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2019-09-06 令和元年第3回定例会(第2日)  本文
2019-09-06 令和元年第3回定例会(第2日)  名簿

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  1. 碧南市議会 2019-09-06
    2019-09-06 令和元年第3回定例会(第2日)  本文


    取得元: 碧南市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-18
    2019-09-06 : 令和元年第3回定例会(第2日)  本文 ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                            (午前 10時 0分 再開) ◆議長(鈴木みのり) ただいまの出席議員は22名であります。  よって、本日の会議は成立いたしましたので、これより、令和元年第3回碧南市議会定例会第2日の会議を開きます。 ───────────────────・・─────────────────── 2 ◆議長(鈴木みのり) これより会議に入ります。  本日の議事日程は、お手元に配付の議事日程表のとおりであります。 ───────────────────・・─────────────────── 3 ◆議長(鈴木みのり) 日程第1「会議録署名議員の指名」を行います。  会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、議長において6番小林晃三議員及び13番林田要議員を指名いたします。 ───────────────────・・─────────────────── 4 ◆議長(鈴木みのり) 日程第2「一般質問」を行います。  質問の許可は、議事日程表記載の順といたします。  岡本守正議員の一般質問を許します。 5 ◆2番(岡本守正) 議長、2番。 6 ◆議長(鈴木みのり) 2番。 7 ◆2番(岡本守正) 日本共産党岡本守正です。  通告に基づいて質問をさせていただきますので、よろしくお願いをいたします。  件名1、碧南市公共施設等総合計画について。  (1)碧南文化会館で3週間ほど前に空調設備の故障で1週間ほど利用ができない状況が続きました。碧南市公共施設のうち、面積の大きい施設は、1978年、昭和53年に文化会館・中央公民館、1981年、昭和56年、碧南海浜水族館、1983年、昭和58年、臨海体育館、1988年、昭和63年、市民病院、1993年、市民図書館芸術文化ホールが建設されました。建設が30年以上経過している公共施設の空調取りかえは臨海体育館だけであります。文化会館・中央公民館碧南海浜水族館の空調取りかえを急ぐべきであります。お答えください。 8 ◆総務部長(金沢宏治) 議長、総務部長。
    9 ◆議長(鈴木みのり) 総務部長。 10 ◆総務部長(金沢宏治) 空調設備につきましては、一般的には、老朽化が進むにつれ、機能の低下、ふぐあいを発生する確率が高くなると言われておりますが、これは適切な維持管理の実施、あるいは公共施設によるそれぞれの使用頻度、稼働時間の違いにより大きく異なってくると思っております。これまでも設備の機能を健全に発揮するため、日常的、または定期的な保守点検や必要に応じて部品の取りかえ、オーバーホールなどの修繕を行っております。  大規模施設の空調設備の更新につきましては、多額の費用を必要とします。これからも大規模な故障が発生しないように保守点検、修繕など、適切な維持管理を実施した上で、最適な時期での更新に努めてまいります。  以上です。 11 ◆2番(岡本守正) 議長、2番。 12 ◆議長(鈴木みのり) 2番。 13 ◆2番(岡本守正) 臨海体育館は、碧南市公共施設維持管理基金を利用して、平成27年、3億286万円、28年に1億3,617万円で空調の取りかえを行いました。利用者にとっては大変喜ばれております。空調などの大がかりな施設は適切な管理を行うのは当然のことでありますが、30年間が限界だというふうに考えます。文化会館、中央公民館の故障を考えれば、今が適切な時期であります。文化会館、中央公民館碧南海浜水族館の空調の取りかえを急ぐべきであります。お答えください。 14 ◆総務部長(金沢宏治) 議長、総務部長。 15 ◆議長(鈴木みのり) 総務部長。 16 ◆総務部長(金沢宏治) 先ほども御答弁申し上げましたが、各施設とも稼働状況やオーバーホール等の修繕の状況も異なっております。健全度も一緒ではありません。そして、保守点検も年に2回、あるいは年に4回とか、その施設によってさまざま異なっておりますが、そういった状況もありまして、経過年で一律での取りかえということは現在のところ考えておりませんので、御理解をいただきたいと思います。  以上です。 17 ◆2番(岡本守正) 議長、2番。 18 ◆議長(鈴木みのり) 2番。 19 ◆2番(岡本守正) 部品だとかいろんな問題が、これから不足をしたり、そういう形になってくると思いますので、早く計画していただきたいと思います。  そして、(2)のほうに移ります。海浜水族館リニューアルが始まり、ビオトープ型野外施設をことし3月末にオープンしました。同時に全館有料にし、食堂、売店、休息コーナーも充実してきました。水族館は、空調だけではなくて水槽等の温度管理機器も開館以来36年以上経過しております。早く更新すべきであります。今の空調、水槽温度管理の状況をまずお答えください。 20 ◆教育部長(奥谷直人) 議長、教育部長。 21 ◆議長(鈴木みのり) 教育部長。 22 ◆教育部長(奥谷直人) 水族館の館内と水槽内の飼育用の水、水槽ごとに異なりますが、低いところでは12度前後、また、高いところでは26度前後での水温設定をしておりますが、館内空調と水温設定は共通の温度調整設備で運用しております。開館以来のものを使用しておりますが、備品設備につきましては年に2回の保守点検を実施しており、現在は故障なく運転をしております。 23 ◆2番(岡本守正) 議長、2番。 24 ◆議長(鈴木みのり) 2番。 25 ◆2番(岡本守正) 水族館の空調温度管理機器ですけれども、文化会館のようなこともあります。水族館は水槽もあるわけですので、この水槽も一定の温度ということになります。これらについて早く計画して、恐らく複雑な状況だと思いますので、部品なども含めて、考えるならば早くかえるべきだというふうに思います。その辺、お答えください。 26 ◆教育部長(奥谷直人) 議長、教育部長。 27 ◆議長(鈴木みのり) 教育部長。 28 ◆教育部長(奥谷直人) 現在は故障なく運転はしておりますが、機器の型式が古く、修理部品によっては入手も困難になってきていることから、設備の更新の必要性があるとは考えております。現在、空調関係で必要な修繕等の状況の把握を進めており、施設に適した効率のよい対応ができるよう調査研究してまいります。 29 ◆2番(岡本守正) 議長、2番。 30 ◆議長(鈴木みのり) 2番。 31 ◆2番(岡本守正) 複雑な関係もあります。空調と同時に水槽までうまくいかないといことになると大変な状況ができてしまいますので、早く計画し、かえていただくようお願いいたします。  (3)水族館の入館者と観察会など、学習講座回数と参加人数はどれだけか。お答えください。 32 ◆教育部長(奥谷直人) 議長、教育部長。 33 ◆議長(鈴木みのり) 教育部長。 34 ◆教育部長(奥谷直人) まず、平成30年度の年間入館者数は11万7,644人でした。リニューアル工事に伴い、約4ヵ月間を休館したことにより、前年度対比2万592人、率にして14.9%の減でありました。  次に、観察会等教育普及活動は、18講座127回を実施し、延べ4,495人の御参加をいただきました。個別に活動実績を申し上げますと、自然観察会では化石を探す講座や里山でのキノコ探しなど、4講座に154人、サマースクールは、魚釣りやたも採集など4講座に85人の小学生が参加いたしました。そのほかには、土曜、日曜、祝日に開催するバックヤードツアーに2,804人、写生大会348人、各種工作教室1,104人などでございます。  以上です。 35 ◆2番(岡本守正) 議長、2番。 36 ◆議長(鈴木みのり) 2番。 37 ◆2番(岡本守正) 碧南の海浜水族館は、国の博物館法に基づいた水族館であるということで権威が非常に高い、こういうことで、その中で行われる観察会だとか講座も、大変な中でこんなにたくさんの形で行われておることを改めて認識いたしました。  それで、昨年は4ヵ月休館ということもありますけれども、リニューアルが進んでからことしの8月までの前年比、前年比はちょうど比べる状況だというふうに思いますので、その辺をお答えください。 38 ◆教育部長(奥谷直人) 議長、教育部長。 39 ◆議長(鈴木みのり) 教育部長。 40 ◆教育部長(奥谷直人) リニューアルオープンいたしました3月23日から9月1日までの入館者数は12万700人余で、これは、昨年同時期の入館者が6万8,400人余でありましたので、人数で5万1,800人余、約1.9倍の増でありました。 41 ◆2番(岡本守正) 議長、2番。 42 ◆議長(鈴木みのり) 2番。 43 ◆2番(岡本守正) こういうことですね。リニューアルビオトープも含めて、大宣伝が行われたということで、一定の集客人数がふえたというふうに思います。  これも、やはり1つ大きなリニューアルを行っていけば、それだけ幅がぐっと広がるということもございます。先ほども申しました博物館法に基づいた水族館ということで、海浜水族館は開館当初から教育施設として位置づけられております。併設する科学館は、今はもう一緒になっておりますけれども、水、森から海へということで、自然観察会サマースクールなど、多彩な学習講座があります。ことしの講座の内容をお答えください。 44 ◆教育部長(奥谷直人) 議長、教育部長。 45 ◆議長(鈴木みのり) 教育部長。 46 ◆教育部長(奥谷直人) 今年度は、コウモリ観察会や森でネイチャーゲームなどの自然観察会を4回、知育体験を2回、ブルーギルを釣って調べたり、チリメンモンスターを探したりするサマースクールを3回、傘つくりやストーンペイントなど工作教室8回を開催することに加え、ビオトープにおきましても、田植えなどのボランティア活動のほか、一般の方にも御参加いただける春の草花や水辺の生き物などの観察会を3回、蜂の巣の解体やしめ縄づくりなどの体験イベントを4回企画し、新たにビオトープでの教育普及活動を開始しております。 47 ◆2番(岡本守正) 議長、2番。 48 ◆議長(鈴木みのり) 2番。 49 ◆2番(岡本守正) 本当にことしはもっともっと多彩な形で行われております。これまでもいろんなことをやられておるというのはわかっておったんですけど、詳しく説明をしていただかないとなかなかわかりません。それとビオトープも、私も時々言うんですけど、ここに魚がおると思うんですけど、なかなかわからない。何か標識があったような気もするんですけれども、ビオトープには水族館に来たついでに外へ出てビオトープの周りを回られる方もたくさんあるというふうに思います。この入館者がビオトープの池の中に生息している生物などがわからないというふうに思います。できたら案内人がおって観察説明などをしてほしいんですけど、今はどのようにされておりますか。お答えください。 50 ◆教育部長(奥谷直人) 議長、教育部長。 51 ◆議長(鈴木みのり) 教育部長。 52 ◆教育部長(奥谷直人) 館内と異なり水面の上からの観察であることから、生き物が見えにくくなっていると思います。そこで、質問者も御来館の際、目にしていただいていると思いますが、来館者には立ちどまってしばらく観察していただくよう、その時折の注目ポイントにパネルを水面に浮かせたり水辺に立てかけたりして御案内をしております。また、ときにはビオトープ内で作業する職員からもお声かけをし、生息する小さな生き物を紹介するなどし、目を凝らし、生き物を探したりするわくわく感を実感し、自然の大切さを考えていただけるよう努めております。  以上です。 53 ◆2番(岡本守正) 議長、2番。 54 ◆議長(鈴木みのり) 2番。 55 ◆2番(岡本守正) 件名2のほうに入っていきます。碧南の花まつりについてお伺いをいたします。  碧南の花まつりの花の管理について、ことしは明石公園の桜、広藤園の藤、油ヶ淵のハナショウブはそれぞれ管理が、ここがやっておるのではないかというのはおおよそわかりますけれども、本当にどこがちゃんと管理されておるのかをお答えください。 56 ◆経済環境部長(永坂智徳) 議長、経済環境部長。 57 ◆議長(鈴木みのり) 経済環境部長。 58 ◆経済環境部長(永坂智徳) 碧南の3大花まつりのそれぞれの花の管理でございますが、まず、明石公園の桜につきましては、指定管理者碧南コンセッション様が管理をしております。次に、広藤園の藤につきましては、基本的には所有者の方が管理をしておりますが、藤まつり前後の剪定につきましては、市の商工課及び観光協会で行っております。また、油ヶ淵遊園地のハナショウブにつきましては、市の都市整備課において管理をしております。 59 ◆2番(岡本守正) 議長、2番。 60 ◆議長(鈴木みのり) 2番。 61 ◆2番(岡本守正) 市が行う花まつり以外の桜、ハナショウブで、市の公園でない花の管理はどこがされておるのか。例えば、ことしは外れておったんですけど、鷲塚の矢作川の堤防の上の桜、碧南市が植えたもので碧南市が管理しておるというふうに勝手に解釈をしておるんですけれども、それぞれの管理がいまいちわからないということで、花の所有者の管理を教えていただきたいと思います。 62 ◆経済環境部長(永坂智徳) 議長、経済環境部長。 63 ◆議長(鈴木みのり) 経済環境部長。 64 ◆経済環境部長(永坂智徳) 花まつり以外の桜やハナショウブで、市の公園でないところに咲いている花の管理につきましては、それぞれの花の所有者が管理をされていると考えております。 65 ◆2番(岡本守正) 議長、2番。 66 ◆議長(鈴木みのり) 2番。 67 ◆2番(岡本守正) 応仁寺の境内の桜だとかハナショウブの管理はどこがされておるのか。応仁寺の中のハナショウブ、上も下もあるわけですけど、これについてお答えください。 68 ◆経済環境部長(永坂智徳) 議長、経済環境部長。 69 ◆議長(鈴木みのり) 経済環境部長。 70 ◆経済環境部長(永坂智徳) 応仁寺側の桜、ハナショウブにつきましては、市の都市整備課において管理をしております。 71 ◆2番(岡本守正) 議長、2番。 72 ◆議長(鈴木みのり) 2番。 73 ◆2番(岡本守正) ちょっと境目がわからないということで、油ヶ淵のハナショウブをやりながら応仁寺の境内も一体化、もちろんあそこは駐車場も含めて使用されておるということで、そういう関係でそうなっておるというふうに理解をします。  それで、もう一つ、広藤園に関して今から聞いていきます。これがことしの広藤園の歌声喫茶があったときの藤です。もう一つ、これがなんばちょうちんを飾ったときの、ちょっと日にちがずれておりますけれども、これが写真です。広藤園の藤は、ことし、1メーターぐらいに伸びた房もかなりありました。実際、巻き尺ではかりまして、かなり復活しておるなというふうに思います。昨年は房が伸びずに花もほとんど咲かなかったです。昨年の夏から商工課を中心として樹木医も参加されて診断が行われたというふうに思います。ことしの花が咲くまで、樹木医さんの言う形から含めてどのように管理されたかお答えください。 74 ◆経済環境部長(永坂智徳) 議長、経済環境部長。 75 ◆議長(鈴木みのり) 経済環境部長。 76 ◆経済環境部長(永坂智徳) 質問者がおっしゃるとおり、ことしの広藤園の藤はたくさん花が咲いてくれました。昨年、藤の開花がよくなかった状況を踏まえまして、藤専門の樹木医に診断を依頼し、剪定の時期や回数、剪定の仕方などのアドバイスを受け、対応してまいりました。また、土壌調査も実施していただきまして、マグネシウム不足、カルシウム過多であり、窒素過多になると花が咲かないということで、肥料を使いまして土壌を改良する必要があると指摘を受け、藤にとってバランスのよい肥料に変更いたしました。その結果、ことしはたくさんの花が咲いてくれたものと考えております。今後も継続してたくさん開花するように努めてまいります。 77 ◆2番(岡本守正) 議長、2番。 78 ◆議長(鈴木みのり) 2番。 79 ◆2番(岡本守正) 広藤園の藤は、4月に町内会長さんが選ばれて、かつて行われていた広藤園の花まつりを町内会でやっていくということから始まりまして、それを市が行うように近年はなったわけですけれども、この広藤園は小田家の私有地であって、藤も今は文化財になっておりますけれども個人のものです。個人の方がせっせと若干の藤の手入れや掃除、散水などを行われておりますけれども、実際は大変な作業だというふうに思います。藤の剪定などの管理は本当にできないんじゃないかというふうに思います。これらも支援をしていくべきだと思いますので、昨年から強く市が力を入れておるわけですけれども、これをずっとそういう形でやっていただくということでお答えください。 80 ◆経済環境部長(永坂智徳) 議長、経済環境部長。 81 ◆議長(鈴木みのり) 経済環境部長。 82 ◆経済環境部長(永坂智徳) ことしの8月にも樹木医に広藤園に来ていただきまして直接アドバイスを受けながら剪定を行っております。平成29年度までは年間2回の剪定でありましたが、樹木医のアドバイスを受けまして、昨年度、3回剪定を行い、今年度も3回の実施を予定しております。引き続き所有者の方と相談をしながら藤の管理を行い、市民に親しまれ、多くの観光客にも来ていただけるように努めてまいります。 83 ◆2番(岡本守正) 議長、2番。 84 ◆議長(鈴木みのり) 2番。 85 ◆2番(岡本守正) 最初の写真のように、実際、広藤園の藤まつりの期間中はいろんな形でイベントがあります。お茶会もありますし、先ほどのような最初の写真ですけど、歌声喫茶みたいな形で歌をうたったり、そういうこともあります。そして、これがずっと1メーター以上の藤の房が伸びるように、咲くように、こういう形で行われるということで、ことしもちゃんと予算があるということですけれども、平成30年度の主要施策報告書の256ページ、7款、商工課の観光費の中から観光施設維持管理事業ということで、広藤園及び名鉄新川駅隣接公衆便所のほかに藤の剪定などの委託料で84万6,300円の歳出があります。この歳出の中で藤の剪定費はどれだけであったか。お答えください。 86 ◆議長(鈴木みのり) それはまた分科会のほうで聞いていただけるようによろしくお願いします。  続けてどうぞ。  冒頭、やり直してください。 87 ◆2番(岡本守正) 30年度は幾ら使いましたか。お答えください。 88 ◆経済環境部長(永坂智徳) 議長、経済環境部長。 89 ◆議長(鈴木みのり) 経済環境部長。 90 ◆経済環境部長(永坂智徳) 平成30年度の剪定費用でございますが、40万3,920円。ちなみに今年度の剪定費用の予算額は44万7,000円でございます。 91 ◆2番(岡本守正) 議長、2番。 92 ◆議長(鈴木みのり) 2番。 93 ◆2番(岡本守正) ちょっと樹木医との関係で、交通費だとかそういうのも含めてどれほど支払われておりますか。お答えください。 94 ◆議長(鈴木みのり) 岡本議員、どうしてもこの場で答弁ですか。
     経済建設委員ですね、所管ですが。分科会のほうで聞かれたらどうですか。それでよろしいですか。  じゃ、分科会のほうで聞いていただけるということで、ほか、質問を続けてください。 95 ◆2番(岡本守正) 議長、2番。 96 ◆議長(鈴木みのり) 2番。 97 ◆2番(岡本守正) 仕分けの部分で、どこか線引きか、なかなか難しい問題があります。それとひっかかる点は全てひっかかっちゃいますので、質問の内容、ほかの人も含めて。そういうことですので、ちょっと不服です。そこで何回だとか、そういうことは大体わかっておるわけですけれども、やっぱり線引きが難しい部分については、それなりにちゃんと答えるべきではないかというふうに思いますけど。 98 ◆議長(鈴木みのり) 議員、それを答える機会が分科会ですので、事前審査にかかわるようなことは分科会のほうで聞いていただければ、そういう場がないわけではないので、場はあるので、そちらのほうでお聞きください。  続きますか、よろしいですか。 99 ◆2番(岡本守正) 議長、2番。 100 ◆議長(鈴木みのり) 2番。 101 ◆2番(岡本守正) 先ほどのいわゆる水族館の件も、ちょっと3年ぐらい前の話ですので、でも、それも事前審査が終わったのでいいという話ですかね。去年終わっておるわね。  いわゆる体育館のことです。エアコンをかえた件。事前審査が終わっておるという話なのかな、そうすると。  完了したのを、載っておりますけど。29年かな。 102 ◆議長(鈴木みのり) 完了して決算も終わっておりますので、事前審査にはなりませんので。  よろしいですか、御理解してもらっていいですか。 103 ◆2番(岡本守正) それじゃ、しっかりと30年度で聞いていきますけれども、別に事前審査までには足らんというふうに思いますよ。去年からことしにかけてやっておるはずですので。  以上で終わっていきます。 104 ◆議長(鈴木みのり) 以上で、岡本守正議員の一般質問を終わります。  この際、暫時休憩いたします。                            (午前 10時 33分 休憩) ───────────────────・・───────────────────                            (午前 10時 45分 再開) 105 ◆議長(鈴木みのり) 休憩を閉じ、会議を開きます。  次に、山口春美議員の一般質問を許します。 106 ◆9番(山口春美) 議長、9番。 107 ◆議長(鈴木みのり) 9番。 108 ◆9番(山口春美) 日本共産党の山口春美でございます。  7月21日投開票の参議院選挙も終わりまして、野党共闘で10議席獲得するという新たな時代に踏み込んだ中、いよいよ来年の4月には市長選挙や市会議員選挙が私たちの身に降りかかってまいります。私も、掲げた公約実現の総仕上げと碧南市の将来に向けての課題を明らかにして、未来を明るい方向に切り開かなければと決意しています。  碧南市は名鉄三河線の最先端で、巨大地震の大きな危険性が指摘され、津波被害など、水に囲まれた低地であるために相当な行政による魅力のアップ、幸せ感を感じられる直接的な施策がなければ、あえて碧南市を選択してここに住み生活する人たちを飛躍的に高めることはできません。碧南市に必要な若者対策、高齢者が車が運転できなくなっても暮らせるまちに、子育て世代に優しいまちにの3つの点で提案し、実現を求めて質問させていただきます。  まず第1に、若者が魅力を感じる碧南市への施策について伺います。  若者が家庭を持って自立するためには、住まいの確保が緊急の課題です。かつて私たちの世代は県営住宅や市営住宅に共働きの収入でも入居でき、生活の拠点として人生設計することができました。しかし、公営住宅法が改定され、正規で働く2人の収入では入居不可能と今はなっています。また、近傍同種家賃の導入で民間アパートと変わらない家賃設定で、若者世帯の住まいの権利を脅かしています。  碧南市では、2020年までの住生活基本計画で、既存の市営住宅のバリアフリー化、高齢者向け優良賃貸住宅制度導入の推進が掲げられました。平成25年には宮下住宅基本計画で、半崎町側90戸の計画がつくられ、平成20年度の完成に向け、第3期工事が進められています。同時に、吹上町側も加えてA、B、Cの3つの案が提示され、C案の低層高層のミックス案が最も現実的な案と評価されました。2020年には3期工事が完了するので、本来ならば今年度中に福祉的な施策の配置を含む吹上町側の計画が示されていなければなりません。  そこで、第1に、住生活計画の進捗状況について伺います。  2019年度予算には住生活基本計画改定事業委託料として333万2,000円、住宅ストック総合管理計画案に682万円が計上されました。この進捗状況、予算執行状況、会議を何回開催し何を課題にしているのかをまずお示しください。 109 ◆建設部長(中村正典) 議長、建設部長。 110 ◆議長(鈴木みのり) 建設部長。 111 ◆建設部長(中村正典) まず、住生活基本計画の進捗状況でございますが、8月6日に第1回目の庁内の作業部会を開催しております。それから、8月23日に第1回目の策定委員会を開催しておりまして、内容としましては、現行計画の概要と改定の理由、成果指標値の実績、それから、人口動向だとか世帯数の推移、住宅ストックの状況等のデータの説明などを行っているということでございます。  この作業部会、策定委員会につきましては、改定までに5回程度を開催する予定をしております。まず、検討のテーマということに関しまして、次回行う予定をしておりまして、住まいづくりの課題の整理やアンケート調査の結果などを行っていくということでございます。  それから、入札の執行状況で申しますと、6月6日に入札を行っておりまして、6月7日に契約ということで執行したということでございます。 112 ◆9番(山口春美) 議長、9番。 113 ◆議長(鈴木みのり) 9番。 114 ◆9番(山口春美) 御答弁いただいたように6月6日に2つの計画策定の入札が行われ、事実上、ストック総合計画が682万円ですから、これ以内で、333万円の住生活基本計画の部分はほとんどなしということで、680万円で株式会社パスコが落札しました。市外の業者でありますし、碧南のことをどれだけ知っているのかというふうに思いますが、この方と市役所内部の関連部課長を集めて5回会議を開いていかれると言いましたけれども、実際には32年度で住計画基本計画が終わってしまいますので、具体的な中身としてはどういう項目を立てていこうというふうに、それはまだ決まっていないんでしょうか、いつごろ立てるのか。残る3回というと、この議会が終わると10月になりますから、11、12、1、2、3の5ヵ月で早急に結論を出して完成品に仕上げるということですから、一体何が入っていくのかお示しください。 115 ◆建設部長(中村正典) 議長、建設部長。 116 ◆議長(鈴木みのり) 建設部長。 117 ◆建設部長(中村正典) 計画の内容でございますが、まず、住まいづくり、まちづくりの現状分析ということをしてまいります。住宅の事情だとか住民の意向調査、そういったこともやっていくということでございます。それから、いろんなデータをもとに課題を整理していくということで、問題点、課題の抽出をしていくと。それで基本方針を設定するということですので、その基本理念と基本目標、将来の指標、こういったものを検討しながら立案をしていって、地域別の住宅施策の方針だとかこれからの展開というものの計画を策定していくということでございます。 118 ◆9番(山口春美) 議長、9番。 119 ◆議長(鈴木みのり) 9番。 120 ◆9番(山口春美) 私がとても心配しているのは、前回の締めくくりがPFIだとか民間に移譲するだとか、さまざまな策が提示してあって、それも不透明なままで着地はせずに終わっています。それで、市長次第ですが、この吹上側の90戸について、つくるのかつくらないのかというところで、市長の考え方でもしつくらないということになると、結局その着地に向けて5回の会議が行われる、吹上側をつくるのはやめましたというお墨つきを出すための計画になっていくのではないかというふうにとても懸念しています。そんなことが絶対にあってはならないというふうに思います。それで、現在の宮下住宅の状況を御存じない方もおみえになると思いますので写真を撮ってきました。お願いします。  これが今、第3期工事の更地になっている部分であります。改めて更地にしてみるとこんなに広いんだなということを思いました。全て私たち市民の公有財産です。ここに立派なものができるということで、これは包括センターをやるやると言っていたけど、今のところ3期の設計図案は、私たち、見せていただいていないので、私が持っているものでいえば包括センターは入っていないというふうに思いますけれども、そんな状況です。お願いします。  そして、一方の宮下住宅の吹上側のほうですが、もうこの棟はほとんど、1軒、2軒と残っている方もみえますが、一番西側のところでは廃屋状態になっているので、もうやぶが覆いかぶさっています。  お願いします。反対側です。家屋の窓のところです。こんな状況で、草刈りはやっていただけるそうですけれども、こういう状態がいつまで続くのかなと、防犯上もとても心配だなというふうに思っています。  それで、参考にもう一枚お示しください。これが以前の旧平山雇用促進住宅です。今ではすっかり外構もきれいになってリノベーションがされました。私、市長に、雇用促進住宅をぜひ買いとって2万円ほどの家賃で貸し出すというようなことをやれば、絶対5年ぐらいでもとはとれて、それから先はここに課税世帯が入るわけですから、税金も入るし、大変な活性化の策になるんじゃないかというふうに申し上げましたけれども、今、URの施設を全部業者さんが全国各地ほとんど買い取ってしまって、碧南では平山も家下も買い取りました。ここでは160軒が満タンだそうです。最近はきちっと深くリノベーションをして4万円、5万円の家賃でも入っていくそうです。多くは外人の方が多いそうですが、こんな状況になっています。ですから、住宅は余るどころか足らない、こういうニーズがしっかりとあるんだなということがこのことでも証明できているんじゃないかと思います。  それで、改めて伺います。宮下住宅の吹上側90戸の建設計画については、平成10年から平成22年までの第1期の市営住宅再生マスタープランには明確に両方の図面も添えられて改築が位置づけられていました。180戸、1軒か2軒減りますけれども、約180戸の建てかえ計画が位置づけられていました。先ほど言いました25年度の計画にもC案というふうにぼかしてはありますけれども、やっていこうという、こういう最後だったというふうに思います。ぜひ、どういう方向でみえるのか、この計画の中に廃止の方向に傾かないためにも、ぜひこの場で約束をしていただきたい、建てる方向で頑張っていますということをお約束いただきたいんですが。 121 ◆建設部長(中村正典) 議長、建設部長。 122 ◆議長(鈴木みのり) 建設部長。 123 ◆建設部長(中村正典) 宮下側の住宅建設の計画につきましては、3月議会にも申し上げておりますが、今年度の住生活基本計画並びに市営住宅ストック総合計画、こちらにおいて、住宅等の需要の見通しだとか民間賃貸住宅の状況、こういったものも把握しながら、また、高齢者の状況だとか所得の状況、こういったものを全て加味して考えていって、いろんな方の御意見を伺いながら決定をしていくということでございますので、よろしくお願いします。 124 ◆9番(山口春美) 議長、9番。 125 ◆議長(鈴木みのり) 9番。 126 ◆9番(山口春美) 部長はプロですし、市長も先行きを見通す能力が高いということで、きのうも言われていましたけれども、こういう立場から見れば、高齢者がどんどんふえていく、こういう中で、住宅の不要論というのは出てこないというふうに思います。  しかし、残念ながら鷲塚の県営住宅では、もともと私たちの世代では450戸あったものが今210戸で打ちどめと、A、B、C、Dが3年後に完成して、これで打ちどめで、残ったところは民間に売り払うと。県営住宅は本当に隣の西新井住宅でもほとんど手がついていなくて住宅管理公社に任せているものですから、碧南市の市営住宅のようには全く手が届いていません。高い家賃に駐車場もつくという、駐車料金も高い料金でつくということで、やっぱりその辺がリアルに出ていて、空き家が目立っています。私は、碧南市は担当の方も頑張ってみえて、市長も頑張ってくださって立派な三度山住宅や宮下住宅をつくっていただいたおかげで6万円や8万円の年金でも何とか自立して、生活保護を受けなくてもやっていけるという、最低限の住まいは人権ですから、こういう立場で温かい気持ちでやっていただけているというふうに思いますので、市長どうですか、90軒の吹上町のほうは、恐らく自身のテーブルにも載せて一度は検討されたことと思いますが、今後、総合計画、あるいは第3期の暮れの実施計画の3年間の計画が出てくるんですが、この中には頭出しをしていくことが必要となってまいりますので、どんなおつもりでみえるのか。ぜひトップとしての責任ある回答をお願いします。 127 ◆建設部長(中村正典) 議長、建設部長。 128 ◆議長(鈴木みのり) 建設部長。 129 ◆建設部長(中村正典) まず、先ほど申し上げましたとおり、今年度、住生活基本計画並びにストック総合計画、こちらのほうでしっかり議論をさせていただいて、その上で決定していくということでございますので、まだ来年度以降の予算については決定をしていないということでございます。よろしくお願いします。 130 ◆市長(禰宜田政信) 議長、市長。 131 ◆議長(鈴木みのり) 市長。 132 ◆市長(禰宜田政信) 要は、今もありますけど、いろんな要素がございますので、その情報を得た上で判断するというのが私の方針です。 133 ◆9番(山口春美) 議長、9番。 134 ◆議長(鈴木みのり) 9番。 135 ◆9番(山口春美) 後ろ向きにならないように期待するものです。  それで、現在の市営住宅での問題点もお互いに考えているところで、共働き世帯の入居が可能でないということなので、高齢者の比率や福祉的な入居の方が多くなっていて、自治会運営すら、資源の立ち番すらなかなかできないという状況になっています。こうした現実の問題点は、市としては把握されてみえるのか。これを解決しようというふうにテーマを据えて考えたことはおありなのかどうか。どういう解決策があるというふうにお考えですか。 136 ◆建設部長(中村正典) 議長、建設部長。 137 ◆議長(鈴木みのり) 建設部長。 138 ◆建設部長(中村正典) 共働きに限らず、所得の問題はあるかと思っておりますが、市営住宅につきましては国の法律に基づいて行っておりまして、住宅に困窮する低所得者の皆様に対して廉価な家賃で住宅を供給するということ、生活の安定を守るということが目的でございます。ですので、現在のところ、共働き世帯が入居できないという、そこについては考えていないということでございます。それから、高齢者につきましては、現在、市営住宅全体でございますが、800人ほどお住いであって、65歳以上になりますが、35%程度というふうに試算はしております。これについて、資源の立ち当番のみならず、自治体活動ということがございますが、まだまだ高齢者においても積極的に参加してみえるという方もおりますし、自治会のほうから特段困っているという状況もお聞きしておりませんので、もしそういった事態がございましたら我々のほうも考えていくということで思っております。  以上です。 139 ◆9番(山口春美) 議長、9番。 140 ◆議長(鈴木みのり) 9番。 141 ◆9番(山口春美) 私たちのほうには役員のなり手もなくて大変だという声は盛んに届いているんですが、届いていないということは驚きですね。やっぱりみんなの課題です。お金の管理も含めてとても困っているということです。  ということで、そういう問題もありつつ、全国では若者向けの入居緩和をした住宅をつくったり、あるいは、所得を緩和した住宅をつくったりという、さまざまな試行錯誤がされているようです。西三河の中でも全くないわけではないんですが、通告も出しましたので、担当の課長は一生懸命調べていただいています。西三河の状況をまず教えてください。 142 ◆建設部長(中村正典) 議長、建設部長。 143 ◆議長(鈴木みのり) 建設部長。 144 ◆建設部長(中村正典) まず、所得制限緩和ができるというところら辺については、平成5年度に特定優良賃貸住宅の供給促進に関する法律というものがございまして、それに基づいた住宅を建築したということで、碧南にはこういったものはないということでございます。現在、近隣でお聞きしているのが刈谷市と岡崎市、それから田原市ということでお聞きをしております。 145 ◆9番(山口春美) 議長、9番。 146 ◆議長(鈴木みのり) 9番。 147 ◆9番(山口春美) 3期のほうは一般公募も一部始まるように、現在の入居者もお部屋も決まっています。まだ未完成で何も形はないんですが、お部屋も番号も決まっているんですね。ここで終結してしまうなんて捉えるとこっちが不要論が発生してくるので。でも、実際には市営住宅に入りたい人、これからも本当に応募の率も高くなっています、競争率も高くなっているので、90戸そのままやるとなると市長が多分ブレーキを踏むんじゃないかと思うので、若者住宅だとか、こういう所得緩和をした部分も組み入れてやっていくことも全然なしですからね、碧南市は。そういうために雇用促進に2万円台のものをやったらどうかということで提案もしたんですが。国はそれ相応の補助金は、半分国の補助金で半分市債でという形で宮下もやっていて、市内で最大の180戸の住宅になるわけですけれども、これから住宅がほしいという今応募されている皆さんの代替措置にもなるし、吹上住宅が階段ばかりで、これはどうしても改装しなければならなくなってくるので、それの代行としても必要性があるので90軒は絶対必要ですよ、市長。絶対にここに唾をつけておとめにならないようにしていただきたいというふうに思います。ぜひこれらの検討も今後の計画の中でちゃんと出していただいて、どういう自治会対策だとか、弱い人だけで集中するんじゃなくて、バランスよく180戸のまちとして構成が立つようにしていくのか、これも組み込んでいただきたいと思います。  確認しますけれども、包括センターは現在の設計図には入っていましたか。3期設計図はもらっていませんが入っていましたかね、確認します。90戸ということで、よもや私たちにやるやると言ってきたことを御破算にしていませんね。 148 ◆建設部長(中村正典) 議長、建設部長。 149 ◆議長(鈴木みのり) 建設部長。 150 ◆建設部長(中村正典) 今の集会所と包括センターの件でございますが、現在の設計の中に既に入れてございます。この計画につきましては、12月議会の部会のほうで説明させていただきたいと思っております。建設については、これは単年度でできるということでございますので、現段階では来年度の整備予定ということでございます。 151 ◆9番(山口春美) 議長、9番。 152 ◆議長(鈴木みのり) 9番。 153 ◆9番(山口春美) 100戸以上ということなので、今90なものだから、包括を入れたということはこっちにも希望がうんと、光が差してきたということ。こっちを含めて100軒以上になっていくから、その基準をクリアするためになったというふうに前向きに受けとめていいですね。 154 ◆建設部長(中村正典) 議長、建設部長。 155 ◆議長(鈴木みのり) 建設部長。 156 ◆建設部長(中村正典) 現在の包括の考え方と以前の考え方は異なっておりますので、現在は地域で使っていくという考え方のもとでやっております。これが宮下住宅の次期計画とリンクしていくということではございませんので、よろしくお願いします。 157 ◆9番(山口春美) 議長、9番。 158 ◆議長(鈴木みのり) 9番。 159 ◆9番(山口春美) そうしますと、次の5番目ですが、若者住宅もない、新築家賃には資産のある方、一定のお金を持ってみえる若者や、新しい住宅をつくる方には50万円弱の補助金が出るんですが、若者が恋をして結婚していこうと思ったときにおうちがないと、5万円、6万円の民間家賃に入らなければならないんですが、ここに若者の家賃補助をやっていくということ、全国各地でこれもやっていますよね。主に過疎対策ですけれども、そうじゃないところもやっているんですが、その実態把握はされてみえるでしょうか。ぜひこれも市長、若者対策ということで、スケートボードやビーチコートで呼ぶのもいいですけれども、実際の生活を維持していく、とりわけ派遣や非正規労働がふえている中で、民間家賃の重さというのはあると思いますので、それはぜひ検討していただきたいと思うんですが、所管としては把握していますか。 160 ◆総務部長(金沢宏治) 議長、総務部長。 161 ◆議長(鈴木みのり) 総務部長。 162 ◆総務部長(金沢宏治) 現在、若者世帯には限定をしておりませんが、新築住宅建設促進補助金を実施しております。この補助制度につきましては、碧南市の定住に効果があると考えておりまして、現在、継続実施をしているところでございます。  したがいまして、今御提案をいただきました若者世帯の経済支援ということについては、家賃補助制度を考えてはおりません。これは他市の例ということで今御質問がありましたが、県外であったんですが、平成27年、28年ぐらいに関西のある都市でこういった新築住宅、新婚世帯を対象に実施をしたということは聞いておりますが、そのときは周辺の市の中である市が単独でやったら、そのときには限定的には効果があったと。それを近隣市がやはり同じような制度を導入したところ、やっぱりそれが効果が薄くなってしまったというようなことは聞いておるところでございます。それもいろいろ原因があろうかと思いますが、まず、碧南市としては、先ほどちょっとお話もありましたが、ビーチコートやスケートボード、こういった若者が魅力を感じる交流ができるような事業施策を積極的に展開していくということと、まずは働く場の確保ということもございまして、今、北部のほうには工業地帯も考えております。こうした事業を展開していって、若者が魅力を感じる碧南市の創出を考えていきたいというふうに考えています。
     以上です。 163 ◆9番(山口春美) 議長、9番。 164 ◆議長(鈴木みのり) 9番。 165 ◆9番(山口春美) 市長はそろばん勘定が物すごく得意なので、償却資産の税金をいただけるから補助金として上げて、ほぼ行ってこいになるから。しかも、活性化してもっと税金が入るようになるからということでやられている施策も、新築家屋もそうですよね、固定資産税でとれるから50万円あげておいても後から損はないよという考え方だと思うの、市長、無駄なことは絶対やらないんだから。そうしたら、若者の人たちが共働きでお二人で新婚で碧南の民間住宅に入っていこうとした場合に、課税世帯じゃないですか。例えば2万円を2年間とか3年間とか、いろいろやり方があると思うんですが、市独自でこうやって誘導して来ていただけるような施策をやって税金が入れば、もちろん取り戻すことができるし、とにかく碧南市は若い人たちに来てもらって今後の人口をふやすということでは必要な自治体ではないでしょうか。  2040年構想というものを国が打ち出しましたけれども、私もこの間、自治体学校へ行って一生懸命勉強してきました。西三河の9市の中で、知立と高浜は現状よりも2040年、今から20年先、人口がふえると。碧南市が20%までの枠、10から20までの、さっき言いましたが。ということもあって、また後でも言いますね。それはほかっておくことのできない若者対策を打っていかないかんの。ほかはないじゃないですか、ビーチコート、スケートボード以外に。実質やっぱり生活がいっぱいいっぱいですものね、若者は。ぜひこれも早急にやっていく。よそでやっていないわけじゃない。特殊な1例を挙げられましたけれども、全国でやっていますよ、若者家賃補助というのは。ぜひ検討いただいて、次の市長の政策にもしていただきたいというふうに思いますので、これは要望しておきます。可能なわずかな財源でできることだと思います。  次に、2番目に、高齢者が車を運転できなくても安心して暮らせるまち、碧南市にしていきたいという、この問題に入ります。  私の知り合いに70歳を超えた御夫婦がおられまして、今まで夫の運転でどこでも行き、仲よく生活していましたが、ことしの6月に御主人が脳内出血で二度と今後車が運転できない身になってしまいました。運転のできない奥さんは、市民病院に入院した夫の見舞いにも、その後、市外のリハビリ病院に転院しても行くことができなくなってしまいました。改めて碧南市のくるくるバスなどの不十分さを痛感しました。碧南市内の高齢者にとっては、とても他人事とは思えません。高齢者はふえていき、やがて高齢のために免許証返還をしなければならなくなるでしょう。  碧南市では、全国でも西三河でも早い時期にくるくるバスを実現し、その後20年間、市内を八の字に巡る4台のバスの基本は変えずに現在まで来ています。しかし、今の状態は、青色、緑色は1日5便、市役所から市役所までの半円部分北側は1時間半、南側は50分で回っています。八の字回りと昼休みでの便の間隔は1時間40分から3時間も待たなければならない便もあります。オレンジ部分は市役所から市役所までの北回り、南回りとも約30分で一巡し、8便あります。紫も30分で4便で、これは、青、緑の中に1本ずつ入っています。市民からは、せめて30分か1時間ごとに1本走らせてほしいとの声が上がっています。特に緑と青の外周コースのバスをふやし、運転手さんも若い人を確保して南北を分断し、市役所や市民病院で乗りかえるなど、実現することはいかがなものかと私どもは提案をさせていただくんですが、こういった1つの案も含めて、現在のくるくるバスの拡充、とても3時間に1本ということでは生活に使えませんので、買い物や病院など、外出できるようにしていただきたいというふうに思いますが、前回の6月議会でも、新美交陽議員にもちっちゃなバスで走らせるみたいなことを検討するというふうに言われましたので、その後どういう検討が進んでいるのか、先日もアンケートをとってみえたので、その結果も踏まえてじっくりとお答えください。 166 ◆経済環境部長(永坂智徳) 議長、経済環境部長。 167 ◆議長(鈴木みのり) 経済環境部長。 168 ◆経済環境部長(永坂智徳) くるくるバスの拡充という御提案でございますが、全体の利用者数が減少傾向にあるといった状況がございまして、昨日の22番議員の一般質問にもお答えしましたとおり、現在利用状況を把握しながら、車両の種類や新たな交通システムなどの調査研究を始めたところでございます。 169 ◆9番(山口春美) 議長、9番。 170 ◆議長(鈴木みのり) 9番。 171 ◆9番(山口春美) 調査研究って、何も示していただけなかったんだけど、少なくとも西三河の中で近場のところ、知立市は同じような面積の中でも5コース5台で10便から12便走っています。刈谷市は6コースで5から8便、安城は9コースで7から14便、高浜でも5コースで7から12便、西尾市は4便で、これはデマンドタクシーなんかも取り込み、西尾や吉良行きのものなんかも含めているので、5便から10便ということでいえば、特に青、緑は4台しか車がなくて5便ですものね、外回りは。これはとても少ないというふうに思いませんか。過疎地はいいよ。でも、一応まちですから、まちの中であちこち医療機関や買い物に行こうとすると、とても3時間では自分の1日の生活のやりくりはできないというふうに思いませんか。 172 ◆経済環境部長(永坂智徳) 議長、経済環境部長。 173 ◆議長(鈴木みのり) 経済環境部長。 174 ◆経済環境部長(永坂智徳) 6月市議会の一般質問におきまして、16番議員の質問を受け、くるくるバスにつきましては、今後、利用状況などを把握しながら、よりよい運行方法を考えていくと御答弁申し上げました。  それを受ける中で、今回、詳細なアンケート調査を実施しております。これまで商工課におきまして、年に1回、乗降客数調査というものを行っておりましたが、この調査は、具体的には乗車人数、降車人数、また、乗ってこられた方の性別、高齢者か障害者か否かというようなデータの収集だけでございましたので、細かな利用者の特徴を把握することができなかったということがございます。そういった部分がある中で、今回はより詳細な利用状況の実態を把握するということで、各くるくるバスに職員が1名乗車をしまして、アンケート調査を直接乗られた方に配布をして御記入いただいて回収をするという形をとりました。  なおかつ、調査期間は8月24日から30日までの1週間、全てのコースで調査を実施いたしまして、その期間中に乗られた方については1回のみ回答してもらうと。例えば複数回数乗られた方については、1回だけの回答で結構ですということでお断わりをする中で、実際に利用してみえる方の実態を把握したいということでございます。調査項目につきましては、世帯構成や利用目的及び頻度、世帯での自動車並びに御自身の自動車運転免許証の保有状況などもお尋ねする中で、609名の方から回答を得ております。ただ、細かな分析については、まだ取りまとめができていないという状況でございます。この調査は、新美交陽議員にもお答えしましたが、これからいろんな交通手段を考えていくということで、その基礎資料の1つとして公開は考えておりませんので、よろしくお願いします。 175 ◆9番(山口春美) 議長、9番。 176 ◆議長(鈴木みのり) 9番。 177 ◆9番(山口春美) 1週間の間に600枚もとられたということは、なかなかすばらしいなと思うんですが、残念ながら、けちをつけるわけじゃないですけど、あなたの御要望はなんですかというのは一言も書いていないんですよね。だから、客観的な状況を聞くだけで、どんな御要望か実際に使っている人たちの間にあるのか、椅子がほしいのか屋根がほしいのか、間隔が遠いのか、そういった聞く耳はなかったです、残念ながらアンケート用紙にはね。私たち、今度は聞く耳を持ったアンケートをやらせていただきたいと思います、600も集まるかどうかわかりませんが。こうやってテーマにはなっていると、何らかの形で改善しなければ。いつごろまでに着地をするんですか。ぐだぐだいつまでもやっておってもらってはだめなので、今年度中検討し、一定の私たちの提案も含めて、八の字にとらわれず丸で休みなくぐるぐる、時間ごとに来るというのも含めて。来年度4月からスタートという形でやっていただけると一番いいんですが、大体いつごろの着地ですか、実施はいつ? 178 ◆経済環境部長(永坂智徳) 議長、経済環境部長。 179 ◆議長(鈴木みのり) 経済環境部長。 180 ◆経済環境部長(永坂智徳) 8月30日の金曜日でございますが、中部国際空港島に整備をされましたAichi Sky Expoの開業記念式典におきまして、自動運転技術レベル4という日本最先端の実証実験を目の当たりにしてまいりました。このような自動運転技術の進展というのも目まぐるしくあるということと、あと、民間企業主体の新たなオンデマンド型の交通の提案も非常に多くありますので、そういった部分にも注視をする中で、車両の種類や運行形態など、あらゆる可能性について調査研究を進めてまいります。  また、先ほどのアンケートでございますが、基本的には利用目的というか、どういったところへ行かれるかというところは聞いておりますので、その中で、大まかではございますが実際の利用者の特性については把握できるかなというふうに思っております。  なお、具体的にいつまでにということは、まだこれで調査研究の基礎資料を集めるというアンケートを始めたところでございますので、ひとつ温かく見守っていただきたいと思います。よろしくお願いします。 181 ◆9番(山口春美) 議長、9番。 182 ◆議長(鈴木みのり) 9番。 183 ◆9番(山口春美) 未来のはるかかなたに持っていかないように、現実的な、そう難しくないですものね。1つずつ試しながらやっていくということで、ぜひ早急に、来年度中には何らかの動きが出るように期待しています。  3の高齢者へのタクシー券の支給ですが、きのうの磯貝議員の答弁では冷たい返事でしたけれども、各市の状況は当然把握してみえますよね。まずは披瀝してください。 184 ◆健康推進部長(杉浦秀司) 議長、健康推進部長。 185 ◆議長(鈴木みのり) 健康推進部長。 186 ◆健康推進部長(杉浦秀司) 各市の状況ということでございます。西三河9市では、5市が何らかの形でタクシー券の支給をしているというのが状況でございます。 187 ◆9番(山口春美) 議長、9番。 188 ◆議長(鈴木みのり) 9番。 189 ◆9番(山口春美) いろいろあって、物すごい年齢を高く設定しているところもあればそうでないところもあって、例えば1つは、蒲郡では70歳以上が年間24枚、高齢者3,198人が利用していると。人口規模もありますが、結構利用の高いのは蒲郡でした。これを含めて、ぜひくるくるバスがしばらく宇宙の果てまで行っちゃうのかもしれないし、早く高齢者タクシーについてはその気になればすぐやれるので、お風呂の券ともども、36枚といきたいところですが、これを65歳以上に配っていただいて、使わなければ使わないで終わるもんね、それは回さないということにしておけば、使わない人は使わないので、申請主義でも、車が運転できないとかという方でもいいので、ぜひ実現していただくように求めておきたいと思います。  そして、4番目に、高齢者の外出を援助する事業の状況について、きのう、市長は答えられましたけれども、外出支援サービス、有償搬送サービスということで言われましたけれども、残念ながら登録しなければ使えないんですが、たったの5人、外出支援、市長。それから、有償搬送サービス、碧南で7人の西尾で3人、合計、合わせて10人ということでした。その方が頻繁に使ってみえるので件数としては40件とかになるんですが、それにしても、対象の枠に入るようなものではないんですが、これ以外に制限もあるんですよ、足がだめとか、いろんな制限があるので、一般の買い物に行けるような人たち、お医者さんにきょうは行きたいなというような人たちは、これは使えないですよね。そのほかの、これを間口を広げて拡充するというのもよし、やれないんですか、市単の制度ですよね、だからやれると思うんですが、いかがですか。外出支援は民間さんがやってみえるのでだめかもしれないけど、もうちょっとこれを、間口を広げて充実させるということもできるのではないかと思うんですが、研究していただきたいんです、5人で終わらせず。 190 ◆健康推進部長(杉浦秀司) 議長、健康推進部長。 191 ◆議長(鈴木みのり) 健康推進部長。 192 ◆健康推進部長(杉浦秀司) 外出支援事業、あるいは、福祉有償運送事業のことであります。施策として、ハンディキャップを持たれている方、あるいは、くるくるバスというのは自動車に乗られない方、中には高齢者といえども全ての方が免許証を返納されるわけではありません。そういう中では、昨日も御答弁させていただきましたが、衝突安全装置、あるいはブレーキの踏み間違え、いろんなそれぞれ状況をもって高齢者の方も過ごされてみえると思います。幾つかそれぞれバランスをとった施策を展開する中で、それを利用していただければと思います。福祉有償運送事業については、要支援あるいは要介護あるいは身体的なハンディキャップ、そうした中で判断をしておりますので、当面少ないという話もあります。今でもPRはしておりますが、民生委員の方も毎年実施する実態調査の中でも案内を、あるいは訪問されたときにも案内をというぐあいにされております。引き続きこういった制度がありますということについては、広くPRを図ってまいりたいと思います。  以上です。 193 ◆9番(山口春美) 議長、9番。 194 ◆議長(鈴木みのり) 9番。 195 ◆9番(山口春美) さまざま、くるくるバスは早かったけれども、今じゃよそに追い抜かれていると。たすきに短し、帯に短しのこういう中で、今、ホットアイという会員制のボランティアの方々が送迎をしていただいています。私の周りの高齢者の方々は口伝えでその情報を聞いて会員になって使うということですが、この中心となってみえる方も80歳を超えてみえるし、運転手の方も高齢者ばかりで、なかなか運転手の方の確保もできないということでした。白タクなのでいろいろ制限がかかるんですが、最近では島根県のほうで、特区をとって白ナンバーでも巡回バスができるようなこともやってみえるようですけれども、こういう努力のもとで足らない部分を御協力いただいているのに、市は全然知らないでいるというのもだめなので、もうちょっと5人の外出支援サービスのところの垣根を低くしていただくなり、新たに何らかの形で制度を立ち上げるなどして、デマンドをやると言われましたけれども、まだまだしばらくかかると思うので、それらをぜひ研究して早期に実現していただく、来年度予算が今から組まれますので、わずかなお金です、どれもね。くるくるバスだって今4,000万円ですから、倍にふやしてやっとですよ。ぜひくるくるバスの経費、各市のやつを知ってみえたら披瀝していただきたいと思うんですが、うんとお値打ちにやってもらっているので、これを倍にふやして、バスもふやしてやっていくということを踏み切らないと、部長、市長。安いのでいつまでも甘んじてはいけないので、もしわかれば経費がどのぐらいなのか教えていただけたら、よそが。わからなければいいですよ。 196 ◆経済環境部長(永坂智徳) 議長、経済環境部長。 197 ◆議長(鈴木みのり) 経済環境部長。 198 ◆経済環境部長(永坂智徳) 刈谷市が2億円、安城市が1億5,000万円程度、西尾市が3,500万円、知立市が5,600万円、高浜市が2,400万円でございます。 199 ◆9番(山口春美) 議長、9番。 200 ◆議長(鈴木みのり) 9番。 201 ◆9番(山口春美) それじゃ、知立市並みに目指して5,600万円、ぜひお願いします。  それでは、3つ目の子育てしやすい碧南市のためにということで、もう一つ足らないところが子育て支援だと思います。市長はきょう、見てみたら、市長のC・Sメッセージの中で、動画で、7市の中で碧南市が1位だ、2位だ、3位だということで、大変遠慮ぎみに動画を見てきました。でもそんなレベルじゃないので、全国1位、愛知も1位というところで目指していただきたいです。  先ほど言いましたけれども、2040、国の構想では、このように碧南だけが10から20減員するでしょうというところで1市だけ入っています。あと、残りはプラス・マイナス・ゼロか10ということで、豊田、西尾、みよしが入っており、ふえていくでしょうというのが岡崎、安城、知立、高浜、幸田というふうになっています。国の言うことはいいかげんだとは思います、うのみはしませんけれども、でも、1つの資料としては、ここだけ名指しで書かれているんだから、やっぱり人口が減るんだという危機感は持ったほうがいいと思う。そして、そのために、まずは今から20年ですから、ちゃんと手を打っていくということが必要だというふうに思いますが、これ、正確に教えてください、執行部としての見解を、2040。 202 ◆総務部長(金沢宏治) 議長、総務部長。 203 ◆議長(鈴木みのり) 総務部長。 204 ◆総務部長(金沢宏治) 今御質問のあった資料につきましては、総務省が公表いたしました自治体戦略2040構想研究会の報告書の内容であります。  この人口推計につきましては、国立社会保障・人口問題研究所が実施いたしました日本の地域別将来推計人口が使用されておりまして、この推計結果では、2015年、平成27年時点の碧南市の人口7万1,346人で、2040年の人口が6万3,800人と推計をされており、質問者がおっしゃったとおり、10%から20%の枠におさまる自治体ということになっておるということです。  確かにこの人口推計は平成27年の国勢調査をもとにつくられておりまして、平成27年時点では碧南市の人口も減少傾向でありましたが、昨日の14番議員さんの質問にも細かく数字でお答えをしておるとおり、平成28年からプラスに転じております。この推計は今の碧南市を正確に反映しているものではないのじゃないかなと思っております。  具体的にこの乖離を申し上げますと、2020年人口は7万457人となっておりまして、ことしの7月時点では7万3,203人ということで、既に2,700人以上の乖離が生じておるということは確認をしております。  こういった一定の期間を捉えての指標におきましては、マイナス10%ということが公表されておりますが、質問者がおっしゃるとおり、この数字にとらわれるだけではなく、全体を通じて常にあらゆる動向を検証していく必要があると考えています。  以上です。 205 ◆9番(山口春美) 議長、9番。 206 ◆議長(鈴木みのり) 9番。 207 ◆9番(山口春美) 国の総務省のことは信用していませんよというお答えでした。実際に雇用促進の家下と平山が満タン状態になっていることも、160件に2人ずつ入ったとしたって320人、家下だってその前から空き家はなかったですけど、それでもやっぱり500人近くは影響があるので、そういった要因もあるんでしょうね、外人がふえたというのは。それにしても、安心して子供を産み育てられる施策が必要だというふうに思います。  市長は、かつて東海市の市長さんだと思うんですが、何かの会議のときにそばで耳打ちされて、不妊治療をちゃんと充実すると人口がふえるよと言われて特定不妊治療の助成をやられたということなんですが、今度、その東海市が24歳の大学生まで、入院費だけです、入院費なんていうのは本当に少しで済んじゃうので、あの大きな新聞記事と比べると、市民の皆さんや国民の皆さんがどれだけわかるかわからないけど、わずかなお金でできることですよね。だから、そういうふうに打ち出しました。たしか東海市だと思ったんですが、それも含めて間違っていたら是正していただいて、先輩の東海市から打診されてやった不妊治療について、安心して子供を産み育てられる施策というのは何か考えておみえなんですか。 208 ◆健康推進部長(杉浦秀司) 議長、健康推進部長。 209 ◆議長(鈴木みのり) 健康推進部長。 210 ◆健康推進部長(杉浦秀司) 子供の医療費の助成、確かに先日新聞のほうで東海市が大学卒業までというような形で医療費助成をというのが出ました。それぞれ自治体においては状況もある。東海市には2つの大学がたしかあったというぐあいには記憶しております。いわゆる高校生までの医療費の無料化については何度も質問をいただいております。答弁が一緒になってしまいますが、近隣市と比較して決して劣っているわけではございません。標準的な状態にあるというぐあいに認識しており、現時点でこれ以上拡大をする考えはございません。  以上です。 211 ◆9番(山口春美) 議長、9番。 212 ◆議長(鈴木みのり) 9番。 213 ◆9番(山口春美) 大学までやれとは言っていないんですよ。高校まで通院、入院、両方しっかりやりましょうということで、半田市さんが来年度からやると。きょうの朝刊では、刈谷市さんが一般質問の中で来年度からやりますと。通院、入院についてどうなるのか、短い記事でしたのでわかりません。安城が入院までと、もう全部囲まれていますよ、高浜市さんは除いてね。エアコンじゃないけれども、みんなが決意したときになかなか踏み切らずに小学校3年生までとかいっているものだから、ちゃんと胸を張ってエアコンは実現できましたと、きのうも言われなかったので残念だなと思ったんですけど、いつまでも後々でくっついていくなんていう状況じゃないでしょう。13億円、ふるさと応援基金が6億円に達して、この年度までに。全国7位で、県内は7位だったかね、新しい財政力指数が。それで、半田市さんは、念のために言っておきますが、制限税率に1億円以上のところに限って、段階税率ですが最高税率にしているんですよ。こういうのも参考にしながら、制限税率にしてここまでやるのかと、昔からやっていたんですけどね。そういうのも参考にしながら。何で碧南だけが豊かな財源を指を加えて市民が見ている、ほかと一緒ですと言って。ほかと一緒じゃ絶対だめ。15%から減ると言われているし、信用できん数字ですけどね。でも財政力もあるし、踏み切るでしょう、市長、来年度から。あるいは、いいよ、10月からでも。 214 ◆市長(禰宜田政信) 議長、市長。 215 ◆議長(鈴木みのり) 市長。 216 ◆市長(禰宜田政信) 高校生までの件等について、高校生、多分入院費用は出すというやつだと思うんですけど、通院も出すんですか。ですから、高校生、出しますね。だけど、大学に行くときに外へ出ちゃうんですね。そういうようなこともございまして、なかなか費用対効果が出てくるかどうか、ちょっと私、疑問なところがありまして、今考えているところです。 217 ◆9番(山口春美) 議長、9番。 218 ◆議長(鈴木みのり) 9番。 219 ◆9番(山口春美) 4期目も挑戦されるかもしれないし、しないかもしれないし、みんなに聞くと、市議会にも聞かれたということなので、無投票を何回も繰り返しちゃいけないというふうに思います。これを大きな政策の柱にしていただいて、子育て、高齢者、若者対策、ぜひみんなで進めていきたいと思いますので、よろしくお願いします。終わります。 220 ◆議長(鈴木みのり) 以上で、山口春美議員の一般質問を終わります。  この際、昼食のため暫時休憩いたします。                            (午前 11時 35分 休憩) ───────────────────・・───────────────────                            (午後 1時 0分 再開) 221 ◆議長(鈴木みのり) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  次に、加藤厚雄議員の一般質問を許します。 222 ◆4番(加藤厚雄) 議長、4番。 223 ◆議長(鈴木みのり) 4番。 224 ◆4番(加藤厚雄) 公明党の加藤厚雄でございます。  通告書に基づいてと言いたいところですけれども、年月日が違いますので、そちらだけ一番最初に。(1)の2017年というのが、平成28年は2016年でしたので、その訂正をお願いしたいというふうに思います。  きょうは自転車のことのみで質問させていただきますので、自動車ではなく自転車でありますので、よろしくお願いしたいかなというふうに思います。  私も自転車の質問をするならばということで、きょうは自転車で自宅から来ました。議員になって8年目ですけど、まだ3回しか来ていないね。何か聞いたところによると、安城市長も自転車で市役所まで行っているというのを聞きますし、また、ちょうど自転車活用推進法の中にも目的と理念の中の一部に災害時のときの移動手段としてもいいとかと書いてあったんですけれども。きょうが北海道の胆振地方の、例の北海道全道が停電したブラックアウトからちょうど1年目なんですけれども。災害時にも有効、災害時に有効かなと思うんですけど、瓦れきでパンクするんじゃないかなと思ったんだけど、パンクしないような工夫も1個は必要ではないのじゃないかなというふうにも考えています。  そして、今問題になっているのが、自転車を利用する方というのは、大体二十未満の方の確率が非常に多くて、また、小中学生が事故を起こして、高齢者と接触事故で高齢者に障害とか死亡とか、いろんなことがあったりして。裁判所の判例だと、その小学生の親に9,500万円ぐらいの損害賠償が出ているとか。結局、損害賠償があっても、ないものは払えませんので、結局は被害者がそのお金を受け取ることができないと、こういうような状況になっていて、(1)自転車保険加入の促進について、先ほど言いましたように、平成28年、2016年12月に自転車活用推進法ができて、その中で、いろんなこれをやったほうがいいんじゃないかなという提言がいろいろ盛り込まれています。そして、その法の後に法に基づく推進計画というのが出てきて、それによると、各自治体の義務とか設置、いろいろありますけれども、要は法律による保険加入の義務化について検討を進めるよう、方針が明記されていると、こういうことでありますので。それから3年たっていますので、碧南市のほうも地方自治法の努力義務なのか義務なのかわかりませんけれども、自転車活用推進法の第4条と第11条にはそれを推進するようにというふうにうたってありますけれども、碧南市の推進状況をお聞きいたします。 225 ◆市民協働部長(鳥居典光) 議長、市民協働部長。 226 ◆議長(鈴木みのり) 市民協働部長。 227 ◆市民協働部長(鳥居典光) 平成29年5月1日に施行されました自転車活用推進法でございますが、自転車は環境に優しく、先ほど質問者もおっしゃられたとおり、災害時においても機動的であり、健康増進、それから、交通混雑の緩和に役立つなど、経済的、社会的な効果が期待できることから、自転車の活用を総合的、計画的に推進するというものでございまして、自転車専用道路の整備、それから、路外駐車場の整備、健康の保持増進、災害時の有効活用体制の整備、観光来訪の促進などの施策を重点的に区域の実情に応じて検討、実施するものとされております。  碧南市におきましては、自転車活用推進条例とか自転車活用推進計画、ともに着手できていないという状況でございますが、碧南市の実情を踏まえる中で、近隣市の状況も含めまして調査研究をしてまいりたいと考えております。 228 ◆4番(加藤厚雄) 議長、4番。 229 ◆議長(鈴木みのり) 4番。 230 ◆4番(加藤厚雄) 調査研究もいいですけれども、しっかりとその辺のことを検討して前に進めないと、そういったことも非常に起きてきますので、やってほしいなと思います。  それと、附則の第3条については、損害賠償に対する保険の義務化をしっかりと考えるようにというのをうたってありますけど、この件についてはどうなっているでしょうか。
    231 ◆市民協働部長(鳥居典光) 議長、市民協働部長。 232 ◆議長(鈴木みのり) 市民協働部長。 233 ◆市民協働部長(鳥居典光) 自転車活用推進法の附則がついておりまして、まず、政府が自転車活用推進を担う行政組織のあり方の検討、必要な法制上の措置を講ずるものということで第1条がうたってありまして、第3条としまして、これは検討事項ということになっておりまして、政府が自転車の運転に関しての道路交通法違反行為への対応のあり方及び自転車の運行により人の生命等が害された場合の損害賠償保険制度について必要な措置を講ずるものということがうたってあると認識をしているところであります。 234 ◆4番(加藤厚雄) 議長、4番。 235 ◆議長(鈴木みのり) 4番。 236 ◆4番(加藤厚雄) ですので、必要な措置を講ずるように検討をしっかりしてほしいかなというふうに思います。  そして、自転車活用推進法を各県や政令指定都市や近隣市で制定した自治体の状況をお聞きいたします。 237 ◆市民協働部長(鳥居典光) 議長、市民協働部長。 238 ◆議長(鈴木みのり) 市民協働部長。 239 ◆市民協働部長(鳥居典光) 愛知県内では知多市が平成28年4月1日、名古屋市が平成29年4月1日、豊川市が平成30年4月1日、長久手市が平成30年12月25日、それから、東海市が平成31年3月29日、豊橋市が平成31年4月1日に施行しておりまして、以上6市の制定を確認しております。  なお、豊田市が令和2年4月1日施行を目指しまして制定を検討しているとお聞きしております。 240 ◆4番(加藤厚雄) 議長、4番。 241 ◆議長(鈴木みのり) 4番。 242 ◆4番(加藤厚雄) 各市において、自転車との接触の事故が減っているわけではなくて、また、最近少子高齢化で高齢者の方も非常に多い。医学が発達したおかげで私どもも長く生きていることもあるんですけれども、逆なことをいうと、昔であればそんな高齢者が道に出て、道路に出て、歩いていない人まで数が昔に比べるとふえているということですので、しっかりとこの辺の対策を練らないと、事故が起きてからでは遅いんじゃないかなというふうには思います。  次のエ、碧南市の自転車事故の状況とその事故の対策及びその周知、自転車事故なもので統計がないかもしれませんけれども、分かる範囲で。 243 ◆市民協働部長(鳥居典光) 議長、市民協働部長。 244 ◆議長(鈴木みのり) 市民協働部長。 245 ◆市民協働部長(鳥居典光) 碧南警察署交通課へ確認をしましたが、自転車に特化した統計はとっていないということでございました。市に提供されているのは自転車対車両の事故発生件数のみで、平成30年中は52件でありました。また、令和元年の自転車乗車中の事故による負傷者は、7月末現在で38人とのことでございます。自転車が関係する事故が多く、地域から要望のあったところには、自転車もとまれや自転車事故多し、スピード落とせ等の看板を設置し、注意喚起をしております。 246 ◆4番(加藤厚雄) 議長、4番。 247 ◆議長(鈴木みのり) 4番。 248 ◆4番(加藤厚雄) それでは、次のオ、自転車の安全教育についての取り組みをお聞きします。 249 ◆市民協働部長(鳥居典光) 議長、市民協働部長。 250 ◆議長(鈴木みのり) 市民協働部長。 251 ◆市民協働部長(鳥居典光) 碧南市では毎年、愛知県自転車モーター商協同組合碧南高浜支部に依頼し、児童生徒の自転車点検を実施しております。今年度は西端中学校、中央中学校、大浜小学校等で実施いたしました。また、小学校3年生を対象に明石公園で自転車の安全な乗り方の交通教室を開催しております。その後、碧南交通安全協会が各小学校の校庭にて、子供自転車安全教室を開催しております。さらに、中学生、高校生には自転車の正しいルールについてのリーフレットを新1年生を対象に配布しております。  自転車大会の話をいたしますと、西端小学校のチームがことし7月22日月曜日にポートメッセなごやで開催された第54回交通安全子供自転車愛知県大会におきまして16年連続の優勝をいたしまして、東京ビックサイトで開催された全国大会に出場いたしました。西端小学校としましては今回で22回目の全国大会であり、平成27年度には全国準優勝をしております。このような取り組みも小学生の交通安全教育に役立つものと考えております。 252 ◆4番(加藤厚雄) 議長、4番。 253 ◆議長(鈴木みのり) 4番。 254 ◆4番(加藤厚雄) 交通安全教育、保険の加入はリーフレットを使ったと言っていましたけれども、要は、事故というのは巻き込まれる場合もありますし、歩行者が突然出てくる場合もありますし、そういうことを考えると、必ずしも安全運転教育が徹底されたからといって、対車、対人の事故がなくなるわけではないですので、そういったことを考えると、今言ったように保険の加入、市民の自転車保険の加入の状況とその周知について、今どのように、今の段階でわかっているのか、お知らせください。 255 ◆市民協働部長(鳥居典光) 議長、市民協働部長。 256 ◆議長(鈴木みのり) 市民協働部長。 257 ◆市民協働部長(鳥居典光) 保険の加入というのは任意の加入ということでありますので、市が把握することはできておりません。自転車安全整備店で自転車を整備した自転車には安全な自転車であるあかしとしてTSマークが張りつけられます。このマークが張りつけられた自転車には保険がつきますが、期間が1年であり、これを更新しない自転車利用者が多いと思われます。中学生、高校生に先ほど申しました配布しているリーフレットには保険加入を推奨する記載がございます。 258 ◆4番(加藤厚雄) 議長、4番。 259 ◆議長(鈴木みのり) 4番。 260 ◆4番(加藤厚雄) 保険加入の案内のリーフレットだけで何かあったときの損害賠償が出てくるというようなわけではないですので、だから、知多市、名古屋市、豊川市、長久手、東海、豊橋、来年の4月が豊田、やはりこれらの自治体は保険の義務化や、もしくは推進を条例としてうたっていると。(1)のタイトルがそのままキなんですよね。これの推進を何らかの方法で、市で条例をつくるなり、何らかの方法で保険加入の促進の取り組みを進めてほしいということですので、加入の推進についてお聞きをいたします。 261 ◆市民協働部長(鳥居典光) 議長、市民協働部長。 262 ◆議長(鈴木みのり) 市民協働部長。 263 ◆市民協働部長(鳥居典光) 現在、碧南市では特別な取り組みというものをしておりませんので、まずは啓発ということで、ホームページであるとか広報等に掲載していきたいというふうに考えております。 264 ◆4番(加藤厚雄) 議長、4番。 265 ◆議長(鈴木みのり) 4番。 266 ◆4番(加藤厚雄) これは部長に聞いていいのかどうか知らんけど、単刀直入に聞くけど、条例をつくる気というのはあります? 267 ◆市民協働部長(鳥居典光) 議長、市民協働部長。 268 ◆議長(鈴木みのり) 市民協働部長。 269 ◆市民協働部長(鳥居典光) 先ほど申し上げたとおりでありまして、近隣の状況だとかそういったものを把握しながら、まずは調査研究をしてまいりたいと考えております。 270 ◆4番(加藤厚雄) 議長、4番。 271 ◆議長(鈴木みのり) 4番。 272 ◆4番(加藤厚雄) 条例をつくる気があるかどうかというのは、部長に聞いてもしようがないね、政治的判断だもんね。市長のほうはどのように認識しているかというのを、ちょっと考えをお聞きいたします。 273 ◆市長(禰宜田政信) 議長、市長。 274 ◆議長(鈴木みのり) 市長。 275 ◆市長(禰宜田政信) 比較的碧南市の場合は条例をつくらないような風土があると。つくってめちゃくちゃ効果が上がるようなものについてはつくるでしょうけど、そうじゃないものは、比較的うちの担当者も含めて、以外とつくらない場合が多いですね。 276 ◆4番(加藤厚雄) 議長、4番。 277 ◆議長(鈴木みのり) 4番。 278 ◆4番(加藤厚雄) 例えば保険の義務化をしようというふうになると、根拠となる法律がないと義務化をしようといっても、それは非常に厳しいんじゃないかなと。そういったことを考えると、それは逆なことを言うと、将来的に条例を提案するのは市長だし、それを決めるのは議員だし、政治的な判断ですので聞きました。  つくらなければ、あんた、つくれと言えば、一遍つくってみるかという気がなきにしもあらずなんだけど、来年の4月までに間に合うかという部分があるわね、謙虚に話をすると。  次は、(2)北新川の駐輪場の無料化について。  これは、過去に1回、私は質問をさせていただきました。自転車活用推進法の中にも、何条かはちょっと忘れたけれども、8条に駐車場の整備と書いてあるんやね。だけど、これは自転車活用推進法なもので駐車場というのは駐輪場のことだというふうに認識していますけれども、その中にも駐輪場のことが、整備をするようにと書いてあります。だから、これの自転車活用推進法を決めるに当たって、私が先回聞いたときのことをもう一度申し上げると、これから検討するというふうに言いましたので、まず、その後の検討した状況をお聞きいたします。 279 ◆市民協働部長(鳥居典光) 議長、市民協働部長。 280 ◆議長(鈴木みのり) 市民協働部長。 281 ◆市民協働部長(鳥居典光) 平成31年3月の総括質疑でお答えしましたが、民間が有料駐車場を経営されていますので、市として無料駐車場の設置は考えておりませんということで答弁をさせていただいたと思います。  その後、駐輪場土地所有者の名古屋鉄道に確認をとりました。現在のところ、駐輪場運営が好調であるということでありまして、現状のままで変更する考えはないという回答でございました。 282 ◆4番(加藤厚雄) 議長、4番。 283 ◆議長(鈴木みのり) 4番。 284 ◆4番(加藤厚雄) だから、素朴な疑問で、何回も言うように碧南市の中には名古屋鉄道の駅が4つあって、新川と碧南中央駅と碧南駅があって、そこには無料の駐輪場があるんですよ。私も数字を覚えていないもので議事録を見ると、碧南駅が732台、借地料が160万円、これは当然財源は市から出ているわけで、碧南中央駅が764台で、概算で120万円、新川町駅が225台で、何でか知らんけど12万円余という、数字は多分これ議事録だから合っているというふうに思うんですけれども、碧南の市の財源がその3つの駅にはお金が出ているんですよ。だけど、北新川を利用するところにはお金が出ていないんですよ。民業圧迫とか、歴史的な背景もありますけれども、市民感覚からいうと、公共施設のあり方からいっても公平ではないし、平等ではないと。  しかし、駅の駐輪場の土地を借りるのに、市長、聞いています?駐輪場を借りるのに大体決まり事があって、条例か規則か、何らかの決まり事によって賃貸料を計算しているんですね。だから、北新川の賃貸料が例えば1,000万円かかるとかいうのはできない。そうなってきちゃうと、決まり事によって1坪年間1万円と、それを例えば1坪年間10万円払っちゃうと、逆に土地の所有者が、市に貸している人に公平さを欠くし平等ではなくなると。自分の土地は1坪、市が1万円でしか借りていないのに、何であそこの土地だけが1坪10万円で借りているんだと。だから、決まり事によっての金額しか立てないと。  そうなってくると、先ほど言ったように、北新川駅を使う人の公平さと平等を考えるか、土地を市のほうに貸している人の坪単価の計算だとか何かの公平さと平等を考えるかと。どっちを考えるかというのは職員じゃ判断できないんです。その判断をするのは市長なんです。政治家の仕事なんです。それに基づく根拠が何かといったら、その根拠がなければ条例をつくると。条例の中で駐輪場を整備して、基本無料にするとか、無料の駐輪場をつくるとかというものをつくると。それをつくると、どっちの公平さと平等をとるのかと。自転車を駐輪させる人の平等さをとるのか、先ほどの土地を貸す人、また、民業圧迫と、そういうのも踏まえてどっちをとるかというのを決めるのが政治ですので、だから、市長にお聞きしたいのは、どっちをとるんですかということを聞いているんです。 285 ◆市民協働部長(鳥居典光) 議長、市民協働部長。 286 ◆議長(鈴木みのり) 市民協働部長。 287 ◆市民協働部長(鳥居典光) まず、ほかよりもやはり高い借地料というわけにはいかないものですから、まずは名鉄さんのほうと交渉して、本当に貸してもらえないのかというところを交渉していきたいと考えておりますので、よろしくお願いします。 288 ◆4番(加藤厚雄) 議長、4番。 289 ◆議長(鈴木みのり) 4番。 290 ◆4番(加藤厚雄) 名鉄というのは公共交通機関というように公共サービスなんですね。だから、彼らも担当者は知りませんけれども、責任者とか取締役は公共交通の公共サービスをやっているところは、市がそういったふうに片方は無料で片方が有料というのはおかしいというのは当然わかるはず。線路の路線を買うとか駅の敷地を買うために、ここは普通の土地より高くて10倍したからここの区間だけは電車料金が10倍ですと、こんなことが通用しないことは公共サービスをやっている人なら重々わかると思う。また、それがわからない人だったら公共サービスをやる資質が疑われる。そういうことを考えると、交渉の余地はあると。それを全部にするのか一部にするのか。どっちの公平さと平等をとるかと。どっちをとるかというので、部長が答弁できるかといったら、それは市長が答弁するし、そういうのに財源を回してもいいかというのは議員も決めますので、だから、北新川を無料にするために中央駅とか碧南駅の2倍、3倍の賃料がかかってもそれを無料にしたほうがいいのか、2倍、3倍だったら今までのほうがいいのかというのは自分たちが決めることですので、だから、市長としてそういう意思があるのかどうかというのをお聞きできればお聞きしたい。 291 ◆市長(禰宜田政信) 議長、市長。 292 ◆議長(鈴木みのり) 市長。 293 ◆市長(禰宜田政信) 先ほども議員がおっしゃいましたけれども、それぞれの駅も歴史的経緯等があって、ここはさっきあったように名鉄が駐輪場を管理しているという事情があって、賃料を高くするのは条例でどうだかんだという話ですけど、そうなると、あらゆるところに及ぶと。例えば、碧南駅は自動車の駐車場がない、碧南中央駅は1日200円の駐車場があると、いろいろ条件が変わるわけ。そのかわり、北新川の人は刈谷だとか名古屋に近いんですよ、それから、運賃も安いとか、そういういろんな特徴があるわけで、それを全部一律の状態でやるというのが果たしていいかどうか。それをやることによって全てのことに及ぶ可能性があるので、ちょっとこれはもう少ししっかり考えないと結論は出ません。 294 ◆4番(加藤厚雄) 議長、4番。 295 ◆議長(鈴木みのり) 4番。 296 ◆4番(加藤厚雄) しっかりと考えてください。必ずしも北新川が刈谷に近いかどうかということは、自分は違うけど、例えば西端に住んでいる人からいったら、西端から自転車で北新川まで来るのよ。そこから考えると、逆に西端の人にとってみたら遠いかもしれないもので、近いからいいという理由はちょっと排除してもらって、きちっと検討して、どちらが公平でどちらが平等なのかというのをじっくりと考えていってほしいというふうに思います。  (3)、これは自転車つながりで、自転車の再利用と。毎年何台も多分衣浦のリサイクルセンターのほうに自転車が使わなくなったということで出てくるでしょうけれども、自転車の再利用だったら、直せる自転車を直して、今、リサイクルショップもあるけれども、台数が多ければ、そのまま無料で回収してくれる業者がおれば回収をして、日本は中古の自転車というのは売っていませんので、海外のほうに持っていってもらう、そういった制度がいいのかどうか。今までの中で、台数も少ないし、ばらして鉄を溶かす分、関係ないよといえばそれまでですし、一括して今いったようにアからウ、自転車の廃棄する手数料をとったって、職員がやっておれば手数料も出んでしょうし、そういったことを踏まえて、自転車がごみとしてどのくらい排出されているのかというのと、自転車を廃棄するためにお金がかかっているのか、かかっていないのか、そういった自転車を引き取ってくれるようなところがあるならば、海外の再利用についてどのように考えているかというのを一括してお聞きいたします。 297 ◆経済環境部長(永坂智徳) 議長、経済環境部長。 298 ◆議長(鈴木みのり) 経済環境部長。 299 ◆経済環境部長(永坂智徳) 自転車の廃棄でございますが、購入した店舗等で引き取っていただく以外は、各地区で現在実施をしております粗大ごみステーションに持ち込むか、クリーンセンター衣浦に直接持ち込むかのいずれかになるかと思います。粗大ごみステーションに持ち込まれた自転車についてもクリーンセンター衣浦のほうに搬入されておりますので、クリーンセンター衣浦に搬入されておる自転車の数を申し上げます。碧南市のみでの集計はされておりませんので、碧南市と高浜市を含めた数ということでお聞きいただきたいと思います。直近3年間の数値を申し上げますと、平成28年度が3,640台、29年度が3,753台、30年度が4,384台でございます。これら持ち込まれた自転車でございますが、それを破棄するための手数料ということなんですが、実際に全ての廃棄物の作業委託をしておりまして、自転車のみの廃棄手数料というのは実際に算出はしておりませんので把握はしておりません。あと、クリーンセンター衣浦におきましては、自転車の状態が比較的よくて所有者の了解が得られているものにつきましては、再整備をしてリサイクルプラザで販売をしております。直近3年間の実績を申し上げますと、28年度が382台、29年度が373台、30年度が352台でございます。これ以外の自転車につきましては、タイヤを除去するなど解体をして金属類として売却を行っております。  以上です。 300 ◆4番(加藤厚雄) 議長、4番。 301 ◆議長(鈴木みのり) 4番。 302 ◆4番(加藤厚雄) 碧南、高浜合わせての台数ですので、3,000から4,000、大体1割ぐらいがリサイクルと。廃棄するための作業委託というふうなもので、作業委託は違うものも一緒に解体とかをしているというふうなんでしょうけれども、だけど、9割ぐらいは解体もせなあかんし、作業をしなくちゃいけないもので、9割ぐらいの自転車がなくなれば作業委託の費用も半分になるとか、そういうのはざっくりわかりませんわね。 303 ◆経済環境部長(永坂智徳) 議長、経済環境部長。 304 ◆議長(鈴木みのり) 経済環境部長。 305 ◆経済環境部長(永坂智徳) 大変申しわけございません。細かな作業内容に、要は自転車だけの作業内容がどれぐらいかかっていて、その委託料が全体の何%かというのはちょっと把握しておりません。 306 ◆4番(加藤厚雄) 議長、4番。 307 ◆議長(鈴木みのり) 4番。 308 ◆4番(加藤厚雄) 自分もそういう細かいことを聞くよというふうな通告書にはなっていないのであれですけれども、だから、残り3,000台以上あるもんね。3,000台以上を廃棄するために頼んでいる作業委託が逆に3,000台減ったらどのくらいになるのか、減るのか減らないのか、全体だから逆に関係ないのか。しかし、それを売っちゃった利益も出るもので、逆にそっちのほうがいいのか。わかる範囲で数字はわからない? 309 ◆経済環境部長(永坂智徳) 議長、経済環境部長。 310 ◆議長(鈴木みのり) 経済環境部長。 311 ◆経済環境部長(永坂智徳) 売却の大まかな数字等も手元にありませんのでお答えできないんですけれども、ただ、議員おっしゃるみたいにリサイクル率が低いということなものですから、海外ということも踏まえて、一度ちょっと研究させてください。 312 ◆4番(加藤厚雄) 議長、4番。 313 ◆議長(鈴木みのり) 4番。 314 ◆4番(加藤厚雄) その辺も計算してみて、作業委託の委託の内容でどのくらいを占めるのか、自転車の解体が。別にパーセンテージとしては1%か2%で、3,000台の自転車の解体にそう時間はかからんと、ちゃちゃちゃとやって、逆に持っていってくれて非常に利益のほうが上回っているというふうであるならばそのまま続けたほうがいい場合もありますので、一度細かい数字というのを、衣浦衛生組合だもんね、また違うところで聞かなくちゃいけないということになるんでしょうかね。それかまた、細かいことがわかれば12月議会とか3月議会というやつもありますので、またしっかりと調べておいてほしいかなということを思います。  自分も議員になってここで一般質問をするのが30回目なんですけど、ちょうど。自転車だけ聞いたというのも初めてですので、自転車というものの事故に対する対策と市民の方で駐輪場がどうしてもおかしいんじゃないのという方もみえますので、しっかりとその辺のことを考えて、今後しっかりと考えた上で対処してほしい。ただ、次に聞いたときに考えていないと言われちゃうと非常に寂しいですので、考えて考えた上にこうなりましたという返事をお待ちしていますので、よろしくお願いします。  以上で私の質問を終了します。 315 ◆議長(鈴木みのり) 以上で、加藤厚雄議員の一般質問を終わります。  この際、暫時休憩いたします。
                               (午後 1時 35分 休憩) ───────────────────・・───────────────────                            (午後 1時 45分 再開) 316 ◆議長(鈴木みのり) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  次に、鈴木良和議員の一般質問を許します。 317 ◆10番(鈴木良和) 議長、10番。 318 ◆議長(鈴木みのり) 10番。 319 ◆10番(鈴木良和) 皆さん、こんにちは。新政会の鈴木良和です。  議長より発言の許可をいただきましたので、通告書に基づき、一問一答方式にて質問させていただきます。執行部におかれましては、わかりやすい御答弁、よろしくお願いいたします。  今回も大浜地区の質問で申しわけありません。その1つは、碧南駅前周辺の整備等、もう一つは、大浜地区の核である美術館及び周辺整備等でございます。私の友人が名古屋市の港区でお店を出していまして、この地区はシャッター街、店が余り繁盛しないということでシャッターがおりた地区でございます。しかし、その近くにボートピアが開設した途端、シャッター街がばっと上に上がって、開設したところ、すぐに商店が戻り、今では活気が出てきたと言っています。大浜てらまち地区に美術館を核としてにぎわいを取り戻せたらいいなと思っています。よろしくお願いし、質問に入ります。  件名1、碧南駅前周辺の整備等について。  (1)碧南駅前広場の拡張整備について。  碧南駅前広場の拡張と碧南駅前線整備が始まります。この事業は、地域のコミュニティーの活性化、安心して暮らせる安全なまちづくり等も含め、地域の人が地域のことや地域の魅力を知らない、感じていない、そこに根本的な基本的な問題があると考えます。まちづくりの牽引者は、よく言われます、よそ者、若者、ばか者と言われています。よそ者がいかに既存コミュニティーの理解を得られるかが鍵とも言われています。これはお祭りでも一緒ですね。  アといたしまして、碧南駅西前広場の進捗状況についてお聞きします。よろしくお願いします。 320 ◆建設部長(中村正典) 議長、建設部長。 321 ◆議長(鈴木みのり) 建設部長。 322 ◆建設部長(中村正典) 碧南駅西駅前広場におきましては、駅舎の建てかえに伴いまして、旧駅舎があった場所に待合所、バスレーン、広場などを整備することによりまして駅前広場を拡張するというものでございます。  御質問にありました碧南駅西駅前広場の進捗状況でございますが、現状と今後の予定について、少し御説明をさせていただきます。  名古屋鉄道株式会社が建築した碧南駅の駅舎については、平成31年2月に完成し、既に供用開始がされております。碧南市の事業といたしまして、令和元年度から令和2年度までの2ヵ年において、駅前広場の整備、工事を行う予定でございます。今年度は、待合所、駅舎前の歩道や雨除けシェルターの整備を行う予定でございます。待合所等の建築工事につきましては入札が終わっておりまして、業者が決定しております。工期は令和元年9月10日から令和2年3月19日までの予定となっております。今年度末には待合所及び駅舎と待合所前の歩道部分を供用開始する予定でございます。 323 ◆10番(鈴木良和) 議長、10番。 324 ◆議長(鈴木みのり) 10番。 325 ◆10番(鈴木良和) ありがとうございます。  続きまして、イ、碧南駅前線整備の進捗状況についてお聞きします。  碧南駅前線沿いにある土地について、市の共同駐車場等として利用するお考えがあるかお聞きします。 326 ◆建設部長(中村正典) 議長、建設部長。 327 ◆議長(鈴木みのり) 建設部長。 328 ◆建設部長(中村正典) まず、碧南駅前線の進捗状況でございますが、令和元年度においては、建物等の物件調査、用地買収等の測量及び道路詳細設計を行う予定となっております。現在までに全ての地権者のお宅を訪問し、測量や物件調査等の了解を得ております。12月までに物件調査や補償費の算定を行いまして、令和2年1月以降において、早期の物件補償を希望されている地権者の皆様を優先的に補償してまいりたいというふうに考えております。  それと、碧南駅前線沿いの土地を共同駐車場として利用ということでございますが、近隣に碧南市都市開発公社のパーク・アンド・ライド、その他民間の駐車場もございますので、現段階で整備のほうは考えておりません。共同駐車場につきましては、今後のまちづくり等の状況を勘案しながら検討してまいりたいと考えております。 329 ◆10番(鈴木良和) 議長、10番。 330 ◆議長(鈴木みのり) 10番。 331 ◆10番(鈴木良和) ありがとうございます。期待していますので、ひとつよろしくお願いいたします。  それでは、ウ、地権者さんとの交渉状況について。  駅前線及び駅西広場の件なんですけれども、駅前線及び駅西広場での地権者さんとの交渉状況についてお聞きします。 332 ◆建設部長(中村正典) 議長、建設部長。 333 ◆議長(鈴木みのり) 建設部長。 334 ◆建設部長(中村正典) 交渉状況ということでございますが、碧南駅前線におきましては、ことしの8月後半から10月にかけて補償のための物件調査を進めておりまして、おおよその調査が終了するという予定でございます。また、補償対象者に補償の希望時期などをお聞きしておりますので、先ほど申しましたが、早期の補償等を希望されている地権者の皆様につきましては、補償の交渉時期を優先するなど、希望に対して柔軟に対応してまいりたいと考えております。  また、現在の碧南駅西駅前広場についてでございますが、広場自体は全て名古屋鉄道株式会社の土地となっておりますので、現在、借地等についての契約内容の協議をしているというところでございます。  いずれにつきましても、今後の工事等のスケジュールに対しておくれることがないよう、きめ細やかな対応に努めてまいりたいと考えております。 335 ◆10番(鈴木良和) 議長、10番。 336 ◆議長(鈴木みのり) 10番。 337 ◆10番(鈴木良和) ありがとうございます。よろしくお願いします。  それでは、6月議会において、1番議員の駅前広場の拡張についての質問に対して、将来的に駅前広場を拡張する必要があると考えており、地権者の意向等の把握に努めていきたいと答弁をされましたが、その後、駅前広場南側の地権者さんとの交渉状況についてお聞きします。 338 ◆建設部長(中村正典) 議長、建設部長。 339 ◆議長(鈴木みのり) 建設部長。 340 ◆建設部長(中村正典) 駅前広場南側に隣接する地権者の方が3名おられます。これらの方々に意向等を確認したところ、前向きな回答をいただいております。今後、駅前広場の拡張整備について検討してまいりたいと考えております。 341 ◆10番(鈴木良和) 議長、10番。 342 ◆議長(鈴木みのり) 10番。 343 ◆10番(鈴木良和) これもよろしくお願いいたします。  続きまして、エ、碧南駅前線と旧織布工場跡地の通路について。  私も6月議会でもお聞きしましたが、旧織布工場跡地を生かすため、碧南駅前線の北側にある用水路を通路等とすることについて、再度お伺いいたします。 344 ◆総務部長(金沢宏治) 議長、総務部長。 345 ◆議長(鈴木みのり) 総務部長。 346 ◆総務部長(金沢宏治) 御質問の旧織布工場跡地の用地につきましては6月議会でもお答えをしておりますが、市有財産利活用基本方針の中で民間による利活用を検討すると記載をしておりまして、どのように活用するか、現在のところは具体的に決まっておるわけではございません。水路用地の問題もございまして、これを道路として利用するには、現在の幅員では狭く直線的ではないということで、非効率であるということ。それと、かなりの用地が必要になってくると用地買収が必要となるということでございます。こうした費用や道路の線形などを踏まえまして、総合的に検討する必要があると考えております。  以上です。 347 ◆10番(鈴木良和) 議長、10番。 348 ◆議長(鈴木みのり) 10番。 349 ◆10番(鈴木良和) それでは、もう一つお聞きしたいと思います。映像をお願いします。  6月議会のときもいろいろ上からの平面図でお伝えしたんですけれども、今、黄色い矢印が碧南駅から西へ向かう一方通行の道でございます。青い矢印が、拡幅した場合に残地が少なくなると素人考えで思いますものですから、そこの矢印のところが通路となれば、6月議会のときに岡崎信用金庫の北へずっと向かう一方通行も一方通行にしなくてもいいし、碧南駅と書いてありますよね、あそこの北へ抜ける道、用水があるんですけれども、そこの用水もふたをしなくても済んで、費用対効果としては一番いいかなという、これが青い線です。映像をありがとうございます。  旧織布工場跡地を生かすほかの方法として、旧織布工場跡地から通路のような形で直接碧南駅前線に出ることができれば碧南駅までのアクセスがよくなり、利便性が増すと考えます。碧南駅前線の道路拡幅のために地権者さんとの交渉を行っていく中で、通路用地の確保に向けた交渉もあわせていくつもりはないか、本市のお考えをお聞きします。 350 ◆総務部長(金沢宏治) 議長、総務部長。 351 ◆議長(鈴木みのり) 総務部長。 352 ◆総務部長(金沢宏治) 質問者がおっしゃるとおり、今御指摘のところが、例えば用地を買収して通路として利用できれば、碧南駅のアクセス、これが大分向上すること、これは承知をしております、認識もしております。  したがいまして、これは道路拡幅事業、停車場線ですが、この用地交渉を行う中で地権者の意向を確認していただいて、それとともに、まずはこの土地、織布工場跡地、この活用方法だとかいろんな問題点、費用対効果を踏まえてこれを検討していかなきゃいけないなということでございますので、まずは地権者の意向を確認する中で、順次総合的に進めていくのかなというふうに考えています。  以上です。 353 ◆10番(鈴木良和) 議長、10番。 354 ◆議長(鈴木みのり) 10番。 355 ◆10番(鈴木良和) 地区の人たち、商店街の人たちも期待していますので、ひとつよろしくお願いいたします。  続きまして、件名2、美術館及び周辺整備等について。  大浜てらまち地区の核であります美術館、美術館収蔵庫増設がこれから始まってまいります。この工事期間は休館されると思います。その休館日を利用して、美術館職員さんのいろんなところの視察をしてみてはどうかなと思っています。また、堀川沿い臨時展示場も閉館のときは利用されてもいいかなと私自身は思っています。よろしくお願いし、次の質問にまいります。  (1)美術館整備について。  初めに、4月27日から6月9日まで開催された北大路魯山人展は、市内外から多くの皆様が来館されたことと思います。そこで、総来館者数、また、平日と土日の来館者数をお聞きします。 356 ◆教育部長(奥谷直人) 議長、教育部長。 357 ◆議長(鈴木みのり) 教育部長。 358 ◆教育部長(奥谷直人) 北大路魯山人展は開催期間39日間で、観覧者総数は1万5,316人、うち土曜日は2,894人、日曜日は3,474人、土日合計で6,368人、観覧者総数の41.6%を占めております。中でも会期終了前日の土曜日は756人、最終日の日曜日は969人の観覧者がありました。  以上です。 359 ◆10番(鈴木良和) 議長、10番。 360 ◆議長(鈴木みのり) 10番。 361 ◆10番(鈴木良和) 詳しい内容をありがとうございます。  ざっと計算すると1日平均が400人ぐらい、結構繁盛されていたのかなと思っています。今回の企画展は、市内外から多くの皆様が来館され、来館された方は大浜てらまち地区を散策されたと絶対思っています。きのうもテレビで九重味淋さんの放映をしたりだとか、結構皆さん知らないかもしれないですけれども、PR不足であれかもしれないですけれども、結構、碧南市、碧南市というのでPRされていますものですから、それに乗っていろいろほかの方面でPRしていって、それも1つのシティプロモーションだと思いますので、ひとつよろしくお願いします。  そこで、ア、新規駐車場の見通しについてお聞きします。  現状では駐車場が足らないと思います。将来駐車場確保の計画、予定等がありましたら教えてください。よろしくお願いいたします。 362 ◆教育部長(奥谷直人) 議長、教育部長。 363 ◆議長(鈴木みのり) 教育部長。 364 ◆教育部長(奥谷直人) 美術館の駐車場用地につきましては、新たに今年度予算で美術館南側の土地210.76平方メートルを購入する予定でありますが、収蔵庫増築に伴い、現在の駐車場の一部が利用できなくなるため、駐車場台数は34台と、これまでとほとんど変わらないものとなります。新たな駐車場の見通しについてでございますが、美術館に隣接する用地については購入していきたいと考えております。具体的な箇所といたしましては2ヵ所で、1つは今回購入予定地のさらに南側の空き家となっている土地、もう一つは、過去にも御質問がありましたが、美術館北側の大浜まちかどサロン側にある月ぎめの民間駐車場であります。これら2ヵ所の土地につきましては、それぞれの所有者様とは数年にわたり交渉を続けており、御理解が得られれば購入したいというふうに考えております。 365 ◆10番(鈴木良和) 議長、10番。 366 ◆議長(鈴木みのり) 10番。 367 ◆10番(鈴木良和) 前向きに購入のほうをよろしくお願いいたしたいと思います。  続きまして、イ、収蔵庫増築の進捗について。  収蔵庫等増設事業については、昨年度、実施計画、基本計画を行い、来年度から工事着工とお聞きしていますが、収蔵庫等を増設する場所と工事期間など、進捗状況をお聞きします。 368 ◆教育部長(奥谷直人) 議長、教育部長。 369 ◆議長(鈴木みのり) 教育部長。 370 ◆教育部長(奥谷直人) 収蔵庫等の増設につきましては、昨年度に基本設計及び実施設計を完了いたしております。主な内容でございますが、増設場所は美術館の喫茶むぎの家の南側、現在駐車場となっている箇所で、地下1階地上3階建て、増築部の延べ床面積は約550平方メートルであります。各階の主な用途といたしましては、3階と2階が収蔵庫、ただし、2階は当分の間、展示室として使用可能な多目的なスペースとし、1階は作品搬入のためのトラックヤード、地下1階は閉架書庫、空調機械室などとなります。  また、収蔵庫等増設の設計を進める中で、既存施設の経年劣化による長寿命化対策や施設規模に合わせた消防法などの適法化対策などに対応するため、収蔵庫等増設工事による休館期間を利用し、あわせてこれら改修工事を行うこととし、現在実施設計を行っているところであります。  今後の予定につきましては、収蔵庫等増設工事と改修工事を一体工事とし、工期は令和3年3月までの間で行うこととし、年明けに入札を実施し、来年の3月議会で工事請負契約締結の御承認をいただくことを目指し、準備を進めております。  これら工事に伴い、令和2年2月下旬から令和3年9月末までの間、美術館を休館し、工事後の収蔵庫の枯らし期間を経た後、令和3年10月にリニューアルオープンしていきたいというふうに考えております。 371 ◆10番(鈴木良和) 議長、10番。 372 ◆議長(鈴木みのり) 10番。 373 ◆10番(鈴木良和) ありがとうございます。  新政会で仙台美術館へ行きまして、御存じのように学芸員さんが行かれるところですね。そちらの美術館は2024年に、予定なんですけどオープン予定、見える収蔵庫という、二十何億円だったかな、かかるというので、本市は4億円ちょっとでしたかね、数字は違っていても中身で勝負ということで、期待していますので、よろしくお願いいたします。  ここに書いてあって、そのままもう一回言いますね。新政会会派において宮城県美術館を視察しました。こちらの美術館も本市と同じく収蔵庫の増築を計画されています。2024年度のリニューアルオープンを予定している宮城県美術館のコンセプトや施設イメージの中間案を公表しています。国内でもめずらしいビジブル・ストレージ、見える収蔵庫などの設備も導入されるそうですということでございます。
     続いて、ア、シェア駐車場について。  日本は世界に先駆けて本格的な人口減少社会に突入しており、さまざまな社会問題に立ち向かい、持続可能な社会の現実に向けて新たな仕組みが求められている。国では個人が保有する遊休資産の貸し出しを仲介するサービスであり、貸主は遊休資産の活用による収入、借主は所有することなく利用できるシェアリングエコノミーを推進している。  北大路魯山人展では、会期後半、特に日曜日、美術館駐車場が満車状態となり、美術館近くの診療所の駐車場をお借りしたとお聞きしました。大浜地区皆様の御協力があり、感謝申し上げます。  しかし、大浜は全体的に駐車場が不足しており、美術館周辺の店舗でもそれぞれが持つ駐車場も満車状態となっています。また、共同駐車場もありません。  そこで、民間事業者、お寺さんが所有している駐車場をシェアしてはと考えます。大浜に車で訪れた人がどこの駐車場でも利用できるような対策をとることは考えられないか。本市のお考えをお聞きします。 374 ◆経済環境部長(永坂智徳) 議長、経済環境部長。 375 ◆議長(鈴木みのり) 経済環境部長。 376 ◆経済環境部長(永坂智徳) 御提案のシェア駐車場につきましては、飲食店などの民間で使用する駐車場を民間同士でシェアするといったことは、駐車場の有効活用という点では望ましいと思いますが、市といたしまして具体的に提案をしたりあっせんしたりすることは難しいと考えております。また、お寺の駐車場でございますが、仮に宗教法人の利用に供するとのことで、固定資産税の減免を受けているような場合は、それ以外の用途で使用すると減免が受けられなくなるというような場合もございますので、それぞれの所有者、使用者において有効な活用を考えていただきたいと考えております。 377 ◆10番(鈴木良和) 議長、10番。 378 ◆議長(鈴木みのり) 10番。 379 ◆10番(鈴木良和) 地区のにぎわいづくり委員会でしたかね、そちらのほうで、民間なものですから、その会合のときにアドバイス等を、こういうふうにやられたらシェア的な、要するに、市がそんなに負担がかからない方法をアドバイスされてみてはとは個人的に思いますので、その節はよろしくお願いいたします。  続きまして、イ、港橋北交差点周辺の空き家、空き店舗について。  過去なんですけれども、平成29年1月27日、私も聞いていたんですけれども、年に1度、市役所若手職員さんによる行政課題研修成果発表会を開かれていまして、さまざまな提案が出されていました。その中に、空き家という仕事づくりで発表されていました。古民家を活用してカフェとして生まれ変わった事例もあります。空き家、空き店舗を利用してアンテナショップ、案内施設ができないものか。遊休資産としての空き家を活用した仕事場が生まれ、まちが、碧南市が元気になると思います。市の御意見をお聞きしたいと思います。 380 ◆経済環境部長(永坂智徳) 議長、経済環境部長。 381 ◆議長(鈴木みのり) 経済環境部長。 382 ◆経済環境部長(永坂智徳) 質問者がおっしゃるとおりに、港橋北側には空き家や空き店舗が散見されます。大浜地区のにぎわいづくりを進める上でも、空き家や空き店舗が有効に活用されますと、よりまちの活性化につながるものと考えております。  今回、こういった空き家や空き店舗を大浜地区案内所やアンテナショップとして活用してはとの御提案でございますが、現状におきましては、市が直接空き家や空き店舗をお借りして案内所といった施設を開設する考えはございません。  市では、新たにお店など事業を始める方への創造チャレンジ補助金制度を設け、空き店舗の改装費や賃借料などの一部を補助しております。また、商業団体に対する商店街空き店舗賃借料等補助制度も設けておりますので、これらの制度を御活用いただく中で当該地区の空き家や空き店舗を有効活用していただければと考えております。 383 ◆10番(鈴木良和) 議長、10番。 384 ◆議長(鈴木みのり) 10番。 385 ◆10番(鈴木良和) 言われているのは本当によくわかるんですよね。けれども、私の文面どおりいきますね。10月、11月は市内各地でお祭りが行われています。地元、大浜中区祭礼は、例年は10月の第2土曜、日曜、ずっと決まっていたんですよ。けれども、ことしは第3土日にしたんですよ。これは地区の皆さんがぜひてらまちを盛り上げよう、要するに、市の行事を盛り上げようとする意気込みがあるんですよね。やっぱりそこのところも市が寄っていく。市役所のほうも寄っていくという、これが本当の協働ではないかなと私は感じています。  余談なんですけど、一色の大ちょうちんも8月26日、27日のやつが先月の土日に変えたりだとか、やっぱり変えてはいけない不変と、変えてもいい、不変と変化を考えていく時代になっていくのだろうと思ってしまいます。民間も市も協働で何事もやっていけば成功に向かっていくと思いますので、ひとつよろしくお願いいたします。  以上で質問を終わります。執行部におかれましては、前向きな御答弁、ありがとうございました。 386 ◆議長(鈴木みのり) 以上で、鈴木良和議員の一般質問を終わります。  この際、暫時休憩いたします。                            (午後 2時 16分 休憩) ───────────────────・・───────────────────                            (午後 2時 30分 再開) 387 ◆議長(鈴木みのり) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  次に、小池友妃子議員の一般質問を許します。 388 ◆7番(小池友妃子) 議長、7番。 389 ◆議長(鈴木みのり) 7番。 390 ◆7番(小池友妃子) こんにちは。みらいクラブの小池友妃子です。  議長から発言の許可をいただきましたので、一問一答方式にて質問をさせていただきます。  6月30日の中日新聞西三河版に産後ケア事業についての記事がございました。岡崎市では、ことし4月から産後ケア事業を新たに始められました。出産して退院後、心身の調子が戻らず、市にケアが必要と認められたお母さんに市が提携している病院や助産院で過ごすための助成金を出すとの記事でございました。  碧南市でも本事業に関しまして、補正をしてでも早急に取り組みを開始していただきたい案件と私自身強く感じましたので、来年度の予算を決めるこの時期に産後ケア事業の必要性に改めて気づいていただき、おそくとも来年度に事業を開始していただきたいと思い、本定例会にて、今回はこれ1本に絞って、まずは現在行われている産前産後の碧南市での支援内容を確認した上で、産後ケア事業について一般質問をさせていただくことにいたしました。本日傍聴に来てくださっている方もいらっしゃいます。執行部におかれましては、わかりやすく、そして丁寧な御答弁をよろしくお願いいたします。  それでは、件名1、産前産後の支援についてです。  近年、核家族化し、自分の親など親族から距離的に離れたところでの妊娠、出産することがまれではなくなってきております。また、社会心理的背景から親と子の関係にさまざまな事情を抱え、親を頼れない妊産婦も少なからずいることは、皆様も感じていらっしゃることだと思います。今の時代、妊娠、出産、子育てを家庭のみに任せるのではなく、生活している地域でさまざまな関係機関や地域の人々などが支援し、孤立を防ぐことも重要なことであると思います。  我が国では、母子健康手帳の交付を行い、多様な母子保健事業が行われてきました。これらに加えて、平成21年度からは児童福祉法による乳児家庭全戸訪問が開始されました。さらに、妊産婦などの不安や負担軽減のため、妊娠期から子育て期にわたる切れ目のない支援を行う事業として、平成26年度に妊娠出産包括支援モデル事業が開始され、平成27年度からは妊娠出産包括支援事業として本格的に実施されることにもなりました。  これらの事業により、平成29年4月に改正母子保健法の施行により、妊娠期から子育て期にわたるさまざまなニーズに対して総合的相談支援を提供するワンストップ拠点であり、地域のさまざまな関係機関と情報を共有し、ネットワークを構築するために、子育て世代包括支援センターの設置が市区町村の努力義務として法制化され、碧南市でも平成30年11月1日から開設されております。  そこで、まず、(1)産前での支援についてお聞きいたします。  ア、まずは母子手帳交付時における妊娠、出産に不安や心配がある方をどのように把握していらっしゃるのかを教えてください。 391 ◆健康推進部長(杉浦秀司) 議長、健康推進部長。 392 ◆議長(鈴木みのり) 健康推進部長。 393 ◆健康推進部長(杉浦秀司) 不安や心配がある方をどう把握しているかという御質問でございます。  母子健康手帳交付時に全ての妊婦の方と面接をしています。初産婦の方については、毎週水曜日午前中に集団で母子健康手帳を交付し、手帳の使い方などの説明、妊娠中の生活についてなどの指導に加え、情報交換を目的にグループワークを行っています。その後、個別面接を行い、妊娠、出産、育児等についての不安や心配などについて、妊娠届け出書のアンケートの記入とそれに対する聞き取りを行っています。また、経産婦の方については、月曜から金曜日の午前中に個別で母子健康手帳を交付し、その面接の中で妊娠、出産、育児等についての不安や心配などについて、妊娠届け出書のアンケートの記入と、それに対する聞き取りを行っています。 394 ◆7番(小池友妃子) 議長、7番。 395 ◆議長(鈴木みのり) 7番。 396 ◆7番(小池友妃子) では、そのアンケートの聞き取りの中で、イ、妊娠・出産に対する不安や心配にはどういうものがありましたでしょうか。お聞かせください。 397 ◆健康推進部長(杉浦秀司) 議長、健康推進部長。 398 ◆議長(鈴木みのり) 健康推進部長。 399 ◆健康推進部長(杉浦秀司) 妊娠届け出書のアンケートでは、妊娠・出産について、経済的なこと、自分の体のこと、夫婦関係のこと、家族関係のこと、育児の仕方などについて困っていること、悩んでいること、あるいは不安なことについてお聞きしています。  平成30年度のアンケート結果では、妊娠・出産についての項目が一番多く、その次は、自分自身の体のこと、そして育児の仕方についての順となっています。初産婦の方は、妊娠・出産に対する漠然とした不安や初めての育児に対する不安が多く見受けられます。経産婦の方では、先回の妊娠中に体調がよくなかったため、今回はどうなるのかといった不安が見受けられます。自分の体については、つわりに対する対応や妊娠に対する体調の変化、体の変化についての不安、今までにかかった病気や現在治療中の病気がある方の妊娠・出産への影響などについての心配、こういったものがございます。 400 ◆7番(小池友妃子) 議長、7番。 401 ◆議長(鈴木みのり) 7番。 402 ◆7番(小池友妃子) それでは、ウとして、その妊娠・出産に対する不安や心配を解決するために、保健センターで産前の支援として現在取り組まれていることをお示しください。 403 ◆健康推進部長(杉浦秀司) 議長、健康推進部長。 404 ◆議長(鈴木みのり) 健康推進部長。 405 ◆健康推進部長(杉浦秀司) 妊娠・出産についての不安や心配がある方については、母子健康手帳交付時に相談に乗っています。また、妊娠中に継続的な支援が必要と判断した方は保健師からの電話相談を、御本人の希望によっては来所して面接や家庭訪問を行っています。また、病歴があったり、特に不安の強い方には、必要に応じて妊婦健診受診医療機関と連絡を取り、情報交換をしているところであります。妊娠中の相談としては、妊婦相談、歯科相談、栄養相談を実施しています。また、年4回のパパママ教室を行っており、夫婦で参加がしやすいように日曜日の午前中に開催をしているところであります。また、妊婦健診受診票を14枚交付し、経済的不安なく受けられるようにしているところであります。  以上です。 406 ◆7番(小池友妃子) 議長、7番。 407 ◆議長(鈴木みのり) 7番。 408 ◆7番(小池友妃子) 幾つか確認をさせてください。御答弁いただきました継続的に支援が必要と判断した方とはどのような方でしょうか。お示しください。 409 ◆健康推進部長(杉浦秀司) 議長、健康推進部長。 410 ◆議長(鈴木みのり) 健康推進部長。 411 ◆健康推進部長(杉浦秀司) 妊娠中の不安が強い人、例えば過去の妊娠で流産があり、今後の妊娠経過について不安が強い人、妊娠届け出書のアンケートにおいて、2週間以上続く眠れない、あるいはいらいらする、涙ぐみやすいなどの項目に該当する人の中で特に支援が必要と思われる人、若年で妊娠・出産についてのイメージがつきにくいと思われる人などであります。 412 ◆7番(小池友妃子) 議長、7番。 413 ◆議長(鈴木みのり) 7番。 414 ◆7番(小池友妃子) 御答弁ありがとうございました。  対象者お一人お一人に合わせた対応に感謝申し上げます。誰かに話を聞いてもらうだけも妊娠中は心が落ちついてまいります。現代のお母さんたちは働いていらっしゃる方や高齢出産の方もふえてまいりました。経産婦で会社である程度の責任もあり、小さな子を育てながら親が高齢で相談や協力を得ることができず、周りの妊婦の方とも年が離れ、孤立してしまう方もいらっしゃいます。まずは電話での相談、時間がない現代社会に生きるお母さんたちにとってとてもありがたい方法です。妊娠健診や上の子供が病気になったりしたときに有休をとらざるを得ないお母さんたちにとって、自分の不安な気持ちを解消するために会社を休むなんていうことはなかなかできない方もいらっしゃいます。ぜひ、これからも時代に合った支援をよろしくお願いいたします。  それから、もう一つ聞かせてください。年4回のパパママ教室ですが、その目的と具体的にどのようなことをレクチャーしていただいているのかを教えてください。 415 ◆健康推進部長(杉浦秀司) 議長、健康推進部長。 416 ◆議長(鈴木みのり) 健康推進部長。 417 ◆健康推進部長(杉浦秀司) パパママ教室のことでありますが、このパパママ教室は、夫婦で育児や親になる心構えや子供がいる夫婦関係を考えながら育児の具体的な方法を学び、豊かな子育てと健やかな家庭づくりを手助けすることを目的に行っています。大学の先生による子育てに大切なコミュニケーションについての講演、抱っこの仕方、おむつの交換、お風呂の入れ方などの見学、実習、赤ちゃんの泣き声に対する対応などのグループ学習などを行っています。 418 ◆7番(小池友妃子) 議長、7番。 419 ◆議長(鈴木みのり) 7番。 420 ◆7番(小池友妃子) 御答弁ありがとうございました。  パパママ教室ですが、私自身も長女を身ごもったときに主人と参加をさせていただきました。年に数回しかないので、電話予約開始日にすぐに予約をしないと参加できないほどの盛況ぶりでした。実際に夫婦で一緒に学ぶことによってお互い親になる自覚も生まれ、妊娠時期の身体的な負担も主人が理解することができ、可能な限りのサポートをしてくれるようになりました。また、会場で御一緒した御夫婦とも、その後のおつき合いもできており、非常に有意義な教室となっていると感じております。  次に、(2)です。産後での支援についてお聞きいたします。  ア、出産後になると今後の子育てなどに不安や心配がある方も出てまいります。こういう方をどのように把握していらっしゃるのかを教えてください。 421 ◆健康推進部長(杉浦秀司) 議長、健康推進部長。 422 ◆議長(鈴木みのり) 健康推進部長。 423 ◆健康推進部長(杉浦秀司) 把握の仕方につきましては、1つ目は、赤ちゃんお誕生おめでとう訪問連絡票がございます。この連絡票は、主に出生届時に出していただき、その時点の心配事、不安なことを記載してもらっています。2つ目としては、出産した医療機関からの要支援事例連絡票であります。これは、医療機関において退院時に支援が必要と判断した方や、産後健診時に行う産後鬱に関するアンケートにおいて、鬱の傾向があると思われる方の情報提供となっています。3つ目でありますが、おおむね生後2ヵ月ごろに実施する赤ちゃんお誕生おめでとう訪問での面接であります。この訪問では、再度産後鬱に関するアンケートを実施し、その傾向のある方の把握をしています。そのほか、保護者からの電話相談、育児相談で把握をしているところであります。 424 ◆7番(小池友妃子) 議長、7番。 425 ◆議長(鈴木みのり) 7番。 426 ◆7番(小池友妃子) 出産してしばらくは毎日毎日新しい心配事が起こります。ある方は、お母様が早く他界して1人で育てなくてはいけなかったので、育児本を購入し熟読したと言っていました。そうすると、本に書かれた内容と赤ちゃんの様子が違うたびに悩み、眠れず不安な日々が続き、日中赤ちゃんと2人でいるのがつらくなることも多かったとお聞きしたことがございます。特に夜泣きが始まる時期には御主人を起こさないようにと別室で寝て、夜中赤ちゃんが泣きやむ方法として車の振動が効果があると聞くとドライブに連れていくことも多々あり、非常に疲労こんぱいの日々が続いたと話してくれました。心配事は日々やってまいります。定期的に保健センターの方で何度も把握する機会をつくってくださっていると、相談に乗ってもらうだけでも気持ちが楽になることもあるので、非常にありがたいと皆さん思っていらっしゃると思います。  では次に、イ、子育てなどに対する不安や心配にはどういったものがあるのでしょうか。 427 ◆健康推進部長(杉浦秀司) 議長、健康推進部長。 428 ◆議長(鈴木みのり) 健康推進部長。 429 ◆健康推進部長(杉浦秀司) 母親からの不安や心配としては、初めての育児でいろいろと心配、母乳育児、授乳について、子供の体重がふえるか、家事と育児が両立できるか、上の子との2人の育児ができるだろうか、夫が不在のとき、1人での育児が不安などがあります。そのほか、医療機関からの情報としては、低体重出生、子供の疾病や親の育児手技の不安、育児のサポート不足、母の産後鬱傾向などがあります。 430 ◆7番(小池友妃子) 議長、7番。 431 ◆議長(鈴木みのり) 7番。 432 ◆7番(小池友妃子) 御答弁いただきました親からの不安や心配事として挙げられているものの幾つかは、私たちが生まれた昭和の時代には余りなかった悩みなのかもしれません。家にはおじいちゃんやおばあちゃんもいて、御近所つき合いや親戚つき合いもありました。困っていれば誰かが助けてくれる、そういった時代でもありました。でも今は時代が変わってしまいました。  そこで、ウ、産後の不安や心配を解決するために保健センターで産後の支援として取り組まれていることをお示しください。 433 ◆健康推進部長(杉浦秀司) 議長、健康推進部長。 434 ◆議長(鈴木みのり) 健康推進部長。 435 ◆健康推進部長(杉浦秀司) 訪問連絡票により早期の支援が必要と判断したときは保健師から電話をし、相談に乗っています。医療機関から情報提供のあった方には電話連絡、訪問などを行い、医療機関と情報共有をし、今後のフォローにつなげています。そのほか、授乳や体重増加、育児全般に対して不安や心配があり、相談を希望される方に対しては、新生児訪問として助産師、保健師が家庭訪問により対応をしています。赤ちゃんお誕生おめでとう訪問では、母子保健推進員が自身の育児経験を踏まえ対応しています。母子保健推進員で対応困難なときは保健師が電話連絡、面接などをし、相談、対応を行います。この訪問時に行う産後鬱に関するアンケートで点数が高い人に対しては保健師から電話をし、相談を実施しています。また、保健センターでは毎週月曜日に育児相談を、子育て中の母親の情報交換の場の1つとして、生後5ヵ月までの母子を対象に赤ちゃんサロンを実施しているところであります。 436 ◆7番(小池友妃子) 議長、7番。 437 ◆議長(鈴木みのり) 7番。 438 ◆7番(小池友妃子) さまざまな時期や状況に応じて御対応してくださっていることがわかりました。ありがとうございます。
     ここでまた幾つか確認をさせてください。赤ちゃんお誕生おめでとう訪問では、主に母子保健推進員が自身の育児経験などをもとに対応してくださっているようですが、母子保健推進員はどのような方がなられているのでしょうか。 439 ◆健康推進部長(杉浦秀司) 議長、健康推進部長。 440 ◆議長(鈴木みのり) 健康推進部長。 441 ◆健康推進部長(杉浦秀司) 母子保健推進員は、市内在住の方で母子保健推進員養成講習会を受講した方であります。この講習会の中で、赤ちゃんお誕生おめでとう訪問の仕方について学んでいただいています。活動を行っていただくに当たり、フォローアップ研修を年6回程度行っており、その中で最近の育児事情などの情報提供を行っているところであります。 442 ◆7番(小池友妃子) 議長、7番。 443 ◆議長(鈴木みのり) 7番。 444 ◆7番(小池友妃子) ありがとうございます。  母子保健推進員は、30名弱の方々が活動されているとお聞きしております。お母さんたちと保健センターとのパイプ役として育児の情報提供や赤ちゃんサロンの協力、お声かけなどで子育てをサポートするボランティアの方ですよね。  では、もう一つお聞かせください。子育て中の母親の情報交換の場の1つとして、生後5ヵ月までの赤ちゃんを対象に赤ちゃんサロンを実施と御答弁いただきましたが、具体的に赤ちゃんサロンでやっていることとその効果についてお聞かせください。 445 ◆健康推進部長(杉浦秀司) 議長、健康推進部長。 446 ◆議長(鈴木みのり) 健康推進部長。 447 ◆健康推進部長(杉浦秀司) 赤ちゃんサロンは、保健センターで月2回行っています。親子のふれあい遊びを行った後は母親同士の意見交換、情報交換の時間としています。母子保健推進員が6名従事していますので、母親が孤立しないように注意をしながら進めているところであります。参加された方の中には、お互いに連絡先を交換し、赤ちゃんサロン以外での交流もされてみえるようです。  以上です。 448 ◆7番(小池友妃子) 議長、7番。 449 ◆議長(鈴木みのり) 7番。 450 ◆7番(小池友妃子) 利用者の方のお話しによると、出産後、なかなか外に出ることが限られてしまうのですが、こうして赤ちゃんと一緒に外に出ることができる場があることで気分転換にもなるそうです。また、同じ悩みを持ったお母さんたちと仲よくなることで孤立感から解放され、お互いに助け合うこともできているようです。さらに、子供が大きくなった今でも家族ぐるみでつき合っている方もみえ、赤ちゃんサロンは非常によかったという声も届いております。  ここで1つ御提案をさせていただきたいのですが、赤ちゃんサロンは赤ちゃんとお母さんの参加型サロンです。ぜひ可能であれば、産前で実施していただいておりますパパママ教室は高浜市では出産後でも開催されております。碧南市でも希望者のためにパパママ教室を開催していただけたら、赤ちゃんが誕生してからの日常生活の中での起こっているわからないことなどが夫婦そろって学べるよい機会になるのではと思います。子育ては母親だけの役目ではなく、父親も一緒に協力して子育てしていくことが非常に大切なことだと思いますので、ぜひ出産後のパパママ教室の開催もお願いしたいと思います。  とはいえ、産前産後の保健センターでの支援については、十二分にしていただいていると感じております。本当にありがとうございます。  さて、そうは言うものの、冒頭でも申し上げましたが、子育て環境は人それぞれ違い、産後鬱などを引き起こすほどの状況になる方々も近年ふえてきているのもまた事実です。国会では、野党共同で産後ケアセンターの設置推進のための法律を国会に提出もされているようです。さまざまな家庭の事情を抱え、産後、家族などから十分な育児などの援助が受けられない母親と赤ちゃんをさまざまな関係機関や地域の人々などが支援し孤独を防ぐことは、今の時代、大変必要なことだと感じます。  そこで、現在、碧南市が産後の支援として取り組まれていない産後ケア事業について、いよいよ質問させていただきたいと思います。  (3)産後ケア事業についてです。  産後ケア事業につきましては、平成29年12月議会時の3番議員の一般質問において、近隣市の実施状況を参考に事業の立ち上げに向けて医療機関などの調整を図るなど、来年度以降の実施を目指してまいりたいと考えておりますと御答弁いただいているものですが、その後、1年と9ヵ月が経過いたしました。  そこで、改めて質問をさせていただきます。まずは、ア、産後ケア事業とは改めてどのような事業であるのかをお示しいただけますか。 451 ◆健康推進部長(杉浦秀司) 議長、健康推進部長。 452 ◆議長(鈴木みのり) 健康推進部長。 453 ◆健康推進部長(杉浦秀司) 産後ケア事業の内容はということでございます。  分娩施設退院後から一定の期間、病院、診療所、助産所、自治体が設置する場所、または対象者の居宅において、助産師等の看護職が中心となり、母子に対して母親の身体的回復と心理的な安定を促進するとともに、母親自身がセルフケア能力を育み、母子とその家族が健やかな育児ができるように支援をすることを目的に行うものであります。  具体的には、母親の身体的な回復のための支援、授乳の指導、乳房のケア、母親の話を傾聴するなどの心理的な支援、新生児及び乳児の状況に応じた具体的な育児指導、家族等の身近な支援者との関係の調整、地域で育児をしていく上で必要な社会資源の紹介などを行うものであります。  利用者を宿泊させて行う宿泊型、利用者の居宅を訪問して行うアウトリーチ型、利用者に施設へ来ていただき行うデイサービス型があります。  以上です。 454 ◆7番(小池友妃子) 議長、7番。 455 ◆議長(鈴木みのり) 7番。 456 ◆7番(小池友妃子) では、続いてイとして、産後ケア事業の対象者はどのような方となるのでしょうか。お聞かせください。 457 ◆健康推進部長(杉浦秀司) 議長、健康推進部長。 458 ◆議長(鈴木みのり) 健康推進部長。 459 ◆健康推進部長(杉浦秀司) 出産後の身体的な不調や回復のおくれがあり、休養の必要がある方、授乳が困難である方、出産後の心理的な不調があり、身近に相談できる者がいない方、家族等から十分な育児、家事等の支援が受けられない方などが対象者となってまいります。ただし、母子の感染症の疑いがないこと、入院治療の必要のないことが条件となります。  なお、対象者は、担当者がアセスメントをしてその利用を決定することとなります。 460 ◆7番(小池友妃子) 議長、7番。 461 ◆議長(鈴木みのり) 7番。 462 ◆7番(小池友妃子) それでは、ウとして、現在の近隣市における産後ケア事業の実施状況について教えてください。 463 ◆健康推進部長(杉浦秀司) 議長、健康推進部長。 464 ◆議長(鈴木みのり) 健康推進部長。 465 ◆健康推進部長(杉浦秀司) 産後ケア事業については、高浜市が平成27年4月から、知立市が平成29年4月から、豊田市が平成29年10月から、みよし市が平成30年4月から、刈谷市、安城市、岡崎市、幸田町が平成31年4月から実施をしています。また、西尾市は令和2年度より開始予定と聞いています。  また、宿泊型のみを実施しているのは、刈谷市、安城市、高浜市。宿泊型とデイサービスを行っているのは、知立市、みよし市、豊田市、岡崎市、幸田町であります。 466 ◆7番(小池友妃子) 議長、7番。 467 ◆議長(鈴木みのり) 7番。 468 ◆7番(小池友妃子) ありがとうございます。  では、もう一つ教えてください。近隣市の産後ケアにかかる年間予算はどのくらいなのでしょうか。お願いします。 469 ◆健康推進部長(杉浦秀司) 議長、健康推進部長。 470 ◆議長(鈴木みのり) 健康推進部長。 471 ◆健康推進部長(杉浦秀司) 各市町の今年度の予算でお答えをさせていただきます。  高浜市33万円、刈谷市104万円、知立市43万5,000円、安城市92万5,000円、みよし市326万円、幸田町142万2,000円、岡崎市173万8,000円、そして、豊田市が184万円となっています。 472 ◆7番(小池友妃子) 議長、7番。 473 ◆議長(鈴木みのり) 7番。 474 ◆7番(小池友妃子) ありがとうございます。  ほぼ同じぐらいの人口比率で宿泊型とデイサービス型を実施されている知立市が43万5,000円の予算計上で事業を行っていらっしゃいます。大切な命をお金ではかるものではないとは思いますが、予算的にも碧南市でもすぐにとりかかることができるくらいの予算で他市では事業に取り組まれていると感じます。  西三河では、お隣の高浜市が国のモデル事業として2014年から産後ケア入院やデイサービスを始め、NPO法人と連携して、母親が抱える不安を気軽に相談できる支援員や専門家をふやすなど、先進的に取り組まれていらっしゃいます。  そこで、我が碧南市でも早急にこの事業に取り組んでいただきたいという思い一心に、友好会派である市民クラブ、公明党、令和新風会の皆様と8月7日に高浜市を訪れ、産後ケア事業について伺ってまいりました。高浜市は2014年に産後デイケアサービスからスタートしましたが、母親は夜中に不安になることが多いことが分かり、2015年より宿泊型の産後ケア事業を開始されました。産院がない高浜市は、安城市の八千代病院と碧助産院と提携をされました。市内に産院がない高浜市でもお母さんたちの子育ての不安を安心に変えたいという思いで動き、西三河で初めて宿泊型の産後ケア事業を開始されたのです。担当者の方は、年間2人ぐらいの利用にすぎないのですが、宿泊型の産後ケア事業があるとないとではお母さんたちの安心感が違ってきます。1人でも利用してもらいたい方がいれば、そのお母さんをみんなでサポートすることがとても大切だと思いますとお話ししてくださいました。  出産後、女性はホルモンバランスが乱れ、身体的、精神的に不安定な状況に陥りやすくなります。重ねて、核家族化や女性の社会進出で育児の環境は厳しさを増しています。そういった中ではさまざまな問題が顕在化してきてしまいます。何度も申し上げますが、現代は核家族化が進み、育児経験が伝承されることがなくなり、経験もないまま育児をしなければならない状況が生まれています。育児を支援してくれる人が周りにいない、また、女性の社会進出が奨励され、夫婦共働きの家庭もふえました。昨今は男性が育児休暇をとれるようになってきたとはいえ、実際はまだまだ母親が育児の大部分を負担しているのが現状のようです。自分で育児のノウハウの情報を取得してそのとおりにやってみても、赤ちゃんはマニュアルどおりに反応してはくれません。同じ親から生まれても一人一人違うのです。  先ほどお聞きいたしましたアンケートの結果からもわかるように、初産婦の場合は初めての育児ということで不安を抱えている場合もありますし、また、出産経験のある経産婦の方においても、上の子供の育児と並行する難しさなどもあります。特に双子や三つ子など多胎になると、出産、育児などの負担がかなり大きくなってまいります。育児に対して適切なアドバイスをしてくれる人もいなければ経験もないために不安は増大し、さらにホルモンバランスの乱れからこんなはずではなかったと精神的に追い込まれ、マタニティブルーに陥る母親も少なくありません。  さらに症状が進めば産後鬱を発症し、最悪の場合、自殺に追い込まれるケースもございます。その一方で、苦しい気持ちの矛先が生まれたばかりの我が子に向かい、乳幼児虐待や虐待死を発症させるリスクもございます。産後ケア事業はこうした悲惨な状況を防ぎ、若い母親でもシングルマザーでも、どのような状況の女性でもみんなが安心して子供を産み育てることができる社会環境を整える事業なのです。  さて、今回の一般質問について調査をしているときにつかんだ情報なのですが、碧南市民病院にて産後ケア入院ができるようになったことを知りました。モニターをごらんください。碧南市民病院で実施されている産後ケア入院の御案内です。  そこで、エとして、碧南市民病院での産後ケア入院についてお尋ねいたします。  利用対象者は産後3ヵ月未満のお母さんと新生児、乳児。料金は1泊2日で約3万6,000円、追加1日につき約2万円。ケアの内容としては、お母さんのケアとして、健康状態のチェック、産後の生活のアドバイス、心身の疲労回復、おっぱいのトラブルなどのケア。赤ちゃんケアとして、健康状態のチェック、発育・発達のチェック、スキンケア。育児サポートとして、育児相談、授乳・沐浴などの育児全般などを行います。モニター、ありがとうございました。  では、碧南市民病院で行われている産後ケア入院についてお聞きいたします。  (ア)産後ケア入院を碧南市民病院で始められたのは、どのような経緯でいつからなのでしょうか、教えてください。 475 ◆病院経営管理部長(永谷洋二) 議長、病院経営管理部長。 476 ◆議長(鈴木みのり) 病院経営管理部長。 477 ◆病院経営管理部長(永谷洋二) ケアについてお答えします。  核家族化など、子育て家庭の孤立が多くなったため、事業の必要性を感じて実施を検討していたところ、ちょうど当院で産後ケアを受けたいという要請があったため、これを機会に平成30年3月より実施することにいたしております。  以上でございます。 478 ◆7番(小池友妃子) 議長、7番。 479 ◆議長(鈴木みのり) 7番。 480 ◆7番(小池友妃子) (イ)それでは、産後ケア入院の利用者数はどのくらいいらっしゃいましたか。教えてください。 481 ◆病院経営管理部長(永谷洋二) 議長、病院経営管理部長。 482 ◆議長(鈴木みのり) 病院経営管理部長。 483 ◆病院経営管理部長(永谷洋二) 利用者数でございますが、平成30年度実績で4名の方に御利用いただいております。  以上でございます。 484 ◆7番(小池友妃子) 議長、7番。 485 ◆議長(鈴木みのり) 7番。 486 ◆7番(小池友妃子) (ウ)として、利用者は何日ぐらい入院されていますでしょうか。教えてください。 487 ◆病院経営管理部長(永谷洋二) 議長、病院経営管理部長。 488 ◆議長(鈴木みのり) 病院経営管理部長。 489 ◆病院経営管理部長(永谷洋二) 利用者でございますが、4名のうち3名は2泊3日、1名は1日のみの御利用でございます。なお、3名の2泊3日の御利用料金の平均は5万3,000円余でございます。  以上でございます。 490 ◆7番(小池友妃子) 議長、7番。 491 ◆議長(鈴木みのり) 7番。 492 ◆7番(小池友妃子) ありがとうございます。  1名は病気が見つかり、その後保険適用になったとお聞きしております。残り3名の方は2泊3日で、平均5万3,000円という高額にもかかわらず利用されているのです。これは、産後ケア入院を必要とする人がいることを示していると思います。  碧南市が助成金を出す産後ケア事業を開始してくださることにより、産後ケアを受ける必要があったにもかかわらず経済的な理由で今まで受けることができなかった方々も安心して受けることができるようになるのです。  そこで、オ、産後ケア事業の実施予定についてお聞きします。  産後ケア事業を実施するのに子育て世代包括支援センターの設置が必要と聞いております。碧南市においても、平成30年11月1日に子育て世代包括支援センターは設置されております。そして、碧南市民病院では既に産後ケア入院を平成30年3月より単独で開始されております。ということは、市が助成金を出す産後ケア事業の実施に向けての準備は整っているということだと思います。であるならば、碧南市民病院にこの事業の受け皿としての医療機関になってもらえば、すぐにでも産後ケア事業は開始できるのです。そして、この事業を碧南市民病院で行うということは入院稼働率が上がることにもつながり、碧南市民病院の経営改善にもつながってまいりますので、碧南市にとって力を入れるべきところではないかと考えます。  碧南市民病院の産科医は、現在常勤医師が1人ということが心配なところではございますが、これは碧南市民病院だけではなく、全国的にも見られる傾向でもあります。今後、常勤の産科医をふやしていただくことも努力していただきたいのですが、産後ケア事業は主に助産師が行います。現在、碧南市民病院には正規の助産師が9名、臨時の助産師が2名いらっしゃるとお聞きしております。産後ケア事業を多くの皆様が御利用になるようになれば助産師をふやさなくてはいけなくなるかとは思いますが、妊娠・出産から産後ケアまでトータルでケアすることが碧南市民病院と提携することにより可能になると考えます。そうすることにより、アウトリーチ型、デイサービス型を、碧南市民病院を拠点として稼働できるようになると私は考えます。  さて、いよいよ今回の一般質問で一番お聞きしたかったことを質問させていただきます。産後ケア事業の実施予定についてお聞かせください。 493 ◆健康推進部長(杉浦秀司) 議長、健康推進部長。 494 ◆議長(鈴木みのり) 健康推進部長。 495 ◆健康推進部長(杉浦秀司) 産後ケア事業の実施につきましては、現在、関係医療機関との調整を行うなどしていますが、来年度中の実施に向け、さらに準備を進めてまいります。 496 ◆7番(小池友妃子) 議長、7番。 497 ◆議長(鈴木みのり) 7番。 498 ◆7番(小池友妃子) ありがとうございます。大変うれしく思います。
     産後ケア事業には御答弁の中でも御説明いただいておりますが、入院型だけでなく、助産師や看護師、保健師などが利用者の居宅を訪問して保健指導やケアを行うアウトリーチ型と、病院や助産院、保健センターなどに複数の利用者を来所させて育児方法などの相談を行い不安の軽減を図るデイサービス型もございます。これらに関しても関係医療機関と相談し、早急に取り入れていただきたいと思います。  また、産後ケアなどのサービスにかかる利用料ですが、平成29年8月に厚生労働省が出されている産前・産後サポート事業ガイドライン、産後ケア事業ガイドラインによると、市区町村が実施する産後ケア事業については、宿泊型、デイサービス型、アウトリーチ型とも利用者から産後ケアなどのサービスにかかる利用料を徴収するとされ、全1,741市区町村を対象とし調査された結果によると、利用料については、宿泊型は4,000円から1万円、デイサービス型は1,000円から4,000円、アウトリーチ型では500円から2,000円が多かったとのことでした。また、生活保護世帯、低所得者世帯は周囲から支援が得られないなどの社会的リスクが高いと考えられるため、利用料の減免措置などの配慮が行われることが望ましいと記載されておりました。利用料に関しましても、対象者が安心して利用できるような料金設定をお願いいたします。  さて、C・S動画ギャラリー、市長のメッセージで今月、満足度が高い碧南市の子育て環境について、市長みずから動画配信をされております。その中で市長は、子育て環境などについても市民の方から高い評価をいただいていると発言されております。産後ケア事業はさらなる地域活性化の絶好のチャンスにもなります。碧南市で出産して子供を育てたいと思わせる地域づくりができれば、人もお金も集まる仕組みができてきます。そのためにも、どの自治体にも引けをとらない産後ケア事業を一日も早く実施していただけることを要望し、私の一般質問とさせていただきます。ありがとうございました。 499 ◆議長(鈴木みのり) 以上で、小池友妃子議員の一般質問を終わります。  これにて本日の一般質問を終結いたします。 ───────────────────・・─────────────────── 500 ◆議長(鈴木みのり) 以上で、本日の日程は全部終了いたしました。  再開は9月9日午前10時であります。  本日は、これにて散会いたします。                            (午後 3時 16分 散会) ───────────────────○────────────────────  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。    令和元年9月6日                   碧南市議会                     議 長  鈴 木 みのり                     議 員  小 林 晃 三                     議 員  林 田   要 Copyright © Hekinan City Assembly Minutes, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...