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平成29年新博物館機能検討特別委員会( 8月17日)
平成29年新博物館機能検討特別委員会( 8月17日)

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  1. 豊田市議会 2017-08-17
    平成29年新博物館機能検討特別委員会( 8月17日)


    取得元: 豊田市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-21
    平成29年新博物館機能検討特別委員会( 8月17日)            新博物館機能検討特別委員会(要点)                          平成29年8月17日(木)                        午後3時20分〜午後4時13分                        於:南73委員会室 〔議  題〕 1 意見交換について 2 次回以降の開催日程について 〇出席委員(11名)  委員長   近 藤 光 良      副委員長  羽根田 利 明  委  員  岡 田 耕 一      委  員  日惠野 雅 俊  委  員  加 藤 和 男      委  員  山 田 主 成  委  員  木 本 文 也      委  員  中 村 孝 浩  委  員  北 川 敏 崇      委  員  榎 屋 小百合  委  員  日 當 浩 介 〇欠席委員(0名) 〇職務のため出席した事務局職員の職・氏名
     議会事務局    担当長  藤 野 晃 浩 1 意見交換について (1)三重総合博物館博物館運営全般について」 (運営面) ・館長の話にあったように、何のために博物館を作るのかをしっかりと考えておかないといけない。 ・生涯学習の場であり、市民が一体になれるような博物館必要性を感じた。 ・館の運営で大切なのは学芸員だと感じた。学芸員の採用、そして育てることが重要である。 ・館長学芸員、そしてソフト関係取組充実が必要である。 ・駐車場エリア敷地全体を含めて、増築など将来に渡った計画も必要だと感じた。 ・建設に当たっては、プロポーザルで決めて行く事になると思うが、設計業者だけでなく、学芸員意見もしっかり反映させることが重要である。またそういった学芸員が必要である。 ・立地条件は非常に重要である。三重県の場合、入場者数の事を考えれば伊勢市や鈴鹿市という考えもあるが、やはり敷地、建替え等の事を考えると津市である。駅からは若干距離があり、交通手段も不便であるが、市街地とのルートは確保されている。 ・以前、三重総合博物館を視察したときは副館長から話を聞くことができた。その際は入場者数を増やすなどの経営的視点事務的視点からの話であった。学芸専門館長事務方の副館長というようにすみわけをして運営されている点は見習うべきだと思う。 ・ベビーカーで駐車場からそのまま館内に入ることができるような人にやさしい作りとなっているところが非常によいと感じた。 (展示内容) ・館のメイン展示として、まず目に入る場所ミエゾウ展示されており、インパクトのある展示が重要だと思う。 ・豊田市でも市内地域資料館があり、その資料を集めたとしたら、ある程度の広さの収蔵庫は必要だと思う。器が揃えば、市民などからの寄贈、寄託、寄付などもあると思うので、最初は小さく作り、必要に応じて増築という考えもある。 ・自然や歴史地域を一体的に見せていること、また部屋をいくつも周るのではなく、一つの空間で見ることができるなど、見せ方が素晴らしい。 ・豊田市の場合どれくらいの展示物があるのか分からないが、所蔵庫の問題はしっかり考えておく必要がある。事前に寄附や寄贈を募ることで、追加での増築をせず、さらに展示物充実につながるのではないか。 ・増築エリア考えているとのことだが、本市の場合でも敷地としては余裕があると思うので、考えておく必要があると思う。 (集客入場者) ・入場者の内訳として、18歳以下が約50パーセント、リピーターが約40パーセントとなっていることから、子どもが来やすく、また何度でも来たくなる仕掛け入場者数に大きいと感じた。 ・集客をどのようにしていくのかを考え取組まないといけない。三重県では企画展を年4回開催し、しっかり努力している。 ・リニューアルから4年目で入場者が前年比で減少している。こういった新しい施設でも数年で減少傾向になってしまう点は気を付けなければいけない。 ・館内無料有料エリアが色分けされており、分かりやすい。また、無料エリアが多く、そのエリアに人が来たくなるものを作っている。また、企画展などの見たいエリアはお金を払って見てもらう。そういった取組入場者増につながっていると感じた。 (子ども) ・子どもたちの興味を引くような展示が多く、子どもたちの学びの場としての役割が果たされていると感じた。 ・子どもにどう多く来てもらうか、これをしっかり考えないといけない。今年、山口県萩市の博物館を視察してきたが、子どもが来たくなる仕掛けがしてあり、休憩できる施設にもなっていた。そういった視点を取り入れていく必要がある。 ・展示のほかに、子どもたちが楽しんで工作できたり、楽しめる部屋があったり、学校帰りにでも気軽に寄れる点がリピーターに繋がっていると思う。また、子どもが楽しめることから、土・日曜日は家族連れでの利用が多い。 (連携) ・他の施設との連携考えていく必要がある。協議会のような組織を作って、絶えず交流・協議をしながら、どんな展示をしていったらいいか、地域との関係をどうしていったらいいか、他の施設とどうしていったらいいか、ということも考えていかないといけない。 (コスト企業協力) ・館長の説明で、ランニングコスト、特に光熱水費を抑えることが重要とのことであり、三重県の場合は年間で3〜4億円かかるとの事であった。それを考えると、特徴的なハード面ではコストがかかる。一方で機能を追った結果、経費が掛かることはあると思うが、デザインを追って経費がかかるのは本末転倒である。ランニングコストが抑えられるような形でのハード整備が必要。 ・建設費は約120億円という事であり、それに対して地元企業からの寄付もあったとのことである。豊田市でもこういった企業からの協力体制は取り入れていくことが大事である。 ・地元企業との関係では、賛助企業として160社とのことであった。豊田市の場合はもっと大きな企業がある。そういったところと手を組みながら、展示も含めて、協力してもらう体制が必要だと思う。 (2)その他(自由意見) (展示内容) ・豊田市らしさという言葉をよく聞く。人によって異なるため、自分たちが思うらしさ、外から見るらしさをしっかり考えていく必要がある。 ・建設予定地である東高校跡地駐車場の問題がある。文化ゾーンというエリア考えて、その中を例えば無人の電動自動車で結ぶなど豊田市らしさを示すことも考えてもいいと思う。 ・今の豊田市は、昭和、平成の大合併と重ね、また矢作川を中心に多くの地域が集まって成り立っていることから、市内地域歴史を現し、ここに来れば豊田市を理解してもらえるような博物館を作る必要がある。 ・博物館で何をみせていくのかというと、豊田市の歴史文化、自然などに加えて、豊田市の発展の礎である車は欠かせないと思う。ただ、長久手のトヨタ博物館などがある以上、調整連携を図りながら、新しい博物館に何らかのクルマというものがあってもいいと思う。 ・豊田市のことがわかる市の案内、情報館となるよう施設が望ましい。 ・建設予定地はかつての七州城のあった所であり、挙母祭りの聖地ともいえる。ぜひ市、県の文化財の最たる山車、祭りについて何らかの展示ができないか。 (連携) ・隣接する美術館との連携は重要である。企画展のタイミングや駐車場の問題、さらには文化会館も含めた3館での調整が必要だと思う。 ・やはり隣接する美術館との連携が必要。例えば、博物館にはレストランを設置せず、回廊でつなぎ、相互利用するような方法考えるべきである。既存設備稼働率によっては、講堂を利用するには既に設置されている美術館を利用するなど、すみわけることも一つの案だと思う。そうすることによって、展示収蔵により多くの面積を使うことができる。 ・今の時代、バリアフリーという視点を十分に取り入れたものであってほしい。 (集客) ・集客方法としては、ホールなどの多目的で利用できるものが必要だと思う。 ・三重県立博物館高齢者ではなく、子どもに対しての補助を充実させていたが、今後急激な高齢化が進む豊田市は高齢者に配慮した仕組みを取り入れてほしい。 ・各地の資料館とのネットワーク、バランスを考えて、各施設のいいところを残して進めてほしい。 (コスト) ・光熱費などのランニングコストが抑えられる建物がよい。 (アクセス) ・文化ゾーンにある3つの施設美術館文化会館博物館)を1つの大きな施設考えて、駐車場アクセスをどうしていくのか考える必要がある。 ・来訪される方には美術館、新博物館場所は分かりにくい。ぜひ国道153号からアクセスできるようにしてほしい。 ・駅から文化ゾーンへ直接行ける方法考えてほしい。 ・車で来る人、都心から来る人に分かりやすいようにすることが必要である。 ・アクセスの事を考えると、豊田市の未来を見据えたときに、換地のような手段で取り組み、より効率的なゾーンになるように考えることも必要かもしれない。 ・駐車場などについても、高齢者が利用しやすいようなものを考えてほしい。 (特別委員会運営) ・この特別委員会提言としてハード面提言でいくのか、ソフト面提言で行くのかといった進め方方向性をしっかりさせておく必要がある。 ・今年度、基本計画策定に向けて執行部策定委員会を進めており、そことの意見調整は必要だと思う。最終的な提言がこの特別委員会意見だけでいいのか、執行部意見などもどのように反映させるかなど、今一度進め方をはっきりさせておく必要があると思う。 ・今の段階では、この委員会でどこまで提言していくのか、方向性が定まっておらず、難しいと感じている。 2 次回以降の日程について              〔委員長から資料に基づき確認〕 ・第6回  9月12日(火)予算決算委員会 議案質疑終了後  第7回  9月22日(金)午後3時〜  第8回 10月20日(金)午前10時〜  平成29年8月17日                 新博物館機能検討特別委員長 近 藤 光 良...