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  1. 碧南市議会 2020-12-11
    2020-12-11 令和2年経済建設部会 本文


    取得元: 碧南市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-18
    2020-12-11 : 令和2年経済建設部会 本文 ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                            (午前 10時 19分 開会) ◆部会長(杉浦文俊) ただいまから、経済建設部会を開会いたします。  本日の協議事項は、配付してあります通知書のとおりであります。 ───────────────────・・─────────────────── 2 ◆部会長(杉浦文俊) 協議事項(1)「第3次碧南市環境基本計画の策定について(報告)」を議題といたします。  本件について、説明を求めます。 3 ◆環境課長金原厚夫) 部会長、環境課長。 4 ◆部会長(杉浦文俊) 環境課長。 5 ◆環境課長金原厚夫) それでは、協議事項(1)「第3次碧南市環境基本計画の策定について(報告)」につきまして、参考資料1及び参考資料2に基づき御報告申し上げます。  参考資料1を御覧ください。  1の概要でございますが、碧南市環境基本計画は、持続可能な社会の実現を目指す「実効性のある計画」として、平成16年度に碧南市環境基本計画、平成25年度に第2次碧南市環境基本計画を策定いたしました。今回、地球温暖化生物多様性等、多種多様な環境課題への取組を総合的に行うため、従来個別に策定しておりました今年度計画年度の最終年を迎える碧南市地球温暖化対策実行計画区域施策編)及び地球の生物多様性の保全について新たに定める碧南市生物多様性地域戦略を一体とした計画として、第3次碧南市環境基本計画を策定するというものでございます。  次に、2の計画の期間といたしましては、令和3年度から令和12年度までの10年間でございます。  次に、3の計画の策定体制といたしましては、(1)から(4)に記載のとおり、公募市民、事業者の代表で組織するへきなん市民環境会議の委員で構成する碧南市環境基本計画改定委員会、庁内においては、課長級で組織する庁内検討会議、課長補佐、係長級で組織する庁内検討会議作業部会を開催し、市民及び事業者にアンケートを実施もしてまいりました。  各会議での作業内容、開催日及びアンケート回収結果につきましては、参考資料のとおりとなります。  次に、2ページを御覧ください。  4の前計画からの主な変更点といたしましては、まず、(1)といたしまして、冒頭申し上げたとおり、碧南市地球温暖化対策実行計画区域施策編)及び碧南市生物多様性地域戦略を一体とすることで、個別計画に規定すべき課題や取組の関連づけを明確にし、次回以降の改定時の進捗管理を容易にできる計画とさせていただきました。  (2)といたしまして、国の第5次環境基本計画の考えであります「経済・社会的課題の同時解決」の実現でございます。これは、例えば、道路整備や公園整備といった土木事業は、本来の目的としては道路網や都市基盤の整備ではありますが、この整備により結果的に環境の保全に資するということとなれば、これを環境施策として取り組むというものでございます。この同時解決の考えの下、環境施策における上位計画といたしまして、第6次碧南市総合計画、碧南市都市計画マスタープラン、碧南市緑の基本計画等との調整を図りながら実現可能性の高い施策を記載するとともに、取組に関する目標値については、原則、各分野における個別計画に委ねることといたしました。  (3)といたしまして、近年の社会環境の変化に対応し、持続可能な開発目標でありますSDGsの概念を追加いたしまして、17の目標のうち、環境に関連する項目を計画の対象といたしております。  (4)といたしましては、地球変動に関する分野において、従来の温室効果ガス排出量を抑制する「緩和」及び実際起こっている気候変動の影響に備える「適応」に係る市の考え方を追加いたしました。  ここで少し環境用語であります「緩和」と「適応」の意味について補足をさせていただきたいと思います。
     地球温暖化対策としての緩和という意味は、規制緩和などの制限を緩めると、そういう意味ではなく、省エネ対策再生可能エネルギーの利活用をし、温室効果ガスの排出削減などをすることによりまして温室効果ガス濃度の上昇を抑制し、地球温暖化の進行を緩やかにするということが緩和という環境用語でございます。  対して、適応という意味は、温室効果ガスの排出削減などで最大限の緩和策をしても、例えばゲリラ豪雨など実際起こってしまっている気候変動の影響に対応するために行うことを適応といいます。例えば、治水渇水対策熱中症対策など、現在起きている影響への備えと、新しい気候条件をどう利用していくのかを考えていくことが適応策ということとなります。  この緩和と適応の両者は、気候変動のリスクを低減し管理するための相互補完的な関係で、両立していかなくてはなりません。  次に、5の計画の主な内容といたしましては、参考資料2を用い御説明申し上げます。  参考資料2を御覧ください。  まず、目次を参考に、計画の全体構成について御説明を申し上げます。  今回の計画は、6部構成といたしまして、1ページから7ページは、第1部、計画の策定にあたってということで、計画策定の趣旨、計画策定の背景、計画期間と目標年次等について記述をいたしております。  8ページから38ページは、第2部、環境を取り巻く現状と課題ということで、碧南市の環境を取り巻く現状について、自然環境、社会環境、生活環境及び地球環境という各項目別の状況について、また、市民及び事業者アンケートに基づく現在の碧南市の状況や市民意識について記述をいたしております。  39ページから41ページは、第3部ということで、環境の保全と創造に向けた取組ということです。目指すべき環境の将来像、環境基本目標及び施策の体系について記述をいたしております。  42ページから66ページは、第4部、環境の将来像を目指してということで、第3部で設定した碧南市が目指すべき環境の将来像を実現するため、行政、市民及び事業者がそれぞれの立場で行う環境の保全と創出に向けて取り組む施策、日常生活での取組、事業活動において取り組む事項について記述をいたしました。  67ページから86ページは、第5部、リーディングプロジェクトということで、環境の保全と創出に向けた重点テーマに基づく行政、市民、事業者が共同で行うべき事項をリーディングプロジェクトとしてまとめたものを記述いたしました。  87ページ、88ページにおきましては、第6部、推進体制ということで、計画推進方針及び体制について記述をいたしております。  今回の変更点の1つであります碧南市地球温暖化対策実行計画区域施策編)、碧南市生物多様性地域戦略との関連についてでありますが、温暖化問題、生物多様性の保全について、市の多種多様な環境課題として、第1部から第3部で社会情勢の変化、現状と課題、市民、事業者の意識調査、今後の基本目標の中で一体的に記述をし、第4部で自然環境の保全、地球温暖化対策について、それぞれ生物多様性地域戦略地球温暖化対策実行計画区域施策編)といたしております。  そして、第5部のリーディングプロジェクトで、自然環境の保全・共生、まちづくり・ライフスタイル、ひとづくり・環境意識への種まき、資源循環・低酸素というテーマに沿って、行政、市民、事業者の協同で行う行動について記述をいたしております。  それでは、少し計画の主立った内容について御説明をさせていただきたいと思います。  まず、参考資料2の7ページを御覧ください。  環境基本計画の理念につきましては、普遍的な考え方で環境に対する認識及び姿勢を明らかにするもので、環境基本条例に示された基本理念に基づき、全計画に引き続き記載の6項目を環境基本計画の理念といたしました。  続いて、24ページを御覧ください。  二酸化炭素排出量の動向について記載をしております。  碧南市は、全国比較をした場合、産業集積地ということで、産業部門の割合が高いことが地域特徴となります。そのため、25ページ及び26ページにわたりますが、排出量の将来予測では、今後、特に何も対策をせずに現在の生活スタイル事業スタイルが将来も続いた場合、これをBAUケースといいますが、このBAUケースで予想した場合、令和12年度における温室効果ガス排出量は、平成25年度比較で15.3%増加する見込みとなります。  続いて、27ページを御覧ください。  市における温室効果ガス削減目標につきましては、産業部門の割合が高いという地域特性を踏まえ、上段の表に記載した国の地球温暖化対策計画における令和12年度の目標年における各部門の削減率を下段の表に記載した碧南市の平成25年度基準年の排出量に乗じて算出をしたところ、令和12年度目標排出量を906.4千t-CO2です。平成25年度基準年の排出量1,075.2千t-CO2と比較しますと15.7%の削減となりますので、これを目標といたしたいと思います。  続きまして、36、37ページを御覧ください。  ここでは、前計画の取組に対する評価について記載をいたしております。  温室効果ガス排出量以外の項目につきましては、おおむね環境基準を達しているなど現状の悪化は防ぐことができているという評価をいたしております。  続きまして、39ページを御覧ください。  ここでは、現在の国、県及び社会情勢の動き、市民、事業者の意識調査結果及び前計画の進捗状況を踏まえ、市の目指すべき環境の将来像及び環境基本目標について設定をしております。  先ほど御説明したとおり、基本目標1を碧南市生物多様性地域戦略基本目標4を碧南市地球温暖化対策実行計画区域施策編)という位置づけをいたしております。  続きまして、42ページを御覧ください。  ここでは、市の目指すべき環境の将来像に向けた今後10年間の取組といたしまして、5つの基本目標を実現するための施策や取組を、行政の取り組む施策、市民の日常生活等における取組及び事業者の事業活動における取組として記載をしております。  また、53ページには、気候変動に対する適応については、市レベルでは暑さに強いまち、災害に強いまちを主に施策として推進することといたしております。  67ページを御覧ください。  ここでは、目指すべき環境の将来像に向けた市民、事業者及び行政によるパートナーシップで実施する具体的な行動を、5つの重点テーマに基づくリーディングプロジェクトとして、特に、三者協働で行うこととした15項目の内容や目標について記載をいたしております。  87ページを御覧ください。  ここでは、計画推進方針や体制等について記載をいたしております。  環境基本計画は、第1次の計画より行政、市民及び事業者のパートナーシップ型で策定をいたしておりまして、推進についても当初の計画の理念を、引き続き、パートナーシップ型のもとに計画を推進していくことを基本的な考え方としております。  また、進行管理につきましては、PDCAサイクルを繰り返し行うことにより計画の進行状況を把握し、課題を解決しながら改善を図り、実行に移していくというものでございます。  それでは、参考資料1の3ページにお戻りください。  6の今後の日程でございます。  パブリックコメントを令和3年1月4日から2月3日までの1ヵ月を予定しております。  なお、広報へきなん1月1日号にてパブリックコメントの周知を行います。その後、令和3年2月19日に環境審議会におきまして諮問、その後、答申をいただいた後に、令和3年3月にはこの計画の策定及び公表という予定になります。  簡単でありますが、以上で協議事項(1)「第3次碧南市環境基本計画の策定について(報告)」の説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いをいたします。 6 ◆部会長(杉浦文俊) 説明が終わりました。  これより質疑に入ります。 7 ◆部会員(山口春美) 部会長。 8 ◆部会長(杉浦文俊) 山口部会員。 9 ◆部会員(山口春美) 今から始まる環境基本計画も、その後の住宅ストックも、住宅の計画、2つ出ていますけれども、これら全て、今回いろいろな計画が出ているんですが、市長の名において、表表紙に書いて、これ、責任を持って出されるわけで。休憩中に私たちの審議権を否定するような、課長が提案したんだから物を言わんでもいいじゃないかと、こういう発言をされましたけど、堂々とちゃんと市長もこの論議に加わって言うべきはちゃんと言ってもらって、本会議でも委員会でも、ちゃんと真正面からのがちの論議をやろうじゃないですか、そんな影でこそこそ言わないで。ちゃんと手を挙げて言っていただきたいと思います。  それで、質問です。1ページ目のところで、令和元年11月から令和2年の10月までの間に計7回やってきたと。それから、その下の庁内検討会議は2回やってきたというふうに書いてあるんですが、具体的な日時を教えていただいて、このコロナ禍の中では、全員が集まるということが可能だったんでしょうか。それとも、何らかの形で変えた形でやったのか教えてください。 10 ◆環境課長金原厚夫) 部会長、環境課長。 11 ◆部会長(杉浦文俊) 環境課長。 12 ◆環境課長金原厚夫) まず、(1)の令和元年11月から令和2年10月までの間に計7回ということでございますが、こちらは、碧南市民環境会議の定例会が、毎月第1木曜日の夜に開催をいたしております。当然ちょっとコロナ禍の4月、5月、6月のときには少しお休みをいただいたこともありますが、基本的に計画に関する提案をこの会議にさせていただく分につきましては、この今の11月から10月までの1年間となりますが、そのうちの7回を充てさせていただきました。 13 ◆部会員(山口春美) 部会長。 14 ◆部会長(杉浦文俊) 山口部会員。 15 ◆部会員(山口春美) 日にちで教えてください。下の検討会議も庁内検討会議も、日にちで教えてください。7回ぐらいの、言えるでしょう。意地悪で言っておるんじゃない。こんなの初めから書けばいいのよ。 16 ◆環境課長金原厚夫) 部会長、環境課長。 17 ◆部会長(杉浦文俊) 環境課長。 18 ◆環境課長金原厚夫) すみません、今、ちょっとカレンダーを持っておりませんので、ちょっと何とも言えませんが、(2)と(3)につきましては、こちらに記載のとおり令和2年の3月6日、11月6日が庁内検討会議。これは開催をさせていただいております。  それから、作業部会につきましては、8月19日に全体を集めさせていただきまして、その後の1回につきましては、書面でメールでさせていただきまして、意見を聴取しておるということでございます。 19 ◆部会員(山口春美) 部会長。 20 ◆部会長(杉浦文俊) 山口部会員。 21 ◆部会員(山口春美) 何でそのことを言うかというと、今、コロナの第3波の真っただ中で、今日も46人ですか、プラス3名ということで、まさに最高の感染者の数、来ています。ここに来るまで4月から実質私たちも始まったんですが、みんなコロナのことを考えたんですね。これが何でこういうふうになってしまったのか。みんなの動きをこれほどまでに止めてしまうコロナって何なのかということを、みんなが専門家も含めて考えて、やっぱり地球の変動が大きな原因だということは、もうみんなの意見なんですよ。でも、これ、全部見たら、新型コロナのこと、コの字も書いていないです。だから、やっぱりきちっと当初の目標に当たっての計画策定の部分、これ、総合計画の中には前回も指摘しましたのでコロナのことは若干言葉としても入っていますけれども、今回全然入っていないので、やっぱりこれは、今の段階で発表するとちょっと恥ずかしいなというふうに思いますので、こういう今の社会情勢のバックボーン、きちっと書くべきだというふうに思います。  それから、古いですよね、これ。2050までに、菅さんですら先日ゼロにすると、炭素をゼロということ発表されて、これに絵に描いた餅にしないようにしようというふうにしていますし、あと10年後にはガソリン自動車は基本的になくしようというふうに言っていますし、毎日の12月9日の新聞には、東京都は2030年度、脱ガソリンということで、HV、EVに転換ということで、ここの間ずっともう大きく社会情勢も政治情勢も環境対策も大きく様変わりしてきている中、世界も含めてね、みんながコロナのことを考えて、このままじゃいかんぞということになっているのに、相変わらず2050目標15%って書いちゃっているのは、やっぱりちょっとここは手直ししないと駄目だというふうに思いますので。あまりにも環境に対して無関心だし、このコロナに対する見識の甘さ。知ってみえるのか知らないけど、ここに表現し切れていない。こういうことに対しては随分と私は市民との間で誤差が生まれるんじゃないかというふうに思うので、前提として、そのコロナ問題、それから、今の最新の環境対策の国の動向、世界の動向についても、もうちょっと変えなきゃ駄目ですよ、数字も、目標も。このまま発表しては恥ずかしいというふうにまず思いますけど、どうですか。市長もお答えくださいよ。こんな見識でやっておられるか、環境問題を。 22 ◆環境課長金原厚夫) 部会長、環境課長。 23 ◆部会長(杉浦文俊) 環境課長。 24 ◆環境課長金原厚夫) たくさん御質問いただきましてありがとうございます。  まず、コロナに関しましては、こちらのコロナウイルスの発生原因は、地球温暖化も関係しておるんじゃないかというような御質問かと思います。こちらにつきましては、環境省が発出しております地球温暖化の感染に関する影響に関する懇談会というものでの情報に基づいて御質問があるかと思いますが、例えば、マラリアだとか蚊、そういったものを媒介する感染症については、この地球温暖化による影響があるというふうに言われております。ただ、今回の新型コロナウイルスの発生につきましては、この原因が温暖化ではないというような考え方もございますので、我々といたしましても碧南市のこの環境基本計画の中に新型コロナに関することについては記載をしていないというのがお答えでございます。  それから、2つ目、2050年までのCO2削減、書いていないんじゃないかと言われておりますが、参考資料2のほうの23ページをちょっと御覧いただきたいと思います。  この2050年のCO2実質排出ゼロというのは、これ、パリ協定の中で目標達成に向けた我が国の取組ということでの記載がございます。ここでは、今回、菅政権に代わって菅総理がそういうふうに言われたということもございましたので、今年度発出するこの計画でございましたので、まだ詳しい細かい内容も発表はされておりませんが、そういった御意見もありましたので、23ページの一番下の2行になりますが、「2050年までにCO2の実質排出量をゼロにすることが必要とされており、実質ゼロに向けた動きが始まっております」という記述を掲載させていただいたということでございます。  それから、最後、ガソリンの問題です。東京都とかがガソリン車をなくしていこうという、知事さんがされたと思います。この件に関しましても、碧南市としてやれることというのはなかなか難しいと思いますが、実は、産業界から、この環境審議会の委員さんの中にも産業の代表の方が出席されておりまして、その方からも、やっぱり産業界からのこういったCO2削減についての何か具体策がないのかということも御意見いただいた中で、今年度から補正予算で御審議いただいて可決いただきました次世代自動車の事業用、いわゆる産業界が持つ次世代自動車の車もEVだとかFCVだとか、いわゆる環境に配慮した車を買っていただいて、買い換えていただいて貢献していただきたいという思いも込めて実施をさせていただいたと。この環境基本計画を策定するに当たっても、何らかの事業、何らかの施策を我々としてもセットで出していきたいということもありまして今年度提案をさせていただいたという経緯もありますので、なかなか、一自治体、小さな自治体の中で、国の施策だとか県だとかの大きな施策については語ることができませんが、当然、周りの近隣の自治体と連携をしながら、その辺は今後見直しをしていく部分もございますので、具体的なものが出てくれば碧南市としてやれるものはやっていきたいというふうに考えて今回の計画の策定とさせていただいております。  以上です。 25 ◆部会員(山口春美) 部会長。 26 ◆部会長(杉浦文俊) 山口部会員。 27 ◆部会員(山口春美) 全国的にも全世界的にも見た科学者の遠く見据えた科学的な見地ですから、やっぱりそれをきちっと反映させていく、本気でやろうと思うなら、環境計画、そういうふうに思いますので、ぜひそういう文面についても、大きくもう一回訂正をかけてみてください、どんな形になるのか。パブリックコメントでも多分入ってくると思うんですけど。随分と市民との温度差を感じます。  それから、27ページのところで産業部門の温室効果ガスの目標数値が書いてありますが、これも10年後には1、2号機、最低でも廃止するということが方針として出されています。もう10月の会議の段階では、それが明確に新聞発表もされていると思うので、これ、同数字になっていますよね、ほぼ。この代替措置をやってしまうのか、あるいは、私たちは3、4、5も含めて前倒しで再エネルギーに転換しなさいというふうに基本的には思っているんですが、ここを増強したり、よそで増強したりして、少なくとも碧南市内の中では減ることは分かっているんですよ、1、2は。10年後に、この1、2がまだ稼働しておったら、これはもう公約違反ですからね、政策の破綻ですから。これ、どうやって反映しているんですか、これ、27ページ。 28 ◆環境課長金原厚夫) 部会長、環境課長。 29 ◆部会長(杉浦文俊) 環境課長。 30 ◆環境課長金原厚夫) ちょっと根本的なお話をさせていただきますと、基本計画で出ておりますこの地球温暖化対策に関するCO2の排出量の計算でございますが、自治体が出す排出量というものは、市内で行われておる産業活動、家庭での一般的な生活の中で使用される電力量に基づいて計算をします。ですので、今言われておる1号機、2号機、とある会社さんの1号機、2号機と言われておりますが、そこから排出されるものがCO2がこれだけあるからといって碧南市が排出しているという計画というか数値ではありません。あくまでも1号機、2号機が出しているものとか、3号機、4号機が出しているものが碧南市のこの数字に載ってきているかというと、そうでは全くありません。あくまでも、日本全体の電力量から、碧南市の市民、産業の方たちが使われている電力量に基づいて計算をしていくわけですから、そういった発電所があるからといって、碧南市が排出量が多いということではありませんので、まず、そこは押さえていただきたいと思います。  ですので、こちらの27ページにありますこの目標値の中には、今、言われた1号機、2号機だとか3号機、4号機というものは一切反映されませんので、我々といたしましては、市民だとか事業者の方が、省エネだとかそういった木を植えることでCO2を集めるだとか、そういったことで努力いただくことでこの数値が減ってくるという観点でございますので、そういった政策を我々としては進めていくということになりますので、よろしくお願いします。 31 ◆部会員(山口春美) 部会長。 32 ◆部会長(杉浦文俊) 山口部会員。 33 ◆部会員(山口春美) 碧南の市域の中から現実に5の火力発電所があって稼働して、県下の3分の1の二酸化炭素を排出しているということで、それ、よけて私たち生活しているわけじゃないですから。雨のない日、風のない日は下に落ちてくるわけだし、いろいろこの空気にも影響しているので、そういうことを言うんだったら、国や県の算出方法の違いということもあるけど、まやかしの数字ですよ。巨大な石炭火力発電所で、あそこを調整すれば、地球温暖化に、ほとんど目標数字は達成してしまう。こういうものを抱えながら、それを度外視して市民に努力を強要する、これは全くまやかしのことなので、冒頭のコロナの問題と併せて、碧南には石炭火力発電所があり、県下の3分の1のCO2を発生していますという枕詞はきちっと出すこと。そして、この中には、火力発電所の分は入っていませんという但書を書くことが必要だというふうに思います。  それから、次の36ページですが、第2次、評価の点、循環の点で、岡崎の市長は、とにかく循環社会ということで打ち出されたようですが、市民1人当たりのごみの排出量は減少傾向にあり、総排出量も減少傾向が続いているというふうにいろいろ書いてあるんですが、大体この最新版の市民の排出量というのは、どれだけなのか一つも書いていない。目標数字は千幾つですか、1人、というふうに書いてあるんですけど、現況の数字が一つも書いていないんだけど、どこかに書いてあります。これ、一応上昇しておると、効果が、排出量がというふうに右の表には書いてあるんですが、現況と目標数字、もう一回、改めて教えてください。分かりにくいですよ、だから。 34 ◆環境課長金原厚夫) 部会長、環境課長。 35 ◆部会長(杉浦文俊) 環境課長。 36 ◆環境課長金原厚夫) 1人1日当たりのごみの排出量でございますが、こちらにつきましては、碧南市といたしましては、最新が令和元年度の数値でございますけれども、市民1人当たりの総排出量については935グラムでございます。資源ごみを除く家庭ごみの排出量につきましては、532グラムということでございます。 37 ◆部会員(山口春美) 部会長。 38 ◆部会長(杉浦文俊) 山口部会員。 39 ◆部会員(山口春美) ここに言っている目標数値、千百幾つじゃなかったかね、グラム。それじゃ、越えちゃうじゃん。微増しちゃうけれども、これは、上りマークで、この間減ってきたよってなっているけど、実際には減っていないのよね。微量だけれども、横並び、あるいは微増していると思うんだけど、そんな資源と併せてと言ったけど、ここはどこのことを言っておるの。全部合わせた数字を言っておるの。 40 ◆環境課長金原厚夫) 部会長、環境課長。 41 ◆部会長(杉浦文俊) 環境課長。 42 ◆環境課長金原厚夫) 目標値の1,000という数字を言われるということで比較をされますと、今の最初に言いました935というのが対象となりますので、それから比べると、10%とは言いませんが、8%、7%ほど下がっておると。最新の数字、令和元年でございますが、その数字でございます。 43 ◆部会員(山口春美) 部会長。 44 ◆部会長(杉浦文俊) 山口部会員。 45 ◆部会員(山口春美) 何だ、935が現況で、目標数字は、10年後、千幾つじゃなかったかね、ここ、中の目標数字が。あなたも分からんぐらいじゃ、私も分からんよ。ちゃんと目標数字は、1人当たり幾らを目指すのよ。私は、ここを本気になって減らせていくということが必要だと思うの。横並びならいいやという形でなっているんじゃないかと思うんです。どうしても増えちゃうものね、それは。だけど、庁舎でペーパーレス作戦をやってみえるように、もうとにかく新聞紙や何か、雑誌、紙類は全然出さないということを、私、鹿児島の志布志市に行ってみてきましたけれども、とにかく全部、どんな紙もティッシュペーパーまでも燃やさないということで、資源に回す、こういう先進自治体も見てきましたけれども。増えちゃうじゃない。燃えるごみのことを言うなら935が1,000になれば増えちゃうじゃん。それはどうやって考えればいい。これを例えば800なら800にするという強い目標を持って、そのために何をなすべきかというのを決めるべきだと思うんですけれども。資源も一緒だよ。資源が増えればいいのか。 46 ◆環境課長金原厚夫) 部会長、環境課長。 47 ◆部会長(杉浦文俊) 環境課長。 48 ◆環境課長金原厚夫) 目標値1,000という数字を言われて、ここから935ということです。  今数字を出しますが、少なくとも減っておるというのは数字的には現われております。  まず、この環境基本計画の中には、先ほど申し上げたとおり、各分野においての計画に委ねさせていただきますというようなことを書かせていただきました。ここに、環境基本計画の中に全てのものを入れると壮大な量になってしまうということもありましたので、この今の数字、ごみの減量化につきましては、一般廃棄物の処理の計画、こちらがございますので、こちらの中できちんとした数値目標は出させていただきたいということですので、今、具体的に私が申し上げたここには935だとかその千幾つかという話については、すみません、記載はされておりませんが、一般廃棄物の処理計画の中にその数値はうたわせていただいておりますので、その数値目標になれるように、当然我々としても努力していきたいというふうに思っております。  ただ、残念ながら、最近のごみの減量につきましても、実は、資源回収、市がやっている資源回収は、数字はつかめるんですが、民間さんがやられている資源回収についての数値がつかめないんですね。どれぐらいの量が出ていて、どれぐらいのものが回収されているのかがつかめない、報告が全くありませんので、その辺がつかめなくて、本当に減量されているのかどうかという話が、なかなかちょっと比較しづらいところは現状としてあります。
     ただ、やはり、そういった回収が進むことによって、今ここに数字が、先ほど申し上げたとおり、平成30年では1人当たりが990グラムだったものが、令和元年には935グラムということで55グラムほど1人減っておるという、数字的には現われておりますので、そういった意味では、現状のごみ減量については進んでおるのかなというふうに我々としては認識をしております。 49 ◆部会員(山口春美) 部会長。 50 ◆部会長(杉浦文俊) 山口部会員。 51 ◆部会員(山口春美) 75ページのところの目標に、おとましい推進プロジェクト、市民1人当たりのごみ排出量、資源ごみを除く家庭ごみ系で398と書いてあるけれども、これ、今、言われた数字と398というのは、どう考えたらいいですか。 52 ◆環境課長金原厚夫) 部会長、環境課長。 53 ◆部会長(杉浦文俊) 環境課長。 54 ◆環境課長金原厚夫) ここにおきましては、一般廃棄物の処理基本計画の中に398グラム以下ということでございます。先ほど申し上げた令和元年の最新の数字ですと532グラムでございますので、まだ100グラムほどの差がございます。こちらにつきましては、ちょっと大きな政策を打たないとなかなか大きくは下がってこないと思いますが、我々といたしましては、先ほどの資源回収だとか、そういった、今後民間さん、小売店というか碧南市内のスーパーさんも、そういった形で回収に御努力いただいて御協力いただいている点がございますので、あの方たちは、申し訳ありませんが、義務があるわけではなく、店の御努力でやっていただいております。我々といたしましても、そういった方たちと連携しながら、市としてもやっぱり市が排出回収の義務はございますので、それは最低限やらなきゃいけないと我々思っておりますので、そういった民間さんとの協力に基づいて、我々もこの資源ごみを除く家庭ごみ、生ごみとかになりますが、そういったものも、水分を切っていただくだとかそういった啓発活動をしながら、少しずつでも削減に努めてまいりたいというふうに考えております。 55 ◆部会員(山口春美) 部会長。 56 ◆部会長(杉浦文俊) 山口部会員。 57 ◆部会員(山口春美) 909が現在935になっているけれども目標は398ですよということになって、これには施策は伴うって課長もお認めになられたということは、75ページの398以下にするんでしょう、自然ごみを除く家庭ごみを。現況は、何の数字か知らんけど、990が935グラムで、若干減っているよって言われたじゃん、今の説明で。それで、そのほかにも、だから、ここに398、書いてあるよね、75ページ。私だけ書いてあるわけじゃないでしょう。ちゃんとして。 58 ◆部会長(杉浦文俊) 一旦答弁を求めますか。 59 ◆環境課長金原厚夫) 部会長、環境課長。 60 ◆部会長(杉浦文俊) 環境課長。 61 ◆環境課長金原厚夫) ごめんなさい。先ほど説明したとおり、こちらの市民1人当たりのごみ排出量は、資源ごみを除く家庭ごみって書いております。ですので、先ほど説明させていただいたとおり、資源ごみを除く数字は、令和元年が532、平成30年は572でございます。  今、言われた935と990は、これは資源ごみを除いておりませんので、全部の排出量がこの数字でございますので、だから、572から532ということで、1年間40グラム減っております。ただ、5年度の目標値は398ですので、我々としては、そこについては努力していきたいということでの御説明ということでございます。 62 ◆部会員(山口春美) 部会長。 63 ◆部会長(杉浦文俊) 山口部会員。 64 ◆部会員(山口春美) 交陽部会員が、これ、資源ごみのことだって言われるんだけど、資源ごみを除く家庭系ごみで、1日当たりのごみ排出量を398にするんだよね。じゃ、話が違うじゃん。資源ごみじゃないのよ。 65 ◆部会長(杉浦文俊) 一旦、答弁をちゃんと聞きましょう。 66 ◆環境課長金原厚夫) 部会長、環境課長。 67 ◆部会長(杉浦文俊) 環境課長。 68 ◆環境課長金原厚夫) ちょっと間違っちゃいけませんので、先ほど言われたように、398グラムは資源ごみを除く家庭ごみでございますので、燃えるごみだとか、いわゆる資源ごみステーションに出すもの以外のものという御理解でお願いしたいと思います。 69 ◆部会員(山口春美) 部会長。 70 ◆部会長(杉浦文俊) 山口部会員。 71 ◆部会員(山口春美) ここの場でももめておるぐらいだもんで、何に向かっていくのか全然分からんだけど。これ、令和5年というと、あと3年だもんだから、これの刻みの目標数値はあるの。一年一年検証していくことで、最終的には100が30グラムずつ減らしていくだとかそういうふうで達成可能かなと思うんだけど、私は、ここに、燃やすごみを本気で削ろうと思うなら、何度も言っていますけれども廃品回収をもう徹底してやっていくと、網の目で、町内会さんも含めて全部やっていくというふうにしていくならば、身近なところで自分の家の前に出しておけば集めてくれるような体制にするならば、本当に市民の協力もしやすいし、一生懸命、私もあの広告もばらばらにしてきれいにして束ねて、回収日には、半年に1回ぐらいだけれども、押し入れの中、山になっちゃうけど貯めておくの、一生懸命。だから、そこのところで、今、補助金を落としちゃったもんでね。せめて、私、15円がもともとの値段だったけど、キログラム当たり、それを、そこまで言わないので10円に、切りよく、キログラムごとに掛ける10円でもらえば、相当熱も入ってくるので、市長、いろいろ言っておるけど、その10円に、よそがどうとかではなくて、碧南市がこれだけ100グラム減らそうと思っておるなら、3年後に本気の構えで施策を裏打ちしないとやれないって課長も言われたじゃないですか。課長がやる気になっておるのに、そんなことを言っちゃかわいそうじゃん。これこそ返す言葉だよ、そんなの。これぐらいやりなさいよ、ちゃんと10円で。本当に子供たちも含めて一生懸命やっておる。コロナが終わったら、本当に精力的にやってもらいたい。環境も本当に私たち、学んだし、紙を捨てることが本当にもったいないなということをつくづく感じているので、そのぐらいはやってもいいでしょう、300万円だよ。今、現況が300万円、倍にしたって300万円上乗せするだけ。どう。市長、答えりん。 72 ◆経済環境部長(永坂智徳) 部会長、経済環境部長。 73 ◆部会長(杉浦文俊) 経済環境部長。 74 ◆経済環境部長(永坂智徳) この計画につきましては、常日頃から環境に対して大変意識の高い市民の皆さんの集まりであるへきなん市民環境会議、また、コロナ禍においても、極力、この環境基本計画の改定年度ということもある中で常日頃より問題意識を持っていただいたものを課題として審議をしていただいて、まとめていただいております。そういった部分の中で総合的にここにまとめさせていただいたということで御理解をいただきたいと思います。 75 ◆部会員(山口春美) 部会長。 76 ◆部会長(杉浦文俊) 山口部会員。 77 ◆部会員(山口春美) まとめたのはいいけど、チームでやっていくんでしょう、市民と行政と業者とね。その中で、行政は、市民のそういう努力に応えていかないかん。100グラム減らすためには、科学的な施策と根拠が必要なんですよ。そうしたら、例えば報償費を、今、7円だったかを10円に引き上げるということでやっていくことが1つの大きな励みになるし、市民への激励になるんじゃないの。そのぐらいの気持ちは、行政行政って言いながら、そんな、コロナも知らん、地球温暖化と言うけど中電は除いておくよって、こうやってやっておったんじゃ、何のために私たち一生懸命努力しておるのかって。ここに集まっている人だけじゃないよ。7万人市民が、赤ちゃんはなかなか難しいけれども、7万人市民が全力を挙げて協力しているのよ。ここに集まってきた人たちだけじゃないのよ。それ、客観的に見て、そういう例えば小さな施策じゃん。でも、とっても効き目のある施策ですよ。なぜやれない。なぜやれない。そんな、360万円の私の常任委員会のお金を使ってでも、今年やってくださいよ、上乗せして、本当に。 78 ◆経済環境部長(永坂智徳) 部会長、経済環境部長。 79 ◆部会長(杉浦文俊) 経済環境部長。 80 ◆経済環境部長(永坂智徳) あくまでも市民の代表という形の中で参画をしていただいているというふうに理解をしておりますし、今後、計画の策定に当たりましては、パブリックコメントの中で広く市民にも意見を聞いてまいります。  また、施策につきましては、総合的に判断する中で、必要な施策について予算措置をしていきたいと思っております。  以上です。 81 ◆部会員(山口春美) 部会長。 82 ◆部会長(杉浦文俊) 山口部会員。 83 ◆部会員(山口春美) もう一貫して、市長も含めて、そういう環境行政に対するこの姿勢が、提案することに対して反対すればいいんだという、そんなことをやっていたら、やるだけどんどん心ある人たちから離れていきますよ。  それで、もう一つは、私たち販売者責任ということをよく言っていますが、いろいろ売らんがために、もういろいろ入れ物についても考えていく。ここは、ペットボトルをやめて、自分のマイボトルを持ちましょうという計画は入っていますけれども、やっぱりきちっと自分で売ったものは自分で回収していただく、こういう仕組みづくりをやってもらわないかんと思うんだけど、このチームの中に量販店やスーパーの代表者って入ってみえますか。入ってみえる? 84 ◆環境課長金原厚夫) 部会長、環境課長。 85 ◆部会長(杉浦文俊) 環境課長。 86 ◆環境課長金原厚夫) 改定委員会の委員さんの中には、スーパー等の方は入っておりません。 87 ◆部会員(山口春美) 部会長。 88 ◆部会長(杉浦文俊) 山口部会員。 89 ◆部会員(山口春美) ほいじゃ、入ってもらって。叱っちゃ駄目よ、褒めなきゃ。いつもピアゴさんでもすごい一生懸命やってくださっていて、だから、それを奨励しながら、さらに電気屋さんは電気屋さんで乾電池や自分の売ったものについては回収箱を置いてくださいという形で。自分のルートがあるならあれだけれども、そうじゃなければ市が回収に参りますからという形も含めて、西尾市さんや、やっていないのは何度も言いますが碧南と高浜だけなので、そういう量販店さんにも協力してもらって、瓶も困っていますからね。瓶も、売っているのよ、どこだってスーパーで何でも。だから、瓶も置いてもらって、自分の売ったものは回収してもらって、その販売ルート、製造元に返すなりしていただくような工業サイクルをつくっていくために努力してほしい。私たちが、一応、お店屋さんにいちいちいちいち言っていくことできないもん。行政が代表してやっているし、どこのホームページも協力している量販店ということで、ずっとホームページにアップされてみえますよ。碧南市も若干やっていたよね。そこに瓶とかね、乾電池とかそういうものも入れていけばいい。それはよそがやっていなくて碧南市だけやれということでなくて、どこもやっていて碧南市だけやっていないので、やれやれって言っているの。だから、その委員さんにも何で入っていないのか知らないけど、やっぱりそういう人たちも入れてもらいながら、それも簡単にできることじゃないですか、お金も要らないですよ。一声でね、スーパーのレジ袋をなくしましたよ、碧南市を飛び越えて、国が指令してね。一夜のうちにやれたじゃないですか。だから、ちゃんと市がお願いすれば、市長が頭を下げて行けば、ちゃんと、それ、やれるんです。  言ってください、市長、手を挙げて。 90 ◆市長(禰宜田政信) 部会長、市長。 91 ◆部会長(杉浦文俊) 市長。 92 ◆市長(禰宜田政信) こういう件について、それぞれの例えばお店屋さん等は、法律の範囲の中でしっかりやっていただいておるわけで、それ以上はお願いということになりますので、それ以上のことをやろうと思ったら、国がしっかり法律をつくったりしない限り、なかなか自治体がそれをやれと言っても難しいわけで、せいぜい御協力をお願いするというぐらいしかできません。  以上です。 93 ◆部会員(山口春美) 部会長。 94 ◆部会長(杉浦文俊) 山口部会員。 95 ◆部会員(山口春美) 法律、変わっていない、同じ法律で生きていても、碧南、高浜以外は、カーマやエイデンやケーズなんかで、それからミニストップもやっているよ、西尾のすぐね、副市長、西尾市の副市長。ミニストップだって、コンビニの前で乾電池やら何やら集めているの。やっているんだから、それは法律をつくらない、条例をつくらないじゃなくて、これをやってくださいということをお願いして回る。それが市長の仕事だというふうに思いますので、ぜひ、よろしく。これは本当にすぐできる。市民が一生懸命努力しているなら、市長も努力していただきたい。  それから、82ページのところです。食や何かのことで地産地消のことで書いてある。これ、書いてあるだけね。市内の農産物使用割合の増加ということで目標が書いてありますが、全然後退してばっかりと。今、農水省の大臣が、ゲージで飼う鶏の産んだ卵、オリンピックに来る選手はもう食べないから、お願いしますと、地鶏でないと、地べたで育てた鶏のやつじゃないと卵は食べませんからということで、もう申入れが来ていて、日本の食が、どこまでの効率性でぼって、卵はごんごんころころころころ転がってくるやつを、ただ集めるだけ。豚も牛もどんどん、本当は1年で大きくなるやつを半年で大きくして、そういう餌を与えて過剰に大きくして育てるという、こういう非科学的な動物を苦しめるこういう政策に対して世界世論が立ち上がっていますので、それらも含めて、さらに学校給食で言ったら、そういう卵を液卵にして使っているので、使いやすいということもあってね、そこまで地べたで遊んでいる鶏から得た卵で給食に使うなんてことはなかなかだけれども、けれども自分が掲げた地産地消については、目標達成を大きくクリアしていくような努力も、施策として、ここはみんなでやりましょうのリーディングプロジェクトだけれども、これを見て、そうだねって言っているだけじゃ、行政の役割は果たせないじゃないですか。どうやったら施策として、これ、達成できるのか、迫っていくことができるのか、食の安全も含めて。ここに書くなら、やっぱり私たち一人一人の環境もそうだし、そのものがまた循環していって食べ物にも入ってしまうので、アレルギーだとか発達障害だとかいろんな昔には予想できなかった問題が複合汚染として出てきていると思うので、ここはどうするんですか、行政として。はんって言っておるの? 96 ◆環境課長金原厚夫) 部会長、環境課長。 97 ◆部会長(杉浦文俊) 環境課長。 98 ◆環境課長金原厚夫) 冒頭の説明で申し上げたとおり、こちらの環境基本計画は、環境分野における碧南市で言うと総合計画のようなもので、環境分野へ対する総合計画のようなものだと我々としては考えております。ですので、今、言われた食育の問題については、碧南市で策定している食育推進計画だとかそういった計画に委ねて、そこでの数値目標等は載せられていると思いますので、あえてこの環境基本計画の中にそういった数字を持ってきたという形は取っておりません。個々に環境課としてできることは、例えば、エコクッキングをするだとかそういった食育に関することはできるかと思いますが、あえてここにはそういった食育推進計画で掲げておるような目標値等は、ここには掲載はしておりません。 99 ◆部会員(山口春美) 部会長。 100 ◆部会長(杉浦文俊) 山口部会員。 101 ◆部会員(山口春美) 市長は、この会議にも多少は出ているんでしょう、毎回とは言わずに。そこの中で受け止めた声を、ここに目標として書くならば、やっぱり行政としてそれはちゃんとやっていきますというふうに心の中では思ってみえると思うね、あまり発言されない市長だから。心の中では熱い思いをたぎらせてみえると思うんだけど、それをやっぱり具体化していくことが必要なので、ぜひやってください。  それから、86ページのところの雨水タンクのことも書いてある。私、雨水タンクやっているよ。だけど、56基だったかね。供用開始の説明会のときにも、あまり言わないのね。こんなのをやると次におうちを建てるときに困っちゃうよぐらいのことを言われるんだわ。そんなの、誰がやるかと思うんだけど。ただでさえも補助金の枠をうんと超えて、結構高いですもんね、新品のモーターをつけると。それで、本当に、これ、目標数値を書かないの、取りあえず。部長、首をかしげてみえるけど。よその所管だと言ったって、ここ、書いてあるもの。どれだけ増やすのよ。まだ供用開始のところ、いっぱいあるでしょう。いっぱいって言ったって、2,000かそこらだけど。その中で、どれだけつなぐだね、雨水貯留を。すごいうれしいよ、雨が降ると、貯まるなと思って。雨降りが楽しくなる、絶好の機会だと思ったら。ぜひこれ目標数字も掲げながら、下水も掲げていないもんね、これ、自然任せだよ。だから、それ、補助金も上げるなりして、またこれも励まして。もううちはいいよ、1回やったら、もう死ぬまでこれを使うからいいけど。今後ちゃんと、これ、本当に増やしていこうと思うなら、補助金ももう一回見直してもらって、目標数字もちゃんと示してください。どう。 102 ◆部会長(杉浦文俊) 今のは、御質問でよろしかったですか。 103 ◆部会員(山口春美) あかんよ、示して。今ここではっきりと。 104 ◆環境課長金原厚夫) 部会長、環境課長。 105 ◆部会長(杉浦文俊) 環境課長。 106 ◆環境課長金原厚夫) こちらにつきましても、下水のほうの計画の中でうたっていく話だと我々としては考えておりますので、ここでの、今、言われておるように数字が幾つだとかそういう形については、記載をする予定はございません。 107 ◆部会員(沓名 宏) 部会長。 108 ◆部会長(杉浦文俊) 沓名部会員。 109 ◆部会員(沓名 宏) これも、そもそもコンサルに流しておると思いますが、委託料はどれだけかかっています。 110 ◆環境課長金原厚夫) 部会長、環境課長。 111 ◆部会長(杉浦文俊) 環境課長。 112 ◆環境課長金原厚夫) こちらもコンサルのほうに委託をさせていただいておりまして、2年間の債務負担行為をかけさせていただいてやっております。金額にいたしましては、2年間で822万8,000円となっております。 113 ◆部会員(沓名 宏) 部会長。 114 ◆部会長(杉浦文俊) 沓名部会員。 115 ◆部会員(沓名 宏) すばらしいというか詳細にわたった計画で、そもそも理念は、どこの市町も、国から、国がつくれ、県がやりなさいとしてつくられたような計画に思えて仕方がありません。理念はどこも変わらないので、市、碧南市独自のというか、欠けたところを、ここを重点的にやっていきたいとか、コンサルなんかに出しておらんでもね、もう昨日からハッピーだとか、もう何でも全部の計画が、本当に計画、中を遂行するために計画を立てるんですから、できもせんようなことを、細かいようなことを、1人の意見が、1人が言ったからこれも載せないかんだとか、そんなことを聞いておったら、行政がやることがなくなっちゃうんだ。だから、コンサルに出すじゃなくて、市の職員がそこの担当所管になったら、一生懸命勉強してもらって、どこかに勉強に行ってもらったりだとか、もうコンサルに出さんで自分たちでやっていただく。そうすると、多分、自信がついてというよりも責任感を持ってやっていただけるのではないか。これ、できるところから本当は市長にやってもらいたいです。もう何でもかんでも、予算がというよりも、裕福だからコンサルに出して立派なこういう計画だけをつくって、内容が伴っていないというのかな。計画をつくるためにやっておるわけじゃなくてね、中のことをやるために、遂行していくために。だから、昔は、多分、こんなコンサルなんか出す余裕なんてなかったやないですか。だから、自分たちで一生懸命頑張って、気概を持って誇りを持ってやっていただきたい。それが職員さんのやる気につながっていくと私は思いますので、これはもう要望としておきます。よろしくお願いします。 116 ◆副部会長(小池友妃子) 部会長。 117 ◆部会長(杉浦文俊) 小池副部会長。 118 ◆副部会長(小池友妃子) 75ページのところで、先ほど山口部会員がいろいろとおっしゃられていたんですけれども、このコロナのときにテイクアウトとかも増えてプラスティックごみとかも増えていたんだと思うんですけれども、私、聞くところによると、環境課の方たちが、いろいろと来られる方がお話をして、45リットルのゴミ袋を30リットルのゴミ袋に換えた方が何人かいらっしゃったということで、ごみの削減にこの中でも取り組まれた市民の方がたくさんいらっしゃったとお聞きをしております。  そして、あと、全国的にもあったんですが、回収業者の方たちに、激励の、コロナ禍の中で、大変な中、ありがとうございますと書かれたメッセージカードをつけた方がたくさんいらっしゃったともお聞きしています。やっぱりそういったことで御努力というのはすごくしていると思うので、地道なこういった努力をね、今後とも続けていただければなと思いますので、ちょっと御要望だけさせていただいて、今、お金がかかる時期ですので、なるべくコストがかからないこういった取組をぜひ今後とも続けていただければなと思いますので、よろしくお願いいたします。意見です。 119 ◆部会長(杉浦文俊) ほか。 120 ◆部会員(山口春美) 部会長。 121 ◆部会長(杉浦文俊) 山口部会員。 122 ◆部会員(山口春美) 総合計画のほうには、立ち番については、高齢者の負担が重いので検討するみたいなことが書かれてありました。この環境計画の中には立ち番のことについては書かれていないように思うんですが、やはり、24年間ですか、ずっとこういうやり方をやってきて、一定市民に周知はされてきているし、市から派遣された方、それから、町内会から出された方、最低2人はシルバーさんも含めて立ってみえるので、このコロナの第3波のさなかに、いくら外とはいえ、あれだけの人たちが2時間にわたって、いろいろ1時間にしているところもあるし、手袋をかけている方とかいるかもしれませんけれども、さらされているわけで、こういうことも考えていく必要があるんじゃないかというふうに思いますので、立ち番の廃止を私たちはぜひ強く訴えたいと思います。  それで、私は、生活の中で、こう見えても私、ちゃんとうちのこともやっていますので、出てくるごみのことやこの環境のことなんかを含めて、いろいろこうなったらいいのになということを必死で思って今日提案させていただいたんですね。別にあなたたちをいじめるとか上から押さえるとかそんなことは全然ないですよ。私が言ったことは、コロナのことを反映すること、最新の環境情報をちゃんと入れること、それから、不用品の補助金を上げること、それから、店頭回収をもっと積極的にやっていただくこと、それから、一人一人のごみを減らすためのもっと数値目標をきちっと年度ごとに出していくなどの行政側の情報提供を、もっと市民、範囲で行動計画、今、ホームページに載せてくださるようになったので、あれは本当に7万人の市民の人たちとこうやって方向へ向かっていくよというアピールなので、なかなか分かりにくいですけれども、まずは一歩前進だというふうに思います。  そういう生活の中で、この碧南市が、かつては本当に分別収集、赤、青のボックスから切り替えたときにすごいというふうに称賛されて、それは私たち一人一人の誇りでした。でも、今、残念ながら、ここの中にも県下の数字より劣っていると。1人当たりのごみの排出量も含めて。こういうところまでずれ落ちちゃってきているので、やっぱりお互いに、行政はやれるところを積極的にやる。何億円もかかる仕事じゃないので。  私の言ったこと、全部分かりましたよね、担当者の皆さん、理解していただけた。分からないことがあったらここで聞いてほしいんですが。それをぜひ前向きに受け止めて、早急に実施を、3年計画なんていうのもあるわけだから、ぜひ早めにやってください。このコロナの時期だから、行政もこうやります、市民も協力しますという形をうんとやっていって地球を守っていく。本当にリンゴの皮1枚で守られているこの地球を守っていくということが、私たちの今の生きている人類の使命だと思います。ぜひよろしくお願いします。 123 ◆部会長(杉浦文俊) 御意見ですね。  ほかに質疑はございませんか。      (「なし」という者あり) 124 ◆部会長(杉浦文俊) 質疑もないようですから、これにて報告を終わります。  この際、執行部入替えのため暫時休憩いたします。                            (午前 11時 18分 休憩) ───────────────────・・───────────────────                            (午前 11時 19分 再開) 125 ◆部会長(杉浦文俊) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  協議事項(2)「碧南市住生活基本計画(案)について(報告)」を議題といたします。  本件について、説明を求めます。 126 ◆建築課長(小笠原盛明) 部会長、建築課長。 127 ◆部会長(杉浦文俊) 建築課長。
    128 ◆建築課長(小笠原盛明) それでは、協議事項(2)碧南市住生活基本計画(案)について、御報告申し上げます。  1、趣旨でございます。  昨年度から策定を進めてきました碧南市住生活基本計画(案)について報告するものであります。  2、計画策定の目的でございますが、碧南市住生活基本計画は、碧南市の住宅政策全般を対象とする基本計画であり、住生活をめぐる課題を設定し、施策の方向性を提示した計画であります。  また、平成23年3月に策定した碧南市住生活基本計画の計画期間の終了を迎えるに当たり、住生活を取り巻く環境の変化並びに国及び県の住生活基本計画の改定を受け見直しを行うものであります。  3、計画の策定体制です。  (1)策定委員会等の設置ですが、学識経験を有する者をはじめ、福祉、住宅関連等の各団体代表者、公募市民、愛知県職員等の12名で構成する委員会を組織し、計画の内容の審議を行いました。また、その下部組織として庁内の作業部会を組織し、計画の内容の検討を行いました。  (2)開催経過は、記載のとおり策定委員会は5回、庁内の作業部会については、裏面のとおり4回開催し、記載の内容について審議検討をしております。  4、計画期間は、令和3年度から令和12年度まででございます。  5、計画書の内容については、参考資料2により主な内容について御説明いたします。  参考資料2の6ページをお願いします。  第3章、現況把握です。  7ページを御覧ください。  7ページ及び8ページには、碧南市の人口世帯数の推移を掲載しております。  9ページを御覧ください。  9ページから15ページには、住宅ストックで、住宅数、空き家数、住宅の所有関係、住宅規模、耐震化の状況、公営住宅ストックの状況など、碧南市の住宅事情を掲載しております。  9ページの(2)空き家等については、増加傾向にあり、平成25年以降10%を超えている状況であります。  10ページをお願いします。  図の3-8のとおり、空き家の種類としては、居住世帯が長期にわたって不在の住宅や、建て替えなどのために取り壊すことになっている住宅であるその他の住宅が、平成25年に比べ増えております。  また、表の3-1のとおり、碧南市の空き家データベースに登録されている空き家等及び空き家候補の登録件数は、平成28年から令和2年にかけて大幅に増加をしております。  16ページをお願いします。こちらは市政アンケートに併せて実施した住生活に関するアンケート結果の概要であります。  アンケートの回収数は579件、回収率は38.6%であります。  1)住まい・周辺環境に関する満足度については、図の3-15及び17ページの図の3-16のとおり、総合的な評価として7割程度の方が満足、まあ満足と回答をしております。  17ページの2)居住意向については、図の3-17のとおり、ずっと住み続けたい、当分住み続けたいと合わせると70%を超えており、居住意向が非常に高いことが伺えます。  24ページをお願いします。  第4章、碧南市住生活基本計画(前回計画)の検証です。  こちらは、平成23年3月に策定した碧南市住生活基本計画における住宅施策の基本目標及び施策の基本方向に関して、現在の施策実施状況について整理をしております。  基本目標1、安心・安全な住まい・まちづくりでは、成果目標値の実績において、民間住宅耐震化率が目標値に達しておりませんが、理由としては、耐震対策は大きな費用がかかることや、周知が定期的な働きかけであったことなどが考えられます。  26ページをお願いします。  基本目標2、支え合う住まい・まちづくりでは、成果目標値の実績において、市営住宅のバリアフリー化率及びシルバーハウジングプロジェクトによる住宅戸数は目標値に達していませんが、建て替え中の宮下住宅により目標値を達成する予定であります。また、グループホーム、ケアホームの施設数は目標値に達していませんが、人材確保や費用面が課題であると考えられます。  28ページをお願いします。  基本目標3、住み続ける住まい・まちづくりでは、成果目標値の実績において、地区計画決定箇所数が目標値に達していませんが、理由として、諸制度の周知不足及び地域住民と協力して行う事業であるため、その難しさが考えられます。また、空き家率も目標値に達していませんが、理由として、核家族化の進展、高齢世帯の増加が主な原因ですが、空き家への関心が低いことも考えられます。  30ページをお願いします。  基本目標4、質の高い住まい・まちづくりでは、成果目標値の実績において、長期優良住宅の比率が目標値に達していません。理由として、認知度が低いことや、別途費用が必要なことなどの理由が考えられます。  31ページを御覧ください。  基本目標5、地域特性を生かし環境に配慮した住まい・まちづくりでは、成果目標値の実績において、景観計画が未策定となっておりますが、現在、策定中でございます。  32ページをお願いします。  第5章、住まい・まちづくりの課題です。  こちらは、これまでに整理した碧南市の住宅、住環境の現状、住民意向調査結果、現行計画の検証等を踏まえ、防災、住宅確保要配慮者、定住化、質の向上、地域特性の5つの課題に区分し整理をしております。  33ページを御覧ください。  5-1、防災への対応です。  34ページをお願いします。  防災への対応の課題として、狭隘道路の解消、民間住宅の耐震化の向上などを挙げております。  35ページを御覧ください。  5-2、住宅確保要配慮者への対応です。  こちらについては、高齢者、障害者、子育て世帯、外国人、低額所得者について、現況や課題等を個別に整理をしております。  (1)高齢者への対応です。  38ページをお願いします。  (1)高齢者への対応についての課題は、単独世帯が増加していることなどから、見守り体制の充実の必要性や、高齢者のみが居住する持家が多いことから、住宅の維持管理に関する支援の充実の必要性などを挙げております。  39ページを御覧ください。  (2)障害者への対応です。  障害者への対応についての課題は、民間住宅や市営住宅等の障害者の居住に対応したバリアフリー化改修等の取組の必要性などを挙げております。  40ページをお願いします。  (3)子育て世帯への対応です。  42ページをお願いします。  子育て世帯への対応についての課題は、良質な住宅ストックを供給する仕組みの必要性や、多世代同居・近居に対応した住宅の推進の必要性などを挙げております。  43ページを御覧ください。  (4)外国人への対応です。  44ページをお願いします。  外国人への対応についての課題は、増加する外国人世帯への対応のため、公的賃貸住宅の供給だけでなく、民間賃貸住宅市場を活用した、柔軟かつ多様な供給方法が求められますなどとしております。  45ページを御覧ください。  (5)低額所得者への対応です。  低額所得者への対応についての課題は、外国人への対応と同様に、公営住宅を中心とした公的賃貸住宅の供給だけでなく、民間賃貸住宅を活用した柔軟かつ多様な供給方法が求められるとしております。  47ページをお願いします。  5-3、定住化への対応です。  48ページをお願いします。  定住化への対応の課題として、良質な住宅供給と併せて空き家の有効活用、旧市街地での環境改善対策の推進の必要性などを挙げております。  49ページを御覧ください。  5-4、質の向上への対応です。  50ページをお願いします。  質の向上への対応の課題として、耐久性の優れた長期優良住宅の周知の必要性などを挙げております。  51ページを御覧ください。  5-5、地域特性への配慮です。  52ページをお願いします。  地域特性への配慮の課題として、三州瓦等地場産材の使用による住宅づくりの継続の必要性などを挙げております。  53ページを御覧ください。  第6章、住まい・まちづくりの基本方針です。  基本理念といたしまして、誰もが住みよい、安心・快適な住まい・まちづくり、副題として、笑顔で集うみなとまち・碧南としております。  54ページをお願いします。  6-2、基本目標です。  これまでの課題を踏まえ、基本理念の実現に向けて、記載のとおり5つの住まい・まちづくり基本目標を定めております。  58ページをお願いします。  第7章、推進する住宅施策です。  こちらでは、基本理念の実現等に向け、第6章で示した5つの基本目標に即した住宅施策の基本方向を設定しています。  59ページを御覧ください。  基本目標1、暮らしたい、住み続けたいと感じられる住まい・まちづくりの施策の基本方向は、住みたくなる住環境づくりの推進、若年世帯・子育て世帯が魅力を感じる住まい・まちづくり、まちなか居住の推進、住まいに関する総合的な情報提供と相談体制の充実としております。  62ページをお願いします。  基本目標2、誰もが最適に生活できる、支えあう住まい・まちづくりの施策の基本方向は、高齢者・障害者に配慮した住環境づくり、外国人が住みやすい住環境づくり、低額所得者の居住の安定の確保としております。  64ページをお願いします。  基本目標3、防災性の高い、安心・安全な住まい・まちづくりの施策の基本方向は、耐震性能の向上、狭隘道路の解消、防災に配慮した住まい・まちづくり、空き家の適正管理、除却としております。  66ページをお願いします。  基本目標4、既存の住宅ストックを活用した、質の高い住まい・まちづくりの施策の基本方向は、住宅の適切な維持管理と長寿命化の推進、住宅の品質の確保、空き家の改修・利活用の推進、新しい生活様式に対応した住まい・まちづくりとしております。  68ページをお願いします。  基本目標5、地域特性を生かし、環境に配慮した住まい・まちづくりの施策の基本方向は、地域特性を生かした住まい・まちづくりの推進、環境等に配慮した住まい・まちづくり、景観に配慮した調和の取れた住まい・まちづくりとしております。  70ページをお願いします。  7-3、重点的に取り組む住宅施策です。  こちらは、住宅施策の展開方向の中から、重要性、緊急性が高く、市民ニーズに対応した施策として3つの重点施策と位置づけ、積極的な取組や早期実現を目指すとしております。  (1)密集市街地の改善については、近年では、居住人口の減少によるスポンジ化、空き家の増加も大きな問題となっており、空き家に関しては、適切な管理が行われていないため損壊の危険性が高まっております。そのため、延焼の危険性の低い建築物への更新、空き家の除却・改修、狭隘道路整備促進など、段階的に少しずつ積み重ねていく必要があるとしております。  72ページをお願いします。  (2)若年世帯・子育て世帯の定住促進については、将来にわたって定住人口を維持するためには、若年層の定住化が必要不可欠です。そのため、多世代との同居・近居を踏まえた住宅改修等の支援の検討、住まい・まちづくりに関する最新かつ正確な情報発信に努めていくとしております。
     74ページをお願いします。  (3)住宅確保要配慮者に対するセーフティネットの構築については、高齢者や障害者、外国人等の住まいを確保するため、住宅確保要配慮者の入居を拒まないよう賃貸人の意識啓発に努めるとともに、新たな住宅セーフティネット制度に関する情報提供や、愛知県あんしん賃貸支援事業制度の普及促進に努め、賃貸人や住宅確保要配慮者への支援の充実を図りますとしております。  75ページを御覧ください。  第8章、地域別住宅政策の基本方針と展開方向です。  地域区分は、碧南市都市計画マスタープランにおける地域区分を踏襲し、西端をはじめ6地区に区分しており、各地域において、概況、住民ニーズ、住宅施策の基本方針、住宅施策の展開方向を掲載しております。  76、77ページが西端地域、78、79ページが新川地域、80、81ページが旭地域、82、83ページが中央地域、84、85ページが大浜北部・棚尾地域、86、87ページが大浜南部地域となっております。  88ページをお願いします。  第9章、計画の実現に向けてです。  9-1、計画の推進体制の検討では、関係部局が横断的に施策を推進できる体制の確立を進めるとともに、住まい・まちづくりの主役である市民や民間業者、NPO等の各主体が協働して取組を進めることができる体制づくりを進めるとしております。  90ページをお願いします。  9-2、成果指標値の設定です。  ここでは、施策の基本方向ごとに具体的な成果指標値を記載のとおり設定をしております。  最後に、94ページをお願いします。  9-3、進行管理方法の検討です。  本計画については、おおむね10年ごとの計画の見直しを行っていきます。また、中間年次に当たっては、成果指標の推移と達成状況を把握し施策の進捗状況等を確認するとともに、社会情勢の変化や市民ニーズ等を踏まえ、必要に応じて既存施策の見直しや新たな施策の立案を行うとしております。  参考資料1にお戻りください。  6、今後の予定ですが、パブリックコメントを令和2年12月14日、月曜日から令和3年1月13日、水曜日までの1ヵ月の実施を予定しております。  以上で、説明とさせていただきます。よろしくお願いします。 129 ◆部会長(杉浦文俊) 説明が終わりました。  これより質疑に入ります。 130 ◆部会員(山口春美) 部会長。 131 ◆部会長(杉浦文俊) 山口部会員。 132 ◆部会員(山口春美) これは、先ほどの環境計画と違ってなかなかいいものだなと。宮下住宅関連以外は具体的な会議の日にちもちゃんと書いてあるし、私は、恐らく、この専門家の名大の方、小松さんや、県からも来ているし、専門家も多数建築業界の方もみえるし、公募の方もみえるしって、この方たちの力量が反映されたものかなというふうに思っています。実際に、自分たちの、なかなかほかの計画ね、福祉も含めてですけど、ABCとかいろいろ書いてあるけれども、実際にマル、ペケでしっかり総括してある、28ページだとか、ところはなかなかないので、とてもいいなというふうで。  若干、このマル、ペケのところで聞きたいんですが、どうしてできなかったのかというのも言われたんだけど、例えば24ページのところの専門家の耐震診断、耐震改修等への補助、対象者への個別訪問、いわゆるローラー作戦だとか、設計士だとかをセットにして行ったりするというのを声高に言ってみえて、物すごい期待していたんですよ。それができなかったりしたところはどうしてなのかなということと、あと、今後の施策のところでも、今までのところでもそうですけど、安価でできるね、34ページのところ、安価でできる施工方法の導入や施策の充実という。これ、私は、高知県の香南市にも直接見に行って、ちゃんと業者の人たちがセットにして普及を図っているね、物すごい勢いで。100万円ぐらいで基本的な耐震化が達成できるような形で、ほぼ100%クリアしたということで。最後のところの目標数字では、あと88%の耐震化を97にするということだと、あと、ざっと見ても700ぐらい要るでしょう。1,400ぐらいが残っていて、700ぐらいが要ると思うので、これも含めて、せっかく掲げておきながらできなかったのは、やっぱり人手が足らなかったんじゃないかと、宮下住宅やったり、あそこも市民病院の建築の設計が変わったり、それから、あちこちで事故は起こるわ、問題が起こるわということで、やっぱりメンバーが足らなかったからできなかった。途中で腰を折っちゃった24ページのところは、何でこうなっちゃったんだろう。参加者が少なかったんだよね、構成する専門家が。そこもしっかり総括してもらって、効き目があるなら、もう一回立ち上げてもらいたいなと思うんだけど。 133 ◆建築課長(小笠原盛明) 部会長、建築課長。 134 ◆部会長(杉浦文俊) 建築課長。 135 ◆建築課長(小笠原盛明) まず、24ページの専門家耐震診断、耐震改修補助対象者への個別訪問ということで、こちらについては、地区の方に、新築の方に御協力というか、あちらからお願い、うちがお願いされて、ちょっと一緒に回りたいという話の中で回ったと、耐震に関係するところを回ったと。それで、本年度も、同じように出前講座とか一緒にローラー作成をしましょうと向こうからお声かけをいただいて、今、回っているところです。  それで、ほかの地区については、これ、ちょっと申し訳なかった、うちのほうがちょっと受け身という形になっていたもんですからこういう形になりましたけれども、この5年計画内では、各地区にお声かけをして、何とかみんなと一緒に耐震改修とかそういう関係のお宅について一緒にローラー作戦をしていきたいと考えております。  あと、もう一つ、34ページ、安価な耐震改修。これは、昨年度、この安価な耐震改修というのが、これをやると、実際、金額が40から70%安くなるんですという話の中で、NPO達人塾ねっとという、そういう、要は、この安価な耐震を啓発しているところがありまして、そこからうちのほうにお声がけがあって、それで、その中で勉強会として、まず第一は設計士さん、あとは大工さん、要は本当に施工する人、この人に対して、あまり安価な耐震というのはあまり知られていない。要は、設計の方法も違うし計算方法も違うし、構造もやり方も違うもんですから、まずはこの人たちに知ってもらってという中で、勉強会を2回ほど開いております。中で、私どもも、一番耐震改修でネックなのは金額がすごい高いんですよね。何とか、要は、高知県ね、前あったように、そういう低いところ、何とかそういう方向に持っていきたいとは思っておりますけれども、まずはこの設計士さんと大工さんにやる気が出てもらわんと駄目ということで、これについても、また、設計さんとか、いろいろお話しする中で順次、すぐというのはちょっと難しいかもしれませんけれども、耐震改修の率を上げるためにもこれは必要だと思っておりますもんですから、地道にという形になろうかと思いますけれども進めていきたいと考えております。 136 ◆部会員(山口春美) 部会長。 137 ◆部会長(杉浦文俊) 山口部会員。 138 ◆部会員(山口春美) 90ページのところでやりました、現在83%で2,400が旧耐震のされていない住居で、その中でも空き家なんかもあるもんだから、ざっと半分ぐらいかなと。1,400ぐらいと見て、90%を目指そうと思うと、7%だと700件ぐらいじゃないのかね、残るは、真剣にやらないかんのは。そこはなかなか難しいところで、だから、香南市は、上限100万円を、何分の1とか掛けずに、上限まで使える、どんなに。110万円の工事をやっても100万円は使える。だから、100万円の中で何とか10万円負担ならできるとか言って、その逆算して、これでできるやつでちゃんと耐震化を取りましょうということでやっていました。だから、何分の1掛けちゃうと、あと100万円は絶対出さないかんので、年金暮らしの高齢者だけでやっていると、なかなかそこが踏み切れないというところもあるので、香南市はそういうふうにやっていましたので参考にしていただきたいなと思います。  それから、字句の分からないところで、初めのうちに、4ページに住宅すごろくって書いてあるんだけど、これはこの説明のほうにも書いていないんですが、どういうことですか。 139 ◆建築課長(小笠原盛明) 部会長、建築課長。 140 ◆部会長(杉浦文俊) 建築課長。 141 ◆建築課長(小笠原盛明) 住宅すごろくというのは、例えば、若いときはアパートに、本当に若いときはアパートのちっちゃい部屋に住んで、多少収入があると、ちょっと大きな部屋のある例えばマンションに住んで、年を取って中年とかになれば、一般的なうちを建てて住むと、世代的にだんだん住居が変わっていくというのを住宅すごろくという形になる。 142 ◆部会員(山口春美) 部会長。 143 ◆部会長(杉浦文俊) 山口部会員。 144 ◆部会員(山口春美) それで、ここの4ページのところは国の施策が書いてあるんですが、結構、冒頭目標の1から若年世代だとか子育て世代、結婚、出産を希望するということが掲げてあって、物すごく若者、こっちの後からやる住宅ストックのほうもそうですけど、比較すると国のほうは物すごい若者対策を出しているのに、県になると途端に若者のわの字も言わない。碧南市になると、もっと言わない。若者なんかどこにあるのか。子育て世帯という形で変わっちゃっているんだけど。実際に公営住宅法って、もう20年前ですかね、変えられたの。私は22歳で結婚したんですけど、共働きで県営住宅へ入ることができました。所得制限、全然入ることができたので、その間、共働きしながら仕事を辞めずに子供を3人産んで、その間に住宅の頭金を貯めて、それでも、やっぱり40歳でやっとおうち出ていくことができたんですけれども、そういう家庭がないじゃないですか、今。ちょっとすてきなおうちへ入ろうかなと思ったら、アパート5万円、6万円だもんね。でも4万円でもこっちのほうだと4万円以下だったら低廉な家賃というふうにするって書いてあるけど、4万円で派遣だとか非正規で働いている旦那と奥さんという形だと、なかなか大変だろうなというふうに思うので、私は、公営住宅法の総括をもう一回してもらって、やっぱりあれが、所得制限、ぐんと絞って近隣家賃を入れたもんだから、もう若い人達が入らない。若い人がどんどん入っていたから、子供会はでき、盆踊りをやって、団地の中だけで物すごい活性化がして、いろんな世代が入っている町を構成することができたんだけど、それがばっさり削られて、もう高齢者や弱者ばっかりになったってことは、物すごい大罪だと思う、この公営住宅法が。だから、私は、市にその穴埋めをするような、これ、しっかり反省した上で、もうちょっと所得緩和をして、いろんな構成でやっていけるように、そのまちが、100人、200人というまちをつくるわけですから、やっていけるようにということを思っているんですが、その辺のところは、もう国のやったことだから、こうべを垂れて従うのみ。これはしっかり総括してもらわないかんと思うよ。  まず、公営住宅法をいつ変えたかね。自公の政権ですよ、これ。 145 ◆建築課長(小笠原盛明) 部会長、建築課長。 146 ◆部会長(杉浦文俊) 建築課長。 147 ◆建築課長(小笠原盛明) 公営住宅法というのは、住宅に困窮した低額所得者のために低廉な家賃で貸し付けますよというのが公営住宅法で、これは今までもずっと変わっていないですよね。よって、どうしても公営住宅、市営住宅等というのは、高齢者とか低額所得者、要は、あとは、独り親世帯とかそういう状況にどうしても陥ってきて、やっぱり若い人を入れようと思っても、やっぱり所得の面とかそういうもので入らないですよね。結果的に若い人は、取りあえず民間の賃貸住宅、今は、例えば、そういうのが昔は多分少なかったと思うんですよね。  要は、今でも民間賃貸住宅とか、あと、分譲住宅。今、若い人は、例えば民間の賃貸住宅へ行く、こんな5万円、6万円出すんだったら、分譲住宅に入って35年ローンでもという、そういう人が今多いんですよね。  結局、どうしても公営住宅というと、お年寄りの人とかそういう形になってしまって、なかなかそれをがらっと変えるのは、やっぱりちょっと難しいのかなとは思っております。 148 ◆部会員(山口春美) 部会長。 149 ◆部会長(杉浦文俊) 山口部会員。 150 ◆部会員(山口春美) だから、今後の10年間を見通しているので、そういった方法も、同じお金を使っても、デザイナー住宅みたいに収納を多くしたり、若い人向けに色なんかもモノトーンにしたり、いろんなやり方もあるし、現に岡崎の土井住宅なんかは、まだ10年ぐらい前だけど、できたの、なかなかすてきだもんね。ああいうものも造りながら、結局、公営住宅は、半分起債、半分国の補助金で今もやっているので、やっぱりそういう所得を緩和して入れていくということは、絶体絶命の若者施策だけど、そこはちょっと弱いなと思います。  13ページのところに具体的な耐震の中身が書いてあって、最新の令和元年の計画で88%と。この耐震化が取れていない56年の満たさないのが2,785戸ということで、我が家も平成元年ですけど、姉歯がはやっていた頃で、はすかいなんか、建て売りだもんね、建て売りなので、柱って随分抜いてあったの。もう設計士に言って、これ、抜けているじゃんと言って後からぺたぺた貼ったもんだから、全然そんな取れていないんだけど、そういうのも含めてあると思うんだけど、これの大体半分ぐらいじゃない、やろうと思ったって。2,785戸、やれますか、耐震性を満たさない。これ、90だよね、さっきの目標、にするためには何件、あとやっていこうとしているの、可能な数字として。 151 ◆建築課長(小笠原盛明) 部会長、建築課長。 152 ◆部会長(杉浦文俊) 建築課長。 153 ◆建築課長(小笠原盛明) 今、目標値は95%という形になっておるんですけれども、そうすると、あと1,400件程度となっております。 154 ◆部会長(杉浦文俊) ほかに。 155 ◆部会員(山口春美) 部会長。 156 ◆部会長(杉浦文俊) 山口部会員。 157 ◆部会員(山口春美) だけど、そういうリアル数字を出して、なかなかそこまでは行かんと思うけど、さっきの100万円あげっ切りというやつも使って、何とかグループの人たち、全部中小業者でセットしてもらってやるというのが一番いいでね。すごく稼げることも稼げるので、ぜひ成功を祈ります。  それで、もう一つは、リニューアルやそのバリアフリーに対しての施策も随分書かれてあるんですけれども、これに対する補助制度ね、全国各地でやっているんだけど、リフォーム補助。住宅はあるよ、介護の住宅補助。それから障害者の住宅補助もあるんだけど、この耐震も100万円でやってみえるけれども、この耐震以降のリニューアルで長くやるということに対しては何の補助もないので、これをやってくださいというのは前から言っているね。最高50万円ぐらい出して、それで、この市内業者の皆さんに、この、今、やっぱりの関係だとか、大工さんだとか、排水だとか、そういうセットしてもらわないと、組を。組をセットしてもらって受皿になってもらってというのをやって、リフォーム補助制度をぜひやっていただく。年に、そう一遍にやってもなんなので、2,000万円ぐらいの予算で40件分を組むとか。リアルな数字だよ。それでやってみたら、私、リニューアルできると思うの。私、それで、ちょうど平成元年だから32年かかっているんですけど、水回りも一遍やったし、床もやったし、もう最後、流しをやるんだけど、こうやって死ぬまで使おうかなと思っているんだけど。その使い捨てをやっちゃうと、さっきの環境計画じゃないけど、いかんでしょう、30年やそこらで、どんどん使い捨てて行っちゃ。だから、そういうことも思うので、リニューアル補助制度というのを、せっかくこの専門家の方々が高い水準でまとめていただいた制度なのに、それに伴う施策としては具体的には書かれていないので、そういったこともあるんじゃないかなと、全国シェアでね。碧南だけやっているじゃないの、よそがみんなやっているやつを碧南市がなぜやらないということが、私たちが言っているほとんどですからね。それはぜひ今度の新しい計画の中の目玉として入れてほしいです。      (「みんなもやっていないでしょう」という者あり) 158 ◆部会員(山口春美) 何を、半数以上やっているよ。 159 ◆部会長(杉浦文俊) 今のは、御要望でよろしかったですか。 160 ◆部会員(山口春美) 違う、違う。答えてもらわないかんよ。  市長、手を挙げて言ってよ。みんなやっていないからとか言うなら。 161 ◆建築課長(小笠原盛明) 部会長、建築課長。 162 ◆部会長(杉浦文俊) 建築課長。 163 ◆建築課長(小笠原盛明) 今年度、耐震改修の上限が100万円から120万円に取りあえず上げました。これによって、一応、昨年度、上げた前と比較して、かなり大幅に耐震改修の実績は伸びております。  あと、リフォームの件なんですけれども、碧南市の考え方としては、老朽化に対するリフォームというのは行いませんよという形にはなっております。  あと、今耐震改修する人は、リフォームと併せて耐震改修をする人が多いんですよね。その中で、ほかの自治体、数は少ないかもしれないですけれども、要は、耐震改修、プラス、リフォーム分もちょっと見てあげますよというところもありますもんですから、そうすると耐震改修のほうも多く進む可能性もございますもんですから、ちょっとこの辺は勉強をさせていただきたいと思います。 164 ◆部会員(山口春美) 部会長。 165 ◆部会長(杉浦文俊) 山口部会員。 166 ◆部会員(山口春美) それ、2分の1でしたよね。だから、2分の1もなくしてもらって、上限120万円でやれるように、さっきの軍団、安上がり手法の軍団にも、120万円だったらやれるよと、あと50万円ないとか言って、200万円の工事をやってもらう。最終的には、あれもこれもってなるので、700万円ぐらいになるんだけどね。それは御本人が決めるもので。上限2分の1と言うと、初めからそれだけの倍を出さないかんと思うとびびっちゃうもんね。 167 ◆建築課長(小笠原盛明) 部会長、建築課長。 168 ◆部会長(杉浦文俊) 建築課長。 169 ◆建築課長(小笠原盛明) 上限は80%ですので。 170 ◆部会員(山口春美) 部会長。 171 ◆部会長(杉浦文俊) 山口部会員。 172 ◆部会員(山口春美) それ、なくしてもらって。  あと、実際、私たちももう迫っているんですが、みんな核家族で、ずっと子育てもずっとしてきて、最後に夫婦2人のうちも、ここの中でも、すごくアンケートでもね、たくさん2人世帯や独り暮らし世帯が多くて、これはやがて、要らなくなっちゃうので、みんなおかげさまで、みんなうちを持っているので、その子たちにあげてもどうかなと思うんだけど、データバンクを持ってみえるって、空き家の、ということですけど、どのぐらい登録されているのか。そこの中で、商売をやりたい人、安く借りたい人、そこは、不動産屋任せになって、結局、市場に任せてあるんじゃないですか。この空き家の具体的な絵図もつけて、アップしながら、欲しい人には、賃貸したい人には提供するなり、リニューアルする人にはするなり、これからうんと増えてくると思うんですよ。そんな、おうちに私もこだわらないので、死んだら誰かに使ってもらいたいなと思うけど。そういう手だては取ってくださっているね。 173 ◆建築課長(小笠原盛明) 部会長、建築課長。 174 ◆部会長(杉浦文俊) 建築課長。 175 ◆建築課長(小笠原盛明) 空き家のデータベースについては、10ページの下にちょっと書いてあるんですけれども、表が。それで、これが平成28年6月28日で、これは最初の空き家等対策の計画をつくるときに調査したやつで、空き家等というのは、もう、この本人にアンケートを取って、もう空き家と確定したやつがこれなんです。それで、空き家候補というのは、要はアンケートがなかった、まだちょっと確定ができないというのが空き家候補という形になっています。  それで、平成28年には319件だったんですけれども、それで、令和元年度、昨年度、改めて都市計画基礎調査と併せてこの空き家調査を行った中で、今のところ、要はまだアンケートとかちょっと取っていないもんですから、実際の、当然、あと、除却とかありまして、その中で空き家等が125、空き家候補、さっき言ったまだちょっと確定できんだけれども多分空き家じゃないかなというそういうのが307ということで、432ということで、かなり増えております。  私どもが特に一番心配するのは、特定空家なんですよ。それで、今、例えば屋根が崩れそうなところとか壁が崩れそうなところとか、そういうところが平成27年度から今まで15件ほどトータルするとあったんですけれども、今、そういう人たちに直接アポを取ってお願いする中で、今、残りあと3件になったんです。将来的にも、そういう一番、ほかっておくと環境に影響を与えちゃうもんですから、そういうところに、まず私どもとしては、そういう空き家をなるべくもう最小限に抑えるようなそういう体制というかそういう考えで、まず、特定空き家、これを何とかしようということで、候補を何とかしようということで、今、考えております。 176 ◆部会員(山口春美) 部会長。 177 ◆部会長(杉浦文俊) 山口部会員。 178 ◆部会員(山口春美) そうすると、現在の125件の中では、相続とかいろいろ難しい問題なくして、利用される方に私の情報をアップしてもいいですよというのはやっていないでしょう。だから、相続とか、私、お店屋さんで使ってもいいよ。次の人、幾らなら貸すよみたいなのは、もう不動産市場に任してあるわけでしょう。だけど、よそは割とアップしているのよね、ホームページで。そこまで踏み込んで。だって、空き店舗利用の施策、商工課でやっているじゃないですか。だから、自分で探せって言っても無理なので、そういう情報をアップして、相続とかいろいろ、子供たちとも全然あれだから、どうぞ使ってくださいというのは一つもアップしてないもんね。データベースで持っているだけで。それで、問合せもないでしょう、市民にアピールしていないから。空き家利用、空き家利用って言うけど、もう自分で探さなきゃいけないもんね。それはやってもいいんじゃないのかね。 179 ◆建築課長(小笠原盛明) 部会長、建築課長。 180 ◆部会長(杉浦文俊) 建築課長。 181 ◆建築課長(小笠原盛明) 一応、この空き家を持っている方に対しては、空き家バンクというのがあるんですよね。それで、そこに登録すると、売却する相手とか借りている相手を探してもらう、そういう空き家バンクというのがありまして、そこに登録してもらえるようなお知らせというのかそういう周知は、今はしております。      (「市のじゃないよね、それ。市の空き家バンクじゃないね」という者あり) 182 ◆建築課長(小笠原盛明) それは、宅建協会と市が協定を結んで、まず宅建協会にお話をという形になります。 183 ◆部会長(杉浦文俊) ほかに質疑はございませんか。      (「なし」という者あり) 184 ◆部会長(杉浦文俊) ほかに質疑もないようですから、これにて報告を終わります。  この際、昼食のため暫時休憩といたします。                            (午後 零時 1分 休憩) ───────────────────・・───────────────────                            (午後 1時 0分 再開) 185 ◆部会長(杉浦文俊) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  協議事項(3)「碧南市市営住宅ストック総合活用(兼市営住宅長寿命化)計画(案)について(報告)」を議題といたします。  本件について説明を求めます。
    186 ◆建築課長(小笠原盛明) 部会長、建築課長。 187 ◆部会長(杉浦文俊) 建築課長。 188 ◆建築課長(小笠原盛明) それでは、協議事項(3)碧南市市営住宅ストック総合活用(兼市営住宅長寿命化)計画(案)について、御報告申し上げます。  1の趣旨でございますが、昨年度から策定を進めてきました碧南市市営住宅ストック総合活用(兼市営住宅長寿命化)計画(案)について報告するものであります。  2、計画策定の目的でございますが、平成21年度に策定した碧南市公営住宅等長寿命化計画及び平成23年度に策定した碧南市市営住宅再生基本計画について、国の公営住宅等長寿命化計画策定指針に基づき、社会経済情勢、上位・関連計画等を踏まえた内容の見直しを行い、碧南市市営住宅ストック総合活用(兼市営住宅長寿命化)計画として策定を行うものであります。  また、本計画は、将来の市営住宅のストック量及び各団地の状態に応じた修繕・改善計画等を示したものであります。  3、計画期間は、令和3年度から令和12年度まででございます。  4、計画の対象は、市営住宅7団地32棟489戸(令和2年4月1日現在)及び集会所等であります。  5、計画書の内容は、参考資料2より御説明させていただきます。  参考資料2の5ページをお願いします。  第2章、市営住宅等の状況です。  第2章は、ここから57ページまで碧南市の概要、市営住宅等の現状、市営住宅入居者へのアンケート調査等について掲載しております。  飛んで、24ページをお願いします。  市営住宅等の現状です。  こちらでは、市営住宅の管理戸数や構造、入居者の状況等について整理をしております。  24ページの表2-3-1のとおり、市営住宅の管理戸数は、令和2年4月1日現在、7団地、489戸となっております。  28ページをお願いします。  5)耐用年数経過状況です。  表2-3-4のとおり、宮下住宅吹上側91戸が耐用年数を経過、また、向山住宅が耐用年数の2分の1を経過しています。  計画期間終期となる令和12年においては、向山住宅に加え、踏分、新道住宅が、耐用年数の2分の1を経過します。  31ページをお願いします。  7)空き室の状況です。  令和2年3月31日現在、市営宮下住宅を除く空き室戸数は12戸で、入居率は96.4%であります。  32ページをお願いします。  各市営住宅の住戸内設備の状況です。  平成10年以降建設の城山、笹山、三度山、宮下住宅(第1、2期住棟)は、浴室、浴槽、3ヵ所給湯、手すりについては整備をされております。  36ページをお願いします。  入居者の状況です。  1)世帯人員別入居世帯については、表の2-3-13のとおり、1人世帯が40.7%と最も高く、次いで、2人世帯の35.5%となっており、1人及び2人世帯の小規模世帯は、全体の76.2%に達しております。団地別で見ると、宮下、向山、三度山住宅で多くなっています。  37ページを御覧ください。  2)世帯主年齢別入居世帯については、表2-3-14のとおり、70歳以上が全体の42.8%と最も多く、65歳以上の高齢者は、全体の55%を占めています。団地別に見ると、宮下、向山、三度山住宅において65歳以上の高齢者が50%を超えています。  39ページを御覧ください。  4)入居期間別入居世帯については、表2-3-16のとおり、30年以上が全体の27.5%と最も多く、団地別で見ると、宮下、向山住宅において30年以上が多くなっています。  40ページをお願いします。  5)応募状況は、過去6ヵ年の倍率は、5.4倍から9.5倍となっております。  41ページを御覧ください。  6)入居者の収入状況については、月額所得が10万4,000円以下の世帯は74.2%、15万8,000円以下の本来階層世帯は85.8%となっております。また、月額所得が15万8,000円を超える世帯のうち裁量階層世帯以外の収入超過世帯が12.2%を占めております。  43ページをお願いします。  市営住宅入居者アンケート調査の結果であります。  アンケートの回収数は195票、回収率は48.5%であります。  アンケートの内容は、住まいに関する満足度、住宅の周辺環境に関する満足、今後の住まいの予定などとなっております。  51ページをお願いします。  3)今後の住まいの予定については、ずっと住み続けたい、当分住み続けたいを合わせると約80%となり、居住の継続希望が非常に多くなっています。理由としては、住み慣れたところだからが多いほか、経済的な理由も多くなっております。  58ページをお願いします。  第3章、将来ストック量の検討です。  こちらは、国の公営住宅等長寿命化計画策定指針で示されたストック推計プログラムを用いて、その計算により、将来の時点における自力では最低居住面積水準を達成することが著しく困難な年収である世帯であります著しい困窮年収未満世帯数を推計し、この世帯数が、公営住宅及び低廉な家賃かつ一定の質が確保された民間賃貸住宅等で充足するかの検討を行っております。  飛んでいただいて、68ページをお願いします。  3)まとめとして、表3-15のとおり、目標年次令和12年において必要となる著しい困窮年収未満の世帯数の住戸数は、公営住宅と低廉な家賃かつ一定の質が確保された民間賃貸住宅等で、将来的にも対応可能と推定できます。今後とも民間賃貸住宅等を活用する中で、市営住宅については目標年次において、住宅セーフティネットの中核として、428戸、宮下住宅吹上エリアを除く、を適切に維持管理していくものとしております。  69ページを御覧ください。  第4章、長寿命化に関する基本方針です。  市営住宅の課題と整備方針ですが、1)市営住宅の状態からの課題として、今後の維持管理費用の増大、居住性の向上の推進などを挙げており、それらを踏まえた整備方針1)として、予防保全的な維持管理の推進と計画的な改修事業の実施、財政負担の縮減・平準化などを挙げております。  70ページをお願いします。  2)入居者の状況・アンケート調査・将来ストック量の推計からの課題では、高齢者への配慮と小規模世帯化への対応、入居者の意向を配慮した市営住宅の維持管理、改善、供給などを挙げており、それらを踏まえた整備方針2)として、高齢者、小規模世帯に配慮した住宅の維持管理・改善、供給などを挙げております。  71ページを御覧ください。  長寿命化に関する基本方針としては、定期日常点検の実施や、予防保全的な維持管理及び耐久性の向上等を図る改善を実施することによって長寿命化を図ることなどとしております。  74ページをお願いします。  第5章、計画の対象と事業手法の選定です。  こちらでは表の5-1-1に記載の7対象住宅について、計画期間内において、計画書の76ページに載っております(2)事業手法の選定フローに沿い、建て替え、改善、維持管理、用途廃止のどの事業手法により管理するかの整理をしております。  少し飛んで、82ページをお願いします。  3次判定結果として、表の中の2の事業実施時期の調整検討の中の計画期間内の欄において、宮下住宅の第1、2、3期住棟については維持管理とし、吹上エリアの90戸を除く他の住宅については、外壁改修や屋上防水、3ヵ所給湯等の改善を行っていくものとします。  88ページをお願いします。  第7章、計画修繕の実施方針です。  修繕の実施に当たっては、部位ごとに定められている修繕周期を目安として実施するなどとしております。  89ページから92ページが対象部位の修繕周期表であります。  93ページを御覧ください。  第8章、改善事業の実施方針です。  こちらは、改善事業を安全性確保型など4分類に分け、おのおのの実施方針を掲載しております。  94ページをお願いします。  第9章、建替事業の実施方針です。  95ページを御覧ください。  (2)宮下住宅(吹上エリア)の整備方針です。  宮下住宅(吹上エリア)については、第3章の将来ストック量の検討において、著しい困窮年収未満の世帯の住戸数は、宮下住宅吹上エリアを除く公営住宅と民間賃貸住宅等で将来的にも対応可能と確認できましたが、現在の市営住宅の需要状況を踏まえ、吹上側において建て替えを行い、適切な戸数を供給するものとしています。  供給戸数については、著しい困窮年収未満世帯が今後25年間で1割程度減少すると推定されるため、前計画時の市営住宅管理戸数、512戸の1割減のおおむね460戸を中長期的な期間における目標管理戸数とし、この戸数から428戸、吹上は未整備を差し引いた30戸から40戸程度を供給戸数とするとしております。  なお、建て替え事業の実施時期については計画期間内を予定していますが、実施主体や公共施設の複合化、統合等の検討を行った上で、社会経済情勢、財政状況等を踏まえ検討することとします。  96ページをお願いします。  第10章、長寿命化のための事業実施予定です。  こちらは、計画期間内に実施する計画修繕、改善等の事業実施予定を整理しております。  主な内容は、長寿命化型として、外壁改修を新道、白山、笹山、三度山住宅A棟、B棟(第1期)、屋上防水を向山、城山、笹山、三度山住宅A棟、B棟(第1期)、給水更生を踏分、新道住宅、排水更生を新道住宅で予定をしております。  また、居住性向上型として、3ヵ所給湯、浴槽改善、下水道接続を踏分、新道住宅、給湯器取替えを向山、三度山住宅で予定しています。また、各住宅本体のほか、向山、新道、城山住宅の集会所の外壁改修も予定をしております。  以上で、碧南市市営住宅ストック総合活用(兼市営住宅長寿命化)(計画)の説明とさせていただきます。よろしくお願いします。 189 ◆部会長(杉浦文俊) 説明が終わりました。  これより質疑に入ります。 190 ◆部会員(山口春美) 部会長。 191 ◆部会長(杉浦文俊) 山口部会員。 192 ◆部会員(山口春美) まず、このストック計画は、宮下住宅の吹上側を、いつ、どのように造り替えていくのかということで、一旦やらないよということを臭わせながら、その結論を先へ先へと延ばしてきたものだというふうに思うんですが、具体的に会議の中身については、さっきの計画とは住生活とはがらりと変わって庁内だけでやられたと思うんですが、改めて日にちを教えてください、何回か。 193 ◆建築課長(小笠原盛明) 部会長、建築課長。 194 ◆部会長(杉浦文俊) 建築課長。 195 ◆建築課長(小笠原盛明) こちらについては、先ほどの住生活基本計画のように委員会とか作業部会は設けておらず、うちのほうで長寿命化計画の策定指針に基づいてこちらのほうは策定をしております。 196 ◆部会員(山口春美) 部会長。 197 ◆部会長(杉浦文俊) 山口部会員。 198 ◆部会員(山口春美) ほいじゃ、誰が決めたの。こんな冊子にまとめたのは誰。庁内で何らかの会議を経てやったで、2回ぐらいやったって言われたじゃん。まだか、まだかと言って。初め、選挙の前にはちょっと出せんと。それから、6月だって言って、まだ出せんって言って、やっと今出してきたんだけど、庁内でもんでおるよと言われたんだけど。 199 ◆建築課長(小笠原盛明) 部会長、建築課長。 200 ◆部会長(杉浦文俊) 建築課長。 201 ◆建築課長(小笠原盛明) 宮下住宅の吹上側につきましては、4月に政策会議を行いまして、その中で、この宮下の吹上側の建て替えについてどうするかということを、その場で協議を行っております。 202 ◆部会員(山口春美) 部会長。 203 ◆部会長(杉浦文俊) 山口部会員。 204 ◆部会員(山口春美) ほいじゃ、1回限りで、最終的な95ページが一番ポイントだと思うんですが、これを引き出して、結論は早く出ておったのね、ほいじゃ。30から40で、いつ造るのか分からんというやつは、4月の段階で。それじゃ、もっと早く言わないかんと思うんだけど。そうじゃないと思うよ、言わなかったもの。6月でも発表できんと言っておったもの。 205 ◆建築課長(小笠原盛明) 部会長、建築課長。 206 ◆部会長(杉浦文俊) 建築課長。 207 ◆建築課長(小笠原盛明) そのときの政策会議のときには、この40、50というのは出ていなかったです。それで、当初の計画が80戸であったんですけれども、やはり、時代の、要は、その見直しの中で、例えば1割減るとか2割減るとかそういうことも考えられるので、一度こちらのほうで、その根拠、本当に80戸でいいのかという部分を、その計画をこちらのほうでちょっと考えてくれないかということで、そのときは政策会議。それで、建てることについては、特には。要は、建てるのを前提としての話で、うちのほうにという形になります。
    208 ◆部会員(山口春美) 部会長。 209 ◆部会長(杉浦文俊) 山口部会員。 210 ◆部会員(山口春美) だから、先延ばしの計画のためにこういうふうにまとめられたというふうに私は受け止めています。  18ページ、19ページで、左が国で右が県で、さっき先取りして言ってしまったんですが、国のほうは、住宅すごろくも含めてね、若者や結婚、新婚さんの入居する建物等が不足しているので、定住も含めてね、若者が住み続けられるようにしていかないと、先の人口増なども見込められませんよと。現に、実際に私も高浜に住みながら碧南に嫁いで、ここで自力で生活をやっていこうということで、今、子供からずっと核家族になっていって、たくさん貢献していると思う。もう税金は、女性は、共働きでしっかり正規で働いている限りは、全部減免なしで全額納税しています、扶養家族もなしで、とても貢献していると思うんですよ。こういうふうに国がせっかく書いているのに、県は、南海トラフって、もちろん大切だけれども、若者、一つも書いてありません。住まいを未来へつなぐという程度しかね。  それから、その次が市の計画ですけれども、すっかり高齢者対応になってしまって、一つも若者対策がありません。  改めて伺いますが、先ほどの現況のところで、とてもアンケートもね、詳しく書かれて、住宅の皆さんからも集められて、回収率半分ですけれども、なかなかシビアな数字が、みんなの思いのとおりだと思います、私も。41ページのところに実際の収入の程度が書いてあるんですが、2人で新婚さんで入ろうと思うと、今、入居の応募の所得基準は、1人20万円弱じゃなかったかね。20万円行っちゃうと、もう入れなかったんじゃない。 211 ◆建築課長(小笠原盛明) 部会長、建築課長。 212 ◆部会長(杉浦文俊) 建築課長。 213 ◆建築課長(小笠原盛明) この15万8,000円というのが本来階層ですので、若い人2人で合わせて15万8,000円という形になります。 214 ◆部会員(山口春美) 部会長。 215 ◆部会長(杉浦文俊) 山口部会員。 216 ◆部会員(山口春美) うそ。いろいろ控除した後?  私、まだ若かったから、そんなに高給取りじゃなかったんだけど、それでも2人合わせると30万円以上はあったと思うんだけど、それでも当時は入れたのね。今だってちょっと晩婚の方だと、30代で市役所へ行っている人は例外ですよ、ほとんど市営住宅へ入る人はいないと思うんだけど、自分の所得そのものが今だとはみ出ちゃうから。だけど、そういう人たちが、実際には民間アパートや、さっき言った、2,000万円や3,000万円で、今、住宅なんか買えるもんだから、超ロング返済計画で75歳まで、30歳で結婚したとしても45年間返済するとなると、五、六万円で大体ローンが返済できるので、それでやってみえるんじゃないかなというふうに思うんですが、その新婚時代の人たちが入れる住宅というのが、私は若者対策としては絶対不可欠だというふうに思うんです。15万円じゃ、とっても、2人で15万円でしょう、何も控除せんで。そんな厳しくはなかったと思ったけど、私、さすがに。 217 ◆建築課長(小笠原盛明) 部会長、建築課長。 218 ◆部会長(杉浦文俊) 建築課長。 219 ◆建築課長(小笠原盛明) 多分、昔は20万円だと思うんですよ。それが変わって今は15万8,000円とか、多分低くなっているということで、昔は20万円ということです。 220 ◆部会員(山口春美) 部会長。 221 ◆部会長(杉浦文俊) 山口部会員。 222 ◆部会員(山口春美) 1人じゃなくて、1人15万円じゃないの。2人だったら30万円ぐらい行くんだけど、正規で共働きしていると、そんな優に突破しちゃうので、よっぽど派遣かね、非正規か、1人しか働いていない人でないと入れない。あるいは、シングルマザーとかでないと入れなくなっちゃっている。ここは最大の問題点なんです。だから、ここを、従来の過去の公営住宅並みに、決して豊かな人じゃないですよ、一生懸命働いて、普通に働いていると新婚のときにはそのぐらいで。それでもいっぱいいっぱいだったね、子育てしながら行くのは、頭金を貯めるのに一生懸命だったんだけど。そういう人たちが、ちゃんと生活できる、結婚したらあそこの住宅に入ろうと思える。今、貧困住宅みたいなこのイメージになっちゃっているもんで、すごいすてきな住宅にもなっているけれども、低い人でないと入れないもんでそういうイメージになっているんだけど、やっぱりそこを、所得を緩和して、若者が碧南市に来て、ここで頭金を貯めて、そして、この碧南にうちを造っていただくという形の政策が1本必要だと思うの。初めから民間アパートへ出るか、ローンでやるか。ローンでやると40年間、うち、もたないもん。2回おうち、造ることになるんですよ。40歳から造った私たちは、これで一生1回だけで終わるんだけど。だから、2回おうちを造らないかんくなるので、ローンが終わるか終わらないかのうちに、うちが傾いてきちゃうわね。だから、そういうことがあるので、やっぱり子供が育って、障子も何でも破っちゃうそういう時期は公営住宅で頭金を貯める時期として、やっぱりそういう施策がないもんだから、住宅もどんどんお年寄りばっかりになっちゃうし、コミュニティーが形成できない、自治会が運営できないという大問題になっているので、私は何度も市長に若者住宅で所得を緩和してほしいと。それから、高齢者の皆さんには半額減免というのがやってくださっているもんで、そういう点では、本当に市営住宅の担当者の人にはありがたいと思っているんですよ。県営住宅なんか、なおざりだもんね、公社で。もう西新井住宅でも、鳩の巣になっておるわね、上のほうなんか。だから、あんなことはないから、さすがに。だから、入所率も90%超えていて頑張ってみえる。大変だと思うけれども、頑張ってみえると思うので、その若者施策は、何で減っちゃったの、ここで。 223 ◆部会長(杉浦文俊) 山口部会員、理事者側が答弁があるようですので……。 224 ◆部会員(山口春美) 何で国のとおりにやらないの、市は。国の言いなりの市が。何で20、21のところ、若者のわの字もないじゃん。 225 ◆建築課長(小笠原盛明) 部会長、建築課長。 226 ◆部会長(杉浦文俊) 建築課長。 227 ◆建築課長(小笠原盛明) 国のほうの住生活基本計画には載っておるんですけれども、一応私どもの住生活基本計画の中には、若者、子育て世帯のという部分は載っております。今回は、国の言っておるのは、市営住宅のことではない。さっきの15万8,000円というのも、一応、さっきの法の中で、言わば困窮者、低額所得者、対する目的が、それが公営住宅ですもんで、そのことで15万8,000円という形になっております。  あと、以前お話しになった特定優良賃貸住宅、若者向けという中で、これだと刈谷とか岡崎があるんですけれども、月額所得15万8,000円から48万7,000円、収入分位80%ぐらいということで、かなり幅があって、要は中間の所得層の方のための住宅ということなんですけれども、これは、要は目的としては主に都市部の住居改善のためということで、賃貸住宅ストックの質的向上を目的とした制度ということで、例えば東京ですと、たくさん家賃を出してもすごい狭い部屋しか住めないもんで、こういう公営住宅で同じような金額でももう少し住居環境が向上した部屋に住むための、要はそういう都市部のためのこの特定優良賃貸住宅となっておりまして、あまり碧南市にはなじまないということであります。それで、一般的には若い人、やっぱりさっき私が言ったように、やっぱりアパート、賃貸住宅とか、やっぱり分譲住宅、そちらのほうに住まわれていくというのが私としては普通なのかなとは思っております。 228 ◆部会員(山口春美) 部会長。 229 ◆部会長(杉浦文俊) 山口部会員。 230 ◆部会員(山口春美) 実際には、田原だとか、私、一回視察に行きたいなと思っている南砺市、チューリップの咲くところの隣の、富山県かな、富山の南砺市ですが、そこもやっているし、そんな特出したことじゃなくて愛知県でも結構やっているんですが、そんな大都会のことを比較しなくても、碧南市は、それこそ身の丈身の丈と言われるじゃん。種まきだ身の丈だって言われるけれども、身の丈で碧南市並みのことを考えると、若者の人たちが新婚で入られる、すぐ入られる、もう恋愛して、結婚して、明日から入るところをすぐ公営住宅の中で見つけようということができるようにしていくということが必要ではないかなということなので、碧南市流に緩和してもらえばいいと思いますよ、独自の方法。別に国の基準があるわけじゃない。それも同じように国が補助金を出しますからねと、それから起債で組んで、現金なしでもいいですよと言っているわけですから、これはやるべきだというふうに思う。やらないじゃない、実験的にやられればいいと思うの、どんどん。それで、いいですよ、やる方向で、市長、受け止めていただくだよ。それで、77ページ。 231 ◆部会長(杉浦文俊) 御意見でよろしいですか。 232 ◆部会員(山口春美) うん。そのことは、もうなしでは、そんな若者のわの字なんか言えないよ。77ページ。  ここ、継続管理する団地と継続管理について判断を確保する団地ということで、浸水対策、洪水対策が、三度山も含めて、新道、笹山、宮下。宮下1、2は、あれだけど、対策を取ったもんね、もう。1階浸水しちゃったけど、げたを履かせて高くしたもんだから。交陽部会員も提案されていったので、いいと思うんだけど。何でこれが、こっちへ入っちゃっておるだ。洪水に、新道、三度山まで入るの。ということと、学校の校区が何じゃらかんじゃって書いてあるけど、どういうことですか、これ。いろいろ書くけれども、管理しながら維持していくよということ。余分なことが書いてあるね、ここ。洪水なんか来やへんよ、三度山。頼みますよ。 233 ◆建築課長(小笠原盛明) 部会長、建築課長。 234 ◆部会長(杉浦文俊) 建築課長。 235 ◆建築課長(小笠原盛明) 一応、これは、先ほどの76ページの選定フローに沿って、これは列記化してあるものであります。 236 ◆部会員(山口春美) 部会長。 237 ◆部会長(杉浦文俊) 山口部会員。 238 ◆部会員(山口春美) いろいろ計画だとかいろんな専門的な数字があると思うけど、実態として、三度山住宅が洪水浸水でぶくぶくしたら、うちなんか住んでおれんよ。そんな、あり得んじゃん。それで、宮下住宅だって、その対策をしっかり取ってやったんだもんで。新道だって。どこが浸水になるだ。 239 ◆建築課長(小笠原盛明) 部会長、建築課長。 240 ◆部会長(杉浦文俊) 建築課長。 241 ◆建築課長(小笠原盛明) 一応、これは、ハザードマップを基にしてやっておりますもので、実際のどうのこうのというまでは、ちょっと把握はしていない。ハザードマップを基にしてやっておるということです。 242 ◆部会長(杉浦文俊) 指名する前に一言申し上げます。答弁はしっかり聞いて発言してください。また、質問の切りがいいところでしっかり止めていただきますように、執行部も、答えの発表のタイミングを逃してしまいますので、御協力をお願いします。 243 ◆部会員(山口春美) 部会長。 244 ◆部会長(杉浦文俊) 山口部会員。 245 ◆部会員(山口春美) 最後の95ページの着地のために、あれこれ材料を持ってきてくっつけては一生懸命はめられるんだけど、だけど、結果的には、これは、いろいろ心配もある、千年に1回のハザードマップだもんね、これ、千年に1回の。矢作川が決壊して、もう市内全部なっちゃうときは三度山も来るんですよ。そのやつを使ってやってみえるんだけど、そうは言っても、維持管理していきますよってことだよね、これ、新道も全部。  学校のことは何なの。1学区に1つは、1つ以上あるのは邪魔くさいということ、分かりやすい言葉で言うと。違うのか。どういう意味よ、これ。継続管理について。一小学校区に立地しているから。 246 ◆建築課長(小笠原盛明) 部会長、建築課長。 247 ◆部会長(杉浦文俊) 建築課長。 248 ◆建築課長(小笠原盛明) いろいろ書いてありますけれども、取りあえず補助金が、これをすると補助金がもらえるんですよね。という中で、やっぱりこのフローに沿ってやるしかなかったな、それしかないんです。 249 ◆部会員(山口春美) 部会長。 250 ◆部会長(杉浦文俊) 山口部会員。 251 ◆部会員(山口春美) なるほどね。ほいじゃ、あまり重き、真剣まんけんに受け止めなくてもいいということだね。  あと、この貧乏な人が減るというやつがあるじゃないですか、貧乏な人が。この困窮の人たちが。これもよく分からん算式で、無理っこやっこの着地にしてみえるんだけど、それはどういうこと。貧困困難何とかの……。これも算式だわ。 252 ◆建築課長(小笠原盛明) 部会長、建築課長。 253 ◆部会長(杉浦文俊) 建築課長。 254 ◆建築課長(小笠原盛明) 著しい困窮年収未満の世帯というのは、要は、最低基準面積の部屋、1人部屋だと25平米、そういうところに住めるほどの年収がない方、これは、要は度合い、困窮の度合いの高い方というイメージです。国のほうは、要はそういう人に対しては、もう公営住宅等、要は公営住宅と言ったら、もうこれ以上あまりなかなか増えてきていない中で、民間住宅等を活用したという中で、公営住宅と、まず民間住宅、この両輪で、こういう人たちを助けるというか住まわせるという形になっております。  減っていくというのは、67ページの(4)の表の3-1-1、一応この今この世帯数が載っておりますけれども、これは国のほうが出した計算のプログラムがあるんですね。データを入れると、もう自動的にばっと出てくるんですけれども、それにもたれて、こういう、今、世帯数が順番に減っていくと。それが大体1割ぐらいと。  減っていく要因としては、高齢者で1人世帯という人は増えるんですよ。ただ、2人世帯以上というのが将来的にはすごい下がって、要はその差がすごく大きいということで、結果的に、今みたいにこの困窮年収世帯というのが下がっていく、そういうことになっております。よって、将来的には、その公営住宅、民間でこういう人を入れていくんですけれども、その人たちが下がっていくという中で、当然、公営住宅もそれに合わせて戸数を減らせていくと。これは県のほうも同じような計算をしておりまして、県は2割ぐらい減るんですよね。県も、一応将来目標として、1割から2割ぐらい、公営住宅を、これを基に減らせていくという形になっておりますもんで、うちらとしても、多分90戸を造ったとしても、将来、1回造ると70年ぐらい、耐用年数70年ですよ。そうすると、こういう世帯が減っていきます。あと、宮下住宅に関して言えば、募集してもなかなかあまり人気がない。それで、高齢者が70歳以上の人が、もう50、60%ぐらいいるということで、あと10年ぐらいたつと、多分空き部屋が、すぐにではないんですけれどもかなり減っていくという中で、そういうことを踏まえて総合的に考えて、この50と、30から45戸程度が妥当であるということで、今回、こういう整備方針の中にうたわせていただいております。 255 ◆部会員(山口春美) 部会長。 256 ◆部会長(杉浦文俊) 山口部会員。 257 ◆部会員(山口春美) その次の65ページのところで4万3,000円未満を低廉な家賃として規定し、その次のページでは4万円未満を低廉な家賃として、市は限定するというふうに言うけれども、実際に国民年金は6万円ですから、それから、厚生年金でも8万円、10万円でやってみえる人がいて、私たちでいうと14万円で、15万円もらうと課税世帯になるもんだからあれなんですけど、そんな程度で4万円の家賃というのはなかなか難しいので、やっぱり民間の住宅に住み続けると年金の少ない人はとてもやっていけないということで、今、市営住宅へ入ると、新品の宮下住宅でも1万円台で入れて、減免がもちろん利いていますけれども、それで何とかやりくりができているんですよね。だから、すごくそういう意味では、やっぱり生活圏としての住居の確保というのを、4万円未満が低廉な家賃だから一般アパートへ行きなさいって言ったって、それは無理な話で、これから年金が上がったり政治がよくなったりするという見通しは、あなたたちは持っていないでしょう。私たちは持っているよ、連合政権になってね、政権交代で。それで、年金も最低保障が10万円とかね、そういう政策を打っていきますけれども、今のところ、あなたたち、形而上学的だから、今のままで行くと思っていると思うので、そんな貧しい人たちが減るなんてことはあり得ないと思う。1人になるから畳の枚数が増えるよというだけで、その人は対象にならないよというだけの話で、全く机上の数字だというふうに思いますので、やっぱりそれはそれで必要だというふうに思います。  それから、一般の住宅の改修については、82ページとか書いてあるんですが、踏分住宅のエレベーターのないの、あるいは、県営住宅は、さっき言えばよかったんだけど、県営住宅も、エレベーターなしが金山とか西新井とかあるんだけれども、そういうところも含めて。踏分は、私たちの市営だから、今後どうしていくのかも含めてね。だから、あそこを、所得を割高にして若い人たちも上の高層部には住めるようにしていくとか、あるいは、思い切ってエレベーターをつけるとか、そういった対策も必要だというふうに思うんだけど、ここにはないね、エレベーターが。そこまではやらないということ。 258 ◆建築課長(小笠原盛明) 部会長、建築課長。 259 ◆部会長(杉浦文俊) 建築課長。 260 ◆建築課長(小笠原盛明) 踏分住宅というのは、構造が特殊なんですよね。共有の廊下がない。それで、階段を上がるとすぐ両側に部屋がある。エレベーターをつけようと思うと、もう大改造して共有の通路を造るとか、その階段ごと一個一個エレベーターを造らな。そうすると、はっきり言って、これ、建てたほうが、すごいもう。やっぱり費用がかかるという中で、とても今の段階では、なかなかエレベーターというのは難しいということです。 261 ◆部会員(山口春美) 部会長。 262 ◆部会長(杉浦文俊) 山口部会員。 263 ◆部会員(山口春美) テレビで中国にエレベーターをつけましたという、透明のエレベーターをつけた宣伝をやっているのよ。あれも、やっぱりそういうような構造だけど、高層になっているもんで、それをつけてもいいと思うけど、なかなかね、ここをやる、やるのはやっているんですよ、全国的に見ると。5階建てぐらいでも、エレベーターの設置をやっているんですけれども、なかなか難しいとなると、そういう若者用にリニューアルして、中身を、もっと押入れじゃなくてクローゼットにしたりして、若者に高層部分は開放していくという策もあると思うの。もう何もないからね、若者対策は。新築住宅の補助を出しているだけだもんね。それもあると思うんだけど、そうしていく必要があるんじゃないかと思います。  それから、城山住宅、新道住宅は、バリアフリーじゃないというのは風呂だけですか。風呂を直せば、もうバリアフリーになる。エレベーターもあるし、玄関も、ドアだけど。新道住宅、お風呂だけだわね。 264 ◆建築課長(小笠原盛明) 部会長、建築課長。 265 ◆部会長(杉浦文俊) 建築課長。 266 ◆建築課長(小笠原盛明) 資料の32ページを御覧ください。  住戸内設備の状況という中では、新道住宅は、要は、手すりは、トイレ、玄関、浴室、全て完備されているという形になっております。給湯についても、給湯は、3ヵ所給湯は、今のところないということで……。      (「それ、バリアフリーと関係あるの?」という者あり) 267 ◆建築課長(小笠原盛明) バリアフリーとは関係……。要は、設備の話として、今。  バリアフリーは、完備されているということです。 268 ◆部会員(山口春美) 部会長。 269 ◆部会長(杉浦文俊) 山口部会員。 270 ◆部会員(山口春美) 三度山住宅も、給湯が耐用年数が来ちゃうってことだろうね、きっと。一応、温と、温かいのと冷たいのが出る蛇口になっていて、給湯器なんかついていないもんね、全部。だから、寿命が来ちゃうというだけのことだよね。15年ぐらいで寿命が来ちゃうということですか。 271 ◆建築課長(小笠原盛明) 部会長、建築課長。 272 ◆部会長(杉浦文俊) 建築課長。 273 ◆建築課長(小笠原盛明) 一応、三度山住宅は、給湯器の取り替えということで、やっぱり何年に1回というそういう周期がありますもんで、それにもたれて、この10年間の中でやっていくというそういうことでございます。 274 ◆部会員(山口春美) 部会長。 275 ◆部会長(杉浦文俊) 山口部会員。 276 ◆部会員(山口春美) だから、物すごい多大なお金を使いましたって書いてあるページがあったけど、今まで、踏分住宅でも7,000万円、内装だとか変えて。7,000万円ぐらいのことをどえらいお金って言ってもらっちゃ困ると思うんだけど。それは、私たちだって、リニューアルは、これで、かれこれ1,000万円は使いますよ。そんな変なうちだけど。だけど、そのぐらい使うでしょう。それぐらいやってもらって、お風呂も全部入れ替えるということは、こんな高いやつをまたいで入っておられるも、踏分住宅も、向山も。向山もそうだよね。低いやつになっていないで、そういうのは早くやってもらうべきだというふうに思います。  それで、最後のところへ行きますが、宮下住宅ですけれども、32だわね、引き算すると、正確には。30から40ってぼかしてあって、それで、解体は、ちょっと繰越しになっちゃったので、来年の夏まで、今年、年明けの3月までに本当はできるんだったんだけど、来年の夏までかかるんだね。そうしたら、いつ解体するの、これ。 277 ◆建築課長(小笠原盛明) 部会長、建築課長。 278 ◆部会長(杉浦文俊) 建築課長。 279 ◆建築課長(小笠原盛明) 吹上側の旧住棟解体ですけど、本来は予定としては来年度だったんですけれども、一応、あれ、国庫費補助がもらえるんですよね。その中で、1期、2期については、本体工事の前年度に取り壊さないと補助がもらえないというそういう最初話だったものですから、そういう形でやっていたんですけれども、最近、県のほうからちょっと情報がある中では、単純除却といって、建て替え関係なしに、要は補助、交付金がもらえる可能性がありますよという、今、話があって、それを、今、確認しておるんですけれども、それが本当であるならば、真であるならば、市としては、やっぱり旧住棟は、管理面、うちの管理面とかやっぱり安全含めて早く取り壊したいという気持ちがありまして、一応、令和4年度には予算要望はしたいと思っているんですけれども、ただ、今、財政状況がかなり厳しい、特にここ二、三年は厳しいという中で、いつ取り壊せるかというのがこの場ではちょっと申し上げられないと。 280 ◆部会員(山口春美) 部会長。 281 ◆部会長(杉浦文俊) 山口部会員。 282 ◆部会員(山口春美) それじゃ、今度の発表の1月26日、実施計画には、令和4年で解体の予算が入ってくると見ておっていいね、それじゃ。それ、不確かだけど。もし不確かだったら、うんと先に延びちゃうわけだもんで、やっぱり令和5年、6年で40戸造っていくという、この配置も含めて。その残余はどうしていくのか、空き地は。  私、ここ、宮下住宅もそうだけど、ここのところの建て替え問題では、土地があるから、うんと安く建てていただいて、割戻しした家賃が安く設定できていると思うのね。近隣の中でも、これだけ安いのはなかなかないですよ。本当にみんなが羨む碧南市です、市営住宅ね。だから、みんなの財産の公用地は、絶対に手放してはいけないというふうに思いますので、ぜひもっと増やしてほしいんだけど、若者住宅というウイングも広げながら、広げてほしい、魅力的な、若者がこれなら入ってみようかなと思うような住宅にしてほしいというふうに思うし、その空き地が出た場合はどうされるおつもり。だから、ぎりで、もしそれが御破算になった場合、前年度というのが御破算になった、いつでもいいよが御破算になって前年度になった場合は、令和5年にちゃんとやってもらって、2年も遊ばすだよ、草ぼうぼうで。それはあかんもんだから、令和5年にちゃんと建築計画をつくって、前の年に解体、こういうスケジュールになるんだよね。もし、今のまんまで、もし、この解体が独自にやれるよということにならない場合。今、ふらついているわけでしょう。できませんと、次の建設計画がはっきりした前年度でないとできませんってなった場合は、もう決まってくるじゃん、令和4年で、令和5年建築ということに。そんな、10年先まで延ばしちゃ嫌だよ。これ、10年計画だもん。いつになるか分かりませんって、10年後というのが最悪あるってことだもんね、これ。 283 ◆副市長(金沢宏治) 部会長、副市長。 284 ◆部会長(杉浦文俊) 副市長。 285 ◆副市長(金沢宏治) 95ページに書いてあるとおりでございまして、まだ、来年度のからの3ヵ年実施計画、ここを詰めておるわけでもありませんので、今、ここで、いつやるかということはお答えできません。ただし、建築課長が申し上げましたが、財政状況もかなり厳しいということだけは御承知おきいただきたいと思います。 286 ◆部会員(山口春美) 部会長。 287 ◆部会長(杉浦文俊) 山口部会員。 288 ◆部会員(山口春美) 時間も取って、この厚さも取って、紙も取って、95ページだけを発表するために作られたのに、その年度もはっきりしないなんてことは、何のために1年間ももんできたのかというふうに思うので、今ならまだ補助金がつくんですよ。どういうふうにこの先変わるか分かりませんが、政権が。でも、今の条件のまんま補助金もつくので、やっぱり最低でも令和5年だわ。本当は次々行く計画だったんだもんね、今までは、180戸、全部造り替える、毎年毎年という計画だったので、先に行かずに。人口増を考えているんでしょう、市長。若者も居てほしいんでしょう。その対策、取らないかん。みんな、持家が持てる人ばっかりじゃないの。親がかりでやれる人ばっかりじゃない。新婚で2人が頑張っていこうとするやつを、行政も私たちも後押しする必要があるんじゃないの。話して。 289 ◆市長(禰宜田政信) 部会長、市長。 290 ◆部会長(杉浦文俊) 市長。
    291 ◆市長(禰宜田政信) 民間とのバランスがあるので、それから、県の方針等もあって、その中のバランスの中で今回のこの数等は決めさせていただいておりますので、御理解をお願いいたします。 292 ◆部会員(山口春美) 部会長。 293 ◆部会長(杉浦文俊) 山口部会員。 294 ◆部会員(山口春美) 4億円ぐらいだね、この40戸を造るのに、だと思うよ、大体。それぐらいのお金、ないとは言わせない。これ、ちゃんとやっぱりやるべきだと思う。3期目までは、従来の引っ越しに充てて、3期目に公募が始まるって言っていたんだけど、公募も大してできない。10件ぐらいかね、これで。それで、結局今まで応募していて外れた人たちというのは、ここで全部解消できないし、もっとくるくるバスをうんと走らせて公共の便がよくならないと、宮下住宅ね、車のない人は二の足を踏んでしまうというのが現実問題としてあるので、それも含めてやっていくということが。  今、若い人たちは、車を持たない生活、自分の持家じゃなくて、やっぱりアパートに住んで、先どうなるか分かんないので、そういう不安定な暮らしの中で長期のローンが組めないという思考もね、あるみたいですので、やっぱりそういう若い人、さっきも、こっちの計画でも新型コロナでもうふんだんに使ってあって、おうちでやる働き方も含めて、ふんだんにここに盛り込んでありましたが、そういう人たちも含めて、やっぱり碧南市に来てもらう、あるいは、ここでとどまっていただくということは、やっぱり7万人の人口の碧南市を死守していくためにもとても大切なことだというふうに思いますので、あなたたちにかかっていると思う、市長と建築部長と建築課の担当者にかかっていると思いますので、ぜひお願いします。 295 ◆市長(禰宜田政信) 部会長、市長。 296 ◆部会長(杉浦文俊) 市長。 297 ◆市長(禰宜田政信) 要は、この公営住宅につきましては、若者という条件は入っていないんですね。  要は、所得が低い人の、もう最低限の住宅確保のためのものでありますので、若者という要素はないんですよね。若者でも所得がめちゃくちゃ低い人は当然入れますが、まあまあの人は、民間の住宅で十分行けるわけですね。だから、若者という要素がないということは御承知おきいただきたいと思います。 298 ◆部会員(生田綱夫) 部会長。 299 ◆部会長(杉浦文俊) 生田部会員。 300 ◆部会員(生田綱夫) 四十何ページだったか、所得超過の方が50件あるということで、その人たちの対応はどうなっておるのかと。一気にこんな50件になるわけねえもんで、例えば、超過して何年たったら退室するだとか、そういった計画だとか処理だとか、その人たちが抜けたところに低所得の人が入れば、簡単にじゃないですけど、相当50件分は考慮できるなんて、その辺はどう考えていますか。 301 ◆建築課長(小笠原盛明) 部会長、建築課長。 302 ◆部会長(杉浦文俊) 建築課長。 303 ◆建築課長(小笠原盛明) 収入超過の方、数十名みえるんですけれども、この方々については、要は、今、法の中では、この退去については努力義務という形、強制的には退去させることができないということになります。それで、その中で、要は、近傍同種家賃ということで、近辺の民間住宅の近い家賃を、通常の家賃じゃなくて、その高い家賃を取りあえず、今、いただいております。要は、あなた収入超過ですけれども、出ていってもらいますか、それとも高い家賃を払いますかという中では、今のところ高い家賃、うちが強制的に出てもらうことはできませんもので、要は高い家賃を払って、今、ずっと住まわれているという形になります。よって、強制的には退去させることは、うちはできないということです。 304 ◆部会員(山口春美) 部会長。 305 ◆部会長(杉浦文俊) 山口部会員。 306 ◆部会員(山口春美) 市長、そういうふうに言われましたけど、18ページのところをちゃんとよく読んでくださいよ。これ、国の計画です。令和7年度までのまだ生きている5年計画ですよ。その目標と基本的な施策の中に、目標第1、結婚、出産を希望する若年世帯、子育て世帯が安心して暮らせる住生活の実現、子育て世帯等を対象とした公営住宅への優先入居、こういうふうに書いてあるんですよ。それ、やっぱり、子育て世代の支援に資する施設等の地域の拠点の形成による住環境の再生の推進等もありますし、魅力的な住宅環境というのもあって、国がそういうふうに言っている。だって、こういうことをつくり出しているのは国の公営住宅法の改悪で締め出した、それから、正規で働く人たちを派遣労働で低賃金で使うようになった、こういう背景もある中で住宅困窮者も増えてきて、なかなか結婚できない、新婚になっても住むところがない、この5万円、6万円のアパートではなかなか住めない。3万円、4万円なんて、床が抜けそうなところだよ。そんな新婚さんが入るところじゃない。ワンルームで3万円の家賃のところは、あそこ、西尾へ行くと分かるけど、3万円のところを見てごらん。1部屋だとかそんなところで、とても新婚さんが住めるところじゃない。そういうところに、やっぱり市が手を差し伸べて、来てもらえば来てもらうほど、全部税金になるんですよ、若い人たちは。市長、そういうことをよく言うじゃん。収入がちゃんと入るってことを。だから、その政策をやっぱりきちっと芽を出してやらなきゃ駄目。何を言っておるの、不勉強な。 307 ◆建設部長(中村正典) 部会長、建設部長。 308 ◆部会長(杉浦文俊) 建設部長。 309 ◆建設部長(中村正典) 山口部会員が言われる若者についての支援、この部分については、これは市営住宅だけじゃなくて、全体の住生活の中で考えていくべき、先ほど市長が言ったように、市だけではなくて、民間も含めた形の中で、そういう住宅を確保していくというのが大前提でございます。  この計画については、宮下住宅ということだけではなくて、市営住宅全体を長寿命化していく中で、適切な戸数を管理していくと、引き続きやっていくということの中の計画でございます。  宮下については、95ページの一番最後に書いてあります。これは実施主体や公共施設複合化、統合、こういったことも踏まえて、碧南市がやっていける、この体制が取れたときに着手をしていくということになろうかと思います。ですので、そういった若者の住まう住宅で、例えば、民間の資本、そういったもので手を挙げるところがあれば、そういったところも当然考えていくべきだということで、いろんなケースを考えていきますので、今すぐに着手ができると、着手をしていくという考えではございません。この10年間の中でしっかり考えていきたいというふうに思っています。 310 ◆部会員(山口春美) 部会長。 311 ◆部会長(杉浦文俊) 山口部会員。 312 ◆部会員(山口春美) 市長が言う任期は4年間だから、あと今年含めると、残りは3年ということに、今年以外だとね。それまでは、宮下住宅の吹上は造りませんよってことだね。そういうふうに足踏みしていると、それが大きな将来の禍根になるんですよ。あなたの代は終わるかもしれないけれども、この後の将来、碧南の将来に大きく禍根が残ります。やっぱりちゃんと決めたことは、もともと全部造るって言っていたんだから、40で収めるなら収めてしまうのは、あなたたち多数で何でも押し切るからしょうがないにしても、40決めたなら早くやること。そのやりながら、やっぱりよりよいものを考えていく。対面キッチンも宮下住宅、試行的に取り入れていただいたし、とても若い人たちに魅力のあるものをやっていくということは、市長の在職する間は、公営住宅、宮下のほうは造らないなんていうことに結果として示しているじゃないですか。そんなの駄目よ。今後の碧南に責任が持てない、そんなの。 313 ◆副市長(金沢宏治) 部会長、副市長。 314 ◆部会長(杉浦文俊) 副市長。 315 ◆副市長(金沢宏治) 先ほど私が申し上げたのは、この1月に出すその3ヵ年計画実施計画に乗るかどうかというのはここではお約束はできないということで、市長の任期とかそういうことを私は申し上げておるわけでありませんので、これは、社会経済状況だとか財政を踏まえて検討をしていくと。やるとかやらないとかまだ申し上げていないもんですから。  ただ、来年の実施計画に乗せるかといったら、それはまだ検討していませんということでございますので、お間違いのないようにお願いします。 316 ◆部会員(山口春美) 部会長。 317 ◆部会長(杉浦文俊) 山口部会員。 318 ◆部会員(山口春美) ちゃんと30戸から40戸程度を供給戸数としますって書いてあるだもんで、踏み込んだじゃん、今まで。それで財政力は49億円の財調を含めて、不交付団体で、県下7位じゃなかったかね。どこから見たって、あれ、今からコロナで大変だと思うけれども、これは、国の補助と借金で、現金は一つも使わないの、4億円かかったとして。4億円もかからないよ、40戸だったら。それはやれるので、そんな、もう天地がひっくり返ることを提案していないよ。  市長は、やっぱりちょっと、この若い人たちや市民の側に目を向けてもらわないかん。私の言っていることやない。私の後ろには7万人の市民がいますよ。そう思って聞いてもらわないかんよ。ここ、40戸やるって言ったんだから。 319 ◆部会長(杉浦文俊) 御意見でよろしかったでしょうか。 320 ◆部会員(山口春美) 強く要望します。 321 ◆部会長(杉浦文俊) ほかに質疑はございませんか。      (「なし」という者あり) 322 ◆部会長(杉浦文俊) ほかに質疑もないようですから、これにて報告を終わります。  以上で、協議事項は終了いたしました。  これにて経済建設部会を閉会いたします。                            (午後 1時 55分 閉会) ───────────────────○──────────────────── 以上は、碧南市議会協議会経済建設部会の記録である。   令和2年12月11日                碧南市議会協議会経済建設部会                  部会長  杉 浦 文 俊 Copyright © Hekinan City Assembly Minutes, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...