岡崎市議会 > 2008-08-19 >
08月19日-18号

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  1. 岡崎市議会 2008-08-19
    08月19日-18号


    取得元: 岡崎市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-19
    平成20年  9月 定例会               平成20年            岡崎市議会会議録第19号                        平成20年8月19日(火曜日)本日の出席議員(44名)     1番  中根 薫     2番  加藤繁行     3番  中根義金     4番  大原昌幸     6番  柳田孝二     7番  木全昭子     8番  鈴木雅子     9番  鈴木雅登    10番  園山康男    11番  梅村順一    12番  山崎泰信    13番  山崎憲伸    14番  田口正夫    16番  三宅健司    17番  竹下寅生    18番  太田俊昭    19番  内藤 誠    20番  井手瀬絹子    21番  畔柳敏彦    22番  蜂須賀喜久好    23番  新海正春    24番  鈴木 豊    25番  柴田 泉    26番  深瀬 稔    27番  杉浦立美    28番  安形光征    29番  清水 勇    30番  髙野克一    31番  原田範次    32番  清水克美    33番  米村賢一    34番  野澤幸治    35番  岡崎冨雄    36番  村越恵子    37番  坂井一志    38番  山本雅宏    39番  稲垣良美    40番  野村康治    41番  加納吉久    43番  永田 寛    44番  小野政明    45番  中根勝美    46番  澤  豊    47番  近藤隆志---------------------------------------欠席議員(なし)---------------------------------------議事日程 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 報告第18号 外5件   報告第18号「平成19年度岡崎市一般会計継続費精算報告書について」   報告第19号「平成19年度岡崎市決算に係る健全化判断比率について」   報告第20号「平成19年度岡崎市公営企業決算に係る資金不足比率について」   報告第21号「平成19年度岡崎市土地開発基金の運用状況について」        (以上4件 報告、質疑)   報告第22号「損害賠償の額を定める専決処分について」   報告第23号「損害賠償の額を定める専決処分について」        (以上2件 報告) 日程第3 承認第4号 外1件   承認第4号「平成20年度岡崎市一般会計補正予算の専決処分について」   承認第5号「平成20年度岡崎市後期高齢者医療特別会計補正予算の専決処分について」        (説明、質疑、委員会付託省略、討論、採決) 日程第4 認定第1号 外3件   認定第1号「平成19年度岡崎市一般・特別会計の決算の認定について」   認定第2号「平成19年度岡崎市病院事業会計の決算の認定について」   認定第3号「平成19年度岡崎市水道事業会計の決算の認定について」   認定第4号「平成19年度岡崎額田地区広域事務組合農業共済事業特別会計の決算の認定について」        (説明、質疑) 日程第5 決算特別委員会の設置、委員会付託及び委員の指名について 日程第6 第99号議案 外14件   第99号議案「工事請負の契約について(CATV伝送路敷設工事)」   第100号議案「岡崎市土地開発公社定款の一部改正について」   第101号議案「物品の取得について(重金属類分析装置)」   第102号議案「岡崎市額田郡模範造林組合規約の一部改正に関する協議について」   第103号議案「工事請負に関する契約について(市道蓑川川田線立体交差工事の委託)」   第104号議案「財産の取得について(岡崎市東部地域交流センター用地)」   第105号議案「物品の取得について(水槽付消防ポンプ自動車)」   第106号議案「地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について」   第107号議案「岡崎市吏員退隠料其ノ他給与金条例等の一部改正について」   第108号議案「岡崎市市税条例の一部改正について」   第109号議案「平成20年度岡崎市一般会計補正予算(第2号)」   第110号議案「平成20年度岡崎市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)」   第111号議案「平成20年度岡崎市介護保険特別会計補正予算(第1号)」   第112号議案「平成20年度岡崎市母子寡婦福祉資金貸付事業特別会計補正予算(第1号)」   第113号議案「平成20年度岡崎市病院事業会計補正予算(第2号)」        (説明、総括質疑) 日程第7 委員会付託及び送付   第99号議案外14件、請願第7号外4件、陳情第5号---------------------------------------本日の会議に付した事件 1 会議録署名議員の指名 2 報告第18号「平成19年度岡崎市一般会計継続費精算報告書について」 3 報告第19号「平成19年度岡崎市決算に係る健全化判断比率について」 4 報告第20号「平成19年度岡崎市公営企業決算に係る資金不足比率について」 5 報告第21号「平成19年度岡崎市土地開発基金の運用状況について」 6 報告第22号「損害賠償の額を定める専決処分について」 7 報告第23号「損害賠償の額を定める専決処分について」 8 承認第4号「平成20年度岡崎市一般会計補正予算の専決処分について」 9 承認第5号「平成20年度岡崎市後期高齢者医療特別会計補正予算の専決処分について」 10 認定第1号「平成19年度岡崎市一般・特別会計の決算の認定について」 11 認定第2号「平成19年度岡崎市病院事業会計の決算の認定について」 12 認定第3号「平成19年度岡崎市水道事業会計の決算の認定について」 13 認定第4号「平成19年度岡崎額田地区広域事務組合農業共済事業特別会計の決算の認定について」 14 決算特別委員会の設置、委員会付託及び委員の指名について 15 第99号議案「工事請負の契約について(CATV伝送路敷設工事)」 16 第100号議案「岡崎市土地開発公社定款の一部改正について」 17 第101号議案「物品の取得について(重金属類分析装置)」 18 第102号議案「岡崎市額田郡模範造林組合規約の一部改正に関する協議について」 19 第103号議案「工事請負に関する契約について(市道蓑川川田線立体交差工事の委託)」 20 第104号議案「財産の取得について(岡崎市東部地域交流センター用地)」 21 第105号議案「物品の取得について(水槽付消防ポンプ自動車)」 22 第106号議案「地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について」 23 第107号議案「岡崎市吏員退隠料其ノ他給与金条例等の一部改正について」 24 第108号議案「岡崎市市税条例の一部改正について」 25 第109号議案「平成20年度岡崎市一般会計補正予算(第2号)」 26 第110号議案「平成20年度岡崎市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)」 27 第111号議案「平成20年度岡崎市介護保険特別会計補正予算(第1号)」 28 第112号議案「平成20年度岡崎市母子寡婦福祉資金貸付事業特別会計補正予算(第1号)」 29 第113号議案「平成20年度岡崎市病院事業会計補正予算(第2号)」 30 委員会付託及び送付---------------------------------------説明のため出席した者 市長      柴田紘一 副市長     石川 優 副市長     加藤邦彦 収入役     相川惠彦 教育長     江村 力 市民病院長   平林憲之 企画政策部長  林 義伸 総務部長    柴田宗男 財務部長    萩原利元 市民文化部長  市川美子 福祉保健部長  小笠原盛久 福祉保健部 子育て支援   近藤 勉 担当部長 保健所長    岩田徹也 環境部長    松田藤則 経済振興部長  酒井功二 土木建設部長  小野博章 都市整備部長  髙橋利明 都市整備部 拠点整備    齋藤理彦 担当部長 下水道部長   三上俊雄 病院事務局長  内田 実 消防長     畔柳俊光 水道局長    小野長久 教育委員会         佐野邦明 教育部長 教育委員会         小林義孝 教育監 教育委員会 図書館交流         岸田孝一 プラザ 総合館長 監査委員         中村幸雄 事務局長 総務部次長兼         寺田雄司 人事課長 財務部次長兼         髙木克広 財政課長 市民文化部 次長兼     矢田金市 額田支所長 福祉保健部 次長兼     蒲野 晴 長寿課長 環境部次長兼         手島雅行 ごみ対策課長 経済振興部 次長兼     岡田孝男 農務課長 土木建設部 次長兼     村井正八郎 道路建設課長 都市整備部 次長兼     小林健吾 都市計画課長 都市整備部 次長兼     大宮信俊 区画整理課長 下水道部次長   兼     野場豊章 下水施設課長 消防次長    柴田博和---------------------------------------職務のため出席した者 議会事務局長  市川博幸 議会事務局 次長兼     鈴木清治 総務課長 議事課長    伊藤盛康 議事課 議事調査班   小田成孝 班長 議事調査班         近藤秀行 主任主査 議事調査班         内田博行 主任主査 議事調査班         天野正徳 主任主査 議事調査班         大竹正倫 主任主査 議事調査班         鈴木久美子 主査 速記士     加古修一               午前10時開議 ○議長(山本雅宏) 出席議員が定足数に達しておりますので、ただいまから会議を開きます。 本日出席を求めた理事者は、市長初め関係職員であります。 なお、本日の議事日程は、席上に配付の印刷物により御承知願います。--------------------------------------- ○議長(山本雅宏) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第79条の規定により、議長において、4番 大原昌幸議員、44番 小野政明議員の御両名を指名いたします。--------------------------------------- ○議長(山本雅宏) 日程第2、報告第18号「平成19年度岡崎市一般会計継続費精算報告書について」外5件を一括議題とし、逐次理事者の報告を求めます。 報告第18号から第21号、萩原財務部長。 ◎財務部長(萩原利元) 「報告事項」と記載してございます冊子をお願いいたします。1ページをお願いいたします。報告第18号「平成19年度岡崎市一般会計継続費精算報告書について」御説明申し上げます。 おめくりをいただきまして、2ページ、3ページをお願いいたします。2款1項総務管理費の庁舎周辺整備事業は、平成18年度、19年度の継続事業。(仮称)東館建設事業は、平成17年度から3カ年の継続事業。2項総務諸費の地域情報通信基盤整備事業は、平成18年度、19年度の継続事業。おめくりをいただきまして、西部地域交流センター建設事業、3款2項児童福祉費の六名南保育園園舎増改築事業は、それぞれ平成18年度、19年度の2カ年の継続事業。4款4項清掃費の新一般廃棄物中間処理施設用地造成事業は、平成17年度から3カ年の継続事業。おめくりをいただきまして、一般廃棄物最終処分場造成事業(才栗)、8款8項住宅費は市営住宅建設事業(土井団地第3工区)、10款6項社会教育費の康生地区拠点施設建設事業は、いずれも平成18年度から2カ年の継続事業でございます。それぞれ事業が完了しましたので、精算報告いたすもので、全体計画の年割額、実績欄の支出済額、比較欄の年割額と支出済額の差等は記載のとおりでございます。 以上、地方自治法施行令第145条第2項の規定によりまして御報告申し上げるものでございます。 続きまして、9ページをお願いいたします。報告第19号「平成19年度岡崎市決算に係る健全化判断比率について」御説明申し上げます。 昨年6月に公布されました地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定に基づき、監査委員の意見を付して報告するものでございまして、健全化判断比率の各比率につきましては、10ページ記載のとおりでございます。 次に、13ページをお願いいたします。報告第20号「平成19年度岡崎市公営企業決算に係る資金不足比率について」御説明申し上げます。 報告第19号と同様に、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定に基づき、監査委員の意見を付して報告するものでございまして、各会計の資金不足比率につきましては、14ページ記載のとおりでございます。 次に、おめくりをいただきまして、17ページをお願いいたします。報告第21号「平成19年度岡崎市土地開発基金の運用状況について」御説明申し上げます。 おめくりをいただきまして、18ページをお願いいたします。土地開発基金の運用状況をあらわす調書でございます。この基金は、5億円を原資として、土地開発公社に無利息で貸し付けをしているものでございまして、年度中の現金の受け入れ及び支払い高はございません。平成19年度末の現在高は、年度当初の基金定額と変動はなく、5億円でございます。 19ページをお願いいたします。貸し付けの状況を付表として示したものでございまして、貸付金の状況は、付表に記載のとおりでございます。 次に、21ページから23ページは、定額の基金の運用状況につきまして、ただいま御説明申し上げました土地開発基金についての監査委員の審査意見書でございます。 以上でございます。 ○議長(山本雅宏) 次、報告第22号、小野土木建設部長。 ◎土木建設部長(小野博章) 続きまして、25ページをお願いいたします。報告第22号「損害賠償の額を定める専決処分について」御説明を申し上げます。 おめくりをいただきまして、27ページをお願いいたします。専決処分書に記載のこの事故は、平成20年5月28日午後4時ごろ、岡崎市八帖北町25番3地先の市道岡崎環状線において、道路中央部の道路びょうに相手方自動車が乗り上げた際、びょうがはね上がり、当該自動車の右側前方扉を損傷し、損害を与えたものでございます。 示談が成立いたしましたので、地方自治法第180条第1項の規定に基づき専決処分をさせていただきました。同条第2項の規定により、御報告をいたすものでございます。 金額は、専決処分書に記載のとおりでございます。 なお、この賠償金につきましては、全国市有物件災害共済会から補てんされるものでございます。 以上でございます。 ○議長(山本雅宏) 次、報告第23号、佐野教育部長。 ◎教育委員会教育部長(佐野邦明) 29ページをお願いいたします。報告第23号「損害賠償の額を定める専決処分について」御説明申し上げます。 おめくりいただきまして、31ページをお願いいたします。専決処分書に記載のこの事故は、平成20年4月23日午前10時ごろ、じんかい車が岡崎市立城南小学校に向かう際、岡崎市城南町2丁目10番地1地内において、相手方所有の門扉を破損し、損害を与えたものでございます。 示談が成立いたしましたので、地方自治法第180条第1項の規定に基づき専決処分をさせていただきました。同条第2項の規定により御報告いたすものでございます。 金額につきましては、専決処分書に記載のとおりでございます。 なお、この賠償金につきましては、全国市有物件災害共済会から補てんされるものでございます。 以上でございます。 ○議長(山本雅宏) 報告は終わりました。 これより報告第18号から第21号について質疑を行います。 なお、報告第22号及び第23号は、地方自治法第180条に基づく議会の委任による市長の専決処分であります。よって、質疑はありませんので、御承知おきください。 これより質疑に入ります。報告第18号、これに御質疑ありませんか。 8番 鈴木雅子議員。 ◆8番(鈴木雅子) 1点お伺いをします。報告事項の6ページ、7ページになりますが、康生地区拠点施設建設事業の報告についてです。これによりますと、全体計画と実績と比較をした数字が年割額と支出済額の差というところで、全体額としては1億2,700万円出ているわけなんですけれども、その財源の内訳を見ますと、国県の支出金で1,830万円が出ています。この支出済額との差1億2,700万円と、それからこの国県支出金の減額について、それを一般財源で充てているわけなんですが、その理由についてお聞かせください。 ○議長(山本雅宏) 岸田図書館交流プラザ総合館長。 ◎教育委員会図書館交流プラザ総合館長(岸田孝一) ただいまの康生地区拠点施設建設事業の年割額と支出済額の差でございますけれども、これにつきましては、電気工事及び機械工事の契約差金でございます。 次に、特定財源の、これはまちづくり交付金等が増額になったため一般財源を減するものでございます。 なお、特定財源につきましては、交付対象事業が増したために交付金が増するものでございます。 以上でございます。 ○議長(山本雅宏) 次、報告第19号、これに御質疑ありませんか。 8番 鈴木雅子議員。 ◆8番(鈴木雅子) 報告第19号について質問を行います。 平成19年度決算分から、地方自治体の財政健全化法に基づいて、これらの健全化判断比率が初めて数値化をされました。今回、他市の数字と比較することはできませんが、国の基準から見ますと、実質公債費比率も将来負担比率も1けた違いのいわゆる優良な数字というのを示していることになります。これらの数字について、国の指導の方向と岡崎市の考え方についてお伺いをしたいと思います。 まず、議会への報告と監査委員会の審査というのが法律で義務づけられています。報告書、監査委員からの意見についてはここに記載がありますけれども、いずれも適正なものであると認められたということなんですが、それ以上の御意見があったかどうかということをお伺いしたいと思います。 それから、現行の決算制度では、いわゆる夕張市問題に十分機能しなかったということを踏まえて、その問題点を改善した制度であるというふうに政府は言っているわけです。しかし、夕張市で第三セクターが過剰債務に陥った背景には、地方交付税の削減ですとか民間活力の活用などとして開発推進をあおった国、また過剰貸し付けをした金融機関にも責任があります。こうした責任をきちんと総括せず、検証せずに、財政の管理責任を自治体に押しつける方法には誤りがあると私たちは考えています。 そこで、お尋ねをしますが、岡崎市は数字的には大変優良となっていますが、これによって国のほうから、まだ普通建設費がふやせないのかとか、起債事業を起こせないのかとか、こういったような指導や指示、国の管理が行われる懸念がないかどうか、お聞かせください。 2点目は、市の考え方ですが、また市長も今後新文化会館や教育センター子ども科学館、東岡崎駅周辺整備など、建設計画を上げる上、さらに今議会でも工業団地の開発、陸上競技場、公認プールなど、新たな建設事業を打ち出されていますが、優良と出された数字に安住をして、維持管理にお金のかかる箱物を建設し続ければ、必要な経費も捻出できなくなる、こんな事態も、財政的な圧迫も生まれてくるわけです。そうした視点から、今回の岡崎市が出した数字についての市の見解をお聞かせください。 ○議長(山本雅宏) 萩原財務部長。 ◎財務部長(萩原利元) 健全化判断比率について2点のお尋ねをいただきました。 まず、補助金カットの関係でございますが、この地方公共団体の財政の健全化に関する法律は、財政の健全性に関する比率の公表制度を設けまして、その比率に応じて地方公共団体が計画を策定する制度を定めるとともに、当該計画の実施の促進を図るための財政上の措置を講じることで、地方公共団体の財政の健全化に資することを目的といたしております。 早期健全化基準、または財政再生基準に該当する団体につきましては、財政健全化計画財政再生計画を策定いたしまして、また地方債の起債の制限などが行われる運びとなると理解いたしております。 本市におきましては、御指摘のようにいずれも指標は各基準に該当しないため、健全であると考えております。 財政が健全であるがゆえ、国の補助金がカットされるのではというお尋ねでございますが、現時点におきましては詳細はわかりませんが、そのような引き締めはないであろうと考えております。 次に、財政健全であるがゆえに積極的に事業を推進できると考えていないかという質問かと思いますが、市の財政状況につきましては、財政力指数、経常収支比率実質収支比率自主財源比率などの各指標や基金残高、地方債残高などいろいろな角度から分析、把握すべきだと考えますとともに、国や経済情勢などの動向も考慮する中で適切な財政運営に心がけているところでございます。 議員御指摘の今回の財政健全化法の4指標の結果だけを見て健全団体であるから事業を云々という御質問かと思いますが、今後におきましても、決められた事業を確実に実施できるよう、健全財政の維持に努めてまいりますので、よろしく御理解いただきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(山本雅宏) 8番 鈴木雅子議員。 ◆8番(鈴木雅子) 始まったばかりで、今後国がどのように動いてくるかというのは今後のことかと思いますけれども、赤字団体に対しては、国は財政健全化計画財政再生計画を策定するよう義務づけたり、予算の変更などの措置ができるというふうにはなっています。黒字の団体に対しては規定はありません。しかし、やはり地方の財政というのは自立、独立のものだと思うんです。そういう点で、あってはならないことですけれども、こうした指標をもとにして地方への補助金のカットや地方交付税の算定の削減などが行われないよう、地方の団体の財政の自立性、自主性を尊重するよう、こうした関与があった場合に、国に対して意見を言っていくべきかと思うんですけれども、そうしたことについての考え方をお聞かせください。 ○議長(山本雅宏) 萩原財務部長
    ◎財務部長(萩原利元) 先ほどもお答えしましたように、現時点におきましては、そういった補助金のカットは想定できないというふうに認識いたしておりますが、仮にそういった事態になりましたら、県の市長会並びに地方6団体等を通じまして要望していけたらなというふうに現時点においては考えております。 以上でございます。 ○議長(山本雅宏) 次、報告第20号、これに御質疑ありませんか。 8番 鈴木雅子議員。 ◆8番(鈴木雅子) 報告第20号については、公営企業の決算に係る同様の新たな数値化なんですけれども、今回数字が出てこないのは、黒字のため資金不足は起こっていないよというふうに理解をします。それで、ただ一般市民の皆さんの間には、病院会計は赤字だと、多大な赤字を抱えているような、新聞紙上に載ったこともありまして、そうした不安や懸念の声もあります。私たちは、これについては、数字的には赤字ではあるけれども、実際上の運営に支障のあるものではないということは、償却資産あるいは固定資産等の累計から十分だというふうに理解をしているんですけれども、そうした世論がある中で、病院会計が今回は資金不足としては黒字になっている、この理由についてお聞かせください。 それから、それについての市の見解をお聞かせください。 ○議長(山本雅宏) 内田病院事務局長。 ◎病院事務局長(内田実) 病院会計でここに特に赤字として載っていないというのは、この比率が、流動資産が分母でありまして、流動負債が分子であるということから、流動資産の額を流動負債の額が下回っておるということでここに載っていないということでございます。 よろしくお願いします。 ○議長(山本雅宏) 市の病院の考え方。内田病院事務局長。 ◎病院事務局長(内田実) 病院会計といたしましては、まだ現金の保有が70億円程度はございます。累積赤字は53億円程度あるわけですが、これにつきましては、市民病院の建設の減価償却費が積み重なるものでございまして、今後は経営には鋭意努力はしてまいります。運転資金としての現金というのは持ち合わせておりますので、大変厳しい中ではございますが、鋭意経営の効率化に努力をしていきたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(山本雅宏) 次、報告第21号、これに御質疑ありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(山本雅宏) 御質疑は終わりました。--------------------------------------- ○議長(山本雅宏) 日程第3、承認第4号「平成20年度岡崎市一般会計補正予算の専決処分について」外1件を一括議題とし、逐次理事者の説明を求めます。 承認第4号、萩原財務部長。 ◎財務部長(萩原利元) 議案書をお取り出しいただきたいと思います。1ページをお願いいたします。承認第4号「平成20年度岡崎市一般会計補正予算の専決処分について」御説明申し上げます。 本案は、国の高齢者医療の円滑な運営のための負担軽減措置に伴いまして、後期高齢者医療特別会計の歳出予算を増額するため、一般会計から財源を繰り出す補正予算でございまして、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、議案書3ページの専決処分書のとおり7月7日に専決処分をさせていただいたもので、同条第3項の規定により議会の承認をお願いするものでございます。 よろしく御承認を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(山本雅宏) 次、承認第5号、小笠原福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(小笠原盛久) 7ページをお願いいたします。平成20年承認第5号「平成20年度岡崎市後期高齢者医療特別会計補正予算の専決処分について」御説明申し上げます。 本案は、後期高齢者医療特別会計の補正予算でございまして、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、議案書9ページの専決処分書のとおり7月7日に専決処分をさせていただいたもので、同条第3項の規定により議会の承認をお願いするものでございます。 第1条は、歳入歳出予算の総額にそれぞれ160万円を追加し、補正後の額を29億6,094万円とするものでございます。 それでは、補正予算説明書により内容の御説明を申し上げますので、平成20年7月7日専決とあります補正予算説明書の14ページをお願いいたします。まず、後期高齢者医療特別会計の歳出でございますが、1款2項1目賦課徴収費の13節は、低所得者の後期高齢者医療被保険者に対する保険料の特別措置に係る保険料変更通知書の印刷封入封緘を行うための委託料でございまして、この財源といたしまして、12ページの記載のように、同額を一般会計繰入金にて計上させていただいたものでございます。よろしく御承認を賜るようお願いを申し上げます。 以上でございます。 ○議長(山本雅宏) 説明は終わりました。 これより質疑に入ります。 承認第4号、これに御質疑ありませんか。 7番 木全昭子議員。 ◆7番(木全昭子) 承認第4号でありますが、4号、5号に一括で質問させていただきます。 160万円の追加でありますけれども…… ○議長(山本雅宏) 7番 木全議員、4号だけにしてください。 ◆7番(木全昭子) じゃ、5号でやります。 ○議長(山本雅宏) では、承認第5号、これに御質疑ありませんか。 7番 木全昭子議員。 ◆7番(木全昭子) 承認第5号について伺います。平成20年度後期高齢者医療制度特別会計補正予算の専決処分でありますが、160万円の追加が今回出されております。後期高齢者医療制度が高齢者いじめの制度であり、政府が見直しをせざるを得なくなって今回低所得者への保険料の軽減をしたものでありますが、今回出されている160万円の具体的内容についてまずお聞かせください。 ○議長(山本雅宏) 小笠原福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(小笠原盛久) 今回は、特別軽減によりまして約9,200件の方の封入封緘が、先般、一般質問でお答えいたしましたように変更がございましたので、その費用といたしまして計上させていただいたものでございます。 以上でございます。 ○議長(山本雅宏) 7番 木全昭子議員。 ◆7番(木全昭子) 今おっしゃったように印刷や袋詰めの業務のお金だということで、郵送代が入っていないようですけれども、これは幾らかかるのかということと、今回の見直しによる、岡崎市が郵送代はもちろんですけれども、人件費もかかっているわけです。これについて国がどのような措置をしてくるのか、お聞かせをいただきたいと思います。 ○議長(山本雅宏) 小笠原福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(小笠原盛久) 郵送料といたしましては、約59万円ほどということでございます。 それから、軽減の関係で財源ですが、国の補正予算で対応するといたしております。詳細につきましては、まだ正式な通知が来ておりませんので、御理解をいただきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(山本雅宏) 7番 木全昭子議員。 ◆7番(木全昭子) 詳細は国のほうから来ていないということですが、私どもが知り得たところでいえば、国が補正を出したその金額は、まず愛知の広域連合に入るというふうに伺っています。そこから広域連合が市町村にそのまま実費というか、かかったお金を出していくのか、それかもしくは広域連合が各自治体の負担分として今回とっていくのか、そういうのがまだ定かではないということなんですが、そこら辺は当局としては把握をしていないのかということ。 それから、人件費については今回見てくれるのでしょうか。今郵送代は言っていただきましたが。 ○議長(山本雅宏) 小笠原福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(小笠原盛久) 先ほど申し上げましたように国からの通知がまだ来ておりませんので、この点については御理解していただきたいと思います。 それから、人件費は補助の対象外となっておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(山本雅宏) 御質疑は終わりました。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております承認第4号及び第5号は、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。     (「異議なし」の声あり) ○議長(山本雅宏) 御異議なしと認めます。 よって、委員会付託を省略することに決しました。 討論の通告がありますので、発言を許します。 7番 木全昭子議員。     (7番 木全昭子 登壇) ◆7番(木全昭子) 承認第4号、5号について、日本共産党市議団を代表して討論を行います。 一般会計補正予算後期高齢者医療特別会計補正予算の専決処分についてです。 4月から始まった後期高齢者医療制度が、無年金の人からも、子供の扶養となって保険料のかからなかった人からも保険料をむしり取る高齢者いじめの制度であること、また1カ月6,000円までという保険適用を定額制にすることや終末期医療を辞退させるような誓約書を高齢者に提出させるなど、高齢者を医療から締め出す制度でした。 制度導入時、低所得者の8割は保険料が従来より下がると政府は言ってきましたが、実際は多くの人が下がらなかった。むしろ引き上がってしまいました。この間、全国35都府県の医師会からも、また全国の3分の1の自治体、600を超える議会からも後期高齢者医療制度廃止、見直しの決議や意見書が採択され、国に提出されるなどの動きの中で、この制度をつくった自民・公明政権も手直しをせざるを得ず、今回若干の見直しを行ったものです。 本議案は、見直しをお知らせするための印刷や袋詰めの予算です。専決処分160万円の本議案については、低所得者に対する一定の保険料軽減となっていますので賛成をいたしますが、若干意見をつけておきます。 3回目の年金天引きの日である8月15日、私は六供郵便局の前で年金を受け取りに来た高齢者に後期高齢者医療制度の廃止を求める請願をお願いしました。郵便局が9時に開くのに8時45分ぐらいから五、六人待ってみえました。わずかな年金が手元に入る前にあれもこれもと天引きされて本当に大変、早くやめてほしいと言いながら、私たちの署名に協力してくださいました。 今回の見直しは、2年おきの保険料見直しや差別医療など、この制度の持つ根本的な問題点を何ら解決するものではありません。見直しや手直しでなく、きっぱりと廃止すべきです。改めて高齢者の医療、保険をどう社会保障として国が位置づけていくのかを国民的議論で行うべきと意見をつけておきます。 以上で討論といたします。     (7番 木全昭子 降壇) ○議長(山本雅宏) 以上で討論は終結いたしました。 これより採決いたします。 お諮りいたします。 承認第4号及び第5号は、これを承認することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(山本雅宏) 起立全員。 よって、以上2件は承認することに決しました。--------------------------------------- ○議長(山本雅宏) 日程第4、認定第1号「平成19年度岡崎市一般・特別会計の決算の認定について」外3件を一括議題とし、理事者の説明を求めます。 萩原財務部長。 ◎財務部長(萩原利元) 13ページをお願いいたします。認定第1号「平成19年度岡崎市一般・特別会計の決算の認定について」御説明申し上げます。 本案は、一般会計と市民休養施設桑谷山荘特別会計を初めとした18の特別会計の決算につきまして、地方自治法第233条第3項の規定により、別冊の監査委員の意見書をつけ、議会の認定に付するものでございます。 附属書類といたしまして、歳入歳出決算事項別明細書と主要施策成果説明書をあわせて提出しておりますので、御参照いただきたいと存じます。 おめくりをいただきまして、15ページをお願いいたします。認定第2号「平成19年度岡崎市病院事業会計の決算の認定について」と、さらにおめくりをいただきまして、17ページの認定第3号「平成19年度岡崎市水道事業会計の決算の認定について」をあわせて御説明申し上げます。 病院事業及び水道事業、両会計の決算の認定につきましても、地方公営企業法第30条第4項の規定によりまして、それぞれ監査委員の意見書をつけ、決算附属資料とあわせて提出いたしております。 おめくりいただきまして、19ページをお願いいたします。認定第4号「平成19年度岡崎額田地区広域事務組合農業共済事業特別会計の決算の認定について」御説明申し上げます。 本案は、地方自治法施行令第5条第3項の規定により、別冊の監査委員の意見書をつけ、議会の認定に付するものでございまして、決算附属資料とあわせて提出させていただいております。どうぞよろしくお願いいたします。 以上でございます。 ○議長(山本雅宏) 説明は終わりました。 これより質疑に入ります。 認定第1号、これに御質疑ありませんか。次、認定第2号、これに御質疑ありませんか。次、認定第3号、これに御質疑ありませんか。次、認定第4号、これに御質疑ありませんか。     (以上、いずれも「なし」の声あり) ○議長(山本雅宏) 御質疑なしと認めます。--------------------------------------- ○議長(山本雅宏) 日程第5、決算特別委員会の設置、委員会付託及び委員の指名についてを議題といたします。 お諮りいたします。 認定第1号外3件については、19人の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査いたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) ○議長(山本雅宏) 御異議なしと認めます。 よって、認定第1号外3件は、19人の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決しました。 決算特別委員会の委員は、委員会条例第8条第1項の規定により、議長において、席上に配付いたしました印刷物のとおり指名いたします。     決算特別委員会委員           平成20年9月定例会加藤繁行鈴木雅子鈴木雅登園山康男山崎泰信山崎憲伸三宅健司太田俊昭井手瀬絹子畔柳敏彦鈴木 豊清水 勇髙野克一米村賢一岡崎冨雄野村康治小野政明中根勝美近藤隆志 --------------------------------------- ○議長(山本雅宏) 日程第6、第99号議案「工事請負の契約について(CATV伝送路敷設工事)」外14件を一括議題とし、逐次理事者の説明を求めます。 第99号議案、林企画政策部長。 ◎企画政策部長(林義伸) 21ページをお願いいたします。第99号議案「工事請負の契約について」御説明申し上げます。 本案は、CATV伝送路敷設工事でございまして、去る7月1日、一般競争入札の結果、株式会社NTT西日本-東海が3億6,718万5,000円で落札したものでございます。 工事の概要及び完成期限につきましては、議案書記載のとおりでございます。 なお、入札結果につきましては、お手元に配付をさせていただきました資料のとおりでございます。 以上でございます。 ○議長(山本雅宏) 次、第100号議案、萩原財務部長。 ◎財務部長(萩原利元) 23ページをお願いいたします。第100号議案「岡崎市土地開発公社定款の一部改正について」御説明申し上げます。 本案は、民法及び公有地の拡大の推進に関する法律の一部改正に伴い、規定の整理を行うものでございます。 第7条の5項は、監事の職務及び権限について引用規定を整理するものでございます。 附則につきましては、土地開発公社定款第26条及び公有地の拡大の推進に関する法律第14条第2項に基づき、岡崎市議会の議決を経て愛知県知事の認可を受け、平成20年12月1日からとするものでございます。 以上でございます。 ○議長(山本雅宏) 次、第101号議案、松田環境部長。 ◎環境部長(松田藤則) 25ページをお願いいたします。第101号議案「物品の取得について」御説明申し上げます。 本案は、総合検査センターで実施しております水道水、工場排水、地下水、土壌などの水質検査に必要な検査機器でございまして、鉛、クロムなどの重金属を測定する分析装置を購入するものであります。 契約の方法、買い入れ金額、納入期限、契約の相手方は、議案書記載のとおりでございます。 なお、入札結果につきましては、お手元の資料のとおりでございます。 以上でございます。 ○議長(山本雅宏) 次、第102号議案、酒井経済振興部長。 ◎経済振興部長(酒井功二) 議案書の27ページをお願いいたします。第102号議案「岡崎市額田郡模範造林組合規約の一部改正に関する協議について」御説明申し上げます。 本案は、地方自治法の一部改正に伴い、「収入役」を「会計管理者」に改める必要があるため、地方自治法第286条第1項の規定により、岡崎市額田郡模範造林組合規約の一部を改正することについて幸田町と協議するものでございます。 なお、附則につきましては、規約の施行日を定めるものでございます。 以上でございます。 ○議長(山本雅宏) 次、第103号議案、小野土木建設部長。 ◎土木建設部長(小野博章) 29ページをお願いいたします。第103号議案「工事請負に関する契約について」御説明を申し上げます。 本案は、市道蓑川川田線を名古屋鉄道の軌道直下に横断させる立体交差工事であり、専門的な技術が必要なため、名古屋鉄道株式会社へ委託するものでございます。 工事の概要、契約の方法、契約金額、履行期限につきましては、議案書記載のとおりでございます。 以上でございます。 ○議長(山本雅宏) 次、第104号議案、齋藤拠点整備担当部長。 ◎都市整備部拠点整備担当部長(齋藤理彦) 議案書31ページをお願いいたします。第104号議案「財産の取得について」御説明申し上げます。 本案は、岡崎市東部地域交流センターの用地として岡崎市土地開発公社を経由して買い入れるものでございます。買い入れる土地の所在、面積、金額につきましては、議案書記載のとおりでございます。 なお、買い入れる土地の位置は、32ページの付図に添付してございます。 以上でございます。 ○議長(山本雅宏) 次、第105号議案、畔柳消防長。 ◎消防長(畔柳俊光) 33ページをお願いいたします。第105号議案「物品の取得について」御説明申し上げます。 本案は、平成21年4月に開所予定の東消防署形埜出張所へ新規配備する水槽付消防ポンプ自動車を県補助を受けて購入するものでございます。契約の方法、買い入れ金額、納入期限、契約の相手方は、議案書記載のとおりでございます。 なお、入札結果につきましては、お手元の資料のとおりでございます。 以上でございます。 ○議長(山本雅宏) 次、第106号議案及び第107号議案、柴田総務部長。 ◎総務部長(柴田宗男) 35ページをお願いいたします。第106号議案「地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について」の御説明を申し上げます。 本案は、地方自治法の一部の改正に伴いまして関係条例の整理を行うものでございます。 主な改正内容といたしましては、大きく3点ございまして、まず1点目といたしましては、収入役の在任特例期限の到来によるものでございます。次に、2点目といたしましては、議員の報酬の支給方法等に関する規定及び他の行政委員会の委員等の報酬の支給方法等に関する規定が分離されたことに伴う引用条項を整理するとともに、議員に関する報酬の名称が特化され、議員報酬という名称に改められたことによるものでございます。最後に、3点目といたしましては、議会活動の範囲の明確化に関する規定の追加、認可地縁団体の代表者の代理人等の選任に関する規定の見直し等に伴う引用条項の整理でございます。 以上の改正内容に関しての本市における関係条例といたしまして、第1条の岡崎市長等の給与に関する条例、第2条の岡崎市職員の退職手当に関する条例、第3条の岡崎市議会の議員の報酬等に関する条例、おめくりいただきまして、第4条の岡崎市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例、第5条の岡崎市教育委員会教育長の給与等に関する条例、第6条の岡崎市職員等の旅費に関する条例、第7条の岡崎市消防団条例、第8条の岡崎市特別職報酬等審議会条例、第9条の岡崎市認可地縁団体印鑑の登録及び証明に関する条例、右のページに参りまして、第10条の岡崎市議会政務調査費の交付に関する条例の10件の条例につきまして、それぞれ所要の改正を行うものでございます。 なお、附則におきまして条例の施行日を公布の日といたしておりますが、収入役の在任特例に関する改正規定につきましては平成20年11月8日を、第9条の認可地縁団体の登録資格等に関する改正規定につきましては平成20年12月1日を施行日といたすものでございます。 引き続きまして、39ページをお願いいたします。第107号議案「岡崎市吏員退隠料其ノ他給与金条例等の一部改正について」の御説明を申し上げます。 本案は、株式会社日本政策金融公庫法の施行に伴い、関係条例の整理を行うものでございます。 主な改正内容でございますが、第1条の岡崎市吏員退隠料其ノ他給与金条例、第2条の岡崎市職員共済条例及び次ページ第3条の岡崎市農林業経営改善近代化助成条例のいずれにつきましても、それぞれにかかわる国の政策金融機関が廃止され、これを承継する法人に統合されることに伴い、各条例における金融機関の名称を統合後の株式会社日本政策金融公庫に改めるものでございます。 なお、条例の施行日につきましては、附則において、新しい金融機関が発足する平成20年10月1日としておりますが、字句、その他規定の整理に関する改正部分につきましては、公布の日とするものでございます。 以上でございます。 ○議長(山本雅宏) 次、第108号議案、萩原財務部長。 ◎財務部長(萩原利元) 議案書の41ページをお願いいたします。第108号議案「岡崎市市税条例の一部改正について」御説明申し上げます。 今回の市税条例の改正は、個人住民税に関しまして主に寄附金税制の拡充、上場株式等の配当、譲渡所得等に対する税率の特例措置の見直し、公的年金からの特別徴収制度の創設並びに公益法人制度改革に対応する所要の措置を講じた内容の地方税法が改正されたことに伴い、関係規定の改正をするものでございます。 第22条につきましては、公益法人制度改革に伴い、民法第34条の法人を公益社団法人及び公益財団法人と定め、また中間法人法の廃止に伴い、第7号を削除するものでございます。 続きまして、第25条から第34条の2までにつきましては、寄附金税制の拡充に伴い、改正を行うものでございます。 各条の改正内容といたしましては、第25条は、市民税の申告等に関して字句の整理を行うもの。 第31条の3は、控除方式が所得控除から税額控除に改められたことにより、所得控除から寄附金控除額を削除するものでございます。 第34条は、調整控除に関して字句の整理を行うもの。 第34条の2は、寄附金税額控除に関して詳細を定めた条を設けるものでございます。 おめくりをいただきまして、第35条の2から第39条の6までにつきましては、個人住民税における公的年金からの特別徴収制度導入に伴い、改正を行うものでございます。 各条の改正内容といたしましては、第35条の2は、個人の市民税の徴収の方法等に関して字句の整理を行うもの。 第38条の2は、給与所得に係る個人の市民税の特別徴収に関して字句の整理及び見出しを改めるもの。 第38条の3は、見出しを改めるもの。 第38条の4は、給与所得に係る特別徴収税額の納入義務等に関して字句の整理及び見出しを改めるもの。 第38条の5は、給与所得に係る特別徴収税額の納期の特例に関して字句の整理及び見出しを改めるもの。 第38条の6は、納期の特例に関する承認の申請について字句の整理を行うもの。 第38条の8は、承認の取り消し等があった場合の納期の特例に関して字句の整理を行うものでございます。 第39条につきましては、給与所得に係る特別徴収税額の普通徴収税額への繰り入れに関して字句の整理及び見出しを改めるもの。 おめくりをいただきまして、第39条の2は、公的年金等の所得に係る個人の市民税の特別徴収に関して詳細を定めた条を設けるもの。 第39条の3は、年金所得に係る特別徴収義務者に関して詳細を定めた条を設けるもの。 第39条の4は、年金所得に係る特別徴収税額の納入義務に関して詳細を定めた条を設けるもの。 第39条の5は、年金所得に係る仮特別徴収税額に関して詳細を定めた条を設けるもの。 おめくりをいただきまして、第39条の6は、年金所得に係る特別徴収税額等の普通徴収税額への繰り入れに関して詳細を定めた条を設けるものでございます。 続きまして、附則に関する改正についてでございますが、附則第3条の7は、公益法人制度改革に伴い、市民税の課税の特例を定めた条を設けるもの。 附則第3条の8は、寄附金税制の拡充に伴い、寄附金税額控除における特例控除額に関する特例を定めた条を設けるものでございます。 附則第4条につきましては、免税対象飼育牛の売却頭数が2,000頭を超える場合に、その超える部分の所得について免税対象から除外するとともに、その適用期限を3年延長し、平成24年度までとする内容の改正でございます。 おめくりをいただきまして、附則第14条の3につきましては、上場株式等に係る配当所得の軽減税率の廃止に伴い、上場株式等に係る配当所得における市民税の課税の特例の詳細を定めた条を設けるものでございます。 附則第14条の4から附則第16条までにつきましては、寄附金税制の拡充に伴い改正を行うもので、各条の改正内容といたしましては、附則第14条の4では、土地の譲渡等に係る事業所得等における市民税の課税の特例に関して字句の整理を行うもの。 附則第15条は、長期譲渡所得に係る市民税の課税の特例に関して字句の整理を行うもの。 おめくりをいただきまして、附則第16条は、短期譲渡所得に係る市民税の課税の特例に関して字句の整理を行うもの。 附則第16条の2は、附則第16条の3の削除及び寄附金税制の拡充に伴い、株式等に係る譲渡所得等に係る市民税の課税の特例に関して字句の整理を行うもの。 附則第16条の2の2は、特定管理株式が価値を失った場合の株式等に係る譲渡所得等の課税の特例に関して字句の整理を行うもの。 附則第16条の3は、上場株式等に係る譲渡所得等の軽減税率の廃止に伴い、削除するもの。 附則第16条の4は、特定口座保管上場株式等の譲渡等に係る市民税の所得計算の特例に関して字句の整理を行うもの。 附則第16条の4の2は、源泉徴収選択口座内の上場株式等の配当等に対する源泉徴収税額の特例の創設に伴い、詳細を定めた条を設けるもの。 附則第16条の5は、上場株式等の譲渡損失と配当所得との間の損益を通算する制度の導入に伴い、詳細を定めた項を設けるとともに見出しを改めるものでございます。 おめくりをいただきまして、附則第17条につきましては、附則第16条の3の削除に伴い、特定中小会社が発行した株式に係る譲渡損失の繰越控除等の譲渡所得等の課税の特例に関して字句の整理を行うもの。 附則第17条の2は、寄附金税制の拡充に伴い先物取引における雑所得等に係る市民税の課税の特例に関して字句の整理を行うものでございます。 最後に、附則第1条及び第2条でございますが、第1条は施行期日を規定するもので、第2条は個人の市民税に関する経過措置を定めるものでございます。 以上でございます。 ○議長(山本雅宏) 次、第109号議案「平成20年度岡崎市一般会計補正予算(第2号)」、歳出より逐次款を追って説明願います。 萩原財務部長。 ◎財務部長(萩原利元) 議案書の59ページをお願いいたします。第109号議案「平成20年度岡崎市一般会計補正予算(第2号)」につきまして御説明を申し上げます。 第1条の歳入歳出予算の補正でございますが、歳入歳出それぞれ8,255万9,000円を減額いたしまして、補正後の額を1,108億9,218万9,000円とするものでございます。これを前年度同期と比較いたしますと、96.7%となります。ちなみに、特別会計では87.1%、企業会計では100.8%となりまして、3会計の合計では93.3%となります。 それでは、補正予算説明書によりまして逐次御説明いたしますので、説明書をお取り出しいただきたいと存じます。歳出から順次御説明してまいりますので、よろしくお願いいたします。 2款、3款、8款、10款で補正をお願いしております人件費につきましては、人事異動に伴う新陳代謝によるもので、総体的には補正による増減はございません。したがいまして、人件費につきましては適宜省略の上、簡略に説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。 まず、10ページをお願いいたします。2款総務費、1項1目一般管理費の2節から4節は、人件費に係る補正でございます。 12目企画費は、公共交通利用促進事業及びバスネットワーク構築事業における委託料を国の補助制度を受けて行うため、実施主体となります岡崎市交通政策会議への負担金に組み替えるものでございます。 3項2目賦課費は、個人住民税について平成21年10月より公的年金からの特別徴収制度が導入されることに伴いまして、電算システムを修正するための委託料の増額補正でございます。 ◎福祉保健部長(小笠原盛久) 12ページをお願いいたします。3款民生費、1項社会福祉費、1目社会福祉総務費、2節から4節までは、人件費に係る補正でございます。25節積立金は、福祉基金への指定寄附6件分、28節のうち後期高齢者医療特別会計繰出金は、賦課徴収費の増額補正、介護保険特別会計繰出金は、財源更正による減額補正でございます。 2項児童福祉費、3目保育園費、2節から4節までは、人件費に係る補正によるもの。15節工事請負費は、本宿保育園園舎増改築事業における乳児の入所児童数の増加に伴い、既存園舎の乳児室整備及び乳児便所の増設等の必要を生じたため、増額補正するものでございます。 ◎保健所長(岩田徹也) おめくりいただきまして、14ページをお願いいたします。4款衛生費、1項1目保健衛生総務費は、小児救急医療の啓発事業を充実させるために備品購入費等を補正するものです。 2項1目病院費は、市民病院の診療棟及び検査棟の改修工事等の施工にかかわる病院事業会計負担金を補正するものです。 ◎環境部長(松田藤則) おめくりいただきまして、16ページをお願いします。3項2目環境推進費、13節は、レジ袋有料化についてのPR活動をエコシール制度推進協議会に委託して行う経費を増額するものでございます。 4項4目新一般廃棄物中間処理施設建設費、13節は、昨年度環境学習施設及び外構の基本設計をまとめ、環境学習施設は具体的な規模が決まったことにより、外構は前倒しにより、それぞれ実施設計に係る経費を増額するものでございます。 ◎経済振興部長(酒井功二) おめくりいただきまして、18ページをお願いいたします。6款1項2目農業総務費、19節は、岡崎額田地区広域事務組合引継金の確定により、岡崎額田地区広域事務組合精算負担金を減額補正いたすものでございます。 続きまして、3項2目林業振興費、19節は、低コストの間伐を行うための高性能林業機械の導入に関する経費を補助するものでございます。 おめくりいただきまして、20ページをお願いいたします。7款1項2目商工振興費は、寄附受納に伴う財源更正でございます。 ◎土木建設部長(小野博章) 引き続きまして、20ページをお願いいたします。8款土木費、1項土木管理費、1目2節から4節は、人件費に係る補正でございます。 続きまして、22ページをお願いいたします。8款土木費、6項公園緑地費、1目2節から4節は、人件費に係る補正でございます。 ◎消防長(畔柳俊光) 続きまして、9款消防費、1項4目災害対策費、18節は、5月12日に中華人民共和国四川省で発生しました大地震に対しまして、総務省からの要請により被災者用防災テント20張りを提供したため、その補充を行うための増額でございます。 6目消防署出張所建設費は、東消防署形埜出張所建設に対する国庫補助金が減額されたことによる財源更正でございます。 以上でございます。 ◎教育委員会教育部長(佐野邦明) 24ページをお願いいたします。10款教育費、2項小学校費、3目学校建設費、13節は、山中小学校ほか14校の校舎耐震補強設計委託料の補正。14節及び27節は、矢作南小学校校舎増築のための土地賃借料及び農地転用決済金の補正。15節は、岡崎小学校ほか3校の校舎耐震補強工事請負費の契約差金等による減額。 3項中学校費、1目学校管理費は、人件費に係る補正。 3目学校建設費、13節は、矢作北中学校ほか4校の校舎耐震補強設計委託料の補正。15節は、美川及び岩津中学校の校舎耐震補強工事請負費の契約差金等による減額補正でございます。 おめくりいただきまして、6項社会教育費、5目文化財保護費の4節及び7節は、嘱託職員の人件費に係る補正。19節は、県指定文化財大樹寺伽藍大方丈の保存補修事業が県費補助事業として採択されたことによる補助金の補正。 12目市民センター費及び13目少年自然の家費は、職員及び嘱託職員の人件費の補正。 15目地域文化広場費、15節は、空調設備及び展示室改修工事に当たりアスベスト除去が必要になったことによる増額補正でございます。 ◎財務部長(萩原利元) 引き続き、歳入の説明をいたしますので、恐れ入りますが4ページまでお戻りいただきたいと思います。 14款国庫支出金、2項6目消防費国庫補助金は、東消防署形埜出張所の国庫補助内示によるもの。 7目教育費国庫補助金は、小中学校の耐震補強事業による対象経費が見込みを下回ったことによる減額。 17款寄附金、1項2目民生費寄附金は、社会福祉費への指定寄附、6目は一般寄附金、7目は商工費への寄附金でございます。 おめくりをいただきまして、6ページをお願いいたします。19款1項1目繰越金は、前年度繰越金でございます。 20款諸収入、6項2目雑入は、再任用職員及び嘱託職員の雇用保険個人負担金収入並びに岡崎額田地区広域事務組合の清算に伴う引継金の確定による減額でございます。 おめくりをいただきまして、21款市債、1項5目消防債は、東消防署形埜出張所建設事業による増額。 6目教育債は、小中学校の耐震補強事業による減額でございます。 以上で歳入歳出の説明は終わらせていただきまして、補正予算議案第2条の繰越明許費につきまして御説明を申し上げます。補正予算説明書29ページの繰越明許費明細書をごらんいただきたいと存じます。10款教育費の小中学校耐震補強事業は、予定を前倒しして小学校15校、中学校5校の校舎耐震設計を行いますが、委託期間が短く、年度内完了が見込まれないため、あらかじめ繰り越しをお願いするものでございます。 続きまして、補正予算議案第3条の債務負担行為の補正につきまして御説明申し上げますので、説明書の30ページをお願いいたします。平成22年12月までに行う東岡崎駅交通施設整備における第1期工事に関する設計が平成21年度にまたがる業務期間となるため、債務負担行為をお願いするものでございます。 続きまして、補正予算議案第4条の地方債の補正について御説明申し上げます。変更する内容は、歳入のところで説明させていただきましたが、地方債調書により御説明申し上げますので、恐れ入りますが説明書の32ページをごらんいただきたいと思います。この調書は、地方債の補正の内容を記載区分ごとにまとめたものでございまして、一番下の計欄の右欄にございますように、平成20年度末現在高見込額は609億7,954万4,000円となるものでございます。 以上で、一般会計補正予算の説明を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(山本雅宏) 暫時、休憩いたします。               午前11時1分休憩---------------------------------------               午前11時11分再開 ○議長(山本雅宏) 休憩前に引き続き会議を開きます。 次、第110号議案から第112号議案、小笠原福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(小笠原盛久) 議案書の69ページをお願いいたします。第110号議案「平成20年度岡崎市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)」について御説明申し上げます。 今回の補正は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ135万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を29億6,229万5,000円とするものでございます。 歳出から御説明申し上げますので、補正予算説明書の38ページをお願いいたします。1款2項1目賦課徴収費は、社会保険の被扶養者であった方に発送する納入通知書並びに特別軽減措置に該当する方に発送する特別徴収仮決定通知書の印字封入封緘委託料を計上するものでございます。 次に、歳入について御説明申し上げますので、36ページにお戻りください。3款1項1目一般会計繰入金は、賦課徴収費の増額補正分を一般会計から繰り入れるものでございます。 次に、議案書の73ページをお願いいたします。第111号議案「平成20年度岡崎市介護保険特別会計補正予算(第1号)」について御説明申し上げます。 今回の補正は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3億5,734万3,000円を増額し、歳入歳出予算の総額を157億9,921万8,000円とするものでございます。 歳出から御説明申し上げますので、補正予算説明書の48ページをお願いいたします。5款1項1目介護給付費準備基金積立金は、平成19年度分の決算剰余金等の積み立てでございます。 6款1項2目償還金は、平成19年度に交付されました説明欄記載の負担金、補助金及び交付金の額が確定したことに伴う返還金の計上でございます。 次に、歳入について御説明申し上げますので、44ページへお戻りください。4款1項1目介護給付費交付金は、平成19年度の支払基金交付金の額が確定したことに伴う追加交付による増額でございます。 7款1項1目その他一般会計繰入金は、平成19年度決算に伴う事務費繰入金の減額補正でございます。 おめくりをいただきまして、46ページ、8款1項1目繰越金は、平成19年度決算に係る前年度分の繰越金でございます。 次に、議案書の77ページをお願いいたします。第112号議案「平成20年度岡崎市母子寡婦福祉資金貸付事業特別会計補正予算(第1号)」について御説明申し上げます。 今回の補正は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,000万円を増額し、歳入歳出予算の総額を4,591万7,000円とするものでございます。 歳出から御説明申し上げますので、補正予算説明書の56ページをお願いいたします。1款1項1目母子寡婦福祉資金貸付事業費は、母子及び寡婦福祉法等の法令による母子福祉資金及び寡婦福祉資金の貸付事業に要する貸付金の増額補正でございます。 次に、歳入について御説明申し上げますので、54ページへお戻りください。3款1項1目繰越金は、平成19年度決算に係る繰越金でございます。 以上でございます。 ○議長(山本雅宏) 次、第113号議案、内田病院事務局長。 ◎病院事務局長(内田実) 議案書の81ページをお願いいたします。第113号議案「平成20年度岡崎市病院事業会計補正予算(第2号)」につきまして御説明申し上げます。 第1条は総則でございます。 第2条は収益的収入及び支出の補正でございます。支出を1,232万8,000円増額し、補正後の総額を173億978万6,000円といたすものでございます。 第3条は資本的収入及び支出の補正でございます。収入を4,556万円増額して、補正後の総額を6億3,042万円とし、支出を9,111万9,000円増額して、補正後の総額を13億4,438万3,000円といたすもので、これに伴いまして補てん財源を括弧内に記載のとおり改めさせていただくものでございます。 議案の説明は以上でございますが、補正予算の内容につきましては、補正予算事項別明細書により説明させていただきますので、補正予算説明書の66ページをお願いいたします。 収益的収入及び支出でございます。 支出の1款1項3目15節委託料は、電算管理委託料を増額するもので、診療棟などの改修による電子カルテ及び画像ファイリングシステム端末などの新設または移設に伴う各種設定の変更を行うものでございます。 続きまして、68ページをお願いします。資本的収入及び支出でございます。 収入の1款1項1目1節一般会計負担金は、診療棟などの改修工事請負費及び改修工事に係る施工監理委託料の2分の1を一般会計からいただくもので、建設改良費負担金を増額するものでございます。 支出の1款1項1目建設改良費、20節委託料は、診療機能の充実を図るために診療棟などを改修する工事の施工監理委託料を計上いたすもので、24節工事請負費は、来年度DPC対象病院となることに伴い診療体制の整備を図るための改修及び施設改修に関連する情報ネットワーク環境を改修する工事請負費を計上いたすものでございます。 以上でございます。 ○議長(山本雅宏) 説明は終わりました。 これより総括質疑に入ります。 7番 木全昭子議員。 ◆7番(木全昭子) それでは、総括質疑を行います。 まず、103号議案、ページ29、工事請負に関する契約について伺います。 蓑川川田線立体交差工事の委託ですが、この名古屋鉄道株式会社への随意契約となっております。従来の工法と変えておりますけれども、変えたことによる工事費等の違いはどのようにあるのか。 また、今回11億円の工事ですが、特殊な工事でありますけれども、この金額を積み上げた過程での岡崎市また名鉄の役割はどうであったのか、お聞かせください。 104号議案「財産の取得について」、東部地域交流センター用地を取得するものでありますが、今回7,179平米、今までのところと比較すると大変広いわけですが、なぜなのかということ。他の同施設との役割に何か加えられたものがあるのかということですね。それぞれの用地面積、建坪、駐車場台数などをお聞かせいただきたいと思います。 また、予定地にあります民家などについては、立ち退きなどの話し合いがどのようにつけられているのか。また、田畑では地権者はどれほどあるのか、お聞かせください。 もう1点は、平成23年工事で24年完成というふうに伺っておりますが、工事まで3年近くしかないわけです。何も開発公社を通じなくても済むのではないかなというふうに思うんですけれども、公社で買うメリットをお聞かせください。公社を通じることによります金利総額はどのように見るのか、お聞かせください。 それと、まちづくり交付金の対象になるべく準備をしているということなんですけれども、交付金をつけるとするとどの部分なのか、また交付金をどれぐらいというふうに見ているのか、お聞かせください。 次は、補正予算に移ります。ページ18、6款農林業費、1項農業費についてであります。岡崎額田地区広域事務組合清算負担金について伺います。合併がされ、この会計を閉鎖したための負担金ですから、伺っておきたいと思います。平成20年3月に解散をしまして、積立金などの決算が済み、事務経費に余剰金が出たものを幸田、岡崎で事務費分担金割合で分けたというふうに伺ったんですが、総額幾らで、岡崎、幸田はそれぞれどれぐらいの割合になったのか、金額としてお聞かせください。 それから、西三河農業共済に合併となったんですけれども、事務費の負担割合が岡崎市が今度16%の1,354万4,000円というふうに伺いました。この負担は、かつての岡崎額田地区広域事務組合と比較しましてどれぐらいなのか。減ったのかふえたのか、それについてもお聞かせをいただきたいということと、負担金には職員の派遣4名分の人件費が入っていないと思うんですが、加えるとどうなるのか、お聞かせいただきいということ。 それから、次が10款教育費についてであります。教育費の10款3目学校建設費、14節使用料及び賃借料116万円、それから27節公課費の農地転用決済金46万3,000円、この増額の内容についてお聞かせをいただきたい。 それから、次は30ページにあります債務負担行為、東岡崎駅交通施設整備事業の設計(第1期分)ということでありますが、これに要する経費5,500万円について伺います。今回1期分ということなんですけれども、具体的にどの設計になるのか、今回計上されている5,500万円の予算配分についてもお聞かせをいただきたいということ。 それから、今回バリアフリーについても一定の設計金額が入るということなんですけれども、今回の第1期分の図面の中で、エレベーターやエスカレーターをそれぞれ何基分ずつ必要と考えているのか、お聞かせをいただきたいということ。 それから、全体の構想はまだ議会でも決定はしていないというふうに私は認識をしているんですけれども、今回の1期分の設計は、東岡崎駅交通施設整備事業においてどのような必要性があるから今回設計予算を出されるのかということです。それから、この間、議会の中でも論議がありましたが、また住民との説明会の中でも、住民の皆さんからは今まで市が提案をされてきた案については了承していない向きの意見などもたくさんあったというふうに思うんですね。その点で、説明会の中でも、これからも十分に市民の声を聞いて反映できるというように言われていたと思うんですけれども、今後も住民の意見を反映して、今回の1期分の設計が行われたとしても、見直しをすることができるというように、検討できるのかどうかについてお聞かせをいただきたい。 まずはそこまでお願いします。 ○議長(山本雅宏) 小野土木建設部長。 ◎土木建設部長(小野博章) 私からは、103号議案の関係の御質問にお答えをさせていただきます。 まず初めに、名鉄との随契の関係でございますが、この工事につきましては、鉄道という重要構造物の直下の工事でありまして、電車の安全性と定時運行を確保するために、鉄道の管理者であります鉄道事業者に工事の委託の随契をするものでございます。 続きまして、11億円の事業費の関係で、名鉄、岡崎市とコンサルがどのようなかかわり方ということでございます。総事業費の積算についてでございますが、鉄道事業者との協定等に基づきまして、鉄道事業者が公共工事を施工する場合には、平成16年に公共工事において鉄道事業者が工事を行う場合の費用等の透明性の確保についての国土交通省の通達に基づきましてその費用の積算を行っているところでございます。 積算に当たりましては、平成19年度に岡崎市から名鉄に設計を委託いたしまして、名鉄からコンサルタントに設計業務が発注をされ、その内容につきまして、岡崎市と名鉄が協議を重ね、詳細に検討、確認をした上で名鉄がこの総事業費を積算したものでございます。 以上でございます。 ○議長(山本雅宏) 齋藤拠点整備担当部長。 ◎都市整備部拠点整備担当部長(齋藤理彦) それでは、幾つかの御質問でございますので、まず藤川地区の御質問からお答えさせていただきます。 この地域交流センター用地として7,000平米を今回上程させていただいておりますが、今までの3館につきましては、既存の施設の利活用、あるいは既存の施設があったところを活用して建設をしてきたところでございます。したがいまして、駐車場の確保等の問題で隣接地を借用したり、隣接地を駐車場として確保しているという状況にございます。 これに対しまして、今回の藤川地区におきましては、すべてが民有地をこれから買っていくということでございまして、北側の部分に山綱川が流れているという特殊な地形上のことも考え、それから地元の御意見、あるいはワークショップでの御意見等で100台以上の駐車場を何とか確保したいという皆さんから御意見もいただいております。 また、東部地域につきましては、額田町という新たに合併により加わりました山間地につきましてもこの地域交流センターのエリアということで、将来にわたって自家用車での来館が多く予想されるところでございます。したがいまして、今回、この藤川地区におきましては、地形等もかんがみ、現地を見てこのエリアということで7,000平米と考えたところでございまして、他の施設でいいますと、北部につきましては敷地面積が4,519.59平米、南部につきましては3,350平米、西部につきましては2,529.59平米。それから、延べ床面積でいいますと、北部が2,168.31平米、南部が1,609.06平米、西部が2,531.94平米。駐車場の台数は、北部が73台、南部が76台、西部が101台という状況でございます。 それから、3件の住宅地、あるいは工場地が今回このエリアに含まれておりますが、地権者の方にはこういった事情を理解していただくために、何度も個別に用地交渉に当たらせていただいておりまして、地権者からは、近隣地での代替地の希望等が寄せられておるという状況でございまして、これに対して何とか対応して御理解がいただけるように現在鋭意頑張っておるところでございます。 それから、その他の土地は、先ほどの部分も含めまして、今回宅地が5筆、農地が17筆ということで、地権者の数は16人という状況でございます。 それから、開発公社をなぜ利用するかというような御質問でございます。土地開発公社で土地を先行取得した場合、現在のところ、年利はおおむね1%というふうに聞いておりまして、用地補償費に対しまして1%ということで、1億円につき年100万円ということになってまいります。 事業を計画的に進めるためには、先ほども申しましたが、16名に対する地権者が存在する中で、それぞれの御意見、要望に応じた柔軟な対応が可能な状況での用地交渉が不可欠というふうに考えております。確かに議員おっしゃられますように公社取得の場合、一定の利息が伴うことは事実でございますが、例えば実際の用地買収の地権者との交渉におきましては、話がまとまったときがすなわち契約の時期でありまして、仮に公社による先行取得の方法をとらない場合には、概算での用地費を予算計上しなければなりません。用地交渉はあくまでも相手のある話でありまして、例えば事前段階での話は順調に進んでおっても、実際には予定どおり用地買収が進む保証もないのが実情でございます。したがいまして、見込み額での予算計上が複数年にわたって必要となるというようなことも懸念され、適切な予算計上と言いがたい状態が発生することも危惧されるところでございます。 これから鑑定評価、補償調査を経て買収金額を決めていくものでございまして、実予算として計上することはなかなか難しい状況にあること、それから事業化を進める上でまちづくり交付金等を有効に活用する場合、公社経由で先行取得いたしまして、一括償還の手法で用地を取得したほうが計画期間内での用地取得分も補助対象となって有利であることもメリットの一つと考えております。 以上のことを総合的に判断いたしまして、今回土地開発公社の土地先行取得計画を出させていただいたところでございます。 それから、まちづくり交付金の関係でございますが、これは、今年度手を挙げまして、21年度から5カ年ということで、現在事前の協議を国と行っているところでございまして、まだ決定したのではございませんが、基幹事業といたしましては、道路の整備が4本、それから地域交流センターを基幹事業として申請していきたいと考えております。 また、提案事業といたしましては、河川改修でありますとか、道の駅の地域振興施設等、そういった問題も提案事業としてやっていきたいというふうに考えております。 現在のところ、あらあらの概算での限度額の見込みでございますが、限度額は11億円程度になろうかなというふうに考えております。 それから、次に東岡崎の関係でございます。今回の5,500万円の内訳という御質問でございますが、交通施設整備事業全体の概略設計、これが約1,500万円でございます。それから、1期分の実施設計が約4,000万円ということで積算しているところでございます。 それから、交通施設整備事業でのエスカレーターであるとかエレベーターのバリアフリー関係でのそういった設置する基数の御質問だったと思いますが、具体的なエレベーター、エスカレーターの設置につきましては、その設置の数、位置、仕様を含めて、今回の設計の中で名鉄と協議しながら詳細検討していくこととしておりますので、今の段階で何基設置するかは申し上げられない状況でございます。 いずれにいたしましても、橋上駅からホームへ、上り、下りとも1基ずつエレベーターを配置する方針でございます。 それから、橋上駅でございますので、バリアフリー化の視点だけでなく、一体的な整備としての自由通路の整備、駅舎の橋上化に伴う他の駅利用者の利便性向上のためにも、垂直移動を容易にいたしますエレベーター、エスカレーターの設置も当然必要と考えておりまして、今後そういった形で検討を進めていきたいというふうに考えております。台数等は、そういった概略設計が決まった段階で公表してまいりたいと思っております。 それから、必要性でございますが、今回この設計業務を実施いたしますのは、これまで名鉄と協議を続けてきたわけでございますが、平成22年12月までに駅舎をバリアフリー化しなければならないという名鉄の状況、それから我々としても、バリアフリーという部分では市民の要望が非常に多いということがありますので、先行してこの部分での工事をするために、期限を考えて逆算いたしますと、来年の夏までには何とか設計を済まさないと間に合わないということで、今回名鉄と協議をいたしまして、設計協議を行っていくということで、今回の議案を出させていただいているところでございます。 それから、今後の1期工事を進めていく中で、市民の意見を反映できるかという御質問であったと思いますが、これにつきましては、議員おっしゃいましたとおり、私ども1期工事はあくまでも先行してやらせていただいて、全体の概略設計をすることによりまして、駅橋上化に伴う駅務機能がどういうふうになるのか、あるいはそれに伴って名鉄が駅ビルをどういうふうに建設するか、そうしたことも総合的に話し合いながら、一体的な整備として、手戻りのないような整備をしなければなりませんので、そうした中で、関係機関との協議を含めまして、地元の意見を十分伺いながら、改善できるところは改善するという方向で、市民の皆さんからやってよかったと言っていただけるような整備を進めていく考えでございます。 以上でございます。 ○議長(山本雅宏) 酒井経済振興部長。 ◎経済振興部長(酒井功二) 私からは、補正予算の中で岡崎額田地区広域事務組合の清算に伴いまして、岡崎額田の配分はというお尋ねであろうかと思います。 岡崎市におきましては324万3,907円、幸田町が140万6,189円ということで配分をしております。 以上でございます。 ○議長(山本雅宏) 佐野教育部長。 ◎教育委員会教育部長(佐野邦明) 矢作南小学校の土地の賃借料の御質問でございます。 矢作南小学校は、現在924名の児童数がおりまして、年々増加の一途をたどっております。また、周辺はマンション等ができておりまして、用地確保がなかなか困難な状況でございました。ちょうど小学校のすぐ西側の農家の方が土地を貸していただけるというお話ができまして、今年度稲の収穫が終わった後、10月から賃貸契約を結ばせていただけるという予定になっております。 この矢作南小学校は、岡崎市内で児童の1人当たりのグラウンドの面積が8.6平米と、市内で一番狭い状況でございます。既に1教室がプレハブで建ててございます。また、今年度1教室を増築する予定でございます。こういった状況が四、五年は続くという予定でございますので、どうしても用地確保に力を注いでまいりました。なかなか地主さんとの交渉も難航はいたしましたけれど、借地という形でお借りするということになりました。一応、契約期間は毎年更新ではございますけれど、20年を一応お話しさせていただいて、20年間は借地でも御了承いただけるというふうになりましたので、そういう予定をしております。 それから、農地転用の決済金でございますけれど、これは田んぼから雑種地に農地転用する関係で、明治用水の分担金でございます。 以上でございます。 ○議長(山本雅宏) 7番 木全昭子議員。 ◆7番(木全昭子) それでは、まず最初に、104号議案についてお聞かせいただきたいと思います。 今、説明を受けたんですけれども、現在の北部、南部、西部の比較をしますと、施設内容についていうと、まだワークショップがきちっと最終的に固まっていないからだと思うんですが、内容的にほかの三つの施設よりは内容がないのではないかなと思いますので、もう一度改めてお聞かせをいただきたいのと、ここは、聞くところによると平家にするということですので、そういう点でいえば7,000平米が建坪でいえば必要なのかなというふうに思うんですけれども、その内容について、どういうワークショップの中での要求があるのか、お聞かせをいただきたいということ。 それから、農林業のところでは、ちょっと答弁がありませんでしたのでもう一度お願いをしたいんですけれど、西三河農業共済と合併をしたときとの比較について、それから職員の人件費についてお聞かせをいただきたいということ。 それから次は、債務負担行為の東岡崎駅交通施設整備事業についてなんですが、今お聞きをしまして、これからも地域住民の声や、商店街の皆さんの声が反映できるような計画に見直しをしていくことができるというようなことではあったんですけれども、まず住民が、説明会の中でもありましたけれども、3階建てのような高さ10メートルぐらいのデッキをつくることに対しては、人の流れが今のようなことにならなくて不安だというような、そんな意見もあったんですけれど、今回の1期目の設計によって、住民が一定反対をしているこのデッキについて、つくっていくという案ですね、今まで提案されてきている、そういうものをつくっていくことにならないかどうかについて、もう1回確認をしておきたいということです。 それから、今回の設計に当たって、名鉄は負担をするところがあるのかどうかということです。 それから、工事自身は3回に分けて線路の上の橋上駅等について設計をされていくということなんですが、2期、3期の部分について、具体的な設計内容と、この部分の設計をどれぐらいの時期に提案をされる予定なのか、お聞かせをいただきたいということ。 それから、ヒアリングのときに、一定この1期、2期、3期の図面というんでしょうか、それは若干見せていただいたんですけれども、例えばここでいいますと、線路の南側すぐに立体駐車場等があるんですけれども、そこにどうやって接続をするのか。あの図面上でいいますと、立体駐車場等とは、仕切りというんでしょうか、空間があるんですけれども、そういう点について、どういうふうに考え方を持っておられるのかということですね。 それから、バリアフリーの問題ですけれど、平成21年夏までに設計をしなければ、22年のそれに該当しないということなんですが、仮にバリアフリーをやった場合は、今まで言われていた国、名鉄、自治体の3分1、3分の1という負担割合は確保できるのかについてお聞かせをいただきたいと思います。 ○議長(山本雅宏) 齋藤拠点整備担当部長。 ◎都市整備部拠点整備担当部長(齋藤理彦) それでは、2次質問にお答えさせていただきます。 まず、藤川地区でのワークショップの内容を含めて、東部地域交流センターについてお答えをさせていただきます。 19年度に5回にわたり市民検討ワークショップを開催しておりまして、そこから抽出されました課題を整理した上で、市民の皆さんの意見を反映させました基本計画を昨年度取りまとめたところでございます。その中で、交流機能の充実として200人規模の集会や会議が可能なホールというのが一つ大きな特徴の機能として提案されているところでございます。そのほか、子供たちが寝転んで遊べるようなキッズルーム、あるいは他のセンターよりもより広いプレールームというような意見が寄せられておりまして、今年度基本設計をする中で検討をさらに深めていきたいというふうに考えておるところでございます。 平家建てというようなことが議員からお話がありましたが、私ども平家にこだわっておるわけではございません。限られた敷地の中で有効に市民の皆さんが喜んでいただける施設ということで、今年度におきましても基本設計の段階で市民の方にもう一度入っていただいて、そうした効率的な建設等も含めた議論をしていただきまして、検討会議の中で御意見を伺いながら、基本設計を進めていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いをいたします。 それから次に、東岡崎の関係で、今回のこの設計業務がデッキをつくることにつながらないかという御質問でございました。今回のこの設計業務におきましては、例えば自由通路をどの位置にどれぐらいの幅でつくるかというようなこと、それから実質どれぐらいの高さに橋上駅ができる、そしてまたどの位置に柱を立てることで橋上駅舎ができるかというようなことが概略設計の中で詰めていくことでありまして、そこからどのようにおろすかというのは、駅前広場の整備の関係となってまいりますので、それらを先ほど言われたように、デッキをどうするか、どういうふうに駅前広場を整備するかを検討するためにも、今回の概略設計をしないと、そうした諸元を確定させることによって次の段階へと進めることができるというふうに考えております。 それから、名鉄の負担の関係でございますが、今回の設計業務のうち概略設計につきましては、ただいまも申し上げましたが、全体の概略工事費の把握であるとか、駅前広場の整備の検討に必要不可欠な業務として考えておりますので、この概略設計部分については、全額市の負担というのが望ましいのではないかと考えております。しかしながら、1期分の実施設計に係る費用につきましては、工事協定を締結し実施するわけでございますので、工事費の負担割合で設計費、あるいは今後管理・監督費につきましても、そういった全体の負担割合の中で案分するのが基本的な市の考え方でございます。この点につきましては、今後締結いたします設計協議の中で明文化いたしまして、対応してまいりたいというふうに考えております。 それから、第1期工事を南側にどう接続させるかという御質問でございますが、これにつきましては、現在の段階での名鉄との計画協議の中では、2期部分で南側におろすという計画になっておりまして、1期段階では南側におろすことは考えてはおりません。しかしながら、名古屋鉄道が所有しております名鉄パーキングが南側にございますので、そこらの連絡通路等にうまく接続が可能であれば、車を利用して駅を利用される方の利便性は向上いたしますので、名鉄の理解が得られれば、連絡通路をそういった建物に接続させることを含めて、今回の実施設計の協議の中で名鉄とよく話し合っていきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(山本雅宏) 酒井経済振興部長。 ◎経済振興部長(酒井功二) 私からは農林業の関係でお答えさせていただきますけれども、私の理解が間違っていましたら、申しわけございません。 事業費の比較ということでございますけれども、広域事務組合と、それから西三河共済組合の事業費ということになりますと、西三河共済組合のほうは8市5町、合併して行っておりますので、一概に全体の事業費がどうかという比較はなかなか難しいものと思っております。 そして、人件費でございます。資料はちょっとございませんが、今までは広域事務組合においては6名、うちのほうから派遣という形でさせていただいておるんですけれども、この共済組合のほうについては4名ということですので、全体的には費用は減っているというふうに理解しております。よろしくお願いいたします。 ○議長(山本雅宏) 7番 木全昭子議員。 ◆7番(木全昭子) まず、東岡崎の件です。まず、今回の設計に当たって、若干出てきたんですけれども、交通事業者である名鉄の要望はどのあたりに反映をされているのかということです。今御答弁がありましたけれど、南側の立駐との接続に当たって、第2期分のところで話し合いをしたいということなんですが、そう言いながら部長は、自由通路で何とか立駐で接続できないかということなんですが、仮に第1期分がそのままいって、名鉄が南側と接続を受け入れなかった場合、第1期分でいいますと、図面でいうと、神社のほうから踏切を渡って橋上駅に上がる場合、ぐるっと回らなければ、現行のところまで行かなければ上がれないわけです。3期目につくっていただく通路しか。ごめんなさい、2期目の南側のところが。だから、そういう点でいえば、私は南側のところでもう一度エレベーター、エスカレーターが必要ではないかなというふうに思うんですけれども、その点、もし名鉄が拒否をした場合にどうするのか、お聞かせをいただきたい。 それから、学校施設の問題ですが、今子供たちがふえている中で施設整備が必要だというふうに私も理解できます。土地についても収穫が終わった後にできるということで、この施設がプレハブのような、今プレハブが若干あるそうですけれども、簡易な校舎で1年1年の契約で20年間ももたせていくつもりなのか、そして20年後にその施設はどうするのか、そこら辺の検討についてはどのように考えておられるのか、お聞かせをいただきたいと思います。 それから、地域交流センターについてです。これから基本計画の中で住民が入って検討を進めていくということなんですが、もう1回確認しておきます。平家については、図面というんでしょうか、それは見させていただいたんですけれども、それは白紙で話し合いをするということなのかということです。 それともう一つは、この地域には額田がエリアとして入るわけです。そういう点で、この施設を利用していただくのは、何も元気な人たちばかりではないと思うんです。そういう点で、公共交通のこの施設に入る方法というのは、部長は同じですので、御答弁いただけたらなというふうに思います。 以上です。 ○議長(山本雅宏) 齋藤拠点整備担当部長。 ◎都市整備部拠点整備担当部長(齋藤理彦) それでは、再度の御質問にお答えをさせていただきます。 この駅周辺整備の関係に当たりましては、名鉄は岡崎市と連携を図りながら、岡崎市の玄関にふさわしい駅を一緒につくっていくという点では一致しておるところでございます。そうした中で、先ほども申し上げましたが、駅の橋上化に合わせた駅務機能の集約というのも名鉄としては図りたいという考えとお聞きしておるところでございます。 それから、南側へどのようにおろすかという問題でございます。矢作橋、美合駅もそうでございますが、一度に全部を南側も北側もバリアフリー化するということは、現地の現状を見てなかなか難しいという状況でございまして、私どもといたしましては、しばらく待っていただいて、2期工事が完成の暁には、南側からもエレベーターで橋上駅側に上がれるという形になりますので、その辺はもう少し長期的な視点で地元の皆さんには御理解を賜りたいというふうに思っております。 また、先ほど申し上げました駐車場の利用者に対する利便性の確保という意味で、名鉄と話し合っていきたいと申し上げました駐車場との接続については、拒否したらどうするかということでございますが、拒否すればできないということでございまして、その辺、駅を利用される方がどういうふうに車を使うかというようなことも我々としては名鉄さんにお話ししながら、極力そうした方向で協力がいただけるように粘り強く名鉄さんと交渉を進めていきたいというふうに考えております。 それから、藤川の地域交流センターの関係でございます。平家については、一つの案ということで提案をされて取りまとめたものでございます。その報告書の中でも、現在取りまとめている段階で、道の駅全体についてまだ計画が未確定であるということをよく考えて、一つの提案ということで、そういった考え方をぜひ尊重してもらって、生かしてほしいという記述もございます。そうしたことから、私どもといたしましては、4月早々に東部地域全体の総代さんにも集まっていただいて、市のバスで南部の地域交流センターも一緒に見ていただいて、その使い勝手だとか現状について一緒に考えるという取り組みも進めております。したがいまして、この地域交流センターは決して藤川地区の人たちだけのためではなく、すべての東部地域にお住まいの方が喜んで使っていただける施設にするために、先ほど申しましたが、平家にこだわらず、どのような建設をし、どのように駐車場を確保するか、そうしたところで市民の皆さんと意見交換をいたしまして、他の3館に負けないような立派な地域交流センターを建設していきたいと考えておりますので、よろしく御理解のほどお願いいたします。 以上でございます。 ○議長(山本雅宏) 佐野教育部長。 ◎教育委員会教育部長(佐野邦明) 矢作南小学校の賃借の土地の件でございますけれど、地主さんとの交渉の中で、地主さんは、私はまだ20年ぐらいは生きれるから、その20年ぐらいは責任を持って土地を貸そうという、そういうお話でございますので、次の代になるとどういうふうになるかわかりませんけれど、それからもう一つ言われましたのは、もし売却する場合は、市のほうを最優先で売却してもいいという、そんな話もいただいております。そうした中で、プレハブは20年は十分もちます。それから、エアコンも設置しておりますので、快適な教室の中で勉強ができるのかなというふうに思っております。 それと、農地は1,212平米ございまして、4教室ぐらい不足しますので、2階建てで4教室ぐらいは設置していきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(山本雅宏) 以上で、総括質疑は終結いたしました。--------------------------------------- ○議長(山本雅宏) 日程第7、委員会付託及び送付を行います。 第99号議案外14件は、席上に配付の議案付託表により、また請願5件は、請願文書表のとおりそれぞれ所管の委員会に付託いたします。 次に、受理いたしました陳情1件は、所管の委員会あて送付し、審査を依頼いたします。 なお、委員会の招集につきましては、議案付託表記載の委員会開催日程表のとおりとし、招集通知は各委員長からこれをもってかえる旨の申し出がありましたので、御承知ください。          平成20年9月岡崎市議会定例会議案付託表◯総務企画委員会  第99号議案「工事請負の契約について(CATV伝送路敷設工事)」  第100号議案「岡崎市土地開発公社定款の一部改正について」  第106号議案「地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について」  第107号議案「岡崎市吏員退隠料其ノ他給与金条例等の一部改正について」  第108号議案「岡崎市市税条例の一部改正について」  第109号議案「平成20年度岡崎市一般会計補正予算(第2号)」   第1条 歳入歳出予算の補正    (歳入) 全款    (歳出) 2款 総務費         9款 消防費          1項 消防費           4目 災害対策費   第4条 地方債の補正◯福祉病院委員会  第109号議案「平成20年度岡崎市一般会計補正予算(第2号)」   第1条 歳入歳出予算の補正    (歳出) 3款 民生費         4款 衛生費          1項 保健衛生費          2項 衛生諸費         10款 教育費          6項 社会教育費           15目 地域文化広場費  第110号議案「平成20年度岡崎市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)」  第111号議案「平成20年度岡崎市介護保険特別会計補正予算(第1号)」  第112号議案「平成20年度岡崎市母子寡婦福祉資金貸付事業特別会計補正予算(第1号)」  第113号議案「平成20年度岡崎市病院事業会計補正予算(第2号)」◯環境教育委員会  第101号議案「物品の取得について(重金属類分析装置)」  第105号議案「物品の取得について(水槽付消防ポンプ自動車)」  第109号議案「平成20年度岡崎市一般会計補正予算(第2号)」   第1条 歳入歳出予算の補正    (歳出) 4款 衛生費          3項 環境費          4項 清掃費         9款 消防費          1項 消防費           6目 消防署出張所建設費         10款 教育費          2項 小学校費          3項 中学校費          6項 社会教育費           5目 文化財保護費           12目 市民センター費           13目 少年自然の家費   第2条 繰越明許費◯経済建設委員会  第102号議案「岡崎市額田郡模範造林組合規約の一部改正に関する協議について」  第103号議案「工事請負に関する契約について(市道蓑川川田線立体交差工事の委託)」  第104号議案「財産の取得について(岡崎市東部地域交流センター用地)」  第109号議案「平成20年度岡崎市一般会計補正予算(第2号)」   第1条 歳入歳出予算の補正    (歳出) 6款 農林業費         7款 商工費         8款 土木費   第3条 債務負担行為の補正◯決算特別委員会  認定第1号「平成19年度岡崎市一般・特別会計の決算の認定について」  認定第2号「平成19年度岡崎市病院事業会計の決算の認定について」  認定第3号「平成19年度岡崎市水道事業会計の決算の認定について」  認定第4号「平成19年度岡崎額田地区広域事務組合農業共済事業特別会計の決算の認定について」     平成20年9月岡崎市議会定例会委員会開催日程表委員会名開催日時場所経済建設8月21日(木) 午前10時議会大会議室福祉福祉8月21日(木) 午後1時環境教育8月22日(金) 午前10時総務企画8月22日(金) 午後1時決算特別8月25日(月) 午前10時8月27日(水) 午前10時8月28日(木) 午前10時8月29日(金) 午前10時9月4日(木) 午前10時1 議案の審査2 請願・陳情の審査委員会名開催日時場所議会運営9月5日(金) 午前10時議会大会議室最終日の議会運営について              請願文書表                           平成20年8月19日番号受付年月日件名紹介議員提出者の住所・氏名要旨付託委員会7平成20年7月24日学級規模の縮小と次期定数改善計画の実施を求める意見書の提出について中根勝美 岡崎冨雄 畔柳敏彦 鈴木雅子
    加藤繁行岡崎市鴨田町字広元31番地 岡崎市小中学校教職員組合 執行委員長 加藤有悟 外1,487名 国段階における学級規模縮小の実現及び次期定数改善計画の早期実施を求める意見書を提出されたい。環境教育8平成20年8月8日後期高齢者医療制度について鈴木雅子 木全昭子 柳田孝二岡崎市六名本町19-8 岡崎民主商工会 会長 村越 泉 後期高齢者医療制度は廃止するよう国へ求める決議をされたい。福祉病院9平成20年8月8日市民税等を「年金から特別徴収する」ことについて鈴木雅子 木全昭子 柳田孝二岡崎市六名本町19-8 岡崎民主商工会 会長 村越 泉 65歳以上の高齢者の年金収入から、市民税等を特別徴収する制度を画一的に導入しないようにされたい。総務企画10平成20年8月8日後期高齢者医療制度廃止法案の可決成立を期することについて木全昭子 鈴木雅子 柳田孝二岡崎市竜美西1丁目11-3 全日本年金者組合岡崎支部 支部長 木俣光悟 後期高齢者医療制度廃止法案の可決成立を求める決議をし、国会に意見書を提出されたい。福祉病院11平成20年8月8日住民税及び国保料を年金から天引きしないことについて木全昭子 鈴木雅子 柳田孝二岡崎市竜美西1丁目11-3 全日本年金者組合岡崎支部 支部長 木俣光悟 来年10月からの個人住民税及び国保料を年金から天引きする制度の導入をしない決議をし、国会に意見書を提出されたい。総務企画 ○議長(山本雅宏) 以上で本日の議事日程は終了いたしましたので、9月9日(火曜日)午前10時再開することとし、本日はこれにて散会いたします。               午前11時57分散会 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。        議長   山本雅宏        署名者  大原昌幸        署名者  小野政明...