の中で、地域カルテの運用がされていると思いますが、その狙いと活用方法について伺います。 ○分科会長(清水郁夫) 小澤地域支援課長。 ○地域支援課長(小澤都司子) 地域カルテは、地域自治システムのさらなる発展のため、地区の状況や特徴を見える化し、まちづくりの推進や地域のことを考え、行動する市民を増やすことを目的に作成しました。  カルテの主な活用方法は、地域住民が地区の特徴や課題をカルテから抽出し、地域予算提案事業の立案やわくわく事業の提案などに活用することを想定しています。  以上です。 ○分科会長(清水郁夫) 鈴木委員。 ○分科会委員(鈴木孝英) 同じく、予算執行実績報告書76ページ、2款2項1目地域振興費、5防犯活動推進費の(1)民間警備会社地域安全巡回業務の委託について、業務の内容について伺います。 ○分科会長(清水郁夫) 竹内交通安全防犯課長。 ○交通安全防犯課長(竹内敬悟) 地域安全巡回業務は二つの業務からなっております。  1点目は、危険交差点等誘導及び通学路等安全巡回業務で、午前は交通危険交差点や通学時における交通誘導等の交通安全業務をし、午後は、通学路等を巡回し、児童生徒の帰宅時の安全確保、また遅くまで公園で遊んでいる子どもたちに対して帰宅を促すなど、犯罪の未然防止活動を実施しました。  2点目は、犯罪多発地区深夜巡回業務で、午後10時から翌日午前4時までの深夜時間帯に、住宅対象侵入盗と、自動車関連窃盗の抑止のために、青色防犯パトロールを実施しました。  また、犯罪発生情報を警察と共有し、忍び込み事件等が多発した際には、発生地域における巡回を強化するなど、犯罪発生状況に応じた巡回を実施しました。  以上です。 ○分科会長(清水郁夫) 鈴木委員。 ○分科会委員(鈴木孝英) それでは、予算執行実績報告書77ページ、2款2項1目地域振興費、6防犯設備設置支援費(2)防犯設備整備費補助金について、自治区等へこれまで行ってきた防犯カメラの補助件数の累計と課題について伺います。 ○分科会長(清水郁夫) 竹内課長。 ○交通安全防犯課長(竹内敬悟) 平成25年度防犯設備整備費補助金制度の開始以来、223件の申請を受理し、692台の防犯カメラを設置しております。その内訳は、自治区からの申請120件、設置406台、賃貸住宅管理者からの申請78件、設置210台、貸駐車場管理者からの申請15件、設置41台となっております。  今後の課題としましては、防犯カメラの設置が進んでいない犯罪多発地区への設置の推進と普及した防犯カメラの適正な運用を継続させていくことと捉えております。  以上です。 ○分科会長(清水郁夫) 鈴木委員。 ○分科会委員(鈴木孝英) それでは、予算執行実績報告書79ページ、2款2項1目地域振興費15住民自治推進費(2)自治区加入率向上を図るため、自治区加入促進ハンドブックを作成したとありますが、ハンドブック作成の狙いと活用方法について伺います。 ○分科会長(清水郁夫) 小澤課長。 ○地域支援課長(小澤都司子) 自治区への加入者が増えるということは、地域活動の活性化、次世代の地域の担い手の育成、さらには、いざというときの支え合いにもつながることが期待されます。そのため、ハンドブックが各自治区の行う加入促進活動の一助となることを狙いとしております。  なお、活用方法としましては、加入を呼びかける際の事前準備の資料だけでなく、自治区運営における参考図書として、積極的に活用いただきたいと考えております。  以上です。 ○分科会長(清水郁夫) 鈴木委員。 ○分科会委員(鈴木孝英) 同じく79ページ、2款2項1目地域振興費、住民自治推進費、(4)中山間地域における集落機能維持を図るための調査について、2点伺います。  1点目、調査の内容について、伺います。 ○分科会長(清水郁夫) 小澤課長。 ○地域支援課長(小澤都司子) 2戸2戸作戦の候補地2地区について、現況調査や区割案、それらに伴う造成費の試算などを行い、事業化に向けた調査をいたしました。  以上です。 ○分科会長(清水郁夫) 鈴木委員。 ○分科会委員(鈴木孝英) 2点目ですが、過疎定住対策推進の成果と課題について伺います。 ○分科会長(清水郁夫) 小澤課長。 ○地域支援課長(小澤都司子) 地域支援課や支所の過疎定住対策の取組としましては、空き家情報バンク、すまいる紹介、2戸2戸作戦があります。  平成28年度末までの実績は、事業開始からの通算で、空き家情報バンクとすまいる紹介を合わせた空き家への移住実績は141世帯、360名、2戸2戸作戦は2地区6区画の分譲を行いました。課題としましては、空き家の登録物件や、2戸2戸作戦候補地の不足が挙げられます。  以上です。
    ○分科会長(清水郁夫) 鈴木委員。 ○分科会委員(鈴木孝英) 予算執行実績報告書80ページ、2款2項1目地域振興費、16観光交流施設費についてですが、とよた山里ホールディングス関係の観光交流施設の指定管理のあり方や、方向性の調査結果について伺います。 ○分科会長(清水郁夫) 小澤課長。 ○地域支援課長(小澤都司子) 平成31年度からの次期指定管理に向け、施設の特徴を生かす指標の必要性や、公共性、公益性や採算性の視点から、指定管理業務の内容の精査が必要であるとの調査結果が出ました。  それらを受け、各支所と具体的な指定管理の手法や、業務内容についての調整を進めました。  以上です。 ○分科会長(清水郁夫) 鈴木委員。 ○分科会委員(鈴木孝英) 同じく80ページ、2款2項1目地域振興費18都市内分権推進費についてですが、当初予算の236万円余の計上がされておりました。途中で補正もありましたが、決算額が9万円程度となった理由について、説明願います。 ○分科会長(清水郁夫) 小澤課長。 ○地域支援課長(小澤都司子) 地域会議委員の交代に伴う委員ベストの新調費用を見込んでおりましたが、返却されたベストの状態がよく、新調費用が不要となりました。  以上です。 ○分科会長(清水郁夫) 鈴木委員。 ○分科会委員(鈴木孝英) 予算執行実績報告書81ページ、2款2項2目安全対策費7交通安全推進調査費から、1点。小学校区別の交通事故マップを作成したとありますが、作成した交通事故マップの活用内容について、お伺いします。 ○分科会長(清水郁夫) 竹内交通安全防犯課長。 ○交通安全防犯課長(竹内敬悟) 交通事故マップにつきましては、啓発活動や交通安全施設の整備、道路改良工事の参考資料として活用しているほか、小学校区別事故発生状況のマップを小学校に配布し、ヒヤリハットマップの作成など、各小学校区の交通安全活動に活用しております。  以上です。 ○分科会長(清水郁夫) 鈴木委員。 ○分科会委員(鈴木孝英) 予算執行実績報告書112ページ、2款2項15目稲武地域振興費8のどんぐりの里費(3)再整備費について、2点伺います。  1点目、リニューアル構想の目標と特徴について伺います。 ○分科会長(清水郁夫) 林稲武支所長。 ○稲武支所長(林行宏) 1点目のリニューアル構想の目標でございますが、現在、約60万人を数える年間施設利用者のさらなる増加と、それに伴う観光消費の拡大による地域経済の活性化を図ることであります。  2点目のリニューアル構想の特徴といたしましては、地域を元気にする観光や、産業振興の拠点として、また自然山里体験型観光の交流拠点として、施設の魅力及び機能の向上を図ることを狙いとしている点でございます。  今後、詳細の詰めを行ってまいりますが、具体的には、農産物等の送り場や、製品加工スペースの拡大、拡充等を予定しております。  以上です。 ○分科会長(清水郁夫) 鈴木委員。 ○分科会委員(鈴木孝英) 2点目の最後の質問です。  宝珠山及びどんぐりの森整備工事の内容について、伺います。 ○分科会長(清水郁夫) 林支所長。 ○稲武支所長(林行宏) 整備箇所でございますが、道の駅どんぐりの里いなぶから、国道153号を挟んで南側に位置する桑原町の山肌でございます。  事業の目的でございますが、里山林の再生整備を通じて、山林が持つ公益的機能の回復とともに、住民団体による保全活動の活性化、どんぐりの里、稲武周辺の回遊性の向上を図るものでございます。  平成28年度は平成27年度に引き続き、支障木の伐採を行うとともに、木製階段84段を含む歩道延長226メートルの整備とあずまや1基、ベンチ5基の設置を行いました。  以上です。 ○分科会長(清水郁夫) ほかにありませんか。             〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(清水郁夫) ないようですので、続いて、委員外委員発言の申し出について、お諮りします。  岡田委員の安全対策費についてを趣旨とする発言申出を許可することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」の声起こる〕 ○分科会長(清水郁夫) ご異議なしと認め、岡田委員の発言申出を許可します。  岡田委員、発言席へお進みください。  岡田委員。 ○委員外委員(岡田耕一) 予算執行実績報告書81ページお願いいたします。  2款2項2目安全対策費のうち4の(2)高齢者先進安全自動車購入費補助金でございます。全体会の質疑でもありましたとおり、アンケートを実施し、約90パーセントの方から回答をいただいたということで、アンケートの項目、全体会の答弁では、意識が向上したという、そういう項目がありました。そのほか、主な項目について、並びにその項目の中で、実際に安全装置が起動した確認も、アンケートの中でしているのかどうか。もししていたら、その状況もあわせてお答えをいただきたいと思います。 ○分科会長(清水郁夫) 竹内交通安全防犯課長。 ○交通安全防犯課長(竹内敬悟) アンケートの項目につきましては、補助制度を知った媒体、安全装置を装備された車を選んだ理由、車を購入する前後における交通安全意識の変化、運転免許自主返納に対する考えなどについて、全部で7項目の質問を実施しました。  安全装置が起動した件数については、アンケートを実施しておりませんので、把握しておりません。  以上です。 ○分科会長(清水郁夫) 岡田委員。 ○委員外委員(岡田耕一) では、最後に、全体会の質疑でも明らかになりましたが、回答率は90パーセントほどでございました。実際に補助交付した方が、100パーセント回答をいただくために、アンケートにご協力いただいた後に交付する、補助金を交付するというような考え方もあるかもしれませんが、そうした検討がされたのか、そういった考えについて、平成28年度はどうであったのか、お答えをいただきたいと思います。 ○分科会長(清水郁夫) 竹内課長。 ○交通安全防犯課長(竹内敬悟) アンケートの未回答者に対しましては、再度、アンケート調査の協力を依頼していきたい、このように考えております。  以上です。 ○分科会長(清水郁夫) 以上で質疑を終わります。  岡田委員は傍聴席へお戻りください。  続いてお諮りします。根本委員の、地域集会施設整備費補助金、地域交通推進費についてを趣旨とする発言申出を許可することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」の声起こる〕 ○分科会長(清水郁夫) ご異議なしと認め、根本委員の発言申出を許可します。  根本委員、発言席へお進みください。  根本委員。 ○委員外委員(根本美春) それでは、2款2項4目の挙母地域振興費から、2款2項15目稲武地域振興費における、地域集会施設整備費補助金です。一括してお聞きをいたします。  耐震整備補助金ですので地域集会施設の耐震改修の進捗ということでお聞きをいたします。  集会施設のうちで、耐震改修が必要な施設がどのくらいあって、改修済施設の件数、その割合をお聞きいたします。 ○分科会長(清水郁夫) 小澤課長。 ○地域支援課長(小澤都司子) 市内の自治区が所有する集会施設約670のうち、新耐震基準が施行された昭和56年6月1日より前に着工されたものは290施設です。そのうち43施設が市の補助を受け、耐震診断を実施されております。  耐震補強工事が必要と診断されたものが34施設あり、そのうちの20施設が平成28年度末までに工事を実施されました。  工事が不要と診断された9施設を除いた改修対象施設は、281施設となりますので、改修済の割合は、約7パーセントとなります。  以上です。 ○分科会長(清水郁夫) 根本委員。 ○委員外委員(根本美春) 今のお答えに対して、検討すべき内容をお聞きいたします。 ○分科会長(清水郁夫) 小澤課長。 ○地域支援課長(小澤都司子) 耐震工事の実施は、各自治区が判断されることであり、費用の負担も伴うことから、なかなか進んでいないのが現状でございます。今後も、さまざまな機会を捉えまして、補助制度のPR等に努めてまいります。  以上です。 ○分科会長(清水郁夫) 根本委員。 ○委員外委員(根本美春) 次に、予算執行実績報告書90ページ、2款2項6目上郷地域振興費の6地域交通推進費のところでお聞きいたします。  地域バスの2路線の人数が書いてあります。地域バスの1点目に、上郷線、末野原線それぞれの利用者数をお聞きいたします。 ○分科会長(清水郁夫) 河合上郷支所長。 ○上郷支所長(河合賢典) 平成28年度の上郷線の利用者数は2,006人で、末野原線の利用者数は6,237人です。  以上です。 ○分科会長(清水郁夫) 根本委員。 ○委員外委員(根本美春) 2点目に、利用拡大に向けて先ほど少し触れられておりましたが、取り組んだ内容とそれ以外に取り組んだ内容と検討すべき内容についてお聞きいたします。 ○分科会長(清水郁夫) 河合支所長。 ○上郷支所長(河合賢典) 利用拡大ですけれども、乗車ポイント制度を実施しました。また、上郷交流館と末野原交流館のふれあいまつりにおいて、車両の展示や啓発物品の配布を行い、バスのPRを行いました。  検討すべき内容としましては、地域内での路線の見直しなど、利便性の向上を図るための方策だということで、考えております。  以上です。 ○分科会長(清水郁夫) 以上で質疑を終わります。  根本委員は傍聴席へお戻りください。  続いて、8款及び9款について、質疑を許します。  杉本委員。 ○副分科会長(杉本寛文) それでは、私から、大きくは7点について、順次質問をさせていただきます。  始めに、予算執行実績報告書245ページ、246ページ、8款3項1目安全維持費4交通安全施設整備費(1)事故防止対策費について、各自治区等の要望に基づき交通事故対策として交通安全施設の整備を行っていますが、その要望件数と実施状況についてお尋ねします。 ○分科会長(清水郁夫) 竹内交通安全防犯課長。 ○交通安全防犯課長(竹内敬悟) 平成28年度、市に提出された交通安全施設の整備要望の総件数は1,426件あります。内訳は、市道に関するものが868件、横断歩道の設置整備等の公安委員会に関するものが488件、国道、県道に関するものが67件、中部電力等の民間に関するものが3件でした。このうちカーブミラーの設置など、626件を交通安全防犯課が対応し、対応状況は実施済が333件、調査中と本年度対応分が228件、整備基準に合わせて未実施、却下、要望の撤回の案件が65件となっております。  以上です。 ○分科会長(清水郁夫) 杉本委員。 ○副分科会長(杉本寛文) 続いて、予算執行実績報告書246ページ、8款3項1目安全維持費5特定交通安全施設整備費について、小学校の通学路の安全の確保のために、横断歩道のカラー塗装化をしたとありますが、その効果と今後の整備予定について、お尋ねいたします。 ○分科会長(清水郁夫) 竹内課長。 ○交通安全防犯課長(竹内敬悟) 平成28年度は堤小学校区を始め、九つの小学校区25箇所について整備を実施いたしました。  効果につきましては、九つの小学校へアンケート調査を実施した結果、整備前に比べ、横断歩道手前でとまる車両が増えたと感じる、が約7割、速度を落とす車両が増えたと感じる、が約9割との回答でありました。  また、高嶺小学校区の整備箇所において、通行車両の速度調査を実施した結果、通過速度が平均速度で6.8キロメートル、減少いたしました。  今後の整備予定ですが、今年度は小清水小学校区を始め、10学校区31箇所、平成30年度は、古瀬間小学校区を始め11学校区、17箇所において整備を予定しております。  以上です。
    ○分科会長(清水郁夫) 杉本委員。 ○副分科会長(杉本寛文) 続いて、予算執行実績報告書246ページ、8款3項1目安全維持費、6二輪車駐車場費、(1)管理運営費について、3点お伺いいたします。  まず、1点目、市内には市営駐輪場が45箇所あると聞いていますが、その利用状況についてお尋ねいたします。 ○分科会長(清水郁夫) 竹内課長。 ○交通安全防犯課長(竹内敬悟) 市営駐輪場の利用状況は、全体としまして45箇所の駐輪場の駐輪可能台数、約9,800台に対して、約7,800台が利用しており、利用率は約80パーセントとなっております。立地条件等により、利用率には差があり、昭和町駐輪場が利用率約16パーセントであるのに対し、三河豊田駅南駐輪場の利用率は、約142パーセントとなっております。  以上です。 ○分科会長(清水郁夫) 杉本委員。 ○副分科会長(杉本寛文) 2点目として、収容率が100パーセントを超える駐輪場と今後の対策についてお尋ねします。 ○分科会長(清水郁夫) 竹内課長。 ○交通安全防犯課長(竹内敬悟) 収容率が著しく超過している三河豊田駅南駐輪場では、道路区域の一部を駐輪場として利用する対策を講じるなどの対策を実施しております。  その他、収容率が超過している駐輪場につきましては、駐輪場内の放置自転車の撤去、駐輪指導員による駐輪場内の整理や利用者の駐輪マナーの向上を図るなどの対策を強化し、駐輪スペースの確保に努めてまいりたいと考えております。  以上です。 ○分科会長(清水郁夫) 杉本委員。 ○副分科会長(杉本寛文) それでは、3点目として、指定場所以外の駐輪スペースや路上放置の自転車への対応について、お尋ねします。 ○分科会長(清水郁夫) 竹内課長。 ○交通安全防犯課長(竹内敬悟) 指定場所以外の駐輪自転車や路上放置自転車の対策につきましては、豊田市自転車等放置防止条例に基づきまして、放置禁止区域内に放置されたものは、警告札をつけた後、移動しない場合は即日撤去、放置禁止以外に放置された場合は、注意札をつけた後、7日を過ぎても移動しない場合は撤去をしております。  以上です。 ○分科会長(清水郁夫) 杉本委員。 ○副分科会長(杉本寛文) 続いて、予算執行実績報告書278ページ、9款1項5目災害対策費、4危機管理対策費(1)災害対策本部運営費についてお尋ねします。  災害対策本部の平時からの訓練の実施状況について、お尋ねします。 ○分科会長(清水郁夫) 村上防災対策課長。 ○防災対策課長(村上光彦) 災害対策本部の訓練は、連続雨量による一部地域での土砂災害の発生及び矢作川の破堤による浸水害のおそれを想定し、平成28年度は取水期前の6月1日に実施しました。  訓練では、災害発生前後に市の災害対策本部が収集、集約すべき情報や、会議等で決定した事項を状況付与カードや口頭により付与し、それに基づく対応を実践しました。  また、矢作川の破堤氾濫を想定し、市民文化会館への災害対策本部機能の移転を行う訓練も、あわせて実施しました。  以上です。 ○分科会長(清水郁夫) 杉本委員。 ○副分科会長(杉本寛文) 続いて、同じく予算執行実績報告書278ページ、9款1項5目災害対策費4危機管理対策費(4)防災倉庫整備費について、2件質問いたします。  1点目、これまでの防災倉庫の整備状況と、今後の整備計画について、お伺いいたします。 ○分科会長(清水郁夫) 村上課長。 ○防災対策課長(村上光彦) 防災倉庫の整備状況につきましては、地区防災倉庫が17箇所、それから交流館防災倉庫が21箇所、指定避難所防災倉庫が105箇所で整備を完了しております。  今後の整備計画としましては、藤岡地区防災倉庫の建替えと、残る10箇所の指定避難所のうち、市が所管しない6箇所を除いた4箇所を、順次整備をしていく予定であります。  なお、市が所管しない指定避難所の6箇所につきましては、施設内の一部を間借りして対応しているところです。  以上です。 ○分科会長(清水郁夫) 杉本委員。 ○副分科会長(杉本寛文) 2点目として、防災倉庫の中身の管理は誰が行っているかどうか、お尋ねいたします。 ○分科会長(清水郁夫) 村上課長。 ○防災対策課長(村上光彦) 防災倉庫の管理は、防災対策課で行っておりまして、消防職員や防災対策課のOBの特別任用職員4名が、定期的な巡回による点検、整備、入れかえを実施しております。  以上です。 ○分科会長(清水郁夫) 杉本委員。 ○副分科会長(杉本寛文) 続いて、同じく予算執行実績報告書279ページ、9款1項5目災害対策費、5防災設備費(6)災害時情報通信設備整備費について、2点伺います。  1点目、防災行政無線と自治区放送施設との接続を行ったとありますが、その自治区の放送施設とはどういった施設か、お尋ねいたします。 ○分科会長(清水郁夫) 村上課長。 ○防災対策課長(村上光彦) 自治区放送施設は、自治区が独自で整備管理しているもので、アンプや屋外スピーカーなどを用いて、自治区から住民への情報伝達を行うための設備であります。  なお、自治区放送設備の整備に当たっては、地域支援課が所管します自治区放送施設整備事業補助金が活用いただけます。  以上です。 ○分科会長(清水郁夫) 杉本委員。 ○副分科会長(杉本寛文) 2点目として、防災行政無線と自治区放送設備の接続状況と今後の予定についてお伺いいたします。 ○分科会長(清水郁夫) 村上課長。 ○防災対策課長(村上光彦) 平成28年度は、3自治区4箇所で接続を実施し、累計で87自治区101箇所で接続が完了しております。全額、市の負担で接続を行っているところであります。  平成29年度は5自治区5箇所で接続する予定でありまして、今後も接続をする希望自治区に対し、実施していきたいと考えております。  以上です。 ○分科会長(清水郁夫) 杉本委員。 ○副分科会長(杉本寛文) それでは、私から最後の質問になります。  予算執行実績報告書280ページ、9款1項5目災害対策費、6防災意識普及啓発費について、(6)防災マップ共同作成支援補助金について、伺います。  防災マップのない地区は、あとどのくらいあるのか。また、そういった未整備の地区が作成しようとしたときには、今後も支援はあるのか、お尋ねいたします。 ○分科会長(清水郁夫) 村上課長。 ○防災対策課長(村上光彦) 市内で328あります自主防災会のうち、平成28年度末で、215の自主防災会で防災マップが作成済みであります。  ちなみに、平成28年度は14団体が作成しております。また、平成29年度に入りまして、12団体が作成しておりまして、残り101の自主防災会が無作成となっております。  市が全額補助しています防災マップ共同作成支援事業の補助金につきましては、今年度をもって終了する予定でありますが、補助率が2分の1の自主防災事業補助金交付制度の中で、引き続き防災マップの作成を支援していきたいと考えております。  以上です。 ○分科会長(清水郁夫) ほかにありませんか。  鈴木委員。 ○分科会委員(鈴木孝英) 私から、大きく3項目について、質問させていただきます。  まず、予算執行実績報告書246ページ、8款3項1目安全維持費6二輪車駐車場費(4)放置自転車防止対策費について、3点伺います。  1点目、決算額576万円余について、費用の内訳について伺います。 ○分科会長(清水郁夫) 竹内交通安全防犯課長。 ○交通安全防犯課長(竹内敬悟) 内訳につきましては、警告札等の放置自転車移動撤去用札の印刷製本費としまして7万円余、シルバー人材センターへ委託している放置自転車の撤去及び撤去した自転車の日曜日返還業務、自転車利用者に対する駐輪指導などの業務委託料として、568万円余を執行しております。  以上です。 ○分科会長(清水郁夫) 鈴木委員。 ○分科会委員(鈴木孝英) 2点目ですが、放置自転車の撤去台数の過去3年間の動向について伺います。 ○分科会長(清水郁夫) 竹内課長。 ○交通安全防犯課長(竹内敬悟) 過去3年間の放置自転車撤去台数は、平成26年度が1,977台、平成27年度が1,821台、平成28年度が1,980台となっております。  以上です。 ○分科会長(清水郁夫) 鈴木委員。 ○分科会委員(鈴木孝英) 3点目です。放置予防に向けた今後の対策について伺います。 ○分科会長(清水郁夫) 竹内課長。 ○交通安全防犯課長(竹内敬悟) 放置禁止区域の周知を図るため、毎年度、新入生を対象としたチラシを、市内全高校へ配布しております。  また、道路交通環境の安全性確保、良好な都市景観を確保するため、引き続き、放置禁止区域及び道路等の放置自転車の迅速な対応、駐輪場における定期的な放置自転車の調査、撤去を行ってまいりたいと考えております。  以上です。 ○分科会長(清水郁夫) 鈴木委員。 ○分科会委員(鈴木孝英) それでは、予算執行実績報告書278ページ9款1項5目災害対策費4危機管理対策費及び279ページ5防災設備費(4)防災設備整備費については、関連しておりますので、一括して2点伺います。  1点目ですが、河川の氾濫による避難勧告等の発令に対するタイムラインの策定状況について、伺います。 ○分科会長(清水郁夫) 村上防災対策課長。 ○防災対策課長(村上光彦) 本市では、平成27年度に避難勧告等の発令に着目したタイムラインを作成しました。このタイムラインは、矢作川、巴川、逢妻女川、逢妻男川、籠川、合わせて5河川と、土砂災害を対象に作成しております。  平成28年度からは、作成したタイムラインを避難勧告等の判断伝達マニュアルに反映させ、災害対策本部運営で活用しております。  現在は、気象庁が平成29年7月から、大雨警報及び洪水警報の危険度分布の提供を開始したことを受けまして、タイムラインの見直しが必要であるか、これを検証している状況であります。  以上です。 ○分科会長(清水郁夫) 鈴木委員。 ○分科会委員(鈴木孝英) 2点目、市費で河川監視カメラを導入しておりますが、本来の設置責任は県にあると思います。今後、費用を県に請求するつもりはあるのか、伺います。 ○分科会長(清水郁夫) 村上課長。 ○防災対策課長(村上光彦) 現時点で、愛知県に対して費用を要求する考えはありませんが、市が設置した場所も含めた県管理河川への河川監視カメラ及び水位計の設置について、引き続き県へは要望してまいります。  市が設置したカメラの設置場所に県が設置していただける場合は、市のカメラを次に氾濫の危険がある優先順位の高い場所、こちらのほうへ移設する考えでおります。  以上です。 ○分科会長(清水郁夫) 鈴木委員。 ○分科会委員(鈴木孝英) 予算執行実績報告書278ページ9款1項5目災害対策費、4危機管理対策費(3)災害用便槽整備費について、3点伺います。  1点目、災害用便槽を配備した場所について、伺います。 ○分科会長(清水郁夫) 村上課長。 ○防災対策課長(村上光彦) 平成28年度の災害用便槽の整備箇所は、下水道接続型を童子山小学校、益富中学校、中山小学校の3箇所。それから、単独貯留型を冷田小学校、萩野小学校、新盛小学校、大蔵小学校、下山中学校、下山基幹集落センター、下山保健福祉センターの7箇所の指定避難所へ整備しました。  以上です。 ○分科会長(清水郁夫) 鈴木委員。
    分科会委員(鈴木孝英) 2点目です。トイレ、テントの配備状況について伺います。 ○分科会長(清水郁夫) 村上課長。 ○防災対策課長(村上光彦) 平成28年度に災害用便槽を整備した10箇所の指定避難所へ、車椅子対応型のトイレテントを1基ずつ、それから一般型のトイレテントを、各避難所の収容人数に応じた基数を、それぞれ配置しております。  以上です。 ○分科会長(清水郁夫) 鈴木委員。 ○分科会委員(鈴木孝英) 最後の質問です。  今後の災害用便槽の設置予定について、伺います。 ○分科会長(清水郁夫) 村上課長。 ○防災対策課長(村上光彦) 今後の設置予定は、指定避難所115箇所のうち、市が所管していない施設の避難所6箇所を除く全ての避難所へ、順次、整備を行っていく予定ですが、国や他自治体の動向、それから本市の財政状況等を鑑みながら、適宜、方針や基準の見直しを行っていきたいと考えております。  以上です。 ○分科会長(清水郁夫) ほかにありませんか。             〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(清水郁夫) ないようですので、続いて、10款について質疑を許します。  質疑ありませんか。             〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(清水郁夫) ないようですので、続いて継続費及び繰越明許費について、質疑を許します。  質疑ありませんか。             〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(清水郁夫) ないようですので、続いて承認第4号について、意見等はありませんか。             〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(清水郁夫) ないようですので、続いて、承認第12号平成28年度豊田市財産区特別会計決算について、質疑を許します。  質疑ありませんか。             〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(清水郁夫) ないようですので、承認第12号について、意見等はありませんか。             〔「進行」の声起こる〕 ○分科会長(清水郁夫) ないようですので、以上で、地域振興部所管分を終わります。  以上をもちまして、当分科会の審査案件の全てを終了しました。  なお、予算決算委員会における審査結果報告につきましては、分科会長にご一任いただきますようお願いいたします。  これをもちまして、予算決算委員会地域生活分科会を閉会します。                                  閉会 午後1時47分  平成29年9月19日                           地域生活分科会長 清水郁夫...