平成30年 6月
定例会議事日程(第5号) 平成30年6月22日 午後1時開議第1 議案第52号 平成30年度豊橋市
一般会計補正予算(第3号)第2 議案第53号 平成30年度豊橋市
総合動植物公園事業特別会計補正予算(第1号)第3 議案第54号 豊橋市
市税条例等の一部を改正する条例について第4 議案第55号 豊橋市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例について第5 議案第56号 豊橋市
屋外広告物条例の一部を改正する条例について第6 議案第57号
工事請負契約締結について (3
号炉維持整備工事)第7 議案第58号
工事委託協定締結について (小池11号踏切における
交通安全施設整備事業に係る工事)第8 議案第59号
物品購入契約締結について (
ごみ収集車)第9 議案第60号
物品購入契約締結について (
災害対応特殊救急自動車)第10 30請願第1号
地区市民館使用料の
値上げ取りやめを求める請願第11 議案第61号
人権擁護委員候補者の推薦について第12 議案第63号
工事請負契約締結について (1
号熱分解ドラム等復旧工事)第13 報告第7号 平成29年度豊橋市
一般会計継続費繰越計算書について第14 報告第8号 平成29年度豊橋市
競輪事業特別会計継続費繰越計算書について第15 報告第9号 平成29年度豊橋市
一般会計繰越明許費繰越計算書について第16 報告第10号 平成29年度豊橋市
水道事業会計予算繰越計算書について第17 報告第11号 平成29年度豊橋市
下水道事業会計予算繰越計算書について第18 報告第12号 平成29年度豊橋市
病院事業会計継続費繰越計算書について第19 報告第13号 専決処分の報告について (議決事項中変更について)第20 報告第14号 専決処分の報告について (損害賠償の和解及び額の決定について)第21
議員派遣について本日の会議に付した事件1 陳情審査結果の報告について2 日程第1.議案第52号平成30年度豊橋市
一般会計補正予算(第3号)から、日程第21.
議員派遣についてまでの21件3 議案会第6号
浜松三ヶ日・
豊橋道路の早期実現を求める意見書4 議案会第7号 名豊道路(
豊橋バイパス・
豊橋東バイパス4車線化)建設推進に関する
意見書出席議員 36人 二村真一 近藤修司 中西光江
鈴木みさ子 長坂尚登 川原元則 尾崎雅輝 近藤喜典 松崎正尚 市原享吾 小原昌子 山田静雄 向坂秀之 尾林伸治 星野隆輝 斎藤 啓 中村竜彦 杉浦正和 前田浩伸 堀田伸一 伊藤篤哉 豊田一雄 廣田 勉 寺本泰之 坂柳泰光 古関充宏 田中敏一 近田明久 鈴木道夫
藤原孝夫 沢田都史子 鈴木 博 鈴木義則
宮澤佐知子 芳賀裕崇
深山周三欠席議員 なし説明のため出席した者 市長 佐原光一 副市長 金田英樹 副市長 有野充朗
危機管理統括部長 稲葉俊穂
総務部長 吉原郁仁 財務部長 黒釜直樹 企画部長 広田哲明
市民協創部長 古川尋久 文化・
スポーツ部長 大林利光
福祉部長 西尾康嗣
こども未来部長 鈴木教仁 健康部長 犬塚君雄 環境部長
小木曽充彦 産業部長 稲田浩三
建設部長 山本 晋
都市計画部長 加藤修一
総合動植物公園部長 伊藤嘉邦
市民病院事務局長 山本和敏
上下水道局長 金子隆美 消防長 土田弘人 教育長 山西正泰
教育部長 古
池弘人職務のため出席した者 事務局長 森田教義 議事課長 小田恵司 庶務課長 鈴木信明
議事課長補佐 杉浦寿実
議事課主査 峰野勝久
議事課主査 鳥居宗克 書記 河西雅朗 書記 安形義光 行政課長 前田 出 午後1時開議
○
藤原孝夫議長 ただいまから本日の会議を開きます。
----------------------------------- 日程に入る前に、
福祉教育、環境経済、
総務委員会委員長から、去る6月13日の本会議において、各委員会に送付いたしました陳情については、当局において慎重に検討し、処置されるよう要望することに決定した旨、報告がありました。
----------------------------------- これより日程に入ります。 日程第1.議案第52号平成30年度豊橋市
一般会計補正予算から、日程第10.30請願第1
号地区市民館使用料の
値上げ取りやめを求める請願までの10件を一括議題といたします。 さきに審査を付託いたしました各
委員会委員長の報告を求めます。 初めに、
福祉教育委員会委員長、
星野隆輝議員。 〔
星野隆輝福祉教育委員長登壇〕
◆
星野隆輝福祉教育委員長 本委員会に付託されました議案1件、請願1件につきましては、去る6月14日に委員会を開催し、審査を終了いたしましたので、その
審査経過の概要及び結果を御報告申し上げます。 初めに、議案第55号豊橋市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例について、当局から説明を求め、審査いたしました結果、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、30請願第1
号地区市民館使用料の
値上げ取りやめを求める請願については、
意見陳述者から本請願内容の趣旨及び補足説明の
意見陳述が行われた後、質疑が行われました。 続いて討論に入り、初めに
尾崎雅輝委員から、『私は
自由民主党豊橋市議団を代表して、本請願について、不採択の立場から討論する。
使用料等の見直しについては、これまでおおむね5年をめどに行われており、平成30年6月の
地区市民館の料金改定では、将来の
維持管理更新にかかる
世代間負担の公平性を担保するため、
減価償却費を
維持管理コストに加え、社会情勢の変化などを反映させ、施設のコストや利用の状況を検証した上で、必要に応じた見直しがされている。 また、近隣他都市や市内の類似施設との均衡についても
使用料水準の差は縮小する方向で、バランスのとれた形となっている。
使用料改定に当たり、
地区市民館の
減価償却費を
維持管理コストに加え、積算した場合、約480%の改定が必要となるところ、
施設利用の急激な低下や
利用者負担の急激な増になることを考慮し、
激変緩和措置として改定率の上限である150%が適用されている。 今後の人口減少や
少子高齢化に伴い、歳入環境の大幅な改善が見込めない中、将来の
施設維持、更新費用の一部を利用者が負担することは、今後の世代間の公平性につながるものと考える。 以上の理由で、本請願については、不採択とすべきと判断する。』旨の
意見表明がなされ、次に
中西光江委員から、『私は
日本共産党豊橋市議団を代表し、本請願について、採択する立場から討論する。 3月定例会における
公共施設の
使用料改定により、ことし6月から
地区市民館などで先行して1.5倍の大幅な値上げがなされた。今回の改定では、
維持管理コストに
減価償却費を加えて算定され、将来の
公共施設の更新に備えることとしたために、利用者への負担が大きくなった。約5年ごとに使用料の見直しで値上げになってきたが、今回の大幅な値上げに対して、多くの市民から値上げを取りやめてほしいとの声が寄せられ、約2,000人の署名が市議会に届いた。 質疑の中では、利用者からの問い合わせが200件ほどあり、「
値上げ幅50%は負担が大きい」、「
グループ活動の継続が厳しい」、「説明が不十分」など市民からの厳しい声が寄せられていることがわかった。請願団体による
意見陳述でも、「
公共施設なのに使用料の
値上げ幅が余りに大きい」と、驚きと怒りでいっぱいになったことを訴えられた。大幅な値上げが納得できない市民の切実な声として受けとめた。 市民は
地区市民館を利用し、自己啓発の学習や健康増進のための活動を通じて、地域のつながりを深め、元気に生き生きとした暮らしを送っている。それを支えていくのが行政の役割であり、
公共施設の持つ役割である。積極的な利用の促進で、地域のコミュニティの活性化を図ることを行政は支援していくべきである。将来的な
公共施設の在り方については、今後市民と一緒に考えていかなければならない課題ではあるが、過大な負担を市民に押しつけることがあってはならない。 よって、市民の活動を困難にし、利用の縮小を招いている大幅な値上げに対し、
地区市民館の
値上げ取りやめを求める本請願は採択すべきと考える。』旨の
意見表明がなされました。 では、採決の結果を申し上げます。 本請願は、
起立採決の結果、不採択とすべきものと決定しました。 以上、御報告といたします。
○
藤原孝夫議長 次に、
建設消防委員会委員長、
近田明久議員。 〔
近田明久建設消防委員長登壇〕
◆
近田明久建設消防委員長 本委員会に付託されました議案3件につきましては、去る6月14日に委員会を開催し、審査を終了いたしましたので、その
審査経過の概要及び結果を御報告申し上げます。 初めに、議案第53号平成30年度豊橋市
総合動植物公園事業特別会計補正予算(第1号)について、当局から説明を求めた後、質疑に入りました。 では、その主な質疑を申し上げます。 『
補正予算説明書には、この繰越金は
寄附金収入であると記載されているが、こちらは
ふるさと寄附の制度を活用した寄附であるのか伺う。』との質疑があり、これに対し、『
ふるさと寄附の制度を活用したものではなく、
豊橋総合動植物公園整備基金として寄附を受けたものである。』との答弁がなされました。 では、採決の結果を申し上げます。 本案は、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第56号豊橋市
屋外広告物条例の一部を改正する条例について、当局から説明を求め、審査をいたしました結果、本案は、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第58
号工事委託協定締結について(小池11号踏切における
交通安全施設整備事業に係る工事)について、当局から説明を求めた後、質疑に入りました。 では、その主な質疑を申し上げます。 『平成30年度、平成31年度の2年間にわたって施行されるこの工事の内容について伺う。』との質疑があり、これに対し、『本事業は、栄小学校の通学路の一部となっている
豊橋鉄道渥美線小池11号踏切において、踏切を現況の6.5メートルから10メートルへ拡幅し、両側に歩道を整備するもので、通学児童を初め、利用者の安全を確保するものである。 工事の内容は、大きく三つの工種に区分しており、レールの改築を行いながら踏切内の道路面にある
軌道ブロックを設置する
軌道工事、踏切を拡幅するに当たり支障となる遮断機・警報機を含む
信号通信設備の再配置等を行う電気工事、
信号通信設備の再配置に支障となる
既存ホームなどの移設を行う土木工事である。』との答弁がなされました。 次に、『協定先の相手を
豊橋鉄道株式会社とした理由について伺う。』との質疑があり、これに対し、『歩道を整備するために行う小池11号踏切の改築工事は、
鉄道事業法及び
鉄道営業法による鉄道の
安全管理が義務づけられている
鉄道事業者でしか施行することができないため、
鉄道事業者である
豊橋鉄道株式会社に協議の上、工事を委託するものである。』との答弁がなされました。 では、採決の結果を申し上げます。 本案は、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、御報告といたします。
○
藤原孝夫議長 次に、
総務委員会委員長、
堀田伸一議員。 〔
堀田伸一総務委員長登壇〕
◆
堀田伸一総務委員長 本委員会に付託されました議案4件につきまして、去る6月15日に委員会を開催し、審査を終了しましたので、その
審査経過の概要及び結果を御報告いたします。 初めに、議案第54号豊橋市
市税条例等の一部を改正する条例について、当局から説明を求めた後、質疑に入りました。 では、その主な質疑を申し上げます。 『
基礎控除の適用の見直しについて、影響をどのように見ているのか伺う。』との質疑があり、それに対して、『
給与所得控除または
公的年金等控除から
基礎控除へ10万円振りかえされることに伴い、
合計所得金額が2,400万円以下の所得者は、全て
基礎控除が10万円増額となる。このため、
給与所得及び
公的年金所得がない方は、単に
基礎控除の増額となるため減税となり、税収に少なからず影響が生じる。 その一方で、今回の
税制改正では、この10万円の振りかえ以外にも、一定以上の給与収入を得る
高額所得者に係る
給与所得控除限度額の引き下げや、
基礎控除・調整控除の適用の
見直し等も行っている。 これらを含めると、
個人市民税全体としては7,000万円程度の増を見込んでおり、一定の税収は確保できるものと考えている。』との答弁がされました。 次に、『
固定資産税の課税標準の特例について、
条例改正の目的を伺う。』との質疑があり、それに対して、『中小企業が、
少子高齢化や人手不足など厳しい
事業環境を乗り越えるため、設備投資に係る税制上の優遇措置を行うことで、生産性の高い設備へと一新させ、
事業者自身の
労働生産性の飛躍的な向上を図ることを目的としたものである。』との答弁がなされました。 続いて、討論に入り、初めに斎藤 啓委員から、『議案第54号豊橋市
市税条例等の一部を改正する条例について、反対の立場で討論をする。 本条例は、
地方税法等の一部改正に伴っての
条例改正である。
個人市民税において、
給与所得や
年金所得の方については、
給与所得控除または
公的年金等控除が10万円引き下げられたことに対応するため、
基礎控除の適用を2,400万円以下の所得の方については10万円引き上げるということになった。
労働力維持のための費用として算定された
給与所得控除を、意味合いの違う
基礎控除に単純に振りかえるという
改定そのものに問題があると考えている。 また、
利子所得などの不労所得の方については、減税のみが適用されることになり、
給与所得者とのアンバランスも生まれる。 今回の
税制改正全体の中では、所得によって算定される国保税、
介護保険料、
後期高齢者医療保険料、保育料、
児童扶養手当などで負担増が心配される中、各課への通知によって必要な対応をお願いしているということではあったが、どのような対応になるかは不透明なところがあり、この点では
住民負担増への懸念なども感じるところである。国の
税制改正による対応で、市としては一定必要な制度の改定という面もあるが、こうした
税制改正への立場も踏まえ、本
条例改正に反対する。』旨の
意見表明がなされました。 次に、
豊田一雄委員から、『議案第54号豊橋市
市税条例等の一部改正について、
自由民主党豊橋市議団を代表して、賛成の立場から討論する。
個人市民税については、
地方税法等の一部改正に伴い、
給与所得控除、
公的年金等控除から
基礎控除へ10万円振りかえされることによる
個人市民税の
非課税限度額の見直し及び
基礎控除の適用の見直しを定めるものである。 現在フリーランスとして仕事を行う、あるいは子育てをしながら在宅で仕事を行う等、多様な働き方がふえつつあり、今後こうした傾向が強まることが予想されている。今回の改正は、特定の収入のみに適用される
給与所得控除、
公的年金等控除から、どのような所得にも適用される
基礎控除へ10万円振りかえすることにより、収入が変わらないのに課税されることがないよう、
個人市民税の
非課税限度額についても見直すもの、及び
基礎控除について10万円増額するとともに、その適用について
所得制限を設けるものであり、さまざまな形で働く人を応援し、働き方改革の後押しとともに、地方税法の改正との整合性を図るためのものであり、必要なものと考える。このほか、
法人市民税、
市たばこ税、
固定資産税及び
都市計画税に関する改正についても、それぞれ必要であり、かつ適切なものであると考える。 以上、賛成討論とする。』旨の
意見表明がなされました。 では、採決の結果を申し上げます。 本案は、
起立採決の結果、起立多数により原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第57
号工事請負契約締結について(3
号炉維持整備工事)、議案第59
号物品購入契約締結について(
ごみ収集車)、及び議案第60
号物品購入契約締結について(
災害対応特殊救急自動車)について、当局から説明を求めた後、質疑に入りました。 では、その主な質疑を申し上げます。 『議案第59
号ごみ収集車の
物品購入契約締結について、今回更新する4台のうち1台が平成22年式となっており、ほかの3台と比較して新しいが、その理由について伺う。』との質疑があり、これに対して、『平成22年式の1台は、ほかの3台と比較すると、経過年数は短いが、昨年度、エンジン及び動力系統にふぐあいが生じ、修理した場合、200万円近くの高額な修理費がかかることから、優先的に更新することとしたものである。』との答弁がなされました。 次に、議案第57号3
号炉維持整備工事の
工事請負契約締結について、今回の決定率98.4%は、過去に比べて1.3ポイントから1.5ポイント低減されているが、その要因について伺う。』との質疑があり、これに対して、『予定価格は、愛知県企業庁の設計・積算基準を基本として
公共工事労務単価を採用しているが、メーカー独自の
特殊機器類については、メーカーの
メンテナンス会社より直接見積もりを徴取取し、一定の精査をする中で積算している。これらの基準については、従前と変更がないことから、決定率の低減は誤差の範囲内であるものと考えている。』との答弁がなされました。 では、採決の結果を申し上げます。 各案は、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、御報告といたします。
○
藤原孝夫議長 次に、
一般会計予算特別委員会委員長、
近藤喜典議員。 〔
近藤喜典一般会計予算特別委員長登壇〕
◆
近藤喜典一般会計予算特別委員長 本委員会に付託されました議案第52号平成30年度豊橋市
一般会計補正予算(第3号)につきまして、6月18日に委員会を開催し、審査を終了いたしましたので、その
審査経過の概要及び結果を御報告申し上げます。 本件につきましては、当局から説明を受け、審査を行いましたが、質疑段階において、・
スポーツを活用した
まちづくり事業がどのような点で
地方創生に寄与すると考えるのかについて・アプリの内容、利用対象、想定している使われ方、
アプリ利用によるインセンティブ、及び周知方法について。また、アプリで発信する情報の収集方法、連携先の
民間事業者及びSNSなど既存機能の活用について・豊橋市の店舗・
観光情報アプリ作成の一部として
Bリーグを含む
スポーツ関連情報を提供するという考え方、並びに
スポーツの持つ集客力のみを対象とする理由、及び認識について・実証実験の想定期間、効果検証、並びに今後の更新・管理、及び来年度以降の考え方について・
放課後児童対策事業費において、補助金の内訳、目的や考え方、補正に至った経緯、並びに補助金及び
児童クラブ開設による効果についてなどの質疑応答が交わされました。 では、採決の結果を申し上げます。 本案は、
起立採決の結果、起立多数をもって、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、御報告といたします。
○
藤原孝夫議長 ただいまの各委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。 〔「進行」と呼ぶ者あり〕
○
藤原孝夫議長 質疑なしと認め、以上で質疑を終わります。 これより討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許します。 初めに、斎藤 啓議員。 〔斎藤
啓議員登壇〕
◆
斎藤啓議員 日本共産党豊橋市議団を代表し、上程されております議案第52号平成30年度豊橋市
一般会計補正予算(第3号)について、反対の立場から討論をいたします。 反対の理由は、2款7項2目
スポーツ活動促進費の、
スポーツを活用した
まちづくり事業費のスマートフォンアプリの開発等580万円についてであります。
事業目的は、
スポーツを通じて市の魅力を伝えるということで、お土産や観光情報を伝え、買い物や観光地をめぐる人の流れをつくり、
地方創生にも生かしていくものとのことでありました。3か年の事業の初年度としてアプリを開発し、
Bリーグの観戦者を対象に
ダウンロードなどをしていただいて、情報発信だけでなく、参加型でポイントなどをもとに買い物時などに利用して活用していただくということなど、
スポーツから
まちづくり、まちの活性化にもつながるようなきっかけとしていくことなどを、事業を行って検証していくということも確認させていただきました。 従来からまちなかの情報などの発信は、SNSやホームページ、紙の媒体など、民、公合わせてさまざまな方法で行われている面もあります。
Bリーグや
プロスポーツのチームで、こうしたアプリを使って情報の発信等を行っているようなところもあるわけでございますが、自治体でそうした取り組みをやっているところについては、決して多くはないということでございます。本来ならば、民間の主導でこうした取り組みが広がっていく中で、地方自治体として取り組むようなことがあるのかどうかなどということが必要であり、そうした点には慎重な検討が必要であろうと思います。
日本共産党豊橋市議団としては、一つは、
スポーツをきっかけに
まちづくりを進めるという計画などの全体像が描かれていない中、この段階で事業のみが進んでいくことについて、疑問を持っています。 2点目は、580万円という費用をかけてアプリをつくり、利用の見通しは500から1,000名ほどの方の
ダウンロードということで、もともと一定の熱心なファンが
ダウンロードしていくということも想定されるもとで、お土産を買ったり、飲食につながったり、そうしたことを検証するということがございますが、こうした事業の費用対効果についても疑問があります。そうした点から、本事業については反対の立場をとります。 他の事業についても、若干触れておきます。3款4項2目
生活保護者等自立支援費の
生活保護システム改修委託料690万円についてです。 今回の
システム改修の予算は、国の進める
生活保護費削減の流れの中で、今年度10月からの新基準による
生活保護費の支給に対応するための
システム改修ということでありました。
システム整備をしなくては
支給そのものができなくなるということで、事業を実施することそのものはやむを得ないこともあると思いますけれども、今回進められようとしている制度の改定は、
生活保護費の5%の削減を行うことに加え、
児童養育加算については対象を広げるものの、金額については大幅な減額、
ひとり親家庭における母子加算などについては減額などを進めるものであります。この間、
生活保護費は相次ぐ削減にさらされ、
生活保護基準の引き下げについては、全国各地で生存権にかかわる大問題ということで、訴訟も行われている状況であります。そうした裁判の判決も見ないうちに、相次ぐ削減を進めるという国の姿勢には怒りを覚えております。そうした制度の大改革に伴っての
システム改修であるということは、指摘をしておかなければならないと思います。 続いて、3款3項6目放課後児童対策費についてであります。 今回の補正予算の計上は、吉田方校区に新たに四つ目の民営児童クラブが開設されることに伴って、運営費の補助の補正などを行うこととあわせて、各民営児童クラブの今年度の補助の申請に当たって、児童数の増や障害児対応の増、さらには指導員の処遇改善費についても、申請をもとに制度どおりに支給をするための補正ということでございました。みずからも1人の保護者でありながら、児童クラブの運営や市民ニーズの増に応えて新設に取り組むなど、放課後児童健全育成事業に携わる民営児童クラブの皆さんを初め、関係各位の皆さんの御努力には敬意を表するものであります。本補正で、豊橋市が各クラブからのニーズに応えて必要な予算の計上を行ったことは評価をいたします。 質疑の中で、障害を持っているために対応が必要な子どもについて、一つのクラブで最大5人の対象児童がいるということも確認をいたしました。現在の豊橋市の障害児加算は、1人分の人件費のみとなっております。国が定める障害児受入推進事業の適用など、支援を必要とする児童のために、しっかり支えることができるようなクラブ運営ができる財政的な保障も今後期待をしたいと思います。 以上をもって、討論を終わります。
○
藤原孝夫議長 次に、前田浩伸議員。 〔前田浩伸議員登壇〕
◆前田浩伸議員 私は、
自由民主党豊橋市議団を代表して、ただいま議題となっております議案第52号平成30年度豊橋市
一般会計補正予算(第3号)について、賛成の立場から討論いたします。
スポーツを活用したまちの魅力発信事業費についてですが、本件は、国が進める
地方創生への取り組みとして
地方創生推進交付金事業に採択され、実施する事業でございます。国は、平成26年にまち・ひと・しごと創生法を制定し、人口減少に歯どめをかけるとともに、地方が将来にわたって活力を保ち、持続的に発展していくための取り組みを積極的に進めております。 そうした中、昨今は、
スポーツが持つ集客力を生かした地域活性化への取り組みに注目が集まっているところであります。本事業は、市内外から各種
スポーツイベントに参加される方に、本市の店舗情報や観光情報を発信し、中心市街地等への新たな人の流れや、商業、観光など、地域全体の活性化につなげる取り組みとして、まずは本市をホームタウンとするプロバスケットボールチーム三遠ネオフェニックスのファンを中心として実施する事業であり、
地方創生を進めるためにも必要なものと考えます。 なお、本事業は3か年の事業であり、今年度はアプリの開発と実証実験を実施するものでありますので、実証実験については、どのように利用したか、どう消費拡大につながったのか、事業の目的でもある
スポーツを活用した地域の活性化に寄与したかなど、費用対効果の検証をしっかり行っていただくことに期待したいと思います。また、検証がどのように本格運用につながっていくのか注視してまいりたいとも考えております。 このほか、民営児童クラブ運営事業費、
生活保護扶助事業費、農業経営高度化事業費、児童図書業務費についても、それぞれ必要であり、かつ適切なものであると考えます。 以上、賛成討論といたします。
○
藤原孝夫議長 次に、長坂尚登議員。 〔長坂尚登議員登壇〕
◆長坂尚登議員 私、豊橋だいすき会、長坂尚登は、ただいま議題とされております議案第52号平成30年度豊橋市
一般会計補正予算(第3号)について、討論を行います。 まず、議案に対する態度です。議案に対する態度は反対です。以下、理由を述べます。
補正予算説明書の6、7ページ、2款7項2目
スポーツ活動促進費の説明欄3(1)(ア)スマートフォンアプリの開発等580万円について、大きく次の3点が反対理由です。 理由その1、対象が非常に限られているため。 豊橋全体の地域活性化を目的とするのであれば、総合体育館だけでなく、より集客力もあり、アクセスもよい総合動植物公園や穂の国とよはし芸術劇場プラットなども含めた集客力や情報発信力を生かす施策とすべきであり、
スポーツの持つ集客力だけをその入り口とする合理性が不明な点。さらに、実質的な対象になり得るのが、三遠ネオフェニックスのブースタークラブ会員約3,500名と非常に限られている点。 理由その2、新規にアプリ開発をする費用対効果を見込めないため。 アプリ
ダウンロード数の目標が500から1,000ということです。新規アプリを
ダウンロードいただくハードルを考えても、既に試合来場者に配られているパンフレットなど既存の紙媒体の活用や、豊橋市の図書館等も活用しているLINE@など、既存のSNSやシステムを活用することが費用対効果の面ですぐれていると考えます。さらに、事業終了後もアプリを継続して使用するのであれば、アプリのシステム更新や店舗情報、観光情報の管理など、豊橋市の負担が継続的に続きます。 理由その3、本質的に
民間事業者が自主事業として実施すべきと考えるため。 対象が、三遠ネオフェニックスの試合観戦者、特にブースタークラブ会員という点、一時的に恩恵がある店舗が三遠ネオフェニックスのブーストショップであると考えられる点、アプリならではの機能として試合応援での活用などが想定されている点などから、このアプリの開発自体、関係する
民間事業者が自社事業として実施すべきものと考えます。シティプロモーション事業補助などで、自社事業、自主事業に対して豊橋市が補助、支援するということであればまだしも、アプリの対象や内容、恩恵を受ける者、事業終了後も含めたアプリのシステム更新、管理などを考えると、自治体が主体となってすべき施策ではないと考えます。 以上が、主な反対理由です。ほかにも疑問点については、既に一般会計予算特別委員会で申したとおりです。同様に、応援、期待したい事業についても、既に一般会計予算特別委員会で申したとおりです。 以上で、議案第52号平成30年度豊橋市
一般会計補正予算(第3号)について、私の討論を終わります。
○
藤原孝夫議長 以上で、通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありませんか。 〔「進行」と呼ぶ者あり〕
○
藤原孝夫議長 討論なしと認め、以上で討論を終わります。 これより採決に入ります。 初めに、議案第52号を起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○
藤原孝夫議長 起立多数であります。したがって、本案は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第53号及び議案第55号から議案第60号までの以上7件を一括採決いたします。 各案に対する委員長の報告は可決であります。 各案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議はございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
藤原孝夫議長 御異議なしと認めます。したがって、各案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第54号を起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○
藤原孝夫議長 起立多数であります。したがって、本案は、原案のとおり可決されました。 次に、30請願第1
号地区市民館使用料の
値上げ取りやめを求める請願を起立により採決いたします。 本請願に対する委員長の報告は不採択であります。 本請願は、採択することに賛成の方の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○
藤原孝夫議長 起立少数であります。したがって、本請願は不採択と決定いたしました。
----------------------------------- 次に、日程第11.議案第61号
人権擁護委員候補者の推薦について、及び日程第12.議案第63
号工事請負契約締結についての両案を一括議題といたします。 直ちに提案者から提案理由の説明を求めます。
総務部長。
◎吉原郁仁
総務部長 それでは、水色の議案つづり63ページをお願いいたします。 議案第61号
人権擁護委員候補者の推薦についてでございます。 平成30年9月30日をもちまして任期満了となります委員7名のうち、浅井利雄さん、伊藤惠美子さん、今川悦子さん、河邉光司さんにつきましては、再推薦とし、小原泰明さん、住吉篤子さん、西土章代さんにつきましては、それぞれの後任といたしまして、海上典子さん、鈴木由美さん、牧野弘済さんを推薦いたしたく、議会の意見を求めるものでございます。 なお、推薦する7名の方々の略歴につきましては65ページから67ページに、人権擁護委員の概要につきましては68ページに記載をしてございます。御参照いただきたいと思います。 以上でございます。
◎黒釜直樹財務部長 それでは、追加で提案をお願いしております議案第63
号工事請負契約締結について御説明いたします。 豊橋市豊栄町地内にあります資源化センター1号炉における1
号熱分解ドラム等復旧工事の施行に関しまして、随意契約により請負人が決定しましたので、ここに記載の契約価格にて工事請負契約を締結したいとするものでございます。 2ページの見積結果表に、決定業者名、工事概要等が記載してございますので、御照覧いただきたいと存じます。 よろしくお願いします。
○
藤原孝夫議長 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 〔「進行」と呼ぶ者あり〕
○
藤原孝夫議長 質疑なしと認め、以上で質疑を終わります。 お諮りいたします。ただいま議題となっております両案については、会議規則第36条第3項の規定により、委員会への付託を省略したいと思います。これに御異議はございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
藤原孝夫議長 御異議なしと認め、そのように決定いたしました。 これより討論に入ります。討論はありませんか。 〔「進行」と呼ぶ者あり〕
○
藤原孝夫議長 討論なしと認め、以上で討論を終わります。 これより採決いたします。 初めに、議案第61号を採決いたします。 本案は、異議はない旨、回答することに御異議はございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
藤原孝夫議長 御異議なしと認めます。したがって、本案は、異議はない旨、回答することに決定いたしました。 次に、議案第63号を採決いたします。 本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
藤原孝夫議長 御異議なしと認めます。したがって、本案は、原案のとおり可決されました。
----------------------------------- 次に、日程第13.報告第7号平成29年度豊橋市
一般会計継続費繰越計算書についてから、日程第20.報告第14号専決処分の報告についてまでの、以上8件を一括議題といたします。 直ちに各件の報告を求めます。財務部長。
◎黒釜直樹財務部長 それでは、報告案件につきまして御説明いたしますので、水色の議案つづりの69ページをお願いいたします。 報告第7号平成29年度豊橋市
一般会計継続費繰越計算書でございます。 70、71ページをお願いいたします。 継続事業であります高根小学校校舎改築等事業(校舎)から、72ページの石巻中学校校舎改造事業までの12件におきまして、平成29年度継続費予算現額のうち、表の翌年度逓次繰越額の欄に記載してあります金額を翌年度に繰り越したものでございます。 75ページをお願いいたします。 報告第8号平成29年度豊橋市
競輪事業特別会計継続費繰越計算書でございます。 76、77ページをお願いいたします。 継続事業でありますナイター照明整備事業を初め、3件の事業におきまして、平成29年度継続費予算現額のうち、表の翌年度逓次繰越額の欄に記載してあります金額を翌年度に繰り越したものでございます。 79ページをお願いいたします。 報告第9号平成29年度豊橋市
一般会計繰越明許費繰越計算書でございます。 80、81ページをお願いいたします。 平成30年3月定例会におきまして議決をいただきました戸籍住民基本台帳等サービス事務費から、82ページの文化財調査事業までの15件の繰越明許費でございますが、年度内に事業完了ができなかったために事業費を翌年度に繰り越したものでございます。表の事業名の右の金額欄が、それぞれ事業ごとの繰越明許費の議決額でございます。 また、その右の翌年度繰越額欄が、翌年度への繰越額となるもので、それぞれ議決額の範囲内での繰り越しとなっております。 85ページをお願いいたします。 報告第10号平成29年度豊橋市
水道事業会計予算繰越計算書でございます。 86、87ページをお願いいたします。 東部配水場築造工事及び伊古部給水所築造工事でございますが、年度内に事業の完了が不可能となったため、地方公営企業法第26条第1項の規定に基づきまして、翌年度繰越額の欄に記載してあります金額を翌年度に繰り越したものでございます。 89ページをお願いいたします。 報告第11号平成29年度豊橋市
下水道事業会計予算繰越計算書でございます。 90、91ページをお願いいたします。 管渠実施設計業務(下地地区)及び公共下水道築造工事(中島処理区)の事業でございますが、年度内に事業及び工事の完了が不可能となったため、地方公営企業法第26条第1項の規定に基づきまして、翌年度繰越額の欄に記載してあります金額を翌年度に繰り越したものでございます。 93ページをお願いいたします。 報告第12号平成29年度豊橋市
病院事業会計継続費繰越計算書でございます。 94、95ページをお願いいたします。 継続事業であります市民病院整備事業及び市民病院改修事業(第2期)におきまして、平成29年度継続費予算現額のうち、表の翌年度逓次繰越額の欄に記載してあります金額を翌年度に繰り越したものでございます。 続きまして、96ページをお願いいたします。 報告第13号専決処分の報告についてでございます。 これは、地方自治法第180条第1項の規定に基づき専決処分をしたものでございます。 97ページをお願いいたします。 専決処分の内容でございますが、(1)は、平成29年第90号議決をいただいております南部中学校北校舎大規模改造工事につきまして、契約価格を2億8,836万円から2億8,883万880円に変更したものでございます。 (2)は、平成29年第91号議決をいただいております競輪場競走路改修工事につきまして、契約価格を2億9,700万円から2億9,739万2,040円に変更したものでございます。 (3)は、平成29年第89号議決をいただいております大崎小学校校舎大規模改造工事につきまして、契約価格を2億5,920万円から2億6,131万320円に変更したものでございます。 (4)は、平成29年第108号議決をいただいております羽田中学校南校舎大規模改造工事(長寿命化)につきまして、契約価格を1億7,712万円から1億7,978万3,280円に変更したものでございます。 98、99ページの参考資料に、変更理由、主な変更内容等が記載してございますので、御照覧いただきたいと思います。
○
藤原孝夫議長 なお、報告第14号につきましては、既に報告書を配付してございますので、報告を省略いたします。 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 〔「進行」と呼ぶ者あり〕
○
藤原孝夫議長 質疑なしと認め、以上で質疑を終わります。 これをもちまして報告を終わります。
----------------------------------- 次に、日程第21.
議員派遣についてを議題といたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております
議員派遣については、会議規則第86条第1項の規定により、お手元に配付してあります「
議員派遣について」のとおり、議員を派遣したいと思います。これに御異議はございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
藤原孝夫議長 御異議なしと認めます。したがって、「
議員派遣について」のとおり、議員を派遣することに決定いたしました。 なお、ただいま決定されました
議員派遣につきまして、その後のやむを得ない事情により変更を生じた場合には、議長に一任を願いたいと思います。これに御異議はございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
藤原孝夫議長 御異議なしと認め、そのように決定いたしました。 ただいま、小原昌子議員ほか9名から、議案会第6号
浜松三ヶ日・
豊橋道路の早期実現を求める意見書及び議案会第7号名豊道路(
豊橋バイパス・
豊橋東バイパス4車線化)建設推進に関する意見書が提出されました。 お諮りいたします。この際、これを日程に追加し、議題としたいと思います。これに御異議はございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
藤原孝夫議長 御異議なしと認め、そのように決定いたしました。 直ちに両案を議題といたします。事務局書記に両案の要旨を朗読させます。議事課長。
◎小田恵司議事課長 (要旨朗読) 〔全文は以下のとおり〕議案会第6号
浜松三ヶ日・
豊橋道路の早期実現を求める意見書 「
浜松三ヶ日・
豊橋道路」は、当地域を南北に結ぶ地域連携の基軸として、東名・新東名高速道路、名豊道路、三遠南信自動車道などと一体となり、広域幹線ネットワークの形成に大きな役割を担い、地域の物流機能の向上、産業競争の強化だけではなく、地域の安全・安心を高め、東三河、さらには三遠南信エリアの地域力向上に寄与する重要な路線であると考えます。 今年4月に、
浜松三ヶ日・
豊橋道路連絡調整会議から、
浜松三ヶ日・
豊橋道路に求められる機能のサービス水準と、おおむねの起終点「三ヶ日JCTと三河港」、経過地「弓張山地の東側」が示されました。 また、国土交通省からは、「平成30年度中部地方整備局関係予算の概要」にて、道路調査の「概略ルート・構造の検討」路線として、
浜松三ヶ日・
豊橋道路が示されました。 よって、国及び県におかれましては、圏域住民の長年の悲願である「
浜松三ヶ日・
豊橋道路」の早期実現のため、下記事項について特段の措置を講じられるよう強く要望します。 記 1 東名・新東名高速道路、三遠南信自動車道と名豊道路とのアクセス向上を図る
浜松三ヶ日・
豊橋道路の早期実現に必要な調査を推進するため、十分な予算措置を講じ、早期の実現を図ること 1 産業振興や防災・救急体制の強化、緊急輸送路確保など、地域の課題に対応するため、計画的かつ安定的な道路整備の必要十分な予算措置を講じること 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。 平成30年6月22日 豊橋市議会衆議院議長 +参議院議長 |内閣総理大臣|あて国土交通大臣|愛知県知事 |静岡県知事 +議案会第7号 名豊道路(
豊橋バイパス・
豊橋東バイパス4車線化)建設推進に関する意見書 名古屋市と豊橋市を結ぶ名豊道路は、自動車関連産業を核に、高度な産業集積を誇る我が国を代表するものづくり地域を貫き、港湾・空港等重要な拠点へのアクセス道路として交通・物流を支え、また、地域の安全・安心を確保し、連携・交流を促進するものです。東名並びに新東名高速道路を初めとする国土軸への広域アクセス機能を持つ重要路線であり、我が国の経済成長に欠くことのできない道路でもあります。 現在、暫定2車線区間では、通勤及び帰宅時の多大な交通量による渋滞が発生し、事故発生時には本線の通行止めによる混乱が起きる等、生活・物流交通に支障を来しております。 また、今後、重点「道の駅」に選定された道の駅「(仮称)とよはし」の開駅と、蒲郡バイパスの開通により、さらなる交通量の増加は明らかであり、暫定2車線区間の4車線化は必要不可欠であると考えております。 そうした中でも、本年度も引き続き、
豊橋バイパスの野依ICから大崎ICまでの4kmの区間で4車線化の調査設計が行われ、
豊橋東バイパスの豊橋東IC~野依IC間では関係機関協議が行われております。 よって、国におかれましては、広域アクセス機能を持つ道路として交通・物流を支え、地域の発展や経済成長に欠くことのできない名豊道路につきまして、下記事項について特段の措置を講じられるよう強く要望します。 記 1
豊橋バイパス・
豊橋東バイパスの4車線化を早期に図られるよう、必要十分な予算措置を講じ、計画的に推進すること 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。 平成30年6月22日 豊橋市議会衆議院議長 +参議院議長 |あて内閣総理大臣|国土交通大臣+
○
藤原孝夫議長 お諮りいたします。ただいま議題となっております両案については、会議規則第36条第3項の規定により、提案理由の説明を省略したいと思います。これに御異議はございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
藤原孝夫議長 御異議なしと認め、そのように決定いたしました。 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 〔「進行」と呼ぶ者あり〕
○
藤原孝夫議長 質疑なしと認め、以上で質疑を終わります。 お諮りいたします。ただいま議題となっております両案については、会議規則第36条第3項の規定により、委員会への付託を省略したいと思います。これに御異議はございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
藤原孝夫議長 御異議なしと認め、そのように決定いたしました。 これより討論に入ります。討論はありませんか。 〔「進行」と呼ぶ者あり〕
○
藤原孝夫議長 討論なしと認め、以上で討論を終わります。 これより採決いたします。 両案は、原案のとおり決定することに御異議はございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
藤原孝夫議長 御異議なしと認めます。したがって、両案は、原案のとおり可決されました。
----------------------------------- 以上で、本定例会に付議された事件の審議は、全て終了いたしました。
----------------------------------- 閉会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。 今定例会は、去る6月11日に開会し、本日までの12日間にわたり、皆様方の格別な御理解と御協力を賜り、無事閉会の運びとなりました。ここに、心から感謝を申し上げる次第でございます。 まことにありがとうございました。
----------------------------------- 以上をもちまして、平成30年6月豊橋市議会定例会を閉会いたします。 午後1時54分閉会 以上のとおり会議の次第を記録し、これを証するため署名する。 豊橋市議会議長
藤原孝夫 豊橋市議会副議長 伊藤篤哉 豊橋市議会議員 中村竜彦 豊橋市議会議員 堀田伸一...