宮城県議会 1955-12-01 12月22日-05号
しかも本県はまれに見る観光資源に恵まれておるのであります。七、八ケ所の県立公園もあります。特に蔵王、あるいは金華山、松島を含むところの場所というものは、すでに国立公園以上の資格があると私は考えているのであります。御承知のように観光客も年持増加しております。松島のことを申し上げては恐縮でございますが、内外人二百五十万を突破する現況でございます。
しかも本県はまれに見る観光資源に恵まれておるのであります。七、八ケ所の県立公園もあります。特に蔵王、あるいは金華山、松島を含むところの場所というものは、すでに国立公園以上の資格があると私は考えているのであります。御承知のように観光客も年持増加しております。松島のことを申し上げては恐縮でございますが、内外人二百五十万を突破する現況でございます。
観光関係といたしまして、わが宮城県は環境から言いまするというと、日本三景、松島、霊島金華山、山には蔵王、栗駒があり、温泉に青根、玉造郷がありまして、非常に観光資源に恵まれておるのであります。この観光資源を生かすことは、宮城県を豊かにするゆえんであると思うのであります。しかるにわが宮城県の観光事業を見まするというと、他県に比べると非常に劣つておるのであります。
東京都が持っておりまする観光資源として巨大なものが二つございます。一つは奥多摩の地域、一つは大島を中心といたしました列島でございます。この大島の開発につきましては連日鋭意研究をいたしておりまして、来るべき観光評議委員会におきまして、その一応の草案を御審議願いたいと考えている次第でございます。
次に第9款産業経済費のうち第26項観光事業費について申し上げますが、本県のすぐれた観光資源を生かすため、優秀地域の国立公園指定の実現をはかるため、さらに継続的な努力を傾注されたいのであります。なお同項中、商工部関係については、将来費目を統合して、予算の経済的効果をはかるべきだとの意見があました。
津山町は、本吉、登米、桃生の三郡の頂点に当り、三陸鉄道の完成、三陸国道の完備、請願中の三陸橋の完成によつて、交通上の要衝、物資の集散地、商工業の発展、観光資源の照会等、刮目して待つべきものがあり、津山町政発展の要素を完備しておりますので、住民の福利も大いに期待されるのであります。
従つて村内でもこの問題が最大の政治問題化しているのでございまして、これは教育委員会等に陳情に参つて、教育委員会ではうすうすぐらいは御存じと思うのでございまするが、このさわぎを起している部落は観光資源にも恵まれた漁民あるいは半農の部落でございまして、昔は非常に豊かな部落でございました。
その他岩木山麓を中心として重要文化財に指定された岩木山神社(祭殿及び樓門)、高照神社(宝刀)あり、目屋溪、暗門ノ滝、中村溪谷、赤石溪流、嶽温泉、湯段温泉など数え来れば一として観光資源ならざるはない。
この開発こそ宮城県の観光資源開発であり、同時にまたいわゆる名号あるいは杉ケ峯不忘一帯の豊富なる林産資源の開発に非常なる関係を持つ、いわゆる基本的な道路であると存じます。(「その通り」と呼ぶ者あり)昨年の夏林務部の企画によりまして、中堅職員が主体となり宮城、山形の脊梁山脈の奥地資源の調査並びに道路の調査を行われたのでありますが、この壯挙に対しては大いに多とするものであります。
希望意見一、観光行政について、観光資源の開発は本県産業振興に益するところきわめて大なるものがあり、これが予算を大幅に計上し、もつて観光行政の強力なる推進とはかられたい。一、地下資源開発費については、その重要性にかんがみ、これが予算の増額をはかられたい。一、信用保証協会の出資を増加し、かつ県の貸付金の利子引下げをはかる等協会を強化し、中小企業の振興に一段の努力を払われたい。
然るに戦後食糧増産のための広大なる開懇事業はもとより無尽蔵と称せられる地下資源、十万余町の国有林を始め森林資源の宝庫として或は国立十和田湖を中心とした観光資源将又無限の放牧地、採草地として国土総合開発上等閑に附することの出来ない重要な地区として大きく注目されるに至った。
前にも申し上げました通り、この地点を開通することができますると、栗駒山の最も資源豊富な地点を貫通することと、また宮城県と秋田県と最も近い距離で、物資の交流もできるし、地下資源の開発、観光資源の開発、はたまた林産資源の開発もできます。地方の経済的発展が得られることはもちろん、本県の経済上に及ぼす影響というものは実に甚大なものがあると思うのであります。
さらに観光資源の開発であります。これはコースとしては花山から湯倉、湯濱、須川温泉、瑞山あるいは栗駒文字を通つてこの廻遊するコース一つ、一つは花山から湯倉、須川、厳美を経て一関を通るコース、また一つは鳴子から廻遊する、このコースに観光道路をつくつて観光地帯にした場合には、おそらく十和田湖の比でありません。
四、仙台、塩釜、石巻市の発展及び松島、牡鹿半島の観光資源よりして東北本線、仙石線、塩釜線の総合計画を考慮する要がある。 イ 仙石線の複線化 ロ 東北本線の電化と相俟つて石巻、白石間を電車運転区間とし東北本線との疎通を図る。 ハ 石巻女川間を電化し観光資源金華山牡鹿半島の利用を図る。以上により仙石線払下げには反対である。 右地方自治法第九十九條第二項の規定により意見書を提出する。
もし東北本線の電化が完成されました曉には、仙石線と東北線の相互融通乗入れが考えられまして、白石、石巻間の通勤列車の確保あるいはこれを女川まで延長いたしまして、宮城県のもつている観光資源、これの開発に寄與するというようなことを考えた場合に、またよく従来問題になつておりますところの仙塩地区の工業地帯化が、軌道に乗つた場合には、現在この線というものは非常に重要なるために、管理局といたしましても、現在の仙石線
東北の関門である大塩釜をひかえ、あるいは松島、牡鹿半島、あるいはあの観光資源を有する仙台を中心とするところの交通網の計画は、従来あまりに中央依存に過ぎまして、そういう嫌いが多分にあつたのでございますが、この地元の與論の反映がなかつたことを本当に残念と思つておるのでございます。